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2014年1月15日00時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK159] 細川・小泉両氏が並んで立って脱原発を宣言した衝撃  天木直人 
細川・小泉両氏が並んで立って脱原発を宣言した衝撃
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/f6c389a970230c99602c075ad4f4a448
★「天木直人氏の視点ー(2014/01/14)」★ :本音言いまっせー


 14日の時点でここまで明確に小泉元首相が細川出馬を宣言するとはさすがの私も思わなかった。

 それにしてもテレビの前で細川・小泉両氏が並んで立って脱原発を宣言した光景は衝撃的だ。

 この共同記者会見の模様をいち早く、かつ詳細に報じたのは読売テレビだった。

 司会の宮根誠司というキャスターや常連のゲスト評論家が、こぞって批判的なコメントに終始し、あの小泉元首相さえも批判したのは象徴的だ。

 細川・小泉連合が安倍自民党政権にとっていかに深刻な政治的影響力を及ぼすということを白状しているようなものだ。

 かくして細川・小泉劇場の第二幕までは、私の予想をはるかに超えるスピードで進んだ。

 本当の見どころはこれからだ。

 東京都知事選が始まる告示日までまだ一週間あまりある。

 そして投開票日はさらに先の2月9日だ。

 それまでの間にどんどんと事態は展開していくだろう。

 そして第三幕は安倍首相が主役になる。

 すなわち安倍首相の対応が次の展開のカギを握る。

 私は1月12日のメルマガ第30号「1月14日の小泉・細川会談ではまだ決まらない」の中で書いた。

 「その日の会談ですべてが決まるとは思っていない」と。

 「安倍首相の帰国を待って、小泉氏は安倍首相と話し合って決めるはずだ」と。

 この推測は見事に外れた。

 だから私は驚いた。

 このままいけば自民党は大混乱になり本物の政界再編が起こるかもしれない。

 それでも私は安倍首相が帰国すれば安倍・小泉会談は行われると思う。

 というよりも小泉首相の反乱に自民党全体としてどう対応するかが最大の見どころになると思う。

 私は1月8日のメルマガ第23号で書いた。

 究極のサプライズは安倍自民党が舛添氏を降ろして細川氏に相乗りするというサプライズだ、と。

 菅官房長官はすでにこれを否定した。

 誰の言う事も聞かない安倍首相は小泉氏のいう事は聞かない可能性が高い。

 安倍・小泉会談さえも実現しないかもしれない。

 その時は、文字通り大混乱だ。

 私の望むところだ。

 しかし、私が安倍首相であれば細川候補者に相乗りし、細川東京都知事を容認し、そして細川東京都知事と折り合いをつけて安倍自民党をより盤石なものにする。

 その場合は、細川東京都知事は懐柔され、打倒安倍自民党政権を正面から唱えなくなるだろう。

 私にとってもっとも見たくないシナリオだ。

 果たして安倍・小泉会談は行われるのか。

 その時、安倍自民党は小泉元首相との決別を避けて細川・小泉連合と共存する知恵を働かせるのだろうか。

 告示日までには何でもありということだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「宇都宮さんが必ずしも細川さんより弱い候補とは限らない:水野誠一氏」(晴耕雨読) 
「宇都宮さんが必ずしも細川さんより弱い候補とは限らない:水野誠一氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13129.html
2014/1/15 晴耕雨読


https://twitter.com/SeiichiMizuno

【脱原発候補同志の競争】

脱原発の両候補を比べて、どう考えても細川有利だと思っている人が圧倒的だ。

僕もそう考えて、両者の調整を画策もしていた。

だが意外とその考え自体が古いのかもしれないと考え始めた。

例えば、三宅洋平や山本太郎が本気で支援したら、流れが変わる可能性がある。

元首相というだけでは通用しないのは、鳩山や菅を見れば明解。

細川氏はその同列。

ひたすら小泉頼みだと選挙参謀も言うが、実際これだけ。

おそらく舛添氏の票は流れるが、前回の宇都宮氏の97万票は、流れないだろう。

最近の地方選挙を見ていると、今までの政治家に対する不信が、総てのベースだが、それで430万票獲ったのが猪瀬氏だった。

たしかに行政も政治も素人だったが、それよりも倫理観が欠如していたのが致命的だったわけだ。

だから行政力より倫理的に信用出来る候補者が強い。

そこで言えば、小泉氏がかつて「否常識さ」を気取って人気があったにせよ、実際は従米の「常識」的な古い政治家でしかなかったことがばれ始めている。

「今度は舛添さんかしらね?宇都宮さんも良いけど共産党の支援は嫌ね!」と迷っているB層の一部は流れるだろう。

だが、選挙フェスで燃えたような若い連中は、共産党にネガティブなイメージなんか持っていない。

また「細川さんは名門で素敵!」っていう価値観もない。

だから、宇都宮さん可愛いでもなんでも好いから、明るいイメージを作るべきだ。

そして三宅洋平と山本太郎の応援が必要。

兎も角97万票を大事にして、そのひとり一人が、敵側に入れようとしている人をこちらにひっくりかえすこと。

これはプラスマイナス2票の効果がある。

兎も角、宇都宮さんが必ずしも細川さんより弱い候補とは限らないということを呟いてみただけ。

うまく纏まらなくてゴメン!



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 1月14日 「森ゆうこ前参議院議員によるスラップ訴訟」始まる! (一市民が斬る!!) 
1月14日 「森ゆうこ前参議院議員によるスラップ訴訟」始まる!
http://civilopinions.main.jp/2014/01/14_1.html
2014年1月14日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


<森ゆうこ前参議院議員が一市民を訴えた>

昨年10月19日、東京地裁から一通の訴状が届いた。
原告は森ゆうこ前参議院議員。被告は志岐武彦。
訴状.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%A8%B4%E7%8A%B62.pdf

甲第1、第2、第3号証.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E7%94%B2%E7%AC%AC1%E3%80%81%E7%AC%AC2%E3%80%81%E7%AC%AC%EF%BC%93%E5%8F%B7%E8%A8%BC.pdf

3つの私のブログが名誉棄損に当たるので、「500万円を払え」、「3つのブログの削除をせよ」、「事実摘示の内容に関し今後ブログ、書籍等に書くな」という請求である。
森ゆうこ氏とは検審疑惑と最高裁の謀略について一緒に追及してきた。政治家としての森ゆうこの支援もしてきた。その森ゆうこ氏が一市民Tを訴えた。

私は得られた確実な情報から、政治家としての森ゆうこを論評しただけであるのに。
私の論評に異議があれば堂々と言論で対抗すべきだ。

森氏はブログや講演会で私のことを批判・中傷した上、さらに私の言論を封殺するため訴訟を起こした。


<この裁判はまさにスラップ(SLAPP)訴訟だ>

最近、スラップ(SLAPP)訴訟が問題となっている。これは、「公の場で発言したり、訴訟を起こしたり、あるいは政府・自治体の対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者に対して企業や政府など、比較優者が恫喝、発言封じ、場合によってはいじめることだけを目的に起こす、加罰的あるいは報復的な訴訟」のことを指す。

この裁判はまさにスラップ訴訟というべきものであり、権利濫用(民法1条3項)である。


<口頭弁論スタート>

第2回口頭弁論が、1月14日10時半より、地裁526号法廷で行われた。
被告代理人から、反論として準備書面(2)とその証拠説明書78通が提出された。
準備書面をここに掲載する。
被告準備書面(2).pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%A2%AB%E5%91%8A%E6%BA%96%E5%82%99%E6%9B%B8%E9%9D%A2%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89.pdf

証拠説明書はあまりに多く掲載できない。
小沢事件終結までに何が起こっていたのか、準備書面から確認してほしい。

なお、次回口頭弁論は、2月25日(火)午後


<「最高裁を考える会」(志岐武彦さんの言論封じ裁判に反対する会)が発足>

1月7日、「最高裁の問題を考える会」(志岐武彦さんに対する言論封じ裁判に反対する会)が発足された。
ホームページは以下の通り。
http://shikisann.exblog.jp/

この会を作って頂いた方々に感謝する。
今後、多くの皆様と一緒に「最高裁の問題」を考えていきたい。


関連記事
森ゆうこ氏が志岐武彦氏を提訴した裁判の第2回口頭弁論が1月14日10:30東京地裁526号法廷で開かれる。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-asyuracom-2224.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 過去の佐川急便1億円借入問題がぶり返す 細川元首相側「全額返した」に疑問の声も(J-CAST)
細川護煕 佐川急便 1億円 vs 猪瀬直樹 徳洲会 5000万円


J-CASTから
http://www.j-cast.com/2014/01/14194102.html


過去の佐川急便1億円借入問題がぶり返す 細川元首相側「全額返した」に疑問の声も

東京都知事選に出馬表明した細川護煕元首相(76)について、東京佐川急便から1億円を借り入れた過去の問題をぶり返す動きも出ている。細川氏側は、「全額を返しており、影響はない」と反論している。

細川護煕氏は1994年4月、1億円借入の責任を取って、わずか9か月で首相を辞任している。自民党1党支配を終わらせた連立政権だっただけに、突然の辞任に失望の声も広がった。

「猪瀬直樹前都知事と同じ状況ではないか」
もう20年も前の話だが、今回の出馬表明で、あれはどうなったのかとの声がネット上などで出ている。

同時に出馬表明した舛添要一元厚労相(65)を推す自民党からも、異論の声が上がった。自民党都連最高顧問の深谷隆司氏(78)は、ブログで当時のことを振り返って「晩節を汚す」と出馬を批判している。

当時の細川氏は、深谷氏らの国会追及で、1億円借入について、「マンションを買うため」「土門や土塀を直すため」などと釈明した。しかし、深谷氏はブログで、これらの代金は佐川から借りる前に支払っていたことが当時の調査で分かったと指摘した。そして、1億円は、細川氏が1983年の熊本知事選に出馬する直前に借りた政治資金だったとして、政治資金規正法などに抵触する可能性があったと明かした。

細川氏は当時、9回に分けて1億円を佐川に返したと説明している。その後、領収書の控えが佐川側から見つかったとしたが、それは佐川側の印鑑が押されておらず、収入印紙も貼られていないものだった。

これに対し、深谷氏はブログで、5000万円を徳洲会から借り入れただけだと主張した猪瀬直樹前都知事と同じ状況ではないかとして、「猪瀬氏が駄目で細川氏がいいわけはない」と批判している。

自民党以外からも、細川氏の1億円問題については批判的な声が出た。

問題が再燃するかは、細川氏の釈明次第に
報道によると、みんなの党の渡辺喜美代表は、2014年1月11日の会見で、細川護煕氏について、「もらったのか、借りたのかはっきりしないまま辞めた。20年前でも覚えている人がいるのだから、当然問題にならざるを得ない」と疑問を呈した。

細川氏自身は、まだこの問題について出馬表明後に釈明していない。しかし、細川氏の佳代子夫人は、地元熊本で12日に行った講演後に、マスコミの取材に応じた。佳代子夫人はそこで、1億円について、「全部返しました」「ほかに言いようがないじゃないですか」と説明し、都知事選への影響を問われると、「全然」と明確に否定した。

今後、この問題がどうなるかはまだ不透明な状況だが、細川氏の釈明内容にもよりそうだ。

一方、出馬表明した舛添要一氏についても、自民党は、舛添氏が離党したときの経緯などにわだかまりがあるようだ。前出の深谷隆司氏もブログで、「今名前の出ている人で、是非応援したいという人物は、残念ながら見当たらない」と不満を述べている。

今回の都知事選では、舛添氏らも、細川氏同様に脱原発を主張しており、ネット上では、争点が明確にならずに投票率が下がる懸念の声も漏れている。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「平和のための戦争展」とは?(日本中国友好協会)
もし日本人が中国で「毛沢東は数千万人の人民を虐殺した悪魔だ!中国共産党は一党独裁を放棄せよ!」とキャンペーンを張ったらどうなるだろう?

すぐに拘束されて銃殺になりかねない。

そう考えると、外国人が日本国内でデモや抗議の政治活動を行う異常さが理解できると思います。

国籍不明の活動家=中国・北朝鮮のスパイ。


日本中国友好協会から
http://www.jcfa-net.gr.jp/tokyo/sensouten/about.html


「平和のための戦争展」とは?

  「平和のための戦争展実行委員会」は、毎年8月15日の前後に、戦争と平和についての展示会「平和のための戦争展」を東京都内で開いてきました。1980(昭和55)年の、25団体と各界6氏の実行委員会による第1回展から続いています。
その当時は、戦争を知らない世代が総人口の半分以上となって戦争体験の風化が問題となる一方、軍国主義の復活と言える出来事が続きました。1978年には、在日米軍「思いやり予算」が合意され、「日米安保防衛協力のための指針」(「旧ガイドライン」)が閣議了承されました。1980年には、一部政治家・財界・右翼などによる「第2次教科書攻撃」(日本史教科書の検定を強め、「侵略」を「進出」と書き直させるなど)も開始されたのです。
戦争体験を次の世代へ伝えようとする人々は、出版や展示会方式の活動に取り組みました。この頃から、全国で空襲展・『アンネの日記』展・沖縄「ひめゆりの乙女たち」展・原爆展などが開かれました。「平和のための戦争展」もそうしたものの一つで、東京の他に大阪・京都・和歌山・埼玉など、それぞれの実行委員会が独自に運営しています。実行委員会は、ボランティアとカンパで運営されています。

●実行委員会

実行委員会は、「平和のための戦争展」の目的に賛同する個人および団体で構成しています。私たちは、会議を通じて役割分担や予算・決算、年間スケジュール、展示の内容など「平和のための戦争展」に関するすべてを決めています。


●ボランティア

 ここでは全体会議をさします。学生から戦争体験者までの幅広い世代が、対等に意見を交わしています。会議のあとは一杯入った交流で再度盛り上がります。 その年の企画内容が決まると、戦前=第1コーナー、戦後=第2コーナー、現在=第3コーナー、特別展示などの区分ごとに分かれて、展示を具体化する会議を開きます。資料収集や展示物作成の行動単位です。

展示は写真パネルが中心で、その主題や構成は毎年の実行委員会の中で充分議論して決めていきます。大まかには、次のようになっています。


●第1コーナー=侵略戦争の実態。
●第2コーナー=不十分だった戦争責任追及や戦後補償。
●第3コーナー=憲法や安保の問題に触れて平和について問いかけます。
●特別展示=独立して取り上げる重要なテーマがある場合に設けています。
●高校生の視点で考えるコーナー。
その他に、戦前の物品の展示、戦争体験者の証言、ビデオ上映のコーナーがあります。
※写真:正面パネル 右:物品の展示(共に1992年8月撮影)

●主な歩み

※第1〜5回展は、「平和のための戦争資料展」(「資料展」)と呼んでいました。
・第1回展(1980年)

 東京・お茶の水の「主婦の友会館」にて、8月9〜15日の10日を除く6日間開かれました。新聞を通じて遺品類の提供をよびかけ、会場には数多くの戦時中の資料が並びました。ガダルカナル島に野ざらしにされていた遺骨に参観者が線香を手向けたため、空調を通じてビル全体に線香の匂いが回り、大あわてするハプニングもありました。5000を越える入場者を数えました。
 当時の日本の平和運動は、原爆や空襲などの被害や基地問題が中心でしたが、私たちの「戦争展」は、中国侵略や朝鮮植民地支配などの日本の加害責任をより大きく取り上げました。回を重ねるごとに、侵略戦争の実態と本質を系統的に伝え、平和を守る尊さを知ることの大切さが深められました。

・第2〜10回展(1981〜1989年)

  第2回展から、会場が東京・渋谷の「山手教会」になりました。大きな看板を立てたのですが、派手な渋谷の街では目立たないので、スピーカーを持ち出して呼びかけました。また、ふすまのすいとんを「美味しいものじゃなかった」という年輩の実行委員と、うどん粉のすいとんを試食して「うまい」という若い実行委員の間で熱い議論がありました。
 第3回展は、森村誠一氏の『悪魔の飽食』がベストセラーとなる中で、七三一部隊関係の資料を展示し、総入場者数1万人の大成功となりました。山手教会の好意で、この時は日曜日も開催できました。会場BGMとして、ジョン=レノンの「イマジン」「ウーマン」を流しました。
 この間は、戦争の加害の体験者が中心となり、戦争にたいする痛恨の想いをこめて取り組んだ展示でした。一方で、参観した若者へ参加を呼びかけ、第6回展では現代コーナーを若者が担当するようになりました。

・第11回展(1990年)〜

 10年間続けた区切りとして、もう止めようとの意見もありました。しかし、戦争体験(教訓)を風化させてはならず、次の世代に継承しなくてはならないと、原点の考えに立ち返りました。会場アンケートに答えてくれた若者に呼びかけ、実行委員のメンバーを増やしました。名付けて「知りたい世代がつくる戦争展」。
 その第11回展では、シンガポールから、日本軍によって虐殺された人々の遺品を展示する事ができました。入場者数6100余人でした。 第18回展では、「高校生のコーナー」が新設されました。また、東京都の後援が得られました。

●1年間の活動の流れ

・1〜3月:今年の展示会の輪郭を作ります。
実行委員会(全体会議):今年のテーマについて各自の問題意識を出し合い、自由に討論します(月1回程度)。


・4〜5月:内容を深めると同時に、実務的作業が始まります。
実行委員会(全体会議):討論をまとめてメインテーマを確認します(月2回程度)。ポスター・チラシの図案も決めます。メインテーマにそった学習会を月1回程度(7月まで)開き、実行委員会の共通認識とし、問題意識を深めます。
コーナー会議:おもに戦前、戦後と現在、特別展示など3〜4程度のグループ(コーナー)に分かれて、開かれます。自分たちの担当する内容を学習と討論で深め、展示に使う資料・写真を収集します。遺品や模型展示の企画も進めます。
集中発送作業:賛同および募金のお願いを、チラシ・ポスターも同封して郵送する作業を、1週間程度行います。送り先は、前年の参観者・学校関係・平和団体などで6000通余りです。


・6月:戦争展の成否をにぎる最も重要な期間です。
コーナー会議:1枚1枚のパネル内容を絵コンテにまとめ、写真も決めて全体会議に提案します(月2回程度)。内容の正確さや版権のチェックも重要です。
実行委員会(全体会議):コーナーごとの展示計画を発表し合い、各コーナーの内容がメインテーマに沿って一貫したものになっているか、分かりやすいものになっているかチェックします(月2回程度)。厳しい討論になります。


・7月:展示を目に見える形にする具体的な作業です。
コーナーごとの準備:パネルの制作に集中し、月2回程度会議を開いて、進行状況を確認・検討します。パンフレットの原稿も作ります。企画内容がいよいよ形になってくる、ワクワクする作業です。


・8月:8月15日前後の、5日間程度の展示会を開きます。
搬入:開催日の前日に、丸一日かけて会場準備を行います。力仕事のほか、大工仕事、飾り付けなどもあります
開催中:会場にて、次のような役割分担があります。
会場係=会場の案内、遺品の管理、募金とアンケートの呼びかけなど。
説明係=展示を作成した人を中心に、参観者に説明し、質問に答えます。
その他に、入場者にパンフレットを渡す係、ビデオを上映する係、街頭で宣伝する係があります。
搬出:最終日の夕方に行います。終了後、打ち上げを行います。

9月〜:総括をします。
参観者からのアンケートを集計し、各コーナーで反省会を開き、まとめの実行委員会を開きます。次年度にむけた学習会を開きます。

【参考資料】
「日中友好新聞」バックナンバー
実行委員会ニュース「イマジン」バックナンバー(不定期発行)
「’93平和のための大阪の戦争展パンフレット」(第13号、平和のための大阪の戦争展実行委員会、1993年)


<参考リンク>

■ふくしま平和のための戦争展と平和講演会(日本中国友好協会) 国籍不明の反日左翼の国際ネットワークの恐怖
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/475.html


■【痛快!テキサス親父】安倍首相の靖国参拝「米国は何も言うべきではなかった」 (1/3ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140114/dms1401141130001-n1.htm

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 世界支配層が、「原発ゼロ」を旗印とするロイヤルファミリー、細川護熙元首相の東京都知事選挙出馬を大歓迎 (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b6e5b29a8b9663ef2c4d9673bdca515e
2014年01月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆細川護熙元首相が誕生日である1月14日、「原発ゼロ」を旗印に掲げて東京都知事選挙に立候補することを決意し、記者団に明言し、小泉純一郎元首相は、細川護熙元首相を全面応援し、都内各地での応援演説を精力的に行うことを確約した。

 世界支配層(主要ファミリー)は、「福島第1原発大事故」により「溶融した炉心」が地中に落下して、マグマに到達した場合、大爆発を起こし、地球を破滅に陥れる危険があることを憂慮している。この大事故をキッカケに、地球上からすべての原発を決め「原発ゼロ」を決め、この立場から、日本の首都・東京の知事を選ぶ選挙に、細川護熙元首相が「原発ゼロ」を旗印に掲げて立候補するのを大歓迎している。

 細川護熙元首相は、肥後熊本藩主の嫡流、第18代当主である。細川氏は、本姓は源氏、鎌倉時代から江戸時代にかけて栄えた武家である。関ヶ原の戦いなどで活躍した戦国大名・細川忠興の子孫で、旧熊本藩主細川家第17代当主・細川護貞と、近衛文麿元首相の娘・温子との間の長男。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の近衛忠W会長(近衛家の養子となり、三笠宮崇仁親王の第1王女ィ子内親王と結婚日本赤十字社社長)は実弟。
すなわち、細川護熙元首相は、皇室と関係が深く、いわゆる「ロイヤルファミリー」の一員だ。「原発ゼロ」を願っている世界支配層から、絶大な支持を得ている所以でもある。言い換えれば、細川護熙元首相が、東京都知事選挙に立候補するのは、世界支配層の意志でもあるということだ。

◆細川護熙元首相を支援し、応援することを確約している小泉純一郎元首相は、「世界新秩序派」の米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーとその配下の「ジャパン・ハンドラーズ」(日本操縦者たち)に支配されて、「原発推進」を進めてきた経緯がある。だが、そのディビッド・ロックフェラーが2011年秋、ライバルであり、「世界政府派」の欧州最大財閥総帥ジェイコブ・ロスチャイルドに敗れ、失脚したのを見届けて、いまはディビッド・ロックフェラーの呪縛から解き放たれた形になっている。そのうえで、ロイヤルファミリーの一角を占めている細川護熙元首相と連携し、東京都知事選挙を支援、応援することにより、「世界政府派」のジェイコブ・ロスチャイルドの傘下に入っている証を示すとともに、身の安全を確保しようとしている。

◆生活の党の小沢一郎代表は、「潤沢な軍資金」を細川護熙元首相に提供して、文字通り「物心ともに支援」する。小沢一郎代表は、2012年12月16日の総選挙以来、一貫して「原発ゼロ」を掲げて政治闘争を続けており、「世界政府派」の欧州最大財閥総帥ジェイコブ・ロスチャイルドに信頼されていて、世界支配層から、「世界政府」樹立と使命と役割を担う「新帝王」に指名されている。

小沢一郎代表は、2016年7月の「衆参同時(ダブル)選挙」で勝利して、「小沢一郎政権」を樹立して、「世界政府」実現の先頭に立とうとしているので、今回の東京都知事選挙は、そのための基盤づくりに大いに役立てることができる。まさに、千載一遇の機会ということだ。

これに対して、安倍晋三首相はじめ自民党、山口那津男代表の公明党は、依然として「世界新秩序派」ディビッド・ロックフェラーの呪縛から抜け出せず、「原発推進」をさらに進めようとしている。

【参考引用】FNNフジニュースネットワークが1月14日午後2時46分、「細川護煕元首相、小泉元首相と会談 都知事選への立候補表明」というタイトルをつけて、以下のように配信した。

 「細川護煕(もりひろ)元首相は14日、『脱原発』で一致する小泉 純一郎元首相と会談し、支援が約束されたとして、東京都知事選挙への立候補を表明した。細川元首相は『私も、今度の都知事選に立候補をするという決断をいたしました。特に、原発の問題などについてですね、非常に、私なりに、国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからです』と述べた。小泉元首相は『わたしも喜んで、積極的に、細川さんの当選のために頑張るということを、お伝えしました。原発はなくても日本は発展できるという、その点に、わたしは最大の支援を注ぐ価値があるなと』と述べた。会談で細川氏は、協力を要請し、小泉氏は『よし、自分もやるか』と応じたという。細川氏は、『脱原発』を都知事選の争点にしたい考えで、一両日中に記者会見を開き、立候補を正式に表明する予定。都知事選をめぐっては、元厚生労働相の舛添要一氏が、午後、正式に立候補を表明したほか、日弁連前会長の宇都宮 健児氏、元航空幕僚長の田母神 俊雄氏、そして、ドクター・中松氏、吉田重信氏、中川智晴氏、五十嵐 政一氏、鈴木達夫氏が立候補を表明している」


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川ネガキャンに人物のあさましさを見る。(日々雑感) 
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-3852.html
2014/01/15 06:50

 昨日元総理二人の細川・小泉会談の後囲み記者会見ながら細川護煕氏が都知事選に立候補することを表明し、小泉純一郎氏も都知事選で細川氏を「脱原発」を最大の争点として支援することを確約した。二人とも70歳過ぎの高齢ながら総理大臣当時は圧倒的な支持を得ていただけに都知事選は自公の支援する舛添氏で決まりと思われていた選挙情勢が一気に混沌として来たようだ。

 二人の会談を報じるニュースが報じられるや、予想していたことだが自民党の元・現職の政治家たちから反発の声が相次いで出された。しかしそれらは「都知事選挙をシングルイッシュ―で戦うのはいかがか、福祉や地震対策や少子問題など都が抱える問題は多枝に亘る」とステレオタイプのオンパレードだった。

 確かに都政が取り組むべき問題は多枝に亘る。福祉などに関しても介護や医療などの問題もそうだが、それらのほとんどは国のメニューの範疇でしか対応できない「極端な中央集権」国家だということを国会議員たちは忘れているようだ。東京都にどれほどの裁量権があるというのだろうか。

 地震対策に関しても高速道路や環状線などの国道は国の所管で、都が維持・管理すべき都道はあるにはあるが、それらは都市計画に連動する計画街路として歳月のかかる整備計画の中で動いている。エイッヤッと都知事が決裁すれば直ちに地震対策が出来るというものでもない。

 いや東京都知事にどのような人物がなるかということは国とは違った民主主義と地方自治の鏡のようなものではないだろうか。自公が政権に復帰するや選挙時に公約していた「脱原発」は選挙で勝つための「羊頭狗肉」の騙し公約であったと露呈している。その自民党の補完勢力に過ぎないみんなの渡辺氏などは「都知事に出るなら細川氏は佐川急便からの借り入れ一憶円疑惑について説明すべきだ」と見当違いの発言をしてオツムの程度を露呈している。

