外貨預金残高500億ドル超 また過去最高更新=韓国
2014/03/07 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が7日発表した資料によると、国内居住者の外貨預金残高は2月末現在526億8000万ドル(約5兆4300億円)で、前月比34億2000万ドル増加した。2カ月連続で過去最高を記録した。
居住者とは韓国に住所を置く法人、または韓国に6カ月以上居住する韓国人と外国人を指す。
外貨預金残高は昨年8月(410億2000万ドル)から11月(486億1000万ドル)まで過去最高を更新。昨年12月は年末要因でやや減少したが、今年1月は増加に転じ再び過去最高となった。
通貨別では、ドル建てが全体の75.3%に当たる396億8000万ドルで、前月比29億9000万ドル増加した。韓国銀行はドル建て預金が大幅に増加したことについて、「企業が輸出入代金を多めに預け入れたほか、韓国の機関投資家が中国系銀行の支店に積極的に預金した」と説明した。
人民元建ての増加ペースは鈍化した。76億2000万ドル(全体の14.5%)で6000万ドル増にとどまった。円建ては2億1000万ドル増の24億1000万ドル(4.5%)、ユーロ建ては1億3000万ドル増の20億3000万ドル(3.9%)と集計された。
mgk1202@yna.co.kr
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/03/07/0200000000AJP20140307001000882.HTML