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2013年8月15日00時54分 〜
記事 [政治・選挙・NHK152] 野党の解体表す選挙結果 アラシ認定者の排除にご協力を
野党の解体表す選挙結果
参院選総括座談会
             運動潰す欺瞞の支柱崩壊   2013年7月24日付
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/yatoiunokaitaiarawazusenkyokeltuka.html
 21日に投開票を迎えた参議院選挙は、昨年末の衆院選に続いて、かつてない低投票率のもとで自民党が国会の大半の議席を占める結果となった。アベノミクスを持ち上げてきた商業マスメディアは選挙期間中から「自民圧勝」を叫び、選挙後は「ねじれ解消」と沸いている。野党解体ともいえる今回の選挙結果をどう見るか、本紙は記者座談会をもって論議した。
 
 約半数が選挙自体そっぽ

 A 商業マスコミは「自民圧勝」「一強体制」「ねじれ解消」でワイワイ騒いでいるが、この選挙結果からなにがいえるのか、現在の政治状況もふくめて描いてみたい。まず、選挙が終わって大衆的な受け止めはどうなっているだろうか。
 B 選挙の度に投票率が低下していく。今回でも約半数の有権者が選挙そのものにそっぽを向いた。これまで必ず選挙に行っていたような人でも、「今回は棄権した」という人が相当数いる。どこに投票しても政党があてにならないし、糠に釘というか気持ちを代弁してくれる政党がおらず、本気で国を変えようという勢力が見当たらない。それなら選挙に行っても意味がないではないかと話題になっていた。
 C 「民主党が体を為していないなかで、くたばった屍状態の野党を相手に自民党が議席を押さえただけだ」という反応もあった。「なにが選挙か」「これは選挙といえる代物ではない」という声も多い。山口県ではとくに選挙区で自民党候補の林芳正に対して、4月の補欠選挙で2万5000票余りだった「日共」候補と、わずか1万票だった宗教団体候補が使い古された当て馬のような顔をして出てきて「対抗馬」などといっていた。はなから有権者を愚弄していると話題にされていた。当確が八時に出て万歳をしていたが、公示段階で当確が出たような選挙だった。「これでなにが国政選挙か」という冷めた思いが有権者のなかでは語られていた。まともな野党がいないのだ。入れたいと思う候補がいない。だから山口県は戦後最低の投票率になった。
 D 開票がはじまる前の八時には選挙特番がはじまり、テレビではいきなり約4分の3の議席に当確が出ていた。これに腹を立てている人も多い。ある商店主の婦人は、「あんな調子で発表されて良いものなのか。マスコミがあたりまえみたいに“わかりきった結果”として開票前から断定していく。いかに競い合いのない選挙だったかを示している」と憤慨していた。
 E 自民党にかかわっていたこともある自治会長の男性は「選挙なんてしない方がいいんじゃないか」と冷めた表情で語っていた。なにか意味があるのか? と。元国鉄マンの男性も、今回は棄権したこととあわせて、「アベノミクスというが年金は下がり物価は上がる。消費税は上がるし、税金はとられるし、すべて決まっているのに選挙してなにかが変わるのか? 行っても行かなくても同じだ」と冷めていた。企業関係でも「期待できない」と話されていた。全体として選挙には冷めきっているし、吹っ切れた感じだ。政治にいっさい期待できないという思いが強く、直接的な行動によってしか変わらないと論議になる。
 C 石油会社の労働者たちは、「アベノミクスで浮かれているけど、下関の寂れ方を見てみろ」といっていた。実体経済は縮小して、消費購買力も落ちている。それで好景気に沸いているのはごく一部の大企業や金融機関で、下関でも中尾市政がJR西日本や中電のような企業には湯水の如く税金を垂れ流してもうけさせ、地元の経済はあがったりだ。なんのための政治なのか、なんのために政府があるのかをみなが考えている。国民に飯を食わせることができないなら、その政府は終わりだ。目前だけ見たら自民党が好き勝手できる議席数だが、事あればひっくり返すくらいの気持ちが各所で充満している。
 B 下関の自民党員でも冷ややかに見ている人が多い。「安倍さんが暴走して転けるだけ」と先を案じている人もいる。自民党支持者といっても戦争政治への危惧は強く、とくに年配者のなかでは安倍代議士が田母神や櫻井よしこを連れてきて、右翼団体かと思うような政治活動に力を入れていたり、改憲を叫んだり、アジアの近隣諸国と武力衝突しかねないような好戦的な姿勢について疑問を抱いている人がもともと多い。後援会幹部の企業経営者が「一見すると自由のような雰囲気ではあるが、かつての大政翼賛会のように権力者が認めない政党は政党にあらず、というような統制があらわれかねない。民主主義でなくなることが心配だ」と選挙結果を見て話していた。下関の政治構造がまさに安倍独裁で「安倍派にあらずは人にあらず」というような強権政治を特徴としているが、日本中が同じようになったらどうなるのかと心配している。
続く
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アラシ認定者の排除にご協力をお願いします

アラシ認定者=日中=漢文=夜ドラ=咬龍=黒龍江

なお、本人は正規の番長などと自称もしています↓
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09. 2012年10月31日 13:52:19 : F1WpqWrqtY

叔母ちゃま
オレは小6から高3まで常に学級委員か"議長" だったから、イジメを目にすると本能的に"吠える"。
オレから吠えられ、イジメを自覚しておきながら、イジメをした相手にシカト、謝罪しなかった場合には、自動的に翌日、校庭裏に呼び出し、ローキックを一発くれてやるw
そして、キックをブチかましたあとに、「なんでオレに蹴り入れられたか、オマエの足りないアタマでよく考えておけw」と捨て台詞を残し、立ち去る。
つまり、これが "正規の番長" というものだろう。
教員らが これらの細かいゴタゴタに関知したことは一度もない。

ドラ3

http://www.asyura2.com/12/music9/msg/809.html#c4

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まあ、正規の番長が薄汚い粘着アラシによく落ちたものですw
アラシ認定者のコメントを見つけたら
「アラシ認定者コメント報告スレ」への
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/124.html
通報のご協力をお願いします

アラシ認定者のコメントはお断りいたします

なおこの者は↓
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http://www.asyura2.com/13/music12/msg/229.html#c156
56. 陣中見舞い 2013年8月02日 23:52:09 : 3pEdi1PI5rkGQ : llyKJu9rac
>>149
誰に命令してんだ?
おい、イルカに乗ったパチ伝道師。
それより吐いた唾呑むな。(笑)
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アラシ認定者から親分と呼ばれている者で、ヤクザ同然の口を
利きますので合わせてコメントをお断りいたします
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/503.html

記事 [政治・選挙・NHK152] Re: 野党の解体表す選挙結果 続き
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/yatoiunokaitaiarawazusenkyokeltuka.html
議会への幻想瓦解 自民は18%得票 民主は再起不能

 A マスコミが「自民圧勝」と騒いでいるが半数が選挙に行っていないのになにが圧勝かだ。実際の選挙結果はなにを示しているかを見ないわけにはいかない。選挙結果を見てみると、野党がボロなのが特徴で、とくに民主党が哀れなまでに崩壊している。比例区の得票では3年前の参院選からいっきに6割も減らしている。そして自民党はというと、選挙区で2268万票、比例区で1846万票だった。公明党が選挙区では協力して500万票を回したと見て、選挙区の2200万票は計算上の説明がつく。ただ1800万票の基礎票といっても、ここには大企業の連合票など、民主党(比例区では1131万票減らした)から流れた票もある。諸諸の宗教団体からの票も差し引くと、自民党そのものの支持基盤は極めて脆弱であることがわかる。全有権者に占める得票の割合は17・7%で、これが国会の議席を独占する結果になった。得票率なら、棄権党が第一党でおよそ5000万人、47%にもなる。
 B 山口県では民主党県連が候補擁立を断念して、林芳正に協力した。敵なしの選挙でありながら、期間中は連合の組織が自民党応援を公然とやっている始末だった。それで、戦後最低の投票率なのに林芳正は45万票を獲得した。民主・連合・自民・公明のオール与党体制による選挙だ。全国よりも翼賛体制は先んじている。
 A 結果からいえることは、自民圧勝ではなくて、民主党その他野党の解体が実際の姿だ。「日共」にしても欺瞞力がこれくらいしか残っていない。「自民党と違う政党といえば共産党だ」と思うような人もいる。しかし百数十万票しか増えていない。とても躍進といえるものではない。
 E 昨年の衆院選と構図は似ている。09年の衆院選で民主党が政府与党になり、いかにも自民党と民主党が対立しているかのように扱われてきたが公約を覆して実行した政策は同じ。有権者をたぶらかした。これへの怒りが強かった。一連の裏切りで有権者は頭にきている。自民党の補完役に過ぎないし、第二自民党そのものだった。それを改める姿勢すらなく、人人は相手にしていないのに、なおかつ「政権政党へ」などといって自爆した。民主党は再起不能だ。
 C 「鳩山がメッキを剥いで、菅直人が錆びさせて、野田がポキッと折った」と話す人がいた。なるほどと思った。
 A どう見ても民主党の独り相撲による自爆だ。あと、社民党も解体的状況だ。「託すところがない」という意見が共通して話題になっていたが、自民党に対抗する政党がなく、みんなオール与党になっていることをあらわしている。議会制民主主義が崩壊している。議会に託すという間接民主主義の崩壊が重要な特徴。人人を欺瞞していたのが通用しなくなった。野党というものがいて、それなりに文句をいって期待を寄せておいて、「なんとかなるのではないか?」「議会を動かせば世の中が変わるのではないか?」と思わせていたが、どうにもならない。だから選挙に行くのがバカバカしくなる。
 C 以前なら、そうはいっても選挙には行って、国民の一人として思いを託さないといけないし、それもせずに文句をいってはいけないというのがあった。「選挙に行かないのは非国民だ」といわんばかりの人もいた。しかしそういう人が行ってなかったり、棄権するか悩んでいたりした。議会制民主主義への幻想がとり払われて吹っ切れている。
 A 民主党が自民党と同じことをやり始めて自爆しただけのことだ。「政権交代」と大騒ぎしていたが、自民党政府がやっていたことを丸ごと引き継いで、米軍再編にせよ、消費税増税、原発再稼働、TPPなど推進して、野田が負けるとわかっている解散総選挙に挑んで、案の定民主党を解体した。どの政党が与党になろうが米国追随で突っ走るし、ひどく違いがない。今度はねじれ解消で「大変なことになる」といっても、もともとがねじれていない。オール与党なのだ。
 E 「ねじれ」というが、有権者が怒っているのは民主党なり野党がどうでもよい些末なことでゴネたりするからで、消費税増税にしても三党合意で推進していくし、主要な政策は軒並み一致して遂行していく姿を見せつけられてきた。米国に怒られたら原発ゼロも覆して再稼働を強行するし、TPP参加を求められれば安倍晋三が勝手に米国詣でして参加表明してくる。
 D 今回の選挙結果だけで特別に安倍が有利になったわけではない。政策がすべてすんなり進むわけでもない。選挙のなかでは沖縄は少し様相が違っている。基地斗争が大衆主導で盛り上がっている。尖閣問題もあって前線にさらされるという危機感は相当なものだ。民主も自民も手も足も出ず、糸数慶子が批判票を集めて当選した。東京でも地盤や力などない山本太郎が反原発を叫んで、そこにボランティアがどっと押し寄せて当選までいった。大衆主導だ。こういう大衆の行動は抑えられないし、一つの特徴になっている。東日本大震災後ににわかに出てきたみどりの風にしても、それなりに票をとっていった。
  
 矢面に立つ自民党 欺瞞役失い支配弱体化 大衆と直接対峙

 A 歴史的に見たとき、革新勢力の存在は敵の支配の支柱だった。大衆をだまくらかして議会内に縛り付け、実際に世の中を変える力や運動にはしない防波堤だった。しかし万事、政治は大衆的な政治行動でしか動かない。それを欺瞞して潰す役目がいなくなったことを選挙結果はあらわしている。安倍が好き勝手するといっても、今度は権力者と大衆が直接に対峙するほかない。大衆を相手に味方のような素振りをして運動をねじ曲げたり、だます役割を果たすような存在がいない。ならば安倍が直接説得したり、納得させるようなことができるかというと、逆立ちしてもできない。支配が弱体化している。やはり修正主義なり、社民なり大衆をだましてくれる勢力が支配側にとって不可欠だった。その点は自民党リベラル派の方が心得ている。欺瞞する者がいないと、権力がまっしぐらに強権だけで突っ走るばかりでは、世の中はおさまらない。
 E 独裁者は独裁するだけでは通用しない。批判勢力のなかに欺瞞する者を必要とする。マスコミが嘘ばかりいって欺瞞するのも、いまや底が見えている。下関市議会、市政でも安倍派がヤーヤー騒いだところで市民はだまされない。泉田グループのように労働組合を利用しながら与党にとり込んだり、サンデン分裂組合の委員長で市議会ボスに出世した小浜にせよ、上手にだます者が不可欠なのと同じだ。
 A 戦後はそれである種の政治的な安定期を作っていた。革新といっても、彼らは必ず敵との斗争は避けて大衆運動を潰す。社民党であれ、「日共」であれ、大衆斗争の能力はない。早くから完璧な議会主義政党になってしまっている。資本主義の相対的な安定期に改良主義をやってきたが、資本主義がこれほど危機に陥ったら、今度は敵の協力者としてムキツケの姿を見せつけている。だから沖縄で社民党が相手にされないし、「日共」にしてもそうだ。
 E 「日共」は安保斗争にしても、大衆運動が高揚したらブルジョア議会主義へ欺瞞的にねじ曲げる役割を果たしてきた。なんの運動にしてもそうだ。その影響が「どこかの政党に投票すれば世の中が変わるのではないか」という幻想にもつながっていた。支配の重要な道具で、政治勢力による議会内のやりとりに委ねるものだった。60年安保に懲りた敵は念入りに労働運動破壊をやってきたし、そこで培養されたのが組合主義、経済主義、議会主義、改良主義だ。労働者は企業の発展に依存してパイをもらうのだといって目先の改良だけを求めたり、もっぱら組合主義で自分たちの権利ばかり主張してみんなの利益を犠牲にしたり、欺瞞してきたがパンクした。それならどうするのか、路線上の転換が迫られている。
 A 議会主義の影響もあって、70年代には革新自治体が流行っていった。これは要するに労働者が権利を得るために斗争しなくても、選挙に勝てば要求が通るではないかという風潮を煽って、結果、足腰が立たないようになった。大衆運動を否定して選挙に傾倒し、いまや労働組合といっても連合は経団連の飼い犬に成り下がって、労働者の味方でもなんでもない。議会主義で無力にしていった。議会で多数をとれば世の中がかわる、というのが「日共」だ。議会内だけで物事を考えていたらとり込まれる。「大衆と共に」で市民運動といっしょに議会活動をやっていけば市政を揺り動かせるというのは、下関市民の会の本池妙子市議の活動においても重要な経験だ。
 C ある知識人が話していたが、仲間たちと「もうテロしか世の中を変える方法はないのではないか」と論議になったという。しかし最終的に、独りよがりをやっても弾圧されて終わるだけで、それよりも「戦艦ポチョムキン」のようにみんなが銃を同じ方向に向ければ、それはテロではなくて正義になる、という結論になったようだ。政治への幻想がとり払われ、大衆的な連帯と団結こそ力なのだという確信は広がっている。

 大衆運動が国動かす力 剥落した戦後の欺瞞

 A 戦後の欺瞞のベールがとり払われた。支配の共犯者、社会的な支柱の欺瞞がはげ落ちたということだ。自民党だけで世の中がおさまるわけがない。間接民主主義の崩壊になると、国民主権で直接行動するしかないとなる。勇ましく改憲を叫んでいるが、消費税増税、TPPなど大きなテーマは山積している。このなかで、国民を動員できなければ独裁者も裸の王様にしかならない。ヒットラーは独裁者といっても戦争まで国民を動員した。それと比較して安倍晋三を見たときに、ちょっと見劣りするにもほどがある。
 B 世界経済がこれほど混沌としているなかで、ブロック経済化のあらわれとしてTPPがあり、さらに国家財政は米国に散散巻き上げられて食い物にされたあげく、消費税増税で国民にツケを転嫁しようとしている。この重要局面で「安倍が3年持つわけがない」という意見も多い。現実に首相就任から7カ月経ったが、中国や韓国と揉めていまだに首脳会談すら持てないし、収拾がつかない。各国からの格下扱いもひどい。
 A 資本主義の景気変動は最高の好景気を経て、その次は恐慌に転落する。恐慌からジワジワと景気が上向いてバブルのような絶頂を味わって、再び奈落の底に落ちていく。安倍晋三は今が頂点だが、資本主義である以上、頂点は奈落の底の直前ということだ。
 半数の有権者が相手にせず、18%の得票で国会の議席を総なめにする。国会内独裁ができあがっている。しかし独裁でも、まず外国には通用しない。韓国であろうと、中国や北朝鮮であろうと、外国には権力が及ばないからだ。国内は権力に保護されて力を振るうことができる。官僚機構から財界、メディア、警察、司法などあらゆる権力に保護されて“坊ちゃん政治”ができる。たたき上げでのし上がった政治家が、みずから国を引っ張っていくという話ではない。そのような統治の見識も何もないから、外交になったら歯が立たない。外国に歯が立たない者は国民に対しても歯が立たないのは明らかだ。
 C 「戦艦ポチョムキン」ではないが、本物の政治勢力の台頭が求められている。下関市民の会が市議会に送り込んだ本池市議の経験でもそうだが、大衆斗争が主だ。敵と味方の争点を鮮明にして大衆運動をやる。それで選挙もたたかう。経済主義、改良主義ではなくて、大衆的な政治的力量を高めることによってのみ敵を突き動かすことができる。目先の改良という副産物はそれに付属する。大衆斗争が決定的で、議会のやりとりでなにかが決まるわけではない。
 A 山口県では原発計画をはねのけた豊北斗争がそうだったし、上関でも大衆運動こそ力を持っていることが証明されている。上関斗争では初期の頃、偉いさんに依存していた。偉い幹部頼みの運動だったが、30年たってみて反対派幹部はみな敵にとり込まれて壊滅状態になってしまった。しかし運動は崩れない。下から婦人たちが実質的な指導部を形成して、みんなの力を束ねてたたかっている。大衆主導の運動だ。国や県を友といっていたのが、30年の斗争をくぐって敵となってきた。国策として持ち込まれる原発に対して、たたかう相手が鮮明になっている。大衆斗争としてたたかうし、全国と団結してたたかうという意識も強まっている。そうなったら止めてしまう。この方式で日本中が動いていけば展望はある。

 全国的政治斗争組織へ 直接行動の機運充満

 E 原水禁運動でも禁や協が市民から毛嫌いされ、広島では蛇蝎(だかつ)の如く嫌われている。こうした連中が加害者論を振りまいて市民世論を押さえ込んだり、反米に向かわないように運動をねじ曲げたりして、歴史的に権力から飼われている。峠三吉の原爆展運動がこの10年来で発展してきたが、禁や協とは違う被爆地の願いに応える運動、50年8・6斗争の路線で大衆そのものの中に入って運動を広げていくなかで、抑圧の構図がとり払われ、市民が主人公になって登場してきた。「日共」や社民の凋落は、禁や協が広島市民から相手にされないのと同じで、敵の支配の構図が崩れたことを意味している。世間的には禁や協がまるで広島を代表しているような顔をしてきた。マスコミも禁や協しか扱わず、権力が支えてきた。しかし米国支配の共犯者、支柱を正面から批判すると、広島でも市民の共感は強く運動は発展していった。
 A 沖縄でもインチキ革新勢力が県外移設といっているが、「痛みを分かち合え」といった元祖が社民の大田昌秀だ。いまや県民世論は「県外どころか、日本国内から出ていけ」となっている。欺瞞的なものが通用しない。敵と友を鮮明にしたら運動は発展する。
 安倍独裁というなら、世界中を見ても独裁打倒のデモ流行りだ。ムバラクか、安倍晋三か、となりかねない。エジプトなど見ていたら選挙もなにも必要なくて、国民的な大運動で政権をぶっ倒してしまう。トルコでもブラジルでもすごいものがある。世界の流れだ。選挙があてにならなくなったら独裁打倒のデモになる。
 安倍自民党はTPP、原発再稼働、消費税増税、改憲などさまざま課題を掲げているが、要するに米国追随で市場原理主義を徹底し、個別企業天下の世の中にする方向に進んでいる。しかしそれは社会を食いつぶして、どんどん崩壊させていく。これとの対決が迫られ、全国的な政治斗争を構えないといけない局面にきている。政治構造としては野党がリーダーシップがとれないし、国民を欺瞞できないから、自民党独裁が一手に批判の矢面に立たされていく。
 C TPP反対や再稼働反対で斗争が起きているが、野党は乗っかかることすらできずに、むしろ大衆運動の側からは距離を置かれているのも特徴だ。党利党略に辟易しているから、政党を排斥する動きが強い。「日共」にしても、選挙結果を見て志位がうれしさを堪えきれないような表情をしていた。あの程度のことで喜ぶからアホと思われるのだ。「それで世の中が変わるのか?」とみなは思っているのに、本人は議席が増えたといって大喜びしている。世の中を変えることはどうでもよくて、議席が増えさえすれば良いという性根をあらわしている。そこにこの連中の本質がある。あれだけ与党も野党も廃れたら、「共産党にでも入れようか」という人人は世の中にいる。しかしたったあれだけしか票が伸びない。よほど嫌われているからだ。敵失頼みで、自分の力ではない。民主党が崩れたから棚ぼたで議席が増えたに過ぎない。
  
 改良主義終焉示す 真の政治勢力結集へ

 A 戦後の人民運動の路線にもかかわっている。60年代からはびこった改良主義の終焉を物語っている。米国は60年安保以後、知識人の買収に力を入れたり、対日工作を徹底して、意識的に抑圧構図を作ってきた。社民にカネをばらまいて培養したし、「日共」にしてもGHQ占領軍を解放軍と規定するなど、戦後の出発点から親米だ。それらの欺瞞的な革新勢力が支柱になって、安定支配の構図ができた。そういった意味では、大衆的にたたかって民族の独立、民主、平和、繁栄の運動を切り開いたのは、占領下の広島でたたかわれた50年8・6斗争だけだ。この路線しかないことを証明している。
 資本主義の相対的安定期が終わって危機になっていく。戦争と反動の波があらわれていく過程で、先進的といわれる部分が自然消滅していく。戦前の共産党も弾圧もあったが自然消滅していった。その繰り返しだ。半端な改良主義勢力は日和見主義から排外主義に転嫁して、敵の助手になっていく。そのなかで全人民が団結して敵とたたかい、世の中を変えていく運動が求められている。
 大衆とともに、大衆を団結させていく、人民に奉仕して敵と非妥協的にたたかう本物の政治勢力が求められている。大衆の中では沸騰しているし、重要な課題だ。対米従属で突っ走る独占資本とその代理人である安倍を筆頭にした政府、売国政治との対決が迫られている。強欲な金融資本主義が破綻してなお世界で市場原理主義を徹底しようとしている。
 グローバル企業や資本が社会的な利益や国益を食い潰して、犠牲はみな国家に転嫁したり人人の生活をなぎ倒す。これに対して世界的に人民の反撃機運が高まっている。こんな政府が続くわけがないし、叩きつぶさなければやられる関係だ。
 安倍晋三の爺さん(岸信介)は選挙で打倒されたのではなくて、安保斗争で打倒された。佐藤栄作も沖縄斗争で失脚した。議会で多数を獲ったくらいで孫が大喜びしていてどうなるか。政治を一つもわかっていない証拠だ。
 大衆が主人公になっえ政治を直接に動かす、それを代表して組織していく政治勢力がかつてなく切望されている。歴史的にもおもしろいところへきている。
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍首相が検討を指示 「法人税減税」に異議あり (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9580.html
2013/8/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


またぞろ「法人税減税」が浮上してきた。きのう(13日)日経新聞が朝刊1面で「安倍首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう指示した」と報じて、株価が上がった。しかし、法人税減税は、本当に景気対策になるのか。

◆内部留保が増えるだけだ

法人税減税で企業の投資が促進される――これが毎度の説明だ。しかし、企業を優遇しても、投資が活発になる保証はどこにもない。実際、過去にも法人税減税は行われたが、浮いたカネは新規投資には回らず、内部留保としてため込まれるだけだった。その額は、2011年度には280兆円を突破し、1990年度(127兆円)の2・2倍に膨らんでいる。

中でも超優良大企業のため込み方はものすごい。大手30社について共同通信が調査したところ、直近のたった1年間(2013年3月期)で、6兆円も内部留保が増え、総額77兆6435億円にまで膨らんでいた。

その上位は次の通りだ。

トヨタ自動車…12兆6892億円(前年比6・5%増)
三菱UFJHD…6兆2679億円(同11・9%増)
ホンダ…6兆432億円(同4・1%増)
NTT…5兆2294億円(同7・0%増)
三菱商事…3兆6529億円(同7・8%増)

そもそも、日本の企業の75%は赤字を計上し、法人税を払っていない。法人税を免れながら、内部留保をたんまりためている大企業も少なくない。決算書の当期利益は黒字でも、過去の損失を「繰越欠損金」という形で繰り越せるので、税法上は赤字になるからだ。

例えば、円安の恩恵で過去最高益を更新するのではといわれているトヨタ自動車。連結決算では黒字でも単体では前期(2012年度)まで赤字で、4年間法人税を払っていなかった。

三井住友FGや、りそなHDも法人税を払っていない。今年、三井住友は15年ぶり、りそなは18年ぶりに納付する見通しだ。「トヨタやメガバンクなど、大きな儲けが出ているのに法人税を支払わなくていいというのは、国民に『日本の税制のあり方はこれでいいのか?』と疑問を抱かせます。大企業優遇の法人税減税は、この国をますます強者と弱者に分けるだけです」(経済ジャーナリスト・有森隆氏)

こんなイビツな税制を放置したまま、庶民には消費増税、大企業には法人減税なんて、絶対許されない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/505.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「景気上向き」の宣伝に疑問の現実 「成功」と自画自賛の政府の怪しさ (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9574.html
2013/8/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


4―6月期の実質GDPが年率2・6%増という速報値を受けて、政府は「景気回復」をアピールしている。安倍首相は「順調に景気は上がってきている」と胸を張ったし、甘利経済再生相も「堅調な成長」「いい数字が出ている」と言っていた。

だが、これには重大な疑惑がある。どこをどう見たって、景気は上向きじゃないからだ。

街角の景況感を示す7月の「景気ウォッチャー調査」は4カ月連続の悪化。消費者心理を表す「消費者態度指数」も2カ月連続で悪化している。だいたい、所定内給与が13カ月連続で減少しているのだから、財布の紐が固くなるのは当たり前の話で、「どこが景気回復なのか?」と言いたくなる。

失業率が4%を切ったといっても、中身を見れば、増えているのは非正規雇用だけで、この半年間で80万人近く増加。その分、正社員は減っている。安倍政権になって、かえって雇用は不安定化しているのだ。

埼玉大教授の相沢幸悦氏(経済学)が言う。

「GDP2・6%増という速報値は市場予想値を大きく下回ったし、さらに言えば、中身が悪い。設備投資がマイナスというのが致命的です。アベノミクスのシナリオは、金融緩和でジャブジャブにすれば、インフレ期待で消費が増え、企業が設備投資を増やすというものでした。その理屈が完全に破綻したということです。増税の前提となる4―6月期の数字を上げるために常軌を逸した大盤振る舞いをしてきたのに、その結果がこんなショボイ数字だった。目先の期待感をあおり、株高をつくり出したところで、海外のヘッジファンドが儲けただけ。実体経済はひとつも良くなっていない。アベノミクスは大失敗に終わったのです」

それなのに、政府は「景気回復」と言い張る。その裏の真相はミエミエで、何が何でも消費税を上げるということだ。

◆景気回復をデッチ上げても増税を断行

「安倍首相はさまざまな経済指標を参考にしているふうを装っていますが、来年4月に消費税率を引き上げるという結論は決まっていると思います。8日に閣議了解された中期財政計画でも消費税増税が決め打ちされているし、社会保障制度改革国民会議の報告書も増税を前提に書かれている。政府はこれをもとに“改革”の実施時期などをまとめた『プログラム法案』の要綱も21日に閣議決定する予定です。こうやって既成事実を積み上げ、外堀を埋めていくのは官僚の常套手段。消費税アップは必ず実行されるとみていいし、そのための地ならしとして、景気回復を喧伝しているのです」(経済評論家・山崎元氏)

実際、安倍は12日夜に開かれた地元後援会で、こんなことを言っていた。

「秋にはTPPの判断、消費税をどうするか、こういう難しい判断になるわけですが、未来へ向けて、適切な正しい判断をしていこうと思っておるところです。総理大臣は、万人から拍手を得ることができないわけであります。時には厳しい批判を恐れずに決断をしなければならない。しかし、どうか地元の皆さまだけには理解をしていただきたい」

気心の知れた地元の会合だから、つい本音が漏れたのだろうが、TPPも消費税増税も「批判は無視して断行します」と宣言したようなものだ。

だから、シャカリキになって「回復」を言い張る。

「9月には4―6月期のGDPの改定値が発表されますが、増税を後押しするために数字を底上げしてくる可能性もある。竹中平蔵氏が担当大臣だった03年9月にも、偽装としか思えない摩訶不思議な改定値が発表されたことがあります。内閣府の経済指標なんて、鉛筆ナメナメでどうにでもなる。しかし、実際は経済が冷えたままなのに、デッチ上げの景気回復で増税に踏み切れば、ますます景気が悪化してしまう。97年の消費税増税時は、税率2%アップで日本経済がメタメタになりました。3%も引き上げれば、大恐慌に突入してもおかしくない」(経済アナリスト・菊池英博氏)

国民生活が破綻することは分かっているのに、ウソまでついて増税を断行する。いったい何を考えているのか、この政権は。正気の沙汰とは思えない。

◆アベノミクスの二律背反は増税で泥沼化する

そもそも、「アベノミクス」と称するものは矛盾だらけのインチキ政策だ。大胆な金融緩和と積極的な財政出動という2本の矢は本来、両立しないものなのだ。

なぜなら、異次元緩和の前提条件は財政規律の厳守になるからだ。日銀による大規模な緩和策が財政ファイナンスと見なされた瞬間、国債は暴落する。それを避けるためには、政府が財政規律を守る姿勢を示さなければならないわけだ。

ところが、アベノミクスは、大胆な財政出動も同時に行う股裂き政策なのである。だから、消費税を上げなければ、市場が容赦しないという展開になっている。

さて、アベノミクスの目的は何だったか。改めて言うまでもないが、デフレ脱却だ。そのために物価目標を立てて、金融緩和を続けるわけだが、物価が上がれば消費は冷え込む。それでも、消費増税をせざるを得ないので、ますます、経済はピンチになる。

何がデフレ脱却だ。最初から支離滅裂の政策がアベノミクスなのである。

「株価は上がったじゃないか、と言うかもしれませんが、見せかけのバブルだから、増税した途端にしぼんでしまいますよ。足元の消費者物価指数は上がってきていますが、主に輸入エネルギーコストが物価を押し上げているだけで、デフレ基調は変わらない。賃金が上がらないのに、輸入インフレやエネルギーコストのしわ寄せで物価が上がるという『悪いインフレ』が始まっている。そこへ増税なんて、耐えられるはずがありません。早く異次元緩和の失敗を認めて方向転換しないと、日本経済は取り返しのつかないことになりますよ」(菊池英博氏=前出)

これが専門家の常識的な見方なのだ。

◆異次元緩和は破滅への道

安倍は「国民所得を150万円増やす」と大風呂敷を広げ、未来はバラ色のような幻想を振りまいて、参院選に勝利したが、詐欺だ。有権者は完全にだまされたわけだが、「勝ってしまえばこっちのもの」で、国民生活は増税でトドメを刺される。

さらに恐ろしいのは、そうやって、景気の低迷が続けば、異次元緩和を続けるしかないということだ。

大規模緩和の限界は米国を見れば分かる。手じまいしたくても、市場が許さない。いったん金融緩和でバブル化したマーケットは、絶対に緊縮政策を許さない。

安倍は「その間に成長戦略で」なんてハッタリをかましているが、「そんなもんがあるなら見せてみろよ」である。

人口減少、成熟経済、グローバル化で、成長は見込めない。しかし、緩和は続けるしかない。これは破滅への道なのである。

「異次元緩和は、麻薬と同じで、いったん始めたら止められない。しかし、国債暴落のリスクと隣り合わせですから、財政規律を守るために増税するしかない。こんな経済状況で増税すれば、景気が冷え込み、かえって税収は減りかねません。そうなると、大型補正を組む必要が出てくる。すでに国の借金は1000兆円もあるのに、補正を組めば、また借金が増え、財政規律が緩んでしまう。この二律背反をどう解消するのか。アベノミクスは、もはやニッチもサッチもいかないのが現状なのです」(相沢幸悦氏=前出)

それなのに、声高に景気回復を叫ぶ安倍政権。希代の詐欺師に日本国民は身ぐるみ剥がされてしまうことになる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/506.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 消費税の増税は法人税の減税のため。馬鹿な!と喚いても。自民党勝利のつけです。 孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64114719.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/08/14>★  :本音言いまっせー!


