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2013年10月22日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK155] 3年後民主主義は消滅 野党なしのこの国の政治の恐怖 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10090.html
2013/10/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


安倍政権は、きょう(21日)にも特定秘密保護法案を閣議決定する。

国家が特定する秘密を漏らした場合は最高懲役10年、情報を得ようとした者も罰せられる、という暗黒法だが、最終案に「取材行為は正当な業務とする」「国民の知る権利と取材の自由には十分配慮する」といった文言を盛り込んだことで、反対していた公明党が了承、今国会で自動成立の見込みだ。

「取材の自由」が保障されたことで、大マスコミは“容認”ムードだが、何をもって取材とするかは、政府の胸三寸だ。自民党プロジェクトチームの町村信孝座長は「ワケのわからないジャーナリストもいる」「テロリストが雑誌会社をつくって『取材の自由』を主張することもありうる」とか言って、議論の余地があることをにおわせていた。

フリージャーナリストによる地を這うような張り込み取材にイチャモンがつかないか。パパラッチ的な撮影はどうなるのか。大いに疑問だし、とってつけたような文言を加えたところで、この法案の恐ろしさは変わらない。政府に都合の悪いことを隠すための法案であり、懲役10年という脅しを使って、取材に圧力をかけるものだからだ。「国民の知る権利には配慮する」って、その言い方はなんだ? お上目線そのままだ。上智大教授の碓井広義氏(メディア論)が言う。

「そもそも政府が一方的に『秘密』を指定できることが危険なのです。秘密にする基準を作るとか言っているが、政府が『これは特定秘密だ』と言い張ればそうなってしまう。しかも、国民は何が秘密かわからない。うっかり探ったら、最高で懲役10年もの重罰が科せられてしまう。『配慮』という言葉も危険で、状況次第でどうにでもなる。それは戦前の歴史が雄弁に物語っていることです」

これから国会で本格議論……なんて思っちゃいけない。野党不在の国会ではあっという間に成立だ。自公協議が終わった時点で、戦前回帰の悪法がよみがえったことになる。

◇海外で戦争するための法案が次々に

秘密保護法案は日本版NSC(国家安全保障会議)をつくるための法律だ。軍事、防衛などの情報を各省庁の縦割りではなく、一元管理するための組織である。

そこに安全保障上の機密情報などを集約させ、首相と官房長官、防衛相、外相の4人が「国の作戦」を決めていく。そこには同盟国、米国からの軍事、偵察情報なども含まれるので、そのために「秘密保護法」をかけるわけで、つまり、NSCをつくるための準備である。

それじゃあ、NSCの先に何があるかというと、もちろん、米との軍事行動一体化、集団的自衛権の行使がある。

安倍はスットボケているが、そこまでセットで、大きな国家改造戦略が練られている。そこが恐ろしいところだ。

「秘密保護法と日本版NSC設置法はワンセットで、日本が米国と一緒に海外で戦争できる国になるための法案といっていい。共同で軍事作戦を展開するには、省庁間の情報を機動的に集約するNSCを設置するのが早いし、秘密保護法は米国と共有した情報を機密扱いにするために必要なのです。07年に海上自衛隊員がイージス艦の構造図面を勝手に持ち出し、情報が漏洩した事件がありました。情報管理に不信を覚えた米国から、日本の秘密保全に強いプレッシャーがあったのだと思います」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)

自民党は昨年7月、すでに集団的自衛権の行使を可能にする「国家安全保障基本法」を総務会で決定している。来年の通常国会でこの法案を出すつもりだ。秘密保護法→NSC設置法案→国家安全保障基本法という流れである。その背景では集団的自衛権行使容認を議論する安保法制懇が開かれ、準備は着々と進んでいる。もちろん、法案が出てくれば、与党の数の力であっさり成立してしまう。そのときになって、国民が安倍の危うさに気づいても、次の選挙は3年後のダブルだろうから、やりたい放題をされてしまう。この国の形は完全に変わってしまうことになるのである。

◇庶民イジメ安倍独裁を許す野党のテイタラク

おそらく、この3年間で民主主義は完全消滅するのではないか。安倍独裁政治がうなりを上げ、国民の権利は次々と奪われ、増税などの負担増だけが次から次へと押し付けられることになる。

すでに、このシナリオは露骨に動き出している。老人と貧乏人だけが泣く消費税増税が決まってしまったし、社会保障に回るはずだった増税分はコンクリートと軍備に化け、ゼネコンと防衛産業を喜ばせている。TPPにしたって、参院選で公約した「重要5項目」は到底守れないのに、安倍は自らTPP年内妥結の旗振り役を買って出た。

公約破りと庶民イジメの負担増で、本当ならば、国民の怒りが爆発し、安倍は立ち往生するところだ。

しかし、安倍は余裕しゃくしゃく。選挙がずっとない上に、野党が完全に死んでいるからだ。数が足りないだけではない。無力、無能だから、ヒドイものだ。

「安倍政権の横暴を許しているのは、野党の能力不足が大きいと思います。汚染水問題なんて格好の追及材料なのに、民主党の海江田代表は歯切れが悪く、首相を攻めきれない。みんなの党は小さな政党なのに、所属議員が足の引っ張り合いばかりして分裂状態。しかも、渡辺代表は『首相が戦う改革を進めるのならば真摯に協力する』と秋波を送っているのだから、どうかしています。社民党は党そのものが風前のともしびだし、共産党は正論を吐き続けているのはいいが、考え方に幅がないので、国民を動かす大きなうねりをつくれないのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

◇ナチスにならった「こっそり改憲」

野党がこのザマでは、憲法改正も時間の問題かもしれない。いや、改憲という手続きを経ずに、解釈改憲という狡猾な手法で、事実上の憲法改正をやってしまう。そうなりゃ、この国は本当に戦前に逆戻りだ。

「解釈改憲で集団的自衛権が認められたら、憲法9条は有名無実化します。そのこと自体も問題ですが、そもそも憲法は権力者を縛るためにある。縛られる側の政府が自分たちに都合がいいように勝手に解釈を変更するなんて、掟破りの禁じ手です。ワイマール憲法下で独裁政権を完成させたナチスの手口で、麻生副総理の“ナチスのように静かに憲法を変える”という発言が現実になってくるのです」(九大名誉教授・斎藤文男氏=憲法)

9条をなし崩しにするような政権だ。国家権力強化のためにはなんでもやる。国民の基本的人権は蹂躙され、財産は次々に収奪されていく。実際、秘密保護法で「知る権利」は取り上げられ、生活保護費を筆頭にした社会保障のカットで、生存権を保障した25条も風前のともしびだ。特区を皮切りに法の下の平等も無視され、五輪のセキュリティーを理由に監視社会も強化されていくのだろう。

民主主義国家ではなく、安倍のような独裁者の国家が、国民を管理し、縛り、言うことをきかせる社会である。

国民はのんきに「まさか」と思っているだろうが、権力はあっという間に腐り、暴走する。これは権力の宿命だ。だからこそ、歯止め=憲法が必要なのに、勝手にタガを外されたら、間違いなく、独裁政権になっていく。

野党が死んでいて、大新聞も腐りきっている日本で、安倍があと3年間も政権を担う恐怖。そのことにあまりにも国民は鈍感だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 10月21日 最高裁"小沢謀殺の初手"は「イカサマ審査員選定くじ引きソフト開発」と「検察審査会新設」! 一市民 
10月21日 最高裁"小沢謀殺の初手"は「イカサマ審査員選定くじ引きソフト開発」と「検察審査会新設」!
http://civilopinions.main.jp/2013/10/1021_1.html
2013年10月21日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 2008年末検察が西松事件をでっち上げる前から、最高裁は検察審査会で小沢氏を謀殺する計画を立てていたようだ。

 そのことは以下のことからわかる。


 <2008年1月、東京第三、第四、第五、第六検察審査会の新設計画を発表> 
 
 日経新聞が以下の記事を2008年1月22日掲載
 検察審査会新設.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A%E6%96%B0%E8%A8%AD.pdf

 検察審査会の新設は検察審査会法改正施行と同時で2009年5月であるが、2008年1月、早々にその計画が発表された。
 当時の自公政権や官僚たちは、次期衆院選挙で革新政党が勝利し、小沢政権が誕生する可能性を感じ取ったのではないか。
 最高裁は、東京地裁管内に、4つの「空の検察審査会(審査員のいない)」を新設し、そこで小沢氏を起訴する手を思いついた。

 次に手を付けたのが、イカサマ審査員選定くじ引きソフトの開発だ。


 <仮審査員(画面上の審査員)選びにイカサマ審査員選定くじ引きソフトを使う>

 「空の検察審査会」で架空議決をするとしても、空でないように見せかけるアリバイ作りをしなければならない。仮審査員(画面上の審査員)を用意しておかなければならない。
 仮審査員とした者のデータを使って、審査員日当旅費請求書などを作る必要があるからだ。
 検察審査会事務局が審査員をくじで選ぶ際には、検事と判事が立ち会うことになっている。その抽選は昔からガラガラポン抽選器が使われており、抽選に立ち会われると審査員の選定をごまかすことは難しい。
 そこで考えたのが、イカサマ審査員選定くじ引きソフトの開発だ。
 そのくじ引きソフトには以下の機能を盛り込んだ。
@ 都合の良い人を、くじ引き前の審査員候補者名簿にハンド入力できる
A 審査員候補者名簿の欠格事由の欄にレ点を入れることにより候補者名簿から何人でも消除できる
B くじ引き実行のボタンを押すと、くじ引き前のデータは全て消える

 このソフトを使うと、秘密裡に都合の良い人を審査員(画面上の審査員)にすることができる。


 <「イカサマ審査員選定くじ引きソフト」開発を検察審査会新設に合わせた>
 
 審査員の選定は以下の通りだ。
『前年秋に市町村選挙管理委員会が、選挙人名簿のなかから、くじ引きで選んだ400人の名簿を各検察審査会に提出する。各検察審査会はそれを100人ずつの4群に分けてそこから必要とする検察審査員と補充員をくじ引きで選ぶ。』
 
 2009年5月スタートする新設検察審査会に"画面上の審査員"を準備するには、2008年の秋までに審査員候補者名簿を作成しなければならない。
 最高裁は、審査員選定くじ引きソフトなどを含む「検察審査員候補者名簿管理システム」をそのスタートに合わせて突貫で開発した。
 検察審査員候補者名簿管理システムの開発仕様書.pdf参照(最高裁に情報開示したもの)
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E5%93%A1%E5%80%99%E8%A3%9C%E8%80%85%E5%90%8D%E7%B0%BF%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BB%95%E6%A7%98%E6%9B%B8.pdf

 業者に示した開発仕様書を見ると、このシステム開発は、2008年4月着手し、2008年10月稼働の予定になっている。
 
 東京第三、第四、第五、第六検審はスタート時点から、画面上の審査員をこのイカサマ審査員選定くじ引きソフトで選んだのである。

 小沢東京第五検審の審査員平均年齢が異常に若かったのも、1回目と2回目のそれが34.55歳と同じだったことも、このソフトのイカサマ機能をフルに使ったせいなのだろう。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 核不使用共同声明の賛成に舵を切った日本政府のデタラメぶり  天木直人 
核不使用共同声明の賛成に舵を切った日本政府のデタラメぶり
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64232589.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/10/21)★ :本音言いまっせー!


 私は10月12日のメルマガ第759号で指摘した。

 これまで参加を拒否し続けてきた日本政府がなぜ急に共同声明に賛同
することにしたのか。

 その背景をメディアは追及し、外務省のでたらめぶりを国民にしらせ
なければいけないと。

 果たして私の言わんとしていることを読者がどこまで正しく理解した
だろうか。

 自信がないがこの問題は外務省の姑息さを象徴する重要な例証である
から、私は何度でも書く。

 国連の討論は17日から始まっているはずだがメディアはまったく
報道しなかった。

 そしていよいよこの共同声明がきょう21日にも発表されるという。

 それにあわせて東京新聞がきょう10月21日の「Q&A」という
コラムで書いていた。

 「どうして今回は賛同する事になったのか」という問いに対して、
こう答えている。

 「そこがポイントだよ。日本政府は賛同を前提にして文案作成過程に
関与する方針に転換し、声明の政治色を薄めるよう求めた。その結果、
(これまで反対の根拠であった)『いかなる状況』の文言はそのままだ
けど、日本の安全保障政策にも理解を示す内容となったため、受け入れ
られると判断した」のだと。

 つまり日本の安全保障政策の根幹である「米国の核の傘」には影響を
及ぼさない書き方が確保されたから賛成にする事にしたというのだ。

 しかしこの東京新聞の答えからは何も本当のことはわからない。

 どこがどのように修正されたのか。そしてその修正された文章が
どういう表現で日本の安全保障政策に理解を示していることになるのか。

 そこが公開され、検証され、そして誰が見てもなっとくできる文章に
なっていなければ答えにはならない。

 果たしてそれを報道し、国民に対して納得できる解説をしてくれる
記事がこれから出てくるだろうか。

 結論から言えば出て来ないだろう。

 国民は誤魔化されて終るだろう。

 なぜならばこの検証こそ外務官僚がもっとも嫌がることだからだ。

 共同声明案の修正をめぐり関係国のやり取りを明かされる事は外務省
の手の内を国民の目にさらす事になる。

 それを避けるために修正過程は決して明らかにしない。

 メディアには知らせない。

 そして発表される共同声明案の解釈権は外務省が一手に握っている。

 どうとでも説明できるのだ。

 国民に対しては核不使用に賛成する方向に舵を切ったと強調し、
米国には米国の核抑止の重要性にはいささかの揺るぎもないと弁解する。

 本来行なうべき政策そのものの変更には大きな決断と多大なエネルギー
が要る。

 そんな面倒なことをやる気ははじめからまったくない。

 自分たちだけでできる案文交渉に奔走し、その結果がどうであれ、
国民には自分たちの都合のいいように解釈してそれを押し付ける。

 そしてそれをあたかも核の全面的不使用に踏み切ったかのように国民
にウソをつく。

 この外務省の不誠実さと、それに踊らされる岸田外相の無能振りを
白日の下にさらすためにも、今度の日本の核不使用共同声明の参加に
ついては、徹底した情報公開と徹底した検証がなされなければいけない
のである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK155] スパイ機関「米NSA」の暴走が止まらない 〜これに同調する「日本版NSC」も国際スパイ同然〜 (暗黒夜考) 
スパイ機関「米NSA」の暴走が止まらない 〜これに同調する「日本版NSC」も国際スパイ同然〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/62332030aa18f095e3ce61edd5c7a90c
2013年10月22日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜


元CIAのエドワード・スノーデンが機密文書を白日の下に晒して以降、「米NSA」による常軌を逸したスパイ活動が次々に明るみとなっている。

「米NSA」は暴露された情報収集活動について”対テロ名目”として正当性を主張しているが、そのスパイ活動範囲が国連本部・欧州連合(EU)から国際原子力機関(IAEA)といった国際機関にまでおよび、さらに80以上の大使館・領事館までもがその通信傍受対象にされていたというのであるから、対テロという名目だけでこれを正当化するのはあまりに無理がある話であろう。

「米NSA」の監視対象は国際機関や各国の大使館・領事館のみならず、一般の民間人もその対象に含まれるが、以下の「AFPBB News」記事にあるように、フランスの民間人の7000万件もの通話記録が極秘裏に傍受されていた事実が今回新たに明らかとなった話である。

勿論、我々日本人の通話・通信記録も相当数、「米NSA」によって秘密裏に傍受されているであろうことは言わずもがなであろう。
携帯電話による会話然り、Eメールの内容然りである。

更には以下のロイター記事にあるように、メキシコ前大統領の公的な電子メールをハッキングし、傍受していたというのであるから、宗主国アメリカが「NSA」を介してやっていることはハッキリ言ってメチャクチャである。

では日本はどうであろうか?

すでに世界各地の日本大使館・領事館も「米NSA」の監視対象とされていることが明らかとなっているが、重要なことは我々一般市民がその監視対象とされている点であろう。

にも拘らず、そんな中で、安倍政権は「特定秘密保全法案」と共に、「米NSA」の劣化コピーである「日本版NSC」を創設しようとしているのである。

世界中どこを見回しても、数々のスパイ行為にて悪評を買っている「米NSA」同様のスパイ機関を創設し、事もあろうかその「米NSA」と情報ネットワークを共有して協調していくことを宣言するようなバカな国家は日本以外にないであろう。

即ち、日本は世界中の”笑い者”であり、”鼻つまみ者”同然だということである。

スパイ機関と協調することは、自らもスパイ行為に加担することを意味するわけであり、日本版NSCが創設された暁には、日本はめでたく「国際スパイ」同然との”謗(そし)り”を免れないであろう。

「日本版NSC」創設については、国際的には「犯罪国家アメリカ」に同調するとの意であり、結果、”国益”を大きく損なう行為と断じてよい話である。

フクシマ原発の「汚染水問題」といい、「日本版NSC」創設といい、日本国民は”国際社会の目”というものをもっと常日頃より意識すべきであろう。

そう遠くない将来、フクシマ原発事故による放射能汚染問題が国際社会問題となることは自明であり、その時のためにも、「アメリカの目」=「国際社会の目」であるかのような「米国盲従」という”思考停止”状態からいい加減に抜け出すべきであろう。

さもなくば、日本はハリウッド映画の如く、極悪マフィアに忠誠を誓うものの呆気(あっけ)なく”切り捨て”にされるチンピラさながらの目に遭うことであろう。

(転載開始)

◆米NSA、仏民間人の通話7000万件を傍受
 2013年10月21日16時28分 AFPBB News

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/43/c22007c8caea54ed2fff738253b78895.jpg

ドイツ南部ローゼンハイム(Rosenheim)近郊にある米情報機関・国家安全保障局(NSA)の元監視基地に設置されたレーダードーム(2013年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News


【AFP=時事】仏紙ルモンド(Le Monde)電子版は21日、米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)がフランス国内で、一般市民の通話7000万件の通話を極秘裏に記録していたと報じた。米当局に訴追された米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者から入手した機密文書に基づく情報という。

ルモンドによると、NSAは2012年12月10日〜13年1月8日の30日間に、フランス国内の通話7030万件を記録していた。コード名「US-985D」と呼ばれる計画の下、仏国内の特定の電話番号からの通信を自動的に収集していたほか、テキストメッセージも記録していたという。

ルモンド紙は、入手した資料によればNSAはテロに関与している疑いのある人物のみならず、実業界や政界の重要人物をも標的にしていたとみられると指摘している。米当局は同紙の取材に、「機密扱いの」文書についてはコメントできないと述べたという。

マニュエル・バルス(Manuel Valls)仏内相は21日、仏ラジオ局ヨーロッパ1(Europe 1)のインタビューに応じ、ルモンド紙の報道に「衝撃を受けた」と語るとともに、米当局に説明を求めたことを明らかにした。

これに先立ちドイツのニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は、NSAがメキシコのフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領の電子メールをハッキングしたと報道。メキシコ政府は米当局に説明を求めている。

◆メキシコが米国を非難、前大統領のメール傍受との報道で
 2013年10月21日14時11分 ロイター

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c0/b1ef47a07562965c19bdb7f75900df49.jpg

[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコ外務省は、米国家安全保障局(NSA)がカルデロン前大統領の在任中に前大統領の公的電子メールのアカウントをハッキングしていたとするドイツ週刊誌の報道を受け、米国を非難した。

シュピーゲル誌によると、NSAの担当部門が2010年5月のカルデロン大統領(当時)のメールアカウントにアクセスし、官邸から「豊富な」情報を得ていたと報告したと報道。元NSA職員のスノーデン氏から得た情報として報じた。

外務省は名指しを避けながらも「この行為は容認しがたく、違法、かつメキシコおよび国際法に抵触する」と述べた。

◆米NSAが国連本部も盗聴、ビデオ会議の暗号解読=独誌
 2013年 08月 26日 11:02 ロイター

[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツの週刊誌シュピーゲルは25日、米国家安全保障局(NSA)がニューヨークの国連本部などでも盗聴活動を行っていたと伝えた。

同誌によると、NSAは2012年の夏に国連のビデオ会議システムに侵入し、暗号の解読に成功。解読件数は3週間以内で12件から458件に増えた。

同誌は米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者が入手した機密情報として、米国が組織的に他国や国際機関などにスパイ活動を行っていたと報道。対象には欧州連合(EU)や国際原子力機関(IAEA)も含まれるという。

シュピーゲルによると、NSAはEUのニューヨーク拠点でも盗聴を行い、EUの活動計画やサーバーなどの情報を入手。このほか複数の国で80以上の大使館や領事館を対象に、「特別収集活動」と称する盗聴プログラムを行っているという。同誌はこのプログラムが「テロリストの阻止とはほとんど関連がない」としている。


(転載終了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK155] “解雇特区”をごり押しする政治の論理と常識への疑念  自民党が「聖域」検証を急ぐ理由

“解雇特区”をごり押しする政治の論理と常識への疑念


米SASインスティチュートに見る長期雇用の価値

2013年10月22日(火)  河合 薫

 このコラムが掲載されるときには、いったいどんな議論がなされているのだろうか?

