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2013年9月03日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK153] 「無能、無用、有害」安倍政権は長続きするのか 政府とグルの大新聞に代わり分析する (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9722.html
2013/9/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


日本が初めて本格参加したTPPのブルネイ交渉会合。先週末まで各分野別の作業部会が続いたが、その結果、驚くべき実態が見えてきた。日本以外の各国は2年近くも交渉を続けてきているのに、ちっとも合意に向けた話し合いが進展していないのだ。

なぜかといえば、米国が身勝手で、ベラボーな要求を押し付けているからだ。それにマレーシアやベトナムなど、東南アジアの新興国が猛反発。「米国だけにおいしい思いはさせない」と鋭く対立しているのである。

これには仰天ではないか。先進国を気取りながら、米国にヘーコラしている日本とは大違いだ。
とりわけ、対立が激しいのは「知的財産権」「環境基準」「競争政策」の3分野だ。

知財権とは医薬品の特許・データ保護や、ディズニー映画などの著作権をめぐる権利である。保護期間を延長させたい米国に対し、新興国は猛反発している。ジェネリック(後発医薬品)に頼る新興国にとっては、医薬品のデータ保護延長は国民生活に直結する問題だからだ。

米国が厳格な国際規制を迫っている環境基準も、そこまで対応しきれない新興国は当然、ノーだ。競争政策とは、自由な競争を求める米国が新興国に国有企業優遇を「外せ」と迫っているものだが、こちらは「国有企業の定義」という入り口でモメているありさまだ。

「新興国の反発は当然ですよ。米国はTPPを通じて新興国を黙らせ、自国のクスリや映画をドンドン売りつけようとしているが、そんな簡単にいくわけがない。例えば、多民族国家のマレーシアは移民の華僑と先住民のマレー人との経済格差が大きい。その是正のため、マレー系企業を優遇する『ブミプトラ政策』を実施。歴代政権はマレー系企業を政治基盤にしてきた歴史がある。そこにTPPで米国が割って入り、マレー系企業を競争を阻害する国有企業と見なせば、反発を招くのは当たり前。米国が新興国の事情を無視して、自国のビジネスを優先させようとしても、交渉がまとまるわけがありません」(経済アナリスト・菊池英博氏)

◆アジアの新興国もあきれたシッポ振り

さすがの米国も押され気味で、全29章の条文案のうち空欄が300カ所近くあるという。新興国の想像以上の反発に、年内決着を急ぐ米国は焦りまくっている。そのため、今回の閣僚会合では「年内決着」を盛り込んだ共同声明を強引に採択し、来月にもワシントンで首席交渉官による会合を開くように仕向けた。

自国で交渉会合を開催すれば、議長ポストを握れる。新興国に四の五の言わせず、有利な議事進行ができる。そんな策略、腹積もりで、つくづく米国の身勝手、わがまま、横暴には呆れてしまうが、その尻馬に乗って、お先棒を担いでいるのが、誰あろう、日本の甘利TPP担当相なのである。

甘利はブルネイで「米国とアジアの橋渡し役を担いたい」とシャシャリ出て、日本政府主催の夕食会まで開いた。国際会議の場で、議長国以外の国がこうしたパーティーを開くのは異例中の異例だ。
しかも、その夕食会で甘利はこう言ってのけたのである。

「10月の(APEC)首脳会合までに確かな成果を出すのはわれわれの責務だ」

交渉には初参加のくせに、いきなり、米国にシッポを振って、年内決着を後押しとは、どういう神経なのか。米国と厳しくやりあっている新興国の交渉担当者たちは開いた口が塞がらなかったのではないか。前出の菊池英博氏はこう言った。

「米国流を押し付けられて困るのは日本も同じなんですよ。ジェネリックがなければ医療費が高騰し、社会保障がパンクする。政府が全株を保有する日本郵政だって、『国有企業』と見なされればピンチです。日本も新興国の気概を見習うべきなのに、米国に逆らわない。それどころか、米国との2国間交渉では日本郵政の全国2万カ所の販売網を差し出し、軽自動車の優遇策を見直すなど、何もかも米国に譲歩しまくっています。これでは新興国に『TPPは日本の富を米国に引き渡すためのデキレースなのか』と思われても仕方ありません」

いったい、日本は誰のための国なのか。世界が奇異の目で見ているのは間違いない。

◆米国のポチになることが日本の国益なのか

加えて、ヒドイのがTPP交渉を伝える大マスコミ報道だ。新興国の交渉姿勢を伝えながら、日本のやり方は批判しない。どうして「新興国のように米国にきちんとモノを言え!」と書かないのか。

大体、TPPの本質は、米国が自由貿易という名の米国流を押し付けて、自分だけいい思いをすることだ。大メディアだって、先刻承知だが、もちろん、そうしたことも一切、書かない。

「書かないどころか、日本のメディアは“バスに乗り遅れるな”と繰り返し、〈交渉参加が遅れれば、それだけ、国益を損なう〉と交渉参加をせっついてきたんです。すべては米国のためですよ。ところが、いざ参加したら、どうですか。2年近くも交渉しながら、何もまとまっていなかった。すると、メディアは〈今こそ日本の出番だ〉などと書いている。その出番とは〈米国と対立する新興国の調整役を買って出ろ〉と言うのです。日本のメディアにしてみれば、“米国の言いなりとなることこそが国益”なのでしょう」(元外交官の天木直人氏)

TPPでは、コメなど農産物の重要5項目の関税も到底、死守できる見込みはないが、メディアは政府に「話が違うじゃないか」とは書かない。重要5項目の死守は自民党の公約であり、TPP交渉参加の前提条件だったのに、今や、なし崩しだ。本来であれば、マスコミがぎゃんぎゃん騒ぎ、農家が怒り、政府も交渉離脱を決断すべきなのに、甘利は「年内決着」を他国に呼び掛け、大メディアは「調整役をすべし」などと書く。政府とメディアがグルになって、国民をだましているのだから、どうにもならない。

◆シリア攻撃に同調すれば孤立する

今や、完全に米国のポチである安倍は、シリア情勢でもシッポを目いっぱい振っている。わざわざ外遊先のカタールで会見を開き、「シリアで化学兵器が使用された可能性が極めて高いと考えている」と表明したのがいい例だ。

中東情勢について安倍に独自の情報網があるわけがない。つまり、シリアの内情なんて分かりっこない。それなのに、なぜ、シリアの化学兵器使用が「極めて高い」と言えるのか。

もちろん、米国情報だろうし、それを一方的に信じて、いち早く、“事実上の支持”を打ち出すことで、オバマ政権のご機嫌を取っただけだ。

石破幹事長など、「(米国が攻撃に踏み切れば)時を置かずに支持することが必要だ」なんて言っている。

世界中がシリアへの軍事介入には疑問を投げかけているのに、この段階で言うセリフなのか。まともな神経とは思えない。

安倍はこうやって、米国に媚(こ)びへつらえば、政権は長続きすると思っているのかもしれないが、ポチ政権が長続きしたところで、日本国民には何ひとつ、いいことはない。こんな政権は国民の方が願い下げだ。

「TPPにしろ、シリア攻撃にしろ、安倍政権が米国に追従し続けるのは危険な賭けです。イラク戦争以降、『世界の警察』としての米国の威信はガタ落ちし、今回のシリア攻撃がトドメとなりかねません。いずれ国際的な孤立を招き、国力も衰退していく。そんな落ち目の国によろこんでシッポを振っているのは日本だけ。米国と一緒に世界から孤立し、アジア諸国からも軽蔑されるでしょう。となると、日本には米国の属国となるより生き残る道はありませんが、米国が未来永劫、日本を守ってくれる保証すらない。TPPで日本の富を搾り取って利用価値がなくなれば、米国はドライに切り捨てることになります」(天木直人氏=前出)

それなのに、米国の手先、代弁者を続ける安倍政権は無能、無用というより有害だ。そんな政権とグルになっている大マスコミも同罪だ。こんな連中がのさばっている限り、いい思いをするのは日本国民ではなく、米国と一部のグローバル企業だけということになる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 「普天間飛行場での勤務経験者約30名に取材をして緊急時の危険な校庭着陸を浮かび上がらせた:伊波 洋一氏」() 
「普天間飛行場での勤務経験者約30名に取材をして緊急時の危険な校庭着陸を浮かび上がらせた:伊波 洋一氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/11935.html
2013/9/3 晴耕雨読


https://twitter.com/ihayoichi

米特約記者発。

普天間飛行場でオスプレイ等の緊急着陸に周辺の学校校庭を想定していることが複数パイロット経験者の取材で明らかになった。

危険だ。

2004年は校庭でなく沖国大本館に墜落炎上した。

緊急着陸は児童生徒のいる学校を避けさせるべきだ。 http://t.co/zpIlQ1Ouwx

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http://sun.ap.teacup.com/souun/img/1378129417.jpg

普天間飛行場での勤務経験者約30名に取材をして緊急時の危険な校庭着陸を浮かび上がらせた。

ネバダ州の事故現場は砂漠地帯で住民の命や生活に直結するものでないが、普天間は人口密集地で最も危険なクリアゾーン内に小学校と多くの住居がある。http://t.co/2rOrhturQA

普天間飛行場で緊急着陸地として周辺の学校校庭が想定されていることに教育関係者は驚きと怒りを声を上げた。

宜野湾市の玉城勝秀教育長は「事実ならとんでもない。(学校を)着陸地点として検討することすら許されない」と語気を強めた。 http://t.co/OlSxsvIe2Y

ワシントン特派員記事。

米軍はオスプレイ着陸失敗事故の矮小化に躍起になっている。

「機体の一部が焦げた」とした6月ノースカロライナ州の事故は最も重大な「クラスA」だった。

今回もハードランディングとしたが大破・炎上し「クラスA」だった。 http://t.co/pjeNrijha7

ネバダ州のオスプレイ着陸失敗事故が報じられる中、故障した1機を岩国に置いたまま、8月30日普天間飛行場でオスプレイ部隊編成式典が行われた。

いよいよ沖縄で危険なオスプレイの本格運用が始まる。

各地で住民被害や事故発生が懸念される。 http://t.co/oCtbT4zfHY

日本の空はどうなっているのだろう。

韓国から沖縄に訓練に飛来したUH60ブラックホーク6機は沖縄飛行途中、管制塔への連絡なしに徳之島空港に緊急着陸していた。

給油時間外だったので野営したという。

米軍機にとって日本は出入り自由なのか。 http://t.co/Xm5rcZOumQ
クリックすると元のサイズで表示します
http://sun.ap.teacup.com/souun/img/1378129453.jpg


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 運動を壊すベクトル (反戦な家づくり) 
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1294.html
2013-09-02 反戦な家づくり


参院選の大敗から1ヶ月以上が過ぎ、そろそろネジの巻き直しかなと思うこの頃になって、どうも不穏なニュースばかりが耳に届く。

不穏というのは、原発や被曝やTPPや集団的自衛権や増税や、そうした事どもももちろんのことながら、それに立ち向かってきた仲間ウチでのいざこざである。

詳細はここでは書きたくない。未確認情報でもある。
しかし、負けがかさむと仲間割れが頻発するというのは、どうも本当のことらしい。

いったい、何が運動を壊すベクトルなのか。少し考えておきたい。

たぶん、運動を壊すベクトル、方向性は3つあるように思う。

■■
ひとつは弾圧、ネガキャンなどの、直接的な敵からの攻撃だ。
日本の場合、汚職かハレンチ罪での冤罪デッチアゲか、その手前のマスメディアを使ったネガキャンということになる。

最近で言うならば、小沢一郎さんへの陸山会事件であり、植草一秀さんへの痴漢デッチアゲである。
こうした、謀略やデッチアゲは、権力を持つものが抵抗するものを潰すためには、必ず使う常套手段だ。
あたかも料理人が包丁を使うように,当たり前のようにして権力者はこうした手段を使う。

もちろん、これは相当の影響力をもつ人に対してことであり、ちょっと運動や選挙にかかわったからと言って、誰彼なく捕まるわけではない。
逆に言うと、全然弾圧されない運動というのは、敵にとってまだまだ痛くない、影響がない運動だとも言える。

痛くない というのは、ツッコミどころが間違っていて、どんなに激しく突いても痛くない、と言うケースと、方向は急所を突いているけれどもあまりにも運動の範囲が小さい というケースがある。
たえず、それを自己点検しながら進んでいく必要はある。

弾圧は成功の証でもあり、政権の生命線である政策に真っ向から反対し、それをひっくり返す可能性が出てくれば、無傷で済むわけはない。
そして、実はそうした弾圧そのものでは、運動を潰しきることはできない。

小沢一郎という個人の知名度と能力に完全に依って立つ、いわゆる小沢グループとその支持層は、陸山会事件によって確かに大きなダメージを受けた。総選挙と参院選の大敗も、もちろんその影響は大きい。
しかし、あれだけの大キャンペンにもかかわらず、そして、これだけの大敗にもかかわらず、それでも小沢を立てて国民の生活を第一を実現しよう という数十人の政治家と、94万人の国民がしっかりと残っている。

植草一秀さんに対する仕打ちは、ある意味陸山会事件よりもさらに過酷だった。
それでも、本人の心が折れなければ、弾圧で潰すことはできないということを、植草さんは身をもって示した。
竹中平蔵は、これで二度と人前には出てこれないだろうとウハウハ喜んでいたに違いないが、植草さんはドン底から這い上がってきた。
そして、今や国民運動を牽引していくくらいの覚悟と影響力をもって復活を果たしている。

両方のケースとも、1億2000万人に対するマスの印象としては、弾圧による効果はあり、マイナスイメージはぬぐえない。
しかし、これから運動にかかわっていこう、黙っていられないという数万人、数十万人に対する影響力は、弾圧前よりもはるかに強いものになっている。

弾圧は不可避だが、それに折れず、一歩下がってもより層の厚い、覚悟の強い運動になって再起する。
それを何回も繰り返すことしかない。
行っては返す波のような運動でしか、権力をもつものへの抵抗はかなわない。

■■
そうした弾圧という方法に比べて、むしろ運動へのマイナスが大きいのが、主導権争いだ。

古今東西、ある程度の大きさの組織になると、かならず主導権争いが起きる。
それは、トップの座を争う場合もあるし、絶対的なトップがいる場合はその側近の座を争う場合もある。

まったく、不思議と言えば不思議だが、人間が感情の動物である以上、ねたみや恨みや思い込みなど、他人から見ればどうでもいいことで、大事な運動が機能停止したり分裂したりする。

尊敬する相手だからこそ、認めてもらえないと逆恨みしたり、ちょっとした行為を悪意にとってしまったり、そうした感情に囚われると、国民の生活が第一のハズが自分の感情が第一になってしまう。
これは人間の性(さが)と言ってもいいかもしれない。

運動のやり方も、人によって得意技やセンスや気質があるから、色々あって良いはず。
なのだが、どうしても「俺のやり方が一番だ」てなことになる。自分で一番だと思っている分には害はないが、ついついそれを口に出す、さらには他のメンバーやグループの批判めいたことを言う。
ここまで行くと、もうおきまりのコースである。

いったい、何が一番大事なのか、運動の広がりが大事なのか、自分のグループが大きくなることが大事なのか、理屈で考えれば誰でも分かることが、カットなると見えなくなってしまう。
これ自体で運動が潰れるわけではないが、こういう様を見て嫌気が差して多くの人が運動から離れていく。

