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2013年7月06日00時01分 〜
記事 [政治・選挙・NHK150] 日本を破壊する5つの罠 森ゆうこ(著) エピローグ 未来へ―国民の生活を守るために
日本を破壊する5つの罠
森ゆうこ(著)

エピローグ 未来へ―国民の生活を守るために

2013年5月26日。
私は、新潟市のユニゾプラザで開かれた「森ゆうこサポーターズ総決起集会」に出席し、壇上で小沢一郎代表の挨拶を聴いていた。
 「森さんは、皆さんご承知のように……論理の明確さ、舌鋒の鋭さ、そして行動力。衆参の議員は多数おりますけれども、彼女の右に出る人はいない。私はそう思っております」 小沢先生の私に対する評価は、いつもながら過分というしかない。もちろん褒めていただくのは嬉しいが、同時に居心地の悪さも感じながら、私は頭を下げた。
 「森君は私自身にとりましても、信頼する同志であり友人であります。それと同時に、個人的なことを申し上げて恐縮ですが――最大の恩人でもあると思っております。
 皆さんもご承知のとおり、私は3年半、『小沢一郎を抹殺しろ』という官僚、国家権力の迫害にあってきました。私は『こんな無法なことに負けてたまるか』という思いでがんばってきましたけれども、その時に私と一緒に権力を相手に敢然と闘ってくださったのが、皆さんの森ゆうこさんであります」
 会場から拍手が起こった。小沢先生の目には涙が浮かんでいるように見えた。
 「検察と直接対峙して、これと闘うということは、普通の政治家ではできることではありません。私はこの意味において、心から、本当の同志というものはありかたいものだと……そういう思いでいっぱいであります。おかげで私は天下晴れて無罪の身になることができました」

 ひときわ大きな拍手が鳴り響くのを聞きながら、私は考えていた。
 本当に、どうして検察を、官僚機構を相手にして闘うなどということができたのか。今も闘い続けることができているのか。自分でもよくわからなくなる。
 『検察の罠』には、書けなかったこともたくさんあった。検察から「森ゆうこに鉄槌を下す」と脅された話は書いたが、それどころではないような危ない局面も切り抜けてきている。
 小沢先生があそこまで執拗に狙われたのは、日本の暗部に近づき、そこにある利権を打破しようとしたからこそである。
 日本に本当の民主主義を根付かせ、日本をまともな独立国家にしようとする政治家は潰される。これが戦後の日本で繰り返されてきたことだ。「戦後レジーム」というなら、この構造こそがまさにそれだろう。
 小沢先生は続ける。         
 「もちろん、これは私個人の問題ではありません。このような権力を濫用した官僚の横暴がまかり通っていたのでは、日本には永久に民主主義が定着しません。
 森君は民主主義のために、日本において正義が本当に実行されるように、そういう思いで闘ってくれたものと思います」
 これは小沢先生の言うとおりだ。
 小沢先生一人を救いたいというだけで、私は闘い続けることはできなかっただろう。
 小沢一郎を抹殺しようという陰謀は、日本の民主主義を抹殺しようという陰謀でもある。国民の権利を奪い、日本をごく一部の既得権益層によって私物化しようという動きである。それを見過ごすわけにはいかない。
 だから、私は何かあっても負けるわけにはいかなかったのだ。
 「森君は、その思想哲学におきましても、政治家としての行動力におきましても、自分の次の世代を立派に引き継いでいける人だと、そのように思っております。……このような彼女に対して、女性にしておくのは惜しい、と言う人もおります」
 会場から笑いが起こった。
 「しかし、私はそうは思いません。女性であるからこそ、大和撫子であるからこそ、彼女は光るのだと思います。
 そういう意味において、日本のサッチャーとして、メルケルとして、いずれ日本の政治を責任をもって実行していく立場に、ぜひとも彼女をそういう政治家に育て上げたい。それが私の夢であります」
 私はちょっと慌てた。それはさすがに荷が重すぎる、と思ったのだ。
 歴史に名を残す女性政治家であるイギリスのサッチャー元首相や、ドイツのメルケル首相から一番遠いところにいた、ごく普通の働く母親だった私だ。この日、集まってくれた皆さんと同じ生活者であったし、今でもそうありたいと思っている私だ。その私が、応援してくれる人たちのおかげでどうにかこれまでやってこられたのだ。

 私がずっと考えてきたことは、支えてくれた皆さんに恩返しかしたい、この素晴らしいふるさとを守りたいということ。そして、子どもたちの未来を守りたいということだった。
 だとすれば、たしかに私は女性であるからこそがんばれたのだ、と言えるかもしれない。普通の働く母親だから、政治家としての存在価値を持つことができたのかもしれない。
 そんなことを考えている間に、小沢先生の話は自民党政権に対する批判に移っていた。
 「彼らの政治に危ういところを感じるのは、ちょうど小泉政権のときと同じような感じを持つからです。日本経済全体が大きくなれば国民の皆さんへの配分も大きくなる。だから一部の企業を大きくしていけばいいんだ。小泉政権はこういう論理でやってきました。
 確かに、力ある企業はどんどん成長しましたけれども、以来10年経って、国民の所得は10%減りました。負担は上がりました」
 そのとおりである。小泉政権の失敗を再現しようとしているのが安倍政権ではないのか、という危惧は、ますます強まりつつある。
 それだけではない。TPPに参加して、日本の農業と地域を破壊しようとしている。高額の保険に加入できない庶民はろくな医療を受けられない社会にしようとしている。
 そして、憲法を改正して、日本を地球の裏側まで出かけて行って戦争ができる国につくり変えようとしているのだ。

 2月に聞かれた新潟県隊友会の新年賀詞交歓会を思い出す。隊友会は、自衛隊のOB組織である。そこでは、防衛の現場に立つ自衛官たちが、安倍政権の動きに危機感を持っている現状を知ることができた。
 自衛隊の皆さんは、凄絶な極限状態の中で、文字どおり命がけで国民を守るために身を挺して働いている。そのことは、東日本大震災の救助活動、さらには未曾有の原発事故への対応の過程で、私たちが身にしみて知ったことである。
 もし戦争が起こるようなことがあれぼ、自衛官は自分の命を危険にさらさなくてはいけない。自分の部下の命を危険にさらさなくてはならない。
 だからこそ、現場の自衛官たちは平和の大切さを誰よりも知っている。ギリギリまで戦争を避けることがどれだけ大事なことかをわかっている。
 ちょうどアルジェリアで起きた人質拘束事件の直後で、自民党の政治家の中から、「邦人救出のための自衛隊出動を可能にしよう」といった声が上がっていた。それを誰よりも憂慮していたのが自衛隊の関係者たちだったのである。
 政治家の役割は、ありとあらゆる外交努力を尽くして戦争を避けることである。そして、政治の最大の失敗は、戦争を起こして、国民に塗炭の苦しみを味わわせることだ。防衛の現場に立つ人びとを危険にさらすことだ。
 憲法を変えて海外派兵しよう、無原則に集団的自衛権を行使できるようにすべきだ、などと威勢のいいことを言って得意になっている「戦争を知らない子どもたち」は、はたして政治家の役割を理解しているのだろうか。
 現場に立つ人びと、それぞれの持ち場で懸命に仕事をしている人びとの言葉に耳を傾けているのだろうか。

 小沢先生のスピーチは佳境に入ろうとしていた。
 「政治は一部の企業のものではありません。国民みんなが豊かに、幸せに生活できるように、それを図っていくのが政治であります。
 私どもが『生活の党』として再スタートしたのは、国民の命と暮らしと地域を守る、政治の使命はそういうことだ、だからわれわれは愚直にこの考え方のもとで政治に臨んでいこう、そういう思いからであります。
 私は、いつも古い言い伝えにある仁徳天皇の話を引くのです。食事どきになっても、民のかまどから煙が上がっていない。これは大変だということで仁徳天皇は租税を免除し、宮中の費用を削減して民の生活のためにということで政治を行なった。
 政治は生活である。国民の生活をしっかりと守り、支えていくのか政治である。私たちはその信念で、今後とも愚直に、一生懸命がんばっていきたいと思います」
 これは、小沢先生の決意表明だ。
 最近の私は選挙前で忙しい日々が続いていた。この日もテレビ出演してから会場に駆けつけた。疲れていたはずだったが、私はふっと心が軽くなるのを感じた。
 3年半もの強いられた空白を経てなお、小沢先生の闘志はまったく衰えていない。
 もちろん、私も必勝を期して選挙に臨むつもりではいた。だが、小沢先生のやる気はその上をいっていた。それも、決して力んでいるのではない。ごく自然体。苦境に追い込まれてなお、「それがどうした?」と泰然自若なのである。
 小沢先生は言う。
 「われわれは、小さな政党になってしまいました。多くの同志がシュンとなっている。
 けれども、考えてみれば、民主党と自由党が合併する前の状態にほぼ戻っているわけであります。新しい民主党をつくった時、はたして『この政党が政権を取る』と思った人は国民の間で何人いただろう。たぶんほとんどいなかったと思います」
 去年(2012年)12月の選挙では、多くの同志か落選した。それは「死屍累々」と言ってもいい状況だった。
 私を長く支えてくれた皆さん、この日、集まってくれたサポーターたちにもずいぶん迷惑をかけたと思う。「お前がいいというから森ゆうこに投票したのに、このざまはなんだ」と地域で批判を浴びた支援者の方も多かったはずだ。
 そのことに責任を感じないわけにはいかない。私は確かに失敗したのだと認め、頭を垂れるしかない。
 だが、歴戦の勇者である小沢先生にとっては、衆院選後の危機的ともいえる状況も、いままで散々くぐり抜けてきた境遇にすぎないのだ。
 「私が、政権が交代できる選挙にしようということで中選挙区から小選挙区に変えた。小選挙区制は国民の皆さんの、その時どきの判断によって政権を変えることができる制度です。だから民主党が政権を取った。その民主党がろくな政治をしなかったから自民党に再び取って代わられた。
 われわれがしっかりしさえすれば、国民の皆さんの支持は必ず帰ってくる。私はそう確信しております」
 日本の政治を着実に前に進めてきたという自信、未来への希望を込めて小沢先生はそう言い切った。

 この日、私は小沢先生の言葉に救われたと思う。
 たしかに、前回の衆議院選では大きな失敗をした。
 今回の選挙も厳しい戦いになることは間違いない。
 私が立ち向かおうとしている敵はあまりにも巨大だ。
 だが、それがどうした。
 天変だったのは今までも同じである。だが、どっこい生きているではないか。私が経験してきたことなど、小沢先生がくぐり抜けてきた修羅場に比べればどうということはない。
 私はまだまだやれる。自然にそう思えたのである。
 集会の終わりが近づいて、お母さんに連れられた子どもたちが大勢壇上に上がってきた。
 締めくくりの「ガンバロー・コール」をみんなで唱和するためだ。この日、音頭をとってくれるのは4人の子どもを抱えて働く若いお母さんである。
 ステージを埋めた子どもたちの顔を見なから、私は決意を新たにしていた。
 小沢先生には申し訳ないが、サッチャーやメルケルではやはり荷が重すぎる。
 けれども、私は今でも働く母親の一人である。生活者の一人である。
 政治家として大成したいなどという欲は毛頭ない。ただ、真面目に慎ましく生きる、この国の99%を占める人たちの幸せを実現したいだけだ。
 そして、ここにいる子どもたち、ここにいない子どもたち、これから生まれてくる子どもたちの未来を守りたいだけだ。
 その思いを持って、私はこの夏の選挙を戦う。力の続く限り考え、声を上げ、行動し続ける。
 それが、森ゆうこが皆さんにする、ただ一つの約束である。

(書籍より書き起こし)

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 〈参議院選挙2013〉 脱被曝・原発即時撤退・反TPP 0705東京選挙区・山本太郎氏 新宿西口駅前演説 文字起こし 
【参議院選挙2013】脱被曝・原発即時撤退・反TPP〜0705東京選挙区・山本太郎氏〜新宿西口駅前演説文字起こし
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1976.html
07/05 21:00 Sekilala&Zowie



※山本太郎氏の演説は18分過ぎからです。


20130705山本太郎氏新宿西口駅前演説文字起こし


山本太郎氏「新宿西口周辺、ご通行中のみなさん、こんにちわ。山本太郎と申します。参議院選、東京選挙区から立候補です。


『なんだ、なんだ、素人が政治に参加なんかしやがって』


そういう厳しい声も聞かれます。けれども、今までプロに任せてきた政治が、いまどういう状況にあるのか。それを見れば、気持ちのある人が大きな声を出せる人が、一歩前に踏み出す。それが今、すごく大事なんだなということを自分で感じて、今この場に立たせていただいてます。よろしくお願いします。


2011年、原発震災。ここから僕の人生、大きく変わったんですよね。国がどういったことを僕たちに説明するのか。そして、それをメディアはどのように伝えるのか。それでこの国の姿が分かるんだと思いました。


そして、国が発表したことは、『直ちに健康に影響はない』と。


なるほど、今すぐは影響ないかもしれないけれども、あとあと分かんないよということを公式の場で発表してしまうんですよね。そりゃそうなんです。放射性物質、放射能の影響というのは、よほどの高線量でなければ、その場で影響は出ない。すぐに影響が出ない。


だいたいのものは、その後、晩発性として身体に影響が出てくる。そのことなんですよね。『直ちに影響がない』といったことはそのことなんです。今すぐに影響が出ないけど、あとあと分かんないよって言われた時に、もう自分自身、凍りついてしまったんです。


そして、この事故について、メディアはどういうことを僕たちに教えてくれるのかと思ったら、大本営発表。垂れ流しだったんです。これはもう自分たちで情報を得て、そして生き延びるんだという強い気持ちを持たないとまずいなと思ったんです。生き残れないなと思ったんです。


原発問題を入り口に、この二年間、仕事はもうほとんどないです。干されてしまいました。それもそのはず。芸能界っていうのはスポンサーによって支えられているんです。テレビをつければ、15秒毎のコマーシャルが流れる。当然ですよね。15秒毎に企業からお金が入るシステムなんです。


企業にとって、本当の都合の悪いことは、その核心の部分というのは、決して流れない。大人の世界だったら当然ですよね。取引先の企業の悪口、言えるわけないんですよ。


新聞を見てみてもそうですよね。新聞を開けば広告がたくさん載っている。新聞を支えているのは、広告なんですよね。6割から7割が広告だ。だとするなら、テレビ、新聞から、本当のことが知れるはずがない。


みなさんは、テレビに対して、新聞に対して、大きなお金を支払っていますか?メディアはたいへん大きなお金を広告宣伝費として、テレビ、新聞、大手メディアに支払っているんですよね。


例えば、東京電力、一年間で260億円。260億円のお金を広告宣伝費で、一年間に大手メディアに流している。260億円くれる人の悪口なかなか言いづらい。電力10社では1000億円。1000億円くれる人たちの悪口、言いづらいな。原発産業、原子力産業で考えた時に、この1000億円以上の、いろんな企業が参加してますよね。


東芝、三菱、日立、メガバンク、巨大建設会社、保険会社、鉄鋼、ありとあらゆる会社が参入している。そのすべての年間の広告宣伝費をどのぐらいの数になるんでしょうか?


言えるわけない。知れるわけない。一番大きなスポンサーは企業であって、みなさんではないんです。民放にはみなさん一円も払わないですよね。みなさんのいのちにとって大切な情報、流せるわけないんですよ。


それが企業にとって不都合な情報であれば。芸能界にいた僕が、原発のこと、被曝のこと、TPPのこと、そんなこと話していれば、その場にいられないことはもう確実なんです。スポンサーにとって、大事な大事なスポンサー様にとって、不利益になるような発言は絶対にしてはならない。それは子役でも分かっていることなんです。


でも、言わなきゃいけないんです。どうしてか?いのちに関わることなんですよ。それまで社会的な問題にはほぼ目を閉じてきた。なぜなら、そういう世界に生きてるから。スポンサーにがんじがらめのしがらみの世界で生きてるから。


まず最初に声を上げようとした時に、マネージャーに言われました。『太郎君、あなたジャーナリストでもなんでもないでしょ。あなたのお仕事わかってる?』それは、お前、黙れってことじゃないんです。あなたにも生活があるだろ?あなたはお母さんを食べさせなきゃいけないでしょ?そんなことしてたら仕事なくなるよって言われたんですけど、我慢できなかったんです。


このことに対して口を閉ざすということは、そのリスクを無視して、そしてそのリスクに晒された人たちを切り捨ててでも、原発を続ける。活断層の上に原発が作られていても、それを動かそうとする。100万年の核の発電によって、100万年もゴミができたとしても、その処理方法がなかったとしても、それを続けようとする。


その人たちに、その企業たちに、自分も賛同したと同じことなんです。黙ってしまうことは、黙認していることと同じだ。自分のなかでもう我慢できなくなった。ただ、それだけなんです。


おいおい、売名行為か?勘弁して下さい。収入が減る売名なんて、聞いたことないですよ。


ひとりの人間として、ひとつの生き物として、声を上げなきゃもうならないところに来ているということに気づいたんです。ただ、それだけ。


考えてください。いまスーパーとか肉屋とかで、お買い物するときに、なんとなく産地表示、見たりとかしませんか?


口には出さないけれど、あまり考えないようにはしてるけれども、なるべく安全であるものを食べたいなという無意識がみなさんのなかにないですか?


今、国が与えている安全基準。食品の安全基準を考えてみてください。一キロあたり100ベクレル。そんなこと言われたってよく分からない。なんだ、ベクレルって?そりゃそうですよ。ここ2年で出てきた言葉です。広く知られた言葉です。


でも、事故前の基準と照らし合わせると、その数字が持つ不条理さがよく分かります。一キロあたり100ベクレルは、東電原発事故前、放射性廃棄物と同等でした。原子力発電所、その敷地内から出てくる低レベル放射性廃棄物。黄色いドラム缶のなかに入れて、厳重に管理されなければならなかったもの。それと同じものを僕たちに安全基準として、国は与えているんです。


『大丈夫ですよー。食べても安全です、放射性廃棄物でしたけど』


許せますか?許せないんです。どうして安全基準を上げたのか?答えは簡単。厳しい管理をしてしまうと、流通できないものがでてきてしまう。流通できないものが出てきたとすると、生産者に対して、保障、賠償をしなくちゃいけなくなる。


誰が起こした事故でしょうか?農家のみなさんが爆発させた原発でしょうか?福島の人々が、東日本の皆さんが爆発させましたか?違います。安全性は無視をして、危険なことに目をつぶって、事業者が無理やりに推し進めた。そして、それを後押ししたのが国だった。それだけのことなんです。


ならば、その被害者である生産者、そしてそれを食べて被曝して応援しろという国。どうして、そういうスタンスを取るのか?保障、賠償が行われるべきだとみなさん、思いませんか?


話を完全にすり替えられているんです。僕たちが事故前に食べていたもの。それは、0.1ベクレルぐらいだったらしいです。0.1ベクレル。0.059、それぐらいのお米の基準だったり、2010年に調べられた文部科学省が福島県に要請を調べさせたお米。0.059。その程度の数値だったんです。


だとすると、いま僕たちが食べている安全基準1キロあたり100ベクレル。いったい何倍ですか?1000倍ですか?10,000万倍ですか?そんなものを許す国なんて、国って呼んでいいんでしょうか?


こんな国、国と認めて税金払うの馬鹿らしいって話なんです。何のために税金を払っているのか。いま本当に困っている人たちに税金が使われているのか?復興に使われているお金。本当に困っている人たちのところに届いているんでしょうか?


環境省と国が繰り広げたキャンペーン。『きずな』キャンペーン。なにが『きずな』だ!ひとりも救われてませんよ。原発で誰も死んでない?何を言ってるんだ?原発さえなければ、その言葉を残して、自分自身でいのちを絶たれた方もいる。


そして、何十万人という人たちが、もうふるさとを失った。それでも平気な顔をして、原発を続ける。この地震の活動期のこの国で。そして、外国にも売ろうって。そして、日本でも原発を続けようって。


原発反対、再稼働反対。もちろんですよ。でもね、たくさんの人が集まって、その声を上げることはすごく大切なことなんです。けれど、原発反対、再稼働反対。その言葉だけ言っててもどうしようもないんです。ただの呪文なんです。


日本の原子力には、やめられない理由があるんです。野田さんって人が総理だった時代に、原発ゼロを閣議決定しようとしました。けれど、それができなかった。それはなぜか?日米原子力協定という取り決めがあるからです。


日米原子力協定。日本の原子力は、すべてアメリカの管理の下に行われているんです。日本が原発がやめられない理由は、この協定が理由なんです。


日本にはたくさんのプルトニウムがある。売るほどある。そのプルトニウムをずっと保有することは、『おまえたち、それ。軍事利用してるんじゃないか』っていう、いちゃもんをつけられることになるんです。


その原子力協定があるために、この日本では、このプルトニウムを減らさなきゃいけない。じゃあ、どうやって減らすんだ?プルトニウムを使った発電を行わなきゃいけないんです。原子力協定があるばかりに、プルトニウムをMOX燃料として、原子力発電所で使わなきゃいけない。それを減らさなきゃいけないんです。


その圧力をかけられているんです。すっとぼけて、再稼働反対だ。原発をなくすだの言ってる政党のみなさん!核心に迫ってくださいよ。怖いんですか?


いのちを守るために政治家になったんでしょ?いま何を守ろうとしてるんですか?あなたの政治生命ですか?あなたの政党ですか?僕たちには一銭の得にもならない。言いにくいことを言う。僕たちのいのちを守るために代表に選ばれたんでしょ?でも今なにをしてるんですか?


さきほどお話した食品の安全基準、一キロあたり100ベクレル。事故前は放射性廃棄物だったってこと、それを国会の中で大きな議論になりましたか?テレビ、新聞でも取り上げざるをえないぐらい大きな扱いになりましたか?


僕たちはこのままだと、この国に殺されてしまうんですよ。僕たちがこの国を愛するほど、この国はみなさんのこと愛してない。それが、この現実なんです。


切り捨てようとしてるんです。だから、こんな僕みたいな人間が、じゃあ僕が大きな声を出して言いたいと、前に進まなきゃいけないときが来てるんです。それだけなんです。


政治家になりたい?そんな夢なんてない。でも、このままじゃ駄目なんだって。僕も生きてたいし、みんなにも生きてて欲しいんです。ちから貸してもらえませんか?


TPPの問題もそうです。


テレビ、新聞ではほとんど流れない。流れたとしても農業問題に矮小化されて。TPPに入らなきゃ、そのバスに乗り遅れちゃまずいぞって。


アジアの経済成長を取り込むんだって。何をねごと言ってるんですか?アジアの経済成長を取り込むのに、中国も韓国も台湾も参加してないじゃないですか?


どこのアジアの成長を取り込む気なんですか?


TPP、これははっきりと言って不平等条約なんです。一部の人しか、その内容に触れられない。日本の国会議員でも、そしてアメリカの国会議員でも、なかなかその中身を知ることができない。僕たちが知れるのは、それに参加するか、それが破綻するかしたあとの4年後なんです。


4年間知れない秘密条約。これに僕たち、無理やり入ろうとしてるんです。そして、日本は12番目の交渉国。その前の11カ国が取り決めたことは、たとえ、この国にとってどれだけ不利益なことでも受け入れなきゃいけないんです。


『大丈夫。安倍さんの交渉力、パネエから』


パネエですわ、本当に。このTPPに入る事前協議。いろいろありました。そして11カ国が色んな取り決めをした。11の国が取り決めをした。そのなかに、はっきりと決まっていることがあります。それは、そのなかの内容はいっさい蒸し返せない。その条文のなかに入れられたものは一文字も変えられないってことなんです。


そんなこと、テレビ、新聞で言われますか?言われない。それはどうしてなのか?このTPPが国と国の取り決めのように、一見は見えるんですけれども、実はそうじゃない。


今はもう国というレベルではなく、その上にある大企業、多国籍企業のための条約なんです。協定なんです。自由に、世界中で、すべての決まり事を取っ払って、ルールを一本化しようぜ。企業がより経済活動をしやすくするためにって。


そのためには、この国の国内法、それよりも優先されるんです。その国内法さえも、変更されてしまうんです。


こんなとんでもない協定に参加すること、許せますか?


