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2013年9月20日00時07分 〜
記事 [政治・選挙・NHK153] 「国を売って現在の地位を保とう、というのは違うだろう:兵頭正俊氏」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/12085.html
2013/9/20 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

TPP参加に賛成する人たちで、「高級な」議論を展開する人たちは、不思議と米国で仕事(留学の経験を含む)をした過去を持つ。

これは不思議な現実だ。

どうみたってTPP参加は売国なので、それは米国人の親日家が心配するほどのものである。

「高級な」TPP賛成論。

みっともなくないか。

自分が今日あるのは米国のお陰である。

そう思うのはいい。

だからといって国を売って現在の地位を保とう、というのは違うだろう。

あなた方の富を作ったのは同じ日本人である。

その日本人を大切にすべきである。

そうしないと、いずれ米国から売国奴だから、と侮蔑されている立ち位置に気付くことになる。


法権力は、判決にあたって社会的制裁を考慮する。

すると小沢一郎の場合は、第四権力としてのマスメディアによって、すでに死刑にされた政治家だった。

いまさら法権力が罰するまでもなかったのである。

世間は、メディアのこの政治的意図をもった社会的制裁について軽く見過ぎている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/914.html

記事 [政治・選挙・NHK153] マトモな日本人は恥じている ペテンでつかんだ東京五輪 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9866.html
2013/9/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


確かに、日本人の「おもてなし」に魅了される外国人は少なくない。例えば、名古屋グランパスのストイコビッチ監督は、旧ユーゴを代表する名選手だったが、タクシー運転手の親切な対応に驚き、日本への理解を深め、真剣に帰化を考えたという。市井の人たちには、訪れる人を慈しむ精神が根付いているのかもしれない。

だが、ペテンで五輪を招致した連中まで、これ見よがしに「おもてなし」を口にすると鼻白んでしまう。安倍首相が「コントロールされている」と胸を張った汚染水は、ザルのように漏れ出ている。東電の山下フェローは「コントロールされていない」と覆した。東京開催はウソでだまし取ったものなのだ。それを主導した連中にお似合いの言葉は、「おもてなし」ではない。「恥知らず」がピッタリだ。

精神科医の和田秀樹氏が言う。

「もしかしたら安倍首相は、自分がウソをついたという自覚がないのではないか。大学までエスカレーターで、恐らく受験勉強をしたことがない。だから、教えられたことを咀嚼し、自分で考えて正解に導くのが苦手なのだと思います。授業で習ったことは分かるのでしょう。でも、応用問題を解けない。理解力はあるのかもしれません。取り巻きが言うことは素直に信じられる。ただ、疑問を持ったり、違う意見を求めたりはしない。要するにアタマが悪いのです」

だから、世界が注視する国際舞台で、デタラメな発言をしても平気なのだろう。自分の一言で、どれだけ日本が信頼を失ったのかが分からない。周囲の振り付け通りにやれば合格だと思っている。そうだとすれば、知性のなさは救いようがない。

◆調略による天下取りを受け入れる国民性

もっとも、この国では、昔からウソやペテンは当たり前だった。

歴史作家の加来耕三氏が言う。

「日本人は、結果良ければすべて良しです。手段は問わない。ウソをついても成果を得られればOKです。戦国時代に武将が軍師を必要としたのは、敵を欺いて出し抜くため。あの手この手で寝返らせたり、結んだふりをしたりして相手を倒したのです。来年の大河ドラマの主役、黒田官兵衛もそう。調略を駆使して秀吉に天下を取らせています。結果重視の考えが、詐欺やペテンを許してきたのです」

だとすれば、ウソとペテンはこの国の国民性ということだ。

ここ数年、老人を狙い撃ちした詐欺が横行している。最初は「オレオレ詐欺」と呼ばれたが、途中で「振り込め詐欺」となり、ついには「母さん助けて詐欺」となった。手口が多様化し、犯罪のギャップが生まれたから、名称も変わっていったのだ。それだけ、この国には詐欺師が多いということ。これも国民性のなせるワザだろうか。

政治家がマニフェストを守らず、消費増税分が社会保障費ではなく法人税減税に使われ、秘密保護法案が政府の不正隠しとなるのも、ムリはない。政治がこれほど歪んでいるのは、本性のせいだということになる。

◆世間と向き合う日本人の限界

まともな日本人は、安倍が世界についたウソを恥じている。

福島原発の現状を考えれば、十分なおもてなしはできない。放射能をまき散らしたままでホストの大役を務めるのは荷が重いのだ。

それでも読売新聞の世論調査では、開催決定を「良かった」という人が8割に上った。これまで関心がなかった人たちまで、「東京サイコー」と騒いでいる。

「日本人は世間と向き合います。同調できているか、外れていないか、世間の動きを気にする。そこが神と向き合う西洋との違いです。欧米では善と悪は普遍的な理念ですが、日本では世間の尺度がすべて。だから、ウソという普遍的な悪に導かれた五輪でも、『景気が良くなる』『東京が元気になる』という声が大きいと感じれば、拍手を送ってしまう。どこかで『安倍首相の発言はおかしいだろう』と思っても、世論に合わせてしまうのです。それで経済が上向いて、みんなが幸せなら、“ウソも方便”となる。それがまっとうなことなのかどうかは関係ないのです」(明大講師の関修氏=心理学)

世間の目ばかりを気にすれば、自分を出せなくなる。これも日本が抱える重大な問題だ。

◆個性を否定する社会が招くガラパゴス化

この国の工業製品でも商品でも、外国の発明品を模倣したものが多い。高度成長期の夢よもう一度で、日本はものづくりが大事だなんて言っているが、繊維製品もクルマも家電も、すべて外国製品のモノマネから始めている。日本独自の商品は皆無に等しい。

「世間を気にすれば、“自分は自分”という考えは許されません。世間と一緒でOKです。これではオリジナリティーは生まれません。ファッションでも何でも、みんなと同じが安心となれば、モノマネをするだけでよくなり、自分らしさは押し殺されるようになる。本来、人は人と違うから意味があり、嫌われることを恐れずに個性を発揮し、ムリに意見を共有しないことが重要なのです。異なる他者を認められない社会に独創性はありません。それに、同質なものを好むなら、異質を受け入れられない。当然、変化にも対応できません。模倣した上で巧妙に改良していくのは上手でも、チェンジができないのです。その結果、世界の変化についていけず、ガラパゴス化してしまう。手を加えることは上手でも、最後は世界から取り残されることになるのです」(関修氏=前出)

多くの日本人は、変なコピー商品をつくり続けている中国人をバカにしている。パクってばかりだと笑っているが、日本人も同じだ。価値観がぶつかったり、軋轢が生まれたりすることを嫌う国民性からは、独創性に富んだ発想は育たない。

アホの安倍が世界で恥をさらすのも、日本の風土を考えれば、当然のことなのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/916.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 生活と社民が統一会を組むのは確実なようだ。国民が望む対立軸のカナメとなってくれ。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201309/article_18.html
2013/09/20 00:12

2013/9/16付 日本経済新聞 朝刊 に、以下の記事が出たので注目していた。

「リベラル系結集を模索 生活・社民統一会派の動き 小沢氏「このままじゃ死にきれない」
http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS14019_V10C13A9PE8000/


2013年9月19日の記事には、さらに一歩進んで10月上旬に統一会派の本格調整に入ったということである。


生活・社民、統一会派で10月上旬の合意目指す
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS19022_Z10C13A9PP8000/

生活の党と社民党は19日、参院での統一会派結成に向けて本格調整に入った。無所属の糸数慶子、山本太郎両氏にも会派入りを呼び掛ける方針だ。臨時国会召集前の10月上旬の合意を目指す。社民党の又市征治党首代行は記者会見で「お互いが(法案賛否などで)拘束をかけないことが前提で、議員の活動領域を広げる観点で話し合いをしている」と述べた。
 参院の社民所属議員は3人で、生活は2人。統一会派を組めば、国会での代表質問が可能になる。生活内には古巣の民主党とも統一会派を組むべきだとの声もある。ただ民主党の大畠章宏幹事長は記者会見で「野党が連携を強めることは大事だ」と述べるにとどめた。


昔と何らかわらない自公と真正面の対決が出来る政党の受け皿がないため、自公のやりたい放題になっている。野党はいるが、完全対立軸を形成できるのは、維新、みんなでもない。今正面切って対立軸を形成できるのは生活と社民ぐらいしかない。共産は決して統一会派などを組まない。

その生活と社民が統一会派を組むことは間違いないようだ。ただ、この情報は全て社民からのもので、生活からの発信はまだ聞かない。しかし、生活も統一会派を組まない限り、国会での発言も無い。山本太郎氏、沖縄県の糸数慶子氏にも声を掛けている。

過去を振り返っていくら恨みつらみを述べても始まらない、賽の河原のようだが、また一から積み上げるしかない。バカな民主党などを相手にせず、ブレない対立軸を構築するしかない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/917.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 機密情報は誰のものか  田中 良紹 
機密情報は誰のものか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20130919-00028253/
2013年9月19日 23時21分  田中 良紹 | ジャーナリスト


機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則を強化する秘密保全法案が注目を集めている。法案が「報道の自由」や「国民の知る権利」を侵すと批判されているからだ。これに対して政府は「報道の自由」や「知る権利」を妨げないよう法案に明記するとして臨時国会での成立を目指している。

安倍政権はアメリカのNSC(国家安全保障会議)を真似た組織を作り、そこに外務省、防衛省、警察庁などから提供された機密情報を一元化し議論する体制を作ろうとしている。役所に機密情報を提供させるため、また最大の機密情報提供者であるアメリカの協力を得るために、欧米と比べて罰則が軽いと考えられている日本に秘密保全法を導入して情報漏えいを防ごうというのである。

ところが報道されている法案の内容を見ると、肝心なところで欧米と機密情報についての考え方が違う。それは機密情報は誰のものかという点である。どの国にも外交や軍事で他国に知られては困る機密情報があり、情報を漏らした者は国益に反するとして処罰される。しかし機密情報が誰のものかを考えると、税金で雇われた官僚が税金を使って集めたのだから納税者に帰属すると考えられる。

従って国益に反しない時期が来れば機密情報は国民に開示される。また機密情報を公表してはならない時期であっても国民の代表である国会議員には秘密厳守を前提に情報提供される。国家が重要な判断をする際に国民の代表の判断を誤らせないためにである。

つい先ごろもシリアの化学兵器を巡ってアメリカ議会は軍事攻撃するかしないかで採決をする事になった。その時、アメリカの諜報機関が集めた機密情報は与野党の議員に「秘密会」で示され、そのうえで採決される段取りになった。日本国民もそのことは報道で知ったはずである。つまり国民には公表されなくとも国民の代表である与野党の議員には機密情報が開示されるのである。

大事なことは野党の議員にも知らされる事である。そうしないと国権の最高機関が国家の行く末を判断するのに支障が出るからである。従って機密情報の漏えいを厳しく問われるのは官僚だけではない。国会議員にこそ秘密厳守が求められる。そしてだから官僚が国民の代表の求めを拒否して機密情報を隠蔽する事など「国民主権」の国家ではありえない。

ところが臨時国会に提出されようとしている秘密保全法案はこうした考えに立脚していない。機密情報を漏えいした官僚は罰せられるが、国会議員で処罰の対象となるのは官邸にいる一部の与党議員だけとされている。これは何を意味するのか。機密情報は一部の与党議員にのみ提供され、国民の代表である野党議員には提供されない事を意味している。

安倍総理はアメリカのNSCを真似た組織を作り、アメリカの価値観と日本の価値観を同じにしたいようだが、やろうとしている事はアメリカをはじめとする欧米の価値観とは異なる。それを口には出さないが腹の中で馬鹿にしながら欧米はじっと日本を見ている。

かつて「秘密会がない国会は異様だ」というコラムを書いたが、この国は税金で雇われた官僚が税金を使って集めた情報を決して国民には知らせず、秘密を棺桶の中にまで持っていく国である。官僚は機密情報を上司である大臣にも総理にも知らせず、官僚組織の中だけで方針を決めた後、都合よく動いてくれる議員にだけ知らせて政治を方針通りに導く。

そのため欧米の議会でしばしば開かれる「秘密会」が我が国では滅多に開かれる事がない。「秘密会」がない事は与野党の国会議員が重要な判断材料を与えられないまま、官僚のシナリオ通りに動かされている事を意味する。今回の秘密保全法案はそうした構図を変えるのではなく、むしろこれまでの構図のうえに内部告発を厳罰で抑え込み、官僚の情報隠蔽を促進する側面がある。

問題は情報が誰のものであるかという点にある。そこをあいまいにされると欧米を真似たつもりで欧米と逆の仕組みを作る事になる。昔、外務省や警察庁の幹部に「なぜ国会に秘密会がないのか」を問い質した事がある。「そんなことをすれば野党議員が直ぐソ連や中国に漏らす」という話だった。冷戦の時代には東西対立と与野党対立がシンクロしていた。

しかし冷戦は終わった。そしてそれでも他国に機密情報を漏えいする議員がいるとすれば、それこそ厳罰をもって処分すれば良い。しかし国民の代表である国会議員が自国を取り巻く情報を知らされもせず、国家の行方を議論している様ほど哀れなものはない。機密情報を巡る議論はそうした方向を向いてもらいたいと思う。

政治の議論には「目くらまし」が付き物である。肝心の部分を見せなくするために少しずれたところに焦点を作り、そこに議論を集中させることで肝心の部分に目を向けさせない。今回も「報道の自由」に焦点が集まるようにして、そこでの議論を盛り上げ、その挙句に何らかの妥協が図られると、国民は肝心な部分を見ないまま問題は終わったと考えさせられる可能性がある。

メディアが「報道の自由」を声高に叫び、秘密保全法案を批判しているうちに、政府が譲歩して何らかの妥協が図られると、メディアはそこで矛を収める。すると国民までが問題は収束したと錯覚する。そんなことにはならないように、くれぐれも「目くらまし」には騙されないようにしてもらいたいと思う。これは「国民主権」すなわち民主主義の基本を問う問題なのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/918.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 政治・選挙・NHK154を起動しました
政治・選挙・NHK154を起動しました

旧板はこちら
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/101.html
記事 [政治・選挙・NHK153] 政治・選挙・NHK154を起動しました
政治・選挙・NHK154を起動しました

新板はこちら
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/919.html
記事 [政治・選挙・NHK154] 青年たちは雨に濡れて待っているにちがいない。私だけがテントの中にいるわけにはいかない。(昭和天皇)
「青年たちは雨に濡れて待っているにちがいない」(昭和天皇)
 
 
 
 
左翼が天皇が731部隊を指導したと訳のわからないことをいうが、昭和天皇は英国流の立憲君主制を目指した立派な人物だった。

血を抜いてミイラにしたとか、氷点下の屋外で水を毎日かけて凍傷の実験をしたとか主張する731部隊や南京大虐殺の中共・共産党のカルト小説読むよりも、昭和天皇語録でも読んだ方がためになる。

今も、プロパガンダを続ける外国勢力の正体に気づくためにも。


天地自然の道から
http://blogs.yahoo.co.jp/tenchishizen/14270228.html


昭和天皇の即位の御大典は、昭和3年11月に行われた。
この翌月、関東近県の青年たち約9万人による御大典記念の分列行進が皇居前広場で行われ、陛下はそれを親謁されることになった。