 キーワードは、「解雇」。それとペアで登場しているのが、成長であり、流動性。

 はい、そうです。臨時国会が開幕してから、毎日のように賛成派と反対派の、全くかみ合わない議論が報道された「雇用特区」構想についてである。

 雇用特区を巡っては、一部メディアの記者は、「こんなものを許したら、『遅刻をすれば解雇』といった条件で契約し、実際に遅刻をすると解雇できる」と攻撃。民主党の海江田万里代表も、「働く者を使い捨てにする企業を大量生産する『解雇特区』など断じて認められない」と、“解雇”にこだわった。

 一方、安倍晋三首相は、「『解雇特区』といったレッテル張りは事実誤認で、不適切。基本方針は成熟産業から成長産業への失業なき円滑な人材移動」と反論。自民党副幹事長の河野太郎衆院議員もブログで、「解雇のルールを明確にすれば、新産業の育成や海外企業の活動がすすむ。『強い立場の企業が、弱い労働者に不利な条件を強要する』と懸念する声があるが、限定された専門的な人材が対象であり、こうした人材がそもそも弱い立場の労働者だろうか」と記している。

 そもそも前者は「人」を、後者は「カネ」、いや「経済」を見て、いやいや、「企業」か? いずれにしても「人」を中心には置いていない。違う景色を見て、あーだこーだと言い合ったところで、建設的な議論になるわけがない。むしろ感情的になって、泥沼化するばかりだ。

 そんな中、10月18日、日本経済新聞が朝刊の一面で、「雇用 大幅緩和見送り」との見出しで、その概要が固まったことを報じた(詳細は後ほど)。

 その内容は、一見「大幅見送り」だが、構想の根幹は大して変わってない。つまり、今後も企業の成長は、解雇と流動性がセットで進められていく可能性が高いということだ。

 でも、私の頭の中には、「?」が満載なのだ。だって、「企業の成長にとっては、長く雇い続けることに価値はなく、流動化させることだ」という主張が数多く見受けられるけれど、「それってホント?」と、どうにも素直に受け入れられない。あちらこちらで飛び交う意見に耳を傾ければ傾けるほど、“あまのじゃく的思考”が強まってくる。

 そこで、今回は「雇用と成長」について、考えてみます。

 まずは、議論になった「雇用特区」の基本情報から整理しよう。

 これは言うまでもなく、アベノミクスの3本目の矢で、首相が規制改革の突破口と位置づけてい「国家戦略特区」。その中の1つが、雇用に関する「雇用特区」である。

 具体的には大きく分けて、次の3つだ。
(1)解雇ルールの明確化
(2)非正社員のままの継続雇用
(3)労働時間規制の適用除外制度

 ただし、このルールをすべてに適用するのは非現実的。

 そこで政府案では対象を、
(1)雇用特区に指定された地域に限定
(2)起業後5年以内の企業や、外国人従業員比率が一定以上(例えば3割)に限る
(3)対象となる労働者は、修士号・博士号や弁護士・公認会計士といった高度な技能、知識を持つ人
の3つの条件を満たした場合のみとした。

結局は雇用形態を世界標準に合わせたい?

 まぁ要するに、「日本が世界で戦っていくためには、雇用形態もグローバルスタンダードにしなくちゃいけないでしょ」ってこと。

 「アメリカじゃ、契約業務は当たり前。そもそも企業って、その人の仕事におカネを出しているんだから、短時間で終わろうと、長時間働こうと知ったこっちゃないし〜。その人にやってもらいたい仕事が終われば、それ以上会社にいてもらう必要ないじゃん」と。そんな思いがあるのだと思う。

 恐らく、そうした方が海外から企業を誘致しやすいに違いないし、グローバルスタンダードにすれば新産業の育成にもなるかもしれない。なので、特区を作ろうとする趣旨は理解できる。

 だが、国会での議論を通じ政府が固めた内容を見ると、「えっ、そっちなのか?」と。政府はいろいろとメリットを強調したり、条件を付けてはいるけれども、解雇規制緩和の突破口にしたい思惑がやはりあるのではないかという疑念がぬぐえなかったのである(以下、日経新聞10月18日付朝刊の記事を要約)。

(1)解雇ルールの明確化
 「雇用労働相談センター」を設け、労使紛争の判例を整理した指針をもとに解雇条件の決め方を助言する。

(2)非正社員のままの継続雇用
 現在は5年を超えて働く非正規社員は、無期雇用に転換できるが、それを10年に延長。まずは特区で実施し、その後全国に広げる

(3)労働時間規制の適用除外制度
 今回は見送るが、「年明け以降に議論を詰めている」としている(首相周辺談)。

 さて、これはいったいどういうことか?

 「有期雇用10年延長」って??? これは手を付けるべきところが、完全に間違っている。だって、そもそも「5年」という期限を設けたのは、「正社員へ」との道筋を示すのが目的だったはず。

 「5年での雇い止めを防ぐ目的もある」との意見もあるようだが、なぜ厚生労働省の労働政策審議会などを経て議論されることなく、正社員化が遠のく方向に進めてしまうのか。

 日経新聞では、10月17日付の朝刊で、その背景を次のように報じている。

 「例えば2020年の東京五輪に向けて企業が施設整備などのプロジェクトを手がけた場合、現行では有期の契約社員やパートを雇っても5年超で無期雇用に転換するか、新たな人材に切り替える必要がある。10年間に延ばせば、企業は同じ人材でプロジェクトを進められる。政府は企業の投資を呼び込む規制緩和になると期待している」

 つまり、「正社員化」を進めるために作られた法律を、「正社員化しなくて済むように」変えようとしている。これはさすがにおかしいと思う。

スペシャリストは特区でなくても雇えるはず

 「いやいや、何をおっしゃる。これって、働く側にとっても決して悪い話じゃないですよ。だって、延長すれば雇い止めに遭う可能性は減るし、むしろ 労働市場が増えるってことでしょ。望ましいじゃないですか?」と言われたところで、納得できるわけがない。

 それに、雇用特区構想では、「対象となる労働者は、修士号・博士号や弁護士・公認会計士といった高度な技能、知識を持つ人」という限定を加え、企業がスペシャリストや優秀な人材を雇いやすくなることが利点だと強調されているが、何も特区など設けなくとも今の状況で雇えるはずだ。

 業務委託という形さえ取れば、フリーのスペシャリストは雇える。

 大抵の場合、 “これ(右腕を左手でポンポンとたたく)”で食っている人たちは、企業にずっと拘束されたいなんて毛頭考えていないし、短い労働時間で成果を出した方が自らの生産性が高まるので、解雇のルールも労働時間規制の適用除外制度なんてものも必要ない。

 私も僭越ながらフリーの端くれなので、企業のプロジェクトのメンバーとして、3年ほど業務に関わったことがある。今の法律に何1つ違反することなく、ちゃんと働けましたけど……。わざわざ特区を作らなきゃ、ダメなのだろうか?

 「いや、フリーでやっている人は業務委託って形を取れば、仕事を任せることができる。でも、組織の中で求められるスペシャリストって、ちょっと違うんですよ。要は中途採用だと考えればいいんです」

 「企業も教育する手間が省けるからね。そういう意味でもコスト減になるんで、企業には好都合」

 「それに業種によっては、スペシャリストを雇うには、サブがいるんです。例えばテレビ業界だったら、フリーのディレクターを雇ったとするでしょ。するとそのディレクターのサポートをするアシスタントが必要になる。アシスタントは、会社に属している場合の方が多いわけ」

 「だから、何やかんや言ってこの制度が広がると、内心喜ぶ経営者って多いと思いますよ」

 実はこれらは、経営層クラスの方たちがくださった意見だ。

 今回の雇用特区構想のあれこれがちっとも合点がいかなかったので、知り合いの経営層クラスの方々が数人に意見を聞いときにこう話してくれたのである。

 彼らの意見には、「まぁ、確かに」と思う節もあったけれど、いずれにしても、「雇い続けることに価値はない」、「契約業務にすべし」「雇用の流動化が、企業の成長には必要不可欠だ」と、何の疑いもなく信じている人たちがこの構想を練り、それを「ありがたい!」と喜ぶ経営者も少なくないということなのだろう。

雇い続けることにホントに価値はないのか?

 でも、改めて問う。
 雇い続けることはホントに価値はないのか?
 契約業務にした方が、企業には好都合なのか?
 雇用の流動化がないと、いい人材を獲得することができないのだろうか?

 これだけ不安定な世の中で、いかに勝ち残っていくか、生き残っていくかは、経営者にとっても最大の課題で、「何か変えなきゃ」という気持ちになるのだろうが、ホントにこれらが可能な社会になれば、企業は成長するのだろうか?

 米SASインスティチュート――。同社は世界最大規模の統計解析ソフトウェア開発企業で、全世界で約6万サイトで採用され、日本においては 1500社2300 サイトの導入実績を誇る正真正銘の大企業である。米ビジネス誌「フォーチュン」が毎年発表する「最も働きがいのある会社ベスト100」の2010年版でグーグルなどを退けて1位となった会社としても、広く知られている。

 競争の厳しい米国のソフトウェア企業では、若手の技術者を互いに引き抜き合い、頻繁な転職は当然。成長が著しかった2000年のソフトウェア企業の年間の離職率は、20%を大きく超えていた。

 ところが、SASの年間離職率は4%以下。創業以来、警備員以外はすべて「正社員」で、社員を長期にわたって雇い続けている。にもかかわらず、1976年に、ジム・グッドナイト氏が米ノースカロライナ州立大学の仲間らともに創業して以来、成長を続け、現在は従業員1万人以上、売上高23億ドル(約2300億円)超の企業になっているのだ。

 グッドナイト氏は常々、「会社の成長に必要なのは、全社員を雇い続けること」と説き、安定した長期雇用に価値を置いた。

 そして、「経営にとって最も重要なのは、社員を信じること。会社が社員を信じれば、社員も会社に忠実になる」と自らの経営哲学を貫いている。

 社員を信じているから、勤務時間は原則自由。何時に出社してもいいし、何時間ランチを取ってもいい。働く時間は社員のものとして、社員を信じる。

 「何をしていても、ちゃんとやってくれるだろう」と経営者が信じれば、社員も「期待通りの仕事をしよう」と思うようになる。そう彼は説いているのだ。

 しかしながら、中には会社を裏切る人たちもいる。そうなったときには、「すぐに退職するか、90日以内に行動を改めるか。あなた自身が決めなさい」と迫る。

 でもこれは、何も「辞めてくれ」と、退職を迫るものではない。「私たちはあなたが、我が社の社員として振舞ってくれると信じています。でも、そうしたくないとあなたが思うのであれば、縁がなかったということでお別れしましょう。お互いのためにね」というメッセージだ。すると90%以上の確率で、後者を選び、しっかりと働くようになるのだという。

米国の常識を覆してSASが成長し続ける理由

 また、この会社では、「流動化」を社外の現象としてではなく、社内のものととらえている。

 社内では常にいくつものスキル研修が行われていて、社員は自分の仕事以外のスキル研修を、年に最低2つは取るように義務づけられている。そして、半年以上1つのポジションに就いた後は、ほかのポジションに応募できる。そのスキルを生かすためのいくつものプロジェクト作りも、同時に行われているのだ。

 いわば、社内転職制度。1つの職場で安定してしまうと、士気が落ちたり、視野狭窄になったり、社員自身の成長願望がなくなってしまうことがあるが、それを防ぐために、社員がいくつものキャリアを社内で経験できる教育を施す。さらに、その教育の成果が、会社の生産性につながる仕組みをトップが考え、実践しているのだ。

 繰り返すが、これは解雇や契約業務が当たり前と“思われている”米国のソフトウェア企業の話である。

 なぜ、その常識を覆し、「社員を雇い続ける」ことで、SASは成長できたのか?

 私なりに理解すると、それは「1人ひとりの社員の専門能力や経験としての、「個」の力に対する価値だけではなく、社員同士のリレーションシップがもたらすメリットを重視した」からなのだと思う。

 「1+1=2」ではなく、「1+1=3、4、5…」となる力。それは、つながりが持つ力でもある。

 人間というのは不思議なもので、個が集合体になったときに思いもしなかったような“力”を発揮することがある。私自身が、フリーで仕事をしているから余計に感じるのだが、組織で働くことの最大のアウトプットは、自身の「個」としての能力の結果ではなく、「個」と「個」がつながったときに初めて発揮される力なんじゃないかと思ったりもする。

 “つながり”はお互いに「生涯のパートナー」として、深く関わろうとする意志なくして育まれることもないし、そのためには長い付き合いが不可欠である。

優秀な人材が集まるのは「人の尊厳を大切にする会社」

 その価値は、「人」から見れば、分かりやすい。

 独りきりでやるよりも、誰か一緒にやる仲間がいる方が、心強い。一緒に同じ方向を向いて踏ん張ってくれる人がいると、「自分も頑張ろう」と思えたり、ときには「負けたくない」と勉強したりすることだってある。

 仕事がうまくいったときには、一緒に喜びを分かち合える他人がいると、気持ちが共有ができて心地がいいから、ますますモチベーションが上がり、つながりも強化される。

 この人間の心の動きこそが、社員同士のリレーションシップがもたらす最大のメリットなのだ。

 人の集合体=チームが、決して個人の力では発揮できない力をもたらすことを重要視すれば、解雇することが前提になったり、「雇用の流動化だ」、「契約業務だ」といった議論になったりはしないはず。

 組織を「人の集合体」と捉えれば、社員を長く雇い続けることは、決してマイナスではなく、むしろ生産性の向上につながる価値あることなんじゃないだろうか。

 そういう「人の尊厳を大切にする会社」には、たとえ賃金が他社よりも低かろうと、優秀な人材が集まる。できる限りいい仕事をしたいと願う人は、それが可能な会社を選びたくもなる。

 一方、賃金の高さの魅力だけで企業を選ぶ人は、「今以上に払いまっせ」というほかの企業からオファーがあれば、さっさと見切りをつけて会社を離れる。

 「会社が社員を信じれば、社員も会社に忠実になる」。「カネこそがすべて」と考える会社には、「カネこそがすべて」としか考えない社員しか集まらない。

 もちろん物事にはいい面があれば、悪い面もあるかもしれないので、きれいごとだけで終わることはない。

 不安定な世の中になると、マイナス面ばかりが目につくようになり、そのマイナス面を変えたくもなる。でも、こんなときだからこそ、違う視点で会社を見渡してみると、目に見えないプラスがもっともっとあるのではないだろうか。

このコラムについて
河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学

上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは、上司の立場、部下の立場をふまえて、真のリーダーとは何かについて考えてみたい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20131020/254790/?ST=print


自民党が「聖域」検証を急ぐ理由

「強い官邸」が主導する「2014年農業・農協改革」シナリオ

2013年10月22日(火)  安藤 毅

 政府・自民党がTPP(環太平洋経済連携協定)交渉で関税維持を目指す品目の縮小に向けた調整を急いでいる。コメなど重要5分野を含む貿易品目について関税撤廃の可否の検証を進め、11月中旬をメドに結論を出す構えだ。

11月中旬にも「聖域」絞り込み

 今月10日の自民TPP対策委員会などの合同会議。政府・自民執行部は検証作業開始への了解を得るため、石破茂幹事長や甘利明経済財政・再生相らも出席する異例の布陣で臨んだ。

 「12月中旬に交渉妥結に向けた閣僚会合が開かれる可能性が高い。その1カ月前には自由化率の数字を出さないといけない」。同委員会の西川公也委員長が検証開始を了承するよう呼びかけたのに対し、出席した議員からは「今まで守ってきた関税はTPPでも守るのが必然だ」「自民党への信頼の失墜は計り知れない」といった異論が噴出した。

 自民党は先の参院選で、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の重要5分野の関税維持を公約に掲げた。衆参両院の農林水産委員会もこの5分野の関税撤廃に応じないよう求める決議を採択している。地方選出議員らから批判が相次いだのは、こうした公約や国会決議との整合性に疑義が生じ、地元の有権者に説明しにくいためだ。

 それでも、会合では石破氏が「公約を破ることはない。有権者に説明できないようなことはない」と明言。西川氏も「党の決議を守るために努力する」と強調したため、検証作業に入ることが了承された。