TPPに参加してしまえば、脱原発が無理になってしまうんです。非関税障壁。国の産業を守るために、関税をかけたりとかするっていうルール以外のもの。この国の産業だったり、色んなものを守るための取り決め。それさえも取っ払ってしまう。


例えば、脱原発ということを決定したとしても、その脱原発というものの考え方、それ自体が障壁になってしまうということなんですよね。非関税障壁なんです。それさえも。


それだけじゃないです。みなさんもご存知だと思います。ISD条項っていう条項がありますよね。どういうことなのか?国と国との取り決めなのに、私、投資しましたという投資家が、投資家が相手国を訴えることができる。


それによって、もし日本の原発、次々に廃炉が決まっていったとしたら『おいおい、俺の投資した原発はな、あと20年動くはずやったんだぞ!』その前に、損害賠償請求されてしまうってことなんです。実際にいま、ドイツの脱原発のなかでも、バッテンフォールという海外企業がISD条項で、ドイツ政府を訴えているんです。


2011年の上半期だけで14億、そして、その下半期には、46億ドル。上半期と下半期でそれだけ損害賠償が膨れ上がるぐらいの話なんです。日本にある54基の原発、損害賠償の対象になったとしたら、いったいいくら掛かるんでしょうか?


原発が安い電力だなんて大噓なんですよ。バックエンドの問題は?廃炉作業のお金は?100万年のゴミの管理は?


日本中に、もうあふれんばかりにあるこの核のゴミを、これ以上焼こうとしているんです。国がいましようとしていることはなんなのか?簡単。僕たちに放射性廃棄物レベルの食べ物を食べて安全という国は、地震の活動期に原発をどんどん建てようとする国は、もうこの国の未来を諦めてるんです。


くやしい。ここまで人のことを人とも思わずに切り捨てようとする。一部の人間だけが儲かろうとする。自分の代だけで、この会社が持てばなんとかなる。そんなメンタリティでこの国を滅ぼすのやめてほしいんです。


ちから貸してもらえないですか?


皆さんに言いたいのは。ごめんなさい。もう時間がなくて、TPPのことをすこし脱原発と絡めてお話するにとどまっちゃったんですけど、これが24分野に渡るんです。TPPの話は。


医療は壊される。食も壊される。公共サービスも。24分野にわたって。そうなったら、終わりですよ。この国は。皆さんの仕事も奪われる。外国から安い労働力がくる。長時間労働、低賃金が当たり前になる。


ブラック企業がスタンダード化するんです。


そんな馬鹿な話があるかよって。これを認めてしまうことは、TPP、すなわちそれはもう、世界的な価格競争になっていくってことです。価格競争の先に何があったか?ブラック企業じゃないですか。もう搾取するところは労働者からしかないんですよ。


『原発問題、ガタガタ言ってた奴がなにが労働問題だよ』


ごめんなさい。気づいたんです。ぜんぶ繋がってるんですよね。労働問題、解決しないとおそらく原発問題も解決できないってことに気づいたんです。そして今、原発のことだけではなく、TPPまで、もうみなさんにはっきりと、国は意志を示してるんですよ。


より、切り捨てを加速化していくぞって。このメッセージに気づいて欲しいんです。


TPPに参加、色気を感じている党、自民、公明、民主、維新、みんなの党。この人たちはいったいどういうつもりなんでしょうか?


TPP、すなわちそれはこの国を、この国に住む人々を売り渡そうとしてることなんです。


みなさんはどうしたいですか?植民地に住みたいのか?それとも、自分たちのやり方で生きて行きたいのか?


先代がいのちをかけて僕たちに続けてくれたバトンを、この先の世代にどういう形で渡したいですか?それが今、問われているんです。それが参議院選なんです。


今、国会に必要なのは、なんのしがらみもなく、本当のことを言える、そういう人間が必要なんです。


山本太郎に国会に行かせてください。山本太郎は馬鹿なんです。ただの馬鹿じゃないんです。鼻の効く馬鹿なんです。行動力のある馬鹿。これが一番やっかいなんです。


そういうタイプの人間には来てほしくないんです。どうしてか?全部しゃべってしまうから。国会の中でやられること、僕に、皆さんにしゃべられてください。こういうこと、たくらんでるよって。


国民のために仕事をしない政治家たちを、僕に糾弾させてください。ちから貸してもらえませんか?よろしくお願いします!ありがとうございました!」


「それで、すいません。もう30秒だけお付き合いください。僕のしゃべりのパートはってことなんですけど。今から僕が受け取っていただける方一人一人にお渡ししたいと思います。その封筒、なんだよ?この中には5枚のハガキが入っています。


このハガキはなんですか?東京都のあなたのお友達。東京都にお住まいのあなたのご家族、ご親戚、ご紹介していただけませんか?別に、あとあと仏壇を売りつけるとか、布団を売りつけるとか、銃を売りつけるようなことはいたしません。


何のために、東京都に住むお友達を紹介していただきたいか?組織の選挙じゃないんです。地盤もない、組織もない、お金もない。そういう、なんのしがらみもない僕が国会に行くためには、一票入れていただく他に、それを3票、4票と広げていく。そういうことができなければ、組織選挙に勝てないんです。


いま、僕の選挙を手伝ってくれているボランティアのみなさん。1,000人を超えるボランティアのみなさんが力を合わせてくれているんです。そして、本当にこの東京選挙区、接戦です。組織の力に頼らずやるためには、みなさんのお力が必要なんです。力を貸していただきたいんです。


そして、これを今、押し付けられた不条理をひっくり返したいんです。その先頭に立たせてください。よろしくお願いします!ありがとうございました!」



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 「自公参院選過半数」は悪夢だ 参院選の争点は安倍か否か (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9235.html
2013/7/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


野党参院多数の現状「ねじれ国会」が消えたら国と国民生活は安倍国家主義自民党の独裁になる

参院選の公示日(4日)、安倍首相が第一声で強調したのは、野党が参院で多数を占める「ねじれ国会」の解消だった。

「ねじれているために、なかなか復興がスピーディーに進んでいかない。経済の再生もスピーディーに進んでいかない。改革も進まない。このねじれを解消させていただきたい」と訴えていた。

ねじれが消えれば、政治が安定する。野党が足を引っ張らなければ、復興も景気回復も加速する。とまあ、バラ色の国民生活が待っているかのような言い回しだったが、本当にそうなのか。ねじれが消えて、安倍・自民が暴走する方がよっぽど、恐ろしいのだ。

まず、アベノミクスの副作用。多くの専門家が警鐘を乱打しているが、指摘通りの展開になりつつある。

「異次元緩和の危うさは、株式市場をハゲタカ外資の草刈り場に変えただけでなく、家計は輸入インフレで苦しんでいる。輸入資材や原燃料コストの高騰を価格に転嫁できない中小零細企業は収益を圧迫されるばかり。アベノミクスのマイナス面を挙げていけばキリがないほどです」(経済評論家・広瀬嘉夫氏)

3本目の矢として放った「成長戦略」も問題だらけだ。国が成長産業を選び、重点的に「ヒトとカネ」を投じるというが、なぜ、国が「成長産業」と「そうでない産業」を分けるのか。経産省の役人にそんな権限や眼力があるのか。「余計なお世話だ!」と言いたくなるし、そこには不透明さがつきまとう。実際、成長戦略をまとめた「産業競争力会議」で「医薬品のネット販売」が解禁になったが、それで得するのは民間議員のひとり、楽天の三木谷会長なのである。

これが成長戦略なのか。官僚や一握りの企業経営者への利権誘導ではないのか。

「規制緩和」に名を借りて、自分たちに都合よくルールを作り変え、声がでかい一部の経営者だけが得をする。これがアベノミクスの正体だろう。

こんな不平等な政治を許していたら、ますます経済格差は広がっていく。この国はいびつな社会になってしまう。

◆天下り官僚と族議員を復権させる毒の矢

経済アナリストの菊池英博氏はこう言った。

「三木谷氏の振る舞いは、典型的な『レントシーキング』(利益誘導的な政治活動)です。規制緩和を突き進めると、新たに生じる利権を商売に利用する連中が確実にはびこる。政府が成長産業を恣意的に選んで、税金や人材を投入すれば、特定の政治家や官僚の判断が市場メカニズムより優先されてしまう。従来以上の巨大な既得権益が生まれ、成長産業の支援機関と称した官僚の天下り機関が増えかねない。アベノミクスの成長戦略は、族議員や霞が関官僚の復権と、新たな政商を生み出す“毒の矢”みたいなものです」

エコノミストの高橋乗宣氏は、本紙コラムで〈安倍政権がやっているのは、日銀に国債を買わせ、使えるカネを捻出するということだけ〉と書いていたが、本当だ。安倍は日銀を打ち出の小槌にして、好き勝手に利用できる資金をひねり出す。その恩恵が回ってくるのは、政治家と官僚、政権にスリ寄る企業経営者だ。

安倍は参院選後の秋の臨時国会で「第2弾となる成長戦略を打ち出し、実行する」と息巻いていた。その時、ねじれが解消していれば、本当にやりたい放題だ。参院は衆院のカーボンコピーとなり、どんなにムチャクチャな法案でも自動的に成立してしまう。果たして、国民はそんな政治を望んでいるのか。投開票日まで真剣に考えるべきだ。

◆有権者は戦前回帰の金融政策を信任するのか

今度の選挙の争点はハッキリしている。安倍でいいのか、否かだ。

自公両党に参院の過半数を与えれば、危うい異次元緩和にお墨付きを与えてしまう。TPP参加、原発再稼働、消費税引き上げ、憲法改正と、安倍の暴走を次々と許すことにもなる。

韓国や中国との関係はさらに悪化するだろうし、いまでも安倍を危険視している米国はますます、冷淡になっていくだろう。国際的孤立は避けられない。安倍自民党に投票すれば、そんな政治を信任することになる。有権者は本当にそれでいいのか。

国民生活の行き着く先も心配だ。自民が参院選を勝てば、勢いづく安倍と黒田日銀は「2%のインフレ目標」の達成まで、無軌道に国債を日銀に買い取らせていく。いまでも国債発行額の7割を日銀に買い取らせているが、こんな禁じ手が常態化して、国債市場はマヒしてしまう。その裏では、国債暴落危機が日増しに膨らんでいくのである。

安倍政権はすでに補正予算で7・8兆円、本予算で43兆円の国債発行を決めた。今年度末の国の借金は累積1107兆円に達する見込みだ。日本の財政赤字は敗戦直後の極限値をはるかに超え、対GDP比率245%まで膨れ上がっている。

それで安倍はインフレに持ち込もうとしているのだが、行き着く先は恐ろしい。

前出の広瀬嘉夫氏は「異次元緩和は大麻やモルヒネに手を染めたようなもの。一度打てばやめられないから怖いのです」と、こう続ける。

「米国の金融緩和も出口戦略で大揺れですが、日本の異次元緩和は、それこそ米国の緩和策とは次元がケタ違いです。米FRBが市中に流した資金量は約3兆ドルと何とか国家予算規模にとどめているのに対し、日銀は2年間で270兆円もばらまくのです。供給量は国家予算の実に3倍規模。これだけの供給量をいつかは引き締めなければいけないのです。果たして黒田総裁にカジ取りできるのか。インフレを制御できなければ、国民の虎の子の財産はどんどん目減りしてしまう。割を食うのは、汗水流してマジメに働いてきた庶民です」

◆暴走を許せば国民財産が雲散霧消しかねない

もっといえば、日銀という国債の最大の買い手を失えば、たちまち国債暴落が現実味を帯びてくる。日銀は国債買い取りをやめられなくなる恐れがある。

前出の高橋乗宣氏は〈かつて日本は戦費の調達のために国債を日銀に引き受けさせた。当時と同じだ。少なくとも経済政策は戦前に回帰している〉と書いていた。無謀な戦争と金融政策の末路にハイパーインフレが到来し、預金封鎖と通貨切り替えによって、国民の貯蓄は雲散霧消した敗戦直後の悪夢もよぎる。

それでも新聞各紙の世論調査では、有権者の4割以上が「投票先は自民」と答えている。民主党以下の野党は軒並み1桁のていたらく。これじゃあ、安倍は楽チンだろうが、前出の菊池英博氏は「安倍政権の経済政策と政治手法は極めて危険。このまま暴走を許せば取り返しのつかないことになる」と警告した。有権者は「あまりにも危ない安倍でいいのか」を真剣に問わねばならない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 権力の都合で憲法をコロコロ変えられる国にしていいのか [高橋乗宣の日本経済一歩先の真相] (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9234.html
2013/7/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


争点を矮小化したメディアの犯罪

参院選が4日、公示された。国民が政治に対してダイレクトに意思表示できる数少ない機会だ。今回は、とりわけ重大である。ときの政権の都合によってコロコロと憲法を変えられる国にしていいのか。

権力の暴走で憲法を変えられないように歯止めを残しておくべきなのか。その選択になるからだ。

現在、日本では、衆参両院で3分の2が賛成しなければ改憲を発議できない。安倍首相は、そのハードルを2分の1に引き下げようとしている。いわゆる憲法96条の見直しだ。

改憲派は、「ハードルを下げても、最後は国民投票に委ねられるのだから、簡単には変えられない」などと主張している。だが、例えば国民投票には投票率の規定がない。先日の都議選のように、有権者の4割程度しか投票しなくても、半数を超えればOKとなる公算は大だ。国家の基本となる憲法が、こんな形で決められていいわけがないだろう。

本来、憲法は権力を縛るためのものだ。その権力の側が「3分の2では不自由だから」と抜け道を探すのは、憲法を真っ向から否定する行為だ。決して許されないだろう。民主主義を守るのか、それとも放棄するのか。歴史的に見ても、大きな岐路に立たされる選挙といえるだろう。

そう考えながら新聞を広げていると、どうしても違和感を覚える。4日夕刊の見出しを拾ってみると、〈「ねじれ」解消焦点〉(読売)、〈ねじれ解消焦点に〉(日経)、「ねじれの行方は」(毎日)という具合。現状の国会は不健全な状態にあり、正常化させるかどうかが争点だと訴えているのだ。

現状が悪いという前提で、「どうしますか」と聞けば、だれもが直した方がいいと思うだろう。だが、この「ねじれ」は、自民党が長期政権にあぐらをかき、好き勝手にやったツケである。

「自民党には任せていられない」「利権まみれの政治はこりごり」という有権者のバランス感覚が働いたもの。丁寧な国会審議を求める国民の意思が反映されているのだ。

そんな説明もなく「ねじれ=悪」と報じて自公与党に投票を促す。これでは単に安倍政権の応援団である。そもそも、ねじれウンヌンは選挙の争点ではないだろう。問題を矮小化している。

メディアは、日本の将来に対して、とてつもない罪を犯していることを自覚すべきだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民党、勝利の後に待ち構えている壁と危機
自民党、勝利の後に待ち構えている壁と危機

 参議院選挙の1人区のほぼすべてで自民党候補の勝利が予測されているという。自民・公明で参議院の過半数越えは確実だという話だ。しかし、既に自民党の危機ははっきりしている。それはまずTPP問題だ。地方の選挙区で、自民党候補はほぼ例外なくTPP反対、農業・医療を守ると明言している。当然、安倍首相も例外なき関税撤廃は許容しないとしてきているのだから、このまま行けば、TPP批准をしないで撤退を選択することになるはずだが、ほぼそれはできないだろう。そして、地方の有権者へ偽手形を切ったという責任はほぼすべて安倍首相にかぶされることになるはずだ。そして、このことにはそういった進退問題よりもより重要な地方社会の崩壊という実質的な問題がともなっている。北海道や東北、中国地方や九州・四国と言った農業県ではコメや酪農などが成立しなくなればかなりの程度社会が混乱する。単に補助金を出せば済むということではなく、生活の仕方そのものが大きく変化するわけで、これをうまく乗り切るのはほぼ不可能とさえ思える。つまり、6次産業化とか農業への株式会社進出では地域社会の維持ができるわけがないからだ。

 同時に円安による物価高がいよいよ本格化する。一般市民は日常生活用品、特に食料品の値上がりを実感するようになるはずだ。昨年度実績で、「日本の輸入で取引される通貨ではドルが全体の72%を占め、円は22%にとどまるのに対し、輸出の場合はドルが51%、円が38%」ということなので、円安の影響はより輸入物価へ影響するからだ。そしてこのことは、TPPの果実である安い海外品の輸入を促進したいという動きとなるはずで、輸入物価高とTPPの果実、そして地域産業保護が三すくみになる可能性がある。

 更に、福島第一原発事故の影響の表面化・深刻化が待っている。このことは、必ずしも直接的な被爆者の方だけでなく、全く関係のない地域に住んでいる一般市民に影響を与え、一部に先鋭化した運動をする人びとが出てくる可能性が強い。なぜなら、実態が隠されていることがはっきりしているため、まだ被害を受けていない人々が却って強い不安を感じるからだ。

 プラスして、2011年3月のあの大地震の余震と言うか、または次の大地震がこの秋にも発生する可能性がある。2011年にはほぼ福島第一原発の周辺に固まっていた震源深さ10キロ程度の地震の塊が今では茨城県内へ移動ししている。( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=KANTO_MAP&_period=30days&rn=2707 の茨城と福島県境にある赤いドット ) また、これだけでなく、311の大地震で引き起こされた地殻の歪みが西日本へ到達しつつあり、これがちょうど南海地震の前30年程度の期間で起こる内陸型のM6から7程度の地震の頻発期にちょうど重なってしまう。

 その他、財政の問題や領土問題など、原発問題に加えて問題山積であり、戦後日本が今まで先送りしてきた問題がほぼすべて同時期に噴出することになる。

 一番の問題は、こういった厳しい状況であるということの共通認識を持つことができていないということだ。つまり、逆から言うと安倍政権は参院選後、どうやってこういった共通認識を国民に持たせるかが喫緊の課題になるのではないだろうか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/409.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院、与党過半数へ 自民の改選数倍増の勢い 本社調査:民主党及び民主党離脱政党の悲劇的惨状が押し上げる自民大勝利

参院、与党過半数へ 自民の改選数倍増の勢い 本社調査
2013/7/5 22:56

 日本経済新聞社は21日投開票の参院選の序盤情勢を探るため、全国世論調査を実施した。自民党の獲得議席は改選34から倍増の60台後半をうかがう勢い。自民、公明両党が非改選と合わせて過半数の122議席を得て、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」を解消する公算が大きい。民主党は改選44の半分程度に減る可能性がある。日本維新の会、みんなの党、共産党が競り合う。

 投票態度を決めていない有権者も多く、流動的な要素がある。
 参院の定数は242で、3年ごとに半数を改選する。改選の内訳は選挙区が73、比例代表が48。非改選は自民党が50、公明党が9の計59議席。与党が過半数の122議席を得るには今回、63議席が必要になる。

 自民党は昨年12月の衆院選圧勝の勢いを維持し、選挙区で立候補者49人の大半が優位な戦いを進める。31の「1人区」のほとんどでリードしている。改選定数2〜5の複数区では、各2人を擁立した東京(改選定数5)と千葉(同3)を含めて候補全員が当選有力圏に入りつつある。比例代表は過去最高に近い20前後の獲得をうかがう。

 公明党は固い支持基盤を生かして改選10議席を維持する公算が大きく、自公両党で70を超える勢い。70に達すれば、与党がすべての常任委員会で委員長を占め、野党と同数以上の委員を出せる「安定多数」(非改選と合わせて129議席)を確保できる。

 民主党は選挙区、比例代表とも振るわず、改選44議席から大幅に減る公算が大きい。選挙区で有力なのは10人台にとどまっており、候補を立てている19の1人区で全敗の可能性もある。複数区では自民党候補に先行され、残る議席を他の野党と争う。比例も現時点では2ケタに届いていない。

 維新、みんな、共産の3党はしのぎを削る。維新は大阪で優位で、兵庫でも当選圏をうかがうものの、ほかの選挙区や比例代表で伸び悩む。みんなは神奈川で議席確保を見込み、比例代表と合わせて改選3を上回りそうだ。共産党も改選3から上積みの勢い。生活の党は小沢一郎代表の地元、岩手でも苦戦している。

 安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正には維新やみんな、新党改革も前向きで衆院では改憲勢力は改憲の発議に必要な3分の2を確保している。参院で4党の非改選は62議席。3分の2以上の162議席に達するには候補のいない改革を除く3党で、改選100議席以上の確保が必要だが難しい情勢だ。環境権などを加える「加憲」を主張する公明党と合わせれば、3分の2が視野に入る。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05050_V00C13A7MM8000/?dg=1



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/410.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 超極悪売国政党自民党と売国奴安倍晋三をのさばらせたのは、ふがいない言い訳民主党のせいだ!
思えば、去年の総選挙での民主党の大惨敗は、本当に民主党の自滅的な行為の重なりの所為だったのである。解散しなけりゃいいのに、「正直だから」とホントに解散した野田ブー馬鹿は、まさに自爆解散をし、57議席しか獲得出来なかったのは無様を通り越して呆れてしまう次第だ。

2009年、選挙に勝って、政権を担当する間は消費税を上げない、無駄をなくし天下りをなくし、官僚主導から政府主導の政治を行うというマニフェストを掲げて民主党は大勝利したのでは無かったのか?

それを公約を堂々と破り、天下りを無くすどころか消費税を上げ、野田一派は、消費税を上げる事を反対する議員を事実上「追放」するなど、あり得ない事を行ってきた。

民主党から離党させ、勢力を5分の1までに落とし、猛省するどころが言い訳ばかりして、自画自賛しかしないのだから、どうしようもない。

民主党が蘇る方法は、まず潔く反省し国民に土下座する事である。天下り廃止、消費税増税をやめ、無駄を出来る限り無くし、原発を廃止し、社会保障を充実させる事。

小沢一郎を復党させ、彼にリーダーシップを取らせる事。

野田、前原、菅、枝野、岡田、仙谷とかの「戦犯」を民主党から追放する事。

それ以外に蘇させる方法は無いであろう。

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/411.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民、取材拒否を解除(時事通信)−自民「事実上の謝罪と受け止める」TBS「訂正、謝罪では無い」
「自民、取材拒否を解除【13参院選】

時事通信 7月5日(金)22時7分配信

 自民党は5日、同党に関する報道が公平を欠いたとして行っていたTBSの取材拒否を1日で解除した。同党は「わが党の抗議に対する回答、報道局次長、政治部長はじめ、関係者の来訪と説明を誠意と認め、これを謝罪と受け止める」とする文書を総裁・幹事長室名で発表した。
 一方、TBSも5日、西野智彦報道局長名で「御党より指摘を受けたことについて重く受け止める」などとする文書を石破茂幹事長に提出した。安倍晋三首相(党総裁)は同日のBSフジの番組で「事実上の謝罪をしていただいた。問題は決着した。来週TBSの番組に私も出る」と述べた。
 この後、TBS側は「弊社は放送内容について訂正・謝罪はしていない」とする政治部長のコメントを発表した。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130705-00000153-jij-pol

やはり、「メディアは『自民応援』ではありませんよ」という「パフォーマンス」だった、という気がします。
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/412.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自公、過半数の勢い 民主、改選議席半減か 参院選・朝日新聞社の序盤情勢調査/維新、みんなが伸び悩むなか共産には勢いがある
自公、過半数の勢い 民主、改選議席半減か 参院選・朝日新聞社の序盤情勢調査
朝日新聞 朝刊(2013年07月06日)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307050806.html



 21日投開票の参院選について、朝日新聞社は4、5日、全国の有権者を対象に電話による情勢調査を実施した。取材で得た情報と合わせて分析すると、自民党は改選議席を倍増させ、公明党と合わせて与党で参院の過半数(122)を確保する勢い。民主党は不振で、改選議席から半減する見通し。日本維新の会とみんなの党はやや伸び悩んでいる。共産党は改選議席を上回り、都市部の選挙区での議席獲得もありそうだ。▼2・11・12・13面に詳報


 投票態度を明らかにしていない人が選挙区で5割、比例区で4割おり、今後、情勢が変わる可能性もある。

 与党が参院で過半数を獲得し、ねじれを解消するには63議席が必要。自民は消費税が導入された1989年の参院選で大敗し、参院で過半数を失ったが、今回、72議席に達すれば、24年ぶりに単独過半数を回復することになる。

 自民は今のところ、70議席に迫る勢い。10議席程度を見込む公明と合わせると、与党の過半数はクリアしそうだ。

 自民は31ある1人区のうち、28選挙区でリード。複数区で各1議席確保しそうで、東京、千葉では2議席目が視野に入る。比例区でも、小泉ブームで大勝した2001年の20議席を上回りそうだ。

 公明は選挙区で立てた4人の全員当選の可能性もある。比例区では前回並みの6議席程度になりそうだ。

 民主は20議席を割るおそれがあり、98年の結党以来、最低の議席となる見通し。1人区では三重で追い上げをはかっている。複数区でも取りこぼしがありそう。比例区も、最低だった01年の8議席を下回る可能性がある。

