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2014年1月21日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK159] そこまでやるか安倍自民の細川潰し メディア懐柔し身辺調査(日刊ゲンダイ) 
そこまでやるか安倍自民の細川潰し メディア懐柔し身辺調査
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar440938
2014-01-20 日刊ゲンダイ


 東京都知事選の告示日(23日)が迫る中、政府・自民党がいよいよ本気で細川護煕元首相(76)“潰し”に動き始めた。これまでは細川の「年齢」「佐川急便献金問題」「短命首相」の3本柱でネガティブキャンペーンを仕掛けてきたが、ここにきて細川の身辺調査に本腰を入れる一方、官邸が「官房機密費」を使ったマスコミ対策にも乗り出したというのだ。永田町関係者がこう言う。

「今までのネガキャンが“効果なし”と焦っているのでしょう。細川さんの年齢が76歳と叫んでも、前々回の都知事選に出馬した際の石原元都知事は78歳だったし、佐川急便の献金を訴えても20年以上前だから今の有権者でピンとくる人はほとんどいない。短命なのは1期目の安倍首相だって同じ。政党やメディアの世論調査は現時点で、自公支援の舛添要一元厚労相(65)が細川さんにダブルスコアの大差をつけているとされますが、確実に縮まっていますよ」

 この状況に動いたのが官邸だ。

 自民党本部は「除名処分」した舛添を全面的に応援することはできない。かといって傍観もできない。細川が勝てば「脱原発」のうねりは今以上に大きくなり、国政への影響が避けられないからだ。

「それだけは阻止したい自民党本部は水面下で“細川潰し”に必死です。党内で『脱原発派』とみられる議員を1人ずつ官邸に呼んで『ヘタに動くな』とクギを刺し、官房機密費をバラマいてメディアの懐柔も始めたもよう。その効果なのか、テレビで細川さんを名指しし『猪瀬より問題』と発言している解説委員もいた。さらに細川さんが拠点を置いている神奈川・湯河原での身辺調査も本格化させているようです。動いているのは安倍首相に近く、『官邸のアイヒマン』と呼ばれる警察官僚出身の内閣情報調査室トップだとみられています」(国会議員秘書)

 政治評論家の森田実氏がこう言う。

「メディア各社は告示前に世論調査を行い、告示後に情勢を報道します。その時点で舛添有利の流れをつくりたいのでしょう。そのために、今からネガキャンに力を入れているのです。むろん、名護市長選に続いて、都知事選も敗北となれば安倍政権はガタガタ。それを何としても防ぎたいという思いもあって総力を挙げているのです。表では『脱原発だけでなく、他の政策も語れ』ともっともらしいことを言いながら、裏では汚いことを平気でやっている。安倍政権の本性が透けて見えます」

 当の細川は先週末、千代田区平河町に事務所を構えた。

 しばらくは22日午後の出馬会見で公表する「政策」づくりに集中するという。20年前に首相退陣のきっかけとなったのは当時の自民党が仕掛けた「ネガキャン」だった。同じ轍を踏むほどバカじゃないだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「脱原発こそが資本主義の健全な発展の起爆力になる」!小林よしのり氏、細川・小泉連合を支持!(「日本人」の研究!) 
「脱原発こそが資本主義の健全な発展の起爆力になる」!小林よしのり氏、細川・小泉連合を支持!
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/385685921.html
2014年01月20日 「日本人」の研究!


 漫画家小林よしのり氏の2014.01.14(火)のブログ

2014.01.14(火)
細川・小泉連合を支持する

細川護煕氏が小泉純一郎氏の協力を取り付けた。

脱原発・原発ゼロこそが日本の発展になる
という小泉氏の考えは、わしと同じだ。

わしも脱原発こそが資本主義の健全な発展の起爆力になる
と訴えてきた。

ワンイシューで知事選を行うことに異議を唱える向きもあるが、
細川氏は知事職の経験もあるのだから大丈夫だ。

原発は国政の問題だと言う者もいるが、それはとんでもない間違いだ。

東北の原発電力を消費しているのは東京都民だ。

都民としての道義上、東北の犠牲とリスクを無視することは出来ない。

さらに東京都から、この国の発展に寄与する事が出来るのなら、
それは都民の誇りである。

小泉さんが本物なのか??

多くの人が疑問に思うであろう。

私も、この格差社会を作った張本人。

何か裏があるのではなかろうか?
と疑いたくなるのは、当たり前。

しかし、息子小泉進次郎さんが
「枡添氏応援には大義はない」
と、言い始めた。

さらに日刊ゲンダイによると、小泉さんが
原発推進の財界から兵糧攻めにあっているらしい。

都知事選で細川元首相とタッグを組んで
「原発即時ゼロ」を訴えていることに、財界はカンカン。
政界引退後も小泉にヒト・モノ・カネを
たっぷりと与えてきただけに「裏切り者は許さん」と、
全面戦争の気配らしい。

もし72歳で、首相経験者で、このように名誉も、
お金もあったとしたならば、あなたならどうしますか?

それを棒に振ってまで、やり遂げる何かとは、、、。

小泉さんは、知覧にもいったことがあるらしい。

そして、特攻隊の書き残したものを見て、心を打たれたと聞く。

この日本という国、日本人という共同体、これを維持し発展してきたのには、
どれだけの先人たちの心血注がれたご苦労があったことか。

そして、政治家を引退されて、自由になられ、
自身がその日本国の首相として5年5ヶ月をどう見るのだろうか。

小泉さんが自身で言っていたことだが、
「首相として思い通りにやれたことなど、郵政選挙後のたかだか3ヶ月程度」
と、、、。

大変多忙な総理代としての職業。

その中で、よっぽどのビジョンを持ち、そしてそれを支持する多数の勢力の後押しが
なければ、本当の改革など出来やしない。

そういう意味では、自民党の総裁として総理になられた小泉さん、
その環境の中では、官僚の手のひらの中で過ごすしかなかったのであろう。

また、当時党内にも敵を多く抱え、その要因もあり、
党よりも官僚により擦り寄るしか生きる道は無かったのかもしれない。

むしろ、足を引っ張られるのを必死にはらいのけるのに、
全精力がつぎこまれていたのではなかろうか。

政治家を引退なされ、よくよく自分の政治家人生を振り返り、
さらにその時期の起きた原発事故。

「これでいいのか??」という気持ちが強かったのではなかろうか。

小泉さんも、あと生きて後10数年。

私なら、限りある人生、使い切りたいと考えるであろう。

「人生有限名無尽くす」
これは、真珠湾攻撃の時に戦死された飯田大尉の言葉であると思うが、
こんなような意味らしい

「人生は限りがある。その人生を何に使うのか、
それはたとえ無名の一庶民であっても、社会に尽くす」
と、、、。

集団に流されない小泉さん。
読書家の小泉さん。

もしかして、70を超えて、大きく自己を振り返り、
決断したことがあるのではなかろうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍首相が血税65億円投入でマスコミ対策に躍起になる“理由”(週刊実話) 
安倍首相が血税65億円投入でマスコミ対策に躍起になる“理由”
http://wjn.jp/article/detail/3173311/
週刊実話 2014年1月30日 特大号


 メディア対策を強める政府は、'14年度予算案で「官邸主導による広報の強化」として、前年比で21億円増の65億円を計上する。月に直せば約12億円。この血税を、夜な夜な散財していくことになる。

 安倍首相は昨年12月26日夜、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京内の日本料理店『雲海』で、報道各社の政治部長らと会食。読売グループの渡辺恒雄会長とは、12月中に2度も会食していた。また12月20日にも、新宿のフランス料理店『オテル・ドゥ・ミクニ』で産経新聞・清原武彦会長、熊坂隆光社長らと会食、メディア・トップとの癒着ぶりも相変わらずだ。

 「安倍首相は、メディア界にお友達が欲しいんです。成蹊大学卒のためテレビや大手新聞社へのパイプはそれほど太くはない。そのため、トップとの人脈作りに躍起になっている。テレビや新聞社の局長クラスまで呼んでいますが、以前なら考えられないことですよ」(全国紙政治部記者)

 安倍首相が丸め込もうとしているのは、テレビや新聞のトップだけではない。有力評論家もターゲットに入れている。

 「評論家のX氏に、盆と暮れに10万程度の現金が渡されていたとの情報があった。これを突き止めた若手記者がこの話題に触れると、X氏は突然顔色を変え、『帰れ!』と怒鳴り散らしたそうです」(事情通)

 売れっ子作家との付き合いも惜しまない。NHKの経営委員に押し込んだ百田尚樹氏もその一人である。

 「安倍首相は百田氏の取材を受けながら、大きなハンバーガーを頼んだ。あくまで付き合いよく健啖家を強調するためです」(同)

 安倍首相がここまでマスコミを取り込もうとする理由は、学歴コンプレックスやパイプ作りの他にも、こんな理由があるという。

 「安倍首相はダンディーでありながら、浮いた話が一つも出てこない。そのため、“男好き”なんて噂もあるほどなんです。マスコミ対策は、そんな自分の身辺を探られたくないという面もあるのでは。いずれにせよ、あるジャーナリストは安倍首相を“自己愛性格者”と書いていますが、まさにその通り。とにかく周囲を意識し、自分をかっこよく見せようと必死なんです。ヨット右手を上げる仕草などは、田中角栄元首相の受け売りですよ」(前出・政治部記者)

 テレビや新聞社幹部に会う中で、女性が呼ばれることはほぼ皆無だという。

 「猥談が出てもニヤッとするだけで、あまり興味はなさそう。行く店も、麻生副総理のようにお姉ちゃん系ではありません」(同)

 マスコミ対策は功を奏するのか。安倍首相の異性(?)関係にも注目だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 宇都宮氏は分かっているはず――候補1本化の必要・喫緊性 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/f704922fb3a969504c8a65825fef1378
2014-01-21 07:13:44

 勝てる闘いを、仲間割れでみすみす失う。こんなバカげたことが起こりつつあります。しかし、あと1日、調整の時間は残ている。99%アカンと思いつつも、それでも、それでも奇跡が起きることに、一縷の望みをかける気持ちです。

 都知事選は、どんな闘いになるのでしょうか。マスゾエvsホソカワでしょうか、マスゾエvsウツノミヤでしょうか。本来なら同じ方向性のはずの宇都宮陣営と細川陣営との対立も強まっています。

 今回の知事選が持つ本当の意義は、「細川護熙vs安倍晋三」という闘いだといえます。敵は、安倍晋三です。その敵を明確にしたうえで、闘いの戦列を組まなければならない。敵は、強大です。ちょっとやそっとでは倒せない。ましてや細川だ、宇都宮だと右往左往している場合ではないはずです。

 候補1本化を模索してきた市民団体や個人の代表は昨日1月20日、国会内で記者会見し、「細川氏を支持する」と表明しました。細川氏への1本化を勝手に呼びかけるという苦肉の策です。しかし、1本化の調整余地は残しておくという意志表示でもあります。

 田中龍作さんらがネットにアップした報告によると、「細川一本化」を表明したのは「脱原発都知事を実現する会」。瀬戸内寂聴(作家)、柳田眞(たんぽぽ舎)、村上達也(東海村・前村長)、木村結(東電株主代表訴訟)、吉岡達也(ピースボート)、村田光平(元在駐スイス大使)……脱原発運動をリードしてきた著名人が名を連ねる。代表世話人は鎌田慧(ルポライター)、河合弘之(弁護士・脱原発弁護団全国連絡会)の2人。

 「実現する会」は脱原発候補の一本化を目指して今月15日に細川、宇都宮両陣営と交渉した。だが交渉は決裂、一本化はならなかった。「実現する会」で話し合った結果、次のような理由から細川氏支持を決めた。

・細川氏の脱原発政策はいまだ明らかではないが、陣営は「再稼働反対」、「原発ゼロ」「脱原発を優先する」としている。

・宇都宮氏は脱原発を政策としているが、他の政策と並列させており、優先度が低い。

 記者会見では実現する会のメンバーから「原発を止めるには勝てる候補でなければならない」とする趣旨の発言が相次いだ。

柳田眞氏(たんぽぽ舎・自治労OB)は細川支持の理由を次のように話す―「脱原発問題は日本の存亡に関わる。アベの再稼働は日本を滅ぼす…(中略)“東京は日本の政策を決める力を持っている、脱原発もそう”というのが全国の願い。アベを負かす可能性が高い人に任せた」

 広瀬隆氏(作家)は「“ ホソカワ対マスゾエ ”ではなく “ ホソカワ 対 アベシンゾウ ”なんです」と声を大にした。

 代表世話人の鎌田慧氏は「宇都宮陣営との水面下での交渉はまだ続いている」と重ねて強調した。

《文・田中龍作 / 諏訪都》

 宇都宮陣営では、三宅洋平さんらが、「細川氏は何を掲げるのかいまだに政策が分からないから、1本化といっても、判断のしようがない。細川氏、そしてその応援団の小泉純一郎氏らのこれまでの政治的行動から判断すると、距離を感じる」と、細川氏への1本化を強く拒否しています。

 しかし、ことは大状況の判断です。三宅洋平さんらが主張することはいちいちもっともです。しかし、だから分裂選挙にならざるを得ない、というのは違う。ウツノミヤvsアベシンゾーでは、結果は負けがはっきりしていると思います。

 ここはやはり、小泉純一郎という男の集票力も取り込んで、ともかく安倍を倒すことに全精力を傾注すべき局面ではないでしょうか。そうすれば「勝ち」が読めるのです。これ以上、安倍の暴走を許すわけにはいかない。なんとしても暴走を止めることが、喫緊の、そして最大の課題のはずです。

 戦後70年近く、共産党という政党は、「あれが正しい」という論法を振り回して幾多の選挙で分裂を押し通してきました。確かに正しい論理を展開する場面も多かったと思います。しかし、その結果は、どうだったのか。70年物歴史を刻みながら現在、隆々たる党勢でしょうか。国民的な圧倒的支持を得ているでしょうか。依然、少数政党にとどまっているのではないでしょうか。「オレは正しい、正しい」だけでは、実際の国政は動かせません。ご豆の歯ぎしりの状況にならざるを得ない。

 今回の都知事選でも、共産党を中心とする「正しい人たち」は同じ轍を踏もうとしています。敵に塩を贈る結果を招こうとしています。「オレは正しい、正しい」だけでは、歴史的には「左翼小児病」です。

 今回の都知事選は、細川候補に票を集中し、安倍に痛打を浴びせましょう。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川都知事誕生なら森喜朗・東京五輪組織委会長の“更迭”も(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140121-00000009-pseven-soci
週刊ポスト2013年1月31日号

 東京都知事選に突如旋風を巻き起こした細川護熙氏と小泉純一郎氏の“元首相連合”。では、細川都知事が誕生すると何が起きるのか。細川都知事が五輪関連でまず着手するのは、大会組織委員会会長の“更迭”だろう。

 今月14日に森喜朗・元首相の五輪組織委会長就任が決まった。細川氏はこれに異を唱えているという。

「森さんは細川さんが出馬を表明する前から『細川さんは卑怯だ』などと批判の急先鋒に立っていた。森さんを会長に据えるという人事は完全に安倍官邸が描いた人事。五輪準備の最高責任者である組織委会長は利権を一手に握ることになる。安倍官邸の狙いはそこだ。しかし開催都市の最高責任者が不在の間に組織委会長を決めるのはいくらなんでもおかしい。森さんこそ卑怯じゃないか」(細川氏側近)

 森氏は24日に開かれる理事会で正式就任となるが、細川氏が都知事になればこの人事を白紙に戻すことは可能だという。

「五輪準備では人材も資金も東京都が中心。細川さんが、『森さんが会長をやりたいならやればいい。ただし、都は一切協力しない』と宣言すれば、森さんも何もできなくなり辞退せざるを得ない」(都庁職員)

 そもそも森氏の会長就任は、人事に反対していた猪瀬直樹前知事の辞任という間隙をついた“火事場泥棒”という面は否めない。新都知事の出方ひとつで安倍官邸の“五輪利権強奪計画”は簡単にひっくり返されることになる。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 都知事選も影響必至 名護市長選「惨敗」で自公に亀裂か?(日刊ゲンダイ)
                  総力戦も惨敗/(C)日刊ゲンダイ


都知事選も影響必至 名護市長選「惨敗」で自公に亀裂か?
http://gendai.net/articles/view/news/147357
2014年1月20日 日刊ゲンダイ


「ひどいものだ。公明党の協力があれば、勝った可能性もあった」――。米軍普天間基地移設に反対する現職・稲嶺進氏(68)が再選を果たした19日の名護市長選で、総力戦を展開しながら惨敗した自民党内から「自主投票」で臨んだ公明党に対する不満が噴出している。

 自民党は今回の市長選を「負けられない選挙」(幹部)と位置付け、石破茂幹事長や小泉進次郎内閣府政務官らを次々と送り込んだ。さらに党本部や首相官邸サイドは選挙戦終盤まで、組織票を持つ公明党に繰り返し協力を要請。しかし、同党執行部は、県本部が求めた「自主投票」の方針を保留にして「時間稼ぎ」をするだけで、動かなかった。支持母体である創価学会の婦人部に移設反対の声が根強く、配慮せざるを得なかったからだ。

 選挙結果を受けた公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「基地負担軽減も含め、国策への理解を頂けるよう努力を重ねる」と淡々と語ったが、こうした動きは23日告示の東京都知事選でも出てきそうだ。

「学会の婦人部は、細川護煕元首相が掲げる『脱原発』を支持する声が少なくない上、幾度となく女性問題が浮上した舛添要一元厚労相に批判的な意見もある。表向き『支援』とはいえ、名護市長選のような投票行動を取れば大変な結果になる」(永田町事情通)

 都知事選も惨敗なら自公分裂も時間の問題だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 小泉、細川の反原発転向連合を支持する理由(誰も通らない裏道)
小泉、細川の反原発転向連合を支持する理由
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2014/01/post-f349.html
2014/01/21 誰も通らない裏道


小泉純一郎、細川護煕に対して、「元々原発推進してきた人間なんて信じられるわけがない」という声がある。
彼らは総理大臣まで務めたわけだから、もちろん福島第一原発の事故についてもその責任は十分にある。

が、有史以来、最大級の破局事故を起こした福島第一原発の惨状を見て、「これは大変なことに手を貸していた」と反省した末に転向したというのであれば、それはきわめて真っ当な感覚であり、いまだに原発再稼働を目論む連中よりもはるかにマシだ。

そもそも、戦時中、軍国少年だった野坂昭如に、「あなたの戦後民主主義は信じられない」という人はいないのであって、敗戦で多くの国民が、それまで政府、軍部、メディアが言っていたことはすべて嘘だったことを知り、「転向」したわけだ(まあ覚醒といった方が正しいが)。

しかしそうは言っても、「あの国民生活をメチャクチャにしたコイズミを信じられるわけがない」という声はあるだろう。
が、私はそれでも信じていいと思っている。なんとなれば、小泉という人は実はブレないからだ。

これはかつて書いたことがあるが、私は恥ずかしながら小泉氏の『郵政省解体論』『官僚王国解体論』の担当編集だった。
いまその経緯を少し書くと、『郵政省解体論』(経営評論家の梶原一明氏との共著)の企画を持って行った時点では、「郵政大臣までやったのに、こんな企画を持っていったらきっと怒鳴られて追い返されるだろうけど、ダメ元で」ぐらいの感覚しかなかった。
ところが事務所から「やる」という返事が来た。そこで取材を始めたのはいいが、小泉氏の主張は「郵政民営化という旗を立てるのが政治家の仕事であって、具体論はまわりが考えればいい」という一点張り。そこから先に話の進めようがない。