 5分野の関税分類上の品目数は合計586。関税品目は全部で9018あり、5分野の関税をすべて維持した場合の品目ベースの自由化率は93.5%になる。だが、政府・自民内ではTPP交渉では最終的に95%以上の自由化率を求められるとの見方が広がっており、「聖域」の取り扱いが焦点になっていた。

 「今後の検証では、5分野のうち精米や小麦といった農産物そのものは死守し、原料を混ぜた調製品や加工品の関税を無くせるかが主眼となる」。自民幹部はこう明かす。農産物そのものの関税をなんとか維持できれば、公約や国会決議を守ったと説明できるとの読みがある。

 見直し対象には加工用米、牛タンなどが含まれ、リゾット用のコメやくず肉など輸入実績が少ない品目も。仮にこうした5分野の調製品や加工品の関税をなくした場合、自由化率は96%まで引き上げられる計算だ。

 だが、5分野以外でも水産品や革製品など生産地や国内産業に大きな影響を与えかねない品目もあり、調整は難航必至だ。

 政府側は表向き自民の作業を見守るとしている。だが、関係者によると、既に農林水産省、経済産業省、財務省などの担当者が内々に関税撤廃の影響分析作業を進めている。TPP交渉には秘密保持義務が課されているため、今後は自民の一部の農林族幹部と政府担当者の間で検証作業が進む見通しだ。

背景に「強い官邸」の意向

 今月8日のTPP首脳会合では知的財産権や関税の撤廃・削減交渉などが難航し「大筋合意」が見送られた。年内妥結へのハードルが高まったとの受け止めが広がる中、どうして政府・自民は聖域検証へとアクセルを一気に踏み込んだのか。安倍晋三首相に近い自民議員は「安倍さんと菅義偉・官房長官の強い意向を受けての事だ」と指摘する。

 首相官邸が早期の聖域見直しにこだわった理由の1つは、TPP交渉の年内妥結の可能性が依然としてある以上、最大の懸案に早めにメドをつけ、交渉全般を優位に進めるカードを保有しておきたいためだ。

 実際、今月8日にまとまった首脳声明には交渉加速につながる仕掛けが盛り込まれている。例えば、TPPを各国の「発展段階の多様性に配慮」し、「バランスの取れた」地域協定に仕上げるとの一節がそれだ。

 菅原淳一・みずほ総合研究所上席主任研究員は「元々、米国などはTPPではこうした交渉参加国の経済格差などに特別な配慮はしない立場だった」と指摘する。

 外務省幹部によると、これまでの交渉の中で、鉱工業品の関税撤廃に慎重なベトナムなど一部関係国は、20年以上の長期間の猶予があれば、100%近い関税撤廃に応じる意向を示しているという。この間に、自国の産業を育成しようというわけだ。

 関係国はTPP交渉で、高い自由化の早期達成に向け、関税撤廃は原則10年以下のできるだけ短期間に実施することを目指していた。菅原氏は「協定の質は維持する代わりに新興国に時間的猶予を与える。そんな妥協のタネができたということ。交渉加速の1つのきっかけになり得る」と分析する。

 自民の農林族議員の間でも10年以上の長期間をかけた農産物の段階的な関税削減・撤廃を落としどころとして歓迎する向きがある。「関税以外の分野で攻め、日本により有利な協定内容に持ち込む」(外務省幹部)狙いのためにも、政府・自民で早期に腹合わせをしておくべきとの判断がある。

 官邸が対応を急ぐもう1つの大きな理由は、今後の政治日程をにらみ、2014年中にTPP交渉と、裏表の関係にある国内農業・農協改革に道筋を付けることを狙っているためだ。

「地方選・総裁選への影響を軽微に」

 「安倍さん、菅さんの視線の先には2015年春の統一地方選、同年9月の自民党総裁選がある。できるだけ早くTPP、農業問題に片を付け、地方選や総裁選への影響を最小限にとどめる思惑がある」。安倍首相の周辺はこう舞台裏を明かす。

 しかも、TPP交渉の進展の有無に関わらず、日本農業の衰退に歯止めをかけ、成長産業に変えていくために農業改革は待ったなしだ。アベノミクスの好循環を維持するには海外投資家の期待をつなぎ止める必要があるが、そのためには「岩盤規制」の1つに挙げられる農業改革に踏む込む姿勢を示すことが欠かせない。

 官邸主導による環境整備は着々と進みつつある。その1つが7月の農水省幹部人事。関係者によると、菅氏がTPP推進や農業改革に前向きで安倍首相も高く評価する針原寿朗食料産業局長(当時)を次官に抜擢するよう農水省幹部に要請。渋る農水省側との調整の末、TPP交渉で省内の司令塔となるナンバー2の農林水産審議官への起用で落ち着いた経緯がある。その針原氏は菅氏の威光をバックに、政府内の改革論議のけん引役になりつつある。

 さらに、政府は農業分野に関する規制改革や農協組織の在り方などに関する論議にも注力しつつある。

 政府の産業競争力会議では農業分科会を中心に、農業生産法人の出資要件や法人役員に一定期間の農業従事を定めた規定の見直しや、競争力強化・農地集約につなげるための補助金の見直し論議などに着手。規制改革会議も足並みを揃え、農地の売買・賃貸に影響力を持つ農業委員会や農協組織の在り方に関する検証を急ぐ構えだ。

 菅氏に近い政府関係者は「安倍首相も菅さんも、地方選出議員の判断や行動を縛り、改革を阻む農協を弱体化させようと目論んでいる」と漏らす。

 農水族の有力ベテラン議員が相次いで引退する一方、向こう3年は国政選挙がない「黄金の3年」を手中にしたとされる安倍首相。安倍首相の側近議員は「今の力関係なら、長年の懸案にケリを付けることができる」と意気込む。

 臨時国会の幕開けと同時に一気にヒートアップするTPP交渉対応と農業・農協改革。党内外の抵抗を抑え、政府・自民は構造改革への明確なメッセージと行動を示すことができるのか。アベノミクスの行方を左右する重大局面を迎えた。

このコラムについて
記者の眼

日経ビジネスに在籍する30人以上の記者が、日々の取材で得た情報を基に、独自の視点で執筆するコラムです。原則平日毎日の公開になります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131017/254702/?ST=print
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 《秘密保全法》 野党議員 「行政の権限が突出している」 官僚独裁の足音 「国会議員も処罰の対象になる」… 
「国会議員も処罰の対象になる」…官僚たちはどんな追及にも落ち着き払った口調で「平成の治安維持法」を説明した。=21日、参院会館 写真:島崎ろでぃ=


【秘密保全法】  野党議員 「行政の権限が突出している」 官僚独裁の足音
http://tanakaryusaku.jp/2013/10/0008082
2013年10月21日 18:32 田中龍作ジャーナル


 平成の治安維持法ともいわれる秘密保全法(特定秘密保護法)が、早ければ今週金曜日(25日)にも国会に上程されそうだ。
 “国民の知る権利が大きく制約される恐ろしい法律が通ったら、たまったものではない” 危機感を抱く野党議員たちがきょう国会内で政府に秘密保全法の問題点を質した。政府側は内閣官房、防衛庁、外務省、警察庁、総務省の中堅官僚が出席し答弁した。

「特定秘密を指定するのは行政の長」
「何を特別秘密(現在41万件)にしたのかは表示しない」
「更新に制限はない(無期延長)」
「秘密事項に関わる記録の破棄も公表しない」……

 恐るべき言葉が内閣官房・情報調査室の橋場健・参事官の口からポンポンと飛び出した。法案を主管する内調官僚の迫力だろうか。詰めかけた市民からどよめきが起き、それは緊張へと変わった。立ち見も出るほどの満席で会場は立錐の余地もない。

 「何が秘密か公表されないのでは(公表されずに処罰されるのでは)、罪刑法定主義にもとるのではないか?」野党議員の質問に政府側から明確な回答はない。「暗黒だ」のヤジも飛んだ。

 国会議員も処罰の対象となるようだ。山田太郎議員(みんなの党)が次のように質問した―「国会議員の国政調査権は権利というより義務として与えられていると考えている。(知り得た秘密を)有権者に報告した場合、どのような制限を受けるのか?」

 内閣官房・橋場参事官の答弁は衝撃的だった―「政府内部の役職を務める国会議員(大臣、副大臣)が特定秘密を漏えいするような場合……この法案による処罰の対象となる」。

 「三権分立の中で行政の権限が極めて突出している!」野党議員が声を荒げたが、橋場参事官は動ずる気配もない。


「有識者会議のメモを出して下さい」。急先鋒の福島みずほ議員は腕まくりしながら官僚たちを追及した。=写真:島崎ろでぃ=
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/10/a22cb30b3728523eb1a44f2274044a16.jpg


 橋場参事官は、「この法案では都道府県警察と契約業者の職員も対象となるから相当数の職員が適正評価の対象となる」と続けた。国家公務員だけでなく、県警や国の契約業者、県警の契約業者とその家族と同居人までもが対象となるのだ。適正評価とは特定秘密を扱う者の身辺調査だ。

 司会の山田太郎議員は「現行の秘密取り扱い者委託では、特別管理秘密を取り扱う職員(国家公務員)は6万5千人。問題は大きい」と話し、対象者の範囲がとてつもなく拡大することに驚きを隠さなかった。恐ろしいほどの数の関係者に「秘密の網」がかけられるというわけだ。

 国会議員までを処罰の対象とし、公務員はじめ委託業者、地方の県警職員を重罰で縛る。法案の概要は「安全保障」のための情報保全だ。

 橋場参事官は「TPPや原発は対象にならない」と明言した。都道府県警がなぜ出てきたのか? 秘密の網を地方にまで拡大して守りたい官僚の利権とは何か?

 この法律が大手を振って歩き出した時、官僚による独裁国家が誕生する。きょうは中堅官僚の前に、国会議員が小さく見えてしょうがなかった。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「野党はガンガンやるのが当たり前」小沢・生活代表
2013年10月22日00時45分
http://www.asahi.com/articles/TKY201310210572.html

■小沢一郎・生活の党代表

 民主党のいう「責任野党」が何を意味しているのか知らないが、政権交代して野党になったらガンガンやるのは当たり前だ。しょっちゅう政権の代わる欧米を見れば分かる。民主党としては政権時の失敗があるから、それを突かれるのがしんどいんでしょう。しんどいんだが、それを乗り越えないと、次にまた政権は取れない。「や党」と「よ党」の間の「ゆ党」になる以外なくなる。政府・自民党と、基本的理念、政策を異にするということでないと国民は選びようがない。同じだったら自民党でいい。(国会内での記者会見で)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK155] GHQによる検閲の時代(JICEの部屋)
世間では秘密保護法案だ、報道の自由だとかまびすしいが、戦後日本では見えない言論統制が行われていた。私信は開封され、ラジオも、新聞も、雑誌も全て統制下に置かれた。

自由の国アメリカによって。
(アメリカ自身も憲法に違反して国内で検閲行っていた)

検閲、検閲騒ぐなら、アメリカの行った検閲を指摘すべき。

正しい歴史を知らずに政治を語ることはできない。

JICEの部屋から
http://www.jice.or.jp/archives/201310070.html

GHQによる検閲の時代
国土政策研究所長
大石 久和

 最近、霞が関の課長クラスの人と話す機会があった。そこで、昭和27年4月までの占領時代には、今の日本人には想像もつかないほどの厳格な情報統制・検閲がGHQによって実施されていたのだという話をしたら、誰一人としてそのことを知る者はいなかった。

 高校などでの日本史では、戦後史を教えることはあまりない。現在なお歴史的事案の解釈をめぐって対立する議論があり、学校や教師がそれを避けるために、あえて時間切れにして戦後史には入らないのだという説もある。

 しかし、この占領時代に行われたことについての認識がないまま、「いまわれわれ日本人はどこに立っているのか」を理解することは不可能だ。われわれが有史以来はじめて経験した外国人による統治に服した占領時代に、日本人は何を語ることができず、どうねじ曲げられたのかについての知識がなかったり、強大な権力を背景に行われた検閲時代の中身を振り返ることなく、平成のいまを理解できないし将来議論もあり得ない。

 実に不思議なことに、占領時代に行われた検閲を積極的に研究する歴史家や政治学者がほとんどいないこともあって、江藤淳氏が「閉ざされた言語空間」と名付けたこの時期の研究は、今日でも進んでいない。この時代の言論状況は、いまでも閉じたままなのである。

 この時代こそ、占領軍(=アメリカ)による日本人改造計画が実施され、それが貫徹された時代であったのだ。「(江藤氏の調査は)日本帝国敗戦後の占領期間中に米軍が強行した検閲という手段を通じての、日本人の言語空間に加えた封鎖工作の実態調査である。その工作によって日本国民の精神と感性が如何に深い傷を負わされたか。(略)而も自分たちが深い傷を負っていることを自覚することさえできずにいる自称知識人が如何にちまたに氾濫し、世を毒し続けているか。」(勝岡寛次「抹殺された大東亜戦争」明成社)という状況を生んでいるのである。

 いま多くの若者が、戦後になって占領軍から「言論の自由」が与えられたと考えている。しかし、憲法に国民には言論の自由があると書いたその占領軍が、トンデモ級の言論弾圧・検閲を行っていたのである。占領時代に比べると、何についても中途半端で甘い日本人が行った戦前の方がはるかに自由な言論環境を持っていたと言っても過言ではないくらいである。(以下の具体事例は、主に江藤氏の著作に依存している)

 まず昭和20年9月14日、同盟通信社が占領軍によって24時間の業務停止を命令された。翌日には、「同社の通信は日本のみに限られ、同盟通信社内に駐在する米陸軍代表者によって100%の検閲を受ける」との解除条件が突きつけられた。

 昭和20年9月18日、朝日新聞は48時間の発行停止処分を受けた。英字のニッポン・タイムズは、9月19日から24時間の発行停止処分を受けたが、これは記事が検閲に触れたからではなく、社説を事前検閲に提出しなかったためであった。10月1日になって、東洋経済新報の9月29日号が、占領軍から回収命令を受け断裁処分されていたことが明らかとなった。

 江藤氏は、「あたかも計り知れないほど大きな力が、占領開始後間もない時期に、外部から日本の言論機関に加えられたかのようであった。そして、この時期を境にして、占領下の日本の新聞、雑誌等の論調に一大転換が起こったことも、実際にその紙面にあたってみればまた明らかであった。」というのである。

 7年間にわたって、新聞報道を規制した「日本新聞遵則」(放送も同様)には、「連合国最高司令官は日本に言論の自由を確立せんがためここに日本出版法を発布す」と冒頭にあるが、「連合国進駐軍に不信、憤激を招来する記事は一切掲載すべからず」とあるように、実態は厳しい検閲方針の発布だったのだが、残念にも日本人はまったく抵抗していない。

 「削除または掲載発行停止の対象となるもの」の一例を示すと以下の通りである。

連合国戦前の政策の批判
連合国最高司令部に対するいかなる一般的批判
極東軍事裁判に対する一切の一般的批判
日本の新憲法の起草にあたって連合国最高司令部が果たした役割についての一切の言及
出版、映画、新聞、雑誌の検閲が行われていることに関する直接間接の言及
アメリカ合衆国に対する直接問接の一切の批判
 これに加えて、連合各国への批判も検閲の対象となっており、満州にソ連軍が侵入して行った略奪の報道も削除させられた。占領軍による言論弾圧は、焚書や私信の開封までやるという、歴史的に見ても野蛮きわまりないものだった。当然、言葉の壁のために多くの日本人が検閲に参加・協力しているが、検閲官であったことは一生の秘密とされたから、今日まで名乗り出た人はごくごく少数にとどまっている。また、GHQは巧妙にも戦前のように削除部分を×で置き換えたり、塗りつぶしたりするようなことは許さず、あたかも検閲などされてないかのように必ず版を組み替えさせてもいた。

 憲法形成過程についての一切の言及を封じられると、憲法そのものへの批判ができなくなるのは当然である。その結果、今日まで大きな時代環境の変化が起こってきたにもかかわらず、先進国のなかでわが国だけが憲法改正議論をタブーとして平然としてきた。

 講和条約によって占領が終了した後も、「占領期には、GHQにすり寄った『一大転換した報道を続けていた』」ことについて、メディアは一切頬被りし口をつぐんだままでいる。ということは、われわれはGHQ支配時代のままの言論空間に生きているということなのだ。白状も告白もないメディアの姿勢こそが、この時代についての積極的な研究や言及を封じており、日本人があの時代に何を喪失してしまったのかについて考える機会を奪っている。だから今でも戦前の連合各国の政策は正しかったが、われわれだけが間違い続けてきたという思考の型がわれわれを縛っているのである。


※正しい歴史認識 検閲 特定秘密保護法 憲法改正


<参考リンク>

◆秘密保護法案 報道の自由踏まえ成立を
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131022/plc13102203240001-n1.htm


◆過去、スパイ防止法を強硬に反対したサヨク(笑)どもが秘密保護法に猛反対…なにか不都合なことがあるのか
 http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1382013288/ 


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 福一原発汚染水漏出への対応は丸で素人の児戯のようだ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3209412/
2013/10/22 06:38

 安倍氏が五輪招致決定最終会議で「福一原発の放射能漏れは完全にブロックされているし、完全にコントロールされている」と大見栄を切ったが、実態はお寒い限りの素人対応だ。

 台風の影響で福島地方に雨が降ると汚染水タンク群を取り囲む「堰」を溢れて放射能を含む汚染水が流出し海へ流れたと見られているという。日本各地で百年に一度とか十年に一度という豪雨を今年は記録したが、福島地方で十年に一度の豪雨が降ったと報道されたことはない。

 雨水が堰を超えたのは排水ポンプの容量を超えたからで、今後は排水能力を増強する、と東電は陳謝した。しかし11ヶ所あるタンク群のうち6ヶ所が堰を超えたというのは深刻な事態ではないだろうか。いや、「完全にコントロールされている」というのならたとえ一ヶ所たりとも堰を超えて漏出してはならないはずだ。

 それが排出ポンプの能力不足だったというのは、余りにバカにしてはいないだろうか。今年は日本の各地で百年に一度という豪雨を記録しているのを政府・経産省は承知しているはずだし、現場の東電関係者も承知しているはずだ。それなのに能力が十分なポンプを設置していなかったのはどうしてだろうか。

 一体何処が福一原発の現場を仕切っているのだろうか。国が前面に出て責任を負うと、この国の首相が国際会議で大見栄を切ったというのに、この素人さながらの対応ぶりは一体何だろうか。

