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2013年11月01日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK155] 天皇から山本太郎議員の手紙を取り上げた宮内庁検閲体制に異議を唱える!! 〜 街カフェTV藤島利久

http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_4c5b.html

今夜、NHK「ニュース9」で取り上げられた話題は、とても印象深かった。

山本太郎参議院議員が、天皇に手紙を渡したのだ。

 

共同通信などマスコミは、「陛下は受け取ったが、すぐにそばにいた侍従長に預けた。」と活字にしている。

しかし、私が見るに、山本太郎氏から天皇に手渡された手紙は、こともあろうに、侍従長(宮内庁の幹部役員)が天皇の手から奪い取ったように見えた。。。確かに、そう見えた。

天皇が、近づいてきた侍従長に気付いて上半身を向けると、厳しい目つきの侍従長が、当然とでも言うかのごとき態度で手紙に手を差し伸べたのだ。。。動画を良く見ると、天皇が手紙を渡そうとしているのではなく、侍従長の手が手紙を奪い取るべく、先に「ピクッ」と動いていることが解る。

これが、街カフェTVの「解説」だ。

NHKには到底出来ない報道なのだ。

 

 愕然とする光景であった。

       彼らは、天皇を守っているのではない。

              彼らは、天皇を見張っているのだ。

 

雅子さんが適応障害と発表される理由も、こんなところにある。

山本太郎氏は、昔で言うなら「直訴」に等しい行為を行ったのだが、その意気や賞賛に値する。「勇気ある行動」と称えられこそすれ何ら恥じることは無い。批判されることも無い。。。それを蛮行のように報じているマスコミこそ反省しなければならない。

この映像を報じたNHkは、「ハプニングがあった。」とナレーションを入れただけで、大越キャスターに一言も語らせなかった。

まるで、早期の幕引きを図るかのように・・・

私が見るに・・・ 

NHkが必死に事態収束を図る背景には、「宮内庁が天皇を私人と認めず、プライバシーが全く無い程に厳しく監視している実態を国民に知られたくない」との思いがある。

  然るに

     天皇と言えども人間である。

            個人間の秘密はあっても良い。

山本太郎氏にしても、個人的に天皇に読んで貰うために真心を込めてしたためた「信書」を、宮内庁の役人に「検閲」されたのでは、たまったもんじゃないだろう。

   「通信の秘密」は侵してはならない。

 

それにしても、何と言うことだ。

衆人が見守る秋の空の下で「取り上げられた手紙」があり、その当事者が天皇と国会議員であり、その手紙が天皇に返される保障すらない。。。マスコミは真の問題を解説せず、NHKがはぐらかそうとする。

マスコミが「マスゴミ」と言われるのは、こうした理由があるのだが、この国の役人は、いつからそんなに偉くなったのだ。天皇は国家の象徴であり、国会議員は主権者国民の代表だというのに・・・

宮内庁幹部の侍従長とはいえ、その役目は天皇の「見守り」であって「監視」ではない。。。昔で言えば、天皇に対する不敬罪で投獄もの、下手すれば極刑だ。高知の偉人、幸徳秋水などは、天皇に対する反逆罪の「ぬれぎぬ」「冤罪」で命を奪われたのだ。。。

。。。

そもそも、特定秘密保護法案で国家の機密保護を謳う政府の役人が、逆に、個人の秘密をないがしろにして個人間の手紙まで検閲するとは・・・ 全く矛盾している。

天皇が山本太郎氏から私的に、直接に、手渡しされた手紙は「信書」であり、この個人的秘密は侵してはならない。。。個人がある個人に対して手紙を書いて渡す行為は、当然あってしかるべきであり、その個人間の秘密は、家族・兄妹であっても、恋人であっても、上司であっても、お偉い役人であっても侵してはならないのだ。

「保護されるべき当然の秘密」とは、こういうことなのである。

たとえ宮内庁であっても、政府であっても、軍組織であっても・・・ 普遍的不可侵条項として、個人間の秘密は存在しなければならない。そうでなければ人間社会の崩壊を招くからだ。

これに対し、特定秘密法案で定められている国家間の安全保障に関する機密は、主権者たる国民の権利を侵害する虞が多大にあるから、正当な請求に基づき開示されるべきであり、国家権力をもって秘密にすることは、憲法の精神と規定に尽く違背する。

  特定秘密保護法は、その制定そのものが「憲法違反」なのである。

     特定機密保護法への反対意見が、国民の中で渦巻いている。

         「秘密にすべきもの」とは、いったい何なのか?

             主権者国民は、真剣に考えなければならない。

因みに、この記事の内容を即興で解説した街カフェTVの番組は、時間が経っても公開することが出来ない。。。

http://twitcasting.tv/kochi53/show/

我々国民が自由にネット配信できると謳われている仕組みも、やはり監視され、極めて厳しい検閲体制下にあると言うことを示している。。。いやはや情けない国である。

録画が公開されたら、ここにUPします。

 。。。 。。

こんな事が許されて良いのか・・・

秋の夜長に、とっぷりと浸って考えてみたい。

 

【山本太郎議員が天皇陛下へ直接手紙渡す】

[2013年10月31日18時11分](共同)

天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が31日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、プロ野球巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんや、80歳でエベレスト登頂に成功したプロスキーヤー三浦雄一郎さんらが天皇陛下や皇族と懇談した。

 陛下が招待者の並ぶ列の前を回られた際、参院議員の山本太郎氏が陛下に直接、手紙のようなものを手渡す場面があった。

  陛下は受け取ったが、すぐにそばにいた侍従長に預けた。

容は不明で、山本議員の事務所は「個人的な思いを書いたものを渡すと聞いていた。中身は言えない」としている。

 園遊会には中央官庁が分野ごとに推薦した芸術など各界の功労者や国会議員、官僚、自治体の首長らとその配偶者計約2140人が招かれた。漫画家のちばてつやさんや、歌舞伎役者の中村吉右衛門さん、歌手の由紀さおりさんらも招待された。

 会場では雅楽の演奏が流れる中、飲み物や軽食が振る舞われ、両陛下や皇族が会場を回って、招待者にねぎらいの言葉を掛けた。

 


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/676.html
記事 [政治・選挙・NHK155] 理不尽な差別が吹き荒れかねない 秘密保護法の本当のヤバさ (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10166.html
2013/10/31 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


安倍政権が今国会での成立を目指す「特定秘密保護法案」。さすがに大メディアも「知る権利を阻害する」と批判するが、恐ろしいのはそれだけじゃない。法案成立により、理不尽な差別が吹き荒れかねないのだ。

大学3年生のシンゾウ君は就職活動に悩んでいる。60社にエントリーしたが、内定はゼロ。履歴書を送っただけで門前払いされることもある。思い当たるフシがなくはない。父親と離婚した実の母親が、数年前にロシア人と再婚し、今はモスクワで暮らしていることだ――。

秘密保護法案が成立すれば、理不尽な「就職差別」を受ける若者が続出しかねない。それが、この法案の持つ本当のヤバさだ。

法案では防衛、外交、スパイ・テロ防止に関する情報のうち、行政機関のトップが「漏洩が国の安全保障に著しく支障を与える恐れがある」と判断すれば、「特定秘密」に指定される。

秘密に触れる公務員が外部に漏らす恐れはないか。その調査のため、法案は公務員らに「適性評価」を義務付ける。いわゆる「身辺調査」で、項目は犯歴、薬物の使用状況のほか、精神疾患などの通院歴、飲酒習慣、借金やローンの残額まで調べ上げられるのだ。

「恐ろしいのは適性評価の対象者が、公務員に限らないこと。秘密を扱う省庁や都道府県警などと取引のある民間企業の社員まで含まれます。つまり担当社員が酒が入ると、つい他人の隠し事をばらすタイプだと、調査に引っかかる。取引先の省庁に出入りできず、大事な仕事も回ってこない。ローン残高が多くても同じことで、企業にとっては“役立たず”となる。酒癖や経済状況がクビ切りの口実となりかねません」(立正大教授・金子勝氏=憲法)

調査項目には国籍も入る。本人はもちろん、親や子、兄弟、その配偶者の両親の国籍まで念入りに調べる。政府関係者は「身内に中国や韓国、ロシアの関係者がいれば、適性評価をクリアするのは困難」と言う。

日本には現在、国際結婚の夫婦は32万組いる。昨年入籍した30組に1組がそうだ。秘密保護法案が通れば、身内がことごとく就職差別の対象となりかねない。

「省庁と取引のある民間企業では〈入社後に『適性評価』に抵触したら迷惑する〉との理由から、いずれ就活の段階で身辺調査を行うようになるのではないか。国際結婚をした身内がいるだけで、働き口を失うことになるのです」(金子勝氏)

アナタだけでなく、末代まで禍根を残す法案の成立は絶対に許されない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 石原慎太郎が責任逃れに使った2度の犯罪的手口[すこぶる怪しい五輪利権の全貌](日刊ゲンダイ) 
石原慎太郎が責任逃れに使った2度の犯罪的手口[すこぶる怪しい五輪利権の全貌]
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar379777
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10169.html
2013/10/31 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


「石原都政の13年間は、臨海部の財政破綻から都民の目をそらし続けた歴史でもある」

 東京都港湾局の元職員で、「臨海部開発問題を考える都民連絡会」の市川隆夫事務局長はそう総括した。実際、石原都知事と都の幹部連中は、臨海破綻のゴマカシと責任逃れのため、2度にわたって“犯罪的行為”を繰り返した。

 最初は石原都政1期目の01年。「3会計統合」という手口で、臨海開発の負債を見えなくしたことだ。企業誘致も土地売却も進まず、1兆円超の借金を抱えた「臨海副都心開発事業会計」を、4000億円の積立金があった「埋立事業会計」と「羽田沖埋立事業会計」に統合したのだ。

「巨額の積立金を一般会計に回せば、教育や福祉など、本来、都民が求める政策に使えたはず。その貴重な財源を臨海の借金の一部、3630億円を“帳簿上”チャラにするために食い潰したのです」(元都庁幹部)
 
2期目の06年には、臨海部の貸しビル経営に失敗した第三セクター3社が破綻。民事再生手続きを申し立てた際のヤリ口もデタラメだ。破綻3社を「東京テレポートセンター」1社に統合したうえ、ドサクサに紛れて新設した三セクの持ち株会社「東京臨海HD」の子会社としてブラ下げ、ビル経営を続けさせた。

「破綻処理のため、東京都は381億円の債権を放棄しただけでなく、センター保有のビル6棟の底地380億円相当を現物出資、つまり“タダ貸し”を決めたのです。そこまでして破綻三セクを救う必要があったのか。さらに、持ち株会社化により、ビル事業の不振は他事業の陰に隠れ、議会の監視も届きにくくなりました」(都政記者)

 ある平日、地代無料ビルのひとつ、テレコムセンタービルを訪れた。21階建て・延べ床面積15万平方メートルという巨大な館内の人通りはまばら。エスカレーターの一部は11〜14時の限定運行だ。今年9月末の入居率は78%。うち4フロアは都の職員研修所が占める。たまにしか使わないのだろう。フロアはガランとして薄暗い。都の救済策がなければ、いつ2次破綻してもおかしくない状態である。

 臨海会計の負債総額は、元金だけで2353億円。来年度には約6割にあたる1455億円が償還期限を迎える。土地の売却など収入アップを迫られているのに、身内で無用な三セクは温存である。タコが自分の足を食べているかのようなデタラメの極みだ。「臨海部の土地の暫定貸し付けもメチャクチャです。10年の期間限定で市場の20〜30%という超安値で貸し付けた土地を、期限が過ぎても貸し続けています」(市川氏)

 港湾局臨海開発部は「市況が悪く売れないので、有効活用している」と説明するが、貸付企業への恩恵は絶大だ。青海にある「大江戸温泉物語」は03年の開業以来、格安賃料をテコにしたのか、全国の破綻温泉を次々と買い上げ、事業規模を拡大している。

 石原都政の臨海開発はムダと怪しさにまみれ、常に都民が割を食ってきた。その最たるものが、築地市場の移転計画だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 日本にも禁酒法時代が来る!! (simatyan2のブログ) 
日本にも禁酒法時代が来る!!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11661125246.html
2013-10-31 16:41:08NEW ! simatyan2のブログ


10月25日、自民党の内閣部会は、以前から出されていた

「アルコール健康障害対策基本法案」

別名「禁酒法」を了承したそうです。
http://www.news24.jp/articles/2013/10/26/04239079.html

http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1383204644_o.jpg

建て前は、アルコール依存症や、未成年、妊婦の飲酒といった不適切な飲酒
を背景とした飲酒運転や、暴力、虐待、自殺などの問題を減らすことを目的に

飲酒による心身の障害を予防する対策のとりまとめなどを、国に対して義務づけ
るために法制化するそうです。

確かに文言どおりならこれはこれで良いとは思うのですが、素直にに運用
されないのがこの手の法律というものなんですね。

現在騒がれている「秘密保護法」にしても、表面は外交や防衛などに関わる
秘密を漏えいした公務員らの罰則を強化する法律だといわれています。

しかし、元防衛大臣小池百合子議員が国会で見当違いの質問をしたり、また
森まさこ内閣府特命担当大臣が内容を良く把握できていないような会見を
して醜態を晒していましたね。

要するに説明が出来ないほど曖昧な法律だと言うことです。

「特定」とされている秘密の内容が全く明確にされていないということは、
政府がいつでも「特定」の意味を変えられるということであり、国家が国民
に知られては困る事を隠す目的に使われる法律だということです。

「児童買春・児童ポルノ処罰法」も、子供を守る為というより、表現規制を
理由に不当な逮捕や処罰が起きかねない危険性があります。

というより拡大解釈により全く関係のない人までとばっちりを受けますね。

同じように「アルコール健康障害対策基本法案」も別な意図があっての法律
と考えた方が良さそうです。

余談ですが、禁酒法案がまとめられる前辺りから、酔っ払いが小学生の列に
車が突っ込むとか、包丁を振り回すとかの事件が集中したような気がします。

国が何かの政策を実行しようとする時、決まって何かの事件が起きています。

マスコミの場合はヤラセですが国の場合は本物の事件を起こすんでしょうか。

ネットではすでに、

「大衆酒場の飲み放題が禁止になる」
「楽しみを減らすなよ、経済大国に生まれても奴隷みたいな人生じゃないか」
「新しい増税の布石か」

との声が上がってますね。

この増税の布石ということは十分考えられます。

つまり酒税を別途課税するための布石ということですね。

それでなくても来年の4月から消費税が上がって行くので、当然アルコールの
値段も上がりますよね。

これは税金に税金がかかっているわけで二重課税になって、消費税率が10%に
なると従来の酒税に消費税分が加算されて約20%の税金が掛けられる計算に
なるんですね。

それが更に課税されるとなると、庶民がちょっと一杯というわけにもいかなく
なりそうです。

こうして次から次に息が詰まるような法律が出来て規制され、身動きできなく
なっていくる気配がします。

この先、一般大衆はどうなっていくのか?