 総理当時に事件とすべき疑惑があったなら非自民政権の総理だった細川氏に検察が遠慮したはずはないし、民法上の貸借関係の時効は10年で佐川疑惑と騒がれた当時から20年以上も経過している。それを渡辺氏が「説明責任がある」というのなら、既に時効になっている父親の後援会を継承した当時の6億円脱税疑惑のある安倍氏に関しても言及すべきだろう。

 日本の首都の知事が「脱原発」を宣言することがどれほど世界に対して大きなインパクトを持つか、考えたことがないのだろうか。奇しくも昨日に立候補記者会見を行った舛添氏は「脱原発しかないのだろうか、都知事には福祉や地震対策や待機児童対策など多枝に亘るもんだいがあるのに」と自民党政治家と酷似したステレオタイプの発言をしているのには驚いた。

 彼らは細川氏が「脱原発」を公約の第一に掲げると宣言していると思わないのだろうか。元総理が民生全般の政策を失念しているのではないかと思う方がどうかしている。彼らの原発再稼働に向け着々と手を打っている自公政権の危うさを警告していることに、この国のマスメディアは意図的にスル―しているとしか思えないのはなぜだろうか。

 彼らは何を恐れているのだろうか。当時の中曽根総理が米国からお買い上げした30年分のウランを消費し尽くさなければならないとの強迫観念に苛まされているのだろうか。それとも放射能汚染の前に、既に原子力ムラがばら撒いた原子力マネーに汚染されているのだろうか。

 この国が放射性廃棄物汚染列島になっている現実をマスメディアはなぜ報道しないのだろうか。全国各地の原発の燃料プールには使用済み核燃料棒がほぼ満杯の状態だが、最終処分場という行き場がないためドンドン貯まり続けているのだ。地震などで燃料プールから冷却水が喪失するとたちまち臨界・核爆発を起こすという危険な状況にあることを国民は知らされていないばかりに深刻に受け止めていない。

 テレビのコメンテータやMCが暢気な顔をして「脱原発だけで都知事選挙とはどうしたものですかね」と冷笑しているのを見ると、彼らに使用済み核燃料棒の所在を報道しない無作為の責任を問いたい衝動に駆られる。彼らもまた原子力マネーに汚染された人種の一人なのだろう。

 都民のほとんどは自分たちが使ってきた電気の何割かがそうした危険を各地が引き受けた上で成り立っていたと自覚すべきだ。便利さの裏返しというには放射能汚染の脅威に日常的に晒されている人たちの受ける恩恵は余りに少なくないだろうか。一事あれば彼らは郷里も家も仕事も何もかも失うのだ。それでも都知事選挙で「脱原発」を掲げるのは見当外れだろうか。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 藝術的な大三角連携が成立――細川・小泉・小沢氏による「文明史への挑戦」 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/294b82c061132c051c645ec3b1b83a31
2014-01-15 07:10:40

 実に見事な”芸術的大三角形”と申しましょうか。細川護熙・小泉純一郎・小沢一郎の三角連携が実質的に形成されることになったといえます。

 表に出るのは、細川・小泉の両氏だけです。小沢氏の姿は見えません。しかし、そこにこそ”藝術的”と評せる所以があります。

 細川・小泉の両氏が表舞台で、脱原発社会の構築という「文明史への挑戦」を意味するドラマを始める。小沢氏はあくまで舞台裏の目立たないところで選挙戦の実務に携わる”勝手連”です。これが安倍政権打倒の舞台仕立てです。

 小沢氏に対しては、「小沢嫌い」のアレルギーが依然強いから、あくまで勝手連の形をとる。小沢政経塾の塾生は420人ほどいるそうです。この小沢軍団は、ポスター貼りやチラシのポスティングをはじめ、さまざまな選挙活動に欠かせない 実動部隊として東京という大きな舞台で縦横に働きます。それは彼らにとっても、いずれ来る総選挙戦への実戦訓練になります。つまり、小沢勝手連は大きな戦力として期待できます。

 「人類が太陽を手に入れた」と喧伝された”原子の火”である原子力発電は、そのあとにできる超高濃度の放射能の廃棄物、いわゆる核のゴミを処理できないことが判明しました。プロメテウスがゼウスの目を盗んで天界の火を人類に与えてくれた物語は、その後の文明史としてはプロメテウスに返還せざるを得ない結末を迎えようとしています。

 ところで、宇都宮健児氏ですが、なんとしても細川氏への一本化を進めていただきたい。細川氏は76歳の後期高齢者です。宇都宮氏は9歳若い67歳。一本化にあたっては、共産党の判断が決め手になりそうです。

 共産党はこれまでも「自分だけが正しい路線」で、数々の選挙では民主勢力の票を割り、結果的に保守勢力を利する動きをしてきました。しかし、今回は歴史的な判断を下してほしいものです。

 主たる敵を明確にすること。主たる敵は、安倍政権であることは明確です。安倍政権を打倒することが、日本の喫緊の課題であることはいうまでもありません。

 宇都宮氏は、細川氏の次に回ることで何の問題もないではないですか。いやむしろ、細川氏の後継までも視野に入れた候補者選びは極めて重要です。

 日本の新しい歴史を開こうとする、平和・民主勢力は力を結集し、一本化のエネルギーで安倍政権をぶっ飛ばしましょう。やればできる。

 南の夜空に輝く「冬の大三角」は、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンだそうですが、いまも天空で静かにギリシャ神話の世界を語っています。日本の「冬の大三角」は、今から新しい日本を開く歴史の物語を始めてほしいものです。それは、日本の民主主義勢力が幅広く連帯できるかどうかの物語でもあります。

 日本の”希望の連帯”は、4日後の名護市長選でまず1勝をあげ、続いて2月9日の東京都知事選で2勝目。希望の年です。やればできます。きっと。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK159] (1)(2) 緊急ブログ「東京都知事選」日本のためにいかなる選択が必要か/福島・沖縄・東京・そして全国に




猪瀬前都知事の徳州会からの資金提供を当然ながら東京地検は徳田氏の公職選挙法違反の強制捜査当時から把握していました。しかし捜査の本来の目的とは違うので保留と言うことになります。

2020年のオリンピック開催が決まり、その組織委員長に誰が就任するのか、この状況で流れが大きく変わりました。猪瀬前知事は自らが組織委員長に就任し、東京五輪開催を自ら取り仕切ると言うことで二期目も安泰と計算したようです。そして何よりも自分が東京五輪を招致したんだという勝手な陶酔感に酔い、周囲の空気も読めずに自ら東京五輪を取り仕切ろうとしました。

しかし安倍政権そしてJOCとその関係者としては、五輪招致の最大の功労者は安倍総理であり影の功労者は森元総理(実際にロシア等の票集めをしています)であるとの認識をしており、JOCの中にもその認識はありました。さらに猪瀬前知事は獲得した約460万票に錯覚したのか、都政内で無知を晒してしまい幹部職員との軋轢をおこし、さらには自民都連の大ボスである内田茂都議とも対立し、あまり知られていませんが創価公明党との親密さだけで都政の運営と言う状況も生まれていました。

つまり猪瀬氏は東京都政内でも、東京都議会内でも政府自民党内でも、全く人望も人気もなかったということです。とにかく都庁内の幹部職員の間からも何かと言うと460万人の都民の支持と、無知でありながら思い上がるという態度に悪評が多く立ち上っていました。

JOCからそして文科省からの森元総理の組織委員長就任と言う話に耳も傾けず、完全無視の態度をとり、東京都知事がオリンピックの組織委員長つまり東京オリンピック開催の最高地位を兼ねると言う猪瀬氏の思い上がりに、猪瀬氏以外は当然のごとく反発し、誰がと言うよりどういう経過がはっきりはしませんが(推測されてはいます)猪瀬氏が徳州会からの資金提供という検察からのリークとなりました。この時点で猪瀬氏の辞任は決定したと言えます、自民元幹事長の中川氏と小泉元総理の動きもこの時点ころから確認されています。

このような経緯のおかげで、東京都民は、政治家の自己都合や自己だけの思惑の為だけで、わずか二年と少しの間に数百億円という都民の税金を使い三回もの都知事選ということになります。1400万人の都民にその意識はあるのでしょうか? 今度の選挙こそ、私利私欲のない政治屋でもない、本当に日本のために東京都と都民の為になる人物を選ばなければなりません。

年末に細川元総理が小泉氏支援で出馬の可能性があるということを総理官邸の菅官房長官に伝えたのは中川元幹事長です。安倍総理、菅官房長官は自らも画策しておきながら情報を入れてくる中川氏に警戒しつつも、小泉氏を説得したりとの接触は突然の脱原発宣言の経緯からも即座に無理があるとの判断をして、それもやむなしとの返事を中川氏に伝えています。年明けにはわざわざ14日に細川・小泉会談により出馬が決定するとまで官邸に連絡してきました。

内部分裂により安倍総理に擦り寄っているみんなの党の渡辺代表は、早速細川元総理に佐川急便の資金提供について追求すると、安倍政権にゴマすりしていますが果たしてどこの場で追求するのでしょうか? それよりまるで細川元総理がいかにも当選するかのごとくの発言にはその程度にどうしても?となります。

細川氏は仮に当選しても都知事であり国会とは関係なく、都議会というならみんなの党はわずか3議席であり、しかも別れた江田議員ラインとも言われており、質問追及の機会があるのかも疑問です。保守回帰を謳い、安倍政権に協力するなら田母神氏の支持を表明するのがみんなの党の支持拡大も狙え、それが政治家としての先見の明・政治家としての器量と言えるのではないでしょうか? ご本人も当時は秘書をしておりご存知と思いますが、父君の故渡辺美智雄氏は、細川氏を頼り佐川急便から資金提供を受けています。やぶへびにならなければと思います。ここは黙って田母神氏の支持に廻ることがベストであると助言申し上げます。

安倍総理・菅官房長官周辺の読みとしては、一方で自民が公明と進めている舛添氏の擁立に対し、除名処分の舛添氏よりも、公明党も細川政権に参画していることから自民が細川氏支持に動いたらという中川氏の画策ではないかと推察したようです。舛添氏と、やはり元は自民党田中派の引きで参議院に当選し、小沢氏主導の下で自民をバラバラにした細川氏とを比較して、さらには安倍政権の原発政策に真っ向から対立する選択肢はありえないと即決に判断するに至ったと思われます。

しかし一方で自民党内には麻生副総理を筆頭とする保守グループから舛添氏の支援については猛烈な反対がありました。それは今でもまだくすぶっています。田母神氏の支援を強烈に個々の議員に働きかければ、舛添氏を公認でも推薦でも支援でもない、表立っての応援ではないと言う自民の方針にもまだまだ影響を及ぼせる可能性もあります。

私の8日のツイート
「自民党の都知事候補の選定に、自民党内で対立があります。自民党都連の会長は石原伸晃議員で、石破幹事長と二人が主導権です。自民の調査では桝添氏の支持率高く、桝添氏で党内調整を進めていますが、保守勢力(中心は麻生副総理「田母神氏推薦らしい」)が除名処分理由に猛反対しています。」

私の13日のツイート
「東京都知事選出馬の舛添氏、何故自民から除名されたか忘れてはいけません。当時支持率下がる自民に愛想尽かし、総理候補NO1とかの自意識過剰で散々自民を批判し、当時の麻生総理に向かいバカ呼ばわりまでしています。新党に失敗し昨夏の参議院選も資金なく不出馬。創価学会支援で勢いづいただけです。」
 
これにプラスして安倍総理は立場上あまり露骨には出していませんが、自民党保守グループに蔓延する公明党アレルギーです。公明党と連携する舛添氏の支援に回ることにさらに大きな抵抗があったと思われます。自民保守グループとしては、年明けの田母神氏の出馬宣言に動揺が走ったと言われています。自民党として田母神氏を推薦したいが反対者も多くいます。麻生元総理にはすぐさま、麻生政権下で田母神氏の首を切ったのに支援はないだろうとの批判がされました。

ここで少しそれますが田母神氏解任の真相は、決して麻生総理が首を切ったというわけでは有りません。田母神氏のアパグループへの懸賞論文は、言論の自由の範囲であると言うことは認めています。ただ政府の踏襲してきた政府認識と政府の一員(これも文民統制との問題から議論があります)として一致しておらず(政府見解とは異なる)相応しくないとして、マスコミ始め野党の批判が集中してしまったのです。さらに自民党の前防衛大臣の石破氏がかつての部下であり、本来は擁護に当たる立場の人間が猛烈に田母神氏を批判するに至りました。幹事長権限で自民党が絶対に田母神氏支援に乗り出せない理由は石破氏にあります。

麻生政権としては政権発足から間もないこともありこれ以上騒動が大きくなることを恐れ、一日早いが退職すると言うことで通常退職(退職金も年金も支給)と言う手続きにしました。処分となると退職金や年金にも影響が出かねません、むしろ麻生総理は田母神氏を守ったと言えます。しかし残念ながらそして田母神氏にも屈辱だったと思われますが制服を着ての退任式は執り行われませんでした。

その後、麻生元総理は地元福岡での田母神氏の講演等には推薦したりして協力をしています。自民党内の保守グループとしては、それも安倍総理も口には出せませんが田母神氏とは交流しており、誰しもが田母神氏を推薦したいのは周囲からも漏れ伝わっています。どこかの事情も知らない左翼だかの無知の人が、麻生元総理が田母神氏を支援するわけないだろ、そんなデマに乗るネットウヨ等との批判展開をしていますが、全く当たっていません。

年末にかけて自民党内では誰が都知事に相応しいか世論調査もしています。安倍総理は当初は抜群の人気と保守を売り物にする丸川珠代議員を念頭に置いたと思われます。しかし世論調査の結果は舛添氏でした。そして公明党からの推薦もあわせ舛添氏の支持に動いたのが、政策も近い石破幹事長です。しかも公明党はかなり強く舛添氏を推薦してきており、安倍総理は黙認と言うか自民党都議連に一任となりました。安倍総理や菅官房長官周辺では公明党が、舛添氏と細川氏との両てんびんということも充分理解していたようです。最も誰しもが細川反自民政権に公明党が参画したことを忘れるはずはありませんし、舛添氏の離党騒ぎも同様です。

私のツイートです
「舛添氏の擁立を強く推したのは公明党創価学会です。厚労大臣の時の公明党との強い結びつきがあり、都内の創価学会票の約100万に自民も折れざれを得ず、舛添氏による離党の侘びを入れる形で決着しました。都知事選なければ創価大学の教授の予定、渋谷の初台によく通いますが隠し子のところですか。」

「創価公明党の汚さ。舛添氏を強力に推薦しながら自民党を表面に立たせ、一方では細川元総理にも支援の囁きをしています。平成5年の時公明党は小沢一郎に乗り、非自民による細川連立政権に参画しています。とにかく勝ち馬に乗りたいだけ、田母神氏当選すれば自民は与党に廻れますが公明は絶対無理です。」

私の舛添氏に関するツイートです
「都知事選出馬の舛添氏は、やっと自民復党認められた鳩山邦夫氏と東大政治学科の同級生。二人とも文化部の完全ノンポリ。片山さつき氏との離婚原因はDV。片山氏と離婚前に女作り子供も、結婚せず別の女と結婚しロンドンで離婚。現妻以外の今の愛人は湯河原の別荘にいます。女性票は無理です。」

「東京都知事選出馬の舛添氏、何故自民から除名されたか忘れてはいけません。当時支持率下がる自民に愛想尽かし、総理候補NO1とかの自意識過剰で散々自民を批判し、当時の麻生総理に向かいバカ呼ばわりまでしています。新党に失敗し昨夏の参議院選も資金なく不出馬。創価学会支援で勢いづいただけです。」

決して援護するわけでも有りませんが、ちなみに舛添家は永年続く立花藩の家臣で、朝鮮の血が入っていることはあり得ません。父親が選挙でハングルも記していたとあるようですが、当時は朝鮮人にも選挙権があり父親だけがハングルを記したわけでもありません。母親も長年続く商家の出です。何かテレビで朝鮮の血が入っていると本人が言ったとか、私は何かの間違いだと思います。舛添氏を批判するのに間違いを指摘されると田母神氏支援にどんな支障となるかわかりません。参議院に選出された過去があるわけですから日本人であることは間違いありません。正攻法で舛添氏の反日発言や政策そして女性関係のだらしなさ、暴力団との付き合いそして姉の生活保護等を堂々と批判することが良いと思います。舛添氏の創価公明党とのつながりについても一部はツイートしましたが、何と言っても一番の理由は、舛添氏の現在の妻は創価学会の幹部ということです。

私の細川氏に関するツイートです
「都知事選に細川元総理が、小泉元総理の支援により脱原発を政策に掲げて立候補する可能性が高まりました。原子力にかかる政策は東京都ではなく国家・政府という国レベルの政策です。国政選挙と東京とはいえ一地方知事の選挙は争点が違います。小泉元総理は辞めた総理は口出ししないとの約束違反です。」

「東京都知事は脱・反原発に何も具体的には出来ません。脱・反原発なら小泉・細川元総理も知名度から訴えるだけで充分影響力があります。実際に政策に反映したければ国政選挙で訴えるのが筋です。小泉元総理は自ら表面に立たず細川元総理を利用せず、政治の弟子の安倍総理を脱原発で説得すれば良い。」

「細川元総理は熊本県知事を務めた際に公共施設の建設を推進し県の財政を悪化させ、失政と評価されています。熊本県ではおらが国のお殿様として許されますが、西部の堤義明氏と組み国立公園内に阿蘇プリンスの開発も認め、軽井沢の雲上の池高級別荘地に吉永小百合と並びで別荘をもらうなど黒いです。」

「靖国の英霊に対し、心ならずもと怨霊にした小泉元総理、皇室に不敬だらけのあの菅直人元総理、ただ利権と覇権目的の小沢議員、三年半の悪政により国益損ねた民主党、こんなグループを背景に当選が目的の出馬ではないと言う細川元総理。麻布のイタリア料理店で見かける30代の女性は週刊誌ネタです。」

「細川元総理、アートネーチャー社員に頭は自社製品と告発は愛嬌として、佐川急便からの1億円は佐川急便事件の一つである脱税事件に当時の野村證券の田淵節也氏ともみ消しに動いた説もありました。天草リゾートに関する疑惑もありました、女優のDFさんとはまだ六本木ヒルズで継続中ですか?」

「細川元総理、盛んに言われる浅野ゆう子愛人説ですが、前ツイートのDFさんは浅野ゆう子の後です。さらにお手つきと言われた議員当時の女性秘書は、小池百合子議員の秘書を女性問題で辞めた、現維新の会の中田議員と結婚。細川・舛添両氏、そして宇都宮氏の日弁連会長選挙の疑惑、目白押しです。」




(2)につづく・・・


(1) 緊急ブログ「東京都知事選」日本のためにいかなる選択が必要か 日本のために
http://fornihon.blog.fc2.com/blog-entry-502.html
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今回の都知事選、都知事にはオリンピック開催に向けて、国からも東京都へ莫大な交付金等が予算として割り当てられインフラ整備、そして諸設備等の利権も生まれます。それぞれの政党は公認ではなく推薦なので、何としても保守勢力の一本化が必要です。利権まみれの五輪を忌避できる人物こそ都知事に相応しいといえます。

国会に法案提出必至のカジノ、五輪会場となるお台場がカジノ候補地です。マルハン・旧アルゼ・フジテレビ・みずほ銀行等が背景にあります。誰が知事になってもその利権獲得に多くの人が群がってきます。雑音に左右されず、日本の表玄関東京に誰が一番相応しいか、都民の良識が問われます。東京都知事は、あくまで都政の執行者であり国政の選挙ではありません。秘密特定保護法・原発・集団的自衛権等は国政の問題であると元日弁連会長だから理解していると思います。都民の暮らしをどうするのか、予想される直下型地震への対策は、治安の維持はどうするのか、せめてこのような政策を聞いてみたいと思います。

東京都知事選はどうやら愛国真正保守と、左翼赤と、女たらしと、都政では無理な原発の争いになりそうです。それにまだあきらめてない後だしじゃんけん狙う無能が立候補すれば当選ラインが下がり、愛国真正保守に可能性集まります。確実にネットや周囲への呼びかけをし、都民としての良識を示さなければなりません。

細川元総理を支援する小泉氏ですが、大きな矛盾があります。そもそも小泉氏が首相かつ自民党総裁だった平成15年、自民党は衆院選比例代表に関し「原則として公認時に 満73歳未満」との候補者選定基準を正式決定しました。小泉元総理は「首相や総裁の経験者」といった例外を設けることなく、宮沢喜一氏、中曽根康弘氏の首相経験者2人に自発的な引退を促し、党の若返りを図った経緯があります。小泉氏は当時、両氏の進退について「ご本人が判断すべきものだが、引き際があるんじゃないか」と記者団に語っていました。同年に行われた衆院選の街頭演説でも「世代交代しなければならない。いつまでも年寄りが政界で頑張ってちゃいかん」とも述べています。

細川元総理は昭和13年1月生まれの75歳です。今月の14日の誕生日には76歳となります。2020年東京五輪開催時に都知事であるとすれば82歳です。年齢差別をするつもりは全くありませんが、かくしゃくとした姿を世界に見せられると言う保障は何もありません。やはりあまりにも高齢であると言わざるを得ません。そして熊本県知事、そして総理と決してその政治手腕に評価があるものでもありませんでした。

小泉元総理は信念を曲げずにブレないことで定評があります。ただ、「73歳定年制」を厳格に適用した過去があるのに細川元総理を例外扱いするとすれば、誰もが納得のいく説明を求められることになります。さらに引退した政治家、特に総理は決して口出ししないとも述べていました。

舛添氏が優位といわれていますが、まだまだ自民党も一枚岩ではありません。「党本部も都連も一糸乱れず選挙戦を戦う」との方針では一致していますが、舛添氏は自民党を批判して離党して党から除名された過去があり、自民党党内にアレルギーは強くあります。都連が舛添氏を推薦したのも「党内で舛添氏を積極的に推す人は少ないが、他に候補者が見当たらない」(都連幹部)というのが本音で、不戦敗を防ぐためにしぶしぶ支援するというのが実情のようです。 こうした事情に都議会で同じく与党を形成する公明党が舛添氏を推薦しており、東京都における創価学会票が計算できると言う背景もあります。舛添氏が自民離党に対する謝罪を自民党都連にするということで手打ちになりました。舛添氏も過去の都知事選を良くわかっており、公明党との関係そして自民の反舛添も理解しておりあくまでも「無所属」を前面に出してくると思います。

公明党は昨年7月の参院選(比例代表)では東京都内で68万票を集めています。都議選でも、都全体ではこれまでもコンスタントに60〜70万票を集めています。自民都連幹部からは早くも「当選ラインは200万票」との見通しが出ていますが、公明党による確実な票数は候補者にとっては極めて優位であると言わざるを得ません。

元日弁連会長の宇都宮健児氏=共産、社民両党推薦=が出馬を取りやめ、「脱原発統一候補」として細川氏を支援することになれば、状況は一変する可能性もあります。前回都知事選(24年12月)における宇都宮氏の得票数は96万票もありました。菅直人元首相は9日付のブログで「宇都宮さんは良質な候補者だが、社共の支持だけでは当選は難しい。細川さんが立候補を決めれば原発ゼロを求める都民は、当選可能な細川さん応援に集中すべきだ。細川さんであれば、たとえ舛添さんが出馬しても、十分当選できる可能性があるからだ」と書き込んでいます。

いずれにしろ、細川氏擁立に深くかかわったのは細川本人と小泉元総理、それに小泉側近の元官房長官・中川秀直、細川に近い元経済企画庁長官・田中秀征の4人です。ここに鳩山ルーピー・菅直人・小沢一郎という三悪トリオが絡んできています。

こうした状況を見るにつけ、東京都知事に一番相応しいのは、真正保守であり利権に巻き込まれることは可能性として一番低い「田母神氏」しかいないのではないでしょうか。

私の田母神氏に関するツイートを列挙します。
「田母神元航空幕僚長は、米・英・ロシア・南朝鮮・中共・シンガポール等の国の軍のトップとの交流親睦もあります。せっかくのキャリアを自民党がつぶし、民主党は敵視します。私は行動する保守という事で理解支持しますが、誰かに利用されるのではなく、国としてキャリアを活かして欲しいと願います。」

「田母神元航空幕僚長、その経歴の格からして防衛大臣こそ相応しく、青島・猪瀬でも出来た都知事にはなって欲しくありません。保守政党結集しての推薦ならともかく、チャン桜だけでは保守票の分散になり左翼候補宇都宮氏を利するだけです。安倍政権での防衛大臣として国家安全保障会議が適任です。」

「私は田母神氏を支持しますが、支持すると決めた以上一切わき目も振らず、他にどんな候補が立とうが雑音に惑わされず、ひたすら出来ることを確実にやる、と言うことに専念すべきです。組織票がなくても東京は浮動票の選挙です。身近な人に確実に愛国保守を説き、一票一票積み重ね輪を広げることです。」

当初はせっかくの経歴ですから、東京都知事で勿体無いと思いましたが、ご本人の立候補が確認された以上は、何としても当選するべく私に出来る限りの事をしたいと思い実行しています。東京都は日本国の一地方かも知れませんが、首都東京として日本の表玄関です。元空軍のトップが東京都の顔になると言うことは世界的にもとても大きな意味を持ちます。ましてや安倍政権と言う日本国の真正保守政権と、首都東京が共同歩調を取れる真正保守は田母神氏しかいません。

東京都民の皆さん、首都東京を
・ 脱原発だけの、過去はとても親日とはいえない政策の老人
・ 保守とはいえない、創価も支援する女たらしの元学者
・ 左翼の真っ赤な弁護士
らと
・真の愛国者であり保守の元軍人
のどちらが本当に相応しいかどうかを真剣に考えていただきたいと思います。若い人も日本の将来がかかります、日本を守るために投票には是非行ってもらいたいと切望します。都民の一票一票に国の将来がかかると言っても過言ではありません。石原維新の会共同代表以下旧立ち上がれは、個人の立場として全面支援にあたります。今回の都知事選には真正保守としての底力を世界に向けても発信しなければなりません。中韓への牽制ともなります。マスコミは細川・舛添の一騎打ちとして報道し、一番都合の悪い田母神氏のことはスルーすると思います。日本を守る自衛隊、そして警視庁が誰を支援するかはご想像の通りです。何らかの諜報としての仕掛けをするかもしれません。選挙戦に向けどうすべきかはツイートしてあります。田母神氏の都知事当選目指して出来る限りの事をします。皆さんの支援と共に一緒に戦いたいと思います。