今、消費税増税のキャンペーンが開始された。

 13日日経新聞は「首相、法人税率引き下げ検討指示 消費増税と一体」
の標題の下に、「安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討する
よう関係府省に指示したことが12日、わかった」と報じた。

 ある意味ふざけた話である。

 何故消費税が上げられなければならないか。

 それは財政が逼迫しているということでなかったか、

 財政が逼迫している時に、何故法人税率引き下げなのか。

 あまりに国民は馬鹿にされていないか。

 しかし、それは、参議院選挙前に国民が知ろうとすれば知れること
であった。

 知ろうと知ればしれることをしないで、自民党に投票した。

 原発、TPP,集団的自衛権と目白押しである。

 日経新聞は「成長戦略として海外投資を呼び込む起爆剤にもなる
とみており」と記述している。

 つまり、外資、米国企業への配慮が法人税引き下げの要因と認めている、

 一般国民に消費税増税をさせ負担を重くさせる、外国資本については、
得られた利益をできるだけ税金でとられないように担保する、
明確な判断です。

 日本は財政が逼迫し消費税をあげなければいけないという論が
如何にいい加減課は『これから世界はどう動く』に記述した。
参考までに添付する。

***************

増税はどうでしょうか。
日本の財政危機を救うのは消費税のアップしかなかったのでしょうか。
実は違うのです。別の方法が存在しています。

 世界各国は急速に、米国型経済モデルに移行しています。自由経済です。
競争で勝利した個人には、所得税率の引き下げで優遇措置を講じて
きました。日本も例外ではありません。
そんな中、バブル崩壊後の日本では財政基盤の悪化から、消費税の増税が
叫ばれました。では、財政改善には、消費税の増税しか手段がないので
しょうか。実はそうではないのです。

 (グラフを紹介した上で)このグラフから何が見えるでしょうか。

 仮に日本が所得税や法人税収入を1985年水準にすれば19・7兆円
の増収になります。現在の消費税は10・4兆円ですから、
約2倍の増収です。GDPはこの間1・5倍増加しています。
ですから、消費税増税をまったく必要としません。
1985年水準に戻るのは決して難しいことではないのです。

 しかし、こうした議論はほとんど聞かれません。
ここでも一方的な解説しかなされてきていないのです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「「無邪気なものではない。正気の沙汰ではない。金の亡者と化している。」志賀氏インタビュー:岩上安身氏」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11771.html
2013/8/15 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi

以下、連投。 これより、8月14日、15時から、『タックス・ヘイブン−逃げていく税金』の著者、志賀櫻氏インタビューの実況ツイートを行います。

タックスヘイブン(租税回避地)の実態について、詳しくお話をうかがいます。

岩上「大蔵省の官僚として、現場をよくお知りになられていらっしゃる。数々の修羅場をくぐり抜けられていることも本で触れられています。申告納税者の所得税負担率は、山のようなグラフ。高額納税者の負担率は低くなると」

志賀氏「タックスヘイブンに資金を流し込めば、税金を減らすことができる。ある程度大金を稼げば、租税を回避できてしまうしくみ」

岩上「1億円を超えるとタックスヘイブンに持って行かなくても税金を減らせるのですか」

志賀氏「ほとんどはタックスヘイブンを利用している。タックスヘイブンはインフラ。税金が安いところがタックスヘイブンのポイントではない。秘密を守るという法制。国境を超えてタックスヘイブンに入るとお金が見えなくなる」

岩上「世界の富の4分の1は租税回避されているという話も」

志賀氏「最低でもそのぐらい。本を書いた直後にキプロスに同国のGDPの8倍の資産を持つ銀行があると分かった。多くはロシアマネーだった。1970年代から知られてはいたが」

志賀氏「見せたくないお金をキプロス島に預けていたということ。情報は外に漏れない。その1週間後にICIJのジャーナリスト集団が、カリブの島、ブリティッシュヴァージンアイランド(イギリス王室の属領)の預金リストを発見」

志賀氏「各国の有力者の息子などが預金していることが発覚した。法人の名前もあったが、個人名も公表され、ICIJのサイトで閲覧できる」

ICIJ→ http://www.icij.org

志賀氏「先進国のタックスヘイブンで有名なのはスイス。預金者の秘密が厳格に守られている。キプロスとブリティッシュヴァージンアイランドが暴かれ、隠されていることが明らかになった。ものすごい額。海外に隠して貯めることが可能」

岩上「日本も財政危機だと言われているが、結局富裕層などが税逃れした穴は、増税するしかないということで、中産階級以下の人々に負担がきている。不公平な構造」

志賀氏「貧富の2極化が簡単にできる。巨額の資金がヘッジファンドに流れ、一国を襲うことに」

志賀氏「アジア通貨危機、リーマンショックもその例。アングラマネーが世界経済全体を襲う。普通に暮らしている人に押し寄せる。これは正義ではない。貧しい人々の方向にしわ寄せがくることを止めなければいけない」

岩上「これは、マフィアやテロリストたちのような犯罪性のあるものだけではない。歴史的な経緯をうかがいたい。これほどまでに富が国境を超えること、矛盾が生じたのはいつか?」

志賀氏「第一次大戦前からあったが1960年代から」

志賀氏「アメリカの資本主義、英国の資本主義が資金を隠せるような体制を整えていった。タックスヘイブンがそれになろうとしてなったわけではない」

岩上「王室属領がタックスヘイブンだったりする。王室は無垢な存在ではない」

岩上「アングロサクソンが始めたのがタックスヘイブン」

志賀氏「とことん利潤追及をする。いかに税金を収めずに大金を稼ぐか。新自由主義の流れ」

岩上「70年代が新自由主義の勃興期。世界経済が蝕まれていくのと同期」

志賀氏「ウェーバーの説く牧歌的な資本主義の精神ではなく、富の収奪機構になってしまった結果、世界恐慌が起き、ケインズ主義が出てきた。1970年になってフリードマンがマネタリズムを唱えてケインズを批判。政府のやってることに効果はないと」

志賀氏「しかし、これもうまくいかないと分かったのがリーマンショック。結局、資本主義というのはアニマルスピリッツ。強欲なところがある。所得分配の公平公正をやろうとしても結局、新自由主義に戻ってしまっている」

志賀氏「ある程度の規制が必要。ボルカー・ルールなど。リーマンショック後は各腰を抜かすほど驚いた。G20首脳会議を開こうと、初めて開かれた。2回目のロンドンで重要な取り決めがあり、FSBで銀行の規制を見るように」

志賀氏「巨額のマネーがハイリターンを求める。20,30,50%のマネーゲーム。実物経済には興味を持たず、ハイリターンで暴れ回っている。タックスヘイブンの金が使われている」

岩上「自分がかき集めた金を博打にかけていると」

志賀氏「そのツケを、まじめに働いている人が払わされている」

岩上「各地で生産したものを適正な価格で売買するのが国際分業。しかし、この教科書で習ったことが、まったく機能していない状態であると」

岩上「アジア金融危機というものがどのように起こったのか?」

志賀氏「アメリカドルに通貨を結び付けて、アジア経済は安定していたが、タイ・バーツが危ないということで、標的に。IMFの管理下へ。一国の金融危機は飛び火する」

志賀氏「その後インドネシア・ルピーが同じ年にやられ、97年に韓国がやられた。いろんなところでおかしなマネーゲームがあった。アジア金融危機の巻き添えをくったのはロシア、ブラジル。日本はそうではなく、バブルで自滅」

志賀氏「バブルの原因はプラザ合意による財政金融政策のやり過ぎ。引き締めるときも引き締め過ぎてダメージが強くなり過ぎた。アメリカは馬鹿だなと思って(日本を)見ていたが、リーマンショックのようなことになった」

志賀氏「デリバティブなどの金融商品を作り、限りなくマネー近い流動的な金融資産。FXなどのようなレバレッジの効いたものも。マクロ・ミクロの経済を見てきた我々とは全く違う価値感」

岩上「英米の戦略があるのでは?」

志賀氏「無邪気なものではない。正気の沙汰ではない。金の亡者と化している。英国が悪い。これははっきり名指しで言う。サッチャー主義とシティの金融ビックバン、この2つで英国経済は強固なものになった」

岩上「シティが悪いというのは何がどう悪いんでしょう?」

志賀氏「マネーゲームにしか興味がないということ。多重構造をなして世界金融を握っている。オランダではダッチサンドイッチと言って、租税回避できることで有名」

岩上「世界の金融の中心地のうち2つ、シティとウォール街、マンハッタンは世界2大タックスヘイブンだったと」

志賀氏「デラウエア州は米国のドメスティックタックスヘイブンと言われている。9.11があって、秘密法制が強化」

志賀氏「アングロサクソンとして、同様のことをやっている」

岩上「スノーデンの問題でもアングロサクソンがタックスヘイブンを使って金儲けをしていると。世界中の市民の個人情報、企業情報などを分け合っていたのがUKUSA同盟」

岩上「この同盟はアングロサクソン同盟。つながり合っているように見えますが?」

志賀氏「あまりにも日本人がこの問題に関心を持たなすぎなのでは?日本をUKUSAに入れようという話もあった」

岩上「戦略上必要だということは分かるが、個人・企業情報にも手をつけるということは、他のところで利益を得ているのではないかという懸念がありますが?」

志賀氏「そうでしょう。新しい話ではない。厳しい目で見る必要がある」

岩上「格差が拡大していくという話。これは中間層が削られていく社会は危険で不幸な社会」

志賀氏「田中角栄時代、一億総中流というのがあったが、それが良い世界。1%と99%の世界というのは不幸な社会。新自由主義の行き過ぎ」

岩上「TPPは年次改革要望書の総決算。貧富の格差が開いていくような政策のオンパレード」

志賀氏「TPPは経済問題でない。一種の踏み絵。ハイポリティクスの話。どっちか選ばなきゃいけなくなり、米国の方に行かざるをえないと」

岩上「明らかに米中は手を結んでいるが、日本は冷遇されている。先日は米中韓の安全保障会議。日本は孤立している」

志賀氏「おっしゃるとおり。中国が対等の覇権を握ることはないが、米国にとって中国のマーケットは魅力的」

志賀氏「尖閣は安全保障の対象内とオバマに言わせたことは成功している。軍事費を通常国家より払わなかったことを今払わされている」

岩上「第三極になれないということはどういうことか?独立できないと」

志賀氏「一番が田中角栄。小沢一郎は対米追従でベッタリだったのに、そうでなくなって、うまくいかなくなった。ことごとく、自立しようという者は潰されてきたから、ビビっているのではないか」

岩上「富の再分配をせず、中間層がどんどん減っていくような歪んだ経済政策が強行させられてしまうのではないか」

志賀氏「日米貿易摩擦を経験した身からすると、徹底的にやられるのではないかと思う」

志賀氏「日本が国債を持っていてくれることで、アメリカの経済はまわる。中国はそれを見ていて、外貨準備高で米国債を積み上げた」

岩上「アベノミクスの評価は不明だが、アベノミクスの3本の矢、日銀金融緩和について」

志賀氏「事態を悪化させるだけで評価できない。アベノミクスはクロダノミクスでしかなく金融ジャブジャブで博打の種銭にしかならない。バーナンキは黒田がお金をジャブジャブにしてくれる。資金の行き先を分からなくしてくれますと」

岩上「通じ合っている?」

志賀氏「そこまで考えたことはなかったが、そうかも分からない。排除はできない。一時的にも良くならないと思う」

岩上「これについて書籍をお出しになる?」

志賀氏「『日銀発金融危機』」

志賀氏「アベノミクス批判かどうか以前に、批判対象になりうるものとも思っていない。これはタックスヘイブンの延長。世界経済は教科書的な経済モデルで動いていない。ぜんぜん違う。税金を払わない人がこんなにたくさんいるのかと」

岩上「西欧では、今の現代をウエストファリア条約の終わりだと言っている。国民国家を超えた超国家の統治体ができるのかできないのか?帝国という問題とも関わる。アメリカの期待感は落ちているが」

志賀氏「主権国家とグローバル化の問題、FSB(Financial Stability Board:金融安定化審議会)のような国際機関のモデル、EUのようなモデルによる。国際間協力は条約法など」

志賀氏「21世紀はパックス・アメリカーナ2ではないかという議論はある。そのカウンターに中国がいる。尖閣を抱える日本としてはいろいろ考えざるをえない。パックス・コンソルティスの多国間協調という考え方」

志賀氏「実物の成長率とマネーの成長率がアンバランスな状態。マネーの方を締めていかなければならない。マネーゲームの連中が実物に興味を持ってもらわないと仕様がない。産業革命など変革がないと動かない。余計なことはしない事」

岩上「中国の成長について、GDPが今までは下だったが、今度は抜かれると。2016年に抜くとOECDが予測しているが、今ならまだ間に合うとの言い分が出やすい」

志賀氏「これだけの経済状況なら、昔ならとっくに戦争になっている」

志賀氏「英米のような軍事力を持った国がやると大変」

岩上「パックス・コンソルティスが難しいとなると、パックス・アメリカーナ2しかない?」

志賀氏「外務省は確実にそうでしょう。徹底的に内部告発しているのが孫崎さん」

志賀氏「みんなに知ってもらって、万機公論に決すべしと」

岩上「小沢さんにインタビューした時、米国のポチでいてほしいと米国は思うが、安倍さんら右翼政治家は核武装が背景にあると。石原さんも核武装を議論すべきだと」

岩上「原発維持と核保有はつながっている」

志賀氏「今まで表に出ていなかっただけで、原発は核と表裏一体の関係。核武装してまで自立というより、そうなるよりは米国追従の方がいいというのが国民の総意ではないか。議論が必要なところ」

岩上「安倍さんがアベノミクスをやりながら軍事国家化を進めるという動き。これは次の代にも続いていく。考えて行かなければならないこと。国家の強化なのか、周辺国との協調を進めていくのか、米国か中国か、単純な問題ではない」

れで実況ツイートを終了します。志賀先生の書籍『タックス・ヘイブン―逃げていく税金』はこちら→ http://urx.nu/4NDd



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 戦後につくられた靖国装置 /密命=にっぽんじんを利用してアジアを支配せよ

今の「靖国神社」は戦後“あらたに”作られたのだ。嘘を言うなと叱られるか?

最高裁とはどういうことをするところか。今となっては私達はよ〜く知っている。

じつは実際を、もて玩ばれた実際を見ると、わかる。棚上げされていた尖閣が、石原前原野田によって放火された。そんな今日からするならば後知恵だが容易にわかる。なぜ中曽根(敬称略、以下同)や小泉や安倍が8月15日に参拝に公式参拝にこだわるのかが、そこに立ち現れてくるだろう。さらに、TPPに賛成推進の議員が参拝するのかも見えてくるだろう。


中国・韓国と特にモメだしたのは中曽根総理+朝日新聞報道いこうだ。そこに何があったのか。“新しい”ものがある人達によって付け加えられた、それがこうだよとアナウンスされ意味をもたされたのだ。国際関係の作り変えを狙った政治装置として改変された。何のために?「海の満洲国」としてシバキ直すために?
歴代総理がどういう立ち位置にあったか考え合わせて振り返ってほしい。キーワードはロッキード。中国。

安倍の祖父、 岸信介の時も「戦犯」合祀をやっていた。
(岸信介wiki:1955年8月、鳩山政権の幹事長として重光葵外相の訪米に随行し、ジョン・フォスター・ダレス国務長官と重光の会談にも同席している。ここで重光は安保条約の対等化を提起し、米軍を撤退させることや、日本のアメリカ防衛などについて提案したが、
ダレスは日本国憲法の存在や防衛力の脆弱性を理由に非現実的と強い調子で拒絶、

岸はこのことに大きな衝撃を受け、以後安保条約の改正を政権獲得時の重要課題として意識し、そのための周到な準備を練りあげていくことになる
石橋内閣の外務大臣を務めたが石橋が“倒れた”二ヶ月後、総理大臣を引き継ぐ、1957年2月25日〜1960年7月19日まで内閣総理大臣を務め、国民皆保険・国民皆年金制度の制定や、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約の改定を実施)


1959年(岸信介)「BC級戦犯」を合祀



1972年、(田中角栄)日中国交正常化****************
1974年12月 外国人記者クラブで金脈追及。同月 (田中角栄)内閣総辞職

1975年 8月15日(三木武夫)内閣総理大臣が参拝(終戦記念日に参拝した初めての首相)11月21日:昭和天皇親拝。この時を最後に現在に至るまで靖国神社への行幸は行われていない
1976年2月 (田中角栄)ロッキード事件、逮捕される
1976年6月22日 石田和外 会長で「英霊にこたえる会」結成。
(会長、石田和外;以下wikiから。もと第五代最高裁判所長官。1969年1月11日、最高裁判所長官に就任〜1973年5月19日、佐藤栄作が任命。最高裁判所判事の事実上の指名権者として、  リベラルの傾向が強かった青年法律家協会系の裁判官を排除した(この裁判官の構成変更が、数の上では、後の大法廷における判例変更の一因となっている)。東大から長官含みで最高裁裁判官に迎えられた田中二郎は定年を待たずに最高裁を去った。)
1978年、石田和外 議長で、元号法制化国民会議(のちの日本を守る国民会議。右派政治団体日本会議の前身の一つ)を結成

1978年7月1日 松平永芳 靖国神社の第6代宮司となる。

1978年8月、(福田赳夫)尖閣諸島を棚上げにして日中友好条約********
(1978年ケ小平訪問日本全程實錄 妙答釣魚島問題  https://www.youtube.com/watch?v=3-Fa0o1qcW4 )


1978年10月17日 「A級戦犯」を (就任からわずか3ヶ月後の)新宮司 松平永芳 が合祀。が、不公表。松平永芳を宮司に担ぎ督励したのは石田和外であったそうだ。
(松平永芳は「元最高裁長官の石田和外(英霊にこたえる会初代会長)の強い勧めで、宮司に就任した。
松平は「東京裁判を否定しなければ、日本の精神復興は出来ないと思うから、いわゆるA級戦犯者の方々も祀るべきだ」と云う意見を、石田に言った。それに対して
石田は、「これは国際法その他から考えて、祀ってしかるべきものだ」と明言したが故に、(松平は)命がけで神社を創建の趣旨に違わない本来の姿で守ろうと決意・・・」云々 wiki 松平永芳
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E6%B0%B8%E8%8A%B3 )
(石田和外wiki、「1974年3月、木村篤太郎全日本剣道連盟初代会長退任により、同連盟2代目会長に就任。同年、町村金五らと大東流合気柔術幸道会創設者の堀川幸道に名人位を授与」 ←町村金五;町村信孝の実父 )

1985年 8月15日(中曽根康弘)内閣総理大臣が、靖国神社に公式参拝と称して参拝。この時に初めて「首相の靖国神社参拝」に中華人民共和国から抗議を受ける


2006年 8月15日(小泉純一郎)中曽根康弘内閣総理大臣以来21年ぶりの「8月15日参拝」

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1972年にアメリカの頭越しに日中国交正常化をなしとげた田中角栄。キッシンジャー(当時国務長官)はジャップめと罵って大いに怒ったと伝説(見てきたわけぢゃありません)。(キッシンジャーの嗤いの意味は? https://www.youtube.com/watch?v=rmFDlepshiQ )

wiki ではこう;
「アメリカにとっては中国をパートナーとした新しい東アジア秩序の形成を模索するものであったが、キッシンジャーがその東アジア新秩序構想において日本抜きで事を運ぼうとしていることを察知した日本政府及び田中角栄は、アメリカの先手を取ってでき得る限り早く日中国交正常化を果たすことを決断する。そしてニクソン訪中宣言からわずか1年2ヶ月という異例の早さで日中共同声明(1972年9月29日)に持ち込んだ。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%A4%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E5%8C%96
その後、総理大臣を辞めたはずの角栄が院政を敷いてしまったのだった
1976年ロッキード事件
1978年8月には日中平和友好条約。ケ小平、角栄を訪問し「井戸を掘った恩人を忘れない」 
こちら事件について詳しい↓
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-dae9.html 

日本の独自外交をやられては困る勢力が日本にいたそうだ。とくに石油をめぐって。


「靖国神社」については様々な指摘がある。討幕軍の元締めとなった大村益次郎の発案からも離れた。明治以降に形も様式も変わったそうだ。縄文以来の自然崇拝でもない。日本古来の神道とも違う。天神様は強制配転の恨みで憤死して皇居に落雷電撃をあだなした菅原道真公を祭っていることを見ても明らかだ。もっと昔の出雲大社は国を譲らされて神まかった大国主(以前の国の支配者)のアラタマ(死んで肉体からアラわれ出たタマ)を祭っているではないか。
祟り神を敬って祭り和解するのが真意だ。


「靖国神社」の戦前の任務から、日中国交回復後の新しい任務をあたえられた。新任務の新装置だ。たんなる「戦前軍国主義復古」では見失うものがあるだろう。

鳩山一郎の時の北方領土の二島返還解決は阻止され隣国との係争地として熾火として残されたという説がある。日本が周辺国と争い続けてくれないと困ちゃうひとたちがいるそうだ。国際紛争が飯のタネ?それこそ困ったもんだ。ひとの命がかかってる。
戦争はいかんだろ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK152] O・ストーン氏:「基地はもう必要ない」名護で住民ら激励(毎日新聞)

O・ストーン氏:「基地はもう必要ない」名護で住民ら激励
毎日新聞 2013年08月14日 19時37分(最終更新 08月14日 19時54分)
http://mainichi.jp/select/news/20130815k0000m040029000c.html


http://mainichi.jp/graph/2013/08/15/20130815k0000m040029000c/001.html

普天間飛行場の辺野古移設に反対する住民と握手するオリバー・ストーン監督(右)=沖縄県名護市辺野古で2013年8月14日、福永方人撮影


 米軍基地問題の現状を調べるために沖縄県を訪れている米国の映画監督、オリバー・ストーン氏は14日、沖縄戦の戦跡などを視察した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設が計画されている名護市では、移設に反対する稲嶺進市長や住民と会い、「基地はもう沖縄に必要ない」などと激励した。

 同氏はまず、沖縄戦の激戦地だった糸満市を訪れ、多くの犠牲者が出た「轟(とどろき)の壕(ごう)」や戦没者の名を刻んだ「平和の礎(いしじ)」を視察した。名護市に移ると、普天間移設予定地の辺野古沖をボートで回った後、移設反対の活動を続けるお年寄りらと懇談。「戦後68年がたち、冷戦も終わっているのに、こんなに美しい地形を壊して更に基地を造る必要はない」と語った。

 稲嶺市長との会談では「悲劇を体験した沖縄にまだ基地が残っていることに驚いている。(米国は)もう敵はいなくなったのに、次々と新しい敵を見つけて(基地を)残そうとしている」などと述べた。市長が「沖縄と名護の状況をアメリカ国民に伝えることで支援をお願いしたい」と訴えると、うなずいていた。【福永方人】



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/510.html
記事 [政治・選挙・NHK152] 櫻井よしこ氏 慰安婦報道で朝日新聞が誤報訂正しないと批判 (週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130815-00000007-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月16・23日号

 安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐって中国、韓国が盛んに日本を牽制しているが、国内にも安倍首相の足を引っ張ろうとする勢力が存在する。自国を守るために戦死した先人の霊を悼む行為は国家指導者にとって万国共通の責務であるはずだが、なぜ首相の靖国参拝はかくも“政治問題”となってしまったのか。ジャーナリストの櫻井よしこ氏が解説する。

 * * *

 安倍首相の靖国参拝について大きな問題は安倍首相を取り囲む人たちです。例えば元ベテラン外交官らは首相に忠告します。安倍政権の課題は日米同盟の強化であり、そのためには防衛費の顕著な増額や集団的自衛権の行使に踏み込むことが重要ではあるが、靖国参拝などの歴史問題は国際問題を引き起こすためにしてはならない、慰安婦についても憲法改正についても触れないほうがよいと首相に“アドバイス”しています。

 さらに首相の足を引っ張るのが国内メディアです。4月21日、首相が春の例大祭で靖国神社に真榊を奉納し、麻生太郎副総理ら安倍内閣の閣僚3人と超党派の国会議員168人が参拝すると、中韓両国のみならず、日本の一部メディアが活発な批判を展開しました。

 歴史問題、とりわけ慰安婦について国益を損ねる報道を繰り返してきたのは、他ならぬ朝日新聞ではないでしょうか。朝日の社説子も、論説委員諸氏も記者の方々も、よくよく胸に手を当てて省みてほしいと思います。

 たとえば今年5月、読売新聞は複数回、慰安婦報道における朝日新聞の責任に言及しました。そのうちのひとつが5月14日付朝刊です。「従軍慰安婦問題」と題した用語解説記事のなかで、朝日新聞の誤報を名指しで指摘しました。

〈1992年1月に朝日新聞が『日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していた』と報じたことが発端となり、日韓間の外交問題に発展した。記事中には『主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した』などと、戦時勤労動員制度の『女子挺身隊』を“慰安婦狩り”と誤って報じた部分もあり、強制連行の有無が最大の争点となった〉

 しかし、朝日新聞は現在もなお誤報を訂正していません。それどころか、誤った認識を持つ韓国の側に立ち、日本政府の対応を批判し続けているのです。

 靖国参拝についても、中国・韓国の反発を買うと言って批判しますが、報道機関であるならば、そもそも中国や韓国が靖国参拝に口をはさむ正当性がどこにあるのかをきちんと分析し、報じるべきです。そして靖国参拝が摩擦の原因となると言うのであれば、中国・韓国による歴史捏造をこそ正し、摩擦の原因を取り除くための知的努力をすべきです。

 朝日に限らず日本のメディアは、「閣僚が何人参拝した」などと報じます。靖国参拝が悪いことでもあるかのような報じ方です。そうした奇妙で、浅薄で、明らかに間違った報道をするメディアに対しても、私たち国民は批判の声を挙げたいものです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「どれだけの犠牲を払って平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」はだしのゲン・中沢啓治(ウィンザー通信)

世界をかける“はだしのゲン” 投稿者 tvpickup

NHK クローズアップ現代 2013.7.30.

累計1000万部が発行された、原爆を題材にした漫画「はだしのゲン」。去年12月に作者中沢啓治さんが亡くなったあとも、今なお世界中でファンを増やし続けている。1973年、少年誌で連載を開始。中沢さんは人気が出なければ打ち切りになるというプレッシャーの中で「若い世代に、原爆の脅威を伝えたい」という強い思いを胸に、少年たちの心をつかむストーリーを描き上げた。そして今、「はだしのゲン」は、さらなる広がりを見せている。原爆投下の正当性を教えてきたアメリカの学校では、「はだしのゲン」を題材に戦争について見つめ直す授業が増えている。核開発に揺れるイランでも、7月に出版が実現した。原爆という重いテーマにもかかわらず、世界の人たち、子どもたちから共感される「はだしのゲン」。その理由はどこにあるのか、創作秘話や米・イランの現地取材で探る。

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「どれだけの犠牲を払って平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」はだしのゲン・中沢啓治(ウィンザー通信)
2013年08月14日 | 日本とわたし
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/ba5241f9d148fa96e083879319b9ccd8

『はだしのゲン』
このマンガと出会った時は、もう子どもとは言えん年になってたけど、夢中で読んで、いつもカバンの中に入れて歩いてた。
ちっちゃい頃から、図書館に行っては、原爆について書かれた本を読んだり、写真集を見たりしてた、けったいな子どもやった。
ゲンとゲンの母親の目の前で、父親と姉と弟が壊れた家の下敷きになり、火に焼かれて死んでいくシーンは、
阪神大震災を伝えるニュースの中で、同じような辛い経験をした人の話し声とともに、鮮明によみがえってきた。
戦争や原爆のことを、人の何倍も読み聞きした。
なんでここまで執着するのやろと、自分でも思た。
けど、多分、絶対にくり返してはあかんという気持ちを、固めてたんやと思う。

戦争をしたがってる人間は、そらもう、どんな手を使てでも、どんなウソをついてでも、戦争に向かわせる。
普段は、そこそこ独立してるっぽい新聞やテレビ局までもが、コロッと丸め込まれるのを目の当たりにした時には、さすがに恐なった。
気がつくと、いつの間にか、戦争なんかするべきやない、などということは、相手を選んで言わなあかんようになってた。
それが今からたった10年前の、21世紀のアメリカでのこと。

◯◯国がどうたらこうたらと、あることないことを吹聴し、ビデオを流したり、議会で発言したりして、一般の市民らをとことん怯えさせたり心配させ、
やられる前にやらなあかんという流れにもっていく政府と軍に、どんなけ反対しようが、デモで叫ぼうが、まるで意味が無いと思い知った時の絶望感。

止められるとすれば、知識だけやと、イラン人の若い女性が言うてはった。
知ること。
今の日本に、日本人に、一番求められてること。
知るためには、自分の手でとり、足で動き、目で読み、耳で聞き、頭で考える。
そうやって、戦争のこと、憲法のこと、原爆のこと、原発のこと、被ばくのこと、差別のこと、
ひとりひとりの大人が知り、ひとりひとりの子どもに伝え、ひとりひとりの生きることの権利を、しっかりと自覚してほしい。

流れがまだ、それほど巨大でない今、ひとりひとりの目覚めがほんまに大切。
流れが巨大になってしもたら、もうその時は、どんなに目覚めてようが、みんないっぺんに押し流されてしまう。

そんなことにならんように、そんなことをさせんように、日本の未来に、子どもに、4度めの被ばくなんかに遭わさんように。

「どれだけの犠牲を払って、平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」
「放射能の怖さはわかってるはずなのに、日本人は原爆の教訓を忘れてしまう。原発はなくさんといけん」


これは、中沢さんの言葉。中沢さんの遺志を、わたしらはしっかり継いでいかなあかん。


宮さんとおっしゃる方のブログ
宮A伝統文化をつなぐ日本の暮らしとは?に、中沢さんのことが書かれてた。
↓その記事の一部と新聞記事を、ここに転載させていただく。

73歳で逝去した中沢啓治さんは、六歳で地獄を見た。
▼広島原爆の爆心地から1.3`で被爆した中沢さんは、自宅の焼け跡から、父と姉、弟の骨を兄と掘り出した。
 父と弟と姉は、家屋の下敷きになり、生きながら焼かれた。

▼おびただしい数のむごたらしい死体、漂う死臭の記憶。
 それは生涯、中沢さんを苛んだ。
 そのたびに〈逃げ場のない穴に閉じこめられたような暗い気持ちになって、落ちこんでしまいます〉と、最後の著書『はだしのゲン わたしの遺書』に書いている。

▼小一の子を持つ母親から、抗議の手紙を受け取ったことがあるという。
 漫画 『はだしのゲン』を読み、夜トイレに行くのが怖いと泣く。
 あんなどぎついものはかかないでくれと。

▼中沢さんは返事を書いた。
〈あなたのお子さんは立派に成長しています。ほめてやってください。
『はだしのゲン』を読んでトイレに行けないくらい、自分のこととして感じてくれた。こんなありかたいことはありません〉

▼座右の銘は「一寸先は、闇」。
 被爆以来、死の恐怖と 背中合わせで生きてきたからだ。
 死を見つめ続けたからこそ、生のたくましさを描きえた。
 その死は、穏やかなものだったという。




中沢啓治さん死去
原爆の恐怖 ゲンと叫ぶ

↓以下、上記の新聞の書きおこし

2008年夏、広島市内の自宅でお目にかかった。
柔和で、人懐こい笑顔。
おじいさんになった『ゲン』がそこにいた。

6才で被爆し、父親や姉、弟を奪われた。
「原爆という文字を見るだけで、残酷な死体や臭気を思い出して嫌でね」。
手塚治虫さんに憧れて漫画家になった後、過去を隠して暮らしていたという。

転機は、生き地獄を耐えて守ってくれた母親の死。
ぼろぼろの遺骨を見て、
「あの放射能が骨の髄まで奪っていった。原爆から逃げちゃいけない。戦争を起こした者どもを許さんぞ」。
封印していた怒りを、自らをモデルにした『はだしのゲン』にぶつけた。

原爆の悲惨さや死を生々しく表現して議論になったが、
「多くの人に読んでほしいと、あれでもセーブして描いた」。
平和の尊さだけでなく、家族愛、人間の強さや弱さ、ユーモアを盛り込んだからこそ、子どもの心をつかんだ。
「図書館に初めて入った漫画がはだしのゲンだそうです」。
とびきりうれしそうだった顔を思い出す。

原爆後遺症ともされる糖尿病を長年患い、この10年は白内障も悪化。
2年前から肺ガンで入退院をくり返しながらも、「あの悲惨さは子々孫々とことん教えていかなくちゃいけない」と講演を引き受けた。

「どれだけの犠牲を払って、平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」と語り、
『3.11』後は、「放射能の怖さはわかってるはずなのに、日本人は原爆の教訓を忘れてしまう。
原発はなくさんといけん」と訴えたという。
妻ミサヨさん(70)は「最期まで自分の思いを伝えたいと。執念でした」。

「百まで生きて、講演しまくってやろう」と笑った取材の帰り際、握手してもらった手は、ふっくら温かかった。
晩年も「壁画を描きたい」と表現者へのこだわりを見せ、
「踏まれても踏まれても根を張る」と、青麦に例えたゲンそのままに生き抜いた。
「8月6日がなかったら、おやじと酒を酌み交わして、6人きょうだいで楽しかったでしょうね」。
そんな67年越しの夢を、天国でかなえているに違いない。
(芦原千晶)

中沢啓治氏(なかざわ・けいじ=漫画家)
19日、肺がんのため死去、73歳。
広島市出身。
喪主は妻ミサヨさん。

原爆投下後の広島を生きる少年を描いた『はだしのゲン』の作者として知られる。
45年8月6日、6歳の時に爆心地から約1.2キロ離れた国民学校に登校する途中で被爆。
父、姉、弟を亡くし、母や兄と廃墟の広島を生きた体験が原点になった。

63年に漫画家としてデビュー。
『黒い雨にうたれて」を皮切りに、原爆や戦争の悲惨さを告発する漫画を発表。
73年から連載した自伝的漫画『はだしのゲン』は、原爆投下後の広島でたくましく成長する主人公の姿が反響を呼び、平和教材として活用されたほか、
英語やロシア語など、18(現在は20)カ国後に翻訳(翻訳中含む)され、海外でも出版された。

晩年は白内障による視力低下や、けんしょう炎に苦しみ、執筆活動を断念。
10年に肺がんが見つかってからは、故郷の広島で闘病生活を送っていた。

(以下略)


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/512.html
記事 [政治・選挙・NHK152] 8月15日に戦略的な「終戦」に思いを致そう。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3158594/
2013/08/15 05:53 日々雑感

 昨夜のテレビ報道番組に何を研究しているのか判然としない「若い(20台の)学者」が登場した。彼は日本と世界の「戦争博物館」を見て回ったという。すると日本国内には国家による先の大戦の集大成のような「戦争博物館」がないと嘆いていた。

 彼が終戦の日を迎えるにあたって何を語るのかと視聴していたが、彼は淡々と「戦争を経験していない世代が大半を占めるに到った現在、戦争について知ったかぶりではなく、知らないことから始めよう」などと、官僚の回し者のような発言をしただけだった。驚くというよりも、若い学者は自分が何を語ったのかという自覚があるのか、と彼の見識を疑わずにはいられなかった。

 日本に国家による戦争博物館は確かにない。しかし戦争に関する展示品を集めた施設は知覧や江田島などの日本各地に存在する。それらは概ね政治色を排した、悲惨な事実を後世に伝える資料を集めて、純粋に「戦争というもの」の語部の役割を務めている。

 若い学者の見識に危惧を感じたのは国家による施設は必ず国家の意思が存在する、ということをどの程度知性のフィルターで透過するかについてのものだった。ハワイの撃沈された軍艦を戦争展示館にした施設は「不意打ちをした日本の卑怯さ」と「戦死した英雄」の碑としての役割を果たしている。それは明らかに米国の意思の表れだ。

 当時の米国政府は欧州戦線に合理的に参戦する口実を欲していた。早くしなければ最後の砦として頑張っている英国までもドイツに陥落しかねない状況にあったからだ。

 そこで目を付けたのがドイツと同盟関係にあるアジアの雄・日本の存在だった。米国本土から遠くに位置し、米国を直接攻撃してくる脅威とはほど遠い、しかも経済封鎖で追い詰めれば米国との戦争を決意する軍事力と矜持を有している。

 だから米国は日本を徹底的に経済封鎖で挑発した。それはマッカーサーをして1956年に米国議会で「自分が日本の立場であったとしても米国との開戦を決意したであろう」と証言させたほどのものだった。

 そして日本政府は米国政府の挑発にまんまと乗った。当時既に日本の極秘外電は米国の機関により暗号解読されていて、日本の駐米大使館が本国政府から「宣戦布告」を米国政府に通知されるように指示されていたことを大使館から通知される以前に知っていた。

 しかし駐米日本大使館の不手際から米国政府への「宣戦布告」通知が遅れて、結果として真珠湾攻撃が「奇襲」とされてしまった。米国政府は日本がハワイ太平洋艦隊を攻撃してくると読んで、太平洋艦隊の主力空母はハワイ島外へ避難させ、退役間近の老朽軍艦などを残していた。

 しかし軍艦にも兵隊はいた。ハワイの米軍基地にも軍はいた。だが米国政府は彼らには何も通知しないまま、日本に奇襲攻撃させたのだ。その方が米国民の正義感に強く「参戦」を訴えられると考えたからだ。結果として米国政府の目論見通りになってしまった。先の大戦は日本の外交力の敗北だったともいえる。

 世界は何も好き好んで戦争をしているのではなかった。ただ欧州のドイツと太平洋の米国を除いては。彼らは戦略的に戦争を開始した、もしくは戦争へと国民を誘導した。

 そうした国家による国民の生命を無視した戦略を戦争博物館は語り教えるだろうか。いや、決してそういうことはしないだろう、今後も国家と国民のために政府の戦争戦略に気付きかないで戦場へと国民が進んで赴くように仕向ける装置であり続けるだろう。そのような国家戦略の一環にある「戦争博物館」の意思を若い学者はどれほど「感知」しているのだろうか。

 それとも若い学者は「普通の観覧者」として見て回り、博物館に込められた国家戦略の意のままに一定の感慨を得て博物館を後にしただけなのだろうか。

 彼は繰り返し「我々は戦争に知ったかぶりをしてはならない、知らないものとして戦争博物館を見るべきだ」と説いていた。その真意は一体何だろうか。

 たとえば「南京大虐殺資料館」を見て、「悪逆非道な日本軍」という感慨を得ろというのなら、まさしく歴史を捏造する中共政府の罠にまんまと嵌ることでしかない。

 世界の「戦争博物館」を若い学者は見て回ったと豪語していたが、それなら博物館と同じ数ほど国家戦略を感知したのか、若い学者は自らの叡智に問うてみることだ。そうでなく「悲惨だ」とか「戦争相手国はケシカラン」というだけなら、まんまと博物館に役割づけられた政府戦略の伝達装置の罠に落ちただけだ。それは学者の仕事ではなく、普通の観光客の一人として洗脳されただけのことだ。

 戦争大好き米国政府としては国民にいささかなりとも「戦争に対する懐疑」を抱かせてはならない。国民が戦争を忌避することが何よりも米国政府が恐れることだ。だから米国の戦争映画も必ずヒーローが登場して困難を克服して敵を倒し、最後は凱旋して国民大衆化から拍手喝さいを浴びる、という筋書きになっている。日本ではそうした単純バカな映画は作られていないが、世界の「戦争大好き政府」を持つ国家では現在も営々としてヒーロー物が大真面目に制作されている。ほとんど滑稽というしかない。

 国家が建設し運営する施設に国家戦略がない国は世界浩といえども日本だけだ。廃止になったが「私の仕事館」などがその最たるものだ。世界の常識では信じられないことだが、日本では官僚の天下り先として巨大施設が造られるのだ。

 そうした国に暮らしていて「先入観を持たずに世界の戦争博物館を見て回れ」と説くのは危険だ。日本の評論家たちも単に「反省」を繰り返すのではなく、当時の世界諸国の国家戦略について日本国民に紐解くのも必要ではないだろうか。

 決してヒーロー戦隊ごっこを巨大スクリーンで見せて国民を洗脳しろというのではない、戦略なき外交は無残な結果になるだけだということを日本国民に知らしむ時が来ていると、警鐘を鳴らすのが言論人の役割だ。若い学者は未熟なうちはテレビなどに出ずに、自らを学問の砥石で磨くことに専念されることをお勧めする。


関連ニュース
米軍、フィリピンで長期展開検討 海洋進出拡大の中国への対抗狙う (00:22)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/676849/

米上院委員長が首相の靖国参拝見送り評価 終戦の日 (01:09)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/676851/

【主張】終戦の日 憲法改正で「靖国」決着を 参拝反対論は根拠を失った (03:10)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/676893/



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 戦後直後の週刊朝日 原爆の凄惨さは伝えず〈週刊朝日〉 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130815-00000000-sasahi-soci
週刊朝日  2013年8月16・23日号


 創刊91年の「週刊朝日」は、太平洋戦争の戦中・戦後を通じて休まず発行を続けてきた。終戦を迎えたその時、週刊朝日は何を報じていたのか。間もなく終戦記念日を迎えるこの時期に、その一部を紹介する。

 戦後初めて発行した「八月十二日・十九日号」は、記事の一部に「八月廿日(はつか)」の日付が入っている。発行日より数日遅れの発売だったようだ。表紙を入れて32ぺージと、力の入った誌面構成だった。価格は60銭。今回の「復刻版」は、このうち13ページ分を再録した。

 まず表紙は、それまでの戦闘機や軍艦といった絵柄から一転、「婦女農耕図」となった。描いたのは彫刻や絵画で活躍した石井鶴三(つるぞう)。吉川英治の『宮本武蔵』(朝日新聞連載)の挿絵なども手がけていた。

 最初のページは、玉音放送として知られる終戦の「詔書」で、次ページのコラムのタイトルは「善敗者として發足せよ」とある。

 筆者は朝日新聞の名物記者だった鈴木文四朗。「文史郎」はペンネームで、「善敗者は悪勝者よりも、精神的に勝つて居り、道徳的に立ちまさつた者である。同時に悪勝者ほど情けなく、醜い者はない」としている。「グッド・ルーザー」となろうという。