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 没後百年を経て蘇る田中正造の精神 山本議員が天皇に直訴 (田中龍作ジャーナル) 
「政治家なら何をしてもよいのか?」「パフォーマンスでしょ?」マスコミは底意のある質問を連発した。=31日夜、参院会館 写真:筆者撮影=


没後百年を経て蘇る田中正造の精神 山本議員が天皇に直訴
http://tanakaryusaku.jp/2013/10/0008133
2013年10月31日 23:10 田中龍作ジャーナル


 きょう開かれた園遊会で山本太郎議員が天皇陛下に文書を手渡して直訴したことが波紋を呼んでいる。
  文書の内容は「子どもと事故収束作業の労働者を被ばくからお守り頂くようお力をお貸し下さい」との趣旨だという。

 山本議員によれば、陛下に「子ども達の未来が危ない。健康被害が出てきています。収束作業の労働者がひどい環境で働いています」と話しかけた。

 テレビニュースの映像では、陛下は頷き山本議員が差し出した文書を受け取った。

 第一報が伝えられるとマスコミは蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。山本太郎事務所は夕方5時から記者会見を開いた。
 
 マスコミはほぼ横並びで「天皇の政治利用ではないか?」と詰め寄った。

 「本当に切羽詰まった状況、どうやって子供たちを守るか、それをお伝えするためだった」。山本議員はてらうことなく話した。

  天皇陛下に直訴した理由について聞かれると、山本議員は「日本国の象徴だから」と答えた。

 「切羽詰まった状況、子供を被ばくから守れ」。山本氏が国会議員になる前から口グセのように話していた言葉だ。一貫した姿勢である。マスコミがあげつらうような「政治利用」や「受け狙い」ではない。


福島駅前での山本議員の遊説では女性たちから「太郎さんありがとう、よく言ってくれた」の声がしきりとあがった。=10月3日、写真:筆者=
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/10/e976595e47a287b38093aa95d5e5db27.jpg


 山本議員の行動には批判の声がある一方で「平成の田中正造」と評価する向きもある。

 今年は、田中正造の没後100年にあたる。田中は直訴の前年、足尾鉱毒事件の解決を図るため「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付」と題した質問書を衆議院に提出したが、政府は「要領を得ず」とだけ答弁し、取り合わなかった。

 何度も国会に質問しながら無視されたため、田中は議員を辞職してまで直訴を試みたのだった。直訴の内容は新聞各紙を巡り大きな反響を呼んだ。結局、時の明治政府は直訴と認めず行為を不問に付している。

 質問の冒頭は「民を殺すは國家を殺すなり。(中略)財用を濫り民を殺し法を亂して而して亡びざる國なし。之を奈何。」(※)から始まる。今の言葉で言えば、“住民の健康被害を無視し続けることは国家を殺すことと同じ”ということだ。

 原発事故で汚染された地域の住民は100年前の鉱毒事件の被害者と同じ立場に置かれている。「この国に生まれた者として、伝えたかった」と語る山本議員が田中正造と同じように「亡国の事態だ」と危機感を募らせたのも無理はない。

 日本は世界に放射能汚染を撒き散らし、事態は田中正造の頃より遥かに惨憺たるものになっている。マスコミや一部政治家は山本議員が「天皇を政治利用した」として騒ぐが、田中正造と山本議員の行動に共通する「やむにやまれずした熱い思い」をわかっているのだろうか。

 今までマスコミや政府がちゃんと扱わなかったから、起こるべくして起こった「事件」なのだ。

 福島市内で被災者支援活動を行う主婦の福岡百子さん(70代)は「よくぞやってくれた。どうして国が本気にならないのか」と山本議員の行動に共感する。

 「山本議員は福島の母親たちの気持ちを代弁してくれた。『政治利用』というが、他の議員は子どもたちを被曝から逃がすために何をやってくれたか?」福島県出身の母親(都内在住・30代)は喝破した。

  ◇

※フリー図書館「青空文庫」参照

http://www.aozora.gr.jp/cards/000649/files/4892_10243.html


        ◇

山本太郎議員、手紙は“原発事故めぐる現状”
動画⇒http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2043570.html

 31日午後、赤坂御苑で開かれていた秋の園遊会で、山本太郎参議院議員が天皇陛下に直接、手紙を手渡しました。宮内庁によりますと、天皇陛下に直接、手紙を渡す行為はきわめて異例だということです。

 「今の現状をお伝えするという内容。例えば、今、子どもたちの被ばく、この先進んでいくと本当に健康被害がたくさん出てしまうということ」(山本太郎参院議員)

 山本議員は、記者団の取材に対し、「子どもたちの未来が危ないです。作業員は、本当にひどい環境の中で働かされています」と、天皇陛下に自ら話しかけ、福島第一原発事故をめぐる現状について書いた手紙を渡した、と説明しました。

 山本議員は「この国に生きる一人としてものすごく憂いを持っている」と語りましたが、自民党幹部からは、「ばかものだ。世が世なら大変な刑だ」と批判の声が上がるなど波紋が広がっています。(31日16:44)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本太郎・皇室政治利用糾弾劇を通してみる安倍・ニッポンの愚 〜真に糾弾すべきは4・28主権回復式典〜 (暗黒夜考) 
山本太郎・皇室政治利用糾弾劇を通してみる安倍・ニッポンの愚 〜真に糾弾すべきは4・28主権回復式典〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/96f226772b6e2144c2c5d8ae6b9f07c0
2013年11月01日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜


山本太郎参院議員が秋の園遊会にて天皇陛下に直々に手紙を手渡した行為について、これを糾弾し、”袋叩き”とする動きが凄まじい勢いである。

その手紙に書かれている内容は、フクシマに暮らす子どもの健康被害の実情であり、フクシマ原発の深刻な作業員不足の実態であり、汚染食材の流通による国民総内部被曝の実態といった、至極もっともな内容ということである。

にも拘らず、この山本太郎による行動について、与野党から一斉に「皇室の政治利用」として、これを非難する声が上がっており、「何らかの処分を課すべき」との意見で溢れかえっているとのことであるが、ここに隙あらば山本太郎を議員辞職に追いやろうとする思惑が働いていることは明らかであろう。

以下に転載した時事通信記事をみればお解りのように、自民・公明・民主の各党からは悪意に満ちたコメントが発せられ、時事通信記事の論調もこれと同様に悪意に満ちていると言ってよく、他紙による関連記事も総じて同様の内容である。

今回の一件をみれば、連中にとって、山本太郎は余程”邪魔”な存在だということが再認識されたと言ってよいであろう。


で、ここからは今回の山本太郎の行動を「皇室政治利用」として糾弾する動きの矛盾点について個人的見解を述べたいと思う。

まずは以下に取り上げた「ワシントンポスト」の和訳記事内容をご覧いただきたい。

同記事は、日本の戦後史上、最も重要な日の一つである4/28の主権回復式典にて、「国家主義」「国粋主義」を煽り立てた安倍政権の”危険性””異常性”を厳しく糾弾する内容である。

即ち、同式典にて、安倍晋三が「主権回復」を祝うことで”国威発揚”を煽り立てる一方で、国民の権利を制限してすべてに国家的利益を優先させる、「強権国家」を作ろうという魂胆が見え隠れしているということである。

その象徴的シーンが同記事写真にある、天皇・皇后両陛下を囲んで万歳三唱を繰り広げている場面である。

自民党の憲法改定草案では、国際社会において人間の当然の権利であり不可侵とされている基本的人権について、これを保証する条項を削除する内容が謳われると共に、自民党の政治綱領においては天皇を再び国家元首の地位に据えようとする旨が垣間見えることを勘案すれば、「皇室の政治利用」という点で真に責められるべきは「4・28主権回復式典」にて、天皇・皇后両陛下を囲んで万歳三唱をおこなった安倍自民党の面々であろう。

大事なことなので何度でも繰り返して言うが、このような世界から見ても非常に偏った「国粋主義」を象徴する安倍自民党の”愚行”に対しては何ら非難する報道がなされず、無所属の一国会議員が手紙を渡した行為にここまで非難の声があがる今のニッポンは、ハッキリ言って極めて異常である。

そもそも論として、沖縄県民ら米軍基地周辺住民を苦しめている元凶である「日米地位協定」締結と引き換えに回復された”主権”などマヤカシであり、これを能天気に万歳三唱するなど馬鹿げているにも程がある話である。

即ち、4/28に「主権回復」を祝うことは、多くの戦死者や沖縄県民を愚弄するに等しい行為だということである。


以上より、山本太郎の今回の行動をそこまで糾弾するのであれば、4/28の主権回復式典にて、事もあろうか天皇・皇后両陛下を囲んで万歳三唱をおこなった安倍晋三ら”右巻き”の狂乱した連中こそ糾弾されるべきであろうというのが個人的見解である。

(転載開始)

◆山本太郎議員、「皇室政治利用」で処分も=参院、1日に対応協議
 10月31日(木)18時52分 時事通信

山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことに関し、与野党からは31日、皇室の政治利用に相当するなどとして、山本議員への批判が相次いだ。

山本議員の処分を求める声も上がっており、参院議院運営委員会は11月1日午前に理事会を開き、対応を協議する。

山本議員の行動について、自民党の脇雅史参院幹事長は取材に対し「国会議員としてあるまじき行為で、相当の処分が必要だ」と強調。公明党の石井啓一政調会長は衆院議員会館で記者団に「皇室の政治利用になりかねない問題だ」と指摘した。

民主党の大畠章宏幹事長も記者会見で、「国会議員だから何をしてもいいということではない」と苦言を呈した。

参院事務局によると、国会外での議員の言動を理由に懲罰動議が提出された例はないが、参院規則は「議院の体面を汚し」た場合も処分の対象としている。山本氏の問題を取り上げる議運理事会では、厳しい対応を求める意見が出る可能性がある。

◆世界の先進国中唯一、基本的人権を認めない国家を作ろうとしている安倍自民党
 2013年5月2日 「星の金貨プロジェクト」
 http://kobajun.chips.jp/?p=10850

主権回復61周年記念式典で、国家主義を煽った日本の首相
ワシントンポスト 4月28日

http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/WP0501-300x201.jpg

日本は4月28日日曜日、日本が第二次世界大戦敗北の後、主権を回復した日の記念し、初めてとなる公式行事を開催し、安倍首相はその国家主義キャンペーンに一層力を入れる姿勢を明らかにしました。
昨年12月に政権の座に着いた安倍首相は、当初停滞している日本経済の回復に注力して来ましたが、最近になって持論の保守的政策を強化する姿勢を明らかにし始めました。

28日に開催された国家式典は、アメリカの影響を受けて作られた平和憲法改正の支持を取り付けるための一手段と見られています。
安倍首相率いる自民党は、現在の憲法が第二次世界大戦終了直後から1952年まで続いたアメリカの占領下、押し付けられたものだとしてことあるごとに批判してきました。

昨月、安倍内閣は4月28日を『主権回復記念日』という与党自民党の提案を承認し、初めて国費による記念式典を開催したのです。
これまで同様の式典は、首相自身が所属する自民党の超保守派議員、そして右翼的政策に賛同する人間たちによって私的に開催されてきました。

28日の式典は20世紀半ば、アジアを次々と侵略していった往時の日本の、国家主義行事の雰囲気そのものに満たされていました。
式典はまず、民主主義国家の国歌としての内容に関して論争の絶えない『君が代』の斉唱で開始され、明仁天皇陛下への万歳三唱で終わりました。
そしてステージ中央には、巨大な『昇る朝日』の飾り付けが据えられていました。

式典で安倍首相は国民に対し、この日のことを胸に刻み込み、心からこの日を祝うように訴えました。
そして日本を国家的誇りに満ちた、強力な国家にするよう求めたのです。
61年前、当時の日本人には高い理想があり、今日の国民はその期待に応えなければならないと強調しました。

http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/WP502-300x210.jpg

「日本を強国として、世界の国々が一目も二目も置く存在にしなければならない、我々にはその義務がある。」
安倍首相はここでも口癖にしている、『美しい日本』を取り戻すためにもっともっと努力しなければならないと語りましたが、その底には国民の権利を制限してすべてに国家的利益を優先させる、強権国家を作ろうとする意図が見え隠れしているという批判があります。

慶応大学の政治学者である片山杜秀(もりひで)准教授は、今回の式典もまたお決まりの国家主義三種の神器 – 国歌、国旗、そして軍隊をそろえた、安倍首相得意の『安っぽい演出』に彩られたものだったと語りました。
朝日新聞の27日付け朝刊に掲載されたインタビューの中で、片山准教授は今回の式典の目的について、アメリカ占領時代に作られた憲法を書き換えない限り、日本は真の独立国家とはなり得ないということを、国民に信じ込ませることだと指摘しました。

憲政記念会館で開催された今回の式典は、第二次世界大戦中日本の侵略を受け、被害を被った隣国などが批判してきた一連の国家主義的イベントの中、最新のものとなりました。

今月、日本のいわば『戦争の聖地』である靖国神社へ数人の政府閣僚と約170人の国会議員が参拝したことは、中国と韓国の強烈な反発を招きました。
これら日本の政治指導者たちが参拝した靖国神社には、230万人の戦争犠牲者に加え、戦時中の日本の指導者であり、戦争犯罪人として裁かれた14人もあわせて祀(まつ)られれており、ことあるごとに近隣諸国との軋轢を生じさせてきました。

安倍首相は先に国会で「侵略についての明確な定義は無い」、そして日本は「どんな脅威にでも屈しない」と発言し、中国と韓国を激怒させました。

http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/WP504-300x198.jpg

「日本はかつて主権を失ってしまった最大の理由は何だろうか? … それは、日本が間違った道を進んでしまったからではないだろうか?」
日本経済新聞は日曜の社説でこう述べました。
「日本は太平洋戦争における戦争責任について、それを曖昧なままにしてきた。そのために近隣諸国との間に歴史認識についてのずれが生じ、戦争が終わって68年を経た今日尚、論争を続けざるを得ない原因を作り出してしまった。』

安倍首相はさらに現在の自衛隊の拡充を図り、正式な軍隊へと変えようとしています。
そして過去日本政府が行った、第二次世界大戦以前から戦争中に大日本帝国の軍隊が行った非人道的行為についての近隣諸国に対する謝罪についても、これを覆そうとしています。
さらには自民党の政治綱領にも概説されている通り、天皇の地位を再び国家元首の地位に据えようする動きすら見せています。

自民党の憲法改定草案では、国際社会において人間の当然の権利であり不可侵とされている基本的人権について、これを保証する条項を削除することが謳われているのです。

この式典はアメリカによる占領が1972年まで続いていた沖縄の厳しい批判を招きました。
沖縄県の宜野湾市では数万人の市民が公園に集まり、大規模な抗議集会を開催しました。

http://kobajun.chips.jp/wp-content/uploads/WP503-300x217.jpg

沖縄には日米安保条約に基づき、在日アメリカ軍の4分の3が駐留していますが、それだけに県民の間には根の深い反米感情があります。
そして同時に日本政府に対しては、沖縄が犠牲を払っている状況について充分な配慮、そして補償を行っていないという不満が鬱積しています。

沖縄県の仲井真弘多知事は、日曜日の式典をボイコットしました。

日本は1951年、米国でサンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約に同時に調印しました。
そしてその7ヵ月後、日本本土のほとんどの地域においてアメリカ軍による占領が終了しましたが、 沖縄には引き続きアメリカ軍の大部隊が駐留することになりました。
日本の主権回復を祝った4月28日、沖縄ではこの日の事を『屈辱の日』と呼んでいます。

http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/suddenly-japan-marks-sovereignty-recovery-day-as-government-steps-up-nationalist-campaign/2013/04/28/b69de262-afc3-11e2-b59e-adb43da03a8a_story.html

(転載終了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本氏の行動は「天皇」制度を危うくするジコチューだ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3214119/
2013/11/01 06:24

 秋の園遊会で参議院議員の山本太郎氏があろうことか天皇陛下に手紙を手渡した。山本氏は手紙を手渡したことに関して直に福一原発のことを訴えたかったと弁明しているが、一民間人でも許されることではないが、ましてや山本氏は現職の国会議員だ。

 現職の国会議員が「天皇の政治利用」を禁じている憲法の規定を知らないでは済まされない。いかに山本氏が自分の行動と主張に正当性を確信していても、それは政治の場で展開して共感を獲得すべきであって、天皇陛下に直訴してどのような効果を得ようとしたのだろうか。

 山本氏は記者たちに囲まれて「天皇陛下に手紙を直に手渡す不敬は承知しているが、自分の放射能被災者に対する思いの方が勝っていた」とジコチューな弁明をしていた。いやしくも国会議員なら国民に対して憲法規定の規範を示す立場にあり、国権の最高機関を構成する一員として憲法規定を具現化すべき立場であることを認識して身を律すべきとの認識を忘れてはならない。

