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2014年1月12日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK159] 姿の見えない日本版NSC  天木直人 
姿の見えない日本版NSC
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/dd37c64efc788629753e35f8a30a4fa0
★「天木直人氏の視点ー(2014/01/11)」★ :本音言いまっせー


 鳴り物入りで出来た国家安全保障会議(日本版NSC)の存在感のこの存在感のなさはどうだ。

 無理もない。

 国家安全保障会議の実態は安倍首相、菅官房長官、岸田外務大臣、小野寺防衛大臣の四人組の会議だ。

 それに麻生副首相が加わる程度だ。

 このような会談が行われるのはせいぜい月一回だ。

 国家安全保障会議の前身である内閣安全保障会議は年に数回程度だったから、それよりはましかもしれないが、それでも時々だ。

 しかもこれら閣僚が集まって何を話すというのか。

 せいぜいよもやま話で終わる。

 実際に動かすのは事務局である各省から寄せ集めた官僚たちだ。

 しかし、その官僚たちは自ら進んで仕事を行うことはない。

 安倍首相の指示待ちであり、その場合でも各省の命令に従う。

 1月7日に発足した事務局の官僚たちはこの数日の間何もすることがなく途方に暮れているに違いない。

 それは私が内閣安全保障会議の事務局に2年間勤務した体験から断言できる。

 唯一明確な仕事が目の前にあるのが谷内正太郎事務局長だ。

 安倍首相の靖国参拝の説明を行って米国の理解を求めなければいけないからだ。

 しかし、中曽根弘文日米国会議員連盟会長らが訪米して米国要人に説明を繰り返しておいる。

 そして岸信夫外務副大臣が13日から訪米し説明するという。

 その後に谷内事務局長が訪米して説明しようとしても、米国側はもはやその必要がないというのが落ちだ。

 日本の説明は同じことしか言わない。

 だから一度で十分なのだ。

 米国が求めているのは日本の行動だ。

 そして日本の行動は安倍首相も菅官房長官も、日本側から何もするこ
とはないと言っている。

 忍耐強く中国や韓国の出方を見守るだけだと繰り返している。

 そのような状況の中で、いまさら元外務官僚の谷内氏が訪米してどんな説明をするというのか。

 しかも訪米の日程はいまだ決まっていない。

 ひょっとして谷内正太郎事務局長はライス大統領補佐官に挨拶するために訪米するだけではないのか。

 日本版NSCの姿が見えないはずである。

 そのうち安倍政権が政権を手放せば開店休業になるに違いない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 警察、検察のデタラメさに今度は裁判所も仲間入りのドアホ!(今西憲之) 
警察、検察のデタラメさに今度は裁判所も仲間入りのドアホ!
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/36322873.html
2014年01月11日 今西憲之 商売繁盛で笹もってこい!


まいど、いまにしです。

一人の逃亡者に、4000人もの警官が動員され、
税金が山盛り使われた、神奈川県警と横浜地検が容疑者を
逃がしたという、大失態。詳細は、このブログでも書いた。
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/36296287.html

デタラメに税金使ってるんは、警察や検察だけかと思うたら、裁判所も一緒やった。

元日からDAILY NOBORDERで執筆した、
松江介護詐欺事件と題して、詳しく書いた。
http://no-border.asia/archives/17957

島根県松江市の介護事業会社社長、田窪紘子被告は
松江市から、介護事業の得られる生活支援給付金を不当に請求して
金銭を得た、詐欺容疑で逮捕、起訴された。
だが、ずっと容疑を否認。
田窪被告は72歳と高齢。逮捕後に大腸ガンがわかり、緊急手術。
にもかかわらず、認めないと保釈しない、検察お得意の「人質司法」の
餌食になっている。

何度も保釈申請をした、 紘子被告の弁護団。認められないため、年内に
親族との面会だけでもと、接見の一部解除を12月27日に松江地裁に申請した。
すると、松江地裁からこんな回答が弁護団に届けられた。

「松江地検は、年末年始の休みになる。
年明けに、松江地検に聞いて、判断したい」

12月27日は、まだ休みになってへんがな。

ただの怠慢やないのか?
裁判所、検察、税金で給料、もうとるがな。
しっかり、最後まで仕事しろよ。

年が明け、松江地裁は松江地検の意見を聞き、
面会を認めないと、弁護団に告げてきた。

検察の「人質司法」を後押しする、裁判所。

憲法にある、裁判所の独立。
実情はぜんぜん、デタラメのようや。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「舛添vs田母神vs細川の票の取り合いは結構熾烈だろう。一方宇都宮陣営は素人選挙で我が道を行っている。」 水野誠一氏 
「舛添vs田母神vs細川の票の取り合いは結構熾烈だろう。一方宇都宮陣営は素人選挙で我が道を行っている。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13116.html
2014/1/12 晴耕雨読


水野誠一氏のツイートより。

https://twitter.com/SeiichiMizuno

【細川出馬】昨晩、細川内閣の頃に官邸に出入りしていた高級官僚数人と会食をしたのだが、細川総理の評価は歴代最低だったと一致。

やった業績は執務室の照明を間接照明に変えただけwとまで・・

しかも自らの佐川急便からの1億円献金問題が出た途端に総てを放り出した経緯も無責任の極致だと。

佐川問題は必ず出る。

それを怖れた陣営は小泉さんの応援を担ぎ出したのだが、今となっては小泉評価も微妙なところ。

兎も角細川陣営が票を奪うのは舛添票であり、宇都宮票では無いと言うこと。

但し何となく原発再稼働は不安と思っている浮動票の受け口になることは間違いない。

舛添vs田母神vs細川の票の取り合いは結構熾烈だろう。

一方宇都宮陣営は素人選挙で我が道を行っている。

共産・社民支持という、他の候補が怖れてやらない支持政党名表記を入れたり、国政と都政の違いが分かっていないと、突っ込まれているが、この愚直さを決してバカには出来ない。

こういう時代に必要な究極キーワードは「思想」よりも「行政力」よりも「倫理観」だからだ。

行政テクニックなら能吏に敵わないが、最後は倫理観の有無が首長の価値を決める。

だから猪瀬を追放したのだろう?

行政的実現力は優秀な副知事以下いくらでもテクノクラートを用意すればよい。

つまり首長の力を倫理性で評価してみると面白い。

倫理力では発展できないというのも間違い。

名首長と言われた人は何をやったかではなくて倫理的に正しかったかどうかなのだ。

その意味では舛添(女、金、介護偽装などありそう)、細川(既出)など時限爆弾もあるし、また再選挙はゴメンだ

宇都宮氏では、頼りないと考える人も、共産党の支援は嫌だという人も多い。

だが、勝つためには自民党の支援も隠したがる候補者や、民主党を蛇蝎の如く嫌って逃げた候補者よりも、現時唯一まともな野党の共産党の方が信用出来ることも事実だ。

最初は拙いと思ったが、今は反省!

不利を承知で支援を受けた愚直さを評価すべきかも知れない。

弱いほど強い!カッコ悪いほど格好好い!貧しくても心は豊か!そういう価値観の逆転こそが今重要なのかも。

そもそも日本は世界一成功してきた社会主義国家だったのだから、まず安倍さんの悪あがきを疑った方が良いのかも。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「農業は「金儲け」のためにあるのではない、「生き延びる」ためにある。農政について:内田樹の研究室」(晴耕雨読) 
「農業は「金儲け」のためにあるのではない、「生き延びる」ためにある。農政について:内田樹の研究室」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13105.html
2014/1/12 晴耕雨読


内田樹の研究室http://blog.tatsuru.com/

農政についてから転載します。
http://blog.tatsuru.com/2013/12/30_1249.php

JAの雑誌に農政について書いた。

これもふつうの方はあまり手に取る機会のない媒体なので、ここに採録しておく。

食糧安保とグローバルビジネス現在の日本の状況をおおづかみに表現すれば、「過経済化」という言葉で形容することができる。

すべての政策や制度の適否が「収益」や「効率」や「費用対効果」という経済用語で論じられている事態のことである。

経済を語るための語彙を経済以外の事象、例えば政治や教育や医療のありかたについて用いるのは、用語の「過剰適用」である。

むろん、ある領域の術語やロジックがそれを適用すべきでない分野にまで過剰適用されることは、歴史的には珍しいことではない。

過去には宗教の用語がそれを適用すべきではない分野(例えば外交や軍事)に適用されたことがあった(十字軍がそうだ)。

政治の用語がそれを適用すべきではない分野(例えば文学)に適用されたことがあった(プロレタリア文学論というのがそうだ)。

人間はそういうことをすぐにしてしまう。

それは人間の本性であるから防ぎようがない。

私たちにできるのはせいぜい「あまりやりすぎないように」とたしなめるくらいのことでだけある。

「神を顕彰するための建築を建てよう」というのは宗教の過剰適用ではあるが、まずは常識的な企てである。

「神を顕彰するために、異教徒を皆殺しにしよう」というのは常識の範囲を逸脱している。

どちらも過剰適用であることに変わりはないのだが、一方は常識の範囲で、他方は常識の範囲外である。

どこに常識と非常識を隔てる線があるのか、いかなる原理に基づいて適否を判断しているのか。

そういうことを強面で詰め寄られても、私に確たる答えの用意があるわけではない。

常識と非常識の間にデジタルな境界線は存在しない。

にもかかわらず、私は神殿の建築には反対しないが、異教徒の殲滅には反対する。

これを「五十歩百歩」と切り捨てることは私にはできない。

この五十歩と百歩の間に、人間が超えてはならない、超えることのできない隔絶があるからである。

私はそう感じる。

そして、その隔絶を感知するセンサーが「常識」と呼ばれているのだと思う。

私たちはこの隔絶を感じ取る皮膚感覚を備えている。

その話を聞いて「鳥肌が立つ」ようなら、それは非常識な話なのだ。

今日本社会で起きている「過経済化」趨勢はすでに常識の範囲を大きく逸脱している。

それは見ている私の鳥肌が立つからわかる。

そういう場合には「もういい加減にしたらどうか」と声を上げることにしている。

すでに経済はそれが踏み込むべきではない領域に土足で踏み込んでいる。

大阪の市長は「地方自治体も民間企業のように経営されなければならない」と主張してメディアと市民から喝采を浴びた。

だが、よく考えて欲しい。

行政の仕事は金儲けではない。

集めた税金を使うことである。

もし採算不芳部門を「民間ではありえない」という理由で廃絶するなら、学校もゴミ処理も消防も警察も民営化するしかない。

防災や治安を必要とする市民は金を払ってそれらのサービスを商品として購入すればいい(アメリカにはそういう自治体がもう存在している)。

そういう仕組みにすれば行政はみごとにスリム化するだろう。

でも、それは金のない市民は行政サービスにもう与ることができないという意味である。

学校教育も経済が踏み込んではならない分野である。

だが、「教育コンテンツは商品であり、教員はサービスの売り手であり、子供や保護者は消費者である、だから、消費者に選好される商品展開ができない学校は市場から淘汰されて当然だ」と考える人たちが教育についての言説を独占して久しい。

彼らにとって学校は教育商品が売り買いされる市場以外の何ものでもない。

学校教育の目的は「集団の次世代を担うことのできる若い同胞の成熟を支援すること」であるという常識を日本人はもうだいぶ前に捨ててしまった。

医療もそうである。

金になるから医者になる、金になるから病院を経営する、金になるから薬品を開発する。

そういうことを平然と言い放つ人たちがいる。

傷ついた人、病んだ人を癒やすことは共同体の義務であり、そのための癒しの専門職を集団成員のうちの誰かが分担しなければならないという常識はここでももう忘れ去られつつある。

農業も「過経済化」に吹き荒らされている。

最初に確認しておきたいが、食糧自給と食文化の維持は「生き延びるための人類の知恵」であって経済とは原理的に無関係である。

農業が経済と無関係だというと驚く人がいるだろう。

これは驚く方がおかしい。

農業は「金儲け」のためにあるのではない、「生き延びる」ためにある。

今の農政をめぐる議論を見ていると、誰もがもう農業の本質について考えるのを止めてしまったようなので、その話をしたい。

人類史を遡ればわかるが、人類が農業生産を始めたのは、「限りある資源を競合的に奪い合う事態を回避するためにはどうすればいいのか」という問いへの一つの解としてであった。

農業はなによりもまず食資源の確保のために開発されたのである。

食糧を集団的に確保し、生き延びること。

それが農業生産のアルファでありオメガであり、自余のことはすべて副次的なものに過ぎない。

食糧を、他者と競合的な奪い合いをせずに、安定的に供給できるために最も有効な方法は何か?人類の始祖たちはそこから発想した。

最初に思いついた答えはまず食資源をできるだけ「散らす」ということだった。

小麦を主食とする集団、イモを主食とする集団、トウモロコシを主食とする集団、バナナを主食とする集団・・・食資源が重複しなければ、それだけ飢餓のリスクは減る。

他人から見ると「食糧」のカテゴリーに入らないものを食べることは食資源の確保にとって死活的に重要なことである。

自分たちが食べるものが他集団の人々からは「ジャンク」にしか見えないようであれば、食物の確保はそれだけ容易になる。

お互いに相手の食べ物を見て「よくあんなものが食える」と吐き気を催すようであれば、食糧の奪い合いは起こらない。

他者の欲望を喚起しないこと、これが食資源確保のための第一原則である。

食資源確保のための次の工夫は「食えないものを食えるようにすること」であった。

不可食物を可食的なものに変換すること。

水にさらす、火で焼く、お湯で煮る、煙で燻す・・・さまざまな方法を人間は開発した。

それでも同じような生態系のうちに居住していれば食資源はいやでも重複する。

その場合には競合を回避するために、人々は「固有の調理法」というものを作り出した。

調理はもともとは「不可食物の可食化」のための化学的操作として発達した。

だから、「できるだけ手間を掛けずに可食化する」ことがめざされたわけであるが、人々はすぐにできるだけ手間を掛ける方が調理法としてはすぐれているということに気づいた。

「ジャンク化」と同じアイディアである。

特殊な道具を用いて、特殊な製法で行わない限り、可食化できない植物(例えば、とちの実)は、その技術を持たない集団からみれば「ただのゴミ」である。

「ただのゴミ」には誰も手を出さない。

主食の調味料に特殊な発酵物を用いる食習慣も同じ理由で説明できる。

発酵物とはまさに「それを食用にしない集団から見れば腐敗物にしか見えない」もののことだからである。

食文化が多様であるのは、グルメ雑誌のライターたちが信じているように「世界中の美食」に対する欲望を駆動するためではない。

まったく逆である。

他集団の人からは「よくあんなものが食える(気持ち悪くてゲロ吐きそう)」と思われるようなものを食べることで他者の欲望を鎮め、食糧を安定的に確保するために食文化は多様化したのである。

農業について考えるとき、私たちはつねに「何のために先人たちはこのような農作物を選択し、このような耕作形態を採用したのか」という原点の問いに戻る必要がある。

原点において、農業生産の目的はただひとつしかない。

それは食資源の確保である。

それだけである。

そして、人類の経験が教えてくれたのは、食資源の確保のためにもっとも有効な手立ては「手元に潤沢にある(そのままでは食べられない)自然物」を可食化する調理技術を発達させることと、「他集団の人間が食べないもの」を食べること、この二つであった。

現在の日本の農政はこの原点から隔たること遠い。

TPPが目指すのは「手元にない食資源」を商品として購入すること、食文化を均質化することだからである。

世界中の70億人が同じものを、同じ調理法で食べる。

そういう食のかたちを実現することが自由貿易論者の理想である。

そうすれば市場需要の多い商品作物だけを、生産コストが安い地域で大量生産して、莫大な収益を上げることができる。

原理的には、世界中の人がそれぞれ違う主食を食べ、調理法を異にし、他文化圏から輸出されてくる食物を「こんなもの食えるか」と吐き出すというありようが食の安全保障(つまり70億人の延命)という点からは最適解なのだが、グローバル経済はそれを許さない。

「全員が同じ食物を競合的に欲望する」というありようがコストを最小化し、利益を最大化するための最適解だからである。

例えば、世界中の人間が米を食うようになれば、最低の生産コストで米を生産できるアグリビジネスは、競合相手を蹴散らして、世界市場を独占できるし、独占したあとは価格をいくらでも自由にコントロールできる。

自前の食文化を失い、「市場で商品として売られているものしか食えない」という規格的な食生活にまず人類全体を追い込んでおいて、それからその商品の供給をコントロールする。

人々が希少な単一食資源を奪い合い、「食物を手に入れるためには金に糸目をつけない」という世界こそ、アグリビジネスにとっては理想的な市場のかたちなのである。

だから、グローバル経済はその必然として、世界中の食生活の標準化と、固有の食文化の廃絶という方向に向かう。

これを「非人間的だ」とか「反文明的だ」批判しても始まらない。

ビジネスというのはそういうものなのだからしかたがない。

アグリビジネスは目先の金に用事があるだけで、人類の存続には特別な関心がないのである。

私が農業について言っていることはたいへんシンプルである。

それは、人間たちは「金儲け」よりもまず「生き延びること」を優先的に配慮しなければならないということである。

生き物として当たり前のことである。

その「生き物として当たり前のこと」を声を大にして言わないといけないほど、私たちの社会の過経済化は進行しているのである。

これまで人類史のほぼ全時期において、食糧生産は金儲けのためではなく、食資源を確保するために行われてきた。

でも、今は違う。

人々はこんなふうに考えている。

食糧の確保のことは考えなくてもいい(金を出せばいつでも市場で買えるのだから)。

それよりも、どういうふうに食糧を作れば金になるのかをまず考えよう。

だから、「食糧を作っても金にならないのなら、もう作らない」というのが正しい経営判断になる。

だが、これは国内市場には未来永劫、安定的に食糧が備給され続けるという予測に基づいた議論である。

こんな気楽な議論ができる国が世界にいくつあるか、自由貿易論者たちは数えたことがあるのだろうか。

21世紀の今なお世界では8億人が飢餓状態にある。

「費用対効果が悪いから」という理由で食糧自給を放棄し、製造業や金融業に特化して、それで稼いだ金で安い農作物を中国や南米から買えばいいというようなことを考えられる人は「自分の食べるもの」の供給が停止するという事態をたぶん一度も想像したことがない。

日本の国債が紙くずになったときも、円が暴落したときも、戦争が起きてシーレーンが航行不能になったときも、原発がまた事故を起こして海外の艦船が日本に寄港することを拒否したときも、食糧はもう海外からは供給されない。

数週間から数ヶ月で日本人は飢え始める。

それがどのような凄惨な光景をもたらすか、自由貿易論者たちは想像したことがあるのだろうか。

たぶんないだろう。

彼らにとって食糧は自動車やコンピュータと同じような商品の一種に過ぎない。

そういうものならたとえ輸入が止っても、それはむしろ在庫を高値で売り抜けるチャンスである。

でも、食糧はそうではない。

供給量があるラインを割った瞬間に、それは商品であることを止めて、人々がそれなしでは生きてゆけない「糧」というものに変容する。

たいせつなことなので、もう一度書く。

食糧は供給量があるラインより上にあるときは商品としてふるまうが、ある供給量を切ったときから商品ではなくなる。

そういう特殊なありようをする。

だから、食糧は何があっても安定的に供給できる手立てを講じておかなければならないのである。

食糧を、他の商品と同じように、収益や効率や費用対効果といった用語で語ることは不適切であり、それに気づかずビジネスの用語で農業を語る風儀を私は「過経済化」と呼んでいるのである。

