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2013年3月25日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK145] TPPで砂糖を例外にしようとする米国を知っていましたか?  天木直人 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63864565.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/03/24)」★  :本音言いまっせー!


 TPPの事がが報じられない日はないほどだ。

 そしてこれからTPPの事前協議が始まればますますTPPの事が
報じられるだろう。

 そしてこれからますます色々なことがわかってくるだろう。

 なぜならばTPP交渉は秘密交渉であるからだ。

 あまりにも知らされないことが多いからだ。

 しかし、秘密交渉以前の問題として、我々はTPPについて初歩的な
事さえも何もわかっていないのではないか。

 そう思わされる記事を見つけた。

 知れば知るほど真面目に論ずるのが馬鹿らしくなるT記事である。

 きょう3月24日の朝日新聞が大きく報じていた。

 日本では農産品の例外を勝ち取ることがTPPの最大の問題であるか
のように騒がれているが、農業自由化を日本に迫る米国が砂糖を
「聖域」扱いにしているというのだ。

 米国の砂糖業界を保護し続ける事は、砂糖価格の低下を求める米国の
消費者からも、またTPP交渉の他の参加国からも強い反発があるという。

 それにもかかわらず、米国砂糖生産者の政治力は強く、米政府は保護
政策を変えるつもりはないという。

 2005年に発効した米豪自由貿易協定(FTA)でも砂糖は
関税自由化から除外されているという。

 TPPの対象はほとんどが貿易以外の分野であり、だからTPP交渉
は貿易自由化交渉が中心ではないということを我々はすでに知っている。

 貿易自由化に限ってみても、米国は早々と国内自動車業界を例外扱い
していることも我々は知った。

 その上に農産品の砂糖まで保護しているというのだ。

 何のために聖域なき自由化だ。

 これを要するに米国産業を守って他国の産業に譲歩を迫る自由化交渉
ということだ。

 しかし、考えてみればこれは当たり前のことであって、まさしく
WTOの場で国際的にそんな交渉が毎度繰り広げられてきた。

 TPP交渉とはそのような当たり前の交渉の場を米国のごり押しで
また一つ増やしたということだ。

 しかしここまで国内的に大問題になった。

 もはやその交渉の成り行きを国民は注視することになる。

 メディアはその交渉を細かく報じざるを得ない。

 安倍政権は不毛な仕事を抱え込んだということだ。

 我々は、日本の国益を損ねるような譲歩をしないように、これから
始まるTPP事前交渉を監視し続ければいいとうことだ。

 これが私のTPPに関する最後のメッセージである。

       ◇

(ワールドけいざい)砂糖、米国でも聖域 TPPよそに手厚い保護
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201303230511.html
2013年3月24日 朝日新聞

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、各国に関税自由化を迫る米国。しかし、米国自身にも守りたい「聖域」がある。

 ■「85%は国産」 100億ドル産業

 ルイジアナ州南部の砂糖産業の拠点ジャネレット。「シュガーシティー」の異名をもつ人口5千人の市の周辺には、かつて黒人奴隷が働いた時代から200年の歴史をもつサトウキビ畑が広がる。

 そんな畑の持ち主の一人、フィリップ・ヌネスさん(67)は35年間サトウキビを育ててきた。「砂糖で得られる利益は本当に薄い。もしこれ以上価格が下がったら農家は壊滅する」

 約15万人が携わり、約100億ドル(約9500億円)の規模をもつ米砂糖産業は、手厚く保護されてきた。現行法では国内消費量の85%程度は国内で生産されるべきだと規定されている。残りは世界貿易機関(WTO)の取り決めに従った最低量(ミニマムアクセス)の水準で輸入される。製菓業などの利用者がそれを超える分を輸入しようとすれば、高額の関税がかかる仕組みだ。

 生産余剰分を政府が買い上げ、エタノール製造会社に払い下げる制度まである。これらの結果、米国の砂糖価格は世界水準に比べると5〜10割増しだ。

 生産者協会のフィリップ・ヘイズ氏は「現行政策でも米国は世界最大の砂糖輸入国だ。米国の政策は多くの海外の生産業者から支持されている」と話す。

 しかし国内外からの反発は根強い。アイオワ州立大の研究によると、制度を改正すれば米消費者らは年35億ドル(約3300億円)の利益を受けるといい、製菓業などの砂糖利用者団体は改正を強く訴えている。カナダなどはTPPで交渉のテーブルに載せるように求めている。