 たとえば私も官僚たちを批判し原子力ムラに巣食う人たちを批判しているが、個人的に面罵したことはないし、彼らを個人的に攻撃したこともない。そこは自ずと言論の場と司法の場と行政の場と自ずからなる立場があり、その分をわきまえて行動すべきだという自覚と認識を堅持しているつもりだ。

 山本氏の無分別な行動は天皇の政治利用にあたる。明確な憲法違反だ。それを現職の国会議員が犯すとはあってはならないことだ。山本氏は自分の主張が正しければ何をやっても許されるという「唯我独尊」的な認識と行動を自戒・自制すべきだ。

 さて、国会で問題とされて参議院で山本氏の行為を話し合うことになるという。国会議員が国会議員たる認識も規範も学習しないで政治家としての常識を承知しないままバッジをつけられる現行選挙制度は民主主義を根底から揺るがしかねない。有権者がどのような基準で投票先を選んでいるのか、その前に候補者選考過程を設ける必要があるのではないかと思わせる。

 軽率にして自己中心的な行為は慎むべきだ。憲法を具現化すべき国権の最高機関に属する一員だという規範なき政治家は国会から去るべきだ。

 理由が何であれ、山本氏の行為は正当化されない。厳しく批判されるべきだ。彼のジコチュー振りは彼の身を滅ぼすのではなく、脱原発運動そのものにもマイナスの影響を及ぼす。国民運動になっている脱原発の運動から、彼は排除されるべきだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 手紙渡した山本太郎氏を与野党が問題視 「政治利用なりかねず」(スポニチ)
「自民党幹部は「陛下にとっても迷惑な話だ」と不快感を表明。別の幹部は「山本氏のパフォーマンスだ」と切り捨てた・・・」


スポニチから
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/10/31/kiji/K20131031006920700.html


手紙渡した山本太郎氏を与野党が問題視 「政治利用なりかねず」

 山本太郎参院議員が31日の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した行為に関し、与野党から政治的意思の表明につながる恐れがあることを念頭に「皇室の政治利用になりかねない」(公明党の石井啓一政調会長)と問題視する声が相次いだ。

 石井氏は国会内で記者団に「国会議員として、そもそも戒めなければいけない行為だ」と批判。民主党の大畠章宏幹事長は記者会見で「マナーというものがある。国会議員だから何をしてもいいということではない」と、山本氏の行動に疑問を呈した。

 自民党幹部は「陛下にとっても迷惑な話だ」と不快感を表明。別の幹部は「山本氏のパフォーマンスだ」と切り捨てた。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本議員の行為が“天皇の政治利用”とするなら、「主権回復の日」はまさに違憲行為だ  (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ab91c5060b2dfe42529893e51dec32af
2013年11月01日

 産経新聞が率先して山本参議院議員の行為に対し、積極的で情熱的取材報道をしている。すべてが産経記者の質問ではないが、特集のような扱いで報じているのは産経なので、記者連中と山本議員のやりとりから、マスメディアが山本議員の口から、何を引きだそうとしたのか、洗い出してみよう。以下で示す記者連中の質問は、産経新聞の「山本太郎会見1〜6」を参照した。記者連中の質問だけを抽出、羅列したものだから、真意の伝わりにくい質問の流れもあるが、敢えて産経新聞の報道通り抽出した。出来得ることなら、各質問を行ったメディアが判ると、もっと意味が深いのだが、残念ながら、記者クラブ連中は、誰が質問したかも、ヘタレ故に公表することはないだろ。

 山本議員の口から不用意な発言を引き出そう、と躍起になっている記者連中の浅ましい姿を彷彿とする質問集である。(*――の後が質問)

≪ 山本太郎会見詳報

−−園遊会での出来事について説明してください

−−内容は

−−手紙は前から準備していたのか

−−国会議員という立場で手紙を出すことが政治利用にあたるのではないかという指摘がある

−−パフォーマンスじゃないですか

−−単なる、政治パフォーマンスにしかみえない

−−天皇陛下を政治利用したことにはつながらないか

−−なぜつながらないのですか

−−それについて、なぜ政治利用でないと言い切れるのか根拠がよく分からない

−−政治家だったら何をしてもいいということか

−−陛下とやりとりがあったら教えてください

−−何と

−−陛下からは

−−分量は

−−便せんに何枚ぐらいか

−−1枚につながった

−−巻紙に筆で

−−現状を伝えたいというのは分かったのですが、陛下にどうしてもらいたかったのか

−−陛下は何かおっしゃいました

−−受け取ったのは侍従長か

−−なぜ陛下だったのか

−−なぜ天皇陛下だった

−−陛下は山本議員の中では特別ではないんですか

−−足尾銅山鉱毒事件があって、国会議員の田中正造が天皇陛下に同じように直訴した。それは、いまでも歴史的にたたえられている。今回の手渡しで、ツイッター上では平成の田中正造という評価がある。田中正造のことは意識したか

−−直訴をして何かしてほしいということか

−−足尾銅山の鉱毒事件よりも今回は広がりが大きい。切羽詰まった感じがあったか

−−重ねて聞くが、きょうの行為については天皇の政治利用につながらないという認識ですね

−−陛下に対してお手紙を渡して、その先に知ってほしいという以上に何かしていただきたいという気持ちがあったのか

−−園遊会で渡すことによってこれだけ集まっている。政治的主張で陛下を利用という批判はおきるとおもいますが。それは当たらない

−−個人的な政治主張なわけですよね。

−−思い

−−思いを大事なことだと思ってみなさん政治活動をしている

−−そういう理由ではない

−−確認ですが、今回渡したのは、参院議員山本太郎としてお渡ししたという認識で良いか

−−直接天皇陛下に渡すことが参院議員の役割だとお考えですか

−−参院議員の役割をこえているとお考えですか、それとも参院議員の役割とは天皇陛下に直接伝えることだと思いますか

−−国会議員として情報発信していく手もあるが、あえて陛下に渡したというのは、そうすることでご自身の主張が注目を集めやすくなるだろうということをお考えなんでしょうか

−−手紙の一文だけでいいので教えて下さい

−−失礼にあたるかもしれないとは思わなかったか

−−禁じられていなければ、何をやってもいいということか

−−法律で禁じられていなければできるということですよね

−−外形的には政治利用であり、憲法にもかかわる問題だという認識はないか 

 ≫(産経新聞抜粋)

 山本太郎会見となっているが、一部吊るしあげ的な質問をぶつけている部分が目立つ。質問と云うより、質問を通じて天皇の政治利用の考えがあった、という言質を取りたいがための“罠”の質問集だ。正直、あの山本太郎としては上出来な受け答えだと言える。おそらく、法的、政治的アドバイスは充分に得ていたようである。質問の中には、悪意に満ち満ちたものと、助け舟的な質問が混在している点が興味深い。悪意の質問は以下の通り。

「単なる、政治パフォーマンスにしかみえない」

「天皇陛下を政治利用したことにはつながらないか」

「なぜつながらないのですか」

「それについて、なぜ政治利用でないと言い切れるのか根拠がよく分からない」

「政治家だったら何をしてもいいということか」 「なぜ陛下だったのか」

「なぜ天皇陛下だった」

「陛下は山本議員の中では特別ではないんですか」

「足尾銅山鉱毒事件があって、国会議員の田中正造が天皇陛下に同じように直訴した。それは、いまでも歴史的にたたえられている。今回の手渡しで、ツイッター上では平成の田中正造という評価がある。田中正造のことは意識したか 直訴をして何かしてほしいということか」

「足尾銅山の鉱毒事件よりも今回は広がりが大きい。切羽詰まった感じがあったか」

「重ねて聞くが、きょうの行為については天皇の政治利用につながらないという認識ですね」

「陛下に対してお手紙を渡して、その先に知ってほしいという以上に何かしていただきたいという気持ちがあったのか」

「園遊会で渡すことによってこれだけ集まっている。政治的主張で陛下を利用という批判はおきるとおもいますが。それは当たらない」

「個人的な政治主張なわけですよね。」

「思い」

「思いを大事なことだと思ってみなさん政治活動をしている」

「確認ですが、今回渡したのは、参院議員山本太郎としてお渡ししたという認識で良いか」

「直接天皇陛下に渡すことが参院議員の役割だとお考えですか」

「参院議員の役割をこえているとお考えですか、それとも参院議員の役割とは」

「天皇陛下に直接伝えることだと思いますか」

「国会議員として情報発信していく手もあるが、あえて陛下に渡したというのは、そうすることでご自身の主張が注目を集めやすくなるだろうということをお考えなんでしょうか」

「禁じられていなければ、何をやってもいいということか」

「法律で禁じられていなければできるということですよね」

「外形的には政治利用であり、憲法にもかかわる問題だという認識はないか」

以上

 田中正造の精神で実行したとなると、田中正造氏は議員辞職した上で、天皇陛下に直訴した事に関連した毒を含む質問を投げかけられていたが、「意識というものは、はっきりといえば特にはないです。田中正造さんの存在は知っています。直訴されたということも知っています。当時も公害であったりとか、そういうものに苦しんでいる人たちがいて、やむにやまれずというか、本当にそのメッセージを伝えたいという部分で行動なされたと思います」と知っているが真似をしたとは答えていないのは、中々見事。ただのヤンチャ坊主なだけではないようだ。

 たしかに、山本議員の陛下への手紙の手渡しは穏当な行為ではなかったが、不敬な行為と言うほどでもない。単に、過去に例がなかっただけである。安倍晋三の唐突に「主権回復の日」などと云う、それこそ政治パフォーマンスを強引に実施し、渋る宮内庁を無理矢理ねじ伏せた行為の方が、天皇の政治利用そのものではないのか。その時、マスメディアの腐れ記者どもは、安倍晋三に、天皇の政治利用について、直に尋ねた事があるのか?その挙句に、仕込み同然の万歳三唱を行うなど、完璧な「天皇の政治利用」に他ならない。

 仮に、山本議員が、この突飛もない行為で、国会議員(主権者の意志で選出された)の資格に、何らかの懲罰を国会が与えるようだと、上述の安倍晋三の「主権回復の日」の開催と、陛下に式辞も賜わらなかった、無様な政治利用の方が、政権挙げての「天皇の政治利用」。議員辞職を勧告するに充分な憲法違反である。個人的に、山本太郎議院を支持しているわけではない、前例がないと云うだけで、議員の品位を傷つけたと云うのであれば、渋る天皇陛下を、己のパフォーマンスの為に政治利用し、そのお背中に向けて「万歳」したヤツこそ、不敬罪である。不敬罪は実在しないが、陛下が参拝も出来ない“靖国”に参拝して、何が天皇陛下様だ。真正右翼なら、大川周明、北一輝等々の思想を受け継ぐべきで、欧米礼賛などあってはならない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「この法案に反対する」と、朝日新聞が社説で反対を明快に打ち出した特定秘密保護法 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/6bc06f42277b60efea21dadd79b807dd
2013-11-01 07:13:23

 「政権は、いまの国会での成立をめざしている。だが、与党が数の力を頼みに、問題だらけの法案を成立させることに強く反対する」と、朝日新聞が10月26日の社説で極めて明瞭に法案反対を打ち出しました。

 一方、読売新聞は10月24日の社説で特定秘密保護法案に対して、「国会はどう機密を共有するか」という見出しで、大筋では賛成の立場を示しました。

 読売の基本的な立場は、「日本の平和と安全を守るためには、米国など同盟国とテロや軍事関連の情報共有を進めることが欠かせない」というものです。懸念された「報道または取材の自由」についても、修正案で「充分に配慮する」という文言が明記されたから、「確かな前進といえる」と評価。

 ただ、特定秘密を権力側が独占する懸念には、「公権力が集めた情報は官僚の独占物ではない」とし、「立法府も機密を共有し、保護する制度を自主的に検討すべきではないか」と、一見注文を付けた形で体裁を繕っています。読売は、法案にきちんと盛り込んでおかなければ意味がほとんどないことを承知のうえで、こんなおためごかしの論法を用い、世論を操作しようとしているわけです。

 読売も指摘しているように、情報は官僚の独占物ではありません。しかし、読売は、公権力が集めた情報は、「国民のもの」という事実を明確にすることは慎重に避けています。公権力が集めた情報は、本来、国民のもののはずです。だから、「情報公開法」の制定や「公文書管理法」の改正こそ喫緊の課題ではないでしょうか。しかし、読売の社説には、「情報は国民のもの」という文言や、「情報公開法こそ必要」という観点はまったく抜け落ちています。

 その点、朝日は、「政府がもつ情報は、本来は国民のものだ。充分とは言えない公開制度を改めることが先決だ」と明確にしました。そのうえで、「そこに目をつぶったまま、秘密保護法制だけを進めることは許されない」と、きっぱりと言い切っています。

 朝日社説の文中では、「今回の法案で示された秘密保護のやり方は、漏えいを防ぐという目的を大きく踏みはずし、民主主義の根幹を揺るがすおそれがある」と、法案の危険性に警鐘を乱打しています。

 読売が高く評価した、「知る権利」に対する修正案に対しても、「単なる努力規定で、実効性はない」とばっさり。「『不当な取材方法』とは何かもはっきりしない」と、法案のずさんさを指摘しています。

 「要するに、情報を握る役所がいくらでも特定秘密を指定でき、何を指定したか国民に知らせないまま、半永久的に秘密を保持することができるのだ」

 「社会全体に及ぼす威嚇効果は極めて大きい。ふつうの情報の開示でも、公務員が委縮してしまうおそれが強い」と、官僚が保有することになる強大な権力に警戒を訴えています。

 特定秘密保護法が成立すれば、戦前、戦時中の「治安維持法」時代に戻ることが明瞭に予想できるにもかかわらず、読売新聞はそれをむしろ肯定しようとしているのです。読売の中興の祖、正力松太郎氏が戦前は警視庁の幹部で治安維持法を縦横に使い、その後大政翼賛会の総務も務め、A級戦犯として捕えられた人物であってみると、その遺伝子は今も受け継がれているということでしょうか。

 
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「巧妙な『なりすまし審査員』隠し」(EJ第3664号) (Electronic Journal) 
               第2回小沢審査会出欠表


「巧妙な『なりすまし審査員』隠し」(EJ第3664号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/379040570.html
2013年11月01日 Electronic Journal


 小沢審査会の第1回目の審査では、なりすまし審査員が2人審
査に参加しており、2010年4月27日に2人とも議決を行っ
ています。これは、第5検察審査会のスタッフが協力しないとで
きないことです。そのため、「和モガ」氏は、第5検察審査会事
務局長D、事務官Y、事務官Kを偽計業務妨害罪(刑法第233
条)、虚偽有印公文書作成罪(刑法第156条)および同行使罪
(刑法第158条)、業務上公金横領罪(第253条)で告発し
ているのです。

 既に述べているように、第1回目の小沢審査会は、次の2つの
群で審査会を構成しています。

―――――――――――――――――――――――――――――

         2009年第4群(6名)
         2010年第1群(5名)

―――――――――――――――――――――――――――――

 2009年第4群の審査員の選定が行われたのは、2009年
9月25日のことです。民主党政権の発足直後のことであり、陸
山会事件はまだ事件になっていないのです。

 11月4日に、小沢一郎氏の3秘書に対し、市民団体「世論を
正す会」が東京地検に告発したのです。そして2010年第1群
の審査員が12月18日に選定されたのです。その4日後の22
日に第4群には、早くも「なりすまし審査員」109801が検
察審査会に姿を現しているのです。

 これを見ると、「小沢潰し」が誰もそれと気がつかないうちに
相当周到な計画の下で進められたことがわかります。日本の官僚
機構は民主党政権など絶対に許さないとして、政権交代直後から
自民党政権に戻すために、民主党の反小沢派と連携を図りながら
小沢潰しの手をひとつずつ打っていったのです。