同胞が飢えても、それで金儲けができるなら大歓迎だと思うことをグローバルビジネスマンに向かって「止めろ」とは言わない(言っても無駄だ)。

でも、お願いだから「日本の農業はかくあらねばならぬ」というようなことを言うのだけは止めて欲しい。

他は何をしてもいいから、農業と医療と教育についてだけは何も言わないで欲しい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 2014都知事選 官邸が仕掛ける細川ネガティブキャンペーンの異常(DNB編集部) 
【2014都知事選】官邸が仕掛ける細川ネガティブキャンペーンの異常(DNB編集部)
http://no-border.asia/archives/18227
2014年01月11日 DAILY NOBORDER


大政治家には横綱相撲をとってもらいたいものだが、安倍晋三首相にはどうやら無理な注文のようだ。

きょう11日の朝日、産経、東京の各紙は1面トップで細川護煕元首相(75)の東京都知事選への出馬の意向を伝えた。もっとも肝心の細川氏側からの表立った動きはない。相変わらず聞こえてくるのは「五分五分」(周辺)という声だ。

こうした状況に異常なまでに神経を尖らせているのが自民党と安倍官邸だ。万一、細川氏が出るようなことになれば、自民党東京都連が支持を決めた舛添要一元厚労相(65)の楽勝に黄信号がともることになるだけでなく、政権へのダメージも計り知れないからである。

「安倍さんが怯えているのは細川氏自身でなく、バックにいる小泉純一郎元首相の存在です。小泉氏は安倍さんの政治の師でありながら、これまでないがしろにされてきた恨みがある。『脱原発』をテコに政権批判を展開することは明らかです」(政界関係者)

細川ー小泉の元首相連合が大きな票を集めるだけでもそら怖ろしい。ましてや当選などされた日にはたまったもんじゃないというわけだ。

そこで、自民党と安倍官邸は細川氏の出馬に備えて細川氏の身辺を徹底的に調べ始めた。特定秘密保護法で暗躍した内閣情報調査室(内調)を動かしているという話まである。

しかし、政界をとっくに引退していた陶芸家の細川氏周辺から目ぼしいスキャンダルは見つからず、結局、20年前に首相をやめるきっかけとなった佐川急便からの1億円借金問題という古証文が残っただけだった。これに加えて75歳という年齢と、1993年の7党連立政権が小沢一郎氏の仕掛けだったことから「小沢に近い政治家」と印象づけるよう、親しい記者を使って情報操作を始めているというのである。これからも、(1)佐川急便、(2)高齢、(3)小沢シンパーーーの3つのキーワードが繰り返しメディアに露出することになるはずだ。

そもそも自民党が舛添氏の支持を決めたのは、政策より知名度を優先させたからだったといわれる。その意味では民主党とかわりはない。そう考えると、都知事選にまっとうな政策論争を期待するのは、どだい無理な話なのかもしれない。

※Photo:Prime Ministers Official Residence cropped Prime Ministers Official Residence 20080723.jpg(Wikimedia Commons /Author:atgw)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 朴槿恵大統領が弾薬1万発返還、安倍晋三首相は「集団的自衛権行使できず」、オバマ大統領は「失望感」? () 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6b940526ac591089123fa516a6d373db
2014年01月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆韓国の朴槿恵大統領は、「日本から支援」されるのが、よほど嫌らしい。「韓国軍は10日、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐり、日本の自衛隊から無償譲渡を受けた弾薬1万発を、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に返還した」と朝日新聞がDIGITAL1月11日午前1時31分、配信した。

「韓国では弾薬提供をめぐり、『集団的自衛権の行使容認や武器輸出の拡大を目指す安倍政権を手助けすることになった』との批判が野党勢力を中心に起きた」といい、米国オバマ大統領、ヘーゲル国防長官が、安倍晋三政権に「集団的自衛権の行使容認や武器輸出の拡大」を実現するよう強い圧力をかけていることを勘案すれば、米国オバマ大統領、ヘーゲル国防長官が、韓国政府の対応に「深い失望感」を抱くのは間違いない。

◆しかし、朴槿恵大統領が、南スーダン派遣の陸上自衛隊が、韓国軍に弾薬1万発を無償譲渡したことを「迷惑顔」で感謝もせず、お礼の言葉も発しなかったばかりか、「弾薬1万発返還」という形で、外交儀礼に反する「無礼な対応」を示したことは、冷静に考えれば、日本政府と国民にとっては、却って「よかった」とも言える。

 それは、「第2の日本」である北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)が韓国にいつ「奇襲攻撃」するかもわからない緊迫した情勢の下で、米国オバマ大統領、ヘーゲル国防長官が、「集団的自衛権の行使容認や武器輸出の拡大」を実現するよう強い圧力をかけていて、安倍晋三首相が、懸命に応じようとしているのが、実に「虚しく」、かつ「滑稽に」見えてくる。

 米国オバマ大統領、ヘーゲル国防長官は、米軍将兵が朝鮮半島で戦死傷するのを極力避けようとしており、その代わりに陸海空3自衛隊を参戦させて、「血の犠牲」を払わせようとしている。つまり、朝鮮半島有事の際、駐留米軍と韓国軍は、米韓同盟関係上、合同作戦によって北朝鮮軍と戦い、韓国国土を守らなくてはならない。この戦場に陸海空3自衛隊を引き込み、参戦させるには、日米同盟関係において、日本政府が「集団的自衛権の行使容認」の解釈改憲を行っておくことが不可欠である。この解釈改憲によって初めて、陸海空3自衛隊は「米軍を助けるため」という大義名分を得て参戦する根拠を確保できる。このように、安倍晋三首相が「集団的自衛権の行使容認」への解釈改憲を行おうとしているのは、米国オバマ大統領、ヘーゲル国防長官からの強い圧力があるからである。

◆だが、駐留米軍が、陸海空3自衛隊とともに朝鮮半島で戦い、韓国を守ろうとしても、肝心要の「守られる韓国」が、「日本は、いらない」とばかり、拒絶反応をしているので、国連(潘基文事務総長=元韓国外交通商部長官)の安保理事会からの要請があっても、陸海空3自衛隊は、出動できない。「第2次朝鮮戦争」で戦死傷するのは、駐留米軍と韓国軍の将兵ということにならざるを得ない。陸海空3自衛隊は、1兵の血を流さないで済むということだ。

 ちなみに、韓国経済はいま、危機状態にある。韓国経済を牽引してきたサムスン電子はじめ大企業の業績が軒並み悪化しており、失業者が増加。このため、朴槿恵大統領の「無策」に対する韓国民の批判の声が、ますます高まっているという。そのなかには、「朴槿恵大統領は、退陣しろ」という痛烈な批判もある。

 だが、韓国経済が本当に破綻した場合、一体、どうやってピンチを脱するつもりなのか。日韓通貨スワップ(日本と韓国の中央銀行である日本銀行と韓国銀行の間で締結される通貨スワップ協定、日本の財務省と韓国銀行との間の通貨スワップの総称、実質的には日本による韓国への片務的な経済援助措置)は2011年10月、財務省(外為特会)と韓国銀行間で「ドル・自国通貨の通貨スワップで限度額300億ドル、2012年10月末までの時限措置=国際通貨基金(IMF)の関与はなく、ドル・自国通貨、実質ドル・ウォンの通貨スワップ」として新たに締結されていたけれど、麻生太郎副総理兼財務相が「韓国側から継続の要請がなかった」として、2012年10月末をもって終了している。

このため、安倍晋三政権としては、韓国経済破綻に対して、「救済できない」状態になっている。朴槿恵大統領は、「いまさら安倍晋三政権に助けてくれ」とは言えない。中国北京政府の習近平国家主席に「泣きつく」しか手がない。その中国経済もいま、ピンチに陥りつつある。

【参考引用】朝日新聞DIGITALが1月11日午前1時31分、「韓国軍、自衛隊からの弾薬返還 国連派遣団に」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「韓国軍は10日、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐり、日本の自衛隊から無償譲渡を受けた弾薬1万発を、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に返還した。韓国軍関係者が明らかにした。韓国から補充で送られた弾薬が届いたためとみられる。韓国政府は、自衛隊からの弾薬提供について『国連派遣団に支援を要請し、派遣団を通じて支援を受けたに過ぎない』(外交省高官)との立場を取っている。今回の弾薬返還についても、政府関係者は『国連派遣団から支援されたものを国連側に返還した』と説明。日本の自衛隊との直接のやりとりではないと改めて強調した。韓国では弾薬提供をめぐり、『集団的自衛権の行使容認や武器輸出の拡大を目指す安倍政権を手助けすることになった』との批判が野党勢力を中心に起きた。韓国政府は『万が一の事態を憂慮した予備分だ』と説明。国防省幹部も『補充分が届けば、返還する』としていた。(ソウル=中野晃)」


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍という大人災、大災害 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/cf3effa1feca377e015199670e2002cf
2014-01-12 07:50:35

 「誇りある日本」という日本のありたい姿は、限りなく影が薄くなりつつあるように感じられます。安倍という総理大臣のもとで、「日本を取り戻す」という発言とは裏腹に、アメリカ隷従が加速しています。日本の「誇りある独立」が大災害に見舞われているといえましょうか。

 見方を変えれば、アメリカが戦後めざした「日本大改造」は、安倍という男が首相の座にある今、最終段階の完成形に近づいてきたように見えます。

 アメリカは日本占領当初、それまでの天皇を頂点とする軍事国家の徹底的な解体を進めました。具体的には、戦力不保持・交戦権放棄の平和憲法の押しつけであり、財閥解体による経済体制の抜本的変革、教育制度の改変などでした。

 まず、いったん完全に解体してから、新たに望む形に造りかえる戦略でした。

 日本はそれまでの軍事国家から、外見的には民主主義の衣をまとった「この国の形」に変えられました。明らかに押しつけだった「平和主義・主権在民・民主主義・国際協調による国の存立」でしたが、それは押し付けられ直後から国民に広く深く受け入れられました。そして、相当程度、血肉化されたといえます。

 しかし、それが気に入らない勢力も水面下で”来るべき時”をうかがっていました。アメリカが「パックス・アメリカーナ」を維持するうえで、日本の国力をアメリカのために奉仕させる戦略に転換してから、その流れに乗って、さまざまな手を打ってきました。

 それが、「逆コース」であり、中曽根首相(当時)に代表される勢力が強力に進めてきました。国内的には、天皇を頂点として天皇を利用する官僚主導国家であり、対外的にはアメリカの庇護を受ける隷従国家、いわゆる属国体制です。

 自民党が誕生させた首相の中にも、本気で「日本の独立」をめざす器量の男もいました。その代表が、田中角栄氏でした。ところが、アメリカから危険視されてロッキード事件という収賄罪を仕掛けられ、政治的に”抹殺”されました。

 その系譜を引く小沢一郎氏も、アメリカから最大の危険人物として排除されてきました。具体的には、民主党の菅直人や野田佳彦などといういかがわしい連中がそそのかされ、日本の主要メディアもそれに陰に陽に協力しました。その陰では、財務省をトップとするという「霞が関官僚軍」が活用されました。

 そしていま、安倍晋三という男です。TPP(環太平洋経済連携協定)に積極的に参加することで、日本の国富をアメリカに移転することを了承しています。日本が築いてきた国民皆保険制度を改変して、アメリカの巨大保険会社の餌食にしても構わないという政策を進めています。医療制度も危なくなっています。

 集団的自衛権を行使できるようにしてアメリカ軍の下働きを進んで引き受けます。沖縄には、辺野古に最新鋭の軍事基地をアメリカのために日本人の税金で造って差し上げる政策です。

 福島の原発事故の処理は、放射能の除染や汚染ゴミの対策、避難者の住宅施策も遅れに遅れたままです。にもかかわらず原発再稼働には極めて意欲的です。「脱原発」はアメリカから、「ならん」と厳しく止められ、原発推進を指示されています。

 私たち日本国民にとって、安倍という男は「大人災」です。「大災害」の何物でもありません。一刻も早く退陣させるべき存在といえます。なんとかしましょう。「真の誇りある日本」を取り戻すために。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 自民党が仕掛ける都知事選“細川潰し”ネガキャンの姑息(日刊ゲンダイ) 
                 “口撃”は止まらない/(C)日刊ゲンダイ


自民党が仕掛ける都知事選“細川潰し”ネガキャンの姑息
http://gendai.net/articles/view/news/147182
2014年1月11日 日刊ゲンダイ


 高齢と佐川急便

 どうやら怖くて仕方がないらしい。細川元首相(75)の都知事選出馬報道を受け、自民党や公明党が早速、「細川潰し」に動き出している。

「殿、ご乱心」。10日の会見で、細川の立候補検討をこう言って批判したのは甘利経産相だ。昨年12月のTPP(環太平洋経済連携協定)の重要会議を欠席する理由となった「舌がん」はどこへやら。小泉元首相と“連携”して「脱原発」を選挙争点に据えるとの見方が出ていることにも触れ、「安定した低廉なエネルギー供給を確保することが政治の責任」などとペラペラまくし立てていた。菅官房長官も「(都知事選は)生活に身近な問題が争点になるのではないか。国政選挙とは違う」と強調。公明党の山口代表も外遊先で「原子力政策は国のテーマだ。反原発だけで都政に影響を与えるのはいかがか」と答えていた。

「都政と脱原発は違う」。そろってこう言いたいらしい。なるほど、もっともらしく聞こえるがちょっと待て。政策を訴え、支持を集めるのが選挙だ。何を訴えるかは候補者の勝手だし、誰かにとやかく言われる筋合いはない。しかも、細川は元首相とはいえ、まだ都知事選の出馬を明言したワケじゃない。候補者でもない単なるひとりの国民に対し、現職閣僚や与党幹部がそろって“個人口撃”する状況は滑稽だ。

「それだけ警戒しているということ。表で訴えるだけではない。マスコミを使った情報操作も始めています。材料に使っているのは75歳という年齢と、20年前に首相を辞めるキッカケとなった佐川急便からの1億円資金提供問題の2つ。早速、自民党に踊らされ、この問題がネックになると報じたメディアもありました。ネットでも細川のネガティブ情報が一斉に流れ出し、他にもネタはないのかと当局を通じて情報収集しているという噂もある。真偽の怪しい下半身スキャンダルやカネの話の中傷ビラなど、今後もあの手この手で『細川潰し』に全力を挙げるでしょう」(永田町事情通)

 3年前の都知事選で当選した石原慎太郎は当時、78歳だった。それに比べれば、細川は3歳も若いし、今さら20年も前の問題を突っつくのも苦しい。都民が期待しているのはまっとうな政策論争である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK159] カリスマ都知事選細川&小泉圧勝で  原発の契約履行がダメになり安倍自滅退陣(自民党的政治のパンツを剥ぐ) 
カリスマ都知事選細川&小泉圧勝で  原発の契約履行がダメになり安倍自滅退陣
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51539830.html
2014年01月12日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


東京都知事選挙は 事実上の 反原発国民投票となった

小泉純一郎の突破力は
マスコミを逆手にとり ひねりあげる 

選挙戦でマスコミは 小泉が焚き付ける国民の火を消火できるわけがない
どころか
私までが 再び行われるであろう 反原発官邸デモに出かけることになる
今度は更に火がつき 数十万人が安倍首相官邸を包囲するだろう

そこに小泉元首相が細川元首相が あの管までもが
事実上の革命さわぎ の大騒ぎ

こうなることは明らかだ

日本の権力は
マスコミ・東電・行政・米軍の裏談合で運営されている
その人形が「今の安倍政権」だが

都知事選挙で
マスコミ・東電が負ける
行政は郵政選挙で カリスマ小泉が安倍より上位だ

米軍に至っては
共和党の頂点と抱き合う小泉と安倍では
小泉が上位となる

都知事選挙で負けるということは
原発営業が破たんすることになる

安倍首相が目の色かえて外遊している
NATO 反中アジア諸国

その目玉商品 原発の契約履行がダメになる
責任自滅が待っている  



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 教科書闘争で、歴史の書き換えを狙う日本の指導者たち(ニューヨーク・タイムズ)
以下は http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-January/028863.html から転載。

知人がニューヨークタイムズに、良い記事が出ていると和訳してくれましたのでご紹介します。解説は、NYT記者から取材を受けた高嶋伸欣琉球大学名誉教授が書かれています。英語を解する方は、写真もありますので、ぜひ、URLを開いてお読みください。

***************
http://www.nytimes.com/2013/12/29/world/asia/japan-fights-a-political-battle-using-history-texts.html


教科書闘争で、歴史の書き換えを狙う日本の指導者たち             
ニューヨークタイムズ 2013年12月23日記事

監修:高嶋伸欣         下訳:伊吹由歌子

http://www.nytimes.com/2013/12/29/world/asia/japan-fights-a-political-battle-using-history-texts.html

  日本・竹富町発

 安倍晋三首相の保守内閣は、よりナショナリスティックな色彩をおおっぴらにして、計画的行動に着手しはじめた。それは、評論家たちが戦後の平和主義からこの国を遠ざけると危惧する問題に関わる。すなわち、日本の学校教科書に、より愛国的な色合いを加えようというものである。

   安倍晋三首相と他の国家主義者たちは歴史教科書が生徒たちの愛国心を養うよう望んでいる 。

 木曜日に安倍氏は、第2次大戦で戦犯となった者たちを含む戦死者を祀る神社への参拝を行った。それにくらべると、この歴史教科書改訂の提案にたいする海外からの抗議の声は少ない。しかしながら、安倍氏の支持者たちが子供たちにより強い愛国心を教えるため変化が必要であると論じて。その一方、自由主義者たちは、この改訂は戦後数十年にわたり日本を平和的に保つのに力のあった反戦メッセージを弱めることになると警告している。

「首相は自身の政治的支持母体からの圧力を受けている。この一派は、首相がより明白で強力な右派的政治行動(靖国神社参拝のこと=高嶋注)を実行していないとして、裏切られた思いでいるのです。」沖縄県にある琉球大・名誉教授で、教科書問題に関する政治的動きを研究してきた高嶋伸欣氏は語る。「安倍氏にとっては、より確固とした国家主義の姿勢を示すことができて、超保守主義者たちの不満をなだめられる唯一の場所が、いまでは学校教育だけということになっているのです」と。

*ここのコメントの意味については、文末の「解説」を参照して下さい(高嶋)

 安倍氏と国家主義者たちは、国としての誇りを回復するには教育システムの改革が必要だと長い間主張してきた。戦時中の日本の行動について、過度に否定的と彼らの呼ぶ見方(訳者より:日本語では「自虐史観」)を何十年にもわたり教えられて、誇りが危うくなっている、というのだ。

