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2014年4月05日00時04分 〜
記事 [政治・選挙・NHK163] 「消費税増税に反対する抵抗を続けよう。これは必ず廃止・凍結させねばならない:兵頭正俊氏」(晴耕雨読)
「消費税増税に反対する抵抗を続けよう。これは必ず廃止・凍結させねばならない:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13835.html
2014/4/5 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

消費税増税に反対する抵抗を続けよう。

それにはできるだけ消費しない、無駄な買い物をしない行動をとることが大切だ。

官僚・国会議員が庶民からかけ離れて裕福なのが、庶民の窮状をわからなくさせ、かれらの発想を狂わせている。

わが国の場合、今回の消費税増税は、欧州などと較べても、何の手当もないので、実質的に世界一の高さになる。

これは必ず廃止・凍結させねばならない。

安倍晋三がインフレにこだわったので、すでに消費者物価指数が上がっている。

それに様々な増税が加わり、真打ちが消費税増税である。

これで国民の生活水準は格段に落ちる。

裕福な官僚・政治家は、自殺者の急増など何とも思っていない。

織り込み済みである。

これは究極の棄民である。

みんなの党の渡辺喜美は、素人でもしないミスを、実に不用心にしている。

それは例の「供託金支払い終えた」との報告メールを、渡辺代表名で吉田嘉明に送っていることだ。

これは信じられないミスである。

政治が家業になり、国会が、お坊ちゃん、お嬢ちゃんの溜まり場に劣化しているのである。

渡辺喜美が選挙後に、吉田嘉明宛てに送った

「おかげさまで選(え)りすぐりの18人が当選しました」

「なお、やりくりの方はなんとかなりそうです。本当にお世話になりました。ありがとうございました」というメール。

渡辺は、「当時使っていた携帯電話がなく、確認のしようがない。そのようなメールを送った記憶もない」と。

この言い方がすでにアウトであることに、本人が気付いていない。

だいたい億単位の資金援助をしてもらった相手に、携帯でお礼をいうなど失礼だよ。

出向いてお礼をいうべきだった。

ほんとうにお坊ちゃんだよ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「証言 強制連行された朝鮮人慰安婦たち」は捏造だった。週刊文春2014,4,10より(報道を斬る!)
「証言 強制連行された朝鮮人慰安婦たち」は捏造だった。週刊文春2014,4,10より
http://houdoumimamoru.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-73c6.html
報道を斬る! (旧デイリー・メディアチェック)


「証言 強制連行された朝鮮人慰安婦たち」(明石書籍)が捏造だったという事がバレた。

この本には慰安婦19人の証言が収録されている。

安乗直氏(ソウル大学名誉教授)はこれらの証言について、巻頭「調査に参加して」にこう綴っている。<私たちが調査を終えた19人の証言は、私たちが自身をもって世の中に送り出すものである>

韓国には2005年4月、親日反民族行為財産の国家帰属に関する特別法という法律を作って、大統領直属の調査委員会があるにも関わらず、それを恐れながらでも良心の呵責に耐えかねて真実の一端を話している。↓

大高未貴(ジャーナリスト)
この本に実際は何人の慰安婦から聞き取り調査をしたのですか?

安教授
「この本に載っている女性の19人はすべて会いました。彼女以外にも2倍くらいの女性を調査しましたが、証言の前後が矛盾していたり、資料に照らし合わせたら合わないところが多々出てきたので、そういう人は全部はずしました」。

大高
どういうところが矛盾なのですか?

安教授
「問題は私が証言調査に携わった際、慰安婦経験(売春)はあるけど軍慰安婦ではないということが、何人か判明したことです」

そういって安氏は同書を手に取り目次を眺めながら(証言が資料に照らし合わせて合わない人は全部はずしました、と言っていたのに)

「この人、今になって思えば間違いです」

と強い口調でページの1部を指さした。

「勤労挺身隊から慰安婦にー姜徳景」と題された証言である。

安教授
「この女性が挺身隊として富山県に動員されたのは学籍簿を確認したので確かです。ただ、軍慰安婦とはいえません。この女性自身は『軍部隊で慰安婦をして働いた』と証言していますが、当時、日本本土に本格的な軍慰安所があったという主張はおかしい。日本本土には本格的な遊郭があったので、あえて軍の慰安所を設置する必要はなかった。今、あらためて読み返せばこんな人が何人か出てくるかもしれない、、、、」

本書の中には、慰安婦たちのショッキングな証言が数多く出てくる。

日本兵が刀を抜いて慰安婦を脅し、関係を迫ったり、慰安所の経営者から電気拷問を受けたり、日本兵の求めを拒否して刀で股を刺されたり。飲まず食わずで一日に何十人もの相手をさせられ、衰弱死した慰安婦が山に打ち捨てられるという話まである。死体は草の葉で覆われるだけだったという。

(中略)

これらの証言の信ぴょう性を安教授に問うた。

安教授
「ありえないことを喋っている、、、、(苦笑)。最初に聞き取り調査をした際、日本軍を悪く言う慰安婦は、実は一人としていませんでした。むしろ日本への憧れの気持ちを感じた」

大高
最初に従軍慰安婦だと名乗りをあげた金学順さんの証言も肝心の部分でたびたび変遷しています。彼女達の証言は、一体どこまで信ぴょう性があるのですか。

安教授

(中略)

「(慰安婦たちは)挺対協と一緒になってワーワーやっているうちに精神的に汚れてしまったんでしょう。以降、どんどん好きな事ばかりしゃべるようになってしまった。その結果、何が何だか解らなくなってー」

大高
その流れで、慰安婦たちが海外にまで遠征して一方的な証言をして回っているのでしょうか。実際のところ、証言者たちは静かに余生を送りたいのでは?

安教授
「さあ、どうでしょうか」

大高
「それでも慰安婦が表に出てくるのはなぜでしょう」
安教授
「それは様々な団体が慰安婦経験者は可哀想だといって経済的に支えていることにも原因があります。運動家はそうして慰安婦たちを利用している側面があるかもしれません」

大高
本の中に出てくる慰安婦たちが主張している強制連行について、今ではどう考えますか。

安教授
「それはあり得ません。動物狩りのような、‘慰安婦狩り’がもしもあったら、社会の秩序が乱れて暴動が起こったはずです。日本も植民地で権力を維持するために(統治に)必死でしたから下手な事はできなかったのでしょう。ですから強制連行を主張する挺対協に対し、『君たちはこんなこと主張したら、後で困るからやめなさい』と助言したのです。日本軍が無理矢理朝鮮人女性を強制連行したという言説には、最初から私は反対していました。

(中略)

大高
安教授は「性奴隷」という表現についてはどう思われますか。元慰安婦の手記を読んでいると、貯金をしたり、ダイヤを買ったり、日本軍兵士とピクニックや宴会を楽しみ、恋愛して求婚されたりといった実生活が綴られていますが、これでも性奴隷という表現が適切なのでしょうか?

安教授

(中略)

「日本軍はアジアの女性20万人を性奴隷にした」というフレーズを使い、もはや‘Sex Slave’

は国際社会に定着しつつあります。しかし、かつて私が欧米人を取材した際、「貯金をしていた慰安婦もいた」と説明すると彼らは目を白黒させ、「貯金通帳を持った性奴隷!?」と笑われました。彼らは実態を知らないのです。

(引用終わり)


こうやって化けの皮が剥がれおちてきた「慰安婦たちの嘘、捏造証言」

最初は日本を悪く言う慰安婦は1人もいなかった、むしろ日本に憧れの気持ちを持っていたという慰安婦たちが、どうしてこんなにまで変わってしまったのだろうか?

以前私がブログで書いたが、金学順は親に40円で2回売られたと証言しているのに、何故日本軍から強制連行された慰安婦になるのか?

やはり、そうなったのは朝日新聞ソウル特派員だった植村隆の妻の母親のしていた事に大きく関わりがある。

植村隆記者の妻の母親である梁順任(ヤンスニム)が会長をしていた太平洋戦争犠牲者遺族会が老人たちに

「日本から賠償をもらう自信がある!」

「日本統治時代に生きていた人は徴用されていなくても会費を出せば必ず補償金がもらえる」

と言って金を集めていた。

最初はお金がもらえるからと、ヤンスニムにたのまれ慰安婦だったという事をおおやけにして、強制性があたかもあるように朝日新聞の植村記者に(女子挺身隊だと言われたが騙されたとして)嘘を書かせて、
それを見た韓国人達が慰安婦は可哀想だの、日本は謝れ、だの言いだした。

マスコミに騒がれ、お金も集まるようになると「あれは嘘だった」とは口が裂けても言えなくなって、強制連行された慰安婦を演じるようになった。

今では、反日に完全に活用され、生活は安定している。海外旅行だって自分の金を使わなくてもできる。

そんなところでしょう。

河野談話の再調査。早く調査結果を見てみたいですね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK163] みんな2議員、渡辺代表の辞任要求 「国民に不信感」(朝日新聞)
会見を開いたみんなの党の佐藤正夫衆院議員(左)と和田政宗参院議員=4日午後、東京・永田町、山口明夏撮影


みんな2議員、渡辺代表の辞任要求 「国民に不信感」
http://www.asahi.com/articles/ASG446SN1G44UTFK01T.html
2014年4月5日00時01分 朝日新聞


 みんなの党の佐藤正夫衆院議員(比例九州)と和田政宗参院議員(宮城選挙区)は4日夜、国会内で記者会見を開き、渡辺喜美代表がディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から計8億円を借りていた問題で、同代表の辞任を求めた。

 党内で辞任を求める声が公然化したことで、渡辺氏の求心力が低下するのは必至。代表職を退くかどうかが今後の焦点になる。

 和田氏は会見で「国民の不信感が高まっているが、渡辺氏は説明責任を果たせていない。いったん代表を退いて国民が納得すれば戻っていただきたい」と述べた。両氏とも自らの離党は否定した。

 渡辺氏は、3日の衆参両院の議員会合を体調不良や党内調査が進んでいることを理由に欠席。4日の定例記者会見にも姿を表していない。(奈良部健)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「砂川判決、自衛権書き分けてない」 自民・脇雅史氏:日米安保条約は軍事的従属もしくは変則的(片務的)「集団的自衛権」

「砂川判決、自衛権書き分けてない」 自民・脇雅史氏[朝日新聞]
2014年4月4日22時39分

■脇雅史・自民党参院幹事長 

 当時の時代状況がどうだったかは当然あるが、砂川判決(砂川事件を巡る1959年の最高裁大法廷判決)を読む限り、集団的自衛権と個別的自衛権を書き分けていないので、(自衛権の)中身がどうかに尽きるわけで、もともと集団的自衛権は除外されているとか、そうじゃない、という意見は、あまり意味がない。「自衛」に本当に必要な事実関係があり、それはどう考えても集団的自衛権でしか読めないということがあれば、それはそれで(砂川判決に照らし合わせても)認められているんだという言い方は当然あり得る。(国会内での記者会見で)

http://www.asahi.com/articles/ASG446G0DG44UTFK01K.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 外国人労働者受け入れ拡大へ 安倍政権、まず建設業:途上国も成長、外国人依存深化は国家の長期的存続を危うくする

外国人労働者受け入れ拡大へ 安倍政権、まず建設業[朝日新聞]
2014年4月4日20時30分

 安倍政権は4日、外国人労働者の受け入れを増やす方針を決めた。復興や東京五輪などで人手が不足する建設業で「技能実習」を終えた人の再就労を認めるほか、介護や農業、家事支援でも受け入れ拡大を検討する。人口が減り続けるなか、高齢化社会を支える働き手を確保するねらいだ。

 まず、受け入れを増やすのは建設分野だ。これまでは技能実習生として最長3年間しか日本に滞在できなかったが、実習後に追加で2年間働けるようにするほか、いったん帰国しても最長3年間の再入国を認める。これで6年間まで滞在できる。建設分野の外国人労働者は、いまの約1万5千人からピーク時には約3万人に増えると見込む。
 復興に加えて、景気対策で公共事業が増えているため、建設業界は全国的に人手不足だ。東京五輪に向けて道路工事などが本格化すれば、さらに人手が足りなくなるとみて、2020年度までの特例措置とした。

 政府の経済財政諮問会議・産業競争力会議の4日の合同会議では、介護や農林水産分野での実習生の受け入れ拡大や、女性の就労を支援するための家事サービスでの受け入れも検討課題になった。安倍首相は「移民政策と誤解されないよう配慮しつつ外国人材の活用について検討を進めてほしい」と述べた。

 厚生労働省によると、日本で働く外国人は70万人余り。会議では「経済成長には女性、高齢者、若者の労働参加率を高めると同時に、外国人の活用を成長戦略とするべきだ」との意見が出た。ただ、政府・与党内には「治安が悪くなる」「賃金水準が下がる」と慎重な意見もある。

 政府の推計では、現在約6600万人の労働力人口は、女性や高齢者の就労が進まないと2060年に約4千万人に減るという。

http://digital.asahi.com/articles/ASG444FH1G44ULFA012.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG444FH1G44ULFA012


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 原発停止中の核燃料税「是正必要なし」 政府が閣議決定:電力会社に立地道県への“仁義”継続を求める判断

原発停止中の核燃料税「是正必要なし」 政府が閣議決定[朝日新聞]
2014年4月4日17時19分

 8道県が原発停止中の電力会社などに核燃料税を課税していることについて、安倍内閣は4日、「政府としては是正が必要であるとは考えていない」との答弁書を閣議決定した。「8道県の核燃料税の条例は電気事業者の意見も聴いた上で制定された。規定に従って総務相が同意した」としている。鈴木貴子衆院議員(新党大地)の質問主意書に答えた。

http://www.asahi.com/articles/ASG444DJRG44UTFK00Q.html

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原発止まっても核燃料税 8道県、109億円税収確保[朝日新聞]
大谷聡
2014年3月26日05時28分

 稼働している原発の核燃料に課してきた核燃料税の仕組みを、原発が止まっていても電力会社などに課税できるように原発を抱える八つの道県が変えていたことがわかった。朝日新聞の調べでは、これにより原発停止状態でも2014年度以降、少なくとも年間計109億円の税収が確保されることになった。税収の大半は値上げされた電気料金で賄われており、電気利用者に負担が押しつけられている構図が浮かんだ。

 核燃料税は、自治体が地方税法で定められた住民税などのほかに、条例で課すことができる「法定外普通税」の一つ。原発の安全対策に使うとして福井県が1976年に始めた。
 東京電力福島第一原発の事故前は、古くなった核燃料の代わりに新しいものを挿入するたびに価格に応じて課税する仕組みで、原発が動いていることが前提だった。

 ところが、朝日新聞社が全国13の原発立地道県を調べたところ、8道県が事故後に、原子炉の規模を表す出力に応じて課税できる「出力割」を採り入れる条例を作っていた。新潟、静岡、島根の3県も導入を検討中だ。新たな仕組みでは、原発が止まっていても一定額の税収を確保できるためだ。

 現在、全国48基のうち稼働している原発はない。12年度実績では、13のうち8道県が税額ゼロだった。

 福井県は11年11月、最初に新制度を導入。それまでは原発停止中の税収はゼロだが、出力割によって常に年間60億円が入ることになった。同県税務課の担当者は「稼働の有無に税収が大きく左右され続けるのは好ましくない」と説明する。

 青森県は12年4月に出力割を導入し、今年4月から濃縮されるウラン製品などにかける税率を2・3倍にすることも決めた。4月以降、年間37億円増える。これを加えると、青森を含めた8道県は少なくとも146億円の税収を得ることになる。
 一方、福島県は「原発の稼働を前提とするはずの核燃料税は福島の状況にそぐわない」とし、12年12月に核燃料税をやめた。宮城県も13年6月の条例更新時に出力割の導入は見送った。

 核燃料税の増額分は、電気料金の値上げ幅に入れられていた。電力各社が13年、料金値上げ申請で経済産業省に提出した資料によると、北海道、関西、四国、九州の電力各社がそれぞれ、北海道、福井県、愛媛県、鹿児島県の核燃料税の増額分を、料金算定の基礎となる経費「原価」に上乗せしていた。

 核燃料税は道県の一般会計に入り、交付金として原発立地・周辺の市町村に一定割合が支払われることが多い。各道県は出力割導入や増額の理由について「福島事故により安全対策の必要性が増えたため」とするが、交付金の使途を見ると、物産館の建設費や商店街活性化策など安全対策からは遠い事業もある。

 核燃料税の税率を決める際、地方税法では納税する電力会社から意見を聴くよう定めているが、「電力料金を負担する住民の意見を聴く機会も必要だ」という意見が地方財政審議会では出ている。(大谷聡)
     ◇
 〈核燃料税〉 自治体が条例で独自に課税する法定外普通税の一つ。福島県を除く原発立地の全12道県が導入。このほかに、新潟県柏崎市と鹿児島県薩摩川内市が「使用済み核燃料税」を採り入れている。2012年度決算では、法定外税のうち原子力関係が7割を占める。総務相の同意を得る必要はあるが、税率は実質的に自治体のさじ加減次第と言われる。電力各社でつくる電気事業連合会によると、電力9社が支払った核燃料税は2010年度に計242億円、11年度に計59億円、12年度は67億円。
     ◇
 〈清水修二・福島大教授(地方財政学)の話〉 福島事故により、電源三法交付金など原発を巡る仕組みは知られるようになってきた。だが、核燃料税を巡るからくりで、電気料金の使われ方に問題があることを市民はもっと認識すべきだ。福島事故後にもかかわらず、原発立地地域が原発への依存を続けていることの現れで、悪循環から抜け出さなければならない。

http://digital.asahi.com/articles/ASG373WMBG37UTIL00Q.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG373WMBG37UTIL00Q



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 古賀氏、「限定容認論」受け入れ…高村氏と一致:自衛隊も日米安保条約も違憲というあたりまえの法論理から出発すべき

古賀氏、「限定容認論」受け入れ…高村氏と一致[読売新聞]
2014年04月04日 11時23分

 自民党の高村副総裁は3日、国会内で古賀誠元幹事長と会談し、集団的自衛権をめぐる憲法解釈見直しについて、行使を限定的に容認する考えで一致した。
 古賀氏は最近の講演などで、解釈見直しではなく憲法改正で行使を可能にすべきだと主張していたが、高村氏が掲げる限定容認論を受け入れた形だ。
 関係者によると、古賀氏は会談で、「必要最小限という限定的なものなら行使は仕方ない」と語った。一方で、「どういう場合が必要最小限度なのか、そこは詰めないといけない」と指摘し、歯止めの必要性を強調したという。
 会談には、野田毅自民党税制調査会長も同席した。

2014年04月04日 11時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140403-OYT1T50106.html?from=yartcl_blist



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 中日関係に依然緩和の兆しはなし 日本の国際的圧力が急増:中国の意向を汲んだ教科書検定結果で緩和の方向へ

中日関係に依然緩和の兆しはなし 日本の国際的圧力が急増
 2014年04月04日14:45

 日本メディアが「中日首脳会談に中国が条件を提示」と報じる中、中日間の緊張は依然続き、複数の国際メディアが日本の武器輸出拡大が地域に与える影響について分析を行った。英紙フィナンシャル・タイムズは3日「アジアは旧式の軍拡競争に陥っており、今後15年間でアジア諸国は潜水艦110隻を購入する」と報じた。環球時報が伝えた。

 米国のいくつかの姿勢が日本の期待を高めたように見える。産経新聞は3日付トップニュースで米国務省のハーフ副報道官が2日「米国は日本の武器輸出三原則見直しを歓迎する」と述べ、中韓の懸念を否定したことを報道。同日の日本経済新聞は「米国は中国が青島で催す観艦式への艦船派遣を見送る。中国が日本の自衛隊を意図的に外したため、日本の肩を持ったとみられる」と報じた。米ウォール・ストリート・ジャーナルは2日、アジアでの海兵隊拡充という米国の新たな軍事動向を報じた。「第二の地上部隊」と呼ばれる米海兵隊の調整は完成に近づいており、2017年までに2万2000人との目標に対して、現在すでに1万9000人がアジア太平洋地域に駐留している。ウォール・ストリート・ジャーナルは「米国は日本やオーストラリアとの合同演習も拡大した。地域の同盟国は北京に対抗するため、自国の水陸両用部隊を強化している」と報じた。

 中国人民大学の黄大慧氏は「安倍氏が不参拝を公に約束する可能性は大きくない。この条件を呑めば国内で大きな圧力に直面するし、参拝問題は日本保守勢力との関係をつなぎ止める紐帯でもある」と指摘した。ドイツ・ベルリンのアジア問題専門家は3日「中日の政治関係は年々冷え込んでいるが、日本の国際的圧力は急増している。朝鮮の4回目の核実験は待ったなしの状況だ。クリミア危機ではロシアと米国が共に中国を引き寄せようとしているが、日本は米国との軍事同盟に縛られているためにロシアとの関係が悪化している。米国の『アジア太平洋回帰』政策には疑問の声が多く上がっている」と指摘。「中国の指導者による最近の欧州訪問は中国の外交的重みをさらに示した。安倍氏もオランダへ行ったが、日本は明らかに欧州人に粗末に扱われた」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年4月4日

http://j.people.com.cn/94474/8589428.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 戦争の残虐行為を隠しごまかす日本は必ず唾棄される:教科書検定でわざわざ「多くの人々の生命をうばいました」と修正した安倍政

 昨日公表された教科書検定の結果、「日本軍が、占領したナンキンで、ほりょにした兵士をはじめ、多くの人々の生命をうばったと外国に報じられ、非難を受けました(ナンキン事件)」という記述につき、「多くの人々の生命をうばいました(ナンキン事件)」という断定的な表現への修正を求められている。

 詳細は別の機会に投稿するつもりだが、「愛国保守」の旗手とされている安倍政権は、実のところ、昨年の教科書検定から既に歴史認識に関していわゆる“自虐史観”的記述に変え始めている。

 安倍政権は、「愛国保守」のふりをしながらリベラル的政策を推し進めるという異様な政治手法をとっている。


※ 参照投稿

「強まる自虐史観 集団自決「軍強制」、慰安婦「連行」 高校教科書検定:保守愛国から自虐史観に転向した安倍首相」
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/687.html

「コメント欄08.のTttb56fcFIさんへ:文科相の任命権者=内閣総理大臣は、望むなら、「自虐史観」表現を抑制できる存」(在)
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/705.html
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戦争の残虐行為を隠しごまかす日本は必ず唾棄される
 2014年04月04日13:03

 中国の習近平国家主席は3月28日にドイツ・ケルバー財団で演説し、南京大虐殺の歴史に言及した。これについて日本の菅義偉内閣官房長官はなんと「南京での旧日本軍による殺傷や略奪は否定していない。だが死者数については様々な意見があり、日本政府として断定はしていない」と表明。「第三国で日本の歴史を取り上げたうえ、あのような発言をしたのは極めて遺憾だ」とも述べた。(文:馬振犢・中国第二歴史公文書館副館長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 南京大虐殺はこの世のものとは思われないほど残虐であり、中国同胞30万人以上が殺戮された。当時の中国侵略日本軍による残虐行為には揺るぎない証拠がある。南京大虐殺事件はすでに第2次大戦後の極東国際軍事裁判と南京軍事法廷で認定され、首謀犯の松井石根、谷寿夫は審判を経て死刑に処された。とっくに歴史的結論が出ており、法的定論もあるのである。そして戦後の日本政府も、この二大法廷の審判結果を承諾する姿勢でいたのだ。南京軍事法廷は中国人被害者数を30万人と認定し、極東国際軍事裁判は大量の証拠に基づき日本軍が南京で中国人民20万人以上を殺害したと判定した。これらは歴史の定論であり、世界が認めている。

 南京大虐殺の犠牲数の問題に関して、日本右翼は様々な謬論をでっち上げて世論を惑わしてきた。彼らは政治的必要からいわゆる「学術研究」を行い、日本軍が虐殺した人数について、当時南京には20万人しかおらず、30万人を殺すことは不可能だと嘘を言う。この謬論は、日本側の文書2件を示すだけで反駁できる。中国吉林省公文書館所蔵の関東軍司令部文書には、1938年2月に日本軍華中派遣憲兵隊の大木繁司令官が関東軍司令部に報告した「南京憲兵管轄区内の治安回復状況に関する報告」がある。文書は南京の総人口は事変前は100万人(下関区を含まず)だったことを明記している。そして「本旬(2月28日)までに計33万5000人が戻った」としている。南京大虐殺前後の市民人口数を比べると78万5000人激減している。これは何を物語っているのか?遼寧省公文書館の所蔵文書内にも、日本の中国侵略機関満鉄会社上海事務所の派遣した「南京特務班」が陥落後の南京で行った調査の報告「皇軍占領後の南京市概況」(1938年1月21日)がある。報告は南京市の人口は「本事変前は約106万人だった」「南京全体が皇軍に包囲され、逃げ去る余地は全くなし」と明記している。こうした日本自らの文書記録を前にしてもなお、日本政府は「断定はしていない」ともっともらしく言えるのか?

南京大虐殺の犠牲者数の問題は、すでに学術研究の範疇を超えて政治問題となっている。日本の政府当局がこの問題にこだわり、直接疑念を表明するのは、事実上南京大虐殺を否定しようとするものである。南京大虐殺の犠牲者30万人という歴史上の事実に言及するだけで、日本側からは驚き慌て、恐れて反発する声が上がる。これは彼らが腹の中では残虐行為を隠蔽する企てを抱いているからだ。

 「世界平和への貢献に一貫して尽力してきた」と称する日本政府が、自らが過去に犯した空前の戦争犯罪を直視できす、認めようとしない。それで日本政府の発言を誰が信じるというのだ?日本政府が「平和に尽力する」ことに誰が希望を抱くというのだ?「右翼の軍国主義者」と罵られても気にしない吹聴する国家指導者が、どうして国を率いて「平和国家実現の目標に努力する」ことができるのか?どんな資格があって「決して揺らぐことはない」と語ることができるのか?