 傾斜地に設置されたタンクを配管で連通させるという、小学校の理科にも劣る連通管の原理を無視した汚染水タンクの設置により漏水事故を起こしたばかりだ。それは常識的なプラント設計者がいれば決してやらなかった単純な事故だった。小学生以下の素人プラント設置者しか東電にはいなかったことになるし、タンク設置図面が経産省に提出されていたとすれば、それを指摘しなかった経産省の官僚たちも小学生以下の知識しか持ち合わせていなかったことになる。

 こうした素人集団の対応により、かくして放射性物質濾過装置のアルプスは多大な予算を投じたにも拘らず満足に稼働していない。かくして汚染水は溜まり続けるばかりだ。

 原因はすべて原発に関わる「人」にある。これから福一原発を廃炉にするのに40年かかるというが、未だに核燃料の所在場所すら分かっていない状況だ。廃炉のスタートにすら立っていないまま、放射能は日々ダダ漏れだ。世界に対して甚大な環境汚染を続けている、という自覚が日本政府と東電にあるのかと疑わざるを得ない。むしろ福一原発対応で無尽蔵の予算が投じられるていのを舌なめずりして喜んでいるのではないかとすら思ってしまう。何しろ原発ムラの連中は非常電源のディーゼル発電機を地下に設置して「非常時対応」だと説明していた連中と、それを是とした経産省官僚たちというバカの構図そのものの集まりだから。

 国会で「完全にコントロールされているのか」と質問され、安倍氏は「概ねコントロールされている」と素人答弁し、それに怒りを表明しないという野党国会議員が猿芝居としか思えない素人漫談を繰り広げている。この国は素人が大きな顔をしてテレビに登場しても国民はすっかり慣らされて、誰も怒らない事態に到っている。その悪弊が国会や政府にも波及したようだ。

 テレビに登場して知名度さえあれば国会議員になって大きな顔が出来る、というのがこの国の現状だ。俄か仕立ての素人政治家が国会を席巻している。それを素人集団のテレビが取り上げて囃し立てる、という構図はこの国の政治のお寒い限りの実態を現わしてはいないだろうか。素人集団はそうしたタレント崩れの政治家たちだけかと思ったら、プラント現場を預かる技術者や、それを監理すべき経産省官僚たちも利権ポケした素人集団のようだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK155] ドクロ・マーク付「原発推進派」読売新聞が、バラ色付「原発ゼロ派」小泉純一郎元首相に病的噛みつき (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d248efef2c724bb5280f6c8a258e3634
2013年10月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「ドクロ・マーク」付の「原発推進派」である読売新聞が、「バラ色」付の「原発ゼロ派」である小泉純一郎元首相に噛みつき、新聞紙面上で大バトルを繰り広げている。

 マスメディアのなかで、読売新聞は、「原発推進」旗振りの最先頭に立ってきた。その元祖は、読売新聞社主だった正力松太郎・初代科学技術庁長官(警察官僚、警視庁警務部長時代、皇太子・摂政宮裕仁親王=後の昭和天皇=暗殺未遂の虎ノ門事件を防げなかった責任を問われ懲戒免官、後に読売新聞の経営権を買収、社長に就任、第8代 国家公安委員会委員長などを歴任)が、米CIAの要請を受けて、原子力政策を推進、これを助けたのが、中曽根康弘元首相(旧内務官僚=警察官僚、科学技術庁長官、防衛庁長官などを歴任)である。読売新聞グループの渡辺恒雄本社代表取締役会長・主筆(読売巨人軍取締役会長)は、政治部記者時代「鳩山派」から中曽根康弘担当記者となり、「原発推進派」旗振りを引き継いできた。

 それだけに、読売新聞は、いまさら「原発安全神話」を捨てて、「脱原発」とか「原発ゼロ」に大転換することはできない。そんなことをすれば、完全自己否定、否、完全自社否定することになる。そうなると、発行部数公称1000万部の「日本一」を誇る大新聞の地位が崩壊しかねない。そこでなりふり構わず、小泉純一郎元首相を叩いているのだ。

◆しかし、小泉純一郎元首相は、いまや「原発ゼロ」を主張するのに相変わらず「恐れず、怯まず、とらわれず」の姿勢だ。郵政民営化を実現するのに使った「抵抗勢力」というレッテルを「原発推進」を墨守する読売新聞にも貼りつけようとしている。中央政界内で「原発推進派=抵抗勢力」VS「原発ゼロ派」の図式が出来上がりつつあり、これに続いて、今度はマスメディアの番ということだ。この巧妙な作戦に読売新聞が、まんまと引っかかってきたということである。

 この対立を象徴しているのが、「ドクロ・マーク」付の「原発推進派」VS「バラ色」付の「原発ゼロ派」という図式である。

 小泉純一郎元首相は8月中旬、三菱重工業、東芝、日立製作所、ゼネコンの幹部5人とともにフィンランドを訪問して、「世界初の使用済み核燃料最終処分場オンカロ」を視察した。「オンカロ」は、フィンランド西スオミ州サタクンタ県の自治体ユーラヨキのオルキルオト島にある。地下420メートルまで穴を掘り、放射性廃棄物を最終処分する。廃棄物で満杯になった100年後までに発生する安全性の確保だけでなく、安全なレベルに達するまでには10万年かかるとされている。この最終処分場の入り口には「危険」を示す「ドクロ・マーク」が記されている。この様子は、映像でも全世界に伝えられている。

◆小泉純一郎元首相は、読売新聞の10月19日付け朝刊「13面=解説面」の「論点」欄に寄稿し、「エネルギー政策」「『原発ゼロ』を目指して」という見出しつきで掲載されている。このなかで、読売新聞の批判に対して、こう反論している。

 「読売新聞は10月8日の社説で、私の考え方について、『あまりに楽観的であり、無責任』で見識を疑うと批判した。だが、政治で大切なことは、目標として大きな方向を打ち出すことだと思う」

 「『過ちては改むるにはばかることなかれ』と言われる。千年、万年の歳月を経過しても、放射能の有害性が消滅しない処分場を建設する莫大な資金やエネルギーを、自然を資源にする循環型の建設に振り向ける方が、やりがいがあり、夢があるのではないか」

 「『《やればできる》は、魔法の合言葉』という。挑戦する意欲を持ち、原発ゼロの循環型社会を目指して努力を続けたい」

 ナポレオンは「リーダーは夢を配る人」と言った。この意味で、「小泉純一郎元首相は、夢を配るリーダー」と言ってよい。

 これに対して、読売新聞の遠藤弦論説委員は、この小泉純一郎元首相の寄稿文の下で「小泉氏は楽観的過ぎないか」と題して反論している。

 「政治が『原発ゼロ』という大きな目標を打ち出せば、原発の代替エネルギーや、原発技術者の確保策は見つかる。小泉元首相は本紙への寄稿の中で、こう主張するが、経済活動や国民生活への悪影響を考えれば、楽観論は採れない」

 これは、文字通り「ドクロ・マーク」付き、「悪魔のささやき」のような「病的」な反論であると断じざるを得ない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 「検察審は『常設開催』体制である」(EJ第3656号) (Electronic Journal) 
「検察審は『常設開催』体制である」(EJ第3656号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/378108131.html
2013年10月22日 Electronic Journal


 今回のテーマを書き始めたのは、2013年7月1日であり、
それから約3ヵ月半が経過しています。今日で78回目のレポー
トになります。通常のEJではそろそろ終わりのタイミングがき
ています。

 しかし、小沢一郎氏を2度にわたって「起訴相当」議決に追い
込んだ東京第5検察審査会には大きな疑惑があります。明らかに
何らかの不正が行われているものと思われます。この疑惑に迫る
べく、10月2日から書き始めたところ、志岐武彦氏をはじめ、
複数の方たちからさまざまな情報提供をいただき、事件の解明に
大変参考になっています。情報を提供をしていただいた方々には
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 なかでも10月18日に「和モガ」氏からいただいた情報には
大変衝撃を受けています。「和モガ」氏は、2012年8月以来
多くの情報開示資料を収集し、それらを緻密に分析のうえ、犯罪
事実を発見し、2013年7月8日付で、最高裁判所に対して告
発状を提出しています。やはり、小沢事件の「起訴相当」議決は
犯罪の疑いが濃厚なのです。

 「和モガ」氏の告発状の内容を理解するには、もう少し詳しく
検察審査会について知る必要があります。そういうわけで、当初
予定していた方針を少し変更して書いていきます。

 検察審査会というと、検察の不起訴処分に対する市民の告発が
あると、そのつど審査員が選定され、審査が行われるイメージが
ありますが、そうではなく「常時開催」の体制なのです。

 つまり、審査する案件があろうとなかろうと、ルールに基づい
て審査員は選定され、そこに案件が持ち込まれるのです。これに
ついて、もう少していねいに述べます。

 各市町村選挙管理委員会は、毎年10月15日までに選挙員名
簿のなかから、審査員の候補者400人をくじで選定し、その名
簿を検察審査会事務局に提出します。この名簿は次の年の審査員
を選定するための名簿になります。

 検察審査会事務局は、この400人を次の4群に100人ずつ
割り振ることになっています。

―――――――――――――――――――――――――――――

     第1群 ・・・・・ 任期 2月〜 7月
     第2群 ・・・・・ 任期 5月〜10月
     第3群 ・・・・・ 任期 8月〜 1月
     第4群 ・・・・・ 任期11月〜 4月

―――――――――――――――――――――――――――――

 候補者に選定された人に対しては、11月中に決定通知書が郵
送されます。通知書を受け取った候補者は、辞退理由に該当する
場合は辞退を申し出ることができ、検察審査会が承認した場合は
候補者名簿から削除されます。

 それぞれ4群の任期の2ヶ月前に各群の候補者のなかから、検
察審査会事務局長、裁判官、検察官の立ち会いのもとで、「審査
員選定くじソフト」を使って審査員と補充員を選定しまなす。人
数は次の通りです。

―――――――――――――――――――――――――――――

  第1群/第3群 ・・・・・ 審査員5人/補充員5人
  第2群/第4群 ・・・・・ 審査員6人/補充員6人

―――――――――――――――――――――――――――――

 そして、任期の1ヶ月前には、審査員等決定通知書と招集状が
送付されるのです。このように案件があろうとなかろうと、審査
員は招集されるのです。ちなみに、東京第5検察審査会は、東京
都特別区と島嶼の選挙人名簿から審査員が選定されています。

 このように書くと、検察審査会議には11人が必要なはずで、
選定される人数が少ないのではと思われるかもしれませんが、そ
うではないのです。

 2月を例にとると、第1群の5人と前年の第4群の6人の11
人で審査会議が行われるのです。もし、審査会議で11人が欠け
るときは、出席している補充員がくじで選ばれ、審査に加わるこ
とになっています。

 小沢事件を審査した第2回目の第5検察審査会は、審査途中で
第1群の5人は任期満了になり、第2群の6名の審査員と第3群
の5人の審査員の計11名で審査が行われたのです。詳しくは、
添付ファイルを見てください。この図は、「和モガ」氏の資料の
1つです。

 審査会議を行う場合、どうしても法律の専門的な知見が必要に
なります。そのため、審査補助員という弁護士を委嘱できるよう
になっていますが、1回目のときは任意ですが、2回目のときは
必須なのです。

 小沢事件を審査する第5検察審査会(小沢審査会と略記)では
任意でよいはずの1回目から、審査補助員がついています。東京
弁護士会の米澤敏雄弁護士です。米澤弁護士は第3回目の審査か
ら委嘱され、その後すべての小沢審査会に出席しています。

 ところが調べによると、この東京弁護士会による米澤弁護士の
選定には大きな疑惑があるのです。これについては明日のEJで
詳しく書くことにします。

 2回目の小沢審査会では、検査補助員は必須であり、吉田繁実
弁護士が委嘱されたことは既に述べた通りです。さらに2回目の
審査会で議決をする場合は、事前に担当検察官を検察審査会に出
頭させ、不起訴理由の説明を聞くことが義務づけられています。

 このように、検察審査会が常設のものであるとすると、検察審
査会を開かず、架空議決をすることは相当ハードルが高くなりま
す。これについては改めて検証することにします。

 2009年5月から改正検察審査会法が施行されましたが、同
時に「審査員選定くじソフト」が投入され、2009年の第3群
(任期2009年8月〜2010年1月)から、このソフトによ
る審査員選定が機械化されたのです。疑惑はその「審査員選定く
じソフト」にもたくさんあるのです。
             ─── [自民党でいいのか/78]

≪画像および関連情報≫
 ●「徳山勝連載コラム」より

  ―――――――――――――――――――――――――――

  東京第5検察審査会が小沢一郎氏を起訴相当議決したのは、
  10年9月14日。だが、議決内容の発表が3週間後の10
  月4日であったことと、そのさい発表された審査員の平均年
  齢が34.55歳と異常に若く、しかも審査員の半数が入れ
  替わったにも拘わらず、1回目と2回目の審査員の平均年齢
  が同じということから、この審査員選定に疑惑が生じたこと
  に始まり、議決のあった日付など、次々といろいろな疑惑が
  生じてきた。森議員は本書で、【検察審査会の正当性の根拠
  は、選挙人名簿の中から、くじで公正に審査員を抽出するこ
  とにある。誰も恣意的な操作をしていないからこそ、国民の
  代表といいうる。その意味で、くじによる抽選の公正さが担
  保されていなければ、選ばれた審査員による議決は無効のは
  ずである。それは国民の代表とは言えないからだ】と書いて
  いる。この正論に異議を唱える者はいないだろう。審査員の
  選定は、最高裁事務総局(以下最高裁)が、審査員選定ソフ
  トを使って行なっている。そこで森議員などが、その「くじ
  引きソフト」の検証デモを行なったが、そこでとんでもない
  ことを見つけたのだ。本書には次のように書いてある。特定
  の誰かを外すというよりはむしろ、「選びたい人間だけを選
  べる」とんでもないシロモノなのだ。しかもそのような操作
  を行なったとしても、証拠は何も残らない、と。
                   http://bit.ly/15NMXWk



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 自民党席から民主の質問にヤジ「共産党に負けるな!」
2013/10/18 12:19
http://www.j-cast.com/2013/10/18186570.html

2013年10月17日の参院本会議で、民主党議員の代表質問中に自民党の席から「共産党に負けるな!」というヤジが飛び、議場が爆笑に包まれる一幕があった。共産党の大門実紀史(みきし)参院議員が10月18日、フェイスブックで明かした。

日経新聞が13年9月末に行った世論調査によると、共産党の支持率は前月比2ポイント増の6%で、自民党の55%に次いで2位。民主党は同2ポイント減の5%で共産党を下回っていた。 大門議員は、民主党の退潮ぶりを

「安倍さんの独りよがりの所信表明にもひどい答弁にも、民主党席からヤジ一つ出ない。お通夜の席だって、もう少しにぎやかだ。もはや自公政権とたたかう気力も体力も能力も残っていないのでしょうか」

と皮肉った。

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 汚染水「完全にブロック」→「ブロック」 安倍首相修正(朝日新聞) 
http://www.asahi.com/articles/TKY201310220004.html?ref=com_top6
2013年10月22日07時31分


 東京電力福島第一原発の汚染水漏れをめぐり、安倍晋三首相は21日の衆院予算委員会で「全体として状況はコントロールされている。汚染水の影響はブロックされていると考えている」と答弁した。東京五輪招致演説で「完全にブロックされている」と明言し、「国際公約」とも受け止められた発言から「完全に」がなくなり、「コントロール」発言には「全体として」との前置きもついた。

 自民党の塩崎恭久氏への答弁。首相演説後も汚染水漏れが止まらず、もとの発言のままでは世論の理解も得られないとみて、発言を修正した。

 同委では、民主党の玉木雄一郎氏が首相演説について「ある新聞社の世論調査では約8割が(首相発言を)『そうは思わない』と回答している。多くの国民が疑問を持っている」と指摘。首相は「大変残念だ。もっとしっかり正確な情報を発信していきたい」と述べた。19日の福島県視察にも触れ、「魚等々でモニタリングをして問題なかった、とテレビを通じて全国に発信しておきたい」と訴えた。

 玉木氏は続けて「ブロックされているのは汚染水の影響であって、汚染水そのものではない」と述べ、汚染水が外洋に流出していることが問題だと追及したが、茂木敏充経済産業相は「全体の状況はコントロールされている。汚染水の影響はブロックされている。一定のエリアにとどまっている」と首相答弁をなぞるにとどめた。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 武器を輸出できるようにすることが、安倍首相の「積極的平和主義」 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/08233d1e9686b8b1cef74ecf061cc127
2013-10-22 07:46:48

 安倍政権は昨日10月21日、今後10年間の外交・安保政策の基本となる極めて重要な国家戦略の原案をまとめました。外交・安保政策の指針となる初の国家安全保障戦略(NSS)の原案です。その中で安倍政権が具体的にめざすのは、武器を輸出できるようにする「武器輸出三原則」の緩和などです。

 「積極的平和主義」なるフレーズを多用する安倍首相は、国民に心地よく聞こえる「平和」という語を盛り込んで、その実、全く逆の方向を平然とやってのける手法に徹しています。つまり、国民をだますことをいわば”総理の特権”と心得ているかのようです。今回まとめられた”答申”に基づいて、武器輸出が進むことになります。日本が輸出した優秀な武器で、他国の人が殺傷されるのです。

 安倍首相は来年1月には国家安全保障会議(日本版NSC)を始動させ、官邸主導で「戦争ができる態勢」を着々と整えます。その体制を築く際、懸念されるのは反対運動の高まりであり、それを事前に排除するツールとしても使える「特定秘密保護法」を準備しておこうとしています。

 日本は既に世界でも10本の指に入る「軍事大国」になりあがっています。アメリカの日本操り人勢力・ジャパンハンドラーズの面々は、この日本の軍事力を自由に使いこなせるようにする態勢づくりを安倍首相に”指示”しています。

 今回の原案をまとめたのは、安倍首相の私的諮問機関で、有識者と称する”御用識者”を集めた「安全保障と防衛力に関する懇談会」です。その座長は、御用学者中の御用学者の北岡伸一・国際大学長です。

 北岡氏は、政治学者と称されていますが、実態は政権にすり寄って名を上げる「学商」です。小泉政権時代はイラク戦争を支持し、自衛隊のイラク派遣を支持。集団的自衛権も憲法を変えなくても行使できるという立場です。東大で政治学を修め、法学博士号まで取りましたが、その知識を御用学者として遺憾なく発揮させているわけです。

 日本は、隠れ蓑の有識者懇談会や審議会で政権の都合のいい答申を出させ、「第三者のご意見を受けたまわりました」という口実で政策を実行する手法です。こうした手法を、日本のジャーナリズムも一体となって、あたかも国民の声であるかのように振る舞う。いつまでたっても、真に国民の声を反映した政治は行われない。つまり、日本の民主主義は偽りのベールをかぶり、国民をごまかして動かされています。

