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2014年1月05日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK158] 「日本だけが、ファシストもファシズムも復讐を誓って生きていた:兵頭正俊氏」(晴耕雨読) 
「日本だけが、ファシストもファシズムも復讐を誓って生きていた:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13056.html
2014/1/5 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

戦前と戦後とで日本は変わっていない。

大きな共通項として「無責任の体系」(丸山真男)がある。

東京オリンピックもそうだ。

これは慎太郎が言い出したことだ。

これが無責任の権化のような政治家だから堪らない。

世界中からやってくる人々の被曝は考えない。

空気は? 水は? 地震は? 4号機は?

これも無責任の典型。

福島県郡山市は、原発汚染ゴミを子ども公園21か所に、埋め捨て放置。

住民に知らされることなく。

このような公園の数は、少なくとも21か所。

警戒を促す表示もない。

しかも除染物をどこに埋めたのか、市はいろいろと理由を付けて公表しない。

これはもう無知による子殺しである。

安倍晋三にとっては、軍国主義に引っかかって苦しむ民衆こそ、安倍の世界である。

何も起こらない平和な世界こそ死んだ世界なのだ。

記者団に「わくわくしながら1年を送る」と答えた安倍の今年の抱負は、いよいよ病気を国民に移す決意を語ったものである。

国連憲章の旧敵国条項に、日本の名前がまだ残っているのは象徴的だ。

日本にとっては終戦などはなかったのである。

敗戦があったのだ。

だから何ひとつ変わっておらず、日本だけが、ファシストもファシズムも復讐を誓って生きていた。

それが巨大化し始めた。

戦争は、敗戦で閉じられるのではない。

日独伊だけが、敗戦からさらに悲劇が続いたのでもない。

戦勝国の仏でさえ、「米兵と体を重ねるのは、大地に抱かれるようなものだった。どうして大地を拒絶できるだろうか」(ブノワット・グルー)。

食べるためだ。

愚か者が始めた地獄は延々と続いたのである。

戦争は終戦後も続く。

しかも、第三国にも災いをもたらす。

「(戦後の)闇市はその後、数年にわたって(中略)横流しをする連合国兵士の懐を潤わせた。かたや、ポーランドの農民たちは、虐殺されたユダヤ人の金歯を探して、(中略)強制収容所の敷地を掘り起こしていた」(マックス・ヘースティングス)


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 「従業員にきちんとした報酬を払ったら競争力が落ちる、なんてのは、自らの経営手腕のなさの告白:松井計氏」(晴耕雨読) 
「従業員にきちんとした報酬を払ったら競争力が落ちる、なんてのは、自らの経営手腕のなさの告白:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13043.html
2014/1/5 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

今時ね、戦争したり、それに勝ったりしたからといって、国際社会は「素晴らしい国だ!」「強い国だ!」と称賛してはくれませんよ。

そんな国、国際平和を危うくする困った国だし、国際経済をぶち壊す悪魔の国ですよ。

日清日露の時代じゃあるまいし。

北朝鮮の先軍政治とどこが違うんだ。

最近の陛下の発言は、どれを聞いても現政権批判に聞こえますね。

陛下は決して憲法を逸脱しておらず、政治に踏み込んでもいない。

にも関わらず、それが痛烈な政権批判になってる。

⇒"@47news: 皇居で新年一般参賀 「安らかな穏やかな年に」 http://bit.ly/1l2JQ3x

従業員の報酬を下げて企業の収益を増やす考え方は成長戦略にはならない。

そのやり方は、せっかくの国内1億2千万の巨大マーケットを縮小させる効果しかない。

いずれは行き詰まる。

目の前にこれだけのマーケットを抱えていながら、なんともまあ、もったいない話ですよ。

強者を強くする為に公的資金を使え、弱者に使うのはダメだと叫ぶ財界人がある。

扨、これを聞いて私は不思議な心境になる。

公的資金を欲する者を果たして強者というのか?

自前で充分なのが強者ではないのか?

自前でもやれるけど、公的資金でもっと得をしたいというのであれば、それは強者ではなく餓鬼。

そもそも、従業員にきちんとした報酬を払ったら競争力が落ちる、なんてのは、自らの経営手腕のなさの告白に過ぎぬ。

企業の新陳代謝を言うなら、まずはそういう企業が市場から去るのが当然。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK158] タモリが都知事になった初夢を見た。正夢でいいとも! (ハイヒール女の痛快日記) 
タモリが都知事になった初夢を見た。正夢でいいとも!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1291.html
2014.01/05 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールもそろそろ飽きたので次は?!


初夢を見た。都知事選でタモリが圧勝!朝、目覚めて正夢だーと笑った。

実現性は兎も角として勝てる候補ということであれば、私的にも望むところだし速攻タモリで決まりだ。「笑っていいとも!」が今年の春に終了することになり、天才的、革新的芸人タモリを考証する記事が、ネット上でやたら掲載されている。確かにタモリの昔を知る人はただ者ではないと理解している。ただの人のいいオジさんではないのだ。

今さらタモリ論を語る積りはないが、タモリの芸は、全裸で演じるイグアナの形態模写、知識人を揶揄した中州産業大学教授、出鱈目言語ハナモゲラ語など、マスメディアでは放送できない密室芸と呼ばれるブラックである。極め付きは寺山修司らの思想模写と呼ばれるモノマネ芸で、いかにも寺山修司が語りそうな物言いでモノマネをするのだ。

これは他の芸人の追随を絶対に許さないシュールな哲学芸といっていい。

ウキペディアによると、筒井康隆の出版記念パーティーで、壇上に上がったタモリが天皇陛下のモノマネであいさつを始め、筒井が慌てて止めたという。これをみてもタモリの芸はアナーキーだが知的感性に優れており奥が深い。危険極まりないのも確かだが、その毒気が癖になるのだ。

密室芸と呼ぶことで分かるようにタモリの芸は究極を極めている。

そんなタモリだが、彼がリアルに政治の話をしたことを聞いたことがない。私の想像だが、タモリはテレビ等のマスメディアでは、敢えて政治の話を封印しているのではないか?テレビの特質を分かっている彼は、政治的なコメントは正しく伝わらないと思っているはずだ。

今は芸能人だから「芸能のプロ」に徹しているだけなのだろう。

タモリは博識家でもあるし、MC、キャスター、役者、ミュージシャンとジャンルの幅も異様に広い。メディアの世界で40年間もトップの座にいた統率力や人間力は半端ではないはずだ。彼は体制に阿るタイプではないので、マジに政治家になれば色々な改革をやってくれそうだ。タモリ視線で都知事をやれば、最悪の秘密保護法も東京オリンピックも、

都民が「いいとも!」と言いそうな仰天の離れ技で解決してくれそうだ。

一方の雄たけしと比べるとよく分かる。真逆の存在がたけしと言っていい。たけしは政治バラエティ番組のテレビタックルを持っているが、体制に弱い御用芸人化してしまっている。肝心なところではコメントをしない。政治バラエティでシビアな発言ができないなら出演する意味がない!MCをやってるのは映画の制作費を稼ぐためだという。それも失礼千万な話だけどさ。

たけしは自分の意見を言わず茶化して誤魔化す小賢しい男だ。

マァ、長くメディアで活躍してきたタモリが都知事になれば、少なくとも秘密保護法は猛反対するだろう。しかも、日本坂道学会副会長でもあり、都電などもこよなく愛す薀蓄の深い男だ。多分、オリンピックはタモリンピックに、国立競技場のデザインはおっぱい星人タモリの面目躍如で、おっぱいの形をしたドームになるかもね?

ついでに安倍が推進する原発も何とかして欲しいわ。ねっ、タモさん!

ひょっとして、自民党から出馬したりして?コレでは悪夢だー!



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 時事通信よ、偉そうに具体策を指示したのはお前なのか?:対中韓関係改善へ具体策を=靖国参拝受け、日本に要求
時事通信よ、偉そうに具体策を指示したのはお前なのか?:対中韓関係改善へ具体策を=靖国参拝受け、日本に要求
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/jijitushinyo-erasouni-gutaisakuwo-sijishitanoha-omaenanoka.htm

2014/01/03  対中韓関係改善へ具体策を=靖国参拝受け、日本に要求−大統領訪日に影響も−米方針
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010300135

【ワシントン時事】安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けて、オバマ米政権が今後日本に対し、中国や韓国との関係改善に向けた具体策を求める方針であることが、3日分かった。複数の米政府高官が明らかにした。米側は、日本の指導者の靖国参拝は地域の不安定化を招くとして、首相が参拝を継続する可能性についても見極めたい意向だ。
 米政府の方針は、現状のままでは同盟関係への悪影響を避けられないとの認識を反映している。 
 オバマ政権は首相の靖国参拝に対し、「disappointed(失望)」を表明した。複数の日米外交筋は「特別に厳しい表現をしたのではなく、『がっかりした』という正直な気持ちを的確に表した」と説明。同盟国である米国の反対の立場が聞き入れられなかったことへの不満があると述べた。
 米国の靖国参拝への反対姿勢に対しては、衛藤晟一首相補佐官が昨年11月に訪米した際、ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が「(参拝すれば)日米関係に悪影響が出る」と明確に伝えている。衛藤氏はこのとき、首相の靖国参拝は選挙公約だなどと主張したという。
 安倍首相が靖国参拝をした昨年12月26日、米側に「首相の決断」が伝えられたのは、参拝の約1時間半前だった。
 オバマ政権が懸念しているのは、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定に対して中国を含む周辺国の反発が高まったり、アジア戦略の基礎となる日米韓の枠組みに亀裂が入ったりすることだ。現在の情勢は、域内の安定を最大の目標とするオバマ政権の「アジア重視」外交に水を差している。
 ハーフ国務省副報道官は2日の記者会見で、新藤義孝総務相が安倍首相に続いて靖国参拝したことを受けて「われわれは日米関係の今後の方向性を注視している」と改めて強調した。
 オバマ大統領は今年4月にアジアを歴訪する。約3年半ぶりの日本訪問が検討されているものの、地域の緊張がいつにも増して高まっている中、日本が中韓両国との関係改善策を打ち出せなければ、米政府内で訪日に否定的な声が高まる可能性もある。(2014/01/03-16:05)

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対中韓関係改善へ具体策を要求したのは、安倍政権を追い詰めたい電通に支配された時事通信の工作の匂いが漂っている。
もし高官からの指示が出ていたのなら、高官名くらい出せるだろう。それにこの記事を書いたのが誰かもわからない。トンデモ記事だ。
時事通信社にはこういう外交が微妙な時期に、日本外交を捻じ曲げかねない記事を書く時は、記者名や、ソース元の高官名を最低でも載せれば記事への信ぴょう性が出てくるので是非そうしてもらいたいものです。

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 追加します
 要するに、当初は「改訂版 心のノート」を作るつもりであったのである。その原稿も、既に出来上がっているかもしれない。あとは、出版社に注文して製本するだけだろう。ところが急遽、2013年12月26日に、「心のノート」という名前を棄てて、「わたしたちの道徳」にすることにしたのである。何故だろう。僕が、2013年12月25日から27日にかけて、「心のノート」をおやめになったらいかがですか、会計検査院が黙って見ていないでしょうと要望している間のことである。もしかしたら、会計検査院の会計検査が怖かったのだろうか。それは、そうだろう。官庁というものは、会計検査院が怖いに決まっている。「心のノート」との連続性を断ち切りたかったのだろうか。しかし、それは名称を変更しただけであって、中味はまったく変わっていない。非人間的で不道徳なHayao Kawaiとは 訣別したいということを意味しているのだろうか。

 今の子どもは、かわいそうだ。地域社会での大人や子どもとの関係が希薄になった。人格を通して、近所のおじさんやおばさんから教えてもらうことも稀だろう。子ども同士で泥まみれになって遊ぶこともない。外出するのは、せいぜい塾通いのときだけだ。遊びといえば、コンピュータ・ゲームだろう。それならば、せめて考える力を身につけてもらおうではないか。そうすれば、自分の力で道徳性さえも獲得することが可能になるかもしれないのである。電車の中で人をたたき起こしておきながら、我関せずとばかりHayao Kawaiの『心理療法序説』の書名をひけらかすように読んでいた大学生(「冷血動物著『心のノート』」December 24, 2013)は、考える力が欠落しているのである。Hayao KawaiやDaisaku Ikedaが不道徳なのも、やはり考える力がないからである。
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/869.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。 13〜15 「澤藤統一郎の憲法日記」


澤藤統一郎の憲法日記

http://article9.jp/wordpress/


宇都宮健児君、立候補はおやめなさい。

<リンク>

      その1〜その10                   http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/712.html 
  
      その11、その12
       http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/768.html
 


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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその13


正月。天気晴朗にして風が心地よい。海岸で凧揚げに興じた。中国・浙江省の製で大型のトビの形。青い空を背景に、翼を広げ風を切ってのびのびと宙を舞う、その姿がすがすがしい。今年、かくありたいものと思う。

さて、正月らしく、原則に戻ってものを考えてみたい。

宇都宮選対の一連の事件は、徹頭徹尾民主主義の問題なのだ。
事件の発端が問答無用の私の息子の任務外し。ここから始まった事件の結末が問答無用の私の解任劇。宇都宮君がどのようにとり繕おうとも、この事実は動かしがたい。いずれも問答無用で、うるさい組織への批判者を切って捨てたものだ。これが、宇都宮君とその選対の手口。これは、民主主義の許さざるところ。民主主義を大切に思う人なら、到底この事態を看過しえない。宇都宮君を革新陣営の共闘候補としてふさわしいとは、よもや考えまい。

民主主義とは、成員の話し合いに基づいて組織や集団の意思決定をする手続きだ。面倒ではあっても、話し合いが尽くされて後に初めて集団の方針が定まる。だから、民主主義社会においては、話し合いのための発言の自由が全成員に保障されなければならない。とりわけ、権限や権威を持つ者への批判の発言が保障されなければならない。うるさい批判者を組織から排除するなどは、民主主義を破壊する手口と指弾されなければならない。宇都宮君と宇都宮選対がやったことは、まさに民主主義破壊の行為なのだ。

民主主義成立の基礎となる話し合いを成立させることは、成員に自由な発言の権利を人権として認めることでもある。だから、民主主義社会においては、「言論の自由」が常に人権のカタログの筆頭に上げられる。宇都宮君と宇都宮選対は、この「言論の自由」を封殺したのだ。このような人物が、都知事選の候補者としてふさわしくないことは、自明ではないか。

宇都宮選対は、市民に開かれた市民選対を自称していた。閉鎖された部分社会ではなく、市民社会の共通ルールが妥当しなければならない。ここでは、民主主義も人権も、花開かなければならない。いわば、宇都宮君が当選した暁に実現すべき社会のモデルを、実験的に社会に示しているのだ。その選対の現実が、民主主義の破壊だった。宇都宮陣営の選挙公約である「四つの柱」は実に立派なものだ。しかし、宇都宮君と宇都宮選対は、この公約とは無縁な実態をさらけ出した。到底、再度の都知事選候補者たりえない。

宇都宮選対は、広くすべての市民に開かれたボランティア組織として出発したはず。「四つの柱」に賛同する市民が、その自発性に基づいて参加している。すべての参加者に、民主主義社会の原則のとおりに、対等平等な立ち場が保障されなければならない。ここには、支配・被支配、命令・服従、上意下達の関係はあり得ない。つまりは、権力という怪物が出て来る幕は本来的にないはずのだ。ところが、自分を権力者と錯覚した選対本部長や選対事務局長が、本来はあり得ない権力を振りかざした。ボランティア活動者に任務からの排除を「命令」したのだ。宇都宮君やその取り巻きはこれを是認した。宇都宮君も宇都宮選対も、民主主義の原則を弁えた行動をとることができなかった。市民選挙の主宰者としてふさわしくない。そのような人物を都知事選の候補者として認めることはできない。

宇都宮選対の選対本部長と事務局長とは、対等な一選挙運動参加者として振る舞わずに、「小さな権力者」として振る舞った。これがそもそもの間違いなのだ。わたしは、民主々義と権力の問題を考え続けてきた。民主々義は、所与の権力をコントロールする技術として語られることがあるが、けっしてそれにとどまらない。民主々義の手続原理は権力の存在を前提とせず、複数人間が共通の行動を決定するに際しての普遍的な原理として尊重されなければならない。そして、権力を形成する際には民主々義が最も有効に働かなければならない。平等な成員からの明示的な権力形成についての合意と、特定の者への権力の負託が必要なのだ。それなくして、権力の形成はあり得ない。

自律的な発意によって市民選対に参加した者が、選対本部長や事務局長に、明示的に権力を負託したなどということはありえない。役割の分担はあっても、あくまで提案と納得の関係でしかなく、問答無用の命令の権限などあるはずがない。選対本部長と事務局長の「権力」「命令権限」は、愚かな錯覚に過ぎない。

錯覚であろうとも、無法な実力に過ぎないものであろうとも、振りかざされた「小さな権力」に対しては、格別の批判の言論の権利が保障されなければならない。成員の「権力」に対する批判は、成員相互間の意見交換の自由とは別の次元の重要性を持ったものとして、意識的にその権利保障がなされなければならない。宇都宮君と宇都宮選対には、この理がわからない。「小さな権力」の横暴を許して、これに対する批判の言論を封殺したのだ。

「小さな権力」に対する批判が意識的に必要だという理由は二つある。一つは、批判を受けない権力は往々にして間違う。批判を受けない権力は間違いを是正できない。組織が、可及的に正しい方針を決定するためには「権力」に対する批判が不可欠なのだ。

もう一つは、成員の権力者批判は事実上困難だからだ。権力を持つ者が、ドスのきいた声で「おまえには批判の自由があるぞ。さあ、言ってみろ」と言われても、批判の発言ができるはずはない。権力を持つ者は、意識的に成員の批判に寛容でなくてはならない。これが、民主々義の大原則。

にもかかわらず、批判者を問答無用で切って捨てるこの宇都宮君や選対のやり方は、民主主義の原則を蹂躙することこの上ない。正確には、むちゃくちゃと言うほかはない。彼がしたことは、取り返しのつかない、言論封殺という、民主主義圧殺行為なのだ。

だから、もしあなたが「民主主義は大切だ」「民主主義は擁護に値する手続き原則だ」と思われるのなら、宇都宮君を支持してはならない。反対に、もしあなたが「民主主義のようなまだるっこい手続きは犬に食われてしまえ」「権力を批判する言論の自由なんぞを認めてしまっては、決められる政治が成り立たない」と言う立場であれば、話は別だ。宇都宮君を支持するがよかろう。

私たちは、保守陣営の言論封殺には血相を変えて批判をする。しかし、身内の言論封殺には甘くはないか。身近な集団における「小さな権力」の批判には臆病ではないだろうか。とりわけ、美辞麗句で持ち上げられた、「民主陣営」内の候補者について、批判をはばかる風潮がないだろうか。このダブルスタンダードは、結局のところ、より大きな権力に対する批判の矛先を鈍らせてしまう。

あなたも試されている。宇都宮君を推すことは、民主主義者の本来よくするところではない。日本国憲法を擁護する立ち場の人が、宇都宮君を推薦することはできない。宇都宮君は、よくよく反省の上、立候補をおやめになるがよかろう。

(2014年1月2日)


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宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその14


のんびりと正月休みを楽しんでいるさなかに、複数の記者が我が家を訪ねてきた。私が携わっている「日の丸・君が代」問題や、消費者訴訟、医療過誤事件、あるいは改憲問題についての取材であれば喜んで時間を割きたいところ。が、都知事選についての取材ということで、お断りした。記者の熱意には頭が下がるが、都知事選について、ここしばらくは取材を受けるつもりはない。

私は、必要と考えた情報は、すべてこのブログに公表する。このブログに出ていない情報を個別の取材に応じて明らかにすることはない。少なくとも、今の時点ではその原則を貫く。だから記者さん、お越しいただいても電話をいただいても、このブログの内容以上に、お答えすることはございません。もし、記事を書かれるなら、ブログに記載の内容をできるだけ正確に引用していただくようにお願いします。

私は、原則として、宇都宮君再立候補問題については、このブログだけで発言をするが、唯一の例外が、1月19日午後1時30分からの「活憲左派集会」(文京シビックセンター3階会議室A)での10分間の特別発言。なお、当初は15分の予定だったが、吉田万三さんの発言も並ぶこととなって、私の持ち時間は10分間となった。私も万三さんも、質疑は受けつけないという事前のお約束。

マスコミの取材は受けないと決めた理由について、少し触れておきたい。

随行員としての任務外し事件のあと、私の息子・大河から上原公子選対本部長宛に、事件の経過の確認を求める「求釈明書」が何通か発信されている。その文中に、「一寸の虫にも五分の魂がある」というくだりがある。私はそれを読んで、誰を敵にまわそうとも、息子の側に立つことを決意した。

五分の魂を踏みにじられたとき、泣き寝入りしてはならない。人間の尊厳をかけて、叫び声をあげなければならない。また、傍観していてもならない。ましてや、それが自分の家族であればなおさらのこと。加害者が、国家権力であろうと、安倍自民であろうと、石原・猪瀬都政であろうと、ブラック企業であろうと、またブラック選対であろうとも、である。

私は、本件を「私怨・私憤」に過ぎないという見解や、「大所高所・大局」に立つべきだという、世に溢れる俗論を絶対に承服しない。それは、弱者に泣き寝入りを強いる強者の論理であり、いじめの被害者にすべての責任を転嫁するいじめる側の論理である。加害者と傍観者を、ともに免責し正当化する論理でもあるのだから。

しかし、国家権力や、ブラック企業を相手に声を上げる場合と、宇都宮選対を相手にする場合とでは、闘い方の違いはあろう。被害があったときには、多くの人に訴えかけて、加害者を糾弾する行動に立ち上がる仲間を作ることが闘いかたの基本だ。しかし、宇都宮君と宇都宮選対に対する「宣戦布告」では、単純にそうであってよいのかという問題の微妙さを意識せざるを得ない。私は、「たった1人の闘い」「筆1本(ブログだけを手段とした)だけの闘い」を決意した。この闘いに味方を募って誰をも巻き込むことをしない。闘う相手を拡げない。これを原則として大切にしたい。

だから、慎重に筆を自制したブログでの発信が、闘う手段として適当だと考えている。記者に挑発されて、うっかりと、「誰をも巻き込まない」「闘う相手を拡げない」原則を自ら破ることを恐れている。よほどの事情の変更がない限り、ブログ以外の場で、この件を語ることはない。

私を取材に訪れた記者は、当然に宇都宮君や選対関係者にも取材するだろう。私のブログもよくお読みいただき、是非、正確なよい記事を書いていただきたいと思う。

ところで、宇都宮君の方は、積極的に取材に応じているようだ。ネットで検索をしていたら、IWJの岩上安身さんが宇都宮君の立候補に関連したインタビューをしていることを知った。岩上安身さんは、そこで私のブログでの選対の選挙違反指摘を意識した質問をしている。要約として、次のようなやり取りがあったということだ。IWJのオフィシャルなテープ起こしではないようだが、複数のブログに掲載されているので、おそらくはほぼ正確なものと思う。

「問:熊谷さんの件について。有給休暇が取れるはずがないのに、実際取っていたのか?
答:本人に聞かないと分からないが、彼は仕事も一部やりながら、昼間は選挙運動、選挙始まるまでは、政治運動をやっていた。少なくても言われている様な事はない。彼は、仕事もちゃんとこなしながら、有給も使いながらやっていた。
「問:上原さんの件について。無給(ボランティア)でやるのが選挙であるが、上原さんにお金が支払われていた事が確認できる。これが公選法違反にあたるのではないか。
答:この点は実際に選対本部長をやられていて、その間の交通費などの実費の補填はしていたと聞いている。金額にして10万円。労務費になっていたが、収支報告書の訂正をする。
問:労務費は適正では無かったと。それは修正すると。
答:公選法違反については、公選法専門の弁護士団の公式見解をまとめて、来週の6日には発表出来る。そういう対応をしている。」

このインタビュー記事を見る限り、宇都宮君は私の指摘を無視せずに、何らかの対応が必要だという認識には至っているようだ。それは良しとして、次のことを指摘しておきたい。

「選挙運動収支報告書の訂正」をせざるを得なくなっている事態の深刻さの認識が決定的に不足しているのではないか。候補者が、自分の選対の公的な収支報告書の記載の不備を認めて訂正せざるを得ないと言っているのだ。そのみっともなさを自覚しなければならない。「訂正すればいいんだろう」「自分がやったことではない」という彼の姿勢が、遵法精神と責任感の欠如をよく表している。