 日本軍国主義の復活に警戒することは、アジア諸国の責任であるだけでなく、平和を愛する世界の全ての人々に共通の責務だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年4月4日

http://j.people.com.cn/94474/8589232.html


 
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 安倍カラーに染まる教科書〜子供たちに洗脳教育を行なおうとする安倍政権はアブナイ(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/21858660/
2014年 04月 05日

『せ〜んかく〜は、日本の領土♪ 
 た〜けしま〜も、日本の領土♪』 (・o・) (・o・) (・o・)

 このまま超保守政が続いたら、何年後かには、日本の小学校の教室でも、どこかの国みたいに、小学生たちがこんな歌を合唱することになるかも〜〜〜?(@@)

<社会科見学や修学旅行では、もちろん靖国神社へGO!行きのバスでは、軍歌なんか歌っちゃったりしてね。(>_<)
 関連記事・『修学旅行で、靖国&戦争博物館を訪問して涙〜安倍のアブナイ超保守教育が現実に』>

* * * * *

 mewが、安倍前政権の頃から、安倍首相&超保守仲間の施策で、「集団的自衛権の行使容認」の次に問題視しているのが、彼らのアブナイ教育政策だ。(-"-)
 
 彼らは日本の戦後の教育政策を否定。「教育再生」の名の下にし、戦前のような国家主義的な学校教育を復活させようと。そして、子供のうちから、彼らの超保守的な思想やそれに基づく様々な認識(歴史認識を含む)、愛国心などを刷り込んで、おくにのために尽くす臣民を作り上げようとしているからだ。(-"-)

 昨日、小学校の教科書の検定結果が発表されたのだけど。社会科では、尖閣諸島や竹島を「日本固有の領土」と明記する教科書が急増。日本の伝統や文化(神話含む)や君が代などの扱いにも変化が見られた上、歴史に関する記述は修正意見を受けたとのこと。
 全体的に見て、安倍カラーが色濃く反映された教科書が作られたと言えるだろう。(@@)

<安倍首相は、前政権でも「教育再生」主要政策に掲げて、教育基本法に愛国心を書き込むなどの改正を実施。また日本会議系の超保守仲間と共に、小中高の学習指導要領の改定を目指して、積極的に文科省への働きかけを強めており、今の小学校の教科書の内容には、彼らの思想、要望がかなり反映されているのだけど。(-"-) 関連記事・08年4月『国粋主義の学校教育を行なおうとしている「日本会議+自民党政権にNO!」を。(2)』
http://mewrun7.exblog.jp/7780086/

 また安倍政権が復活したことで、それに輪をかけたような教科書の内容になっちゃったんだよね。 (ノ_-。)>

* * * * *

『文部科学省は4日、小学生が来年4月から使用する教科書の検定結果を公表した。平均ページ数は、新学習指導要領で初めて検定された現行教科書(昨春供給)よりもさらに1割ほど増え、1989年以降最多となり「脱・ゆとり」教育を象徴する「厚い教科書」化がさらに進んだ。竹島(島根県)、尖閣諸島(沖縄県)の記述も大幅に増加し、小学社会を申請した4社全てが5年か6年で記述。小学校で初めて「日本固有の領土」と表記する教科書も登場。安倍政権が推進する領土教育重視の流れを反映した。(毎日新聞14年4月4日)』

『「日本海上にある竹島は、日本固有の領土ですが、韓国が不法に占拠しています」(東京書籍)、「沖縄県の尖閣諸島も日本の領土でありながら、中国が自国の領土であると主張しています」(教育出版)など、いずれも政府見解にそって記述していた。
 また、尖閣諸島周辺で中国船による領海侵犯や違法漁業がくり返されていると、より踏み込んで指摘した教科書もあった。(産経新聞14年4月4日)』

『尖閣については光村図書出版の6年生用で「中国が領有を主張しており、政府は、その解決に向けて努力を続けています」と記述して申請したが「解決すべき領有権問題は存在しない」との日本政府見解に則し「誤解する恐れがある」と検定意見を付け、該当部分は削除された。(毎日新聞14年4月4日)』

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『領土や伝統文化などの記述が充実することになった小学校の教科書だが、社会科の歴史などでは偏向的な記述も一部に見られた。改善傾向にあるとはいえ、教科書から自虐史観が払拭されたとはいえないようだ。

 日本文教出版は6年用の社会科で、1941年12月8日の対米開戦以降の戦争について、「アジア・太平洋戦争」の用語を使用。検定意見で「理解しがたい表現」と指摘され、「太平洋戦争」に修正した。
 アジア・太平洋戦争の用語は、日本軍によるアジア被害を強調する一部の専門家らが好んで使っており、イデオロギー性が強いとされる。同社は4年前の検定でもこの用語を使い、同様の検定意見を付けられて修正していた。

 創氏改名についても、光村図書出版などが「植民地だった朝鮮で、日本は、朝鮮の人々の姓名を日本名に変えさせたり…」と記述。「誤解するおそれのある表現」との検定意見がつき、「日本名」の部分が「日本式」に修正された。
 創氏改名の「創氏」は、朝鮮式の一族名だけでなく日本式の家族名を名乗らせる制度で、姓名自体が強制的に変更されたものではない。しかし教科書に具体的な説明はなく、強制性を感じさせる表現が残ることになった。

 検定意見により、自虐性が強まるケースもある。
 日本文教出版は南京事件について、「日本軍が、占領したナンキンで、ほりょにした兵士をはじめ、多くの人々の生命をうばったと外国に報じられ、非難を受けました(ナンキン事件)」と説明。しかし、非難を受けたことが「ナンキン事件」ではないとの検定意見を受け、「…多くの人々の生命をうばいました(ナンキン事件)」と、断定的な表現に修正されることになった。(産経新聞14年4月5日)』

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『来年春から使われる小学校の教科書には、国語や社会などで、伝統文化に関する内容が数多く盛り込まれた。平成18年の第一次安倍政権の下で改正され、「国と郷土を愛する態度」の養成を掲げた教育基本法の精神が、徐々に浸透しているといえそうだ。

 4年前の前回検定で、小学1、2年用の国語に初めて登場した神話の物語は、今回も全社の教科書で取り上げられた。このうち学校図書は「ヤマタノオロチ」を、光村図書出版など4社は「いなばの白うさぎ」を掲載。教育出版では、白うさぎの紙人形を付録にするなど、子供たちの関心を引きつけるような工夫も目立った。

 日本語の響きに親しみを持たせるため、古典を音読させる内容も全社が掲載した。東京書籍は今回、新たに「日本語のしらべ」というコーナーを各学年の教科書に盛り込み、季節を感じさせる短歌や俳句などを紹介している。

 3、4年用の社会には、郷土芸能や年中行事を伝える地域の人々の様子が詳しく紹介されている。東京書籍では、地域に伝わるものを調べて「郷土カルタ」をつくる学習方法を掲載。「古くからのこるものを大切に守り、つたえていく人がいる。わたしもその一人になりたい」という子供たちの言葉で結んでいる。

 5、6年用の家庭では、日本食を「伝統」として取り上げる内容が目立った。開隆堂出版は見開きのカラーページでみそ汁の作り方を説明した上で、各地に伝わるみそ料理と雑煮の例を写真つきで紹介している。

 音楽では、全学年の全教科書が国歌「君が代」を大きく掲載した。中でも教育出版は、君が代のページだけ厚みのある特別な紙を使い、「ほこりをもってうたいましょう」と説明。同社によれば、子供たちがパッと開けるように特別紙を使用したという。

 こうした記述について、戦後の日本教育史が専門の高橋史朗・明星大教授は「日本の子供たちは他国に比べ、自己肯定感が希薄といわれるが、小学校の教科書で伝統文化の記述が充実すれば、子供たちの自己肯定感を高めることにつながるだろう。今後はこの教科書が、子供たちの心に響く形で実践化される必要がある」と話している。(産経新聞14年4月4日)』

<超保守派が神話教育をしたがるのは、戦前のように「天皇=神」と位置づけ、「天皇建国神話」などを子供たちの間に浸透させる土壌を作りたいから。
 尚、上の記事に出て来た高橋史朗氏は、超保守系の教育学者で、「つくる会」の元副会長&あの親学推進連盟の理事長。>

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 実は、竹島と尖閣諸島については小学校では学習指導要領と解説書に記載されていないので、教科書に取り上げる必要がないのだが。上述したように、今回は記述が急増することに。(@@)

 このことに関して『下村博文文部科学相は4日、「文科省から要請したことではないことだが、教科書会社が社会状況の中で、適切に判断したと評価したい。この教科書の記述を生かし、学校現場で十分に領土について教えてもらいたい」と述べた。(産経新聞14年4月4日)』

『文科省教科書課は「日本の国土の広がりを学ぶ中で、(領土が)最近大きな社会問題になっているため、発行者の方で掲載を判断したのではないか」としている。(同上)』

『教科書編集者は「社会的な関心の高まりを反映した」と口をそろえ、改定の「先取り」ではないとしている。ある編集者は「領土問題は毎日のように報道されて子どもたちも知っており、きちんと指導できるような材料が求められている」と説明する。(時事通信14年4月4日)』

* * * * *

 でも、mewは、教科書会社が目に見えぬ圧力を感じて、政府の意向を忖度&先取りする形で反映させた(反映せざるを得なかった?)からなのではないかと考えている。(~_~;)

 教科書会社は、安倍氏&超保守仲間が、領土教育を含め、自分たちの思想や歴史認識に基づく教育を充実させることを目指して、政治活動を続けて来たことを知っているし。<つくる会系の教科書の出版や普及に力を入れていることも。>

 また、自民党の政策集には、国が検定制度の見直しを含め、教科書の記載内容や教科書の採択のあり方に関与することが記されていたりもするわけで。
 安倍自民党が政権をとれば、教科書に対するチェックが厳しくなることや、政権の意向に沿わない教科書は排除されかねないことを懸念している会社は少なくないことだろう。(~_~;)

<真に『教育基本法』・学習指導要領に適った、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛する」ための教科書で、子供たちが学ぶことができるよう、教科書検定制度や、副読本なども含めた教科書採択のあり方について、文部科学大臣が各教科書共通で記載すべき事項を具体的に定めます。・・・いわゆる「近隣諸国条項」に関しては、見直します。さらに、地域によっては長年にわたり特定の教科書会社の教科書が採択され続けている現状に対し、検討を加え
ます。(Jファイル・300「真に教育基本法・学習指導要領に適った教科書の作成・採択」より)>

 実際、自民党の教育再生実行本部では、自分たちの考えに沿わない問題のある(自虐的な記述のあるような?)教科書を細かくチェックしていて。歴史認識の記述などで問題があるとされた教科書会社は、昨年、自民党にお呼び出しされたりもしたし。(関連記事・13年7月『安倍政権のアブナイ教育再生〜国が教科書の内容に介入&歴史修正+道徳で思想教育』)
http://mewrun7.exblog.jp/20798831/

 うち一社の教科書は、君が代強制問題に関する記述に問題があるとされ、東京都などから学校で採択しないようにと通達が出されたりしているのが実情なのである。(-_-;)

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 安倍内閣は、このような方針に基づいて、昨年11月には、ついに新たな教科書検定制度を発表。 
 文科省は、教科書の検定基準を見直し、歴史や領土をめぐる記述などには政府の見解を取り上げることや、愛国心などの教育基本法の目標に沿った教科書を作ることに主眼を置くことに。そして、その趣旨に合わない教科書は「不合格」にすると明言したのである。(~_~;)

<簡単に言えば、政府が「何を教えてほしいかを明確に教科書会社に伝達し、それにのっとった教科書を作ってもらうようにしたい」(by自民党・教育再生実行本部の萩生田くん=安倍側近の総裁特別補佐) 関連記事・『安倍の教科書改悪策がついに始まる〜検定基準に愛国心&歴史には政府見解』>
http://mewrun7.exblog.jp/21334176/

 また、下村文科大臣は、小中高の学習指導要領に、尖閣諸島と竹島を「我が国固有の領土」と明記する意向も示していた。
<この国会答弁は今年2月のものだけど、たぶん教科書会社は、安倍内閣がこのような意向を持っていたことを知っていたはず。>

『下村博文文部科学相は5日の参院予算委員会で、小学校の学習指導要領や教員向けの解説書に、沖縄県の尖閣諸島と島根県の竹島を「我が国固有の領土」と明記することを検討する意向を示した。佐藤正久議員(自民)の質問に答えた。

 下村文科相は1月28日、中学校と高校の教員向けの学習指導要領解説書を改定し、尖閣諸島と竹島を「我が国固有の領土」と明記したほか、学習指導要領そのものについても、来年度からはじまる改定作業の中で領土と明記したい意向を示していた。

 これに対し、佐藤議員が5日の参院予算委で「小学校高学年での教育にも踏み込む考えはあるか」と質問したところ、下村文科相は「小学校における領土教育の充実についても、次期学習指導要領に関わる検討の中で、議論を進めていきたい」と述べ、領土の明記に前向きな姿勢を示した。(産経新聞14年2月5日)』

* * * * *

『ある教科書出版社の幹部は「今回は領土問題の記述が比較的少ない小学校の教科書が検定の対象なので、それほど大変ではなかったが問題は次だ。中学校の教科書になると大幅に記述が増える。また、検定基準の見直しもあり、手探りの状態。提出の期限が5月なので、社内は今、ピリピリしている」と明かした。(毎日新聞14年4月4日)』

 教科書会社としても、下手に検定で不合格になったり、好ましくない教科書としてレッテル貼りをされたりすれば、死活問題になるわけで。(ただでさえ、少子化が進んで、教科書の発行部数が激減しているので尚更に。^^;>

 こうして、もし安倍政権(or超保守派の)政権が長く続いた場合には、様々な圧力によって、どんどんと安倍カラーの教科書つくりが進んでしまうおそれが大きいだけに、「日本の教育がアブナイ!」とずっと憂慮し続けているmewなのである。(~_~;)

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 ちなみにmewは、学校で領土教育を行なうこと自体に反対する気はないのだ。
 小学校も高学年になれば、自分の国の領土がどこまであるのかということぐらい、客観的な事実として知っていてもいいと思うし。他国の主張も知っておいた方がいいのではないかとも思う。(・・)

 ただ、mewは政府が主導する形で、教科書の記述&子供の教育を利用して、お互いに挑発合戦を行なったり、無用な敵意を高めたりすることは絶対にやめて欲しいと考えている。(**)

<mewはTVで、韓国や中国の小学校で行なっている領土教育の授業を見るたびに、子供に対して「ああいう国家主義的な&好戦的、挑発的な教育の仕方をするのはやめて欲しいな〜」と。そして、日本には、あの真似はして欲しくないな〜」と強く思うのである。(-_-;)
 それこそ、冒頭部分に書いたけど、実際に「XX島は我が国の領土〜♪」みたいな歌を歌わせているのを見たこともあるし。日本は「ウソつき」「欲張り」「泥棒」みたいに教えたり、「わが国の領土を守るぞ〜!」とかシュプレヒコールをあげさせたりしているような風景も見たことがあるしね〜。(~_~;)>
 
 この教科書検定の発表を受けて、案の定、中国や韓国が抗議や批判を行なっているのであるが。その表現にも、かなり辛らつだ。^^;

『中国外務省報道官は、定例会見で、日本は「真摯(しんし)な態度で」歴史を直視すべきと指摘。「日本は教科書で、釣魚島は中国の領土で、日本が違法に盗み取ったと次の世代に教えるべきだ」と述べた。(ロイター14年4月4日)』

『韓国外務省は「(日本政府が)挑発の程度をいっそう高めた小学校教科書を、検定通過させたのを強力に糾弾する」と述べた。(NNN14年4月4日)』 
 
* * * * *
 
 これに対して、下村文科大臣は、『予想される中国、韓国からの反発について問われると、「自国の固有の領土について子供たちに正しく教えることは当然のことで、他国からの抗議は当たらない。中国、韓国政府にも理解をしてもらいたい」と主張』して、強気の姿勢を示していたのだが。(産経新聞14年4月4日)』

<ただ、既に先月から報じられていたように、日本政府は、韓国からの反発によって、日米韓首脳会談の実現が不可能にならないように、わざわざ検定結果の発表を3月末から4月初めに延期していたんだけどね。^^;(*1)>

 どうか子供の教育を使って、お互いに挑発行為を行なうのだけは、やめて欲しいと思うし。
 また、何よりも、子供たちに前近代的な国家主義思想に基づく洗脳教育を施すことだけは、絶対に阻止したいと思っているmewなのだった。(@@)

                          THANKS


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 安倍政権が目論む「外国人労働者移民」に反対する。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-3993.html
2014/04/04 12:02

 安倍氏は建設現場などの労働者不足を補うために年間20万人程度の外国人労働者の移民を認めようとしている。10年経てば200万人の外国人労働者がこの国に移民して来るわけで、現行の203万人に匹敵する労働者が移民して来ることになる。
 これまでは労働技能研修と称して3年程度を目安にしていたが、今後は「移民」という形で受け入れるというものだ。そうすると国民の派遣労働者やパートジョブなどの劣悪な労働環境は改善されないどころか、日本国民は放置されて外国人労働者にとって代わられる恐れすらある。

 安価な労働力目当てに外国人労働者を受け容れるのには反対だ。なぜ労働条件を改善して現場労働者へ若い国民が希望するようにしないのだろうか。それでなくても日本の建設・土木作業現場の労働者年齢は上昇の一途をたどり、世代交代がスムーズに進んでいない。それを放置したままにする危険性を政治家諸氏は認識すべきだ。
 昨日も神戸でビル解体現場で足場が崩れる悲惨な事故があった。そうした従来は事故が起こらなかった現場で想像できないような初歩的な事故が頻発している。作業現場の熟練労働者が不足しているのは歴然としている。

 さらに外国人労働者の大量受け入れは国内の治安悪化を招きかねない。現行の203万人の外国人が国内に暮らしているだけですら、外国人が多く暮らす地域の治安は目に見えて悪化している。
 そして問題なのは現在の日本に暮らす外国人で一番多いのは朝鮮人を抜いて中国人だ。何かがあった折に中国人は日本の国内法よりも中国政府の指示に従う危険性がある。それは決して杞憂ではなく、長野オリンピックの聖火リレーの際に動員されたとしか思えない5千人もの中国人が聖火リレーを妨害したことを忘れてはならない。

 中国との軋轢が増えるほど、中国人移民が増えるほど国内治安の不安定要因として中国人移民が政治的な活動をしないとは誰も断定できない。
 外国人労働者に便宜を図るくらいなら、その前になぜ子育て所帯の日本国民に十分な「子供手当」を給付しないのだろうか。日本国民の人口減を食い止めるのを優先すべきだ。安易な外国人労働者移民には反対するしかない。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK163] ベストセラー間違いなしの孫崎享『小説外務省』(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-ba99.html
2014年4月 5日

元外務省国際情報局長である孫崎亨氏が書き下ろしたノンフィクション小説

『小説外務省』(現代書館)

http://goo.gl/Qtmh81

の発売が開始される。

私の手元にも届けて下さった。一気に読み終えた。

現代日本を代表する知性、叡智である孫崎亨氏の待望の描き下ろし新著、しかもノンフィクション小説の公刊である。

副題は「尖閣問題の正体」。

ベストセラー間違いなしだ。


日本にとって正しい選択は「棚上げ」である。

誰が、何のために、尖閣問題の紛争化を仕組み、実行したのか。

膨大な資料と証拠を重ね合わせて明快に真実=正体を浮かび上がらせる。

同時に、孫崎氏がどのような思想と哲学の下に行動し続けてきたのか。

その真相が明かされる。

すべてが氷解するのだ。

孫崎氏は、容易には理解されない事象の絡み合った糸を一本一本、丁寧に取り除く。

そして、寸分のまやかしもなく、証拠と資料を積み重ねて真実を暴く。

孫崎氏の主張に異論のある者は、真正面から対決を挑むべきだ。

いかなる圧力を加えようとも、真実の強さにはかなわぬはずである。


国際ジャーナリスト連盟は、2009年に「ロシアでは1993年から約300名のジャーナリストが殺害されたか行方不明になっている」と伝えたことが記される。

孫崎氏は次のように記述する。

「そのほぼすべてが政府の批判を行っている。民主化弾圧と闘うロシア人は、多くの場合、逮捕され、シベリアなどの過酷な収容所に送られる。

この中で国際的に最も著名なのはアンナ・ポリトコフスカヤである。

彼女は次のように書いた。

「権力機構に従順なジャーナリストだけが、“我々の一員”として扱われる。報道記者として働きたいのであれば、プーチンの完全なる奴隷となることだろう。

そうでなければ、銃弾で死ぬか、毒殺されるか、裁判で死ぬか―たとえプーチンの番犬であっても」

ポリトコフスカヤは自らの予言どおり、2006年、自宅アパートのエレベーター内で射殺された。」

孫崎氏は続ける。

「これらのジャーナリストはなぜ自分の命を犠牲にしてまで、ロシア政府を批判するのか。

この現象は何もプーチン政権特有の現象ではない。ソ連時代もあった。ロシア帝国時代もあった。

権力と闘える人、それがソ連・ロシアの知識人の資格かもしれない。

この国に勤務する西側の外交官や情報機関の人間は、権力と闘うロシア人に共感し、時に助ける。

やがて彼らは自国に帰る。そして、自国の政治や社会状況を新たな目で見、その腐敗に驚く。

「なんだ。腐敗しているという点ではロシアと同じじゃないか」と思う。

彼らの中に、自国の政治や社会状況が問題だとして闘い始める人間が出る。」


孫崎氏自身のことを語っているのだろう。

企業でも役所でも、権力志向の強い者は、必ず上を目指す。

人事競争に勝ち、高い地位を得ることが目的になる。

外務省もむろん例外でない。

『どんな人物であろうと上司の意見に従う。上司の考え方を自分が感じ取って主張する。それが外務省の生き方だ』

ついでに言えば『米国の意見に従う』だ。

残念ながら、日本は米国に支配されている。

米国の属国、植民地の状態に置かれ続けている。

この国で、自己の利益の最大化を図るために最良の方策は「米国の犬」になることだ。

現に、多くの人間が自己の利益、自己の欲望を満たすために、魂を売って、米国の犬、僕となっている。


米国がどのように日本を支配しているか。孫崎氏はリアルに、そして核心に迫って再現する。

「しかし、すべての日本人が魂を売っているわけではない。

「木阿弥の一族にとっては何より大事なのは、まず自己の自己に対する誠実であって、〔中略〕外に対する器用さは己れの心にたがうことを行うのを恐れる」という考え方は西京寺の中でゆるぎない人生の道標になっていた。」

の言葉に孫崎氏の思想・信条が鮮明に示されている。

孫崎氏は2020年に向けての日本を限りなく悲観的に予言するが、この予言どおり、日本は転落の一途を辿ってしまうのか。

さわやかな純愛小説でもあり、都内随所のレストラン、カフェがさりげなく盛り込まれた、「尖閣問題の正体」を一気に体得できる恰好のノンフィクション小説に仕上げられている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 黒田日銀「追加緩和」めぐって囁かれる 竹中平蔵氏の“暗躍”(日刊ゲンダイ)
黒田日銀「追加緩和」めぐって囁かれる 竹中平蔵氏の“暗躍”
http://gendai.net/articles/view/news/149218
2014年4月4日 日刊ゲンダイ



「黒田バズーカ」再び?/(C)日刊ゲンダイ


 異次元緩和から丸1年


 株式市場が追加金融緩和への期待を膨らませている。日銀は近いうちに動くという読みも多く、その効果で、ここ数日は株高傾向だ。日経平均は続伸し、3日終値ベースで約3週間ぶりに1万5000円の大台を回復した。兜町では、「早ければ4月8日にも追加緩和が発表される」(証券関係者)ともっぱらなのだが……。


 黒田東彦・日銀総裁は「日本版QE2」(量的金融緩和第2弾)をいつ打ち出すか――。これが市場の最大テーマになってきた。


「黒田日銀が前回の異次元緩和を発表したのは、昨年4月4日です。市場は歓迎し、それをキッカケに、株価は上昇カーブを描きました。あれから1年。市場は、当時の高揚感を再現してほしいと催促しているのでしょう」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)


 次の日銀の金融政策決定会合は4月7、8日。ここでQE2に踏み切れば、株価上昇に一段と弾みがつく。消費増税による消費低迷が懸念される時期だけに、「景気の停滞ムードを払拭させるため、安倍政権が黒田日銀に要請するのではないか」(証券アナリスト)という声も聞かれる。


 その一方で、信じがたい仰天情報が市場を駆け巡っている。ナント、元金融担当大臣で産業競争力会議メンバーの竹中平蔵氏がQE2のタイミングを密かに触れ回っているというのだ。


■市場を混乱させ、5月までの株高維持を目論む


「外資系ファンド関係者から耳にしたのですが、竹中氏は5月の決定会合が開かれる5月21日に追加緩和策が発表されるとにおわせているようなのです。5月は欧米ヘッジファンドの決算期で、売りが大量に出ます。株価は下落しやすい。昨年も23日に日経平均が1100円以上暴落し、市場はパニックに陥った。その悪夢を繰り返さないため、政府筋から依頼された竹中氏が、『21日のQE2で株価は急騰するから、それまで売るな』とヘッジファンド関係者に囁いているといいます」(市場関係者)


 4月の緩和実施を望んでいるのは主に海外投資家だ。「緩和なし」で終わると、彼らは日本市場から逃げ出しかねない。そうなったら、株価は大幅下落に逆戻りだ。「それを避けるために竹中氏が暗躍している」(前出の市場関係者)というのだ。


「5月緩和説も疑ったほうがいい。安倍政権が本当に狙っているのは6月です。来年10月に消費税率を10%に引き上げるかどうかは、今年7−9月期のGDPで判断します。そのためには7月以降の株高が必要。6月に追加緩和を打ち出すのが最も効果的です」(株式評論家の倉多慎之助氏)


 追加金融緩和の実施の有無や時期は、政府から独立した中央銀行である日銀が決めることだ。政府が口を挟む余地はない。


 ところが安倍政権は、真偽はともかく“竹中暗躍”で市場を混乱させ、5月までの株高維持をもくろむ。そして6月のQE2で急騰をつくり出そうとしている。その思惑が市場に見透かされたら6月を待たずに東京市場は大暴落しかねない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 特定法人へシャカリキ 理研&文科省が怪しい“自民党詣で”(日刊ゲンダイ)
特定法人へシャカリキ 理研&文科省が怪しい“自民党詣で”
http://gendai.net/articles/view/news/149220
2014年4月4日 日刊ゲンダイ



野依理化学研究所理事長と下村文科相/(C)日刊ゲンダイ


「STAP細胞」騒動で、理化学研究所は国から巨額の予算が付く「特定国立研究開発法人」への指定を先送りされてしまったが、これでアウトかというとそうではない。理研を所管する文部科学省が水面下でせっせと自民党に根回しに動いているのだ。


 小保方論文を“捏造”だと発表した今月1日、野依良治理事長は下村文科相を訪ね、最終報告を伝えた。翌2日には自民党の会議(文部科学部会/科学技術・イノベーション戦略調査会合同会議)に出席していた。桜田文科副大臣も一緒で、「皆さまから意見を賜りたい」と頭を下げた。


「自民党の部会に独立行政法人の幹部が自ら出て行くなんてことは通常、あり得ません。普通は文科省の担当者が説明する。『特定研究法人』の指定は、自民党の了承という手続きを踏んでから閣議決定、法案提出へと進みます。野依理事長がわざわざ出向いたのは、『反省しています』という姿勢を見せ、自民党の批判を和らげようという狙いでしょう。文科省の役人と相談した上でのことです」(霞が関関係者)


 この会議の後、野依理事長は、「組織的な問題や再発防止策を4月中にまとめる」と明らかにした。「4月中」というところに、なんとか今国会で法案を成立させたい文科省と理研の意向が透けてみえる。


■何があっても「特定研究法人」指定は規定路線


 自民党の望月行革本部長が3日、「再発防止策がしっかりしないうちは了承はない」と言ったが、裏を返せば、再発防止策を提出すれば了承するとも聞こえる。特定研究法人の指定を担当する内閣府も「理研の体制を強化して、できる限り今国会でやりたい」(科学技術イノベーション部局)と言っている。何があろうが理研の指定は“既定”路線なのだ。


「もともとこの法律は、理研と産総研(経済産業省所管の産業技術総合研究所)を特定研究法人に指定するためのものです。理研が外れることも、産総研だけの指定も想定されていません。文科省にとって理研はプライドの象徴。日本一の研究機関であり、産総研の後塵を拝することは絶対に許さないと思っている。臨時国会にズレ込んだとしても、指定は揺らぎませんよ」(元経産官僚の古賀茂明氏)


 だから、小保方さんは「トカゲのシッポ切り」をされたのである。こういうウラが見えると、ますます世論は理研への疑念を深めるに違いない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 安倍政権が教科書採択に介入 石垣島には「安倍派」市長〈AERA〉
安倍政権が教科書採択に介入 石垣島には「安倍派」市長〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140405-00000000-sasahi-pol
AERA 2014年4月7日号より抜粋


 尖閣諸島に近い沖縄県竹富町が、教科書問題で揺れている。政府が強硬に特定の教科書を使えと求める陰には、安倍政権と石垣市長の近い関係がある。

 文部科学省は3月14日、中学公民の教科書を選び直すよう、沖縄県竹富町の教育委員会に是正要求した。国が市町村に直接、こうした要求をするのは初めて。八重山地区には石垣市、与那国町、竹富町があるが、石垣、与那国と同じように、竹富も保守色の強い「新しい歴史教科書をつくる会」系の教科書を使えというわけだ。

 下村博文文科相は記者会見で、異例の措置の理由を、「違法状態だから、是正させるのは法治国家として当然のこと」と説明するが、竹富町の慶田盛安三(けだもりあんぞう)教育長は憤る。

「新年度の教科書はすでに寄付金で購入して各学校に配布し、年間指導計画も作成した。今から教科書を替えれば現場が混乱して子どもたちに影響が出る。そんなこともわからない人が文部科学大臣なんてあきれる」

 どうして、こんな事態になったのか。実は石垣市で2010年、保守系市長が16年ぶりに誕生したことに遡る。中山義隆氏(46)は大学卒業後、野村証券に勤めた後、家業を手伝うため出身地の石垣に戻った。八重山青年会議所の理事長などを務め、市議を経て市長に当選した。

 中山市長になり、八重山では急激に保守化が進む。尖閣諸島は石垣市の管轄地域で、中国との関係が悪化すると、領土問題を通じてナショナリズムを叫ぶ人が増えた。12年末に第2次安倍政権が発足すると、その傾向はさらに強まった。

 今年3月2日投開票の市長選では、中山氏が再選を果たした。総決起大会では安倍晋三首相が激励メッセージを寄せた。

「首相が『中山さん』と名前を呼んで応援する映像が巨大スクリーンで流れた。安倍さんと中山さんの距離が非常に近いと感じました」(地元紙記者)