 安倍政権は、今後3年間、選挙をしないで済みますから、国会での多数を背景に「世界に輝く」恐ろしい国に仕立て上げることができます。私たちには粘り強く闘う以外に道はないようです。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 進次郎氏、本音は原発ゼロ「被災地に通い政治の意識変わった」 背景には何が? 鈴木哲夫の核心リポート(ZAKZAK) 
国民的人気を誇る進次郎氏。注目される「原発」への思いとは


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131022/plt1310220733001-n1.htm
2013.10.22


 小泉進次郎内閣府兼復興政務官(32)の言動が注目されている。父・純一郎元首相(71)が「原発ゼロでも経済成長できる」「政府や自民党が方針を出せば、国民は協力する」などと、政府方針と異なる発言を連発しているためだ。野党の一部には、小泉発言に便乗して「脱原発新党」を模索する動きまであるが、自民党の若手ホープは何を考え、どう動くのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「進次郎氏は完全にアンダーコントロールだ。本人も『私は内閣の一員』と公言している。親父の話に乗るような安易な行動はしないはずだ」

 安倍晋三首相を支える自民党幹部はこう自信を見せる。だが、小泉元首相の「原発ゼロ」発言に関する、進次郎氏の発言を見ていくと、単純にそうは思えない。

 進次郎氏はまず、10月4日、視察先の宮城県女川町で、「聞きたいことがあるなら父に聞いてほしい。父の思いは父の思いだ。私は、安倍晋三政権の一員」と、記者団の質問に答えた。

 ところが、3日後の7日、名古屋市の講演ではこう語ったのだ。

 「(原発については)何か釈然としない気持ちが国民の間にあると思う。今は景気が回復しそうだから黙っているけども、『このままなし崩しにいって本当に良いのか』という声が脈々とある気がします。自民党が議論するチャンス、変わるきっかけなんです。今回、政権与党になった自民党はラストチャンス。これでダメだったら自民党は見放される」

 13日に福島県に入り、廃炉について「新エネルギーの導入も含めて考えるべきものだと思っている」と発言。17日にも「政府の一員として、できる限り原発依存度を下げていく」と語った。

 進次郎氏の発言について、自民党福島県連の地方議員は「政府批判は直接しなくとも、遠回しながら『脱原発』と言っているのと同じ。私たちは青年局で何度も話してますから知っていますが、徐々に、政府内で脱原発の議論を巻き起こしていくと思います」と話す。

 当選回数が進次郎氏より1つ多い3回生の国会議員も、こういう。

 「彼は、党人や組織の一員ということには非常にこだわる。政務官を受けたのは党人としての筋だ。でも、昨年末の第2次安倍内閣発足時に打診されたときは『青年局長を続けたい』と断っている。今回は受けざるを得なかったが、復興政務官という希望は通した。単なるイエスマンじゃない。時機を見て、脱原発を言及し始めるだろう」

 私(鈴木)も数は多くないが、進次郎氏と一対一で話し、思いを聞いてきた限りでは、若手議員らに同感だ。

 進次郎氏は、東日本大震災直後から自分の車に支援物資を積み込んで、何度も被災地に入った。人生で初めて目の当たりにした大災害や苦しむ被災者に、進次郎氏の政治意識は変わった。進次郎氏は私にこう言った。

 「被災地に何度も通って政治の原点が見えてきた。政治とはただ1つ、『1人ひとりの声を聞く、そして困っている人を助ける』ということなんですよ。私の政治行動や意識がガラッと変わりました。被災地が教えてくれたことは『政治家・小泉進次郎』のすべてと言っていい」

 震災発生日の毎月11日に、青年局メンバーで被災地に出向く「チーム11(イレブン)」の活動も熱心に続けてきた。進次郎氏はこう語った。

 「私は10年後の東北を想像するんです。そのときに地元の人と酒を酌み交わしたい。ああ、ここまでやってきたね、と。そして逆に、10年後に振り返ったとき、自分があのとき何をしていたか、恥じないようにしたい」

 進次郎氏のこうした思いは、明らかに「原発はよしとしない」だと、私は思う。

 小泉元首相が投げ込んだ「原発ゼロ」という大きな石は、永田町にさまざまな波紋を広げている。「脱原発」新党を模索する野党幹部をはじめ、小泉発言の背景に石油メジャーの陰謀を指摘する見方もある。

 ともかく、小泉親子が主役の舞台がしばらく続きそうだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)、「最後の小沢一郎」(オークラ出版)など多数。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 封印された日本のタブー人権を無視した某集落の奇習「おじろく・おばさ」 : 人の精神は環境によってつくられる。
阻害された環境におかれれば人格も変化する。
ブラック企業の言い訳「本人も納得している」にだまされてはいけない。
ネットゲリラさんのところの紹介です。
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/10/post-3814.html
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封印された日本のタブー...人権を無視した某集落の奇習「おじろく・おばさ」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw808992?ver=video_harajuku

 長男以外の人間は、結婚もできず、世間との交流すら許されず、死ぬまで家のために奴隷のごとく働かされる......。いったい、いつの時代の、どこの国の話だと思われるかもしれない。しかしこれは、日本に20世紀まで実在した「おじろく・おばさ」という風習なのである。

 国土の7割が山である日本。山林によって隔絶された村では、独自の文化が発生する場合が多い。昔の長野県神原村(現・下伊那郡天龍村神原)もその一つだ。

 耕地面積が少ないこの村では、家長となる長男より下の子供を養う余裕がない。そのため、家に残った下の子供は「おじろく(男)・おばさ(女)」と呼ばれ、長男のために死ぬまで無償で働かされた。

 家庭内での地位は家主の妻子よりも下で、自分の甥っ子や姪っ子からも下男として扱われる。戸籍には「厄介」とだけ記され、他家に嫁ぐか婿養子に出ない限り結婚も禁じられた。村祭りにも参加できず、他の村人と交際することも無かったため、そのほとんどが一生童貞・処女のままだったと推測される。将来の夢どころか趣味すらも持たず、ただただ家の仕事をして一生を終えるのである。

 そんな奴隷的な状況が、ある種の精神障害をもたらすのだろう。おじろく・おばさは無感動のロボットのような人格となり、言いつけられたこと以外の行動は出来なくなってしまう。いつも無表情で、他人が話しかけても挨拶すら出来ない。将来の夢どころか趣味すらも持たず、ただただ家の仕事をして一生を終えるのである。

 16〜17世紀頃から始まったとされる「おじろく・おばさ」制度だが、もちろん現在の神原では、このような制度は存在しない。ただ明治5年でも190人、昭和40年代に入っても3人のおじろく・おばさが生きていたというから驚きだ。

 この辺りの状況を報告しているのが、『精神医学』1964年6月号に掲載された近藤康治のレポートである。近藤は現存していた男2人、女1人のおじろく・おばさを取材し、彼らの精神状態を診断している。普段の彼らにいくら話しかけても無視されるため、催眠鎮静剤であるアミタールを投与して面接を行ったそうだ。すると固く無表情だった顔が徐々に柔らかくなり、ぽつりぽつりと質問に答えるようになったという。以下、その答えを抜粋してみよう。

「他家へ行くのは嫌いであった。親しくもならなかった。話も別にしなかった。面白いこと、楽しい思い出もなかった」

「人に会うのは嫌だ、話しかけられるのも嫌だ、私はばかだから」

「自分の家が一番よい、よそへ行っても何もできない、働いてばかりいてばからしいとは思わないし不平もない」

(『精神医学』1964年6月号・近藤康治「未分化社会のアウトサイダー」)

 なにごとにも無関心で感情が鈍く、自発性が無くなった様子がうかがえる。

 この「おじろく・おばさ」の取材に先立ち、近藤は二つの推論を持っていたようだ。一つは、もともと遺伝による精神障害が多い集落であり、そのような人々がおじろく・おばさになるのではという説。もう一つは、気概のある若者は村の外に出てしまい、結果、無気力な者だけが残ったという説。しかしこの二つともが間違いであり、長年の慣習に縛られた環境要因によって、人格が変化してしまったのではというのが近藤の結論だ。彼らの多くが子供時代には普通で、20代に入ってから性格が変わってしまうというのも、その裏づけとなるだろう。

 今の我々からすれば非人間的にも思える「おじろく・おばさ」だが、一つの村社会を継続するためにやむをえない部分もあったのだろう。現在の地点から善悪を断罪することは、ここでは差し控えよう。

 ただもう一つ、この因習から読み取れるのは、疎外された環境が人格に影響を与えてしまうという点だ。これについては、劣悪な労働状況によって精神を病んだり、ひきこもりによるコミュニケーション障害など、現在の日本社会につながる部分もあるのではないだろうか。

 疎外された状況に置かれれば、それにやむなく適応するために人格も変化する。例えばブラック企業の言うような「本人が納得して働いているのだから問題はない」というのは、視点がズレた言い訳にすぎない。

 今は廃絶された「おじろく・おばさ」制度だが、社会が個人に影響を与える一つ例として着目してみれば、さまざまな示唆を与えてくれるだろう。

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 原発再稼働茶番劇の台本を読みたい方におススメ (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-610e.html
2013年10月22日

若杉冽著『原発ホワイトアウト』(講談社)

を全国民が読むべきだ。

http://goo.gl/5zfBaX

現役キャリア官僚のリアル告発ノベルである。

小説のスタイルを取っているが、重要なコンテンツは、ほぼノンフィクションである。

私たちの目の前で繰り広げられている原発再稼働に向けての茶番。

内部を知り尽くした現役官僚でなければ表現できないディテールがふんだんに盛り込まれている。

「特定秘密保護法案」が国会に上程され、与党多数の状況下で成立させられる。

「国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分配慮する」

ことが明記され、また、報道関係者の取材行為について、

「専ら公益を図る目的を有し、かつ、法令違反または不当な方法によるものと認められない限りは、これを正当な業務による行為とする」

との規定が加えられた。

これをもって、「知る権利」を守ったと説明されるが、とんでもない話だ。

「配慮」に強い意味はない。

「法令違反」は客観基準だが、「不当な方法」は主観的な判断である。

つまり、知る権利を保障する条文になっていないのだ。

「配慮する」ことは「尊重する」ことと違う。

「尊重」は結果を縛るものだが、「配慮」は結果を縛るものではない。

「不当な方法」には明確な定義がない。

報道を規制するために、「不当な方法」のエリアを自由自在に変えることができてしまう。


原発の話に戻る。

原発は電源を失うとメルトダウンする。

原子炉がメルトダウンすると、五重の防護壁は何の意味も持たない。

核燃料の熱が原子炉を溶かしてしまうからだ。

著者は語る。

日本の原発には、国民に知らされていない致命的な欠陥がある。

原発の電源を支える送電線が破壊されれば、原発が電源を失うリスクは、多分に存在するのである。

巻頭に記される言葉。

「悲劇は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」(カール・マルクス)

福島の悲劇がいまなお深刻に持続するなかで、原発を再稼働させようというのは、狂気の沙汰である。

しかし、現実は確実にこの方向に進んでいる。

そのストーリーのディテールのほぼすべてが鮮烈に記述されている。

著書のなかで紹介される内部告発者は、国家公務員法違反およびその教唆で逮捕、起訴されてしまう。

しかし、本書の著者は、本書を通じて内部告発している。

いずれ実名で登場してくるだろう。

そのときは、霞が関を離れるときになるだろう。

霞が関から永田町に自発的な転勤を行う可能性があると思う。


新潟県の泉田知事が危うい。

東電の柏崎・刈羽原発を再稼働するには、泉田知事を処理しなければならない。

このプロジェクトが着々と進められている。

国民には原発を再稼働しないと電力料金が大幅に上がるとの刷り込みが行われている。

この刷り込みを担当するのがテレビのワイドショーのコメンテーターである。

今日のコメンテーターの意見が、明日の私の意見になる。

コメンテーターは、局が用意した台本にあるセリフを語るだけだ。


落選議員の収入確保の世話。

選挙後の政治家発言内容のレクチャー。

検察への指揮権発動。

市民デモを潰す公安警察の陰湿な手口。

再稼働の工程表。

これらのすべてがリアルに詳細に示される。

迫真のリアルドキュメントノベルだ。


原発再稼働に使われるキャッチコピーはすでに出来上がっている。

「世界最高水準の規制基準に適合した安全なものは動かす」

である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 相変わらず原発推進に狂奔する愚かな人たち (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1116.html
2013-10-22

 イギリスはサマセット州ヒンクリーポイントに新たに原発を建設する予定ですが、中国企業にも参入させるようです。原発建設だけでも信じられないのに、中国企業に発注するなんて驚く外ありません。

 コストを下げるのが狙いで、安全性など二の次、三の次となっています。日本の原発建設に中国系の企業が参加したらどんな騒ぎになるか想像も付きませんが、イスラエルのマグナBSPにセキュリティーを任せていますから、外国から見たら似たようなものかも知れません。

 「ハフィントンポスト」は、19日付で次のように報じています。
(http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/19/nuclear-plant-china_n_4126542.html)

   ハッキング疑惑、不透明性・・・ 中国企業の原発参入に英メディアが懸念

中国訪問中のオズボーン英財務相は17日、中国企業が英国内の原発建設・運営に参入することを認める方針を明らかにした。また、英国は規制手続き上の支援も行うという。原発輸出ビジネスの開拓を狙う中国にとっては、実績作りのチャンスになりそうだ。

英国は、サマセット州ヒンクリーポイントに計画中の新原発について、仏EDF社と交渉中であったが、EDF社は膨張しつつあるコストを分担する狙いで、中国広核集団CGNPCをプロジェクトに引き込んだようだ。当初、CGNPCはEDFよりも少数株主であるが、将来的な過半数取得の可能性も妨げられるものではない。

【安全および戦略上の不安】

各紙は、施設そのものの品質については触れていない。また、オズボーン財務相は厳格な安全基準の義務付けを約束している。しかしガーディアン紙は、中国企業の透明性の低さから、運営業務に監視が行き届くのか不安視している。

腐敗防止団体トランスペアレンシー・インターナショナルによるBRICS新興諸国75社の調査でも、中国企業は、財務情報や企業構造などの情報公開性が最も低かった。調査対象となった33中国企業は、どれひとつ、贈賄禁止を公式表明していない。

英政府の原子力顧問ジョン・ラージ氏さえも、フランス企業でも英原発の操業にあたっては、両国間の規制制度の違いから問題を生じるおそれがあるのに、独立した監督者がいない政府直轄の中国企業となれば、問題は一層深いと懸念する。

さらに、原発のような重要インフラ施設をハッキング疑惑が取り沙汰される中国に任せることは、戦略的に危険だとの指摘も挙がっているとガーディアン紙は報じている。

【本当に安上がりなのか】

オズボーン財務相は、英国にとって「投資と雇用」「長期的なエネルギーコスト低下」という潜在的メリットを強調している。

しかし英政府の契約交渉の結果、ヒンクリーポイント原発から生成される電力には価格保証が付けられる。テレグラフ紙によれば現在の卸売相場の1.5倍となる、1メガワット時あたり90〜93ポンドである。フィナンシャル・タイムズ紙は2倍とも報じている。35年とされる同原発の寿命の間、この負担が国民に掛かり続けることは、財務相の言うメリットへの疑問につながっている。

さらに、EUでは国から電力会社への直接補助金を認めていないため、契約に認可が下りるかどうかにも不安があるという。


 原発が安上がりなんていうのは神話に過ぎず、廃炉費用や事故の際の補償金なども考慮に入れたら全然割に合いません。このことは福島第1原発事故によって日本人は嫌というほど思い知らされましたが、この教訓は活かされていないようです。日本政府が原発推進方針を捨てていないことも影響しているのかも知れません。

 小泉元総理大臣が脱原発を訴えて政界に騒ぎを引き起こしていますが、彼の真意が奈辺にあるのか、様々に憶測されています。石油産業の意を受けているという説もありますが、廃炉ビジネスに目をつけているという見方の方が説得力があります。

 読売新聞誌上でのバトルでも、小泉は「核の処分場がない」ことを問題視しています。核廃棄物は溜まり続けており、待ったなしの状況ですから、これは直ぐ様利権に繋がる話です。

 原発は「トイレなきマンション」と揶揄されますが、小泉の論法を逆手に取れば、マンションにトイレができれば問題ないということになります。核の処分場の問題と原発を推進するか否かはリンクしていないわけです。小泉の脱原発がどこまで本気なのか、非常に疑わしいのです。

 福島第1原発の汚染水の問題は解決せず、酷くなる一方と予想されます。東京五輪誘致の際に安倍が言明した「アンダーコントロール」は嘘だったということにならざるを得ませんが、そうした事態に備えて逃げ道を作っているのではという穿った見方もあります。いつでも(形だけの)脱原発に舵を切ることができるようにしておくわけです。

 小泉の呼び掛けに野党はもちろん、自民党の脱原発派も賛同の意を示しています。彼らがスムーズに結集を図ったら、疑わしいと判断せざるを得ません。こうした見方を余儀なくされるのは悲しいことですが、与野党は共に世界権力に「アンダーコントロール」されていますから、迂闊に信じると手痛い竹篦返しを受けることになります。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 小泉父子に脱原発ができるはずがない  天木直人 
小泉父子に脱原発ができるはずがない
http://www.amakiblog.com/archives/2013/10/
2013年10月22日 天木直人のブログ


 その後も小泉元首相の脱原発発言の波紋はおさまらず小泉進次郎を巻き込んだ新党結成や反自民党大同団結などという話がメディアを賑わせている。

 脱原発派の一人として私はそうなれば面白いと思うし、小泉純一郎が再び表に出てはしゃげば私もまたやる気がでてくるから大歓迎だ。

 しかし小泉父子には脱原発はできないし似合わない。

 なぜか。いみじくも寺島実郎が言っているように脱原発を本気で行なおうとすればそれは日米同盟と決別する覚悟がなくては出来ない。米国の世話になってここまで来れた小泉父子にそれができるはずがない。

 加えて原発推進は世界の趨勢だ。

 きょう10月22日の朝日が報じているように英国政府は新たな原発を建設することで仏や中国の電力会社と合意したという。

 原発を止めればこのような世界の経済・技術活動の流れに取り残されることになる。

 ますます中国の影響力が強まっていく。

 このことは核兵器が、廃絶どころか、どんどんと世界に広がっているという現実とも一致する。

 世界は理想とは逆の動きに加速しているのである。

 それでも核は人間性と共存しないという理想を掲げて原発廃止に突き進むことは尊い。

 そしてそれはあたかも憲法9条を掲げて世界に広めようとすることと見事に一致する。

 そうなのだ。脱原発を唱える事は、憲法9条を世界に広めて平和を実現することと同じく、究極の理想主義を貫くことである。

 しかしそれこそがまさしく小泉純一郎にもっとも欠けている資質であり、もっとも似つかわしくないことなのだ。

 人間似つかわしくないことを言ったりやろうとしてもうまく行くはずがない(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 102号インチキ不正選挙裁判の法廷動画、見つけていただきました! (richardkoshimizu's blog) 
102号インチキ不正選挙裁判の法廷動画、見つけていただきました!
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201310/article_168.html
2013/10/22 07:01 richardkoshimizu's blog


102号インチキ不正選挙裁判の法廷動画、見つけていただきました!

