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2014年3月29日00時12分 〜
記事 [政治・選挙・NHK163] 袴田さん再審決定で自由の身でも反省なき静岡県警、検察(今西憲之)
袴田さん再審決定で自由の身でも反省なき静岡県警、検察
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/37934179.html
2014年03月28日 今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!


まいど、いまにしです。

袴田巌さんの求めていた再審請求が認められました。

それどころか、執行停止まで認められ、昨日、
袴田さんは47年7ヶ月ぶりに、自由の身となりました。

死刑判決を受けた人の停止は、かつてなかったはず。
再審では、無罪判決となるはずや。
何度か、支援集会に参加させていただいたことあるが、よかったわ。

ずっとデタラメな捜査と言われ続けていた、袴田事件。
事件の詳細は以下をご参照頂くとして、
http://www.h3.dion.ne.jp/~hakamada/

再審決定に影響を与えたのは、袴田さんが犯行当時、身につけていたという
着衣。

DNA鑑定したところ、袴田さんのものは検出されんかった。

それどころか、被害者のDNAも出なかったちゅうやないか。

ようするに、事件とはぜんぜん、関係あらへんもんが、死刑判決の決め手になっとった。

いったい、静岡県警、静岡地検、静岡地裁、最高裁、50年近くどこみとってん。

どあほが、ホンマに!


それどころか、その証拠、再審決定では、ねつ造やないかとも指摘。

できるのは、警察や、静岡県警やとも言うてる。

この記事によると、
県警は、証拠ねつ造ができるんか
検察は、想定外
と言っているそうな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000089-san-soc

ねつ造、でっち上げなんて、ようやっとるがな。

バレてへんだけ。

ウソつけって。


静岡県警のひとに聞いたら、
「袴田事件の捜査にかかわったえらいひとは、退職して、退職金は
もちろん天下りして、懐はぽっかぽか、楽勝の人生。

私もかかわったひとから、
捜査とは…と説教されたことがあります」


無実の人を刑場に追いやろうとした、静岡県警や検察、裁判所の罪こそ裁かれなアカンと思うのは、
ワシだけやないはず。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 北朝鮮制裁、拉致問題進展なら緩和 政府:拉致問題とミサイル問題は切り分け:米国が急かせているのだから遠慮無用

北朝鮮制裁、拉致問題進展なら緩和 政府[日経新聞]
ミサイル非難と両構え
2014/3/29 0:52

 政府は30〜31日の北朝鮮との局長級協議を控え、日本人拉致問題への対応を加速している。中距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮を非難しつつも、拉致問題で被害者の安否の再調査に応じるなど進展があれば、制裁を一部緩和する構えを見せる。北朝鮮問題で連携する米国もにらみながらミサイルへの対応と難しい両面作戦を取っている。

 「オールジャパンで拉致問題の全面解決に向けて取り組んでいきたい」。安倍晋三首相は28日夜、拉致被害者の横田めぐみさんの両親らを前にこう力を込めた。被害者家族会の飯塚繁雄代表は「日朝協議は問題解決のまたとないチャンスだ」と訴えた。


■解決へ決意アピール

 首相が官邸に被害者家族を招くのは約1年3カ月ぶり。官邸で意見を交わした後、首相公邸で夕食をともにした。安倍政権で家族会が公邸に入ったのは初めてだ。
 首相は自らの政権での問題解決に強い意欲を示している。国家戦略特区諮問会議など日程が立て込む中にもかかわらず、被害者家族と面会するのは決意をアピールする狙いがある。

 政府は30日から北京で日朝局長級協議に2日間の日程で臨む。北朝鮮のミサイル発射に抗議する一方、拉致問題ではめぐみさんら拉致被害者の安否に関する再調査を要求する考え。26日の北朝鮮のミサイル発射で政府内には局長級協議中止の声もあったが、「協議の場で抗議すればいい」との官邸の一声で予定通りの開催が決まった。


■北朝鮮が「変化」

 背景にあるのは北朝鮮側が対日姿勢を軟化させつつあるとの読みだ。10〜14日にはモンゴルでめぐみさんの両親とめぐみさんの娘、キム・ウンギョンさんとの面会が実現。首相は北朝鮮の対応を「変化」と公言した。
 約1年4カ月ぶりとなる局長級協議の日程も想定を上回る早いペースで調整が進み、実際の協議でも一定の範囲で日本側の要求に応じる可能性があるとの期待がのぞく。


[政府は様々な制裁措置を講じている]

モ ノ 全品目の輸出入禁止

カ ネ 北朝鮮居住者に対する300万円超の支払いなどは報告
北朝鮮への現金などの持ち出しは10万円超は届け出

ヒ ト 北朝鮮籍者の入国の原則禁止
対北朝鮮措置に違反した外国人船員・在日外国人の再入国などの原則不許可
日本から北朝鮮への渡航自粛の要請

運搬・移動手段 航空チャーター便の北朝鮮からの乗り入れ禁止
北朝鮮籍船舶の全面入港禁止

貨物検査 北朝鮮に対する国連制裁対象貨物を積載した船舶への貨物検査


 古屋圭司拉致問題相は28日の記者会見で「拉致問題解決に向けて前向きな取り組みをすることになれば我が国独自の措置は段階的に解除される」と表明。加藤勝信官房副長官も古屋氏の発言を追認した。制裁緩和カードをちらつかせて譲歩を引き出す狙いがある。

 北朝鮮は2008年6月の日朝実務者協議で「拉致は解決済み」としてきた立場を変更し、拉致被害者の再調査を約束。日本政府も制裁の一部緩和を決めたが、当時の福田康夫首相の退陣で白紙に戻ったことがある。

 実際には制裁緩和の壁は高い。核・ミサイル問題での対応との整合性を問われるからだ。今回の北朝鮮のミサイル発射への対応では、日本は米国と並んで国連安全保障理事会で厳しい対応を求める立場。首相も28日の拉致被害者家族との面会で「圧力を基本にして(拉致で)北朝鮮の言ってきたことを覆さないといけない」と指摘することを忘れなかった。

 政府高官は「拉致問題とミサイル問題は切り分ける」と強調するが、日米韓が対北朝鮮での連携強化を確認した直後だけに「拉致とミサイルの対応が股裂き状態になる可能性がある」との懸念も出ている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2805C_Y4A320C1PP8000/?dg=1


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/477.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 朴大統領 北朝鮮に対する統一基盤作りの3大提案発表:(ハーグ演説に関し)北朝鮮 朴大統領を名指しで批判

朴大統領 北朝鮮に対する統一基盤作りの3大提案発表[聯合ニュース]
2014/03/28 20:59

【ドレスデン聯合ニュース】ドイツを訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は28日(現地時間)、旧東ドイツ地域のドレスデンを訪れ、平和統一のための基盤作りに向けた北朝鮮に対する3大提案を発表した。

 朴大統領はドレスデン工科大から政治法律分野の名誉博士号を授与され、「朝鮮半島平和統一に向けた構想」と題した基調演説を行った。
 朴大統領は演説の中で、▼南北住民の人道的問題の優先的な解決▼南北共同繁栄のための民生インフラ構築▼南北住民間の同質性回復――の3大構想を北朝鮮側に提案した。

 3大構想提案の背景に関連し、「統一後の国で共に暮らすことになる南北住民が互いに理解し合ってこそ、ひとつの朝鮮半島に新たに生まれ変わることができる」との認識を示した。南北住民が助け合いながら同質性を回復できる交流と協力が必要だと主張した。

 朴大統領は「ドイツ国民がベルリンの壁を崩壊させ、自由と繁栄、平和を実現させたように、朝鮮半島でも新たな未来を切り開くために壁を取り払うべきだ」とした上で、新たな朝鮮半島の建設を呼び掛けた。

 人道的問題の優先的な解決については「分断により傷ついた離散家族の痛みを和らげるべきだ」として、離散家族再会の定例化をあらためて提案した。具体的な方策を北朝鮮側と協議し、赤十字国際委員会などの国際機関とも必要な協議を行うとの考えを示した。
 また、北朝鮮住民に対する人道的支援を拡大する方針も明らかにした。国連と共に妊婦と乳児のための栄養と保健に関する支援を行う「母子パッケージ事業」を展開すると説明した。

 インフラ構築に関連しては、「複合農村団地」の造成に向けて南北が力を合わせるべきだと提案。韓国が北朝鮮住民の便宜を図るため交通、通信などのインフラ建設に投資し、北朝鮮は韓国に対し地下資源の開発を進めることができるようにすれば、相互にとって有益だとの見方を示した。

 また、北朝鮮・羅先の羅津港とロシア極東沿海地方のハサンを結ぶ鉄道の改修や、羅津港の近代化などが中心となる「羅津・ハサン物流協力事業」など、現在推進中の南北とロシアの協力事業に加え、北朝鮮・新義州などを中心とした南北と中国の協力事業を推進することも提案した。

 南北住民間の同質性回復については「純粋な民間レベルの接触が拡大されるよう歴史研究・保全、文化芸術、スポーツの分野の交流などを奨励していく」と述べた。この構想の実現のために「南北交流協力事務所」の設置を北朝鮮側に提案した。

 朴大統領は特に、北朝鮮に対する提案が成果を上げることができるよう「一日も早く北朝鮮は非核化に向かうべきだ」と促した。北朝鮮が核問題に対し誠意ある姿勢で6カ国協議復帰と核放棄を進め、住民の生活を守ることを願うとした上で、「北朝鮮が核放棄の決断を下せば、北朝鮮に必要な国際金融機関への加盟や投資誘致のために韓国が積極的に支援する」と約束した。

 また、必要であれば周辺国と共に北東アジア開発銀行を設立し、北朝鮮と周辺地域の経済開発を図ることもできるとした。「北東アジア平和協力構想」(平和協力構想は非政治的な分野から協力を重ねる新たな枠組み)を発展させて、北朝鮮の安保に対する憂慮についても扱うことができる「北東アジア多者安保協議体」を推進させることもできると述べた。

 一方、韓国青瓦台(大統領府)は朴大統領の3大提案が、2010年3月に発生した海軍哨戒艦「天安」沈没事件を受け同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置と関係なしに推進されるかについて、「制裁措置は北朝鮮の責任ある措置が取られるまで維持されるべきだが、長い間、南北分断が続いているため民族的異質感が拡大している。北朝鮮住民のための協力は国民の共感を得て、段階的に検討を進める」と説明した。

 北朝鮮核問題との関連性については「国際規範などを順守する範囲内で段階的に北朝鮮に対する協力や支援を検討する。北朝鮮の非核化に確実な進展があれば、より本格的に推進する」との方針を示した。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/28/0200000000AJP20140328003300882.HTML

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北朝鮮 朴大統領を名指しで批判=韓国非難再開か [聯合ニュース]
2014/03/27 10:03

【ソウル聯合ニュース】オランダ・ハーグでの核安全保障サミットで韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮の非核化を強く求めたことに対し、北朝鮮は27日、朴大統領を名指しで激しく非難した。
 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の報道官は同日、朝鮮中央通信に対し、核安保サミットでの朴大統領の発言を「非常にひどい妄言」と非難。「朴槿恵が本当に北南(南北)関係改善を望むなら、勝手なことを述べてはならず、分別と理性を取り戻し、発言を控える作法から身につけるべき」と主張した。
 南北が先月14日の高官級協議で相互の誹謗(ひぼう)中傷を中止することで合意して以降、北朝鮮の対韓国機関が朴大統領を名指しで非難するのは初めて。北朝鮮が今後、韓国に対する誹謗中傷を本格化させるのではないかとの観測も出ている。
 祖国平和統一委報道官は、朴大統領がサミットで北朝鮮の核開発と経済発展の並行路線を批判したことについて、南北高官級協議の合意に自ら違反したと批判した。
 同委は今月26日には「書記局報道」を発表し、韓国軍が北朝鮮に向け非難ビラを散布したと指摘。朴大統領を名指しせずに「南朝鮮(韓国)の執権者が国際舞台で『信頼』だ『平和』だというベールをかぶって、『統一の使徒』のふりをしたばかげた遊びをしている」と主張していた。
ikasumi@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/27/0200000000AJP20140327000800882.HTML

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朴大統領の名指し非難 北朝鮮に中止要求=韓国[聯合ニュース]
2014/03/27 11:52

【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は27日、北朝鮮が朴槿恵(パク・クネ)大統領を名指しで非難したことを受け、「南北間合意の重大な違反で、最小限の礼儀も守らない行為であり、極めて遺憾」と批判した。その上で、「二度と無礼な行為をしないことを強く求める」と述べた。
 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の報道官は同日、朝鮮中央通信に対し、オランダ・ハーグでの核安全保障サミットで韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮の非核化を強く求めたことについて、「朴槿恵が本当に北南(南北)関係改善を望むなら、勝手なことを述べてはならず、分別と理性を取り戻し、発言を控える作法から身につけるべき」と主張した。南北が先月14日の高官級協議で相互の誹謗(ひぼう)中傷を中止することで合意して以降、北朝鮮の対韓国機関が朴大統領を名指しで非難するのは初めて。

kimchiboxs@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/27/0200000000AJP20140327001700882.HTML



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK163] オバマ大統領訪日、「国賓」で調整 18年ぶり:周辺諸国との兼ね合いで格上げに必死の外務省

オバマ大統領訪日、「国賓」で調整 18年ぶり
朝日新聞デジタル 3月28日(金)5時33分配信

 米国のオバマ大統領が4月下旬に予定する日本訪問で、日本政府が「国賓」として迎える方向で最終調整していることがわかった。日本政府関係者が明らかにした。

 オバマ氏は日本のほか韓国、マレーシア、フィリピンを歴訪する予定。米側は当初、日本滞在は1泊の日程で調整していたが、日本側が国賓待遇には天皇陛下との会見や宮中晩餐(ばんさん)会などの行事への参加が必要として、滞在日数の延長を求めていた。オバマ氏の滞在は2泊になる見通し。

 米首脳の国賓待遇はクリントン元大統領以来18年ぶりとなる。日本政府には昨年末の安倍晋三首相の靖国神社参拝以降、日米関係がきしむ中、オバマ氏を国賓として待遇することで関係改善につなげる狙いがある。

 オバマ氏は、安倍首相と首脳会談する予定で、ウクライナ情勢や環太平洋経済連携協定(TPP)について協議する。また北朝鮮をめぐる拉致、核、ミサイルの問題や日米韓の連携などの地域情勢、沖縄の基地負担軽減などをめぐり意見交換する見通しだ。

朝日新聞社

最終更新:3月28日(金)5時33分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000006-asahi-pol



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 朴槿恵大統領したたかな演出「安倍首相のあいさつ無視したり笑顔で握手したり…」
http://www.nikkei.com/photo/news/article/?ng=DGXNASGM28010_Y4A320C1EB1000#ng=DGXZZO68875360W4A320C1000000

http://www.asahi.com/topics/word/朴槿恵.html

朴槿恵大統領したたかな演出「安倍首相のあいさつ無視したり笑顔で握手したり…」
http://www.j-cast.com/tv/2014/03/27200286.html

「朴大統領はそのひと言ひと言や表情について、常に韓国国民を意識しているんです。握手は朴大統領がある程度満足するような話が日本側からあったのでは」と見ている。

安倍首相に“無視”で応えざるを得ない朴大統領の事情
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140326/kor14032623430008-n1.htm

ようやく会談後、朴氏はいくらか緊張が和らいだのか、安倍氏と笑顔で握手を交わした。安倍氏は「最後に握手できてよかった」と、東京で留守を預かる菅義偉官房長官に電話したという。しかし、国内世論を意識し対日批判を繰り返す朴氏の姿勢は変わりそうになく、日韓2カ国会談への道のりは遠い。

朴大統領の甘えと硬い顔 「今そこにある危機」より…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140327/plc14032714140009-n2.htm

もっともテレビに映らない場面では「安倍首相と朴氏は握手し、笑顔であいさつしていた」(同席した政府関係者)。朴氏の外交儀礼を無視した態度は、主に韓国内向けのポーズだったのだろう。

昨年9月にロシアで安倍首相と朴氏が立ち話をした際も、朴氏は非常ににこやかで会話の中身も常識的だったと聞く。ただ、朴氏は別れ際に首相にこう念を押すのを忘れなかった。

「私と握手したことは言わないでくださいね」

日本の首相に、少しでも歩み寄ったような印象を与えるのは政権運営上、朴氏としては避けたいところなのである。

会談前に笑顔で握手する安倍晋三官房長官(左)と韓国ハンナラ党の朴槿恵代表(肩書は当時)=東京都内のホテルで2006年4月7日

http://mainichi.jp/graph/2012/12/20/20121220k0000m030075000c/004.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 小保方晴子博士のコピペ事件が世間を騒がしているが…
 小保方晴子博士のコピペ事件が世間を騒がしている。わたしは、個人的にはSTAP細胞の実在を熱心に信じていて、その理由はあんなかわいい子が嘘つくはずがないと、まぁアイドルの婚約を信じたくないのとおなじレベルの関心を抱いている(笑)。
 そして彼女のコピペを非難するぐらいなら、もっと大量に、ひんぱんにコピペがくりかえされているのが、この阿修羅の掲示板だと思う。疑問や批判に新規投稿者がこたえないのも似ている。もっとも、小保方晴子博士だから返事が欲しいのであって、赤色野菜のワンパターンの返事が欲しいわけではけっしてないが…
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/481.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 「あの8億円は、何だったのか」渡辺喜美代表と吉田嘉明会長のドロドロ地獄のドラマは、しばらく続く(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/07121a9ddba0d57ab0d286ab4eda565a
2014年03月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆このごろは、政治家の疑惑に対して、市民団体が、東京地検特捜部に「告発状」を提出し、これを受理して本格的捜査が開始され、慎重捜査の結果、起訴、不起訴が決定される。不起訴処分が決まると、市民団体が、この決定に不服として東京検察審査会に審査を申し立てて、裁判沙汰に発展させようとするというパターンがすっかり定版になってきている。

 東京都の猪瀬直樹前知事が、医療法人徳洲会グループの徳田虎雄前理事長から東京都知事選挙にからみ現金5000万円を受け取った件で、公選法違反容疑が浮上した際、2013年11月23日、市民連帯の会(三井環代表)から告発された。このとき、徳田虎雄徳洲会前理事長、2男の徳田毅衆議院議員(現在は辞職)も被告発人となった。
捜査の結果、東京地検特捜部は3月28日、選挙資金を収支報告書に記載しなかったとして、猪瀬直樹前知事を公選法違反の罪で略式起訴、猪瀬直樹前知事は、罰金50万円を支払ったという。東京都知事選挙後に収支報告書に「5000万円借り入れた」とたった一行記載していれば、公職選挙法違反罪に問われることはなかったのである。
猪瀬直樹前知事は罰金を支払った後に記者会見し、このなかで「奢っていた」と反省していたけれど、もはや取り返しがつかない。

◆みんなの党の渡辺喜美代表も3月28日、東京都の市民団体代表から公職選挙法違反罪や政治資金規正法違反罪などで東京地検特捜部に告発状を提出されている。特捜部は今後、受理するか否かを検討するという。告発状によると渡辺喜美代表は、化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から2010年の参院選前に3億円、2012年の衆院選前に5億円計8億円を借り入れていたが、選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書への記載がなければ、公職選挙法や政治資金規正法に違反するとしている。
 渡辺喜美代表は、「8億円を借り入れを申し込み、個人口座に振り込まれた」と事実を認め、「純粋に個人として借りた。違法性の認識はない」と語っている。

 吉田嘉明会長は、「選挙資金として貸した」としながら、「返還されなくてもよい」とも語っているといい、渡辺喜美代表は「純粋に個人として借りた」と釈明しているので、金銭貸借の趣旨が食い違っている。借用書は、2010年の3億円分だけで、2012年の5億円分については、差し入れられていない。いずれも、国政選挙に密接に関係しているので、常識的には、選挙資金という趣旨が濃厚だが、個人的に借りてはならないという決まりはなく、カネに色がついていないので、選挙資金だったと決めつけることはできない。

◆政界では、政治家がタニマチに資金提供を求めるときは、「カネをくれ」という寄付(政治献金)を求める趣旨がほとんどで、タニマチは、文字通り「政治献金」の趣旨で提供している。

 しかし、公職選挙のときは、実質「政治献金」であっても、公職選挙法違反に問われないようにするため、一応「貸付け」という形を取り、政治家に借用書を差し入れさせる。だからといって、「返済」は求めない。これが一種の隠れた慣習となっている。従って、この場合、選挙の収支報告書に記載しておれば、何の問題にもならない。

 しかし、今回の渡辺喜美代表の件は、政党の代表として対面を保つための借金だったのか、政治活動のためだったのか、国政選挙のためだったのか、判然としていない面がある。

 吉田嘉明会長の側では、政治献金の趣旨で8億円を振り込んだのであったら、政治資金規正法上の寄付額の制限(企業献金額、個人献金額の制限)に抵触するので、政治資金規正法違反罪に問われて、刑罰を受ける。ただし、「返済は求めない」と発言しているところに注目すると、「贈与税」が渡辺喜美代表に課税される可能性がある。この渡辺喜美代表と吉田嘉明会長のドロドロ地獄のドラマは、しばらく続きそうである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/482.html

記事 [政治・選挙・NHK163] “不適格”経営委員を野放しにするNHK「監査委員会」の怠慢(日刊ゲンダイ)
“不適格”経営委員を野放しにするNHK「監査委員会」の怠慢
http://gendai.net/articles/view/newsx/149046
2014年3月28日 日刊ゲンダイ



苦情殺到/(C)日刊ゲンダイ


 自公与党は27日、民主党など野党6党の反対を押し切り、衆院でNHKの2014年度予算案を可決した。野党の反対は、従軍慰安婦をめぐる籾井会長の不適切発言や、経営委員である百田尚樹氏、長谷川三千子氏の右翼的言動が理由だ。