おわり



Written by Taro Inoue



(2) 緊急ブログ「東京都知事選」日本のためにいかなる選択が必要か
http://fornihon.blog.fc2.com/blog-entry-503.html
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福島・沖縄・東京・そして全国に 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」


  http://fujiwaranaoya.main.jp/140115.mp3
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http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2014/01/201415-01f8.html
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http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 孫崎享氏 安倍・オバマ関係は歴代首脳と比べ非常に悪い状況(週刊ポスト) 
孫崎享氏 安倍・オバマ関係は歴代首脳と比べ非常に悪い状況
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140115-00000010-pseven-soci
週刊ポスト 2013年1月24日号


 現在、靖国参拝などをめぐり安倍晋三政権が置かれている危機的な国際情況を、日本人は分かっているのか──。外務省OBの孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、天木直人氏(元外務省駐レバノン大使)の2人が緊急対談した。

孫崎:先日、鳩山(由紀夫)元首相に会ったんですが、鳩山氏は年末にルース前駐日大使と会談して、こんな話を聞いたというんです。「日本では靖国参拝についてアメリカが何も警告していないと受けとられているが、決してそんなことはない。我々はダメだと何度も言ってきている」と。ルースは怒りに満ちた話しぶりだったそうです。

 昨年10月にヘーゲル(米国防長官)とケリー(米国務長官)が来日したときに、靖国でなく千鳥ケ淵の戦没者墓苑に行っていますが、これも「靖国に行くな」という明確なメッセージでした。

天木:日本のメディアのなかには、アメリカの安倍批判はそれほど強くないなどと書く報道もありますが、大きな間違いです。

孫崎:安倍首相やその側近はアメリカの反応を重く捉えていないか、あるいは、外務省が現在の日米関係の状態について正確な情報を伝えていないか、どちらかではないか。

天木:外務省は伝えているはずですよ。安倍首相が真摯に聞かなかったか、官僚が強くはっきり言わなかったかのどちらかでしょう。

 いまの安倍政権は人事に関して絶大な権限をもっていて、菅官房長官も新春の対談(元日付読売新聞)で人事がすべてだと明言している。だから、殿のご乱心を羽交い締めしてでも止める気概のある者がひとりもいなかったということです。

 マスコミも問題で、新聞社の幹部は安倍首相とメシを食っているばかりで、「日米関係を損ねてはいけない」と詰め寄らないから、首相も気がつかないんです。

孫崎:しかし、これは本当に深刻な問題ですよ。ちょっとコミカルなネタですが、中国の駐英大使が「日本はハリー・ポッターに出てくるヴォルデモートという悪役と同じだ」と述べたと、英紙の『デイリーテレグラフ』が伝えたんですが、すぐにこれを追っかけて、アメリカの外交専門誌『フォーリンポリシー』が「安倍首相はヴォルデモートか」という記事を載せている。アジアでは中韓だけでなく、シンガポールなどでも反発が起きています。


天木:国際的に見ると、日本は孤立してしまった。

孫崎:日米関係も同様で、世間では安倍政権になって日米関係が改善されたと思われていますが、実際は逆で、安倍・オバマの関係は、歴代首脳のレベルと比較しても非常に悪い。昨年は、首相が訪米しようとしてもなかなか実現せず、実現しても昼飯を挟んで1時間40分だけ会ったと。

 他方、習近平はどうかというと、2日間カリフォルニアで一緒に過ごしている。オバマが中国と日本のどちらを大事にしているか明白で、非常に難しい時期に来ていることを日本人は気づいていないんです。
 
天木:外務省が12月に発表した、米国で実施した対日世論調査の結果を見ても、「アジアで最も重要なパートナー」は中国(39%)が1位で、日本(35%)は初めて負けた。これを深刻に受け止めるべきだが、マスコミも国民も現実に向き合おうとしていません。

【プロフィール】
●孫崎享(まごさき・うける):1943年生まれ。外務省入省後、外務省国際情報局長、駐イラン特命全権大使などを経て、2009年に退職。著書に『戦後史の正体』『アメリカに潰された政治家たち』など。

●天木直人(あまき・なおと):1947年生まれ。外務省入省後、駐米デトロイト総領事、駐レバノン特命全権大使などを経て、2003年に退職。著書に『さらば外務省!』『さらば日米同盟!』など。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK159] ワタツネなどの「安倍一族」に日本が乗っ取られてしまいそうだ(五十嵐仁の転成仁語) 
ワタツネなどの「安倍一族」に日本が乗っ取られてしまいそうだ
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-01-15
1月15日 五十嵐仁の転成仁語


 この人選には驚きました。「ここまでやるのか」という気がします。
 特定秘密保護法に関する「情報保全諮問会議」のメンバーのことです。座長には渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆が選ばれ、主査に永野秀雄法政大人間環境学部教授が就任されるそうです。
 その他のメンバーは、以下の通りです。

宇賀克也(東京大大学院法学政治学研究科教授)
塩入みほも(駒沢大法学部准教授)
清水勉(日本弁護士連合会情報問題対策委員長)
住田裕子(弁護士)
南場智子(ディー・エヌ・エー創業者)

 主査になられる永野先生は、私の所長時代に大原社会問題研究所の運営委員をお願いしたことがあり、私も良く知っている方です。専門はアメリカ法、環境法、防衛法、労働法などで、防衛法学会の理事などをされています。
 この人選にも驚きましたが、それ以上に驚いたのがワタツネ(渡辺恒雄)の登場です。87歳にもなろうという悪名高い人物がしゃしゃり出てくるとは、この法律を安倍さんがいかに重視しているかを示しているようです。
 しかも、閣議決定された「審議会等の組織に関する指針」では、「会長等は合議体の自立性を重視し、委員の互選により定めること」「委員がその職責を十分果たし得るよう、高齢者については、原則として委員に選任しない」とされています。渡辺さんほどの高齢者を合議や互選ではなく勝手に決めることは、この「指針」に明確に反していると言わなければなりません。

 「情報保全諮問会議」は「第三者機関」もどきであって、中立性や自立性に疑問があると批判されていました。安倍首相の「お仲間」である渡辺会長をトップに据えた今回の人選は、この批判が正しかったことを実証していると言えるでしょう。
 このままでは、「情報保全諮問会議」は「情報保全」の名目による情報の隠蔽を合理化する役割を担うことになりそうです。そうならないように、他のメンバーの方に頑張ってもらうしかありません。
 委員には、日本弁護士連合会情報問題対策委員長の清水勉弁護士も入っていますので、会議の透明性を担保し、少なくとも何が議論されているかが国民に分かるようにしてもらいたいものです。「審議会等の組織に関する指針」には、「会議又は議事録を速やかに公開することを原則とし、議事内容の透明性を確保する」と規定されているのですから……。

 それにしても、安倍首相の息のかかった「お仲間」の増殖には目に余るものがあります。日銀の総裁に黒田東彦、内閣法制局長官に小松一郎、NHK経営委員に長谷川三千子、百田尚樹、本田勝彦、中島尚正、NHK会長には籾井勝人、そして今回の渡辺恒雄と、いずれも安倍首相に近い人々ばかりです。
 まさに、「安倍一族」の増殖と言うしかありません。このままでは、安倍さんの意を呈して行動する「安倍一族」に日本社会が乗っ取られてしまいそうです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK159] [CML 028958] 細川護熙の都知事選出馬でブラック企業を争点に
[CML 028958] 細川護熙の都知事選出馬でブラック企業を争点に
林田力Hayashida Riki info at hayariki.net
2014年 1月 14日 (火) 21:22:05 JST
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-January/028944.html

細川護熙元首相の出馬表明で東京都知事選挙(1月23日告示、2月9日投開票)はブラック企業問題を争点とする意義が一層高まった。細川護熙氏は佐川急便から1億円を借り入れていた問題を追求され、首相を退陣した過去がある。猪瀬直樹都知事が5000万円の借り入れで辞任を余儀なくされた後の都知事として相応しいか議論がある。実際、みんなの党の渡辺喜美代表は「もらったのか、借りたのかはっきりしないまま(首相を)辞めた」と批判した(「みんな・渡辺氏「細川元首相に佐川資金問題ただす」」産経新聞2014年1月12日)。

佐川急便事件は政治と金だけの問題ではない。佐川急便は古くからブラック企業として知られている。ブラック企業という言葉が生まれる前から悪名高い企業であった。ブラック企業の代表格であるワタミの渡辺美樹氏は佐川急便のセールスドライバーであった。佐川急便のブラック企業体質が後のブラック企業経営者の人格形成に影響を及ぼしたという分析もある。その佐川急便が存続・成長した背景には巨額の政治献金があったと指摘される。

「佐川急便が労働法違反を繰り返しても罪にとわれず、配送区域も次々に認可を受けてスピーディに全国展開していた裏には、このような形で自民党議員へ多額の資金提供をおこなっていたから」(新田龍「佐川急便はブラックor優良?手厚い福利厚生&待遇、体育会系ハードワーク…」ビジネスジャーナル2013年4月28日)。

東京都知事選挙は、ブラック企業から献金を受けてブラック企業が活動しやすい都政にするか、ブラック企業と闘う都政にするかの問題である。細川護熙氏が市民派にとって次善の候補者になるかも疑問である。貧困と格差の拡大した20年の間に政治の現場から離れていた人物が貧困問題に取り組めるか。果たして貧困ビジネス(ゼロゼロ物件、脱法ハウスなど)やブラック企業について認識があるか。次善を選択しなければならないならば、まだ舛添要一氏の方が庶民感覚に近いという考えも成り立つ。
http://hayariki.net/poli/hosokawa.html
--
 林田力Hayashida RikiDandarin (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) [Version Kindle]
http://www.amazon.es/dp/B00HGN89VQ

Amazon.co.jp: ブラック企業・ワーキングプアを考える eBook: 都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会, 林田力: Kindleストア
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HHCSY3O 

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/451.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 細川護煕氏都知事選出馬 当選ならお台場カジノ構想に影響か 選挙圧勝を確実視する向きも 
細川護煕氏都知事選出馬 当選ならお台場カジノ構想に影響か
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140115-00000003-pseven-soci
週刊ポスト2013年1月24日号


 細川護熙・元首相が東京都知事選への出馬を表明した。出馬を促したのは小泉純一郎・元首相。2人が脱原発を掲げて組んだことで、選挙圧勝を確実視する向きもある。

 急浮上した「細川出馬」の動きに震撼したのが首相官邸と自民党執行部だ。小泉氏と細川氏の都知事選連携を報じた本誌前号が発売されるや、自民党執行部は大慌てで情報の真偽確認に走った。自民党都連幹部は語る。

「都知事選で細川、小泉コンビが街頭演説に立てば、舛添(要一・元厚労相)はおろか、誰を立てても勝ち目はない。その勢いの前には、安倍首相が舛添の応援に立っても霞んでしまう。首相は小泉さんと比較されるのが恐くて演説に立てなくなるのではないか。

 かつて小泉さんが自民党総裁選で田中真紀子の応援を得て旋風を起こしたような状況が再現されかねない。“風”が吹けば、猪瀬前都知事をはるかに凌ぐ500万、いや600万票を獲得するかもしれない」

 自民党さえ「細川圧勝」とみているわけだが、安倍政権のダメージは都知事選の敗北だけにはとどまらない。

 本誌がこれまで再三指摘したように、東京都は東京電力の大株主であり、都知事は同社の経営に大きな発言力を持つ。安倍政権は東電柏崎刈羽原発の再稼働を推進しているが、「原発ゼロ」の細川都知事が誕生すれば、小泉氏とともに真っ先に再稼働反対を突きつけて安倍政権と全面対決に臨むことになるはずだ。

 東京五輪の利権の構図も根底から覆る。安倍政権は“都知事不在”のうちに五輪の大会組織委員会会長に森喜朗・元首相を内定させたが、会長人事には開催都市のトップである都知事の同意が必要となる。

「細川氏は熊本県知事時代、九州新幹線建設を無駄な公共事業と批判し、『熊本には新幹線はいらない』と着工を拒否した剛毅な一面がある。安倍政権が五輪に合わせて解禁しようとしているお台場のカジノ構想についても、『東京にカジノはいらない』と拒否する可能性がある」(細川氏を古くから知る大臣経験者)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「情報保全諮問会議」の問題だらけの人選(市民社会フォーラム)
「情報保全諮問会議」の問題だらけの人選
市民社会フォーラム (01/15)
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=24255


東京の杉原浩司(「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク)です。
たびたびすみません。[転送・転載歓迎/重複失礼]

あっと驚く人選となった秘密保護法に関する「情報保全諮問会議」。ここまでやるのか、という感じです。

17日には最初の会合が行われます。早急な対応、態度表明が求められると思います。とりわけ読売新聞会長・主筆(87歳)が座長を務めることは、やはり大きな問題ではないでしょうか。

また、ブログで清水勉弁護士が書かれていますが、議事録ではなく議事概要のみを公開する方針とのこと。議事録を公開するよう要求すべきと思います。清水弁護士には、まずはこの入り口で徹底して頑張ってほしいと思うのですが。

 ◇「情報保全諮問会議」のメンバー

座長 渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長兼主筆
主査 永野秀雄(法政大人間環境学部教授)    
   宇賀克也(東京大大学院法学政治学研究科教授)   
   塩入みほも(駒沢大法学部准教授)   
   清水勉(日本弁護士連合会情報問題対策委員長)   
   住田裕子(弁護士)   
   南場智子(ディー・エヌ・エー創業者)

 ※委員になられた清水勉弁護士が、委員を引き受けることにした経緯をブログに書かれています。

情報保全諮問会議の委員を引き受ける(清水勉)
http://d.hatena.ne.jp/shimizulaw/20140114/1389686705


また、以下のような閣議決定があるそうです。今回の人選はこれに抵触するのではないでしょうか。

審議会等の整理合理化に関する基本的計画(1999年4月27日、閣議決定)
http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/990524singikai.html

審議会等の組織に関する指針 
4.会長等 会長等は合議体の自立性を重視し、委員の互選により定めることを原則とする。

審議会等の運営に関する指針
2.委員の選任
(1)委員の選任
A 高齢者委員がその職責を十分果たし得るよう、高齢者については、原則として委員に選任しない。
(4)公開 
A会議又は議事録を速やかに公開することを原則とし、議事内容の透明性を確保する。

なお、特段の理由により会議及び議事録を非公開とする場合には、その理由を明示するとともに、議事要旨を公開するものとする。

【関連情報】
「第1回情報保全諮問会議」について
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201401/__icsFiles/afieldfile/2014/01/14/siryo.pdf

情報保全諮問会議:座長に渡辺読売会長 17日初会合(1月14日、毎日) http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m010062000c.html
情報保全諮問会議、17日に初会合 座長に渡辺恒雄氏(1月14日、日経)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1402N_U4A110C1PP8000/
情報保全諮問会議に読売新聞・渡辺恒雄氏ら(1月14日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140114/k10014479331000.html

諮問会議座長に読売会長=17日初会合−秘密保護法(1月14日、時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011400723

※発売中の『世界』2月号所収の海渡雄一さんの論文「もう隷従はしないと決意せよ〜秘密保護法廃止への課題と展望」は必読です。
「ツワネ原則」の視座から、安倍政権が乱立させつつある「情報保全諮問会議」を含む「第三者機関」もどきへの鋭い批判がなされています。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/453.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 1月15日の朝8時からの情報番組、都知事選のニュースはあとまわし、電事連・自民からの圧力?
1月15日の朝8時からの情報番組、フジとテレ朝の番組を見たが、どちらも都知事選のニュースは3番手、4番手扱い。

そして、驚いたことに、都知事選は原発だけが争点になるわけではないという話しを本気で述べている方がいた。

確かに、首都直下地震とか、東京オリンピックとか、高齢化、インフラの整備など課題は多い。また、エネルギー政策は国が決めるもので地方自治体が決めるものではないという話しもそれはそれで事実であるだろう。

しかし、脱原発の問題は、単に放射能が怖いというだけの問題ではない。再生可能エネルギーを使った持続可能な社会が出来るかどうかという問題なのだ。環境汚染のない、クリーンでかつ誰でも使えるエネルギーでの都市生活が可能かどうかという問題であり、そこには大規模集中電源から小規模分散電源への流れがあり、国だけではなく、一般市民の生活に直接かかわる地方自治体がどう動くかがとても重要な要素になる。

それだけではなく、原発から再生可能エネルギーへのシフトこそが首都直下地震や高齢化、高速道路などの老朽化などの対策になり、未来の自然と調和した都市生活を世界に提示するという意味で東京オリンピック対策にもなるのだ。

そもそも、電力会社の人たちはエネルギー問題の将来をどう考えているのだろう。大規模集中から小規模分散という流れは既に世界的なものになっている。そういった流れに逆らっても結局淘汰されるだけだ。短期の経営判断では脱原発はマイナスだろうが、より長期的な視点に立って判断すれば、今こそ脱原発をする好機ではないのだろうか。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 日本人クリスチャンの本質が問われてくるなあ
 当然日本人は普通いうユダヤ人でない民族、異邦人の範疇に入るから日本人クリスチャンは異邦人クリスチャンということになります。異邦人クリスチャンの方が圧倒的に多く現在ユダヤ人クリスチャンは世界でまだ二、三万人という。いろいろ説があるがあの十四万四千人はメシアニックジュウと言われるユダヤ人クリスチャンのことだそうだ。これがこの数に達した時歴史は一つのゴールになるという。

 ホンモノの日本人クリスチャンは当然反原発、反TPP、反カルト、反靖国、反ヤクザ、反パチンコになるね。ソーカナンミョー集団との生き残り競争に勝たなければならない。連中は日本支配、世界支配を夢見ているカルトで半端ではない。要所要所に中継人を置いて二十四時間三百六十五日監視していて集団でターゲットを攻撃して来るのである。よっぽどしっかりしていないと負けてしまう。どんなクソ集団でも集団の力は強い。でもキリストはこの世に既に勝っていると言われている。連中は真理から外れているのだからその内次々と馬脚を現すだろう。舛添の今の嫁さんはソーカのようだ。

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 浮世離れのお殿様の「脱原発」へのネガキャンは、「最低でも県外」の鳩山ポッポ叩きにさも似たり 
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-eec6.html
2014年1月15日 くろねこの短語

浮世離れのお殿様の「脱原発」へのネガキャンは、「最低でも県外」の鳩山ポッポ叩きにさも似たり&特定秘密を議論する「情報保全諮問会議」の座長がナベツネとは。馬鹿馬鹿しくて、言葉もありません&「秘密保護法廃止・安倍政権退陣を求める共同行動」

 浮世離れのお殿様・細川君とご隠居ソーリ・小泉君のツーショットで、皆さん、上を下への大騒ぎ。でもって、早速、ネガティブキャンペーンが始まりました。昨日の夕方のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、わざわさフリップまで作って「佐川急便問題」を引き合いに出す始末だ。ま、それだけ、「脱原発」を旗印にした二人のツーショットはインパクトがあったってことの証でしょう。

 「財政問題も福祉政策も東京オリンピックも、誰が都知事になっても取り組むべき当たり前の課題。そこに脱原発という大きなテーマを提示したことで、とてもわかりやすく、意義のある都知事選になった」ってな意味のことを、政治アナリストというよりも政界のこうもり男・伊藤君がコメントしてたが、珍しくこれは正論ですね。子供の養育費でもめている舛添君なんか、出馬表明の記者会見で脱原発に絡んだ質問されて、目を白黒させて弁解に大童でしたからね。こうやってハッキリと争点化しちゃえば、自ずと脱原発にどれだけ真剣に向かい合ってるかがわかるってことです。

・「脱原発」争点に 細川・舛添氏 出馬正式表明
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014011590070637.html

 悩ましいのは、宇都宮君です。お願いだから、「総理時代には原発推進だったじゃないか」とか「佐川急便問題はどうなんだ」とか、TVのワイトジショーみたいな低レベルの議論吹っかけるのはやめてほしい。2、3日前の東京新聞「本音のコラム」で、ルポライターの鎌田慧さんが、「脱原発運動が分裂しなければ勝てる選挙」「統一候補によって都政を変え、福島の原発被災者に対する援助は、電力の大消費者だったわたしたちの責任でもある」と書いていたが、ホント、角突き合わせてる場合じゃないのだ。社民党あたりは、細川・宇都宮で話し合って一本化してほしい、って言ってるみたいだけど、果たしてどうなることやら。知事細川+副知事宇都宮でも知事宇都宮+副知事細川でもいいから、どうにかならんもんでしょうか。

 ところで、特定秘密の指定や解除の統一基準を首相に諮問する有識者会議「情報保全諮問会議」の座長にナベツネが就任することになった。卑しくもジャーナリズムを標榜するグループ会社の会長が、特定秘密に関わる諮問会議の座長に臆面もなく就任するってのは、どんな神経してるんでしょう。御用新聞って自分で宣言してるようなもんですね。これじゃあ、有識者じゃなくて、非常識者ですね。

 東大大学院の宇賀克也教授、駒沢大の塩入みほも准教授、日本弁護士連合会情報問題対策委員会の清水勉委員長、弁護士の住田裕子、ディー・エヌ・エー創業者の南場智子、なんてのがメンバーに名を連ねてるけど、なかにはなんじゃこりゃっていうのもチラホラ。ま、カタチばかりの会議とはいえ、レレレのシンゾーの周りにいるひとたちの「器」ってのがなんとなく仄見える人選ではあります。

・情報保全諮問会議:座長に渡辺読売会長 17日初会合
 http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m010062000c.html

 で、その特定秘密保護法案だけど、ジャーナリストや作家たちが法案廃止と安倍退陣を求める運動を展開するために立ち上がったね。こうした運動がいたるところで起きて、そのひとつひとつが結びつくことで大きなうねりが生まれ、そのうねりに翻弄されてレレレのシンゾーが沈没すればこんな愉快なことはない。

・秘密保護法:廃止運動を展開へ 澤地久枝さんら会見
 http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m040074000c.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川(with小泉)が「脱原発」を掲げて都知事選に出馬&舛添、自民は原発争点の回避を望む (日本がアブナイ!) 
http://mewrun7.exblog.jp/21572641/
2014-01-15 11:07

 昨日14日昼、細川護煕元首相が、小泉純一郎氏とホテルで30分ほど会って、都知事選出馬について協議を行なった。

 会談後、報道陣の取材に応え、細川氏は都知事選の出馬を決断したことを表明。2〜3日中に、正式に出馬会見を開くと発表した。(・・)
 また、小泉氏は、「脱原発」の一点を実現するために、細川氏を全面的に支援し、当選に助力することに意欲を示した。(**) 

 民主党は、昨年来、細川氏に出馬要請を行なっていたのだが。細川氏は、特定の政党の支持を得ることを望んでいないことから、各議員が勝手連の形で選挙支援をすることに決定した。<生活その他の党も、勝手連の形で支援することを検討しているようだ。>

 また同じ「脱原発」の公約を掲げている宇都宮健児氏(前日弁連会長)が、細川氏と共闘するのか否か注目されているのだけど・・・。
 宇都宮氏は、ワン・イッシューの選挙戦は好ましくないこと、細川氏の脱原発や他の政策に対する考え方がわからないことから、現時点では共闘や一本化の話はできないと発言。宇都宮陣営は、細川氏に公開討論を呼びかけているのだが、まだ回答はないという。

 宇都宮氏を支持する政党では、社民党の吉田党首が一本化に対し前向きな姿勢を見せているものの、共産党が元自民党の細川ー小泉コンビとの共闘には難色を示していることから、最終的に一本化できるかどうか、ビミョ〜な状況にある。(~_~;)   
 
* * * * * 

 細川氏と小泉氏は、会談後、報道陣の質問に対して、このように語っていた。

『東京都の猪瀬直樹前知事の辞職に伴う都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明した細川護煕元首相(76)と、支援する小泉純一郎元首相(71)が14日、都内のホテルで会談後、記者団の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。

 −−会談ではどんな話をしたのか

 細川氏「今度の都知事選の問題もそうだが、いろいろ国の抱えている問題全般について忌憚(きたん)のないお話をした。『私も都知事選に立候補する決断をした。ぜひ小泉元総理の強力なご支援をお願いをしたい』と申し上げ、(小泉氏から)『よし、自分がやるから』という話をいただいたので、非常に心強く思っている」

 −−立候補を決断した最大の理由は

 細川氏「今の日本のさまざまな問題、特に原発の問題などについて、非常に私なりに国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからだ」

 −−出馬が野党再編につながると考えているか

 細川氏「そこまで考えていない」

 −−小泉氏は細川氏をどういった形で支援していこうと考えているか

 小泉氏「(細川氏とは)昨年10月お会いした。この国の形をどうするか、特に原発の問題で共感できることがたくさんあった。細川さんが都知事選に立候補する決意を固めたという話をうかがい、『心から敬意を表したい。私も喜んで積極的に細川さんの当選のために頑張る』とお伝えした」

 「演説会あるいはさまざまな会合があるから、そういう場で私が出ても良いのなら出て、(細川氏への)支持を訴える。『原発は都政とは関係ない』という人もいるが、私が一番重視しているのは原発をどうするかだ。原発がなくても日本は発展できるという点に、細川さんを支援する最大の価値がある。東京が原発なしでやっていける姿を見せれば、必ず国を変えることができる。国政にも十分影響を与えるだろう。だから、細川さんが当選できるように頑張る」

 −−都知事は東京電力とも深く関わる。どのように方向性を示していくか

 細川氏「具体的なことは数日中に出馬表明の正式な会見を開いて、そこで政策的なことも含めてお話をしたい。(会見は)一両日中、あるいは2〜3日中にはできるかと思う」

 −−一国の総理を務めた後に都知事選に出馬するのはどういった心境か

 細川氏「国の問題でも地方の問題でも、これは大事な問題だ。総理になっても、できることもあるしできないこともある。知事だからできることもあるし、できないこともある。原発問題は知事として非常にやりがいのある仕事だ。全力でやりたい」

 −−自民党出身者として細川氏を応援することで、日本の政治に変化をもたらそうという考えは

 小泉氏「今回の都知事選ほど国政に影響を与える選挙はないだろう。細川さんが当選すれば、エネルギー問題、原発問題(で)、国政を揺るがす大きな影響力を与える知事になると思う。いわば『原発ゼロでも日本は発展できる』というグループと、『原発なくして日本は発展できない』というグループとの争いだ。私は『原発ゼロで日本は発展できる』という考えに立っている。それは細川さんも同じだと思う。それが私の細川さんを応援する最大の理由だ」

 −−政界再編につながるということか

 小泉氏「それは分からない」』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 細川氏は、昨日1月14日が76歳の誕生日だったとのこと。(小泉氏は今72歳。)

