http://blog.ushinomiya.co.jp/economics/(松藤民輔)
・4月14日のチャート分析を見れば先月の400トンの金売り、15%ほど下げた後の動きが予測できる。先々週までに1,500ドル近くまで上昇した金は、2004年と同じ動きであれば今週1,300ドル付近まで下落する。4月の下落が4番であれば今回の下落は5番、そうであれば暴落の完成、そして2,000ドル以上を目指す相場の始まりである。
・金価格は再び1,350ドル台に来た。今週中に先の安値1,330ドルを割り1,300ドル前後があれば、それが大上昇を担保する。(先週も株の上昇、金下落と逆の動きだ)それは株投機の終宴、中央銀行投機の終わりを意味する。先の金暴落はカリフォルニアのヘッジファンド連合による計画された金暴落だったらしい。そして黒幕がいた、あの銀行だとの噂。(「物乞いが増えたパリ」より)
◆機関銃・・のような株投機の終宴、中央銀行投機の弾切れが待たれる!
http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1974.html
・米株価最高値のアメリカも企業収益に陰りご注意を。。。=小崎壮平
http://uskeizai.com/
企業収益だけじゃないぞ。世界の経済指標と株式の乖離は進むばかりだ。海運指数もくたばったままだ。
株式市場は、各国中銀の金融緩和に反応しているだけだ。
日経平均のイナバウアーチャートは、ヤバイの一言だ。
日本の長期金利の上昇もヤバイ。
グレート・ローテーションらしくなっているが金利の上昇は消費を抑えることになる。
こんな状態がいつまで続くかわかれば苦労しないが、アメリカ株式はアナリストの予想を遥かに超えた
上昇ですし「非常識」の上げということ。
アメリカ経済に市場が強気ならば「出口」に反応するだろうし、金融緩和相場が一巡すれば調整の時期だ。
アメリカのQE,日本の黒田バズーカ、ECBの利下げと緩和期待に各国利下げと機関銃のように続いたので
セル・イン・メイをブッ飛ばしたブル相場が出来上がった。
それにしても待たせるね。
◆NY金:反発、ムーディーズが米格下げ警告 逃避需要膨らむ・・そろそろ、反発の口実を待っていた金トレーダーたち?
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MN40376VDKIA01.html
5月20日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は反発。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米政策当局者は年内の格下げを回避するために債務問題に取り組まなくてはならないと指摘したことを背景に、金に逃避する動きが強まった。
ムーディーズのシニアバイスプレジデント、スティーブン・ヘス氏は「債務比率の上昇に対処するため、政策面で一段の取り組みが必要だ」と指摘した。米議会予算局(CBO)によれば、国内総生産(GDP)に対する債務比率は長期的に上昇する見通し。
スタイフェル・ニコラスのETFトレーディング戦略責任者、デーブ・ラッツ氏は電話インタビューで、「ムーディーズのニュースを受けて、貴金属に買いが入っているようだ」と指摘。価格下落を見込んでいたポジションの巻き戻しにより「価格が上昇し始めると、大量のショートカバーも入った」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6月限は前週末比1.4%高の1オンス=1384.10ドルで終了。一時1336.30ドルと、中心限月としては4月18日以来の安値をつけた。先週末までは7日続落し、過去4年で最長の連続安となっていた。