 不思議なのは、国会で罷免要求まで出た百田氏と長谷川氏に対し、NHKが何もアクションを起こさないことだ。NHKには経営委員や会長の職務執行を監査する「監査委員会」がある。「放送法違反」「服務準則違反」の疑いがある場合は、それを調査し遅滞なく経営委員会に報告しなければならない、と放送法が定めている。現在の委員は3人。月2回のペースで開催され、09年に小丸成洋経営委員長(当時)が社長を務める福山通運が行政処分を受けた際、本人を調査したこともあった。


■トップの年収は2206万円


 百田氏と長谷川氏の言動は、放送法36条の罷免要件「職務上の義務違反」ないし「委員たるに適しない非行」に該当すると国会で追及された。監査委はなぜ動かないのか。常勤の上田良一委員(前三菱商事副社長)は年間2206万円と国会議員クラスの報酬を受け取っている。もちろん、原資は皆さまの受信料だ。何もしないのは怠慢ではないか。


 NHKに詳しいジャーナリストの小田桐誠氏がこう言う。


「百田氏と長谷川氏の発言は思想信条の問題なので、恐らく、不正経理や着服のように、『服務準則違反』と断定しにくいのでしょう。そのため、調査に及び腰なのだと思います。また、国会でNHK予算の審議で、ヘタに動いて事を荒立てたくないという考えもあると思います」


 NHKは「監査委が調査すると決めていないからしません。個別の問い合わせにはお答えしません」(経営委員会事務局)と言う。


 監査委はNHK不祥事が相次ぎ、08年にガバナンス強化を盛り込んだ改正放送法の施行によって設置された。


「04年の番組制作費着服事件の際は、当初50日間の調査でNHKには5800件の苦情が寄せられた。その後、100万件を超える不払い騒動に発展したのです。今回は1月下旬から50日間の調査で、苦情は当時の5倍以上の3万4000件に達しています。NHKが正式な不払い件数を発表するのは5月下旬か6月でしょうが、トンデモない数になるのは間違いありません」(小田桐誠氏)


 そうなれば、監査委も動かざるを得なくなる。ならば早く調査を始めた方が傷が浅く済むのではないか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/483.html

記事 [政治・選挙・NHK163] また“お友達”人事 フィリピン大使に「自衛隊幹部」急浮上(日刊ゲンダイ)
また“お友達”人事 フィリピン大使に「自衛隊幹部」急浮上
http://gendai.net/articles/view/news/149042
2014年3月28日 日刊ゲンダイ



防衛省は寝耳に水/(C)日刊ゲンダイ


 安倍政権がまた“お友達”人事を画策中だ。今度は次期フィリピン大使で、ナント、28日付で退職する海上自衛官の起用が急浮上しているという。


 これまでに、防衛省の背広組が大使になることはあっても、自衛隊の制服組が就任したことは一度もない。シビリアンコントロールの観点から検討されてこなかったのだろうが、右傾化政権はそんな配慮もお構いなしだ。


「フィリピン大使への転身が噂されているのは、海自・佐世保地方総監の吉田正紀氏(57)です。どうやら今回の大使人事は、安倍首相―斎木外務次官ラインの個人ルートで進められていて、防衛省では『寝耳に水』と大騒ぎになっています。フィリピンは南シナ海の領土問題で中国と争っている。そんなところに“元軍人”大使が就任するなんて、中国にケンカを売るつもりでしょうか」(霞が関関係者)


■国防族と太いパイプ


 吉田氏はワシントン大使館で防衛駐在官を務めた経験がある。“政治将校”タイプで、目黒にある海自幹部学校長だった頃は、永田町の議員会館を背広姿でしょっちゅううろついていたという。安倍を含め自民党の国防族とは太いパイプがある。


「吉田さんは上昇志向の強い人ですが、海自内で起きたセクハラ問題の余波で、厳重注意処分を受け、トップの海上幕僚長になれなかった。大使になれれば大逆転。本人はヤル気満々で、斎木次官に声を掛けられたことを言いふらしているようです。酒癖が悪く、大言壮語でワシントン時代は『要注意人物』とされていたそうですよ」(外務省関係者)


 NHK経営委員の百田尚樹氏や内閣官房参与の本田悦朗氏など安倍が任命した“お友達”は、右翼的発言が国内外に波紋を広げ、ロクな結果を生んでいない。吉田氏も、いかにも安倍好みの“キワモノ”のようだが、そんな人物が大使になって大丈夫か。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/484.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 袴田巌さん「失われた48年」 あまりにも少ない国の“代償”(日刊ゲンダイ)
袴田巌さん「失われた48年」 あまりにも少ない国の“代償”
http://gendai.net/articles/view/newsx/149044
2014年3月28日 日刊ゲンダイ


 1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」の再審開始が27日、静岡地裁で認められ、80年に死刑が確定していた袴田巌氏(78)が東京拘置所から48年ぶりに釈放された。

 27日の決定に検察側が即時抗告すれば、再審を行うかの判断は東京高裁に委ねられる。だが、再審を言い渡した村山浩昭裁判長は、犯行時に袴田氏が着ていたと認定された衣類5点について、「後日捏造された疑いがある」「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」と結論づけた。検察がどうあがいても、逆転無罪は確実だろう。

 となると、政府は袴田氏の“失われた48年間”に対して、代償を払う責任がある。

「補償金額は、冤罪被害者への補償を定めた〈刑事補償法〉で、拘束日数に応じて決まります。1日当たり1000〜1万2500円の範囲で、拘束中の苦痛や逸失利益、裁判所や捜査機関の過失などを考慮して判断されます」(弁護士の紀藤正樹氏)

■1時間当たりたったの521円

 最近の冤罪では、東電OL殺害事件(12年)と足利事件(10年)の元被告に、最大額の1日1万2500円の計算で補償金が支払われた。袴田氏もこのケースに該当すれば、48年分で2億1900万円をもらう権利を手にする。

 もっとも、「時給」に換算すれば、たったの521円だ。都道府県別の最低賃金で最も安い時給664円を大幅に下回る。十分な補償とは到底いえないだろう。

 刑事補償法とは別に、国に対し国家賠償法による損害賠償を請求できるが、勝訴するのは至難のワザだ。

「国家賠償請求が認められるのは、捜査や起訴段階での警察や検察の行為に故意または過失があったことを、訴訟を起こした側が立証できた場合のみです。袴田事件に関しても、48年前の事件にかかわる証拠を握っている権力側の方が有利なのです」(前出の紀藤弁護士)

 最近では、郵便不正事件で無罪が確定した村木厚子厚生労働事務次官が、国に330万円の損害賠償を求めていたが、最高裁での上告が今月25日に退けられ、村木氏の敗訴が確定した。

 袴田氏は長い拘禁生活で精神を病み、糖尿病に加え認知症も進んでいる。捜査機関は証拠をでっち上げ、司法は再審請求を先延ばしにしてきた。国家の罪は極めて重い。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 弱者に冷たい「アベノタックス」 《高橋乗宣の日本経済一歩先の真相》(日刊ゲンダイ)
弱者に冷たい「アベノタックス」 【高橋乗宣の日本経済一歩先の真相】
http://gendai.net/articles/view/news/149025
2014年3月28日 日刊ゲンダイ


■配偶者控除見直しの詭弁

 弱者を支える仕事はカネにならないとされる。なにしろサービスを必要とする相手は金銭的に恵まれていないのだ。対価を受け取ろうにも限界がある。だから、公的な機関が担うのだ。どうにかして弱者を支えるのは、行政の重要な役目である。

 安倍政権は、この原則を踏み外している。専業主婦がいる世帯の所得税を軽減する配偶者控除について、「縮小や廃止を検討する」と報じられた。従来の制度は女性の社会進出の妨げだったと指摘。働く女性を増やすことが成長戦略の柱のひとつになるとの発想だ。
 なんとも乱暴なやり方である。

 現行制度では、配偶者の所得が103万円以下の場合、本人に所得税がかからない上、会社員の夫の課税所得を38万円減らせる。この救済措置をなくし、家庭から追い出そうというわけだ。

 だが、それによってどれだけの人たちをどんな仕事に就かせたいのか。働くことを希望しながら職に就いていない人は668万人に上るとされる。はたして、これだけの数を受け入れる職場はどこにあるのか。外国人労働者の代わりに居酒屋やコンビニで職を得たとしても、「女性の社会進出につながった」とはいえまい。それが成長に寄与するというのだろうか。大いに疑問である。

 そもそもすべての専業主婦が働きに出られるわけではない。育児や家事、介護に追われている人たちも大勢いる。専業主婦が支えてきた家庭にとって、控除見直しは死活問題だ。育児や介護の公的サービスが充実しているのならまだしも、それもアテにならないのだから、いったい、どうやって暮らしていくのか。控除カットの一点で「女性の社会進出」「成長戦略の柱」とするのは詭弁(きべん)である。

 安倍政権は、法人事業税で導入されている外形標準課税についても、対象拡大を検討しているそうだ。資本金や社員数といった「外形」に課税するもので、赤字企業も対象になる。これまで税金が免除された中小零細の赤字企業からも税金を召し上げる考えだ。

 さて、これらの見直しで増えた税収は何に使われるのか。「アベノタックス」が強者をドンドン持ち上げる税制である以上、法人税の減税や富裕層減税、ムダな公共事業に化けてしまう恐れは強そうである。

【高橋乗宣】



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 冤罪事件とは、「真犯人」を警察と検察が逃がしたということですよね(八木啓代のひとりごと)
冤罪事件とは、「真犯人」を警察と検察が逃がしたということですよね
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-709.html
2014-03-28 八木啓代のひとりごと


 さて、ふだん冤罪問題には無関心な世間も、さすがに昨日からは、袴田さんの件が多少話題になってます。世界的にも、BBCから果てはニカラグアまで、幅広く報道されていますね。なんといっても、ギネスブックに載っている「死刑囚」でしたし、日本の刑事司法の異常っぷりが世界に周知されるのは、日本の恥ではありますが、自浄能力のない人たちにとっては、重要なことです。
 なんといっても、静岡地裁の再審決定で、「捜査機関によって捏造された疑いのある証拠によって有罪とされ、死刑の恐怖の下で拘束されてきた」「これ以上拘束を続けることは耐え難いほど正義に反する」とまで言われちゃったわけです。
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG27014_X20C14A3000000/

 もはや、裁判所でも、まともな裁判官になら、警察・検察が証拠を捏造することは、デフォルトと認められちゃったってことでしょうね。

 で、たまたま、昨日あたくしは、某検察関係の方とお会いしておりまして、その方は、「なにぶん、戦後のことだから、まだ、警察も検察も特高体質だったんでしょう」などと、やや苦しい言い訳をしておられましたが、だったら、袴田さんの拘置停止や再審に対して抗告するなよな、と言いたいですね。
 まあ、そこが、「間違っているとわかっていても引き返せない体質」、ということなのでしょうが、そういう体質だからでは済まないのですよ、私たち国民は。
 そもそも、そのせいで、袴田さんは人生を狂わされただけではありません。真犯人は見事に逃げ切ったといえるわけで、犯罪捜査をするどころか、真犯人を助けちゃったんですよね、警察と検察は。そんなんで、正義などとは抜かしてほしくないもんです。

 そして、もうひとつ。この袴田事件のように、明らかに間違った捜査が行われたり、証拠が捏造されたとしか考えられないことが判明しても、当時の警察・検察関係者が断罪されることはないのです。だから、ある意味、やった者勝ちになっちゃうわけですね。
 あの、田代元検事の虚偽有印公文書作成のようなバレバレの事件ですら、検察官は不起訴になってしまう。それはまさに、警察や検察の犯罪を捜査する機関がないからです。
 また、こういった冤罪事件の場合、第三者機関によって、しっかりした検証を行うことが不可欠であると思います。そこをうやむやにして、袴田さんが無罪になっておめでとう、で終わってしまわせてはなりません。

 とはいっても、検察も警察も自浄能力はないのは露呈していますんで、そこは立法府に頑張っていただきたいところですが、とはいえ、安倍ちゃんの自民党では無理っぽいのが残念です。みんなの党の渡辺氏も、公職選挙法違反や政治資金規正法というかたちで刑事罰に問われる可能性は微妙としても、倫理的な意味でのダメージは巨大ですから、もう「みんなの党」は失速でしょうし、維新は崩壊寸前ですし、といっても、もはやいまの民主党じゃあねえ、みたいな。

 そして、今月末に決定が出る飯塚事件の再審請求では、犯人とされた久間三千年氏は、一貫して無実を訴えつつ、死刑執行されています。この場合はいったいどうなるのか?
 
 前田恒彦元検事のケースのように、裁判でまったく使われていない証拠ですら、改ざんしたら2年の実刑なのです。裁判で使われた証拠を捏造したらいったいどうなるのか。検察・警察性善説であるがゆえに、そういった罪が、刑法に規定されていないのも問題です。(まあ、強いていうなら、特別公務員職権濫用罪ということになるわけですが)

 むろんこれ以外にも、冤罪の疑いのある事件は多いのですが、現在進行形のPC遠隔操作事件も、目が離せない展開となっています。

 たとえば、犯人は2012年11月13日と2013年1月4日の神奈川新聞を必ず入手できた人間でなくてはなりません。
 しかし、東京都内で神奈川新聞が入手できる場所は限られていて、11月の分に関しては、片山さんが分倍河原の派遣先に行っていた際に、その先の(同じ分倍河原の駅ではない)売店で購入したというのが検察の主張なのですが、なぜか、そのSUICAの履歴は、証拠として出されていないのです。
 おかしいですねえ。もしも、片山さんのSUICAに問題の売店のある駅までの履歴があれば、動かぬ証拠ですから、検察は出さないはずはありません。
 しかし、逆に、片山さんが派遣先を出て、徒歩で分倍河原の駅に向かい、そこからまっすぐ家に帰っていたとしたら、片山さんが無罪である可能性はむしろ濃厚になります。(共犯者が絶対いないとは限らないので、それだけでは、無罪の決定的証拠にはなりませんが)
 
 もちろん、片山さんが犯人で、分倍河原から問題の売店のある駅までは、SUICAを使わずに切符を買ったのだとしても、そこには往復の時間分の不自然な空きが出るはずです。むろん、派遣先から分倍河原で家に帰る電車に乗るまでの間に、多少の空きがあったとしても、駅前でラーメンでも食べていたかもしれないので、それだけでは有罪の証拠にはなりませんが、それにしても、検察の出しているしょうもない監視カメラのビデオ映像で、どうみてもやっていないガッツポーズをやっていることにするよりは、裁判官の心証を悪くする証拠であるはずです。

 なのになぜ、出さないんでしょうね。
 もちろん、検察は、自分に不利な証拠は出さないという伝統がありますから、きっとそのSUICAの履歴も、検察には都合の悪い時刻が刻印されていた可能性がありますね。
 なんといっても、昨年3月24日の段階で、実は、検察の現場は、片山氏起訴のための決定的な証拠を持っていなかったのに、上の方の決定で起訴しちゃったらしいという内部情報があるのでして(出所は今は言えませんが)、その時点で、検察がSUICAの履歴を調べてなかったはずはないのですよね。

 さらにさらに。
 この一年間、検察はずっと、片山氏の保釈を頑強に阻止し、接見も禁止してきたわけですが、その理由が、「証拠隠滅の疑いがあるから」なんです。
 おかしいですよね。

 実は、警察と検察は、記者たちにはずっと「検察は動かぬ証拠を持っていて、それが公判で明らかになるから、片山は絶対に犯人だ(=だから、冤罪説なんか書くと大恥かくぞ)」と囁き続けていて、それで、この1年間、片山さんのことはあまり記事にならなかったのです。

 でも、そんな「動かぬ証拠」があるなら、片山さんにちょっとぐらい他の証拠隠滅されたところで痛くも痒くもないはずですし、公判でもとっくに出てきているはずです。
 ところが、その記者たちをビビらせていた「謎の証拠」というのが、じつは、「片山さんが猫に首輪をつける瞬間などぜんぜん映ってないビデオ」だったり、結局出てこない「FBIの捜査協力でわかったとかいうDropboxの中のファイルの痕跡」とかなんですよね。

 そして、実際の公判では、検察は何を血迷ったか、証人の方たちに、片山さんが「優秀なプログラマであって、ウイルス作成能力があった」ということを何とか証言させようとしている。
 あのね。片山さんはウイルス作成罪では起訴してないんじゃなかったの?

 もちろん、それを受けた弁護側に「片山さんにはウイルス作成能力がない」という、絶対、論理的には不可能な反論をさせるためとしか思われません。気の毒な片山さんは、公開処刑みたいに、味方である弁護チームから「どんだけ無能か」みたいなことを言われなきゃならない、すごい気の毒な羽目になっちゃったわけです。

 それにしても、片山さんが、仕事の合間に、チョチョッと、あらゆるウイルス対策ソフトをあっさりかいくぐっちゃうような遠隔操作ソフトを作れちゃうほど、ずば抜けて優秀なプログラマなら、どうして、「無実を信じてた」はずの会社社長は、片山さんを解雇しちゃったのでしょう。

 そして、検察側証人として、片山さんにソフトを作れた可能性はあると証言した、LACの社長さんは、もしも、片山さんが犯人だとしたら、もちろん、出所後には雇ってくれますよね。そんな凄いプログラマなんですから。

 とまあ、多少、パソコンに詳しい人間なら、もはやツッコミ放題状態なんですが、それでも、基本的には、検察絶対有利で、かつ、推定無罪じゃなくて、推定有罪の日本の刑事裁判です。片山さんが犯人でないとすると、真犯人が片山さんのパソコンを外部から操作したということを裁判官が納得しない限り、片山さんは有罪となってしまう可能性があります。

 ということで、どうやって、「ウェブサイトというのは...」という説明からしなくちゃならないような裁判官の方に、真犯人が片山さんのパソコンを外部から操作した可能性のほうがむしろ高いことを理解していただくことができるのか。

 やっぱ、実際に、片山さん以外の人でも、片山さんのパソコンに侵入して、偽の履歴を残したりというようなことが、できる人にはできるんだよってことを、誰かに実際に、証明してもらうしかないのかなあ。
 と、ゆーよーなことをですね、などと考えている今日この頃です。

 だいたい、この狭いギョーカイに、「もっと怪しい人」は他にいますよね? ほら、地検刑事部長さんが机の引き出しの奥に突っ込んでる書類の中に。検察に恨みを持ってる遠隔操作のプロ中のプロの方に関するファイルが。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 時論公論 「袴田事件"国家機関が無実の人を陥れた"」
時論公論 「袴田事件"国家機関が無実の人を陥れた"」
2014年03月28日 (金) 午前0時〜
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/184128.html


橋本 淳 解説委員



半世紀近くにわたって無実を訴え続けた元プロボクサー、袴田巌さんの再審(裁判のやり直し)の決定が出され、袴田さんは拘置所から釈放されました。裁判所の決定は、「警察が証拠をねつ造した疑いがあり、国家機関が無実の人を陥れた」とまで指摘しています。死刑判決を覆す決め手になったDNA鑑定の重要性と捜査手法の問題を考えます。
 
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袴田さんは中学を卒業後、ボクシングを始め、日本フェザー級の6位まで上りました。その後、体を壊してボクシングをやめ、昭和41年の袴田事件の舞台になったみそ製造会社に勤めていました。同じ年にアメリカで起きた殺人事件で、えん罪が明らかになった元プロボクサー、ルービン・カーター氏になぞらえて語られることも多く、ボクシング界を挙げての支援活動が行われてきました。
 
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袴田事件は、どのような経緯をたどったのでしょうか。
昭和41年6月、今の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の自宅が放火され、
焼け跡から子どもを含む一家4人が殺害されているのが見つかりました。その2か月後、線路の反対側にあったみそ工場の従業員寮に住んでいた袴田さんが逮捕されます。当時30歳でした。捜査はこの時点で、決定的な証拠が得られておらず、本人は否認を続けましたが、最後には犯行を認める自白調書が作成され、起訴されました。

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そして、裁判が始まっていた翌年になって、みそ工場のタンクから血の付いたシャツやズボンなど「5点の衣類」が発見されます。事件の直後に警察がみそ工場を捜索したのに、後になって工場から衣類が見つかるのは、極めて不可解なことでした。しかし裁判所は、「5点の衣類」は本人が犯行の際に着ていたもので有罪の決定的な証拠であるとして、昭和55年に死刑判決が確定しました。

この判断を覆したのが、DNA鑑定です。DNA鑑定は平成に入って本格的に導入されましたので、袴田事件の時には、まだありませんでした。鑑定技術が向上した2年前に、再審請求を審理していた静岡地方裁判所が実施しました。 
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鑑定で特に注目されたのが、「5点の衣類」のうちシャツの右肩に付いていた血痕です。死刑判決では、袴田さんが事件の時、右肩にけがをしていて、シャツの血痕と血液型が一致したことから、本人が犯行の際に着ていたと判断していました。ところがDNA鑑定の結果、「シャツの血痕と袴田さんのDNAの型は一致しない」とされました。検察は、「血痕が古すぎて鑑定結果は信用できない」と主張しましたが、静岡地裁は27日の決定でこれを退け、「無罪の明らかな証拠だ」として再審を認めました。そのうえで、5点の衣類は、「警察がねつ造した疑いがある」と指摘しています。

