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2013/4/26 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
ブラック企業のユニクロ社長柳井正がグローバル化宣言をし、世界同一賃金で年収100万の若者使いつぶしを宣言。
日本一の大金持ちには、企業の社会的責任も、富の配分の意識もない。
自分さえよけりゃかまわない、のであり、この思想がTPP参加後にはグローバルエリートの標準思想になる。
「長いものには巻かれろ」。
日本民族の奴隷根性、無為の生きざまを慫慂することわざ・格言は少なくない。
奴隷という言葉が挑戦的に過ぎるなら、忠誠と置き換えても良い。
問題はその忠誠が理念に対してではなく、人に対する忠誠であることだ。
民主党の国会議員たちは、消費税増税反対の選挙公約(理念)よりも、そのときどきの代表の意見に従った。
代表が選挙の理念を裏切ったので、自分たちも裏切り、政党壊滅の道を突っ走った。
自民党も選挙中はTPP参加に反対しながら、総裁の安倍晋三がTPP参加を称えると党全体がTPP賛成になった。
カレル・ヴァン・ウォルフレンは『日本権力構造の謎』(早川書房)のなかで、「日本人の忠誠の倫理観は、本質において、服従の倫理観である」と述べている。
カレル・ヴァン・ウォルフレンが、外国人として遠慮して使った「服従の倫理観」なる表現を、わたしの言葉でいえば奴隷の精神ということになる。
小沢一郎を見ていると日本が見える。
正確にいうと、対米隷属の日本の政治、が見え、日本民族の奴隷根性が見える。
それは悲しむべきことだ。
だからといってこの現実から逃げるわけにはいかない。