 2010年1月21日に市民団体「真実を求める会」によって
小沢氏は東京地検に告発されます。第5検察審査会が体制を整え
るのを睨みながら、小沢氏を追い詰める手が打たれていることが
わかると思います。そして、2010年1月15日に小沢3秘書
が逮捕されるに及んで、陸山会事件が顕在化するのです。

 さて、ここから第2回小沢審査会となりすまし審査員との関係
について検証することにします。小沢審査会の2回目は2010
年第2群と2010年第3群の11名(補充員11名)で運営さ
れたのですが、その氏名番号を並べると、次のようになります。

―――――――――――――――――――――――――――――

 2010年第2群(定員6) 2010年第3群(定員5)
       119644         130338
       119661         130346
       119679         130362
       119687         130371
       119695        ★133566
      ★137723
   ──「和モガ」氏による「東京第五検察審査会における
             小沢審査会についての考察」より

―――――――――――――――――――――――――――――

 第2回の小沢審査会でも宣誓書を提出しない審査員(★印)が
2人──137723と133566──います。このうち20
10年第2群の137723については、小沢審査会に一度も出
席しておらず、最初の出席日は、2010年10月18日である
ことがわかっています。

 しかし、2010年第3群の133566は、小沢審査会に8
月24日から一日も欠かさず出席し、9月14日の議決に参加す
るとともに10月4日の署名も行っています。これについては、
添付ファイルを見ていただきたいと思います。

 そもそもなぜ宣誓書を提出しないのでしょうか。それに宣誓書
を提出しないのに、なぜ審査員になれて、審査に参加できるので
しょうか。

 宣誓書を提出しないのは、検察審査会に証拠を残さないためで
す。検察審査会で審査員の署名が必要なのは次の2つです。これ
らの書類は検察審査会に審査関連書類として残されるのですが、
日当や旅費の請求書は、あらかじめ印刷されているものに押印し
東京地裁に送付され、検察審査会には残らないのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

            1.宣誓書
            2.議決書

―――――――――――――――――――――――――――――

 添付ファイルをご覧ください。2010年第3群には宣誓書を
提出していない133566が8月24日から出席していますが
第1回の小沢審査会のときと違って、数字の並びには乱れは見ら
れないのです。審査員の130362は、8月4日に出席以後は
審査会議を欠席しています。

 133566は、ちょうど130362と入れ替わるように8
月24日から出席しています。そしてそのポジションは、130
362のポジションを踏襲しています。130362の番号「N
OPPOPP」は、もし130362が出席していれば、占めた
はずの番号です。

 この場合、130362がもし振込口座番号を変更していれば
当然130362よりも上の番号が付番されることになります。
そうすると、「130362=133566」ということになり
何も問題がないことになります。もし、133566がなりすま
し審査員であったとしても、検察審査会側は、そういう言い訳が
できることになります。

 しかし、登録したばかりの口座番号を変更することなど、まず
あり得ないことです。仮にそのように検察審査会に迫っても「そ
のまさかが起こったんですよ」といわれてしまうと、それ以上の
追及はきわめて困難です。2回目のことですから、第5検察審査
会も手口が巧妙になったと考えざるを得ないのです。

            ──── [自民党でいいのか/86]

≪画像および関連情報≫
 ●検察審査会議決に対する直接的、間接的介入

  ―――――――――――――――――――――――――――

  小沢審査会に「なりすまし審査員」がいたとすれば、審査会
  の議決を誘導して「強制起訴」に持ち込むのが、その目的で
  あったということは疑う余地はありません。既に2回目の小
  沢審査会において、東京地検が「起訴議決」に誘導するため
  捜査報告書を捏造したことが明らかになっていますが、これ
  は審査会に対する間接的な介入ですが、それに加えて、この
  「なりすまし審査員」がいたとすれば、審査会への直接介入
  を図ったということで、より悪質な不正を行ったことになり
  ます。「なりすまし審査員」がいなければ、小沢総理が誕生
  していたかもしれません。ほんの一握りの司法官僚によって
  日本の政治情勢が大きく捻じ曲げられてしまった可能性があ
  るのです。──「和モガ」氏/「東京第5検察審査会におけ
             る小沢審査会についての考察」より



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 天皇の政治利用を阻止するために天皇制を廃止/天皇の在席の祭典で予定になかった「万歳」を叫ぶほうが政治利用度は高い











http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/687.html
記事 [政治・選挙・NHK155] 田原総一朗 「直感の天才」小泉元首相が日本の原発政策を変える〈週刊朝日〉 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131101-00000003-sasahi-soci
週刊朝日 2013年11月8日号


 小泉純一郎元首相が講演などで脱原発を訴えている。ジャーナリストの田原総一朗氏は、小泉元首相の発言が日本の原発政策に変化を促すと話す。

*  *  *

 小泉純一郎元首相の脱原発発言が大きな話題になっている。

「原発が動かなくなってからもう2年くらいになる。政治が早く、将来原発ゼロにしようという目標を打ち出せば、多くの国民がどんどん協力すると思います」

 私は、小泉元首相は「直感力の天才」だと思っている。

 小泉氏が自民党の総裁選に出馬しようかどうか迷っていたとき、私はある人に頼まれて小泉氏に会った。そして「出馬についてどう思うか」と聞かれたので、「経世会(旧田中派)と、平気でとことんケンカする気があるのなら、私は支持してもよい」と答えた。「でもね、殺されるかもしれないよ」とつけ加えると、小泉氏は「殺されても、やる」と、きっぱりと言った。

 もっとも経世会とケンカするといっても、一般の人にはよくわからない。小泉氏は総裁選の街頭演説で「自民党をぶっ壊す」と言い換えて熱弁を振るい、有権者の圧倒的な支持を得た。こういうところの感覚がすごいと思う。

 2005年の「郵政解散」でも、すさまじい直感力を示した。郵政民営化関連法案には自民党内にも反対する議員が多く、衆議院はぎりぎりで通ったものの、参議院はほぼ間違いなく否決の情勢だった。そこで長老議員たちは「採決しないで継続審議にせよ。否決されたら総辞職しかない」と説得したのだが、小泉首相は採決に踏み切り、否決されると、何と衆議院を解散した。

 多くの政治家もメディアも「小泉自民党は大敗する」と読んだが、「命をかける」「全政治生命をかける」と威勢よく言い放って、なんと大勝した。このときメディアが使ったのが「小泉劇場」という言葉だ。

 今回の小泉氏の脱原発発言は、フィンランドを訪問して「オンカロ」を視察し、「原発はダメだ」と直感したのである。「オンカロ」はフィンランドがつくった世界初の使用済み核燃料の最終処分場である。そこで使用済み核燃料の無害化に10万年以上かかると聞いて、冒頭の発言になったのだ。実は、このとき日本の原発メーカーの幹部が同行していて、彼は「高速炉で処理すれば300年で無害化できる」と説明したのだが、小泉氏は理解してくれなかったと不満を漏らしている。

 現在、自民党政権は原発推進の姿勢を強めているが、日本の原発には様々な問題がある。最大の問題は原子力を含めたエネルギーの総合戦略ができていないことだ。原発問題は経済産業省、環境省、復興庁、文部科学省、厚生労働省など、いくつもの省庁にまたがっていて、総合戦略が策定しにくい構造になっている。

 さらに汚染水問題、廃炉問題、再稼働問題、除染問題、そして最終処分場の問題など、難問が山積みだ。決着に向かっているのか、悪化しているのかさえよくわからない。何より原発問題の責任者がどこにいるのかもよくわからない。

 小泉発言は少なからぬ影響力がある。政府の原発担当幹部たちは困惑しているはずだ。しかし、だからこそ、私は小泉発言が原発総合戦略を後押しする、というより、いや応なく前倒しで進めざるを得なくさせるのではないかと考えている。

 小泉氏の「脱原発」発言で何となくホッとした人も多いかもしれない。だが、実は「脱原発」であろうとなかろうと、原発をめぐる数々の難問に取り組まざるを得ないのである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 《秘密保全法》20131031そもそも総研たまペディア〜<平成の治安維持法>町村氏の笑顔のウラにある狙いは?父・金五は…
               町村金五〜町村信孝氏の実父。


【秘密保全法】20131031そもそも総研たまペディア〜<平成の治安維持法>町村氏の笑顔のウラにある狙いは?父・金五は特高を指揮した内務官僚
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-2008.html
11/01 02:00 Sekilala&Zowie


ウィキペの特高にはこういう記述がある。


「1932年に警視庁の特別高等警察課は特別高等警察部に昇格する。特高警察を指揮した内務官僚には安倍源基や町村金五(町村信孝の父)などがいる。」


あるツイート(下記リンク)
「特別高等警察いわゆる特高を指揮していたのは内務省警保局。1943年〜44年に警保局長だったのが、町村金五。現在「特定秘密保護法」を推し進めているのは、金五の息子である町村信孝だ。父親は治安維持法を利用し、特高を指揮して言論弾圧。息子は「平成の治安維持法」と呼ばれる悪法成立に執心。」


たまてつさんのインタビューに、町村氏は、終始うす気味悪い笑顔を絶やさず、カメラを意識していたが、言っている内容は、ほとんど無意味なもので、成立してしまえば、こっちもんだというウラが透けて見えるようだった。(成立後、すぐに運用せず、国民が忘れた頃から徐々に…)


以下、文字起こし。


そもそも今の秘密保護法案、悪用されないと言い切れるんですか?

そもそも今の秘密保護法案、悪用されないと言い切... 投稿者 tvpickup


玉川徹氏「よろしくお願いします。今日のテーマはこちらです『そもそも今の秘密保護法案 悪用されないと言い切れるんですか?』というふうなことで、実は心配している方もいっぱいいるんです。私もそのひとりです。


何を心配してるかというと、この秘密保護法案。まだ法案ですよね。これ、先週の金曜日に閣議決定されました。この特定秘密、これに関して、秘密を作って、それで例えば、公務員らが漏らした場合には、最高で10年の懲役と。重い懲役ですよ、結構。


さらにもう一つポイントは、その漏らさせたほう。漏らしたほうだけじゃなくて、それをそそのかしたりしたほうも有罪になると、懲役になってしまうというふうな法案なんですけども。


ここまで聞くと、まあ国の秘密、あるよね。しょうがないよねというふうな方もずいぶんいらっしゃると思うんですけども、これ、結局、私たち関係ないわというふうに思う方も多いと思うんですよね。


本当に関係ないのかというふうなことで、市民オンブズマンの事務局長の新海弁護士にお話をまず聞いてきました。関係あるんです、ということです。VTR」


<VTR>


玉川「いま政府が、特定秘密保護法案というものを国会で可決しようと動いているわけですけども、これ心配だ、不安だというふうに思っていらっしゃるということなんですが、どういうところが心配なんでしょう?」


新海聡弁護士「まず政府にとって、公開したら都合の悪い情報、これが全部非公開になると。そういう不安ですね」


玉川「ただ、秘密の範囲は限って、それは秘密にしますよって言ってますよね。そうじゃないんですか?」


新海「問題はテロ対策ですよね。テロ対策を理由として、特定秘密に指定できると。それを言い出したら、あらゆるものがテロ対策に結びつけることができるんですね」


玉川「例えば、どういうものがありますか?」


新海「例えば、原発ですよね。原子力発電所の事故の情報とか、あるいは構造の情報とか、あるいは、事故の対処の方法とか、そういった問題について、これテロに当然使われるというふうに考えるはずなんですね。


つまり、使用済み核燃料についてもそうなんですが、核兵器の開発にそれが利用されるということになると、原発の稼働とか、事故だけじゃなくて、原発に関係する情報すべてを非公開にしたくなる。


住民の安全よりも情報の非公開というのが優先すると。これ、十分に想像できることですよね」


玉川「なるほど。ほかにはどういうのがありますか?」


新海「具体的にいえば、橋ですよね。国道の橋が危険じゃないかと言って、我々がオンブズマン的に調べたりしますよね。例えば、本当にこの施設というのが必要なのかどうかとか、この施設の予算が重要なのか、どういう補修が必要なのか。


そうすると、橋というのはテロの、テロリストが狙いやすということになりかねない」


玉川「そうすると、なんでもテロ対策で秘密にできちゃうというふうなことになっちゃうということですかね?」


新海「このテロ対策を理由とした非公開というのは、国に対して、本当に都合のいいものすべてを非公開にできるという、こういう危険な条項だと思いますね」


<VTR終>


玉川「なんでもテロ対策ということなんですが。ここまで聞いても、まだそんなことないだろうというふうに思ってる方もいらっしゃるかも知れないんですが。条文を読むと、やっぱりそういうふうに解釈をせざるを得ない。悪用されかねないと指摘しているのが日弁連の清水弁護士なんですね。


その条文って何なんだというふうなことなんですが、VTR」


<VTR>


玉川「今回の秘密保護法なんですけども、日弁連としては、反対という立場ですよね。具体的に、なぜ反対だということなんでしょうか?」


清水勉弁護士「秘密の定義が法律に書かれているんですけども、その範囲が非常に広くて、非常に曖昧で、それが処罰とリンクされているために、処罰範囲がどこまで広がるか分からないという非常に重大な問題が、欠陥があるというふうに考えています」


<ナレーション>


清水弁護士は、この法案のなかに、恣意的な運用を可能にする条文が埋め込まれていると、指摘します。


@誰でもテロリスト?


<ナレーション終>


清水「テロリズムについては、第12条の適正評価の評価基準のなかに定義が書かれていまして」


玉川「要するに、テロリズムとはなんだということが書いてあると」


清水「そうです。テロリズムには3種類ありますということをここで書かれていて、最も広い概念としては、政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要するための活動、というのがテロリズムということになります」


玉川「え?私たちのテロリズムという考え、定義というのは、何か爆弾を爆発させるとか、それで人を殺めるとか、そういうふうなことですよね」


清水「ところが、この定義はそうなっていなくて」


玉川「国家に強要っていうのは、例えばどういうことなんですかね?」


清水「国家に強要、例えば、国会前とか、首相官邸前とかで、たくさん人が集まって、なにか一定の、反TPPでも脱原発でも、それを言えば」


玉川「デモってことですか?」


清水「デモでもそうなりますよね」


玉川「要するに、国会前で多くの方が集まって、脱原発デモってありましたよね。あれは、テロリズムになっちゃうんですか?この法律だと」


清水「なります。間違いなくなりますね。これは」


<ナレーション>


A企画会議でも逮捕?


<ナレーション終>


清水「24条で共謀とか教唆、扇動、こういったことも処罰の対象。つまり、その情報にまだ手を出していない状態であっても、共謀するだけ。実際に相手方が、じゃあその情報を提供しますよというようなことを言ってくれなくても、つまり、一方的に言っただけでも、教唆、犯罪になりますと」


玉川「共謀っていうのは、具体的にどういうことをやったら、共謀として罰せられちゃうんですか?」


清水「卑近な言い方をすると、企画会議は共謀になりますよね」


玉川「企画会議?」


清水「企画会議は。つまり、公安警察が、どうも反原発ですとか、反TPPのことについて、いろいろと組織的に調べてるんじゃないか。それは問題じゃないかということで、どんなことをやってるんだろうかっていうのを報道として、あるいは市民グループとして、調べてみる必要があるよねっていう会議。企画会議。それは共謀ですよね」


玉川「そんなの私、日常的にやってますよ。当たり前ですけど。接触して、秘密をもらって、かつ目的は報道ですから、それをテレビで流して、初めて成立するものだと、テレビを見てる人は思ってると思うんですけど」


清水「ことごとく犯罪ですよね。これは、実行の着手を必要としませんから」


玉川「それ、むちゃくちゃじゃないですか。それで懲役何年ですか?」


清水「懲役で5年です。5年以下の懲役です」


玉川「5年?へえ?じゃあ企画会議するたびごとに刑務所5年入んなきゃいけなくなっちゃうってことですか?私」


清水「かたちで言えば、そういうことになりますよね」


玉川「そんな法律を悪用して、例えば、政治的なことをやっている一般市民を逮捕するなんてことはないだろうと思ってる人もいっぱいいると思うんですけども、これはどうなんですか?」


清水「はい。それは立川反戦ビラ事件のようにですね−−−」


<ナレーション>


清水弁護士が指摘する過去の事例とはいったい?