 ホテルから並んで出て来た細川氏と小泉氏を見て、相変わらず「ダンディっぽい」ものの、2人ともかなり歳をとって、「おじ〜ちゃまになっちゃったな〜」という感じがしたのだけど。^^;

 とはいえ、今は70〜80歳台でも、様々な分野で元気に活躍している人は多いし。それこそ、石原晋太郎氏は80歳まで都知事を務めており、81歳の今も衆院議員&維新代表として活動しているのだから、知事としての公務や活動に支障がない限りは、OKだろう。(++)

<細川氏は93〜4年に首相を務めて、90%近い内閣支持率を誇っていたのだが。何分にも20年前のことゆえ、今、20〜30代の有権者はほとんど細川氏のことを知らない様子。
 それゆえ、自民党の都連会長である石原伸晃氏が、細川氏のことを「若い方が、割と知らないというのが、私の印象としては意外な印象を持ったところ」とけん制していたのだけど。東京都は高齢化が進んでいて、40代以上の有権者の割合がかなり多いのよね〜。(・・)>

 小泉氏は、相変わらず、短いフレーズでパキパキと質問に答えていたのだが。
「『原発ゼロでも日本は発展できる』というグループと、『原発なくして日本は発展できない』というグループとの争いだ」と主張。
 05年総選挙の「郵政民営化に賛成か反対か」と同じように、二者択一の形に持ち込もうとしていたことには「相変わらずだな〜」と感じると共に、「何だかな〜」と思ってしまったところがあった。(~_~;)

 ただ、「『原発は都政とは関係ない』という人もいるが、私が一番重視しているのは原発をどうするかだ。原発がなくても日本は発展できるという点に、細川さんを支援する最大の価値がある。東京が原発なしでやっていける姿を見せれば、必ず国を変えることができる」という言い方は、かなり説得力があったように思えた。(・・)

* * * * *

 細川氏は、11年3月に福島原発の事故が起きてから、原発問題に関心を抱くようになったとのこと。
 11年9月に、93年に日本新党結成にも携わった愛弟子である民主党の野田佳彦氏が首相になったことから、同氏にアドバイスを行なう機会があったようなのだけど。野田政権が、12年春に大飯原発の再稼動を決めたものの、12年夏になって「脱原発」に傾き、政府の方針として「2030年代までに原発ゼロ実現」という「エネルギー計画」を決めるに至ったのは、菅元首相らの説得や世論の動向に加え、細川氏の影響あったのではないかと見る人もいる。(・・)

 しかし、12年末に政権を奪還した安倍自民党は、基本的に原発政策維持or推進の立場。(~_~;)
 連立を組む公明党や党内の慎重派、世論の動向に配慮して、とりあえず原発依存率を下げることを目指すとは言っているものの、経済的な利益や軍事的な戦略(原発の核兵器製造能力&抑止力)を重視しているため、本格的に「原発ゼロ」ことは考えていない。(-"-)

 実際、安倍自民党は、今年初めにも民主党政権が作った「エネルギー計画」の根本的な見直しを行なうと共に、原発の再稼動をどんどんと進めると共に、原発の輸出も推進して行く方針でいる。(>_<)

 細川氏は、このままでは「原発ゼロ」の実現が困難になるという危機感を抱くようになり、同様に「脱原発」を目指す小泉氏と昨年10月に会談を行ない、脱原発活動で協力して行くことで意見の一致を見たという。(・・)

 とはいえ、講演などを行なうだけで、安倍自民党の政策を変えることは難しいし。当分、国政選挙が行なわれる予定がないことから、どうしたらいいものかと思案していたところ、昨年12月に、猪瀬前都知事が急に辞職することになり、今年2月に都知事選が行なわれることに。(・o・)

 細川氏は、かつてのブレーンに声をかけ、都知事選の対応を協議。当初は、自分が出馬するよりは、誰か自分と見解が一致する人を擁立したいと考えていたようで、民主党が、昨年末に、細川氏に出馬を打診した時には、要請を拒んだという。
<細川氏は、自分が出馬するなら小泉氏とタッグを組みたいと考えていたようなので、民主党に担がれての出馬という形をとるのもイヤだったのではないかと察する。^^;>

、ところが、細川氏は、昨年末から小泉氏も含め複数の人に打診したものの、色よい返事がもらえず。今年の1月6日に、池上彰氏と会食した際にも、同氏に出馬を打診したところ、「既に選挙特番の司会が決まっている」と断られ、「細川氏自身が出馬した方がいい」と言われたという。^^;(*1)
<1月初めに、生活の小沢一郎代表にも、出馬に関する相談を行なっていたという報道もあった。(・・)>

* * * * *
 
 他方、小泉氏は、昨年10月頃から、公の場でも積極的に「脱原発」をアピールしていて。何とか自民党政権の原発政策を変えさせようと考え、アチコチで「安倍首相さえ決断すれば、原発ゼロは実現できる」と訴えて、影響力を行使しようとしていたところがあったのだが。^^;
 安倍政権は、原発維持政策を変える気がなかったことから、業を煮やした部分があったのではないかと思われる。(~_~;)

<昨年12月17日に清和会(現町村派、旧森派)の会合に出た時も、小泉氏は「原発ゼロ」の話題を持ち出す場面があったとのこと。安倍首相本人には、「一番大事なのは国民の信だ。信なくば立たずだ」とアドバイスを送り、握手するだけにとどまったようなのだが。小泉氏としては、最後のメッセージを送ったつもりでいたのかも知れない。(・・)>

『小泉氏としては、持論の「脱原発」を掲げて首都決戦を制し、安倍政権に政策転換を促す考えとみられる。小泉氏は昨年11月の日本記者クラブでの記者会見で「原発ゼロは首相が決断すればできる」と主張。最近も、自民党幹部との会合で「安倍晋三首相が反原発を言えば、首相として盤石になるのに」とじれったそうに語った。
 しかし、首相は小泉氏の助言をよそに、原発再稼働を進める姿勢を崩していない。「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」。小泉氏は対決構図を単純化する得意の手法で、安倍政権を「敵」と位置付けた。(時事通信14年1月14日)』

 一部報道によれば、自民党時代に小泉氏の側近として&小泉改革派の中心格として活躍していた中川秀直氏らが、細川氏擁立に動いたとのこと。
 小泉氏は都政云々はさておき、あくまでも都知事選を制することで、安倍自民党に原発政策の方針を変えさせることを目標にしているようだ。(@@)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 他方、先に出馬表明をしていた舛添要一氏が、昨日の午後、正式に出馬会見を行なった。(・・)
 
『元厚生労働相の舛添要一氏(65)が14日、東京都庁で記者会見し、都知事選に無所属で立候補すると正式に表明した。「史上最高の五輪を目指し、東京から日本と世界を変える」として、2020年東京五輪の成功や首都直下地震に備えた首都高速改修などの防災対策、厚労相としての経験や自身の介護体験を生かした社会保障の充実などを公約に掲げた。原子力政策については「私も脱原発を言い続けている」「(脱原発か原発推進かという)白か黒かといった二律背反ではないんじゃないか」と述べ、都知事選の最大争点にはならないとの考えを示した。

 会見で舛添氏は「東京五輪を目標に明るい東京、日本にする」と、街づくりの中心に五輪を据える考えを強調。メインスタジアムとなる新国立競技場の建設計画は「もう一度再点検したい」と述べた。「都議会、都民の協力を得てオール東京で取り組む」と議会との協調姿勢も強調した。

 同日出馬を表明した元首相の細川護熙氏が「原発ゼロ」を唱えるエネルギー政策については「原発に依存しない社会は国民のコンセンサス」と述べ、都として再生可能エネルギーの拡大や省エネに力を入れる考えを示した。原発の再稼働は、立地自治体の声や原子力規制委員会の判断に基づき政府が決定すべきだとした。

 舛添氏は1999年の都知事選に出馬し落選したが、2001年の参院選で自民党候補として当選。07〜09年に厚労相を務めた。10年に離党し、自民党から除名されたが、今回の都知事選では自民党都連が推薦を決め、公明党都本部も支援する方針。(毎日新聞14年1月14日)』

 都知事選には、この他に元航空幕僚長の田母神俊雄氏、発明家のドクター中松など6人が出馬を表明している。<常連組のマック赤坂氏は、まだ出馬するか明らかになっていない。^^;>

* * * * * 

 『舛添に屈した安倍&自民党〜敵対していた舛添を都知事選で支援、負ければWの屈辱』という記事にも書いたのだが・・・。
http://mewrun7.exblog.jp/21553784/

 自民党では、石破幹事長や石原伸晃都連会長などは、「ともかく勝てる候補」の擁立を目指しており、早い段階から事前調査で常にTOPだった舛添氏の擁立を主張して、接触していたのであるが。
 舛添氏は、自民党時代から、党の閣僚や幹部(&特に安倍氏らの超保守派)を批判したり、対立したりすることが多かった上、10年に離党した際には除名処分を受けていることもあり、安倍陣営としては、ホンネのところでは、同氏を擁立したくなかったのではないかと察する。(・・)
<当選した後、東京五輪の準備(理念がらみ)などに関して、どこまで党本部の言うことをきいてくれるかわからないしね〜。^^;>

 しかし、安倍陣営は、他の候補を見つけ切れず。<最後は東京の副知事を出馬させようとしていたとか?> 
 ただ、公明党が舛添氏を支援する意向を示していたことや、民主党が先に舛添擁立に動く気配を見せていたことから、早く舛添氏を押さえなければという感じになった様子。^^;
 先週末、急いで舛添氏と自民党都議団との政策協議をセッティングし、最終的に都議会&都連レベルで「推薦」することに決めたという。<これも「推薦」するのか「支持」にとどめるのかもめたらしい。^^;>

 ただ、これは追々書いて行きたいと思うのだが。自民党内には、いまだに舛添氏のことを快く思っていない人や、シンジョー(信条&心情)的には田母神氏や細川&小泉氏に近い人が少なくないことから、本当の意味で一致団結して、舛添氏の選挙を支援できるのかどうかは「???」のところだ。(~_~;)

 また、公明党は、今後、舛添氏と政策協議を行なう予定なのだが。<昨日の午後も、行なったかも。>昨日の時点では、とりあえず「支援」する意向は示しているものの、「推薦」や「支持」をするかどうかは決めていないという。(・・)

* * * * *

 この会見は、細川氏が「脱原発」を前面に掲げて出馬する意向を表明した直後に行なわれただけに、舛添氏が原発政策について、どのように語るのか注目されていたようなのだけど・・・。
 
 舛添氏は、もともと「ゆるやかな脱原発」(原発依存度を下げて、将来的に原発ゼロに)を主張しており、今回の会見でも、まず最初に自分が「脱原発派」であることや、原発依存度を下げることが国民のコンセンサスとなっていることをアピール。
<これは「早期の原発ゼロ実現」を公約に掲げている公明党の支持者にも配慮した部分があったかも。>
 しかし、自民党の方針や政策に配慮して、再稼動は政府の判断に委ねる姿勢を示すと共に、原発政策を都知事選の最大の争点にすべきではないと主張した。(**)

* * * * *

 この辺りは、また今後、色々と書いて行くことになると思うのだが・・・。

 ともかく自民党としては、この都知事選で「原発推進vs.脱原発」がメインの争点になるのは避けたいところ。
 安倍内閣は、1月中に「エネルギー基本計画」の取りまとめを行なう予定だったのだが。公明党や党内の脱原発派の議員との間での調整に時間がかかることや、都知事選で原発政策が大きな争点になりそうなことから、2月に都知事選が終わるまで閣議決定を見送ることを検討し始めているという。(~_~;)

 また、舛添氏本人としても、できれば、原発政策の話はヨコに置いて、東京五輪の準備や防災対策、そして何より本人が最も力を入れている高齢者の生活や介護の対策を主に訴えて選挙活動を展開して行きたいことだろう。(・・)

 そして、mewも、ひとりの都民としては、原発政策をメインの争点にするのではなく、細川氏らの他の候補にも都政全般に関する政策をしっかりと示してもらって、有権者が自分の関心のある分野の政策を比較検討できるような状況を作って欲しいと願っているのだけど。

 ただ、細川氏(with小泉氏)が出馬するとなれば、メディアも原発政策を中心に報じることになると思うし。この都知事選を、全国の国民が改めて日本の原発政策のあり方を考え、安倍自民党の原発推進政策(原発輸出を含む)に歯止めをかけるビッグ・チャンスにしたいとも願っているmewなのだった。(@@)

                                   THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 2014/01/13 『沖縄名護市長選』選挙は辺野古を守る「最後の砦」 〜岩上安身による社民党・照屋寛徳衆院議員イン
2014/01/13 【沖縄名護市長選】この選挙は辺野古を守る「最後の砦」 〜岩上安身による社民党・照屋寛徳衆院議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119520
IWJの記事です。是非記事を視聴ください。

 照屋寛徳衆院議員は病気をされて、会話を聴くには苦労するが、文章にすると筋と構成と主張は明確な内容になっている。主張の内容は沖縄の辺野古移転反対派と同じで
(1)基地は軍事的要因ではなく政治的に推進されている。基地は軍事的に不必要な情勢にある。
(2)アメリカの必要性ではなく、日本政府が虎の威を借りて、推進している。
(3)沖縄の文化と自然を守って、基地以外で生活が成り立つ様に動きはじめ、効果が出始めた。

以下、岩上安身氏のツイートのコピーです。
 これより、13日(月)12時45分から岩上安身による社民党・照屋寛徳衆議院議員インタビューの模様を実況ツイートします。
岩上「現在は国対委員長をなさって、弁護士でもあられる。脳梗塞を患われて発話が少し困難ということで、スローペースでいきたいと思います。安倍政権は戦争遂行体制へ。外交はどこともうまくいっていない。沖縄も巻き込まれている」。
 沖縄の基地負担の軽減などを受けて、辺野古の埋め立て申請承認をしてしまった。安倍総理との会談で仲井真知事は『大変驚くべき立派な内容だ』と言った。安倍総理が言ったのは、単なる口約束。驚くべき立派な裏切り。仲井真知事は沖縄の尊厳を傷つけた。即刻辞任すべきだという決議が県議会で通りました。かつて革新大田県政の時に、沖縄振興予算は4000億円を超えていた。知事が承認したからと言って、埋め立ては開始されない。辺野古の美しい海を埋め立てるということは、全世界的な国際社会の大きな注目の的。海中にやぐらを組んで闘ったことも。

岩上「名護市長選は最後の砦。市長選のご解説をお願いします」。
 稲嶺さんは素晴らしい人だと思います。すべては子どもたち、名護市の未来のためと。末松さんは、金儲けのため、公約を破って国に屈服した。

岩上「先生はサイパンで1945年の激戦の中でお生まれになったと」。
 両親がサイパンに出稼ぎに行っていて、そこで捕まって捕虜になりました。アメリカの軍事支配の中で、日本国憲法が適用されない、基本的人権が適用されなかったことを身をもって体験してきた。稲嶺さんも同級生です。大学生になってから自ら(沖縄)復帰運動に参加するようになった。1969年ごろから、民族主義的な復帰運動から、反戦平和運動に変わってきました。1945年から72年まで、沖縄は憲法が全く適用されなかった。日米地位協定が沖縄に適用されるようになって、(沖縄本土)復帰から現在までも反憲法的な体制。憲法が適用されるようになっても、実質的には膨大な基地など、憲法が適用されていない。安倍総理が言う戦後レジームからの脱却というのは、大日本帝国憲法への回帰なのでは。天皇を元首にし、国防軍をつくる。憲法9条に反して国防軍がアメリカと一緒になって戦争をする。こんなことは絶対に許してはならない。基地の運用が県民の生活より優先されている。不平等な日米地位協定によって、県民の個人としての人間としての尊厳が侵されている。

岩上「憲法を踏みにじりアメリカと戦争し、新たな英霊を生むと。天皇が80歳の誕生日の時に発言された『日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました』という部分をNHKは削除して放送しました。天皇が80歳の誕生日の時に発言された『日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました』という部分をNHKは削除して放送しました。ミサイルが届くようなところに、なぜ、巨大な基地を建設するんでしょう」。
 3兆円の国民の税金による予算を使い、辺野古に基地を作ってアメリカにあげようとしている。沖縄に膨大な海兵隊が駐留する必要もないのに。政治の不作為で、沖縄に基地の負担を押し付ける。構造的な差別をずっととり続けている」。岩上「米軍があるから、代替施設をつくるという目的で沖縄に押し付けていると。米軍、日本政府のどちらがやっているのでしょう。日本政府だと思います。軍事基地も原発も、弱い地域に押し付けておけばいいという発想。

岩上「有事の時には真っ先にそこが標的にされる」。
 沖縄戦でも、日本軍の駐留していた島だけが攻撃されました。沖縄に膨大な軍事基地があるが、『3発のミサイルで吹っ飛んでしまう』と言われています。アメリカの国債を一番買っているのは中国。アメリカと中国が戦争をすることは、軍事・政治・経済的にも全くもってあり得ないこと。

岩上「米国は後方からの展開のため沖縄に基地がほしいと。しかし、3発のミサイルで吹っ飛んでしまうなら、同じ条件ですよね」。
 死の商人となるようなことがあってはならない。集団的自衛権の行使容認を認めることも許されない。

岩上「磯崎さん(首相補佐官)が言いましたね」。
 馬匹去勢法で軍馬を生産するために、沖縄在来の馬が去勢させられ、滅びた。戦争遂行のための軍事といういのは、伝統的な文化や国民の営みを破壊するもの。

岩上「当時、馬はロジスティクスを担うものだったわけですよね」。
 ジュゴンも生息できなくなりますし、希少な生態系である辺野古の海を埋め立ててはいけない。高江のヘリパッドも、山の希少な生態系が残されている地域。米軍の事件事故も多発する。しかし、地位協定で我が国の人権が侵害されている」。岩上「2010年の県知事選の時、伊波さんは筋金入りの県外移設派、仲井真さんは保守から出てきて県外移設と言ったのにころっと変わった。仲井真県政は死に体になります。

岩上「ひっくり返したということで訴訟もあるようですね」。
 辺野古埋め立て承認の取り消しを求める提訴を行います。

岩上「本土では、勝ち馬に乗るような人たちもいますが、沖縄は、ウチナンチュは粘ると」。
 粘り強く闘うんだと。

岩上「抵抗する精神の果てにあるものとは何か。自立ということ。琉球独立学会というものもあります。その学会に先生は論文をお寄せになっていると。
 私は学会員です。ネット右翼など、あらゆるところから(琉球独立論に)反発があることも承知しています。しかし、県民の中でこれに関する高まりがあることも事実。オスプレイ配備計画の中止を求めた建白書を沖縄41市町村長や県議会議長などが安倍総理に提出しましたが、これは県民の総意でもありましたが、これを無視して沖縄はいまだに日米の軍事植民地下におかれている。私は、ウチナーの未来はウチナンチュが決めるということをスローガンに、国会議員として活動を続けてきました。しかし、これまで国策によってこれが決められてきた。クーデターを起こすというようなことを独立論の人たちが考えている訳ではありません。

岩上「言葉遊びの居酒屋独立論でもなく、クーデターをする訳でもないと。これはアイヌでもあるそうですね。自治権の拡大というような政治的独立の考え方、国として、国家としての独立という考え方、いろいろあると思いますが、みなさんはどのように考えているのでしょう」。
 国として独立したいと考えている人たちもいます。私は学会の人たちと個別に議論を深めたことはありませんけれども、県民の中にも、可能であれば独立国家・主権国家として新しい国家をつくろうと考えている人もいるのではないか。自治権の拡大ということを考える人もいる。旧民法が施行された時から、ウチナンチュは日本人とされると国会での政府答弁がありましたが、その前から徴兵令で沖縄も駆り出された。歴代の総理に質問している。

岩上「先に臣民とされて、後で国民になったと」。
 私は『時々日本人』と言っています。都合のいい時だけ日本人だとされて、都合の悪い時には日本人でないと。

岩上「建白書を持っていった際、『売国奴!』などと罵声をあびせられたと。そこで拡声器で罵声をあびせていたのが田母神さんでした。中国の姿勢についてはどのようにご覧になっていますか」。
 中国側の主張・思惑と、私たちの思いは違います。私たちは中国の属国になるつもりはない。アメリカの戦争を効率的に遂行するための軍事基地と、心中するつもりはありませんから。沖縄の琉球王朝以来の歴史伝統文化、豊かな自然とともに生きる道を選択する。名護市長選は単なる一市長選ではなく、政府との戦い。

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK159] メディアが隠すケネディ大使の政治的動き (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/15/
2014年01月15日

 キャロライン・ケネディ大使の姿が見えなくなってひさしい。

 日米間でこれほど重要な外交が展開しているというのに、米国駐日大使の姿が見えないのは異常である。

 安倍首相の靖国参拝についていち早く「失望」を表明したのは駐日米国大使館であったのに、その時もケネディ大使の姿は報じられなかった。

 てっきりクリスマス休暇で米国に帰ったきりになっているのかと思っていた。

 ところがそうではなかった。

 少なくとも14日の時点では日本に戻っていた。

 17日から谷内正太郎日本版NSC事務局長が米国ら主要国へのあいさつ回りを始めると伝えるきょうのニュースの中で、キャロライン大使が14日首相官邸を訪れ谷内氏と会ったことが明らかにされている。

 駐日大使が首相官邸を訪れたというのに、この小さな扱いはどういうことか。

 しかも、そこで何が話し合われたかについては、「日米関係の強化で一致した」という人を馬鹿にしたことしか報じられていない。

 これを要するにケネディ大使の姿が見えないのではない。

 その政治的言動が、日本政府とメディアによって意図的に隠されているのだ。

 着任早々に日米同盟のシンボルとしての大々的に報道されたことと比べれば、あまりにも対照的だ。

 メディアから隠されたケネディ大使の政治的言動。

 そのことが日米関係の深刻さを物語っている(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK159] <都知事は細川で決まり><徳洲会事件の成果><ムサシを排除せよ><原子力ムラの衰退><国際的な安倍封じ>など(本澤二郎)
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52059210.html

2014年01月15日
本澤二郎の「日本の風景」(1501)

<都知事は細川で決まり>

 1月23日告示の東京都の知事選は、細川護煕に軍配が上がるだろう。政策と人物で他を圧倒しているからである。政策面は宇都宮健司が秀でている。しかし、行財政改革が抜けている。都庁の高コストにメスを入れようとしていない。致命傷は、共産党の帽子をかぶってしまい、無党派票の多くを集めることが出来ない。支援する社民党は、細川との政策合意で候補者一本化を実現すべきだろう。自公の舛添はせいぜい150万票止まりか。地方選での自公候補は強くない。

<無党派が動く>

 今回の都知事選は無党派が決める選挙である。無党派の大きな山が動く。これを動かせる候補者は、細川しかいない。反原発は天の声である。日本の政治路線を確定することにもなる。原発ゼロでも、廃炉に50年、100年かかる。その費用は莫大だし、核のゴミはそれでも永遠に解決しない。
 それでも原発推進・再稼働の安倍・原発利権政治よりは、現実的で100年後の日本に明るさを灯すことになる。54基の原発建設を推進した読売グループ・中曽根康弘の罪は、計り知れないほど重い。原発で得るものなど何もない。科学を信じる以上、当然の結論である。福島は今も、もうもうと煙が立ち込めている。2020年五輪もどうなるか?

