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2013年7月29日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK151] 「勝谷誠彦さんの分析を紹介:中村てつじの「日本再構築」」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11602.html
2013/7/28 晴耕雨読


中村てつじの「日本再構築」
http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/

勝谷誠彦さんの分析を紹介 から転載します。

ジャーナリストではないと「コラムニスト」を自称される勝谷誠彦さんの有料メルマガ(注:正確には有料配信の私信)が面白いです。

生活の党の前身である「国民の生活が第一」結党記念パーティーで乾杯の音頭を取って頂いたのが勝谷さん。小沢氏が会長だった政策研究会「新政研」(新しい政策研究会)の講師にも来ていただいたことがあるので、私も毎月購読をさせていただいています。

この7月22日の配信では、参院選挙の総括が載っていました。私信のため長文を引用することはできないのですが、生活の党について述べているさわりのところだけ紹介いたします。

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 今回の選挙は根っこに「改憲」「安全保障」があって、その上に「TPP」「消費増税」「原発の有無」がのっかっていた。それらのいずれもちゃんと対立軸として成立しなかった。ひとつをとっても充分にたいへんな論戦をするべきものなのに。

 たとえば小沢一郎さんの生活の党は「TPP反対」「消費増税反対」「原発反対」である。私から見れば実に真っ当な主張というほかはない。

しかもこれ共産党と全く同じなんですね(笑)。共産党が伸びたのは、このベクトルの主張にある程度の支持があったからで、それは当然のことのように思われる。

しかし生活の党は沈んだ。「小沢潰し」が今のところは成功しているわけで、役人と大マスコミは喜んでいることだろう。小沢贔屓で悔やんでいるのではない。そういう現象を誰も指摘しないので私は書き置くのである。

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オーランチオキトリウムに対する積極的な投資をすべき等、勝谷さんの意見を党の政策にもっと取り入れるべきだと私は党内で主張して参りましたが、このような選挙総括についても、参考にさせてもらうのがいいと思います。

ちなみに、勝谷誠彦さんの有料配信は以下のサイトから申し込めます。

購読料は1ヶ月875円です。

http://katsuyamasahiko.jp


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/668.html

記事 [政治・選挙・NHK151] (2013参院選)勝ったのはだれだ 活動家・外山恒一さん 
外山恒一さん。「ツアー中、所持金が1円になってカンパを募ったら、アベシンゾウやジミントウの偽名で振り込まれました」=麻生健撮影


(2013参院選)勝ったのはだれだ 活動家・外山恒一さん
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307260606.html
2013年7月27日 朝日新聞


 覚えてますか。2007年の東京都知事選。石原慎太郎氏3選が確実視されるシラけた空気の中、政見放送で「外山恒一にやけっぱちの一票を! じゃなきゃ投票なんか行くな! どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ!」と訴え、世間を驚かせ笑わせたあの人を。あれから6年。盛り上がらない参院選のさなか、彼は日本を縦断していました。

 選挙戦最終日の20日。札幌・大通公園周辺を、外山さんが運転する白いバンがよろよろと行く。6月初旬に福岡県を出発、全国各地で自民党をほめ倒してきた。「自民党のみなさん、原発推進頑張ってください。こんな国、滅ぼしましょう原発で。こんな国、終わらせましょう原発で」。バックに流れるのはザ・タイマーズ。能天気な音頭のリズムに乗せて、ボーカルの忌野清志郎が「原発賛成」と連呼する。ビクッとする人、にらみつける人、笑う人、手を振る人。当たり前の日常が、ほんの一瞬、ざらついた。

     *

 ――参院選、自民党圧勝でした。

 「いや、勝ったのは、棄権を呼びかけ投票率ダウンを推進してきた我々です。棄権率は47・39%で戦後3番目の高さ。選挙なんか多数派のお祭りだ、選挙で何かが変わると思ったら大間違いだという私たちの主張が、やっと理解されつつあります」

 ――……いずれにしても何が選ばれたかわからない選挙でした。

 「よりマシってことでしょう。自民党が、民主党をはじめとする他党よりも。経済?憲法改正?原発?全然争点になっていない。問われたのは自民党政権にイエスかノーかだけど、ノーの人の選択肢は事実上ないという、すごい選挙です」

 「まさにこれが民主主義です。選挙では提示された選択肢の中からよりマシな方を選ぶしかない、政治とは悪さ加減の選択なのだと、リベラルな民主主義者はずっと言ってきたじゃないですか。民主主義が機能した結果が、今後3年間は続く自民党1強体制です」

 「選挙によって、人々は意思決定過程に参加させてもらったかのように勘違いしがちですが、体制側の方針なんか最初から決まっているんです。多数決で決めれば多数派が勝つに決まっている。僕は多数決に反対しているんです。自民圧勝を受け、『自民はおごらず、少数意見にも耳を傾けるべきだ』なんて言っている人がいますが、なんてお人よしなんでしょう。傾けるはずありません」

 ――しかし当初は「主要候補」扱いされていなかった山本太郎さんが当選したのは、自分の投票で政治を変えるのだと、一票の重みを信じて投票する人が大勢いたからでしょう。

 「いい話ですね。気休めにはなります。でも膨大な死票が出る小選挙区制で実感できるのは『一票の軽み』です。そんな制度に変えておきながら、投票に行かない人間は民度が低いと批判する。矛盾してます」

 「山本太郎さんが国会議員としてやれることには限界があるでしょう。衆参国会議員合わせて722人分の1ですから。選挙で何かが変わると期待するだけ無駄です」

   ■     ■

 ――ただ、確かに民主主義は様々な問題を抱えてはいるが、今のところ最善の制度だと言われ……。

 「民主主義者の人はそう言いますが、ファシストにとってはファシズムの方が、マルクス・レーニン主義の人にとっては共産党一党独裁の方が、民主主義よりもマシな最善の制度です。民主主義者の悪いところは、民主主義もまたイデオロギーであるという自覚がないことです」

 「不可解なのは、民主主義者ほどいま民主主義は機能不全に陥っているとか言いがちなことです。自分たちの意見が政治に反映されないという不満があるんでしょう。でも民主主義が理想なら、理想は既に実現されている。世論調査をすれば脱原発派が多くても、民主主義の結果、原発はなくならない。あなたの眼前で起きていることは全て民主主義が機能した結果です。だから民主主義そのものを疑うべきなのです」

 「民主主義を守れとか言っているリベラルな人たちが思い描くような世の中にならないのが、民主主義です。リベラルな人たちは、自らの問題を言葉にしたり、変革したりする回路すら持っていない社会的弱者に寄り添っているつもりでものを考えてきたと思いますが、インターネットが普及し、そういう人たちが言葉を持ち始めると、ネット右翼みたいなのがどんどん出てきて、それに影響されて世の中の風潮もどんどん右傾化していく。この皮肉な現実を、リベラルな人たちはもっとかみ締めた方がいいと思います」

 ――選挙は無意味だと言いながら、なぜ都知事選に出たのですか。

 「仲間を集めるきっかけづくりです。アメリカの『ウォールストリート占拠』や『アラブの春』のような騒ぎが起きれば、中曽根政権だろうが共産党政権だろうが対処せざるを得ない。民主主義では社会は変えられない。議会の外でそういう状況をつくることが社会を変えることになると考え、行動しています」

 「ただ、都知事選に味をしめ、熊本市議選と鹿児島市議選にも立候補したのですが、ミーハーばっかり集まってくるんですよ。こっちはまじめな賛同者を集めているのに『またなんか面白いことやってくれ』みたいな。ネットが広まったおかげで何も起きなくなっている気がします。消費者なんですよ。自分では何もやらず、誰かが何かをやってくれるのを待っている。そういう消費者根性が蔓延(まんえん)している。もう選挙に出るつもりはありません」

 「ネットで熟議が起きるなんて幻想です。違う意見の人とネット上で出会っても罵倒しあうだけです。対面だったら殴り合いになるのを避けようと、妥協したり相手を説得する理屈を考えたりしますが、ネット上だと殴られませんから」

 ――政見放送では「私には建設的な提案なんかひとつもない!」と言い切る。真摯(しんし)に不真面目ですね。

 「はい。当選するつもりはないわけですから。しかし、日本の政治はただの不真面目ですよ。党名がそれを象徴しています。イデオロギー、理念に立脚してこそ政党なのに、『日本新党』『新生党』と新しさだけを強調した政党名ブームがあり、その後は非イデオロギーに開き直った『みんなの党』。『たちあがれ日本』『国民の生活が第一』に至ってはただのかけ声で、前回衆院選前には『日本未来の党』『太陽の党』が出来て、『太陽系議員』『未来が分裂』みたいな表現がメディアをにぎわせました。SFかよ!って」

   ■     ■

 ――要するに、有権者は消費者ではない、もっと賢くなれということですか。意外と普通ですね。

 「いや、有権者は消費者ですよ。それでいいじゃないですか。今日は何食べようかとか損した得したとか言いながら一生を終える。政治なんかに興味を持たずに暮らせるのはいい社会です。賢い有権者になれなんて余計なお世話です。賢くなれと有権者を叱咤(しった)するよりは、選挙権を免許試験制にして、たとえば100点取ったら100票、20点なら20票と賢さによって差をつければいい」

 「新聞社は『あなたにぴったりの候補者はこの人』みたいな情報を提供して有権者という名の消費者を甘やかしている暇があるなら、もっと偏るべきです。旗色を鮮明に『今回の選挙ではこれを争点にすべきだ』と主張することで議論が生まれる。新聞社が不偏不党をやめれば、政治はもう少しは活性化するはずです」

 ――しかし、システムそのものをひっくり返すことを目的にした運動が悲惨な結果を招いてきたことを、歴史は教えます。将棋の駒を一つずつ進めることを考えた方が現実的ではないですか。

 「それは欺瞞(ぎまん)です。フランスやアメリカで将棋盤がひっくり返されたから議会制民主主義が生まれたわけだし、戦後の日本だって、アメリカに将棋盤をひっくり返されて生まれているのですから。このゲームのルールでは絶対に自分たちには勝ち目がないのに、それでもゲームを続けようとするのは不真面目です。そもそも日本では、ゲームのルールは書き換えられるんだということすら忘れられている。だから頑固な反原発派の私が、こうやって不真面目に訴え続けているのです」

 (聞き手・高橋純子)

     *

 とやまこういち 70年生まれ。福岡県在住。ストリートミュージシャン。高校中退後、反管理教育運動で注目を集める。著書に「青いムーブメント」など。


 ■一票は群れてこそ活きる 北海道大学准教授・吉田徹さん

 参院選では、ネット選挙解禁と相まって「ボートマッチ」と呼ばれる類のサービスがメディアで注目を集めた。ネットで候補者のデータや政策を閲覧できたり、自分の政治的意見を選択すると「最適」な投票先政党を提示してくれたりと、実に親切な仕掛けがしてある。

 しかし、市民が政党や候補者の主張を比較考量して「正しい」政策を選び、自分の一票を投票箱に投じさえすれば、そのまま「正しい」政治が生まれると考えるのであればナイーブに過ぎる。低投票率と個人化にあえぐ今の政治において、問われるべき点はここにある。

 政策や争点を軸にした政治というのは、是非はともかく、モデルに過ぎない。教科書的に言えば個々人が自らの選択肢に忠実であり、諸政党がこれに応じた異なる政策を掲げ、その差異を有権者が十分に理解し、さらに当選した暁にはその政策が実行されると確信していなければならないという、気の遠くなるような条件が全て満たされる必要があるからだ。この理想に現実を近づけようと政治家に「争点隠し」を止めよといくら訴えても、それが利得になる構図が続く限り、耳を貸すはずがない。

 残念なことに、有権者の一票で政治が変わるというのも幻想に過ぎない。大激戦だった東京選挙区での当選者と次点の票差は5万9674票。どんなに共感しようとも、当選しそうにない候補に投票しないのも、勝ち目がないことがわかっているからだ。有権者の一票は限りなく軽く、時々の政治状況から逃れることもできないのだ。

 間違った前提は間違った帰結を導く。専門家でも見解の異なる政策を軸に政党が競い合えば合うほど、現実と期待の溝は深まり、「正しい一票」は行き場を失う。だから棄権の誘引が増し、政治への幻滅は増していく。

 政治家グラムシは合理的な思考は「個人的な運動」しか生まず、「主観的なもの」への移行こそが「闘う場」を形成する、と説いた。政治とは共同体に係る営みのことだ。だから市民は自分が何を欲しているかわかっていなければならないだけでなく、仲間や同志を作る必要性に迫られる。私の一票は群れてこそ、初めて活(い)きる。政治はそれゆえに恐ろしく、また、希望と可能性にあふれているのだ。

 この政治のイロハを理解しない限り、「アベノミクス」や「原発再稼働」という「『正しい』とされる」政策に私たちは鼻面を引きずり回され続けることになりかねない。(寄稿)

     *

 よしだとおる 75年生まれ。専門はヨーロッパ比較政治、フランス政治史。著書に「ポピュリズムを考える」「二大政党制批判論」など。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/669.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 生活の森氏の次に向けた新たな決意表明 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201307/article_33.html
2013/07/29 00:25 かっちの言い分

7月26日に『日本を破壊する5つの罠』(日本文芸社)刊行記念 森 ゆうこ 講演会があった。出版記念のパーティ―には出席したが、このときは参議院選挙への出陣式であった。7月26日の講演会の内容は、以下の講演会の動画をアップして頂いたのでご覧頂きたい。

20130726 UPLAN 森ゆうこ講演会@Kinokuniya
http://www.youtube.com/watch?v=nQvOSe83FyA&feature=youtu.be

この動画の内容から心に残った部分を紹介したい。森氏はこの講演会は、選挙のジンクスから勝利宣言をするための講演会として予定していたと述べた。しかし、結果的に落選し皆さんから励まされる会になってしまったと述べた。

今回の選挙は、自分なりに必死にやったつもりであるが、同じ選挙区の民主党候補の運動はそれ以上に森氏を徹底的に攻撃したそうである。森氏が民主党を壊したということまで言われたそうである。それに対して自分の活動は、民主党に対して遠慮があり、死に物狂いの活動ではなかった。死ぬ思いなら何でも出来き、選挙は勝たないと何も意味がないと述べた。法に触れない程度に相手を貶しても勝たねばならない。これらの言葉に森氏の悔しさと次に向けた決意が込められていると感じた。

また、東京選挙区の山本氏が新潟まで応援に来てくれたことを述べた。山本氏は東京の午前中、自分の選挙活動が無い時間を利用して、わざわざ森氏の応援に新潟まで駆けつけてくれたものである。この山本氏の応援演説のツイキャストを偶々見ていたが、山本氏の応援演説を聞いていた森氏自身が目に涙していた。この涙の理由を森氏がこの講演会で述べた。森氏は山本氏の言葉はシンプルでわかりやすく、人を感動させる説得力があり、それを聞いて涙したそうである。山本氏の言葉と比較して自分の選挙の発信力について反省させられたと述べた。つまり、人の気持ちを動かすほどの必死さや話の争点が明確でなかったかもしれないと反省していた。

森氏は、今の生活の党の主張は一番真っ当であるが穏当な活動であり、このままでは勝てないと述べ、活動のやり方も変えなければならないと述べた。森氏は一般人に戻るが、新潟で原発、再稼働の危険性を新潟県民に日常活動として説いていくと述べた。きっと、地元に密着して活動を続ける。特に、原発の怖さを草野の根の活動を広げていく。今新潟知事は、東電の原発再開申請に待ったをかけているが、かなり圧力を受けているとのことである。我々としても森氏の活動を支援して行かなければならない。

森氏の活動を支援するためには、「YMF経済研究会http://www.mori-yuko.com/support_ymf/」に入会することにより、寄付をすることが出来ます。今、森氏を長年支えてきた関熊氏を私設秘書としてYMF経済研究会事務局長として支援するためにも入会頂きたい。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/670.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 岩手県の有権者は,まちがった選択をしたと,今頃感じている方が多いのではないのでしょうか (銅のはしご) 
http://4472752.at.webry.info/201307/article_44.html
2013/07/29 00:46 銅のはしご


 たぶん,岩手県の有権者の皆さんは,まちがった選択をしたかもと,今頃感じている方が多いのではないのでしょうか。

 今日28日(日)は参議院議員の任期満了の日。
 新党改革は,国会議員を辞める舛添要一前代表にかわって非改選の参議員荒井広幸氏を22日(月)に代表に選出し,また,24日(水)に会派名を「新党改革・無所属の会」と変更する届けを参院事務所に出したという。
 そして,同会には,国会議員新井氏1名に,新たに無所属の平野達男,浜田和幸両氏が加わるそうだ。

 平野達男氏は26日(金)に「当面無所属でやって行く」という記者会見をしたようだが,結局は自民党の補完勢力?なのかと疑いたくなる発言も多かった舛添代表の新党改革だったから,国会でどんな位置にいたいのか,やはり良く分からない。
 過激に“自民党入り”するわけにも行かないんだろうし,24万強の票は,重いはずなのですが,どうも,この身の処し方に,重さを感じているところはないように思うのは,わたくしだけでしょうか。

 なお,前参議院議員 森ゆうこ氏が26日の紀伊国屋ホールでの講演でも触れられていましたが,参院選の無効投票数について。
 選挙区の投票用紙に,候補者名「森ゆうこ」と書いて,そして,念のため比例区の投票用紙にも「森ゆうこ」と書いた人が,少なからずいたということ。
 森ゆうこ氏は,組織の援護射撃も無くほんとうに一人ひとりの有権者が,重い1票を投じてくれての165,308票であり,ほんとうの16万5308人の人たちの支持があることもまた,強調していました。

 しかし,今回の第23回参議院通常選挙の比例区では,無効投票数が2.85パーセントにもなるという。
 いつも思うのだが,ようするに,不慣れな有権者にすれば混乱する一番の原因は,比例区は党名でも候補者名でも良いという制度。

 たとえば,比例区で立候補した人がマスメディア的にはあまり有名でないときは,党名で投票しようという感覚で投票できれば,まあいいんじゃないかと思うのですが,これって,意外と分かりにく〜いって言う人もいるんだって,政治に近い方々はご存知なんでしょうか。

 少しでも有権者が混乱するような制度では,ベストな制度とは言えないですよね。制度が不備だってことでは“自民改憲”勢力のやり方にしろ,国民投票法も,非常に不備だと思うし,一党支配に近い国会って,なんか“発展途上国”に逆戻りした感,満載なんですけどねえ。

 それにしても,日本人はことマスコミやマスメディアの言うことに「従順」」しかも「忘れっぽい」ではコマルんで,岩手県の方がたも新潟県の方がたも,今回の選挙のこと,すぐに忘れないでおいていただきたいです。
 
 まったくの蛇足ですが,あの東京都石原前知事が“センカク”であつめた募金約14億8500万円についても,すっかり忘れられた感もあるし,ヘンなことがあっても,すぐ忘れちゃうんではコマルんですがねえ。


◇ 参考にした新聞など

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130723-OYT1T00124.htm?from=popin  (7月23日01時31分)
YOMIURI ONLINE   新党改革、新代表に荒井氏

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130724-OYT1T00986.htm
YOMIURI ONLINE (2013年7月24日19時34分 読売新聞)
「新党改革・無所属の会」に会派名を変更

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130727mog00m010005000c.html
選挙毎日  (2013年07月27日)
参院選:当選の平野達男氏、新会派で会見



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「入れたい名前が無い!!」悲惨な選挙 (JanJanBlog) 
http://www.janjanblog.com/archives/98886
2013年 7月 29日 00:32 成瀬裕史


■「低投票率」と“組織型”選挙

 全くもって「メディアの予想」どおりに終わった参院選…。

 投票率は前回(2010年)を5.3ポイント下回る52.61%で、1995年の44.52%、92年50.72%に次ぐ過去3番目に低かった。

 投票率が低い程、“組織型”政党が有利と言われるが、今回の参院選も、それを証明する形となった。

 公明党は候補を立てた4選挙区で完勝し11議席を獲得し、共産党も5議席増の8議席を獲得した。

 地方議会の地盤が厚い自民党も岩手・沖縄を除く選挙区で完勝するなど65議席を獲得。

 “惨敗”民主党にあっても、比例区当選7のうち6名は得票順に、自動車総連、電力総連、自治労、日教組、NTT労組、電機労組の“組織内”候補だった…。

■“圧勝”した自民党だが…

 今回、“圧勝”した自民党の比例代表得票率は34.7%。
 6年前の参院選で大勝した民主党の当時の得票率39.5%を下回り、民主党が苦戦した3年前の得票率31.6%と余り変わらない。

 同じく自民党の比例代表得票数は1,846万票で、善戦した3年前の1,407万票から439万票上積みしたが、大敗した6年前の1,654万票と比べると、「大きく伸ばした」とは云えない。
 6年前に大勝した民主党の比例得票数は2,325万票もあった…。

 その民主党の今回の比例得票数は民主713万票だが、苦戦した3年前の得票数は1,834万票で、圧勝した自民党の今回の得票数とほぼ同じであり、今回の自民の“圧勝”は“低投票率”の「成せる業」であろう…。

■「浮動票」はどこへ行ったか?