「戦争は勢に乗りてトコトンまで進めて行くのは容易で、敗戦の場合、これを止める方が何十倍何百倍の勇気を要する」

 と、終戦に努力した鈴木貫太郎首相を評価しつつ、国の再建については、「大きな意味での教育こそ、根本の根本であり、新日本家屋の礎石であらう」と、戦後の日本の道行きを示している。

 長くパリ特派員だった重徳泗水(来助)記者が書いた記事のタイトルは、「ポツダム宣言の進路 忍苦よく皇國日本再建へ邁進せん」。

 記事のなかでは、ポツダム宣言の内容を紹介しながら、敗戦によって日本の領土がどこまでになるかということに言及している。ポツダム宣言(45年7月)では、日本の主権が及ぶのは、「本州、北海道、九州および四国ならびに吾等の決定する諸小島」と示されていた。

 その前のカイロ宣言(43年12月)では、満州、台湾、朝鮮、さらに日本が占領してきた太平洋の島々について言及している。ただし、南樺太と沖縄はカイロ宣言にも言及されていないため、「『われらの決定する諸小島』のなかに入るものであるかどうか」と、その後の沖縄問題や領土問題を考えれば、やや暢気な心配をしている。

 官邸取材が多かった有竹修二記者の「東久邇宮(ひがしくにのみや)内閣成立す」は、近衛文麿の無任所国務大臣での入閣に注目している。

「公は、今日いはゆる重臣中の重臣(略)、公は、事実上副総理の任にあるものと解される」

 近衛はその後、GHQのマッカーサー最高司令官に会い、新憲法制定のために動きはじめる。新しい時代でも政治的に活躍することを自負していたが、A級戦犯に指定され、12月16日に服毒自殺を遂げた。

 終戦2日後に成立した東久邇宮内閣については、「時局の難たる先古未曾有であるといふの外はない」と書いた。その心配通り、内閣はGHQの指令に悩みつつ、10月9日に在職54日で倒れた。混乱のなか、最も短命な内閣として歴史に名を残すことになった。

 “終戦号”の10〜12ページに、原爆についての解説記事「戦慄の原子爆弾」がある。大阪大学の浅田常三郎博士に取材した。浅田博士は原爆投下直後の広島に入り、現地調査をした物理学者だ。

 原爆報道は45年9月19日にGHQが発した「プレスコード」(報道の統制)により、姿を消していく。終戦前は日本軍による検閲があり、その間隙(かんげき)をついた報道だった。とはいえ、記事には被爆者や破壊された市街の描写は一切ない。新型爆弾の仕組みに加え、原子や放射能とは何かという解説に終始している。

 広島に投下された原爆の構造については、「ウラニウムを水に混ぜて分裂によつて生じたエネルギーを水に吸収させた」と推測している。

 実際の広島型原爆は、ウランに中性子を衝突させ、ごく短時間に核分裂の連鎖反応を起こすことで膨大なエネルギーを引き出した。投下から2週間ほどのこの時期、日本側の分析は道半ばだった。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 独占スクープ入手 PCなりすまし事件真犯人が送った「ラストメッセージ」(週刊現代) 
独占スクープ入手 PCなりすまし事件真犯人が送った「ラストメッセージ」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36710
2013年08月15日(木) 週刊現代 :現代ビジネス


■私は壊れている

〈私もまた、間違った刑事司法システムの被害者です。ある事件に巻き込まれたせいで、無実にもかかわらず人生の大幅な軌道修正をさせられた人間です。それがどんな事件だったのかは詳しくは言えません。

 サイバー関係ではありませんが、彼らが間違いを犯した原因の趣旨は、その事件も今度の事件も大して変わりは無いものです。

 刑事司法の問題点として良く出てくるキーワード、「自白偏重」「代用監獄」「人質司法」「密室取調」「作文調書」……etc

 私はそれらを実体験をもって知る人間です。

 そして、そのとき私は負けてしまった。やってないのに認めてしまった。起訴された。公判で「反省している」と発言した。おかげで刑務所に行かずに済んだが、人生と精神に回復不能な大きな傷を残した。一連の事件は、私が「負け犬」から復帰するためのリベンジと言えます〉

 パソコンで打たれた1万字を超える長文には、警察や検察への恨みが溢れている。「ラストメッセージ」と題され、一連のPCなりすまし事件について詳細に記されたものだ。

 今年元旦に真犯人からいくつかのメディアに送付されたメールに添付されていたこの文書は、江ノ島のネコの首輪や雲取山から発見された記録媒体によってしか解読できないものだった。一連の事件では、真犯人のものと思われる4通のメールの内容が公開されているが、この文書が公になるのは初めてのこと。そこには真犯人が犯行に及んだ動機とその手口が赤裸々に記されていた。

 真犯人が送ったメールのアドレスに報道各社が返信した質問への答えがこの「ラストメッセージ」だ。主だった質問にそれぞれ細かく回答している。冒頭の引用は〈■なぜこうしたことをなさったのですか 警察・検察にどんな恨みがあったの?〉という問いを受けてのもの。真犯人はさらにこう続ける。

〈『先に償いをさせられた人間はその分の犯罪を犯してもいい』という持論。

 あなたは間違っている。たとえどんな理由があっても許されない、そういう突っ込みがあることを理解する程度の理性はあります。でも、それが私だけの哲学であり、誰にも軌道修正されない行動原理です。

 いつかのDig(編集部注=ラジオ番組の名前)で誰かが「犯人は壊れている」と表現していました。

 そう、壊れている。私を壊したのは奴らだから〉

 5人もの無実の人間に罪を着せたことを正当化する、あまりに身勝手な理屈だが、それはさておき、検察側はこの文章を事件の被疑者として逮捕・起訴されている片山祐輔さん(31歳)が書いたものだと主張する。

 片山さんが文章中に出てくる「自白偏重」「代用監獄」といった単語を携帯電話で検索している、というのがその根拠だ。それに対し、片山さんは弁護団にこう述べているという。

「真犯人がPCを遠隔操作して覗き見ることができるのであれば、僕の携帯電話の個人情報を知ることもできます。そうすれば、本人も気づかないうちに、それらの単語で検索をかけることなど簡単です」

 ラストメッセージを読むと、真犯人が片山さんとは異なる境遇にいたことが浮かび上がる。真犯人はある事件で起訴されたものの、〈刑務所に行かずに済んだ〉と書いているが、片山さんには刑務所で服役した前科がある。しかも、罪状は文書中で否定されている「サイバー関係」だ。検察が言うように、この文書が片山さんのものだとするには、内容に矛盾が存在する。

■検察と警察の能力が低すぎる

 事件は真犯人が遠隔操作ウイルスを使って他人のPCを悪用したことがポイントだ。だからこそ、4人の誤認逮捕事件が起こったのだが、検察が反省しているとは言いがたい。片山さんのPCが遠隔捜査された可能性を考慮せず、起訴・勾留に血道を上げている。そんな国家権力を、真犯人は嘲笑う。

〈■目的通りに誤認逮捕を招き、警察・検察が謝罪しているが、今どのように感じているか

 警察官や検察官はもっと人並みに、人の話をちゃんと聞く姿勢があれば1件も誤認逮捕など起こさなかったのでは? と。

 あの人たちはコミュニケーション能力以前の問題、日本語というか地球語が通じない宇宙人です〉

〈現在うちにあるシステムや外部記憶媒体全部、どんな高度な復元やフォレンジック(編集部注=データ調査)を行おうと関係ありそうなものは何も出てきません。令状なしで来ても「どうぞどうぞ」と見せてあげますよ。エロ画像の10枚や20枚は普通にあるので、それだけ鑑賞してお帰りください(笑)

 それとも、犯人候補の中からあてずっぽうに選んでお得意の自白強要しますか?「真犯人」を追求したつもりが「新犯人」を作ることにならないといいですね〉

 片山さんが逮捕されたのは今年2月。真犯人がこの文書を作ったとされるのが、昨年の大晦日だ。つまり、真犯人は片山さんが逮捕・勾留される前に「新犯人」がでっち上げられる可能性を示唆していたのだ。

 真犯人は警察と検察の無能を痛烈に皮肉る。ラストメッセージはこんな文章で締め括られている。

〈私のように警察・検察・裁判所に対して悔しい思いをされた方は多数いると思います。上訴、再審請求、国賠請求、あるいはデモや街宣、出版、主張サイト開設、そういった法を侵さない正攻法の戦い方もいいですが、勝ち目は無い場合が多いです。

 法が間違っているのなら、法を侵してでもどんどん逆襲するべきです。

 国家権力という途方もない相手と戦うのに、コソコソ隠れるゲリラ戦術を選択するのは卑怯でも何でもないことです。戦うべき人が戦えば国は良い方向に向かう、そう信じています〉

 最近、片山さんは母親に、このような内容の手紙を出したという。

「自分がもし刑務所に行くことになったら、その時には自殺します。しかし、自分には佐藤(博史)弁護士が付いているので、そういうことにはならないでしょう。僕が無罪になったら、国から賠償金が入るはずだから、どこか住みたい場所を考えておいてください」

 片山さんの無実が認められるのはいつになるのか。


「週刊現代」2013年8月17日・24日号より



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 死んで喜ぶヘンタイ神社、そう侵略神社の靖国神社はもちろん追悼施設ではありません
 アジアではヘンタイ神社の靖国は追悼施設などと認識されていないのは当然だが、日本低国民では一定数がそれを追悼施設などと勘違いしているのだろう。

 日本低国民のほとんどは馬鹿な右翼のなので分かりやすく説明すると、人が死んだ時は素直に哀しむべきだということになる。私の経験した葬式でも「災い転じて福となす」などとトンデモ説教する馬鹿坊主がいたが、靖国の論理も基本的には一緒だ。侵略兵士の一つ死に悲嘆にくれていたら次の使い捨て兵士の死は準備できない。よってみんなが馬鹿になりヘンタイになって死を喜ぶのだ。

 この説明によっても、今日靖国参拝をした右翼政治屋がホンモノの馬鹿に見えないのであれば、あなたの感性も知性もかなり危ない状態である。あなたは小さいがあまりにも重い収縮する馬鹿の塊になりつつある。

▼書評『靖国問題』高橋哲哉

http://www.jca.apc.org/stopUSwar/notice/yasukuni_mondai.htm

靖国信仰から逃れるためには必ずしも複雑な論理を必要としない、と著者は言う。
「悲しいのに嬉しいと言わないこと。それだけで十分なのだ。まずは家族の戦死を、最も自然な感情にしたがって悲しむだけ悲しむこと。十分に悲しむこと。本当は悲しいのに、無理をして喜ぶことをしないこと。悲しさやむなしさややりきれなさを埋めるために、国家の物語、国家の意味づけを決して受け入れないことである。」


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「陸山会控訴審は裁判の自殺である」(EJ第3611号) (Electronic Journal) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/371962720.html
2013年08月15日 Electronic Journal


 陸山会裁判は、今や石川知裕氏の最高裁上告の結果にすべてが
かかっています。大久保隆規、池田光智両被告は控訴審の結果を
受け入れ、有罪が確定しているからです。おそらく精も魂も金も
尽き果てての有罪受け入れと思われます。

 陸山会裁判1審判決で、石川知裕被告に対して、登石裁判長が
下した判決は次の通りです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 1.小沢一郎から4億円の借入金を不記載 ・・・・ 有罪
 2.水谷建設から小沢一郎事務所へ闇献金 ・・・・ 認定
 3.土地取得経費3億5200万円不記載 ・・・・ 有罪

―――――――――――――――――――――――――――――

 「1」に関しては既に述べたように記載があるし、「3」につ
いても次の月に記載されている。それでも有罪とはとんでもない
判決です。はじめから「有罪ありき」です。

 なかでもひどいのは「2」の「水谷建設から小沢一郎事務所へ
闇献金」を証拠もないのに有罪と認定していることです。実は検
察は2の立件は諦めていたといわれます。証拠もないし、矛盾一
色だからです。それがこの判決ですから、検察は大喜びだったと
いわれます。これによって、検察と裁判所が同じ穴のむじなであ
ることが証明されたといえます。

 それでは裁判所はなぜあえて「2」を認定したのでしょうか。
 それは、事件そのものが政治資金収支報告書の記載ミスという
形式犯であり、「2」を有罪に認定しないと、与党の国会議員を
含む秘書3人を逮捕・起訴した大袈裟な捜査と整合性がとれない
からです。そこには何としても「小沢を潰してやる」という官僚
組織の強い意思が感じられます。

 そのミスター「推認」の登石裁判長の劣悪な判決をろくに調べ
もせず、弁護側の新証拠をことごとく却下し、2回で結審、1審
判決を支持した飯田喜信裁判長は、最初からそうすることに決め
ていたとしか思えない判決です。

 このミスター「追認」の飯田喜信裁判長は、無実の人を有罪に
することで悪名高い裁判長なのです。東電OL殺人事件で逮捕さ
れたゴビンダ・マイナリ氏を有罪にし、15年間も長期服役させ
たあの裁判官が飯田喜信氏なのです。

 飯田裁判長は、ゴビンダ氏が無罪になっても詫びることもなく
職を辞することもなく、平然と今度は陸山会の3秘書に有罪の判
決を下しているのです。とんでもない裁判官です。

 問題は、最高裁はどのように決断するでしょうか。検察と裁判
所は親戚ですから、自分たちのムラの安全を守るなら、上告棄却
をすると思われます。

 しかし、小沢一郎氏の検察審査会による強制起訴で最高裁には
大きな疑惑が出ているだけに、もし簡単に棄却すれば、石川氏も
黙っていないでしょうから、大問題になります。新聞、テレビは
例によって一切報道しませんが、その分ネットでは陸山会裁判は
大きな問題になっているのです。

 それに石川知裕側の弁護士には、今年の1月からあの安田好弘
弁護士がついているのです。この弁護士は少しクセがあり、毀誉
褒貶の多い人物ですが、最高裁もマークしている強い弁護士であ
ることは確かです。

 安田弁護士は、石川知裕氏の担当になると、控訴審に向けての
証拠集めでは大きく貢献しているのです。安田氏は、水谷建設が
全日空ホテルで石川氏に5000万円を渡した事実が虚偽である
ことの証明を試みたのです。

 そのために安田弁護士は、次の3つの手帳(2004年分)を
手に入れたのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

    1.          大久保隆規の手帳
    2.           石川知裕の手帳
    3.大手ゼネコン「鹿島」東北支店長の手帳
―――――――――――――――――――――――――――――

 問題は10月15日の予定です。大久保氏の手帳は、その日は
午後7時までは予定が入っていないのです。石川氏の手帳も重要
な予定はなしの状態です。

 一方、「鹿島」東北支店長の手帳には、午前中に水谷建設の水
谷功会長に会ったことが記載されていたのです。しかし、水谷建
設の川村尚社長は次のように証言していたのです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 15日午前に1人で鹿島の東北支店(仙台)におじゃまし、
 その後、新幹線で東京に戻り、水谷の東京支店で裏金を準備
 して、全日空ホテルへ向かった。 ──水谷建設川村尚社長
―――――――――――――――――――――――――――――

 安田弁護士は、「鹿島」の東北支店長から15日は水谷会長と
川村社長の2人と会ったことを聞き出し、そのことを川村社長に
突き付け、会長と同行していた事実と、それから東京に戻り、そ
の足で会長と一緒に三重県の本社に戻っていることを認めさせた
のです。つまり、その日は全日空ホテルに行っておらず、少なく
とも、小沢事務所への裏金の引き渡しはなかったのです。これは
川村社長が偽証したことを認めたことになります。

 それなのに、なぜ、川村社長が10月15日にこだわったかと
いうと、検事から「裏金の授受は絶対に10月15日でないとだ
めだ」とくぎを刺されたからであることも白状しているのです。
 安田弁護士は、水谷会長と川村社長の2人にそのことを認める
意見陳実書を書かせ、それを飯田裁判長に証拠として採用するよ
う求めたのです。

 ところが、飯田裁判長はそれを含む87通の新証拠のほとんど
を却下したのです。もし、検察と裁判所がつながっていて、「小
沢は無罪でも秘書は有罪にする」という目標を共有していたとす
れば、裁判所は棄却するしかなかったのです。安田弁護士は判決
後の記者会見で、「これは裁判の自殺である」と怒りをぶつけて
います。このような状況で、最高裁でも同じことをすれば何が起
きるかわからないのです。  ── [自民党でいいのか/33]

≪画像および関連情報≫
 ●テレビマスコミが報道しない陸山会裁判

  ―――――――――――――――――――――――――――

  陸山会事件の公判。次から次へと新事実が明らかになってき
  た。それでもテレビは無視し続ける。それは何故だろう?週
  刊現代で森功氏は、「5000万円は2回とも私の後ろの金
  庫から出した」(水谷建設元経理担当常務)「ホテルのロビ
  ーで、テーブルの下をスライドさせてカネを渡した」(元社
  長)「ホテルのラウンジでは、ヨーグルトドリンクを注文し
  た」(ダイナマイト業者)といった生々しい証言が飛び出す
  たび、法廷は静まり返った。おまけに証言だけでなく、水谷
  建設の経理資料など物証も証拠提出されている。これまで裏
  金の授受について全面否認してきた小沢側は、絶体絶命のピ
  ンチに陥っている。(中略)が、あれほど騒いでいたマスメ
  ディアが、ベタ記事扱いとまではいわないが、全く無視して
  いる民放のニュース番組などまである。もとよりニュースは
  それぞれ報道現場の判断で扱いの大小が決められるものだ。
  震災のせいで普段より扱いが小さくなるのもやむを得ない。
  しかし、政界きっての実力者の重大事について、ここまで報
  道が少ないのは、やはり不自然と言うほかない。(以下略)
  という具合にマスコミが陸山会事件の公判を意図的に扱わな
  い姿勢を批判している。この西松建設と水谷建設は福島原発
  の工事を請け負っていた事まで明らかになってきた。
      ─「週刊朝日」6月3日号)http://bit.ly/1cpSBTs



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 8月15日 私も書きたくもないことだが、「最高裁の罠」出版の経緯を明らかにする! (一市民が斬る!!) 
http://civilopinions.main.jp/2013/08/815_1.html
2013年8月15日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 森ゆうこ前議員が、ご自身のブログで一市民Tを個人攻撃してきたので、昨日のブログで、お触れになった内容について事実を書いた。
 http://civilopinions.main.jp/2013/08/814.html

 すると、今度は、「最高裁の罠」の共著者山崎行太郎氏が、思いもかけぬことをご自身のブログで発信された。
 山崎行太郎氏ブログ
 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130814/1376430854
 

 <「私の了解なしで、密かに、印税を含む出版契約を結ぼうとするなど...」>

 これは事実と全く違う。

 一市民Tだけが出版費用100万円を負担することでスタートした。
 出版社社長が、「この本は志岐さんの本。まずは志岐さんと打ち合わせをしたい。志岐さんと先に打ち合わせすることはこちらから山崎氏に伝えておく」ということで、出版社に呼ばれた。
 打合せ結果も、出版社から山崎氏に話すということだった。これを山崎氏が曲解し、ヘソを曲げてしまった。私も出版社も、山崎氏と話し合いをしようと努力をしたが、話し合いを拒否され2か月が過ぎてしまった。
 山崎氏が、打ち合わせのテーブルに付いたのは、今年2月のこと。

 そして2013年2月19日、以下の契約を結んだ。
 出版契約書.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E5%87%BA%E7%89%88%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8.pdf

 領収書・印税支払調書.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E9%A0%98%E5%8F%8E%E6%9B%B8%E3%83%BB%E5%8D%B0%E7%A8%8E%E6%94%AF%E6%89%95%E8%AA%BF%E6%9B%B8%E3%80%8C.pdf

 出版契約の内容は
@ 志岐が出版費用として100万円を支払う
A 印税は5000冊まではなし、5000冊を超えると超えた分につき、10%(志岐7%、山崎3%)


 <現時点での二人の印税収入>

 現在10000冊(2版)印刷しているので

  志岐印税 1500×0.07×5000=525,000 (475,500万円の赤字)
  山崎印税 1500×0.03×5000=225,000

 
 <「最高裁の罠」出版は大変だった>

 「最高裁の罠」原稿をいくつかの出版社に持ち込んだが、すべて断られた。
 「とても面白い内容だが、この恐ろしいドキュメントは出版できない。自分のところに何が起こるかわからない。たぶんどこも受けないと思うよ」とはっきり断る出版社もあった。
 その中で、山崎行太郎氏が、K&K社を紹介してくれたことについては大変ありがたく思っている。
 何よりも、「何かあったら闘うよ」と覚悟を決めて出版を引き受けて頂いた南丘I喜八郎社長に大変感謝している。

 最高裁のスキャンダルを世間に発表するということは大変なことだ。


 <「森ゆうこ前参議院議員に迷惑がかかっているようなので、敢えて書くことにした...」とは>
 
 これはどういう意味なのだろうか。
 一市民Tは政治家としての「森ゆうこ議員」を、事実を持って批判しているだけだ。
 国民として当然のことだと思う。
 

 <「これ以上、この人に関わるとろくなことはない」と直感したので...>

 現在は、私も山崎氏に対し同じような気持ちを持っている。


関連記事
書きたくもないことだが、森ゆうこ前参議院議員と「一市民T」(志岐武彦)との間で、「小沢一郎裁判」に関連して(山崎行太郎)
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/474.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 不正選挙確定の証拠から世の中の仕組みや謎が全部解けてきた。工作員の解説書き込み付きで追加した面白いよ
参議院選挙は必ずやり直しになる不正選挙確定の証拠
http://ameblo.jp/gnkx29/entry-11572999713.html

選挙に出馬するのに300万とか、すげー金かかるのも
なんでタダとか1〜10万くらいに、ずっとしなかったのか、
理由がわかったかもしれない^^
騙し取るためにやってたんじゃないの?
だって落選決まってんだからw


選挙の種類 供託金の金額 供託金没収点
衆院選(小選挙区) 300万円 有効投票総数の10分の1
衆院選(比例代表区)

名簿単独登載者数×600万円
+重複立候補者数×300万円
(注1)
参院選(選挙区) 300万円 有効投票総数と議員定数(注2)の商の8分の1

参院選(比例代表区) 名簿登載者数×600万円 (注3)


都道府県知事選挙

300万円
有効投票総数の10分の1
政令指定都市の市選選挙 240万円
その他の市区長選挙 100万円
町村長選挙 50万円


都道府県議会議員選挙
60万円 有効投票総数と議員定数(注2)の商の10分の1
政令指定都市の市議会議員選挙 50万円
その他の市区議会議員選挙 30万円
町村議会議員選挙 (供託金は不要)


(注1)

左記の金額を供託した名簿届出政党等は「小選挙区で当選した重複立候補者数×300万円+比例区議席割り当て数×2×600万円」の範囲で供託金の返還を受けられる。例えば、重複立候補者3名と単独立候補者2名を比例区に立て、重複立候補者2名が小選挙区で当選し、比例区で1議席の割り当てを受けた政党の供託金は(3×300万円+2×600万円=)2100万円であり、そのうち返還を受けられるのは(2×300万円+1×2×600万円=)1800万円となる。

(注2)

ここでいう「議員定数」は参議院選挙区においては通常選挙における当該選挙区内の議員の定数(選挙すべき議員の数が通常選挙における当該選挙区内の議員の定数を超える場合はその選挙すべき議員の数)、地方議会議員選挙においては当該選挙区内の議員の定数(選挙区がないときは議員の定数)のことを指す。補欠選挙の場合も通常時の議員定数を参照することに注意。


(注3)

左記の金額を供託した名簿届出政党等は「比例区議席割り当て数×2×600万円」の範囲で供託金の返還を受けられる。


↑立候補するだけでこんな金とられて投票の結果次第で
全額もどってこないようなルールにしてあるのは、

仕組まれた詐欺で計画的だから絶対訴えた方がいいよ〜。
没収ってなんだよw

比例代表区は600万、市長選でも240万とか、

基本的に全部高すぎだし。これやばくない?

国が詐欺とか国家転覆させるようなこと、
わざと全部やってやがるじゃん。コネもない庶民が没収確実な選挙に
立候補するわけないし、できるわけないだろw


こんな大金が必要で没収までするから当然

パチンコ献金で反日の議員しかいない今の状況作り上げてるのも当たり前だし、これ絶対わざとだよ。

本物の天皇は殺害され、偽天皇が即位している噂もガチだね。
だってこんな状況で黙ってるわけないじゃん。

初代天皇陛下の子孫なら騒ぎまくって動画うpしてるだろ。

3.11の地震の時、天皇自ら動画撮影してうpしてたんだから、

裏社会の仲間とかいう噂も行動で全部ばれちゃうからね^^


すり替わってから戦争とか日本ろくなこと起きてないから

間違いないよ。しかも統一教会チャンネル桜と在特会が

天皇マンセーしてるってことは危ないってこと教えてくれてるw


選挙に出馬させて票操作して巻き上げた金も、
国民には回らず消えた年金ように安倍とか糞政治家

連中が使って回してるんじゃないの?

だから小沢とか不正選挙一言も言わないんだよw
密かに今まで不正実行してたこと全議員が知ってることだからね^^
騒いだら今後当選すらできなく供託金の詐欺まで

やられることわかってるから、過去に当選歴があり

今回落選した人が、なぜ不正選挙のこと騒がないで
黙ってるのか、その理由がこれだと思うw

全政党全議員裏社会イルミナティのグルで仲間
そして最終合計の票操作まで裏でどうとでもできることが

↓これでわかったしw


山本 太郎の得票数666684票


http://ameblo.jp/64152966/entry-11585959196.html

最初の3文字が→ 666
次の3文字を足すと、6+8+4=18
18=6+6+6⇒ 666
つまり、全て6が並ぶのです⇒ 666666

イルミナティ666悪魔数字の陰謀とかも間違いないと思う。
けっこう見るからいろんなパターン。あいつらバカだから

足跡わざと残していくじゃんw

こんなの1000円札に書いてある野口英世の左の目

みればイルミナティ支配されてるの一発でわかるじゃんw
今持ってたら見てみな。表から見ても不自然だし、

よくわかるのが右目を親指で隠して透かして顔見てみな〜
裏に書いてある富士山にうまく顔がはまると

やばいほどキモいからw
顔変わるぞ〜透かしてみるとwww

            以上

↑これを阿修羅掲示板にセットしたら面白い回答きたから以下コピペ


>供託金の考え方が間違っています。 選挙に立候補すれば、

選挙運動に必要なビラ、ポスター、選挙はがきの
選挙カー用看板などの作成費用が公費から支給されます。
また選挙公報への掲載や政見放送への出演などの

権利も与えられます。
これらは、資金力のない人でも選挙運動を出来るようにとの

配慮からです。 しかし、無条件で候補者全員に

これらの支給や権利を与えていたのでは、
単なる売名目的の候補者が出てくる可能性があります。
そういう人達の選挙運動費用を公費で出すのはおかしい。

選挙というのは、当選する事だけが目的で立候補するはず。
であるならば、投票総数の一定割合に満たなかった候補者は、
最初から当選の可能性を見込んでなくて候補したと

思われても仕方が無い。
そういう人は、選挙にために支給した公費分と、

公報掲載料や政見放送料
相応分を自己負担してもらう。ただし後払いだと、

回収が難しいので事前に供託をしてもらう。

それが供託金なのです。

小選挙区や首長選挙では、投票総数の1割を超えれば供託金は返ってきます。定数1の選挙で1割の得票もできないような候補者は、最初から当選できない事をわかってて立候補していると言われても仕方ないでしょう。

逆に言えば、得票数が1割さえ超えれば、

たとえ当選できなくても供託金は全額返ってきます。

つまり、資金はないが本気で当選を狙っている人にとっては、
選挙運動費用を公費で負担してくれるありがたい制度なんです。


供託金制度なしで、選挙運動費用を公費から出せば、

売名目的候補者が乱立する。

供託金制度なしで、選挙運動費用支給もやめれば、

資金のない人の選挙運動が大変。

だから供託金制度はあったほうがいいのです。

              以上


↑供託金制度ってそんなくだらないことに使ってんのかよw
ポスターとかもう全部やめたほうがいいだろ。

安倍の顔のポスター家の近くにあって通り道だからよくみるんだけど、 すげームカついてくるんだけど思い出してw


苦情入れようかな〜全国の安倍のポスターはがせってね。
テロリストだから絶対よくないと思うよ。 みんな知らないからな〜

安倍の正体


総理がヤクザと関係があって、パチンコで麻薬テポドンにも協力する
宣言して拉致問題解決する気もないテロリストだってこと。

供託金制度なしにして全部ネットで自由にやればよくない?
政見放送もネットで動画で全部公開されてればいいだけだしw
誰でも参加可能じゃんwブログに記事や動画で発言してね。

>売名目的候補者が乱立

↑おいwwww

TPPとか国を売る売国議員国会でうじゃうじゃいるぞ
パチンコの正体全員シカトしてやがるから一人もいないぞ?w
売名目的候補者が乱立の方がまだよかっただろ?

したらとっくにパチンコなくなって

30兆×30年=このお金が国民回って
バブル時代だったのにw

供託金制度とかやってるからテロリストが総理になってるぞww

コネがない状態でいきなり出てきて1割投票はいるか?
庶民が大事にして貯めた300万wなけなしの一発勝負リスクでかすぎだろw
とてもはいるとは思えないw0が一個多いしせめて30万だろw

 
                以上


↑ここまではおいらもマジレスして答えたんだけど、

途中からあれなんか、おかしいと気づきはじめてw


おいwお前工作員の書き込みだろ?

↓これ

>逆に言えば、得票数が1割さえ超えれば、たとえ当選できなくても供託金は全額返ってきます。

参議院の東京の選挙結果
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/profile/ye13014.htm


不正選挙訴えていた犬丸勝子さんどうなったのか投票一覧みたけど

1位 1064660 

犬丸さん12683しかはいってないし、しかも1割とどかない候補者
うじゃうじゃいるぞwww3103が最低で10人も
供託金詐欺の被害にあってんじゃんw参議院は議員定数で
一人でかぶるわけじゃないからまだいいけど、
衆院選(小選挙区)300万円はやばいだろw


2012年の衆議院の選挙結果全国ここでみれるよ〜

読売と産経だけどw
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/
http://sankei.jp.msn.com/election2012/board/000.htm

確実に無所属と新人は国から300万騙し取られてるw
んで、小沢とかの党の部隊は落選はしてるけど

300万騙し取られるようなそんな少ない票には
なってないから、だから黙ってるんだよwww
だってお互い仲間でプロレスしてんだもん^^

落選中はただの休みだけだしw順番交代で回してるだけだからね。
当選一度でもできた人物なら供託金詐欺の被害にあう
低投票には絶対にならないからねwなにやっても^^

日本のために政治しなくても何回も当選できるからね〜

神奈川11区の小泉進次郎の選挙区やばいよw
不正独占地区だから。立候補者5人いて1人だけしか助かってないw
だから言ったじゃんw

供託金詐欺の没収計画的で国がやってるって〜。

小泉進次郎が184360票で2位の人が25134票
3位の17740票この人から以下3人は詐欺の被害者w

親父は原発の安全装置撤去して今大騒ぎしてる汚染水

海に流す原因作ったテロの息子なのにありえないから。

こんな票はいるわけねーだろ。バカが。

有効投票総数の10分の1で没収なんか300万
回収する目的で作ったにしかありえないからw
そりゃ〜必死に票操作するわけだよ。おいしいじゃんwwこれ^^
いつか、誰かにぶっ殺されるんじゃないの?こいつらw

裏で操って指示してるのが666666票と1000札の右目おかしく印刷した連中が黒幕だからw天皇が黒幕じゃないの?って最近

おいら思うようになったんだよね〜w
だって黙ってるわけないから。

もう天皇のせいにまで発展しちゃったしw

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 民主は徹底した党内論議が不足している気がする 岡田克也のズバリ直球 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130815/plt1308150736003-n1.htm
2013.08.15 ZAKZAK


 参院選が終わり、今年は久しぶりに国会がない夏となった。全国各地で最高気温の更新が報道されるなか、私は地元で選挙のお礼を続けている。多い日は1日50件ほど回ることもある。

 厳しかった選挙結果について、私が「申し訳ありませんでした」と頭を下げると、支持者の方々は「残念だった」といいながら、「早く、民主党を立て直してほしい」と励ましてくれる。その通りだと思う。

 民主党執行部は「参院選の総括をする」といって、地方の意見を聞いている。反省も必要だが、そろそろ次に向けてアクションを起こすことも重要だ。海江田万里代表は続投宣言をした以上、強い決意で、党再建に取り組んでほしい。

 秋の臨時国会は、消費税増税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加問題、社会保障制度改革、集団的自衛権の見直しなど、重要課題が山積している。予算委員会などで政府と徹底的に議論するには、党の意見をしっかりと固める必要がある。

 私個人としては、大きな経済変動がない限り、消費税は予定通りに来年4月から上げるべきだと思う。安倍晋三首相は現在、さまざまな意見を聞いている段階だろうが、そろそろ明確に発言された方がいい。

 増税しなければ「2020年度までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化達成」という国際公約を守るメドは立たない。これ以上、次世代にツケを回すことは許されない。政治家が真正面から増税の必要性を説けば、国民の方々もきっと理解してくれるはずだ。

 集団的自衛権も大きなテーマだ。

 私は、これまでの内閣法制局による「国際法上は保有するが、憲法上は制限している」という憲法解釈は、法理論として整合性が取れていると考える。解釈変更を見据えて、首相主導の法制局長官人事があったとされるが、憲法の根幹に関わるだけに、仮に必要があるとしても、改憲論議の中で対応すべきではないのか。

 日本は先の戦争の反省に基づき、自分の国を守るために「最小限の自衛権行使に限る」という憲法9条を選んだ。いわゆる「普通の国」になるなら、徹底的な議論をしなければならない。

 民主党は野党になって、党内融和を優先しているのか、徹底した党内議論が不足している気がする。党内で議論を尽くして、政府与党とは別の選択肢を提示することが野党の責任だ。政府与党以外に現実的な選択肢がないとすれば、それは国民にとって不幸というしかない。 (民主党衆院議員)



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍首相が集団的自衛権行使の容認に突っ走る理由 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/08/15/
2013年08月15日 天木直人のブログ

 ここにきて安倍首相は集団的自衛権行使の容認に向けて異常なまでに突っ走っている如くだ。

 そんな安倍首相に迎合するかのように、集団的自衛権に関する有識者懇談会の柳井座長や北岡座長代理が悪乗りをしている。

 なぜ安倍首相はそれほどまでに集団的自衛権行使の容認を急ぐのか。

 それはズバリ、安倍らしさを出せるのは、もはやそれぐらいしかなくなってしまったからだ。

 消費税増税はますます難しくなってきた。

 中国や韓国との関係改善を望めそうもない。

 拉致問題は行き詰まり、北方領土問題は進展の見通しは皆無だ。

 安倍首相の真骨頂である歴史認識は、米国によって「国益に反する」とまで言われた。

 米国に叱られ軌道修正せざるを得なくなった。

 靖国参拝ももちろん出来ない。

  「米国の命令で出来なくなった」と中国にまで見透かされてしまった。

 これを要するにもはや今の安倍首相には集団的自衛権の行使容認しかできる事はないのである。

 これだけは米国も許してくれる。

 それなら憲法9条を変えて堂々と行なえばいいのに、世論の反発をおそれ解釈改憲で誤魔化そうとしている。

 かくて安倍首相は集団的自衛権行使の容認に突っ走るのである。

 その結果日本はどうなるのか・・・


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK152] ほころび始めた反日教育
著者について、

石平(せき・へい、シー・ピン 1962年(昭和37年) - )[1]は、中華人民共和国四川省生まれの漢族系中国人であり、現在中国系日本人(1世)の評論家。拓殖大学客員教授。2007年(平成19年)末に日本に帰化。主に日中の政治・経済・外交問題について論じている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B9%B3_(%E8%A9%95%E8%AB%96%E5%AE%B6)

元民主運動家で、天安門事件をきっかけに中国に「精神的決別」をとげ、その後、日本に帰化したという人だから、中国共産党への辛らつな批判者となるのは当然だろう。「中国経済崩壊論者」の急先鋒でこの方は、なかなか、現実とならず、やや「狼少年」の観がある。(現実となると、日本も困るのだが)そのあたりのバイアスを考慮して読めば、面白い中国情報の発信者だと思う。以下 本文。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130815/chn13081508040000-n1.htm

ほころび始めた反日教育
2013.8.15 08:03

8月に入ると、今度は「網易」という民間サイトが「日本の歴史教科書と中国の歴史教科書、どちらの方が嘘をついているのか」というネット上の討論を開始し、一般ユーザーにも意見を求めた。その結果、「日本の教科書の方が嘘をついている」と答えた回答者数が2730人であったのに対し、「中国の教科書の方が嘘つきだ」と答えたのはその数倍以上の8949人に上ったのである。

 ここまでくると、中国政府が長年やってきた反日教育が破綻し始めていることは一目瞭然である。丹念に行った日本批判のすべてが政府批判展開のきっかけを作ったのにすぎないのであれば、「それでは一体何のための反日だったのか」と、政府の宣伝担当者はさぞかし落胆しているのではないか。

 それどころか、御用宣伝機関筆頭の中央テレビ局や政府発行の歴史教科書までもが多くの中国人民に「嘘つき」だと認定されているようでは、反日教育を含めた、政権が行う思想教育・統制、それ自体がすでに失効していることがよく分かる。

 インターネットが発達する情報化の時代、市場経済の中で多くの人々が自立的な生活基盤を得て自由な思考を始めた「啓蒙(けいもう)の時代」、共産党政権が国民大半の頭と心をコントロール下におくことはもはやできなくなっている。

 国民規模の「思想解放運動」はただ今展開している最中だ。思想の統制が崩壊した暁には、政治の統制が後どれくらい維持できるのか。それこそが、まさに今後の「見どころ」なのである。