 それでも砂糖生産者の政治力は強く、米政府は政策を変えるつもりはない。

 2005年に発効した米豪自由貿易協定(FTA)で砂糖は関税自由化から除外されている。TPPでも同様の姿勢で、通商代表部のマランティス臨時代表は20日、「すでにTPPメンバー国と結んだFTAの内容は見直さない」と「聖域」にしようとしている。

 ■繊維は中国対抗策 「原糸・生地も加盟国限定」

 少し青臭い真綿の香りが漂うなか、高速回転する紡績機の高音が響き渡る。サウスカロライナ州北部ガフニーにある製糸大手パークデールの最先端工場だ。

 一日に月まで7往復できるだけの糸を生産する。整列した機械が高速で糸を紡ぎ、箱状の点検ロボットが自動で糸のほつれなどを直す。人間は清掃や綿の補充をする。かつては1200人規模の工場だったが今は約140人だ。タッド・ロジャース副社長は「自動化を進め、世界で最もコストを抑えた工場だ」と話す。

 合理化を徹底したのには、訳がある。

 米国では、糸や生地を中南米に輸出し、中南米諸国で縫製して米国に衣料品として輸入する事業モデルが主流だった。しかし01年の中国のWTO加盟で、関税の下がった中国の衣料品が米国に流れ込んできた。

 中国の衣服には中国の糸や生地が使われるため、米国の繊維業界が打撃を受けた。米繊維業界の雇用者は15年前と比べ3分の1の約23万人に激減した。

 さらに追い打ちをかけるのが、ベトナムが参加するTPP交渉だ。ベトナムは、中国の糸や生地を使った衣料品の製造が盛んだ。そのベトナム製品が「関税ゼロ」で米国に入ってくれば、ベトナムにほとんど糸を輸出していない米繊維産業は、大きな打撃を受けることになる。

 そこで米政府は業界の要望を受け、「原糸原則」ルールの適用をTPP交渉で訴えている。「関税自由化の恩恵を受けるためには、原料の糸や生地もTPP加盟国から調達しなければならない」という考え方だ。

 業界団体のマイク・ハバード氏は「(ベトナムが生地を輸入している)中国は市場経済ではない。TPPは政府の関与を避ける政策であるはずだ」と正当性を主張する。(ジャネレット=山川一基)

 ◆「日本の砂糖、自動的な除外はない」 甘くない例外交渉

 米国は、日本を始め各国に「TPP交渉ではすべての事項をテーブルに載せる」と迫っている。しかし、その米国も、守るべきものを見据えた、したたかな戦略で臨んでいる。

 ただ、だからと言って、日本に有利な材料になるとは限らない。

 「21世紀型の高水準の貿易協定」を目指すTPPでは、項目数のうち90%を大きく上回る水準で自由化を目指す。米国にとって砂糖や繊維産業は全体のごく一部。ほかは圧倒的に自由化を推進する立場だ。

 日本も砂糖の例外化を狙っているが「あくまで問題になるのは自由化の水準。その範囲内で国によって主張する項目は異なる。日本も砂糖を主張するなら、ほかで譲るなどの駆け引きが必要になる」(米シンクタンク)。

 日本の政府関係者も「米国が砂糖を除外できれば自動的に日本の砂糖やコメも除外されるということにはまったくならないだろう」と話す。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「マツコ・デラックス「(TPPに)反対です。」:HEAT氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10408.html
2013/3/25 晴耕雨読


https://twitter.com/HEAT2009


マツコ・デラックス


「(TPPに)反対です。


何度か米国に魂を売った政策は過去にもあったが、それに匹敵するぐらい。


米国のルールというものに日本が組み込まれてしまう危険性がある。


もう日本ではない、日本のルールが通用しなくなるなんて」


5時夢中⇒http://bit.ly/11vPVxX


コメント


ryo625
最後の違いますは、布川のバカな司会をスカすためにノリで言った?と思うので、あまり意味がないと思う。?


Chai Rose
マツコ、マジで最高!!!!普段から滲み出てるけど、やっぱり頭?良い人だわー?


