「今日のテレビは、細川護熙が出馬したときの、宇都宮出馬辞退のケースを採り上げていた:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13107.html
2014/1/11 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
日本の官僚政治は、困難なことを地方自治体に押しつけるときに、いずれ「県外に」、「中間施設だから」と約束する。
いい加減に国民もこの「県外に」は、「永久に」であり、「中間施設」は「永久施設」だと知らねばならない。
自分が嫌がるものを、何十年か先に他府県に押しつける発想も理不尽なものだ。
現在のメディアは完全に政府の戦術を露出する。
今日のテレビは、細川護熙が出馬したときの、宇都宮出馬辞退のケースを採り上げていた。
大手メディアにとって宇都宮は泡沫候補扱いであり、それはかれが現在のところ敵視されていることを物語る。
細川の扱われ方は、最初から全く宇都宮とは違っている。
現代のメディアの特徴は、事件から結論を導くのではなく、あらかじめ結論の物語を作って、それから事件を作るのである。
様々な世論調査のデータ、決定的に重要な選挙結果もそうである。
結論は、既得権益の擁護から生まれる。
その擁護のために、権力と利害が一致するのである。
共産党は選挙協力をしないし、連立にも入らない。
権力が欲しくないのだ。
したがって政策が実現されることもなければ、その政策の失敗を批判されることもない。
永遠に外野席にいて、正しく、永遠に三振もエラーもしない。
立派であって、組織は少数野党として永続する。
ある意味で反体制の桃源郷である。
日本を真に支配しているのはも、福島第1原発から日々出ている放射能汚染である。
この支配は10万年、20万年に渡って続く。
わたしたちは、除染と廃炉、オンカロの維持管理のために莫大な税金を収奪される。
第二の支配者が米国であり、この二者の共通点は見えないことだ。