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2013年11月16日00時07分 〜
記事 [政治・選挙・NHK156] 安倍政権瓦解に3つの爆弾 いい気になりすぎの安倍政権も来年まで (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10294.html
2013/11/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


与党が圧倒的な数を持つにいたった昨年の解散→総選挙から1年だが、安倍政権はこれまで何をしたのだろう。

小泉元首相じゃないが、「総理がやろうと思えば何でもできる」環境なのに、決めたのは来年4月からの消費増税くらいだ。

臨時国会は「成長戦略実行国会」ではなかったか。それなのに、自分の趣味みたいなNSC創設関連法案や特定秘密保護法案を優先し、戦略特区法案も後回しだ。

国民は安倍のムードに流されて、高支持率を与えているが、安倍からアベノミクスを取ったら、何の実績もない。そのアベノミクスも幻想なのだから、要するに「空っぽ」ということだ。

「安倍首相は『規制改革こそ成長戦略の一丁目一番地』と言っていました。そこで大ナタを振るうことが期待されて、株価も上がったが、労働規制緩和も薬のネット販売解禁も中途半端に終わった。少なくとも市場は空っぽだった成長戦略実行国会に失望しています」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

そんな安倍がかまけているのが、国民をケムに巻くパフォーマンスだ。ついこの間も自動運転車に試乗。国会周辺を走らせて、「日本の自動運転技術は世界一!」とハシャいでいたが、自動運転の心臓部分、ITやマップ機能は米国に握られているのだから、「世界一」も何もない。無邪気というか、ホラ吹きというか、相変わらず言葉だけが大げさで、詐欺的政治手法を続けているのが安倍なのだ。

「その場その場でしか物を考えない。腰を据えて政治に取り組んでいない。安倍政権はそう見えます。だから、一事が万事で、どれもこれもパフォーマンスだけになる。IOC総会で『汚染水は完全にコントロール』と発言したのがいい例です。おそらく、政権を長く続けることが目的化していて、だから、政策もクルクル変えてしまうのでしょう。成長戦略はどうするのか、東電処理はどうするのか。財政再建なのか、法人減税優先なのか、何も見えてきません」(山田厚俊氏=前出)

◇成長戦略も忘れて五輪の浮かれモード

安倍は13日夜、公邸に電通の石井社長を招いて会食した。電通といえば五輪ビジネスで、当然、2020年の東京五輪の話題で盛り上がった。石井社長は記者団に「アベノミクスについての話は出なかった」「賃上げの話もなかった」と言っていたから、安倍の気分はすっかり五輪モードなのだろう。

「成長戦略実行国会」とは安倍自身のネーミングだが、それすら忘れているように見える。この調子で「戦前回帰法案」を強行採決して、またまた、のんきな外遊に出かけるつもりなのだろうが、さあ、こんな幼稚で、身勝手な政権運営がいつまでできるのか。

多くの識者は眉をひそめているし、政治評論家の森田実氏も「いい気になっていられるのも今のうちだけ」と、こう言っている。

「本来なら、消費税増税を控えた今こそ、経済政策を必死で考えなければなりません。安全保障関連法案や五輪にのめり込んでいる場合じゃないのです。増税で日本経済は一気に冷え込む。家計が苦しくなれば、国民の不満が爆発します。アベノミクスがダメノミクスだと一般国民も分かれば、安倍首相に怒りの矛先が向かう。私は安倍政権の今後にはいくつもハードル、時限爆弾が待ち構えていると思いますよ」

当たり前だ。こんなデタラメ政治を続けられたらたまらないのだ。

◇身内からもダメ出しされる消費税アップの破壊力

消費増税の影響は本当に深刻だ。間違いなく、安倍の命取りになっていく。日銀の宮尾龍蔵審議委員は13日、来春以降の経済の見通しについて「消費税率の引き上げが可処分所得に影響を及ぼし、私たちが考えている以上に下押しするリスクがある」と語った。ついに身内からもダメ出しが始まった格好だ。

「14日に発表された7―9月期のGDP速報値は年率1・9%と、かろうじてプラスでしたが、伸びは前期の半分にとどまった。輸出もマイナスで、景気の失速は明らかです。4―6期の3・8%というのも、消費税増税を決定するためにカサ上げされたものだと思う。実体経済は何も良くなっていないし、経済指標を見ると、むしろ悪くなっているのです。こんな景気下降局面で増税を強行すれば、経済はドン底に落ちてしまう。正気の沙汰ではありません」(経済アナリスト・菊池英博氏)

消費税率を3%から5%へ引き上げた97年は、給料が右肩上がりの時代だった。それでも増税で消費が失速、日本経済は15年デフレに突入した。97年以降、国民の年収は70万円も下がり、国と地方の借金は増え続けている。増税で景気が良くなったためしはないのである。

「しかも、今回はデフレ下での増税で、上げ幅も大きい。インパクトは97年の比ではありません。一部の大企業で冬のボーナスが上がるというけれど、9割を占める中小企業には関係ないし、増税の来年以降は確実に今より経済情勢は厳しくなる。ボーナスは今年の冬がピークでしょうね。春闘のベアも期待できません。来年春、安倍政権のペテン師ぶりに国民も気づくと思います」(菊池英博氏=前出)

◇極右政権と警戒されているから米国も助けてくれない

安倍政権が持っているのは、アベノミクスへの期待だけだ。その実態がバレれば、支持率は急降下。先行きの期待感を煽りに煽ってきた分、反動はきついし、そこに消費税アップの生活苦が重なれば、失望は怒りに変わっていく。

だから、安倍がイイ気になっていられるのも「今のうち」なのだが、もうひとつ、安倍にはアキレス腱がある。小泉元首相の原発ゼロ発言だ。

「これはボディーブローのように効いてきますよ。小泉元首相の『最終処分場がないのだから今すぐ原発ゼロにすべきだ』という主張は分かりやすい。師匠のアドバイスを無視する安倍首相の印象はどんどん悪くなります。安倍首相は、汚染水ではなくメディアをコントロールしていれば大丈夫と考えているかもしれませんが、それも限界がある。メディアを使って世論を誘導できるのは、せいぜい1年ですよ。『やっぱり安倍政権はおかしい』という考えがジワジワ広がっていく。それで支持率がガタ落ちになった時に、安倍首相には支えてくれるものがない。米国も『極右の変な政権』と見ているから助けてはくれません」(森田実氏=前出)

脱原発の世論が広がれば、反比例して安倍政権の支持率は落ちていく。世論調査で「小泉元首相と安倍首相のどちらの原発政策を支持しますか?」なんて聞かれたら、アウトだ。支持率はどんどん下がり、それが辞任圧力となって政権を苦しめる。政治評論家の小林吉弥氏も同じ見立てだ。

「支持率が下がってくれば、党の中もギクシャクする。いまは沈黙している党内から安倍降ろしが始まるでしょう。憲法改正に手をつけたい安倍首相が、引きずり降ろされる前に解散・総選挙に打って出る展開もあり得ますよ」

そこまでいかなくても、持病を抱え、打たれ弱い安倍は逆風が吹くとモロい。
持病が悪化し、再び、政権投げ出しもないとはいえない。せいぜい、いまのうちに吠えておくことだ。ますます国民は離れていく。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 「まさかこんなこともわからないのか、と思わないことだ:兵頭正俊氏」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/12602.html
2013/11/16 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

まさかこんなこともわからないのか、と思わないことだ。

現在の政治家、マスメディアは、ほんとうにわかっていないのである。

もともとのバカが、馬齢を重ねて、いい服を着ているだけだ。

とくに若い人たちは、年配の支配者たちに、深読みをしないことだ。

基本的には金のことしか考えていないから。

東京ではまだ新築のタワーマンションが売り出されている。

買う人の気がしれない。

それもタワーマンションの上層階を買う人。

夢の中に住んでいるのだろう。

せめて下層階の火災ぐらい考えたらどうか。

いずれにしても避難を考えるのが先なのだが、新聞とテレビしか見ていないのだろう。

日本の政治家の電話やメールも米国から盗聴されている。

それなのに日本の政治家がまったく慌てないのは、盗聴されて困るようなやりとりをしていないからである。

つまり根っからの対米隷属で、売国に務めている状態なので、身の危険を感じないのだ。

米国が狙っているのは、農業をカモフラージュに使いながら、わが国の郵貯マネー約270兆円、医療保険を通じた日本人個人資産700兆円である。

それをぶんどるのに最大の障壁になるのが非関税障壁なのだ。

政府とJAはすでに話ができている。

JAは最初から条件闘争だった。

山本太郎の失敗の後に現れたのは戦前である。

山本批判にも擁護にも色濃く戦前が露出してきた。

自明としての天皇礼賛は揺るがない。

ただその前提に沿って山本への賛否が展開されている。

まるで右翼と左翼が天皇を取り合っているようだ。

特定秘密保護法案は、許される取材と報道が御用メディア、政府広報機関としてあるべきことを定義した。

すでにそれを実現しているマスメディアは異議を唱えることすらしない。

かれらが温和しいのは、ポスト特定秘密保護法に危機感を覚えていないからである。

脱原発運動は、60年安保とも全共闘運動とも、まったく違う。

イデオロギーや思想が希薄であり、左翼の専売特許でもない。

だから小泉純一郎が途中から参加することも可能なのである。

前二者のような捨て身の純粋さはない。

しかし、地球的規模のカタストロフィの可能性を孕んでいる。

この世界でもっとも言葉を大切にするのは作家である。

かれらは言葉を大切にするゆえに、詐欺師の言葉にだまされやすい。

誰もが自分と同じように言葉を使うと勘違いしているのだ。

その点、作家の対極にある言葉は政治家の言葉だ。

日本の多くの政治家の言葉は、まず喋る本人が信じていないのである。

日本で起きている悲惨な状況。

それはほとんど米国の指示に基づいて官僚が法案化し、自民党が成立させるものである。

ここでおきる反米・嫌米の動きを沈静化させるために、キャロライン・ケネディは微笑みながらタラップを降りる。

放射能汚染による福島県民の健康と命。

福島の子供たちの避難。

子供たちの給食の安全。

こういったことに、小泉純一郎は一切触れない。

運動の動機がヒューマニズムではないからだ。

脱原発のカードは、自民党の永久政権に使える、その1点から出発している。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 森担当相に当事者能力なし=志位共産委員長  時事通信
 共産党の志位和夫委員長は15日の記者会見で、特定秘密保護法案の審議で答弁のぶれが目立つ森雅子内閣府特命担当相について「法案の事務局である内閣情報調査室の指揮監督権を持たないから事務方の答弁と常に食い違う。当事者能力がない」と批判した。 

 日本維新の会、みんな両党が与党と法案修正協議に入ったことに関しては「特定秘密を行政の長が指定するといった法案の骨格には指一本も触れていない。野党なら成立阻止に力を合わせるべきだ」と不満を示した。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013111500754
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 自公政権が高齢者を切り捨てにする「社会保障プログラム法案」を強制可決 〜今国会は悪法のオンパレード〜 (暗黒夜考) 
自公政権が高齢者を切り捨てにする「社会保障プログラム法案」を強制可決 〜今国会は悪法のオンパレード〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/fdd7d3b096ee5be6f92ea27d388943c3
2013年11月16日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜


本日(11/15)、野党による抗議で怒号が飛び交う中、衆院厚労委にて「社会保障プログラム法案」が強制可決された。


「社会保障プログラム法案」と聞いてもピンと来ない方もいるかと思うが、その内容は以下2つ目の「THE PAGE」記事にあるように、70歳〜74歳の医療費窓口負担を2割(現行1割)とすると共に、介護面では「要支援」認定を受けている高齢者への介護サービスを大幅に縮小(事実上廃止)し、年金についても支給開始年齢をさらに引き上げるという、一般市民の医療・介護・年金を悉く”改悪”するトンでもない内容である。


同法案については「THE PAGE」記事にて「社会保障改革の項目・実施時期・関連法案の国会提出時期の目途を定めただけの単なる”工程表”であり、具体の中身を決める法案は別に必要」との解説を行なっているが、これは国民の批判をかわすための気休めに過ぎず、”詭弁”以外の何ものでもないと断じてよいであろう。


実際は、今回の「社会保障プログラム法案」の可決により、社会保障に関する数々の”改悪”が既成事実化されるのであり、まだ議論の余地があるかのように見せかけて実際には決定済みとする手段は、国家権力のいつもの手口である。


ここで何故、来春に消費増税が5%から8%に引き上げられるのか? その目的について思い出してみて欲しい。


最初は「社会保障と税の一体改革」と称して、あくまで高齢化の進行で増加する社会保障の財源確保のため、消費税を上げる必要があるという説明だったはずの話である。


それが「社会保障と税の一体改革」なるフレーズは政府の口からもマスコミ報道からも消え失せ、現状、「消費増税」と「社会保障」の議論がまったく別ものとして扱われるというペテン同然の行為が堂々と行なわれているのである。


即ち、「社会保障を充実するための消費増税という話は一体何だったのか?」という話である。


衆院厚労委における「社会保障プログラム法案」に関する審議については、まだまだじっくり議論する時間があったにも拘らず、今回、政権与党たる自公は審議打ち切り動議を出し、これを強制可決するという暴挙に出たというのであるから、法案内容もさることながら、その決定プロセスも無茶苦茶であると断じてよいであろう。


では何故、政権与党たる自民・公明党はこのような暴挙を行なったのであろうか?