2004年に、東京立川市で起こった反戦ビラ配布事件。反戦活動を行なう市民団体がイラク戦争への派兵反対のビラを自衛隊員感謝の郵便受けに投函。


許可なく官舎に侵入したとして逮捕・起訴され、有罪判決を受けたのです。


<ナレーション終>


清水「単に、自分たちの意思表明をマンションの郵便受けにポスティングをしたという事件が、これが建造物侵入で逮捕されて、起訴されて、有罪になるというような、こういう経過をたどったことがありますけども。


これはでも、他のピザとかラーメンとかの、そういうポスティングであればOKなのに、反戦ビラだとなぜ有罪になるの?というのは、権力的に介入してきて、そのビラの内容を選んで、逮捕したり、起訴したりという。これ極めて恣意的なことだと思うんですね。


そういう実例からすると、今回の法律ができてしまうと、テロリズムは、要するに公安警察が何をテロリズムにするとするかは、さきほど説明下定義ではなにも中身がわかりませんから」


玉川「逆になんでもできるってこと?」


清水「ということになりますね」


<VTR終>


玉川「ということで、ちょっと神は細部に宿るって言うんですけど、法律の目的は条文に宿るんですよ。これ、12条の2というとこにテロリズムとはなにかというのが書いてあるんです。


このピンク色のとこなんですけど、これちょっと抜き出しますよ。


はい、そうすると、


テロリズムというのは、政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを共用し、
または、
社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、
または、
重要な施設その他の物を破壊するための活動。


これ、または、または、で結ばれてるってことは、一個だけでも成立するんですよ。この下の二つだったら、我々も、ああテロリズムかなと思うんですけども、実はこの上の部分だけでも、テロリズムというふうな意味を持つというふうに清水さんはおっしゃってます。清水弁護士は。


じゃあ、はい。変えてください。どういうことになるの?


テロリズムとは、政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要するための活動。


これが法律のなかの定義に入るんですよ。ということは、例えば、私が知り合いに、主義主張に基づいて、例えば脱原発だと言って、これを、あなたも脱原発になってくださいよというふうにして、ある種、強要する。それから今度は大勢で、国会の前で、これを教養になるわけです。デモだとね。


こういうふうなことというのは、テロリズムとして逮捕しようと思ったら、できると。この、できるというところが重要なんです」


羽鳥「うーん。これは非常に危険な」


松尾「集会の自由とか表現の自由とかそういうものが一切否定されるってことですよね」


玉川「もうひとつ。はい、これ。


ここ、共謀・教唆について書いてあるんですけど、これとこれに関して、共謀・教唆したもの。これって何を表してるかというと、はい。


これは秘密を漏らす行為。それから、これは秘密を入手する行為。この二つの行為の遂行を共謀・教唆した者は5年以下の懲役。共謀って何かというと、要するに、これを何とか手に入れたいなというふうなことで、例えば話し合いをしますよね。企画会議って言ってましたけど。そういうふうなこと。


それから、例えば一般の方でも、わたしやっぱ原発おかしいと思うわ。じゃあ、この原発で、例えば、フィルターベントというものがどういうものか、情報って入手できないかしらね?あ、私、そういえば、メディアに知り合いがいるから、ちょっと相談して、一緒にやってみましょうか?これ、共謀になっちゃうんですよ。


で、問題は最終的には、この法案のなかに、報道に対する配慮とか、知る権利の配慮って入れたんです。確かに。公明党の主張で入ったんですけども、だけど、こういうのがある限りは、逮捕はできるわけですよ。捜査も。逮捕も。


だけど、我々のこの社会。本当は我々も責任あるんだけど、逮捕とかの段階では犯人じゃないわけですよ。有罪が確定しない限り、その人は犯人じゃないんだけど、やっぱり我々、逮捕されたら、もう社会的には、信用抹殺ですよね。


それで十分だというふうなほうに使われかねないというふうなことで、私はやっぱり不安なので、自民党のこの法律のプロジェクトチームの座長である町村議員に、悪用されないんですか?本当に、というふうなことを聞いてます。VTR」


<VTR>


<ナレーション>


自民党の町村議員に、秘密保護法案が悪用されることはないのか?ズバリ聞いてきました。


<ナレーション終>


玉川「そういうふうに使えませんか?これはもう虚心坦懐に」


町村「だから、使えませんと」


玉川「絶対に使えないですか?運用当局は」


町村「使いません。は〜い」


:::::::


玉川「秘密保護法なんですけれども、まずこの目的なんですけど、どういう目的なんですか?」


町村「日本のインテリジェンスの強化をしっかりやらない問、国民の安全というものを考えたときに、諸外国はみんなそういう所はきちんと整備を法律的にやってる。日本だけなんです。こういう問題がないのはね。だから、これは明らかに国家全体としてみると、これはやっぱり、欠落ですね」


玉川「法案を拝見しました。そういうふうななかで、これ例えば、市民の政治活動だとか、それからメディアの権力監視機能ですね。これ大事なことなんですが。そういうふうな部分を萎縮させてしまうっていうふうなことは目的ではないんですか?」


町村「もちろんそんなことは全くありませんし、この法案が対象にするものはですね。やっぱり特に防衛とか外交とか、あるいはテロリストとか諜報とか、特定の分野を限って、そしてそれらについてのみ、必要な手を打とうということで、よく、例えばそう、原発に関することが、これで取材できなくなるんじゃないか。萎縮するんじゃないかといって、誇大に言う人がいるけども、そんなことは端から対象にならないんです。だって、原発でどういう事故があろうとなかろうと、別に国家の安全秘密ということには何の関係もないでしょ?」


玉川「ただ、運用するのは、いわゆる行政機関。例えば、公安当局とかがこれ実際運用するわけですよね。この法律を。そうすると、条文を見ると、やはり不安になる部分というのがあるんで。


例えば国家とか、それから他人にこの主張を飲んでくださいというふうに強要したら、この法律上は、テロリズムになっちゃうんじゃないか」


町村「なんでそんな人がテロリズムになるんですか?だって、それによって国家の安全ということが一体何の関係がありますか?何の関係もないですよ。それは、賛成反対の事象というのはいっぱい世の中にあります。


いろんな意見があります。そして、政府のやってることに反対する人は、もう全部この法律の対象ですなんて、どうしてそんな議論が出るんでしょうか?そんなことは、それはまあ心配されることは自由だけれども、そんなことは端から対象にしておりませんと」


玉川「この法案の条文作成は、公安当局もこの中に入って作成してますよね?」


町村「もちろん相談はみんなでやってますよね」


玉川「そういうことですよね。もうひとつ、気になるところがあってですね。これ何回も共謀罪の設立に関しては、国内で、世論で色々話されましたけども、ここにこの共謀というのが入ってしまうと、例えば、私が自衛隊の取材をする。それから、自衛隊ってどんな戦力?どれぐらいの実力があるんだろうと。知りたいなというふうなことを、例えばスタッフと、そういう情報ってどうやったら取れるだろう?と、共謀する。これだけで、問おうと思えば、問うことができると。


つまり、もちろん、この中に、報道に配慮すると。それから知る権利に配慮すると入ってますよね。たぶん、これで私を逮捕しても、きっと起訴はされないかもしれない。だけど、逮捕はできてしまうわけですよね?」


町村「どうしてそこから話がいっぺんに、あなたが逮捕されるっていうことに」


玉川「いや、可能性の問題です」


町村「エスカレートするのか、僕には全く理解できないんですよ。この間も、普通の取材を、それはしつこいかどうかは別にして、いくらしつこくても、例えばお酒を飲んで、『これこれの情報を教えてよ』と。そんなことで、その取材されたジャーナリストが、そんなことで逮捕されるなんてことは、100%ありませんということは、あちこちで説明しております」


玉川「なんでこういうことを心配するかというと、微罪逮捕っていう現実が今までにもあるわけですね。公安当局がある目的を持って、なんらかの法律を使って、圧力をかけてくるというふうなことが、現実として心配される部分は、この国にはないことはないんですね。


この法律はそんなもんじゃないんだというふうに言っても、別な使い方をしようと思ったら、できるというふうなところが問題なんです」


町村「ちょっともう一度元へ戻ってください。何のためにこの法律が必要なのかと」


玉川「そこは分かります」


町村「というところなんです。ね?そういうことが必要だと。こういう法令的な整備が必要であるということを、まずわかってください。それは国民の安全平和というために、僕らはこの法律を作るんであって、なにもジャーナリストの活動を制限するためにこういう法律をわざわざ作るものではありません」


玉川「要するに、そういうふうに使えませんか?と。これはもう虚心坦懐に」


町村「だから、使えませんと」


玉川「絶対に使えないですか?運用当局は」


町村「使いませんと。は〜い、は〜い」


玉川「ああそうですか」


町村「そりゃそうです」


玉川「それはどのように担保される?さっきの条文で、報道と知る権利への配慮という条文で担保されてるということですか?」


町村「はいそうです。その通りです」


<VTR終>


玉川「はい、聞いていただきましたけども、どうですか?」


松尾「これは結構な問題を多く孕んでいるもんだと思うんですけども。特に、なんでそんなふうな発想になるんですか?って笑いながら答えていらっしゃいますけど、そういうふうに解釈できるような文面にわざわざしてあることはなぜなのかということなんですよ」


玉川「そうですね」


松尾「そうすると、あとでその運用の仕方でどうにでもなるっていうところをまず、これはまあ、すごく穿ったというよりも、僕のゲスの勘ぐりかもしれませんが、憲法っていうものを、もし権力者が守ってない時に、憲法を守ってないことをしてますよってことをバレないために、こういう法律を作ってしまうんじゃないかというふうに勘ぐるんですよ。これがちょっと怖いとこです」


玉川「なるほど。さっき、知る権利、報道の自由に配慮する条文を入れたから大丈夫なんだよというふうに、町村さんおっしゃってたわけですけど、日弁連の清水さんは、例えば、軽犯罪法も破防法も、破防法って法律なんですけど、乱用してはいけないって法律に書いてあるんですって。


ところが、それでも実際には濫用されてる。どこがやってるかっていうと、基本的には、これ運用をやってるのは、公安というとこです。公安警察。我々、土曜ワイド劇場なんかで見てる警察というのは、刑事警察です。なにか、犯行が行われて、悪い人を逮捕します。そういうのの警察。


それから、交通警察というのがあって、もう一つ、公安警察というのがあって、これは基本的に、治安の維持とか、そういうふうなことをやってる部署なんですけど、そういうところは未然に防ぐというふうな性質から、こういうことをやりかねないんですよ。昔っから。それは大昔から。戦前から。


だから、これでいいのか?というふうなところなんですが、高木さん、どうですか?」


高木「いま、例に挙がっていたのがテロリズムでしたでしょ。テロリズムっていうと、わりとおっきな問題なので、白黒つけるっていう説明がしやすいと思うんです。でも、もっと私たちの生活に身近な、じゃあ防衛の関係の人が、どこかからお金をもらって、やってるんじゃないの?とかっていうことが出てきた時に、それはテロなんかみたいに命に関わることと違うじゃないですか。


そういう微妙なところでも、じゃあそれを秘密にしましょうっていうふうに誰がラインを決めるかっていうと、それに関係している再度の人が決めるわけなので、そういったことを知りたくても、出てこないですよね。でも、実はそういうところが私たちの有権者であり、納税者である私たちにとっては必要な情報なわけであって、まさに知る権利じゃないですか。


でも、町村さん、よその番組でも、これについて説明されている時に、おっしゃってましたよ、やっぱり。「こういうのは、なるべく具体的に書いたつもりだけど、運用してみないとね〜、実際にどうなるか、わかんないんだけどね」っていう。


やっぱりご自身もそこのところはたぶん虚心坦懐な不安を感じていらっしゃるとは思うんですね。だから、自らがもっと使いやすいようにわかりやすいように、それはイコール国民にとっても利益になるんだ。知る権利を満たすことにもなるんだという考え方で、この話を進めるというか、検討していってもらいたいなと思います」


玉川「あの、運用するほうにとってみれば、どうとでも解釈できるほうが運用しやすいんですよ。逆に言えば。だから、一番怖いのは、こういうことをやったから、逮捕じゃなくて、なんかこういうやつ、おかしいなと。


それを調べるために、背後関係を調べるために、逮捕する。捜査する。いずれ起訴、有罪にはできないかもしれないけども、逮捕すれば、たとえば、パソコンから、家宅捜索から、ぜんぶ押収できるわけですよね。そういうふうな手段として使われないかというふうなことが一番心配なんですけども。


今日の結び。


政府に秘密があるのは仕方がないかもしれません。しかし、悪用される可能性があったら、その法律はやっぱり、ダメなんじゃないかと」


羽鳥「まあでも、玉川さんがずっと言っていたように、可能性の問題ですと言ってましたけど、可能性、十分ありますよね」


玉川「十分ある。我々が法律の専門家じゃない我々も、法律の専門家に言われれば、ああ、たしかに使おうと思ったら、そういうふうに使えるなというところが見えてきた以上、このまま認めるわけにはいかないんじゃないかというふうに思う、今日のそもそも総研でした」


<雑感>
この秘密保全法は、アメリカとの外交防衛関係から要請されているものだと言われているが、そのことには一切触れず、海外ではこのような法律は常識であり、日本は未整備で、遅れているというような印象操作をしている悪辣さを感じるのは俺だけじゃないはず。


実際に、自衛隊法や公務員法でカバーできているし、足りないのであれば、修正すればいいはずである。


実は、町村氏が官房長官だった時、このようなことがあった。
08年、当時ブッシュが訪韓する前、韓国内では激しい反米デモが起こっていた。
すると、ブッシュはライス国務長官との間で、アメリカの地名委員会において、竹島の帰属先を「韓国」にするように変えた。


当然、日本の外務省が抗議するのかと思いきや、大人しかったらしく、日本政府としてはどのような対応するのかと、記者の質問が飛んだ。


その時、町村信孝官房長官は「米政府のいち機関がやることに、あまり過度に反応することはない」と放置したということだった。


要するに、今回もまたその08年のときのように、アメリカに対して隷従姿勢で、アメリカ様にはモノ言えぬ政治家が、国民に犠牲を強いるための「あのうす気味悪い笑顔」だったわけだ。


この意味わかりますか?今の竹島の状況を鑑みて。


ネトウヨらは、本当は誰が売国的なのか、冷静に事実に照らしよく考えたほうがいい。



白虎 竜馬 @byakko_ryo
https://twitter.com/byakko_ryo/status/385018461736296449


特別高等警察いわゆる特高を指揮していたのは内務省警保局。1943年〜44年に警保局長だったのが、町村金五。現在「特定秘密保護法」を推し進めているのは、金五の息子である町村信孝だ。父親は治安維持法を利用し、特高を指揮して言論弾圧。息子は「平成の治安維持法」と呼ばれる悪法成立に執心。
2013年10月1日 9:28 PM



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 柿沢、東国原氏「年内に新党」(時事通信) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000001-jij-pol
時事通信 11月1日(金)0時26分配信


 みんなの党を離党した柿沢未途衆院議員は31日夜、日本維新の会のネット番組に出演し、野党再編に関し「民主党も維新の会も低迷している。みんなの党も頭打ち。新しい政治勢力を国民は潜在的には求めている。タイムリミットは年末だ」と述べ、民主、維新、みんな3党の一部を中心とする新党の年内結成を目指す考えを示した。維新の東国原英夫広報委員長も同じ番組で「年内にやろう」と同調した。 


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK155] (世界経済フォーラム発表の「男女格差報告」で日本は136ヵ国中)「105位の背景」

小池百合子や高市早苗らは時代錯誤の安倍晋三に近い思想傾向を持っているから選ばれた。彼女らが政治的に重用されている限り順位は上がらないだろう(画像をクリックしていくと記事が読める)。