2013.10.17 不正選挙追及裁判 –

2013.10.17 不正選挙追及裁判 投稿者 cherrybomb_bee


http://www.dailymotion.com/video/x168vt7_2013-10-17-%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E8%BF%BD%E5%8F%8A%E8%A3%81%E5%88%A4_news


情報ありがとうございます。見つけてくださって感謝します。「すごい!」の一言ですね。なんかすごいテロップ追加までされていますね。

東京高裁のインチキ裁判に義憤にかられた海外在住の方が、どこからか動画を手に入れて編集されたのでしょうか?誰が撮ったかわからないし、私も知らない。公開されているのは海外サイトだから、日本の法律関係なし。裏社会、呆然。

映像付きはすごくインパクトあるし、音声も結構よさそうです。解説付きなので分かりやすい。

これを見たら、だれでも不正選挙の存在に気が付く。「なんで、メディアはこんな法廷大騒ぎを報道しないんだ???」「メディアは不正選挙の黒幕とグルってことだ。」から始まって、とんでもない覚醒に繋がりそうです。

恐らくたくさんの人がダウンロードして、日本のウエブ上でも大量の動画が貼られることでしょう。ネット大炎上ですね。

これ、国を変えますね。

誰だか知らないけど、心より感謝します。


関連記事
怒号が蠢き法廷が修羅場 予想通りの審議なき結審宣言に原告・傍聴人が暴徒化寸前の事態に(先住民族末裔の反乱) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/298.html




http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 外国の意向に沿って、情報を秘匿した公務員を罰することも必要である。早急に、スパイ防止法と国家反逆罪の法体系整備も必要だ。
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu298.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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外国の意向に沿って、情報を秘匿した公務員を罰することも必要である。
早急に、スパイ防止法と国家反逆罪の法体系整備も必要だ。西村眞悟

2013年10月22日 火曜日

◆元慰安婦の聞き取り調査報告書と尖閣沖の映像 10月21日 西村眞悟
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=901

 十月十六日に、産経新聞が平成五年の河野官房長官談話の元となった資料である「元従軍慰安婦からの聞き取り調査報告書」の内容を報道した。

 言うまでもなく、河野官房長官談話は、
日本軍もしくは日本国政府が、妙齢の若い朝鮮人女性を強制連行したことを認めた談話である。
 この談話は、諸悪の根源である。
 何故なら、従軍慰安婦強制連行は虚偽、嘘、捏造、ペテンであるが、河野談話によって、それを「事実」であると日本政府自身が認めたことになるからである。
 
 仮に諸兄姉が、留学先の外国人クラスメートから、
「日本は妙齢の朝鮮人女性を強制連行して日本軍兵士の性奴隷にした卑劣な、悪い、野蛮な国で、お前達の祖父や父親の日本軍兵士は残虐な変態だ」と言われたとする。
 それに対して、まっとうな日本人は、
「いや違う、そのような事実はない」と反論するだろう。
 しかし、その反論は、河野談話によって粉砕され、諸兄姉は、従軍慰安婦強制連行が事実として世界に定着していくのを阻止することができないことを痛感するであろう。
 彼らは、諸兄姉の前に、河野談話を持ち出して、日本政府自身が強制連行を認めているではないかと詰め寄るからである。

 今、韓国は国を挙げて世界に「日本軍の朝鮮人女性強制連行」を喧伝して「反日の国際世論」を作り出そうと朝から晩まで躍起になっている。韓国は、アメリカ下院で「従軍慰安婦強制連行日本非難決議」を勝ち取り、アメリカ各地に慰安婦にされた少女のブロンズ像を建てようとしている。
 これに対して、我が国の外務省は、如何なる反論をしているのか。事実に即して、「強制連行の事実はない」と明確に反論しているのか。それが、反論をしていないのだ。
 外務省は、「日本は、何度も謝罪しています」とか「既に見舞金を支払っています」とかの言い訳をしているだけだ。これでは、非難されればされるほど、強制連行を認め続けていることになる。害務省ではないか。
 何故、外務省が害務省になるのか。
 その理由は、河野談話によって日本政府自身が、強制連行を認めているからである。

 よって、この河野談話こそ、日本国と日本人の名誉を子々孫々に至るまで毀損し続ける「諸悪の根源」である。

 「名誉!」
 武士は、名誉を守るために腹を切った。
 日本人は、命惜しむな、名をこそ惜しめ、と子供に教えた。
 日本軍兵士は、命惜しむな、名をこそ惜しめ、と戦った。
 この「日本國と日本人の名誉!」を、
 河野談話が毀損している。
 よって、河野談話は、「亡国の元凶」である。

 そして、この度、この河野談話の根拠となる元慰安婦からの聞き取り調書の内容を産経新聞が報道した。
 河野談話作成にたずさわった外務省高官や河野官房長官自身も、この聞き取り調書によって、「河野談話」を作成したと説明している。それは即ち、調書を読めば、強制連行を認めざるをえないという説明をしていたということである。

 しかし彼らは、調書そのものの公表を拒絶していたのだ。
 そして、今、産経新聞の調書公表によって、彼らが調書そのものの公表を拒絶していた理由が判明した。
 彼らは、調書の内容に従えば、河野談話は虚偽であることが判明するので、調書の公表を拒絶し続けていたのである。

 慰安婦からの聞き取り調書は、むちゃくちゃずさんでありお粗末である。「従軍」とは無関係の飛田新地のような大阪の遊郭で若い頃働いていた老婆からの聞き取りもある。
 また、韓国の研究者によって証言が信憑性を欠くとされた老婆の調書も含まれている。
 安秉直ソウル大学教授の話
「私も元慰安婦の帰庫取りも含め詳しく調査したことがあるが、調べたかぎり、日本軍が女性を強制動員して慰安婦にした極冠的資料はない。研究者として証拠といえる証言もなかった」(十月十七日、産経新聞朝刊「阿比留留比の極言御免」)

 このようなええ加減な聞き取りによって、河野洋平や外務省は、我が国の強制連行を認めたと読める「官房長官談話」を公表して「諸悪の根源」、「亡国の元凶」を排泄したのである。
 そして、このからくりを隠蔽するために、元従軍慰安婦聞き取り調書の公表を拒絶して国民を騙し続けてきた。
 国賊ではないか。

 そこで、昨日の二十日、大阪で、三年前の尖閣沖で我が国巡視船に衝突してきた中国漁船の映像を公開した元海上保安庁保安官の一色正春さんに会った。
 この三年前も、支那は、「日本の武装した船が、尖閣沖の漁場を唯一の生活の場にしている零細な中国漁船を武力で蹴散らして虐めている」との大々的な反日プロパガンダを、アメリカで開始していた。つまり、従軍慰安婦を持ち出して反日をアメリカで煽る韓国と同様なことを支那もアメリカでやり出したのだ。

 そして、この支那の言い分が嘘であることが分かる映像を、時の菅内閣と仙谷官房長官は、公表せず支那の言い分が真実として世界に広まるのを傍観していた。

 そこで、一色正春さんが映像を公表し、支那が嘘を言っていることと、映像を秘匿しようとした菅内閣の反日性を国民と世界に示した。つまり、国賊を明らかにした。
 
 一色正春氏の映像公表は、
 日本を救った、日本の名誉を守った、のである。

 この度の、産経新聞の従軍慰安婦聞き取り調書の公表と一色正春氏の尖閣映像公表は、ともに我が国を救う。

 そこで、安倍内閣に言う。
 機密を保護するために、機密を漏洩した公務員の罰則を強化する。それは、分かる。
 しかし、河野・仙谷の両官房長官や外務省高官のように、
外国の意向に沿って、「諸悪の根源」や「亡国の元凶」という事態を作り出すために、情報を秘匿した公務員を罰することも必要である。
 早急に、スパイ防止法と国家反逆罪の法体系整備も必要だ。


(私のコメント)

日本になかなかスパイ防止府ができないのは、国会議員や大手マスコミの記者に外国のスパイが大勢いるためだ。世論を操作するのもスパイの大きな役割ですが、朝日新聞の記者は中国や韓国のスパイ記者でいっぱいだ。しかし日本にはスパイ防止法がないから取り締まれない。

河野・仙谷の両官房長官を韓国や中国のスパイとして取り締まれないのは法律がないからであり、国家反逆罪を作れば逮捕して監獄にぶち込める。日本の国会議員は汚職などのマスコミの追及が厳しいが、好ましくない国会議員は検察やCIAなどがリストを作ってマスコミに流して失脚させる。

しかし外国のスパイとしての活動は、どういうわけか取り締まれない。おそらく中国や韓国に行くたびに金や女で歓待されてスパイに仕立て上げられるのでしょうが、国会議員の多くがハニトラに引っかかって外国の言うがままになってしまう。スパイ防止法でこれらの国会議員を監視してハニトラに引っかからないようにすることも必要だろう。

朝日新聞の植村記者も韓国人の奥さんを持ち、奥さんの母親が韓国で詐欺罪として逮捕されている。植村記者が従軍慰安婦問題の火付け役となった記者ですが、十分に検証されておらず宮沢訪韓の5日前に新聞記事にした。そのことが原因となって河野談話に結びついていますが、前もって巧妙に仕掛けられたのだろう。

こうなれば立派な国家反逆罪ですが、スパイとして逮捕されてもおかしくはない。河野談話のもとになった聞き取り調査の実態が明らかになりましたがデタラメそのものだ。しかしなかったことをあったとする河野談話の実態を明らかにすることで河野洋平も国家反逆罪で逮捕するべきだ。しかしそのような法律はない。


◆朝日新聞の植村隆に鉄槌を下し、その存在を粉砕しよう 8月2日 依存症の独り言
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2013/08/post-c5ed.html

米カリフォルニア州・グレンデール市内に設置された「従軍慰安婦」の少女像の除幕式が、7月30日に行われた。
このニュースを聞いて思ったのは、嘘も百回言えば真実となる、という言葉だった。
捏造された歴史が、それを煽る者たちの勢いに押されて、ついに「歴史の真実」に化け、その象徴である少女像に結実した。

思い起こせば、出発点は、朝日新聞の植村隆記者が書いた「従軍慰安婦」を名乗る女性のインタビュー記事だった。
記事は、1991年8月11日付けで、そこに登場した慰安婦の名前は金学順と言う。
植村は記事中で、金学順について―「女子挺身隊」の名で戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうちの一人―と書いた。
ここから「従軍慰安婦神話」が始まる。

なぜ植村は、事実確認もせずに、いきなり「従軍慰安婦」と書いたのか?
それは、彼の妻が韓国人であり、妻の母親は、日本に(戦争被害)補償を求める「太平洋戦争犠牲者遺族会」のリーダー的存在だったからだ。
つまり植村は、極めて私的な利害に基づいて「従軍慰安婦」をでっち上げたのだ。

1991年5月15日付けの韓国紙・ハンギョレ新聞は、「生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌のあるキーセン検番(日本でいう置屋)に売られていった。3年間の検番生活を終えた金さんが初めての就職だと思って、検番の義父に連れていかれた所が、華北の日本軍300名余りがいる部隊の前だった」という金学順の証言を報道している。
つまり植村が捏造記事を書く3か月前に、金学順は既に「義父に売られた」と韓国紙に語っているのだ。
また、「太平洋戦争犠牲者遺族会」の訴状にも、金額順は「親に40円でキーセンに売られた」と書かれている。
にもかかわらず植村は、韓国人妻とその母親のために日本を売った。
ちなみに植村の義母(韓国人妻の母)は、裁判費用を詐取したかどで逮捕されている。

植村は1958年生まれで、未だに現役の記者として朝日新聞で働いている。
私利私欲のためにウソの記事を書き、それが発端となって我が日本は、世界中でその名誉を貶められている。
この間に毀損された我が日本の国益は、数字では計りきれないほどに膨大なものになるだろう。
にもかかわらず、植村という卑しい売国奴は、高給を食みながら優雅な記者生活を送っている。
この男には鉄槌を下し、その存在を粉砕しなければならない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK155] TPP、安倍晋三一派の倒錯的暴走体制を批判する(神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/10/post-49d4-1.html
2013年10月22日


直近(ここ一か月くらい)の米国は異常だった。

米国政治に詳しい人には真相が分っているのだろうが、刻々と伝え聞くニュースだけでも、米国は1996年以来の政府機能の支障が生じていた。

与野党の不調和で、債務不履行に陥りかねなかった問題を巡り、深刻な対立を続けた議会は、土壇場で妥協案をまとめ、来年2月までの政府借金の上乗せが認められた。
どうやら一時的にデフォルトは回避されたようだ。

しかし、その国家本質が世界をまたにかけるユニラテラリズム(単独行動主義、一国主義)の巨大大国・米国である。
その世界の米国が政府機能の縮小を余儀なくされるという恥を世界に晒していたのである。

これを庶民感覚で分かりやすくとらえれば、米国の台所は文字通り“火の車”状態であるということである。
これに中国が欣喜雀躍(きんきじゃくやく)したことをみても分かるとおり、米国の面目は丸つぶれになっている。
シリア問題で面目をつぶした米国が、今度は国内政治で世界の信用を落としてしまったということになる。

米国は、面目どころではなく、担保のない状態で借金をせざるを得ない状態に陥っていて、いっときの債務上乗せという弥縫策(びほうさく)は取ったが、内実はもうあとがない足掻きに入っているように見える。
財政的には藁をもつかむ状態なのだろうか。

無残な廃都、デトロイトが象徴するように、実体経済が崩壊している米国の財政難突破口は、戦争経済に突き進むか、あるいは日本のような富裕な国から分捕るしか打つ手がない。
今の米国は政府機能のシュリンクが示すように、戦争経済を稼働したくても、その戦費さえも工面できない状況なのだと思う。
軍隊や警察組織に給料も満足に払えない状況が続いているという。

この状況下で、先ほどインドネシアで開かれていたTPPの交渉会合にオバマ米大統領が欠席した結果、インドネシア交渉はあまり進展しなかった。
中国国営の新華社通信はパリ支部(?)で、「TPPはなぜ突然声が小さくなったのか」という皮肉たっぷりの記事を流した。
TPPでつんぼ桟敷におかれていた中国は、米国主導のTPPを苦々しく思っていたので当然の反応だろう。

つまり何が言いたいのかと言えば、今、米国はTPPに対して国内問題のガタガタから、足踏み状態にあるということである。
なにしろ、TPPを仕切る大ボスが、身内のごたごたから交渉会合に出られなかったのである。

これではTPPの求心力が殺がれた状態になり、国際ヤクザの“胴元”の威信は消え去った。
恐ろしいヤクザ国家の元締めが欠席したことで、TPP参加各国からTPPに対する不満が噴出してきたようだ。

TPP全参加国12カ国のうち、米国を除く11カ国は、おそらくどの国も、賛成派、反対派の拮抗状態が同じような状況にあるのではないだろうか。

他の国も日本と同様に、反対派、慎重派、よく分からない派が圧倒的多数を占めているにもかかわらず、米国コーポラティズムと結託した各国政府の一部支配層が強権を発動し、反対派を抑え込んでいる状況にあると思われる。

これは国家と国民というレベルで見た場合、米国も全く同様な状況に置かれている。
だから、オバマ大統領が欠席したことに対し、参加各国から、とくにアジア各国からTPPに対する撤退機運が起きているのである。

反対派で意識が高い人々の間では、TPPが米国多国籍企業による強制管理貿易であることはよく知られているが、一般の人々の間でも、それがP4時代とは全く異なったものに変質していて、危険だという認識が広がっているようだ。

IWJのインタビューで元衆議院議員で国際政治学者の首藤 信彦(すとう のぶひこ)氏が言っていた。
マレーシアのマハティール元首相の演説に見られるように、今、アジアは「TPPはマレーシアのような小国を植民地化する米国の企てだ」と米国を痛烈に批判し、米国とともにTPPを推進する現在の日本は、東南アジアから「アジアの裏切り者」と強く批判されているのだと言っている。

今の日本は、TPPを米国の代わりに主導する役割を代行してしまっているというのだ。
だが、世界の流れは、TPPをなんとか回避しようという方向に変化している。この状況では、米国の議会すらTPPを批准しないだろうとも言われている。

このような趨勢の中、米国の腰巾着(こしぎんちゃく)に徹している今の日本は、悲劇的だという見方が出ているという。
この流れをよそに、安倍晋三首相は10月11日、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の関係閣僚会議で「日本が年内妥結へ向け主導的役割を果たしていくべきだと考えている」と述べたそうだ。

アジア諸国の空気が読めないどころか、対米追随に凝り固まった、狂気の倒錯心理としか言いようがない。
オバマ大統領が国内問題でTPPに及び腰になっているとき、あえて積極的に“年内妥結に向けて主導的役割を果たしていく”などと言っている。

これでは、TPPに警戒心を持って離脱したいアジア諸国の逆鱗に触れて当然だろう。

日本人が一番気を付けなければいけないのは、悪知恵と脅しを駆使した世界戦略のノウハウを持つ米国が、TPPをあきらめるなどということは絶対にないということだ。
未曾有の財政難にあえいでいる米国は、今、飢えた手負いの虎である。

これが、何でも言うことを聞く、飼い馴らされた金持ちの子羊(日本)を、なりふり構わず“喰い”に来ると考えないほうに無理がある。
今、政府が国民の目をあざむいて急速に展開している『国家戦略特区』は、虎の脅しに屈して、自分たち羊が喰われることも知らずに、急いで門を開いている状態なのである。

“特区”と称するペテン用語で、米国外資の引き込みのために規制緩和や制度改変を片っ端から行っている。
国民が気付かないうちに“特区”という限定エリアが、一気に都市展開、全国展開になり、国民生活は大破綻にいたる。

