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2013年6月09日00時09分 〜
記事 [政治・選挙・NHK149] 「とても明快な説明が進行中。検察×小沢事件の実態に詳しくない方々には必視聴:堀 茂樹氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/11137.html
2013/6/9 晴耕雨読


https://twitter.com/hori_shigeki

> 八木啓代さんを迎えた「日本の司法を考える勉強会」 配信開始しました。voice-of-citizen http://t.co/Mgl8R5JaEa

とても明快な説明が進行中。検察×小沢事件の実態に詳しくない方々には必視聴。アーカイブ化もされる筈。

検察審査会・補助弁護士の選定に関して、東京弁護士会への質問状を出したとの事。

偉い!

八木さん冷静でいいなあ。

根拠を明らかにして「最高裁の罠」説を眉唾と明言。

検察の反小沢暴走がどこまで酷かったかを今なお認識していない人が多いので、公開の意義大。RT @ichikazeroka  http://t.co/JJqZR386Ujでアーカイブご覧いただけます。(電波状況悪く、2回落ちてます)RT 八木啓代さん…「日本の司法を考える勉強会」


八木啓代さんを迎えた「日本の司法を考える勉強会」 (105:42)
http://www.ustream.tv/recorded/34000639


関連記事
さて、どうお受けになりますか:東京弁護士会を追い詰めてまいります (八木啓代のひとりごと) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/796.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/133.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 日本政治再刷新に向けて小沢一郎代表が本格始動 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1f10.html
2013年6月 9日  植草一秀の『知られざる真実』


6月7日、午後6時から、東京駿河台にある中央大学駿河台記念館で、

「小沢一郎議員を支援する会」3周年記念レセプション

が開催された。

http://minshushugi.net/activity/index.cgi?no=193

レセプションには、小沢一郎生活の党代表をはじめ、生活の党関係者が多数出席して、迫り来る参院選とその後の政治刷新について、熱い想いが示された。

「小沢一郎議員を支援する会」は伊東章弁護士を代表とする6人の世話人が運営されてきた。

事務局長としては橋本久美前衆議院議員候補者がその任にあたられてきた。

橋本久美さん以外の5人の世話人はいま、そのすべての方が70歳を超えられたということであるが、若者顔負けの気力と体力と、もちろん卓越した知力で、貴重な市民運動をこれまで発展させてこられてきた。

橋下さんを含む世話人の皆様方の真摯な姿勢とひとかたならぬご尽力に心より敬意を表したい。


本年3月7日には「小沢一郎議員の無罪判決確定報告と石川知裕、大久保隆規、池田光智元秘書の無罪を勝ちとる国民大集会」が東京池袋の豊島公会堂で開催され、会場に入りきれぬ市民が参集し、大成功裏に集会が執り行われた。

この3月7日国民大集会まで、10回にわたるシンポジウムが開催されてきた。

小沢一郎政治謀略事件の全容をほとんどの市民は知らなかった。

メディアが誘導する一方的な偏向報道によって、市民の意識は歪められてきた。

こうした、日本の情報空間の歪みに対して、その是正の役割を担ってきたのがネットメディアであり、草の根の市民運動であった。

「小沢一郎議員を支援する会」による市民運動は、類まれなる成功を収めてきた運動のひとつであると言える。


しかし、自己満足に浸っている場合ではない。

日本の政治状況は、まさに、いま、深刻な危機に直面している。

2009年に実現した政権交代は、日本の未来に大いなる夢を抱かせるものであった。

しかし、この状況に、激しい危機感を覚えたのは、既得権益の側であった。

米国・官僚・大資本のトライアングル。

そこに、利権政治屋と御用メディアが加わる、米・官・業・政・電のペンタゴン。

悪徳ペンタゴンは、主権者勢力による日本史上初めての政権が、盤石の基盤を築かぬよう、目的のためには手段を選ばぬ逆襲を演じたのである。

その中核をなす政治謀略事案が、小沢一郎政治謀略事件であった。

冤罪を捏造し、メディアがこれを誇大宣伝し、日本政治の転覆を図ったのである。

その結果として、鳩山由紀夫政権はわずか8ヵ月余りで倒閣され、既得権益傀儡の菅直人政権、野田佳彦政権をつなぎ役として浮上させ、2012年12月に、「元の木阿弥政権」である安倍晋三従米政権が樹立された。

わずか3年で日本の状況は完全に塗り替えられた。

バラ色の日本が暗闇の日本に転じつつある。

このまま、日本が地獄に陥落するのか。それとも、地獄の淵から這い上がり、再び、希望に満ちたバラ色の世界に舞い戻れるのか。

正念場を迎えている。


レセプションに出席してスピーチされた小沢一郎代表は、日本政治の再刷新の戦略を披瀝された。

決戦の本丸と位置付けているのは、次の総選挙である。

2016年の衆参ダブルの可能性が高いが、照準はここに合わせられている。

この決戦に勝利するためには、何としても、本年7月の参院選で、確固たる足場を得なければならない。

1997年12月に新進党が解党され、自由党が創設された。

93年に細川連立政権を樹立した最大の功労者であった小沢一郎氏を党首とする自由党は、小さな組織に姿を変えて再出発を図ったが、ここから、11年半の時間を費やして、見事に政権交代の大業を成就した。

2009年の政権交代実現の大きな出発点になったのが、2006年4月の千葉7区衆院補欠選挙であった。

偽メール問題の処理に誤り、解党の危機に直面した民主党で火中の栗を拾い、代表に就任したのが小沢一郎氏である。


千葉7区補選に立候補した太田和美候補は奇跡の逆転勝利を収め、ここから民主党の大躍進が始まった。

今回参院選には、千葉から太田和美前衆議院議員が立候補する。

太田市の勝利を契機に、再度、政権再奪還に向けての飛躍が始まることを、多くの主権者が念願している。

しかしながら、状況は決して甘いものではない。

何よりも大きな壁は、日本の情報空間が、偏向した御用メディアに占拠されていることである。


関連記事
小沢一郎議員を支援する会「三周年記念の集い」 動画 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/131.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/134.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 三菱UFJフィナンシャルなどメガバンクが、「カネと土地」を動かし、景気を押し上げ始めた (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b60b528b0c18e18380e97556cf609df0
2013年06月09日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「カネと土地が動けば、景気が動く」ということは、「カネと土地を動かすことができれば、景気を押し上げることができる」ということを意味している。

 これは、いわゆる中曽根康弘首相が、竹下登蔵相(「ポスト中曽根」を担い首相)、金丸信元国土庁長官(後の自民党幹事長。副総裁、副総理)の「3人」と財界人7人」の計10人の仕掛け人がチーム編成して推進して現出させた「バブル経済」が、実証してみせた。

 米国レーガン大統領は、日本に「低金利政策を推進するよう」圧力をかけ、これを受けて、中曽根康弘首相は、金融機関に貸し出しを積極的に行うように「尻叩き」した。このため、金融機関は、企業経営者、とくに不動産業者に土地・建物の不動産を担保に、低金利でどんどん融資を行った。 

 企業経営者、とくに不動産業者は、この資金で、株式や不動産に投資したのである。それに個人は、自分の住んでいる土地付き住宅を担保に、「住活ローン」を組み、貸付け資金を株式や不動産に投じた。この結果、株価が高騰し、地価も高騰し、景気は、史上空前の大活況を呈したのである。

 このバブル経済を崩壊させたのは、大蔵省が1990年4月1日に断行した不動産業者に対する融資をストップする「総量規制」だった。これがあまりにも行き過ぎたために、不況が25年にもわたって続いてしまった。

◆しかし、経済をバブル化させることなく、「カネと土地を動かす」経済運営を上手に行っていくことができるならば、安定した景気政策を推進できるはずである。そのためには、ともかく、「カネと土地を動かす」ことが、先決である。このことに、日本のメガバンクが、ようやく気づいた。

 ロイターが6月 7日、三菱UFJフィナンシャル・グループ などメガバンクで住宅ローン金利の引き下げ競争が突然始まったと報じたのである。

 やはり、日本銀行の黒田東彦総裁が、「異次元の大胆な金融緩和」を断行していても、この資金が、金融機関止まりで、日本企業の90%以上を占める中小、中堅、零細企業に流れていき、さらに個人にまで浸透していかなければ、経済、景気を押し上げる結果を生み出すことはできない。

 この意味で、三菱UFJフィナンシャル・グループ などメガバンクが住宅ローン金利の引き下げ競争を始めたのは、実にいい傾向である。

 次なる問題は、中小、中堅、零細企業が、新規事業や新規研究開発、新製品開発にどれだけ「投資マインド」を高めるかだ。それには、何と言っても「潤沢な資金」が必要である。それをメガバンクはじめ、金融機関が、どれだけ支援できるかだ。

◆さらに、あえて言えば、アベノミクスの成長戦略第3弾が、あまりにも、大きな失望感を多くの企業経営者や投資家、あるいは、国民に与えてしまった。それは、この成長戦略第3弾によっても、安倍晋三首相が、これからの「国家ビジョン」と「新国家建設のため基本的な戦略(道筋=工程、手段、方法)を示していなかったことが、原因だった。景気のいい言葉を並べてはいたけれど、具体性がまったくなかったのである。早い話が、口先だけの「アドバルーン」にすぎなかった。ナポレオンがリーダーとは何かについて言った「夢を配る人」にすらなり得ていない。これでは、「アベノミクス」どころか「アベノリスク」であり、危険極まりない経済運営となるのは、確実である。

 最大の欠点は、「カネと土地を動かす」役目の国土交通相に、不適任者が就任していることだ。公明党では、国土交通官僚を動かすことは不可能だからである。

【参考引用】
 ロイターが6月 7日午後5時57分、「〔アングル〕メガバンクで勃発の住宅ローン金利引き下げ競争、きっかけは日銀の貸出支援制度」という見出しをつけて、以下のように配信した。

「 [東京 7日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ などメガバンクで住宅ローン金利の引き下げ競争が突然始まった。背景にあるのは、日銀による金融緩和策。銀行に対する貸出増加の圧力が高まる中、すでにダンピング競争で採算割れ状態とされる住宅ローン戦線で火の手が上がった格好だ。最初に矢を引いたのは三井住友銀行。今週に入って、固定型3年の住宅ローンの最優遇金利をこれまでの年1.5%から0.6%に引き下げた。この動きに慌てたのが、三菱東京UFJ銀行と、みずほ銀行。6日になってそれぞれ同水準に引き下げる方針を表明した。『当初その計画はなかったが、三井住友の動きに追随せざるを得なかった』と、ライバル行幹部は打ち明ける。三井住友の引き下げ幅は、過去最低水準。それを可能にしたのが、日銀が昨年導入した貸出増加支援制度だ。4半期ごとに国内貸出を増やした銀行に対して、日銀が低利で一定金額を融資する。2013年1―3月が初めての適用となり、三井住友銀は同4半期の貸出が前四半期の2012年10―12月を上回ったため、日銀から0.1%で資金を調達できることになった。今回は、この資金の一部を住宅ローンに充当する。このため、上限1000億円で打ち切る。一方の三菱UFJとみずほの原資は、日銀のヒモ付きではない通常の調達資金。両行とも、上限を期限や金額で区切っており、実質的に住宅ローン10+ 件のキャンペーンとも受け取れる。『リテール戦略の一環。需要喚起につながることを期待する」(三菱UFJ広報)とする。しかし、『通常の調達資金を原資に、この貸出金利だと採算割れは間違いない』(銀行アナリスト)という水準だ。もともと、住宅ローンの世界で、3年固定を選ぶ利用者はごく少数で『数%にも満たない』(銀行関係者)。目先の3年では採算割れに陥ったとしても、その後の長期ローンへの切り替えや、給与振り込み口座の獲得、投資商品販売による手数料収入など、『総合採算』での収益化が銀行の弾くそろばん勘定だ。日銀の異次元緩和は、銀行に対する貸出増のプレッシャーを日増しに強めている。『こういう状態の中で、静観の選択肢はあり得ない』(メガバンク企画部)という本音も垣間見える」


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/135.html

記事 [政治・選挙・NHK149] どさくさまぎれに、ウソつく安倍首相 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/62b8406593b1183855915601035de71b
2013-06-09 07:09:59  生き生き箕面通信


 「皆さんの所得を、アベノミクスによって1年で150万円増やします」と、アベノミクスを宣伝して回る安倍首相。都議選の応援演説という”どさくさまぎれ”で、有権者をめくらましにかけて回っています。

 昨日6月8日は都内6か所を遊説したのですが、その中で使った文言は、「所得」「平均年収」「収入」「年収」といろいろ変えたそうです。安倍首相自身は聴衆をごまかすことになることがよく分かっているから、苦しまぎれに使う文言を変えているのでしょう。

 安倍首相が「増える」と有権者に訴えている内容の文言は、「国民総所得(GNI)」であり、このGNIをアベノミクスによって10年間で大きく増やす、と約束しました。10年後のGNIを総人口で割れば、一人あたりは150万円増えることになる計算というものでした。

 ここには明らかにトリックがあります。仮にGNIは想定通り増えたとしても、例によって企業が内部留保に回してしまえば、あるいは富裕層の配当などにだけ回せば、国民の所得は少しも増えません。「国民一人あたりの年収」とは、まったく異なります。安倍さんは、そのことが分かっているはずです。

 それでも新たにGNIを持ち出したのはなぜでしょう。これはGNIが「国民総所得」だから、「総所得が増える」=「国民の所得が増える」=「一人あたりの所得が増える」と錯覚させたかったのだと分析できます。

 わが国が使ってきた国民になじんでいる経済指標はGDP(国内総生産)でした。しかし、GDPは、デフレ下では伸びがぱっとしません。そこで見栄えのいい数字はないかと考えたあげく、「所得」という文言が入っている「国民総所得」、GNIという語に行き着いた。GNIには海外からの利子配当も含まれるので、ずっと見栄えが良くなる。

 しかし、好事魔多し。株式市場では、「鳴り物入りの成長戦略第3弾も、しょせん目くらましに過ぎなかった」と見破られました。株は、第3弾を発表する安倍首相の演説が終わらないうちに大幅下げに転じ、下げ基調が定着してしまいました。

 TPP(環太平洋経済連携協定)についても、「聖域は守る」と何度も強調しましたが、もうボロボロです。しかも、その情報を隠して出しません「。原発は徐々に減らしていく」と選挙では約束しましたが、実際にやっていることは、再稼働と新設を画策する。

 「政治家はウソをつく」のが相場と分かっていても、これほど隠ぺいとウソで塗り固めた政権も珍しい。結局、国民をなめているのです。なにをやっても、国民の支持は変わらない、という安倍氏の満々たる自信。事実、有権者が結果としてこの政権を選んだのは間違いない。だけど、いつまでもこんな政権をのさばらせておいていいのでしょうか。



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/136.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 「南京大虐殺」などのウソを見破る二つの方法。(国際派日本人養成講座)
「河村市長は、終戦時に父親が南京市にいたことを挙げて「事件から8年しかたってないのに、南京の人は父に優しくしていただいた」と指摘した。「南京で歴史に関する討論会をしてもいい。互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」とも述べた。」
・・・・


共産主義者は嘘つきなのか、嘘つきは共産主義者なのか、どちらだろう。

韓国の共産主義者の集まり全教組が、北朝鮮を利するため、「韓国人の95%が狂牛病に感染しやすい遺伝子を持っている!」「10人中7人が狂牛病になる!」とまるで韓国が崩壊しかねないというデマを流がしたが、全くのデタラメだった。
(日本でも同様のデマが流されていることに注意)

個人的には日本の極左は戦後のドサクサで入国した北朝鮮系の工作員だと思っている。
(在日朝鮮人帰国事業の阻止に向け、密入国した韓国工作隊を想起せよ。)

柳条湖事件も中国共産党の工作であったことが判明している。

東京裁判史観からの脱却こそが、真の東アジアの友好の基礎となる。

国際派日本人養成講座から
http://blog.jog-net.jp/201203/article_1.html


「南京大虐殺」などのウソを見破る二つの方法。

■転送歓迎■ H24.03.04 ■ 39,935 Copies ■ 3,512,387Views■


■1.河村たかし名古屋市長の「南京大虐殺」否定発言

 名古屋市の河村たかし市長が2月20日、同市役所を表敬訪問した中国共産党南京市委員会の劉志偉常務委員らとの会談で、旧日本軍による「南京大虐殺」について「通常の戦闘行為はあったが、南京事件はなかったと思っている」と発言した。

 その根拠として、河村市長は、終戦時に父親が南京市にいたことを挙げて「事件から8年しかたってないのに、南京の人は父に優しくしていただいた」と指摘した。「南京で歴史に関する討論会をしてもいい。互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」とも述べた。

 これに対し、中国南京市は「河村市長は南京大虐殺の史実を否定、南京人民の感情を著しく傷つけた」として、名古屋市との交流を当面中止すると発表した。

 両者の姿勢は対照的である。河村市長は父親の体験を根拠として、「南京事件」はなかった、と主張しているのに対し、南京市の方は根拠も示さずに「史実」と決めつけている。

 さらに河村市長は「互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」とオープンな議論を前提とした友好を望んでいるのに対し、南京市の方は河村市長の主張自体が「感情を著しく傷つけた」として、議論そのものを拒否している。

 そもそも相手の主張に対して、自分の「感情が傷つけられた」などと非難するのは、単に議論を拒否して、自分の言うとおりにしろ、と言うのと同じである。中国の方が根拠も挙げずに「南京大虐殺」を主張して、日本国民の「感情を著しく傷つけた」ことはお構いなしだ。こういう姿勢から、真の友好が生まれるはずがない。


■2.中韓の自己正当化のための歴史

 近年、我が国は中国の「南京大虐殺」や韓国の「慰安婦問題」など、近隣諸国の歴史攻撃にさらされてきたが、「言いたいことがあっても我慢して、心から謝れば、許してくれる」という日本的な美徳が通用しない相手である事は、誰の目にも明らかになりつつある。

 やはり、相手の非難に対して、歴史事実がどうであったかを徹底的に反論する必要がある。その意味で、河村市長の「南京で歴史に関する討論会をしてもいい。互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」という発言は、国際常識に則った姿勢である。

 歴史のウソを政治宣伝に使うという手段は、古今東西を問わず、広く行われてきた。特に中国の歴代王朝は自らを正当化するために、前王朝の歴史を悪し様に書くことを伝統としてきた。

 現在の共産党政権も「日本軍の侵略から中国人民を解放した」ことを、正当性の根拠としており、そのためにも「南京大虐殺」のように日本軍の悪逆非道ぶりを言い立てる必要がある。

 中国文明の伝統を濃厚に受け継いでいる韓国も同様で、日本帝国主義から国民を解放したことを正当性の根拠としている以上、日本統治が立派であったなどとは、口が割けても言えない。政権末期になると、かならず「慰安婦問題」や「日帝(日本帝国主義)36年の搾取」を言い立てて、国民の不平不満を反日の方向にそらし、支持率を維持しようとする。

 中韓とも、歴史とは自政権の正当性を主張するためのカードであるから、彼らの歴史とは、史実を追究することを目指す近代的な歴史学などとは、似て否なるものである。[a]

 したがって、いくら学問的に論破しようとしても、相手が聞き入れるはずもない。しかし、まずは日本国民自身が彼らの主張の荒唐無稽さを十分に理解して、彼らの歴史攻撃をはねかえすだけの世論を持つ必要がある。本稿では、そのためのノウハウを二つ紹介したい。


■3.「脳裏再現性の原則」

 長浜浩明氏は『文系ウソ社会の研究』で、戦後左翼が語ってきた様々なウソを列挙し、そうしたウソの見破り方として、イザヤ・ベンダサンが『日本教について』で説いた原則を紹介している。その第一が「脳裏再現性の原則」である。ベンダサンによれば、

__________
「事実」を述べる場合は、語られた言葉のどこかに「明確な写生的表現」が含まれているのが当然で、それがないのは異常だと言うことは確かに言えます。[1,p239]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 人間が外部から得る情報の80%以上は、視覚を通じてだという。したがって、本当に本人が見聞したことなら、それを視覚的な光景として表現できるはずである。逆に脳裏に再現できない光景というのは、ウソである可能性が高いということになる。

 長浜氏は、この原則を「南京大虐殺」で自らも悪逆の限りを尽くしたと主張する自称「元陸軍一等兵」東史郎が『わが南京プラトーン−一召集兵の体験した南京大虐殺』に記述した内容に適用している。それは次のような一節である。

__________
 日本軍の分隊長が支那人を郵便袋に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、冷やしてやると言って手榴弾を結わえて沼に放り込み爆死させた。[1,p236]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 この分隊長・橋本光治氏が登場して、東を名誉毀損で訴えたことで裁判となり、この記述が法廷で吟味されることとなった。裁判の結果、「本に記載されている虐殺行為を裏づける客観的証拠も、描写を真実として信ずる理由もない」として、法廷は東らに罰金50万円の支払いを命じた。


■4.「彼は袋の中で暴れ、泣き、怒鳴った」

 東は裁判の途中でも、TVに登場して、こう語った。[b]

__________
(ナレーションが東の日記を読み上げる)
 どこからか、一人の支那人(放送ママ)が引っ張られてきた。彼を袋の中に入れ自動車のガソリンをかけ火をつけようというのである。彼は袋の中で暴れ、泣き、怒鳴った。

(東) ガソリンぶっかけて、ガソリンというのをね、たった一リッターかけても、ブワッと広がるんです。ボーッと飛び上がりおった。飛び上がって、転がるわけね。・・・

「おい、そんなに熱ければ、冷たくしてやろうか」と言うと、手りゅう弾を2発、袋の紐に結びつけて沼の中へほうりこんだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 東の証言で、その状況が脳裏に再現できるか、という観点から、長浜氏はこう述べる。

__________
 先ず郵便物を人に押込んでガソリンで火をつけた後、どの様にして手榴弾を結びつけたのか。結びつけてから安全装置を外したのか、燃えさかる中でそんなことができる筈がない。

 この郵便袋を池に投げ込んだというが、燃えさかり、手榴弾を結びつけられ、人の入った郵便袋を素手で投げ込んだのか、想像すらできない。[3,p241]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 長浜氏の主張をヒントに、もう少し想像してみよう。郵便袋にガソリンをかけて火をつけたら、炎が「ブワッと広が」って、近づくことすら危険だろう。その中の人間が「飛び上がって、転がる」。それを押さえ込み、手榴弾を結びつけるだけで、大やけどしてしまうはずだ。

 また人間なら少なくとも50キロはあろう。水中とは言え、手榴弾を爆発させるなら、危ないから少なくとも10メートルほどには遠くに投げなければならない。スーパーマンならいざ知らず、普通の人間がどうやったら、50キロもの人間入りの袋を、しかも燃えさかっている状態で、何メートルも投げることができるのか。

 そもそも、この分隊長は、自分が大やけどをしたり、手榴弾の爆発で大けがをする危険を冒してまで、なぜこんな手の込んだ遊びをしなければならないのか。

 どうにも脳裏で再現することが不可能な光景である。判決で「描写を真実として信ずる理由もない」というより、「描写をウソとして信ずる理由ばかり」と言うべきだろう。


■5.「機銃掃射し、銃剣で刺し、石油をかけて殺し」

 もう一つの例を取り上げてみよう。東京裁判では「南京大虐殺」で26万人以上が虐殺されたと判決を下したが、その根拠の一つが次の証言だった。[c]

__________
 敵(日本)軍入城後、まさに退却せんとする国軍、および難民男女老若合計5万7048人を幕府山付近の四、五ヶ村に閉じ込め、飲食を断絶す。凍餓し死亡する者すこぶる多し。

 1937年12月16日の夜間に至り、生き残れる者は鉄線をもって二人を一つに縛り四列に並ばしめ、下関・草鞋峡に追いやる。しかる後、機銃をもってことごとく掃射し、さらにまた、銃剣にて乱刺し、最後には石油をかけて焼けり。焼却後の残屍はことごとく揚子江中に投入せり。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 機銃掃射し、銃剣で刺し、石油をかけて殺し、さらにその屍を揚子江に投入するなどという手間のかかることを、なぜ日本軍はしなければならないのか。

 そもそもこの証言者は、こういう虐殺シーンに立ち会いながら、どういう風に生き延びたのか? 日本兵に見えない透明人間として現場を見ていたというなら、分かるが。

 これも前節の例と同じで、脳裏に思い浮かべることのできない光景である。


■6.「数字補強の原則」

 もう一つのウソを見破る方法として、ベンダサンが挙げているのが「数字補強の原則」である。脳裏に情景が浮かばないのに、日時・時間・距離・金額その他の数字が異常に正確なものは、数字によって信憑性を補強しようとしており、その数字を子細に検討すれば、「必ず数字に矛盾が出てくる」とベンダサンは言う。[3,p240]

 この証言でも「5万7048人」という数字が出てくるが、「四、五ヶ村」もの広域に閉じ込められた人数を、しかも「凍餓し死亡する者すこぶる多し」という危機的な状況の中で、どうしてこんなに正確に数えられるのか? それも、村の数ですら「四、五ヶ村」としか、数えない人間が。

 この証言書は書面として提出されただけで、証言者に対して弁護
側が反対尋問する機会は与えられなかった。アメリカ人弁護士は、
「本人を出廷せしめて、直接反対尋問することは、(英語を話す国
民においては)常識である」と批判している。それが出来なければ
「見たこともない、聞いたこともない、またどこにいるかも分から
ない人間の証言を使って審理することになる」という。