Lace Chantel
自国の失業者や退役軍人すらマトモな保障一つ出来てないアメリカ?のルールに交渉不能なボッタクリバーに従うなんてバカ以外に出来?ないよ!!?


luvricardo22
マツコ偉い!よう言うた。ただ、ホントのこと言い過ぎて干されな?いようにして下さい。?


nyatete
マツコ正論。それにしても司会者の頭の悪さが尋常じゃない。?


sunaton satomi
さすがマツコ!良く分かってる。?


3116skt
最後の「違います。」って、何だそれは?? 自分の主張を全否定するのかこいつは、マツコこそ体制側に魂売っ?てんじゃないのか! だから、テレビ出ている奴は信用できない!


yumeno7jp
「日本は、気づいたら(アメリカの)州になちゃうよって話ですよ?ね?」


という質問の答えが、


「違います」


だから、全否定ではない!?


maronhappy
アメリカの州の一部なんかではない。


アメリカの州以下である。?


sushifujio
州ではなく、統治領と言いたかったのではないでしょうか。
?


3116skt
だったら、州ではなく、統治領と言ってほしかった。中身は同じ植?民地化だ。「違います」の一言でかたずけてほしくなかった。今も?マツコは、民放のマスゴミバラエティーに出れてんでしょう? こいつだって、体制側に魂売った輩なのでは・・・どうせ自分の保?身の為に言い方コロコロ変えてくるか、ダンマリするだろう。今時?マスゴミバラエティー出れてる奴なんて信用できない。?



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「日本人は民主主義を選ぶのか、それとも捨て去ってしまうのか」〜自民党改憲草案に注がれる海外からの厳しいまなざし(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/69716

【ブログ記事:「日本人は民主主義を選ぶのか、それとも捨て去ってしまうのか」〜自民党改憲草案に注がれる海外からの厳しいまなざし】(2013/03/23)

 昨年4月に自民党が発表した「憲法改正草案」は、基本的人権を軽視し、個人の自由を制約する一方で、為政者側の支配力を強めるという民主主義国家にあるまじき内容を含んでいる。この点について、私はこれまでインターネットやラジオなどを通して繰り返し批判を行ってきた。

■日本国憲法改正草案
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf


 この自民党改憲草案についての検証を深めるため、私は澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士とともに、今までに合計3回の逐条ゼミナールを行い、条項の1つ1つを自民党案と現行憲法とで比較しながら議論を重ねてきた。IWJで中継・配信も行っており、今後も続けていく予定だ。


■逐条ゼミナール第1弾(2012年12月28日)【前文〜第19条】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/46966

■逐条ゼミナール第2弾(2013年1月25日)【第20条〜第23条】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/55018

■逐条ゼミナール第3弾(2013年年3月12日)【第96条、第22条〜第29条】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67033

■逐条ゼミナール第4弾(2013年3月27日予定)【第30条〜】


 22日、逐条ゼミナール第2弾の全文文字起こしに、詳細な注釈を加えたメールマガジン「IWJ特報!第79号・第80号」を発行した。この中では、主に第20条「信教の自由」と第21条「表現の自由」という重要な条文を中心に解説を行った。

■メールマガジンの登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0001334810.html


 自民党案では、集会、結社及び表現の自由を定めた21条を完全に否定する21条の第2項が新設されている。この第2項は、「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動」とそれを目的とした結社を認めていない。

 梓澤弁護士は、治安維持法を引き合いに出して自民党案の危険性を指摘し、澤藤弁護士も「実現すれば、そういう世の中(=明治時代)に戻りかねないと考えています」と警鐘を鳴らしている。

 また、詳しくはメルマガをご覧いただきたいが、自民党内で憲法改正を声高に唱える人の中には、耳を疑う発言をする人たちがいる。自民党の西田昌司参議院議員は、現行憲法を「法的にも無効」などと明らかに間違った発言をし、「これを憲法と言うこと自体おかしい」などと主張している。

 国会議員には、憲法尊重義務が課せられている。西田議員の一連の発言は、明らかに憲法尊重義務違反である。

 また、片山さつき参議院議員は自身のツイッターで「国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です」などとつぶやいて、顰蹙を買った。天賦人権論を否定するなら、王権神授説の立場に立つとでも言うのだろうか。