実は、この問題は本来訂正になじむものではない。住所の記載の誤記訂正や、数字の書き間違いの訂正などとは自ずから異なる。上原公子選対本部長も服部泉出納責任者も、「選挙報酬として」と明記した自署押印のある領収証を作成して、各10万円を受けとっている。選挙収支報告書に、「選挙報酬として」と書けば、あまりに露骨な選挙違反(運動員買収)に当たるので、「労務者報酬」と記載したのだ。このカムフラージュは悪質と言わねばならない。指摘されて、書き直せば問題ないという感覚が、さらなる批判の対象となるだろう。

この選挙運動費用収支報告書には、平成24年12月28日付けで、「この報告書は公職選挙法の規定に従って作成したものであって、真実に相違ありません」という「出納責任者服部泉」の署名押印がある。訂正となれば、その責任が問われることになる。

書き直すとして、いったいどう書き直そうというのだろうか。支出区分を「選挙運動」として報酬を受けている者は29人にのぼる。そのすべてを書き直そうというのか。一部だけなのか。添付の領収証は間違ったものとして廃棄しようというのか。本来添付が必要な新規の領収証はどうしようというのか。

さらに、本当に実費分の支払いならよいのかという問題がある。宇都宮選挙には多くのボランティアが参加した。そのボランティアは手弁当・交通費その他の実費も自分持ちだった。誰もが、それを当たり前と思っていた。ところが、選挙運動に参加者の中の特定グループの人には、交通費その他の実費の支給がなされていたということなのだ。それで良いのだろうか。選対本部長の廉潔性が問われている。

宇都宮君自身の運動員買収問題や、熊谷事務局長の運動員被買収の問題について、「人にやさしい東京をつくる会」内部で具体的な指摘がなされたのは、選挙後2か月余経った2013年2月28日のこと。それから、10か月を経た時点で、明快な説明をすることができていない。「本人(熊谷事務局長)に聞かないと分からない」「公選法違反については、専門弁護士団の公式見解をまとめて、1月6日には発表出来る」ということなのだ。

私自身が弁護士で選対メンバーの一員として、選対のコンプライアンスに責任がなかったとは言わない。繰り返し申しあげているとおり、自らの不明や無能を恥じいるばかりだ。だが、どのように金が入り、どのように金が使われたか、その収支の管理にはまったくタッチしていない。具体的な報告に接することも皆無だった。選挙運動収支報告書の作成への弁護士の関与はまったくなかった。

改めて関係書類に目を通してみた。私が、上原公子選対本部長の選挙運動報酬受領を知ったのは、2013年4月11日のことである。私は、石原宏高の選挙違反を問題として、その選挙運動収支報告書を閲覧に都選管に足を運び、ついでに宇都宮陣営の報告書も閲覧して驚いた。これが発端。同日開示請求をして4月26日に写しを入手した。関係領収証については、別途6月3日に情報公開請求をして6月17日に開示決定を得、20日にその写しを入手している。

選対本部長が本来もらってはならない選挙報酬を労務者として受領していることは、「人にやさしい東京をつくる会」の代表である中山君には、一再ならず電話で伝えた。そして、中山君にも書類の閲覧を勧めた。もちろん、このことは中山君も知らなかった。同君が実際に収支報告書を閲覧したかどうかは知らない。

具体的に知らなかったとはいえ、私も責任を感じないわけにはいかない。宇都宮君も、候補者として責任を感じなければならない。私は今回選挙に関わらない。宇都宮君、君も立候補はおやめなさい。

(2014年1月3日)


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宇都宮君、立候補はおやめなさいーその15


これまでのブログで、私は具体的理由を挙げて、宇都宮君の候補者としての能力の不足と、「人にやさしくない」体質について述べてきた。宇都宮君の人格を誹謗したり中傷することを目的としてではなく、すべては東京都の有権者に、彼を都知事選の候補者として推薦できるかについて、情報を提供するという観点からの指摘である。宇都宮君の能力の不足も、求められる資質も、あくまで「都知事選の革新共闘の候補者として」求められる水準に照らしてのものである。判断のための、貴重な情報の提供だと信じている。

さらに私は、宇都宮君自身と、宇都宮君が責任をもたざるを得ない宇都宮選対の公選法違反疑惑についても指摘した。口火を切ってから2週間となるが、まだ反論に接していない。漏れ聞こえてくるところでは、宇都宮陣営では「澤藤の指摘の内容は大したことではない」「そもそも澤藤が責任をもつべきことなのに違法行為の指摘は怪しからん」ということのよう。このような対応に、私は、やや焦りを感じる。もう少し、正確に事態の深刻さを認識していただきたい。

私は、当不当のレベルではなく、違法のレベルの問題点として、3件の指摘をしている。具体的に公職選挙法の条文を引用して、犯罪に該当する疑惑があると指摘した。これを「大したことはない」というのだろうか。

まさかとは思うが…、もしかしたら…、「猪瀬の違法疑惑の問題は返還したと言っても5000万円の金銭の授受だった。これに対して、澤藤が指摘した上原公子選対本部長が受領した選挙運動報酬額はわずか10万円。大したことではない」などとお考えではなかろうか。

念のためだが、次の新聞記事をご覧いただきたい。産経の2010年9月11日のもの。見出しは「田村陣営の女性秘書 高知区検が略式起訴 参院選選挙違反」本文は以下のとおりである。

「高知区検は10日、電話で選挙運動した高知大の男子学生(23)に報酬約1万3千円を支払ったとして、7月の参院選高知選挙区で落選した田村公平氏陣営の女性秘書(59)を公選法違反(買収)罪で 高知簡裁に略式起訴した。簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出し、秘書は即日納付した。
 男子学生は同法違反(被買収)容疑で書類送検されたが、区検は違法性が低いとして起訴猶予処分とした。
 区検などによると、田村氏の陣営は選挙運動のアルバイト求人を高知大に出し、男子学生は求人票をみて応募したという。」

舞台は前々回の参院選。運動員買収罪で有罪となったのは、自民党現職で落選した候補者の秘書。買収金として渡した金額は1万3000円である。それで罰金20万円となった。1万3000円をもらったアルバイト大学生は、送検され、起訴猶予処分となった。起訴猶予処分とは、犯罪成立の嫌疑は十分だが、検察官の裁量で不起訴とすることを指す。警察と検察は、自民党陣営にもかくも厳しい。1万3000円の授受の容疑があれば、有罪となりうるのだ。

問題は、起訴・有罪よりは、強制捜査の恐さである。上記の記事だけでは、どのように捜査があったかはよく分からないが、逮捕者が出ても驚くに値しない。選挙事務所ないしは田村公平元議員の政治事務所に家宅捜索がはいっても少しもおかしくはない。事件と明らかに無関係なものの差押えには抗議するとしても、「不当弾圧だ」と拳を上げる訳にはいかないだろう。ルール違反は、田村陣営の側にあるのだから。

同じことは、本件でも起こりうる。運動員買収罪の被疑者は、おそらく選対事務局長。被買収罪の被疑者は上原さんを含む29人。1万3000円をもらったアルバイト大学生は起訴猶予となったが、上原さんらが起訴猶予で済む保証はない。そして、強制捜査もありうる。宇都宮君の事務所への捜索もありうるのだ。

「大したことはない」では済まされないと認識しなければならない。宇都宮君の立候補を推薦するには、そのようなリスクを引き受ける覚悟が必要なことを知らねばならない。

次は、2010年7月30日の朝日の記事をご覧いただきたい。同じ参院選における民主党野村紘一候補(民主)についての選挙違反記事。これは、宇都宮君自身の違反(容疑)に最も類似した事例。

「11日投開票された参院選の比例区に民主党公認で立候補し、落選した野村紘一容疑者(65)=東京都 渋谷区=らが、経営する不動産会社「アルテカ」(同港区)の社員に選挙運動の報酬を約束したとして、警視庁は28日、野村容疑者と、息子で同社役員の充宏容疑者(29)=同世田谷区=を公選法違反(運動員買収)の疑いで逮捕したと発表した。
 捜査二課によると、野村容疑者らは公示日の6月24日ごろ、アルテカの社員7人に、電話で有権者に 投票を依頼することへの報酬として、通常の給与に相当する額の金を払う約束をした疑いがある。両容疑者は容疑を否認しているという。」

野村紘一氏は、逮捕され、勾留され、起訴され、保釈され、保釈が取り消され…、とたいへんな経験をした挙げ句、一審有罪、二審有罪、最高裁まで争って有罪が確定した。もちろん弁護側にも言い分があった。しかし、懲役2年、執行猶予4年となった。なお、供与を約束された報酬金額は7人合計で70万2664円であった。平均して、ひとり当たり10万円ほど。

おそらく、この記事における犯罪容疑は、解説なしには理解できないのではないだろうか。野村氏は、自分が経営する会社の社員7人を自分の選挙の運動員として動員した。選挙運動をさせるからには、勤務実態を欠くことになって、会社からの給与は支払えない。もし支払えば、給与相当分の支払いが運動員買収金の授受となる。

だから、野村氏は、その7人を欠勤扱いにして、その分の給与の支払いをカットした。これだけなら、7人が敬愛する社長のために無償で選挙運動に参加したという美談がのこるだけで、公選法違反にはならない。

ところが、警察や検察の主張によれば、裏があった。表向きは無給としたが、実は、賃金カット分を補填する約束があったというのだ。「通常の給与に相当する額の金を払う約束をした疑いがある」というのは、そのような意味だ。結局はこの金は支払われなかったが、それでも「約束をした」ことで犯罪が成立する。野村氏は、「選挙運動報酬約束罪」で有罪となった。気の毒なのは7人の社員。約束があったとされた金はもらえず、対向犯としてこちらも犯罪(運動員被買収約束)が成立することになった。が、幸いにして起訴猶予処分となったようだ。命令されていやいややらざるを得ない立ち場であることが斟酌されたと思われる。社長のため、頑張って選挙運動をやるという姿勢で賃金補填の約束をしていたら、起訴されていたかも知れない。

本件では、候補者である宇都宮君が野村紘一氏にあたる。東京市民法律事務所が 不動産会社「アルテカ」、そして法律事務所の事務員さんが「アルテカ」の社員に相当する。そして、野村事件と同様に、東京市民法律事務所の事務員さんが選対に派遣されて選挙運動を行っていた疑惑があるのだ。少なくとも、その外形的な事実は否定し得ない。これが典型的な候補者自身の運動員買収行為なのだ。

はたして、この疑惑を「大したことがない」と、有権者に説明できるだろうか。この疑惑に目をつぶって、政党が宇都宮君を推薦することができるだろうか。

宇都宮君は、都知事になったら徳洲会事件や猪瀬疑惑を追及するという。その言や良しである。共産党以外の都議会各党派は、猪瀬辞任と同時に百条委員会設置を断念した。はたして宇都宮君は、都民の世論を糾合して百条委員会再設置運動の先頭に立てるだろうか。おそらくは、自分の疑惑の火消しに汲々とするしかないことになるだろう。もしかしたら、自分自身の責任追及についての百条委員会の設置を覚悟しなければならない。

「そもそも澤藤が責任をもつべき立ち場であったにかかわらず、違法行為の指摘は怪しからん」というのは、批判者の気持として分からなくはない。しかし、内部告発ないしは公益通報者という者は、そのような批判を覚悟してものを言っている。「だまし討ち」以後、もう仲間内の議論は通じない。なによりも、問題は宇都宮君の公選法違反疑惑それ自体にあるのだ。けっして、その指摘にあるのではない。
だから、宇都宮君、立候補はおやめなさい。

なお、明日は、新たな「疑惑」について、言及したい。

(2014年1月4日)


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記事 [政治・選挙・NHK158] 「米軍・韓国軍の将兵だけ戦死を」なのか、大勲位・中曽根康弘元首相が「集団的自衛権行使容認」に「慎重」 (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/beb46121a8af899395c3b41329f95402
2014年01月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆大勲位・中曽根康弘元首相は1月4日午前9時30分から放送された日本テレビ番組「激論!なかそね荘」で読売新聞グループの渡辺恒雄本社代表取締役会長・主筆(株式会社読売巨人軍取締役会長)とともに出演、このなかで安倍晋三首相が集団的自衛権行使容認を実現するため憲法解釈を変更しようとしている件について、「必要がなければ簡単に手をかける問題ではなく、いまの情勢では必要が出てくるとは思わない。注意深く慎重にやらないといけない」と語った。これは、「法論理的に集団的自衛権行使容認」について検討することはあっても、「現実的には集団的自衛権行使容認を実現する必要性は高くない」という極東アジアの軍事情勢判断を示したものである。一体、どういう意味なのか?

 中曽根康弘元首相は2004年11月11日、衆議院憲法調査会の公聴会に公述人として出席し、次のように発言している。

 「集団的自衛権の問題ですが、私は、もう6、7年前から、現憲法においても集団的自衛権を行使できる、それは解釈の問題であるから、総理大臣が公式にそれを言明すれば、一時はいろいろ騒ぎもあるかもしれぬが、そのままそれは通用していくはずである、そういうことも言ってきたもので、集団的自衛権の行使は現憲法でもできる」

 中曽根康弘元首相は1955年11月15日、自民党結党の際、「副幹事長」として参加していた。自民党は、「日本国憲法改正」を目標に結党されたもので、中曽根康弘元首相は、熱烈な「憲法改正論者」として知られてきた。歴代法制局長官が、「集団的自衛権とその行使」ついて、否定的解釈を示してきたのに対して、中曽根康弘元首相は、「憲法解釈の変更は首相の一方的言明で足りる」という持論を述べてきた。

◆その中曽根康弘元首相が、ここにきて「いまの情勢では必要が出てくるとは思わない」と「慎重論」を述べたのは、大変な驚きであった。しかも、読売新聞が独自の「憲法改正案」を発表し、後藤田正晴元官房長官(第1次中曽根康弘政権)から批判を受けたにもかかわらず、世論を「改憲」に向けて誘導してきた、渡辺恒雄本社代表取締役会長・主筆が、「衆参両院で3分の2以上の賛成が必要だし、国民投票法改正もできていないので、憲法改正はできっこない」と悲観的な発言をしていたのも、意外であった。

 中曽根康弘元首相が「集団的自衛権行使容認」に「慎重論」を述べた背景には、「極東アジアの軍事情勢」が、「必要性に迫られるほど緊迫していない」という客観情勢があるのも確かである。米国国防総省(ペンタゴン)を後ろ盾にしていると言われている自民党の石破茂幹事長が「米軍が攻撃されているときに、自衛隊はこれを見過ごしていていいのだろうか」などと盛んに「頭の体操」を繰り返して、「集団的自衛権行使容認」に憲法解釈を変更しようと懸命になっているのに対して、中曽根康弘元首相は、「頭の体操」を否定しないものの、「いまの情勢では必要が出てくるとは思わない」という軍事情勢判断を示しているのだ。

◆もう一歩踏み込んで言えば、中曽根康弘元首相は、現在の安倍晋三首相の外交姿勢を危惧しているのである。中国北京政府の習近平国家主席、李克強首相ら「チャイナ・セブン」の最高指導部が未熟であるが故に「海洋進出」「尖閣諸島」「防空識別圏」などの政策により、中国人民の「ナショナリズム」を煽り、韓国の朴槿恵大統領が、「歴史認識」「慰安婦」「靖国神社」など「反日姿勢」を強めて、韓国民の「ナショナリズム」を高揚させ、これに対して日本国民、とくに若者たちが、反動で「反中国・反韓国」の「ナショナリズム」を強く刺激されて抜き差しならないほど危機状態が高まっていることを深く憂慮しているのである。

 こうした危機状況のなかで、「集団的自衛権行使容認」「憲法改正」などに本気で突っ込んで行けば、どういうことになるか? 

 いまや「金欠病」で戦争どころではない米国は、「日米同盟強化」を理由に安倍晋三首相に「集団的自衛権行使容認」「憲法改正」を実現させ、陸海空3自衛隊を米軍の尖兵として働かせて「血を流させる」一方、米軍将兵の戦死傷者を極力少なくしようと謀っている。中曽根康弘元首相は、オバマ大統領のこの小賢しい「陰謀」に気づいているかのようである。日本は、「第2次朝鮮戦争」、さらには「米中戦争」に巻き込まれてはならないからである。「日米同盟軍」とは言っても、米国の戦争で戦死傷するのは、米軍と韓国軍の将兵だけでよい。

陸海空3自衛隊が、肩代わりする必要は、さらさらないのである。という意味にも受け取れる。

【参考引用】NHKNEWSWebが1月4日午後1時56分、「中曽根氏 集団的自衛権行使容認は慎重に」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「中曽根元総理大臣は4日放送された民放の番組で、安倍総理大臣が、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に意欲を示していることについて、『今の情勢では必要が出てくるとは思わない』と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。この中で中曽根元総理大臣は、安倍総理大臣が憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に意欲を示していることについて、『必要がなければ簡単に手をかける問題ではなく、今の情勢では必要が出てくるとは思わない。注意深くやらないといけない』と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。また中曽根元総理大臣は、安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことについて、『国家のために死んでいった皆さんに対して国家を代表する総理大臣が頭を下げるのは道徳みたいなもので、私は1回は公式参拝した。ただ、2回、3回は行く必要がないと考えた。安倍総理大臣も、2回、3回とは行かないのではないか』と述べました」


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記事 [政治・選挙・NHK158] 細川元首相が出馬か? 東京都知事選 見えてきた戦いの構図 (DAILY NOBORDER) 
細川元首相が出馬か? 東京都知事選 見えてきた戦いの構図
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00010000-noborder-pol
DAILY NOBORDER 1月5日(日)0時28分配信


年明けとともに東京都知事選の候補者選びが激しさを増している。

年末に出馬表明をした宇都宮健児氏は共産党などの推薦が決まっているが、ここに来て自民・公明、あるいは民主なども候補者擁立でつばぜり合いを演じはじめた。

本命と目される舛添要一氏の擁立に関しては、公明が主導権を握っているようだが、都議会自民党からは疑問の声も上がっている。

「党を除名された人間を推すのはどうやっても(支持者に)説明がつかない。仮に公明が推すとしても、うちは簡単には乗れない」(都議会自民党幹部)

一方で、きょう1月5日にも、田母神俊雄氏が立候補を表明し、革新と保守の両翼の候補が出そろう構図が確定する

前々回の都知事選に出馬した東国原英夫氏は年明けになって不出馬に傾いているという。

仮に、このままで候補者が確定すれば、舛添氏の本命は揺るがなくなる。

ただ、ここに来て情勢が一変しそうな情報が飛び出した。

1月4日、『週刊ポスト』と『日刊ゲンダイ』がビッグネームの出馬の可能性を伝えたのだ。

それは、元首相の細川護煕氏を、元首相の小泉純一郎氏が推すという驚愕の構図だ。

現実的には相当難しいだろう。

だが、知名度では他を圧倒する二人は、ともに「脱原発」を打ち出して政策でも一致しており、仮に細川氏の出馬となれば、「台風の目」から一気に「本命」に躍り出ることは確実だ。

元首相が地方自治体の首長を務めた記録はないが、行政経験から言えば、厚生労働大臣を務めた舛添氏よりも数段上であるのは当然だ。

都知事選の告示は1月23日、投開票は2月9日。

果たして首都の顔は誰になるのか。もしかして日本初の元首相知事が誕生するかもしれない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 安倍首相をよいしょする百田尚樹という物書きのおぞましさ (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/e4814616e42ffd13638d18e1d60b0cc2
2014-01-05 07:37:28

 「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」という本の広告に、安倍という首相と百田という物書きの大きな写真がありました。現役首相初の書きおろし本なのだそうです。

 この本の帯に、百田氏が安倍氏のことを「日本を取り戻すために戻ってきた人」と、麗々しくおべんちゃらしています。

 「海賊とよばれた男」という百田氏の作品を読んだときは、「面白い」と率直に感じました。「本屋大賞」を受けたのもむべなるかな、と思ったものです。グローバル石油資本のオイル・メジャーズと闘い続けた出光興産の創業者、出光佐三氏の生き様を知ることができて、感銘を受けたものです。

 ところが、最近は安倍首相の宣伝マンとして、嬉々としていそしんでいます。安倍首相も、自分の分身としてNHKの経営委員に送り込んだりしました。安倍という男がNHK乗っ取りの決め手として送り込んだのが、百田氏だったといえるうさん臭い人事です。

 百田氏は、本業が小説家であり。、小説家とは「上手にウソをつくのが商売」です。今、大ヒット上映中という映画「永遠のゼロ」。百田氏の小説を映画化したもので、感想欄には「涙が止まらなかった」などが並んでいます。

 しかし、この中にも実に巧妙にウソを仕込んでいます。ゼロ戦という戦闘機乗りが、「特攻」を志願して死んでいく話です。「命を大事にせよ」と強調する風に見せかけておいて、最後はいつの間にか「特攻」を美談に仕立てる筋立てです。テクニシャンの技を使いこなし、”感動”を与えるお涙ちょうだいものです。

 ヒトラーの宣伝大臣として、「プロパガンダの天才」と評されたゲッベルス。安倍という男は前回首相の座を放り出した時の反省として、国民の世論を誘導する「政府広報」の重要さを肝に刻んだと見えます。NHKを意のままに使いこなす手法に特別の配慮をし、おそらくゲッベルス役に百田氏を模しているようです。

 ウソ八百を並べてきた安倍氏、上手なウソつきの百田氏。ウソのコンビが進める日本丸のかじ取りで、私たちの国はどこへ流されていくのでしょうか。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK158] また閣僚参拝でオバマ激怒 突き付けられる「対中韓改善策」(日刊ゲンダイ) 
                 元日に靖国参拝/(C)日刊ゲンダイ


また閣僚参拝でオバマ激怒 突き付けられる「対中韓改善策」
http://gendai.net/articles/view/news/147007
2014年1月4日 日刊ゲンダイ


 アメリカが安倍政権にカンカンになっている。昨年末、安倍首相が靖国神社を参拝したことに対して「失望した」と異例のコメントを発したにもかかわらず、今度は新藤総務大臣が1月1日に参拝したからだ。

 ハーフ国務省副報道官は2日の会見で「われわれは今後の日米関係を注視している」と改めて不快感を表明した。

「オバマ政権の怒りは相当なものです。安倍首相の靖国参拝について、まず12月26日に在日大使館が<失望した>とコメントを発表し、27日には国務省のサキ報道官が<失望>を表明、さらに30日にハーフ副報道官が再度コメントした。にもかかわらず、新藤大臣が参拝したことにアメリカはブチ切れています」(外務省事情通)

 そもそも、アメリカが「disappointed(失望)」という単語を使うのはよほどのことだ。安倍周辺は「<失望>は外交的にはそんなにキツイ表現ではない」と繕っているが、アメリカが同盟国に対して「失望」という単語を使うことはほとんどない。ロシアのミサイル計画、中国の人権問題、ボスニアの改憲運動の失敗に対して使ったのが目立つくらいのものだ。

 ハーフ副報道官も、「regret(残念)やconcern(懸念)ではなく、disappointed(失望)を使ったのは、トーンを強くするためか」という質問に対して、ホワイトハウスと協議したうえだと明かし、「われわれが選んだ言葉からメッセージは明快だと思う」と明言している。元外交官の天木直人氏がこう言う。

「regretやconcernは、第三者的なニュアンスがあるが、disappointedは、感情的な言葉です。恐らくアメリカは<日本に裏切られた>と怒っているはず。これまでオバマ政権は、何度も<靖国参拝をするな>というメッセージを送ってきた。昨年10月に来日したケリー国務長官とヘーゲル国防長官が靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れたのもメッセージでした。なのに、新藤大臣まで参拝した。オバマ政権は、アメリカに喧嘩を売っているのか、と思っているはずです」

 アメリカは安倍政権に対して、対中、対韓の関係改善をすすめる具体策を求める方針だ。アメリカに弱い安倍首相がどう出るのか、これは見ものだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/874.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 靖国の 英霊は 餓死して ウジ虫に食われた  靖国の 2/3は ウジ虫の英霊 だろうね〜〜〜(阿修羅コメント)
「靖国の 英霊は 餓死して ウジ虫に食われた
 
 靖国の 2/3は ウジ虫の英霊 だろうね〜〜〜」

(阿修羅コメント  p4TlRONmCI )
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/856.html


開戦回避に努力した昭和天皇を朝鮮人と罵倒し、祖国を守るため戦死した兵隊さんを侮辱するのが、在日主体のしばき隊や国籍不明の似非左翼の方々のやり方ですか?