 それでは、民主党の比例得票数の前回から減った1,132万票はどこへ行ったのであろうか?

 他の党の今回の比例得票数は、公明党が756万票で前回より126万票減、みんなの党は475万票で同319万票減、共産党は515万票で同159万票増、日本維新の会は純増で635万票。
 得票を伸ばした自民、共産、維新の三党の増加分の合計は1,233万票なので、3年前の民主の票の減った分がそっくり流れた形だ。
 しかし大勝した6年前から今回民主が減らした票は1,612万票であり、約400万票がどこかに消えた格好だ…。

 参院選の比例代表の総得票数は、6年前は5,891万票、3年前は5,845万票、そして今回は5,323万票で、6年前・3年前と比べ500万票余りも下回っている。

 つまり、6年前に民主を勝たせた400万票から500万票の「浮動票」が、今回は“棄権”という形で「消えた」のである…。

■「比例名簿」は民主党“落選”衆議の「墓銘碑」?

 今回の参院選の比例代表名簿で驚いたのは、先の衆院選で落選した民主党(離党者も含む)議員の「余りの多さ」である。

 民主党では、鹿野道彦元農相、五十嵐文彦元財務副大臣、吉田公一元農水副大臣、奥村展三元文科副大臣、佐々木隆博元農水副大臣の5名。

 生活の党では、山岡賢次元国家公安委長、三宅雪子氏、東祥三元内閣府副大臣の3名。

 この他、みどりの風では山田正彦元農相、新党大地では松木謙公元農水政務官、内山晃元総務政務官、橋本勉氏、萩原仁氏の4名。

 以上、総勢13名が名を連ねていたが、敢えなく全員、落選した…。

 6年前の参院選、4年前の衆院選で「民主」を勝たせた「浮動票」。
 今回の参院選、未だ「民主」には入れはしないが、「みんな」や「維新」にも抵抗がある…。

 反原発・反消費税・反TPPを打ち出した「生活」「みどり」「大地」も、名を連ねているのが前「民主党」衆院議員ばかりでは、触手は動かないというもの…。

 結局、行き場を失った400万票から500万票の「浮動票」の“減少”(=“棄権”)が、自民党の「圧勝」を導いたのである…。

■「出たい人」ではなく「入れたい人」を!!

 こうした比例代表をはじめ「シラケ感」の強かった今回の参院選にあって、唯一の“光明”は、東京選挙区の無所属・山本太郎氏の当選と、緑の党・比例の三宅洋平氏の“善戦”であろう…。

 初の「ネット解禁」選挙の“効果”もあったであろうが、組織に頼らずとも、ワン・イシューの「反原発」を掲げ、見事“当選”を果たし、無名の党(諸派)からでも“善戦”を果たした…。

 大敗した東京選挙区で“選挙区調整”した筈なのに、無所属から「反原発」で出馬し、これを「TPPを初めて言い出した」元首相が応援するという“分裂選挙”で2議席とも失った、「原発を再稼動させた」前・政権与党の「解りづらさ」とは、好対照である…。

 そんな“党”など、さっさと分裂・消滅していただき、「入れたい人」を揃えた「新たな党」を、どなたか立ち上げていただきたいものだが…。

 そんな“人材”が出てきてくれないのが、我が国・日本の「最大の不幸」でなのである…。 
  


成瀬裕史記者のプロフィール

1960年生まれ。北日本の一地方在住。一次産業を主とする“地方”の復興のため、明治維新から続く中央集権・官僚主導の国家体制の“CHANGE”を志す。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 成果を得難い安倍氏の「遠交近攻」戦略:ベトナムに続きフィリピンも中国との関係改善に

成果を得難い安倍氏の「遠交近攻」戦略

 日本の安倍晋三首相は参議院選挙での連立与党の勝利後初の外遊として、25日から27日にかけてマレーシア、シンガポール、フィリピンを相次いで訪問した。安倍氏は出発前、空港で報道陣に「ASEANの活力を日本経済の再生に取り込む」ことが目的だと表明した。だが訪問中の言動を見ると、今回の3カ国歴訪も「経済外交」を推し進める一方で、「価値観外交」を行なうものだった。

 シンガポール南洋理工大学RSISの李明江氏は27日、人民日報のインタビューに今回の外遊の目的として(1)アジア太平洋地域における日本の影響力を一段と強化する(2)東南アジアの一部の国が中国と領土紛争を抱え、中国への懸念を多少深めている機に乗じて、こうした国々と安全保障分野で関係を強化し、政治的利益を得る(3)東南アジア諸国との経済関係を一段と強化し、「アベノミクス」を売り込む--を挙げた。

 米コロンビア大学の日本専門家、カーティス氏は先日「安倍氏は頭は実務的、現実主義的だが、心は情緒的だ。安倍氏は今後、頭と心の葛藤に直面する」と指摘した。

 安倍氏は昨年12月に首相に返り咲いて以来、ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマーなど東南アジア諸国、および米国やロシアなど大国を含む10数カ国を相次いで訪問した。安倍氏は「アベノミクス」を売り込んで新市場と安定したエネルギーを求める一方で、「民主カード」を切って周辺国を抱き込み中国を封じ込めようとし、さらに環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加などを通じて米日同盟の強化を図っている。一方、隣国の中国や韓国との関係は領土問題や歴史認識問題のために冷え込んでいる。

 安倍氏の「遠交近攻」戦略は国際社会の賛同を得ていないとの指摘がある。東南アジアの大多数の国は日本の技術と投資には歓迎を表明しているが、中国に共同で立ち向かうとの「誘い」には返答を避けている。同盟国の米国でさえ慰安婦や憲法改正問題を含む日本社会の「右傾化」に繰り返し懸念を表明している。

 李氏は「今回日本とフィリピンは曖昧な表現で中国を非難した。だが安倍氏が1回の外遊で釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題で日本の立場を支持することをASEAN諸国に期待するのは不可能だ。ASEAN諸国は域内の各大国との関係発展を望んでいる。中国を孤立させる政治的目的をひたすら抱いている日本を東南アジア諸国が歓迎することはない。これは中日両国間でどちらかの側に立たねばならない危険な状況にASEANを置き、東南アジア諸国の利益にならない」と指摘した。

 日本国内でも批判の声がある。田中均元外務審議官は26日午後、日本記者クラブで講演し、中韓を刺激する安倍政権の外交政策に懸念を表明。「国内のナショナリスティックな感情に従った外交をすると、得られるのは楽しい世界ではないかもしれない」と述べたうえ、「中国を建設的な形で引き入れることこそが戦略的な目的だ。中国を阻害することで目的は達成できるのか?」と疑問を呈した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年7月28日

http://j.people.com.cn/94474/8343612.html

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南シナ海問題、ASEANの本音 対中国、結束と実益優先[日経新聞]

 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の最大の懸案は南シナ海問題だ。6月末から7月にかけてブルネイで開いた一連の国際会議で両者は問題解決に向けた協議入りで合意。中国と領有権紛争を抱えるフィリピンなども一時の強硬姿勢はなりを潜めた。緊張緩和の裏には加盟国の分裂を回避しつつ経済を優先するASEANの本音がにじむ。

 ASEAN議長国ブルネイが主催した1日夜の夕食会は和やかな空気のうちに終了した。ケリー米国務長官ら各国外相が帰途に就くなか、中国の王毅外相とフィリピンのデルロサリオ外相だけが別室にとどまった。この時、デルロサリオ氏はマニラでの2国間外相会談を打診。王氏は応じる意向を示したという。

 同じく中国と領有権を争うベトナムも沈黙を守った。実は会議直前の6月下旬、ベトナムのサン国家主席が中国を訪問。習近平国家主席らと会談し、両国の貿易促進や、トンキン湾での石油・ガス共同開発区域の拡大などで合意した。南シナ海問題も「冷静さと自制心を持ち、問題を複雑にしたり拡大させたりしない」と取り決めた。

 紛争当事国のフィリピン、ベトナムが緊張緩和を模索し始めたのは、中国との経済協力という実益を優先したためだ。それは他の加盟国の思惑とも一致する。ASEANにとって中国は最大の貿易相手。中国を含めた16カ国による東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉も始まった今、政治的緊張が高まるのは望ましくない。

 対中政策は加盟国間の信頼関係も左右する。昨年7月のASEAN外相会議では対中姿勢を巡り加盟国間で意見が割れ、共同声明を採択できなかった。中国から経済支援を受けるカンボジアやラオスなどとフィリピンなどの溝は深く、反目の原因となったのだ。

 南シナ海問題の平和的解決を目指す「行動規範」策定に向けた協議入りでASEANが中国と合意した背景には2015年の経済共同体発足を控えて国際社会に域内結束を訴える狙いがあるとみられる。中国もASEANとの対話姿勢を強調することで米国の介入を排除できる。自国ペースで南シナ海問題の議論を進めたいとの思惑が透ける。

 ただ、対立の火種は今もくすぶる。フィリピンは米国や日本と海洋安全保障での協力強化を推進。中国を提訴した仲裁裁判も進む。ベトナムは南シナ海配備を予定するキロ型潜水艦を年内にロシアから搬入する予定だ。各国の駆け引きは域内経済の不安定さを招きかねない危うさもはらむ。
(ハノイ=伊藤学)

 連載に大幅加筆した「世界紛争地図」(日本経済新聞出版社)が発売されました。

[日経新聞7月23日朝刊P.8]


http://www.47news.jp/CN/201307/CN2013070801002069.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 日本維新の会の橋下徹代表の策謀「ジジクソ作戦」が失敗、老獪な石原慎太郎共同代表はニンマリほくそ笑む (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/e4c5319d40f222cb1c0802a6b8c94dbf
2013年07月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が密かに画策していた「ジジクソ作戦」が、あえなく失敗した。「ジジクソ作戦」とは、石原慎太郎共同代表、平沼赳夫会国会議員団代表(元経済産業相)、片山虎之助参議院議員団会長(元総務相)ら「元たちあがれ日本=元太陽の党」系列のベテラン国会議員と袂を分かって、日本維新の会を解党して、新党を立ち上げる作戦だった。日本維新の会が国から支給される「政党助成金」を少数のベテラン議員が牛耳り、議員バッチを持たない橋下徹共同代表や松井一郎幹事長(大阪府知事)はもとより、日本維新の会の衆院議員の多数を占めている若手が関与できない状況に、不満が渦巻いていた。

 このため、橋下徹共同代表は、「慰安婦」発言が、マスメディアをはじめ国内世論や国際世論から批判を浴びて、石原慎太郎共同代表らベテラン議員から不興を買ったのをキッカケに、「ジジクソ作戦」を進めて袂を分かつ計画だった。

 ところが、老獪な石原慎太郎共同代表に「底意」を見破られて失敗した。それでもなお、参院議員選挙中、候補者の応援に遅刻して駆けつけるなど、石原慎太郎共同代表を怒らせようとしたものの、険悪な関係には至らず、逆に仲の良さを演出されてしまった。

 参院議員選挙の結果、日本維新の会は、8人が当選したとはいえ、必ずしも勝利したとは言えず、むしろ、日本維新の会が伸び悩んだことから、橋下徹共同代表は7月27日午後から東京都内で開かれた執行役員会の席上、「敗北責任」を取り、自ら辞任する意向を示し、「来年秋に想定される大阪都構想の是非を問う住民投票に専念したい」などと説明し、「袂を分かつ作戦」を完成させようと謀った。

 だが、ここでも、老獪な石原慎太郎共同代表に「創業者に辞められたら、オレは死ぬことになる」「みんなで手伝うので汗をかいて欲しい」「党に欠かせない存在だ」などと慰留されて、最終的に石原慎太郎共同代表の提案で挙手による多数決となり、この結果を橋下下徹共同代表が受け入れた。最後は、石原慎太郎共同代表が音頭を取り、「関東一本締め」で幕となったという。橋下下徹共同代表は渋い顔、石原慎太郎共同代表は「ニンマリ」ほくそ笑む。

 朝日新聞デジタルが7月27日午後3時32分、「維新、橋下共同代表の続投決定 辞意表明に石原氏ら慰留」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「日本維新の会は27日午後、東京都内で執行役員会を開き、橋下徹共同代表(大阪市長)を続投させることを決めた。橋下氏は参院選敗北の責任を取って代表の辞意を表明したが、石原慎太郎共同代表ら党幹部が慰留。最終的に全員一致で現体制の維持を決めた。橋下氏は21日の記者会見で『勝ちではない』と述べ、進退は27日の党執行役員会で議論するとしていた。旧日本軍慰安婦をめぐる自らの発言などで議席が伸び悩み、責任を取る意向を示したとみられる。一方、同党の国会議員団は23日に役員会を開き、現体制を維持することを確認していた」

◆しかし、これで若手とベテラン議員との確執が解消したわけではない。第2幕が控えている。それは、「政界再編」である。「自民党1強」状態となり、野党が情けない有様になっているのを打破して、「政権交代可能な政治勢力」を結集するという大きな課題に応えていかなければならないからだ。

 今回の参院議員選挙では、少数政党が多党化して、かつ、バラバラでは、議席を十分に確保することはできないことを思い知らされた。全国31の選挙区が、県単位の1人区であるのでこれに勝たなければ、多数を確保できないというのは、だれの目にも明らかなのに、この常識が分からなかった。選挙が終わってから気づいても遅いのである。

 そればかりではない。参院議員選挙が終わってから1週間を経てもなお、野党各党は、相変わらずバラバラで、党内抗争を続けている。

 次の国政選挙は、2016年7月の「衆参ダブル選挙」というのが、専らの見方なので、政界再編のための時間は、タップリあると「のんびり」構えているのだ。

 夏休みをしっかり取り、選挙疲れをじっくり癒してから、「政界再編工作」に乗り出すつもりのようである。当然、日本維新の会も、この「政界再編工作」に飲み込まれていき、若手とベテランの「激闘」が、再燃することになる。それまでは、一時休戦ということか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 米国がん保険会社アフラックの日本郵政提携強化:3.11事件やTPPとの因果関係とは(新ベンチャー革命)
まともにアメリカに歯向かうと小沢さんや亀井さんみたいな目にあうので、政治家も、官僚も、マスコミもアメリカのいいなりです。

TPP正式交渉参加ですが、いちはやくアフラックと日本郵政提を決めてアメリカ様のご機嫌伺い。

日米構造協議⇒年次改革要望書⇒TPPと年々アメリカの日本に対する指令はエスカレートしています。


新ベンチャー革命から
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/32355768.html


新ベンチャー革命2013年7月26日 No.777

タイトル:米国がん保険会社アフラックの日本郵政提携強化:3.11事件やTPPとの因果関係とは

1.日本郵政、アメリカ様の圧力にて、独自のがん保険事業参入を見送る

 2013年8月25日のマスコミ報道(注1)によれば、日本郵政は独自のがん保険事業を止めて米生保アフラックとガン保険事業で提携すると発表されており、日本政府が参加表明したTPPとの関係が取沙汰されています。本件、日本をステルス支配している米国戦争屋が日本政府に強い圧力をかけた結果であるのは明らかです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

2.日本郵政は米国寡頭勢力の草刈り場となってきた

 2000年代、極めつけの隷米政権だった小泉自民政権時代のメインテーマは郵政民営化でしたが、ネットでは、これはアメリカ様の日本国民資産乗っ取り謀略と受け取られてきました。

 本ブログもそのように捉えてきました(注2)。

 この当時、日本の国民資産争奪をめぐって、米国寡頭勢力内の米戦争屋と欧米銀行屋の間で争奪戦が繰り広げられていました。2009年当時、日本郵政社長は三井住友銀行系の西川氏でしたが、三井住友は欧米銀行屋の代表・ゴールドマンサックスとの関係が深く、日本郵政利権争奪戦では欧米銀行屋が優位に立っていました。

 2013年7月現在、日本郵政社長は東芝出身の西室氏ですが、本人事は、2009年、西川社長の後任に、米戦争屋ボス・デビッドRFが推薦していたものです(注3)。つまり、米戦争屋は依然、日本郵政利権奪取を狙っていることを意味します。

 2009年当時、日本郵政利権の争奪戦には、米国寡頭勢力の他に、財務省も関与していました。また、2009年9月、欧米銀行屋系の小沢氏が政権交代を果たした時期でもあり、自民党時代の小沢氏と親しかった財務事務次官出身の斉藤氏(注4)が日本郵政社長になっています。さらに米戦争屋の要求も考慮して、米戦争屋ボスと親しい西岡氏(三菱重工出身)を会長に据えてバランスがとられていました(注3)。そして、米戦争屋ボスの推薦していた西室氏の日本郵政社長案が2009年時点では巧みに退けられたのです。

 この日本郵政社長人事争奪劇に関して、米戦争屋ボスは自分に逆らった小沢氏に対し怒り狂い、後に小沢氏は手痛いバッシングを受けることになります。

3.アフラックは米戦争屋系企業か

 さて、2013年6月、米戦争屋傀儡の安倍政権は日本郵政社長に西室氏を据えたので、米戦争屋は遂に日本郵政の利権を財務省から奪取することに成功したのです。そして、米戦争屋ジャパンハンドラー連中は、早速、日本郵政とアフラックとの提携強化を安倍政権に強要したと思われます。

 このアフラックは米国保険大手AIGとは別のようですが、アフラックとAIGが水面下でどのようにつながっているのか本ブログではまだ分析できていません。

AIGはCIA出身者の創業ですから、米戦争屋系企業ではないかと思われます。ところが、AIGは3.11事件勃発前の2010年10月、米戦争屋系石油メジャー・エクソンと並んで、突然、日本から撤退しています(注5)。

 戦後から日本に参入していた老舗米外資のAIGやエクソンはおいしい日本市場からなぜ唐突に撤退するのか、非常に不思議でした。そこで、本ブログでは、2011年初頭、北朝鮮から首都圏に向けてミサイル攻撃が行われるのかと危惧していましたら、2011年3月、悪夢の3.11事件が勃発、AIGとエクソンの急な日本撤退の理由がなんとなく納得できました(注6)。これらの老舗米企業は2011年、米人幹部が日本に住めなくなる事態が発生することを事前に知っていたと思われます。

4.アフラックは日本でがん保険市場が伸びると知っているのか

 2010年、日本から唐突に撤退したAIGのアリコは、今、メットライフに買収されていますが、米戦争屋ボスの牙城であるNYマンハッタンの企業です。またメットライフはシティコーポとも関係がありそうです。なお、シティは米戦争屋ボスとの関係が深い銀行でもあります。

 いずれにしても、日本で営業する米国保険企業は日本を私物化する米戦争屋ボスを介して、水面下でつながっているような気がします。

 3.11事件後の日本は、東日本を中心に、放射能汚染されており、今後、長期的にガン患者が増えるのは明らかです。

5.米外資の日本でのがん保険事業強化とTPPの関係

 今話題のTPPを米国で仕切っているUSTRの代表に、この5月、マイク・フローマン氏(注7)が選ばれています。それまでUSTRの代表は元ダラス市長だったロン・カーク氏であり、2009年にオバマ政権が誕生した後も、USTRはブッシュ戦争屋政権が仕切っていたようです。しかし、2013年、オバマ政権二期目で、ようやく、オバマ人事が適用されています。このフローマン氏はクリントン米民主政権時に活躍したロバート・ルービン元財務長官の子分のようです。このルービン氏は米戦争屋と欧米銀行屋の両方をまたぐ米金融業界の大物です。フローマン氏もかつてのルービン氏と同様の立場でしょう。