<徳洲会事件の成果>

 思えば、政治の流れを変えてくれた犯人は、徳洲会である。徳田虎雄の不正資金にまとわりついた石原慎太郎・猪瀬(失礼・名前を覚えていない)の成果だ。100億円の使途不明金にメスを入れると、安倍政権はもたない。
 東京地検特捜部の捜査には、かなりじらされた筆者だが、結果はオーライ?引き続き徹底した捜査を期待したい。この事件捜査にCIAの横槍はないだろうから。官邸の圧力など跳ね返すのである。全国民が監視している。石原家に梯子を外された谷垣は、現在法務大臣である。圧力には、自ら体を張って阻止すべき責任がある。

<反石原・反安倍>

 新聞テレビの報道に騙されやすい日本人・東京都民であるが、それでいて行動しないふやけた都民ときている。変革する力は弱い。政党や組織された団体の力はたかが知れている。しかし、今回は猪瀬5000万円事件が、都民を覚醒させてくれた。
 石原と安倍の正体をあぶりだしている。無党派の多くは反安倍・反石原と読める。投票率は上がるだろう。細川は予想外の得票を手に出来るだろう。

<ムサシを排除せよ>

 ここで問題になるのは、安倍家も株を保有しているとされる選挙屋「ムサシ」のことである。開票をたちどころに処理するという自動読み取り機の一件である。これのコンピューター操作による不正疑惑が、また行われるのか、という疑念である。
 1昨年の総選挙や昨年の参院選でも問題になった。「ムサシ」を排除して、多少の時間を懸けてもいいから、地元選管の手に任せるべきだろう。不正は最小限に抑えることが出来るからだ。疑惑の「ムサシ」を使って不正が発覚した場合、日本でもタイのような大混乱が起きてしまう。
 東京都選管の公正な対応が重要である。あえて苦言を呈したい。

<原子力ムラの衰退>

 東電の不正・腐敗は既に露呈している。新聞テレビが報道しなくても、筆者にも見えてきている。東京都は東電の大株主である。東電・原子力ムラにメスを入れる細川知事になるはずである。ここに国民の期待が集まっている。蓋をする自公候補に対抗する細川なのだから。
 東電に法的なメスを入れないと、国民の負担はさらに拡大してゆく。消費税でカバーできない。細川圧勝で、安倍内閣とそれを支える原子力ムラの、危険で利権の塊を駆逐することが出来るだろう。
 代わって日本のエネルギー政策の基本は、自然エネルギーへと代わる。ドイツ並みの日本になる。50年、100年の長期の日本に明るさが灯ることになるだろう。命を大事にする世の中が生まれる。

<国際的な安倍封じ>

 ご存知、安倍政治は靖国と天皇神格化による日本帝国の再現を狙う改憲軍拡路線として、国際社会において定着している。安倍の靖国参拝によって韓国・中国・米ホワイトハウスの懸念が、見事に正当化された今である。
 安倍の天皇制国家主義に対して、国際的な包囲網が確立してしまった。完全に孤立化した日本である。安倍に信頼を寄せる世界の指導者はいない。コートジボアールやエチオピアでいくらわめいても、ニューヨークには届かない。日本の新聞テレビがいくら宣伝しても無駄なことである。
 国際的に、リベラルの潮流が列島を押し包んでしまっている。細川支援グループは、こうした危機を感じ取っての決起でもあろう。日本は国際社会と連携して生きられる国である。其れには隣国に喧嘩を売るような政治路線など論外である。
 筆者は小泉を悔悛したと思いたい。甘いかもしれないが、政権を離れ、72歳にもなれば人間性が表に出てくる。シベリア利権にこだわる森喜朗とは違うと判断したい。

<改憲軍拡にNO>

 世界も日本人も、改憲軍拡の日本に賛成しない。真っ当な新聞テレビが現れると、覚醒する日本人である。現在、日刊ゲンダイとそれにやや歩調を合わせる東京新聞、これに朝日や毎日が連動すれば、東京を変えることが出来る。
 今回の都知事選は、そのための試金石でもある。改憲軍拡に走る財閥と都民・主権者の一大攻防戦でもある。「日本人の平和主義は、そんなにいい加減ではない」という宇都宮徳馬の遺言も聞こえてくる。平成の治安維持法を強行した自公に対して、公明党や創価学会の内部からの反乱も想定される。

<リベラルの台頭>

 リベラルの潮流が表面化する都知事選だ。その前に沖縄では名護の市長選が行われる。辺野古移転推進の安倍内閣は、まずここで手痛い敗北を喫する。平和を欲するリベラルは、ホワイトハウスに限らない。
 オバマは前国防長官・ゲーツの回想録出版で、その平和主義ぶりが証明された。彼もまた、ケネディのように産軍複合体に与してはいない。イラク・アフガン戦争を経て、世界はリベラルが圧倒している。それに日本だけが例外ではありえない。読売言論も衰退の危機にある。

2014年1月15日記
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK159] NHKの最新の世論調査で 自民党の支持率が 他党比でダントツの40.4%  民主党は5.8% 生活の党:0.1%

■ NHKの最新の世論調査で 自民党の支持率がダントツの4割越え 

NHKの最新の世論調査で 自民党の支持率が40.4%と4割越えで、他党を圧倒していることが明らかになりました。

・NHK世論調査結果

自民党が40.4%、民主党が5.8%、日本維新の会が1.6%、公明党が2.8%、みんなの党が0.8%、共産党が1.6%、先月結党した結いの党が0.1%、生活の党が0.1%、社民党が0.7% 
(抜粋)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140114/k10014480011000.html


■ 最大野党の民主党が5.8%、共産党は1.6% 生活の党に至っては0.1%と惨憺たる結果に

野党側は、最大野党である民主党がわずか5.8%。
共産党は1.6%、生活の党や結いの党に至っては0.1%という泡沫ぶりです。

結いの党はできたてで国民への浸透度が欠けているということでしょうが、生活の党に至っては参院選でも議席ゼロであり、支持率も0.1%。
これでは党としての存在価値はもはやないと言えます。


■ 安倍政権の支持率も5割越えであり、多くの国民が安倍政権や自民党による政治を支持している

一方安倍政権の支持率は、各社の世論調査でも5割越えとなっていおり、合わせて考えれば、安倍政治、自民党政治が多くの国民に支持されていると判断できます。

今年は消費税の増税が控えています。
政府は経済対策5兆円で乗り切る構えですが、これがうまくいくかどうかが今後のポイントですね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川氏の出馬に賛否 「首相の経験に期待」「陶芸していた方が…」(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140115/plt1401151209002-n1.htm
2014.01.15


 23日の告示まで10日を切る中、細川護煕元首相(76)が東京都知事選に出馬を表明。舛添要一元厚生労働相(65)、前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)、発明家のドクター・中松氏(85)=本名・中松義郎=らも立候補を表明、事実上の選挙戦が動きだす。

 「細川さんが出ていなかったら、都知事選の先行きは見えていた」と語るのは政治アナリストの伊藤惇夫氏。「都知事は行政の管理能力や決断力が求められる。首相をやった経験はマイナスではない」と手腕にも期待する。

 細川氏の出馬には厳しい声も。評論家の大宅映子氏は、わずか9カ月で首相を辞任し、15年以上も政界と一線を画してきたことに触れ「この期に及んでなんで出てきたのか解せない。陶芸をしていた方がよっぽどいい」と首をひねる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川・東京都知事の誕生となるだろう(uedom.com)
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/12679

=転載開始=

2014年 1月14日(火)23時58分44秒

(略)

14日が終わらないうちに、本日の記念的事件を。
 ロイターから。

 「[東京 14日 ロイター] -細川護熙元首相が「脱原発」を訴えて東京都知事選挙に立候補すると表明し、小泉純一郎元首相が支援すると明言、選挙の構図は大きく変わった。

 仮に細川氏が当選すれば、安倍晋三政権は首都の首長選で敗北するばかりでなく、原発再稼働を視野に経済再生を図るという経済運営に支障をきたし、アベノミクスの推進にも大きな陰が差しかねない。また、経営再建が焦眉の急となっている東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)の経営の今後にも大きな影響を与えそうだ。

 略

 当初は、自民党東京都連が支援を決定した舛添氏が優位に戦いを進めるとみられていたが、脱原発を掲げる細川氏が小泉純一郎元首相と連携、出馬を表明したことで、様相は一変。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの顔を選ぶ選挙から、原発の是非も争点に、現政権の政策を問う「準国政選挙」に変質しつつある。

 細川氏は14日、知事選への支援を求めて、小泉氏と会談。その後、知事選への出馬を表明した。小泉氏は「原発がなくても日本は発展できる。細川さんを支持する最大の理由はその点にある。最大の支援を注ぐ価値がある」と発言、支援する姿勢を明確にした。

 略

 実際、14日の東京市場では、日経平均.N225が一時、500円を超す下落となった。都知事選に細川氏が立候補を表明し、小泉氏が支援することで、経済の先行きへの不透明感を嫌気する動きも一部であったという。

 また、東京都は東京電力の株主でもある。すでに実質国有化されているため、限定的ながら、東京電力の経営への影響も出てくる。原発再稼働が遅れれば、経営計画そのものの見直しを迫られる可能性も出てくる。

 略」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA0D06U20140114?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


 私の希望を言えば、ここに小沢一郎が加わることです。
 細川・小泉・小沢。
 原発事故は、これを可能にします。
 それだけの事件が起きたのでした、3.11に。

 これを理解しない、あるいは、理解したくない勢力は、本日、日本史の守護神から消え去ることを命じられました。
 原発事故を放置し、おまけに、まだこの期に及んでも、原発を推進する勢力というのは、「人間の顔をした野蛮」以外の何者でもありません。そういう題名のアリン・ベルナール・レヴィの資本主義を批判する著書がありましたが、その題名は、原発推進派にこそ、ふさわしい名称です。

 なにしろ、自国民をホロコーストしても、原発のほうが大事だ、という人たちです。
 今や、この人たちは人間の顔をしたアーリマンのレベルに達しています。

=転載終了=
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川出馬し小泉支援の発言。原発が争点に。 舛添慌て。過去原発稼働を前提とした主張あり。 孫崎 享 
細川出馬し小泉支援の発言。原発が争点に。舛添慌て。過去原発稼働を前提とした主張あり。
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/b2a54551b5c036974e9206864df1842e
★孫崎享氏の視点ー<2014/01/15>★ :本音言いまっせー


ネットで細川氏出馬、小泉氏支援をコピーしようと思ったら多くが消えている。次の状況。

「猪瀬氏の辞職に伴う東京都知事選で、細川元首相は14日午後、「私も都知事選に立候補する決断をした。
日本のさまざまな問題、特に原発の問題は国の存亡に関わる問題だ」と述べ、都知事選への出馬を表明した。
小泉氏も会談後、記者団に「原発の問題で共感できる。細川氏を強力に支援していきたい」と述べ、細川氏を全面的に支援する考えを示した。
細川、小泉の両元首相の脱原発での連携で、原発政策が争点として急浮上し、安倍首相の政権運営にも影響しそうだ。

小泉氏は記者団に「原発ゼロで日本は発展できる。それが細川氏を支援する最大の理由だ」と説明。
「原発問題は都政と関係ないと言うが、東京が原発なしにやっていけるという姿をみせれば、必ず国を変えることができる。
国政にも十分刺激を与える」とも述べた。
さらに「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」と強調。
支援の方法については「演説会や会合に出て支持を訴える」と語った。」

 この問題をどう考えるか。

1:安倍政権は原発再稼働へ着々と準備を進めている、

2:原発再稼働には原発村に加え、大手金融界も参加、極めて強力

3:この動きをとめるのは並大抵ではない、

4:この中、細川立候補、小泉氏が支援の動き、

5:仮に癌発阻止のグループが東京都知事選挙を獲得すれば、大きな政治勢力になる、

6:知事選挙で考えるべき問題は多々ある。

 さらにTPP,秘密保護法、格差社会、教育等多くの課題がある。私はこれらの問題で宇都宮氏と共感するところが極めて多い。
従って自分に一番近い候補者であるとして支持したし、今後も支持する。

7:しかし、今の局面は「東京都知事選挙で脱原発の勢力が勝利すれば阻止への大きい力が形成されるという新しい情勢が生まれた、

8:一本化が出来れば最も望ましい、

(注:時事:吉田社民党首、脱原発候補の一本化を=共産、宇都宮氏支援を継続 
社民党の吉田党首は「脱原発を主張する候補者が一本化されることが望ましい。
票が割れると(脱原発とは異なる)相手候補を利することになる」と述べた。
吉田氏は「細川、宇都宮両氏が会って話し合いをしてほしい」と、両者による調整を促した。ただ、宇都宮陣営は撤退には否定的だ。

 一方、宇都宮氏を推薦する共産党の市田忠義書記局長は「都知事は原発問題だけでなく、都政全般に責任を持つ。
われわれが細川氏の支援に回ることは二百パーセントない」と述べ、宇都宮氏支援を継続する方針を強調した。)

9:原発の阻止が出来ることが何よりも優先される。

10:この中、一本化が出来ない場合、宇都宮氏の当選が最も望ましいが、細川氏が当選と言う事態も歓迎する。

11:自民党や公明党は細川氏の勝利に様々な反対活動をしてくるだろう。

 その中にはこれは国政の問題だという台詞があり、安倍首相も、読売新聞も同じセリフを述べている。

 しかし、自民党は2012年選挙での公約は「原子力に依存しなくてもよい経済社会構造の確立を目指します」であり、今の自民党政策とは全く異なる。

13:東京都知事が行えることは多々ある。

この点に関しては、宇都宮氏が明確な説明をしている。

「知事になったら、東京電力の株主総会で(新潟県の)柏崎刈羽原発の廃炉を提案する」と“脱原発”に取り組む考えを示した。」

14:結論:白猫でも黒猫でもネズミを捕ってくれる猫がいい。小泉さんでも

細川氏でもいい。脱原発に動いてくれるなら歓迎する。

なお、桝添氏は今、自分が脱原発を主張しているような発言をしているが、@もんじゅの継続、A使用済み燃料をお金を払ってシベリアに埋めればいい等発言し、再稼働を前提とした発言をしている。

(参考:きむら ゆい ‏@yuiyuiyui11 14時間

PT“@hivere: ソースはこちら。舛添発言「文殊は科学技術野発展のため続けるべし。
核のゴミはシベリアの凍土に金をはらって、廃棄すべし』。
2013/12/11 大竹まことhttp://www.youtube.com/watch?v=y3BgVs-a1Jk



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 靖国参拝はお粗末な大誤算(「ニューズウィーク」日本版)


http://www.newsweekjapan.jp/images/common/logo.gif
日本政治
靖国参拝はお粗末な大誤算

A Strategic Mistake

日本外交 「どうせ中韓との関係は改善しない」と参拝を強行し大ブーイングを浴びた安倍首相の甘過ぎる読みと不安な今後

2014年1月14日(火)13時40分

 暮れも迫った12月26日、安倍晋三首相が靖国神社に参拝した。過去7年間、日本の首相は中国と韓国に配慮して参拝を自粛してきたが、安倍は2度目の首相就任からちょうど1年目にあたるこの日、参拝を決行した。

 まったく予期せぬ出来事だったわけではない。かねてから安倍は、首相1期目に靖国に参拝できなかったことを「痛恨の極み」と語っていた。これまで参拝の意図を問う記者団に曖昧な返事を繰り返してきたが、ずっとチャンスをうかがってきたのは明らかだ。

 靖国参拝は個人的な信念に基づく決断だと、安倍は強調している。確かに安倍が言うように、どの国の指導者も戦没者に敬意を表する権利があるし、靖国神社については誤解もある。だがタイミングがまずかった。この時期に「個人的な信念」を優先させたのは戦略的な誤りだ。

 安倍としては、どうせ中国と韓国との関係は最悪なのだから、参拝してもこれ以上悪化しないという思いがあったのかもしれない。だがこれを機に中韓が、やはり日本は第二次大戦中にやったことを反省していないと勢いづくのは間違いない。

 最近の中国は東シナ海で挑発的な行動を繰り返し、韓国も「日本外し」の外交を進めてきた。そんな両国をアメリカが厳しくいさめてきたのに、安倍は靖国参拝で中韓に助け舟を出してしまったようなものだ。むしろ地域の緊張を高めかねないとして、自分が米政府の批判を浴びてしまった。

 中国と韓国との関係を考えたとき、安倍の靖国参拝が日本に戦略的なダメージをもたらすのは確かだろう。だが、その行動を必要以上に非難するのも危険だ。安倍の靖国参拝後、在日アメリカ大使館は次のような声明を発表した。

「日本の指導部が近隣諸国との緊張を悪化させる行動を取ったことに、アメリカは失望しており、日本と近隣諸国が過去の難しい問題について建設的な対処方法を見つけることを希望する。......アメリカは、(安倍が)過去について深い反省の意を表明したこと、あらためて平和を誓ったことに注目している」

「失望」を繰り返す米政府

 慎重に言葉を選んだことがうかがえる声明だが、アメリカの政策関係者の間では、より大きな失望感が広がっている。米外交問題評議会(CFR)の日本研究員シーラ・スミスは、「アメリカでは、あえて米政府の懸念を無視した安倍の行動にいら立ちが高まっている」と語る。

 米下院外交委員会の元首席補佐官デニス・ハルピンは、もっと過激な批判を展開した。ハルピンは、靖国参拝は真珠湾攻撃を指示した東条英機らをあがめるに等しい行為だと指弾。その上で真珠湾攻撃は9・11テロに次いで米本土に大きな被害をもたらした奇襲攻撃だから、東条をあがめるのはウサマ・ビンラディンをあがめるのに等しいと息巻いた。

 これはあまりにも極端で奇妙な批判だが、一方で安倍の靖国参拝が北東アジア諸国の対立を悪化させるという米政府の公式見解は正しい。

 だがそんな時だからこそ、日本とアメリカは静かな外交を続けるべきだ。同盟国は率直な意見交換をするべき時があるものだが、それは非公式の場でやるのが一番いい。

 安倍の靖国参拝について米政府が発表した声明で最も注目を集めているのは、「失望している」という表現だ。

 12月29日付の朝日新聞は、元外交官で京都産業大学教授の東郷和彦の次のような主張を紹介している。「同盟国に対して『失望した』と言うことの恐ろしさを知ってほしい。外交の世界で同盟国にこんなにはっきり言うのは異例だ」

 だがもっと危険なのは、安倍に対する失望感がアメリカに定着してしまうことだ。東郷は言う。「万が一、中国との間で戦争状態になったとき、アメリカの世論は......中国を挑発するような愚かな国のために血を流す必要があるのか、ともなりかねない」

 米政府が「失望」という表現を和らげる気配はない。国務省のマリー・ハーフ副報道官は12月末、「アメリカが失望したこと、そして(安倍の靖国参拝が東アジアの)緊張を悪化させると考えていることは、当初選んだ文言によって極めて明確に表現されていると思う」と語った。

北朝鮮まで図に乗る恐れ

 危険なのは、こうした日本に対する疑念と不透明感が少しずつ広がっていることだ。その意味では、米政府の声明は「失望」や「地域の緊張を悪化させる」という表現ではなく、「アメリカは遺憾に思い、地域の和解を求める」とするべきだった。

 そんな生ぬるい表現では、靖国参拝という安倍の挑発的な行動を「おとがめなし」にしてやるようなものだという批判もあるだろう。その指摘には一理ある。しかし現在の東アジアにはもっと重要な問題がある。

 CFRのスミスは、「安倍は中曽根(康弘)や小泉(純一郎)ら(靖国に参拝した歴代の首相)とは異なる課題に直面している」と指摘する。「領土問題、歴史と軍事力をめぐる微妙な問題、そして経済力の劇的な変化が合わさって、東アジアにはきな臭い雰囲気が漂っている。現在の日本は、安倍の前任者たちの時代よりもずっと大きな戦略的リスクを抱えており、ずっと複雑な状況にある」

 安倍が靖国参拝を控えるべきだったのは、まさにこうした状況があるからだ。しかし参拝してしまった以上、アメリカとしてはそれを厳しくとがめることでこの地域の分断を刺激しないことが重要だ。

 既にアメリカは、安倍の参拝が「地域の緊張を悪化させる」と述べたことで、この1年東シナ海で挑発的な行動を繰り返してきた中国を援護してしまった。もちろん米政府にはそんなつもりはない。日本もアメリカも、歴史問題を戦略的同盟と結び付けて考えていない。

 だが今や中国も韓国も、日本とアメリカの間にはっきりとした亀裂を見いだしており、それを利用して、これまでの日本外しを肯定しようとするだろう。とりわけ中国は、昨年11月に東シナ海に防空識別圏(ADIZ)を設定した自らの判断が正しかったという気になっている。

 韓国政府も、安倍との対話をかたくなに避けてきた政策にお墨付きを得た気になっている。中韓だけではない。北朝鮮も、安倍の靖国参拝で日米韓3カ国の足並みに乱れが生じたと考え、これまで以上に大胆な挑発行為(例えば4回目の核実験)に乗り出すかもしれない。

 いずれも東アジアにとって、幸先のいい新年のスタートとはいえない。こうした状況をつくり出した責任の多くは安倍にある。米政府の過剰反応が、この地域の不安定感と疑念を高めてきたのもまた事実だが。

[2014年1月14日号掲載]




http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/465.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 「原発なしにGDPを伸ばしていくことはできない」田母神俊雄氏演説(IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119476

2014/01/12 【東京都知事選】「原発なしにGDPを伸ばしていくことはできない」田母神俊雄氏演説

「50年原発を使ってきて、放射能で死んだ人は日本に一人もいない」ー。

 東京都知事選に立候補している田母神俊雄氏の演説が、12日、秋葉原で行われた。スピーチは原発に関する話が主で、脱原発を求める声を「非科学的」、「景気を回復させないための情報戦」という独自の理論を展開した。


 田母神氏は「原発を安全に使うことは可能だと思う」と述べ、景気回復には原発が必須であるとの認識を強調した。そして、「原発については非科学的な意見、嘘、デマ、捏造が出回っている」と批判し、「原発を使っていけば核のゴミだらけになるというのは嘘。元総理の発言はデマだ」と述べた。「核のゴミの処分場がないのに原発を進めるのは無責任」と言う小泉純一郎元総理の主張を「デマ」と言い切ったかたちになる。

 福島第一原子力発電所から漏水し続けている高濃度汚染水に関しては、「日本の基準が厳しすぎるから『高濃度汚染水』と言われる。アメリカやヨーロッパの基準では『コーヒーを飲むときの水』だ」と述べた。

 そして、「日本に景気を回復させないための情報戦が行われている可能性がある」と、脱原発の主張を陰謀論とみなしていることを示唆し、「政治家は腹黒くやってもらわないと困る。国際社会は、信じるものは騙される社会」と主張した。

 さらに、「50年原発を使ってきて、放射能で死んだ人は日本に一人もいない」と発言。作業員2名が亡くなった1999年の東海村JCO臨界事故や、東京電力福島第一原発事故による「原発事故関連死」は完全に無視した発言を行ったことになる。それでも田母神氏は、「50年の実績を見れば、原発を安全に運用させ、電力を作っていくことは可能」と断言し、集まった聴衆から拍手を受けていた。聴衆のなかには、日本国旗を振る人の姿も目立った。(取材・IWJ 鈴木美優、記事・IWJ ゆさこうこ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 田母神氏「福島原発の汚染水はヨーロッパ、アメリカにもっていけば、コーヒー、お茶に使う水だ」と発言
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11750064227.html


1月12日に東京都秋葉原で東京都知事選に立候補する


田母神俊雄氏の演説が行われました。


田母神氏は「日本の基準値がアメリカとヨーロッパに


比べて厳しい。福島原発で1L当たり190Bqの放射能


を含む汚染水が発見されたとNHKで報道されたが


ヨーロッパ、アメリカにもっていけば、コーヒー


お茶を飲む水だ。」と発言しました。


あと「50年原発を運転していて、放射能で死んだ人


は一人もいない」と発言しています。


(略)




http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/467.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「舛添氏支援の大義ない」=小泉政務官(時事通信) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011500427


 小泉進次郎内閣府政務官は15日午前、東京都知事選で自民党都連が推薦する舛添要一元厚生労働相について「応援する大義はないと思う」と述べ、支援する考えのないことを明らかにした。さいたま市内で記者団の質問に答えた。

 小泉氏は「自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない」と指摘した。党総裁を務めた父の小泉純一郎元首相が細川護熙元首相を全面支援することへの党内などからの批判に関しては、「(批判は)当たらない。(舛添氏は)自民党本部の支援(推薦)ではない」と語った。 (2014/01/15-13:07)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/468.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 主権者は政治家をはさみのように使いこなすべし (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-697b.html
2014年1月15日

「政治家は使い捨てにされることを覚悟しなければならない」

これは、小泉純一郎氏の言葉である。

2006年11月7日の発言だ。

小泉純一郎氏は首相の座を安倍晋三氏に明け渡した。

その直後の発言である。

郵政民営化に反対した議員を自民党に復党させる際に、これらの議員の復党に反対する自民党新人議員に対して発した言葉である。

郵政民営化を実現するためだけに政治家に祭り上げられ、使い捨てにされても文句を言うなという意味だった。


原発ゼロを掲げて東京都知事選に名乗りを挙げた細川護煕(もりひろ)氏のうしろに小泉純一郎氏が控える。

共生社会を否定し、日本を弱肉強食の社会に変質させることに猛進した、悪徳の人物である。

こんな人物が支持する候補者を主権者が支持してよいものか。

多くの主権者がそう考えるのは当然のことだ。

しかし、主権者は実利的にものを考えなければならない。

いま、日本を暗黒の世に変質させている元凶は安倍晋三独裁政権である。

衆参両院の過半数議席を確保したことを活用して、横暴な政治を実行している。

原発・憲法・TPP・消費税・辺野古

という、日本の命運にかかわる五つの重大テーマについて、主権者である国民の意思を十分確かめようともせず、数の力を頼りに、独裁的な政治を実行しつつある。


次の総選挙まで2年半の空白期が生じる可能性が高い。

この状況を放置すれば、日本が安倍晋三独裁政権によって変質させられてしまう。

これが日本の危機=アベノリスクである。

http://goo.gl/xu3Us


猪瀬直樹氏が辞任し、東京都知事選が実施されることになった。

いま、何よりも大事なことは、「ストップ安倍政権」の第一歩を記すことである。

具体的には、安倍政権が支持する候補者の落選を実現することだ。

これが第一目標である。

都政の課題は原発問題だけでなく、貧困問題、福祉問題、教育問題など多岐にわたる。

すべての面で主権者国民が望む理想の政治が実現すれば、それがベストだが、それは容易なことではない。

東京都民に多様な意見があり、多様な主張がある。

主権者である都民の主張は一様ではない。

しかし、現在の日本の政治状況に危機感を抱く主権者が多数存在するなら、まずは、最優先の課題として、政治の現状を打破する、変えることを位置付けるべきだ。

具体的には、安倍政権が支持する候補者の落選を実現することを、最優先の課題に位置付けることである。


細川護煕氏が立候補を表明して、「原発ゼロ」の方針を掲げた。

日本の主権者の意見は二分されている。

原発利用を維持すべきと考える主権者と、原発利用をゼロにすべきと考える主権者である。

日本は民主主義の国であるから、多様な意見が存在することは認められるべきであるし、また、多様な意見が存在することは当然のことでもある。

しかし、原発政策は国の政策の基本のひとつであり、将来の日本国民の生命、健康、幸福に直結する重大問題である。

福島の事故を踏まえて、原発を再稼働すべきではないと考える主権者は多数存在する。

安倍政権はこの問題について、論議を深めることもせず、主権者の意思を無視して、原発利用推進に舵を切っている。

まさに「数の力」を頼りに、横暴な政治を推進しているのだ。


東京都は東電の大株主であり、東電の経営に対する発言権をも有する。

また、原発政策は東京都民にとっても死活的に重要なテーマである。

したがって、都知事選の最大の争点に「原発ゼロの是非」が掲げられることは、おかしいことでも何でもない、

暴走を続ける安倍政権に対して、東京都知事選の結果が、ひとつの大きな抑止力になれば、それは大いなる意義のあることだと評価できる。

この目標を達成するには、原発ゼロを求める陣営が候補者を一本化することが有効である。

原発ゼロ陣営が二つに割れることが、原発推進勢力を利することは明白である。

まずは、安倍政権の暴走にストップをかけることが最優先課題だ。

当選した陣営が主権者の意に沿わぬ行動を示すなら、主権者は政治家を「使い捨て」にすればよいのだ。

「政治家は使い捨てにされることを覚悟しなければだめだ」と主張している者を使い捨てにすることを躊躇する理由は皆無である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/469.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「脱原発」都知事選 「小泉―細川」が仕掛ける“反安倍”戦争(日刊ゲンダイ) 
                小泉元首相の方が前のめり/(C)日刊ゲンダイ


「脱原発」都知事選 「小泉―細川」が仕掛ける“反安倍”戦争
http://gendai.net/articles/view/news/147226
2014年1月15日 日刊ゲンダイ


 都知事選で小泉純一郎元首相が細川護煕元首相を全面支援することになったが、これは小泉の安倍自民党に対する“宣戦布告”だ。ケンカを売られ、当初は表に出ないつもりだった官邸もムキになってきた。いよいよ全面戦争である。

 14日のぶらさがり会見。小泉は出馬する細川以上に力が入っていた。細川を支援することについて、「喜んで」「積極的に」という言葉を使い、前のめりな姿勢をわざわざアピールしたのだ。そのうえ、「細川氏が当選すれば、原発問題で国政を揺るがす大きな影響力を与える知事になる」と都知事選を国政マターに引き上げ、「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくしては日本は発展できないというグループの戦いだ」と、原発推進の安倍首相に敵意をむき出しにした。

 完全に“火”のついた小泉は、選挙戦で街頭にも全面的に立つ。

 対する舛添陣営。除名問題もあり、自民党は都連推薦にとどめ、本部は表に出ないはずだった。が、小泉から宣戦布告され、引っ込んでいられなくなった。舛添も14日の出馬会見で、政策の一番手に「五輪成功」を掲げ、「世界一の東京を目指す」と発言。「世界一」が大好きな安倍カラーに染まり、舛添と自民党が一体化しつつある。

「こうなったら自民党は細川・小泉連合と真正面から戦うことになる。都連の要請を受け、党本部は舛添さんの応援に小泉進次郎さんを投入し『親子対決』にすることや、安倍首相が街頭に立つことも想定し始めました。官邸も小泉さんとの対決に舵を切った。都知事選に勝って、細川さんもろとも小泉さんを葬り去るべしという声まで出ています」(自民党関係者)

■ケンカ売られた官邸も対決に舵

 実際、菅官房長官は14日の会見で「(脱原発は)東京都だけで決める政策課題ではない」「(細川氏は)佐川急便からのお金の問題で辞任した。それを都民がどう受け止めるか」とムキになり、安倍もはるかアフリカの地で、「東京都が直面する諸課題がバランスよく議論されることを期待」と牽制していた。

 政治評論家の野上忠興氏がこう言う。

「小泉さんは中途半端なことはしない。細川さんを支援するならゼロか百。徹底的にやる。自分が前面に出れば、安倍首相も引っ張り出されることになるという計算もある。小泉さんは安倍さんに対して、<脱原発のチャンスだ。首相の権力があれば決断できる>とまで言った。安倍さんがそれをしなかったのだから、<あとは知らない。安倍さんに思い知らせてやる>という腹づもりでしょう」

 細川は「脱原発」以外に「アジアの融和」という政策も準備しているという。東アジアへの接し方を打ち出すもので、中韓と敵対する安倍への強烈な批判だ。

 都知事選は、安倍VS.反安倍の構図になってきた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/470.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 読売新聞の安倍政権支持率の世論誘導を、細川&小泉&小沢の超大物トリオが粉砕! (ハイヒール女の痛快日記) 
読売新聞の安倍政権支持率の世論誘導を、細川&小泉&小沢の超大物トリオが粉砕!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1295.html
2014.01/15 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
通勤電車に駆け込んだらハイヒールのかかとが外れた。ショック?!