しかし、その日は、強い北西の風に吹きつけられるように、氷雨が降っていた。そのため陛下がお立ちになられる台の所にはテントが張られていた。
それをご覧になられた陛下は、

  青年たちは雨に濡れて待っているにちがいない。私だけがテントの中にいるわけにはいかない。
と、おっしゃられて、テントを外すように命じられた。

 氷雨はやがて雪混じりになっていった。陛下は、その中で、挙手の礼をとって青年たちにお応えになられた。

お付きの者がマントを陛下に渡そうとした。
しかし、青年たちはマントをつけていない。それにお気付きになられた陛下は、マントをお立ち台の端に置かれた。
陛下のお顔も、服もずぶ濡れであった。水が滴り落ちていた。

 終了後、お立ち台の上には、みぞれ風の雪が白く積もっていた。しかし、そのなかに陛下の二つの足跡だけが、くっきりと残っていた。
この寒さの中で、1時間20分、陛下は微動だにされなかったのである。
・・・


※反天連 外国勢力 スパイ 政治活動

<参考リンク>

・靖国神社、反天連デモがキチガイすぎてひいた:反天連デモも経団連前反原発デモも早稲田の韓国系キリスト教ビルがアジト!?
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/875.html

・ゴメンだ!安倍政権 歴史認識を問う 8・15反「靖国」行動(反天連(反天皇制運動連絡会)ブログ)
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/110.html

・あれれー?しばき隊で中指立ててた奴が、反天連デモで昭和天皇侮辱した人形持ってるw2c有田ヨシフ逃げるなよ笑
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/602.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/102.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 安倍晋三首相ら政府与党は、「世界政府派」が国連覇権を掌握している世界政治の大変化に気づいていない (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/c38b508d45c1825651911ce3c36c253d
2013年09月20日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「巨大与党にバラバラ弱小野党」という政界構図。このなかで、社民党の又市征治党首代行が9月19日の記者会見で、生活の党との参院統一会派結成を検討していると明らかにした。

 このままでは、自民党・公明党連立の安倍晋三政権が、やりたい放題の「強権政治」を展開しかねない。しかも、バラバラ弱小野党では、衆参両院の各委員会で、野党各党に割り当てられる質問時間は少なく、まとまった質問も追及もできない。

 それどころか、参院会派は社民党の3人。生活の党は2人と見るも哀れな状態である。このうち、かつて巨大野党と言われた栄光ある社会党を前身としている社民党は、「絶滅危惧種」と言われ続けてきた。それが7月21日の参院議員選挙でいよいよ現実化してきた。このまま放置していると、世界支配層が支持する「世界政府派」(国連正規軍が世界秩序維持)が、国連支配権=覇権を握り、国連中心主義に立脚する世界政治を行おうとしている矢先、日本政治が取り残されてしまう事態になりかねない。

安倍晋三首相は、「世界政府派」に覇権を争ってきた「世界新秩序派」(米英中心の多国籍軍が世界秩序を維持)の米CIA対日工作者(ジャパン・ハンドラーズ=日本利権を独占的掌握)に依然として操縦され続けているからである。

 改めて言うまでないけれど、「世界政府派」は、欧州最大財閥ロスチャイルド総帥ジェイコブ・ロスチャイルドを中心としており、小沢一郎代表がこの系列にある。「世界新秩序派」は、米国最大財閥デイビッド・ロックフェラーが中心だった。だが、デイビッド・ロックフェラーは、世界の金融秩序を大混乱させた責任を問われて失脚、インドのシェルターに軟禁されている。

 ところが、安倍晋三首相らは、「ジャパン・ハンドラーズ」によるマインド・コンロールに呪縛され続けており、目が覚めていない。それが、「集団的自衛権行使」や「特定秘密保護法案」「国防軍創設」などの政策に表れている。要するに言いなりになっているのだ。

◆世界政府派の中心人物であるジェイコブ・ロスチャイルドは、米国オバマ大統領やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席らを支配下に置いている。だが、安倍晋三首相らは、この世界支配構造の大変化に気づいていない。
 実は、「ジャパン・ハンドラーズ」は、世界支配構造の大変化を知っているのに、日本利権を手離すのを恐れて、日米安全保障政策について、従来通りの主張を続けている。その一例が、「集団的自衛権行使」である。

 日本経済新聞Web版が9月15日午後10時30分、「集団的自衛権、米『歓迎』も本音は複雑 中韓との摩擦懸念」という見出しで、次のように配信している。

「【ワシントン=吉野直也】日本政府は17日、憲法解釈で禁じている集団的自衛権の行使を議論する「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二元駐米大使)を再開する。集団的自衛権の行使が認められれば、自衛隊と米軍の協力範囲は広がる。行使容認を目指す安倍晋三首相の方針を米政府は基本的に『歓迎』するが、その本音は複雑だ。『もし米国が日本や韓国、オーストラリアと北大西洋条約機構(NATO)並みに軍事行動ができれば、アジアの安定により貢献できるだろう』 12日にワシントンで開いた米戦略国際問題研究所(CSIS)のシンポジウム。元米国家安全保障会議アジア上級部長で、CSIS日本部長のマイケル・グリーン氏はこう訴えた。集団的自衛権の行使という言葉は使わなかったものの、出席者の一人は「グリーン氏の発言は集団的自衛権の行使解禁が念頭にある」と指摘した。アフガニスタン、イラクの2つの戦争を経て経済が疲弊した米国はかつてのように『世界の警察官』役を務められなくなった。大幅な国防費削減を迫られるオバマ政権は日本や韓国など同盟国と負担を分け合いながらアジアでの影響力維持をめざすのが基本戦略だ。10月には外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、自衛隊と米軍の役割分担などを定める日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直しに着手する。集団的自衛権の行使容認による自衛隊の活動拡大はこうした米国の戦略にも沿う。ただ行使容認を巡る米側の思いは歓迎一色ではない。『日中関係の先行きが予測不能な状況にあることが最大級の心配事だ』。同じ12日のシンポジウムで、キャンベル前米国務次官補は沖縄県・尖閣諸島周辺での日中の偶発的な衝突に改めて懸念を示した」

 この記事のなかで、最も注目すべきは、ワシントンで開いた米戦略国際問題研究所(CSIS)のシンポジウムでのマイケル・グリーンCSIS日本部長の「もし米国が日本や韓国、オーストラリアと北大西洋条約機構(NATO)並みに軍事行動ができれば、アジアの安定により貢献できるだろう」という発言である。以前の米国とは違ってきているのに、「世界の警察官」役を前提とした考え方を維持している。

 これに対して、オバマ政権1期目のカート・キャンベル前米国務次官補が、「日中関係の先行きが予測不能な状況にあることが最大級の心配事だ」と懸念を示したという。米国民主党内では、「沖縄県・尖閣諸島周辺での日中の偶発的な衝突に米国を巻き込まないで欲しい」という意見がある。これは、いざというとき、日米同盟があるとしても、米軍は日本を守らないということを意味している。つまり、日本はいまや、日米安全保障条約に頼り切ってはいられなくなってきているのだ。そうなると、これからは、「完全自主防衛」でいくのか、「国連正規軍」でいくのかという新たな道を早急に確立しなくてはならなくなってきている。小沢一郎代表が、著書「日本改造計画」のなかで提唱している「国連正規軍」に参加する軍隊の創設が脚光を浴びてくる。すなわち、「憲法第9条」の第1項、第2項をそのままにして、第3項「国連正規軍参加部隊」の規定を「加憲」するのである。これは、安倍晋三首相が熱を入れている「国防軍」とは基本的なところで違う。

【参考引用】産経新聞msn産経ニュースが9月19日午後0時59分、「社民、生活の党と参院統一会派を検討」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「社民党の又市征治党首代行は19日の記者会見で、生活の党との参院統一会派結成を検討していると明らかにした。『(投票行動を)拘束せずに各党の考え方を尊重し、発言力を高める観点で話し合いを始めた』と述べた。会派の所属議員数に応じて配分される各委員会での質問時間の確保などが目的で、無所属の糸数慶子、山本太郎両氏にも参加を求めると説明した。7月の参院選で惨敗した社民党の参院会派は3人。生活の党は2人となっている」



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/103.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 重ねて消費増税に反対する。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3188945/
2013/09/20 06:16

 消費増税を実施して「経済成長」も「財政再建」も果たすことは出来ない。むしろ消費増税により景気の腰折れによる経済のマイナス成長と税収減に見舞われるだろう。

 20年来も患って来たデフレ経済からやっと平癒するか、という経済局面にあるのは認めるが、それはアベノミクスが奏功したからではない。たんに世界金融の局面がそうした状態にあるということに他ならない。

 シリアで指導力に傷ついたオバマ政府が10月18日の財政の壁をどのように乗り切るのか、財政支出削減に取り組んでいるギリシアで再び国民の不満が高まりギリシア政府が困難な局面におと入らないか、いずれにせよ国際金融は決して安定しているわけではない。いつ「円高」に反発してもおかしくない局面が続いている。

 地価は依然として一部の都市部を除いて下落傾向が止まらない。政府は個人消費が堅調で年間換算3%台の高い%で経済成長しているとしているが、それらのほとんどは来年実施されるだろう8%消費税に国民が備えて消費を前倒ししているに過ぎない。切ないほどの国民の生活防衛を「個人消費の堅調」さだと勘違いするのも御用マスメディアのなせる技だ。

 各プレハブメーカーは10月1日までに近年に例を見ない膨大な契約を抱えることになるという。車や大型のクーラーなども堅調だという。すべては消費税増税に対する生活防衛だ。

 なぜそう断定するかというと、個人所得が伸びていないからだ。一時的な夏のボーナスが出たところはあるものの全体的な個人所得は伸びていない。それで消費が堅調なのは生活防衛以外の何物でもない。つまりそれは来年4月の消費増税後に揺り戻しの来る消費で、それだけ深刻な消費の低迷がこの国を襲うと見るべきだ。

 経済成長なき金融の異次元緩和によるデフレ脱却は単なる悪性インフレだ。物価上昇はすでに国民生活を直撃している。

 来年4月以降、政府が推奨するように消費増税分を価格に転嫁する動きが常態化すればそれだけで消費財は3%の価格上昇となる。名目の経済成長はともかく、それからインフレーたーを差し引いた実質経済成長は間違いなくマイナスになるだろう。

 来年4月以降消費低迷となり、企業の生産活動は低下するだろう。新規投資を減税などで促進しようとしても、消費が低迷すれば企業は新規投資に踏み出さない。かくして不景気のスパイラルが形成されて総税収で減となるだろう。

 この国のためにも、国民生活のためにも、消費増税をすべきでない。まずは堅実な経済成長を実現しなければ何事も始まらないし、経済成長が物価上昇を上回れば悪性インフレに国民が苦しむこともない。そうすれば消費増税をするまでもなく、3%増税以上の自然増となるだろう。重ねて消費増税という金の卵を産む鳥を殺す愚かな政策を採るべきではないことを提言する。


関連ニュース
【主張】消費税8%へ 成長と財政再建の両立を 十分な景気対策欠かせない (03:14)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/685326/


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/104.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「オリーブの木」が動き出した! (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/2a29392ef411a024fe8ae86351f008a0
2013-09-20 07:03:46

 朝日新聞でも、読売新聞でも本日9月20日の朝刊では、小さなベタ記事として扱われました。しかし、僕には「オリーブの木」が動き出したような期待を感じさせるものでした。

 社民党の又市征治・党首代行が昨日、記者会見し、「生活の党(小沢一郎代表)との参院統一会派結成を検討している」ことを明らかにしたのです。会派に所属していない山本太郎、糸数慶子両議員にも参加を呼びかけているそうです。

 「オリーブの木」は、かつてイタリアで成立した超党派のリベラル統一戦線名にちなみます。小沢一郎氏は昨年12月の衆院選を戦うにあたって、「オリーブの木」会派の結成をめざして奔走しました。しかし、このときは結局成立できませんでした。

 今年7月の参院選でも、告示日ギリギリまで「オリーブの木候補」の擁立を模索しましたが、なりませんでした。

 野党勢力はとかく、「我こそが正しい」と自己主張することばかりで、、幅広く連帯して主要な敵にあたるという戦略を実行することが苦手でした。とくに選挙ではそうです。野党は、国民のための政治をどう構築するかという問題設定ができていない、といえます。

 野党が参院選で惨敗したあと、「やはりオリーブの木構想が必要だ」という空気がすぐにも出てくると期待しました。だが、続報はありませんでした。

 閑話休題。続報といえば、昨日のケリ―長官の話はその後まったく続報がなく、どうやらガセネタに振り回されたようです。この種の案件はウラが取りにくいため、取り上げる場合、よほど注意する必要があるわけで、その点ではボクがもう一呼吸、様子を見てからにすべきでした。今後さらに心してあたることをお誓いして反省の弁とします。ゴメンナサイ。

 さて、参院では首相らの演説に対する代表質問ができるのは5人以上の会派となっています。今回の統一会派結成を模索する動きは、とりあえずこの条件を満たすことが大きなきっかけになりました。参院での勢力は、社民3、生活2、それに山本、糸数氏の計7人による会派結成をめざすわけです。

 しかし、参院だけの統一会派というのはいかがなものでしょうか。やはり衆院でも統一会派であるべきです。「生活」は、参院に限定した統一会派ではなく、「両院で統一歩調を取ろう」と主張しています。

 いずれにしても、今回の動きが、野党再編の大きな流れになり、「オリーブの木」が育つよう、私たちもできることを手伝いたいと思います。


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/105.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「民主代表選/2010で何があったか」(EJ第3636号) (Electronic Journal) 
「民主代表選/2010で何があったか」(EJ第3636号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/375239935.html
2013年09月20日 Electronic Journal


 小沢一郎氏に対する2回目の検察審査会は実際に行われておら
ず、架空会議による「起訴相当」議決であった可能性が高まって
きています。もし、これが本当なら、最高裁は非常に危ない橋を
渡ったことになりますが、それは2010年9月の民主党の代表
選「小沢対菅」の対決に深く関係しているのです。

 この民主党代表選について詳細を語ろうとしている人はほとん
どいないのですが、植草一秀氏が、ご自身のブログ「植草一秀の
『知られざる真実』」や書籍でその真実を書いておられるので、
それをベースに振り返ってみることにします。一体あの代表選で
何があったのでしょうか。

 小沢一郎氏が影響力を発揮できる内閣を非常に恐れている勢力
があるのです。自民党、官僚機構、記者クラブメディア、政権と
癒着している大企業などの既得権益を持つ勢力と米国です。植草
一秀氏は、これを「米・官・業・政・電」利権複合体と名付けて
います。彼らにとって、小沢一郎のような政治家はまさに天敵の
ような存在なのです。

 民由合併が行われたのが2003年9月のこと。民主党による
自由党の吸収合併にもかかわらず、2006年4月に民主党代表
になり、それからわずか3年ちょっとで民主党は自民党を倒し、
政権交代を成し遂げています。これだけ見ても小沢一郎という政
治家の実力はわかると思います。