 フローマン氏は日本を私物化する米戦争屋と欧米銀行屋(オバマ支援勢力)の両方の対日利権を調整する役を負っていると思われます。

 かつて、ルービン氏が長銀乗っ取りで活躍したように、その子分・フローマン氏は、大物ルービン氏をバックにして、いよいよ、日本郵政乗っ取りを目論んでいる可能性が非常に高いわけです。

日本郵政の郵貯・かんぽ生命の国民資産(300兆円弱)を手始めに、われらの日本国民の資産(1500兆円)が狙われることは明らかです、安倍政権はそれに手を貸しているということです。

 さらに、彼らは3.11事件以降の日本国土の放射能汚染により今後、急増するであろう日本国民のがん患者からたっぷり日本国民資産を吸い上げようと目論んでいるのではないでしょうか。そのために邪魔となる日本の規制はすべてTPPを日本に強要して取り除いておきたいのでしょう。このように見ると、3.11事件による放射能汚染も日本郵政とアフラックの提携強化もTPPもすべてつながっているのではないでしょうか、ヤレヤレ・・・。

注1:朝日新聞“日本郵政、アフラック提携強化へ 独自がん保険は見送り”2013年7月25日
http://www.asahi.com/business/update/0725/TKY201307240633.html

注2:ベンチャー革命No.302“国民資産700兆円の対米債権:戦争屋より銀行屋に奪われたい!”2009年6月6日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr302.htm

注3:本ブログNo.15“日本郵政会長人事にみる米国覇権の暗闘”2009年8月29日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/489817.html

注4:斉藤次郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AC%A1%E9%83%8E

注5:本ブログNo.208“米国戦争屋系企業の日本からの撤退は何を意味するのか”2010年10月 3日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/19152197.html

注6:本ブログNo.415“3.11人工地震説アレルギーの人に再考を促す”2011年8月 7日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/25936871.html

注7:マイク・フローマン
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Froman

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK151] <尖閣攻防>中国の士気凋落、海洋監視船の志望者ゼロ…日本の自衛官『国のために死ねる』、中国軍人『自分が犠牲になる気ない』
元公安調査庁の菅沼さんも書いてるように、尖閣は日本にとっては政治問題、外交問題だが、中国では共産党への不満をそらす国内政策です。

中国政府は勇ましいが、共産党の腐敗を目の当たりにしている中国国民は共産党のために命を捨てる覚悟はないようです。

防衛省が26日に発表した防衛計画の大綱(防衛大綱)の中間報告は、離島の奪還を 想定した水陸両用部隊の拡充や弾道ミサイル攻撃への対応強化などを掲げているが、中国、北朝鮮の弾道弾ミサイル1発で日本がおしまいになる現実を考えると憲法9条ガー、戦争放棄ガーと外国の方を見て大騒ぎするのは「誰のためか?」と考えてしまう。

理念としての「平和主義」は素晴らしいが、今の戦争では、敵国のミサイルを無力化する原子力潜水艦と弾道ミサイルのセットが必須なんですけどね。

でもそんなことしたら、また国籍不明の似非左翼が裁判起こしそう。


東亜速報から
http://touanews.seesaa.net/article/300090965.html

【尖閣攻防】中国の士気凋落、海洋監視船の志望者ゼロ…日本の自衛官『国のために死ねる』、中国軍人『自分が犠牲になる気ない』

1 名前:ニライカナイφφ ★[] 投稿日:2012/11/02(金) 19:09:02.51 ID:???

◆中国、尖閣攻防の士気凋落 海洋監視船の志望者は「ゼロ」

中国は連日、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海や接続水域に海洋監視船や漁業監視船を
侵入させ、主権侵害を続けている。その背後に中国海軍が控えているのは明白で、
日本の海上自衛隊は万全の警戒態勢を敷いている。

イージス艦や潜水艦などの装備や練度では、圧倒的に海上自衛隊が優勢といわれるが、
実は士気・モラルの面でも人民解放軍の大劣勢が指摘されている。

「東シナ海の監視船員、中国で志望者ゼロ」「尖閣問題で忌避か」

中国で最近締め切られた国家公務員試験の申し込みで、東シナ海での巡視活動に当たる
国家海洋局東海分局の海洋監視船員を6人募集したところ「志望者ゼロ」だったと、
日経新聞が先月29日報じた。尖閣をめぐり日中対立が激しくなるなか、危険と判断する若者が多かったとみられる。

国家海洋局は、中国の最高行政機関・国務院につながる組織だが、人民解放軍の影響を強く受けている。海洋監視船は基本的に、軍艦を白く塗っただけとされる。

一方、日本の海を守る海上保安学校の入学試験は春と秋の2回実施され、
過去2年は春秋合わせて約1万人だったが、尖閣周辺海域での海上保安官の活躍に刺激されてか今年度は前年の1・5倍、過去最多の約1万6000人に急増した。

中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「志願者ゼロとは、実に分かりやすい。
中国人の民族性を表している」といい、こう続けた。

「中国軍の士気はもともと低い。昔から言葉だけは勇ましいが、日中戦争でも『突撃!』と命じた司令官が真っ先に逃げていた。兵隊も逃げると後ろから撃たれるから従軍していた者も多い。日本人の持つ『使命感』や『忠誠心』はほぼ見られない。現在の海洋監視船も、軍からノルマを与えられているうえ、日本の海上保安庁が攻撃してこないと知っているから領海侵犯を繰り返している。ただ、『日中が激突すれば危ない』とも分かっているため、若者は志願しなかったのだろう」

中国軍人の士気・モラルについて、陸軍士官学校を卒業後、戦闘機パイロットとして特別攻撃隊「神鷲124隊」隊長を務め、戦後は復員省史実部や法務調査部に勤務した古野直也氏は著書「中国幻想」(K&Kプレス)で、こんなエピソードを紹介している。

《1922年(注、24年との文献あり)に孫文は広東に黄埔軍学校(=中華民国陸軍の士官養成学校)を創立した。(中略)蒋(介石)校長は生徒への訓示で、『よく勉強して軍務に励めば大金が手に入って諸君の生活は向上するであろう』と述べている》

写真:中国の空母「遼寧」の飛行甲板で整列する海軍兵士。
    その士気や練度には問題がありそうだ
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/images/20121102/frn1211021826001-p1.jpg

ZAKZAK 2012年11月02日
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121102/frn1211021826001-n1.htm

※>>2以降へ続きます。

2 名前:ニライカナイφφ ★[] 投稿日:2012/11/02(金) 19:09:24.01 ID:???
※>>1の続きです。

士官といえば幹部軍人である。その候補生に心構えを説くのに、金銭を餌にするしかなかった、というのだ。79年、中国のベトナム侵攻で中越戦争が勃発した。
中国は人海戦術で圧倒しようとしたが、ベトナムは米国相手の戦争で戦闘慣れしており、
中国軍に甚大な損害を与えた。結局、中国軍は1カ月足らずで撤退した。

中国は「わが国が勝利した」と主張するが、各国の軍事専門家は
「ベトナムが中国を痛い目に遭わせて追い払った」「中国軍は戦闘経験も未熟で、
兵士の士気も低く、略奪行為も多かった」と分析している。

現在、中国軍は近代化された。ただ、軍の腐敗・規律の低さは深刻だ。
今年3月、軍所有地や兵舎管理などを担当する中将が解任された。
当時の報道では、中将は約20億元(約260億円)という上海の軍用地や住宅を無断で転売し、巨額の利益を得ていたという。

直後、胡錦濤国家主席は全国人民代表大会の軍代表団全体会議で「軍隊の反腐敗を強化し、軍隊の党組織と幹部の清潔さを維持しなければならない」と訴えた。
沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「日本は戦闘機や護衛艦などの装備面でも優れているうえ、士気の面でも中国とは比較にならない」といい、こう解説する。

「人民解放軍は中国共産党の軍隊。腐敗した党への不満が高まるなか、軍に応募してくる若者は少ない。一人っ子政策の影響で、軍人の親は『党に人質を取られた』と思っている。
中国の愛国教育は、日本とはまったく違う。外に敵(=日本)をつくり、国内の不満をそらす手段。自衛官の多くは今でも『国のために死ねる』という思いがあるが、中国軍人には『自分が犠牲になる』という気持ちはないだろう」

そして、日本の政府首脳にアドバイスする。
「中国人が事実と違う歴史問題などを持ち出して、大声で騒ぎ立てるのは常套手段。
それに沈黙してはダメだ。腹をくくって『やるならやるぞ』ぐらいの気合を見せるべき。
一般兵士と軍幹部、一般国民と共産党を分裂させるような、戦略的思考で対応すべきだ」

※以上です。


<参考リンク>

■離島奪還・ミサイル対応に力点 防衛大綱中間報告
中国・北朝鮮にらむ
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2602M_W3A720C1EA2000/


防衛省が26日に発表した防衛計画の大綱(防衛大綱)の中間報告は、離島の奪還を想定した水陸両用部隊の拡充や弾道ミサイル攻撃への対応強化などを掲げた。中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発が念頭にあるが、自衛隊の能力の大幅な向上や防衛予算の上積みには政府・与党に慎重な意見もある。年末の新大綱の決定までさらに議論が続く見通しだ。


■中国経済のバブル崩壊はいつ?貧富の格差が広がる中国の現状
 http://matome.naver.jp/odai/2137429327622601601


■中国の共産党幹部、不正蓄財年間30兆円<No.1182>
 http://blog.zaq.ne.jp/kobedream/article/1271/


■長沼ナイキ事件 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%B2%BC%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6


※尖閣問題、日本の防衛政策、日本の左翼の活動の観点から政治板に投稿しています。

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK151] ヨタ記事から見出すヒーロー山本太郎 福島辞任から浮上する政界再編と哲学 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/48ca276cb443f646b0a090e8d52494db
2013年07月29日 世相を斬る あいば達也

 参院選は概ね予想通りの結果になった。筆者は、自民党が比例区でもう少し伸びるのではなかと思っていたが、比例の候補者が足りなかった!までは行かなかった。棄権の多さと共産党の伸びは、政府批判傾向と云うよりも、政治家や政党への不信の表れだろう。そもそも全有権者の30%程度は、まったく選挙に興味を示さない層なので、日本の選挙は概ね70%以下の有権者の投票行動で決まる。理由は別にして、20%近くの有権者が選挙に興味なしと思ったのだろうから、半分の国民の選択で自民党が勝利しただけの選挙だった。

 国民の半分程度は、政治によって自分の生活に、何らかの影響があると感じる人々が多くを占めているのだろう。現に、何らかの組織団体に属する人々の多くが安定的な票を得て当選している。このような現象をみて、あらためて現在回っている統治機構のシステムの中で、大なり小なりの影響を受けて生きている人が多いのだと感じる。極論だが、有権者の半数は既得権益に属する人々と考えても構わないだろう。しかし、様々な選挙分析をみると、自公与党が得た総得票数は、全得票の中50%に至っていない事実もある。この現象を取り上げて、野党の受け皿がなかったからだ。野党がバラバラに闘ったからだ、と云う意見がマスメディアを含む、多くのメディアの結論だ。

 しかし、政治における“生活争点”と云うものは、方法論の違いはあるが、景気が好くなり、企業の利益が増える、GDPが増える、財政事情が総体的に好転する、雇用が増える、給料が増える。そして、社会保障が充実する等々となるわけで、自民党から共産党に至るまで、利益配分の比重をどこに置くか、と云う論争を繰り返すだけである。小沢一郎が率いる“生活の党”にしても、現時点では、この枠組みから大きく脱しているとは思えない。脱原発、反TPP、96条先行憲法改正反対である。決して、日本の経済成長の伸びを目指すことが、愚かだとは言わない。

 社民党にせよ、共産党にせよ、政治の役割である利益分配が国民目線になっているのは良いとしても、土台成長の糊代がない先進諸国の経済の成長を期待したり、無い袖を振れるだけ振った上で、後は知りませんと云う政党も考えものだ。筆者から見ていると、今の日本の社会は、おそらく無理難題だと気づきながらも、本当のことを“口に出すのが怖い怖い症候群”に陥っているのだと考える。誰だって、豊かで、明日への不安がない、明るい未来が待っていると思いたいだろうが、何処をどの角度から押してみても引いてみても、現在の国民意識の次元では、暗く絶望的未来しか予見できないのである。

 多くの人は、このような考えを“敗北主義”とか、“悲観主義”とか揶揄するが、筆者自身は、全然暗い絶望的未来だとは思っていない。極めて、明るい未来だと思っている。その為に、“アベの暴走”が起き、国民生活がどん底に落ちたとしても、命があり、未来がある以上、悲観などする気にはなれない。個人的には、その方が、日本人が、人が生きると云う問題を考えざるを得なくなるわけで、悲惨や貧困飢餓から芸術や文学が生まれる如く、日本人の哲学が生まれる可能性に夢を持つことは可能だ。

 此処まで書いた時点で、偶然≪J-CASTニュース≫に面白い記事が出ていた。記事の趣旨が実現しても、哲学的思考経路に基づいた価値感が打ち出されない限り、単なる烏合の衆になるだけで、自公政権の対立政党とはならないだろう。それでも、維新やみんなが自公の対立軸になるよりはマシ程度の話で、民主党化するのは自明だ。それでも、内容が荒唐無稽で面白いので貼りつけておく。

≪ 次期党首は山本太郎か菅直人?大穴は小沢一郎! 社民、党勢復活「仰天プラン」はあるのか

 福島瑞穂氏の党首辞任でますます退潮ムードの社民党に、復活への「仰天プラン」がささやかれている。次期トップに「脱原発男」山本太郎氏、あるいは民主党を追い出されかかっている菅直人元首相を担ぎ、「リベラル」総結集を図るという奇策だ。

 これに生活の党・小沢一郎代表、鳩山由紀夫元首相も加わって「オールスター」大集合、なんて話も。現時点ではネットなどで語られるヨタ話だが、あるいはひょっとすれば、ひょっとするのか?

社民は山本太郎との連携すでに模索

 社民党は今回の参院選で議席をさらに減らし、衆院2、参院3という「政党」としてのがけっぷちにまで追い込まれた。責任を取り福島瑞穂氏は 2013年7月25日、10年にわたって務めた党首職を辞任したが、もはや福島氏に代わり「党の顔」になれる人材もなく、又市征治幹事長が「党首代行」として指揮を取るまさに「存亡の危機」に陥っている。

  そんな中、社民が「救世主」として熱視線を注ぐのが、参院選に当選したばかりの山本太郎氏だ。山本氏と社民とは政策も近く、今回の参院選でも 社民党は山本氏を支援している。

 福島氏も25日の会見で、「入党という話まではしていませんが」としつつ、山本氏に対し統一会派の結成を持ちかけたことを明らかにした。山本氏は即答を避けたようだが、「脱原発」を掲げ市民活動との連携を目指す社民党にとって、まさに山本氏はかっこうの「顔」で、ネット上では「もはや山本太郎しかないのでは」「いきなり党首就任もありうる」といった話が大真面目に語られている。

 もう1人、社民党の次期党首候補として話題の人物がいる。なんと、民主党の菅直人元首相だ。菅元首相は今回の参院選、党執行部の方針にそむき東京選挙区で無所属の大河原雅子氏を支援して民主「共倒れ」の事態を招き、一時は党「除籍」直前にまで追い込まれた。

 結局は党員資格停止3か月に落ち着いたものの、民主党ではすっかり居場所を失った状態だ。思えば菅元首相も元々は市民活動出身、政策も脱原発を旗印に掲げ、社民との距離は比較的近い。そこでツイッターなどでは、「社民党次期党首、山本太郎じゃないだろう。菅直人だ!!それがいい」「菅直人氏 チャーンス!!」などと、まさかの菅元首相「擁立論」が冗談混じりながらかなりの数飛び交う。

山口二郎教授「社民と小沢G結集すれば…」

 意外な「大穴」が、生活・小沢一郎代表だ。すでに生活の党と社民党は共闘を続けているが、これを一歩進めて両党を合併させる――という壮大な プランで、政治学者の山口二郎・北海道大学教授もツイッターで、 「社民党の最大の資産は、衰えたりとはいえ地方組織を持っていること。これを基盤に、環境運動系や小沢グループなどとの結集を図れば、まだ日本の政党政治の中に居場所を見つけられるのではないか」と発言している。実際に福島氏も辞任会見で、自民党内のハト派も含めたリベラル結集の必要性を力説しており、ここからネット上ではいっそ鳩山由紀夫元首相、民主の有田芳生参院議員らをみんな社民党に集めてしまえ、などといった暴論も飛び出すほどだ。

 さて、山本氏らの社民党合流、あるいはリベラル結集の可能性はあるのだろうか。政治評論家の有馬晴海氏は、細野豪志幹事長らが進める民・み・ 維結集などをめぐり民主党が分裂した場合、その人数次第で、政党交付金などを受け取るための数合わせとして、山本氏や菅元首相、社民党などがそれぞれ一時的に手を組むというシナリオを指摘する。もっともその実現性には、かなり否定的だ。

 「組んだところで多数になれるわけでもありませんし、組めばそれだけ自分の意見を殺さなければならなくなる。今の民主党もそうですが、意見が違うのに一緒になるから党内が割れるわけですから」

  なお山本太郎氏については、特に合流などせずとも、知名度などを生かして活動していけるのではないか、と見ているという。社民党は、「原発反対などで、独自にやっていくでしょう」。≫(J-CASTニュース)


 “社民党”と“生活の党”の併合はゼロだとは言えない。鳩山由紀夫、亀井静香や山本太郎の参加も荒唐無稽ではない。ただ、上述したようにグローバル経済の推進が経済成長の肝であるとか、適度な経済成長で富の再配分の比重を変えるような主張とか、単に脱原発とか、反TPPと云った個別具体的政策で一致しても、日本の経済はどっち道グローバル経済社会の中では、ジワジワと衰退していくわけで、20世紀の政治家らしからぬ哲学を持ち込まない限り、大きな支持は得られないだろう。まぁ反自公政権と云う受け皿だけでも作っておくことは意味があるが、金銭的価値観に代わる価値観(哲学)を国民に提示していく姿勢をみせる政党にならないと、展望を開けない。

 小沢の語る中央集権の打破は維新もみんなも言っている。ただ、それが新自由主義、市場原理主義の餌食にする為の打破でないことを充分に伝えているとは思えない。いまだ自由貿易賛成論者だと言い訳している限り、21世紀の日本の姿を俯瞰的には見えていない気がする。(見えていても、政治家として語る限界があるのかもしれない)先ほど、山本太郎のインタビュー(朝日新聞による)1時間以上を飛び飛びに聞いていたが、おや?と思う言葉を彼が語っていた。市場原理主義者に国家を奪われるくらいなら、「自給自足でも生き抜く」気持が必要だ、と云う部分である。彼の評価は、筆者の中で従前以上に、大きく変わった。

 想像以上に素直に世の中を見ている。そして、“変なものは変と言おう”と云う精神だ。彼を表層的にみて“サヨク”と言っている馬鹿どもがいるようだが、彼は愛国主義、民族主義者だね。その点では、誤解を招きながらリベラル派にされている筆者と同様だと感じた。彼も筆者も、超民族派なのだろう。超右翼保守はリベラルにも見える。一水会の鈴木邦男にしても、真右翼だがリベラル風にも見えるのが面白い。おそらく、人間としての“愛”と云う共通項が存在している気がする。安富歩の考えなども一脈通じるものなのだろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 初当選の渡邉美樹氏「布教活動に歩いた」中学時代(週刊FLASH) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00010000-jisin-pol
週刊FLASH 8月6 日号