  今回の教育改革への取り組みはゆっくりと始まった。しかし、最近の数週間では急展開をしている。

 この10月、安倍内閣の文科相はここ竹富町の教育委員会にたいし、彼らが一度否決した保守的教科書の採択を命じた。政府がこのような要求をするのは初めてのことである。11月、文科省は教科書検定の新たな基準を提案し、そのまま決定されるものと思われている。これは第2次大戦期の歴史にたいする国家主義的史観の記述を教科書に明記するよう要求しているものである。

 今月になると、政府任命の中央教育審議会が、教育にさらに直接的な政治介入をもたらす改革を提案した。これは市長たち首長を地域の公教育の責任者とするもので、反対派にいわせれば教科書採択にたいする政治的介入を容易にする動きである。またほんの数日前、文科省の教科書検定審議会が愛国心を強調しないような教科書は検定で合格させないようにとの、すでに提案されている新基準の強化を承認する答申を決定した。

 これらの動きは、日本の領土に関する主張や地域における強大勢力としての立場に、中国が直接的な挑発行為を行い、増強しつつある自国の力を誇示するのに合わせて起こされている。教育上の改革提案は、両国の国家主義者たちがこれまでに推し進めてきた自尊意識や、時と共に強まったアジア最強の二国間の敵愾心による緊張の高まりから危惧されていることの、最新の動きの一つでもある。

歴史問題はまた、当初は超右翼的な政策よりも経済政策に集中してきた安倍氏にとって、政治上のさらなる危機をもたらすものともなりかねない。

 最近、秘密保護法案を可決したことで、安倍首相はすでに支持率の低下に直面しており、日本の報道機関のなかには戦時中の検閲・治安維持法への逆向と批判する声もある。2007年、在職わずか一年たらずで政権の座を退いたときも教科書問題がその一因となった。このときは、沖縄戦での住民の集団自決は軍部が強制したものだという記述を、安倍内閣が削除しようとしたのである。

 しかしながらいまのところ、これら一連の取り組みは一般からの強い反発を受けていない。これは日本にたいし示される中国のより鮮明な対決的姿勢への懸念増加を反映したものだ、と教育関係者は言う。

 愛国心教育を永年提唱してきた下村博文文科相により提案された新しい検定基準では、小中高校課程の教科書で論議の的となっている歴史事実に関し、「バランスのとれた叙述」をするよう求めている。

 記者会見の際の複数の文科省官僚の説明によると、この要求で、具体的には論議の的になってきた2件の記述について国家主義的学者の見解を盛り込むことが要求されるだろう。ひとつは1937年の南京大虐殺において日本軍に殺された中国民間人の死者数が30万人とする中国政府の見解についてで、多くの日本人学者がこの数字は大幅な誇張とみなしている。

 さらに歴史教科書は以下の記述を要求されることになろだろう。すなわち、朝鮮その他諸国出身のいわゆる慰安婦たちが日本軍兵士への性的奉仕を日本軍により強制されたかについては、いまだに論争があるとする記述である。しかしながら、日本以外のほとんどの国の歴史家たちは、軍の協力なしに売春宿の経営ができたはずはないと語っている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/333.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 俳優の菅原文太さんが、沖縄・名護市長選(12日告示、19日投開票)で稲嶺ススム市長に寄せた応援メッセージ


【今日の赤旗】俳優の菅原文太さんが、沖縄・名護市長選(12日告示、19日投開票)で稲嶺ススム市長に寄せた応援メッセージを紹介します。
http://www.twitlonger.com/show/n_1rvm11b

 名護市市長選挙の行方は日本中がかたずをのんで見守り、世界が注視している。
 沖縄県民の安全と誇りを守る約束で知事に選ばれた仲井真知事が中央政府の甘言と脅しに屈服し、県民との固い約束を捨て去った以上、誰が未来にわたり子々孫々につなぐ沖縄そして名護市民の暮らしと安全を守れると言うのか。
 稲嶺ススム現市長を圧倒的優勢で勝たせ、世界有数の美しいこの土地、海、歴史と誇り、住民の暮らしを守らせる以外に、どんな手段ももう残されていない。
 辺野古はもちろん、沖縄の土地も海も歴史も、ここに住む者たちのものだということを、稲嶺ススム現市長を当選させ、日本中、世界中に発信してゆこう。稲嶺さん、何ものも恐れず正々堂々の戦いをして下さい。心ある日本国民たち、世界の良識も、間違いなく稲嶺さんの強い味方だから、戦い抜いてください。
(了

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/334.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 都知事選 非難逆効果…自民、小泉氏に困惑「反対されれば闘志燃やす人」(産経) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000065-san-pol
産経新聞 1月12日(日)7時55分配信


 東京都知事選で、出馬を決断した細川護煕元首相が、「脱原発」をキーワードにして、小泉純一郎元首相の支援を受けようとしていることに、自民党が苦慮している。

 自民党の元首相が、同党都連が推薦する方針の舛添要一元厚生労働相の対抗馬を支援するなら、普通なら非難の嵐に見舞われてもおかしくない。しかし、相手は、今も人気者で発信力のある小泉氏で、「反対されればされるほど、闘志を燃やす質(たち)」(閣僚経験者)とされる。

 これまでも小泉氏は原発問題で、持論の「即時ゼロ」を自民党幹部やメディアが「無責任」と厳しく批判したことに反発。「日本記者クラブの記者会見で反論する気になった」(小泉氏周辺)とされる。郵政民営化も、自民党の旧橋本派(現額賀派)や郵政族に強く反対されたことから逆に決意を固め、衆院解散に踏み切った。

 そんな小泉氏に、細川氏との連携を強くいさめたり、非難したりすれば裏目に出かねない。閣僚の一人は「好きなように判断してもらうしかない」と肩をすくめる。小泉氏と親しい森喜朗元首相も10日夜のBS番組で「小泉さんの応援で選挙を勝とうという人たちがいるが、ちょっと卑怯(ひきょう)だ」と語り、細川氏周辺を批判するにとどめた。

 都知事選で、細川氏に加えて小泉氏が「脱原発」を説いて回れば、原発再稼働問題にも支障が出かねないことも政府・自民党の頭痛のタネになっている。(佐々木美恵)



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 宇都宮健児さん、「慰労会」の席上、各選挙運動員に対して、現金(1万円〜3万円ほど)を渡すのは選挙法違反ですか?

https://twitter.com/yoshioka_t/status/419937847794089984
吉岡力
‏@yoshioka_t
@宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその16 より抜粋
http://article9.jp/wordpress/?p=1832

「慰労会」の席上、選対事務局長から、何名もの各選挙運動員に対して、封筒に入った現金(1万円〜3万円ほど)が配られたという。


<僕からの質問>
宇都宮健児さん、「慰労会」の席上、各選挙運動員に対して、現金(1万円〜3万円ほど)を渡すのは選挙法違反ですか?

 
https://twitter.com/yoshioka_t/status/419940962366799872
吉岡力
‏@yoshioka_t
澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解 (http://utsunomiyakenji.com/pdf/201401benngoshi-kennkai.pdf …)について

「4 供託金300万円の借入れについて」だが、澤藤氏の奥さんが捻出したのは事実のようだ。「法律違反もなく」などと記載しているが、澤藤氏からそもそも法律違反の指摘はない。
 
 


<僕からの質問>
宇都宮健児さん、供託金300万円の借入れは、法的、道義的に問題はないのですか?


<参考リンク>

■じゃあのwww氏に暴露される宇都宮健児氏と舛添要一氏
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm22629257
 
 
■公選法違反:雫石町議選 運動員2人を逮捕 現金数万円渡した疑い /岩手 [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/07/nihon23/msg/929.html
 

■宇都宮健児弁護士が共同代表を勤める「のりこえねっと」が反日組織の日本基督教団の関連団体であることが判明!
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/102.html
 
 
■「山本太郎辞職デモ」参加者と「しばき隊」添田充啓らが殴り合い3人逮捕!(画像・動画あり) 2ch「またしばき隊の入れ墨893か」「さすがテロリスト山本の仲間達だな」
 http://terusoku.ldblog.jp/archives/34186587.html


■【特定秘密保護法案】 特定秘密保護法反対デモ、しばき隊主導だったwww なぜ?反対論者の中心が「在日朝鮮人、左翼、共産党、中核、革マル」ばかりなのか?
http://blog.livedoor.jp/sokuhoujapan-news/archives/1452275.html


■秘密保護法は廃止! 1.30かながわ集会 & 1.24国会大包囲
https://sites.google.com/site/alternativekanagawa/home

 
■「レイシスト」と言う者がレイシスト 有田芳生
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/tag/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E5%8F%82%E6%94%BF%E6%A8%A9


■日本キリスト教団 志真志伝道所
http://shimashi.ti-da.net/

ゴスペルを歌い、オスプレイ配備反対や基地撤去を訴える「普天間基地ゲート前で ゴスペルを歌う会」のメンバー=29日夕、宜野湾市の米軍普天間飛行場野嵩ゲート前


■270 - 教団新報 - 日本基督教団公式サイト
http://uccj.org/newaccount/page/270

北村常議員は、横須賀基地の原子力空母配備を中心とする米軍の軍事再編により起る 諸問題は、神奈川固有のことではなく、奥羽(三沢)、西中国(岩国)、九州(佐世保)、 沖縄と言った全国的な広がりを持つものであることを述べた。


■日本YWCA 要請書・声明文
http://www.ywca.or.jp/aboutus/request.html

仲井眞弘多沖縄県知事が、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の県内移設に向けた、 名護市辺野古沖埋め立てを承認する方向と報じられました。私たち日本YWCAは、沖縄 の民意を尊重し、日米地位協定の1日も早い改定と、沖縄・普天間基地の無条件返還を ...


■文鮮明と北朝鮮 金日成と義兄弟の杯を交わしたと云ふ文鮮明
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/229.html


■統一教会インチキ右翼=北朝鮮一味
http://rickoshi001.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/08/post_9802.html


■「勝共から親北に」、統一教会の対北プロジェクト
http://senmon.fateback.com/hantou/kankoku/touitsu_shinhokku.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍成長戦略が打ち出す“規制緩和”の恐ろしい側面について! (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/01/post-4993.html
2014年1月12日 


アベノミクスは第1の矢が「異次元の金融緩和、第2の矢が「公共事業への財政支出」であるが、それに続く「第3の矢」として、仰々しく打ち出されているのが「安倍成長戦略」である。

各ジャンルにわたる成長戦略を、数値目標を上げて説明する賛成派はいるが、その前に成長戦略自体が何であるのかという、基本的な部分を政府が国民に周知させているとは到底思えない。

それどころか肝心な部分をはぐらかしたまま、いきなり規制緩和至上主義に踏み込んでいる。
ここにこの政権が体現する暴政が、特定秘密保護法だけではないという話になってくる。

安倍政権が唱える規制緩和万能論には何が抜けているのだろうか。

それは「規制緩和」の出力がどこをめがけているのかという部分である。
簡単に言えば、彼らがやろうとする規制緩和が企業のためなのか、国民のためなのかという単純な話に行きつく。
おかしいとは思わないだろうか。

弱者保護や公益性を保証するために設けられた様々な規制が、時代のニーズや社会に合わなくなって内容を変える場合、その変更によっは、現在の弱者層の保護機能が残るのか、あるいは公益性などがきちんと担保されるのかなど、基本的な部分を慎重に配慮しなければならないはずである。

ましてや、安倍成長戦略で行う規制緩和の目的は時代のニーズではなく、企業のニーズオンリーなのである。
これがどれほど異常なことか分るだろうか。
例えば、資本力という観点で、個人経営店と企業を比べた場合、どちらが強者でどちらが弱者か言うまでもない。
社会を無秩序な自然状態に委ねれば、弱肉強食の法則が働いて強者は弱者を淘汰する。

資本力の大きな事業者が小さな事業者を淘汰し、駆逐することは目に見えている。
これを防ぎ、世の中で起きる過当競争の無残な弱肉強食を防ぐために規制は存在する。
これを国家論的に言うなら、修正資本主義体制が崩れるかどうかの瀬戸際に日本が追い込まれているということになる。
無制限な規制緩和は、この修正資本主義国家の解体と同義なのである。
つまり、新自由主義政策を展開することは、同時に、人々や弱小企業を守る修正資本主義体制を解体することなのである。

これが小泉政権以降の日本人に与えている苦痛の根源的な理由なのである。
多くの人に考えていただきたいのは、安倍成長戦略が修正資本主義の大破壊を狙っているという圧倒的な事実についてである。

案外、この基本的な構図に気づいていない人が多い。
注意を要するのは、安倍政権が成長戦略に言及するときは、規制緩和の経済賦活の側面だけを強調して、その緩和が国民生活や社会にどういう影響を与えるかという部分に関しては一切抜け落ちている。

もしも安倍内閣が、規制緩和に着手する際に、国民保護や公益性保護については慎重を期しながら、全体の利益のために行っていくと言うのであれば、まだしも分かるが、彼らは規制の存在理由に関する説明を一切省いたままに、企業優遇の規制緩和を総花。

口に出てくることは、規制緩和による総花(そうばな)的な成長論だけであり、国民生活に大打撃を与えかねないリスクアセスメントについては故意に沈黙する。
この総花的な成長論の唯一の根拠がトリクルダウン理論であることは、騙しの手口というしかない。


そもそも、規制とは何であろうか。

前大田区区会議員の奈須りえ氏は、規制について本質的なことを次のように述べている。

「規制は、自由な経済活動を阻害する障壁と位置付けられる傾向にありますが、それでは、すべての規制が悪でしょうか。
規制は、私たちの社会秩序の維持し、生命の安全、環境の保全、消費者の保護といった行政目的のために作られています。
経済活動にとって邪魔だと言われている規制は、一方で、私たちの生命や環境等を守るために存在しており、安易に規制を取り払えば、私たちの暮らしに与える影響は少なくありません。」

http://high-falutin21.rssing.com/browser.php?indx=11505924&item=83

まったく奈須氏の言う通りである。

我々を法的に守っている諸規制は、企業の収益活動にとっては阻害要因となる。
安倍政権はこの重要な側面を全く語っていない。
まさに政策詐欺集団である。

この詐欺手口は、グローバル企業の日本収奪のために、政府がCSISに囲われていることから生じている。
政権与党で、規制の負の側面について、奈須りえ氏のような説明を行っている人物は誰一人としていない。
その理由は、安倍成長戦略の“聖域なき規制緩和”が、新自由主義に基づく巨大な詐術的政策に他ならないからだ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 安倍、外遊予算が枯渇も、アフリカで中国との陣地取り争い&ロシアも安倍の思想を警戒(日本がアブナイ!) 
http://mewrun7.exblog.jp/21560368/
2014-01-12 04:00

 安倍首相が、また9日から外遊に出かけている。今回の訪問先は、中東のオマーンのほか、コートジボワール、モザンビーク、エチオピアのアフリカ3国だ。

 その第一の目的は、もちろん「中国包囲網」作り。<中国は早くからアフリカ進出に力を入れているので、バラまき政策で挽回したいのよね。^^;>
 また、安保理の票固めや80社以上の企業TOPを引き連れてのセールス外交&資源確保も重要な目的になっている。(これもある意味では、中国に勝つため?)

 今月は、この他にスイスで開催されるダボス会議出席、インド訪問する予定。また、来月にはロシアを訪問する計画も立てている。(・・)

 外交というのは、一国の首相として、と〜っても大事な仕事ではあるのだけど。安倍氏は首相就任後、異常とも言えるほど外遊を繰り返しているため、後述するように、外遊の経費が枯渇し始めているとのこと。(・o・)
<これも、国民の税金から出ているんだからね。(-"-)>

 でも、「総理は海外に行くと元気になるので止められません(官邸関係者)」状態になっているようなのだ。(@@)

* * * * *

 やっぱ、日本にいると党内外との対立もアレコレある上、色々な批判を耳にして、憤慨したり落ち込んだりすることもあるのだろうし。  
 本当は、米国などの大国を正式訪問して大歓迎を受けたりしたいんだろうけど。昨年2月に訪米した際には、歓迎セレモニーも共同会見も行なわれず。却って元気を失ってしまうとこがあるかも知れないのだけど・・・。^^;
<『さすがの総理も会談後、同行筋に『こちらは遠くから来たっていうのに、笑顔もなかった。冷たいなァ』と気落ちした様子で愚痴をいったそうです」(外務省関係者)』(週刊ポスト2013年5月31日号)>
 
 BUT、今回のアフリカ訪問を見ていても、昨年のアジア・中東訪問の様子を見ていても、安倍首相は、長旅の疲れも見せず、と〜ってもご機嫌で活き活きしているのである。(++)

 安倍首相が訪問している国の大部分は、経済的に日本よりは下位で、何とか日本の支援を得たいがために、三顧の礼を持って安倍氏を歓迎し、チヤホヤしてくれるところが多いわけで。
 靖国参拝の批判もしないだろうし。「積極平和主義や安保が何たら」とか説明しても、とりあえず「はいはい」って受け入れてくれるのだろうし。
 しかも、同行する企業関係者も、ひたすらヨイショしてくれるんだろうし。^^;<ヨイショしないと、経団連の米倉会長のように、激怒されて冷たくされちゃうからね。(前記事参照)>
 そういうとこに行くと、上から目線で、王様気分が味わいながら、と〜っても気分のいい日々を送ることができて。どんどん活力がわいて来るのかも知れないです。(>_<)

* * * * *

 首相周辺は、中国の動向が気になっていたようなのだが。

『中国は習近平国家主席が昨年3月、アフリカ3カ国を歴訪するなど、アフリカ重視の姿勢をとっている。6〜11日にも王毅外相がアフリカ4カ国を訪れており、「首相の訪問地や周辺を先回りして影響力を行使しようとするのでは」(自民中堅)との懸念もあった。(産経新聞14年1月11日)』

 昨日は、コートジボワールの大統領が、安倍首相の来訪に合わせて、わざわざアフリカ11カ国の首脳を集めてくれたとのこと。
 首相がおいしい手土産を持参していたことは言うまでもない。^^;

『安倍晋三首相は10日(日本時間11日未明)、訪問先の西アフリカ・コートジボワールの最大都市アビジャンで、同国やナイジェリアなど西アフリカ11カ国の首脳と会談した。首相は「インフラ整備と人材育成は西アフリカ共通の問題だ」と述べ、積極的に支援する意向を表明した。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の議長であるコートジボワールのワタラ大統領が、首相の同国訪問に合わせ、加盟15カ国に会談への参加を呼びかけていた。各国首脳は首相に、西アフリカの経済統合の重要性を訴え、高速道路や発電所などインフラ整備の必要性を強調。日本企業の投資に期待を示した。(毎日新聞14年1月11日)』

『「西アフリカには未開発の資源、豊かな農業が存在する。偉大なる可能性が前進し始めたかに見える」
 首相は10日夜(同11日午前)の晩餐会でこう述べ、アフリカとの連帯を強調した。ワタラ氏との会談ではサハラ砂漠南部「サヘル地域」の避難民支援などに8340万ドルの支援も表明した。地域の安定に日本が貢献する「積極的平和主義」の理念を説明し、ワタラ氏も日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持した。(産経新聞14年1月11日)』