 東京裁判で26万余名の虐殺があったとする判決の根拠の一つが、この「見たこともない、聞いたこともない、またどこにいるかも分からない人間」の証言した「5万7048人」なのである。


■7.遺体埋葬数の不思議

 もう一つ、26万余の犠牲者があったとする根拠のうち、大きなものは、南京市崇善堂という慈善団体が犠牲者112,266体の埋葬を行ったという資料である。

 その詳細数値が期間毎に出ており、これを一日平均埋葬数として算出すると、以下のようになる。

・昭和12年 12月  506体/日
・昭和13年 1月  49
・     2月  87
・     3月  77
・     4月 8,060

 事件直後の1912年12月こそ、一日あたり506体もの遺体を埋葬しているが、その後、49体、87体、77体と減少している。3月までの記録では、埋葬場所も記録されており、合計で7,548体であり、ここまでは理解できる。ただ戦闘での死者もありうるから、当然のことながら、埋葬数=虐殺数ではない。

 それが事件後、5ヶ月目にして、一挙に日当たり8,060体と百倍にも急増している。場所は城外というだけで、記載がない。弁護側は、日本軍が清掃した後で、5ヶ月も経ってから、合計10万4718体もの死体が残っているはずがない、と主張している。

 この記録も、証人を喚問して、弁護側が反対尋問をかけたら、すぐにウソがばれたはずだ。「南京大虐殺30万人」とは、こんな数字から出てきているのである。


■8.中国に「南京大虐殺」カードを捨てさせるには

 中国の言う「南京大虐殺の犠牲者30万人」の根拠とは、この程度の子供騙しなのである。そして、中国政府はそれを知りつつも、今後も「南京大虐殺」という外交カードが有効である限り、それを使うことをやめないであろう。

 この外交カードを無効にするためには、まずは日本国民の中で、中国の言う「南京大虐殺」がどれほどいい加減で、根拠のないものであるかをよく認識する必要がある。そして河村市長のような発言が出た場合に、広範な国民的世論でしっかり支持をし、中国側が友好行事の中止などと揺さぶりをかけても、「どうぞご勝手に」と無視する姿勢が必要である。

 逆に、日本の政治家や外交官が、目先の「日中友好」を求めて、「南京大虐殺」を史実として認め、すぐに謝ってしまおうとしたら、それに対する轟々たる世論の非難を浴びせかけなければならない。政治家や官僚が、国家国民の名誉よりも、自己の保身や功業を優先すれば、当然、その報いを受けなければならない、というのが、民主政治の正道である。

 日本国民がこのような確固たる世論を確立して、中国が「南京大虐殺」は外交カードとして効力を失った、使っても損をするだけだ、と悟った時、彼らはその使用をあきらめるであろう。要は日本国民の自覚の問題なのである。

(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(445) 「反日」は中・朝・韓の屋台骨
 中国・北朝鮮・韓国が「反日」を必要とする3つの理由とは。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h18/jog445.html

b. JOG(587) TBSの懲りない面々
 なぜ偏向報道・捏造報道が繰り返されるのか?
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h21/jog587.html

c. JOG(015) 先入観を打破する定量的検証を
 南京事件犠牲者数の定量データを分析すれば、中学生でも嘘が見破れる。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h9/jog015.htm


■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. msn産経ニュース、H24.2.20、「『南京事件なかった』と河村名古屋市長 中国共産党の市常務委員に『互いに言うべきこと言おう』http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120220/lcl12022011410001-n1.htm

2. msn産経ニュース、H24.2.24、「【主張】河村氏の南京発言 これで問題視されるとは」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120224/lcl12022403050000-n1.htm

3. 長浜浩明『文系ウソ社会の研究』★★、展転社、H20
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4886563228/japanontheg01-22/



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/137.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 地方分権を訴える政党が、地方をないがしろにしている/橋下氏らの頭越しの手法、地元だけではなく政府からも批判
山崎 雅弘 山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki  

八尾市の男性市議「地方分権を訴える政党が、地方をないがしろにし、頭越しにこうした発言をすることが、すでに矛盾している」/市職員「政党幹事長という立場での発言なら八尾空港だけを挙げる必要はない。言い訳をしに来ただけのように感じた」(読売)
2013年6月8日 - 3:58

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橋下氏らの頭越しの手法、政府からも批判

 新型輸送機MV22オスプレイについて、訓練の一部を大阪府八尾市の八尾空港で受け入れる案を巡り、地元の反発を招いた橋下氏らの手法には、政府・与党からも批判が出ている。
 麻生副総理は7日の記者会見で、「打ち上げ花火みたいな話だ。選挙前に飛びついてあおっていると、みっともないことになる」と述べた。公明党の井上幹事長も記者会見で、「防衛政策上の観点、地元の理解なども含めて検証して発言するのが政党の責任者だ」と指摘した。

 同市の関係者や隣接自治体の首長からも、疑問の声が上がった。

 八尾市の男性市議は「地方分権を訴える政党が、地方をないがしろにし、頭越しにこうした発言をすることが、すでに矛盾している」。市職員の一人は「政党幹事長という立場での発言なら、八尾空港だけを挙げる必要はない。言い訳をしに来ただけのように感じた」と話す。

(  読売新聞)


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/138.html
記事 [政治・選挙・NHK149] 谷垣氏“ポスト安倍”に急浮上 麻生、石破氏は失速気味(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130608/plt1306081452001-n1.htm
2013.06.08 ZAKZAK


 政府・自民党内で、谷垣禎一法相(68)の評価が上がっている。閣僚を無難に務めているほか、野党・民主党の醜態もあって、野党総裁時代の谷垣氏の実績が見直されているのだ。政権奪還直前に総裁を引きずり降ろされたことへの同情論も広がっており、安倍晋三首相に万が一があった場合のダークホースと見る向きさえある。

 「政治の世界は、何が起こるか分からない。安倍首相に真っ向から異を唱えないが、リベラル層や財政規律派の受け皿になるため、常に(出番の)準備はしておく必要がある」

 谷垣氏を支持する政策研究会「有隣会」の幹部は、こう語った。

 有隣会は、昨年末の衆院選後、新人20人近くが参加して約40人に増えており、今月21日には政治資金パーティーを開く。谷垣氏は、「一丁上がり」ポストとされる衆院議長を固辞して入閣したほか、毎週水曜日の派閥会合にも出席している。まだまだ枯れてはいないようだ。

 法相としての谷垣氏は、失言がなくて無難そのもの。就任以来5人の死刑執行を断行し、職務への意識は高い。

 野党時代の実績への評価はうなぎのぼりだ。

 自民党は最近、地方首長選の取りこぼしが目立ち、海江田万里代表率いる民主党は離党者が相次いでいるが、「谷垣氏は野党総裁時代、地方選や参院選で連戦連勝。離党者もほとんど出さずに党をまとめた」(自民党中堅議員)というわけだ。

 「ポスト安倍」の筆頭格とされる麻生太郎副総理兼財務相や、石破茂幹事長の失速も指摘される。

 首相周辺は「麻生氏は、安倍首相の持病(潰瘍性大腸炎)を踏まえて『体が相当悪い』と吹聴し、4月には官邸に無断で靖国神社を参拝した。『次はオレ』の意識が高すぎる。石破氏は、党運営の手腕に疑問符が付いている」と語る。

 総裁退任の際、谷垣氏は「私はこれから影の男になります」と言ったが、再浮上する場面が来るのか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/139.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 原発とTPP:こんな事態考えたことありましたか 「TPPに入れば再稼働阻止が難しくなる」  孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64001653.html
★孫崎享氏の視点ー(2013/06/09)★  :本音言いまっせー!


今日、原発再稼働に反対するグループと、TPPに反対するグループが
別個に行動する場合が大きい。
 
今日本は極めて深刻な岐路にある、原発再稼働に反対するグループと、
TPPに反対するグループが強調する必要があると思う。

 この中、立教大学 郭 洋春教授「TPPすぐそこに迫る亡国の罠」
の論を一部紹介する。

 *************

日本中で、実に多くの人が原発に反対しています。
その一方でTPPに賛成する人も国民の半数を超えています。

 TPPの中に盛り込まれる条項をからこうさつすると、TPPに加盟すると
原発に反対することが出来なくなります。

 それを証明する事件がドイツで起きました。

 脱原発に転じたドイツ政府が、スウェーデンの企業からEU版「ISD条項」
によって訴えられた、

 ドイツ政府は2011年までに6つの原発を廃炉にし、2022年までに
残りの9つを廃炉にする」との政策を表明しました。

 このスウェーデンの企業バッテンフォール社がISD条項を盾に
ドイツ政府に対し原発ゼロ政策方針を取り消すよう求めてきた。
 
 バッテンフォール社はフランクフルト均衡に原発を提供していた企業です。

 その原発の寿命を計算すると約9000億円の損失が予想される」として
その賠償を求めたのです。

 国民の命と安全を守るために隣国のスウェーデンの企業バッテンフォール社
が取り消すよう求めてきたのです。

 これは日本にも起きます。

 日本の原発企業は米国企業と関係を持っています。

 脱原発されたら想定していた通りの利益が上がらなくなる。
その分を払えと訴えられる可能性があります。

 TPPによる市場アクセスと企業の自由な経済活動に抵触し、ISD条項で
訴えられる可能性がある。

 つまり、「TPP加盟=原発推進」なのです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/140.html

記事 [政治・選挙・NHK149] あなたは、安倍内閣を支持しますか。支持する 68.0%
6月6日調査・6月9日放送/フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html


【問1】次の選挙でどの政党の候補者に投票したいですか。

自民党 42.6%(↑) 社民党 0.6%(↓)
民主党 5.0%(↓) みどりの風 0.2%(↓)
日本維新の会 2.2%(↓) 新党改革 0.0%(―)
公明党 3.6%(↓) 無所属・その他 1.0%
みんなの党 3.0%(↑) 棄権する 1.0%
生活の党 0.4%(↓) (まだきめていない) 38.0%
共産党 2.4%(↓)
【問2】あなたは、安倍内閣を支持しますか。
支持する 68.0%
支持しない 23.0%
(その他・わからない) 9.0%
【問3】オバマ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談が開かれます。2つの国が接近し、世界で日本の存在感が低下するという懸念はありますか。
懸念がある 42.0%
懸念はない 50.2%
(その他・わからない) 7.8%
【問4】安倍首相が成長戦略の第3弾で、1人当たりの国民総所得を10年後に150万円以上増やすという目標を打ち出しました。あなたはこれを評価しますか。
評価する 43.4%
評価しない 50.0%
(その他・わからない) 6.6%
【問5】株価の乱高下が続く一方で、安倍首相は成長戦略を第3弾まで発表しました。あなたは安倍政権の政策で日本が長引くデフレから脱却できると思いますか。
脱却できる 42.4%
脱却できない 49.8%
(その他・わからない) 7.8%

首都圏の成人男女500人を対象に電話調査



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/141.html

記事 [政治・選挙・NHK149] CSISと密約した安倍首相の最優先課題はTPP参加と効果的な言論弾圧法案だ!! (神州の泉) 
           (画像はパロディスト、マッド・アマノ氏の作品です。)


http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/06/post-a0cd.html
2013年6月 9日 神州の泉


 まだ記憶に新しいと思うが、以下の法案、条約群をご覧になっていただきたい。

(1)「人権委員会設置法案」                 ○未成立
(2)「マイナンバー制度」(共通番号制度)           ●成立(第二次安倍政権)
(3)「コンピューター監視法案」(通称はサイバー刑法) ●成立(菅政権)
(4)「私的違法ダウンロード刑罰化」             ●成立(野田政権)
(5)「秘密保全法」                     ○未成立
(6)「ACTA(アクタ)」(偽造品の取引防止に関する協定)   ●成立(野田政権)
(7)「暴排条例&改正暴対法」                 ●成立(野田政権)
(8)「共謀罪法案」                     ○未成立

 昨年、野田政権は国民の関心をそらしながら、目立たないように数々の言論弾圧法案や条約批准を強行していたが、当ブログでは気付いた範囲でそれらの危険を警告してきた。上記に掲げた事例のうち、(1)「人権委員会設置法案」、(5)「秘密保全法」、(8)「共謀罪法案」を除けばすでに実現している。

 昨年政権交代が起きるきっかけとなった第181回臨時国会を思い出して欲しい。この臨時国会召集の当初の目的は、解散総選挙宣言をすることではなく、『人権委員会設置法案』を提出することだった。

 臨時国会開催の直前である10月24日、滝実氏は法務大臣就任に当たっての記者会見で、「首相から、法務省の外局に人権救済機関『人権委員会』を設置する法案について、臨時国会提出を目指すよう指示を受けた」と念を押している。

 また、第181回臨時国会が開催されてから一週間後、滝実法務大臣は、メディアの取材に対し、「(今期臨時国会で、)人権委員会設置法案は、最優先に取り組んでいかなければいけない。」とわざわざ明言している。

 忘れてならないことは、昨年、解散総選挙が宣言された臨時国会の開催目的が、総選挙ではなく『人権委員会設置法案』だったことである。ところが、当時の玄葉光一郎外務大臣などが中心となって、陰険かつ執拗にこそこそと進められるはずだった『人権委員会設置法案』を、何と滝実法相が“臨時国会の主眼だ”と堂々と言挙げしているのである。

 陰でどさくさに紛れて目立たないようにやるべき言論統制法案を、強力な反対が起こるであろうことを踏まえて、滝法相がなぜ言挙げしたのかという疑問は残る。その真意が奈辺(なへん)にあったのか分からないが、少なくともこの滝発言がきっかけとなって、ネットを中心に喧々囂々の反対運動が起き、臨時国会での成立は完全に危うくなっていた。

 第181回臨時国会における『人権委員会設置法案』の成立が事実上不可能になった11月14日、野田佳彦首相はいきなり衆院を16日に解散し、総選挙を実施することを宣言し、国会議員と国民を驚かせている。

 なぜなら、その時期に民主党が解散総選挙を実施することは自爆に等しいことだったからだ。それが分かっていながらなぜ選挙を強行したのかと言えば、そこには米国の対日戦略部隊CSIS(戦略国際問題研究所)日本支部の判断が介入したからだ。

 当ブログでも何度か言っているが、米国は日本にTPP参加、原発再稼働、消費税増税などと併行して米国本国の愛国者法(Patriot Act)に準じた“効果的な言論統制立法”の敷設を求めている。

 対米隷属を誓った菅政権、野田政権はその要求に応じるために、水面下で言論統制法案の上程・成立を目指して、国民の目をくらましながら進めてきた。それが上掲した言論弾圧法案群である。

 さて、今になって思えば、野田前首相が突然自爆的な解散総選挙に打って出た真意がよく見えてくる。それはCSISが、野田政権下では不可能になったTPP参加と言論統制国家の樹立を実現させるために、安倍自民党に政権を移すことだった。そのために不正選挙とマスコミの不穏なバックアップが画策された疑いが濃い。

 これを裏付けることが、安倍首相のペテン的な公約違反によるTPP交渉参加表明であり、マイナンバー設置法案の衆参両院可決である。安倍首相に託されたCSISとの密約には米国のための憲法改正も含んでいるが、優先順位がTPP参加と効果的な言論弾圧法案にあったことは間違いない。

 当ブログでは「マイナンバー法は人権委員会設置法案の生まれ変わりだ!!危険である」で、“三条委員会”をキーワードに、「マイナンバー法案」が「人権委員会設置法案」の代替法案であることを論じたが、この危険な法案はすでに成立した。

 以上のことから、安倍政権はCSISの意向に沿って着々と密約アジェンダを実行していることが見えてくる。これに加え、安倍政権は何と『精神保健福祉法改正案』という言論弾圧法案を4月に閣議決定し、来週中にも法案成立を企んでいるという(小野寺光一氏のメルマガ情報)。

 この法案は正常な人間でも、運用次第では精神異常者として隔離強制収容し、薬漬けにしたり、四肢を拘束したり、電気ショックを与えたり、密室で考えられないような拷問(人権侵害)を行使できるらしい。

 この法案改正はかなり恐ろしい。植草一秀氏のように政府の政策を批判する人間は、有識者、一般人を問わず、精神異常者とみなして片っ端から拘禁し、薬漬けにして無力化できるという代物である。CSISと密約を交わした安倍一派ならためらいもなくやるだろう。

 アメリカのコーポラティズムに隷属した安倍政権は、非人道的な政策思想に従うから、このようなスターリンが実行したような、効果的で非人道的な言論弾圧を企画しても何ら不思議ではない。上掲した言論弾圧法案群は、また一つ加わって下記のようになる。

(1)「人権委員会設置法案」                   ○未成立
(2)「マイナンバー制度」(共通番号制度)           ●成立(第二次安倍政権)
(3)「コンピューター監視法案」(通称はサイバー刑法)     ●成立(菅政権)
(4)「私的違法ダウンロード刑罰化」             ●成立(野田政権)
(5)「秘密保全法」                     ○未成立
(6)「ACTA(アクタ)」(偽造品の取引防止に関する協定)   ●成立(野田政権)
(7)「暴排条例&改正暴対法」                 ●成立(野田政権)
(8)「共謀罪法案」                     ○未成立
(9)「精神保健福祉法改正案」               ◎成立目前!!


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/142.html

記事 [政治・選挙・NHK149] オバマ&ケリーとのカリフォルニア会議 議題は、「日本(太平洋)を跨ぐ協力」 (自民党的政治のパンツを剥ぐ)
カリフォルニア会議 の中心メンバーは 次期大統領のケリーだ。この人が 米中オーケストラの指揮者として この 2日間缶詰会議を主導した韓国〜中国へいった途端
@韓国大統領訪米 そして訪中  
A米国対北弾頭ミサイル実験中止
A北朝鮮特使訪中
B中国主席ザックバラン訪米
C南北実務会談

全てが「太平洋を跨ぐ協力」実現への ケリー長官の動きに呼応したが日本は(表向き)北朝鮮拉致問題を噛み締めて離さないことで協調融和を渋ったのだろう。読売新聞=安倍政権はアーミテージ=イケイケ共和党グループだから、遠ざけられている とみるのが自然だ。こうしてアベノミクスのドラには オバマ&ケリーのホワイトハウスは、反応しない どころか無視した

米国共和党の犬 安倍政権はオバマ政権にはシッポを振らない共和党人脈に会うから、 つげぐちするだろうと嫌われる(日本政府を無視した)太平洋を跨ぐ協力が話し合われる
韓国と北朝鮮が仲良くするということは、中国と米国が仲良くするということ、ここまではケリーが土俵を作った

習主席「カリフォルニアと極東」は「お隣同士 これからおつきあいしましょ」となれば
ここに米国が参画することが議題になる。

「羅津・先鋒経済貿易地帯」--中国軍駐留が前提--
*市場経済化の進むロシア極東(沿海地方)、同じく市場経済化が進むが港湾のない中国東北部(港湾都市の大連などがある遼寧省は除く)、そして北朝鮮の3ヶ国が接する場所として注目を集め、この3ヶ国が共有する豆満江デルタとその周辺を北東アジアの玄関となる国際貿易地帯にする。

日本はマスコミの尖閣・拉致・漢・朝鮮民族侮蔑喧嘩キャンペーンで国民が洗脳されてしまい、米国共和党の下請け国家と認識され 放置されようとしている。
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51492319.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/143.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 精神医学の秘密を暴く映像<正常な人間でも誰でも精神科病院に拉致監禁可能法案を阻止せよ>
精神医学の秘密を暴く映像
<正常な人間でも誰でも精神科病院に拉致監禁可能法案を阻止せよ>

○マンガでわかる精神保健福祉法改正案(改悪)
わかりやすいマンガ
http://kie.nu/_KV

読者からの推薦があった。
↑マンガでとても今回の法案についてわかりやすい。

国連拷問禁止委員会でも、
日本の精神科病院の強制入院、長期入院は
世界各国に例のないものであり
人権侵害であるとして警告が出されている。


※このマンガを作成している人権団体は
世界各国で精神科医の人権侵害や犯罪を
暴いているので有名な存在である。

そのため精神科医と癒着している政治家関連団体から
のブラックPRを受けたり,
誹謗中傷の攻撃を受けたりしているらしいが
その主張はかなり高度で専門的であり、正当なものだと思われる。

この下記の映像が一番詳しいと読者から推薦があったが
映像時間が長いが、内容はとてもハイレベルで詳しい。
精神医学の実態がわかる。必見である。

注)ただ、下記の映像を見ると
もし、今現在、投薬中だとか精神科医に通っている人は
薬についての危険性を知るためやめたいと思うかもしれないが
今現在の精神医薬は突然やめると副作用が出るように
デザインされているため突然やめるのは良くない。

もし減薬をしたい場合は、減薬について
かかれている本を読んでからにしたほうがいい。
心の病に薬はいらない!
http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%83%E3%81%AE%E7%97%85%E3%81%AB%E8%96%AC%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%86%85%E6%B5%B7-%E8%81%A1/dp/4761268972/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1370736294&sr=1-2

かもしくは
精神医薬を使わずに栄養をつかって精神的療法をしている医者も数は少ないが存在している。

たとえば新宿溝口クリニックというところがある。
http://www.shinjuku-clinic.jp/
こういう食事とサプリメントという栄養療法で精神的疾患を治すところがあるが、そういうところに相談してみるといい。

最近
宅間守の本が出版されているが、ああいう犯罪者が出た背景には
薬漬けにされた患者が、精神医薬のため余計におかしくなってしまうというところがある。
最近のとんでもない犯罪者はたいてい、精神医薬をとっていて犯罪を犯すのである。
実はアメリカでは精神医薬がその犯罪の原因となっていることは
わかっており、訴訟をおこされて次から次へと製薬企業は敗訴している。
そこで製薬企業があたらしく目をつけたのが日本市場の精神医薬市場であり、
子宮頸がんワクチンである。


「精神科医と精神医療の真実」というべき暴露映像について

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪1 .
http://www.youtube.com/watch?v=vOM_EiIo6GY&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
19,150回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪2
http://www.youtube.com/watch?v=u6NNhx0I7lg&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
6,763回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪3
http://www.youtube.com/watch?v=GgMH7rVSKrs&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
4,732 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪4 .
http://www.youtube.com/watch?v=gk6oJ7Y8wMo&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
4,207回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪5
http://www.youtube.com/watch?v=OSdWe--uEtY&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,897回再生


向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪6 .
http://www.youtube.com/watch?v=jc6k1rK-lGE&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,672 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪7 .
http://www.youtube.com/watch?v=JOum1sr9Ij0&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,977 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪8 .
http://www.youtube.com/watch?v=hIPbi3nrYXM&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,679 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪9 .
http://www.youtube.com/watch?v=j6W69ukSc-U&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,246 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪10 .
http://www.youtube.com/watch?v=endpJKQcE4Y&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,962 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪11 .
http://www.youtube.com/watch?v=KIXIxVj0apw&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,930 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪12
http://www.youtube.com/watch?v=P79lFJhYCFQ&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,563 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪13 .
http://www.youtube.com/watch?v=lEyB9irAUbU&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,520 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪14 .
http://www.youtube.com/watch?v=mfk3HKrmEmw&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,617 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪15 .
http://www.youtube.com/watch?v=xnTMqBEDg5k&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,640 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪16
http://www.youtube.com/watch?v=w6zIK7U1bKo&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,250 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪17 .
http://www.youtube.com/watch?v=QfBclU4EReY&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,259 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪18 .
http://www.youtube.com/watch?v=BRgDWpy3mv8&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,577 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪19 .
http://www.youtube.com/watch?v=9NJ5J4B-y_k&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,235 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪20 .
http://www.youtube.com/watch?v=duC4ziepk5A&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,235 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪21 .
http://www.youtube.com/watch?v=8seo4WQUCeQ&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,454 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪22
http://www.youtube.com/watch?v=uzOidlStks8&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,434 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪23 .(精神病患者の拡大計画と学校への導入計画)
http://www.youtube.com/watch?v=BanJCWzldik&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
37,425 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪24 .
http://www.youtube.com/watch?v=lHjSO4s72aA&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
5156回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪25 .
http://www.youtube.com/watch?v=T90a7LX9TZc&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,114 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪26 .
http://www.youtube.com/watch?v=icZsyOGPFzg&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,883 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪27 .
http://www.youtube.com/watch?v=byjos7qXFhQ&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,908 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪28 .
http://www.youtube.com/watch?v=cnu6MPhRVaU&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,680 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪29 .
http://www.youtube.com/watch?v=glOJzkxVQ1k&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,874 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪30 .
http://www.youtube.com/watch?v=XNmMyIV3Cig&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,612 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪31(ホロコーストの背景)
http://www.youtube.com/watch?v=tE3FTRZjdCc&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,730 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪32 .
http://www.youtube.com/watch?v=to2NU47ZWP8&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,393 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪33(ソ連の体制)レーニン・スターリンが使った手法
http://www.youtube.com/watch?v=po3QdcyPAt4&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,303回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪34 .
http://www.youtube.com/watch?v=G66d_XJ5jQo&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,697 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪35 .
http://www.youtube.com/watch?v=2Ykd93O1pbQ&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
2,182 回再生

.向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪36 .(強制入院と収容)
http://www.youtube.com/watch?v=Ocr8f3LpHeE&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,964 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪37 .(精神医学における犯罪)
http://www.youtube.com/watch?v=zgq5y_oU0pA&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,325 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪38 .
http://www.youtube.com/watch?v=RCQtXcuzqAw&list=PLHE_xRl5Sy_PqYzf58uDQt20eVgwJY01X
1,929回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪39.
http://www.youtube.com/watch?v=jhcBiogFYMI
2,029 回再生