8月に入ると、今度は「網易」という民間サイトが「日本の歴史教科書と中国の歴史教科書、どちらの方が嘘をついているのか」というネット上の討論を開始し、一般ユーザーにも意見を求めた。その結果、「日本の教科書の方が嘘をついている」と答えた回答者数が2730人であったのに対し、「中国の教科書の方が嘘つきだ」と答えたのはその数倍以上の8949人に上ったのである。

 ここまでくると、中国政府が長年やってきた反日教育が破綻し始めていることは一目瞭然である。丹念に行った日本批判のすべてが政府批判展開のきっかけを作ったのにすぎないのであれば、「それでは一体何のための反日だったのか」と、政府の宣伝担当者はさぞかし落胆しているのではないか。

 それどころか、御用宣伝機関筆頭の中央テレビ局や政府発行の歴史教科書までもが多くの中国人民に「嘘つき」だと認定されているようでは、反日教育を含めた、政権が行う思想教育・統制、それ自体がすでに失効していることがよく分かる。

 インターネットが発達する情報化の時代、市場経済の中で多くの人々が自立的な生活基盤を得て自由な思考を始めた「啓蒙(けいもう)の時代」、共産党政権が国民大半の頭と心をコントロール下におくことはもはやできなくなっている。

 国民規模の「思想解放運動」はただ今展開している最中だ。思想の統制が崩壊した暁には、政治の統制が後どれくらい維持できるのか。それこそが、まさに今後の「見どころ」なのである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 反日ネットワークの正体(反日はどこからくるの) ロックフェラー財団とアメリカ共産党と国際反日ネットワーク
右翼や左翼は、共産圏の崩壊でなくなったわけじゃない。

江崎道朗氏の本や「ヴェノナ文書」を調べてるんだが、アメリカ共産党=ユダヤ人が共産主義者や中国人、朝鮮人を使って日本を滅ぼそうとしていることが明らかになってきた。

反日エセ左翼の活動を見ると、中国、朝鮮、キリスト教、慰安婦、南京大虐殺、731部隊・・・すべてが繋がる。

戦前、日本を戦争に追いやった、悪魔の勢力=ユダヤ・共産主義・中共の国際ネットワーク。

このネットワークが今もうごめいている。


反戦記念日に日本再生のために覚醒して欲しい。


「反日はどこからくるの」から
http://blog.livedoor.jp/aryasarasvati/archives/24857731.html


反日ネットワークの正体
コミンテルンの陰謀 日米同盟解体 から再掲

【youtube】4/4【討論!】民主党政権は何が危ないか?[H22/5/29]
0:58頃から

http://www.youtube.com/watch?v=XpIbWm196Bg&feature=player_embedded

江崎道朗氏「アメリカにおいてですね、ベトナム反戦運動。あの時にソ連を中心に世界共産化をやろうと思っていた。ところがベトナム戦争に勝ってアジア共産化ドミノをやろうと思ったが出来なかった。それはなぜか。何でベトナム反戦運動は成功しなかったか。アメリカの学生運動家の連中はずっと総括するんですね。で、出た結論は簡単なんです。日米同盟があったから。日米同盟があったがゆえに日本がアジア反共の砦になってしまった。これからアジア共産化のために我々がやっていかなければいけないのは日米同盟を解体することである。

日米同盟を解体するにはどうしたらいいか。連中はずっと研究して ハーバート・ノーマンという占領政策を作った極左の学生、アメリカ共産党員でソ連のスパイだということが分かっている。ハーバート・ノーマンの理論を使って東京裁判史観を再評価して徹底して日本に自虐史観を植え付ける。と同時に平和主義を言う。1950年代までの平和主義というのは我々日本国民が軍国主義によって被害を被ったかという自虐史観だったが、アジア地域に対する加害史観に転換したんです。その理論を作ったのが湯井大三郎という東大教授なんですが彼は『未完の占領改革』という本を書いています。この本で彼は占領政策も東京裁判も不十分だった。天皇を戦犯に出来なかった。アジアに対する加害を裁けなかった。 これを日本人自らの手でさせなければいけない。これと日米安保の解体ですよ。平成になってからの20年間この流れにいいようにやられてきたと。」

サヨクの方々の「反戦」「平和」「人権」「環境」などの一見正しい言葉は日米同盟解体のためだった
江崎氏の説に大変衝撃を受けたので記事を探してみた

『米を巻き込んだコミンテルンの東亜赤化戦略』
http://hassin.org/01/wp-content/uploads/War-responsibility.pdf (pdf注意)
大東亜戦争に至るまでのコミンテルンの謀略が書かれている
中共が被害者であるような猛烈なプロパガンダが米国で行われ日本は加害者に仕立て上げられてしまった
人民統一戦線を理論的に支えたのが、当時アメリカ最大のアジア問題のシンクタンク「太平洋問題調査会(IPR)」だった。

IPRは、アジア太平洋沿岸国のYMCA(キリスト教青年会)の主事(教会の牧師にあたる)たちが国際理解を推進すると共にキリスト教布教を強化する目的で1925年、ハワイのホノルルで汎太平洋YMCA会議を開催した際に創設された。

ロックフェラー財団の資金援助を受けたIPRはアメリカ、日本、中国、カナダ、オーストラリアなどに支部を持ち、二年に一度の割合で国際会議を開催、1930年代には世界を代表するアジア問題についてのシンクタンクへと成長することになる。

このIPRを、アメリカ共産党は乗っ取ったのだ。 
YMCAが反日活動の拠点となっていたのは戦前からのことだった....

http://livedoor.blogimg.jp/aryasarasvati/imgs/a/6/a63ad722-s.jpg


『コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾』江崎道朗著
現代「歴史戦争」の国防白書
 著者の問題意識は、A・シュレージンガー元ハーバード大教授が1992年の自著に記した言葉に集約される。ポスト冷戦とは「民族的、人種的抗争」の時代であり、そこでは歴史が重要な「武器」となる。すなわち「過去を解釈するものこそ未来を勝ち取る」(本書第4章)。
 この「予言」が的中した姿を、われわれはいま目の当たりにしている。中国は日本が尖閣諸島を日清戦争で「盗んだ」と主張し、韓国は日本の「植民地支配」で竹島を「奪われた」と叫んでいる。彼らの猛烈かつ不当な国際宣伝を放置すれば、日本は必ず領土を失う。日本は歴史教科書や靖国神社問題で中国や韓国の内政干渉に無原則に譲歩し続けてきたが、「加害責任」を認めて全面的に謝罪すれば解決する問題では決してない。
 この抗争の「最後の砦(とりで)」は国民の歴史認識である。しかし、日本は侵略国家だったとする連合国や中韓の「過去の解釈」に知的空間を支配されたわが国の現状では、強固な「砦」など望めない。歴史認識の正常化は待ったなしの安全保障上の課題であり、そこで不可欠かつ豊富な情報を本書は与えてくれる。

 第1章は、いわゆる「南京大虐殺」「従軍慰安婦」問題を媒介に、中国が韓国・北朝鮮を巻き込んで80年代後半以降に築いた国際的反日ネットワークの検証である。評者の知る限り、国連や欧米はじめ世界中に張り巡らされた反日包囲網のすさまじい実態を国内で初めて報告したのは著者だが(この項の初出は月刊「正論」2005年7月号)、その後も大手メディアが取りあげることはなかった。
 一方で、日本が絶望する必要のないことも本書は教えている。第2章は、日本人に「正しい歴史観を持て」とメッセージを送る東南アジアやアメリカの人々の紹介である。ソ連と中国共産党、そして共産主義の戦争責任や米ルーズベルト政権の過ちを内外の最新研究とともに論証する第3章は、自虐史観の愚かさを突きつける。「最後の砦」を築く絶好の手引きとなる本書は、現代の「歴史戦争」における国防白書である。(展転社・1995円)
 評・中西輝政(京都大名誉教授)産経新聞2012.12.9
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121209/bks12120908250009-n1.htm 

この月刊「正論」2005年7月号を手に入れて読んでみた
『知られざる反日国際ネットワークの脅威と実態を暴く』
以下気になるところを抜粋
日本の戦争責任を蒸し返し、改めて日本に謝罪と保証を求める中国系組織がアメリカで初めて結成されたのは1987年のことで、その名は「対日索賠中華同胞会」という。

次いで91年、ニューヨークで「南京大虐殺の非人間性を広く世界に訴え、終局的に日本政府から正式な謝罪と賠償を引き出すこと」と目的に「紀念南京大虐殺受難同胞連合会」が結成される。翌92年にはカリフォルニアで、「日本画再び不当な侵略行動を開始することを阻止するために、アメリカ、中国、日本及び他の諸国で、過去の日本の侵略に対する批判が高まるよう国際世論を喚起すること」を目的にした「抗日戦争史実維護会」が結成された。

その後も次々と同主旨の組織が各地で結成され、94年12月、これら訳30もの中国系組織の連合体として「アジアにおける第二次大戦の歴史を保存する世界連盟」(以下「世界連盟」)が結成された。これ以後、アメリカにおける「日本の戦争責任追及の動き」のほとんどに「世界連盟」が係わっていると言っても過言ではない。
在米の反日組織「世界連盟」と表立って接触することを避けて来た中国政府だが、2002年2月、「世界連盟」の幹部を上海に招き、「第二次世界大戦保証問題に関する国際法律会議」を開催したのである。(略)

その二ヶ月後の三月下旬、今度は南京において、日本の戦争責任を追及する中国、韓国、日本の関係者が一堂に集い、第一回「歴史認識と東アジアの平和フォーラム」を開催した。主催は、中国の「南京大虐殺記念館」「中国社会科学学院駐日歴史研究センター」、韓国の「韓国学術団体教会」「日本の教科書を正す運動本部」(別名「アジアの平和と歴史教育連帯」)、日本の「日本の歴史責任資料センター」「子どもと教科書全国ネット21」の6つの団体で、日本からはほかにも日教組やピースボートの代表も参加している。
このブログのタイトルの通り私は反日がどこから来るのかどうしても知りたくて調べていた
反日においては韓国が一番目立つので韓国を一番の敵と思っている人が多いし
自分もそうだと思っていたが
本当の敵は人為的に作られた「反日ネットワーク」ではないだろうか

(それにしても江崎道朗氏はもっと知られるべき)

参考 連帯する左翼  コミンテルン(笑)←笑ってる場合じゃない 


<参考リンク>

■【ヴェノナ文章が暴いたルーズヴェルトの戦争責任】
 http://touron.l-mate.net/archive/seminar130804.php

■スタジオ日本 特別報道番組 130804B【第9回 追悼・感謝 英霊顕彰・県民の集い】講演会
 http://www.ustream.tv/recorded/36821783


■共産中国はアメリカがつくった - なわ・ふみひとの読書遍歴 - Google Sites
 https://sites.google.com/site/nawafumihitosreadinglist/kyousan-chuugoku-ha-amerika-ga-tsuku-tsu-ta

■ロックフェラーと共産主義の関係
 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7073/kyousanntouennjyo.htm

■ロックフェラー財団 "アメリカ共産党"
 http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E3%80%80%22%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%22&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=

※日本の政治、左翼の正体、反日国際ネットワーク

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK152] ↑本文の訂正がコメント1にあるので、そっちを見てね(失礼) で爺
一応、ここにも本文の訂正を貼り付けておきます。

ほころび始めた反日教育
2013.8.15 08:03

 先月14日、中国中央テレビは日本での現地取材を内容とする報道番組を放送した。いわゆる「歴史認識問題」がテーマである。中央テレビ局といえば、中国における反日教育と反日宣伝の中心的な存在である。この報道番組も当然、宣伝目的で作られたものだ。日本取材の中、中国人記者は街を歩く中学生たちをつかまえて、「日中戦争中に多くの中国人が死んだことを知っていますか」「南京大虐殺を知っていますか」などの質問を投げかけた。

 とっさのことで中学生たちが「知らない」と答えると、番組の解説者はすかさず「なるほど、日本の歴史教科書は歴史を改竄(かいざん)して子供たちに侵略の歴史を教えていないから、こうなったのですね」と、日本の歴史教育への批判を繰り広げた。

 中国では昔から、この手の反日報道が日常的に行われ、それなりの効果を上げている。今回も同じ繰り返しかと思えば、多くの視聴者から上がってきたのは意外な反応だった。人民日報社が開設するミニブログ「微博」専用ページには次のようなコメントがずらりと並んでいる。

 「中国人民は皆知っている。よく嘘をつくメディアは人民日報、よく捏造(ねつぞう)する教科書は中国の教科書だ。お前らこそ、毎日のように中国人民をだましているのではないか」

 「文革以来、一体誰が多くの中国人民を惨殺してきたのか。日本人ではないぞ」

 「自国の歴史さえ正視できないこの国が他国に正しい歴史認識を求めることができるのか。嘘ばかりをつくこの政府は、他人に真実を語れと要求できるのか」

 などなどと現在もこのような辛辣(しんらつ)なコメントが書き込まれ続けている。

 こうしてみると、政府の行う反日宣伝は完全に裏目に出ていることが分かる。「日本の教科書が真実を教えない」と批判すれば、「中国の教科書こそ嘘ばかりではないのか」との反論が返ってくるし、「南京大虐殺が忘れられた」と騒げば、「お前らこそ多くの中国人民を殺したのではないか」と突っ込まれる。反日宣伝をやった分、それはすべて、政府自身に返ってくるのである。

 8月に入ると、今度は「網易」という民間サイトが「日本の歴史教科書と中国の歴史教科書、どちらの方が嘘をついているのか」というネット上の討論を開始し、一般ユーザーにも意見を求めた。その結果、「日本の教科書の方が嘘をついている」と答えた回答者数が2730人であったのに対し、「中国の教科書の方が嘘つきだ」と答えたのはその数倍以上の8949人に上ったのである。

 ここまでくると、中国政府が長年やってきた反日教育が破綻し始めていることは一目瞭然である。丹念に行った日本批判のすべてが政府批判展開のきっかけを作ったのにすぎないのであれば、「それでは一体何のための反日だったのか」と、政府の宣伝担当者はさぞかし落胆しているのではないか。

 それどころか、御用宣伝機関筆頭の中央テレビ局や政府発行の歴史教科書までもが多くの中国人民に「嘘つき」だと認定されているようでは、反日教育を含めた、政権が行う思想教育・統制、それ自体がすでに失効していることがよく分かる。

 インターネットが発達する情報化の時代、市場経済の中で多くの人々が自立的な生活基盤を得て自由な思考を始めた「啓蒙(けいもう)の時代」、共産党政権が国民大半の頭と心をコントロール下におくことはもはやできなくなっている。

 国民規模の「思想解放運動」はただ今展開している最中だ。思想の統制が崩壊した暁には、政治の統制が後どれくらい維持できるのか。それこそが、まさに今後の「見どころ」なのである。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130815/chn13081508040000-n1.htm
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK152] インドネシア独立宣言と独立戦争 <大東亜戦争は欧米帝国主義からのアジア解放の聖戦だった!!>
反日左翼は「ヴェノナ文章」を偽書だって主張するのだろうか?


インドネシア独立宣言と独立戦争
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1941-50/1945_indonesia_dokuritsu_sengen.html

大東亜戦争中、今村均(ひとし)中将が率いる第一六軍など総兵力5万5千人によってわずか10日間の戦闘でインドネシア全域が制圧された。日本軍によるインドネシア侵攻によって、330年もの長期にわたって続いたオランダのインドネシア植民地支配が終わった。
大東亜戦争中に日本軍の支援によりインドネシア人による軍隊(PETA)の結成や官僚の育成、法制度や教育体制の整備などを着々と進めたインドネシアは、日本軍が敗れた二日後の1945年8月17日、初代大統領に就任したスカルノは独立を宣言した。

ところが、日本軍に駆逐されたオランダは9月下旬、「インドネシア人は極めて従順な種族である。日本軍が降伏してしまった現在、我々が上陸すれば、彼らはただちに元どおり従順になるに違いない」と考え、インドネシアの独立宣言を無視してイギリス軍とともにインドネシアのスラバヤに上陸した。
しかし、インドネシア軍はもはや従順ではなかった。日本軍によって訓練され、日本軍の武器を持ったインドネシアの民衆軍に強襲され、イギリス軍はたちまち一個師団が全滅してしまう。
結局、スラバヤの市街地を占領するのに100日間も費やしたイギリスは軍事制圧を断念、和平交渉に転じ、1946年11月にイギリス・オランダ間で暫定的な協定が成立するや軍隊を撤退させてしまった。スラバヤ戦争で市街地を灰にし、約2万人もの犠牲者を出したことに対してイギリスは何ら謝罪も補償もしなかった。
イギリス軍は撤退したが、オランダはインドネシアの再植民地化をあきらめなかった。1947年7月、オランダは再びインドネシアに対して軍事行動をしかけた。このころ、東京裁判では、戦勝国の一員としてオランダは、インドネシア独立を支援した日本の指導者を「侵略戦争」を行った罪で裁いていた。
オランダ軍は戦車、飛行機、重機関銃など近代装備の部隊約10万人。インドネシア共和国軍は兵員こそ200万人だったが武器は日本軍より秘密裡に渡された小銃4万丁ぐらいで、大半の兵士は竹槍を手に立ち向かった。インドネシア軍は敗退を続けたが、オランダのこの「侵略戦争」は「世界中の非難」を浴び、国連安保理も「オランダの敵対行動の即時停止」を決議した。しかし、オランダは占領地域からの軍隊撤退を拒否した。オランダはさらに攻撃を強め、軍事的にはオランダの勝利に終わったが、都市を無差別に爆撃したオランダに対し再び「国際世論」は激しい非難を浴びせかけた。とりわけインドをはじめとするアジア諸国がオランダを非難し、国連安保理もオランダに対してインドネシアから撤兵するよう勧告する決議案を採択した。また、これ以上軍事行動を続けるならばオランダに対するマーシャル・プラン(アメリカによる欧州経済復興援助)を打ち切るべきだという声がアメリカ議会から出ていた。大東亜戦争では仲間だったアメリカはオランダを裏切ったわけだ。これによってオランダは折れ、ついに独立を前提とした和平交渉に応じた。

3年半にわたる対オランダ独立戦争でインドネシア側が払った犠牲は婦女子も含め死者だけで80万人、負傷者は1000万人を超え、無差別爆撃で失われた財産・家屋の被害額はとても算出できる額ではなかった。ところが、和平交渉でオランダはインドネシアの犠牲者に謝罪するどころが、驚くべき要求をインドネシア側に突きつけた。インドネシアが受けた被害を補償するどころかオランダの戦費、インドネシア政府のオランダ人官吏の恩給、オランダ人所有の不動産の権利を認めること、北スマトラの油田の開発費を非払うことなどまで要求したのだ。オランダの厚顔ぶりには呆れる。
こうしたオランダの理不尽な要求を、インドネシアは独立を認めてもらうために泣く泣くすべてを飲んだのだ。そして完全独立を達成し、オランダによる再侵略の心配がなくなった1963年になってようやく、それらオランダの要求を否認した。
その時の外相であったアブドルガニー氏は、江崎道朗氏のインタビューにこう答えている。
「我々はようやく力がついてから全世界の見ているところでオランダとの約束を全部破り捨てた。つまり植民地主義と戦うには力がないと勝てない。オランダと戦う力、つまり軍事能力を戦時中、日本が与えてくれたおかげで我々は独立することができた」
オランダ政府が正式にスカルノによる独立宣言を認めたのは2005年である。このような苦難の歴史を強いられてきたインドネシアにとって、オランダをはじめとする連合国を「正義」、日本を「侵略国」とみなす東京裁判史観は到底指示できるものではない。


<参考リンク>

スタジオ日本 特別報道番組 130804B【第9回 追悼・感謝 英霊顕彰・県民の集い】講演会
http://www.ustream.tv/recorded/36821783


アイリス・チャンと反日国際包囲網
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/ezaki1.html

コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾 迫り来る反日包囲網の正体を暴く
http://www.hmv.co.jp/artist_%E6%B1%9F%E5%B4%8E%E9%81%93%E6%9C%97_200000000300328/item_%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AE%E6%99%82%E9%99%90%E7%88%86%E5%BC%BE-%E8%BF%AB%E3%82%8A%E6%9D%A5%E3%82%8B%E5%8F%8D%E6%97%A5%E5%8C%85%E5%9B%B2%E7%B6%B2%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93%E3%82%92%E6%9A%B4%E3%81%8F_5275753

「歴史戦争」を仕掛けているのは中国共産党〜反日国際ネットワークの新たなる策謀(正論5月号より)
http://nippon-end.jugem.jp/?eid=3971

(私達の先人は大東亜戦争を戦ったのです)
http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/daitoua.html

戦争に負けてアジアから去った日本への賛美の声
http://matome.naver.jp/odai/2134615487596995101


※日本の政治、正しい歴史認識

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「終戦の日」の意義を探る (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1060.html
2013-08-15 陽光堂主人の読書日記

 本日は「終戦の日」で、68年前のこの日、玉音放送が流れました。昭和天皇の終戦の詔勅が読み上げられたわけですが、これ以外、目立った動きはありませんでした。

 この時点ではまだ、帝国陸海軍に対して全面的な停止命令は出されていません。15日を特別視するのは、天皇の思し召しを印象付けるための作為で、法的実質的な意味はありません。天皇の動静を日本の歴史そのものと観る皇国史観が前提となっています。

 1945年8月15日前後の政府の動きを簡単に記すと、次の通りです。

 8月14日 御前会議で昭和天皇の聖断によりポツダム宣言受諾が決定され、終戦の詔勅が発せられ、連合国に対しポツダム宣言の受諾を通告した。

 8月15日 玉音放送により、国民及び陸海軍にポツダム宣言の受諾と軍の降伏の決定が伝えられた。大本営は日本軍に対して「別に命令するまで各々の現任務を続行すべし」と命令。

 8月16日 自衛の為の戦闘行動以外の戦闘行動を停止するように命令。

 8月19日 第一総軍、第二総軍、航空総軍に対して、8月22日零時以降、全面的に戦闘行動を停止するように命令。

 8月22日 支那派遣軍を除く外地軍に対しては、8月25日零時以降に全面的な戦闘行動停止を命令。

 9月2日 昭和天皇は「誓約履行の詔書」を発し、日本政府全権の重光葵と大本営全権の梅津美治郎が、降伏文書に調印し、即日発効。

 全戦闘行為が禁じられたのは8月25日以降で、玉音放送が流れた15日から10日も後の話です。実際にはこの後も戦闘行為が行われており、ソ連軍による北方領土上陸は、8月28日から9月5日の間になされました。現地の守備隊は果敢に戦い、敵に大打撃を与えています。

 このように8月15日の段階ではまだ戦闘行為が続いており、「終戦」なんて状況ではありませんでした。(国民は茫然自失の有り様でしたが…)

 法的に意味があるのは、ポツダム宣言受け入れを連合国に通告した8月14日か、降伏文書に調印した9月2日です。米国など戦勝国の多くは、、9月2日を対日勝戦記念日(VJデー)と呼んで、この日を区切りの日としています。

 8月15日を「終戦の日」としたことで、昭和天皇の御聖断により戦争が終結したという神話が定着しました。当時の日本支配層の最重要案件は国体の維持で、連合国側との取引も極秘裏に行われていました。昭和天皇は帝国軍人を信じておらず、米軍の半永久的駐留を望んだくらいですから、実情は推して知るべしです。

 左翼は過激に天皇制廃止を叫びますが、賛否を問うなら真実の歴史が明らかにされる必要があります。残念ながらこの国では今でも「官製史観」が主流で、それに反するものは圧殺・無視される傾向があります。

 今は情報公開が行われる時代ですから、国民にも真実を知らせるべきです。天皇家の歴史は長いのでスキャンダルが多い反面、権威の中心として代替不可能の役割を果たしてきました。真実が公開されても、大半の国民は支持するのではないかと思います。

 8月15日の終戦の日は国内向けには意味があっても、対外的には不信の目で見られており、靖国神社参拝を巡ってゴタゴタが絶えません。「天皇が終戦を知らせた日に天皇のために戦った軍人を称えるのは反省していない証拠だ」というわけです。このため、毎年この日は気分が晴れません。余り騒がず、静かに過ごした方がよいと思います。

 この日はキリスト教に関係の深い日で、これは偶然なのでしょうか? 8月15日はカトリックで、聖母マリアが肉体と霊魂を伴って天国に挙げられた「聖母被昇天の日」に当たります。この外、以下の歴史的事件がこの日に起きています。
 
 1096年8月15日 第1回十字軍中東エルサレムへ出発

 1534年8月15日 イエズス会結成

 1549年8月15日 フランシスコ・ザビエル、日本到着

 イエズス会の日本征服を祝うべく、8月15日が終戦の日に選ばれたのでしょうか?


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 敗戦の日に 「動員の構造」に抗する   信濃毎日新聞 社説
 1930年代、飯田下伊那地方は草の根ファシズムの嵐が吹き荒れていた。

 在郷軍人の組織「信州郷軍同志会」の中心地だった。同志会は陸軍中央の支援も受け国策への同調を強い、戦争機運を高揚した。

 31年。愛国勤労党の県議、中原謹司は南信国民大会で「国論ヲ喚起シ満蒙国策ヲ断行シテ世界ニ大義ヲ敷クベシ」と決議。満州(中国東北部)移民国策化を訴えた。

 政府は36年、移民送出を国策とした。同志会幹部だった中原は移民熱をあおり、飯田下伊那は全国有数の送出地域になった。

 この流れに抗した村長がいた。大下条村(現阿南町)の佐々木忠綱である。

   <国策の強い呪縛>

 世界恐慌(29年)は、繭価の急落につながり、飯田下伊那の経済を直撃した。

 農村の窮乏を背景に当初は自発的な移民もあったが、次第に希望者が減少。国は村ぐるみで移住させる「分村移民」を打ち出した。応じれば移民はもちろん、残った村にも生活道路などへの補助金や低利貸し付けをする。

 37年に村長に就いた佐々木は翌38年、下伊那郡町村会の満州視察団に参加する。24日間の視察の結果、団の報告書は「困難は伴うが(中略)これを人に勧め得る確信を得た」と結ぶ。

 佐々木は違った。旧満州の農民を追い出し日本人が入植したような形跡も見られ、何となく不安を感じた。それに日本人が地元の人々に威張りすぎてはいないか―。

 帰国した佐々木は分村移民を推進しなかった。

 周りの村は駆り立てられた。補助金を得るため村外にも勧誘に回り、移民の獲得競争が起きた。

 45年8月9日のソ連侵攻、敗戦、逃避行。集団自決をした開拓団も出た。

 河野村(現豊丘村)の胡桃沢盛村長は戦後間もなく、移民の旗振り役をした自責の念から自ら命を絶った。国策と戦争に強いられた悲劇の一つである。

   <圧力に拒否貫く>

 満州に侵略した日本は32年、傀儡(かいらい)国家「満州国」を建国した。移民は農地開拓にとどまらず、治安の維持やソ連への防備など政治・軍事上の役割を担わされていた。

 約27万人の移民のうち、長野県は青少年義勇軍を含め3万3千人と全国最多。飯田下伊那は8350人の農業移民を送り出した。

 信州、特に飯田下伊那が多かった背景に、官民一体の「動員の構造」ががっちり仕組まれていたことがある。

 県は専門部署の拓務課を置いて町村役場を指導。移住者数の実績を競わせた。

 教員ら約600人が摘発された33年の二・四事件を境に、教育界は満州に移民を送り出す動員装置に化していった。

 こうした中で信州郷軍同志会は存在感を高めた。中原は各地の講演で満州移民を喧伝(けんでん)した。

 同志会には陸軍中央がバックにいた。神戸大学名誉教授の須崎慎一さん(佐久市在住)が中原の手帳を調べた結果、陸軍中央から高額の現金が機密費として中原らに提供されていることが分かった。

 分村移民を拒む佐々木は中原からどう喝に近い言葉を投げかけられた。別の研究者が得た証言だ。

 同志会は40年、大政翼賛運動に参画。県内各地への翼賛壮年団の組織化に影響力を発揮した。

   <立ち止まり考える>

 佐々木は翼賛壮年団から圧力を受けたと後年、明らかにした。

 「壮年団に『各村が全て分村しているのに、なぜ分村せんのか』と詰め寄られたが、拒否した。もしあの時に分村しておったなら大勢の犠牲者を出し、自分も生きておれなかったのではないか」

 戦後、伊那自由大学の聴講生の座談会で語った発言だ。

 自由大学は上田の農村青年が京都帝大出身の哲学者、土田杏村(きょうそん)の指導を受け大正時代の21年に開講。伊那や松本に広がった。

 佐々木は夜中に自宅を出発、夜通し歩いて自由大学を受講した。20代後半の知識欲旺盛な時代に進歩的、リベラルな見方を学んだ。

 役場吏員の出征の宴席で「おまえ絶対に死ぬなよ、生きて帰ってこいよ」と言うと、書記に「村長、失言ではないか」とたしなめられた逸話もある。戦時下でも個人を尊ぶ価値観が垣間見える。

 分村拒否をめぐっては迷いに迷ったらしい。「自分で行きたくないところに村の人をやるのはどうか」と妻に相談した。すると妻は「そう思うならやめたほうがいい」と答えた。まっとうな考えが決断を後押しした。

 補助金絡みの巧妙に仕組まれた国策は今に通じる。福島原発の被災民と逃避行する満州移民が重なる。民に犠牲を強いる動員の構造の典型は戦争だが、民も協力の歯車になりうる。歴史が教える。

 納得のいかない変化の波が押し寄せてきたら歴史の中に佇(たたず)んでみよう。自分ならどう考え行動するか、自問したい。抗すべき正体を見破るために。


http://www.shinmai.co.jp/news/20130815/KT130813ETI090004000.php
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK152] ほんで、この記事は産経新聞がソースね
この記事は、産経がソースよ。タイトルに表示しなければ、ならんようね。失礼した。

これが、石平氏の、中国経済崩壊論の一例。だんだん、彼の主張に、現実が近づいてきた感じはするね。しかし、この通りになるかどうか。以下、引用。

下限と上限を設けるジレンマ…中国経済の絶体絶命
2013.8.1 13:19 (1/3ページ)[石平のChina Watch]

 先日、中国の李克強首相が専門家や経営者を招いて「経済情勢座談会」を開いた。そこでの李首相の発言が政府の今後の経済運営の大方針を示したものとして注目を集めている。いわく、「(今後の)経済政策の主な目的は、経済の急激な変動を避け、運営を合理的な範囲内に保つことだ。その下限は安定成長の維持と雇用確保であり、上限はインフレの防止だ」と。

 李首相はここで、就任後、初めて、政府の経済政策の「下限」と「上限」を口にしたのだが、それは一体どういう意味だったのか。

 前任の温家宝首相時代、中国政府は貨幣を乱発し公共事業投資や不動産投資をむやみに拡大させ、高い成長率を維持してきた。その結果、貨幣の過剰供給が深刻なインフレの発生を招き、食品を中心とした物価の高騰が社会全体の安定を脅かすこととなった。

 それを受けて政府は、インフレ退治の厳しい金融引き締め政策を実施した。インフレ率は、それで落ちてはきたのだが、引き締め政策の副作用として中小企業の倒産潮(ラッシュ)や公共事業投資の落ち込みなどが生じ、中国経済は栄光の高度成長から悪夢の減速へと転じたのである。

 そして李首相の時代となった今、経済減速の流れがより加速化している中で、李首相自身も本来なら、財政出動で成長の回復を図りたいところだろうが、情勢がそれを許さない。財政出動のために貨幣の過剰供給をもう一度やってしまえば、インフレの悪夢が蘇(よみがえ)ってくるからである。

(2、3ページへと続く)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130801/chn13080113210001-n1.htm


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK152] ヴェノナ文章が暴いたルーズヴェルトの戦争責任(九州不動産専門学校グループ)
南京大虐殺、731部隊、原爆、GHQ、日本国憲法・・・

全部、ソ連のスパイやアメリカ共産党、中国国民党、中共のエージェントが絡んでる。


世界を共産化=「ニュー・ワールド・オーダー」

それがユダヤ人の目的だった。

西早稲田の国籍不明の反日左翼は、反日包囲網を国際連帯と呼ぶようですが・・・・


九州不動産専門学校グループから
http://touron.l-mate.net/archive/seminar130804.php

【ヴェノナ文章が暴いたルーズヴェルトの戦争責任】
スタジオ日本・特別報道番組 第7弾
日本会議福岡 第9回 追悼・感謝 英霊顕彰・県民の集い(平成25年8月4日開催)

[趣旨]
「ヴェノナ文章」が暴いたコミンテルンの戦争責任
■コミンテルンのスパイを暴いた「ヴェノナ文章」の衝撃
 第二次世界大戦前後の時期に、アメリカ政府内部に多数のソ連のスパイが潜入していることを暴いた「ヴェノナ文書」の公開以降、同国内では、「ルーズヴェルト政権はソ連や中国共産党と通じていたのではないか」という古くからの疑念が、確信へと変わりつつある。当然、当時をめぐる歴史観の見直しも進んでいる。しかも、そのピッチは近年、急加速していると言ってよい。
 ヴェノナ文書とは、第二次世界大戦前後の時期にアメリカ国内のソ連のスパイたちがモスクワの諜報本部とやり取りした秘密通信を、アメリカ陸軍情報部が秘密裡に傍受し解読した記録である。1995年、アメリカ国家安全保障局(NSA)が公開した。
 これら機密文書が次々と公開され、その研究が進んできた結果、ルーズヴェルト大統領の側近であったアルジャー・ヒス(傍線は共産党員又は協力者と思われる人物。以下同じ)を始めとする二百人以上のスパイ(あるいは協力者)が政府官僚として働いていたことが立証されつつあるのだ。【略】

●第1段階「アメリカ共産党の創設」

レーニン
 ソ連の指導者レーニンは1919年、世界共産化を目指してコミンテルンを創設した。
 世界共産化とは、全世界の資本主義国家すべてを転覆・崩壊させ、共産党一党独裁政権を樹立することである。ではどうやって世界共産化を成功させるのか。レーニンは、「敗戦革命論」を唱えた。敗戦革命論とは、資本主義国家間の矛盾対立を煽って資本主義国家同士が戦争をするよう仕向けるとともに、その戦争後、敗戦の混乱に乗じて共産党が権力を掌握するというのが革命戦略だ。
 要するに、共産主義革命のため、国家間の対立を煽って戦争を引き起こし、自国を敗戦に追い込もうというものだ。日本にとって不幸だったのは、この謀略の重点対象国が、日露戦争を戦ったわが日本と、世界最大の資本主義国家アメリカだったということだ。日米二つの資本主義国の対立を煽って日米戦争へと誘導することは、コミンテルンにとって最重要課題であった。
 現にレーニンは1920年、世界共産化を進めるためアメリカを利用して日本に対抗し、日米両国の対立を煽るべきだと主張している。こうした「資本主義国間の戦争から敗戦革命へ」という戦略を遂行するため1919年9月、コミンテルン・アメリカ支部としてアメリカ共産党も設立されたのである。ちなみにその代表は日本人の片山潜である。

●第2段階「人民統一戦線を構築せよ」

ルーズヴェルト
 1931年、アジアで満洲事変が勃発し、ソ連は日本と国境線を挟んで直接対峙することになった。日本の台頭に恐怖を覚えたコミンテルンは1932年2月、「満洲に対する日本の攻撃と反ソ大戦争の準備との密接な関係」を理解していない外国の同志たちを厳しく叱責し、「断固たる大衆動員が必要である。何よりも、あらゆる資本主義国の鉄道を通り、あらゆる資本主義国の港から日本に向けて積みだされる武器と軍需物資の輸送に反対しなければならない」として、日本と戦う中国を支援するとともに、対日経済制裁を起こすよう各国の共産党に指示した。【略】
 この1933年にドイツではヒトラー政権が成立した。日独という二つの反共国家の台頭に脅威を感じたソ連は世界戦略を大きく転換する。1935年にモスクワで開催された第七回コミンテルン大会において、従来の「階級闘争・世界共産主義革命路線」を修正し、日独というファシズム国家と戦うためにアメリカやイギリスの資本家や社会主義者とも手を組んで広範な人民統一戦線を構築するよう世界各国の共産党に指示したのである。
 一方、ルーズヴェルト大統領も1933年、ハミルトン・フィッシュ下院議員ら保守派の反対を押し切ってソ連との国交を樹立した。【略】

●第3段階「シンクタンクIPRの乗っ取り工作」
 この人民統一戦線を理論的に支えたのが、当時アメリカ最大のアジア問題のシンクタンク「太平洋問題調査会」(=IPR)だった。
 IPRは、アジア太平洋沿岸国のYMCA(キリスト教青年会)の主事(教会の牧師にあたる)たちが国際理解を推進するとともにキリスト教布教を強化する目的で1925年、ハワイのホノルルで汎太平洋YMCA会議を開催した際に創設された。ロックフェラー財団の資金援助を受けたIPRはアメリカ、日本、中国、カナダ、オーストラリアなどに支部を持ち、2年に一度の割合で国際会議を開催、1930年代には世界を代表するアジア問題についてのシンクタンクへと成長することになる。
 このIPRを、アメリカ共産党は乗っ取ったのだ。YMCA主事としてインドや中国で活動したエドワード・カーターが1933年に事務総長に就任するや、中立的な研究機関から日本の外交政策を批判する政治団体へと、IPRはその性格を大きく変えていく。カーター事務総長は1934年、IPR本部事務局をホノルルからニューヨークに移すとともに、政治問題について積極的に取り上げることを主張し、機関誌「パシフィック・アフェアーズ」の編集長にオーエン・ラティモアを抜擢した。
 後にマッカーシー上院議員によって「ソ連のスパイ」だと非難されたラティモアはIPRの機関誌において日本の中国政策を「侵略的」だと非難する一方で、その政治的偏向ぶりは当時から問題になっていた。【略】
 IPRは1939年になると、冀朝鼎、陳翰笙ら共産党員の手で、ハーバート・ノーマン著『日本における近代国家の成立』など日本の中国「侵略」を非難する「調査シリーズ」というブックレット集を次々と刊行し、欧米諸国の外交政策に多大な影響を発揮したばかりか、アメリカの対日占領政策の骨格を決定することになった。
 何故ならIPRは戦時中、太平洋方面に派遣される陸海軍の将校向けの教育プログラム作成に関与するとともに、『汝の敵、日本を知れ』といった啓蒙用反日パンフレットを軍や政府に大量に供給したからである。特にIPRが製作に協力したフランク・キャプラ監督の宣伝映画『汝の敵を知れ』は、日本が世界征服を目論んでいたとする田中メモランダムや「国家神道による洗脳」、「南京大虐殺」などが毒々しく紹介され、神道指令や東京裁判における「南京大虐殺」追及へとつながることになった。ちなみにこの反日宣伝映画の製作や米軍将校教育プログラムをIPRに委託するよう指示したのは、ジョージ・マーシャル陸軍参謀総長だった。