 天賦人権論の否定とは、近代立憲主義の否定でもある。近代立憲主義も代議制民主主義も、欧米からの輸入で「日本の国柄」に合わないというなら、なぜ彼らは国会議員のバッジをつけているのだろうか。彼らには、まず自らが否定する代議制民主主義の立法府の議員バッジを外せと言いたい。

 こうした自民党の改憲の動きは、日本国内だけでなく海外からも厳しい批判のまなざしが注がれている。22日に発行したメルマガ「IWJ特報!第79号・第80号」では、1月11日付のロサンゼルス・タイムズ紙に掲載された「A militarized Japan?(軍事国家日本)」と題された論文に言及している。

 以下、メルマガで引用したこのロサンゼルス・タイムズ紙の論文を紹介したい。


 この論文では、自民党改憲草案を条項ごとに分析しながら、「自民党は全体主義的、軍事主義的な日本を作ろうとしている」と断じている。そして、「世界中の人権団体は、自民党の憲法改正に反対する世論を形成するために動くべきである」とまで言い切っている。

 思い出していただきたい。2月23日にワシントンで行われた日米首脳会談で、安倍晋三総理がオバマ大統領からどういった対応をされたか。

 会談後の共同会見も、晩餐会も省略され、ファーストレディー外交もなかった。日米首脳同士の外交では異例の冷遇である。昼食会は開かれたものの、オバマ大統領は食事をとらず、机の上に置かれたのはミネラルウォーターのみだった。

 この日米首脳会談を、日本のメディアはどう報じたか。

 多くのメディアは、TPPに関する日米共同声明を大きく取り上げ、「期待以上の成果を得た(2月23日FNN)」「満額回答(2月23日SankeiBiz)」「事実上『聖域なき』は否定された(2月25日日本経済新聞)」などと異常に「好意的」な見出しを添えて報じた。明らかな潤色である。

 今週、大手新聞が行った世論調査では、安倍内閣の支持率が右肩上がりで伸びていると伝えられている(朝日新聞65%、読売新聞72%、毎日新聞70%、すべて3月18日付朝刊)。「安部政権は勢いと人気があって、何かいい方向へ向かっている気がする」。横並びでのヨイショ報道によって、そういう空気が作られているのだ。

 これをメディアによる世論の捏造、ノーム・チョムスキーが言うところの「マニファクチャリング・コンセント」であると断じても、言い過ぎではあるまい。

 一度冷静にならなければならない。日本が世界からどう見られているか。客観的に見つめ直し、本当に「日本がいい方向へ向かっているのか」、考え直す必要がある。

 今回取り上げたロサンゼルス・タイムズ紙は、米国地方紙としてニューヨーク・タイムズ紙に次ぐ発行部数を誇る。自民党改憲草案の危険性についてどう論じているか、とくとご覧いただきたい。

■2013年1月11日付ロサンゼルス・タイムズ紙「A militarized Japan?」(元記事:http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-ackerman-japan-constitution-20130111,0,7592874.story


 この論文は「日本の安倍晋三新総理が、平和条項として有名な憲法第9条を改正する計画があることを発表した」という書き出しで始まる。

Japan’s new prime minister, Shinzo Abe, has announced plans to revise his country’s famous pacifist constitutional provision, Article 9, which renounces “war as a sovereign right of the nation.”


 次に「表面的には、安倍総理の提案は単なるシンボリックなもののように見える。自国の軍事的な自衛権を明確に認識しようと言っているだけである」と続け、日本の自衛権について一定の理解を示す。

On the surface, Abe’s proposal may seem merely symbolic, suggesting that he simply wants to add an explicit recognition of the country’s right to military self-defense.


 だがそのあとに、「しかしこの変更は、安倍政権が企んでいる抜本的な憲法改正の一部でしかない」と切り込み、「なぜなら自民党改憲草案では、軍事の非常事態のときは国会に法的強制力を与えるとしている。また、徴兵制の禁止条項を取り除くような変更もある」と自民党改憲案の問題点に入っていく。

But this high-visibility change is only a small part of a sweeping constitutional revision proposed by Abe’s resurgent Liberal Democratic Party. The proposed draft authorizes the parliament to declare a military emergency during which Cabinet decrees would have the force of law. It also rewrites a provision to eliminate the constitutional ban on military conscription.