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/691.html
記事 [政治・選挙・NHK155] 原発情報隠しの指摘に暴言/秘密保護法案弁明の首相補佐官(しんぶん赤旗)
◇〈私の主張〉秘密保護法案の疑問に答える(10月1日)
http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/#himitsuhogohouannogimonnikotaeru

http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/#himitsuhogohouannogimonnikotaeru

http://www17.ocn.ne.jp/~isozaki/#himitsuhogohouannogimonnikotaeru

「事実に基づかない批判…」などと、強弁する礒崎氏のホームページ

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「しんぶん赤旗」 2013年11月1日(金)
原発情報隠しの指摘に暴言/秘密保護法案弁明の首相補佐官
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-01/2013110115_01_1.html

 「法律を読む素養が少しでもある人ならば、原発の情報がこれに該当しないのは、瞬時にご理解いただけるはずです」―。首相官邸で秘密保護法案を取り仕切る礒崎陽輔首相補佐官(自民党参院議員)が、法案の弁明に追われています。

 秘密保護法によって、原発の情報が隠されるのではないかという指摘への自身のホームページ(10月1日付)での“反論”です。さらにこうも発言しています。

 「事実に基づかない批判は、正しい議論を阻害するので、是非お止めいただきたい」「何でもかんでも原発問題に結び付けて批判しようとする勢力があるようです」。同法案を懸念する人に筋違いな暴言です。

 礒崎氏は「原発(情報)が秘密になることは絶対にない」(9月18日のBSフジ番組)などと繰り返してきました。

 しかし、法案を担当する内閣情報調査室の橋場健参事官は10月24日の超党派国会議員の集まりで「原発関連施設の警備等に関する情報、テロ活動防止に関する事項として特定秘密に指定されるものもありうる」と、原発情報が「特定秘密」の対象となることを認めました。

 秘密保護法による原発情報隠しを懸念する声は、東京電力福島第1原発がある福島県議会でもあがっています。10月9日に「慎重な対応を求める意見書」が全会一致で可決されました。

 意見書は「当県が直面している原子力発電所事故に関しても、原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が、核施設に対するテロ活動防止の観点から『特定秘密』に指定される可能性がある」と指摘しています。

法通れば規制さらに進む
共産党福島県議団 神山悦子団長の話

 礒崎氏が、これほど強く否定するのは、「原発情報が秘密になる」という指摘が、法案の危険な本質を突いているからではないでしょうか。

 福島県は原発廃炉にむけて「廃炉安全監視協議会」をつくっています。県の専門官が第1原発内に調査で入ろうとしたら、カメラが制限されたり、監視カメラがある場所での撮影は「テロ対策のため撮影禁止」と規制を受けています。東電の手のひらの上でしか調査できないのが現状です。

 県民や自治体の首長は、東電の秘密体質と東電の流す情報しか知らせない国に、強い不信感を持っています。この上に、秘密保護法となったら、ますます情報隠しが進むことは明らかです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/692.html
記事 [政治・選挙・NHK155] 山本太郎議員「陛下の政治利用ではない」 記者団に語る  朝日新聞
 山本太郎参院議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことについて、国会内での記者団との主なやりとりは以下の通り。


 ――園遊会で天皇陛下に手紙を渡したのですか

 「陛下にお手紙を渡させていただきました」

――手紙の内容は

 「原発事故の現状をお伝えした。子どもたちの被曝(ひばく)が進んでいくと、健康被害がたくさん出てしまう。食品の安全基準でもすごく危険な部分がある。あと、原発の収束作業員が本当に最悪の労働環境で作業をやってくださっている。劣悪な環境の中で、搾取されながら労働の対価を手にすることなく、本当に命を削りながらやっているにもかかわらず、健康管理であるとか放射線管理というものは本当にずさんなままでされている。そういう実情を手紙の中にしたためさせていただいた」

 ――手紙はいつ準備したのか

 「書いたのは前日。一枚につながった紙に筆で書いた」

 ――陛下との(言葉の)やりとりはあったのか

 「僕が話しかけたんですけれども。『子どもたちの未来が危ないです。健康被害というものも出てきております。福島の原発収束作業員、本当にひどい労働環境の中で働かされている現実があります』ということを話しました。それで『この手紙に実情が書いてありますので、お読みいただけませんか』と(申し上げ)、受け取っていただきました」

 ――異例のことで、自民党からも批判の声が出ている

 「確かにいろんなご意見もあると思います。本当に切羽詰まった状況の中、どうやって子どもたちを守れるのか、という部分において実情をお伝えすることは、この国に住む者として、情報をお伝えしたいという気持ちがやっぱりあふれ出たものだと、ご理解いただきたい」

 ――国会議員という立場で手紙を渡すことは、(天皇陛下の)政治利用にあたるのではないか

 「政治という問題ではなく、それ以前の問題だ。もちろん、陛下は聡明な方なので、すでにご存じのこととは思うんですが。やはり、自分の中で、いまこの国の置かれた現状、世界中が立ったことのないところに僕たちは立たされていて、健康被害などの部分に関してはほとんど考えられていない。本当にこの先、この国がどうなっていくのかと憂えて、その気持ちがあふれたということだ」

 ――単なる政治パフォーマンスにしか見えない。政治利用したということにつながらないのか

 「つながらないです。僕が天皇陛下に対して、お手紙を書いたことが、どうして政治利用につながるんですか。どのような利点があるのか」

 ――あえて陛下に渡したのは、自身の主張が注目を集めやすくなるという考えではないのか

 「もしも僕が本当に天皇陛下を政治利用をして、自分の発言に対して注目をしてもらいたいということであれば、天皇陛下に宛てた手紙の内容をすでにメディアに公開しているんじゃないですか。そうではなく、本当に自分の気持ち、自分の思いというものを天皇陛下に対して知っていただきたい。立場や身分という部分は、申し訳ないですけれども、一度横に置かしていただいて、この国に生きる、この星に生きる命の一つとして、その思いを伝えたかった。これがもしも、園遊会でなく、まったく別の集まりであったとしても、僕は同じ思いでいろんな方にお話をしている」

 ――陛下に対し手紙を渡し、(陛下に)していただきたいことはあるのか

 「これはおそらく立場、身分というものを超越して、やはりこの国に生きるもの、この星に生きるものの一人として、生命体の一つとして、全てのものが向き合わなきゃいけない問題だと思うんです。だから、僕自身がお伝えできることはお伝えしたい。それをどう受け止めるかというのは、それぞれだと思うんですけどね」

 ――手紙を渡すことがいけないことという認識はなかったのか

 「まあ、ルール的に園遊会の中で、お手紙を渡すということは禁じられているということは聞いていなかった。でも、常識的に考えて、陛下に対してお手紙をお渡しするという行為は失礼に当たるかも知れない。けれどもやっぱり、この現状を知っていただきたいという自分の気持ちが勝ってしまった」

 「まあ、どのようにレッテルをはっていただいても結構です。公人という立場で、僕がそのような行為をしたことに対して、みなさんが言いたいように言っていただいて結構です。でも、自分自身が、どういう気持ちで手紙をしたためたか、どういう気持ちで天皇陛下に受け取っていただいたか、というのは説明したとおりです」


http://digital.asahi.com/articles/TKY201310310374.html?_requesturl=articles/TKY201310310374.html&ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201310310374
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 数の少なさよりも質が問題である日本の女性議員 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/11/01/
2013年11月01日

 安倍首相は国連演説で女性の地位向上を重視すると世界に向けて発信した。

 安倍首相にそんな事を言う資格はあるのか。

 そう痛烈に批判するコラムを見つけた。

 10月30日の東京新聞「本音のコラム」で文芸評論家の斎藤美奈子さんが書いていた。

 世界経済フォーラムは10月25日、「男女格差報告」で日本は昨年の101位からさらにダウンして136か国中105位になったと発表した。

 その評価低下の原因の一つが、昨年の衆院選挙で女性議員の比率が11%(54人)から8%(38人)に落ちたからだという。

 私がこの斎藤美奈子さんのコラムで注目したのはその後に続く彼女の痛烈な皮肉である。

 私にはとてもかけない。

 斎藤さんだから書ける。

 そして私はそれを見て思わずその通りだと賛同したのでここに引用するのである。

 「数も問題だけど、じゃあ質はどうなのか」

 そう言って彼女は次のように安倍政権に擦り寄る女性議員をめった斬りにしている。

 新聞の首相動静は「知る権利」を超えていると言って特定秘密にしようとする小池百合子自民党広報部長。

 婚外子の相続差別は違憲とした最高裁判決に反対した高市早苗政調会長や西川京子文部科学副大臣。

 日雇い派遣を解禁する法案を提言した稲田朋美行革担当大臣。

 生活保護法改正に意欲を燃やす片山さつき総務政務官。

 領土問題や教育問題で強硬姿勢を隠さない山谷えり子参院政調会長。

 105位に「悔しい」と語った森雅子男女共同参画大臣。

 彼女らが登用されたのは人権意識の希薄な安部首相の発想に近いからだ。

 人より国家を優先する安倍政権が続く限りこのような女性議員が重用される。

 これではたとえ数が増えても国際的な評価は上がらない。

 数を増やす事もいいけれど質の問題もなんとかしろ、と斎藤さんは言っているのである。

 人権意識の低い安倍首相が付け焼刃で「女性が輝く日本」といっても世界の失笑を買うだけだと言っているのである。

 私にはとても書けないが、これ以上的確でユーモアのある安倍「女性重視発言」批判はない(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 安倍政権NHK経営委員人事案は放送法31条違反 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/31-629a.html
2013年11月 1日

読売新聞が11月1日朝刊1面トップで、NHK会長人事に関する観測記事を掲載した。

政治臭の色濃い記事である。

記事は、

「NHK会長交代の公算

松本氏 後任、外部起用で調整」

の見出しで報じられている。

これとリンクするのが月刊FACTA2013年10月号の次の記事。

「NHK会長「松本おろし」の張本人」

サブ見出しには次の文字が躍る

「JR東海のドンが「元部下憎し」で猛運動。NHKがWEDGEになる日が来るか。」

第一次安倍政権の人事について、「お友達内閣」の呼称が付けられた。

第二次安倍政権では、この種の批評が影を潜めているが、実態は変わっていない。

内閣総理大臣には強力な権限が付与されており、その権限をフルに活用すれば、実質的に日本を独裁支配することも可能になる。

内閣総理大臣の権限を拡大解釈して、日本の独裁支配への道を切り開いたのは小泉純一郎氏である。

安倍晋三氏は、この手法を引き継いでいるように見える。

そのなかで、安倍政権が強力に推進しているのが、NHKに対する締め付けの強化である。

これは、日本の民主主義にとって、最大級の脅威になることがらだ。


NHK問題は極めて重要である。

特定秘密保護法案でも国民の「知る権利」の侵害、制限が問題になっている。

国家の力を突出させ、基本的人権を制限する方向への誘導が大きく進み始めている。

この方向を明示しているのが、自民党憲法改正草案に示される、次の条文案である。

第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、保持しなければならない。国民は、これを濫用してはならないのであって、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う。

重要な表現は、

「常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う」

の部分だ。

基本的人権の上位に、「公益及び公の秩序」が位置付けられる。

つまり、「公益及び公の秩序」の名の下に、基本的人権を制限するとの考え方が、憲法の規定に盛り込まれるのである。


民主主義を健全に機能させるには、言論の自由が保障され、国民にすべての情報が制限されることなく公開されることが必要不可欠である。

また、とりわけ、人々の情報入手に圧倒的な影響を与えるマスメディア情報空間においては、ここで供給される情報に偏りが生じないための特段の配慮が求められる。

マスメディア情報空間において、NHKの持つ影響力は強大である。

NHKの不偏不党は、極めて重要な意味を持つ。

ところが、日本の現行制度には重大な問題がある。

内閣総理大臣がNHKを支配する、締め付けようとすれば、それが容易に実現してしまう仕組みが内在されているのだ。

それは、NHKの人事権が、最終的に内閣総理大臣に帰属しているからである。


そのメカニズムについては、10月26日付メルマガ第702号記事

「NHKの政治偏向が必然であるメカニズム解明」

に記述したが、改めて明記する。

NHKの組織は、経営委員会を最高機関として、その下に、会長−副会長−理事で構成される理事会があり、この理事会が現業部門の最高機関になる。

実務上のNHK運営のトップに立つのがNHK会長だが、このNHK会長を選任するのが経営委員会であり、その経営委員会の委員の任命権を内閣総理大臣が握っている。

つまり、内閣総理大臣は、経営委員会委員の人事権を握っているから、実質的に経営委員会を支配できる。

この経営委員会がNHK会長を任命する。

副会長及び理事は、会長が経営委員会の同意を得て会長が任命する。

すなわち、内閣総理大臣は、経営委員の人選を通じて、NHK会長、副会長、理事のすべての任命権を握っていることになる。

問題は、この人事権をどのように活用するのかである。

放送法第31条が、内閣総理大臣の経営委員任命権を規定している。

(委員の任命)

第31条 委員は、公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する。

重要なのは、この条文の後半に次の規定が盛り込まれていることである。

この場合において、その選任については、教育、文化、科学、産業その他の各分野及び全国各地方が公平に代表されることを考慮しなければならない。

つまり、内閣総理大臣といえども、自分の主義主張に基づき、自分の意向に沿う人物だけをNHKの経営委員会委員に起用することは許されていないのである。

ところが、いま現実に広がっている事実はどうか。

安倍晋三氏は、自分の個人的な思想・信条に近い人物だけをNHKの経営委員に起用しようとしているのではないか。

本来は、国会がこうした問題に適正に対処すべきであるが、与党絶対多数の現状では、国会が法律の規定に反した行政の暴走を阻止する機能を発揮し得ない。

日本の民主主義は重大な危機に直面しているのである。

NHK人事が、政治的意向で歪められるということは、NHKの放送が一段と偏向の度合いを強めることにつながることは明白である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 日本最大の不敬企業を見逃して、直訴を袋叩きにする日本の病 (誰も通らない裏道) 
日本最大の不敬企業を見逃して、直訴を袋叩きにする日本の病
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2013/11/post-33b0.html
2013/11/01 誰も通らない裏道


facebook版「誰も通らない裏道」からの転載。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おそらく私の頭が悪いのでしょうが、彼のやったことがなぜ悪いのか私にはさっぱりわかりません。
「あんなことをやっても支持している人がいる」「一票入れた人間は頭がおかしい」という意見が溢れかえっているようですが、私は福島第一原発の収束宣言をした野田佳彦に投票して当選させた人の方が、あえて言いますが、はるかに民度が低いと思います。

「TPPはけしかんらん」とか「憲法改正を阻止しください」とかいう内容の手紙を渡すのならば、それは政治利用かもしれません。
しかし、政治がその役割を完全に放棄している福島の状況について直訴するのがなぜ悪いのか?