向精神薬、抗うつ剤、製薬医療、医学の犯罪40 .
http://www.youtube.com/watch?v=Wvb9A70N4Cc
1,841 回再生

アメリカでは勝手につくった精神疾患の診断基準を
DSMという厚さ二キロにもなる分厚い本で
基準を示して、患者を薬漬けにしている。
その基準は世界各国で適用されるように
されている。そしてそのでたらめの基準によって
今日も精神医薬は飛ぶように売れる。

たとえば、アメリカでは
「コーヒー飲みすぎ」を精神病としている。
「私は正常だから精神医薬は必要ない」と主張するのも
精神病として定義。
数学ができない人たちを「数学ができない」という精神病にしている。
とにかくなんでもかんでも精神病にしている。


.「DSM」とは、精神科医が患者の診断の際につかう手引きのこと。
「精神障害の診断と統計の手引き」と訳されています。
「Diagnostic(診断) and Statistical(統計) Manual (マニュアル)of Mental Disorders
(精神障害)」の略。

精?神疾患に関するガイドライン。
精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を??示すために
アメリカ精神医学会が定めたもの。
世界保健機関による「疾病及び関連保?健問題の国際統計分類」とともに、
世界各国で用いられています。

以下は「精神科医と精神医療の真実」というべき暴露映像


この事実は広めないと・・・ 本当に信じられないような内容・・・
http://www.youtube.com/watch?v=nyOZZjVu95g
31,376回再生

.2/6 本当に信じられないような内容・・・ .
http://www.youtube.com/watch?v=QOZSbK0ehGc
10,283 回再生

.3/6 本当に信じられないような内容・・・ .
http://www.youtube.com/watch?v=pYyYJhYi_XI
173,637 回再生

.4/6 本当に信じられないような内容・・・ .
http://www.youtube.com/watch?v=4nL30YyK4hM
6,191 回再生

.5/6 本当に信じられないような内容・・・ .
http://www.youtube.com/watch?v=fQaQBm866Us
4,478 回再生

.6/6 本当に信じられないような内容・・・ .
http://www.youtube.com/watch?v=_EktSmty8bc
4,826回再生

国連拷問禁止委員会でも、
日本の精神科病院の強制入院、長期入院は
世界各国に例のないものであり
人権侵害であるとして警告が出されている。

人権条約にも違反しているし
日本国憲法にも違反している。

しかし、憲法違反というものは、自らが
法廷に立って、
司法に訴えないといけないようになっているから
(刑法違反とちがい、警察、検察に該当するものが
憲法違反については存在していない。
そのため、憲法違反を正すには
市民が裁判所つまり司法に直接訴えるしかない。

しかし
もし薬漬けにされてしまえば
本人が司法に訴えることも困難だろうし
弁護士を雇う費用もないと思われる。

つまりここに最大の「人権侵害ができる」
大きな罠が存在しているのである。

憲法は市民が権力をしばるものだから
権力者側は、自分に対して不都合な
「人権擁護目的の警察、検察をつくって憲法を守らせる
」などやるわけがない。


○マンガでわかる精神保健福祉法改正案(改悪)
わかりやすいマンガ
http://kie.nu/_KV


読者からの推薦があった。

このブログが精神科医の実態についてとても詳しい。

(参考)

精神科医の犯罪を問う ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55

わいせつ精神科医に有罪判決・・・そのオチは??? .
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/folder/507144.html


精神科病院協会の政治献金】

総務省のHPで政治献金全部調べられる。

日本精神科病院政治連盟、手広くばら撒いているようですね。


政治資金収支報告書
________________________________________
平成24年11月30日公表(平成23年分 定期公表)日本精神科病院政治連盟
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/121130/2378600018.pdf
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/121130/2378600018.pdf
www.soumu.go.jp

※ 今回の改悪法は
精神科医だったら、(悪意の場合)意中の女性を勝手に薬漬けにして監禁してしまうことも
できるとんでもない法案である。
また政治的にめざわりな言論をする人間を、精神科医と結託すれば
頭がおかしいとして精神化病院に勝手に収容もできる。
こういったことは歴史上、スターリンが行っているが
実質同じことができる法案である。

このブログが精神科医の実態についてとても詳しい。

(参考)※再掲

精神科医の犯罪を問う ブログ

わいせつ精神科医に有罪判決・・・そのオチは??? .
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/folder/507144.html

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/10/kiji/K20120710003651850.html
2012年の記事


女性患者にわいせつ容疑 クリニック院長を逮捕

 警視庁千住署は10日までに、

心療内科を受診した30代の女性患者の胸を触ったとして、

準強制わいせつの疑いで、

東京都足立区にあるクリニックの院長(50)を逮捕した。

同署によると容疑を否認している。

逮捕は6月21日。

 逮捕容疑は昨年5月26日、

女性に服を脱ぐよう指示し

、胸を触るなどした疑い。

女性は今年に入って被害届を出した。

 千住署によると、院長は「1年前のことで、女性患者のことは覚えていない」と供述。

別の女性2人に対する準強制わいせつ罪で6月に起訴されている。

[ 2012年7月10日 20:49 ]

昨日、この精神科医に有罪判決が下りました。

ネット上に記事がないのですが、今日(5月31日)の朝日新聞東京地方版には、このような記事がありました。
患者の体触った医師に有罪判決

 自身が経営する足立区の診療所「泉クリニック」で女性の体を触ったとして、準強制わいせつ罪に問われた医師・

新井泉被告(51)に、

東京地裁(若園敦雄裁判官)は30日、

懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年6カ月)の判決を言い渡した。

 若園裁判官は「被害者が心理的に抵抗できない、

医師と患者の関係を利用した卑劣な犯行」と述べた。

 一方で被告が犯行当時、統合失調症の心神耗弱状態だったと認定。

被告が、医師の仕事をやめて自身の治療に専念すると誓っていることから

執行猶予を付けた、と説明している。

 判決によると、新井被告は2010年8月から12年2月にかけて、

心療内科や産婦人科を受診した19〜30歳の女性患者4人に対し(以下略)

判決から判断すると、心神耗弱状態で少なくとも1年半診療を続けていたということになります。


ちなみに、泉クリニックは精神科を標榜していました。患者に対するわいせつで有罪となれば、

医師免許はく奪は免れないでしょう。

そういえば、同様の犯罪で医師免許をはく奪された元精神科医が逮捕された事件もありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130530-00000024-mailo-l14
医師法違反:免許取り消し後、医師かたり診療 59歳容疑者逮捕 /神奈川
毎日新聞 5月30日(木)11時9分配信

 医師免許を取り消された後に実在する別の医師になりすまして診療行為をしていたとして、
県警生活経済課などは29日、さいたま市中央区鈴谷、アルバイト、河村直樹容疑者(59)

を医師法違反、詐欺容疑などで逮捕した。

河村容疑者に勤務先病院を紹介したとして、

東京都世田谷区玉川台、医療コンサルタント会社役員、

山形精隆容疑者(48)も同容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は共謀して12年11月16日、別の医師の医師免許証を茅ケ崎市内の病院に提出して、

河村容疑者が同日に非常勤医師として当直に入り、

入院中の患者の死亡診断を行って給与5万円を詐取し、

山形容疑者は医師紹介料として1万5000円をだまし取ったとしている。ともに容疑を認めているという。

 河村容疑者は精神科医だったが、

準強制わいせつ罪で有罪が確定し、

昨年3月に医師免許を取り消された。

同課によると、河村容疑者は「山形容疑者の紹介で昨年9月から1月にかけ、

茅ケ崎市などの4病院で、計約50人に医療行為をしていた」と供述している。

http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 事件板リンク:冤罪根絶へ新団体設立 マイナリさん支援者ら(共同通信)
冤罪根絶へ新団体設立 マイナリさん支援者ら(共同通信)
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/847.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 6 月 09 日 09:47:20: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 東祥三氏や川島智太郎氏と名刺交換、初めて話が出来た。 (山崎行太郎) 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130609
2013-06-09 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』


東祥三氏や川島智太郎氏と名刺交換、初めて話が出来た。


特に、七月の参院選に立候補が確定している東祥三氏とは、以前から何回か「小沢一郎議員を支援する会」などで同席する機会があったが、個人的に話したことはなかった。


一昨日、「小沢一郎議員を支援する会」の「三周年記念パーティー」で、初めて名刺交換、話が出来てよかった。その風貌とは異なり、意外に気さくな人だった。


小沢一郎グループにとってはなくてはならない人だと以前から思っていた。


頑張ってもらいたいと思う。


東祥三新宿演説



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 「水エネルギーの重要性」(水道局英米化)と「オブリビオン」(=忘却)
映画「オブリビオン」(=忘却)感想と
水という新エネルギー資源の重要性(水道局英米化のねらいの背景)

映画オブリビオンをみると
水エネルギーの重要性がわかる。

図らずも
今の水資源争奪戦や多国籍企業の水道局民営化(英米化)
の背景につながるものが示唆されている。

映画「オブリビオン」(=忘却)感想

トムクルーズのSF
オブリビオンを観た。

連続して第一位のヒット。

よくこんな
すごいSF映画を創れるものだと感動した。

オブリビオンhttp://oblivion-movie.jp/

オブリビオンとは
忘却のこと。

トータルオブリビオンとは
完全な忘却。


本格的なSF。
スタイリッシュ。
大ヒット。
奥が深くて面白い。
歴史に残るSFになる。
おそらく熱狂的なファンが
数多く出る。


ストーリー展開は
奥が深いのが特徴。

クリエイターの人たちも
こぞって観に行っている。

デザインがかっこいい。


内容が凝縮されているので

自分はすでに3回見たが

1回目 予想を超えてはるかに面白い。
2回目 一回目にわからなかったところがわかる。
3回目 細部までよくわかる。
という感じだった。

3回目が一番よくわかったという感じだった。

毎回見るたびに新たな発見がある。
そんな奥の深い映画である。

○スカブとよばれる宇宙からの侵略者

スカブとはハゲ鷹の略。スカベンジャーからくる。ハゲ鷹やハイエナなど、死んだ動物の肉を食べる動物のこと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC


○TET(テット)というものが出てくる。
http://1.bp.blogspot.com/-AhPTayEpp5s/UWgKcqh7AaI/AAAAAAAACp0/ifxmlD9uY2k/s1600/mother1.png

これは、宇宙空間に浮かぶ宇宙ステーションとして出てくる。
巨大な逆ピラミッド型をしている。V字型をしている。

地球人類が、津波と大地震によって半数が滅亡、異星人との核戦争後に 地球は放射能汚染によって住めないように
なってしまう。

(311事件を思い出した。)

そのため、地球から、木星の衛星タイタンに移住する際の中継地点、

仮住まいとしてこのテット(TET)が出てくる。

これは巨大な逆ピラミッド型をしたものとして出てくるが

テトラ=四面体の略称として

テット(TET)
というネーミングになっている。

日本でもテトラポッドやテトラパックというネーミングがあるが

あのテトラからテット(TET)というネーミングは来ている。


テトラポッド
http://d.hatena.ne.jp/meeeres/20100206/1265443430
テトラパック
http://43752303.at.webry.info/200905/article_17.html


○ドローン

droneとは、
無人攻撃機のこと。
http://oblivion-movie.jp/img/world/woo_3.jpg
もともとはハチが飛ぶときに出す羽音から
きている。
「ブーン」(日本語)→「ドローン」(英語)
http://ejje.weblio.jp/content/drone

○ビーコン
「ビーコンによって飛行機が引き寄せられる」
と出てくるが
ビーコンとは無線標識のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3
地上にあるビーコンから発射される電磁波(電波または赤外線)を航空機・船舶・自動車などの移動体に搭載された機器で受信することにより、自分の位置をはじめとした各種情報を取得する為の設備である。

○燃料電池
とは、水素による常温核融合技術を使って実用化されているはず。

だから常温核融合技術を
もちいた燃料電池を
複数集めて
それを爆発させれば
大きな爆発力が得られるはず。

○エンパイアステートビルの
展望台の名称は TOP OF THE WORLD
という。つまり「世界一高いところ」である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
http://www.boardinggate101.com/2012/10/top-of-world-empire-state-building.html

○なぜ、地球の水を何十年も吸い上げているのか?
「海水で核エネルギーを」
というのは、
水素による核融合をエネルギーにしているという意味である。

<水は水素を融合させることでのエネルギー源になるから>
水は、エネルギー源になるからである。
基本的に今も世の中には隠されているが
「水素での常温による核融合」が本当は可能だから。

SFという設定になっているが
現在、新たなエネルギー源として
「水そのものの確保」が「常識として」描かれている。

<日本人は水が争奪戦の的になっていることをよく知らない>
日本は
まだあまり「水がエネルギー源になること」は
知られていないため
多国籍企業がこぞって「水資源をよこせ」
「水道局民営化」(英米化)をしろといって
知事にはたらきかけているが
その狙いは「次期エネルギー源としての
水を確保したい」という点にある。

つまり「水の確保」は「石油の確保」と同じ
ものなのである。

常温核融合について(従来、水素と水素を融合させて大きなエネルギーを得る手法は、超高温でなければできないとされているのが
通説だったが本当はかなり低い温度でできる(常温で可能)という技術。これは現在の石油エネルギーや天然ガスに依存する
エネルギー体制を根底からひっくり返すため、「成功していない」ことになっている。しかし
特にアメリカで、この常温核融合技術を研究して成功をおさめて発表しようとするとその科学者は突然
失踪して、謎の死をとげている。

今の石油エネルギーを確保している多国籍企業が、世界各国の政治家や知事にはたらきかけて
水道局の民営化を誘導している。
多国籍企業が、世界各国の「水エネルギー」を確保してから大々的にこう発表するのだろう。

「常温核融合が可能」と発見された。

「水は新たなエネルギー源になる」と発表されるのだろう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E6%B8%A9%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/147.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 潰瘍性大腸炎が悪化して安倍が高気圧酸素治療 (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-1001.html
2013-06-09 陽光堂主人の読書日記

 日米首脳会談での米国側の対応は真に冷淡なものでしたが、日中首脳会談では習近平国家主席は非常な厚遇を受けています。米国としては属国の日本如きに気を使う必要はないので当然といえば当然ですが、国民向けセレモニーとして派手に行われるのが普通ですから、日本政府も随分舐められたものです。

 「偉大なるイエスマン」として親米一辺倒としてやってきた結果がこれで、与党政治家も官僚も、長嘆息をついていることでしょう。中でも米国政府を後ろ盾にするしかない安倍にとってはショックが大きく、無理なパフォーマンスが祟って体調を崩してしまったようです。

 報道される映像を見ても、安倍の顔は酷くむくんでいて、大丈夫かと思わざるを得ません。そんな中、「時事ドットコム」は、昨日付でこう報じています。
(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060800324)

   安倍首相が高気圧酸素治療=記者団に「疲労回復」

 安倍晋三首相は8日夕、東京・湯島の東京医科歯科大医学部付属病院で「高気圧酸素治療」を受けた。疲労解消などにも効果があるとされ、治療後、周囲に「取りあえず、すっきりしたかな」と話し、私邸前で感想を尋ねた記者団には「疲労回復」とだけ語った。 

 首相周辺によると、治療は谷内正太郎内閣官房参与が勧めた。周辺は、首相の体調に特に問題があるわけではなく、「マッサージに行くような気分で行ったのではないか」としている。

 首相は東京都議選の遊説を終えた後に治療を受けた。


 単なる「疲労回復」であり、「マッサージに行くような気分」で高気圧酸素治療を行ったということですが、こうした説明を信じる人は余りいないでしょう。総理大臣の健康状態は、秘匿すべき重大事項ですから。

 高気圧酸素治療は、大気圧よりも高い気圧環境の中に患者を入れ、高濃度の酸素を吸入させることによって病態の改善を図るもので、「ウィキペディア」には対象となる「非救急的な疾患」として次のものが挙げられています。

 ○放射線または抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍

 ○難治性潰瘍を伴う末梢循環障害

 ○皮膚移植

 ○血管障害、重症頭部外傷または開頭術後の運動麻痺

 ○一酸化炭素中毒後遺症

 ○脊髄神経疾患

 ○骨髄炎または放射線壊死

 安倍の持病は潰瘍性大腸炎ですから、これが悪化して「難治性潰瘍を伴う末梢循環障害」となり、高気圧酸素治療を受けたのでしょう。体調が悪化しているわけです。

 アベノミクスの化けの皮が剥がれてきて、円高株安金利上昇に見舞われていることもストレスになっていると思われます。安倍は演説の中で、「アベノミクスが頓挫したら元の木阿弥なので、止めるわけには行かない」と述べていますが、下痢も止まらなくなっているのかも知れません。

 政府は年金の原資を突っ込んで日経平均株価の下落を食い止めようとしていますが、株安傾向には歯止めがかかっていません。今後、本格的に年金資金で買い支えるようですが、そんなことをしたら皆の年金が消失してしまいますから、バカなことは止めるべきです。

 安倍は所詮、高給代読屋に過ぎませんから、早く辞任して治療に専念した方がよいでしょう。米国隷従イエスマンは外にも大勢いて、自分の出番を待っていますから。麻生辺りが虎視眈々と後釜を狙っています。

 自民党としても、健康の悪化を理由に総理を交代させ、それを機にアベノミクスを方向転換させた方が得策だと思いますが、偽りの世論調査で安倍人気を作り上げてしまった以上、そういうわけには行かないようです。自民党が自爆するのは自業自得ですが、国全体が巻き添えを食うことになり、国民はたまったものではありません。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 元祖ニセ証言者『田所耕三』(まだあった捏造資料!!(11))
日本は、日中戦争で、国民党と戦い、アメリカに負けた。
それなのに、戦後、共産党に翻弄されてる。


まだあった捏造資料!!(11)から
http://www.geocities.jp/nankin1937jp/page065.html


酷似する証言

 『国が燃える』で引用された証言に、非常に酷似する証言がありますのでちょっと引用してみます。本宮氏が提示している参考資料『未公開写真にみる日中戦争』と、『目撃者が語る日中戦争』から田所証言を見てみましょう。

『未公開写真に見る日中戦争』新人物往来社 P118

 何がどう行われたのか。ここではひとつだけ、第十軍第百四十四師団の機関銃部隊の一等兵として、残敵掃討に当たった田所耕三さんの話を紹介しておこう。

「そのころ、私らは下関(南京城西北端の船着場)にいた。鉄条網の鉄条を外して、捕まえた連中を十人ぐらいずつ束にして、井げたに積み上げて油をかけて燃やしちゃった。”俵縛り”と言ったな。豚を殺すのと同じ気持ちだったな。
 機関銃で殺すのもやった。支那人は初めはワァワァ泣いているけど、土壇場になると潔いもんだね。
 しかし女が一番の被害者だったな。年寄りから何から全部やっちまった。トラックで部落に乗りつけて、女どもを略奪して兵隊にわける。兵隊十五人から二十人に女ひとり。
 支那の女は技術はうまいね。殺されたくないから必死なんだろうけど、なかなかいい」
(略)
「見せしめの為に捕虜を傷つけることもやった。耳を削ぎとる。鼻をけずる。口の中に帯剣を差し込んで切り開く。目の下に帯剣を横にして突っ込むと、魚の目のようなドロリとした白いものが五寸くらい垂れる。こんなことでもやらないと、ほかに楽しみがない。上陸以来久しぶりの遊戯なんだから。将校?知らんぷりをしていたな」


 細かい部分は差異はありますが、大筋で一致しているので、本宮氏が引用したのは「田所証言」と考えてよいと思います。


元祖ニセ証言者『田所耕三』

南京戦史編集委員、板倉由明氏の著作から
 南京事件でもニセ者、ニセ証言者の絶え間がなく、ハッキリしたものだけでも、古くは田所耕三(兵士)、秦賢介(新聞記者)などあるが、昭和五十八年の朝日新聞で紹介された中山重夫氏もその一人であろう。

『本当はこうだった南京事件』P234 日本図書刊行会 板倉由明著

 『ザ・レイプ・オブ・南京』に引用されている田所耕三という人物は、南京陥落後約十日間にわたって、殺人と強姦を行ったと述べている(『アサヒ芸能』昭和四十六年一月二十八日号)。しかし、彼の所属する部隊は陥落二日後の十二月十五日には南京から転進しており、この人物が十日間も南京に残留できるはずがない。彼自身、のちに取材に応じて「記者が何かおもしろいことはないかと開いてきたので、あることないことを喋ったんだ」と、この発言自体の信憑性を否定している。

再審「南京大虐殺」 明成社 竹本忠雄・大原康男著

 田所氏は南京に二ヶ月くらいいたと証言していますがこれはありえません(次頁参照)。また、本人が虚構を認めたということですからニセ証言と断定して問題ないでしょう。

 本宮先生も、写真を書き換えたり、ニセ史料を引用してみたり、存在しない事件を創作してみたりといろいろと忙しいようですが、訂正記事を出す暇はないようで(笑。

 この回も含めて「単行本」にまとめるそうですがどのような手法で反日プロパガンダを行うのか、今から非常に楽しみにしています。
  

<参考リンク>

・171.東中野修道他 「南京事件 証拠写真を検証する」 草思社(2011.10.9.)
http://www.geocities.jp/kawasaki_to/d-nankinsyasin.html


・「南京大屠殺」記念館
 http://satehate.exblog.jp/18629427/


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 都議会休んで結婚披露宴でルンルン 柿沢未途夫人の厚顔 (日刊ゲンダイ) 
http://gendai.net/articles/view/syakai/142763
2013年6月6日 日刊ゲンダイ


 自覚が足りないのではないか。みんなの党の柿沢未途衆院議員(42)の夫人、野上幸絵都議(43)である。5日、昼間の都議会を欠席しながら、夜には純白のウエディングドレスで笑顔を振りまいた。しかも、結婚披露宴の体裁をとりながら、みんなの党のカネ集めのパーティーも兼ねていて、1枚8000円のパー券には「この会は政治資金パーティーです」と書いてある。議会をサボって、夫とカネ集めにかまけていたと受け取られても仕方あるまい。

「23日に都議選がある関係で、今月の都議会は本会議が3日間、野上議員が所属する文教委員会は1日しか開催されません。彼女は理事も務めているのに、よりによって、たった1日の委員会を欠席したのです。委員会でも問題視されました」(都政関係者)

 都民の税金から年間1700万円もの報酬を受け取っているのに、都民の代表の務めより、自らの結婚披露宴を優先するとは呆れてしまう。

 野上議員はなぜ議会を欠席したのか。披露宴を終えて上機嫌の本人に聞いてみると……。

「2週間前からあまりに具合が悪くて、けさ病院に行き、CTをとってもらったら、鼻の空洞部分に膿(うみ)がたまる副鼻腔炎と診断されたのです。都議会の議会局に欠席を申請して、午前中は病院で強い抗生物質を処方してもらいましたし、診断書ももらいました」

 しかし、採決に参加してから披露宴に臨むことも可能だったのではないか?