 維新は、選挙区は大阪での議席獲得が有力で、兵庫でもわずかにリードしている。ただし、昨年の衆院選では比例区は民主を上回ったものの、今回は勢いが弱まっている。

 みんなは神奈川で1議席が有望なほか、東京、埼玉、愛知でも競り合っている。比例区は4議席程度にとどまりそうだ。

 共産は東京、京都の選挙区で当選圏をうかがう。選挙区で議席を得れば01年以来。比例区では前回の3議席からの上積みをめざす。

 生活の党は選挙区、比例区で各1議席程度、社民は比例区の1議席程度にとどまりそう。みどりの風と新党大地は議席獲得の可能性を残している。


 <調査方法> 4、5両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47選挙区と比例区の情勢を調査した。作成した番号のうち、世帯用と判明した番号は全国で計7万6286件、有効回答は4万2157人。回答率は55%。

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【関連記事】

自民、小泉旋風超す勢い 参院選、朝日新聞序盤情勢調査
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201307050856.html

 朝日新聞社が実施した参院選の序盤情勢調査では、自民党の強さが際立っている状況が改めて示された。参院選の勝敗を分ける1人区では大半の議席を占める勢いで、複数区でもすべてリードを保っている。一方、参院第1党だった民主は1人区での不振に加え、これまで1議席は確保していた複数区でも議席をとりこぼしそう。維新が昨年の衆院選の勢いを失い、みんなも伸び悩むなか、共産には勢いがある。





http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/413.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 原発板リンク安倍総理の福島演説で「原発廃炉、反対?賛成?」プラカード自民党に没収された
安倍総理の福島演説で「原発廃炉、反対?賛成?」プラカード自民党に没収された
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/399.html
投稿者 パラサガン 日時 2013 年 7 月 05 日 11:07:58: 6n31nAnvXCdXc


以下、リンク者注釈
参院選の公示日、安倍首相」は福島市で街頭演説を行いました。


参院選公示日 各党党首支持訴える
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130704/k10015795401000.html
「23回参議院選挙が、4日公示され、NHKのまとめによりますと選挙区と比例代表合わせて433人が立候補を届け出ました。
自民・公明両党が、参議院でも過半数を獲得し、国会のねじれを解消するのかを焦点に、今月21日の投票日に向けて17日間の選挙戦に入り、各党の党首は街頭で支持を訴えました。


.自民党 安倍首相


自民党総裁の安倍総理大臣は、福島市で第一声を上げ、復興を加速させていくと強調しました。
そして、午後には東京に戻り、池袋や有楽町で街頭演説し、国会のねじれ解消などを訴えました。
安倍総理大臣は、福島市で「参議院選挙を福島からスタートするのは福島の復興なくして日本の再生はないからだ。復興のためにも強い経済を取り戻す。『三本の矢』の政策で、デフレから脱却し、行き過ぎた円高を是正して、地域と経済を豊かにする政策を始めた。間違いなく実体経済はよくなっている。私たちは必ず日本の経済を成長させていくことを約束する。残念ながら、まだ参議院でわれわれ与党は過半数をもっていないために、復興も経済の再生もスピーディーに進んでいかない。この『ねじれ』を解消させてほしい」と訴えました。(以下略)」


その演説の会場で「原発廃炉、反対?賛成?」と書いたプラカードを掲げようとした女性がプラカードを没収され、住所と名前を聞かれた上で「自民党の選挙事務所に取りに来るように」と言われたそうです。
以下がその場面の動画です。
7月5日



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/414.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 小沢「生活の党」のエネルギー政策は脱原発とトリウム原子炉開発がセットで回る
平野貞夫氏の「真説! 小沢一郎謀殺事件」を読んだが面白い記事があった。

小沢さんは、若い頃、科学技術政務次官を勤め、原子力発電について猛勉強し、「原発はトイレの 無いマンションだぞ」と危機感を語っていたそうだ。

確かに核廃棄物を出す原発は、核燃料リサイクル等プルトニウムの処理とセットでなければ、「トイレの 無いマンション」になって成り立たない。

小出裕章も危惧するように日本がプルトニウムを持てば、日本がどんなに否定しても、北朝鮮のように核兵器を開発し、アジアの隣国を恫喝するのではとの懸念がもたげてくる。

単純に原発を廃止しても膨大なプルトニウムは存在し続ける訳で、解決策には程遠い。

これを解決するのが、トリウム原子炉だ。
トリウム原子炉は、ウラニウムを燃やしてできたプルトニウムを燃やしながら発電するのだ。

先の参院選では小沢さんも大いに乗り気で賛成したが、菅元首相の無知ぶりに民主党のマニフェストに盛り込むことは諦めたそうだ。

平野氏をブレーンとする小沢「生活の党」は脱原発を唱えているが、空理空論の「脱原発」でなく、トリウム原子炉と一体となった脱原発なのだ。

天然資源の乏しい日本にとってエネルギー問題は正に死活問題。

空理空論ではない建設的なアイディアが必要となる。

■「平野貞夫の国づくり人づくり」から
 http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/web//koso7/koso7_column_tosa2_139.html

原子力発電はこのままでよいのか


「トリウム原子炉」といっても、世の中ではまったく知られていない。40年前までは日本でも研究が行われていたが、それが停止となる。理由は背景に米国の影響があって、日本の原子力企業がウラン原発中心の開発になったことによるらしい。ウラン原発は、「プルトニューム」という人類がつくった悪魔の物質ができる。これを軽水炉原発で使うのを、「プルサーマル方式」といい、「もんじゅ」で知られる「高速増殖炉」の開発が遅れることの代替えとして、最近活用されている。


3・11の大震災で、東電の福島第一原発が甚大な災害を起こし、「原発停止」から「脱原発」そして「減原発」と、世界中で大騒ぎとなった。特にセシュウムなど放射性物質が、日本中にまき散らされた恐怖は深刻さを増す状況である。これから起こりうる大問題は放射性物質の中でも、ストロンチュウムは白血病となるものだ。さらに心配されるのはプルトニュームで、ガンなど難病の原因となる。さらに、核兵器―原水爆の原料となるもので、この世にあってはならぬものだが、人類の文明はその欲望のためつくってしまったのだ。


「トリウム原子炉」というのは、現在日本で使われている「軽水炉」と違って、福島第一原発のような事故が起こらない仕組みになっている。冷却材が水ではなく「溶融塩炉」で、それは「塩」が高温でとけて液体になったものだ。トリュウムという物質が核分裂して出す高温を水でなく化学物質で冷却するのだ。放射能も強いガンマ線を出すが、セシュウムのような物質は出さない。ガンマ線は数百メートルの拡散で済むもので、仮に事故があっても、その範囲であらかじめ防御壁をつくっておけば安全である。


 何よりも大事なことは、軽水炉でつくられた「プルトニューム」を焼却することができるという特徴を持っている。焼却しながら発電することもできるのだ。現在、日本には「高速増殖炉」の「もんじゅ」の開発が遅れており、プルトニュームが約200トンも溜まっている状況だ。「便所のないマンション」というのは、日本の原発行政のことである。世界中から、日本は何時「核武装」するのかと不安がられている原因はこのことだ。


「トリウム原子炉」の開発は、研究が停止して40年たった。安全性にさらなる研究が必要であるが、このままの軽水炉原発を続けることは日本の崩壊につながる。「脱原発」といって、プルトニュームを放置したままでは、日本人は一人もいなくなる。米国やロシアでは、核弾頭のプルトニュームを焼却するため、「トリウム原子炉」の開発を始めた。日本も早期に再開発に着手すべきだ。中期的なエネルギー確保を計画化することができるだけでなく、「核武装しない日本」を宣言することになり、世界中から信頼を回復できるのだ。


<参考リンク>

◆「さよならウラン こんにちはトリウム」A 小沢一郎はトリウム原子力発電を公約にしようとしていた。(ケ・セラ・セラ)
 http://blog.livedoor.jp/kapadensetu8/archives/65549105.html

◆真説! 小沢一郎謀殺事件カスタマーレビュー
 http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4828417109/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

◆「日本一新運動」の原点(46)── 巨大震災と原発災害に想う
 http://www.the-journal.jp/contents/hirano/2011/03/46.html

菅首相は原子力を本当に知っているのか?

 ・・・・民主党高知県連は、エネルギー対策の中長期構想として、「プルトニュウムという核兵器になり、有害物質を発生させる現在のウラニュウム原発政策を順次変更すべきだ。そのため、プルトニュウムを焼却でき、かつより安全性が高い"トリウム溶融塩原子炉"(ja.wikipedia参照)の研究開発を復活すべきである」ということをまとめた。この趣旨を参議院選挙のマニフェストに入れてはどうかと、私は当時の小沢代表に進言した。小沢代表は「それは良い考えだ。私から菅代表代行や鳩山幹事長にいうと上から命令する感じになるので、君から二人によく説明して、是非マニフェストにいれるようにして欲しい」と応じてくれた。

 早速、菅代表代行に会って、小沢代表の意向を踏まえて説明したところ、実に素っ気なく、「文科系の君から原子力の話を聞いても仕方がない」という不遜な態度であった。驚いたのは「トリウム溶融塩炉による原子力発電なんか知らない」という言葉であった。この人は政治家として、ウラニュウムによる原子力発電の危険性について認識していない。これ以上、民主党内でこの説明をしても無駄だと思い、鳩山幹事長には説明することをやめた・・・


※本投稿は、反原発派批判ではありません。

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/415.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民党が早くも政権与党の「傲慢さ」を発揮、気に入らないTBSに出演拒否、憲法改正後のための予行演習か () 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/9a5dfa32595fc8fb270a1121b6562300
2013年07月06日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆自民党が、早くも政権与党の「傲慢さ」を発揮し始めた。それも参院議院選挙が始まったばかりだというのに、何たることか。決の穴が小さすぎる。詳細は、次の朝日新聞の記事を参照されたい。

 朝日新聞DIGIATALが7月5日午前5時20分、「自民、TBS取材や出演を拒否 党幹部級、報道内容受け」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「自民党は4日、TBSの報道内容について『公正さを欠く』などとして当面の間、党役員会出席メンバーに対するTBSの取材や出演要請を拒否すると発表した。問題視したのは、6月26日放送の『NEWS23』で通常国会会期末の法案処理を報じた内容。党は『重要法案の廃案の責任がすべて与党側にあると視聴者が誤解する内容があった。マイナスイメージを巧妙に浮き立たせたとしか受け止められず、看過できない』としている。TBSは4日夜、報道機関に対し、『自民党から抗議を受けたことは残念。引き続き、理解を得られるよう努力していく』とのコメントを発表した」

 そもそも、法案、とりわけ内閣提出の法案をすべて通すのは、政権与党の責任である。野党は、反対、抵抗するのが常である。それをこともあろうに責任政党の務めを果たさず、野党の責任に転嫁するとは、情けない。3年3か月も野党暮らしが続いているうちに、すっかり「野党根性」が身にしみついたということなのか。情けない。そんなに「野党暮らし」が忘れられないのであれば、さっさと政権を返上すればよい。

◆報道機関も、出演したくないという政党であれ、だれであれ、平身低頭して出演させなくてもよい。折角の弁明の機会を自ら放棄するのは、放棄した側の勝手である。自民党の出演時間枠が空くのでれば、他党に振り分ければ済むことである。

 もし、「党役員会出席メンバーに対するTBSの取材や出演要請を拒否」することを、安倍晋三首相が指示したのであれば、最高権力者としての「言論、報道機関」に対する姿勢が厳しく問われる。ひいては、日本国憲法第21条「集会・結社・表現の自由、通信の秘密」規定が保障している「表現の自由」を侵すことになる。つまり、憲法観が根本的に問われるということだ。

 言論・報道機関には、「中立・公正・不偏・不党」が求められているが、政権政党、最高権力者をはじめ権力者にゴマを吸って、都合のいいことを発言し、報道する義務はない。むしろ、徹頭徹尾、厳しく監視し、批判し非難し、責任追及し、攻撃するのが、任務である。TBS、ましてや「NEWS23」は、自民党専属のチンドン屋でもなければ、太鼓持ちでもない。自民党、あるいは安倍晋三首相は、何か勘違いしていないか。

◆こんなザマでは、安倍晋三首相が、日本国憲法改正に熱を入れていることが、いかに危険であるかを追及しなくてはならない。自民党の「傲慢さ」が露出したのが、絶好の機会であるから、自民党憲法改正草案(2012年4月27日決定)の内容を厳正にチェックする必要がある。

【現行の日本国憲法】
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
A検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

【自民党憲法改正草案】
(表現の自由)
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。
3 検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。

 自民党憲法改正草案には、「2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という項が新設されている。

 このなかの「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動」とは、どういう意味なのか。現行憲法では、「公共の福祉に反することを目的とする活動」ということになるのであろう。それを、自民党憲法改正草案は、「公益及び公の秩序を害すること」と規定している。だが、だれが、あるいはいかなる機関が決めるのかが定かではない。政権与党や最高権力者である安倍晋三首相が決めるのであろうか。おそらく、そうしたいと思っているのではないか。日本国憲法も改正されていないいまから、自民党、あるいは、安倍晋三首相は、TBSを相手に予行演習している感がある。これは、「基本的人権の危機」以外の何者でもない。


       ◇

自民党:取材拒否を撤回…「TBSから謝罪あった」と
http://mainichi.jp/select/news/20130706k0000m010086000c.html
毎日新聞 2013年07月05日 22時04分(最終更新 07月05日 23時51分)

 自民党が、TBSの報道内容が公平さを欠いたとして取材を当面拒否するとしていた問題で、同党は5日、石破茂幹事長宛てにTBSの報道局長名の回答文書があったことを明らかにしたうえで「これを謝罪と受け止める」として同日で解除すると発表した。

 発表文は「本回答、またこの間、数次にわたる政治部長はじめ報道現場関係者の来訪と説明を誠意と認める」とした。安倍晋三首相は同日夜、BSフジの番組で「今後はしっかりと公正な報道をするという事実上の謝罪をしてもらったので決着した」と語った。

 自民党は6月27日にTBSに送った文書で、電気事業法改正案が廃案になった経緯を伝えた報道番組について「民主党など片方の主張にのみ与(くみ)したもの」と抗議していた。

 一方、TBS側も5日夜に自民党に提出した文書を公表。報道番組について「『説明が足りず、民間の方のコメントが野党の立場の代弁と受け止められかねないものであった』等と指摘を受けたことについて重く受け止める」とし、「今後一層、事実に即して、公平公正に報道する」としている。【竹島一登】

 ◇TBS「謝罪でなく回答」

 TBSの龍崎孝政治部長は「本日、報道局長が自民党を訪問し、抗議に対し文書で回答するとともに説明したが、放送内容について訂正・謝罪はしていない」とのコメントを出した。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/416.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民、小泉旋風超す勢い 参院選、朝日新聞序盤情勢調査 
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201307050856.html
2013年7月6日6時0分]

複数区の情勢
http://www.asahi.com/politics/gallery_e/view_photo.html?politics-pg/0706/TKY201307050816.jpg


 朝日新聞社が実施した参院選の序盤情勢調査では、自民党の強さが際立っている状況が改めて示された。参院選の勝敗を分ける1人区では大半の議席を占める勢いで、複数区でもすべてリードを保っている。一方、参院第1党だった民主は1人区での不振に加え、これまで1議席は確保していた複数区でも議席をとりこぼしそう。維新が昨年の衆院選の勢いを失い、みんなも伸び悩むなか、共産には勢いがある。

■自民の強さ際立つ

 自民は参院選の勝敗を分けるとされる地方の1人区をほぼ制する勢いだ。31ある1人区のうち、沖縄でやや苦戦し、岩手、山形で競り合っているが、これ以外の28選挙区でリードしている。小泉純一郎元首相の就任直後の2001年に27の1人区で25勝した時と並ぶ勢いだ。

 92年を最後に議席を獲得したことがない岩手でも、民主を離党した無所属現職の平野達男元復興相と競り合う。地元の小沢一郎氏が党代表を務める生活の新顔は苦戦だ。

 山形でも07年に敗れた相手で、民主が支援する離党組のみどり現職と競り合っている。

 沖縄は、自民が1人区全勝をかけて最重要選挙区と位置づけているにもかかわらず、沖縄社会大衆党の現職にリードを許している。

 10ある2人区では、各1人ずつ立てた自民候補のすべてが安定した戦いをしている。

 また、3人区(埼玉、千葉、愛知)、4人区(神奈川、大阪)、5人区(東京)でも、公明と合わせて全候補が当選する可能性がある。千葉と東京では2人ずつを擁立したが、いずれも野党候補をリードしている。

 比例区でも好調で、小泉ブームの01年の20議席を上回り、改選数48の半数に近づく可能性がある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、自民は自民支持層の9割近くを固めたのに加えて、無党派層でも4割が投票すると答えた。

 年代や性別を問わず広い支持を集めているのが特徴で、従来の支持基盤の農林漁業者や自営業のほか、事務・技術職、主婦層などにも浸透している。

 安倍首相の経済政策を評価する層は全体の46%、評価しないという層は32%いるが、評価する人の多数に加え、評価しない人でも3割が自民に投票したいと答えた。

■民主、2人区もふるわず

 民主は安倍前政権時の07年に29の1人区で17勝し、菅直人元首相の消費増税をめぐる発言で逆風だった前回10年ですら8勝した。しかし、今回は1人区で全敗の可能性がある。1人区で候補者を擁立しなかった「空白区」も12ある。

 07、10年に連勝した滋賀、奈良、高知でも、今回は自民新顔にリードを許す。石川では閣僚経験者の一川保夫元防衛相が厳しい戦いだ。

 民主は2人区でもふるわない。10年は逆風の中でも12あったすべての2人区(今回から1人区の福島、岐阜含む)で自民と1議席ずつを獲得。01年以降、「2大政党」らしく毎回ほぼ分け合ってきたが、今回は10ある2人区のうち、結党の98年から負け知らずの兵庫と01年から議席を維持する京都などで議席を失う可能性がある。広島では自民候補に水をあけられ、民主離党組の生活候補にもやや先行されている。

 前回2人が当選した5人区の東京と3人区の愛知では、候補者を1人に絞った結果、当選圏内にある。一方で、神奈川、大阪は今回3人区から4人区に変わったが、1人しか立てなかった候補が接戦を繰り広げている。

 過去3回、19、20、16議席を獲得して自民を上回ってきた比例区は今回、1けた台が濃厚。民主支持層の8割以上を固めているものの、支持層そのものが前回序盤調査の時と比べて大幅に減り1割を切っている。

 民主が苦戦する背景としては、反自民票の受け皿となっていないことが調査結果からうかがえる。「自民党に対抗できる政党は」との質問に「民主」との答えは1割程度。安倍首相の経済政策を評価しない人の中で民主に投票するという人も2割にとどまる。

 09年の政権交代時に頼みの綱だった無党派層からの支持は自民の3分の1だ。

■アベノミクス批判 共産も受け皿に

 共産は12年ぶりの選挙区での議席獲得が見えてきた。自民が惨敗した98年に選挙区だけで7議席を獲得する躍進をし、次の01年に東京で1議席を死守して以来、選挙区の当選がなかった。

 2人区の京都では、自民現職とともにリード。民主、維新、みんなの3党が支持を奪い合う中で浮上している形だ。京都は70年代から80年代にかけて「自共の指定席」と言われた時期もあったが、共産は98年の当選が最後だった。

 5人区の東京でやや優位な情勢にあり、4人区の神奈川、大阪でも競るなど、都市部の複数改選区で善戦が目立ち、選挙区合計で最大5議席の可能性がある。

 また、比例区も前回、前々回の序盤と比べると、高めの支持を集めており、前回の比例3議席から上積みをうかがう。投票意欲や選挙への関心が高い層で支持が高めなのが特徴だ。

 また、比例区で「投票したい政党」として共産を選んだ人は全体で7%だったが、安倍首相の経済政策を「評価しない」層のなかでみると、自民、民主に次いで多い2割弱が共産を投票先に選んだ。

 共産は「アベノミクス」に対する一定程度の批判の受け皿になっているようだ。

■維新・みんな、伸びず

 昨年末の衆院選で比例区第2党に躍進した維新だが、今回比例区は低迷しそうだ。選挙区でも、優位に立つ大阪と競り合う兵庫以外はリードを許している。2人区の福岡では、みんなと共倒れの可能性もある。橋下徹共同代表の旧日本軍慰安婦などを巡る発言や、それに伴うみんなとの選挙協力解消の影響がうかがえる。

 維新に「投票したい」は近畿を中心に都市部で比較的高いが、20、30代を中心とする若者層や参院選に「関心がない」とする層にやや偏りがある。無党派層の支持も1割程度と伸び悩む。

 みんなも比例区、選挙区とも伸びを欠く。神奈川で優位に立ち、東京と愛知、埼玉で競り合っている以外、選挙区はどこもリードを許している。前回参院選の序盤調査では無党派層の18%から支持を集めたが、今回は1割強にとどまる。年代的には、働き盛りの30〜50代の支持が厚めだ。

 生活は選挙区は1議席前後、比例区は1議席程度。社民は比例区で1から2議席をうかがうが、選挙区は厳しい。

■憲法96条改正は

 憲法96条では、改憲の国民投票は、衆参各院の3分の2の賛成があれば、発議できることになっている。安倍晋三首相は、この96条を改正し、要件を緩和することをめざしている。このため、96条改正に賛同する勢力が、今回の参院選の結果、定数の3分の2である162議席に届くかどうかが焦点となっている。

 しかし、96条改正をめぐっては、反対していない政党の間でも温度差がある。

 自民、維新は改正を参院選の公約に明記するなど積極的。みんなも前向きだが、96条を先行して改正するのには慎重。公明は96条改正は「改正の内容とともに議論するのがふさわしい」と否定こそしていないものの、消極的だ。

 自民、維新、みんな、公明の4党の非改選議席は70。今回の情勢調査で、この4党の獲得推計議席は90前後に達しており、単純に足し合わせると、162前後に近づく。しかし、この4党で3分の2を超えたからといって、参院選後、4党の足並みがそろい、96条改正が一気に進むという状況ではない。

■「大いに関心」30%

 参院選の投票率(選挙区)は95年に過去最低の44・52%を記録したが、その後は50%台後半で推移し、10年は57・92%。今回の参院選はどうなるだろうか。

 情勢調査と同時に実施した世論調査によると、今度の参院選で投票に「必ず行く」と答えた人は71%で、10年や07年の序盤調査の時から少し下がっている。「必ず行く」という回答は、実際の投票率を示すものではないが、目安の一つになっている。

 一方で、今度の参院選に「大いに関心がある」と答えた人は30%にとどまった。10年と07年の序盤調査ではともに43%だったのと比べると低く、選挙への関心はまだ盛り上がっていないようだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/417.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 「消費増税」明言避ける首相、政府内にくすぶる疑心暗鬼(ロイター)-「明言しない」は総選挙の時と同じ戦術
「「消費増税」明言避ける首相、政府内にくすぶる疑心暗鬼

ロイター 7月5日(金)18時55分配信

[東京 5日 ロイター] - 8%への消費税引き上げ判断を3カ月後に控えているにも関わらず、安倍晋三首相は増税を明言せず、踏み込んだ発言を控え続けている。

参院選での争点化を避けるためとの見方が大勢だが、デフレ脱却への意欲や景気回復の必要性を強調する首相の「フリーハンド」ぶりが際立つにつれ、政府内では景気動向によっては、10月の判断が実際に「増税見送り」になりかねないとの疑心暗鬼もくすぶっている。

<参院選での争点化を回避>

参院選が公示された4日、昨年の衆院選と同じ福島県で第一声を上げた首相は、景気浮揚の必要性を重ねて強調。その夜のテレビ番組で消費増税に関する質問を受けると、財政再建の必要性を認めながらも「15年間できなかったデフレ脱却が、できるかもしれない最大のチャンスをつかんだ。最初で最後のチャンスを絶対に逃したくない」と訴えた。引き上げについては「適切に経済指標を見ながら判断していきたい」と、これまで通りの表現を繰り返しただけだった。

政府関係者らによると、足元景気の回復機運が高まってきたにも関わらず、首相が消費増税を明言しない最大の狙いは、参院選での争点化を回避することにある。昨年の3党合意の決定事項とはいえ、過去に自身の退陣につながった参院選を前に増税を明言すれば、「現政権は増税に前のめり」として野党が攻勢に出かねないとの政治的な理由だ。

首相は昨年の就任後「すべての政策は参院選のためにやってきたと言っても過言ではない」(官邸筋)と言われるほど、今回の参院選に強い執念を燃やす。高い内閣支持率で臨む選挙とはいえ、足元をすくわれそうな材料は除外しておきたい狙いがあるという。

<自律的な景気回復まだ、周辺に根強い慎重論>

もうひとつの理由は、景気に与える影響だ。足元景気が回復軌道にあるのは、アベノミクスで掲げた大規模緩和と財政出動による押し上げ効果が大きいのが実情。自律的な景気回復に踏み出せていない段階から増税を明言すると、増税そのものが今後、市場や消費者心理などに影響し、景気回復の足かせ要因と位置付けられかねない。8月に発表される4─6月国内総生産(GDP)などで、景気回復が明示できるようになってからでも遅くないとの判断もある。

