04. ピッコ 2014年4月01日 00:00:08 : ldyqn.PAmBFfI : qMb9MU6EGk
安倍自民党政権の誕生が決定的になって以降、日を追うごとに、まるでマジックのように上昇する株価を目の当たりにして、国民はアベノミクスの魔法にかかってしまったのです。 「今は懐具合に実感はないし、むしろ円安による物価高で苦しいくらいなんだけれど、もうしばらく我慢すれば私たちにも景気回復を感じられる時が来るに違いない」と思っているのです。 株の上昇は、アベノミクスの原動力である黒田日銀による異次元金融緩和を、国際投機資本が”儲けのチャンス”とみて、こぞって日本市場に参入して起きたことですが、今の状態は「この夏にあるらしい2度目のバズーカ発射を見込んで、利益を得るために再びその口を大きく開けて時を待っている」という感じでしょうか。 アベノミクスの円安誘導政策で、これほど大きく国民の資産を棄損しておきながら、一方で輸出企業は為替差益で大きく収益を伸ばしたものの、結果は、そういった企業や、その関連企業の従業員の給与が若干上がっただけでした。 そのうえ、1月の貿易統計で貿易赤字が2兆7900億円と過去最大になり、2月の8003億円の赤字と続いて、20カ月連続の貿易赤字となっている現状で、このままいくと経常収支の赤字転落ということになるかもしれません。 経常収支が赤字に転落すると海外の投機資本が日本の国債を攻撃してきて、国債の金利上昇→予算の中の国債の利払いの部分が増えて、その結果、社会保障や公共サービスなどの、ほかの予算配分にしわ寄せが来たりすることになりそうです。 「円安が進めば輸出は復活する」というアベノミクスの目論見が完全に崩れた格好です。
>>03「支離滅裂」とはどういうところが? あなた御自身の読解力の問題ではないの?
http://www.asyura2.com/14/hasan86/msg/640.html#c4