「採決が行われた時間(午後3時頃)も病院にいました。だけど、それから多少、病状が回復しました。よくなれば、皆さん(参加者)のために、出ていって、(挨拶などを)やるのは当たり前じゃないんですか?」

「あくまで病気だった」と説明するが、そんな“重病人”が薄手のウエディングドレスを着て、2時間半に及ぶ披露宴に参加した揚げ句、終了後も後援者に頭を下げて歩き回っていた。

 野上議員は選挙区を練馬区から江東区にかえ、政党も民主党からみんなの党に鞍替えした。江東区の有権者は“新顔”の人となりを、きっちり見極めた方がいい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/150.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 再びの政権交代をめざして/生活の党 小沢一郎 代表 at 茨城県神栖市 あいさつ書き起こし 
再びの政権交代をめざして/生活の党 小沢一郎 代表 at 茨城県神栖市
http://4472752.at.webry.info/201306/article_13.html
2013/06/07 12:36 銅のはしご


「小沢一郎代表を囲む会」(姫井由美子後援会茨城支部設立パーティー)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=W3zuuu7BQC8#
YouTube < 01:11:54の時間のうち00:27:00〜00:39:44 >


2013年6月5日(水)
「小沢一郎代表を囲む会」
姫井由美子後援会茨城支部設立パーティー
茨城県神栖市鹿島セントラルホテル


生活の党 代表 小沢一郎 衆議院議員 あいさつ


 姫井君からお話しがありましたけれども,私共,「国民の生活が第一」生活の党という標語と党名を掲げておりますのは,わたくし,本当に,政治とは国民の暮らしを守る事「政治とは生活である」。そういう基本的な考えに立って政治に取組んで参りました。それを良しとする多くの同志と共に,今,参議院選挙を目的にして戦っておるわけでありますけれども,ほんとうに今日(こんにち)の状況を見ますと,私共の責任が大きいのでありますけれども(政治が国民生活のためにはなっていない)。


 4年前の夏の総選挙で(民主党政権誕生という)政権交代ができました。


 わたくしも先頭に立って,皆さんに「国民の生活が第一」ということを訴えた結果,本当に皆さんのご指示をいただいて,誰も想像しなかったような,日本において初めての,本格的な政権交代ができたと。


 わたくしも,これで,何とか日本の民主主義国家としての基礎を創ることができたなあと,そう思ったんですけれども,その後の民主党政権が国民皆さんの期待に反して,期待に応えることができずに,昨年末の惨敗。そして自民党政権の復活,ということになってしまいました。 本当に申し訳なく思っております。


 わたくしは,何としても,旧来の,古い体質をあるいは,中央の官僚支配の,この日本の社会を変えなくてはならない。そういう思いで,ずうっと闘って来ましたので,それに対します旧体制=官僚の職務を中心とした旧体制側で「何としても小沢だけは抹殺しなきゃいかん」。こういうことで,ご承知のように,わたくしも全く身に覚えのない嫌疑をかけられまして,3年半のあいだ,ずうっと政治活動を制限されてまいりました。


 もちろん,だからと言って(昨年の総選挙の敗北の)私の責任を免れようというわけではありませんけれども,それほどですね,本当にこの日本を,国民のために,地域社会のために,大改革しようという考え方に対する,旧い体制の反対・圧力というのは,それだけ強いんですよ。


 もの凄い力です。


 皆さんも色んな機会に,身を以って感じた事があると思いますけれども,日本社会で行政と官僚と本当にして対決して,彼等から意図的にやられたら,商売であろうが政治であろうが何であろうが,事実上活動できなくなってしまいます。


 そのぐらい,国民生活の隅々まで,日本の社会の隅々まで,戦前以上にと,わたくしは思います。この官僚の支配,行政の支配というのが,及んでおります。


 そういう意味で,本当に順調に進んでいる時はそれで良いんですけれども,今,世界全体が大変化の時にある。日本も本当に自分自身で一人立ちして,この荒波を乗り越えて行かなきゃならんという時には,お役所に任せるだけの政治ではダメです。できません。


 私共(政治家)は本当に国民の皆さんに選ばれて,政治に参加してるんですから,自分達の責任で,選んでくれた国民皆さんのために,日本のために,自分自身で決断し,実行していこう。そういう政治を,わたくしは夢見て,目標として,やって来ました。


 非常に,昨年末,その前の民主党政権に,わたくし自身も正に慙愧に堪えないんですけれども。しかしながらですね,これでね,もうダメだと言ってね,意気消沈してたんでは我々の使命は果たせません。


 昨年末の選挙もですね,自民党の票は増えておりません。ただ我々の,民主党を中心としたサイドのエラーによって自民党政権がもう一度できてしまった,また復活したということであります。その証拠にはですね,あの総選挙以来,地方選挙が幾つも行なわれておりましたけれども,自民党の候補者はほとんど勝利を得る事ができないで,非自民の候補者が,皆,地方選挙では勝ち上がっております。


 そういうことを考えてみましても,わたくしは自由党でしたけれども,我々はあの自由党と民主党というお互いに小さな政党が合併して新しくできた。ちょうど去年の暮れに惨敗して,元の振り出しに戻った格好なんです。ですけれども,今言ったように,国民皆さんは,総選挙の票の結果を見ても,その後の色んな地方選挙の結果を見ても,なにも自民党政権を積極的に良しと思ってやっているわけではない,ということを,わたくしは確信しております。


 ですから,我々のほうがもう一度,本当に「国民の生活が第一」「政治は生活だ」「国民の暮らしを守る」それが政治の役割だと。


 我々は,「いのち」と「暮らし」と「地域」を守る。そういう標語を掲げて、モットーを掲げて,今,生活の党の活動をしているわけでございます。


 あまり時間もありませんので長話しは止めますけれども,安倍政権・自民党政権ができてですね,新聞もテレビも囃し立てるもんですから,何か国民皆さんも,良い事あるのかなあという感じになっているかと思いますけれども。大幅な無茶苦茶な金融緩和により,一時,株も上がりました。そして円は安くなった。今日はまた株が大暴落して,まあ,正にマネーゲームなんですね。


 一般国民の人には金融緩和したって,本当にお金が必要な所には全然回って来ないで,金融機関の“上の方”にジャブジャブしてますから,結局そのお金を使ってマネーゲームという形になってしまった。


 ですから(株価が)上がったり下がったり大変な状況ですけれども,いずれにしろ上がろうが下がろうが一般の国民の人達が,それによって利益を受けるわけでもない。まして円安はですね,物価が上がるだけで,何も国民にとっては良い事はありません。ひたすら儲かるのは輸出を中心とした大企業だけであります。


皆さんもご承知の通り輸出する企業は,その輸出した製品にかかる消費税は払っておりません。消費税は,返って来る。


 だから消費税なんぼ上がってもですね,どこであれ輸出大企業は全然痛くも痒くもない。消費税は返ってくるんですから。


 ですからそういう意味で,本当に特定の大きな企業だけは利益を,莫大な利益を上げますけれども,一般の国民の暮らしには,生活には,何ら良い事はないというのが,今日(こんにち)の「アベノミクス」とマスコミが囃したてる政治の実態であります


 なんか「アベノミクス」と言うけれども,その文字の中から「ク」を除くと「アベノミス(安倍のミス)」と言う言葉になってしまう。(会場の笑いと拍手が大きく続き2〜3語聞きとりできません)


 本当に大変な,国民生活にとって大変な大きなミスをする事になりかねないような政策だと思っております。


 ですから私達は何としても,国民皆さんにも,もう一度あきらめずに,もう一度本当に国民の暮らしを守るために地域社会を守るための,そういう政権を,皆さんの一票一票でつくってもらいたい。そうお願いしているわけであります。


(姫井由美子氏,東 祥三氏等の紹介など。拍手大きく,一部聞きとれません)


 いずれにしましても、この参議院選挙で,次の総選挙で政権をもう一度奪取するための,その基盤をつくる。(会場・拍手大)


 政権交代し易いように,わたくしは小選挙区制度を導入した。ですから4年前には民主党が政権取れるわけないと思っていたのが,取れたでしょ。今度は民主党が国民の期待に反したり,良い政治をしなかったから自民党に取って代わられた。だけども,その実態を調べてみると,さっき言ったように国民は本当に,積極的に自民党政権を望んだわけじゃあないんです。何とかして国民サイド,国民目線と,本当に「暮らし」を守る,「地域」を守る,「いのち」を守る政権であってほしいという気持ちは,いまだ,わたくしは強く持ち続けていると思います。


 ですから我々は,この参議院選挙を全力で戦って,それを基盤にして次の総選挙で政権交代。どうか皆さんの更に一層のご支持,ご支援を賜りますよう重ねてお願いしてご挨拶に代えさせて頂きます。有り難うございました。(会場拍手・「頑張れよ!」の声)



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 小泉と小沢が棲み分け棲息する東京新聞論説室 安倍の身体は国粋と隷米で四分五裂 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/7263f852868046c29cc7a1cd6edf4143
2013年06月09日 世相を斬る あいば達也

 今夜のコラムは、見出しほど深い検証がなされているわけではない。単に、そんな感じだな〜と云う程度の事である。以前から、安倍晋三と云う政治家は、心情右翼であるが、リーダーとしてはヘタレ度が強いので、周りの意見に左右される。かなり人柄自体も好いのだが、論理的に物事を考える思考経路は持ち合わせていない。戦略に則って当初は動くのだが、途中から個人の情緒が顔を出し、物議を醸す。こう云う人は、時流に乗っている時は良いのだが、一旦逆風が吹きだすと脆くも挫折する傾向が強い。

 勿論、一人の人間の中には、様々な自分がいるのは事実だし、人は夫々、その状況に応じて、その引き出しから、適切な自分を引っ張り出して生きている。ゆえに、安倍晋三が悪いと言っているわけではない。ただ、一般の生活者でも、社会的地位やポジションに応じて、表に出す顔は安定する事を社会は要求する。大多数の人間は、情緒と理性が鬩ぎ合う場面に遭遇し、それを何とかクリアしながら、現在の自分をキープしているわけだから、安倍晋三が情緒と理性が鬩ぎ合う場面に遭遇し、苦悩しているのなら、それはそれで、人間として理解のしようもある。

 しかし、彼の場合は、かなり違う印象を持つ。情緒と理性が鬩ぎ合う場面に遭遇していないのではないかと云う疑念である。仮に情緒と理性が融合しているのなら、論理的矛盾もあり得ない。そうなると、対中、対韓に対する歴史認識にみられる国粋的イデオロギーとグローバル経済の推進と云う国家概念を希薄化する政策や方針が混濁状態で、何の躊躇いもなく口から出放題になるのは奇異だ。安倍の心情は先の大戦の戦勝国への挑戦状を鎧の下に隠し持っている策謀家のようにさえ思えることもある。

 だが、その考えが買い被り過ぎなのは直ぐに判る。彼は、そもそも国粋的イデオロギーとグローバリゼイションが共存できる云々のレベルまで、各々が思考レベルに達していない可能性の方が高い。もしかすると、言葉は知っているが、その両方の言葉の持つ意味を充分に理解していない可能性さえ感じるのである。それでも、内閣総理大臣は過密なスケジュールさえこなせれば、誰でもなれるポジションなのかと、奇妙な考えに捉われる。安倍支持層の人々の中では、安倍首相は最終的にTPPへの参加を断念する腹に違いない、と云う言説まで流れているが、今さら日本政府が米国政府の要請を拒否できる国体とは思えない。そんな見事が裏切りを米国相手に出来るなら、筆者は急遽安倍支持者になるのもやぶさかではない(笑)。

 安倍晋三さんの話で時間を喰ってしまった。本題と安倍晋三の矛盾する二面性に特別の脈絡はないが、マスメディアにおいては、今夜例示する東京新聞の社説のように、小さな政府論者と大きな政府論者が混在しているとか、市場原理主義的思考と国民の生活重視思考が共存していることは非常に健全なのだと感じる。前者の社説は長谷川氏のものだろう、後者については判らない。いずれにせよ、同じ新聞社でも、これだけ異なる視点で社説を書ける自由こそが、メディアのジャーナリズム精神なのだろうな、と感じた。筆者は勿論後者的考えだが、長谷川幸洋は明らかに浜田宏一の代弁者のようになってきた。三木谷が宮内の替わりで、竹中に浜田が加わり、応援団として長谷川が加わった。まさに電通が考えそうな布陣である。

≪ 週のはじめに考える 消費増税は延期すべきだ

 景気に薄明かりが見えてきました。安倍晋三政権は今秋、来年四月から消費税を引き上げるかどうか最終判断します。ここで冷や水をかけていいのか。

 二十三日の木曜日から始まった株価の動揺は先週いっぱい、続きました。円の為替相場や長期金利の指標になる債券とも連動して、金融市場は上がったり下がったり神経質な動きになっています。

 円安株高は昨年十一月から、ほぼ一本調子でした。これだけ上がれば「いったんスピード調整」という展開になるのは自然です。むしろ、このまま市場が過熱するほうが怖い。ここは冷静に受け止めるべきでしょう。

◆「よちよち歩き」の経済

 株価はともかく、実体経済がどうなっているかと言えば、次第に上向いてきました。個人消費や生産活動が着実に改善しています。五月の政府月例経済報告では「景気は緩やかに持ち直している」という基調判断でした。

 ただし、デフレを脱却できたわけではありません。報告は「デフレ状況にあるものの一部に変化の兆しもみられる」と慎重です。

 ひと言で言えば、ようやく景気は立ち上がってきたものの、まだ「よちよち歩き」の状態なのです。これから二本の足でしっかり立って、全力で前に走りだせるかどうか。二十年にわたる「大停滞」から抜け出せるかどうか。それは、今後の政策展開にかかっています。

 そういう観点から見ると、課題が二つあります。一つは「アベノミクス・第三の矢」といわれる成長戦略、とりわけ規制改革を抜本的に進められるかどうか。もう一つが消費税の扱いです。

 規制改革については、一朝一夕にはいきません。農業一つとっても、そこには農協とか農業委員会とか地域にしっかり根を張った組織があり、現行の法制度の下で既得権を拡大してきました。

◆税率アップが税収減に

 農業全体の構造を改めて「世界で戦える成長産業に育てよう」と思えば、農地法改正を視野に相当、骨太な議論が必要です。

 とはいえ、これはやり切らねばなりません。中途半端に終われば、日本経済の安定成長は結局、夢か幻に終わってしまうでしょう。その前に、金融市場が必ず反応します。失望感が広がって調整どころか暴落してもおかしくない。いま「世界が日本経済に注目していればこそ」なのです。

 そこで、二つ目の消費税です。いまの局面で増税を決断する必要があるのでしょうか。
 そもそも、なぜ消費税引き上げが決まったか。言うまでもなく、日本の財政赤字が膨らんで、このままでは危機的状況になると心配したからです。だれが。財務省と前の野田佳彦政権が、です。

 もともと野田佳彦前首相は「増税の前に政府に巣くうシロアリ退治をする」と言って当選してきたのですから、国民をだました増税でした。増税に政治的正統性がないのですが、そこは政権が倒れたので措(お)くとしましょう。

 消費税引き上げが不可欠とされた根本の理由は「増税しなければ財政が立て直せない」とみたからです。しかし、増税で財政再建ができるわけではありません。ここが肝心なポイントです。

 それは一九九七年に消費税を3%から5%に引き上げた時の経験が物語っています。当時、橋本龍太郎政権が断行してみたものの、それから国の税収全体は傾向として減り続けました。

 たしかに消費税収は増えましたが、法人税収や所得税収が減ったからです。赤字企業は法人税を納めませんし、家計だって累進課税制度の下で所得が減れば所得税が少なくなる。だから税収は景気に連動します。

 財務省は「消費税の税率さえ引き上げれば税収が増える」と信じているようですが、それが誤りなのは事実が示しているのです。

 では、どうすればいいか。もっとも大事なのは、まず経済を立て直す。日本経済を真に安定軌道に乗せる。それに尽きます。経済再建に失敗し、再び停滞の泥沼に落ち込んでしまえば、元も子もありません。税収は増えるどころか、また減ってしまうでしょう。

 まずは、いま明るさが出てきた景気の勢いをしっかり根付かせることが重要です。そのうえで税収が伸びるかどうかを見極める。景気が回復すれば税収は必ず増えるのですから、その時、あらためて増税が必要かどうかを検討しても遅くはありません。

◆景況好転が台なしに?

 これまでのところ、アベノミクスは成果を挙げています。しかし、消費税引き上げを急げば、せっかくの景況好転が台なしになってしまうかもしれません。ここが経済運営の正念場でしょう。政権の慎重な判断を求めます。≫(6月2日:東京新聞社説)


≪ アベノミクス 国民主役の成長戦略を

 安倍政権の経済政策アベノミクスが雲行き怪しい。異次元の金融緩和で盛り上がった市場も、肝心の成長戦略で失望が広がった。企業最優先でなく、国民が幸せになれる成長戦略に転換すべきだ。

 安倍政権は六日、成長戦略に続いて経済・財政政策の指針となる骨太の方針をまとめた。社会保障費抑制のために生活保護をさらに削り込む一方、公共事業は重視するなど相変わらずの姿勢である。

 成長戦略の眼目は「世界で一番企業が活動しやすい国」にすることだという。外資を含め企業が進出しやすいよう税制や規制に配慮した「国家戦略特区」をつくる。安全性が確認された原発の再稼働を進める。二〇二〇年にインフラ輸出を三倍に増やし、外国企業の対日直接投資額を倍増させる、などが目玉だ。

 「成長戦略の一丁目一番地」とした規制改革では、解雇しやすい正社員といわれる限定正社員の雇用ルールを来年度に決める方針を打ち出した。

 これらアベノミクスの成長戦略に通底するのは、経済界の要望に沿った企業利益を最優先する思想であり、働く人や生活者は置き去りにした国民不在の空疎な政策である。「富める者が富めば貧しい者にも富が自然に浸透する」というトリクルダウン経済理論によるといわれるが、米国では貧富の格差がさらに拡大する逆の効果が起きたのは広く知られるところだ。

 そんな経済界に配慮したはずの成長戦略だったが、市場の反応は冷淡だ。それは一言でいえば、総花的に事業を並べたものの、目標達成までの実現性が疑わしいためである。規制改革でも参院選勝利を最優先して農協や医師会などの既得権には切り込まず、まやかしの姿勢が市場に見透かされた。

 そもそも成長戦略や規制改革は誰のためのものか。国民を不幸にするものならば、ない方がましである。介護や医療、文化、スポーツなど国民の幸福につながる成長分野は多々あるはずだ。

 デフレ脱却のために経済成長は必要である。だとしても、そのために原発再稼働を急いだり、他国に原発を輸出するのは間違っている。福島原発事故の原因すら究明できていないのである。

 フクシマを経験した日本がなすべき成長戦略は、再生可能エネルギーや省エネ分野の研究、実用化に注力することではないのか。世界で一番を目指すな らば、こうした地球規模で貢献できる仕事こそがふさわしい使命である。 ≫(6月7日:東京新聞社説)



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 憲法改悪は 英霊も反対(東京新聞)
憲法改悪は 英霊も反対
満州っ子 平和をうたう   作成日時 : 2013/06/08 11:32
http://38300902.at.webry.info/201306/article_18.html

東京新聞(8日付)の発言欄がいい。表記の見出しで埼玉県寄居町の南部通文さん(77)が書いている。憲法を改悪して戦争の出来る国にしたら、靖国の英霊たちは全く犬死にになってしまう、と喝破している。紹介しよう。

画像
 閣僚をはじめ国会議員の靖国神社参拝が続き、中国や韓国との関係が悪化している。近隣の国との友好よりも参拝することが大切だと考える先には何があるのだろう。
 その弁明として、国のために命を落とした英霊を祀(まつ)ることがなぜ悪いのか、と言う。その結果として今の平和憲法ができたのではないだろうか。その憲法を改悪して戦争のできる国にしたら、その人たちは全くの犬死になってしまう。
 靖国神社に祀られている英霊たち自らに選ばされたら、「俺はここにいたくない」と言う人が大勢出るのではないだろうか。この方たちは今の憲法の恩恵に浴していない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/153.html
記事 [政治・選挙・NHK149] 6月20日「株価1万円割れ」“異次元暴落”に突入 アベクロが相場の常識を壊した (日刊ゲンダイ) :経済板リンク 

6月20日「株価1万円割れ」“異次元暴落”に突入 アベクロが相場の常識を壊した (日刊ゲンダイ) 

http://www.asyura2.com/13/hasan80/msg/377.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK149] <従軍慰安婦問題>李榮栫iイヨンフン)教授とガリレオの宗教裁判(「親日派のための弁明 2」)
「日帝時代は法がなくても生きられる社会だったという。これは私の親戚がいってくれた言葉である。

「あの時代を狂おしいほどに懐かしむ人たちも多い。だから集まるたびに演歌をむせび泣くように歌う」。これは私の両親がいってくれた言葉である・・・・」
(「親日派のための弁明 2」金完燮)

李王朝と両班のエゴで滅亡しかかった韓国は、日本と併合したことで、近代国家へと変貌を遂げた。

日本は、韓国中に学校を建設し、法制度、行政組織を整え、道路や水道を整備し、鉄道、電力、工場等のインフラ投資を行った。

しかし、アメリカに亡命していた李承晩は、政権の正当性を主張するため、日本の韓国統治を否定し、歪んだ反日的な歴史教育を行う。

海洋資源の独占、領土拡張を目的とし、廃止が目前であった マッカーサー・ラインの代わりに独断で公海上に突如設定した排他的経済水域である李承晩ラインを一方的に李承晩ラインを主張し、多くの漁民を拿捕・殺害した。

朝鮮戦争中、北の脅威に怯える李承晩政府は、自国の軍隊や警察、民兵などを使って「左派」とみなされた韓国人25万人を虐殺した。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2341088/2555822

反日キャンペーンは、自らの正当性を主張し、この自らが犯した犯罪行為を覆い隠す手段だったわけだ。

捏造の歴史からは、憎しみしか生れず、それは北朝鮮左翼が望んでいるものでしかない。

北朝鮮の工作員が暗躍する韓国・日本では今も、米軍を追い出し、日韓を離反させるための政治的な反日キャンペーンが行われている。

「NANDATO」から
http://nandato.tumblr.com/post/10616412873/1987


前著『親日派のための弁明』で、私は「1987年、京都大学中村哲教授の提案により、安秉直(アンビョンジク)ら日韓の研究者16人が参加した韓国近代経済史研究会ができ、植民地近代化理論の出発となった」と書いている。このグループは韓国で「落星台(ナクソンデ)研究会」を中心に活動し「落星台グループ」と呼ばれている。数年前、リーダーの安秉直教授が定年退職して福井県立大学に移ってからは、李榮栫iイヨンフン)教授がこのグループを率いている。

李榮桙ヘ2004年9月、「MBC100分討論」にパネラーとして出演し、慰安婦問題に関していくつか発言したが、これがもとで数日間、韓国社会が大騒ぎとなるハプニングが生じたのである。彼の発言は論旨が明らかではなく、しどろもどろという感を与えたが、総じて「慰安婦強制連行はなかった」「従軍慰安婦は一種の公娼(こうしょう)とみるべきだ」「従軍慰安婦は韓国戦争のときもいた。駐韓米軍部隊近所の淪落街(ユンラクカ)も一種の従軍慰安婦である」というような発言をした。

ところが、当時パネラーとして出席していた国会議員の一人「執権ウリ党宋永吉(ソンヨンギル)」が「私は強制連行されたと存じあげているが、ならば従軍慰安婦は強制連行されたのではなく、自発的に行ったというのか」と聞くと、答弁を避けて論点を濁してしまった。李榮桙フ答弁は「そうだ」だったのは確かだが、その後の事態を考えると発言できなかったのである。

翌日から李榮桙ヘ女性団体と女性国会議員のグループから集中的にソウル大教授職辞任の圧力を受けはじめ、インターネット掲示板では李榮桙処断しろという意見が集中しはじめた。すると、ソウル大経済学科の同僚教授は「歴史の勉強をまともにするか、でなければ刀で私と李榮梛ウ授を刺せ」という声明書を発表した。

世論がままならぬ事態に陥ると、李榮桙ヘ翌日、従軍慰安婦の合宿所を訪ね、膝をついて謝罪すると同時に「真意が間違って伝わった。軍隊慰安婦は反人類的な犯罪行為だ」と発言した。この事実が報道された後、事態は収まった。李榮桙ヘソウル大教授の地位を守るため、このような屈辱に耐えたが、精神的には大きく傷ついたにちがいない。そして、この事態を通じて、韓国人は李榮桙屈服させるとともに「どんな知識人も歴史問題は良心のままに発言できない」という教訓を与えたのである。

この事態を見守っていた私は、ガリレオの宗教裁判を思い浮かべた。地動説を唱える著書『星界の報告』『天文対話』を出版した後、ガリレオは宗教裁判に回付され、死刑を受ける危機に瀕することになった。ガリレオはしかたなく法廷で天動説を認容した後釈放されたが、法廷から出るとき心の中で「それでも地球は回っている」と独りごちたという逸話は有名だ。ガリレオの逸話は、魔女狩りを避けるには、一時的に良心に逆らうことは正当だという歴史的教訓を与えている。怒り狂ったサルの群れに包囲された状態では、望み通りの言葉をいってやること以外にどのような代案があるだろう。李榮桙ヘ恐らく「ナヌ厶の家(慰安婦合宿所)」を出るとき、ガリレオのような心境だっただろう。

私は今のところ、まだ良心のままに発言しているが、屈服しない限り、いつまでも逃亡者でいるしかない。私はすでに家族も第三国に逃避させたため、大きな心配はない。しかし、韓国に家族と職場がある知識人ならば、李榮桙フしてみせたことぐらいが今のところ最善を尽くしたものだろう。

日帝時代は法がなくても生きられる社会だったという。これは私の親戚がいってくれた言葉である。

「あの時代を狂おしいほどに懐かしむ人たちも多い。だから集まるたびに演歌をむせび泣くように歌う」。これは私の両親がいってくれた言葉である。

「『今よりあのころの方がよかったと思わないか? 生きる楽しみもあって』というと、同窓の99パーセントは同意する」。これは私に1930年生まれの先輩がいってくれた言葉である。

「北海道に徴用に行った朝鮮人の賃金は、当時の日本人ホワイトカラーの月給の3倍から5倍で、勤労時間も徹底して遵守され、朝鮮人は幸せだったように思える」。これはチェ・ギホ先生が私にいってくれた言葉である。

このすべてが、反日洗脳教育を受けて成長した韓国の戦後世代にとっては、天地がひっくりかえるほど衝撃的な証言である。誰もがもっていたこのような記憶が、なぜ今まで知られなかったのだろうか。

現在、韓国では歴史の「真実」に気づいた戦後世代が幾何級数的に増えている。また、次第に勇気ある発言をする知識人も一人、二人と増えてきている。韓国の歴史論争は討論ではなく、戦争である。歴史問題にみえるが、実は、人間の基本的権利である言論の自由に向かっての闘争なのである。あきれたことに、韓国人はこの国に言論の自由がないという事実さえ知らない。日本の読者のみなさんにも、このような韓国の変化を応援してもらいたいと思う。

2004年10月
京畿道(キョンギド)水原(スウォン)にて

「親日派のための弁明 2」金 完燮(著) P3 - 11 「まえがき」抜粋  P7 - 11

<参考リンク>

・イ・ヨンフン教授の『大韓民国物語』を読んで
 http://blogs.yahoo.co.jp/chaamiey/55466124.html


・日本軍慰安婦問題関西ネットワーク - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%96%A2%E8%A5%BF%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF

役員 [編集]

共同代表は

方清子(パンチョンジャ)- 在日韓国民主女性会大阪本部事務局長、軍事基地と女性ネットワーク運営委員
西村寿美子
奥田和弘 - 前日本キリスト教教育学会会長
田中ひろみ - 劇団水曜日、朝鮮学校を支える宝塚市民の会


活動 [編集]