●第4段階「中国共産党を支持する雑誌『アメラシア』を創刊」

蒋介石
 1936年12月、中国で西安事件が起こり、中国国民党の指導者蒋介石は、中国共産党とともに抗日戦争を開始する方向へと政策転換を強いられた。この国共合作を支援するアメリカ世論を形成すべく、IPRに潜り込んだ「赤い百万長者」のフィールドは1937年3月、『チャイナ・トゥデイ』編集長ジャッフェと一緒に、中国共産党を支持する雑誌『アメラシア』を創刊する。
 その編集部事務所は、IPR事務局と棟続きに置かれ、IPR機関誌の編集長ラティモア、冀朝鼎、そして元在中国宣教師で外交政策協会研究員のT・A・ビッソンが編集委員となった。戦後GHQ民政局の一員として財閥解体や憲法改正などを担当したビッソンもまたヴェノナ文書によれば、ソ連のスパイであった。【略】

●第5段階「ルーズヴェルト大統領一族を取り込め」

支那事変の発端となった
北京郊外の廬溝橋
 1937年7月、盧溝橋事件が起こると、アメリカの反ファシズム団体は一斉に、反日親中運動を開始した。その当時、全米24州に109の支部を持ち、会員数400万人を誇る「反戦・反ファシズム・アメリカ連盟」は11月に全米大会を開催し、その名称を「アメリカ平和民主主義連盟」と改め、「平和」と「民主主義」を守るという誰でもよく分かる名目を掲げることで、より広範なアメリカ民衆を結集しようとしたのだ。更にこの「アメリカ平和民主主義連盟」のもとに、全米22都市に支部をもつ「中国支援評議会」を設置し、日本の中国「侵略」反対のデモや対日武器禁輸を国会に請願する活動も開始した。
 在ニューヨーク日本総領事館が作成した昭和15年7月付機密文書『米国内ノ反日援支運動』によれば、「中国支援評議会」の名誉会長に就任したのは、ジェームス・ルーズヴェルト夫人だった。ルーズヴェルト大統領の実母だ。名誉副会長には中国政府の胡適元駐米大使が、常任理事にはマーシャル陸軍参謀総長の夫人がそれぞれ就任した。
 夫の理解がなく夫人がこのような反日組織の理事に就任するとは思えないし、前述したようにマーシャル陸軍参謀総長は戦時中に「南京大虐殺」を非難する反日映画の製作を命じており、その思想傾向はよくよく検証する必要がありそうだ。
 ともかく、表向きはルーズヴェルト大統領の実母やマーシャル陸軍参謀総長夫人が役員を務めた「中国支援評議会」だが、その実態はやはりアメリカ共産党の外郭団体だった。
 他の常任理事には、フィリップ・ジャッフェや冀朝鼎ら「ソ連のスパイ」が就き、事務局長にはミルドレッド・プライス女史が就任した。ヴェノナ文書によれば、プライス女史は、その姉妹であるマリー・プライス女史とともに、アメリカの内部情報をソ連に報告していたスパイであった。
 ただし、ヴェノナ文書が公開された現在だからこそ、彼らがソ連のスパイであることも分かっているが、当時の一般のアメリカ人たちの目には、ジャッフェもプライス女史も中国救援に熱心な人道主義者と映っていたに違いない。中国支援評議会の活動に協力したアメリカ人は約300万人とも言われているが、アメリカの大多数の国民は見事に騙されていたわけだ。【略】

●第6段階「スティムソン元国務長官を利用したロビー活動」
 キリスト教関係者を前面に出しながら、その実態は中国国民党の工作員とアメリカ共産党関係者によって構成されていたアメリカ委員会は、『日本の戦争犯罪に加担するアメリカ』と題したブックレットを60,000部、『戦争犯罪』と題したパンフレットを22,000部作製し、連邦議会上下両院のあらゆる議員やキリスト教団体、婦人団体、労働組合などに配布し、大々的なロビー活動を開始した。
 このロビー活動を受けてルーズヴェルト政権は、中国支援へと舵を切っていく。ホーンベック国務省極東部長の進言を受けてルーズヴェルト大統領は1938年12月、「対日牽制の意を込めて」、中国国民党政府に2500万ドルの借款供与を決定したのである。【略】
 一方、日本外務省はと言えば、アメリカでの反日活動の背後にアメリカ共産党・コミンテルンの暗躍があることを正確に分析していた。
 若杉要ニューヨーク総領事は1938年7月20日、宇垣一成外務大臣に対して、『当地方ニ於ケル支那側宣伝ニ関スル件』と題する機密報告書を提出、アメリカの反日宣伝の実態について次のように分析している。

 一、シナ事変以来、アメリカの新聞社は「日本の侵略からデモクラシーを擁護すべく苦闘している中国」という構図で、中国の被害状況をセンセーショナルに報道している。
 二〜五 略
 六、共産党は表向き「デモクラシー擁護」を叫んで反ファシズム諸勢力の結集に努めており、その反日工作は侮りがたいほどの成功を収めている。
 七、アメリカ共産党の真の狙いは、デモクラシー擁護などではなく、日米関係を悪化させて支那事変を長期化させ、結果的に日本がソ連に対して軍事的圧力を加えることができないようにすることだ。

 若杉総領事はこう述べて、近衛内閣に対して、「ルーズヴェルト政権の反日政策の背後にはアメリカ共産党がいる」ことを強調し、共産党による日米分断作戦に乗らないよう訴えたのだ。
 ルーズヴェルト政権はその後、反日世論の盛り上がりを受けて1939年7月26日、日米通商条約の廃棄を通告。日本はクズ鉄、鋼鉄、石油など重要物資の供給をアメリカに依存しており、日本経済は致命的な打撃を受ける可能性が生まれてきた。一方、中国国民党の蒋介石政権に対しては1940年3月、2000万ドルの軍事援助を表明、反日親中政策を鮮明にしつつあった。【略】
 つまり、ルーズヴェルト政権の反日政策に反発して近衛内閣が反米政策をとることは、結果的にスターリンによるアジア共産化に加担することになるから注意すべきだと若杉総領事は訴えたわけだが、その声に、近衛内閣は耳を傾けなかった。
 若杉総領事の報告書が届いた翌日、近衛内閣は、ゾルゲ・グループの尾崎秀美ら昭和研究家の影響を受けて、アジアから英米勢力排除を目指す「大東亜新秩序建設」を国是とする「基本国策要項」を閣議決定し、翌1941年4月13日には日ソ中立条約を締結するなど、ソ連と連携しながら反米政策を推進していった。

●第7段階「アメリカ政権内部のスパイたちが対日圧迫政策を強行」

ハリー・ホワイト
 対抗してアメリカのルーズヴェルト政権も、コミンテルン・アメリカ共産党が築いた反日世論を背景に、対日圧迫外交を強化していく。
 ルーズヴェルト大統領は1941年3月、ラフリン・カリー大統領補佐官を蒋介石政権に派遣し、本格的な対中軍事援助について協議をしている。翌4月、カリー大統領補佐官は、蒋介石政権と連携して日本本土を約500の戦闘機や爆撃機で空爆する計画を立案。JB355と呼ばれる、この日本空爆計画に対してルーズヴェルト大統領は7月23日に承認のサインをしている。日本が真珠湾攻撃をする4ヶ月以上も前に、ルーズヴェルト大統領は日本爆撃を指示していたわけだ。
 エドワード・ミラー著『日本経済を殲滅せよ』によれば、7月26日、財務省通貨調査局長のハリー・デクスター・ホワイトの提案で在米日本資産は凍結され、日本の金融資産は無価値となり、日本は実質的に「破産」に追い込まれた。それだけではない。ホワイトは財務省官僚でありながら11月、日米交渉に際して事実上の対日最後通告となった『ハル・ノート』原案を作成し、東條内閣を対米戦争へと追い込んだ。
 ヴェノナ文章によれば、これら反日政策を推進したカリー大統領補佐官もホワイト財務省通貨調査局長も、ソ連のスパイであった。
 かくして1941年12月、日米戦争が勃発した。真珠湾攻撃の翌々日の12月9日、中国共産党は日米戦争の勃発によって「太平洋反日統一戦戦線が完成した」との声明を出している。アメリカを使って日本を叩き潰すというソ連・コミンテルンの戦略は、21年後に現実のものとなったわけだ。
 以上のように、ヴェノナ文書やコミンテルン文書、日本外務省の機密文書などが公開されるようになって、コミンテルンと中国共産党、そして「ソ連のスパイ」たちを重用したルーズヴェルト政権が戦前・戦中、そして戦後、何をしたのかが徐々に明らかになりつつある。
(『コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾』)

ヤルタ協定を批判したブッシュ大統領と保守主義者たち
■波紋を呼んだブッシュ大統領の「ヤルタ協定」批判

ヤルタ会談(左からチャーチル、
ルーズヴェルト、スターリン)
 2005年(平成17年)5月7日、ブッシュ大統領はラトビアの首都リガで演説し、1945年2月のヤルタ会談での米英ソ三ヶ国合意について、「安定のため小国の自由を犠牲にした試みは反対に欧州を分断し不安定化をもたらす結果を招いた」と言明し、「史上最大の過ちの一つ」だと強く非難したのである。
 なぜヤルタ協定を「史上最大の過ちの一つ」と非難したことが戦後の国際秩序の基本原則を揺るがすことになるのか。1945年2月、ルーズヴェルト大統領、チャーチル首相、スターリン元帥という米英ソ三ヶ国首脳がソ連領のヤルタで行った会談では、1943年1月のカサブランカ会談での合意を踏まえ、@国際連合を新設し、戦勝国(米英仏ソ中)主導で国際秩序を維持する、A日独に対しては「侵略国家」として戦争責任を追及するとともに軍事力を剥奪し徹底的に封じ込める―という基本原則が確認されたからである。GHQが憲法九条を強制したのも、東京裁判を実施して「侵略国家」というレッテルを貼ったのも、カサブランカ・ヤルタ両会談で確認された基本原則に基づいている。
 ヤルタ会談ではまた、国際連合構想にソ連が同意する見返りとしてポーランドやバルト三国などをソ連の勢力圏と認めることや、ソ連の対日参戦と引き換えに満州の権益や南樺太、そしてわが国固有の領土である北方領土を与える「秘密協定」が、東欧諸国や日本といった当事国の同意を得ることなく一方的に結ばれた。第二次世界大戦後、東欧諸国がソ連の支配下で苦しんだのも、日本の降伏後、ソ連による満洲占領、中国での国共内戦の激化と中国共産党政府の樹立、朝鮮半島の分割、ソ連による北方領土の占領など極東で連鎖的に起きた危機も、すべてヤルタ協定に原因をたどることができる。
 かくして後に政治学者たちから「ヤルタ体制」と呼ばれるようになった戦後の国際秩序の出発点を、こともあろうに当事国であったアメリカのブッシュ大統領が正面から批判したのである。現職の大統領が自国の大統領が行った外交政策を公式に非難するのは極めて異例で、国際社会でも少なからぬ反響を巻き起こした。
 ロシアのプーチン大統領は2005年5月7日付仏紙フィガロで、ヤルタ協定について「米英ソの三首脳がナチズム復活を阻止し、世界を破局から防ぐ国際体制を目指して合意した。その目的に沿って国連も形成された」と評価し、ブッシュ大統領に対して正面から反論した。【略】

■共産中国と北朝鮮を生んだヤルタ協定

ジョージ・ブッシュ
 当のアメリカの反応はどうか。アメリカ最大の保守系オピニオン・サイト「タウン・ホール」に、「草の根保守」のリーダー、フィリス・シュラーフリー女史は2005年5月16日付で「ブッシュ大統領、ヤルタの屈辱を晴らす」と題して次のような論説を書いている。
 《ジョージ・W・ブッシュ大統領、ありがとう。時期がだいぶ遅れたとはいえ、誤った歴史を見直して、フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領の悲劇的な間違いのひとつを指摘し、よくぞ謝罪の意を表明してくれました。
 去る5月7日、ラトビアにおいて演説したブッシュ大統領は、大国同士の談合によって、多くの小国の自由を売り飛ばしたヤルタ協定を誤りだったと言明しました。ブッシュ大統領は「中央ヨーロッパと東ヨーロッパの数百万人を囚われの身」に貶めたヤルタ協定を的確に非難し、「歴史上、最も大きな誤りのうちの一つとして記憶されるであろう」と述べました。
 この発言がなされるまで50年の歳月が経過しましたが、ブッシュの発言は、「ヤルタ協定の負の遺産が最終的に今後永遠に葬り去られた」ことを確認したことになります。》
 シュラーフリー女史は更に、この協定によって我々アメリカ人は現在、中国の共産主義帝国の台頭と北朝鮮の核開発に苦しまなければならなくなったとして、次のように訴えている。
 《ルーズヴェルトの擁護者は、スターリンを日本との戦いに引き込むためにはこれらの譲歩が必要だった、と正当化しようとしました。ヤルタ文書は、その主張が間違っていたということを証明しています。例えば、ヤルタ会談の3ヶ月半前、アバレル・ハリマン駐ソ大使は、ルーズヴェルトに対し「太平洋戦争に参加するだけではなく、全面的に対日戦争に参戦するという完全同意をスターリンから得ている」ことを伝えています。
 ロシアは太平洋戦争に必要ありませんでした。そして、ロシアの参戦は、中国と北朝鮮における共産主義帝国構築への道を開くことになったのです。ソ連の参戦は、1950年代の朝鮮戦争と、今日の北朝鮮共産主義の独裁者の息子による核開発の恫喝を招いたのです。》【略】
 このようにアメリカのリベラル派によって正当化されてきた「ヤルタ協定」を批判し、歴史観の見直しを行ったブッシュ発言を、シュラーフリー女史は手放しで支持しているのである。【略】
(『コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾』)


<参考リンク>

■スタジオ日本 特別報道番組 130804B【第9回 追悼・感謝 英霊顕彰・県民の集い】講演会
 http://www.ustream.tv/recorded/36821783

■書評「コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾」  宮崎正弘
 http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2962956/


■VENONA ヴェノナ 解読されたソ連の暗号と共産主義スパイ活動
http://www.youtube.com/watch?v=7Ri2dRQnzDA


■ヴェノナ文書
 http://ameblo.jp/damedamewanko/entry-11488016335.html

フランクリン.D.ルーズヴェルト大統領自身が容共的であった所へ、大統領周囲には
約200人もの共産主義者やそのシンパが採用されていたという。

側近No.2のハリー・L・ホプキンズ → GPUの全米責任者、イサク・アフメーロフに情報提供。モスクワでは「役に立つ間抜け」と言われていたという。
 
国務省のアルジャー・ヒス → ヤルタ協定原案作成、ソ連暗号名「アリス」。ルーズヴェルト大統領、トルーマン大統領の情報をソ連へ提供。ヤルタ会談時にソ連から叙勲。国際連合憲章の起草者の一人。

財務省のハリー・ホワイト→日本を開戦に追い込んだハルノートの原案作成者。

大統領補佐官のロークリン・カリー

など。
 
ルーズヴェルト大統領が大戦末期に死去したため、その周囲の共産主義シンパらは、

連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の民政局(Government Section、通称:GS、1945年設置、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)内部の組織。GHQのなかで占領政策の中心を担った)局員として多数来日し、

民主化という美名の下に社会主義国家日本を作ろうと暗躍した。そして日本の精神的解体を画策(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムなど。民間情報教育局(CIE)が担当)していった。


■「右翼」の仮面をかぶったマルキスト
 http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe430.html

■ヴェノナ作戦★ルーズベルト政権内のソ連スパイ
 http://www.logsoku.com/r/whis/1266244436/


■共産中国はアメリカがつくった/ジョセフ・マッカーシー(著)
 http://nikkidoku.exblog.jp/5002761/


■やはり真珠湾攻撃は奇襲ではなかった!: 武山祐三の日記
 http://takeyama-y.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-86c0.html


■【共産主義者の】 コミンテルン 【世界侵略工作】
 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history2/1284191655/


※政治、左翼、スパイ、共産主義、ユダヤ人


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 残業代ゼロ実験導入 政府方針 年収800万円超想定(東京新聞)
「残業代ゼロ実験導入 政府方針 年収800万円超想定

 政府が、一定水準以上の年収がある人には週四十時間が上限といった労働時間規制の適用を除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」の実験的な導入を、一部の企業に特例的に認める方向で検討していることが十四日、分かった。
 年収八百万円を超えるような大企業の課長級以上の社員を想定。時間外労働に対する残業代は支払わない上、休日、深夜勤務での割増賃金もない。経済産業省は自分の判断で働き方を柔軟に調整できるようになり、生産性向上につながるとしている。
 ホワイトカラー・エグゼンプションは第一次安倍政権が導入を狙ったが、二〇〇七年、労働組合の反対で見送られた経緯がある。今回も労組は「過労死を引き起こす」と反発しており、政府内でも厚生労働省からは疑問の声が上がっている。
 経産省は今秋の臨時国会に提出予定の「産業競争力強化法案」に、先進的な技術開発などに取り組む企業に規制緩和を特例的に認める「企業実証特例制度」の創設を盛り込む方針。この一環で、労働時間規制の適用除外の実験的な導入も認める。
 法案成立後、導入を希望する企業から申請を受け付ける。経産省によると、トヨタ自動車や三菱重工業など数社が導入を検討しているという。実際に適用することになれば、本人の同意や労使合意も必要となる見込み。
 労働基準法は労働時間の上限を一日八時間、週四十時間と規定。これを超えると残業代の支払いが義務付けられ、休日や深夜の勤務には賃金を割り増す。現行でも実際の労働時間とは関係なく、一定時間働いたとみなして固定給を払う「裁量労働制」があるが、休日、深夜の割り増しはある。
 東京管理職ユニオンの鈴木剛(たけし)書記長は「多くの管理職に裁量はない。サービス残業が常態化しているのに、際限なく働かされることになり、過労死を引き起こす」と批判。厚労省幹部は「労基法は全ての事業者と労働者に適用され、特例を認めるのはなじまない。労働条件は労使が加わった審議会で議論するのが原則だ」としている。」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013081502000137.html?ref=rank
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 無条件降伏の詔勅と新しい憲法の話
今日は、“無条件降伏日”にして“国体護持記念日”‥‥‥めでたさも中くらいなり俺らが夏

◆“終戦詔勅”……原発爆発被曝や千兆円国債や3百兆円国家予算に象徴される『責任転嫁』の元祖のようで白々しいが、少々怒りを込めて意訳してみた。

➊『曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス』

……米英に宣戦布告したのは東アジア諸国を欧米植民地の搾取から救わんがためであったと都合の良い言い逃れをしているが、中国との戦争はその存在すら認めていない。

➋『戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル』

……米英戦4年、中国との戦争12年に及んだが、7年前から中国戦線が膠着し、4年前からは敗戦に次ぐ敗戦で玉砕の連鎖状態。その責任に頬かむりして、国民の意識と努力が十分ではなかったと言い、米国が空襲と原爆で民間人を無差別殺戮しはじめた、と米国も非難。

➌『而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ』

……国民が戦争継続を要求し、さらに継続するなら、日本民族は滅亡まで戦うだろうし、日本民族の力は人類文明をも破滅させかねない。そうなったら、自分は代々の天皇の御霊にどのように謝罪したらよいのか?と、アジアや国民への謝罪を露骨に拒否し、靖国で国民洗脳した犯罪を隠す。

➍『朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ』

……【謝辞】東アジア諸国の解放戦争に協力してくれた同盟諸国には遺憾の意を表する。日本国民の戦死者、公務殉職者、戦災被害者、遺族、戦傷者、家財職業喪失者の再起を祈念する、と言いながら莫大な数の中国やフィリピン国民が虐殺されたことには謝罪も無い。

➎『惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス』

……最後まで戦い抜きたいと言うお前たち国民の本心を私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである、とまあ、戦争継続責任も国民に責任転嫁。

➏『朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム』

……国体が護持されるなら自分と国民は共に過ごすことができる。だから、欧米に反抗したり、共産主義に国を乗っ取らせようとする輩の出現が一番の心配である。

➐『宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ』

……【国民への命令】国体さえ護持されるなら神州は不滅であると確信し、復興責任を覚悟し、総力を結集し、既に誓ってある国の姿の真髄を再び発揚できるよう、国民は私の意を呈して行動せよ。

◆ポツダム宣言の第八項…『「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州、四国 及吾等(連合国)ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ』…1945年9月戦艦ミズーリ上で日本政府が無条件で受諾署名。

その意味:➊概ね百年間に日本が得た外国領土は全て返還、➋古来からの日本領と称する島々のうち、日本固有領は北海道、本州、四国、九州の大きい島に極限する。その他の小島をどの国に帰属させるかは連合国(米英蘭ソ中)が決定する。日本にその要求権は無い。

◆憲法9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

@戦争の放棄:このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまった。こんどの戦争をしかけた國には、大きな責任がある。

Aこんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戦争はしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたない。

Bけっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。

Cもう一つは、よその國と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめた。また、戦争とまでゆかずとも、國の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめた。

@からCの解説文は誰が作ったかお分かりですか? どこか左翼の機関紙ではありません。文部省が1947年8月に発行した新憲法の中学生向け教材なのです。しかし、自民党は文部省の赤狩りを行い、米国の安全条約に縋って、冷戦終結も無視して、今日の日中戦争危機にまできたのです。

◆しかし、軍隊(自衛隊)は作られた。自衛のための軍隊を憲法は禁止していないというこじつけで。このこじつけは9条第二項冒頭の接続句「前項の目的を達するため」を利用した。1項の「国際紛争を解決する手段」以外の軍隊の保持は禁止していないと強制付会した上にである。

国会に国会提出の前夜何者かによって「前項の目的を達するため」が挿入されていたが、誰も気付かずに国会決議が行われ成立した。文部省が作成し中学生に使用された憲法読本でも気付いていなかったほど巧妙な新憲法草案の差し替えであった。誰がこれをなしたのかいまだ不明である。

そして、
岸信介は「前項の目的を達するため」を唯一の拠所にして安保改定を強行し、
中曽根は日本列島を米国防衛のための「浮沈空母」にすると公言し、
岸信介の孫安倍晋三は「自衛の為の核兵器保有も憲法は禁止していないと」大学で講演した。

「ところで今年は安保継続を検討します。冷戦が終結して20年以上経過しました。テロ戦争と言われますが、それなら、遠く日本領土に常駐軍を配備するのは非効率でコストのかかるやり方と日本は考えています」と言えば良いのである。

『テロ戦争』のマヤカシが暴露されたら、今度は日本やフィリピンが突進する対中国紛争を米国政府が裏であおり、表では合同軍事演習を毎月のように繰り返す米軍。カネも尽きて日本や中国からの献金で生き延びている米国の存在を何と歴史家は表現するのだろうか。

※補足
安倍麻生らの改憲論に9条1項は維持し、2項を破棄するという有力案がある。第1項は第一次世界大戦後に締結された多国間条約そのままである。侵略戦争を戦争犯罪と規定し、侵略できるほどの軍備は不要であること、従って自衛のための軍備は否定していないと解釈する。

しかし、ヒットラーによって自国防衛のための隣国領土併合として、また日本によって「帝国防衛の生命線である満蒙の維持占領」として、防衛を理由とする侵略戦争が再び起こった。「侵略軍」と名づけられた軍隊は無い。「国防軍」が侵略戦争を起す。

日本は新憲法でその反省を行った結果、9条に2項を追加した。つまり、第1項は侵略戦争の放棄というどの国にもあるもの、第2項は国防軍も放棄するという精神であり、コスタリカなど極めて少数の国にある深い反省。軍部は他国を侵略し、またクーデターを起すからだ。

だから非武装について、文部省の教材は言う、「このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまった。こんどの戦争をしかけた國には、大きな責任がある。」(続)

「およそ戦争をするためのものは、いっさいもたない」「けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」

◆日中共同声明(1972年9月29日田中角栄、周恩来両首相が署名)3項…「台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを日本国政府は十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する」

◆竹島帰属について気になる文献(Wiki2010):➊元禄9年:江戸幕府(徳川綱吉−老中柳沢吉保)が鬱陵島(当時の竹島)への渡航を禁止。鎖国令に抵触するが、海難による立ち入りは黙認すると。➋明治10年3月29日太政官指令「日本海内竹島外一島ヲ版圖外ト定ム」

尖閣、竹島の帰属は文献を読むほどに日中・日韓の共有が、せいぜいいいところだと思われてくる。詰りあいや小競り合いを放置すると、政府は未必の故意責任を問われ高い代償を払わされる。ろくなことはない。

江戸幕府老中と明治政府太政官指令は「鬱陵島を竹島と取り違えた」と有吉佐和子らが主張し、それで国内は勇躍した。琉球や島根の人たちにとって、それぞれの島は中国や台湾や朝鮮の漁民たちと共有する避難場所であった。海に生きる人たちにとって国境ほど迷惑なものはない。

…………関連報道から…………

◆歴史教科書採択で安倍や麻生系統の極右活動家が地域に浸透し、歴史歪曲を良しとしない実教出版をターゲットに暗躍している。東京都と神奈川県では教育委員会が露骨に介入。神奈川新聞社がやっと社説で非難した。
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1308140001/

(12年ほど前の経験。関西で京都大学退官教授をリーダーに政府の商品開発補助金申請を手伝った。ある日会議の前に座長がメンバーに歪曲歴史教科書を配って、読んで欲しいと要求した。それで私は辞めた)

◆中国時報(台湾)「安倍豪語 修憲是歷史使命」安倍晋三は郷里の長門市で『憲法改正は自分に課せられた歴史的使命だ』と“豪語”し、『その為に教育改革に取り組む』とも。壊憲は改竄歴史で国民洗脳からと(懲りない輩だ)。
http://www.chinatimes.com/newspapers/安倍豪語-修憲是歷史使命-20130814000997-260309

◆中央日報(韓国)「韓国の徐敬徳教授が自費でWSJ電子版に広告『ひざまずくドイツ、妄言日本』」
http://japanese.joins.com/article/990/174990.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|inside_right

◆中央日報(韓国)「韓国野党民主党の幹部ら12人がヘリで独島(竹島)訪問し日本に抗議」
http://japanese.joins.com/article/017/175017.html?servcode=200§code=200&cloc=jp|main|inside_right

◆朝鮮日報(韓国)「韓国野党民主党の3議員が8月15日に靖国神社を訪問し、安倍政権による極右化を非難し、福島原発による海洋汚染情報の開示と説明を求める声明を発表する:
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/13/2013081303788.html

◆中央日報(韓国)「朴槿恵大統領が潜水艦「金佐鎮」の進水式で“シャンパンブレーキング”同国軍史初の大統領参加」6日に日本空母「いずも」進水式を麻生太郎が執り行ったことに対抗:
http://japanese.joins.com/article/016/175016.html?servcode=200§code=200&cloc=jp|main|inside_right

◆英FT「安倍首相は細菌兵器実験をした旧日本軍部隊名の『731』が機体に書かれた自衛隊機に乗ってピースサインをしたり、海上自衛隊のヘリ空母に上海事変の旗艦と同名称を付けるなど、『欧米の同盟国をこれ以上なく困惑させている』」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013081402000111.html

◆米軍の星条旗新聞「Oliver Stone calls on Japan to forge ties with China, hails Snowden」
http://www.stripes.com/news/oliver-stone-calls-on-japan-to-forge-ties-with-china-hails-snowden-1.234927
Stone recommended that Japan disassociate itself from its status of forces agreement with the U.S.
“They can be a great country again and a real broker for peace in Asia,” he said.
“Start by apologizing to China for what you did there and all the people you killed … and then China would suddenly look at Japan differently.”
Based on its most recent defense white paper, it’s clear that Japan is not comfortable with its neighbor to the west.

人民日報:映画監督オリバー・ストーン氏の記者会見『痛ましい教訓を経験したドイツは、政治家たちも被害者に厳粛なおわびをした。これは何を意味するのか?私から見ると、ドイツは依然世界の平和を守るパワーだが、日本は違う』http://j.people.com.cn/94474/8364245.html

中国網:同監督『日本は日米地位協定から抜け出すべきだ。日本が中国で行った行為や殺害された人たちに謝罪し始めれば、中国は全く違う目で日本を見るだろう。中国は米国のように侵略的ではない。スノーデンは英雄。プーチン氏の行動は素晴らしい』
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2013-08/14/content_29715017.htm

琉球新報「首相の靖国参拝見送り評価 米上院委員長」…この委員長は挑発的で法的に無意味な旧共産国非難で売名している方と見受ける。日本のあと中国にも乗り込んで『安倍に参拝止めさせたから、俺の言うことを聞け』とでも自慢するのか?http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211070-storytopic-3.html

金子勝氏「安倍首相は、8月15日に靖国神社に参拝しない一方で、自民党総裁として私費で玉串料を納めるという。2大臣は参拝済み、4大臣は可能性を示唆。与党総裁でありながら、私費というすり替えが国際的に通用するのか。頭隠して尻隠さず」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130814/t10013762461000.html

◆人民日報「宮崎駿さんの反戦新作 風立ちぬ」
http://j.people.com.cn/94473/205203/208039/index.html

◆環球時報「エジプトの惨劇【写真15枚】埃安全部队对示威者清场 穆兄会:250名支持者丧生」
http://world.huanqiu.com/photo/2013-08/2704774.html

……………………関連文献……………………
以下の私の文献中に参照資料を列記ししています。
【1.三光作戦】《殺光》=殺し尽くす、《焼光》=焼き尽くす、《搶光》=奪い尽くす
http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130808/1375942975
【2.原爆とソ連でポツダム宣言受諾】原爆人道犯罪、ソ連参戦条約違反
http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130807/1375816449
【3.犬死】英霊はアジア国民を餓死させ、自らも餓死した。
http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130814/1376451420
【5.戦後処理―戦犯裁判と賠償】アジア各国の死者、戦犯裁判、軽微な賠償
http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130808/1375948145
【6.天皇裕仁が靖国参拝をやめた理由】名俳優の化けの皮
http://d.hatena.ne.jp/SukiyakiSong/20130806/1375725474

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 敗戦記念日を終戦記念日として誤魔化し続ける日本でおきた「原発敗戦」という更なる終焉。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/6163f010ecaf27050f8a1417abc18a01


敗戦記念日を終戦記念日として誤魔化し続ける日本でおきた「原発敗戦」という更なる終焉。

2013-08-15 11:35:20 | 福島第一原発


 きょう8/15は太平洋戦争が終戦した記念日と言われています。

もちろん始まって、終わるのですから、終戦でよい気もしますが、それは日本が主導権をもって戦争が終わった場合です。しかし、現実には、日本には、広島と長崎に原子爆弾が落とされて、多くの一般市民が原爆によって、アメリカに虐殺され、当時の日本政府は、降伏を受け入れたのが現実です。

つまり、終戦ではなくて、敗戦です。

ですから、8/15は敗戦の日として認識しないとそもそも根幹が間違います。

 そのうえで、日本は占領体制に置かれています。

 占領体制はサンフランシスコ講和条約によって終了したこととなりますが、その後も日本国内には、日米安全保障条約の下に、アメリカ軍の基地が多数置かれています。いつでも日本はアメリカ軍が直ちに占領可能な状態にいる訳で、つまり一見独立国家の形を日本は示しながらも、アメリカの事実上の支配体制下の中にいる国なのです。軍事的には占領状態は継続していると考えてもよいと思います。

 実は、近年の世界情勢を見ていると更にはっきりと認識できます。仮想敵国としてのソ連の存在が、日本に米軍が駐留する一番の根拠でしたが、その情勢がソ連崩壊後すでに20年が経過し、かつての冷戦時代とは異なる状況が固定化しています。今直ちに、日本が他国から軍事侵攻されるリスクは大きくはありませんが、しかしながら、米軍はそのまま居続けています。ふつうの自国防衛ベースのリアルな考え方からすれば、現況の自衛隊という日本軍のみでも、実は対応可能な部分は大きいと思います。しかし、米軍は、日本の大半の米軍基地を存続させることしか考えていません。この既得権を手放したくないのです。

 それは、どういうことなのか。有体に言えば、軍事的には日本をいつでも制圧でき、軍事的に日本を支配下に置く状態を変更するつもりは、アメリカにはないということです。1945年以降、68年の月日が経過しても、日本は事実上のアメリカの属国の立場しかありません。

 これを考えた時に、安保闘争にしても、日本の左翼の活動としておこなわれているものは、実は本来的には独立闘争に近いニュアンスであって、左翼的というよりも、本来は、国体の護持を考える人々が主張するような話であると思います。左翼側が安保反対を主張し、右翼・保守側の大半が対米追随を護ろうとするのが、日本という国の誤魔化しのあらわれだと僕は思います。左翼側も日本の体制への注文に留まり、独立戦争的な立ち位置にまでは、立てなかったです。そして、右翼・保守側は、アメリカに軍事占領されている実態が無いかのごとく取り扱っています。

 こうした事は、敗戦を終戦と言い換えることにも通ずる話なのですが、つまり日本の中で全ての人達が、本質的に置かれているリアルをきちんと認識しないという作業は、この時点から続いているのだということです。

 原発を持ち込むときに、原爆と違って、放射能のエネルギーで明るい未来がおとずれると、アメリカ政府側と日本の関係者が結託して宣伝した与太話に、国民の大半があっさりと騙されていったのも、おんなじ構図と思います。恐らくは特に必要のなかった原子力に過剰にのめり込んでいった歴史的な経緯です。反原爆運動をしている方たちが、原発に関して、半ば肯定する人たちが多いという、僕から見たら怖ろしい現実も、ここにはあります。

 結局、原爆反対を主張する運動は、究極的には反米闘争になるしかありませんが、その根幹を避けたい意識の人達が、ごまかして原爆反対だけを言い、アメリカに追随するという奇妙奇天烈な運動スタイルになっていることが大きな原因と思います。見かけだけ、原爆反対が主張して、日本人を大量虐殺した原爆投下をしたアメリカを批判しないのは、誤魔化しにすぎません。

 そして、その誤魔化しは、原爆反対でも、原発肯定という更なる誤魔化しのオンパレードとして、続いていきます。

 更に現在では、今回の福島第一原発事故の影響に、目を瞑り続ける状態までも招いているのだと、僕は思っています。

 まさに太平洋戦争敗戦をごまかし、「原発敗戦」を誤魔化して、更なる終焉にひたすら進んでいるのが、今の日本だと僕には思えます。


〈追記〉 

 企業の収益が膨らんだと大喜びしている根幹は、円安という為替トリックによるものでしかなく、現実にあらたな経済実体が立ち上がってきたからではありません。こうした手口に依拠する感覚そのものが、どんどん日本を終焉に導くものだと僕は思います。


(略)
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 「架空議決」を引きずって「捏造捜査報告書による議決誘導」と争うのは、もはや無意味である。
一市民T氏と八木氏や森前議員の対立の根っこは、「架空議決」の是非にある。以前にも「架空議決の問題点」について指摘したことがあるが、それから時間も経っているので、ここであらためて書いてみたい。一市民T氏は「架空議決」、「審査員なし」、「書類は捏造」と言っているが、この説を証明するには捏造された書類の矛盾点を指摘するしかない。しかし、現在、一市民T氏が「架空議決」の根拠として掲げているものは次のものである。

理由1:9月8日「これから審査が本格化。議決は10月末の公算」と主要6紙一斉報道。ところが一度も審査会議なく9月14日議決。
理由2:怪しい「審査員日当旅費支払手続」(2度も不自然なまとめ払い)
理由3:東京第五検審での小沢事件審査の議決結果等が、第一検審のそれと違いすぎる
理由4:斉藤検察官は「議決前」に検審に説明に行っていない
理由5:最高裁・検審事務局は、検察審査会・審査員情報を一切開示しない
理由6:偽造文書多数作成(架空議決だからアリバイ作り必要)
理由7:審査員の声が全く聞こえない
理由8:東京第三検審「二階俊博議員の西松ダミー献金事件」も「架空議決」

ここで理由6は書類は捏造されたと言っているだけで、開示された資料の矛盾点を指摘しているわけではない。一市民T氏は「誰でも分かる根拠」と言っているが、以前に比べ、ますます内容が抽象的になっており、どれも「架空議決」を証明するようなしろものではない。この「架空議決」は元々、初期のブログで本人が「証拠を掴んでいる訳ではない」と書いているように、開示資料から結論づけたものではなく、単なる心証に過ぎないものであり、今なお、掲げている理由を見ても、そのレベルから抜け出していないことが分かる。一市民T氏が言うのだから開示資料を丹念に調べた結果であろうと多くの人が思っているだろうが、それは思い違いというものである。

実際、開示資料からは「架空議決」という発想は出てこない。資料を調べれば、まず目に留まるのが審査員の中に1、2名の特異な氏名番号を持った審査員の存在で、このため、「なりすまし審査員」を最初に疑うのが筋というものである。また、一市民T氏は開示資料が真っ黒に塗りつぶされ、何も分からないと言っているが、そんなことはない。今や第五検審について、ほとんどの事が明らかにされている。一市民T氏が開示資料の内容について一言も言及しないのは、その資料に整合性があり、「架空議決」を証明するものが何もないからである。

