「原発をいい加減な検査で輸出する。そして武器を輸出する。これで文字通り安倍晋三は死の商人:兵頭正俊氏」
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2013/12/25 晴耕雨読
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年末にかけて沖縄県知事仲井真弘多の決断が注目される。
辺野古は無理であり、流血の事態を招くだろう。
また、かれは、2期目の選挙公約で普天間飛行場について「県外移設」を約束して当選した。
その公約違反にもなる。
容認すれば、日本中から、金目当ての条件闘争だった、とバカにされるだろう。
都知事選で、ヘタレ民主党が、自・公と組んで舛添要一を擁立する動きも。
民主党は相変わらずダメだ。
特定秘密保護法では反対した与党と、都知事選ではあっさりとスクラムを組もうとする。
ジグザグ路線であり、きわめて日本的な政治である。
哲学がなく、論理もない。
現代の世論調査は一種の政治である。
たとえば次の首相にふさわしい人、として5人並べて小沢一郎を外して選択させれば、これは誘導になる。
うっかり恣意的に選ばせても小沢一郎の評価を10%から1%に引き下げることは日常的な操作にすぎない。
この1%への変更が政治であり、次の世論を作るのだ。
都知事選は、「ストップ・ザ・アベ」に誰が立つかで決まる。
深く考える、魅力的な人物がいい。
もうひとつ大衆向けの話ができる人がいいね。
その点、小沢一郎や山本太郎、三宅洋平は、わかりやすいよね。
わかりやすいというのは、論理的ということだ。
もうお終いだ、という言葉を使ってはならない。
なぜなら、お終いはないからだ。
福島第1原発事故によって、この国から終末は消えた。
技術的な意味でも、道徳的な意味でも、これからプロセスだけが続く。
だから為政者はヒステリックに終末(「収束宣言」「ブロックとコントロール」)を叫ぶのだ。
韓国軍に1万発の銃弾を「提供した」のは、武器輸出の地ならしである。
原発をいい加減な検査で輸出する。
そして武器を輸出する。
これで文字通り安倍晋三は死の商人になり、日本も死の商人国家になる。
その前に世界の海産物を放射能汚染し、大気を汚染しているので、これから最も嫌われる国家になる。
今の若者がかわいそうなのは、あまりにも高額な費用がかかるために夢が奪われていることだ。
私たちの青春は、費用よりも遙かに努力によって夢が実現できる時代だった。
現在、夢には階級があって、1%の見る夢と99%の見る夢に分かれている。
若者もそれを知っている。
小泉純一郎が作った階級の夢だ。