韓国挺身隊問題対策協議会と共同で、慰安婦を定期的に招待し講演などを行っている。

橋下徹大阪市長の慰安婦に関する発言について、慰安婦であった金福童を招いて2012年9月23日に抗議集会を行った。この際に在日特権を許さない市民の会とのあいだでトラブルが発生した。その後、在日特権を許さない市民の会側の被害届により、共同代表宅数軒に大阪府警察公安三課(過激派担当)による家宅捜索が行われた[1]。

共同代表の一人方清子は、韓国政府が北朝鮮に内通する反国家団体と認定した在日韓国民主統一連合の下部組織、在日韓国民主女性会のメンバーでもある。そのため、韓国籍を持つ在日韓国人であるにも関わらず、韓国への入国を禁止されている[2]。


※従軍慰安婦は日韓の大きな政治問題なので政治板に投稿しました。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 権力の裁量で強制入院できる『精神保健福祉法改正案』を通すな!! (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/06/post-371a.html
2013年6月 9日 神州の泉


 何度も言うが、多国籍企業がその欲望を具現化するために、狙った国々に手をまわして効果的な擬制(ぎせい)と言論弾圧法を敷くのは常套手段である。

 戦時中ではない時期に言論統制を敷く図式とは、一見公益の体裁を装っていながら、運用次第では官憲側の裁量で言論弾圧を可能にする法律群のことである。これに手を貸す許しがたい売国奴たちは同胞の生存権や権利を売り渡すことに躊躇がない。

 またひとつ、小さく生んで大きく育てる邪悪な人権蹂躙法案が出てきた。

 厚生労働省は、精神障害者の福祉や保護という名目でとんでもない法案改正を提出している。『精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案』(略して「精福法」)である。

 弁護士・里見和夫氏による「一部改正の概要」を参照すると、精福法の一部改正案等の主たる内容は、次の点にあるらしい。

(1) 厚生労働大臣は、精神病床の機能分化等精神科医療の提供に関する指針(厚生労働大臣告示)を定める。
(2)保護者に関する規定を削除する。
(3) 医療保護入院の見直し

 里見弁護士によるこの概要には、(1)については、厚生労働省が設けた検討チームにおける議論に照らすと、入院医療について、「早期退院に向けた取組」と称して、

「統合失調症長期入院患者を前提とした体制から患者状態像に応じて急性期医療を適切に提供できる体制とするため、急性期に手厚い医療を提供するため、医師、看護師等配置を見直すなど精神病床機能分化推進」を軸とするようだ。

 急性期病床で一般病床と同等人員配置とすることなどを指針で定めるとされているが、悪名高い「医療法精神科特例」を廃止することは予定されていないそうだ。それどころか、長期入院患者をどのようにして退院につなげていくか、施策的にはほとんど触れられておらず、むしろ、現今の「医療法精神科特例」すら下廻る劣悪な人員配置でよいとする方向性らしい。

 恐ろしいのは(2)の保護者に関する規定の削除である。この法律は障害当事者の人権という意味でも大問題だが、精神科に入院しなければならないという判断の段階で、大幅に閾値を狭めている。

 詳しい話は中日新聞の当該記事を読んでいただきたいが、従来は後見人や配偶者など「保護者」の同意が必要だった強制入院が、三親等までの誰か1人の同意でも可能になるという。弁護士たちは「安易な強制入院が横行しかねない」と指摘している。

 精神障害者の強制入院には二種類あるという。一つは行政による「措置入院」で、警察が保護するなど、自傷行為や他者を傷つける恐れがある場合で、専門医二人が診断した上で都道府県知事が決定すること。

 もう一つは、ここからが恐ろしい話になるが、今回改正案の対象になる「医療保護入院」。本人に病気の自覚がなく入院に同意しない場合、専門医の診断に加え、保護者の同意で入院させられる。

 保護者になり得る優先順位は1後見人、2配偶者、3親権者、4扶養義務者(3親等以内の親族)−で、このうちの誰か1人でも保護者資格を持てるということなのか。自助団体・全国「精神病」者集団の山本真理さん(60)は「保護者制度の廃止を望む家族団体の願いを逆手に取った法の改悪だ」と訴える。

「保護者になり得る人の優先順位がなくなるため、一人の親族が同意しただけで病院に入れられてしまう。医師を説き伏せて気に入らない人間を入院させたり、相続問題の延長で、こっそり入院に同意してしまうよう問題も起きかねない」

 この改正法案に対する問題意識はネットで散見されるが、ほとんどが障害者の人権に焦点が当てられている。それはそれで重要なのだが、もう一つの重大な危惧がある。それはこの法案の改正主旨がかなり不気味で恐ろしい可能性を秘めているように思えることだ。

 つまり、この法案が施行された場合、正常な人間を恣意的に、裁量的に、病気と判断して、強制入院させることができる道を開くものではないのか。かつての共産圏では実際に行われたようだ。

 この改正状況で、精神の病(やまい)を判断するためのマニュアル(指針)が官憲の意志で勝手に創られた場合、運用次第では、その拡大解釈によって、狙った人物を『要入院』とみなすことができるように持って行くのではないのか!?

 この発想は昔から、小説やドラマなどに出ていたような気がする。冒頭に述べたように、平時の言論弾圧とは公益に寄与する体裁をまといながら、運用次第では個人の自由や表現を制限できる法律になる。

 最も確実な言論弾圧は、ターゲットを殺すか世間から隔離することである。この法案は後者に道を開くものではないだろうか。隔離するだけでなく、薬漬けや拷問で被害者の人格が破壊されかねないことになる。

 国民を騙してTPP交渉参加を表明したことを判断すれば、安倍政権の打ち出す政策や法の改正は何一つ信じてはならない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 希望の党 憐れな政策 たまにはガーンとインパクトのある政策を出してみろって言いたい
希望の党 憐れな政策 たまにはガーンとインパクトのある政策を出してみろって言いたい
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/850.html

議論板リンク
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 米中サミット第二日
米中サミットは二日の会談を終えた。予告通り共同声明は行われなかった。今後、軍を含む米中実務担当者レベルの個別協議をスタートさせるために両国の認識を披歴し合い、課題の重要度を提示し合った。

首脳会談でほぼ完全な一致をみるには中米間の課題が多すぎる。米国マスコミの一部は「課題は解決不能。米中が近い将来一戦を交える必然性はギリシャの歴史家が示している。または、そもそも中国GDPが米国を超えることなど想像できない」という感情論に縋っている。

両首脳が一致したことは、そのようなパックス・アメリカーナに対する冷静で冷徹な判断を示し、彼等の縋るギリシャ歴史観を打ち破ることである。すなわち『中国と米国は対立を回避し協調によって共生を可能にする』という宣言である。

両国首脳は、『個別の対立課題が残っても両国の親密な関係を持続させ』、『不一致を声高に非難する役者』に惑わされず、両国が首脳から実務レベルまで一致していない課題を認識し合い、閣僚を含む事務レベルで妥協点を纏めてゆこうという合意である。

それを象徴するのが、中国を疑うサイバーテロ問題である。報道を表面的に読むと、両国ともに被害甚大と主張し、政府は関与していないと主張する。

しかし、米政府報道官が披露した
『それらは米国-中国関係に特有の問題ではありません。広く国際的な問題です』
『それらの問題に従事する官僚などが、大げさで過激な言葉で罵りあっているように見える』と言う発言は重要。

それなら両国が実務者レベルで捜査し対策を取る共同プロジェクトを発足させればよいと落し込める。全て解決できなくても良い。実務レベル協議の積み重ねでかなり解決できると言う自信が持てれば、性格の異なる大国同士でも親密さを維持できる。

※実務者共同プロジェクト;➊サイバーアタック、➋人民元為替レート、➌南中国海領土紛争(米中両軍親密化)、➍台湾への武器販売、➎違法コピー、➏ハイテク製品対中輸出制限緩和、➐両国企業の相互投資環境、➑温室効果ガス(HFC)削減、➒TPPは中国包囲でない証明、➓朝鮮半島核廃絶

◎所謂“尖閣”問題についてオバマ大統領は『第三国の主権問題に立ち入らない米国の原則を示し、争いをエスカレートさせるべきではない。軍事的行動ではなく、外交チャンネルを通じた対話で解決して欲しい』……つまり、日中問題であり、米国は関与しない。

◎安倍晋三が中国包囲網に利用しようとしているTPPについて両国は『情報提供のための協議の枠組みを設ける』……少なくとも中国包囲網ではないことを証明する。


オバマ政権は、中国の太平洋西部の周囲への軍隊および外交焦点を『旋回し始めました』=アジア回帰の作法を修正。

オバマ大統領『習主席が(アメリカの裏庭である)メキシコおよびカリブ海と(鳴り物入りで訪問し)協調関係を樹立した後に米国に到着したことを、米国対抗外交とは認識しない』。それは、米国がアジア回帰政策を採ることと同列である。


…………参照した報道…………
➊LATimes「Obama, Chinese president wrap up a sometimes contentious summit」
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-us-china-summit-20130609,0,5869616.story

➋NY Times「U.S. and China Move Closer on Climate, but Not on Cyberespionage」
http://www.nytimes.com/2013/06/09/world/asia/obama-and-xi-try-building-a-new-model-for-china-us-ties.html?hp&_r=0

➌環球時報「社评:让“新型大国关系”在中美间回响」
http://opinion.huanqiu.com/editorial/2013-06/4015139.html
➍CRI「習主席、米オバマ大統領と二回目の会談」
http://japanese.cri.cn/881/2013/06/09/145s209412.htm

➎時事「尖閣問題、抑制求める=北朝鮮の非核化へ協力も確認−米大統領、中国主席と会談」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013060900020
➏日経「オバマ大統領、尖閣「対話で解決を」 米中首脳会談」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN09001_Z00C13A6000000/?dg=1

➐新華社「写真集:習近平主席がオバマ米大統領と第二回の会合を行い、会合の前に散策」
http://jp.xinhuanet.com/2013-06/09/c_132442955.htm
➑新華社「習近平主席が中米元首会合の後カリフォルニア州を離れ、帰国の途へ」
http://jp.xinhuanet.com/2013-06/09/c_132443435.htm

http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 日本の政党の一大変化と大規模な抗議デモ | カレル・ヴァン・ウォルフレン
日本の政党の一大変化と大規模な抗議デモ

カレル・ヴァン・ウォルフレン
(2012年7月3日)

(本稿はカレル・ヴァン・ウォルフレンの英語版ウェブサイトwww.karelvanwolferen.comに掲載された文章を和訳したものである)

 表面的に見れば、これはきわめて単純な出来事にすぎない。つまり日本でもっとも重要であり、最強であると同時に、世間の批判も多いひとりの日本の政治家が、またしても重大なことをやってのけた、ということだ。状況がみずからの意図とは異なる方向へ進んでいるために、彼は与党・民主党を離脱した。それによって政界は揺るがされ、恐らく同党は分裂にいたるだろう、と思われる。日本のマスコミは早速、やはり「壊し屋」だとおきまりの非難を浴びせた。そしてそれに調子を合わせるように、これまで何度も行なわれた世論調査では、国民が彼にうんざりしていることは明らかなのだから、彼の命運も今度こそ尽きるだろうとの、政治評論家たちのコメントも併せて紹介されていた。
 この政治家の最新の動きを伝えるほぼすべての海外紙の論調は、過去数十年と同様(フルタイムで東京に駐在する特派員の数がかつてに比べれば激減した事実を心に留めておいてほしい)、日本の有力紙の報道をなぞらえるようなものでしかなかった。金融面を重視した海外紙の報道には、野田佳彦首相のリーダーとしての資質を称賛する、日本在住のアナリストのコメントが引用されていた。言うまでもないが、政治家・小沢一郎が今回の行動に出たのは、野田首相が消費税率を倍に引き上げるための増税法案を国会で成立させようとしたためだった。
 コメントは、あつかいにくい小沢が党からいなくなった方がずっといい、そうすれば原子力発電所を再稼動させるためのプログラムを押し通し、アメリカ政府の要求に応え続けることができる、と説いていた。ちなみに後半部分に関してははっきりと公言されることはあまりないが、それでもこうした意味合いを含んでいることはだれもがよく理解している。そのためおもて向きは、財政再建という責任を果たそうとする側を、ある政治家が自分のエゴからそれを妨害している、という対立の構造があらわれたのであった。
 これにかぎらず、日本の人々は表面的な現象を真に受けないよう、警戒してかかる必要がある。なぜなら物事の根底に目を向けるとき、そこでまったく異なる闘いが繰り広げられていることに気づかされるからである。しかしそうする人々がほとんどいないのは、残念である。なぜなら水面下に目を向けることで、民主主義の発展という歴史のなかで、もっとも興味深いサーガ(注 英雄伝説)の最新の一幕が明らかになるわけで、政治意識の高い、はば広い観客もその事実に気づくに違いないからである。しかもそれは日本国内の命運ばかりでなく、この国の世界における役割にも重大な影響を与える。実のところこれは、優秀ではあっても現体制の維持以外には考えられない狡猾な官僚と、抜本的な政治改革の必要性という、日本では幅広く支持された見解を持ち、なおかつ実行しようとする政治家グループとの、熾烈な闘争の物語である。そしていまやそのような政治家グループは消滅しかかっている。
 抜本的な改革は望ましいばかりか実行可能でもあると、多くの人々が認識するにいたったのは1993年、小沢がほかのリーダーとともに与党・自民党を離れたときであった。1955年以来、政権党の座にあった自民党だが、政権を握っていたとはいえ、日本が置かれた状況からもわかるように、同党が実際に統治を行なっていたわけではなかった。そして当時、日本のシステムにそなわるこの欠陥が世間の注目を集め、中心的な課題として議論されるようになり、大勢の編集者たちもこうした流れを支持し、有力紙も連載記事を掲載した。彼らは総じて、政治家は有権者の期待に応えるべきである、と論じていた。そして有権者たちの期待に応えるとは、つまりは国民の代表者として、国内外の情勢の変化に適応できるような政策を考えることであった。生産力の拡大をひたすら追い求めるというのが、それまでの日本の経済政策であった。ところが内外の状況が変化してなお、同じ政策を踏襲し続けたために、さまざまな問題が生じるようになっていた。この年、幸福感さえも漂わせた、こうした政治的気運はおよそ九カ月余り続いた。それが消えたとき、改革を志す政治家グループはさまざまに派生した政党にとどまる一方、それら政党は合併、再合併を繰り返しながら、やがて小沢の率いる民主党へと集約されていった。
 これまで小沢がらつ腕の政治家であり、傑出した戦略家であり、なおかつ他のいかなる政治家にも増して、彼自身の言葉を借りれば、日本を「普通の国」にするために必要な、より広く、またいっそうの想像力に満ちた見識をそなえた人物であることについては、ほとんど異論がなかった。日本を「普通の国」にすべきであると、彼は自著のなかでも説いている。2009年の選挙で、小沢はすぐれた手腕を遺憾なく発揮した。第二次世界大戦後の事実上の一党支配体制の打倒をめざした、真の意味では初の闘いで、彼は新しい政党を圧倒的な勝利へとみちびいた。
 ここで日本の政治家たちが突きつけられ、小沢が今回の動きを通じてあらためて政治家たちに知らしめた、重要な選択とはなんであるかをわかりやすく説明するため、梯子と舵取りについて考えてもらうことが役立つかもしれない。ほぼ半世紀にわたって無敵の「与党」であった自民党は、1960年代の後半には梯子と化していた。当時、私は日本にいた。自民党の幹部政治家たちのなかには、政策にはっきりとした形で影響をおよぼす人々もいたが、日本経済が奇跡の成長を遂げるにいたって、彼らが介入する必要もなくなると、その重要性も失われた。ただし梯子と化した自民党に所属すれば、政治家たちは高い地位に上り詰めることができた。梯子を上り、副大臣や大臣、そして総理大臣になれば、そしてそうした地位にとどまり続ければ、それにまつわるあらゆる快適さと名声を手に入れることができた。しかも実際の政策決定をする必要はなかった。キャリア官僚たちがうまく取りはからってくれるはずだったからだ。
 つまり日本の政策と言っても、小さな行政上の決定にゆだねていたにすぎず、事実上、この国は自動操縦状態に保たれてきた、ということだ。自動操縦を行なうのは官僚である。そしてその官僚は機構組織にそなわった記憶と称すべき、彼らが分かち合うと同時に、彼ら自身にも強固に植えつけられたものの恩恵に浴している(あるいはのろわれている)。
 つまり真の意味で日本の方向性を変えようとする純粋な政治決定が行なわれたことは、これまでほとんどないということだ。省庁間で大きな意見の食い違いが生じた場合に、仲介役を務める以外に、日本の舵取りをしようなどという意欲を持った自民党の政治家などひとりもいなかった。ただし例外はふたりいる。そのなかでもっとも重要な人物は田中角栄である。彼はいま述べたような奇妙な統治機構のなかに、みずからの権力システムを築き上げた。そして小沢はこの田中のもっとも優秀な教え子と見なされている。特にキャリア官僚の言いなりになることなく彼らと協力することができ、選挙戦で配下の政治家たちを勝利にみちびくといった小沢の手腕は、田中譲りだと言えよう。しかし田中が奇跡の経済成長という路線に沿った(しばしば無駄な)インフラ建設などの政策推進のために、舵取りを行なったのとは違い、小沢が目指したのは、それよりもさらに必要な政治決定を行ない、それを実行するための内閣中心のシステムを構築することにほかならなかった。
 日本の有権者たちが、政治の舵取り機能を創出しようとの民主党のマニフェストに、強く賛同したことは明らかだった。それによって同党は2009年の選挙戦で自民党に勝ち、半世紀におよんだ一党支配体制を終わらせたからである
 しかし当然のことながら、キャリア官僚たちはこの新政党が既得権を脅かそうとしている、と感じた。そして現体制に対する最大にして、唯一の脅威こそが、小沢であると彼らは見抜いた。日本の政界の巨頭・小沢は、ずっと以前から「人物破壊」キャンペーンの標的となってきた。しかも彼を社会的に抹殺しようともくろむこのキャンペーンは、先進国ではほかに例を見ないほど長期にわたって繰り広げられてきた。このキャンペーンを生き永らえさせてきたのは、日本の大新聞である。政治的な現実を創造することに関して、日本では有力紙の役割は、私が知るかぎり、他のいかなる資本主義諸国にも増して大きい。たとえば、日本ではたびたびスキャンダルが起きるが、その目的は、野心的すぎると睨まれた政治家(あるいはビジネスマン)たちに、身の程をわきまえろと思い知らせることにある。
 この種のスキャンダルを仕掛けるにあたって、検察庁の役人たちは通常、新聞の編集者たちに、自分たちがある個人に対して行動を起こすことを警告してやる。2009年の春、彼らはそれをやった。容疑をでっち上げ(検察官に裁量の余地を与えるため、わざと条文の表現が曖昧にされている政治資金規正法違反とされた)、その夏の選挙に民主党が勝ったとしても、小沢が新政権の最初の首相になれないよう手を打ったのである。
 鳩山由紀夫が率いる民主党最初の内閣は、同党に反対する大新聞や検察官、この政権党を妨害しようとする省庁に包囲されてしまった。きわめつけは、日本がいっそう政治的に独立することなどになんら関心のない、アメリカ政府が邪魔立てしたことであった。鳩山内閣退陣後には、すでに財務官僚の言いなりになっていた人物が首相となり、小沢を裏切った。小沢は主流から脇へと追いやられ、一時的に民主党員資格を停止された。野田現首相が、東日本大震災での原子力発電所事故後の状況を引き継いだ時点で、民主党ははっきりした形で分裂していた。すなわちかつての自民党がそうだったように、民主党を高く、快適な地位に上り詰めるための梯子代わりにする党員たちと、党結成のかなめである政治的舵取り機能の確立という所期の目標をなおも見失わない党員たち、という具合である。
 野田は民主党を梯子代わりにする側の典型である。元官僚につながりのある政治家養成塾が生み出した、さしたる特色もないテクノクラートである彼は、同党の暫定的なリーダーに選ばれた時点ですでに、財務官僚の教えにしたがおうとしていた。緊縮財政こそが重要であるとのイデオロギーに濃厚に影響された財務省は、消費税率を二倍に引き上げたいと長い間、望んできた。しかし小沢は、それでは民主党の有権者に対する公約に違反するのみならず、2011年3月の大地震と津波による壊滅的な被害から立ち直っておらず、デフレ傾向にある日本経済が、もっとも避けるべきは増税だと考えていた。
 増税を主張する根拠は政府負債が莫大だから、というものだ。たしかに憂慮すべき問題ではあるが、だからといって大幅な増税が必要なわけではない。まして現在のような経済状況では、どうあっても増税を正当化することはできない。しかも日本政府はいわば自分に金を借りているようなものである。それなのに役人たちは、あたかもギリシャに降りかかった悲惨な出来事が日本にも起きるかのように言い募る。さらにメディアがそれに輪をかけて騒ぎ立て、国民を惑わせるさまは、間違っているとしか言いようがない。ところが断固として増税を主張してやまない財務官僚の一群は(それに反対する一群もいる)、この法案を成立させるには、ロボットのように操りやすい野田が首相在任中のいましかない、と考えているらしい。
 小沢と決定的に対立してまで、野田が官僚たちの意向に屈するにいたったことには、この問題に関して不動の姿勢を示すことで、強いリーダーとして歴史に名をとどめるべきだとの側近たちのアドバイスが影響しているらしい。
しかしそのような判断は裏目に出ることだろう。民主党を離れた50人ほどの人々、そして恐らくは不満を抱く政治家たちによって絶えず生まれる新しい政治分派も加わって、新党を結成するのではないかとされる小沢は、野田にとって差し迫った脅威ではなさそうである。また民主党はいまなおかろうじて衆議院で過半数を保っている。
 しかし現実には多くのことが起きている。何十万という日本の人々は、先週、原子力発電所の再稼動に反対して、首相官邸前でデモを行なった。沖縄を別にすれば、これは大衆行動としては、最近では最大規模である。日本のメディアは大規模な抗議行動に関心を振り向けないことで、いつも政治不安を抑制してきた。しかしNHKもこのデモについて放映しないわけにはいかなかった。それ以前には、いくつかの週刊誌が小沢に対して人物破壊キャンペーンが行なわれていると報じたため、このもくろみにそなわる影響力も弱まっている。国民はさらなる被害が出かねない原発再稼動と同様に、消費税率の引き上げなどほとんど支持しておらず、そのため野田政権の評判は急激に落ち込んでいる。それとは逆に、これらの政策に関して、小沢は国民と同じ側に立っているのである。
 最近、私は数人の日本人ジャーナリストたちから興味深い質問を受けた。それは他国では、政治的なバランスをくつがえすには、どれほど大規模な、目に見える形での抗議行動が必要なのだろうか、というものだった。福島第一原子力発電所の事故という恐怖はいまなお鮮明で、しかも自分たちはその真実を知らされなかったと国民は感じ、小沢は民主党を離脱し、それに加えてメディアがもはや無視できないほどの大掛かりなデモが行なわれるようになったいまの日本で、政党をめぐる混乱がいかなる結末にいたるのかは、1993年当時と同様、予測不可能である。(訳・井上実)

http://www.wolferen.jp/index.php?h=3&s=12&t=2
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/159.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 増税延期の判断「今でしょ!」 10月の最終判断では遅すぎる 高橋洋一 
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130609/dms1306090708001-n1.htm
2013.06.09


 「いつやるか? 今でしょ!」は、今年の流行語大賞を取るかもしれない。それをもじっていえば「いつ増税判断するの? 今でしょ!」となる。

 来年4月からの消費税率引き上げの是非について、安倍晋三首相自身は現在のところ「白紙」であると言っている。そして自民党の高市早苗政調会長は、安倍首相が今年10月に最終判断すると述べている。どう考えても、7月の参院選では争点化しない方針だ。政治的にはまったく正しい選択であるが、経済的には不安要素がある。

 消費増税の問題は、税率を上げるかどうかの「サブ(サブスタンス=中身)」と、いつ判断するかの「ロジ(ロジスティクス=手段)」を分けて考えるほうがいい。

 サブとしては、アベノミクスの金融政策の効果が出るまで上げないほうがいい。2年間でインフレ目標2%を達成すると掲げているのだから、2年間待てばいい。法的には政治的な行動を取らなければ来年4月から消費増税になるが、政治家が決めれば、それをひっくり返すことは可能だ。

 ロジとしては、10月に最終判断するのでは遅すぎる。おそらく10月頃になると、民間ではシステム対応などの準備をスタートさせていて、なし崩し的に増税を行わざるを得なくなるためだ。

 消費増税はやっかいな代物だ。もし今の予定通り来年4月に増税したら、実質GDP(国内総生産)を1%程度減少させる。増税前の駆け込み需要の反動と相まって、来年の経済に大きな打撃になる。

 かといって、今年10月頃に消費増税を取りやめにすると、実体経済での落ち込みは防げるが、消費増税を織り込んだ予想インフレ率が一時的に低下する。この影響は株価等の資産市場にあるかもしれない。もちろん、消費増税の実体経済に対する悪影響のほうがはるかに大きいので、消費増税を回避するほうが優先される。ただし、その判断を10月まで先延ばしにすると、それなりの影響もあるわけだ。

 というわけで、ベストな選択は、今、消費増税延期を行うということになる。判断するなら「今でしょ!」というわけだ。今その判断をしたうえで、必要に応じて追加金融緩和を行えばいい。当然のことであるが、それは株価対策ではない。

 世間一般に、アベノミクスは株価対策であるとの誤解があるが、あくまでインフレ目標2%を目指す金融政策だ。インフレ目標2%とは、消費者物価指数の上昇率を対前年同月比で測って2%程度にするというもの。消費者物価指数には、株価などの資産価格は含まれていない。だから、いくら株価が上がっても下がっても、それを理由とする金融政策の変更はあり得ない。

 1990年頃のバブル崩壊後、インフレ率が高くなかった時に、三重野康総裁率いる当時の日銀は金融引き締めを行った。これは資産価格の高騰を金融引き締めで対処しようとした金融政策の明白なミスである。今、株価の低迷を理由に金融緩和したら、そのミスを再び繰り返すことになる。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/160.html

記事 [政治・選挙・NHK149] Re: パームスプレングスでの米中サミットと米日サミットの違い
パームスプリングスで米中サミットが行われたが、おなじ場所で23年前に日米サミットが行われ、その時の模様を国際ジャーナリストの藤原肇がレポートして、「ニューリーダー」の1990年5月号に記事を発表していた。二つのサミットを比較すれば興味深く、この時に日本は湾岸戦争の戦費として、アメリカに1兆2000億円も巻き上げられている。中国の新顔の近周平がカリフォルニアにのこのこ行って、なにをこれから巻き上げられるかは大いに楽しみだが、23年前は新顔の海部がドタバタ行ったことで、日本は大量の税金を召し上げられたのだった。その時の状況を知ることは、これからノホタリンの安倍がネオコンの手先に操られることによって、TPPで何百兆円もの国富を巻き上げられる事態を予想する上での参考になりそうだ。
<貼り付け>
ニューリーダー』 1990.05月号


「日米緊急サミット」で何が起こったか?