反日弁護士、反日労組、反日NPO、しばき隊、反天連、日本基督教団、のりこえねっと、関西ネットワーク、日中友好協会・・・

みんな「部落と在日のための、部落と在日による、アメリカ、中国、北朝鮮のための政治活動」ですよね。

歴史を捏造し、日本を貶め、日中朝の東アジアの友好を妨害する。

部落極左あがりの街宣右翼がマッチポンプで日本をかく乱する。

日本や日本人をそこまで貶めて楽しいですか?

捏造された歴史を元に法定闘争を繰り返して楽しいですか?

朝鮮人も元を辿れば、日本人ですよ。金さんも、朴さんも日本から移住して朝鮮半島を開拓したんですよ。中国の歴史書や好太王碑文にも書いてあるでしょ?

極左が抹殺した真の歴史を忘れ、外国のプロパガンダを信奉して日本やアジアの友好を破壊するのはやめてください。

<参考リンク>

■靖国に眠る英霊と映画「永遠の0」 貴方の祖父は猟奇殺人鬼か?それとも祖国に命を捧げた英雄か?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/856.html


■<沖縄の真実>B沖縄の「属国化」を見据える中国 琉球独立運動を後押しする報道も(反日はどこからくるの)
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/849.html


■のりこえねっと  ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 宇都宮健児氏を応援する面々?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/843.html


■またもや日本国民世論の大勝利! ホワイトハウスに対して撤去するよう求める署名が10万8000人分以上、集まりました。
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/852.html


■<従軍慰安婦問題>原爆で死んでいった女子挺身隊の女学生達は軍需工場で股を開いて客を取っていたのか?
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/309.html


■<慰安婦問題>日中韓が仲良くすると困る連中がいるんですが、誰だかわかりますか?<日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷>
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/222.html


■小説「911」
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/994.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 新聞記者 政治家のコメント違わぬようにライバル同士で調整(SAPIO) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140105-00000007-pseven-soci
SAPIO2014年1月号


 事件や事故が起これば現場にいち早く駆けつけ、昼も夜もなく政治家や官庁に張り付いて取材する。一般に、新聞記者の仕事は”激務”というイメージがある。ところが、最近はそうでもないらしい。

 2013年10月に台風による土石流で甚大な被害を受けた伊豆大島を取材した全国紙遊軍記者のケース。

「発生直後に大島に上陸しました。当初は泥まみれになりながら歩いて被害の実態を取材しましたが、数日後には本社から応援が来たので、その後は毎日役場に行ったり近所を回ったりして『行方不明者は発見されました?』と聞いたくらい。災害現場では発生から少し経つと、意外とやることがないんです」

 日常的な取材では、露骨なサボリも目につく。10月に本誌記者が出席した上場企業の決算発表会見では、堂々と最前列で舟を漕ぐ全国紙記者が……。後ろを見れば、居眠り記者は珍しくもない。

 30代の全国紙記者が明かす。

「記者クラブでは”談合”もします。政治部で当たり前に行なわれるのは『コメント合わせ』。政治家のコメント内容が新聞ごとに違わないようにライバル紙の記者同士で調整します。自分が取材していない場合でもコメント合わせだけすれば済む」

 中には、ICレコーダーを他社の記者に預けて会見に持っていってもらうケースもある。まるで学生の”代返”だ。

 いまどきの新聞記者の仕事ぶりを聞くと、ジャーナリストとしてより、サラリーマンとしての処世術が充満している。地方支局は競争も少ないから、それがより顕著となる。40代全国紙キャップの話。

「私が支局にいた時は支局長が緩かったからいくらでもサボれた。午前中はゆっくり眠り、昼頃に県警本部か県庁に顔を出す。事件も事故もなければ適当な会見に出て記事を書く。終われば夕方でも飲みに行ける。一応、仕事をしてますというアリバイのために書く記事を”出席原稿”と呼んでいます」



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 日韓 国際貢献は日本が上で韓国の「日本は誠意ない」に異議(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140105-00000008-pseven-kr
週刊ポスト2013年1月17日号


「大人げない」といわれれば、たしかにその通りかもしれない。だが、日本に対して「自国民の優秀さ」をやたらと主張する韓国に対しては、“捏造”のできない数字を突きつけない限り、自らを見つめ直す客観的な視点を永遠に与えられないだろう。韓国のためを思ってあえて調べてみたところ、やはり、日本の圧勝でした。国際貢献の面で検証してみよう。

 朴槿恵(パク・クネ)政権の要といえる「慰安婦外交」。日本がいかに“誠意”を欠いた国かを世界にアピールし続けているが、国際貢献でいえば、日本は韓国よりもはるかに誠意を見せてきた。

 2012年の日本のODA(政府開発援助)実績は年間1兆4806億円に上る。これはアメリカに次ぐ世界2位の金額だ。一方の韓国は1660億円で日本とは1桁も違う。

 国連の運営費の一部となる国連分担金も、日本は常任理事国でもないのに306億円と1位のアメリカに次ぐ拠出だ。潘基文事務総長の母国である韓国はというと、たったの55億円だ。

 また、IMF(国際通貨基金)への拠出額の総額でも、日本は約5兆円と世界トップクラスの実績を誇っている。韓国は現在でこそ約1兆2500億円を拠出しているものの、1997年の通貨危機の際には約580億ドル(約6兆円)の援助を受け、デフォルト危機を切り抜けた身。IMFを通じて日本が韓国経済の窮地を救ったといっても過言ではない。

 国際社会への貢献度は、断然日本のほうが上。韓国から「誠意のない国」などといわれる筋合いはない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 意図せぬ証言、迫る密室 検事、筋書き畳みかけた2分間 脱税裁判の「予行練習」録音:朝日新聞デジタル





http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/878.html
記事 [政治・選挙・NHK158] 年のはじめに考える 憲法を守る道を行く 東京新聞社説 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014010502000128.html
2014年1月5日


 安倍晋三政権は今年、憲法改正まで突っ走るのでしょうか。不安がよぎります。選挙の公約とはいえ、本当に国民はそれを受け入れたのでしょうか。

 吉田茂邸が全焼しました。二〇〇九年のことで、神奈川県大磯町に屋敷がありました。日本国憲法が公布、施行されたときの首相で、戦後日本を長く牽引(けんいん)した、「ワンマン宰相」です。

 総ひのき造りで数寄屋風の「吉田御殿」は、多くの人々が「大磯参り」を続けた政治の舞台でもありました。

 炎上のニュースを知って、詩人で作家の辻井喬(堤清二)は「惜しいことに」と感じました。

◆吉田茂が怒っている

 西武百貨店などセゾングループの総帥でもあった人です。吉田死去後に首相の佐藤栄作から「大磯の吉田邸を君のところで買わんか」と頼まれ、「お引き受けします」と即断した思い出があるのです。池田勇人、三木武夫、宮沢喜一、大平正芳ら、首相経験者とも付き合いがありました。

 吉田邸の建物と庭を思い出しつつ、辻井は回顧録「叙情と闘争」(中央公論新社)の中で、こう考えを巡らせていきます。

 <今日の保守政治の堕落にあの世の吉田茂が烈火の如(ごと)く怒っているのではないか(中略)だから燃えてしまったのだ>

 吉田が戦時中、東条英機ら軍閥の無謀な戦争計画を批判して、憲兵隊に逮捕されたことも、辻井は回想します。

 <僕の考えからすれば、平和憲法とその思想を高く掲げることによって独立国家への道を歩むしかないと思うから、その道は細く険しいのかもしれない>

 <憲法九条を変えて軍備を持ってしまうことは、吉田茂の残した宿題に正面から答える道ではないように僕は思う>

 つまり、今の保守政治に「堕落」の烙印(らくいん)を押し、憲法九条の改正に反対する意思表明です。

◆小さな穴から広がる

 安倍政権は憲法改正を公約して誕生しました。自民党の改正草案は、自衛隊を「国防軍」とする名称変更だけではありません。交戦権の否認条項を削除し、国際協力という名のもとに、戦争に参加することが可能な条文です。

 自由や権利についても、「責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」とします。明治憲法と同じ留保付きの人権保障なのです。復古そのものです。

 国家権力を縛るのが憲法の役目なのに、逆に国家が国民を縛る改正草案です。先進国の憲法ではありません。

 昨年に強行可決された特定秘密保護法は、この草案中にも「機密の保持」と明記があり、実質的な改正に向け、脈を打ち始めていると考えてもよいでしょう。

 <政治家の系譜を辿(たど)ってみると、吉田茂を源流とする流れと、戦前のナショナリストの流れにいる岸信介の系譜、この二つがあるように僕には見える>

 辻井はそう観察します。岸を祖父に持つ安倍首相がどちらに属するかは自明です。「戦前のナショナリストの流れ」を引き継ぐ政治家が膨張しているようにも思われる今日の政治状況です。

 終戦前に生まれた国会議員は六十八人にとどまり、戦後生まれは六百五十四人にも達します。最高齢の石原慎太郎氏でも終戦時には、十二歳の少年にすぎません。

 東京新聞(中日新聞東京本社)社会部編の「憲法と、生きる」(岩波書店)では、政界引退した自民党元幹事長の古賀誠氏が、自衛隊の海外派遣について警告しています。

 <たとえ小さな穴でも、一つあけば広がっていく。先の戦争のときもそうだった>

 戦争で父を亡くした古賀氏の政治哲学です。彼は「吉田茂を源流とする流れ」にいた一人です。こうした政治家は、今や少数派になったのでしょうか。

 辻井は実業家として、「池袋サンシャインシティ」を開発します。占領下では「巣鴨プリズン」があった場所です。A級戦犯の容疑者として、岸は三年間、ここで幽囚の日々を送りました。

 郷里の山口県から離れる前に、旧制一高の恩師から「自決」を促す短歌をもらいます。でも、岸はこんな歌を返しました。

◆岸信介は「聖戦」の認識

 <名にかへてこのみいくさの正しさを来世までも語り残さむ>

 「みいくさ」とは聖戦です。あの戦争に反省さえしません。安倍首相も国会で「侵略戦争の定義は定まっていない」と答弁しています。祖父から同じ歴史認識を受け継いでいると感じられます。

 辻井は昨年十一月に亡くなりました。彼が「細く険しい」という平和憲法を守る道に、私たちは立ちます。


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 「元航空幕僚長の田母神氏が出馬へ」の記事を見てびっくりした。漫画的、でも今やそういう国だ。 孫崎 享 
「元航空幕僚長の田母神氏が出馬へ」の記事を見てびっくりした。漫画的、でも今やそういう国だ。
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/0bfb82a9050472849cd044f975b6ff40
★孫崎享氏の視点ー<2014/01/05>★ :本音言いまっせー


「元航空幕僚長の田母神氏が出馬へ」の記事を見て最初の印象は「漫画か」である、しかし、日本は今、お笑い芸人が知事になる時代である。他の人に“漫画的”に思われれば思われるほど、知事の椅子が近くなるのかもしれない。

私は昔英国陸軍学校で勉強した。

その時に「貴方達は力があるからクーデターでもして、首相の座を奪うことを考えないのですか」と問うた。

英国の同級生は「こいつは馬鹿か」という顔をして、「国家の運営は社会や、経済に目配りしなければならない。軍人が優れている訳、ないだろう」

でも、元航空幕僚長の田母神氏は「自分が東京都知事にもっとも相応しい」と思っていられるようだ。

何故こんな馬鹿な誤解が生まれたのだろう。

日本は今極端な右傾化が始まった。

首相が中国韓国を敵視し、断固国土を守ると述べ拍手喝采される。
「中国韓国を敵視し、断固国土を守る」と述べて人気が出るなら、首相の適正なら、元空幕長の出番がある。空気を読めば、「元航空幕僚長の田母神氏が出馬へ」と思うのも自然だ。日本は今やそこまで異常な国になっている。

私はtwitterで「都知事選:頑張れ頑張れ。是非とも安倍首相の推薦を受けるべきだ。貴方ぐらい安倍推薦に相応しい人はいない。でも降す圧力来るだろう。男だ!死守せよ。出来るかな。4日産経「元航空幕僚長の田母神氏が出馬へ。7日にも都内で正式に立候補を表明する方針」と書いた。勿論皮肉を込めてである。

日本の社会で気になる今一つの現象がある。

権力と金で人の意思を動かす。それが安倍政権で一段と顕著である。

田母神氏の出馬は自民党、安倍首相にとってはマイナスだ。

当然出馬を止めさせるように圧力がかかる。このドラマがどのように展開するか見ものだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 日教組がなぜ北朝鮮を崇拝するのか教えてください(教育問題のQ&A)
八切止夫が指摘するように、日教組に、帰化した在日や部落出身者、中共のスパイが戦後のドサクサで、多数、入り込んでいるからだと思います。

そうでなければ、あの異常な特定アジア(中国・朝鮮)に対する思い入れは説明できません。

それにしても教師が学校で子供にチュチュ思想を教育するなんて考えただけで怖しい。


「教育問題のQ&A」から
http://okwave.jp/qa/q4687720.html

なぜ日教組の教師たちは日本が嫌いなんですか?
なぜ北朝鮮などというどうしようもない国や金正日やチェチェ思想なんか崇拝するのでしょうか?
そのような教師たちは日本に住んでいながら日本の風土で暮らしているのに、それほど北朝鮮に憧れ、日本が大嫌いってどういう思考なのですか?

イマイチ普通に考えてもそういう思考がわからないのですが、どなたか詳しく彼らの心情を教えていただけますか?
投稿日時 - 2009-02-04 03:02:13


質問者が選んだベストアンサー

旧日本社会党の系統の人たちには、いまも北朝鮮よりが多いと思っています。
なんであんな感覚の思想に感銘を受けているのか理解できません。
日教組は日本社会党を支持していたという経緯からそっち方面にいっちゃているんでしょうね。
最近は、単に思想もなく入っている人もいると聞いてはいますが、心象をよくはできません。

イマイチ普通に考えても思考がわかりませんよね。

反戦平和を運動の一つとしているにしては、独裁軍事に傾いている国に肩入れするところなど理解しがたい。
反戦平和=「君が代・日の丸掲揚の反対」で北朝鮮の挑発・軍備拡張=「世界平和」の図式かな。
なにせ、「拉致問題と日本の朝鮮統治の歴史で相殺だ」みたいなこと言ったとか。
自分たちの活動に都合よく歴史を塗り替えたいんだろうなとも思います。

噂ですが、自民党内部にも「北朝鮮側」が介在するそうです。
故○丸氏や山○氏等々けっこういい思いをさせてもらっていて、弱みを握られているのではと聞き及んでいます。
投稿日時 - 2009-02-05 18:36:49


お礼
東京都なんかは入組率はかなり低いようですが、地方にいくと9割ちかいところもありますね。

>反戦平和を運動の一つとしているにしては、独裁軍事に傾いている国に肩入れするところなど理解しがたい。

そうですね。北朝鮮が核兵器を開発・保有していることに一切抗議しないのに九条改憲にだけはものすごくかみつくんですよね。社民党や民主党(中身は旧社会党)もそうですが。「子供を戦争にやりたくない」というのは建前で、実際には日本を弱体化させたいのでしょう。
投稿日時 - 2009-02-06 01:17:30


<参考リンク>

■○○○選に出馬表明した某氏はやっぱり○○○地区出身!? 反日と○○の奇妙な関係
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/766.html


■のりこえねっと  ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 宇都宮健児氏を応援する面々?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/843.html


■日本教職員チュチェ思想研究会全国連絡協議会 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%95%99%E8%81%B7%E5%93%A1%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%81%E3%82%A7%E6%80%9D%E6%83%B3%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%B5%A1%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A

チュチェ思想を学ぶ幅広い団体であり、北朝鮮との友好・国交正常化推進やチュチェ 思想の宣伝も行っている。 会員には日教組に所属する教職員も含まれており、『産経 新聞』によれば、過去には彼らが学校の授業にて北朝鮮の歌を教えるなどの行為が・・・


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK158] バラマキ政策を辞めることができない財政赤字1000兆円の国
安倍政権になって猛烈な勢いで財政赤字が拡大している。
「今さえ良ければ良い」が安倍政権の政策なんだから当然と言えば当然です。
新年早々悪いけどこのまま行けば日本の財政破綻は確実です。
http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/24/japan-budget-2014_n_4496764.html

2014年度予算案を閣議決定 一般会計は過去最大の95兆円

安倍政権は24日午前の閣議で、来年度の政府予算案を決めた。一般会計の総額は過去最大の95兆8823億円とした。来春の消費増税で税収は増えるが、増税分を充てる年金や医療などの社会保障だけでなく、公共事業や防衛、農業など主な項目が軒並み増え、歳出の膨張に「歯止め」がかからなかった。

動くグラフで見る予算の変遷
http://www.asahi.com/business/yosan2014/


17年ぶりの消費増税を控えた来年度予算案は、家計に負担増を求める一方、どこまで予算のムダを削り、約1千兆円の借金を抱える財政を立て直す姿勢を示せるかが焦点だった。

総額は今年度当初より3・5%(3・3兆円)増えた。歳出は、社会保障費が初めて30兆円を突破した。高齢化が進むことに伴う自然増に加え、消費増税分の一部を子育て支援の拡充などに充てるため、4・8%増の30・5兆円となった。第1次安倍政権の2007年度当初予算では21・1兆円。この7年で、10兆円近く膨らんでいる。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131218/stt13121809050004-n1.htm


息吹き返す建設・道路族 公共事業費2年連続増へ「必要なものは必要だ」

自民党の「建設・道路族」が息を吹き返しつつある。かつては不要不急の公共事業を推進し、建設業者から選挙応援などの見返りを受ける「政官業癒着の温床」と猛烈な批判を浴びたが、東日本大震災を機に「減災・防災」を掲げてバラマキイメージ払拭に腐心する。先の臨時国会で国土強靱(きょうじん)化関連3法が成立したことを受けて、平成26年度予算編成への歳出圧力を強めている。(岡田浩明)

 「国土強靱化基本法の審議で『無駄のないように』と口酸っぱいほど聞かされた。無駄なことをやる気なんか毛頭ない。必要なものは必要だ」

 二階俊博・党国土強靱化総合調査会長は、16日夜に党本部で急遽、記者会見を開き、こう強調した。17日に政府の国土強靱化推進本部の初会合が開催されるのを前に、バラマキ批判の機先を制そうとしたのだ。

 「コンクリートから人へ」と唱えた民主党政権下では、道路や橋梁などを作る公共事業は「悪」とされ、24年度(当初ベース)の公共事業費は4・6兆円とピーク時の9年度に比べ半減した。

 「国土強靱化」を唱える二階氏らに呼応するように全国建設業協会は11月末、自民党本部を訪問。年末の26年度予算編成をにらみ公共事業の増額を求めると、党幹部は「国土強靱化基本法案が担保になるから大丈夫だ」と応じた。

政府の経済財政諮問会議の民間議員が公共事業費抑制を求めると、建設省(現国土交通省)出身の脇雅史参院幹事長らがすかさず反論するなど、圧力をかけてきた。26年度予算は2年連続増額で、今年度比2千億円増える見通しだ。

 建設・道路族のルーツは、「日本列島改造論」をぶち上げ、道路特定財源を議員立法で成立させた田中角栄元首相に行き着く。

 二階氏は、旧田中派やその流れをくむ旧竹下派に所属していた。「ふるさと創生」事業の竹下登元首相や「道路をつくらないとダメだ」が口癖の金丸信元副総裁が地方の陳情に手厚く対応した手法を熟知してきた。同時に、道路建設が利益誘導の温床と批判された経験から、「必要な公共事業」と強調する。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140105-OYT1T00018.htm?from=ylist


普天間跡地に駅も…那覇―名護間の鉄道本格検討

沖縄県は2014年度、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う跡地利用を見据え、沖縄本島を縦貫する鉄道(全長約70キロ)の導入に向けて本格検討を始める。

 那覇市から名護市までを約1時間で結び、同飛行場跡には駅を造る構想だ。有識者らでつくる「整備計画策定委員会」(仮称)を設置し、15年度に整備計画をまとめる予定で、今後、沖縄振興策の重要テーマに浮上しそうだ。

 沖縄では戦前、那覇と嘉手納などを結ぶ県営の軽便鉄道(同約48キロ)があったが、1945年の沖縄戦で破壊された。南北間の鉄道実現は「県民の悲願」で、政府も2014年度予算案に調査費を2億円計上している。

 県は那覇、宜野湾、沖縄、名護の4市を結ぶルートを想定。通勤や観光客などの利便性向上、道路渋滞の緩和、経済波及効果といった利点を挙げる。那覇市などの市街地では国道58号などの地下を通す案を軸に検討。同飛行場を含む返還跡地では再開発と一体的に進めることで、利用者増を見込む。

(2014年1月5日11時26分 読売新聞)

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 憲法9条を守る最強の手段はこれだ!  天木直人 
憲法9条を守る最強の手段はこれだ!
http://www.amakiblog.com/archives/2014/01/05/#002823
2014年01月05日 天木直人のブログ


 明るいことも書かなければいけないと思って書いているのではない。 これは本物の明るい記事だ。

 1月3日の東京新聞がニュースの追跡で我々に教えてくれた。

 神奈川県の一人の女性が「憲法9条にノーベル平和賞を」という呼びかけの活動を行っているという。

 この種の呼びかけはこれまでにも耳にしたことはある。

 世界に憲法9条を掲げて日本外交を行えと私も言葉では訴えてきた。

 しかし、ここまで具体化な動きが始まっているとは知らなかった。

 神奈川県座間市の主婦である鷹巣直美さん(37)という人が1年ほど前からネット上で「九条にノーベル平和賞を」というキャンペーンを始めたという。

 そして鷹巣さんはその署名をノルウェーのノーベル委員会に送ったという。

 そうしたら委員会からメールで「個人か団体に授与するもので憲法のように抽象的なものは候補になれない」という返信があったという。

 私が驚いたのはそれにもめげず、さらなる活動を発展させた鷹巣さんの行動力である。

 ノーベル委員会の返答を見て、それなら「9条を保持している日本国民」とすればいいのではないかと考えたという。

 地元の市民団体などに話し、賛同する市民らによる実行委員会が昨年8月に発足したという。

 ノーベル平和賞のノミネートには、推薦人が必要であり、その資格は国会議員や閣僚、大学学長など一定の要件を満たした者であるというが、実行委員会が呼びかけたら推薦人が集まり始めたという。

 私は直感的にこの運動は憲法9条を守るための最強の方策になると思った。

 なぜか。

 世界はまだ日本が憲法9条を掲げている国であることを知らない国や国民が多い。

 それを知れば憲法9条に賛同する国や国民が急増することは間違いない。

 それほど平和を希求している国と国民が世界に多数存在することを私は知っている。

 戦争を望むのは一部の権力者でありその権力者が仕掛ける戦略に翻弄されるからだ。

 もはや安倍政権の改憲の動きを止められる政治力は日本にはない。

 このままでは改憲されてしまう。

 そしてそのための事実上の政策はどんどんと進んでいる。

 日本の政治はそれを容認し国民を改憲に追い込もうとしている。

 もはや日本国民だけでは憲法9条は守れない。

 政治的利害関係を何も持たない本当の意味での、平和を願うひとりひとりの力で憲法9条を守る。

 そしてそれを世界に訴えて憲法9条にノーベル平和賞を与える。

 それこそが最強の護憲活動だ。

 しかも我々がすることは賛同の思いをメールで伝え、声を上げるだけでいいのだ。

 特定の政党や指導者の手柄ではなく、我々ひとりひとりが主役だ。

 私はさっそく賛同のメールを送った。

 その時点で5600人ほどの賛同だったが1万人を超えるとあらたな展開になるという。

 これは大きな動きになる。

 ひょっとしたら本当に憲法9条を守る日本国民がノーベル平和賞をもらう日がくるかもしれない。

 今年が間に合わなくても来年がある。

 来年がだめでも再来年がある。

 どんどんとその動きは大きくなり、かならずノーベル委員会はノーベル平和賞を授与せざるを得なくなる時が来る。

 この広がりは安倍政権の改憲の動きなど吹っ飛ばす威力を持つ。

 思いを共有する読者は、私と同様に以下の「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のサイトで署名してみたらどうか。