しかも、当時の自民党は竹下派を中心に郵政族が権力を握っている状況で、自前の派閥を持つわけでもなく、むしろ一匹狼の小泉氏がどんなに吠えても仲間はおらず、総裁選に出てもドン・キホーテ扱い(「細川政権の誕生で自民党が一時的に野党に転落してもなんとも思わなかった。だって自分はずっと党内野党だったから」と言って笑っていたものである)。
したがって、私には郵政民営化というのは百年たっても実現しない絵空事にしか思えなかった。

ところが、小泉氏の政治スタイルが、古い自民党に嫌気のさしていた国民に熱狂的に受けて総裁選に圧勝。総理大臣の地位についたのは記憶に新しい。
だが、それでも多くの人が、本当に郵政民営化などできるわけがないと思っていただろうし、私もそう思っていた。
ところが、小泉氏は「郵政民営化」という旗を立てて衆議院を解散してしまった。

いま、その是非については脇に置いておくとして、この際に重要なのは、小泉氏は実現不可能と思われたことを「やる」と言って実行したのであって、「やらない」と言ったことをせっせとやった菅や野田とはここが根本的に違う。
もちろん、私は小泉政権の経済政策には全面的に反対であったが、それとは別に、公約などホイホイ破る政治家がゴロンゴロンと転がっている中で、このブレない姿勢は大したものだ(ちなみに故・小室直樹博士は、デモクラシーにとって致命的に重要なのは、政治家が公約を守ることであると喝破している)。
ならばその姿勢を正しい政策において貫いて小泉氏の能力が行使された場合、脱原発の実現可能性がもっとも高いのではないかと私は思うのである。

とまあ、こんなことを書けば、「あのブログもついに狂ったか」と批判されるかもしれない。
私とてまさか小泉・細川連合に期待する日が来るとは思わなかったが、それもこれも争点が原発だからであり、脱原発こそは焦眉の急を要するからなのである。

私は技術者でもないし反原発の運動もしたことはないが、しかし原発についてはずいぶんと長く考えてきたし、それなりに本も読んだ。だから原子力ムラの正体をそれなりに知っているつもりである。また、広告営業の経験もあるので、メディアとの抜き差しならない関係も知っている。
なにしろ、東京電力という、本来、即死していなければならない会社が、いまだにゾンビのように生きながらえて黒字を計上するというのだから、ただごとではない。
相手は狂った集団であり、しかも異様に懐が深く、労働組合まで腹の中におさめている。
この悪魔的な力を持つ集団を相手に勝つには、こちらもそれなりのキャラを揃えなければならないのであって、ただ真っ当なだけではとても勝てない。

そして、この選挙は「1位<2位+3位」では意味がなく、勝つしかない。
なんとなれば、その結果によって後の歴史が大きく変わる可能性がきわめて高いからだ。
したがって当ブログでは、ここはどうあっても小泉・細川の転向連合を支持することを表明します。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 都知事選、脱原発派の一本化断念 市民団体有志は細川氏  朝日新聞
23日告示の東京都知事選で、脱原発の主張が重なる日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏(67)と元首相の細川護熙氏(76)に一本化を求めていた市民団体のグループは20日、一本化を断念した。両陣営に協議を求めたが、実現しなかったという。このうち代表者ら31人は、細川氏を支持する声明を出した。

 このグループは、脱原発をめざす約20の市民団体や個人で発足。昨年12月28日に脱原発などを掲げて宇都宮氏が立候補を表明した際は、市民団体の多くが宇都宮氏を支持する方針だった。ところが、今月14日に細川氏も脱原発を掲げて立候補を表明。「票が割れて原発推進派を利する」として、15日から一本化の模索を始めた。

 中心となったのは、弁護士の河合弘之氏とルポライターの鎌田慧氏。20日に会見した両氏によると、グループは15日、両陣営に一本化に向けた話し合いを要請。宇都宮陣営は同日夜に「公開の場での討論が必要」、細川陣営は17日に「いかなる団体の支援も受けない」と回答し、まとまらなかった。

 20日には、細川氏が電話で「原発を再稼働させない、脱原発をしっかりやっていく」と話してきたという。河合弁護士らは20日に協議。一部の有志で「原発ゼロを最優先政策として掲げる細川氏を支持する」と決めた。有志に名を連ねたのは河合、鎌田両氏、作家の瀬戸内寂聴氏、音楽評論家の湯川れい子氏ら31人。近く事務所を構え、インターネットを使って細川氏支援を勝手連として呼びかけるという。

 細川陣営の一人は「政党の支持を受ける候補との一本化は好ましくない」と言う。宇都宮氏は16日、「細川さんは政策を何ら語っていない。脱原発以外の主張も公開の場で討論すべきで、一本化の話はその後に出てくる話だ」と述べていた。

 昨年7月の参院選東京選挙区では、脱原発を掲げた共産の吉良佳子氏(31)が70万票、無所属の山本太郎氏(39)が66万票で当選した。比例区では、緑の党の三宅洋平氏(35)は落選候補のうち最多の17万6千票を集め、このうち4万1千票は都内で得た。(石川瀬里、後藤遼太)


http://www.asahi.com/articles/ASG1N52CCG1NUTIL01P.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 論戦逃げる都知事選候補者 日本記者クラブ共同記者会見中止に/都知事選、討論会が相次ぎ中止・変更


した。宇都宮氏は「都民の前で正々堂々とオープンに政策を語り合うべきだ」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」 2014年1月21日 日刊紙 15面)

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【関連記事】

都知事選、討論会が相次ぎ中止・変更 出馬予定者そろわず
2014/1/21 1:11  日本経済新聞  
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG20048_Q4A120C1CC1000/

 東京都知事選(2月9日投開票)の告示が今月23日に迫る中、出馬予定者の政策討論会が相次いで中止や内容変更に追い込まれている。出馬予定者の参加がそろわないためで、主催者らは「政策論争ができず、都民が適切に選択できない」と落胆する。日本記者クラブも告示前日の共同記者会見を取りやめ、一部の出馬予定者の個別会見に切り替える。

 「告示前の最後の機会だったのに」。20日、東京都狛江市で開かれた知的障害者向けの政策説明会。昨年の公職選挙法改正で、成年後見人が付いた人にも選挙権が与えられたことを受けて障害者へ説明する絶好の機会だった。しかし、主な出馬予定者のうち本人の参加は前日本弁護士連合会会長、宇都宮健児氏(67)と「ドクター・中松」で知られる発明家、中松義郎氏(85)だけ。

 元首相、細川護熙氏(76)の代理として妻、佳代子さん(71)が出席し、元厚生労働相、舛添要一氏(65)はメッセージを寄せたが、脳性まひの女性(51)は「出馬予定者が実際に話している様子を見たかった」と落胆した様子。元航空幕僚長、田母神俊雄氏(65)は欠席した。

 出馬予定者が並ぶ討論会は公選法の規定で、告示後は第三者が主催して開くことはできない。各団体は出馬表明が出そろうとみられた告示直前のこの時期に照準を合わせて企画をしていたが、いずれも中止や変更を迫られた。

 日本記者クラブは20日、告示前日の22日午後に予定していた主要出馬予定者の共同記者会見を、舛添、宇都宮、田母神の3氏が個別に50分ずつ会見する方式に変更して実施すると発表した。

 日本記者クラブによると、細川氏を含む4人に出席を要請したが、細川氏の陣営が「スケジュール調整が難しい」と欠席を連絡してきたという。細川氏は22日夕、都庁で出馬会見し公約を発表する予定だ。

 市民団体「女性と人権全国ネットワーク」が19日に開いた政策討論会も内容を変更。公開質問状を送った6陣営のうち2陣営からしか回答がなかったため、各出馬予定者の政策を紹介して参加者で議論する内容から、参加した市民に都政への要望を聞く形式に変えた。

 東京青年会議所も18日に予定した公開討論会が出馬予定者の出席が見込めないため中止になった。1陣営を除き「他の出馬予定者が出ないなら自分も出ない」などと断られたといい、飯田誠次郎実行委員長は「公開の場で政策を議論する機会なのに。辞退する気持ちが理解できない」と話す。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/740.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 早くも都知事選圧勝ムード?細川氏は「原発即時ゼロ」へ具体的なロードマップを示せるのか(現代ビジネス) 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38136
2014年01月21日(火) 町田 徹


正式な出馬会見を2度も延期し、まだ公式には立候補さえ表明していないにもかかわらず、東京都知事候補の細川護煕陣営は早くも圧勝ムードに湧きかえっており、連日、様々なグループが入り乱れて恩賞争いまで始まっているという。

これほどの圧勝ムードを作りあげているのが、「原発即時ゼロ」という細川氏の一枚看板の公約だ。しかし、冷静に考えれば、「原発即時ゼロ」という公約は、本来、3年前に東京電力の福島第一原子力発電所の事故が勃発した際に注目を集めた議論である。一昨年暮れの総選挙では、多くの政党が公約に掲げた。手垢にまみれているはずの代物である。

その後、昨夏には参議院選挙もあったというのに、今さら、この公約が都民の目に新鮮なものと映るのはなぜだろうか。そこには、国政を預かってきた政府・与党の怠慢が大きく影を落としている。

■都知事の権限ではできないが、触媒には成り得る

15日に行うはずだった立候補の記者会見を17日に延ばし、さらに22日に変更したため、肝心の「原発即時ゼロ」という公約の中身は、依然として藪の中だ。急きょ、「白羽の矢」の立った経済産業官僚OBが、細川氏が都知事に選ばれれば、新設する計画の「東京エネルギー戦略会議」(仮称)の座長に就任する含みがあって、「原発即時ゼロ」公約の素案作りにねじり鉢巻きで取り組んでいる段階で、依然として確固としたものは完成していないとの情報も飛び交っている。

まして、電力の消費地に過ぎない東京都が、本来、国策である原子力政策に何を根拠にどう関与していくのかは定かではない。

ただ、仮に、国政レベルで「原発即時ゼロ」を実現するならば、これは非常に簡単な話である。現在、国内に50ある原子炉はすべて運転を停止しているのだから、「そのまま再稼働させない」だけで、「原発」の「即時ゼロ」を達成できるからである。

再稼働させない大義名分作りも簡単だ。安倍晋三政権は、耐震強度や津波被害防止策を強化したに過ぎない原子力規制委員会の新規制基準にパスすれば、「安全が確認できた」ことにして再稼働に踏み切る構えを見せているからだ。これに対して、いざという時に住民の避難を優先したうえでベントを可能にするような事故対応策や、再び福島第一原発のような事故が起きた際の損害賠償保険作りが不十分である。

これらがきちんと整備できていない以上、稼働させられないと言えば事足りるのである。きちんと安全を確保し、使用済み燃料の最終処分コストまで勘案すれば、「原発は低コスト」でなくなっている可能性があるだけに、ハードルは従来より下がっているはずだ。

円安の進展で化石燃料の輸入代金が膨らみ、日本の貿易収支や国際収支は未曾有の赤字を記録しており、事態は極めて深刻ではあるが、問題は必要な電力が賄えるかどうかではなくて、単に、おカネの問題に限定されていると言える。

都にハードルがあるとすれば、再稼働の可否は、国が原発の立地自治体の了解を得て、決定する権限になっていることだ。電力の消費地に過ぎない東京都の知事が直接的に関与できる問題ではないのである。東京電力の大株主と言っても、議決権のある株式に限れば、東京都の東電株の保有比率は1.34%と第3位(第1位は政府・原子力損害賠償機構の50.10%、第2位は東京電力従業員持ち株会の1.56%)に過ぎず、東電に対してこれといった影響力も持っていない。

したがって、「原発ゼロ」は都知事の権限ではできないが、全国の住民がやる気になれば、それぞれの電力会社の営業エリアで間接的に実現へ向けた圧力をかける方法はある。自前で、配電網や発電所を建設して、「地産地消」型の電力網を運営することである。

こうした地域が全国に広がり、原発で発電した電気を買わない方針を貫くようになれば、最終的に原発ゼロが実現できる可能性がある。そこで、都は率先して、地産地消型の電力ネットワークに乗り出す一方で、各地の住民の自助努力を促す手は考えられるだろう。これまでも何度か本コラムで紹介したが、こうした試みは、すでにドイツ各地で展開されており、参考になる。

さらに踏み込んでいえば、都知事には、都民の税金で東京電力の配電網を買い取るという手がある。

北九州市などがモデル都市になって実験している「スマートシティ」(ITや環境技術を活用して電力の有効利用を図り、省資源化を徹底する環境配慮型都市のこと)を目指したり、住民運動を組織して太陽光発電や風力発電を伸ばす手もあるだろう。

どれも決定打にはならないし、即時に「原発ゼロ」を達成できるわけではないが、きちんとロードマップを示して将来へ向けて地道な取り組みをスタートさせる触媒には成り得るはずである。

■戦勝ムードの陣営内で激化する主導権争い

選挙公約で、どういったシナリオを描くか。これは、細川護煕氏の指導力の試金石であり、我々はおおいに注目するべきである。

ただ、原発を再稼働しないのならば、電力各社が背負うことになる原発の廃炉や償却の負担や、将来の課題として先送りされてきた使用済み核燃料を即時に最終処分することが避けて通れない課題として浮上する。細川氏はいいところどりを許されず、実現可能な全体像の青写真を有権者に示す義務があるだろう。

もし、今の戦勝ムードに浮かれて、馳せ参じる恩賞目当ての関係者たちを仕切り切れず、原発を減らしていくための緻密なシナリオを描けないようならば、都知事になっても期待はできない。日本新党時代に自身が主導して立ち上げた非自民連立政権の時と同じで、遠からず空中分解することは避けられないと見た方がよいだろう。

1994年2月、深夜の突然の記者会見で、唐突に、消費税を3%から7%に引き上げる「国民福祉税」を公表し、7%にする根拠を「腰だめの数字だ」と言い放ち、国民的な不信を買った前歴を持つのが、当時の細川護煕首相だ。それなりの成長ぶりを証明できなければ、都知事の座は遠のくはずである。

ちなみに、細川陣営では、資金援助をしたとされる鳩山邦夫氏のグループのほか、民主党、生活の党、小泉純一郎氏らが主導権争いを繰り広げているという。

ただ、今回、「原発即時ゼロ」という公約が、東京都民やマスメディアに注目されている背景として、2度の国政選挙で「原発縮小」を公約に掲げながら、なし崩し的に原発再稼働に突き進み、国民負担を増大化しかねない東京電力への国策支援を強化している安倍政権に多くの人が不安を感じていることは見逃せない。

都知事選が近づいてからも、自民党にとって不都合な、脱原発か否かのワンイッシューの選挙が都知事選としては相応しくないと政権や与党の幹部が公言するなど、あまりにも身勝手な態度が目立ち過ぎた。

加えて、同党に見切りをつけて離党した舛添要一氏を都知事選で推薦することを決めて、小泉進次郎氏に「大義はない」と痛烈に批判されたことも、大きな汚点と言えそうだ。

「消去法でも投票したい候補者がいない」と言われる都知事選だが、少しでも有権者に関心を持ってもらうためにも、各候補者は、脱原発や原発削減といったそれぞれの公約をいかに実現していくのか、リアリティのあるシナリオを提示してもらいたいものである。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 政党助成金で借金返済 舛添氏の「新党改革」/政党支部→資金団体と迂回 国民の税金が




http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/742.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 首相の靖国参拝 A級戦犯合祀発覚から7年中国は何も指摘せず(週刊ポスト) 
                  靖国神社の総敷地面積は東京ドームの2倍強


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140121-00000002-pseven-soci
週刊ポスト2014年1月31日号


 地下鉄九段下駅から坂を上ること5分。目の前には日本最大級、高さ25メートルの大鳥居がそびえ立つ。「靖国神社」だ。拝殿までの参道は長く700メートル。総敷地面積約10万平方メートルは、実に東京ドームの2倍強にも及ぶ。

 年末、安倍首相の突如の参拝が中国・韓国の抗議だけでなく、米国までもが「失望」と声明を出す想定外となった靖国参拝だが、境内を歩きながら、改めて「靖国問題」とは何かをみていきたい。

 靖国神社の歴史は明治2年に始まった。戊辰戦争の官軍側戦没者を慰霊顕彰するため、明治天皇によって創建された東京招魂社が前身である。戦後は、GHQの指令で国の管理を離れ単立宗教法人になり、現在は神道ではあるが、全国の神社を統括する宗教組織・神社本庁には属していない。

 祀られているのは、幕末から太平洋戦争まで、国のために亡くなった軍人、軍属、準軍属など約250万柱。そのため、賊軍だった西郷隆盛や戦死でない東郷平八郎や乃木希典は合祀されていない。

 だが、それはあくまで本殿の話。今回初めて現職首相が参拝したことで注目を集めた本殿南に佇む「鎮霊杜」。ここでは国籍を問わず国内外すべての戦没者を慰霊している。安倍首相は、外国人も慰霊される施設を参拝することで中国・韓国の批判をかわそうとしたとみられる。

 では、ご祭神はどこにどのようなかたちで祀られているのか。鎮霊杜から本殿裏に廻ると、非公開の施設「霊璽簿奉安殿」がある。

「合祀される場合、霊璽簿にお名前を記して本殿の正床に移し、霊璽簿に宿った神霊をご神体に鎮めるのです。神霊が離れた霊璽簿は奉安殿に納められます」(神道学者の高森明勅氏)

 中国や韓国は、戦争指導者だったA級戦犯を合祀する靖国神社への参拝を非難する。参道の神門には中国人による放火の跡が残っており、その怒りを物語る。

 だが、歴史を辿れば靖国神社にA級戦犯が合祀されていることがわかった昭和53年から7年間、歴代首相が20回参拝を繰り返しても中国は何の指摘もしていない。昭和60年の終戦記念日に中曽根首相が参拝したときに初めて非難の声を上げたにすぎない。靖国問題はほかに、「公人」である首相の参拝が政教分離の原則に触れるのではないかという憲法問題も議論されている。

 世界では米国のアーリントン墓地のように戦死者を慰霊する施設が問題視されることはない。様々な議論があるが、百聞は一見にしかず。まずは一度訪れることをお勧めしたい。

撮影■太田真三



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川護煕氏の選対責任者の馬渡龍治氏は「『新しい歴史教科書』を使わなければならない。安倍内閣の支持率が上昇し『うれしい』。
集団的自衛権の行使はあたりまえ。オスプレイは沖縄に必要」が持論。




<参照>

以下は「まわたり始末控」から

教科書

教科書

支持率

集団的自衛権

市民団体

オスプレイ

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/744.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍総理のお膝元、山口で進む「安倍道路」建設のムダ(週刊SPA!) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140121-00571550-sspa-soci
週刊SPA! 1月21日(火)9時21分配信


「アベノミクス」効果で、景気が上向いているという。しかし一部の人にしかその実感はなく、消費税が上がり、社会福祉も削られるなど、厳しくなる一方だ。それもそのはず、インフラの老朽化対策や耐震性強化などの喫緊の課題ならばともかく、到底そうは思えない事業にまで国民の税金がこんなにムダに遣われているのだ。

 そんな「ムダ事業」の最たるものが、「安倍道路」を筆頭にした安倍首相のお膝元における数々の公共事業。

 安倍晋三首相の地元で工事中の「下関北バイパス」の予定地に立つと、国際港湾になるはずだった人工島「長州出島」方面から巨大な橋梁群が立ち並んでいた。本州と人工島を繋ぐ6.8kmの道路建設費は720億円にも及ぶ。

 人工島計画は、首相の父・安倍晋太郎氏の代から推進されてきた、まさに“安倍アイランド”。「大型船入港が可能な国際港」を旗印に、安倍首相直系の江島潔下関市長時代(’95〜’09年)に工事が進み、755億円が投入された。しかし、船舶の入港はたった59隻。期待していた外資のコンテナ船はゼロ。利用がほとんどない状態だというのに、巨大アクセス道路が整備されることになった。下関北バイパスもその一つ。市内の渋滞緩和も建設目的になっていたが、下関市の人口は約32万人から約27万人に減少傾向。高齢者増加も重なり渋滞は解消されつつある。

 お膝元のムダ遣いはほかにもある。

 安倍家の故郷・長門市を通る“安倍道路”、山陰自動車道(山口県下関市〜鳥取市)の全線開通だ。未開通区間(100km)の推定事業費は4500億円にも及ぶが、沿線の3市1町の人口は36万人しかいない。東西を結ぶ高速道路としては、山口県内にはすでに山陽自動車道、中国自動車道があり、山陰自動車道は3本目となる。渋滞もなく過疎地と過疎地を結ぶ道路のため、建設が見送られてきたのだ。それが安倍政権になって急に進み始めたのである。

 下関と九州を結ぶ巨大架橋「第二関門橋」(約3000億円)も、’08年にムダだと批判されて調査が打ち切られていたが、安倍首相が担ぎ出した山本繁太郎県知事になってから調査費がついた。

 下関北バイパス、山陰自動車道、第二関門橋の事業費は計8220億円以上。これらの事業が「アベノミクス」で急展開を見せている。

 週刊SPA!1月21日発売号「安倍政権[10のムダ遣い]を斬る!」では、上記の安倍道路以外にも、五輪開催を口実にしたビジョンなき建設計画、巨大防潮堤、原発営業の「おまけ」として使われるODAなど、見過ごせない「ムダ事業」の数々をリポートしている。 <取材・文・撮影/横田一>



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川元首相の「佐川急便問題」の真実! (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201401/article_20.html
2014/01/21 09:39

日本一新の会発行です。無限拡散をして下さいということで配信します。
これを読むと、猪瀬氏のようなレベルの話でないことはわかります。そもそも、体制派の検察が証拠書類を押収していたにも関わらず、何もできなかったことからもわかります。

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◎「日本一新運動」の原点―197

            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇 細川元首相の「佐川急便問題」の真実!