「皆さんのおかげでまた次の挑戦をすることができます。選挙は思った以上に逆風だったと思います。ワタミに対する批判、私に対する誹謗中傷とかが、ありましたから」

 21日、ワタミ創業者の渡邉美樹氏(53)は約10万4千票を集め、参院議員に初当選した。当確が出たのは深夜3時45分。自民党比例区の18人の当選者のうち16位での当選と危ない戦いだったが、選挙事務所の壇上の渡邉氏は白い歯をのぞかせ、満面の笑みでそう語った。経営者から政治家へ転身を果たした渡邊氏。彼の“理念”には、あるルーツがあった。

 渡邉氏は’59年に横浜市中区で生まれた。姉と両親の4人家族。父は映画のCM制作会社とテレビCM制作会社を経営しており、家は裕福だった。だが、そんな満ち足りた生活が壊れたのは10歳のとき。最愛の母親を慢性肝炎で失い、時期を同じくして父親が経営の悪化から会社を清算する。自宅もそれまでのマンションを出て、住宅供給公社の家賃1万円のアパートへの引っ越しを余儀なくされる。

 母親が亡くなるまで、母親の布団に潜り込んで寝ていたという渡邉氏。そんな彼の心の空洞を埋めたのは、宗教だった。渡邉氏は、近所の大学生が声をかけてくれたことをきっかけにクリスチャンとなり、布教活動をおこなっていたことを自著で認めている。だが、この記述は正確ではない。中学の同級生は「じつは彼が入ったのはキリスト教といってもちょっと違って、エホバの証人なんですよ。親友によると熱心に活動していたようです」と話す。

「エホバの証人」といえばキリスト教系の宗教だが、独自の聖書と教義を持ち、カトリックやプロテスタントなどの伝統的なキリスト教からは異端とされている新宗教だ。渡邊氏は「時間があれば、宣教に歩いた」というが、わたなべ美樹事務所に問い合わせると、「中学卒業時に脱退しております。(エホバの証人との関係は)それ以降はございません」という回答があった。宗教ジャーナリストの広橋隆氏はこう語る。

「エホバの証人は、かつて教義を理由に輸血を拒否して問題になった団体です。家族的な結びつきを大事にする団体で、信者同士の関係が濃厚になるので、母親を失った渡邉氏は、そうした関係を求めて入信したのではないでしょうか」

渡邊氏は、自著で次のように語っている。
「いまでも時折、懐かしく頁をめくるその聖書の教えは、後に会社を創業する際の理念の元になっています」

 メディアで紹介されて話題となった、ワタミ創業時の理念をまとめた冊子『理念集』。「365日24時間死ぬまで働け」などの“福音”が書かれたこの冊子は全社員に配られており、ワタミにとっての『聖書』といっても過言ではない。そこでは自己犠牲や愛の大切さが渡邉氏自身の言葉で説かれている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 民主党大物OB 党再生に菅、野田氏ら「悪霊」の「除霊式」提案(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00000007-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 今回の参院選では27議席減、先の衆院選では174議席減という選挙結果が示す通り、民主党は堕ちるところまで堕ちた感がある。「もはや解党するしかない」という声も上がるが、ここまでくればもう守るものなんてない。ぜひ決死の覚悟で「再生プラン」をブチ上げていただきたい──。誠に僭越ながら、勝手に民主党再生プランを考えてみました。

 同党の大OBである元参議院議員の平野貞夫氏が、愛憎込めて提言するのは「除霊式プラン」である。

「民主党が国民の信頼を取り戻せないのは、ひとえにマニフェストを反故にし、消費増税を決めた裏切り行為にある。主要政策のための予算16兆8000億円は“財源がない”ということになってしまったが、徹底した歳出見直しや埋蔵金探しをすれば必ず出たはず。

 それなのに民主党執行部が官僚に手玉にとられて、予算作りを放棄してしまった。消費増税にしても、財務官僚や自民党にコロッとされて決めてしまったこと。この党が新たな道を進むには、それらを推進した民主党内の“悪霊”たちを一気に追放する“除霊式”を大々的にやるしかない。菅直人、野田佳彦の両首相経験者は当然のこと、岡田克也、前原誠司、安住淳ら元執行部は全員“悪霊”だ」

「キョンシー」に出てくるような除霊のお札を、この面々のおでこに「バチーン!」と貼れたらさぞ痛快に違いない。除霊式には民主党員のみならず相当の観衆が集まるはずだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 山本太郎さんが提案した統一名簿を巡る各党の議論は今後を考える上で貴重な資料(反戦な家づくり) 
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1288.html
2013-07-29 反戦な家づくり


山本太郎さんを、何とかして潰そうとする動きは、まだまだ延々と続いていく。


先の記事で、第二の山本宣治にしてはいけない と書いた。
86年前に、帝国議会議員・山本宣治は、治安維持法の改悪に反対し 「山宣独り孤塁を守る! だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから…」ここで弁士中止!となったこの言葉を最後に、暗殺された。


そのことを書いた私のツイートは500近いリツイートがあったから、かなり多くの方の目に触れたことと思う。
また、他にも同様の警告を発している人は多く、何よりも山本太郎さん本人が危険性を自覚している。


週刊誌でのゴシップ的な攻撃、検察・警察による実際の捜索や逮捕、新聞やテレビでのネガティブキャンペーン、「知識人」という名の売識人による一見論理的な論陣。
これから繰り広げられることは、ほとんど予見できる。
なぜなら、すべて小沢一郎さんの身に降りかかったこと そのままだからだ。


こうした、直接的な攻撃に加えて、官僚のサボタージュや攪乱が始まる。
政権取った当時の民主党の政治家の話を聞く限り、官僚は決して敵対的な態度は取らない。物腰やわらかく、慇懃無礼に、言葉巧みにサボタージュをやらかす。
もちろん、太郎さんのツッコミには通用しないけれども、まるで正当なツッコミをしているほうが、非常識化のように舞台設定される。
優秀な官僚は、保身と責任転嫁においては、世界一のレベルなのである。あなどってはいけない。


まさに、太郎さん自身が 「いばらの道」と言い、当選してもニコリともしなかったことが、現実になっていく。


■■


それでも、敵と戦うのは戦意も湧くしアドレナリンも出てくる。
本当に辛いのは、味方と思ったところから、石つぶてが飛んでくるときだ。


詳細は省くけれども、5月27日に太郎さんが呼びかけた 統一比例名簿に、各党がとった対応をよく見ていただきたい。



結果が出てからこれを見ると、正論風をグダグダ言っている人たちの話が、猛烈にいらつく。
結果から遡って批判するのは反則かもしれないが、今後を考えるためには、とても意味のあることだと思う。
ちょっと長いけれども、ぜひとも


生活の党(森ゆうこさん)は、時間がないということ、未来の党の失敗を繰り返さないということを理由に比例名簿を(実質的に)断っている。あとの話は、統一比例名簿の話を、太郎さんを応援するという話にすり替えていると言わざるを得ない。
応援した生活の党を悪くは言いたくないが、野党共闘が小沢一郎代表の大方針なのだから、森さんはこんな発言で誤魔化さず、持ち帰ってもう一度血の出るような討議をするべきだった。


未来の党(阿部知子さん)は、是非とも統一名簿をと言っているけれども、直後に東京選挙区で太郎さんに(みどりの風として)対立候補をぶつけてきた。やることがエグイ。
ちなみに数日後には対立候補になる丸子安子さんは、「大河原さんを落としたくない(ので東京からでないでほしい)」と会場から発言。で、直後に本人が東京選挙区から立候補という、この奇々怪々。


福士さんという都議会議員は、統一比例名簿は言論封殺だと・・・
なんと言うか・・・
政治家にならないことを美点だと思っている政治家の典型かもしれない。いい人なんだろうけど、野球が下手なのを自慢する野球選手と同じだと気がついてほしい。


共産党は、一般論の演説をぶった挙げ句に、統一名簿はキッパリ拒否。共産党は共産党候補以外は選挙では推せないと明言。
最後の方では、会場から意見を出す貴重な残り時間を、またまた共産党と自分の宣伝で延々と演説が止まらず、三宅洋平さんに止められるまで独演会。


この時点ではまだ緑の党ではなかった三宅洋平さんは、日本最大の政党=投票に行かない人 が自分の支持者だと思っている と。言葉はナマすぎるけど、意識は太郎さんと共有している。


社民党(福島さん)は、できるだけの選挙協力をやっていく。自民党を利さない と言いながら、肝心要の新潟で森ゆうこさんに対立候補ぶつけてくれた。
また、統一名簿方式と党の統一という別次元の話を、わざと混同して説明している。統一名簿は政党を残したままおこなうので、離党する必要も無いし、もちろん失職することもないのだが、元の政党に戻ったら失職するような説明をしている。


新社会党の区議は、、、、失礼ながら、モゴモゴと何を言っているのかよく分からない・・・


緑の党は、色々言っているが、統一名簿についてはまったく見解示さず。持ち帰る とだけ。


少なくともこの時点では、太郎さんの言う
「もう崖っぷちです。勝てるんですか?何議席とれるんですか?」
「今までと同じような選挙やってて変えられると思うのか!」
「子どもたちを犠牲にする気か!」
「今やることは1議席でも減らさないこと」
という危機感は、各党とも まったく まっっっっっったく無い。


話を聞けば聞くほど、彼らが「熱く」語れば語るほど、危機感のなさ、というか、太郎さんが感じている危機感を感知することができていないことが、浮き彫りになる。


会場からも、「危機感がない!」という怒りのヤジが。


■■


各党の代表、幹部の皆さんにも、今こそ5月27日のこの様子を見ていただきたい。
穴が開くほど見ていただきたい。


今の時点で、それでも何も感じないのならば、もう政治家の資質がないと言わざるを得ない。


こんなことは分かりきった話だが、結党と共闘、政党と統一戦線は、まったく別ものだ。
政党の人たちも、選挙以外の運動での共闘や、自党の候補に影響のない候補者の応援については統一戦線を組むという。
しかし、選挙になると、自党の候補に何らかの影響があると、きわめて硬直した対応しかできない。
要するに、自党が培ってきた票を、どんな事情であれ他党の候補者にあげるなんてとんでもない!ということなのだろう。


ちなみに、もし太郎さんがイメージしていたように反TPP統一名簿で闘っていたとしたらどうなっていたか。
太郎さんは東京だけで66万なので、全国で500万とする。
相乗効果は考慮せずに、他党の票はそのままでカウント。
そうすると、全体で1370万票以上になり、少なくとも13人当選。
個人別で見ると、共産5,社民2,みどりの風2,生活1,大地1,緑の党1,今は一人1
誰も損をせず、6議席も多くとれていたことになる。


タラレバを言っても仕方ない、ではなく、みっちり反省するためには、こういうタラレバも必要なのだ。


統一戦線を、離合集散と称すること自体が、支配層の思惑なのだということにすら気がつかない野党代表。
離合集散 おおいに結構。
じょうずに分かりやすく離合集散できることが、民主主義の証みたいなもの。


超重要課題について、ある程度期間と獲得目標を決めて、政党が集合して統一戦線を組む。
これができなくては、ほぼ永遠に資金力のある政党に勝つことはできない。


そして、その目標が達成したり、あるいはまったく達成の可能性が無くなったりしたら、それを明示して統一戦線は離散すればいい。
なんの不都合もない。


ただし、党となるとべつだ。
党は、共通の理念、つまり社会のあり方と、そのために自分たちが何をするのか、というレベルで考え方が同じ人たちの集まりなのであって、そこでむやみに野合するのは、たしかにおかしい。


例えば、太郎さんが統一名簿を呼びかけた各党は、当面の政策だけを見れば、ほとんど同じだ。
素人目には、どこが違うのかわからない。


しかし、あるべき社会像になると微妙に温度差が出てくるし、なによりも、そのために自党は何をするのか、になるとかなり違う。
共産党は自党の拡大だし、社民党は自民党へのアンチだし、生活の党は政権交代だ。
だから、これらの党が党としてはバラバラなのは、充分に納得できる。


そのことと、重要課題に立ち向かうための統一戦線とは、次元が違う。各党は党として自分をもったまま、統一してとり組もうよ。それが国民の望んでることでしょ。というはなしだ。
未来の党の失敗は、統一戦線でやるべきことを党のレベルでやってしまったことであり、あの経験をもって統一戦線を否定することにはならない。


そこを、分かっていないのか、わかっていて誤魔化したのか、統一戦線を拒否してボロ負けしたのが、今回の選挙だった。


共産党はボロ負けしていないが、私を含めて「しかたなく」「泣く泣く」共産党に投票した数百万人の気持ちをまったく分かっておらず、得意満面でブイブイ言わせているから、残念ながら次の選挙では惨敗することになるだろう。


■■


以前も書いたけれども、日本は民主主義国家 ではない。


一応選挙制度はあるし、憲法もある。
が、それらは全部、何かと引き替えに与えられた物であり、自分たちで勝ち取った物ではない。


日本に民主主義の萌芽があったとすれば、明治期に農村で育まれた自由民権運動だろう。
もっと遡れば、江戸末期、相楽総三の傘下に集った赤報隊などに民衆蜂起の原型がある。


そして、いずれも徹底的に弾圧され壊滅させられている。
その代償として賜わったのが大日本帝国憲法であり、制限選挙制度だ。


1925年に成立した普通選挙法は、よく知られているように、治安維持法とセットだった。
(男子限定を普通選挙と呼んで良いのかというべつの問題はここでは触れない)


1945年 敗戦によってできた日本国憲法は、戦争責任を曖昧にすることの代償だ。
たしかによくできた憲法だけれども、戦争を遂行した国家の最高責任者が、なんで国民統合の象徴なのか、まったく意味が分からない。
日本人が非論理的になってしまった一因は、この論理性の全くない憲法のせいではないのかとすら、私は思っている。(改憲にはもちろん反対だが、憲法万歳主義じゃない)


1952年の講和条約=日本の独立。言うまでもなく、朝鮮戦争のまっただ中。
平和憲法を持つ国が、戦争に協力し、戦争景気で湧く中で独立した。


1960年 安保反対闘争では数十万人が国会を囲み、町内会単位で提灯デモが繰り広げられたが、同じ年の11月に行われた総選挙では、自民党が6割ちかい得票を得て、大勝している。
「○○は反対だけど、選挙は自民党」というワケの分からないパターンは、このとき既に確立されている。
反対しても押し切られると、もう即座に諦めて、バネ仕掛けのように自民党に戻ってしまうのだ。


選挙を民意の受け皿にするのが民主主義だとすれば、やはり日本に民主主義があったためしはない。
それは、一見すると民主主義的にみえるものが、全部負けた結果として、代償として与えられた物だったからだ。
自由民権運動が壊滅してから120年間。日本人は、民主主義とは名ばかりの、統制社会で生きてきたのである。


■■


その統制社会から抜け出すには、「抜け出す努力」をそれぞれがするしかない。


「だれか抜け出させてくれないかな・・・」と期待していても、またまた同じことの繰り返しにしかならない。


その具体的な手段は、今のところ、選挙しかない。
もちろん、いろんな運動はあるけれども、最終的に選挙で数をとらなければ、絶対的な権力に対抗できない。


選挙は汚い、選挙は怖い と統制社会では教育する。
政治はダサイ、何をやってもどうせ変わらない と精神にたたき込む。
政治家はみな悪人だ、と大宣伝する。


120年間みっちり詰め込まれて、いまや投票率は約50%。
20代にいたっては、4人に1人しか投票に行かない。
「今日は選挙だから」なんて、かっこわるくて口に出せない。
ましてや、TPPってヤバイらしいよ とか言おうものなら友達を失う。


投票率を上げるには家庭教育が大事だ とか言うけれども、その親世代がすでに「政治は汚い」と思い込んでいるのだから、もう遅い。


そんな中で、山本太郎さんの東京で66万票は風穴をあけた。
それほど知名度のない三宅洋平さんの17万票も画期的だった。


あの動画の政治家の言葉のような「届かない言葉」と、太郎さんの「届く言葉」の違い。
これを、徹底的に学ぶこと。
まず、これを、政治家でもない私たち自身が、自分のこととしてやることだ。


そして、「ひょっとしたら」という思いを醸し出すこと。
太郎さんの選挙は、前半は話題作り、後半は街頭の群衆へと盛り上げていった。
ひょっとすると当選するかも という期待感が高まり、雪崩を打って票が集まったのではないか。


3年後に向けて、そうしたことを、一市民の私たちが学び取り、それを政治家・候補者にぶつけていかなくてはならい。
政治家に一方的に頼って期待していても、もう何も出てこない くらいに開き直るべきだ。


そして、私たちの声をきちんと聞くことができる政治家、意識を共有できる人が良い政治家 ということだ。


生活の党で50万、社民党も50万人くらいは、たぶん不動の支持者がいる。
その支持者が、支持者の枠を乗り越えて、自ら政治家を作る活動に踏み込むことだ。


同時に、両者の間にずっしりと横たわる不信感を、少し時間をかけて溶かしていくこと。
市民運動家の中ではいまだに小澤嫌いが幅をきかせているし、政治運動をやっている人は市民運動家を全然信頼していない。
まず、自分たちがこの溝を埋められないようでは、政治家に「統一を」と言う資格はない。


残念ながら、あと3年は選挙がない。
安倍晋三は意外と早く、また腸の疾患に悩まされることになると思われるが、自民党政権自体はびくともしない。
この盤石の体制を解散するわけがない。


その間に、ありとあらゆることが悪化していく。ものすごい勢いで、今もすでに進行している。
あまりに、同時多発かつ急激なので、事態を把握することすら困難だ。
IWJにしても、様々なSNSにしても、情報が多すぎてとても消化できない。


強力な抵抗は望めないものの、何がおきてしまっているのか、これはどうにかしてモニターしたい。
これを、まずは100万人が共有すること。
そして、それを「届く言葉」にして、「投票しない党」の人たちに伝えること。


こうしたテーマをもって、とりあえずこれからの3年間に踏み出していきたい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 山口二郎氏 あれこれ「新党」の必要性を説くが、アメリカと財界・大企業にノーを言えなければ民主党や第3極の二の舞


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/681.html
記事 [政治・選挙・NHK151] 「民主党/誰も責任をとらない政党」(EJ第3598号) (Electronic Journal) 
http://electronic-journal.seesaa.net/article/370444643.html
2013年07月29日 Electronic Journal