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 昨年末のものになってしまうのだけど。外遊資金に関する記事をアップしておこう。

『安倍晋三首相の外遊にかかる平成25年度の宿泊予算がすでに底をついていることが22日、分かった。
首相が掲げる「地球儀外交」の影響により海外出張が例年をはるかに上回っているためだ。来年1月には中東やアフリカ、インドなどへの訪問を控えており、政府は他の予算を切り崩して捻出する必要に迫られている。

 首相の海外での宿泊費は内閣官房の「内閣総理大臣外国訪問等経費」から支出され、25年度は3450万円。政府関係者によると、年度の4分の1の期間を残して宿泊予算が枯渇した例は近年では珍しいという。

 昨年12月に再登板した安倍首相は今年に入り、東南アジア諸国連合(ASEAN)の全10カ国をはじめ、延べ29カ国を訪問した。在任が1年3カ月だった野田佳彦前首相と菅直人元首相のそれぞれ延べ16カ国と8カ国、9カ月だった鳩山由紀夫元首相の同11カ国と比べても、安倍首相は突出している。

 政府は26年度の宿泊予算について約600万円増の4070万円を充てる方針だが、首相は周囲に「今後もドンドン海外に行く」と話しており、26年度も途中で予算が枯渇する可能性がありそうだ。
 防衛省が管轄する政府専用機の関連予算も窮迫している。天皇陛下や皇族方がご利用になられる分も含めた政府専用機の燃料費は、24年度が約16億円だったが、「25年度はそれを大きく上回ることは確実だ」(防衛省関係者)という。(産経新聞13年12月23日)』

『1月9日から約1週間の日程で中東とアフリカを歴訪、25日からはインドを訪れて憲法公布の記念式典に出席する。そのため、政府は他の予算を切り崩して外遊費用に充てる方針だという。
「総理は1月22日からスイスで開催されるダボス会議にも行きたいと言っている。できれば施政方針演説や代表質問の前は外遊を控えて欲しいが、総理は海外に行くと元気になるので止められません」(官邸関係者) (中略)

 「海外に“行くな”とは言いませんが、頻繁な外遊に見合った成果があったでしょうか。肝心の中韓や米国との関係も一向に改善されていない。安倍首相は<空いた日は外遊・内遊で埋めてくれ>と言っているそうです。つまり、出かけることが目的の自己満足です。そりゃあ、海外に行くとチヤホヤされて気分がいいでしょう。しかも、首相は行く先々でODAなどの大盤振る舞いをしている。国民には増税を押し付けて、福祉もカット。それでいて、自分は海外豪遊が許されると思っているなら考えが甘い。到底、理解を得られません」(日刊ゲンダイ13年12月24日)』

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 mewは、安倍首相に外遊に行くなと言っているわけではないのだ。(・・)

 日本は資源が乏しい国だし。海外市場を拡大することも重要だし。経済面だけでなく、様々な面でアジアやアフリカの国々と交流を深めて、必要な支援を行なったり、地域の安定や平和に貢献したりすることは、と〜っても大事なことだと考えている。(++)

 ただ、昨年、『 「武器なき日中戦争」に勝ち、「新大東亜帝国」を目指す安倍政権・・・』という記事にも書いたのだけど。

 安倍首相&超保守仲間たちは、異様なほどに中国を敵視しているところがあって。<それは石原慎太郎氏や田母神俊雄氏などの発言や、ネトウヨのブログなどを見れば、一目瞭然なのだけど。>
 そして、ともかく「経済的にも、軍事的にも、中国に勝ちたい」「中国より日本を支持する国を増やしたい」という自らの思いを重視して、外遊活動を展開しているわけで。
 そのような外交の仕方が、果たして本当の意味で、日本の国益にかなうのかどうか、mewははなはだ疑問なのである。(-"-)

<先日、居酒屋談義で、「もしかしたら安倍は、官邸でお友達と世界地図を広げて、『この国は日本の味方』『あの国は中国寄りだな〜』と陣地とりごっこみたいに色分けをしながら、『もっと日本の味方を増やすぞ〜。『経済支援をバラまくぞ〜』とかやってるんじゃないか」って話していたのだけど。本当にやっていそうな気がしません?(@@)> 

* * * * *

 とはいえ、中国もかなり対抗意識を示しているようで。新華経済8日には『中国と日本がアフリカで外交戦、安倍首相と王毅外相が訪問―中国メディア』というタイトルの記事が。

『日本と中国がアフリカでの影響力拡大を狙い、年明けから外交戦を繰り広げる・・・安倍晋三首相は9日から15日にかけてコートジボワール、モザンビーク、エチオピアのアフリカ3カ国と中東のオマーンを訪問。モザンビークでは道路建設のため、円借款を中心に600億円〜800億円の供与を表明。エチオピアでも地熱発電所の建設に100億円前後の円借款を検討している。日本の首相がサハラ砂漠以南のアフリカの複数の国を訪問するのは8年ぶりだ』と紹介。

『一方、中国外交部の秦剛報道官は王毅外交部長が6〜11日にエチオピア、ジブチ、ガーナ、セネガルを歴訪すると発表した。中国は毎年、新年のアフリカ訪問を慣例としている。・・・現在、アフリカで日本の影響力は中国よりも大幅に小さい。中国とアフリカとの貿易の規模は日本の5倍、直接投資額は8倍だ。』などと記していたりして。

 アフリカでも「武器なき日中戦争」が展開されそうな感じになっているだけに尚更、安倍政権がこのような外交バトルに力を傾けているのを見ると「何だかな〜」とぼやきたくなってしまうmewなのである。_(。。)_
 
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 ところで、来月6日から、いよいよロシアでソチ五輪が始まるのだけど・・・。
  
 オバマ米大統領や独仏大統領は、ロシアのプーチン大統領の人権軽視の政策に不快感を示し、ソチ五輪の開会式には出席しないことを発表している。(~_~;)
<関連記事・『天皇の心、安倍・超保守知らず+安倍は欧米の自由民主圏のカヤの外に』>

 この背景には、欧米諸国が、最近スターリン化して、イケイケ状態にあるプーチン大統領&ロシアに警戒感を抱いていることや、米国との間で「新冷戦時代」が始まっていることなどもあるのではないかと思うのだけど。

 安倍首相は、就任以来、プーチン大統領と良好な関係を築いていて、既に4回も首脳会談を行なっているし。<オバマ大統領は1回+プチ会談しかしていないのにね。安倍っちは、もしかしてだけどX2、強いリーダー・プーチンに、憧れやシンパシーを感じていたりして?^^;>
 それに東京五輪開催の絡みもあるので、結局、開会式には出席するのだろうと思っていたら、知人から「安倍も行かないらしいぞ〜」との話が・・・。(・o・)

 読売新聞によると、安倍首相が2月7日の開会式に欠席するメインの理由は、その日が「北方領土の日」だからなのだという。(~_~;)
 毎年、この日には「北方領土返還要求全国大会」が開催されていて。首相や閣僚も来賓として出席し、スピーチを行なうのが慣例になっているのである。(>_<)

 しかも、安倍氏らの超保守派は、北方四島はロシアに不当に占領されていると主張していることから、そんな大事な日に日本の領土を占領している国のお祭りイベントに参加したら、お仲間に怒られちゃうのかも知れない。^^;

* * * * *

 ただ、安倍首相は、ソチ五輪の開催中にロシアを訪問して首脳会談を行なうことで、しっかりフォローしようと考えているようだ。(~_~;)

『安倍首相は、来年2月7日にロシア南部ソチで開かれる冬季五輪の開会式に出席しない意向を固めた。
 国会開会中であるうえ、7日が「北方領土の日」に当たることを考慮した。ただ、五輪期間中(2月23日まで)にソチを訪問し、プーチン大統領と首脳会談を開く方針だ。

 日露両政府は、首脳会談に先立ち、来年1月末に北方領土問題について話し合う外務次官級協議を東京で開催する。首相は次官級協議の結果を踏まえ、首脳会談で領土問題などの意見交換をしたい考えだ。
 五輪開会式には各国首脳が自国選手応援のため出席する例が多い。しかし、ソチ五輪の開会式を巡っては、欧米各国の首脳が、同性愛への規制強化などロシアの人権状況に抗議するため、欠席を表明する動きが相次いでいる。(読売新聞13年12月24日)』
 
* * * * *

 とはいえ、プーチン大統領やロシア政府にしてみれば、安倍首相が(米オバマ大統領らと同じように)開会式の出席を拒んだことは決して快くないことだろう。^^;
<安倍首相がその日に、「不当に占領されている北方領土の返還を」なんてスピーチを行なっていたとすれば、尚更に?>

 しかも、ロシア政府は、首相の靖国参拝を批判する声明を出している上、ラブロフ外相は、中国外相との電話会談でこのように述べていたという。
『ラブロフ氏は「靖国神社の問題ではロシアの立場は中国と完全に一致する」と応じ、日本に対し「誤った歴史観を正すよう促す」と主張した。(産経新聞14年12月31日)』

 この辺りのことは『安倍は米主導で中韓と関係改善?+ロシア外交にも影響+経済団体の苦しい反応』という記事にも書いたのだけど。

 ロシアは、戦勝国側として、日独伊のファシズムによる侵略から欧州やアジアを守ったと主張している立場だし。北方領土問題でも、あくまでも「日本は第2次大戦の結果を認めた上で交渉すべきだ」と考えているため、安倍首相の歴史認識に大きな問題性を覚えているようで。

 ロシア外務省も靖国参拝に関して、「過去の歴史に対する正しい理解が、東京と戦争の年月に日本軍国主義と戦った近隣諸国との現在の関係の重要な基盤を構築している。その背景には、日本社会に世界で一般に受け入れられている第二次世界大戦の結果の評価と異なる偏った見解を押しつけようとする一部の勢力の企てが強まっていることがある。日本政府の長のこのような行為に、遺憾の意を表明せざるをえない」という批判声明を出して、安倍首相を強くけん制していたほどだ。^^;

<要は、安倍氏らの超保守勢力が、政治権力を利用する形で、日本に自分たちの偏った思想や歴史認識などを広めて、戦前志向のアブナイ国に変えようとしているって言ってるのよね。(@@)>

 安倍氏は、何とか自分が首相を務める間に、北方領土の返還の話を決めたいと張り切っているようなのだけど。<バックにロシアとパイプが強い森元首相もついているしね。>
 ただ、安倍首相は、来月のロシア訪問では、アジア・アフリカ訪問のように王様気分の楽しい外遊を味わうのは難しいかも知れないな〜と思ったりもしているmewなのだった。(~_~;)

                               THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK159] 都知事選サプライズ参戦?細川護煕元首相「小泉批判」の過去(週刊SPA!) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140111-00567477-sspa-soci
週刊SPA! 1月11日(土)16時21分配信


 今や懐かしい響きだが、あの日本を熱狂させた“ワンフレーズ・ポリティクス”の手法は、再び東京都民に通用するのだろうか。

 かねてより出馬の噂が絶えなかった細川護煕元首相が、「脱原発」を掲げ、1月23日告示・2月9日投開票の東京都知事選出馬の意向を固めた。後ろ盾は、安倍晋三首相が「政治の師」と仰ぐ小泉純一郎元首相。昨年10月、細川・小泉両氏は秘密裏に会談し、「脱原発」を目指すことで一致したという。

 すでに、自民党からの支持を取り付けた舛添要一元厚労相を筆頭に、宇都宮健児元日弁連会長や田母神俊雄元航空幕僚長などが出馬の方向だが、この総理経験者の最強タッグが“サプライズ参戦”したことで都知事選の構図は大きく変わると見られている。全国紙の政治部記者が話す。

「独自の候補者を探す時間がない自民党都連が早々に舛添支持でまとまったように、民主党も事前の世論調査で有利と出た舛添さんに乗っかりたかった。それが、『小泉−細川連合』の電撃参戦ですから、当然、与党との対立軸を明確にしたいというのもあり、こちらを応援することになるはず。そもそも民主党は、小泉さんも、細川さんも、ともに口説きにいって門前払いされているんですけどね(笑)。『脱原発』を訴えている宇都宮さんの支持層もこれでバラけてしまうでしょうし……。それにしても、まさか細川さんが本当に出ることになるとは!?」

 こう全国紙記者が驚くように、この「ドリームタッグ」が実際に都知事選に参戦すると見ていた記者は思いのほか少なかったようだ。

「昨年末、猪瀬直樹前都知事の辞任が避けられなくなった頃から、この『小泉−細川連合』が都知事選に向けて動いているという噂は出ていました。ただ、安倍さんの師匠である小泉さんが、政府に物申す立場で直接本人が出るとは思えない。ならば、細川さんを小泉さんが担げばいいという話ですが、『70歳定年』を唱えていた小泉さんが、都知事選の時点で76歳になる細川さんを推すとは考えにくい……。『それでも、脱原発を進めるべき!』と意見が一致しても、最終的には細川さんは手を降ろすのだろうと思っていました。何せ15年以上政治の世界から離れている人ですから」(全国紙記者)

「脱原発」という一点のみで意気投合したとしても、そもそも、この2人の総理経験者がタッグを組むことに違和感を持つ者も多いのではないか。実は、細川、小泉両氏の結びつきは、1996年03月までさかのぼる。この年は、自社さきがけ連立政権の枠組みの下、年初に村山富市内閣が退陣し、自民党・橋本龍太郎総裁を首班とする内閣が発足。この前年に自民党総裁選に初めて挑んだ小泉氏と、小沢一郎氏(現生活の党代表)率いる新進党内でくすぶっていた細川氏が、当時新党さきがけ常任幹事会副代表を務めていた田中秀征経済企画庁長官ともに、「行政改革研究会」なる勉強会を立ち上げたことがそもそものきっかけだ。長年、永田町を取材してきたジャーナリストが話す。

「細川さんと、細川内閣のときに首相特別補佐を務めていた田中さんは近かったが、これに郵政民営化を訴えていた小泉さんが乗っかったかたちですよ。細川さんは、当時“分裂間際”だった新進党代表の小沢さんに対し不信感があり政界再編の新機軸を探していた。一方の小泉さんは、自民党の総裁選に初出馬し、勇猛果敢な若い改革者として顔を売りたいという意識があったので手を組んだだけ。ただ、細川さんはこのとき周囲に『小泉さんは、勉強会の中身は他人任せで、もっぱらマスコミに向けてどうやって派手に発表するかばかり気にしていた……』とこぼしています」

 実はこれ以外にも、細川氏による“政治家・小泉純一郎”を腐す言動はある。60歳の還暦を機に政治の世界から足を洗い、母方の祖父・近衛文麿元首相が遺した湯河原の別邸で長らく隠遁生活を送っていた2005年8月、政界引退後、実に7年ぶりとなるインタビュー記事が『日経ビジネス』に掲載されているのだが、ここには、当時「郵政解散」という乾坤一擲の賭けに出て歴史的大勝を収めた小泉首相に対する批判の声で溢れているのだ。

「小泉さんは、少しやり過ぎじゃないのかな。ホリエモンの選挙擁立とか見ても、そう思いますね。マックス・ウェーバーが言っている『職業としての政治』というのは、そんなにいい加減なものじゃない」

「私は、小泉さんと違って『米国べったり』ではありませんから、言うべきことは言うというスタンスです」

「小泉さんはとにかく、あらゆる政治テーマを政治ショーの演目に仕立て上げるという能力が突出している、と思いましたね。昔河原歌舞伎というのがあったけれど、小泉さんの政治はいわば『河原歌舞伎的政治』。世間では劇場政治とか言ってますが、そんなスマートなものじゃない」

※以上、『日経ビジネス』2005年8月29日号より

 歌舞伎は、1600年代前半に京都・鴨川の四条河原で打たれたとされる「かぶき踊り」が発祥と言われるが、細川氏はこのとき、「河原歌舞伎」という言葉を「大道芸」や「チンドン屋」と同じ類の悪意的な言い回しで使っており、元首相として、当時の小泉首相のやり方をよほど腹に据えかねて見ていたということだろう。ほかにも、小泉氏が行った首相在任時の靖国神社参拝についても批判しているくだりがあるのだが……。ジャーナリストが続ける。

「細川さんは、非自民大連立で首班を受ける際、取りまとめ役だった小沢(一郎)さんを指して『自民党を政権から引きずり下ろすためには悪魔とも手を結ぶ』と言うほど相手を選ばない人。今回の出馬も、小泉さんに持ち上げられたことで決断したと見られており、殿のご乱心以外の何ものでもない。『脱原発』のワン・フレーズだけで、実務家の素養が求められる東京都知事の職をまっとうできるか有権者は見極める必要がある」

 都知事選が、黒子を務める小泉氏との「河原歌舞伎」とならないよう祈るばかりだ。

 <取材・文/日刊SPA!取材班>


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 最新の世論調査で 安倍政権の支持率が 62%と 極めて高い水準に  高い支持のもとで 安倍式積極政治は進む

■ 新報道2001の最新の世論調査で 安倍政権の支持率が62.0%と極めて高い水準に

新報道2001の最新の世論調査で 安倍政権の支持率が62.0%と極めて高い水準になりました。

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4799944.jpg


■ どの党に投票するか?では 自民党がダントツ

どの党に投票するか? の調査結果は下記の通り。

38.4%と自民党が相変わらず他党を圧倒しています。

自民党 38.4%
民主党 7.2%
公明党 4.0%
共産党 3.6%
日本維新の会 1.4%
みんなの党 1.4%
結いの党 1.0%
社民党 0.4%
生活の党 0.2%
みどりの風 0.0%
無所属・その他 4.0%
未定 36.6%

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4799945.jpg


■ 安倍政権の果敢な外交 地球儀外交、トップセールスで成果

昨年安倍総理は、地球儀外交とも呼ばれる果敢な外交を行ってきました。

トップセールスによる日本の技術の売り込みも大きな成果ですね。
原発、交通インフラの売り込みと他国への支援。
こういう積極的な外交が日本の経済復興を大きく後押しするわけです。

なお、中韓については政権維持のために「反日」を利用している面があり、今後も首脳会談を呼び掛けるだけで後は放っておけばよい。

日本からの投資が減って経済が苦しくなるのは彼ら自身なので、放っておけばシッポを振ってきます。

現に日本からの投資が大幅に減り、観光客も減った韓国では、朴大統領の頑なな反日政策を批判するメディアが増えています。(下記参照)

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131115/frn1311151810003-n1.htm
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=80764&type=


韓国は北朝鮮という巨大な爆弾を抱えており、日本なしでは安全保障が成り立たないという実態もあります。
首脳会談の呼びかけだけは行い、日本がオープンであることを世界にアピールし、後は放っておけばいいのです。