ひとつ記憶に留めておきたいのは、こうした感情のもつれは、単純に個人的な理由もあるけれど、意図的に仕組まれることもあるということだ。
運動が大きくなれば、当然ながらスパイ的な人物も入ってくる。(当然です。当然と思わなくては)
そういう人物が、意図的に、事実を微妙にねじ曲げて伝えたりして、感情のもつれを作り出す場合があると言うこと。

ムカッときたときは、あれ、ひょっとして俺は乗せられてるのかな。。。 と思い返してみることを忘れないでいただきたい。
そして、当事者どうしてきちんと話し合うこと。人を介しての噂や、ネットでのやりとりではなく、顔を合わせて話し合えば、溶ける誤解もある。

■■
以上の、弾圧や主導権争いよりも、一番やっかいなのは、正義の味方である。

つまり、何が正義か での争いはもっとも手のつけようがない。

これも詳細は省くけれども、ほとんど同じ主張をしている政党やグループや市民団体が、特に個人的な因縁がなくても、なぜかまとまることができない。
これは、彼ら彼女らが考える「正義」が微妙に違うからだ。

逆の言い方をすれば、妥協の仕方が分からない、妥協という技術をまったく持ち合わせていたい ということでもある。

日本人は、幕末から自由民権までの民衆運動をたたきつぶされ、帝国憲法と帝国議会を定められてから120年間、政治とは無縁に生きてきた。
いや、生きさせられてきた。

あの戦争があっても「国体」は生き残り、原発が爆発しても原子力村はピンピンしている。
この異常な国の基盤、簡単に言えば国民の洗脳は、120年前から始まっていると私は思っている。

なぜならば、江戸時代の農民はもっと自立していた。
約束を破る代官にたいしては、一揆をおこして命がけで約束を守らせた。
そうした自立した精神を叩き折ったのが120年前の明治政府であり、以降一貫して国民を「何も考えなくても生きていける」生き物として育成してきた。

もちろん例外はあって、その例外の人々がまず抗議の声を上げるわけだが、なにぶんにもまったく政治的に訓練されていない。
正義を主張することはできても、政治、つまり実行する手段にまで載せる訓練は、日本人は有史以来まったくやったことがない。

だから、99%同じ主張でも、1%がクッキリ違うと、アレでは駄目だコレでは駄目だという話になり、昂じると感情のもつれにまでなってしまう。

主張と政治は次元が違う。
主張を具体化するのが政治なのであり、そこには技術や長期中期の戦略があるのだが、それを理解することなく、間の前の違いで あいつは寝返ったとまで言われたりする。

これは、政治を訓練するしかない。
なにせ、有史以来一度もやったことがなくて、最近の120年間はことさら意図的にそういう世界から遠ざけられてきた民が、始めてとり組むのだから困難は仕方がない。

もうどうにもこうにも、四の五の言ってられないという危機感しか、この訓練を促進するエネルギーはないだろう。
だから、その現実性はともかくも、5月27日に山本太郎さんが各党を集めて「統一比例名簿」を持ちかけたことは、大きな歴史的な意味をもっていると思う。
こうした努力を、一歩一歩重ね、各党、各グループ、各人が、どうしたらまとまれるのか。どうしたら力になるのか。どうしたら危機を脱することができるのか。真剣に考えてみることだ。

 → 山本太郎さんが提案した統一名簿を巡る各党の議論は今後を考える上で貴重な資料

少数で反対を唱えていれば、ある程度妥協してくれた時代は、今はもう過去の思い出だ。
特に、敵の本丸を崩すには、数がなければ絶対に実現はできない。

アッチが悪い、コッチが悪い ではなく、まず自ら胸襟を開き、きちんと妥協する方法をあみ出すこと。
この訓練を積むしか、絶対に道は無い。


■■
関西では、いわゆる小沢支援者グループどうしは仲良くやっている。
昨日、3.3女子会の主催で中村てつじさんの講演会があり、6団体が協賛と言うことで、多くの方が集まり、政治を市民の手に!プロジェクトもひと言挨拶をさせてもらった。

現在の安倍政権の、とんでもない暴走のスピードを見ていると、とにかく アベヲトメロ だけでも一致して集まることが必要だ。
そのためには小沢グループだけでなく、さらに、社民党、みどりの党や、瓦礫や原発の市民運動グループ、もっと言えば民主党や自民党のなかで内心忸怩たる思いでいる地方議員など、幅広く、ケースバイケースで連携していく必要がある。

そんな「いい加減」な場をつくれたらいいなと思い、そういう広汎な集まりに相応しい講師を捜している。
どなたか、言い方がおられたら、ぜひ教えていただきたい。
もし、具体的につてがあるのならば言うことなし、そうでなくても、この方はどうか という方がいれば教えて下さい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 五輪大名旅行税金浪費!不正選挙、震災復興、放射能汚染。全て放置! (ハイヒール女の痛快日記) 
五輪大名旅行税金浪費!不正選挙、震災復興、放射能汚染。全て放置!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1245.html
2013.09/03 ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
スーパーブランドのハイヒールを税金で買って?!


2020年五輪の開催地を決定するIOC総会に、都議会議員団が大挙して行くことが分かった。費用は総額2,000万〜3,000万円という。マジっすか?

一体どんだけ税金を浪費すれば気が済むのかしら?

総会が開かれるアルゼンチンのブエノスアイレスに行くのは、都議合計15人。自民8、公明3、民主2、みんな1、都議会みんな1人だという。この都議団の旅費が1人200万円近いという。

しかも、都議団は正規招致団メンバーではないため会場外で見るのだ。

はあっ、でしょ。出鱈目の八とはこのことだ。呆れて絶句!1分間も呼吸が止まってしまった。都議の観光旅行のために血税を使うなんて許されないでしょ。猪瀬はこの都議の名前を全員公開しなよ!

っていうか、落選したくなければ都議自らが自分の名前を明かしなさい。

税金を使って行くのなら都民に報告する義務もあるし、本当に招致活動ならそれくらいできるでしょ。本当は自分たちも招致活動に名を借りた観光旅行だから後ろめたいのでしょっ?

もう嫌っていうほど書いてきたが、政治家の資質はゼロだし、それを監視する役目のマスコミも、更には国民のレベルも低下の一途を辿っている。

完璧に倫理崩壊!この国は呆れるほどモラルハザードを起こしている。

先日、珍しくNHKが前回の参院高松選挙区で自民党の衛藤議員の投票がゼロ票と報道。後援会の人間が間違いなく投票したと言い、本人もあり得ないとコメントをしていた。

遂にNHKも正義感に目覚めたのかと思ったがとんでもなかった。開票作業をやり直しをしても選挙結果に変わりはなく、開票作業にかかる税金費用の負担か?選挙の信頼性を取るのか?

その見極めが大事だという茶番劇のエンドだった。

民主主義の公平性を自らがぶち壊す報道をするのだから最悪の放送局だ。視聴料など一切払う必要はない!どんなに費用が掛かろうと開票作業をやり直すのが普通でしょ。

もし、再開票したらすべての候補者の数字がインチキだということもある。要は不正選挙が一般国民にクローズアップされる前に、ガス抜きのために報道した可能性も十分あるのよね。NHKならやりかねない!

不正選挙全て放置!震災復興全て放置!放射能だだ漏れ全て放置!

シリアのサリンガスと天文学的な数値の放射能はどっちが危険かしら?最早、日本は狂った国としか思えない。何れにせよ、五輪招致に名を借りた大名旅行は絶対に許すまじ!


関連記事
一人200万円の“豪華旅行” 東京都議が大挙してIOC総会へ (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/370.html

騙されるな!NHK不正開票疑惑報道の本質〜「再開票不可」の意思表明と誤誘導 (先住民族末裔の反乱) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/350.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 安倍晋三と米議会外交委員
安倍が米議会外交委員を次々と官邸に連れ込み危険な雄叫びをあげる。それが中国とロシア及びアセアンをますます親密化させる。安部・米議会外交委員・イスラエル・サウジ皇太子が世界の危険人物。


1.ロシアは軍事作戦で米国に一歩も引かず

◆時事「米空母、紅海へ=対シリア作戦支援」空母ニミッツとミサイル駆逐艦4隻
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013090200300
◆時事「シリア沖に偵察艦派遣=ロシア」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013090200667

シリア首都はロシア製早期警戒システムで強固。更にシリアの地中海岸にロシア海軍基地。
プーチンは大型ミサイル巡洋艦と対潜巡洋艦を増派し地中海の米空母部隊を挟み撃ち。
するとオバマは紅海側に空母部隊を増派。
プーチンは地中海のロシア海軍基地に偵察艦を派遣。


2.ロシアの後ろに中国が控える、両国はG20で米国を責める

◆時事「ロシアと協調、米国けん制へ=中国主席、3日から外遊」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013090200684
◆時事「中国主席と5日会談=米大統領と接触も−プーチン氏」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013090200742

ロシアと中国はシリアへの軍事介入に一貫して反対。国連安保理で対シリア決議案採決に当たり、ロシアとともにたびたび拒否権を行使した。9月5〜6日にサンクトペテルブルクで開かれるG20首脳会議で両国はシリアへの米国軍事介入を議題にし、オバマを非難する予定。

◆シリア攻撃問題で人民日報が米国政府を激しい言葉で非難
人民日報「米国よ、戦争によって国際ルールを守るだと?」
http://j.people.com.cn/94474/8386513.html

「米国など一部西側国は「化学兵器」問題の解決を真に望んでいるのではなく、自国の思惑で反体制派を支援し、シリアの政権交代を促し、自国に有利な国際ルールと国際秩序を確立することを急いでいるのである」http://j.people.com.cn/94474/8382234.html


3.安倍晋三の話し相手は世界でも米議会外交委員だけ

◆安倍晋三が三人目の米議会外交委員を連れ込んだ。いずれも安倍晋三のことを何も知らずに首相官邸に連れ込まれ、安倍にベンチャラを言って立ち去る。
時事「日米同盟が平和を保障=安倍首相」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013090200648

安倍晋三がまた米国議会の右翼議員を連れ込んだ。これで三人目。今度は米共和党ローラバッカー下院外交委員会小委員長。『中国は世界の安全保障の脅威になっており、安倍首相と米国はこれに立ち向かい、抑え込んでいかないといけない』と言わせて悦に入っている阿呆。

◆その前は、マケインを連れ込んで、彼に言わせた台詞に世界中の、特に米国籍華僑の怒りが収まらない。『マケインよ、謝罪せよ』
環球時報「网络民意强烈要求麦凯恩必须对其钓鱼岛言论道歉」
http://world.huanqiu.com/regions/2013-09/4309194.html0

8/15メネンデス(上院)、8/21マケイン(上院)、9/2ローラバッカー(下院)と三人の米国議会外交委員会委員を立て続けに首相官邸に連れ込んだ安倍晋三。米国議会の外交委員会は超保守派と軍人上がりの巣窟で、世界で安倍晋三の味方はここしかない。

しかし、マケインが安倍にリップサービスをし、翌々日に北京に乗り込んだ時は子猫の状態。東京発言とは正反対の発言というか、ほとんど何も言えなかった。つまり、三人の米国議会外交委員会委員は安倍晋三を何も知らないで来日している。

現在のシリア問題も同根であるが、米国議会もオバマを陥れて点数稼ぎしようと露骨で、安倍晋三同様に民主主義の敵で危険な連中である。かえって米軍上層部がリベラルで常識的で、統合参謀総長や太平洋司令長官などは、極右政治屋どもの命令に閉口している。


4.安倍政権無視して、アセアンと中国は包括的経済連携(RCEP)へ

安倍政権のアジア経済援助は政商だけが富み栄え、ストリートチルドレンを増加させる。カネで頬を叩きながら軍事同盟を囁きかける。その同盟は中国とのソフト&ハード戦争のお誘いだから、どの国も適当にお茶を濁す。

阿呆なアキノを除いてベトナムすら包括的経済連携(RCEP)に乗り気だ。海洋の自由航行問題とは米軍と自衛艦が無通告・潜航して自由通行したいだけで、もともと民間船に何の不自由も無かった。島の領有問題は、共同漁業パトロールと共同資源探査で解決する。

◆新華社「北京で中国ASEAN特別外相会議開く 7項目で合意」
http://jp.xinhuanet.com/2013-09/02/c_132683411.htm
@第16回中国ASEAN首脳会議を成功させる
A政府と民間交流を一段と強化
B包括的経済連携(RCEP)交渉を共同推進
Cインフラ相互接続建設
D中国ASEAN海上協力基金の重層化
E地域安全保障構築
F発展途上国の権益を共同で守る

ところで、中国国籍以外の華僑人口はアジアだけでも1億人に近い。米国、カナダ、EUの華人を合わせると1億2千万ともいわれる。

日本人と同数の華人が中国本土から外国に帰化していることになる。タイとシンガポールの首脳は華人である。ベトナムも古くからの華人の一部族と言われる。インドシナ半島全域、インドネシア、フィリピンの経済実権を握るのも華僑、華人である。それを無視してアジア政治は語れない。

中国華人が千年もモンゴル族に統治され続けた原因の一つに村落自給自足体制と村落間分業で強い独立力を維持したことがある。それは江戸幕府の藩分割統治に似ていて、両者ともにアジアの風土に根差した独特の伝統文化。両国ともに、最高権力が底辺の民衆を直接統治することは無かった。

日本人は台湾と朝鮮半島を併合し、中国東北地方に満州帝国という傀儡政権を作り、さらに内蒙古に阿片を求めて侵略し、それを軍事財源に中国全土の占領を企てた。その侵略性は中国に帰化する日本人がほとんど皆無であったことで、全員帰化した華人と全く異なる。

それは日本人が“侵略”し、華人は“進出”したという違い。華人の進出に中国軍が先払いや後押しすることはなかった。代わりに華人は個々人が強くなった。

そんな個人意志の表明度合の違いをもって、日本人は中国人を毛嫌いし軽蔑するに至った。これは血縁関係者が遺産相続を巡って血の争いを繰り拡げるに似ている。国家戦争廃絶や平和や繁栄という人類の願いに照らして、どちらがより正当であるか、日本人は考える瀬戸際にきている。

日本のODAや経団連による東南アジア経済援助は貧富の差を極端に拡大するばかりで、権力者とその親族・仲間が肥え太る。中国の経済協力は数千万人の華僑経済力を動員できるから緻密で無駄が少なく、インフラを共に建設し、中国と接続し、司法まで連携している。

(関連)
【マケイン狂言の背景】http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130825/1377423487

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK153] ナマポ受給者はええなあ(ネットゲリラ) 生活保護費受給しパチンコの女、懲役3年求刑
中学からグレてシングルマザー・・・

パチンコ、競馬でナマポ三昧の廃人たち・・・

ブサヨから「健康で文化的な生活を送る権利がある」(キリッ)との意見が出てきそうだが、左翼、朝鮮人や部落にとっては、生活保護は既得権益。

病院ビジネス、貧困ビジネスなど飯の種にもなる。

それにしても、裁判で明らかになる「受給者」の酷い実態。

「やはり、生活保護は寮みたいの作って、そこに集中管理させるしかない」のか? 