政府機関紙系の読売新聞社が10〜12日に実施した全国世論調査の結果を発表した。安倍内閣の支持率は62%で、前回の12月の55%から7ポイント上昇した。不支持率は前回38%から30%で8ポイント改善した。同じく、ほぼ政府機関紙系の産経新聞社の調査では、内閣支持率は52.1%で、不支持率は32.5%だった。読売新聞より比較的世論誘導値を低く設定してるわね?

はあ、安倍内閣支持率62%?言葉を失うほど超メチャクチャ数字ね!

両社とも「社会の木鐸たれ」という言葉をドブに捨てた会社だけある!ちなみに、私の鋭い視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感を駆使して調査した数字だとまったく違うのよね。発表!安倍内閣支持率は25.4%、不支持率は70.6%になる。そうよ、超低いでしょう。

安倍内閣支持率は25.4%が、個人系ルミックス調査による正しい数字なのよ?

安倍政権を支持する人たちはピンポイントで分かる。先ずは、通常リベラル層からは御用マスごみと呼ばれている、東京新聞を除く新聞社、NHK、民放テレビ局、大手広告代理店を含めたマスコミ系ね。そして、三菱、三井、住友、日立、などの財閥系ね。そして、東電、中電、関電他の電力系、鹿島、大成他の大手ゼネコン系。さらに、トヨタ、ホンダ他自動車系、旧基幹産業の鉄鋼・金属系。そして、最近ではIT系も含まれる。

要は、勝ち組と呼ばれる超一流企業の人たちだけね。

しかも、細川護熙が都知事選立候補が決まったら即、安倍政権の支持率アップの発表なんて、計ったように世論誘導の開始ね。都知事選で自民推薦の舛添を絶対通したい安倍本丸は、直系の御用マスコミに一斉に、大々的ネガティブキャンペーンを命じたはずだ。でも、今回ばかりはそんな簡単に世論誘導はできないわよ。

細川陣営には、天才ポピュリストの小泉元首相が応援演説に立つからね。

小泉は昨日いきなりジャブを放っている。「原発ゼロでも日本は発展できるというグループ」と「原発なくして発展できないと考えるグループ」の争い、と二者択一の論理をブチ上げたのだ。相変わらず超分かりやすいギミックに、都民は雪崩を打って細川に投票するだろう。私も今回だけは小泉氏の連携は大歓迎だ。

さすが、小泉氏お得意の洗脳力は天下無双!赤子の手を捻るより容易いのだ。

更に小沢氏がその後ろに控えているのだ。皮肉なことだが、安倍首相が大好きな軍隊用語の「兵站」いわゆる「後方支援」を小沢氏が担うというのだ。小泉氏の派手派手対決路線色とは対照的だが、派手な動きは控えて勝手連で支えるという。そーなれば、細川陣営は鬼に金棒!他の追随を許すどころか、破竹の勢いになりそうだ。

大物政治家ビッグ3が紡ぎ出す相乗効果は図り知れない。

事実、小沢は民主党大会の出席や、結いの党の結党大会にも出席するという。これは小沢的には野党再編成の地ならしの両面も兼ねているはずだ。小沢は「駄馬は死んだふりをして駿馬として蘇る」という、実に巧妙緻密な伏線を張っていたのだ。恐るべし小沢!政界再編の神様が復活か?

安倍打つ手なし!御用マスコミの世論誘導は暖簾に腕押し、糠に釘状態に陥る。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/471.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。その24・その25  「澤藤統一郎の憲法日記」

「澤藤統一郎の憲法日記」

http://article9.jp/wordpress/


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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその24


昨年の暮れに孤立無縁でルビコンを渡った。そのときから、今日が24日目。ルビコンの向こう岸には、鬼と蛇しかいないだろうと覚悟していた。ところが、地獄にも仏がいた。まったく思いがけなくも、自分の主宰するブログで、私の立場にご理解を示していただく何人かの方に出会えた。私にとっては、賽の河原のお地蔵様だ。

その代表が下記のもの。
Blog「みずき」 http://mizukith.blog91.fc2.com/
醍醐聡のブログ http://sdaigo.cocolog-nifty.com/

お二人とも、「私憤論」にとらわれることなく、ご自分の問題意識を触発する事件として把握し発言をされている。私も、お二人のご意見は、背筋を伸ばし襟を正して拝読している。

また、次のブログが「その23」の記事を紹介してくれている。記事の後についているコメントが、私の長い面倒な文章をよくご理解いただいてのもの。私にとってはまことに嬉しい。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/4c1be33cf6c62cea323f521f98e71714

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ところで、事件の発端である「随行員任務外し」事件について、もう少し補充して述べておきたい。

2012年12月12日夜。街宣行動が終わったあと、私は、宇都宮健児、中山武敏の両君と、大河・Tさんを引き合わせた。場所は、選対事務所の至近、四谷三丁目駅前の喫茶店ベローチェ1階。

そこで、大河とTさんから、宇都宮・中山の両君に詳細に経過が語られた。両名とも驚いて聞いていた。選挙は最終盤である。これまで、なんの滞りもなく、任務に献身してきた候補者随行員二人をこの時期に切ってしまうことは、誰がどう考えても乱暴極まる処置である。選挙選に支障を来すことすら考えられ、そうまでしなければならない理由は到底考えられない。私は、密かに期待していた。宇都宮君が、「あと3日だ。その3日間を、これまでどおり君たちに頑張ってもらうよう、私から選対本部長や事務局長に話しをしてみよう」と言ってくれることを。少なくとも、「選対本部や事務局に、どんな事情があって任務を外すことになったか、私から直接に聞いてみよう」くらいのことは言ってくれるのではないだろうか。それでこそ、推すにふさわしい、頼もしい候補者でありリーダーではないか。

私は密かに期待していただけだったが、Tさんははっきりと口にした。「あと3日、随行員として任務を全うさせてください」「正式の随行員としてでなくても、街宣チームの一員として活動できるよう取りはからってください」「選対本部の大河さんに対するパワハラは、あまりに理不尽。そして戦略的に非合理。随行員外しを撤回するよう尽力をお願いします」

Tさんの言葉遣いは、たいへん品のよい柔らかいものだったが、発言内容は明解で断固たるものだった。Tさんは、お二人の小さなお子さんを抱えたお母さんだが、この選挙の意義を重大なものと感じて宇都宮選挙に参じた熱心なボランティアだった。宇都宮選対に裏切られたとの思いの強さが、ひしひしと感じられた。

しかし、宇都宮君は押し黙っていて何も語らない。積極的に質問をするでもなく、気の毒そうな表情を見せるだけ。頼りないことこの上ない。ああ、そうなのか。このひとには、自分からリーダーシップをとって、責任をもった発言をする習慣がないのだ。私はこのときに、彼に対する大きな落胆を覚えた。

宇都宮君に代わって、中山武敏君が発言した。「二人とも、今はガマンしてくれないか。選挙戦は最終盤だ。ここで混乱を大きくしたくはない。選挙が終わったら、必ず問題をうやむやにはしないで解決する」。これに宇都宮君も同意した。

私は、少し心配だったので、このとき宇都宮君に質問している。
「大河やTさんに、何か随行員としての落ち度があったのではないだろうか」「君にとって、随行員として不満や不都合なことはなかったのか」と。

これに対する宇都宮君の回答は明快だった。
「いや、二人とも落ち度などないよ。たいへんよくやってもらってきた」
私はこの宇都宮君の回答で安心し、満足した。候補者随行員としての適格性に関して、候補者本人が合格と言っているのだ。上原公子選対本部長(元国立市長)や熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)がなんと言おうとも、任務外しが不当なことは明らかではないか。いずれ、大河とTさんの権利救済ないしは名誉回復ができるだろうと考えた。

なお、上原公子選対本部長(元国立市長)と熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)から大河に対する任務外しが命令された際には、理由らしい理由が告げられていない。口頭での指示の内容は、表向き「Tさんを随行員からはずす」ことと、「大河は12日に休暇を取ること」の2点だった。これが極めて不自然なのだ。

まず、「Tさんを随行員からはずす」ことを、大河に「命令」することが筋違い。常識的には、本部長か事務局長からTさんに直接言うべきだろう。街宣チームの責任者は「車長」だった。車長から言ってもらってもよい。大河に指示ないし命令する筋合いではない。しかも、Tさんがボランティア選挙運動員として登録する際には、連絡先をきちんと届け出ていた。選対本部はTさんの連絡先を把握していたのだ。

何の問題もなく任務を全うしていたTさんを、突然に随行員から外す理由はあり得ない。しかも、事前に、候補者にも車長にもTさん本人にも、意見や事情を聴取した経過はまったくない。文字通り問答無用なのだ。あとで、上原公子選対本部長(元国立市長)は、「女性は随行員としては採用しないと選対会議で決めていた」と信じがたいことを言い、熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)は、「素性の分からぬ者を候補者の側に置いておく訳にはいかない」と、これも馬鹿げたことを言っている。

このことに関して述べられたTさんの言葉が印象に深い。「私が何者であるかの証明を要求する人について、その人がいったい何者であるかを私は知らない」。この非対称性を当然と言うべきだろうか。おかしいと考えるべきではないのか。

Tさんは、誰の紹介でもなく自らボランティア運動員として参加してきた一人である。その熱意と能力で、現場の信頼を得、車長以下の街宣チーム全員の判断で随行員になってもらった人。大河の知り合いだった人ではなく、大河が推薦した人でもない。選対本部は、そのような事情を知ろうともしなかった。

あとで気がついたことだが、選対本部は、Tさんが大河とは旧知の間柄だったと思い込んでいたようなのだ。その知り合いのTさんを大河が随行員として勝手に採用したと考えていたようなのだ。だから、Tさんの任務外しを大河に「命令」した。それが、大河に対する打撃ないしは嫌がらせになると考えてのこと。

大河は任務外しを、自分が遠慮なく熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)を批判したことへの報復と理解した。とすれば、Tさんは明らかにとばっちりの被害者だった。だから、大河としてはTさんのために釈明したかったのだが、上原公子選対本部長(元国立市長)は聞く耳を持たなかった。

大河への「休養命令」は一日だけのはずが、選挙期間全部となった。上原公子選対本部長(元国立市長)に命令を受けて反抗的な態度を示したからとされている。

かつて、「二人とも落ち度などないよ。たいへんよくやってもらってきた」と言っていた、宇都宮君は今は次のように言っている。
「要するに、(スタッフに対する)澤藤さんの息子さんの対応が非常に問題だった。しかし、途中から金権選挙だと言い出したので、皆怒ったのです。もちろん公選法違反には当たりません」(週刊新潮でのコメント)

しかし、これはまことにおかしい。任務外しの理由になっていない。詳しく論じるまでもないだろう。解任命令への「反抗的態度」も、選挙後の公選法違反の指摘も、遡っての随行員外しの理由とはなり得ない。しかも、選挙最終盤での随行員任務外しだ。実際に、新たな随行員は不慣れなために、大きな失敗をしている。

後に、熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)主導で、大河に対する任務外し正当化の攻撃材料が集められる。任務外し時点では一切告げられていなかった、「事後的に作りあげられた」理由である。「スケジュールの作成が遅いと事務所で大声で怒鳴った」「街宣先で腕組みをしてふんぞり返っていた」「放送局員に突っ慳貪な応対をした」「協調性がない」「たくさんのクレームが寄せられている」「大河さんの名誉を考えたら騒がない方が良い」…。

企業が望ましからざる労働者を追放しようという場合には、トラブルメーカーに仕立て上げるのが常套手段である。情報を集積して、些細な出来事を積み上げる。針小棒大に言い立てて孤立させる。ブラック企業とまったく同じことを、宇都宮選対はやってのけた。

熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)は、情報の独占者であった。どんなクレームが寄せられているか。彼以外には誰も知らない。まことに、情報の独占こそが「小さな権力の源泉」である。みっともなくその手先になった面々が哀れである。

宇都宮君、君が熊谷伸一郎事務局長(岩波書店勤務)から、どのように吹き込まれたかは知らない。しかし、君は、大河とTさんに聞かねばならなかった。「任務外しの理由として、選対側ではこんなことを言っている。はたして事実だろうか。君たちの言い分を聞かせてほしい」。そのようなことは、大河もTさんも、まったく聞かされていない。君には、紛争当事者に納得できる手続を提供しようという、法律家としての最低の常識についての弁えがない。

結局、君は切り捨てられた弱者の側を理解しようとせず切り捨て、多数派の側についた。ベローチェでの約束を反故にしてのことだ。ことは、些細な問題ではない。忙しいから、時間がないからとの言い訳も許されない。君にとって、選挙期間中最も身近にいた二人が、不当な仕打ちを受けたと君に訴えているのだ。その問題について解決の意欲も能力もないとすれば、きみに何が解決できるというのだ。都知事など務まるわけがない。そんな君が、革新共闘の候補者たる資格はない。まだ考慮の期間は十分にある。よくお考えの上、立候補はおやめなさい。

(2014年1月13日)

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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその25


私が当ブログで宇都宮君の批判を始めた動機について、その半分は「私憤」だと言ってきた。そして、動機が私憤であることを隠す必要もないと言い続けてきた。私憤とは、人間としての尊厳を踏みにじられた者の怒りだ。忿怒・悲憤・瞋恚など、怒りをあらわす語彙は多様だ。どう表現しようとも、卑劣な手口による矜持の侵害に対する心の底からの怒りは恥ずべきものでも隠すべきものでもない。ましてや揶揄さるべきものではありえない。この私憤は人権侵害に関わるものなのだ。

そして、もう半分の動機である「公憤」について語りたい。こちらは、民主々義に関わるものだ。このシリーズを書き始めてから今日が25日目、25回にわたってそれなりのことを書いてきた。そのことによって、私憤としての感情は治まりつつある。思いを綴って公表して、多くの人の共感を得ることの精神的な浄化作用は想像以上に大きい。しかし、公憤の部分、すなわち民主々義にかかわる問題意識に関しては、ブログに書くことで解決には至らない。

私が宇都宮陣営の非として許せないとしたのは、組織内批判者に対する報復としての任務外しと、うるさい批判者排除目的の「だまし討ち」だ。これは、民主々義の原則上、由々しき問題ではないか。そのようなことが、「民主陣営」内の、都知事選挙の場で起こっている以上は、問題を摘示して多くの人に知ってもらわねばならない。同種の場において、類似の出来事が繰り返されることのないために、である。

言うまでもないことだが、言論の自由は民主々義の基礎だ。特に留意すべきは、あらゆる集団・組織において具体的に問題になるのは、一般的抽象的「言論の自由」ではなく、「組織内の権威・権力・指導部に対する批判の自由」ということなのだ。民主々義を標榜するあらゆる集団の指導部は、自らに対する批判の言論に対して格別に寛容でなくてはならない。これを封殺しようなどとは、もってのほかだ。

民主々義とは、完成態のないプロセスだ。永久運動としての権力批判の連鎖だけが、民主々義の保障となる。そのことは国家権力のレベルにおいても、自治体においても、あるいは企業でも市民運動組織でも、さらには「選対組織」であろうとも同様だ。批判の自由のない組織に民主々義はない。

宇都宮選対は、市民に開かれた民主的な組織としての建前を持っている。そのことが、多くの人の参集を可能とする。単なる機械的労務の提供者としてでなく、主体的なボランティア選挙運動員として、経験や知恵や工夫や人脈の提供者としてである。

そのような建前を持つ組織では、情報が共有される。誰もが対等の立場で発言権をもち、誰もが対等に意見交換の機会を保障される。権限や責任をもつ地位にある者に対する批判の自由が保障されなければならない。

しかし、現実の宇都宮選対と宇都宮君には、決定的に批判の自由が欠けていた。批判や異論を許さぬ「小さな権力」が成立し、その権力に迎合する「ミニ翼賛体制」ができあがっていたのだ。なんという、風通しの悪さ。これを克服せずして、世に民主々義の前進はない。

さて今、宇都宮陣営は、前回選挙の失敗の教訓を学んで組織内民主々義を確立しているのだろうか。陣営内の言論の自由、批判の自由は保障されているのだろうか。事務局長情報独占の弊は克服されているのだろうか。陣営の意思決定過程の透明性は確保されているのだろうか。説明責任は尽くされているのだろうか。

かつての「人にやさしい東京をつくる会」のメンバーは公表されたことがない。これは不自然で奇妙なことではないのか。旧友が送ってきた手紙の中に、「共同責任・無責任」という言葉があった。会は、まさしく、この言葉のとおりの実態だった。

私を切ったあと、宇都宮陣営は、「希望のまち東京をつくる会」を立ち上げたようだ。この会は、「やさしい会」の名称だけを変更したものなのだろうか、それとも新しい組織なのだろうか。もし、「やさしい会」の名称を変更したものであれば、私も運営に参画していた時期における「会は、次回の都知事選挙の母体とはならない」という確認に反したことになる。また、もし、新しい組織だとすれば「やさしい会」はどうなったのだろう。前回選挙カンパの残余である「やさしい会」の520万7907円という現金はどうなったのだろうか。どうするつもりだろうか。

報道によると、脱原発をメインの公約に掲げた細川護煕氏の出馬確定で、陣営内にも支持者にも、宇都宮撤退論が出ていると聞く。プレスリリースされた宇都宮陣営の公式の見解のなかに、「脱原発で一致する宇都宮と細川氏が分立することは、原発推進政党が支援する候補者を結果的に利するのではないか、という声があります。私たちは、そうした声に謙虚に耳を傾けたいと考えます」という一節がある。断固として立候補辞退拒否という姿勢ではないことに驚く。

「宇都宮陣営の公約としての脱原発論は他陣営とこう違うのだ」というアピールがない。「細川氏を推す小泉純一郎こそ、新自由主義路線を突っ走って格差と貧困を蔓延させた張本人ではないか。靖国参拝を繰り返した、歴史修正主義者ではないか」という姿勢を見せるところがない。明らかに微妙な問題として腰が引けているのだ。意識的に撤退の含みを残しておこうという内容の「見解」。

しかし、宇都宮君の立候補撤退是非に関して、私は、その結論に興味があるわけではない。私の関心は、専ら結論に至る手続の民主性にある。陣営の中で、徹底の是非に関してどのように議論を積み重ねているのかである。引用した「見解」は、いったい、どのような範囲の議論を経て確定されたものなのだろうか。

誰に決定権限があるのか、議論への参加資格は誰にあるのか。その線引きはどうしているのか。現在のところ、すいせん政党は共産党、社民党、緑の党の3党だということだが、どのような政策協定、意思決定手続の約束ができているのだろう。これも、外部に出す必要はないというのだろうか。

情報を遮断された外野にいると、何もかにもが、見えざる世界での出来事である。厚い壁の向こうで行われていることは、「市民に開かれた」というキャッチフレーズとは無縁と言わざるを得ない。そのような体質が、結局は、パワハラやだまし討ちの土壌になったのではないか。

選挙とはそんなものだ。組織とはそんなものだ。というのなら、私が無い物ねだりをしただけのこととなる。しかし、美しい理想と公約を掲げての選挙をしているはずではないか。透明性の不足も、幹部批判の自由の封殺も、民主々義の未成熟として、批判の対象とすべきではないだろうか。

宇都宮君、だから、君への批判は甘受したまえ。反省して、立候補はおやめなさい。

(2014年1月14日)


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<関連リンク>

「澤藤統一郎の憲法日記」
http://article9.jp/wordpress/

宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。「澤藤統一郎の憲法日記」

その1〜その10
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/712.html 
その11・その12
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/768.html
その13〜その15
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/870.html
その16
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/120.html
その17
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/141.html
その18・その19
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/217.html
その20
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/253.html
その21・その22
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/342.html
その23               
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/379.html

               *


澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解(人にやさしい東京をつくる会)

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/140.html
http://utsunomiyakenji.com/pdf/201401benngoshi-kennkai.pdf

               *


宇都宮健児氏を支持する前にやるべきことがある (醍醐聰のブログ)

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/143.html
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-7594.html

新旧宇都宮陣営は問題の重大性を自覚すべきである(醍醐聰のブログ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/378.html

               *

「緊急インタビュー 宇都宮健児×海渡雄一×岩上安身」
http://www.ustream.tv/recorded/42270218


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/472.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 自民が切り込む細川氏の闇…「佐川急便から1億円」疑惑のまま 都知事選(ZAKZAK) 
小泉元首相(中央右)の支援を受けて都知事選への出馬を表明した細川元首相(同左)。自民党と全面戦争に突入する


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140115/plt1401151811003-n1.htm
2014.01.15


 東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に、細川護熙元首相(76)が出馬することを表明した。「脱原発」で一致する小泉純一郎元首相(71)が支援する。舛添要一元厚労相(65)を推す自民、公明両党と全面対決する構図だが、細川氏は20年前、東京佐川急便からの1億円借り入れ問題を、野党に追及され、たった9カ月で政権を投げ出した人物である。今後、自公両党が切り込む「細川氏の闇」について、ジャーナリストの田村建雄氏が緊急リポートする。

 細川氏「原発の問題は国の存亡に関わるという危機感を持った。原発問題は知事として非常にやりがいのある仕事だ」

 小泉氏「『原発ゼロでも日本は発展できる』というグループと、『原発なくして日本は発展できない』というグループの争いだ」

 細川、小泉両氏は14日午後、都内のホテルで会談後、記者団にこう語った。選挙戦の争点を「脱原発」に収斂させる思惑のようだが、2020年東京五輪を控えた首都・東京には、ほかにも数多の課題が山積している。

 加えて、医療グループ「徳洲会」側からの5000万円受領問題で辞任した猪瀬直樹前都知事の後任を選ぶだけに、1億円借り入れ問題を引きずる細川氏には、1300万都民のトップに立つ資格自体が問われそうだ。

 菅義偉官房長官も同日の記者会見で「(細川氏は)東京佐川急便からのお金の問題で首相を辞任した。それを都民がどう受け止めるかだ」と言い切った。

 選挙戦でも、1億円借り入れ問題は徹底的に追及されそうだが、これがいかに深刻か。当時の時代背景を解説する必要がある。

 細川内閣が誕生する1年前の1992年8月、「政界のドン」と呼ばれた自民党の金丸信副総裁に、東京佐川急便からの5億円ヤミ献金事件が発覚した。金丸氏は略式起訴による罰金刑と衆院議員辞職に追い込まれ、翌93年3月、巨額脱税容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

 東京佐川急便事件に至る過程では、竹下登元首相に対する右翼団体のほめ殺しや、暴力団会長の仲介疑惑なども次々に報じられ、国民は自民党政権にウンザリしていた。政界事情通が振り返る

 「そんなとき、細川氏が『肥後細川家の第17代当主の長男』『前熊本県知事』『元朝日新聞記者』という肩書を引っさげ、政治改革や地方分権を訴えて日本新党を立ち上げた。同党は92年7月の参院選と、93年7月の衆院選で躍進し、自民党は過半数を割り込んだ。自民党を離党した新生党の小沢一郎代表幹事が水面下で動いて、同年8月、8党派による細川連立内閣が誕生した」

 内閣支持率が70%を超える期待を集めたが、わずか4カ月後の同年12月、細川氏自身が知事時代、東京佐川急便から1億円を借り入れていたことが発覚し、国会は大紛糾した。当時、細川氏はこう釈明した。

 「熊本市にある細川家の土塀などの修理費や、知事として上京する際の滞在用に東京・元麻布にマンションを購入するため借りた。神奈川・湯河原の別荘(=細川氏が現在、陶芸などおこなっている隠居所)を抵当に入れ、82年9月に覚書や契約書を締結した。借金は83年12月から91年1月までに、年1000万円から2000万円を返却し、知事の退職金などを充てて完済した」

 ところが、これに数々の疑惑が噴出した。

 マンションを購入したのは82年7月であり、東京滞在用といいながら、実際は某有名女優Aに賃貸していた。借金を完済した91年1月はまだ知事在任中で、2期目の退職金は未払いだった。

 この点を国会で追及されると、細川氏は「マンションは資産を取り崩して購入したが借金も当てにした」「ホテルも使用したのでマンションは賃貸にした」「いろいろなカネで完済した」などと言い繕った。野党が「それなら、領収書などの資料を提出すべきだ」と求めると、細川氏は当初、「紛失した」などと逃げようとしたのだ。

 前出の政界事情通は「野党やマスコミの厳しい追及に耐えられず、細川氏側が出してきたのが、発行者や判も押していない1000万円の領収書や、日付も発行者の名も印もない1億円の根抵当権設定契約書など。国会や国民をバカにしたようないい加減な資料で、いわゆる『6点セット』と呼ばれた。細川氏は『発行者の控えだから(発行者名や印、住所がなくても)問題ない』と強弁した」と証言する。