■ 安倍政権で経済も大きく改善 株価上昇、ボーナスや給与のアップも 安倍政権は長期政権に

日本経済も大きく改善されました。

安倍政権になってから株価は約6割も上昇。
GDPも上昇、税収も増える試算となっています。

まだ大企業中心ですが、ボーナスや、中にはダイキン、ローソン、ジャパネット高田など、給与のベースアップまで行うと表明している企業も増えてきました。

経済、外交などでの成果とこの高い支持率のもと、安倍政権が長期政権となるのは間違いなさそうです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 〈大前研一のニュース時評〉「中国包囲網」で肩透かし食らった安倍首相(ZAKZAK) 
ASEAN各国の首脳らと記念撮影する安倍首相(中央)


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140112/plt1401120729001-n1.htm
2014.01.12


 新華社の情報サイトは昨年暮れ、「排斥から敬意へ。ある出来事が日本に対する印象を根底から覆した」と題する記事を掲載した。

 日本に対し常に不愉快な感情を抱いていた記者が、日本留学経験のある女医の話を聞いて、考え方が根本から覆ったことを紹介したものだ。

 この女医は、日本に留学中に子供を産み、そのときに日本では出生地、国籍に関わらず、奨学金をはじめ、住居、出産、育児など厚い支援を受けられることを経験した。

 そこで、「日本という国は、こんなにいい国なのよ」と語り、「反日」だった記者も「突然、日本に対する敬意の念があふれてきた」という。

 日本の実態を細かく知れば、中国人の誰もが「中国と比べて、日本はいい国だ」と思うはずだ。中国政府は死んでもそんな実態の紹介はしないだろうが…。

 中国の人民がこのくらいのことで感激してくれるのだったら、日本にはいくらでもテーマがある。たとえば、まったく競争力のない農民も補助金などで大いに守られているという日本の実態を知ったら、中国政府の農民に対する扱い方について考え込むはずだ。日本の外務省も、こういう点をもっとアピールするべきだろう。新幹線の平均遅延率が1分をはるかに割り込んでいること、古い車両もきれいで清潔であることなど、中国の高速鉄道車両「和階号」と比べたデータを見るだけで尊敬されるに違いない。

 しかし安倍晋三首相は、こういうPRよりも中国包囲網を強くすることばかり考えているようだ。

 昨年12月14日、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の首脳は、東京で開催された特別首脳会議で、中国が東シナ海上空に設けた防空識別圏を念頭に、「飛行の自由および民間航空の安全の確保へ向け協力を強化する」とする共同声明を発表した。

 ただ、この声明では中国に対する具体的な対策は盛り込まれなかった。中国の行動を直接批判する表現も入っていない。東南アジアには中国と関係が深い国もあり、日本のペースで刺激的な文言を盛り込むことには賛同しかねたのだろう。ASEANの各国は特に中国との対立は望んではおらず、中国を繰り返し非難する日本の現政権との温度差もある。

 要するに、安倍首相は「みんなで中国包囲網を作ろう」とお山の大将になりたくてASEAN10カ国を日本に招いたのだが、肩透かしを食らってしまったわけだ。

 就任以来、安倍首相は東南アジア諸国との関係強化に力を入れてきた。それが功を奏して、今回、ASEAN10カ国の首脳を日本に呼ぶことができた。そこまでは良かったのだが、「中国を囲い込もう」という自分のアジェンダに対しては、「ちょっと待ってよ」ということになった。

 けんかの弱いガキ大将がドスのきいた番長に対抗するために仲間に弁当(ユネスコ無形文化遺産の「和食」!)を振る舞ったりして数を集めようとしたが、ご飯だけ食べて帰っていっちゃった、という高校生レベルの外交を見せられた気がする。安倍首相の中国包囲網よりも、靖国参拝以降の現実世界は(中韓だけではなく)アメリカ、ロシア、ヨーロッパまで含めて「安倍包囲網」の方がいっそう進んだ、というのが大人の外交筋の実感である。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。その21・その22 「澤藤統一郎の憲法日記」

宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。「澤藤統一郎の憲法日記」

http://article9.jp/wordpress/


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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその21


当ブログにおける訴えを「私憤・私怨」と誹り、これで問題を片づけようという宇都宮陣営の姿勢を情けないものと思う。

とあるブログに、下記の発言が掲載されていることを教えられた。筆者がどなかは存じないが、引用をお許しいただきたい。
「宇都宮氏擁護のための『澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解』を一読して失笑してしまいました。
 何の反論にもなっていないのみならず、澤藤氏の批判を『私憤、私怨』に依るものである、とこれが、弁護士の『論理』か、と疑うような記載があったからです。 凡そ、弁護士に依る論説とも思えません。
 これを書かれた弁護士諸子は、冤罪を償うべく国家賠償を請求される無実の人に『私怨』を晴らすのは罪とでも云われるのでしょうか。或いは、公害病に苦しむ患者を代理して公害企業に被害を償うべく訴訟を提起することは、『私怨』を晴らすことになり出来ない、と云われるのでしょうか。
 法学徒ならば、イェーリング(Rudolf von Jhering)の次の言葉を知っているのか、と問わねばなりません。
 即ち、『人格そのものに挑戦する卑劣な不法、いいかえれば、その実行の着手の仕方のうちに権利の無視、人格的侮辱といった性質をもっているような権利侵害に対する抵抗は義務である。それは、権利者の自分自身に対する義務である』と。
 澤藤統一郎氏は、この自己に課せられた義務を果たそうと『権利のための闘争』(Der Kampf ums Recht)に立ち上がられたのです。」

我が意を得たり、と快哉を叫びたい思い。

ところが、反対の論調もある。この正月に取材をお断りした「週刊新潮」が1月8日発売号で記事にした。私が取材を拒否したのは、右翼ジャーナリズムと結託して宇都宮陣営を批判しているなどとは思われたくなかったからだ。ところが、宇都宮君の方はそうではなかったようだ。宇都宮君への取材を経ての週刊新潮の記事は、「三弁護士の法的見解」の論調に符節を合わせた「私怨・私憤」論となった。

地の文章として、次のように述べられている。
「澤藤氏が、『動機の半分は私憤です』と書いているように、息子に対する冷遇がどうにもガマンがならなかったようなのである。感情のもつれからさらに亀裂が深まり、昨年12月、澤藤氏は後援会を追い出される。ブログで批判を始めたのはこの直後からだ」

そして、記事が紹介する宇都宮君のコメントは以下のとおり。
「要するに、(スタッフに対する)澤藤さんの息子さんの対応が非常に問題だった。しかし、途中から金権選挙だと言い出したので、皆怒ったのです。もちろん公選法違反には当たりません」

週刊新潮の記者は、私のブログを真面目に読もうともせずに、宇都宮君の言い分のとおりに「私憤」の筋書きで記事とした。「私怨・私憤」として立論することは、具眼の士には「一読して失笑してしまう」体のものであっても、週刊新潮の記者や読者には、問題の論点外しに有効なのだ。

見過ごせないのは、週刊新潮の記事の中に「運動員をしていた澤藤氏の息子がスタッフを怒鳴りつけるなどトラブルになったり、女性の随行員を勝手に採用した件などを理由に選対から外されてしまったことだ」とあること。これは、記者が宇都宮君から聞かされてのことと判断せざるを得ない。その他にニュースソースはあり得ない。

やはり、何があったかをはっきりさせておかねばならない。でないと、宇都宮君が言う「私憤論」、つまりは「息子の不祥事への制裁に、父親が切れてしまった」という筋書きを本気にする人が出て来るかも知れない。

もっとも、正確にお伝えするにはある程度の紙幅が必要となる。本日は、事件の発端の事情だけをご理解いただきたい。そのために、私の息子・大河が、随行員としての任務を外された日の翌日と翌々日に、上原公子選対本部長に宛てた文書を掲載する。「命令」の撤回と謝罪を求める内容だが、今日に至るまで、これに対する応答はまったくない。

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                「命令」の撤回と謝罪を求める         

                                       2012年12月12日
上原公子様
                                澤藤大河
 私は、12月11日午後9時ころ、上原公子さんから携帯電話で四谷の「会」事務所に呼び出されて、「あるボランティアの女性について、その活動からはずす」ことと、私の12日の行動について「休暇を取ること」の2点について口頭で指示された。その際上原さんは、「これは命令です」と明言した。これに対して、私は、「上原さんには「命令」する権限はなく、私には「命令」に従う義務もない」と返答した。
 この上原さんの指示は結論のみを一方的に告げるもので、理由の説明の求めに応じることもない点で手続的に不当極まるもので、内容においてもまったく合理性を欠くものであった。
 とりわけ問題とすべきこととして、ボランティア参加者に「命令」ができると考えているその一点で、市民運動の組織原則上到底看過できない根源的な誤りにもとづくものである。
 私たち「会」の参加者は、理念を共通にして自発的に参集した仲間である。いうまでもないが、誰もが対等平等な関係にある。その仲間どうしが、効率的に行動するために組織を形づくり、任務を分担している。選対本部長だの事務局長だのという任務は、既存の権力を配分しているのではなく、あくまで、参加者の合意に基づくものである。いかなる場合にも、他の参加者への行動の要請には合意と納得が必要で、誰にも他の者に対する「命令」の権限などはない。要請の実効性は、手続と内容の合理性に担保された説得と納得にのみ支えられている。上命下服、上意下達は、私たちの敵の論理であって、私たちには無縁である。
 権力者のごとく、使用者のごとく、ボランティア活動参加者に「命令」をする権限は誰にもない。市民団体内で「命令」権限があるとの考えはまったくの誤りであり、このような考え方は払拭しなければならない。なお、「命令」は用語の問題ではない。合意なく一方的に処分がなされた実態こそが問題なのである。
 上原さんには、速やかに自らの非を認めたうえ、私に対する「命令」の撤回と謝罪を求める。

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       再度、「命令」の撤回と謝罪を求める
                                         2012年12月13日
上原公子様
                               澤藤大河
 12月12日、私はあなたに宛てて後記の通知を電子メールで送信したが、その返答に接していない。のみならず、あなたは12日には、私と女性随行員を街宣チームから意識的に排除する態勢を作るよう指示した。本日午前2時34分には、あなたの指示によるものと思われる熊谷伸一郎さんからの電子メールが届いており、「指揮系統」に入らない者には役割を担わせることはできないという内容であった。
 この件は、私の私憤だけで収まる問題ではなく、宇都宮選挙の総括に象徴的な意味をもつものとしても、また市民運動のあり方に関わる問題としても看過できないものと考える。あなたが選対本部長として、ボランティア参加者である私に、問答無用で「命令」できるとする、「人にやさしく」ないその体質が、多くの宇都宮選挙への参加希望者への障壁となり、失望を招いて現実に多くの離脱者を出し、本来もっと大きくなるはずの運動の輪を縮めたものと指摘せざるを得ない。
 現代の息苦しい社会の片隅で、「いじめ」「パワハラ」の被害に遭っている人々が、宇都宮都知事誕生に大きな期待を寄せ、ボランティアとして参加してきたのに、あなたの行動は、その期待を裏切るもので、まさに石原都政や東電と同質の論理に基づくものに他ならない。
 再度、速やかに「命令」の撤回を求めるとともに、「市民が市民に「命令」する権限などない」ことを確認する意味で自らの非を認めての謝罪を求める。
 もし、早急にあなたの誠実な対応が得られない場合には、今後の市民運動の健全な発展のために、選対組織が解散する前に、事実経過と私の問題意識を全関係者にお知らせして、深刻な問題としてお考えいただく手立てを講じるつもりであることを申し添える。

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以上の通知の中に、「私憤」という言葉が出てくる。「この件は、私の私憤だけで収まる問題ではなく、宇都宮選挙の総括に象徴的な意味をもつものとしても、また市民運動のあり方に関わる問題としても看過できない」という文脈においてである。

なぜ、大河と女性随行員(Tさん)が、「街宣チームから意識的に排除」されることになったのか、次回、次々回で述べることとしたい。問題は、「宇都宮選挙の総括に象徴的な意味をもつ」ものでもあり、「市民運動のあり方に関わる問題」とも思われるのであるから。

宇都宮君は、最初はこの選挙最終盤における「任務外し」の事実に驚いていた。大河とTさんに、随行員としての不適格や落ち度はなく、「とてもよくやってくれている」ことを認めてもいた。ところが、後に「要するに、(スタッフに対する)澤藤さんの息子さんの対応が非常に問題だった」と態度を一変させる。

宇都宮君、それはおかしい。理不尽な扱いによって尊厳を傷つけられたという訴えが、君の一番身近にいた随行員二人から訴えがあったのだ。君は、二人の訴えに誠実に向かい合うべきだったのに、それをしなかった。それは、君の革新共闘候補としての不適格を象徴している。だから、宇都宮君、立候補はおやめなさい。

(2014年1月10日)


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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその22


私が宇都宮君を批判するきっかけになったのが、わたしの息子・大河に対する選対本部の随行員任務外し。12月11日午後9時過ぎのことだ。選挙運動期間は15日まで、あと4日だけを残した「最終盤」の時期のこと。

任務外しを言い渡したのは、選対本部長の上原公子さん(元国立市長)、お膳立てし実行したのは選対事務局長の熊谷伸一郎さん(岩波書店勤務)。そして、宇都宮君は、この任務外しをされた二人の随行員に問題の解決を約束しながら、結局放り投げた。

この日、12月11日は、三鷹のUR団地で「人にやさしい東京をつくる会」の法定ビラを配布中に逮捕されていたAさん(70歳)の釈放を勝ち得た日だった。Aさんは、8日に「住居侵入」罪で逮捕され、地元弁護団の奮闘で勾留請求却下となったが、寒中の留置所に3泊しての釈放だった。

私は、三鷹の集会所で開かれた「ねぎらいの会」でAさんの帰りを待ち受けていた。選対からは、私だけでなく、中山武敏君(「つくる会」代表・宇都宮陣営の弁明である「法的見解」作成3弁護士の一人)も、田中隆さん(法対事務局長・「法的見解」作成3弁護士の一人)も駆けつけていた。宇都宮君は街宣中で大河が随行していた。

その大河から私に携帯で提案があった。「釈放をねぎらう会の盛り上がりの席に、携帯電話で宇都宮さんの声を届けたい。Aさんと宇都宮さんとをうまく結ぶタイミングでお話しをしてもらおう」というもの。

Aさんの釈放は予定の時刻から大幅に遅れ、移動中の街宣車との通話のタイミングのとりかたが難しかったが、結果として成功した。宇都宮君は大河の携帯を、Aさんは私の携帯を使って、7〜8分もお話した。宇都宮君からはねぎらいの言葉があって、Aさんには候補者本人からの直接の語りかけに感動している様子が窺われた。宇都宮君にとってもAさんにとっても、気持ちをかよわせ合う快い機会だったと思う。

私は、このアイデアをとっさに提案し、綿密に実行した大河が、随行員として大いに役に立っていることを知って満足した。ところが、その3時間ほどあとに、大河の随行員外しが強行されたのだ。

上原さんからの随行員外しの強行に対して、大河は、即座に「命令」はあり得ないこと、市民運動の中で「命令」の権限があると考えることの誤りを指摘している。私は、全面的に大河の意見に同意し、反射的に即座になされた大河の問題提起を貴重なものと思っている。そのことは、昨日の「その21」で紹介した「『命令』の撤回と謝罪を求める」通知に記載されているとおりである。その通知の内容で、大河の問題提起をお分かりいただけるだろう。宇都宮陣営は、これをしも「私憤」と切り捨てるのか。

これに対する上原さんからの一切の反応がなかったため、大河はさらに釈明を求める通知書を発信している。それが、本日紹介する12月15日付の「求釈明書」である。

私は、大河が作成したこの書面を読んで、心の叫びを聞いた思いがした。そうだ、「一寸の虫にも五分の魂」があるのだ。このとき、いかなることがあろうとも、徹底して大河の側に就くことを決意した。相手をおもんばかって大河をなだめようとか、「革新の共闘を大切にしてガマンしろ」とか、「大人の対応を覚えろ」などという、恥ずかしい言葉を絶対に口にするまいとの決意でもある。

私がこれまで、ブログを書き続けてきたのは、できるだけ多くの人に、下記の大河の通知書を読んでいただきたいためといってよい。是非、そのような思いのこめられたものとして、お読みいただきたい。

