女川原発の防潮堤かさ上げなどの対策を発表する海輪社長=仙台市 女川原発の防潮堤かさ上げなどの対策を発表する海輪社長=仙台市
女川原発再稼働へ巨額投資 東北電力
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7118518.html
2013年05月15日20:09 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
女川原発27年度にも再稼働申請 防潮堤、国内最高29メートルに東北電力
東北電力の海輪誠社長は14日、仙台市の本店で記者会見し、女川原発(宮城県)に高さ15メートルの防潮壁を増設し防潮堤を、現在の海抜17メートルから29メートルにかさ上げすると発表した。さらに原子力規制委員会の新規制基準対策を先取りして進め、早ければ平成27年度中にも再稼働を申請する考えを示した。
東北電力は、2月に国に申請した電気料金値上げの原価算定に基となる原子力運転計画で女川原発の再稼働の時期を示していなかったが、海輪社長は「極力安全対策を先取りして進め再稼働させたい」との考えを示した。その上で「防潮堤整備も(再稼働に向けた)条件整備の一つ。可搬式電源や火災対策などの整備を重ね、条件が整えば27年度中でも申請していく」との方針を示した。
女川原発の防潮堤は、中部電力が計画中の浜岡原発(静岡県)の防潮堤(海抜22メートル)を抜き、国内の原発で最も高くなる見通しで、28年3月に完成する予定。総延長も200メートル延伸して800メートルになる。投資額は非公表だが、申請中の家庭向け電気料金の値上げの原価には再稼働時期が未定のため、含まれていない。
女川原発は海抜14・8メートルの高台にあり、東日本大震災まで防潮堤がなかった。しかし、東日本大震災で津波が13・8メートルまで到達する一方、地震で地盤が1メートル沈下し、敷地が津波と同じ高さになった。このため東北電は昨年4月、高さ3メートル(海抜17メートル)の防潮堤を新設。原子力規制委員会の新規制基準の議論を踏まえ、最大津波の想定を13・6メートルから23メートルに引き上げた。
東通原発(青森)は、原子炉格納容器内に27年3月までに、圧力上昇時に蒸気を排出するフィルター付きベント(排気)設備を設ける。設置は原発の新規制基準で沸騰水型軽水炉(BWR)の再稼働条件となる見通し。
また、過酷事故の際に現地対策本部となる免震重要棟を、原子炉建屋から800メートル離れた場所に建設する。
(福島民報 2013/05/15)
http://www.minpo.jp/news/detail/201305158423
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女川原発は,1メートル地盤沈下し,5メートルほど東方に移動しており,かなりのダメージを受けています。
女川原発 非常用電源が停止
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女川原発再稼働反対オンライン署名
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