 細川氏が国会に提出した資料は、猪瀬氏が公開した5000万円の借用書をまさに彷彿させる。金額も2倍と多い。

 その後も疑惑追及は続き、細川氏は94年4月、「私個人の問題が現実に国会審議の障害になっている」として突然、首相を辞職した。まるで疑惑解明から逃げるような無責任な退陣だった。

 当時、問題を追及した自民党議員OBは「なぜ、金融機関ではなく東京佐川急便から借りたのか」「なぜ、金融機関を通してではなく、現金で返済されたのか」などと疑問を持ち続けている。

 細川氏が未来を見据えて「脱原発」を訴えるならば、過去の「政治とカネ」の問題についても、きちんと説明する必要がありそうだ。

細川氏が国会に提出した根抵当権設定契約書※一部画像処理しています
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20140115/plt1401151811003-p2.htm

 ■田村建雄(たむら・たてお) 1950年、茨城県生まれ。地方紙記者を経て、週刊誌専属記者に。その後、フリージャーナリストとして、月刊誌や週刊誌、夕刊紙などに、政治、社会問題を中心に執筆する。著書に『産廃汚職−利権に群がる議員・業者・暴力団』(リム出版新社)、『中国人「毒婦」の告白』(文藝春秋)など。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/473.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 反中央意識と反知性主義が 結びつくとき  マガジン9
「巨人ファンは自民党、阪神ファンは社会党」などと言われたのは昔、反権力的であるなどと言われた阪神ファンの牙城である大阪は、今や日本で最も新自由主義が幅を利かせる土地になっている。

その旗振り役であり、大阪維新の会会長でもある橋下徹大阪市長は、1月3日に亡くなったやしきたかじんさんを悼んで、涙を流しながら「当選できたのは、たかじんさんの番組で顔と名前を知ってもらえていたから」と語った。

その番組は、関西では知らぬ人がいないであろう読売テレビの『たかじんのそこまで言って委員会』。しかし日本テレビなどではネットされておらず、地域によって認知度には相当な差がある。橋下市長はこの番組が始まって1年目の2003年からレギュラー出演した。

『たかじんのそこまで言って委員会』は、前述のように東京で放送されていない。これはたかじんさんが大変な東京嫌いであるほかに、出演者が「東京のテレビ局では発言を理由に降板させられた」という理由がある。ゆえに「きれいごと」とは違う、「そこまで言っていいのか」というような議論を売り物にしている。

似た番組としては、日本テレビの『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』や、テレビ朝日の『ビートたけしのTVタックル』などがあるが、さすがにここまでの過激さはないようだ。

こうした傾向は、大阪のあけすけな文化と親和する。建前でなく本音で話すことや辛口トークがそれまでも人気を得てきたが、そこに差別を肯定する意識が入り込んだ。差別語を使って何が悪い、嫌いなものを嫌いと言って何が悪い、さらにはバカにして何が悪い…。反知性主義はヒートアップする一方だ。

戦前、「東洋のマンチェスター」「大大阪」と評され、戦後も日本第二の都市としての矜持のあった大阪。しかし、言われて久しい経済の地盤沈下で疲弊は激しい。反中央意識と反知性主義は強化され、こうした言説で憂さを晴らした人々には差別意識が埋め込まれる。

大阪の現況の一因を、このテレビ番組に求めるのは、評価しすぎだろうか。(中津十三)


http://www.magazine9.jp/article/biboroku/10221/
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/474.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 凋落の自民を見限り敵前逃亡の舛添支援に大義はあるか? ただの裏切者に過ぎない (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/46348e925a0dfab0c40ff99ee53c4499
2014年01月15日

 あまりネガキャンな事は言いたくないけど、舛添要一と云う政治家には誠実さを一切感じない。彼が基本的に国家とか国民の為に政治に関わったのか、どうの怪しいからである。かなり女癖も悪いらしいが、片山さつきの旦那であった時期もあるので、趣味嗜好も好ましいものではないようだ(笑)。だいたい、参議院比例区・自民党で当選、自民が下野した途端に三行半を突きつけ、一人新党のようなものを作った、まさに裏切者であり、誠実さを微塵も感じないパフォーマンス男である。50歳も過ぎれば、人格は顔に出るものだが、“下品と狡さを兼ね備えた小癪な奴”と云うイメージを払拭できない人物だ。

 石破幹事長は、厭々ながら舛添候補の支援を口にしたようだが、党本部として公には支持も推薦もしていない姿勢は堅持したようだ。舛添に候補を絞った責任は、東京都連にあるという姿勢は崩していない。舛添を担ぐとは、自民党の人材不足が露呈したようなものである。流石に、舛添は人気があるとは言っても、筋が悪すぎる、責任は石原伸晃におっ被せる魂胆だろう。また、小泉進次郎はオヤジの脱原発を側面するためかどうか判らないが、「舛添支援に大義はない」と堂々と語っている。将来の唯一の目玉政治家である進次郎に、こんな発言をさせるようでは、自民党も、安倍・麻生・石破で、再び下野することになりそうだ。

≪ 都知事選「しっかり支援」=出馬の舛添氏と会談―石破自民党幹事長

  東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を正式表明した舛添要一元厚生労働相(65)は15日、自民党本部で石破茂幹事長と会談し、都知事選に向け支援を要請した。石破氏は、同党都連が舛添氏の推薦を決めたことを踏まえ「本部としてもしっかり支援していく」と応じた。

 また、舛添氏は会談で2020年東京五輪・パラリンピックへの対応や防災対策、医療・介護をはじめとする社会保障対策など、都知事選で打ち出す政策を報告した。
  舛添氏が党本部を訪れるのは民主党政権時の10年に離党を表明し、党から除名処分を受けて以来。舛添氏は会談後、記者団に対し「私に(党内から)反感がたくさんあることは当然だ。過去のことは考えずに先のことを考えたい」と語った。 ≫(時事通信)


≪ 「舛添氏支援の大義ない」=小泉政務官

 小泉進次郎内閣府政務官は15日午前、東京都知事選で自民党都連が推薦する舛添要一元厚生労働相について「応援する大義はないと思う」と述べ、支援する考えのないことを明らかにした。さいたま市内で記者団の質問に答えた。

  小泉氏は「自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない」と指摘した。党総裁を務めた父の小泉純一郎元首相が細川護熙元首相を全面支援することへの党内などからの批判に関しては、「(批判は)当たらない。(舛添氏は)自民党本部の支援(推薦)ではない」 と語った。 ≫(時事通信)

 共産・社民支持の宇都宮候補も悪くはない。しかし、細川が出た以上、都知事選を国政レベルの選挙戦に持ち込む器量は、宇都宮にない。ただ、一本化して宇都宮は降りろ、とは言えない。舛添が田母神に降りろと言っているのと同じ次元になる。宇都宮が自発的に、何らかの行動を起こすか否か、見守るしかない。ただ、現在、わが国が置かれている国際的立場を考えた時、今後行われる地方選においては、極力国政レベルの争点を俎上に乗せる必要があるだろう。名護市長選、東京都知事選、山口県知事選、そして沖縄県知事選、並びに14年中に行われる統一地方選挙(福島、長野、石川、滋賀、京都、等々の知事選にも、国政レベルの争点をぶつけるべきである。

 そのすべての選挙を通じて、国家主義と市場原理主義と云う、気の狂ったような論理矛盾を平気で行う、安倍政権は追い込まなければならない。このまま永田町を放置しておくことは、百年の誤りを看過した、驚くほど無能な国民であったという、歴史的事実を作ってしまう。第二次世界大戦の敗北、311災害における敗北、この重大な民族の転機になるような出来事を歴史から抹殺するような政治を続けることは、死んでも反省しない狂気の民族だと思われるだろう。

 今このとき、自己満足の政治につき合っている暇は、われわれ日本人にはない。小泉の心根は脱原発と云うシングル・イシューかもしれないが、細川、小沢は、今後の日本政治のシーンを変えようと試みている。おそらく、小泉も含め、過去における経緯を横において、小異を捨てて大同に就く心境なのだろう。この辺のことを、冷静沈着に日経ビジネスの編集委員安藤氏がコラムを書いているので、参考に掲載する。


≪ 細川元首相「脱原発」出馬に思惑交錯

 細川護熙・元首相が1月14日、東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬する意向を正式に表明した。「脱原発」で歩調を合わせる小泉純一郎・元首相と14日昼に会談。全面的な支持を取り付けており、自民党が支援を決めた舛添要一・元厚生労働相との事実上の一騎打ちになる公算が大きい。

 小泉氏は細川氏との会談後、記者団に「細川氏の当選のため、私も積極的に頑張る。当選すれば、エネルギー、原発問題で国政を揺るがす、大きな影響を与える知事になる」と強調。「演説会やさまざまな会合に出て支持を訴える」と意気込んで見せた。

狙いは「国民運動」

 「勝ち負けは関係ない。世論を喚起し、国民的な運動につなげていきたい」。細川氏に近い関係者によると、細川氏は重点政策として脱原発を主張。都知事選を機に幅広い国民運動へと発展させていくことに意欲を示しているという。

 共産・社民両党が推薦する宇都宮健児・前日本弁護士連合会会長も脱原発を掲げている。安倍晋三首相は「エネルギー政策は東京だけでなく国民みんなの課題だ」「(原子力政策も)当然議論されると思うが、都知事としての課題もバランス良く議論されるべきだ」とこうした動きをけん制するが、原発政策が都知事選の主要争点となるのはもはや必至の情勢だ。

 「陰の主役」と称される小泉氏が細川氏との連携に踏み込んだことで、原発再稼働に慎重な自民党内の一部議員が細川氏の支援に回る可能性もある。その影響は決して小さくない。

 自民内では「小泉さんの行動はれっきとした反党行為。息子の進次郎(内閣府政務官)も無傷でいられなくなる」(ベテラン議員)と小泉氏への反発が強まっている。

 それでも小泉氏が細川氏の支援に動く背景について、小泉氏を熟知する関係者は「安倍内閣の倒閣や政界再編などを目指す考えなどなく、純粋に脱原発社会の実現が念頭にあるのだろう。人の迷惑など考えず、突っ走る姿は昔から変わらない」と評する。

 小泉氏と細川氏がタッグを組むとの動きが報じられただけで、早くも国政レベルで影響が出始めている。国の中長期のエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画もその1つだ。原発の必要性を強調する内容が固まっているが、安倍政権は都知事選での争点化を避けようと、当初予定の月内の決定を先送りする方向だ。

 そもそも、東京電力の経営を存続させたまま原発再稼働に動く政権の姿勢に国民の多くが「もやもやした思い」を今なお感じているのは確か。そこへ都知事選をきっかけに全国的に脱原発への機運が広がる事態となれば、春以降に想定される原発再稼働のハードルがさらに上がるのは間違いない。

 自民幹部は「世論の空気を読む力にたけた小泉さんの勝負師としてのカンが働いたのだろう」と警戒感を隠さない。経済産業省幹部は「原発の再稼働が順調に進まなければ、貿易赤字の恒常化、電気料金の高止まり、東電を始めとする電力各社の経営問題といった難題がさらに深刻化しかねない」とため息をつく。

 一方、主役の細川氏は出馬を機に国民運動の旗振り役を任じる構えだが、親しい関係者にはその先の目標を示唆している。新たな結集軸をベースとした「政治の組み替え」がそれだ。

 1992年、細川氏は雑誌「文藝春秋」に「自由社会連合」の結党宣言を発表。政権交代可能な2大政党制の確立の必要性を唱えた。

「政治組み替え」の起爆剤の見方も

 それから20余年。マニフェスト(政権公約)型選挙で政権交代を果たした民主党はあっさり瓦解。今や政界は自民党の独り勝ちといえる「1強多弱」体制となり、2大政党制確立への流れは風前の灯だ。

 かつて「政治改革」を一枚看板として取り組み、「55年体制」崩壊の一翼を担った細川氏。関係者との会合などで“元の木阿弥”のような政治の現状への危機感を口にする場面が増えていたという。

 細川氏は「毛嫌いしていた」(関係者)という小沢一郎・生活の党代表とも今年に入り密かに面会している。それも「都知事選以降を見据えての事だ」と周辺は語る。

 細川氏を推すグループには、田中秀征・元経済企画庁長官など1992年に細川氏が結成した日本新党や、93〜94年の細川政権で連携を深めたかつての新党さきがけの出身者が集う。その多くは安倍首相が進める保守色の強い政策に批判的な立場だ。現在落選している元国会議員も少なくなく、細川氏との連携への期待がにじむ。

 ただ「非自民勢力の結集」に最後の勝負をかけたい小沢氏らと共通項はあるにせよ、20年以上前の顔ぶれが単に並ぶだけでは今後、幅広い支持の取り付けは難しそうだ。

 そこで「保守対革新といった伝統的な視点にとらわれない結集軸を細川さんらは模索している」と関係者は明かす。詳細は明らかでないが、脱原発のほかに人口減少社会を踏まえた国と地方の関係見直し、経済政策などで安倍政権との違いを打ち出し、まずは2015年春の統一地方選に向けた体制作りを進める。地方や在野の人材と連携し既成政治にノーを突きつける――。検討されているシナリオはこんなところだ。

 仮に細川氏らのこうした政治活動が一定の世論の支持取り付けに成功すれば、膠着気味の国政レベルでの野党再編に影響を及ぼすのは間違いない。

 2人の元首相の大胆な行動で幕を開けた2014年の政界。しばらく国政選挙もなく「黄金の3年」を手にしたと言われた安倍政権だが、先行きははや波乱含みだ。 ≫
(日経ビジネス:ニュースを斬る・安藤毅)



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記事 [政治・選挙・NHK159] 大村大次郎著『国税調査官が教える なぜ金持ちが増えたのか? 税が格差社会を作った』(グラフ社、2007年)を皆様に紹介し
http://suinikki.blog.jp/archives/1343650.html

大村大次郎著『国税調査官が教える なぜ金持ちが増えたのか? 税が格差社会を作った』(グラフ社、2007年)を皆様に紹介します(古村治彦の酔生夢死日記)

=転載開始=

2014年01月14日

今回は、大村大次郎著『国税調査官が教える なぜ金持ちが増えたのか? 税が格差社会を作った』(グラフ社、2007年)を皆様にご紹介いたします。

 この本は友人から貰った本の中にあったもので、偶然手にしたものです。大村大次郎という人物については、「節税(脱税といってはマズイようです)指南」の本をたくさん書いている人として、名前だけは知っていましたが、初めて著書を読みました。

 この本の肝は、タイトルにもある通り、「税が格差社会を作った」ということです。「役人が税金を無駄遣いしたり、公益法人を作って天下りをしたりすることで、税金にたかって生きていることで、必要なお金が必要な人や分野に流れない。また、税金の掛け方も問題があり、企業は正社員を増やさない。例えば、消費税は、利益と人件費に消費税の税率がかけられるために、人件費の圧縮の誘因となっている」というのが主な内容です。

 年金(を含む社会保障)と教育は2007年当時から現在まで多くの関心事であると思います。年金と教育には多くのお金がかかり、「そのために税収を上げるためにも消費税の税率アップが必要だ」と思っている(思わされている)人々がたくさんいます(私もその一人でした)が、お金の使い方に無駄が多いことによって、本当に必要なところにお金が回らず、税金で食べている人たちのところにどっさいお金が行くようなシステムになっているということなのです。

 著者の大村は、地方自治体は無駄なことをせずに、住民サーヴィスに専念していれば、そんなにお金を使わないで済む、夕張市が破産してしまったのも、流出し続け、減少し続ける人口に歯止めをかけ、人口を増やそうとして、市役所が全く不得意な観光事業などに手を出したからで、住民が住みやすい、住民サーヴィスに特化していれば良かったのだと主張しています。

 大村の「これから大きな経済成長は見込めない。だから成熟した社会を目指すべきだ」という考えには賛成です。日本は戦争直後から1970年代にかけて「奇跡の経済成長」を達成しましたが、先進国になった今、あのような劇的な経済成長どころか、中規模の経済成長も難しい状況です。そうであれば、私は低成長を前提として、お金の振り分け方をそれに合わせたものにし、必要なところに必要なお金がいきわたるようなシステムへの改良が必要だと考えます。

 この本で書かれているお金の使われ方の改善についての提案には賛成なのですが、税金というものがどのような存在であるのかという点には賛成しかねます。税金は「低ければ低いほど、捕捉される部分が少なければ少ないほど」良いと私は考えます。私たちが日本史の授業で習ったのは、江戸時代、農民に掛けられた税金は五公五民、もしくは四公六民、つまり、40%から50%であったと習います。しかし、実際にはかなりいい加減で三割を切っていたという研究もなされています。これは農民が新田開発を行っても、それを報告しなかったり、生産量もかなり低く見積もられたりしていたためです。

 現在の私たちはどうでしょう。痛みの実感の少ない(物価は高く感じる)消費税は別にして、他の税金や社会保障関係の支払い(国民年金税と呼ぶべき。国民健康保険税と呼んでいるのだし)に汲々として、それで残ったお金でなんとか生活「させていただいている」のが実態です。江戸時代の農民と比べて、対抗できる手段がないだけ、苦しい状況にあると言えます。

 著者の大村は税務署の職員ということもあり、やはり「獲る側、お金を引っぺがして持っていく側」の論理を振りかざします。「税金はその国の文化を表す」ということで、「日本人は助け合いの文化があった、だからお金持ちはそれ相応の高い税金を払うべきだ」ということを書いています。しかし、「助け合い」を国家に強制されて行う理由はありません。

 また、この本で著者の大村は、お金持ちに対する税率が低くなったのが格差社会の一員であると書いています。これは、お金持ちではない人たちのお金持ちに対する劣情を掻き立てる主張であり、「お金持ちが強欲だから問題なのだ」ということになります。しかし、誰がこの日本で一番の強欲でしょうか。私は官僚・公務員であると考えます。

シェークスピアの『ベニスの商人』にはシャイロックという強欲な金貸しが出てきます。そして、契約書にあった「肉1ポンドを切り取る」という条項の履行を要求します。最後は「その条文には血については書かれていない」という、日本風に言えば「大岡裁き」でシャイロックは負けてしまいます。

しかし、日本の官僚や徴税役人であれば、「しかし、契約を結んだ時に血を流さずに肉を切り取ることなど想定しておらず、常識で考えれば血も含まれるはずだ」と言って、「常識解釈権」を用いて、肉を切り取ってしまうことでしょう。彼らは哀れなシャイロックよりも強欲で、強力なのです。

 公務員や官僚は税金の配分の際に、まず自分たちの取り分をしっかり、やや多めに確保して残りのカスを私たちに還元しているのです。ですから税金を払ったほどのサーヴィスを受けられません。人間の感情として、自分の取り分を先に確保するというのは自然なことです。ですから、そのような官僚をお金の配分の決定に関わらせてはいけないのです。大事な決定は国民の代表者である政治家が行うべきなのです、しかし、自民党支配の中でそのようなことが行われてきませんでしたし、これからも難しいでしょう。それでも、それを変えるべきだ、本来あるべき姿に変えるべきだと言い続けなければなりません。

この手の本は注意して読まないと、主張に取り込まれてしまうことがあります。こういう本は嫌らしいほどに猜疑と懐疑を持って読むと良いと考えます。

=転載終了=


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/476.html

記事 [政治・選挙・NHK159] ふたつの選挙、安倍暴走阻止のために…  鈴木 耕
年が明けたらすぐに、なにやら騒がしい。選挙だ。
 まず、1月19日は沖縄県名護市の市長選の投開票日。むろん、この選挙の最大の争点は、普天間飛行場の辺野古移設。これははっきりしている。辺野古移設絶対反対を掲げる現市長の稲嶺進氏と、辺野古移設容認の自民党候補末松文信氏の一騎打ちだ。
 そして2月9日には、東京都知事選が控えている。このふたつの選挙は、まさにこれからのこの国の方向性を決めかねない重要な意味を持つ。安倍暴走政治の是非を問うということだ。

 名護市長選については、僕の考えは明快だ。ふたりの候補のまったく対照的な訴え。そのどちらに当選してほしいか、言うまでもない。

 2014年11月25日、それまで「普天間飛行場は県外移設」と主張してきた沖縄選出の5人の自民党国会議員たちは、記者会見場で、まるで何かの罪を犯した者たちのようにそろって首をうなだれ、唇をかみしめながら座っていた。その傍らで石破茂自民党幹事長は、白目を剥いて彼ら5人を睨みつけながら会見に臨んだ。あのシーンはテレビでも流れたし、新聞各紙に写真も掲載されたから、憶えている方も多いだろう。
 毎日新聞(2013年11月25日夕刊)によれば、こうだ。

 沖縄県を選挙地盤とする自民党国会議員5人が25日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡って同党の石破茂幹事長と会談し、5人とも党本部の方針に従い、同県名護市辺野古への移設を容認する姿勢で一致した。(略)
 同党沖縄県連は昨年(注・12年)12月の衆院選と今年(注・13年)7月の参院選で、党本部の方針に反して「県外移設」を独自公約として掲げた。これに対し石破氏は辺野古埋め立ての年内承認を取り付ける環境を整えるため、19日の5氏との会談で党本部の方針を受け入れるよう強く迫っていた。(略)
 県連公約から姿勢を変えた経緯については(石破氏は)「圧力を加えたつもりはない。沖縄の気持ちを代弁する国会議員が、党に県外移設を求めることは許容してきた」と語った。(略)

 
 石破幹事長は「圧力を加えたつもりはない」と言った。だが、そう語る石破氏の横で、顔を上げることもできずにうつむくばかりの沖縄の5人の国会議員たちの表情が、圧力の存在をあからさまに物語っていた。
 実際、石破氏が「もしこれ以上、党本部の意向に逆らうのであれば、何らかの処分を下し、次回の選挙では公認することも難しくなる」と5人、特に最後まで「県外移設」を主張していた国場幸之助氏(沖縄1区)と比嘉奈津美氏(沖縄3区)に詰め寄ったと、複数のジャーナリストから聞いている。このふたりが、記者会見の席で顔を上げられなかったのも当然だ。これを「圧力」と呼ばずして、何と言えばいいのか。
 こうして年末12月27日、仲井真弘多沖縄県知事の「辺野古沖埋め立て申請承認」へのレールは敷かれたのだ。札束で横っ面をひっぱたかれた仲井真知事は、さっそく沖縄県議会から「辞職要求決議」を突きつけられた。「沖縄はまたも金で転んだ」と言われることに、沖縄県民は我慢ならなかったのだ。
 だが、石破氏の“恫喝”が、これで終わったわけではない。彼はその後も、強烈な圧力を沖縄へかけ続ける。毎日新聞(1月13日)のほんの小さな記事(たった18行)が、こう伝えている。

 自民党の石破茂幹事長は12日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点となる名護市長選で、再選を目指す反対派の現職、稲嶺進氏をけん制した。「名護、県北部地域の発展を考える選挙だ。基地の場所は政府が決めるものだ」と鳥取県米子市で記者団に述べた。(略)

 凄まじいというしかない。当事者である地元の選挙結果がどうあれ、そんなものは関係ない。全部、政府が決めるのだから、お前たちは文句を言わずに黙って従えばいい……。
 石破氏が言っているのは、そういうことではないか。「民主主義」なんて言葉は、どこかへ棄ててきてしまった。これが政権党のナンバー2の発言なのだから肌寒くなる。しかし、こんなひどい放言・妄言を、なんでマスメディアはもっと大きく伝えないのだろう。
 暴走する中央政府と、まさに一騎打ちしようとしている候補を、僕は支持する。基地問題のみならず、根底にある安倍政権の民主主義破壊の政策を認めるわけにはいかないからだ。

 名護市長選に比べ、東京都知事選はもっと複雑だ。一騎打ちではなく、多くの人が立候補を表明している。
 僕がこれまでこのコラムでこだわってきた「反原発」について、はっきりとそれを争点にしようとする人が複数、名乗りを上げた。「原発のみを争点にするのはおかしい。他に、大事な都民の暮らしについても争点はたくさんあるはず」という意見がある。もっともだ。
 けれど、批判覚悟で書くのだが、それは木を見て森を見ていない意見ではないだろうか。ふたりの有力な人が「反原発票」を分け合えば、誰が有利になるか。むろんそれは、自民党推薦候補だろう。
 ツイッターなどでも、僕は何回か呟いてきたのだが、この都知事選は単なる「一地方選挙」ではない。安倍暴走政治をこれ以降も許してしまうのか、それとも戦前回帰の危険極まりない強権政治に「待った!」をかけられるのかという意味で、「国政選挙」に匹敵する重要な選択ではないか。少なくとも、僕はそう思う。
 そうであれば、この都知事選では、自民党推薦候補をどうあっても勝たせるわけにはかない。自民候補が勝てば、安倍は、これで自分の“復古政治”が支持された、とますます鼻高々になるだろう。そして、通常国会で「集団的自衛権行使の容認」へ踏み込み、解釈改憲、やがては明文改憲へと駒を進めるに違いない。国防軍創設から、アメリカの戦争支援、共同作戦へと、現実の戦争へ踏み込んでいく可能性が高まるだろう。
 事実、安倍のお先棒かつぎの議員が、早くもこう発言している(朝日新聞1月13日付)。観測気球だ。

(略)安倍政権は、憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使を容認する新たな政府見解の素案を4月にもまとめる方針を固めた。(略)
 首相官邸で国家安全保障を担当する礒崎陽輔首相補佐官は12日のフジテレビの番組で「公明党と議論しなければいけないが、国会が終わってからやるのは敵前逃亡な感じがある。国会中にしっかりと決めたい」と強調。24日に召集予定の通常国会の会期中(6月22日まで)に行使容認を打ち出す考えを示した。(略)

 「敵前逃亡」などというキナ臭い言葉を使う。この礒崎議員の頭の中も「気分はもう戦争」なのだろう。上から下までひどいもんだ。
 この背景には、安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇、座長・柳井俊二元駐米大使)の存在がある。このコラムでも何度か指摘してきたように、自分と似たような考えの連中を集めて“私的”諮問懇談会を作り、そこで自分の意図通りの“提言”をさせ、さらにその提言をまるで公的な原案であるかのように使って法制化していく。こんな好き勝手な“私的懇談会政治”がまかり通るなら、国会の委員会など不必要になってしまう。ほとんど政治の“私物化”ではないか。
 それをフル活用して、右翼的政治を行っているのが安倍政権なのだ。
 しかもこの礒崎議員も極端な右派思想の持主。彼は「立憲主義なんていう考え方は聞いたことがない」とツイートして多くの人に呆れられたほど、憲法学の基礎さえ知らない男だ。東大法学部卒というのだが、東大って、いったいどんな教育をしているんだろう、まったく。 
 そんな人物が、国家安全保障担当の首相補佐官であり、しかも自民党憲法起草委員会の事務局長だというのだから恐ろしい。