 参院選での惨敗を受けて、民主党では7月26日に両院議員総
会を開き、参院選の総括として細野幹事長が辞任し、大畠章宏氏
が幹事長に就任して、海江田代表の続投が決定したのです。
 民主党は今や「責任を取らない政党」という評価が定着しつつ
あります。2009年の衆院選で民主党が自民党を破って政権交
代してからの最初の国政選挙は、菅首相と枝野幹事長による20
10年参院選です。この選挙で民主党は惨敗し、衆院での過半数
を失い、ねじれの状況をつくっています。
 しかし、そのさい、代表はもちろん枝野幹事長も責任を取って
いないのです。しかも民主党はそれ以後のほとんどの選挙で負け
が続いたのですが、執行部は誰も責任を取っていません。
 今回も細野幹事長は辞任したものの、海江田代表が続投するこ
とで、「責任を取らない政党」のイメージを払拭できているとは
いえないのです。
 しかし、民由合併当時の民主党は比較的おおらかな政党であり
何か不祥事があれば代表はすぐ責任を取っていたのです。民主党
結党時の1998年の初代代表は菅直人氏であり、1999年1
月の代表選で菅氏が正式に民主党の代表に選出されたのです。
 1999年9月の代表選では鳩山由紀夫氏が代表になり、20
00年9月、2002年9月と鳩山由紀夫氏は代表3選を重ねる
のです。その頃から民由合併の話が出てきたのですが、2002
年11月にその件に関連して鳩山代表は辞任し、またしても菅代
表に交代したのです。つまり、この時点までは、菅氏と鳩山氏が
交互に民主党の代表を務めてきたのです。そして、2003年9
月に民由合併の調印が行われたのです。
 このとき、民主党では仙谷、枝野両氏をはじめ、前原氏などの
松下政経塾出身の議員たちは、民由合併に絶対反対の姿勢だった
のですが、自由党が吸収合併を受け入れることを知って、不承不
承了承したのです。小沢氏が屈辱の3条件を受け入れたのは、そ
ういう反対派を押さえるためだったのです。
 かくして小沢氏率いる自由党は無役で民主党入りをしたのです
が、小沢氏には1年もしないうちに代表就任の話が持ち込まれて
きたのです。2004年5月のことです。
 2004年といえば年金制度改革を巡るいわゆる「年金国会」
において、民主党は小泉自民党を追及している真っ最中だったの
です。しかし、菅代表の年金の納付記録に未納期間があることが
判明し、代表辞任へ追い込まれたのです。しかし、これは後に事
務サイドのミスであったことがわかっています。
 しかし、そのとき小沢氏はいったんは代表就任を決めていたの
ですが、自分にも年金の未納期間があることをマスコミに報道さ
れ、急遽代表を固辞し、岡田克也氏に代表になるよう説得したの
です。岡田氏は新進党で一緒だったこともあり、小沢氏は岡田氏
の能力を高く評価していたのです。
 かくして岡田代表率いる民主党は、2004年7月の参院選で
50人を当選させ、順調に議席を伸ばしたのです。このとき小沢
氏は民主党が最も苦手とする地方の一人区を徹底的に回り、大量
に得票して岡田代表を支えています。民主党はいわゆる都市型の
政党であり、「風」を頼んでムードで選挙を戦うところがあり、
地方は苦手だったのです。このように小沢氏は民主党議員に対し
て、選挙のやり方を変革させようと努力したのです。
 これに対して自民党は年金改革法案の強行採決などもあって苦
戦し、改選議席51に対して49議席しか獲得できなかったので
す。しかし、自民党と公明党による過半数の議席を崩すには至ら
なかったのです。
 ところが、2005年の郵政解散で岡田民主党は敗北してしま
うのです。2005年8月8日のこと、参議院本会議で郵政民営
化関連法案が否決されたのです。会期中から郵政法案が否決され
た場合は衆議院を解散して総選挙を行うことを明言していた小泉
首相は衆院解散の手続きをはじめます。このとき、小沢氏は、次
のように考えていたのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
   もし、小泉が衆院を解散すれば、憲法違反を問える
                   ──小沢一郎氏
―――――――――――――――――――――――――――――
 法案が参院で否決されたことを理由にして衆院の解散はできな
いのです。参院の審議権を侵害することになるからです。参院で
否決された法案は衆院へ返付され、両院協議会で審議するか、衆
院で再可決するか、廃案にするかが審議されるのです。その協議
の結果が内閣の方針に沿わない場合、内閣は衆院をはじめて解散
できるのです。
 しかし、自民党は直ちに衆院解散手続きを開始したのですが、
衆院の議員運営委員会理事会では、法案返付の報告があっただけ
で取り扱いについては何の議論も行われなかったのです。このま
まで解散すれば憲法違反になると小沢氏は考えていたのです。
 しかし、小沢氏には民主党の対応について、もうひとつ危惧し
ていることがあったのです。それは次のことです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 民主党執行部は「郵政改革法案で小泉が強行してくれば、自民
 党は分裂する。解散・総選挙となれば民主党が勝てる」と思っ
 ている。自民党から多少の造反が出るかもしれないが、民主党
 が総選挙で勝って政権をとれるほど、政治は甘くないんだ。
      ──平野貞夫著/『わが友・小沢一郎』/幻冬社刊
―――――――――――――――――――――――――――――
 この小沢氏の予感は的中したのです。民主党の執行部は、小泉
政権が解散手続きをしているときに、小泉内閣不信任案を提出し
たのです。これは小泉内閣が解散する理由をわざわざ与えてやっ
たことと同じです。あのとき自民党は、参院で法案が否決された
という理由だけで解散しようとしており、それを違憲として提訴
すれば自民党に大きなダメージを与えることができると考えたの
です。もっとも最高裁では憲法違反ではないという判決が出ては
いますが。         ── [自民党でいいのか/20]

≪画像および関連情報≫
 ●上告棄却された解散違憲訴訟
  ―――――――――――――――――――――――――――
  参議院否決を原因として衆議院を解散すること、解散に反対
  する閣僚を罷免してまで衆議院解散を閣議決定したことは憲
  政史上初の事態であるため、解散権の濫用ではないかとの議
  論になった。しかし、内閣による助言による天皇の国事行為
  としての衆議院解散は日本国憲法第7条で、首相による閣僚
  罷免は日本国憲法第68条においてそれぞれ明記されている
  権限であり、問題ないとされる。総選挙後の2005年9月
  15日、郵政法案が参議院で否決されただけで衆議院を解散
  したのは憲法に違反するとして、宇都宮市議が衆議院解散の
  無効確認を求める訴訟を東京高裁に起こした。原告は「憲法
  第59条に基づき、両院協議会や衆議院で3分の2以上の賛
  成を得るための法案再議決をしなければ解散ができない」と
  主張した。しかし、法案の採決が両院で異なる場合の両院協
  議会開催や衆議院の法案再議決の実施は法律上は強制ではな
  く任意であるとして12月15日、東京高裁は訴えを棄却し
  その後最高裁第三小法廷も2006年3月28日東京高裁判
  決を支持して上告を棄却、類似の訴訟でも同じく上告棄却と
  なっている。            ──ウィキペディア



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK151] ここがヘンだよ、日本の原発報道 ドイツ人研究者との対談(田中龍作ジャーナル)マスコミ板
ここがヘンだよ、日本の原発報道 ドイツ人研究者との対談(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/119.html


↑マスコミ板投稿のご案内です。記録保存しました


日々、日本の政治をゆがめ国民をご誘導する日本の大手マスコミ


日本独特の記者クラブ、その他、様々な問題点を田中龍作氏と、気鋭の若手研究者、トビアス・ヴァイス氏が対談しています。日本とドイツのマスコミ事情の差、福島原発が及ぼした影響の彼我の差について、その他<反原発運動は政治じゃない?><安倍政権とメディア><反原発はなぜ投票行動に反映されない?>など内容の濃い対談です


トビアス・ヴァイス氏
トビアス・ヴァイス氏。日本語が堪能な氏はインターネットで日本の新聞報道を細かにチェックしている。=写真:山田旬=


↓マスコミ板投稿です


ここがヘンだよ、日本の原発報道 ドイツ人研究者との対談(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/119.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK151] またもやマスコミの勇み足! 折り目のない投票用紙関連報道(先住民族末裔の反乱) 
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/25193363.html
2013/7/29(月) 午前 0:14 先住民族末裔の反乱


 今回の参議院選挙で、同一筆跡の投票用紙以外に、「折り目のない投票用紙」がツイッターやブログで問題に挙げられていた。昔は投票場で投票箱に用紙を投函する前に、秘密投票の観点から「二つ折り」するよう」指導された記憶があるのだが、前橋市の開票場では下の動画にあるように多数の折り目のない投票用紙が多く見られる。この点に疑念を抱く人も多かったと思うが、何故か、読売より理解不能な弁明記事が掲載されたのである。
それによれば、野県上田市下之郷の下之郷公民館の投票所で投票事務を担当した職員が、投票用紙を折らずに投票箱に入れるよう有権者に指示していたことが発覚し、400票にも及ぶという。ここには誤った指導理由は「記入前の投票用紙を折って有権者に渡さない」とする選挙事務要項の記載を職員が勘違いしていたことが原因だとしている。この行為自体が秘密投票を定めた憲法に違反するのみならず、公務員法上の職権濫用に該当するのは明白である。では何故、こんなことをマスコミが公表したのか?それは不正追及の一環として、「折り目のない投票用紙」が注目されていることに過剰に敏感に反応した結果であろうと私は考える。

実はこの動画は前橋市の事案であり、記事に掲載された長野県上田市のものではない。この記事から、次の点が判明した。
・折り目なし投票用紙が全国に多数存在した可能性を暗示
・誤った解釈で折り目をつけないように選管自身が指導していた事実の有無
・そのことによって、当事者及び投票管理者は何ら責任を追及されていないこと
・今回選挙に限って、簡単な日本語を読み間違える馬鹿な公務員が少なくとも2地域に偶然にも存在していたこと
同一筆跡問題と同様に、早めに小さなミス、即ち“小事”として敢えて表沙汰にすることで、本来当該事案のもつ“大事”、即ち不正な投票用紙の混入の可能性を隠蔽しようとする小賢しい意図が見て取れる。だがこれもまた墓穴を掘っていないだろうか?
なぜなら誤った指導で不快感を覚えた人は金額は兎も角、国家賠償訴訟を求めうるのであり、当該公務員及び管理者の実名公表並びに公務員法違反による責任追及が可能となるからである。さらにこれが全く場所の異なる地域で発覚した以上、前橋でも同様の指導ミスがあったか否か確認することで、仮に折り目をつけないように前橋で指導がなければ、報道の内容は否定され、新たにその発生理由を選管に問うことができるからである。
私が思うに、同一筆跡の言い訳を含めて今回の選管の発表内容は、如何にも世間知らずで頭の悪い公務員が内向けで話し合い、この程度の屁理屈で世間を納得させることができるとの大いなる勘違いの元に行われた勇み足だと考えている。
いずれにせよ、まだまだ不正追及は始まったばかりで、今後もマスコミを含めた翼賛会の馬鹿ゆえの失態も続くのだろうと想像している。

「投票用紙を折らずに」と指示していた市選管
(2013年7月23日19時36分 読売新聞)
 21日の参院選で、長野県上田市下之郷の下之郷公民館の投票所で投票事務を担当した職員が、投票用紙を折らずに投票箱に入れるよう有権者に指示していたことが22日、わかった。
 外部から指摘を受けるまで、約400人が投票したという。 市選管によると、「記入前の投票用紙を折って有権者に渡さない」とする選挙事務要項の記載を職員が勘違いしていたことが原因。実際には、有権者は投票先が立会人などに見られないよう、票を折っても構わない。市選管は「不愉快な思いをさせたのなら申し訳ない。再発防止に努めたい」としている。

http://blog.goo.ne.jp/heiheihei_9999/e/5cc9cb0e445c4e1c133e7fbedc91b842
http://www.youtube.com/watch?v=fAp7yrvG22Y

7月21日参院選、前橋市の開票所のもようです。
まるでアルバイトに偽の票を書かせたのではないかと私なりに疑ってしまいます。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 自民党の選挙公約は本当に実現されるのか (プレジデント) 
各党が参院選で掲げたキャッチフレーズ


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00010168-president-bus_all&p=1
プレジデント 7月29日(月)8時45分配信


■特色のある政策ほど結局は実現しない

 7月21日に第23回参議院議員選挙の投開票が行われた。この原稿を執筆している段階(7月12日)では、結果はわからないが、自公与党の躍進、民主党の低調、共産・維新・みんなの三つ巴という基本構造は動かないまま、選挙戦を終えたものと思われる。

 選挙報道は、大きく分けて、3つのパートからなっている。第1は各政党の公約比較、第2は各選挙区の情勢分析、第3は選挙後の政治情勢の予想である。

 各選挙区の情勢報道については、参議院選挙は組織選挙の傾向が強いので、事前にほぼ予想が可能である。まして、今回は、争点があるようで、実はあまり争点化されていない選挙なので、大きな「風」が吹くこともなさそうだ。それでも、不確実要素があるとすれば、天候によってかなり左右される投票率だ。選挙区情勢を予想するよりも、天気予報をした方が、結果予想には役立つだろう。

 選挙後の政治情勢の予想については、なぜか、あまり報道されない。普段の政治記事は、憶測に基づいた、「合従連衡」の予想が半ば飛ばし気味に報道されるのに、選挙中にはぴたりと止まる。せめて、予想される獲得議席数について複数のシナリオをつくり、それに基づく政界再編の予測記事が出てきても良さそうなものなのだが。

 そこで、選挙報道の中心になるのは、いわゆるマニフェスト選挙の影響もあり、各政党の公約比較の記事になってくる。そして、少なからぬ有権者は、この公約を基に投票行動を行う。最近では、設問に答えることで、自分の考えに近い政党や候補者がわかる「ボートマッチ」というサービスを提供しているウェブサイトもある(※1)。

 しかしながら、私は公約を基準に投票先の政党を選んでもあまり意味がないと考えている。その理由は4点にまとめられる。

 第1には、政党が選挙戦略上の「互助組合」となっており、政党の公約と個々の政治家の信条や行動は異なるため、今後も離合集散が予想されるからだ。現在の政党助成金制度や選挙制度では、少数政党ほど不利になる。このため政党は、選挙のための「互助組合」に近いものとなっている。

 第2には、政党公約は選挙用に十分に検討せずに準備されているので、実現がほぼ不可能なものも含まれている。また、前述のように、選挙互助組合であるから、選挙中に党内からも政党公約に対する批判が出る始末である。

 第3には、現在の日本では、特定の政治信条を元にする政党が多数派を形成し、選挙の結果に基づいて、政権を担うということが元々期待できない。というのも、日本は米英のような二大政党制ではなく、ヨーロッパ的な多党制に近い状況となっている。しかも、この連立の組み合わせは、政党間の政策の類似性というよりも、歴史的経緯や政党幹部同士の好き嫌い、さらに学校の先輩後輩などで決まってしまう。

 第4には、選挙運動の規制が厳しく、自筆式の投票方法を採っているため、選挙戦略上は政策の違いを訴えるよりも、知名度を上げることが有効となる。多くの政治家もそれを知り尽くして、選挙を行っている。ある学者出身の政治家が「インテリジェンスがある人間は、鉢巻きをして自分の名前を書いたタスキを掛けて、自分の名前を連呼するなど恥ずかしくて出来ないだろう。自分がそれを出来たのは、それが最も当選に目的合理的だったからだ。構造改革のためにやむを得ずやった」と語るのを聞いたことがある。

 そもそも、公約を詳細に検討するとコアの部分ではあまり違いがなく、違いがあるのは一部の極端な政策だけであることに気がつくだろう。そして、その極端な政策は、多数派を形成しにくいので結局実現しない。

■地元を駆け回るほど「票」が増える現実

 なぜ、このような公約体系になるかは、選挙を消費財のマーケティングに近いものとしてとらえると理解できる。

 第1に、有権者は、もはや政策体系が複雑すぎて、完全に理解することはおよそ不可能になっている。高度な専門知識がなければ、示された選択肢の意味を理解することも難しい。限られた時間のなかで、適切な選択肢を選び取るのは誰にでもできることではない。

 第2には、実は、政策は複雑化している一方で、コモディティ化が進んでいる。つまりどの政党も似たような玉虫色の政策しか提示できなくなっている。これは公約をつくるうえで、政策形成のソースが「霞が関(官僚組織)」に限られていること、財政上の制約が大きいこと、内閣支持率を考慮すると国民の多数に反対を呼ばない「中道的」な政策となること、といった条件があるからだ。

 この条件下では、あらゆる政策が似通ってしまう。実際、米英の二大政党制においても、競合の政策を模倣しあった結果、互いの政策が似通ってしまい、差別化のために「増税/減税」「金持ち優遇/中間層へのアピール」などと争点を単純化させるか、逆にニッチな政策で過激な議論を吹っかける、という状況に陥っている。

 こうなってくると、政党のコミュニケーション戦略は、政策を核としたものではなく、漠然としたブランドイメージの方が重要となる。このとき戦略的に合理的なのが「ワンフレーズ選挙」だ。たとえば小泉内閣が郵政解散において、「構造改革」というブランドイメージを訴求するために「郵政民営化」というワンフレーズだけを訴求したのは合理的ということになろう。

 この戦略はより「消費者」に近い、選挙区のレベルでこそより有効である。私が実際に間近に見た例をあげれば、事前の予想を裏切って大臣経験者の与党幹部議員を破った新人候補が典型である。この選挙戦では、中央とのパイプが強い高齢の与党議員という競合候補のポジションを逆手にとって、新人候補は「若くて地元密着の候補が政治を変える」というのをブランドメッセージにした。競合との違いを明確にする方法、それは、地元を自転車やマラソンで駆け回りながら選挙運動をすることであった。

 与党幹部議員は他エリアに応援に行くので地元にいることが少ない。また、高齢であるから、演説場所はターミナル駅などに限られ、車の上から手を振るぐらいのことしかできない。一方、新人候補は地元を駆け回り、体力を誇示し、地域密着をアピールした。これは、競合との差別化が明確で、かつ、模倣困難なので、非常に効果がある。

 結局のところ、現実の選挙戦では、政策の違いを理解させるだけのアテンションを有権者から集めるのは極めて困難である。だからこそ、わずか15秒のテレビCMのような施策がとても重要なのだ。こうした観点からすると、各党のワンフレーズのキャッチコピーである「日本を、取り戻す。」「安定は、希望です。」「暮らしを守る力になる。」などに対して、「なにを訴えたいのかわからない」と批判するのではなく、どういう層をターゲットにしているのかを考えてみるのは、思考実験としても面白いだろう。

 そもそも新党にとって最も重要なことは党名の認知であり、そのためには手段を選ばない。業界では、公明党は明るい選挙推進協会(明推協)の前身の「公明選挙連盟(※2)」、みんなの党は明推協や選挙管理委員会などのキャッチコピーだった「みんなの選挙」から党名を採ったという説もあるぐらいだ。

 もうひとつの差別化戦略であるニッチな政策での先鋭化は、今回の参議院選挙においても鮮明であった。防衛・外交問題や原発問題といった、イデオロギー性を帯びやすい問題をより過激な形で訴求していく戦略は、消費財においてブランドロイヤリティを獲得するために、機能の合理性よりも、やや不合理なくらいのストーリー性を訴求するという戦略と完全に一致している。

 以上を踏まえると、選挙において、公約が果たしている機能は、構造的に小さくならざるを得ないことがわかるだろう。むしろ、連立協議を予想して、どのような連立政権になるようにどの政党を伸ばしたら良いかといった、選挙後のシナリオから逆算した方が合理的といえる。


 ※1:今回の参院選では毎日新聞社が「えらぼーと」というサービスを提供していた。憲法改正や消費増税、アベノミクスなど26の設問があり、それぞれに対して賛否と関心度を記入すると、自分の考えに近い政党や候補者がわかる。

※2:1951年の統一地方選挙で6万人超の検挙者が出たことから、1952年6月に「公明選挙連盟」が発足。同年7月には政府も「選挙の公明化運動に関する件」を閣議決定した。しかし1961年に公明政治連盟(のちの公明党)が結党されたことから、1965年に名称が変更された。

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京都大学客員准教授、エンジェル投資家 瀧本哲史
東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼー&カンパニーへ。主にエレクトロニクス業界のコンサルティングに従事する。3年の勤務を経て投資家として独立。著書に『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての決断思考』などがある。
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答える人=瀧本哲史(京都大学客員准教授、エンジェル投資家)



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 池上彰氏 参院選当選の公明議員に創価学会員否か質問の理由(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00000008-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 今回の参院選選挙特番の中で、民放視聴率トップを誇ったのが、『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)である。見逃してしまった人のためにそのタブーなき政治家たちへの“口撃”の一部始終、そして池上氏本人が明かす「放送中に聞けなかった質問」を公開しよう。

 特に話題になったのは、神奈川選挙区の新人で、当選を果たした公明党の佐々木さやか氏とのやり取りだろう。彼女の演説を聴いていた支援者が語った「公明党を応援することが功徳(くどく)になる」という発言を紹介し、本人に斬り込んだ。

池上:功徳っていうのは仏教用語ですよね。佐々木さんを、公明党を応援することが、創価学会の人にとっての宗教活動といいますか、功徳を積む、ということになるんですか?

 佐々木氏は「支持団体の創価学会の選挙活動の方針についてはコメントする立場にない」と回答したが、質問はまだ続く。

池上:創価大学のご卒業ですよね? ご本人も創価学会員なんでしょうか。

佐々木:そうです。

池上:視聴者の方からの質問がありました。公明党と創価学会の関係、政教分離の憲法の原則に違反しないのかどうか。これにはどうお答えになりますか?