安易な生活保護ではなく、働ける仕組み作り=政策が大事だろう。

政治家にはそのあたりのことを考えて欲しい。
 


ネットゲリラから
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/09/post-3486.html


毎日8時間、一人前に働いて得られる給料より多い現金を、何もせずに得られるなら、世の中、働こうという人がいなくなる。今の生活保護はソレ。なので、敷居を高くして、なかなか受給させないように追い返すんだが、そういう事をすると、高い敷居を乗り越えてでも貰いたいという悪人ばかりが受給するようになる。来日のビザと同じ。いくらハードルを高くしても、ではない、ハードルが高ければ高いほど、悪人だけが残る。ハードルは高いほうが潜りやすいw 人間、ゼニカネが絡めば、どんな高いハードルでもくぐり抜ける。やはり、生活保護は寮みたいの作って、そこに集中管理させるしかない。


【悲報】生活保護費受給しパチンコの女、懲役3年求刑

1 エメラルドフロウジョン(dion軍). 2013/09/01(日) 18:11:24.76 ID:V9Ps9f/h0
生活保護費を不正に受給したなどとして、詐欺罪に問われた山形市小白川町、無職沼沢被告(38)の初公判が28日、山形地裁(大川隆男裁判官)であった。

 検察側は懲役3年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求め、即日結審した。判決は来月4日。

 検察側は論告で「親戚らからの仕送りがありながら、保護費の減額を恐れて申告せず、パチンコなどに使用した」と指摘。「申請者の申告に委ねられている生活保護制度の根幹を揺るがす行為で、責任は重い」と主張した。

 起訴状では、沼沢被告は2010年9月、親族らの資金援助があるにもかかわらず、収入を隠して市に生活保護を申請。同11月〜12年8月、現金計約427万円の交付を受けた。10年10月〜12年8月には、医療扶助名目で計約132万円分の診察なども受けたとされる。

3 ハイキック(神奈川県). 2013/09/01(日) 18:13:43.38 ID:qHyrsiuh0
お刺身食べたいなァ

5 ニールキック(dion軍). 2013/09/01(日) 18:14:05.79 ID:XflyKROx0
クズだな

6 ファイヤーバードスプラッシュ(福岡県) 2013/09/01(日) 18:14:38.46 ID:X0WZ/rMT0
まあ、実刑はないだろう。

7 中年'sリフト(東京都). 2013/09/01(日) 18:15:36.69 ID:7xgHKPcu0
摘発されるなんてどんだけ派手にパチンコやってたんだよ。
・・・・

<参考リンク>

■公務員の在日が生活保護担当を熱烈にやりたいらしい(nagare-kai) 中共・北朝鮮のスパイ『崔勝久』を掘ってみる!
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/607.html


■<生活保護>集団提訴へ…1000人規模「減額不当」(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/185.html


■<有権者発>生活保護抑制案 各党は?  東京新聞
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/185.html


■生活保護 「基準下げは憲法違反」 - 日本共産党中央委員会
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-08-02/2013080201_03_1.html

2013年8月2日 - 生活保護制度の発足以来、最大の基準引き下げが強行されたことに対して「憲法違反 だ」と抗議する宣伝や集会が、全国各地で取り組まれています。


■生活保護ビジネス - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9

生活保護ビジネス(せいかつほごビジネス)とは、公園等で集めたホームレスを「無料 低額宿泊所」に住まわせ、食事などの最低限の便益を与える代償に、入所者に支給され た生活保護の大半を搾取するビジネス。近畿地方では囲い屋とも俗称される。

※社会保障 厚生労働政策 社会問題 犯罪



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK153] <GDP>上方修正も…3四半期ぶり設備投資プラスで(毎日新聞):公共投資で無理矢理上向けただけ
 増税原理主義者が必死だな。

>6月の公共投資は前年同月比で19.3%増

 公共投資で無理矢理上向けただけ。
 ひど過ぎる。

 コアコアCPIが安定的にプラス2%を超えるまでは
 まだまだデフレ状態である。

 デフレ下で増税しても税収は増えない。

 増税原理主義者たちから安倍さんを救い出そう。


上念司 消費税増税したらアベノミクスは失敗する!
http://www.youtube.com/watch?v=AR88uXSYEhE


**********************

<GDP>上方修正も…3四半期ぶり設備投資プラスで(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130902-00000078-mai-bus_all

財務省が2日発表した4〜6月期の法人企業統計で、金融・保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比0.02%増と3四半期ぶりにプラスに転じた。これを受けて民間シンクタンク各社は、9日に発表される4〜6月期実質国内総生産(GDP)の改定値を年率3.0〜4.3%増と予測。速報値(年率2.6%)から大幅に上方修正されるとの見方が大勢を占めた。

 GDP統計は、速報段階では設備投資、民間在庫、公共投資などの項目が推計値で算出されており、その後発表される法人企業統計や建設総合統計などを基に改定値が発表されている。

 国土交通省が8月16日発表した建設総合統計では、6月の公共投資は前年同月比で19.3%増となり、2012年度補正予算と13年度予算の緊急経済対策の効果で大幅な伸びとなった。法人企業統計では製造途中の製品の在庫が大幅に増え、景気回復を見越した増産を裏付けた。

 民間シンクタンク各社は、設備投資が速報時の前期比0.1%減からプラスに転じ、民間在庫の寄与度は速報値(0.3%減)からマイナス幅が縮小するとの見方で一致。公共投資も速報値(同1.8%増)から2.0〜3.4%増に上方修正されると予測した。

 ただ、設備投資の持続力への見解は一様ではない。4〜6月期GDPの予測値を年率4.3%に上方改定した野村証券の岡崎康平エコノミストは「アベノミクスによる円安・株高効果がようやく設備投資に出てきた」と解説。BNPパリバ証券の白石洋シニアエコノミストは「製造業は設備投資に慎重姿勢を崩していない。新興国市場の減速がかなり響いており、外需の持続的な伸びは期待しにくい」と述べ、一時的な活況に終わる可能性に言及した。

 今後の先行きについて、第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは「7〜9月期以降は、中国経済の減速で輸出が減少したり株価下落で消費マインドが冷え込んだりするリスクがあり、注視する必要がある」と指摘した。

 今後焦点となる来年4月からの消費増税の是非についても、SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは「7〜9月期の国内景気も引き続き堅調に推移する。市場は消費税増税の環境が整っているとの評価が大勢になるだろう」と分析。一方、消費増税に関する政府の「集中点検会合」で増税延期を主張した三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士主任研究員は「設備投資が改善されることは予想済みで、GDPの上方修正は確実。問題は景気の良しあしではなく、日銀が2%のインフレ率を達成するのに増税が障害になることだ」と述べ、増税先送りの主張に変わりがないと強調した。【丸山進、田口雅士】

 ◇キーワード 法人企業統計

 財務省が、国内の企業活動の実態を把握するために実施する調査。年1回の「年次別調査」と、資本金1000万円以上の企業約100万社を対象に年4回行う「四半期別調査」がある。年次調査では確定決算の内容を尋ね、四半期調査では売上高や設備投資額、減価償却費、損益など8項目を尋ねる。全国の財務局や財務事務所を通じて調査票を配り、オンラインか郵送で回答する。

 4〜6月期の回答率は72.1%。四半期調査は四半期国内総生産(GDP)速報発表の翌月に公表されるため、GDP改定の際には設備投資や民間在庫の数値を修正するために使われる。年次調査は毎年9月に公表される。2008年度調査から、金融・保険業が調査対象に加わった。

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 「お祭り首相」と「お祭り都知事」は踊り呆け、カナダや米国などは放射能汚染水による損害賠償請求の構え (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1c5b66ecdbec98018a2f091184d1b4b0
2013年09月03日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆東京電力福島第一原発の沿岸から海中に漏れ続けている放射能汚染水が太平洋の海流に乗って、2014年夏から秋には、遠くカナダや米国、メキシコの西岸に大量にたどり着くと見られている。

問題は、カナダや米国、メキシコの西岸に流れ着く放射能汚染水の量が大量でしかも、放射能濃度が極めて高いとなれば、漁業被害が、金額にすると莫大なものになると予測され、そのときは、カナダや米国、メキシコの漁業関係者のみならず、各国政府が黙っていない。放射能汚染水による損害賠償請求の構えだという。文字通り、国際的な大問題になるので、安倍晋三首相はいまから、覚悟を決めておく必要がある。

◆2011年3月11日に起きた東日本大地震、大津波、福島第一原発大事故の直後から、放射能汚染水が海中に漏れ始めていたと言われてきた。現場の作業員たちが、外部に情報を漏らし続けていたのである。

だが、東京電力や政府は、この重大事実を「極秘扱い」にして、ひた隠しにしてきた。ところが、放射能汚染水貯蔵タンクからの漏れ、海中への流出の事実をついに隠しきれなくなってしまった。丸で「頭隠して、尻隠さず」の失態ぶりである。

◆「お祭り首相」と「お祭り都知事」が、「2020年東京五輪招致」に踊り呆けている最中、「東京電力福島第一原発の4カ所のタンク付近から高い放射線量が検出された問題で、東電は1日、このうち1カ所で新たな汚染水漏れを確認したと発表した」と朝日新聞DIGITALが9月2日午前5時31分、配信した。

 この事態に大慌てしたのか、政府・与党は9月2日昼の連絡会議で、東京電力福島第1原発の汚染水問題について、「3日に政府の原子力災害対策本部の会合を開き、総合的な対策をパッケージとして示す」「関係閣僚会議を設置する」という考えを示した。席上、安倍晋三首相は「東電任せにせず、国が前面に出て必要な対策を実行する。基本方針を取りまとめる」と強調したという。いかにも危機意識に欠け、泥縄的である。

◆安倍晋三首相は、これまで政権維持にとって、何かと都合の悪いことを隠してきた。その代表例が、福島第1原発大事故被害の実態であった。全国の原発の再稼働を最優先するあまり、「安全管理」については、疎かにしてきた。その結果が、このザマである。TPP参加については、交渉の大半がすでに決まっていて、日本の農協、農家が守ろうとしている「聖域」を死守できなくなっているにもかかわらず、本当のことを「極秘」として隠し続けている。

 最低としか思えないのは、「2020年東京五輪招致」にマイナスと恐れることを、何が何でも隠し続けてきたことだ。その結果、日本国民ばかりでなく、カナダや米国、メキシコの人々の健康を少しも配慮してこなかった。これは、実に「犯罪的」である。

国際オリンピック委員会(IOC)に向けて「東京の放射能汚染は、心配しなくてもよい」「放射能汚染水対策は、万全を期している」などとアピールしてきた発言内容は、全部ウソであった。その証拠に、この期に及んで、安倍晋三首相は、やっと「東電任せにせず、国が前面に出て必要な対策を実行する。基本方針を取りまとめる」と強調している。つまり、長い夏休みを取り、「ゴルフ三昧」に明け暮れて、貴重な時間を浪費していた。この間抜けな姿は、IOC委員の多くがいまや、百も承知している。

【参考引用】朝日新聞DIGITALが9月2日午前5時31分、「配管からも汚染水漏出 福島第一、タンク見回りを増員」という見出しをつけて、以下のように配信した。

「【小池竜太】東京電力福島第一原発の4カ所のタンク付近から高い放射線量が検出された問題で、東電は1日、このうち1カ所で新たな汚染水漏れを確認したと発表した。タンク間をつなぐ配管の継ぎ目からで、タンク本体だけでなく、配管にも危険が潜む現状が浮き彫りになった。東電は2日以降、見回りの作業員をこれまでの10人程度から60人まで大幅に増やす。漏れが見つかったのは、先月19日に約300トンの汚染水漏れが分かったタンクがある『H4』と呼ばれる区画から、南西に約100メートル離れた『H5』区画。31日に見回り中の作業員が継ぎ目部分の外側の保温材を押したところ、水滴が落ち、床面を測ると毎時約230ミリシーベルトを検出。保温材を外したところ、配管とタンクをつなぐ継ぎ目部分から約90秒に1滴の割合で漏れているのを見つけた。継ぎ目のボルトを締めると漏れは止まったという。また、31日に表面で毎時1800ミリシーベルトが検出された『H3』区画のタンクを1日にあらためて調べたところ同1100ミリシーベルトだった一方、同じタンクの反対側で同1700ミリシーベルトを検出した。ただ、主に透過力が弱いベータ線で、防護すれば遮蔽(しゃへい)できる。東電は今後、このタンクの汚染水を別のタンクに移す方針」


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 戦後政治と外交の大きな汚点・「村山談話」 (日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3174581/
2013/09/03 05:42 

 村山談話ほど戦後政治と日本外交を貶めたものとして他に類例がないほど酷いものだ。決して冷静な「歴史認識」でもなければ、心から日韓関係改善を願った「謝罪」でもない。

 歴史認識とは当時の国際的な常識に照らしたものでなければならない。16世紀にスペインによって破壊・消滅させられたインカ帝国に関して、スペインはインカの末裔に対して「謝罪」や「歴史認識」を一度として表明し賠償を行っただろうか。

 19世紀まで続いて奴隷海岸や象牙海岸から牛馬のように現地人を「狩って」「売買」した奴隷に関して、米国はアフリカ諸国に対して「歴史認識」や「謝罪」を表明して賠償を果たしただろうか。つい先日の20世紀後半まで欧米諸国は帝国主義丸出しのアフリカやアジアや南米への侵略と植民地経営に対して「歴史認識」や「謝罪」を表明し、現地の国々に対して賠償を行っただろうか。

 人道的にどうだとか、現在の常識に照らしてどうだとか批判を加えるのは「歴史認識」とはいわない。ましてや現地国家による捏造された「歴史」を受け入れるのが「歴史認識」だとするのは誤った行為そのものだ。

 16世紀には16世紀の常識が支配していたし、19世紀には19世紀の常識が支配していた。20世紀前半までの常識と後半とでは世界の常識は一変した。その大きな役割を果たしたのは日本だ。

 日本国民の血の代償によりアジア諸国は欧米列強の植民地支配から「独立」できる事実を目の当たりにした。当時の日本はアジアへの進出を「大東亜共栄圏」建設と称していたが、とりもなおさずそれはアジア諸国民を帝国主義・植民地政策から解放する欧米諸国との独立・開放戦争だった。

 そうした事実は欧米列強として進出していた諸国にとって忌々しい限りだろう。彼らは日本を罰することによって自分たちの非人道的な「歴史」を隠蔽しようとした。そして東京裁判史観を日本国民に押し付けることによって隠ぺい工作を完結させた。

 しかし真実は露見する。激しく隠蔽すればするほど、真実は激しく真実の声を上げる。いかに中・韓が日本を激しく批判しようと、日本の先人はキッチリと中・韓に対してケジメをつけて来た。そして欧米列強の常識にない賠償を実行した。20世紀前半の日本も含めた先進諸国で軍事進出した諸国はおろか併合により国費を投じて社会インフラを整備した諸国に対してまで賠償した国は世界で唯一日本だけだ。

 敗戦国の日本だけが賠償し経済援助を行ったのは20世紀の奇跡だ。人類史上において大きく評価されてしかるべき快挙だ。

 第二次大戦の戦勝国ほど帝国主義時代の侵略行為に頬被りしている。欧米列強こそ恥ずべきだ。しかし、それが歴史というものだ。歴史は戦争の勝利者によって書かれる。それは認識しようが認識を拒否しようが、事実だから否定できない。