なお、この書面には18項目の質問事項が記載されているが、これに対する上原さんからの返答はまだない。無視されたままである。

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            再々々度、「命令」の撤回と謝罪を求める
2012年12月15日
上原公子様
                              澤藤大河
 12月12日から14日の各日、私はあなたに宛てて、私への「命令」の撤回と謝罪を求める旨の3通の通知をした。事情を知悉し、あなたの「命令」の執行として私を任務から排除することに加担した熊谷伸一郎さんにもその写しを通知している。
 しかし、現在なお、あなたからの返答に接していない。前回通知での質問も、無視されたままである。
 私は、かつて労働組合のない民間企業に勤務していて、職場の労働者代表として労働条件改善について会社と交渉した。その際、私は労働者の要求の実現に徹した立場を貫いて会社側から徹底的に敵視された経験をもつ。その際には3回の理不尽極まる懲戒処分を受けつつ、まったく一人でたたかった。
 そのときの自分の怒りの原点は、労働者をプライドある人間として尊重することのない資本の論理に対するものであった。そのころ、福島第1原発の事故が起こって、姑息に情報を隠して人間の尊厳を蹂躙する東電の資本の論理に激怒した。
 それと同質の怒りが市民選挙の運動に献身した末のものとして、今、私の内にある。同時に、市民選挙に大きく期待した自分の不明に対する失望感も大きい。
 労働者として会社の理不尽と対決した際には、私にはそれなりの予想と覚悟があった。しかし、あなたの私に対する仕打ちは、まったく予想もできない突発の事態で、訳のわからなさに情けないとしか言いようがない。今冷静に考えると、あなたのやり方は、公権力や資本以上に陰湿で酷薄というしかない。
 かつて会社とたたかった際には、さまざまな人間模様を見せつけられた。味方であったはずの人の引き方、保身のために会社側に加担した人、保身のために事態を見て見ぬ振りをした人も多かった。そして私に味方してとばっちりを受けた少数の人もいた。このたびの件では、その既視感を禁じ得ない。
 何度でも繰り返すが、あなたはボランティア参加者を人格ある人間としてみることができない。あなたは市長ではなく、私は市の職員ではない。にもかかわらず、あなたは、私たちをあたかも将棋の駒か兵隊のようにしか見ることができない。問答無用で、人に命令ができると考えている「人にやさしくない」その体質こそが、問題なのだ。
 あなたには心に銘記していただきたい。一寸の虫にも五分の魂がある、ということを。あなたから、任務を外された二人の候補者随行員とも、虫けらではない。五分よりは遙かに大きな魂をもっている。ボランティアとして運動に参加した人の一人一人がそのような魂をもっていることを理解していただきたい。
 私に対する「命令」の撤回と謝罪なくして、あなたには人権も民主主義も語る資格はない。あらためて、速やかに「命令」を撤回し、「市民が市民に「命令」する権限などない」ことを確認する意味で自らの非を認めての誠実な謝罪を求める。
 早急にあなたの誠実な対応が得られない場合には、今後の市民運動の健全な発展のために、選対組織が解散する前に事実経過の詳細と私の問題意識を全関係者にお知らせして、市民運動の原則に関わる深刻で重大な問題としてお考えいただくよう手立てを講じることとしたい。
 前回も通知したとおり、私はあなたとは異なり、手続における正義にこだわる立場にたつ。あなたに再度の弁明の機会を与えたい。
 あなたは、11日夜に、私が要求しあなたも合意した2分間の弁明聴取さえ、途中で打ち切り最後まで行わなかった。しかし、私はあなたに再度24時間を与え、あなたの誠実な回答があれば、相応の対応をするつもりである。もちろん、誠実な回答を得られない場合にも、それ相応の対応とならざるを得ない。
(1) あなたは、11日21時ころ、熊谷伸一郎さんに指示して携帯電話で私を選対事務所に呼び出し、「候補者の随行員としての任務を継続してきたボランティアの女性について、その活動からはずすよう」に「命令」した事実を認めますか。
(2) また、その際、私の翌日(12日)の行動について、「休暇を取ること」を「命令」した事実を認めますか。
(3) あなたは、11日のうちに、あるいは12日の早朝に、熊谷さんまたは街宣チームの責任者(車長)に対して、候補者の随行員である私と女性について、「今後は任務からはずすことになった。ついては今後街宣車に乗せないよう」指示をした事実を認めますか。
(4) 私が「あなた(上原さん)には命令の権限はなく、私(澤藤)は命令に従う立場にない」ことを明言した際、あなたは傍らにいた熊谷さんと顔を見合わせて冷笑し、「この人、私の命令を聞けないんだって」と侮辱的な言葉を口にしたことを、認めますか。
(5) 随行員二人に対するあなたの各「命令」は、それぞれどのような合理性・必要性に基づいて、なされたものでしょうか。
(6) その判断の根拠となった事実は、誰からどのようにして把握されましたか。
また、事前に当事者の意見を聞こうとしなかったのは、なぜでしょうか。
(7) あなたは、上記二名が随行員として何か不適格な点があったとお考えでしょうか。また、その女性と私が候補者の随行員としての任務に就くようになった経緯をどのように把握しておられますか。
(8) あなたは、私やボランティアの参加者に、命令をする権限をお持ちだとお考えでしょうか。根拠を示してお答えください。
(9) あなたは、候補者の当選のために献身してきた二人を突然任務からはずすことについて、はずされる側の心情をどのように理解していますか。また、その心情への何らかの配慮が必要だとは思わなかったのですか。
(10) あなたは、現在なお、私たち二人を任務からはずしたことを合理性のある適切な判断であったとお考えでしょうか。
(11) 私が、候補者の随行員として能力と献身性を備え、解任されるまで最善の成果をあげてきたことを認めますか。
(12) あなたから解任された女性随行員は、街宣チームのみんなの合意で任務に就くことになった事実をご存じでしょうか。
(13) 街宣チームが上記の合意をしたのは、選対に人員の不足を訴えても誠実に対応してもらえなかったからであることを理解していましたか。
(14) 街宣チームと候補者とが、選対からの人員についての補充を得られないことだけでなく、情報についての不足と遅滞とに大きな不満をもっていたことをご存じでしたか。
(15) 私とともに解任の対象なった女性が、適切に候補者の健康や体調に気遣い、身だしなみにも配慮をおこなっていただけでなく、気概をもって候補者の安全に気配りしていた事実をご存じですか。
(16) もしかして、あなたは、あなたの特定の友人からの私情に基づく偏った情報で、随行員の女性を不適格と判断したのではありませんか。
(17) もしかして、あなたは、私の随行員としての任務の遂行態度ではなく、私の思想や信条を忖度して、不適格と判断したのではありませんか。
(18) あなたが、頑なに、これまでの通知を無視し、命令の撤回を拒絶している理由をお答えください。
                              以 上

   **************************************************************
宇都宮君、君もこの書面は読んだはずだ。18項目の求釈明事項にどう回答すべきか真剣に検討したのか。ここに疑問とされている事実をどう把握したのか。君の口から、聞かされたことはない。結局、君には、権利を侵害された人からの訴えに真剣に向かいあおうという気概がない。さらに、君には、紛争を適正な手続で解決しようという法律家としての良識がない。紛争の当事者に、できるだけの努力をしてもらったと思わせる誠実さがない。政治的な紛争解決の知恵も力量もない。現実にやったことは、「文句を言う面倒な人物の切り捨て」だ。

そんな君に、都知事候補者の資格はない。ましてや、革新共闘の候補者としては落第だ。だから、宇都宮君、立候補はおやめなさい。

(2014年1月11日)


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<関連リンク>

「澤藤統一郎の憲法日記」
http://article9.jp/wordpress/

宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。「澤藤統一郎の憲法日記」

その1〜その10
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/712.html 
その11・その12
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/768.html
その13〜その15
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/870.html
その16
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/120.html
その17
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/141.html
その18・その19
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/217.html
その20
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/253.html

               *


澤藤統一郎氏の公選法違反等の主張に対する法的見解(人にやさしい東京をつくる会)

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/140.html
http://utsunomiyakenji.com/pdf/201401benngoshi-kennkai.pdf

               *


宇都宮健児氏を支持する前にやるべきことがある(1)(醍醐聰のブログ)

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/143.html
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-7594.html

               *

「緊急インタビュー 宇都宮健児×海渡雄一×岩上安身」
http://www.ustream.tv/recorded/42270218


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK159] (政治断簡)安倍政権の「政策福袋」は買いか? 編集委員・前田直人(朝日新聞) 
http://www.asahi.com/articles/DA3S10921380.html
2014年1月12日05時00分


 いまどきの福袋は、あらかじめ中身を知らせて売るものが多い。人気商品に売れない商品を抱き合わせるという在庫処分の手口かと思うが、それだけでは厳しい商戦に勝てない。売るのも買うのも賭けならば、中身がわかった方がおたがい幸せということだろう。

 そこそこにぎわうお正月の街を歩き、はたと気づいた。安倍政権も、福袋みたいなやり方で、政権運営を安定させてきたのだ、と。

 政治を商売にたとえれば、政策は商品、有権者はお客さんである。安倍政権の目玉商品はアベノミクス。景気回復に効くという健康器具みたいなものだ。これは、ちょっとしたブームになった。

 安倍晋三首相は昨年暮れ、約6年2カ月ぶりの高値にわいた東京証券取引所の大納会で「来年もアベノミクスは買いです」と破顔一笑。今年の「安倍政権福袋」も引き続き、ヒット商品のアベノミクスを前面に押し出すらしい。

     *

 でも、福袋の中身は、お客さんがほしいものばかりとは限らない。

 今年の中身の説明を見てみよう。それは、首相の年頭所感にある。世界の平和と安定に積極的な役割を果たすという「積極的平和主義」をはじめ、経済以外の商品もずらりと並ぶ。抜粋する。

 まず国防の強化。「国民の生命と財産、日本の領土・領海・領空は、断固として守り抜く。そのための基盤を整えてまいります」。これは、歴代政権が認めなかった集団的自衛権の行使を容認することも含むのだろうな、とも思う。

 そして憲法の改正。「国民的な議論をさらに深めていくべきであると考えています」

 さらに、サンフランシスコ講和条約による主権回復や日米安全保障条約など戦後の歩みにふれて、「『新しい国づくり』に向けて、大きな一歩を踏み出す時」と「戦後以来の大改革」を宣言した。

     *

 戦争放棄をうたう日本国憲法とともに歩んできた戦後日本を大転換させ、「誇りある日本」を取り戻す――。これは、第1次政権で掲げた「戦後レジーム(体制)からの脱却」の核心だ。安倍氏は変わっていない。

 だが、「戦争ができる国」への道を進めば、反発と警戒を呼ぶ。万人受けする景気浮揚策でそれを中和する「福袋効果」も、そろそろ限界だ。今年は安倍カラーが正面から問われる年になると思う。

 ちなみに福袋は、七福神の大黒天がかつぐ袋に由来する。大黒天は日本に伝わって財宝の神となったが、もとは戦闘の神である。

 安倍氏は年頭に「ワクワクできるような1年に」と語った。でも、強気の安倍政権が暴走しないかとビクビクしている人も少なくない。危うい東シナ海、北朝鮮情勢を見すえ、まずは靖国参拝でささくれだった近隣外交を立て直して、戦争の芽を除いてほしい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 細川騒動が本当の意味の政界再編につながる予感  天木直人 
細川騒動が本当の意味の政界再編につながる予感
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/baf801af87d5ca73c9ee30953e3665e6
★「天木直人氏の視点ー(2014/01/12)」★ :本音言いまっせー


 細川騒動については当分の間書かないと書いた。

 もはや騒ぎはひとりでに大きくなり、様々な方面から様々な意見が出され、私が書くまでもないと思ったからだ。

 しかし、その後の報道で次々と明るみにされる細川氏の真意や、あわてふためく与野党の政治家たちや、右翼、左翼双方の世論の分裂を見ていると、どうやら細川騒動は、その結末はどうであれ、私が思っていた以上に大きな政治的動きになりそうだ。

 もはや日本の政治の将来は、そして何よりも安倍政権の命運は、この細川氏の動きの成否によって決まると言ってもいい。

 そしてまた、その過程で、細川氏に動きに賛同してくるであろう様々な人物の真贋がおのずと明らかになる。

 これほど興味深いことはない。

 私はしばらくの間、この細川騒動の帰趨について、誰も書かない独自の視点で書き続ける覚悟を決めた。

 もちろんそのほかのテーマについても書き続けていく。

 きょう1月12日の報道の中で私が一番着目したのは、東京新聞が書いた「細川氏決意の舞台裏」という記事である。

 そこには国民的人気のあるあの池上彰氏の名前が出てくる。

 小泉元首相の側近である中川秀直氏の名前が出てくる。

 そしておそらく田中秀征氏と思われるかつての参謀の名前が出てくる。

 思いつきの「殿のご乱心」ではなく、さまざまな関係者との水面下の接触があったのだ。

 この動きは、一方において自民党や右翼陣営を、そして他方においてリベラル政党や左翼陣営を、股裂きするほどの脱イデオロギーを持っている。

 何よりも重要なことは細川氏の次の言葉だ。

 「このままでは日本はだめになる」

 「東京都知事選には日本の将来がかかっている」

 「勝ち負けは関係ない。世論を喚起できればいいんだ」

 これは細川氏が単なる脱原発問題にとどまらず、安倍自民党政権の暴走を止めようとしているということだ。

 ここまで明確に打倒安倍を宣言して、なおかつ政界再編の動きを起こせる者はいない。

 国民が今求めているのは、まさしく安倍自民党政権の継続か、否定かという明確な対立軸を掲げた政界再編である。

 私は繰り返し書いてきた。

 日本を変えられるとすれば、その主役は決して左翼イデオロギーが主導する人物や動きではない、と。

 この国の支配者層の中から、国民を惹きつけ、国民の意識を変え、そして国民のための政治を優先する人物があらわれなくては日本は変わらない、と。

 そして、私は、そう唱えながら、そういう人物を見つけることはかなわず、現実の政治状況はますます悪くなり、もはや絶望的であるとあきらめつつあった。

 もはやメディアと結託した安倍自民党政権を崩せるエネルギーと政治的信念を持った政党も政治家も当面現れそうもないとあきらめつつあった。

 そこに突然起きた細川騒動である。

 私にとってこれほど興味ある政治の動きはない。

 その動向に期待するほかはない。

 その思いをしばらくは書き続けるしかない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 集団的自衛権「通常国会中に解釈変更」 首相補佐官  日経新聞
 礒崎陽輔首相補佐官は12日のフジテレビ番組で、集団的自衛権行使を容認するための憲法解釈見直しについて、通常国会の会期中に実施する考えを示した。「国会が終わってからやるのは敵前逃亡という感じがある。(通常)国会中に決めていきたい」と語った。政府の有識者会議は春にも報告書をまとめる予定。その上で6月22日の会期末までに解釈を見直す方針だ。

 一方、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は同番組で「安倍政権はデフレ脱却にこそ専念するというのが多くの国民の意見だ」と述べ、結論を急ぐべきでないとの考えを示した。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1200Y_S4A110C1000000/
http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 沖縄返還前に尖閣の領土問題の存在を認識(湯沢平和の輪)
『「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。』

だそうです。

終戦時、アメリカが中国に引き渡してないのだから、中国の領土じゃなんでしょうか。

因みに台湾は鄭成功が占領するまでオランダの植民地。

清は満州人の異民族征服王朝で、「中国人」=「漢民族」の王朝ではありません。
なので、満州やウイグル、チベットは中国共産党が戦後、侵略したものです。

9条の会には、ウイグル人やチベット人の人権、そして日本の国益についても考えて欲しいです。
 
 
湯沢平和の輪から
http://yuzawaheiwa.blogspot.jp/2013/09/blog-post_6.html

沖縄返還前に尖閣の領土問題の存在を認識
 機密指定を解除された米国公文書によって、1970年当時、沖縄返還に伴って尖閣諸島の施政権も日本に戻ってくることから、日本が尖閣に気象観測所を建設し将来は周辺の石油探査拠点として使用しようとしたことに対して、米国が「台湾、中国との対立のリスクを高める」ことになるからと反対したことが分かりました。

 当時中国は毛沢東主席の時代で、米中・米ソは対立状態にありましたが、そういうなかでも尖閣諸島の領有権に関しては米国は中立の立場を取りました。それは現在も続いている立場で、いわば善意の第三者の見解と見ることができます。
 日本が米国の意向に従って気象観測所の建設を断念したのは、領土問題の存在を認識したからにほかなりません。米国のいうことだから無条件に従ったまでだというのは勿論通用しません。

 尖閣諸島は日本の領土であって領有権問題は存在しない(⇒ ケ小平氏の領有権問題棚上げ提案自体もなかった)というのが現在の日本政府の立場で、領土を主張できる根拠も確かに持っています。
 しかしながら中国もまた、簡単には否定することのできない領有権の根拠を主張しています。
 公平に見て日中双方に言い分があるということです。

 中国が領土上の膨張主義を持っているという見方もありますが、そうかといって「領有権問題は存在しない」という立場に固執して、一切の妥協や話し合い自体を拒否して ただ「ひたすら島の防衛を固める」ということでいい筈がありません。
 日中間の緊張が増し対立が深まることは米国も望まず、長年 日本に要求してきた「集団的自衛権の行使」も、日中間の対立を促進するから不要だといまは考えているとまで言われています。

 TPP交渉を見るにつけても、米国相手ならいかなる国益でも言われるがままに提供している日本が、相手が中国となると一切の妥協を拒否し、領有権問題棚上げ論さえも認めないというのは理解に苦しむところです。
 先ずは日中間に尖閣諸島の領有権問題が存在することを認めて話し合いを始めるべきです。

 本当に日本は第三者を説得できるのか、国際司法裁判所に提起することを含めて、そろそろ考え直してみるべきではないでしょうか。

 以下に産経新聞に記事を紹介します。
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沖縄返還前の「尖閣観測所」計画、米圧力で中止に 中台反発を懸念
産経新聞 2013年9月5日
 沖縄返還前年の1971年、尖閣諸島の施政権も日本に戻ってくることを見越し、尖閣に気象観測所を建設しようとした日本政府に対し、米政府が計画中止を求め日本側が応じていたことが5日、機密指定を解除された米公文書で分かった。尖閣の領有権を主張していた中国や台湾が実効支配の確立を急ぐ日本の動きに反発、地域の不安定化を招くことを懸念した。

 米国は72年、沖縄の一部として尖閣の施政権を日本に返還したが、主権判断は棚上げに。文書は日中台の対立に巻き込まれるのを防ごうと腐心した経緯を明らかにしており、尖閣の主権問題をめぐる米国の原点を示すものといえそうだ。

 71年1月11日付の在日米大使館公電などによると、日本政府は翌年の施政権返還をにらみ気象観測所を尖閣に建設することを計画、政府の財源で着工すると米政府に伝達。将来、周辺の石油探査拠点としても使用すると説明した。当時のロジャース米国務長官は「台湾、中国との対立のリスクを高める」として、日本の観測所建設に反対するよう在日米大使館に指示した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 日本共産党 戦争体験者の証言に中学生キッパリ 僕たち二度と戦争は起こしません 「平和のための戦争展2007」
「中国「残留日本人孤児」の女性が証言しました。「六歳のとき母がおおぜいの人の前でソ連兵三人に暴行されました。」(赤旗)

共産党は、中ソ対立後、反ソ連になったようです。

「平和のための戦争展」は日中友好協会と関係があるので、ソ連の悪口は言っても、中国の悪口を言うことはありません。(参考リンク)

「平和のための戦争展」で検索すると「のりこえねっと」のメンバーが良く講師として登場します。(興味があったらやってみて!)