DNA鑑定は、犯人の特定に威力を発揮する一方、受刑者がえん罪を晴らす有力な証拠にもなってきています。
 

実際、この4年ほどの間に、足利事件と東電女性社員殺害事件で新たに行われたDNA鑑定によって、服役中の受刑者が再審無罪となるケースが相次ぎました。
アメリカでも死刑囚18人を含む300人以上の無実が明らかになったと言います。アメリカで数が多いのは、事件の遺留物の保存を義務付け、受刑者がDNA鑑定を求める権利を保障する法整備が進んだからです。これに対して日本では、遺留物の保存や鑑定は捜査機関や裁判所の裁量に委ねられていて、遺留物が保存されていないためにDNA鑑定ができない再審請求事件もあります。袴田事件で鑑定が実施できたことを偶然の産物とはせず、アメリカのような仕組みをきちんと作っていく、そうした議論を始めてもいいのではないでしょうか。
 
さて、決定が指摘した「警察による証拠ねつ造の疑い」。その理由として静岡地裁は、「自白を引き出した取り調べで人権を顧みずに追及する姿勢が顕著だった」ことをあげています。
実は、死刑判決を書いた裁判官の中に、当時から袴田さんの「自白」に疑問を持っていた人がいます。
 
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熊本さんは7年前、守秘義務を破って異例の告白をしました。この中では、警察の厳しい取り調べで、袴田さんがうその自白を強いられたと見ていたこと、無罪にしようとしたが、ほかの裁判官を説得できず、心ならずも死刑判決を書いたことを明らかにしました。

その警察の厳しい取り調べ。1日平均12時間行われ、逮捕から20日目に自白しました。袴田さんはのちに、「警察官から殴られたり蹴られたりした。『君を殺しても病気で死んだと報告すればそれまでだ』と言って脅された」と述べています。
 
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厳しい取り調べの背景には、やはり決定的な証拠がなかったことがうかがえます。裁判に提出された警察の捜査記録には、取り調べの方針として「袴田に犯人は自分以外にはないことを強く印象づけるよう努める」と記され、「自供を得なければ真相把握が困難な事件だった」と書かれていました。
 
しかしその供述は、多くの重要な事柄が二転三転しています。例えば、事件の動機です。
 
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自白した最初の日、9月6日の調書では、「被害者の専務の妻から、『家を新築したいので強盗に見せかけて放火してほしい』と頼まれた」と供述していました。ところが、翌日の調書では、「専務に冷たくされ話をつけに行った。
それでクビになるなら金を奪おうと考えた」となり、さらに次の日には、「アパートを借りる金が欲しくて盗みに入ったが、見つかって殺害した」と大きく変わっていました。

過去のえん罪事件でも見られるこうした供述の変遷は、なぜ生じるのか。
専門家は、「厳しい取り調べでいったん自白した容疑者は、無実であっても事件の筋書きを語らざるを得ない状況に追い込まれる。取調官の追及にヒントを得ながら、想像を巡らせ犯人を演じてしまう」と指摘しています。
 
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現在、国の法制審議会では、無理な取り調べで得た供述が間違った判決につながってきたことへの反省から、取り調べを録音・録画、すなわち可視化する議論が行われています。この中では、取り調べの全ての過程を可視化するかどうかなどを巡って意見が対立しています。袴田事件のようなケースを見ますと、一部の録音・録画だけで、裁判官や裁判員は果たして正しい判断ができるのだろうか、そんな疑問がわいてきます。

袴田さんが、同じ境遇にあった元プロボクサー、ルービン・カーター氏に宛てて25年前に獄中から出した手紙には、次のように書いていました。
 
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「私は無実の罪を晴らす闘いの世界最強のチャンピオンになることを願っています」。その手紙を書いた東京拘置所から、逮捕以来48年がたって釈放されました。静岡地裁は、「国の機関が無実の人を陥れ、死刑の恐怖の下で長期間身柄を拘束した」と指摘し、死刑が確定した事件では初めて、再審開始決定の段階で釈放を認めました。
検察が再審開始決定を不服とすれば、高等裁判所でさらに審理されることになりますが、「疑わしきは被告人の利益に」という原則を貫いた迅速な審理を望みたいと思います。
 
(橋本淳 解説委員)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/488.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 沖縄県知事選に鳩山元首相が出馬?(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/e6700d881f15073d5e38c4752f4bc090
2014-03-29 07:54:11

 沖縄の政治状況は、11月に予定される県知事選をにらんで早くも前哨戦が始まりました。今月中旬、民主党の沖縄県連代表、喜納昌吉・参院議員が鳩山由紀夫・元首相に会い、「知事選出馬を要請した」と、記者会見で明らかにしました。

 鳩山氏は、「あり得ない」と否定したそうです。

 自民党・沖縄県連は本日3月29日に、西銘恒三郎・衆院議員を会長とする新執行部を発足させ、候補者選びに取りかかる段取りです。ただ、現知事の仲井間弘多氏が自身の進退を明らかにしていないため、実際には動きようがありません。

 安倍政権は、普天間米軍基地の辺野古への移設を進めるべく、海底地質のボーリング調査を入札にかけています。来春には実際に埋め立て工事を始めたいと考えており、当面、仲井間知事との密接な協力を必要としています。

 他方、野党側は、翁長雄志・那覇市長の擁立を考えているようです。

 朝日新聞は本日の朝刊4面で、「辺野古攻防 次は知事選」の見出しで、「辺野古移設への批判を軸に力を結集したい野党側は、従来型の『革新共闘』はしないと決定。辺野古反対を掲げる保守系の翁長雄志・那覇市長の擁立を視野に入れる」と、報じました。

 安倍政権は、何が何でも辺野古への移設を強行する構えです。沖縄の人々がこれまで何度も県民大会を開いて、「辺野古への移設は止めていただきたい」と、はらわたから絞り出すような思いを訴えても、安倍首相は聞く耳を持ちません。「沖縄の負担軽減のためには、辺野古移設が欠かせない」の一点張りです。

 このままアベノホースという暴走馬が暴走し続ければ、血が流れるのは目に見えています。辺野古の現地で何千日も座り込みを続けてきたのは、年寄りが中心です。雨の日も、風の日も、お爺ちゃんやお婆ちゃんが中心になって、あるいは主婦が時間の許す限り、座り込みを続けてきました。

 前回、2004年に実施しようとしたボーリング調査を断念させたのは、こうした年配者の力が大きな役割を果たしました。今回、政府側は菅義偉・官房長官を中心に防衛省、警察、海上保安庁がチームを組み、強硬策を含め”秘策”を練っています。「同じ失敗はしない」と、固い決意です。

 ボーリング調査が行われる海上地点に移設反対派の船を近付かせないよう、海上フェンスを張ったり、多くの艦船も動員すると見られます。沖縄の人たちは黙ってそれを許すはずがありません。

 安倍政権は、なぜ中国との関係改善に力を入れないのでしょうか。東シナ海を波静かな「平和の海」にする努力をしないのでしょうか。軍事基地造りに入れる力の何分の一かでも対中関係改善に向けるなら、評価も高まりましょうに。

 そして、鳩山さんが宇宙人的な力を発揮して、普天間移設は「国外へ、最低でも県外へ」ともう一度、言い放ってもらいたいものです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 集団的自衛権、他国領で行使せず 政府素案、範囲を限定(朝日新聞)
            安倍晋三首相が念頭に置く集団的自衛権行使の事例


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000004-asahi-pol
朝日新聞デジタル 3月29日(土)5時45分配信


 集団的自衛権の行使容認に向けた政府の素案が判明した。現在の政府見解である「必要最小限度」の自衛権に、集団的自衛権の一部が含まれると憲法解釈を変更する。その上で実際に行使する場合、原則として自衛隊を他国の領土、領海、領空には派遣せず、日本領域か公海に活動範囲を限定する方向で検討している。

 活動範囲を限定することで、与党内で行使容認に反対する公明党の理解を得やすくなるとの期待が政府内にある。また、自民、公明両党内から「時間をかけて慎重に議論すべきだ」との意見が出ていることを踏まえ、素案のもととなる安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の報告書について、当初の予定を遅らせて5月の大型連休後に提出する方向でも調整している。

 ただ、活動範囲や行使の具体例は明記せず、首相の国会答弁などで示すことにとどめる意向だ。そのため行使の「歯止め」があいまいになり、公明党の理解が得られるかは不透明だ。

 複数の政府関係者によると、首相が念頭に置く行使の具体例は、朝鮮半島など日本周辺で起きた有事と、ペルシャ湾から日本に至る海上輸送交通路(シーレーン)の防衛。朝鮮半島有事の際でも自衛隊は半島に上陸せず、公海上での給油や攻撃を受けた米艦船の防護などを行う考えだ。シーレーン防衛では、戦闘状態にある公海にまかれた機雷の除去などを想定している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 金曜日の日刊スポーツ政界地獄耳/しんぶん赤旗日曜版の勢いが止まらない


























http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/491.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 今こそ国家戦略特区法に最大の警戒を!(神州の泉)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/03/post-957d.html
2014年3月28日


記事とは直接関係ありませんが、失礼します。

渡辺喜美の借入金問題と袴田元死刑囚の釈放で来週のトピックスが埋まりそうでですが、今日は国家戦略特区の発表ですよね。大きな話題の影で、またコソコソと進めていくような気がしてならないのですが・・・
投稿: 匿名 | 2014年3月28日 (金) 11時10分

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

これは前回記事に寄せていただいた読者さんのコメントだが、実は神州の泉もここ一週間くらいのマスコミ報道がスピン報道の性格が濃いかもしれないと感じていた。スピン報道とは、ある情報を大袈裟に投げかけて、人々の関心をそっちにそらし、注目されたくない情報から別の方向へ目を向けさせるための高度に操作的な報道である。

最近は東京新聞(中日新聞)を除けば、大手報道紙はアメリカ、日本政府、グローバル企業の御用新聞と化していて、クロスオーナーシップでそれらと繋がるテレビやラジオも同様に御用化している。東京新聞を除けば、日本の大手新聞、それと連なるテレビ報道はニュースの優先順位や取り扱う重さもほとんど判を押したように右ならえ状態である。まるで、個々のニュース・ソースに対して細かく談合をしてるかのように各社同じなのである。この金太郎飴状態自体が、大手メディアが政治や権力に取り込まれている一つの証左でもあるのだが、彼らは通常報道のみではなく、政府や政府をコントロールする米国コーポラティズムの意向を汲んで、国民をたぶらかすためにあえてスピン報道を行っている。この目くらましのスピン報道は、我々が思っている以上に頻繁に行われているように思う。

今日は3月28日、二日前、政府は今日(28日)、国家戦略特区諮問会議を開き、地域を絞って規制を大胆に緩める国家戦略特区を正式決定すると発表している。「広域都市型」と「革新的事業連携型」(バーチャル型)が決まるそうである。何度も繰り返して警告しているが、国家戦略特区はグローバル企業が推し進める新自由主義特区そのものであり、TPPと同じ経済構造を持つ。

この日本破壊性を糊塗するために安倍政権は、第一の矢、第二の矢という国内経済政策にあたかも連続するものであるかのような体裁を装って第三の矢「成長戦略」を放った。しかし、この成長戦略の核である国家戦略特区法、この法律こそが、内国的発想とは全く無縁の、グローバリゼーションの意志に基づく大規模な売国法だったのである。

国家戦略特区は、グローバル資本の意向を反映した日本収奪エリアの合法的な法制化なのである。日本市場や社会を、グローバル企業が合法的に収奪する“狩場”として構造転換する法制度である。言わば侵略的な大悪法と言えるものである。この特区法は日米構造協議から小泉・竹中構造改革を稼働させた意思の最終進化形であり、アベノミクス第一の矢と第二の矢はそのための“正のショックドクトリン”としてとらえることができる。

ショックドクトリンは人間の心理を突き動かして他の方向へ誘導する手法だが、通常は惨事便乗型と呼ばれるように、戦争や自然災害などの大災害で茫然自失しているときに、グローバリストたちは新自由主義路線を敷設する。これを“負のショックドクトリン”とすれば、オリンピック招致が決まった報道などは、該当地の住民を喜ばせるから、「正のショックドクトリン」ということもできる。

そうなると、アベノミクスの第一・第二の矢、金融緩和と財政出動は国民に期待を持たせたから、第三の矢のための「正のショックドクトリン」とみなすこともできる。要するに第三の矢の亡国政策・国家戦略特区法に導くためのカモフラージュだったということになる。

国家戦略特区を発動すれば収奪目的の外資が雲霞(うんか)のように押し寄せ、日本は企業のみならず、国民や社会を守る共通社会資本まで彼らの権益構造に組み込まれる。その結果、国民は奴隷的な貧窮状態に移行する。特に日本の医療体制が市場原理一辺倒に組替えされた場合、国民すべてに行き渡っている世界に優れた医療体制は崩壊し、今までは直ぐに治療できていた怪我や病気で永久半病人化する人や死者が続出することになる。

国民は国家戦略特区がどれほど筋悪の法律なのか気づいていない。しかし、グローバル企業の犬と化している政府連中はよく気づいているので、後ろめたくて仕方がない。だから、彼らはマスコミ記者クラブ連中にスピン報道を依頼して、人々の目を故意に逸らし続けている。

ここ数日間の渡辺喜美氏の借入金問題、北朝鮮のノドンミサイル発射、袴田元死刑囚の釈放報道、ウクライナ情勢など、これらのニュースに過剰性を感じている人は情報リテラシーがある。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「安倍死!安倍晋三は辞めていいとも!今の安倍が敵じゃなくてなんだってんだ?安倍を倒せ!」民主党・有田芳生グループ
板違いだと批判されそうですが、今、日本で政治活動している人間たちがどういう「種類」の人間なのか、良く分かると思うので、政治板に投稿します。

普天間、原発、秘密保護法、TPP・・・・

別に人種差別主義者ではありませんが、何故、「日本と日本人が嫌いな外国人」が祖国ではなく、日本で「政治活動」するのでしょうか?

保守速報から
http://hosyusokuhou.jp/archives/37224450.html


【しばき隊】脱税ラッパーのECDが帰化を表明!「安倍死!安倍晋三は辞めていいとも!今の安倍が敵じゃなくてなんだってんだ?安倍を倒せ!」民主党・有田芳生グループ

1: チャック・ノリス : 2014/03/28(金)07:02:47 ID:sx3PYDcfB
ECD@ecdecdecd
@ecdecdecd 僕自身は契約を交したわけでもないのに国から「住まわせてやってる」と言わんばかりの扱いを受けることにずっと疑問だった。納税を拒否し投票もしないでアナーキストを自称していたこともあった。しかし、そういうのはもうやめた。納税し投票して国に言うことを聞かせる。

2014/03/22 07:30:13

sundora@sundora8
@ecdecdecd ばかだねー 納税(運転資金たんまり)したらますますやりたい放題じゃまいかw

2014/03/22 08:10:44

ECD@ecdecdecd
@sundora8 使い途を監視するんですよ。

2014/03/22 08:20:11

sundora@sundora8
@ecdecdecd くちゃいにをいはもとからダーンしなくちゃだわオホホ

2014/03/22 08:37:14

ECD@ecdecdecd
TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」が「嘘つき韓国の正体」なる本を聴取者プレゼントにしてやがる。

2014/03/28 06:09:04

ECD@ecdecdecd
なんかやたらネトウヨからメンション来ると思ったら保守速報に載ったのか。

2014/03/22 08:27:52

草莽雪風@Yukikaze70
@ecdecdecd  居候が家主に向かって 【お前も同じウチに住んでるだろ!!】 って言い放つってのは凄い発想ですね。

2014/03/22 12:28:10


ECD@ecdecdecd
こういう反論が多い。しかし少なくともそう言う者が「家主」であるわけはないし、「居候」と言うなら誰であれこの世界の居候だ。「国」「家」で「国家」、この言葉で勘違いするのかね。
https://t.co/E1JYn7xCHN

2014/03/22 14:12:54

*他、ツイート
ECD@ecdecdecd
安倍死!

2014/03/21 12:10:03

ECD@ecdecdecd
.@BarackObama Mr. Obama, please do not meet with Abe. オバマさん、ファシストの安倍首相に会わないでください。ツイートボタンで拡散を!→ http://t.co/HB1l1XtJn6 #ObamaPlsNoMeetWithAbe

2014/03/22 05:55:50

ECD@ecdecdecd
今の安倍が敵じゃなくてなんだってんだ?

2014/03/10 20:18:47

ECD@ecdecdecd
七年間も同じ吉祥寺北町にいやがったのか、安倍。

2014/02/28 10:18:47

ECD@ecdecdecd
自民党改憲草案、これを機に改めて問題化だ!
#安倍を倒せ

2014/02/25 18:34:33

ECD@ecdecdecd
首相がネトウヨになりまして...。
東京新聞:戦後教育はマインドコントロール 首相、衆院委で発言:政治(TOKYO Web) http://t.co/Q7katZNazk
#安倍を倒せ

2014/02/21 10:16:38

ECD@ecdecdecd
TBSラジオ森本毅郎番組冒頭で天ぷらに言及。
#天ぷら辞任

2014/02/19 06:34:07

ECD@ecdecdecd
そうか、安倍は3.11に何を学んだのかと憤ったけど何もしないほうが叩かれないと学んだのか。
https://t.co/swUIUyiqlg

2014/02/18 12:03:52

ECD@ecdecdecd
安倍いらねー。

2014/02/16 15:26:09

ECD@ecdecdecd
安倍晋三はインドに行くな!

2014/01/10 18:03:54

ECD@ecdecdecd
安倍政権やだ。ファシズムやだ。そう思うなら、 とりあえず以下のアカウントをフォローしましょう!
東京都知事候補・宇都宮けんじ @utsunomiyakenji
京都府知事候補・尾崎望 @ozaki_nozomu
名護市長候補・稲嶺ススム @susumu_ganbaru

2014/01/04 18:26:04

佐々岡と同じ顔人間@uozukei
それは本当に思います。。石原バックイコールそれ推しみたいな図式がある気がして不安になりますRT @ecdecdecd: 恐ろしいのは田母神のアレなツイートを拡散するのがネガキャンとして伝わらない相手がいるってこと。

2014/01/07 22:14:16

ECD@ecdecdecd
田母神によって東京の極右が可視化される。

2014/01/02 23:46:52


29: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:32:21 ID:MD89hEJDK
反日活動家が帰化する事は認められていない。

日本人に成り済まして何するつもりだよ、この基地害はwww

反日活動なら韓国に帰ってからやれや!


94: 名無しさん : 2014/03/28(金)11:04:43 ID:EDMP1CYO1
いや、君ら帰化したくても出来ないでしょw
本人は勿論親族に犯罪者が居てもダメなんだから。
今まで払っていなかった税金とかも関係してくるはず


95: 名無しさん : 2014/03/28(金)11:06:41 ID:h2bzZ4gUA
こんな犯罪者が帰化できるのか?
反日丸出しの朝鮮人が何で日本人になれるんだよ。
法務省おかしいだろう。


96: 名無しさん : 2014/03/28(金)11:08:25 ID:2Ach2wLI2
>納税を拒否し投票もしないでアナーキストを自称していたこともあった

脱税はアカン


26: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:27:23 ID:sx3PYDcfB
ご尊顔

新宿アルタ裏、安倍首相にヘイトを浴びせるECD
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/9/7/97283940.png


27: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:29:51 ID:sx3PYDcfB
ご尊顔

新大久保、座り込みをしデモを妨害、機動隊に排除されるECD
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/f/0/f0187389.png


28: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:30:48 ID:sx3PYDcfB
ピースサインを上げる
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/9/e/9e949d14.png


30: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:33:00 ID:sx3PYDcfB
排除後、再び戻り公道に額を付けしゃがみ込む
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/3/f/3f5d3efa.png


37: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:37:16 ID:wo9jRV3oR
これはワロタ
完全に帰化したかったが為の口実じゃないか


41: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:42:00 ID:wo9jRV3oR
たぶん今までは周りからあれこれ批判されるから出来なかったけど
これならいけると思ったんだろう


47: 名無しさん : 2014/03/28(金)07:53:50 ID:udO8AXiW4
しばき隊帰化条件満たすのかね


55: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:13:14 ID:ZHytFq9WD
しばき隊で活動してる時点で無理じゃない?


56: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:14:37 ID:m9as2zzgi
ていうかこんな反日思想のヤツ帰化させたらいかんだろw


58: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:17:28 ID:Xyyil9gVD
国外追放だろ


60: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:19:14 ID:piD8UZFdi
しばき隊って、公安監視対象でしょ?
帰化なんてできるん?