 民主党政権下では、自主財源で購入した教科書を配布することは認められていたのに、安倍政権になると、突如、違法となった。慶田盛教育長は、「政権が替わるたびに法解釈が変わるのはおかしい」と、不信感を募らせる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 中国観艦式に艦船派遣を見送った米国に感激する産経新聞  天木直人 
中国観艦式に艦船派遣を見送った米国に感激する産経新聞
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/05/#002929
2014年04月05日 天木直人のブログ


 中国は海軍創設65周年を記念して4月下旬にアジア太平洋の20か国余の海軍を招いて国際観艦式を挙行するという。

 ところが中国は日本の海上自衛隊の艦船を招待しなかった。

 これは日本外しだと怒っていたところへ、米国防相が4月2日、米軍の艦船派遣を見送ると発表した(ワシントン共同)

 これを見た産経新聞は感動のあまり4月4日の社説で書いた。

 米国の艦船派遣見送りの理由は明らかにされていないが、海上自衛隊の艦船が招待されなかったことに抗議する意味合いが込められていたとみられる、と。

 同盟国日本との結束を重視する米国の姿勢のあらわれと受け止めたい、と。

 米国に冷たくされてさんざんオバマ大統領の悪口を書いて来た産経新聞のこの喜びようはどうだ。

 そして、その後に続く産経新聞のいう事がふるっている。

 日本はそれに応えるためにも、集団的自衛権行使の容認をはじめ、日米同盟の強化策を一層推進しなければならない、と書いたのだ。

 米国はさぞかしほくそえんでいることだろう。

 艦船ひとつの派遣見送りだけで、これだけ感激して何でも米国のいう事を聞いてくれる。

 こんな日本なら、いくらでも日本を喜ばす振りをしてやろう。お安い御用だ、と。

 艦船派遣中止と引き換えに在日米軍基地と自衛隊と日本の予算をあっさり手に入れることができるというわけだ(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/747.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 教科書内容に露骨に介入する安倍政権ーー偏狭な愛国主義はかつて歩んだ道(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/abb0e667e6713a49dfc614b4c8b286df
2014-04-05 08:04:29

 「尖閣も竹島も日本の固有の領土」と明記させた教科書を合格にした検定結果を、文部科学省は昨日4月4日、発表しました。来年4月から、全国の小学生に教える内容です。

 中国や韓国は直ちに反発。「挑発を続けるなら、関係改善の道は遠ざかる」という抗議しました。これに対し、菅官房長官は「ごく当たり前のことを書いただけ」と、両国の抗議を一蹴しました。

 尖閣、竹島問題に対するここ数年の動きを見ると、次第にボルテージが上がり、近い将来、ただでは済まなくなる事態を予感させます。

 「領土」を教科書で取り上げるのは、確かに当たり前のことです。ただ、関係国とはこじれやすい問題だけに、きちんと正しく教えることが欠かせないはずですよね。

 ところが、安倍政権が主導する教科書改革は、「日本古来の領土。いかなる国との間にも領土問題は存在しない」という、いわば独りよがりの論理を振りかざしました。これでは、自ら火に油を注ぐようなものです。

 こうした場合、ジャーナリズムが冷静な議論を幅広く展開し、正しい認識に近づく努力を懸命に果たすべきです。教科書検定結果を、大手紙はどう論評したでしょうか。

 読売新聞の本日の社説は、「小学教科書検定 自国領土の学習が欠かせない」という見出しを掲げました。内容は、安倍政権の主張をそっくりそのまま「正しい」とし、「教育は内政問題であり、他国が口を出す筋合いではない」と、ばっさりやりました。

 書き出しでは、「自国の領土について、教科書で正確に教えることが大切だ」と指摘しておきながらです。「竹島に関しては、韓国が『不法に占拠』『占領』と記し、尖閣諸島では、領有を主張する中国の漁船が領海侵犯を繰り返しているなどと指摘した。いずれも、最低限知っておかなければならない事実だろう」と強調しました。

 中韓両国からの抗議に対しても、「いずれも、誤った事実認識に基づく、不当な主張だ」と、一顧だにしない態度です。

 朝日新聞の本日の社説は、「領土の教育 冷静に、しっかりと」という見出しを立てました。書き出しは、「おなじ取りあげるならもっとしっかり書いてはどうか」です。「どの本も、竹島・尖閣は日本固有の領土だが『韓国が不法に占拠している』『中国が領有を主張している』と、政府見解をなぞった程度の書き方だ。対立の背景や、双方の主張の根拠には踏み込んでいない」と、中途半端な教科書を批判しています。

 「『子どもがこれを読んで領土問題を理解できるか』という肝心な視点が置き去りにされてはいないだろうか」と、基本的な疑問を投げかけています。

 結びは、「知識は客観的に教え、そのうえで自分で考えさせる。そうでなくては意見を言える子に育つまい」でした。

 教育とは、いうまでもなく「自分で考え、自分で行動する人間を育てる」ことですよね。何も中国や韓国の言い分をそのまま受け入れる必要はさらさらありません。ただ、歴史的な事実関係をじっくりと検証し、どうすれば平和的な解決の道を探れるか、知恵を出すことです。

 しかし、安倍政権や読売新聞にとっては、「自分の頭で考える必要はない。われわれ指導層が考えるから、それに黙ってついて来い」と、命令に従順に従う人間を製造するのが「教育」なのです。

 かつて、時の政権に従順に従う人間作りの、偏狭な愛国主義をあおる教育が強力に行われ、ついには戦争に突き進みました。敗戦直後は、「徹底した平和教育こそ国是」という思いだったはずです。喉元過ぎれば、熱さ忘れる。

 安倍政権のもとで、熱さを忘れた、かつての教育が復活させられそうな状態になってきました。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 消費増税でも景気が良くなるという自民党(高市早苗)は政治家失格だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-3994.html
2014/04/05 07:14

 今朝の時事報道番組を視聴して愕然とした。民自公三党野合で決定した「消費増税と社会保障の一体改革」の消費増税が景気に与える影響で、自民党が「良くなる」とし、民・公が「変わらない」と判断していという。
 このブログで何度も指摘したように、経済の主力エンジンは個人消費だ。政府が消費増税による景気悪化を防ぐために対策をしたという法人減税や「特区投資減税」や公共事業の財政出動などは画塀に帰している。

 なぜ画塀か。法人減税や投資減税は「やるやる」と云いながら未だに法案審議すら始まっていない。余りに遅きに失した感は免れないし、たとえタイムリーに一年程度前に実施出来ていたとしてもそれらのエンジン出力は全体の10%程度しかない。それを幾らパワーアップしたところで知れている。
 最後に財政出動だが、公共事業は予算を幾ら積み上げても景気浮揚の風を吹かすことにはならない。なぜなら既に消化不良を起こし、公共事業のは入り口で入札不調を相次いで起こしているし現場では資材価格高騰と労働者不足を引き起こしている。しかも公共事業は経済に占めるエンジン出力は10%にすら遥かに及ばない補助エンジンに過ぎないのだ。

 経済の主力エンジンは個人所得だ。かつては50%を占めていたが、出生率の低下により国民に占める労働人口の割合が低下し高齢者の割合が増加したため40数%に低下している。しかし、それでも主力エンジンであることに変わりない。
 その主力エンジンの出力を削ぎ落とす政策を相次いで決定して来た政治はこの国の経済構造を根底から揺るがそうとしているとしか思えない。国民所得の総数を大きく左右する人口が確実に逓減する出生率1.39のまま、政府は出生率改善に本気で取り組もうとしていないようだ。その最たるものが2009民主党マニフェストの「子供手当」を葬り去ったことだ。

 労働人口が減少しても労働生産性を上げれば経済規模の減少を食い止めることが出来る。そのためには制裁設備の効率化の投資を企業が積極的に行うような政策が必要だ。労働人口が減少するから女性が大いに働くべきだ、いや外国人労働者移民を20万人規模向こう20年間行うべきだ、という議論があるが、前者は個人の生き方に政府が手を突っ込むのはいかがかと思うし、後者は議論の対象にすらならないお粗末さだ。外国人労働者を受け容れるための各種施設や学校社会的な経費を考えれば「子供手当」を復活する方が遥かに効果が大きいだろう。

 しかし、それらの対策を安倍政権は何もしないまま、まず消費増税に突入し対策はこれからのことだ。個人の可処分所得は確実に消費増税により減少する。さらに年金削減や社会保障の先行き不透明感から財布の紐は引き締まるだろう。
 深刻な問題はこれまで必死になって頑張って来た貧困層が消費増税に直撃されて「生活保護対象」に転落することだ。その対策に要する生活保護費予算は2012年ですら3兆7千億円だ。防衛費が平成26年度国家予算で見ても4兆8千億円だ。現行の政治を続けていればいずれ生活保護費が国家防衛費を上回る日が来ることを心しなければらない。

 現行の政治とは何を指すか。今年度だけ安倍政府は子育て世帯に子供一人1万円支給するようだが、その予算総額が1400億円程度で、それを支給するための事務費が200億円を超えていることだ。こんなバカな費用対効果を無視した、非効率な官僚政治を継続している限り、この国の税は鰻登りに増加し続けることになるだろう。
 待機児童を問題として騒ぎ立てるが、保育園児一人当たりの事務経費が幾らになっているかを問題にしない政治家や官僚たちに一体いつまで政治を撒かせ続けるつもりなのか、国民は真剣に自問自答すべきだ。国家による保育事業などの制度事業がいかに非効率か、それなら子供手当を20万円支給して、保育園事業を子供を持つ父兄と保育園事業者とに任せる制度へ移行した方が遥かに「保育予算」は削減できる、という現実に目を向けるべきだ。

 官僚や外郭団体を肥やすための仕組みに変貌しているこの国のあらゆる制度事業を徹底的に洗い直すべきだ。そして愚かな年金金制度を一元化し「負担は応能で支給は一律」という社会保障の大原則に立ち返るべきだ。食えない年金で餓死する国民がいる半面、勤労者の平均年収以上の潤沢な年金を手にして毎年のように海外旅行を楽しんでいる年金生活者がいる不均衡を是正すべきだ。公的年金を財産権と見なすこと自体が根本的な間違いだ、という議論を起こさなければならない。こうした不均衡を温存したまま消費増税で国家財政の辻褄合わせをしようとするのは不均衡の拡大をもたらすこと以外の何があるというのだろうか。自民党の政策担当として大きな顔をしてテレビに登場した高市氏のニヤケ顔を醜く感じたのは私だけだろうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/749.html

記事 [政治・選挙・NHK163] オバマ大統領「国賓での来日」の見返りはTPP交渉で「牛肉関税引き下げ」(現代ビジネス)
オバマ大統領の国賓としての来日は、ハーグの密談で最終決着!?  photo gettyimages


オバマ大統領「国賓での来日」の見返りはTPP交渉で「牛肉関税引き下げ」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38877
2014年04月05日(土) 歳川 隆雄「ニュースの深層」 現代ビジネス


バラク・オバマ米大統領はミシェル夫人を伴い4月23日夜、エアフォースワン(大統領専用機)で羽田空港に降り立つ予定だ。国賓として2泊3日東京に滞在することになる。

ただし、24日早朝来日の可能性もあり、その場合は1泊2日になる。国賓での米大統領の来日は1996年4月のビル・クリントン大統領(当時)以来、18年ぶりとなる。

■2泊3日か1泊2日か

同日午前10時30分から首相官邸で安倍晋三首相との日米首脳会談が行われ、その後、共同記者会見が予定されている。同日午後7時には皇居で天皇、皇后両陛下主催の宮中晩餐会が催される。

ホワイトハウスは2月12日(現地時間)、オバマ大統領が4月下旬に日本、韓国、フイリピン、マレーシア4ヵ国を公式訪問することを発表した。

この発表前の当初予定には訪問国に韓国が入っていなかった。だが、韓国の朴槿恵政権はオバマ政権要路だけでなく米議会、元政府高官などに想像を絶するロビイングを行い、急きょ韓国訪問を付け加えることに成功したのだ。

割を食ったのは日本だった。

昨年秋以来、ワシントンの在米日本大使館(佐々江賢一郎駐米大使・1974年外務省入省)はホワイトハウスに国賓として2泊3日の日本訪問を働きかけていた。

一旦は奏功したかに見えただけに、韓国訪問が追加されて東京滞在が1泊2日に短縮された時の官邸・外務省の受けた衝撃は測りしれないほどのものだった。

それでも日本側はこの間、佐々江駐米大使がホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のエバン・メデイロス・アジア上級部長との接触を重ねるなど、オバマ大統領の国賓での来日には天皇との会見や宮中晩餐会などの行事が不可欠であり、2泊3日の東京滞在を強く働きかけてきた。

が、オバマ大統領自身が実務優先の慣例に固執しない考えであることもあって、色よい返事をもらえないでいた。

■ケネディ大使が果たした役割

ホワイトハウスに変化の兆しが見えたのは3月初旬のことだった。キャロライン・ケネディ駐日米大使が3月7日午後、官邸で安倍首相と会談した際、日本と韓国、中国との関係改善が東アジアの安定に不可欠であり、93年8月の「河野談話」見直しを行うべきではないと強く求め、安倍首相も米側要請に理解を示したことが発端となった。

当時、このことが話題となったと全く報道されなかった。が、ケネディ大使は急きょ帰国し、自らが得た感触をオバマ大統領に直接報告したとされる。着任後の評判がイマイチだったケネディ大使が大きな役割を果たしたことになる。

事実、安倍首相は3月14日の参院予算委員会で「『河野談話』を見直すことは考えていない」と答弁したのだ。これで一気に局面は変わった。

■ハーグでのオバマー安倍「ハプニング会談」での譲歩

続いて同24〜25日にオランダのハーグで開催された核安全保障サミット終了後の25日夜(現地時間)、日米韓首脳会談が駐オランダ米大使公邸で開かれた。

会談直後、予定になかったことだが、オバマ大統領の求めで安倍首相と10分超のハプニング会談が行われた。冨田浩司北米局長(81年入省)が安倍訪蘭に同行しなかったことからそれは分かる。

では、ノートテイカー(記録係)を同席させず通訳のみで行われた安倍・オバマ会談でいったい何が話し合われたのか。

筆者は、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)交渉の日米大筋合意に向けて安倍首相が何らかの「譲歩」をオバマ大統領に示唆したのではないかと見ている。

それは、米側が強く求める牛肉・豚肉の関税撤廃のうち牛肉関税引き下げを受け入れることではないか。

安倍首相最側近の菅義偉官房長官は常々、現下の安倍政権にとってアベノミクスの推進による景気・経済の安定が最重要課題であると同時に、日米同盟関係を磐石なものにすることが絶対に不可欠だと語っている。

その意味では、オバマ大統領が国賓として来日することが確定し、一山越したと感じているに違いない。

尚、オバマ大統領には、スーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官、メデイロスNSCアジア上級部長、ダニエル・ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)らが同行する。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 軍需11社 自民党に1億円献金 三菱重工 1000万円 東芝 1400万円 日立 1400万円 武器輸出三原則解禁の裏に
金の流れあり。









http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/751.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 日本の防衛産業の大元締めになる防衛省のこの世の春  天木 直人 
日本の防衛産業の大元締めになる防衛省のこの世の春
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140405-00034258/
2014年4月5日 7時49分 天木 直人 | 外交評論家


 安倍政権が防衛装備移転三原則を決めたとたん、「待ってました」とばかり防衛省は4月3日に「防衛生産・技術基盤の強化戦略」なるものの骨子案を自民党国防部会に提示した。

 その概要を報じる4月4日の各紙を読んで私には手を取るようにわかる。

 これで防衛省は日本の軍需産業の大元締めになると。

 防衛企業への天下りポストも一気に増えるに違いないと。

 さぞかし防衛省は笑いがとまらないだろう。

 その一例をあげるとこうだ。

 たとえば日本が米国製F-35戦闘機の整備拠点となる(4月4日産経)。

 F-35を導入する国は世界で多数におよび、いまだ、未完成で開発途上にあるF35の開発や、その維持・整備の拠点となることにより、日本の防衛産業は長きにわたって恩恵を受けることになる。

 また、官民一体で武器輸出を促進するという。

 自衛隊の装備を奪い合っていた我が国の防衛企業が、これで一気に海外市場へ打って出ることになる。

 おまけに優遇税制や補助金で防衛企業を支援するという。

 おんぶにだっこだ。

 そして契約制度は競争入札ではなく随意契約や長期契約を推進するという。

 ここまで防衛省に面倒を見てもらうのだから日本の防衛企業は防衛省の言いなりだ。

 その見返りに防衛官僚の退職後の面倒を見るのはお安い事である。

 さらにご丁寧に防衛省は武器輸出を担当する専門組織を新設するという。

 国の国防政策の方針転換の裏でしっかり権限拡大、組織拡張を図るというわけだ。
 
 ここまで書けばもう十分だろう。

 武器輸出三原則の見直しは違憲だなどと国会で大論争をしている裏で防衛省は省益を拡大してこの世の春を謳歌している。

 憲法9条で守られ戦争しなくて済む。

 その一方で防衛力強化の名の下に利権を増やす。

 こんないい職場はないと思っているに違いない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/752.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 軍需産業11社が自民党に1億円の献金!(かばさわ洋平 BLOG)
軍需産業11社が自民党に1億円の献金!
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11814112139.html
April 05, 2014 かばさわ洋平 BLOG


出ました!赤旗スクープ!


軍需11社 自民党に1億円献金(赤旗4/5)



三菱重工 1000万円
東芝 1400万円
日立 1400万円


武器輸出三原則解禁の裏に金の流れあり。これが日本の大メディアは書けない。首相と喜んで会食三昧、大企業からの広告予算との兼ね合いがもあるから。


原発セールスも武器輸出も軍需産業の言いなり政治の自民党。財閥の儲け拡大の為に戦争を拡大させた歴史を繰り返してはならない!



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「安倍晋三の馬鹿を通り越して…」というお話/歴史認識とくに村山談話、河野談話をめぐって
次に申し述べるのは「安倍晋三の馬鹿を通り越して…」というお話(作:屋代 聡)。
















http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/754.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 4月5日(土) 集団的自衛権行使容認によって日本の安全は高まるという安倍首相の嘘
4月5日(土) 集団的自衛権行使容認によって日本の安全は高まるという安倍首相の嘘
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-04-05
2014-04-05 05:34 五十嵐仁の転成仁語


 権力者は大きな嘘をつきます。朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」で描かれたように、空から降ってくる焼夷弾は怖くないから逃げずに消化せよと嘘をつきました。
 アジア解放のための戦争だ、王道楽土の満州に移住すれば楽な生活ができる、戦争には勝てるなどというのも、真っ赤な嘘でした。
 最近の例では、原発事故は収束したという野田前首相、汚染水は完全にコントロールされているという安倍首相、5000万円は生活費だという猪瀬前都知事、8億円は選挙資金ではないという渡辺みんなの党代表の大嘘があります。そして、新たに集団的自衛権の行使が可能になれば、日本の安全が増すかのような嘘がつかれようとしています。

 ご用心。騙されてはなりません。
 集団的自衛権というのは、日本が攻撃されていなくても戦争に加わることを意味しています。そんなことをすれば、直ちに日本は戦争の当事者となって攻撃されるだろうということは、子どもでも分かるはずの道理ではありませんか。
 そのような道理が、「安保法制懇」にかき集められた「有識者」に分からないのでしょうか。自民党などの政治家に理解できないということは、充分、理解できることではありますが……。

 昨日の『朝日新聞』の2面に、集団的自衛権が行使容認された場合についての「3つの想定」が出ていました。いずれのケースも実際にはあり得ない荒唐無稽でリアリティに欠けた想定ですが、一応、それぞれのケースがあり得ると仮定して、コメントしておきましょう。

 ケース1がペルシャ湾での機雷除去で、「集団的自衛権の行使を認めれば、戦闘中でも日本は機雷を除去できるようになる」というわけです。しかし、戦闘中の機雷除去は極めて危険ですから湾岸戦争の時も戦闘が終了してから行われました。
 停戦後の機雷除去であれば、湾岸戦争後の機雷除去に日本も加わったように、集団的自衛権の行使容認は必要ありません。集団的自衛権が認められて戦闘中にできることになれば、このような危険な作業が要請され、それを断ることができなくなるでしょう。
 海上自衛隊は極めて危険な状況での活動を強いられ、日本ははっきりとイスラム社会の敵となって標的とされます。安全が増したとは言えず、アルジェリアでの人質殺害事件などのようなテロ行為に巻き込まれる危険性が高まるのは明らかです。

 ケース2は朝鮮半島での有事で、「自衛隊の艦艇が公海上で米軍艦艇に補給ができるようになる」し、「米艦が攻撃を受けた際には、近くの自衛艦が一緒に反撃することも可能になる」というわけです。もし、そうなったら、北朝鮮は「待ってました」とばかりに、日本にミサイルを撃ち込んで来るでしょう。
 韓国だけを攻撃して日本への攻撃を手控えた北朝鮮に、格好のミサイル攻撃の口実を与えることになる危険性が、なぜ考慮されないのでしょうか。まさに、これは攻撃されていない日本を戦争に巻き込む、とてつもなく危険な道ではないでしょうか。
 「もし朝鮮半島で戦争が起きた時、……自衛隊が出口の見えない地上戦に参戦する可能性」があるというのも、戦争への道にほかなりません。今の日韓関係からして、自衛隊の陸上部隊の派兵を韓国政府が求めるかどうかは分かりませんが、そこまで戦況が悪化した時には、すでに日本も標的とされ戦場になっているでしょうから……。

 ケース3は南シナ海で中国と東南アジア諸国との緊張が高まった場合です。集団的自衛権の対象国が、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドなどに拡大する可能性があるというわけです。ASEAN諸国が現在の対外政策を採る限り、中国との間でことを構えるという想定は荒唐無稽です。
 そうなったとしても、集団的自衛権の行使容認によって日本は何ができるのでしょうか。中国と東南アジア諸国間との紛争に、軍事的に介入するのでしょうか。
 もし、そのようなことをしたら、日本の未来はありません。南シナ海での紛争があったとしても、そこから距離を置いて中国との関係を悪化させたり緊張関係を高めたりすることは可能な限り避けるべきで、そのためには集団的自衛権の行使容認も、その対象範囲を広げることも厳に慎まなければなりません。

 この最後の中国との関係についても、昨日の『朝日新聞』に興味深いインタビュー記事が掲載されていました。これについては、明日のブログで紹介することにしましょう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK163] そこに至る歴史的背景を教えずに、「固有の領土」という言葉だけを刷り込もうってのは、洗脳教育みたいなもんです。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-5cec.html
2014年4月 5日 くろねこの短語


 ヤンキースの田中マー君が初登板。1回の表にヤンキースが2点を先取して、幸先のいいスタート。快刀乱麻のピッチングを期待したい、花散らしの雨もあがった快晴の土曜の朝である。

 快晴どころか暗雲垂れ込めてきたのが、日本の教育だ。レレレのシンゾーの「昔の日本を取り戻す」ための教育改革のおかげで、教育現場への政治介入が露骨になってきているけど、教科書にもそれは反映されているようだ。竹島、尖閣諸島を「固有の領土」と明記した小学校の教科書が登場したそうで、いわば小学校の時から刷り込みしておこうっていう魂胆です。

・小学教科書検定:竹島・尖閣「固有の領土」政府見解色濃く
 http://mainichi.jp/select/news/20140404k0000e040235000c.html

 領土という概念はけっこう難しいもので、その歴史的背景から学ばないと、本当に理解したことにはならないんだね。たとえば、沖縄なんかその典型で、いまでこそ日本の領土ってことになってるけど、その歴史を振り返れば、薩摩藩による琉球処分や明治政府の圧力で強引に日本に編入されちゃったってのが真実なんですね。つまり、沖縄は「固有の領土」とは言い難い。

 竹島、尖閣諸島にだって、それぞれの歴史ってのがあるんだから、「固有の領土」って言うなら、そこをちゃんと精査したうえで学習することが、歴史のお勉強というものです。その歴史的背景に触れることなく、、単純に「固有の領土」って表記するだけってのは、これはもう洗脳みたいなもんです。たとえば、いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府、なんてゴロ合わせで年表覚えることが歴史の勉強ではないわけで、武家社会の台頭という鎌倉幕府の意味を理解しないといかんのですね。って、つい青臭いこと言っちまいました。

 その昔は、家永教科書裁判のように、教科書検定そのものが憲法違反じゃないのかという問題提起があったんだが、いまや検定どころか、教科書の内容に積極的に時の権力の意向が反映される時代になっちまったということです。そのうち、「聖戦」なんて言葉が、近現代史の教科書に載る時代がやってくるかも。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/756.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「「お腹が痛かった」が国会の定番だったが、「打撲」とは:三宅雪子氏」(晴耕雨読)
「「お腹が痛かった」が国会の定番だったが、「打撲」とは:三宅雪子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13841.html
2014/4/5 晴耕雨読


https://twitter.com/miyake_yukiko35

私は今の時代に小沢代表必要だと思っているし、国民が求めている(だろう)リベラル政党として「生活の党」の存在意義はあると思っている。

だからこそ党に留まり、私なりの努力を続けている。

今はネットの組織化。

イ―サポーターズに力を入れている。

その意味さえ理解できないようなら党に未練はない。

小沢さん小沢さんと言うだけでなく、小沢代表の誤解を解き、その考えを周知させる努力をしていかなければいけない。

自分のこともさることながら、仲間を盛りたてていくこともしていかないといけない。

2回の選挙の問題点に向き合い、その解決をし、新しいことをやっていかなければいけない。

> 生活の党の議員や前議員、執行部などの諸賢は、小沢代表の冤罪の事実を広く周知徹底させて、彼の思想の正しさとかけがえの無さを訴え続けなければならない。しかし全くそのような組織的な動きが有った試しがない。(略)

そのように見える点は反省すべきと思います。

> 中村てつじ氏【生活の党】「小沢一郎は政治的資源。彼は利権じゃない。考えてみてください。自分の伴侶が理由もないのに 毎日、毎日、マスコミに叩かれているのに普通の精神状態で居られる人はどれだけ居るでしょうか? 自分の事だけ考えるなら政治家なんか続けないしそのお金を使って対処する。」

> 同意。小沢一郎が憲法もよく勉強し、政治家としてたいへん有能であることは話を聞いただけでわかるが、なぜこの国ではそういう本物が力をふるえず、憲法を読んだこともないような者が政治家になったり、首相になったりして、権力をふるえるのか。野蛮な国だ。

本日(4月4日)の衆議院本会議は13時から開かれます。 http://t.co/elBijnglPP

〜自民党と公明党の作業チームはきのう、新しいエネルギー基本計画の政府案を了承しました〜(テレビ東京)http://t.co/eJ78HZ1MjH

原発については「重要なベースロード電源」と位置付け。

11日にも閣議決定!

〜原子力2協定が衆院通過へ=民主・維新から造反か〜http://t.co/l8dQHANymK

ややこしいのだが、賛成の民主党から反対の造反が、反対の維新から賛成の造反(石原慎太郎共同代表)が出るのではないかと見られている。

本会議は13時から。

落選議員が個人献金(カンパ)だけで活動するのは、現在は不可能。

毎月、 赤字で胃が痛い。

生活の党は、比例区支部長には支給しない「ルール」があるため、皆さまのご支援におすがりする日々。

そのためには、活動も可視化して報告もしっかりしなければいけない。

よし、頑張って見返してやる!(笑)

私の夢の一つが、日本で個人献金文化が根付いて、政治家が既得権益や利権誘導と無縁に活動していかれるようになること。

見返してやるは、小沢代表やK事務総長に倍返ししようとか、そういうことではありません。

念のため(笑)しかし、その前に(根付く前に)力尽きそうで、悔しい。

頑張らないと。

3月28日に募集開始したYUKIKO e-Supporters昨日(4月3日)までで約300名のご登録頂きました。

有難うございます。

第一目標まで700名!