 もし、2009年3月の小沢氏の公設第一秘書の逮捕がなけれ
ば、小沢首班の内閣ができていたのです。これは、反小沢勢力に
とって最悪です。陸山会事件はそのために起きたのです。これは
反小沢勢力にとって満足すべき効果を収め、今や小沢氏は小政党
の党首にまで貶められています。彼らは政治の中心に小沢がいな
い開放感を味わっていることでしょう。

 問題はどうしてそうなったかです。政治に「たられば」はあり
ませんが、政権交代したとき、民主党が一丸となって小沢氏を支
えていたら、どうなっていたでしょうか。

 もしそうしていたら、民主党は現在でも政権与党の座にあった
はずです。しかし、民主党が現状のように見るも無残に崩壊した
のは、政権交代直後から、党内の反小沢グループ──菅、岡田、
仙谷などのグループ、野田、前原、玄葉など松下政経塾のグルー
プなどが徹底して小沢氏の足を引っ張ったからです。これらの勢
力の一部は、党外の反小沢グループとも連携して小沢降ろしに狂
奔したのです。

 党外の反小沢グループは、鳩山首相/小沢幹事長体制にも不安
を抱いていたのです。もし、この内閣が一定の実績を上げると、
小沢政権ができる可能性も十分あったからです。そこで、さまざ
まな方法で鳩山政権を失脚に追い込み、小沢幹事長も一緒に退陣
させたのです。これには、米国のオバマ政権も確実に一枚噛んで
います。米国も小沢政権には警戒をしていたからです。

 これらの反小沢グループが驚愕したのは、幹事長を降りた小沢
氏が2010年9月の代表選への出馬を突如決断したことです。
なぜなら、これなら、非常に高い確率で小沢内閣が誕生する可能
性が出てきたからです。これに検察審査会の2回目の議決がから
んでくるのです。

 鳩山政権までは、民主党は「国民の生活が第一」の理念を掲げ
ていたのです。ところが、菅内閣は「強い経済、強い財政、強い
社会保障」を標榜し、その経済政策の中核として、消費増税10
%と法人税減税を推進しようとしたのです。そこには、「国民の
生活が第一」の理念などかけらも残っていなかったのです。現在
の自民党の安部政権とまったく同じです。しかも消費増税は民主
党の完全なるマニュフェスト違反なのです。

 秘書が逮捕・起訴され、その裁判がはじまっていない段階であ
り、小沢氏自身も検察審査会で1回目の「起訴相当」の議決が出
て、第2回目の議決が注目されているという厳しい立場であるに
もかかわらず、代表選出馬を決意したのは「国民の生活が第一」
の理念を掲げて政権交代を成し遂げたにもかかわらず、その国民
との約束を踏みにじることになると判断したからです。

 政権交代の目的は、企業重視の自民党政治から、政治を国民の
手に取り戻すことにあったはずです。菅政権はそれを180度転
換し、元の自民党政治に戻そうとしたのです。代表選における演
説で、小沢一郎氏は次のように話しているのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たち
 も近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。青空
 や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調
 和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。そのよ
 うな日本に作り直したいというのが、私の夢である。
 ──植草一秀著「日本の独立/主権者国民と『米・官・業・政
           ・電』利権複合体の死闘」/飛鳥新社刊

―――――――――――――――――――――――――――――

 菅直人首相はマニュフェスト破りの消費増税を打ち出したこと
で直前の参院選で惨敗しており、既に傷を負っていたのです。し
かし首相をそんなにころころ変えていいのかという同情論も一部
にあったことは確かです。

 しかし、選挙戦がはじまってみると、圧倒的に小沢氏が有利に
推移したのです。この選挙情勢に反小沢グループは危機感を持っ
たのです。このままでは小沢総理が実現してしまうという危機感
です。単なる党内の選挙ではありますが、日本の首相を選ぶ選挙
でもあったのです。

 これに対して積極的に動いたのは、記者クラブメディアです。
選挙の最中に秘書の不正疑惑や検察審査会関連の小沢氏にとって
マイナスのニュースを意図的に報道し、メディア主催の公開討論
会では、小沢嫌いのメディア幹部が「政治とカネ」の問題を持ち
出して、小沢氏を貶めたのです。しかし、小沢優勢は変わらず、
選挙戦は最終段階に入ったのです。カギを握るのは党員・サポー
ター投票だったのです。  ─── [自民党でいいのか/58]

≪画像および関連情報≫
 ●天木直人氏のブログ/民主党代表選の重大さに気づくべき

  ―――――――――――――――――――――――――――

  国民は民主党代表選挙を報じるメディアの異常さに気づかな
  ければならない。小沢叩きがあまりにもひどい。だからと言
  って菅もダメだから手放しで菅を褒めるわけにはいかない。
  だから、国民不在の政争だと今の政治を貶める。とんでもな
  い国民誤導だ。情報操作だ。今度の民主党代表選挙は、ただ
  の権力争いではない。権力争いと同時に、戦後65年の政治
  史の中で、初めて国の方向に白黒つける一大政策選択の選挙
  なのである。そして国民は今度の選挙をそのような選挙にさ
  せなくてはいけない。それを小沢、菅の二人に求めなくては
  いけない。その選択とは何か。日本という国を対米従属の政
  ・菅・財支配の国から、米国から自立した国民支配の国にさ
  せられるかどうかという選択である。この国は戦後65年間
  対米従属で保身を図ってきた日本国民と、その埒外に置かれ
  てきた一般国民に分断され続けてきた。この国の格差社会の
  本質はそこにある。今度の小沢・菅の対決はそれを変えるか
  変えないかの選択である。これほど明確な政策選択は無いの
  に、なぜメディアはその事を言わないのか。ここまで小沢叩
  きに傾斜し、あるいは小沢・菅の戦いは国民不在の権力争い
  に過ぎない、と貶めるのか。それはメディアが支配者側につ
  いてきたからだ。
       http://www.amakiblog.com/archives/2010/08/28/



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/106.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 英語はもともと白人の言葉、「ブラック」が氾濫するこの国は名誉白人の国なのか?
 ブログ「澤藤統一郎の憲法日記」の「大阪府教委もブラック官庁だ」を覗くと、ブラックという言葉が多用され、「ブラック官庁」、ブラック度、ブラックユーモア、とまるで自らが名誉白人になりきったようなブラックの使い方である。

 もともと白人の言語である英語を使うのであるから、当然「ブラック」には好ましくない印象(マイナスイメージ)がつきまとう。そんなことには無頓着、「無知は力」の日本低国民、そう黒い目(英語では面汚しの意味)――もちろん当たり前、全員ではないし、そういう人が多い傾向ぐらいで、色だって黒く見えたとしても、おおよそ黒く見える程度だが――の日本低国民はバナナ人としての面目躍如、南アのアパルトヘイトを支持した馬鹿日本人並みの呆れた知性で「ブラック」という言葉を多用。多分白人差別主義者の貧困な精神に近づきたいのだろう。これでは私の「目の黒いうち」に、トンデモ和製英語・「ブラック」の言葉狩りはできるのかと哀しくなってきた。

 で、ここでは津田幸男の言葉を借りて、白人が‘black’(ブラック)に込めた思いを再確認してみよう。

▼津田幸男『英語支配とは何か――私の国際言語政策論』明石書店、2003年

頁111――

●英語の差別イデオロギー
 言語には差別的機能が備わっており、英語も例外ではない。人間にはもともと、自分や自分の属しているグループには、プラスのレッテルを貼り、他人や他集団――特に敵対していたり、軽蔑、あるいは支配している場合――に対しては、マイナスのレッテルを貼り、差別しようという意識があるようだ。(これは社会学では、「ラベリング」(注15)と呼んでいる)。

・・・

 それでは、‘black’の意味はどうであろうか。再び、前出の『ランダムハウス英和大辞典』を調べてみよう。‘black’の形容詞の部分には15項目が掲げられているが、そのうち、わずかにプラスの意味を含むものは、「全くの、徹底的な」(第14項目)の一つのみで、残りのほとんどは著しく否定的な意味を含むものばかりである。
それらは、「よごれた、きたない」(第4項目)、「まっ暗の、やみの」(第5項目)、「陰気な」(第6項目)、「不吉な、険悪な」(第7項目)、「故意の、たくらんだ」(第6項目)、「腹黒い、よこしまな」(第9項目)、「荒廃地の」(第10項目)、「非難されるべき、不名誉な」(第11項目)、そして「不正な、やみ値の」(第15項目)の、合計9項目にわたり、‘black’がいかに、マイナスのレッテルとして使われているかがよくわかる。
 このように‘white’がおおむね「善と公正」を指し示すために使われ、‘black’が
、「悪と不正と汚れ」を示すために使われていることと、‘white’が白人を指し、‘black’が黒人をさすということばの使われ方は、任意のものではなく、作為的なものであろう。

・・・

*****

 というわけで、今の日本低国の惨状が理解できるだろう。この国の国民は公民権運動も「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動も知らないのである。滅茶苦茶な英語を多用して白人に近づきたがっている。これほどの愚劣をしながら難解な法律英語で翻弄される詐欺協定TPPに参加するのだから、世も末である。
 国民のほとんどが馬鹿な右翼で、残りの「良識派」といえば遅れた白人並みの精神でブラックを多用する間抜けな奴隷でしかないのだとしたら、私たちはいったいどこへ向かおうとしているのだろう。

※追記:「口元チェック」などというトンデモを通知する教委は“思想警察”と目くそ鼻くそである。だから思想警察と呼べばいい。それを「ブラック官庁だ」など表現する馬鹿がいては、人権を守るための何事も始まらない。


▼澤藤統一郎の憲法日記
大阪府教委もブラック官庁だ
http://article9.jp/wordpress/?p=1197

この人の感覚は異常と評するしかない。憲法感覚において、社会感覚において、そして人間という存在の根源的な理解において。秩序感覚と権力志向のみが異様に発達して、他人の心情やプライドへの理解能力、共感能力が皆無である。基本的人権ということがまったく分かっていない。こんな人物が弁護士であることが理解できない。こういう人物に権力という玩具を与えてはならない。周りが迷惑することこの上ない。いや、橋下徹のことではない。その仲間の、中原徹のこと。

民間人校長として大阪府立立和泉高校長となり、2012年3月の卒業式で、教頭らに指示して、教職員が国歌斉唱の際に斉唱しているかを確認する「口元チェック」を指示して世論の非難を浴びた。もちろん、秩序派・橋下徹は「素晴らしいマネジメント」と賞賛したが、当時の大阪府教育委員長までが、「そこまでやらなくてもいいのではないか」とたしなめている。

その中原が、今年の4月大阪府の教育長に就任した。そして、今月4日府立学校の校長宛てに、「入学式や卒業式の君が代斉唱の際に教職員が実際に歌ったかどうか、管理職が目視で確認するよう求める通知」を発したという。「目視で確認」とは、「口元チェック」のことだ。年度末の卒業式に向けて、改めて全府立校に通知を出す方針だと報じられている。

「口元チェック」となると、思想・良心や表現の自由侵害(憲法19条・21条)などという精神的自由権侵害レベルの問題ではないのではないか。こんなやり方で、こんなところまで、人を追い込みプライドを傷つけることは、世上の用語で「人権侵害」というにふさわしい。つまりは、人間の尊厳を根底から損なう公権力の発動として、憲法13条違反レベルの問題として把握すべきこととなろう。

都立高校で、10・23通達が発出された際に、「自分には思想的な『日の丸・君が代』への違和感はない。だから、これまで少数派の教師の一人として、式では起立し斉唱してきた。しかし、職務命令として起立・斉唱を命じられたら立てない。歌えない。自分の信念として教育に強制はなじまず、教師が生徒の前で、強制に屈してはならないと思うからだ」という教師にお目にかかることができた。まさに、尊敬に値する教育者ではないか。

中原教育長の通知文の中に、「公務に対する府民の信頼を維持することが目的」と記載されているという。何たることか。本気で、教育への府民の信頼が「口元チェック」で獲得できると考えているのだろうか。あまりに貧しい発想というほかはない。およそ教育の場で語られる言葉ではない。

教育とは、個性豊かな教師と生徒との人格的接触によって成立するものだ。信念を貫く教師がいなければならない。「権力などは屁のような存在」「誰がなんと言おうと我が信念を貫く」という教師がいてこそ、硬骨な子どもが育つ。学校をロボットがロボットを製造する工場にしてはならない。

「口元チェック」は、パワハラであり、イジメである。チェックをされる教職員だけでなく、チェックをするよう命じられる校長や教頭にとってもだ。多くの良心的な教職員が気持ちを暗くし、心を傷つけ、教場を去ることになるだろう。都教委を「ブラック官庁」と言ってきたが、大阪府教委はさらにひどい。東西両都市が、ブラック度を競い合っている。ブラックユーモアにもならない。

ところで、府立校の校長やら教頭やらに、聞いてみたい。「あなた、口元チェックやりますか」「ほんとに、チェックして報告を上げますか」「こんな馬鹿げたことが校長の役目だと思いますか」「あなたは教育者ですか。教育行政の下僕ですか」「あなたの視線は、子供に向いていますか。それとも人事権者に向いているのですか」

大阪府の有権者にも聞いてみたい。「こんなアホな教育長を抱えて、大阪の恥やおまへんか」「口元チェックの学校に、子どもをやれますか」「大阪人は、そんなに『日の丸・君が代』大好きですか」「個性や自由や硬骨や叛骨は、お嫌いなのですか」「いつまで、橋下や中原のような連中に好き勝手なことをやらせておくつもりですか」


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/107.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 徹底予測 2016年W選自民圧勝後、小泉進次郎首相で五輪開会式?〈週刊朝日〉 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130920-00000002-sasahi-pol
週刊朝日  2013年9月27日号


 東京五輪が開催される2020年、ニッポンはどうなっているのだろうか? 半世紀ぶりの世界最大のイベントがもたらす近未来の明暗は……?