86: 名無しさん : 2014/03/28(金)10:46:03 ID:4319LpFV3
南朝鮮の徴兵とかから逃げるだけだろクズ在日
で、安全な立場から日本を非難と


62: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:21:12 ID:ZHytFq9WD
在日が本国の同胞に嫌われる理由わかるわー
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/e/d/ed6c6d85.jpg


66: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:42:44 ID:Kwu2lkAps
頼みもしないのに勝手に他国に来て住み始めておきながら
住まわせて貰っている発言に疑問とか

本当在日朝鮮人は、ねっからの寄生虫体質だな


67: 名無しさん : 2014/03/28(金)08:50:46 ID:sx3PYDcfB
ECD@ecdecdecd
@ecdecdecd TBSラジオにメールした。

2014/03/28 08:23:21


SAPIOの連載まとめたものらしいが、石田や有田や野間や木野
こいつら何に対しても速攻で抗議抗議抗議
一日中、韓国に触れるモノに目を光らせ、Twitterで在日仲間に拡散、集団で言論弾圧

ノイジーマイノリティの面目躍如

どっちがファシストなんだよ
・・・・


<参考リンク>

■『笑っていいとも!』に安部首相が出演 → 新宿アルタ前に抗議する人は在日・しばき隊だったことが判明!
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/233.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 消費税増税目前だが、国民は従来通り、落ち着いて行動していこう。
 今回の消費税増税分は、社会保障に使うと安倍内閣は言いながら、実は平成26年度の国の予算をみても、大企業優先で庶民切り捨てであることは明確である。
 
 しかも4月1日からの消費税増税に政府は、たとえば食料品消費税率を上げないとかの工夫を何もすることなく、庶民から絞り盗ることばかりを考えている。
 
 こんなに庶民から搾り盗って、果たして日本が健全に生きていくことができるのか疑問に思える。
 まして来年10月1日からは、消費税が10%となる。
 
 まさに悪徳政治屋、高級企業と高級官僚が栄え、庶民が没落していく構図であり、日本国民が萎縮し、国としての活力が失われていく。

 だが、国民は落ち着いて行動していく。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 本澤二郎の「日本の風景」(1582) <荒唐無稽の集団的自衛権> <超軍事大国を自衛隊が支援?>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52066004.html
2014年03月29日 「ジャーナリスト同盟」通信

<荒唐無稽の集団的自衛権>

 米軍にミサイルを発射する軍隊が、どこかに存在するだろうか。どんなに憶測をたくましくしても、それはない。日本海の米海軍の艦船、たとえば空母やそれを護衛するイージス艦を北朝鮮のミサイルが攻撃する?マンガの世界であれば、作家次第で脚色出来るが、現実にありえない。安倍は「ある」と繰り返し、わめいている。あり得ない空想を披歴して、その場合、自衛隊が助けるのだ、と何度も議会で叫んでいる。安倍の言う集団的自衛権の行使は「荒唐無稽」である。断言したい。

<超軍事大国を自衛隊が支援?>

 海に浮かぶ空母が1隻で海遊することはない。護衛するイージス艦は、敵対するミサイルの状況など、衛星を利用して瞬時に掌握している。相手の発射する以前に行動を察知、反対に敵基地をミサイル攻撃する。四方からの敵の電波を掌握、直ちに空母の攻撃機を出撃させることもできる。
 イージスから発射する電波は強烈で、これに当たると海鳥はたちどころに死んでしまう。安倍は、自衛隊がイージスや空母を守る、そのための集団的自衛権だと強弁する。
 こうした荒唐無稽の発言を公明党の閣僚は「よく理解出来る」と同調して、中国や韓国のジャーナリストを驚愕させている。超大型予算のスピード決着同様に、この憲法違反も自公で強行する、と隣国では一段と神経をとがらせている。

 安倍・国家主義に同調する公明党の大変身に平和国民もまた、試練に立たされている。同党はこれまでの党史の全てを投げ捨てて、右翼政党化していることも、内外の研究者から注意深く観察されている。国際社会での宗教活動を放棄するような政治を、いま推進する狙いについても注目を集めている。
 安倍は神道過激派そのものだが、太田は創価過激派なのか。

<米国を軍事的挑発する国はゼロ>

 核を保有する者同士の国家レベルの戦争はない。核廃絶はオバマに限らない。人類の総意である。あるとすれば、一部過激派の暴走、テロである。
 テロリストにとって、威力のある武器は興味の対象であろう。映画の世界に限らないだろう。しかし、理性が支配する国レベルでは、核戦争に突入することはない。大声を張り上げても具体化しない。
 一部の狂人・テロリストへの監視は、各国とも重要である。日本は54基の原発でプルトニウムを手にしたが、このうちの一つにミサイルを撃ち込まれると、それでおしまいだ。
 戦争の出来ない日本である。核兵器で武装したいと思い詰める安倍や石原、中曽根の野望が実現することはない。彼らの言動は、それこそ盗聴の対象であり続けるだろう。暗号を用いての対話も、秘密にすることなど不可能である。
 米軍にミサイル攻撃、それに対抗できないで屈する米軍を自衛隊が助ける?などというマンガでも、なかなか描けないだろう。夢の世界のことである。
 近い将来、米国に軍事的挑発する国はゼロである。安倍の荒唐無稽な議論に騙される日本人はそう多くはない。

<ワシントンにとって謎>

 「戦争を放棄した9条憲法の日本が、米軍を守る?一体、それは何のことか」というのが、多くのアメリカ人の感想に違いない。
 米国の軍人にとって興味があるとすれば、たとえばイラク戦争やアフガン戦争時に、自衛隊を先頭に立て、米国の若者の代わりに日本の若者に血を流してもらう、ということくらいだろう。
 ワシントンの好戦派の期待なのであろうが、これは安倍のいう、日本海の米海軍に北朝鮮ミサイルが飛来、さんざんな目に遭っている米軍を、自衛隊が助ける?というのとは、全く違う。
 こんなことだと、ほとんどの自衛隊員は現場を離反するだろう。どんな口実を用いようが、米軍の戦争の多くは大義のない戦争だから、そこに駆り出される自衛隊はたまったものではない。
 米軍を自衛隊が守るというトリックにワシントンは仰天するばかりだろう。

<それでも、軍国主義への改憲野望>

 別に智恵を働かせる必要など無い。強い経済は、強い国、軍国主義日本の復活、そこには日本帝国への郷愁がある。
 そのための靖国参拝でもある。国家神道への回帰なのだ。家々の神棚と地域の神社、そして伊勢神宮・出雲大社・明治神宮・靖国神社の政教一致体制という途方もない野望なのである。これぞ天皇制国家主義である。
 強い科学技術と、戦う神道精神文化、そのための歴史教育・皇国史観という一連の流れに気付いている国民も多いに違いない。

<財閥の野望に注目する世界>

 問題は、そうした復古的な天皇制国家主義のエンジン役が財閥、過去を反省できない財閥の存在である。これに誰ひとり関心を抱かない日本人、外国の研究者である。
 政界と官界を操る日本の権力の源泉である。これに議会・司法・言論も無力なのだ。日本の1%にワシントンは気付いているはずだ。どこの国も民主を装いながら、その実、1%に屈している。中国にも台頭してきている。
 中国の1%はまだ幼い。今なら人民の前にひれ伏せるだろう。ワシントンの1%と日本の1%の攻防も表面化するに違いない。
 武器弾薬・原発輸出へと方向転換した財閥、その先には日本核武装への野望がチラつき始めている。安倍内閣はその先導役を担っている、とあえて断言したい。
 筆者が北京での三井・三菱の強制連行・強制労働が、初めて法廷の裁きを受けることに、重大な関心を寄せる理由である。日本で裁きを受けることのない日本財閥が、韓国と中国で受けることになった。
 これとてもブーメラン現象である。車や白物家電を売る一方で、安倍・国家主義政権を支援する財閥、そのことで隣国と国際社会に軋轢・波紋を広げている。安倍が信頼するたったひとりのプーチンは、クリミヤ騒動で国際社会の孤児になってしまっている。

 財閥の力で新聞テレビを抑え込んでいる安倍内閣だが、国際社会ではプーチン同様に四面楚歌の状況にある。そこでの荒唐無稽の集団的自衛権で、ワシントンの一角を切り崩そうとしている。
 うまくいくわけがない。4月からの消費税大不況さえも耐えられないだろう。理研の細胞新発見も崩壊、拉致問題のカラクリも表面化、安倍人気とり政策は次々と破綻している。

 昨夜は元アジ研のS研究員、元徳間書店のM編集者と日本記者クラブで食事した。日比谷公園の桜など興味がなかった。東京タイムズや徳間康快の思い出も話題になった。彼の生涯の秘書・大城女史が健在という報告を受けて、とても懐かしく思った。
 Mさんは分厚い本2冊をくれた。「大いなる秘密 爬虫類人」(三交社)。すごい本らしい。筆者は「平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘」(健友館)と「財界にっぽん」5月号を、2000円で買ってもらった。彼は慶応で小沢一郎と小泉純一郎と同期生だから、彼らのことをよく知っていた。

2014年3月29日7時55分記



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 8億円問題 「渡辺商店」解党の危機 与野党「政倫審で説明を」(産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000094-san-pol
産経新聞 3月29日(土)7時55分配信


 化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長からの8億円借り入れが明らかになったみんなの党の渡辺喜美代表に対し、与野党からは28日、衆院政治倫理審査会(政倫審)での説明を求める声が一斉に上がった。「渡辺包囲網」は急速に狭まっており、代表職の進退に発展しかねない。みんなは渡辺氏の「個人商店」とされるだけに、「解党の危機」に直面している。(水内茂幸、岡田浩明)

                   ◇

 「得心がいかない。自ら進んで、疎明する必要がある」

 自民党の石破茂幹事長は28日の記者会見で、渡辺氏が「政治資金収支報告書の事務的(記載)ミス」と述べたことを批判し、政倫審での説明を求めた。党として経緯を調査する方針だ。

 自民党内に渡辺氏を擁護する雰囲気はほとんどない。医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件を受け、自民党を離党した徳田毅前衆院議員の議員辞職に伴う衆院鹿児島2区補選(4月15日告示、27日投開票)が控えているからだ。「政治とカネ」が争点になりかねず執行部は厳しい態度で臨んでいる。野田聖子総務会長も記者会見で「渡辺氏が慎重さを怠ったのは残念だ」と語った。

 一方、安倍晋三首相らは、集団的自衛権の行使容認や憲法改正に前向きなみんなを「責任野党」と持ち上げ、公明党への“牽制(けんせい)カード”にしてきた。そんな首相サイドの戦略を苦々しく思ってきた公明党はなおのこと渡辺氏に手厳しい。

 井上義久幹事長は28日の会見で「(借入金は)選挙や政治資金とみるのが自然だ。使途を明らかにし、疑惑を晴らすべきだ。説明責任と党の自浄能力が問われている」と指弾。「個人的な借り入れ」とする渡辺氏が使途として「酉の市の熊手」と例示したことには、党内から「金の熊手か、プラチナの熊手か」(幹部)と皮肉る声が上がる。

 野党も同じ。民主党や日本維新の会などが政倫審の開催を要求。特にみんなを割って結いの党を結成した江田憲司代表は、横浜市内での会見で「党の資金を代表一人が差配し、役員がチェックできなかった。透明化を求めたら幹事長を更迭された」と“暴露”した。

 渡辺氏はこの日の衆院本会議を欠席。渡辺氏の代行として定例記者会見を行った水野賢一政調会長は、渡辺氏の欠席理由を「体調不良、風邪」と説明。「進退という話ではない」と火の粉を払うのに躍起となった。だが、ある党幹部はこう悲鳴を上げた。

 「政党として成り立たない。みんなの党は解体の危機を迎えた」



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 袴田さんの拘置停止支持=検察抗告退ける―東京高裁(時事通信)
当面、このことを一番心配していたのだが、ひと安心した。

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袴田さんの拘置停止支持=検察抗告退ける―東京高裁

時事通信 3月28日(金)15時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000082-jij-soci


 1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、再審開始が認められた袴田巌さん(78)について、東京高裁(三好幹夫裁判長)は28日、拘置の停止を認めた静岡地裁の判断を支持する決定をした。

 静岡地裁は27日、再審開始決定とともに、死刑と拘置の執行停止を決定し、袴田さんは48年ぶりに釈放された。静岡地検は同日、拘置停止を取り消すよう、東京高裁に通常抗告していた。 

http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/497.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 50万円の罰金と引き換えに、徳洲会グループの金の流れは闇の中&8億円の交際費が必要な政治活動ってどんなん?
50万円の罰金と引き換えに、徳洲会グループの金の流れは闇の中&8億円の交際費が必要な政治活動ってどんなん?「まず熊手を見せろ」って産経にもからかわれてます。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-e78c.html
2014年3月29日 くろねこの短語


 獅子頭・猪瀬君の5000万円騒動は、略式起訴で罰金払ってシャシャンか。それにしても、昨日の記者会見はみっともなかったなあ。言論を生業としている、いやしくも大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した作家が、嘘ついてたことがバレちゃったんだから、もうおしまいでしょう。「許されるならば、もう一度作家として仕事に励みたい」って言ってたようだが、もし作家としての復活があるとするなら、自らの5000万円騒動をテーマにしたノンフィクションで、洗いざらいふぢまけた時だろうね。てきないだろうけど。

・猪瀬直樹・前都知事を略式起訴 50万円以下の罰金刑へ
 http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/28/naoki-inose_n_5047106.html?utm_hp_ref=japan

 獅子頭・猪瀬君が罰金刑を受け入れちゃったもんだから、徳洲会グループとレイシスト石原君との関係もこれでウヤムヤです。検察はそれを狙って、獅子頭とバーターしたのかも。なんて妄想もしたくなろうというものだ。都議会だって、ひどいもんです。知事辞任で、すべてをチャラにしちゃうんだからね。徳洲会グループの金は、自民党にもかなり流れこんでるっていう噂もあるから、あまり突っつくとヤブヘビってことにもなりかねないってことか。

 獅子頭・猪瀬君の5000万円騒動はこれにて一件落着のようだが、そうはいかないのがアジェンダ渡辺君の8億円です。本人は、「酉の市で熊手買った」なんてボケかましてくれてるが、こちらも獅子頭同様みっともないったらありゃあしない。公職選挙法違反、政治資金規正法違反はともかくとして、まずもって8億円という金を「「政治家として生きていく上で必要なもろもろの費用」に使ったって言い草は、それ自体が浮世離れというか、世間を舐めてます。8億円もの交際費がかかる政治活動ってのは、具体的にどななことがあるのかねえ。かなりデッカイ買物したりしない限りは、そうそう使いきれるものじゃなかろうに。噂になってる銀座のネーチャンに店の一軒も持たせたか。って、これは楽しい妄想です。

・渡辺氏に8億円 まず熊手を見せてほしい
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140329/crm14032903250004-n1.htm

 陸山会事件では「収支報告書は上場企業の有価証券と同じもの。これが嘘なら国民を騙すことになる」とイチローを批判し、鳩山ポッポが資金提供問題で検察審査会から不起訴相当とされた時は「国民の常識からみておかしいことは国会が解明しなければならない」と証人喚問を求め、浮世離れのお殿様・細川君が都知事選に立候補すれば昔の借金問題を蒸し返し、獅子頭・猪瀬君の5000万円騒動には「潔く身を引く選択がベター」とほざいておきながら、自分のことになったら「熊手買ったり大変なのよ」って言い訳は、それこそ「国民の常識からみておかしい」わけで、アジェンダどころか「あぜんだ」((C)松崎菊也)ですよ、ったく。

 化粧品会社の会長に5億円おねだりのメールを出してたことも発覚したようだし、この結末やいかに。乞うご期待なのだ。

・渡辺氏、選挙情勢説明し「5億」 DHC会長にメール
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014032801001755.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/498.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「検察に都合の悪いものは出さず、都合のよいものは出すとした、悪しきやり方は止めるべき:ムネオの日記」(晴耕雨読)
「検察に都合の悪いものは出さず、都合のよいものは出すとした、悪しきやり方は止めるべき:ムネオの日記」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13781.html
2014/3/29 晴耕雨読


2014年3月28日(金) から転載します。
http://www.daichi.gr.jp/diary/diary_2014_03.html

昨日来、今朝もTV、新聞は袴田事件再審決定を大きくとりあげている。

 私もTV、新聞を見ながらつくづく感じたのは、袴田巌氏のお姉さんが果たした役割は、計り知れない兄弟愛に満ちたものだった。

「弟を助けたい」という一念が、昨日の再審決定につながった。

 それにしても「5点の衣類という最も重要な証拠が捜査機関によって、捏造(ねつぞう)された疑いが相当程度あり、その他にも自白調書のほとんどが、任意性を否定されたり、清水郵便局で発見された紙幣入りの封筒も、捏造(ねつぞう)の疑いを払拭できないなど、捜査機関の違法、不当な捜査が存在し、又は疑われる」と、判決文にあるが、これを警察、検察はしっかり受けとめてほしい。

 「DNA鑑定等の新証拠の影響により、その証拠価値が、ほとんど失われたものもあり、自白調書について、念のために検討しても、それ自体証明力が弱く、その他の証拠を総合しても、袴田が犯人であると認定できるものでは全くないことが明らかになった」とも書かれている。

 ここで重要なのは、密室での取り調べの問題である。

 警察、検察のシナリオ、ストーリーにそって誘導され、事実ではないことを言わされてしまう。

だから「可視化」をしなければならない。

警察、検察の名誉、信頼回復の為にも「可視化」することにより、冤罪(えんざい)は著しくなくなるのである。

 私自身、東京地検特捜部から取り調べを受けた際、様々な誘導、又、圧力があった。

 「奥さんも逮捕されますよ」とか、「政治家を辞めたほうが罪は軽くなります」とか、「娘さんが心配してますよ」と神経戦をかけてくる。

 私は疾(やま)しいことはしていないので、検察の口車にはのらなかった。

途中、折れそうになり、検察と握ろうかと思ったこともあったが、自分が自分に嘘をついてはいけないと断固闘った。

それで、437日間拘留された。

 読者の皆さんも、袴田事件を機に、改めて取り調べの「可視化」の声を上げていただきたい。

 悪しき権力に狙われたら、明日は我が身という思いを持っていただきたい。

そして、検察はどの事件でも証拠の全面開示をすべきである。

検察に都合の悪いものは出さず、都合のよいものは出すとした、悪しきやり方は止めるべきである。

 「可視化」と「証拠全面開示」を強く訴えるものである。

 歴史の1ページを飾る判決ではあるが、袴田さんの48年間は戻ってこない。

 事件を無理矢理作り上げた警察、検察関係者に言いたい。

 「あなた方は、人間として、人として、許されないことをしましたね」と。

死刑を言い渡した裁判長に「あなた方裁判官は、検察の密室で作られた正しくない、真実でない調書を鵜のみにしましたね。それが問題なのですよ」と、これら関係者で生きている人がいるなら、袴田さんに心から謝ってほしいものだ、人の道としての姿を示してほしいものである。

 検察がよもや即時抗告をするなどという、人間的でない馬鹿なことをしないでほしいと、心から願ってやまない。

鈴木宗男


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/499.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 安倍首相は軽率なバカ首相か、それとも本気で中国と戦おうとしている傲慢首相か  天木 直人 
安倍首相は軽率なバカ首相か、それとも本気で中国と戦おうとしている傲慢首相か
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140329-00034027/
2014年3月29日 10時47分 天木 直人 | 外交評論家


 安倍首相の思い上がり外交、勘違い外交の象徴的な出来事だ。

 きのう3月28日の読売新聞が一段の小さな記事で次のように報じていた。

 すなわちオランダから帰国した安倍首相が27日のFMラジオ局J-WAVEの番組に出演して、G7の席上で尖閣沖の領海侵犯をはじめとした中国の海洋進出を名指しで批判したことを明らかにしたと。

 私はこの小さな記事を見つけて即座に思った。

 この発言を習近平が知ったら激怒するに違いないと。

 いくら中国が参加していないG7の席上で語ったとしてもG7出席者を通じてこの安倍首相の発言は中国に伝わると。

 しかし、本人がしゃべってしまったのだから世話はない。

 しかも、よりによってラジオで一般国民に対し自慢げにしゃべったのだ。

 そう思っていたらきょう3月29日の産経新聞が、北京発共同の配信を引用して次のように報じた。

 中国外務省の報道官は28日、安倍首相がG7の席上で中国を名指しで批判したことに対し、「愚かにも中国の顔に泥を塗ろうとしている」と強く反発したと。

 靖国参拝で習近平主席の顔に泥を塗った安倍首相は、ふたたび習近平主席の面目を潰した。

 どうやら安倍首相は本気で習近平と戦うつもりらしい。

 日韓関係や日朝関係の改善に鍵を切ったように見える安倍首相だが、日本外交にとってはるかに重要で困難な外交は中国との関係改善である。

 そして安倍首相がこの国の首相でいる限り日中関係改善はありえない。

 それはとりもなおさず日韓関係、日朝関係の改善もあり得ないという事である(了)


関連記事



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/500.html

記事 [政治・選挙・NHK163] (48年目の「無実」 袴田事件再審決定:中)長期拘束、心むしばむ 死刑執行の恐怖  朝日新聞
 「袴田事件は終わったんだ」「あんたたち関係ないから帰ってくれ」

 再審開始が決定した27日。東京拘置所の面会室では、一家4人を殺害し、放火したとして死刑判決が確定した袴田巌(いわお)さん(78)と、裁判のやり直しを告げる姉ひで子さん(81)との、かみ合わぬやりとりが続いた。逮捕から48年。弁護人の戸舘圭之(とだてよしゆき)弁護士は「長期間の収容で、精神を病んでいる」と説明する。

 釈放から一夜明けた28日。ひで子さんは都内で開かれた会見で、「解放されたということは分かっているようです」と語った。

    *

 「いつ死刑が執行されるのかわからない状況下での、長期の拘禁による反応に思える」

 拘置所での勤務経験もある公立豊岡病院(兵庫県)の精神科部長吉岡隆一さん(52)は指摘する。長期間の拘束で精神に異常が生じる拘禁反応は、身柄の拘束が解かれると回復が進む傾向があるという。「袴田さんも今後、回復する可能性はある」

 死刑囚は隔離された独房に入れられ、「心情の安定」を理由に外部との接触を厳しく制限される。また、絞首刑による死刑執行は当日朝に突然宣告されるため、常に恐怖にさらされる。

 巌さんの逮捕は1966年。裁判では一貫して無罪を主張したが、80年に死刑が確定。82年にひで子さんに宛てて書いた手紙には「私は死刑囚という特殊な境遇にデッチ上げられ、初めて死刑の残虐の何たるかを熟知した」とつづった。

 奇妙な言動が始まったのは死刑が確定した80年ごろ。「電気を出すやつがいる」「食べ物に毒が入っている」。00年以降は「姉はいない」と、ひで子さんの面会すら拒みだした。

 東京都世田谷区の保坂展人区長は衆議院議員だった03年、巌さんに面会したことがある。保坂さんの問いかけに巌さんは「(自分は)全能の神である」「東京拘置所は廃止された。俺は所長」などと答えた。保坂さんは「死刑への恐怖から、妄想の世界に入り込んでいた」と振り返る。