 細川元首相は、平成22年(2010年)5月、内閣総理大臣時代の日記を『内訟録』として日本経済新聞社から出版した。

この中に「佐川急便問題」について、細川氏自身が見解を述べている。また、対応に当たった関係者の証言、さらに細川連立政権を打倒するため国会での追及を指導した自民党政治家の証言、そして「佐川急便問題」を冷静に観察していた内閣官房の事務担当責任者の証言などが掲載されている。これらを転載するので、まず、事実関係を理解してもらいたい。

1)細川元首相の見解

(平成6年)3月10日(木) 晴 
(前段略)代表質問も終わり、本日から衆院予算委が開かるべきところ、佐川問題に関して国会法104条による資料提出要求を巡り、理事会が紛糾、終日空転す。本件につきては、私人間の金銭の貸借という純粋に私生活上のものにして、犯罪や法令違反を問われるべきものでもなく、政治腐敗や公私混淆、政治家の地位利用による利得などの政治倫理の問題とも無関係の話なり。自民党や共産党は、1億円を政治資金として貰い、返済していないのではないかと主張しているが、政治資金として貰うのにわざわざ手数料を払いて根抵当権(極度額1億円)を設定するが如きことはあり得ぬことにて、その根抵当権も正規の手続きで解除されていることは、返済の証明として充分なり。佐川側の貸付金台帳にても逐次返済が記録され、違法な貸付をしたとして渡辺社長を背任で告訴した現経営陣がすでに返済を証明せしところ(平成6年1月17日付け回答書)にして、なんら疑われる余地なし。その意味でも国会で論ずべき問題にあらず。かかるネガティブ・キャンペーンを許すことは、我が国の健全な議会政治の発展にとりて、誠に由々しきことなり。

2)証言・成田憲彦氏(当時、首相秘書官)総理の佐川問題は、当初は総理の個人事務所が事実の確認や答弁内容の準備をしていて、私と警察庁からの金重凱之秘書官がタッチするようになった頃には、既に説明を大きく変えのは不可能でした。

 私はタッチする前、総理に無断で佐川本社に行き、当時の経理担当者に話を聞きましたが、「返してもらっています」と言われました。ただ利息は政治献金にしていたということで、ここだけ総理の答弁と違いました。当時の資料は、佐川急便事件で検察に押収されていましたが、断片的なものやコピーが残っていて、それをコピーさせてもらって帰りました。後に領収書の控えのコピーなどを国会に出したとき、野党議員や識者などが疑問点などをしたり顔で挙げていましたが、本物です。

 私はまた総理の議員会館で、会計帳簿を見せてもらいましたが、利息分はちゃんと佐川からの献金として入金処理されていました。あれ程きちんと帳簿処理している自民党議員など、皆無でしょう。私が進言した案は、政治倫理審査会で説明して打ち止めにするというもので、その後自民党議員が多用しました。総理は乗り気でしたが、小沢さんが、総理はそんなところに行くものではないと言って実現しませんでした。

 本来は国会が止まるような問題ではなく、社会党の村山委員長も審議に入ればいいと言っていました。武村官房長官は私が「動いてください」と言いに行ったときは、「そうだな」と言っていましたが、まったく動いてくれませんでした。「カネを返したのなら、証明しろ」という理不尽な要求に真面目に付き合ったのがそもそもの間違いで、疑惑などではなく、自社の提携派にうまく使われたというのが問題の本質です。

3)証言・平野貞夫氏(当時、新生党参院議員)佐川急便からの1億円借り入れ問題で、当時、細川さんは「借金はちゃんと返したし、その領収書もある」と悪びれる様子もありませんでした。むしろ私に「検察が佐川急便から押収した帳簿の中に、私か返した記録が残っているはずだ。法務省にかけあって、その記録を国会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と頼んできたくらいでした。しかし、法務省は検察が押収した証拠品は出せないとのことでした。実は建前とは別に「大きな声で言えないワケ」があったのです。資料を見られる立場の人から聞いたところ、「確かに細川さんは借入金を返しています。しかし、他にも借りている政治家が与野党にわたってたくさんいるうえに、返済していません」と言う。帳簿を公表すれば連立政権に激震が走り、大問題になるので出すわけにはいかなかったのです。国会の論戦では圧倒的な世論の人気を集める細川政権に太刀打ちができない。危機感を募らせた自民党は、なりふり構わずスキャンダル探しとマスコミへの垂れ流しを続けたわけです。

4)証言・野中広務氏(当時、自民党衆院議員、予算委理事)予算委員会の自民党理事の仲間で徹底的に内閣をつぶそうと申し合わせをし、細川さんの個人的なスキャンダルに重点を置くようになりました。我々がやるということになったら情報も入ってきて、有り難かったですね。情報はそれなりに豊富だったんじゃないですか。情報をキャッチしては問題を追及しました。我々がそこまでやれたのは自民党が第一党だったからです。向こうは7党1会派だけに守りの体制が何もなかった。非常にもろい政権でした。細川さんは気の毒だったと思いました。そういう思いが攻撃しながらもありましたね。佐川の問題は総理が辞任するような話ではありませんでした。細川内閣は結局、自分で倒れた。予算委員会ではない。国民福祉税で倒れたんです。細川つぶしが始まり、社会党が逃げて、連立が壊れていく状態になっていったわけですからね。(後段略)

5)証言・石原信雄氏(当時、官房副長官)佐川急便からの借入金問題は対応を本当に間違ったですよね。あれは、あんな事件になるような話じゃないんですよ、本来は。処理が適切じゃなかったと、頭を下げておけばよかったんですよ。初っぱなから作戦ミスですね。法律問題にならない話なんですよ。頭下げて終わりになったんだ。多少、殿様の意地でね、見栄があったんでしょうね。事柄がそんな悪質な話じゃないんですから。追及していた自民党の野中さんたちもあんなにうまく網に入るとは思わなかったのではないですか。私は傍から見ていて歯がゆかったですよ。やはり内閣、総理を支える立場ですから。もっと事前に色々作戦を相談してくれれば、展開はいくらでもあったなと。細川さんは全然、あの話は我々に話してくれなかったですよ。いや、これはわたくし個人の問題ですからと、一切、言わないんですもの。それも一種の美学だったんでしょうね。非常に私はあれは残念だった。あんな短命に終わる内閣ではなかったのに。

〇 細川首相辞任の背景と真相!

「佐川急便問題」が疑惑問題として取り上げられたのは、平成5年10月の衆議院予算委員会であった。以後、自民・共産がしつこく倒閣を狙い追求してきた。細川首相は「借金はきちんと返したし、その領収書もある」と平然としていた。「検察が佐川急便から押収した帳簿のなかに、私が返済した記録が残っているはずだ。法務省に掛け合って、その記録を国会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と、私に要請したくらいだった。

 細川連立政権が誕生して5ヵ月目の平成5年12月という時期は、細川政権の存立にとって重大な時期であった。このことが判明したのは、村山自社さ連立政権が成立した平成6年6月から半年後の12月30日に報道されたテレビ朝日の政治報道番組であった。 「自社さ政権」をつくることに功績のあった自民党の有力政治家が、「細川連立政権を打倒するため、平成5年12月には自民党と細川政権の中の社会党とさきがけの有力政治家で密約が交わされていた」とビデオで暴露した。番組に出席していた社会党の久保亘書記長が、怒りを露わにし「知らなかった。事実ならこのまま職にとどまることはできない」と、大騒ぎになった。要するに「佐川急便問題」は、予算審議を妨害して細川連立政権を倒閣するため自民党と共産党が利用した問題である。個人の貸借で返済し、何ら政治的にも法的にも問題のないことを、スキャンダルとして捏造したのが真相である。

 8党派による細川連立政権がしっかりとまとまっていたなら、細川首相の辞任に至る問題ではなかった。野中広務氏や石原信雄氏の証言どおりである。残念なことは社会党(左派の一部)と新党さきがけという細川連立政権内部の勢力が、自民党と密約して細川政権を倒閣しようとする動きの中で、「佐川急便問題」が政治的に利用されたのである。わが国のデモクラシーの未熟さを例証する不幸な出来事であった。この歴史の真実をしっかりと理解しておくべきである。                (了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 〔IWJブログ〕 脱原発派の一部リーダーが公約正式発表前の細川護熙氏を支持、その裏側とは…

【IWJブログ】 脱原発派の一部リーダーが公約正式発表前の細川護熙氏を支持、その裏側とは…
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120716

 脱原発候補の統一を目指し、宇都宮候補・細川候補に申し入れをした「脱原発都知事を実現する会」は20日、記者会見を開き、両候補から得た回答を検討した結果、一本化を断念。都知事選では細川氏を支持することを表明した。同会の申し入れ人の一人であるピースボートの吉岡達也氏は会見の中で、「本日、細川候補と電話でやりとりした」と話し、「再稼働はさせない」「原発はゼロ」という点はぶれることはないという言質を得たことを明らかにした。
 
 これに関連して、吉岡さんに直接、話を聞いた。
 


 吉岡さんは、「間違いなく細川さんと直接、電話で話した」と私に語った。湯川れい子さんとともに、細川氏の選対事務所を訪ね、「刷り物」(チラシ、ビラ?)にも「原発ゼロ」といった文言が刷り込まれているのを見た、という。
 
 なぜ、会見や公約の発表が遅れているのか、という点については「単純に遅れてるのとちゃいますか。事務所もバタバタでしたよ」。
 
 なぜ、一部の人には電話で公約について話すのに、公式には会見などで発表しないのだろうか、という点については、「取材申し込んだらどうですか? 申し込んでいるけど、返事待ち? うーん、僕らが事務所を訪問したりできたのは、僕らが支援者だからかなぁ」。
 
 現在、IWJとしては、細川氏サイドへの取材の申し込みとともに、毎日新聞の報道の事実確認も行っており、その返事を待っている。これは、毎日が、1月12日付の記事で、「細川氏サイドは、候補一本化の話し合いの申し入れをしたが、宇都宮氏サイドがこれを断った」と報じたもの。
 
一本化を求める声、「脅迫」にまで過熱
 
 この記事の事実関係について、宇都宮氏の選対幹部の海渡雄一弁護士に問い合わせると、
 
「事実無根。細川氏サイドから話し合いの申し入れが行われた事実はないし、我々が断ったこともない。我々は一本化に向けての話し合いをしましょうと申し入れもしているが、向こうが応じない。たくさんの人が『候補の一本化を』と言ってくる。『脱原発の実現のためなら、(小泉氏のような)悪魔とだって手を結ぶ』と言った人もいる。でも、その人たちは、悪魔と手を結べてないんですよ。『悪魔との契約書を見せてくださいよ』と言ったんですが、そんなものはないんです。
 
 要するに『原発ゼロ』という約束の担保がないんです。一本化を求めてくる人たちに、では細川氏との話し合いのために橋渡しをしてくれ、と言っても話し合いは実現しない。そうした人たちを、細川氏サイドは相手にしていないからです」。
 
 細川氏側が宇都宮氏側に話し合いを持ちかけた、という毎日の報道の真偽の見極めは、細川氏サイドからの正式な回答を待ちたい。ただ、気になったのは、一本化を求める声があまりにも過熱していること。「『降りろ』というだけではすまず、ついに脅迫まで来ました」と海渡弁護士は困り果てた口調で語った。
 
 海渡弁護士は、それ以上の詳細は語らなかったが、事実であれば由々しきことである。一部の人が興奮し過ぎて、万が一のことがないようにと願う。くれぐれも冷静に。
 
 さらに本日、記者会見を行い、細川氏支持を訴えた「脱原発都知事を実現する会」の河合弘之弁護士に、直接、この間の事情を聞いた。
 
岩上「海渡弁護士と話し合い、『悪魔とも手を握る』と言ったそうですが、真意を」。
 
河合「私はこれまでも、小沢さんの選挙の手伝いをしたり、そのたびに『やめとけよ』と言われてきたりした。常々、『脱原発を実現するためには、悪魔とでも手を握るよ』と、冗談半分で言ってきたりしたんです」
 
細川サイド、一本化には「きっぱりお断り」
 
岩上「細川氏との一本化を求めるけど、その細川氏サイドと手を組めていない、『悪魔との契約書がない』と海渡さんは言っていますが」。
 
河合「事実関係はこういうことです。私たち同志が集まって、『一本化を呼びかけよう』ということになり、両方に同一の書面を出しました。
 
 宇都宮サイドからは、細川さんと公開討論をしましょう、という返事が来た。みんなに聞いてもらいましょう、という。付け足しで、我々が調整してくれるというなら、してくれてもいい、と書いてあった。僕らは非公開の話し合いの提案をしてきました。
 
 公開の討論じゃ、降りる、降りない、という話し合いはありえない。公開の場では、公衆を意識して、自分と相手との違いを強調しようとする。僕らの提案はあくまで非公開。しかし宇都宮サイドは、公開を前提として正々堂々と討論しようというものだった。
 
 かたや細川サイドからの返答は、いかなる政党、団体からも支援を受ける意志はなし、というもの。細川本人の脱原発の思いを有権者に直接訴えたいので、調整はいたしかねる、という、一本化についてはきっぱりお断りの返事でした。ただし、独自の立場での応援はどうぞ、とのこと。
 
 それで、私どもは調整は無理と思い、一本化を諦めて、舛添氏を含めて3人の候補の、脱原発の言い分を検討し、細川氏を応援しようと決定して、今日、発表したんです。なので私どもの決定におかしいところはまったくありません」。
 
岩上「細川氏本人と会いましたか?」
 
河合「我々は細川氏本人とは会っていません。細川さんは今、誰とも会わない。細川陣営の選対の政策決定者に会って確認しました。誰かは言えません。でも、我々は宇都宮さん本人にも会っていませんからね。海渡さんとは脱原発の仲間だからしょっちゅう会ってるけど」。
 
岩上「なぜ、両陣営からの回答文書を公開しないのですか?」。
 
河合「公開するとは約束していないし、今日の発表の場で読み上げましたし、声明書にも引用しました」。
 
未だ公約を発表していない「悪魔」を支持!?
 
岩上「公約を明らかにしている宇都宮氏はともかく、まだ舛添氏と細川氏は公約を正式に発表していないのに、どうやってその公約の内容を比較して、応援するのは細川氏にしようと決めたのか。その判断の根拠は?」。
 
河合「政策担当者と直接会って確かめている。名前は…それ以上はカンベンして」。
 
岩上「海渡さんは、脱原発の公約の担保がないと言っているが、担保は?」。
 
河合「我々の支持は条件付き。細川サイドは、原発の再稼動は絶対認めない、原発ゼロ、最優先政策とする、というので、それを条件に支持をする、ということ」。
 
岩上「その三条件が守られないなら支持を撤回する?」。
 
河合「その通りです。我々は用心深くやっている」。
 
岩上「なぜ、正式に公約を発表するのを待たずに、先に細川氏支持を表明したのか?」。
 
河合「正式に公約を発表してから検討するのが、岩上さんの言うとおり、筋だと思う。
 
 しかし時間がない。細川氏サイドの意向で、公約発表は、22日の午後5時に設定された。それからわずか7時間後には告示。公約の正式発表を待ってから検討して、我々の意志表明をしたのでは、告示と重なり、グチャグチャになって、我々の表明は、新聞に一行も出ない。新聞に取り上げてもらうにはこのタイミングしかない。苦肉の策。見切り発車」。
 
岩上「それでは、もしも細川サイドの正式公約が違うものだったら、支持撤回を表明してもマスコミには報じられないことになりますが」。
 
河合「うーん、そりゃ、でも、わかるでしょ。でも、こういう運動をする時には、ある程度思い切った行動に出ないとダメでしょ。なぜ正式な公約発表を細川サイドが22日の午後5時に設定したのかは、我々には計り知れない。介入もできない」
 
尊重されるべきは立候補者の意志
 
 河合弘之氏への直撃取材の結果は以上。ちなみに細川氏サイドに一本化の打診をして、直接、細川氏から電話をもらい、「宇都宮氏とは一本化の話し合いをしない」と聞いた人物は他にも存在する。一週間ほど前に、私はその当事者から直接、話を聞いている。細川氏側にはもともと一本化の意志はない。候補当事者にもともとその意志がないのに、いくら周囲が騒いでも、「一本化」が実現するわけがない。また、立候補の出馬意思は、誰であれ、尊重されるべきである。他人ができることは「一本化したらいかが?」という提案まで。それから先は当事者の意思が尊重されるのは当たり前のことだ。
 
 したがって、最初に引用した毎日新聞の記事は誤報の可能性が高い。細川氏サイドからの正式な回答があればお伝えする。
 
 連日、私のメンションやメールなどにも、いろいろな人が書き込んできたりするが、中には細川氏側は話し合いを望んでいるのに宇都宮サイドが拒んでいるという、この毎日の記事を鵜呑みにしている人も散見される。我々も以前、引用したが、事実であると確認できないので訂正し、削除します。
 
 以下、該当ツイート。
 
 @IWJ_senkyo:1/12付の 毎日新聞記事 http://bit.ly/1m0rz4yにおいて、「細川陣営が宇都宮陣営に一本化の話し合いを持ちかけ、宇都宮側が断った」と報じられているが、宇都宮選対の幹部である海渡雄一弁護士は、「事実無根。細川氏側から話し合いの打診はないし、我々が断ったこともない。むしろ一本化協議の打診に向こうが応じない」と回答。同毎日新聞の記事は誤報の可能性が考えられる。
 
【岩上安身】



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/747.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 名護市への「500億円の基金」は見直すってさ。基地作らせないなら、地域振興なんて知ったこっちゃないってことです。 
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-5226.html
2014年1月21日 くろねこの短語


名護市への「500億円の基金」は見直すってさ。基地作らせないなら、地域振興なんて知ったこっちゃないってことです。だったら、石破発言は悪質な買収行為ってことになります&いつまでももったいつけてないで、浮世離れのお殿様は1日も早く公約発表した方がいい。


 名護市長選で移設反対の稲嶺市長が勝利して、レレレのシンゾー一派も敗戦のほとぼりが覚めるまでは静かにしてるかと思ったら、さすが鬼畜ですね。「地方の選挙なので、辺野古問題に直結するとは考えていない」(目が虚ろな小野寺防衛大臣)、「辺野古に移設する新基地の完成を急ぐ」(アンポンタン石破)、「辺野古移設は粛々と手続きを進めていく」(貧相顔官房長官・菅)なんてことをほざいてます。なかには、テカテカ顔の中谷君みたいに、「地元の理解を得る努力が不足していた」なんて、いまさらのように口走る輩も出てくる始末だ。

 本来なら、こんな引かれ者の小唄を歌う暇があったら、まずは選挙結果に対して謙虚になって、札束で民意を買おうとした愚行を反省すべきなんだね。それもしないで、民意なんてどうでもいいんだよ、っとばかりに、今日にも「代替施設の設計などの受注業者を募る入札広告」を実施するそうだ。沖縄の県民感情を挑発しようってわけです。どこまで行っても、血も涙もない奴らだこと。

 でもって、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君が絶叫していた「500億円の基金」とやらをゼロベースで見直すなんてこと言い出してます。基地作らせてくれないなら、地域振興なんて知ったこっちゃないってことです。そうであるなら、選挙中の「500億円の基金」発言というのは、公金をネタに使った悪質な買収行為ってことになるんじゃないか。ここはどうでも、稲嶺市長は、この基金の実行を要求したらどうだろう。買収行為で告発するぞ、って脅してみるのもいいいかもね。案外、瓢箪から駒になるかも・・・って、ならないか。

・振興基金500億円見直し 石破氏、名護市長選うけ
 http://www.asahi.com/articles/ASG1N2T1CG1NUTFK001.html

 ところで、「脱原発都知事を実現する会」が、浮世離れのお殿様・細川君支援を表明した。水面下では、いまだに宇都宮君との一本化が進んでいるらしいが、もう時間がないからなあ。やむを得ないとは思うけど、浮世離れのお殿様も早く公約を発表しないことには、ワンイシュー批判がかまびすしくなって、それにまた乗っかるカタチで自民党のメディア操作が始まって、「脱原発」そのものが色褪せたものになっちまうことだってあり得るから、あまりもったいぶらなでさっさっと会見しなさい、と説教したくなる今日この頃なのだ。

・田中龍作ジャーナル
【都知事選】 脱原発市民団体 細川氏一本化へ 
http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008606


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 佐川1億円疑惑って?/都知事選予定候補の細川氏/求められる説明責任(しんぶん赤旗)
細川陣営はあれこれ懸命に言い訳をしようとしているが、そもそも何ら問題のないことならわずか9ヶ月足らずでなぜ政権を投げ出したのか!