 新年最初の善行だ。

 いいことを始めるには早いほうがいい(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 言うことを聞かない首相は米国に引きずり下ろされてきた。安倍首相も同様の結末を迎える可能性が高い。(中国紙)
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu303.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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言うことを聞かない首相は米国に引きずり下ろされてきたという歴史がある。
米国が「失望」した今、安倍首相も同様の結末を迎える可能性が高い。(中国紙)

2014年1月5日 日曜日

◆米国を怒らせてしまった午年生まれの安倍首相、午年の2014年内に間違いなく退陣させられる―日本華字紙 1月3日 
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81262

2014年1月1日、日本華字紙・日本新華僑報は、午(うま)年生まれの安倍首相は午年の今年、必ずや退陣することになるとの記事を掲載した。

2014年は午年。1954年、やはり午年生まれで還暦を迎える安倍首相に「懸崖勒馬」(中国の熟語。断崖に臨んで馬の手綱を引く、危険の一歩手前で踏みとどまるの意)という言葉を贈りたい。就任以来、対中強硬姿勢を貫く安倍首相によって日中関係は国交正常化以来最悪の状態を迎えた。

昨年12月26日の靖国参拝はこの情勢に拍車をかけるものとなったが、午年の今年、安倍首相が「下馬」(下野)すると予測したい。

この予測は根拠がないわけではない。靖国参拝は中国や韓国など隣国を怒らせただけではなく、米国に対してもある種の挑戦である。在日本米国大使館は「失望」という異例の表現で批判したが、これは参拝についてだけではなく、安倍首相という人そのものに対する「失望」であろう。

安倍首相は就任以来、尖閣問題に米国を巻き込もうと画策してきたが、米国は一貫して拒否してきた。現在、中韓は日本との首脳外交を拒否しており、東アジアのトップレベル外交は停滞している。東アジアにおいて大きなプレゼンスを持つ米国にとっても大きなマイナスだ。

戦後日本史を振り返ってみれば、言うことを聞かない首相は米国に引きずり下ろされてきたという歴史がある。米国が「失望」した今、安倍首相も同様の結末を迎える可能性が高い。2014年の午年に安倍首相が「下馬」することは間違いないと言えそうだ。(翻訳・編集/KT)


◆「アメリカは日米安保条約を破棄し、独立した大国として日本が必要とする、いかなる軍事力の獲得をも手助けすべきなのだ」 クリストファー・レイン 2013年1月16日 株式日記
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/601.html

「アメリカは日米安保条約を破棄し、独立した大国として日本が必要とする、いかなる軍事力の獲得──これには安全な報復核抑止力や、日本が海上輸送ルートや東・南シナ海の領土主権を守るために必要となる機動投射能力も含まれる──をも手助けすべきなのだ」
 こうした戦略が実際に採用されることはないと決めつけてはならない。すでに、オフショア・バランシングの考え方は、政策に生かされつつある。二〇一一年二月二十五日にはゲイツ国防長官がウェストポイントの米陸軍士官学校で行ったスピーチで、オフショア・バランシングを「アメリカの次の大戦略である」として提唱している。


(私のコメント)

「株式日記」では、日本の戦略として自主防衛と核武装を主張してきましたが、中国が台頭して勢力圏の拡大を目指せば、アメリカはどう対応するだろうか? 常識的に考えれば中国に対抗できる国を支援してバランスをとる戦略をとるはずだ。中国に対抗できる国としてはロシアやインドなどがありますが、中国は北のロシアや南のインドではなく、東に勢力を広げて韓国台湾からASEAN諸国を勢力圏にしようとするだろう。

21世紀は、東アジアが世界の成長センターとなり、すでにGDPで世界第2位と3位の国が東アジアにある。オバマ大統領も再選後の海外訪問はASEAN諸国となりましたが、安倍総理もASEAN諸国を一番初めに訪問する。アメリカとしても東アジアを取り込んだ経済圏を目指しているのでしょうが、中国もアメリカ抜きの東アジア共同体を構想している。

日本の外交は、アメリカとさえ上手くやっていればいいとする親米外交が主軸でしたが、アメリカはアジアのパートナーとして中国を選ぶかもしれない。それはクリントン大統領からオバマ大統領に至るまで日本素通り外交が展開されて、オバマ大統領は米中のG2外交を中国に呼びかけた。ソ連が崩壊するまでの80年代までは日米が基軸となった外交が行われてきましたが、ソ連が崩壊した後はアメリカは露骨に日本潰しにかかって来た。

バランスオブパワー外交からいえば当然であり、アジア市場を日本に取られてしまう事を恐れたからだろう。プラザ合意あたりが対日外交の転機だったのでしょうが、日本政府はアメリカの「意図」に対する警戒心がなかった。冷戦崩壊後も日米同盟は変わらないと見るほうが不自然であり、アメリカは中国を日本封じ込めのパートナーにした。当時のアメリカではいかに日本を封じ込めるかの本が何冊も出版されていた。

生かし今や中国は、日本を追い抜いて経済大国となり、近い将来アメリカ経済も上回ると言う予想が出回るようになり、アメリカ政府の態度も急転換しつつある。軍事予算もアメリカを上回る事も想定される事態となり、クリストファー・レインのように、「台湾を中国に任せ、日本を自立・核武装させるアメリカの大戦略」を主張する戦略家も現れた。

はたしてアメリカが没落して中国の経済成長がこのまま進むのかははっきりしませんが、アメリカは大幅な軍事予算の削減が求められているし、中国は毎年経済成長以上の軍事予算の伸びだ。日本としては、アメリカや中国の前からそっと姿を消して、米中の覇権争いを傍観して居ればいいのだろう。尖閣の問題も日中間の問題と意よりも米中間の問題であり、台湾の帰属問題と尖閣は同じ構図だ。

すでに台湾の馬政権は中国に取り込まれており、尖閣は台湾のものだと主張するようになった。韓国との竹島問題も中国の圧力で李明博大統領は竹島に上陸した。北方領土もメドベージェフが二度も上陸して日本を牽制している。しかし日本にはこれに対抗するだけの戦力がなく、現状を変えることは不可能だ。日本としては現状を守るだけで、中韓ロに取り囲まれても何も出来ない。

アメリカは日本のように従属する国家を守るのではなく、「アメリカは日米安保条約を破棄し、独立した大国として日本が必要とする、いかなる軍事力の獲得──これには安全な報復核抑止力や、日本が海上輸送ルートや東・南シナ海の領土主権を守るために必要となる機動投射能力も含まれる──をも手助けすべきなのだ」と言う主張は今は少数はですが、近い将来には憲法を改正して日本の核武装を認める事があるだろう。


(本日の私のコメント)

安倍総理が靖国参拝した原因としては、去年の11月20日のライス米大統領補佐官のG2容認発言があるのかもしれない。これは米中の二大大国で世界を仕切るG2論であり、日本としては米中に挟まれて封じ込められてしまう。それを阻止するためには日米安保解消までを含めた警告が必要になる。

安倍総理も靖国参拝の反応を計算しての行動なのでしょうが、アメリカは「失望した」と反応を示してきた。これは4月に予定されたオバマ大統領のアジア歴訪にも影響が出るだろう。90年代にもビル・クリントン大統領は日本を素通りして中国に9日間留まりましたが、これはこの頃からの米中G2の狼煙になった。

親中反日のオバマ大統領も4月のアジア歴訪では日本を素通りして中国や韓国に歴訪するかもしれない。このようになれば日米の離反は決定的となり中国の計算通りの結果となるだろう。以前にもオバマ大統領は米中のG2を打ち出したことがありましたが、日本では鳩山政権が出来て沖縄の在日米軍基地の海外移転を打ち出した。

安倍総理は直前に沖縄の普天間基地の移転に目途を付けましたが、オバマが日本素通り外交でG2が決定的になれば、すべてはご破算となり、最悪の場合は日米安保解消にまで行くかもしれない。G2体制とは米中による日本封じ込めであり、ASEANからオーストラリアやインドまでのアジアを米中で管理しようとすることだ。オバマはそこまでの決断が下せるだろうか?

中国紙が書いているように安倍総理失脚にアメリカが動くだろうか? 問題の決め手は日本国民の安倍内閣の支持率ですが、高ければアメリカも失脚には動けないだろう。予想外の出来事としてアメリカ大使館FBへの抗議の炎上騒ぎですが、それ以降アメリカ政府は「失望した」と言う言葉を控えるようになった。キャンセルされたヘーゲル国防長官との会談も行われた。アメリカとしては日本国民の反応が予想外だったのだろう。

予想されるアメリカによる安倍内閣失脚工作も、日本国民の支持率が高ければ逆効果となりアメリカ大使館のFBもまた炎上する事になるかもしれない。アメリカの国力衰退によるアジアからの撤退は誰もが指摘する事であり、アメリカは「オフショア・バランシング」で日中のバランスを取る事になるだろう。米中のG2ではアメリカはいずれアジアからはじき出されることを意味する。日本と言う橋頭堡が無くなればそうなる。

ここで安倍総理が靖国神社に参拝した意義が問われるのですが、中曽根内閣や小泉内閣のように靖国参拝した内閣は長期政権となる。靖国参拝の御利益があって長期政権となった場合、アメリカの中国とのG2外交はASEANなどからの総スカンを食らって孤立するのはアメリカの方だ。すでに中東でもアフリカでもアメリカは孤立している。オバマの消極外交が原因だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 橋下氏との決別否定=維新・石原氏(時事通信) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000031-jij-pol
時事通信 1月5日(日)12時43分配信

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は5日のテレビ朝日の番組で、党内で石原氏ら旧太陽の党系議員との溝が指摘される橋下徹共同代表(大阪市長)と決別する可能性を問われ、「ありません」と否定した。元東京都知事の石原氏は橋下氏との関係について「二人とも東京と大阪という大都市をあずかって、大きな共通項を持っている」と強調、今後も連携していく考えを示した。 


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 石破氏が「角栄流選挙」宣言 “鉄の結束”軍団が集った夜(産経) 
田中派秘書軍団の宴に出席し、あいさつする自民党の石破茂幹事長=平成25年12月18日夜、東京・赤坂の「北海道赤坂見附店」(出席者提供)(写真:産経新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000507-san-pol
産経新聞 1月5日(日)10時10分配信


 いささか旧聞になるが、昨年12月18日夜、故田中角栄元首相が率いた自民党田中派(木曜クラブ)の「秘書軍団」が、国会にほど近い東京・赤坂の居酒屋に集結した。2日前の16日は、田中氏の没後20年の節目にあたった。かつて「鉄の結束」を誇った自民党最大派閥も分裂を経て、その系譜をたどる議員の多くが民主党に流れるなど、秘書軍団もそれぞれの道を歩んでいる。積年の怨念や遺恨を超えて杯を交わした出席者たちは、「あの時代」に思いをはせた。

 ■あの中村喜四郎氏の姿も

 田中派秘書軍団の宴は田中元首相の秘書だった朝賀昭氏、故金丸信元副総裁の秘書を務めた生原正久氏らの呼びかけで開かれた。会場の「北海道赤坂見附店」には、田中派時代の国会議員秘書だった約80人が集った。

 その顔ぶれは、いまなお自民党や民主党の国会議員秘書を務めている人、国会議員や首長として活躍する人、はたまた永田町から完全に退いた人…などと様々だ。

 2年前の暮れに同様の会合が初めて実現したが、当時の出席者が約60人だったことを考えれば、今回はさらに「盛会」だったようだ。

 現職国会議員では、衆院選に初当選する前に田中派事務局に籍を置いた自民党の石破茂幹事長が2年前に続いて参加した。国会議員への転身前に角栄氏の事務所で秘書として机を並べていた鳩山邦夫元法相(自民党)と中村喜四郎元建設相(無所属)もそろって顔を見せた。現職首長では、故小坂徳三郎元運輸相の秘書だった、千葉県浦安市の松崎秀樹市長らの姿があった。

 わけても中村氏の参戦には出席者たちも驚いたようで、「過去にゼネコン汚職で有罪となった事情もあるだろうが、ここ数年、中村氏がこうした会合に出てきたのは極めて珍しい」と関係者。とはいえ出席者が2年前より増えたのは、やはり“軍師”の死後20年という節目で、おのおの何か特別な思いがあったに違いないだろう。

 出席者たちは約3時間にわたり席を移動しながら、かつての同士と昔話に花を咲かせるなど、一様に田中派時代の郷愁にかられているようだったという。

 この宴のもようの一部は早速、当夜のNHKテレビ「ニュースウオッチ9」の特集でも取り上げられた。同番組で秘書軍団の面々は、角栄氏のことを「政治的な大天才だった」「ものすごくあったかい人だった」「政策は寝ないで勉強した」などと最大限に持ち上げていた。

 ■「数は力なり」

 自民党田中派は特にロッキード事件以後、田中氏の「数は力なり」の信念の下で膨張を続け、最盛期には約140人の国会議員が所属する栄華を誇った。自民党派閥政治全盛期の象徴であり、その秘書軍団は総裁選をめぐる党内政局や選挙などの際にフル稼働した。派閥の肥大化や田中氏の権力掌握にあたって機能的に組織されていたのが、まさに「体育会系」の秘書軍団だった。

 代表的な例は、昭和53年の第1次大平正芳内閣発足前夜の自民党総裁予備選だ。当初、現役総裁の故福田赳夫元首相は「予備選に負けた側は本選を下りるべきだ」と明言していた。党員票の差で勝てると踏んでいたのだ。

 ところが、大平氏を推す田中派は故後藤田正晴氏の指示の下、秘書軍団が東京を中心とする党員を戸別訪問する「ローラー作戦」を徹底して展開して形勢を逆転し、福田氏を本選辞退に追い込んだ。

 「ローラー作戦を後藤田氏に進言したのは、当時秘書軍団の司令塔的な役目を担っていた大物秘書だった」(関係者)らしいが、その凄まじさたるや、敵の福田氏の自宅まで訪問したという逸話が語り草になっているほど。戦(いくさ)に敗れた福田氏が吐いた言葉「天の声にもたまには変な声がある」はあまりに有名だ。

 ■石破氏が「反撃」の狼煙?

 18日夜の宴では、「2回連続出場」の石破氏はいつになく饒舌だった。

 石破氏は自治相を務めた父・二朗氏の勧めで田中派の事務局に籍を置いたが、同派国会議員の秘書経験はない。衆院選立候補にあたっては同じ選挙区に田中派議員がいたため他派閥からの出馬を余儀なくされた。

 「田中派事務局で電話番や掃除、花の水やりなどをさせてもらったことが私の政治のスタートだった」

 「角栄先生はお金だけで首相になった人ではない。思いやりや懐の深さがあったからこそ心酔する人がいっぱいいた」

 かねてそう振り返っていた石破氏は、同夜の宴のあいさつで「角栄先生に対し抱いているのは尊敬というより崇拝かもしれない」と師匠をしのび、こう力強く締めた。

 「角栄先生の教えにならい、自民党をもっともっと選挙に強い党にしたい」

 その発言に大きな拍手が巻き起こったという。党務・選挙の責任者として「角栄流選挙」を自民党で実践していくという石破氏なりの決意表明だった。

 伏線はあった。石破氏は昨年10月下旬、一昨年末の衆院選で初当選した自民党の1年生議員に対し「事務所体制調査書」なるアンケート用紙を突如配布した。

 議員会館や地元事務所の陣容や秘書の配置、宣伝カーの有無など、ありきたりの設問に答える内容だが、これぞ浮かれて地に足をつけた活動をしていない一年生議員に対する石破氏の“圧力”だった。

 バックにあるのは「角栄流選挙」の精神であり、それを若手に植え付けようというものだ。自民党関係者はこういう。

 「役人にチヤホヤされるだけで満足し、地元で地道な活動をしていない新人議員の尻を叩くことが狙い。首相官邸の方ばかり見ていないで、ちゃんと足元をしっかり固めろという石破氏のメッセージだ」

 これぞ、幹事長とは名ばかりで実質的には安倍晋三首相に座敷牢に閉じ込められてきた石破氏の「反撃」の狼煙(のろし)だったということか。

 石破氏周辺によると、昨年10月27日投開票の川崎市長選での敗北はことさら石破氏の「官邸不信」を増幅させた。安倍首相が10月2日に消費増税方針を正式表明した後、最初の首都圏での大型選挙であり、自民党としては負けられない選挙だったが、公明、民主両党などと相乗りして擁立した総務省出身の候補者が敗れた。候補者選びから選挙戦に至るまで党神奈川県連会長である菅義偉官房長官の主導で進められ、選挙の司令塔となるべき石破氏はずっと蚊帳の外に置かれていたからだという。

 ■「政治家が小さくなったから…」

 「カネと情」を権力の源泉とした角栄氏の政治手法は金権腐敗の温床として「悪」と見る向きも強い。「金権政治」と指弾され、角栄氏自身がロッキード事件で刑事被告人にもなった。だが首相時代に日本列島改造論をぶちあげ、日中国交回復をなしえた当時の角栄氏のキャッチフレーズ「決断と実行」は今の政治にも求められていることは言うまでもないだろう。

 昨年末には角栄氏の没20年を受け「田中政治」「田中イズム」の功罪に改めて焦点があてられた。産経新聞も『角栄の流儀』のタイトルで連載と、角栄氏を「政治の師」と仰ぐ小沢一郎生活の党代表のインタビュー記事を掲載した。前出のNHK「ニュースウオッチ9」での特集も「田中政治が残したものは…」という趣旨によるものだった。

 「今の時代、政治家は小さくなり、政治も小さくなった。政治が小さくなればなるほど、田中派秘書軍団のことが大きくクローズアップされる。喜ばしいことだろうが、これでいいことなのかと疑問にも思う。政治は進歩しなければいけないのに、進歩しないから、いまだに田中政治のことが語られているのだ」

 田中派所属国会議員の「7奉行」の一人とされ、一昨年の衆院選で政界引退した羽田孜元首相の首相秘書官を務めた北澤英男氏は、18日夜の会合でそうあいさつした。北澤氏といえば、田中派秘書軍団では「若大将」と呼ばれた“大物秘書”だが、多くの同席者はその言葉にうなずかざるを得なかった。

 ■「7奉行」の“残党”も集結

 くしくも翌19日夜には、昨春の叙勲で「桐花大授章」を受章した羽田元首相を祝う会が東京・紀尾井町のホテルニューオータニで催された。

 羽田氏とともに田中派から、そして後に自民党からも飛び出した「7奉行」の小沢氏と民主党の渡部恒三最高顧問(政界引退)、そして石井一前副代表(落選中)のほか、同党の鳩山由紀夫(政界引退)、菅直人の両元首相、海江田万里代表らも駆けつけた。自民党への「出戻り組」の石破氏も出席した。

 石破氏を除いて彼らは民主党政権の樹立、そして崩壊への“主役”を務めたが、「田中政治」のありようを否定して、政界で進められた政治改革や選挙制度改革の“落とし子”だったといえるだろう。「田中政治」を考えさせらた年の瀬の一連の夜だった。(政治部編集委員 高木桂一)



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記事 [政治・選挙・NHK158] アメリカとドイツの反応に再び発狂するネトウヨたち! (simatyan2のブログ) 
アメリカとドイツの反応に再び発狂するネトウヨたち!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11743586654.html
2014-01-05 13:20:23NEW !  simatyan2のブログ


安倍総理の靖国参拝問題はまだまだ後を引きそうですね。

3日、時事通信は次のように報じています。

【ワシントン時事】安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けて、オバマ
米政権が今後日本に対し、 中国や韓国との関係改善に向けた具体
策を求める方針であることが、3日分かった。

複数の米政府高官が明らかにした。

米側は、日本の指導者の靖国参拝は地域の不安定化を招くとして、
首相が参拝を継続する可能性についても見極めたい意向だ。

米政府の方針は、現状のままでは同盟関係への悪影響を避けられ
ないとの認識を反映している。 

http://www.asahi.com/shimen/articles/images/TKY201309050774.jpg

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010300135

アメリカの思惑が別にあるとしても表向きは、

同盟国である米国の反対の立場が聞き入れられなかったことへの
不満があると述べ、現在の情勢は、域内の安定を最大の目標と
するオバマ政権の「アジア重視」外交に水を差している、

と言っているのです。

昨年12月末にアメリカが失望表明をした時には、アメリカ大使館
のフェイスブックにまでコメント攻撃したネトウヨが今回も、

「アメリカの国益は日本の国益と一致しない。
 日本は軍事も含めて独自の道を歩むべきだ」

などと息巻いて、鎖国も辞さないという書き込みをしています。

この数日前には、ドイツのメルケル首相のステファン・ザイベルト
報道官が

「過去の歴史に正直になるべき」

と安倍総理の靖国参拝について批判しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131231-00000026-cnippou-kr

ドイツはナチスの過ちに正面から向かい合った国のためか、比較的
ネトウヨたちの反発は少なかったようです。

それでも

「ドイツに言われたくない」
「ハイルヒトラーの敬礼をしただけで捕まるような国に
 自由な発言があるとは思わない」

などの一部の書き込みを目にしました。

いずれにしても世界的に批判されるようなことを、安倍晋三がした
事に変わりはありません。

今回、同じ靖国参拝をした小泉純一郎と安倍晋三が比較されますが、
しかし両者には格段の差が有ります。

例えば小泉純一郎は「村山談話を受け継ぐ」と表明し、侵略の歴史
を謝罪してから靖国に参拝しました。

それに引きかえ安倍晋三は『侵略の定義は曖昧』と言いながら参拝
したのです。

当然、歴史修正主義者という烙印を押された日本への風当たりは強く
なります。

また安倍晋三が、当時のブッシュ小泉の関係をオバマ間で築かない
まま、形だけ小泉純一郎の真似をしたことも失敗の原因です。

そんな役者としても詐欺師としても2流の安倍晋三を、アメリカが
首を切らず残しておくのにも理由があります。

違憲内閣の判決が出ても不正選挙の疑いが出ても日本の国民が許し
ているからです。

国民が目覚めていない間はアメリカにとって、安倍晋三はまだまだ
利用価値があるのです。

特にチーム世耕にネトウヨを煽らせておけば、軍備に予算を割いて
も文句は出ないし、アメリカの武器は売れるしで、多少反抗的態度
を見せてもメリットがありますからね。

国民がネトウヨの支持を世論と錯覚している間は・・・。

今年も朝日などマスコミと安倍政権のプロレスごっこは続きます。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 毎日:秘密保護法:身辺調査10万人対象 政府、答弁で明かさず

http://mainichi.jp/select/news/20140105k0000m040069000c.html


秘密保護法:身辺調査10万人対象 政府、答弁で明かさず

毎日新聞 2014年01月05日 07時30分


 国の安全保障に関する重要情報を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法(先月6日成立)に基づき、「適性評価」と呼ばれる身辺調査を受ける公務員や民間人について、政府が法案提出前に約10万人と見積もっていたことが分かった。防衛産業の民間人約3200人も含まれる。政府は国会答弁で「確たる数を申し上げるのは困難」などと説明を避けており、識者は基本的なデータを開示しない姿勢を批判している。

 各省庁は、現在も内規に基づき「特別管理秘密」を定め管理している。これらは特定秘密保護法施行後、大半が「特定秘密」に移行する。この特別管理秘密を扱う国家公務員の数は現在約6万4500人であることが分かっている。

 昨年11月8日の衆院特別委で、鈴木良之内閣審議官は、適性評価の対象者について「現在の対象者6万4500人に加え、都道府県警察職員や事業者職員(民間人)も含まれる」と答えたが、人数は「確たる数を申し上げることは困難」とした。しかし、福島瑞穂参院議員(社民)が内閣情報調査室に請求し入手した二つの文書には、対象者数が記載されていた。

 このうち、昨年7月5日付文書には「都道府県警察職員約25万7000人のうち、適性評価の対象として想定される職員は約2万9000人」と記載され、その肩書を警察本部長、警備部職員、各警察署の署長、副署長、警備課員と例示していた。また、昨年9月20日付文書には「(防衛省との)契約業者における(秘密の)取扱者は約3200人」とあり、関係者によると、防衛装備品メーカーなど約30社の社員(民間人)が対象になるという。

 いずれの文書も、内閣情報調査室が内閣法制局に提出した公文書。政府は法案提出(昨年10月25日)前から対象者が約10万人になることを把握していたことになる。同室の担当者は取材に「答弁で数字を明らかにしなかった事情は分からない」と答えた。【青島顕】

 【ことば】適性評価

 特定秘密を扱う人物が情報を漏らす恐れがないかを見極める調査。(1)スパイ、テロとの関係(2)犯罪、懲戒歴(3)情報に関する違法な取り扱いの経歴(4)薬物乱用や影響(5)精神障害(6)飲酒の節度(7)借金−−を本人の同意を得て申告させる。親、配偶者、子らの国籍や住所も調べ、プライバシー侵害に当たるとの批判がある。

 ◇適性評価対象者数を巡る政府側の国会答弁

(日付はすべて昨年)

11月8日 現在の秘密取扱者適格性確認制度の対象者6万4500人に加え、都道府県警察職員や適合事業者職員。相当数の職員が対象と見込まれるが、現時点では確たる数を申し上げることは困難

 衆院特別委で鈴木良之内閣審議官。大口善徳議員(公明)の「適性評価(対象者)の規模、数」の問いに

28日 確たる数を現時点で申し上げることは困難。相当数の職員が対象と見込まれる

 参院特別委で森雅子担当相。福山哲郎議員(民主)の「適性評価の対象となる人数」の問いに。福山議員は答弁を受け「相当数という答えに納得しない」

29日 現行は政府全体で6万4500人

 参院特別委で森担当相。真山勇一議員(みんな、現結い)の「適性評価の対象は何人ぐらいか」の問いに

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 宇都宮健児よ 天皇陛下を朝鮮人、靖国の英霊をウジ虫と呼ぶ、しばき隊等在日の人権と日本人の矜持のどちらが大切なのか?