 中国・韓国はそうした「歴史」そのものに対する認識が誤っている。そして事実をいかに捏造しようと、それはバネを力によって押し付けているに過ぎないから、必ずバネはいつの日にか反撥して「事実」が捏造を打ち負かす。バネが反撥する日が政府転覆の日になりかねないため、中国と韓国は必死になって捏造を「歴史」だと強弁している。だが、残念ながら必ず真実は現れる。いかに隠蔽し捏造しようと真実の前に虚構は虚構でしかない。

 村山氏は中国へノコノコ出掛けて自身の誤った「歴史認識」と「謝罪」を強弁したようだが、彼ほど「歴史」を弄んでいる人はいない。それは恰も米国大統領が米国民に対して「アフリカ諸国に現地国民を奴隷売買したことへの謝罪と賠償せよ」と「談話」を発表したのに等しい。それは歴史を穿り返して過去へ挑戦をせよと主張しているのと同じ行為だ。すでに歴史として確定した事実を蒸し返して何が得られるというのだろうか、村山氏は法律に「時効」が存在している事実を少しは勉強してはどうだろうか。国際社会の公序良俗を乱しているという認識が村山氏にはないのだろうか。


関連ニュース
村山氏が談話見直しを懸念、政治の「右傾化」だ 中国紙がインタビュー掲載 (09/02 23:21)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/681259/


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK153] いまや安倍政権の帰趨を握るようになった東京五輪誘致選挙 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/09/03/
2013年09月03日

 2020年の東京五輪誘致の結果がここまで安倍政権の帰趨を握るようになるとは誰が想像できただろか。

 日刊ゲンダイが「2020年の夏季五輪開催地はマドリードで決まり」とはやばやと断言したのは7月15日号であった。

 その事について私は7月14日のメルマガ第517号でおもしろおかしく書いた。

 「これは政治論とは何の関係もないがメディア論としては興味深いと思って書いてみる」と。

 そしてよくもここまで断言できるものだ。外れたらどう責任を取るのか。余程の根拠ある情報を日刊ゲンダイは持っているに違いない。さもなくば、外れても、タブロイド版の無責任さで、外れました、とすました顔をして、逃げるのか。いずれにしても9月7日の結果に注目し、その時はこの日刊ゲンダイの記事を思い起こそうと、書いた。

 それから二ヶ月近く立ち、いよいよ選挙が近づいてきた。

 そして二ヶ月前の日刊ゲンダイの報道とは大きく異なり、大接戦、いや東京有利と大手メディアなどは書いている。

 なによりもその結果が安倍政権に与える政治的意味合いが俄然違ってきた。

 その結果は安倍政権の帰趨を決定付ける大きな政治問題となってしまった如くだ。

 晴れて当選すれば日本国中は祝賀一色となり、その経済効果が喧伝され、株価も上がり、一気に消費税増税まで持ち込めると、もっぱらの見方だ。

 放射能汚染水垂れ流しも、麻生副総理のナチ政権に見習え暴言も、なんら影響を及ぼさなかったとなる。

 いまとなっては小さくなってしまった猪瀬暴言なども、もちろん免責だ。

 しかし、敗れた場合はその間逆だ。

 勝てる選挙を勝てなかったのは安倍政権の失策であるとされ、原発政策も消費税増税も、株価に支えられたアベノミックスも、すべて苦境に立たされる。

 みずからIOC総会に乗り込んで支持要請をし、その結果負けたとなると面目丸つぶれだ。

 ここまで2020年夏季五輪承知選挙の結果が政治的意味を持つようになるとは誰が想像しただろうか。

 私は安倍政権を倒すために負けたほうがいい、などというけちな考えは持たない。

 安倍政権はその政策の誤りで、行き詰まり、倒れなければいけないと思うからだ。

 そして東京に五輪が誘致されれば、それを多くの国民とともに素直に喜びたい。

 9月7日の決定から目が離せない。

 そしてその時は日刊ゲンダイのあの記事を思い出し、果たして日刊ゲンダイはその結果をどう報道するか、楽しみにしている(了)



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 「郵便不正事件での特捜部の悪辣さ」(EJ第3624号) (Electronic Journal) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/373693016.html
2013年09月03日 Electronic Journal


 陸山会事件と郵便不正事件は、ある意味において、とても対照
的な事件なのです。共通している点、対照的なポイントをまとめ
ると、次の4つになります。

―――――――――――――――――――――――――――――

     1.両方とも2009年に起こっている
     2.ともに民主党の政治家が絡んでいる
     3.検察の不法な取り調べに問題がある
     4.検察の関係者の処分が対照的である

―――――――――――――――――――――――――――――

 「郵便不正事件」はどういう事件であったかについてまとめる
ことにします。障害者のための郵便料金割引制度というものがあ
ります。一般には120円かかるものが8円で送れるのです。も
ちろんそのためには、厚労省発行の証明書が必要です。

 この制度に目をつけたのは倉沢邦夫という人物です。倉沢氏は
障害者団体「凛の会」をもっていて、当時の村木厚子社会・援護
局障害保健福祉企画課長の部下であった上村勉厚労省元係長に頼
んで、郵便料金割引を認める偽証明書を発行してもらうことに成
功したのです。

 「凛の会」はこの証明書を使って、電通や家電量販会社のダイ
レクトメールの発送業務を行い、莫大な利益を得ていたのです。
そのことが摘発されたのは、2009年のことです。

 本来この郵便不正事件は、これだけの事件として、終わる予定
だったのです。しかし、2009年といえば、東京地検特捜部が
当時の民主党代表小沢一郎氏の公設第一秘書を3月に逮捕した年
です。そのとき東京地検特捜部としては、小沢逮捕の計算ができ
ているように見えたのです。

 そこで大阪地検特捜部は、嫉妬からなのか、われわれもこの事
件に乗っかるべきだと考えて、厚労省に絡むこの事件を民主党の
政治家を巻き込んで、もっと大事件にしようと企んだのです。そ
して、次のストーリーをでっち上げます。ターゲットにされた民
主党の政治家とは、石井一参院議員だったのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 大阪地検の最終ターゲットは、警察と癒着関係にある公明党の
 敵でもある民主党副代表の石井一参議院議員だった。当時「政
 治とカネ」の問題で、バッシングを受けている民主党に致命傷
 を与えるためだった。『凛の会』の倉沢邦夫元会長から頼まれ
 て、石井議員から厚労省の塩田幸雄部長に証明書を発行するよ
 う要請があったというのはどうだ。塩田部長が決裁権のある村
 木課長に便宜を図るよう指示し、村木から上村係長に証明書発
 行の指示が下りたことにしよう。   http://bit.ly/cY4Rqm

―――――――――――――――――――――――――――――

 そして、大阪地検は2009年5月に厚労省の上村係長、同年
6月に村木課長を逮捕し、取り調べを開始したのです。同時に厚
労省職員7人を証人として取り調べ、このシナリオを元に検事が
誘導尋問して、シナリオに沿わない証言メモはその場で廃棄し、
村木被告の上司を通じて、石井一民主党参院議員から証明書を発
行するよう口添えがあり、厚労省が組織ぐるみで偽証明書を作っ
たとするシナリオどおりの調書を作り上げていったのです。

 信じ難いことですが、こういう滅茶苦茶なことが現実に特捜部
の内部で日常的に行われていたのです。しかし、これは大阪地検
特捜部の大誤算であったのです。それは、村木厚子氏の弁護を引
き受けたのがあの弘中惇一郎弁護士であったからです。

 弘中弁護士は、大阪地検特捜部の作り上げた供述調書の矛盾点
をていねいかつしらみつぶしに調査し、調書が検察の作文である
ことを暴いたからです。そのなかで、石井一参院議員の関与もな
かったことも明らかになったのです。

 郵便不正事件の裁判は、2010年1月15日の小沢氏の3秘
書逮捕、小沢一郎氏への検察の事情聴取の騒ぎのなかで、あまり
大きく報道されないまま進行したのです。

 しかし、第5回公判あたりから、出廷した証人たちから、次々
と検察の誘導尋問にひっかかって真実と違うことを述べたり、事
実無根の供述調書に無理やり署名させられたなどという驚くべき
証言が飛び出したのです。

 そして、村木厚子氏に対しては大阪地裁は2010年9月10
日に無罪判決を言い渡したのです。そして、同年9月21日に主
任検事・前田恒彦が証拠隠滅容疑で最高検察庁刑事部の長谷川充
弘検事によって逮捕され、自宅官舎及び大阪地検の執務室が捜索
を受けることになったのです。この騒ぎのなかで、検察側は控訴
を断念し、村木厚子氏の無罪は確定したのです。

 この郵便不正事件の裁判で興味深い判決があったのです。これ
は、当時の厚労省係長上村勉被告と「凛の会」の倉沢邦夫被告が
共謀した犯罪です。

 上村被告に対しては虚偽公文書作成罪と同行使罪が課せられて
いたのですが、このままでは無罪になってしまうのです。なぜな
ら、虚偽公文書作成罪は、文書作成権限がある者が虚偽の文書を
作成する犯罪なのですが、係長には、証明書を独断で作成できる
権限がないので、虚偽公文書作成罪は成立しないのです。

 本来であれば、作成権限がある村木課長の指示を受けて、それ
に共謀して作成したというかたちを取る必要があります。しかし
村木課長は無罪になったので、このままでは上村被告も無罪にな
るのです。

 そのため、検察は上村被告に対しては、公文書偽造罪および偽
造公文書行使罪に訴因変更を裁判所に申請し、認められたので懲
役1年執行猶予3年の有罪判決を受け、上村被告はこれを受け入
れています。

 しかし、「凛の会」の倉沢邦夫被告ほか関連者の裁判では、訴
因変更を裁判所が認めなかったので、無罪判決になっています。
裁判長の考え方によって、本来有罪になるべき者が無罪になって
しまうこともあるのです。もともと大阪地検特捜部がありもしな
い犯罪をでっち上げようとしたことが、こういう矛盾を生んだの
です。          ─── [自民党でいいのか/46]

≪画像および関連情報≫
 ●佐藤優の「眼光紙背」/村木厚子氏に対する無罪判決

  ―――――――――――――――――――――――――――

  中央官庁の官僚が、課長名で偽造証明書を作るなどというこ
  とはあってはならない重大な犯罪だ。筆者自身外務官僚だっ
  た。外務省での相場観からすると、課長名で偽造外交文書を
  作成したことが露見すれば、それを行った職員は確実にクビ
  だ。課長も少なくとも管理責任を問われ、処分される。今回
  村木氏に無罪が言い渡されたが故に、厚労省官僚による偽造
  文書作成という犯罪の真相究明がおろそかになってはならな
  い。村木氏に関し、無罪が言い渡されることは、公判におけ
  る証拠採用の段階で明白だった。調書の信用性が否定された
  わけだ。調書がどのように作られたかについて、9月10日
  発売の『文藝春秋』2010年10月号の手記で村木氏はこ
  う述べている。「調書の作成というのは、検事さんとの交渉
  なんですね。私は一度、弘中先生(引用者註*弘中惇一郎弁
  護士)から叱られたことがあります。「なんでみんな、こん
  なに嘘をつくんだろう」と私が嘆いた時です。弘中先生は、
  「みんなが嘘をついているわけじゃない。検事が自分の好き
  な調書をまず作ってしまう。そこから交渉が始まるんだ。調
  書とはそういうものだ」って。どんなに説明しても、結局検
  事さんが書きたいことしか書いてもらえない。いくら詳しく
  喋っても、それが調書になるわけではないんです。話した中
  から、検事さんが取りたい部分だけがつまみ出されて調書に
  なる。そこから、どれだけ訂正をしてもらえるかの交渉が始
  まるんです。なので、いくらやりとりをしても自分が言いた
  いこととはかけ離れたものにしかなりません。がんばって交
  渉して、なんとかかんとか「少なくとも嘘はない」というと
  ころまでたどりつく、という感じです。(村木厚子「私は泣
  かない、屈しない」『文藝春秋』2010年10月号)
             http://blogos.com/article/23428/



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 実教出版の教科書採択で「検証を」 委員から意見/県教委  埼玉新聞
 県教育委員会(清水松代委員長)の定例会が2日開かれ、2014年度から県立高校で使用する高校の日本史教科書で、国旗掲揚と国歌斉唱の記述をめぐり、教委によって採択の判断が分かれている実教出版(東京)の教科書を県教委が採択(8月22日)したことについて、委員から検証や採択のシステムの見直しを求める意見が出た。今後、県教委として対応を協議していく方針。

 定例会では、実教出版を希望した県立高校8校での使用を採択したことに関し、委員から「採択の結果やシステムなど、委員会として検証する問題だと思う。反省もある」とか、「(補助教材となる)指導資料集の作成などをしっかりやっていただきたい」と要望があった。

 実教出版の日本史教科書は、国旗掲揚や国歌斉唱に関して「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述。これに対して神奈川県教委は「不適切」とし、不採択とした。東京都教委も「使用は適切ではない」との見解を示し、結果的に使用する高校はない。大阪府教委は補助教材を使うなどし、教科書の記述を補完する具体策を実行させる条件を付け、使用を認めた。

 県教委は、実教出版の記述について委員から「不適切」と懸念する意見が出たものの、希望した県立高校8校での使用を採択。県教委は他社の各教科書の記述を網羅し、比較できる「指導資料集」を独自に作成し、併用を求めていくことにしている。

 県議会は同日、臨時の文教委員会を開き、清水委員長や教育委員でもある関根郁夫県教育長、県教育局に教科書選定の流れや実教出版を採択した経緯、今後の対応などを調査した。清水委員長は「(記述に)疑問と思うところがある」などと述べた。複数の委員(県議)から採択の再考を求める意見が出た。県議会は13日に再度、文教委員会を開き、調査する。

 高校の教科書は、専門学科などがあり、各校の特色が明確なため、各学校ごとに生徒の実態などを考慮して選択し、教委が採択するのが一般的になっている。


http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/09/03/02.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 五輪招致失敗なら麻生副総理と猪瀬都知事の失言コンビが槍玉(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130903-00000004-pseven-soci
週刊ポスト2013年9月13日号


 五輪招致が達成されれば、「天国」だが、もし落選した場合、一気に「地獄」行きとなる。東京五輪に賭けた投資家は一気に下がる株価で泡を食い、大規模公共事業に期待した建設業界は完全にそのアテが外れてしまう。やがてそれらの不満は「招致失敗の戦犯追及」へとつながっていく。

「誘致失敗ショック」が一通り過ぎた後は、期待を裏切られた大メディアや各業界によって間違いなく戦犯捜しが始まるはずだ。

 真っ先に槍玉にあげられるのが失言コンビの麻生太郎・副総理と猪瀬直樹・東京都知事だろう。麻生氏は憲法改正について「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言したことが、かつてナチスに痛めつけられた欧州諸国の票に影響を与えたと指摘された。

 猪瀬氏はニューヨークタイムズのインタビューで、「イスラム諸国は共有しているのはアラーだけで、互いにけんかばかりしている」と口を滑らせ、アラブ圏12か国の駐日大使への謝罪に追い込まれた。こちらはイスラム諸国の票を逃したといわれても仕方がない。