 「さらに悪いことに、改憲草案には『国民は、憲法が保障する自由及び権利を濫用してはならず、その自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない』と書かれている。これが現行憲法の穏健な(基本的人権の)制限条項に取って代わられる」。 同紙はこう述べて、自民党が憲法9条の改正だけでなく、基本的人権まで制約しようとしている点に言及する。

Worse, the draft emphatically declares that “a citizen may not abuse his rights and freedoms. He should be aware of his responsibility and obligation to the community and exercise his rights in a way that does not conflict with the public interest and public order.” This would replace a moderate limitation clause in the constitution.


 さらに「基本的な政治的自由もリスクにさらされる。改憲草案の第21条(表現の自由や集会の自由)に新設された条項では、『公益及び公の秩序を害することを目的』として行使してはならないと書かれている」と表現の自由に対する制約にも注意を促す。

Even fundamental political liberties are put at risk. A new provision would put citizens on notice that they cannot exercise their freedom of speech or association “for the purpose of harming the public interest and public order.”


 同紙は「これらの改正は、集団的自由権に対するシンボリックな主張よりも非常に重大である。自民党は全体主義的、軍事主義的な日本を作ろうとしているのだ」と9条改正とともに、基本的人権や自由への制約にも自民党の改憲の目的があると警鐘を鳴らし、「果たして成功するだろうか」と疑問を投げかける。

These proposed changes are far more serious than a symbolic assertion of a right to collective self-defense. The LDP is proposing to build the foundation for an authoritarian and militarized Japan. Will it succeed?


 3月に入り、国内で議論が活発化している第96条の改正についても、同紙論文はいち早く批判の目を向けている。

「憲法改正には厳格な手続きがある。はじめに、国会の両議院の3分の2の賛成がなければならない。そして次に、国民投票にかけることになる。安倍総理は、この(3分の2の賛成という)圧倒的多数の必要条項も変えようとしている」

The constitution has a rigorous ratification process for changes. First, any amendment must be approved by two-thirds of both houses of the parliament and then by the people in a special referendum. Abe may be planning to change the supermajority requirement.


 同紙は、国会議員の多くが憲法改正を望んでいると伝えた上で、改正が現実となるかどうかは今年の参院選にかかっていると指摘する。

「直近の衆議院選挙では、自民党やそのほかの右傾政党の圧倒的勝利に終わり、そして新聞の世論調査によると、今回選ばれた議員の70%以上が平和憲法の改正に賛同している。しかし、自民党憲法改正草案のすべてが、同じような賛同を得られるかどうかは定かではない」

But lowering the bar may not be necessary given the smashing victory of the LDP and other nationalist parties in the recent elections for the lower house. A newspaper survey of its newly elected members suggests that more than 70% support revision of the pacifist clauses, though it isn’t clear whether the entire LDP draft commands comparable support.


「次の大きな試練は、7月に行われる参議院選挙だ。右傾政党が再び大きく勝利すれば、改憲の動きは早まるだろう」

The next big test will come in the July elections for the upper house. If the right wing wins big again, the constitutional revolution will move into high gear.


 一方、改憲に対する日本国民の受けとめについては、「今のところ、日本国民は安倍総理の計画に冷ややかなようだ。直近の世論調査では、憲法第9条の改正には、32%が賛成、53%が反対である」と否定的に述べている。衆院選の結果についても、「右傾政党の勝利は、どちらかというと経済問題や原発危機に対する前政権の失政によるところが大きい」と冷静な分析をしている。

For the moment, the Japanese public seems cool to Abe’s project. A recent poll, for example, reported that only 32% were in favor, with 53% opposed, to a change in Article 9′s commitment to peace. The sweeping right-wing victory owed more to the previous government’s failure to deal with Japan’s economic difficulties and its tragic nuclear crisis.


 注目すべきは、このあとに続くくだりである。同紙は「1つだけはっきりしていることがある。世界中の人権団体は、自民党の憲法改正草案に反対する世論を結集すべきである」と呼びかけているのだ。安直な自民党の改憲草案に対する海外のまなざしはきわめて厳しいことを私たちは知る必要がある。

Only one thing is clear: Human rights groups throughout the world should mobilize public opinion against the LDP’s constitutional revolution.


