池田名誉会長の理念との比較・
「自公連立の公明党は政策重視か野合か?」
(1) 自民党の失政を検討しよう!
1、アメリカから自民党へ密かに長年、資金提供され、アメリカの支援をバックに一党支配体制が構築されてきた。
2、巨額の企業団体献金・裏献金を長期的に最大に収受して政治を歪めてきたのは自民党である。
3、政権交代できないよう、官房機密費・外交機密費などをフル活用(塩川発言・野中発言・平野発言等)して、マスコミなどを裏から支配し、自民党一党支配を永続させた。政・官・財・マスコミ・御用学者の癒着構造は続いている!
4、「失われた20年」・長期不況は、自民党政権の大失政である。
5、天下り、特別会計などで税金のムダ使いが長年続いている!
国の負債(1000兆円)が先進国最悪の水準である!将来は大増税か!
6、地方財政は200兆円以上の債務の責任は、自民党系議員・首長にある。
7、政官業の癒着構造で長年ムダな、多くの公共事業で公的債務が増大。
8、地方疲弊・東京と地方の格差拡大、官民格差拡大の責任は、自民党国会議員、自民党系地方議員・首長にある。
9、検察等司法界の腐敗(人質司法・自供強要・冤罪続出・裏金等)を放置し、自民党、特に清和会は、「政敵抹殺」に利用してきた。
10、自民党系議員は、党本部で国有地格安使用・駐車場無料使用など、長年最大に利権を得てきた!
11、自民党議員、閣僚に不祥事が続発している(安倍〜麻生内閣)!
12、尖閣問題、在日米軍基地問題、普天間問題などには、基本的には自民党の従米的外交・防衛など長年にわたる失政が根底にある。
13、大企業・富裕層は減税や特別措置法などで優遇、所得補足率は5割、農林水産業3割など会社員との不公平をほとんど是正しないで放置してきた。
14、東京・首都圏以外の地方が切り捨てられてきた!
15、高級官僚や世襲議員・与党族議員に、都合のよい社会が形成されていた!
16、長期不況の上に、世界同時不況の追い討ちで、日本の景気後退が先進国中最悪である。景気対策も不適切、後手であった!
17、医療内容がどんどん弱体化している!病院のたらいまわしが地方で頻繁に発生!
18、介護や保育は、施設不足、職員の給与・待遇は劣悪。貧弱な政治で介護や子育てに大きな不満・不安がある!
19、厚生労働省・社会保険庁は消えた5千万人の年金記録などデタラメだった!年金の官民格差、積立金のズサンな運用など、年金に不信・不安がある!
20、派遣社員を大量に作り出す法制化等で非正規社員激増の大企業サイド政治をしていた!自殺者3万人超は14年間も連続している。
21、後期高齢者医療保険制度で高齢者への差別などの姿勢が露呈された!
22、明治以来、官僚主導の保守政治が実態であり、戦犯者が復活した保守党が前身の自民党は、行政改革・地方分権には不熱心!国・地方の財政は悪化しているが実態は不透明!
(2) 池田SGI会長の中道政治に関する主張:
*時代は変わっても、“大衆とともに”という結党の原点だけには忠実であってほしいと思います。
今は、「生命・生活・生存」を軸にした「人間主義」のスローガンを掲げていますが、国民政党としての重責を果たすことを大いに期待しています。
それと、公明党には、「世界の中の日本」という大局の視点を大切にしてほしい。
日本の右傾化を心配する人は、内外に多いですから(『平和の世紀の大道』16頁)
*最近の日本を見ていると、政界に限らず、官界、財界など、社会のあらゆる分野で、腐敗が進んでおり、トップが、責任を放棄しているような例が多い。
廉恥心というものは、人格の骨格部分を形作っているものですが、そこがメルトダウン(炉心溶融)してしまっている。実に由々しきことです。ー中略―
偉大な政治理念、政治哲学があるかないかです。
私が世界を代表するリーダーや一級の知性の方々とお会いして感じるのも、そうした「哲学」や「人格の輝き」です。
―中略―大事なのは、世界の誰もが納得する「識見」です。日本の国内でしか通用しないような「独善」ではダメです。―中略―
民主主義なのですから、みんなが「ああ、なるほど」と納得できるように、何でも説明すべきです。
日本の政治に一番欠けているのは、この「説明責任」ではないでしようか(28〜30頁)。
(3) 国王を仏教に導いた賢者の尽力
1.古代インド・釈尊在世の時代、アジァセ王は、釈尊を殺害しようとした、提婆達多の支援者となり、父である王を、監禁・獄死させ、釈尊を殺そうとするなどの悪逆を行った。
アジァセ王は、その後、名医でもあった、ギバ大臣の導きにより、釈尊に帰依した。
その結果、アジァセ王は、釈尊滅後、第一回の仏典結集の外護の任を果たすなど仏教のために尽くす賢王になった。
2.古代インド・紀元前3世紀頃、アソカ大王は、初めは暴虐な王だった。 耶輸大臣が仏弟子となり、その後、耶輸大臣が導いて、アソカ大王を正法に帰依させた。
仏教を信仰した、アソカ大王は、武力による征服などを深く反省し、戦争を放棄し、福祉政策を推進し、平和外交を展開するなど、理想的な政治を行う、賢王となった。