佐々木:政府ですとか国が、例えば個人の宗教を制限したりとか押しつけをしたりとか、宗教に介入をすると。それを禁止している原則でございます。ですから、まあ例えば創価学会の皆さんが公明党を支援をしてくださると、それは通常の支援と同じもので、政教分離には反しません。

 番組はどのようなコンセプトで作られているのか。池上氏が語る。

「基本的に視聴者が聞きたいことを聞くというものです。他の番組は政治のプロがやっていますから、例えば創価学会と公明党の関係は“当たり前のもの”として触れずに終わってしまう。

 しかし、視聴者の中にはそれがわからない人がいたり、わかっていてもテレビで誰も触れないから、何かタブーがあるんじゃないかと思ってしまう。こういう“素人”が思っている素朴な疑問を投げかけていこうという番組なんです」

 もちろん、単純にズバズバ質問を投げかけているわけではない。

「佐々木さんに対する“あなたは創価学会員ですか”という質問は、信教の自由にかかわる問題ですからすべきか否かよく考えました。しかし当確が出て特別公務員になれば、我々の税金が報酬になる公人。説明責任が生じるわけですから、聞いても良いだろうと斬り込みました。落選だったら聞きませんでした」



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 質問 小沢マンセー者と統一協会ネトウヨ者、ぜひ教えてほしいことあるんだけど、回答求む
ひとつ聞きたいんだけど、なんで小沢は
不正選挙と人工地震とパチンコの正体と、
安倍総理がヤクザと関係がある写真について、小沢は一言も言わないわけ?

↑特に最後のヤクザとパチンコ趣味発言について、ぜひ聞きたいねw

この件、誰も教えてくれないんだけどwwwwwww
小沢選挙前の時、番組で安倍自民党のことかるく、
ぐちぐち言ってたけどヤクザ言えば一発じゃねーかwwwww

おかしくね?この時点で気づかないと、まだまだお前らあますぎるよ。
だから同じことの繰り返しなんだってw

おいらは議員という議員が誰もヤクザ追及しない時点で
全員仲間でグルだと思うよ。そして不正実行したやつじゃないかぎり
国会にはいることすらできないという落ちね。そして2009年の政権交代も
TPP交渉すら、できない俺様協定するために、わざとやったんだよ。
狙いどうりすすでるじゃん。

自民のままだと、交渉とかあるから最初っから
俺様協定のままにはいかないからってわけでw

特にヤクザ追求しない件、ぜひ教えてくれw

み〜んな、この件だんまりするから面白すぎるwwwwwwww
ネトウヨブログ行っても小沢マンセーブログいってもw

ちなみに、おいらのブログはこれね^^
http://ameblo.jp/gnkx29/
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 民主党に将来はない。終わった政党だ。  孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64087642.html
★孫崎享氏の視点ー<2013/07/28>★  :本音言いまっせー!


2009年私は民主党に期待した。
衆議院選挙においては民主党に投票した。腐敗した自民党に代わって、
新しい日本を創ってくれるのでないかと期待した。

民主党政権の下、多くの民主党議員と知り合った。
どの政党よりも民主党議員との接触が多かった。

しかし、私は民主党はもう終わった政党であると思う。

何を行うかが全く分からない政党になった。

前原派を率い、強い影響力を持つ前原氏は、政策的に自民党と
何ら変わりはない。自民党以上に自民党的政策を行った野田首相もいる。

他方リベラルを志向する議員もいる。

脱原発、TPP参加、日米安全保障問題、増税等自民党の政策と基本的に
変わりがない。しかし、表向きは何となくリベラル色を出そうとする。
リベラル的かと思って投票すれば裏切られる。
自民党と同じ政策をするなら、何も民主党に投票する必要がない。
自民党に投票すればよい。

民主党は自分で自分の行くべき道を決められないのだ。

それが民主党大敗の原因である。

 そして、今後も民主党は大敗していく。
この政党が消滅していかない理由を捜すのに苦労する。

大敗した今、自らの路線をどうするかを論議する時にきている。
それが出来ない。論議しても党内があまりにバラバラで方向が
全く出せない。

根本を議論できないから、敗因の責任を菅元首相や鳩山元首相を持ち出す。

私は菅元首相を好きではない。民主党政権をおかしくした責任は菅首相が
「対米従属と財界主導」に切り替えたことにあると思っている。
しかし、今度の東京都選挙区の動きでは直前に一本化し、
議員を鈴木寛氏に絞ったことで間違った選択をしている。
鈴木寛氏は「SPEEDIによる放射性物質の拡散予測が
“一般にはとても公表できない内容と判断”した責任があるとされ、
再稼働擁護派とみられた。東京都民が山本太郎氏と共産党候補を
当選させたことを見れば、民主党の選択は大河原候補であって、
鈴木候補でなかったと思う。 

民主党が今日あるのは、小沢氏、鳩山氏、菅氏の存在による。
この3名がいなかったら、多くの民主党議員は議員になっていない。
民主党が政権を取ることもなかった。この3名を放逐、処分にしている
ことは最早民主党は政権奪取時代の民主党と全く異質のものになって
しまったことを意味する。隠れ自民党以外の何物でもない。

この中どうして民主党のリベラル議員は脱退しないのだろう。

多分唯一の理由は金であろう。

民主党は政党交付金だけは豊富にあった。民主党を出れば
その恩恵はない。

今後日本は必ず自民党の政策に対する激しい国民の反発が出る。

その受け皿が求められる。

しかし、今の民主党はその受け皿にはなりえない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 室井佑月さん「安倍政権の本当の狙い堂々と追及してほしい」


KABASAWA YOUHEI BLOG
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11582206898.html

自民の暴走必ず止めて

作家の室井佑月さんのインタビュー記事が最新の赤旗日曜版に掲載されてましたので紹介します。

安倍政権の本当の狙い堂々と追及してほしい


メディアは「衆参ねじれ」解消というけれど、憲法改正、原発再稼働や輸出、TPP参加など、安倍政権にはしてほしくないことの方が多い。与党圧勝のなか、本当のことをきちんと主張し、行動する共産党の議席が増えてよかったですよ。

自民党は選挙ではほとんど言わないけど、本当にやりたいことは見えています。その怖さに気づいた一定層の票が流れて共産党が伸びたと思います。”共産党応援ではないが、自民圧勝は嫌という感覚の人にとって、他に入れる政党がなかった。そういう風も吹いたと思います。その風も大事ですよ。民主党のように失望させなければいいのです。

選挙中の党首討論で志位さんは自民党のゼネコン業界への企業献金請求など、面白いことをついていた。安倍さんはあやふやに答えましたが、そこでもう一度志位さんに発言の機会が回るぐらいの勢力になれば、また違ってきますよね。躍進した共産党に期待したいのは、メディアが本当に起こっていることを、今までどおりこつこつ暴いていってほしいということです。

===================


参院選前に党首討論でぶちまけた問題はこれです。
メディア衝撃 首相沈黙。自民党4億7100万円を日本建設連合会に献金要求。

国土強靭化政策進めるから金を寄こせという露骨なまでのゼネコン癒着構造。政党助成金もらって、さらに企業献金という税金二重取り政治。

当時TVでも一部ふれる場面はありましたが、深く追及されぬまま
参院選突入で自民党が大勝しました。

室井さんが言うようにこうした問題を追及できる党は残念ながら共産党しかありません。
九電のやらせメールなども記憶に新しいところです。真面目にコツコツと取材を積み重ね大事な局面で伝えてくれるという役割は大きいと感じます。
個人的に期待したいのは原発問題のみならず、放射能問題や被ばく問題もタブーなく、伝えてほしいと思います。

http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「マイナス1票」投票権の創設で日本の政治が劇的に変わるか(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00000006-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 今回の参院選の投票率は52.6%。衆院選としては過去最低だった昨年12月の総選挙(59.3%)をさらに下回り、有権者の半数近くが「主権者の権利」を放棄した。選挙中からそれを感じ取った自民党の幹部たちは、「どうせ無党派層は投票に行かない」ともっぱら企業や業界団体、農協など組織票集めに力を注いだ。勝利は“選挙戦術”の賜物だった。

 次の数字を見てほしい。

 自民党が参院選で得た得票総数は選挙区が約2268万票、比例代表はもっと少ない1846万票だった。1億415万人の有権者の約2割しか「自民党」に投票していないのだ。共産党や公明党が議席を伸ばしたのも低投票率で固定票がものをいったからであり、逆に、無党派票の「追い風」を当てにしていた野党は壊滅状態になった。

 安倍首相はフェイスブックで「『この道をブレずに進んでいけ』との声を受け止める」と勝利宣言したが、有権者の2割の支持しかない政党が果たして民意を得たといえるだろうか。

 選挙で民意が反映されなくなれば、政治は腐敗し、「権力の暴走」の危険が高まる。自民党の公共事業バラマキのように、政治家は“投票に行かない主権者など恐くない”と安心して「2割」の支持層だけに利益誘導して喜ばせる政治をするようになるからだ。

 ならば、どうするか。実は、ユニークな解決方法がある。投票のやり方をほんの少し変えるだけで、日本の政治は劇的に変わる。「マイナス1票」の投票権を創設するのだ。

「投票したい候補はいないが、落としたい候補はいる」

 今回の選挙でそんな思いを抱いた有権者は少なくないはずだ。だが、現在の制度では1票をプラスにしか投じることができないから、棄権という選択をした人は多い。

 しかし、その1票でダメ政治家を落選させることができるとなれば、選挙が俄然、面白くなる。間違いなく、民意をより正確に反映した選挙結果をもたらすはずだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 孫崎享の正体を暴く。まだよく分かっていない人が少なくないようだが… (山崎行太郎) 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130729
2013-07-29 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』


孫崎享の正体を暴く。

まだよく分かっていない人が少なくないようだが、小沢一郎や小沢グループが、国民の支持を失った背景に、孫崎享やコシミズが主張する「ユダヤ陰謀論」や「米国陰謀論」がある。

小沢周辺は、しきりに「小沢一郎は反米ではない」と繰り返しているらしいが、国民の多くは、ネット右翼による情報工作の影響もあるが、それよりも、小沢グループの勉強会の講師であり、小沢支持を繰り返している孫崎享等の宣伝工作のために、「小沢一郎は反米で、親中、親韓・・・・・・だ」と思っている。

今、日本で、「反米、親中、親韓」が、政治的に何を意味するかを考えれば、これが、いわゆる「売国奴」的な、危険極まりない日本国民にたいする反乱・挑戦であることは、火を見るよりも明らかだ。

孫崎享や鳩山由紀夫が、「尖閣諸島は中国のものだ」「日本が日清戦争のドサクサに紛れて盗んだのだ」という中国側の主張を認めるにいたって、孫崎享の「反米自立論」「中国超大国化論」「中国属国論」の正体は明らかになったといっていい。

多くの健全な国民は 、孫崎享や鳩山由紀夫を見放したように、 残念ながら、小沢一郎や小沢一郎グループも同類と見做して、見放したのだ。

さて、孫崎享とは何者か。

孫崎享は、今度の参院選を目前にして、促成乱造のインチキ本を、続々と出版している。

明らかに参院選の撹乱を狙った出版戦略である。
(続く)


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 秘密交渉の舞台裏披露 何サマのつもりか飯島内閣参与 (日刊ゲンダイ) 
秘密交渉の舞台裏披露 何サマのつもりか飯島内閣参与
http://gendai.net/articles/view/syakai/143690
2013年7月29日 日刊ゲンダイ


 こんな男に外交を牛耳られると国が危ない

 小泉首相の元秘書で内閣官房参与の飯島勲氏が28日、地元(長野県辰野町)の講演会で、5月の単独訪朝についてペラペラとしゃべった。

「北朝鮮の外交手段をぶっ壊しに行きたかった。官房長官に行かせて欲しい、と。国民を大騒ぎさせたとなった場合、内閣存亡の危機になるから、即日即刻、参与を首にしてもらう条件だった」

 訪朝の直後は、「話さないし取材も受けない」と啖呵(たんか)を切っていた。それと同じ人と思えない。この日は、参院選前の13日から16日まで北京に滞在し、中国側関係者と面会したことも披露。「そう遠くない時期に日中首脳会談ができる」との見通しまで明かした。

「訪朝から2カ月以上たつのに、拉致問題は進展の兆しがない。このままでは行ったことさえ忘れられる。それで少しずつ話し始めたのでしょう。元来、目立ちたがり屋ですから。でも、公の場で話せるということは成果がなかったということ。お土産を持ち帰ったとすれば、さわりや舞台裏も話せないはず。訪中だって“ちょっと行ってきました”という程度のものではないのか。それでも“オレは仕事をしている”とアピールし、大物ぶりたい。地元なら、なおさらです。もともとハッタリは得意ですからね。破綻した夕張市の再建では、『横浜市と合併させればいい』と言ってました」(自民党関係者)

 極秘裏に仕事をやれるようなタイプじゃないのだ。「たまたま秘書をやった相手が首相になっただけなのに、小泉の右腕を気取る」(元秘書仲間)という性格。大きく見せるのはお手のものだが、裏方には向かない。

 それでも安倍政権では外交のキーパーソンらしいから思いやられる。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「安倍首相が飯島氏を参与にしたのは小泉政権時代のように霞が関とウラで握るためでしょう。もともと外交は得意じゃないし、官邸と外務省が外交で主導権争いをすると政権はドタバタします。二元外交がうまくいったためしはありません」

 小泉引退後は秘書を辞め、駒沢女子大で客員教授、松本歯科大で特任教授となった。もっとも、「本人は東大で教授をやりたがっていて、盛んに売り込んでいた」(事情通)という。訪朝、訪中も、夢をかなえるためのデモンストレーションだとすれば、中身がないのも当然か。

 ただ、功名心を持ってウロチョロすれば、確実にツケ込まれる。それで相手を利するようなことがあれば、どっちのエージェントか分からない。二重スパイみたいなものだ。一日も早く首にすべきである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 次期衆院選までの「黄金の3年間」謳う新聞は甘すぎとの批判も(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130729-00000015-pseven-soci
週刊ポスト2013年8月9日号


 自民党の参院選圧勝を受けて「黄金の3年間」という言葉が飛び交っている。衆院議員の任期は2016年末まであるし、次の参院選も同年夏までないので「3年間は政権が安泰だ」という話であるらしい。
 
 読売新聞は7月22日付紙面で政治部長の署名コラムを掲載し「首相に求められるのは、この“黄金の3年間”を使って経済を立て直すことだ」と注文した。日本経済新聞も同じく政治部長の署名コラムで「与党からすれば『黄金の3年間』だし、野党にとっては『暗黒の3年間』かもしれない。しかし、多くの人が望むのは、与野党が正面から課題に取り組む『実りある3年間』にしてほしいということではないか」と書いた。
 
 産経新聞は同じ言葉遣いこそしていないが、やはり政治部長が「3年間も選挙がないのは千載一遇の好機である」と指摘している。
 
 似たような話を読まされて、私は「なるほど、これが最近の永田町のはやり言葉か」と受け取った。だれが言い出したか知らないが、与党幹部あたりが使っているのではないか。「これでもう当分、選挙はない」。すなわち「おれの身分は3年間、安泰だ」という話である。

 そんな与党に都合のいい言葉を、新聞がそう無批判に使っていていいのだろうか。私は「ちょっと待て」と言いたくなる。

 まず、総選挙が3年もないかどうかはだれにも分からない。安倍晋三首相が絶対に3年間、衆院を解散しない保証はどこにもないのだ。総理がその気になれば、いつだって解散できる。

 もっと大事な問題もある。いまの衆院は違憲という高裁判決が相次いだ。全国14高裁で示された16判決のうち14が違憲、2が違憲状態だ。違憲判決のうち2件は昨年末の総選挙は無効とまで言っている。秋には最高裁が最終判断を示す見通しだ。

 今度の参院選だって1票の格差は4.77倍に達していた。これは十分に違憲レベルだと思う。そういう国会であれば、なにはともあれ衆院を解散して、少しでも違憲状態を解消すべきではないか。まして安倍政権は憲法改正に意欲を示しているのだから、なおさらである。

 1票の格差は言うまでもなく、民主主義の根幹にかかわっている。裁判所から違憲と指摘された国会が予算案や法律案を審議して成立させたとしても、政治原理で考えれば、正統性が危うい。政府は「予算も法律も有効だ」と言うに決まっているが、メディアがそれに同調する必要はさらさらない。「おかしいものはおかしい」と言い続けるのは、メディアの大事な役割の1つである。

 そういう視点からみると、新聞が申し合わせたように「黄金の3年間」というのは「どうも政権与党の立場と自分たちを同化しているのではないか」という疑いを抱く。日経はやや中立的ではあるが……。

 衆院違憲の問題について、安倍首相はじめ肝心の政権責任者たちと話してみると、実はかなり感受性が高い。高裁判決を真剣に受け止め、政権の正統性についても忸怩たる思いを抱いている。認識が甘いのは、むしろ政治記者たちの側ではないか。

 これからの3年間は与党の黄金期にしてはならない。選挙制度を徹底的に議論し、国会議員を真に国民の代表とするために、できるだけ早く解散・総選挙をして日本の民主主義を根本から正常化する。そんな3年にしなければならない。

文■長谷川幸洋(ジャーナリスト)



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 7月29日 森ゆうこ前議員までもが「小沢検審議決は検察捏造報告書の誘導」と、架空議決を否定! (一市民が斬る!!) 
http://civilopinions.main.jp/2013/07/729_1.html
2013年7月29日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 <森ゆうこ前議員に期待した市民達>

 一市民Tも他の市民も、森氏に検察審査会の真相究明を期待した。
 それだからこそ、石川克子氏と一市民Tは、情報開示請求で入手した文書などの資料、その他関連情報を、森氏に多数届けた。

 
 <小沢判決直前に、森氏は追及を「最高裁」から「検察」に変えた>

 昨年4月26日、小沢無罪判決が出た。
 その直前から森氏の様子がおかしくなった。
 肝腎の最高裁への追及がなくなったのだ。
 そして、「起訴議決は検察の捏造報告書による誘導による」と驚くべきことを言い出した。見え見えの架空議決で審査員がいないのだから、誘導はありえないのだが。
 判決直前、森氏が中心になって衆参法務委員会秘密会の開催要請をした。だが、無罪判決以後、具体的な開催要請は一切なかった。
 その後、何者かによってロシアサーバーを通じ捏造報告書が八木啓代氏に届けられた。すぐ、森氏と八木啓代氏は「市民と議員の会」を結成し、検察追及を始めた。
 その頃から森氏は一市民Tと石川克子氏を遠ざけるようになった。
 その年の5月、森氏は「検察の罠」という本を上梓。
 本の冒頭で『......この議決は検察当局の捜査報告書の「捏造」という犯罪によって誘導されたものである』と書いた。
 『......最高裁スタッフは真面目で優秀であるが、......私は決して悪い人間ではないと思っている』と書いた。
 見えない何かによって、「最高裁」から「検察」に舵が切られたかのように見えた。


 <「起訴議決は検察捏造報告書による誘導」説と「起訴議決は最高裁による架空議決」説はかくも違う>

 森氏は
1.審査員は存在する。
2.審査会議はきちっと開かれた。
3、起訴議決は検察の捏造報告書による審査員誘導による。

 一市民Tらは
1.公正なくじで選ばれた審査員は存在しない。
2.審査会議は開かれなかった。
3.起訴議決は架空議決だった。議決書が創作された。

 「審査員が存在する根拠は?」と森氏に尋ねたが、全く理解できない回答だった。
 「審査員がいたとすると、数々の疑惑はどう説明するのか」と質問したが、一切答えてもらえなかった。


 <週刊実話『国家最高機密も握る"謎のフィクサー"』を読むと謎が解ける?>

 小沢判決直後に、週刊実話に面白い記事が掲載された。
 週刊実話記事.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E9%80%B1%E5%88%8A%E5%AE%9F%E8%A9%B1%E8%A8%98%E4%BA%8B.pdf

 週刊実話『国家最高機密も握る"謎のフィクサー"』
 謎のフィクサー]氏、森ゆうこ議員、平野貞夫氏が、最高裁に不当な圧力をかけ、小沢無罪を勝ち取ったというストーリーだ。

 一市民Tは]氏のことをよく知っている。
 ]氏は昨年初め一市民Tに近づいてきた。
 彼は最高裁作成の「イカサマ審査員くじ引きソフト」の情報、「議決後の9月28日に斉藤検察官が検審に説明に行った」という話など、検察審査会の疑惑情報を沢山くれた。
 彼はこれらの情報を拙ブログなどで広めてほしいと頼んできた。
 彼の言う通りに、もらった情報を使って最高裁を攻めた。

 週刊実話の筋は、3人が最高裁に不当な圧力をかけたとしたストーリーにしているため、表現を変えているところもあるが(架空議決をトンデモ推理という)、一市民が]氏から聞いた話とかけ離れていない。

 森氏らは、「架空議決」を武器にして、裏で最高裁を攻めていたと推測される。
 一市民Tも最高裁追及に一役買ったということだろう。

 一市民Tは、週刊実話ストーリーのように最高裁が森氏に屈したのではなく、森氏の方が最高裁に屈したのではないか。
 森氏にしてみれば、最高裁追及を止めて、議決は検察の捏造報告書の誘導のせいにしてでも、早く小沢氏の無罪判決がほしかったのではないか。

 これはうがった見方なのだろうか。

 森氏は疑惑だらけの検審に蓋をしただけでなく、起訴議決を検察のせいにして幕を引いてしまった。

 森氏には、司法の崩壊を止めるため最高裁と闘ってほしかった。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 自民党の憲法改正は、憲法と一体を成す天皇の子孫を被曝で根絶やしにして日本国憲法を崩壊させ、日本国を終了する目論み?
■日本国憲法 第九十六条 2項によると、天皇は、憲法改正に際して「この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する」とある。

■一方、皇居は、チェルノブイリ原発事故なら避難区域に当たるが、東京を避難区域に指定しそうな動きは全くない。
 ※NHKスペシャル(1990年8月30日放送)
  http://www.youtube.com/watch?v=6RgYpXH92ts&feature=youtu.be
  チェルノブイリ原発事故の4年後、原発から300qのペブリン村に避難命令が出た。
  また、事故後4年で旧ソビエトの病院が足りなくなって、キューバから3万人の
  甲状腺ガンや白血病の子どもを受け入れる申し出があった

自民党がこのままの路線を貫くと、天皇の子孫は被曝によって根絶やしになる可能性が高い。
なお、自民党が1990年放送のNHKスペシャルを知らないはずがない。


■近い将来、憲法と一体を成した天皇が天命で崩御し、その子孫も被曝によって根絶やしになった場合、日本国憲法は崩壊する。
■また同時に、日本国憲法が定義する日本国も終了する。


「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉純一郎に連なる安倍晋三内閣は、これを目論んでいるのか?

