9月6日 ロシアトゥデイより
http://rt.com/news/putin-g20-syria-meeting-511/
プーチン大統領は、化学兵器使用はアメリカの軍事介入へ誘導するためにシリア反政府軍が仕掛けた罠と指摘。サミット参加国の考えが50対50で拮抗しているとの見方を否定し、仮定の事実に基づいた結論を牽制。
アメリカの軍事介入を支持しているのは、トルコ、カナダ、サウジアラビア、フランスの4カ国のみ。
ロシア、中国、インド、インドネシア、アルゼンチン、ブラジル、南アフリカは、明らかに反対を表明している。
もし、軍事介入が開始されたら、シリア国民の為の人道支援を行うをするだろうとプーチン。
オバマとプーチンの会談は一見友好的に進められたようだが、両者の考えには埋めがたい距離がある。
オバマは大統領としての「目的の達成」と「アメリカの責任」が国連安保理という機能不全のシステムに妨害されてはならないと考えている。
一方、プーチンは、今回アメリカの単独行動で軍事介入が許されれば、大国は自国の裁量で好き勝手に軍事力が行使されることが許されることになり、小さい国は夜もおちおち眠れなくなり、北朝鮮の核開発を止めることはいよいよ難しくなると述べた。
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/661.html