政府内では、経済指標などで景気の回復基調は明らかになってきたとして、8%への引き上げはほぼ確実視する声が大勢。だが、肝心の首相が煮え切らない姿勢を取り続けることで「まさか(の見送り)が絶対ないとも言いきれない」(財務省幹部)と、今後の決断に警戒心が渦巻いている。

その一因は、首相周辺の一部で増税への慎重論が依然として根強いことにもある。首相のブレーンで内閣官房参与を務める浜田宏一・米エール大名誉教授は、6月上旬に行ったロイターとのインタビューで「やむを得ず消費税を上げなければならない方向にあると思うが、(増税を)急ぎ過ぎると経済成長そのものが止まってしまう」と指摘。その後も同様の主張を続けている。

ある政府筋は「(秋に導入予定の)投資減税は、消費増税を延期させないためのカードでもある。見送りはあり得ない」と警戒感をあらわにしている。

(基太村真司;編集 石田仁志)」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130705-00000097-reut-bus_all

昨年の総選挙の時も、安倍自民党は「TPP」「消費税」「原発再稼働」について明確な方針を示しませんでした。すべて「状況を見て適切に判断する」でした。だからこれらの事は争点にならなかったのです。今回も同じ手で乗り切るつもりのようですね。

関連
「TPP、交渉前に参加の是非言わぬ=安倍首相
時事通信 7月3日(水)13時37分配信
 安倍晋三首相は3日の日本記者クラブでの党首討論で、環太平洋連携協定(TPP)に関し「これから交渉する前に、(協定に)参加する、しないを言うのは間違っている。国益を確保する決意で交渉に臨む」と述べた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000075-jij-pol

「消費増税「適切に判断」=安倍首相
時事通信 7月3日(水)13時34分配信
 安倍晋三首相は3日の党首討論で、来年4月に予定される消費増税について「消費税を上げて税収が減ったら元も子もなくなる。足元の状況を見ながら適切に判断したい」と述べた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000074-jij-pol&pos=1
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/418.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 民主、大幅減の見通し…「維・み」つぶし合い/共産、12年ぶり選挙区議席確保の可能性(読売新聞)

民主、大幅減の見通し…「維・み」つぶし合い
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20130706-OYT1T00179.htm

http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130706-OYT9I00178.htm

 読売新聞社が実施した参院選序盤情勢調査では、民主党が改選議席(44)から議席を大幅に減らす見通しとなり、厳しい戦いを強いられていることが分かった。

 日本維新の会とみんなの党は、選挙協力を解消したことで、改選定数2の2人区を中心に複数区でつぶしあいとなっている。

 民主党の海江田代表は5日、秋田県男鹿市で街頭演説し、「参院はチェック機能を果たすという意味で、衆院のカーボンコピーになってはいけない。その役割を果たさせてほしい」と、「自公過半数」の阻止を訴えた。

 民主党は、改選定数1の1人区では好調な自民党の前に厳しい戦いとなっており、複数区でどれだけ議席を上積みできるかがポイントだ。

 その複数区では、民主党と「第3極」政党が激しく議席を争う構図となっている。10ある2人区では、1議席目は自民党が優勢で、残りで民主党、維新の会、みんなの党などがつばぜり合いを続けている。民主党は都議選惨敗を受け、2人を公認していた東京選挙区(改選定数5)で共倒れを懸念し、公示直前の2日、1人の公認を取り消した。今回の情勢分析では、民主党の公認候補が「当選圏内」に入ったものの、予断を許さない状況だ。

 海江田代表は「勝敗ライン」を明言していないが、党内では「昨年の衆院選の惨敗から考えて、20議席を上回れば、上出来だ」(幹部)との見方も出ており、参院選後に執行部の責任論が浮上するかどうかは微妙な情勢だ。

 維新の会、みんなの党の複数区での伸び悩みは、両党が選挙協力解消を表明し、当初すみ分けしていた2人区と3人区の計7選挙区で候補同士がぶつかったことが影響している。情勢調査を分析すると、両党が「統一候補」を立てていた場合、茨城、千葉、愛知、京都、福岡で民主党候補と入れ替わり、当選圏内に入る計算となる。

(  読売新聞)


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/419.html
記事 [政治・選挙・NHK150] 共産、12年ぶり選挙区議席確保の可能性(読売新聞)
共産、12年ぶり選挙区議席確保の可能性
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20130705-OYT1T01355.htm



 共産党は参院選序盤情勢で、2001年以来、12年ぶりに選挙区選で議席を確保する可能性が出ており、議席を伸ばした6月の東京都議選の勢いが続いている。


 共産党は、1998年参院選で15議席(選挙区選7議席、比例選8議席)を獲得した。2001年は東京選挙区で1議席獲得したのにとどまり、その後、3回の参院選では選挙区で議席を得ることはできなかった。


 今回は、東京選挙区(改選定数5)や愛知選挙区(同3)などで議席を確保する可能性がある。選挙区選で複数の議席を獲得すれば、15年ぶりとなる。


 6月の都議選は、投票率が低く、固い組織票を持つ共産党の伸長につながったとみられる。参院選も投票率は前回より下がるとの見方があり、共産党に有利に働く可能性がある。共産党としては、安倍政権への批判票の受け皿となることを目指す構えだ。


(2013年7月6日06時45分 読売新聞)

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/420.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 安倍首相のTBS取材拒否――マスメディアをねじ伏せ、めざす「独裁の座」(生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4559c579ee1f21bbf96784622bcae320
2013-07-06 07:23:55  生き生き箕面通信


 「偏向と言い偏向求む」という川柳が朝日新聞の本日7月6日付け「声」欄にありました。自民党がTBSに対し取材拒否する挙に出たことを風刺したものです。

 これは、通常国会が閉会した際、電力システム改革を盛り込んだ電気事業法改正案が廃案になったことを6月26日夜に同局の「NEWS23」で流した内容が、自民党には「廃案の責任を与党にのみ押し付けている」と受け取られ、「以後取材拒否」の措置に出たものです。

 この件は、「長引かせると選挙にマイナス」と判断し、安倍首相が昨日、他局の番組に出演して、「TBSから謝罪してもらった」と述べ幕引きしました。しかし、TBS側はその後、政治部長名で「放送内容について訂正・謝罪はしておりません」とのコメントを発表しました。

 安倍首相にとっては、上々の戦果でした。まず、「TBSを謝罪させた」と発言し、既成事実を作って、「安倍首相に楯突くとこわいぞ」という流れを強めることができたからです。今後は、他局を含め報道側に”自主規制”が今まで以上に強化されるものと想定できます。

 次に、有権者にとってですが、事情のよく分からない人々には、「安倍首相は自分が正しいと思ったことは、相手が報道関係であれ堂々と持論を述べ、訂正させる信念の人」という印象も与えることができたようなのです。

 政治家の取材拒否は最近では、橋下徹とかいう大阪市長なる人間の前例がありました。気に入らない質問をされたりすると、すぐに切れて、「取材拒否だ」などとおらび出す例のみっともない男の例です。

 安倍氏自身も、8年前の2005年、NHKが「慰安婦問題」を放映したとき、朝日新聞が「安倍官房副長官(当時)がNHKに圧力をかけて番組内容を改変させた」と報道し、ひと悶着ありました。

 安倍首相は、小泉首相時代にマスコミ対策でも辣腕をふるったとされる飯島勲氏を内閣官房参与とし、やはりマスメディア対策にも重用していると伝えられています。

 こうした一連の流れが、政治状況そのものの右傾化とあいまって、メディア空間を右派色の濃いものに偏向させる元になっているといえます。

 今回の取材拒否問題について、本日の朝日は「選挙にらみ?1日で『決着』」とかなりスペースを割いて取り上げましたが、全体として双方の言い分を紹介しただけの、中身の薄いものでした。

 読売に至っては、「自民、TBSの取材一時拒否 『謝罪』受け解除」の見出しで、主として自民党側の言い分をなぞるだけ。末尾で、政治部長のコメントに触れ、一応バランスを取ったつもりのような紙面でした。

 政治権力が、報道に対して圧力をかけた「事件」ですから、メディア全体の問題として検証する姿勢が欠かせないはずです。つまり、「言論の自由」を制限する権力の側からの直接的な圧力の問題として取り上げるベきでした。

 とこらが、そんな問題意識は見られません。結局、権力側には、「メディアなんて、ちょろいもんだ。ちょっと脅せば、キャイーンと鳴いてこびてくる」という印象を与えてしまいました。

 事は一見、小さな問題のように扱われていますが、その底流にある問題の深さは軽視できないものがあると感じます。これも、日本丸が沈みゆく現象のひとつなのかもしれません。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/421.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 首相「辺野古が党公約」党首討論で見解(琉球新報)‐「党本部が出したものが自民党の公約。それ以外は希望」
「首相「辺野古が党公約」 党首討論で見解

琉球新報 7月4日(木)10時0分配信

 【東京】安倍晋三首相(自民党総裁)は3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に関し、自民党県連が「県外移設を求める」との独自公約を掲げて参院選に臨むことについて、「党本部が出したものが自民党の公約だ。それ以外は希望として書かれたものだ」と断言し、県連の独自公約を認めない考えを示した。
 その上で首相は「党の方針はすでに決めており、(投票も)その中で決めてほしい」と述べ、辺野古移設推進を明記した党本部の公約を基準とするよう有権者に求めた。社民党の福島瑞穂党首が自民党本部と地方組織のずれを質問したのに対して答えた。
 福島県連が3日発表した地域版公約は、県内全原発の廃炉を主張。党本部公約は原発の再稼働に前向きで、この件でも整合性が問われている。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000003-ryu-oki

関連
<普天間移設>自民沖縄県連「県外」明記へ 地域版公約:自民党おきまりのヌエ的な政策表明という話では済まない可能性
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/345.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 5 月 26 日 14:30:09: Mo7ApAlflbQ6s

普天間「県外」を黙認=石破自民幹事長(時事通信)-「中央政府と現地の沖縄とで差があるということは現実としてはある」
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/359.html
投稿者 JAXVN 日時 2013 年 7 月 05 日 07:05:51: fSuEJ1ZfVg3Og
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/422.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 私が今度の選挙について書かない理由 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/07/06/
2013年07月06日 天木直人のブログ


 今度の選挙は日本の政治を左右する重要な選挙であるという。

 だから棄権せずに投票に行こうとメディアが流す。

 建前はその通りだ。

 しかし、そのメディア自身が、これほどつまらない選挙はないという顔をしながら選挙報道を繰り返している。

 私は今度の選挙ほど無意味な選挙はないと思っている。

 棄権はしないが、これほど棄権したくなる選挙はないと思っている。

 その理由はひとえに政権交代を果たした民主党の失敗がこの国の政治を台無しにしたからだ。

 民主党の失敗によってこの国の政権交代が無意味になった。

 近い将来において二度と選挙による政権交代が難しくなった。

 その危機感から、私は既存の政党、政治家とはまったく別の新しい政党、政治家が出て来ないと日本の将来はないと確信した。

 その考えを、私が期待する人たち一人一人訪れて伝え、ともに行動を取ろうと呼びかけた。

 残念ながらだだの一人もその危機感を共有する同志を見つけることができなかった。

 それどころか彼らの多くは、今度の選挙で既存の政党から、あるいは無所属で立候補し、既存の政治の枠の中で政治家になろうとしている。

 具体的な名前をあげれば選挙妨害になるから書かないが、党首を含め今の選挙で戦っている人たちの多くだ。そして彼らを応援している人たちだ。

 政治家にとどまりたい、生き残りたい、あるいは、あらたに政治家になりたい、政治家になって政治家の利権を手にしたい、そしてそういう人たちを応援して彼らを通じて政治にかかわりたい、そういう本音を見てしまった。

 いま必要なのは、そういう政治家による政治の排除である。

 日本が直面する諸問題はそういう政治家では解決できない。

 安倍自民党の問題は、それが圧勝して独裁政権になるという危険性ではない。

 たとえ圧勝して政権基盤を強化できても、日本を良くする正しい政策を打ち出せないことである。

 野党の問題は、この期に及んでも一つになれないエゴだけだはない。

 たとえ一本化しても安倍自民党政権に勝てるような国民政等になれないことだ。

 たとえ政権を取っても、安倍自民党政権より正しい政策を実現できる保証はないことだ。

 それを民主党の政権交代で我々は嫌と言うほど知った。

 私が今度の選挙について、選挙期間中に書くことはないだろう。

 安倍自民党が圧勝しても、野党が健闘しても、大差はない。

 選挙後の日本はいよいよ困難な問題に直面する。

 その時に政治がどう正しく対応できるかだ。

 その時国民が本当の危機意識を持つかだ。

 私の関心は選挙後にしかない。

 はやく選挙は終ったほうがいい。

 そのような無駄な時間とエネルギーを費やしている余裕は今の日本にはないはずである(了)


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/423.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない。 生活の党 参議院議員森ゆうこ 
柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない。
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/07/post-d41b.html
2013年7月 6日 生活の党 参議院議員森ゆうこ


【泉田裕彦新潟県知事】
廣瀬・東京電力社長と会談を持ちました。
安全確保を目的に締結した協定を東電は守る気があるのか、安全より利益を優先する体質は改まっていないのではないか、疑念を払うことができませんでした。

【森ゆうこ】
東京オリンピック招致委員会「立候補ファイル第2巻121ページ」には、わざわざ東京都内には原発は一基もないと書いてある。
そして原発がなくても電力は充分足りていて今後も火力発電所などの新増設でオリンピック開催による追加需要をも満たすと。

→東京オリンピック招致委員会立候補ファイル第2巻
http://tokyo2020.jp/jp/plan/candidature/dl/tokyo2020_candidate_entire_2_jp.pdf

つまり、東京には原発はなくて安全だということをオリンピック招致の宣伝文句に使っているのだ。

柏崎刈羽発電所を再稼働する必要はない。

生活の党は新電源三法で立地地域、電力事業者を支援し廃炉を確実なものにする。
立候補ファイルについては参議院予算委員会で、はたともこ議員が政府に、私が東電に対して質問し、121ページの記述は正しいとの答弁を得ている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/424.html

記事 [政治・選挙・NHK150] TBSへの取材拒否 首相自らが指示、細野氏「権力の横暴 (北海道新聞)
TBSへの取材拒否 首相自らが指示、細野氏「権力の横暴」−北海道新聞[政治]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/477872.html
(07/06 09:28、07/06 09:46 更新)

 自民党がTBSの報道内容に抗議し、党幹部への取材や番組出演を拒否した問題は5日夜、同党が「TBSが謝罪した」と見なし、

一応の決着をみた。しかし、複数の政府や党関係者によると、党幹部に取材拒否を指示したのは党総裁でもある安倍晋三首相。政

権与党による報道機関の選別につながりかねず、政治とメディアの関係を揺さぶった行為に批判の声が上がっている。

 「来週、TBSの番組に私も出る。ぜひ、みなさん見ていただきたい」。首相は同日夜、BSフジ番組で口調も軽やかにこう述べ、「手

打ち」が終わったことを明らかにした。

 そもそも取材拒否の判断について、政府は「自民党から見て事実と違っていたので抗議されたのだろうと思う」(菅義偉官房長官)

と、党主導との認識を示し続けていた。

 だが、政府関係者は「首相が最後までかたくなだった」と打ち明ける。6月26日のTBS報道に首相は激怒。党職員によると、1週

間たっても双方の歩み寄りはなく、首相が取材拒否に踏み切るよう指示した。政府・自民党は首相が決めたとなるとイメージダウンに

つながると警戒し、4日夜に「総裁・幹事長室」名で取材拒否方針を発表した。

 ところが、TBSが5日午後、「自民党の指摘を重く受け止める」との文書を同党に提出したことで事態は一変。同党も「取材規制問

題」報道が続くことによる泥沼化を恐れ、幕引きを図ったとみられる。

 首相は自民党幹事長だった2003年、テレビ朝日の報道を不服とし、4カ月間にわたり党幹部の出演を拒否させた。同党は05年

にも、朝日新聞の取材資料が月刊誌に流出したとして党幹部への取材を拒否。当時、幹事長代理だった首相は「報道機関としてあ

るまじき行為だ」と同社を強く批判している。

 民主党の細野豪志幹事長は5日夜、東京都内で「明らかに権力の横暴だ。日本の民主主義がおかしくなる」と記者団に述べ、今回

の一連の自民党の対応を問題視した。

 首相が北朝鮮の拉致問題をめぐり、インターネット交流サイト「フェイスブック」(FB)で元外務官僚を批判し続けたことにも疑問の声

があり、参院選を通じ、一国の宰相としての度量が問われることにもなりそうだ。(東京報道 村田亮)

【関連投降】
自民、TBS取材拒否 (スポーツ報知) 「わが党へのマイナスイメージを巧妙に浮き立たせた...」
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/354.html
自民がTBS取材拒否 報道内容に抗議/国民の知る権利奪う手法 事実に反するなら堂々と反論を(共同通信)
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/372.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/425.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 本澤二郎の「日本の風景」(1336) <永田町の勇気ある政治家・森ゆう子参院議員> <司法の腐敗を暴く最初の政治家> 
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52038656.html
2013年07月06日 「ジャーナリスト同盟」通信

<永田町の勇気ある政治家・森ゆう子参院議員>

 小沢問題への関心が薄かったせいなのか、森ゆう子参院議員のことを知らなかった筆者である。ネット掲示板「文殊菩薩」に、勇気ある夕刊新聞「日刊ゲンダイ」に、彼女を取り上げた記事が出ていた。「検察審査会を徹底追及している森ゆう子議員に“脅し”、そこまでやるか!法務検察」というすごい見出しがついている。当人は「私に何かあったら、検察にやられたと思ってください」がサブ見出しだ。

<司法の腐敗を暴く最初の政治家>

 自民党元幹事長の加藤紘一が予測していた「司法の腐敗」は、やはり本当だった。その腐敗のあぶり出しに命がけなのが、森ゆう子議員ということになる。同じ森でも、元首相の森喜朗とは天地の差がある。後者は「日本は天皇中心の神の国」と公言して、彼が天皇制国家主義の信奉者であることを自らさらけ出した。安倍の後見人である。
 彼が心酔した政治家は、東條内閣商工大臣のA級戦犯容疑者・安倍の祖父の岸信介だった。いま自民党の主流は岸の国家主義勢力だ。隣国との緊張関係や歴史認識が、そのことを明瞭に裏付けている。
 森ゆう子さんは違う。日本国憲法に身を包んだ真っ当な政治家である。今回の参院選でも新潟から出馬したという。再選を祈りたい。彼女は立派な勇気ある政治家であるからだ。彼女のような議員が10人もいれば、国家主義の政府など、たちどころに退陣させることが出来るだろう。

 彼女は既に、2011年2月3日付の日刊ゲンダイの取材に対して、検察審査会の腐敗を証言していた。当時の彼女は「不適格検察官」を罷免することが出来る国会の「検察官適格審査会」の有力メンバーだった。
 彼女について無知な筆者だが、その活動と実績は報道記事から見事である。永田町の勇気ある政治家というと、殺害後に知った石井紘基がいる。右翼や財閥に屈しなかった宇都宮徳馬がいる。彼女は、闇の腐敗組織の司法にメスを入れた最初の政治家として知られるだろう。また「CIAに殺されても屈しない」と叫んだ亀井静香も勇気ある政治家である。
 小沢一郎も、CIA・検察・新聞テレビの包囲に屈しなかった。その点で、勇気のある政治家になれた。

<闇の検察審査会に鋭いメス>

 検察官は起訴不起訴を独占的に決断できる権力を有している。それに従わねばならない制度のもとで、国民の目線で「起訴せよ」という議決の出来る検察審査会は、正に民意にかなったものである。

 だが、本当にそうなのか。違うのである。民衆の懸念を森ゆう子は、徹底的に調べ上げてゆく。泡を食った検察と裁判所が、彼女潰しに打って出てきたのだ。相手は巨大な権力を有する組織体だ。普通の者であれば、途中で腰砕けになってしまうだろう。彼女は違った。清廉・高潔な才媛だったからである。
 それゆえに、生きて参院選に出馬している。

<不可解な審査会メンバー11人の選考方法>

 民主主義の衣をまとった検察審査会のメンバーは11人。素人が11人そろって、不起訴とした検事判断を覆すことが出来る理屈になっているのだが、果たしてそうだろうか。出来ない。ここに大きな制度上の落とし穴がある。
 逆に、検察が不起訴とした事案を「起訴せよ」とする議決には、相当の判断能力か、それとも格別の政治意思を前提とする。小沢事件では検察の不起訴を、審査会が1度ならず2度も「起訴相当」という予想外の議決を行った。

 審査会内部で何があったのか。そもそも11人はどう選ばれたのか。ここにまず大きな疑念が生じる。沢山いる候補者の中から、検察や裁判所に都合のいい人物を選考する?彼女はこの疑問・カラクリに回答を出してゆく。
 「小沢有罪」の枠組み・カラクリを暴くのだ。名探偵も顔負けである。「審査員11人の選考方法が怪しい」「審査会事務局が使用するくじ引きソフトを調べて見た。結果はあきれるほどインチキ臭い代物だった」
 司法のカラクリ・偽装組織を見事に暴くのである。

<森議員に抵抗する検察と裁判所>

 正義を建て前とする検察も裁判所も、これでは形なしである。彼女は調査の過程で、検察と裁判所と審査会は、巧妙にも三位一体であることを証明する。腐敗の構造を暴いてしまうのである。

 「このくじ引きソフトは欠陥だらけ。簡単に恣意的に操作が出来る。当選させたい人以外は、欠格として除外できる。それでいて、その証拠は残さない」
 選挙事務一切を取り仕切っている民間の独占会社「ムサシ」も、ソフトをいじることで、不正選挙を貫徹することが、前回の総選挙(2012・12・26)で指摘されている。7・21の参院選で森落選ソフトが強行されないか、監視が必要であろう。
 小沢事件は、検事の証拠のねつ造などさまざまな司法の腐敗をあぶり出した。彼女の命がけの執念の調査の賜物でもある。検察と裁判所と審査会の圧力に屈しなかった成果でもある。いつの日か森ゆう子法務大臣の誕生を期待したい。
<検察官適格審査会の活用を>
 検察官適格審査会という組織を最近知った。星島二郎・中野四郎の秘書を歴任した中原義正からである。確かこの組織を初めて活用した人物のはずだ。誰も利用していない。民間人が申請しても、同審査会が訴えを真剣に審査することはしないことがわかっているからだ。
 宝の持ち腐れなのだ。だが、彼女は違った。検事が震えあがって当然だろう。
 彼女はその地位を活用して「審査会の資料公開を迫った」というのだが、それでも審査会がいつ開催されたのか、審査員に支払った日当と交通費さえも明かさない司法当局だった。徹底した秘密の組織なのである。正義とは裏腹の司法界を、克明にあぶりだした功績は絶大である。
 民主的な組織が、その実、秘密の組織なのだった。検察審査会は、もともと検察と対抗する独立機関なのだが、実際は双方が連携関係にあるという事実も発覚した。これは望外な成果であろう。

 秘密と腐敗は連動する関係にある。秘密主義は官僚政治に付きものである。そこでの隠ぺいも。官尊民卑が消滅しない日本では、なおさらのことである。その秘密の扉を開けた政治家を、筆者は遅ればせながら称賛しようと思う。
2013年7月6日記



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/426.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自衛隊が毒ガス製造/周辺に学校・保育所、説明せず/化学学校でサリンなど7種類/防衛省認める/大宮駐屯地


「しんぶん赤旗」 2013年7月6日(土)
自衛隊が毒ガス製造/周辺に学校・保育所、説明せず/化学学校でサリンなど7種類/防衛省認める/大宮駐屯地


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/427.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 行政の長として泉田新潟県知事と橋下大阪市長の格の違い(simatyan2のブログ) 
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11567359293.html
2013-07-06 10:06:49NEW !  simatyan2のブログ


4日、新潟県の泉田知事と東京電力の広瀬社長の会談で、柏崎刈羽原発
の再稼働に向けた安全審査の申請に理解を求めた東電側の主張に知事は
1歩も引かなかったと報道されていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000115-san-soci

東電広瀬社長は電気料金の値上げや電力不足などをほのめかしましたが
その脅しにも泉田知事はいっぽっも引かなかったのです。

一方、大阪の橋下市長が関電に同じ脅しを賭けられて時取った行動は
泉田知事とは間逆だったのです。

当初、橋下市長は知事時代から「脱原発依存政策」を掲げていて、多く
の脱原発を叫ぶ人たちの支持も集めていました。

しかし今回の東電と同じ関西電力の電力不足と電気料金の値上げなどの
脅しに、

「腰が引けた、負けた」

と屈服して大飯原発の再稼動を容認してしまったのです。
http://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/hashimoto/