しかも鳩山由紀夫は、元外務省国際情報局局長・孫崎享と新しい公共(新政府?)を準備しているようだ。
http://www.eaci.or.jp/newpublic/


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 〈解剖・維新の会〉 (上)急速に冷めていく橋下氏、「熱」失えば“線香花火”維新は消える(ZAKZAK) 
【解剖・維新の会】(上)急速に冷めていく橋下氏、「熱」失えば“線香花火”維新は消える
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130729/plt1307291352005-n1.htm
2013.07.29 ZAKZAK


 参院選後、日本維新の会共同代表の橋下徹は、今後の国政、政党ビジョンについて、人ごとのように語ることが多くなった。

 橋下が選挙中から必要性を訴えてきた野党再編。「既得権に左右されない勢力」という一点で、維新、みんなの党と民主党の一部が自民党に対抗し得る新党を作るという提案だが、それさえも、自らが主体的にかかわることは否定する。

 「後は国会議員の皆さんにやってもらったらいいんじゃないですか」。24日、記者団の取材に応じた橋下は、どこか投げやりで冷めた口調だった。「新党になったときに(自治体の首長である)僕らが執行部になることはあり得ない。国会議員が中心になって、早く新しい野党ができることを期待していますよ」

 擁立44人に対し、獲得8議席。参院選で維新は明らかに伸び悩んだ。「民意を得られなかったのは、維新という首長が国政政党の代表を兼務している政党を、国民がものすごく必要と感じてくれなかったということだ」。言葉の節々に落胆や徒労感がにじんだ。

■強大与党誕生、道筋失う

 維新は大阪では選挙区でトップ当選を果たし、比例代表の得票率も自民を上回る28・7%と面目を保ったが、昨年12月の衆院選の比例得票率と比べると7・2ポイント下落。全国平均では8・4ポイント減の11・9%だった。

 もう1人の共同代表、石原慎太郎が知事を4期13年務めた東京では、選挙区候補が完敗し、比例得票率11・3%は自民、共産、みんな、公明に次ぐ5位。東西で両トップの政治的影響力の低下をうかがわせた。

 「勝ちではない。トップの責任だ」。橋下は参院選結果をこう総括し、自身の進退について「(党の)執行役員会で決める」とゲタを預けた。

 衆院選前、維新への期待が広がったのは、民主党政権への失望と表裏一体だった。政権への不信や閉塞(へいそく)感は、維新にとって成長への“養分”だった。

 しかし、安倍晋三政権に代わって経済政策が一定の成果を上げ、政治が安定へと向かい始めたとき、新興政党の宿命として存在感が薄らがざるを得なかった。

 強大な与党の誕生。衆院解散の可能性は遠のき、今後3年間は国政選挙がないともいわれる。維新は新機軸を探らざるを得ないが、道筋は定かでない。

■維新は線香花火

 参院選前には両トップの亀裂も表面化した。東京都議選期間中、石原は、橋下の慰安婦発言について「大迷惑だ」と批判。橋下は一時「代表をやめればいいのか」と反発したという。

 「大阪の本家は寝ぼけたことを言っている」。公示8日前には、現行憲法の廃棄を唱える石原が、改憲を打ち出す大阪側の執行部を批判し、軋轢(あつれき)を招いた。

 それでも、維新の国会議員団幹部は参院選後、早々と「石原−橋下体制維持」の流れを作ろうとした。投開票2日後の23日の国会議員団役員会では、27日の党執行役員会で体制維持を求める方針が確認された。

 全く異論がなかったわけではない。「現在の執行部、とりわけ国会議員団は、維新を躍進させた『ふわっとした民意』を見失っていた」。党国対委員長代理の衆院議員、松浪健太は22日、自身のブログにこう書き込み、国会議員団役員会でも「誰かが責任を取るべきだ」と主張したが、かき消された。「自分も執行部でしょ?」と苦笑する党幹部もいた。

 橋下が唱える野党再編は容易ではない。みんなには維新への不信感があり、民主は憲法観で相いれない。維新内部でも大阪側と旧太陽の党系の路線対立が指摘され、分裂や自民の切り崩しに遭う可能性もある。

 次の一手が見いだせず、立ちすくむ維新。それでも、窮地では二枚看板、こと発信力にたけた橋下の突破力に頼らざるを得ない。その橋下が熱を失ったとき、維新はどうなるのか。

 みんなの党の参院議員が分析する。「維新は線香花火。真ん中の玉(橋下)がある限りはパチパチと燃え続けるが、玉が落ちれば終わりだ」(敬称略)

     ◇

 参院選で伸び悩んだ維新。課題と針路を探る。


【解剖・維新の会(中)】奇襲、辞意表明…橋下氏が抱える憂慮とは?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130729/plt1307291349004-n1.htm
2013.07.29

 大阪側が仕掛けた“奇襲”は、筋書きのないドラマだったのか、それともシナリオ通りの展開だったのか。27日午後、東京・赤坂の日本維新の会国会議員団本部で開かれた執行役員会。共同代表の橋下徹、幹事長の松井一郎が申し出た辞意は、東京側の国会議員団幹部らの強い反対で撤回され、続投が決まった。

 冒頭の写真撮影が終わり、記者団を退席させた後に始まった会議。最初に辞意を口にした松井に続き、隣に座る橋下が発言した。

 「来年秋に想定される大阪都構想の是非を問う住民投票に専念したい。形式的に共同代表にとどまるのは、私の生き方としてつらい」。政調会長の大阪府議会議長、浅田均まで「一蓮托生(いちれんたくしょう)です」と同調した。

 「橋下君が辞めたら僕は死んでしまう」。共同代表の石原慎太郎が焦りをみせ、東京側の幹部らも「党に欠かせない存在だ」などと次々と慰留した。「維新は最後は多数決で決める政党だろ」。東京側幹部の提案で挙手が求められ、辞任反対が多数を占めた。

 「そういうことなら、これからも全力を尽くします」。橋下は最終的に折れたが、自身が国会議員でないことを強調し「これは絶対マイナスになる。(形式的な代表続投は)禍根を残しますよ」と忠告。だが、石原が半ば強引に引き取り、最後は石原の音頭で、1度だけ手をたたく「関東一本締め」でお開きとなったが、拍手の音はまばらだった。
   ■   ■

 「大阪から日本を変える」。これが、橋下や松井らが国政政党を立ち上げた最大の目的だった。統治機構の再構築、既得権益の打破など、かつてない大改革は、永田町や霞が関、業界団体、公務員労働組合などの巨大な勢力・組織にしがらみがない自分たちだからこそできるという強い自負心が、モチベーションの源泉となっていた。

 だが、参院選で膨らまなかった維新への民意は、橋下の自信に痛烈な打撃を与えた。橋下は「自治体首長が率いる政党」の限界を感じ取ったのかもしれない。

 維新内部では、これまで内包してきた「大阪維新VS旧太陽の党」という構図だけでなく、「大阪組VS永田町組」という第2の東西対立構造も芽生えていた。

 「今さら6月の話をするなんてどうかしている」。大阪維新出身のある衆院議員は参院選後、橋下への批判を口にした。元文部科学相の中山成彬(なりあき)が6月のインターネット番組で、橋下について「代表と認めていない」と発言したことについて、橋下が一時、中山に離党を求める考えを示したことへの不満だった。議員は、橋下が必要性を強調する野党再編についても「参院選で維新に入れてくれた人への冒涜(ぼうとく)や」と語った。

 九州選出の衆院議員は「大阪での改革が信頼となり、昨年の衆院選の躍進につながった。今は大阪での改革も進まず、足元が固まっていない」と指摘。橋下や松井の大阪府市政での改革が順調さを欠くことへの当てこすりだった。

 橋下人気にあやかり衆院選で初当選した「橋下ベイビーズ」と呼ばれる1年生国会議員ですら口にし始めた橋下批判。かつてない“創業者への反旗”だった。

   ■   ■

 結党10カ月にして、激風が吹き荒れた維新。橋下が表舞台から去れば、核を失い、組織瓦解(がかい)の危機に直面しかねない。石原らにとって、橋下の辞任は組織防衛の観点からも到底承服できないことだった。

 「参院選後の橋下代表の言葉の端々に、辞意表明の空気が感じられたが、役員会では慰留する」。執行役員会の直前、大阪側の幹部は悲壮感を漂わせた。「辞めれば党内が大混乱するだけだ」。旧太陽系の幹部も強調した。

 大阪出身の衆院議員は、ため息交じりにつぶやいた。「維新には新しい役者が必要だ。でも、橋下さんに代わる役者はいない」

 曲折の末、橋下らの続投は決まった。だが、内部の火種が消えたわけではない。橋下にとって、進むも引くも、いばらの道が続く。(敬称略)


【解剖・維新の会(下)】橋下氏絶叫「政治の火消さないで」“政界の孤児”の危機
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130729/plt1307291531006-n1.htm
2013.07.29

 「僕たちのわがままなんです。大阪でのローカルな課題の話なんでね」

 27日に開かれた日本維新の会の執行役員会で、大阪改革への専念を理由に、共同代表の大阪市長、橋下徹とともにいったん辞意を表明した幹事長の大阪府知事、松井一郎。大阪からの党運営の限界は否定したが、「われわれには大阪から離れられない役職がある。やっぱり(日頃から東京側の幹部と)顔を合わせた方が、物事は伝わる」と語った。

 松井は国会運営のほか、橋下とともに必要性を説く野党再編に関しても、他党との折衝からは基本的に身を引き、幹事長代行の松野頼久に委ねる考えを示した。ただ、衆院解散がない限り3年間は国政選挙がないと目される中、巨大な与党勢力に対抗するため早期の再編を志向する橋下や松井に対し、東京側幹部のスタンスは微妙に異なる。

 「(議案の共同提出など)一歩一歩他党と行動をともにしながら、その先に再編ということがあるのではないか」。執行役員会終了後、記者団に語った松野。傍らで松井は黙って聞いていた。

■「もう脅しは利かない」

 橋下らが標榜(ひょうぼう)する野党再編は、維新とみんなの党、民主党の一部が合流する新党結成だ。だが、道のりは険しい。維新とみんなは政策面で共通点が多く、松井とみんな幹事長の江田憲司には一定の信頼関係があるが、同党代表の渡辺喜美は、昨年8月に橋下に合併を提案し、袖にされたことへの遺恨もあり、維新との連携には否定的だ。

 「今すぐ再編を仕掛けるというのは、あまりにも拙速。維新内の理念の不一致をきちんと見ておくべきだ」。渡辺は25日、みんなの両院議員総会で訴えた。その2日前に開かれた同党役員会では「国会議員として責任ある立場から発言してもらわないと、話は先に進まない」と大阪市長の橋下を揶揄(やゆ)し、参院選直後の22日には「維新の中で再編をされたらいかがですか」と皮肉った。

 「これまで永田町は、大阪の改革がどんどん進み、それを全国の人が拍手喝采するのを恐れて橋下氏を怖がっていた。でも今は橋下氏の足元が揺らいでいる。橋下氏の脅しは永田町にはもう利かない」。みんなのある幹部は冷ややかに語った。「自民も絶対安定多数をとった今では維新はお呼びじゃないし、近づかない。そうなると維新は“政界の孤児”になるだろう」

■大阪でも…

 橋下らが辞意表明の理由とした、大阪都構想の推進など「大阪の諸課題への専念」も、風雲急を告げている。参院選での維新の伸び悩みを受け、地元の自民や民主など反維新勢力が勢いづいている。

 大阪都構想は来年6月ごろに新しい特別自治区の区割りや財政調整などの制度設計を終え、来年秋の住民投票で信任を得て平成27年度にスタートする計画だが、他党の反対は根強く、道筋は定かでない。橋下、松井が目玉施策とした府域の水道事業統合は頓挫し、大阪市営交通の民営化は市議会で継続審議となり、たなざらしになったままだ。

 昨年の衆院選で協力関係を結んだ公明にも変化の兆しがある。公明内部に都構想への否定的な見方があるとともに、国政で連立を組む自民との関係も無視できない事情がある。「もう十分協力はした。これからは一つずつ抵抗する。言いなりになってばかりはいられない」。公明の大阪市議団幹部は手ぐすねを引く。

 今年9月には、橋下が4年前に支援し、その後都構想をめぐって反旗を翻した現職とぶつかる堺市長選も控える。現職は自民、民主のほか、公明にも推薦を依頼する構えを見せている。

 四面楚歌(そか)の橋下。参院選の最終日、大阪・ミナミでの「最後の訴え」で絶叫した言葉が、本音として浮かび上がってくる。

 「維新の原動力は大阪。ここで新しい政治の火を消さないでください」

(敬称略)

 花房壮、梶原紀尚、高久清史、中井美樹、西岡瑞穂、高瀬真由子、江森梓、藤井沙織が担当しました。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 大阪住吉区の府営住宅7階からの転落殺人事件は安倍カルトの不正選挙の証拠隠滅工作だった!(宇宙への旅立ち)
http://reptilianisreal.blogspot.jp/2013/07/blog-post_29.html?spref=tw&m=1(宇宙への旅立ち)

大阪住吉区の府営住宅7階から落とされ殺された前原さんは、リチャード輿水先生のファンで、今回の参議院選挙に行われる不正選挙を暴くための準備を万端に整えていた。デジカメ、ビデオはもちろん、メガネについているマイクロカメラもスパイショップで買い、この不正選挙を楽しみにしていた。そして彼は、選挙の日に投票所に行き、投票箱を見張り、その投票箱を車で追跡し、開票所でも粘った。そして彼は、念願の不正選挙の決定的な証拠をカメラやビデオに収めた。

しかし、それを嗅ぎつけたCIA安倍カルトと創価学会暗殺部は、慌てて彼の住む府営住宅7階に向かった。そして彼に「不正選挙の証拠として取ったカメラとビデオをよこさないと殺すぞ!」と脅した。しかし、彼は断固として拒否した。怒り狂った創価学会暗殺部は、彼に対して殴る蹴るを繰り返した。そして、彼の部屋をあさりカメラやビデオを奪い、そして彼を部屋の外に連れ出し、創価学会暗殺部のマニュアルに従って、いつものように7階から彼を放り投げた。

あるソースによる近所の人の話によると「この野郎!早く不正選挙の証拠を取ったビデオを渡せよ!」という怒鳴り声の後に、人が壁に叩きつけられる様な音がし、その後「この野郎!早くしないと殺すぞ!」という怒鳴り声がしたという。そして、この近所の人が最後に聞いた叫び声は、7階の手すりにぶら下がっていた男が「あの選挙は不正選挙だった〜!」と一言叫んだ後、地面に落ちて行ったという。
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 「ねじれなくなった政治」の先に――海兵隊と軍法会議   水島朝穂
 歴史をひもとけば、政治家や軍人だけが暴走して戦争が起きたのではない。排外主義的な空気が国民のなかに蔓延し、メディアがさらに焚き付けたことも起動力となった。いま、この国は、中国、台湾、韓国、北朝鮮、ロシア、米国との間で「全周トラブル状態」にある。韓国・北朝鮮の人々に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)の問題も深刻である。中央・地方の政治家たちの口から出てくる言葉も荒れている。「味方にできなくてもいいから、敵にしない」の逆をいく、「味方にできる人までも敵にしてしまう」実に困った状況にある。

 7月17日午前、参院選の応援で石垣島を訪れた安倍晋三首相は、石垣海上保安部や自衛隊の部隊を訪れ、「わが国の主権に対する挑発が続いている。領土、領海、領空を断固として守り抜いていく」と語り、巡視船で周辺を視察した。「領土問題は存在しない」といっても、そこにトラブル状態が生まれている以上、「問題」は存在する。一国の首相が選挙応援の形をとったとはいえ、トラブルの最前線に直接乗り込んできたことに対して、周辺諸国は「挑発」と受け取る。こういう一つひとつの判断を見ても、安倍首相の在任中は、状況は悪化しこそすれ、解決につながることはないという思いを新たにした。

 国家間にトラブルを抱えているとき、政治家に求められるのは冷静さである。過度に強がってみせることは何のプラスにもならない。中国漁船衝突事件の際の、前原誠司国土交通大臣のパフォーマンスを想起させる。前原大臣は石垣海上保安部に行き、漁船に衝突された巡視船を視察。隊員を激励したすぐ後に、国交大臣から外相になって国連総会に向かい、石垣海保がハシゴを外されたことは記憶に新しい。

 第23回参議院選挙によって、衆参両院の「ねじれ解消」が実現した。あれだけ「アベノミクス」の効用をあおっていた某週刊誌までが、早々と今週号トップに「安倍自民 さあ、やりたい放題 『日本の選択・参院選』1億3000万人の後悔」という特集を持ってきた。見事な豹変である。「票を捨てた」有権者が今になって「後悔」しても遅い。衆参両院が安倍首相を支える巨大なサポーターになってしまったいま、日本はアジアのなかでますます孤立の道を歩むことになるだろう。

 そうしたとき、政府は年末にまとめる新たな「防衛計画の大綱」の策定に向けた「防衛力の在り方検討に関する中間報告」の概要を明らかにした(『読売新聞』『産経新聞』7月25日付)。そのポイントは次の通りである。