「ブラック企業」より「赤い国家」や「赤い政党」の方がよっぽど怖い。

国際政治も日本の政治も複雑怪奇です。

赤旗から
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-15/2007081515_01_0.html


戦争体験者の証言に中学生キッパリ

僕たち二度と戦争は起こしません

「平和のための戦争展2007」

 「平和のための戦争展2007」が十四日、東京都渋谷区の全労済会館「スペース・ゼロ」で始まりました(十六日まで)。今年で二十八回目。侵略戦争の被害と加害の証言など多彩な企画が行われます。呼びかけ人には、女優の黒柳徹子さんや映画監督の山田洋次さんらが名を連ねています。

 初日のオープニングイベントでは、中国「残留日本人孤児」の女性が証言しました。「六歳のとき母がおおぜいの人の前でソ連兵三人に暴行されました。その後、食うか食わぬかの生活。中国人には日本人ということでなぐられ、いじめられました」「日本にやっと帰ってきても今度は『中国人』と冷たくされ、政府からも『自立しろ』としつこく迫られた」

 こう話した女性は「日本に帰国してよかったと思いたい。自分のボロボロの傷を癒やしたい。心からみなさんのまえで笑いたいと思っています」と訴えました。

 「体験者の証言」では、広島で被爆した女性が、生後四カ月の孫が白血病と知らされたときに思いを「私はなぜあの八月六日に死ななかったんだろうと生きていることが悲しくなりました」と証言。「幸い、孫は助かりました。私は元気を取り戻し、一人でも多くの人に原爆の恐ろしさを語らなければいけないと思うようになりました」と、語り部となった経緯を語りました。

 「安倍首相は核兵器反対と、なぜいわないのでしょうか」と問いかけた女性。「核兵器は人間を守ることはできません。被爆者の話が必要なくなるまで、私は(この活動を)やめません」と決意をのべました。

 足が悪いのに立ったまま、中国での加害行為を証言した男性。中国・山東省での部落攻撃の実態を告発しました。「古い兵隊と二人で女性を井戸にほうり投げました。そうしたら、その子どもが母親のあとを追い、井戸に身を投げたのです」「古い兵隊はいいました。『かわいそうだから手りゅう弾を投げてやれ』」

 男性は力を込めて訴えました。

 「私がいいたいのは理屈ではありません。体験からいうのです。憲法を変えてはいけません。軍隊はつくってはいけません。戦争をおこしてはいけません」。会場から拍手が起こりました。

 会場内の募金箱の前で「財布ごと入れちゃおうか」と相談していた東京都小平市の男子中学生のグループは、「親を目の前で殺された体験者の話を聞いて、戦争の悲惨さが伝わってきました」「僕たちは二度と戦争は起こしません」と口々に話していました。


<参考リンク>

■ 「平和のための戦争展」、「日中友好協会」検索結果
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%80%80%E3%80%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%B1%95%E3%80%8D%E3%80%80%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%8F%8B%E5%A5%BD%E5%8D%94%E4%BC%9A&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=

■おんな組いのちのイベント情報
http://onnagumi.jp/ivent/ivent01.html

☆平和のための戦争展2007(第28回)☆
the war exhibition for peace 2007
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日 時:8月14日(火)〜16日(木)
    11時〜19時 (最終日は16時半まで)

場 所:スペースゼロ ギャラリー、展示室(地下1F)
    渋谷区代々木2−12−10(新宿駅南口徒歩5分)
    MAP→ http://www.spacezero.co.jp/access/index.html

入場無料

■主な展示・イベント内容(予定)
●特別展示「父母の国よ〜残留孤児たちのいま」写真:鈴木賢士

●写真展示:日本の侵略−15年戦争

●オープニングイベント 8/14(火)11:15−11:45
・ 中国残留日本人孤児のお話:斉藤弘子さん
・ 対談:斉藤弘子さん(残留日本人孤児)、鈴木賢士さん(写真家)
・ 中国残留日本人孤児国家賠償裁判について(国家賠償弁護団弁護士)

●ビデオ上映 8/15(水)13:00-
・『泥にまみれた靴で−未来へつなぐ証言 侵略戦争−』
・『証言−中国人強制連行』

●特別企画 日本国憲法
・8/14(火)15:30− 憲法の制定過程とその理念
 金子勝さん(立正大学教授)

・ 8/15(水)15:30− 改憲手続き法の動き
 小沢隆一さん(憲法研究者、九条の会事務局)

・8/16(木)14:30− 憲法と教育
 世取山洋介さん(新潟大学准教授)

●体験者の証言
・8/14(火)
 13:00− 被爆証言(広島) 出島艶子さん(東友会)
 14:15− 加害証言 金子安次さん(元中帰連:三光作戦)

・8/15(水)
 11:30− 被爆証言(長崎) 米田チヨノさん (東友会)
 * 早川美和子さんによる原爆詩の朗読もあります。
 14:15− 加害証言 小山一郎さん(元中帰連:強制連行)

・8/16(木)
 11:15− 学童疎開証言 小林奎介さん(全国疎開学童協議会副会長)
  東京大空襲証言 狩野光男さん(画家)
 13:00− 加害証言 篠塚良雄さん(元中帰連:731部隊)

■主 催:平和のための戦争展実行委員会 (03−3261−0433)

==================================

■ 一緒にイベントをつくりませんか?

平和のための戦争展実行委員会では、イベントを宣伝、知らせてくれる方や当日のボランティアスタッフ、搬出入スタッフなど、さまざまな作業を一緒に行ってくださる方を募集しています。
ぜひ下記連絡先までご連絡ください!!

■イベント開催・運営費はみなさまの募金でまかなわれます。
 みなさまの募金のご協力をお願いいたしますm(__)m
 郵便振替口座名義:平和のための戦争展実行委員会

郵便振替口座番号:00110−9−40116

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平和のための戦争展実行委員会 _________________________________________________
〒101−0065 
東京都千代田区西神田2−4−1東方学会ビル
日本中国友好協会東京都連合会 気付
Tel 03-3261-0433/Fax 03-3261-1788
http://www.jca.apc.org/~sensoten/
sensouten@yahoo.co.jp


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 小泉・細川では、安倍政権の他の政策に対するカウンターにはならない。それは宇都宮さんでなければ駄目だ。







http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/348.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 拝啓 小泉純一郎元首相閣下 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/12/
2014年01月12日

 拝啓

 小泉純一郎元首相閣下

 私はあなたの脱原発発言を高く評価します。

 そしてそれにもまして、あなたの今度の東京都知事選に際する細川元首相への支持表明を高く評価します。

 ブッシュのイラク戦争を支持した時のように、あなたはその持前の直感で、深い考えもなく脱原発宣言をしたのだと思います。

 しかし、あの時の判断とは正反対に今度の直感は正しい。

 私はあなたのイラク戦争支持の判断は間違いだと批判して外交官人生を棒に振りました。

 以来私は誰よりも強い小泉批判を繰り返してきました。

 しかし、今度の脱原発発言と、その実現に向けて細川元首相を支持しるというあなたの決断が本物なら、私はこれまでのあらゆる小泉批判をすべて撤回して余りある称賛をあなたに捧げたいと思います。

 あなたは最終決断をする前にもう一度安倍首相に会って説得するつもりです。

 日本は脱原発に向かうしかないと。

 そしてそのことを訴える細川氏を支持することは決して安倍自民党政権にとってマイナスではないと。

 それどころか脱原発を訴える細川氏を支持することこそ安倍自民党政権が長期政権になる近道だと。

 私もそう思います。

 しかし安倍首相はそれを理解するほど賢明ではないかもしれない。

 その時こそ安倍自民党を見限って細川東京都知事の誕生に本気で応援していただきたい。

 そしてその時こそ、私が政治家小泉純一郎を、もはや批判ではなく、この上ない言葉で称賛する時です。

 小泉元首相閣下の英断を心より期待します。
                                                敬具

                                    元駐レバノン国匿名全権大使

                                           天木直人 
                                                  侍史



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 名護市長選告示、2氏届け出 沖縄、辺野古移設が焦点(朝日新聞) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000010-asahi-pol
朝日新聞デジタル 1月12日(日)12時15分配信


 沖縄県名護市長選が12日告示され、前自民県議で新顔の末松文信氏(65)と、再選をめざす現職の稲嶺進氏(68)の2氏=いずれも無所属=が立候補を届け出た。米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設する計画を認めるかどうかが、最大の争点となる。昨年末に仲井真弘多知事が下した「埋め立て承認」の判断に、地元の審判が下される。19日に投票、即日開票される。

 名護市が移設先に浮上して以来、5度目の市長選となった。今回初めて、移設への賛否が明確に分かれた。

 末松氏は移設推進を掲げる。第一声では、仲井真知事の埋め立て承認を「英断」とたたえ、移設問題について「これを機会に決着したい。政府が着実に事業を進めることを期待する。私どもも協力することを誓う」と述べた。

 立候補を表明した昨年10月末には、辺野古移設について「選択肢の一つ」とするにとどめていたが、島袋吉和・前市長との候補者一本化を経て、「積極的推進」と態度を強めた。

 自民の推薦や仲井真知事の応援を受ける。市の発展には国や県の財政支援が必要だとし、現市政になってストップした米軍再編交付金の活用を訴える。

 稲嶺氏は移設反対を掲げる。第一声では「4年前、『辺野古の海にも陸にも新しい基地を造らせない』とスタートした。いま一度、新たな決意を示す気概が求められている」と訴えた。

 埋め立て承認の一方で「県外移設の公約はやぶっていない」とする仲井真知事を「ボールを名護に押しつけて責任転嫁している」と批判している。移設工事に必要な市長許可などへの対応を通じて基地建設を止めるとし、再編交付金に頼らない街づくりを訴える。

 共産、生活、社民、沖縄社会大衆が推薦するほか、保守層の一部も支持を表明している。

 11日現在の有権者数は4万6665人。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 郵便口座00140-2-750198を共同で使用していらっしゃる団体(とあるネット扇動者の憂鬱)
「その都度違う仮面を付けて登場するものの、中味は1つの組織ってことですなwww」


宇都宮健児さん、説明してください。

よろしくおねがいします。


「とあるネット扇動者の憂鬱」から
http://bouzup.blog.jp/archives/1853149.html?utm_content=buffer11557&utm_source=buffer&utm_medium=twitter&utm_campaign=Buffer


複数の組織で共同使用、ゆうちょ00140-2-750198
郵便口座00140-2-750198を共同で使用していらっしゃる団体 

●しばき隊
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/1/3/138654e0.jpg

●原発やめろデモ弾圧救援会
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/6/4/64d5aa0a-s.jpg


●日本赤軍重信房子さんを支える会
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/b/3/b330e20b-s.jpg


●日本赤軍帰国者の裁判を考える会
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/b/8/b8c5706c.jpg


●9条を変えるな百万人署名運動事務局
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/6/a/6a675440.jpg


●9.11弾圧救援会
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/2/3/23045e72-s.jpg


●共謀罪新設反対国際共同署名運動
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/e/2/e28261b3.jpg


●三里塚反対同盟支援会
http://livedoor.blogimg.jp/bouzup/imgs/5/3/53d2dd4b-s.jpg

その都度違う仮面を付けて登場するものの、中味は1つの組織ってことですなwww

※反日 政治活動 スパイ 


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 世界のどこに出しても胸を張れる名護の大統領の演説。何度呼んでも涙が溢れてくる。(座間宮ガレイ) 
https://twitter.com/zamamiyagarei2/status/422072868290064384

座間宮ガレイ100万人と繋がりたい!!‏@zamamiyagarei2
世界のどこに出しても胸を張れる名護の大統領の演説。何度呼んでも涙が溢れてくる。 RT 稲嶺ススムの決起大会でのスピーチの全内容です。ウチナーグチも翻訳してあります。 - 3年後政治状況をひっくり返す100万人無料メルマガプロジェクト http://senkyo.blog.jp/archives/2248566.html


          ◇

稲嶺ススムの決起大会でのスピーチの全内容です。ウチナーグチも翻訳してあります。
http://senkyo.blog.jp/archives/2248566.html
2014年01月11日  3年後政治状況をひっくり返すための100万人無料メルマガプロジェクト


明日公示日の名護市長選挙。稲嶺ススム氏の決起大会でのスピーチの全内容を頂きました。

ウチナーグチも、翻訳してあります。


以下、1月7日に名護市で行われた、稲嶺ススム大決起大会での決意表明のスピーチの文字起こしです。

誤りなどありましたら教えて下さい。

=====

ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ
「こんにちは、みなさん、ごきげんよう」

チューヤ、ンガサナーヌチュガ、メンソーチクミソーチ
「今日はこんなにたくさんの人が来てくださり」

イッペーニヘーデービル
「大変ありがとうございます」

ショーグァチ、元旦スディミチ、

カミティ、ククルカラシカタ、ワカワカ、ミルクユガフネガヤビラ
「元旦が過ぎ心から新しい気持ちで弥勒の世を願っております」

※正月の祈りの言葉、意訳です。

先ほどは糸数慶子議員から辺野古の海の、

日の出の状況をお話をしていただきました。

ほんとうに真っ赤な、まんまるい大きな太陽が

ニライカナイ(海のかなたの常世国)から上がってきました。

そしてしばらくするとすごい輝きを増して

名護市を、ウチナー中を、日本を照らしているかの

そんな思いがしたところであります。

実は4年前のショーグァチ(正月)も辺野古に行きました。

少し遅い初日の出でしたけれど、しばらく待っていましたら

やっぱりすばらしい初日の出が

アガイティーダ(日の出)が昇ってきたんです。

そしたらそのときに嘉陽(地名)のウジファー(おじさん)が

「すすむ、ガンバッティチューンドー!(がんばってくるよ)」

こんな風に○○をしていただきました。

あのアガイティーダをウガンデル(拝んでる)うちに

去年12月のあの嫌な思いを、なにか吹き飛んでいきそうな

希望をもってアガイティーダを拝みました。

しかしまたしばらくすると現実に引き戻されてしまうんです。

11月に県選出の国会議員、そして自民党の県連、

ヤマトゥ(大和)の力に首がウサーサッティ(抑えられて)

ムヌゥイワサンアタイ(物をいえないような)

イッターヤ、ウヤヌイイシ、チカンガンブイ

(おまえたちは、親のいうことをきかないのか)

こんな感じで脅かされて恫喝されて、そして屈服をしてしまったんです。

石破幹事長のうしろに座らされていた5名の姿が新聞に出ておりました。

アギジャビヨー(あーあ…)

あんなに恥ずかしい思い、そしてカメラの前に晒されて

あの惨めな姿、あれを見てワジワジー(腹が立つ)

というよりも悲しくなったんです。

そういう状況をこれまで我々は

68年間ずっと煮え湯を飲まされるような形で虐げられてきた。

そして68年後に今、あらためてあの琉球殖民を思い起こさせるような

そういう姿が映し出されます。

アンスカマデ、スンナーサイ(そこまでしますか?)

そこまでやりますか、みなさん。

でもそれが今後の姿なんです。

4.28の記念式典、靖国神社の参拝、集団的自衛権

特定秘密保護法、などなど。

どこに向かっているんですかね、私たちの日本は!

このような状況を私たちはガッティンナラン(合点できない)!

早くその状況から脱する手立て、方法を我々は見つけ出して

そしてそれを追求していかなければいけないと思っております。

仲井真県知事も予算折衝に行ったんでしょうかね。

東京に行ったら病院に逃げ込んで何もかもみんな外からも

誰も入って来れないように隠れて

しかし入っていたのは貴賓室だったんでしょうかね。

そこで日本政府との裏工作、そんなことをやっていたんですね。

最初ウチナーンチュは入院したというからみんな心配していたんですよ。

大丈夫かねー、と。

しかし、ふたを開けてみたら、あれ本当に病気だったのかね、と。

本当に情けなくなります。

そしてその後、官邸に行って、その帰りに、驚くべき内容を提示した、と。

よい正月を迎えられる、140万県民を代表して感謝申し上げます。

誰がお願いしましたか、そんなこと。

本当に、何が驚くべき内容ですか。

驚いたのは、ワッターウチナーンチュ(私たち沖縄人)です。

3000億円か知りませんけれども

ワッターウチナーンチュ(私たち沖縄人)、そこまで卑屈になる必要がありますかね。

ネーランヨーヤーサイ(ないですよね)

本当に悲しい、むなしい、そういう思いがこみ上げる状況でした。

そして沖縄に帰ってきたら、ちゃんと仕事を県庁に出てやるのかと思ったら

帰ってきたら知事公舎に向かいました。

また県民と向き合わない。県民の抗議を恐れて知事公舎に引っ込んで

そこでまた、承認しますという発表をする。

どこまでウチナーンチュの代表としての気概、そして覚悟があるのかな、と。

こんなにこそこそしながら、あんな大事なことをやっちゃったんで

ヌガーラサナイヨヤーサイ(ゆるしませんよ)

記者団の質問にいろいろ、やったやつね、何か少しキレてしまって

そのときに知事は何を言ったかといったら

私も人並みに日本語上手だよ、と。こんなことを言ってるんですよ。

アンシ、イッチョーシェー、ムルワカラングトゥ

(それで、言ってることみんなわからないですよ)

言語明瞭、意味不明ということであります。

こんな風にして不可解な言動を私たち沖縄県民に晒し、

そしてそれをそのまま日本国民のすべてに伝わっていってるんです。

先ほどもお話しありましたけれども、結局沖縄はお金か。

反対するのはその金を引き上げるためにやってるんじゃないの。

こんな誤ったメッセージをいちばん○○がそれをやっちゃったということですね。

我々がウチナーンチュとしてとても許されるものではない。

私は沖縄の自立経済ということを言っております。

しかしあの瞬間、私は沖縄の自立は遠のいてしまったと思います。

そんな形でボールは名護に投げられた。

名護に押し付けて、そして責任転嫁をした。

知事は名護市を見捨てたんでしょうか。

あの会見の中でも言ってました、私は県外は捨てていない、と。

公約違反ではない、ということを言っていますけれども

1月の仕事初めに来たときは、

辺野古の人たちには苦労をかけるけど、という話をしていた。

県外といいながら、辺野古の人には苦労をかけると。

言ってることがわかりませんね、こんな日本語がありますか。

本当にこういう形で屈服してしまった県知事は

本当に私たちウチナーの41市町村を管理する代表として

ふさわしいと思いますか、みなさん。

マーカラ、ワジワジーサビラ(本当に腹が立ちます)

ガッティンナランヨヤーサイ(合点がいきませんよね)

国会議員も自民党県連もそうですが

言ったこと、やったことには責任を持つ。

そして、わかりやすく説明責任をしっかりやる。

それは政治家としてのジョウト(?)であります。

しかし、こういうことばかりではありません。

みなさん今日の琉球新報をご覧になりました?

オリバーストーンさんをはじめ世界の有識者29名のみなさんが連名で

辺野古移設中止を、との声明を…。

ここには平和と尊厳、人権、環境保護のために闘う県民を支持する、とあります。

続けて知事の埋め立て承認は県民の民意を反映したものではない、

県民に対する裏切り、と、ばっさり言い切っております。

我々は今、危機に直面しておりますけれども、このように我々の応援団は

世界中にいるということであります。

こういう動きを見ますと、我々もまた、よしがんばるぞ、という気持ちにもなりますよ

ね。

私も就任以来、辺野古の海にも陸にも新しい基地は作らせない、

そういうみなさんへの公約を、その信念をこの間ずっと貫いてまいりました。

しかしその間、多くの関係大臣が沖縄詣でをし、議会の○○、

たくさん沖縄にメンソーチソービータン(いらっしゃいました)

そして辺野古とやかびには行くんですが、名護市長のところには来ないんです。

なんでかねー。

私はそんなに怖い顔してるんですかねー。失礼です!

そういう辺野古の問題については、これからもしっかりみなさんへのお約束のとおり

信念を貫いてまいりたいと思います。

そしてこの4年間は15名の与党議員をはじめ、多くの支援者のみなさんの

力をいただきながら再編交付金に頼らない街づくりということを実証してまいります。

子育て支援では保育所の数を増やし、○○の定員を増やしました。

そして、中学校卒業までの入院、通院治療費の助成、

これはたぶん11市ではここしか始めていないです。

○○、学校のトイレ改修、○○、それから古くなった教室、○○、

3年間前倒しで100%実施する、こういうことも進めてまいりました。

このほかにも農業やそれから財政健全化、それに入札制度の改善などなど

前々政権の再編交付金をもらっていたときでも手が届かなかったところにも

手が差し伸べられた、そういう分野もきめ細かく対応してきたつもりであります。

市民のみなさまにも一定の評価をいただけたのではないかと

思っておりますけれども、実は私の後援会長からこの4年間の

稲嶺すすむの通信簿はオール5ですよ、という評価をいただきました。

アンシガ、クァビーチャー(だけども、子供贔屓)というだけではないですよね。

クァビーチャーってわかります?