 五輪開幕時、日本を率いるのは39歳の小泉進次郎首相だ。自民党の支配はいまだ続き、多弱と呼ばれた野党は再編に踏み切れず低迷を続ける。7年後の政治風景を、本誌が大胆にシミュレーションした。

 開会式が行われた東京・新国立競技場。総工事費1300億円をかけたスタジアムで、各国首脳から熱い視線を浴びるのは若き日本の宰相、小泉進次郎氏だった。その2年前の2018年9月、自民党総裁選で圧勝。安倍晋三氏が持っていた戦後最年少記録の52歳を大きく塗り替える37歳で、首相の座に就いていた。

「東京は、日本は、おもてなしの心で世界の皆さまを歓迎します!」

 こう世界各国の報道陣に答えてみせた進次郎氏。この開会式こそが、12年に政権を奪還して以来、オール自民党で目指してきた“極点”だった。

 東京五輪の開催が決まった13年9月を境に、政治も変容するとみられる。

「おもてなしのため」「きれいな東京でお出迎え」を合言葉に、五輪関係予算がふんだんに盛り込まれるようになる。自民党議員たちは「総五輪族」となって、予算要求を膨らませ続け、都心に地方に分け前をばらまくと予想される。

 ちなみに1964年の東京五輪の際は、58年からの7年間で、1兆800億円の五輪予算が付いた。当時の国家予算の半分の金額だ。今回もそれに匹敵するような額が都市整備などに使われ、近年にない膨大な公共事業が各種景気を上向かせるに違いない。

 好景気に気を良くし、安倍氏は16年7月、衆参ダブル選に臨んで圧勝。衆院で憲法改正の発議要件である3分の2を獲得、参院でもあと一歩に迫ることになろう。

 ところが安倍氏の宿願である憲法改正は、好景気に沸く中、皮肉なことに国民の耳目をひく最優先の政策課題とはならない可能性がある。「改正するべきだ」は世論調査で依然5割前後を浮遊し、衆・参院は通っても、国民投票で賛成を得られるか見通せないのだ。

 そこで白羽の矢が立ったのが国民的人気を誇る進次郎氏というわけだ。憲法改正実現のため、安倍氏と、官房長官として支え続けてきた菅義偉氏が考案した「禅譲シナリオ」なのだ。

 安倍氏は自民党総裁に返り咲いた後、最大のテーマを「2期6年」の総裁任期をまっとうすることに定めた。宿願である憲法改正に向け環境づくりに邁進(まいしん)し、自身の手で実現できない場合でも、後継者に改正させるべく政権運営を行ってきた。安倍氏のライバルとされてきた石破茂氏については、能力は折り紙付きではあるが、長期政権の中で存在感は薄まる。穏健保守の宏池会会長の岸田文雄氏も、知名度はさほど高くない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/108.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 私立は高いから幼稚園民営化あかんというなら市立の幼稚園を値上げしてやる。


確かこの方は以前、私学助成削減をめぐる意見交換で女子高生らに「お金がないのなら、公立高校に進学しなさい」とか言って物議をかもしたことがある。

場面が変わればしょっちゅう正反対のことやウソを平然と言ってのける。やはり…。

<参照>

『悪の教典』など、映画・ドラマの中のサイコパス紳士・淑女録
http://matome.naver.jp/odai/2135276143575339801

http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/109.html
記事 [政治・選挙・NHK154] 汚染水に無策であることを証明しに行っただけの安倍首相 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/09/20/
2013年09月20日

 3日ほど前に日刊ゲンダイの記者から電話インタビューを受けた。 安倍首相が19日に東電の福島第一原発を視察する事になっているが、この事をどう思うかと。

 私は答えた。

 IOC総会における嘘つき発言をなんとか否定したい為のパフォーマンスだろう。

 しかし手ぶらで行けばウソの上塗りになる。さすがの安倍首相もそんな愚かなことはしないだろう。何らかのサプライズがあるはずだ。そこに注目したい、と。

 その答えが出た。きょうのメディアが一斉に報じている。 国が先頭に立って事故処理の責任を果たすと。

 汚染水対策の工程表をつくると。 5号、6号の廃炉を決定すると。

 これがサプライズ発表というわけだ。これを見て私は確信した。安倍首相には汚染水を止める具体策は何もない事を。5号、6号機の廃炉宣言を目玉にしたかったのだろう。しかし、福島第一原発の廃炉は誰もが当然だと思っている。

 安倍首相に確答を避けた東電さえも、廃炉は織り込み済みで、だからこそ柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼動に活路を開こうとしているのだ、とまで見透かされている(9月20日毎日)。

 そして 廃炉の負担はまた国民へつけまわされる。とんでもないことだ。

 私が驚いたのは安倍首相がIOC総会で述べたウソをその通り繰り返して見せたことだ。すなわち、「汚染水の影響は湾内の0・3平方キロメートル以内の範囲に完全にブロックされている」、と。

 よほど、「嘘つき発言」批判がこたえているのだろう。その批判をムキになって否定しようとして、ウソの上塗りをしたのだ。

 このままでは安倍首相は再び腹痛を起こして退場せざるを得なくなる。

 野党が安倍首相を引きずり降ろすことが出来なくても、原発事故の現実が安倍首相を追い詰めることになる。そうならないためにも、安倍首相はあらゆる政策を棚上げして、汚染水の流出阻止に向けて、与野党をあげて、国をあげて、すべてを投入しなければいけない。

 みているがいい。その深刻性は日を追って加速していくに違いない(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/110.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 国民は両目を開いてこれを見よ。これが日本の支配者層たちだ 天木 直人 
国民は両目を開いてこれを見よ。これが日本の支配者層たちだ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20130920-00028268/
2013年9月20日 9時28分  天木 直人 | 外交評論家


9月16日にホテルオークラ東京「平安の間」で一組の結婚披露宴が行なわれたという。

新婦側の主賓スピーチを行なったのは時の総理大臣安倍首相であったという。

外交や内政に奔走する合間を縫っての披露宴出席だ。よほど重要な人物の令嬢なのだろう。

その挨拶の冒頭はこうだ。

「私の両横には小泉、森元総理がいらっしゃいます。自分が官房副長官をやっていた時の総理をさしおいて私が主賓を務めることになったわけですが、先ほどからいろいろと指導されております・・・」。

一方の新郎は東大出身の経済産業省キャリア官僚。

この披露宴には政界だけでなく各界からそうそうたるVIPが出席したという。

みんなの党渡辺喜美、長島茂雄、王貞治、丸山茂樹、青木功・・・これだけぼゲストが集まる結婚披露宴を行なう新婦の父親はさぞかし有力者に違いないと思うだろう。

その有力者とはパチスロゲームなどを販売する大手アミューズメント会社の社長だという。その会社は日本にカジノを誘致しようと積極的に動いているという。

「カジノ誘致は日本産業の振興につながる」という持論の安倍首相は「カジノ議連」の最高顧問であるという。カネをわしづかみにする連中が集まったこの披露宴こそこの国の政策を決定する指導者たちの集まりなのだ。その一方で多くの若者はブラック企業の犠牲になり、多くの国民は消費税増税にあえぐことになる。

国民はこの現実を両目を見開いてよく見たほうがいい。

その事を教えてくれたのはきょう発売のフライデー10月4日号である。

これほどの政治家が参集した集まりであるのに、大手メディアは一切報じない。

ゴシップ写真週刊誌だけがこの国の本当の恥部を取り上げるのである(了)


関連記事
安倍首相が出席する怪しい結婚披露宴 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/627.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/111.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 一面記事の価値とは - 中原徹(大阪府教育長)
本日の大阪版の朝刊で、産経新聞と毎日新聞が大阪府の教育について一面で記事にしました。記事の内容は全く異なる内容です。

産経新聞の記事

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130919/waf13091907030003-n1.htm
毎日新聞の記事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000009-mai-soci

産経新聞では、大阪府教委が英語の4技能を重視して政策を進めていることが書かれていました。具体的な施策の内容は然るべき手続きを経てからお知らせして参りますが、大阪府教委では、今後も英語の4技能のレベルを高めようと努めて参ります。

2020年には東京オリンピックが開催されます。日本の代表の皆さんの英語やフランス語でのスピーチが人々の心を打ったことは記憶に新しいところですが、これから益々英語を始めとする外国語でのコミュニケーションが重視される時代ですので、この記事が一面で取り上げられるのは大変ありがたいことだと思っています。

一方の毎日新聞の方は、「またか・・・」という気持ちです。しかも、この記事を一面に持ってくる編集の意図がよく理解できません。

大阪では、公務員が卒業式・入学式で起立し斉唱する条例が成立し、これを教育委員会の職務命令で執行してきました。これまでも、公務員の斉唱を目視で確認するような指示が府教委から学校長に出されていましたが、ことさらに歌っているかを凝視するのは気持ちの悪いことですし、大多数の府民の皆さんからすれば、「ことさらに歌っているかを凝視して欲しいのでは全くない。誠意をもって卒業式・入学式に臨む姿勢・態度が公務員から見られればよい」ということなのだと思います。

それゆえ、9月に入学式がある府立高校に対して、斉唱の確認は「公務員として誠意ある態度か否か」という観点で行うことを9月4日に伝えました。同日、すべての府立学校長が集まる場がありましたので、その席でもその趣旨を説明させていただきました。

府民の皆さんからすれば、少し起立するのが遅れたとか、起立の姿勢が悪いとか、どの程度の大きな声で歌っているだとか、どれだけ口を動かしているかという点に関心があるわけではなく、厳粛な卒業式等で真摯な態度・姿勢を公務員が見せているかという点を重視されるのだと思います。

例えば、感極まって歌えていない場面があったからといって、それを見た生徒や保護者の方々が「誠意がない」とは決して思わないと考えます。ことさらに歌っているかを凝視するのではなく、全体を見渡したときに、明らかに「誠意がない」姿勢や態度を示す公務員がいるかどうかを確認するのが趣旨であると、全学校長に対し、上記の例などを示しながら説明しました。

これが9月4日の出来事です。その後、約2週間経過した17日(一昨日)、共同通信の記者さんから別件の取材を受けた時に、上記の起立斉唱の話になりました。それをその記者さんが18日(昨日)に配信しました。この配信を受けた毎日新聞の記者さんが、私に何の取材もなしに、記事を書き、一面で取り上げました。どうして取材をしなかったですかと本日尋ねると、昨日私が出張でいなかったから、ということですが、9月4日にすべての学校長に伝えていますので、いくらでも取材の時間はあったはずです。また、昨日取材の依頼もありませんでした。

以前校長時代にブログでも書きました(http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-11248551587.html )ように、国旗国歌については、感情的になる方も少なくないので、学校長にも十分趣旨を理解いただき、合理的な対応をしていただきと思い、時間を取って全学校長に説明させていただきました。

9月4日以降、現場から、「教育長の説明がおかしい、よく分からない」という声は聞いておらず、現場の学校長の理解は得られていると認識しています。実際に、起立斉唱をしない公務員は、卒業式ごとに10名程度ですから、全体からすると、ごくごくわずかです。

条例が好きか嫌いか、個人の考えは別として、公務員としての任務を果たされている先生がほとんどすべての中で、私としては、この件は重要論点ではなく、他に、児童生徒の安心・安全を図る環境作り、学力の向上・進路保障、支援学校の整備、英語教育の発展など、府民の皆さんが期待なさる事項に力を注いで行きたいと考えております。国旗・国歌などイデオロギーに関わる度合いが強い項目についても、以前のブログで書きましたように、バランスよく生徒に情報を与え、自分で”思考”していただく教育(正解がひとつでない問題に触れる機会を増やす教育)を目指しています。

今回の斉唱の取扱いは、非公開の会議で、教育委員で話し合って決めた結果です。行政機関である教育委員会が、適式に成立した条例を執行するのは当然ですし、この職務命令は最高裁でも合憲とされています。

おそらく、毎日新聞社は、そもそもこの条令が嫌いなのだと思いますし、最高裁の判決にも異論があるのでしょう・・・しかし、条令が嫌いなのであれば条例を作った議会に文句を言うべきであるし、判決に異論があるならばそれを批判されたらよいと思います。しかし、9月4日以降何の取材もせずに、共同通信の配信をベースに一面記事を掲載するという仕事の仕方には大いに改善の余地があると思います。

ネットの普及により新聞の売れ行きが落ちてきていると言われる中、新聞を読むメリットとして、「記事の位置(編集)をみて新聞社がそれぞれのニュースにどの程度の重要度を見出しているかが分かる」という点があげられると聞きますが、今回の2社の一面記事を見て、各新聞社の考え方・仕事の仕方を学びました。


http://blogos.com/article/70292/
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/112.html

記事 [政治・選挙・NHK154] やっぱりまともな橋下氏の政策  BLOGS
まあ別に彼の政策がすべて素晴らしいとは言わないけれどもまたまともな政策が出てきた。

市立幼稚園の保育料、私立並みに値上げへ 橋下市長意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130919-00000024-asahi-pol

すべての市立幼稚園の民営化を掲げる大阪市の橋下徹市長は19日、市立幼稚園の保育料を2015年度をめどに私立幼稚園並みに値上げする意向を示した。市役所で記者団に語った。

 橋下市長は「(民営化に反対する)保護者から言われているのは、私立は保育料が高いと。市立も私立とだいたい同金額になるように上げる。そのことも踏ま えて、市立を残していかないといけないのか考えてもらいたい」と語った。併せて低所得世帯向けの保育料減免を検討するという。値上げには市議会の議決が必 要で、実現は不透明だ。

ということらしい。

 いうまでもなく公立の教育施設は効率性が悪いしいい成果を残していない。あるいは少なくとも民間の私立が十分に実績を残しているのだから効率が存在する意味はあまりないという彼の考えは至極まっとうだと思う。同じことが小学校や中学校・高等学校にも言えるわけでこれをぜひほかの教育課程でも行ってほしいと思う。

 もちろん、現状急にすべてを民営化/私立化するわけにはいけないだろうから競争条件を等しくするという意味での彼の言っている値上げは当然のことだろう。また私立にすでに子供を通学させている人からすれば、自分たちの税金で安い料金で公立の幼稚園/学校に行っている人がいるのは公平性を欠く。効率だけでなくて公平性の観点からもおかしいわけだ。

 反論として、私立に行くのは金持ちが多い。公立に行くのは貧乏が多い。だから公立は安くて当たり前だという意見もあるだろう。だが、それならば現在大阪市がすでに私立通園者に対して行っているように所得に基づいて費用の補助を行えばよいだけの話だ。

 幼稚園/学校間の競争をより促す一方で低所得者に対しては配慮していく政策は至極まっとうだ。議会は反対しているらしいが、公平性という観点を踏まえても反対する理由がわからない。むしろこれは全国の自治体が学ぶべき改革だと思う。まあ、大反発間違いなしの改革ではあるがこれだけのことをやっていくことができるのはやっぱり橋下氏くらいしか今の日本にはいないんじゃないかと思う。

 たいていの政治家は子育て支援です。とか生ぬるいことを言って金をばらまくことしか考えていないからだ。橋下氏の改革にはおかしなもの入っているがそれでもやっぱりこれだから彼からは目が離せない。


http://blogos.com/article/70295/
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/113.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 9月20日 最高裁は「検察審査会で小沢起訴」を早くから準備!その手は架空議決! (一市民が斬る!!) 
http://civilopinions.main.jp/2013/09/920.html
2013年9月20日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 <空の「検察審査会」を新設して「架空議決」準備>

 改正検察審査会法施行の2009年5月、最高裁は、東京第三、第四、第五、第六の検察審査会を東京地裁管内に新設した。「架空議決」するため、検審事務局職員だけを配置し、検察審査員を選ばなかったとみられる。


 <最高裁は、検察幹部にも検察審査会で起訴することを伝えていた>

 2010年2月、石川知祐元議員を取り調べた吉田正喜特捜副部長は、取り調べ中の石川氏に「小沢は今回の捜査で不起訴になっても、検察審査会で必ず『起訴相当』になるからな!」 と語った。 
  
 検察が不起訴にした事件を告発した後、検察審査会への申立が可能になる。検察審査会への申し立てがあるかどうかわからない時点で、吉田副部長は「検察審査会で必ず起訴相当になる」と言っている。
 吉田副部長は、検察審査会を管轄する最高裁がその意向で準備していることを知っていたと思
われる。