それはやはりこの後に控えている”本丸”たる「特定秘密保全法案」を何が何でも今国会中に可決するためであろう。


即ち、「特定秘密保全法案」を可決するため、他の法案審議にて国会運営が滞ることを企図したものだということである。


それにしても改めて「社会保障プログラム法案」にて描かれている社会保障の改悪内容をみると、もはや我々一般市民の「人権」など完全に毀損されているも同然であり、強い憤りを感じる次第である。


フクシマ原発事故による放射線による1億総被曝然り、TPPによりあらゆる産業分野を献上する売国行為然り、今回の「社会保障プログラム法案」の内容然り、我々一般市民は国家権力により、その「生存権」すら脅かされようとしていることをよくよく理解することが肝要であろう。



(転載開始)


◆社会保障プログラム法案 野党抗議の中、衆院厚労委で可決
 11/15 20:31 FNNニュース



社会保障制度改革の道筋を示したプログラム法案は、15日、衆議院の厚生労働委員会で、野党が抗議をする中、採決が行われ、賛成多数で可決した。


社会保障プログラム法案は、医療や介護など、社会保障改革の今後の方針やスケジュールなどを定めたもので、70歳から74歳の医療費窓口負担を、2014年度から順次、1割から2割に引き上げることなどが盛り込まれている。


民主党などは「審議時間が足りない」などとして採決に反対したが、与党側が審議を打ち切る動議を出して採決が行われ、法案は賛成多数で可決された。


法案は、来週の衆議院本会議で可決され、参議院へ送られる見通し。



◆社会保障プログラム法案、実現への課題は?
 2013.11.15 11:18 THE PAGE(ザ・ページ)


[図表] 社会保障改革プログラム法案の概要
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/17868.jpg

高齢者の医療費増など社会保障制度改革の「プログラム法案」が、国会で審議中です。制度を維持するために国民に負担増を強いる内容が盛りだくさんですが、改革の実現には多くの課題があります。


このプログラム法案は、医療・介護・年金・子育ての社会保障4分野に関して、改革の項目や実施時期、関連法案の国会提出時期のめどを定めたものです。具体的な中身を決める法案ではなく、いわば「工程表」です。


○個別の法律改正も必要


法案の内容をざっくり説明すると、まず医療保険分野については、現行1割に軽減している70〜74歳の医療費負担を2割に引き上げます。国民健康保険制度の運営主体を市町村から都道府県に移管します。国民健康保険と75歳以上が加入する後期高齢者医療制度は、低所得者向けの保険料軽減措置を拡大します。こうした改革を2014年度〜2017年度にかけて実施していくという内容です。


介護保険分野については、2015年度から高所得者の自己負担割合を現行の1割から2割に引き上げる、軽度の「要支援者」向けサービスは保険適用から外し、市町村事業として実施する、などの内容が盛り込まれています。


年金と子育てについては不透明な部分が多く、特に年金分野は、内容をめぐって与野党が対立していることもあり、実施期限などは設けられていません。これは、支給開始年齢の引き上げなど国民の関心が高い改革論議を先送りすることを意味しています。


一見、国民に負担増と痛みを強いる改革がめじろ押しですが、プログラム法案はあくまでも今後の「工程」を示したものに過ぎず、法案が成立したからと言って、それだけで改革が進むわけではありません。


プログラム法も一定の拘束力を持っているとはいえ、実際の改革は「健康保険法」などの個別分野の法律を、来年以降の国会で改正しなければ実施できないのです。制度改正の細かい内容について詰めていく作業はこれからで、プログラム法案にも詳細は記されていません。


(転載終了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 日本は未来への投資をいつまで怠るつもりなのか。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3220466/
2013/11/16 06:27

 中国共産党は生産人口(15歳から65歳の人口)が初めて減少に転じたことから40年近く維持してきた一人っ子政策をやめることにした。このままでは経済成長を維持するのが困難になり、社会保障の悪化を招く事態になると判断したためだ。

 日本では1994年に生産人口はピークを越えて減少の一途を辿っている。この20年間で7.18%の減少となり、今年8月28日の統計で初めて8000万人を割り込み7895万人となった。

 人口政策は概ね20年のタイムラグを伴って現実社会に影響を及ぼす。日本は1994年に社会学者は警鐘を鳴らして経済学者に「未来への投資」を計数化すべきと提言しなければならなかった。学問が後追いの過去の数字の分析に終始していては人類に寄与しない、学者の自己満足の玩具に堕してしまうだけだ。

 なぜ厚労省は生産人口が減少に転じた1994年の時点で深刻な事態だと国民に注意を喚起しなかったのだろうか。少子化社会が問題として取り上げられ始めたのはここ数年のことだし、子供手当に到っては2009民主党マニフェストで画期的な政策提言をしたが、厚労官僚をはじめこの国のマスメディアや自公政治家などがこぞって「財源なきバラマキ」と批判してブッ潰してしまった。

 中国の事態は日本よりも深刻だ。なぜなら公式には一人っ子政策により出生率は1となり、日本の1.39よりも遥かに速い足取りで急激に生産人口が減少し超高齢化社会に陥ることは火を見るよりも明らかだ。

 過激な「一人っ子政策」を採らなければ中国社会は伝統的な多産家族となり13億の人口が爆発してあらゆる社会政策を根底から覆すと危惧されていた。しかしそれでも「一人っ子政策」は過激に過ぎた。40年近い政策を転換するにはそれなりの少子対策を必要とするだろう。中国の社会政策に少子対策を施す余力が果たしてあるのか疑問だ。

 日本は2009マニフェストをブッ潰した反日・マスメディアはどのように責任を取るつもりだろうか。厚労官僚は少子対策といえばバカの一つ覚えのように、自分たちの利権に資する保育園の拡張という制度事業規模の拡大ばかりを主張しているが、果たして本当に保育園が不足しているのだろうか。それなら規制改革をして幼稚園の保育園化を促進する方が予算措置を伴わず、遥かに有効的な政策ではないだろうか。

 少子対策として直接支給の子供手当を復活させるべきだ。それも一人当たり月額2万6千円程度ではなく、せめて3万円は支給すべきだ。その場合金持ちには支給しないという所得制限を設けるべきではない。所得制限を設ければ子供手当は貧困対策になってしまう。国としてこの国に出生した日本国民の子供には等しく子供手当を支給する、という政策を貫徹すべきだ。その子供手当をどのように使うかは各家庭の自律性に任すべきだ。すると愚かな親がパチンコに浪費するという批判もあったが、レアケースを挙げて反対するのは反対のための反対でしかない。

 子ども一人月額3万円の支給で年間約5.5兆円必要となり国防費と肩を並べるが、武田信玄の言葉を借りれば国民の存在そのものが国防になる。少子社会がこのまま推移して、ついには大量の移民を中国や東アジアから受け入れるとしたらこの国の社会秩序は崩壊しかねない。中国人が全入居者の3割を超えた団地の状況を知れば移民政策がいかに深刻な社会の軋轢を生むかは歴然としている。

 国力の源泉は人口にある。あらゆる行政係数の基礎も人口だ。日本国土には日本国民がいつまでも棲み続けるべきだ。そのためには出生率2.01を目指して未来への投資「子供手当」を実施すべきだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 御姫様をお迎えする感覚のケネディ新米国大使の着任――いまだ謎残るケネディ暗殺 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/aa354afb9abb974836ba48b0a95d3eb0
2013-11-16 07:45:53

 ケネディ大統領暗殺の主犯人は、アメリカの軍産複合体とする「陰謀説」はいまだに根強く残っています。美貌のキャロライン・ケネディ新大使(55)が昨日11月15日に成田空港に降り立ち、着任しました。日本政府は最大級の歓迎で、日米協調を演出しています。

 しかし、まったく顧みられないのが、「ケネディ暗殺の謎」です。これだけ関係記事があふれているのだから、中には「元大統領の暗殺とアメリカ政治の闇」に触れてもよさそうなものですが、このイシューは慎重にアンタッチャブルです。もちろん、お祝い事に父親の惨事はふさわしくないという配慮があるのは、ある意味では理解できなくもない。しかし、元大統領の葬儀に幼い姿で映っているキャロラインさんの写真をただ繰り返すだけではねえ。

 故ケネディ元大統領は、当時世界の大問題だったベトナム戦争の終結をめざしたとされ、それがアメリカの軍産複合体の反発をかい、ついには妻のジャクリーンさんがとなりに座っているパレードの最中、公衆の面前でさらしものにされた格好で暗殺されました。映画「JFK」は、軍産複合体の陰謀の可能性を追及したものとされています。

 ケネディ大統領は当時、テレビインタビューに答え、「ベトナム戦争はベトナム人の戦争であり、勝つのも負けるのも彼らである」と語り、軍事顧問団の撤退を強く示唆していました。

 当時の副大統領だったジョンソン氏が陰謀に直接関与したかは不明ですが、大統領に昇格したあと軍産複合体に迎合するかのように大々的にベトナム戦争に介入し、それが結局は泥沼化、アメリカ衰退の引き金となりました。

 ケネディ元大統領は、軍部・CIAなど戦争勢力の縮小をめざしていたとされ、軍部・CIA勢力から最も毛嫌いされていたのは事実のようです。

 いまオバマ大統領は、就任早々には核廃絶演説でノーベル平和賞を受賞、それ以来、軍産複合体から煙たがれていると伝えられています。イスラエルのイラン空爆要求を退け、和平を探る路線に反発が根強いとも。オバマさんは暗殺こそされないものの、すでに実権を奪われ、早くもレームダック化させられているという見方も有力です。

 一方、尖閣問題を中心とする日中間の緊張、竹島領有権や従軍慰安婦などを含む歴史認識問題を解きほぐせない日韓関係。集団的自衛権の見直し、辺野古への最新米軍基地建設、オスプレイ配備、諜報のための最新鋭レーダー基地の建設など着々進む戦争体制。

 ケネディ暗殺問題を検証することは、単なる興味本位の問題ではなく、すぐれて今日的問題といえます。「平和をめざす政治とは」という問題につながるテーマです。しかし、そこはあえて避けて通り過ぎようとするのが、現在のマスメディアの立ち位置です。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 官々愕々 小泉劇場への期待 古賀茂明「日本再生に挑む」(週刊現代) 
官々愕々 小泉劇場への期待 古賀茂明「日本再生に挑む」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37498
2013.11.16 古賀茂明「日本再生に挑む」 週刊現代 :現代ビジネス

「原発ゼロを目指すべきだ」と発言した小泉純一郎元首相。一躍時の人になった感がある。これだけ小泉フィーバーが過熱する原因の一つに、実は安倍政権が圧倒的優位にある一方、野党側は共産党以外、党存立の危機にあるという事情がある。自力での危機脱出が困難なので、どうしても他力本願になりやすい。

勢いが衰えた脱原発の市民運動も同じだ。安倍政権が堂々と原発推進に舵を切るのを見ながら、彼らは歯がゆい思いをしている。

そこに突然現れたかつての国民的ヒーロー、小泉純一郎元首相。脱原発勢力の全てが、小泉氏との連携を夢見るのは自然な流れだ。ネタ不足で困っているマスコミの政治部も小泉劇場再来を期待し、扱いを大きくしてしまう。

しかし当の小泉氏は、当面一人で脱原発キャンペーンを進めるつもりらしい。すぐに徒党を組むのはむしろマイナスだと考えているのだ。小泉氏は年内にも脱原発の本を出版予定だというが、この本が大ベストセラーになれば、小泉フィーバーもさらにヒートアップする。それが大規模な国民運動になるかどうかを小泉氏は慎重に見極めるはずだ。

国民運動には、季節も重要だ。脱原発のエネルギーを冬の間熟成させ、新たな市民運動が動き出すのを待つ。来年の春くらいから、それらの動きを糾合して一大国民運動に転換していくというのが一つのシナリオだ。

来春になれば、消費増税の負担を国民が実感する。夏までには何基かの原発について、再稼動の最終判断があるだろう。様々な国民の不満を集める形で、脱原発キャンペーンが急速に膨れ上がる可能性は十分にある。

まだ選挙は遠いが、'15年の統一地方選挙が視野に入るこの時期、世論の動きは徐々に政局に影響を及ぼし始める。安倍政権がこれを無視しようとしても、自民党の中の脱原発勢力が2年後の選挙を考えて動き出すこともありうる。

野党再編の動きも強まるだろう。さらに、小泉氏と細川護熙氏の元首相コンビの連携というような新たな動きも加わるかもしれない。

そして2016年の衆参の選挙で、郵政政局のように脱原発ワン・イシュー選挙で安倍晋三首相との対決構図を作り出すことに成功すれば、脱原発派が勝利する可能性は十分にある。
しかし、今のところ小泉元首相の脱原発宣言は、単に人間としての新たな哲学に目覚めただけという可能性の方が高い。だとすれば、小泉氏に代わる政治的リーダーを探すのが最大の課題となる。

世の中が期待するのが小泉進次郎議員だ。しかし、進次郎氏は自民党の中で実績を積むことを最優先させている。今、リスクを取るつもりはないということだ。総理候補になるにはまだ早い。この戦略は極めてまっとうだ。「期待のヒーロー」はそう簡単には現れそうにない。

小泉氏の今回の活動は、安倍自民が「党の原発政策はもともと推進、ゼロ志向の両論があった」と言い訳できる余地を残し、世の中の流れが脱原発へと傾いた時に、スムーズに政策転換できるようにしておこうという高等戦術に過ぎないという見方もある。だとすれば、自民党内の脱原発派をある程度育てて終わりなのかもしれない。

小泉氏は総理大臣ではない。小泉氏一人の力で、国民を脱原発に向けて動かすというのは、実は夢だ。しかし、国民自身が脱原発の大きなうねりを作れば、小泉氏がそれに呼応して、脱原発の動きをさらに突き進める可能性はある。

小泉頼みはやめて、我々自身が動かなければならない。月並みだが、私の結論はそういうことだ。

『週刊現代』2013年11月23日号より



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 破綻した東電を支え続けるこの国の経済モラルの喪失 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/11/16/
2013年11月16日

 「東電、経常黒字確保へ」と言う見出しで大手新聞がいっせいに報じたのは10月30日だった。

 そして翌日にそのとおり2013年9月中間連結決算で、震災後はじめて東電の経常利益が黒字になったと発表された。

 除染や廃炉や損害賠償などで国家予算から助けてもらっておきながらそれでも十分な対応ができず、予算がいくらあっても足りない状態が続いている。

 政府がドンドンと税金を投入して助けている。

 おまけに電気料金を一方的に値上げして赤字補填をしてきた。

 そんな東電がどうして黒字を確保できるというのか。

 ところが更に驚くことが発表された。

 そんな東電に大手銀行が5000億円もの融資を行なうというのだ。

 その理由がふるっている。

 黒字に転じた東電は融資に値すると判断したというのだ。

 東電に融資して来たメガバンクとしては東電が破綻すれば貸し倒れになる。

 東電の株を大量に保有しているメガバンクにとっては、保有する東電株が紙くずになれば大損害をこうむる。

 政府の東電支援だけでは東電救済は不十分だ。だから大手銀行も東電を支え、東電の破綻を防ぐことができるなら安いものだというわけだ。

 そして何よりも大手銀行には資金力がある。 おりから11月15日の各紙がいっせいに報じていた。

 大手銀行は9月の中間決算で軒並みに、リーマンショック後の最高益を出したと。

 この不景気の中にあって、どうやってそのような離れ業が銀行にできるのか。

 経済記者はおろか、あらゆるメディアがその事に疑問を抱かない。

 いや疑問を抱いてもあえて書かない。

 この国の経済モラル、企業モラルはいまや崩壊している。

 その筆頭は金融資本主義の権化である銀行に違いない(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK156] なぜ捜査当局は極秘の捜査情報をマスコミにリークするのか (1) 前田恒彦(元特捜部主任検事) 
なぜ捜査当局は極秘の捜査情報をマスコミにリークするのか (1)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/maedatsunehiko/20131116-00029664/
2013年11月16日 6時59分 前田恒彦 | 元特捜部主任検事


11月12日、東京地検特捜部と警視庁は、医療法人徳洲会グループの選挙運動員に対する組織的な買収容疑で、現職国会議員の姉らグループの幹部6人を逮捕し、強制捜査に着手した。

しかし、既にその4日前である8日には、司法記者クラブに所属するマスコミ各社にその情報がリークされ、翌9日にかけ、各社一斉に「東京地検特捜部が議員の親族やグループ幹部らの立件方針を固めた」「近く本格捜査に乗り出す方針を固めた模様」といった横並びの着手予告報道がなされた。

東京地検特捜部が事件関係者の逮捕に関する了承を地検幹部から得た上で、東京高検幹部の了承を得た後、最高検幹部や検察トップの検事総長まで了承を得て、8日には正式にゴーサインが下りたことから、マスコミにも一斉にこうした情報が流されたものにほかならない。

もっとも、強制捜査に着手するか否か、また、いつ着手するかといった情報は、捜査当局が取り扱う様々な捜査情報の中でも特に秘密性が高いものだ。

取調べを受けている事件関係者の供述のように、いまだオープンになっていない証拠の内容についても同様だ。

それこそ捜査班の中でも中核以外の大多数の捜査員には何も知らされず、彼らも報道を見て初めて着手時期や主要な被疑者の供述内容を知るといった場合も多い。

こうしたリークの問題は検察に限った話ではなく、警察でも同様だ。

では、なぜ捜査当局は、捜査情報をマスコミにリークするのだろうか。

「夜討ち朝駆け」などで警察や検察の幹部らからネタを引き出そうと駆けずり回ってきた記者ですらも、なぜ捜査当局は捜査にとってプラスにならないのに、マスコミに対して捜査情報をリークするのかといった疑念を常々抱いてきたという。

確かにリークにはデメリットも多々ある。

しかし、それを遥かに上回るメリットがあるからこそ、捜査当局も極秘の捜査情報をマスコミにリークし、これを広く報道させるものにほかならない。

【リークのデメリット】

前提として、まずデメリットをいくつか見ておきたい。

(捜査に与える悪影響)