    *

 弁護団は04年、ひで子さんを巌さんの成年後見人にするよう裁判所に申請。東京家裁は08年の審判で、長期拘置が拘禁反応を招き、精神を病んだと認定した。

 ひで子さんが最後に面会したのは10年8月。「救出の議員連盟ができたの。この人が会長さんよ」。ひで子さんの呼びかけに巌さんは「夢を見てさ。竜宮城に行ってきた」。拘置所側からは「認知症が進んでいる」と説明があった。

 刑事訴訟法では、死刑の意味が理解できない「心神喪失」状態にある場合は執行を停止すると定める。ただ、誰がどう判断するかなどの具体的な定めはない。

 「収容の長期化で精神的に病んだ場合の対処が明確でない。執行の順番や健康状態など、大臣としても分からないことだらけだった」。民主党政権時代に法相を務めた千葉景子弁護士は、在任中から死刑囚の処遇に疑問を感じていた。法相時代の10年、全国の拘置所に収容されている死刑囚の精神鑑定を実施した。

 法務省によると、今回の再審開始決定前の今月26日現在で、全国の死刑囚は131人。死刑確定からの収容期間が30年以上となるのは袴田さんを含め4人いた。袴田さんは確定から約33年収容されていたが、福岡市で66年に起きた強盗殺人事件の尾田信夫死刑囚は約43年に及ぶ。国連の拷問禁止委員会は昨年5月、外部との連絡制限や、執行を直前まで知らせない点などを明白な人権侵害と指摘。政府に改善を求めている。

 千葉氏は言う。「袴田さんのようなケースもある。死刑の存廃だけではなく、現に大変な状況にある死刑囚の処遇をどう改善すべきか。幅広い議論が必要だ」

 ■姉、袴田シートで観戦

 再審開始決定を受けて釈放された袴田さんの姉ひで子さんらが28日夜、後楽園ホール(東京都文京区)であったボクシングの大会で、「(逮捕からの)48年は長かったが、やっと巌と会えた」と観客にお礼を述べた。日本プロボクシング協会は、元プロボクサーの巌さんの無罪を信じ、支援してきた。

 ひで子さんは、現役世界王者らとリングに上がり、「巌は病院に検査入院しているが、大変元気」などと紹介。「再審が始まるまで頑張っていく」と語った。リングサイドには巌さんが戻ってきた日の特別席として、通称「袴田シート」が昨年5月から設けられている。この日は、ひで子さんがシートに座って観戦した。

 ■高裁も釈放支持、検察の抗告棄却

 袴田さんの再審請求審で、東京高裁(三好幹夫裁判長)は28日、静岡地裁が拘置の停止(釈放)を決定したことに対する検察側の不服申し立て(抗告)を棄却する決定をした。検察側は27日、抗告に対する高裁の判断が出るまでの間、拘置所にとどめるよう地裁に求めた。それが退けられたため、袴田さんは同日釈放された。

 検察側は、地裁が27日に出した再審開始決定に対しても、期限の31日までに高裁に不服申し立て(即時抗告)をするとみられる。高裁では、地裁とは別の裁判官が審理するため、決定が取り消される可能性もある。


http://digital.asahi.com/articles/DA3S11055388.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/501.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 渡辺の借入は選挙資金と証言&政権への影響+猪瀬事件と組織委の利権+フィギュア(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/21833666/
2014年 03月 29日


 まずは、世界フィギュアの話を・・・。<チョット長いので、関心がない人はすっ飛ばしてくださいませ。mewは、好きなスポーツや競馬を大きな楽しみ&励みにして、生活をしているのでご容赦を。m(__)m>

 世界フィギュア男子は、SP3位だった羽生結弦がフリーで、ソチ五輪で失敗した4回転サルコーなどのジャンプを成功させて、191.35点をマーク。合計282.59点で逆転Vの初優勝。ヤグディン(ロシア)以来、史上2人めとなる、GPファイナル、五輪、世界選手権の三冠を達成した。(*^^)v祝

 SP1位の町田樹も「火の鳥」を滑り切って184.05点を出し、SP、フリー共に自己ベストを大きく更新したが。合計282.26点で、羽生にわずか0.33点及ばず。しかし、初出場で2位になった上、史上初めて、日本人選手の1・2実現に寄与した。(^^)

 フリーで4回転を3回組み込んだスペインのフェルナンデスが、フリー179.51点、合計275.93点で3位に。<羽生と同じBオーさー・コーチ。> フェルナンデスと町田は、五輪で僅差で表彰台を逃したのだけど。世界選手権で見事にリベンジを果たしたです。"^_^"
 
 小塚崇彦は、急遽、出場が決まって、準備期間が不足したこともあり、後半バテて、ジャンプのミスが続いたこともあり、フリー152.48点、合計238.02点の総合6位に。でも、小塚らしいステップやスピンは健在だったと思う。<今大会も含め、今シーズンは、チョットそれらに対する評価が低かったような気も。>

* * * * *

 ソチ五輪のフリー、今大会のSPに失敗した羽生は、「意地と気合」で滑ったと言っていたのだが。特にトリプル・サルコーの着地で踏ん張ったところに、意地が見えたし。結果的には、これをおりたことが、僅差での逆転につながった。
 羽生は、五輪、世界選手権とも本当に僅差の優勝だったのだけど。そういう場面で勝てるだけの精神的+運の強さを「持ってる」選手だな〜と、実感&感心させられるところがあった。(++)

<ただ、連戦&過度な練習のため、腰や足にかなり負担が来ているようなので、慢性的な故障につながらないか心配なところ。まだ優勝パレードやアイス・ショーなどの日程が続くようだけど。しっかりとオーバーホールして、万全の状態に戻して欲しい。(・・)>

 町田は、ごくわずかな差で優勝を逃した悔しさはあったと思うのだが。(0.33って、ジャンプの着地一つ、スピンのぶれ一つとかの差だもんね〜。^^;)でも、時間をかけて作り上げて来た「エデンの東」「火の鳥」を最高の形で結実できたことには満足していた様子。<昨日は、アスリートの町田樹とアーチストの町田樹のせめぎ合いが大変だったらしい。(@@)>
 町田は来季も続行する意欲が出たとのことで。2人そろってのインタビューでは、羽生を「尊敬している」と評価した上で、「来季は容赦なく潰しに行く」と明言していたのが印象的だった。<有言実行タイプで、言葉にすることでモチベを高める選手なのよね。> 

 町田は、肝心なところでミスが出てしまう選手だったのだけど、今季は、肝心なとこで大きく崩れることもなく、最後はいい形で終われたし。これまでは、あか抜けないイメージで、目立ちにくい感じがあったのだけど、今季はそのアーチストぶり&哲学者ぶり(町田語録)なども含め、選手として知られるようになったし。新たな町田最高傑作となるプログラムを楽しみにしたい。(^^)

 小塚崇彦も、来季続行する意思を固めたとのこと。今季はGPシリーズが不調で、それが五輪選考にも響いてしまったのだけど。スピンとステップは、世界TOPレベルにあると思うので、ジャンプも含め、小塚の魅力を活かして、点数がしっかりと稼げるプログラムを作れれば、トップ争いに加われるのではないかと思う。 o(^-^)o
<小塚も町田に負けずに、自分でプログラムの音楽の決定&編集や、衣装のデザインなども手がけるアーチストなんですよね。"^_^">

 高橋大輔は、チョットお休みして、今後について考えるみたいだけど。<1〜2年、休んでもいいと思うです。>
 男子も女子もここに来て、ジュニア・若手勢がやや伸び悩んでいるので、この4人に次ぐ若手が早く育って来て欲しい。 (・・)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 話はガラ〜ッと変わって・・・。mewにとって、楽しくない&励みになるどころか、生活意欲を減じさせるような政治のニュースをを・・・。_(。。)_

 これはスポーツの世界にも関連する話なのだけど・・・。

 東京地検特捜部が、昨日28日、猪瀬前知事を、徳洲会から選挙資金として5000万円を借りながら、政治資金の収支報告書に記載していなかったとされる事件で、東京簡易裁判所に公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)の罪で略式起訴を行なった。
 東京簡裁は、罰金50万円の支払いを命じ、猪瀬氏は即日納付したとのこと。尚、猪瀬氏は即日納付した。猪瀬氏は、5年間、公民権が停止される。(・・)

 この件は、『石原&安倍らが「猪瀬切り」を決行〜徳洲会事件の歯止め&五輪利権の確保のため? 』
http://mewrun7.exblog.jp/21468678/
『アマチュア暴君・安倍陣営が、五輪組織委も経団連も牛耳る&猪瀬のアマチュア発言の真意』
http://mewrun7.exblog.jp/21556875/

などにも書いたのだが・・・。

 mewは、もちろん猪瀬氏が犯罪となるべきことをしていたのであれば、それはきちんと責任をとって、罰せられるべきだとは思っているのだけど。

 ただ、猪瀬氏は石原都知事に後継知事として、東京五輪招致に成功したものの、石原ー森ー安倍自民党ラインの組織委(&そこに絡む政官財癒着による利権)の思い通りに動かなかったことから、この事件をうまく利用する形で、カットされてしまったのではないかと思うところがあるし。

 また、何人もの大物政治家が、徳洲会から多額の資金を得ていたという話が出ているにもかかわらず、東京地検特捜部は、下手すると、猪瀬氏をいわば「トカゲの尻尾切り」するだけで、コトを終わらせようとするのではないかと、強く懸念している部分もある。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 猪瀬氏は、当初、徳洲会からの5000万円は「個人的な借り入れだ」と主張していたのだが。 徳田虎雄氏などが「選挙資金として貸した」と証言。猪瀬氏も、その後、検察の取調べに「選挙資金に不安があった。手持ち資金で不足した場合に、使おうと思った」と供述し、選挙資金目的で金銭を受け取ったことを認めたとのこと。<尚、検察は猪瀬氏が提示した金銭貸借の書面を真正なものだと判断したと報じられていた。>

 ただ、猪瀬氏は実際には、借入した5000万円を選挙資金としては使っておらず、後日、返済していたことや、検察の取調べにおいて、容疑事実を(&検察側が主張するストーリーも?)大筋で認めたことから、特捜部は犯行には悪質性がないと判断し、略式起訴で済ますことにしたという。(~_~;)

<猪瀬氏には、早くこの件の決着をつけたいという思いもあったのかも知れないけど。mewは、もしかして、自分のところで捜査を終結させるために(=他の政治家に波及させないために)、全てを認めて略式起訴&裁判で済ませようとしたのかもな〜という邪推的疑念を抱いている。(・・)>

 猪瀬氏は昨日、司法記者クラブで会見を開き、このように語った。

『猪瀬直樹前東京都知事は28日夕、都内で記者会見し、「5千万円に選挙資金の側面があったことは否定できない」としたうえで、「深くおわびします」と頭を下げて謝罪の言葉を繰り返した。
 猪瀬氏は会見で、顔ににじむ汗を拭いながら「(都議会の答弁では)混乱して記憶違いがあった」と釈明。徳洲会側から提案があったとしていた5千万円提供の経緯についても「自分の意思で(提供を)お願いした」と説明を翻した。
 「認めるべきは認めなければならない。けじめをつけるため、処罰を受け入れたい」と神妙な表情を見せ、今後については「許されるならばもう一度、作家として仕事に励んでいきたい」と話した。(日本経済新聞14年3月28日)』

* * * * * 

 実のところ、mewは、猪瀬氏の事件そのものには、あまり関心がないのである。(・・)

 というのも、猪瀬氏は、確かに大きな権限を持つ東京都知事ではあったのだけど。率直に言って、
政治家としては、大きな政党や他の政治家+αへの影響力はない「小物」だからだ。^^;
<もともと国会議員や知事など、バリバリの政治家になる気もさほどなくて。過去に選挙出馬の話があった時も断っていたようだし。たぶん、実務に携わっている方が好きなのよね。>

 石原都知事も、猪瀬氏の実務的な発想力、行動力を買って彼を副知事に起用していたのであるが。ただ、石原氏が12年10月に、急に知事を辞任して国政進出をすることに決め、それまで石原陣営が進めて来た五輪招致活動やそれに伴うインフラ整備などの諸策を継承してくれる人を後任知事にしたかったことから、猪瀬氏を後継指名したのである。(・・)

 「シロウト政治家」を自認する猪瀬氏は、選挙活動のイロハも知らず。mewは、おそらく誰かの指南orアドバイスを受けて、選挙に臨んだと思うのだけど。<mewは、徳洲会からお金を借りる話も、誰かから提案or指南されたのではないかと思っている。>
 幸い、猪瀬氏は都知事選には楽勝し、最大の使命だった東京五輪招致でも成功を果たすことに。(・・)

<mew&周辺の都民は、森氏の話からも確認できるように、エラそ〜にしていた石原氏ではなく、猪瀬氏が都知事として懸命に動き回ったので、招致が成功したと評価しているです。(関連記事・『安倍が目指す「神の国」の洗脳教育+暴言重ねる森は要辞任+世界の浅田真央』)http://mewrun7.exblog.jp/21711928/

 でも、その後、五輪組織委の会長やメンバーを決めるに当たって(もしかしたら、今後の五輪準備に関する計画などでも)、猪瀬氏が都知事として主導権を発揮しようとしたため、石原ー森ー安倍自民党ライン+αから「かわいくない」と疎んじられることに。^^;
 mewは、猪瀬氏の5000万円の借入の件が、オモテ沙汰になった&都知事辞任に追い込まれたのは、このようなことが大きな背景にあるのではないかと思っている。(・・)

* * * * *

 たとえば、今週も、東京五輪の組織委が、マーケティング活動を担う広告代理店に電通を選んだという報道が出ていたのだけど。(@@)

『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、国内の協賛企業を集めるマーケティング活動の中心を担う広告代理店に電通を選んだことが26日、複数の関係者の話で分かった。今後、国際オリンピック委員会(IOC)との協議を経て正式に決まる見通し。電通は1500億円以上を組織委に支払うことを約束したとみられる。
 招致段階の見積もりで予算が約3000億円だった組織委は、15年1月から日本オリンピック委員会(JOC)とのジョイントマーケティング活動を開始。協賛企業には広告で五輪マークなどを使用する権利を与え、協賛金を得る。JOCは組織委が得た収入のうち、一定の割合の配分を受ける。(産経新聞14年3月26日)』

 このブログでは、小泉政権の頃から内閣や自民党の政治活動や広報活動と電通が深く関わっていて、多額の利益を受けていることに関して、ちょこかま書いて来たのだけど。
 石原都知事の頃から、東京五輪の招致活動でも電通が重用されており、石原ー森ー安倍自民党ラインの組織委(バックに自民党+政官財チーム)とはおんぶに抱っこの仲で。これは既定路線だったのではないかと思うしね。^^;

* * * * *

 また、*1に組織委のメンバーや理事に関する報道記事をアップしておきたいと思うのだけど。

『組織委は3千億円以上の巨額の予算で、その3分の1は企業からの協賛や寄付で確保する方針だ。財界の全面協力を求めるために副会長に豊田章男トヨタ自動車社長を迎え入れ、理事以外でも元経団連会長の御手洗冨士夫キヤノン会長を名誉会長に据えた。
 森喜朗会長、元財務事務次官の武藤敏郎事務総長を中心に政官界主導となるとの見方もあり、スポーツ界はどこまで意見を反映させられるかが課題となる。(産経新聞14年3月18日)』

 東京五輪は、東京都が開催する大会であるにもかかわらず、この記事でも、国レベルでの政官界主導で全ての計画(&利権分配)を行なおうとしていることがよ〜くわかると思うし。<でもって、都知事は、余計なクチ出しはせず、彼らの言うことをきくことが求められているのよね。^^;>
 組織委の理事に選ばれた人たちの中にも(作詞家の秋元康氏、自民党参院議員の橋本聖子氏、その他スポーツ元選手、文化人など)も、政府の意向を反映したように思える人が少なからずいるのが実情なのである。^^;

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そして、ここからは『渡辺が借り入れ疑惑を説明&それに対する疑問+袴田事件の再審決定+フィギュア、錦織』の続報になるのだが・・・。

 みんなの党の渡辺代表がDHC会長から8億円を借りていた件で、元都議の男性によって、東京地検特捜部に刑事告発されたという。(@@)

『みんなの党の渡辺喜美代表(62)の多額借り入れ問題で、元都議の男性(64)が28日、公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記入)容疑などでの告発状を東京地検に提出したと発表した。
 告発状は、渡辺代表が2010年参院選と12年衆院選前に化粧品販売会社ディーエイチシーの吉田嘉明会長(73)から借りた計8億円について、両選挙の収支報告書などに記載がなく、公選法や政治資金規正法に違反する疑いがあるとしている。(読売新聞14年3月28日)』
<あと、市民団体によって告発されたという報道も出てたです。>

* * * * *

 昨日、いくつかのTVニュース(&ワイド・ショー)番組で、渡辺氏と猪瀬氏のケースの類似性について取り上げていたのだけど。
 実際のところ、今回の渡辺氏の借入の問題は、猪瀬氏の事件と重なる部分がある。

 特に共通しているのは、2人とも、選挙前に多額の資金を借入しながら、当人は「個人的な借入だ」と主張しているものの、貸した側が「選挙資金として貸付を行なった」という認識を有しているという点だ。(・・)

 渡辺代表は、27日の会見で「個人的な借入だ。選挙や政治活動には使っていない」と強調する説明を行なっていたのだが。
 昨日28日に、DHC会長がメディアの取材に応じ、渡辺代表のメールの内容を公表した上で、選挙資金として貸し付けたと改めて主張したという。(インタビュー要旨*2に)

『吉田会長によると、渡辺代表は24年11月、携帯メールで「(衆院選に)60人ぐらい候補を立てる」と説明。太陽の党が設立されたことなどを挙げて「カオスな状態」とし「手持ち資金が5億円ありますが、あと5億円必要です」と記していた。渡辺代表が個人として借りるという趣旨の内容はなかったという。メールを受け取った直後、吉田会長は5億円を渡辺代表名義の銀行口座に振り込んだ。(産経新聞14年3月28日)』

 吉田会長は、渡辺氏の主張について、「彼が言っていることは虚偽だ。潔く非を認めるべきだ」と。また「渡辺喜美個人を応援する趣旨」だとの説明に対しては、「渡辺氏とみんなの党は一体だという認識だ。どちらか一方を応援するということではない」と反論。

 さらに貸付金の使途に関しては「渡辺氏からどこにどれだけ使ったという報告はない。推察だが、大半は選挙の供託金に使われたのではないか。渡辺氏は私に、「供託金だけでもかなり掛かる」と話したことがある」と語っていたという。(時事通信14年3月28日(*2)より)

* * * * *

 ちなみに、mewが、この渡辺氏の借入金の問題にこだわるのは、いくつかの理由があるのだけど。

 一番大きな理由は、渡辺氏は、それ相当の立場にある政治家であり、その動きや進退は、安倍内閣&自民党の政策推進や政界再編に影響する可能性があるし。ひいては日本の将来を左右する可能性さえある人物だということだろう。(・・)

 安倍首相は、集団的自衛権の行使容認や憲法改正の早期実現を目指しているのだけど。

 連立を組んでいる公明党が、それらに慎重な姿勢を示していることから、公明党の影響力を減じるために(&いざとなれば、連立解消をすることも頭に置いて)他の政党と連携することを計画。昨秋から、みんなの党の渡辺代表や維新の石原代表などと直接会って、協力を要請し、理解&支持を得ている。(-"-) <しかも、渡辺氏は、自民党との連立や自らの入閣まで示唆する発言をしているし〜。^^;>

 渡辺氏が自民党に擦り寄ったこともあって、みんなの党の江田憲司氏らが離党し、結いの党を結党。結いの党は、野党再編を目指して、維新の会と合流しようとしているのであるが。
 維新の石原代表は、ハト派の結いの党との合流に強く反対している立場。今年にはいって、渡辺氏と会談し、同じ保守タカ派のみんなの党との合流することを検討している。^^;
 彼らは、維新とみんなの党が合流することで、それ相当の規模の政党を作り、いずれ公明党に代わって自民党と連立を組み、集団的自衛権の行使容認や憲法改正の早期実現を果たそうと考えているのだ。(~_~;)

 でも、もしここで渡辺氏が失脚した場合、維新とみんなの合流は困難になるし。そうなれば、安倍首相の計画にも狂いが生じて、ダメージを受けることにつながるわけで。
 集団的自衛権の行使や安倍自民党流の改憲には絶対反対のmewとしては、渡辺氏の動向は、め〜っちゃ大きな関心事なのである。(**)

* * * * *

 しかも、渡辺氏の借り入れのケースは、東京地検特捜部が起訴した猪瀬氏のケースと極めて近いものがあるだけに、渡辺氏が立件されないとなれば、(mewのアジェンダである?)公正正義の念に反するし。
 
さらに、先日も触れたように、渡辺氏は、近時も、細川護煕氏や小沢一郎氏、猪瀬直樹氏などの「政治とカネ」の問題や説明責任のことをさんざん批判しまくっていただけに、そこまでエラそ〜にするなら、きちんと国民への説明責任を果たすと共に、検察の捜査にも積極的に応じるべきだろうと言いたい気持ちもある。(・・)

 ・・・というわけで、今後も渡辺氏のこの借入の問題に関しては、しつこく追いかけて行こうと思っているmewなのだった。(@@)
                      THANKS


*1

『東京五輪組織委理事に秋元康氏、蜷川実花さんら

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事に、作詞家の秋元康氏(55)や写真家の蜷川実花さん(41)が就任することが分かった。パラリンピック競泳の金メダリスト、成田真由美さん(43)、ソチ冬季五輪選手団長の橋本聖子参院議員(49)も名を連ねる。関係者が明らかにした。