試しに、9月28日に行われた審査会について4つの資料を元に、その資料の整合性を見てもらおう。この中でA審査状況は31回にわたり開催された審査会に提出された審査員の旅費請求書を元に審査員の出欠をまとめたものである。

@審査補助員の旅費請求書→http://civilopinions.main.jp/items/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E5%93%A1%E4%BA%A4%E9%80%9A%E8%B2%BB%E6%94%AF%E6%89%95.pdf
A審査状況→http://wamoga.web.fc2.com/kokuhatusiryou2.pdf
B審査補助員の出勤簿→http://wamoga.web.fc2.com/syukkinyosida.jpg
C審査事件票→http://civilopinions.main.jp/items/%E6%A3%AE%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8F%90%E7%A4%BA22%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%A5%A8.pdf

まず、注目してほしいのが@審査補助員の旅費請求書である。9月分の旅費請求書の請求日は9月28日となっていて、出頭年月日が9月14日とその左の日付がマスキングされている。9月14日をマスキングしていないのは議決書で議決日が9月14日と明らかにされているからである。この左のマスキング部分は9月6日で、これは審査員の旅費請求書の請求日から分かる。では、何故9月28日が提出日であるのに当日の審査会には出席していないかというと、この日は小沢案件が審査されなかったからである。理由はA審査状況を見てもらえば分かるが9月28日、130346番が欠席したからである。審査会は9月14日に起訴議決をしているので、後は議決書の内容を検討して作成・署名するだけであった。その作業を予定していたのが9月28日であり、吉田審査補助員はこのため審査会に出向いたのである。しかし、9月14日に議決した11人のメンバーの一人130346番が欠席したため、この作業が出来なくなり、しかたなく吉田審査補助員はB出勤簿に記入した欄を末梢して帰ったのである。審査補助員は一つの案件に対して選任されるもので、他の案件には出席できないのである。出勤簿のマスキングが左右飛び出しているが、右が吉田審査補助員の使っている角印、左が勤務時間管理員の印による抹消の認印である。では、この日、審査員は何を審査したかというとC審査事件票のP29からP33までの法務省矯正局長以下5名に対する審査だったということである。議決書の作成と署名の作業は次の10月4日になり、ここで起訴議決が発表されたが、9月14日の議決から10月4日まで発表が延び延びになったのはこういう事情があったからである。

このように資料は細部に渡って整合性があり、非常にリアリティのあるもので、現実に起こったことと辻褄も合う。到底、事務官によって捏造されたものとは考えられず、現実に起こった出来事がそのまま記載されているとしか思えない。「資料は本物」、「審査員はいて」、「審査会は開かれた」ということになる。また、第五検審に関して明らかになっている事は審査会が開かれていたからこそ起こったというものばかりである。

事実1:審査員の平均年齢が最初に30.9歳と発表され異様に若かっことから世間が騒ぎだした。この後、34.55歳に訂正されたが一回目の審査員も全く同じ34.55歳だった。(「架空議決」であれば怪しまれない平均年齢にするはず)
事実2:起訴議決が発表されたのは10月4日であったが実際の議決は民主党の代表選挙の当日の9月14日であった。(「架空議決」であれば、わざわざ怪しまれる9月14日を議決日にしないはず)
事実3:斎藤副部長が知人X氏に「これから第五検審に説明に行く」と言ったのは議決後の9月28日であった。(審査会が開かれているから呼ばれている)
事実4:捏造捜査報告書が第五検審に審査資料として送られていた。(審査会が開かれているから検察は捏造してまで起訴議決としたかった)
事実5:審査補助員として一回目は米澤弁護士に二回目は吉田弁護士が選任されている。(名前が公表される弁護士が「架空議決」の片棒を担ぐとは思えない)

これらについて、「架空議決」説をとる一市民T氏は次のように説明している。
事実1の説明:無作為に選べば、確率的には発生し得ない平均年令になるとの考えには及ばなかったのだろう。あまり頭の回らない事務局員のなせるわざということか。
事実2の説明:代表選前に起訴議決したことにしてしまい、その「強制起訴」のカードを示して小沢氏を退陣に追い込む作戦。
事実3の説明:もし審査会議が開かれていたら、検審事務局は必ず9月14日以前に斉藤検察官を呼んでいたはずだ。そう考えると、審査会議は開かれていなかったと言える。そこに集まったのは検審事務局が用意した人達(さくら)だったとみられる。
事実4の説明:最高裁は、判決直前「架空議決」がばれそうになりあわてた。最高裁は、検察に「捏造報告書を流出させてほしい」と頼み込んだ。検察は最高裁の頼みを受け入れ、「何者か」に流した。
事実5の説明:これについては無視しているが、多分、何かを指摘すると名誉棄損で訴えられることを恐れているからだろう。

説が正しければ、事実はそれを裏付けるようにしか出て来ないので理屈を張り足す必要はない。「理屈と膏薬はどこにでもつく」が、理屈を張り足さなくてはいけなくなった時点でその説は間違っていることに気付くべきである。

開示資料を調べて得た結論は選定くじソフトにより若年層が恣意的に審査員として選ばれ、途中から来なくなった審査員のかわりに「なりすまし審査員」が配置され、その者による誘導によって小沢氏は強制起訴されたということである。このため、「審査員の不正選定」と「「なりすまし審査員」の配置に関わった第五検審の関係者9名を東京地検に告発し、最高裁に対する追及は、ネットを飛び出して現実の世界で既に始まっているのである。このような中で「架空議決」対「捏造捜査報告書による議決誘導」とネットで不毛な争いをしているのはなんと無意味なことであろう。現実は既に一歩先に進んでいるのである。

告発状→http://wamoga.web.fc2.com/newindex.html

昔まとめた「架空議決の問題点」も掲載しておきます。実際にその工作をするとなれば「架空議決」と一言で片づけられるような簡単なものではないことが分かります。

http://wamoga.web.fc2.com/kakuugiketu.pdf


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 小沢の再浮上 ”虎は死して皮を留め”というが、理念が残るだけで満足すべきか? (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/afe09a3e6e2169e9310fcf7cb72844c1
2013年08月15日 世相を斬る あいば達也

 小沢一郎や「生活の党」の党の話題が世間を賑わす時空間が少なくなってきて久しい。筆者自身も、小沢一郎は一回休みのサイクルに入ったと観察している。安倍自民の売国乃至は壊国政治に国民がホトホト呆れない限り、小沢が永田町で存在感を発揮する機会は訪れないと考えている。小沢一郎と云う稀有の政治家の運命が、既存権益勢力やB層、C層だらけの愚民によって葬られるのは、あまりにも忍びない。たしかに、客観的事実を積み重ねて展望する限り、小沢一郎の存在が再認識される可能性は、かなり低くなったと推測出来る状況になっている。毎日が、如何にも小沢の凋落を揶揄するように、党の引っ越しに関する記事を配信している。

≪生活:党本部引っ越しへ 所属議員大幅減で台所事情苦しく

 生活の党は、東京・永田町にある党本部の移転に向け、新たな入居先を探している。昨年末の衆院選、先月の参院選と2度の国政選挙で選挙費用がかさん だが、いずれも惨敗。所属議員数が大幅に減少し、台所事情も苦しくなったことが引っ越しを探る背景にあるようだ。

 現在の党本部は、赤坂から近く、都内の一等地にあり、小沢一郎代表らが民主党を集団離党した後、昨年8月に入居した。当初は8階建てビルの2、3階を借りていたが、現在は3階(約80平方メートル)のみに縮小。10月に契約の更新を迎えることも移転の検討 に入るきっかけになっている。

 生活の党は旗揚げ当初、衆参両院で49人の所属議員を抱えていたが、いまは9人。所属議員数などに応じて支給される政党交付金も先の参院選で現職6 人が敗れ、目減りは免れない。

 小沢氏も個人事務所として使っていた赤坂のマンションを売却するなど、やり繰りに腐心してきたが、党幹部は「所帯が小さくなって、台所は苦しい。安くて広い物件があれば移転したい」と話している。≫(毎日新聞)


 なんとも腹立たしい記事だが、多分事実だろう。“そもそも論”を今さら繰り出しても詮無いこととは知りながら、考えざるを得ない点が非常に辛い。09年3月突如小沢一郎の公設第一秘書の大久保氏が東京地検により逮捕されたのを皮切りに、地検特捜部の暴走と迷走が繰り返され、検察とマスメディアの恥部と云うものが世間の注目を集めたわけだ。しかし、多くの国民は検察やマスメディアと云う巨大な権力の不正義や横暴に日和見的態度で接することで、権力への恭順を示した。大阪・東京地検特捜部の改竄や捏造等々、多くの犯罪的行為がなされたにも関わらず、多くの国民は“見ざる聞かざる言わざる”の態度に逃げ込んだ。

 多くの評論家やジャーナリストも、小沢一郎への検察の捜査手法に批判的だったし、検察の劣化を嘆いては見せたが、民主党を離脱した政権交代の立役者の孤独な闘いを、対岸の火事の如く傍観するに過ぎなかった。そして、小沢一郎の政治力が退潮傾向を見せるに従い、今や、永田町における小沢一郎の影響力はゼロに近いと見ているようだ。たしかに、時間を輪切りにすることが可能であれば、その観察眼が間違いだと指摘する勇気は、筆者にもない。

 しかし、十訓抄の“虎は死して皮を留め、人は死して名を残す”の喩えで小沢一郎を終わらせるのは、筆者としては納得がいかない。国家や国民のため等と大袈裟なことを言うつもりもない。不正義がまかり通る世間を嘆いても、今さらである。今の日本の現実が、そこにある以上、其の儘に認める方が精神的に安泰だ。ただ、存在を認めるからといって、その存在そのものが正しいとまでは認めない。やはり、現在の存在そのものに誤謬や瑕疵があることを指摘しない事は、一切の改革を放棄するようなものである。

 だからといって、グローバルな原理原則に従うことで、日本の改革を進めようと等と考える事は、尚最悪である。まだ僅かの残されている自然国家の長所が悉く破壊されるだけで、人工国家の真似事をする謂われは皆無である。民主主義が怪しくなり、連動して資本主義が怪しくなり、企業が資本家の存在を抹消して、金融と云う誰とも知らぬ怪物に乗っ取られ、国家は今や、その企業の僕となりかけている。国境さえ点線のような存在に向かっている。安倍自民の場合、金融資本に親和的であるにも関わらず、点線のような国境は嫌だと駄々を捏ねているが、この辺は歴史的には“戯言政権”と記されるだけのことだろう。

 見出しに戻ると。“虎は死して皮を留め、人は死して名を残す”の格言通り、小沢一郎が名を残すことに何の疑問も感じないが、それだけで良いのだろうか、と自問してみる。答えは常に、”それじゃ小沢の理念だけが残る“それだけでも良いのかもしれないが、やはり大いに不満がある。理念だけ残っても、それを推進する馬力が生まれなければ、小沢の理念は空疎なものに貶められる危険が伴う。ただ、今の鈍感な国民に「自立と共生」と云う理念を、其の儘語っても、”馬の耳に念仏“の感は拭えない。哲学的思考の抜け落ちた国民に、「自立と共生」の日本社会をイメージさせることは、実は容易ではない。

 もっともっと噛み砕かなければならない。多くの説明を省くのが、小沢一郎の小沢たる所以かもしれないが、それでは駄目だ。噛み砕き、具体的事例を示しながら、愚かモノにも理解できる処まで、御足労でも降りてきて貰わないと話にならない。特に、現状の世界全体を眺め、今後の日本がどのような方向に進めば良いのか、そして、日本人の日常生活がどのような状態になる世界をイメージしているのか、伝道師の心境で語るべきである。何故なら、日本人は実は、“自立も共生”も経験したことのない民族なのである。常に、生活だけをしてきた民族であり、抵抗や思考よりも、流れに逆らわずに生きる術を習得した民族だからである。

 無論、自然国家の民族と云うものは、似たりよったりで、特に日本民族が突出しているわけではないが、島国である分、その傾向は非常に色濃く出ている。小沢の政治理念そのものが残るだけで、結構厄介な日本だ。それを、安倍自民の愚策が崩壊するまでに準備すること自体大変だが、その準備を怠っては、実を得る可能性は限りなく遠ざかる。有権者を信じる気持は貴重だが、それだけで充分と云う事もない。おそらく、日本人の劣化は、小沢が考えている何倍も劣化している。そのことを、是非小沢や生活の党は気づいて貰いたい。党本部が、どんなあばら屋に引っ越そうが構いはしない。しかし、小学生に語り聞かせる忍耐と努力は、絶対に欠かせないだろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍首相の歴史的評価、鍵は経済より原発事故対応「ブルームバーグ・コラム」(JIROの独断的日記)
◆記事:安倍首相の歴史的評価、鍵は経済より原発事故対応(ブルームバーグ 2013/08/13 14:30)

アベノミクスは忘れよう。日本の外交・軍事面での影響力を再び高めるための取り組みも無視すべきだ。安倍晋三首相の歴史的評価は、チェルノブイリ事故以来最悪の原子力発電所危機を収拾するために何を実行したか、何をしなかったかというその一点で決まる。驚かされるのは、2011年3月の福島第一原子力発電所のメルトダウン(炉心溶融)事故以降、日本のリーダーの関心がいかに薄れたかということだ。

菅直人元首相や野田佳彦前首相は、東京から217キロの距離にある福島原発の放射能漏れや使用済み核燃料棒を事実上無視していた。昨年12月に就任した安倍首相も福島原発の処理は万事順調だと装う3人目の首相となった。そうした中で現実が先週、不都合な形で再び表面化した。放射能に汚染された地下水が太平洋に流れ込んでいる証拠が相次ぎ、安倍首相は東京電力に問題の収拾を一任しないことを認めざるを得なくなった。国際的な圧力を受け、首相は流出に歯止めをかけるため政府が速やかに多面的なアプローチを確実に取ると言明した。

安倍首相の本気度を疑うのは申し訳ないが、提案された改善措置は大ざっぱで、地下水凍結という方法は不十分だろうと科学者は懸念している。原子力の規制当局は北アジアを汚染する原子炉を廃炉にすることよりも運転再開にまだ集中しているようだ。東電はもっと悪いものを垂れ流しながら真っ赤なうそを言っている。にもかかわらず東電は国有化されていないし、役員陣は職にとどまったままだ。

体制順応起因の人災
だが、私が本当に心配なのは、こうしたことではない。日本の当局は福島が「どのようにして」チェルノブイリと同義語になったのかという問題で行き詰まり、「なぜ」発生したのかや、世界にとってそれが「何を」意味するのかを考えていない点が心配なのだ。福島の事故は日本株式会社の体制順応的な傾向に起因する人災で、回避可能だった。

東電は安全性の記録をごまかし、数千万人の命を危険にさらした。腐って危険なこんなシステムを増殖させるのは「原子力村」だ。電力会社と規制当局、官僚、原子力産業を擁護する研究者との癒着によって東電は長年、怠慢に対して何の罰も受けないで済んでいた。こんな関係やカネ、メディアへの影響力に裏打ちされた東電は、この2年半にわたり放射能汚染データをごまかし続けてきた。東電の汚染水対策を政府がようやく代行することになっても大したことではない。現実を見詰めよ

日本政府は今こそ現実を見詰め、以下の6つを実行すべきだ。
まず原発の廃炉。被害の規模を評価する独立監査人を海外から招致。周辺地域が数十年間にわたり居住や漁業、農業には安全でない可能性を認めること。革新的な解決策を世界中で模索。原子力村の解体。多額の汚染対策費用について日本国民に真実を伝えること。こうすることで、世界にとって「何」を意味するかという問題に行き着く。

国際舞台では福島はますます日本の不名誉になりつつある。放射性物質はクロマグロから検出されている。日本からロシアに輸出された中古車や自動車部品は言うまでもない。もう一度大地震に見舞われれば福島に再び被害が出て、東京が開催を希望する2020年の夏季五輪までに、さらに原子炉が打撃を受ける恐れがある。世界は全く回避可能な大惨事について日本の言い分を2度も認めることはない。

アナリストは安倍首相による日本の財政健全化に向けた取り組みを評価しているが、後世の人々は東電と原子力村が作った惨事の後始末をしたかどうかで首相の手腕を判断するだろう。(ウィリアム・ペセック)(ペセック氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。コラムの内容は同氏自身の見解です)

◆コメント:全面的に賛成。
ブルームバーグのベセック氏が言っていることは、要するに経済よりも何よりも、福島第一原発事故処理を優先すべきなのに、安倍政権は、その前の首相たちと同じように、見て見ぬフリをして本気で取り組んでいない、ということです。これは、私が一昨日、「経済や社会保障を論ずる大前提は国民が安全の居住出来る国土・・・。」←NHK「解説委員スタジアム」で読まれました。に、原発事故をなんとか収束させることをを国家の最優先課題にするべきだと思います。と書いたのと、趣旨において全く同じです。これは「思う、思わない」という主観的なことではなく、日本国の国土が放射能に汚染されて人間が住めない環境になったら、何もかも終わりなのですから、原発事故処理をなんとしても最優先させるのは、必然です。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2013/08/post-1603.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 政権閣僚はなぜ靖国に参拝するべきではないのか (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-6397.html
2013年8月15日 

68年前の8月15日、昭和天皇が読み上げた「大東亜戦争終結ノ詔書」が放送された。

しかし、日本が降伏文書に署名したのは9月2日である。

したがって、日本敗戦の日は正確には9月2日である。

したがって、敗戦の日をいつに定めるのかは再検討が必要である。


昭和天皇は1975年11月以来、靖国神社を参拝していない。

宮内庁長官だった富田朝彦氏による1988年4月28日の手控えには、

「親の心子知らずと思っている」

「あれ以来参拝していない。それが私の心だ」

などの昭和天皇の言葉が記録されていた。

2006年7月に日本経済新聞がスクープ報道した、いわゆる「富田メモ」だ。

靖国神社第六代宮司の松平永芳氏はA級戦犯の合祀を決断し、靖国神社は1978年10月にA級戦犯合祀に踏み切った。

上記の昭和天皇の言葉は、靖国神社によるA級戦犯合祀についてのものである。

日本は1952年4月28日発効のサンフランシスコ講和条約によって主権を回復した。

このサンフランシスコ講和条約は、A級戦犯を処分した東京裁判を受け入れることを前提として調印された。

これが戦後日本の出発点である。


オリバー・ストーン監督が8月6日に、広島の講演で述べたことを思い起こされる。

『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』(早川書房)

http://goo.gl/sN1Lov

http://goo.gl/PZdtXY

http://goo.gl/mLjFC8

「第二次大戦で敗戦した2つの主要国家はドイツと日本だった。両者を並べて比べてみよう。ドイツは国家がしてしまった事を反省し、検証し、罪悪感を感じ、謝罪し、そしてより重要な事に、その後のヨーロッパで平和のための道徳的なリーダーシップをとった。

ドイツは、60年代70年代を通してヨーロッパで本当に大きな道徳的な力となった。平和のためのロビー活動を行ない、常に反原子力であり、アメリカが望むようなレベルに自国の軍事力を引き上げることを拒否し続けてきた。

2003年、アメリカがイラク戦争を始めようというとき、ドイツのシュローダー首相は、フランス、ロシアとともにアメリカのブッシュ大統領に“No”と言ったのだ。しかし、第二次大戦以来私が見た日本は、偉大な文化、映画文化、そして音楽、食文化の日本だった。

しかし、私が日本について見る事の出来なかったものがひとつある。それは、ただのひとりの政治家も、ひとりの首相も、高邁な道徳や平和のために立ち上がった人がいなかったことだ。いやひとりいた。それは最近オバマ大統領の沖縄政策に反対してオバマにやめさせられた人だ。

みなさんに聞きたいのは、どうして、ともにひどい経験をしたドイツが今でも平和維持に大きな力を発揮しているのに、日本は、アメリカの衛星国家としてカモにされているのかということだ。あなた方には強い経済もあり、良質な労働力もある。なのになぜ立ち上がろうとしない?」

小菅信子氏は著書『戦後和解─日本は〈過去〉から解き放たれるのか』(中公新書・第27回石橋湛山賞)のなかで、第二次世界大戦後のドイツと日本の戦後平和構築の方法について、

「敗戦国の国民を、戦争指導者や加害者と、彼らに騙(だま)されて戦争協力した一般国民とに分けて、その一般国民と、戦勝国の国民や被害者・戦争犠牲者との間の関係を修復して、最終的に和解へと導いていこうとする方法」

であったと指摘している。


東京裁判は戦勝国が「事後法」を用いて一方的に裁いたものだったから、多くの問題点が存在することは事実だ。

しかし、日本は敗戦国として東京裁判を受け入れることを決意し、そのことによってサンフランシスコ講和条約に調印し、国際社会への復帰を果たした。

これが「歴史の事実」=「歴史の真実」であることを忘れてはならない。

戦後日本の講和と主権回復=国際社会への復帰は、小菅氏が指摘するように、

「敗戦国の国民を、戦争指導者や加害者と、彼らに騙(だま)されて戦争協力した一般国民とに分けて、その一般国民と、戦勝国の国民や被害者・戦争犠牲者との間の関係を修復して」

成り立たせたものである。

これが、戦争で争った国の国民同士の和解をもたらす原点になっている。


本日、8月15日付の中日新聞=東京新聞社説は、次のように記述する。

「戦後日本の主権回復は五二年四月発効したサンフランシスコ講和条約によってでした。講和条約はA級戦犯を処分した東京裁判受け入れが前提であり、欧米中心の世界秩序に組み入れられることでもありました。

歴代首相のアジア諸国への謝罪や過去の植民地支配を反省謝罪した戦後五十年の村山談話もその延長線上です。A級戦犯合祀は東京裁判を、戦後の国際協調体制を、アジア侵略の事実を否定することになりかねないのです。

今年四月の参院予算委員会。安倍晋三首相は麻生太郎副総理ら三閣僚の靖国参拝に「国のために命を落とした尊い英霊に対して尊崇の念を表するのは当たり前。わが閣僚においてはどんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している」と強い姿勢を示しました。」

安倍晋三氏の発言は、国際社会における戦後日本の新しい歩みを歪めるものでしかない。

戦争によって尊い命を落とした先人の霊を慰めることと、国際社会における歴史の総括とは切り離して考えるのが、外交に責任を持つ者の責務である。

感情論に働かけることによって、日本外交の歴史と道筋をなし崩しで歪曲しようとする姿勢に重大な問題がある。

歴史を見つめ、歴史を超克して和解の上に立つ世界平和を目指して進むのが日本の歩むべき方向である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 〈政界キーマンたちの夏〉山本太郎氏、中核派&社民&共産にモテモテ! スキャンダル報道は「政府の圧力」() 
              円形脱毛症も今やトレードマークの山本氏


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130815/plt1308150735001-n1.htm
2013.08.15


★山本太郎

 山本太郎参院議員(無所属)は、最も注目されている新人議員かもしれない。

 「15日に千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花する以外、夏の予定は特に決まっていない」(事務所関係者)といい、静かな夏休みを送っているようだが、周囲が彼を放っておかない。

 「反原発」を掲げて7月の参院選で初当選すると、昨年5月に結婚した女性と同8月には離婚していたことが発覚。山本氏は選挙期間中に「母と妻の3人暮らし」「母と妻はフィリピンに行っている」と語っており、ウソがばれてしまった。7日発売の週刊新潮では、16年前の婦女暴行疑惑まで報じられた。

 だが、6日夜に記者会見した山本氏はめげる素振りを見せなかった。「週刊新潮は雑誌の名前を『週刊アンデルセン』に変えた方がいい」と毒づいたうえで、陶酔したような表情でこう語った。

 「大きな力が働いているなと思う。政府、権力がやろうとしていることに乗っからないでほしい!」

 山本氏によると、スキャンダル報道は、国家権力が反原発を訴える山本氏をつぶそうとする動きだそうだ。

 血で血を洗う内ゲバで死者も出した極左暴力集団・中核派も11日、「山本太郎氏に対する、右翼マスコミを動員した日帝・安倍政権によるまったく許すことのできないデマキャンペーンが開始された」とする声明を発表した。

 参院選で、中核派が山本氏を支援していたことは周知の事実だが、他にも、社民党や生活の党が山本氏を支援し、社民党の福島瑞穂前党首は選挙後に統一会派結成を呼びかけるなどモテモテだ。

 そうかと思えば、山本氏は10日の共産党創立91周年記念講演に出かけていき、「本当の意味で野党の最大勢力は共産党だ」とエールを送った。

 「既存の政治家のようにはなりたくない。どこまでも市民に寄り添い、国会で言いにくいことを言わせてもらう」

 当選直後にこう語った山本氏。中核派、社民党、共産党、生活の党など、それぞれ因縁も恩讐もある組織の間を、軽やかに飛び回っているように見える。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 第二次大戦時の標語: 『黙って働き笑って納税』―デマはつきもの、皆聞き流せー  孫崎 享 
第二次大戦時の標語: 『黙って働き笑って納税』―デマはつきもの、皆聞き流せー
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64116018.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/08/15>★ :本音言いまっせー!


何故日本は第二次世界大戦に突入したか。
極めて重要な役割を
世論工作などが行っている。

 今、改めて見ると、
これが今の日本の社会と無縁でないのに驚く。
自民党の目指す方向や、
最近の日本国内の動きに近いものがあって
ぞっとする。

 現代書館『黙って働き笑って納税』
の中から、幾つかを紹介する。


情報
・デマはつきもの、皆聞き流せ(中央標語研究会)
・見ても話すな 聞いてもいうな(中央標語研究会)
・デマに乗り デマを飛ばせば 君も敵(台北防諜連盟)

日本の体制
・権利は捨てても義務は捨てるな(用力社)
・黙って働き笑って納税(飯田税務署)
・贅沢は敵だ【国民聖心総動員運動中央連絡本部】
・国が第一、私は第二(日本カレンダー)
・欲しがりません 勝つまでは(大政翼賛会)
・買いだめに 行くな行かすな隣組(大阪時事通信社)

軍国化
・進め日の丸 つづけ国民(報知新聞)
・国のためなら愛児も金も(鳥取県)
・家庭は小さな翼賛会(松下電器) 


・屠れ 英米我らの敵だ・(大政翼賛会)
・百年のうらみをはらせ 日本刀(小松市役所)
・アメリカ人をぶち殺せ(主婦之友)
・米鬼を一匹も生かすな(主婦之友)



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 失言だらけの日本はアジアの平和にとって危険

失言だらけの日本はアジアの平和にとって危険
2013年8月15日(木)15:30
(フィナンシャル・タイムズ 2013年8月12日初出 翻訳gooニュース) ギデオン・ラックマン

安倍政権の広報外交はひどい。中国との溝が深まるだけでなく、アメリカとも距離を作りかねない。

日本が見せる広報外交のやりかたは、バカバカしさと陰険の間をウロウロしている。日本政府はここ数カ月というもの、アジアの周辺諸国をとことん不快にさせると同時に欧米の同盟諸国をとことん気まずくさせる、まさにそれを目的としているかのような外交の失策ばかりを次々に重ねてきた。

似たようなケースが先週もあった。日本は第2次世界大戦後最大級の海上艦を建造し、その進水式を行なったのだ。この艦は名目的には駆逐艦だが、実質的には空母だ。日本海軍の強化は、中国の軍拡に対する正当な対応かもしれないが、アジアの海で緊張が高まっている今、日本は慎重に進むべきだ。だとすると、この新しい艦を「いずも」などと名付けたのはいったいどこの天才なのか? 1930年代の中国侵攻の一翼を担った旧日本海軍艦「出雲」と同じ名前に。

日本はわざと挑発していると、中国はただちに批判した。似たような事例が何もなければ、中国の批判は的外れだと受け流しやすいのだが、そうではないのだ。このわずか数日前には日本の副総理大臣の麻生太郎氏が、日本の平和憲法を改憲するにはナチスの手口から学ぶのがいいかもしれないと示唆していたことが発覚している。麻生氏はこう言った。「だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」。当然ながら激しい批判の声が次々に上がり、内閣官房長官が「安倍内閣としてはナチス政権を肯定的にとらえることは断じてない」と政府の立場を改めて説明する羽目になった。

このわずか数カ月前には、安倍晋三首相が不快な失態を演じている。自衛隊練習機に試乗した安倍首相は親指を立てた姿で写真に収まったのだが、その機体の側面には「731」という数字が大きくはっきりと描かれていた。しかし「731」というのは、生きた人間に対する生物化学実験を行なった悪名高い旧日本陸軍部隊の番号なのだ。安倍首相のこの写真が出回った5月、私は韓国にいた。そのとき話を聞いた韓国の人は誰もが、これは意図的な挑発だと確信していた。当時の私はそれは考え過ぎだと思い、取り合わなかった。しかし今となっては、どちらとも言えなくなっている。そして韓国の新しい大統領、朴槿恵(パク・クネ)氏はあえて前任者4人の先例を破り、初の公式訪問先に日本ではなく中国を選んだ。

過去の戦争に対する日本政府の姿勢は15日にさらに試されることになる。日本の戦死者慰霊のため保守政治家はよくこの日を選んで靖国神社を参拝するのだ。しかし靖国神社には戦犯14人も祀られている。そのため日本の政治家たちが参拝するたびに、アジアの他の地域は当然のこととして憤慨する。今年は安倍首相と主要閣僚は靖国に参拝したい気持ちを我慢するようだが、それ以外の政府関係者は何人も参拝するはずだ。

しかし靖国参拝を多少我慢したからといって、これまでのダメージを全て帳消しにできるわけもない。日本に友好的な欧米諸国は、事態を警戒している。日本に長く暮らし、信頼できる政府筋の情報元をたくさん持つ人物は、今の政権について「1945年以来、最もナショナリストな政権だ」と言う。安倍氏の取り巻きの中には「第2次世界大戦の唯一の問題は日本が負けたことだ」と考えているような、そういう印象を与える人たちが何人かいるのだと。そのような考え方では、中国との溝が深まるだけでなく、アメリカとの溝も同様だ。日本は防衛をアメリカに頼っているのに。実際に米政府高官たちは中国のナショナリズムと同じくらい、日本のナショナリズムを懸念しているようだ。オバマ政権の第1期目に東アジア・太平洋担当の国務次官補だったカート・キャンベル氏は最近の記事で、太平洋における戦争リスクに懸念を示し、「日本政府も中国政府も、国内のナショナリスト的な感情を利用しようと決心している」と指摘した。

安倍政権のひどすぎる広報外交は、日本にいる大勢の優秀な外交官にとって悪夢に違いない。外交官たちは、日に日に危険度の高まる地域において日本の利益を守ろうとしているのだから。これが特に残念なのは、自分の国を再生させようという安倍氏の考えの中には、正しい方向を向いているものもあるからだ。「アベノミクス」は高リスクではあるが、遅ればせながらもやっと出てきた日本のデフレ対策だ。自国の防衛に日本がもっと活動できるようにするために憲法を改正するというのも、理屈としてはまともだとさえ言える。

中国が力を増すのに伴い、世界第3の経済大国・日本が自国防衛をまるごとアメリカに依存している状態の異常性も高まっている。現行の取り決めは日米双方にとって負担だ。日本はアメリカへの依存について神経質かつ恨みがましい状態になるし、アメリカは日本政府のせいで対中戦争に巻き込まれるのではないかと不安になる。

日米安全保障の条件を緩めた方が、取り決めのバランスはよくなるだろう。そうすれば東シナ海の小規模な領土紛争が世界戦争の火種となってしまうような、そんなリスクはなくなる。その見返りに日本は自前の軍事力を増強できるようになる。むしろ、増強するよう奨励されることになる。

アジアの戦略バランスがそうやって何らかの形で変化すれば、中韓政府だけでなく各地に動揺を与えるのは必至だ。それだけに、最高の外交技術を駆使して、細心の注意を払いながら実施しなくてはならない。それにもかかわらず今の日本政府の閣僚といえば、大日本帝国について非建設的かつ曖昧な言動を繰り返し、ナチスや拷問部隊について異様な失言や失態を重ねるばかりだ。笑い話にしたいところだが、事態はあまりに深刻かつ危険だ。とても笑い話では済まされない。


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フィナンシャル・タイムズの本サイトFT.comの英文記事はこちらhttp://www.ft.com/intl/cms/s/0/c4d9e34c-033a-11e3-9a46-00144feab7de.html(登録が必要な場合もあります)。

(訳注・原文に「navy」と書いてある部分は「海上自衛隊」などとせずにあえて「海軍」としました)

(翻訳・加藤祐子)

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http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20130815-01.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 日本人の逃亡兵を殺し、奪い合うように食べました[朝日新聞】
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201308140587.html
朝日新聞 朝刊 2013年8月15日

「強盗、殺人…軍命でも私は実行犯」 罪語り、誓う不戦
 
 広い庭にやせこけた兵士が片ひざをついている。台座に「不戦」の2文字。この像を建てた主、矢野正美(まさみ)さん(愛媛県西条市)は昨年2月、92歳で亡くなった。戦場で犯した罪を語り、何度も「8月15日まで生きたい」と言い残した。矢野さんが伝えたかったものとは何なのか。

 ■兵の体験、次代に

 首都圏を中心に戦争体験者の証言記録に取り組んできた神(じん)直子さん(35)に、矢野さんから突然連絡が来たのは、7年前の夏。その朝、テレビで神さんの活動が紹介された。
 「ぜひ、愛媛に来てください」。3カ月後、神さんの前で矢野さんは2日間、従軍したフィリピンであったことを語り続けた。
 ルソン島のある村で、ゲリラ潜伏を調べていた時。教会から出て来た老女が怪しいと、上官が銃剣で突くよう命じた。
 「しょうがない。グスッと胸を突いたら血がばーっと出てね。空(くう)をつかんで、その人は倒れました」。別の村では、残っていた子連れの女性を襲った。
 「強盗、強姦(ごうかん)、殺人、放火。軍命であっても、私は実行犯。罪の意識はある。かといって(戦友の)慰霊には何回も行ったが、謝罪のすべを知りません」
 こんな恐ろしい告白もあった。
 敗走を続け、飢えに苦しんだ山中で、日本人の逃亡兵を仲間の兵が殺した。その晩、仲間の飯ごうから、久しぶりに肉の臭いがした。「奪い合うように食べました」。次の日には自ら死体の所へ行き、足の肉をはぎ取った。
 1941年に陸軍に入隊した矢野さんは、44年夏、旧満州からフィリピンに転じた。米軍との激戦で日本軍約60万人中50万人が死に、矢野さんの部隊の生き残りはわずか1割。フィリピン人は100万人以上が犠牲になった。
 45年12月、25歳で復員。家庭をもうけ、砂利運搬船を持ち、懸命に働いた。会社を興し、財をなした。

 ■狂気・むごさ、碑に

 戦後40年がたったころ、同郷の陶芸家・安倍安人(あんじん)さん(74)が、矢野さんの戦中の日記を偶然読んだ。収容所でトイレ紙にメモしたものを引き揚げ後、
大学ノート6冊に清書していた。「きれいごとじゃない、人間と人間のつぶし合いを、
矢野さんは克明に書いていた。驚きました」
 日記は安倍さんらの手で出版社に持ち込まれ、「ルソン島敗残実記。」と題されて86年、世に出た。矢野さんは何も言わず、子や孫に一冊ずつ渡した。
 長女のみゆきさん(66)にはショックだった。目を背けたくなる父親の行為が描かれていた。幼いころ聞かされたのは、フィリピン人や戦友とののどかな交情の話ばかりだった。
 妻の清美さん(86)は驚かなかった。夫の腰には、敵に撃たれた銃弾のかけらが残っていた。「いくつも傷を抱えているのは、わかっていました」
 本が出て数年後、矢野さんは近くに住む彫刻家の近藤哲夫さん(71)に、兵士の銅像を依頼した。「ただの慰霊碑じゃない。人間を異常にしてしまうほど、戦争はむごいもんだと伝えたい」と口説いた。91年3月、像は完成した。
 矢野さんは、神さんに語った。「僕ができんかったことをあなたがやろうとしている。自分ももう一度、話さなくちゃいかんと」
 戦場で起きたことを語れる人は、年々去ってゆく。神さんは、他の元兵士の証言とともに矢野さんの映像を編集し、若者むけの平和教育に使っている。フィリピンの戦争被害者の前でも紹介された。
 矢野さんは最後の数年、たびたび人前で体験を語った。戦争のことを考える若い人や団体に出会うと10万円、100万円といった金額を寄付して応援をした。
 体調を崩して入院したのは去年1月。最期の日、「8月15日まで生きたい」と繰り返した。極限状態のなかで死んでいった戦友を、毎年思う大切な日だった。
 残された庭の像は、「不戦之碑」と名付けられた。兵士の肩に、蝉(せみ)しぐれがふりそそいでいる。(石橋英昭)

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 誰も書かなかった東條由布子さん    西岡昌紀
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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/6734471.html

