「「ストップ・ザ・アベ」の有効性は、相手がどのように強力な候補でも無視できることだ:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/12937.html
2013/12/23 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
都知事選の自民党の戦術は、東京オリンピックで、特定秘密保護法反対、安倍退陣の火の粉を消すことだ。
ここでも、またぞろ東京オリンピックは、利用されるのである。
反戦派・人権派の闘いは、魅力的な候補を立て、「ストップ・ザ・アベ」で闘うことだ。
このスローガンはかなり有効に働く。
「ストップ・ザ・アベ」の有効性は、相手がどのように強力な候補でも無視できることだ。
それに反戦派・人権派・護憲派を束ねることができる。
「ストップ・ザ・サトウ」の歴史があり、この状況ではかなり有効な戦術だよ。
中・韓に嫌われて、安倍晋三はロシアに近付く。
日・ロ「2プラス2」会合は、安倍の希望とは逆の結果を生む。
ロシアは北方四島を返さなくても、日本から文句がでないことを知ったからだ。
かくして中・韓に嫌われるほど、日本外交のカードはなくなる。
日・中がうまくいって、初めてロシアは譲歩する。
集団的自衛権から日本を守ってきたのは憲法九条だった。
政治民度の低い日本民族を救って、経済繁栄をもたらしたのはこの九条である。
米国が、押しつけ憲法で、もっとも失敗したと思ったのもこの九条だった。
集団的自衛権を認めると、実質的な九条の否定になり、平和国家の知恵も消えてゆく。
植民地では支配している主人は消える。
代わってエージェントが支配する。
植民地の奴隷は偽物の主人に仕える、もっとも卑屈な生を生きることになる。
それは奴隷の究極であり、反逆も仮想の主人にしなければならない。
しかしこの仮想の主人も奴隷である。
つまり植民地の反逆は奴隷への反逆になる。
東電は10ある支店を全廃し、千人程度の人員を福島の復興業務に充てる。
自分には関係ないと思っていたらいけない。
この者たちが逃げたり、病気で倒れたりした後に、国民に法律で義務化される。
戦争も原発も愛国心で強要される時代がくる。
逃げ出すのはほんとうに今のうちだ。
そのうち追っ手がかかる。