本日簡単なメールニュース第2号を配信致します。

次のメールニュースでは、新しいプロジェクトについて一足早くお知らせ致します。

岩手行きの予定がだんだん立ってきた。

一番希望していた障害をお持ちの方の施設の視察が決まってきたので、そこから石巻方面へ。

施設の見学はご迷惑にならないように最大限気をつけて短い時間でと思っている。

13、14日の予定。

お財布と相談だが、毎月一回はこれから全国を回りたい。

>三宅雪子を支える会 三宅雪子初の執筆本『福祉と私』2012年11月出版! 福祉と私?「支えあう社会」を国政の場から?2009年の総選挙で初当選、福祉や社会保障問題への考え方や取り組み、高齢者問題、自殺者問題など、自身の考えをわかりやすく語る。http://t.co/vfe7hMCh6K

〜石原共同代表「打撲」で欠席 原子力協定の衆院採決 維新、処分は見送り〜http://t.co/TiQlnlnvIE

「お腹が痛かった」が国会の定番だったが、「打撲」とは。

> 国家戦略特区で最低賃金が崩壊する可能性:養父市の特区の提案は、シルバー人材センターという最低賃金法の対象外の仕組みを活用。短時間、臨時という規制をはずし、シルバーの仕組みで雇えば高齢者は最賃以下で働くことに。養父で効果あれば→全国展開→社団法人でなく人材派遣会社で→高齢者以外も?

有難うございます!@j5mgiokflypwsui 号外 Vol.006:デートDV・ 小沢一郎代表とのエピソード 小沢さんのエピソードは毎回、めちゃめちゃ 面白いです(笑) あと、三宅さんがご主人にDVしているかはともかく(以下略)

〜福島原発事故「深い反省」削除 エネルギー基本計画の序文〜http://t.co/nnWWt7XWA6

 削除したのは、『「政府および原子力事業者は、いわゆる『安全神話』に陥り」や、過酷事故に対する「深い反省を一時たりとも放念してはならない」などの文言』そこが大事なところでしょう。

不動産会社から連絡。

3月に振り込んだ事務所家賃の消費税が3%足りないと言う。

そうか、振り込みは3月でも、家賃は4月分だからか。

こればかりは駆け込み、とはいかなかった。

ひしひしと3%増税を感じる日々。

そうなんですよね。

日本人が無駄にしている食材を見直すだけでもだいぶ倹約に。

しかし、中小食品メーカーのことを考えると倹約も胸が痛みます。

@bilderberg54 これまで食材もかなり期限切れなどで無駄にしてきたなあと贖罪の意識で、増税後の倹約にとりくむ。

〜NHK籾井会長、番組で謝罪・説明へ 一連の発言巡り〜http://t.co/f7Gd6ruBsG

『僕は生放送には耐えられないでしょう』『(生放送に耐えられる)スキルを持ちたいが正直言って無理かなと』ずいぶん自虐的。

だったら、ならなきゃよかったのにと思ってしまう。

> 原子力協定、今国会承認へ トルコとUAEへ輸出可能に http://bit.ly/1fDWHXV> 民主党にはつくづくがっかりだ。 トルコ・UAEとの原子力協定で賛成にまわるとは…。野党として徹底的に戦い、存在意義を示すべき重要な局面なのに、カッコ悪いにもほどがある。与党時代の矛盾をひきずっているのか。 多くの反骨の議員が節目節目で党を離れて行ったあげくの果ての自民化か。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/757.html

記事 [政治・選挙・NHK163] M8.2南米チリ沖地震と日本の将来
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700/view/20140405/1396663417
M8.2南米チリ沖地震と日本の将来

 M8.2のチリ沖地震が現地であまり被害を出していないが、このことが首都直下地震とか、東南海地震などの脅威を甘く見せていないだろうか。M8.2のチリ沖地震は、主要都市であるイキケから約80キロも離れていた。福島第一原発から福島市までが約60キロであり、80キロは猪苗代湖や茨城県の高萩市ぐらいまでの距離だ。東京駅を中心にして半径80キロの円を描くと、神奈川県小田原市や埼玉県熊谷市はその円内に入ってしまう。

 翻って、既に150年以上起こっていない東海地震はその震源域の大部分が陸域であり、震源域のど真ん中に浜岡原発が建設されている。東南海地震も南海地震も正確な震源域は特定できていず、かなり広い範囲が想定震源域とされていて、その一部は陸域にかかる。仮に震源を志摩半島に置くと、半径80キロ範囲に三重県の四日市市、愛知県の岡崎市なども入ってしまう。

 つまり、日本においては海溝型の地震が直下型地震として起こってしまうわけであり、その典型が東海地震だということだ。直下型地震の影響、特に巨大建築物に対する影響はほとんど解明されていない。理由は実際に大きな直下型地震が巨大建築物を直撃した例がないからだ。

 高層ビルや原発に対して、M7を超える直下型地震がどのような影響を与えるか、はっきり言って全く解明されていない。特に、阪神大震災の時に、鉄筋コンクリート造りの建造物に多く観察されたという衝撃的な上下動について、その対策が、多分故意に忌避されている。

 衝撃的な上下動という言葉で表されている影響は多分二つの意味があるようだ。一つは、普通に経験する上下方向の揺れと同じような揺れが短周期、高周波で起こること。もう一つは、今までほとんど研究対象になっていなかった波動としてのものだ。波動として衝撃的な上下動とは、ある意味レーザー光線と似ていると思う。エネルギーが集中することによって対象物を破壊するということだ。高周波の揺れが物体を伝わり、その揺れがどこかに集中すると、あたかも太陽光を凸レンズで集めたのと同じように、その部分にエネルギーが集中し物体が粉々に壊れてしまう。

 この被害の典型が兵庫県の西宮市立西宮高校特別教室棟A棟の被害だ。固い地盤と軟らかい地盤にまたがって建設されていたこの校舎の固い地盤の上の一階柱だけが粉々に粉砕され、硬い地盤の上にあった一階の教室だけがぺしゃんこに潰されている。この被害について、横揺れが主な原因だったとする論文が関西大学の専門家によって書かれているが、その論理は明らかに無理がある。簡単に言えば基礎鉄骨がどのように破断したのかが示されていない。そもそも座屈した硬い地盤の上の校舎部分と座屈しなかった軟らかい校舎部分とをつなぐ3スパン目は当然斜めにコンクリート自体が破壊され、硬い地盤の上の一階部分はぺしゃんこに破壊されているが、これら以外の校舎部分の窓ガラスは全く割れがなかった様子だ。また、校舎三階にある職員室の机の配置やその机上の書類などもほとんど動いた形跡がない。更に、座屈してぺしゃんこになった家庭科室に置いてあった長机なども揺れで動いた形跡がない。

 上のような被害状況に対し、衝撃的な慣性力による被害ではと言う推測がされることがある様子だ。しかし、工事途中で単に地面に打っただけの杭の上端付近で水平方向に亀裂が走るという被害が複数観察されている。これは、杭の上端で波動が反射し、その波動と杭の下部から伝わってきた波動とが共鳴した結果、その共鳴部分でコンクリートが破壊されたという説明がされている。

 阪神大震災では高層アパートで主要鉄骨が破断した例も観察されている。つまり、2種類の衝撃的な地震波の複合被害があったはずだが、そういった被害について無視してしまっているのが日本の現状なのだ。

 直下型と言う意味では首都直下地震も同じであり、衝撃的な揺れによる被害が出るはずだが、多分、ほとんど考慮されていない。NHKは放送センターの建て替えを言い出していて、その意味は直下型地震対策だと思われるが、数年の内、遅くとも2020年ぐらいまでには起こるとされる大地震に対して間に合うのか疑問だ。つまり、建て替え工事をしている最中に大地震が起こってしまい、仮住まいをしていた耐震性のあまりないビルが被害を受けることになりかねない。

 政府関係の機能の一部だけでも地方へ分散するべきではないだろうか。首都圏に生活している人たちは、不動産があり、子供の教育環境があり、生活の利便性がありと、地方への移動に抵抗があると思う。しかし、現状の首都直下型地震の被害見積もりはどう考えてもあまりに過小だ。

 日本人は損切が苦手だとも思う。太平洋戦争末期になっても指導層は竹やりでの徹底抗戦が出来ると本気で思っていた様子だ。しかし、同時に、戦後の高度成長に見れるように、きちんと目標が設定されれば一致団結して動くこともできる。

 エネルギー自立に向けてもっと地熱に目を向けたらどうだろうか。そして、地震に対する脆弱性が克服されていない原発を一刻も早く廃炉にして、直下型地震が迫っている首都の様々な機能を、地方のエネルギー自立ができる地域へ移転するべきではないだろうか。

なお、1964年の新潟地震で地盤の液状化被害が初めて確認されたとされているが、1923年の関東大震災や1944年の昭和東南海地震などで液状化被害が観察されていたはずだ。アメリカでは1920年には液状化という現象が確認されていて、論文も書かれている。更に2007年の中越沖地震では震源域から20キロ程度離れていた柏崎刈羽原発の敷地内で1m以上の地盤沈下が観察されている。1964年の新潟地震では鉄筋コンクリート4階建ての建造物が窓ガラスも割れないまま地面へ沈み込み斜めに倒れるという被害があり、液状化を認めざるを得なかったが、それにもかかわらず、その何年も後で工事にかかった柏崎刈羽原発の敷地でも液状化対策は満足にされていなかった。

2014年04月05日10時55分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:45617
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/758.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 維新、結いの党と統一会派結成へ 合併視野に月内にも(朝日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000010-asahi-pol
朝日新聞デジタル 4月5日(土)7時7分配信


 日本維新の会は、結いの党と月内にも参院で統一会派を組む方針を固めた。5日の執行役員会で正式に決める。さらに、6月22日が会期末の今国会中に結いとの合併を視野に連携を強め、「野党再編」に向けた活動を活発化させる。

 複数の維新幹部によると、結いとの連携に積極的な橋下徹共同代表が「党大会で決めた野党再編に向けて、本格的に動くべきだ」と指示。急きょ、統一会派問題を5日に都内で開く執行役員会の議題に据えた。執行役員会では、参院で先行して会派を合流させたうえで、両党間で合併協議を進めることを提案する。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/759.html

記事 [政治・選挙・NHK163] <教科書問題>竹島は韓国領、尖閣は中国領と投稿を続ける国籍不明の人間たち。
共産主義シンパの部落研究者の大学教授が、竹島まで行って「竹島は韓国」だと叫んだり、日教組あがりの日本社会教科書副教材編集委員が韓国まで行って「安重根の伊藤暗殺は正しい。そう思う日本人増えてます」と講演したり。

部落出身の大江健三郎や活動家あがりの小出裕章のように堂々と朝鮮シンパを主張する人間が増えてきているようだ。

某掲示板でも竹島は韓国、尖閣は中国、日本人は鬼畜と投稿を続ける人間がいて、反論する人間を「政府工作員」「統一協会」と認定する。

「国籍不明」の方々が日本の教科書を批判しているんだが、韓国、北朝鮮、中国の教科書にはホントのことが書いてありますか?

日本批判の投稿を繰り返すのは、野間さん(しばき隊)や崔勝久さん(のりこえねっと・日本基督教団)のお仲間の面々でしょうか?

★李承晩ラインを知らない国籍不明の左翼

日本がアメリカに負けると、朝鮮は突然、独立、戦勝国を主張。火事場泥棒的に「李承晩ライン」を設定。竹島に軍事侵攻し、多数の漁民を抑留した。


★対馬は韓国?世宗より成宗に至る6代の国王に仕えた申叔舟って韓国の売国奴(親日派)?

韓国では、対馬は韓国領だと主張しているようだが、世宗より成宗に至る6代の国王に仕えた申叔舟によれば、日本国対馬とある。
申叔舟って韓国の売国奴(親日派)?

(「日本国対馬島之図」(海東諸国紀)・・・
http://bunzo.jp/photos/067kanseki/tsushima3_l.jpg


★日本に攻め込み、多くの日本人を虐殺した高麗

元(蒙古)の力を借りて、日本に攻め込み、多くの日本人を虐殺したことは、ベトナムでの残虐行為と同じで忘れたのだろうか?
千年経っていませんよ。


★ウリナリ半万年の歴史
君桓雄を学校で教え、5000年の歴史があると主張する韓国。
北倭記には金・朴・昔は沖縄から九州を経由して北上したとあるのを知らないのか?
ウリジナルの元祖「鹿島昇」も新羅三氏(金・朴・昔)は沖縄出身だと明言してますよ。

イ・ヨンフン教授は、昔は誰ひとり民族の聖地白頭山のことなど知らなかったと講義されてます。


★「毛沢東は悪政で8千万人の人民を虐殺し、毛沢東に指導された紅衛兵は殺した人間の肉を奪い合って食らった」

中国の教科書には本当のことが書いてありますか?
国籍不明の方たちは、石平さんの本を読んだことありますか?

<参考リンク>

■沖縄タイムスに「逮捕されても影響がない65〜75歳」募る平和団体の記事が掲載!!!テロを呼びかけるのりこえねっと共同代表
http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/111.html


■日中韓で異なり過ぎる歴史観 韓国はファンタジー 中国はプロパガンダ(ZAKZAK政治)
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/354.html


■【韓国】教科書検定 「安倍は約束に反した」 「竹島を日本固有などとんでもない!」
http://blog.livedoor.jp/abenomikususokuhou/archives/4908761.html


■日本人教師が韓国で売国授業「安重根の伊藤暗殺は正しい。そう思う日本人増えてます」日本社会教科書副教材編集委員・鈴木ヒトシ
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/533.html


■<教科書問題>「毛沢東は8千万人の人民を虐殺し、毛沢東に指導された紅衛兵は殺した人間の肉を奪い合って食らった」
http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/536.html


■【韓国】対馬は韓国領。独島(竹島)が国際紛争地域になるなら対馬も国際紛争地域に
http://blog.livedoor.jp/societynews/archives/4198753.html


■対馬は昔から韓国の領土、日本の1000年侵奪史を忘れるべきでない(中央日報)
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/172.html


■韓国の教科書から
http://www5.plala.or.jp/hanguk/textjp.htm


■大江健三郎ら日本の知識人800人「独島は韓国の領土(ログ速)
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/751.html


■<正しい歴史認識>元寇は何年前?漢字が読めない朴大統領「被害者の立場、千年不変」と主張 
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/188.html


■秘録・日韓1兆円資金(小倉 和夫) 1兆円を日本からむしり取った韓国の交渉は、いかに傲岸不遜で、かつ貪欲だったか!?
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/656.html


■「独島は韓国領土」と宣言し、太極旗を掲げた自称日本人学者は歴史知らずの『穢多・非人』の研究家
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/278.html


■反日左翼の皆さんは、「自称従軍慰安婦」黄錦周さんのことをどう評価するんですか?
http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/476.html


■江戸時代の識字率が世界一とか、根拠が有るのですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153271301


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/760.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 赤旗の勧誘 市庁舎内禁止 鎌倉市「職務の中立性」重視(産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000110-san-pol
産経新聞 4月5日(土)7時55分配信


 神奈川県鎌倉市で共産党市議らが、同党機関紙「しんぶん赤旗」を市庁舎内で勧誘・配布・集金していることに対し、市が平成26年度から、「職務の中立性」を理由に執務室内での政党機関紙をはじめとした物品に絡む勧誘などの行為を禁止したことが4日、分かった。赤旗をめぐる同様行為は全国の自治体で慣例化しているとみられるが、禁止に踏み切るのは異例。

 関係者によると、同市庁舎内では共産市議らが係長級以上の職員に赤旗の購読を勧誘する状況が30年以上継続。

 同市職員の労働組合は共産系労組の自治労連に加盟しており、約500部が配布されていたという。

 この問題をめぐっては昨年、同市議会で自民党市議が「(共産市議が)機関紙を購読するよう市職員に求めるのは、心理的強制に当たるのではないか」と指摘。これに対し、松尾崇市長が「禁止をしていくということで検討する」と答弁していた。

 同市は25年度まで、市庁舎管理規定に基づき、「公務の円滑かつ適正な執行が確保されること」を条件に赤旗を含む政党機関紙の配布については事実上、容認していた。

 しかし、市は今年度から「執務室での物品の販売」を禁止する新たな基準を追加。これにより、庁舎内での政党機関紙の販売は事実上不可能となった。保険勧誘や飲食物の販売なども制限される。

 共産党県委員会は「正当な政治活動との認識は変わらないが、決まったことには従う」と話している。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 安倍首相が消費税視察 「三越に庶民はいないよ」(田中龍作ジャーナル)
安倍首相が消費税視察 「三越に庶民はいないよ」
http://tanakaryusaku.jp/2014/04/0009064
2014年4月5日 11:57 田中龍作ジャーナル



「安倍首相の買い物は中止になった」。官邸筋から深夜、ディスインフォメーションが流布された。混乱を避けるため警戒は厳重だった。=5日午前10時頃、日本橋三越 写真:山田旬=


 国民の家計を直撃する消費税増税。庶民の暮らしとは全く縁のない安倍ボンボンがけさ、日本橋三越を視察に訪れた。


 紫のセーターに白のスラックス。プライベートを装ったボンボンは午前10時の開店とほぼ同時に名門百貨店に到着し、従業員口から店内に入った。


 「総理、きょうは何を買いますか?」と筆者が問うと「これから決めます」と答えた。


 デパートでまともに買い物をしたことがない筆者には及びもつかない答えだった。「デパ地下」、それも午後7時過ぎの在庫一掃セール以外知らないのだ。


 ツイッター上では「三越に庶民は居ないよ」「コンビニでカップラーメンを買って食ってみろ!」、果ては「毎晩のように会食しているマスコミの記者を大勢引き連れて開店と同時に正面から入れば良いではないか」という否定的な意見が飛び交った。



物価が上がったことの意味がこの人に分かるのだろうか。=写真:山田旬=


 さすがは浮世離れしたボンボンだ。一回の買い物で消費税増税の影響なんて分かるはずがない。数十円から数百円が乗せられているくらいだ。一ヵ月を通した時に恐ろしいほど出費が増えているのだ。


 三越店内は記者クラブの代表取材(スチール1社、ムービー1社)に限られていたため、筆者はボンボンが何を買ったのか見届けることができなかった。


 「安倍首相の買い物は中止になった」――官邸筋から昨日深夜、ディスインフォメーションが流布された。3月21日、首相がフジテレビの「笑っていいとも」に出演した際、新宿のアルタスタジオ周辺には抗議の人々が押しかけ大騒動となった。この混乱を避けるための情報操作だった。


 視察がパフォーマンスに過ぎないことは誰の目にも明らかである。


 消費税に苦しむ庶民の生活を知りたければ、下町のスーパーや戸越銀座を視察した方がよいのではないだろうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 国民投票という詐欺から日本を救え<大阪の陣>
国民投票という詐欺から日本を救え<大阪の陣>

国民投票という詐欺から日本を救うために

大阪市長選挙に異議申し立てをしていただきたい。

つまり、前回衆院選、参院選、都知事選、大阪市長選挙と

同じシステムが使われているため、以前の資料を提出してもいいのである。

たぶん、都知事選のあの48%のグラフや、野田の千葉でのグラフなども

提出したり、無効票、白票が、機械化の前から10倍以上にはねあがっていることを

示せば、説得力がある。白票というのは、票数の帳尻あわせのために

期日前投票箱にいれられている可能性が高い。つまりできるだけ代筆をして

足りなくなったら

あとは白票をいれることで、実際の票数と帳尻を合わせているのではないかと思われる。

そして趣旨は、憲法第31条の「適正な手続き保障」

がなされていない選挙であるため無効であるという

ことだ。つまりブラックボックスで不正ばかりやっているのだから

きちんと手続きがオープンにされておらず、ブラックボックス化しているものは

選挙無効なのである。なぜかというと過去にさんざんそういう場合は

権力者は必ず選挙不正を行ったからだ。だからその反省のもと

で憲法は、「適正な手続き」がなければそれは無効だと

定めているのである。

実は、袴田事件も不正選挙も、同じ構造、つまり憲法第31条の

適正な手続き保障が存在していないから

引き起こされるのである。


異議申し立ては無料である。

職権で調査してもらえる。

http://xfs.jp/ix2Ezn
→一部訂正をした。こちらからダウンロードしていただきたい。
大阪市選挙委員会に
明日日曜日中必着で提出する。

選管に聞いた人がいるが
月曜日必着でもOKだという見解を聞いているから
最悪でも月曜日深夜12時までに必着である。

ちなみに東京都にもすでに異議を提出をしている人がいるが
きちんと選管は対応をはじめているらしい。

<憲法第31条「適正手続き保障」違反の大阪市長選挙は無効である


国民投票というインチキを防止するために大阪市長選挙異議を提出してほしい

国民投票は今までの不正選挙と全く同じ体制で行われる。したがって

大阪市長選挙の異議を投開票日から14日以内に提出してほしい。
必着である。

onoderakouichi@●yahoo.co.jp

黒丸をとって間をつめてメール願います。

大阪市長選挙でおかしいと思う点があればなんでも教えていただきたい。

つまり、

どうしてもしかたない場合は4月5日

土曜日必着

ぎりぎりで4月6日の

日曜日がラスト必着である。

(ただ、異議提出のために
大阪市選管に問い合わせた人がいるが
選管は4月7日月曜日中ならOKと
回答しているらしい)この場合、起算方法が一日ずれているのだろう。
(投開票日その当日から14日以内とするか
投開票日の翌日から14日以内にするかで公職選挙法では解釈が分かれている部分があるためだと思う)

詳しくはぎょうせい出版の公職選挙法逐条解説を読んでほしい、

つまり14日以内に異議を提出して

回答がくる。

その回答に対して審査申し立てを21日以内にする

それが満足のいくものでなければ

裁判に提訴する。

大阪高裁である。

そしてその

あと最高裁に行く。


http://xfs.jp/SwH7HW
→ダウンロード

http://www.city.osaka.lg.jp/senkyo/

大阪市役所(本庁内) 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号
大阪市選挙管理委員会御中

郵送で提出をお願いしたい。

お金は無料です。

ただ、どんな形でも14日以内に必着で提出しないと認めないと思います。

そしてこれのいいところは
職権を使って調査してもらえるので
動く可能性があります。

大阪市民である証明を提出しないといけないかもしれませんが
事後的でも大丈夫だと思います。


<異議申立て>
平成26年4月4日
大阪市選挙管理委員会殿

異議申立人
年齢
住所


以下、異議申立て書を提出する。これは投開票日から14日以内に異議を申し立てるものである。

<異議申し立ての趣旨>

平成26年3月23日執行の大阪市長選挙は、無効である。

<異議申し立ての原因>

 異議 の 原 因

<1> 平成26年3月23日執行の大阪市長選挙は、無効である。

において、当該選挙の選挙結果無効を求めるものである。 (以下、無効を求める選挙を、当該選挙と表記する。)

<2> 平成26年3月23日執行の大阪市長選挙は、無効である。

その主たる理由は、機械とPCを使ったブラックボックスによって

選挙 結果を決めており、前回衆院選、参院選、都知事選などで

不正な手続きで行われたとされる証拠が全国で多数みられたことから

同じ体制で行われた大阪市長選挙についても

適正な手続き保障を欠いた選挙であるからである。

したがって憲法第31条に

違反しているため無効である。

大量の無効票が出ているが、ほかの選挙の例でいえば

期日前投票箱のすりかえなどが行われた形跡があったことと

票数合わせのために白票がいれられた形跡のある事例が多数あったことから

この大阪市長選挙において 

期日前投票箱のすり替

セキュリテイの無い点

大量の無効票の検証

など検証すべきである。

憲法は「主権は国民に存する」、

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者

を通じて行動し」と定めている。

憲法前文、第1段落、第1文の「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」、

「ここに主権が国民に存することを宣言し、」の定めの各条項に違反し、違憲無効である。

平成26年3月23日執行の大阪市長選挙の当該選挙は、

適正な手続きを欠いているところから、憲法前文「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」

の「正当に選挙された」に違反する。

憲法第31条の立法の趣旨にも違反している。

平成26年3月23日執行の大阪市長選挙の当該選挙は、

憲法第13条「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については、

公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」に違反する。

憲法第12条「この憲法が国民に保障する自由および権利は、国民の不断の努力によって、

これを保持しなければならない」に違反する。

 憲法第97条「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、

人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、

現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」に違反する。

 憲法第98条「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、

命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」に違反する。

 憲法第99条「天皇又は、摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を、尊重し擁護する義務を負ふ」

に違反する。

<法令>
公職選挙法
(この法律の目的)

第一条

この法律は、日本国憲法 の精神に則り、衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長を公選する選挙制度を確立し、

その選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且つ適正に行われることを確保し、

もつて民主政治の健全な発達を期することを目的とする。

平成26年3月23日執行の大阪市長選挙は、「日本国憲法の精神に則り」に違反する。

適正な手続きも保障されておらず、

憲法前文および憲法第31条違反に該当する。

期日前投票箱のセキュリティーも全く確立されておらず、

中身のすり替えが行われたと思われる証拠が多数開票立会人が目撃したが、

それをなんら不正チェックせずに、盲目的に良しとしているのが選挙管理委員会の実態である。

そして開票の過程で選挙管理委員会の全く正誤をチェックしていない

バーコード部分などのPC集計があるがそこの部分は完全に民間企業に丸投げをしている。

そのため選挙管理会は選挙そのものを「公明かつ適正に行われることを確保」していないため選挙管理会は、

公職選挙法の目的の条文そのものに違反している。

そして数多くの不正の証拠(同一の人物が書いたと思われる票が多数出てきたこと等)についても、

もしやましいところがなければ選管は開票立会人の意見を聞いて

なぜそういうことがおきたのかを率先解明し国民の選挙に対する信頼を維持することが社会的にも期待されている、


しかし実態は、不正を指摘する 開票立会人を、不正の証拠写真の撮影をこばみ、大声で恫喝した例が多数見られた。

「票が同一人物と見られる不正の写真を撮ろうとする開票立会人などの行動に対して

「開票の秩序を乱す」として不正の証拠を隠ぺいするのであれば、

まったく「公明かつ適正に行われることを確保していない」行動であることは明らかである。

しかも票は記名式ではない。投票の秘密には関係ないことは明らかである。


それは不正を暴かない行動をとっていることに等しい。

もし「公明かつ適正に行われることを確保する」のであれば、

率先して調査明らかにして嫌疑をはらせばいいが、頑強に、選管は、不正選挙の証拠写真の撮影を拒み、

バーコードが本当に候補者と合っているのかの検証をこばみ、

民間企業に丸投げをして、結果を何の検証もせずに受け入れているのである。

これでは国民の信頼のない選挙となることは間違いない。

(このことは、選挙の結果に対しての国民からの「厳粛な信託」などありえないため日本国憲法の前文に違反しているものである。)

<事案の概要>

  まず、第一に平成26年3月23日執行の大阪市長選挙は

選挙の過程が全く公明正大ではないため、憲法第31条適正手続きの保証の

立法趣旨および憲法前文にも違反している。

そして憲法第31条に定める適正手続きの保障にも違反しているため、本選挙は違憲無効である。


これだけ、セキュリティーの全くない体制をとり、中身が交換可能な期日前投票箱のあり方も含めて

、開票時に数多くの同一の人物が書いたと思われる票が開票立会人から発見されて、多くの開票立会人が、

不正選挙の証拠を撮影したが、

開票責任者は、不正があっても、それをよく調べもせずにやりすごしてしまっている例が多数出ている

(以下の事例は前回衆院選、参院選、都知事選など同一のシステムで選挙を行ったときに共通するものである)

1 多数の選挙区で、期日前投票箱の中身のすり替えがあったと思われる事例が出た。

多数の選挙区において、開票立会人が、開票時に同一の人物が書いたと思われる、同じ字体、同じ「くせ」をもつ票を多数発見している。
つまりどこかで票が入れ替えられていると思われる事例が多数出ている。