 <最高裁と最高検の約束事があった> 

 2012年4月、郵政不正事件の一審判決で有罪となった大坪弘道元大阪特捜部長がM前議員のブレーン]氏に重大なことを語っていた。

 X氏が語ったところによれば、
『民主党が政権を取りそうになった頃、最高検の幹部が大坪氏に「最高裁幹部と民主党潰しを画策している。大阪特捜部は石井一議員を捜査する。東京特捜部には小沢氏を捜査させるが、起訴は難しいから、最高裁が検察審査会を利用して起訴する」と打ち明けた。大坪氏は2012年4月20日の小沢冤罪抗議市民集会に出席し、このことをばらすかどうか決めかねていた』

 大坪氏は結局抗議集会に出席することはなかったし、他でばらすこともなかった。
 大坪氏にとって自分になんらメリットのある話ではなく、かつ控訴審を控えていて最高裁から睨まれることを恐れてそれを止めたと思われる。


 <検察が西松・陸山会事件で小沢議員を起訴できなかったので、全ては最高裁に託された>

 検察は西松事件と陸山会事件を立て続けにでっち上げたが、いずれの事件でも小沢氏を起訴することはできなかった。
 ここで全てが最高裁に託されたわけだ。
 
 こうなると最高裁は、確実に起訴できる方法を取らざるを得ない。
 「架空議決」しか選択がなくなった。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 安倍視察は逆効果 「防護服フル装備」に世界はショック (日刊ゲンダイ) 
               名札の漢字も間違えられ…(東京電力提供)
                

安倍視察は逆効果 「防護服フル装備」に世界はショック
http://gendai.net/articles/view/syakai/144672
2013年9月20日 日刊ゲンダイ


 たった2時間半で一体何が分かるのか。19日、福島原発を視察した安倍首相。「汚染水は港湾内にブロックされている」「私が責任者として対応したい」と得意げに話していたが、IOC総会で国際公約した「コントロール」発言のための世界に向けたアリバイ作りは、“空振り”に終わった。

「パトロールは1日4回?」「モニタリングの影響は?」――。

 赤いヘルメットに全面マスク、防護服で完全ガードして乗り込んだ安倍。原発敷地内の汚染水貯水タンクや港湾内のシルトフェンスを視察しながら、東電担当者に質問し、同行した海外メディアのカメラの前で「うんうん」とうなずいていた。現場で陣頭指揮に当たる姿をアピールする狙いだろうが、これはハッキリ言って逆効果だ。安倍がどんなに「安全」を宣言しようが、福島原発はいまだにこんなオバケのような重装備でなければ立ち入れない。それを映像で見せびらかしたのである。世界中があらためて大ショックを受けたのは間違いない。

「海外メディアを視察に同行させたというのは、安倍さんがそれだけ世界の目を気にしているということ。その海外メディアは防護服姿で視察する安倍首相の姿を厳しい目で見たでしょう」(元外交官の天木直人氏)

 さらに唖然ボーゼンとさせられたのが、突然、東電に5号機、6号機の廃炉を求めたことだ。

「安倍首相は『事故対応に集中させるため』と説明していましたが、両機は震災のダメージも少なく、原子炉は冷温停止で安定しています。今すぐ作業に取り掛かる必要は全くないから、パフォーマンスですよ」(科学ジャーナリスト)

 誰がどう考えても、一刻も早く対策を打つべきは1〜4号機だ。ボンクラ首相のピンボケ発言で、福島原発の現場はさらに大混乱だ。それでなくても安倍の視察は現場作業員から大不評なのだ。作業員から視察現場の実情を明かされた渡辺博之・いわき市議はこう言う。

「首相や議員が視察するたび、現場の作業はすべて中断されます。仮に事故があれば大変なことになるからです。視察する人は(安全に)セットされた現場しか見られないから、詳しい状況は分かりません」

 安倍の無意味なパフォーマンスに振り回されていては、福島原発の収束などできるわけがない。

 オバケ服姿を見せられた世界のアスリートも、怖くて日本に行きたくないと思ったんじゃないか。IOC総会での安倍の“ウソ”が結果的に東京五輪を中止に追い込むことになりかねない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK154] なんと能天気な国会議員たちよ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3189192/
2013/09/20 17:22

 国会で東京五輪成功」決議をするという。なんと能天気な国会議員たちをこの国の国民は選出しているのだろうか。

 まず決議すべきは福一原発の速やかな「収束」ではないか。今も膨大な放射性粉塵や汚染水をまき散らしている現実から目を背けてお祭り騒ぎでもないだろう。

 さらに日本の関税自主権のみならず日本の社会制度や法規や規制にまでも嘴を挟まれる事態を招来することになるTPP条約成立に向けて強行している政府に「国会の場で知りえた情報を開示せよ」と主張すらしない国会議員とは報酬に見合う仕事をしていると言えるのだろうか。

 さらに「消費増税」の参考意見として官邸に呼んだ59人の人選に関して文句一つ付けない国会議員とは一体何だろうか。こんなにバカバカしいほど無能な連中が国会議員だったとは。

 この国の公的会計制度が恐ろしく未開で、国際基準の会計制度の体をなしていないことを、なぜ深刻な問題として国会議員たちは議論しないのだろうか。

 国会で主として審議している「一般会計」は公的会計のほんの一部でしかない。それで会計を審議したと見なしているのは何とも能天気に過ぎる。

 一般企業の各種システム開発費と比較して天文学的に高額な開発費を支払った住基ネットが殆ど活用されないまま、また新たに全国民をカバーする「マイナンバー制度」を創るという。

 他にも全国民をカバーするシステムはあるだろう。それぞれが個別に馬鹿げた高額な開発・維持管理費用を支払って、官僚たちは恬として恥じない。そして国会議員たちも問題化しないでチマチマとしたシステムの一つ一つを議論しているだけだ。この国は公的システマティックに俯瞰した場合、国家として体をなしているのだろうか。


関連ニュース
国会「東京五輪成功」決議へ スポーツ庁創設も 振興にらみ活況 (15:04)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/685416/

 与野党は、2020年夏季五輪の東京開催が決まったことを受け、10月15日召集予定の臨時国会の冒頭、東京五輪を成功させるための決議を衆参両院で行う方向で調整に入った。麻生太郎副総理兼財務相が会長を務める超党派議連「五輪招致議員連盟」も来月、東京五輪の成功を目指し「五輪成功議員連盟」に衣替えし、政府や都の準備作業をバックアップしていく方針だ。国会では政府が検討するスポーツ行政を一元的に担う「スポーツ庁」創設を後押しする動きも出ており、五輪歓迎ムードが高まっている。

 決議は、同じく麻生氏が会長を務める超党派の「スポーツ議員連盟」が中心になって調整が進められている。決議案には「全国民が一丸となり、東京大会を成功させるように努めなければならない」などと明記し、競技場や選手村などの施設の整備に万全を尽くすことも盛り込む方針だ。

 昭和39年の東京五輪開催が決まったときも、大会に先立つ35年の通常国会で、「国民一般のオリンピック精神の高揚と、特に青少年体育の飛躍的振興を図らなければならない」などとする決議を可決している。今年3月には政府、国会が一体となって東京五輪誘致に取り組む決議を衆参両院で可決していた。

 また、同議連は、今回の東京五輪をきっかけに国家戦略としてのスポーツ振興を図るため、近くプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、スポーツ庁創設の実現に向けた協議を始める。「障害者スポーツ」の裾野拡大も目指し、どうすれば障害者らがスポーツを楽しみながら健康づくりができるかなどを重点的に議論する。スポーツ関係の有識者らをアドバイザーとして迎え、アイデアの具体化を図りたい考えだ。

 議連関係者は「五輪、パラリンピックをぜひ成功させ、『スポーツ立国』を目指していきたい。五輪の先も見据えて、その体制整備・強化につながる活動をしていく」と意欲を見せている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 中原徹大阪府教育長という馬鹿〜思想警察と英語力〜
 TPP推進の売国奴集団が君が代を強制して国民を締め上げる発想は理解できる(笑)。従順な貧乏人こそがゴロツキどもの望みなのであり、貧乏人が知恵を付けて目覚めてもらっては都合が悪いわけだ。さて中原徹というゴロツキは「英語力で国際社会に通用」とか寝言を言っているが、TPPの難解法律英語などこの種の馬鹿では絶対太刀打ちできないものだ。要するに初めから不公平なのであり、英語植民地主義とはかくも恐ろしいものなのだ。例えば岩波新書にマーク・ピーターセンの『実践 日本人の英語』という本がある。その頁34には【恋人は何人?】という項目があり、「彼女はよく大学時代の恋人を思い出す」を英訳すれば4通りあるという。日本語では曖昧なままでいいが、英語では曖昧な表現にしたくてもできないというわけだ。まあ詳細は読んでもらえばいいが、これからも分かるように、日本語を母語にする人間が英語を母語とする集団と難解法律英語の貿易協定文で太刀打ちできるはずもなく、くそったれTPPなど、初めからぶっ飛ばすしかないわけである。

 思想警察と目くそ鼻くその行為を奨励するゴロツキが英語力を説き、TPPでケツに毛まで抜かれて、まあ要するに日本低国はもうすぐテロ国家アメリカの州になり、第2公用語が英語になり、学校では君が代は日本語で歌い、口元を注視するロボット教師もいて、なんかとっても楽しそう。馬鹿が増殖し正義は収縮し、日本低国はもうすぐ終わり・・・
 

▼2013年2月19日8時21分
大阪府教育長に中原氏起用へ 君が代チェックで物議醸す

http://www.asahi.com/national/update/0219/OSK201302190014.html

中原徹氏

 松井一郎大阪府知事は、弁護士出身の中原徹・府立和泉高校長(42)を新たな府教育長に起用する方針を固めた。3月末で府教育委員を退く中西正人教育長の後任として、21日開会の定例府議会に教育委員の任命案を提出。可決されれば、教育委員会議で教育長に任命される見通し。
 中原氏は前知事の橋下徹大阪市長と同じ早稲田大出身で、在学時からの友人。日本、米国での弁護士活動を経て府立高校長の公募に応じ、2010年に当時全国最年少の民間人校長に登用された。
 国際社会で通用する人材の育成を掲げ、英語力の強化に力を注いだ。昨年3月の卒業式では、府条例で起立斉唱を義務付けられた君が代を教職員が実際に歌っているか、教頭らにチェックするよう指示して物議を醸した。
 知事が教育方針を定める条例が昨年施行された大阪府では、「国際社会で自立して生きる人づくり」などを掲げた教育振興基本計画が今年4月からスタートする。中原氏は、橋下氏らが進める「教育改革」路線に賛意を示しており、松井氏はその経験と手腕を重視し、今後の教育政策の旗振り役として期待を寄せているとみられる。.

▼内田樹の研究室

府教育長の通達について

http://blog.tatsuru.com/2013/09/19_1519.php

大阪でまた教育現場に「どんより」と暗雲が漂っている。
知らないうちにいつのまにか府教育長になっていた府立和泉高校の「口元校長」が「口元通達」を今度は府立学校全てに発令したのである。
まずは新聞記事から。

「大阪府教委が、入学式や卒業式で教職員が実際に君が代を起立斉唱しているか、管理職が目視で確認し、結果を報告するよう求める通知文を府立学校に出していたことが18日分かった。中原徹府教育長は府立高の校長時代、君が代斉唱時に教職員の口元の動きをチェックし、論議を呼んだ。今回も同様に口元を確認し、徹底を図る方針で、再び議論が起きる可能性がある。
通知は9月4日付。全ての府立高校138校に出され、支援学校全31校にも出す方針。秋入学・秋卒業を取り入れている一部学校で、9月に開かれる卒業式に間に合わせた。
通知文では、「公務に対する府民の信頼を維持する」ことを目的とし、入学式や卒業式での君が代斉唱の際の校長・准校長の職務として、「教職員の起立と斉唱をそれぞれ現認する。目視で教頭や事務長が行う」と明記。結果を文書で報告するよう求めた。
起立斉唱しているかの判断基準は「総合的に現認し、公務の信頼性を維持するため、十分な誠意ある態度をとっているかどうかで判断すべきだ」とした。判断が困難な場合は、詳細を報告し、府教委に相談するよう指示している。
大阪府は橋下徹知事時代の2011年6月、教職員に君が代の起立斉唱を義務付けた条例を制定。違反した場合は処分の対象とし、12年1月、府教委は各校長に起立斉唱を徹底させる通達を出した。同年3月、当時、府立和泉高(岸和田市)校長だった中原教育長が卒業式で、実際に教員が歌っているかどうか口の動きを教頭にチェックさせた。
中原教育長は今年4月、教育長に就任。起立斉唱については「公務員として公の秩序を維持し、誠意ある行動を取れるかどうかという観点で見ていきたい」と話していた。
今回の府教委の通知について、ある府立高校教頭は「そこまでしないといけないのかと、違和感を覚える」と話した。【深尾昭寛】(9月19日毎日新聞)

