10月15日、中国政府は、鉄鋼やアルミニウム、造船、セメントといった過剰設備を抱えるセクターの新規プロジェクトを禁止すると発表。写真は安徽省・合肥の製鉄所で9月撮影(2013年 ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE99E05E20131015
2013年 10月 15日 16:59 JST
[北京 15日 ロイター] - 中国国務院(内閣に相当)は15日、鉄鋼やアルミニウム、造船、セメントといった過剰設備を抱えるセクターの新規プロジェクトを禁止すると発表した。
中国政府ウェブサイトで公表された声明によると、中国はまた、内需拡大や工場の海外移転、リストラ、企業合併、環境規制や安全性・省エネ基準の強化に伴う工場削減により、過剰設備問題の解決を目指す。
鉄鋼やアルミニウムといったセクターではここ数年、過剰設備問題により利ざやが影響を受けており、多くの企業が大幅な損失に陥っているほか、政府補助金への依存を高めている。