防衛大卒業式で安倍総理「安保政策立て直す」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000023649.html
03/22 11:53 ANN
安倍総理大臣は、防衛大学校の卒業式で訓示し、「現実を踏まえた安全保障政策の立て直しを進めていく」と述べ、集団的自衛権の行使容認も含めた法整備を進める考えを強調しました。
安倍総理大臣:「平和国家という言葉を口で唱えるだけで、平和が得られるわけでもありません。もはや現実から目を背け、建前論に終始している余裕もありません。必要なことは、現実に即した具体的な行動論とそのための法的基盤の整備、それだけです。私は現実を踏まえて、安全保障政策の立て直しを進めてまいります」
安倍総理はまた、中国を念頭に「南西の海では主権に対する挑発も相次いでいる」と指摘しました。22日に卒業するのは女性30人を含む448人です。なかにはタイやカンボジアなどからの留学生も14人含まれています。また、民間企業への就職などで10人が任官を辞退しました。
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<安倍首相>憲法解釈変更に改めて意欲 防衛大卒業式で訓示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140322-00000040-mai-pol
毎日新聞 3月22日(土)12時35分配信
安倍晋三首相は22日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で「現実を踏まえ安全保障政策の立て直しを進めていく」と訓示し、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈変更に改めて意欲を示した。そのうえで「今ほど自衛隊が国民から信頼され、頼りにされている時代はかつてなかったのではないか。自信と誇りを胸に、どんなに困難な現場でも『国民を守る』という崇高な任務を全うしてほしい」と卒業生を激励した。
首相は中国の海洋進出などを念頭に「南西の海では主権に対する挑発も相次いでいる。北朝鮮による大量破壊兵器や弾道ミサイルの脅威も深刻さを増している」と強調。「現実に即した具体的な行動論と、そのための法的基盤の整備が必要だ」と述べ、集団的自衛権行使を容認する意義を訴えた。
一方で「戦後68年間にわたるわが国の平和国家としての歩みはこれからも決して変わらない。現実から乖離(かいり)した観念論を振りかざして、これまでの歩みを踏み外すことは絶対にない」と述べ、周辺国の懸念に対する配慮も示した。
防衛大の今年度の卒業生は434人。任官拒否は10人(前年度比3人増)で、内訳は民間会社就職8人、大学院進学1人、身体的理由1人。中退者は91人(同17人増)だった。【村尾哲】
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