その通信簿がこのパンフレットに掲載されておりますので

あとでご覧になっていただきたいと思っております。

ところでみなさん、肝心の1月19日の市長選挙のことでございます。

忘れていたわけではないんですよ。

話は長くなりましたけれども

中身はナマカラヤイビーンドー(中身は今からですよ)

今度の選挙ですね、これまで皆さん方いろいろ話がありましたように

これは名護市だけの問題ではないと思うんです。

そして沖縄県の問題にもとどまらない。

これからの日本のあり方を問う、あるいはそれに対して

我々はアンチドゥヤンドー(アンチですよ)ということを示す選挙になると思います。

4年前の市長選挙、みなさんのお力で当選させていただいた後

ウチナーの政治環境、県民は本当に変わりました。

大きな流れとなって、そしてこれまでずっとそれは県民の

チムグクル(こころ、たましい)としてひとつにまとまっている、

今こそそう思います。

そういうことからしても、今度の選挙、

今いる私たちに、その大きな責任が問われている、というように思います。

後世の子どもたちに負の遺産を残すのか、

きっぱりノーの答えを出すのか、

その答えを出すのは今いる私たちなんです。

これからの子どもたち、あるいはその子どもたちではないのです、決めるのは。

1月19日に投票権を持っている名護市民、私たちなんです。

ですから、私たちは正しい判断をして

後世の子どもたちに、お父さんお母さん、ありがとう、

おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう、

そういわれるような答えを導き出さなければいけないと思います。

大義は我々にあります。正義はかならず勝ちます。

名護市民の心意気を、気概を示そうではありませんか、みなさん。

稲嶺すすむは、かならず市民のみなさんの信頼と期待に応えます。

決して裏切るようなことはしません。

すすむを信じて、すすむにお任せください!

最後まで共にがんばりましょう!ありがとうございます!

(終)

=====

明日2014年1月12日8:30に出陣式とのこと。

チバリヨ〜!



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 認知症:115人鉄道事故死 遺族に賠償請求も(毎日新聞)


認知症:115人鉄道事故死 遺族に賠償請求も
毎日新聞 2014年01月12日 03時00分(最終更新 01月12日 04時19分)
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000m040087000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000m040087000c2.html

http://mainichi.jp/graph/2014/01/12/20140112k0000m040087000c/001.html

 認知症またはその疑いのある人が列車にはねられるなどした鉄道事故が、2012年度までの8年間で少なくとも149件あり、115人が死亡していたことが分かった。事故後、複数の鉄道会社がダイヤの乱れなどで生じた損害を遺族に賠償請求していたことも判明した。当事者に責任能力がないとみられる事故で、どう安全対策を図り、誰が損害について負担すべきか、超高齢社会に新たな課題が浮上している。

 鉄道事故については各社が国土交通省に届け出て、同省は「運転事故等整理表」を作成している。毎日新聞は情報公開請求で得た整理表と各事故の警察発表などから、「認知症」という言葉が介護保険法改正で取り入れられた05年度以降の事例を調べた。当事者が認知症であることを記載していない届け出も多く、件数はさらに膨らむ可能性がある。

 事故の多くは認知症による徘徊(はいかい)や、危険性を認識しないまま、フェンスなどの囲いがない場所や踏切から線路に入って起きたとみられる。線路を数百メートルにわたって歩いた人や、通常は立ち入れない鉄橋やトンネルで事故に遭った人もいた。

 08年1月に大阪市で当時73歳の女性が死亡した事故では、駅ホームの端にある職員用の鉄柵扉から入り線路に下りた可能性がある。本人がGPS(全地球測位システム)発信器を身につけていたが、間に合わなかった死亡事故もあった。

 認知症の人による鉄道事故を巡っては、名古屋地裁判決が昨年8月、「家族が見守りを怠った」というJR東海の主張を認めて約720万円の賠償を遺族に命じた(遺族側が控訴)。家族会などからは「一瞬の隙(すき)なく見守るのは不可能。判決通り重い責任を負うなら在宅介護はできなくなる」と不安の声が上がっている。

 毎日新聞はJR東海の事故を含め、被害者の氏名や所在地が判明した9社10件の事故について、遺族や関係者に話を聞いた。

 遺族によると、係争中のJR東海のほか、東武鉄道が2件、近畿日本鉄道と名古屋鉄道が各1件で約16万〜137万円を請求していた。約137万円のケースでは会社側が事故で生じた社員の時間外賃金や振り替え輸送費などを求めていた。この事故を含む2件は双方の協議で減額されたが、4件とも遺族側が賠償金を支払っている。

 他の5件は北海道、東日本、西日本、九州のJR4社と南海電鉄の事故で、いずれも請求なしだった。遺族によると、JR東日本は「認知症と確認できたので請求しない」、南海は「約130万円の損害が出たが請求しない」と伝えてきた。JR東日本は「そういった伝え方はしていない。事実関係に基づき検討し、請求を見合わせたのは事実」、南海は「回答は控えたい」とコメントした。JR各社で請求しないケースが目立つ一方、他社では「原則請求」の対応が少なくないとみられる。

 12年度の鉄道事故死者数は295人、統計上別区分の自殺は631件だった。【山田泰蔵、銭場裕司】

 ◇認知症

 脳血管や脳細胞の障害で記憶力や判断力が低下し、日常生活に支障が生じる程度に至った状態。以前は「痴呆」と呼ばれたが、侮蔑的で誤解を招きやすいとの理由で2004年12月、厚生労働省が行政用語を変更した。12年の患者数は「予備軍」と呼ばれる軽度認知障害の人(約400万人)を含めて約862万人に上ると推計され、高齢者の4人に1人に上るとみられる。

 ◇「個人賠償責任保険」などで損害対応できる可能性

 日本損害保険協会によると、遺族は「個人賠償責任保険」などと呼ばれる保険で損害に対応できる可能性がある。自動車保険や火災保険の特約として契約され、保険料は年数千円程度。ただし補償例が「ボールで人家の窓を割った」「飼い犬が人にけがをさせた」などと記載され、鉄道事故を対象と考えない人もいるとみられる。

 協会は「種類により対象になる場合とならない場合があるので詳しくは保険会社に相談してほしい」と話している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/353.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 妄執果つることなき小泉元首相が細川氏を立てたことについて(神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/01/post-0d91.html
2014年1月12日


東京都知事選が重大な位相に突入した感がある。

前々回の記事「東京都知事は反新自由主義者・反グローバリストを!」
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2014/01/post-c04e-1.html
で書いたように、東京都政は日本全体の“公共意思”をかなりの部分で体現する性格を持っていることから、都知事選が国政全体にかなりの影響を与えることは間違いない。

猪瀬直樹氏が辞任した後の東京都知事選には、すでに日本共産党の宇都宮健児氏、 元航空幕僚長の田母神俊雄氏、元厚生労働大臣の舛添要一氏、発明家のドクター・中松氏が出馬表明している。

そこへ、ジャーナリストの池上彰氏に出馬を打診され、小泉純一郎元総理に強く後押しされた細川護煕元総理大臣の出馬が急に浮上した。
これが、安倍晋三、石破茂、甘利明ら、自民党国賊勢力を戦々恐々の不安に陥れている。

TPP参加推進、特定秘密保護法、国家戦略特区法、産業競争力強化法、共謀罪法(未)等、グローバル資本による日本収奪の新自由主義政策と、そのための言論弾圧法制定に狂奔する安倍一族は、細川護煕氏の存在感に脅えたのではなく、小泉元首相の“トンデモキャラ”に脅えているのだ。

CSISの分かり易い走狗としてデモをテロと同一視し、昨年の参院選を制したら反意的に自民党は暴走できると正直に吐露した石破茂幹事長もそれは同じで、小泉氏の存在にかなり動揺しているようだ。

石破氏は、細川氏と小泉氏が脱原発で意気投合したことに関して、内心の動揺を隠しながらも、「それは一義的に国政の問題だから」と、原発は国政レベルだという感じで、都政と原発問題のリンクを嫌う言い方をあえてした。

だが、上述したようにそうはいかないのである。
国民総人口の一割を超える東京都民の総意として、都知事が脱原発姿勢を明確にすれば、それは否応なく国政レベルに波及する。
地方都市の長の政治姿勢はすべてがフラクタルに国政に影響を与えるが、特に東京都知事は首都機能の集中エリアと重なっているだけに、その影響力は大きい。

だからこそ、自民党は新自由主義者の都知事選候補である舛添要一氏に強い期待をかけ、公明党も舛添氏には親和性を持っている。
創価学会が一丸となって舛添氏を担げば相当の集票性があるだろう。
だが、この盤石とも言える布石に対し、細川護煕氏の舞台登場で自公政権には突如暗雲がたなびいてきた。
特に、グローバル資本と財界に魂を売り渡している安倍政権は、小泉純一郎元首相のサプライズ出現に心胆を寒からしめている。

小泉元首相が都知事選挙の争点を“脱原発”で腹を決めたことは、原子力ムラにとっては青天の霹靂である。
石破氏はそのことがよく分かっていて、ほぞを噛んだような心境になっており、これでは自分たちがCSISからたまわった国政計画にひびが入ってしまうではないかと憤慨しているのだろう。

自民党の売国連中は、なぜそれほどまでに小泉純一郎氏が恐ろしいのであろうか。
それは小泉純一郎の持って生まれたその性格にある。
小泉氏は頭は悪いが、一度言い出したら頑固すぎて、梃子(てこ)でも自分の節を曲げないところは余人の及ばないところだ。

これはきれいごとで言うなら“信念の人”だととらえる向きもあるのだが、実態は、いったん妄執の虜(とりこ)となったら、不動の強さを持つ性格の人間だからである。
人間の意志を最も強固にするのはロマンティシズムや理想ではなく妄執なのである。
特に妄執が鬼のレベルまで亢進していることを、文学的には“執鬼(しゅうき)”と呼ぶこともある。
色恋沙汰で執鬼と化した女性も見たことがある。
その話はさておき、執念くらい強いエネルギーを発散するものもない。

1979年に作家の西村寿行は「妄執果つるとき」(徳間書店)という裁判法廷ものの小説を出している。
この小説に限らず、西村寿行作品に一貫する主人公や登場人物の心象風景は、人間が抱く妄執・妄念など、恐るべき執念の強さが際立っている。
だからこそ彼の作品は迫力があり面白いのである。

小泉政権当時、郵政民営化を強行し、グローバル資本の出張機関であるUSTRの言うがままに構造改革に踏み切った両輪は、小泉純一郎氏と竹中平蔵氏であった。
この両者はともに新自由主義の牽引車として、同じ穴のムジナとして見られるが、全く異なる性格がある。

竹中氏は経済学者の肩書があるが、専門家筋に言わせると学者としては低レベルだそうである。
それでも彼は、その低レベルな小宇宙(ミクロコスモス)の中で、一生懸命理屈をコネ回す才覚がある。
学者風の言い回しで口先三寸、舌先三寸のテクニックは群を抜いており、大概の真面目な人たちは彼の能弁によって煙に巻かれてしまうことになる。

一方、小泉純一郎氏は物事を順を追って体系的に把握できないから、一つの政策を筋道立てて説明する頭脳も教養もない。
必然的に彼の言うことは短いフレーズの政策説明と極端な二項定理で全体を言い表そうとすることに終始した。
彼が公的な政策説明の場を避けたのは、少しでも長めの説明ができないからだ。
これが当時のポピュリズム(大衆迎合主義)に合致して人々を熱狂させ、劇場型政治空間の成功をもたらした。

小泉氏が郵政民営化に強硬にこだわったのは、その経済構造や冷徹な政治理論からではなく、彼が厚生大臣だったころの郵政族に対する私怨(ルサンチマン)が妄執となって凝り固まったからに他ならない。
小泉氏は理屈や正論で動く人物ではなく、妄執・妄念こそが彼の行動原理を突き動かしているのだ。
これが祖父譲りのヤクザな決断力と結びついている。

最初、小泉氏が脱原発を表明したとき、これはきっと安倍晋三氏を迂遠に盛り立てるヒール役を買って出たのかなという思いはしたが、いくら考えても辻褄が合わなかった。
彼はそのような高度な芸当ができる人物ではない。

小泉氏の中で何が起きたか分らないが、今までの脱原発発言を見ると、全くぶれていないし、本気であることが見える。
その理由は分からないが、彼が一つの考えを決めたときは、妄執が凝り固まっているから、それは炎となって辺りを焼き尽くすまでエネルギーを持続させる。

その形は小泉政権時代の自民党連中は嫌というほど知り抜いているのだ。
だからこそ、現自民党の幹部連中は、彼の細川擁立に驚きを隠せない。
小泉氏を敵に回したら、もう何をしても籠絡の道はないのである。

誰かがすでに指摘していることだが、とどまるところを知らない安倍政権の暴政を失墜させるのは、もはや妄執でも何でもいいから、狂気のエネルギーが必要なのかもしれない。
その逆噴射エネルギーに小泉純一郎氏の堅気にはない凶暴なエネルギーを使うという手はあるのかもしれない。

そこで、細川−小泉連合に小沢一郎氏が加われば、脱原発同盟ができあがり、小沢氏が手綱を引くことによって、凶暴化した安倍政権の勢いを封じることが、あるいはできるかもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 実行委員会が呼びかけ〜「秘密保護法」廃止に向けて国会開会日に大包囲行動(レイバーネット日本)
http://www.labornetjp.org/news/2014/0124kokuti

1・24「秘密保護法」廃止!国会大包囲へ

    「秘密保護法」廃止へ!実行委員会

http://www.labornetjp.org/news/2014/0124kokuti_img

 昨年12月6日国会を取り囲む「秘密保護法絶対廃案」の声を無視し、安倍政権は「秘密保護法」の制定を強行しました。表現の自由・市民の知る権利と民主主義を踏みにじる蛮行だと言わなければなりません。
 法成立後も、各地で反対の動きは続き、多くの人が「秘密保護法」は絶対認められない、廃止しかないと意思を表明しています。稀代の悪法、「秘密保護法」を廃止するため署名運動も開始されました。
 安倍首相は12月7日「朝、目が覚めたら、国会のあたりが静かだったので、何か嵐が過ぎ去った感じがした。1日たつとこんなに違うのか」と話したといいます。とんでもない勘違いです。黙っていれば、この悪法を認めたことにされてしまいます。私たちは、絶対にあきらめません。そして私たちの法律廃止の堅い決意を安倍首相たちに確実に伝える必要があります。
 たくさんの署名を集め、「秘密保護法」NO!の声を国会に突きつけましょう。
 国会開会日の1月24日には、多くの市民のみなさんの参加で、国会大包囲を実現し、「秘密保護法」廃止の流れをつくりましょう!

「秘密保護法」廃止!1・24国会大包囲
とき 1月24日(金)12時30分〜14時
   ヒューマンチェーンは13時30分、14時の二回
集合 衆議院第二議員会館前
主催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
   http://himituho.com/

「秘密保護法」廃止へ!1・24院内集会
とき 1月24日(金)14時30分〜15時30分
会場 参議院議員会館講堂
主催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会

全国各地でこの日一斉に行動があります。
全国運動情報をご覧ください。


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/355.html
記事 [政治・選挙・NHK159] 内閣支持回復62%、普天間進展「評価」59% 靖国神社参拝「評価しない」47% 
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140112-OYT1T00515.htm


 読売新聞社は10〜12日、全国世論調査を実施した。

 安倍内閣の支持率は62%で、前回(昨年12月6〜8日)の55%から7ポイント上昇して60%台に回復し、不支持率は30%(前回38%)に下がった。自民党の支持率は40%(同36%)に上がった。

 内閣、自民党の支持率がともに上昇したのは、株高など経済指標が好調に推移していることなどを反映したとみられる。

 他の各党支持率は民主4%(前回6%)、公明4%(同4%)、共産3%(同3%)などだった。

 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、仲井真弘多ひろかず知事が同県名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認し、移設手続きが進んだことを「評価する」と答えた人は59%に上り、「評価しない」の28%を大きく上回った。

 安倍首相が昨年12月、就任後初めて靖国神社を参拝したことについては「評価する」45%、「評価しない」47%が拮抗きっこうした。

 安倍内閣の経済政策については「評価する」が60%(前回55%)に上がった。来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げと同時に、生活必需品などに軽減税率を「導入すべきだ」と回答した人は79%に達した。

(2014年1月12日21時08分 読売新聞)


http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 「細川ショック」で、安倍自民党は、早くも右往左往し始めたようだが… (山崎行太郎) 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20140112
2014-01-12 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』

「細川ショック」で、安倍自民党は、早くも右往左往し始めたようだが、もともと安倍自民党の政権基盤は脆弱なものだったのであり、小沢一郎抜きの民主党政権の「自滅、自爆、迷走」の結果として、たまたま、偶発的に生じたタナボタ政権だったのだ。

しかし、マグレで当選出来た議員の数の多さに幻惑したのか、強固な政権基盤を持つ安定政権=長期政権と勘違いし、無邪気に「長期政権ゴッコ」をやり始めたところに、私が、『保守論壇亡国論』で指摘した思想的幼児性が現れていたと言っていい。

靖国参拝などで浮き足立った「ネット右翼政権」=「2チャンネル政権」は、自爆・自滅も早いのだ。

http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK159] 内閣法制局の見解も待たずに集団的自衛権を認める憲法解釈変更するという驕りが許せない。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201401/article_12.html
2014/01/12 23:14

先の国会において、内閣法制局長官の小松氏が、確か民主党議員から集団的自衛権についての見解を質問されていた。歴代の内閣法制局は、現憲法下においては、集団的自衛権は認めないとの解釈を行っていた。その解釈を現法制局でも踏襲するという立場かとの確認を取られていたが、小松氏は言を左右に決して踏襲するとは言わなかった。あくまで、内閣の意向に沿って検討するというような答弁であった。

これを見て、やはり安倍氏に都合の良い憲法解釈をさせるために選ばれたのだな、と思った。

生活の小沢氏がこの辺は詳しいが、正当防衛として、他国から日本を侵略、攻撃されたら、自国を守る「自衛権」は有するが、自国への攻撃がなされていないのに、同盟国の紛争に集団的自衛権を行使することは、現憲法下ではダメとの解釈である。

それを以下の記事のように、通常国会中に憲法解釈を変更すると述べている。この解釈は内閣法制局が行うが、今までかたくなに、現憲法では集団的自衛権を認めることが出来ないと言い続けてきたのが、ここに来て、法制局の見解を待たずして、「憲法解釈を変更」してと述べている。

ちょっと昔なら、この首相補佐官の発言は、国会審議の中で直ぐに問題視され、更迭の運命であったろう。それが、平然とオープンにされても、問題にもされなくなってしまった。恐ろしいことだ。とんでもない男にフリーハンドを与えてしまったものだ。自公に投票した有権者も、こんなはずではなかったと後悔するだろう。


通常国会中に憲法解釈変更=礒崎首相補佐官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140112-00000022-jij-pol

 礒崎陽輔首相補佐官は12日午前のフジテレビ番組で、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の変更について「国会が終わってからでは敵前逃亡な感じがあるから、国会中にしっかりと決めたい」と述べ、6月22日が会期末の次期通常国会中に政府は踏み切るとの見通しを明らかにした。
 これに対し、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は同じ番組で「国民的議論をしっかりやっていく必要がある。安倍政権はデフレ脱却にこそ専念していくべきだ」と述べ、結論を急ぐ必要はないとの考えを強調した。 



http://www.asyura2.com/14/senkyo159/msg/358.html

   

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