        誰も書かなかった東條由布子さん

               1

 2月13日、東條由布子さんが他界した。東條英機元首相の孫として知られた東條由布子さんは、この数年、健康を害して居たが、その日、ついに還らぬ人と成った。73歳であった。その死のほんの少し前、私は、なぜか、東條さんの声を聞きたくなった。私は、本当に久しぶりに、東條さんの携帯電話に電話をかけた。すると、すぐに電話に出た東條さんは、電話の向こうで、「私、退院したばっかりですの」と言った。そして、間質性肺炎で病院に入院して居た事などを私に話してくれた。私は、「お大事に」と言ひ、「暖かく成ったら、またお会ひしましょう。」と言って、その電話を切った。それが、私と東條さんの最後の会話であった。それから間も無く、東條さんの死を知った時、その電話での東條さんの声が元気そうだったので、私は驚き、その知らせを直ちには信じる事が出来無かった。その早すぎる死の知らせに打ちのめされると共に、私は、あの時、自分は、なぜか東條さんに電話をかけたくなったのだろう?と思った。あの時、自分は、本当に久しぶりに、東條さんの携帯に電話をかけたのである。そして、その時、本当に偶然に、ほんの一時的に退院して家に戻った東條さんが携帯に出て、私は、東條さんと話が出来たのである。「虫の知らせ」とは、この事だろうか?と思はずには居られなかった。私と同様、東條さんと親交の有ったH編集長に電話をかけて、東條さんが亡くなる前後の状況を聞いた私は、それから数日後のお通夜と葬儀に、当然、参列する積もりであった。だが、その全く同じ時期に、母が健康状態を崩し、東條さんを追ふ様に、この世を去った。(母と東條さんは面識は無い)その母の急病と他界の為、東條さんの葬儀に参列できなくなった私は、ますます、あの日の電話は、虫の知らせだったのではないか?と言ふ思ひを深めて居る。東條さんは、まだまだ語りたい事が有ったに違い無い。それにも関らず、病魔によって、早すぎる死に至らしめられた東條さんは、どれだけ無念であった事だろうか。その東條さんの無念をはらす思ひから、私は、私が知る東條由布子さんの人柄と言葉をここに書きたいと思ふのである。

                2

 私が、東條由布子さんに初めてお目に掛かったのは、14年前(1999年)の事である。場所は、新宿のトークライブハウス「ロフトプラスワン」であった。同店で金美齢さんの講演が行なはれた時であったと記憶する。その時、会場に居た知人から、「東條由布子さんが来ておられます」と教えられ、その知人の紹介で挨拶をしたのが最初であった。その時、何を話したかは覚えて居ない。挨拶程度の言葉を交はしただけであったと記憶する。静かな、品のいい女性だと思った事を覚えて居る。その時は、ほんの短い時間、そうして言葉を交しただけであったが、東條さんから連絡先を頂いた私は、東條さんと都内の喫茶店でお会ひする事と成った。
 その様な経緯を経て、初めて喫茶店で会った時、東條さんが、開口一番言った言葉を私は忘れることが出来無い。東條さんは、私の前に座るなり、こう言ったのである。
「私(わたくし)、保守論壇と言ふ物にうんざりさせられておりますの。」
私は、驚いた。誰もが知る通り、東條由布子さんは、故東條英機首相の孫である。そして、戦後永い間、東條家の人々が守り続けた沈黙を破り、祖父東條英機について、東京裁判について、そして、靖国神社について、発言をする様に成った人であった。東條さんは、愛国者であり、この国の言論人の範疇としては、「保守」と呼ばれる人々の側に属して居た事は、誰もが知る通りである。その東條さんが、初めて二人だけで会ったその時、開口一番口にした言葉が、「保守論壇と言ふ物にうんざりさせられておりますの」と言ふ言葉だったからである。
 その言葉に続いて、東條さんが私に語った事は、靖国神社における「A級戦犯」分祀についての話であった。良く知られて居る様に、東條さんは、祖父である東條英機氏を含む言はゆる「A級戦犯」を靖国神社から分祀させようとする動きに批判的であったが、そこで東條さんが口にした言葉は、当時の私にとっては、かなり意外な言葉が多かった。東條さんは、まず、遺族は分祀されてもいいのだ、と言って、私を戸惑はせた。私の記憶では、「東條家は、それでもいいんです」と言ったと思ふ。そして、その後、東條さんは、こう言ったのである。「でも、それじゃ、中国の言ひなりじゃありませんか。中国の言ひなりに成っていいのか、と私は言ひたいんです」。10年以上前の会話を記憶で再現して居るので、一語一句このままであったかどうかは自信が無い。だが、東條さんは、そう言ふ意味の事を私に言ったのである。そして、東條さんは、そうした思ひを自分は発言したいと思ってきたが、自分(東條由布子さん)の言葉が正しく伝えられて居ない、と言ふ意味の事を言った。東條さんは、東條さんがそうした靖国神社と戦犯合祀問題について書こうとした時、保守論談の何人かの人々が、その内容に干渉し、東條さんが思って居ることを書かせまいとした、と語って、私に憤懣をぶつけたのである。
 私は、意外な気持ちにとらわれた。それまで、私は、「保守」の人々と言ふ物は、良くも悪くも、強い団結を誇って居ると思って居たからである。しかし、たとえば、この靖国神社の「A級戦犯」合祀の問題で、その「A級戦犯」の遺族の一人である東條由布子さんと、靖国問題の重鎮とされる論客の間にそんな激しい軋轢が有る事を知ったからである。そして、東條さんとお会ひし、話を聞く度に、私は、東條さんと「保守論談」と呼ばれる人々の間の溝が、非常に深い事を更に知ったのであった。


                 3

 私は、それから、東條さんとしばしば会ふ様に成った。会ふ場所は、東條さんの御自宅に近い下北沢の喫茶店などである事が多かった。携帯電話でお誘いすると、非常に気軽に、会って下さる東條さんの気さくさに、私は東條さんへの親しみを深めて行った。上述の様に、私が東條さんと知り合ったのは1999年で、靖国神社を巡る問題が注目を浴びて居た時期だったので、お会いした時には、靖国神社について話をする事が多かった。正直に言ふが、私は、東條さんに会ふまで、靖国神社を巡る色々な問題について、非常に無関心であった。若い頃は左翼的だった事も有って、私は、靖国神社に対しては無関心であったし、批判的ですらあった。その私が、靖国神社を巡る問題への関心を深め、国は、靖国神社を護持するべきであるし、総理大臣は当然靖国神社を参拝するべきだと言ふ考えを改め、深めたのは、明らかに、東條さんとの出会ひが有ったからであった。もちろん、「靖国問題」ばかりを話した訳ではない。東條さんが取り組んでおられた遺骨収集問題や福祉の問題、病気だった東條さんのお母様の話、子供の頃の事、東條さんがアメリカを訪れた際の体験、マスコミの取材の話、教育の話題、料理の話、等々、二人の間の話題は多岐に及んだ。又、喫茶店でお会ひしてそうした話をするばかりではなく、私の方から、東條さんを食事に誘ったり、サントリー・ホールで開かれる音楽会に誘ったりして、私と東條さんの友情は深まって行った。そんな東條さんとの交友の中で、とても印象に残って居る思ひ出が有る。
 小泉内閣の或る年、小泉首相が8月15日に靖国神社に参拝するかしないかがマスコミを賑わせて居た或る年の事である。国内外の反応を含めてマスコミが過熱報道を繰り返して居たその年の初夏の事、マスコミの過熱報道に辟易させられた私は、東條さんに電話を掛けた。そして、東條さんに、或るお願ひをした。それは、東條家のお墓にお参りさせて頂けないか?と言ふお願いであった。身内でも何でもない自分が、そんな厚かましい事をお願ひするのは失礼かとも思ひながら、思ひ切って掛けた電話であった。だが、電話に出た東條さんは、とても喜んでくれた。そして、東條さんが私のお願ひを聞いてくれて少し後の或る日、私は、東條さんに連れられて、東條家のお墓の前に立つ事が出来た。初夏の晴れた日の事であった。高層ビル群が近くに見えるそのお墓の前に、私は、東條さんと二人で立ち、初夏の陽光と木々の影の中で、墓石に水をかけ、手を合はせた。その時、私の心をよぎった物は、本来静寂であるべき靖国神社を巡る政治的喧噪の姦(かしま)しさと、私と東條さんだけが立つその墓の前の静けさの対照であった。共に「A級戦犯」と呼ばれた人の霊が眠る場所でありながら、不幸にして政治的喧噪の場と成ってしまったその夏の靖国神社と、極くわずかの人々だけが訪れるその東條家の墓の周りの静けさは、不思議な対照である様に思はれたのである。東條さんは、私に、礼の言葉を述べた。そうして、私たちが、その東條家の墓を後にしようとした時である。東條さんは、私に、「先生、もう一か所、おいで頂きたい所が御座居ます」と言ったのであった。東條さんは、私を自分の車に乗せると、東條家の墓からほど近い或る場所に私を連れて行った。そこは、池袋のサンシャイン・ビルのすぐ近くに有る七人の「A級戦犯」の慰霊碑の前であった。
 そこは、かつて、巣鴨プリズンが有った場所である。そして、1948年12月23日、今上天皇の誕生日に、アメリカが、東條さんの祖父、東條英機氏を含む7人の「A級戦犯」の絞首刑を執行した処刑場の跡である。東條家の墓を訪れ、墓参りをした私を、東條さんは、その処刑場跡の慰霊碑の前に連れて来たのである。そして、そこで、線香に火をつけ、私とともに、その七人の霊の前で、東條さんは、合掌したのだった。私は、この時の事が忘れられない。祖父である東條英機氏の霊が眠る東條家の墓に私を連れて行った後、東條さんは、自分の祖父だけでなく、共に絞首台の露と消えた「A級戦犯」たちの慰霊碑の前に私を連れて来たのである。そして、自分の祖父だけでなく、一緒に処刑された「A級戦犯」の人々の霊にも手を合はせて欲しいと希望したのである。
 私は、東條さんのその心に打たれた。私の様な取るに足らない人間でも、祈りに訪れた者を、御自分の祖父だけでなく、他の「A級戦犯」の霊の居る場所に案内し、一緒に手を合はせて欲しいと希望する東條さんのその無私な心に感動したのである。この時、風のいたずらで、線香になかなか火がつかなかった事が、懐かしい思ひ出として脳裏に残って居る。


 
                 4

 東條さんは、明るい人だった。東條さんとお会ひした時の事を思ひ出すと、私の脳裏に浮かぶのは、女学生の様に明るく笑ったり、微笑んで居る東條さんの表情である。決して、いかめしい顔をして難しい話ばかりする人でもなければ、自分の主張を頑なに述べる様な人でもなかった。
 或る時、東條さんに、広島の被爆者の戦後を描いたこうの史代さんの「夕凪の街・桜の国」を見せた事が有った。東條さんは、まんがと言ふ物を余り読み馴れて居ないのではないかと思ひながら、この作品を好きな私が東條さんに「夕凪の街・桜の国」を見せたところ、第一話の主人公である若い女性の絵を見て、東條さんは、「まあ」と言って声を上げた。その絵の可憐さに東條さんは心を打たれたのである。その時の東條さんの声と表情を自分は今もとても良く覚えて居る。その絵に心を奪はれた東條さんの心の美しさを感じたものである。
 祖父、東條英機氏が東京裁判で裁かれ、処刑されてからの東條家の人々が歩んだ年月については、既に多くの記事や本が書かれて居る。東條さんをはじめとする遺族は、心ない差別にさらされ、孤立を余議無くされる中で戦後を生きてきたが、そうした差別は、私が東條さんに出会った時代に成っても続いて居ると感じた事が有った。
 こんな事が有った。或る時、私は、東條さんを音楽会にお誘ひした。東京赤坂のサントリー・ホールで開かれた音楽会の券を差し上げて、私の友人数人と一緒に音楽会を聴いた後、私は、東條さんと私の数人の友人をサントリー・ホールに隣接するレストランでの食事に誘ったのだった。その夜、私が、東條さんの他に、誘ったのは、私の三人の友人である。ところが、その三人のうちの一人が、急用で来れなくなった。その人は、私と東條さんの共通の知人である、或る有名な編集者であった。彼が来れなくなったので、私と東條さんは、音楽会の後、その編集長が来ないまま、予約して居たそのレストランに行った。すると、そこに、離れた席で音楽会を聴いた私の別の友人である二人の女性が、予定通り、予約したそのテーブルに現れた。その二人は、東條さんとは初対面であった。
 五人の予定であった音楽会の後の食事が四人に成ったその席で、私は、友人である二人の女性に東條さんを紹介した。二人は、東條さんが、あの東條英機の孫であると聞いて、少し驚いた様だったが、四人で、おしゃべりをしながら、食事を楽しんだ。東條さんも楽しそうで、美味しい料理を楽しみながら、私たちは、音楽会の後のひと時を過ごした。相手が東條さんだったので、東條英機氏についての話も少し出たと記憶するが、二人の女性のうち、一人は、ロシア語の翻訳家で、歴史にも詳しい人であった。この方は、東條さんと話をしながら、東條さんの祖父について、かなり同情的な事を言って居た事を覚えて居る。問題は、もう一人の女性であった。Eさんと呼んでおこう。高名なジャーナリストである。
 演奏会後のその食事を終え、私が家に帰った後の事である。その夜の内であったと記憶するが、そのEさんから、私にメールが来て居た。メールを開くと、そこには、彼女の怒りの言葉が書かれてあった。何故、自分を東條英機の孫である女性と同席させたのか?と言ふ内容の、怒りの言葉である。私は驚いた。そして、そのメールを熟読した後で、彼女に返事を出した。彼女からは、またメールが来て、何通かメールをやりとりしたが、要するに、彼女は、東條英機の孫などと同席したくないのに、同席させられたと言って、東條さんを音楽界の後の食事に連れて来た私をなじって居るのだった。私は、急用が出来て来なかったが、Eさんと私の共通の友人であり、そして、東條さんの友人でもある編集者が一緒にその音楽会と食事に来る予定であった事を再度説明した。別にEさんを東條さんに紹介したかったと言ふ訳でもなく、単にその編集者を囲んで楽しく食事をしたいと思っただけなのですが、と言ふ意味の返事をメールで述べた。だが、Eさんの怒りは激しかった。
 このEさんと言ふ女性は、リベラルな姿勢で知られるジャーナリストである。リベラルと言ふより、「左翼」と言ふ方が正確かも知れない。誰もが名を知る高名なジャーナリストであるが、第二次世界大戦や靖国神社の問題では、確かに、東條さんと対極の位置に在る人であった。だが、私は、そんな難しい事を考えてその夜の音楽会と食事にEさんと東條さんを含む友人たちを誘った訳では全くない。三人の共通の知人である編集者を囲んで、サントリー・ホールでクラシック音楽を聴き、美味しい物を食べようと思っただけである。別に討論会をしようとした訳ではない。そして、ドタキャンが多いその編集者が、急に来なくなったので、Eさんと東條さんをそう言ふ形で紹介する結果に成っただけの事である。そして、実際、その食事の席では、難しい政治の話や東條さんの祖父を巡って議論をした訳でもなく、楽しく食事をしたに過ぎなかったのである。実際、食事の席では、Eさん自身、東條さんを前にして、にこやかに振る舞って居たので、私は、自宅に帰ってから、Eさんからそんな怒りのメールが来るとは、夢にも思って居なかったのである。だが、Eさんは、私に、東條英機の孫である東條由布子さんを会はせたと言ふただそれだけの事で、信じられないまでの激しい怒りのメールを私に送って来たのであった。
 私は、Eさんのメールに丁重な返事を送った。だが、Eさんの怒りは収まらない。そこで、私は、さすがにEさんの言ふ事はおかしいと思ひ、彼女にこの様な意味の事を書いてメールを送った。「東條さんと同席した事がそんなに御不快だったとおっしゃるなら謝りますが、それは、差別じゃないですか?」私が、メールで「差別」と言ふ言葉を書いた後、Eさんの態度は急変した。差別などではありません、と言ふ意味の返事をEさんはメールで送って返して来た。リベラルなジャーナリストと見なされるEさんは、「差別」と言ふ言葉には敏感だった様だ。「差別」を批判する側のリベラルな立場に在る自分が、その「差別」をして居ると批判されて、彼女はひどく戸惑った様子だった。東條英機首相が何をした人物であろうと、それは、当時幼少だった東條英機の孫、東條由布子さんとは何の関係も無い。しかし、Eさんは、その無関係な東條由布子さんと、ひょんな事で同席させられた事に怒り、信じられない程感情的なメールを私に送って来たのである。だから、私は、彼女とのメールの中で、「差別」と言ふ言葉を出して彼女の反応に異を唱えたのだったが、Eさんは、「差別」と言ふ言葉が自分に投げ掛けられた事に動転したのか、この件に関するメールはそれ以上送って来なかった。正直に言って、この時のEさんのこの反応は、差別その物であったと、私は今も思って居る。そんな差別を、左翼リベラル派であり、誰もがその名を知る高名なジャーナリストがすると言ふ事が、私には悲しかった。
  私は、Eさんのメールの事は、もちろん、東條さんには言はなかった。少し経った頃、東條さんは、その夜の演奏会と食事に誘った事を私に感謝し、そして、Eさんについては、「いい方ですね」と、私に言った。今思へば、東條さんらしい言葉である。東條さんは、人を信じる人であった。その事が、東條さんが関はった他の事においても、色々な形で現れ、そして、東條さんに不利な立場に追ひ込む事も有ったのだが、このEさんの件は、戦後半世紀以上が経っても、東條さんを含めた東條英機氏の遺族に対する差別が生き続けて居た事の実例に他ならなかった。
 或る時、私は、東條さんに率直に尋ねた。「東條さん、つらい思ひをして来られたんでしょう?」正確な言葉は忘れたが、そんな意味の言葉を、私は、東條さんに投げ掛けた。すると、東條さんは、首を横に振って、こんな意味の言葉を言った。「いえいえ、そんな事は有りません」私は、信じられなかった。そこで、更に、正確な言葉は忘れたが、「差別される事が有ったんじゃないですか?」と言ふ意味の問ひを重ねた。すると、東條さんは、こう答えた。「幼い兄妹を守るために、じっと抱きかかえて、我慢しました。」この言葉は、正確にこうだったと記憶する。暴力を含めた差別の中で、東條さんは、戦後を生きて来たのである。

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 東條さんについて、少なからぬ人々が誤解して居る事が有る。それは、東條さんが、或る時期からマスコミなどに登場し始めたのは、東條さんが、祖父東條英機氏の名誉を回復したいと思ったからだ、と言ふ誤解である。非常に多くの人がそう思って居る様である。だが、それは全く違ふ。東條さんは、靖国神社を巡る問題や、東京裁判について、度々発言したが、それらの発言を聞いて居て分かる事は、東條さんは、祖父(東條英機)の名誉を回復しようと思ってそうした発言をして居るのでもなければ、戦後、東條家の人々が経験した差別や迫害を語りたかったのでもないと言ふ事だった。東條さんは、日本の国民が、祖父東條英機に怨嗟の感情を持ち続ける事は当然の事として受け止めて居たと、私は思ふ。そして、上に述べた様に、戦後、東條さん自身を含む東條家の人々が経験した差別と苦難については、語ろうとしなかった。明らかに、東條さんは、そうした東條さん自身と東條家の人々への怨嗟と憎悪を甘んじて受けると言ふ姿勢だったのである。東條さんが、或る時期から、靖国神社や東京裁判について公の場に登場し、発言する様に成った動機は、これらの問題で、日本が外国に、特に中国に妥協する事が、日本の独立と尊厳に関はると、東條さんが懸念したからなのである。
 良く知られた様に、東條英機氏は、巣鴨プリズンに収監された後、家族に対して、「一切語るなかれ」と命じ、東條家の人間として、「弁明」を語る事を禁じたと言はれて居る。東條由布子さんも、物心ずいてから、永くその遺訓を守って居た。だが、その東條さんが、祖父の遺訓を破り、靖国について、東京裁判について発言する様に成ったのは、何故だったのだろうか?東條さんは、私に、「『プライド』と言う映画を見たのが切っ掛けだったんですの」と、私に言った事が有る。だが、それは、あくまでも「切っ掛け」だろう。東條さんに沈黙を破らせた最大の動機は、靖国神社への首相の参拝、分祀の検討と言った問題において、中国の内政干渉が繰り返され、日本政府が、中国の言ひ成りになるのではないかと、東條さんが懸念した事だったのだろうと、私は思って居る。その証拠は、上に述べた東條さんの言葉である。−−「東條家は、それでもいいんです。でも、それじゃ、中国の言ひなりじゃありませんか。中国の言ひなりに成っていいのか、と私は言ひたいんです」。−−私は、これこそが、東條さんに沈黙を破らせた動機だったのだろうと、思って居る。「祖父の名誉」が、東條さんの動機ではなかったのである。


                            
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 東條さんは、南方諸島での日本兵の遺骨収集の仕事に参加して居た。南方の島々には、今も多くの日本兵の遺骨が、密林の中で、或いは、洞窟の中に、無言で眠り続けて居る。東條さんは、そうした南方の島々に残された日本兵の遺骨収集に情熱を抱き、南洋の島での遺骨収集に自ら加はって居た。或る時、東條さんは、不発手榴弾が残る狭い洞窟の空間に自らはって入り込み、そこに横たはって居た日本兵の遺骨を自ら回収した事が有ったと言ふ。東條さんの話では、後からその現場の写真を見た自衛隊関係者は、「良く、こんな危険な所に入って作業をしましたね」と言って、驚いたと言ふ。そして、その時、東條さんは、その日本兵の遺骨に向かって、「ごめんなさい。ごめんなさい。」と言ひながら、その作業を行なひ、遺骨を洞窟から回収したと、私は、東條さんから聞いて居る。その話を聞いた時、私が思った事は、東條さんは、何故、その日本兵の遺骨に向かって「ごめんなさい」と言ったのだろうと言ふ事である。東條さんは、その時、あの戦争を経験しながら生き残った日本人の一人として、「ごめんなさい」と言ったのだろうか?それとも、東條英機の孫として、「ごめんなさい」と言ったのだろうか?東條さんからその話を聞いた後、私は、その事を考えた。もし、東條さんが遺骨に向かって「ごめんなさい」と言った理由が後者だったとしたら、こんな辛い話は無い。私は、もちろん、東條さんにそんな事を聞く勇気は無かったが、その「ごめんなさい」と言ふ東條さんの言葉には、東條英機の孫として戦後を生きた東條さんの全てがこめられて居た様に思はれてならない。東條さんは、祖父の決断と政治には全く無関係である。しかし、戦後、日本人の怨嗟を受け、東條英機の孫である事を恐らく片時も忘れる事無く生きて来たであろう東條さんの万感が、その遺骨に対する「ごめんなさい」と言ふ言葉に込められて居たのではなかったか?東條さんが亡くなった今、私は、そんな気がしてならないのである。

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 東條さんを知るに連れて、私は、東條さんを色々な人に紹介したいと思ふ様に成った。当時、東條さんは、既に本を出して居たし、東條英機の孫として、保守系言論人とメディアの間では、既に一定の知名度を得て居た。だが、冒頭の逸話でもわかる様に、東條さんは、保守論談に辟易して居た。非常に保守的な価値観、政治信条の持ち主であるにも関はらず、である。東條さんは、保守論談と保守系メディアと付き合ふ中で、東條さんの肉声がそのまま伝えられず、保守論談の「偉い人たち」によって、発言を変えられる事を何度も経験したと、私に語った。それで、東條さんは、保守論談と言ふ物に辟易させられて居たのである。だからだろう、東條さんは、私が東條さんを未知の人に紹介する事をとても喜び、楽しみにして居た。
 東條さんは、自分と意見の違ふ人に出会ふ事を何より楽しみにして居た。冒頭で述べた様に、私が東條さんに初めてお目に掛かったのは、新宿のトークライブハウス「ロフトプラスワン」であった。この店は、毎夜、色々なゲストが「一日店長」として壇上に登場し、聴き手と共に、自分のして居る事や思想信条を語ると言ふユニークなライブハウスである。この店は、主に、左翼系の人々が集ふ店で、その為、ゲストとして登場する論客も左翼系の人が多かったが、私は、懇意だったこの店のスタッフと話して、保守の中の保守である東條さんに何度か登場してもらふ事とした。東條さんは、その事をとても喜んだ。それまで東條さんが出会ひ、対論する様な人々は、「保守」系の人々ばかりで、同店で、左翼的な観客や論客と意見を交換出来る事を、東條さんは、本当に喜んだのである。
 そうした場で私が、東條さんを紹介した人々の名を挙げると、同店(ロフトプラスワン)の席停である平野悠氏、店長の加藤梅造氏に始まって、月刊「創」編集長の篠田博之氏、パロディストのマッド・天野氏、フリー・ジャーナリストの岩本太郎氏、木村愛二氏、長岡義幸氏など、が含まれる。又、客として東條さんの話を聞きに来て居た人々の多くは、明らかに左翼系の人々が多かった。これらの人々の多くは、首相の靖国神社参拝や、東京裁判の見直しに反対して居た人々である。そんな左翼的な人々や靖国神社などには拒否的な人々と、正面からぶつかって対話が出来る事を、東條さんは、本当に楽しみにして居た。
 或る時、観客の中に、在日朝鮮人の男性が来て居た事が有った。マッド・天野さん等と共に、東京裁判を批判するパネル討論をした夜の事である。討論が全て終はった後で、その男性が、東條さんに近ずいて来て、東條さんと直接言葉を交はし始めた。その在日の男性は、非常に左翼的な人である。だが、その夜の東條さんの話をずっと聞いた後で、その男性は、東條さんに近ずき、感想などを語り始めたのだった。その男性が、在日朝鮮人である事を知った東條さんは、顔を輝かせた。そして、「私、ソウルで生まれたんですのよ。」と、嬉しそうに言った。まるで、古い友人にでも会ったかの様に、東條さんは、その在日の男性としばし談笑したが、その男性も、意見の違いを別として、東條さんに相当の親近感を抱いた様に、私の眼には見えた。この夜もそうだったが、東條さんは、靖国神社や東京裁判の問題で意見が正反対である様な人々から、意見の違いを超えて、驚くほどの好感を得て居たのである。
 東條さんは、或る時、在日韓国人二世である姜尚中(カン・サンジュン)氏と対談した事も有る。その際、姜氏は、自身の親族に憲兵が居た事を語り、東條さんの心情が分かる気がする、と言ふ意味の事を東條さんに言ったそうである。
姜尚中氏は、東條さんとは、明らかに対極と言って良い政治信条の持ち主であるが、その姜尚中氏が東條さんにその様な事を言ったのは、単なる社交辞令ではなかったのではないかと、自分は思って居る。東條さんは、姜尚中氏が、自分と対極の信条の持ち主である事は百も承知しておられたが、その様な対極の信条の持ち主であり、そして、在日二世である姜尚中氏と対話する機会を得た事を喜んで居たと、私は思ふ。

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 東條さんは、或る時、私にこう言った事が有る。「私(わたくし)、朝日や毎日の記者の取材を受けるのが、一番嬉しいんですよ」。上述したロフト・プラスワンでの振る舞ひと同様、東條さんは、「保守」系のメディアよりも、靖国問題や歴史問題で意見の違ふ「左翼」系メディアの取材を受ける事、そして、彼らに持論を語る事を東條さんは好んだのである。そして、ロフト・プラスワンの場合と同様、東條さんは、そうした「左翼」系のメディア関係者から、一定の好感を得て居た。いや、かなり好感を得て居たのではないか、と私は思ふ。
 こんな事が有った。首相の靖国神社参拝が歳時記の様にメディアの話題に成って居た或る夏、東條さんが、私に、「TBSの取材を受けたんですのよ」と、嬉しそうに言った事が有った。話を聞くと、TBS報道部のディレクターが、東條さんに懇願する様に取材を申し込んで来たのだと言ふ。そして、そのTBSのディレクターが、東條さんにこう言ったと言ふ。「東條さん、保守系の方達が、誰も、私たちの取材を受けてくれないんです。靖国神社の事でインタビューを申し込んでも、みんな断られてしまふんです」私は、東條さんのその話に興味を持った。「保守系の方達が、TBSの取材を受けないと言ふのは、何故なんですか?」と、私は聞いた。すると、東條さんは答えた。「TBSの報道の仕方に不満だからでしょう。みんな、TBSには出ないって言ってるみたいですよ」記憶なので、一字一句この通りの言葉ではなかったかも知れないが、東條さんは、そう言ふ意味の事を言った。記憶で東條さんの言った事を要約すると、TBSは、インタビューをしても、都合の悪い部分をカットするので、保守系言論人の取材ボイコットを受けて居る、と言ふ意味の事を東條さんは私に言った。そして、それにも関はらず、東條さんだけは、保守系論客として、TBSのインタビューに応じて居たので、TBSのディレクターは、東條さんに「またお願ひします」と言って、平頭感謝したと言ふ。「この次は、ニュース23に生放送で筑紫(哲也)さんの対談させなきゃ出ないわよって、言ひました」と言って、東條さんは明るく笑ったが、その後、東條さんがニュース23に生出演する事は無かったと記憶する。
 東條さんのこうした姿勢は、外国メディアに対しても同様であった。或る時、東條さんは、保守言論人の間では「反日的」と見なされて居た或るアメリカのジャーナリストの取材を受けた事が有った。東條さんによると、その際、東條さんの周辺の人々は、「やめた方がいい」と言って、そのアメリカのジャーナリストに会はない事を強く薦めたと言ふ。しかし、東條さんは、喜んでその取材を受けた。どの様なインタビューだったのか、私は今に至るまでその出来あがった記事は読んで居ないのだが、東條さんによると、その「反日的」な事で有名なアメリカ人記者がこんな記事を書くのか、と東條さんの周辺の人々を驚かせるほど、公平で、東條さんに対して好意的ですらあった記事に成ったのだと言ふ。その事を私に語る東條さんの表情が明るかった事が印象に残って居る。
 又、或る時、東條さんは、韓国のテレビ局の取材を受けた事が有った。東條さんによると、韓国のそのテレビ局のクルーは、上述したTBSの取材陣と同様、「日本の保守系言論人がインタビューを申し込んでも皆断るので、日本の保守派の声を取材したい」と言って、東條さんにインタビューへの出演を要請して来たそうである。東條さんは、「保守」言論人が揃って取材を拒否して居たその韓国のテレビ局の取材も快諾し、韓国人ジャーナリストの取材を受けた。その際、東條さんによると、その韓国人ジャーナリストと東條さんの間で、激しい議論が起きたそうである。韓国人らしいと言ふべきか、取材と言ふより、意見のぶつけあいに成ったらしく、かなり激しい議論が交はされた様である。東條さんは、遠慮無く、韓国人ジャーナリストを批判し、持論を展開したと聞く。ところが、その結果、出来あがった韓国のテレビ番組に中で、その韓国人ジャーナリストは、東條さんの見解は批判したものの、番組の終はりに、「取材に応じて下さった東條由布子さんに感謝する」と言ふコメントを加えて、放送したのだと、東條さんは私に聞かせてくれた。
 東條さんは、後ろを見せない論客であった。相手が日本人の左翼であれ、アメリカ人ジャーナリストであれ、韓国のテレビ局であれ、いつも質問には正面から対峙し、堂々と自論を述べる人だった。だが、同時に、どんなに自分の見解と異なる意見の持ち主でも、アメリカ人であろうと、韓国人であろうと、相手を尊敬し、意見の違いを憎悪や民族的差別に結びつける様な人ではなかった。私は、東條さんのそう言ふ所が大好きであった。
                   

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 こうした人柄の故であろう。東條さんは、「身内」である筈の「保守」論壇の人々に対して、同じ「保守」だからと言ふ理由で批判を控えると言ふ様な事は無かった。相手がどんなに偉い人であれ、おかしいと思った事は、遠慮無くおかしいと言ふのが、東條さんだった。逆に、「保守」論壇の中には、東條英機の孫である東條さんに、自分たちが期待する様な発言をして欲しいと願ひ、東條さん自身の意見ではない事を東條さんに言はせようとしたり、書かせようとする人が居たと、私は、東條さんから聞いて居る。
 「保守」論壇の長老格であったI氏などは、東條さんによれば、靖国神社を巡る問題で、「保守」の人々の司令塔的存在だった様であるが、東條さんは、このI氏などを繰り返し批判して居た。そして、靖国神社を巡る保守派の人々の発言は、そうした一部の人々によって統制されており、東條さん等には自由な発言の機会が与えられない、と言ふ意味の言葉を、私は、東條さんから何度も聞いた事が有る。
 東條さんは、言はゆる「A級戦犯」を靖国神社から分祀する事は、神道の在り方として出来無い事であるのに加えて、上述の様に、そんな事を受け入れたら、日本は中国の言ひなりではありませんか、と言ふ理由で強く反対して居た。東條さんのそうした発言、姿勢の根底に、東條さんの靖国神社への深い思ひ入れが有った事は言ふまでも無い。東條さんは、靖国神社を「靖国様」と呼び、当時非常に高齢に成って居た東條さんのお母さまを車椅子に乗せて、度々靖国神社にお連れして居た様に、靖国神社に対して、深い思ひを抱いて居た。だが、その東條さんが、同じ様に靖国神社を守ろうとして居る筈の「保守」言論人に、しばしば厳しい批判を加える事に、私は一度ならず驚かされた。
 特に、私が驚かされたのは、東條さんが批判を加える、そうした靖国神社側の人々である筈の「保守」言論人や関係者の中に、実は、中国や朝鮮半島勢力の影響を強く受けた人々が、少なからず居ると言ふ東條さんの言葉であった。東條さんは、靖国神社を守る側の人々の中に、そうした外国勢力が浸透して居る、と言ふ意味の事を私に度々語った。そして、そうした外国勢力は、「保守」の側の大物言論人を女性で籠絡するなどして居ると言った、にわかには信じられない様な話までをも、私に生々しく語って聞かせたのであった。又、「保守」系とみなされる或る女性が、韓国の情報機関の高官の愛人であるとか、事実ならば、日本の「保守」の奥深い所に外国の情報網が触手を伸ばして居ると考えざるを得ない様な話を聞かされた事も有った。
 東條さんが私に語ったそうした「保守」の深部への外国勢力の浸透がどこまで本当だったのか、私には分からない。だが、もし、東條さんが語った事が全て本当だったのなら、靖国神社を支えて居る筈の人々や、「保守言論人」とみなされて居る人々に対して、中国や朝鮮半島勢力が行なって来た浸透工作は、想像を絶した物に達して居る事に成る。東條さんが他界した今、私には、東條さんが私に語って聞かせたそうした話の出所を確かめる術は無いが、気に成って仕方の無い事である。
 更に、もっと気に成る事が有った。この様に、東條さんは、靖国神社を支える筈の「保守」の側の人々に、更には「保守論壇」の人々に対する中国や朝鮮半島勢力の浸透ぶりを心配して居たのであるが、その東條さん自身にも、外国勢力が接近して居たのである。そうした勢力にの一つは、東條さんに対して非常に友好的な姿勢で接近して来たので、東條さんもどう対応するべきか、悩んで居た。東條さんは、非常に慎重に対応して居た様だが、東條さんを利用しようとする勢力が国内外に在った事は、留意すべき事だと思ふ。

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 最近、若い世代を中心に、非常にナショナリスティックな発言を繰り返す人々が多い様である。その中にも色々な個人が居るので、ひとまとめに語る事は出来無いが、私個人は、そうした人々に対して違和感を感じることが少なくない。私は、あの大戦は、日本が望んで起こした物ではなく、アメリカや中国によって戦ふ事を強いられた結果、始まった戦争だと思って居る。だから、東條英機氏には、同情すべき点が多々有ったし、戦後、東條英機氏を含めた「戦犯」たちを裁いた東京裁判は、国際法に違反する不法な法廷であったと思って居る。更に、中国や韓国が、歴史問題や領土に関する事柄で取ってきた不当な姿勢には断固反撃すべきだとも思って居る。だから、そうした事柄について、若い日本人が反発する気持ちは大いに分かるし、共感、同意する部分も少なからず有るのである。
 しかし、私は、一部の若者たちがインターネットやデモで表明する余りにも排外的なスローガンには共鳴しないし、嫌悪感すら感じる事が少なくない。「いい韓国人も悪い韓国人も殺せ」などと書いたスローガンを掲げて都内を行進するデモが有ったと聞くが、この様な人々は、日本の恥だと、私は思って居る。ただし、それでも言論は自由でなければならない。言論に対抗する物は言論であって、法律による言論規制など有ってはならない。だからこそ、こうした排外的な言辞を繰り返す人々に対しては、愛国派の日本人こそが、批判を加えなければいけないと、私は思って居る。
 そんな昨今の世相を見ながら、私は、東條さんが生きて居たら、何と言ふだろうか?と思はずには居られない。東條英機の孫として、戦後、不当な差別を受けながら生きて来た東條さんは、「戦後」と呼ばれる時代の犠牲者であった。だが、その東條さんは、愚痴一つこぼさず、自らと自らの家族に加えられた差別すらをも当然のこととして受け入れながら、祖国を愛し、祖国の為に、誰にもおもねらず、損に成る事を知りながら、発言を続けた。その様な、「戦後」と呼ばれる時代の最も不当な立場に置かれて来た東條さんは、しかし、排外主義からは最も遠い、開かれた心の持ち主であった。東條さんは、いかに外国勢力に反論する時であっても、今、一部の人々が口にする様な差別的言辞は決して述べる事の無い公平な人であった。

 その東條さんが、今、日本に居ない事を、私は、本当に残念に思ふ。

平成25年(西暦2013年)8月15日(木)

68回目の終戦記念日に


西岡昌紀(にしおかまさのり)


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http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/541.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 集団的自衛権容認への「暴走」  明日の自由を守る若手弁護士の会
 安倍首相は12日、

「将来の憲法改正に向けて頑張っていく、
これが私の歴史的な使命であると思っている」

と決意表明したそうです(NHKオンライン8月12日22:53)。

 故郷の後援会で述べたのだそうで、並々ならぬ
改憲への執念が伝わってきます。

 ひえ〜〜〜、、、


 改憲という「悲願」達成に向けた行動力は呆気に
とられるほどで、集団的自衛権容認派の外交官を
内閣法制局長官にすげ替えるという異例な「無理を
通して道理を引っ込めさせる」人事を行いました。

 
 13日には集団的自衛権の解釈見直し(容認する)を
示唆する答弁書も閣議決定されました。

 以前も書きましたが、内閣法制局の憲法解釈の答弁は、
法令調査・立案・審査の職人集団による長年の研究の
成果です。

 戦後、55年体制以降の長期にわたる自民党政権下
(つまり改憲勢力の天下)において、どう理屈をこねくり
回しても、「集団的自衛権が認められると言えるわけが
ない」、という結論を変えることはできませんでした。