 人権団体の結集を呼びかける一方で、各国政府に対しては冷静な対応を求め、以下のように述べている。

「世界の政府に関しては、今はまだ様子見の時期だ。安倍政権への強い非難は、国粋的な反動をもたらすだけである」

So far as governments are concerned, this should be a period of watchful waiting. Heavy-handed condemnations of the Abe government would only provoke nationalistic backlash.


 その上で、「日本の憲法は、アメリカの軍事占領下で公布されたものであり、現在の世代が基本的な目的の理解に努めるのが当然である」と日本国民自身が憲法の理解を深めるよう助言し、「外交上の課題は、日本国民の主権を尊重しつつ、現政府に権力を集中させないことである」と安倍政権の力を強めない配慮が必要だと述べている。

After all, Japan’s constitution was promulgated during the U.S. military occupation, and it is perfectly appropriate for the current generation to take ownership of its foundational text. The diplomatic challenge is to respect the sovereign rights of the Japanese people without helping the current government consolidate its grip on power.


 オバマ大統領に対しては、「日本政府が日米同盟における軍事的役割をより強く担おうとすることを拒否すべきである」と忠告する。

In practical terms, this means President Obama should reject all efforts by the Japanese government to take a more prominent military role in its long-standing alliance with the United States.


 そして最後に、日本人自身が自民党の改憲案を選ぶのかどうか、つまり民主主義をとるか、あるいは捨て去ってしまうのか、きちんと見守るべきだと締めくくられている。

「アメリカの切迫した財政状況を見る限り、長期的に太平洋地域の関係を再構築することには意味があるかもしれない。しかし、今はその時ではない。オバマ大統領は事態が収拾するのを待ち、日本国民が自由民主主義に則っていくのか、それとも放棄するのかを見定めるべきである」

Given America’s strapped financial condition, it may well make sense to restructure Pacific relationships over the long run. But now is not the time. Obama should wait for the dust to settle and see whether the Japanese people build upon, or repudiate, their postwar experiment in liberal democracy.

(調査取材・野村佳男、大西雅明/文責・岩上安身)

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 原口一博氏「売国」との言葉軽々しく使う人いると指摘 
http://yukan-news.ameba.jp/20130324-164/
3月24日15時07分 アメーバニュース


 民主党の原口一博議員が、「大和心の意味するところ」(排外主義と差別に日本の伝統はない)についてFacebookで1600字を超える長文の意見を表明している。原口氏はまず、「私は、日本人として生まれたことを誇りに思っている。そして日本の「和」の伝統と文化をとても大切にしている」と切り出す。

 そして、原口氏は最近隣国に対する敵愾心・侮蔑をあからさまにする人が目にするようになり、民主党や民主党議員に対し、「売国」という言葉を、軽々しく使う人も目にするようになったと批判。

 この「売国」については「中国や韓国に国を売り渡したという者さえいる。どこが売られているのか?日本は、そんなに軟な国家ではない。政治家や公党に対する侮蔑にも限度というものがあるのではないか?」と昨今目にする「売国」に対し疑問を呈した。

 そこから原口氏は国家の品格や大和心、伝統、文化について語り、「日本の文化は、差別と排外主義とは真反対のところにあると言っても過言ではないだろう」とし、「日本人の本質を学び国を真に愛するならば、その行動も日本の伝統と文化に沿ったものでなければならないはずだ」と排外主義が日本にそぐわないと締めている。

 コメント欄では原口氏に共感する人は多いものの「どういった経緯があっておっしゃっているかわかりませんが、結果として売国行為を行っている日本人は民主党にいると考えられます」との反論も書き込まれた。


       ◇

大和心の意味するところ
(排外主義と差別に日本の伝統はない)

 私は、日本人として生まれたことを誇りに思っている。そして日本の「和」の伝統と文化をとても大切にしている。

 かつて短期間だったが語学研修をしていた国で「黄色」という言葉を投げつけられたことがあった。あれは、国境を少し超えたところの観光地だった。20代になったばかりの私は、とても深い衝撃を受けた。しつこく値切る私の友人に向けた言葉だったと記憶している。その後も、あの国境地帯の町には、幾度も行く機会があった。町は、活気に溢れて人々は優しかった。それでも「黄色」という言葉の棘は、抜けなかった。あの町の陽気な雰囲気と真反対の差別の言葉だった。