 組織委は17日の評議員会で陣容を決定する予定で、元首相の森喜朗会長(76)をはじめ理事ら35人体制となる。事務局が各理事候補の承諾を取っている段階で、本人の意向次第などで変更もあり得る。

 秋元氏はアイドルグループ「AKB48」の総合プロデューサーで、安倍晋三首相とも交遊がある。日本文化を海外に売り込む政府会議の民間議員も務めた。

 国際オリンピック委員会(IOC)が女性登用を求めているのを踏まえ、人事案では7人が女性となっている。バレーボール元米国代表で銅メダリストのヨーコ・ゼッターランドさん(44)=日本体協理事=も選ばれた。

 官界からは河野雅治駐イタリア大使(65)や米村敏朗前内閣危機管理監(62)。政界からは東京都議2人も登用する。財界からは住友電気工業の松本正義社長(69)らを選んだ。

 陸上男子ハンマー投げ五輪金メダリストの室伏広治氏(39)のほか、柔道女子でアテネ、北京両五輪を連覇した谷本歩実さん(32)、体操女子でロンドン五輪に出場した田中理恵さん(26)の就任が固まっている。
(産経新聞14年3月14日)』

『『大会組織委員会の役員は、多彩な顔ぶれとなった。国際オリンピック委員会(IOC)の要求に沿って五輪選手が多く起用され、女性が2割を占めた。五輪金メダリストでは、将来役員として国際スポーツ界で活躍が期待される室伏広治選手が選出され、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は「大いに活躍してほしい」と期待する。柔道の谷本歩実さんら女性の元五輪選手も登用された。

 組織委は3千億円以上の巨額の予算で、その3分の1は企業からの協賛や寄付で確保する方針だ。財界の全面協力を求めるために副会長に豊田章男トヨタ自動車社長を迎え入れ、理事以外でも元経団連会長の御手洗冨士夫キヤノン会長を名誉会長に据えた。

 森喜朗会長、元財務事務次官の武藤敏郎事務総長を中心に政官界主導となるとの見方もあり、スポーツ界はどこまで意見を反映させられるかが課題となる。
(産経新聞14円3月18日)』

**********


*2

『吉田DHC会長インタビュー要旨

 吉田嘉明ディーエイチシー(DHC)会長に対する28日のインタビュー要旨は次の通り。

 −渡辺喜美みんなの党代表から、2010年の3億円、12年の5億円の融資をどのように要請されたのか。

 選挙に必要ということで依頼されたことは事実だ。それを示す渡辺氏からの携帯メールも残っている。

 −メールの内容は。

 12年の衆院選では、当初は日本維新の会と全面協力するから20億円を融資してほしいということだった。しかし、選挙情勢の変化で、自分が出す候補者の数が少なくなったので、必要な額は5億円になったと。

 −渡辺氏は記者会見で「選挙のために借りたわけではない」と説明した。

 彼が言っていることは虚偽だ。潔く非を認めるべきだ。

 −渡辺氏は「渡辺喜美個人を応援する趣旨」とも発言した。

 渡辺氏とみんなの党は一体だという認識だ。どちらか一方を応援するということではない。

 −なぜ巨額の貸し付けに応じたのか。

 日本を良くするため応援したいという気持ちが強かった。選挙後に議員が多数当選すれば、政党助成金がみんなの党に入り、その後に返してもらえると認識していた。

 −渡辺氏は使途について、会議費、交際費、旅費、酉(とり)の市の熊手購入を挙げた。

 渡辺氏からどこにどれだけ使ったという報告はない。推察だが、大半は選挙の供託金に使われたのではないか。渡辺氏は私に、「供託金だけでもかなり掛かる」と話したことがある。

 −12年の5億円は借用書が存在しない。

 10年の3億円貸与時には「利息0.5%、11年12月までに完済」という契約書を交わした。12年には、信頼関係がより深まったので、いつまでに返してとは言わなかった。借用書を渡辺氏が持ってくると思っていたが、来なかった。

 −渡辺氏が5億円を贈与と受け止めた可能性は。

 贈与ではない。渡辺氏は5億円の元本は返していないが、利息の一部は返している。利息0.5%は贈与にならないぎりぎりの利率だ。

 −資金は速やかに回収したいか。

 返済は20年、30年先でもいい。私が言いたいのは、渡辺氏が党首なり国会議員を辞め、出直してほしいということだ。悪あがきをしても仕方がない。

 −なぜ貸し付けの事実を公表したのか。

 脱官僚・脱中央集権の志に共鳴して渡辺氏を応援していたが、12年の衆院選後に自民党寄りに変節した。結いの党議員の会派離脱などを拒否したのを見て、覚悟を決めた。(時事通信2014/03/28)』



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/502.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 猪瀬と全く同じ答弁の渡辺は起訴され議員辞職する!(ハイヒール女の痛快日記)
猪瀬と全く同じ答弁の渡辺は起訴され議員辞職する!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1318.html
2014.03/29 ハイヒール女の痛快日記



はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールのスケートシューズを別注した!?!


最初に記すが、小沢一郎が陸山会事件で期ズレで起訴され、猪瀬が5千万円で起訴された事実を考えれば、みんなの党・渡辺代表が選挙前に8億円を借りた件は、問答無用で起訴されなければおかしい。早速、東京都の市民団体代表が28日、公職選挙法違反罪や政治資金規正法違反罪などでの渡辺氏に対する告発状を東京地検特捜部に提出した。


但し、検察は著しく正義に反するからどう扱うか見ものだ。


さて、渡辺はDHC吉田会長から借りた計8億円は、純粋に私個人へのご支援で個人口座に振り込んでいただいたと強調。選挙資金だったことを否定した。その使途については、「私は酉の市によく参りますが、かなり大きい熊手を。これは政治資金というわけにはいかない。ですから、個人財産で買って帰る」と答えた。


はあっ、酉の市の熊手。言うに事欠いて熊手を買ったってか?こんな時に、辻褄の合わない答えがポロっと出てくる。焦ってる証拠ね。人間追い詰められると論理性のないことをつい言っちゃうんだよね?熊手なら5万円の豪華バージョンでも16,000個も買えるわね。一例の積もりかもしれないが超藪蛇でしょ。


普通に考えれば、個人使途の8億円はマンションを購入してもお釣りが来る。


一方、化粧品会社DHCの吉田会長は同日、毎日新聞の取材に、渡辺氏から借金の申し出があり、2010年参院選前に3億円、12年衆院選前に5億円を渡辺氏の個人口座に振り込んだとし「選挙以外に使い道はあり得ない」と説明。貸付け残高は約5億5000万円。渡辺の主張と正反対だ。吉田氏は昨年、渡辺代表に決別のメールを送り、今年に入って12年の5億円について問いただしたところ、


渡辺は吉田氏を突然訪ね、土下座して「ご迷惑をおかけしました。許してください」と詫びたという。


この遣り取りを見たらどっちが嘘をついているかは明白だ。想像だが吉田氏は、渡辺が自民党寄りにシフトして行くのに業を煮やし、袂を分かったのであろう。だから、政治資金として寄付をしたお金の返済を求めたのだ。この時の渡辺の土下座は、政治理念の変化を詫びたのか、金を返済できないことを詫びたのか、分からないが、


渡辺のことだから「金は返さないから許してください」という意味だろう。


衆院への12年12月の資産報告で借入金を2億5000万円と記載したことについて、渡辺氏は「事務的なミス」と説明。政治資金収支報告書は訂正しないとした。猪瀬氏との違いを質問されると、「前知事はゲンナマでもらい、職務権限があった」と反論。


記録が残る銀行口座振り込みと、権限のない野党党首というところで正当化した。


因みに、記者会見を見ていたが、顔面を紅潮させて笑いながら現れたが、立て板に水が自慢の弁舌が、シドロモドロで水を頻繁に飲み、弁解にひた走る犯罪者のような会見であった。渡辺は間違いなく失脚する!



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 渡辺喜美に裏切られたと言ったDHC会長(simatyan2のブログ)
渡辺喜美に裏切られたと言ったDHC会長
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11807606648.html
2014-03-29 10:39:26NEW ! simatyan2のブログ


みんなの党の渡辺喜美代表がDHC会長の吉田嘉明氏から借りた
8億円を「個人的に借りた」と記者会見で釈明していたのは嘘の
ようですね。
http://www.asahi.com/articles/ASG3W3WBVG3WUTFK001.html

吉田嘉明氏は朝日新聞のインタビューで次のように述べています。

「3億円ほど」 渡辺氏から提示 DHC会長一問一答

――今回、カネの流れを明らかにした理由は。

「私がなぜ多額の支援をみんなの党にしてきたのか。 

 それは日本をダメにしている官僚機構を改革するため。

(みんなの党から分裂し)脱官僚を掲げている結いの党に参院の
 予算委員会のポストを渡そうとしなかった渡辺さんに耐えられ
 なかった。

 お金を返してもらいたいとは全く思っていない」

そして下のような「振込受付書」の写しまで提示しています。

http://www.asahi.com/articles/images/AS20140327000458_comm.jpg

吉田嘉明氏は官僚嫌いで有名だそうですから、官僚打破を口先
だけにしろ叫んでいた渡辺喜美に期待して金を貸したのも、また
最近の官僚よりの姿勢に幻滅して暴露したということも頷けます。

ただ8億もの巨額をそれだけのために貸したとは思えませんが、
一応表向き信じれば辻褄はあってますね。

他にも

渡辺喜美氏裏金疑惑、浮上の裏に財務省・国税庁の存在か
〜公務員改革と与党連携への抵抗
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140328-00010003-bjournal-bus_all

つまり財務省の渡辺喜美潰しという説ですね。

ただこれは政権内にいない渡辺に公務員改革など何も出来ない
ことは明らかなので可能性は低いです。

いずれにしても今後どのように問題が発展するかわかりませんが、
安倍晋三が進める集団的自衛権に影響を及ぼすのは確かなようです。

集団的自衛権で首相と渡辺氏“共演”維新と結いの合流構想に影響も
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140129/stt14012923070007-n1.htm

これは朗報ともいえるかもしれませんね。

「集団的自衛権」の解釈変更は何としても潰さねばならないわけで、
でないと日本は戦争にまっしぐら突入してしまうからです。

この「集団的自衛権」については誤解してる人が非常に多いんですね。

これが文字通りの自衛、例えば他国に攻められた場合の自衛権の
行使なら誰も反対はしません。

強盗に入られてるのに「どうぞ」という馬鹿はいませんからね。

でも安倍晋三が言う「集団的自衛権」の解釈変更はそれと違うのです。

同盟国のアメリカが北朝鮮などに攻撃されてるのに、日本が黙って
見ていることが出来ないから自衛権を行使すると言うのです。

つまり北朝鮮が日本に指一本触れてなくてもアメリカが攻撃されれば
日本が北朝鮮に報復することが出来るように、ということなのです。

先日の国会答弁でも安倍晋三は、このことをはっきりと断言してます。

これが何を意味するかというと、アメリカのために日本が北朝鮮に
先制攻撃を仕掛けることを意味するのです。

そして先制攻撃を受けた北朝鮮が、日本に仕返しをする口実を与える
ことになるんですね。

そうなると自衛権でも何でもなく、国際的にも認められない、ただの
戦争屋になってしまうのです。

今は他国では行使しないとの方針だそうですが、一度解釈変更を許し
てしまえば止め処もなく拡大解釈されるのが常で、現に今も時代に
あわせて解釈変更しようとしているではないですか。

こういう危険な道に踏み込もうとする安倍政権に加担する渡辺喜美は
断罪されて当然だと思います。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む 江川 紹子 
「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140329-00034017/
2014年3月29日 0時17分  江川 紹子 | ジャーナリスト


画期的な決定だった。再審開始や死刑の執行停止だけでなく、拘置の執行を停止し、有罪判決の決め手となった証拠が「捜査機関によってねつ造された疑いのある」ことも明記されていた。これによって、死刑囚が再審開始決定を受けてすぐに釈放されるという、戦後初めての急展開となった。



釈放された袴田巌さんと姉の秀子さん


DNA鑑定の威力


本文は68ページ。再審請求審の決定書としては、さほど長くはない。裁判所の判断の説明はDNA鑑定から始まる。この決定書を読んで、改めてDNA鑑定が裁判所に与える影響は強い、と感じた。足利事件や東電OL事件も新たなDNA鑑定によって再審開始が決まったが、今回もDNA鑑定が再審開始の大きな根拠となった。


事件発生から時間が経過していることや保管状況などから、検察側は試料の劣化や捜査員らのDNAが付着するコンタミネーションの影響を強調したが、裁判所は(1)血液に由来するDNAは試料中に長い年月残存する。乾燥した場合はより残存しやすく、凝固した血液であれば、DNAは常温であっても安定的に保たれる。(2)一方、唾液や皮膚片等に由来するDNAは、数ヶ月も経過しないうちに検出されなくなる――などとして、退けた。


証拠開示の力


ただ、この決定はDNA鑑定だけに支えられているわけではない。DNAに関しては、弁護側と検察側の鑑定人で見解が異なる点もあった。それでも裁判所が弁護側鑑定を受け入れたのは、新たに開示された証拠類を見て、冤罪との心証を強くしたからだろう。


特に、殺害時に着ていたとされるズボンのサイズについての新証拠は衝撃的だった。



控訴審での着装実験で袴田さんはズボンをはくことができなかった


原審控訴審で実験してみたところ、ズボンはきつすぎて袴田さんははくことができなかった。ズボンのタグに書かれた「B」という表示は、肥満体サイズを示すと受け止められ、はけなかったのは、味噌付けにされた後に乾燥されて生地が縮んだためとか、袴田さんが運動不足で太っただめだとか、そんな理屈をつけて、済ませてしまった。実際は、「B」は色を示す記号であり、ズボンは細身サイズだったことが、新たに開示された証拠で分かった。ズボンは、縮んだわけではなく、最初から袴田さんには小さすぎて、これを着て犯行に及ぶなどありえない話だったのだ。


弁護側や裁判所にとっては、「新証拠」「新事実」だったが、こうした証拠は衣類が「発見」されてまもなく作られていた。警察や検察にとっては、とっくに知っている事実だった。にも関わらず、その事実を隠し、裁判所の誤った判断を導いたのだ。


重大証拠のねつ造疑惑


このズボンを含む血染めの衣類5点は、公判段階に入ってから味噌樽の中から「発見」された。生地の色合いや血痕の色は、1年以上味噌に漬かっていたにしては不自然だった。有罪判決の最大の根拠となったこの衣類については、以前から捜査機関によるねつ造ではないかという疑惑が指摘されていた。


今回の再審請求審を担当した裁判官たちも、その疑いを強くもったようだ。決定書は、こう書いている。


〈ねつ造されたと考えるのが最も合理的であり、現実的には他に考えようがない。そして、このような証拠をねつ造する必要と能力を有するのは、おそらく捜査機関(警察)をおいて外にないと思われる。〉


決定書では、この推認のプロセスはかなり省略されている。事件の経過を知らずに決定書だけを読むと、唐突感を覚えるかもしれない。しかし、新たに出てきた証拠に加えて、証拠開示に至るやりとりなど、再審請求審を通じて見聞したすべてのことから、裁判官たちは「ねつ造」をもはや確信したのだろう。決定書の最後の20ページほどの中に十数カ所も「ねつ造」という表現が出てくる。ねつ造疑惑を「想像の産物」と切って捨てる検察側に対し、「あり得ないなどとしてその可能性を否定することは許されない」と厳しい批判を加えている。


裁判官の義憤


これ以外にも、自白調書のほとんどが任意性を否定されたり、ほかにもねつ造が疑われる証拠があるなど、決定書は不当・違法な捜査を問題にしている。


そのような捜査の結果、ねつ造の可能性が高い証拠によって誤った裁判が行われ、重大な人権侵害が発生した。それが見えてきたことで、裁判官の正義感に火がついたに違いない。


私は、これほどまでに、裁判官が義憤がこもった書面を読んだことがない。その怒りのほどは、たとえば次のような記述からうかがえる。


〈国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難いことといわなければならない〉


〈拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況にあると言わざるを得ない。一刻も早く袴田の身柄を解放すべきである〉


不正義に対する強い憤りがびんびんと伝わってくる。


検察は自ら策定した「検察の理念」を熟読せよ


疑惑を向けられているのは警察だけではあるまい。検察にも、証拠隠しを続けてきたうえ、ねつ造の隠蔽に加担したのではないかとの疑念が生じている。


このような批判や疑惑に、検察は誠実に対応しなければならない。異議申し立てをするなどして、これ以上確定判決の死守に汲々としたり、メンツにこだわったり、先輩たちをかばい立てるのではなく、今なお隠している全証拠を開示し、真相解明に協力する。これが、「公益の代表者」として検察がなすべきことだろう。


証拠改ざんの不祥事が発覚後、検察は改革の一貫として、倫理規定「検察の理念」を自ら策定した。その中に、次の一文がある。


〈権限行使の在り方が、独善に陥ることなく、真に国民の利益にかなうものとなっているかを常に内省しつつ行動する、謙虚な姿勢を保つべきである〉


本件に関わる検察官は、改めて熟読してもらいたい。


司法はこの事件を検証し、反省し、学ぶべきだ



袴田さんがボクサーだった時のトロフィーなど


また今回の決定は、裁判所の書面としてはこれまた珍しく、原審裁判所に対する批判めいた記述がある。それは、5点の衣類の発見経過に関してだ。


事件発生は1966年6月30日。その頃のタンク内の味噌は深さ30センチほどにまで減少していた。7月4日に警察の捜査員がタンク内を覗いたが衣類は発見できなかった。同月20日に従業員が味噌の仕込みを行うのにタンク内に入ったが、この時も発見されなかった。ところが、翌年の8月31日になって「発見」されるのだ。


決定書は、これを不自然ではないと評価して一審の有罪認定を維持した控訴審判決について、こう書いている。


〈まったくあり得ない訳ではないという意味でなら理解できるが、通常の用語としては、やはり不自然と判断するのが相当である〉


そして、この経緯がいかに不自然であるか、理由を具体的に述べている。この不自然さを見れば、裁判所は5点の衣類の扱いに、もっと慎重であるべきだったのではないか。そうすれば、袴田氏は遅くとも控訴審の段階で無罪となっていたのではないか。司法が、1人の人間の人生を奪ってしまったのでは…という裁判官たちの忸怩たる思いが、「刑事司法の理念からは到底耐え難い」という表現になったのだろう。


再審の手続とは別に、この事件では警察、検察、裁判所のどこにどのような問題があったのかを検証し、反省し、そこから教訓を学んでいかなければならない。それを現在行われている法制審議会特別部会の議論にも生かしてもらいたい。少なくとも、裁判が始まる前の早い段階から全面的に証拠開示を行う制度は、絶対に必要だろう。


自由の身となった袴田さんは、姉の秀子さんと共にホテルに宿泊。翌日の弁護団と秀子さんの記者会見によれば、釈放直後に比べて、袴田さんの自発的な発語が増えてきた、とのこと。長期の身柄拘束と死刑執行の恐怖によって病んだ心には、「自由」と「安心」という薬がなにより効くのだろう。とりあえずの「自由」は得た。再審が実際に開かれ、「安心」を手にするまでに、あとどれだけの時間が必要なのだろうか…。


(3月28日付東京新聞に掲載された拙稿に大幅加筆しました)



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 日朝協議、懸念なし=米:日朝国交正常化を急かせた手前、気を遣いわざわざコメント出してくれる米国政権

日朝協議、懸念なし=米
時事通信 3月29日(土)9時7分配信

 【ワシントン時事】米国務省のハーフ副報道官は28日の記者会見で、30、31の両日に北京で予定されている日朝局長級協議に関し「日本とは定期的に連絡を取り合っており(日米が)考えを共有していないのではないかという懸念は持っていない」と述べた。

最終更新:3月29日(土)9時8分


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000025-jij-n_ame


※ 関連記事

「北朝鮮制裁、拉致問題進展なら緩和 政府:拉致問題とミサイル問題は切り分け:米国が急かせているのだから遠慮無用」
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/477.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 自民でうごめく旧主流3派 集団的自衛権で政権牽制、めった切りも(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140329/plt1403291150000-n1.htm
2014.03.29


 安倍晋三首相(自民党総裁)が意欲を示す、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認をめぐり、自民党第2派閥の額賀派(平成研究会)は27日、勉強会を開き、丁寧に議論していくことを確認した。旧田中派の流れをくむ額賀派は長く主流派の地位を占めてきたが、安倍政権発足後は存在感が薄らいでいる。党内に慎重論がくすぶるこの問題は、国会閉会後に想定される内閣改造をにらみ、首相を牽(けん)制(せい)するにはうってつけの側面もあり、同じくリベラル色が強い宏池会(岸田派)とも連携し、首相への圧力を強めようとしている。(村上智博、内藤慎二)

 「個別の案件ごとに考えていかなければならない。政府の有識者会議『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』の報告が出てきたら、われわれの考え方を整理していく」

 27日の勉強会で額賀福志郎会長はこう語った。党では安全保障法制整備推進本部で31日から議論することが決まっているが、「われわれの考え方」と表現するあたり、首相の出身派閥、町村派(清和政策研究会)に次ぐ第2派閥としてのプライドをうかがわせる。かつて隆盛を極めた面影は、今ではすっかり薄くなったが、それでも、額賀派に目を光らせる青木幹雄元参院議員会長の存在は大きい。

 勉強会では集団的自衛権の行使について「極めて抑制的に認めるべきだ」との意見は出たものの、行使容認に否定的な意見は出なかった。勉強会が始まる直前、額賀氏は講師の高見沢将林官房副長官補に「政府は丁寧に議論してほしい」と注文をつけており、あくまで求めるのは慎重な議論。そこには内閣改造を見据えた「条件闘争」のにおいが漂う。