新大久保の反ヘイトスピーチデモで「天皇陛下は朝鮮人です」というプラカードを掲げるしばき隊。

「靖国の 英霊は 餓死して ウジ虫に食われた
 
 靖国の 2/3は ウジ虫の英霊 だろうね〜〜〜」とのコメントを寄せる北朝鮮の工作員。


別に在特会を支援する気などサラサラないが、しばき隊や在日の暴言はあまりにも酷いのではありませんか?

在日への憎悪発言・差別だけを糾弾するが、日本国の象徴「天皇陛下」をバカにしたり、国を守るために死んだ英霊をウジ虫扱いするのはOKなんですか?

「のりこえねっと」のメンバーを見てみると部落関係者・在日関係者のオンパレードで、とても公平なものとは思えない。

在日に乗っ取られたアイヌ運動や部落解放、朝鮮人への賠償闘争、基地闘争のメンバーばかり。西早稲田の朝鮮キリストカルトも関係しているようです。
(というか日本基督教団・中核派の活動そのもの)
⇒【4751号】教区総会報告−沖縄教区− 【信徒】高里鈴代(西原)
 http://uccj.org/newaccount/7606.html
 田中宏氏は日本基督教団の講演のパネラー
 河野義行さんも日本基督教団
 その他情報は参考リンクご参照

従軍慰安婦にしても女子挺身隊が慰安婦だと主張するなら、勤労奉仕で被爆した女子挺身隊の女学生は兵隊相手に股を開いていたと主張するつもりですか?

赤線の娼婦たちは国家による強制だったと主張するんですか?

戦後、アメリカは東アジアを分断統治するため、在日と部落と共産主義者を利用して日本弱体化させ、中国・朝鮮との対立を目論んできた。

「のりこえねっと」は中国・北朝鮮の工作機関そのままじゃないですか?

宇都宮健児さん、あなたにとって反日活動家=部落極左・在日工作員の人権と日本人の誇り・矜持のどちらが大切なのですか?

知事になってまで目指すものは何なのですか?

<参考リンク>

■新大久保で在日韓国人が「天皇陛下は朝鮮人です」とプラカードを掲げ友好と平和を訴える
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/367167022.html

■のりこえねっと  ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 宇都宮健児氏を応援する面々?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/843.html

■<沖縄の真実>B沖縄の「属国化」を見据える中国 琉球独立運動を後押しする報道も(反日はどこからくるの)
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/849.html

■衆議院会議録情報 第010回国会
第12号 昭和26年3月22日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/010/0488/01003220488012a.html
○押谷委員 出入国管理庁長官鈴木氏にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、
それは昨年の暮れから今春にかけまして、全国各地において朝鮮人の騒乱事件が起つておるのであります、が、
それを契機といたしまして、朝鮮人に対する送還という関係が相当政治的にも関心を集めているようであります。
昨年暮れの政府の発表では、不逞鮮人特に騒乱事件などを計画、指導したような朝鮮人に対しては、
これを本国に送還する法的措置を講ずる、政令を出すというような発表まであつたのでありますが、
これはいまだ実現をされておらないようであります。

○押谷委員 -前略-
まずこの朝鮮人の暴行事件におきまして、時間的に午前三時半という時刻において、百名からの朝鮮人が
一ところにただちに集まつて来ておるというようなことから、あるいはその前日は台東会館事件のちようど
一周年記念日に当つておるということから、現場付近には強制送還の反対であるとか、民主民族戰線などといつた
ビラ、ポスターが張られておつたというような事実を総合いたしまして、一つの計画的な犯罪ではないか、
計画性の確度合いがきわめて高いものではないかという感じがいたすのでありますが、この事件について
入手せられました情報によつて、この事件の計画についてまずお尋ねをいたしたいと存じます。

 それから昨年暮れから今春にかけまして、ずいぶん朝鮮人暴動事件が起つております。都内においても
最近上十條の朝鮮人暴動事件、この事件などきわめて重要な相貌を現わしておるのでありますが、
このようなときに対朝鮮人関係における治安の対策というものは、一般とむずかしいと思いますが、
法務総裁におかれましてこれに対する治安の対策関係、これもお尋ねをいたしたいと思います。

台東会館事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%9D%B1%E4%BC%9A%E9%A4%A8%E4%BA%8B%E4%BB%B6

■韓国軍慰安婦(洋公主)】

韓国軍慰安婦または大韓民国軍慰安婦(Korean Military Comfort Women)とは、韓国軍と在韓米軍や国連軍を相手にした慰安婦。
朝鮮戦争やベトナム戦争では韓国はアメリカ合衆国を基盤とした連合軍に参加したため、韓国で設置された慰安所および慰安婦(特殊慰安隊)は韓国軍だけでなく米軍をはじめとする国連軍も利用した。
名称
国連軍を相手とする慰安婦の登録が1961年9月13日に実施された。韓国陸軍本部が1956年に編さんした公文書『後方戦史(人事編)』には「固定式慰安所-特殊慰安隊」とあり、
朝鮮戦争中は「特殊慰安隊」または「第5種補給品」とも呼ばれた。朝鮮戦争後は「美軍慰安婦(美軍はアメリカ軍のこと)」「国連軍相対慰安婦(UN軍相對慰安婦)」と呼ばれた。
ほかに蔑称の意味合いもある「洋パン(ヤン・セクシ)」「洋公主(ヤンコンジュ、ヤンカルボ)」、また毛布一枚で米軍基地について回るという意味で「毛布部隊」、ベトナム戦争時は「ディズニーランド」とも呼ばれた。
また米兵を相手にするフィリピン人慰安婦を「ヤンキー売春婦」「コメで動くチビ茶色のファッキンマシーン」などとする蔑称もある。
ほかにジューシーガール(juicy girls)、バーガール(bar girls)、ホステス(hostesses)、エンターテナー(entertainer)という言い方もされる。「挺身隊」・国軍挺身隊とも呼ばれた。
これらの英語表記はcomfort womanであり、日本語の慰安婦の英訳と同一である。英語では韓国軍・在韓米軍慰安婦は一般にKorean Military Comfort Womenと表記される。
もっとも朝鮮戦争やベトナム戦争におけるこの種の行為について韓国内では全く議論になっていないため、韓国最大手の新聞朝鮮日報でも「人の心を持った国なら、自国民を国営売春婦にするという発想はしない。」との記事を執筆するレベルの認識にとどまっている。


■【4751号】教区総会報告−沖縄教区−
 http://uccj.org/newaccount/7606.html


■中国総領事館用地@新潟とコンゴとエポペとNPO法人HINTと「エリア51」@西早稲田2と安愚楽牧場
http://tokumei10.blogspot.jp/2013/12/npohint2.html


■「南アフリカ・日本におけるアパルトヘイト」研究会
http://www.tomisaka.jp/research.htm
研究期間1990年-1991年。

【メンバー】
ウルリッヒ・デーン(担当主事/TCC協力主事)、勝俣 誠(明治学院大学教授)、林 陽子(古賀総合法律事務所弁護士)、君島洋三郎(日本基督教団宣教部幹事)、牛嶋保夫(アフリカ行動委員会代表)、田中 宏(愛知県立大学教授)、印●智哉(アジア太平洋資料センター PARC)、松田瑞穂(女性の家 HELP)、佐藤信行(在日韓国人問題研究所 RAIK)、徐 貞順(在日大韓巽教会副牧師) (●は「金へんに龠」)

■河野澄子さんと聞いたクリスマス・コンサート
 http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/KOUNO/kouno-xmas.html


■第20回全国キリスト教学校人権教育セミナーは無事終了しました!
 http://zenkiri.junyx.net/

夕方より、「目覚めよ」と題して辛淑玉(シン・スゴ)さんから

特別講演を聞き、その後、参加者との交流のひとときをもちます。


■百万人署名運動
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E4%B8%87%E4%BA%BA%E7%BD%B2%E5%90%8D%E9%81%8B%E5%8B%95


■都議会議員選挙に勝利しよう - 前進
 http://www.zenshin.org/tokusyu/togisen/togisen.htm

阿蘇 敏文 (日本キリスト教団牧師 高井戸西), ・高田普次夫 (成田西). ・星野 暁子 .... 富永正三 (中国帰還者連絡会), ・戸村 義弘 (日本基督教団三里塚教会「宣教と平和委員会」代表). ・内藤 隆 ... 知花 ウメノ (主婦), ・知花 昌一 (反戦地主 読谷村議会議員)


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 森喜朗×田原総一朗「田中真紀子? 彼女だけはやめておけと助言したのだけれど」 日本政治のウラのウラ 証言・政界の50年 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37973
2014年01月03日 現代ビジネス


『日本政治のウラのウラ 証言・政界の50年』より【第4回】

■六 田中真紀子? 彼女だけはやめておけ

森 イルクーツク会談の時点ではまだ私は、後継者は加藤紘一だと思っていましたからねえ。山崎拓はダメだし、小泉純一郎はまだ本気ではない。だから、やっぱり加藤だと思っていた。

――へえ〜、森さんも加藤紘一だと思っていたのですか。

森 当時はまだ、佐藤優さんが外務省の分析官をしていたので、佐藤さんにも「私の後継は加藤になると思うけれども、加藤にも同じようによくしてやってくれよな」と頼んでおいたのです。佐藤はそのことを著書のなかで書いていますよ。

――そもそも、森さんと加藤紘一は決して仲が悪くない。

森 そうです。ところが、あの人は時々、血迷うんだな(笑)。加藤の乱を起こして失敗し、小泉さんになったわけですが、小泉さんが日ロ問題に関心があるかどうかというと疑問でしたね。彼は初当選の年次が私の一期下ですが、同じ福田派でもあり、政治活動をずっと見てきましたけれど、そもそも外交問題にはあまり関心がなかったようです。

――主に大蔵畑ですよね。

森 大蔵だけで、他はやっていないし、外国との関係はあまりありません。一番の問題は、組閣の時に田中真紀子を外務大臣にしたことです。ぼくはずいぶん「やめろ」と進言したけれども、最後まで聞かずに入閣させたのです。

――自民党総裁選挙の時に、田中真紀子がずっと小泉さんの応援をしたのですね。

森 小泉さんが首班指名を受けた後、院内の総理大臣室で私が待っていた。そして、組閣本部に向かう小泉さんに言ったのです。

「純ちゃん。もういっぺん言うぞ。田中だけはやめておけ」

「もうダメなんだよ。田中にする」

「そこまできみは約束したのか」

「約束した」

「それじゃ、仕方がないから、経産大臣でもいいし、他の省庁にしなさい。外務だけはいかん。何か問題が起きた時に、国内でおさまらなくなる。外交問題になるよ」

ぼくが自民党の幹事長時代のことです。河野洋平総裁に頼まれて田中真紀子を科学技術庁長官にして、もう大変だったのですよ。彼女にはすぐ調子に乗るクセがあって、誰の言うことも聞かない。千人単位の聴衆が待っているのに、「汗かいたから、私帰る」と言ってドタキャンを平気でやる。「そんな人を外務大臣にしたら大変なことになるから、やめておけ」と進言したのだけれど、「いや、外務大臣にするって約束しちゃったんだよ」ということだった。

ただ、田中真紀子は総裁選で小泉を応援する条件として、「もし選挙に勝ったら自分を外務大臣にしろ」と要求したわけだから、約束する方もする方だけど、させる方もさせる方ですよ。

――田中真紀子なら言いかねない。そういう条件を出す女性ですよ。

森 そういう人なんだよ。外務大臣になると、まず鈴木宗男をやっつける。それから、事務次官の野上義二をやっつける。とまあ、いろんなことをするわけですねえ。「小泉が鈴木を切るために田中を使った」という情報も流れましたが、事実かどうかは確認できていません。

それで、日ロ問題についても「イルクーツク会談? 何、それ」というわけで、田中真紀子が「日ロの話は田中角栄・ブレジネフ会談に戻すべきだ」と言ったから、ロシア側が怒ったわけです。

■七 日ロ問題の化石人類

森 一九五六年の宣言では、歯舞・色丹の二島をまず返還するということになったのですが、日本側が四島一括返還を求めて話が流れてしまった。ぼくがプーチンと話し合ったイルクーツク会談では、二島を返還することをもう一度確認したのです。

――橋本・エリツィン会談の時も、エリツィンは「二島を返してもいい」と言ったのに、なぜ、いまだに返還されないのですか。

森 いや、これがね。いまだによくわからないのだけれども、外務省のなかに四島一括返還をお題目のように唱えている人たちがいるわけです。

――実は橋本・エリツィン会談の時の自民党幹事長は加藤紘一なんです。彼は外務省出身で外交問題に長けていますから、ぼくは加藤に「せっかく二島返還が出てきたのになぜ、うまく行かないんだ」と聞いたら、「それが田原さん、難しい問題があるんだ」と答えていました。

森 それは、外務省内にあるアメリカンスクールやロシアスクール、チャイナスクールといった「派閥」のことでしょう。トップが誰になるかによって、政策の方向が変わるんだね。ロシアスクールのメンバーがみんな頑迷な四島一括返還論者かというとそんなことはないけれども、産経新聞の「正論」を書いている北海道大学名誉教授の木村汎やユーラシア21研究所理事長の吹浦忠正、青山学院大学教授の袴田茂樹らは「日ロ問題の化石人類」と呼ばれているようだね。彼らには、日ロ両国が相互に歩み寄って建設的に解決する気はない。とにかく四島一括でなければダメだと言っているわけです。

――森さんも橋本さんも、まず二島の返還を実現して、さらに交渉しようと言っているわけで、なぜそれが気に食わないのですか。

森 う〜ん。だからね、彼らは、島を返されたら困るんじゃないですか(笑)。

――そこなんですよ。何が困る?

森 四島と一括りに言っても、それぞれ特徴があり、島民の感情も違う。択捉・国後は面積も広く、人口も多いが、歯舞・色丹は狭いので、あまり返還のメリットがないと言うわけです。択捉にはロシア人の住民が多いだけでなく、ロシアの軍事基地があり、飛行場もある。そういう現実があるのに、二島返還でお茶を濁すのかという学者もいて、外務省内でもそういう意見に同調する官僚もいる。

しかし、歯舞・色丹は、確かに面積はたいしたことがないかもしれないけれども、漁業権の面では大変な影響がある。イルクーツク会談で両国の話がつい ていれば、日本の漁船がロシア側に拿捕されて漁民が殺される事件が起きることもなかったんですよ。政治というのは妥協であって、四対〇か、〇対四かどちら かということにはならない。

――四島一括返還を主張する外務省内の勢力はそんなに強いのですか。たかが外務省じゃないですか。

森 う〜ん。あるんでしょうね。だから、時の総理大臣、外務大臣が「こうだ」と言って方針を示し、引っ張っていかなければダメなんですよ。

――森さんが総理大臣の時、外務大臣は河野洋平でしたね。

森 一九五六年の日ソ共同宣言について、プーチンは「日本側も国会で批准している以上、日本政府は責任を持たなければいけない」と言っている。つまり、二島の返還についてはOKなのです。「残りの二島もただちに返せ」と言っても、プーチンの立場もあるから、お互いに知恵を出し合って実際的に考えるしかないのです。ガンの手術に例えれば、一度に四つを取り除く大手術ではなくて、まず取りやすいふたつを取って様子をみる方がいいだろうということです。にもかかわらず、この手術が終わらなければ、日ロの他の問題には一切応じないという頑なな姿勢を取ることほど、愚かな外交はないわな。

北方四島の返還については、〇対四、一対三、二対二、三対一、四対〇のどれかしか選択肢がないわけですよ。しかし、これだけでは解決は難しい。そこで、まず二島返還を受け入れる。後の二島は先延ばしにして、時代も首脳陣も替わった段階で、話し合いに入っていける方法をまた考えるのが一番いいというのがぼくの考えです。

――森さんが今回、ロシアに行く前にテレビ番組で三島返還について触れていましたが、あれはどういう意味ですか。

森 フジテレビ解説委員の反町理がインタビューで引っ掛けたんですよ。北方四島の返還問題についてはいろいろな考えがあるわけで、「こういう考え方もある」というひとつの可能性として言及しただけのことです。日本のマスコミが愚かなのは、ぼくが発言通りに交渉すると思い込んでいることです。

――新聞はまるで三島返還で決まったように書いていましたね。

森 ぼくはそんなバカじゃないんでね(笑)。交渉はあくまで政府がするのであって、ぼくはお膳立てを整える前座にすぎません。ただ、三島返還論で「けしからん」という声がどのくらいあるかと思って注目していたけれど、ほとんどなかった。

――「けしからん」と言ったのは、例によって化石人類だけだ。

森 産経の木村汎は「あんなヤツを行かしちゃいかん。三島返還などやらせてはダメだ」と言っておったね。

――化石人類がなぜ相変わらず、こんなに力を持っているんですかね。外務省も四島一括返還と言っていますね。

森 そう言っておけば、無難だからでしょう。化石人類の連中を力づけるためのようなものですよ。

――そうか。四島一括返還と言えば、具体的な交渉をしなくてすむからね。森さんの案でやるとなったら、具体的に動かなければいけないから大変だ。

■八 戦争の時代は終わったが

森 戦後六十八年も経って、日ロ両大国の間で未解決の問題は北方領土問題だけですよ。解決する方法が見つからず、お互いにそっぽを向いているけれども、反目しているわけでもない。両国とも解決したいと思っているのに放置しているのは政治家の責任だとぼくは思いますね。

先ほども触れましたが、「EUがノーベル平和賞をもらったのはおかしなことで、ノーベル賞の権威が下がるだけだ」というのがぼくの意見です。六十年間にわたって戦争がなかったことが評価されたというけれども、逆に言えば、それまで戦争ばかりしていたということだからね。ヨーロッパの国どうしで戦争し、アフリカやアジアを植民地にするために戦争し、第一次世界大戦を起こし、十九世紀半ばから二十世紀半ばまで百年余りはずっと戦争が続いた。最後は原子爆弾が開発され、実験的に日本に落とされたけれども、それをきっかけに「これはまずいよ」ということになって、戦争がようやくストップした。

――核兵器を使ったら、人類が破滅すると。

森 人間は賢にして愚、愚にして賢と言うけれども、破滅の危機を迎えて初めて「核兵器を二度と使わないようにしましょう」ということで核軍縮に動くわけですよ。相変わらず、発展途上国では民族紛争や宗教紛争が絶えないけれども、大国の間では戦争をせずに何とか均衡を保ってやってきている。

――第二次世界大戦後は、確かに大国どうしの戦争は起きていない。

森 そういう時代に入っているのに、ですよ。たかだか、島の問題で日ロ両国が話し合いもできないというのはどんなものか。日ロがうまく行かないのを一番喜んでいるのは中国でしょう。

――そうですか。ぼくは外務省が四島一括返還と言っているのは、アメリカンスクールの圧力じゃないかと思っているんですけどもね。外務省のアメリカンスクールがアメリカの機嫌を損ねないように、日本とロシアが仲良くするのを妨げていると。違いますか?

森 それは間違いないんです。日ソ共同宣言で二島を返還するとなった時に、クレームをつけてきたのはアメリカのジョン・ダレス国務長官ですよ。東西冷戦という状況のなかで、ソ連に有利になることは絶対するなということだったようです。

――冷戦時代で、アメリカの意思が強く働いていたと。

森 日本は敗戦国だから反論する力はなかったかもしれません。敗戦国だったから、吉田茂総理といえども、何も言えなかったのでしょう。だけど、それがいまだに尾を引いているのだから、こんな不幸な話はないですよ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 原住アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会が日本基督教団に乗っ取られている証拠
「石井ポンペ  (原住アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会代表)
河野義行  (松本サリン事件被害者)⇒日本基督教団松本教会信者
高里鈴代  (平和市民連絡会共同世話人)⇒日本基督教団西原地区信者
田中宏  (一橋大学名誉教授)⇒日本基督教団の講師
和田春樹  (歴史家・東京大学名誉教授)⇒日本基督教団の講師
残りは部落解放同盟の関係者・・・」


アイヌの民族運動も在日に乗っ取られたとうのは有名な話。

のりこえねっとの共同代表は石井ポンペさんと言うらしいが、アイヌの民族運動も日本基督教団の関連団体であったことが判明した。


アイヌ民族情報センター活動誌
日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
http://pub.ne.jp/ORORON/?page=7


シンポジウム 「さまよえる遺骨たち アイヌ墓地“発掘”の現在」の準備を兼ねて、資料を見直しています。気がついたことなど、開催前にUPしたいと考えています。
来週も被災地の釜石入り予定ゆえ、ニュースやイヴェント案内を紹介します。

まずは、さっぽろ自由学校「遊」主催の「季節とともにアイヌ文化体験〜春〜山菜料理をつくって、味わおう68」。 
「自然とともに生きてきたアイヌ民族の暮らしやその中で育まれてきた文化の一端を、季節に応じて体験」するプログラム。石井ポンペさんを講師に迎えての山菜料理やお話。こういう企画をわたしたちも立てたい!