一歩も引かなかった新潟県知事と、腰が引けた大阪市長、歴然としてますね。

しかし、これも後に橋下市長が民主党前原議員を通じて首相官邸宛てに
託したメッセージ

「再稼働が決まるまでの間は、脱原発でやらせてもらう」

がバレて全て猿芝居だったことが暴露されています。

つまり「脱原発依存政策」は初めから嘘だったんですね。

これには正直驚かされました。

泉田知事は昨年から震災瓦礫の受け入れについても、

「特に、放射能が濃縮される焼却灰については、環境中に溶け出すことを
抑え、長期に適正管理できるかなど懸念が残ると考えております。

放射能の基準についてでありますが、放射能の管理については、既に確立
した手法が存在しております。

震災の前後で対応を変えて、管理手法を緩めるということは行うべきでは
ありません」

と、はっきり明言して県民の命のために受け入れを突っぱねています。

一方、橋下市長はと言えば、なんと

「大阪市民は放射能で死んでも、瓦礫を受け入れるべし、」

という内容のツイッターを発信し物議をかもしたりしてましたね。

「受け入れを拒否するのは全ては憲法9条が原因だと思っている」
とも言ってました。

だから今も自民党と同じく憲法改正を急いでいるんですね。

この考えはオスプレイ発言にも現れていましたね。

地元八尾市民や大阪府民の考えを無視しての発言です。

確かに沖縄の負担を軽減すると言えば聞こえは良いですが、しかしそれは
地方の首長が言うべきことではないんですね。

知事や市長というのは、あくまで市民の安全を優先させるべきなんです。

全国規模で広い視野で考えるのは国の考えるべきことなのに、なぜ一介の
市長が他府県や国のことに首を突っ込む必要があるのかということです。

しかも米軍基地を沖縄以外の他府県が引き受けたとしても、何ら根本的解決
にはならないんですね。

なぜなら他府県が沖縄からオスプレイを引き取っても、穴埋めのオスプレイが
数機沖縄に増えるだけなんですから。

それより沖縄県民を脅かす米軍基地の存在そのもにノーを突きつけ、日米地位
協定を見直し、日本維新の会共同代表としてアメリカに物申せばそれなりに評価
は上がったかもしれません。

いずれにしても知事や市長の本来の有り方、格の違いと言うものを、泉田
新潟県知事が橋下大阪市長に見せ付けた形になりましたね。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK150] Re:記事本文続き
「しんぶん赤旗」 2013年7月6日(土)
「しんぶん赤旗」2013年7月6日(土)
自衛隊が毒ガス製造/周辺に学校・保育所、説明せず/化学学校でサリンなど7種類/防衛省認める/大宮駐屯地
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-06/2013070601_04_1.html


 陸上自衛隊化学学校(さいたま市北区日進町、陸自大宮駐屯地所在)がサリンなど殺傷能力が高い7種類の毒ガスを製造・管理していることが分かりました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員の聞き取りや本紙の取材に対して、防衛省が認めました。


 学校や保育所などが周囲に建つ首都圏の住宅街のまん中で、周辺住民はおろか国民には一切説明しないまま、化学兵器として各国が開発してきた毒性化学物質が製造されていることになります。


 防衛省が製造を認めたのは、神経系統を破壊するサリン、タブン、ソマン、VXガス、皮ふのただれを起こすマスタードガス、窒素マスタード、ルイサイトの7種類。いずれも致死性があります。


 1997年に発効した化学兵器禁止条約はこれらの物質の製造・使用を原則として禁止しましたが、研究・防護を目的とした製造は例外扱いとなっています。防衛省は「毒性から人の身体を守る方法に関する研究のため」と説明しています。


 毒ガス製造をめぐっては、「週刊金曜日」(5月17日付から6回連載)が、64年にサリン合成に成功し、自衛隊内部でも極秘扱いの下、毒ガスの製造と研究が続いていたとの元化学学校長の証言をスクープしています。


 84年に日本共産党国会議員団が防衛庁(当時)に化学兵器の有無について聞き取り調査を行った際、同庁は「毒ガスは実験を含め、一切していない」と述べ、否定しています。


 防衛省は製造開始時期について、確認する意向を示しました。


国会・地元に情報の開示を


 塩川議員の話
 研究が目的とはいえ、首都圏の人口密集地で周辺住民になんの情報提供もないまま毒ガスが製造されていたことは、重大です。政府は製造量などを国際機関である化学兵器禁止機関(OPCW)に報告しているといいますが、その情報は開示されていません。災害時の安全対策を担保するためにも、政府は最低限、管理の実態について国会・地元自治体に説明する責任があります。


 陸上自衛隊化学学校 防衛相直轄の機関で、核・生物・化学兵器(NBC)からの「防護」のための教育訓練が主任務。定員は100人程度で、1957年から大宮駐屯地に所在。近年は約11億円の年間予算が投じられている。



自衛隊・防衛省
政治

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 傀儡従米国家のままでは混乱と衰退は免れない (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1026.html
2013-07-06 陽光堂主人の読書日記

 軍よる「クーデター」が起きたエジプトでは、モルシ派と反モルシ派の間で大規模な衝突が続き、死傷者が増えています。エジプトはこの地域の大国ですが、前回にも述べた通り、米国によって間接支配されており、真に悲しむべき有様となっています。

 エジプト国民にとって真の敵は、米国を筆頭とするNATO諸国やイスラエルであり、国を二分して争うのは愚の骨頂と言えます。モルシ政権を倒したのは軍ですが、軍も米国の支配下にありますから、米国の管理下で争っていることになります。

 こういう見方は「陰謀論」として、識者を気取るアメポチによって冷笑の対象となりますが、英紙「ガーディアン」の記事にある通り、追放されたモルシ政権側にとっては紛うことなき「真実」です。

 「櫻井ジャーナル」は、本日付記事でこの見方を更に補強していますので、以下その一部を引用します。
(http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201307050000/)

   米国に信頼されていると過信していたムルシを大統領の座から引きずり下ろしたシーシ軍最高評議会議長も米英で教育を受けた人物で、反米体制阻止がアメリカの意志

 エジプトの支配層は「西側」の傀儡だらけだ。選挙を行えば、そうした人間の政府ができあがる。アメリカ支配層の「ご機嫌」を損ねない限り、公約などかなぐり捨て、身勝手な政策を推進できる。場合によっては、アメリカの命令で公約をかなぐり捨てる。モハメド・ムルシも自分をアメリカ政府の手先だと自覚していた。

 ムルシが属するムスリム同胞団は歴史的にイギリスやアメリカと関係が深いのだが、ムルシ個人もアメリカとつながっている。1982年に南カリフォルニア大学で材料科学の博士号を取得、82年から85年までカリフォルニア州立大学で助教授を務めた後、航空宇宙局(NASA)のエンジニアになったという経歴の持ち主なのだ。

 このムルシを排除した軍最高評議会のアブデル・ファター・エル・シーシ議長もアメリカの手駒。1992年にイギリスの統合指揮幕僚大学で、また2006年にはアメリカの陸軍大学で学んだ経験がある。

 ということで、アメリカの支配層にしてみれば、ムルシでもシーシでも個人的には大差がない。問題は庶民の怒り。選挙で騙しても抗議行動で自分たちの計画を壊されてはかなわない。「西側」は「選挙の正統性」とか言って、選挙を絶対化しようとする。が、選挙で自分たちの意に沿わない政権ができたなら、勿論、抗議行動を仕掛け、場合によっては軍事クーデターで大量殺戮。

 反ムルシの抗議活動では、デモの参加者が掲げたバナーやプラカードに汎アラブ主義、ナショナリズム、社会主義などを支持するフレーズが書かれていた。ガマール・アブドゥン・ナセルの考え方が広がっていることをうかがわせる。これは懸念材料。で、ムルシはアメリカ支配層の「ご機嫌」を損ねてしまったのだろう。

 ナセルは非同盟運動を推進したひとりであり、「西側」、特にイギリスやフランスから敵視されていた。そのナセルを暗殺しようと何度も試みたのがムスリム同胞団だ。ナセル主義の広がりを「西側」は嫌がるだろう。 (以下省略。下線は引用者による)


 オバマ政権が何故ムルシ政権を見放したのか、その理由は今一つ明らかではありませんが、米国(特に現政権)の国益に沿った判断であることは間違いありません。エジプトの国益とは無関係であり、この点はきっちりと認識しておく必要があります。

 米国の都合で政変が起きても、それがエジプト国民のためになるのならそれでよいではないかという意見もあることでしょう。現状ではとてもそうなるとは思えませんが、どうなろうと外国によってコントロールされていることに変わりありません。如何なる理由にしろ、他国を操作すれば腐敗堕落は免れません。

 この記事の最初のパラグラフは非常によく出来ていて、これをそのまま日本に置き換えることもできます。そうすると、次のようになります。

 「日本の支配層は『西側」の傀儡だらけだ。選挙を行えば、そうした人間の政府ができあがる。アメリカ支配層の『ご機嫌』を損ねない限り、公約などかなぐり捨て、身勝手な政策を推進できる。場合によっては、アメリカの命令で公約をかなぐり捨てる。日本の歴代総理も自分をアメリカ政府の手先だと自覚していた」

 見事に当て嵌まり、修正する必要がありません。これがこの国及び多くの国々の実態なのです。違いがあるとすれば売国の度合いで、日本の場合は特に酷いわけです。

 共同通信社の電話世論調査によれば、自公は支持を伸ばし、今度の参院選で過半数を超える勢いを見せているそうです。これをイカサマと言うと、下品な罵声がいっぱい飛んできますが、このデータが正しいとすれば異常事態です。

 自民党が目指しているのは今以上の従米独裁国家で、掲げている政策は国民の利益に反するものばかりです。憲法改正(戦争の出来る国に変身)、原発推進、TPP参加、消費税増税、限定正社員制度導入(リストラし易く給料2割減)などで、国民の要望とは全く相入れません。それなのに何故支持するのでしょうか? バカなのかヤケクソなのか?

 投資で儲かる一部の人たちは別として、安倍政権のナショナリズムに心酔している人たちもいるようです。しかし、中韓と対立しても国益にはならず、国の衰退を早めるだけです。利敵行為を企む悪い人たちに操られ利用されているのではないかと疑ってみるべきです。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 『週刊ポスト』に続いて、『サンデー毎日』7月14日号にも、共産党の志位和夫委員長のインタビューが載っています。

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『週刊ポスト』に続いて、『サンデー毎日』7月14日号にも、共産党の志位和夫委員長のインタビューが載っています。ぜひご覧ください。



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http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/431.html
記事 [政治・選挙・NHK150] 小沢一郎、起死回生の一発勝負に出る !!!千葉県市原の山奥で第一声。マスコミもネットジャーナリストも結集!!! 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130706/1373081711
2013-07-06 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』


小沢一郎、起死回生の一発勝負に出る !!!千葉県市原の山奥で第一声。マスコミもネットジャーナリストも結集!!!


http://m.youtube.com/#/watch?v=E76RUPs7n6M&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DE76RUPs7n6M


小沢一郎代表の第一声・千葉県・上田尾公民館前7-4-2013


        ◇


生活・小沢代表「政治は一定の生活できる仕組み作る」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130704/elc13070422570087-n1.htm
2013.7.4 22:54 産経新聞


 国民の皆さんは、どうせ自民党政権が代わるわけでもないと関心が薄い方もいると思う。しかし現時点においては参院で野党が自公両党よりも議席が多い。自民党の暴走を止める役割をしている。


 今の政権の姿勢、考え方をみると、これからの日本、皆さんの生活を本当に守る気があるのかと感じる。大企業がどんどんもうければいいというのは小泉純一郎さんもそうだった。大企業は非常にもうけて大きくなったが、国民の所得は小泉内閣以来10%以上減っている。弱肉強食だ。


 そういう政治はいけない。国民の大多数が一定の生活ができるように仕組みを作るのが政治の役目だ。


 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は農林漁業がダメージを受ける。生活に直接関係のある大きな問題では医療保険がある。アメリカとの交渉なんて今の政府にはできない。TPPに参加するべきではない。(千葉県市原市)



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/432.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民党 参院選公約「ブラック企業」の記述がこっそり削除されていた!? (日刊ゲンダイ) 
自民党 参院選公約「ブラック企業」の記述がこっそり削除されていた!?
http://gendai.net/articles/view/syakai/143293
2013年7月6日 日刊ゲンダイ


 逃げるな安倍首相!

<ワタミがあてはまっちゃうからか>

「なぜ、公約からブラック企業対策を削除したのか」――。自民党の参院選公約について批判が噴出している。今年4月、ブラック企業対策を提言した自民党は、参院選の公約に反映させるとしていた。ところが「マニフェスト」からすっぽり抜けているのだ。ブラック企業の代名詞「ワタミ」の創業者、渡辺美樹(53)を公認したために、都合が悪くなり、土壇場で削除したのではないか。

<企業名「公表」の提言も消える>

 自民党の「雇用問題調査会」は4月、従業員に低賃金と長時間労働を強いているブラック企業に強く対峙する方針を打ち出していた。

〈サービス残業など法違反が疑われる企業には、労働基準監督署の立ち入り調査を行う〉〈企業名の公表について検討を行う〉と、ブラック企業名を「公表する」としていた。

 自民党の提言案に、ネット上は歓迎ムードが強かった。20代、30代の多くの若者が、ブラック企業に苦しめられているからだ。ところが、蓋を開けてみたら、自民党の公約には、ブラックのブの字も載っていないのだ。

 さっそく、ネット上では、ブラック企業「ワタミ」の渡辺美樹オーナーを公認候補としたから、公約から削除したに違いない、と批判の声が渦巻いている。

「もし、ブラック企業名を公表するとなったら、真っ先に上がるのはワタミです。なにしろ、ワタミは2年連続〈ブラック企業大賞〉にノミネートされている。全社員に渡されるワタミの理念集には〈365日 24時間 死ぬまで働け〉と書かれ、その結果、長時間労働でうつ状態になった26歳の女性社員が飛び降り自殺しています。さすがに、自民党もブラック企業について公約で触れるわけにはいかなかったのでしょう」(政界関係者)

 要するに安倍自民党は、労働者が「ブラック企業」に酷使されようが、どうでもいいのだ。渡辺美樹を公認したのだから、ブラック企業を肯定したも同然である。

 しかし、このままでは、被害者は増える一方だ。若者の労働相談に取り組むNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表はこう言う。

「ブラック企業は、IT、外食、小売り、介護などの新興産業に圧倒的に多い。古い企業は、労働時間や賃金など、労働環境を整備していますが、新興企業は無視しているケースがよく見られます。ITなどの新興企業は、この10年間、利益を上げても労働者に還元せず、社員を使い捨てにすることで、さらに利益を拡大させてきた。原因は、やはり労組がないことと、社会が批判しないできたことです。社会から強く批判されれば、さすがに新興企業の経営者も考えざるを得ない。ブラック企業だと非難されることの多いユニクロも、4月から店長の月給を3万円上げています」

 ブラック企業を一掃するには、政治が先頭に立つしかないのだ。なのに、安倍首相はブラック企業とタッグを組んでいるのだから話にならない。参院選で自民党に一票を入れようと考えている有権者は、よく考えるべきだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK150] このままでは来年4月消費税を上げることはできないと大前氏(週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130706-00000016-pseven-bus_all
週刊ポスト2013年7月12日号


 先に発表された「三本目の矢」こと“成長戦略”の内容をみると、安倍晋三首相は経済のことを理解していないのではないかと大前研一氏は疑っている。その疑惑は深まるばかりで、このままでは来年4月に消費税を上げることも危ういのではないかと指摘している。その理由を、大前氏が解説する。

 * * *
 もし安倍首相の功績があるとすれば、人々の心理を変えれば経済が動くということ、すなわち私が著書『心理経済学』(講談社刊)などで提唱してきたことを立証した点だろう。ただし、これまでは一時的に株で儲けた個人投資家が高級品を買っているだけで、実需ベースの消費にはほとんどつながっていない。

 このままでは、おそらく来年4月から消費税を上げることはできないだろう。消費税を上げれば当然、その反動が出て消費が減退するからで、すでに浜田宏一エール大学名誉教授や高橋洋一嘉悦大学教授ら安倍ブレーンのリフレ派学者たちも、消費税増税の延期に言及している。

 だが、消費税増税が延期となれば、増税前の駆け込み需要が消えるので、来年4月を待たずに経済が失速する可能性が高い。つまり、今や消費税は「上げても地獄、上げなくても地獄」なのである。ところが先のG8では異次元金融緩和=為替操作に対する批判が強く、安倍首相は2本目の矢、すなわち財政規律のために消費税を上げると確約させられてしまった。

 玩具のレゴのように、何の定義も脈絡もなく、あちこちから出てきたアイデアをつなげただけの「日本再興戦略」を見ると、やはり安倍首相は経済オンチだと思う。私が知る歴代首相の多くも経済を理解していなかったが、いよいよ安倍政権で日本は進退窮まるかもしれない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/434.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 小沢一郎生活の党代表 党首討論会at日本記者クラブ 7月3日(水) 文字起こし (銅のはしご) 
小沢一郎生活の党代表 党首討論会at日本記者クラブ 7月3日(水)
http://4472752.at.webry.info/201307/article_10.html
2013/07/06 13:53  銅のはしご


小沢一郎 生活の党・代表
党首討論会 at 日本記者クラブ 7月3日(水)


政治は,国民のために,生活を守るために,ある。


✎ 雇用制度の改変で,非正規の社員が35%という現在,「限定正社員」として,この非正規の枠組みをさらに拡大するのか。


✎✎ 高度先進医療におけるとして混合診療の枠を拡大すれば,結局,国民皆保険の制度を崩壊させるのではないか。


✎✎✎ 憲法第九七条「基本的人権は永久の権利として与えられた」という規定を,自民党案では削除する。
 どういう考えの下に,どういう憲法にしようとしているのか。どういう日本社会にしようとしているのか。


✎✎✎✎ セィフティネットをきちっと作った上での自由競争という社会にしなければいけない。



YouTube 文字起こし
http://www.youtube.com/watch?v=tYAYvcnpnBoほか


「いのち」と「くらし」と「地域」を守る


小沢一郎 生活の党・代表
 今,安倍政権「アベノミクス」の下で,広範な物価高によりまして,国民は,生活は,苦しくなっていると思います。
 また,原発の再稼働によりまして,国民の命も危うくされようとしております。
 更には,TPP参加は,農林水産業の衰退,或いは医療・(国民)皆保険の崩壊を招きかねません。
 こうした中で,我が国は国際的にも孤立を深め,日米関係も危うくなっていると考えております。
 国民皆様には,このような点を,しっかり冷静にご判断頂きたいと思います。
 政治は,国民のために,生活を守るために,ある。
 私共は,そういう考え方の下で,このような政治を実現するために,頑張って行きたいと思います。


*     *     *     *     *


小沢一郎 生活の党・代表
 安倍総理に2点伺いたいと思います。
 1つは,雇用の問題であります。
 小泉政権の下で,雇用制度が改変されまして今日(こんにち)では非正規の社員が35%を占めていると言われております。これがですね,国民所得の減少の大きな要因ではないかと思ってますし,また,生活を不安定なものにしている最大の要因じゃないかと思っております。
 ところが,こうした中で,いわゆる「限定正社員」と言うような言葉を使って,この非正規の枠組みをさらに拡大しようとしていると聞いております。
 この点について,総理のお考えを聞きたいと思います。
 第2点目は,医療ですけれども,政府は「規制改革実施計画」で混合診療を拡大して行くと方針を打ち出しておりました。
 これは結局,(国民)皆保険の制度を崩壊させる事になるのではないかと,そう思います。
 その点について,総理のお考えをお伺いします。


司会 ; 2点お願いします。


安倍首相
 まず雇用について言えば,安倍政権になってですね,5月,前年同月比60万人増えました。えー,そしてですね,えー,ま,いわゆる有効求人倍率,これ0.9になりましたね。これはリーマン・ショック前に戻りました。我々の政策によって明らかに実体経済が良くなって雇用にもいい影響が出てきました。そして雇用市場がタイトになってくれば,必ず正社員は増えて行きます。事実,正社員,4月,2万人求人増えています。ですから間違いなくですね,これは,まだ半年間でここまでの数字が出ておりますから,これを続けて行けば,必ず皆さんに実感して頂けるだろうと,こう確信をしております。
 そして,もう1つは,限定の正社員の,えー,制度については,我々は,働き方で様々なヴァリエーションを持った働き方をですね,えー,これは,経営者側と,雇用者,えー,被雇用者ですね,これ,色々と相談をしながら決めて行こうという事であります。
 そして,えー,TPPについてですね,えー,TPPにおいてですね,我々で混合診療を進めなければいけないという事になっておりませんし,えー,我々が進めているいわゆる混合診療ですが,これは,先端医療についてですね,それを活用を増やしているというものであって,えー,今の公的な医療保険制度には何の影響も無いと。ほとんど影響が無いというふうに言ってもいいと思います。


*     *     *     *     *


小沢一郎 生活の党・代表
 安倍総理にお伺いしたいと思います。
 先ほど,医療の点について,高度の技術を伴う医療について枠を広げるだけだと言うお話でしたけれども,結局それが自由診療の枠を広げ,最終的に(国民)皆保険を維持できなくなってしまう結果になるんではないか,というふうにわたくしは思っているという事でございます。
 質問は,まだ誰も触れておりませんので,憲法の問題について触れたいと思います。
 9条については,賛否は別にして,総理のお考えやら何やら,時々風の便りに聞きますけれども,もう一つ,自民党案にはですね,97条の削除という事があります。
 この97条ちゅうのは,「基本的人権は永久の権利として与えられたものだ」という事が規定されておるものですけれども,これを,自民党案では削除になっておりますけれど,これは,どういうふうなお考えの下に,どういう憲法にしようとしているのか。どういう日本社会にしようとしているのか。
 総理のお考えをお聞きしたいと思います。


司会 ; 安倍さん,憲法です。


安倍首相
 あのお,今,逐条的に聞かれても,我が党の案を持っておりませんが,97条ですね,削除してですね,別の項目にですね,統合さしたんだろうと(笑いながら)いうふうに思います。
 えー,後ほどですね,自民党の原案を持ち<不明>寄らして<不明>頂きたいと思います。


自民党憲法改正草案では現行憲法の第九七条は削除される。
 日本国憲法 第十章 最高法規
第九七条【基本的人権の本質】
 この憲法が日本国民に保証する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の成果であって。これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


*     *     *     *     *


小沢一郎 生活の党・代表
 今の政治を続けて行きますとですね,日本社会はますます格差の大きい社会になって行ってしまうと思います。
 それは,地域間の格差,雇用の格差,所得の格差。色んな意味で格差が広がって行きます。
 従いまして,わたくしは,どうしても色々な分野で,きちっとした,雇用でも,或いは社会保障でも,農業でも,色んな意味でセィフティネットをきちっと作った上での自由競争,という社会にしなければいけないと思います。


*     *     *     *     *


[字幕]【ネット第一声】生活の党小沢一郎代表から「国民へのメッセージ」


池上彰の参院選ライブ [憲法96条・9条の改正について]


池上彰の参院選ライブ [参院選で一番訴えたいこと]



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記事 [政治・選挙・NHK150] 原水爆禁止世界大会に18カ国/国民平和大行進が広島出発(中国新聞)
原水爆禁止世界大会に18カ国
中国新聞 2013年7月6日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201307060033.html

 

 日本原水協などの原水爆禁止世界大会実行委員会は5日、8月に広島、長崎両市で開く大会の内容を発表した。参加する海外代表は18カ国の計79人。広島市での国際会議や、メーン大会の「世界大会―長崎」で、核兵器の非人道性などについて議論する。


 広島市では8月3〜5日に国際会議を、6日に「世界大会―広島」を開く。


 国際会議は、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会で日本が賛同しなかった核兵器の不使用に関する共同声明や原発の問題が主要なテーマになる。


 「世界大会―広島」では、米国の映画監督オリバー・ストーン氏が被爆者たちと意見交換するほか、メキシコやイランの政府代表も発言する予定だ。


 「世界大会―長崎」は7〜9日。7日に国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表が講演。8日の分科会では、憲法問題や北朝鮮情勢を含む東アジアの非核化などを取り上げる。


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国民平和大行進が広島出発
中国新聞 2013年7月6日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201307060002.html

   核兵器廃絶を訴えて歩く「国民平和大行進」の被爆地をつなぐ広島市―長崎市コースの参加者が5日、広島市中区の平和記念公園を出発した。日本原水協などでつくる実行委員会が主催。8月6日、長崎市に到着する予定。