一方で東京電力は1000億円以上の黒字を出したと言われています。ではなぜ、このような黒字が出たのか?
本来、やらなければいけないこと、被災者への賠償、作業員の保護、汚染水の処理、除染、、、といった本来、やらなければならないことについて、徹底的に手抜きをした結果です。
そもそも、なぜ福島であのような破局事故が起きたのか? それは東京電力が経済合理性を再優先して、安全マージンをどんどん下げたからにほかなりません。

自分たちさえ良ければ、後のことは知ったことではないという会社が批判されず、「なんとかしなければ」と思っている人間が袋叩きにあうというこの社会に、私はこの国に巣食う根本的な病を感じます。

古来、天皇が見守ってきた土地を放射能によって汚染させた会社こそは最大の不敬企業であると断言します。

・誰も通らない裏道
不敬企業、不敬メディア(2009/04/10)
http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2009/04/post-0ebe.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK155] NYタイムズ 社説で「日本版NSC」「秘密保護法」断罪の波紋 (日刊ゲンダイ) 
「              反対」は当然/(C)日刊ゲンダイ


NYタイムズ 社説で「日本版NSC」「秘密保護法」断罪の波紋
http://gendai.net/articles/view/news/145618
2013年1月1日 日刊ゲンダイ


 日本の新聞より激しい

 安倍首相が成立に躍起になっている「日本版NSC設置法」と「特定秘密保護法」。言うまでもなく、米国の“猿マネ”だが、その米国のメディアがこの法案を断罪した。それも記者個人のオピニオンではなく「社説」でだ。

 米ニューヨーク・タイムズ(電子版)の29日の社説のタイトルは「日本の反自由主義的秘密法」。記事では、<日本政府が準備している秘密法は国民の知る権利を土台から壊す><何が秘密なのかのガイドラインがなく、政府は不都合な情報を何でも秘密にできる><公務員が秘密を漏らすと禁錮10年の刑になる可能性があるため、公開より秘密にするインセンティブが働く><不当な取材をした記者も最高5年の懲役><日本の新聞は、記者と公務員の間のコミュニケーションが著しく低下すると危惧している><世論はこの法律に懐疑的>――と問題点を列挙している。

 ただ、ここまでは朝日や毎日など日本の一部新聞の主張と同じだが、NYタイムズはさらに踏み込んだ批判を展開。秘密保護法とセットの「日本版NSC」の事務局である国家安全保障局に「総括」「同盟・友好国」「中国・北朝鮮」「その他(中東など)」「戦略」「情報」の6部門が設置されることを問題視して、こう書くのだ。

<6部門の1つが中国と北朝鮮。他は同盟国やその他という分類なのに、である。こうした動きは、安倍政権の中国への対立姿勢やタカ派外交姿勢を反映しており、これが市民の自由を傷つけ、東アジアにおいて日本政府への不信感をさらに高めることになる>

 日本版NSCと秘密保護法がアジアの安定を脅かす可能性にまで言及しているのである。

 米国事情に詳しいジャーナリストの堀田佳男氏がこう言う。

「安倍首相は9月に訪米した際、シンクタンクの講演で<私のことを右翼の軍国主義者と呼びたいのなら、どうぞ呼んでくれ>と言いました。あの発言で、米国のリベラル系メディアは、ますます安倍首相を危険視するようになりました。このまま中国を刺激し続けると、日中間で戦争になってしまうのではないか、と本気で恐れているのです。安倍首相に対する危機意識は相当高まっています」

 安倍の危うさを米メディアの方がよっぽど分かっている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK155] ハロウィンの日にはいろいろなことが起こります:仮装から直訴まで (八木啓代のひとりごと) 
ハロウィンの日にはいろいろなことが起こります:仮装から直訴まで
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-700.html
2013-11-01 八木啓代のひとりごと


 昨日のライブ、皆様ご来場ありがとうございました。

 実は、9年近く一緒に組んできた小林智詠さんが寿退社遠方引っ越しされたので、今までのように気軽にライブにお誘いできなくなり、パートナーを捜していたのですが、3ヶ月ほど前から福島久雄さんにお付き合いを頂いています。

 なんといっても、日本で、私以外にはいないジャンルとあって、ほとんど全曲を一から覚え、しかも、リズムもキューバからアルゼンチンからファドから日本ものから、という無茶なお願いでしたが、見事にクリア頂いており、回を重ねる度に、濃いステージとなっております。

 それにしても、昨夜、ライブを終えて、六本木の町に出ますと、妙な雰囲気が。
 なにかと思ったら、ハロウィーンですね。

 何と日本にハロウィーンが、と思ったのですが、あのクリスマスですら見事に日本化してお祭り騒ぎにした日本人です。なんかちょっと違うのではないかと思うようなのも含めて、コスプレした若者たちが深夜の六本木に大勢繰り出されておりました。

 今日は金曜日ですが、あの人たち、あのまま会社なり学校にいったんでしょうかねえ。不思議な限りです。

 まあ、そういう景色を眺めつつ帰宅いたしましたら、最寄り駅の階段の下に真っ赤な鮮血が。

 ハロウィンのたちの悪いジョークかと思いましたら、本当にどなたかが転落なさって大怪我をなさったようで、救急車が来ておりました。私も、すでに色々な方からご忠告を受けていますが、突き落とされないように気をつけなくてはいけませんね。

 その日本のハロウィンから1日経って、今日はメキシコの死者の日です。死者の魂が帰ってきて、生と死の境界がなくなる日。生者も自分のお墓を作り、蝋燭をいっぱい立てて、キンセンカの花を飾り、着飾った髑髏の貴婦人が街を歩く日です。
 
 そういう日を狙ったわけではないでしょうが、山本太郎氏の「直訴」事件。

 戦後初、84年ぶり5度目だそうです。

 高島章弁護士によりますと「天皇は山本太郎からもらった手紙を内閣に送付することになるだろう。その上で,内閣から逆送を受けるのだろうか? 法律に規定はないが,何らかの内規があるかも知れない。ちょっとした憲法ネタだなぁ。司法試験に出るかな?」
 だそうです。

 今の日本に不敬罪はありませんし、天皇は象徴でしかないわけですから、天皇に手紙を渡したぐらいのことで、議員を辞めろとかいうのは、それこそ憲法違反でしょう。その手紙に炭疽菌でも入れていたら別だと思いますが。

 天皇の政治利用が問題だというなら、主権回復の日の式典に、渋る陛下を引っぱりだし、お言葉もなしに、天皇陛下万歳と叫んで、オリンピックに利用した議員らのほうが、よっぽど糾弾されるべきでしょう。
 
 ちなみに親しい方から聞いた話では、美智子妃からお電話がかかってくるときには、直接ではなく、侍従の方からお電話があって、変わられるのだそうです。


文中リンク
高島章(弁護士)
https://twitter.com/BarlKarth/status/395815475839369216

右も左も激怒!主権回復の日に「天皇陛下万歳!」
http://togetter.com/li/495104


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 秘密保護法ができれば政府の違法行為を暴くことは不可能に・日米密約を暴いた西山太吉氏が法案を厳しく批判
秘密保護法ができれば政府の違法行為を暴くことは不可能に・日米密約を暴いた西山太吉氏が法案を厳しく批判
videonewscom
http://youtu.be/JqIUh9V7hA4

公開日: 2013/10/30


http://www.videonews.com/
インタビューズ (2013年10月27日)
秘密保護法ができれば政府の違法行為を暴くことは不可能に
日米密約を暴いた西山太吉氏が法案を厳しく批判
インタビュー:西山太吉氏(元毎日新聞記者)
 沖縄返還の際の日米密約をすっぱ抜き、後に有罪判決を受けた元毎日新聞記者の西山太吉氏が、ビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、現在国会に提出されている特定秘密保護法案が成立すれば、氏が暴いたような政府の違法行為が一切表に出てこなくなる恐れがあるとして、法案の成立は何としても阻止する必要があると語った。
 西山氏は、そもそも今回特定秘密保護法案の制定を推進している自民党が、依然として日米密約の存在を認めていないことを厳しく批判した上で、その自民党にそのような法律を語る資格はないと、これを一蹴した。
 また、これまで日米関係に関する機密事項は、アメリカ政府が機密の指定を解いた後、アメリカ側から開示されたものばかりで、「日本側が機密を公開したことは一度もない」ことを指摘。今後、日米軍事同盟の緊密化によって自衛隊が米軍と一体化した際に起きることが予想される憲法に抵触する行為や政府にとって都合の悪い情報は、ことごとく秘密指定されることになるだろうとの見通しを示した。
 ジャーナリストの神保哲生が西山氏に特定秘密保護法案の評価と、法案が成立した場合に予想されるジャーナリズムや日本社会への影響を聞いた。

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本太郎氏「直訴状」に広がる批判 下村文科相「議員辞職ものだ」[ZAKZAK(夕刊フジ)]
山本太郎氏「直訴状」に広がる批判 下村文科相「議員辞職ものだ」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131101/plt1311011535002-n1.htm

 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会(東京・元赤坂の赤坂御苑)で、山本太郎参院議員(38、無所属)が、陛下に手紙を渡した問題が深刻化している。「皇室の政治利用」といった批判が噴出し、閣僚からは「議員辞職ものだ」という厳しい声もある。参院議院運営委員会は1日の理事会で、山本氏に対する処分をめぐって協議する。

 前代未聞の“事件”は突然発生した。山本氏は、陛下が招待者の並ぶ列を回って来られた際、折りたたんだ手紙を直接手渡したのだ。陛下はいったん受け取り、近くの侍従長に手渡された。周囲に緊張感が走った。

 園遊会の暗黙のルールを破るだけでなく、天皇陛下の政治的中立性を理解していないかのような行動。俳優兼市民活動家から国会議員に転身した山本氏だが、いまだに市民活動家の意識でバッジを着けているのか。

 手紙には、東京電力福島第1原発事故をめぐる現状が書かれていたといい、ネット上では、足尾鉱毒事件を明治天皇に直訴しようとした田中正造に例える記述もあるが、政界の反応は厳しい。

 下村博文文科相は1日の記者会見で「(天皇の)政治利用そのもので、議員辞職ものだ。安易に看過することがあってはならない」と一刀両断。古屋圭司国家公安委員長は「常軌を逸した行動だ。国民の多くも『許されざる行為だ』と怒りを込めて思っているのでないか」と指摘し、太田昭宏国交相は「国会議員が踏まえるべき良識、常識がある。不適切な行動だ」と批判した。

 自民党の石破茂幹事長も同日、記者会見で「見過ごしてはならないことだ」と明言し、同党の脇雅史参院幹事長は党役員連絡会で、山本氏が議員辞職しない場合、辞職勧告決議案の提出を検討すべきだと語った。

 民主党の松原仁国対委員長は「許されない。『議員辞職すべきだ』との意見には非常に共感する」と発言。日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)も「日本国民であれば法律に書いていなくてもやってはいけないことは分かる。信じられない」と批判した。

 まさに政界総スカン状態といえそう。参院規則第245条には「議院を騒がし又は議院の体面を汚し、その情状が特に重い者に対しては、登院を停止し、又は除名することができる」とある。

 山本氏は園遊会後、記者団から「政治利用にあたるのでは」「パフォーマンスでは」などと聞かれ、それらを否定したうえで、「どのようにレッテルを貼っていただいても結構です」と語った。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 11/1]
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 何度でも書く。どうして東電が黒字になるのか (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/11/01/#002756
2013年11月01日

何度でも書く。

 どうして東電が黒字になるのか。

 東京電力はきのう10月31日、平成25年9の中間連結決算を1416億円の黒字となったと発表した。

 除染ひとつをとってみても国家予算からの莫大な補助が不可欠だ。

 これから始まる廃炉作業の費用も、これから出てくる放射能被爆犠牲者の補償も、すべて税金投入なくしてはありえない事は皆が分かっているのに、なぜそんな東電が黒字なのだ。

 その事に何の言及もなく、東電の発表をそのまま垂れ流すだけのメディアはもはやメディアの責任を放棄している。

 よくも平気でいられるものだ(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「山本太郎議員が陛下に手紙」何が問題なのか 高崎経済大・八木教授に聞く(THE PAGE) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000008-wordleaf-pol
THE PAGE 11月1日(金)18時37分配信


 山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題が波紋を広げています。山本議員は手紙の内容について、福島第1原発事故をめぐる現状を書いたものだと説明していますが、「皇室の政治利用だ」「非常識だ」などと批判する声もあります。山本議員の行動をどう見るか。皇室問題に詳しい高崎経済大学の八木秀次教授(憲法学)に聞きました。

「直訴」をどう見る

――――今回の山本議員の行為をどう見ますか。
 まず話を持っていく先を間違えています。天皇陛下はそういう存在ではありません。現在の天皇は「政治的中立」であるということが理解できていない。彼は国会議員なので国会の中で訴えていけばいいのです。田中正造(足尾銅山の鉱毒問題を天皇に直訴した明治時代の政治家)を気取ったのでしょうが、非常に滑稽に見えます。

 そして場所も間違えています。園遊会は政治的な事を言う場ではありません。実際、手紙を渡しても、天皇陛下から侍従長に手渡されスルーされてしまった。現行憲法における天皇陛下の位置付けが分かっていないのでしょう。天皇は国政に関与できません。まるで専制君主制のイメージを持っている印象を受けます。

 今の憲法における天皇は、政治に関与しないことで国民を統合していく。そこを期待されています。それを、無理に「反原発」という国民の間でも賛否が分かれている問題に引きずり込もうとした。憲法が分かっていないから、こんな失礼なことができたのでしょう。国会議員の取る行動ではありません。

 彼は国会議員だから、ちゃんと手続きを踏んで、信念を政策に実現できる立場が与えられています。例えば、福島の方がやむにやまれず、陛下に辛い現状を伝えるのとはわけが違います。質問主意書を出したり、メディアを使って訴えるとか、いろんな手法があるにも関わらず「直訴」するというところが理解できません。

「政治利用」に当たるのか

――――皇室の政治利用だとの見方もあります。
 皇室の政治利用とは、政治的主張などを「天皇の権威によって権威付ける」ことですが、そういう意味で、山本議員の行動は政治利用「未遂」と言えるかもしれません。

 明治憲法下で、昭和天皇は2回だけ政治的意思を示したといわれています。二・二六事件(1936年に起きた陸軍青年将校によるクーデター事件)と終戦のときです。しかし、今はその余地はありません。そこの部分が現行憲法では強められました。

 現行憲法下でも、例えば天皇は国会を召集します。しかし国政に関する権能はありません。天皇は国民統合の象徴で、いかなる政治的立場にもつかず、いかなる政治的意思も持たないことで、現在の天皇制は守られています。それは、国民が党派に分かれて対立していても、天皇はいかなる政治的立場にも立たないからこそ、国民を統合できるからです。

「直訴」は請願なのか

――――国や地方自治体に意見や要望を行うには「請願」というやり方があります。請願法では、天皇に対する請願書は内閣に提出しなければならない、と規定されています。

 今回の行為が「請願」だという考え方もあるようですが、請願とは一般国民が行うことです。国会議員は国民から請願を受ける立場であり、政府を飛ばして天皇にお願いするのはおかしな話です。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 皇室の政治利用を恣にしてきた与野党議員に山本太郎を批判する資格はない (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1125.html
013-11-01

 山本太郎参院議員(無所属)が昨日行われた園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことを巡って、政界を中心に大騒ぎになっています。福島第1原発事故の処理に関して陛下に直訴したわけですが、内閣はもちろん、与党や民主党も「政治利用に当たる」として厳しく批判しています。

 各マスコミもバッシングに加わり、産経ニュースは昨日付で山本議員の会見時の一問一答を詳細に報じています。(「山本太郎会見詳報」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103120300008-n1.htm

 政治利用に当たるのではないかと記者は執拗に問い詰めていますが、山本議員は意に介していない模様です。そんなことより、福島の現状を何とかしたいという思いが伝わって来ます。

 巻物に筆で書いてお渡ししたそうで、陛下はそれを手にとってパラパラと一瞬御覧になり、後ろに控えていてた侍従長に手渡されました。写真や動画を見る限り、陛下は和やかなご様子です。

 この手紙がとうなるか分かりませんが、川島裕侍従長は山本議員の行動を批判していますから、積極的に陛下にお見せすることはないでしょう。陛下からお尋ねがあれば、出さざるを得ませんが…。

 この件に関しては賛否両論あると思いますが、各党が政治利用として批判しているのはどうかなという感じです。と言うのも、自民も民主も政治利用しているからです。

 民主党政権時代の2009年12月、習近平が来日した際、急遽天皇陛下との会談が設定されましたが、これはまさに政治利用に外なりません。当時幹事長だった小沢一郎がゴリ押ししたと言われていますが、実際には中曽根康弘が無理に頼んだようです。ですが、民主党政権下の出来事ですから、政治利用と言うなら、自民・民主両党に責任があります。

