http://mamishigemoto.blog.fc2.com/blog-entry-212.html
2013-06-23 見るべきほどのものは見つ
東京都議会選挙が終わった。
とにかく投票率が低くて、組織票のある公明党、共産党がやはり強かった。
それよりも、自民党の強固さだ。
民主党が壊滅的になるだろうというのは事前に分かっていたことだが、1選挙区2人を公認した選挙区もあった自民が全員当選した。
勢いだけでなく、やはり選挙戦略がうまかったのだろう。
思い出すのは、小沢氏が民主党時代、参議院選挙で1選挙区2人を擁立しようとしたときのことだ。
あの時執行部は、ものすごい反対で、同じ党内で敵同士のような状況になった。
民主党の稚拙さ、陰湿さを思い知らされた時だった。
それにしても、たった46%ほどの人しか投票に行かないとは、都民は何を考えているのだろう。
これでは、自公がどんな勝手をしても、半数の人は文句は言えない。
維新が全く伸びなかったのは、本当に朗報だった。
橋下代表は、まず辞めることはないだろうと思ったが、案の定、四の五の言って参院選に突入らしい。
今更何を言っても、誰も見向きもしないだろうが。
いまや、胡散臭い政党のトップに躍り出た。
維新なんて片腹痛くて言えやしないだろう。
生活は残念だった、としか言いようがない。
国民に刷り込まれた 「小沢は金に汚い腹黒い奴」 という先入観を払拭するのは並大抵のことではないようだ。
これほどまでに、生活、小沢氏への拒否感が強いのかと暗然たる思いだ。
主張していることは非常に正しいわけだし、ちょっと落ち着いて考えれば自公の危うさはすぐに分かると思うのだが、都民は全く分かる気が無いようだ。
それでも、生活を応援する人はまだまだいる。
小沢氏に対するあの汚い追い落としに疑問を持っている人間は、今でも沢山いるのだ。
今は生活にとって最悪の時かもしれないが、支持者みんなで何年かかかっても少しずつ築き上げていくしかない。
本当に小さな力だが、息長く日本の為に頑張るしかないだろう。
共産党が他の野党と手を組むと、ずいぶん日本の政治も変わると思うのだが、全く望みは無いのだろうか。
自分の党と党員に固執せず、国民全体の方を向いてくれると良いのだか。
このまま参院選に突入すると、日本はどんな道に引きずり込まれるのか恐ろしくてしようがない。