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「しんぶん赤旗」 2013年1月21日
佐川1億円疑惑って?/都知事選予定候補の細川氏/求められる説明責任 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-21/2014012114_01_1.html

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fb/02a925cef41902a5d22a34fabf065370.jpg 東京都知事選に立候補を表明した細川護熙元首相(76)について、「佐川急便からの借入金(1億円)未返済疑惑が晴れぬままだ」などと報じられています。医療法人「徳洲会」グループからの5000万円裏献金疑惑で猪瀬直樹前都知事が辞任したことを受けておこなわれるだけに、「政治とカネ」の問題は都知事選の焦点の一つです。佐川1億円疑惑とは、いったい、どんなものだったのか―。


 細川氏は、肥後熊本藩主だった細川家の18代当主。新聞記者を経て、1971年6月の参院選全国区に自民党公認で立候補し、初当選。連続2期当選し、大蔵政務次官(当時)などを務めました。空前の金権腐敗事件、ロッキード事件で有罪判決を受けた田中角栄元首相の「門下生」で、82年2月、東京・目白の田中邸を訪問、元首相から「君、やれよ」とハッパをかけられ、83年2月の熊本県知事選に立候補、当選しました。

 県知事を2期務めた後、92年5月、日本新党を結成、再び国政に転じ、93年8月、「非自民」8党・会派連立政権で首相となった細川氏が、国会で追及され、94年4月、わずか在職263日で辞任することになったのが、今回、問題になっている佐川1億円疑惑です。

借金の2ヶ月前


 この1億円は、83年の県知事選の前年の82年9月に、細川氏が東京佐川急便から借り入れたというもの。当時、細川氏は、借りた目的について、東京・元麻布のマンション購入と、熊本市の細川邸の山門と土塀の修理に使ったと説明しました。

 ところが、日本共産党国会議員団と「しんぶん赤旗」の調査、追及で借金の2カ月前にマンションを購入していたこと、山門・土塀の修理が借金の1年も2年も後だったことがわかり、「佐川1億円」の使途が別のところにあった疑惑が濃厚になりました。浮上したのは、83年県知事選をめぐる裏献金疑惑です。

 同知事選では、4選をめざしていた現職知事との間で公認を得るための激しい市町村議・県議に対する工作合戦が繰り広げられました。本紙は、細川氏擁立のために奔走した選挙参謀や複数の県議から次のような証言を得ました。

カネがドーンと

 「細川氏の秘書から工作資金として何十万円、何百万円単位で金がいるといってもらっていたが、82年10月以降になると、カネがドーンときて、これ以降カネには苦労しなかった」

 「細川事務所の秘書が『選挙資金は潤沢にある。佐川清(佐川グループの総帥)からカネがきたから。それで、当座の選挙資金をつくった』といっていた」

 日本共産党は94年1月、国会で、公認決定をめぐって自民党熊本県連の5役会や常任総務会が開かれた時期と、佐川からの資金提供の時期が符合していることや、これら関係者の生々しい証言をもとに、「佐川マネーは知事選の工作資金ではなかったのか」と追及。細川氏は「知事選に備える必要もあり、借り入れの必要があった」と認めざるを得ませんでした。

 その後、細川氏は、同年2月、国会に、日付のない契約書や、押印もなく、発行者の名前も記載されていない1000万円の「領収書(控)」のコピーなどを提出、「完済した」としました。しかし、佐川側との間で「返済などの実務を担当した」という細川氏の“金庫番”だった秘書の証人喚問にも応じず、国会が空転。説明責任を果たさないまま政権を投げ出したのです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/749.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 仰天!今月28日から核融合発電所の建設が始まる!(simatyan2のブログ) 
日欧共同で進める超電導型核融合実験装置「JT―60SA」の建設が1月28日、日本原子力研究開発機構の那珂核融合研究所で始まった。2019年の運転開始予定。装置の運用から得られた知見を国際熱核融合実験炉(ITER)に活用させる。写真は基礎部分の設置工事の様子(茨城県那珂市)


仰天!今月28日から核融合発電所の建設が始まる!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11754604806.html
2014-01-21 10:15:19NEW ! simatyan2のブログ


都知事選の争点が脱原発だけじゃないのは確かですが、ただ他の
政策を考慮するにしても、原発推進を正面切って称えている人に
票を入れるほど都民は愚かではないと思います。

しかし細川氏の登場によって脱原発派の票が宇都宮氏と共食いに
なり、結果、舛添氏あるいは、もっと酷い田母神氏が掻っ攫って
しまうことも考えられます。

もし田母神氏が当選するようなことになれば、大阪共々、東京も
地獄にまっ逆さまに落ちていくのは火を見るよりも明らかです。

これだけは絶対に避けねばなりません。

細川氏か宇都宮氏か、難しいところですが余程慎重に選ばないと
取り返しがつかないことになりますね。

この原発についてですが、また新たな動きを見せ始めています。

核融合炉の実現に向け、超電導型核融合実験装置「JT-60SA」の
建設が1月28日から始まると言うのです。

しかも5年後(2019年)には運転開始予定だそうです。

http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1390266576_o.jpg

「日本が世界最大の核融合試験に成功、1億5000万℃臨界運転」
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/special/20131227_01.html

何か知らない間に話がどんどん進んで言ってるようで怖いですね。

いつも国民は話が出来上がってから後で知らされるようです。

それにしても大丈夫なんでしょうか?

核融合発電は1トンの水で80万人が電気使い放題だそうですが、
本当でしょうか?

どこにでもある水に含まれる水素からエネルギーを取り出す
「核融合発電」は、世界各地の研究者たちが長年追い求めてきた
夢の技術だと言われています。

1トン前後の水でサンフランシスコくらいの都市が1年間に消費する
電力を生み出せるらしいです。

これが本当なら日本の技術力は凄いもので将来は明るいと言え
なくもないですが、ただ問題は危険性なんですね。

核分裂の原発に比べて核融合発電は安全だと言ってますが、原発
も当初は絶対安全だと言われていましたからね。

つまりありえない事故が起きたわけで、核融合発電も事故が起き
れば爆発するんじゃないですか?

1億5000万℃以上の高温に達するんですよ。

それに放射性廃棄物はやはり出るそうですから処分地もまた必要
になってきます。

要するに既存の原発をどうにか壊さないように新しい発電設備が
出来ましたって言ってるようにしか見えないんですけどね。

もっと言えば目先の違う技術を大義名分に予算を出させる口実
かも知れませんしね。

原発よりも安全で夢のようなエネルギーを供給できる新時代の
設備だと言えば国民も文句を言わず金を出すでしょうし・・・。

これが本当なら凄いことですが、どこで何をしているのか、蚊帳の
外の国民が知る由も無いのが現状です。

ただ言えることが一つだけあります。

大震災以降わかったことは、日本は技術力はあっても管理能力が
ないということです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 進次郎は安倍自民党を見限って細川・小泉連合を応援するしかない (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/21/
2014年01月21日


 こんどの細川・小泉劇場の最後の大サプライズは進次郎の細川候補応援だ。

それで細川圧勝は決まりだ。

もちろんその時は進次郎が自民党を離脱する時だ。

進次郎はそうするしかない。

そうするだろう。

なにしろ親父の純一郎が安倍自民党と本気で死闘をやろうとしているのだ。

進次郎がそれを知らないはずがない。

 知った以上応援しないはずはない。

純一郎と進次郎は日本中が認める親子鷹であるからだ。

 それが褒めすぎなら、日本中が知っている親ばか小ばかだからだ。

 そして名護市長選の稲嶺勝利が進次郎に思い知らせたに違いない。

最大の取柄であるイケメンをもってしても、、間違った候補者を応援したらひとたまりないということを。

やはり正しい事、正しい政策を行わなければ国民から見放されるということだ。

そして進次郎よ、喜べ。

いまや安心して安倍自民党を見限る事が出来るようになった。

父親と並んで進次郎の最大の庇護者は米国だ。

その米国が安倍に失望して見放そうとしている。

これで安心して米国のお墨付きを得て安倍自民党をぶっ壊すことができる。

戦って勝てば未来が開ける。

このまま安倍自民党の人寄せパンダを続けるのは愚の骨頂だ。

聡明な進次郎にそれがわからないはずはない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/751.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 構造改革派が支配 竹中平蔵が牛耳る「国家戦略特区」の実態(日刊ゲンダイ)
                 いつのまに/(C)日刊ゲンダイ


構造改革派が支配 竹中平蔵が牛耳る「国家戦略特区」の実態
http://gendai.net/articles/view/news/147388
2014年1月21日 日刊ゲンダイ


「本年は成長戦略の実行が問われる正念場だ」――。20日、年明け初めての産業競争力会議でこう訴えた安倍首相。中でも安倍が「成長戦略の一丁目一番地」と強調するのが、3月に具体的なエリアを決める「国家戦略特区」だ。これを成長の柱に据えているのだが、ここを仕切るのは誰あろう、竹中平蔵・慶大教授だ。それもハンパな仕切り方ではないのである。

 昨年12月に国家戦略特区法が成立し、内閣府に「特区諮問会議」が新たに設置された。この会議は法的に「経済財政諮問会議」と同格の位置づけになっている。つまり、このメンバーは小泉時代であれば、予算の方向性まで決める権限を有しているのだが、そのメンバーにパソナ会長でもある竹中平蔵がちゃっかり納まっているのである。ジャーナリストの佐々木実氏が言う。

「特区諮問会議の設置を主導してきたのは竹中氏です。麻生太郎副総理らの反対で経済財政諮問会議のメンバーになれなかった竹中氏は、産業競争力会議のメンバーとなって、特区構想を進めてきた。そのうえで、特区の法制化の段階で、特区諮問会議を財政諮問会議と同格にして、自分がメンバーとなったのです」

 特区諮問会議は、1%の構造改革派が99%の国民を支配するための政治装置と断じていい。なぜなら、竹中らの仕掛けで、特区法には「(諮問会議議員は)構造改革の推進による産業の国際競争力に関し優れた見識を有する者」と書かれていて、要するに構造改革派しか議員に入れない仕組みになっているからだ。また、大臣は「首相が指定する国務大臣」と定められていて、例えば構造改革に反対する農水相は外されてしまう。まさしく、構造改革派が国の方向性を決定する権限を持ってしまったのである。

「昨年、国民の猛反対で葬られた解雇特区みたいな急進的な特区が次々とつくられ、<特区で成功したから全国に広げよう>という話になっていくのではないかと案じています。あの時、解雇特区は、最終的に厚労相が<憲法に抵触するのではないか>と押し返しました。しかし、特区諮問会議では、抵抗する厚労大臣は意思決定に加われません。反対派や慎重派の意見がことごとく無視される恐れがあるのです」(佐々木実氏)

 国民が知らない間にこんな法案が通って動き出している。安倍の身勝手、横暴には言葉もない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/752.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 2014年01月21日 本澤二郎の「日本の風景」(1507)
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52059762.html

<安倍に相次ぐ内外衝撃>

 靖国・伊勢と安倍の神社頼み政治に対して、次々と災いが降りかかっている。「21世紀において、存在もしない神に頼ろうとする方が問題」との近代からの批判もあろうが、2014年は初っ端から首相の心臓を直撃している事件が相次いでいる。果たして、プーチンの待つソチで癒されるだろうか。テロの脅迫地で、果たして安逸をむさぼれるだろうか。

<札束が通用しなかった沖縄>

 敗軍の将・兵を語らずというが、名護市長選敗北を「地方の問題。国政に影響しない」「辺野古移転は計画通り進める」などと官房長官・防衛大臣・自民党幹事長が、必死で兵を語っている。ことほど衝撃の大きかったことを裏付けている。
 歴代沖縄の選挙には、官房機密費や国会対策費を投入してきた。今回は沖縄関連予算を満額付けた、さらに直前に500億円まで追加した。
 札びら選挙で乗り切ってきた自民党は、今回は従来資金の数倍のカネで県民を買収出来ると踏んでいた。米産軍複合体に約束してきた辺野古移転を実行に移すためだった。見栄も外聞も捨てて、一大金権選挙を断行した、と見られている。
 沖縄県警には「動くな」と厳命していたらしい。あたかも徳洲会事件の鹿児島県警に対するように。カネでの決着に自信を持っていた安倍―石破だった。現に、沖縄県議や仲井間知事の買収成功も背景にあった。安倍自民党としては、名護市長選に対して日米同盟の太い絆の証として「断固勝利」を掲げて対応した。必勝のための陣を敷いて臨んだものだった。それに完敗したのである。
 必ずカメラの前に立ち、持論を宣伝する安倍は、さすがに今回は逃げた。その衝撃の大きさを物語っていた。新聞テレビの官邸御用記者に「想定していたシナリオ」などと解説させて、さも衝撃はないかのようにさせていたが、実際はその逆だった。安倍のストレスは頂点に達した。

<米産軍体制に怒り>

 米産軍体制はまんまと安倍に裏切られたことになる。ホワイトハウスとは別個のアメリカの権力機関である産軍体制と、安倍・国家主義は共に利害が一致する関係にある。隣国との緊張政策はワシントンの好戦派を喜ばせる。その限りで、安倍の利用価値を認めている。
 辺野古移転計画は、日本の防衛当局・国家主義がワシントンにぶら下げた人参である。「今度こそは実現する」との密約の中での選挙戦であった、と見るべきだろう。約束を破られて、衝撃を受けたのはワシントンの好戦派も、だった。要するに、安倍に裏切られた形となった。
 安倍への信頼度は地に落ちてしまった。高支持率のまやかしを露呈してしまったのだから。このことに安倍は大きなストレスを抱え込んでしまったことになる。血を流すような反対行動での基地建設など、アメリカン民主主義が許さない。それでも、となれば、それこそ反米テロリストが沖縄に侵入するかもしれないだろう。辺野古移転はない。残るは普天間の閉鎖へと突き進むしかない。
 アメリカの最後の砦は嘉手納である。これは最後まで産軍体制はこだわりを見せるだろう。

<ホワイトハウスの反撃>

 米国務・国防サイドからは、この事態を口実にして安倍攻勢を勢いづけるだろう。既に、円を刷りまくって急激な円安政策を強行することにNOを突きつけてきた。ドイツや中国の言い分にアメリカも同調したのだ。安倍のイカサマ景気回復政策は、これで頓挫するかもしれない。その可能性が強い。
 安倍政策は一部輸出産業を儲けさせるが、輸入産業を大損させる、結果、弱者を苦しませ国民の不満は増大している。小沢一郎の指摘する通りだ。空前のガソリン高にマイカー族の不満は膨らんでいる。安倍叩きは欧米・アジアから押し寄せてきている。
 中国や韓国の日本叩きの本気度は、かつて見られなかったほど強い。前者の各国大使は、駐在国で激しい安倍批判を繰り広げている。安倍の天皇制国家主義復活を批判している。各国とも中国との経済関係は太くなっている。その分、影響力は絶大だ。比例して安倍の信頼性は消えてしまっている。

<小泉家の安倍打倒工作>

 安倍家と小泉家の激突も、安倍にとって予想外の展開であろう。そもそも、小泉なくして安倍はなかった。従って、今の安倍は恩義のある小泉をないがしろにした不忠の弟子なのだ。
 それが都知事選での細川擁立の背景にある。安倍は小泉の原発ゼロに全く耳を貸そうとしなかった。それどころか、元秘書の飯島を使って反撃の狼煙を上げさせた。これに小泉は切れてしまった。小泉の細川支援は本気といっていい。
 「自民党をぶっ壊す」と公言して郵政民営化を勝ち取った彼は、いまや「安倍内閣を倒す」に変わったとみたい。

<深刻日本が一部で報道>

 国際社会から孤立した日本を、国民の50%が支持している、と新聞テレビは報道している。正確な情報提供しないままの安倍向けの世論調査結果による。信頼度は低い。ブラック企業で働いているサラリーマンの声は全く反映されない調査だ。ごく一部財閥を除いて事態は明るくない。
 ようやく一部テレビが真相報道に動き出した。
 たとえば、ようやく手にした住宅を手離す市民が目下、増大している。ローンを支払えなくなって、泣く泣く手放している。ローンで購入した人たちは、その後の収入減で維持できなくなり、破綻してしまっている。悲劇は社会に充満している。
 孤独死の増加も厳しい社会を反映している。親の面倒を見られない子供もまた、少なくないのだ。生活保護を受ける市民の増大も常態化している。政府や日銀の景気のいい話とは、真逆の社会が存在している日本である。
 昨年2013年の死亡人口は、これまでの最高を記録した。東電福島の放射能被曝と無関係ではあるまい。記録的な死者となった2013年を忘れてはなるまい。

 ナベツネ化した新聞テレビも、一部で真実を報道する勇気を持ち始めた。ナベツネと電通にやり込められている新聞テレビでいいわけがない。安倍の心臓を直撃する報道は、今後さらに増えて行くだろう。2014年は政変の年である。

2014年1月21日10時45分記

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK159] どう考えても正論だ。どう聞いても負け惜しみとしか聞こえない。(天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/21/
2014年01月21日