これは期日前投票箱のセキュリティーが実質無い状態からくるため、

簡単に中身や箱自体を取り替えることが可能であることから、選管の「善意管理注意義務」がなされていないところからくる。

これはそれだけで憲法第31条に定める「適正手続きの違反」に該当する。

事例2 
また、票を束ねて、
500票ごとにまとめてバーコードを付与するが、

これは、前回衆院選でもこのバーコード部分が、

異なった候補者のものがつけられていたとの目撃があった。

そして、このバーコードが違っていてまったく数えなおしをした実例が、国分寺選挙管理委員会で第46回衆院選にて起こった。

このバーコード部分が、実際の立候補者と違うものであるか合致しているのかは、実質誰もチェックしておらず、民間企業に丸投げになっている。

もし、やましいところがなければこの500票のバーコードと実際の票が合致しているのかはすぐに調査できるはずであるが、

前回衆院選のとき、選挙管理委員会は頑強にそれを拒否していた。投票の秘密にも該当しない。

これは憲法第31条に定める「適正手続きの違反」に該当するものである。

本件の理由を以下に述べる。

<理由>
1平成26年3月23日執行の大阪市長選挙の当該選挙は、適正な手続きを保障した憲法第31条違反である。

2  平成26年3月23日執行の大阪市長選挙の当該選挙は、国民主権を定めた憲法前文、および憲法第11条、第
13条に違反する。

3 当該選挙は、憲法第98条および第99条に違反する。

4選管がまったく管理も確認もしていない500票のバーコードとバーコードリーダー

がPCソフトで読み取った数が実数と一致しているのかどうかを調べることは投票の秘密をおかさないので正当な確認行為としてなされなければならないものである。

選管も開票立会人も不在のままで機械によって無効票とされたものを多数、再確認もせずにそのまま無効票としている。

以下理由について述べる。

当該選挙は、適正な手続きを保障した憲法第31条違反である。

<選挙において適正な手続きが保障されるべきであることを指摘している憲法学者の著作からの引用>

我が国の憲法学をリードしてきた憲法学者伊藤正己元最高裁判事の憲法入門「第四版」(有斐閣双書)64ページ「選挙」の章にはこう書いてある。

「選挙法を議会が制定するのは、犯罪人に刑法をつくらせるようなものであると評される。

これは選挙法がその性質上、党派的な考慮によって左右され、公正な選挙法は、 

   通常の立法手続きでは望みにくいことを表している。衆議院議員の定数配分規定が最高裁判所によって違法と判断されたにもかかわらず選挙権の平等の要求がなかなかみたされないのはその例証であろう。」(中略)

【選挙の意味】(65ページ)

国民は主権者であるが、すでにのべたように直接に国民の意思で国政を決定できる範囲は狭く

、憲法は、国民が代表者を選定して間接に国政に関与するという間接民主制を原則としている。

国民がこの選定に参与するための制度が選挙である。近代諸国家において、選挙こそは主権者である

国民の政治参加の最も普通の方法であり、

それだけに選挙が公正に行われることは国民主権の核心であるといわねばならない。


選挙において定められた代表が正しく国民の意思をあらわしていないときには国民主権そのものがゆがめられることになる。

特に「国権の最高機関」である国会の構成員を選ぶ選挙は、最も重要な意味をもつものである。

(以上 引用)

この元最高裁判事の伊藤正己氏の指摘通り、

・選挙法およびその手法については、党派党略によって左右される恐れが高いこと。

・選挙は、公正に行われることが国民主権の核心であること。

ここから「選挙における適正な手続きは保障されるべきである」と言える。

このことは憲法第31条の立法の目的 趣旨にあると解される。

日本国憲法 第三十一条条文

「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」

<憲法第31条の解釈について>

元最高裁判事であり憲法学をリードしてきた憲法学者の伊藤正己氏の書いた

「憲法」伊藤正己著 第三版 弘文堂(329ページ)に以下の記述がある。(この箇所は憲法第31条について述べたものである。)

「手続き的保障の意義」

以下にみるように、憲法は、とくに人身の自由にかかわる手続きについて詳しい規定をおいている。

それは国家が勝手気ままに自由を制限することを防止するためには、

制限の手続きをあらかじめはっきり定めておく必要があるという、歴史的体験から得られた考え方による。

アメリカの偉大な法律家の一人、フランクファーターは、

「人間の自由の歴史は、その多くが手続き的保障の遵守の歴史である」と語ったが、

その言葉は手続き的保障の意義をよく表している。

日本国憲法は、31条で手続き的保障の原則を定め、

さらに刑事手続きに関する詳しい規定を設けている。国家が刑罰権をもち、その発動の過程で人々の自由が侵害、

制限されるのであるから、手続き的保障が刑事手続きについて重視されるのは当然である。

しかし現代国家は、刑罰権の発動だけでなく、行政権行使の過程で、国民生活と多様な関わりを持つようになっており、そこでは刑事手続きの保障とは程度の差はあっても、それにおけると同じ趣旨が生かされるべきであるという要請が存在している。

【適法手続き】(332ページ)

(1) 法律の定める手続き

「法律の定める手続き」という言葉には広い意味がこめられている。すなわち、

人権制約の手続きだけでなく、実体も法律で定められること、および人権制約の内容が手続きと実体の両面

にわたって適正でなければならないことである。

このように理解するのは31条が、刑事裁判上の規定としての役割だけでなく、

人身の自由全体、さらに人権保障全体にかかわる原則を定めたものととらえることによる。

この原則を適法手続きの原則とか法廷手続きの原則と呼ぶ。

この原則は、個別の自由や権利の保障規定にも生かされているが、それらの規定によってとらえることのできない


問題─たとえば後述の告知、聴聞の手続き─が生じたとき31条の原則のもとで処理されることになる。

またこの原則が広い内容を対象としていることから、31条の「生命」「自由」「刑事罰」といった文言についても

刑事法上の狭い意味に限ることなく、広く国家権力による国民の自由や権利への侵害・制約についても適用されると理解される。

たとえば、財産権への制約や、少年法による保護処分、伝染病予防法による強制処分のほか、

後述のように行政手続き上の諸問題についても適用の対象として考えてよい。

【行政手続きの適正】(334ページ)

適法手続きの原則は「法の支配」の原則からみて、行政手続きに対しても及ぶと解される。(後略)

この「憲法」伊藤正己元最高裁判所判事の著書からわかることは、憲法第31条は刑法に限らず、

行政手続きにも原則適用されるべきであることである。

そして憲法第31条の立法趣旨は、歴史上の権力の恣意的な横暴から人々を守ることであり、

法律の内容が適正であることと、法律にしたがった適正な手続きの保障が重要であることである。

これは当然、法律を定める権限をもつ国会議員を選出する選挙自体も「適正な手続き」の保障を求めているものと解される。

なぜなら根本にある選挙が恣意的なものであれば憲法及び法律はまったく根本から成り立たないからである。

いわば、選挙において「適正な手続き」が保障されることを前提とした立法趣旨である。

憲法および法律はあくまでも国民主権を反映する「選挙」の過程が、

きちんとした手続きによってなされる保障が存在した上でのものである。

もし、選挙において「適正な手続き」が保障されず、権力者にとって恣意的なことのできる選挙であれば、

その立法過程において、国民主権を反映しない立法や罪刑法定主義を無視した刑法、また人権無視の憲法改悪を強行しようとする

政権が生まれるであろう。であるから、国民主権の原理をさだめ、人権の保障をうたった憲法前文および憲法

13条「基本的人権の尊重」からも「選挙における適正な手続き」はもとめられており、それは憲法第31条の立法趣旨にある

と解されるべきである。

<『民事訴訟法』日本評論社刊の川嶋四郎教授の憲法第31条の解釈>

1000ページ以上ある大著の「民事訴訟法」日本評論社刊の川嶋四郎教授も憲法第31条が刑法に限らず、

行政の手続きに適用されるべきであることを述べている。

(以下は『民事訴訟法』川嶋四郎著 日本評論社 19ページ、20ページより引用)

「日本では、憲法第31条が

「何人も、法律の定める手続きによらなければ、

その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰

を科されない。」と規定し、すでに適正手続き

(デユープロセス dueProcess)(アメリカ合衆国憲法

修正14条一項等を参照)を明示   

的に保障していることから、そのような実体的法規範

の解釈の可能性を探求する方向性を採用することのほうが、

むしろ、日本法内在的であり示唆的かつ説得的ではないかと考えられる。

そこで本書ではB説(注憲法第31条を刑事手続きだけにとどまらず、

一定の行政手続き、民事訴訟法手続きなどにも適用すべきであるという説)

その根拠は以下の通りである。

1適正手続き(デユープロセス)の保障は、多くの近代国家における自明の憲法上の手続き原理であり

、社会権まで周到に規定する日本国憲法が、民事裁判の局面に関するその規定を欠くとは考えられないこと。

2憲法第31条の規定は、特に戦前における不幸な刑事裁判の歴史に鑑みて(注 に照らして)

そのような文言に仕上げられたと推測されること。

3憲法第32条(注裁判を受ける権利)が刑事訴訟だけではなく、

民事訴訟にも適用があることには異論がないが、憲法第31条の規定の位置から、

立法者が、憲法第32条の前に刑事手続きにしか適用のない規定を置いたとは体系的に見て考えられないこと。

4憲法第31条が行政手続き等をも射程にいれたものであることは、すでに判例(例最大判

昭和37年11月28日刑集16巻11号1593ページ(第三者所有物没収事件) 

最大判平成4年7月1日民集46巻5号 437ページ)でも肯定されているが、

民事訴訟でも 自由権や財産権の侵害可能性は十分にあること等の理由をあげることができる。

(以上 引用)

もし選挙の過程が公明正大なものでなく手続きが保障されていないものであれば、

違憲違法な国会議員による立法によって憲法を改悪されてしまうことが想定できる。

そして国民が願っている政治とは全く正反対の政治がなされ、専制政治となり、おそらく戦争に至り、

大量の戦死者を出し不幸を繰り返すであろう。
 
たとえば憲法第31条には

「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命、もしくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない」

※この「法律」は、適正な「正義にのっとった」法律であることを含意している。

とあるが、適正な手続きをとらない、恣意的な選挙で違憲違法な国会議員が多数選ばれる事態になれば、

その違憲違法な国会議員が多数派を占めて、憲法を無視した立法を行うことが可能となる。

具体的には憲法の人権規定を撤廃してしまう。(例 最近の憲法改悪法案)また憲法を

無視した条約を結ぶこともできる。(例 TPPのISD条項という一国の憲法よりも

外国企業の利益を優先させる条項。裁判は国外で行われる。)

また、「戦争を行う」という内閣の意思決定によって「憲法第9条」を撤廃してしまい、国民を強制的に徴兵できるようにできる。

このことは、国民の「その生命、もしくは自由を奪う」ことに他ならない。

また、違憲違法な選挙によって選ばれた国会議員によって罪刑法定主義に違反している刑法を定めることもできる。

(例 ネット選挙法は、ペンネームやハンドルネーム、ニックネームで○○さんの投票に行こうというメールを友人に出しただけで二年以下の懲役刑に処すと定めており、これは憲法違反であり罪刑法定主義に違反する。)

選挙において適正な手続き保障がないとすれば、権力者が恣意的に国民の「生命、自由、またはその他の刑罰を科す」

ことが可能になることを示している。

したがって憲法第31条の趣旨から選挙は「適正な手続き保障」がなされるべきであると解すべきである。

<宮沢俊義著 芦部信喜補訂『全訂日本国憲法』(日本評論社)によれば>

また、宮沢俊義著 芦部信喜補訂「全訂日本国憲法」(日本評論社)によれば37ページにこう書いてある。

日本国憲法の前文については「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、

その権威は国民に由来し、その権力は、国民の代表者がこれを行使し、その福利は、国民がこれを享受する。

これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理にもとづくものである。

われらは、これに反する一切の憲法、法令および詔勅を排除する。

「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」とは国の政治は、元来、国民のものであり、

(国民主権)国民によって信託されたものであり、けっして政治にたずさわる人たち自身のものではないから、

つねに国民に対する責任を忘れてはならない、という意味であろう。

「その権威は国民に由来し」以下の言葉は、誰にも有名なリンカーンのゲテイスバーグの演説の言葉を思い出させる。

リンカーンは、「国民の、国民による、国民のための政治」といった。

ここの国政の「権威は国民に由来し」は「国民の政治」を意味し、「その権力は国民の代表者がこれを行使し」は

「国民による政治」を意味し、「その福利は国民がこれを享受する」は「国民のための政治」を意味する、と解してよかろう。
(中略)

人類普遍の原理とは、ある時代のある国家だけで通用する原理ではなくてすべての人類を通じて、

普遍的に通用すべき原理を意味する。

日本国憲法は、リンカーンの「国民の、国民による、国民のための政治」の原理、すなわち、民主主義の原理をもって、

かように人類そのものの本質から論理的必然的に出てくる原理、すなわち、ひとつの自然法的原理とみているのである。

「かかる原理」とは「人類普遍の原理」とされた原理、すなわちリンカーンの「国民の国民による国民のための政治」の原理を意味する。

日本国憲法は、そういう人類そのものに本質的に伴う原理

─あるとき、あるところにおいてのみ妥当する原理ではなくて─

に立脚する、というのである。「これ」とは日本国憲法が立脚するところの「人類普遍の原理」の意である。(中略)

「これに反する一切の憲法、法令および詔勅を排除する」とは従来の日本にあった憲法以下のすべての成文法だけでなく、

将来成立する、であろうあらゆる成文法を、上に述べた「人類普遍の原理」に反する限り、みとめない意である。

(憲法、法令、および詔勅とあるのは、その名称のなんであるかを問わず、いっさいの成文法を(正確にいえば、

成文の形式を有する法律的意味をもつ行為)を意味する。

日本国憲法に反する法令が効力を有しないことは第98条の定めるところであるが、ここでのねらいは、それとはちがい、

「国民の国民による国民のための政治」という「人類普遍の原理」に反する法令はいっさい認めないとする意図を言明するにある。

したがって別に定められる憲法改正の手続きをもってしてもこの原理に反する規定を設けることができないことが、

ここで明らかにされていると解される。

(以上 引用)

<どこが憲法第31条に違反しているのか?>

国政選挙において、もっとも重要なのは、「正当な選挙」が行われることである。

これは適正な手続きが保障されていることによってはじめて、なされる。

しかし、選挙過程において、全く選挙管理委員会が管理していない部分(PCソフトによる選挙集計システム)があり、

それが異常動作をしていると思われても一切、「実際の票」と「PC集計ソフトが公表した票数」を一致しているかどうか

を検証できないことは、憲法第31条にさだめる「適正手続きの保障」に違反する。

日本国憲法 第三十一条条文

何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

本条はいわゆる適正手続の保障を定めたものである。

本条は、アメリカ合衆国憲法修正第5条および第14条の「何人も、法の適正な手続き(due process of law)によらずに、

生命、自由、または財産を奪われることはない」というデュー・プロセス条項に由来する。

デュー・プロセス条項は、古くはイギリス中世のマグナ・カルタにまで遡るものであり、

政府・国家の権力が恣意的に行使されるのを防止するため手続的制約を課すものである。

行政手続における適用

「憲法31条の定める法定手続の保障は、直接には刑事手続に関するものであるが、行政手続については、

それが刑事手続ではないとの理由のみで、そのすべてが当然に同条による保障の枠外にあると判断することは相当ではない。」

(最高裁判所大法廷判決1992年(平成4年)7月1日民集46巻5号437頁)。


憲法第31条は行政全般にも適用されるというものが通説である。

<条文のどこに違反しているのか>

「法律のさだめる手続きによらなければ」という部分に違反する。国政選挙という非常に重要な主権者国民の意思を反映させる過程に、

「完全に民間企業の集計するPC集計ソフト」が途中に入っていて、なんらそれを、選挙管理委員会は管理もしていない。

異常動作が起こったとされる多数の、合理的には説明できない事象が起こっても、一切、

選管も検証できないいわばブラックボックスのような過程が存在するのである。これは当然法律の定める手続きによっていない。

この民間企業のPC集計ソフトが、誤作動、ハッキング、コンピューターウイルスの混入、またはプログラムのミスなどあった場合でも国民はその「適正手続きのない」選挙結果をうけいれなければならない。

これほど不合理なことはない。

これは明らかに憲法違反である。

また、国民主権を反映させる重要な手続きとしての選挙の過程が不備であればその選挙によって選ばれた国会議員が勝手に

「刑法」や「民法」まして「憲法改悪」などもできるのであるから当然に「適正な手続きの保障」

は最重要である選挙の過程に適用されるべきである。

なぜなら憲法第31条を定めた精神は権力の横暴を阻止することを手続きの保障に求めた点にある。

したがって刑法を作れる国会議員を選び出す選挙の過程にも適用されるべきである。

<具体的に起こったこと>

・選挙の過程において なんら選挙管理会が管理していない過程が存在している。

・その一つには、PC集計ソフトを使用して票数を集計している部分がある。

・そのPC集計ソフトの部分は、完全に民間企業の管理になっている。

・選挙管理会はなにもチェックしていない。

そのPC集計ソフトの出した票の集計結果が正しいものかどうかを選挙管理会は全く検証していないシステムを採用している。


そして、そのPC集計ソフトが、合理的にはありえないような異常作動を行ったと思われる例が、多数起こった。

<前回衆議院選挙における不正選挙疑惑は、国民の強い関心と一大社会問題化>

社会的に不正選挙がなされたと強い関心を国民から集めており、

本屋では「12.16不正選挙」という本がベストセラーになっている。

紀伊国屋書店では発売以来500冊以上の販売実数を記録している。

しかし、いくら不合理な集計結果が見られても、一切、選挙管理会は「実際の票数」と

「PCソフトが集計した票数」が一致しているのかの確認を拒否している。

この体制は前回衆院選挙でも見られたが、今回も同じ体制で行われた。


本来その「無効票」を人が選別して「有効票」にしないといけない。

しかし、これをやっていない。ちなみに選挙管理会はそれをまったく管理していない。

<4>日本国憲法前文の「正当に選挙された」に違反している

〜正当に選挙されていない〜

当該選挙において選挙管理会の行動は日本国憲法の前文に違反している。

日本国憲法前文

日本国民は、

正当に選挙された国会に


おける代表者を通じて行動し、

われらとわれらの子孫のために、

諸国民との協和による成果と、

わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、

政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることの

ないようにすることを決意し、

ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって

、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。

われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

<違反している箇所はどこか?>

この前文に書かれている「正当に選挙された国会」 という部分に違反している。

なぜなら適正な手続きを欠いていることによって「正当に選挙」されていないからである。

また、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって」という「厳粛な信頼によるもの」という部分に違反している。

なぜなら、国民は多数が今回の選挙に不信感をもっておりこれでは、厳粛な信託によるものではない。

選挙過程において完全に民間企業に丸投げしておいて不合理な結果があってもなんらその検証を拒否している

選挙管理会は「国民からの信頼」をかちえない。

<選挙管理会のどこが違反しているのか?>

選挙管理会が、選挙における過程すべてを管理してはいないことが、

「正当に選挙された国会」という日本国憲法前文に違反している。

具体的には、選挙の重要な過程をまったく選挙管理会が管理していない点である。

もっとも重要な選挙過程をあげれば最終的な選挙集計を、民間会社がつくった選挙集計ソフトに全面的に、依拠しており、

なんら管理をしていない。

その選挙集計ソフトがおかしな動作をしていてもなんら、それを検証せずに「正しいもの」とみなして公表している点である

。その選挙集計ソフトが多数の不合理と思われる結果を生んだにもかかわらず、

その結果を正しいと一方的にみなして公表していることは国民主権にも反する。

<選挙管理集計ソフトの誤作動>

実際の票数と公表された票数とは違うという選挙管理ソフトが誤動作をしていると思われる結果が多数全国で出ているため、

「12月16日不正選挙」という本まで出版されて書店でベストセラーになっている現象が起きている。

<国民に不審をもたれているため日本国憲法前文の「国民の厳粛な信託」に違反>

国民の多くは、選挙の結果に対して、「不審の目」を向けており

「公正なものではない」と社会的に強い不満をもたれているのである。これでは「国民の厳粛な信託」などありえない。

選挙管理会は、国民から「不合理な結果である」「検証せよ」ということに対して、一切無視をしており、

選挙管理ソフトに誤作動があったのか、なかったのかという検証を一切しないため国民は選挙の結果に

「信託」などできないのである。

したがって「国民の厳粛な信託によるもの」という憲法前文にも違反しているのである。

それは労せずしてできることである。しかし、それをできない体制にある。しかも集計の途中で、

PC集計ソフトを使用してインターネットを利用して送信しているため、PCの誤った動作や、

PCソフトのバグ、またはプログラミングが誤ってなされている場合、

インターネットによるハッキングなど想定していないで行っている。これは昨今のネットハッキングや

原発にもPCソフトによるウイルス混入による誤った動作が大事故につながっていることなどを考えても、

全く合理的ではない。これでは国民の厳粛な信託などありえない。

<国民主権原理にも違反している>

日本国憲法前文

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、

その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。

われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

ここには国政は普遍的な「国民主権の」原理にもとづいてなされることを明確にうたっている。

これは人類普遍の原理であるとされ、この憲法はかかる原理にもとづくものであるとある。

したがって選挙の過程は、この原理を保障するものであるから、この選挙の過程を公明正大にせず、

一部を民間メーカーの機械やPCソフトに丸投げしているような現在の選挙制度はこの原理に違反するものである。

国民がその結果について「おかしい」と言ってもなんら選挙管理会が検証をしないことはまさしく

「われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」に該当する憲法違反である。

したがって選挙管理会は、日本国憲法の前文に違反している。また、憲法第99条にも違反している。

日本国憲法 第九十九条

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

<どこが違反しているのか?>

多数の不合理な結果があってもそれを選挙管理委員会が一切検証をしないことおよび、

選挙過程を民間メーカーに丸投げしており、なんらそれが正しく

おこなわれているかどうかを検証しない体制をとっていることである。これが違反している。

今回の選挙は、PCソフトの誤作動によるものがその要因のひとつであると思われる。

具体的には「誤作動ウイルスプログラムの混入」「ハッキング」「意図的な操作」などの要因が考えられるが昨今、

PCソフトやインターネットに国政選挙を全面的に依存しているこの制度が信頼のおけないものであることは世界各国で、

選挙集計ソフトによる不正が行われて裁判でも有罪宣告があいついでいることや、

昨今のインターネットの情報流出事件などからして信頼性のないものであることは明らかである。

今回の選挙では一番、最後の500票に分類したあとにバーコードシールを貼って、そのバーコードを読み取る。

PC集計ソフトが誤作動をしていると思われるから総じて、

この500票ずつの束のバーコードシールと実際の票数が一致しているかどうかはすぐに検証することができるはずである。

このことを検証していただきたい。

選挙メーカーは、どこに選挙ソフトの作成を依頼しておりそのソースコードを

明らかにしなければならないはずである。

決定的な不正か誤作動をしていたことが見つかる可能性が高い。

<具体的には>

今の体制のままでは、仮にPCソフトが時間差で、たとえば8時に始まった開票過程において9時から

「誤動作」を始めてA政党の票を読み取る際に、PCソフトがB政党の候補者の票であると変換認識したら、

だれも検証できないのである。

たとえば、AとBがあらそっていて、午後8時の開始時は、きちんとしていたPC集計ソフトでも午後9時からは、

Aの票を読み込んでも「これはBの票である」としてカウントしはじめていき、

それを午後11時に終わり、午後11時以降はまた正常に作動していったとしたらだれもそれを検証できないのである。

表示するとある候補が、ある時間から激増しており、あきらかに経験則からも

これはおかしいと、わかられるからであろう。

それは、ある票を、PCソフトがA→Bと変換した場合に起こる現象であると思われる。


したがって無効票を検証すべきである。

また、同一の候補者のものとみられるコピーしたような票が多数みられたという目撃談があったが、

これもメーカーから選挙箱を外部で購入して、票を多めに印刷するものを入手する事で、

外部で書いてもちこんでしまえば可能であると思われる。したがって、選挙を検証可能なものとすることは不可欠なのである。

1 国民主権国家では、主権者(国民)が国民の多数意見で、国会議員を通じて、国家権力(行政権、立法権、司法権の三権)を行使する。

2 代議制民主主義は、1)主権者は国民 2)正当な選挙 3)国会議員の多数決の3本の柱から成り立っている。

今回、PCによる集計ソフトに多数の合理的ではない異常作動がみられた。これは「主権者(国民)の多数意見」とはまったく関係のない「国会議員が多数選挙されて、国家権力を勝手に行使する」という結果を導いた。

そしてこれは、選挙過程において、「見えない部分」を完全に民間企業のPC集計ソフトに依存しており選挙管理会が責任をとらず完全に「丸投げ」をしている部分が存在しているものとなっている。

日本国憲法九十八条一項

「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」

当該選挙は、憲法第31条に定める手続き保障に違反しており、国民主権に違反している違憲国会であるため、無効である。
最高裁判所および高裁裁判官は、日本国憲法第99条を守る義務を負う。
日本国憲法 第99条は、日本国憲法第10章最高法規にある条文で、憲法尊重擁護の義務について規定している。
日本国憲法 第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
第3 結論
したがって違憲である当該
選挙は無効である。
以上の次第である。
証 拠 方 法
随時、書証を提出する。
添 付 書 類


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/763.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 小野寺防衛相がミサイル破壊命令=北朝鮮を警戒(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014040500094


 北朝鮮による先月下旬の「ノドン」とみられる中距離弾道ミサイルの発射を受け、さらなるミサイル発射を警戒し、小野寺五典防衛相が自衛隊に破壊措置命令を出していたことが分かった。政府関係者が5日、明らかにした。ただ、日朝間で再開した政府間対話への配慮もあり、発令については公表しない方針だ。

 防衛相が破壊措置命令を出したのは3日で、日本海に海上配備型迎撃ミサイルSM3を搭載したイージス艦を派遣し、警戒を続けているとみられる。これに関し政府関係者は「わが国として、あらゆる事態に万全の措置を取るのは当然だ」と指摘した。

 昨年4月に出された破壊措置命令では、イージス艦の派遣に加え、陸上でも各地に弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を展開するなど、大規模な態勢で臨んだが、今回はPAC3の展開は見送った。(2014/04/05-10:17)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/764.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 集団的自衛権/「限定容認」のごまかし(しんぶん赤旗)
「しんぶん赤旗」 2014年4月5日(土)

集団的自衛権/「限定容認」のごまかし
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-05/2014040503_02_1.html

  自民党が始めた集団的自衛権行使容認の議論で、高村正彦副総裁などが、行使は「限定される」などと主張し党内をまとめようとしています。「限定容認」論には大きなゴマカシがあります。


小さく見せる仕掛け



http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-05/2014040503_02_1c.jpg

 「限定容認」の狙いは何か―。安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が当初主張していた集団的自衛権行使は、フリーハンドで容認する「包括的容認論」でした。「限定容認」なら抑制的だというイメージづくりです。


 しかし、日本に対する攻撃がないのに、他国を防衛するための集団的自衛権の行使は許されないとしてきた政府解釈を、180度転換することになんら変わりありません。

 もう一つ重大なゴマカシは、「日本の存立に影響のある場合」「日本の安全に重要な影響のある場合」などの説明をつけることで、あたかも“自国の防衛”(自衛権)の一類型だという印象を与えるという狙いです。


 しかし、そもそも集団的自衛権は「自衛」とは無縁であり、他国防衛と軍事同盟の権利であることに本質があります。自民党と同じく集団的自衛権行使
問題の議論を始めた公明党の山口那津男代表も「政府解釈で必要最小限と言ってきたが、(自衛権で)一番大事なのは、わが国への急迫不正の侵害があるという
ところ」(2日のBS番組)として、「他国防衛」である集団的自衛権を行使できないとしてきた政府解釈との矛盾を指摘しています。



「限定」という名の無限定

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-05/2014040503_02_1b.jpg


 言葉でいくら「限定される」といっても、いったん集団的自衛権行使を容認すれば、自衛隊が地球の裏側まで行くのも可能となります。


 高村氏は講演で、「日本の存立に必要最小限度」であることなどを条件にあげました。「日本の安全に大きな影響を与える場合」などという“基準”も
安保法制懇メンバーが主張しています。しかし、それにあたるかどうかは、政治的判断になります。そもそも「重要な影響」がどのような範囲なのか自体が、
まったく不明確です。


 しかもその判断をするのは内閣です。秘密保護法で行政機関が秘密指定を自由にできるのと同じく、内閣が政治的判断で行動の限界を決める―。憲法による政府の行動規制は完全に骨抜きになるのです。


 領海内と公海に限定するという議論も出ていますが、公明党の山口代表は「公海上というだけでどこが限定されているのか」(2日、同前)と疑問を出し、同党幹部から「自民党は憲法解釈変更ありきだ」と批判が出ています。


 国民世論の批判も強まっています。共同通信の世論調査(3月22、23日実施)では、集団的自衛権の行使解禁に「反対」が57・7%に増加。「産
経」1日付の世論調査では、憲法改正について「反対」47・0%、「賛成」38・8%となり、昨年4月以降はじめて反対が賛成を逆転。国民の安倍内閣の右
翼改憲路線への警戒感が増大していることを示しました。


