退任首相の置き土産『ストレステスト』から、原発規制の制度つくりに一応の目処が付いたかのような報道がなされている。
一応「規制委員会」は役目を果たしたかのように見えるが。福島事故の原因が地震動にあるのか結論が出ていない中で、活断層疑惑の残る原発を『容認』してしまう基準で本当に良いのだろうか??
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大飯原発:運転継続へ…新規制基準にほぼ適合
[写真略]関西電力大飯原発の(左から)4、3、2、1号機=福井県おおい町で2013年6月17日、本社ヘリから川平愛撮影
全国で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県)について、原子力規制委員会の評価会合が、原発の新しい規制基準にほぼ適合し、安全上重大な問題はないとの報告書案をまとめたことが19日、分かった。
報告書案は20日の会合で公表される予定。今月中にも規制委に提出され、了承される見通し。定期検査に入る9月まで、運転が継続することになる。
規制委は4月から基準への適合状況について確認作業に着手。今月15日には、更田豊志(ふけた・とよし)委員ら約20人が現地調査を実施した。
その結果、東京電力福島第1原発事故のような深刻な事故を起こさないための対策がとられているなど、重大な問題はなかったと評価した。
最大の焦点となっていた事故時の前線基地「緊急時対策所(免震事務棟)」の仮施設として使う1、2号機の中央制御室横の会議室(105平方メートル)について、更田委員は1、2号機の停止を条件に「対応可能」と判断。仮施設として認める意向を示していた。
このほか、竜巻や火山による影響、敷地周辺にある三つの活断層が連動した場合でも耐震性に問題はないと分析。想定すべき最大の津波「基準津波」が来ても施設の安全性は保たれるとしている。
一方、規制委は大飯2、3号機の間を通る断層(破砕帯)を調査している。活断層かどうかの結論を棚上げしたまま、大飯3、4号機の運転継続の可否を判断することになる。活断層かどうかの判断は、規制基準の施行後にする方針。
関電は9月に定期検査で停止しても、12月に再び稼働させたい考えで、基準施行の直後に再稼働を申請するとみられる。【岡田英】
2013年06月20日 02時39分
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http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/237.html