インサイド・レポート パームスプリングス発  藤原肇

砂漠の中のゴルフのメッカ

 避暑地というのは幾らでもあるが、「避寒地」の良い例が日本には無いので、具体的なイメージを思い浮かべるのが困難かもしれない。その困難な避寒地の米国における代表が、実はカリフォルニアのパームスプリングスである。ここは冬の厳しい寒さとは無関係で、一年中ブ ーゲンビリアや爽竹桃の花が咲き乱れ、三月の頃はレモンやグレープフルーツが、街路樹として色付いた実をたわわに付けている。
 この周辺は砂漠の中のオアシスを囲んで、人工的に緑地を作り上げたという、いかにもアメリカらしい場所である。琵琶湖の大きさに似た南北三〇キロほどの盆地に、何とゴルフ場だけでも七〇か所以上もあるので、アメリカのゴルフのメッカとも呼ばれている。
 同時にここは、アメリカの金持の別荘地でもあり、「フォーチュン誌五〇〇社」のトップの八割以上が、パームスプリングスの周辺に保養のための別荘を持っている。しかも、ここを頂点にしてロサンジェルスとサン・ディエゴを結ぶと、二等辺三角形が出来上がり、共に二五〇キロの距離にあるので、南加の二大都市の住人も別荘を持ち、週末の休暇をゴルフやハイキングで過ごすために遊びや保養に来る人も多い。
 とくに、パームスプリングスが全米から注目されるのは、三月終わりの春休みの季節である。アメリカ中の高校生や大学生が四万人近くも、太陽を求めてここに集まるのがスノビズムで、若者の間では三月にパームスプリングスに行ったことが、一種のステイタス・シンポルになっている。ただし、大量の若者が集まってストームをやり、酔っ払って自動車をひっくり返したり、カンバンを壊すことが例年繰り返され、警官隊と学生の乱闘が社会問題になっている。そこで、今年は春休みの間だけホテル代に四ドル加えて、それを特別警備費用の税金にする議案が、地元の賛否両論をかき立てていた。
 そんな所へ、突然、三月二日と三日の週末に、ブッシュ大統領と日本の海部首相がここで会い、「砂漠のサミット」が行われると発表されたので、ほとんどの入が怪訝な顔をして何事かと首をひねった。


腹に据えかねた大統領の電話

 このところパームスプリング周辺は地震が頻発し、震度四から五ていどの小さいのが、予告無しにぐらぐらと来るので、馴れない観光客が大騒ぎをしている。地震でびくついていた住民や観光客が、サミットの話で別のエキサイトメントに驚かされたが、今度はその震源地が遠い東京であり、ナマズをつついたのはホワイトハウスの主人公だったわけだ。
 東京で行われ二月二三日に終了した日米構造障壁協議の結果が、余りにも期待外れだったので、米国側の代表が日本政府の態度に不満を表明し、その報告を東京から受けたブッシュは、一時間後には自ら海部にホットラインで電話した。大統領はよほど腹に据えかねたのだろうが、これはまさに、海部が仰天するほど早い反応だった。
 三月第一週のパームスプリングスでは、恒例のビンテージ・クライスラー国際コンペが行われる。ビジネス一筋の哀れなアイアコッカは来ないが、これは米国でも令名の高いゴルフ大会だから、アメリカ中の人が集まって、一種の慈善を主体にした社交の舞台になる。
 ブッシュはかなり前からこの時に招待され、元駐米大使のウォルター・エネンバーグの邸宅の「サニーランズ」に滞在することになっていた。だから、ブッシュは海部にパームスプリングスに来てもらい、サニーランズで首脳会談をしようと申し入れたのである。
 海部首相としてはイエスと返事するしかなく、こうして砂漠のオアシスでの会談が決まったが、一番びっくりしたのは日本の海部自身だった。何しろ、当時は第二次海部内閣で決まりそうな閣僚は、首相一人だけだったからである。しかも、たとえ第二次海部内閣が発足しても船出は楽ではなく、足を引っ張ったり落とし穴を掘って、基盤の弱い首相を陥れて混乱させ、その隙を狙って権力を手に入れたい策士は、自民党の各派閥の頭目を始めとして、ゴマンと存在しているのは自明だった。お蔭で組閣の人選は難航、前代未聞の明け方の決定になったのは周知の通り。新首相はサミットを控えたパニック状態の中で、とりあえずは外相と蔵相だけは決めて置こうと、能力には無関係に再任して置くことで、飛行機に飛び乗った。
 海部は疲れ果てて、座席ベルトを閉めると同時に眠りに落ちたかも知れないが、精神分析の状況診断からすると、アメリカの大統領から呼び付けられた以上は、まな板の上の鯉に似た心境で、首相はとても安眠できなかったはずである。


サニーランズの白亜の大邸宅

 パームスプリングス周辺で最も高級な町は、大邸宅とカントリー・クラブで構成されたランチョ・ミラージュであり、その中でも飛びぬけているのがサニーランズだ。このウォルター・エネンバーグの広壮な白亜の邸宅は、ボッブ・ホープ通りとフランク・シナトラ通りの角に位置して、二五万坪の屋敷の中には、九ホールのゴルフコースまである。
 芸能人の名前を道路名に付けているのは、世界で余り例がないことだが、芸能人なら誰でもいいわけではなく、ランチョ・ミラージュに邸宅を構える他に、億の単位の資産を持っていて、大きめのミリオネヤーであることがその必要条件だと言われている。
 そこで、フランクとボッブ以外の芸能人では、今のところ歌手兼女優のダイナ・ショアーと歌手のジーン・オートレイが、自分の名前がついた道路をこの町に持っている。ジーン・オートレイはアメリカ人なら誰でも知っているように、ウエスターン・シンガーの第一号であり、歌うカウボーイとして戦後の四〇年代末に売り出し、数多くのヒット曲をものにしている。彼に少し遅れて登場したジョン・ウェインやロイ・ロジャースと並んで、この三人は五〇年から六〇年代にかけての、ウェスターンの黄金時代のトリオとして有名だ。
 ランチョ・ミラージュにはエネンバーグの他に、フランク・シナトラや引退したジェラード・フォード元大統領、監獄帰りのアグニュー元副大統領やマフィアの親分などが住むが、ほとんどがゲート付きだから、外部の人間は立ち入り不可能だし、住入の名は電話帳に出ていないから、住民の誇りが高いこの町は日本人には未だ知られていない。
 最初にランチョ・ミラージュを訪れた時に、私もこの町の奇妙な通りの名前と共に、ボッブ・ホープ通りに面して広大に続いている、爽竹桃の垣根に取り囲まれたエネンバーグ邸の規模に驚いた。何しろ、屋敷の中には九ホールのゴルフ場や、テニスコートやプールは言うまでもなく、大小さまざまな一二の池と馬場があるし、四室の寝室を持つ二軒のゲストハウスが、一〇メートルを越える天井を持つリビング・ルームを持つ、白塗の母家に隣接して並んでいる。
 持ち主のエネンバーグは元ロンドン駐在のアメリカ大使で、新聞・雑誌・テレビなどによって、フィラデルフィアを中心にメディア帝国を築いた、ドイツから移民したユダヤ系の億万長者である。彼の支配した一番よく知られている雑誌は週刊『TVガイド』であり、これはアメリカのスーパーなら何処に行っても、出口のキャッシャーの所に並んでいる。
 毎週二〇〇〇万部のテレビ番組の雑誌の他には、若者向けの『セブンティーン』の九〇〇万部があり、すでに引退している彼自身としては、トライアングル=パプリケーションズも売却したので、今は専ら慈善事業が最大の関心事になっている。
 彼が屋敷の中にゴルフ場を作ったのは、ある日、大事なお客と突然ゴルフをしたくなり、飛び入りでゴルフ場に行ったところ、二時間も待たされたので腹を立てて、自分専用のコースを作ったのであり、彼は自分のやりたい通りに生きるタイプの男だ。
 同じようなエピソードは未だ幾らでもある。ニクソンが大統領になった時に、ウォルターは米国大使としてロンドンに赴任したが、大使館の外見は立派だが内部の老朽化が激しかった。彼は「こんなむさくるしい所では仕事は出来ない」と不機嫌に言い、ワシントンに改造費を要求したが、送って来た金額は五万ドルだった。そこで彼はいつもの癖で腹を立て、自分が理事長をするエネンバーグ財団から、一〇〇万ドルの慈善資金を政府へのお恵みとして提供させ、大使館の内部を自分の好みに大改装した。しかも、各部屋には彼の美術コレクションから、ゴーギャンの「母と娘」やセザンヌなどの傑作を取り寄せて飾り、まるで小型美術サロンのような雰囲気にして、ロンドンの社交界の目を見張らせたのだった。
 また、彼の父親のモーゼスはやり手の男で、ハースト系の新聞の販売員から始めて、独立した新聞を築き上げ、特に競馬予想紙で成功しているが、脱税で刑務所暮らしをしたり、差押えを食らったりの荒れ方だった。だから、ウォルターの貰った遺産の公式目録は、「現金五万五〇〇〇ドルとキャデラックが二台、それに、ウイスキーが二箱」となっていた。
 しかし、名うてのビジネスマンの父親の仕掛けで、破産同然の遺産相続は数千万ドルの価値を持っており、それを彼は年商数億ドルのビジネスに育てたが、昨年トライアングル出版社を三二億ドルで売却したし、現在までに一〇億ドルを慈善事業に寄付している。


大統領を送り込む男

 パームスプリングスで休暇を過ごすことは、アメリカ人のありふれた夢だが、サニーランズに招かれて週末を過ごすのが、著名人にとってのステータス・シンボルでもある。
 ニクソンが三三歳でカリフォルニアの下院議員になった時に、ウォルターの母親が、「あの若い男は見所があるから、目をかけてやりなさい」と言ったのが始まりで、ニクソンは時々ここに招かれて、最後にはホワイトハウスの主人公になった。
 レーガンもカリフォルニア州知事の頃から客の仲間入りをし、毎年親しい友人たちを集めてやる年越しのパーティーには、ナンシーと共に過去二二年間続けて招かれ、その間に大統領にもなった。また、英国のエリザベス女王もお客になったし、逃避中のイランのパーレビ皇帝にも、避難の棲家としての提供があったことは有名だ。
 そして、大統領になったブッシュとバーバラ夫人に、最良の季節の週末休暇の招待状が届き、ジョージは三月の第一週に招待の休暇を過ごすことになっていた。
 そんなときに日米構造障壁協議の失敗の連絡が届き、朝九時にホワイトハウスでそれを知ったブッシュは、日本語の達者なブレーンを使い、シチュエーション・ルームと海部の居たホテル・オークラを電話で結び、翌週の週末にパームスプリングスに行くから、そこでサミットをやろうと伝えたのだった。この段階では海部は首相に指名されていないし、閣僚も未だ決まっていなかったが、泡を食った海部は駆け付けることを約束した。
 こんなドタバタは外交常識では考えられないが、過去十数年間の日本は政治的アナキーだから、円熟味の無い海部のあわてた決定でも、国を挙げて遂行のために全力を傾けた。国際政治を国会対策のレベルで考えているので、日本では外交がまともに機能しないし、ルールが何かを思い巡らす頭脳が欠落しても、誰も不思議に思わないままである。
 面白いエピソードがある。ウォルターという男は、駐英大使に任命された時に、ガンコ者で外交的な儀礼を弁えない男だと皆が心配したものだが、女王陛下の所で磨きをかけただけあって、この緊急のサミットをサニーランズで行うと聞くと、ウォルターはジョージ・ブッシュをたしなめて、こんな内容のことを言ったそうである。
 「ブッシュ大統領はウォルターのお客だから、お客が招待主の所に別のお客を招くのは、アメリカ人同士としても礼儀に外れている。外交官をやった人間の判断からすると、日本人の中にもこの非礼を怒る人がいるだろうし、ヨーロッパの連中の軽蔑を受けかねない。お膳立てをし直して上げるから、段取りは自分に任せてくれ」
 さすがにヨーロッパで外交界の空気を吸っただけに、この八二歳の悠々自適の老人は、酒落たアドバイスを大統領に与えたものだ。これは年の功の威力であると共に、帝王学が教えるマナーを知るということである。若い頃にジャジャ馬として鳴らした彼も、ロンドンでの滞在経験が役に立ち、その後は随分洗練されてしゃれた人物になったわけだ。
 ジョージ・ブッシュはイェール大卒のエリートだし、戦時中は海軍のパイロット将校をやった上に、中年前期にはテキサスで石油関連のビジネスに関係して、山師的な素早い決断力を持っているが、彼にはヨーロッパでの修行が欠けている。だから、同じ一九世紀的でも砲艦外交の無骨さは分かるが、宮廷外交の味わいを首脳会談につけるには、彼は余りにもテクサンだしアメリカ的である。
 そこでウォルターに総てを任せ、宮廷外交のプロにお膳立てを頼むと、元大使はサニーランズから八〇〇メートル離れているモーニングサイド通りとフランク・シナトラ通りの角の、「ザ・クラブ」のオーナーのエド・ジョンセンに話を持ち掛けて、緊急に頂上会談の座敷を提供してもらい、サミットの会場がモーニングサイドに決定した。
 この連絡は直ぐに東京に届けられて、二月二七日にはロスの日本領事館員が現地の下見を行い、ジャック・ニクラウス設計のゴルフコースのあるこの「ザ・クラブ」で三月二日の夕方と三日の朝の会談が確定した。
 同じ頃の東京では難航した組閣で、辛うじて明け方に第二次海部内閣が発足したばかりだから、話は全く逆立ちした状態で始まったことになる。
 それから後の準備が大変である。会場になるクラブハウスは徹夜で内部の改装が行われたし、満員のホテルに懇願して部屋を空けでもらい、日米両方の随員や記者のために、最低で五〇〇室は確保する必要があった。とりあえず、パームスプリングスのヒルトンとウインダムの両ホテルに、日本側はどうにか一五〇室を確保したが、最大の問題は電話回線の増設であり普通なら五週間かかる大工事を、大統領命令で電話会社は四日でやりとげた。


サミットヘの緊急集合

 アメリカの問題点は東部の人間たちにあり、彼らは仕事に追われて神経過敏で、サミットを政治問題として大騒ぎする。この点、日本人やドイツ人の気質と共通している。それに対して南部や西部の住民は、普段からストレスによる疲れはないので、比較的のんびりしている。だから、緊急サミットの大騒ぎも、私の所へは東方のカナダやウィチタの記者たちから押し寄せてきた。そんなわけで、自分の住む町で日米サミットがあると知ったのは、やっと二月二七日のこと。そこで大急ぎでテレビやラジオのニュースを集めて、やっと状況を把握した。実際問題としてサミットのある二日には、私はサンディエゴで人と会う予定だのに、ジャーナリストの友人が来るという連絡が届くし、地元のテレビ局はインタビューしたいと言う。テレビなどに出るとプライバシーが無くなり、人生がつまらなくなるのでテレビなどにかかわりを持ちたくないのに、無理やりビデオ撮りだからということで、地元のテレビ局で五分ほど喋らされた。そして、この会談が「びっくりサミット」であり、海部首相が慌ててここまでやってきて、役人の入れ智恵で細かい弁解をするのが心配だし、詰まらない約束をさせられたら良くないという話をした。
 それが終わってスタジオから出たところで何気なく見たテレビのニュース番組で、東部のキイ・ステーションの報道は、ここで行われるサミットに関して、ワシントンの議員が日本の市場の閉鎖性について愚劣な文句を並べているだけでなく、日本人が弁解している姿が映っていた。日本人の発言者は市場がオープンだと主張していたが、自分の立場を言うだけだから説得力が全くない。東部にいる日本代表がこんな程度なら、海部首相の発言も似たようなものになり、アメリカの狙いにやられる恐れがある。自民党や首相が叩かれるのなら、自業自得だから一向に構わないが、日本文化や日本人が攻撃されたのでは迷惑だ。そう思いながら何か良い案がないかと考えたが、どうやら、東部の連中のフラストレーションが、サミットに集中しそうな感じで、これは大変だと思った。


弱みを強みに変える戦法

 家に戻ると、今度は地元の新聞杜からの電話があり、翌日に開かれるサミットに関して、私のコメントを取材をしたいと言う。この段階での私の心の中は、すでに、サミットの路線変更の必要性を痛感しており、とくに、アメリカ中からここに集まるジャーナリストと、ブッシュ大統領へ宛てたメッセージを、タイムリーに発信することが必要だと判断していた。翌日の三月二日はサミット開会日である。米国の中核人物は地元の新聞を嫌でも読むから、『デザート・サン』紙に的確なコメントを提供すればイニシアチブは握れるに決まっていると考えて、電話でインタビューをする相手に私は慎重に喋る言葉の順序を組み立て続けた。
 まず第一に必要なことは、今回のサミットが狙っている路線の修正であり、通商関係や二国間関係からテーマを移し、問題の焦点を国際関係全般の方向に持って行き、グローバリズムとナショナリズムの対立関係として、明確に浮かび上がらせてしまうこと。同時に日本の問題とされていることを日本政府の問題として捉え直し、味方の弱みを強みに変えて、相手にゲタを預けてジレンマに追いやり、仕掛けた作戦を修正せざるを得なくする方向が、高等戦術としてこの際は肝心だと考えて、私は自制しながら用心深くしゃべった。
 こういった戦術展開は役人には不向きであり、組織に属して正攻法が原則の正規軍は、昔から自分の武器を使うように訓練され、相手の武器を逆用するゲリラ戦法は出来ない。私はウイーン会議のタレイラーン・ペリゴール(フランスの政治家)の教訓を生かして、多分に危険な賭けになる恐れもあるが、起死回生を狙ってジレンマ戦法を試みた。
 また、別のテレビ局から電話が入り、生のニュース番組に出て欲しいと頼まれたが、私は作戦の効果を考えてそれを断わった。時限爆弾は決定的な瞬間だけに有効だし、その前触れがないことが肝心であり、私の目的は路線変更を訴えるメッセージである。最初は驚いて嫌悪を感じた人も、長期的には日米両国民の友好に役立つことを理解し、後になって喜ぶはずと自信があったので、狙いをひとつに集中することにした。


「弱い海部」に戦意喪失

 早朝の電話で叩き起こされて、サミット当日の三月二日が始まった。電話の相手は『デザート・サン』に出ている記事が、物凄い強烈なパンチカを持っていると教えてくれた。そこで新聞を買って来て読むとなるほど凄まじく、われながら大いに驚いてしまったが、電話がひっきりなしに鳴って悲鳴を上げたくなった。
 私にインタビューした記事は大扱いで、幾つものコメントがクォートとして連なり、一つの論調スタイルとしてまとめられ、概略は次のような具合の記事になっていた。

 このサミットに海部内閣の運命がかかっており、ブッシュが通商問題にこだわって、海部に強い圧力を掛けすぎると、海部内閣はたちまち崩壊してしまう。海部は余りにも基盤が弱い政治家だから、アメリカ側の圧力に耐える力も、スマートさも持ち合わせていない。しかも、与党の中の反対勢力は失敗を種にして、権力奪取の口実に使おうとしている。海部は余りにも少数派であり、派閥争いをコントロールして指導する点で、完全に無能だと言わざるをえない。日本政府の内容は非常に分かり難く、アメリカ人はそのことが理解出来ていない。
 三四年間政権を握ってきた自民党の上層部は、収賄疑獄に連座してガタガタであり、海部は六か月前に浮上してきた。そして、スキャンダルで汚染されていなかったので、彼は少数派閥に属していたにもかかわらず、与党議員によって首相に押し出された。彼が汚職に巻き込まれなかった理由は、彼がとるに足らない人物だったからだ。汚職に関与した政治業者たちは、ブッシュが海部をお粗未に扱えば、それを口実に日本人の説得を試み、失地を回復して権力を奪い返すだろう。もし、ブッシュが日本叩きに加わって、勝利者になろうとするような真似をすれば、海部はたちまち一巻の終わりである。日本にはアメリカを嫌悪する政治家がいるが、彼らはブッシュのそういう姿勢を悪用しようと、手ぐすね引いて待ち構えている。海部を通商問題に追い詰めないで、東欧やラテン・アメリカの援助などで協力し合う方向を、ブッシュは追求すべきである。日本はこの方面で貢献できるが、しかし、日本の企業と政治業者たちは、金が儲かる場合だけ関心を示す手合いである。また、ブッシュとアメリカ人はグローバリストだが、海部を倒して登場するのは国家主義者である。そして、これは非常に危険きわまることである。

 この記事がサミット特集の冒頭に出たので、読んだアメリカ人たちは仰天したらしい。特に、海部は余りにも少数派閥であり、派閥争いをコントロールして指導する点で、完全に無能だと言わざるを得ない、という私のコメントは、後半の英語の文章を切り捨ててしまった。そのために、海部はちっぽけな男であり、完全に無能力であるという表現になっていた。その結果、海部の存在はとるに足りないものになり、ブッシュに対してのグリーンメール効果は絶大で、アメリカ側は完全に出鼻を挫かれた形になった。アメリカ人は相手が自分より強いと、闘志を剥き出しにして挑むが、日本人と違って弱い者苛めは好まないから、彼らのファイトが雲散霧消したという意味で、日本人はこの記事を書いたスペンサー記者に感謝すべきかも知れない。


サニーランズの晩餐の味

 いくつかの地方ラジオ局を相手に電話で質疑応答しているとき、ブッシュは午後三時に大統領専用機で、そして、海部は少し遅い三時一五分に空軍のDC−9でパームスプリングスの市営飛行場に到着して、両国の首脳は儀礼兵の前で握手を交わした。その模様は夕方のテレビのニュースで見ただけだが、随行してきた数十人の役人に入れ智恵されて、海部首相が余計な弁明をしたり、空威張りの演技などをせずに、一生懸命に誠実な姿勢を貫けば、このサミットはうまく行くと感じた。
 これまでの日本の外交の印象は、お粗末な役者を化粧と振付で誤魔化しただけで、訓練された身のこなしや品位が欠けていたが、それ以上に演出の狙いが見え透いていたし、シナリオが幼稚で出たら目なものが多かった。役人や小姓のレベルの発想ではなく、近代を築いたブルジョワジーのアプローチが取れないなら、思い切って捨て身で行くのが有効だが、今回の場合はその手で行けそうな感じがした。
 それから後のことは、随行記者がいろいろ記事を送っているはずだから、私はアメリカ側から見たサミットの模様を書くにとどめよう。
 最初の会談が終わってひと休みしてから、本来はブッシュが招かれていた晩餐に、海部は主賓の一人として加わり、ウォルター・エネンバーグのお客として常連の、マリブに住む元タイヤ王のファイヤーストン夫妻や、カンサスシティから来たグリーティング・カード王国のホール夫妻と共に、サニーランズの食卓の会話に仲間入りした。
 この夜の主賓はブッシュと海部の各夫妻の他は、ビジネス帝国のオーナー夫妻であり、主賓が家来として連れて来ている、べーカーを始めとしたホワイトハウスのスタッフや、中山のような海部内閣の閣僚は、最初はその他大勢の扱いのはずだった。なぜならば、これはウォルターの個人的な晩餐であり、頑固者の彼のスタイルで行う予定だったからだ。
 しかし、世界中が注目しているということで、これも役人根性の現われだが、国務省の行う晩餐の形を取りたいので、食事代を儀典予算から払い戻すから、総ての明細書を提出して欲しいという、実に愚劣なことを言い出した。そのために、億万長者のぺースで豪華にやるつもりだったのに、ブレーキをかけられた感じになり、ホストのエネンバーグ夫妻は気分を痛く害されていた。フランスの年代物のブドウ酒の予定が、カリフォルニア産のワインに切り替えられたそうだが、サミットの周辺で取り沙汰された、会議にまつわる随員や議員の雑音と同じで、役人がお節介をすると碌な結果にならない。
 晩餐はそれなりに楽しく行われたようであり、サニーランズで晩餐に招かれた日本人のリストだと、私が知っている限りでは、海部夫妻は二番目の栄誉に輝いたと思う。一番目にサニーランズに招かれた日本人は、米国の実力者に知己の多い郷裕弘夫妻であり、彼らはブッシュ夫妻と同じように、ゲストハウスで週未を過ごしている。
 だから、いくら小派閥で自民党内で弱い存在でも、これまでの首相が誰も浴していない経験を持つ以上、首相はこの体験で自信を持つといい。アメリカ人を相手に田舎芝居を演じた中曽根や、世界中に札束をばら撒いて歩いた竹下も、サニーランズに呼ばれなかったことを考えれば、先任首相たちの顔色を伺う必要はなくなった。その他の自民党議員はもはや紙屑同然だと思っていいほどで、サニーランズの主賓という勲章は、資本主義体制下では価値がある。
 なにしろ、相手は小物政治家を今まで二人もホワイトハウスに送りこみ、米国の大統領を作った男であり、大統領の黒幕だからだ。もっとも、政治家としては共に二流以下であり、アメリカの名誉と地位をぶち壊したが、ニクソンやレーガンのパトロンの砦での主賓の体験は、一つの財産であるのは間違いない。
 しかも、彼らの日本側のパートナー役を演じたのは、田中角栄と中曽根康弘という希代の姦雄であり、この二人は米国側と同様に、派手に政治をひっ掻き回したが、ともにロクな最後を飾っていないのだから、海部首相には「他山の石」と「反面教師」まで揃っている。