TPPはまだ先だと思っているうちに、実質的なTPPは激流のように進んでいる。

非常に危険だ。

今行われている『国家戦略特区』は政府による“大詐術”なのである。

オバマの逡巡(しゅんじゅん)とは無関係に、今、“実質TPP”は加速的に進んでいると見なさなければならない。

国家戦略特区構想を根底から叩き潰さなければ日本は終わりである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 汚染水は湾外の水にも混入、重要なのは基準値以下であること=経産相(ロイター) 
10月22日、茂木経済産業相は、東京電力福島第1原子力発電所の汚染水漏れ問題について、「汚染水は湾外の水とも混ざっている。しかし、重要なのは基準値以下であること」だと述べた。都内で9月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE99L03J20131022
2013年 10月 22日 12:44 JST


[東京 22日 ロイター] - 茂木敏充経済産業相は22日午前の衆議院予算委員会で、東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所の汚染水漏れ問題について、「汚染水は湾外の水とも混ざっている。しかし、重要なのは基準値以下であること」だと述べた。汚染水が外洋の水に流入しても、影響がブロックされていることを強調した。

日本維新の会の松野頼久委員の質問に答えた。

茂木経産相は「汚染水の影響はブロックされている」との安倍晋三首相の発言について、「汚染水については、0.3平方キロメートルの湾内と湾外で水自体は入れ替わって混ざっている。そして希釈される。重要なのは、それが様々な悪影響を与えるかどうか、基準値以下かどうかだ」との解釈を示した。

その意味で「外洋の検査では、放射性物質は基準値を大きく下回っている、あるいは、測定ができない」との結果を強調した。

一方で、東京電力の広瀬直己社長は、参考人として出席し、湾外へ直接流れ出る側溝からの汚染水漏れについて「これまである程度放射性物質を見積もっているものがあるので、そういうものを含めて雨水として流れているものがあると思っている」と答弁。湾内以外に、側溝では汚染水が海に直接漏れていることを認めている。

(中川 泉)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 小沢一郎の今後(2) “マネー”に対抗し得る“政治哲学の創造”をじっくり練る (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/cfb40b10ac122712f8bde681d57d0b31
2013年10月22日

 小沢一郎は、前原誠司口先民主党代表時代の「堀江ガセメール事件」でボロ雑巾のようになった民主党を立て直すべく代表選に立候補した時、代表選演説で映画『山猫』の中に出てくるサリーナ公爵の言葉を借りて≪ 最後に、私はいま、青年時代に見た映画『山猫』のクライマックスの台詞を思い出しております。イタリア統一革命に身を投じた甥を支援している名門の公爵に、ある人が「あなたのような方がなぜ革命軍を支援するのですか」とたずねました。バート・ランカスターの演じる老貴族は静かに答えます。「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。英語で言うと We must change to remain the same. ということなんだそうです。」確かに、人類の歴史上、長期にわたって生き残った国は、例外なく自己改革の努力を続けました。そうなのだと思います。よりよい明日のために、かけがえのない子供たちのために、私自身を、そして民主党を改革しなければならないのです。≫と立候補の際語っている。

 筆者も遅ればせながら7年ほど前に『山猫』を観た。筆者自身はヨコシマナ心の持ち主なので、クライディア・カルディナーレの野性味あふれた目の強さにひたすら惹かれたが、あまりに長過ぎる長編映画に閉口した(笑)。記憶には“変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。”と云う言葉があったとは思わなかったが、劇場映画としては、あまりに長いので英語版では、驚くほど短縮されたものになっている。アチコチ調べてみると、オリジナルは≪全てが以前のままであるためには、少々の変化は受け入れねばならぬ。≫と少々無味簡素なセリフになっているのだが、あくまで英語版では、小沢の引用の通りなので、間違いでもないし、オリジナルよりも含蓄のあるセリフに代わっているとも言えるだろう。

 2010年の菅との代表選の折にも、小沢は何度か、この言い回しを引用していた。“いつどこで”までは記憶に残っていない。まぁそれは別にして、『日本改造計画』時の世の中と、09年時の世の中と、2013年の世の中は、あきらかに激変しているのだから、“変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。”は小沢一郎にとって、自への苦言のように、座右の銘とは別な抽斗に入れて常備しているのだろう。“小沢一郎はぶれない”と云う評価も、日本に議会制民主主義を定着させたいと云う、政治家の執着を感じるのだが、当初は、それなりに権威的に振舞っていた事実もあるだろう。必ずしも、弱者の味方とか、官僚組織を敵に回すとか、大きな政府を維持し、福祉に手厚い政策を実行しようとしていたわけではない。この辺は、あきらかに“変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない。”を実践している。

 拙コラムを引用すると『日本改造計画』では、≪新自由主義的な経済改革、自由貿易の推進、地方分権の推進、規制緩和・撤廃、軍事も含めた国連中心主義国際貢献と其れに基づく日米同盟、政権交代のある二大政党制を可能とする政治改革(小選挙区制導入)、などが提唱されている。最後に、このような日本を作り上げるには、国民の自立を前提とする民主主義の確立であり、「改革には常に痛みが伴う」(小泉純一郎がパクる)と断じている。≫と云う事であり、グローバル経済と自由主義から、日本だけが逃げ切れるとは思っていない面が強調されている。

 これは筆者の稚拙な想像なのだが、『日本改造計画』が日本の21世紀に向かう政治の羅針盤(方向性示唆)であったとして、当時と現在は隔世の感があるわけで、『続・日本改造計画』の出版の必要性は、筆者は口が酸っぱくなるほど望んでいるのだが、小沢一郎の耳に届かないのか、世界情勢を含む日本の政治課題が、あまりの目まぐるしい変化している今日この頃だけに、今日変えて、明日また変わるような、朝令暮改的言説を語らなければならないジレンマで、加筆変更が繰り返され、出版に至らないのか、その辺のことは詳細には判らない。たしか、大元の原稿は執筆済みと耳に入っているのだが。

 ただ、上述のように稚拙な想像として考えた場合、『日本改造計画』で語られた主張が、その後の政権に一部だけ“つまみ食い”され、パクられたことで“ウンザリ感”が小沢を襲っているような気がしてならない。その後の政権が、小沢の『日本改造計画』で語ったような方向に、系統立って“つまみ食い”され、“パクられる”のならいざ知らず、個々の政権が単なる“いいとこ取り”で政策を実行されたのでは、すべてが政策として実行されたとしても、意味を持たないだろう。逆に、意味を持たないどころか、副作用だけが目立つ結果になっている。『日本改造計画』で主張したような事を、小泉や安倍が、しゃかりきに実行しているとなると、自民党や官僚組織の国民不在政治のバイブルになっている皮肉な現象まで見られる。

 新自由主義的な経済政策が、格差の拡大に寄与する事実を知った小沢は、『小沢主義(オザワイズム) 志を持て、日本人』において、新自由主義経済の重大な欠点を補う方法論を考え、09年マニュフェストにおいては、官僚組織に中間搾取されない、国民への直接給付策を導入した。一種のバラマキには違いないが、高校無償化政策などは、安倍ファシズム政権においても、アンタッチャブル政策として、世間に定着した。もしかすると、TPPの強引な導入により、死者も出そうな農林酪農漁業者への、直接給付は真似られるかもしれない。勿論、 小沢にしてみれば本末転倒なパクリだが、強く非難するのも難しそうだ。

 小沢が『日本改造計画』時に考えていた新自由主義に基づく、グーバル経済とは、所謂、旧来の民主主義や資本主義が機能する前提に立っていた。おそらく小沢の頭の中では、国民主権が、既に英国でも、米国でも、欧州諸国でも、民主主義国家では、一定の範囲で定着していると云う錯覚があったような気がする。隣の芝生は綺麗にみえるものである。『日本改造計画』には、主権者国民の権利や、最低限の文化的生活は確立されたような部分が、各国にあったのである。つまりは、再配分機能が、最低限の範囲では、有効に作用するものと錯覚する程度に定着していた。

 この世界を一変させたのが、“マネー”と云う怪物の存在である。それまでは資本家と労働者と云う、搾取の構図が、人間の営みを通して捉えることが可能だったので、実物の経済サイクルが生きていたので、急激な変化は起きない構造になっていた。ところが、強欲な“マネー”は先進国の生活文化は衣食住の殆どを満足させるに至っていたので、成長は自ずと縮小するジレンマに襲われていた。実体的企業の資本家も、そこで働く労働者も、実はそれでも充分満足できる生活を享受していたのだ。その内、発展途上国や後進国が追いついてくれば、市場規模も拡大するわけで、その分先進諸国も成長できると考えていた。ところが、この無機質な、人間性を持ちえない“マネー”と云う代物は、そのような“まどろっこしい”利益の還元に耐えられる人間らしさは兼ね備えていないものだ。

 つまり、無機質とも取れる“金融資本主義”にアメリカを中心とする金融勢力・ウォール街が、国家財政を凌駕するような勢力に、国家と国民の生き血をすって肥大化し、今やアメリカ連邦政府さえ配下におくような事態は、修正した『小沢主義(オザワイズム) 志を持て、日本人』の修正を持ってしても、傷口を塞ぐことは出来なかった。今の金融資本主義と云う実体を、小沢一郎は、あらためて検証する必要があるのだろう。真っ当な自由貿易で、汗水流し、より良いものを作れば、正当な配当が得られるような、人間性豊かな資本主義ではなくなったことを、認めるスタンスが必要なのだと思う。

 現在のような政治の流れの中で、反原発、反TPP、消費増税反対、雇用の安定化などを旗印にしても、野党の一本化は図れないだろう。逆に、いつまでも並行線を辿る野党の烏合の群れが、夫々に小さな声で、与党に文句を言う破目になるだろう。“山高ければ谷深し”“沈み込んで再浮上する”。それこそ、金融資本主義や、マネーが国家や国民を支配する構図、TPPにせよ、エネルギー問題にせよ、財政問題にせよ、残念ながら一般市民社会は、どん底の、その底を実感しない限り、騙されたと気づかないものだし、気づいてもなお、騙されてなんかいない、と強弁するが如くである。

 結婚詐欺に遭った人々、マルチ商法に騙された人々、そう云う人々は、それでも、相手の顔が変わったり、扱う商品が変わることで、同じような罠に嵌るものである。小沢一郎が、野党結集の音頭取りをすることは、小沢が言っているように、マスメディアや既得権益勢力から総攻撃を受けるのは目に見えているので、今度こそ本当の意味で“黒子”に徹した“まとめ役”を演じて貰いたい。ただ、現実を見る限り、一政策への対応でも四分五裂している野党勢力なのだから、ここに四つ、五つの政策を引き込んでしまえば、まとめようはなくなるだろう。現状の安倍政権の周りには、すべての既得権益勢力が屯している情勢なのだから、政治哲学者になったつもりで、“マネー”という魔物に対峙できる“政治思想”を今一度創造して貰いたいものである。ドイツの脱原発への決定プロセスは、その創造をサジェストしている。 (*今後の小沢一郎(3)に続く)



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 小沢代表定例記者会見(2013年10月21日) 「姑息なチマチマしたことを言うのは政権党らしくない」 
小沢代表定例記者会見
http://www.seikatsu1.jp/activity/videos/20131021ozawa-movie.html
2013年10月21日 生活の党


【2013年10月21】小沢一郎代表定例記者会見


        ◇


衆議院議員 小沢一郎 生活の党代表 定例記者会見 10/21
http://4472752.at.webry.info/201310/article_21.html
2013/10/22 13:16 銅のはしご


衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表


❏ 日本版NSC国家安全保障会議
 具体的中身を見ないと,賛成・反対の見解は言えないが,巷間伝えられているような,基本的人権に大きな網をかけるような類いの法案であるならば,賛成は難しい。
 この種の類いの法制度は,いちばん基本的人権の侵害に及ぶ可能性が強いものであり,そういう意味で充分検討されなくてはいけない。


❏ 国会運営
 国会は,全国民の代表者の集まるところだから,できるだけ多くの論議を経てやったほうがいいのは当然だ。
 本来の国会審議は,実質的には,政府対野党であり,野党の審議時間を縛るという発想は,よろしくない。
 これだけ議席を取っているのに,自民党の中から野党の質疑時間を制限するというような姑息なチマチマしたことが出るのは,与党=政権党という意識がないのか,また野党になるかも知れないと思っているのか,自民党も,こんにちではあまり余裕がないのかも知れない。


❏ 靖国参拝
 私は,現状の,合祀されたままでの参拝については,賛成ではない。少しでも早く元の姿に直して,総理はもとより天皇陛下が参拝できるような靖国にしたら良かろう。
 靖国参拝は,それ自体に僕は賛成ではないが,安倍さん本人の考え方であるとするならば,貫くべきではないか。外交関係がうまく行かないことは最初から分かりきっている。それでも自分の信念としてそうする,言行一致させるのであれば,それはその人の考えだからしょうがない。
 トップリーダーは綸言汗の如しで,自分の信念として言ったことは実行すべきだ。


❏ 政権交代
 欧米では政権が替わって野党になればガンガンやっている。考え方が違うから党が違っているのであり,当たり前のことだ。
 政府与党と基本的理念・それに派生する政策を異にするということが明確でなければ,国民は選びようがない。
 民主党にある体質的な傾向は,官僚が出してきた法案を少し手直ししたからそれだけでもいいじゃないかという類いの議論。そんな役所の糊代に乗って手の平で踊るのであれば,政権など程遠いと,僕はずっと言い続けてきた。


http://www.youtube.com/watch?v=RIqqHOkKur4
YouTube 15:25 <文字起こし>


【2013年10月21日】小沢一郎代表 定例記者会見 


(司会)青木 愛 衆議院議員 ; これから小沢代表の会見を始めさせていただきます。


< 記者質疑 >


NHK ; 日本版NSC国家安全保障会議について。先週17日(木)に衆議院では特別委員会を設置することが決まった。これに関連する秘密保護法案については,前回,(反対するという)代表の見解を伺った。
 国家安全保障会議に関する特別委員会,およびこの法案についての賛否と見解を。


小沢一郎代表
 もうすぐ(法案が)できあがって提案されるんだって...中身は,具体的に見ないと,ここで,賛成・反対(の見解は)分かんない。どういう中身だか分からないのに言えないけども,巷間伝えられているような,いわゆる基本的人権の規制にバサッと大きな網をかけるような類いの法案だとしたならば,それは,賛成は難しいと思います。
 やはり,この種の類いの法制度というのは,いちばん基本的人権の侵害に及ぶ可能性が強いものですので,そういう意味で充分検討されなくてはいけない。そう思っております。


朝日新聞 ; 国会改革について。今日,政府与党が国会改革の議論の枠組みについて,従来は自民・公明・民主に維新を加えた4党でという話だったが,全党に呼びかける方針を明らかにした。(小沢代表は)従来から,4党だけでなく全党でやった方がいいというお考えであったが,改めてそこを伺いたい。
 また,今国会が始まってから,所信表明から代表質問までの日数が開いていなかったり,あるいは予算委員会で野党側の質問時間が従来より削減されたりなど,与党側の強引とも見える国会運営が見えてきている。その点についてのお考えを。


小沢一郎代表
 全党に呼びかけようという自民党の考え方は,多分,与党サイドに理解のある政党だけでは,全政党あるいは全国民の意見を十分聞いたという形にはならないのではないかというふうに考えたということだろうと思います。そのこと自体はそれでいいんじゃないかと,思います。
 
 国会は,やはり全国民の代表者の集まるところですから,できるだけ多くの論議を経てやったほうがいいということは当然だからです。


 
 それから,野党の質疑時間を制限するというようなことが,昨今,自民党の中で出てきているようでありますが,私の経験でも,かつての自民党(では),特に野党の(質疑)時間を制限する必要はない,と。好きなだけやらした方がいい,と。ただ,その半面,定例日がどうだとか,朝早いのはダメだとか,夜はダメだとかいう類いのことも,野党は言うべきではないだろう,と。そんなことを喋ってた経験があります。自民党時代ですね。
 
 だから,これだけ議席を取って,そういう何か姑息なチマチマしたことを言うってのは,あまり与党=政権党らしくないですね。
 その意味では,ちょっとそういう(政権与党としての)意識がないのか,あるいはまた野党になるかも知れないと思ってるのか知れませんけれども(笑)
 
 そういった本来の国会審議というのは,実質的には,政府対野党ですからね。野党の審議時間を縛るという発想は,よろしくないと思います。
 多分,自民党も,こんにちでは,あまり余裕がないのかも知れません。


時事通信 ; 自民党総裁特別補佐はぎうだ議員が,安倍晋三首相が年内にも靖国神社を参拝する可能性があると言っている。
 小沢代表はこれまでにA級戦犯合祀問題に疑問を呈されるなどしているが,安倍首相の靖国参拝についてどのようにお考えか。


小沢一郎代表
 誰が言ったの,それ?


時事通信 ; はぎうだ自民党総裁特別補佐の,見方です。


小沢一郎代表
 特別補佐? 総理の?