 今年5月の内閣法制局長官答弁も、「集団的自衛権は
わが国に対する武力攻撃に対処するものではなく、
(中略)その行使は憲法9条の観点で許されない」という
ものでした。

 集団的自衛権を容認するには、理論的には憲法9条を
改正するしかないのです。


 そんなさなか。
 安倍首相は私的に諮問機関「安全保障の法的基盤の
再構築に関する懇談会」を設置して、集団的自衛権の容認
(そして改憲)に向けた準備を整えています。

  その懇談会の北岡座長代理が、歴代内閣の集団的
自衛権に関する憲法解釈は「間違っている」と指摘しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130814-00000013-jnn-pol


 「私どもの多くは、今の内閣法制局の集団的自衛権に
ついての考え方は間違っていると思っているのです。
最初から」(北岡氏)


 安倍首相も、この「アドバイス」に沿って、日本政府の中枢の
長年にわたる研究の蓄積をバッサリと「間違っている」と斬り
捨ててしまうのでしょうか…。


 北岡氏は、集団的自衛権を容認したくば改憲すべきなのでは
という主張に対しては、

 「憲法を変えるのに大変な手間がかかるんです。安全保障は
安全保障で現実に待ってくれない状況があるわけです。その間、
非常に危険な事態が起こったら一体どうするのか」と反論します。


 9条の解釈をありえない感じに持っていって実質的に死文化
させて、その上で改憲する、という路線は、どうやら決まりつつ
あるようです。


 同懇談会は、年内にまとめる報告書に、集団的自衛権を共に
行使する対象国を米国以外に拡大する提言を盛り込むそうです。
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013081301001773.html


 「密接な関係にある国が攻撃を受け、日本に重大な被害が
及ぶとき」に集団的自衛権が行使できるとの趣旨の提言を
検討しているとのことで…

 この解釈が現実のものとなったら、9条の骨抜きどころか、
立派な軍事国家のできあがり、といったところです。
 このグローバル社会、どこかで戦争が起きれば、いくらでも
「我が国に重大な被害が及ぶ」と言えてしまえる気がします。


 軍事国家へと駆け上がるのか、転がり落ちるのか、どちらにせよ
暴走という表現したくなる動きを安倍政権が見せる一方、
 古賀誠元自民党幹事長は、雑誌『世界』9月号にて憲法に
ついて語っています。


 「愚かな戦争、これほど惨めなものはない、平和ほど尊い
ものはないと、つくづく思います。日本は二度と戦争をしては
いけない。このことは私の命のある限り訴え続け、次の世代
の人たちにつないでいく責任があると思っています。」
(古賀氏)


 自民党という政党の変貌と、日本社会の変容を顧みずには
いられません。


http://www.asuno-jiyuu.com/2013/08/blog-post_15.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍内閣 「追い出し部屋」にも助成金支給へ/「労働移動」で大企業のリストラ支援



「しんぶん赤旗」 2013年8月15日(木)
安倍内閣 「追い出し部屋」にも助成金支給へ
「労働移動」で大企業のリストラ支援


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-08-15/2013081501_01_1.html


 安倍晋三首相が「雇用維持型から労働移動支援型へ政策転換」(日本再興戦略)と打ち出したのを受けて、厚労省は大企業のリストラ支援策を2014年度予算に盛り込む方針を決めました。大企業の「追い出し部屋」にも助成金が支給できるため、労働者からは「無法なリストラを国が支援するなんてあべこべだ」と批判する声が上がっています。

 厚労省は、休業などで雇用を維持する企業に支給する「雇用調整助成金」を縮小し、「労働移動支援助成金」を大幅に増やします。これは中小企業をリストラされた労働者の再就職が実現した場合、人材ビジネス会社への委託費用の半分を助成する制度ですが、新たに大企業にも適用。再就職実現時だけでなく人材会社への「委託時」にも支給、人材ビジネス会社や受け入れ企業の「訓練」にも助成―など、至れり尽くせりの支援を行います。

 「追い出し部屋」はパナソニック、ソニーなど大企業が導入。仕事を取り上げ、ネットで自ら「求人」を探させるなど違法な退職強要の場となっています。人材会社が関与しており、助成金の支給が可能となります。

 雇用調整助成金の支給は現在のべ462万人、1134億円で、労働移動支援助成金は774人(非正規雇用含む)、2・4億円(2012年度)となっています。安倍首相はこれを逆転させると明言しています。


「限定正社員」すすめる方針

 併せて安倍内閣は、解雇しやすい「限定正社員」の導入、派遣法改悪などをすすめていく方針です。「労働移動」で再就職しても不安定で低賃金。残業代ゼロ法などで正社員でも労働強化に駆り立てられることになりかねません。


産業の衰退招く愚策
電機・情報ユニオン 森英一書記長

 電機産業では18万人を超す大リストラのなかで労働者を「追い出し部屋」に入れ、新人レベルの業務や単純業務しかさせず、人材ビジネス会社で再就職先を探させるなど退職強要を行っています。無法なやり方を「労働移動」の名で後押しするなど許されません。

 リストラで技術力や人材が失われ産業を弱体化させており、労働者が安心して働けることが産業と経済再生にも不可欠です。安倍内閣の「労働移動」策は労働者の願いに背き、リストラに拍車をかけ、産業のいっそうの衰退を招く愚策です。



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http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/543.html
記事 [政治・選挙・NHK152] 安倍靖国参拝せず玉串代理人奉納 卑劣姑息な性格暴露 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9583.html
2013/8/15 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


次の戦争を始めたいのかヒトラーと同じなのか

安倍首相は終戦記念日のきょう(15日)、靖国神社への参拝を見送る一方で、私費で玉串料を代理人を通じて奉納した。

さすがに中韓の反発を考えて、参拝は断念したのだろうが、かといって何もしなければ、支持基盤である右翼、保守派が黙っていない。

で、玉串料奉納という卑劣で姑息な手段に出たのだろうが、これじゃあ、中韓への配慮にもなりゃしない。むしろ、形式だけを取り繕ったせこさ、しつこさ、不誠実さが浮かび上がったのではないか。なにしろ、安倍は閣僚の参拝は制限せず、稲田行革担当相や古屋国家公安委員長は参拝する。春の例大祭では麻生副総理が参拝して、中韓から一斉批判されたのに、お構いなし。このときも自分は「真榊」を奉納し、右翼・保守層にもいい顔をした。

安倍の人間性が透けて見えるではないか。

「もちろん、安倍首相の本音は靖国に行きたいのです。第1次政権のときに靖国に行けなかったのは痛恨の極みと言ったくらいですからね。しかし、今行けば、中韓を刺激するから行かない。その代わり、稲田行革相を代理にしたわけです。こういう姿勢では日本は歴史に向き合っていないといわれても仕方ありません」(立正大教授・金子勝氏=憲法)

「世界」9月号ではドイツ現代史の佐藤健生・拓大教授が戦後のドイツと日本を比較して、こう書いている。

〈ドイツにおける過去の克服とは結局のところ、現在のドイツがナチスの「第三帝国」とは異なる国であることの証を繰り返したてることであった。日本の場合においても、「大日本帝国」とは異なる日本国の証をたてることにあるが失敗した。歴史認識に関して繰り返される政治家の失言放言に加えて平和憲法に手を加えようとする動きを見れば、この国がどのような未来を選択しようとしているのか、外から疑問視されるのは当然である〉

〈日本とドイツの過去の向き合い方の中で、もっとも違いを感じるのがセンシビリティの問題である。自国の過去に対する「道徳的な敏感さ」という言葉で表現される。具体的にいえば、かつての加害の対象であった国でどう振る舞うべきなのか。自分の行動を相手はどう受け止めるのかを想像した上で行動することである。相手の嫌がるのを知りつつそれをあえて行う政治家の存在を考えれば、日独の差は明らかであろう〉

安倍はヒトラーになりたいのか。ドイツから見れば、そう思われても仕方がない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 花は枯れずに蘇る:A氏と私たち、それぞれの闘いは続きます (八木啓代のひとりごと) 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4537260521/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4537260521&linkCode=as2&tag=asyuracom-22


花は枯れずに蘇る:A氏と私たち、それぞれの闘いは続きます
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-697.html
2013-08-15 八木啓代のひとりごと


 特捜に目をつけ、狙われたがために、まったく理不尽としかいえない理由で、人生を賭けた会社を破壊されたうえ、有罪実刑判決を受け、服役することとなったA氏。
http://support-asakura.matrix.jp/

 そのA氏が、服役前に、私に一鉢のクレマチス(テッセン)の鉢植えを贈って下さいました。
「茎が鉄線のように強いことから、テッセンと呼ばれるこの花を見習い、私も強く生きていきたい」
 これからの苦難の日々を前に、そう書かれていたメッセージが心に痛かったものです。

 そのクレマチスは、数週間の間、華麗な花を咲かせ、私の部屋を彩ってくれ、私も(私なりに)Aさんのご健勝を祈りつつ、一生懸命、水をやったり、液体肥料をやったりして世話をしておりました。

 ああ......それなのに、それなのに。
 花が終わってしばらくしたクレマチスは、ばらばらとぜんぶ葉を落として、どう見ても「枯れた」状態になってしまったのでした。
 ......これじゃあ、まるで、Aさんのご体調に悪いことでも起こりそうじゃないですか。

 で、いつになく慌てたあたくしは、ネットで色々調べ、(どう見ても枯れてる枝を)剪定したり、日陰に入れたり、めげずに水をあげたりしていたら.........数日前から、どう見ても枯れてた枝からぐいぐい若葉が出てきて、蔓を伸ばしてきてるじゃありませんか!

 いやあ、うれしいわあ。
 あとはこの酷暑の中、復活したクレマチスが、このまま元気を取り戻してくれるのを、大事に大事に世話しつつ、Aさんのご健康をお祈りするばかりです。あ、本も送らなきゃ。

 ところで、月曜の告発につきましては、東京新聞、共同通信、産経、47ニュース、日本テレビ、Indipendent Web Journal (IWJ)各社で、報道して頂きました。

 また、フリージャーナリストの江川紹子さんが、非常に的確な記事を書いておられますので、ぜひ、ご一読下さい。

 Yahoo! ニュース「闇の文書・捜査報告書のあり方を問う」
 http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130812-00027213/

 二日経った今日も、朝から、各メディアの皆様から、告発状の受理はまだかという、お電話を頂いております。
 「私たちも注視しています」とのことです。

 ただ、私たちの告発でも、その日のうちに受理の連絡があったのは、あの例の笠間検事総長を告発した件ぐらいで、あとは大体、受理までに数日かかっています。

 今回の告発も、最高検宛になっていますが、おそらく前回の田代告発と同じく、地検刑事部回しにして、その上で、受理か不受理の連絡をしてくると思いますし、お盆の時期でもあるので、連絡は、来週になるかもしれませんね。

 もちろん、今回の告発はかなり痛いところを突いているので、検審申立を恐れて、必死に不受理の口実を考えておられる可能性もありますが。(笑)

 それはそれとしまして、「20人の識者がみた『小沢事件』の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う!」という書籍が発売になりました。

 鳥越俊太郎・木村朗編:三井環、仙波敏郎、鈴木宗男、佐藤栄佐久、石川知裕、植草一秀、郷原信郎、川内博史、有田芳生、小川敏夫、八木啓代、青木理、高野孟、二木啓孝、山口一臣、神保哲生、浅野健一、マーティン・ファクラー著という、そうそうたる顔ぶれの中で、紅一点といいますか、なぜか、不肖私めを混ぜて頂いておりますが、多くの濃ゆい識者の方々のそれぞれの「小沢事件」の分析、たいへん、興味深い一冊です。


陸山会事件の元特捜検事、再び告発される
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130812-1172332.html

陸山会事件で特捜元検事を追加告発
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130813/trl13081307440000-n1.htm

陸山会事件、元特捜検事を再告発 虚偽報告問題で市民団体
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013081201001880.html

陸山会事件の元特捜検事を新たに告発
http://www.news24.jp/articles/2013/08/12/07234204.html

2013/08/12 新たな「ニセ捜査報告書」発覚。「記憶の混同」で不起訴となった元検事を再び告発へ 〜「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95981



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 8.31 辺見庸講演会 8.14完売 !!
8.31講演
◎辺見庸講演会

辺見庸は2013年8月31日夕から、東京・四谷区民センターで死刑とファシズムに反対する講演(約2時間)を行います。

8月31日(土)
主催 死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90 
場所 四谷区民ホール・地下鉄丸ノ内線 新宿御苑前 2番出口より徒歩5分
開場 18時15分
開演 18時45分

急告 入場券は8月14日までに完売いたしました。申し込みをされたのに、切符を入手できなかった方々には心からお詫び申し上げます。すでにチケットを受けとったみなさまのうち、都合でどうしても参加できなくなった方は、参加希望者がまだ多数いらっしゃいますので、まことに恐縮ですが、お手もとのチケットを主催者側に送り返していただければたいへん助かります。ご高配よろしくお願い申し上げます。(フォーラム90)

fax 03-3585-2330
メール stop-shikei@jca.apc.org

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7月末に私が申し込んだときはチケット番号が00232だったので、2週間で200人あまりの申し込みがあったことになる。当日は元気な辺見庸氏に会いたいものだ。


辺見庸ブログ 2013/08/14より

・なりすまし、というのがいるらしい。わたしの文章を解体・分離し、毎日、それらの断片をわたしの写真とともにせっせせっせとばらまいているのだという。ご苦労なことだ。サイバースペースではIDも著作権も肖像権もあったものではないから、とくにおどろきはしない。なりすましが「わたし」とおもわれ、わたしのほうが逆になりすましとみなされたりする。わたしがなんの齟齬もなく「わたし」であろうとするほうが楽天的にすぎるのだ。いまは亡きJ.Bに言わせれば、「つまるところ、客体と主体はひとつだ」。この根源的な等価性を理解できるばあいにしか、いまの世界というものの本質(もしも本質があればの話だが)を見とおすことはできない。殺戮者と犠牲者の最終的等価性というやつだ。ところで、わたしから言わせれば、つきなみだけれどもじゅうぶんに執拗で暴力的なこの妨害に、情状酌量は適用されるだろうか。J.Bは、適用されない、と断じている。理由は面倒だから書かない。ただ、ふとおもふ。危険だな。なりすましにはどうやら誤解があるようだ。「わたし」がごくおとなしく、フツウに正気で、平和的で、非倒錯的で、いわゆる正義の味方だ・・・という平板な誤解。残念だ。
 わたしではない「わたし」がけふ、このブログを読んだからであろう、Twitterに告知をだしたという。友人が転送してくれたメールによると、告知は「権力に迎合して皆が口をつぐむこの時代に、辺見庸氏の言葉の重みがひとすじの光のように心に届けば…という思いでこの BOT を始めましたが辺見氏に不快な思いをさせてしまいました。氏に無断で著作の文章をネットに載せた事を深くお詫びするとともにBotを閉鎖いたします」と述べている。BOTとはなにか、どのような目的のものか、当方にはまったく不分明ながら、なりすましをやめるというなら、よいことだ。わたしではないのに「わたし」を演じたひとが熱心な読者であることは、引用をしてきた拙文の、その選び方からつとに知れていた。しかし、「権力に迎合して皆が口をつぐむこの時代に、辺見庸氏の言葉の重みがひとすじの光のように心に届けば…という思い」は、なりすましの言い訳になりはしない。わたしは、おのれの顔をかくし、なにかになりすまし、だれかの背に隠れて戦えと呼びかけたことはいちどもない。〈辺見庸の言葉があなたの心の深みに届きますように・・・〉などと、だれかに懇願や委託をしたこともありはしない。わたしの言葉がとどこうととどくまいと、わたしの責任でしかないのだ。はっきり言えば、状況とのどつきあいをわたしは望んでいる。つまり、BOTやロボットやそれらの延長線上の無人暗殺機や「無人自動死刑執行マシーン」の発想を、わたしは根本から否定している。ロボットはもともと、チェコの作家カレル・チャペックが戯曲『人造人間(R.U.R.)』のなかで、「労働」「賦役」を意味するチェコ語 robota(古代スラブ語では「隷属」)をもとにあみだした造語である。「辺見庸_Bot」という語感じたい、とうてい受けいれがたいものなのであり、Botというネット上の表現・通信方法があるのだとしたら、その根本からなんらかの病性を宿しているとおもう。病性とは、一にも二にも、薄明のなかに主体を消すことである。ないしは主体を徹頭徹尾あいまいにすることである。あたかも、この国の死刑制度や天皇制ファシズムのように、生身の責任主体を隠してしまうことだ。堪えがたいことは、そうすることで堪えうることとなってきたし、わたしらはげんに堪えるべきでないことに、みんなで主体を隠しながら、日々堪えている。けふもエベレストにのぼった。とちゅうテッポウユリを2輪見た。心がすこしもうごかなかった。尾根をゆきながらおもった。だれしも、わたしだって、むかしは理想郷を夢みたものだ。ユートピアを。そのうち、ユートピアの原義が〈どこにもない場所〉であることを知る。尾根をおりながらおもう。いまは、その果ての、そのまた果ての、まがうかたない〈ディストピア〉であることにうすうす気づきつつ、みんなで気づかぬふりをしている。わたしではない「わたし」だった君よ、わたしにとっていまたったひとつたしかなこととは、毎日こうして高さ1メートルの土盛りのエベレストを、よちよちのぼったり、おりたりすることだけなのだよ。わたしはわたしをかくさない。見ればわかるはずだ。わたしではない「わたし」だった君よ、31日の講演にはきてくれるのだろうね。切符は、君のおかげもあって、けふ完売したそうだ。ありがとう!(2013/08/14)


http://yo-hemmi.net/
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 死ぬはずだった「もんじゅ」が、自民政権下でゾンビの如く生き返ってきた。究極の無駄使いだ。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201308/article_13.html
2013/08/15 20:59 かっちの言い分

民主党政権時では30年後の原発ゼロを打ちだし、3.11の原発事故もあり、核燃料サイクルの目玉であった高速増殖炉「もんじゅ」は、もう廃止するとの方向性が出されていた。しかし、毎日新聞の社説によると、すっかり今まで通り継続の話に逆戻りしたらしい。

高速増殖炉と言っても、一般の国民にはわからない。「もんじゅ」という言葉さえも聞いたことがないだ方もいるだろう。これは、MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使用し、消費した量以上の燃料を生み出すことのできるのが増殖炉である。この増殖炉では、高速中性子をもちいて核反応を起こさせる。普通の原発は水を使った沸騰型の原子炉であるが、この増殖炉は冷却に水を使えず、液体ナトリュウムを用いる。これは塩(NaCl)の金属Naで、少しでも水に触れると大爆発を起こす危険な物質である。以前、この液体ナトリュウムが配管から漏れて大火災を起こし、それ以来研究が中断され、どうなったかもわからない。

この「もんじゅ」には、かれこれ1兆円以上投入されているが、完成の目処も全く立っていない。ここには職員3900人が働いており、年間予算は1800億円という。もう各国はこの開発をあきらめ、撤退している。自民党政権になってから、「もんじゅ」廃止という方針は撤回されたようだ。社説に書かれているように職員を500人程度を減らしてお茶を濁し、また何事も無かったかのように継続するようだ。

民間企業なら実用化までの計画があり、それが実現出来なければ中止、開発ストップがなされるが、元々実現の可能性がほとんどゼロに近いものであり、実現期限なるもの自体が無い中、自民党政権が続く限り半永久的に存続し、2兆円、5兆円、10兆円と国民の税金が使われるだろう。片や、年収200万円に満たない非正規労働者がどんどん増えているのに。

こんな愚にもならない代物に、これからも兆円単位のお金を投資するなら、再生可能エネルギーの研究開発に投資した方が余程日本の将来のエネルギー技術確保に繋がる。自民党の政権により、また日本のエネルギー政策は後戻りする。


毎日新聞社説:原子力機構改革 これでは「居直り」だもんじゅ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130814k0000m070099000c.html

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)を運用する日本原子力研究開発機構の改革案を、文部科学省がまとめた。もんじゅで昨年秋に発覚した約1万個の点検漏れを受け、同省は「血を入れ替える抜本改革」を図ったというが、組織の一部スリム化を中心とした、小手先の改革にとどまっている。本来なら、今後のエネルギー政策の中で、核燃料サイクルをどう位置づけるのかを議論した上で、もんじゅ廃止も含めた改革を進めるのが筋だ。これでは、もんじゅの存続を前提とした「居直り」の改革案と言わざるを得ない。

 機構は年間予算約1800億円、職員約3900人の巨大組織だ。

 改革案では、核融合研究部門などは機構から切り離し、もんじゅを中心とした核燃料サイクルの研究開発▽東京電力福島第1原発事故への対応▽原子力安全研究▽人材育成−−の4分野に業務を重点化する。職員も500人程度減らす。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 真の敵は中国にあらず 国防弄ぶ「民意」を追う
下地島空港でタッチ・アンド・ゴーの訓練を行う全日空機=8月9日、沖縄県宮古島市

2013.8.15 18:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081518000039-n1.htm


 陸上自衛隊「沿岸監視部隊」の配備が争点となった沖縄県与那国町長選で、部隊を誘致した現職の外間守吉氏が3選を果たした。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺など東シナ海で示威行動を拡大する中国をにらみ部隊配備は不可欠だが、配備に反対する相手候補との票差はわずか47票。国防という国政の最重要課題の成否が自治体の選挙で左右されかねなかったが、こうした脆(もろ)さは与那国だけの事例ではない。この1カ月、沖縄で体感した「民意」のありようをリポートする。

 ■北部訓練場

 「自分の目で見て、本当の住民の声をよく聞いてきてください」

 7月9日、防衛省幹部に念押しされ、沖縄本島北部の東村に向かった。海兵隊のジャングル訓練で知られる米軍「北部訓練場」に近い高江という集落では、ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設をめぐり工事車両の通行を阻む激しい妨害行為が続いている。

 生まれも育ちも高江の50歳代の男性がインタビューに応じてくれた。

 「過激な妨害活動をしている住民は、ごく一握りにすぎません」

 高江には50世帯ほどが居住しているが、過激な妨害活動を行っているのは3世帯だけだという。ところが工事が始まると50人ほどが集まってくる。

 「本島中南部や県外から来ているんです」

 反対運動の現場に行ってみた。訓練場の外周にバリケードや車両が置かれ、工事車両の出入り口が封鎖されていた。

 監視するようにイスに座っていた男性に「どちらからですか」と聞いた。   「わし? 大阪やけど」

 この人には、ほかに帰るべき家がある。

 住民男性の言葉を思い出しながら現場を後にした。

 「抑止力のために犠牲になろうという考えはありませんが、米軍がこの訓練場を手放すはずがない。生まれ育ったこの土地で生きていくためには、安全対策や防音について国と現実的な話し合いをしていくしかないんです」

 ■与那国島

 8月5日、町長選の告示を翌日に控えた与那国町に入った。ここでは現職の外間氏の3選に向け、周到な策をめぐらせていた男性に会った。

 与那国島を回ると、陸自誘致に反対するノボリを目にする。男性は、反対運動をあおるために島外居住者がやってきてはノボリを立てているとみる。

 「島民のうち本音で自衛隊アレルギーが強いのは5%ぐらいじゃないかな」

 つまり島外居住者がエスカレートさせる反対運動に引きずられている島民が少なくないとの見立てだ。

 町長選で警戒したのも島外居住者の動向だった。投開票日の3カ月前までに住民票を移せば投票できるため、反対派が大挙して与那国町に住民票を移しかねないからだ。

 それを封じるため、陸自誘致派の「内紛劇」を演出した。

 外間氏が3月、陸自配備に伴う「迷惑料」として10億円を防衛省に要求したのがきっかけだった。この法外な要求が誘致派の住民に不信感を抱かせたのは事実で、誘致派内で外間氏とは別の候補を擁立する動きも取り沙汰された。男性はこれを逆手にとり、反対派の油断を誘った。

 「誘致派が分裂すれば票が割れ、住民票を移転させなくても勝てると反対派は楽観するはずだ」

 内紛劇を続け、外間氏の一本化を決めたのは告示まで約1カ月という7月4日。島外居住者は住民票を移す時期を逸していた。

 取材の合間に寄った飲食店で出会った女性は、ある体験談をしてくれた。

 昨年4月、与那国町と姉妹都市を締結している台湾・花蓮市の交流団73人が、水上バイク35台で洋上150キロを渡り与那国に到着した。

 女性は波しぶきをあげながら次々と浜に近づいてくる水上バイクを高台から見物しているうち、背筋が凍る思いがしたという。

 「中国軍が同じように押し寄せてきたら、あっという間に占領されちゃう」

 いま与那国島を守っているのは、2人の警察官と彼らの携行する拳銃2丁だけだという現実を知るからこそ、交流事業さえ恐怖体験に変わってしまうのだ。

 ■下地島空港

 8月9日、与那国町長選の取材を終え、宮古島(宮古島市)に移動した。宮古空港から一路、平良港に向かい伊良部島行きのフェリーに乗った。伊良部島に隣接する下地島の「下地島空港」を見るためだ。

 「素晴らしい滑走路だった。あそこを使えるようになれば…」

 10年近く前、下地島空港の視察から帰ってきたばかりの航空自衛隊幹部の言葉と表情を今もよく覚えている。軍事専門家がそこまで惚(ほ)れ込む施設を自分の目で確かめたかった。

 南西方面の防空拠点は空自那覇基地。ただ、昨年12月に中国機が尖閣周辺で領空侵犯をした際、那覇基地から緊急発進したF15戦闘機が到着したときには中国機は領空を出ていた。

 下地島空港は那覇基地よりも尖閣に近く、3千メートルの滑走路も備えている。

 下地島空港はANA(全日空)などのパイロット訓練に使われているが、かねて東シナ海での航空優勢を確保する上で自衛隊にとって欠かせない空港だと指摘されていた。


 しかし、自衛隊の使用に道は開けていない。地元では空港に自衛隊を誘致する動きもあったが、頓挫した経緯がある。

 空港わきに着き、タッチ・アンド・ゴーを間近に見物できるポイントでカメラを構えていると、40歳代の男性に声をかけられた。

 聞けば、伊良部島出身で帰省中だという。

 「JAL(日本航空)は訓練から撤退したし、そのうちANAだって撤退するかもしれない。自衛隊を誘致しなければ、空港機能は維持できないかも」

 男性は問わず語りで続けた。

 「でも自衛隊を誘致すれば、ダイビングポイントという貴重な観光資源を失うことになるかもね」

 まるで複雑な住民感情を両面から説明してくれたようだった。

 一連の取材で自衛隊や米軍に対する強いアレルギーを口にする住民もいた。さまざまな立場の声をまんべんなく拾えたわけではないし、沖縄の基地負担とそれに重きを置いた主張を軽視するつもりもない。

 与那国町の外間氏が要求した「迷惑料」に象徴されるように、基地問題には振興策も絡み合う。そこへ中国の攻勢に伴い抑止力という要素の比重が高まり、住民の判断材料は複雑さを増している。

 本当の「民意」はどこにあるのか−。それをつかむための取材もますます難しくなっているが、声高にスローガンを叫ぶ人たちに注意すべきことは身を持って確信した。(半沢尚久)


http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 中韓の靖国批判に透けて見えるご都合主義 「歴史カード」と「反日感情論」(ZAKZAK) 
靖国神社を参拝した自民党の小泉進次郎衆院議員=15日午前


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130815/frn1308151539008-n1.htm
2013.08.15 


 終戦から68年を迎えた15日、安倍晋三内閣の閣僚や自民党幹部が、東京・九段の靖国神社を参拝した。これに対し、中国と韓国はさっそく批判を始めている。お盆の恒例行事と化しつつあるが、両国は戦後一貫して反発してきたわけではない。背景には、国内事情や理解不足によって「歴史カード」を使う、ご都合主義が透けてみえる。

 中国は事前にけん制していた。李源潮国家副主席は今月3日、訪中した鳩山由紀夫元首相と会談した際、「日本側が過去のことを忘れず、後々の戒めとするよう希望する」と、首相や閣僚らの靖国参拝にクギをさした。

 日本で相手にされなくなった「史上最低の宰相」にメッセージを託す効果は疑問だが、11日付のニューヨーク・タイムズには、中国の実業家が安倍首相の参拝に反対する意見広告を掲載した。

 中国が靖国参拝を批判するのは、A級戦犯が合祀(ごうし)されているからだが、これはつじつまが合わない。

 A級戦犯が合祀された1978年以降、大平正芳、鈴木善幸両元首相が参拝しているが、中国は批判せず、中曽根康弘元首相が85年に参拝してから突如批判を始めた。

 中国問題に詳しい作家の宮崎正弘氏は「親日派の胡耀邦・中国共産党総書記(当時)を追い落とす権力闘争の方便として、靖国問題が使われたに過ぎない」と解説。結果的に中曽根氏が参拝を取りやめたことで、「外交カードとして使えることが分かり、味をしめた」と付け加える。

 韓国の場合、さらに不自然だ。

 靖国神社に祀(まつ)られているのは戦没者であり、日本と戦争をしていない韓国には関係がない。にもかかわらず、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代には「靖国問題はA級戦犯分祀で解決できない」と、中国よりも強硬な態度を取っている。

 本紙で「新悪韓論」を連載するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国が靖国参拝を批判し始めたのは、中曽根政権時代に中国が批判をしたから。中国の後追いだ」といい、こう解説する。

 「韓国は理詰めで『日本はケシカラン』というのではなく、単に『反日』という感情論レベルの批判だ。日本の軍国主義の象徴が靖国だということ。植民地支配と関係なくても気にしない」

 今年5月には、韓国語のインターネットサイトに、靖国神社の池で放尿したとする画像が掲載された。あまりに愚かで、あきれ果てるが、中韓の暴走は阻止できないか。

 宮崎氏は「中国では、日本国内で首相の靖国参拝に批判が出ないなら、報道しなくなる。根拠のない南京大虐殺も最近は持ち出さなくなった」と分析。室谷氏は「韓国は感情論だけなので、中国が批判をやめたら、やめるのでは」と語る。

 そういえば、靖国問題に火を付けたのは某大手新聞であり、今年も一部メディアとともに批判的な記事を書き連ねている。国益を毀損する「真の敵」は、どうやら日本国内にいるようだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 内閣支持、微増54.2%=ねじれ解消6割が評価−時事世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013081500576

 時事通信が8〜11日に実施した8月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比0.6ポイント増の54.2%となった。内閣支持率は7月まで3カ月連続で下落していたが、下げ止まった。不支持率は同3.4ポイント増の26.7%。7月の参院選で与党が過半数を確保し、衆参のねじれが解消されたことについては、58.5%が「よかった」と評価。「よくなかった」は24.9%だった。

 調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は63.6%。
 内閣を支持する理由(複数回答)は多い順に「他に適当な人がいない」17.8%、「リーダーシップがある」15.6%、「首相を信頼する」13.8%。支持しない理由(同)は「期待が持てない」14.7%、「政策が駄目」8.1%、「首相を信頼できない」7.9%が上位だった。 
 3カ月続けて減少していた自民党の支持率も前月比1.1ポイント増の26.5%と持ち直した。民主党は同0.1ポイント減の3.8%。以下、公明党3.2%、日本維新の会2.8%、共産党2.0%、みんなの党1.6%、社民党0.6%、生活の党0.1%と続いた。支持政党なしは57.7%。(2013/08/15-15:05)

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 社民・福島氏、居酒屋で一日店長 「平和憲法語るバー」
拡大「平和憲法を語るバー」の店長として市民と語り合う社民党の福島瑞穂前党首(中央右)と、飛び入り参加した山本太郎参院議員(中央左)=東京都杉並区、岡本智撮影


2013年8月15日20時59分
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY201308150305.html


 社民党前党首の福島瑞穂参院議員が15日夜、終戦の日に合わせ、東京都杉並区内の居酒屋で一日店長となり「平和憲法を語るバー」を開いた。多くの客が詰めかけ、安倍晋三首相について「アジア諸国へのおわびがないのはおかしい」と批判の声があがった。山本太郎参院議員(無所属)も駆けつけ、カウンターに仲良く並ぶ場面もあった。

 福島氏がこの居酒屋で店長になるのは昨年の「脱原発バー」に続き2回目。7月の参院選敗北の責任を取って党首を辞任し「身軽になった」(同氏)ことから、気軽に市民と語り合いたいとして再び企画した。

 客からは「護憲派がバラバラなのは問題だ」などと厳しい一言が。福島氏は「どんどん街に出て護憲の社民党を売り込む」と応じていた。

http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 〈靖国考(上)〉「歴史カード」に便乗する韓国 変化した米側の対日姿勢(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130815/plt1308151131004-n1.htm
2013.08.15


 在任中、6度にわたり靖国神社に参拝した小泉純一郎元首相に対し、米国はことさら批判したり、参拝自粛を求めたりしてくることはなかった。米国は中国や韓国が反発しても関知しないという方針をとった。

 ブッシュ前米政権で国家安全保障会議アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏が7月16日の都内での記者会見で明らかにしたところによると、中国が台頭する中で「信頼できる同盟国の首脳を公に批判するのは最悪」との、当時のブッシュ大統領の判断などがあったという。

 ◆民主党政権で損壊

 だが、3年余の民主党政権は日米関係を大きく損壊。日本の経済的地位の相対的低下とあいまって、米側の対日姿勢は変化してきている。

 「以前は同じ同盟国といっても、米国務省は韓国より日本をずっと重視していたが、現在では同程度の扱いになってしまった」

 日米外交筋はこう嘆く。オバマ政権下の日米関係は、小泉−ブッシュ時代のような蜜月とはほど遠い。

 米議会調査局は今月2日、安倍晋三首相が終戦の日の15日に靖国神社を参拝すれば「北東アジア地域の緊張が激化する可能性がある」と指摘した。これは米政府の公式見解でも何でもないが、米国内の「空気」は表している。首相が「タカ派」「ナショナリスト」というイメージは一定程度、米側に浸透しているからでもある。

 首相は15日に参拝しない方針だが、それでは秋に参拝した場合、米国はどう出るだろうか。外務省幹部はこうみる。

 「米政府の公式な声明で批判することはしないだろうが、内々にはかなり厳しい反応をすると思う」

 これでは、首相の目指す「日米同盟の強化」による中国への牽制(けんせい)や、拉致問題解決のための北朝鮮包囲網にもほころびが生じる。首相周辺は「参拝までに、米国を納得させなければならない」と強調する。

 ◆「筋違い」米に説明

 実際、日本政府高官は今春訪米し、米政府高官らに首相の歴史に関する考え方を説明して回った。靖国参拝に関しては「中国の言う軍国主義化など全くない」と述べた。韓国の反発については、こんなやりとりがあったという。

 日本政府高官「そもそも日本は韓国と戦争をしていない。戦没者をまつる靖国への参拝に関し彼らに文句を言われる筋合いはない」

 米政府高官「初めて聞いた。そうだったのか…」

 韓国は今でこそ「日本政府、政界や指導者の靖国参拝はあってはならない。韓国政府の立場は明確だ」(5日の趙泰永外務省報道官の記者会見)との見解を示している。だが、韓国政府が靖国問題を強く主張しだしたのは最近のことだ。

 「ハイレベルで靖国参拝に批判の声を上げだしたころ、韓国政府当局者に『直接関係ないだろう。なぜなんだ』と理由を聞くと『中国が反発しているのでわが国も何か言わなきゃ…』ということだった」と、外務省幹部は振り返る。

 韓国では日本の朝鮮半島統治時代の徴用をめぐって日韓請求権協定を無視した賠償命令が相次ぐなど「道理」より「感情」を優先した対応が目立っている。靖国問題も「反日」の格好の材料にされている。

 中国も李源潮国家副主席が3日に鳩山由紀夫元首相と会い、首相や閣僚の靖国参拝を牽制したが、昭和60年に中曽根康弘首相(当時)が公式参拝するまでは歴代首相の参拝に抗議などしてこなかった。

 ◆日本側の反応見て

 中韓が日本に優位に立つために使う「歴史カード」は、日本側のナイーブな反応を見て比較的近年に多用するようになったものだ。

 時の首相による靖国参拝こそが、日中、日韓間に突き刺さった「トゲ」であるかのような論調は、国会でもメディアでも後を絶たない。だが、それが明白な錯誤であることは至極簡単に論証できる。

 民主党政権の3代の首相はみな、自身の靖国参拝を明確に否定していたが、この期間に日中、日韓関係は戦後最悪になったからだ。

 7月半ばに訪中し、習近平国家主席に近い民間の中国要人らと会ってきたという飯島勲内閣官房参与はその目的の一つが靖国の「根回し」だったと明かす。

 「2日間にわたって中国側に首相の靖国参拝の意義や目的について、滔々(とうとう)と語ってきた」

 いずれ首相は靖国に参拝する可能性が高い。米中韓各国を相手に、歴史分野においても「日本を取り戻す」戦いは始まっている。(阿比留瑠比)

                   ◇

 ■祭神には幕末の志士も

 靖国神社は明治維新時の新政府軍と旧幕府軍による戊辰戦争で戦死した兵士らの霊を慰めるため、明治2(1869)年に「東京招魂社」として創建され、12(79)年に現在の名称になった。「国を靖(やす)(安)んずる」の意味で、明治天皇が命名した。先の大戦はもちろん日清、日露戦争の戦死者のほか、吉田松陰ら幕末の志士も合祀(ごうし)されている。祭神総数は246万6000柱余にのぼる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK152] 事件板リンク:社会派として知られる人気漫画家、強制わいせつなどの罪で起訴(死刑制度問題を描いたから!?)

事件板に登校しました。
■社会派として知られる人気漫画家、強制わいせつなどの罪で起訴(死刑制度問題を描いたから!?)
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/119.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 8 月 15 日 22:45:18: N0qgFY7SzZrIQ
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/553.html

   

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