 日本でも近年、隣国に対する敵愾心や侮蔑の思いをあからさまにする人やグループが増えてきたように思えてならない。「売国」という言葉を、軽々しく使う人間も目にする。民主党や民主党所属国会議員に対して投げかけられるものも増えた。尖閣における漁船衝突案件などを機に増えたことは、私たち自身も強く反省しなければならないことだ。

国を愛し、国家に貢献する日本人。その日本人の中に「売国」勢力がいると考えていること自体の矛盾や国家の損失については、思いが至っているのだろうか。日本を誇りに思うという一方で、日本人には売国奴がたくさんいるのですよと言っているのに等しいのではないのか。

 中国や韓国に国を売り渡したという者さえいる。どこが売られているのか?日本は、そんなに軟な国家ではない。政治家や公党に対する侮蔑にも限度というものがあるのではないか?否、政治家や政党であれば、いくらでもそれを跳ね返し、言論によって論破することができる。

 問題は、もっと深いところにある。差別や排外的な言動をすることで、自らの貧弱なアイデンティティを補強できたと思っているのならば、自身のためにも日本のためにも思い直して欲しい。それが愛国にもつながる。

 国家の品格は、そこに住まう国民の日頃の振る舞いにも規定される。

 もともと日本は、和の国である。八百万の神々という神話の世界からも明らかなように、多様な価値観に対する寛容な姿勢が、文化や伝統の骨格を支えている。

『日本人の持つ、やさしく、やわらいだ心情。』を大和心という。

 日本の伝統、文化は、丁寧でたおやかであり、日本人の行動様式は、礼儀正しく慎み深いところに本質がある。日本の文化は、差別と排外主義とは真反対のところにあると言っても過言ではないだろう。

 私は、かつて国士とあがめられたお二人の指導者に教えをこうていた。お一人は、陸軍中野士官学校をご卒業された方だった。沖縄返還運動の先頭に立たれ、北方領土返還の礎を築かれた方だ。先生のもとには、何百人と言う国会議員が訪れ、教えをこうていた。皇室を崇め、日本の伝統を広く説かれた方でもあった。

その方の回りには保守・革新を問わず多くの者が集った。右派とよばれる人たちも多かった。先生は、他国への侮蔑や排外の態度を決して許されることはなかった。自らの国家に対して忠誠を誓う者は、他の国家に対しての敬意を忘れない。日本という稀なる国家の恩恵と伝統によくする者は、より高い責任と自制を求められる。先生は、一人一人の教え子に対して大和心を説かれていたと私は考えている。あの戦争で散華された魂への深い鎮魂の思いがあられた。

天皇陛下のようなお言葉を発することも、振る舞いをすることも、我々には遠く及ぶものではない。「比べることそのものが不遜であり不敬である。」と先生もおっしゃるかもしれない。だからと言って、努力を怠っていいことにはならない。「日本人として生まれたからには、象徴としての天皇陛下のお姿に学び、少しでも近づく努力を日々、行うべきだ。」と教えられた。その意味でも御心にたがうような排外的姿勢を示し、他国の人を差別して何が日本人か。

日本人の本質を学び国を真に愛するならば、その行動も日本の伝統と文化に沿ったものでなければならないはずだ。

http://www.facebook.com/kharagucih/posts/584442324907576

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 首相、福島の農家で「カブ上がれ」 被災地を視察
 安倍晋三首相は24日、福島県を訪れ、東京電力福島第1原発事故で全域が警戒区域や計画的避難区域になっている浪江町などを視察した。福島訪問は第1原発を訪れた昨年12月29日に続き就任後2回目。

福島県郡山市の農家で、土から抜いたカブを「株、上がりますように」と持ち上げる安倍首相。左は根本復興相(24日)=共同
 浪江町などの一部地域は住民の立ち入り制限が段階的に緩和される予定で、首相は楢葉町内の検問所では警察官らを「命懸けで地域のために頑張った皆さんの貢献に敬意を表したい」と激励。風評被害に苦しむ農家らとも意見交換し、郡山市のカブ栽培農家では自ら収穫したカブを掲げて「カブ(株)が上がりますように」と訴える場面もあった。