平川君がひとこと「病んでいる」とコメントしていたが、たしかにその通りだと思う。
大阪の教育行政は深く病んでいる。
いったい、この教育長は何を実現したくてこのような通知を発令しているのか。
私にはそれがわからない。
理由は「公務に対する府民の信頼性を維持する」ことだという。
式典における「君が代斉唱」がいったいどういう理路において「公務に対する府民の信頼性」を担保することになるのか、それがわからない。
教員に求められているのは何よりもまず「教育者としての信頼」である。
教育者としての資質の適否についてはさまざまな指標があるが、最終的には「子供たちの市民的成熟に資するところがあったかどうか」という結果によって判定するしかない。
これは30数年教壇にあったものの経験的実感である。
そして、経験から学んだのは、「こうすれば必ず子供たちは市民的に成熟する」という必勝の教育法は存在しないということであった。
あらゆる子供のうちにそれぞれ固有の豊かな資源が潜在している。それが、いつ、どういうきっかけで開花することになるのかはひとりひとり全員違い、かつ予測不能である。
だから、もっとも効率のよい教育方法は「さまざまな教育理念に基づいて、さまざまな教育プログラムを、さまざまな教育技術をもつさまざまな教員が実施すること」になるのである。
子供ができるだけ多様な「トリガー」に触れること。
迂遠だが、この「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式以上に効率の良い教育方法を私は知らない。
逆に、もっとも効率の悪い教育方法は「単一の教育理念に基づいて、標準化された教育プログラムを、定式化された教育技術をもつ、均質的な教員が実施すること」である。
この制度は、子供たちの数値的な序列化・格付けにはたいへん効率的であるが、それだけのことである。
子供たちを教育機関が恣意的に序列化してみせることと、子供たち自身のポテンシャルの開花の間には相関がない。
閉鎖集団の中での相対的な優劣を競わせ、勝者に報奨を敗者に処罰を与えるというのは、「キャロット&スティック(人参と鞭)」と呼ばれる教育戦略である。
この戦略の有効性をいまでも信じている人もいる。
私は信じない。
信じないというか、それが機能しないことを現場で思い知らされている。
閉じられた同学齢集団内部での相対的な優劣を競わせれば、子供たちはすぐに学力競争では、自分の学力が高いことと他人の学力が低いことは同義であることに気づく。
そして、ただちに自分の学力を上げることは困難だが、他人の学力を下げることは容易であることにも気づく。
その結果、子供たち全員が互いに互いの学習努力を妨害し、学習意欲を殺ぐことを教室における最優先の責務として行動するようになる。
現にそうなっている。
だが、いまだに数値的な序列化・格付けとそれによる報奨と処罰「だけ」が唯一有効な教育手段だと信じている人がたくさんいる(この府教育長もおそらくその一員であろう)。
そういう人間が教育行政を仕切っているところでは、子供たちの学力は劣化してゆく他ない。
教員たちも子供たちと同じやりかたで序列化される。
イエスマンが報奨され、反抗的な教員は処罰される。
大阪の教育現場はそういうことになっている。
その結果、ほとんど瓦解している教育現場に追い打ちをかけるように、この教育長は「鞭」を振り回してみせた。
彼はその「鞭」がどのようなプラスの教育効果をもたらすと思っているのか。
鞭を振り回すことでどのようにして瓦解しつつある教育現場を再生させ得ると信じているのか。
私はそれが知りたい。
教委と管理職と保護者からの査定のまなざしに怯えて、自尊感情を失い、創意工夫の機会を奪われている教員たちが、この「鞭」のおかげでどう活気を取り戻すことになるのか。
その理路が私にはわからない。
でも、教育長がこう問われてどう返事するかは、私にはわかる。
「そんな話をしているんじゃない」である。
問題は「公務に対する府民の信頼性を維持する」ことであり、ただ就業規則を遵守することを公務員に求めているだけで、教育効果の話なんかしているわけじゃない。
ここに問題の混乱がある。
公教育が存在するのは、子供たちの市民的成熟を支援するためである。
である以上、教育に関するあらゆる行動の適否は「それが子供たちの市民的成熟を支援することに利するかどうか」を最高基準に判定されなければならない。
私はそう考える。
具体的に考えて欲しい。
例えば、医療の目的は「病気や怪我の人間を適切に癒やすこと」である。
医療に関するあらゆる行動(医療政策から治療方法の選択に至るまで)はその基準に基づいて適否を判定されなければならない。
もし「医師に対する患者の信頼性を維持する」ために「出勤時に医療者全員が『ヒポクラテスの誓い』を唱和することを義務づけ、病院長は唱和しているかどうか口元の動きを現認し、唱和していない医療者を処罰する」ことを全医療機関に通達する当局者がいたら、みなさんはどう思うか。
バカだと思うだろう。
そして、その通達が患者たちの健康回復にどう結びつくのか、その理路を説明して欲しいと言うはずである。
そのとき、そう問われた当局者が「そんな話をしているんじゃない」と言ったら、あなたはどう思うか。
問題は「医師に対する患者の信頼性を維持する」ことであって、患者の健康の話をしているんじゃない、と言ったら、あなたはどう思うか。
たぶん、そういう人間にはできるだけ医療現場には近づいて欲しくないと思うだろう。
教育長がしているのは、それと同じことである。
それをすることが現実の教育目的の達成のためにどういう有効性があるのかを吟味しないままに、恣意的に選んだ基準に基づいて、教員の適性を格付けしようとしている。
繰り返し聞くが、「そうすることによって、あなたは子供たちの市民的成熟にどのようなプラス効果が期待されると思っているのか?」
たしかに「鞭」を振り回せば、教員たちの自尊感情を損なうことはできるだろう。
イエスマンだけが出世し、多少とでも教育行政に批判的な教員は浮かばれないというシステムは作れるだろう。
処罰を怖れて式典で口元をはずかしげにぱくぱくさせている教員を見て、子供たちが「なんて根性のない、つまらない教師だろう」と軽蔑と不信の感情を抱くように仕向けることはできるだろう。
だが、それによって何をしたいのか、それがわからないのだ。
大阪府の学力はご存じのとおり全国最低層に居着いている。
橋下府知事の時代からすでに5年余におよぶ教育改革の果てに、大阪の教育現場は深い混乱のうちにある。
なぜ自分たちが進めてきた政治主導の教育改革がうまくゆかないのか、それについてそろそろ「反省」ということをしてもよいのではないか。
だが、さきに全国学力テストの結果、大阪が最低層であったことを受けて橋下市長は「教育委員会の責任だ」と言い切った。
首長は「学力を上げるように」という「正しい」指示を出したのに、教育委員会はそれを物質化できなかったのだから、すべては教委の責任であり、市長には何の瑕疵もない、と。
この論法が通るなら、一連の教育改革の「失敗」もいずれ教委の無能や現場教員の「公務員としての信頼性の欠如」に帰されることになるだろう。
どうなっても何の責任も取る気がない人たちが大阪の教育行政の要路にあって、教育現場を混乱させ、教育活動を阻害する施策を次々と発令している。
無残な光景である。
言葉も出ないが、最後にひとつだけ。
教育長は「公務員の信頼性を維持するため」に条例の遵守を求めている。
ところで、彼は彼を任用した大阪市長も大阪府知事も改憲運動の先導者であることは熟知しているはずである。
維新の会は党綱領において、現行憲法を第2次大戦後に連合国から押しつけられた「占領憲法」と位置づけ、「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶」と明記した。
これを一つの政治的意見として主張することに私は異議はないが、党代表の市長も幹事長の府知事も公務員である。
彼らは公然と憲法を批判しているわけだが、これは「公務員の信頼性」を毀損することにはならないのだろうか。
憲法99条には「公務員の憲法尊重擁護義務」が明記されている。
「天皇または摂政および国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」
改憲運動をしている人々には国務大臣も国会議員も知事や市長も含まれているが、彼らにはそれが「憲法尊重擁護義務」違反であるという自覚はあるのだろうか。
たぶんないのだろう。
最高法規である憲法を軽んじることは「公務員の信頼性」を毀損することにならない根拠として、彼らはきっと「憲法21条で表現の自由は認められている」と憲法に書いてあるから、憲法をどれほど罵倒してもそれは公務員の「憲法尊重擁護義務」には悖らないのだと言い抜けるつもりなのだろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 公募校長、半数超に問題…でも「制度悪くない」 大阪市教委  読売新聞
 橋下徹・大阪市長の強い意向で今春からスタートしたものの、不祥事が相次いでいる市立小中学校の校長公募制度で19日、新たに3人の民間人校長の不祥事疑惑が明らかになった。

 採用された計11人のうち、これで半数以上の6人に問題が指摘される〈異常事態〉になっているが、市教委幹部らは同日夜、「公募制度の問題ではない」と繰り返し、来春、民間人校長の採用枠を拡大する方針に変更がないことを強調した。

 「公募制度が悪いわけではない。採用方法や研修の問題だ」

 市議会で新たな不祥事疑惑が指摘された19日夜、市教委の高井俊一・教職員人事担当課長らは議会審議の途中で急きょ記者会見。3人の所属や名前は明らかにしなかったが、問題とされる言動について概要を説明、釈明を繰り返した。

 市立小中学校での校長公募制度は、2011年の市長選で橋下市長が公約に掲げ、市教委が導入したが、民間人校長を巡ってはトラブルが相次いでいる。

 港区の小学校長が児童の保護者らへのセクハラで減給6か月の懲戒処分を受けて更迭されたほか、市教委に無断で「採用の参考」と称してアンケートを実施した西淀川区の小学校長が厳重注意を受けた。また、住之江区の小学校長は「スキルを生かせない」と就任からわずか約3か月で自主退職している。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130920-OYT1T00306.htm
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 防護服名札に「安部」 東電、赤っ恥 浅川氏「『お粗末』ではすまない」(ZAKZAK) 
安倍晋三首相が着込んだ防護服の胸元には「安部」の字が…


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130920/plt1309201138001-n1.htm
2013.09.20


 安倍晋三首相は19日、福島第1原発を視察し、事故対応に万全を期す国際公約履行に向けた指導力を発揮した。ところが、東電が用意した防護服の胸には、間違った「安部晋三」という名前が記されるなど、東電の危機管理能力に不安を残した。

 「事故処理、汚染水処理はしっかり国が前面に出て私が責任者として対応したい」

 安倍首相は第1原発視察後、記者団にこう決意表明した。

 国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションで、安倍首相は汚染水漏れに不安を深める国際社会に対し、「状況はコントロールされている」と宣言し、2020年東京五輪を勝ち取った。

 この日の視察は、今月下旬の国連総会出席や国会の閉会中審査を控え、「首相が先頭に立って取り組む姿勢」(官邸筋)を世界に発信するため、海外メディアの取材も認めてセットされた。

 安倍首相は、同行した東電の広瀬直己社長に、(1)廃炉に向けて現場の裁量で使える予算の確保(2)汚染水を浄化する期限の設定(3)事故対処に集中するため5、6号機の廃炉の決定−を要請した。

 これに対し、広瀬社長は「すでに引き当てている1兆円にプラスして1兆円を確保していく」と答え、14年度中に汚染水の浄化を完了させる方針を明言。「5、6号機の取り扱いの判断は年内にする」と回答した。

 民主党政権時代に先送りされた問題に、やっと道筋がついた。

 本当に汚染水問題が「14年度中に完了」となるなら、それは素晴らしい。ただ、現職首相の名前を間違うような企業にそれができるのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「今回の視察は、国内外に向けたデモンストレーションとして行われた。事前に相当根回ししたとみられ、一応成功したといえる。ただ、東電が防護服の名前を間違えたのは『お粗末』ではすまない。一連の事故対応で、東電は後手後手に回り、隠蔽体質も指摘されている。国民の不信感も高い。20年東京五輪前に国有化もあり得る」と語っている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「敗戦前夜の陰鬱」見せしめに脱原発のみのもんたや徳田毅議員を血祭りに[逝きし世の面影]
ブログ「逝きし世の面影」より引用
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/897adf4250447bcc49ba3ca3cf858a32

『マスコミや自民党内の粛清(パージ)「長いナイフの夜」が始まった』

100万人で0〜2人と極端に発症数が少ない小児甲状腺がんが、人口200万人の福島県で去年9月に検討委から1人目発症が発表される。
2ヵ月後の11月、二人目が発症。野田佳彦は衆議院を即座に解散して自民党に大政奉還している。
今年2月13日、北朝鮮核実験騒動に紛れて福島県が『小児甲状腺癌3人目』(実数は10名発症)を発表する。
6月には検討委が12人目(実数は27名)を発表。
8月には18人目(発症実数は43名、朝日だけは合計人数が44名)を発表と雪だるま式に増えて、今までの挙国一致のだんまり方式での放射能汚染の隠蔽が限界に来ていた。
9月11日、有名司会者のみのもんた(69)の次男が窃盗未遂の疑いで警視庁に逮捕され、出演自粛に追い込まれる。(みのもんたは10月に福島第一原発4号機の建屋内に入る取材許可を得ていた)
9月16日、徳田毅(たけし)衆院議員(42)自民党鹿児島2区の『ぐるみ選挙』を東京地検特捜部が摘発する。

『センセーションな徳田レイプ報道の闇』

福島県の放射能被害の大発生に合わせて、週刊新潮は2月14日号(2月6日発売)でセンセーションな徳田レイプ報道を行っている。
レイプ事件が起きたのは新婚早早とあるので10年も前。示談も1000万円で一応は成立している過去の終わっている事件。
ところが新潮は『懲役5年の実刑判決を受けた内柴正人と同じ』と大宣伝するが、事実は和解した過去の件で2000万円を要求されている。
話は逆で、今回の民事提訴は、徳田側が被害者の可能性まである不思議な騒動です。
彼は民間最大の医療機関のトップ。
今回は国交省の政務官だけでなく復興大臣政務官を兼務していたのです。
彼の個人ブログ2011-04-17 『避難区域の苦悩』、に奇妙な書き込みがある。
『・・及川副院長の話から驚愕の事実を知る。
3月12日の一度目の水素爆発の際、2q離れた双葉町まで破片や小石が飛んできたという。
そしてその爆発直後、原発の周辺から病院へ逃れてきた人々の放射線量を調べたところ、十数人の人が10万cpmを超えガイガーカウンターが振り切れていたという。
それは衣服や乗用車に付着した放射性物質により二次被曝するほどの高い数値だ。
しかし、そこまで深刻な状況だったとは政府から発表されていない。
病院に立ち寄ることなく、被ばくしたことも知らずに、家に帰って子供を抱きしめた人もいたかもしれない。
そこで爆発から2時間後の枝野官房長官の会見を読み直してみた。
水素爆発は起こったが、格納容器が破損していないことを確認した。
従って原子炉格納容器内の爆発ではないことから、放射線物質が大量に漏れ出すものではない、と述べている。
13日での会見では、バスにより避難した双葉町の住民の皆さんのうち、9名が測定の結果、被ばくの可能性があることを発表した。』
これだけでも驚愕的ですが、一番奇妙なのは最後の一行、
(誤解を招く表現があったことから一部訂正させて頂きました。お詫び申し上げます。)
との但し書き。何度も書き換えられた形跡がある
半年前の週刊誌記事も今回の東京地検特捜部の選挙違反捜査も、原発再稼動反対派の自民議員への見せしめ(陰湿なイジメか体罰?)が濃厚な事件である。
10年前の小泉純一朗総理の生みの親だが政権にとって邪魔になった田中真紀子外務大臣や、生意気で目障りな辻元清美を東京地検特捜部が、秘書給与詐欺で摘発して失脚させた事件を髣髴とさせる成り行きで今後の展開が注目される。

『文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」の驚きの内容』

9月8日のアルゼンチンのブエノスアイレスでの2020年東京オリンピック招致のIOC総会直前のラジオ放送で、みのもんたは『東京は250キロ離れているので安全』との発言を厳しく批判、『オリンピックには6000億円使えても、汚染水の処理には470億円? どう感じますか』と脱原発の姿勢を鮮明にしていた。
みのもんたはラジオ(文化放送)で、原発からオリンピックから消費税まで、安倍自民党のやり口に全部はっきりと反対しているのですからもっと大騒動にならず、この程度ですんでいる方が不思議なくらいです。
みのもんたですが、一本でも危ない虎の尻尾をまとめて何本もいっぺんに踏んでいるのですから、一連のマスコミ報道は当然な結果だった。
みのもんた次男ですが幼稚園から大学まで慶応一本の典型的な慶応ボーイ。日本テレビに多分コネで入社して1000万程度の年収を得て結婚もしている。
住んでいるマンションの家賃が50万以上と、何から何まで恵まれた、うらやましいセレブ生活。勝ち組の象徴のようなみのもんた次男の逮捕では社会から落ちこぼれた、『落伍者の見本』のようなネットウョが大喜びではしゃぎ回っている。
勝ち組を妬む心境は十分に分かります。コネも金もない貧乏人の私も本来なら同情する義理は少しもない。