 もっと酷いのが今年4月28日に開催された政府主催の「主権回復の日」の式典で、安倍内閣は半ば強引に天皇皇后両陛下に出席をお願いしています。これは政治利用以外の何物でもありません。米国に隷従していながら主権回復を祝うなんてブラックジョークにしかなりません。

 要するに、権力者サイドは幾ら政治利用しても構わないが、他の者はダメだというダブルスタンダードなのです。だから与野党議員等による批判は全く説得力がありません。その前に我が身を省みるべきです。

 日本国憲法上、天皇は国民の象徴で国事行為に専念することになっています。山本議員の行動を戦前の田中正造の直訴になぞらえたりしていますが、この時は明治時代で天皇は国のトップですから、状況はかなり異なります。

 しかしそれでも、日本国民の皇室に対する尊崇の念は厚いですから、陛下の御宸念は大きな影響を及ぼします。山本議員はそれに期待し、縋ろうとしたのでしょう。その志や良しと言うべきです。

 仄聞するところでは陛下は特定秘密保護法案には反対との御叡慮で、皇后陛下はかつての「五日市憲法草案」に痛く感銘を受けられたご様子で、その旨今年の誕生日に出された文書の中に記されています。明治期にまとめられた五日市憲法草案は非常にリベラルな内容で、安倍政権が進めようとしている改憲に対する強烈なメッセージとなっています。

 政府に期待できないのなら皇室に何とかしてもらいたいという心情は、日本人としてよく解ります。しかし、権力者たちは何があっても既得権益を守ろうとし、権力保持に死に物狂いですから、そのとばっちりが皇室に向かうのではないかと、その点が案じられます。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本太郎議員「お沙汰受け止める」 参院委が聴取(朝日新聞) 
参院議院運営委員会の理事による事情聴取を終え、委員長室を出る山本太郎参院議員=1日午後、国会内、越田省吾撮影


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000049-asahi-pol
朝日新聞デジタル 11月1日(金)19時41分配信


 山本太郎参院議員が10月31日の秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を渡したことが波紋を呼んでいる。参院議院運営委員会は山本氏を聴取し、処分の検討に入った。閣僚や与野党から「政治利用だ」との批判も巻き起こる。山本氏は「思いを伝えたかった」と政治利用の意図を否定するが、政治と天皇のかかわり方が改めて問われそうだ。

 山本太郎参院議員が1日、参院議院運営委員長からの事情聴取を受けた後の記者団との主なやりとりは以下の通り。

 ――議運委員長からどういう話があったか。

 「政治利用との意識はあるのか」ということだったが、政治利用もなにも僕は直接陛下にお手紙を渡して、僕と陛下とその周りの方々しか分からないことだと思っていたが、このようにマスコミが騒ぐことによって、政治利用にされてしまうということだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 渡辺、志位氏も山本議員を批判(時事通信) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013110100930


 みんなの党の渡辺喜美代表は1日の記者会見で、山本太郎参院議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した行為について、「憲法の象徴天皇制に対する大変な勘違いだ。政治利用と言われてもやむを得ない」と批判した。

 共産党の志位和夫委員長も会見で「憲法上、天皇は政治的な権能を有さず、政治的な対応を求めることは憲法の規定にそぐわない行動だ」と語った。 (2013/11/01-20:02)


        ◇

「議員辞職を」「常軌逸する」=閣僚・与野党幹部が山本氏批判
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2013110100176

 山本太郎参院議員(無所属)が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題について、1日午前、閣僚や自民党幹部が議員辞職を促すなど山本氏への批判が相次いだ。

 下村博文文部科学相は「議員辞職ものだ。まさに政治利用そのものだ」と厳しく非難。古屋圭司国家公安委員長は「国会議員として常軌を逸した行動だ」と指摘し、新藤義孝総務相は「皇室へのマナーとして極めて違和感を覚える」と語った。

 稲田朋美行政改革担当相も「(天皇陛下には)良識ある態度で臨むべきだ」と述べ、谷垣禎一法相は「天皇陛下を国政に引きずり込むようなことにもなりかねない」と懸念を示した。

 自民党は役員連絡会で、山本氏の行為について「看過できない」との認識で一致。脇雅史参院幹事長は席上、「自らが身の処し方を考えるべきだ。自分で身を処しないなら、辞職勧告も考えるべきだ」と述べた。

 野党も山本氏の行為を批判。民主党の松原仁国対委員長は記者会見で、閣僚らの議員辞職要求について「非常に共感する部分がある」と述べ、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は市役所内で「あってはならないことだ。信じられない」と語った。 (2013/11/01-12:15)


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「ブラック批判」で客も投資家も遠のく 業績急降下でワタミ独り負け(日刊ゲンダイ)






日刊ゲンダイ
「ブラック批判」で客も投資家も遠のく 業績急降下でワタミ独り負け
http://news.livedoor.com/article/detail/8212439/

  ブラック企業の代表格「ワタミ」の業績が急速に悪化している。

「ワタミ」は先週25日、2014年3月期の業績予想を公表。連結純利益が前期比68%減の12億円になると下方修正した。

「ワタミ」は「外食事業の客数が回復せず、既存店売上高が計画を下回ったことが原因」と分析。特に9月の既存店売上高が前期比89.5%と大きく落ち込んだのが原因だ。
「日本フードサービス協会がまとめた市場調査では、9月は台風の影響などで外食は全体的に客足は伸び悩んだものの、それでも『パブ/居酒屋』は前期比93%。『ワタミ』の不振の度合いは平均を上回っています」(経済誌記者)

 日銀の異次元緩和で株式市場は全体的に好調だが、「ワタミ」は逆行。28日には年初来安値の1502円を付けた。客足だけでなく、投資家も離れ始めているようだ。「ワタミ」に感想を聞こうと問い合わせたが「担当者は不在です」とケンもホロロ。「ワタミ」の独り負けは何が原因なのか。

「結局、『ワタミ』ブランドが通用しなくなったということ。メニューは代わり映えしないし、特徴もない。お客さんが飽きたのです。最近は、わざわざ『ワタミ』の店舗近くを狙って出店する激安の焼き鳥チェーンもある。『ワタミ』はライバル店にどんどん客を奪われている。トドメを刺したのが『ブラック企業』問題です。これでブランド力を完全に失った。今夏の参院選で創業者の渡辺美樹氏の得票数が少なかったのがその証しです。業績はこの先もどんどん落ちる可能性がありますよ」(経済ジャーナリスト)

 一度失ったブランド力を回復するのは大変だ。

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/706.html
記事 [政治・選挙・NHK155] 〈阿比留瑠比の極言御免〉信じては裏切られる日韓関係 野田元首相に見るウブさ…(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131101/dms1311011204015-n1.htm
2013.11.01


 野田佳彦前首相が在任中の日韓関係について語った10月29日付の読売新聞の記事を読み、日本はどうして韓国に対してこう「うぶ」なのかと悲しくなった。野田氏が平成23年10月、訪韓して李明博前大統領と会談した際の李氏のこんな言葉を紹介していたからだ。

 「歴代の韓国大統領は任期後半になると、『反日』を使いながら支持率を上げようとする繰り返しだった。私はそういうことはしたくない」

 野田氏は当初、この文句を真に受けたようで当時、周囲に「李氏は今までの韓国大統領とは違う。歴史問題を振りかざさない」と語っていた。訪韓に同行した政府筋も「歴史的会談だ。日韓関係は新たな段階に入った」と高揚感を隠さなかったのが印象深い。

 もちろん、そんなものはただの希望的観測であり、錯覚に過ぎなかった。

 このときの訪韓で野田氏は「朝貢外交」(日韓外交筋)といわれながら、引き渡す義務のない朝鮮半島由来の古文書「朝鮮王朝儀軌」をわざわざ持参した。にもかかわらず、李氏からはお礼の一つもなかった。

 それどころか、直後の12月の会談では李氏は感情をあらわに慰安婦問題で日本を批判し、会談時間の3分の2をこれに割いた。あまつさえ24年7月には、歴代大統領で初めて竹島(島根県隠岐の島町)に上陸し、天皇陛下に理不尽な謝罪要求まで行ったのである。

 相手の言うことをそのまま受け止めては裏切られるナイーブな日本と、平然と前言を翻して恬(てん)として恥じない韓国−。日本の対韓外交は、何度同じ轍(てつ)を踏めば懲りるのだろうか。

 慰安婦募集の強制性を認めた5年8月の河野談話の根拠となった、韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査にしても日本政府は当初、「証言の『信憑性(しんぴょうせい)』の問題が生じるなどの理由から行わない方針を取ってきた」(同年3月24日付朝日新聞)のである。

 それが、聞き取り調査を実施して強制性を認める方向へと変わったのは、韓国の金泳三大統領(当時)が「慰安婦問題で日本政府に補償を求めない」との基本方針を明らかにしたことが大きなきっかけだった。

 これも現在では、ほとんど反古(ほご)と化している。韓国の憲法裁判所が元慰安婦の賠償請求に関し、韓国政府が日本政府に対し具体的措置を講じてこなかったのは違憲と判断したため、韓国は請求権問題を扱う協議を日本に求め出したのだ。

 「韓国政府としては、両国の過去について問題は出ないようにしたい」

 10年10月、韓国への「痛切な反省と心からのおわび」を盛り込んだ日韓共同宣言を当時の小渕恵三首相と締結した際、金大中大統領はこう強調した。韓国政府高官も「政府レベルで今後、過去に触れることはない」と明言し、日本側は歴史認識問題はこれで「最終のもの」(野中広務官房長官)と受け止めたが、そうは問屋が卸さなかった。

 現在の朴槿恵大統領に至っては任期後半どころか初めから「反日」全開で、とりつく島もない。譲歩しようと思い遣ろうと無駄なのだから、ここはとことん、日本の主張をぶつけた方がいい。(政治部編集委員)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 山本太郎議員手紙手渡し問題 「マスコミが騒いだから」と反論(FNN) [
山本太郎議員手紙手渡し問題 「マスコミが騒いだから」と反論
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00257036.html


山本太郎参議院議員が、秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を渡した問題で、波紋が広がっている。閣僚から議員辞職を求める声も出る中、山本議員は「マスコミが騒いだから」などと反論している。


園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡した問題で、無所属の山本太郎参議院議員は1日午後0時前、参議院の岩城議院運営委員長から事情を聴かれた。


およそ15分間の聴取を終えた山本議員は、「(天皇陛下の)政治利用という部分に対して、意識はあるのかということだったんですけど。僕は、直接お手紙を渡したいという気持ちで、渡したわけですから。それを逆に、政治利用として、皆さん的な政治利用にしているのは、マスコミの方なのではと思います」と語った。


毎回、およそ4分の1の国会議員が招待される園遊会で、10月31日午後、山本議員は、天皇陛下を呼び止め、直接、手紙を渡した。


手紙は、福島第1原発の事故の影響などについて、筆で書かれていて、「陛下、私は」という書き出しで始まっていた。


園遊会で、陛下に手紙を渡してはいけないという決まりはないが、反原発を訴えている山本議員の今回の行動が、天皇陛下の政治利用にあたるとの批判が出ている。


1日、安倍内閣の閣僚や与党からは、批判が相次いだ。


下村文科相は「議員辞職ものだと思います。まさに政治利用そのもの」と述べた。


また、古屋国家公安委員長は「許されざる行為だと、こういうふうに多くの方が、怒りを込めて思っているんじゃないでしょうか」と述べた。


自民党の野田聖子総務会長は「ご自身の政治パフォーマンスに、わたしたちの天皇陛下を利用した事実ではなかろうかと。自身が責任を取るべきだと思います」と述べた。


また、野党からも批判の声が上がった。。


民主党の松原国対委員長は、「到底、許されるものではないし、あってはならないこと」と述べた。


共産党の志位委員長は「憲法を知らない者の行う行動だと言わざるを得ないと。憲法上の天皇の地位というのは、国政に関する機能を有さないと」と述べた。


こうした批判が出ていることに、山本議員は「天皇陛下の政治利用というなれば、オリンピックの招致や政府主催のイベントなどで、天皇陛下万歳という言葉を使うこと自体が、その場に天皇陛下をお招きすること自体も、政治利用になりかねないと思う」と語った。


今回の山本議員の行動について、東京・新橋の人は、「びっくりですね。ああいう場所では、ふさわしくないんじゃないですか」、「園遊会で(手紙を)渡すのは、場違いじゃないかなとは思うんですけど。もうちょっと違う形の渡し方があったんじゃないかと思います」などと話した。


ほとんどは批判的な意見だったが、中には「『開かれた皇室』っていうふうに、今でも言われてきてるわけじゃないですか。だから、手紙を渡すくらいだったら、そんなにかまわないと思います」といった意見もあった。


山本議員の処分について、一部野党からは、「不適切だが、懲罰にはあたらない」とする意見もあり、議院運営委員会では、連休明けの5日に再度、理事会を開き、処分を検討するという。
(11/01 18:32)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 汚染水問題の次に待つ、危険極まりない核燃料棒取り出しの作業に、日本の未来が掛っている (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201311/article_1.html
2013/11/01 22:45

福島原発は、汚染水問題で、原発(廃炉)処理の入り口で躓いている。以下の記事のように、水素爆発した原発の中で一番危ない4号機の燃料取り出しを行うことになるという。ご存じのように、4号機は、偶々原子炉内の点検のため核燃料棒は引き上げられ、全て核燃料プールに保管されていたが、水素爆発によって燃料プールの土台の一部が破損し、今はその補強がなされている。

しかし、また大地震が来たら、いつ倒壊するかわからない。倒壊すれば、プールの中に保管されている千数百本の核燃料が空気中にむき出しになり、水冷却が出来なくなる。そうすると核分裂の熱により、燃料棒を格納している金属容器が溶けて、大核融合反応が起こって手におえない状態になり、東京は勿論、東北、関東近傍まで核物質で汚染され、もう人が住めなくなるだろう。それこそ日本は沈没である。

この核燃料棒を1本ずつ取り出すという。以前、この燃料棒を取り出そうとして落としている。これを落とすと核燃料棒の金属が破損し、また発熱を起こす可能性があるから落とせない。落としたときの対策、対応も、規制委員会で調査され許可が出たとされている。放射能が非常に高いので、映像モニターを見ながらのクレーン操作で、半端な操作技術ではない。今までの東電のずさんな作業を見ていると、とんでもないことが起こる予感がする。


福島原発4号機、燃料取り出しに向け最終検査
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131031-OYT1T00472.htm?from=ylist

 東京電力福島第一原子力発電所4号機の使用済み核燃料プールから、燃料を取り出す作業に向け、原子力規制委員会は31日、設備の最終検査を始めた。

 東電は、早ければ来月8日にも作業を始めたい考えだ。

 福島第一原発1〜4号機には計約3000本の使用済み核燃料が残り、うち4号機に1533本がある。これを取り出して安全な場所に保管することが、廃炉に向けた重要なステップになる。

 最終検査は、作業の際、放射性物質を外部に飛散させないための換気設備などの点検が中心。プールの中で燃料をつかみ取る機器や、燃料を容器に詰め替えて建屋外に運び出すためのクレーンの安全性は、既に確認したという。

 規制委は作業計画も認可しており、最終検査に合格すれば、燃料の取り出しが始まる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「国会議員ならしっかりやれ」山本太郎議員を痛烈批判 橋下大阪市長 (産経) 
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131101/waf13110111530026-n1.htm
2013.11.1 11:51


 天皇、皇后両陛下ご主催の秋の園遊会に出席していた山本太郎参院議員(無所属)が陛下に直接、手紙を渡したことについて、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は1日、「信じられない行為。国会議員なんだから、しっかりやってくれと言いたい」と批判した。

 市役所で記者団に答えた。橋下市長は山本議員が「禁じられていない」と主張していることにも言及し、「日本の国民であれば、法律に書いていなくてもやってはいけないことは分かるでしょ」とあきれた様子だった。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/710.html

   

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