 あの産経新聞さえ稲嶺市長の言葉を書いている。

 「承認したから終わりというのは県知事として無責任だ」と。

 稲嶺氏が勝利した直後に感想を聞かれた仲井真沖縄県知事は次のような捨て台詞を吐いた。

 もう私は辺野古工事を承認したのだから、稲嶺市長が勝ってもそれを撤回することはできないと。

 その言葉を批判した稲嶺氏の言葉である。

 誰が聞いても正論だ。

 あの産経新聞さえ仲井真沖縄県知事に聞かざるを得なかった。

 応援した末松候補の敗北について、どう考えているかと。

 その時仲井真知事は答えたという。

 「短い期間でよくがんばった方ではないか」と。

  どう考えても負け惜しみとしか聞こえない。

  なぜ出遅れたのか。

  こんな候補しかいなかったのか。

  仲井真知事が国民に語るべきはそのことしかない(了)
 

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/754.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川氏を直撃する“三重苦” 小泉氏の支援も効果薄く… 3位以下の可能性も(ZAKZAK)
さっそうと登場…のはずが苦戦を強いられる細川元首相


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140121/plt1401211528004-n1.htm
2014.01.21


 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬表明した細川護煕元首相(76)が、「東京佐川急便からの1億円借り入れ」「五輪辞退発言」「迷惑な応援団」という三重苦の直撃を受けている。「脱原発」で一致する小泉純一郎元首相の支援効果もイマイチで、最新の世論調査では、舛添要一元厚労相(65)に大きくリードされているのだ。専門家からは「細川氏は3位以下の可能性もある」との声も出始めた。

 あまりにも衝撃的な情報が流れてきた。

 某政党が先週末、都民を対象に緊急世論調査を行ったところ、舛添氏が40%を集めてトップで、細川氏は半分にも満たない16%、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=が15%、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)が6%−だったのだ。

 細川、小泉両氏が14日、ツーショットの出馬表明をしてから最初の調査だったが、前週に比べて、細川氏はほぼ横ばいで、舛添氏は2ポイント伸ばしたという。

 永田町事情通は「細川氏の16%は本当に投票に行くか分からない無党派層中心の数字だが、同じ『脱原発』を掲げる宇都宮氏の15%は組織があるので固い。実際は、宇都宮氏が2位に食い込むかもしれない。別の調査会社の調べによると『小泉氏の支援で動く票は10%程度』という分析だった。細川、小泉両氏とも“過去の人”になりつつある」という。

 かつて圧倒的人気を集めた「元首相連合」が次点にも入れないとすれば驚きだが、確かに、細川氏は都民にアピールするための動きが鈍い。

 公約を発表する正式な出馬会見は次々に延期され、やっと決まったのが告示前日の22日夕方というギリギリ。日本記者クラブが同日予定していた、主要立候補予定者の共同記者会見にも欠席するなど、「逃げている」と言われても仕方ない対応といえる。

 原因として、細川氏を直撃している「三重苦」が考えられる。「1億円借り入れ」と「五輪辞退発言」に加え、発言が命取りとなりかねないのが民主党との関係だ。

 細川氏は当初、3年3カ月で日本を壊した民主党政権のイメージによる悪影響を恐れ、同党の出馬要請を拒否した。立候補決意後も、民主党側には「表に出ず、勝手連的な支援にとどめてほしい」と伝えていたが、民主党の支持組織である連合東京は、細川氏が「原発即時ゼロ」を掲げるとの報道に反発して、対立候補の舛添氏支援を決めてしまった。

 民主党関係者は「ポスター張りや電話作戦など、組織選挙は民主党、連合を当て込んでいたはず。細川氏が冷淡すぎた」と突き放す。

 とはいえ、細川氏が民主党寄りの姿勢を明確にすれば、「史上最悪の宰相」と言われた菅直人元首相ら“迷惑な応援団”と同類と判断されかねない。

 政治評論家の浅川博忠氏は「細川氏には三重苦だけでなく、東京五輪開催時に82歳という『高齢の問題』もある。これでは、小泉氏の支援による効果も限定的になりかねない。そもそも、ああいう首相の辞め方をした人が、都知事選に出てきたこと自体が無謀。細川氏が3位以下になれば、細川氏のみならず、『小泉神話』も終わりを告げることになる」と語る。

 今回の都知事選は、日本政治史に残る事件となるかもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 田母神らしさのない選挙演説はつまらない (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/21/
2014年01月21日

 東京都知事選に立候補した田母神候補の選挙演説がつまらない。

 田母神らしさを隠した演説では当選はおぼつかない。

 もっと正直に訴えなければだめだ。

 自分が東京都知事になれば核武装して中国をやっつける。

 もう一度米国と戦争をして東京裁判を否定する。

 そう言わなければ自分を偽ることになる。

 私は田母神氏と共著で「自立する国家へ!」(KKベスト新書)を出版した。

 あの時の田母神氏は、ことごとく私と意見が対立したが面白かった。

 本には書けない事ばかり言っていたから本にすることはずいぶん苦労させられたが、言っていた事は迫力があった。

 メチャクチャだったがそれが田母神氏の取り柄だ。

 その取柄を隠して地震に強い東京をつくるとか、災害の為に自衛隊の力を活用などと言っても似合わない。

 誰も聞かない。

 いまはまだ選挙が始まっていないからいいかもしれないが、選挙が始まったら田母神節を全開しなければいけない。

 それで東京都知事になれないようでは、何をやってもなれないということだ。」

 これが私の田母神に送るエールである(了)


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/756.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安部政権の第三の矢、『成長戦略』は地獄の一丁目! (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/01/post-339b.html
2014年1月21日


「暴政」とは何か。
「コトバンク」によれば、暴政とは「人民を苦しめる暴虐な政治」と、非常に単純明快である。
暴政に似た言葉として、圧制 圧政 苛政 虐政などがあるようだが、これらは小泉政権以降の政権の属性を示している。

ただし唯一鳩山政権だけが、これらの暴政ベクトルとは逆向きの、国民生活重視の方向性を持ったが、アメリカ、官僚、財界、マスコミの強烈なスクラム攻撃で、わずか9カ月の短命に終わっている。

2001年から、ここ十数年の国政趨勢は鳩山-小沢ラインを除けば、ほぼ完全に対米隷属、対米コーポラティズム(米国政府と多国籍企業の協働体制)への隷属に染まっており、それは年々苛烈さを増している。

1980年代の日米構造摩擦が1989年の日米構造協議を契機にして、グローバル企業と一体化したアメリカ政府は、日本の市場構造や経済的商習慣、系列企業(ファミリー企業)、談合政治などを、フェアーな貿易体制に歯向かう日本的な悪習として執拗に攻撃した。
そのため、米国筋は表の抗議をトーンダウンさせ、裏では一見穏健な形ではあったが、年次改革要望書やロビー活動、エコノミック・ヒットマンなどを派遣して、潜行的にその内実は苛烈な内政干渉として進行していた。

それと同時に米国留学中の若者たちを洗脳し、帰国後の彼らが官僚や政治家になったときは、内政干渉の究極的な形として、内部工作を行う日本人エージェントの本領を発揮させる。
彼らが社会人として育って行くに従い、日本国内に潜伏しているジャパンハンドラーズたちは、彼らを手駒のように使役して効果的に政治に干渉している。

アメリカは日本人の想像をはるかに超えて、対国家戦略では実に用意周到な長期計画を実行している。
藤原肇氏の「小泉純一郎と日本の病理」(光文社 2005年)を読むと、アメリカは他国の指導者の子弟に自国教育を授け、それによって将来の布石にしようという遠大な発想があるという。
全ての留学組や研修組がその素質を持つわけではないだろうが、アメリカは日本人に限らず、目を付けた外国の若い人物には、どうやら教育と称する特別な洗脳、アメリカ至上主義を植え付けるようである。
外国人の内面をアメリカの世界観で染めてしまうのである。


ここで飼い馴らされた日本人のエリート候補者たちは、帰国してからそれなりの地位に就き、官僚であれば国民のあずかり知らぬ場所で、年次改革要望書や日米経済調和対話などに記された米国の対日要求を積極的に実践する。
米国のために自発的に日本改造に協力するのである。
彼らは日本の規制を緩和したり、法制度を改変したりする作業を、売国とも、恥とも思わずに、自らの出世欲とあいまって、本気で日本のためになると思っているふしがある。

洗脳されているから、アメリカに従えば全てが上手くいくと思い込んでいる。
TPP参加に涎を垂らして邁進する、経済産業省通商機構部長(グローバル経済室室長)の宗像直子氏などはその分かりやすい人物像である。
彼らには国益を守るとか、自分たちの改変作業結果をリスクアセスメントするなどという気持ちはまるでない。米国指導者層が喜べばそれでいいのである。
こうして日本の国政は米コーポラティズムの思い通りに操る形が常態化している。

新自由主義政策のために、日本国内は非常に厳しい経済状況にあり、中流層が消失した今、多くの人々は生活維持や家族防衛のためにエネルギーを割いている。
新自由主義政策が跋扈すればするほど、理論的に再配分は国民への流れが減殺(げんさい)され、富裕層にカネの流れが傾斜する。

その結果、デフレ経済とあいまって国民の可処分所得は減る一方である。
アベノミクスは金融緩和と財政出動政策を実行したが、これらが庶民生活に目に見える好影響をもたらすのが1ないし2年後であるとか言われている。
その効果自体も定かではないのだが、効果が出るだろうと思われている前に、今年の4月に消費税増税8%で国民生活は失速する。
息つくひまもない再来年の2015年10月には10%に上がるが、このダブルパンチで景気浮揚は夢のまた夢ではないのか。

加えて、安倍成長戦略はTPPの前哨戦として、完全に米コーポラティズムの対日戦略に沿ったものだ。
これはCSR(企業の社会的責任)も、日本社会との互恵関係を築く意思も全くない冷酷な海外企業(特に米国の多国籍企業)が主役となる。
彼らは税制や規制緩和ともに、最大級の優遇を受け、M&Aや投資を活発にすることによって、日本の富を吸い上げて行く。

賃金の安い外国人労働者の大量移入と解雇規制の緩和で、国民の労働環境も所得もジリ貧状態に向かう。
安倍政権自体が完全に大企業や外資の走狗と化しているからである。
近い将来に待ち構える最悪の経済事象を、トリクルダウンという幻想の効果で糊塗したまま、安倍政権は成長戦略に突き進む。
政府はアベノミクス第三の矢こそ、「日本再興戦略−JAPAN is BACK−」のご本尊であるかのように唱道し、これに狂奔しているが、国民にとっては地獄の一丁目となる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/757.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 市民(ピープル)から市民(シティズン)へ−脱原発運動における主役の交代劇としての都知事選(ジャパン・ハン
http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/36546464.html

=転載開始=

ジャパン・ハンドラーズと合理的選択 Japanhandlers and Their Rational Choice

2014年01月21日15:35

(写真:http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/3/d/3dabcb1b.jpg

【権力の弁証法】市民(ピープル)から市民(シティズン)へ−脱原発運動における主役の交代劇としての都知事選

アルルの男・ヒロシです。
前回(「細川元総理が都知事選出馬へ―世界リベラル勢力の意思とは」http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/36306789.html
の続きです。

(写真:http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/1/3/138108eb.jpg

 今井氏によれば、細川氏を推す瀬戸内寂聴、広瀬隆、古賀茂明(元経産官僚)、鎌田慧、吉岡達也、河合弘之弁護士、湯川れい子氏らであり、宇都宮氏支援に 道理があるとするのは、IWJの岩上安身、想田和弘(映画監督)、三宅洋平(歌手)らだという。

 そして、それ以外に私が調べたところでは、原発訴訟で知られる海渡雄一弁護士は宇都宮寄りの スタンスを執るようだ。坂本龍一はいぜん宇都宮氏を確か支持すると表明していた。

 このように、脱原発市民運動は支持する候補者で別れてしまった。

 ここで今回、私が強く言いたいのは「市民」という言葉の 持つ意味についてである。

 市民というのは、「さいたま市民」とか「八王子市民」という価値中立的な使い方以外に、近代市民革命の市民という意味と、市民運動の市民という意味がある。

 つまり、日本語で市民という場合には英語で言えば、単なる住民という意味のresidentという訳語が当たる場合と、絶対王権に対抗し近 代市民革命を実現しようとした場合の金持ち経営者層を指すcitizen シティズンの意味、それから、一般の有権者から無産階級に至るまでのいわゆる「一般ピープル(パンピー)」の市民Peopleという意味があるわけだ。


 今回、都知事選における支持層の別れは方はシティズンとピープル、それぞれが代表をたてたということなのである。シティズン側の代表が細川氏であり、ピープル側の代表が宇都宮氏である。

  私はしがないピープルの一員である。だから、シティズンと言われる人たちにはあまり縁がない。しかし、歴史を学べば、歴史というのは常にピープルの側だけ ではなく、むしろシティズンという資産家層(カネを持っている側)が台頭してくることで、新しい道を切り開かれてきたことを知っている。

 ピープルの熱狂による運動は、一時的にはものすごい勢いを持つ。これがポピュリズムというやつである。首相官邸前の首都圏反原発連合の動きはそれだ。かつてのフィレンツェで貧乏人の側に立って、メディチ家を批判して大人気を一時的に呼んだ修道僧のサヴォナローラのような宗教的熱狂を私は官邸前デモの太鼓部隊の演奏から感じた。地鳴りのような怒りをあの官邸デモに私は感じた。しかし、メッセージをうまく伝えることはできなかったように思う。

(写真:首都圏反原発連合の官邸前デモ:
http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/3/a/3af5b336.jpg

 それが山本太郎と三宅洋平の参院選挙ではかなり洗練されていった。というか、知的リベラルに受け入れられるようにパッケージ化されたのだと思う。だから山本太郎は当選した。

(写真: 三宅洋平の選挙フェス。勝手連選挙の新しい形:http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/5/2/5293569f.jpg

 ピープルの運動は一時的にはものすごい熱狂を生む。しかし、ピープルには自分の生活がある。生活を投げ出して運動に従事できるような 人は、やはりどこか普通のピープルではない。専従と呼ばれる人たちか、会社員づとめを終えた団塊の世代の人たちだ。普通のピープルが政治関与できるのは選挙の時であり、代表者を通じて自分の声をなんとか政治に反映させようとする。今のデモクラシーでは国会議員がそのピープルの代表としても当選を果たしていくわけだ。

 シティズンだけではなくピープルの意見も反映されるようには一応はなっているわけだ。それでも組織を背景した勢力の声のほうが政治に反映されてしまう。

 民主党政権はシティズンの代表である鳩山由紀夫が総理の座から追われて以来、官僚機構のやりたい放題にされてきた。ピープル代表の菅直人政権、野田佳彦政権のあの体たらくを思い出してほしい。

  鳩山政権において、ピープルの代表になったのは小沢一郎(民主党)、亀井静香(国民新党)、福島瑞穂(社民党)の三人だった。

(写真:シティズンとピープルの連立政権:
http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/3/d/3da5c2bd.jpg

 共産党はピープルの代表であ るが共産党の理論というものを信奉しているのでちょっと毛色が違う。公明党も創価学会という宗教の在家信者を中心にした基盤を持つ政党であるから、セキュ ラーな価値観だけでは成り立っていない。

 今回、福島瑞穂前社民党党首の事実上の旦那さんである海渡雄一弁護士は宇都宮氏を支援するようだ。だから社民党は ピープル陣営である。

 思えば、鳩山民主党政権はシティズンとピープルの連合政権だった。これが安倍晋三のような「長州下忍勢力」たちが主唱する、東京裁判史観の打破という極めて特殊な地域性のある民族固有価値(ナショナル・ヴァリューズ)の勢力に対抗して登場し、鳩山政権はリベラルな価値観を体現する勢力としてこれまでの米国一辺倒の外交を多角化したのだ。しかし、シティズンはやはり泥臭い政治には慣れていない。民衆の苦しみを理念として理解することは長け ているが、実感としてはなかなか理解できないのかもしれない。

 しかし、世界支配層とのパイプを持つシティズンの層は、どうしても日本政治には必要である。小沢一郎という優れた政治思想家であり実践家は、その辺のバランスを取りながら、ピープルのための政治も目指していた。それが彼の「国民の生活が第一」という政治理念である。

  しかし、残念なことに鳩山政権崩壊後、シティズンの勢力は一歩政治の前線から退いてしまった。そうなると、ピープルの世界観だけが政治を動かすのだという錯覚をした市民活動家たちが、理想だけは高く掲げた妥協のない政治を実現しようとして奮闘するようになった。

 脱原発にしても、貧しい民衆の権力から虐げられてきた、騙されていたことへの怒りが表面に現れて現実的な政策論争に繋がらない面があった。しかし、その一方で、シティズン層のクリーンなエネルギーを目指して文明の進歩を目指すという進歩主義的な価値観からの脱原発スローガンもあった。これらの勢力はじっと様子をうかがっていた。

 巨大な官僚機構である「原子力ムラ」には、長年培った利権構造と人脈、理論武装がある。それに対抗するための、人材も資力もやはり一般ピープルの側には欠けている。だからこそ、脱原発には資金源が必要であり、それが自然エネルギー(太陽とか地熱とか風力とかバイオマスとか)や天然ガスのエネルギーロビーとして登場する必要があったのだ。その勢力が、従来の「原子力ムラ」との政策論争をする必要がある。ピープルの声は届いていないわけではない。しかし、最後に原子力ムラに引導を渡していくのは、シティズンの勢力なの だ。

 シティズンの勢力が今回、細川護煕支援という流れの中で生まれてきた。私は、小沢一郎の勢力がまどんどん選挙で枕を並べて討ち死にしていく 中で、近いうちに、小沢の勢力はシティズンの勢力を土台に再編されていくだろうと予測していた。それが、木内孝胤という生活の党の前衆議院議員であろうと いうことも予測していた。今回、木内は、細川陣営の責任者である。

(写真:細川、木内、小泉の三者:http://livedoor.blogimg.jp/bilderberg54/imgs/e/2/e294f304.jpg

 シティズンの勢力とピープルの勢力はケンカすべきではない、というのが今回の小沢一郎の 側近の平野貞夫氏の大局的な判断なのだろう。ピープルの側で小さくまとまっていくこともできるだろう。しかし、それでは安倍政権のやりたい放題になる。

 これでこれまで喧嘩していた非自民グループがまとまってきた。これでようやく保守自民党への反撃の狼煙を上げることができる。政治は上の方から決まっていく。これは残念だが真実だ。

  そして、細川元首相は、カトリックだそうである。朝日新聞に入社する前に、清泉女学院小学校から栄光学園中学校、学習院高等科卒業、そして上智大学を卒業 している。上智はイエズス会の勢力の牙城だ。そして今のバチカンの教皇は、南米のイエズス会出身でリベラル派と言われている。麻生太郎元首相はいわばバチ カン保守派。石破茂自民党幹事長はプロテスタントである。保守からリベラルの流れがキリスト教でもブームのようだ。

 そして、細川陣営には鳩山邦夫の元関係者が出入りしているという。この関係者である馬渡という元衆議院議員の人物は一癖ありそうで、今回、田母神氏を応援するチャンネル桜の番組にも出てお り、安部首相が率いる日本原理主義派の保守「創生日本」のメンバーでもある。

 鳩山家(といっても邦夫の方は今回は舛添支援)は欧州フリーメーソンリーの流れにある。言い換えれば、穏健なキリスト 教であるユニテリアン=リベラルなカトリック=フリーメーソンリーの結合が、安倍晋三率いる長州土着勢力(日本原理主義派)に「お灸を据える」という構図 かもしれない。

 しかし、舛添要一を擁する長州土着勢力も法華講の勢力、大本教の勢力を取り込み、対抗している。がっぷり四つに組んだという感じだ。

 世界レベルの権力構造に近いところに細川氏は居るのかもしれない。小泉、木内、細川のホテルオークラ会談で細川は最終的に都知事選出馬を決めたが、その三者会談では細川・小泉はオークラの料亭「山里」の天丼を頬張りながら、議論を重ねたという。

  小沢一郎の率いた「市民革命」はひとまず、空中分解した。そこに世界普遍価値をも否定しかねない安倍政権が登場した。天皇陛下は去年の末の誕生日のお言葉で世界リベラル勢力への支持を表明された。その3日後に安倍晋三が靖国神社を参拝した。そして年明けに細川元首相の出馬表明となった。

 天=デウスが我に味方せよと、細川忠興・ガラシャの末裔である元首相は考えたのかもしれないと歴史の彼方に思いを馳せてみたい。(了)

 以上と関連する内容について、秀太郎氏がホストを務めるネットラジオの「アザーサードジャーナル」で45分ほど話しました。かなり妄想と推論が入っていますが、ご容赦下さい。

=転載終了=
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/758.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川氏の首相時代の「実績」は小選挙区制と政党助成金の導入。自民党政治を変えるどころかいっそう悪くする道を開いた。
舛添氏を批判した投稿ではあまり注目されなかった。


政党助成金で借金返済 舛添氏の「新党改革」/政党支部→資金団体と迂回 国民の税金が
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/742.html


やはり阿修羅掲示板では細川氏を批判しなければみんなに相手にされないようだ。そこで…


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【細川元首相が首相辞任後に証人喚問をうけたことを報じた「日経新聞」の社説(1994年6月22日付)の画像】





http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/759.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 札束で人の心を買う石破幹事長のお粗末な誤算、(いかりや爆氏の毒独日記) 
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/2e1728fb2fbb2d9c6d03c528af098bf3
2014-01-21 17:02:26


名護市長選挙で、基地移設に反対する稲嶺氏が当選した。

恥をかいたのは、選挙期間中の応援演説で「名護市の地域振興に向け500億円規模の基金を立ち上げる構想」をぶちあげた石破自民幹事長である。

移設に反対する稲嶺氏が当選したことで「500億円構想はヤーメタ」、なかったことにする積りらしい。「500億円」もの「餌」をぶらさげれば、名護市の住民は必ず食らいついてくると思う発想がお粗末である。

1/20、朝日新聞 digitalによると、

振興基金500億円見直し 石破氏、名護市長選うけ、

”沖縄県名護市長選で、500億円の振興基金構想を表明した自民党の石破茂幹事長は20日、米軍普天間飛行場の同市辺野古への移設反対を訴える稲嶺進氏(68)の再選を受けて、「稲嶺進市長から言及がない以上、どうするか申し上げることは適切ではない。市長から伺い、しかるべく対応をする」と述べ、ゼロベースで見直す考えを示した。構想は市長選で敗れた末松文信(ぶんしん)氏(65)を支援するために、石破氏が応援演説で打ち出していた。”

選挙で、自分の金でもないのに国民の血税を「餌」にするのは買収行為じゃないと言えるの?税金による民心を買収する行為じゃないか?