●日時 5月28日(土)10:00〜15:00  ●会場 札幌エルプラザ4F料理実習室
●インストラクター 石井 ポンペ 北海道アイヌ協会札幌支部
●参加費 おとな 2,000円   子ども(高校生以下) 1,000円 *材料費含む。山菜のおみやげ付。
<材料と調理例>・フキ〜キンピラ ・オハウキナ(二輪草)〜汁もの ・うど〜天ぷら/キンピラなど
*申込〜事前に「遊」事務局まで要連絡TEL.011-252-6752 FAX.011-252-6751
E-mail:syu@sapporoyu.org

WIN AINU音楽祭のご案内が届いています。

希望の詩・東日本大震災チャリティーコンサートを開催します。
日時:2011年6月4日(土) 1:30p.m〜 場所:札幌エルプラザ3階大ホール  参加費:1,000円
出演者:アイヌアートプロジェクト・Toytoy(小川もとい)・石井ポンペ・熊谷たみ子・宇梶静江・長澤まろい・フンベシスターズ・マーキージョモラ・橋本隆行
問い合わせ:札幌事務局(島崎)090-2056-0272  E-mail:naomi1959@jcom.home.ne.jp

※ヘイトスピーチ 在日 政治活動 北朝鮮 スパイ


<参考リンク>

■のりこえねっと共同代表
 http://www.norikoenet.org/representative.html

石井ポンペ  (原住アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会代表)
河野義行  (松本サリン事件被害者)⇒日本基督教団松本教会信者
高里鈴代  (平和市民連絡会共同世話人)⇒日本基督教団西原地区信者
田中宏  (一橋大学名誉教授)⇒日本基督教団の講師
和田春樹  (歴史家・東京大学名誉教授)⇒日本基督教団の講師
残りは部落解放同盟の関係者


■宇都宮健児よ 天皇陛下を朝鮮人、靖国の英霊をウジ虫と呼ぶ、しばき隊等在日の人権と日本人の矜持のどちらが大切なのか?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/889.html


■アイヌ問題(国民の知らない反日の実態)
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/153.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 中曽根が、安倍が「いい気になって」2年めの失敗を懸念。but長期政権の要素が欠落。 (日本がアブナイ!) 
http://mewrun7.exblog.jp/21535193/
2014-01-05 17:06

 安倍首相は、靖国参拝に対する国内外からの批判にもめげず、年末年始のお休みを満喫していた様子。^^; 
 
 安倍氏は妻・昭恵さんと母・洋子さんと年末からホテルに宿泊しているのだけど。
 大晦日には映画「永遠の0」、今月2日には映画「武士の献立」を3人で鑑賞。3日には、先月29日に続き、大好きなゴルフも楽しんだという。

『安倍晋三首相は3日、今年初めてのゴルフを楽しんだ。
 早朝、休暇中に家族で滞在している東京都内のホテルを出発し、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場に到着。長谷川栄一内閣広報官や今井尚哉首相秘書官、渡文明JXホールディングス相談役らとコースを回った。コースを移動中、記者団から今年の抱負を聞かれると、「わくわくしながら1年を送るということですね」と答えた。(朝日新聞14年1月3日)』

 安倍首相が「わくわくすること」の大部分は、mewにとって「ぞぞ〜っとすること」ゆえ、「何とか安倍っちがわくわくできないまま1年を終えるように(首相もやめるように)しなくっちゃ」と思うばかり。(・・)

超保守派の安倍首相が「永遠の0」を鑑賞したときくと、何分にも特攻隊員を描いた映画である上、原作を書いた百田尚樹氏との関わりも考えれば尚更、ついついアレコレとうがった見方をしたくなるところが・・・。^^;
 
『冬休み中の安倍晋三首相は31日、東京・六本木の映画館で公開中の映画「永遠の0」を鑑賞した。約2時間半の上映後、記者団から感想を求められた首相は「感動しました」と感極まった様子。印象に残った場面を問われると、数秒間沈黙し、声を絞り出すように「やっぱり、ラストシーンですかね……」と語った。

「永遠の0」は、作家の百田尚樹さんの同名の小説が原作で、零戦で出撃に向かうパイロットの若者が主人公。首相は百田さんの作品の熱心な読者で、27日には共著を出版しており、その中でも「百田さんの小説は読むと元気が出ます」と絶賛していた。

百田さんも2012年の自民党総裁選前、「安倍首相を求める民間人有志による緊急声明」に発起人の一人として名を連ねるなど、首相の支持者として知られる。(朝日新聞13年12月31日)』

<ちなみに百田尚樹氏は、安倍内閣によって、NHKの経営委員にも選ばれているのだけど。かなりの超保守タカ派の要素があるようで。かつて『自身のツイッターで「他国が日本に攻めてきたら、9条教の信者を前線に送り出す」などと述べ、物議を醸したこともある』んだって。^^;(毎日新聞13年11月14日)>

* * * * *

 そして、安倍首相は、4日には、山口県にお国入りを行なったとのこと。

『安倍首相は4日午前、地元・山口県を訪問し、下関市内で開かれた後援会の会合で、「強い経済を取り戻し、復興を加速させ、社会保障制度を充実させ、教育再生を進め、日本を女性が輝く社会にし、積極的平和主義のもと、もっともっと世界の平和と安定に貢献する」などと、政権2年目への意欲を語った。

 首相は後援会でのあいさつの中で、「日本人の生命と財産を、美しい海と領土、領空を、日本人の誇りを断固として守り抜いていくことをお誓い申し上げる」と述べた。沖縄県の尖閣諸島を巡る中国の威圧的な行動を踏まえ、外交・安全保障政策の立て直しに取り組む意向を強調したものとみられる。(読売新聞14年1月4日)』

 景気回復、復興加速、女性の社会進出は、どの政権にも望むことではあるけど・・・。

 mewは、安倍くんがワクワクしそうな「教育再生」「積極的平和主義」「日本人の生命と財産を、美しい海と領土、領空を、日本人の誇りを断固として守り抜いていく」とかアブナイ言葉が盛り込まれた挨拶を見ると、ぞぞ〜っとしてしまうのである。(>_<)

 ちなみに、前記事でうま年に引っかけた政治家の挨拶を取り上げたのだけど。

 安倍首相は『後援会主催の新年会で「私は60歳、還暦になるが、障害を力強く、ひらりと越えていく 駿馬(しゅんめ・足が速い優れた馬)のように、困難にたじろぐことなく、ひるむことなく挑んでいく」と述べた』という。(読売新聞14年1月4日)

<mewは「駑馬の尻下がり」でいいんだけどね〜。^^;あ、安倍氏も年男だということは、小沢氏と干支で一回り違うんだ〜。(・・)>
 
☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 安倍首相が、この年末年始に開放感に浸っているのは、何とか前政権を超える1年の首相生活をまっとうできたこと、また前政権では為しえなかった靖国参拝が実現できたことで、自己満足を覚えているからかも知れない。(@@)

<前政権では、就任してから1年立たないうちに首相辞任の会見を開くことになった。> 

 ただ、スポーツの世界で「2年めのジンクス」があるように、安倍首相にとっても2年めは、長期政権に向けての大きな関門になるのではないかと察する。(・・)

 昨日、中曽根元首相と読売の渡辺恒夫会長が、毎年恒例になっている「なかそね荘」というTV番組で語り合っていたのだが。(mewは一部しか見ていないのだけど。ちょうどこの部分を見ていたです。)
 中曽根元首相も、「いい気になって浮かれていると失敗する」と。2年めは要注意だと警告していた。

『中曽根康弘元首相は日本テレビの番組収録で、2年目を迎えた安倍政権について「2年目、3年目は一番、政権として注意を要する年だ」と述べ、慎重な政権運営が必要との認識を示した。

 中曽根元首相「今まであんまり過失がなくて、割合に順調に流れてきていると思うんですよ。いい気になって浮かれていると失敗する。この2年か3年目というのは一番、政権として注意を要する年なんですね」

 渡辺恒雄読売新聞主筆「中曽根さんは5年政権やりましたから、僕は安倍さんも6年やると思うけど、2期6年、その間にどこで一番ふんどしをしめなきゃいけない年かな、やっぱり2年目、大事ですね」(時事通信14年1月4日)』

<「ぜって〜、6年もやらせねぇ〜」と思ったmew。(-"-)>

 そして『来年4月に控えた消費税率の8%への引き上げに関して、「よほど注意深く、収入の少ない人たちの生活を見ながら進めないと誤る。軽減税率は必至不可分の問題で、これで国民に納得してもらうのが大事だ」と語り、生活必需品などの税率を低く抑える軽減税率の早期導入の必要性を強調した』という。(読売新聞13年12月26日)←収録日のニュース

* * * * *

 そして、興味深いことに、中曽根氏は、集団的自衛権の行使容認や靖国参拝に慎重論を唱えたという。(・o・)

『中曽根元総理大臣は4日放送された民放の番組で、安倍総理大臣が、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に意欲を示していることについて、「今の情勢では必要が出てくるとは思わない」と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。

この中で中曽根元総理大臣は、安倍総理大臣が憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に意欲を示していることについて、「必要がなければ簡単に手をかける問題ではなく、今の情勢では必要が出てくるとは思わない。注意深くやらないといけない」と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。

 また中曽根元総理大臣は、安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことについて、「国家のために死んでいった皆さんに対して国家を代表する総理大臣が頭を下げるのは道徳みたいなもので、私は1回は公式参拝した。ただ、2回、3回は行く必要がないと考えた。安倍総理大臣も、2回、3回とは行かないのではないか」と述べました。(NHK14年1月4日)』

 同時に安倍首相に中韓との関係改善を促したという。

『中曽根氏は「日本の首相の方から努力して、国民と一緒になって中国や韓国との関係を直していく努力をする必要があると思う」と述べ、安倍首相が率先して日中、日韓関係の改善に努力すべきとの考えを示した。(NNN14年1月4日)』

* * * * *

 中曾根氏は、既に95歳。「憲法改正を実現するまでは、死ねない」と今でも元気いっぱいなのだけど。
 もしかしたら中曽根氏は、国内外で問題になるような余計なことはなるべく行なわずに、憲法改正の実現をメインに考えて、国政運営をして欲しいと願っている部分もあるのかも知れない。^^;
<で、mewは改憲を阻止して、中曽根氏に長生きしてもらおうと思ってるんだよね。"^_^">

 ただ、同時に、中曽根元首相が5年もの長期政権を維持できたのは、米国との関係(ロン・ヤス)が良好だったことに加え、近くに同氏の暴走を食い止めることができるスタッフ(特に後藤田官房長官)がいたこと、中韓との関係を軽視しなかったことなどがあるのではないかと思われる。(・・)

 でも、安倍氏には上述したような長期政権を行い得る環境が調っていないように思える。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 日米関係については、また別立てで書くとして。

<ざざっと言えば、自民党は昔から米共和党とは緊密な相互協力関係にあるのだけど。米民主党とはイマイチ。また中曽根元首相はレーガン大統領と「ロンヤス」と呼び合う盟友関係を(小泉元首相もブッシュ・ジュニアと親友関係を)築いていたことが、長期政権の基盤になっていたです。>

* * * * *

 中曽根氏は、戦前、内務省、海軍などを経験しており、超保守タカ派&軍国ロマンの強い改憲派の政治家。

『改憲こそ首相在任中は明言しなかったが、“戦後政治の総決算”を掲げ、教育基本法や“戦後歴史教育”の見直し、靖国神社公式参拝、防衛費1%枠撤廃等、強い復古調姿勢により左派勢力から猛反発を買い、「右翼片肺」「軍国主義者」「総決算されるべきは戦後ではなく自民党」等といった激しい批判を浴びた。(wikipediaより)』

 また、に『従来の官僚頼みの調整型政治を打破し私的諮問機関を多数設け、首相というより大統領型のトップダウンを標榜した政治姿勢は注目され、「大統領型首相」とも呼ばれ(同上)』いわゆる官邸主導の強権的な政権運営を行なったことでも知られているのだが。(-"-)
 小泉元首相もそうだったし。今の安倍首相も、この大統領型首相を目指して、政権運営を行なおうとしているところがある。(~_~;)

 ただ、当時は自民党内には、まだハト派の勢力がかなりいたし。(よくも悪くも?)派閥間の争いが激しかったので、「タカ派vs.ハト派」「派閥同士」の間での均衡と抑制システムが働き、人事や政策面で、官邸が暴走しにくい環境があったのだ。(・・)

 また、中曽根元首相は、内務省、警察庁長官出身で、「カミソリ後藤田」と呼ばれていた後藤田正晴氏を内閣で重用していたのだが。この後藤田氏が、行政改革などでは首相の官邸主導政治をアシストする一方で、首相の暴走を食い止める役割を果たしていた。

 87年、イラン・イラク戦争が終結した後、米国が日本政府に、ペルシャ湾の機雷処理を行なうために海上自衛隊の掃海艇を派遣することを要請した時のこと。中曽根元首相や親米タカ派系の閣僚や自民党議員、官僚などは、海自派遣に傾きつつあったのだが。
 当時、官房長官だった後藤田氏が、「あそこは交戦海域。戦争の覚悟はあるんですか。私は(閣議で)サインしません」と大反対し、中曽根元首相に海自派遣を断念させたのは有名な話だ。(**)

<ちなみに、小泉政権の時は、飯島勲秘書官や影のコントローラーの実姉が制御していたです。>

 でも、安倍首相は、同じ思想の仲間たちで周辺を固めており、みんなでブリンカー状態になっているため、首相の暴走を食い止める人がいないのである。(-"-)

 自民党議員は安倍内閣の高支持率の前に、ものが言えず。ブレーキ役の公明党も機能せず。
 安倍氏の盟友で、現実派の菅官房長官が最後の歯止めの役割を担わなければならないはずなのだが。今回の靖国参拝に反対したものの止め切れず。
 安定した長期政権を築く重要な要素に欠けているのである。(-"-) 
 
* * * * *

 そして、靖国参拝に関して言えば、中曽根氏は、首相在任中に何と10回も靖国参拝しているのだけど。85年8月15日の終戦記念日に、閣僚とともに玉串料を公費から支出する首相公式参拝を決行したことは、国内外から大きな注目や批判を浴びることになった。(@@)
<前日に靖国参拝の政府解釈を変更する談話を発表して、公式参拝を強行したです。^^;>

 ただ、中曽根氏は、中国や韓国との関係も重視しており、中国から大批判が出た(政権に影響しそうだった)ことに配慮し、85年の公式参拝を最後に靖国参拝を中止を決意。
 後藤田官房長官が、翌86年8月14日にわざわざ官房長官談話(*1)を出して、国際関係や近隣諸国の国民感情に配慮して、首相の公式参拝は差し控えると発表したのだ。(・・)

 それ以来、橋本元首相が1回、小泉元首相が6回参拝したものの、公費を支出して、公式参拝を行なった首相や閣僚はおらず。自民党+αの超保守派勢力は、当時から今に至るまで、この中曽根元首相の判断や官房長官談話が、首相の公式参拝への道を閉ざしたと強く非難を続けている。
 そして、安倍首相には、公式参拝を断行することに大きな期待を寄せているというのが実情だ。(~_~;)

<困ったことに、安倍氏&仲間たちは、中曽根氏よりもコアな(戦前志向の強い)超保守派で、中韓朝の国や民族を敵視、嫌悪しているところがあるため、もともと中国や韓国と良好な関係を築きたいという気持ちがないのよね。^^;>
 
 中曽根氏は、安倍首相&超保守仲間がこれから「いい気になって」暴走しそうな気配を感じ、2年めへの警告を発したのではないかと思うのだが。
 安倍首相には見事に「2年めのジンクス」にハマって、短期政権で終わっていただきたいと、切に願っているmewなのだった。(@@)
                         THANKS 



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 米国の批判をことさらに隠そうとする安倍政権とメディア  天木直人 
米国の批判をことさらに隠そうとする安倍政権とメディア
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/89538b731928d9efebb4d808affd510d
★「天木直人氏の視点ー(2014/01/05)」★ :本音言いまっせー


 今朝1月5日のTBS(6時45分)がヘーゲル米国防長官と小野寺防衛大臣の電話会談を報じた。

 今年に入ってはじめて報道される閣僚級の日米電話外交だ。

 もちろん私の関心は、安倍首相の靖国参拝についてどのようなやり取りが交わされたかにある。

 ところが真っ先に流されたのは普天間基地の辺野古移転に関し沖縄の負担軽減で日米が一致したということだ。

 そして付け足したように靖国参拝について報じた。

 すなわち小野寺防衛相から、安倍首相の真意はあくまでも不戦の誓いであって近隣諸国との関係悪化は望まないということだ、
と説明して理解を求めたという。

 これに対してヘーゲル長官はコメントしなかったという。

 最後にTBSのニュースは、この電話会談はヘーゲル長官のほうからかけてきたものであると付け足した。

 どう考えても不自然だ。

 なぜ米国のほうから沖縄負担軽減の話のために電話をかけてくる必要があるのか。

 しかも靖国参拝の問題について小野寺防衛大臣が安倍首相の真意を説明したのに対し、ヘーゲル長官はコメントしなかったという。

 ありえない話だ。

 米国の立場を一言も伝えないなどということはありえない事だ。

 そしてもし本当にコメントしなかったなら、
それは、「まだそんな馬鹿なことを言っているのか」というあからさまな不快感の表明ではないのか。

 どう考えてもこのTBSのニュースは疑問だらけだ。

 そう思っていたら、その直後に流れたNHKの朝7時のニュースでもこの電話会談を取り上げていた。

 沖縄の負担軽減で一致したという事を最初に流したのはTBSと同じだ。

 沖縄問題が目的と言わんばかりにTBSよりも詳しく報じた。

 そして靖国参拝についてつけたしたが、ヘーゲル国防長官は日本の説明に感謝したと報じた。

 コメントしなかったと報じたTBSと、感謝したと報じたNHKとの間でなぜ違いが生じるのか。

 それはこういうことだ。

 NHKもまたヘーゲル長官が靖国問題について米国の考えを述べたとは一言も報じていない。

 つまりヘーゲル国務長官は米国の立場について何も言わなかったのだ。

 その意味でコメントしなかったというTBSの報道が正しい。

 しかし、それではあまりにも雰囲気が悪いということになるので、
「説明に感謝した」という事を防衛省が付け加えてブリーフしたのだ。

 あるいは防衛省がそうブリーフしなくても、いまでは最も政府寄りになってしまった感のあるNHKが、
その後防衛官僚と示し合わせてそういうことにしたのだ。

 それにしても、TBSにせよNHKにせよ、私はその報道に根本的な疑問を抱いている。

 ヘーゲルから電話がかかってきたなら、ヘーゲルが靖国参拝について安倍政権に注文をつけなかったなどということがあるだろうか。

 安倍首相に対し中国や韓国との関係改善について早急に動けと命令してきたのではないか。

 それでは安倍首相を窮地に追い込むことになるから防衛省がひた隠し、メディアが何の追及もせず、
政府の思惑に加担して国民をだます報道をしたのではないか。

 これは私が今度の靖国問題をめぐる安倍政権とメディアに対して抱く大いなる疑惑の一例である。

 安倍首相の靖国参拝に対して米国が「失望」を表明して以来、安倍政権もメディアも、その後の米国の反応について、
その報道があまりにも抑制的だ。

 あたかも政府とメディアが結託して沈静化に奔走しているかのようだ。

 しかしごまかしは必ずばれる。

 そしてその反動は倍になって跳ね返ってくる。


          ◇

米国の批判をことさらに隠そうとする安倍政権とメディア(続)
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/7f5794e1d5baf15c46df9c57c4d54f0c
★「天木直人氏の視点ー(2014/01/05)」★ :本音言いまっせー

 驚いた。私の推測が的中した。

 正午のNHKのニュースで小野寺・ヘーゲル会談の内容を次のように報じた。

 ヘーゲル米国防長官は日本政府の行動に注文をつけたと。

 今朝の報道には一切触れられていなかったあらたなニュースだ。

 やはりへーゲル長官は日本に釘をさしていたのだ。

 電話会談は一つであるのになぜ報道がここまで違うのか。

 それは防衛省が本当のことを国民に知らせなかったからだ。

 しかし米国防総省が米国で発表した。

 だからNHKもそれを報道しなければならなくなったということだ。

 メディアは日本政府からだまされていたのだ。

 間違った情報を国民に報道させられたのだ。

 防衛省に、そして安倍政権に、メディアは抗議しなければいけない。

 もし沈黙を守るようであれば日本のメディアは死んだということである。

 やはりごまかしは倍返しになって跳ね返ってきたのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/893.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 時代を読む〜若手論客に聞く(2)政治学者・中島岳志さん まるで共産主義体制 危険はらむ国家主義  神奈川新聞
 自民党が政権に返り咲き1年が経過した。その振る舞いを政治学者の中島岳志さん(38)は「保守思想が批判してきた共産主義体制のようだ」と批判する。安倍晋三政権が推し進めようとする憲法改正や集団的自衛権の行使容認、そして強行採決された特定秘密保護法案に靖国神社参拝、拡大を続ける格差社会−。「決める政治」が見落とす、あるいは見て見ぬふりをするものとは。

■保守から逸脱

 安倍内閣は保守政権と言われるが、僕からすれば全くの逸脱で、どんどんと離れていくように見える。

 保守思想の根本は、近代啓蒙(けいもう)主義などに基づいた革命思想に対する反発。ベースにあるのはエリートや、何人かの人間の理性によって、世の中が良くなるという完成可能性に対する批判です。

 人間はどうしようもない誤謬(ごびゅう)や知的・倫理的限界を持っている。だから、保守は個の理性を超えた価値を見いだそうとする。過去に多くの人が集団的に、かつ時間をかけ、そして歴史の風雪に耐えながら形成されてきた集合的な経験知に依拠しようとする。世の中はどんどんと変わっていく。だから単なる反動ではなく、徐々に変化させていく。保守するための改革、永遠の微調整というのを積極的に受け入れるのが、保守の考え方です。

 ところが安倍政権は世論の反対を押し切り成立させた特定秘密保護法の決定過程からも明らかなように、大きな変革を上から断行しようとする。自分と立場の違う人たちの言葉に耳を傾けるのではなく、自分にとって都合のいい人たちの言うことだけを聞いて、独断的に物事を進めていく。

 この姿はまさに、保守が20世紀をかけて批判し続けてきた、共産主義体制そのもの。あなた方は中国共産党政権を批判しているけども、本当はああいうふうになりたいんじゃないかと言いたい。

 前の第1次安倍内閣と今の安倍さんは、ずいぶん違うと思います。前はいろんな人の言うことを聞きすぎて、足を引っ張られたと思っているんでしょう。

■ポピュリスト

 安倍首相は極めてあざといポピュリスト(大衆迎合主義者)です。「世論」という言葉には本来、二つの意味があった。「パブリックオピニオン(公的な意見)」を輿論(よろん)、「ポピュラーセンチメント(大衆的な気分)」を世論(せろん)と呼び、区別してきた。安倍さんが依拠しようとしているのは明らかに大衆的気分、つまり世論の方です。

 いろいろな意見を聞きながら自分自身の葛藤を経て方向性を見いだすより、気分的なものに乗ってある層の支持を集めながら、独断的に物事を進めようとする。そういう独裁的な方向を、安倍さんは無自覚に歩んでいる。

■浮遊する個人

 これは日本政治に20年にわたって横たわってきた問題です。小泉純一郎元首相に始まり、橋下徹・大阪市長のブームもそうだし、繰り返しやってきた。

 社会が流動化し、底が抜け、みんなが大衆的な気分に偏って、社会的な中間的な立場・居場所がなくなり、特にテレビ的なポピュリズムに一体化していく。

 人間は本来、「トポス的な存在」です。トポスというのは「自分が生きていくための役割があると実感できる場所」です。トポスを失った大衆社会は、みんな自分の存在意義が分からず、人は大勢いるのに個々人は孤独だという問題を抱える。

 意味付けを失い、ただ個人として浮遊しているような社会は極めて熱狂的になりやすく、過去の経験知に学ばず、他の人が言うことには耳を傾けない。社会学者が言うところの「カーニバル化した社会」です。瞬間的熱狂、断片的熱狂が繰り返し表出し、そこに何らかのイデオロギーや思想は存在しない。

 だから、いま社会全体に右傾化が起きていると言われているが、それよりみんなで盛り上がれるネタで「祭り」が起きている状態に近い。保守にはこういう熱狂的社会に対する違和感が強くあるはずなのに、安倍さんはむしろ乗っかろうとする。だから彼は、ネットやフェイスブックをやって、誰かを攻撃したりしていますよね。

■大衆との対決

 メディアは時に、その大衆的な気分に対決する覚悟を持たなければならない。世論が中国との戦争を支持しているからといって、礼賛するかといったら違うわけでしょう。

 メディアは単に報道だけではなく、政治というアリーナの一つのプレーヤー。自分たちの意思と主体を持ち、政治はこうあるべきという公論の場をつくるべき。僕は客観的報道なんて信用していない。何かを書くこととは、何かを書かないこと。「これは書きにくい」と思うことは有識者に言わせて、その有識者だってチョイスしているでしょう。

 そのことを踏まえ、いわゆる多数派である意見に違うんじゃないかと言う役割もある。マス(大衆)にすり寄ることがマスメディアではなく、マスの側が「気分」で間違いを犯しているのではないかと思ったら、それを指摘するのも大切な役割。われわれ政治学者と同じ。マスを恐れるな、迎合するな、すり寄るなということです。

■永遠の微調整

 こうした大衆的な気分によって専制的政治を支える「群衆」から、公的な意見を持った「公衆」になるために必要なのが、僕は「中間領域」というものになると言っている。NPOでも習い事でも、複数の人間集団に所属しているという重要性です。

 意見や考えが違う人たちと、さまざまなプロセスを経て合意形成していく場が社会の中にどれだけあるか。意見の違う他者と折り合う、それが政治というもの。でもいまはそういう、国家と個人の間にある空間がすっからかんになっている。これをとにかくさまざまな形で、創り出していくしかない。

 これからは成長社会ではなく、成熟社会へ向かう。どう考えても、もう経済成長は望めない。小規模化しながら、成熟へと向かっていくしかない。つまりお金はそんなに稼いでいないけども、どこか充実していて、生きがいがあって、自分の役割があって、という社会に向かっていくしかない。

 民主主義は、ちゃんとやろうとすると本当に面倒な制度です。どこかにものすごい答えを持っている大思想家がいるなんて、幻想にすぎない。僕らが長い間積み重ねてきた経験知の方が、案外まともなんです。