リーク報道により、自分(達)が捜査対象だということを相手に対して明確に認識させることで、証拠隠滅や口裏合わせ、逃亡、自殺を招く。

捜査の手の内が分かれば、狡猾な被疑者らが新たな弁解を構築したり、捜査当局が把握していない未解明の事実を覆い隠すことも可能となる。

また、被疑者や参考人の取調べ室内における供述がいとも簡単にマスコミに漏れると、当然ながら漏らしたのは取調ベ担当官やその上司らではないかとの疑いを持たれ、警察や検察を信頼しなくなるし、何かを話そうという気も薄れ、取調べが進まなくなる。

例えば、ある事件で、それまで供述調書へのサインを一切拒否してきた被疑者が夜間の検察官による取調べで自白調書にサインした途端、翌日朝には「○○容疑者、認める」と大きく報道されたことがあった。

被疑者は勾留され、接見禁止中であり、弁護人以外の外部の者と意思疎通ができない状況にあった上、その報道自体、調書へのサイン後、弁護人との接見前に出たものだった。

したがって、「自白調書にサインした」という重要情報は、被疑者やその弁護人からではなく、捜査当局の内部からマスコミに漏れたものにほかならなかった。

この被疑者は検察内部の事情にも詳しかったことから、取調べ担当官に対し、呆れ顔で、「最高検で一番マスコミと仲の良い××幹部がリークしたんでしょ。どうせなら正確にリークしてくださいね」などと痛烈な嫌味を言った。

さすがに取調ベ担当官も、「我々も困っているんだ」と言うばかりだった。

(リーク報道の不正確さ)

取調ベ担当官の主任捜査官や幹部らに対する報告など、所詮、伝聞・再伝聞だ。

被疑者や参考人から遠い人間になればなるほど、伝言ゲームのように、その耳に入るのは、実際の取調ベ状況や供述内容からかけ離れた情報となるし、そうした立場にある幹部のリークやこれに基づく記事も、不正確なものとならざるを得ない。

ある事件で、取調べ室内における被疑者の供述内容が報道され、その被疑者が取調ベ担当官に猜疑心を抱いて激昂し、強く抗議した上、そうした猜疑心が最後まで払拭されず、取調べが全く進まなくなったことがあった。

この件は、報道された供述内容が実際の取調べ室での供述と食い違っていたばかりか、一度目の虚偽報道後、他社の「追いかけ報道」で立て続けに同様の虚偽報道がなされていたものであり、被疑者の怒りも至極当然だった。

(既成事実化)

リークやそれに基づく報道の一番の問題は、報道内容が独り歩きし、それがあたかも「真実」であるかのように、捜査当局のみならず、社会一般の間でも「既成事実」となってしまうという点だ。

現場に様々な重圧がかかって捜査が誤った方向に進んだり、後に引けなくなるといった危険性も出てくる。

捜査当局の幹部がマスコミにリークをして報道させた内容が実は誤りだったということになると、その幹部のみならず、マスコミの責任問題ともなるから、捜査当局もマスコミも、ともに後戻りや路線変更をすることが困難となってしまうのだ。(続)


前田恒彦
元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。獄中経験もあり、刑事司法の実態や問題点などを独自の視点でささやく。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 森担当相に当事者能力なし=志位共産委員長/答弁ボロボロ 運営でたらめ 必要性も説明できず
なんで、この人が「担当大臣」なの??? さっぱりわからん。 ⇒

森担当相に当事者能力なし=志位共産委員長  時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013111500754

 共産党の志位和夫委員長は15日の記者会見で、特定秘密保護法案の審議で答弁のぶれが目立つ森雅子内閣府特命担当相について「法案の事務局である内閣情報調査室の指揮監督権を持たないから事務方の答弁と常に食い違う。当事者能力がない」と批判した。 

 日本維新の会、みんな両党が与党と法案修正協議に入ったことに関しては「特定秘密を行政の長が指定するといった法案の骨格には指一本も触れていない。野党なら成立阻止に力を合わせるべきだ」と不満を示した。

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(「しんぶん赤旗」 2013年11月16日 日刊紙 3面)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/388.html
記事 [政治・選挙・NHK156] 「辺野古移転」正式発表を控え 沖縄にカジノ併設ホテルの建設計画が急浮上!(現代ビジネス) 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37548
2013年11月16日(土)歳川 隆雄


 沖縄県宜野湾市の在日米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題に進展がありそうだ。

 そもそも、橋本龍太郎政権下の1997年11月、前年4月の普天間飛行場返還の日米合意(橋本首相・モンデール駐日米大使会談)を受けて、政府は辺野古移設を決定した。

 それから15年余、歴代政権が何度も試みた普天間移設は成就しなかった。

 ところが、昨年12月に第2次内閣を立ち上げたばかりの安倍晋三首相のもとで辺野古移設が実現する可能性が高くなりつつあるのだ。

■安倍首相は年末にも「辺野古移転」を正式発表

 早ければ年末にも、安倍首相は、11月15日に着任したキャロライン・ケネディ新駐日米大使と共同会見して「辺野古移設」を正式発表する。

 その成否のカギを握るのは、仲井眞弘多沖縄県知事である。

 安倍首相は年明け早々の2月、訪米しバラク・オバマ大統領との首脳会談で念願の日米同盟再構築を果たした。そして間髪入れず翌月、政府は辺野古沿岸部埋め立てを仲井眞知事に申請した。

 仲井眞知事は12月11日、沖縄県議会で一般演説を行う。

 恐らく、同21日の会期末後、そして24日に閣議決定される2014年度政府予算案の「沖縄振興予算」の中身を精査した上で、辺野古沿岸部埋め立て許可を発表するのではないか。

 移転先の名護市長選挙は来年1月19日。現時点では、移設反対派で再選を目指す稲嶺進市長に対し、保守系候補の末松文信県議(自民党)と容認派の島袋吉和前市長に分裂していることもあって、現職優勢との見方が支配的だ。

 だが、石破茂自民党幹事長の要請を受けて、保守系容認派が末松氏に一本化できれば、大接戦になると言われている。

 そうだとしても、名護市長選前に仲井眞知事が埋め立てを承認することが前提となる。

 安倍政権にあってこれまで沖縄側と普天間移設問題を協議してきたのは、菅義偉官房長官、岸田文雄外相、小野寺五典防衛相、山本一太沖縄・北方担当相など数多いが、仲井眞知事との太いパイプを持つ菅官房長官が実質的な「政府代表」である。知事との信頼関係も厚い。

■見返りはオスプレイの県外訓練と日米地位協定運用見直し

 そこで注目すべきは、仲井眞知事が埋め立て許可の見返りとして菅官房長官に提示した条件である。

 第1は、9月に普天間飛行場に配備が完了した米海兵隊の垂直離着陸型輸送機MV22(オスプレイ)の県外訓練である。

 24機すべては非現実的だが、その相当数を米軍と共同使用する熊本県の新田原航空自衛隊基地や山口県の在日米空軍岩国飛行場などでのオスプレイ訓練を求めている。

 第2が、日米地位協定運用の見直しである。

 在日米軍兵士の犯罪に関して、来年1月1日から現行制度を改めて、未確定判決や軍の懲戒処分、不処分も日本側に通知することが義務づけられた。これまで米側の同意が必要であった被害者やその家族への開示を日本政府が行う。

 実は、この2つの条件はクリアされている。

 そこで今、関心が集まっているのは当該の名護市など沖縄本島北部地域の振興策である。具体的には、カジノ設置構想だ。2020年の東京五輪開催を控え、将来、普天間飛行場の完全移設が実現した場合、その跡地に統合型リゾートを建設するというものだ。だが、余りにも先の話である。

 そこで急浮上してきたのが、中南部のキャンプ・キンザー(浦添市)に取り合えずカジノ併設ホテルを建設するという計画である。

 米海兵隊兵站基地の同地の実態は、ショッピングセンターと広大な駐車場で占められており、来年春には第5ゲート周辺地域が返還される。

■カジノ構想が辺野古移設の成否のカギ握る

 このカジノ構想には、沖縄県選出の元・現職国会議員、地元自治体の首長経験者、地元のシンクタンク理事長、元大手新聞記者、セガサミー・ホールディングス(里見治会長)、吉本興業(大崎洋社長)、電通(石井直社長)、米国ラスベガスのカジノ最大手シーザーズ・パレスの代理人、そしてカジノ議連(国際観光産業振興議員連盟。会長・細田博之自民党幹事長代行)が深くコミットしている。

 沖縄のカジノ構想が、普天間飛行場辺野古移設の成否のカギを握っていると言っても過言ではない。

 奇しくも、11日に第1回会合が開催された「金融・資本市場活性化有識者会議」(座長・伊藤隆敏東京大学大学院教授)でも、今後、「カジノ構想」をテーマとすることを決めた。臨海副都心地区(台場・青海)でのカジノ設置を目指す東京都(猪瀬直樹知事)を見るまでもなく、沖縄ローカルの話ではなくなったのだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 共産、小泉元首相と連携も 脱原発の姿勢評価
共産、小泉元首相と連携も 脱原発の姿勢評価
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131114/stt13111416160007-n1.htm

2013.11.14 16:16

 共産党の市田忠義書記局長は13日の記者会見で、脱原発に向け安倍晋三首相に政治決断を迫った小泉純一郎元首相との連携に前向きな姿勢を示した。「考え方が大変近く一致点が多い。どういう形の力の合わせ方があるかはこれからの研究課題だ」と述べた。

 小泉氏が12日の講演で原発の「即時ゼロ」に踏み込んだことを「積極的な発言だった。われわれは(個別政策ごとに党派を超えて連携する)『一点共闘』で政治的立場が違っても力を合わせる」と評価した。


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 共産党が小泉純一郎〜細川護煕ラインと「脱原発ワンイシュー共闘」へ (低気温のエクスタシーbyはなゆー)
共産党が小泉純一郎〜細川護煕ラインと「脱原発ワンイシュー共闘」へ
http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2013/11/blog-post_2692.html

☆共産、小泉氏と脱原発で連携も 『一点共闘』、姿勢評価
(共同通信)

http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111301002113.html

共産党の市田忠義書記局長は13日の記者会見で、脱原発に向け安倍晋三首相に政治決断を迫った小泉純一郎元首相との連携に前向きな姿勢を示した。

              ↑

★小泉純一郎〜細川護煕ライン以外の「脱原発運動」(山本太郎議員や社民党がとなえる脱原発)はテレビでほとんど報道されなくなるであろうことを踏まえた上での的確な判断。
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 日本が戦争をできるようにしたい安倍首相とオバマ大統領(マスコミに載らない海外記事)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-f1e9.html

日本が戦争をできるようにしたい安倍首相とオバマ大統領(マスコミに載らない海外記事)

アン・ライト元陸軍大佐
2013年11月8日
War is a Crime

強烈な攻撃下にある日本の素晴らしい“非戦”憲法条項

第二次世界大戦終結後、敗北した日本国民の為に、ある程度は、アメリカ合州国が書いた日本憲法は、紛争を解決する手段としての戦争を否定している。日本憲法前文は、第二次世界大戦中、アジアでの日本政府の残虐な行為を認め“…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し”て、こう続けている。

“日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。”

9条にはこうある。

“日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。I前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。”

二週間前、9条“非戦”国際会議の国際講演者として私は大阪に行っていた。五年前の2008年にも、同様な会議で私は日本に行ったが、当時はジョージ・ブッシュがアメリカ大統領で、日本政府ブッシュのイラク戦争に対し、日本の自衛隊が空と海での兵站支援をすることができるようにしろと促し、日本国憲法9条の精神と意図を傷つけていた。

ブッシュ大統領主席顧問の一人、元国務副長官リチャード・アーミテージは、ブッシュ政権が、イラク戦争の為の、金融上と、軍事作戦上の負担を転嫁するのに利用したがっていた同盟“米日同盟にとって、日本の9条は障害だ”と不満を言った。

多数の日本国民の反対にも関わらず、日本政府は、アメリカ戦艦への給油用船舶と、バグダッドに物資を運ぶ兵站輸送機を提供した。2008年の名古屋高等裁判所の判決裁定では、航空自衛隊のイラクでの任務は、憲法9条に違反しており違憲となった。

オバマ政権は、日本に9条の法的根拠を“見直し”させたがっている

五年後、アメリカ大統領はバラク・オバマに変わったが、日本は9条を“改定して”、戦争放棄を辞めろというアメリカ合州国政府の要求は変わっていない。

2013年10月3日、アメリカ合州国と日本は、“日米安全保障協議委員会共同発表: 力強い同盟とより大きな責任の共有に向けて”を出した。http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2013/10/215070.htm

文書の中で、アメリカ合州国は、安倍政権の“集団的自衛権の行使に関する事項を含む自国の安全保障の法的基盤の再検討…”を“歓迎している”。言い換えれば、9条を削除する方法を考えだせば、侵略戦争への参加を不可能にしない軍事政策を日本が行えるようになるということだ。

文書で、地域における両国は、核及び通常戦力を含むあらゆる種類の米国の軍事力による日本の安全に対する同盟のコミットメント、安倍政権の“地域及び世界の平和と安定に対し、一層積極的に貢献する意図”を歓迎し、アメリカ合州国は、地域における軍事的関与を強化することを喧伝して、中国、北朝鮮や、韓国さえも不愉快にさせている。日本とアメリカ合州国は“海洋における力による安定を損ねる行動、宇宙およびサイバー空間におけるかく乱をもたらす活動、大量破壊兵器 (WMD)の拡散、人為的災害や自然災害や、北朝鮮の核・ミサイル計画を含む、平和と安全に対する持続する、及び新たに発生する様々な脅威に同盟が対処するため、引き続き十分な用意ができていなければならない。”と述べている

声明は、“中国に対し、地域の安定及び繁栄において責任ある建設的な役割を果たし、国際的な行動規範を遵守し、急速に拡大する軍事面での資源の投入を伴う軍事上の近代化に関する開放性及び透明性を向上させるよう”要求もしている

アメリカのアジアと太平洋への軍事回帰

オバマ大統領によるアメリカ合州国のアジアへの軍事的“回帰政策”によって、アメリカ合州国政府は、アメリカ合州国による日本の安全保障に対し、もっと支払うよう、日本政府への締め付けを強化している。日本は現在、アメリカ軍基地と、日本に駐留している軍事要員に対し、20億ドル以上アメリカに支払っている。事実上、日本政府がアメリカ軍に助成金を支給しているのだ。

イラク戦争が終了し、アフガニスタン戦争が段階的に縮小する中、アジアと太平洋での、アメリカの軍事演習と、戦略的兵器配備は大幅に増大した。

例えば、アメリカ合州国は、日本の基地から、長距離グローバル・ホーク・スパイ無人機の飛行を開始する。監視飛行は、2014年春から開始し、主として北朝鮮を標的にすると報じられている。更に、アメリカは、自身のミサイル防衛システムの為に、日本に新規レーダー・システムを建設する。

アメリカ合州国外部でこの飛行機の使用は最初だとされている新しいP-8 対潜哨戒機を含め、新世代のアメリカ軍兵器が日本に配備されつつある。アメリカは既にオスプレイを日本に配備しており、その存在が日本国民の抗議を引き起こしている。

2012年夏、ハワイ州沖の太平洋で、これまでで最大の軍事“演習”が、航空母艦ニミッツを含む42隻の艦船と、飛行機200機と、22ヶ国からの兵員25,000人で行われた。演習には、アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、韓国とチリの水上戦闘艦が参加した。中国は、前回の“作戦演習”では認められていた演習オブザーバーの地位から外された。

