将棋の第3期リコー杯女流王座戦1次予選が18日、都内で行われ、昨年の同棋戦で外国籍出場者として男女初の公式戦勝利を挙げたポーランド人のカロリーナ・ステチェンスカさん(21)が2年連続でプロを破った。
日本語で書かれた定跡書を必死に読み込んで棋力を上げたカロリーナさんは、1回戦で鹿野圭生女流二段(51)を撃破。2次予選進出がかかった2回戦の山口恵梨子女流初段(21)戦では、母国では少ない地震が対局中に発生。動揺もあったのか、見せ場もなく敗れた。「緊張もなかったし、もっと勝ちたかった。地震? ここは日本ですからね」
6月下旬には男性のアマ強豪がひしめくアマ竜王戦に女性として初めて出場する予定。現在は母国の大学でITを学んでいるが、卒業後に来日して女流棋士を目指すつもりだ。「将棋は美しい。ドラマチックなところに引かれます」と、青い瞳で前を見据えていた。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130518-00000239-sph-soci
※参考
2012年度 同選手権でのカロリーナ・ステチェンスカアマ対高群佐知子女流三段 棋譜
対戦日時:2012年5月18日
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/463.html