「招致活動の重要な時期に相次いだ2人の失言がライバル都市の票集めを利したのは否定できない。日本はまず謝罪や誤解を解くところから始めなければならなかった」(招致委員会関係者)

 さらに猪瀬氏には苦しい選択が待ち受けている。東京都には石原慎太郎・前都知事時代に毎年1000億円ずつ積み立てた約4000億円の開催準備基金が残っている。それを何に使うのかが次なる大問題になる。

 基金の原資は都民の税金だ。6月の都議選の公開討論会でも、「五輪が来ないなら、取りすぎた税金は減税で都民に返すか、子育て支援や社会保障に使うべき」という声があがっており、現実に招致に失敗したらそうした都民の声が一層高まるのは間違いない。

 それに対して、都議会自民党や建設業界、各競技団体には、「五輪が開催できない場合でも老朽化した競技施設の整備にあてるべきだ」と計画通りの競技場建設を求める声が強い。猪瀬知事が選択を誤れば、都知事選で得た434万票を敵に回すことになりかねない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 共産、堺市長選では自民と共闘 都構想反対の現職を支持  朝日新聞
参院選で自共対決を掲げて躍進した共産党が、堺市長選(15日告示、29日投開票)では一転、日本維新の会がめざす大阪都構想に反対する立場から、自民とともに現職市長を支援する「一点共闘」を進めている。市田忠義書記局長は2日の記者会見で「都構想は堺市を壊す。政治的立場の違いはあっても力を合わせたい」と話した。

 共産は堺市長選で独自候補の擁立を見送り、都構想に反対する現職の竹山修身市長(63)を「実質的に推薦する立場で全力を挙げる」(市田氏)との構えだ。2日の会見でも、「維新による堺市乗っ取りを許すのか、市の自治と自由を守るのか」と訴えた。

 共産は2011年の大阪市長選でも、大阪府知事からのくら替えをめざした維新の橋下徹氏の当選を阻止しようと、告示直前に候補者の擁立を取り下げ、自民、民主が推す現職の支援に回った。竹山氏は公共事業の見送りなど政策面でも共産に近く、共産系の堺市の職員労働組合も支援に力を入れる。


http://www.asahi.com/politics/update/0902/TKY201309020381.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 小泉元首相の秘書官・飯島勲氏が語る"スキャンダル記事の消し方"(BOOKSTAND) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130903-07000029-webhon-ent
BOOKSTAND 9月3日(火)7時0分配信


小泉純一郎氏の初当選時から議員秘書を務め、小泉氏の内閣総理大臣在任中は、内閣総理大臣秘書官として首相を支えた飯島勲さん。その巧みなメディア戦略で近年稀に見る長期政権を支え、「官邸のラスプーチン」とも呼ばれました。昨年12月、第2次安倍内閣において内閣参与・特命担当に任命され、再び官邸で活動しています。

その飯島さんが自身のテクニックを公開しながら、現在の政治について語っているのが、書籍『秘密ノート〜交渉、スキャンダル消し、橋下対策』です。本書では、現在の安倍内閣と民主党時代とを比較しつつ、大阪市長の橋下徹氏の政策について持論を述べています。小泉元首相時代のエピソードも登場するほか、「なぜ私は就職先に小泉純一郎を選んだのか」と題した就活生向けの文章も収録しています。

"情報操作"に長けた飯島さんが明かす「スキャンダル記事の消し方」とは?

 「自社に都合の悪い不祥事を公表せざるを得ないとき、神様に祈るような気持ちで公表した記者会見で、新聞に大きく掲載されては目も当てられない。自社にとってはできるだけ小さな記事として掲載されること、可能であれば公表した事実だけが残って報道されないことがベストである。」

不祥事をきちんと公表しつつも、情報を大きく掲載されないようにするためには、どうすればよいのでしょうか?飯島さんは、2009年8月号の『経済広報』に掲載された日本経済新聞社編集局の湯浅健司産業部長(当時)の文章を、"興味深い記事"として引用します。それは、「発表のリリースなどの配布のタイミングで最も困るタイミングは、午後一時半ぐらいのリリースだ。夕刊に入らないこともないが、扱いが小さくなる」というもの。

 「つまり午後一時半は、掲載してほしい情報にとっては最悪の時間帯だが、なるべく掲載してほしくない情報を発信するには絶好のタイミングということがわかる。一度でも夕刊で報道された内容の記事は情報の価値が低下するため、次の日の朝刊での扱いがどうしても小さなものにならざるを得ない。つまり、自社のネガティブな記事が夕刊のベタ記事で済む可能性すらあるのだ。」

メディアの仕組みを熟知している飯島さん。本書では、橋本市長に関する考察の中で、Twitterをはじめとするソーシャルメディアへの言及も行っています。情報収集や危険察知など、政治以外のあらゆる局面で役に立つノウハウが蓄積された一冊です。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 安倍の暴政に対しての天の怒り

古来の教訓としてアジアに伝わっている知恵は、悪政が支配すると天の怒りを招き、天災地変の襲来を招くのであり、神の怒りを鎮めるために支配者が変わり、地上に革命が起こるのを易姓革命という。
儒教の教える易姓革命の中に禅譲と放伐があるが、暴政が支配した時には放伐という革命が起きると孟子は教えている。その説明は次のとおりだ。
<貼り付け>
単純にいうと、禅譲は帝王がその地位を世襲せずに、有徳者(次の帝王として相応しいと思われる者、次の天命を得た者)へ平和的に譲ること。対して放伐は帝王たる資格のない不徳、暗愚な帝王に対して武力をもって討伐、最高の地位から放逐すること。
どちらも新王朝が建つことに変わらないが方法が違う。禅譲が行われたのは尭→舜、舜→禹であり、夏→殷、殷→周は放伐とされる。
時代が下り、国家の経営に儒教の影響が大きくなると、実際は誰が見ても明らかに武力をもって圧力をかけていながら、皇帝を直接攻撃して滅ぼすのではなく、表面的にはあくまで「禅譲」の形をとって王朝の交替を進めるという形式がシナで生まれた。
皇帝側の勢力の反発を最小限に抑え、自身の勢力の温存も図る。そのうえ、「簒奪者」の汚名を着ることなく、あくまでも「天命によって天子より譲られた者」であるとすることで、治世の正当性をアピールもできる。ふてぶてしい論理だが、泥沼の簒奪劇を繰り広げるよりは庶民への負担も少ない方法だった。
<貼り付け終わり>
だが、日本ではシナのやり方とは違い、宗教儀式を扱う天皇と政治権力を握る将軍がいて、それが現在に至り精神世界の象徴の天皇と、権力支配を担当する首相が率いる政府が分立し、日本国の統治形態になっている。ここ十数年の日本は政府が暴政を営むために、日本人には革命をやる能力が消失しているので、天は暴君を追放するために放伐を試み、その警告としての転載異変を続発させている。その代表が自公体制で荒廃した日本への警鐘としての東北大震災であった。

http://matome.naver.jp/odai/2130015465348798601
だが、福島原発を破壊して日本人に警告し、放射能がいかに恐ろしいかを警告したのに、日本人は政府の嘘にごまかされて深刻さを受け止めない。しかも、首相が愚かにも原発を売り歩くセールスマンになり、原発廃棄はしないで戦争準備に熱中している。だから、それに怒りたけった天は日本を滅ぼすことを準備し始めた。最終的には南海トラフを使う大地震を準備しているが,取りあえずは警鐘として予想もしない場所に、天災地変を起こして日本人に覚醒させようとしているのである。
http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201309020142.html
竜巻、埼玉で停電約3万世帯 千葉や茨城でも
 2日午後3時現在、竜巻とみられる突風などの影響で、埼玉、千葉、茨城の3県で計約3万1500軒が停電している。東京電力によると、停電しているのは、埼玉県春日部市の2万2400軒▽同県越谷市で約4100軒▽さいたま市見沼区で約800軒▽同県松伏町で約200軒▽千葉県野田市で約3800軒▽茨城県坂東市で約200軒。
埼玉・千葉で竜巻被害

これを日本人が天の怒りだと受け止めるために、先ずは暴君の安倍首相を辞任させて、暴政を葬ることである.暴政に決別する予言の書は既に出回っているのである。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/aec6900741bb0aba9b64929b4b83206c

http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 山本太郎氏に男児、誕生日は参院選投開票日 事実婚の一般女性と(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130903/plt1309031253005-n1.htm
2013.09.03


 俳優で参院議員の山本太郎氏(38)に今年7月、39歳の一般女性との間に男児が誕生していたことが3日、分かった。一部スポーツ紙が報じ、山本氏の事務所が「報道の通り」と認めた。一般女性とは結婚しておらず、事実婚の状態だが、子供は認知しているという。

 報道によると、男児の誕生は参院選投開票日当日の7月21日。子供の誕生を明らかにしてこなかった理由については「マスコミや対抗勢力から守るため」と説明しているという。

 山本氏は昨年5月、元プロサーファーの女性と結婚したが、約3カ月でスピード離婚していたことが今年8月、明らかになったばかり。


        ◇

山本太郎氏に子供生まれていた ベビーと2ショットも公開
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/179468/



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/405.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 犯人をデッチ上げるのは簡単です 大阪府警の「誤認逮捕」被害者男性の告白 (週刊現代) 
犯人をデッチ上げるのは簡単です 大阪府警の「誤認逮捕」被害者男性の告白
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36882
2013年09月03日(火) 週刊現代 :現代ビジネス


 1ヵ月に4件。それはあまりに多すぎる。犯罪が起きれば、誰でもいいから逮捕しようと誤認逮捕を繰り返す。そんな警察はもはや市民の味方ではない。ある日突然、逮捕された男性の「闘いの記録」。

■刑事は突然やってくる

 ある日の早朝、自宅のインターフォンが鳴る。誰だろうといぶかりながらドアを開けると、そこにはいかつい風貌の男たちが数人、立っている。

「警察です。署まで同行願えますか」

 男たちは刑事。わけもわからぬまま警察署についていくと、取調室に押し込められ、こうすごまれる。

「お前がやったんだろ。わかってるんだ」

 身に覚えがないといくら否定しても、刑事は聞く耳をもたない。

「お前を逮捕する」

 腕に冷たい金属の感触。手錠と腰縄をつけられ、容疑者として、留置場に連行される―。

 ドラマか小説の中だけの話と思うかもしれないが、これは現実に起きた出来事である。大阪府警の「誤認逮捕」で85日間にわたって身体の自由を奪われた男性会社員Aさん(42歳)は、その恐怖とやるせない怒りをこう語る。

「逮捕されてから、『○○!○○!』と若い刑事から何度も呼び捨てにされ、屈辱的でした。刑事から、

『あなたの汚れた手で、子供の頭を撫でられるんですか?』

 とか、

『あなたは普通じゃないんですよ』

 などとも言われました。本当に辛かった」

 他人事ではない。誤認逮捕は明日、あなたの身に降りかかってもおかしくないのだ。悲劇の始まりは、今年1月下旬、大阪府警北堺署にもたらされた一本の電話だった。

「盗まれたガソリン給油カードが使われた」

 その10日ほど前、堺市北区のコインパーキングに駐車中の車から、クレジット式の給油カードが盗まれていた。その被害者からの通報だった。

 カードが使われたのは同市西区にあるセルフ式ガソリンスタンド。北堺署は「直轄警察隊」と呼ばれる捜査員を現場に派遣した。

 スタンドの販売記録から、1月13日の午前5時39分に、道路からいちばん近い第1給油機で、盗まれたカードが使用されていたことがわかる。犯行の「場所と時刻」が特定された。

 捜査員がスタンドの防犯カメラを確認すると、犯行時刻の前後に給油した車が2台あることがわかった。

 防犯カメラ上の時刻は5時42分と48分。捜査員は42分に給油した人物が犯人だと断定。同じくカメラに映っていた車のナンバーから持ち主のAさんを割り出し、4月24日、給油カードの窃盗容疑で逮捕したのだった。

 完全に否認を続けるAさんを、府警は「ガソリンを盗んだ罪」で再逮捕。6月4日に大阪地検がガソリン窃盗容疑で起訴した。

■無実でも自白する

 Aさんは本誌に託した手記にこう書いている。

「最初に逮捕された時は、まったくわけがわかりませんでした。なぜ自分だけがこんな目にあうのだろうかと思いました。そして、再逮捕、起訴され、釈放される時期がどんどん延びていきました。いつ釈放されるのだろうと不安しかありませんでした。

 一時は、処罰されてしまう、と覚悟を決めたこともありました」

 冤罪事件の恐ろしさはここにある。罪を犯していないことは、誰よりも自分自身がわかっている。しかし連日のきつい取り調べを受け、助けてくれる人が誰もいない状況の中、刑事にこう持ちかけられる。

「もうお前は逃げられないんだ。犯行を認めたほうが刑が軽くなるぞ」

 追い詰められた冤罪被害者は、その言葉を「自分への優しさ」と勘違いして、思わずやってもいない罪を認めてしまうのである。

 Aさんにもそういう局面があったと、弁護人の赤堀順一郎弁護士が言う。

「6月4日に起訴されて、その月の中頃でしょうか。ご本人もかなり参っていました。その時は有効な反証もなかったですから、このままでは処罰されてしまうと、あきらめの気持ちもあったようです。

 接見中に、ご本人から、『認めようと思います』と言われました。否認を続けたまま裁判で有罪になると、反省の色がないとして実刑になるかもしれない。改悛の情を示したら、この事案なら実刑はない。一般論として、私もそんな説明はしました。それで、『認めたほうがいいのではないか』という気持ちになったんだと思います。『とにかくここから出たい』、その一心だったんでしょう。

 ただ、私としては、本当にやっていないなら、否認を貫いたほうがいいとも伝えました。何とかしますよ、と約束した記憶がありますが、その時は有効な証拠もなかったし、具体的な策は何もなかったというのが正直なところです」

 もしこの時、Aさんの弱気に赤堀弁護士も同調していれば、この窃盗事件は執行猶予つきの有罪事件として、淡々と終わっていたかもしれない。それこそまさに、大阪府警の望んでいた結末だった。

 だが、赤堀弁護士はあきらめなかった。その闘志の源泉となったのが、Aさんの妻の存在だ。

 Aさんがガソリンを盗んだとされる日、Aさん夫妻と二人の娘は、スキー旅行に出かけるところだった。夫がいつもガソリンを現金で給油することも知っている。夫は絶対に、やってない―妻のその信念が、赤堀弁護士を勇気づけた。

 そして6月末日。ついに突破口が見つかる。

 公判前整理手続で検察が開示した証拠に基づきながら、妻に当日の様子を改めて確認していたときのことだった。

「ガソリンを入れた後に、高速に入りました。午前5時40分頃のことです」

 Aさんの車は、カーナビにETCの履歴が残る。その時刻も、5時40分となっていた。

「それはおかしい。犯行時刻が5時39分で、高速に入ったのが40分。犯行現場と高速の入り口は約6・4km離れている。1分でたどり着くには、時速384kmで走らなきゃいけない。そんなことはありえない」

 赤堀弁護士はこれこそがAさん無罪の突破口になると直感した。事件当日と同じ日曜日、同じ時刻に車を走らせる実地検証も2度、行った。運よく信号に引っかからなくても6~7分はかかる。