 第3派閥の岸田派も27日の総会で、金子一義最高顧問が派としての勉強会開催を宣言。ただ会長の岸田文雄外相は総会後、勉強会を取り仕切る宮沢洋一党政調会長代理に「党を割るような話じゃない」と突出しないようクギを刺した。こんなことをあえて語るのも、名誉会長の古賀誠元幹事長が「閣議決定による解釈改憲はルール違反だ」などと首相を批判し続けているためで、派内には古賀氏の発言に戸惑いもある。

 「実績としたい気持ちは分からないでもないが、軽(けい)佻(ちょう)浮薄だ」

 石原派(近未来政治研究会)も27日、勉強会を開き、最高顧問を務める山崎拓元副総裁が、憲法解釈変更による行使容認を目指す首相をめった切りにした。

 在日米軍の合憲性が争われた昭和34年の砂川事件の最高裁判決を根拠に解釈変更で一部行使が可能になるとの見解を示している高村正彦副総裁についても「牽強付会だ」と切って捨て、一気に首相に対する「抵抗勢力」の一角に躍り出た。

 各派の狙いはさまざまだが、首相主導の「政高党低」の現状に歯止めをかけたい思惑では一致しており、せめぎ合いは今後も続いていきそうだ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK163] Re: 安倍は軽率なだけでなくバカであり首相をやるには未熟者だという証明
安倍は軽率な上に驕慢なバカ者であり、救い難いほどの無能だが危険な政治屋であることは、第一次安倍内閣を無責任にも投げ出して、病院に逃げ込んだことで明らかだ。それを鋭く指摘したのがアメリカに住む国際ジャーナリストの藤原記者であり、安倍を背後から操っていたらしい怪僧として知る人ぞ知る、朝鮮総連ビルの買収事件で姿を現した池口恵観和尚への公開状だったことは、日本の政治における謎の事件として取りざたされたことがある。
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/401.html
安倍の無能さとバカさ加減を徹底的に暴き出したこの公開状の威力は、葬式専門の僧侶の手で引導を渡したことによって、一国の首相を政治の世界から葬った記録的なものと思われるが、愚か者が支配していた民主党の粗末極まりない政治能力により、一度死んだはずの自民党の化け物たちを復活させてしまい、あってはいけないはずの第二次安倍亡霊内閣を出現させてしまった。その結果として、安倍は狂気に取りつかれて中国を相手に戦争をしようとしており、日本を滅亡させようとしているのだのに、外交官をやった天木元大使がそれを見抜けないで、安倍のことをバカか驕慢かと疑問を呈しているようではお粗末すぎないだろうか。もっと自信をもってバカだと断言すべきである。腰が引けていたのでは戦いにならないではないか。、、
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/508.html
記事 [政治・選挙・NHK163] みんな渡辺代表「裏金8億円疑惑」 元都議が地検に告発状(日刊ゲンダイ)
みんな渡辺代表「裏金8億円疑惑」 元都議が地検に告発状
http://gendai.net/articles/view/news/149059
2014年3月29日 日刊ゲンダイ



食い違う主張/(C)日刊ゲンダイ


 みんなの党の渡辺喜美代表がDHCの吉田嘉明会長から8億円のカネを受け取っていた問題で、都議だった男性が28日、公職選挙法や政治資金規正法に違反している疑いがあるとして、東京地検に告発状を提出した。


 渡辺代表は「個人的に借りたもの」と釈明しているが、貸した当事者の吉田会長は「選挙資金として銀行口座に振り込んだ」と主張している。


 吉田会長によると、渡辺代表は2012年12月の衆院選前、「衆院選に60人ぐらい立てる」「あと5億円必要です。なにとぞご融資お願いします」と記したメールを送ってきたという。


 吉田会長から受け取ったカネを選挙に使った場合、「選挙運動費用収支報告書」に記載しなければならず、記載がなければ公選法違反に問われることになる。


          ◇


8億円借金問題 渡辺代表を東京地検に告発 公選法や政治資金規正法違反罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000570-san-soci
産経新聞 3月28日(金)19時9分配信


 みんなの党の渡辺喜美代表(62)が化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から8億円を借り入れていた問題で、東京都の市民団体代表が28日、公職選挙法違反罪や政治資金規正法違反罪などでの渡辺氏に対する告発状を東京地検特捜部に提出した。特捜部は今後、受理するか検討する。


 告発状によると渡辺氏は、吉田氏から平成22年の参院選前に3億円、24年の衆院選前に5億円を借り入れていたが、選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書への記載がなければ、公職選挙法や政治資金規正法に違反するとしている。


 渡辺氏は27日の記者団の取材に、計8億円を借り入れていた事実を認め、その上で「純粋に個人として借りた。違法性の認識はない」と述べている。


 告発した市民団体代表は「みんなの党は年間20億円の政党助成金を受領している政党であり、検察は真実を明らかにする必要がある」などとしている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 熊手に8億円…みんな渡辺代表を追い詰める“天ツバ語録”(日刊ゲンダイ)
熊手に8億円…みんな渡辺代表を追い詰める“天ツバ語録”
http://gendai.net/articles/view/news/149058
2014年3月29日 日刊ゲンダイ



みんなの党は空中分解?/(C)日刊ゲンダイ


「彼が言っていることは虚偽」「党首なり国会議員を辞めて、出直してほしい」


 化粧品会社DHCの吉田嘉明会長(73)が28日、みんなの党の渡辺喜美代表(62)に辞職を促した。


 前日の釈明会見で渡辺代表は、吉田会長から融資された計8億円について、「個人を応援してくださるという趣旨で借りた」「選挙資金や政治資金としては使っていない」と強調。使い道の例として、「酉の市によく行く。かなり大きいアレ(熊手)は政治資金を使うわけにはいかない」と説明した。


 大きい熊手といっても、せいぜい数十万円程度。8億円の熊手となると、東京ドーム1個分ぐらいありそうだが、信じられない言い訳をシレッとしてするのは“疑惑政治家”の常である。


 もっとも、貸し主の吉田会長は「選挙に必要ということで依頼された」と渡辺代表の釈明を否定した。


 証拠の携帯メールも残っているというから、万事休すだ。


「吉田会長は、ほかの新興企業のオーナーとともに“ニュータニマチ”と呼ばれています。非自民の改革派を応援することで知られ、世話になった野党議員は少なくないはず。今回の一件に肝を冷やした若手や中堅はいるでしょうね」(政界関係者)


 渡辺代表は「自慢じゃないがカネはない」と公言し、クリーンなイメージを振りまいてきた。それだけに裏金疑惑のダメージは大きい。このまま渡辺代表がトップに居座れば、みんなの党を離れる議員も出てくるだろう。一方、代表を辞めたとしても、残りは小粒でバラバラである。結局、党は空中分解する運命だ。


■小沢、鳩山に証人喚問を要求


 過去の発言も自らの首を絞めている。5000万円を借りた猪瀬前都知事に対し、「潔く身を引く選択肢がベターだ」と“アドバイス”していたし、都知事選に出馬した細川元首相についても「億単位のカネで首相を辞めた経緯がある。当然、説明も必要だ」と言っていた。


 生活の党の小沢一郎代表が強制起訴されたときは、「辞めない理屈が立たない」と辞職要求。「証人喚問に応じなかったことが検察審の判断につながったのではないか」と指摘し、鳩山元首相が実母から資金提供されていた問題でも「国会が解明しなければならない」と証人喚問を求めている。


 これらの発言に照らせば、潔く辞任すべきだし、証人喚問の場で説明しなければおかしい。


「政界では“オンナとカネのことは言うな”といわれてきました。お互いさまで、批判は天にツバするようなもの。黙っているのが得策とされたのです。でも、今はそれが通用しなくなった。メディアに聞かれると、自分の問題は棚に上げて“ケシカラン”と言うしかない。コメントしなければ疑われますからね。それに渡辺さんは私腹を肥やすタイプでもない。自分のことを棚に上げているつもりはなかったのでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)


 それでも政治家は結果が問われるし、発言は責任を伴う。天にツバした報いを受けるときだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 老獪な安倍サイドの仕掛けに嵌っているのは天木氏:それはいいとして、問題は安倍首相よりも軽率で愚かな天木氏の見解

「安倍首相は軽率なバカ首相か、それとも本気で中国と戦おうとしている傲慢首相か  天木 直人」
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/500.html

 まず、中国とりわけ北朝鮮に頭が上がらない安倍首相にはやるべきこと(日中・日朝の関係正常化)をやったら、さっさと職を辞して欲しいと思っている。

 逆の言い方をすれば、中国や北朝鮮との関係を正常化しなければならない任務を負っているが故に、その遂行で右派ないし愛国気分の人たち(イデオロギー的でなければおそらく国民の過半数)の怒りを買わないよう、「愛国保守」言動を繰り返しているのが安倍氏なのである。

 安倍首相の口先「愛国保守」言動は、リベラルな政策を遂行するための防護服と言えるものである。

 安倍サイドの仕掛けに嵌っているのは天木氏と書いたのは、安倍首相がJ-WAVEでG7ネタをばらしたのは、わざと(意図的)であり、決して軽率ではないからである。
 当然のことだが、日本の動きをウォッチしている中国側がそれを知ることも想定済みである。

 穿ちすぎだが、G7ではそんな発言をしていないのに、J-WAVEでそう語ることで中国側にボールを投げた可能性すらある。

 安倍サイドの仕掛けだとしても、安倍首相の“おかしな愛国保守”言動に批判や非難を繰り出すのは健全なことだと思っている。
 しかし、天木氏の今回の「安倍首相は軽率なバカ首相か、それとも本気で中国と戦おうとしている傲慢首相か」は、何をトチ狂っているのかと言いたくなる。

 安倍首相が「G7の席上で尖閣沖の領海侵犯をはじめとした中国の海洋進出を名指しで批判した」としても、正当な国際的主張でありなんら問題はない。

 尖閣諸島領有権問題の棚上げを主張している中国が、無法にも尖閣諸島周辺の領海及びEEZに公船を断続的に侵入させている事態は甚だしい主権侵害行動であり、本来ならば、強制力の行使で排除されるべきことである。
 中国が設定した防空識別権も、日本の領空にかからなければまだしも、尖閣諸島領空をその範囲に含めているのだから容認することはできない。

 私が安倍首相を批判するとしたら、中国の非道な行為をただ非難するだけで、外交的に解決しようとする積極姿勢が見られないことである。対話のドアは開いているという栓が開いて気が抜けたビールのような誘いをしても意味がない。

 領有権問題は存在しないといった木で鼻を括ったような説明で済ますのではなく、中国が日本とのあいだに領有権で問題があると主張していることを認め、その誤解を解くために対話をしたいと投げかけることが解決に向けた第一歩である。


 天木氏は、「どうやら安倍首相は本気で習近平と戦うつもりらしい」と書いているが、安倍首相も習国家主席もともに戦う気はない。
 みっともないかたちで首相を辞した安倍氏が一昨年再び首相になったのも、中国側の要望(それを米国が日本側に伝達した可能性大)に沿ったものである。

 天木氏は、「日韓関係や日朝関係の改善に鍵を切ったように見える安倍首相だが、日本外交にとってはるかに重要で困難な外交は中国との関係改善である。そして安倍首相がこの国の首相でいる限り日中関係改善はありえない」と書いているが、愛国ないし保守的気分が高まっている(リベラル左派や左翼は政治的に沈没でなきに等しい)日本で、安倍サイド的な舵取りをしないで素直に日中関係・日韓関係・日朝関係の改善ないし正常化ができると考えるとしたら、天木氏は子どもである。

 社民党村山氏や民主党鳩山氏のようなスタンスで、日中関係・日韓関係・日朝関係の改善ないし正常化を進めれば、国民多数派から轟々たる非難を浴びることになるだろう。
 安倍サイドはそれを弁えて行動しているのである。

 最後に、「靖国参拝で習近平主席の顔に泥を塗った安倍首相」とあるが、安倍サイド(外務省)は、靖国参拝の必要性と参拝の意味を中国政府及び韓国政府に伝え、なんとか理解してもらえるよう根回しをした。

 だからこそ、日本のメディアよりも先に中国や韓国のメディアが靖国参拝の報道を行い、中国政府は反日デモを抑え込んだのである。
 そして、安倍首相は、靖国神社参拝の意義とは違う「不戦の誓い」を全面に出した説明に終始した。
 米国政権の「失望した」表明も、このような構図(お芝居)の一角を占めるものであり、記者会見した人はともかく、“奥の院”が真顔で発したものではない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 渡辺喜美氏、逮捕も 元大阪高検公安部長が激白「猪瀬氏より悪質」(ZAKZAK)
渡辺喜美氏、逮捕も 元大阪高検公安部長が激白「猪瀬氏より悪質」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140329/plt1403291455001-n1.htm
2014.03.29 夕刊フジ



8億円借り入れで告発され、窮地に陥った渡辺氏


 みんなの党の渡辺喜美代表(62)による8億円借り入れ問題が、刑事事件になる恐れが出てきた。元東京都議が、公職選挙法違反などの疑いで東京地検特捜部に告発状を提出したのに続き、数々の事件を手がけてきた元大阪高等検察庁公安部長の三井環氏(69)も重大関心を寄せているのだ。三井氏は「立件の可能性は十分ある。逮捕もあり得る」と指摘した。


 新事実が発覚した。


 渡辺氏が2012年12月の衆院選前に、化粧品販売会社「ディーエイチシー(DHC)」の吉田嘉明会長(73)に「(衆院選に)60人ぐらい候補を立てる」と選挙情勢を説明したうえで、「あと5億円必要です。何とぞご融資お願いします」と記したメールを送っていたのだ。


 「熊手釈明」と失笑を買った27日の記者会見で、渡辺氏は「個人的に借りた。違法性の認識はない」と語ったが、吉田会長は「言い訳で通そうとしている。5億円は選挙のためとハッキリしている」と断言した。



三井環氏


 元検察幹部で、現在は社会の不正を追及する市民団体「市民連帯の会」を主宰する三井氏も「(徳洲会グループから5000万円を受け取り、公選法違反罪で略式起訴となった)猪瀬氏のケースと非常に似ている」といい、こう続けた。


 「猪瀬氏より金額が多い分、悪質ともいえる。借り入れが選挙や政治活動に使われたと証明されれば、公選法違反か政治資金規正法違反に問われる。今回の場合、資金を提供した吉田会長が『選挙資金』と認めているため、証拠固めはしやすい。立件までのハードルはそれほど高くない。逮捕もあり得る」


 公選法では、3年以下の禁錮か、50万円以下の罰金。政治資金規正法では、会計責任者に5年以下の禁錮または100万円以下の罰金が科される可能性がある。


 三井氏は調査を重ねたうえで、渡辺氏を東京地検に告発することも視野に入れている。いざ司直のメスが入れば、どんな捜査が展開されるのか。


 「渡辺氏が党代表を務めているため、カネの流れを把握するため、全所属議員への事情聴取が行われるかもしれない。党の存続も危ぶまれる事態だ。渡辺氏が苦しい言い訳を繰り返すのは、そうしたシナリオを恐れているからに他ならない」



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 猪瀬・渡辺を鬼の首でもとったように騒いでいるのが阿修羅の常連だが…
 疑獄事件、事件・選挙違反がらみの変死者、関連企業・公官庁をネットで検索しただけでも、下に列挙したようなのが出てくる。話題の渡辺代表や猪瀬前知事を鬼の首でもとったように騒いでいるのが阿修羅の常連だが、かれらが大好きな鳩山由紀夫や管直人や小沢一郎もおなじような嫌疑を過去にうけている。
 政治抗争に利用するのではなく、政治犯罪として公平に処分する気風はここにはない。ここでもかれらは共産支那に似ている。民主主義ではなく、全体主義の政治的体質から、その体臭がただよっている。

ロッキ‐ド疑惑、田中角栄。佐藤孝行、橋本登美三郎、ダグラス・グラマン事件、松野頼三、税政連献全事件、宇野亨、浜田幸一、KDD、撚糸工連、平和相互銀行、明電工脱税事件、リクルート、上田卓三、池田克也、藤波孝生、稲村利幸、東京佐川急便、名尾良孝、阿部文男、上野 建一、金丸信、新間正次、大谷忠雄、中村喜四郎、山口敏夫、中西啓介、近藤豊、大谷忠雄、山口敏夫、泉井献金疑惑、関西空港汚職事件、友部違夫、防衛庁調達実施本部、友部違夫、菊池福治郎、新井将敬、野田実、大蔵省接待汚職事件、中島洋次郎、小野寺五典、中尾英一、山本譲司、飯島忠義、小山孝雄、村上正邦、友部達夫、高祖憲治、中島洋次郎、鹿野道彦、鈴木宗男、辻元清美、加藤紘一、井上裕、田中真紀子、近藤浩、坂井隆憲、新井正則、佐藤観樹、鎌田さゆり、中医協汚職事件、日歯連闇1億円献金事件、村岡兼造、中西一善、今野東、五島正規、佐藤栄佐久、松岡利勝、緑資源機構、守屋武昌元防衛次官、山田洋行、小沢一郎、柴野多伊三、松下忠洋、
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 日本は民主主義なのに「自分が正しい主義」が蔓延したのか?(武田邦彦)文系の論文は「文章」が命ですが、理系では「事実が命」
http://takedanet.com/2014/03/post_b891.html

「正しいとは何か?」というタイトルの本を小学館から出してしばらくしたときに、ある人から「先生の書いた本を見たとき、正しいって決まっているのに何が書いてあるんだろう?」と思ったといわれました。

確かに、今の日本は正反対のことを同時に言うという病的状態にあります。つまり多くの人が「これは正しい!」、「間違っている!」と自信たっぷりに言って、他人をバッシングしたかと思うと、「他人を尊重する教育」とか「多様性が大切」などと書いたりします。

人は一人一人、考えを持っています。どの人の考えが正しいかわからない、他人の意見が自分と違っても、直ちにそれが間違っているとするのではなく、じっくり話を聞くとか、他人は他人の正しさがあると思うのが「他人を尊重し」、「多様性を認める」と言うことだからです。

特に民主主義では、それぞれが考えを持ち、議論し、投票し、少数意見を尊重するという原理があり、それは一人の人が「これが正しい」と決めるより優れているという考えに基づいています。一人の人が「これが正しい」と決めたほうが能率が良いのですが、面倒な民主的手続きを取るという決意が現在の日本なのです。

原発再開、大阪市長選、STAP細胞・・・このところ続く日本社会の問題について、どうしてこれほど「自分の考え」を「正しい」と思うのか?といぶかるばかりです。

「正しい」というのは、現在まで4つしかありません。神様が決める(宗教)、偉人が決める(道徳)、相手が決める(倫理)、そして社会が決める(法律)ですが、神様と偉人は民主主義では使わずに、倫理と法律です。倫理の倫という言葉はにんべんに論理ということで「相手の理」、つまり相手の希望や意見に沿うことを言います。

だから「倫理の黄金則」は二つあって、「相手のしてほしいことをしなさい」(積極的黄金律)、「相手のしてほしくないことをしてはいけない」(消極的黄金律)です。

ですから、相手が決まっている時にはできるだけ倫理に沿い、社会全体の時には法律に従うというのが「正しさ」の基本になります。ところが、テレビ、新聞、ネットを見ていますと、二つの現象がみられます。

一つは、法律でも倫理でもなく「自分が正しい、相手が間違っている」と言う確信に基づいているものです。たとえば、「国民の70%が原発の再開に反対しているが、原発を再開するのが正しい」という考えで、この考えは「国民の多くより自分が正しい」と信じていることから来ています。

そんなことを言っていたら、日本には1億2000万人もの人がいるのですから、「正義」は1億2000万もあることになり、到底、キチンとした社会を作ることができません。

第二に、「自分は悪であっても、正しいことを言える」という論理です。つまり「泥棒に「泥棒するな!」と言われる」という現象です。たとえば、NHKのツバル報道では、地盤沈下している地域に大潮の満潮の時に撮影に行って、温暖化とは関係ない映像を放映し、ナレーションでは「温暖化によってこんなに苦しんでいる。私たちは***をすべきだ」と言うという例です。

STAP細胞の場合は、「論文とはこういうものだ。許せない!」と言う人がいるので、聞いてみると文系の人で外国に論文を出していないという場合がありました。文系の論文は「文章」が命ですが、理系では「事実が命」なので、文章は重要視されません。理系は「創造」してはいけないのですし、文章ひとつで事実が変わるわけではないので、差が出るのです。

いずれにしても、人間は「法律に違反しない範囲で、自分がこれが正しいと思う行動をする」ということですから、法律に違反しているかどうかは問題ですが、そうでない場合は「自分には納得できない、少なくとも自分の考えと違うけれど、相手はそれが正しいと思っているのだな」と考えるべきです。

このように「自分が正しいと思い込み、相手が間違っていると断定する」という文化は、恐ろしい社会を招くことは歴史的にも繰り返されていることです。

このようなことになったのは、テレビの罵倒番組やネットの匿名バッシングにもよると思いますが、私たちはもう一度、正気に返って「自分が正しいと思っていることは、正しくない可能性がある。自分はお釈迦様ではないのだから」と思い返すこと、そして、匿名の時には「匿名自身がルール違反なのだから、自分のルール違反を認めてくれているのだから、少し遠慮して名前を明かして活動している相手を尊敬しよう」ぐらいは必要でしょう。

大阪市長選についてもご意見をいただいていますが、私は「議会が市長を批判するなら、選挙にでなければいけない」というごく当たり前のことを言っていますが、市長を批判するマスコミやネットが多いことに驚きます。そして私は橋下市長の意見に反対ですが、「民主主義を守ろう」というと「武田は橋下の肩を持つのか」というような反論があって、これも困りものです。

