電気は火力発電で充分だ
http://takedanet.com/2013/07/post_40a9.html
平成25年7月17日 武田邦彦(中部大学)
原子力発電を止めれば再生可能エネルギーしかないというのはトリックである。
電気は火力発電で充分で、燃料としては天然ガス(豊富)、石炭(値段が安い)、それに若干の石油も使える。
もともと、原発も石油の代わりにウランを燃やすのだから厳密に言えば火力発電で、燃料が違うだけだ。
「原発を止めれば再生可能エネルギー」と言って、「再生可能エネルギーは非現実的」というような詭弁を弄してはいけない。日本の発展の妨げになる。
天然ガス、石炭の火力発電は原発よりコストが安い。大事故にはならない。石炭の環境技術は完成しているなど問題は無い。トリックを使って国民を騙すような政治家は信頼できない。
電力は火力発電をすれば充分足りるということを前提に原発の是非を論じるべきであり、天然ガスや石炭がなくなるといっているのは日本の一般人と政治家、マスコミだけで、エネルギーの専門家や海外で資源の枯渇を信じている人はいない。