  平和記念公園の噴水前広場であった出発集会には、広島県原水協や県労連のメンバーたち約100人が集まった。県原水協の大森正信筆頭代表理事は、世界約80カ国の「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に賛同しなかった日本政府の対応を「許し難い」と強調。「(核兵器廃絶に逆行する動きに)平和大行進で大きな打撃を与えよう」と呼び掛けた。

  参加者は「憲法9条を守れ」と書いたのぼりを掲げて出発。「地球上から核兵器をなくそう」などと声を張り上げながら進み、初日は廿日市市役所まで歩いた。
【写真説明】平和大通りを行進する県原水協や県労連のメンバーたち


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/436.html
記事 [政治・選挙・NHK150] “参院選、自民圧勝の勢い” おそらく、有権者は自民党の公約すら読んでいない (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4a14f63c7c310c050ba7136fb02b2004?fm=rss
2013年07月06日 世相を斬る あいば達也

 マスメディア各社の参院選情勢が出揃ったようだが、軒並み自民党の圧勝を予測している。常任委員長総取り(安定多数)の70議席獲得も夢ではなさそうな勢いだ。昨年12月の、野田佳彦による“自爆解散”の自民圧勝の流れが、更に磨きが掛かって戻ってきた。株価が11000円台にでも急落しない限り、この流れのまま投票日を迎えることになるだろう。自民の大圧勝の報道は日に日に勢いを増すに違いないから、選択肢がなくなった、と思う有権者は危険を選択するだろうから、前哨戦であった都議選と同様の、低投票率と自民、公明、共産の躍進が目立つ選挙結果になるようだ。

 意に沿わぬ報道をした報道機関への出演取りやめなど、報道機関への恫喝も辞さないようなファッショな安倍政権であるにもかかわらず、それが何を意味しているかさえ、報道機関は問題にしない。日本政治の本来の争点である“中韓外交問題、オバマ政権との温度差、消費増税、原発問題、TPP交渉、改憲、再分配”等々は隅に追いやられ、“アベノミクスの是非を問う”と“ねじれ国会の解消と決められる政治”をマスメディア自体が、安倍の意に沿うかたちで報道するのだから、自分や家族以外に興味の持てない人々には、他国の選挙のようなものだろう。

 各党の選挙公約などを読んだ上で判断してくれば、多少はマスメディアの報道と異なる部分も見出すだろうが、読む気はさらさらないようである。まぁ、小泉時代から、公約破りなど“たいしたものじゃない”という空気は、政党政治家だけでなく、有権者にも浸透してしまったようである。それに拍車をかけたのが、民主党であり、民主党が公約云々で自民党を責める立場には到底いない。真っ向から非難できる政党は、一度たりとも政権の座に就いた事のない共産党くらいのものである。そのポジションの優位さは、間違いなく選挙結果に表れている。

 反自民の識者や一部メディアが、自民党に圧勝させたら“日本は地獄だ!”と口を酸っぱく警鐘を鳴らしているが、これさえもポジショントークの一種で、選挙情勢に影響を及ぼすことはない。つまり、「馬を水際まで連れて行くことは出来るが、水を飲ませることは出来ない」と云う英語の諺があるが、日本人の政治的無関心度は筋金入りであり、チョッとやそっとのアクシデントにひるむことはない。原発の再稼働も心配だ、TPP参入したらどうなるのだろう、消費増税したらどうなるのだろう、物価は上がるだろうけど給料は上がるのだろうか等々と思う程度の知識があっても、不安の種が思い浮かぶ程度の関心事であり、それを類推し、推測する力は、日本人にはない。

 人によっては、だからこそ自民党に勝たせてはイケないのだと主張する。まさに正論だ。しかし、ほんの目の前にある将来の不安よりも、今の空気に抗えないのが日本人なのである。そして、日本人は政治家には何も出来ない、政治を動かしているのは官僚だと云う、強い現状認識が空気のように蔓延している。この状況の打破は容易になモノではないだろう。広島・長崎・ビキニ・福島と放射能被曝と云う被害を受けた国民は日本人だけである。原発放射能に対する意識はあっても、それに勝る経済優先意識は、その不安さえも覆い隠す心理状態になっている。小沢が理想とする議会制民主主義の姿は、遠ざかることはあっても、近づく気配をみせない。

 筆者の場合、安倍自民党が“アホノミクス”の信認を得たとして、経済成長戦略の第何発目かを打ち上げ、調子に乗って、大企業優先のトリクルダウンで突っ走り、徹底して国民を痛めつける政策に邁進する事を望んでいる。敢えて毒薬を飲み干す覚悟だ。自民党政治が、日本人にとって毒であることは明白だ。しかし、様々な理由から、それも仕方ないと思っている間、有権者の意識は変わらない。アホノミクスの行き先がどんな国家になっているか、単純な三段論法で判るにも関わらず、考えたくもない、見たくもない、聞きたくもない、そうい国民が多い以上、それこそ手の打ちようはない。

 こう云う場合、或る程度の被害が出るだろうが、過激なショック療法が必要になる。革命と云う行為が選択できない国で行える手段は、過激な経済的ショックを与えることである。経済指標だけが絶好調になり、行政官僚機構や大企業群が多いに潤い、そのオコボレすら国民に行き渡らない現実を作ることが、良薬になるのである。どこで有権者が、断末魔の叫びを挙げるか、その為には、“ゆで蛙”的な手法では生ぬるいのである。アホノミクスの激烈な毒物による作用が、国民生活を直撃させる方が、救いの道が残されると考える。

 日本の疲弊した国家統治を破壊しない限り、日本が平和に生き残る道はないだろう。その処方箋は行政改革等と云う生易しい言葉ではなく、行政革命が必要なのだろう。そして、名誉白人の地位を自らアングロサクソンらに返還する勇気だろう。筆者などは、個人的にアホノミクスの終着駅は“デノミ”ではないかと危惧している。冗談ではなく、仮にデノミが起きた場合はどうなるの?その程度の事は考えておいた方が良い。そのような事態が想定できる時は、個人的には外債と金地金に資産を移動させた方が良さそうだと思っている。


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自民、小泉旋風超す勢い 参院選、朝日新聞序盤情勢調査 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/417.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK150] ファシズムを待望する自民党憲法草案が現実になれば日本も中国、北朝鮮の仲間入り
自民党の憲法草案を読むと自民党がファシズム国家を目指している事がよくわかる。

日本国民の基本的人権を制限または奪い、自由な表現も言論活動も制限している。

さらに滑稽なのは、家族のあり方まで憲法に書き込んで国民に命令している。

自民党は国家の最高法規である憲法を法律などと同列に並び立て憲法が何であるかをまったく理解していない輩達が作った事がよくわかる。


自民党の輩達が作った憲法草案が現実になると自由な表現言論活動も基本的人権でさえ認められない中国、北朝鮮丸出し国家になるのは確実。


憲法を理解していない自民党の輩達が作った超恥ずかしい時代錯誤な自民党憲法草案を国民全体に明らかにするのが何よりも大事なことである。


恥を知れ自民党!
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 種子を独占するモンサント  安田節子 
 TPPに参加すれば、これまで以上にモンサントの遺伝子組み換え食品が日本に入ってくるだろう。安倍政権は、本当に強い日本を作りたいのであれば、日本人の健康を害するようなものを排除すべきではないのか。TPP反対運動をしている人たちを「左翼」と呼ぶとは、いったいどういう了見なのか。


『月刊日本』7月号より
http://gekkan-nippon.com/?p=5356


モンサント社員が食べない遺伝子組み換え食品
―― 安田さんは『自殺する種子』(平凡社)で、遺伝子組み換え(GM)食品と、モンサント社による食の支配に警鐘を鳴らしている。
【安田】 遺伝子組み換え食品は、安全性が確認されていないにも関わらず、世界中で食べられているのが現状です。それが人体にどのような影響を及ぼすかは明らかでなく、親から子へ遺伝する危険性すらあります。つまり全人類が数世代にわたってモルモットにされているのです。このままでは、人類の遺伝子そのものが危ぶまれます。
 遺伝子組み換え食品の危険性を一番よく知っているのは、誰よりもモンサント社の人間自身です。驚くべきことに、英国モンサント社の社員食堂では遺伝子組み換え食品不使用を掲げているそうです。彼らは世界中に「遺伝子組み換え食品は安全だ」と言っておきながら、自分たちは食べたくないのです。
 そのくせ第三者による遺伝子組み換え作物の研究には消極的で、むしろGM種子の提供を拒むなど、妨害をおこなっています。以下、モンサント社の圧力に屈しなかった科学者の研究成果を紹介します。
 1998年、英ローウェット研究所のプシュタイ氏は、マウスへGMジャガイモを与えました。その結果、免疫力低下、脳・肝臓・睾丸の発育不全、胃腸の構造変化・細胞増殖が確認されました。博士はTV番組に出演時「遺伝子組み換えジャガイモの実験結果が出るまで、私自身は絶対に食べない」「国民をモルモットにしてはならない」と発言しました。その2日後、彼は研究所を解雇されました。
 2005年、ロシア科学アカデミーのエルマコヴァ氏は、妊娠中の母マウス・出産後の子マウスへGM大豆(モンサント社製)を給餌したところ、子マウスの生後3週間以内の死亡率は50%以上(通常の5〜6倍)という驚くべき結果が出ました。その他にも奇形・成長不全・凶暴な子マウスが多く確認されました。さらに母マウスは妊娠する子供の数が減り、産後も育児放棄をしました。GM大豆の悪影響は、親から子へ遺伝するという危険性が明らかにされたのです。
 2012年、仏カーン大学のセラリーニ氏を中心とする研究チームがGMトウモロコシ(モンサント社製)をマウスに一生(2年間)与えた結果、高い発がん率や巨大な腫瘍が確認され、平均寿命前の死亡率はオス60%(通常の2倍)、メス80%(通常の4倍)でした。
 彼らは実験結果の発表後、多方面からの誹謗中傷に晒されました。原発のように、遺伝子組み換えの安全性に疑問を呈することは、政官業学のタブーだからです。彼らは自らの生活・キャリアを犠牲にしかねない研究を行い、人々のために結果を公表したのです。
―― そもそも遺伝子組み換え作物とは何なのか。
【安田】 商品化されたもので最も多いのが除草剤「ラウンドアップ」を撒いても枯れないように遺伝子操作を施された作物です。モンサント社のラウンドアップは植物ならなんでも枯らす強力な除草剤です。畑でラウンドアップを散布すれば作物も枯れてしまいます。でもラウンドアップに強い作物なら除草剤を空中散布できます。除草の省力化ができるという触れ込みです。モンサント社は「ラウンドアップ」という除草剤と、それを浴びても枯れない「ラウンドアップレディ」をセットで販売しています。
 しかしラウンドアップは健康被害・環境破壊の危険性を指摘されています。世界第3位の遺伝子組み換え作物栽培国アルゼンチンでは、ラウンドアップの空中散布により、白血病・皮膚潰瘍・遺伝障害が多発し、住民に避難勧告が出されています。つまり人が住めなくなってしまったのです。(以下略)

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 福島・社民党首「私は晴れ女」…直後に雷雨 「アベノミクスはアベコベ」…聴衆わずか、ダジャレも不発
土砂降りの雨のもと、支持を呼びかける社民党の福島瑞穂党首=6日午前、福岡市中央区

2013.7.6 17:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130706/elc13070617470045-n1.htm


 存亡の危機が続く社民党の福島瑞穂党首が6日、福岡と大分両市で街頭演説した。「アベノミクスの弊害で食料品などは値上げのオンパレード。国土強靭化を進め、社会保障費を削る安倍内閣のやり方はアベコベ政治じゃないですか」と得意のダジャレで政権批判をまくし立てたが、いずれも不発に終わり、立ち止まる聴衆はわずかだった。

 「私は晴れ女なんです!」。午前11時、福岡市・天神の天神ツインビル前で街宣車の上に立った福島氏はこう言って演説を始めたが、言葉と裏腹にこの直後から激しい雷雨。それでも福島氏は20分間にわたり憲法改正に反対し、脱原発を訴えた。

 聴衆は熱心な社民党ファンが50人ほど。その一人である福岡市東区の無職男性(67)は「はっきりものを言う福島さんのファンを続けているけど、社民党に自民党の暴走を止める勢いは感じないですね…」。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 日中戦争工作員マイケル・グリーンと悪党たち 参院選挙工作のために奮闘中  
日本の(事実上の)総理大臣であるマイケル・グリーンが、参院不正選挙工作のために来日しています。ユダヤ裏社会も日本をしっかりと縛り上げておかなくては不安なのでしょう。


安倍晋三首相がハデハデしく展開している「外遊」は、独自の日本外交ではないことが次第に判明してきている。すべてが「ジャパン・ハンドラーズ」の指示通りに動かされており、「カネばらまき外交」「原発セールス外交」を行っているのだ。早い話が「ジャパン・ハンドラーズ」による「操り人形外交」ということである。


「ジャパン・ハンドラーズ」は、「対中国包囲網」を安倍晋三首相に行わせている。安倍晋三首相は2012年12月26日に就任して以来、6か月余りの間に、以下の国々を「孫悟空」のように空路飛び回ってきた。


2013年1月16日〜19日、ベトナム、タイ、インドネシアを歴訪、カネをばら撒いている最中、アルジェリアで日揮の天然ガス関連施設が、隣国マリからやってきた武装集団に襲撃され、人質10人が殺害された。


2013年2月22日から23日、アメリカ、オバマ大統領と首脳会談。2013年3月30日から31日、モンゴル訪問。カネをばら撒いて帰る。


2013年4月28日から5月4日、ロシア、 サウジアラビア、 アラブ首長国連邦、トルコの4カ国訪問、各国でカネをばら撒いて帰る。


2013年5月24日から26日、ミャンマー訪問、カネをばら撒いて帰る。


2013年6月16日、G8サミットへの出席に先立ちポーランドを訪問、ハンガリー、チェコ、スロバキアを含む東欧4カ国の首脳と初会合。4カ国は原発の建設を計画しており、首脳会談で日本メーカーへの発注を働きかける。原発の「トップセールス」を積極化、成長戦略の柱の一つである原発輸出を加速。


16日夜(日本時間17日朝)、ポーランドを出発、主要国(G8)首脳会議(ロックアーン・サミット)が開催される英国・北アイルランドのベルファストに到着、G8に臨んだ。


このほか、インドのシン首相が2013年5月27日夜、特別機で羽田空港に到着、29日に安倍晋三首相と首脳会談を行っており、安倍晋三首相は年内に自らインドを訪問し、両国の首脳外交を再強化する方向で検討に入っている。これは、尖閣諸島をめぐり強硬姿勢を強めている中国北京政府を牽制する狙いがあると見られていた。


さらに、2013年6月1日には、日本とアフリカ諸国首脳が経済発展に関し協議する第五回『アフリカ開発会議』(TICAD)が1日午前、横浜市で開幕した。安倍晋三首相は冒頭演説で、今後五年間で約1兆4千億円の政府開発援助(ODA)を含む最大約3兆2千億円の資金を官民で拠出する支援策を表明している。大変な大盤ぶるまいである。


安倍晋三首相の気前のいい「カネばら撒き外交」に警戒していた中国北京政府は、こちらも露骨に対抗心をあらわにして牽制してきた。


◆米国オバマ大統領は、最優秀な技術力を持つ日本原発製造力を高く評価して、原発2000基を製造させて、世界各国に買わせようとしている。日本は、古代より伝来の「たたら技術」による製鉄技術(とくに日本製鋼室蘭工場)が、原子炉製造に生かされており、これはライバルである中国、韓国も足元に及ばない独占的技術である。


米国は、「黄金の国ジパング」の財力と「たたら」に象徴される技術力を事実上の武器とする日本を背後から操縦することによって、間接的に世界の原発、ひいては、エネルギー政策を牛耳ろうとしている。


オバマ大統領が狙っているのは、国連安保理で何かと「拒否権」を発動する中国を「常任理事国」から降ろして、その代わりに日本を「常任理事国」に押し上げることだ。


そのために、中国を共産党1党独裁体制から5つに分裂させ、新たに、連邦政府を樹立させようとしているという。いまはそのための移行期にある。


◆中国を分裂させるには、中国経済を破綻させるのが最も手っ取り早い。同時に、デモ→暴動→内乱に止まらず、周辺諸国との武力衝突→戦争を勃発させる。すでに、年間30万件の暴動が起きているうえに、新彊ウイグル自治区では、イスラム系のウイグル族と漢民族とのいわゆる「民族紛争」が激化しており、これに「イスラム義勇軍」と「中国人民解放軍」との死闘が始まっている。


中国共産党1党独裁北京政府は、エリート層のなかで、資産階級になった幹部たちが、資産を海外に移すとともに国外への脱出・逃亡を図る動きが顕著になっているという。


しかし、周辺国と戦争をするにしても中国共産党人民解放軍の兵士たちの士気がかなり落ちてきているので、どこまで本気で戦えるかが疑問で、上層部の悩みのタネとなっている。それは1980年代に推進した「一人っ子政策」が大きな元凶になっているからだ。彼らは、「小皇帝」と呼ばれるほど、「わがままに育てられた世代」なるが故に、軍隊では使いものにならないのだという。 (マスコミに出ない政治経済の裏話)より転載



ジャパン・ハンドラーズとは、米の安全保障の問題や、政変が取り沙汰されるようになると突如活動の勢いを強め、あらゆるルートから圧力・懐柔・洗脳といった工作を展開してくる人間たちがいる。彼らは日本の国会議員を懐柔し、自由にこき使い、使われるほうの議員もすっかりアメリカの腰巾着に成り下がり、と同時に権勢を振るようになる。このようなアメリカ政府当局からの刺客、代理人の総称である。


米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーンやコロンビア大学のジェラルド・カーチスらが有名である。とくにマイケル・グリーンは、民主党の政権奪取がいよいよ現実味を帯びてきた際、公表されたばかりの民主党のマニフェスト一文一文を隈なく精読したと言われている。小沢国策裁判や鳩山政権潰し及び「みんなの党ブーム」や「橋下維新の会旋風」を仕掛けた実行責任者である。日米再編や在日米軍の見直しに関する記載について、日本外務省ルートで民主党に圧力を掛け、文言を修正させた悪事がある。 


彼の手下は、自民党議員や民主党の対米隷属派議員及び維新の会、みんなの党の政治家に多く存在している。
アタマの写真を見れば一目瞭然だ。小泉進次郎や辻清人も元CSIS職員だったのだ。


マイケル・グリーンらジャパン・ハンドラーズは、軍産複合体やネオコンを中心とした「戦争屋」グループに属している。安倍政権はこの「戦争屋」グループの指令を忠実に遂行しています(対中脅威論を煽っているのはこの「戦争屋」グループ)しかしオバマ政権では彼等は非主流派で安倍政権は窓際族の連中に従っており、まったくお馬鹿な安倍政権です。


オバマ政権も「戦争屋」グループの巻き返しを受け、再び戦争経済に舵をきっています(「戦争屋」グループは中東で一儲けしようとしていて、それが駄目なら極東地域で戦争を起こそうとするので注意は必要です) 


そのマイケル・グリーンは、参議院選挙が終わるまで滞在しているようだ。
来日の目的は手下の政治家を勝たせる為の支援をする事と生活の党や社民党、緑の風及び民主党の対米自立派議員を殲滅させる為の工作を行う事です。参院議席数も与党を確実にし、ジャパン・ハンドラーズの思惑どおり、日中戦争へと舵をとることは確実です。


参議院選挙での「戦争屋」グループの思惑を叩き潰す事が重要だ。


 

http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 「9条フェスタ」の「受け継ぐ会」で聞いた旧日本軍兵士の戦場体験(JANJAN)<愛国者篠塚良夫は14歳で731部隊入隊>
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/26/28/deliciousicecoffee/folder/869142/img_869142_13578503_0?20070928010517
「中帰連の篠塚良夫
なんと14歳で731部隊の「少年隊」に入隊し、生体解剖や細菌兵器製造をしたと語る」


「9条フェスタ」、「ピースボート」に「中帰連」だけでも胡散臭いが、
14歳で31部隊の「少年隊」入隊とは呆れてものがいえません。
篠塚さんってよっぽど愛国少年だったんですね。


JANJANニュースから
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/living/0810/0810219910/1.php

「9条フェスタ」の「受け継ぐ会」で聞いた旧日本軍兵士の戦場体験

芹沢昇雄2008/10/23
東京・品川で今月18日、「9条フェスタ」が開かれ、その一環として中国大陸で戦犯に問われた体験を持つ旧日本軍兵士が証言する分科会も、開かれた。証言に立ったのは、いずれも90歳に近い方たち3人。この方たちは、1昨年から昨年にかけて、中国へ謝罪の旅に出て、講演を行なったり、被害者の墓前でお詫びの言葉を述べてきた、という。延べ、約300人もの参加者は、3人の話のひと言一言を聞き逃すまいとするかのように、熱心に聞き入っていた。

 東京都品川区の「きゅりあん(品川区立総合区民会館)」で10月18日、「第6回 9条フェスタ」が開かれ、約70団体、2800人が参加した。その一員として「撫順の奇蹟を受け継ぐ会(受け継ぐ会)」も参加した。6階の中会議室の「受け継ぐ会」(下記参照)の会場には、惑わず直行する参加者が多く、朝の第1部から50人余りの会場がいっぱいになり、延べ約200人が訪れた。

 第1部は「私たちはなぜ中国へ謝罪に行ったのか――元『中帰連』会員のリレートーク」と題し、元「中帰連」(下記参照)の日本兵だった坂倉清さん、篠塚良雄さん、小山一郎さんが平山百子・東京支部長の司会で証言を行った。 

 3人の方はそれぞれ90歳近い年令に達し、一昨年暮れから昨年にかけて相次いで、自らの泥靴で踏み荒らしてきた中国の地へ謝罪の旅に出かけた。坂倉さんは「南京大虐殺」のあった南京へ、そして、香港の大学生たちの前で「加害」(ご自身は「南京」には関与なし)を証言・謝罪し、その後、ピースボートにも乗り、若者たちに講演も行った。

 旧731部隊の少年隊員であった篠塚さんは中国東北地区、ハルピンの「731部隊跡地」に永平寺と総持寺の僧侶を伴って、731部隊の犠牲者に心からの供養に同行した。小山さんは、所属する部隊が強制連行を展開した「山東省」を訪ね、被害者のお墓の前で謝罪して来た。

 第2部では、「後半生は平和のために闘った――2つの元軍人団体の対談」で、「日中友好元軍人の会」事務局長の広田広太郎さんと、元「中帰連」事務局長の高橋哲郎さんが、熊谷伸一郎・事務局長の司会で語り合った。

 両組織は、ともに50年に渡って営々と「中国侵略戦争」参加の体験を語り、反省のための証言を繰り返してきた。また、それぞれ多くの証言集も発刊してきた。しかし、お互いに年を重ね、中帰連は2002年に解散し、その意志を「受け継ぐ会」にバトンタッチし、元軍人の会も「受け継ぐ」組織を検討している。

 第3部は「私たちは『蟻の兵隊』だった――山西省・『太原戦犯管理所』体験者の対談」と題し、映画「蟻の兵隊」に出演した奥村和一さんと「太原戦犯管理所」に収容された稲葉績さんの対談が、野村真巳・埼玉支部長の司会で進んだ。 

 2人は45年8月15日の敗戦以降も中国・山西省で4年間もの間、銃をとって八路軍と戦った。彼らは軍の命令で現地の軍閥・閻錫山(えんしゃくざん)軍に組み入れられて、多くの戦死者を出しながら八路軍と闘い、49年4月、太原城が陥落して「太原戦犯管理所」に収容された。

 敗戦後12年を経た1957年に帰国したところ、「勝手に残った」との厚生省の見解の下に、今なお彼らは棄民扱いされ、恩給ももらえず裁判でも敗訴した。多くの参加者は、ひと言も聞き逃すまいと真剣に聴いていた。既に、戦争体験者が次々にお亡くなりになってゆくなかで、体験者・ご本人たちの「証言」は非常に貴重であった。

転載以上

こんな証言があるんだ、日本軍は鬼畜だと思ったあなたは間違い。

篠塚少年がわずか14歳で731部隊に入隊したという証言には目をつむって

以下のサイトをご覧いただきたい。(参考リンクもご参照)


南京大虐殺の正体から
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/12.html


■映像の捏造

 The Fake of Nangking(南京虐殺は捏造)
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=4LbVeadjSbo

転載以上

国民党の射殺シーンを日本軍の処刑として全世界に配信する。
うーん。国際政治は、弱肉強食。

国籍不明の反日左翼の「非武装中立」なんて戯言ですね。

この動画を見て南京大虐殺があった、731部隊の虐殺があったと主張する人がいるとしたら、あなたの国籍はどこですか?


