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2013/10/27 晴耕雨読
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日本は「恥の文化」といわれ、いい意味で恥を知る民族といわれてきた。
昔の日本人は、人前で恥をかく、かかされるのを、極端に恐れ、命を賭けて名誉を守ってきた。
現在の政府は、恥などなんとも思わない。
国際舞台でも平気で嘘を吐く。
恥という概念自体がないのだ。
寝言でも嘘を吐くような政府である。
「特定秘密保護法案」に賛成する国会議員は、恥を知らない日本人である。
大半は次の選挙だけを考えて、幹事長に睨まれるのを恐れているだけだ。
こういう自分のことしか考えない政治家が国の進路を決めてゆく。
国民の生死を決めてゆく。
徴兵制もだが、福島第1原発の作業も義務化されるだろう。
テロとの闘い、といえば日本人は思考停止に陥る。
この闘いは先験的に善でありテロは悪なのである。
この言葉を国会で頻繁に使い出したのは小泉純一郎である。
ブッシュに隷属して、にわか仕込みの言葉を使い始めた。
「脱原発」などと今度もにわか仕込みの言葉を使う前に、小泉はイラク侵略の総括が先だ。
みのもんたが「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」を降板する。
決定は遅すぎたぐらいだ。
この男が日本のテレビ界にまき散らした害毒は計り知れない。
とくに際立つのは、放送法を無視して、権力の側に立って、変革を志した小沢一郎への人物破壊をやったことだ。
みのもんたが降板。
日本のメディアの劣悪を最も体現したタレントである。
その人間観は浅ましく、公共の電波を使って、権力にへつらい、弱い者を叩き続けた。
特に際立つのは小沢一郎へのバッシングである。
思想のかけらもないくせに、小沢を叩けば支配層が喜ぶことをよく知っていたのである。
社民党の吉田忠智党首が、23日の会見で、「脱原発」発言を続ける小泉純一郎に面談を申し込む。
吉田は「脱原発に向け、どのように取り組んでいくか話し合いたい」と述べた。
これは野党の体たらくを象徴する事件。
有名人が欲しい。
過去も主義主張も問わない。
話題になればそれでいいか。
甘すぎる。
社民党の吉田忠智党首が、「脱原発」の小泉純一郎にラブコール。
若い世代は、へぇ、左翼がねぇ、だろう。
わたしたちの世代は、村山富市が国会で二度も言い放った「安保条約賛成!」の前代未聞の裏切りが脳裏を過ぎる。
そんなにしてまで総理になりたいのか、と思ったものだ。
台風26号の土石流で、31人死亡、13人行方不明の伊豆大島の川島理史町長は、共産党員だった。
同島に台風が接近していた15日夜、出張先の島根県隠岐の島町での交流会で飲酒。
その後、女性のいる店での2次会でも飲酒。
「しようがないでしょう」と。
状況的思考ができない共産党員は多い。
現在の政治家の大半が、愚民観の持ち主である。
だから国民の幸せになることはやらない。
もっと利口な、そして見返りのある米国の指示で動く。
国民も、だいたい自分の首を絞める政党を選ぶ。
消費税増税や原発再稼働が好きであり、放射能汚染食材を平気で食べる。
病人が出ると、政府は米国に差し出す。