 「毎日」3月31日付夕刊では改憲派で集団的自衛権行使への解釈改憲にも賛意を表明する五百旗頭真(いおきべまこと)前防衛大学校校長が「解釈変
更を安倍内閣に任せてよいのか、疑問を抱かざるをえません」と発言。「安倍首相は未来志向ではなく、『過去志向』です。日本の過去の戦争を正当化したいと
いう思いが強すぎて、日本の安全と国益を失いかねない」と批判しています。


「自衛権」の名に値せず ―砂川判決持ち出すが



 高村氏は、1959年の最高裁砂川事件判決に「固有の自衛権」という文言があることを持ち出して、解釈変更を合理化しましたが、これもまったくのゴマカシです。


 そもそも同事件で争われたのは、集団的自衛権の是非ではなく、安保条約に基づく駐留米軍の合憲性です。しかも判決では、高度の政治的性格を持つ問題であるとして、「司法審査には原則としてなじまない」と正面からの判断を避けたのです。


 「主権国として持つ固有の自衛権」に言及してはいますが、時代状況からいっても、自衛隊と個別的自衛権の合憲性が争われ、米軍への基地提供が問われていた時代で、集団的自衛権は焦点にはなっていませんでした。判決を容認の「根拠」とすることは暴論です。


 実際、判決直後にも岸信介首相(当時)が、「密接な関係にある国が武力攻撃をされた場合に、その国まで出かけて行ってその国を防衛する集団的自衛
権は、日本の憲法上は、日本は持っていない」(1960年3月31日、参院予算委)と答弁しており、その後集団的自衛権の行使は憲法上許されないという政
府解釈が確立したのです。


 砂川判決以降、50年以上、集団的自衛権の行使を否定してきたのに、いまになって、「実はここに根拠があった」などといってもまったく通りません。


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http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/765.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 総連本部売却でも北朝鮮は日本接近 水面下の交渉とは(週刊文春)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140405-00003835-sbunshun-int
週刊文春 4月5日(土)13時1分配信


 実質的な「北朝鮮大使館」である在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物について、東京地裁が3月24日、高松にある不動産投資会社・マルナカホールディングスに売却を許可する決定を出した。

 建物からの立ち退きを迫られる総連側は、この決定に猛烈な抗議を行っている。25日には南昇祐副議長が中央本部で記者会見し、「民族差別をあらわにした暴挙」と批判した。

 総連は5月に全体大会を開き、現・許宗萬議長体制の続投を承認する予定だっただけに、売却許可は寝耳に水。最近訪朝した複数の人物を通じて政府に水面下で働きかけているが、決定を覆すのは不可能だろう。

 日朝では3月30、31日の両日、政府間協議が1年4カ月ぶりに北京で再開された。売却許可は、この直前だったため、安倍政権による対北朝鮮圧力路線の一環とも見られたが、日本の外務省幹部は「司法の決定であり、何ともしがたい」と、政治の関与をあくまで否定している。

 収まらないのは総連側だ。さっそくマルナカを標的にしたネガティブ・キャンペーンを始めている。

 手始めに、過去にマルナカが暴力団と深い関係にあったとする週刊誌の記事や、競売を担当した地裁民事部の書記官とマルナカの常務との間で交わされた電話の会話記録などを、一部マスコミ関係者などに配布している。

 北朝鮮本国も今回の売却許可に反発したが、それほど激しいものではなく、日朝政府間協議も予定どおり行われた。

「北朝鮮には中央本部問題で日朝協議を止める余裕はない」と話すのは日朝外交関係者だ。

「それより、安倍首相の発言を注意深く見た方がいい。北朝鮮を露骨に批判したり、拉致被害者全員の帰国を目指すなどという勇ましい発言がすっかり消えた。北朝鮮との間で拉致問題をめぐり水面下で話が進んでいる」(同前)

 この関係者によると、民主党政権時代、北朝鮮は対象者の名前を明かさず「6人帰国」を打診してきたという。

 この話は政権交替とともに立ち消えてしまったが、北朝鮮側が交渉カードとして再び持ち出し、日本側に経済制裁の解除などを求めてくる可能性は十分あるだろう。


<週刊文春2014年4月10日号『THIS WEEK 国際』より>

五味 洋治(ジャーナリスト)


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/766.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「自由新報」も「公明新聞」も配れたのだから、政治的中立性は十分保たれていた/ヤクルトや弁当も買えなくなれば困るのは職員だ





http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/767.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 日本政府、福島原発事故の反省をしないと正式表明!エネルギー基本計画の序文から「深い反省」を削除! :原発板リンク
日本政府、福島原発事故の反省をしないと正式表明!エネルギー基本計画の序文から「深い反省」を削除!

http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/336.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/768.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 首相 増税後のデパートで買い物(NHK)
「首相 増税後のデパートで買い物
4月5日 14時50分

安倍総理大臣は消費税率が引き上げられて初めての週末となる5日、東京都内のデパートを訪れて買い物をし、増税による財源は社会保障や子育て支援などに生かしていきたいという考えを示しました。
安倍総理大臣は消費税率が8%に引き上げられて初めての週末となる5日、東京・中央区のデパートを訪れました。
安倍総理大臣は最初に書店に立ち寄って時代小説など6冊の本を購入したあと、食品売り場で試食をしながら、ヨーグルトやカレー、つくだ煮などを購入し、合わせておよそ4万円分の買い物をしました。
安倍総理大臣は記者団に対し、「久しぶりに買い物をした。本を買ったときに『消費税が高くなったな』という実感があった。消費税は伸びていく社会保障費や子育て支援などのためでもあるので、しっかりと生かしていきたい」と述べました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140405/k10013524591000.html

関連
安倍首相が消費税視察 「三越に庶民はいないよ」(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/762.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 05 日 12:25:33: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/769.html

記事 [政治・選挙・NHK163] ソ連が消滅してからNATOは東へ拡大、中東や東アジアへも広がり、日本の集団的自衛権につながる (櫻井ジャーナル)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201404040001/

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はNATOに対し、東ヨーロッパで軍事力を劇的に増強している理由を説明するように要求している。NATOはロシアのウクライナへの敵対的行為が脅威だとし、あたかもロシア軍がウクライナへ軍事侵攻する寸前であるかのように主張しているが、これはイラクを先制攻撃する前にも言っていたことだ。

 何度も指摘していることだが、1990年に東西ドイツが統一される際、ジェームズ・ベイカー米国務長官はソ連のエドゥアルド・シュワルナゼ外務大臣に対し、NATOを東へを拡大しないと約束したのだが、その約束は守られなかった。

 つまり、1999年にチェコ、ハンガリー、ポーランド、2004年にはブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、2009年にアルバニアとクロアチアがNATOに加盟している。さらに、グルジアやウクライナの加盟が議論され、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カザフスタン、マケドニア、モルドバ、モンテネグロ、セルビアも噂の国だ。中でも重要視されているのがウクライナにほかならない。

 NATOは北アメリカやヨーロッパだけでなく、世界規模にネットワークを広げようとしている。例えば、地中海沿岸のアルジェリア、イスラエル、モーリタニア、チュニジア、エジプト、ヨルダン、モロッコ、ペルシャ湾岸のバーレーン、カタール、クウェート、オマーン、サウジアラビア、さらに太平洋のオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾、フィリピン、そして日本。安倍晋三政権は韓国との関係を悪化させているが、これはNATO/アメリカにとって許しがたい行為だろう。

 ヨーロッパでは西から東へ圧力を加え、アフリカの資源を支配する体制を整えつつ、中東から東アジアにネットワークを広げ、ロシア、中国、イランなど「服わぬ国」を締め上げていこうとしている。日本の「シーレーン防衛」とは、中国の石油/天然ガスの輸送ルートをブロックする目的がある。それを想定して中国はミャンマーやパキスタンでのパイプライン建設を計画、それをアメリカは潰そうとしている。これはアングロ・サクソンの古典的な戦略だ。

 そのNATOはリビアやシリアの制圧作戦でイスラム教スンニ派(アル・カイダ)を、またウクライナではネオ・ナチを手駒として使ったが、かつて、ラテン・アメリカの民主政権を倒した軍事クーデターでは、ラット・ラインでアメリカが逃がしたナチスの幹部の協力を得ている。NATO/アメリカとはそうした国だ。

 アメリカとイギリスの情報/破壊工作機関が「NATOの秘密部隊」を編成したことも本ブログで指摘してきた。イタリアで「極左」を装って爆弾攻撃を繰り返しただけでなく、フランスのシャルル・ド・ゴール大統領暗殺未遂、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領暗殺でその名前が出たほか、イタリアのアルド・モロ元首相の誘拐/暗殺でも黒幕だと疑われている。

 そうしたNATOのネットワークへ日本も組み込まれようとしている。そこから集団的自衛権の問題も出てくる。「アラブの春」を「民主化運動」だと主張、ウクライナで行われているクーデターを支持する人間が集団的自衛権やTPPに反対するのは奇妙なことなのである。
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/770.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 米国防長官:日本の防衛をあらためて確認−クリミア編入後に (Bloomberg)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N3JHD56KLVRC01.html

 4月5日(ブルームバーグ):ヘーゲル米国防長官は北大西洋条約機構(NATO)がロシアによるクリミア編入を防げなかった後で、日本への武力攻撃に対して、米国が防衛に当たると日本の指導者にあらためて確認する。

 同長官は5日に東京入りし、2日間の日程で安倍晋三首相や小野寺五典防衛相、岸田文雄外相と会談する。

 長官は米ハワイ州から日本に向かう軍用機で同行記者団に対し、「日本の安全保障へのわれわれのコミットメントを強化する以外の兆候は全くないと思う」と述べた。

 同長官は米国や欧州連合(EU)などのクリミア編入への対応から中国がどのようなメッセージを得るべきかとの質問に対し、ロシアが国際的な規範に違反したため、制裁を通じて経済的に孤立し、代償を支払っていると語った。

 同長官は5日付の日経新聞とのインタビューで、安倍首相の集団的自衛権の行使に道を開く憲法解釈見直しへの支持を表明した。

原題:Hagel to Reassure Ally Japan After Russia’s CrimeaAnnexation(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Gopal Ratnam gratnam1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Stanley James sjames8@bloomberg.netJim McDonald
更新日時: 2014/04/05 13:00 JST
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/771.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 元外務省国際情報局局長 孫崎享氏 舛添偽知事の不正選挙を暴露/お客様の声 千代田区にお住まいの安倍さん









公開日: 2014/03/16



孫崎享のつぶやき 人為以外あり得ない
https://twitter.com/magosaki_ukeru/st...
ベストセラー"戦後史の正体"の著者で元外務省国際情報局長であり、テレビでも解説を¬務める孫崎享氏が遂に日本の不正選挙システムについて明確に言及されました。ネット上¬では、2012年の総選挙以来、日本で不正選挙が大規模に行われていて、それをマスコ¬ミと教育で隠蔽しているという事は、証明され常識化されていましたが、今回、マスコミ¬にも出演している著名人が日本に不正選挙が存在すると言及された事は非常に大きな意味¬を持ちます。

こちらの孫崎氏のサイトもご覧下さい。
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/bloma...

また孫崎氏の今回の情報元はゴーストライポンさんのブログによる分析です。
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-117...


日本の不正選挙追及はジャーナリスト リチャード コシミズ氏と氏の後援会グループ 独立党を中心に行われており、輿水氏のブログには、マスコミには隠蔽されているが実際¬には大規模に行われている不正選挙裁判の過程など不正選挙情報が、集約されています。

http://richardkoshimizu.at.webry.info...










元外務省国際情報局局長 孫崎享氏 舛添偽知事の不正選挙を暴露 1-4 youtube


https://www.youtube.com/watch?v=ywYP-CIzAuE


https://www.youtube.com/watch?v=VduZYq5cJYI


https://www.youtube.com/watch?v=qS-4m_tp9FE


https://www.youtube.com/watch?v=kQwK1hZ-M4s





http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/772.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 消費税(付加価値税)の税率アップ実施日に価格が一斉に改定されるのは日本特有

 消費税増税の“必要性”をウソとデタラメな説明で煽るだけで、消費税制度の内実をきちんと説明するという肝心な努力をしてこなかった大蔵省(財務省)官僚の一人が、消費税(付加価値税)の税率アップが実施される日に販売価格が一斉に改定されるのは日本特有の現象と語り、その是正を求めている姿に苦笑してしまう。

 転載する元財務省官僚森信中央大学教授の論考を読めば、昨日投稿した「「税込み」を「税抜き」に 日本の店が消費増税を利用して巧妙な値上げ」( http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/720.html )で紹介した中国人記者による“不可思議な”記事がよく理解できると思う。


 日本国民の多くは、消費税という名称そのものが詐欺だから仕方ないとしても、消費税が消費に課されている税だと錯誤しているようだ。
 消費税を消費に課されている税と錯誤している人は、販売価格が消費税税率アップ実施日に一斉に上がることに不自然さを感じることはないだろう。

 転載する論考の著者である森信中央大学教授は、欧州の事業者には「消費税は価格を構成する様々なコストのうちの一つ」との認識が確立していると書いているが、消費税(付加価値税)の性格や内実に照らせばもっともな話である。

 しかし、日本では、今回の増税に備えるためわざわざ外税表示も可としたように、政府とメディアが一体となって、“事業者が負担する消費税はコストとは別の要素”であり、最終消費者が“負担”するものという考えを刷り込んできた。

 事業者は汗水垂らして稼いだ付加価値(荒利)に赤字でも税金が掛けられることを忌み嫌うが、そのような事業者に消費税導入の理解を得るため、旧大蔵省は消費税についてデタラメな説明を繰り返してきたのである。

 森信氏は、欧州諸国は「インボイス(送り状)」があるから転嫁がスムーズにでき、日本は帳簿+伝票保存方式だから「事業者は粗利に課税される直接税という認識になりがち」のため事業者間での転嫁がしにくいといった説明をしている。
 しかし、インボイスは、買い手が買ってもいいと考える総額価格から付加価値税を逆算して求めて書くこともできる“形式的”なものであり、転嫁の容易性を担保するものではない。

 来年10月の消費税10%への増税時に導入が画策されている軽減税率制度に関わる次のような面白い話が載っている。

「消費税率と価格の関係を考える興味深い事実がある。ドイツやフランスのファストフード店で販売されるハンバーガーは、購入の際にテークアウト(持ち帰り)なら「食料品」扱いで軽減税率、その場で食べると「外食」扱いで標準税率が課せられる(英国は商品の温度で異なる)。だが、多くのファストフード店はどちらの場合も同じ税込み価格に設定している。テークアウトといって軽減税率で購入しその場でたべる「租税回避」を避けるためだが、同じもので異なる税率でも価格は同じ、という事実は、値付けは店側の裁量にあることを示している。」

 ある割合の日本国民は、食品などに軽減税率が適用されると(税込)価格が下がると錯誤している。
 森信氏が取り上げたファストフードの価格現象を知れば、そんなことはないことがわかるだろう。

 軽減税率は、購入価格に課される税率を引き下げるわけではなく、適用を受ける商品を扱う事業者の消費税(付加価値税)の負担を軽減(あるケースでは利益を提供)する制度なのである。


※ 転載する論考は、少し古いもので、今年2月24日の日経新聞朝刊に掲載されたものである。

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価格の一斉改定、日本特有


森信茂樹 中央大学教授

〈ポイント〉
○消費税率引き上げでも値付けの裁量は店側
○事業者間の価格転嫁はインボイスで容易に
○低所得者対策に給付付き税額控除の検討を


 4月1日からの消費税率8%への引き上げを控えて、消費者の駆け込み購入や価格表示変更のニュースが連日報道されている。1997年の消費税率5%への引き上げ時には駆け込み需要と反動減が経済変動を起こしたことから、今回の増税後の経済情勢が大きな関心事となっている。また、事業者にとっては増税分をいかに販売価格へ転嫁するかが課題といわれる。

 しかし、消費税(付加価値税=VAT)率を最近引き上げたドイツ(2007年に16%から19%へ引き上げ)と英国(10年に15%から17.5%へ、11年に20%へ引き上げ)の経済指標を丹念に見ると、増税の前後で駆け込み需要や反動減は見られない。両国とも食料品などに適用される軽減税率は据え置いた要因があるにしても、わが国との違いはどこからくるのであろうか。

 筆者は長年消費税を研究しているが、この違いの要因として「消費税と価格の認識の違い」と「インボイス(送り状)の存在」があるのではないかと考えている。

 かつてフランの税制当局者と会談した際、税率引き上げ前日に小売業者が徹夜して値札を一斉に張り替えるのは、日本特有の現象だと知り驚いた経験がある。彼の言では、フランスの小売業者の多くは次のような認識だという。税率引き上げが決まると、実施前から、商売を取り巻く様々な状況を考慮に入れ、徐々に価格(税込みの総額表示)を改定していく。その際、売れ筋の商品は多めに価格を引き上げ、そうでないものは価格を据え置く。一律に引き上げるのではなく、全体としての売り上げとマージンの確保を念頭に消費税の負担増を消費者に求めていくのである。

 英国では消費税率が10年と11年のそれぞれ1月に2.5%ずつ引き上げられた。その際、小売業者は、引き上げ実施前に始まるクリスマス商戦に大きな価格改定をして、1月には小さな価格改定ですませマージンを確保したという話が、五十嵐文彦・財務副大臣(当時)の英国出張報告に記されている(「ファイナンス」12年11月号)。

 もう一つ、消費税率と価格の関係を考える興味深い事実がある。ドイツやフランスのファストフード店で販売されるハンバーガーは、購入の際にテークアウト(持ち帰り)なら「食料品」扱いで軽減税率、その場で食べると「外食」扱いで標準税率が課せられる(英国は商品の温度で異なる)。だが、多くのファストフード店はどちらの場合も同じ税込み価格に設定している。テークアウトといって軽減税率で購入しその場でたべる「租税回避」を避けるためだが、同じもので異なる税率でも価格は同じ、という事実は、値付けは店側の裁量にあることを示している。

 このように欧州の小売事業者には「消費税は価格を構成する様々なコストのうちの一つ」との認識が確立している。わが国では、円安などから電気代、ガソリン価格、小麦粉などの価格が上昇している。そのような中、消費税の転嫁について転嫁対策特別法を作り、価格表示も外税(税抜き表示)を認める特例まで作って対応することが、実体経済の中でどの程度効果があるのか疑問である。価格は、消費者の需要と事業者の供給で決まるわけで、重要なことは小売業者のマージン確保であり、価格表示の問題ではない。

 一方、卸売業者と小売業者など、事業者間での消費税の価格転嫁はどうだろうか。欧州では、消費税率引き上げ時に事業者間の価格転嫁ができないという話は基本的に存在しない。それはインボイス(正確にはVATインボイス)の存在が大きい。

 欧州の消費税は、転々流通する取引の各段階で、売り手(納入側)が買い手(仕入れ側)に、取引価格(税抜き価格)に係る消費税額をインボイスで請求し、買い手はそこに記載された消費税額を売り手に支払い(図(1))、売り手はそれを国に納税(図(2))、買い手はインボイスによりそれを仕入れ税額控除する(図(3))仕組みをとっている。インボイスにより、売り手(納入側)と買い手(仕入れ側)の税額がクロスチェックされ、買い手はそこに記載された税額を控除することにより、その取引についての税負担が排除される(負担しない)。この制度の下では事業者間の転嫁は確実にできる。

 国家(税務当局)もインボイスによって、売り手から納税される消費税額と、買い手からの控除消費税額の一致を確認できる仕組みになっている。インボイスには取引される財・サービスに係る消費税額の記載が義務づけられ、その信ぴょう性をチェックするための統一番号が付されている。消費税が、脱税が生じにくい優れた税制といわれ、先進国だけでなく発展途上国も含め全世界で普及しているのは、この機能によるところが大きい。
 一方わが国の消費税は、インボイスの代わりに請求書など取引の事実を証明する書類を用いて消費税額を計算し、売り上げに係る消費税額から仕入れにかかる消費税額を控除する方式(請求書等保存方式)を採用している。単一税率であることや、インボイスの発給ができない免税事業者が取引から排除されないようにという配慮からの簡素な仕組みである。この制度では、売り上げから仕入れを差し引いた差額(つまり粗利)に105分の5を乗じた額が消費税の納付税額になる。そのため、事業者は粗利に課税される直接税という認識になりがちで、事業者間での転嫁がしにくい理由と考えられる。

 インボイスは事務コストがかかると敬遠されがちだが、コストがかかるのは軽減税率であり、インボイスはそのコストを軽減させ、転嫁を容易にする役割を持つのである。また、消費税を負担しない免税事業者からの仕入れも消費税相当額を控除できるわが国特有の制度も「益税」批判を招いており、きちんと対応すべき課題であろう。

 最後に低所得者対策について触れる。14年度税制改正大綱では、軽減税率を「必要な財源を確保しつつ、関係事業者を含む国民の理解を得た上で、税率10%時に導入する」こととされ、導入の是非、タイミング、税率などはすべて先送りされた。軽減税率は、大規模な減収の可能性や、高所得者の恩恵が大きいこと、事業者・消費者のコストがかかることなどの問題がある。

 消費税増税法は低所得者対策として、給付付き税額控除と軽減税率の2つの検討を明記し、その間の暫定的・臨時的な措置として「簡素な給付措置」を実施すると規定している。今回8%の引き上げ時には、住民税非課税世帯への1万円の給付という簡素な給付措置が実施されるが、軽減税率と並んで検討されるべき給付付き税額控除の制度設計は全く進んでいない。民主党がこの制度を主張したという事情はあるにせよ、政治的な恩讐(おんしゅう)を乗り越えて検討を始めるべきだ。

 その際参考になるのはカナダの給付付き税額控除(GST控除)である。この制度は、低所得者(おおむね世帯所得300万円以下)について単身者に年間2万円程度、夫婦2人世帯4万円程度などを定額で給付するものである。申請により当局の審査を経て口座に振り込まれるので不正も少ないといわれている。

 これは「簡素な給付付き税額控除」とも言うべきものである。16年1月から始まる社会保障・税の共通番号制度(マイナンバー)の導入が前提となるが、具体的内容の検討を早急に始める必要がある。

 もりのぶ・しげき 50年生まれ。京大法卒、旧大蔵省へ。阪大博士(法学)。専門は租税法

[日経新聞2月24日朝刊P.23]


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/773.html

記事 [政治・選挙・NHK163] みんな渡辺氏、狭まる包囲網=浅尾氏「けじめ急ぐ」―借入金問題(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140405-00000056-jij-pol
時事通信 4月5日(土)16時18分配信


 みんなの党の渡辺喜美代表が化粧品会社会長から8億円を借り入れた問題が表面化してから10日余り。党内では代表辞任を求める声が広がり、浅尾慶一郎幹事長が近く渡辺氏と会って進退の決断を迫る構えだ。「個人的借り入れ」とする渡辺氏の主張に対し、会長側は「選挙資金として貸した」と反論しており、渡辺氏への包囲網は狭まる一方だ。

 浅尾氏は5日、横浜市で開かれた会合で、渡辺氏の問題について「早急に結論を出すことになろうかと思う。党としてのけじめをつけた上で反転攻勢していく」と語り、事態収拾を急ぐ意向を強調した。一方、渡辺氏は先月27日の釈明会見以降は公に姿を見せていない。こうした渡辺氏の姿勢には「説明責任を尽くせていない」(若手)と不満が噴き出している。

 渡辺氏は、参院選を控えた2010年6月に3億円、衆院選直前の12年11月に5億円を借り入れた。収支報告のないまま選挙資金や政治活動に使われた場合、公職選挙法や政治資金規正法に抵触する。渡辺氏は会見で、交際費や酉(とり)の市の熊手購入などを挙げ、「選挙資金や政治資金としては使っていない」と説明した。

 しかし、貸し手の吉田嘉明ディーエイチシー(DHC)会長は、12年衆院選の候補者が60人規模になるため5億円が必要だとする「見積もり」のメールを渡辺氏から送られたなどと具体的に証言。同選挙でみんなは2億1600万円の供託金を納めたが、渡辺氏は2億5000万円を党に貸し付けており、吉田氏からの借入金が原資となった可能性が指摘されている。

 渡辺氏から党への貸し付けは、党の政治資金収支報告書に記載があるが、それ以外の使途は「ブラックボックス」(党関係者)状態だ。渡辺氏は1日に党役員に送った文書で「党の躍進のため、党首・渡辺喜美個人の活動に必要なお金だった」とし、政治活動一般に充てたと軌道修正した。 



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/774.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 8億円熊手騒動で注目を浴びる 渡辺喜美の不可解すぎる金満私生活(週刊実話)
8億円熊手騒動で注目を浴びる 渡辺喜美の不可解すぎる金満私生活
http://wjn.jp/article/detail/8789442/
週刊実話 2014年4月17日 特大号


 化粧品販売会社『DHC』からの計8億円に及ぶ借入金の釈明で、みんなの党の渡辺喜美代表が“火だるま”になっている。

 「渡辺は『DHC』の吉田嘉明会長から借りた金の使い道を、『酉の市で熊手を買った』と弁明した以外はしどろもどろ。そのため永田町では『8億円の熊手を買った男』と話題になっている。吉田氏は『選挙資金として貸した』、対する渡辺は『個人の借り入れ』と相いれない状態で、これには東京地検も重大関心を示しているのです」(政治部記者)

 同騒動では元都議が公選法違反で渡辺氏を東京地検に告発したほど。今後追及が熾烈化するのは必至だが、その一方で評判となっているのが、渡辺氏の不可解すぎる“金の無さ”なのだ。別の政治部記者が言う。

 「ご存じの通り、渡辺氏は故渡辺美智雄元副総裁の長男坊。美智雄氏は進駐軍相手の通訳、新聞記者を経て行商会社や税理士事務所を設立し、政界進出までに財を築いた人物なのです。その莫大な資産が、親族会社の所有で残っている。『親族から借りても、他から金を借りるいわれはない』と疑惑が浮上しているのです」

 実際、渡辺氏は'10年に提出した「資産等報告書」に「不動産資産などの所有ナシ」と公開しているものの、自宅は渋谷の一等地で、妻のまゆみ夫人はフェラーリを愛用している。そのため、この金の使い道が人に言えない私的な流用だった可能性が高まっているのだ。

 「永田町雀の間で最も注目されているのは、昨年渦巻いたまゆみ夫人との離婚騒動。離婚に備え慰謝料を用意したという見方です。また一方では、“みんなの党の女帝”と呼ばれるまゆみ夫人に内緒の政治資金だったのではないかとの見方も浮上している。ただ、どちらにしても『熊手を買った』などと庶民を小バカにした弁明に終始したことで、今後その政治生命がイバラの道となることは否定できないのです」(同)

 ちなみに、渡辺氏が弁明した熊手の最高額は、「100万円程度」(専門業者)だとか。商売繁盛の縁起物で、窮地に立たされるとは、思っていなかったはずだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/775.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 記者の目:集団的自衛権の行使容認論議=朝日弘行(東京経済部<前政治部>)  毎日新聞
 ◇「結論ありき」の危うさ

 第2次安倍政権で安全保障政策の取材を担当した。2月下旬に政府関係者が語った一言が心に引っかかっている。「まだ閣議決定してないんだから、議論のしようがないじゃない」。集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈変更を巡り、野党から、政府が閣議決定する前に国会で議論するよう求める声が上がり始めたころだった。国民の代表で構成される国会への遠慮のなさに、私は危うさを感じた。

 ◇憲法解釈大転換、伝わらぬ重み

 国会では今後、集団的自衛権を巡る論戦が本格化する。安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が今月中にも報告書を出すのを受け、首相は集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈の変更に踏み切る構えだ。与党内にも慎重論はあるが、閣議決定で解釈変更する首相の方針は揺らいでいない。

 気になるのは、首相やその周辺の言動から、憲法解釈を変えるという行為の重みが一向に伝わってこないことだ。国のあり方を変えかねない問題なのだから、結論ありきではなく、そもそも解釈変更が可能かどうかという根本から議論し直す必要がある。

 集団的自衛権は、自国が攻撃されていなくても、密接な関係にある国が攻撃を受けた場合に反撃できる権利だ。日本はこの権利を有するが、憲法上行使できないというのが政府の今の解釈だ。首相は中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル問題など東アジアの安全保障環境が厳しさを増していることを理由に、行使容認を目指している。

