「ここが0.08マイクロシーベルト/hだったら、ここはりっぱなチェルノブイリなんです」野呂美加さん5/18ふくしま集団疎開裁判新宿(内容書き出し)
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2013-05-24(10:49) みんな楽しくHappy♡がいい♪
ふくしま集団疎開裁判新宿デモ・アルタ前集会
2013年5月18日
1:34:14〜
Youtube→http://youtu.be/F0taOVAflQ4?t=1h35m14s
山本太郎さん:
もう素人が参加しなければいけない状態になっている政治なんですね。
で、福島のみなさん「迎えに行きます」という熱い思いがありましたけれども、
福島の方も、そして関東のホットスポットの近くに住んでいる方々、待たないでください。
司法の判断を待っていたら、子どもたちはもう間に合いません。
やっぱり出られる人から出ないと。
でも、ぼくたちは戦うつもりです。
国のやっている犯罪を後あと訴えていくためには今裁判という形で証拠を残すしかないんですよね。
そして続きまして、
もう、事故が起こるずっとずっと前から、
27年前にチェルノブイリ事故があったその時から、
チェルノブイリの子ども達を保養として日本に連れてきたり、ずっとこのことにコミットしてきた
脱被曝の、スペシャリストかもしてませんね、よろしくお願いいたします。
野呂美加さんです。
野呂美加さん:
こんにちは。
北海道からまいりました、チェルノブイリのかけ橋の野呂と申します。
3月にベラルーシの甲状腺の医療機関の視察をさせていただきました。
いま日本で語られている事はウソばっかりです。
100ミリシーベルトとか、
そういう被ばくをしたという数字の根拠はあちらにはありませんでした。
牛乳が原因だという話も一切ありませんでした。
吸い込みが60%。
関東も福島もヨウ素のプルームが流れてきているから、
大人も子供も全員検査しなければいけない。
あの、経済崩壊した旧ソ連で、みんな健康診断してきたんです、国の責任で。
国家予算の4分の1を使ってそういうことをやってきたんです。
年間総被ばく量を1ミリシーベルトというのは、0.114じゃありません。
空間線量0.23じゃないんです。
ベラルーシのいう年間総被ばく線量1ミリシーベルトというのは、
中に内部被ばくが入っているから、
0.5(ミリシーベルト)外部被ばく、0.5(ミリシーベルト)内部被ばくで計算していくんです。
ここが0.08マイクロシーベルト/hだったら、ここはりっぱなチェルノブイリなんです。
ぞれが、危険なデータが無いというんだったら、
チェルノブイリの子どもを全員連れて来て証言台に立たせてもいいですよ。
だけど東京の方が数値が高いんです。
ゴメリよりも数値が高い。
ここに座ってちゃダメなんですよ、放射能の上に。
もう日本で汚染地域で運動会なんかできない。
「なんで?」って言ったら、性器が被ばくするんですよ。
子どもたちが地べたに放射能にくっついたら、性器の形が異常になったり不妊になったりすると、
年間総被ばく量1ミリシーベルトというのはマキシムなんだと言ってたんです、
その基準をつくった人たちが。
誰が妥協させるんですか。
お金のために妥協するし、私たち自身の弱さが妥協させるって聞いて、
「えー、そんなことないだろ」と、みんな動揺するでしょ。
福島の人だってそうなんですよ。
じゃ「危ないから」って生活全部ですね、100%カットして、
「じゃあ安全な所に行くわ」と切り替えられる人なんてほんのチョトなんです。
それだけみんな苦しんでいいる。
じゃあ助けるためにどうするか?って言ったら、
本当に強制的に移住させないといけないんです。
それを国はやりたくない。
沢山の人が文句を言いますよ。
「移りたくなかった」とか「何でこんなことになった」とか、
絶対私たちは感謝しない。
そういう事が起こって、いまだに27年間強制移住させられた人も
まだ「戻りたかった」とか言うんです。
だけど、だからこそ強制的に出さなければいけない。
この裁判は関東の子どもたちのためにも絶対必要なんです。
関東の大人にも必要なんです。
だから支援じゃないんです。
自分たちの運動としてやらなければ、ここにいる全員が生き残れない。
私たちは、この命は、
親から貰ったんですよ。
天から貰ったんですよ。
政府から貰った命じゃないんだから、なんで服従するんですか。
みんなここにいる人は、
今日は山本太郎さんみたいに、みんなにど突かれても自分の本当の気持ちをういう人間になってくださいよ。
ここにいる人間だけでも全員そう変わったら、絶対に覆していけると。
誰から何を言われようとひるむことなく、ダメなものは「ダメだ」と言って下さい。
それが子どもたちを助ける事なんです。
そうじゃないと、5〜6年後、
私がチェルノブイリの病院に行った時に、「100人の甲状腺がんの子どもが出た」と、
お医者さんも看護婦さんもみんな泣いてたんです。
フラッシュバックしそうです。
人口密度が北海道みたいなところでその人数なんですよ。
それも関東と同じような位の汚染なんです。
だから私たちが今すぐ真剣にならないと、
子どもたちを予防のために今から保養に出して下さい、疎開させて下さい。
よろしくお願いします。
裁判応援します。
山本太郎さん:
ありがとうございました。
年間総被ばく1ミリシーベルトはその半分だったんですね。
0.5と0.5だったんですね。
恐ろしいですね、本当にひどい状況です。