<参考リンク>

◆【731部隊の人体実験・細菌戦は嘘(全て作り話)】1〜11の目次・一覧表
 http://blogs.yahoo.co.jp/naomi_pororon/17712692.html


◆2.支那帰還兵の懺悔話の信憑性・「南京で酷い事をしたと懺悔。日本兵の悪事は確か」・これまで本名で証言をした人は例外なくすべて嘘であったことが確認・ニセ証言者たち・撫順戦犯管理所の洗脳・日本軍の食料調達
 http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/46097798.html


◆中帰連・撫順戦犯管理所洗脳プロセス
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RAdq0kAn24o


◆認罪〜中国撫順戦犯管理所の6年〜 6
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=6N0isdKWlqY


◆なぜ南京大虐殺は捏造されたのか? -
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iPhyKUmxwm0


◆支那 通州事件の記録写真を南京大虐と捏造(衝撃的な映像を含むので注意)
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=lCuZoSFSOVs


◆【拡散希望】 日本の真実 南京大虐殺は存在しない
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LJLhS9Eu0Q4


◆The Fake of Nanking Massacre-1
 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=FDz9RzcF7r0


◆中帰連の証言が怪しい理由
 http://d.hatena.ne.jp/nay/20050908


◆中国】元日本兵 「中国は天国だった。マルクスも勉強できて最高!」
 http://120.hp2.jp/?p=2000


◆731部隊
 http://www.geocities.jp/windows_user2013/731_military_unit01.htm


※政治板への投稿に対する反論として政治板に投稿しています。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 北朝鮮、参院選後に安倍首相を招待か:中共中央党学校教授予想:安倍訪朝後に日朝交渉再開とも

北朝鮮、参院選後に安倍首相を招待か
中国の韓半島専門家による座談会

 中国共産党中央党校の張l塊教授は5日「日本で21日に投開票が行われる参議院議員選挙でもし与党・自民党が勝てば、北朝鮮は安倍晋三首相を招待し、8月か9月ごろ日朝会談を再開するなど、周辺国への対話攻勢をいっそう強めるだろう」と予想した。

 韓半島(朝鮮半島)問題の専門家として知られる張教授はこの日、北京大学で開催された「韓中関係発展に向けた専門家座談会」に出席した。張教授は「北朝鮮は先日、金桂寛(キム・ゲグァン)外務省第1次官をロシアに派遣し、また中国には朝鮮労働党の金成男(キム・ソンナム)国際部副部長を派遣するなど、外交面で積極的に動いている」とした上で、上記のように述べた。その一方で張教授は「北朝鮮が対話攻勢に乗り出す最も大きな目的は、核保有国としての地位を固めることにある。決して核放棄のためではない」と指摘した。

 とりわけ張教授は「周辺国が北朝鮮の外交攻勢を後押しし、(以前のように)援助を提供するようなことになれば、(北朝鮮は)核を絶対に放棄しないだろう」と予想。さらに「6カ国協議の当事国が北朝鮮を非核化させる方向で一致し、北朝鮮に対してより大きな圧力を加えれば、北朝鮮の核問題を解決できる可能性が見えてくるだろう」とした。

 この座談会に出席した別の中国の学者たちは、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領訪中の成果として「これまで経済に偏っていた韓中関係を、政治や安全保障分野での協力強化へと発展させた」などの点を指摘した。現代国際関係研究院韓半島研究室の戚保良主任は「今回の共同声明で最も驚くべきことは、中国の外交担当国務委員と韓国の国家安保室長との間に対話の仕組みを構築したことだ」「このような形で中国と対話のチャネルを作り上げるのは、米国とロシアに続いて韓国が3番目だろう」と語った。さらに「米国は中国の崛起(頭角をあらわすこと)を警戒する一方で、『アジア回帰戦略』の速度をさらに高めている。これを受けて韓中関係も、米中の間でさまざまなチャレンジに直面するかもしれない」と指摘した。また中国国際問題研究所の虞少華主任は「北朝鮮の非核化について、米国と北朝鮮は双方の主張の隔たりがあまりにも大きい」「韓中両国は頭を付き合わせ、米朝間でバランスを保つ方策について研究しなければならない」などと強調した。

北京= アン・ヨンヒョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/06/2013070600376.html

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6カ国協議:北朝鮮、再開に向け水面下で活発な動き

一時は「6カ国協議は完全に終わった」と公言していた北朝鮮だが、最近になって6カ国協議再開に向け再び動き出している。
 北朝鮮外務省の金桂寛(キム・ゲグァン)第1次官は先月19日に中国を訪問したのに続き、今月4日にはモスクワでロシア外務省のチトフ第1次官らに会い、6カ国協議再開の必要性を強調した。今年3月に「核による精密打撃の手段でソウルとワシントンを火の海にする」などと脅迫していた北朝鮮が、国際的に不利な状況に置かれると、金桂寛次官を通じて融和的な雰囲気の造成に向けて動き出したわけだ。

■中国訪問からわずか2週間後にロシアへ

 ロシアを訪問中の金桂寛次官は4日、ロシア外務省のチトフ第1次官らと5時間にわたり意見を交換した。直後にロシア外務省は「(ロシアと北朝鮮)両国は、韓半島(朝鮮半島)情勢について意見を交換した。とりわけ核問題の解決については格別な関心を持って話し合った」とした上で「2005年の9・19共同声明の原則に基づき、6カ国協議の早期再開に向けた環境作りのために共同で努力する必要がある」と表明した。
 これに先立ち、金桂寛次官は先月19日に北京で中国外務省の張業遂外務次官と初の戦略対話を行い「北朝鮮は6カ国協議を含む、いかなる形の会談にも参加する用意がある」との考えを示した。
 北朝鮮が6カ国協議の再開に向けて動き出した理由は、これまで北朝鮮が主張してきたものとは180度異なるものだ。北朝鮮で対外政策トップの金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長は、09年にエジプトで開催された非同盟諸国会議(NAM)首脳会議に出席した際「6カ国協議は永遠に終わった」と発言。ところがその北朝鮮は、わずか2週間で金桂寛次官を中国とロシアに派遣し、6カ国協議再開の必要性を訴えたわけだが、これは間違いなく外交的孤立状態から脱却するためのものだ。
韓国、米国、中国の3カ国は韓米首脳会談(5月7日)、米中首脳会談(6月7日)、韓中首脳会談(6月27日)と相次いで首脳外交を行い、いずれの会談でも「北朝鮮の核保有は認めない」との点を明確にした。さらに主要8カ国(G8)首脳会議(6月19日)や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議(7月2日)でも、各国は北朝鮮に対して核の放棄を強く促したため、北朝鮮は文字通り孤立無援の状態に陥ってしまった。
 韓国戦略問題研究所の文聖黙(ムン・ソンムク)研究委員(元国防部南北軍事実務会談主席代表)は『月刊朝鮮』とのインタビューで「北朝鮮の関係者たちと20年近くにわたり交渉を重ねてきた経験から言うと、彼らは一時的に過激な言動に出ても、自分たちが必要と感じればすぐにでも会談に出てくる」「北朝鮮は大統領声明にまでケチを付けて非難していたが、今は非常に困難な状況に置かれているのは間違いない」と指摘した。

■朝中ロの三角体制復元を目指す北朝鮮

 金桂寛次官は、低いレベルではあるが、韓米中協力体制の構築に対抗し、これまで長い間続いてきた朝中ロの三角体制再構築を目指す「特別任務」を持っているとの見方もある。複数の外交筋は「北朝鮮は核と経済の並進路線を推進しているが、核問題はあいまいなままにする一方で、伝統的な友邦国である中国とロシアとの関係をまずは修復し、さまざまな支援を手にするのが北朝鮮の意図だ」と指摘している。
 しかし、金桂寛次官の努力にもかかわらず「6カ国協議が再開される見通しは、当分はほぼない」とする見方が、今のところ支配的だ。何よりも「北朝鮮が非核化の義務を実際に果たす行動を示せば、そのとき初めて会談は可能」とする米国の考えに変化の兆しがみられない。また、北朝鮮も核保有国としての立場で会談に臨む考えを持っているため、対話に向けた条件の調整に多くの時間がかかるのは間違いない。
 ソウルの外交筋は「6日には開城工業団地の正常化に向けた南北実務者協議が開催されるが、これが順調に進んで南北関係が好転し、北朝鮮が非核化を実行に移す考えを示せば、秋ごろ6カ国協議の再開に向けた実務者協議が再開される可能性もある」と予想した。

李河遠(イ・ハウォン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/06/2013070600372.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 闇雲に安倍政権を支持する人たちは新自由主義が何を目指しているか解っているのだろうか。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3123981/
2013/07/06 17:18 日々雑感

 安倍政権は隷米政権の最たるものだ。その証拠に駐米大使館の盗聴が暴かれた折に、フランスやドイツはブチ切れたのに対して日本政府は「事実を確認して、」と、出来もしない確認をするとのたまう始末だ。

 オバマ氏は安倍氏との会談はおざなりに一時間程度で済まし、前夜ホワイトハウス近辺に投宿したにも拘らず、安倍氏を宿舎にハプニング訪問すらしなかった。それに対してワシントンに足をはこばない習主席にはカリフォルニアまで出向いて二日に亘り計8時間も話し合う歓待ぶりを示した。

 しかし日本に対しては米国は要求すべきことはしっかりと要求している。TPP参加の条件で自動車関税は30年間温存して米国内企業を保護すると抜かしている。だが日本の農業に対しては妥協をしない覚悟のようだ。早くも牛肉などのBSE検査基準に対する米国の引き下げ要求に応じて、日本政府は国民への説明もなく勝手に緩和してしまった。

 中身のないカスカスの第三の矢に対して、経済効果の数字の提示もないまま、突拍子もなく10年後には国民一人当たり150万円所得を増やすとGDPではなくGDIの数字マジックを根拠に国民総数で割り算して算出したという実態のない数字を掲げているだけだ、との批判をマスメディアは少しもしない。

 その反面、小泉政権下で幅を利かせた新自由主義者たちが復権し、新たにブラック企業経営者たちが安倍政権に顔を揃えようとしている。IT企業経営者やコンビニ企業経営者や居酒屋企業経営者たちの基本経営理念は社員への厳しい規律と企業忠誠心を要求する半面、企業利益の労働分配率の低さが特徴だ。

 一握りの人たちが富み、大勢の労働者の雇用環境が悪化するのが新自由主義の社会だ。米国の現在の姿を見れば一目瞭然だ。それでも無批判に安倍政権を支持し、中・韓に譲歩しない姿勢だけに強く共感する人たちには困ったものだ。

 民主党は未だに党首が「民主党は一枚岩だ」と間抜けな談話を発表している。それでは「消費増税」で反対して、党内に留まった人たちは菅・野田政権下で消費増税を推進した人たちとナアナアで仲良くやっているというのだろうか。

 今度の参議院選挙でも、またも民主党は解党的な大敗をするだろう。衆議院選挙であれほどの大敗を期しても一切の反省もなくダラダラと党運営している政党にどのような将来展望が拓けるというのだろうか。なぜ2009マニフェストへ回帰して民主党の旗印を再び掲げようとしないのだろうか。

 マスメディアに散々叩かれたが、マスメディアは民主党を潰したかっただけだ。未来への投資の「子供手当」は間違っていないし、最低年金一律支給も社会保障の理念として間違っていない。ただ菅・野田政権でさっさと民主党の2009マニフェストの旗印を勝手に下ろしたに過ぎない。そして官僚の掌で踊らされて奈落の底へ突き落された。

 奈落の底に落ちても、未だに「落されたのだ」と気付かない民主党の議員たちに未来があるはずはない。海江田氏よ、敵は安倍政権だが、党内にいる政権病に取り憑かれた連中を党外へ摘まみ出さなければ民主党の再生はあり得ない。その覚悟がないなら、さっさと党代表を退いて元の経済評論家に戻るべきだ。政治理念なき政治家は日本の民主主義にとって邪魔だ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 小沢代表「GK姿のCM」の舞台裏明かす(日刊スポーツ) 
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20130706-1153059.html
2013年7月6日9時34分 日刊スポーツ


 生活の党の小沢一郎代表(71)が、日刊スポーツなどのインタビューに応じ、サッカーのGK姿で「生活を守る!」と宣言するCMの舞台裏を明かした。かねて話題作が多い「小沢CM」だが、今回は党の命運をかけた戦いで、体を張って撮影に臨んだ。一方、「剛腕」の視線は、選挙後の政界再編も見据えていた。インターネット番組の出演が多いが、ネット解禁が参院選の結果を大きく左右することには、否定的な見方を示した。


 −CMは体を張った


 「痛かった(笑い)。関心を集めるものにしようと、4〜5案の中から、参院で戦っている人に選んでもらったら、サッカーがいいと。ポスターだけだと、サッカーファンや若い人には分かっても、年配の人には何をしているか分からないので、実際やることになった。ユニホームを着て飛んだり、マットから落ちてころころ転がっちゃった」


 −参院選をどう戦う


 「国民の生活をしっかり守っていかなくてはならないと、とらえている。安倍さんの政治運営や思想は、競争力のあるところがどんどん大きくなり、そこがもうけて配分すればいいという考え。小泉(純一郎元首相)さんと全く同じ理屈で、強者の論理だ。セーフティーネットを整えた上での市場原理、自由競争でないと、弱肉強食の獣の世界と同じになる。安倍さんと対極の考え方を訴えたい」


 −目標議席は


 「全員当選を目指す。非改選を含め、2桁にぜひ、届きたい」


 −憲法問題は争点か


 「安倍さん、最近はさっぱり話さなくなっちゃった。だから憲法改正を語る資格がないと言っている。人の顔色を見て話すなら最初からやめた方がいい。正しいと思うなら、多少人気がなくてもやるべきだ。国民も今なぜ改正なのかという雰囲気で、それほど大きな争点にはならないと思う」


 −ネット解禁は武器か


 「非常に面白い流行の媒体ですが、直接的に選挙に役立つか、まだ疑問。それほど日本では普及していない。確かに、アラブの春はネットによる広がりで、独裁の政治体制をぶっ壊すまでになったが、日本人の性格としてなかなか行動には移さない。ネット解禁で、結果が大きく変わることはないと思う」


 −選挙後の再編の軸は


 「政治運営の思想、考え方だと思う。個別の基本政策で、若干ニュアンスの違いはあっても、方向性が一致すれば100%同じ必要はなく、受け皿をつくるのは可能だ。去年の衆院選で、多くの有権者は投票を棄権した。良識ある人は今回も棄権に回る恐れがあるが、自民党政権に変わるものを望んでいるのは、衆院選後の首長選ではっきり出ている。小泉親子がいくら頑張っても、おひざ元(の横須賀市長選)で負けたじゃないですか。野党がいくら愚鈍でも、最終的に国民の声に触発されるようになるのではないか」


 −民主党との連携は


 「方向が同じなら何党でもいいよ。共産党とは一緒にならないだろうけれど」(聞き手=中山知子)




http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK150] アベノミライ (株)貧困大国
不安を創造する
未来を謳う 
情報のチャージ
言葉と名前による支配
安価な食餌供給
シアワセ(儲かる)なら死んでもいい

これらはカルトの特徴である。

堤未果氏の、(株)貧困大国アメリカ  は、前2著を遥かに凌ぐ陰鬱的迫力をもって我々にアベノミライを見せてくれる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選東京選挙区 自民も「分裂選挙」状態に 安倍派VS.反安倍派の代理戦争 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-9240.html
2013/7/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


自民も民主も分裂状態――。参院選の東京選挙区(改選数5)がハチャメチャになってきた。
候補者2人擁立で共倒れが濃厚になった民主党は、公示2日前になって公認候補者を鈴木寛・元文科副大臣(49)に一本化。

公認を取り消された大河原雅子(60)が無所属で出馬したことで、事実上の分裂選挙に突入した。

東京選出の菅元首相や小川元法相が積極的に大河原を支援していることに対し、細野幹事長はきのう(5日)、「菅元代表は代表経験者の立場を踏まえて行動していただきたい。しばらく黙っておいていただきたい」と文句を垂れていたが、実は自民党も似たようなもの。内輪モメが激化している。

自民党公認では、ともに現職の丸川珠代(42)と武見敬三参院議員(61)が立候補しているが、丸川の選対本部長には、いち早く東京都連会長の石原伸晃環境相が就いた。これに武見側が不満を爆発させたのだ。

「丸川さんは放っておいてもトップ当選が確実です。それなのに、都連会長の石原さんが丸川だけに肩入れするのはおかしいというのです。武見さんは元テレビキャスターのわりに一般知名度が低く、空中戦で票を集めるのは難しい。選挙戦では、自民党の支持団体の票を2人で奪い合っているような状況で、丸川さんは安倍総理のお気に入りでもあり、これも対立の火種になっている。選挙戦で武見陣営の指揮を執っているのは、都連政調会長を務める鴨下一郎国対委員長です。鴨下さんは、石破幹事長の最側近。それに、武見さんが麻生副総理と親戚関係にあることも臆測を呼んでいます」(自民党都連関係者)

武見の父は、日本医師会の会長だった武見太郎。姉は、麻生の弟で麻生グループ代表の泰に嫁いでいる。

「ポスト安倍をうかがう石破・麻生が武見側についているため、党内では安倍派VS.反安倍派の代理戦争と見る向きもあるのです」(前出の関係者)

アホみたいに内向きな話。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/447.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 「こどもたちの未来のために!」闘う政治家森ゆう子!( 「日本人」の研究!)
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/368426700.html


全国から注目が集まっている新潟選挙区!

そこで、まさに命を賭けて闘っている森ゆうこさん。

彼女は、すごい!!また、すごい勢いだ!

森さんのホームページをのぞいて見ると
「こどもたちの未来のために!」
という言葉が前面に、書かれている。

選挙の街宣車にも、
「こどもたちの未来のために!」

森さんの一番の心情なのであろう。

「言葉」というのは、その人の行動力に
裏打ちされる。

多くの政治家が、同じ言葉を使って、有権者に訴えているのだが、
感じるものがほとんどない。

たしかに、彼らの立場に立ってみれば、
自分の身を捨ててまで、そこまでやれるかというと、
なかなか踏み込めるものではない。

小沢さんが、森さんのことを
「一番の同士」と、語るのは、
その辺りの「凄み」が、闘う政治家森裕子には備わっている。

よく小沢さんが、西郷さんの言葉を口にする
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、
始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、
艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」
と、、、。

権力側にとって、「命もいらず、名もいらず、、、」、そんな人間が
立ち向かってくるのが一番、うっとうしい。

多くの人が、お金や地位で妥協してしまうが、
それらにも見向くもしない人ほど、権力側にとって
始末に困るのであろう。

森さんも確か著書の中で、
「私は、自分の命に対しての執着が少ないのかもしれない」
と、そんなようなことを書かれていた。

森さんの行動を、観察し続けると、まさにそのように思う。

また、森さんの支持者の中には、こんなことを語っている
若いお母さんがもいた
「私は、3.11以前は、いわゆる政治にはまったく無関心な層であった。
しかし、あの震災、原発の事故後、こんな私でも
何か行動しなくてはならないと、感じた。
そして、新潟県内の国会議員の方々に掛け合ったが、
唯一、ひざをおり、耳を傾けてくれたのは
森ゆう子さんだけ。彼女こそ、真のリーダーだと感じます。
一部の経済人にこびることなく、権力に屈することなく活動している
人だと、この二年間を通じて見ることが出来た」
と、、、。

人は、その愚直な行動を行い続けることで、多くの人を引き付けるモノ。

利害関係だけでは、何かあれば、すぐに去っていくだろうし、
小党の野党議員である森さんを応援するメリットは、少ない。

しかし、多くの熱烈な支持者に囲まれている闘う政治家森ゆう子!

先日、ある高速道路のパーキングエリアに立ち寄ったら、
七夕の短冊が飾ってあった

その短冊の一つがこれだ

画像
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/368426700.html


その短冊に、こんなことが書いてあった
「孫を戦争に取られてたまるか!!平和がいいね!!」
と、、、。

お孫さんを思う、おじいさんの切実な思い、、、。

参院選挙後、日本はどこに向かって突き進むのだろうか??

我々のこの豊かさは、多くの先人達のちのにじむような
努力の賜物である。

そして、我々が散々食い尽くして、未来ある子供達に
このまま引き継がせてよいのだろうか。

50数基もある、日本の原発。明らかに究極の格差社会を生み出すTPP。

「みらいのこどもたちの為に」というスローガンもとに、
懸命に闘う政治家森ゆう子!!

こういう人を、「本物」というのではなかろうか!!


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 〈激闘 参院選〉 参院選“有名人候補”当落予測 ワタミ創業者、元格闘家…(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130706/plt1307061455002-n1.htm
2013.07.06 ZAKZAK


 参院選(21日投開票)で有権者が注目するのは、地元・選挙区の候補者の当落とともに、テレビや新聞で見かける比例区の有名人候補らだ。今回も企業創業者や経済評論家、五輪金メダリスト、元タレント、元格闘家など、輝かしい実績と名声を持つ人々が出馬している。各党の主な有名人候補20人をリストアップし、政治評論家の浅川博忠氏と夕刊フジで情勢を分析した。

 安倍晋三首相が推進する経済政策「アベノミクス」の追い風に乗る自民党からは、有名人候補が複数出馬している。最も注目されているのは、一代で外食から介護、環境、農業分野まで広がるワタミグループを築き上げ、「政界に経済の力を注入したい」と語る渡辺美樹氏だろう。

 2011年の東京都知事選では101万票を獲得したが、ネットや週刊誌などで「ブラック企業」批判が吹き荒れている。渡辺氏は「事実でない誹謗中傷を受けた」といい、地道に支持拡大を目指している。

 浅川氏は「都知事選のころは、渡辺氏は『ベンチャー企業の旗手』『立志伝中の人物』という印象だったが、一連のバッシングでイメージはかなり傷ついた。自民党比例区は29人擁立して22議席ぐらい行きそうだが、渡辺氏は当落線上ではないか」と語る。

 このほか、同党からは元東京地検公安部長で弁護士の若狭勝氏や、「月面宙返り(=ムーンサルト)」で知られる五輪体操金メダリストの塚原光男氏、元K−1戦士で「掟破りの空手家」「怪獣王子」の異名を取った佐竹雅昭氏らが出馬。若狭、塚原両氏は「やや優勢」という分析だ。

 海江田万里代表率いる民主党は今回、いわゆる「タレント候補」はいない。昨年末の衆院選惨敗の流れが続いており、現職候補や組合系候補を優先したためとみられる。

 有名候補としては、鹿野道彦元農水相と石井一元自治相という大物2人が出馬するが、浅川氏は「鹿野氏は農水相時代の中国人スパイ疑惑の印象を引きずっていて、やや苦戦。石井氏は参院予算委員長として、テレビ中継でも手堅い国会運営を披露した。知名度もある」と分析する。

 橋下徹共同代表の「慰安婦発言」の逆風が止まない日本維新の会からは、元プロレスラーのアントニオ猪木氏が名乗りを上げた。スポーツ平和党の参院議員時代には、湾岸戦争で人質になった日本人解放に尽力した。

 街頭演説では十八番となった「元気ですか!」で始まり、「維新の風は止まってしまったが、俺が新しい風を持ってくる。日本を元気にする」などと訴え、最後は聴衆と一緒に「1、2、3、ダーッ」という雄叫びで締めるパターンだ。

 「維新の救世主的存在。ある年代以上の人々にはヒーロー的存在といえる。維新の逆風はハンディーだが、それをはね返す個性と知名度がある」(浅川氏)

 鈴木宗男代表の新党大地からは、何と同姓同名で、千葉県のNPO法人代表という鈴木宗男氏が出馬した。公民権停止中で出馬できない宗男代表に代わり、知名度を生かして支持票を集める狙い−といった指摘もある。

 浅川氏は「こういうケースは前代未聞だ。有権者の誤解を誘って集票を目指しているように見える奇策だけに、『有権者をナメている』と批判を受けかねない。厳しい」と分析する。

 かつて選挙戦で有利とされた有名人候補だが、浅川氏は「前回参院選ではタレント候補が多数落選している。有権者の間に『もうダマされない』という意識が広まっている。政治的資質など総合的に評価される。知名度だけで当選する時代ではない」と語っている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 維新・橋下氏のステレオタイプの慰安婦発言。言えば言うほど墓穴。(かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201307/article_6.html
2013/07/06 21:41 かっちの言い分