・警戒監視能力の強化(高高度対空型無人機の導入の検討)
・島嶼部攻撃への対応(機動展開能力や水陸両用機能〔海兵隊的機能〕の確保、民間輸送力の活用、水陸両用部隊の強化)
・弾道ミサイル攻撃及びゲリラ・特殊部隊への対応(弾道ミサイル対処態勢の向上による抑止・対処能力の強化、原発等の重要施設防護能力の整備)
・サイバー攻撃への対応(米国等や民間企業との連携・協力の強化、専門家の育成や必要な機材の整備)
・大規模災害等への対応(部隊が大規模・迅速に展開できる輸送力の確保)
・統合運用強化(統合幕僚監部の機能検証、陸自中央組織の設置検討)
・情報機能の強化(防衛駐在官を含む人的情報収集機能の強化)
  ・宇宙空間の利用の推進(米国との連携や各種衛星の効果的活用等)

 ここで注目されるのは、「海兵隊的機能」を堂々と掲げたことである。島嶼専門部隊として西部方面普通科連隊が存在するが、この660人では不十分という認識だろう。上陸作戦に不可欠の水陸両用車も今年度から導入されるが、さらなる「機動展開能力」向上のために、オスプレイの導入も検討されているという(『産経』25日付)。海兵隊で日本の島嶼6800を守るというのだが、それは表向きの理由で、運用上、日本の島嶼に限定されないだろう。、中央即応集団の再編・運用と合わせて、日本がついに、上陸作戦の能力をもつ「殴り込み部隊」を保有し、米海兵隊と連携して、地球のどこにでも展開できる能力をもつことになる。そのために必要な法整備も進めていくだろう。15年前の周辺事態法審議における「地理的概念」をめぐる議論を思えば、隔世の感がある。「専守防衛からの脱却」の完成である。

3年前の12月、新防衛計画の大綱が出され、「動的防衛力」が打ち出された。今年の12月、海兵隊と無人機を含む敵基地攻撃能力を強化した「機動的防衛力」の構想が打ち出されるのだろうか。

 安倍内閣の危険な兆候はほかにもある。参院選の最中、「週刊BSのTBS報道部」に出演した自民党・石破茂幹事長の「軍法会議」に関する発言が問題となった(『東京新聞』7月16日付「こちら特報部」)。

 自民党憲法改正草案の9条の二の5項には、「軍人その他の公務員が職務の実施に伴う罪か国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、国防軍に審判所を置く」とある。自民党改憲草案の「Q&A」には、「軍事審判所」とは軍法会議のことだと明記されている。石破氏は、この条項を説明するなかで、現行自衛隊法の罰則では、防衛出動下令後に部隊に出頭しない場合、7年以下の懲役となるが(自衛隊法122 条)、「上限は最高7年!」と嘆きつつ、「『これは国家の独立を守るためだ。出動せよ』と言われたときに、いや行くと死ぬかもしれないし、行きたくないなと思う人がいないという保証はどこにもない。だから(国防軍になったときに)それに従えと。それに従わなければ、その国における最高刑に死刑がある国なら死刑。無期懲役なら無期懲役。懲役300年なら300年。そんな目に遇うぐらいなら、出動命令に従おうっていう。人を信じないのかと言われるけれど、やっぱり人間性の本質から目を背けちゃいけない」と述べた。石破氏が強調したのは、自衛官は服務宣誓をしているが、人間だから、それでも逃げる者がいる。だから、非公開の法廷で「軍の規律を維持すること」が大事だというのである。

 「懲役300年」というのは刑の累積方式をとる米国などで言えることで、日本ではあり得ない。死刑、無期、懲役300年という数字を出して「規律の維持」を説く彼の目は(いつも以上に)座っていた。

 戦時中、「軍の規律」は、恐怖による死の強制によって維持されていた。もし逃げれば、(1)軍法会議にかけられ、(2)郷里の家族が非国民扱いされ、(3)靖国神社に入れない、という三重の不利益が待っている。この恐怖が後ろに迫るなか、多くの兵士が無謀な白兵銃剣突撃を行って、「玉砕」していったのである。

この6月に出した拙著『戦争とたたかう―憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(岩波現代文庫、2013年)のなかに、ルソン島ボゴトの山中で、久田氏が出会った師団参謀の次のような言葉が出てくる。

「…あれだけひどかったアメーバ赤痢もどうにか小康状態を保っているようで、この頃はなんとか歩くことができた。でも、敵に追撃されながら後退するというのは、なんともいいようのない切迫感を背中に感じるものです。前方を歩いている兵隊を一人でも多く追い抜いて進もうと、心が急いだ。3、4キロも進むと、もう日がとっぷり暮れてしまった。と、前方から大きな声で叫びながら進んでくる人影が見えました。『俺は旭〔第23師団〕の師団参謀だ。退却するんでない。退却すると軍法会議だぞ!』。私の前を歩いていた兵隊たちはバーッと道の脇によけて、立ち止まったまま動けないでいる。…」(拙著第7章「人間廃業の戦場」265頁)

 いま、なぜ、このような恐怖を想起させるような軍法会議を設置するのか。「やっぱり人間性の本質から目を背けちゃいけない」という石破氏の言葉が印象に残った。自民党改憲草案が、「恐怖…から免れ、平和のうちに生存する権利」(憲法前文第2段)を削除したのもうなずける。

 そこで想起されるのは、9年前のイラク戦争の時、陸上幕僚監部が出した『国際貢献活動に関するQ&A[平成4年6月〕』という部内資料のことである。そのなかで、「行きたくありません…』と断る(拒否する)ことはできますか?」という質問に対して、「意思を問われた場合には、『行きたくない』と意思を表明することはできます。しかしながら、個人の意思のみによって派遣要員を決定するものではありません。基本的には、個人の希望・身上等は十分に考慮されますが、任務として命令された場合には、進んでこれに従うことが期待されています」とある。「期待」から「軍法会議」へ。石破氏のいう「人間性の本質」論には、「健全な恐怖心」を抑圧する憲法への改変の狙いが透けて見える。


http://www.asaho.com/jpn/bkno/2013/0729.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 呉善花と飯島勲
呉善花故郷韓国に入国を拒否され、飯島勲は中国入国を拒否されなかった。

1.呉善花と言う女性=日本極右に心を売る

NHK「韓国 評論家の呉善花氏の入国を拒否」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130728/k10013350291000.html

彼女が評論家だと認識していなかった。政治イデオロギーと社会風土に関するゴシップ的情報発信者と思っていた。少し調べてみた。
朝鮮日報「日本で嫌韓を煽る呉善花氏、仁川空港で入国拒否」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/29/2013072900548.html

韓国出入国管理法「韓国の利益や公共の安全を害する行動を取る恐れのある外国人に対し、入国を禁止できる」により、仁川空港入管が完全拒否。彼女は2007年にも故郷済州島の入管で一度拒否され日本総領事館による猛烈抗議で渋々入国拒否撤回。極右安倍晋三と会食するほどの仲間である。

《ウィキペディアに以下の情報》
呉善花(拓大教授)=済州島出身、日本留学後日本に帰化、反韓国民言動で日本右翼に支援され拓大教授に。『スカートの風』とかいうベストセラーで稼いだが、右翼出版社がゴーストライターだったという噂がある。

【共著の相手】は極右ばかり:
日本財団、日本教育再生機構、新しい歴史教科書をつくる会、拓殖(植民地経営)大学
台湾独立運動日本支部・中国民主化運動日本支部の活動家
SAPOIと産経新聞の頻繁なる投稿メンバー

(詳細)
渡部昇一(日本財団理事、日本教育再生機構顧問)3冊、
八木秀次(「新しい歴史教科書をつくる会」元会長、日本教育再生機構理事長、産経新聞正論メンバー)2冊、
日下公人(日本財団特別顧問、関電子会社原子力安全システム研究所最高顧問)1冊、
黄文雄(台湾独立建国連盟日本本部委員長、拓大教授)2冊、
石平(中国民主化運動活動家、拓大教授)2冊、
井沢元彦(「新しい歴史教科書をつくる会」メンバー、SAPIO頻繁投稿メンバー)1冊

【共通主張点】は、安倍晋三と石原慎太郎を頂点とする極右主張と一致。歴史事実において大げさであると非難可能な表現を見つけると、次々と難癖をつけて証言者を誹謗し、歴史事実全体を歪曲してしまう。その歪曲歴史を教科書に強制し国民洗脳することが日本再生の鍵と思い込んでいる。

➊大日本帝国による台湾と朝鮮半島の併合なくして近代化と繁栄は有り得なかった。
➋日本の統治がなかったら台湾は中国に侵略されていたであろう。
➌満州国は独立国であったのに中国共産党に侵略さ崩壊した。
➍韓国人はひがみ根性丸出しの卑しい人民で、漢字もろくに知らない。

➎南京大虐殺は中国共産党と日本左翼によるでっち上げだ。
➏日本人を自虐史観の呪縛から解放する『新しい歴史教科書』が日本を再生する。
➐男女共同参画やジェンダーフリーは狂気の思想であり、日本崩壊を狙う左翼の陰謀。

➑日本国憲法はマルクス主義とルソー社会契約論を基軸する危険思想に満ちている。
➒日本は平和憲法を破棄して核武装し、アジアの平和を守るべきだ。
➓中国の高度成長歪んだバブルに過ぎない。直ぐに崩壊し始めるだろう。
⓫日本が中国を軍事的に圧倒し、押さえつけてでも民主化を強制すべきだ。

呉善花さんは日本右翼に利用されることで生活を全うしてきた方。彼女の付き合う仲間は日本極右の総本山である『日本会議』につながる、日本財団・日本教育再生機構・新しい歴史教科書をつくる会の系統。

日本会議に連なる極右グループが登用する中国人・台湾人・韓国人がおり、呉善花は韓国系で歴史問題や性奴隷問題や独島問題で親中国化した朴槿恵政権を敵視。台湾系の黄文雄は李登輝の日本代理人格で、石平は内モンゴル・チベット・ウィグル独立運動支援者。

そういうわけで呉善花さんは日本極右の走狗になって、帰化した日本国籍にしがみ付いておられる感がある。彼女の内心が如何なる状態であるか知る由もない。彼女は済州島と言う韓国でもソウル・ピョンニャン政権と対立してきたが対馬とは結果的に対照的な状態に追い込まれた地の出身。

徐京植さんの言うディアポラスの一つの生き方かもしれないが、祖国と相入れず漂浪感に苛まれる人を利用し、朝鮮半島を嫌う韓国人という広告塔に利用する日本の極右精神が疎ましく汚らわしい。
(参考)「ディアポラス紀行―追放された者のまなざし」徐京植(岩波新書)

追記)人民日報報道「日本国籍の(元韓国人)評論家を韓国が入国拒否 慰安婦強制連行を否定」http://j.people.com.cn/94474/8344532.html


2.飯島勲訪中と中国大義

北朝鮮上層部に個人的な伝手のある飯島内閣参謀参与が、今度は北京に行き、伝手を手繰って中国政府の外交部や人民解放軍幹部と接触し、日中首脳会談を直訴してきたらしい。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072800142

中国政府も事務官僚レベルの接触を禁じているわけでなく、人民解放軍も釣魚尖閣戦争は避けたいから接触するにやぶさかではない。それは米国にメンツをつぶされたと激怒された前回の北朝鮮極秘訪問と通じている。

飯島氏は、最近交代した外務省事務次官の訪中をなんとか受け入れてもらったようだ。外務省の斎木昭隆事務次官は29日に北京に到着し、2日間の接触を行う。これは新任次官のご挨拶となっているが、首脳会談の条件をぶつけ合うことにはなるだろう。

日中首脳会談の条件は、日中で完全に相反している。公式には、日本政府が米国軍の威を借りて『無条件で交渉に応じろ』と居丈高であり、中国政府は『釣魚が中国(台湾)領であることを日本国民に宣告すること』を条件にしている。

日本政府による『通常の遺憾』表明に中国政府が妥協すると、周恩来やケ小平氏の改革開放政策が欺瞞と打算と売国であったと中国国民に知らせる結果になる。中国国民を説得することは完全に不可能なのだ。

更に、日本政府が無条件受諾したポツダム宣言8条が厳然と日本だけにではなく米国にも聳えてっており、日本政府が“尖閣領土主張”を行なう権利を自ら放棄した歴史、米国政府にも中国の承認なく日本に割譲する権利が無いという国際法の壁がある。

安倍晋三に唆された阿呆な前原誠司がイイカッコしたさに尖閣領土閣議決定を抜き打ちし、更に中国漁船船長を逮捕させ、引き継いだ野田が国有化したことで、周恩来・ケ小平と続いてきた『棚上げ』の中国側での根本理念をぶち壊しにした。安倍晋三はそれに『軍事衝突』の可能性を付け加えた。

安部⇒麻生⇒前原⇒野田の系譜は日本を『戦争危機を楽しむ国』に仕立て上げてきた。中国国民にもそれが丸見えで、中国政府は表面的で本心を隠した外交決着が不可能になった。そうしたのは安倍と仲間であり、かれら極右政治家の表面的で抽象的な“遺憾”表明など屁のツッパリに過ぎない。

安倍晋三が本気で日中政府間国交回復を願うのなら中国政府は心からの歓迎を表明し、明日にでも首脳会談に応じるであろう。ただし、安倍晋三は中国側と日本側に共通する“大義”に完全なる立ち戻りを言葉尻ではなく、外交交渉でもなく、日本国内の内政においてそれを示す必要がある。

歴史認識問題や性奴隷問題に対する表面的言辞など何の意味もないどころか、安倍によるその種の言辞は、その本心が正反対であると日本以外の世界人類には経験的に常識化している。アジアが求めるのはそんな外交辞令ではなく、日本国内でどんな実行をするかに極限されたと思いしるべきだ。

戦争反省の国内実行でドイツの例が何度も例に引かれる。安倍が学術的に未確定とか詭弁を弄する度に、彼の本心が露わになる。そんな人間的にも下劣な安倍晋三らに妥協すれば、中国も韓国も菲国を除くアセアン各国も、政権の存続すら困難になる。

安倍晋三にほだされて妥協すれば中国や韓国の政権は直ちに崩壊の危機に直面する。安倍晋三支持の国は、地球上にほぼ皆無。菲国すら政治的演技と打算だ。中国と韓国政府は何度でも官僚接触に応じるが、それは安倍晋三がいつ戦争犯罪教育を日本国内向けに開始するかの定期確認である。

追記)人民日報に『笹川日中友好基金』という摩訶不思議なページがある。
http://spfjc.people.com.cn/index.html

故笹川良平は民族主義右翼で、中国人に極悪非道を詫びたことになっているらしい。中国の各大学は池田大介の寄付金にも感謝し名誉博士号を与えた。こういう脇の甘さが中国政府と人民解放軍の陥穽にならないかと危惧する。言いたかったのは、飯島がこの伝手を利用したのではないかということ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 事件板リンク:飯塚事件/死刑執行は正しかったのか?切りとられた証拠
飯塚事件/死刑執行は正しかったのか?切りとられた証拠
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/105.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 7 月 29 日 19:51:26: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 99%の国民の声を代表する政党は何処だ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3144268/
2013/07/29 18:52 日々雑感

 アベノミクスは格差社会の格差を広げる方向で作用している。財務官僚と新自由主義者にハンドリングされている安倍政権は確実に消費増税を実施するだろう。

 円安により消費者物価は政府目標の2%を上回るインフレを達成するのは目に見えている。それに3%消費増税が加われば、さらに2%の物価上昇をもたらすから合計で4%のインフレとなる。

 だから来年四月までに4%の個人所得増がなければ個人所得は実質減となり、個人消費は落ち込んで最悪のスタグフレーションに見舞われることになる。それでも安倍政権はTPPを推し進めて、国内産業を痛めつけるのは明らかだ。

 国民は1%の国民と米国ハゲ鷹の餌食にされたと気付くだろうが、時既に遅しだ。三年後まで国政選挙はないし、安倍政権の暴走を止める参議院も衆議院の完全なカーボンコピーになってしまった。

 早々と安倍政権は簡保を米国保険会社アフラックに明け渡した。アフラックとは札付きのブラック悪徳保険会社であることは昨年の金融庁の長期立ち入り検査で解りきっているのだが、安倍政権は躊躇なく簡保を餌食として投げ与えた。

 しかも安倍政権は日本の農業製品と駆け引きすることもなく、米国の自動車への関税の継続を認めてしまった。いかに安倍政権が米国のポチか明らかではないだろうか。

 この期に及んで、日本の隷米化に警鐘を鳴らす政党が現れないのはなぜだろうか。最大野党の民主党に期待しているのだが、民主党内で2009マニフェストを反故にした1%派の政治家を民主党から追い出す動きが出ないのはなぜだろうか。

 民主党は芯の髄まで新自由主義の虜になってしまったのだろうか。政権与党の水はそんなに甘かったのだろうか。そして官僚主導の政治を打破するには立ち塞がる壁がそんなに厚かったのだろうか。それならなぜ稀有の政治家小沢一郎氏を担ぎ上げて、彼の突破力で闘おうとしないのだろうか。

 ヒヨコのような連中がピヨピヨと囀っても官僚たちはフンッと無視するだけだ。安倍政権をハンドリングし、反日マスメディアを操っていれば国民世論はどうにでも出来ると、官僚たちは細分化した野党を舐めてかかっている。

 このまま3年を無為に過ごせばこの国はいよいよ米国の属国と化して、この国の文化も美風も喪われてしまうだろう。1%と99%との格差はますます拡大し、社会保障までもハゲ鷹たちの餌食に供されるだろう。民主党よ、それでも良いのか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK151] 自民党 ロコツなバラマキを加速 来年度予算はシーリング上限なし (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9436.html
2013/7/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆シロアリ役人も完全復活

案の定だ。参院選で圧勝した自民党のやりたい放題が始まった。早くもバラマキ予算が完全復活する。

政府は2014年度予算の概算要求基準(シーリング)で、上限を示さない方針を固めたのだ。

シーリングとは英語で「天井」のこと。歳出上限をあらかじめ決めておき、これに沿って各省庁が8月末までに予算を要求する仕組みだ。国家予算を一定額内におさめるためにシーリングを設けるのが通例なのだが、安倍政権は、これを撤廃するというのである。

「自民党政権は、国土強靭化計画で毎年20兆円、10年間で総額200兆円ものバラマキを行う方針です。シーリングがなければ、役人はテキトーな理由をつけて、あれもこれもと予算を積み上げてくるでしょう。今年度の本予算も補正予算も、その傾向がありました。それでも使い切れずに基金を作ったりしているのに、さらにバラマキを加速させる。古い自民党のやり方に完全にベクトルを逆転させたということです」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)

予算委で補正のムダ遣いを野党から追及された麻生財務相は「12月26日に政権についたから時間がなく、査定が甘くなった」などと言っていた。時間がたっぷりある来年度予算についてはどう言い訳するのか知らないが、補正のバラマキには参院選対策の意味もあった。ゼネコンや農協などの業界団体に多額の予算をつける見返りに、票と献金をもらうわけだ。その結果、自民党は選挙に勝ち、業界団体が推した候補もわんさか当選してきた。当然、今度は見返りを要求される。

本来なら、予算の膨張はシブチンの財務省が最も嫌がることだ。しかし、今年にかぎっては話が別。秋に消費税増税の判断を控えているためだ。

「財務省としても、『増税しないと来年度予算が組めない』と、消費税率アップを既成事実化してしまいたい。与党と財務省の利害が一致しているのです」(霞が関事情通)

自民党と一体になって、税金を好き勝手に浪費してきたのが霞が関のシロアリ役人だ。シーリング撤廃に小躍りしているに違いない。税金がロクでもないことに使われるのは目に見えている。

「大盤振る舞いを続ければ、消費税5%アップだけではとても支えきれません。今はアベノミクスの異次元緩和で、国債をバンバン発行しても日銀が買ってくれるという甘えがあるのかもしれませんが、借金には変わりない。将来にツケを回すだけです。いずれ社会保障費もバッサリ削られる。さらなる増税も視野に入ってくるでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

シロアリを肥え太らせるための消費税アップなんて、ホント勘弁してほしい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo151/msg/702.html

   

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