「裏づけのため、ETCの記録も取り寄せ、Aさんの車が高速入り口を通過した時刻が間違いなく5時40分であることを確認しました。

 では、なぜ5時42分にAさんの姿が防犯カメラに映っていたのか。気づけば単純なことでした。防犯カメラの表示時刻が進んでいたのです」

 ガソリンスタンドの協力を得て、防犯カメラの時刻とNTTの時報を照合したところ、やはり8分、進んでいた。さらに、当日の販売記録を、ガソリンスタンドの運営会社に頼み込んで見せてもらうと、〈午前5時34分、現金払い〉という記録が見つかった。

「間違いない。Aさんは5時34分に、現金払いで給油をしている。39分にカードで給油した真犯人とは別人だと確信しました」(赤堀弁護士)

■防犯カメラは嘘をつく

 7月10日、赤堀弁護士はこれら「証拠」一式を大阪地検に提出した。1週間後、検察官から「起訴は完全な誤りです。初公判期日は取り消します」と電話がかかってきた。無実が証明されたAさんは、ようやく釈放された。逮捕から85日目のことだった。

 赤堀弁護士は30歳で、'11年に司法試験に合格したばかり。弁護士になってまだ8ヵ月しか経っていない。そんな「新米弁護士」の熱意ある独自調査がAさんの冤罪を晴らしたわけだが、問題は、新米弁護士が一人でできる調査を、大阪府警がやろうともしなかったことだ。元府警幹部が言う。

「今回、捜査に動いた直轄警察隊とは、名前は一丁前ですが実態は『若手捜査員の寄せ集め』なんです。交番勤務を終えて間もない20代後半から30代前半が中心で、この期間に適性を審査され、『刑事』『生活安全』『交通』など各分野の専務員になっていく。

 警察では専務員になってからが一人前と言われていますから、当然、彼らは半人前の警察官。医者でいえば研修医と同じです」

 今回、捜査のずさんさが際だったのは、防犯カメラの時刻のズレを、捜査員が一度たりともきちんと検証していないことだ。

 捜査員が作成した捜査報告書には、

〈(防犯カメラの表示は)3分進んでいる〉

 と記されている。だがこれは、犯行時刻が39分と特定され、Aさんがカメラに映っていた時刻が42分だったので、単純に引き算をして、3分進んでいると決めつけただけだった。

 前出の元府警幹部はこの事実に驚きを隠さない。

「捜査報告書に防犯カメラのタイムラグを補正して明記するのは、『いろはのい』です。これが書かれない捜査報告書など見たことはない。直轄警察隊の捜査指揮を取るのは署の刑事課長か課長代理、つまり警部ですから、そんな常識を知らないはずはない。もし見逃していたなら、これほど恥ずかしい凡ミスはないでしょう。再逮捕までして、無実の人を3ヵ月近くも勾留しているのですから、罪は重いと言わざるをえない」

 Aさんは当初、公開の法廷で大阪府警と対決することを望んでいたが、起訴が取り消され、それはかなわなかった。Aさんが言う。

「どうして、自分が捕まらなければならなかったのかを知りたかった。そのうえで、裁判所から『無罪』と認めてほしかった。公訴を取り消されると、私がなぜ85日間も警察署に勾留されることになったか、もう知ることはできません」

■警察は反省しない

 大阪府警は昨年8月、PCなりすまし事件で無実のアニメ演出家を誤認逮捕する失態を犯している。

 さらにこの1ヵ月間だけでも、Aさんの事件を含め4件の誤認逮捕が発覚する異常事態となっている。他の3件の内容は以下だ。

・泉南署が日本国内で運転できる台湾の免許証を持っていた台湾人女性を無免許だと勘違いし、道交法違反で現行犯逮捕

・高槻署が少女のスカートがめくられた痴漢事件で、無関係の男性を現行犯逮捕

・浪速署が、路上で女性の身体を触ったとして、無関係の男性を迷惑防止条令違反で逮捕

 この3件に共通する点がある。それは、すべて「現行犯逮捕」であるというところだ。前出の元府警幹部が解説する。

「警察官のほとんどは、習性としてゲンタイ(現行犯逮捕)したがります。なぜなら、そのほうが楽だからです。通常逮捕だと、署に呼んで事情を聞き、容疑を固める証拠も集めた上で、裁判所に逮捕状を請求しなければならない。それだと面倒だし、時間がかかる。事件が温々のうちにやりたい、というのは警察官の本能とも言えます。

 その結果、高槻署のケースも浪速署のケースも、被害者の女性や少女の母親の証言に頼りすぎて、少し似ているだけの無関係の男性を逮捕しているわけです。

 さらにいえば、誤認逮捕は警察内部ではそれほど失点にならないという風潮もある。取り逃がすよりはマシだ、と。誤認逮捕によって無実の人を苦しめてしまっても、それは犯人逮捕のための『必要経費』と考える幹部もいます」

 大阪府警に誤認逮捕を連発した責任を問うと、広報課がこう回答した。

―府警はこの事態をどう考えているのか。

「事態の重要性を受けとめ、指導を徹底したい」

―4件の誤認逮捕が起きたそれぞれの原因は?

「いずれも事実認定に確認不足があったと考えている」

―PCなりすまし事件の教訓が生かされていない。

「ご指摘の点を踏まえ、今後、適正捜査に配意したい」

―誤認逮捕の被害者にどうお詫びするのか。

「関係者には謝罪した」

 だが、Aさんの妻が明かす次のエピソードを聞くにつけ、その謝罪に真心があるとも思えない。Aさんが釈放された日、北堺署に迎えに行くと、Aさんの取調官にバッタリ出くわした。

「主人は無罪になりました」

 妻が怒りを込めてそう伝えると、取調官は笑いながらこう答えたという。

「そうですか。私は聞いていません」

 冤罪は誰にでも起こりうることを、Aさんの事件は証明している。たとえ容疑は晴れても、失われた85日間は二度と戻らないし、逮捕された苦しみや屈辱が消えることもない。


「週刊現代」2013年9月7日号より



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK153] “米英”という20世紀枢軸連合の弱体化 日本と云う糞はいつ金魚から離れるのか (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/8b6cf69d21118d6339c51e4ddaf48313
2013年09月03日

 本日は非常に多忙のため、下記WSJの記事が心配して“英国の米国離れ”或いは“孤立主義”が心配されている。この記事においても、20世紀と云う枠組みの中で、既存の観念の中で議論が展開している。まぁ、そのような議論が不毛だとは言えないが、建設的ではない。逆に建設的議論には、常に紛いものが混じり易いので、これはこれで面倒だ。

 フランスは第一次世界大戦以降、国際連盟からの委任統治領シリアとなった歴史的経緯などを含め、オスマントルコ領土に関する英国奪い合いと云う構造があったわけで、理屈では割り切れない思い入れが、そもそも存在している。ただ、単純な見方だが、英国が軍事介入しないのなら、別に成り上がり国家アメリカと共同歩調を取る意味は薄れているようだ。オランドは、ル・モンドの論調に煽られるように、化学兵器の使用という一線を越えたら“やっちまう”と公言していたが、半分はル・モンドの論調に乗った分部もかなりある。ただ、フランス世論は、シリア介入に否定的で、オランドも今さら拳を下ろすのも気が引ける状況なのだろう。

 ところが、当のアメリカの大統領の腰が引けてきたのは、オランドにとっても好都合なのだろう。シリア軍事介入に関して、議決は採らないが公聴会的場を提供するところまで動いている。少なくとも9日以降の米国議会の結果を持って、最終結論を出そうと云う地点までは撤退したようだ。オランド政権の幹部は、口にタコが出来るほど「単独介入はしないぞ!」と言いふらしている(笑)

 見出しの、英国の“いち降りた”と云う米国との異様に強い同盟関係にヒビが入るかどうか別にして、ユーロ圏への加盟をあくまで否定し、EUでありながらユーロ圏に加わらないイギリスが、アメリカとの関係まで希薄にした場合、孤立主義に向かうのではないかと云う、識者らの心配はあるのだろう。いずれにせよ、21世紀世界は流動的であり、カオスの世界に突入しているわけで、過去の歴史を参考に、物事を見極めても齟齬が生まれるのな、それこそ「カオス」なのである。

 宮崎駿監督が“引退表明”の記者会見で多くを語ることはなかったが、「世界がギシギシ音を立てて変化している時代に、今までと同じファンタジーを作り続けるのは無理があると思った」この言葉は名言である。筆者の想像では“カオス”と言いかかったと認識する。正しいことを語っても、不正義がまかり通る世界で、美しい人間とか悩めるヒューマニズムとか、表現するのが困難な時代が来ている事を予感させる、監督としての言葉だ。まぁ以下のWSJの解説記事は皆さまなりに解釈して頂こう。


≪ 問われる英国の影響力―シリア軍事介入断念でささやかれる孤立主義

【ロンドン】キャメロン英首相は、議会の承認を取り付けられず、シリアへの軍事介入を断念した。これを受けて、英国は世界における自らの役割や最も親密な同盟国である米国との関係を見つめ直している。

 キャメロン首相は自分の能力を見誤り、シリアへの軍事介入に議会の支持を得ることができなかった。近代の英国首相が外交政策で経験した最大の敗北の1つだと言える。議会は8月29日、シリア介入の原則に関する政府提出の動議を否決した。英国などの西側の政府はシリアのアサド政権が21日に市民に対して化学兵器による攻撃を行い、数百人が死亡したと主張している。

 英国は孤立主義の時代に突入するのだろうか。動議の否決をきっかけにこの問いが議論され始めた。多くの外交専門家は孤立主義に突入する可能性は低いとみている。しかし、国民が中東の紛争に関与することに疲れ切った結果、英国が干渉主義の度合いを引き下げた可能性があると主張する専門家もいる。

 ロンドンのシンクタンク、ロイヤル・ユナイテッド・サービシズ・インスティテュート(RUSI)の調査部長マルコム・チャルマーズ氏は「英国の介入への参加の度合いは過去十数年と比較して著しく低くなるかもしれない」と述べた。チャルマーズ氏は労働党出身の外相2人の顧問を務めた経験がある。

 しかし、一部の政治ウォッチャーによると、動議の投票結果については少なくともキャメロン首相の対応にも問題があったという。動議の議会提出は時期尚早で、アサド政権が化学兵器を使用したと明確に主張できるまで待つべきだったと指摘する政治家もいる。キャメロン氏率いる保守党からもそうした声が上がっている。

 キャメロン首相は政治的合意を形成することができなかったことは残念だと述べ、英国は軍事行動に参加しないと繰り返した。30日のテレビインタビューでは、シリアの化学兵器使用疑惑にはまだ「強い対応」が必要で、英国は外交ルートの模索を継続すると述べた。

 オバマ米大統領は30日、キャメロン首相と電話会談を行い、キャメロン氏の置かれた状況をよく理解していると述べた。英首相官邸によると、オバマ氏は米国としてどのような対応を取るかについてはまだ決定していないと述べたという。

 キャメロン氏は英国が今後も国際的に重要な役割を担うと述べている。英国の軍事費は世界第4位で、同国は最大の外交ネットワークを持つ国の1つだ。シリアへの軍事介入の動議が否決されたことについて、首相は国民がシリアの内戦に「巻き込まれる」ことを懸念しており、「それは理解している」と述べた。

 ノッティンガム大学のフィリップ・カウリー氏によると、首相が提出した戦争関連の動議が否決されたのは少なくとも19世紀半ば以降初めてで、異例の事態だという。  保守党の政治家で国防相を務めるフィリップ・ハモンド氏ら一部の専門家は、英国がシリアへの軍事行動に参加できなくなったことで、米国との関係が緊張するとみている。

 ケント大学のリチャード・ホイットマン政治学教授によると、英国は国防費の大幅削減を受けて軍事能力を削減し、国際社会との関係からも手を引きつつあるとの認識が米国政府内にあり、米国が英国以外の同盟国を当てにする風潮は今後も続くという。その上、米国は欧州との関係を巡る英国内の議論の影響についても懸念している、とホイットマン氏は指摘している。

 RUSIのチャルマーズ氏は英国の首脳が動議の否決について対外的に説明をしなければならず、英米関係は今後数週間にわたってぎくしゃくするとみている。しかし、同氏は英米関係に根本的な変化が生じる事態には必ずしも至らないと話す。イラク戦争、アフガニスタン戦争を経験した米国の国民も英国民と 同様に戦争に疲れており、オバマ大統領自身もシリア介入には慎重な姿勢を示していることなどの事情があるからだという。≫(WSJ日本版)


PS:シリア・イラン問題の地政学上の敵対勢力のイスラエルの閣僚らが叫んでいる。しかし、世界の目は、反政府勢力支援や今回の化学兵器事件においても、幾分同国のモサド組織を疑惑の目で観察しているのだから、オバマに見える形で圧力を掛けることが、最終的にイスラエルの関与に繋がるわけで、陰謀論の醸成に寄与するようなアホ閣僚を戒め「黙っていろ!」と一喝したようだ。今さら遅いと云うことだが、阿呆財務大臣も似たような事を言っている。あぁ太郎はナチスを見習うんだったっけ(笑)。

≪ イスラエル、オバマ米大統領に不満 シリア問題で

 【エルサレム=山尾有紀恵】オバマ米大統領がシリア攻撃に議会承認を求めたことに対し、米国と事実上の同盟関係にあるイスラエルが不満を募らせている。米国の優柔不断な姿勢が、シリアの背後にいる宿敵イランを勢いづかせると見るからだ。 緊迫するシリア情勢  オバマ氏の8月31日の声明発表を受け、極右政党出身のベネット経済貿易相は、自身のフェイスブックで「国際社会のシリアに対するためらいは、イスラエルが自身しか頼りにできないと改めて証明した」と批判。他の閣僚からもオバマ氏への批判が出た。

 米軍がシリア攻撃に踏み切れば、イスラエルへの報復攻撃が予想される。一方、化学兵器を使ったとされるシリアに「懲罰」を与えなければ、中東での米国の影響力が弱まり、シリアと連携するイランやレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどへの抑止力が低下。敵対するイスラエルが危機にさらされる。

 イスラエル放送によると、ネタニヤフ首相は1日、「シリア危機はまだ終わっていない。慎重に、確かに動いている」と述べ、閣僚にメディアでの発言を禁じた。イスラエル軍は同日、米国のシリア攻撃に備えて招集した予備役の任務をいったん解除。北部を中心に配置していたミサイル防衛システムの配置換えも始めたという。≫(朝日新聞 )


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 五輪のため汚染水処理決めた安倍政権の厚顔無恥 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-a0e4.html
2013年9月 3日 

政府は9月3日、原子力災害対策本部と原子力防災会議の合同会議を首相官邸で開き、東京電力福島第1原発汚染水漏れの総合対策を決定した。

総額約500億円の対策費が計上された。

2013年度の予備費から210億円を拠出して原子炉周辺への地下水流入を防ぐ凍土壁設置を促進する。

突然の決定に強く影響しているのがIOC総会である。

9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれるIOC総会で、2020年のオリンピック開催地が決定される。