2012年、アメリカと日本は、議論の的である沖縄の海兵隊駐留を半減し、海兵隊員約5,000人のグアムへの兵力増強、海兵隊員数千人のハワイ州への配置転換と、オーストラリア全土での軍隊ローテーションを含め、約9,000人の海兵隊員を、太平洋地域全体に転進させることに合意した。4,700人から5,000人の海兵隊員が、沖縄からグアムへ配置転換となる。総費用は、アメリカと日本の軍隊によって共同で使用し得るアメリカ領、北マリアナ諸島における新演習場建設用の未定金額を含んでいる。

マリアナ諸島のパガン島とテニアン島を空爆標的として利用する可能性に対して、既に環境保護団体が抗議している。過去20年間、活動家達は、アメリカ国防省に、ハワイのカホーラウェ島と、プエルトリコのビエケス島にあるアメリカ軍射爆場の閉鎖を強いた。

日本では、市民運動が沖縄の人口密集地域にある普天間航空基地の移転を強いた。ところが、アメリカは沖縄北部の海兵隊基地に、新基地を置く計画で、沖縄沖の自然な海域を埋め立てて作られる滑走路によって、地域の独特な海洋哺乳類の生息地が破壊されることを嫌がっている現地住民による猛烈な反対運動を引き起こした。

オーストラリアでは、ロバートソン・バラックスが、アメリカ太平洋軍海兵空地任務部隊ローテーション配備の将来の基地になると報じられている。ダーウインの軍施設は、アメリカ海兵隊機動部隊の基地となり、北部オーストラリアの飛行場と演習場は、アメリカの長距離爆撃機に利用されるだろう。パースの港は、アメリカ戦艦や核兵器搭載潜水艦が寄港するだろう。オーストラリア軍は、あらゆるレベルで、地域におけるアメリカの作戦の不可欠な部分として機能すべく構築中だ。

B-52爆撃機は今年ダーウインに二度配備され、オーストラリア領ココス諸島ではアメリカ無人機基地が建設中である。アメリカ海兵隊員200人以上の二番目のローテーションが、2013年9月、ダーウインに配備され、この兵力は年間約2500人に増強する計画だ。

共同防衛施設パイン・ギャップは、1970年に、中央オーストラリア、アリス・スプリングの町近くに建設された。パイン・ギャップは、アメリカの諜報機関とアメリカ軍が運用する三つの主要な衛星追跡局の一つだ。

毎日、アメリカ国家安全保障局、中央情報局(CIA)、アメリカ空軍、陸軍、海軍と海兵隊の諜報部門と、オーストラリア諜報機関の職員達が、中東、中央アジア、インド洋、中国や東南アジアや太平洋上空を通過する際に、アメリカのスパイ衛星がパイン・ギャップに送信する膨大な量のデータを処理している。

ニュージーランドで、2012年5月、アメリカ海兵隊が、27年間で初めてのニュージーランドが参加する大規模戦闘演習を行った。戦闘演習は、1986年に ニュージーランド政府が、アメリカ海軍原子力艦船がニュージーランド海域に入ることを禁じる反核法規を成立させた後、アメリカが、ANZUS(オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ)条約のニュージーランドに対する義務を停止して以来、初めて行われた。

更に、アメリカは、沖縄の自然な海の環境に軍事空港を建設すると脅かしているが、アメリカ合州国ミサイル防衛システムとイージス・ミサイル戦艦は、イージス・ミサイル駆逐艦艦隊用母港として、巨大で不要な海軍用港湾を済州島に建設して、韓国において最も人の手が加わっていない海の環境の一つを既に破壊している。中国に近い島での新軍事基地建設は、中国政府には挑発だと見なされている。

私は済州島を2010年に訪問し、2013年10月にも再訪した。http://www.opednews.com/articles/America-s-Destructive-Pivo-by-Ann-Wright-American-Facism_American-International-Group_Asia_Disaster-131017-130.html

この様な美しい地域に不必要な海軍基地が建設されるのを見るのは胸が張り裂ける思いだった。済州島の活動家は基地建設反対で非暴力戦術を使っているが、韓国政府は韓国本土から何千人もの警官と軍隊を飛行機で送り込み、多数の活動家を逮捕し、投獄した。

フィリピンで、アメリカ合州国は、軍事基地に対するより広範なアクセスを得る為の交渉の最中だ。ローテーション駐留増強(IRP)協定と呼ばれる新安保協定は、米-フィリピン共同軍事演習の為、アメリカ軍がフィリピン国内で定期的にローテーションすることを可能にする。この協定は、アメリカ軍が使用する兵器を、アメリカ合州国がフィリピン軍事基地に事前に展開配備するのを可能にするものだ。米フィリピン演習の頻度は、アメリカ軍がほぼ継続的にフィリピン駐留するようになる程にまで増大しかねない。アメリカ軍は、国民の抗議運動を受け、1992年以降フィリピンから撤退していた。伝統的にフィリピンが所有するとされる土地を巡る中国の所有権主張が新たな米フィリピン関係を加速した。

延期になったオバマ大統領訪問では、フィリピンが、アジア-太平洋地域に11ヶ国の自由貿易圏を樹立し、こうした国々の国内産業を骨抜きにする未曾有の権限を国際企業に与えるべく提案されている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加入する計画を固める予定だった。

中国は脅威だろうか?

アメリカ合州国は、地域における中国の経済力・軍事力増強に対応すべく、アジアへの軍事関与を大幅に強化している。一方、中国軍の1290億ドルという支出も、アメリカ合州国が使っている6280億ドルと比べれば小さく見える。軍装備品の比較で、アメリカ軍の力の優位性をはっきり示している。アメリカには、10の海上軍事基地(航空母艦)があるのに対して、中国は一隻だ。アメリカには、15,293機の軍用機があるが、中国は5,048機だ。6,665機の軍ヘリコプターに対し、中国は901機だ。アメリカと中国の軍人数の大きな格差は印象的だ。人口1,344,130,000人の中国では、現役軍人は、2,285,000人で、予備役は800,000人だ。アメリカ合州国の人口は中国の四分の一以下で、313,847,500人だが、現役軍人は、1,478,000人で、予備役は1,458,500人だ。http://www.globalfirepower.com/countries-comparison-detail.asp?form=form&country1=United-States-of-America&country2=China&Submit=Compare+Countries

中国マスコミによれば、中国海軍には、潜水艦が70隻あり、その内10隻は原子力推進だ。少なくとも、その内4隻は、それによってアメリカ合州国に対し、中国が初めて戦略的抑止力と報復能力を得た核弾頭搭載JL-2ミサイルを発射できる。’
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2484334/China-boasts-new-submarine-fleet-capable-launching-nuclear-warheads-cities-United-States.html#ixzz2jVzjmJmQ

アメリカ合州国には、73隻の原子力潜水艦があり、さらに3隻が建造中で、4隻が発注済みだ。オハイオ級弾道ミサイル搭載潜水艦が14隻、オハイオ級誘導ミサイル潜水艦が4隻、バージニア級攻撃型潜水艦は、7隻あり、更に3隻が建造中で、4隻が発注済みで、シーウルフ級攻撃型潜水艦が3隻と、ロサンゼルス級攻撃型潜水艦が43隻と、予備が2隻だ。http://en.wikipedia.org/wiki/Submarines_in_the_United_States_Navy

アメリカ合州国は現在、射程距離が、陸上から発射された場合には15,000キロ、原子力潜水艦から発射された場合には12,000キロの核兵器とミサイル兵器5,113発の備蓄を保有している。http://en.wikipedia.org/wiki/Nuclear_weapons_and_the_United_States

2011年、ジョージタウン大学が、中国は3,000発もの核弾頭を保有していると推計したが 、2009年、アメリカ科学者連盟は、中国には、わずか240発の核弾頭しかないと推計している。http://en.wikipedia.org/wiki/People%27s_Republic_of_China_and_weapons_of_mass_destruction

2011年に、中国は防衛白書を刊行したが、最小限の抑止力維持という核政策と、核兵器“先制不使用”政策を採用した最初の核兵器保有国となったこと、公式に非核国に対して、核兵器を使用しないという誓約を繰り返している。中国による、4基の新たな核兵器搭載可能な弾道ミサイル配備は国際的な懸念を引きおこしている。http://www.nti.org/country-profiles/china/

2013年10月3日“日米安全保障協議委員会共同発表”で述べている通り、アメリカ合州国は、核兵器を含めた“あらゆるオプション”を維持し続けている。

キャロライン・ケネディ新駐日アメリカ大使はオバマの政策に異議を申し立てるだろうか?

アメリカ合州国は間もなく新大使を日本に派遣する。

ジョン・F・ケネディ大統領の娘、キャロライン・ ケネディが、日本におけるアメリカ帝国主義の新たな顔となる。一個人として、キャロライン・ケネディは、アメリカのイラク戦争には反対だと語っている。

重要な問題は、独自で重要な憲法9条の“非戦”条項を維持したいという日本国民の願いを、彼女が認識し、オバマ政権に、それを傷つけないよう説得するかどうかだ。

そうすることは、父親の著書“勇気ある人々=原題Profiles in Courage”の最新版に盛り込むに値する、アメリカ大使として、素晴らしく勇気ある政治行動だ。

アン・ライトは、アメリカ陸軍に29年間勤務した退役軍人/陸軍予備役である。彼女は陸軍大佐で退役した。彼女は、アメリカ外交官としても、16年間、ニカラグア、グレナダ、ソマリア、ウズベキスタン、キルギスタン、シエラレオネ、ミクロネシア、アフガニスタンとモンゴルのアメリカ大使館に勤務した。2003年に、彼女は、イラク戦争に反対して、アメリカ国務省を退職した。

記事原文のurl:warisacrime.org/content/japanese-prime-minister-abe-and-president-obama-want-japan-be-able-wage-war

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アン・ライトさんと同じことを考えながら、新大使着任United航空機着陸画面を眺めていた。

「異神や、あいつらや、民主党の右翼政治屋らが野党再結集を目指す」という様な趣旨の記事を目にした。国語辞書をみれば、野党とは、もちろん現在政権を担当していない政党とある。表記に虚偽はない。しかし、アメリカ二大政党ではないが、どちらの党が政権をとっても、代わり映えのしない政治しかしないのであれば、野党なるものが政権に返り咲いても、国民の多数にとって意味は皆無。支配者にとってのみ、意味ある制度・政党だ。

異神、やつら、民主党の右派、所属こそ与党ではないだろうが、主張は与党自民党が言いにくい極端な売国的政策の掩護射撃としか思えない。実質は自民党外応援団。頭の中で「自民党の野外応援団が、エセ野党再結集を目指す」という見出しに読み変えさせて頂いた。大本営広報部が散々煽って小選挙区制を導入し、二大政党化を推進した。その結果が現状だ。牛肉に脂肪を注入する加工肉により、死者も出たようだ。しかし虚偽宣伝で、国民の運命をここまで歪めておいて、人様の虚偽表示だけ追求はないだろう。

徳洲会選挙違反事件、TPPによる日本医療制度完全破壊の邪魔になる組織を標的に攻撃しているのだろう、と妄想して眺めている。
入院患者が誤診で続々亡くなったり、ぼったくりで多数の病人が破産させられたりした、ということで、追求され、組織破壊されるのならわかるが。
ぼったくりで多数の病人が破産させられるのは、これからだ。徳洲会によってではなく、徳洲会を潰しにかかっている権力者諸氏によって。

植草氏の事例を見ていて、追求側組織が正しく、その組織に狙われ、政治的・社会的に抹殺された人々が悪人だとは、全く思わなくなった。逆こそ真。

東京電力福島原発事故の被災者の方々に対し、国が総力をあげて行っている行為こそ、自民党、公明党、エセ野党がTPPや、集団自衛権推進で、行っている国家反逆行為こそ、本格的捜査に値するだろう。政治家や官僚や学者や、原発メーカーや、東電を、国民の人権侵害、虚偽申告等のかどで調査してくだされば、素晴らしい組織と認めるのにやぶさかではない。

虚偽表示報道、今度は「羽毛布団と誤表記」「施工不良」だという。馬鹿らしくて、笑う気力もでない。どうでもいいことだけ熱心に報道する大本営広報部こそ虚偽表示の見本。小学生の学級新聞レベル。あの頃は、もう実にどうでも良いことを、ガリ版に書いて喜んだものだ。それでも、教師に関するゴマスリ記事だけは書かなかった。

いくら大本営広報部の紙媒体を読んで見ても、洗脳番組を見ていても、特定秘密法案の悪辣さを、TPPの悪辣さを、集団自衛権の恐ろしさを、本格的に報道しているものは見当たらない。
大本営広報については、メディア・リテラシー教育などありえまい。あるとすれば、「見るな!」につきる。

アン・ライトさんの講演、IWJが伝えている。
会員でなくとも、ダイジェスト動画は視聴できる。会員であれば、1時間25分ほどの講演や、前後の催しも見ることができる。
講演開始に際し、ご本人と通訳、お二人、ハウリングに悩んでおられる。

2013/10/16 【京都】憲法を活かし 世界に平和を アン・ライトさん(元米国上級外交官、元陸軍大佐)と語る会

 2013年10月16日(水)18時半より、京都市中京区のハートピア京都で「憲法を活かし世界に平和を アン・ライトさんと語る会」が行われた。元米陸軍大佐で外交官も務めたアン・ライト氏は2003年イラク戦争に反対して抗議の辞任をし、その後、人権擁護・平和運動を続けている。13日には大阪で行われた「9条国際会議」にも出席した。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/392.html
記事 [政治・選挙・NHK156] 小泉純一郎元首相の「脱原発」発言を小沢一郎氏が評価 「冷静に日本を考える人であれば、たいてい行き着く」
小泉純一郎元首相の「脱原発」発言を小沢一郎氏が評価 「冷静に日本を考える人であれば、たいてい行き着く」 (The Huffington Post)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/05/koizumi-ozawa_n_4049157.html

投稿日: 2013年10月06日 08時36分

小泉純一郎元首相の「脱原発」発言に、かつての仇敵が賛意を示した。「生活の党」を率いる小沢一郎代表が、10月2日の会見で「冷静に日本を考える人であれば、たいてい行き着く結論だろう」と評価したのだ。1993年に小沢氏が自民党を離党して以降、立場は与野党で真逆ながら日本の政界をリードしてきた2人が奇しくも同じ結論に達した。

小泉元首相は現役時代には原発を推進していたが、今年に入ってから「脱原発」発言を繰り返している。9月27日に、みんなの党の渡辺喜美代表と会談した席で「安倍首相は脱原発のリーダーシップを取るべき」と発言。10月1日には、名古屋市内での講演「核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任」と述べて、脱原発への政策転換を訴えた。

これに対し、2006年当時は民主党代表として小泉政権に対峙していた小沢一郎氏。2009年では念願の政権交代を成し遂げたものの、消費税増税をめぐって離党。現在は所属する国会議員わずか9人の「生活の党」で「原発ゼロで経済成長を実現する」と脱原発を訴えている。9月21日には、「もう一度、自民党に対抗できる政権の受け皿をつくりたい」と、再度の政権交代に夢をつなぐ。

果たして「脱原発」というキーワードが、小泉氏と小沢氏というかつての仇敵を結びつけ、新たなる政界再編のきっかけとなるのかどうか。生活の党が、ニコニコ動画にアップしている記者会見の動画によると、会見での東京新聞の記者との詳しいやり取りは以下の通りだ。

−−最近、小泉元総理が脱原発について「政治が決断すれば一気に進むものだ」と発言していますが、生活の党の政策とも近いと思うのですが、この点についてどうお感じですか?