 僕たちだって生活が激変すると困るでしょう。次は車買うためにお金貯めてとか、ちょっとずつですよね、生活が変わっていくのって。結論は一歩一歩で地味ですが、漸進的前進こそが保守思想の根本。だから僕は、永遠の微調整しか信じません。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401030004/


■拡大する格差

 安倍政権の考え方は金融緩和をして、お金が出回ると、全体の景気がよくなり、失業率が回復し、格差社会がなくなっていくと。税収も増え、それを社会保障に充てるから、経済発展と社会保障が両輪で進んでいくという理論。けれど全然、そうならないですよね。

 なぜかというと企業が賃上げをしないから。いまの経営者にはまず株主、内部留保という思考があって、従業員への再分配に発想がいかない。賃上げは人材の流失を防ぐとき。彼は稼げるから、惜しいと。つまりいま、賃上げは一部の人たちだけのものになっている。

 景気回復、株価上昇というが、失業率も有効求人倍率も若干よくなった程度。その「若干」もブラック企業や非正規の不安定な雇用が拡大しただけで、ほとんどの人にメリットがない。

■未来失う若者

 ただ安倍さんへの支持は20〜30代が非常に高い。昨年の参院選の際には、取材で「若者は右傾化しているのか」という質問を受けたが、僕の結論は違う。

 例えば「あなたは幸せか」という質問に対し、かつてはグラフが年代別に右肩上がりだった。つまり若者ほど自分は不幸せで、高齢者は幸せだと考えていた。それがいまはナイキ(U字)型になっている。

 人が幸福だと感じるのは、未来を失っているときです。いまより自分の人生が良くなるというビジョンが描けないときに、いまを抱きしめようとする。高齢者がなんで幸せかというと、もう先がないからですよね。

 いまの若者はスマートフォンが使えて、多少ゲームができて、小さい家だけれど、それなりにやっていける、それで充実していると思わないと、やっていけない。いまを抱きしめて「いや、いいっす」「自分には無理」とか、その態度が保守的に見えるんです。海外に行きたがらないのもそう。

 だから背景にあるのは、輝ける未来の喪失だと思う。右傾化・保守化しているというより、いまがいま以上に良くなるというビジョンを描けないという現状の方が、大きいと思うんです。

■居場所がなく

 福田恆存(つねあり)という戦後保守を支えてきた評論家は、「人間は演劇的な存在だ」と言う。人間は何からも開放された自由というのを、本質では求めていない。社会の中で自分がいなければ時間が停滞したり、うまくいかないという役割を求めたりしている。それを演じ、その自己を味わいながら生きる。それが人間の本質なんだと。僕が大事にしている人間観です。福田が指摘しているのは、トポス(自分が必要とされる場所)の重要性なんですよね。

 非正規雇用や派遣労働は人を代替可能な他者として扱う。あなたではなく、Bさんでもいいですよと。2008年の秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告も、代替可能な存在として扱われ続け、いらだちを高めていた。

 社会の中ではじき飛ばされた人たちが、最後に何にアイデンティティーを見いだすか。それは能力を超えた、自己がどうあろうと変わらない、生まれ持った属性というものなんですよね。

 フリーライターの赤木智弘さんが、「30歳。フリーター。希望は戦争」という文章の中で書くのですが、彼は屈辱感を抱えているという。自分たちは「上の存在」に追いつくのは無理で、永遠に時給数百円で生きていくしかない。そんな人間に尊厳なんてない。だから「戦争になってガラガラポンしてほしい」というのが、彼の主張です。

 彼は「こんな僕たちがナショナリズムに向かうのはよく分かる」と言う。なぜなら日本人というだけで、例えば「在日コリアンより偉い」というアイデンティティーを獲得できるから。日本人であるというそれだけで、優越性が与えられるのがナショナリズムなら、トポスを失った彼らが行き着くのは、根無し草になった上での空虚なナショナリズムだというわけです。

 ただ浮遊したナショナリズムというのは、非常に危険です。絶対的な他者に対する、攻撃的なナショナリズムになりがちなので。

■偽りの平等性

 格差社会に苦しむ若者が、それを生み出す政権を支持するという皮肉は、小泉内閣のときに起きたループと同じだと思う。これをどう解くかというヒントは、二つあると考えている。

 一つはナショナリズム。小泉さんは排外主義的で、中国への強硬姿勢や靖国神社参拝をテコとして使った。ナショナリズムという問題を持ち出して排外的な感情をあおると、ホリエモンから格差社会で困っている人たちまでもが、同じ1票を持った日本人として「対中国」というものを語り合える場に立てる。

 つまり現実的な不平等を、架空の平等性によってゆがみを見えなくさせる。その装置としてナショナリズムがある。格差社会が広がれば広がるほど現実の不平等に粘土を塗り込み、架空の平等性を設定することで支持を集めようとする。格差を隠したい政治家にとっては、大変良い装置だということなんです。

 それが赤木さんの議論と重なる。「生まれ」にしか依拠できなくなった若者たちと、それを利用したい政治家がここで結びつく。つまり、不平等が拡大すればするほど、不平等を強いられている若者へ政治家が手を差し伸べる、という装置です。

 二つ目は新自由主義そのものの問題。新自由主義とは既得権益者の「引き下げ」です。つまり、目の前にいる少し自分より楽をして、得をしているように見える公務員などを攻撃し、権利が引き下げられるとざまをみろとなる。僕はこれを嗜虐(しぎゃく)的愉楽と言っている。

 ただ結果的にそれでまた不安定雇用が広がるので、皮肉にもブーメランのように彼らの後頭部にぶつかってくる。でもそれより誰かが引き下げられるのを見て、留飲を下げる。そういう引き下げデモクラシー的なところがある。

 安倍政権によって不利益をこうむっているのに、支持している層が存在するというパラドクス(矛盾)は、この2点にあるのだと思う。

■不安定を増長

 人にとって「安定」はとても重要です。予測可能な未来が設定できないと、人は将来に向けて投資ができない。安倍政権は経済のパイを活性化するためには競争が必要だと言うが、僕は安定だと思う。昨今のスピード感とか「決められる政治」というのは、この部分を劣化させてきたと思う。

 きちんと再配分をし、滑り台から落っこちても、ちゃんと安全網があり、だからこそいろいろなモノにチャレンジする活力が生まれる。そういう方向性に少なくとも自民党は行っていない。むしろ、不安定なものをますます増長させているとしか考えられない。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401030016/

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この主張の過半には同意できないが、最後の3/1の部分は基本的に同意できる。例えば在日コリアンに対するヘイトスピーチで問題となっている在特会に入会したり支持している人たちは2種類に分けることができる。1つ目はもともと何らかの強いコンプレックスを抱えており、それが生きる上で大きな問題となっている人たち。この人たちはいつの時代でも一定数存在してきた。2つ目は経済的な困難に直面しており、将来的な見通しが立たない状態にある人たち。この人たちは近年の日本社会の経済的行き詰まりとともに増加傾向にある。こうした層に属する人たちの中で一部の人たちは、自分が今ある苦境をそのまま受け止める精神的な強さに欠けており、無自覚的に今の苦境を自分以外の「誰かのせい」に転嫁したいという願望を持っている。その「誰か」に選ばれるのは為政者たちではなく、決まって自分より社会的立場が下で攻撃しやすいマイノリティの人びとである。

在日コリアンの人数は現在約50万人。このうち在特会が攻撃しているいわゆる在日特権を有するとしている特別永住者は約39万人。これは日本の人口の0.3%を占めるに過ぎない。しかも在日コリアンから日本に帰化する人が多く、年々人数は減少を続けている。これは最も典型的なマイノリティの人たちであるといえる。

在特会のサイトをよくよく見れば分るが、彼らが問題にしているのは実はいわゆる在日特権ではない。問題にしているのは、日本が過去に朝鮮を植民地支配したという「加害者としての日本人」という歴史的事実である。彼らはそうした過去の日本が決して世界に誇れることのできない負債を負っている事実を否定したいと思っている。そして日本人は悪者にされている被害者である。日本人は何も悪くない。自分たちは正しい。ということを主張するための口実としていわゆる在日特権を持ち出して超マイノリティである在日コリアンを攻撃しているのである。

攻撃することによって自分たちは超多数派である「何も悪くない日本人」の側に立っていることを晴れて自覚することができる。在特会に集まる彼らの多くはそうした代償的自己肯定感を得たいがために人口の0.3%を占めるに過ぎない特別永住者のいわゆる在日特権をさも日本における重大問題であるかのように大げさに誇張して攻撃しているのである。

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK158] ロシア、北方領土占領の歴史的正当性主張へ 次官級協議 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140105-00000022-asahi-pol
朝日新聞デジタル 1月5日(日)19時26分配信

 北方領土問題を巡って1月末にも開かれる日ロ外務次官級協議で、ロシア側が第2次大戦末期にソ連が北方領土を占領した歴史的正当性を説明する方針であることがわかった。安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けて、より厳しい姿勢をとる可能性も出てきた。

 複数の交渉関係者によると、ロシア側は歴史認識を取り上げる方針を8月の次官級協議で説明した。安倍首相は昨年4月、プーチン大統領との首脳会談で平和条約交渉を「再スタート」させることで合意。8月の協議はこれを受けて開かれた。2回目は、1月末ごろに予定されている。

 ロシア外務省は12月26日に安倍首相が靖国参拝した際に、「第2次大戦の結果について、世界で受け入れられているのとは異なる評価を押しつけようとする試み」が日本で強まっていると批判した。北方領土問題でも、日本が被害者だという歴史認識は通用しないという考えを示すとみられる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 2014/01/04 『岩上安身のツイ録』「圧制もまた愉快なるかな」〜福沢諭吉の「時事新報」論説を読む 「栄光の明治」の
2014/01/04 【岩上安身のツイ録】「圧制もまた愉快なるかな」〜福沢諭吉の「時事新報」論説を読む 「栄光の明治」の延長としての「暴走の昭和」、そして現代
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/118697

 民権、自由平等、開明の元祖「福沢諭吉」も【岩上安身のツイ録】によると、帝国・植民地主義の権化だったらしい、明治維新の志士を育てたと言われる松下村塾で吉田松陰で説いた中身は、インドまで日本の勢力を拡大して・・・というのもだった。太平洋戦争時代唱えられた「八紘一宇」なるのももこの辺が元祖出所であるらしい。
【IWJ特報!119・120・121・122号】旧日本軍による隠されたジェノサイドの真実 〜北海道大学名誉教授・井上勝生氏インタビュー(ePub版発行しました!)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/118560
も合わせて考えるとよい。
 安倍ちゃんの自民党政権の右翼。軍事国家化、靖国参拝の意識もこの辺にあるらしい。それなら占領軍アメリカに絶対隷属して国民。国土をアメリカのグローバル巨大資本に売り渡し、国民を放射能汚染を浴びせて平気でいる神経の基が分かるかも知れない。特定秘密保護法もTPP参加も日本版NSCも、「ナチスのように密かに改憲」も従軍慰安婦や数々の過去の虐殺行為も。自国の兵士や庶民へ行ったの特攻や餓死、無意味なとっかん攻撃による圧政などを同時に行える神経も、それを隠蔽して美化してしまう歴史修正主義も、そのための方便にすぎないのかも。

以下、【岩上安身のツイ録】を紹介します。
 重要資料については、可能な限り、引用された部分ではなく、原典を読むべき、とはよく言われるが、本当にその通りだとつくづく思う。昨今、「時事新報」の論説等について、真筆論争の起きている福沢諭吉であるが、その論説そのものをまとめて読んでいる。福沢諭吉朝鮮・中国・台湾論集〜国権拡張脱亜の果て」杉田聡編(明石書店)。福沢の「脱亜論」等は評判が悪い、と聞いて、わかったような気になり、今さら 当時の論説をわざわざ読み返さなくてもいいだろう、時代制約もあったろうし、と、思ってきた人(私もその1人)。読んでみた方がいい。ここでつまみ食いをして紹介するより、実際に読んでもらった方がいい。福沢諭吉の対外政策に関する論説群は、ありのまま読めば、ネトウヨと変わらない。
 こう書くと、ネトウヨの元祖は明治の「知の巨人」、ということになり、ネトウヨにお墨付きを与えるようで、複雑ではあるが。二、三、紹介しておこう。1882年3月に書かれた論説。「圧制もまた愉快なるかな」。タイトルからして悪魔的、かつ今日的である。ほんの少し前なら、圧 制など過去の話と笑って片付けられたが、安倍政権の誕生以降、誰も笑えなくなった。140年前の論説は、今も命脈を保っている。
 福沢諭吉は、洋行中に目撃した、英国人が中国人に対して、「幕吏」の如く、威張り散らしている様子にふれ、なんと「英国人民の圧制を羨むのほかなし」と書く。羨ましい、というのだ。そして、いつの日かその英国人民すら奴隷のように扱いたい、と続ける。その英人をも奴隷のごとくに圧制して、その手足を束縛せんものをと、血気の獣心、おのずから禁ずることあたわざりき」。中国人を憐れむのでもなく、英人を憎むのでもなく、圧制する側に立てば愉快だろう、というのだ。締めくくりはこうだ。「圧制を憎むは人の性なりと言うといえども、人の己れを圧制するを憎むのみ。己れ自ら圧制を行うは、人間最上の愉快と言いて可なり(中略)」。福沢は、圧制は最上の愉快、と言い切っている。その後、こう続く。今日、我輩が外国人に対して不平なるは、なおいまだに彼の圧制を免れざればなり。我輩の志願は、この圧制を圧制して、ひとり圧制を世界中にもっぱらにせんとするの一事あるのみ」。要するに世界制服宣言である。その理由も、自存自衛のため、などではなく、愉快だからである。85年3月の有名な「脱亜論」。「これはアジア東方の悪友を謝絶するものなり」というくだりが有名である。付き合いをやめよう、という程度の話かというとさにあらず。中国と朝鮮の二国は 明治維新のような改革があれば別だが、そうでなければ、「今日のはかりごとをなすに、わが国は隣国の開明を待ってともにアジアを興すの猶予、あるべからず。むしろその伍を脱して、西洋の文明国と進退をともに し、その支那・朝鮮に接するの法も、隣国なるがゆえにとて特別の会釈におよばず。まさに西洋人がこれに接するの風に従って処分すべきのみ」。「処分」、である。なんという酷薄な、と思う。
 福沢は徹底してアジア侵略を支持した。明治の日清・日露あってこその、昭和の満州事変、日中戦争、そして米 英相手の太平洋戦争がありうる。欧米列強から東亜を解放する、などという陳腐な大義を掲げる偽善は、福沢には見当たらない。1894年7月。「日清の戦争は文野の戦争なり」というタイトル。これは国と国との戦争ではなく、文明と野蛮の戦争であり、野蛮を文明化する戦争であると 主張する論説。ここで皆殺しを肯定する。「陸上の牙山にてもすでに開戦して、かの屯在兵を皆殺しにしたることならん(中略)」「……幾千の清兵はいずれも無辜の人民にして、これを皆殺しにするは憐れむべきがごとくなれども、世界の文明進歩のためにその妨害物を排除せんとするに、 多少の殺風景を演ずるはとうてい免れざるの数《運命》なれば、彼らも(中略)、その運命の拙きを、自ら諦むるのほかなかるべし」。そして、中国人が反省したならば、「多少の損失のごときはものの数にもあらずして、むしろ文明の誘導者たる日本国人に向かい、三拝九拝してその恩を謝することなるべし」と、虐殺しても感謝されるはずだと、気の狂ったようなことを書いている。同年8月8日には、朝鮮人の赤ん坊を抱いた日本兵が中国人の頭部に「文明」の弾丸を撃ち込む漫画を掲載した。きりがないのでここらでやめておく。列強の側に立ち、その隊列を「文明」と称して、侵略を正当化する、その姿勢は、安倍政権が強調する価値観外交、すなわ ち、日本は米国と、自由と民主主義という価値観を共有しており、価値観の異なる中国と対峙している、という物語と相似である。
 福沢諭吉を擁護する論者もいる。「福沢諭吉の真実」(文春文庫)を著した平山洋氏は、その代表格。時事新報に掲載された、国権拡張を擁護する論説の多く が、福沢の真筆ではなく、側近が書いたものだ、として、福沢を擁護し、自由主義者としての福沢のイメージを再強化しようとする。しかし、この平山氏の主張についても、杉田氏は平山氏の手法の問題点を細かく指摘し、批判する。実際、時事新報の創刊者で、オーナー経営者で、主筆で、編 集トップは、福沢諭吉である。弟子に草稿を書かせても、彼の思想のもと、すべての論説が書かれ、掲載されたことは間違いない。
 昨年末(と言っても2日前だけど)に発刊した「IWJ特報」で、井上勝生北海道大学名誉教授のインタビューを掲載し、そこで知られざる日清戦争の時期の日 本軍の朝鮮人農民に対する虐殺について詳しく触れたが、こうした事件に対する福沢の態度も異様である。関連づけて読んでいただきたい。もし、福沢諭吉をまっとうに批判できないならば、安倍政権の姿勢も批判できないだろう。巷のレイシズムやヘイトスピーチの横行も批判できないだろう。圧制 は愉快、と言い切り、アジアを分割せよ、とためらいなく主張した明治期最大のイデオローグが偉人として紙幣の肖像画に採用されている国。福沢が煽った日清戦争から太平洋戦争の大敗までは、一本の道でつながっている。今度、同様の反復が行われようとした場合、日本が欧米から見放され 孤立するまでに前回ほどの時間はかからない。米国が日本を守る、と考えるのはお花畑過ぎる。米国が守りたいのは自国の利害、権益である。「分割」されるのは、今度は日本かもしれない、ということを、我々は忘れてはならないと思う。

 福沢諭吉の論説を紹介したのは、福沢諭吉個人を批判したり、ましてや慶応大学を貶めるためではないので、念のため。福沢諭吉ほどの知的巨人でも、朝鮮・中 国への蔑視と侵略思想にのめり込んでいたということ。それが明治の時代精神であり、その侵略思想は実践され、その延長に昭和があるということ。福沢個人攻撃は本意ではないし、そんなレベルで終わらせてはならない。福沢諭吉を読む、ということは、明治から昭和にかけての帝国主義の思考を読むという こと。実際、あの時代の支配層が何を考えていたか、実によくわかる。そして、今、その繰り返しをしようとしていることもありありとわかる。ひとっ風呂浴びたので、これから、福沢諭吉の、「時事新報」の対外政策に関する論説紹介の続きを打ちます。何度もいいますが、福沢個人攻撃ではないし、彼 の業績のすべてを否定するものではない。時代精神の代表として取り上げるものです。そして、それは現代となお、一続きです。

 今なお日本が明治から始まる侵略的な帝国主義の尻尾を断ち切ることができないのは、なぜか。理由は様々あれども、満州事変以降の昭和の軍部の暴走だけを取り上げ、その土台をなした明治の時代精神を振り返らず、手つかずに残してきたからではないか。当時の最大のイデオローグである福沢諭吉の生の宣布を読まずにきてしまったからではないか。当時の論説をありのまま読むと、福沢の論法、レトリック、罵詈雑言に至るまで、今も命脈を保っていることがよくわかる。正月早々の社説。「時事新報」の1887年1月6日付社説は、「朝鮮は日本の藩屏なり」というもの。朝鮮は日本の囲いであり、防御線である、と主張する。日本と朝鮮との関係は落ち着きを見せていた。それが福沢は気に食わない。
「むかし江戸城を守らんと欲する者は、…」
 ……遠く箱根の険をやくし(おさえ)、なお進んで富士川・大井川等に敵を食い留めんとしたるがごとく(中略)、日本島を守らんと欲する者も、ただ日本島にのみ防御の手当てを限らず(中略)、遠く日本島外の地にまで防御線を張り、早くも日本島外の地において……」
 「……敵の侵入を食い留めるの工夫、肝要なるべし。……敵の侵入を食い留めるの工夫、肝要なるべし。いま日本島を守るにあたりて、最近の防御線を定むべきの地は、かならず朝鮮地方たるべるや疑を入れず」。
 こうした福沢の主張は、山県有朋の朝鮮は日本の利益線、という主張に影響を与えた可能性が高いと、編者の杉田聡氏は述べる。翌日、1月7日付の社説は、
 「外国との戦争かならずしも危事・凶事ならず」。侵略戦争の煽動、連投である。ここで福沢は、徳川時代の鎖国の平和をこき下ろ し、文明国の条件として戦争が必要なのだという主張を展開する。「時と場合によりては、戦争もまたはなはだ有益なるものにして……」
 「…(中略)兵必ずしも凶事ならず、戦かならずしも不祥ならざるなり」。福沢は、元寇も秀吉の朝鮮侵略も同列に並べ、歓迎する。「北条のじだいに支那兵、 九州に来冦し、豊臣秀吉、天下を取るに当って大兵をあげて朝鮮に攻め入る等、一時は大いに日本人が孤島に安眠するの習癖を…」
 「……破らんとするの模様もありしに、惜しいかな徳川三百年の治世、再び日本人をして蟄居、世間を見ざるの陋習(悪習)をなさしめ、(中略)外に対するの心、すでにはなはだ温順なれば、内に対するの心も互いに調和して、互いにあい親しみ、親密・敦厚、全国いたるところ…」
 「……ただ春風・春水の洋々たるを見るのみ」。徳川時代の内にも外にも温順で平和な様子を描く段落、誉めているのか、けなしているのか、よくわからなくなるが、もちろん福沢は、これをけしからんとしているのである。「人心の小康に安んずるを矯め」、つまり人々が平和で慎ましい幸せに安息している状態自体を変えるため、「…人心をして世界の広きを思うて大いに自ら奮起 せしめんとするには、国に外国との戦争起こるをもって、最も効力の迅速なる方法を得るものとす」。
 つまり戦争は「手段」なのだ。驚くべきことに、福沢は戦争の勝敗すら、どちらでもよい、といったことを言い出す。
 「……開戦三、四ヶ月、やがて和睦・休戦にいたれば、戦争の当時、味方の勝敗いかんにかかわらず、戦後、人心の向かうところはもっぱら外国にあり(中略)……」
 「…… もっぱら自国の富強を急ぐにありて、貿易に、兵備に、交際に、力の及ぶ限りを尽くして少しも油断することなく、初めてようやく当世の一文明国たる資格を備うるにいたるを得べし」。
 なんでも良いから、戦争してしまえ、その結果として、国内の緊張は否応なく高まる。その結果として、文明国の仲間入りができる、というのだ。戦争の結果もかえりみることなく、何でもいいから、戦争のできる国家にしてしまえ、という安倍政 権の姿勢の不可解さも、140年前の福沢の論説を重ねてみれば、なるほどそういう目論見なのか、と合点がいく。同意はしないが。この論説を、福沢は次の一説で締めくくる。
 「…その戦争避くるの損害は、早くも戦争そのものの害に幾倍するところあらんことを、恐るるなり。戦争は、必ずしも百毒・百害の性質あるものにあらざるなり」。
 戦争が、まるで多少副作用のある薬草程度の扱いである。福沢諭吉は、民権論者である、というのは大きな誤解である。85年2月、自身の経営する「時事新報」の社説は、「求むるところはただ国権拡張の一点の み」。タイトルだけで十分に中身がわかる。
 福沢はまた、開設された国会にも明治憲法にも批判的だった。ひたすら政府寄りである。92年7月、「一大英断を要す」では、かの民党なるものは、従来、政府に反対の運動を試みたるもののうち、最も恐るべきもの」と書き出す。
 福沢は「学問の すゝめ」等では「啓蒙的」な言説によって民権論者を目覚めさせたが、現実の運動には敵愾心を隠さないと、杉田聡氏は述べる。
 「しかるに22年の憲法発布に引き続き、23年の国会開設以来、民党の気炎、にわかに増長して党派の形をなし、公然、政府に反対することとなりたるは、すなわち今日の現状なり。…」
 「……政府が国会を開設したるは、あたかも憲法と名づくる城郭を二分して、その一半を敵に与え、己れ自ら他の一半を守りて、同じ城内にあい争うものなりと 言うも、あるいは当るがごとし」。
 民権論者、議会政党は、福沢の目からは「敵」でしかない。新聞の社説で堂々、そう書く。政府に楯突く野党がうるさい。されば、と福沢は続ける。「されば今のはかりごとをなすに、ただ英断をもって対外の大計を定め、社会の耳目をこの一点に集めて、もって国内の小紛争をとどむるの一法あるのみと、我輩のひそかに信ずるところなり」。
 次からの一節は長いが重要。奥羽・函館の戦争もすでに平定し、諸藩の兵隊はいずれも東京に集まりたるに(中略)、互いにあい争わんとするの勢いあり。(中略)時の参議・木戸準一郎(孝允)氏はここに一策を案じ、
 『(中略)兵隊の矛を外に向けてその思想を一に集むるのほかに、策あるべからず。…』」
 「『…外に向けるとあれば、その方向はとりあえず朝鮮なり。朝鮮、罪なしといえども、内の治安のためには換えがたし。ただ熟考すべきは費用の一点な り』」。
 罪のない朝鮮に対して、とりあえず、侵略戦争を始めようと、維新の三傑の一人、木戸孝允は考えた、というのだ。とりあえずの侵略!木戸孝允は、問題は費用だけだとして、大村益次郎に相談した。木戸も大村も長州。大村益次郎は、靖国神社の銅像で知られる。「勝てば官軍」の官軍を率いた軍事リーダーで、日本陸軍の創始者。ちなみに福沢と大村は緒方洪庵の適塾で同窓。福沢は大村を攘夷の狂人扱いしていた。死してのち靖国のシンボルとなった大村も、とりあえずの朝鮮侵略に賛成した。
 「…大村もこれに賛成し、試みに計算するに、『その費用は一年三0万にして可 能なり(中略)』」。何度も言うがこれは公刊された新聞の社説である。侵略の計画もその費用の試算も、公然たるものだった。木戸孝允がこの侵略計画を持ち出したのは、「西郷翁等の征韓論に先立つこと数年なりしという」。維新の志士たちに朝鮮侵略はシェアされていた。幕末、その思想的バックボーンとなった水戸学には、すでに朝鮮侵略の思惑は胚胎していた。維新とワンセットだったとみていい。
 福沢はこう続けて書く。「…内の人心を一致せしむるために外に対して事端を開くは、政治家の時に行うところの政略にして、(中略)現に明治七年の台湾征討 のごときは、すなわちこの意味の政略にほかならずして、しかもその目的を達したるものと言うべし」。
 台湾出兵も内政の転嫁だった。「…人心を外に転じせしめるの方便としては、南洋諸島に植民地を開くの策もなきにあらず」と、あっけらかんと書きつつ、それではあまりに尋常だ、平凡だ、 と続ける。
 「…植民の事業はあまりに尋常の計画にして、一時に人心を転じて内の紛争忘れしむるの効果少なかるべきがゆえに…」
 「…我輩はやはり木戸氏のひそみにならうて、朝鮮攻略を主張せざるを得ず」。福沢の狙いが戦争によって内政面で政府の権限を強化する、ある種のショック・ ドクトリンである事がよくわかる。侵略や戦争の行く末など、微塵も気にかけていない。
 「とりあえず」ショックであればいいのだ。日清戦争の大義は、朝鮮を属国扱いしている清国から挑戦の独立を勝ちとるため、とされてきた。しかし福沢は「朝鮮侵略戦争のすすめ」とも言うべきこの論説の中で、「ひっきょう独立といい所属というは名義上の問題のみ」と本音を明らかにしている。戦争を起こすだけでなく、その後の植民地化の計画についても、あれこれ書き並べているのだが、一つだけ引用する。朝鮮北東部では政府の圧制で人民が苦しん でいるらしい、と聞いた福沢は「シベリアへ逃げ出す者もいて、幾十万里の土地、ほとんど人煙を見ざるありさまなりという」と書く。そこで、福沢はまた無茶苦茶なことを言い出す。
 「思うにこの地方たる、幾千百年来、開拓の国土にして、南洋未明の島嶼などの比にあらざれば、同国政府と約束の上、わが国にあふるる無数の貧民を、その地に移して耕作に従事せしむるは、彼我の便利にして、…」
 「……ことにわが国のためには、未開・不案内の地に植民するよりも、その利益大なるものあるべし」。
 貧しき者を救え、ではなく、他国の土地に侵略し、そこに貧乏人を追い払え、というのである。石原慎太郎すら可愛ものだと思えてくる。