世界の世論は、原発事故から2年半も経過した時点で、高濃度放射能汚染水を海洋に垂れ流している日本の現状を厳しく見つめている。

安倍晋三氏は、オリンピックを日本に招致するため、突如、汚染水処理に国費を投入することを決めたのだと思われる。


東電が行なってきた汚染水対策に関して、毎日新聞は次の事実を伝えている。記事より主要部分を転載する。

毎日新聞 2013年08月25日 東京朝刊

http://goo.gl/Pou17z

福島第1原発:汚染水流出
使い回しタンクから漏出 
「金かけず作った」 協力会社会長が証言

地盤沈下が原因で移設されていたことが明らかになった東京電力福島第1原発の汚染水タンク。廃炉作業に参加している東電協力会社(福島県いわき市)の会長(72)は毎日新聞の取材に「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。

同社は事故前から原発プラントの設計・保守などを東電から請け負い、同原発事故の復旧作業では汚染水を浄化して放射性物質を取り除く業務に携わっている。このため汚染水を貯留しているタンクを設置したゼネコンともやり取りがあり、内部事情に詳しい。

会長が東電幹部やゼネコン関係者から聞いた話では、今回水漏れを起こしたタンクは、設置工事の期間が短かった上、東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。タンクは組み立て式で、猛暑によってボルトや水漏れを防ぐパッキンの劣化が、通常より早まる可能性も指摘されていたという。

会長は「野ざらしで太陽光線が当たり、中の汚染水の温度は気温より高いはず。構造を考えれば水漏れは驚くことではなく、現場の感覚では織り込み済みの事態だ。現場の東電の技術スタッフも心配はしていた」と明かす。」汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置(アルプス)」も拡充する。


放射能汚染水対策がおざなりであった最大の理由を示す象徴的な発言が示されている。

「東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。」

どういうことか。

東電は原発事故の損害賠償責任を負っている。

ところが、東電の純資産額は損害賠償債務よりもはるかに小さい。

東電の財務能力では損害賠償責任を果たせないのだ。

つまり、損害賠償債務を考慮すると、東電は実質破たん状態にあるということになる。

したがって、東電を法的整理するのが資本主義社会のルールである。


法的整理するケースとしないケースで、どこにどのような違いが出るのか。

最大の差は、経営者責任、株主責任、債権者責任が問われるのかどうかということである。

法的整理する場合、経営者、株主、債権者が、法の規定に沿って、適正な責任を負わされる。

責任を取るべき者が適正に責任を問われることになるわけだ。

東電を破綻処理すると、原発事故の損害賠償に支障が生じるのではないかと危惧する人がいるかも知れない。

その心配を除去する定めが法律に存在する。

原賠法第16条に、必要があれば国が援助することが出来るとの規定が置かれているのだ。

東電を破綻処理しても、損害賠償については、国が責任をもって対応すれば問題は生じない。

原発事故の処理、損害賠償を行うには、最終的に国費投入を避けられない。国費投入というのは、国民が費用負担をするということだ。

汚染水の問題を含め、損害賠償を適正に行うことは必要不可欠であり、日本国民はその費用を負担することに同意するだろう。


しかし、このときに、極めて重大な問題が表面化する。

国民が費用負担する前に、責任ある当事者が適正に責任を負うのが筋ではないかという問題だ。

多くの国民は、原発事故処理、損害賠償実行のために国民が費用を負担することをやむを得ないことだと考える。

しかし、責任を負う当事者である、東電の経営者、株主、債権者の責任がまったく問われないまま、国民に負担が押し付けられるのは、筋違いであると考える。

多くの国民は、この事実に気付いていない。

事故発生の責任当事者である、経営者、株主、債権者の責任は、問われないまま、放置されているのである。

この問題を放置したまま、さらに500億円もの国費=国民負担を注ぎ込むことは、誰がどう考えても不当なものである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK153] アベノミクスが元凶 9月の値上げラッシュは家計の“地獄”の通過点に過ぎない (日刊ゲンダイ) 
                食生活も先細り…/(C)日刊ゲンダイ


9月の値上げラッシュは家計の“地獄”の通過点に過ぎない
http://gendai.net/articles/view/syakai/144339
2013年9月2日 日刊ゲンダイ


 アベノミクスのせいでサラリーマン家庭の食卓は、ますますショボイことになりそうだ。円安と原材料価格の上昇などで、2日から食品メーカーの値上げラッシュが始まった。

 家計に一番響きそうなのが「調味料」だ。例えば日清オイリオグループはきょうから、6年ぶりにマヨネーズ風調味料の出荷価格を7%引き上げる。「他社も追随してくる可能性が高い」(業界関係者)という。

 ちなみに、総務省の家計調査(2人以上世帯、2010〜12年平均)によると、調味料は全国平均で年間3万6100円も買っている。嫁サンの料理の味が薄くなったとしたら、それはアベノミクスのせいだ。

「ハム・ソーセージ」も平均8%値上がりする。年間購買額は1万2700円だ。ちなみに、横浜市では同1万4400円と、平均をかなり上回っている。朝食からハムが消え、パンと目玉焼きだけになったら、横浜のサラリーマンは怒った方がいい。

「冷凍食品」に至っては最大10%値上げ。全国平均の年間購買額は5700円だが、これはあくまで平均だ。忙しくて冷凍食品に頼りがちな都市圏のサラリーマン家庭には痛い話だろう。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。

「これで終わりではありません。電気、ガス料金も上がっています。それにニュージーランドや中国の干ばつで、穀物や乳製品の価格は世界的に上昇傾向にある。シリア情勢が悪化し、原油価格が高騰すれば、さらなる値上げラッシュも予想されます。まだまだ家計を直撃してきますよ」

<10月になれば「牛乳」も>

 その他、今月から「ワイン」と「ジャム」も値上がりする。さらに追い打ちをかけるのが「牛乳」(同1万5700円)で、来月から最大4%値上がりするのだ。前出の荻原氏がこう続ける。

「要介護度が比較的低い『要支援1、2』が介護保険の対象から切り離されるので、今後は介護に追われる主婦が増えていくでしょう。妻がパートに出て家計を助けたくても、それもできなくなるわけです。食材のランクを下げるとか、オトーサンの小遣いをさらに減らすしかなさそうです」

 サラリーマンの働く気力はますます萎える。今回の値上げラッシュは、家計の“地獄”の通過点に過ぎないのだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/409.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 米兵がベトナムから遺体袋に入って帰ったように、日本が9条を変えて米国に引きずられたら日本の若者も遺体袋に入って帰って来る






http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/410.html

記事 [政治・選挙・NHK153] あれは「太平洋戦争」だったのか  田中良紹 
あれは「太平洋戦争」だったのか
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64146874.html
★「田中良紹氏の視点ー(2013/09/02)」★ :本音言いまっせー!


先週末、房総白浜で「田中塾」の最終講義を行った。
そこでは戦後民主教育の真っただ中で学生生活を送ったフーテンが
実社会に出てからものの見方をどれほど変えてきたかを話した。

以前書いたように歴史には様々な見方があり、一方だけの見方に立つと
認識を誤る。また歴史は時間を経ないと真相が語られない事も多く、
子供の頃に教えられた歴史が真実とは限らない。

例えば戦前の日本が「大東亜戦争」と呼んだ戦争を我々は「太平洋戦争」
と教えられた。「大東亜戦争」とは軍国主義を是認する歴史観で
よろしくない、過ちを繰り返さないために「太平洋戦争」と呼ぶべきと
教えられた。しかしイギリスの歴史学者クリストファー・ソーンは
あの戦争を「極東戦争」と定義し、「太平洋戦争」と呼ぶのはアメリカの
一方的な見方だと主張する。

日本が英米に宣戦布告をしたのは、経済封鎖をされてインドネシアの
資源を獲得する必要に迫られ、日本軍はイギリスが植民地にしていた
マレー半島に上陸すると同時にハワイのアメリカ太平洋艦隊を奇襲した。
真珠湾攻撃はアメリカ艦隊のアジア進攻を遅らせるための作戦で、
戦争の主要な舞台は極東である。

ところがアメリカから見ると初めに真珠湾を奇襲攻撃され、太平洋の
真ん中でミッドウェイ海戦に勝利して形勢を逆転した戦争となる。
アメリカの意識は「太平洋」にある。だがそれではあの戦争の本質から
離れてしまうとソーンは主張する。しかしソーンの本の書名に使われて
いるのは「極東戦争」ではなく「太平洋戦争」で、日本の出版社は
「太平洋戦争」しか使わない。

それほど我々のものの見方は戦後日本を占領支配したアメリカに
影響されている。そしてアメリカは占領時代に徹底した情報統制を
行って表と裏の「二つの日本」を作りだした。
それをフーテンはロッキード事件の取材で痛感した。

ロッキード事件はアメリカ議会が世界の反共人脈と軍需産業との癒着を
暴露した事件である。西ドイツの国防大臣、イタリアの副大統領、
オランダ女王の夫君らがロッキード社の秘密代理人と名指しされ、
それぞれの国の政治家に賄賂がばらまかれていた。
日本では右翼民族派の領袖児玉誉士夫が秘密代理人だった。

右翼民族派の領袖がなぜアメリカ軍需産業の秘密代理人なのか。
今でこそA級戦犯の児玉がCIAの手先だったことはCIAの機密文書の
公開で明らかだが、当時の日本国民はそれを全く知らなかった。
フーテンは児玉を調べていくうちに戦後の日本に国民の知らない闇のある
事を知った。アメリカは表では日本の民主化を図り軍国主義を否定したが、
裏では旧軍関係者を復活させてそれをアメリカのために利用した。

フーテンを含め日本の新聞とテレビは戦後史の闇の解明に突き進む。
ところが東京地検特捜部にアメリカから資料が提供され、取材の矛先は
賄賂を受け取った政治家の摘発に変わった。
フーテンも東京地検特捜部担当に配置換えさせられた。占領期の真相に
光が当たることを恐れた日米の勢力によって取材の矛先が変えられた
のかもしれない。

児玉誉士夫と最も親密な関係にある政治家は当時の中曽根康弘
自民党幹事長である。しかし事件発覚直後に児玉の通訳が急死、児玉も
病院に入院したまま死んでしまう。児玉ルートは解明されず、
突然田中角栄前総理が逮捕された。かつてない衝撃が国民を襲い、
田中型金権政治を否定する報道でメディアは一色となった。

それから国民は「政治とカネ」のスキャンダル追及を民主主義の基本と
思わされ、日本の民主主義を検察権力が左右するようになる。
ソ連が崩壊して世界の構造が大転換する時、世界の議会は新時代に
どう適応するかを議論していたが、日本の国会だけは佐川急便事件で
大騒ぎしていた。「政治とカネ」に終始する国会の異常さに疑問を
持ったフーテンは英米の議会を調べてみた。

すると英米は議会のテレビ中継に慎重で、大衆受けする政治家を作る
ことは民主主義を破壊すると考えている事が分かった。
また民主主義の基本は利益誘導にあり、政治は利益の調整そのもので
ある事も教えられた。我々は日本が民主主義国になった積りでいたが、
英米の民主主義と日本の民主主義とは肝心なところが違っていた。

そして驚かされたのは、冷戦後のアメリカ議会が日本経済を解体する
方法を議論していた事である。アメリカにとってソ連に代わる最大の
脅威は日本経済であった。政財官が一体の「日本株式会社」の構造を
アメリカは徹底的に批判して解体作業に乗り出した。フーテンも含めて
メディアはそれに乗せられ、日本経済の構造改革と規制緩和こそが
日本の進むべき道だと主張した。

ところがアメリカの要求を受け入れた小泉構造改革は日本に格差の
拡大をもたらす。世界で最も格差の少なかった日本経済がみるみる
うちに崩壊し、国民は弱肉強食の競争社会に陥れられた。
一方、一国で世界を支配しようと考えるアメリカは自国の価値観を
世界に広めようとする。そのグローバリズムに対する衝突が世界各地に
起きて世界は著しく不安定になった。

社会の現実とぶつかってフーテンのものの見方は二転三転してきた。
それが今では日本独自の生き方を模索する必要を感ずるようになった。
そのために外国文化を遮断して独自の文化を培養した鎖国時代、それを
断ち切り欧米に追い付こうとした明治維新、そしてアメリカの手によって
変えられてきた戦後、それらを比較しながら日本の将来を考える必要を
感じている。

この連載の読者を中心に、日本とは何かを探り、日本の未来を考える会が
出来れば本望である。「田中塾」の延長にそれを夢見ている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/411.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 粛々と詰めてまいります:虚偽報告書の存在を認めてしまった最高検 (八木啓代のひとりごと) 
粛々と詰めてまいります:虚偽報告書の存在を認めてしまった最高検
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-698.html
2013-09-03 八木啓代のひとりごと


 さて、少しご報告が遅くなってしまいましたが、8月12日の石川議員の逮捕状に関する告発は、一週間後の8月19日付けで受理されました。
 今まで、私どもの告発状は、最短で翌日、平均3日ほどの短期間で受理されることが多かったのですが、ちょうどお盆の時期で、少し時間がかかったともいえましょう。
 しかし、注目すべきなのは、単に受理されたということではありません。
 この告発状は、
 
 いずれにせよ、A氏の取調べにおいて「自殺のおそれ」をうかがわせる言動がなかったのに、それがあるかのように記載した捜査報告書が、逮捕状請求の疎明資料として裁判所に提出された事実がある限り、被告発人らが、虚偽有印公文書作成・同行使罪の刑事責任を免れる余地がないことは明らかである。本件告発の趣旨に沿い、A氏の逮捕の直前の取調べ状況に関する捜査報告書の作成経緯を調査し、必要に応じて告発事実を補正した上で、本件告発を受理し、捜査に着手すべきである。

 という文言で締めくくられていることがポイントです。すなわち、告発が受理されたということは、「A氏の取調べにおいて『自殺のおそれ』をうかがわせる言動があるかのように記載した捜査報告書が、逮捕状請求の疎明資料として裁判所に提出された事実がある」こと、つまり、そのような内容の報告書が存在したことを、検察が認めたということになるからです。

 というところで、もちろん、田代政弘元検事は、「記憶にない」あるいは、今回は録音証拠がないのをいいことに「石川さんが取調べでそう言った」ということを主張されるのは目に見えていますが、前日の記憶と3ヶ月前の記憶が混同することが公然と明らかにされている(笑)田代元検事と、大坪・佐賀裁判において、その鮮明な記憶で検察側立証の最重要証人であられる前田恒彦元検事との、記憶力対決において、どういう判断を検察がなさるかが見物でございます。

 言うまでもなく、おそらく不起訴にされるでしょうが、これが検察審査会で、どういう判断をされるかが、たいへん興味深いところです。前田恒彦元検事は、検察審査会ではすべて真実を話すと断言しておられるので、歴史に残る審査になることは間違いないでしょう。

 むろん、ここで検察審査会が、あえて前田元検事を証人として呼ばずに不起訴相当決議や、不起訴不当決議を出すようなことがあれば、検察審査会の審査員の選定や補助弁護士の選定に対する種々の疑惑は、永久に「真っ黒」なものとして、追求の対象となることになることは言うまでもありません。
 
 さて、それはそれとしまして、7月から組むことになった、新ギタリストの福島久雄さん。小林智詠さんとはまったく違う個性の凄腕ギタリストで、新曲がいくつも出てきただけではなく、「今まで何度も聴いた定番曲も、まったく別のサウンドで聴こえる」と、うれしい驚きで大好評です。