「小泉氏とは別に話し合うわけではないので、どういう心境の変化か私には分かりませんけども、彼も総理大臣を経験して、大きな、あるいは高い立場から冷静に考えた場合に、この福島の原発事故を契機にして、『原子力はやめることにした方がいい』という思いに至ったんだと思います。

冷静に日本の現状と将来を考える人であれば、たいてい行き着く結論だろうと思います。特に事故の対応については、私どももずっと機会のあるたびに言っておりますが、全く放射能の封じ込めができていない。

一生懸命、いい加減な話をして事実を隠しておりますけども、段々と隠し切れなくなってくるのではないか。そのときは、かなり福島県そして日本にとって悲劇だと思いますけども、そのことを現実の政治の場を離れて、冷静に見た場合にそういう思いに至ったのではないかと思います」


なお、民主党の仙谷由人元官房長官は、小沢氏とは対照的に小泉発言を批判している。10月5日放送のTBSの番組の中で、次のように言葉を荒げた。

「自民党が東京電力を中心としたお粗末な原発推進体制を作ってきたことへの反省がない限り、結論だけを言ってウケを取るのは唐突で、いかがなものか」

(MSN産経ニュース 民主・仙谷氏が「脱原発」発言の小泉元首相を批判 2013/10/04 17:34)

【※】小泉氏も小沢氏は実はおない年。1942年生まれで71歳です。90年代以降の政治の台風の目だったベテラン政治家と元政治家の2人が、現在は「脱原発」という同じ結論に達したことを皆さんはどう考えますか?コメント欄にご意見をお寄せください。

http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 「特定秘密保護法案」に不自然な“穴”。外国人スパイには罰則なし?(週プレNEWS)



「特定秘密保護法案」に不自然な“穴”。外国人スパイには罰則なし?
2013年11月13日(水)10時0分配信  週プレNEWS
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/playboy-20131113-23073/1.htm

現在、衆議院で審議中の「特定秘密保護法案」。行政機関の長(大臣、長官)が指定した特定秘密となる対象――防衛、外交、テロ活動防止、安全脅威活動の防止に関する事項のうち、特に秘匿にする必要があるもの――を漏らしたり、知ろうとした人に対し重罰を科すことが可能になる法律だ。

近隣諸国との緊張、そして高度な情報戦が続く現在、日本の安全保障を確かなものにするには必要不可欠な法律といわれている。

一方で、国民の「知る権利」を脅かす可能性もあるだけに、この法案が成立に向けて本格始動した当初は、マスコミも騒いでいた。だが、菅(すが)官房長官や法案成立を進めるプロジェクトチームの座長である町村元官房長官らが「取材する側は罰しない。報道の自由は守る」旨の発言をしてからは、すっかりトーンダウンしてしまった。

自分たちの安全が確保されたからなのか、それとも記者クラブという“既得権益”を手放したくないという事情なのか、いずれにせよ、国民に法案の危険性が伝わる機会は大きく減少してしまった。

しかし、「取材する側は罰しない」などということが本当にあるのだろうか。この法案に詳しい弁護士のK氏が解説する。

「特定秘密保護法案の罰則規定に、『欺(あざむ)きによる特定秘密取得は懲役10年以下』とあります。

※罰則――「故意、過失による漏洩→懲役10年以下」「欺き、脅迫、暴行などによる特定秘密取得→懲役10年以下」「故意の漏洩未遂と取得行動未遂、共謀、教唆、煽動も懲罰対象

例えば国家公務員を取材する場合、漏洩する側は懲役10年ですから、普通はリスクを冒してまでしゃべりませんよね。アメリカの元CIA職員、スノーデン氏のように祖国も家族も捨てる覚悟で証言する人などめったにいないでしょうから。

しかし特定秘密保護法案の成立後は、何が特定秘密に指定されたのかさえも非公開なのですから、取材する側にとってはどうしても知りたい情報なのです。ニュースバリューが絶大な、記者人生を左右するようなスクープですから。となれば、絶対に口外しないからとウソをついたり、世間話を装って取材したり、記者である身分を隠して話を聞いたりなどするしかないのが現実でしょう。そのような取材方法は当然、欺きによる特定秘密の取得に当たるので厳罰となります」

K弁護士が続ける。

「さらにこの法案には非常に不自然な“穴”があります。なんと外国人による特定秘密の取得に関して、罰則規定が一切ないのです。これがアメリカの意思によるものだと断言することはできませんが、故意に作られた穴であることは確実だと思います」

この「特定秘密保護法案」の成立には、アメリカの圧力がある?

「このままでは日本ばかりが外国の機密を守る義務が生じて、日本の機密は他国に奪われ放題という悲惨な状態に陥ってしまうと思います……」(前出・K弁護士)

■週刊プレイボーイ47号「『特定秘密保護法』が逆に日本の国家機密をだだ漏れにする!」より






http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/394.html
記事 [政治・選挙・NHK156] 特定秘密保護法案―成立ありきの粗雑審議 朝日新聞社説 
特定秘密保護法案―成立ありきの粗雑審議
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_gnavi
2013年 11月 16 日(土)付 朝日新聞社説


 特定秘密保護法案の審議が衆院の特別委員会で続いている。自民、公明の与党は、来週中に衆院を通過させる構えだ。

 審議を聞くにつけ、この問題だらけの法案を、こんな粗雑な審議ですませるつもりなのかという疑念が募るばかりだ。

 あぜんとするしかない答弁があった。

 法案担当閣僚の森雅子氏が与党議員の質問に、「さらなる改善を今後も、法案成立後も尽くしていく努力もしたい」と答えたのだ。これでは法案に欠陥があるのを自覚しながら、まずは成立ありきの本音を認めたのと同じではないか。

 菅官房長官は記者会見で、「法案成立後、運用の段階で不断の見直しを行っていくのは、ある意味で当然のこと」と森氏をかばった。

 だが、国民の権利を制限し、民主主義のありように大きな影響を与えかねない重要法案である。そんな一般論で片づけるのはあまりに強引だ。

 森氏の答弁には、ほかにもぶれが目立つ。

 秘密漏洩(ろうえい)で報道機関が強制捜査の対象になるかと問われ、森氏は「ガサ入れ(家宅捜索)が入るということはない」といったんは明言。ところが谷垣法相は「具体的事例に即して検察が判断すべきものだ」と答えた。

 また、この法案作成にからむ政府文書がほぼ全面墨塗りで開示されたことに対し、野党議員が全面開示を求めると、森氏は「開示できると思う」。これには内閣官房の官僚がすぐさま「検討する」と言い直す。

 どちらが政府の見解なのか、わからない。いずれにせよ、その場しのぎの答弁と言われてもしかたあるまい。

 来週中の採決をにらみ、与党は日本維新の会などとの間で修正協議に入っている。

 与党は、秘密指定の期間を「原則30年」とする程度の譲歩には応じる構えだ。とはいえ、外部からの検証メカニズムがないまま、実質的に官僚の裁量で幅広い情報を秘密に指定できるという法案の骨格を動かすつもりはなさそうだ。

 修正したとしても、残り数日間の審議で採決しようというのでは、乱暴きわまりない。

 与党は野党の要求を聞き入れた、野党は与党に法案の欠陥を認めさせた。こんなことを示す国会戦術のための微修正なら、まったく意味はない。

 それではすまない重たい問題をはらんだ法案だ。この短い臨時国会で議論が尽くせるわけがない。ここはやはり、廃案にするしかない。


         ◇

特定秘密保護法案―身近な情報にも影
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_gnavi
2013年 11月 16 日(土)付 朝日新聞社説


 国家秘密なんて大それたものに自分がかかわることはまずない。特定秘密保護法案は遠い世界の話だ。そう考えている人は多いのかもしれない。

 でも、本当にそうだろうか。この法案は、一歩間違えれば生活にかかわる情報が市民に明かされなくなる危険をはらむ。

 法案のいう「特定秘密」には「テロ防止のための措置」が含まれる。重要施設への警察の警備態勢などがこれに当たる。

 問題は、テロ防止の必要性をもちだせば、何でも秘密にされかねないことだ。

 今でもこんなことがある。

 電磁波による健康被害を心配した神奈川県鎌倉市の市民が、携帯電話の中継基地局の場所の公開を求めた。市は昨年、「破壊活動を誘発する恐れがある」として非開示を決めた。

 社会の基盤となる施設を守る必要はわかるが、外から見える施設である。これで法案が通ったら、全国でどれだけ多くのインフラ情報が伏せられるのか。

 国がテロを防げと情報秘匿を強めれば、自治体も住民への周知よりセキュリティー優先に傾く。法案は自治体の情報公開を後退させ、やみくもな情報隠しを招きかねない、と情報公開に詳しい弁護士らは懸念する。

 原発や基地に限らず、さまざまな生活インフラにも事故や健康被害のリスクはある。市民生活と無縁ではない。

 警察情報を除けば、自治体の持つ情報は「特定秘密」には当たらない。が、多くの自治体の情報公開条例には、法令の定めや国の指示があれば情報を非公開にできる規定がある。

 秘密保護法に対応するため、自治体が条例にテロ防止関連の規定を新設する可能性もある。

 国が秘密にするつもりのない情報まで自治体が伏せてしまう「過剰反応」も起こりうる。

 前例がある。個人情報保護法ができたときだ。災害時に自力で逃げられない要援護者の情報を、消防や自治会に提供しない自治体が問題になった。

 このときは国が過剰反応を防ぐよう自治体に通知したが、今回は国が自ら秘密のハードルを下げるとは期待できない。そもそも何が秘密にあたるか例示もろくにしていないのに「そんなことまで秘密にしなくていい」と啓発のしようもない。

 情報は本来、社会のみんなのためにある。大原則は公開であり、秘密が許されるのは安全上やむをえない場合に限られる。

 この法案はその原則と例外をひっくり返し、秘密の範囲を際限なく広げかねない。そこに根本的な欠陥がある。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 鳩山由紀夫元首相が香港で日本の対中侵略を謝罪 (人民網日本語版) 
鳩山由紀夫元首相が香港で日本の対中侵略を謝罪
http://j.people.com.cn/94474/8457839.html
「人民網日本語版」2013年11月15日


 香港紙・文匯報によると、日本の鳩山由紀夫元首相はこのほど香港城市大学から名誉法学博士号を授与され、13日に同大で講演した。鳩山氏は日本軍による中国侵略時の残虐行為について2度にわたり謝罪。たとえ戦争中でも受け入れることのできない残虐行為であり、日本の市民として、中国の人々に謝罪する義務があると表明した。中国新聞網が伝えた。

 鳩山氏は、東アジア共同体の展望について英語で講演。日本による中国侵略時の残虐行為について2度にわたり謝罪した。鳩山氏が謝罪の言葉を述べると、会場は鳴りやむのを待たねばならないほどの拍手に包まれた。

 鳩山氏は「私は南京大虐殺記念館を見学して、多くの歴史事実に身をもって向き合った。写真から日本軍が南京市内で罪のない市民を殺害したことを目にし、当時日本メディアがこうした残虐行為をいかに『称賛した』のかもわかった」として「日本の市民として、改めて謝罪したい」と述べた。

 鳩山氏は「たとえ日本軍に惨殺された中国人が1人だけだったとしても、日本側は国が戦争中だったことを言い訳にしてはならない。こうした残虐行為はたとえ戦争中でも受け入れることはできない」と指摘。「日本は戦争を永久に放棄すると宣言し、国家間の論争をはっきりさせるとともに、非軍国主義を世界中に広める義務がある」とも述べた。(編集NA)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 関税撤廃 米強硬 TPP コメ除き要求(東京新聞)-米国「コメだけは見逃してやる」
「関税撤廃 米強硬 TPP コメ除き要求

環太平洋連携協定(TPP)交渉で、米国が日本に対し、コメだけを除いて関税の完全撤廃を求めていることが分かった。麦や牛肉などの関税維持を「聖域」としている日本はこの要求を拒否したものの、米側は強硬な姿勢を強めている。
 米通商代表部(USTR)のフロマン代表は十四日、米国で講演し、「困難な決断が必要だ」と農業分野での日本の譲歩を迫った。十二日に来日したルー財務長官もフロマン氏の依頼で甘利(あまり)明TPP担当相と面会。農産品を含めて関税を撤廃するよう要求した。
 日本側は「米国は農産品の関税撤廃の政治的な難しさを理解していない」(甘利氏)と反発しつつ、コメについては一定量を義務的に輸入する「ミニマムアクセス(最低輸入量)米」の拡大を検討するなど落としどころを探る。ただ、米国は自動車の市場開放も強硬に求めており、日米の対立は続いている。
 米国が強硬な態度を続ける背景には、妥協して米国企業の「うまみ」が減れば、米国内の批判が強まるとの懸念がある。これまでの交渉でも、新薬の特許保護期間の延長など自国産業の利益を広げるための主張を曲げず、新興国を中心に反発が強まり交渉は難航してきた。
 ただ、米国議会は下院が野党・共和党が過半を握るねじれ状態で、不安定な政権運営が続く。求心力を強めるためにも、オバマ大統領は一月の一般教書演説でTPP妥結をアピールする狙いがあり、年内妥結に強くこだわる。このため「関税と自動車以外の分野では、米国にようやく譲歩しようという兆しが見えてきた」(交渉関係筋)という。
 各国交渉団は十九日から二十四日まで米国で首席交渉官会合とすべての作業部会を開き、目標とする年内の決着に向けて条文案を練る。交渉官は可能な限り、二十四日以降も残って協議する。日米は年内妥結に向けて協力する方針では一致しているが、米国を含む各国が日本に農産物市場の開放を迫っており、日本は厳しい立場に追い込まれている。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013111602000122.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 「首相と小泉氏、会談を」 原発政策めぐり石破幹事長(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131116/plt1311161422000-n1.htm
2013.11.16


 自民党の石破茂幹事長は16日のテレビ東京番組で、即時原発ゼロを主張する小泉純一郎元首相と安倍晋三首相が「どこかで話をしないといけない」と、両者に会談を促した。

 放射性廃棄物の最終処分場に関し、国が主導して選定すべきだとの考えを示した。「『どこかやってくれるところは手を挙げてください』というやり方では駄目だ。国がこの場所であれば最終処分が可能だと示し、国がお願いしないといけない」と述べた。

 原発の再稼働については「原子力規制委員会の新規制基準をクリアすれば動かす。原発が動かないことで日本経済は疲弊する」と強調した。


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 猪木氏、元気があっても何もできない!? 軽率な振る舞いに批判殺到(産経) 
参院本会議を終え、記者団の質問を受ける日本維新の会のアントニオ猪木議員=13日午前、国会内(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131116-00000515-san-pol
産経新聞 11月16日(土)11時45分配信


 今、国会内ではやっている言葉がある。日本維新の会のアントニオ猪木参院議員でおなじみの、「元気ですかーっ。元気があるならなんでもできる」だ。

 15日、衆院厚生労働委員会で社会保障プログラム法案が強行採決されたとき、「反対、反対」と委員長席にかけ寄る民主党の山井和則元厚労政務官がテレビの中継にしきりに映り込んでいた。

 それを見ていた維新の幹部が、委員会を終えて国会内の廊下を小走りしていた山井氏に「元気だねえ。元気があったから法案もできたんだよね」と嫌みたっぷりに声を掛けると、山井氏は浮かない表情を見せるしかなかった。ただ、そんなフレーズも今後、しばらくは「封印」されることになりそうだ。

 猪木氏が、参院の許可なく北朝鮮に渡航していたことで維新から50日間、つまりは年末までに、党員資格を停止するとの処分を受けたからだ。しかも、党副幹事長職も50日間、離れる。猪木氏は周辺に「副幹事長だったのは知らなかった」とうそぶいていた。維新執行部は引き留めもかなわず、渡航させてしまった。猪木氏一人のグリップもままならない維新のガバナンス(統治能力)の欠如にはあきれるばかりだ。