石破幹事長の卑しい根性がみえみえだった、さすがに名護市民は「バカにするな」と「ノー」を突きつけた。

沖縄県議会は法的効力はないとは言え、「仲井真知事が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設へ向け、名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認したのは県外移設を求める公約に違反している」として、辞任要求の決議を賛成多数で可決した。

石破氏の石頭は、仲井真知事の変節(公約違反)に沖縄県民が怒っていることを理解できずに「カネで釣ればなんとかなるさ」と思っていたのかもしれんが。鳥取県民と一緒にするな(鳥取県の皆さんゴメンナサイ)。

蛇足:

あのイシバはんの「ネットリした目つき」きもち悪か!

そぎゃん思うとるのはわてばかりやなか。

沖縄県民はイシバはんの目つき見ただけで、ヤマトンチューはえげつない人やと思う。

そぎゃん人がカネばばらまくつーたかて信用でけへんやろ。

やっぱ、イナミネはんが当選したとたん「500億円の話はなかったことにする」つーではないか。

ニチェものの疑似餌で沖縄の人をだましたらあかん。

イシバはん、もっとイシバシをたたいてわたんなはれ!

加茂長:

イナミネさん、名護市長に再選されておめでとうございます。

けど、当選したのが応援していたスエマツさんやないから、宣伝しとった名護市への振興基金(500億円)はゼロに戻すってイシバさんが言うとりますで。

アベさんやイシバさんの言葉にはいつでも作為があるので信用出来ません!&ナカイマ県知事はうかうかと乗せられたようで非常に残念です。

中央政府があの手この手を使うて実効支配したがっとるさかいにしんどいやろけど頑張っておくれやす。「蜂の一刺し」とでも言いましょうか、彼らも痛い思いをしとるはずです^^

>1/19の名護市長選は稲嶺候補の勝利が確実な情勢である。
>2/9の都知事選で、自民が推す枡添氏が敗北し、さらには2/23投開票の上関原発の是非など争点となる 山口県知事選も自民安倍は負ける。そうなれば、安倍自民の3連敗で首相の暴政も終わるだろう。

いかりやさんの一番目の予想が的中!当たらん競馬の予想屋みたいな書き込みをする人とは大違いですがな。次の都知事選もマスゾエさん(と自民)に痛い思いをしてもらいましょう。

いかりや:

都知事選について、

一本化できないのは、残念だす。わたすは、細川氏が降りて宇都宮さんに一本化するのが筋やと思うとります。

細川支持派は、宇都宮では勝てないと頭から決め込んでいる。彼らは一昨年の都知事選はイノセ氏と大差で負けたことが、頭から離れないらしい。その一方で彼らはそのときの都知事選は「大規模な不正選挙だった」と言っていた。

私もこのとき、学生時代の極左あがりのちょんぼ男イノセ氏がなぜ433万票あまりの記録的な得票を得たのか、しかもそのときの得票率が67%という得票率が信じられなかった。

もし、彼らが言うような不正選挙だったとすれば、当時の宇都宮氏の得票は、イノセ氏との得票差はそれほど大きなものではなかったはず。

私は、小泉ー竹中路線がどんなに今日の日本社会を歪めてきたかと思うと、小泉氏が脱原発で細川と意気投合したからと言って、又、清濁あわせ飲むと言ったレベルの話でもないし、勝ちさえすれはいいという浅ましい根性が気に食わん。

又、細川氏そのものが、県知事時代以降どんな実績があるのか。次のようなブログ記事もあります。

[CML 029051] 細川さんがしたこと:
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-January/029039.html

ただ勝てるかもしれないという都合のいい希望的観測とちゃうやろか。

小沢さんも、細川氏支持を鮮明にしとります。選挙の神様の異名を取る小沢さんですが、彼の宝刀もかなり錆付いているのとちゃうやろか。

わては、これでも小沢氏の「生活の党々員」のはしくれだす、小沢さん がんばっておくれやす。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/760.html

記事 [政治・選挙・NHK159] ↑「権力の弁証法」市民(ピープル)から市民(シティズン)へ−脱原発運動における主役の交代劇としての都知事選(訂正)
フォロー元記事の入力をミスしました。

題名を入力ミスしました。
正確には

×市民(ピープル)から市民(シティズン)へ−脱原発運動における主役の交代劇としての都知事選(ジャパン・ハン

○【権力の弁証法】市民(ピープル)から市民(シティズン)へ−脱原発運動における主役の交代劇としての都知事選(ジャパン・ハンドラーズと合理的選択 Japanhandlers and Their Rational Choice)です。

すいません。訂正します。

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍晋三政権を震撼させた名護市長選の大敗 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-2802.html
2014年1月21日

基地問題を考える際に、何よりも重視するべきことは地元自治体の意思である。

1月19日の名護市長選は、辺野古海岸を破壊して巨大な軍事基地を建設することの是非について、地元の名護市民が判断を示す最重要のイベントであった。

安倍政権はこの市長選に照準を定めて行動してきた。

沖縄県では県を挙げて、普天間の県外・国外移設を求めてきた。

そのなかには、仲井真弘多知事も含まれてきた。

仲井真弘多氏は2010年の知事選においても、県外移設を公約に掲げてきたのである。

「普天間の固定化」、「沖縄の負担軽減」、「普天間の危険性除去」

などの言葉が常套句として用いられるが、普天間を閉鎖し、辺野古に基地を作らなければよいだけのことだ。

辺野古に基地を作らなければ普天間を閉鎖しないというのは、米国の言い分であって、日本政府がこれに同調する必要はない。

米国に対して、辺野古とは切り離して普天間の返還を求めればよいだけのことである。

日本が米国の植民地で、日本政府は米国に隷従するしかなく、独立国として当然の主張さえ示すことができないというのなら話は別だが、日本は独立国であるとの前提に立って考えるなら、その主張を米国に示すことは当然のことである。


名護市民は、辺野古海岸を破壊して米軍基地を建設することに対して、明確にNOの意思を示した。

安倍政権は市長選では建設支持派が4割以上もの得票を得たから、この意向を尊重すべきだとの見解を示しているが、ご都合主義はほどほどにするべきだ。

国政において、主権者の強い反対のある施策について、国会における「数の論理」を振り回して横暴な政治運営をしているのは、どこの誰かをよく考えてからものを言うべきである。

辺野古に基地を作ることについて、何よりも重視されなければならないことは、名護市民の意思である。

その名護市民が基地建設にNOの意思を示した。

この選挙を受けて、基地建設強行はあり得ない選択である。


安倍政権は名護市長選挙の結果が判明したにもかかわらず、直ちに基地建設を強行する姿勢を示している。地方自治の本旨、民主主義の根幹に反する行為である。

安倍政権は名護市長選で基地建設推進の候補を勝利させるために全精力を注いできた。

この過程で、仲井真弘多知事は、県民を裏切る背徳の辺野古埋め立て申請承認に突き進んだ。

徳洲会の選挙違反事案で仲井真氏は揺さぶられたのだろう。

哀れな行動である。

1月19日の名護市長選の結果を確認してから埋め立て申請を判断するのが当然の手順ではないか。

どのような弱みを握られているのか知らないが、県民を裏切り、魂を売り渡すような埋め立て申請承認に踏み切ったことで、仲井真氏は晩節を汚した。

埋め立てを既成事実化して、札束で頬を叩けば、名護の市民など、基地建設に賛成に回ると読んでいたのだろう。

しかし、名護市民はこの策略に籠絡されなかった。

その判断は見事というほかない。

沖縄の叡智が日本を変える原動力を与えることになるかも知れない。


基地問題と原発立地問題は重なる部分が多い。

誰もが嫌がるものを金の力で押し付けるという構図は、基地と原発に共通する。

日本を滅亡させる一歩手前の状況を生み出した東電福島原発事故。

これだけの惨事が広がったのに、日本全国の原発立地自治体で、原発ゼロの運動が広がらない。

福島県などでは、この状況下で、原発を推進する自民党の候補者が国政選挙で当選を果たしている。

金の力の威力というべきだろう。

名護市長選では、露骨な合法的買収活動が展開された。

500億円などの数字が飛び交い、金の力で住民をねじ伏せる動きが本格化した。

しかし、名護市民はこの恫喝、買収工作に打ち克った。

ここが賞賛に値する点である。

三つの重要な点を指摘できる。

第一は、名護の市民が札束に動かされず、未来への正しい判断を示す矜持を示したこと。

第二は、市民の正しい判断を誘導する適正なリーダーが存在したこと。

第三は、メディアが社会の木鐸として真実の情報を提供したことである。

この三点が沖縄と本土の相違である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍靖国参拝問題 : モントリオールで中国総領事と日本総領事が論戦(レイバーネット日本)

安倍靖国参拝問題 : モントリオールで中国総領事と日本総領事が論戦
http://www.labornetjp.org/news/2014/1390191571538staff01

 私の住むモントリオールの仏語の地元紙 La Presseの1月13日号に、駐モントリオール中国総領事が安倍首相の靖国参拝に抗議する文を投稿しました。4日後に駐モントリオール日本総領事がそれに反論する文を投稿しました。日本語に翻訳しましたので、レイバーネットにも送ります。(カナダ・モントリオール在住 長谷川澄)

ーー●1月13日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気に障る訪問
日本の首相、戦犯を何人も祀ってある聖地に出かける


  Zhao Jiangping 在モントリオール中華人民共和国総領事


 モントリオールの中心街、コンコルデア大学に程近い所にノーマン・ベチューンの白い像がある。中国では良く知られている名前だ。今から70年以上も前の日本の中国侵略に抵抗する戦いの間にベチューン博士は数多くの中国人の命を救ったが、自分自身は終に生まれ故郷に帰ることもなく生を終えた人である。

 1930年代に日本の軍国主義者たちは中国、アジア、アジア太平洋地域の国々に対して、凄惨な、惨憺たる戦争を仕掛けてきた。中国一国だけで、死傷者合わせて、3千5百万人に達し、しかもその大部分は一般市民であった。生きている中国人を使って行った細菌実験や南京大虐殺など、日本のファシストの犯した犯罪はナチスドイツの犯罪と何ら変わるところはなかった。

 カナダ軍も対日本の戦闘に参戦し、多くの犠牲を払った。カナダ人死亡者の半分は戦闘で亡くなったが、後の半分は捕虜として捕まった収容所で、拷問で亡くなったのである。

 1945年に米国戦艦ミズーリの艦上で日本の降伏文書に調印した中国、カナダ、その他の国々の代表たちは此れほどの犠牲をはらって勝ち取った平和が再び日本の軍国主義者によって脅かされることがあろうとは想像もしていなかったであろう。しかしながら、今から何日か前に、日本国首相安倍晋三はアジア諸国の強い反対を無視して、靖国神社に参拝し、日本国首相の署名をしたのである。

軍国主義のシンボル

 靖国神社は普通一般の神社では全くなく、日本の軍国主義の精神的なシンボルである。今もそこには日本の侵略戦争を計画し、実行した14名のA級戦犯と千人以上のB,C級戦犯の霊が祀られている。日本の右翼にとっては、そこは聖地詣での場所である。日本の指導者たちの行為の意図するところは、日本の軍国主義者の侵略の歴史を美化すること、日本のナチスたちに対する国際裁判の判決を覆すこと、そして、第二次世界大戦の結果と戦後の国際秩序に対して、公然と挑戦を試みることである。

 人はこの行為の意味する所を、神社の参拝は国内問題であるとか、ただの宗教的な慰霊であると言って、過小評価する。しかし、もしドイツの政治家がナチスの慰霊をしたとしたら、それがどんな理由によってであれ、ヨーロッパの国々が受け入れると思えるだろうか。安倍首相が軍国主義の象徴である神社の白砂に向った時、広島、長崎の原爆の犠牲者のことを思ったとでも言うのだろうか。

 安倍首相の行為は国際社会の憤りを買った。第二次大戦時に日本の同盟国であったドイツは、この件に関して、どの国にも前の世紀に起きた酷い出来事に対して、今の自分たちの引き受けるべき責任というものがあるはずなのにと言って、軽蔑の念を表明した。日本国内にも反対の声はあがっている。複数の党の党首やメデイアが安部政権に対して、他の国の言っていることを聞くように、そして、愛国心の虜となって、罠に踏み込むようなまねをしないように頼んだ。また、ある人たちは日本が自分の歴史としっかり向き合い、過去を反省することがないなら、決してまともな国にはなれないだろうと言った。それこそ正に、近隣の国々が日本に向って鳴らしている警鐘であるし、国際社会が心配している点でもあるのだ。

 今日のモントリオールで、出身国の異なる様々な人たちがグループを作り、中国へ行って、ベチューン博士の足跡をたどり、遠隔の地でボランテアの医療活動をしている。現地の人たちはこの人たちを“現代のベチューン”と呼んでいる。

 現代の光の下で過去を振り返った時、受けた傷は少しづつ癒されていくが、惨めな経験は70年たっても決して忘れないということに気付く。歴史を繰り返してはいけない。

ーー●1月17日ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気に障る解釈

        Tatsuo Arai 駐モントリオール総領事


 2013年の末に日本国首相、安部晋三氏は不戦の誓いを新たにする為に靖国神社を参拝した。この件に関して、去る一月十三日に本紙に掲載された、駐モントリオール中国総領事,Zhao Jiangping氏の文章(気に障る訪問)は、全く真実を反映していないばかりか、客観性にも欠けている。

 しばらく前から中国は日本を国際的な場で孤立させる為の世界的な宣伝キャンペーンを行っている。そのような状況であるから、読者にもっと客観的な情報を提供する義務を感じ、以下の文を公表する。

 靖国神社

 靖国神社には第二次大戦だけでなく、1853年以降の内戦や、他の戦争で、国の為に命を捧げた約250万人の霊が階級や社会的地位、国籍に関係なく、祀られている(墓所ではない)。

 安倍首相の靖国参拝の意味を知るには参拝の折に公表された“永続的平和の約束”と題された声明をじっくり読まなければなければならない。

 その中で首相は、この参拝の目的は不戦の誓いの決心を新たにするものであると強調している。この参拝にはA級戦犯に敬意を表したり、軍国主義を賞賛したりする目的は全くないのである。靖国は軍国主義者のシンボルではないし、日本政府も国民もそのように思ってはいない。だから、ナチス(の追悼)と関連づけるのは全くの筋違いである。

 過去

 日本政府はいつも明確に歴史に向き合い、深い悔恨と心からの謝罪を表明してきた。この姿勢は安倍政権の下でも固く守られている。第二次大戦の終結以来、日本は自由で民主的な国を建設し、平和への道を自ら選んで、ひたすら歩んできた。

 戦後の日本がしてきたことを見れば、日本が健全で強い民主主義を構築し、人権を尊重し、平和のためにしっかりと義務を負い(例えば、国連の平和維持活動への分担金負担など)、発展途上国への直接的な援助に貢献してきたことが分かる。この立ち居地は変わることはない。これからも、日本は自国の国家安全保障戦略に沿って、世界の平和と安定のために貢献しながら、責任ある大国としての役割を果たして行くであろう。

 日本が中国に対して、何回にも亘って、公式に謝罪してきたことを忘れてはいけない。日本はまた、日中国交正常化以降の35年間に370億カナダドル(37milliards= 37billion=3600billion Yen)に上る経済的、技術的援助を注入することで、中国経済に直接的に貢献してきたのである。

 どの軍国主義?

