http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130708-OYT1T00398.htm?from=navr
2013年7月8日13時37分
福島第一原子力発電所事故を教訓に、全国50基の原発に抜本的な安全強化策を義務づける新規制基準が8日、施行された。
午前中、原子力規制委員会は再稼働に必要な安全審査の受け付けを始め、北海道、関西、四国、九州の電力4社が5原発の審査を申請した。審査は少なくとも半年程度かかるが、合格した原発は高い安全性が保証され、早ければ今冬、再稼働にこぎつける。日本の原子力規制は、信頼回復に向けて本格的に動き出す。
申請されたのは、北海道電力泊原発1〜3号機(北海道)、関西電力の大飯原発3、4号機(福井県)と高浜原発3、4号機(同)、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)、九州電力川内せんだい原発1、2号機(鹿児島県)の計10基。いずれも福島第一原発と異なる「加圧水型」の原子炉で、大規模工事の必要な「フィルター付き排気設備」の新設が5年間猶予されるなど、新基準を満たすうえで有利だった。
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