 その猪木氏は7日、北朝鮮から帰国した。直後に羽田空港で応じた記者会見では、参院による厳しい処分が迫っていると分かっていながら、なぜか、記者団のマイクを奪うと「元気ですかーっ。元気があれば何でもできる」と第一声を上げた。すぐそばでみていたが、ほおは紅潮し、テンションも高い。思わず虚を突かれて、後ずさりしてしまった。

 訪朝の目的はスポーツ交流だったとしきりにアピールしていた。しかも、「18年ぶりに国会に戻ってきたが、今の若い議員は猪木の歴史を知らない。猪木のキャラクターを丁寧に説明したい」と、処分なんてどこ吹く風だった。

 与野党5党が参院に懲罰動議を提出の構えを見せたことにも、「本当は『バカヤロー』と燃え上がるところです」と言い出す始末。猪木氏のペースで会見は終わった。

 いつもなら「闘魂」をイメージした赤いマフラー姿だが、その日は緑色だった。「本当は赤で来ようと思ったけど、燃え上がるとヤバいからね。暴言を吐くかもしれないから」。訪朝が自己満足と単なるパフォーマンスでしかなかったことは明々白々だった。

 平成6年に訪朝して以来、渡航は27回目。翌年に平壌でのプロレスイベントを成功させて以後、日朝の、また、南北を結ぶかけはしとなってきた。

 ただ、それが拉致被害者の救出にどれだけつながっているかは疑わしい。北の要人との会談で拉致問題を「ちょっとは話をした」とは明かしていたが、「内容は被害者家族に言わないでといわれていたので、いえません」とだんまりを決め込んだ。

 そんな軽率な振る舞いに、タレントのデビィ夫人はブログで「平和交流をしたいのならば、きちんとした手順を踏むべき。国会議員になったからには国のルールに従うべきだ」と批判していたが、まさにその通りだ。週明けにも参院懲罰委員会で処分内容の審議が始まる。「針のむしろを歩いている感じがする」と、13日に参院本会議で懲罰動議が可決されてようやく事の重大さを悟った猪木氏。近ごろは元気もなくなっているようだ。ついには、同僚議員からとどめを刺すひと言が飛んできた。

 「元気があれば何でもできるっていうなら、拉致被害者を全員救出してきてほしい。元気があっても何にもできないじゃないか!」

 猪木氏はどう受け止めるのか?(村上智博)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK156] TPP本交渉は“噛ませ犬”の疑惑 並行する日米二国間協議の忖度外交で解決済み (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/fe6d914ae3985dc82ccfc2a28a3ceba9
2013年11月16日

 どうも前ぶれ高らかだったTPP交渉に暗雲が立ち込めてきているようだ。TPPの妥結を前に、かんぽ生命がアヒルに白旗上げたり、JAの万歳章会長が経団連のモンサント・米倉の手をしっかり握りしめたりと恥も外聞もない出来事が起きている。TPP交渉の席上では、米国を除くシンガポールや豪州が“コメを含む農産品や工業品の関税の全撤廃を要求している。遅れて来てやってきた鴨ネギ日本をなぶり殺しにしようと弄んでいる。

 しかし、TPP交渉の席に就いている、肝心の米国通商代表部の連中が表見代理人である可能性が出てきた事実は大きい。米国上下院では、各政治圧力団体の大抵抗が凄まじく、議員の態度が右往左往する事態になっている。≪米議会下院民主党の議員有志は13日、下院民主151人が通商一括交渉権(TPA)をオバマ大統領に与えることを支持しないとする書簡を大統領に送付した≫と読売新聞があっさりと報道しているが、下院で民主党151議席、共和党22議席の議員が、オバマに付与する“ 通商一括交渉権(TPA)”に拒否姿勢を示したことは大きな問題だ。まだ旗幟を鮮明にしていない議員も多く、増加する可能性が強い。

 “ 通商一括交渉権(TPA)”とは、貿易促進権限とも呼ばれ、以前には” ファスト・トラック権限“と呼ばれていたものと同様である。大統領に交渉の権限を一括で与え、個別内容の修正を求めずに、その是非は、一括承認するか不承認とする事にする権利。ただ、今回のTPP貿易協定の中身は、貿易と云うより、国のあり方全体に網を掛けるような協定であるため、大統領に全部お任せ出来るような貿易協定でない点が、米国議会では問題になっている。しかも、日本でも問題になっているように、何が、どのように話され、どのような結論に至るか、秘密秘密のパレードなのだから、気味が悪くて仕方がない。そんな協定の交渉権限を、一大統領に、すべてを委ねるなどは、国会議員として、無責任過ぎるし、職務放棄と蔑まれるべき行為だというのが、彼らの主張である。

 肝心かなめの、オバマの足元が崩れかけているのだから、交渉の席に就く交渉官たちの心もそぞろだろう。官々諤々、自分のディベート能力を花開かせ、次なるステップの踏み台にしようと望んでいる官僚らにとって、議論のすべてが、無かった事になりましたじゃ、泣くに泣けないに違いない(笑)。しかし、そうなる可能性もかなりある。また、オバマに“ 通商一括交渉権(TPA)”が付与されたとしても、議会が一括で拒否することも大いにある。それは良かった、これでTPPはお流れだ、と思ったら、それは大間違いでもある。そこが、今回のTPP交渉の悩ましい部分なのである。

 TPPお流れで、なんの問題もなくなると言いたいところだが、このような事態を想定、織り込み済みのオバマ政権は、TPP交渉以前から、日米二国間協議に着手している。昔、日米構造協議とか年次改革要望書などと呼ばれた一方的交渉と同様な交渉が、TPP交渉と並行するかたちで、TPP日米並行協議が行われている。この双務性を持たない“片務的”協議自体は王と下僕の話し合いのようである。これが残されている。この交渉と並行的に、安倍政権は、霞が関が得意中の得意とする“忖度外交姿勢”を発揮し、早々と米国から文句を言われないように、国内の受け入れ態勢の準備に入っている。故に、TPPが流れても、日本の危機だけは続くのである。以下のコラムが詳しく説明している。


≪ 片務的なTPP日米並行協議の問題点

1. 結局日米二国間協議の場に引きずり出された日本

  西側自由主義経済圏の中では依然として米国に次いで第2位の経済力を持つ日本が米国と協力して国際的な自由貿易体制の強化を図ることは一般論として 重要である一方で、TPPを含む貿易交渉はそれぞれの国の実利に基づいた虚々実々の経済戦争である側面を忘れてはならない。経済力も交渉力もないような小国が米国のような強い国の主張に抗えないというような冷徹な現実はあるが、交渉参加国の中で米国に次ぐ群を抜いた経済力を持つ日本は小国のような扱いを受けるべきでなく、相手側の要求に対して防戦一方にならずに日本側としても相手国から得るべきものはしっかりと主張して獲得することこそ真の意味での「国益を守る」ことにつながる。

 TPP参加の可否をめぐる議論の中で、「市場自由化の実利を日本としても期待できる大きな国内市場を持つ米国との間で、韓国のように二国間自由貿易協定を結んだ方が良いのではないか。」逆に言えば、「わが国の市場が一方的に開放されるだけで、わが国にとっては相手国から得る実利を期待し得ないニュー ジーランド(NZ)のような国にTPPを通じて我が国の市場を開く必要があるのか。」という議論があり、これに対する反論として、「米国との間の二国間交渉では非常に厳しい交渉が予想されるので、こうした一対一の厳しい交渉を避けるためにも、TPPという多数国間の交渉の場に参加して、日本と利益を共通とするような国(例えば、乳製品におけるカナダ等)と連携して交渉した方が良い。」という意見があった。つまり、本来日本との二国間交渉であれば受け入れる必要もないようなNZ等の国からの要望を受け入れてまでも、米国との一対一の真剣勝負を回避するためにTPP交渉に参加したという思惑も動機としてあったのである。

  以上のような本来不必要なNZ等への譲歩を行ってまでも、米国との二国間交渉を避けたかった日本であったが、結局我が国のTPP交渉参加の許諾を米国から得る条件として、TPP交渉と並行して米国との間で米国の関心分野である自動車、保険、衛生植物検疫措置(SPS:農業)等の非関税障壁について二国間で協議を行い、合意した内容はTPP発効と同時に法的拘束力を持った協定等によって実施されることとなった。

2. 一方的・片務的な日米協議の協議事項

 8月7日から9日にかけて開催された第1回の日米協議の内容の詳細は明らかにされていないが、協議事項はすべて米国側関心事項に沿ったものであり、 日本側から米国に対して、是正を求めるような事項が含まれていない、明らかに一方的・片務的な交渉である。米国の不公正貿易措置については、既に過去のコラムで指摘したとおり、毎年経済産業省が取りまとめている「不公正貿易白書」の中で細かく指摘されており、一例を挙げれば、WTOの場で米国の敗訴が確定している「バード修正事項」の問題について、米国がWTOの決定に従った是正措置を取らないために我が国がWTO協定に基づいて発動している対抗措置を本年9月1日からさらに1年延長することを8月2日に決定したばかりである。こうした米国側の不公正貿易措置について日本側から一切取り上げることができずに、一方的に米国側の関心事項について防戦を余儀なくされるというのは、対等な貿易交渉とは言えないし、政府首脳部が口にする「攻めるべきは攻め、守るべきは守る」という図式が、少なくても米国に対しては一切成立していないことを明白に物語っている。

3.いくつかの具体的に懸念される事項

(1)自動車交渉

 自動車貿易については、相互の市場の更なる開放を進めてWin=Winの関係を構築できるTPPのモデルと本来なりうる分野である。しかし、日本の TPP参加に最も反対する米国の自動車業界の強い要求を受けて、米国市場の開放については、現在日本車にかけられている米国の高関税については「TPP交渉における最も長い段階的な引き下げ期間によって撤廃され、かつ最大限に後ろ倒しされる」一方で、日本市場については、米国車に対する「非関税障壁」が存在することを前提に広範な分野で米国の改善要求に沿った交渉が進められることを日米事前協議の場で既に認めさせられている。

 つまり米国は失うものが一切ない一方的・片務的交渉である。さらに、本年4月には、日本政府は販売台数が少ない輸入自動車のために特別に設けられた簡易な認証制度である輸入自動車特別取扱い制度(PHP)の対象となる一型式あたりの年間販売予定上限台数を2,000台から5,000台に引き上げることを決定させられている。自動車協議の米国側関心事項の詳細を論ずるスペースはないが、最も問題と考えられるのが、米国と比べて我が国の方が進んでいる自動車の環境性能・安全に関する基準に ついて両国の調和を図るとされ、さらにこのような規制を新たに講ずる際に「透明性」の確保として、新たな規制措置の事前通知、意見を表明する機会の保証、 新たな規制に対応するための合理的な期間の確保などを求められている点である。

 我が国の国土が米国と比べて極めて狭く人口が密集しているというような合理的な事情から我が国の環境・安全基準の方が米国内に比べて高めに設定されているにもかかわらず、新聞報道によれば、例えば、米国の殆どの州においては自動車の騒音基準がないので、我が国にも騒音基準の段階的な撤廃を求めるなど国民の「安全安心」に直結する国内基準にまで、米国車を売りつけるために不合理な 内政干渉を行ってくる意図も垣間見える。

(2)保険

  日本の生命保険市場は米国に次いで世界第2位の規模を誇る、外資にとっては魅力的な市場である。生命保険全体で見ると外資の割合は2割弱にすぎないものの、医療保険特にがん保険については米国系の保険会社が市場シェアの約80%を握る金城湯池の地であり、74%のシェアを誇るアフラックに至っては同 社の営業利益の約8割を日本市場から挙げているという元々極めていびつな市場であった(※1)。

 こうした米系保険会社の寡占を阻止するために日本郵政グループの強力な販売網を持つかんぽ生命が国内大手生命保険会社と組んでがん保険市場に参入しようとしたことがこの問題の発端である。米系保険会社としては現在の寡占的で収益性の高い市場を維持するために、かんぽ生命が日本郵政グループの一員として、他の民間保険会社と比べて有利な競争条件に置かれているとして、公平な競争条件が確立するまでは、かんぽ生命の新規市場参入を阻止するよう米国政府を通じて日本政府に働きかけた。

 日本政府は、日米事前協議の結果、米側要求のとおり、現在公平な競争条件が成立していないという前提を認めて、公平な競争条件が確立されるまではかんぽ生命の新規参入は認めないと決定した。これに対し、新規分野に参入して収益力を強化し、一日も早い株式の上場を果たしたい日本郵政は 国内生保大手との提携は諦め、アフラックと提携してアフラックの保険を日本郵政のネットワークで販売することに合意し、問題の解決を図った。既に国内市場の75%のシェアを持った圧倒的な寡占企業が、全国の郵便局という強力なネットワークを獲得してさらに収益力を高めることが日本の消費者保護の観点から好ましいかどうかという判断については独禁法当局の判断に任せるとして、これで保険の分野についての米の関心事項は、同じく民間の保険会社と共通の規制を受けていない(金融庁の監督を受けていない)と批判されている共済に絞られることになった。

(3)その他の非関税措置

  その他の非関税措置としては、透明性・貿易円滑化、投資、知的財産権、規格・基準、政府調達、競争政策、急送便及び衛生植物検疫措置(SPS)の各項目について協議が行われることとなる。すべてにわたって詳述する紙面はないが、政府調達、急送便、SPS以外の項目については当然のことながら、製造業の利益にも直結する論点であり、国内で流布されているような「TPPでは農業が負け組で、製造業が勝ち組」というような単純な図式で割り切れないことを十分認識する必要がある。

  また、高関税や関税割当制度といったあからさまな保護貿易主義的な政策ではなく、SPSを活用して実質上国内の競争力の弱い農業製品等を保護する傾向が世界各国でみられるが、そうした意味ではSPSは関税が撤廃された後でも活用し得る最後の国際法的に是認され得る実質的な国内産業保護手段であり、国民の「食の安全安心」を守るという意味では、上述した自動車の環境基準・安全基準と同様の極めて重要な問題であることに留意する必要がある。

4.米国をはじめとする交渉相手国の具体的な関心事項を見極める必要性

  日本政府のTPP交渉に関する対処方針は公表されてはいないが、衆参両院の農林水産委員会の決議によれば、「コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資 源作物(砂糖・でんぷん)」の計5項目(関税分類上586品目)について聖域として関税撤廃の対象から除外することこそが、今次TPPの我が国交渉団に課せられた最大の課題とされているようである。

 しかし、「例外なき関税の撤廃」を主張しかつそれを受け入れることが実際に可能なのは国内に保護すべき産業をほとんど持たないシンガポール、ブルネイ、NZといったTPP交渉の先駆けとなったP4協定の加盟国くらいであり、米国にしても、乳製品についてはNZと、砂糖については豪と比べて競争力が相対的に劣後しており、国内のこうした産業を保護するためにこれらの分野について関税を撤廃する可能性は全くないと言ってよい。

 従って、「例外なき関税の撤廃」などという合意は現実的にはあり得ないし、乳製品と甘味資源作物については、米やカナダなども日本と同様に守るサイドにいることを認識する必要がある。さらに小麦については、米国小麦生産者協会は「日本は米国にとって長年にわたり最大の小麦輸出市場であり、既に日本市場の60%を保持しているため、 拙速な自由化を追求して、日本市場において豪やカナダの小麦のシェアが増えることだけは絶対に避けなくてはいけない。」という極めて現実的な要望を米国政府に提出しているのであり、関税の撤廃などを要求していない。また牛肉についても米国産の輸入牛肉に関する基準を既に本年4月に大幅に緩和をした結果、米国産牛肉の対日輸出は約45%増加すると見込まれており、米国の食肉輸出連合会等も既に満足しており解決済みといってよい。