最近、街を歩いていたらすれ違いざまに「タバコを吸っても良いなんで、いい加減なことを言うなっ!」と私を罵倒した人がいます。私はすぐその人のところにいって、「あなたも紳士なら紳士らしく、キチンと話をしてください。私も私なりの根拠をもっていっています」と言いました。

まさか、追っかけてくるとは思っていなかったのでしょう。その人はびっくりした顔で「先を急ぐから」と言われました。そこで私が「そちらの方から言ってきたのですから、私が反論するぐらいは認めないといけない」と言いますと、
相手「すみません。私が不十分でした。本当に先を急ぐので」、
武田「わかりました。でも、紳士的にやってくださいね」
で終わりました。

これが発展すると、その人が憲兵になり、シベリア送りになるというが歴史の教えることです。私は「日本はあかるい民主主義」を希望しています。それは一人一人が日本人としての誇りを持ち、誠実で礼儀正しく、他人を尊重し、堂々と名を名乗り、謙虚に自分の考えを言うという社会です。

(平成26年3月27日)

http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 菅長官、核サミットで“安重根談義”の中韓を批判「外れている雰囲気だった」(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140329/plt1403291632002-n1.htm
2014.03.29


 菅義偉官房長官は29日のテレビ東京番組で、中国の習近平国家主席と韓国の朴槿恵大統領が初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根の記念館建設で両国関係が強化されたとの認識で一致したことについて「中韓は核安全保障サミットで、そういう会談をしていた。2カ国だけ(サミットの趣旨から)外れている雰囲気だった」と述べ、改めて不快感を示した。

 記念館建設については「日本で言えば犯罪者であり、テロリストの記念館だ」とも批判した。

 30日から北京で行われる日朝局長級協議に関しては「拉致問題は極めて重要だ。北朝鮮には安全保障で懸念があり、(弾道ミサイルの発射に対して)毅然と抗議する」と語った。


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 再審開始決定については検察が異議申し立てできないように法改正すべきだ。









* 「前面証拠開示」ではなく「全面証拠開示」と思われる

http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/516.html
記事 [政治・選挙・NHK163] 《猪瀬前知事を略式起訴》 公選法適用、意見二分 落としどころ探り決着(共同通信)
公選法違反の罪で略式起訴され、記者会見で謝罪する東京都の猪瀬直樹前知事=28日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ


【猪瀬前知事を略式起訴】 公選法適用、意見二分 落としどころ探り決着
http://www.47news.jp/47topics/e/251972.php
2014/03/29 10:57 共同通信


 徳洲会グループからの5千万円受領問題で東京地検特捜部は28日、 猪瀬直樹 (いのせ・なおき) 前東京都知事(67)を略式起訴した。検察は早い段階で贈収賄での立件を断念し、公選法の適用にも内部で意見が二分。不起訴にすれば検察審査会の議決に基づく強制起訴も予想される中、落としどころを探った末の決着となった。

 ▽把握

 「都知事選の応援について猪瀬氏は1億5千万円とか言っていましたが、結局は1億円を先にくれ、残ったら返すということでした」

 都知事選を1カ月余り後に控えた2012年11月19日。徳田毅衆院議員(辞職)が、難病で療養中の父 徳田虎雄 (とくだ・とらお) 前徳洲会理事長(76)に電話で報告した。

 声を出せない虎雄氏が文字盤を目線で指し、秘書を介して応じる。

 「とりあえずは5千万円。向こうに取りに来させろ」

 「議員会館でやりましょうか」

 「足がつかないようにしろ」

 やりとりはグループ内で文書に残された。内部協力者から情報を入手し、徳洲会の捜査を始めていた特捜部はすぐにこれを把握する。約10カ月後の昨年9月、毅氏の選挙をめぐる公選法違反容疑で徳洲会の強制捜査に着手。東京五輪の開催が決まった9日後だった。

 ▽物証

 特捜部は毅氏の母 秀子 (ひでこ) 被告(75)=公選法違反罪で有罪判決=の自宅を家宅捜索した際、紙袋に入った5千万円を押収。秀子被告はその場で「猪瀬さんから返してもらった」と説明した。

 それでも「猪瀬氏が実際に受け取ったとの確証はなかった」(検察幹部)。だが昨年11月に問題が発覚し、本人があっさり受領を認める。

 徳洲会マネーの一端が浮かび上がり、数々の汚職事件を手掛けた元特捜部長ですら「国会議員が都知事に5千万円の現ナマを渡したことが表に出るなんてことはめったにない」と興奮気味に話した。

 贈収賄罪が適用できるか検討に入った特捜部。しかし、押収した虎雄氏の会話記録は、選挙違反事件では「がちがちの物証」(捜査関係者)になったものの、徳洲会側が便宜供与を依頼したことを示す証拠は含まれていなかった。5千万円を収支報告書に記載しなかった公選法違反容疑を中心に捜査は進められた。

 ▽余波

 「虚偽記載は修正で済まされるケースが多い。今回が特に悪質なのか」「5千万円を選挙に使っておらず、処罰価値は低い」

 検察内部に消極論はあったが、有権者の投票判断を左右する収支報告書に正しい記載をしなかったことは見過ごせないと判断、最終的には立件にゴーサインが出た。

 ある法務省幹部は「不起訴にすれば検察審査会が待っている」との見方を示していた。猪瀬氏を刑事告発した市民団体のメンバーらが審査を申し立て、一般市民で構成される検審が「起訴相当」などの議決で検察の判断にノーを突き付ければ、批判を受けるとの懸念もあった。

 一方「個人的な借り入れだった」と主張していた猪瀬氏も、虎雄氏らが特捜部に「選挙資金だった」と説明したため、外堀を埋められる形で容疑を認めた。否認のままだと在宅起訴され、裁判になることを懸念したのも一因とみられる。

 双方の利害が一致した形での終幕に、現職検事はこう漏らした。「かつての特捜部であれば、立証が難しい贈収賄事件に持ち込んだだろう。大阪地検の証拠改ざん 隠蔽 (いんぺい) 事件など検察不祥事の余波は今も続いている」
 


http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 袴田さんは半年ほど入院へ、被害者長女が死去  TBS
 静岡市でみそ製造会社専務の一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」で、27日に再審開始が決定し、48年ぶりに釈放された袴田巖さんは、東京都内の病院に半年ほど長期入院する予定であることがわかりました。

 袴田巖さん(78)は、27日に再審が決定して釈放され、現在、東京都内の病院に入院しています。姉・秀子さんによりますと、巖さんは長年の拘置生活から拘禁反応があり、精神状態が良くないため、担当医師との相談のもと、半年ほど入院する予定だということです。巖さんは徐々に会話が成り立つようになってきていて、時々、部屋の中を歩き回る様子も見られるということです。

 一方、この事件で無事だったみそ製造会社専務の長女(当時19歳)が、自宅で死亡していたことがわかりました。長女は事件後、現場近くの自宅で1人で暮らしていて、28日の夕方、自宅で亡くなっているのを親族が発見したということで、警察によりますと、事件性はないとみられます。

 「本当に気の毒。事件以来、彼女は本当に気の毒」(長女の高校の同級生)

 29日はこの家に花を手向けに来る人の姿も見られ、近所では1週間ほど前まで長女の姿が確認されていました。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2160791.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 渡辺氏借金の週刊誌報道「江田氏依頼と推察」 みんな政調会長、「代表進退、問題にならず」(下野新聞)
渡辺氏借金の週刊誌報道「江田氏依頼と推察」 みんな政調会長、「代表進退、問題にならず」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140329/1548872
3月29日 下野新聞 朝刊

 みんなの党の水野賢一政調会長は28日、渡辺喜美代表の8億円借り入れ問題について「違法性が明らかなわけではない。代表からも違反はないと聞いている」として、渡辺氏の進退は問題にならないとの認識を示した。渡辺氏が体調不良を訴えたため定例会見をキャンセル。代行した水野氏は「かぜと聞いている」と説明した。渡辺氏は衆院本会議も欠席した。

 渡辺氏の代表辞任、議員辞職の可能性について水野氏は「ご自身の借り入れであるが、額が大きいので説明をする責任はある」とする一方、「進退という意味での責任なら、全くそういう話ではない」と述べた。

 渡辺氏には政治倫理審査会(政倫審)での説明を求める声も出ている。水野氏は党内調査が進んでいることを挙げ「調査の結果を見て(出席を)判断していく」とした。党内調査は「報告書はそう遠くない時期に出る。説明すべきことは説明すると思う」と、渡辺氏が記者会見や党内会議で説明する見方を示した。

 水野氏は、今回の問題が週刊誌に掲載されたきっかけについて、同党を離党し結いの党を立ち上げた江田憲司代表の実名を挙げ「江田さんサイドが吉田(嘉明)さんサイドに頼み込んだと推察している」とした。江田氏らの離党に伴う会派、予算委員問題の解決を求める吉田氏から渡辺氏へのメールを「強要まがい」と批判して不快感を示した。


          ◇

選出区からも批判の声 みんな渡辺代表8億円借金問題
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140329/1548871
3月29日 下野新聞 朝刊

 みんなの党の渡辺喜美代表による計8億円の借り入れ問題に、県民からも厳しい声が挙がっている。具体的な使途など渡辺代表の説明不足を指摘するほか、8億円もの多額の借り入れに不信感も募らせる。渡辺代表のお膝元の衆院栃木3区でも批判の声は少なくなく、渡辺代表にはより明確な説明が求められそうだ。

 渡辺代表は27日の記者会見で「純粋に個人的な借り入れ」などと述べて違法性を否定したが、足利市の50代男性は「8億円と額が大きく『灰色』の印象」と率直に受け止め「だれもが納得する説明がほしい」。鹿沼市の会社役員男性(57)も違法性がないという主張を「もっときちんとした理由を挙げて、分かりやすく説明するべきだ」と指摘する。

 8億円という金額に違和感を覚える県民も。小山市の自営業男性(59)は「本県を代表する知られた政治家なので、今回の問題は非常に残念」とした上で「一般の人の金銭感覚とかけ離れている。桁違いの額で、誰も素直には納得できないと思う」と話す。

 宇都宮市の飲食業女性(25)は「政治家だから『金がかかる』で通用すると思っているのかもしれないが、私たちにとってピンとこないほどの大金」とあきれ顔。再び浮上した「政治とカネ」の問題に「一層政治への関心が薄れるのではないか」と懸念もしている。

 「もう応援したくない」。衆院栃木3区でも厳しい声が挙がる。大田原市の会社員男性(38)は「庶民感覚から大きくかけ離れた金額。そういう感覚の政治家に庶民のための政治はできない」と批判。那須塩原市の自営業男性(66)は「捜査機関が徹底的に追及すべきだ」と強調した。

 一方で渡辺代表を擁護する意見もある。矢板市の会社役員男性(65)は「会社経営でも資金繰りに困れば借り入れをしないと運営できない。(渡辺代表に)やましいところはないはずで、正々堂々と自己主張すべきだ」。那須塩原市の会社社長男性(51)は「真実を包み隠さず説明し、信頼を取り戻してほしい」と期待を込めた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK163] やはり経産省が原発再稼働を推進し、再生エネルギーの普及を阻害している(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201403/article_29.html
2014/03/29 21:23

総選挙の時、福島や東北地域で原発ゼロの公約を唱えた自民党候補者がいた。しかし自民党は政権与党となってから、そんな公約は無かったように原発再稼働に邁進し、原発の輸出まで推進している。ドイツ、スペイン、イタリアは、原発に頼らない再生可能エネルギー使用にシフトしている。米国ですら、原発は一番コストが掛るエネルギーとして、シェールガスなどにシフトしている。

「エネルギー基本計画」の中で、自公が出した再生可能エネルギーの上積みとなる案について、経産省が拒否している。これは明らかに、原発の比率が減ることを懸念しているからである。


再生エネ上積み 了承先送り 自公案すら経産拒否
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014032902000146.html

 中長期のエネルギー政策の指針となる「エネルギー基本計画」政府案をめぐり、自民、公明両党が再生可能エネルギーの導入目標について、抽象的な目標を明記することで大筋合意したにもかかわらず、経済産業省が二十八日、それでも原発依存度の縮減につながりかねないと合意案を拒否、与党了承の手続きが先送りされた。与党の合意を省庁が拒否するのは異例で、原発推進を狙う経産省の姿勢が浮き彫りとなった。 (城島建治、宮尾幹成)

経産省としては、数値目標を「脚注」にとどめても、本文で「大幅に」上回るという表現を盛り込めば、事実上、再生エネの数値目標を明記したことになり、原発依存度の縮減につながると判断。原発推進の立場から与党合意案を拒否したとみられる。


これを読むと、正に生活の小沢代表が日頃述べている、霞が関の官僚が政治を支配している典型的な例だと分かる。日本の様に化石エネルギーの輸入に依存している国は、地産地消の再生可能エネルギーの比率を上げることが、次の世代に負担を掛けない政策である。原発は事故もさることながら、中間施設、最終処分施設を何万年も管理しなければならない。こんなことを今の世代だけが享受するエネルギーのために使ってはいけない。子供でも分かる論理である。

上記の記事を読んで、霞が関・官僚政治打破を公約とする政党を大きくするしかないと、改めて思った。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK163] 8億円借入問題 DHC会長、渡辺氏から「5億円必要」メールと証言(FNN)
8億円借入問題 DHC会長、渡辺氏から「5億円必要」メールと証言
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00265647.html



みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品会社「ディーエイチシー」の吉田嘉明会長から8億円を借り入れた問題で、渡辺代表は参議院選挙があった4年前に3億円、衆議院選挙のあった2012年に5億円借りている。


吉田会長はFNNの取材に対し、渡辺代表が2度目の借り入れの際、選挙情勢について、「カオス状態」と説明し、「5億円ほど必要になる」と、メールで融資を依頼していたことを明らかにした。


吉田会長の携帯電話に残る1通のメールは「メールで大変申し訳ありません。最終的に公認候補は60人くらいになりそうです」というもので、日付は2012年11月19日、衆議院が解散した3日後。


さらに、メールでは、「手持ち資金が5億ほどありますが、あと5億ほど必要になります。この分を何とかご融資いただけないでしょうか?」、「宜(よろ)しくお願い申し上げます。渡辺喜美 拝」などとしている。


吉田会長によると、このメールで、渡辺代表から5億円の融資を依頼されたという。


27日、渡辺代表は、「あくまでも、私個人に対するご支援をお願いしたつもりでございます」、「時期は、選挙直前だからといって、選挙資金として、お借りしたわけではございません」などと述べ、「選挙資金として、借りたわけではない」と説明した。


吉田会長は、FNNの取材に対し、「選挙資金しかあり得ないですよ」、「あくまで『選挙でのお金が必要だ』と」、「5億円とか3億円とか、個人に寄付しますか? 寄付するわけがない」、「貸したんです」と反論した。


吉田会長によると、渡辺代表と知り合ったのは、2009年、みんなの党を立ち上げる直前だったという。


金額1億8,458万円。


渡辺代表が、新党を立ち上げるのに金が必要ということで、吉田会長は渡辺代表が持つ栃木・那須塩原市の土地を「言い値」で購入したことから、金銭のやりとりが始まったという。


吉田会長の資料によると、2010年の参議院選挙前には3億円、2012年の衆議院選挙前には5億円を融資。


参院選前の3億円に関しては、金銭消費貸借契約書が作られ、契約書には金利が年0.5%と記載されている。


添付された返済計画書には、1回目に8,000万円、2回目から5回目に5,500万円ずつ、元本を利息と共に支払うことになっている。


しかし、吉田会長によると、返済は滞っており、未返済の残額はあわせておよそ5億5,000万円になる。


27日、BSフジの「PRIME NEWS」で、渡辺代表は、「政治家として生きていくための、もろもろの費用として、使わせていただきました」、「(個人の通帳に5億5,000万円残っている?)残っていません。手元にないから、返せないんですね」などと述べている。


渡辺代表は、酉(とり)の市などで売られる縁起物の熊手を購入したほか、会議費や交際費、そして旅費などに使ったとして、およそ5億5,000万円の残りは、手元にないとしている。


吉田会長は、「8億円というのは、巨額ですよ。これを何に使ったのか、明確に説明していない」、「渡辺代表は、議員辞職すべきだ」、「うそをつくのであれば、許さない」などと述べた。


これに対し、渡辺代表は29日午後、FNNの取材に対し、「当時の携帯電話の記録が残っていないので、確認のしようがない」、「何ら法に触れることはない」と述べた。
(03/29 17:58)


             ◇


猪瀬氏略式起訴しても息つく暇なし! みんなの党渡辺代表8億円問題勃発に特捜部は?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140329/crm14032912510005-n1.htm
2014.3.29 18:00 産経新聞


 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が徳洲会グループ側から5千万円を受け取った問題で、東京地検特捜部は28日、猪瀬氏を略式起訴した。検察当局内部で処分に関する意見が分かれる中、一定の“落としどころ”を探った形だ。猪瀬氏の資金提供問題は幕引きとなったが、捜査関係者は「猪瀬氏が立件されるなら、『同種事案』の捜査は避けられないかもしれない」と指摘する。同種事案とは、みんなの党の渡辺喜美代表(62)の8億円借り入れ問題を指す。政界を揺るがす「第2の猪瀬問題」が事件となるのか−。特捜部の対応に注視している。


■ギリギリまで方針固まらず、苦悩の検察


 「最初から厳しい捜査になることは想定された。略式起訴という路線が早々から固まっていたわけではない」。


 猪瀬氏の略式起訴を受け、ある検察幹部はこう述懐した。


 猪瀬氏は平成24年の都知事選直前の同年11月6日、グループ創設者の徳田虎雄元衆院議員(76)と面会し、その2週間後、次男の徳田毅前衆院議員(42)から5000万円を受領した。1月に大学教授らの告発状を受理した特捜部は猪瀬氏らから聴取するなど捜査を進め、今月21日には関係先の家宅捜索した。


 ただ、5000万円が選挙に使用された形跡はなく、捜査は難航。不起訴もあり得る展開だった。


 「結局、職も辞して社会的制裁は受けているし、5000万円を選挙に使った実態もない。ということは身柄(逮捕)は厳しいといえる。とはいえ、不起訴にすれば民意の反発を招きかねない。ギリギリまで方針は固まらなかった」(検察幹部)。


 検察内部では、起訴を見送る「起訴猶予処分」の適用も取り沙汰されたという。


■「借り入れ」か「寄付」か…厳密に判断


 略式起訴という結論は、いくつかのハードルを越えて導き出された。


 特捜部は1月から順次関係者の聴取を始めたが、5000万円を提供した虎雄氏や毅氏は「選挙目的のつもりで貸した」という趣旨の説明をした。3月に入ると、猪瀬氏側も選挙資金であることを争わない姿勢を示し始めた。


 「この供述は大きく、いわば選挙目的という趣旨が授受の両側から補強された」(検察幹部)。


 次に5000万円がそもそも寄付か借り入れかということが問題となった。別の検察幹部は「借り入れではなく、寄付と認定できた場合、政治家側への寄付額の上限を定めた選挙資金規正法に抵触する可能性もある」と解説する。


 特捜部は、猪瀬氏と毅氏の授受の前の会話は借り入れを前提としていた▽返金に向けた動きがあった▽実際に昨年9月に返金された−ことなどを理由に5000万円は借り入れと認定した。


 こうした検討をもとに導き出された略式起訴。特捜部OBは処分に「やむを得ないのではないか」とする一方、こんな懸念を示す。


 「略式とはいえ立件したことで、今後、同種事案に対応せざるを得なくなるのではないか」。


■金額は猪瀬氏の16倍 渡辺氏問題をどう判断


 同種事案として特捜部OBが想定するのは、みんなの党の渡辺喜美代表(62)が化粧品販売会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長(73)から8億円を借り入れていた問題だ。


 渡辺氏は、吉田氏から平成22年の参院選前に3億円、24年の衆院選前に5億円を借り入れていたが、選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書への記載がなく、公職選挙法や政治資金規正法に違反する可能性がある。


 渡辺氏は27日の報道陣の取材に対し、「純粋に個人として借りた」と強調し、選挙目的や政治活動目的ではなかったとの認識を示した。使途としては「政治家として生きていく上で必要なもろもろの費用に使わせていただいた。政治資金を使うべきではない支出がどうしても出てくる」と説明した。


 特捜部OBは「外形的に見れば猪瀬氏の事案と似通っている」と説明。「猪瀬氏を立件したことで、『5000万円の16倍もの巨額資金を借り入れた渡辺氏はどうする』と世論が感じるのは自然な流れだ」と分析する。


■使途が判然としない中、告発状提出


 そんな中、27日には東京都の市民団体代表が東京地検特捜部に公職選挙法違反罪などでの渡辺氏に対する告発状を提出した。「猪瀬氏という前例ができているため、どう対応するか注目される」(特捜OB)


 渡辺氏は猪瀬氏との違いについて27日の記者団の囲み取材で、「まるで違う」と断言し、「私のほうは裏金でもらったわけではない。ゲンナマ(現金)ではなく銀行振り込み。私の銀行口座をチェックすれば、どう出ているかほとんどすべて分かる」と抗弁した。


 猪瀬氏は5000万円を選挙資金として使用していなかったが、渡辺氏の場合はまだ明確になっていない。使途の一つとして「酉(とり)の市でかなり大きな熊手」を買ったと説明したが、借受金の詳細な使い道は明らかにしなかった。


 特捜部は告発状を正式に受理して捜査に乗り出すか検討している。政界関係者は「8億円の熊手などあるはずもなく、具体的な使途は外部からはうかがい知れない。真相解明には司直の手が必要かもしれない」と話している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/521.html

   

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