 Zhan Jiangping氏は安部首相の靖国神社参拝がアジア太平洋地域の平和と安全に対する重大な憂慮になるかのごとく取り上げている。しかしながら、20年に亘って、毎年支出を10%以上も増やしている国が(注:何の支出か仏語の文に抜けている)そのような非難をすることは理解しがたい。

 その上、中国は最近、近隣国に対する強権の行使を増大させている。特に東シナ海上空を一方的に防空識別圏と宣言したことは公の空の自由航行権を侵害する行為である。最後に中国は日本の領土である尖閣島の廻りの領海に政府の船舶を闖入させる行為の増大を続けている。我が国は二国間に存在する問題を乗り越え、将来に向けて協力的な関係を育てていけるよう中国が我が国と共に努力することを強く望んで知る。日本は話し合いに常に応じる姿勢でいる。  



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/763.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 名護市長選圧勝 稲嶺市長はこう吠えた!(日刊ゲンダイ)
名護市長選圧勝 稲嶺市長はこう吠えた!
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar441766
2014-01-21 日刊ゲンダイ


 辺野古移転反対の稲嶺進市長が圧勝した名護市長選。これで埋め立ては頓挫かと思いきや、菅官房長官は「仲井真知事からは承認を頂いている。支障は生じない。法的手続きに基づいて、淡々と移設を進める」と言い切った。ならば、市長はどうする? 基地移転絶対阻止の覚悟と具体的戦略をこう話した。


 まず、稲嶺に聞きたいのは、具体的にどうやって、政府の埋め立てを阻止するかだ。民意を無視するなんて、朝飯前の安倍政権はきょう(21日)、辺野古への基地移転を前提に代替施設の設計などの受注を募る入札公告を出す。どんどん勝手にコトを進める腹だ。それに対して、稲嶺はこう言った。


「これから調査であったり、工事の手続きであったり、いろいろ出てくると思います。その中で、ひとつひとつ対応していくことになってくると思います。一番、建設予定地に近い辺野古などの漁港は、名護市長の管理下にあります。そこを利用して調査をする場合には、市の許可や同意を得る必要がある。その場合には、市長の権限を行使していくことになると思います」


 確かに、埋め立てを進めるための調査、資材置き場などで市の協力が必要になる場面はたくさん出てくる。しかし、稲嶺は埋め立てを前提にした話し合いには一切、応じない腹だ。


 市の協力が得られなければ、工事はできない。埋め立ては阻止できるという論法なのだが、そこは安倍官邸もシタタカだ。イザとなれば、法律を改正しても、市長の抵抗を排除しようとするだろう。その場合、どうするのか。


「日本は民主主義国家です。これだけの反対の意見があるのを無視して、強硬に進めるというのは、地方自治の侵害、名護市民の人権にもかかわる。これから、移設計画がスムーズにいくとは思いません」


◇本紙の直撃に秘策も披露


 さらに稲嶺には秘策があった。米国の協力を取り付ける気だ。米国は基本的に地元の反対を押し切ってまで、基地を移転する気はない。そこを稲嶺は突くという。本紙が「米国に行って訴えるつもりはあるか」と聞くと、こう答えた。


「以前にもアメリカに行きました。議員にお会いをしたのですが、辺野古の移設について(沖縄の実情を)知らない人が多かった。日本政府はアメリカの方にきちんとした情報を提供していないのです。だから、私が行って、直接、民意を伝える。話をすることで、理解者が増えると思いますので、機会があれば、ぜひ、アメリカに行きたいと思います」


 なにしろ、稲嶺には2万票の民意がある。4000票差で辺野古埋め立て賛成派を蹴散らした実績がある。これが武器だ。


「1996年の返還合意以来、市長選が行われてきましたが、今回ほど争点がはっきりした選挙はなかったと思います。自民党や政府からの強い圧力で、県出身の自民党国会議員や自民党県連が県外の公約を翻して、辺野古へということになった。そして、埋め立てを承認した知事の『いい正月が迎えられる』という発言もありました。さらに新しく計画されているV字滑走路案は100年以上使用可能だということがうたわれています。沖縄は68年間、基地の負担、重圧によって、人権を否定されるようなことが続いてきた。それが、あと100年も続くことになると、子や孫に顔向けが出来ないのではないか。そういうことが市民、有権者の判断の大きなポイントだったのではないかと思います。4000票差についても、国の進め方、権力による恫喝への反発として表れてきた結果ではないかと思います。辺野古の海にも陸にも基地を造らせない。その信念をしっかり貫いていく覚悟であります」


 さあ、安倍政権はそれでも埋め立てを強行できるのか。やれるものならやってみろで強行すれば、本当に流血の事態になる。その瞬間、米国も「安倍には任せておけない」ことを思い知ることになる。


(取材協力・横田一)


          ◇


名護市長再選の稲嶺氏 改めて辺野古移設反対訴える (01/20 11:45):ANN


 沖縄県の名護市長選で辺野古移設に反対し、当選した稲嶺進氏が20日、改めて移設反対を訴えました。一方で、政府は引き続き辺野古移設を推進する方針ですが、実際に建設工事を進めるには漁港周辺の埋め立てや使用などに市長の許可が必要です。しかし、稲嶺氏は「すべて断る」としています。


 稲嶺進氏:「地元が県民がこれだけ嫌がっている。それ(辺野古移設)は白紙に戻す。普天間問題の原点は『即時閉鎖』ということでした。それを(政府が)実行することが一番肝心」
 現職の稲嶺氏は辺野古移設に反対し、再編交付金に頼らない街づくりを訴え、辺野古推進を訴えた新人の末松文信氏に4000票余りの差をつけて当選しました。沖縄県の仲井真知事は、辺野古の埋め立てを承認していて、今回の選挙は、地元の名護市民がこれをどう判断するかが注目されていました。
 沖縄県・仲井真知事:「名護の有権者の方の意向ですから、無論、大きなものはあります。これを受けて、私が承認のあれ(判断)を変えるということは(ない)。もう承認しましたからね」
 名護市民:「『断固、辺野古埋め立て関係の書類にはサインをしない』と言い張って頂いてるので、私たちが選んだ市長なので、どのような形になっても見ていこうと思っています」「お店閉まっているところとか多いので、地域活性化に力を入れてほしい」
 移設に反対する稲嶺氏の再選により、安倍政権が進めようとしている名護市への基地移設を巡る問題は今後、さらに複雑なものとなりそうです。


http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000019896.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/764.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 2014/01/20 細川護熙氏支持を表明した「脱原発都知事を実現する会」記者会見 「これはvs宇都宮氏の戦いではない」
2014/01/20 細川護熙氏支持を表明した「脱原発都知事を実現する会」記者会見 「これはvs宇都宮氏の戦いではない」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120556
IWJの記事です。是非視聴ください。反原発派の元祖・家元的な人物が細川護煕元首相を応援すると記者会見しました。
 IWJの記事です。是非視聴ください。反原発派の元祖・家元的な人物が細川護煕元首相を応援すると記者会見しました。
(小さい象さん)の感想としては、阿修羅のこちらの投稿も同時に参考にして欲しい。細川さんは、本当に「信あって立っている」のか本人のオープンフェースしても公約がないのでいまいち信用できないし、自民党の別働隊の疑いもあると思っているのですが。勿論、自民党の桝添元厚労大臣よりはマシなのだが。
[CML 029051] 細川さんがしたこと/熊本県知事と首相をしていた時に何をしたかを知ったらとても投票できないだろう
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/693.html

以下、岩上安身氏のツイートのコピーです。

 1/20に行われた、「脱原発都知事を実現する会」の記者会見について以下、報告ツィートします。
 脱原発候補の一本化を目指していた同会は、この日、2月9日に投開票日を迎える東京都知事選において、細川護煕元首相の支持を表明しました。脱原発都知事を実現する会」は1月15日に発足。ルポライターの鎌田慧氏、作家の広瀬隆氏や音楽評論家の湯川れい子氏、社会学者の宮台真司など、脱原発を望んで活動してきた著名人が名を連ねる。同会は、脱原発票が割れることを懸念し、宇都宮健児・細川両候補の統一化を働きかけてきたが、両陣営からの回答を検討した結果、一本化を断念。20日、細川氏支持を決定した。細川氏が掲げる政策の中身は未だ明らかにされていないが、同会の一人、ピースボートの吉岡達也氏は細川氏との電話のやりとりの中で、細川氏から「再稼働阻止」「原発ゼロ」の言質を得たことを明らかにした。記者会見に出席した広瀬隆氏は、「これは細川vs安倍晋三という、日本を二分する重要な選挙。勝ってこそ意味がある」と細川氏支持の理由を説明。
 今後、細川氏に対し、脱原発に向けた技術的な政策提言をしていきたいと意気込みを見せた。安倍政権による原発再稼働の動きを止めるため、舛添氏に勝てる候補を望む声が、原発立地県から多く届いている。前回は宇都宮氏を支持した。立派な方だ。だが今回は、勝てる候補で脱原発を実現したい」と述べたのは、たんぽぽ舎の柳田真代表。
 脱原発以外の政策によっては、細川氏支持をやめる可能性はあるのか?という記者からの質問に対し、河合弘之弁護士は、「変な政策は出てこないと思っている。細川氏の原発政策一点で判断したい」と回答した。原発問題は都知事選の争点にふさわしくないのでは、という指摘については、「都知事の第一の任務は都民の生命と安全を守ること。浜岡や東海第二原発で重大事故が起きたら、壊滅的被害を受ける。最重要テーマにすることは当然だ」と河合弁護士は反論した。
 今後、「脱原発都知事を実現する会」は各地で勝手連を展開し、ネットを活用して細川氏支持を呼びかけていく予定。細川陣営から要請があれば、ポスター貼りなどもかって出るという。脱原発の志を同じくする宇都宮候補の支持者と分断はないか、というIWJの問いに対して吉岡氏は、「訴えるべきことは、再稼働を阻止するための最大の方法は何か、考えて下さいということ。そうすれば自ずと、どういう投票行動がいいのか見えてくるはず。吉岡氏「細川さんがいいと僕は思うが、(宇都宮氏の支持者を説得するよりも)舛添さんの支持者や、選挙に行かない人たちに語りかけたい。これは対舛添さんであって、対宇都宮さんの選挙ではありません」と話した。
 東京都知事選の告示日は1月23日。前日の22日午後17時、細川護煕候補は出馬会見を開き、選挙公約を発表する予定。1/20の「脱原発都知事を実現する会」の記者会見の動画と記事はこちらから→http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120556

■関連記事
• 【IWJブログ】 脱原発派の一部リーダーが公約正式発表前の細川護熙氏を支持、その裏側とは…
• 【岩上安身のツイ録】「細川擁立劇」について考えておくべきこと〜これだけある小泉政権と安倍政権の共通点
• 2014/01/15 都知事選は「脱原発派の一本化を」 〜安冨歩氏と平智之氏のモーレツ!政治経済教室
• 2014/01/09 基本政策は「脱原発」と「日中・日韓の関係回復」 “強い宇都宮”で安倍政権の暴走にストップを〜ロックの会 IWJ NIGHT 第1部「東京都知事選」
• 2014/01/07 【東京都知事選】舛添氏の「私も脱原発」は本当か? 政府・自民党の原発政策と類似点、過去にはもんじゅ推進発言も
• 2013/12/15 脱原発をめざす首長会議 勉強会「原発ゼロに向けて 日本の課題/ドイツの経験」
• 【参院選2013争点解説@原発】昨年の衆院選から唯一豹変した、自民党の原発政策(【IWJウィークリー第10号】より)


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/765.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 道徳の教科書の執筆者に恐縮しながらメールさせてもらっている
道徳の教科書の執筆者に恐縮しながらメールさせてもらっている

 気高くも立派な道徳の教科書の執筆者の皆

様方に、不肖ながらわたくしが畏れかしこみ、慄き

ながら次のようなメールをさせていただいている。

(以下、メールのコピー。)

「心のノート」について

 「心のノート」は、2013年12月26日に「私た

ちの道徳」に名称変更したそうですね。すばらしい

ことではありませんか。皆様方が辛苦の末、執筆

された改訂版「心のノート」が道徳の教科書に格

上げされたのです。まずは、慶意を表しておきまし

ょうか。
 道徳の教科書の執筆者としてのすばらしい、こ

の上なく“上等な人間”の立場としましては、次

のような主張はいかが受け止めになるのでしょうか

。なんだ、そんなものは下司の主張だと一笑に付

されますか?それなら、ぜひとも真摯に読んでいた

だきたいと存じます。必ず、心のこもった誠実な丁

寧な返信をいただけるものと信じております。

http://moriyamag.blogspot.c

om/

(以下、上述のURLのコンテンツのコピー)
(「あまりに道徳的な、道徳の教科書の執筆者

」と本文は同じ。)

あまりに道徳的な、道徳の教科書の執筆者

 もしも僕が、自分は道徳的な人間であると言っ

たら、たちまち天は裂け、雷鳴が轟き、稲妻が走

り、僕は打たれて地に倒れ伏すことだろう。
 ローマ法王フランシスコ(Pope Francis)

に、「あなたは道徳的な人ですか?」と問いかけた

らどうだろうか。十中八九、「私は道徳的な人間

ではありません」という答えが返ってくるだろう。聖

徳太子(Prince Shotoku)や孔子

(Confucius)に尋ねてみたところで、やはり

同様の答えが返ってくるにちがいない。
 「心のノート」改め、「私たちの道徳」の執筆者に

尋ねたい。君たちは本当に自分自身を“道徳的

な”人間だと考えているのか。本当に心底、道徳

的であると自身を看做しているのか。真に、そうな

のか。もしも自分自身を、道徳的な人間だと考え

ていないのならば、君たちに道徳の教科書を執筆

させるわけにはいかない。直ちに文部科学省の担

当者に連絡して、提出した「私たちの道徳」の原

稿を取り戻して破り捨ててしまえ。
 もしも君たちが、自分自身を道徳的であると看

做しているのならば、これは面白い。ぜひ、その旨

をメディアやインターネットを使って国民全体に、は

っきりと知らしめよ。国民ひとりひとりの目をまっすぐ

に見つめて、胸を張って宣言せよ。君たちには、そ

の義務があるのである。何しろ、日本の子ども全

員に配布される道徳の教科書を執筆なされたロ

ーマ法王も聖徳太子も孔子も脱帽するほどの偉

大な人物なのであるから。君たちは、それこそ大

変な重大なことを行ったのである。それができない

ということになれば、君たちの道徳性について、疑

念を抱かざるを得ない。
 Hayao Kawaiは、日本史上、最大最悪

の偽善者だった。ウソツキ退職という詐欺犯罪行

為を2度もなし、日本臨床心理学会で子どもの

心理検査に関する自らの非人間的な取り扱いを

批判されると、カンカンに怒って学会を飛び出し、

心理臨床学会という妙な名称の学会を設立した

。日本ウソツキクラブ会長を自任するなどと、ふざ

けた、人を馬鹿にした発言を行う。自分の勤務

高校の名前を隠そうとする。後ろ足で砂をかける

ようにして、あとは野となれ山となれと言わんばかり

に高校を退職(ウソツキ退職)したからである。2

千人から数千人もいると考えられる教え子の誰ひ

とりとして、Hayao Kawaiの思い出話を語ろ

うとはしない。タレント以上の有名人になったにも

かかわらず。余程、冷酷で人間味のない数学教

師だったのだろう。こんな人物が、道徳の副教材「

心のノート」を作成していたのである。典型的な偽

善者ではないか。こんなすさまじい偽善者は、今

まで日本には現れたことがない。
 そもそも道徳というものは、これから教えてやるぞ

と大見得を切り、大上段に振りかざして教授する

ものではない。日常のさりげない場面において、そ

れと意図せずに、それとなく伝えていくのが道徳な

のである。そうでなければ、偽善者の道徳になって

しまうのである。偽善者は、ものを考える力を持ち

合わせていない。Hayao Kawaiの様を見る

がいい。道徳や「心のノート」などと愚かなことを言

う前に、まず考える力を育てよ。

(以上、上述のURLのコンテンツのコピー)

 もしも御自分が、きわめて道徳的な人間である

とお考えでしたら、ぜひともメディアやインターネット

を使って国民全体に宣言していただきたい。私は

、ローマ法王や聖徳太子や孔子に勝るこの上なく

道徳的で、非の打ち所のない人間であると。これ

は、貴殿の義務です。「私たちの道徳」は、日本

の子ども全員に配布されるわけですから。そのよう

な宣言ができないということであれば、貴殿の道徳

性を疑わざるをえないということになり、貴殿は道

徳の教科書を執筆する資格が全くないということ

になるでしょう。

(以上、執筆者へのメール)

 道徳の教科書を執筆される、すぐれて道徳的

な方々であるから、必ず心のこもった誠実な返事

があると信じている。 

 ところで、ひとつお願いがあります。以下に執筆

者の名簿(文部科学省発表)を掲げておきます

が、個人のメールアドレスは分かりませんので、勤

務先にメールを送信して御本人に転送していただ

きたいと申し上げています。勤務先のメールアドレ

スが分からない場合は、その上部機関になります

。例えば、学校なら市町村の教育委員会か都道

府県の教育委員会になるわけです。それで、勤

務先が学校で、メールアドレスが分からなくて、

FAX番号なら分かるケースがよくあります。この場

合は、メールよりもFAXで送信したほうがよいと思

いますが、僕は外国に逃亡中のためにFAXを使

うことができません。そこでお願いですが、FAX送

信を助けていただけないでしょうか。相手方に

FAX番号を知られても大丈夫な人がいいと思い

ます。助けてあげてもいいとお考えの人は、次のメ

ールにご連絡ください。

goromoriyama#gmail.com
(#を、アットマークに変えてください。)

文部科学省発表の道徳の教科書執筆者の名

簿

トップ > 会見・報道・お知らせ > 報道発表

> 平成25年度の報道発表 > 「心のノート」

改訂作業部会の発足について > (別紙2)「

心のノート」改訂作業部会協力委員名簿
(別紙2)「心のノート」改訂作業部会協力委員

名簿

◎主査・○副主査

小学校低学年用チーム


遠藤 敏朗
愛媛県松山市立堀江小学校長

表迫 信行
東京都練馬区立北原小学校長

粂 由利子
横浜市立東希望が丘小学校長

小林 沙友里
東京都足立区立亀田小学校教諭

清水 保徳
帝京大学大学院教職研究科准教授

反町 京子
千葉市立大宮台小学校長

長谷 徹
東京家政学院大学現代生活学部教授

早川 大介
東京都板橋区立高島第五小学校主任教諭

藤澤 美智子
さいたま市立芝川小学校長

松田 敦子
沖縄県那覇市立城東小学校教頭

吉成 美紀
東京都町田市立町田第四小学校主幹教諭

吉原 聖人
国立大学法人香川大学教育学部附属松

小学校教諭
小学校中学年用チーム


浅見 哲也
埼玉県深谷市教育委員会学校教育課課長

補佐兼指導主事

今村 信哉
さいたま市立大宮小学校長

宇賀神 佳子
東京都中野区立緑野小学校長

大庭 正美
北九州市教育委員会指導第一課長

押谷 由夫
昭和女子大学大学院生活機構研究科教授

河合 宣昌
岐阜県岐阜市立茜部小学校長

木村 惠子
東京都杉並区立新泉小学校長

黒P 敬
岩手県盛岡市立河北小学校教諭

鈴木 芽吹
東京都中野区立塔山小学校主任教諭

永田 繁雄
国立大学法人東京学芸大学教授

橋本 ひろみ
東京都世田谷区立池之上小学校主任教諭

藤村 真理
高知県教育委員会小中学校課指導主事

村上 桂一郎
東京都中野区立鷺宮小学校主任教諭
小学校高学年用チーム


岡田 直人
埼玉県八潮市立大瀬小学校長

木下 美紀
福岡県福津市立津屋崎小学校主幹教諭

小中 理司
北海道網走市立白鳥台小学校教諭

齋藤 道子
東京都文京区立大塚小学校副校長

染谷 由之
東京都武蔵村山市立第三小学校長

高橋 妃彩子
東京都渋谷区立加計塚小学校長

田中 博
東京都足立区立東綾瀬小学校主幹教諭

常見 昌弘
さいたま市立仲町小学校長

中治 謙一
東京都大田区立大森第四小学校主任教諭

馬場 喜久雄
一般財団法人総合初等教育研究所室長

福田 純子
東京都練馬区立中村西小学校長

渡邊 万里子
東京都練馬区立練馬東小学校長
中学校用チーム


荒木 忍
東京都練馬区教育委員会指導主事

石黒 真愁子
さいたま市立指扇小学校教頭

磯部 一雄
札幌市立平岡中央中学校教諭

菅野 由紀子
東京都武蔵野市立第五中学校長

小林 園
京都府総合教育センター研究主事兼指導主



齋藤 嘉則
仙台市教育局学校教育部教育指導課主幹

七條 正典
国立大学法人香川大学教授

柴原 弘志
京都市教育委員会指導部長

鈴木 明雄
東京都北区立飛鳥中学校長

賞雅 技子
東京都三鷹市立第三中学校長

谷田 増幸
国立大学法人兵庫教育大学大学院教授

馬場 勝
兵庫県立教育研修所義務教育研修課長

松本 好弘
広島県世羅町立甲山中学校教諭

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課

(初等中等教育局教育課程課)
ページの先頭に戻る文部科学省ホームページトッ

プへ

「おっさん。おっさん。」
「なんじゃい。あーあ、またお前か。久しぶりだな。

今度はどんな用だ。」
「おっさん。ほんまに性格悪いわ。」
「そうかなあ。」
「もうあきれたわ、その厭味。」
「そうかなあ。厭味かなあ。うるさい。俺は道徳の

教科書なんか書いたことはないぞ。さっさと消え失

せろ。」
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/766.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 生活、細川氏支援を決定(時事通信) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000134-jij-pol
時事通信 1月21日(火)20時15分配信