維新の橋下共同代表が、また慰安婦問題について沖縄で話している。橋下氏が何と言おうが、世間的には、米軍司令官に米兵の性のはけ口にソープランドなどの女性で用をたせと言ったことは消えない。後で、それを取り繕うため、いろいろ屁理屈を言っているが、そんな話は国民の耳には入らない。そこが弁護士根性というか、自分のヘマを取り戻そうとして弁解している。しかし、そんなことをするほど、アリ地獄のように国民の不快感を増幅させていくのが本人にはわからない。その結果が、東京都議選挙の結果である。

橋下氏は、今回もチョンボをしたようだ。沖縄占領下で日本政府が「慰安所」を作って、その慰安婦に頑張ったと感謝の念を述べたと言ったようだが、沖縄女性史研究家からそのようなものの存在は確認されていないと言われてしまった。橋下氏の頭は、米兵=レイプ、性欲という「ステレオタイプ」の固定概念に染まっているのではないか。

また、もし慰安所があったとしても、「レイプを止めるために、一生懸命になってやってくれた」と言う表現には違和感がある。例え〇〇協会があったとしても、そのような場所で働いていたのなら、明らかに生活の為に働いていた訳で、レイプを止めるために働いていた訳ではないだろう。

また橋下氏自身がこのような偉そうな言葉を述べるのにも違和感がある。なぜなら橋下氏は、大阪の飛田の遊郭組合の顧問弁護士をやっていた人物である。組合の顧問弁護士という役目柄、組織を如何に守るかをやっていたはずである。まさに、橋下氏が米軍に「女性を性の対象として利用している」と言い、それを悪のように言った言葉が、組合の弁護士をしていた自分に返ってくる。

これが橋下氏の言葉の使い分けである。維新が国会活動の中で、官僚組織を変えるという公約の実行を見たことがない。やることは自公の追認である。しかし、今また参議院選挙での遊説演説では、行政の改革、官僚組織の改革など一生懸命に唱えている。しかし、自民党より右よりの石原氏らがいる限り、それは不可能である。


「沖縄女性、慰安所で頑張った」 橋下氏「感謝の念」 参院選遊説
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000003-ryu-oki
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は5日、県内から参院選比例代表に立候補している公認候補を支援するため来県した。橋下氏は応援演説で、米施政権下の県内で日本政府による米兵向け慰安所が設置されたとして「レイプを止めるために、沖縄県の女性が一生懸命になってやってくださった。感謝の念を表す」などと発言した。橋下氏は5月の米兵風俗利用発言を撤回し、米側に謝罪の意を示していたが「過去に女性を性の対象に利用していた、とアメリカに言いたい」と述べた。
 橋下氏は沖縄本島中南部の4カ所を遊説した。沖縄市の胡屋十字路では「米軍の沖縄占領時、日本の政府が真っ先に作ったのは、RAAという特殊慰安所協会だ」などと主張した。「女性の人権を蔑視していると言うが、沖縄の女性が特殊慰安所協会で一生懸命頑張ったことを全部無しにするのか」と持論を展開した。
 沖縄女性史研究家の宮城晴美氏によると、日本政府が米国占領下の県内で、慰安所を設置した事実は確認されていない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 自民党が党本部に隣接する国有地を”不法占拠” 〜刑事告発された40年以上に亘る「タダ利用」〜(暗黒夜考)
参院選が公示され、維新の会・橋下徹が「慰安施設の女性たちに感謝」と沖縄で演説するという”自爆テロ”同然の愚行にて自滅し、大手メディアスクラムによる「自民党万歳(マンセー)」の大合唱がなされる中、自民党による悪質な犯罪行為が白日の下に晒された。橋下徹のような糞政治屋もどきが意図的に”自爆発言”を行うことにより有権者をシラけさせ、大手マスゴミも自民党の不祥事をマトモに報じない現状、影響力は微々たるものであることは承知のうえで本ブログにて同問題を取り上げることで、せめてネット世論上にて「自民党ネガティブキャンペーン」を張らせていただくこととしたい。

さて、本題であるが、以下1つ目のゲンダイ記事にあるように、今回、都内のNPO法人代表者らが自民党が党本部に隣接する国有地を40年以上に亘って”不法占拠”している問題を刑事告発した。この問題については以下2つ目のゲンダイ記事にて報じられているように、一昨年秋の衆院予算委にて実際に問題視され、同国有地を管轄する財務官僚が「政党本部用地に行政財産の使用を許可する場合、適正な対価の支払いが必要」と地代の必要性に言及し、自民党側も「今後は管理の適正化を図る観点から、どのような対応が可能か検討する」と答えた事実があるにも拘らず、1年半以上が経過した今尚、何ら是正がなされていないというのであるから、同問題に関する自民党の対応は極めて悪質であると断じて然るべき話であろう。

自民党が1966年より”不法占拠”同然にタダで使用している国有地は、国の地代水準で年間3500万円、45年分で約16億円にも上るものであり、永田町という一等地ゆえ、民間相場なら50億円相当の地代を自民党は”意図的”に「滞納」しているのであるからトンでもない話である。以前のエントリーにて何度もコメントしてきた通り、民主党より政権を取り戻した自民党の安倍晋三が「取り戻す」と主張しているのは、「崩壊した国民生活」などではなく、己自身と昔馴染みの連中の有していた「利権」「既得権益」である。

民主党政権への政権交代を「全くの無駄」と評する声をよく耳にするが、民主党への政権交代により、自民党による長期政権の間に”既得権益層”が肖(あやか)ってきた「利権」を失った点については十分に成果があったというのが個人的見解である。即ち、民主党への政権交代により、一旦とは言え、”旧勢力”が粛清されたということである。

民主党への政権交代があって初めて、”官房機密費”による大手マスゴミや御用評論家の偏向報道・情報操作が明らかとなり、政府・官僚・マスゴミ・経団連らがグルになっての数々の悪行が広く知られることになったのである。しかしながら、官僚機構に焚きつけられた売国連中による「内部クーデター劇」にて鳩山政権(小鳩体制)が失脚するや、菅直人〜野田佳彦による官僚隷属の”売国”内閣により、時代は再び”逆回転”し始めたのである。

随分と脱線してしまったので話を元に戻すが、今回の一件で自民党による国有地の”不法占拠”以外にもう一点注目していただきたいのは、以下ゲンダイ記事にて指摘されているように、自民党が100億円以上の大借金を抱えているという事実である。下野した自民党に待ち受けていたのは、貸し手である大手行からの借金返済要求という屈辱である。然るに、国会にて国有地の不法占拠問題が取り沙汰された際、”ない袖は振れない”状態の自民党には、払おうと思ったとしてもこれを支払うカネなど存在しなかったことであろう。

昨年暮れに無事に政権を奪還し、大幅に落ち込んでいた企業・団体献金が再び集まるようになったことであろうが、100億円以上に膨らんだ借金が一掃されているはずもなく、今回刑事告発された15億円という大金を支払う能力などないことは自明であろう。しかし、そもそも論として日本の司法制度が腐敗し、既に崩壊しているも同然ゆえ、自民党にこの15億円の支払いを求める判決などまず期待できないというのが実情である。

今回、刑事告発をおこなったNPO法人の代表者らも恐らくはそんなことは百も承知であり、その”真の目的”は時期的に考えて、今回の参院選向けの「自民党ネガティブキャンペーン」であろう。残念ながら今回の参院選での自民(自公)の勝利は揺るぎないであろうが、今後の国家運営を考えた際、安倍政権の益々の暴走を阻止するべく、「圧勝」だけは許してはならないと思う次第である。そのためには組織票がモノをいう低投票率としてはならず、状況が厳しいとわかっていても有権者の一人ひとりが清き一票を投じることが何より肝要である。(それでも噂の「ムサシ」が発動されれば、どうしようもないやも知れないが。。)

(転載開始)
◆自民、国有地「未納15億円」告発された! 2013年7月4日 ゲンダイネット
3人が2日、安倍晋三首相や鬼塚誠・衆院事務総長など5人を背任容疑で告発、東京地検に書状を提出したのである。問題の国有地は、自民党本部に隣接する衆院所有の約1320平方メートルの土地。告発状によると、自民党は66年からこの土地を駐車場としてタダで使っているにもかかわらず、衆院事務総長は賃料請求せず、国に約15億円の損害を与えたと指摘。自民党の総裁、幹事長はその共犯だとしている。

この問題は、民主党政権下の11年11月に発覚。国会でも問題視され、衆院予算委では、当時の財務省理財局長が「政党本部用地に行政財産の使用を許可する場合、適正な対価の支払いが必要」と地代の必要性を認めていた。さらに、今回告発された鬼塚事務総長も「今後は管理の適正化を図る観点から、どのような対応が可能か検討してまいりたい」と答えていたのだが、その後も、何ら対応していないのだから明らかな確信犯である。

「1年半前に問題になり、追及されながら頬かむりしているのは悪質性が高い。自民党の体質がよく表れている」(代理人弁護士の河合弘之氏)許せないのは、自民党には土地の“不法占拠”を認めても、庶民には法外な要求を突きつけていることだ。国は、脱原発に反対する市民が経産省前に張ったテントを不法占拠と断じ、約1100万円の損害賠償を請求している。とても民主主義国家とは思えない。

「テントを張っている場所の面積なんて、わずか1坪程度ですよ。つまり、自民党がタダ利用している駐車場の約400分の1です。それでいて、自民党本部が借りている地代の70倍以上の金額を請求されている。こんなバカな話はありません」(経産省テント村参加者)政官癒着の構造がよく表れているではないか。

◆国民の怒り爆発「金返せ!」で自民党は破産する
 2011年11月1日 ゲンダイネット
○衆議院の土地を40年以上タダで利用
<民間相場ならば50億の便宜供与>
自民党本部がある永田町1丁目の国有地の一部が、40年以上にわたって「タダ」で利用されていたことが分かった。11月1日以降、国会でも問題視されそうだが、これは根深い。過去にさかのぼって賃料を請求されたら自民党は持たない。破産危機に陥るのである。
自民党本部は、衆参議員会館から徒歩3分に位置する一等地に立っている。土地の所有者は財務省。64年の東京五輪の都市計画で昔の党本部が立ち退き対象となり、国(財務省)が国有地を貸したのが始まりだ。
 
その年間賃料は約8970万円(1平方メートル当たり約2万7000円)。近隣の不動産相場と比べて“破格”に安いため、国会でたびたび問題視されてきた。これだけでもフザケた話なのだが、新たに自民党本部には賃料をまったく払っていない土地があることが分かったのだ。「自民党が財務省から賃借しているのは、主に建物がある部分の約3300平方メートルです。新たに問題になっているのは、この敷地に隣接し、主に駐車場に使われている衆議院所有の土地(約1300平方メートル)です。自民党が我が物顔で使っている土地ですが、調べてみると、賃借料を一銭も払っていなかったのです」(民主党関係者)
 
自民党がタダで利用してきた国有地は、国の賃借料水準で見積もっても、ざっと年間3500万円ぐらいになる。45年分なら、約16億円だ。民間相場なら、その3倍、軽く50億円は見込めるだろう。日刊ゲンダイ本紙は衆議院に「タダ」で土地を使わせている理由や、契約書の内容を問いただしたが、数日待っても返答ナシ。再三の問い合わせに対し、渋々、「先方(自民党)と調整中」(衆院営繕課)とか答えてきたが、ずっとタダで貸しておいて、今さら調整中とは恐れ入る。政府、民主党は直ちに自民党に「タダ」部分の土地賃借料を国庫に納入するよう求めるべきなのだが、これをやると自民党の金庫はカラッポになる。破産が現実になるのである。

<政党交付金も持ち出し状態で…>
「自民党の10年の政党交付金は、収入が102億6400万円だったのに対し、支出が104億円6800万円で、既に“持ち出し”状態です。09年の金融機関からの借入金総額は4行で計105億5000万円あり、この返済負担も大きい。景気は悪く、企業、団体献金も大幅に落ち込む中、国会でこの『タダ問題』が取り上げられたら、自民党もタマりませんよ」(前出の民主党関係者)
 
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。「政権交代で得られた数少ない成果でしょう。つまり、自民党と官僚組織の長年の癒着、なれ合い体質が白日の下にさらされたと言っていい。国有地の私物化などあってはならないことで、政府は自民党に対して過去にさかのぼって賃借代を納めさせるべきです」ここで民主、自民がヘタな妥協をしたら国民は絶対に許さない。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/cd0401cf636ceeb429127b5737b8a0a4
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK150] TBSへの取材拒否 首相自らが指示、細野氏「権力の横暴」  北海道新聞
 自民党がTBSの報道内容に抗議し、党幹部への取材や番組出演を拒否した問題は5日夜、同党が「TBSが謝罪した」と見なし、一応の決着をみた。しかし、複数の政府や党関係者によると、党幹部に取材拒否を指示したのは党総裁でもある安倍晋三首相。政権与党による報道機関の選別につながりかねず、政治とメディアの関係を揺さぶった行為に批判の声が上がっている。

 「来週、TBSの番組に私も出る。ぜひ、みなさん見ていただきたい」。首相は同日夜、BSフジ番組で口調も軽やかにこう述べ、「手打ち」が終わったことを明らかにした。

 そもそも取材拒否の判断について、政府は「自民党から見て事実と違っていたので抗議されたのだろうと思う」(菅義偉官房長官)と、党主導との認識を示し続けていた。

 だが、政府関係者は「首相が最後までかたくなだった」と打ち明ける。6月26日のTBS報道に首相は激怒。党職員によると、1週間たっても双方の歩み寄りはなく、首相が取材拒否に踏み切るよう指示した。政府・自民党は首相が決めたとなるとイメージダウンにつながると警戒し、4日夜に「総裁・幹事長室」名で取材拒否方針を発表した。

 ところが、TBSが5日午後、「自民党の指摘を重く受け止める」との文書を同党に提出したことで事態は一変。同党も「取材規制問題」報道が続くことによる泥沼化を恐れ、幕引きを図ったとみられる。

 首相は自民党幹事長だった2003年、テレビ朝日の報道を不服とし、4カ月間にわたり党幹部の出演を拒否させた。同党は05年にも、朝日新聞の取材資料が月刊誌に流出したとして党幹部への取材を拒否。当時、幹事長代理だった首相は「報道機関としてあるまじき行為だ」と同社を強く批判している。

 民主党の細野豪志幹事長は5日夜、東京都内で「明らかに権力の横暴だ。日本の民主主義がおかしくなる」と記者団に述べ、今回の一連の自民党の対応を問題視した。

 首相が北朝鮮の拉致問題をめぐり、インターネット交流サイト「フェイスブック」(FB)で元外務官僚を批判し続けたことにも疑問の声があり、参院選を通じ、一国の宰相としての度量が問われることにもなりそうだ。(東京報道 村田亮)


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/477872.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 参院選2013:みやけ雪子出陣式、赤坂事務所前で公示第一声 「いのち」と「暮らし」を第一に考える政治を 
http://www.miyake-yukiko.com/report/2013-2.html


参院選2013:三宅雪子出陣式、三宅雪子挨拶[2013年7月4日]


「いのち」「暮らし」「地域」を守る、これがわたしたち(生活の党)の政策です。


改革の止めてはいけない!


その思いで(参院選の)挑戦を決めました。


お年寄りやお子さんの笑顔があふれる、そんな社会にしたい!小沢一郎生活の党代表の大阪の演説に心打たれた方も多かったと思いますが、まさに私もその思いです。


経済もいまだ不安定で、みなさまが毎日不安を感じている現状にたいへん危惧しています。


私のこの半年間は、国民のみなさまの多くの意見をお聞きし、たいへん貴重な時間であったと思っています。


また、支えていただいているスタッフ・ボランティアの方々に、なんとお礼を言っていいか、ほんとうに感謝しています。


そういった思いを受け止めて、必ずや国会に戻り、やらなければならない仕事をしっかりとやっていきます。


今回の参院選、仲間と共に勝利します!


参院選2013:三宅雪子出陣式、赤坂事務所前で公示第一声[2013


公示後最初の演説を、赤坂事務所前でさせていただきました。


このあと、2台のみやけ雪子号は2方向に分かれ、街宣に向かいました。


参院選2013:三宅雪子街頭演説、JR柏(千葉)[2013年7月4日]


千葉県のJR「柏」駅で街頭演説をおこないました。


さまざまな食品の規制、医療の安全、雇用の不安、ほんとうに心配なことばかりです。


生活の党は「いのち」と「暮らし」を大切に、そして、「安心」「安全」な社会を築く、そういう政策を訴えています。


        ◇


みやけ雪子の基本政策、「いのち」と「暮らし」を第一に考える政治を
http://www.miyake-yukiko.com/info/post-1070.html


原発、消費税、TPPなど、いのちと暮らしに関わる諸課題がなおざりにされたままその場しのぎの経済政策が優先されています。私は雇用の確保・安定、福祉の充実こそが国を発展させ、豊かにすると信じています。私は「国民の生活が第一」の理念の下、常に国民目線の政治を目指します。


[福祉]


経済が優先される中、日本の福祉を後退させてはいけません!


福祉に携わる全ての方が今こそ力を結集して福祉政策の前進を図るべく、私はそのために全力で戦い「社会的弱者の側にたった支えあう社会」「将来に不安のない社会保障」「家庭・学校・地域と一体となって子育てを応援する社会」を実現します。


[雇用]


労働者や中小零細企業の目線に立った雇用政策に大転換させます!


雇用環境の悪化(非正規社員の急激な増加など)は格差社会の大きな原因となっています。永年に亘り日本が築き上げてきた労働環境(非正規社員の抑制等々)がどんどん破壊されています。私の祖父(石田博英元労働大臣)は、この労働環境を向上させることに生涯を捧げました。その思いを私は受け継いで雇用政策に真正面から取り組む覚悟です。安定した雇用、非正規労働者の正規労働者化に取り組み、賃金アップなど労働環境の向上を目指します。


[エネルギー]


新エネルギーの開発―原発の再稼働・新増設は一切容認しません!


天然ガス・コンバインドサイクルや最新型石炭火力など世界が認める日本の高効率火力発電技術を活用し、また、世界最先端の廃炉技術の開発に積極的に取り組み、国内外に積極的に拡大、経済の活性化、雇用の創出をはかります。


[消費税]


国民生活を破たんさせる消費税増税法を直ちに廃止します!


深刻なデフレ不況下での消費税増税は、中小・零細企業の相次ぐ倒産、国民生活の破綻を招くことから、消費税増税法を直ちに廃止し、増税を凍結します。必要な財源は、特別会計の全面見直しをはじめとする政治改革、行財政改革、地域主権改革によって捻出するとともに、金融・財政政策を積極的に展開します。


[TPP]


国民のいのちと安全を守るためTPPに反対します!


日本の食と医療の安全、国民皆保険制度など、日本が築き上げてきた仕組みや制度を脅かす構造協議であるTPPに反対します。


[憲法]


憲法96条を堅持します!


国民主権・基本的人権の尊重・平和主義・国際協調という日本国憲法の四大原則を守り、それらが安易に改正ができないように設けられた憲法96条を堅持します。



http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK150] アメリカはTPPで何を狙っているか
アメリカはTPPで何を狙っているか

 かなり独善的な意見かも知れませんが、これこれこういう理由でこう考えるということを述べてみたいと思います。

 TPPは最初ニュージーランドやシンガポールと言う経済規模の小さな4つの国が2005年に調印した経済協定でした。それにアメリカが参加を表明したのが2008年1月です。同じ年の11月にはオーストラリアとベトナム、ペルーが、2010年10月マレーシアが、2012年6月カナダとメキシコが参加を表明しています。日本は、2010年の11月、オブザーバーとしての参加を開始し、今年3月、交渉参加を正式に表明しました。

 TPPの最初の構想がされたのが2000年以降であり、既に世界中にインターネットが広まり、またかなり多くの国で2000年以前に盗聴法の成立がされていたのですから、2005年には最初の4か国間で決められていた原協定が、そもそも、既にアメリカの参加を前提として、単なる関税協定ではなく、企業活動全体を定めた、いわゆるアメリカの企業活動を環太平洋の国々で自由にやらせることを目指したものであったはずです。つまり、最初から巨大な国力を持ったアメリカが参加していたら、このような包括的な自由を認める協定をシンガポールとかニュージーランドがそもそも作るはずがなく、あくまで小国同士の協定として包括的な企業活動を許す協定を作らせ、そこへアメリカが乗り込み、ほかの参加国をどんどん増やしていくという戦略がとられていたのだと思います。当然、その目的は中国包囲網を作ることであったはずです。

 当然、アメリカ企業の利益最大化を狙っているわけで、中国包囲網を強化しながらどうやって利益を上げる体制を作るかがアメリカにとっての一番の課題であると言っていいでしょう。

 そういった全体像の中で、日本に対してはどう考えているでしょうか。戦後、ほぼ一貫してアメリカ企業は日本に進出をしてきませんでした。アメリカ企業の大きな工場が日本国内に造られることはIBMを除いてなかったはずです。アメリカ企業だけでなく、世界中のほとんどの様々な業種のメーカーも日本国内に工場を建設することはほぼありませんでした。他の国々へは先進国のメーカーの工場がどんどんと進出して行ったのですから、日本は故意に進出対象から外されていたと考えるべきでしょう。その理由は、将来的に日本の原発が地震などで事故を起こし、国土が大規模に放射能汚染されるということが予定されていたからでしょう。戦後の1950年ぐらいからそういった日本の将来像が構想されていた仮定すると、日本の財閥解体が中途半端で終わり、再度資本の集中が認められていったことなどの説明がきれいにできます。

 では、今後、アメリカ企業は日本へ進出をするでしょうか。自分は多分すぐには進出しては来ないだろうと考えています。理由は二つあります。一つは、アメリカが中心となってTPPの内容を決めたことは確実であり、その結果の外資進出と国内企業の衰退であることをアメリカの仕掛けだとあまり日本の一般市民に印象付けたくないため。次に、いつ大地震が起こるか分からず、また原発事故もその発生が近いと考えていて、みすみす損害を出すのであれば最初から進出をしないでおこうと判断をするはずだからです。

 ただ、日本の事情として喫緊の課題があります。それは年金と健康保険です。両者とも維持が難しくなっていて、今後、公的年金についてはマクロ経済スライド制度を厳格に適用して支給額の減額をするしかなく、健康保険についても、公務員共済や大企業の健保組合をすべて国民健康保険と統合するしか道が無くなっているのです。しかし、どちらも公務員や大企業の従業員にとっては不利な制度変更になります。そのため、アメリカのTPP参加により、年金も健康保険も私的なものに組み替えていき、公的な制度を小さくすることで財政破綻を回避したいという日本側の欲求があるのです。

 そのため、保険会社の日本進出は協定がまとまり次第すぐに始まるはずです。しかし、その結果、公的な支えはどんどん小さくなり、社会の格差化は今よりも急激に進むでしょう。特にお年寄りに対する待遇が切り下げられていくはずです。

 こういった格差化が自然発生的にテロを生むとは考えていません。しかし、そういった格差を理由にして、特権階級をターゲットとしたテロが故意に起こされることは十分にあると思います。それは主に、司法関係者やマスコミ関係者、または公務員一般でしょう。そして、その結果、より一層社会の不公平がます方向に現実の政治が動き、格差化がどんどん深刻化し、ついには自然発生的にテロが起こるようになるのではないでしょうか。

 テロが日常化するような社会では企業活動ができず、利益も上がらないはずだから、そんなことになるはずがないという反論をいただきそうですが、もし、強欲資本主義の人びとがそういったことを考えているのであれば、まずは世界中に学校を建て、教育の充実をするはずです。そういったことは、少なくとも本格的には行われてきていないのです。強欲資本主義の究極の目的は利益そのものと言うよりも相手の奴隷化、またはそもそも相手の存在の抹殺ではないでしょうか。現実に今中東で起こっていることはそういった仮説を裏付けていると思えます。


http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK150] 野党は、今からでも票の食い合いをやめて、自民に勝てそうな候補に運動の集中をするべきでは
このまま行くと、良心的な党がどんどんと消えていくように思える。

比例での得票を目指しているのかも知れないが、選挙区での当選が全く見込めない候補の応援はある程度でとめて、多少でも自民党に勝てると思える候補へ力を集中するべきではないだろうか。出来れば、野党共闘も今から考えるべきではないだろうか。

共産党は、今回伸びるかも知れないが、反原発と言っても最も肝心なことは言っていない。原子炉建屋に付いていた監視カメラ映像や4号炉爆発映像の隠ぺいについては触れていないのだ。まあ、他の政党もすべて同じだから、特に共産党が問題になるわけではない。ただ、自民党と対峙するという宣伝の割には、他の党と同じ程度の対峙しかしていず、本当の意味の自民党への対立勢力になるにはまだ力不足だ。

だから、特に、共産党と民主党に、今からでも選挙協力をやってもらいたいと思う。民主党は、自民党大勝の原因を作ったという意味で、選挙協力をしていただきたい。
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/455.html

   

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