官卑民尊のパラダイス

 この前ブッシュがパームスプリングスに来たのは、副大統領時代の一九八八年だったが、たとえホワイトハウスのスタッフでも、ここでは権力者としての快感は減少する。なぜならば、自由人が最も尊敬される風土のせいで、事業のオーナーや自由業が最上であり、たとえ大会社でも現役はランクが高くなく、日本入には有名なクライスラーのアイアコッカなどは、ここでは砂漠のガラガラ蛇並みの存在である。あんな男は働くことしか知らない、ヤッピーの親方に過ぎないというほどだ。日本では米国通だと言われているソニーの盛田会長だって似たような扱いの存在だ。
 それでもレーガン夫妻は正月の休暇を首を長くして待ち、過去二二年間も続けてクリスマスから正月を、サニーランズで過ごす習慣を持っていた。
 毎年この時期にはレーガンがここに居ると聞き込んで、ロニーが嫌だというのを無理に頼み込んで実現したのが、一九八五年正月二日のロスのサミットである。しかも、日本では大宣伝のロン=ヤス関係でも「パームスプリングスに来い」という声は、信用の無い中曽根には全くかからなかった。
 その頃の私は、ペパーダイン大学の総長顧問であり、サミットの前にヤング総長から相談を受けたが、それはホワイトハウスからの打診で、中曽根に名誉学位を出せないかという話だった。
 当時の中曽根は飛ぶ鳥の勢いだったので、レーガンはロスみやげを何かやりたかったようだが、私は大学の名誉のために止めた方が良いとアドバイスした。
 加州随一の豪邸が並ぶマリブにあるこの大学は、西部エスタブリッシュメントの子弟を集めて、ホワイトハウスの路線と緊密な関係を持っていた。
 知事時代のレーガンもそうだが、一九八四年にナンシーにも名誉学位を贈ったので、レーガンは中曽根にもやって貰いたかったらしい。だが、誰も中曽根を心からサポートしなかった結果、彼は一月二日にレーガンと一時間の会談と、昼飯を一緒にしただけが公式日程の中身になり、あとは到着した元旦にアロハ豆腐を食べただけで、直ぐにハワイに飛びゴルフで気を紛らわせた。
 この点では海部へのアメリカ側の扱いは、はるかに鄭重で友情に溢れていたが、当時の日本人は中曽根の派手な演技政治で、すっかり欺瞞されてその本質が見えなかった。


お粗末な政治家たち

 サミット二目目の三月三日は、ランチョ・ミラージュはブ ーゲンビリアの花盛りだった。朝六時にテレビのスイッチを入れたが、土曜朝の三大ネットワークは子供のマンガ番組ばかりで、どこもサミット関連の番組をやっていない。新聞を買いに行くと地元の『デザート・サン』は、両首脳が握手するカラー写真が一面にあったが、『ロサンジェルス・タイムス』の一面は小さな記事があっただけ。また、『ニューヨーク・タイムス』の一面のトップは、話題の中心のウォルター・エネンバーグが、五〇〇〇万ドルを黒人大学基金に寄付した記事であり、首脳会談のレポートはその下の扱いだった。
 どうやら今回のサミットの勝利者は、チャンスを最大に生かしたウォルターだったような感じがする。
 朝八時になってやっとABCで報道番組があり、ガーリー・アトレイの「プレスに会う」で民主党のゲパート議員が、ヒステリックな反日論を展開していた。
 アメリカは日本と結婚しているのだから、夫を苦しめるのは許せないという愚論をまくし立て、放送記者のアンドレア・ミッチェルに、嫌ならなぜ離婚しないのかと笑われる始末だ。
 こんなお粗末な人物が議会代表だから困るので、日米問題の行き詰まりは両国の多数党議員の質の悪さに、基本的な欠陥があるという感じがした。日本の市場に問題があるのではなくて、巨大な日本の政府と強力過ぎる官僚機構がガンだのに、それが分からないのだから始末に悪く、こんな人物を相手にするブッシュも気の毒なことである。
 二回目に当たる朝の会談が終わると記者会見になり、いかにも官僚が作文したと分かるステートメントを、海部は日本語で読み上げたが、やはり役人の限界が現れていて、サミットの場を提供した地元の市民や、例外的に好意を示したエネンバーグ夫妻への感謝の言葉が、どこにも見当たらなかった。若い頃に帝王学の修行をしていないから、こんな詰まらないミスをするのであり、二世議員ばかりが増加する日本の将来が心配になる。
 時間がないという理由で、首相は質疑応答も省略してしまい、大慌てで飛行機に飛び乗ったので、敵前逃亡に似た印象をアメリカ人に与え、立つ鳥があとを濁してしまったのは惜しかった。虎の威を借りずに精一杯やった印象を与えたのに、これは海部個人の礼儀のイメージ上惜しかった。
 孤独にプールで泳ぐ姿を随行カメラマンに撮られて、パパラッツァ連れ(取囲きカメラマン連れ)をアメリカ人の前にさらすのではなく、本当なら、ブッシュと一緒にジャクジ(噴流温泉設備)にでも入って、もっと心の余裕を示してもらいたかったが「びっくりサミット」だった以上は仕方がない。
 アメリカ側では「日米構造障壁協議」と呼んでいるSIIを、日本のマスコミはいつもの通りの御都合主義で「日米構造協議」とごまかしの訳を使っている。そして、まるで障壁が存在していないかのごとき扱いをしているが、この協議のメインテーマこそ、日本における各種の障壁の問題に他ならない。
 だから四月九目にワシントンで一応アメリカ側の諒承をうけた中間レポートは、日本側の政治的譲歩を印象づけ、ブッシュ大統領もこれで何とか一息つけると判断したのである。
 しかし、この中間報告以上のものが七月の最終レポートに期待できる訳ではなく、七月の段階で落胆したアメリカ側の憤懣が炸裂して、対日制裁が苛酷になるであろうということも、今の段階で予測できる。そして、その時こそアメリカ側の撃破攻勢が威力を発揮して、官僚が長年にわたって築きあげた統制と支配の体制と、自民党の族議員の利権と結びついたナワ張りを痛打するのではないか。国民の利益を踏みにじって、長期独占によって利権化して硬直化した自民党の幕藩体制と、肥大化してガンのように自己増殖を続ける官僚主義への日本版ペレストロイカがアメリカ人の開国強要によって、新しい突破口が開き始まるのではないか。
 その段階で、虚妄の中曽根政治をひきついで世界中に札束をばら撒いて歩くだけで、金権政治の枠から抜け出すことの出来なかった竹下政治や、空虚な政治感覚を有名人めぐりで飾り立てている安倍政治などによって特徴づけられている自民党政治が空中分解し、新しい幕末が始まるかもしれないのである。その点では、パームスプリングスのサミットに続く一連のホワイトハウスの動きは、ロン・ヤス関係という偽りの日米友好のお祭り騒ぎを総決算して、新しい日米関係の確立への布石でもあった。
 三月一〇〜一三日の竹下のワシントン訪問の実態は、日本で報道されたように丁重なものではなく、外交辞礼の枠の中で適当に軽くあしらわれたものでしかなかった。しかし、それに気づかない日本人は、自民党派閥のレベルでの海部いじめに明けくれているが、ニューリーダーと呼ばれる利権集団や嘘で凝り固まったロン・ヤス関係の時代は、すでにブッシュの頭の中には何の影響力も持ち合わせていないのである。


新しいスターたち

 サミットが私の住む町で行われた記念に、在米の日本人としての立場で、日本の政界の掃除と日米間の誤解を除くために、私が中曽根政治の総決算のメッセージを、アメリカ人に向けて行ったことを報告して置きたい。
 当地で行われたサミットの報道で主役を演じた『デザート・サン』紙に掲載された私のコメントであり、今回のサミットについての発言の最後の部分だが、より良い日米関係の継続を願って書いた。これはカリフォルニア発のメッセージである。

 ジョージ・ブッシュ大統領と海部俊樹首相をメイン・キャストにして、先ごろ開催されたサミット会議で見る限りでは、現在のアメリカや世界が直面している難題について、海部首相は理解が出来ていると思うので、日米両国のより良い関係の復活の努力を期待したい。
 かつて一世を風靡したロン=ヤス物語は、まさに出来の悪い俗悪映画並みだった。
 しかし、新しいスターたちによる次の大作は、最優秀映画賞、最優秀主演賞、最優秀助演賞などで、アカデミー賞のオスカーに輝くかも知れないのだ。一体誰が助演賞の栄誉を獲得するのかを、これから大いに楽しみにして、その結果を待ち望むことにしたい

 アメリカ人向けに工夫したメッセージだから、直訳すると原文の持ち味が消えてしまい、持って回ったようで口当たりが悪いが、米国の読者ならピンとくるはずである。日本が「巨悪」と名付けた中曽根の別名を、私は「ウルチメイト・イーグル」と、この記事で英訳しておいた。
 今回のサミットで、首相のメリットになり、アメリカ側に印象付けるのに成功した、信頼の基礎は誠意だという点を思い出し、これが、日米を友情で結ぶ絆になるようにと希望してやまない。(文中敬称略)


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/161.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 米中サミット終了(追加情報)
…友好も深まり、実務面でも成功裏に終了…今後の両国実務協議に希望が…

●WSJ「協議継続で一致、オバマ大統領の訪中を要請―米中首脳会談」
オバマ大統領は足を止め、報道陣に向かって「素晴らしい」会談だったと感想。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323614804578534432728346970.html?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst

時事「米大統領、習氏夫人と面会=不満の声に配慮?」
オバマ大統領は彭夫人に宛てたミシェル夫人の手紙を手渡した。ミシェル夫人はこの中で、遠くない将来に娘を連れて中国を訪問することに期待を示したという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013060900113&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

⓫人民網(環球時報)「中米首脳会談 国際社会が高く評価」
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2013-06/09/content_29079060.htm

⓬TV朝日「尖閣諸島問題も協議 米中首脳会談は両国ともに『成功』」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000006852.html
⓭日テレ「米中首脳会談 協力関係強化の方針で一致」
http://www.news24.jp/articles/2013/06/09/10230163.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/162.html

記事 [政治・選挙・NHK149] NHK,ここでがんばらなくてどうする?! →<NHK>取り調べ映像の「クローズアップ現代」放送延期  江川紹子 
https://twitter.com/amneris84

Shoko Egawa ‏@amneris84
NHK,ここでがんばらなくてどうする?! →<NHK>取り調べ映像の「クローズアップ現代」放送延期(毎日新聞) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000004-mai-soci

<NHK>取り調べ映像の「クローズアップ現代」放送延期
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000004-mai-soci
毎日新聞 6月9日(日)2時30分配信

 刑事事件の公判で再生された取り調べの録画DVDをNHKの番組に提供した弁護士が大阪地検に懲戒請求された問題に絡み、この映像を流す予定だった「クローズアップ現代」の放送が延期されたままとなっている。NHKは「検察への配慮から延期したのではない」と説明するが、関係者によると、検察の動きを懸念して内部で慎重論が出たという。同じ映像を今後放送するかどうかが注目される。

 映像は4月5日、関西ローカルの情報番組「かんさい熱視線」で「“虚偽自白”取調室で何が」と題し、密室での取り調べの問題を指摘する番組内で放映された。大阪放送局の制作だった。

 複数のNHK関係者によると、ほぼ同内容で4月15日に全国放送の報道番組「クローズアップ現代」でも放送されることが決まり、NHKのホームページに予告も掲載された。

 しかし、制作途中で東京の放送センターも含めて局内で議論となった。番組作りは番組制作部門が担当したが、日ごろ検察の取材をしている報道部門を中心に「映像を再放送すれば、検察による懲戒請求などで弁護士に不利益が及ぶ恐れがある」などの慎重論が出たといい、放送予定の数日前に延期を決定。予告は削除された。

 延期決定は地検が弁護士に接触する前だった。弁護士によると、大阪地検から最初に電話連絡があったのは4月17日。地検は5月23日、この弁護士への懲戒請求を大阪弁護士会に申し立てた。

 NHK大阪放送局広報部は放送延期の理由について、毎日新聞の取材に「内容を深めるため、さらに取材が必要だと判断し、延期した。映像の取り扱いや検察への配慮等から延期したものではない」と文書で回答した。放送の日程は決まっていないという。

 また、NHKの松本正之会長は6日の記者会見で、4月の放送については問題ないとの見解を示したが、今後同じ映像を放送するかどうかは「番組として必要であるとか、目的外使用の禁止を定めた条文の中の要件をクリアできているとか、いくつかの事柄を総合的に勘案して判断する」と述べた。【日下部聡】

 山田健太・専修大教授(言論法)の話 情報提供者に懲罰を求める検察の行為は、憲法が保障する取材の自由への間接的な侵害であり、許されない。一方、NHKによる放送延期は、せっかく情報提供してくれた人の意思に反し、はしごを外す形になりかねない。情報源を孤立させないためにも、可能な限り映像は報道するべきだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/163.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 鼎談 高木仁三郎さんを追悼して2 三里塚の出会い(JCA-NET)
「どうやって三里塚闘争を続けるかということで、現地では激論になった。そこで高木さんが、防衛鉄塔を作ろう、って言ったんです・・・」
(山口幸夫)

三里塚闘争で調べてたら、このページに辿り着いた。
高木仁三郎さんってよく知らないけど、過激派なんですか?

極左は怖いですね。


JCA-NETから
http://www1.jca.apc.org/iken30/News2/N64/N64-18.htm


鼎談 高木仁三郎さんを追悼して 2

二○○○年十一月三日

三里塚の出会い

●山口幸夫●福富節男●河邊岸三

 

高木さんと 「しだれ梅」

福富 私たち三人が出会うのは三里塚の空港建設反対運動なんですね。山口さんは高木さんと三里塚が最初じゃないんでしょ? 

山口 ないんです。その前からです。河邉さんは高木さんといつからですか?

河邉 やはり三里塚です。七五年か七六年くらいからと思いますね。七○年安保改訂に向けて「安保拒否百人委員会」が六八・九年にできて、非暴力直接行動をやったのですけど、七○年がそのまま過ぎてしまって、「百人委員会」は存続はしていたけれども、政治的争点が拡散していくわけですね、組織の中でも。皆なそれぞれの活動の中に散っていった。

山口 福富さんはいつですか?

福富 僕自身もわからないんですよ。

山口 それは、僕はだいたいわかるんです。長女が七三年十月に生まれて、翌年の六月の国際反戦デーの行動を相模原でやったときに、デモの集会場で高木さんと福富さんが向かい合って話していて、うちの赤ん坊が母親に背負われてる写真がある。だからお二人はそのときすでに親しかったんです。

福富 いつからかは不思議だなぁ、よく憶えてない。六月行動なんかでは会っていた。

山口 高木さんは都内の反戦デモでいっぺん逮捕されてるでしょう。

福富 高木さんはセクトだったことはないんでしょ?

山口 ないんです。亡くなってから中田さん(夫人の高木久仁子さん)に聞いたんですけど、「労学連」っていう組織が三里塚でできた、七○年の三月か四月だったと思います。その年の秋に高木さんははじめて三里塚に行ってるらしい。

福富 六七、八・九年のころに、吉川さんたちが六月行動云々と言ったときに、高木さんは中心部分の人たちの会議に飛び出してくるようなことではなかったですね。初めは代々木もいっしょにいたからねぇ。三里塚の高木さんたちの拠点となった小屋ができたのがなん年になるのですか?

山口 「労学連」が七○年の春に結成されて、その現地の小屋をどうするかで、いろんなところに寄生してたんだけど、とうとう「しだれ梅」という場所、老人の隠居所みたいな、灯りもない水もない小屋を借りることになったのは七○年の内のことらしい。

福富 前田俊彦さん(「瓢鰻亭」と号した)と出会うことになったのはいつごろかしら?

山口 もっとずっとあとですね。

 

鉄塔のアイディア出る

山口 これはまだ伏せておいた方がいいと思うんだけど、この話をしないとこの時代の流れがわかりにくいから話すけど。七一年九月十六日に東峰十字路事件が起きたでしょ。あのときもの凄い弾圧で反対同盟は潰れそうになった、そのときどうやって三里塚闘争を続けるかということで、現地では激論になった。そこで高木さんが、防衛鉄塔を作ろう、って言ったんです。

福富 あの岩山の鉄塔、アイディアは高木さんからでたんですね。

山口 ものすごい反対があって、反対同盟の主流はノーだったけれど、青年行動隊の幾人かが賛成し、ムリムリに実現させたのは高木さんなんですよ。その相談を僕は受けた。

福富 あの鉄塔の推進者は高木さんだってことは、もうオフレコにしなくていいと思うがどうだろうか。

山口 ウーン。あの設計をしたのは東大の全共闘のメンバーたちで、コンピューター使って非常に詳細な設計図を作ったんですよ。七一年の暮れにはできた。そうすると厖大な鉄が必要です。工具がいるでしょ。高木さんが方々探して、相模原のある場所に目をつけた。ここは半年後に相模原の「ただの市民が戦車を止める会」の拠点になるんですが。そこで七一年の暮れから正月明けにかけて、三が日は休みましたけど、いろんな人がやってきて作業をしました。でも彼らは実は何をしているのかわからないでやってた。そこでは基礎工事をやったんです。鉄材を截る、ドリルで穴をあける。コンピューターによる設計ですからものすごく精密なんですけど、手作業でそんなことできるわけないでしょう、でもそれしかやりようがなかったんですよね。

 警察が別の件でそこを二度手入れした、探していた人物はいない、いろんな人間が何をしているのかわからない。そのときは警察の手は逃れたけど、これはもうダメだと思った。ずーっと私服が張ってる。作業の間も、夜中じゅう。これでは作業全体ダメになるので、設計図をそこから引き揚げるということを試みたわけ。ちょうどアメリカ留学中に手に入れたフォードのムスタングをもっていたので、それで夜中に連れ合いと一緒に作業場へ行って、上手に荷物を交換していちばん大切な設計図をクルマに移した。そのとき尾行(つ)けられたんです。相模原から当時住んでいた町田まで。ムスタングが早いクルマだから逃げ切れた。それを持って翌日東大の僕の研究室へ入れちゃった。そういうスリリングなことがあって、鉄塔がうまくいくことを殆ど諦めた。作業場の持主も昼間なんべんも警察に調べられたんです、あそこで何やってんですか、って。彼は頑強に口を閉ざして、あなたがたと関係ないんだ、私の個人的問題だ、とつっぱねきった。三月にいよいよ部材が仕上ったので現地に運びこんで組立てる段階になったときに、非常に巧妙に運んで、あっという間にあれ作ったんです。小泉英政さんなんかが鳶として上にあがって作ったんですね。

福富 素人の鳶がよくあんな鉄塔つくりましたね。

山口 基礎作業を知ってる我々からすると、保つはずないんですよ、いい加減なところでボルトで締めるんでしょ、怖くて怖くて。ほんとに建つかどうかも信じられなかったんですけど、建った。高木さん自身もうまくいくとは思わなかった。そのあとなんべんもその上に登りましたけど、我々はひやひやで、いつ倒れるかしらんと思ってた。組み上げる過程は、『岩山に鉄塔ができた』って映画になりました。あれはとてもよくできた計画で、関係者たちも部分部分しか知らないんですよ、全体を知ってる人はいなかったんじゃないかな。相模原でやってた僕らも現場のどこで、どうやってあれを建てるかあとで知ったのでした。

 そのとき高木さんは仕掛けだけやってドイツに行っちゃったんです。鉄塔ができたのはハイデルベルクで知ったはずです。

福富 これは「三里塚鉄塔史」というものを別に書かなきゃダメですね。

 

ライフ・スタイルを変えなきゃ

河邉 いま「しだれ梅」の話がでたけど、高木さんたちがあの小屋を拠点にしていろんなことをやりはじめましたね。あの小屋は水道も電気もないわけで、それは高木さんの「成田空港を必要としない生活スタイルを作りだす」という考えの始まりになったかもという気がしましたね。我々は現地にはそういつも行けなくて、東京でいろんな市民運動の人たちと議論を重ねましたが、そういうとき、「しだれ梅」の人たちは一つのセクトのような感じで、高木さんはその代表のような気がしないでもなかった。高木さんは物事を理念的に論理的につきつめていくタイプだから、「百人委員会」 の我々有象無象には、高木さんの話はなんとなく居心地がよくないっていうような雰囲気があったですね。でも情緒的に運動やっててもしょうがない、役人なんかに対抗できるような専門家が育たなければ、結局大きな力が出てこないわけで、高木さんのような存在はとても大切だなぁと思いました。我々の掲げているスローガンは「成田空港はいらない市民運動」で、飛行場なんかいらないっていうようなライフ・スタイルを作り出すのが大事なんだと、これが高木さんや「しだれ梅」の人たちが強調してたことでした。でも「百人委員会」の仲間も「しだれ梅」の人たちも、はじめから空港なんかとは縁の遠い生活のように見えるんです。僕なんか近代主義なもんで、空港がないとやっぱり困る。怪我人を遠隔地に運ぶことが必要なときにはどうするの、親の最後にも駆けつけられないよ、って言ったら、高木さんは、いやそういう問題じゃないんだって言うんです。「僕はああいう飛行場はいらない、もう飛行機には乗らない、国際会議なんかあっても行かない」と。僕は、あの空港を作るやり方が認められないから反対だったので、高木さんのように生活スタイルまでを一つの理念でつきつめることは、我々のような情緒的人間にはむずかしいなぁ、という感じはしましたね。

福富 高木さんとそういうふうに三里塚闘争について、具体的に東京で会議をもったのは数限りなくあって、もうそのころは中核とか革マルとかのセクトは来なかった、でも弱小っていうかたくさんのセクトの人もいるでしょ、するとセクトってまず大情況から入るじゃない、すると彼は理念を語りたくても理念が違うわけだから、それを高木さんは苛々するのね。

河邉 面白かったのはそういう相談をやってるところに吉川勇一さんがやってきて議論に加わったことがあった。どういうきっかけだったか、高木さんに「成田空港はいらないっていうライフ・スタイルを持たなきゃダメだっていうのはよくわかる、それじゃ、そういう生活をしていると、いつ、どういう過程で成田空港を潰せるの?」って聞く。すると高木さんはぐっと詰まって、いやまぁ、その問題とはちょっと違うじゃないですか、って言ってその話はそれ以上進まなかったですけど。吉川さんは、空港はいらないというライフ・スタイルを作り出そうというのは、なになに闘争をやってあそこを潰そう、というのと較べてはるかにラジカルな考え方で、そういう視点を持とうというのはわかるけれど、それと今、現地でどういうことやろうかという話とは折り合いのつき難い話だ、ということを言われた。僕は両方の話を聞いてて、ああ、どっちもナルホドだなって思った。僕なんかそこのどこに折り合いをつけるのか、それが政治の問題だと考えてました。折り合いだけやってると政治屋さんになっちゃうから困るわけですけど。そんなことがありました。

山口 それは時期として七○年代のなかばくらいでしょうか。そういうところに我々相模原は殆ど噛んでなくて、「戦車闘争」(七二年のベトナム行き戦車を止める闘い)の余波があってそれと「三里塚闘争に連帯する会」の運動が全国的にあったでしょ、「戦車闘争」が新左翼の党派からすると草刈り場だったんですね。赤ヘルが我々に接近してきてて、神奈川が全体ひとつになって「連帯する会」に市民運動が入って三里塚をやるという構造になった。ですから福富さんや河邉さんと三里塚の会議をすることになったのは僕はずっとあとですね。ベ平連のデモにはよく行って、福富さんを早くから知っていたけど。

 

最初の著作ができる

河邉 相談会でそんな話をしながら、セクトと無関係に市民運動だけで現地で集会やろうよ、って話が出て……。

山口 つまり四・二七(八○年)っていうのね。

福富 いつだったかわからないけど、高木さんとは言い合いになっちゃうんだな。直接僕と言い争いにならなくとも高木さんを苛々させるような議論も起る。生活革命みたいな議論から始めたってしょうがないわけで、だからといって昔のベ平連みたいにいきなりプラグマティックにあれやろう、これやろうっていうふうでもうまくない。高木さんはさっきの理念のことがあって、それはそれとして、具体的にどういうふうに闘うかになるんであって、そうするとなんでどうなったか、それでは私はやめます、となっちゃう。そのとき僕はちょっと怒った。そういうことは一、二度じゃないですよ。高木さんは 引く」って言葉を使ってた。それはないだろう、あなたはそれでいいだろうが、それなりの結果をもつだろう、って言ったら、その後ちょっとおとなしくなった。

山口 福富さんがおっしゃる、高木さんは敵が多いというのはそういうことなんでしょ?