 生活の党は21日の幹事会で、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)の対応について、無所属で立候補する細川護熙元首相を支援する方針を決めた。この後、小沢一郎代表が記者会見し「脱原発という考え方が一致している。原発を継続するかどうかは人類史的な問題だ」と説明した。

 小沢氏は「候補者(細川氏)の性格的なことは、20年前に細川内閣をつくった一人なのでよくよく知っている。基本的な考え方が自民党に対比しており、私たちの考え方と非常に近い」とも語った。 


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/767.html

記事 [政治・選挙・NHK159] これでもまだ外交に失策はなかったなどと言えるだろうか (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/2480755.html

2014年01月21日

 2014年4月にアメリカのオバマ・大統領が東アジアを訪問するという日程になっているようです。二週間前に「12月末の靖国参拝の影響で、4月のオバマ大統領の東アジアツアーで日本には立ち寄らないという話がある」という話を聞いていました。私は「まさかそんな。日本は同盟国ではないか」と思って、聞き流しました。


 そして、1月20日にTBSが以下のように報道しました。オバマ大統領の日本訪問が「国賓待遇」ではなく、「公式実務訪問」になったということです。天皇陛下との謁見や宮中晩餐会は行われないということです。2013年2月の安倍首相の訪米以降、日程の調整が続いていたということにも驚かされますが(アメリカの大統領の日程(一日一日)を貰うというのは大変なことなんだなと思いました)、やはり、昨年末に国賓待遇で調整が進んでいたものが、難しいということにあってレベルが格下げということにも驚かされました。


 前回のオバマ大統領の訪日は、2009年11月、2010年11月にそれぞれ、シンガポール、横浜で開催されたAPEC出席のついでという感じで実現しました。2009年大統領就任後の初来日時は、子供の時以来の鎌倉を訪問し、抹茶アイスを食べるパフォーマンスを行い、東京にあるサントリーホールで演説を行いました。2009年の訪日時は、皇居で午餐会に招かれ、天皇陛下に握手をしながら深々と頭を下げるオバマ大統領の写真が公開され、アメリカでも物議をかもしました。


 2014年4月の訪日では、日本側がオバマ大統領を何とか国賓待遇で迎えたいとして、色々と動いていたようで、それが実現したところで急に実務訪問ということになり、宮中晩餐会もなく、天皇陛下も謁見なさらないということになりました。これは、駐日アメリカ大使館が出した声明で「失望した(disappointed)」という言葉を使われたことの重さがいみじくも証明されたことになります。こちらが「最高の待遇でお迎えしますのでどうぞいらしてください」とずっと言ってきていて、相手も「そうですか、じゃあお願いしましょうか」という感じであったものが、「いや、やはり結構です」ということになったというのは、やはり靖国神社参拝の影響があったと考えるのは自然です。


 私は、今回の国賓待遇ではない訪日に関して、ミシェル・オバマ夫人も難色を示したのではないかと思います。宮中晩餐会が開かれるとなると、やはり夫人のミシェルさんも大統領と一緒に訪日する必要が出てきます。せっかく夫人がいらっしゃって、今のところ訪日に関して健康面などで条件が合わないようには見えないのですが、訪日を嫌がるというのは、恐らく、頭の切れる弁護士同士であり、同性のキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使とも話をして、安倍晋三首相には会わないということをまず決めたのだと思います。そうなると、自分一人だけ国賓待遇で宮中晩餐会出席というのは天皇陛下・皇后陛下にも失礼になります。

 オバマ政権の特徴は、女性たちが外交の要職についていることです。スーザン・ライス国家安全保障大統領補佐官、サマンサ・パワー国連大使、そして、日本にはキャロライン・ケネディ大使がいます。こうした頭脳の切れが凄まじい女性たち、ミシェル夫人を加えますが、彼女たちに小手先の言辞は通用しませんし、本質を見抜かれてしまいます。彼女たちには安倍政権の本質が既に見抜かれ、日本に対する懸念は大きくなっていると思われます。こうしたことは前著『アメリカ政治の秘密 日本人が知らない世界支配の構造』(PHP研究所、2012年)に書きましたので、是非お読みください。


オバマ大統領が安倍首相に対して「消極的な態度」を示した訳ですが、これでもまだ、そんなに重要なことではないと言えるのかどうか、私は疑問を持っています。


 今のところは、「安倍晋三首相とその周辺」に対しての懸念だけで済んでいるのですが、キャロライン・ケネディ大使のツイッターやアメリカ大使館のfacebookのページにおける見るに堪えない、口汚い罵りの言葉が続いていくと、「日本人は安倍政権を支持している。確かにアメリカのジャパンハンドラーズがそのように仕組んだのだが、薬が効きすぎたようだ。反米がコントロールできなくなるようでは困る」ということになって、日米関係がもっとギクシャクしてしまうことになります。


 ですから、これ以上ギクシャクしないように、冷静になって、合理的な精神で、そして相手の立場に立って(外交は鏡のようなもので相手の態度は自分の態度を映しているものだという考えもあります)、自分たちを冷静に点検することが大事だと思います。それが安倍晋三首相やその周辺に出来るかどうか、私は不安を持っています。


(貼り付けはじめ)

●米大統領来日は国賓待遇にならず、靖国が影響か


2014年1月20日 TBS

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2107297.html

 4月に予定されているオバマ大統領の来日が、国賓待遇ではなく、宮中晩餐会も行われない方向であることが、JNNの取材で明らかになりました。アメリカ側が想定する日程では国賓待遇としての十分な時間がとれないためで、靖国をめぐる不協和音など、日米関係の昨今のあつれきが浮き彫りになった格好です。


 オバマ大統領の4月の訪日をめぐっては、去年2月、安倍総理が訪米した際、国賓として来日するよう要請し、去年の年末まではその方向で両国間で調整が続いていました。しかし、今回のオバマ大統領の日本滞在時間が当初の想定よりも短くなる見込みとなり、国賓として待遇する際、慣例となっている日本到着時の歓迎式典、天皇陛下との会見、宮中晩餐会などの行事を行うには十分でないとの判断から、国賓よりランクの下がる「公式実務訪問」とすることで最終調整が進められているということです。


 政府関係者によりますと、オバマ大統領のアジア歴訪をめぐっては、韓国にできるだけ長く滞在するよう朴槿恵(パク・クネ)大統領側が強く働きかけているということで、ここでも日韓のせめぎ合いが繰り広げられています。


 安倍総理の靖国参拝に関するアメリカの「失望」コメントやTPPの交渉難航など、日米関係がギクシャクしているだけに、政府としてはできるだけ国賓に準ずる形でオバマ大統領の来日を盛り上げたい考えで、検討が続けられています。(20日11:12)


(貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/768.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「都知事選? 髪頼みの舛添さんに大義ないでしょ? 最終盤には・・ボクも街宣車乗りますよ」 小泉進次郎(ラ・ターシュに魅せ
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-663.html

ラ・ターシュに魅せられて

「都知事選? 髪頼みの舛添さんに大義ないでしょ? 最終盤には・・ボクも街宣車乗りますよ」 小泉進次郎

君主たらんとする者は・・
種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない・・。
しかし・・
良き性質を持ち合わせていると・・
人々に思わせることは必要である・・。

グルメブログが多用する・・
マキャベリの言葉です。

東京都知事選・・。

(イラスト:http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/201401201613261e9.jpg

まったくこのかたと・・
その取り巻きの皆さんには・・
参っちゃいます。 (苦笑)

ホームページ立ち上げたって言うから見に行ったら・・
「これはニセモノです。 ホンモノではありません!」 細川事務所
なんだ? なんだ?
ずいぶん大胆なネガキャンやってくれるじゃないの!?
騒ぎが大きくなった翌日・・
今度は、
「このホームページは公式ホームページです」 細川選対幹部
レギュラーからも指摘を受けてますが・・
とんだドタバタです。 (苦笑)
ホンモノをニセモノと言い切っちゃう
細川事務所のスタッフにも
参っちゃいますが・・
それ以上に参っちゃうのが・・
ホンモノだってのに
ニセモノだと勘違いされちゃうほど
クオリティの低いネット戦略・・。

(イラスト:http://blog-imgs-62-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20130628115652397.jpg

まったく驚かされます。 (苦笑)

これは・・
相当苦戦しそうです。
対立候補が更に質が悪いのが・・
唯一の好材料ですが・・(笑)
この
質の悪い対立候補・・。
もがけばもがくほど・・
髪の毛が減り・・
いえ、支持者が減り・・続けております。 (苦笑)

よせば良いのに、
被災地 伊豆大島にまでノコノコ出かけ・・
被災者相手に逆ギレしちゃったそうです。 (笑)

「なぜ、被災地大島まで来たのに被災者に会わないんですか?」
「会いましたよ・・」
「被災者住宅に来てないでしょ?」
「そこには行ってませんが・・被災者にはお会いしました」
「被災者住宅の都民は被災者じゃないんですか?」
「そうは言ってないでしょ!? さっきからアナタ! 失礼ですよ!」
「被災者の声聞かないのですか?」
「じゃあ今言ってくださいよ!」
「もし都知事になったら・・大島の防災対策はどう考えていますか?」
「そりゃ公共事・・いや・・防砂ダムも作りますし、堤防も強化します! 道路も拡張し・・」
「それじゃ・・まるっきり公共事業じゃないですか!?」

(イラスト:http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20140120161302e4b.jpg

この・・
血も涙も・・
髪の毛も無い冷血漢・・。 (笑)

普段でしたら・・
もう少し煽らないと怒り出すことないのですが・・
焦りがそうさせるのでしょう。 (笑)
なんと申しましても・・
選挙の手足となるべき地方議員。
その中核をなす都議会自民党。
59人もの大勢力ですが・・
本気でこのオトコを勝たせようと
必死で動いてるのは・・
20人もいません。 (笑)
残りの30数名も・・
"言われたことだけをやる" のが約7割。
残りの10名前後の都議は・・
「なんでオレたちがあんなハゲ応援しなきゃならないんだよ!?」
「後援会の女性会員が・・気味悪いから地元に呼ばないで・・と言ってる」
明らかに反旗翻してます。 (笑)

連合東京が推薦決定したそうですが・・
強引に執行部一任を取り付け・・
「大野の野郎が勝手に決めやがった!」
各ブロックの幹部は怒り心頭です。 (笑)
「上が勝手に決めたって・・末端の運動員は・・ピクリとも動かんよ。 電機労連と電力総連だけだろ? JR東は細川支援を決めたし・・表面上はともかく、水面下で細川支援で動く労組が続出するだろうよ」
ボロボロです。 (笑)

対する宇都宮センセ。
昨年ですか?

(イラスト:http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20111107154139f44.jpg

ぶって! 縛って!
悲鳴センセのパーティーで・・
大演説ぶってましたね。 (苦笑)
それもそのはず・・
「一人で500万票集められる・・オトコ」 は
一昨年の都知事選。
宇都宮センセの支援に回りました。
気弱な地上げ屋も当然・・
ウツの身や・・。 (苦笑)
ご本人も・・
「一人で500万票集められる・・オトコ」 には・・
さほどアレルギー無いようです。
しかし・・

(写真:http://blog-imgs-62-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20131022134617ff0.jpg

このオトコへの嫌悪は・・
隠そうとしません。

そういう個人的な感情もあるのでしょう。
立候補取り止め (一本化) は・・ありません。 (苦笑)
まぁもっとも・・
ご本人が立候補取り止めたいって言ったって・・
選対ガッチリ押さえてる
共産党系の皆さんが許さないでしょう。
共産党と言うのは・・
言ってることは確かに正しいのですが・・
やってることが正しくありません。
皆さん、誤解なさらないでくださいね!?
気弱な地上げ屋は共産党の関係者のかたと・・
今でも、結構親しく・・お付き合い戴いています。 (苦笑)

本日このあとの会合にも・・
某地方幹部がいらっしゃいますし、
個々の人たちは・・
魅力的な人が多いのです。
執行部を引退なさった・・
某幹部とは、以前・・
半年に一回は呑みに行ってました。
なぜ半年に一回なのか?
呑み行くとゴチになることが多かったのですが・・
勘定書きの代わりに渡されるのが
赤旗日曜版の半年分の契約書。 (苦笑)
2年くらい取ってましたね・・赤旗日曜版。 (笑)
気弱な地上げ屋が・・
共産党の資金源になっていた時期も・・あるってことです。 (苦笑)
でもまぁこの人は・・
大変マトモな人でしたよ・・。
当時の執行部の批判もバンバンやってましたし・・。 (笑)
この党の実態をご存じない人が大勢いらっしゃるでしょうから・・
赤い貴族の垢い実態の一端を・・。

代々木にあります共産党本部。
この本部から歩いて数分のところに・・

(イラスト:http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20110624152538d6a.jpg

ある・・寿司屋がございます。
なぜこの人が?
怪訝に思われるレギュラーも多いと思いますが・・
疑問を解きたい向きは・・
共産党本部建物の周りを歩けば・・
その理由は判ります。 (苦笑)

取引先が近所にある関係で・・
気弱な地上げ屋も何回か利用したことがございます。
ある日のこと。
取引先の顧客とこの店に行くと・・
赤い貴族の最高幹部の顔が・・。

(写真:http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20120125151525b82.jpg

寿司屋でオロナミンC飲んでたってオチではございません。 (苦笑)

当時は不況の真っ只中です。
質素に飲み食いしてるのかと思いきや・・。
質素に注文してるのは、気弱な地上げ屋たちのほうで (苦笑)
4人ほどいる隣のテーブルでは
「書記局長! この店の赤貝はいけるでしょ!? お次はアカイカなんてどうですか? まっ赤っかな・・金目鯛もいいよね? でしょ? 板サン?」
コッチがコハダとか干瓢巻き食べてるってのに・・
向こうは高級魚ラッシュです。 (苦笑)
悔しいから一言ジャブ入れときます。
「流石は共産党幹部の皆さん? 垢いオンパレードですね? でも・・食通なら欠かせない・・マグロの赤身は?」
するとなんて言ったか?
「ああ○○サンのお知り合いなんですか? そりゃどうも・・。 でもナニ? マグロの赤身? ボクらそんな安い肴・・食べませんよ。 あっ! 板サン! 大トロ4人前!」 (苦笑)
お帰りの際・・
領収書宛名に、
"共産党本部書記局"
しっかりと書かれていた事は
申し上げるまでもございません。 (苦笑)

氷点下の寒い日も・・
猛暑の暑い日も・・
来る日も来る日も赤旗の配達と勧誘に駆けずり回ってる皆さん。
皆さんの努力は・・
赤貝やアカイカ・・、
金目鯛となって幹部の腹に収まっております。 (苦笑)
タマには文句言ったほうが・・
宜しいと思います。

コチラも
人のことばかり言ってられません。 (苦笑)

(写真:http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20140120161304e4a.jpg

明日22日の夕方・・
ようやく公約発表を行います。
もう延期は・・無いはずです。 (笑)
この間のドタバタ・・。
殿も悪いが・・
その周りにいる魑魅魍魎は・・
なお悪い・・。 (苦笑)
ある日の
この連中の食事風景を・・ご紹介しましょう。
日本料理屋でのひとコマ・・。
先付けに出されたイイダコの煮付け。
あまりに美味しいので
あるスタッフがおかわりを所望しました。
「女将さん! コレとってもウマいね! もう少し食べたいので・・もっとイイダコちょーだい!」
すると殿・・
「これこれ! そんな大きな声出して・・お店に恥かかせてはいけません。 タコに良いタコも悪いタコもないのです。 みんな同じタコです。 それに・・他のお客さんだって同じもの召し上がってるのに・・自分だけ、良いタコを・・なんて虫が良すぎます。 普通のタコで我慢しなさいな・・」
一同・・ 「・・・・・」

(写真:http://blog-imgs-45-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/2013112217314873a.jpg

殿の・・
浮世離れを・・
直す薬は・・
まず見つからないでしょう。 (苦笑)

政治は・・
このかたもおっしゃるように・・
国民のためのものです。

(写真:http://blog-imgs-52-origin.fc2.com/l/a/t/latache1992/20121026151612a0a.jpg

国民1人1人が・・
良かったと思えるような人生と・・
暮らしやすい生活を送る。
これこそが政治の役割です。
政治とは・・
国民の意思・・
そのものです。
民意と・・
支払った税の使い道を・・
国民が決めるための手段なのです。
すべての人に
理解してもらうのは、簡単なことではありません。
しかし・・
理解してもらうための
努力は・・
続けねばなりません。
都知事選は・・
正念場です。

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/769.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 政府の不遜極まりない態度を崩すには、票を分散させないため、勝ち目のある脱原発候補に投票すべきだ。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201401/article_21.html
2014/01/21 23:31

安倍政権の強権ぶりは、ここに極まっている。名護市長選挙に負けて少しは反省するはずであるが、逆にむきになって、開票翌日に防衛局が工事会社の入札を告示した。

これは、確信犯、まさに挑戦的な態度である。稲嶺市長もかなり頭に来たろう。地元の理解を得てやりたいと首相は述べているが、やっていることはまるで違う。不遜の極みである。自分が一番エラく、たかが市長風情が何を言おうが関係ないという態度である。この態度は、国民が両院で過半数を与えてしまったからである。何も怖くはない。同じ自民党でも野党との勢力が拮抗していれば、こんな態度にならなかったはずである。


防衛局、辺野古移設へ入札公告 首相「方針通り進める」
http://www.shinmai.co.jp/newspack3/?date=20140121&id=2014012101001676
56 沖縄防衛局(沖縄県嘉手納町)は21日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設に向け、代替施設の設計などの受注業者を募る入札を公告した。3月末までに業者と契約、ボーリング調査や設計に1年かけ、2015年春をめどに埋め立て工事に着手したい考えだが、地元市民は反発を強めている。

安倍晋三首相は21日の自民党役員会で、名護市長選で移設推進派候補が敗れたことに関し「残念だったが、移設は基本方針にのっとって進めていきたい」と述べた。菅義偉官房長官は記者会見で「辺野古への移設を淡々と進めていきたい」と語った。


政府の思うがままにしないためには、東京都知事には反原発を掲げている細川氏、宇都宮氏側が勝利しなければならない。公平に見て、自民の推す舛添氏に勝てそうなのは細川氏と思っている。細川氏が勝つには自民支持者や自民に近い票も取らないと勝てないと考えている。

日曜日朝のNHKの番組で小沢氏は脱原発の細川氏を推すようようなことを言っていたが、生活の党の東京都総支部長連合会の総意に基づいて、細川氏を応援することが決まったようだ。細川氏は正式な党の推薦の肩書を持って出馬しないということで、勝手連的に応援するという。

つまり、どこの党の支持者にも門戸を開いているということだ。脱原発の問題は、右も左も全く関係ない。日本の未来に負の遺産を残す原発問題には、自民だ、共産だの好き嫌いは関係ない。今回の細川氏、小泉氏は、年齢的にはもう野心も無く、人を騙してまで出たいとは思っていないはずである。ここは、その気持ちを汲むべきである。

自民、マスコミ、共産辺りは、細川氏の佐川急便問題で批判しているが、本ブログで『細川元首相の「佐川急便問題」の真実!http://31634308.at.webry.info/201401/article_20.html』でも取り上げたが、猪瀬氏のような問題ではと思われる。

東京都民は、日本の将来を決める重要な選挙と捉えて、棄権などせずに投票を行って欲しい。名護市、南相馬市に続いて東京都民の見識が問われている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/770.html

   

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