 問題はその道筋だ。首相周辺は「過度に課してきた制約を憲法の許す範囲で緩めるだけだ」と解釈変更を正当化する。だが、自国への攻撃に対応する個別的自衛権に加え、集団的自衛権の行使も認めることは、解釈を「緩める」どころか、大きな方針転換にほかならない。首相の意向を踏まえて、内閣法制局も対応を検討しているが、職員の間では「憲法解釈を変えて集団的自衛権を認めるなんて信じがたい暴挙だ」などと抵抗感が根強い。

 歴代内閣は憲法解釈の変更に慎重姿勢を保ってきた。小泉内閣が2004年6月に閣議決定した答弁書は、憲法解釈が「諸情勢の変化」や「新たな要請」を考慮すべきなのは当然としながらも、「便宜的、意図的に変更すれば政府の憲法解釈ひいては憲法規範への信頼が損なわれかねない」と指摘した。安倍政権が解釈変更を前提にした議論に終始すれば、戦後の自民党政権の歴史を自己否定するに等しい。

 ◇安保法制懇に専門家1人のみ

 安保法制懇は第1次安倍政権時代から集団的自衛権の議論をけん引してきた。しかし、計6回にわたる会合の議事要旨を点検すると、荒っぽい主張が少なくない。「政府解釈はスタートから誤っている」「(行使容認は)憲法解釈の問題ですらなく、政策的に決定すればいい」。首相は2月20日の衆院予算委員会で「安保法制懇で精緻な議論をしている」と答弁したが、少なくとも憲法解釈を巡って突き詰めた議論が交わされた形跡はうかがえない。

 首相決裁で設置された私的諮問機関だから、メンバーは自由に意見を開陳していい。ただ、14人全員が集団的自衛権の行使容認派で、憲法の専門家は1人だけ。あとは国際政治学者や元外交官、首相に近い財界人らという構成では、報告書も反対・慎重派への説得力を持たないだろう。

 首相が第1次政権で安保法制懇に深く関わった外務省出身の小松一郎氏を内閣法制局長官に起用したことも不用意だ。小松氏は法制局の勤務経験がなく、憲法の専門知識があるわけでもない。異例の人事は首相の決意の表れとしても、当の小松氏は最近、国会答弁や言動で物議を醸し続けている。首相は2月12日の衆院予算委で「(憲法解釈の)最高責任者は私だ。そのうえで選挙で国民から審判を受ける」と大見えを切った。首相としては「当たり前のことを言っただけ」(政府高官)なのかもしれないが、時の首相が政策判断で自由に解釈変更ができるという趣旨にも取れる。自民党からも批判の声が上がったのは、安保法制懇の運営や法制局長官人事に象徴される首相の前のめりな姿勢と無縁ではないだろう。

 昨年7月の参院選で念願の勝利を収め、いよいよ「安倍カラー」を打ち出したいという首相の心情は理解できる。しかし、集団的自衛権に関する憲法解釈を変えるかどうかは国の針路を決める問題だ。最高責任者だからこそ、結論を急ぐことなく、国民の合意を幅広く取り付ける努力を求めたい。


http://mainichi.jp/shimen/news/20140402ddm005070038000c.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/776.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 経済指標と社会的弱者(兵頭に訊こう)
経済指標と社会的弱者
http://m-hyodo.com/political-situation-94/
2014年04月05日 兵頭正俊 兵頭に訊こう


4月3日、神戸で全盲の女性が殴られて、顔面を骨折する重傷を負った。


女性は親族と買い物をしていて、椅子に座って休んでいた。彼女は白杖を側に置いていて、視覚障害者であることが誰にもわかる状況だった。


殴った男は無職の男だった。「脚が女性に引っかかり、腹が立った」のが殴った理由である。


相手の女性が視覚障害者であることを知っていて殴る。これは普通ではない。相手が抵抗できない弱者であるからこそ殴ったのである。


このように社会的弱者が、これも無職の、そういった意味では社会的弱者の攻撃目標にされるという事件が続いている。水がより低いところに流れるように、自分より弱い者が攻撃の対象になっている。


「世に倦む日日」こと田中宏和(1957―)による、独立行政法人理化学研究所の小保方晴子への執拗なバッシングもこのひとつである。


(「世に倦む日日」の正体を、わたしはここで知った。 http://bit.ly/1fPxXMN )


長期にわたる、辞職させることを目的とした執拗なバッシングは、もはや限度を超えており、人権問題であるといってよい。


小保方晴子は一介の研究者である。理研内部で四面楚歌の状態で孤立し、やめさせられようとしている。それをバッシングする「世に倦む日日」こと田中宏和は、実はこの実名を隠している。いわば覆面をして、顔と実名と職場を明らかにした若い小保方に石を投げ続けている。


田中はすでに60に近い年齢だ。自分の娘ほどの研究者を、辞めさせようとして連日のようにバッシングするのは、非常にみっともない。相手は打たれっぱなしだ。何をこんなにムキになるのだろうか。


状況的課題としては、消費税増税やTPP参加、沖縄問題、脱原発などの方が遙かに重要だ。そんな強大な敵に向かうのはできないとしたら、このバッシングには、覆面をしたナルシストの空威張りが透けて見えて、余計みっともないのである。


このSTAP細胞の問題は、医学生物学研究の構造的問題である。



小野昌弘が『小野昌弘のブログ』で、「論文から派生する莫大な権利・利益 医学生物学の階層社会では、第一に利益を享受するのは間違いなく最終著者(ラストオーサー)兼連絡著者(コレスポンディングオーサー)の人たちであり、理研とハーバード」である、と述べている。


小保方晴子は、ピペット奴隷(ピペド)と呼ばれるジュニアであった。理研のシニアたちは、使い捨てのピペット奴隷(ピペド)ひとりに責任を押しつけて、何食わぬ顔で生き残る道を選んだのである。


今のところ、小野昌弘のこの論評がSTAP細胞問題の本質を冷静に捕らえているので、ぜひご一読されたい。http://bit.ly/1pPjL9l


社会的弱者へのバッシングをやった後に、それが間違いだとわかった場合の、マスメディアの手のひらを返したような態度もたいへんなものである。


「袴田事件」の袴田巌に対しては、マスメディアはそれまでの呼び捨てが「さん」付に変わった。現金なものである。逮捕時の、鬼よ、悪魔よ、といった異様なバッシングに較べると、この変わり身の早さは衝撃的だ。いずれ袴田巌に無罪判決が出ると見越しているのだろう。



この国では、現在の冤罪事件が、裁判でどうなるかは、メディアの動きである程度わかる。少なくともマスメディアがどうなると判断しているかがわかる。


「パソコン遠隔操作事件」の片山祐輔の場合は、佐藤博史弁護士によると、釈放後に取材の申し込みが一社もなかったということだ。



つまり、片山の有罪判決を見越しているわけだ。現在のわが国のマスメディアで、独自の取材・調査に基づいて、検察のリークとは違った報道をするようなことは、まずありえない。


かれらがやるのは、検察・裁判所の大本営発表なので、マスメディアの姿勢である程度判決は見通せるのである。


社会的弱者への排除・抹殺という意味で、国家がやった最大のものが、今回の消費税増税である。


財務省のポチ野田佳彦が消費税増税の理由としたのは、社会保障を安定化するために、財政再建を図らなければならない、そのために消費税増税が必要だという、真っ赤な嘘だった。


消費税増税は、財政健全化のためにも社会保障実現のためにも使われない。


1%の既得権益支配層のために、すなわち法人税減税の穴埋め、官僚や政治家の利権拡大強化、自民党の選挙支持基盤に対する、大型公共事業の大判振る舞い、集団的自衛権確立後の自衛隊海外派兵費用などに使われる。


また、米国債の購入、米国製兵器の購入、米国世界戦略への支援(最近ではウクライナへの1500億円規模の巨額の経済支援)などに使われることになる。


内閣府は、昨年4―6月期の国内総生産(GDP)の一次速報を、実質GDP成長率が年率換算でプラス2.6%と発表した。


年率換算で実質GDPが2.6%成長だから、景気条項の基準はクリアしたことになった。


本メルマガの読者であれば、だまされないであろうが、これは、あらかじめ消費税増税ありきで、昨年4―6月期の国内総生産(GDP)にターゲットを絞って作られた数字、物語なのである。欧米の知識人など一笑に付す程度のことなのだ。


政府は、実質GDPの内訳は、内需が0.5%分、外需が0.2%分の押し上げ要因になったと発表した。つまり内需主導のプラス成長だったわけだ。しかし、消費税増税を実施するために作られた数字であることを物語るのは、住宅投資も設備投資もマイナスで、最も大きく伸びたのが、公共投資の1.8%増だったことだ。


これは消費税増税を実施するための、政府の財政出動の効果が一時的に出ただけのことである。持続的な景気回復というものではなかった。そのまま強引に消費税増税を実施したわけである。


米国のエコノミストでリバートゥワイス・リサーチ会長ザチャリー・カラベルは、「主要経済指標という幻―ビックデータ時代の経済指標を」のなかで次のように書いている。


「GDPのような指標は、経済的に絶望的な状況で政策決定者がさまざまな政策的な実験をする上での助けになった。だが現在では、主要経済指標はそのような目的では用いられていない。むしろ、国の経済統計は、政策の革新性を促すのではなく、逆にそれを妨げている。


現在の必要性にもっと適合した新しい枠組みや一連の統計を考案するのは、少なくとも理屈上は好ましいかもしれない。だが、すべての指標は単純な数字であり、だからこそ問題がある。


各指標の欠陥がそれぞれに違っているとしても、いかなる指標も欠陥を抱えていることに変わりはない。


GDPで幸福感、満足感、家計労働を計測することはできない。もちろん、資金の移動を伴わないレジャーも考慮されない。国の管理を超える領域で行われる活動、例えば、闇経済における現金決済、外国から季節労働者が本国へと送金するキャッシュ、インフォーマル部門のサービスなどは、世界的にみれば数兆億ドル規模に達するが、それを指標に反映させることはできない。


だがエコノミストがGDPを他の指標に置き換えても、結局は、何かしらカバーできないものが出てくる。


何か一つの指標ですべてをカバーできることはあり得ない。すべての指標は同じ問題を抱えている。複雑で、常に変化している経済システムを一つの単純な数値に押し込めようと、無駄な努力をしているだけなのだ」(『Foreign Affairs Report』2014 NO4)


ザチャリー・カラベルは、べつのところで「いまや政府が発表するインフレ数値を信じる市民はほとんどいない」と書いている。日本の場合は、 GDPのみならず政府発表の経済指標に対する考え方は、米国よりはるかに劣っており、かつ深刻である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/777.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 擦り合せにより強制性を認めた河野談話を発表することで、「韓国は未来志向ができる」に謀られた日本政府
参照記事
擦り合せにより強制性を認めた河野談話を発表することで、「韓国は未来志向ができる」に謀られた日本政府
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/suriawaseniyori-kyouseiseiwo-mitometa-kounodanwawo-happyousurukotode-kankokuha-miraishikouga-dekiruni-tabakarareta-nippon-seifu.htm
Newsソース
河野談話の作成時「韓国から要望」 石原元副長官 (日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0202Y_S4A400C1PP8000/

従軍慰安婦に関する強制性を認めた1993年の「河野談話」発表時に官房副長官だった石原信雄氏は2日、参院統治機構調査会に参考人として出席し、談話について「案文作成の過程で韓国側がいろんな要望を言っていると耳にした」と述べた。
当時、韓国が日本に慰安婦の強制性を明確にするように求めていたと指摘したうえで「国内の資料を調べたが(裏付けるものは)出てこなかった。韓国からは慰安婦にされた人たちの証言を聞き、認定してもらいたいと要望があった」と強調した。

 談話の発表に関し「韓国側も『これでこの問題に一応区切りを付けられる。未来志向でいく条件ができる』と言っていた。我々もそれを信じた」と語った。

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 ー関連記事ー
*米国グレンデール市での日系市民と日本からの支援者による慰安婦碑撤去訴訟の動き
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/beikoku-gurenreerushi-deno-nikkei-shiminto-nippon-karano-shiensha-niyoru-ianpuzou-tekkyososhouno-ugoki.htm

*NY韓人会などが 「慰安婦像」や「慰安婦碑」 を米国に建設、アジアの国にも建設の 運動中

http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/ny-kanjinkai-ianpuhi-ianpuzou-kensetu.htm

*仏アングレーム漫画祭に見る韓国の新たなマンガを使い慰安婦問題でで日本を貶めようとする動きと日本側の対応
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/futu-angureemu-mangasaini-miru-kankokuno-aratanamangawotukai-ianpumondaide-20140314.htm



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/778.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 外国人労働者拡大へ 首相、家事支援など活用指示 「女性の活躍推進の観点から」(産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140404/plc14040423520026-n1.htm
2014.4.4 23:52 産経新聞


 安倍晋三首相は4日、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で「女性の活躍推進の観点から外国人材の活用について検討してもらいたい」と述べ、女性の就労機会を増やすため、家事などの分野で外国人労働者の受け入れを検討するよう指示した。あわせて政府は同日、全国的な建設業の人手不足を解消するため、外国人労働者の活用を拡大する緊急対策を決めた。

 緊急対策は、新興国への技術移転を目的に労働者を受け入れる「外国人技能実習制度」の期間の実質的な延長や、帰国した実習生の再入国などが柱。平成27年度から始め、東京五輪が開催される32年度までの時限措置とする。

 東日本大震災の復興工事や、積極的な公共事業により不足する働き手を補うのが狙い。東京五輪の関連工事の増加にも対応する。

 現在、実習生は「技能実習」の在留資格を得て建設業では最長3年滞在できる。緊急対策では法相が「特定活動」という資格を与え1年ごとに更新し、最長2年の滞在延長が可能となる。実習生が帰国して1年以上が経過した場合も、最長3年の入国を認める。

 一方、同日夕の合同会議で政府は、掃除や洗濯、育児など家事や家族の介護を理由に就職できない女性が220万人いるとの試算を公表。民間議員も外国人労働者の活用により、日本人女性の社会進出が進み「経済成長にも貢献する」と主張した。

 また、インドネシアとフィリピンに限定して受け入れている外国人看護師や介護福祉士を、新たに外国人技能実習制度の対象とし、受け入れを拡大すべきだとした。ただ、低賃金で働く外国人労働者が増えると「日本人の賃金低下を招く」ほか、治安や地域社会への影響などから受け入れ拡大には慎重な意見も根強い。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/779.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 大多数からのさらなる簒奪を目論む大企業群とその守護者、安倍さんの消費税増税講座




政治家先生に儲けさしてもらうための憲法なしくずしと引き換えに越後屋からは袖の下、
企業はさらなる内部留保でホクホクだ。 しかも大企業ほど実質法人税率も低いし、
とるべきところを意図的に間違えているのか。






そして大多数からはより多くの利益の拠出を強要し、米国並みの格差を目指す。(アメリカの格差は尋常ではありません! http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/689.html




さらに国家の経済規模が大きいことにかこつけて自分たちの見返りには、他国よりも充分厚遇する。




でも、弱者にはとても冷たい。




カネの算段は部下任せ、自分のオツムはこの程度。。。






http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/780.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 《パフォーマンス》安部首相が増税後に三越デパートでお買い物!「消費税が8%になったので高くなった実感がした」
【パフォーマンス】安部首相が増税後に三越デパートでお買い物!「消費税が8%になったので高くなった実感がした」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2195.html
2014/04/05 Sat. 18:00:28 真実を探すブログ



4月5日午前、安倍首相が東京都中央区の日本橋三越本店を訪れ、飲食店などで買い物をしました。首相はレトルト用品などを買った後、記者団に対して「消費税が8%になったので高くなった実感がした。上がった消費税はしっかりと社会保障に生かす」等と話したとの事です。


三越といえば、かなりお高い商品が並んでいるデパートで、一般庶民は極稀にしか行かない場所だと私は思います。本当に庶民の動向を知りたいのならば、町中の商店街などを見るべきです。別に買い物は自由ですが、このタイミングでこの場所で彼が買い物したのは、単なるパフォーマンスとしか言えません。まるで北朝鮮の将軍みたいで、滑稽極まりないです。


やはり、彼はこの程度の認識で政策を決めているのでしょう。消費税を10%にしたり、医療費を削減したりしていますが、それも彼だからこそ達成できたことです。他の政治家ならば、流石に庶民が怒る可能性を考え、ここまで踏み込んだことは出来ません(苦笑)。
あと、安倍首相は「上がった消費税はしっかりと社会保障のために生かしていきたい」とか言っていますが、それをするのならば、法人税減税は必要ありませんよね。


☆消費増税後初の週末 安倍首相、百貨店訪れ影響などを視察(14/04/05)


☆消費税8%後初の週末で安倍総理デパ地下でお買い物(14/04/05)


☆首相、百貨店でお買い物 増税後の消費アピール
URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140405/plc14040511230009-n1.htm
引用:
首相は百貨店内の書店や地下の食品売り場などを約1時間かけて回った。書店では小説など6冊を購入。食品売り場ではヨーグルトやつくだ煮、大判焼きなどを買い求め、自ら財布を取り出して支払った。


 首相は買い物後、記者団に「消費税が8%になったので(導入時より)高くなった実感がした。上がった消費税はしっかりと社会保障に生かす」と述べた。
:引用終了


☆安倍首相:日本橋三越で買い物…「8%」実感は?
URL http://mainichi.jp/select/news/20140405k0000e010182000c.html
引用:
 首相は店内の書店で、原田泰氏の「若者を見殺しにする日本経済」など書籍6冊を購入。その後、食品売り場でつくだ煮やしょうゆ、レトルトカレーなどを買った。カジュアルシューズも購入し、支出は計3万9955円で、うち消費税分は2958円だった。


 首相は視察後、記者団に「消費税がだいぶ高くなったんだという実感があった。上がった消費税はしっかりと社会保障のために生かしていきたい」と語った。【佐藤慶】
:引用終了


             ◇


安倍首相が増税後の買い物パフォーマンス 「高くなった」発言に批判も
http://www.j-cast.com/2014/04/05201329.html?p=all
2014/4/ 5 16:59  J-CASTニュース


安倍晋三首相(59)が2014年4月5日午前に東京都中央区の日本橋三越本店を訪れ、消費税率引き上げ後初めての週末に買い物を楽しんだ。


消費者に寄り添う姿勢を示すパフォーマンスとみられ、記者から感想を聞かれて答えた発言が物議も醸している。


■「何を呑気に他人事のように話しているんだ」



消費税が上がったと実感(14年3月撮影)


三越本店を訪れた安倍首相は、自ら財布を取り出してカジュアルシューズや小説など6冊、食品売り場ではつくだ煮やしょうゆ、ヨーグルトや大判焼き、レトルトカレーなどを買って支払った。買い物に費やした時間は約一時間、支出は計3万9955円で、うち消費税分は2959円だったそうだ。


記者から買い物をした感想を聞かれると、


「消費税がだいぶ高くなったんだという実感があった」(毎日新聞) 「消費税が8%になったので(導入時より)高くなった実感がした」(産経新聞)


と答えた。そして、上がった消費税はしっかりと社会保障に生かす、と述べたのだ。


一方、ネットでは、消費税が上がって毎日が節約で大変だとして、何を呑気に他人事のように話しているんだ、などと怒りの声も出た。


「お前が言うなよ、上げておいて」
「金持ちで死ぬまでお金の苦労を知らない人に、庶民の苦しみが解かるわけがない」


などと厳しい声も出ている。


■当初予定を変更し、三越本店を選ぶ


消費税引き上げ後に首相がデパートなどを訪れ買い物をし、増税後の消費促進をアピールするパフォーマンスは、過去にもあったことがある。消費税3%が導入された1989年4月に当時の竹下登首相や主要閣僚などがデパートや商店街などに繰り出し、実際に買い物をしたり会話を交わしたりをした。


今回の8%への増税では麻生太郎財務相が4月1日の朝にコンビニでミネラルウオーターと漫画誌「ビッグコミック別冊ゴルゴ13シリーズ」を買ったことを会見で披露し、レシートがしっかりと8%で計算されていて「しっかり動き始めていてほっとした」などと語っていた。


安倍首相は4月5日に都内のデパートで買い物をすることを発表していた。当初は渋谷の東急百貨店になると伝えられていたのだが、なぜか三越本店への来店となった。


14年3月21日昼にフジテレビ系「笑っていいとも」に出演したさいに、番組を収録している新宿アルタ前で原発再稼働反対を唱えるデモが起きたことがある。今回は、そうしたことを避けようと東急百貨店の名前をあえて出し、実際に買い物をする予定だった三越本店に向かったのではないかとみられている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/781.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 記者の目:NHK会長の発言問題=土屋渓(東京経済部<前東京学芸部>)  毎日新聞
 ◇職員に歩み寄り説明を

 NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長(71)が1月25日の就任記者会見で、「(従軍慰安婦は)戦争地域にはどこの国にもあった」などと発言した問題への視聴者の不信感は、2カ月以上たった今も払拭(ふっしょく)できていない。籾井会長は批判を受け、「個人的見解だった」と発言を取り消した。しかし、これらの発言は放送法で定められたNHKの政治的公平を揺るがしかねない。国内外の不信感を拭うには、さまざまな角度から多様な番組を放送して視聴者・職員の信頼に応え、自ら招いた事態について説明責任を果たすべきだ。


 ◇取材・営業現場、影を落とす

 籾井会長の軽はずみな発言は取材・営業現場に影を落としている。キャロライン・ケネディ駐日米大使の取材が難航し、NHK職員の労働組合は2月末に開いた緊急対話会で、中国で取材を拒否された事例を報告した。

 受信料収入にも深刻な影響が出かねない状況だ。NHKに寄せられた視聴者の批判は2万件を超えている。2004年のプロデューサー着服事件に端を発した一連の不祥事では、受信料支払率は03年度の77%から05年度の69%に急落した。8年かけて13年度は74%にまで回復したが、信頼を取り戻すには長い時間がかかることを示している。

 籾井会長の問題発言はいくつもあるが、その一つ「国際放送」を切り口に振り返ると事態の深刻さがよくわかる。

 「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」。時の政権への追随を疑わせるとして不評を買ったこの発言も、国際放送に関して発せられた。籾井会長は「尖閣や竹島を諸外国の人に理解してもらうには、国際放送しかない」との持論を披露した。三井物産出身の籾井会長への期待の一つに国際感覚があり、自身も国際放送の強化を最大の目標に掲げて出発した。

 しかし、籾井会長の国際放送に関する認識がそもそも間違っている。国際放送に当たっては、国際番組基準で日本の立場を鮮明にするのと同時に、世論を正しく反映しなければならないことになっている。日本政府の立場を強調するだけでは不十分で、その問題の理解を助けるための多様な見解を伝える役割も担っているのだ。

 NHKは現在、外国人向けに約140の国と地域で24時間、英語放送を行っている。今年度からは新番組を増やし、日本の国際支援や文化を重点的に取り上げる。日本の存在感を主にアジアでアピールし、外国人観光客の呼び込みや日本製品の浸透といった産業の発展に結びつけるのが狙いだ。領土問題など国益が絡む政治課題について、日本の主張を伝えることが主眼の放送ではない。

 就任会見の前、籾井会長はこうした番組基準や放送内容の説明を受けていたが、聞き飛ばしたのか失念したのか、持論の展開に終始した。

 折しも、自民党の一部議員が昨年末、政府の主張を国際放送で戦略的に発信することを盛り込んだ要望書を安倍晋三首相に提出したところだった。首相も同じ見解を表明しており、一部の経営委員も同調する発言をしていた。

 そこに飛び出したのが、政権と軌を一にするかのような会長発言。これでは、役職員の信頼を遠ざけ、視聴者から「政権の意向に沿った考えを放送や編集に反映させるのでは」「役職員が会長の意向をそんたくするのでは」と疑いの目を向けられるのも当然ではなかったか。

 「ボルトとナットを締め直す」とも、籾井会長は就任会見で力説した。事実、その日のうちに理事10人全員から辞表を取り付け、「緊張感を持って一丸となるため」と説明した。だが、理事の一人は「信任されていないのか。会長が何を言おうと、むちゃなことなら現場には下ろさない」と不信感を募らせる。


 ◇「財界筋から吹き込まれた」

 日本ユニシスの社長時代にはそんな辞表を取っていないのに、なぜNHK会長になって強権的な行動に出たのか。複数のNHK関係者が「現政権と近い財界筋から吹き込まれている」と指摘する。

 私もこれまでの取材で「NHKはガバナンス(組織統治)が利かない」「人事のたびに怪文書が出回る」といった話を何度も耳にした。籾井会長がこうした組織風土を嫌って統治力を高め、改革を進めようとするのなら、その姿勢には一理ある。関連団体の不祥事の原因を究明する調査委員会を設置したのも、身内に甘い体質改善の意思表示だ。

 だが、現状のままでは期待される力を発揮するのは難しい。まずは公共放送の仕事や職員の気持ちを理解して、歩み寄る姿勢が必要だ。その上で「容易ならざる事態」(浜田健一郎・経営委員長)を会長自ら招いたことについて放送で真摯(しんし)に説明すべきではないか。


http://mainichi.jp/shimen/news/20140403ddm005070019000c.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/782.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 人手不足なのに行う失業対策(yahooコラム)-安倍政権の政策は矛盾だらけ
「人手不足なのに行う失業対策

小笠原 誠治 | 経済コラムニスト 2014年4月5日 11時27分

突然ですが、失業対策事業というのをご存知でしょうか?

地方公共団体などが、仕事のない人々のために敢て仕事を作ってあげ、そのような人々の生活を支援する事業を言うのです。例えば、公園の草むしりをさせたり‥しかし、失業対策事業という言葉が相応しいかどうかは別として、景気対策のために実施する公共事業も、広い意味では失業対策であるのです。

ところで、ここにきて外国人労働者の受け入れをさらに拡充しようとする動きが出ています。

よっぽど人手不足が深刻になってきているのでしょう。

もし、貴方が企業の経営者だったとして、必要な労働者の確保が難しい場合に、どんなことを考えるでしょうか?

先ずは賃金を上げてみる。しかし、賃金を上げるといっても限度があるし‥そうなれば、外国人でもいいから働いてもらえないかと考える。

確かに、企業経営者にとってみれば、日本人の労働者を雇おうと、或いは外国人の労働者を雇おうと、一生懸命に働いてくれるのであれば、どちらでもいいかもしれません。

では、政治家たちが外国人労働者の受け入れ枠を増やそうとしていることに関して、貴方はどう思いますか?

これも、例えば特定の職種で、どうしても必要な人材が確保できないというのであれば、外国人労働者を受け入れることが例外的に認められるかもしれません。しかし、外国人労働者の受け入れが当たり前のようになってしまえば‥それは本末転倒だとしか言いようがありません。

何故でしょうか?

それは、日本の政府は、専ら日本人の福利、厚生の向上に尽くすべきものであるからです。それなのに、外国人の雇用の機会を増やせば、その分、日本人労働者に悪影響を与えることが必至であるからです。

誤解のないように再び言います。どのような職種においても決して外国人の労働者に頼ってはいけないというのではありません。例えば外国語を教える先生を雇うような場合は、外国人を採用した方が合理的であり、また、そうして外国人を雇ったからといっても、日本人の雇用に格別の影響を与えるとは考えられません。

では、公共事業を実施するために必要とされる土木作業員などについてはどうでしょうか?

このような分野では、明らかに日本人の労働者と外国人の労働者が競合関係に立つのです。従って、外国人労働者は低賃金で採用できるからということで、外国人労働者の受け入れ枠を拡大していくと、日本人労働者たちが大変迷惑を被ることになるのです。

では、土木作業員等に関しては、絶対に外国人労働者を受け入れてはいけないのか?

しかし、国内において必要な人材の確保が大変に困難であり、しかも期限が決まっている場合には、例外的、そして一時的に外国人労働者を雇うことも是認されるでしょう。というのも、そのような場合には、日本人の労働者たちだけでは労働需要に対応することができないからなのです。そのような場合には、外国人労働者を受け入れても、特段日本人の労働者に深刻な影響を与える恐れがないのです。

では、ここで貴方に質問したいと思います。

今、日本では建設現場などで深刻な人材不足が発生していると報じられていますが、だとしたら政府がやろうとしている外国人労働者の受け入れ枠の拡大は認めてしかるべきなのか?

さあ、如何でしょうか?