福富 自分でも認めていましたよ。

河邉 実際の三里塚をめぐる運動の中で、たいへん偉大な人であったとは思えなかったですね。だいぶ後になってでしたけど『科学は変わる』(東経選書)を出版されたとき(七九年)に、読んでちょうだい、といわれました。読んでみてほんとにびっくりしましたね。こりゃ凄い本だ、つまりこういう仕事が大事なんで、この人にはこういうことをうーんとやってもらいたい、その外のことはもうよろしい、って感じに僕はなった。高木さんがあの本どうでした? って言われるから、近ごろあんなにプロヴォカティヴ(挑発的)な本を読んだことがないって言ったらすごく喜んでくれました。ただ最後の章で、それでは現実にどういうふうにエネルギーの問題を切り抜けていくかというところはいちばん弱い、どうも前半の部分との整合性がとれてないように思うって言った。すると、それはまぁ、しょうがないけど、あと五年待ってください、と言ってました。若いときに、雑誌「科学」の科学時事を書くために蓄積した材料や、発表できなかった小論のすべてを投入して書いた渾身の本だ、ということでしたね。

福富 それが高木学校をつくるということに繋がっていくわけですが、三里塚に話をもどして、高木さんが前田さんと近づくことについて話したいけど、吉川さんがここにいないから、くわしいことはわかりません。

 

前田さんと高木さんの風車

山口 前田さんが三里塚に風車を作ろうと考えて、まず高木さんに相談したんです。中里英章くんとか、「しだれ梅」の人と前田さんが。それは結局うまくいかなかった。僕は前田さんから聞いたんですが、高木さんのやりかたと、前田さんのやりかたが違っていた、風車に対する考えかたが。高木さんは学問的に風車を科学的に設計して、運転を含めて彼のイメージがあった。『科学は変わる』で河邉さんに言われた弱いところ、それをいつも重々気にしてて考えていたところなんでしょう。前田さんの考え方と合わなくてその話は流れちゃった。

福富 あれは運動の象徴として考えたのでしょう?

山口 僕は前田さんの口から直接聞きませんでしたが、高木さんは僕には、前田さんはあれを廻してゼンマイにエネルギー溜める装置を作るんだ、と言ってるって。

福富 マンガみたいな話だ。

山口 前田さん一所懸命アイディアだしたでしょう? 前田さんは風車では「しだれ梅」とうまくいかなくて、それで僕に相談をもちかけたのですね。そのころ、新しいソフトエネルギー・パスというA・ロビンズの考え方が出た時期だった。渋谷で二十人くらいだったか、ある呑み屋を占拠して会議をした、ちょうど前田さんの娘が捕まったとき。運動として風車を作る、ということになって、それがあの風車に結実していったわけですね。高木さんは自分の構想はうまくいかなかったけど、あれには応援していて、しょっちゅう瓢鰻亭にくるようになってた。「しだれ梅」に来ると必ず瓢鰻亭に寄って前田さんとディスカツションをやってた。

福富 ある意味では高木さんのほうがラジカルだったね。

山口 そうだと思いますね。


<参考リンク>

・三里塚闘争
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8C%E5%A1%9A%E9%97%98%E4%BA%89


・jca.apc.org
 http://www.wdic.org/w/POL/jca.apc.org

apc.orgはアメリカの左翼系プロバイダーで、JCA-NETは日本のサヨク系プロバイダーである。

JCA-NETは、次のように標榜している。

通信NGOとして、APC(進歩的コミュニケーション協会)とともに、世界のAPCメンバー40カ国以上のパートナーとの協力により、社会的、環境的、経済的正義、性による差別の克服を求める社会運動を、情報通信技術を使って支援します。
いわゆる、日本で活動する自称NPO、自称NGO、自称市民運動団体、つまり反日サヨク活動家が利用するインターネットプロバイダーである。

Webサイトでこのプロバイダーを使ってなくても、メールアドレスがJCAのものであれば、旧総評系、社会主義・共産主義系と思って間違いない。

様々なサヨクが混在している。

社民党
中核派
日本共産党
朝鮮総連
その他、次の国会議員がこのプロバイダーを用いている/いた。

福島瑞穂(社会民主党、中核派)
大脇雅子(社会民主党)
植田至紀(社会民主党) (現、ニフティ)
その他の政治勢力は、次の通り。

VAWW-NET(朝鮮総連系)
俵義文(日本共産党系)
主要活動
2ちゃんねるの古いスレッド「JCA.APC.ORGを暴く」に、2002(平成14)年当時の状況が記されている。

このプロバイダーが関わっている、現在も行なわれている主な政治活動(順不同)。

フォーラム平和・人権・環境 (メールがjca)
長崎の教育・社会と市民 (ながさき・子どもと教科書ネット21)
日の丸・君が代に対抗するネットワーク (反ひのきみネット)
盗聴法・共謀罪に反対
盗聴法の廃止を求める署名実行委員会
沖縄平和市民連絡会 (朝鮮総連系)
バウネット(VAWW-NET JAPAN) (「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
「脱ゴー宣」裁判を楽しむ会 (俵義文)
日本の戦争責任資料センター
イラク派兵違憲訴訟の会・東京
東北HIVコミュニケーションズ(THC) (現在はplalaに移動)
その他、謎の活動。動物をダシに使って人を引き寄せる目論見とも考えられている。

freeOrca 事務局 (オルカへの虐待への反対)
WOLF-PALS in JAPAN (オオカミへの虐待への反対)


・10・5三里塚全国闘争(10) 決意表明・部落解放同盟全国連合会
 http://kanjitsu-sanrizuka.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-dce4.html


・「日刊三里塚」(中核派)
 http://www.zenshin.org/syuu_san/syuu_san.htm


・三里塚闘争をめぐる第四インター、中核派の誤り
 http://bund.jp/modules/text/index.php?content_id=158

・空港本体を直撃した革命軍の3・1戦闘(全学連)
 http://zengakuren.info/Combat_March_1.html


・三里塚闘争のプロレタリア的爆発にむけて(織田陽介[全学連委員長])
 http://www.geocities.jp/katura0043/8may1.htm


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/164.html

記事 [政治・選挙・NHK149] ランチョ・ミラージュ余話[飯山一郎氏:オバマ・習近平両首脳主導による米中接近が意味するもの]
http://grnba.com/iiyama/

http://grnba.com/iiyama/index.html#st06091
◆2013/06/09(日)  ランチョ・ミラージュ余話 (1)

オバマ大統領と習近平国家主席は、6月7日〜8日の二日間、
米カリフォルニア州のパームスプリングスで会談を行った。

会談の場所をもっと正確にいうと、パームスプリングス市郊外
のランチョ・ミラージュ。米国随一の最高級避寒地だ。

ランチョ・ミラージュで首脳会談を行うことの意味は、重大だ。
米国が、英国のエリザベス女王を国賓として最大級の接遇を
した縁(ゆかり)の地で、習近平国家主席に破格の接待をする!
というのだから、米国の意気込みは只事ではない。

余談だが…、
先月の「米韓首脳会談」で、米国は、朴槿恵(パク・クネ)大統領を
大変に厚遇した。
昼食をはさんでたっぷりと2時間以上も会談し、会談と昼食の
合間には通訳を抜いて2人だけでホワイトハウス内の庭園を
散策している。
さらに、朴大統領には上下両院でスピーチまでさせている。
ちなみに日本の首相は、アメリカ議会での演説を誰もさせて
もらってない…。
みじめだったのは安倍晋三・日本国総理大臣だ。
安倍総理は、1月訪米を発表したのに米国政府に断られて、
2月に先送りされた訪米に昭恵夫人を同行したかったのに、
ミシェル夫人の都合が悪いと断られた。
共同記者会見も開かれず。かろうじての「記者懇談」のあと、
オバマ大統領は安倍総理と握手もせず退席する始末。
慌てた日本人記者から「握手を!」とせっつかれて、握手。
これには安倍総理も、さすがにガックリ肩落とし。
この腹イセに飯島薫を訪朝させた!という解説も、あながち
マトハズレではない鴨夜。
(つづく)


◆2013/06/09(日)2  ランチョ・ミラージュ余話 (2)

パームスプリングス市郊外のランチョ・ミラージュ。
この場所で、米国政府が中国の国家主席を接遇する…。
この意味は重大だ!と、先に書いた。

それは…、
米国政府が、習近平・オバマ会談を今世紀における最も重要
な“枠組みづくり”の機会である!と認識しているからだ。

米国各紙も、習・オバマ会談を、
 「今後40年つづく米中協力関係の新しいモデル」
 (“a new model” of more cooperative relations after 40 years)
をつくるための会談であると大きく報じている。

それはそーと、ランチョ・ミラージュ。
この米国随一・超最高級の避寒地に招待されることを、喉から
手を出しながら願っていたのは、中曽根康弘だった。

日本で宣伝された“ロン・ヤスの関係”は、実は、根も葉もない
作り話で、ロン様(ロナルド・レーガン大統領)は、ヤスには会いたく
なかった。野暮ったい日の出山荘での悪印象も残ってたし…。

ところで、ランチョ・ミラージュ。
ロン様は長年の習慣で年末年始はランチョ・ミラージュで避寒
休養するのだが、ソレを知ったヤスが、ロン様に無理を言って
やっと実現したのが1985年1月2日の“ロン・ヤス会談”だった。

しかし、この時、ロン様はランチョ・ミラージュにいたのに…、
「ヤス! ランチョ・ミラージュで会おう!」
とは言わなかった。

ランチョ・ミラージュでロン様に会いたかったのに、ロン様は、
「中曽根総理、ロスで会いましょう!」 と冷たい返事。
そーして、ロン様はランチョ・ミラージュを出てロスまで行って、
ヤスに会ったのである。この時の会談時間は、たった1時間。
粗末な昼食は出たよーだが…、冷たい接待だった。冷や飯。

ま、ロン様には、その程度にしか思われてなかったのでR。
以上が “ロン・ヤスの関係” の実態。
(Wikiなんかばかり読んでると、勘違いすっかん寝ーーwww)
鼠ーか、今の安倍総理も同じよーな仕打ちを受けている…。
それでも、脳なしの妾(メカケ)のよーに、旦那に尽くすヌッポン。
(つづく)


◆2013/06/09(日)3  ランチョ・ミラージュ余話 (3)

ランチョ・ミラージュ(RANCHO MIRAGE)での米中両首脳の会談が
“世紀の会談”だと言えるのは、大きな理由がある。

それは…、
21世紀後半に向けて国際政治の枠組み(レジーム)が決まる!
ということだ。

今後の国際政治の枠組み(New Regime = New Model)とは何か?
ひとつは…、
今後、世界は、米・中=二大覇権国家の領導で動いていく!
ということだ。

ふたつ。
米・中は、かつての米・ソのような冷戦状態を避ける!
ということ。

簡単に言えば…、
「お互い戦争は出来ない状態なんだし、ま、ウマくやろーや!」
と習近平とオバマが確認しあった。これが今回の会談の本質。

米国は、軍事費を削減して“財政の崖”をクリアしないと国家が
破綻してしまう。だから戦争は出来ない。
戦争屋の女ボス・ヒラリーを失脚させて、平和主義者のケリー
を国務長官に据えたのも戦争を避けるためだ。

中国は、大戦争になると、必ず内戦状態になり国が分裂する。
国家の分裂→群雄割拠状態は、西欧の帝国主義者の思う壺
なので、「ひとつの中国」を中国は何が何でも守ろうとする。

「国内分裂は絶対に避ける! ひとつの中国のままで行く!」
これが中国の“国是”。内戦と内乱を呼ぶ大戦争は避ける!
ここが分からないと、中国の“戦術的な好戦性”も分からない。
さて…、
ランチョ・ミラージュでの一泊二日、8時間以上にもおよんだ
ネクタイをはずし胸襟を開いての“世紀の会談”は、大成功!
となったよーでR。
とくに習近平が、満面に笑みを浮かべるよーになった…。
(つづく)
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/165.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 無粋すぎて笑えた自民党憲法草案・・・お子様中高年が政界で増殖中(太陽光発電日記) 
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-3255.html
2013年6月 9日 太陽光発電日記by太陽に集いしもの


地元の中日新聞の連載企画で自民党の憲法草案が取り上げられていまして、その中身を知ることになったんですが、コイズミ以後の自民の政治家の多くが、民主党のお子様中高年ネオコンと同じ「無粋な精神構造」の持ち主だということを再認識させられました。

わざわざ明文化しなくてもいいような「あたりまえのこと」を、念を押すかのようにしつこく記載する様子は、「無粋」そのものでした。

思わず「片山さつき」議員の顔が浮かんできてしまったんですが(爆)「自民党の政治家って日本保守というよりチュウセンウヨのほうが多いかも?」とかんぐってしまいます。

「誰かの自由が誰かの不自由の上に存在している」ということは当たり前のことで、「自由とか権利というのはそうした相互制約の上に存在している」というのは「大人の共通認識」そのものです。ですから現憲法の「人権の尊重」という記述も、あえて明文化していないだけで相互制約を前提として書かれているのはいうまでもないことです。

ところが自民党の新憲法草案の場合、「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」というような、人間としてあたりまえの心構えまで、お説教調の憲法の条文にしていて、はっきりいいまして「興ざめ」です。
最近の自民党の政治家というのは、憲法の条文として明文化しないと、「暴利追求の自由」とか「既得権」とかを際限なく肥大させてしまうような、日本人離れした「アンモラルな性根」の持ち主なのかもしれませんが、いくら自分たちが強欲だからといって、大多数の節度ある日本国民を自分たちと同類だと勘違いしたかのような「はずかしい説教めいた」憲法条文を押し付けないでもらいたいと思いますね(爆)。

そういえば、こんなことまで憲法条文になっているんですが、その幼稚な着想ぶりに、自民も民主と同じお子様中高年の巣窟だと痛感し、あきれてしまいました。

「日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。」

「家族は、互いに助け合わなければならない。」

こんなの憲法条文というより、小中学校の標語のレベルでしょう・・・・
そんな常識的感性もない「お子様中高年」には、国の政治をおもちゃにしてもらいたくないと痛感したしだいです。

いっそのこと「国会なくして元老院復活・・・天皇親政でいいよ」と極論に走りたくなる今日この頃です。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 自民党はまた参院選挙でも「2枚舌」公約で国民を騙そうとしている (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201306/article_9.html
2013/06/09 23:02 かっちの言い分

自民党が参院選挙においても、昨年末と同じ「二股公約」をおこなっているという。昨年末の衆議院選挙においては、脱原発が最大の争点であったはずであった。しかし、自民党は原発の再開や脱原発については2、3年掛けてじっくり考えると述べ、東北地方の候補者は、はっきり脱原発の公約チラシ、看板を作って訴えた。
これと全く同じやり方を参議院選挙でも行おうとしている。

これは反則! 参院選で自民が「二股公約」へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013060702000143.html
2013年6月7日
 「公約」の意味があらためて問われている。自民党は参院選の公約で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、党本部と沖縄県連が正反対の主張を示しつつある。原発政策やTPP(環太平洋連携協定)でも二股膏薬(ふたまたごうやく)ならぬ「二股公約」がちらつく。政権党にとり、国政選挙は政権運営の審判を受ける機会でもある。公約の二枚舌は政党政治の崩壊といえないか。 (出田阿生、中山洋子)


沖縄の地元候補は、辺野古への普天間基地移転の反対を表明している。公約の2枚舌は政党政治の崩壊と言えないかと書いているが、明らかに崩壊している。こんな小学生にもわかることを、疑問形で批判すらできぬ雰囲気は何であろうか?

今日のNHKの政治番組で、安倍首相は原発再開の理由を、やはり同じ2枚舌でこう言った。政府は経済活動の妨げにならないように、電力の安定供給のため原発を再開しなければならない、と述べている。昨年の酷暑においても電力の不足はなかったではないか。

このような2枚舌政治に何回も騙される国民にも腹が立つ。きっと騙されたとも思っていないのだろう。同じ番組で、生活の小沢代表は、民主、みんな、維新との野党共闘は無しで闘うと述べた。これは別にNHKの番組で初めて述べたものではない。生活は来るものは拒まないとのスタンスであるが、小沢氏にまた力を与えたら吸収されると恐れているのであろう。

選挙がどんな結果になろうと、小沢代表は愚直にやるしかない。へたな小細工をしない方がいい。必ず国民はわかってくれる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK149] 皆さんは鳩山由紀夫氏の考えを、直接じっくり読み聞きしたことがありますか  孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63995126.html
★孫崎享氏の視点ー(2013/06/05)★ :本音言いまっせー!


『鳩山由紀夫 孫崎享 植草一秀 対米従属という宿痾』

はじめに         鳩 山 由 紀 夫

 日本を真に尊厳のある国にしたい。名誉ある地位を占めたいのではなく、
世界の国々からも尊敬される国でありたい。そのためには、
アメリカの保護領だなどと揶揄されるのではなく、真の意味で独立した国に
したい。そして、そのことによって、国民みんなが公正で幸せを
感じられる社会にしたい。

 これが二〇〇九年の政権交代の大きな一つの目的でした。
しかし、その目的は十分に果たすことができませんでした。
多くの国民のみなさんの期待を裏切ってしまったことを申し訳なく
思っています。私の責任は極めて大きいと自覚しています。
それだけに、なぜ独立運動とも言える革命的事業が成功しなかったのか、
この本の鼎談の中で明らかにしていきたいと思います。

 今の日本は、ぜんまい仕掛けの時計の針を前に進めようと、
力いっぱい巻いたら、パーンと弾けて、一気に緩んで時計の針が
逆に回り始めてしまったように思えます。

 多くの国民は、景気がよくなるのではとの束の間の幻想に、これで
いいのだと、四年前の熱狂こそ幻だったのだと言わんばかりに酔いしれて
いるように見えます。

 そして、国際環境と言えば、過去の自分たちや自分の親たちの行為に
目を瞑り、悪いのは自分たちではないと強がっているうちに、信頼して
もらっていると信じていた仲間たちからも、冷ややかな視線が届き始めて
きています。

 このような時に、私たちはこの現実にただ身を任すだけでも、又、
現実の前にどうしようもないと立ちすくむだけでもいけないと、
私は強く思います。

 この国は粉飾に満ち溢れています。多くの国民はあまりにも粉飾が
多いので、それに気付いていませんし、粉飾ではなく事実だと信じています。
いや、これは何も日本だけではないようです。例えば、アメリカでは
軍需産業を正当化するために、歴史が創られてきました。
大量破壊兵器が存在するとブッシュ大統領が主張し、イラク戦争が始まり
ましたが、結局イラクには大量破壊兵器はありませんでした。
この事実を世に問うべく、オリバー・ストーンが語る
「もう一つのアメリカ史」が放映され、粉飾のベールを剥がす努力が
なされています。

日本ではこの本の鼎談の一人の孫崎享氏が「戦後史の正体」を著し、
粉飾のベールを剥がそうとしました。大変な勇気のいる作業だったと
想像します。孫崎氏の、事実を積み上げての議論に対して、既存の勢力からは、
陰謀)史観などとのレッテル貼りがなされたようですが、多くの一般の市民の
方々からは、目からウロコだったと賛辞が送られました。

では一体、誰が何のために粉飾を行っているのでしょうか。鼎談のもう一人
の植草一秀氏は、既得権集団を「米、官、業、政、電」と略称し、
アメリカ、官僚、大手業界、政治家、そして大手メディアが彼らの既得権益を
守るために、事実を粉飾して国民に伝えていると喝破しました。
言うまでもなく、彼らの中にも勇敢に国民のために既得権益と戦っている方は
沢山います。しかし、往にして組織全体の行動となると、すでに得ている
自らの利益を守ろうとします。

最近の顕著な例はTPPと原発事故への対応でしょう。
TPPに関しては、なぜこれほどまでにアメリカに尻尾を振らなければ
ならないのか、理解に苦しみます。後から入れて下さいとお願いする方が、
交渉が不利になることは当然です。
すでに日米事前協議は日本側が大幅に譲歩する形になりました。
農業に関しては、例外を認めるかのように見せながら、アメリカの本音は
「聖域なき関税撤廃」です。私はそれ以上に、作物の種子戦争でアメリカが
勝利し、日本人の生殺与奪(せいさつよだつ)の権をアメリカが握ることに
ならないか、非常に心配しています。
もう、遺伝子組み換え作物はすぐそこまで来ています。それにも関わらず、
国民のみなさんにあまり大きな反対の盛り上がりがないのは、日本政府の
説明は「粉飾」だからだと、『東京新聞』は書いています。

都合の悪い情報を、政府や東京新聞以外の大手メディアは国民に覆い隠して
いるからです。まさに「米、官、業、政、電」ぐるみの粉飾です。
国民のみなさんが不利益を被(こうむ)らないのならば、それでもよいので
しょうが、残念ながらそうはならないでしょう。

原発事故の対応に関しては、東京電力を始めとして電力業界と官僚、政治家、
メディアとの間で多額のお金が寄付や広告料として流れ、また天下りなどの
癒着が激しく、TPP以上に、いまだに国民のみなさんに事実が伝わって
いません。
政府は避難の仕方も、原子炉の冷却の方法も、除染や放射性廃棄物の処理の
あり方も、初動から今に至るまで間違っています。
今でも毎日多量の放射性物質が、空に、海に、地中に漏れています。
そのことで最も可哀想(かわいそう)な状況に置かれているのが、福島を
中心とした地域にお住まいの方々、とくに小さな子どもたちです。
政府や電力業界は放射能の汚染被害は大したものではないと決めつけて、
子どもたちへの甲状腺検査などは数年に一度で十分としています。
あまつさえ、心配する親御さんのためにと、子どもたちに一年に複数回、
無料で検査を実施している医療機関の奉仕活動には、政府は迷惑と言わん
ばかりに、全く財政支援しません。

この既得権の集団ぐるみの癒着、そして粉飾の原点はどこにあるのでしょうか。
私は、畢竟、「日本は戦争に負けた」という事実を粉飾しようとしている
ところから来ているように思えてなりません。

先日、青山学院大学で講演を行ったところ、男子学生から
「あなたの言うことは分かりますが、領土問題で主権は譲るべきではない
のではないか」と質問を受けました。北方領土や竹島や尖閣は日本固有の
領土であって、領土の主権は譲ってはならないという趣旨でした。
この学生だけではなく、ほとんどの日本人はそう信じています。

しかし、本書を読んでいただければ分かりますが、日本は第二次世界大戦に
敗れ、ポツダム宣言を受諾したのです。ポツダム宣言には日本の領土は
北海道、本州、四国、九州のみで、あとの島は連合軍が、すなわち、事実上
アメリカが決めることになっています。
あとの島を日本の領土だと主張することはできますが、ポツダム宣言を
受諾した瞬間に、固有の領土は北海道、本州、四国、九州しかなくなった
のです。この歴史的事実を私たちは教わってきませんでした。
政府が事実を説明しないからです。

そして、戦争に負けたにも関わらず、アメリカのおかげで、
すぐに経済大国への道を歩むことが出来たために、卑屈なまでの劣等感から、
アメリカへの従属心が生まれました。一方ではその反作用の形で、
中国、韓国などのアジア諸国に対する優越感を生み、過去の歴史に関する
こじつけや粉飾が行われたのだと思います。
この鬱屈した感情が、アメリカを含む既得権社会を形成してきたのです。

私は安倍政権であろうと、どんな政権であろうと、「日本は戦争に負けた」
という厳粛な事実をしっかり受け止めて、その上で、すべての国に対して
劣等意識も優越意識も持たず、友愛精神に基づいて、尊厳のある独立国を
創り上げていく努力をしていただきたいと強く願います。
そして、既得権益に群がる集団のみではなく、すべての国民に対して
公正な利益が享受(きょうじゅ)される友愛社会を創り上げていただきたい
と祈る気持ちです。

現在の円安・株高の傾向がもたらすものは、大企業にのみ利益を与え、
中小企業や地域社会は、より一層厳しいやりくりとなることは間違い
ありません。そしてその株高でさえも、外国人投資家が一斉に売りに
転じた時に、一気に急降下することにならないとも限りません。
消費税の増税やTPPが追い打ちをかけたらと、考えただけでも
ぞっとします。まさに、砂上の楼閣(ろうかく)のような現在の日本である
のに、多くの国民はええじゃないかとはしゃぐ始末です。
既得権の外にいる多くの国民には事実が隠ぺいされているからでは
ないでしょうか。

その責任は私にあることも理解しています。既得権との戦いに勝て
なかったことは誠に残念ですし、申し訳ありません。でも、その戦いに
勝てなければ、既得権社会に埋没(まいぼつ)するしかないと諦めては
ならないと思います。

そのために鼎談を行いました。「なぜ出来なかったか」から、
ではどうすればよいのかを学んでいただきたいのです。
その先に、独立国・日本が垣間(かいま)見えてくると信じて。



http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/168.html

   

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