 さらに、リハーサルを重ねて、濃いステージにする予定ですので、ぜひ、残暑を吹き飛ばすべくおいでくださいませ。

◆9月12日(木) 六本木 ノチェーロ
(東京都港区六本木6-7-9 川本ビルB1)
お問い合わせ・ご予約/03-3401-6801

出演/八木啓代(vo)、福島久雄(g)、

1st 19:30 2nd 20:45 3rd 22:00(入れ替えなし) Charge:2,600円(おつまみ一品付)
アクセス/日比谷線・大江戸線六本木駅より徒歩2分

地図はこちら http://www.nochero.com/map.htm

ネットからのご予約は http://www.nobuyoyagi.com/JAPANESE/reserv.htm


※文中引用記事
<陸山会・虚偽報告書事件の再告発に関する雑感>
https://www.facebook.com/MaedaTsunehiko/posts/512929398781477
前田恒彦 −元特捜部主任検事のつぶやき

私の記事に基づき、市民団体が「最初の虚偽報告書」の件で元検事らに関する告発状を提出した。

そもそも今の検察には自浄能力などないので、どんな告発を出そうとも、捜査を尽くさず、必ず不起訴にするだろう。

例えば、再告発の件は、既に問題の報告書そのものが廃棄されている可能性も高く(特に元秘書らの逮捕状取得直後)、そんな報告書は存在しないという理由を付け、告発不受理にすれば終わりだ。

仮に報告書が残っていたとしても、重要なのは元検事の私に対する告白が真実か否かという点ではない。

私が元検事から告白を受けたことは間違いなく、私自身、当時、これを周囲の関係者に伝えており、そのことを裏付ける客観証拠も存在する。

しかし、あくまで虚偽公文書作成罪の成否を判断する上では、「報告書の記載内容そのものが事実に反するか否か」が分水嶺となる。

その点は元検事と元秘書の供述が相反するし、前回と違って取調べ録音もないから、私の事情聴取など必要とせず、直ちに「嫌疑不十分」として不起訴にできる。

ましてや、前回同様、元秘書が再取調べを持込レコーダーで録音させてほしいと要求すれば、これ幸いと拒否し、「最重要人物の取調べ不能」を理由として、より簡単に不起訴で落とすことができる。

これらは私としても当初から織り込み済みの話であり、私の言う「第二幕」とは、今回の再告発とは全く別の事案にほかならない。

いずれにせよ、私が公の場に出て何かを語る機会は、検察審査会による証人尋問(検察審査会法37条)しかないと考えているし、もし検審から要請があれば、全面的に協力するつもりだ。

もちろん、検審=国民が証人尋問を実施してまで真相を知りたいと思うか否かにかかわる話だが、各弁護士会としても、さすがに今後は「ヤメ検弁護士」を審査補助員に据えるといった愚行に出ることもないだろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/412.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 隠し子スキャンダルは山本太郎を狙ったんじゃない、共産党に色目を使う政治家への「見せしめ」だ


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/413.html
記事 [政治・選挙・NHK153] 民主党員・サポーター数が激減、3分の2以下に(読売新聞) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130903-00000926-yom-pol
読売新聞 9月3日(火)19時33分配信


 民主党は3日、2013年5月末時点の党員・サポーター数を発表した。

 前年同期の3分の2以下に落ち込み、政権交代をはさんで党勢が低迷している現状が浮き彫りとなった。

 党員・サポーター数は21万6549人(党員3万2352人、サポーター18万4197人)で、前年同期の34万2448人(党員4万3865人、サポーター29万8583人)から、12万5899人減少した。

 一方、地方議員数は13年5月末時点で1817人で、前年同期の2050人に比べ、233人減少した。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/414.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 9月3日 全国検察審査協会連合会(元検察審査員16,000人が加入)は、最高裁の裏金作りのためにあるのか? 一市民が斬る
9月3日 全国検察審査協会連合会(元検察審査員16,000人が加入)は、最高裁の裏金作りのためにあるのか?
http://civilopinions.main.jp/2013/09/9316000.html
2013年9月 3日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 <「全国検察審査協会連合会」と「地区検察審査協会」の存在について>

 検察審査会は「小沢氏起訴議決」で一躍有名になった。
 それまで、国民は検察審査会制度や検察審査会のことをほとんど知らなかった。

 検察審査会制度は最高裁ができて1年後の1948年にスタートした。最高裁の報告によると、これまでに審査員になった人は約23万人という。
 最高裁は、1955年から元検察審査員達を集め、「全国検察審査協会連合会」という組織を作った。現在その会員数は15,000人という。

 このことを、6月19日ブログで、『最高裁は「全国検察審査協会連合会」(元検察審査員15,000人)を組織、これは何のため?』と書いた。
 http://civilopinions.main.jp/2013/06/61915000.html

 
 <最高裁は、「元検察審査員の組織が誕生した。組織の目的は自発的に検察審査会制度の普及・広報活動をするもの」と説明しているが...>

 最高裁は、「全国検察審査協会連合会」とその下部組織「地区検察審査協会」について、「検察審査員を経験した人達が誕生させた組織で、自発的に検察審査会制度の普及広報活動をしている」と説明する。
 
 たまたまクジで選ばれて審査員を経験した市民が、自発的に「地区協会」を結成し、さらには「全国組織」まで作り、自発的に検察審査会制度の普及・広報活動するだろうか。最高裁が音頭を取って組織を作ったとしか考えられない。


 <「全国検察審査協会連合会」役員名簿を東京第一検審事務局から入手>

 石川克子氏と一市民Tは、東京第一検察審査会事務局長がこの連合会の事務局を務めることを知った。
 そこで、東京第一検察審査会事務局長に「役員名簿」「総会資料」「会の規約」の開示を求めたところ、以下の行政文書(不)開示通知書と「役員名簿」をもらった。

 行政文書(不)開示通知書.pdf 
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%96%87%E6%9B%B8%EF%BC%88%E4%B8%8D%EF%BC%89%E9%96%8B%E7%A4%BA%E9%80%9A%E7%9F%A5%E6%9B%B8.pdf

 全国検察審査協会連合会24年度役員名簿.pdf(P5〜11及びP13省略)   
http://civilopinions.main.jp/items/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E5%8D%94%E4%BC%9A%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A.pdf

 「全国検察審査協会連合会」には、総務部、財政部、企画部、広報部まである。
 任意団体にしては立派な組織だ。
 最高裁が相当肩入れしないと全国組織など作ることはできないし、運営もできない。
 「全国検察審査協会連合会」は東京第一検察審査会事務局内に、「地区検察審査協会」は各地裁の検審事務局内に事務局が置かれている。
 「全国検察審査協会連合会」は最高裁の組織、「地区検察審査協会」は地裁の組織と位置付けていい。

 
 <「連合会」は不要だと騒がれたが、未だしっかり存続していた>

 6月23日ブログにも書いたが、「連合会」の存在が世に知られ、「このような組織は不要だ」という声が上がった。すると「連合会」のホームページは消えた。てっきり解散したと思っていた。
 だが現実は違っていた。
 最高裁は「連合会」を解散させなかった。

 
 <会員のメリットは?>

 会員あるいはその役員になることで、地元の名士にあがめられる。
 会員としての名刺も作れる。
 (M前議員のブレーン]氏のレポート参照 ]氏レポート抜粋.pdf )
http://civilopinions.main.jp/items/%E2%85%A9%E6%B0%8F%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E6%8A%9C%E7%B2%8B.pdf
 
 年一回有名観光地や高級ホテルで全国総会が開かれるが、それに参加できる。そこには最高裁や司法関係者のお歴々も参加する。
 参加費用も、最高裁や地裁からの援助があると思われる。旅行もできるというわけだ。
 これらを餌に会員勧誘を行っているとみられる。

 
 <最高裁のメリットは「連合会」を利用した裏金作り?>

 最高裁は検察審査会制度をPRするには裁判員制度で行った如く、メディアを使ってPRすればよい。
 元検察審査員を使っての普及広報はあまりに非効率だ。
 では、最高裁や地裁は何故「連合会」や「協会」を組織するのか?
 一市民Tはこれを裏金作りのためと推察する。
 
 最高裁は、検察審査会制度の普及・広報と謳えばその予算が獲得できる。
 15,000人の大組織が、普及・広報を担当するといえば大型予算が組めるだろう。
 最高裁のお得意技、「偽請求書を作成し、裏口座に振り込む」手口をもってすれば裏金だって作れる。
 各地裁も、最高裁の規模ほどではないが、この手で裏金を作ることができる。
 
 国民の血税が、元審査員の連合会総会参加費用等に使われているかもしれない。
 
 さらには、最高裁の裏金になっている可能性もありうる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/415.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 現東電社長らを汚染水垂れ流しで告発。検察はもはや正義の司直ではなくなったか? (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201309/article_3.html
2013/09/03 23:22

東電をの汚染水漏れを、公害処罰違反の疑いで検察に告訴した。このブログでも再三、これだけの大事故を起こしたのに、誰一人責任を問われないなんてあり得ないと述べてきた。一般の企業なら、故意ではなく有害物質を流したとしても、警察が工場に入り責任者は検挙されるだろう。しかし、既に事故から2年も経とういうのに、未だに汚染水を垂れ流している。

検察も、福島原発告訴団からの訴えを全く無視して、さかんにマスコミに誰も起訴しないということをリークしている。陸山会事件とは正反対だ。この裏には、政府の方から例によって圧力が掛っているように思える。


汚染水漏れ 東電社長らを告発 公害処罰法違反疑い
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013090302000231.html

 「地下水汚染を無策のまま放置し、もはや手が付けられなくなっている。悪質な犯罪と言うほかない」。東京電力福島第一原発の汚染水問題で、法人としての東電と幹部を公害犯罪処罰法違反容疑で福島県警に告発した福島原発告訴団は三日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、東電を厳しく批判した。 

 河合弘之弁護士は、入手した内部資料のコピーを手に、東電が1〜4号機を取り囲む遮水壁の設置を「後追いにならない備え」と認識しながら、高額の費用負担を理由に先送りしたのではないかと指摘。「安全よりお金を優先して原発事故を起こした東電の体質や構造は、事故後もまったく変わっていない」と主張した。

 原発事故で被ばくしたとして、告訴団が東電幹部らを業務上過失致死傷容疑で告訴・告発してから一年以上たつが、東電への家宅捜索を行わない検察当局の捜査手法も批判。「原発事故でも、危険を認識しながら津波対策を先送りしたことを示す文書が東電内にあるはず。検察は速やかに強制捜査に踏み切るべきだ」と強調した。

 福島原発告訴団は三日、広瀬直己社長ら幹部三十二人と東電の告発状を福島県警に提出。告発状によると、原子炉冷却に使った水をためるタンクから汚染水が漏れたのは、「丈夫なタンクを早く設置し、汚染水を移す義務を怠ったため」と指摘している。また、「高額の費用負担を恐れ、遮水壁の建設など必要な対策を怠った」として、地下水が放射性物質に触れ、汚染水となる原因をつくったと主張している。


原告団の訴えは至極当たり前の話で、東電は国民の安全よりは経営の方を優先している。これも、どんなひどい処置をしようとも、お咎めがないと高を括っているからである。自民党政府も、原発は経営者の責任とするよりは、天災である津波のせいにした方がいい。

なぜなら、経営者、菅や枝野ら政治家の責任を問えば、逆に原子力行政を仕切っていた自民党自身が過去をほじくり返されて、返り血を浴びない保証はないからだ。政府の方から、谷垣法相を通して検察に指導が入っているのではないかと思っている。

この理由は、陸山会事件の時、当時の漆間官房副長官が、民主党の小沢氏周辺に捜査が入るが、当時職務権限を持っていた自民党議員には検察の手は回らないと断言していたからだ。こんなことを平気で言っていた自民党である。裏で何をしているかわからない。

検察と自民党、最悪の組み合わせである。元地検特捜部長の佐久間氏が栄転する世の中である。またしばらく暗黒の時代が続く。住みずらい世の中になった。明日は我が身か。



http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/416.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 菅官房長官:宮内庁に反論「皇室の政治利用、あたらない」  毎日新聞
 2020年夏季五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会への高円宮妃久子さまの出席に関し、菅義偉官房長官は3日の記者会見で、「皇室の政治利用とか、官邸からの圧力とか、そうした批判はあたらない」と述べ、政治的圧力を示唆した宮内庁の風岡典之長官に反論した。首相官邸が宮内庁を公然と批判する事態になったが、久子さまは同日、総会が開かれるアルゼンチンへ民間機で出発した。

 風岡氏が「天皇、皇后両陛下もご案じになっている」と述べたことについて、菅氏は「宮内庁長官の立場で両陛下の思いを推測して言及したことは非常に違和感を感じる」と批判した。

 皇室と外交を巡っては09年、中国の習近平国家副主席(現国家主席)が来日した際、鳩山政権が慣例を破る形で宮内庁に天皇陛下との会見を求め、野党だった自民党が批判した経緯がある。自民党の脇雅史参院幹事長は3日の記者会見で「(政府内で)見解が食い違うのは好ましくない」と苦言を呈した。

 久子さまの出席については、先月26日に下村博文文部科学相が宮内庁に要請。さらに、官邸事務方トップの杉田和博官房副長官も、同趣旨の要請を行っていた。宮内庁側は出席に応じたものの、風岡氏は2日の記者会見で「苦渋の決断をした」と言及していた。

 久子さまはIOC総会で、東日本大震災支援への感謝を表すスピーチを行うほか、現地のサッカー協会との親善行事に出席する。9日に帰国する。【鈴木美穂】


http://mainichi.jp/select/news/20130904k0000m010070000c.html

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オリンピック招致活動が高度の政治性を帯びるものであるということは常識といえるだろう。開催都市を決めるIOCの総会で皇室の人物が発言することは、招致活動の一環であると出席者から見なされる。菅官房長官の発言は事実をゆがめるものであり、皇室の政治利用をごり押しするものである。
http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/417.html

記事 [政治・選挙・NHK153] 消費増税「大きな賭け」=賛成派に反論―浜田内閣参与(時事通信) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130903-00000129-jij-pol
時事通信 9月3日(火)19時46分配信


 消費増税の影響を検証する集中点検会合で、安倍晋三首相のブレーンとされる浜田宏一内閣官房参与が「増税を予定通り進めることはかなり大きな賭けだ」と慎重な考えを改めて強調していたことが3日、分かった。予定通りの増税を主張した伊藤隆敏東大大学院教授に対し、浜田参与が「デフレの苦しみから治るのを駄目にするような危険のあることを首相に勧めていいのか」と反論する場面もあった。

 内閣府が、浜田参与らが出席した8月27日の会合の議事要旨を公表した。

 会合で浜田参与は、消費税率を8%、10%に引き上げる時期をそれぞれ1年先送りするか、毎年1%ずつ引き上げる案を主張。これに対し、伊藤氏は「代案を探り始めた途端に、せっかく的に当たっている第1の矢が折れ、第3の矢を放つタイミングが失われてしまう」と語り、当初の方針に沿って進めることが日本経済の再生に不可欠と指摘した。 


http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/418.html

   

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