 これから先、ほぼ3年間、国政選挙はない。圧倒的与党多数の国会が3年間続くわけだ。だから安倍はその間に、「昭和の妖怪」と呼ばれた母方の祖父・岸信介元首相の“悲願の憲法改定”への道筋をつけようとしている。その前段階としての特定秘密保護法の強行採決であり、今国会中に打ち出す予定の集団的自衛権行使容認なのだ。
 それを阻止できる数少ないチャンスが、今回の名護と東京の首長選挙である、と捉えるのは間違っているだろうか。
 これらふたつの選挙で自民党推薦候補が敗れれば、安倍の暴走に一定程度の歯止めはかけられる。「脱原発」が東京から発信されれば、「原発再稼働」に重点を置いている “アベノミクス”は、一挙にほころんでいく可能性が高い。
 だから、悩ましい…。

 「脱原発」「9条改憲反対」「弱者救済」「スモール五輪の開催」…。せめてこのくらいの「政策協定」を結んで、候補者一本化はできないものだろうか。もしそれができたなら、勝算はかなり高まる。
 多分「野合」だとか「保守と革新の理念なき相乗り」などという批判や罵倒は殺到するだろう。だが、「一度除名した人を候補に担ぐ党」に、そんなことを言われる筋合いはない。
 どちらかに統一でき、その方が当選した場合、もう一方はその方の有力ブレーンとして都政に協力する。そういう協定は結べないものだろうか。
 これが、僕の本音である。

 断っておくが、以上はあくまで僕個人の思いだ。このサイト「マガジン9」の見解では決してない。
 「マガジン9」は、「日本国憲法第9条の精神を大事にする」という一点だけで立ち上がったサイトだ。ひとつひとつの事象については、参加スタッフや執筆者の考えには多くの違いもあり、すべてに同じ考えを持つなどということはあり得ない。
 「マガジン9」は、運動体ではなく、広くリベラルな言論の場を提供することを目的としているネット・メディアだと、僕は認識している。したがって、この都知事選についても、さまざまな意見が混在しているだろう。それでいいと思う。
 だから、この文章の責任は、あくまで僕個人にある。



http://www.magazine9.jp/article/osanpo/10217/
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/477.html
記事 [政治・選挙・NHK159] ナベツネを秘密法有識者に選ぶ安倍の感覚+石破の上から発言に辺野古反対派が反発 (日本がアブナイ!) 
http://mewrun7.exblog.jp/21574585/
2014-01-15 20:36

この記事では、都知事選以外の話を・・・

 今週からテニスの全豪OPが始まっている。(・・)

 男子シングルス1回戦では、第16シードの錦織圭が地元選手と対戦。錦織は前哨戦でベスト4、エキジビション大会では優勝して、調子がよさそうだったのだけど。昨日は、少し格下の選手だったものの地元の声援がスゴかった上、40度を越える暑さと強風の影響もあってか、重要なポイントが決め切れず、フルセットまでもつれ込むことに。^^;
 最終セットは、心身ともにクールダウンして(クビに氷を当てたりもして)集中力を取り戻し、しっかりと勝利。2回戦進出を決めた。"^_^"
<試合終了後、開口一番「きつかったですね〜」と言ってたです。^^;苦戦しても、最後はきちんと勝てたのは、成長した証かな?(・・)>
 添田豪は、1回戦で第4シードのマリー(英)と当たり、ストレート負けに終わった。

 女子シングルスでは、初日にクルム伊達公子が、予選上がりながらジュニアbPで16歳の選手に1−2で敗れる波乱が。(ノ_-。) <でも、ダブルスにも出るんだよね。(^^♪>
 また土居美咲も1回戦でTOP10選手に敗れたものの、森田あゆみはストレート勝ち。そして奈良くるみが、世界ランキング43位の彭帥(中国)を2−1で下し、全豪初勝利を上げた。(*^^)v祝

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 ところで、昨日、mew的には「あり得ない!」とわめきたくなるようなアンビリバボーなニュースが出ていた。(@@) 
<マジで「コイツら、何考えてんの?」「イカれちゃってんじゃん?」って言ってたですよ。> 

 秘密保護法に関して、特定秘密の指定や解除などの統一基準を検討する有識者会議の座長に、よりによって読売グループ会長の渡辺恒雄氏が就くことが発表されたのである。(゚Д゚)

『安倍政権は14日、特定秘密保護法施行に向け、秘密指定の基準が妥当かどうかを話し合う「情報保全諮問会議」のメンバー7人を決めた。座長に読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆の渡辺恒雄氏(87)が就任。公文書管理や情報公開、報道の専門家らで構成し、17日に初会合を開く。

 秘密法に対して、国民の知る権利を侵害するなど批判が強いことを踏まえ、メンバーに賛成派の永野秀雄・法大教授を主査に選ぶ一方、同法を批判してきた日本弁護士連合会の情報問題対策委員会委員長を務める清水勉弁護士も起用した。清水氏はこれまで、行政機関の長が特定秘密を指定しても、その中身が検証できない仕組みなどを問題視してきた。菅義偉官房長官は14日、メンバーの選考理由について「経験や実績を参考にしながら最終的に判断した」と説明した。

 渡辺氏は14日、読売新聞グループ本社広報部を通じ、「限定された、緊要な国家機密を守るための特定秘密について、第三者の目で、国益を踏まえ、厳しく検討していきます。私は報道界出身ですので、『言論の自由』や『報道・取材の自由』が、この法律でいささかも抑制されることがないよう法の執行を監視するのが義務だと考えています」との談話を出した。(朝日新聞14年1月14日)』

* * * * *

『菅義偉(すがよしひで)官房長官は十四日の記者会見で、特定秘密保護法に関し、特定秘密の指定や解除の統一基準を首相に答申する有識者会議「情報保全諮問会議」のメンバー七人を発表した。座長は渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長が務める。実務を取り仕切る主査には永野秀雄法政大教授が就く。法律に反対する日弁連の清水勉情報問題対策委員長が入ったものの、永野氏が賛成する立場を表明しているため、政府寄りの緩い基準になるのではないかと懸念する声も出そうだ。十七日に首相官邸で初会合を開く。

 諮問会議は(1)各省庁など行政機関の長が指定する特定秘密の指定や解除の統一基準(2)特定秘密を扱うのに適切な人物か身辺を調べる適性評価の実施に関する運用基準−を議論し、政府に答申。政府が最終的に運用基準を決める。

 菅氏は記者会見で、諮問会議について「秘密保護法の適正な運用を確保するため、外部の有識者の意見をうかがう」と強調した。だが、米国法や環境法、防衛法などを専門とする永野氏は昨年十一月、国会に参考人として出席。「知る権利といった人権論の枠組みだけで議論するのは現実的ではない。国民の生命、財産を危うくしかねない。秘密指定の範囲は米国より厳格だ」と述べた。
 法律を所管する内閣情報調査室は「永野氏は安全保障情報の保護に関する専門家。経験や実績を考慮して主査を依頼した」と説明している。 

 渡辺、永野、清水各氏以外のメンバーは次の通り。
 宇賀克也東大大学院教授(行政法)▽塩入みほも駒沢大准教授(行政法)▽住田裕子弁護士▽南場智子ディー・エヌ・エー(モバイルサイト運営会社)取締役
(東京新聞14年1月15日)』


* * * * *

 秘密保護法案は、国民の「知る権利」や「報道の自由」の制限につながると強い批判を浴びており、様々な団体から慎重審議や法案の修正、廃止を求める声明が出されていたのであるが。
 安倍内閣&自公は、国民の声を軽視し、昨年11〜12月に衆参の委員会とも強行採決を行なって、強引に法案を成立させたのだ。(-"-)
 
 しかも、特定秘密の指定基準は法案の最も重要な要素であることから、本来であれば、法案を成立させる前に具体的な基準を協議して、国会や国民に示すべきだと思うのだけど。安倍内閣は、法案成立後に有識者会議を設け、そこで協議して決めるという手順をとったのである。^^;

 ただ、コレだけ法案に対する批判が強かったのだから、さすがに安倍内閣も有識者会議の人選は慎重に行なって、ある程度、専門家も国民も納得行くようなメンバーを選ぶのだろうな〜と思っていたのだけど・・・。
 一体、どうしたら、読売のナベツネ氏を座長に起用しようなんて発想が出て来るのか、mewには理解不能だし。しかも、実務を取り仕切る主査に、参院審議で政府側(賛成派)の参考人になっていた永野秀雄氏を起用したことにも大きな問題性を覚えている。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 今さらmewが言うまでもないことなのだが。読売新聞G会長の渡辺恒雄氏は、自民党と一心同体のようになって、国政に関与し続けて来た人。既に89歳と超高齢の身だ。

 しかも、読売新聞は一環して、秘密保護法案にも賛同する姿勢を示しており、法案成立の翌日の社説では「日本にもようやく米英など他の先進国並みの機密保全体制が整った」と評価。読売系のTVは、その問題点をほとんど報じようとはしなかったため、その報道姿勢を疑問視する人も少なからずいた。^^;

<それこそ、昨年11月には、安倍首相がナベツネ氏がらみで、こんなオチャラケを披露していたこともあったりして。
『安倍晋三首相は28日、東京・大手町に完成した読売新聞東京本社ビルの完成パーティーであいさつした。首相は読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長・主筆の部屋を同社関係者に尋ねた際に「それは秘密」と言われたことを紹介し、「読売新聞の特定秘密なんだと(思った)」と述べ、国会審議中の特定秘密保護法案を例に引いた。 (Huffingtonpost13年11月28日)>

 mewは、そんな渡辺氏を、堂々と秘密保護法に関する重要な有識者会議の座長に起用する安倍内閣の神経や政治センスを疑わざるを得ないし。同時に「コイツらは、マジで日本の国民やメディアをナメ切っているんだな〜」とつくづく思い知らされたとこがあった。_(。。)_

 おまけに、実務を取り仕切る主査も、安全保障を重視する賛成派の学者に任せるとなれば、もはや全てを政府サイドのペースで決める気なんだな〜と思われても致し方ないだろう。(-"-)

* * * * *

 他のメンバーを見ても、mewには「???」の部分がある。(・・)

 菅官房長官は、「安全保障や情報の保護、情報公開、公文書管理、法律、報道、それぞれの分野から優れた識見の方の意見を伺うため、経験や実績などを参考に最終的に判断した」と説明していたようなのだが。(発言部分NHK14年1月14日)

 mewは、この法案が国民の知る権利や、諸人権(適性評価の対象者の権利など)が問題とされていることを考えれば、そのような人権に関する憲法系の専門家を、少なくともひとりはメンバーに加えるものだと思い込んでいたところがあったのだが。
 日弁連から法案に反対して来た清水勉弁護士がはいったのはよかったものの、2名の学者は、行政法系の専門家。<とりあえず、情報管理の分野に精通している人たちのようだけど。>

 また、「行列のできる法律相談所」でお馴染みだったに住田裕子弁護士やDeNAの南場智子氏は、それなりの見識が持ち主だとは思うものの(個人的には南場氏は考えが合う部分が多いのだけど)、住田氏は元検察官で、今は企業の顧問弁護士を中心にして活動しているようだし。果たしてこの2人が特定秘密に関する基準作りの会議のメンバーとして適任かどうかは疑問に思うところがある。<何かつい「とりあえず、一般国民にも知名度があって、それなりの見識がありそうな女性を入れておけ」って感じで選んだのではないかと思っちゃったりもして?(~_~;)>

 安倍内閣&自公は、今後、「第三者機関」の設置などに関しても具体的に検討することになっているのだけど。今回の人選を見る限り、今後の対応には全く期待が持てないのではないかと思うし。
 民主党や共産党が、今月から始まる通常国会に、秘密保護法の廃止法案を提出する準備を進めているのだけど。早く安倍政権を倒して、法案の廃止か大幅修正(根本的な見直し)をしないと、マジで日本がアブナイと思うmewなのだった。(@@)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 もう一つ、mewが思わず「はあ?(゚Д゚)」と呆れてしまったニュースを。

 自民党の石破幹事長が、名護市長選で、稲嶺現市長が「辺野古移設に反対」を訴えていることに関して、「基地の場所は政府が決めるものだ」とその主張を上から否定する発言を行なったという。(@@)

『自民党の石破茂幹事長は12日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点となる名護市長選で、再選を目指す反対派の現職稲嶺進(いなみね・すすむ)氏をけん制した。「名護、県北部地域の発展を考える選挙だ。基地の場所は政府が決めるものだ」と鳥取県米子市で記者団に述べた。
 辺野古沿岸部の埋め立てを承認した仲井真弘多(なかいまひろかず)知事について「承認は県知事の専権事項だ。普天間の危険性を一日も早く除去することで、公約違反でもなんでもない」と擁護した。(共同通信14年1月12日)』

* * * * *

 ただ、この発言は、沖縄県民から強い反発が出ているようで、自民党関係者も困惑しているとか。石破幹事長は、(またまた?)自分の発言によって、却って自分のクビをしめることになるかも知れない。

『米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題で、自民党の石破茂幹事長が「基地の場所は政府が決める」と発言したことに、県内から「民意軽視の強行姿勢」「地方自治の否定」と反発する声が上がった。移設の是非が最大の争点となる名護市長選のさなかで、移設容認側の市民も、地元と協議する必要性を強調。「慎重に発言を」と困惑した様子で話した。

 沖縄平和市民連絡会の城間勝事務局長は「これほど県民、名護市民を無視し、愚弄(ぐろう)する発言はない。市長選に介入して地方自治を否定しており、絶対に許せない。県民を差別し、やりたい放題に基地を押し付けてきた政府の立場を象徴している」と批判。
 さらに「政府が強い反対の民意に直面し、『市長選で現職が勝って辺野古移設が水泡に帰すのではないか』と動揺していることの表れだ」と見透かした。

 自民党県連副会長や顧問を務めた仲里利信元県議会議長は「選挙の重要な争点になっており、民意を軽視した発言は許されない。地域主権も民主主義も否定している。沖縄は政府にとって何なのか。市民、県民を同じ同胞とみていない証左だ」と怒った。
 条件付きで移設を容認する辺野古区代替施設安全協議会の許田正武代表理事は「知事も承認し、ここまで進んできた。できれば強引にやるのではなく、地元と協議してもらいたい」と指摘。「さまざまに捉えられる可能性があり、慎重に発言してほしい。せっかく進めてきたことがマイナスやゼロにならないよう、自身の発言をしっかりフォローしてほしい」と注文した。(沖縄タイムス14年1月14日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 いや、実際のところ、石破幹事長は、かなり焦っている部分があるのかも知れないのだ。(~_~;)

 というのも、名護市長選は19日に投開票が行なわれるのだが。投票日の1週間前の調査結果によれば、反対派の稲嶺市長の方が優勢に選挙戦を展開しているからだ。(・・)

『読売新聞社は、19日投開票の沖縄県名護市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対し、再選を目指す現職・稲嶺進氏が先行し、移設推進を掲げる新人・末松文信氏が追う展開となっている。有権者の1割強は態度を決めておらず、情勢には流動的な面もある。
 稲嶺氏は共産、社民両党支持層の9割以上を固め、民主支持層の約8割からも支持を得ている。末松氏は自民支持層の8割から支持を集めた。

 調査では、最大の争点となっている普天間飛行場の移設問題についても尋ねた。日米両政府は辺野古移設で合意しているが、「県外に移すべきだ」が72%、「合意通りにすべきだ」は19%にとどまった。仲井真弘多(ひろかず)知事が、移設先の埋め立てを承認したことに関しては、「評価する」が30%、「評価しない」が60%だった。(読売新聞14年1月14日)』

 沖縄タイムス社、朝日新聞、琉球朝日放送の共同調査でも、稲嶺氏が優勢。投票先を決めるときに「普天間飛行場の移設問題」を重視するという人が56%。しかも、辺野古への移設は、反対が64%で、賛成の19%を大きく上回っている。
 また、末松氏を支援する仲井真知事の支持率は、24%(前回57%)に激減。不支持率が、57%(14%)に増加した。(詳細は*1に)

* * * * *

『自民党幹部は13日、名護市長選の情勢について、「保守系候補の一本化を巡るガタガタが影響している。(辺野古沿岸部の)埋め立てについて、丁寧に説明していくしかない」と語った。モザンビーク訪問中の安倍首相は12日夜(日本時間13日未明)、同行記者団との懇談で、「普天間の固定化は絶対に避けなければならない。(市長選では)出来ることを全て実施していくことを訴える」と語った。

 政府・自民党は今後、知名度の高い石破幹事長や小渕優子衆院議員らを沖縄に派遣し、末松氏の全面支援をアピールするとともに、方針決定を留保している公明党に支援を働きかける方針だ。ただ、公明党幹部は「簡単な話ではない。移設についての地元の声は厳しい」と語った。

 一方、稲嶺氏を推薦する共産党や社民党は、陣営の引き締めを図っている。共産党の市田書記局長は「そんなに甘くない」と述べ、社民党の吉田党首は「油断することなく、戦っていきたい」と語った。(読売新聞14年1月14日)』

 また伝聞情報によれば、末松氏を支持している企業や商店などの関係者が、周辺の有権者に末松氏への投票をかなり強く働きかけているという話も。
 市内各地域の住民が二分されるような雰囲気になっているため、自分がどの候補に投票するつもりなのか「クチに出せない」or「とりあえず相手に話を合わせてしのぐ」などと言う住民もいるという。(~_~;)

* * * * *

 安倍自民党にとって、大きな痛手は、名護市長選で公明党の支援が受けられないことにある。(・・)

 自民党本部は、名護市長選に至る工程表の中で、自党の沖縄県連に「県外移設」の公約を「辺野古移設容認」に変えさせた後、公明党の沖縄県本にも公約変更を要請する計画を立てていたのである。^^;

 しかし、公明党の沖縄県本部は、強引に自党の沖縄県連に公約変更を迫った安倍内閣&自民党本部に強い反発を覚えた様子。
<県本幹事長が、「また琉球処分?」「多くの県民の思いは『これ以上、ウチナーンチュ(沖縄人)をバカにするんじゃねー!』だ」とfacebookに書き込んでいたほど。^^;>

 結局、公明党の沖縄県本は「県外移設」の公約を変更せず。先週の沖縄県議会でも、公明党が「辺野古移設断念を政府に求める意見書」の採決で賛成に回ったため、意見書が可決されることになったりもしている。(・・)

『末松陣営によると、12日の出陣式に公明党県本部幹部らは出席しなかった。自民党県連は前公明党代表の太田昭宏国土交通相らに応援を要請しているが、一向に返事はない。
 公明党が末松氏の支援に二の足を踏むのは、県本部が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する立場を変えていないためだ。

 一方、政府・与党として県内移設を容認する党本部は9日、県本部の自主投票方針を了承せず、井上義久幹事長が県本部との「ねじれ」解消に乗り出した。
 だが、告示日を迎えても折り合いがつけられない「吊るし」(党幹部)のままだ。(産経新聞14年1月13日)』

 自民党の中には、大事な選挙に協力しようとしない公明党に対する不信感が高まっているとのこと。『自民党県連幹部は「連立の終わりの始まりだ」とも警告する。(同上)』(~_~;)

<自民党の沖縄県連だって、つい2ヶ月前まで「県外移設」を党の方針にしていたくせに。(-"-)>

* * * * *

 もし最後の最後になって、公明党の本部から沖縄県本に、末松氏に投票するように強い指示が出るようなことでもあれば、末松氏が勝つ可能性が出て来るのかわからないけど。
 公明党には、そんなどこかの党みたいに県民や各議員の心を踏みにじることはして欲しくないし。
 投票の日には、どうか自民党を含め、どの党の支持者も、将来、悔いを残さないように、沖縄の県民&名護市民としての信念、矜持を示して欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
  
                          THANKS


辺野古移設反対の現職が先行 名護市長選情勢調査
朝日新聞デジタル 1月14日(火)0時1分配信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が焦点となっている名護市長選(19日投開票)について、朝日新聞社は沖縄タイムス社、琉球朝日放送と共同で12、13の両日、市内の有権者に電話調査し、取材で得た情報とあわせて情勢を探った。移設に反対する現職の稲嶺進氏(68)が先行し、移設推進で新顔の末松文信氏(65)が激しく追っている。

 ただ、有権者の2割強が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、稲嶺氏は推薦を受けた共産、社民、沖縄社会大衆の各党の支持層を固めたほか、無党派層の8割の支持を得ている。自主投票を決めた民主の支持層の大半もまとめた。

 一方、末松氏は推薦を受けた自民の支持層の8割を固めた。ただ、無党派層の支持が広がっていない。移設容認の党本部に対して県本部が移設反対を掲げ、事実上の自主投票となった公明の支持層でも半数程度にしか浸透していない。

 同時に実施した世論調査では、普天間飛行場の辺野古への移設に反対が64%、賛成が19%。反対層は稲嶺氏を、賛成層は末松氏を支持する傾向が強い。

 投票先を決めるときに最も重視することを4択で聞くと、「普天間飛行場の移設問題」56%、「地域振興策」23%、「経歴や実績」7%、「支援する政党や団体」3%の順だった。

 自民の支持率は15%で、3割台半ばの全国世論調査に比べてかなり低い。仲井真弘多知事の支持率も、昨年12月の県民世論調査で県全体では57%あったが、24%にとどまった。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/478.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 日本が子々孫々にまで禍根を残す過去の愚かな社会に戻るか、発展する日本を残すかの選挙となる。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201401/article_14.html
2014/01/15 22:15

東電が再建計画を提出し、政府がその計画を認定した。その再建のカギが、柏崎原発の「7月再稼働」である。柏崎の4基の原発を再稼働する。その電気はほとんどが東京で送られ、消費される。

この原発再稼働を、東京都民はどう考えるのか?福島原発も、ほとんどの電力を東京で消費していた。都民はその電気で生活していたのだ。

今回の東京都知事選挙では、都民の見識が問われている。舛添氏や田母神氏に投票することは、原発を推進することと等価行動となる。


政府、東電の再建計画を認定 柏崎刈羽「7月再稼働」
http://www.asahi.com/articles/ASG1H5T5JG1HULFA023.html
 政府は15日、東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)を正式に認定した。2014年度中に柏崎刈羽原発(新潟県)の4基を再稼働させるなどして、年間で1千億円以上の経常黒字を安定して稼げるようにする。


東京都知事選挙で、細川氏、宇都宮氏が原発を争点化することにイチャモンを付けているのが、政府べったりの読売新聞である。「脱原発」は国が考えることで、地方自治体で考える筋合いのテーマではない、という論理である。こんなイチャモンをつける新聞を読んでいる読者の見識も問われている。


東京都知事選 「脱原発」訴える場に適するか(1月13日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20140112-OYT1T00736.htm

 東京都知事選が国政に影響しかねない。そんな様相を呈してきた。
 細川氏は「脱原発」を掲げる意向で、「原発ゼロ」を唱える小泉元首相に近く協力を要請する。共産、社民両党が推す前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏も、「脱原発」を主張している。

 そもそも原子力発電は、国のエネルギー政策の根幹にかかわる問題だ。脱原発を都知事選の争点にしようとするのは疑問である。


東京は福島原発で作られた電気の消費地であった。そこでこれだけの事故が起こった。また東電の大株主である。ということは、都税を払っている都民も、間接的に株主であると言っても過言ではない。都民には大いに責任がある。読売新聞と反対のことを述べているのが、朝日新聞と東京新聞である。


朝日新聞:『東京都知事選―首都で原発を問う意義』
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=com_top_pickup
 都知事選で原発を問うことに違和感を示す向きがある。安倍首相も「エネルギー政策は東京都だけではなく、国民みんなの課題だ」と述べている。

 たしかに国民全体が考えるべき問題ではある。だが同時に、都民が当事者として考えるにふさわしいテーマでもある。

 人口1300万超の東京は、日本の電力の1割強を使う大消費地だ。なのに、主な供給源は遠隔地にある。原発の立地自治体や周辺が抱える様々な矛盾や葛藤とも無縁でいられる。

 そんな東京で選挙を通じて議論が深まれば、都民の節電意識が高まったり、再生可能エネルギーの普及に弾みがついたりする可能性がある。大量生産、大量消費のライフスタイルの見直しにつながるかも知れない。
 自分たちのありようを再考するという点で、自治体選挙で問うてならぬという法はない。


東京新聞:『東京都知事選 脱原発は大事な争点だ』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014011502000176.html

 「脱原発」を唱える細川護熙元首相が東京都知事選への立候補を表明した。国の原子力政策は間違いなく主要な争点となる。首都のリーダー選びを日々の暮らしを足元から見つめ直す契機としたい。

 細川氏は、同じく「脱原発」を主張する小泉純一郎元首相に協力を仰ぎ、全面支援の約束を取りつけた。「原発の問題は、国の存亡に関わる問題だという危機感を持っている」と決意を述べた。

 核廃棄物の最終処分場を欠いたまま、安倍晋三政権は相変わらずの原発政策を推進しようとしている。二人の元首相はそこに危うさを覚えている。

 「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」。小泉氏の言葉は、都民を超えて国民全体に投げ掛けられた問いといえよう。


特に、上記社説の素晴らしい指摘が以下の文である。

今回の東京都知事選挙は、日本の将来の方向を決める選挙になる。つまり、小泉氏が言う 『原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」ということになる。小泉氏の言葉は、都民を超えて国民全体に投げ掛けられた問いといえよう。東京は国内最大の電力消費地として原発の恩恵にあずかってきた。都は東電の大株主としてそれを間接的に支えてもきた。
 都民は原発政策にどんな態度を示すのか。グローバル経済の中で飽くなき成長を目指すのか、原発のない新しい国づくりを目指すのか。都知事選は自己の生き方や倫理観とも向き合う好機だ。』 


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 都知事選 東国原氏 出馬検討するも断念(テレビ東京) 
動画http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_58117/
1月15日


東国原英夫・前衆議院議員が、来月の東京都知事選挙への出馬を一時、本格的に検討しながらも、今週に入り断念していたことが、テレビ東京の取材で分かりました。

先月、議員辞職した東国原氏は、東京都知事選への出馬の可能性を取り沙汰されていましたが、先週、出馬について、「2,000%ない」などと発言し、公には立候補しない意向を示していました。

しかし、東国原氏は先週末に、自らを含めた都知事選の情勢調査を行っていたほか、公約や選挙ポスターの作成にも着手し、出馬表明に向けて調整していたことが関係者への取材で分かりました。

ただ、細川元総理が出馬の意向を固めるなどしたため、自らの支持が広がらないと判断し、今週はじめ、周辺に対し、正式に出馬断念の意向を伝えたということです。

東京都知事選には、現在までのところ、ご覧の9人が出馬の意向を表明しています。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/480.html

   

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