 勝海舟の「氷川清話」読み返さないと。福沢論説だけだと胸くそ悪くて眠れない。 RT @santikazushi: 日朝中連合海軍を構想した勝海舟を毛嫌いしたのも道理です。じつは福澤こそ、近代主義の皮をかぶった通俗儒者の筆頭だったのではないかと考えます。発想は華夷秩序そのものですし  差別はかなりなもの。 RT @azureneo: 『#福沢諭吉の教育論と女性論』 #安川寿之輔 著 #高文研 によると徹底した差別主義者だったようです。 RT@iwakamiyasumi 驚くべきことに福沢は戦争の勝敗すら、どちらでもよい、といったことを言い出す。


@iwakamiyasumi @siro_nagasu 吉田松陰/ 「疏球を収め、朝鮮を取り、満洲を攻め、支那を圧し、印度に臨み、以て進取の勢を張り、以て退守の基を固くし、神功の未だ遂げざりし所を遂げ、豊国の未だ果たさざりし所を果たすにしかず」 (一八五六年『幽室文稿』)

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 秘密保護法の撤廃・凍結、41議会で意見書可決  日経新聞
 昨年12月に成立した特定秘密保護法に対し、40以上の地方議会が撤廃や凍結を求める意見書を可決していたことが参議院事務局への取材で5日、分かった。同事務局によると、特定の法律に反対する意見書がこれほど多く可決されるのは異例だという。

 意見書は地方自治法に基づき、地方議会が国会や行政機関に提出する書面で、回答義務はない。昨年末までに北海道や福島、長野、沖縄など14道県の41市町村議会で可決され、参院が受理した。

 抜本的な見直しや慎重な運用を求めたもの、撤廃までは求めていないが反対を表明したものなどを含めると、同法に関する意見書を可決した議会は参院受理分で、岩手、新潟両県議会をはじめ、17都道県の68議会に上る。これ以外にも、可決されたが年末年始の休みのため未受理の意見書もあるとみられる。

 米空軍嘉手納基地がある沖縄県嘉手納町議会は「住民が生命財産を守るための実態把握さえできなくなる。今重要なことは徹底した情報公開を推進することだ」として法律の廃止を求める意見書を全会一致で可決した。

 福島県浪江町議会も「政府が東京電力福島第1原発事故の衛星画像を『秘密保全』を理由に情報公開せず、町民が無用な被ばくをした」と法律の廃止を求めた。〔共同〕


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0501D_V00C14A1CR8000/?dg=1
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/897.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 都知事選、舛添氏擁立論に自民二分 人気、でも除名歴(朝日新聞) 
http://www.asahi.com/articles/ASG145F9BG14UTIL00W.html
2014年1月5日13時42分


 今月23日告示の東京都知事選に向けて自民党が行った世論調査で、最も支持が高かった舛添要一・元厚生労働相。党内に期待する声が大きいが、野党に転落した時期に党を離れたことに反感もくすぶり、擁立論が二分している。

 「自民は舛添さんでいくの?」。自民都議が新年のあいさつで支援者を訪れると、候補者として尋ねられるのは舛添氏が圧倒的だ。

 昨年12月21〜23日に党が行った世論調査でトップで、28、29日の2度目の調査でもリードしていた。2001年の参院選比例区では最多の159万票を集め、07年も47万票を獲得するなど、知名度は高い。

 「勝てなければ意味がない。特定秘密保護法への反発など懸念材料もあるなかで、無党派層への強さはプラス」。世論調査結果を聞いた国会議員の1人は言う。

 だが、党内は一枚岩ではない。09年衆院選で自民が大敗した後、舛添氏は「自民党の歴史的使命は終わった」と党執行部を批判。10年に「新党改革」を結成し、自ら代表に就任した。その後、自民党から除名された。

 「都知事選で舛添さんを推すのは嫌」。昨年12月末、都議会自民党の控室に現れた都連幹部に、複数の都議が訴えた。ある議員は解説する。「苦しい野党時代の行為だけに反感を持たれている」

 党内にはこんな声もある。「舛添氏は突っ走るタイプ。都議会と意思疎通がとれなかった猪瀬(直樹・前都知事)氏のようにならないか」

 自民党が除名した議員を復党させた例はなく、国会議員について「除名を受けた人は公認しない」という党の規則がある。ただ、知事選は公認はほとんどなく、推薦や支持が大半だ。「推薦、支持なら手続き上、問題ない」。都連幹部は語る。

 舛添氏は都知事選への対応について「一切白紙」と話している。(中村真理)



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/898.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 2014年、世界が驚き、日本人が驚き腰を抜かす出来事はなにか? 初夢占いの啓示 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4cb24c1f8311a31ad05572239e89c2e5
2014年01月05日

 初夢とは、新年の元旦から2日とか3日に見る夢だそうだ。時代は遡り、鎌倉時代の『山家集』に書かれているので、時代的には、それ以前から庶民の間では語られていたものかと思う。個人的には、新年になって初めて見た夢が初夢だと思っている。本来、夢のたぐいの影響は個人に帰属するものだと思う。しかし、見た夢の内容によっては、個人的領域とは言い難い夢もある。筆者が新年初めて見た夢も、パブリック・スペースにふさわしいカテゴリーの夢だった。出て来た夢には、富士山も、鷹も、茄も出てこなかった(笑)。

 2014年の初夢としては数日遅れたのだが、思った以上にオモロイ夢を見たので紹介しておく。驚くなかれ、あの安倍晋三が、周囲から危険過ぎると言われている“荒馬”に乗ると言って駄々をこねている様子と、颯爽と荒馬を乗りこなす安倍晋三の雄姿を油汗の中で見ていた。気分は悪くなる一方だし、寒気までしてきた。しかし次の瞬間、安倍が駿馬と見抜いた荒馬が、いつの間にか痩せこけた馬ロシナンテに変わっていた(笑)。まさにドン・キホーテなのである。子供の頃の記憶ではロシナンテは『ロバ』だと思っていた。

 その夢の中のドン・キホーテ、よせば良いのに、万里の長城の壁を相手に槍を突き刺したまでは勇ましかったのだが、二の突きをしたいのだが、刺さった槍が抜けず、これは反撃を喰らうと思ったのか、痩せ馬に鞭を打ち、無謀にも海を渡り、自由の女神に縋りつくと云う荒唐無稽な夢。そこでも夢は終わらない。ドン・キホーテに縋りつかれた自由の女神は、煩わしい虫けらが足元で蠢くのに苛立ち、嘗て一度も動かしたことのない右手にかかげるトーチ(たいまつ)を足元に下ろし、その虫けらを焼き殺した。そして、フランス女性マリアンヌが初めてモナリザの微笑みを浮かべた。

 筆者の唯我独尊な夢分析によれば、この初夢は“正夢”である。2014年は素晴らしい年になるに違いない(笑)。夕方の6時近くに布団から這い出て、忘れぬうちに書き記した。悪魔のように魅入られていた暮れからの性悪な風邪も、嘘のように症状が消えていた。まったくもってお目出度い初夢であった。夢の中でドン・キホーテを演じているのは、我が国の内閣総理大臣安倍晋三である。自由の女神のたいまつで炙られ、ニューヨーク港内の海に落ちてしまったドン・シンゾウは海の藻屑となり消え去った。めでたし目出度し、日本古来のむかし話にありそうな夢である。

 こんな調子で、明日の夜も初夢の続きが見たいものだ。その為に、見たい夢を、三日遅れの書き初めにしようと企んでいる。今、墨を磨っているのだが、夢のそれからの文字を思い浮かべ、ニヤニヤ笑いながら想像を逞しくしている。まず年内に安倍晋三が総理を辞任するのは確実な情勢だ。根拠は勿論夢に見たからだ(笑)。次に東京都知事の椅子に、なぜか細川護煕が座っている。沖縄県知事には鳩山由紀夫が鎮座し、普天間国外移転を声高に語っている。日経平均が8000円を切ったと日本中はパニックになり、国債は大暴落、金利が5%に跳ね上がり、円も大暴落、対ドル200円をつけてしまい、物価は異様に高騰し、食えない、住めない人々が続出、都庁西口公園にはホームレスがひしめく事態に陥っている。

 安倍の辞任で内閣総理大臣の椅子には、石破茂が座り、麻生太郎が官房長官となり、もう手のつけられない目茶苦茶な受け答えで、新聞紙上、テレビのニュースワイドショウは、吉本興業の二番煎じのような政局を伝えている。石破は思った通り、国家総動員体制を敷き、国会周辺は夥しい自衛隊の戦車が居並ぶ事態となり、さながら天安門化している。ドル資産や隠し財産のある者たちは、こぞって羽田、成田に行き着き、海外逃亡のチケットを求めて群れをなしている。

 国が崩壊するなんて、本当に簡単なことだね。筆者と数人の仲間は、粥を啜りながら、そのような様子を、漫然とテレビの画面を見ながら語り合っている。ことの大小はあるだろうが、似たような時代が我が国に迫っているような気がする。正直、7割8割の国民が、“損得”を物差しに生きている以上、こう云うことは起きるのだろう。国破れて山河ありであれば、もう一度、ゼロからやり直すことも可能だろうが、再稼働した原発管理も超杜撰となり、原発事故多発、国土は放射能汚染を免れた場所の方が少ないような事態であり、見た目の山河はあるのだが、人は住めない。財政赤字は2000兆円に近づき、IMF自体が目を背ける日本になってしまった。もう地獄国家と北朝鮮人民から同情される国家になってしまう。

 筆者も含め、誰もが、そんな馬鹿なことは起きないと思うのは当然だ。しかし、此の儘、このような政治が続き、それを取巻く国民が、総出で“損得勘定”で生きていくと、遠い将来、このような国になる可能性は大いにあるのだろう。まぁ唯一の救いは、アメリカも中国も、日本と云う国に近づかなく素敵な出来事を見ることは出来る。筆者の望んでいた誰も近づこうとしない、皮肉な鎖国国家が出来あがるかもしれない。それでも縄文時代よりマシな文化的生活は保証されるし、放射能に強い民族まで生まれるかもしれない(笑)。


http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/899.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 維新が自民の補完政党であることは、石原氏の集団的自衛権容認発言でわかる。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201401/article_5.html
2014/01/05 21:53

維新という党ほど、期待を裏切った党はないだろう。維新の党は、当初は橋下氏の人気でここまで大きくなった党である。総選挙前は、従来の党より何か革新的なことをやってくれるのではないかと期待した。生活の小沢代表も、最後の最後まで橋下氏との共闘を模索していたように思える。その橋下氏が太陽の党の石原氏と組んだところから、180度右側に急カーブを切った。幕末で言えば、明治維新の党が攘夷の筆頭の水戸藩と組んだようなものである。

上記の書き方は、橋下氏が石原氏に騙されたようにも読めるかもしれないが、橋下氏の慰安婦発言、大阪市の橋下氏の業績、また安倍政権に対する発言を見ていると、橋下氏の本質は石原氏と似たり寄ったりであることがわかる。

その橋下氏の下に集まった議員の中には、こんなはずではなかったというものも出て来た。石原氏グループと別れる話も出てきているが、石原氏は否定している。石原氏としては、橋下氏と袂を分かつことは自滅を意味するから否定するのは当たり前である。寄生している木から離れたら死ぬからである。

その維新の石原氏が、国会での集団的自衛権行使について、安倍内閣に協力すると述べた。

石原氏、集団的自衛権で協力 行使容認へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014010501000713.html

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は5日のテレビ朝日番組で、集団的自衛権の行使容認に向けて安倍晋三首相に協力する姿勢を強調した。「日本独自の自衛権を確立することが必要だ。法体系を首相にきちんとつくってもらいたい」と述べた。

 安倍政権との関係については「是々非々でいき、注文も付ける。今までの自民党にはできなかったことを建言する」と述べ、政策によっては連携する考えを示した。(共同)


自衛権は、生活の小沢氏の話によれば、どの国にも自国が攻撃された場合は保障されている。しかし、自国以外の紛争に対する集団的自衛権は憲法が認めていない。安倍政権は、憲法のハードルが高いので、それを解釈論で容認しようとしている。

この容認発言は維新の党の総意かどうかわかないが、いや代表が言うからには総意だろうが、やはり自民党の補完勢力であることが証明された。先日、橋下氏と安倍首相、石破幹事長らが会談しているというから、この話は了解が取れているのであろう。

衆議院選挙のとき、民主党支持から離れて維新に投票した有権者は、この結果を見て喜々としているのであろうか?いや、もう目が覚めたであろう。好き放題の政策を行っている安倍政権を阻止するには、真の対抗政党の議員を増やすしかない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/900.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 阿修羅投稿者は、ヘイトスピーチには文句言うのに靖国の英霊がウジ虫扱いされたことに抗議する人間が一人もいないんだね。
阿修羅掲示板ってVANKに乗っ取られたのかね?

天皇陛下が朝鮮人扱いされても、靖国神社に祀られた英霊をウジ虫扱いされても抗議する人間が一人もいないんだね。

ヘイトスピーチに抗議する宇都宮弁護士や山本太郎は英雄扱いするのにおかしいよね。

宇都宮弁護士が共同代表に名を連ねる「のりこえねっと」を調べたら、メンバーのほとんどが例の西早稲田の日本基督教団の関係者と部落関係者なのに、それを追求する人間もいない。

阿修羅掲示板の投稿者たちはそんなこと調べればすぐ分かるよね?

TORAさんやRKさんも指摘するように戦後、アメリカは日本を封じ込め、東アジアを分断するため部落と在日を活用した。

似非右翼も似非左翼もその仲間。

ひたすら日本と日本人を憎み、反日活動を繰り返す。

しばき隊と有田ヨシフや宇都宮弁護士の密接な連携ぶりをみれば、しばき隊も民主党もお仲間なのが良く分かる。

郵政民営化反対も、反TPPも、反原発も、反秘密保護法もすべて反日活動の一環でしかない。沖縄での反米軍基地闘争や沖縄独立運動を見ればすぐその意図が透けて見える。

本当の愛国者なら反米だし、その上で中共・北朝鮮の反日工作に対抗し、「真の独立」を目指していくべきではなかろうか?


<参考リンク>

■またもや日本国民世論の大勝利! ホワイトハウスに対して撤去するよう求める署名が10万8000人分以上、集まりました。
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/852.html


■原住アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会が日本基督教団に乗っ取られている証拠
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/891.html


■宇都宮健児よ 天皇陛下を朝鮮人、靖国の英霊をウジ虫と呼ぶ、しばき隊等在日の人権と日本人の矜持のどちらが大切なのか?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/889.html


■言うことを聞かない首相は米国に引きずり下ろされてきた。安倍首相も同様の結末を迎える可能性が高い。(中国紙)
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/884.html


■靖国の 英霊は 餓死して ウジ虫に食われた  靖国の 2/3は ウジ虫の英霊 だろうね〜〜〜(阿修羅コメント)
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/875.html

■北朝鮮のチュチュ思想の信奉者達が反基地運動 やっぱり反戦ためのアジア国際ネットワークというのでしょうか?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/854.html


■のりこえねっと  ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク 宇都宮健児氏を応援する面々?
http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/843.html


■阿修羅投稿者には素直にオリンピック開催おめでとうっていう人間が一人もいないんだね。
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/595.html


■NNAA? 反原発運動の国際連帯??? やっぱり正体は西早稲田!これこそ中共・北朝鮮の対外工作の証でしょう?
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/775.html


■<国際的スパイ組織>西早稲田の反日中共・北鮮組織と反戦・平和を唱える日本の似非左翼の国際連帯について説明してほしい。
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/663.html


■<機動隊出動>新宿で在特会の嫌韓デモ vs 在日・左翼のオリンピック反対デモ<新宿駅 五輪招致が決まり暴動開始>
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/125.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/901.html

記事 [政治・選挙・NHK158] 高校生に民主主義を教わり、安倍首相の考えと、取り巻きの言動、安保条約の欠陥、大多数である弱者に冷たく、強者に甘い政府…



















http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/902.html
記事 [政治・選挙・NHK158] 米国政府の警告を無視して参拝した安倍首相に続き、失望を表明された直後に新藤大臣も靖国参拝(櫻井ジャーナル) 
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201401050000/
2014.01.05


 アメリカのチャック・ヘーゲル国防長官は1月5日に小野寺五典防衛相と電話で会談、アジアの近隣諸国との関係改善に向けた措置を講ずるように強く求めたという。すでに昨年12月26日には安倍首相らがアメリカ側の警告を無視する形で、一宗教法人にすぎない靖国神社を参拝、それに続いて今月1日には新藤義孝総務相も参拝してアメリカ政府を刺激し、ヘーゲル長官の警告につながったのだろう。

 安倍首相は参拝後に「諸外国の戦争犠牲者の冥福も祈った」、あるいは「平和と人権を守っていく」などと語り、新藤大臣は「戦争で命を落とした方々に尊崇の念を込めてお参りした。平和への思いを新たにした」とコメントしたという。東アジア侵略を肯定する神社で「非戦の誓い」をするという矛盾した主張が世界で受け入れられると本当に信じているのなら、相当の虚け者である。

 言うまでもなく、「私的参拝」か「公的参拝」かに意味はない。平和云々の話と同様、「私的」か「公的」かは本人の心の問題であり、それが事実かどうかも検証できず、それを見た人びとがどう感じるかとは無関係な話だからだ。明確なことは、日本が東アジアを侵略した象徴を安倍首相や新藤大臣らが参拝したという事実だけである。

 こうした展開にならないよう、バラク・オバマ政権は日本政府に対してメッセージを出していた。つまり、10月の来日したジョン・ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が国立施設の千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ、献花している。

 安倍首相らが靖国神社を訪問した直後、駐日アメリカ大使館は「日本の隣国との緊張を悪化させる行動を日本の指導者がとったことにアメリカは失望している」という声明を出し、続いて国務省のマリー・ハーフ副報道官も、日本の指導層による近隣諸国との緊張を高める行為について、失望を表明している。

 新藤大臣の靖国神社訪問についてハーフ副報道官が「失望」を表明しなかったことを受け、「日米関係の悪化は中国や北朝鮮につけいる隙を与えかねないことから表立った批判は控える見込み」だと報じたマスコミもあるが、そうした見通しが甘いことはすぐに判明する。5日にヘーゲル長官は近隣諸国との関係改善を求めたのだ。関係を悪化させたのは靖国神社訪問であり、こうしたことを2度と繰り返すなと言うメッセージであることは間違いない。

 オバマ政権は東アジアの安定を強調しているが、アメリカ支配層の中には軍事的な緊張を高めたいと願っている勢力も存在する。例えば、2001年にアメリカ大統領となったジョージ・W・ブッシュは「中国脅威論」を叫んでいたが、その大本にいたのは国防総省内のシンクタンク「ONA(ネット評価室)」のアンドリュー・マーシャル室長だと言われている。この人物は親イスラエル派として有名で、サウジアラビアをはじめとするペルシャ湾岸の産油国とも友好的な関係にある。

 戦略の専門家ということになっているが、シカゴ大学では経済学を学んでいた。新自由主義経済の伝道師的な存在であるミルトン・フリードマン、あるいはネオコン(親イスラエル派)の教祖のようなレオ・ストラウスが教えていた大学だ。

 ジェラルド・フォード政権ではCIAの内部で「ソ連脅威論」に好都合な分析をする目的で「Bチーム」が設置されたが、その際、ONAが協力したと言われている。そのBチームを仕切っていたのがハーバード大学教授でネオコンの大物としても知られていたリチャード・パイプス、またチームのメンバーにはネオコンを象徴する存在になるポール・ウォルフォウィッツも含まれていた。

 1991年にソ連が消滅した後、マーシャルたちは中国脅威論を叫び始めるのだが、彼と結びついていた集団は前と同じネオコン。その年、アメリカはイラクを攻撃しているが、ソ連は出てこなかった。そのソ連も消滅してアメリカは「唯一の超大国」と呼ばれるようになる。アメリカの軍事行動を妨げる存在はなくなった、と彼らは考えたようだ。

 ネオコンは1990年代から好戦的な提言を繰り返すが、思惑通りには進んでいない。そうした中、引き起こされたのが2001年9月11日の出来事。それを切っ掛けにネオコンは暴走を開始するのだが、すでに当初の勢いはなくなっている。欧米ではイスラエル・ボイコットが広がり、サウジアラビアとアル・カイダとの関係も知られるようになった。そうした勢力と手を組み、その戦略に従って動くことはきわめて危険である。



http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/903.html

   

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