http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8630.html
2013/4/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
安倍晋三首相自らが指名した江島・元下関市長を、政権幹部が異例のテコ入れをしている。20日に就任後初めてお国入りした首相は、山本繁太郎知事ら地元の要人が参集した祝賀会を1時間半で切り上げ、19時に防府市での演説会場に駆けつけた。
翌21日も、林芳正農水大臣(参院山口)や河村建夫選対委員長(山口3区)、岸信夫外交部会長(山口2区)ら地元の政権幹部を引き連れ、大名行列のような街頭演説を県内5カ所で開いた。
首相だけでなく、農相、選対委員長にもSPが付くから、SPと警備車両も大移動だ。
各会場はSPのほかにも地元県警が物々しい警備を敷き、演説後、安倍首相が握手をして回ると、防弾シートを手にしたSP集団が首相を取り囲みながら移動した。
祝賀会には、前日に取材申し込みをしたのに「事情が分かっていない臨時職員が対応したのだろう。登録されていない」(主催者の県連代表)という理由で入室を許されず、廊下で聞き耳を立てていると、今度はSP集団がやってきて廊下からも排除された上、防府市での演説会場への入室も拒否された。
いずれも、考えられないような対応だ。26日には石破茂幹事長が山口入りするが、おそらく、同じような物々しさになる。こうなったのは、江島氏楽勝のはずが尻に火が付いてきたからだろうが、安倍の地元の補選のために、どれだけ税金が使われるのか。