時事通信 ; 自民党総裁特別補佐です。


小沢一郎代表 
 ああ党の役職。色んな所に付けたんだな。
 それで,何とかっていう安倍さんの応援団の会もあるんじゃないの? そういう類いの。それに入ってる人でしょ,きっと。ああ,ああ。
 私は,現状のままで,合祀されたままでの参拝については,賛成ではありません。
 少しでも早く元の姿に直して,総理はもとより天皇陛下を参拝できるような靖国にしたら良かろうと思っております。


 ただ,安倍さんがどうのこうのということは,安倍さん自身の考え方ですから。
 確か,総理になる前は,かなり積極的な話ししとったよね。だからそれが本人の自分の考え方であるとするならば,それは貫くべきじゃないかなと思いますね。 それで例え外交関係がうまく行く行かないっちゅう,そんなことは最初っから分かりきってることですから。
 それでも自分の信念としてそうすんだと言行一致させりゃあ,やるということ自体を僕は賛成じゃないけども,それはその人の考えだからしょうがないですね。
 
 それで安倍さんに近いと言われている人なのかな,その人は? 従来からの安倍さんの言動を見ていて,総理になったからと言って行かないっちゅうのはおかしいという考え方で,言ったんじゃないでしょうか。
 僕は,重ねて言いますが,今のままでの参拝は賛成でありませんけれども,やはり政治家,特にトップリーダーは綸言汗の如しで,自分の信念として言ったことは実行すべきだと思いますね。


朝日新聞 ; 今日から予算委員会が始まり,民主党議員も複数質疑に立ったが,何を言っても民主党政権の時の批判がかえってきてしまうというブーメランのようだとよく言われている。そういうこともあってか,民主党内で,責任野党として建設的な提案をしていくべきだという人達と,飽くまでも完全野党として政権に対峙していくべきだという(人達)との,若干の路線の対立もあるようだ。政権交代が起きるようになれば必然的にそういう立ち位置の問題も出てくるかと思うが,政権についた経験のある政党が,また野党になった場合にどう政権に対峙していくかという問題についての代表の所見を。


小沢一郎代表 
 責任野党が何を意味してるんだか知りませんけれどもね。どうしたらいいかって,欧米じゃあしょっちゅう政権替わってんだもん。それ見りゃあ分かる通り,野党になったら,ガンガンやってるじゃないですか。当り前なことだよね。考え方が同じだったら,別に党を分けてる必要ないんだもの。合併すりゃあ,いい。考え方が違うから,党が違ってるわけだから。
 
 だから民主党としては失敗のあれがあるから,それを衝かれるのがシンドイんでしょう。シンドイんだけど,自分で仕出かしたことだから,しょうがないわね。やっぱ,それを乗り越えないと,次また政権ちゅうのは取れないね。
 だったらもう,なんっつうんだっけ,野党と与党の間,ゆ党か(苦笑)。準与党になる以外なくなっちゃうわね。


 政権を取る,そのために自民党=政府与党と基本的理念・それに派生する政策を異にするということでないと,国民は選びようがないわね。同じだったら,自民党でいいんだもの。


 だから,そこんとこの整理が(できていない)。これ前からなんだよ,民主党は。政権取る前から,なんか,そういう傾向があってね。官僚が出してきた法案もね,ちょっと直したから,それだけでもいいじゃないかっていう類いの議論が,よくあったんだよ。
 そんなね役所の糊代に乗ってね,手の平で踊るんだったらね,政権なんか程遠いつって,僕はずっと言い続けてきたんだけどね。
 そういった体質的なものが,また出てんのかも知らんね。まあ,分かりません,他の党のことだから。


時事通信 ; 今の話を踏まえて,もし先ほどの予算委員会の質疑をご覧であったら,民主党の質問が斬り込めていたかどうかなどの感想を。


小沢一郎代表 
 いや,見てない。感想を言えっちゅうのか? ああ(苦笑)他人様(について)の感想はあまり言わんから。(苦笑)党としての,一般論としての話しはいくらでもするけど。個人的な感想は言わない。個人の「人」に関する感想はね。
  いいかな? はい,有り難う。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 前代未聞法廷騒乱?! 何故、メデイアは報じない?(つむじ風)

http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2013/10/post_fb57.html


動画は、録音であり、証拠確認のつまらないやりとりがしばらく続くが、20分過ぎた当たりから、ドラマが始まる。裁判所史上、前代未聞のドタバタ劇であろう!
  


東京高裁の斎藤裁判長が、新証拠を不採用と発言したからだ。

結局、抗議に屈して、採用された模様であるが、即結審で、大騒動になる。この模様が、克明に録音されている。

 結構、大騒動の事件であるが、メディアは一行も、一声も報じない。それは『不正選挙訴訟』であるからである。蓋をしたいのである。

 そのためには、法廷侮辱罪なるものにも目をつぶらなければ、ならないのである。この裁判の模様が、世に知られたくないのであろう。で、即結審、騒動となった訳である。

 昨今の裁判のあり方は、確かにおかしい事が多すぎる。どれとは言わないが、多数ある。幾つか経験した身であるから、先刻承知だが、良い機会だ。晒しておこう。


残念ながら、裁判所は真実を追究する場所ではなくなった。権力を維持するために、体裁を整える最終機関と堕した。それを象徴する大事件である。

>>

(私のコメント)
ここまで日本は悪化しているということだね。これでは到底フクシマも解決できまい。ただ漏れは止まらず拡散した放射能は無政府状態である。
政府政権、司法とメデイアと裏社会とアメリカの癒着。六十才以上のパソコンネット音痴は80%だろうから良識を弁えた者がテレビと新聞しか見ていないということだからね。大衆操作側としては楽なものだろう。ちゃんとしたメデイア人と物書きに頑張ってもらって大衆を目覚めさせるしかない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 歴史認識“村山談話”を引き継ぐ考え〜安倍首相(NNN NEWS24)
「歴史認識“村山談話”を引き継ぐ考え〜首相
< 2013年10月22日 16:10 >

 
 22日の衆議院の予算委員会で、安倍首相は歴史認識を巡ってアジア諸国を植民地支配したことを認めて謝罪を表明した村山談話を引き継いでいく考えを改めて示した。

 民主党・岡田前副総理「『(村山談話を)全体としては引き継いでいます』と言っているが、総理の口から、『植民地支配』や『侵略』という言葉を聞いたことがない」

 安倍首相「安倍内閣として、侵略や植民地支配を否定したことは一度もない。アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えてきた。その認識においては、安倍内閣としても同じであり、歴代内閣の立場を引き継ぐ考えである」

 安倍首相は、4月の答弁で「安倍内閣として村山談話をそのまま継承しているわけではない。戦後50年に村山談話が出され、60年には当時の小泉首相の談話が出された。これから70年を迎えた段階に、安倍政権として未来志向の談話を出したい」などと答弁していた。しかし、その後は村山談話を引き継いでいく考えを繰り返し表明しており、安倍首相としては、こうした姿勢を示すことで日韓関係の改善へとつなげていきたい考え。

 また、福島第一原発の汚染水問題を巡って、日本維新の会・松野氏が、「汚染水は外洋に漏れているのか」と問いただしたのに対し、茂木経済産業相は、「汚染水は湾内と湾外を行き来する。外洋の水とも混ざるが、放射性物質の値は今も基準値以下だ」などと強調した。」
http://news24.jp/articles/2013/10/22/04238797.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 法廷内を盗撮?ネットの動画サイトに投稿(読売新聞) 2013.10.17 不正選挙追及裁判法廷が動画アップ 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131022-OYT1T00731.htm?from=main4
2013年10月22日14時51分 読売新聞


 東京高裁で今月17日に行われた民事裁判の法廷内の様子を盗撮したとみられるビデオ映像が、インターネットの動画サイトに投稿されていることが22日、わかった。


 裁判長の許可なく法廷を撮影することは、民事訴訟規則で禁じられている。法廷を撮影したビデオがネット上に流出するのは異例。


 ビデオ映像は傍聴席から撮影されたもので、裁判官らしき男性の発言や、閉廷後に退廷しようとする裁判官に抗議する様子などが13分以上にわたり収められている。17日に行われた選挙無効訴訟の第1回口頭弁論を撮影したものとみられる。


 法廷内の無断撮影に罰則はないが、裁判所では通常、事実関係を確認の上、サイト運営者などに削除を要請している。



2013.10.17 不正選挙追及裁判 投稿者 cherrybomb_bee



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 自民・石破氏「TPP関税撤廃品目の検討結果公表せず」(NHK)
「TPP 関税撤廃品目の検討結果公表せず
10月22日 14時47分

自民党の石破幹事長は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉を巡って、コメや麦などの重要5項目のうち関税を撤廃できる品目がないか党で検討していることについて、交渉への悪影響を避けるため、検討の結果は公表しない考えを示しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、自民党は、コメや麦などの重要5項目を聖域とした党の決議などを前提に、交渉の全体状況を見ながら関税を撤廃できる品目がないか検討しており、来月中旬をメドに意見をまとめたいとしています。
これについて自民党の石破幹事長は会見で「何百にもわたる品目の検討結果をオープンの場で議論すれば、交渉そのものが成り立たない。交渉力が恐ろしく低下することになり、国益を守れない」と述べ、交渉への悪影響を避けるため、党の検討結果は公表しない考えを示しました。
そのうえで「全体として、自民党に一票を投じた人たちが『自民党は公約をきちんと守った』と言ってもらえる結果を出していかなければならない」と述べ、党の決議などをふまえて交渉を進めるよう、政府に求めていく考えを示しました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131022/t10015460671000.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 10月23日(水)一人一票裁判最高裁口頭弁論と不正選挙追及裁判の相乗効果
http://www.ippyo.org/topics/pdf/20130917001.pdf
10月23日(水曜日)衆院選選挙無効訴訟
(一人一票の不平等)

この弁護士グループの最高裁での口頭弁論が
行われる。

23日の12時40分に最高裁の南門で
整理券が配られる。

それで抽選をされて午後1時には
最高裁の大法廷に入る。

そして午後1時30分から
口頭弁論を開始する。

これは、一人一票の不平等の選挙訴訟であるが

非常に参考になる。

基本的な論理展開は

同じである。

なによりも

この一人一票の不平等裁判というのは、

憲法の価値を軽視する国会議員に対しての抗議として

行われている面がある。


.「あなたの一票の価値、本当は一票未満!?」伊藤真×萱野稔人 .
http://www.youtube.com/watch?v=3EGbscU86BY
22分50秒からスタート

いわゆる不正選挙裁判の原告メンバーも
この口頭弁論を聞きにいくことで
勉強になると思われる。

そしてこの一人一票裁判と

我々の不正選挙訴訟があいまって

年内に

違憲判決が出て
即時衆院選は無効という
判決が出る可能性は非常に高い。

そうすれば
来年早々にも

衆院総選挙が行われる。

ここは、一人一票の裁判も
応援して盛り上げていったほうが
相乗効果が生まれるだろう。

第一
国民主権をほっといて
国会議員が
外資の利益が第一です。
という政治をやっているのが問題なのである。

おそらく
財務省官僚の天下り先として
外資がはいっているだろうが
この外資が

「外資の天下り先」を用意するから
「法人税を減税してください。そのつけは
日本人に対する消費税アップでいいじゃないですか?」

と提案しているのだろう。

財務官僚が
なぜ、消費税を上げたいかというと

外資が「天下り先を用意します」
と言ってきて
「その代わり法人税を下げてください。外資の株主のために」
といってきて
その財源としては消費税増税でいいじゃないでしょうか?

ということなのだろう。歴代の大蔵、財務省官僚で
一生懸命消費税増税をやっている人間は
みな外資に天下りしているはずである。
多くの日本企業を倒産させることで
外資にハイエナのえさをやり
もうけをもたらすために。

ウルトラマン

http://www.youtube.com/watch?v=zxA99pK7Q-o

ウルトラセブン
http://www.youtube.com/watch?v=9lIlkAE_Tns

官邸の怪人(ダダ星人)は
http://ameblo.jp/110471/entry-11493198238.html

なんとかして
秘密保全法案を通そうとしていた。

官邸の怪人(ダダ星人)は
将来、ガッツ星人とともに
日本侵略計画をひそかに
たてていたため
その悪事が
ばれてはまずいからだった。

ダダ星人は、
なんとかして
日本を侵略して

米国から来ている
鳥の頭をもつ
ガッツ星人
http://ameblo.jp/tokusatsu555/image-11385380565-12248284588.html

に気に入られるために

日本を侵略するのが目的だった。

ダダ星人は、
アヴェ総理大臣の
頭脳を完全に支配して
思いどおりに動かしていた。

なんとかして
自作自演テロを実行して
日本を戦争に導かないといけないと
官邸の怪人であるダダ星人は考えていた。

そのため、秘密保全法が必要なのだ。

いわば、それは官邸の
犯罪の秘密を守るためだったのだ。

なにしろ、ガッツ星人の母国アメリカと
おなじように911事件をやってしまっては
ばれるだろう。

だから「官邸が犯罪をしてもまもられるための」
秘密保全法が必要だったのである。

そして官邸の怪人のダダ星人は
官僚の人事をすべて首相官房に
一元化することを推進していた。

犯罪を暴くのは公的な機関である。

そのため公務員の人事をにぎっておけば

もし、官邸の怪人のダダを
逮捕しようするものがあれば

即座に情報が伝わり、
総理大臣に
言って、首にしてもらうのである。


官邸の怪人のダダ星人は、
なんとしても戦争可能な国にして
戦争をさせて
日本なんて滅んでしまえばいい
と願っていた。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 福島第1原発の汚染水、完全にブロックされている=安倍首相(ロイター)-首相「『完全ブロック』と『コントロール』は同じ」
「福島第1原発の汚染水、完全にブロックされている=安倍首相

ロイター 2013/10/22 17:35

[東京 22日 ロイター] - 安倍晋三首相は、22日午後の衆議院予算委員会で、東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所の汚染水は完全にブロックされているとの認識をあらためて示した。

笠井亮委員(共産)の質問に答えた。

9月の国際オリンピック委員会総会で完全にブロックされていると発言した後、国会などで全体としてコントロールされているとの発言に代わったことについて首相は「基本的に同じだ」とし、「汚染水の影響はブロックされている。健康への被害という意味でも完全にブロックされている。この考え方は変わっていない」と説明。「モニタリングの結果は基準値をはるかに下回る数値しか出ておらず、汚染水の影響は完全にブロックされている」と語った。

(石田仁志) 」
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131022-00000070-biz_reut-nb
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 国会での安倍首相の、汚染水「完全ブロック」答弁の、詭弁・茶番は酷過ぎる。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201310/article_21.html
2013/10/22 21:26 

オリンピック招致で、安倍首相は汚染水は「0.3平方Km内に完全に完全にブロックされている」と大嘘をこいたが、今日の国会で追及された。質問者は維新の松野頼久氏であった。この質問のマスコミ報道は以下の通りである。これでは安倍首相は、何の問題もなく答弁したと思ってしまう。全く報道になっていない。実際に聞いたやりとりの内容を以下に示したい。

首相、海洋への汚染水影響を否定 「完全にブロック」認識変えず
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/499507.html

 安倍晋三首相は22日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題に関し、放射線モニタリング結果が基準値を下回っているとして、海洋への影響を否定した。「完全にブロックされている。考え方は変わっていない」と述べた。


松野氏の質問は、首相は完全ブロックと言っているが、「湾の外には漏洩しているか? していないのか?」のどちらかと問うたが、安倍首相はこれには答えず、専ら茂木経産大臣がのらりくらりと詭弁を弄して答えた。茂木氏は決して「漏れた」とは言わないで、湾の水は湾の外と入れ替えはあるかもしれないが、問題なのは、放射性物質の測定値が湾の外でも基準値よりも小さいという一点張りであった。常識的には、湾の海水との入れ替えがあるなら漏れていると言えるのに。松野氏の突っ込みも甘い。

これでは、埒が明かないとみたのか、東電の広瀬社長に、汚染水タンクから湾を通さず、直接海に放出されている側溝の水には、放射性物質は含まれないのかと質問した。これに対して広瀬社長は、雨水等に混じって海に流れているとあっさりと認めて答えた。松野氏が、これは「漏れた」ことではないのかと質問したが、茂木大臣は決して「漏れた」とは認めず、あくまで基準値以下であるから問題はないとの回答に終始した。

こんな嘘が通用する国会は、青少年には見せられない光景である。このような詭弁がまかり通る国会は、もはや茶番である。

マスコミもこのような出鱈目な国会の真の姿を、報道も解説もしない。世も末である。絶対多数を持っている驕り以外の何物でもない。

日本の国会がこんな政府に牛耳られている。日本はどこに連れていかれるかわからない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/341.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 稀代の悪法「特定秘密保護法案」に対抗する最善の方策  天木直人 
稀代の悪法「特定秘密保護法案」に対抗する最善の方策
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64234976.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/10/22)★  :本音言いまっせー!


 よくもここまで極悪な法案を安倍首相は成立させるものだ。

 安倍首相は「特定秘密保護法案」を成立させた許し難い首相であると
末代にわたって国民の記憶にとどまるだろう。

 この法案のどこが極悪なのか。

 それはもちろん国民の「知る権利」を奪い、それに抵抗しようとする
国民を厳罰に処すという民主主義の否定にある。

 しかしこの法案の最も許し難いところはその適用が差別的になされる
ところにある。

 山本太郎はこの法案が出来れば国民皆が犠牲になるなどとアジっている
ようだが決してそうではない。

 この法案が標的にするのは反権力の国民やメディアであって、権力に
従う国民やメディアには決して適用されない。

 国民を差別化し、反権力の国民やメディアを潰し、世の中を権力に従順
な国民やメディアばかりにする、そこがこの法案の極悪なところなのだ。

 この極悪法案を成立させない対抗策はあるのか。

 残念ながらこの法案は成立させられるだろう。

 この法案は安倍首相が最優先で成立させようとしているからだ。

 そしてそんな安倍首相の横暴を抑止できる野党はもはや存在しないも
同然だからだ。

 自民党と公明党が結託すれば法案は通過する。

 しかしこの悪法成立に対する最強の抵抗策がある。

 それはこの悪法と刺し違える対案を提示することだ。

 その対案とは何か。

 それは決して民主党が提出しようとしている修正案ではない。

 いくら保護される秘密情報の定義を明確化しても、いくら秘密情報の
認定を第三者に委ねる事にしても、最後に決めるのは権力側であり官僚
たちだ。

 権力側がつくる法案の土壌に乗って、それをいくら修正しても所詮は
負け戦である。

 私が提案する対抗策とは、政府の目論む特定秘密保護を逆手にとって
刺し違える案である。

 具体的に言えば、秘密情報保護が重要なら、それを隠したり、
破棄したり、国民にウソをついたりした者もまた厳罰に処することを
同時に成立させるのだ。

 そう思っていたらきょう10月22日の読売新聞が「特定秘密保護
法案」を成立させることと引き換えに情報公開法の改正を求める声が
与野党から出ていると報道した。

 すなわち情報公開法を改正して情報公開をさらに徹底したり、
情報公開訴訟が起こされた場合の司法の独立性を強化するという。

 しかしこれでは不十分である。

 秘密情報を漏らす国民を差別的に厳罰に処すという稀代の悪法である
「特定秘密保護法」を成立させるかわりに、秘密情報を隠したり、証拠
隠滅をはかったり、ウソをつく権力者を厳罰に処す法案を同時に成立さ
せる、もしくは特定秘密保護法案の中に盛り込んで刺し違える。

 これこそが稀代の悪法である「特定秘密保護法案」に対する最強の
対抗策である。

 野党がそれを唱えても相手にされないから、それを公明党に提案
させるのだ。

 公明党は権力ほしさのために小泉自民党と連立を組んであのイラク
戦争を支持した。

 その誤りが平和と人権を標榜する公明党を致命的に苦しめた。

 いままた公明党は安倍自民党と組んで「特定秘密保護法案」を成立
させる愚をおかそうとしている。

 そんな事をすれば公明党は安倍首相とともに「稀代の悪党」という
汚名を背負っていかなくてはならない。

 せめてその汚名から免れるために、公明党は正しい提案を示さなけれ
ばいけない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK155] 日本共産党の笠井亮衆院議員、汚染水漏出問題で政府の無責任ぶりを鋭く追及/2013年10月22日衆院予算委員会

笠井亮衆院議員(日本共産党)、汚染水漏出問題で政府の無責任ぶりを鋭く追及... 投稿者 gataro-clone 

http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/343.html

   

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