 コメに至っては、新たにUSTR代表に就任したフロマン大使の議会証言や、米国政府・議会による日本とのTPP交渉に関する公式文書の中にも、優先事項として一切触れられていないし、他のTPP交渉参加国も強い関心を示していない。なぜなら日本のコメ市場の自由化を図っても、その利益を主として享受するのは、価格面などで競争力のあるタイなどのアジア諸国であって米国等のTPP参加国ではないからである。

 TPPにおいては物品、サービス、投資及び政府調達については、市場アクセスの包括パッケージとしての合意が追及されており、米国の砂糖や乳製品などのように、各国の最もセンシティブな重要事項はこうしたパッケージ全体として最終的には首脳レベルでの二国間交渉で決着がつけられる見通しが強まっている。

 我が国が現在やるべきこととしては、あるはずもない重要5品目の関税撤廃などについて国民の不安を煽ることではなく、TPP交渉最終局面における米国等との二国間首脳レベル交渉において、日本からも切れる交渉カードをしっかり用意することであり、そのためには相手国の弱い分野について実務交渉のレベ ルでしっかりと切り込んでおくことと、相手の欲しい事項について、時期尚早に我が国の切り札を切らない(早々と妥協しない)ことが肝要である。 
≫(大和総研グループ:調査提言企画室 主席研究員 長谷部正道)


 つまり、仮にTPP交渉が座礁したり、オバマが議会から総スカンを喰らっても、並行的に行われている二国間協議の内容次第では、TPPの不成立は二国間合意にも波及、不成立になる筈だが、実際は日米の関係からいっても、そのような決着にはならない。かんぽ生命や軽自動車の増税など、忖度外交交渉で初めから白旗外交なのだから、TPPが流れても、米国は実利を得るのである。日本政府が米国一国と対峙する気力を失った時点で、この勝負は決着していたとも考えられる。中途半端な多国籍で米国に抵抗する等と云う、戦略性ゼロの民族が、より複雑になる他国を巻き込んだ交渉など選んだこと自体間違いだ。否、そもそも参入障壁云々等と云う交渉に、端から乗る必要など皆無だった。こうやって、TPP交渉の推移を観察してみると、TPPと云う“おもて書き”が“噛ませ犬”で、それに平行する二国間協議での決着が思惑だったかにさえ見えてくる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 卑劣漢小沢一郎は311後「被災地救援」より何を優先させたか(JanJanBlog) 
http://www.janjanblog.com/archives/103644
2013年 11月 16日 12:02 安住るり


かつて小沢一郎の「自由党」公認候補として参議院岩手選挙区から政治の道に入った平野達男は、岩手県北上市の貧しい兼業農家の長男として育った。東大農学部を卒業後、農林省の農業土木技官となった。予算担当時代には大蔵省と渡り合う熱血漢だった。

46歳だった2001年、故郷岩手の大物政治家小沢一郎の側近からの要請で、思いがけず、参院選に出馬することになり、小沢の後押しで国会議員となった。

その後、小沢の自由党は、菅・鳩山の民主党と合流したので、平野は民主党議員となり、政権交代で与党となった民主党の中では農業政策通として存在感を増す。2010年9月、菅直人改造内閣では、TPPなどを担当する内閣府副大臣に就任した。

その半年後に、大震災が発生したのである。

人類史上経験のない大規模な複合災害であった。

官邸は、福島の東京電力原子力発電所の事故の対応に追われて混乱の極致にあった。あのような原発事故は、原発を造り続けた自民党時代にまったく想定されていなかったから混乱は当然である。

震災当日の深夜、首相官邸から岩手県沿岸の津波被災地の調査を打診され、翌日平野は現地に飛んだ。

津波の被害は岩手県から延々千葉県にまで及んでいる。こんな大災害は人類文明史上初めてと言っても過言ではあるまい。

沿岸の道路も鉄道も使用不能になったのだから、被災地の様子も把握が難しく、救援体制も当然ながら大混乱していた。

平野は官邸に被災者支援窓口の一本化を進言した。政府は被災者生活支援特別対策本部を設け、平野は事務局長に就任し、縦割りの省庁間の折衝、被災地との連絡、各種業界との交渉にフル回転した。

そんな時、復興担当大臣の松本龍が「放言問題」で突然辞任し、菅総理は平野に復興大臣への就任を要請した。

ところが、小沢周辺から「菅内閣の延命に手を貸すことになる。大臣は断ってください」と言ってきたのだ。

平野は耳を疑った。

政治家平野の大恩人ともいえる小沢一郎の意向ではあるが、一刻の猶予も許されない被災地救援と復興作業を停滞させることはできない。平野は菅内閣の復興担当大臣となった。以後、小沢は連絡を絶った。

ここまでの話は、日経ビジネス2013年11月11日号の「旗手たちのアリア」を参考にした。

菅直人も言っていたが、小沢一郎という人は、自分の意向に逆らった相手からの電話などに、いっさい出なくなるらしい。問答無用である。

かつて浅野史郎が、二期目の宮城県知事選挙に出ようとしていた時に、どの党からの支援も受けないつもりだったが、小沢一郎から呼び出しがかかったので一応会いに行った。

「応援してやる」という。しかし、選挙で助けてもらうと、当選後に必ず「見返り」を要求されるから、どの政党・組織からの支援もお断りしている、と浅野は小沢に言った。

その翌日、小沢は、浅野の対抗馬を立てることを発表した。小沢一郎とは、そういう政治家である。

311の大震災で出身地の岩手県のリアス式沿岸が大被害を受けた時、小沢一郎は被災地に飛んだか? 否。

彼の動向が報道されないことが不思議だったが、のちに夫人が暴露した。放射能から「避難」していたらしい。

菅直人が、不眠不休で原発事故に対応して現地に飛んだりしていた時である。

そして平野達男が被災者支援と被災地復興のために奮闘していた時に、菅内閣の足を引っ張るために、平野の復興大臣就任を邪魔した。

小沢一郎とは、そういうニンゲンである。


安住るり記者のプロフィール

2004年初めからJANJANに記事を出しています。
消えてしまったOhmynews の記事の一部や、PJ News への投稿記事を、ライブドアブログに保存しています。たまに更新します。
【安住るり★興味津々】(http://blog.livedoor.jp/ruri1946/
1946年宮城県石巻市生まれ 神奈川県逗子市在住 主婦


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 《緊急掲載》山本太郎議員バッシングの裏で、報じられない安倍政権の暴走(IWJウィークリー25号 岩上安身) 
▲ 11月5日、初の国会質問後、「手紙手渡し問題」で会見を開いた山本議員


【緊急掲載】山本太郎議員バッシングの裏で、報じられない安倍政権の暴走(IWJウィークリー25号 岩上安身の「ニュースのトリセツ」より)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/111935
11/16 19:27 IWJ Independent Web Journal


 10月31日、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した山本太郎参議院議員の行動が、大きな波紋を呼んでいます。この行動が「速報」で報じられると、政界、マスコミ、ネット、ありとあらゆる媒体で、猛烈な批判が巻き起こりました。11月8日には、参院議院運営委員会の理事会で、厳重注意と任期中の皇室行事への出席禁止処分が決まりました。

 しかしこの「お沙汰」が下ってからも、「騒動」は収まる気配を見せていません。ネット上ではこの処分に対し、「曖昧だ」などと批判的な声が噴出しました。また、10日に山本議員が静岡福祉大学で予定していた講演会が、「警備上の理由」から中止になり、それを読売新聞が大きく報じるなど、メディアの「注目」は今後も続きそうな気配です。

・山本太郎氏と原発考える講演会中止…会場使えず(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131108-OYT1T01341.htm

 しかし、批判の中には、その妥当性が疑われるものが少なくありません。園遊会のマナーを知らない、品位を欠く「ルール違反」だった、という点については、山本議員も折にふれて認め、「陛下に対して失礼だった」と反省の弁を述べています。

 しかし、「憲法違反」「売名行為」「天皇の政治利用」「不敬罪」「請願法違反」「議員辞職にあたる行為」などという批判は、果たして妥当なものなのでしょうか? 山本議員の肩をもつつもりではありませんが、与党政治家の口から勢いよく飛び出すこの手の批判を報じる時に、マスコミは検証が不十分であるように思います。

 下村博文文部科学大臣は11月1日の定例会見で、「議員辞職に当たる行為だと思う。まさに政治利用そのものであり、看過することがあってはならない」と山本議員を強く批判しました。自民党の石破茂幹事長も11月2日に行われた講演で「報道で取り上げられることで、自身の存在感を大きくしようと思ったのではないか。それは天皇、皇室の政治利用だ」と述べ、山本議員に対する議員辞職勧告決議案の提出が必要だとの認識を示しました。

 果たして、山本議員の行動は「天皇の政治利用」であり、そしてそれは「議員辞職に値する行為」なのでしょうか?

■山本議員への批判がブーメランとなって返ってくる安倍政権

 これまで、時の政権が天皇の「公的行為」を政治的に利用しようとした事例は数多く存在します。

 直近で言えば今年4月、安倍政権主催の「主権回復の日」式典に、政府の強い求めで天皇・皇后両陛下が出席しました。退出の際に、会場から「天皇陛下万歳」の声があがり、壇上の安倍晋三総理や麻生太郎副総理も万歳を三唱する一幕があったのです。これは、事前に決められていた式次第には含まれていなかったものであり、菅義偉官房長官は4月30日の記者会見で、「自然発生したもので、政府として論評するべきではない」などと釈明しました。

 また今年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会には、下村博文文部科学相から宮内庁側に対して強い働きかけを行い、皇族の高円宮妃殿下が出席し、スピーチしました。当初、宮内庁と文科省は「高円宮妃殿下の現地でのご活動はIOC委員との懇談などに限る」として決着していたが、下村文科相が高円宮妃殿下の出席を渋る風岡典之宮内庁長官に直談判し、押し切ったのです。

※久子さまIOC総会ご出席の舞台裏 官邸の意向、渋る宮内庁押し切る(msn産経、9月29日)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130929/imp13092900390000-n2.htm

 これらも「天皇や皇族の政治利用ではないか」との批判が起きましたが、国会では現在に至るまで、具体的な「処分」は検討されていません。前述の通り、下村文科相は今回の一件で「山本議員は議員辞職すべきだ」と最も厳しい批判を口にしていましたが、IOC総会の件では自身も「皇族の政治利用ではないか」との批判を浴びたことを忘れているようです。

 今回の山本氏の行為が「天皇の政治利用にあたる」として処分の対象になるとすれば、下村文科相の宮内庁に対する「直談判」も問題にされなくては、公正ではありません。下村文科相の発言は、ブーメランとなってご本人の元に戻ってきたわけです。

■的はずれな批判

 山本議員の行動が「憲法違反」という批判もありましたが、これは正しいのでしょうか。

 11月1日、自民党の脇雅史参院幹事長は党役員連絡会で、「憲法違反は明確だ」と、山本議員を強く批判しました。

 憲法をひもといてみましょう。

 日本国憲法第16条は、国民が政治意思を国政の場において実現させるべく、広く国や地方自治体といった国家機関に対して要望を述べる権利「請願権」を、すべての国民に対して保障しています。その「請願権」の運用を定めた「請願法」では、天皇に対する「請願」も制度として認めているのです。そればかりか、 「かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない」とまで憲法第16条には明記されています。

 今回の山本議員の行動は、日本国憲法第16条が保障する「請願権」を、手紙を渡すというかたちで行使したもの、ということになります。請願を行う権利を憲法で認めている以上、それを「憲法違反」であると非難し、議員辞職のような重い処分を求めるのは、いかにも無理があります。その処分自体が「請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない」とする憲法に違反となる可能性すらあります。脇参院幹事長の「憲法違反は明確である」という発言は、「明確な間違いである」といわなくてはなりません。

 そうなると、問題は、批判が成立するとすれば、「請願法」が定めた手続きを踏んだか否か、という点に絞られることになります。

 請願法第3条には「天皇に対する請願書は、内閣にこれを提出しなければならない」という規定があり、直接手紙を手渡すという行為は、この規定に反するという指摘があります。

 この点はたしかに「ルール違反」としてとがめられる部分ではあります。11月5日に、私の緊急単独インタビューに答えた山本議員も、「園遊会での『マナー』について知らなかった。また、これだけの騒ぎになれば陛下の耳にも入るだろうし、陛下のご宸襟(しんきん)を悩ませてしまったことについては、本当に反省している」と、自身も繰り返し述べています。

 ただ、「請願法」そのものをよく読むと、違反した場合の罰則の規定が存在していないのに気づきます。常識的に判断すれば、注意程度ですませるべき話のはずです。実際、大騒ぎしたあげく「厳重注意」どまりになりましたが、たった一人の新人議員の「勇み足」に対し、閣僚や与党のトップ、マスコミがそろってむきになってバッシングを繰り広げている図は、「異様」なものであったといえるでしょう。

■手紙の「中身」には一切触れようとしないマスメディア

 「異様」なのはこれだけではありません。マスコミは山本議員の「行動」の是非を取り上げる一方、その手紙の内容、彼が陛下に伝えたかった内容については、十分に報じようとはしませんでした。

 私は11月2日、京都の街宣に向かう山本議員に直接電話しました。

 「書いたことは、被曝により子どもたちの健康被害が拡がっていること、現場の作業員たちがいかに非人道的な過酷な環境下で作業しているかということ、そして特定秘密保護法が制定されたら、こうした現状も隠されてしまう怖れがあることなどです」

・【IWJブログ】山本太郎参議院議員に直撃取材! 「陛下に現状をお伝えしたい一心だった」〜手紙の内容には被曝の現状と特定秘密保護法への懸念も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/109705

 彼は被曝や原発作業員の窮状についてだけではなく、秘密保護法の危険性についても手紙で訴えていたのです。この点は、ほとんどマスコミでは報じられていません。

 山本議員は11月5日に、国会議員として初の国会での質問に臨みました。この機会に、陛下への手紙に記した問題を質問したのですが、山本議員の動向を、その一挙手一投足まで張り付いて報じているマスコミが、なぜかこの国会での質問に関してはほとんど報じようとしませんでした。

 質問を報じたのは時事通信と産経新聞ですが、どちらも、山本議員が質問した原発作業員の問題や、秘密保護法の問題は一切報じていません。産経新聞は「山本参院議員が初質問=『手紙』には触れず」などと見出しを打ちましたが、内容についてはやり取りのほんの一部しか取り上げていません。時事通信は、福島県民健康調査の「18歳以下の県民の甲状腺がん発生率上昇」についてのやり取りのみを掲載し、環境省の担当者の答弁に対し「山本氏は『なるほど』と応じるなど、突っ込んだ質疑にはならなかった」などと、明らかに恣意的で悪意のこもった書き方で報じています。

・山本参院議員が初質問=「手紙」には触れず(時事通信)
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013110500773

 なぜマスコミは、山本議員の質問をまともに報じようとしなかったのか。以下、マスコミが報じなかったやり取りの一部を掲載します。

■【質疑のやり取り抜粋】

山本議員「東電原発事故の収束作業員の労働環境について。最悪な労働環境のなか、命を削りながら作業している。労働環境が劣悪なだけでなく、賃金についても搾取されている。健康管理、放射線管理がずさんな実状があるのではないか。労働安全衛生法の電離放射線障害防止規則が、事故収束現場で厳格に守られていると断言できるか」

半田安全衛生部長「被曝線量管理、健康管理に万全を期していく。被曝線量の低減、迅速な測定評価、日常的な健康チェックなど、東電や元請け事業者に指導している。被曝線量の低減対策などの適切な実施を確認している。発電所に対する立ち入り調査などで、不適切なものがあれば厳しく指導していく」