『マスコミにリークする警察、煽るマスコミの二人三脚』

おバカのネットウョに限らず日本では一般市民の警察とかマスコミの信用度は図抜けていて『疑う』と言う発想が最初から欠如している。だから簡単に騙される。
今回ですが、これは警察やマスコミのやり口が最初から無理筋ですよ。
泥酔者の財布から金を抜き取る窃盗での現行犯逮捕はよく聞く話である。
ところが、みの次男のような酔っ払い相手の窃盗未遂での1月後の逮捕は実に珍しい。多分初めての椿事ではないだろうか。
おれおれ詐欺でのATMの出し子は防犯カメラに写るので一番リスクが高く、普通は一番小物の下っ端の役回り。堂々と素顔でカメラに写っているみのもんた次男のような真似はしない。
現金に手を出しても、普通なら危ないカードには手を出さない。
みのもんた次男ですが、高校時代にはぐれて悪さをしていたらしいので可能性としてはゼロでは無いが、動機は金を盗ることではなくて親を困らせることが目的。
財布から金だけを抜き取るのが普通ですが、手をつけていない。(見つかった鞄や財布からは指紋が見つかっていない)
勤めている会社(日本放送)の近くのコンビニ店のATMでの犯行だったので最初から顔が割れていて逃げ隠れ出来ない。
酔っ払った会社員が倒れていたコンビニ店の前には交番まである念の入れようで、しかもATM操作後に40分も同一地点に留まっているのですから、犯人なら警察に捕まえて下さいと言っているのと同じですよ。
財布を無くし付近を捜していたら直前に2万円を引き出したATM機にカードを発見。自分のカードを盗られたと思い慌てて残高照会をしたと警察署で説明していたら、何時の間にか無くした財布が届けられていたと言う。
状況証拠と説明内容には矛盾がない。
筋書きとしては次男ではなくて、みのもんた本人が嵌められたと考えた方が分かりやすい。
『かくすれば  かくなるものと知りながら  やむにやまれぬ福島第一原発の放射能汚染と2020年東京オリンピックと消費税増税反対』 (大幅に字あまり)

『長いナイフの夜事件』あるいは新撰組局長の芹沢鴨暗殺

長編小説『ブリキの太鼓』で有名なドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラスが敗戦直前の時期に、短時間ナチスの武装親衛隊(SS)に入っていたことを告白してドイツ国内から『ノーベル賞を返上しろ』などと大バッシングにあっている。
78歳の老人の少年時代に経験した悲劇を、問答無用で情け容赦なく断罪するドイツの戦争責任論は過酷で凄まじい水準である。
今の世界の歴史でナチス親衛隊(SS)は、悪の代名詞として誰でもが知っている。特にドイツ国内ではSSはタブー中のタブーで少しの関与も許されない絶対悪なのです。
ところが総統の私的組織であるSS以上に歴史があり正当なドイツ国軍の全国組織であったナチス突撃隊 (SA)は逆に『誰も知らない。』と言ってよいほど認知度が低いし、SAの過去は問題なしなのです。
なぜ人々がSAを知らないのかの謎ですが、真実が逆さまで、実は親衛隊(SS)以上に突撃隊 (SA)が正式な全国組織で関係する人数が多かったから皆が沈黙、『無かった』ことにした。
『ドイツは戦争責任を認めたが日本は有耶無耶にした』は大きな誤解で、実はドイツでは戦争責任をヒットラーとかナチス(具体的には少数のSS)に丸投げして、ドイツ国軍とかSA(突撃隊)とは無関係(自分たちは被害者である)が公式な解釈なのである。
(その意味では一億総懺悔の日本の方が余程戦争責任を真摯に受け止めている)
第二次世界大戦前夜の1934年6月30日〜7月2日ヒムラーの親衛隊(SS)を使って、エルンスト・レームら突撃隊 (SA)幹部全員を超法規的に処刑する。
『長いナイフの夜事件』で処刑した突撃隊幕僚長のレームはヒットラーの長年の同士であり、もっとも親しい親友でもあった。
ドイツのように粛清が戦争前夜のナショナリズムの高揚期ではなくて、今の日本では敗戦直前に陰惨な後ろ向きの『長いナイフの夜』が始まって仕舞ったのですから、もっと悲劇的で救いがない。
日本崩壊(敗戦)の腹いせか見せしめ目的での少数派(脱原発)粛清は悲惨なだけで、少しも『長いナイフの夜事件』を起こす意味(利益)が無いのである。

『みのもんたが嫌いな護憲左派』

多分大多数の護憲左派の考えは、テレビのワイドショーのみのもんたを『報道を、娯楽扱いするな』と思って不愉快に感じている。そして、みのもんたの今までの政治的な立ち位置は体制側(自民党より)なので護憲派ではみのもんたが大嫌いな人が大部分。
かく言う私も報道を娯楽扱いするみももんたのことは嫌いだった。
ただテレビが露骨で低級なだけで、『報道を娯楽として提供』しているのは、間違いなく全てのマスコミ(新聞社)ですよ。
新聞は社会の木鐸(公器)は宣伝文句ではあるが、実体は報道を『娯楽』として市民に配るのが新聞社の商売なのです。
大多数の護憲派知識人が思っている『みのもんた(芸人)ごときが』は、明確な間違いか勘違い、自分勝手な思い込みです。
事実とは大きく違っている。
みのもんたですが、彼の発言は共産党の志位委員長とか社民党委員長発言の10倍は社会的な影響力がありますよ。
たぶん無名の自民党新人議員数十人分ぐらいの政治的影響力があるでしょう。
9月8日のIOC総会前日の文化放送『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』でのみのもんたの発言内容ですが、今の赤旗編集局の主張と瓜二つなのです。
共産党の志位委員長が、毎日何時間も民報のニュースキャスターをやっていたと想像すれば、間違いなくみのもんた次男以上の一大スキャンダルが発生しています。(共産党が39人の当選者を出したら三鷹、松川、下山の謀略事件が発生。政府やマスコミ、警察は共産党員による犯行と断定してレッドパージが行われる)
小物の山本一太が、自分は痴漢もしないし自殺もしないから、もしもの時は宜しくと自分のブログに書いていたが、此の程度のチンピラでも心配なのです。

『9月7日「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」の文字起こし』

(超早口で)『いや。いや。いや〜〜あ。汚染の問題。原子力の放射能の汚染が心配されている福島と、東京は「250キロ離れているから安全です」のあのひとことはちょっと引っかかったな。』
(女性のアナウンサーの「そうですね」小声の相槌、か細い「はぁ〜」とか「そうですね」の女子アナの相槌は、以下省略する)
『案の定、世界の配信会社があれみてて、あの一言をちょっと批判的に「250キロ離れているので安心だ」てぃうのは不味いんじゃあないのかな、と言われているね。』
『ご本人もドキッとしたと思うけどそんな問題じゃないよな。』
『漁業でも福島の漁協の組合長さんとも話をしてけれども、「がっくりした」と言ってたね。』
『東京は「250キロ離れているから安心だよ」とは何事だと、みんな現地は思っちゃったと。
そういうことを考えると当然福島の原発、放射能の汚染の問題が出て来るのは当たり前じゃあないか。』
『イギリスのBBCなんかは毎日、連日トップで放送しているんだよ。
そりゃ〜あ、あんた日本の代表団がね、ね。お国がね。日本の政府が470億出して本格的にやりますから。
2年半前に起こった事がいまだに解決できないで汚染水が垂れ流しになってるんだよ。はっきり言うけど。』
『そういう現状でもってどうすんの、と僕は言いたい。
じゃあどのくらいのお金を東京都はね東京オリンピックにかけるんだといぅたら6000億超えるんだって。』
(これ以降もみのもんたの機関銃のような喋りが続くが、簡単に大事な部分だけを要約)
『安倍さんが原発処理に用意した金が470億、オリンピックが6000億。
如何感じますか。世界中の皆さん。可笑しくない。
確かに経済効果は大きい。
アベノミクス。円安にしろ円安にしろ。
1ドル360円が努力して1ドル80円代にまで持ってきて、いきなり1ドル100円まで円安になって、輸出産業は一時的には儲かった。
ところがそれ以外の輸入に頼っているところはどうなった。
消費税を5%を8%に。
問題は、景気はどうなる。本当に景気は良くなるの。
景気がよくなるため為ではなくて税収が足りない為に上げる。本当は1%であとは景気浮揚策に消える。
このあと、放射能汚染水は『ダダ漏れ状態』で東京電力は『まったく信用できない』と何回も何回も強調する。
報道番組に出てきた東電の社長は今後の対策を聞かれて『鋭意。考えてます』と答えたと言う。
みのもんたは、このまま東電に任しておいたら駄目だと断言する。(東電の破綻処理による一時的国有化論は共産党の志位委員長の主張と同じ)

『破綻を先送りしている日本の不思議』

福島第一原発事故での賠償額は天文学的で国家予算を遥かに超えていて日本国自体が実質的に破産状態なのですから、一企業に過ぎない東京電力の力の及ぶ範囲ではないこと明らか。企業としては完璧に破綻している。
とことが、何故か政府は東電の破綻処理を先送り。
結果、完全に死んでいる東京電力がゾンビの如く未だに原発の事故処理を行っていて放射能汚染水を垂れ流しているのです。
9月16日ウィーンで開かれた国際原子力機関(IAEA)総会の関連部会で、日本政府は福島第1原発汚染水漏れで各国の専門家に対して、『抜本対策の第一義的な責任は東京電力にある』(自分には直接責任が無い??)と繰り返した。
日本の経産省の担当者は、『法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。東電には資金もアイデアもなく、2年間も良くない状況が続いてしまった』と釈明すると、会場の専門家から『責任転嫁ではないか』との失笑が漏れたと、毎日新聞が報道する。

『全体と部分(IAEA総会と専門部会)とが正反対の日本政府の自家撞着』

16日の国際原子力機関(IAEA)総会で、世界に向かって山本一太科学技術担当相は『政府が責任をもって取り組む』と胸を張った。
ところが同じ日のIAEA専門部会の汚染水問題での説明と山本大臣の言葉が正反対、政府の二枚舌である。
政府は、『東電には資金もアイデアも無い』(実質的に破綻している)事実をはっきりと認めているのですよ。
それなのに『法的な責任は東京電力、我々(政府)はサポーター』との建前論で逃げようとする。
資金もアイデアも無い破綻企業に任せた結果、『2年間も良くない状況が続いてしまった』のは当たり前。
誰が考えても、それ以外の結果は出てこない。
破綻しているのは東電だけではなくて、実は今の日本政府自体が破綻、内部崩壊していてゾンビ状態に陥っているのです。
今の東電には『資金も知識、技術』も無いと知っているのに、それでも『責任は東電にある』と主張する日本政府自体がメルトダウンしているのだろう。
みのもんたはラジオで、福島第一原発の視察時の防護服着用時にはロケット発射時の宇宙飛行士と同じようにオシメを着用していると、マスコミでは初めて明かしている。
現場の数千人の作業員達は全員がオシメをして過酷過ぎる危険な仕事をしているのです。
みのもんたは、世界中が注目する大量の使用済み核燃料棒が保管されている4号基建屋内部に10月に初めて自分が入るのだと自慢していたがニュースキャスター降板でキャンセルされる公算が大きい。
東電としては何としても4号基にカメラが入ることを阻止したかった。誰にも悲惨な有様を見られたく無いのです。

http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 影響力減少みのもんた 「次男逮捕は切るいいきっかけ」の声(NEWS ポストセブン) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130920-00000017-pseven-ent
NEWS ポストセブン 9月20日(金)16時6分配信


 9月11日、みのもんた(69才)の次男で日本テレビ社員の御法川雄斗容疑者(31才)が窃盗未遂容疑で警視庁に逮捕された。雄斗容疑者は、8月13日に東京・新橋のコンビニ前で酔って寝ていたサラリーマンの財布に入っていたキャッシュカードで現金を引き出そうとした疑いが持たれている。

 次男逮捕を受けて、レギュラー出演する『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)等の報道番組への出演を自粛すると発表したみの。今後は、仕事を失いかねない状況だという。

「『朝ズバッ!』に関して、みのさんには出演自粛からそのまま降板してもらい、番組そのものがリニューアルする方向で話が進んでいるみたいなんです」(TBS関係者)

 折しも8月30日、『朝ズバッ!』生放送中に、みのが女子アナのお尻を触るようなシーンが流れ、「セクハラだ」と騒動になったばかり。

 この騒動に対しては、ロンブーの田村淳(39才)が、<女性のお尻を勝手に触る様なおじいちゃんにだけは絶対になりたくない>とツイッターでつぶやいたり、ナインティナインの岡村隆史(43才)がラジオ番組で「アナウンサーとホステスの違いが、もうわからなくなってんや」と突っ込むなど、芸能界でも“アンチみの”の逆風が吹き荒れていた。

「これまで、表立ってみのさんを批判する人間はいませんでした。それだけ彼の影響力が衰えているという証でしょう。今回の次男逮捕について、テレビ局内では、“(ギャラが高い)みのさんを切るいいきっかけになった”という声さえあるほどです」(テレビ局関係者)

※女性セブン2013年10月3日号



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「小沢さん、ご健闘を」みんな・渡辺氏、統一会派の動きに(産経) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130920-00000577-san-pol
産経新聞 9月20日(金)17時38分配信


 みんなの党の渡辺喜美代表は20日の記者会見で、参院で小沢一郎代表率いる生活の党と社民党による統一会派結成の動きを、「小沢さんは『切り張り新党』の先頭に立ってやってきた。いくつ政党を作り、壊したか数えたことはないが、健闘をお祈りする」と皮肉った。


         ◇

社民、生活との統一会派検討 又市氏「発言力増す」
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY201309190287.html
2013年9月19日20時23分 朝日新聞

 社民党の又市征治党首代行は19日の会見で、参院で生活の党(小沢一郎代表)との統一会派結成を検討していることを明らかにした。「(少数会派は)発言したい委員会がとれない。国会対策として会派を構成し、発言力を増していく」と述べた。7月の参院選で惨敗した社民党の参院会派は3人で、生活の党は2人。無所属議員にも参加を呼びかけており、臨時国会召集前の10月上旬までの合意を目指すとしている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK154] どんでん返しはあるのか?・・・連邦選挙後ドイツは何処へ行くのか(字幕付動画)
投稿者関口博之
http://d.hatena.ne.jp/msehi/20130920/1379677203



この映画はスリラー映画の手順に忠実に従って、犯人から送られてきた手紙に代わるビデオテープの再生クレジットシーンから始まり、不気味な絵も添えられたビデオテープが次々と送られて来ることで波紋を広げていき、ラストは観客の驚くビデオテープの犯人たちの会話クレジットシーンで終わっている。
冒頭のクレジットシーンは、パリの高級住宅街の主人公ジョルジュの自宅の長回しの映像であり、ジョルジュと妻アンが突然の何者かによる自宅の監視ビデオを不気味そうに観ている。
ジョルジュは人気テレビキャスターであり、グローバリゼーションの翻訳本を執筆するほどのインテリでもあり、自ら腕力もあると自負している。
警察への届出の際自転車の黒人男性とぶつかりそうとなり、「バカ野郎!」と怒鳴り、相手の長身黒人が「注意しろよマヌケ!」と返すと、「もう一度言ってみろよ」と、殴り合いになりかけるシーンからもわかる。
しかしそのシーンは、彼の性格がフランスの一般的知識人同様に小心で怠惰であり、アルジェリア人に差別的である事を表している。


[f:id:msehi:20130919091045j:image]