私は、政府のやっていることは論理が一貫していないと思うのです。

確かに一部業種では人手不足が深刻になっています。しかし、だからと言って、労働者の賃金は、まだ期待どおりには上がっていないからなのです。

そうでしょう? 確かに今年は何年振りかで賃上げが実施された企業も多い。しかし、賃上げ幅は1%とか2%程度のものなのです。決して今回の消費税率の引き上げ分をカバーできるものではないのです。つまり、もっと賃金が上がらなければ労働者の生活水準の向上はあり得ないのです。

では、今後さらに賃金が上がることが期待できるのか?

問題はそこにあるのです。

繰り返しになりますが、一部業種では深刻な人手不足が発生しています。従って、仮にそのような状況がさらに全産業に波及して行けば、さらに賃金が上がることが期待できないでもない、と。

しかし、そうした動きに冷や水をかけるかの如く、政府は、外国人労働者の受け入れ拡大を決定したのです。あれほど賃上げに協力しろと企業に迫っていたのに‥そして、今がさらなる賃上げのチャンスであるのに‥政府は賃金が上がらないように行動しているのです。

だって、そうでしょう? こうして人手不足が深刻になればなるほど賃金は上がる筈ですから。

では、何故人手不足が深刻になっているのか?

それは、政府が、消費税の増税によって景気の落ち込みが懸念されるために、その影響を少しでも和らげようとして公共事業の実施を急がせているからです。
では、何故政府は、景気対策として公共事業を行うのか?

それは、公共事業を行うことによって、失業している労働者たちを救うことができるからなのです。

翻って、今の日本の雇用状況はどうなのか? 今でも景気対策のための公共事業を拡大すべき時期にあるのか?

政府は、消費税増税の影響があるから景気対策が必要だと考えているようなのですが‥しかし、土木や建設業界では、反対に深刻な人手不足が発生していて、公共事業を急ぐような時期にはないのです。

そうでしょう?

にも拘らず、公共事業にさらに力を注ぐ、と。しかし、その一方で人材不足が発生しているから、外国人労働者の力を借りる、と。

だとすれば、完全に外国人労働者を救うための公共事業でしかなくなっているということなのです。

安倍政権のやっている経済政策は、支離滅裂になっているとしか言いようがありません。

以上」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20140405-00034262/
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/783.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 石破幹事長「自衛官の死傷は政治家が覚悟しなきゃ」
http://www.asahi.com/articles/ASG454T7WG45UTFK003.html
2014年4月5日19時22分 朝日新聞

 自民党の石破茂幹事長は5日、集団的自衛権の行使によって自衛隊員が死傷する可能性について問われ、「政治家が覚悟しなきゃいけない。内閣が吹っ飛ぶからやめとこうというのは政治が取るべき態度ではない」と述べた。テレビ東京の番組で語った。

 石破氏は2004年、防衛庁長官として自衛隊をイラクに派遣した事例を挙げ、「自衛官は危険を顧みないとの誓いをしている。危険だからやめようということがあってはならない」と述べ、「そうならないようベストを尽くす」のが政治の役割だと強調した。

 また、安倍政権は現在、集団的自衛権を行使した場合、原則として他国の領土、領海、領空に自衛隊を派遣しない方向で検討している。これについて石破氏は記者団に「地理的な概念で制約されるものではない。遠隔地でも日本に重大な影響を与える事態が起きた時、行かないというのは日本の抑止力としてどうなのか」と疑問を呈した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/784.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 空耳板リンク:日本版FEMA、いよいよ始動!〜国民はその怖ろしい本当の真相を誰も知らない。

日本版FEMA、いよいよ始動!〜国民はその怖ろしい本当の真相を誰も知らない。 wantonのブログ
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/381.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/785.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 社会保障費削減圧力の中で何のための消費税増税なのか?(神州の泉)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/04/post-7377.html
2014年4月 5日


日本国民は義務感が強く遵法精神も相当に高い。おまけに時の政府に対しても驚くほど従順である。この中で、義務感(責任感)や法を守る精神は日本人の美徳としてとらえても問題ないのだが、『時の政府』に対して疑わない心根は決して美徳ではない。それどころか、これは近代日本国民の悪徳とさえ言えるだろう。

日本人は我慢強さを美徳の一つに数え上げているが、この性質が官吏や為政者たちに思いっきり悪い方向に利用されている。

話が広がるのでここでは扱わないが、例えばヨーロッパ中世の暗黒史を思わせるような日本の非近代的な刑事司法は冤罪事件を量産し続けて、恐怖国家の一翼を担っている。また政治や経済では、どさくさに紛れていつの間にか新自由主義体制を構築していた。マスコミや政府スポークスマンは終始微温的に国民のためですよという態度を崩さないが、その影でわが国はこういう恐怖体制が着々と進行しつつある。

政府筋による大衆心理操作が上手く行っている面はもちろんあるのだが、それにしても今のように表面は微温的だが水面下ではグロテスクな恐怖体制が進行していることに対し、国民はあまりにも無関心・無防備すぎる。おそらく国民の深層レベルでは「親方日の丸にはかなわない」「従ってさえいれば何とかなる」と、権威権力に対して盲目的に従順であることが災いしているのだろう。

この従僕的な性格は、もしかしたら江戸時代の封建的主従関係を基盤にした幕藩体制下の生活に根差しているかもしれない。近代政治システムが欧米から入ってくるまでは、この封建体制が過渡的な国家システムとなっていた。しかし、日本の場合、徳川時代を顧みれば分かるように、その期間がそうとうに長かったことが思い当たる。

江戸時代の階級社会は将軍を頂点とする典型的なピラミッド構造であるが、農民など一般庶民から見れば高嶺の木である武士階級も、いつ何時、お家や藩がお取り潰しになるか分からない緊張感を常に強いられていた。将軍家は各藩の反乱を押さえるために、改易(かいえき)という名のお取り潰しや、石高を減じる減封(げんぷう)という伝家の宝刀があったので、武士も決して安閑としてはいられない毎日だったようだ。

忠義・忠君というのは世界に冠たる精神の高潔さでもあるのだが、別の面ではピラミッド・ヒエラルキーの選択性のない中で、最大限合理的なサバイバルの姿勢だったのかもしれない。百姓は年貢米という重税に脅え、全体として江戸時代の統治システムは太平天国というのんびりしたものではなかったようである。

江戸時代については統治される人間から見て、必ずしも負の部分だけではもちろんなかったが、「お上に逆らったら損をする」という庶民意識が形成されたのもこの時代だったかもしれない。疑うことを知らぬ素朴さと言えば、聞こえはいいが、それは飼い殺しに甘んじてきたということでもある。この江戸時代に条件反射的に育成されてしまった“お上絶対視”感覚は現代日本人のDNAに刻印されたままなのだろうか。

平成の失われた20年史をざっと振り返ってみると、要所要所で政府が思い通りに国民を“いてこまして”来たことがよく分かる。「いてこます」とは関西弁でとことんやっつけてしまうという意味である。「やっつけてきた」というのはもちろん比喩であるが、これは時の政府が民心を思い通りに操ってきたという意味である。この民心操作には常にアメリカの影が色濃くまとわりついていて、それは現在、最も過激にかつ露骨になっている。

それは正確に言えば、バブル崩壊後の1990年代初頭から始まっているのだが、この記事では小史的にそれを追求する余裕はないので、今回は消費税について変だなと思ったことを簡潔に述べてみる。

消費税が今月1日から5%から8%に引き上げられた。安倍首相は引き上げに臨み、「社会保障の費用をまかなうとともに、国の信認を維持するためのもので、全額が社会保障の充実・安定化に充てられる」と言った。

野田内閣は2012年3月に、消費税率を現行の5%から10%まで段階的に引き上げる「消費増税関連4法案を含む社会保障・税一体改革関連法案」を閣議決定し、この後、民主党、自民党、公明党の3党が消費税増税で合意した。これにより消費税増税関連法案は6月に衆議院で可決、8月に参議院でも可決し成立している。

安倍首相と野田首相が語った消費税増税の大前提は、社会保障と税の一体改革と社会保障の安定化である。重要なことは政府が「増税分は全額、社会保障に充てる」と言い切っていることにある。これが全く信じられない論拠を上げてみる。まずは東京新聞記事の『理念忘れた8%「社会保障拡充」果たせず 負担先行』に、この引き上げで家計の負担増は約六兆三千億円になる中で社会保障費の負担増メニューが並ぶという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014040102000121.html

医療費では70〜74歳の患者の自己負担が二割に引き上げられ、国民年金などの保険料が引き上げられるほか、年金支給額も減額となる。昨年は生活保護費が切り下げられたが、このようなトレンドは社会保障の名目という大前提が崩れている。じゃあ、いったい税収分はどこに使われるのか?国民に嘘をついてまで徴収した税金の使途は?

最後に、大阪経済大学経営学部客員教授で経済評論家の岩本沙弓(いわもと・さゆみ)氏の「バブルの死角 日本人が損するカラクリ」 (集英社新書) を読んで衝撃を受けた。岩本氏は、消費税が導入された1989年度から2012年度(予算)までの23年間で、消費税の税収は総額で202兆円になるが、同じ期間の法人税の累計は295兆円となっているという。

続けて彼女は言う。もし仮に1989年当時の法人税税率40パーセントが維持されていたならば、この期間の法人税の累計は456兆円となる。456兆円−295兆円=161兆円となり、これが法人税の減少額である。ここで、税収を所得税にも広げて考えると、中央附大学名誉教授で元国税庁職員の富岡幸雄氏は、いわゆる高所得者層への減収額は毎年2兆円になると指摘しているそうだ。

2兆円×23年間=46兆円が、高所得者層の所得税の累積減収分になる計算だ。

法人税の累積減収額161兆円+高所得者層の累積減収額46兆円=207兆円である。

すると、この額は前述した同じ期間の消費税の累積税収202兆円とほぼ重なってくる。

富岡教授は結局のところ、消費税は1990年代を通じて引き下げられていった法人税と高所得者層の減税分の穴埋めにしかなっていないというのだ。
(同書P87〜88参照)

消費税は法人税と金持ちたちの負担を軽くした分を補てんしていたわけで、社会保障費には使われていないことが分かる。大企業や金持ち優遇のツケが消費税という形で庶民を圧迫していることが見えてくる。これに加えて、国民負担分から輸出企業には還付金として資金が流れている構図になる。庶民にとっては踏んだり蹴ったりである。

この説明には度肝を抜かれると同時に、野田前首相や安倍首相の大嘘、つまりは社会保障に使うという、時の政権のたぶらかしに無性に腹が立ってきた。以上、法人税・高所得者層への減税と、消費税の相関関係をみると、見事なシーソー関係になっていることが見える。この状況は消費税8%と国家戦略特区の法人税減税がセットになっていることを示唆している。消費税が10%になったときは、法人税はまたがくんと下がってくるだろう。

これがグローバル資本の対日要望圧力と言わずして何というのだろうか。このような騙しにさらされる日本人は、自国政府に対しても従順なお人よしを続けてはならない。なぜなら政府は嘘吐きが主な仕事だからだ。これに乗せられるようでは、我々は企業栄えて庶民餓死の超特急に乗らされたも同然なのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/786.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 集団的自衛権の解釈論を認めれば、必ず徴兵制制度に行きつく。またいつか来た道へ戻るのか。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201404/article_5.html
2014/04/05 21:55

安倍首相は自分の本の中で、日米同盟を考えた場合、日本を守ってもらうのに米国の若者の血が流れる。日本が米国と対等の関係になるためには、日本の自衛隊員の血も流れることを覚悟しないといけないと書いている。だから、集団的自衛権が必要という考えである。

正に同じことを、石破幹事長が以下のように述べている。政治家は、自衛官の死傷を覚悟しなければならないと述べた。


石破幹事長「自衛官の死傷は政治家が覚悟しなきゃ」
http://www.asahi.com/articles/ASG454T7WG45UTFK003.html?iref=comtop_6_03

 自民党の石破茂幹事長は5日、集団的自衛権の行使によって自衛隊員が死傷する可能性について問われ、「政治家が覚悟しなきゃいけない。内閣が吹っ飛ぶからやめとこうというのは政治が取るべき態度ではない」と述べた。テレビ東京の番組で語った。

 石破氏は2004年、防衛庁長官として自衛隊をイラクに派遣した事例を挙げ、「自衛官は危険を顧みないとの誓いをしている。危険だからやめようということがあってはならない」と述べ、「そうならないようベストを尽くす」のが政治の役割だと強調した。


また、さらに踏み込んで、集団的自衛権で地球の裏まで行くことを排除しないとも述べている。正に、先日このブログで述べたことが実証された。政府で検討されている集団的自衛権の範囲は、相手国の領域、領海以外の公海上も可能という解釈である。以下の記事は、地球の裏の公海上まで排除しない。ニュージーランドの言葉も出て来る。つまり、論理的に、公海上なら地球一周も可能ということである。こんな曖昧なものである。もっと言えば、ザルである。


石破氏、地球の裏「排除せず」 集団的自衛権で
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014040501001477.html

 自民党の石破茂幹事長は5日のテレビ東京番組で、集団的自衛権行使を容認した際の自衛隊の活動範囲について、限定すべきではないとの考えを示した。「地球の裏まで行くことは普通考えられないが、日本に対して非常に重大な影響を与える事態であれば、行くことを完全に排除はしない」と述べた。

 行使の対象国をめぐり、日本近海で米国などの各国艦隊が活動している場合を例示し、「米国が攻撃を受けたときだけは助け、ニュージーランドが攻撃を受けた場合は沈んでから助けるということでは済まない」と述べ、米国に限定されないとの考えを示した。(共同)


東京新聞が、上記の集団的自衛権の本質を詭弁と断定している。一旦、この解釈論を認めれば、前記に述べたように、限りなく他国の領海に近い公海上なら、どこまでも自衛隊が行ける。断言しておきたいのは、自衛隊員が死亡し、なり手が無くなれば、必然的に徴兵制度が復活すると!!


集団的自衛権 「限定容認」という詭弁
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014040502000148.html

 限定的なら認められる、というのは詭弁(きべん)ではないのか。集団的自衛権の行使の「限定容認論」である。政府の憲法解釈は長年の議論の積み重ねだ。一内閣の意向で勝手に変更することは許されない。

 たとえ限定的だったとしても、政府の憲法解釈を根本的に変えることにほかならない。

 このやり方がいったん認められれば、憲法の条文や立法趣旨に関係なく、政府の勝手な解釈で何でもできる。憲法が空文化し、権力が憲法を順守する「立憲主義」は形骸化する。イラク戦争のような誤った戦争に巻き込まれることも現実味を帯びてくる。

 限定容認なら大丈夫と高をくくってはいけない。立憲主義の危機にあることを、すべての国会議員が自覚すべきである。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/787.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 写真速報:石原元都知事「僕、国歌 歌わないもん」〜「再発防止研修」の茶番つづく(レイバーネット日本)
石原元都知事「僕、国歌 歌わないもん」〜「再発防止研修」の茶番つづく
http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin

「僕、国歌
歌わないもん」。石原元都知事のプラカードがひときわ目を引く。4月4日、今年も卒業式で「君が代」不起立した教員に対して、「再発防止研修」なる転向強
要が行われた。会場の東京・水道橋「教職員研修センター」前には、約60人の人が集まり抗議の声を上げた。石原元都知事は「君が代」強制の張本人。その人
間が『文學界』3月号に堂々と「国歌なんか歌わない」と公言したのだ。都教委は10年以上、国歌を起立斉唱することを強制し、400人以上の教員を処分し
てきた。それに基づき、この日も減給処分を受けた田中聡史さんなど3人の教員が、3時間以上にわたって強制研修をさせられた。憲法を踏みにじり開き直る
「茶番劇」は、いったいいつまで続くのだろうか。(M)


動画(YouTube 6分)


↓「再発防止研修」会場前を固める都教委職員

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓澤藤弁護士が憲法違反の「研修」をやめるよう訴える。澤藤弁護士発言(ブログ)

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓石原発言に対する抗議プラカードがいくつもあった

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓石原氏は、仕方なく歌うときは「君が代は(天皇の世は)」ではなく「わがひのもとは(私の日本は)」と歌詞を変えて歌うそうだ。

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓研修後の報告。鈴木たけしさん。「研修はイジメ・嫌がらせだった。振り返りシートで、自分の意に反する文章を書かされた。読みあげることまで強要されたが読まなかった」

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓田中聡史さん。「研修官は職務命令合憲の最高裁判決をもちだした。私にとって“起立斉唱することは自分の良心がとがめること”。裁判所が決めるこ
とではない。私は思想・良心の自由が侵されたと感じ、行動している」と研修官に反論したことを報告した。支援者から大きな拍手が起きた。


http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


↓会場前では抗議のコールが続いた。

http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin



http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin


*石原発言関連記事 「ビジネスジャーナル」



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/788.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 中国と韓国が日本の教科書検定で内政干渉、朝日新聞も中韓の反日共闘に助太刀(Shimarnyのブログ)
中国と韓国が日本の教科書検定で内政干渉、朝日新聞も中韓の反日共闘に助太刀
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11814547936.html
2014-04-05 18:34:52 Shimarnyのブログ


国民を反日教育で洗脳する中国と韓国は、国際法に違反して日本の教科書検定まで内政干渉をする。
しかも、「尖閣諸島と竹島は歴史的にも国際法上も日本の固有の領土」を打ち消す根拠を示さない。

竹島は韓国が国際法に違反して一方的に李承晩ラインを宣言し竹島を不法占拠したことが事実である。
尖閣諸島は.国際法で則り1895年に閣議決定してから尖閣諸島を日本に編入したことが事実である。

下記の中国と韓国の社説は、これら事実を打ち消す証拠を示さず悪口のオンパレードに終始している。

[人民網 4月5日]日本の新「外交青書」悪意をもって中国の脅威を喧伝
http://j.people.com.cn/94474/8590007.html
日本政府は4日の閣議で、2014年版「外交青書」可決し、悪意をもって「中国の脅威」を喧伝することになった。また文部科学省が同じ日に発表した15年度から使用される小学校教科書の検定結果によると、ほとんどの教科書が釣魚島(日本名・尖閣諸島)と韓国・日本の間で主権争いのある独島(日本名・竹島)について「日本固有の領土」という記述を盛り込んでいる。日本のやり方に対し、中国政府と韓国政府は強い不満と非難を表明している。外交部(外務省)の洪磊報道官は4日の外交部定例記者会見でこの件に関する質問に答えた際、日本の新「外交青書」は基本的な事実を省みることなく、悪意をもって「中国の脅威」を喧伝し、中国を不当に批判しており、中国側は大きな関心と強い不満を抱いていると述べた。

洪報道官によると、平和と発展こそが当今の世界の潮流であり、地域の平和と安定の維持が大きな流れであり、人々の志向するところだ。日本は時代の流れに逆らい、わざと緊張状態を引き起こし、奉仕の名の下での軍備の拡張や戦争の準備、戦後レジームからの脱却といった国内政治の目標を掲げるなどして、国際社会に高い警戒心を呼び起こしている。また洪報道官によると、釣魚島と東海(日本名・日本海)で一方的な行動を取って紛争の発端を引き起こし、現状を変えようとしているのは、他の誰でもなく日本だ。日本側がいかなる手段を取って人々の目をごまかそうとしても、釣魚島が中国に属するという客観的な事実は変えようもなく、国の領土と主権を守ろうとする中国側の固い意志を揺るがすことはできない。中国は日本が態度を改め、中国の主権と正当な権利を侵害する一切の挑発的な言動をやめるよう促す。

韓国外交部は4日に声明を発表し、日本が14年版「外交青書」で独島の主権を保有すると主張したことに抗議し、日本政府が独島の主権を主張する小学校教科書を再び審議・可決したことを強く非難するとともに、このことが韓日関係に深刻な影響を与えると警告した。同声明によると、日本政府は独島の主権を保有すると繰り返し繰り返し主張し、かつて帝国主義時代に侵略を行った歴史をいまだに直視せずにいることを暴露した。日本政府は今のような振る舞いは韓日関係を破壊するだけでなく、北東アジア地域の平和と安定をひどく損なうものであることを冷静に認識するべきだという。また同声明は、日本政府が独島の主権を主張する小学校強化を審議・可決したことを厳しく批判する。日本の安倍晋三首相は少し前に国会で歴代内閣の歴史観を継承すると宣言しながら、今は自国の小学生に過去の侵略の歴史をゆがめて教えようとしている。こうした態度は日本が行った承諾に背くものであり、子々孫々の代まで日本を国際社会から孤立させることになるという。


中国は日本を非難するときはいつも帝国主義を持ち出すが、軍事費を4年連続で2ケタの伸び率で増加させて、現実として軍事の拡張により地域の緊張を高めているのは他でもない中国自身なのである。

いくら日本の悪口言おうがプロパガンダだから仕方ないが、内政干渉と事実捏造はやってはいけない。

中国は、習国家主席の南京事件30万人発言からメッキが剥がれて幼稚化、幼児化が進むのであろう。

[朝鮮日報 4月5日]独島・慰安婦問題で自ら孤立の道を進む日本
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/05/2014040500572.html
日本の文部科学省は4日、小学校5、6年生用の社会科用教科書8冊に対する検定結果を発表した。そのうち6冊では独島(日本名:竹島)が日本固有の領土であり「韓国が不法に占拠している」という趣旨の内容が記載されており、残りの2冊では地図上の日本の領海を示すラインの内側に独島が記載されていた。日本政府はこれら全ての教科書を修正なしに通過させたという。2010年の検定では、対象となった5冊のうち、独島を日本領土と明記していたものは1冊だけだった。今年1月に日本政府は中学と高校の学習指導要領解説書の内容を修正し、高校生に対して独島が日本領土であることを指導するよう指示した。解説書とはいわば教科書の執筆基準であり、同時に教師にとっては教育の指針となるものだ。つまり今後は日本の全ての中学・高校の教科書に「独島は日本領土」という内容が記載されることになる。

日本政府は2008年、中学校の学習指導要領解説書に「竹島をめぐる(韓日間の)主張に違いがある」として、独島領有権問題をごく初歩的なレベルではあるが初めて記載し、その後も少しずつ挑発の度合いを高めていった。それから6年が過ぎた今、全ての小中高校の児童・生徒が「日本の領土である竹島を韓国が占領している」と学ぶ段階にまで至った。日本の安倍信三首相は先月、韓米日3カ国首脳会談に先立ち、韓国について「最も重要な隣国」と表現した。ところがその一方で、日本の幼い子どもたちに対しては韓国について「他人の領土を不法に占拠する国」と教えようとしている。今後、日本の子どもたちは独島について「武力を使ってでも取り戻すべき島」と認識するだろう。これは非常に恐ろしいことだ。日本の外務省はこの日、対外政策についての考え方などを示す2014年度の「外交青書」を発表した。青書には従軍慰安婦問題についての記述が大幅に増え、これまでは「真摯(しんし)に努力してきた」という程度だったのが、今回は「法的には完全に解決したとする立場」と明記した。「日本としてはこの問題を政治的・外交的問題にしてはならないと考える」といった趣旨の表現も盛り込まれた。

安倍首相は先月、従軍慰安動員の強制性を認めてこれを謝罪した河野談話を継承する立場を表明した。ところがその後、わずか1カ月も過ぎないうちに政府の公式外交文書に「全て解決した」という内容を記載した。被害者は今も「解決していない」と主張しているのに、加害者は「全て終わった」と勝手に口にしているのだ。このような態度を取る日本と、どうやって心を開いた対話ができるだろうか。安倍首相は第1次内閣当時の2006年に教育基本法を改正し、児童・生徒たちに「日本人としての誇り」を教えるようにさせた。いわゆる「愛国心教育」と呼ばれるものだ。それが今に至っては隣国を憎悪し、見下げる排外主義につながろうとしている。安倍政権は日本が自ら孤立の道へと進んでいる事実をしっかりと認識しなければならない。今や独島挑発、教科書歪曲(わいきょく)、談話の否定などがごく普通に語られる日本を念頭に置いた上で、韓日関係を模索していかねばならない。


韓国は日本の愛国心教育や排外主義を批判するが、教科書に事実と異なる記述で子どもたちを反日教育で洗脳することで、反日無罪の精神がまかり通る国家を生んだのは他でもない韓国自身なのである。

いくら日本の悪口言おうが反日国是の国だから仕方ないが、内政干渉と事実捏造はやってはいけない。
韓国は、朴大統領の告げ口外交により反日が先鋭化して、反日でなければ人にあらずが進むのだろう。

ここまでであれば、プロパガンダと評される歴史の中国、ファンタジーと評される歴史の韓国が反日共闘の精神により、ヒストリーと評される歴史の日本を事実無根で非難をしたと世界も捉えることだろう。

しかし、日本の大手紙の朝日新聞が中韓の反日共闘、中韓の内政干渉に加担する有り様なのである。

[朝日新聞 4月5日]領土の教育―冷静に、しっかりと
http://www.asahi.com/articles/ASG443D0ZG44USPT001.html
おなじ取りあげるならもっとしっかり書いてはどうか。来春から小学校で使われる社会の教科書で、各教科書会社がそろって竹島と尖閣諸島の領有権問題を扱った。09年度の前回教科書検定のときは1冊だけだったから、大幅な増加だ。だがどの本も、竹島・尖閣は日本固有の領土だが「韓国が不法に占拠している」「中国が領有を主張している」と、政府見解をなぞった程度の書き方だ。対立の背景や、双方の主張の根拠には踏み込んでいない。「子どもがこれを読んで領土問題を理解できるか」という肝心な視点が置き去りにされてはいないだろうか。尖閣について「政府は解決に向けて努力を続けている」と書こうとした教科書には、検定で「尖閣に解決すべき領有権の問題は存在しない、というのが政府の立場だ」と物言いがつき、このくだりは削られた。問題が存在しないならなぜ争っているのか、中国は何を根拠に領有を主張しているのか、子どもたちはちんぷんかんぷんに違いない。政府見解だけ教科書に載せ、「竹島も尖閣も固有の領土だ」と身内の結束を確かめあったところで、国際社会を説得できなくては問題は解決しない。審判に背を向け、応援席に声援を求めるようなものだ。

私たちが育てるべきは身びいきなサポーターではなく、問題の解決に動くプレーヤーであるはずだ。双方の主張をふまえ、自分の頭で冷静に考えられる力を養うことをめざしたい。領土をめぐる対立は、戦争や植民地支配の歴史や、資源をめぐる思惑が絡みついた厄介な問題だ。たとえば尖閣について、中国は「日清戦争に乗じて奪われた」と主張し、日本は「中国は戦後も1971年まで異議を唱えていなかったのだから、おかしい」と指摘している。数行の記述ですませず、もう少し紙幅を割いてこうした双方の言い分の要点も紹介した方が子どもたちも解決の難しさを想像しやすいだろう。教科書のページが足りなければ資料集に盛り込んでもいい。新聞や図書館の本を使った調べ学習に導く注釈をつけるのも手だ。教師も教科書をおぎなう教え方を工夫してほしい。教科書に政府見解を書かせるルールができたとはいえ、異論の紹介はもちろんできる。奥歯に物の挟まったような書き方をする必要はない。知識は客観的に教え、そのうえで自分で考えさせる。そうでなくては意見を言える子に育つまい。


朝日新聞は尖閣諸島と竹島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土と明記すべきでないと主張する。
朝日新聞は政府見解に即した記述を教科書に掲載をして子どもたちを教育してはいけないと主張する。
朝日新聞は中国が尖閣諸島を中国領と韓国が竹島を韓国領と主張する理由を併記すべきと主張する。

世界の何処に自国領を教科書に記述するな自国領を教育するなと主張する新聞が存在するだろうか。
世界の何処に他国の主張を記述すべき他国の主張を教育すべきと主張する新聞が存在するだろうか。

朝日新聞は日本の教科書検定結果に文句を言う前に韓国の現在の教科書を国民に紹介すべきだろう。
朝日新聞は日本の教科書検定結果に文句を言う前に中国の現在の教科書を国民に紹介すべきだろう。

朝日新聞の主張通りに中国や韓国の教科書に日本の尖閣諸島や竹島の主張が掲載しているだろうか。
朝日新聞の主張通りに世界各国の自国領を記述する教科書では他国の主張を掲載しているだろうか。

朝日新聞の主張は日本だけが世界的に見ても非常識な教育をすべきと主張しているのと同意である。
子どもに世界の非常識を教育すべきと主張の朝日新聞が報道機関から退場することこそ国益である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/789.html

   

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