山本議員「電離則では作業員には6ヶ月に1度、特別健康診断をすることになっている。しかし、この健康診断は在職中のみ。職を離れた人についても、緊急作業従事者に実施されている甲状腺検査など、生涯に渡って健康管理に責任を持つべきでは」

半田「福一で緊急作業に従事された方に関しては、被曝線量限度を年間250mSvまで引き上げた。その方々については指針に基づきがん検診をしており、離職後も国が責任を持ってやっている。被曝限度を超えていない人に関しては、法令にもとづいてこれまで通りの対応が適当」

山本議員「搾取の問題では、下請けの構造が問題。元請けに8万円で発注したものが、末端の作業員の方は数千円しかもらっていないと聞いている。今後の事故収束に必要な作業員を確保するためにも、経産省が責任を持って適切な労働条件を確保するべきではないか」

糟谷汚染水特別対策官「具体的な賃金レベルに国が口を出すことは控えるが、作業員の方々がしっかり説明を受けて納得して働くことが大事。廃炉措置の中長期ロードマップの中で、作業安全管理、健康管理などの進捗を確認している。東電では作業内容や賃金の支払いについて書面での明示を徹底し、確認作業に取り組んでいる。国も自ら検証していく」

山本議員「賃金の問題も、労働者が納得したからということではなく、国が責任をもって進めていただきたい。最後に、特定秘密保護法について、原発情報が特定秘密になるのか、ならないのか」

森まさこ秘密保護法担当大臣「原発事故に関する情報は特定秘密にならない。他方、警察による原発の警備の実施状況などに関する情報などは、テロリズム防止のための措置として特定秘密になるものもある」

【掲載終了】

 原発作業員の置かれた危険な環境、元請けの搾取の実態などは、東電も国も把握しながら、対策を講じず、この2年8ヶ月間、ずっと放置し続けてきた問題です。原発の再稼働や海外への輸出など、原発推進を掲げる安倍政権にとってこれらは、国の責任を問われる、厄介な問題なのです。

 さらに重要なのは、最後の質問、秘密保護法の問題です。当初政府は「原発は特定秘密の対象とならない」と国民に説明していましたが、それが虚偽の説明だったことが明らかになりました。森まさこ大臣の答弁は、「特定秘密にならない」と言いながら「特定秘密になるものもある」と、意味不明なものとなっています。まさに、ジョージ・オーウェルが「1984」で指摘した、未来にディストピアにおける二重思考、ニュースピークそのものです。

 しかし、「平和のために永遠に戦争し続ける」という超大国「オセアニア」さながらの、現在の米国にひたすら追従する安倍政権はこの法案成立を是が非でも成立させたいと躍起になっています。この法案の危険性、矛盾、国民への嘘、裏切りを追及することは、日米安保体制という「戦後レジーム」にとって「タブー」なのです。「戦後レジーム」からの脱却を掲げる安倍総理が、「戦後レジーム」の維持・深化に血道を上げている図は、実にオーウェル的であるといわざるをえません。

 「タブー」なのはマスコミだけではありません。宮内庁の山本信一郎次長は11月5日の定例記者会見で、手紙は同庁の事務方が預かり、天皇陛下には渡っていないことを明らかにしました。

 宮内庁報道部は、IWJの電話取材に対し、「当方もこれ以上のことは分からない。事務方のもとに手紙があることは次長が記者会見で話されたようだが、事務所のどこにあるかも、こちらでは分からない」と答えました。また、今後陛下にお渡しする予定があるのかとの質問にも、「今後の予定もこちらでは把握できていない」と述べました。結局、手紙は、陛下に届く事なく、闇に葬り去られようとしています。

 私の緊急単独インタビューで山本議員は、陛下へ手紙を手渡そうと考えた動機について「国は『命』に関わる、今すぐにでも動かなければならないことは動きが遅い。一方『国家戦略特区』のような、『金』に関わる、誰かの利益になるようなことはトントン拍子に決まっていくことに焦りがあった」と語りました。

・2013/11/05 山本太郎議員 猛烈なバッシングに「萎縮はしない、これからも訴え続ける」〜岩上安身独占インタビューで決意新たに胸中を明かす
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/110043

 山本議員の焦りは、決して大げさなものではありません。秋の臨時国会では、国民の生活、日本の未来にダイレクトに影響を及ぼす、重大な法案が年内の成立に向けて次々審議入りしており、それに連動して政府・自民党は様々な政策を進めているのです。

 本来は、マスコミはこれらの問題を追うべきであり、国民と一緒になってこの安倍政権の暴走を注視し、その法案の審議をチェックし、問題点を指弾するべきです。ところが、マスコミは連日、山本議員の「手紙の手渡し行為」のみにスポットを当て、過剰に騒動を繰り広げ、結果として、その陰で危険な法案の審議から国民の注意をそらせる役割を果たしました。

 山本議員は、私が電話をした11月2日の時点ではすでに、「自分が利用されてしまっている」ことに気づいていました。

 「マスコミが現状から目をそらすための格好のネタを自ら提供してしまったこと。これは僕の失敗だったと思います」

 山本議員がその危険性を訴えようとした行動がはからずも、「スピンコントロール」(情報操作)のための素材として利用されてしまったのです。

■「山本太郎問題」の裏で進む恐るべき事態

では、この騒動の裏で、どのような重要法案が審議入りし、国民がその危険性に気づかないうちに可決されようとしているか、ざっと挙げてみると、以下のようになります。

・10月25日 「特定秘密保護法案」閣議決定
・10月29日 「産業競争力強化法案」審議入り
・11月1日 原発だけでなくTPPも秘密保護法の対象になることが判明
・11月5日 企業優先の規制緩和を進める「国家戦略特区」閣議決定
・11月5日 TPPに関連して日本政府は、コメの関税率778%を500%代に引き下げる方針。コメを「聖域」として死守する公約、もろくも崩れる。
・11月7日 「特定秘密保護法」衆院本会議で審議入り
・11月7日 「日本版NSC法案」衆院本会議で可決。8日参院で審議入り
・11月8日 「国家戦略特区」衆院で審議入り

 これだけの重要法案・政策が、この数日間に加速度的に進んでいるわけです。しかし日本の命運を今後、数十年にわたって左右しかねないこの重大な国会を、驚くべきことにNHKは中継しようとしていません。本日(11日)も国会では午後から「秘密保護法」をめぐる法案審議が行われましたが、NHKは午後の時間をまるまる使って「大相撲九州場所」を中継しています。

 審議の模様を知るには、「衆議院インターネット審議中継」などを観るしかないのです。

 山本議員の騒動、そして大相撲の裏で、今、何が起きようとしているのでしょうか。

■「秘密保護法は原発もTPPも対象とならない」という政府の真っ赤な嘘

 山本議員が陛下への手紙で訴えた「秘密保護法」の問題は、日に日にその危険性が明らかになっています。

 岡田広内閣府副大臣は11月1日の国会質疑で、TPPが「安全保障に関わる」ことから秘密保護法で国民に開示されない「特定秘密」の対象になる可能性に言及しました。岡田副大臣は30日の特別委員会では「TPPは特定秘密にはならない」と明言していましたが、数日で発言をひっくり返したのです。

 政府は国民に対し「原発もTPPも特定秘密の対象とならない」 と説明していましたが、原発に続きTPPの情報も秘密となることが判明。二転三転する政府の回答のなかで、国民への説明は真っ赤な嘘だったことが明らかになりました。

■「命」より「金」の政策に「待った」を

 山本議員は私のインタビューで、こうした安倍政権の姿勢について、「『貧乏人は死ね』ということ。国は、このトントン拍子で決めていくスピードを、なぜ原発や被曝の問題に注げないのか」と危機感を募らせました。

 山本議員は、「こうしたバッシングの嵐にあって、今後、萎縮しますか?」との問いに対し、「声高に間違っていることは『間違っている』と言う。街角に立って現状を知ってもらい、市民の方から議員に圧力をかけてもらう。また質問主意書など、今後も自分にできることは何でもやる」と、決意を新たに力強く語りました。

 山本議員を批判する人も、擁護する人も、改めて一度立ち止まり、加速度的に進む安倍政権の暴走に「待った」をかけて、問題の本質に立ち返って議論すべきではないでしょうか。(岩上安身)


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 原発、消費税、防潮堤 小泉に続き安倍首相夫人が政権を痛烈批判 (日刊ゲンダイ) 
原発、消費税、防潮堤 小泉に続き安倍首相夫人が政権を痛烈批判
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar391885
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10296.html
2013/11/16 日刊ゲンダイ


 口を封じられないか――と、首相周辺が困り果てている。安倍首相(59)の昭恵夫人(51)が、公然と政権批判を始めているからだ。これまでも「私は家庭内野党」と公言していたが、どんどんヒートアップしているのだ。

 12日に行われた北海道新聞主催の講演会では、安倍首相の原発政策を、こう批判している。

〈自分の国の事故が収束していないのに、海外に売り込むことに対し、私は『どうなんだろうな』と思っている〉〈主人にも『いま、売り込むべきではない』と言っているが、聞いてもらえない〉

 さらに、消費税率アップについても、自分が始めた小料理屋の経営の厳しさを挙げて、

〈主人には『小さいところは大変なので消費税は上げないで下さい』と毎晩言っていた〉
 
 先月末には衆院議員会館で開かれたフォーラムに参加し、被災地に建設予定の巨大防潮堤について、〈本当に造っていいのか、本当に美しい日本の復興なのか、考え直して欲しい〉と正面から否定しているのだ。しかも、近くの居酒屋で行われたフォーラムの打ち上げでは、ボロボロと涙を流して挨拶したという。

 これまで官邸は、昭恵夫人の奔放な言動を「政権にとってマイナスじゃない」と放置してきた。

「首相のブレーキ役と国民には映り、むしろ安心感を与える」「女房の自由勝手を許す寛大な夫に見える」と、なかば歓迎していた。昭恵夫人が暴走しないようにと女性キャリア官僚2人をお目付け役としてつけている。ところが、さすがに、ここにきて頭を抱えはじめているらしい。

「ただでさえ小泉元首相から“総理が決断すれば原発ゼロはできる”と名指しで批判され、安倍首相は困惑しています。アッキーの発言と結びついて“脱原発”が盛り上がり、首相が批判のターゲットになったらたまらない。心配なのは、どこまでアッキーをコントロールできるかです。もともと、2人は仮面夫婦とみられている。女性記者との女子会でアッキーは、〈夫には『私の存在が邪魔でしたら、どうぞ病院に入れて下さい』と言っているの〉と漏らしています。要するに、邪魔だったら、いつでも離婚しますよ、ということ。イザとなったら、夫が困ることを気にせず突っ走る恐れがある。女性官僚2人のコントロールが利かなくなったときが怖い」(官邸事情通)

 安倍政権が崩壊するなら、昭恵夫人の暴走は大歓迎だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 「失敗の原因はあきらめ」母校で野田前首相語る
 民主党の野田前首相が16日、母校の千葉県船橋市立二宮中学校で在校生ら約1200人を前に講演した。



 この日は、自らの決断で衆院を解散してからちょうど1年。民主党が政権を失うことになった衆院選には直接言及しなかったものの、「失敗する原因はあきらめ。あきらめなかったら成功するチャンスは続く。今、改めて痛感している」と力を込めた。

 また、保育園で将来の夢を聞かれて「内閣総理大臣」と答えたエピソードを紹介。「三つ子の魂百まで。何となく心ひかれる仕事だったんですね」と述べ、会場をわかせた。社会保障・税一体改革など野田政権の業績も説明、「私のような者でも志を持てば首相になれる。政治の世界にも関心を持っていただければありがたい」と後輩たちに呼びかけた。

(2013年11月16日20時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131116-OYT1T00792.htm


http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK156] 民主サポーター4割減 衆院解散1年 民主党兵庫県連(神戸新聞) 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201311/0006500364.shtml
2013/11/16 07:05 神戸新聞


 昨年12月の衆院選で政権を失った民主党の党員・サポーターが減り続けている。兵庫県内では、ピークだった昨年春の約6割にまで激減。同党県連幹部は「まだ減るかもしれない」と不安を漏らす。きょう16日で衆院解散から1年。高い支持率を維持する安倍政権の傍ら、反転攻勢の足掛かりさえつかめていないのが実情だ。

 民主の党員(党費年6千円)は党の運営や政策づくりに参画でき、サポーター(会費年2千円)は党主催の講演会や勉強会に参加できる。いずれも資格は18歳以上で、任期満了による代表選挙の際は投票権が与えられる。

 同党によると、全国の党員・サポーター数(5月ごろ集計)は2009年夏の政権交代で急激に増え、その後は一進一退で推移。ところが、政権の座にあった12年の34万4837人が、13年には21万8508人と37%も減った。兵庫では12年の1万3555人が、今年は8284人(39%減)となった。

 「政権交代への期待に応えられず、大きく失望させてしまったのだろう」とある兵庫県議。同党では個人を応援するためにサポーターになる人が多いといい、兵庫でも県内12小選挙区で10あった議席が2となった昨年の衆院選を境に、一気に“民主離れ”が進んだ。

 同党兵庫県連幹事長代行の大塚崇弘県議は「夏の参院選でも議席を失ったため、さらなる減少も危ぶまれる。政策的な提案も含め、党員やサポーターの活動が評価されるような制度を設計し、V字回復につなげたい」としている。(岡西篤志)


           ◇

民主再生見えぬ糸口 衆院解散から1年
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201311/0006500460.shtml
2013/11/16 08:25 神戸新聞

 野田佳彦前首相が衆議院を解散し、16日で1年を迎える。衆院選で県内12小選挙区のうち2議席しか取れなかった民主党は、党勢回復をかけた7月の参院選でも大敗。兵庫県連は地方からの再起を目指すが、議員の離党やサポーターの減少が相次ぎ、落選議員も復活の糸口を見いだせていない。

 県連は野党転落後、拠点のなかった淡路と但馬に事務所を開設し、地方強化に乗り出した。本来、落選すれば辞職となる総支部長ポストに前衆院議員を残し、参院選で巻き返しを狙ったが、兵庫選挙区で公認の現職が敗退し、1998年の結党以来維持してきた議席を失った。

 県議の大塚崇弘県連幹事長代行は「衆院選の惨敗はショックだったが、まだ参院選で持ち直せるという雰囲気が党内にあった。深刻な状況にあることを痛感した」と話す。

 その後、現職の衆院議員がいる兵庫11、12区を除く計10区の総支部長を解任し、県連代表の水岡俊一参院議員が暫定的に兼務。県連は党本部に対し、次期衆院選の公認候補として6人を申請したが、10月の選考では一人も内定しなかった。さらに4、8、9、10区は、事実上の空白のままだ。

 組合員約28万人を抱える最大の支持母体、連合兵庫の辻芳治会長は「選挙の時は協力を要請されるのに、政権担当時には、活動報告など本来あるべきフィードバックがなく、失望が広がった」と組合員の民主離れを指摘する。

 大塚氏は今後、県連スタッフによる総支部運営の支援▽地方議員の地域活動による総支部の強化▽広報力の向上▽2015年の統一地方選を見据えたローカルマニフェストの作成‐などを検討するという。

 民主党の大畠章宏幹事長は解散後の1年を振り返り「衆院選、参院選で大惨敗し、少しは地域における基盤を再生しようという動きが高まってきた。再来年の統一地方選に向け、自治体議員と県連の位置づけを明確にし、再び地域から積み上げて党再生の道筋をつけたい」と語った。

(岡西篤志、小西博美)



http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/405.html

   

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