ジョルジュには3回目に送られてきた生家を写したビデオを見た際、心の奥に封印されていた子供の頃の記憶が蘇ってきた。
すなわち子供の頃アルジェリア戦争のパリ蜂起で、奉公人アルジェリア夫婦が行方不明となったことから、両親が彼らの息子マジェットを養子として引き取ったが、それを受け入れることができなかったジョルジュが、嘘を両親に告げ口することでマジェットを施設に追いやった記憶であった。
なんとか探し出して再会したマジェットは、ジョルジュとは正反対に落ちぶれていたが、穏やかで見るからに善良であり、彼の突然の訪問を歓迎した。
しかしジョルジュは、マジェットの真摯な否定にもかかわらず全く信用せず、怠惰にもそれ以上相手の話を聞こうとせず、別れ際に「今度したら・・・」と恫喝して立ち去った。
しかし次に送られてきたビデオでは、恫喝シーンと彼の立ち去った後マジェットが泣くシーンが延々と映されており、妻の詰問に対してようやくジョルジュが謝罪し、渋々真相を話す。
数日後息子のピエロが行方不明となり、ジョルジュはマジェットの住居に直行するが出ないため、警察に取り調べを依頼する。
警察の取り調べシーンは映されず、ジョルジュは「マジェット親子は誘拐もビデオも知らないと言い張っている」とアンに報告するだけであるが、復讐など全く心にないマジェットと息子の言い争いが観る側に連想される。
その性か、翌日マジェットの息子と関係があると思われる女性が、ピエロを連れて謝りにくる。
ピエロは連絡もせず心配をかけたことを謝らず、黙って不貞腐れているので、アンは問い正すが、ピエロは母の友人ピエールとの関係を持ち出す。
アンはそれを強く否定して、「愛しているわ」と抱きしめようとするが、突き放して部屋から出ていく。
ジョルジュは小心で怠惰なことから普段から息子とも会話がなく、ここでも何も言えない。
そんなジョルジュであるが、テレビ局では支配者のように振舞い、ランボーについてのテレビ討論では、彼の思うが儘に編集される実情が映し出されている。
そこへマジェットから見せたいものがあると電話があり、訪れるとすぐさまジョルジュの目の前でマジェットが頸動脈を切り、血が噴き出すと同時に即死する。
マジェットがジョルジュの目の前で自殺を敢えて見せようとしたのは、子供の頃彼の嘘によって鶏の首を刎ねたことで、その後言葉で語れないほど苦しんできたからだろう。
それは、ジョルジュにとって数時間放心状態になるほどショックであった。
しかしそれでも、翌日ジョルジュの務めるテレビ局にマジェットの息子が押しかけてくると、家宅侵入で訴えると息巻くが、小心なジョルジュはトイレで息子の「あなたが父の教育の機会を奪った」という訴えに、自分の性じゃないと言うのがやっとであり、これまで経験のない早退をして、睡眠薬を飲んで寝込む。


[f:id:msehi:20130919093034p:image]


そしてラストのピエロの学校正門での長回しシーンでは、マジェットの息子が右下から左上の階段に上っていき、出てきたピエロに話があると左下へ馴れ馴れしく肩に手をかけ連れて行き、少し話した後で右へ去って行く。
ピエロは再び左上の階段を上り、3人の友人と左に去って行く。
これに気が付いた観客は、ピエロが共犯者であったことに驚愕すると同時に、自宅の監視ビデオはピエロなら怪しまれることなく撮影できたことを納得する。
もっともラストシーンはピエロが脅されているという見方もあろうが、どのように目を凝らして見ても、脅されている様子はなく、報告しているように見える。
また母親の愛情を突き放して部屋から出ていった伏線からしても、ピエロが共犯者であることは明白である。
理由は、『白いリボン』で牧師の娘クララたちが犯人であった理由と同じである。
そしてピエロが共犯者であるとわかると、ハネケの映画に託する声が再び聞こえ始める。


アールターグドイツ9・ドイツ連邦選挙(3)・・どんでん返しはあるのか?



上の動画では、シュタインブリュックは社会民主党SPDと与党キリスト教民主同盟CDU の大連立や赤(SPD)赤(リンケ)緑(緑の党)の連立政権はないと断言している。
特にリンケに対してはタブーさえ持ち出して明言しており、たとえ赤赤緑の3党が多数を取ったとしてもシュタインブリュック政権はあり得ない。
3党が多数を取った場合、質問者が指摘するようにシュタインブリュック抜きの3党連立政権の可能性を調べて見たが、SPD党首シグマ―・ガブリエルもその後のインタビューでシュタインブリュック同様タブーさえ持ち出して否定していることから(注1)、まず可能性はないと考えられる。
しかしSPD議員団代表リード・サレンは12日に赤赤緑の政権を選択肢から除外すべきでないと敢えて訴えていることから(注2)、党内にドミノ的反乱が起きればどんでん返しもあり得る。
大連立に関しては先週15日のバイエルン州選挙で自由民主党FDP が投票率3,3パーセント(前回8パーセント)で議席を失ったように、連邦選挙でも万一失えば、メルケルの意向がどうであれ大連立へ動き出す。


9月17日Forsa世論調査、CDU39、SPD25、リンケ10、緑9、FDP 5パーセント。
9月18日Allensbach世論調査、CDU39、SPD26、緑11、リンケ9、FDP6パーセント。


今回の選挙戦では、メルケルにはエネルギー転換を成功させることで、国民に奉仕する福祉社会を築こうとする静かな気迫が感じられた。
一方シュタインブリュックには、社会的公正を唱えながらも、2007年の新自由主義を反省するハンブルク綱領を実質的に無効にする、シュレーダーの労働雇用を産業に奉仕させるアジェンダ路線への回帰が鮮明に感じられた。
私としては政党支持の枠組みを越えて、3期目のメルケルドイツに世界の未来を期待したい。


(注1)SPDは何処に立つのか?
http://www.wdr5.de/sendungen/morgenecho/s/d/10.09.2013-06.05/b/wo-steht-die-spd.html


(注2)赤赤緑連立政権を除外しない。
http://www.rbb-online.de/politik/thema/Bundestagswahl-2013/beitraege/saleh-schliesst-rot-rot-gruene-koalition-nicht-aus.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK154] [堺市長選] 橋下維新 言いワケ選挙で万事休す (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9872.html
2013/9/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆大量応援がヤブヘビ

維新にとって、29日が投開票の堺市長選は、結党の原点である「大阪都構想」と党の存亡を懸けた戦いだが、どうやら敗色濃厚だ。政党が告示直前に行った世論調査で、維新の西林克敏候補(43)は現職の竹山修身市長(63)に、15ポイントもの大差をつけられていたという。

「橋下市長だけでなく、維新の地方議員や国会議員、さらには秘書や維新塾OBまでもが100人規模で現地に応援に入るようになって、逆に差は広がった。堺とまったく関係のない人たちが大勢で押しかけていることに、市民から反感を買っているようです。特に、これまで支持率を支えてきた『無党派層』で維新離れが顕著です」(永田町関係者)

加えて、竹山陣営の「都構想によって堺市が消える」という主張が、ことのほか効いている。
「先日、維新で堺選出の馬場伸幸衆院議員が600人の支援者を集めて演説会を開いたが、冒頭から『堺は消えません』という言い訳で始まった。言い訳しかできない選挙に勝ち目はありません」(地元の選挙関係者)

維新は、全国的に惨敗した7月の参院選でも、堺では自民を抜いてトップの票を獲得していた。「中央で橋下市長が叩かれれば叩かれるほど、判官びいきの大阪人はエールを送る」(地元記者)とも言われてきた。だが、ついに大阪でも空気は一変したようだ。

台風の最中のツイッター攻撃に対する批判にも、橋下は言い訳に言い訳を重ねて墓穴を掘っている。

橋下大阪市長も維新の会も、もはやこれまで、だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 特捜部に踏み込まれた徳洲会 金ヅルの危機に何を思うか石原慎太郎 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9870.html
2013/9/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


東京地検特捜部が強制捜査に乗り出した徳洲会グループの選挙違反事件。特捜検察が久々に手をつけた「政治銘柄」の行く末について、老人の胸中はいかばかりか。日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)である。

一代で日本最大の医療グループを築いた徳田虎雄理事長(75)と石原は、自他ともに認める盟友だ。泥臭い政治資金集めが苦手な石原と、豊富な資産を有する徳田との親密な関係は政界で広く知られてきた。かつて石原は雑誌の取材で徳田の功績をたたえ、「現代の英傑」と評したほどだ。

「石原氏が99年の都知事選に初当選した際、出馬表明の前日深夜に密会した相手も徳田氏でした。その姿を当時、写真誌にスッパ抜かれましたが、2人は選挙資金調達の最終確認を行っていたのではないか、と囁かれたものです。この頃からですよ。徳田氏が石原家の政治活動のスポンサーと言われ出したのは」(政界関係者)

その後も徳田が国政選挙に打って出るたび、地元・鹿児島まで石原は応援に駆けつけた。03年5月に徳田の次男・毅(42=現・衆院議員)が盛大な結婚式を挙げた時も、石原は主賓として招かれた。その毅が今、昨年の総選挙で「きわめて大規模、組織的な選挙違反を行った疑いがある」(特捜幹部)として、崖っぷちに立たされているのだ。

◆盟友の療養先までガサ入れ

「今回の捜査の端緒は、徳洲会の内輪モメです。徳田氏が全身の筋肉が動かなくなる難病に侵されると、妻・秀子さん(74)ら親族と事務方の対立が表面化。徳田氏のカネの動きを知り尽くした“金庫番”は徳洲会の不正を83ページにわたって書きつづり、この『上申書』は特捜部も入手済みのようです」(地検事情通)

上申書には徳洲会の長年に及ぶ政界工作の数々が記されており、中には石原との蜜月エピソードも出てくるという。

「数々の不正について公訴時効の壁から立件は困難とみられる中、特捜部が着目したのが昨年の毅議員の選挙でした。数カ月に及ぶ内偵捜査で外堀を固め、ようやく強制捜査に着手したのです」(地検事情通)

特捜部のガサ入れは徳洲会の東京本部のほか、虎雄が療養中の病院にまで及んだ。

「刎頚の友」の窮地に石原も気が気じゃないはずだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「解雇しやすい特区」検討 秋の臨時国会に法案提出へ  朝日新聞
 政府は企業が従業員を解雇しやすい特区をつくる検討に入った。労働時間を規制せず、残業代をゼロにすることも認める。秋の臨時国会に出す国家戦略特区関連法案に盛り込む。ベンチャー企業や海外企業の進出を促す狙いだが、実現すれば働き手を守る仕組みは大きく後退する。

 特区は安倍政権がすすめる成長戦略の柱の一つ。20日の産業競争力会議の会合で安倍晋三首相が田村憲久・厚生労働相に指示した。今後、内容を見極めたうえで実現可能なら、10月中旬に特区の地域を指定する。

 解雇ルールや労働時間規制の緩和は、特区内にある開業5年以内の事業所や、外国人労働者が3割以上いる事業所が対象だ。

 今の解雇ルールでは、やむをえない事情がなければ、経営者は従業員を解雇できない。特区ではこれを改め、働き手と企業との契約を優先させる。例えば、「遅刻をすれば解雇」といった条件で契約し、実際に遅刻をすると解雇できる。立場の弱い働き手が、不利な条件を受け入れ、解雇されやすくなりかねない。

 また、今の労働時間の規制は原則1日8時間で、それを超える場合に労使の協定が必要。特区では、一定の年収がある場合にすべての規制をなくし、深夜や休日にどれだけ働いても割増賃金を払わないことを認める。働き手が希望した場合に限るとの条件をつける。

 こうした制度は「ホワイトカラー・エグゼンプション」と呼ばれ、第1次安倍政権でも検討されたが、批判を浴びて断念した。

 外国人労働者の多い事業所では、有期契約の労働者を続けて働かせやすくする。今年4月の法改正で、短期の契約を繰り返す契約社員やパートが5年を超えて同じ職場で働いた場合、正社員のように無期契約で働けるようになった。特区ではこのルールが適用されないことを認める。

    ◇

■雇用に関する特区の概要

(1)解雇ルール 入社時に契約した解雇条件にあえば、どんな解雇でも認められるようにする。

(2)労働時間 一定の年収がある場合など、労働時間の規制がなくなり、残業代が出なくなる。休日や深夜労働の割増賃金もない。

(3)有期雇用 短期契約を繰り返す労働者が、5年超働いても無期転換できなくする契約を認める。

※開業後5年以内の事業所は(1)(2)。外国人労働者の比率が3割以上の事業所は(1)〜(3)


http://digital.asahi.com/articles/TKY201309200403.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201309200403
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 野田元首相と約束した消費税増税分は社会保障よりは企業法人税減税へ (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201309/article_19.html
2013/09/20 22:32

前回の衆院選挙において、当時の野田首相が安倍自民党総裁と交わした約束は、消費税の増税分は年金等の社会保障の財源、社会福祉に使うということであった。ところがどうだ。自民党の安倍氏は、民主党との約束を反故にしたどころか、全く逆方向に走り出した。

消費税増税分は、個人の社会保障費に使うどころか、以下の報道のように企業の法人税減税に1兆数千億円を使うという。輸出企業は、輸出分の8%の消費税分が還付される。つまり、輸出企業は消費税が上がれば上がるほど還付金が増える。それなのに、法人税を減税し、企業の利益を増やそうとしている。

企業に還付されるお金や減税分が、従業員に還付されればまだいいが、企業の内部留保は増え続けている。増税して企業はどんどん優遇するが、絞り取るところは個人の国民である。しかも年金等の社会保障は全く反故にされ、増税分が使われるという話は全くない。国民はアベノミクスという幻想に騙され、
TPP、消費税、憲法改正、特別秘密保護法、集団的自衛権と、今までの自民党政権の以上に、国民に犠牲を強いる政治を行おうとしている。国民はただ単に見ているだけか?いい加減に目を覚まさなければならない。

経済対策で法人減税1兆数千億円 政府、賃上げ促す税制拡充も
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092001002061.html
 政府は20日、来年4月の消費税増税に備えた経済対策の大枠を協議した。柱となる法人税減税の規模は、東日本大震災の復興財源である「復興特別法人税」の廃止前倒しを含めて1兆数千億円に上る見込みとなった。企業に賃上げを促す「所得拡大促進税制」も拡充する方針で、企業を優遇して景気悪化を防ぐ方針が鮮明になっている。
 安倍晋三首相は10月1日に消費税率を8%に引き上げると表明する見通し。5兆円を超える経済対策も同時に発表し、財政再建とデフレ脱却の両立を目指す姿勢を示す。
(共同)


http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK154] 「地球の裏側」派遣に言及 集団自衛権で副長官補  東京新聞
 安倍政権で安全保障・危機管理を担当する高見沢将林内閣官房副長官補が自民党会合で、集団的自衛権行使が容認された場合の自衛隊の活動範囲に関し「地球の裏側であれば日本に全く関係がないかというと、一概に言えない」と、日本周辺以外の遠隔地に派遣される可能性に言及していたことが20日明らかになった。

 政府は「米国と一緒に地球の裏側で自衛隊が行動を起こすということではない」(小野寺五典防衛相)と説明してきた経緯があり、議論を呼びそうだ。

 高見沢氏は19日の自民党安全保障関係合同部会で発言。「絶対に地球の裏側には行きませんという性格のものではない」とも述べた。
(共同)


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092001001439.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/128.html

   

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