 視察後、記者団に「2年間、時計の針が止まってしまったことを実感した。復興のスピードアップを図っていきたい」と強調。原発の再稼働については「安全を確保した上で判断したい。一方で低廉で安定的な電力供給がないと復興も難しい。総合的に判断していく」と述べ、再稼働の必要性に改めて言及した。

2013/3/24 18:47
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2400J_U3A320C1PE8000/?dg=1
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍総理があの「カブ上がれ」パフォーマンスを…(懐かしの小渕総理の映像有)
安倍総理大臣は福島県の農園を視察し、カブの束を高々と持ち上げ、かつて小渕元総理大臣が見せたパフォーマンスをまね、株価の上昇に期待を込めました。

安倍総理大臣:「カブ(株)が上がりますよ〜!」

安倍総理は、小渕元総理が1998年当時に株価の上昇を期待して見せた「カブ上がれ」のパフォーマンスをまねながら、安倍政権の追い風となる株価の上昇を願いました。また、「風評被害に苦しみながらも従業員を解雇せずに頑張ったことに感動した」と述べて、被災地の風評被害対策に向けての決意を強調しました。

(03/25 01:13)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000002523.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK145] TPP交渉の世論調査、共同通信は賛成71.8%、日本経済新聞は87.6%、これらは「バンドワゴン効果」を狙った大嘘だ!!
TPP交渉の世論調査、共同通信は賛成71.8%、日本経済新聞は87.6%、これらは「バンドワゴン効果」を狙った大嘘だ!!!
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/03/post-3920.html
2013年3月25日 神州の泉


副題:マスコミによるTPP交渉継続と安倍内閣支持率の世論調査は真っ赤なウソ!!

 最近、TPP交渉継続についての世論調査と安倍内閣の支持率に関する世論調査が共同通信や大手新聞から大々的に報道された。まずは共同通信の世論調査なる記事をご覧いただきたい。

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TPP交渉継続望む71% 共同通信世論調査
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032401001096.html

 共同通信が23、24両日に実施した全国電話世論調査によると、環太平洋連携協定(TPP)交渉で一部農産物を貿易自由化の例外とする日本の主張が認められない場合でも「主張が認められるまで交渉を継続すべきだ」との回答が71・8%に上った。日銀総裁人事や金融緩和など「アベノミクス」と呼ばれる安倍政権の経済政策を評価する声は計71・1%で、「評価しない」の計22・7%を大きく上回った。

 安倍内閣の支持率は71・1%と前回72・8%に続き高水準を維持。政府の進める重要課題への世論の支持は、26日に政権発足3カ月を迎える安倍晋三首相にとって大きな追い風となる。

2013/03/24 16:36 【共同通信】
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次に挙げるのは日本経済新聞の該当記事を一部転載する。(※ここで出されるアンケート結果は日本経済新聞の購読者を対象にしている)

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TPP交渉参加、87%が「評価」(日本経済新聞) 
クイックVote第124回解説 編集委員 大石格
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1904D_Z10C13A3000000/
2013/3/20 6:00

 安倍晋三首相が下した環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加という決断。電子版読者の87.6%が「評価する」との回答でした。自民党支持層への悪影響が懸念されるテーマとあって、決断前後の首相官邸は緊迫感がありましたが、この結果を見る限り、判断は「吉」といえるでしょう。主要マスコミの世論調査もここで紹介します。

      評価する
朝日新聞   71%
産経新聞   64%
毎日新聞   63%
読売新聞   60%

 安倍首相はTPPの長所について(1)停滞していた日本経済に刺激を与える(2)日米関係強化で安保面でのメリットもある――などと指摘しました。国益を損なう可能性もあるなどの率直な物言いも好感を得たようです。市場経済を重視する読者が多いと思われる本欄読者ほどではないにせよ、首相の決断をしっかり受け止めた読者が多いといえそうです。(以下省略)

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 以上、二つの大手既存メディアによる世論調査なるものを紹介したが、交渉参加継続への肯定的な評価が60%以上もあり、安倍内閣支持率が70%を越えているという話自体が間違いなく捏造である。あり得ない世論調査どころか、故意に肯定否定を逆転させて発表していると思う。これについては「晴耕雨読」さんが怒りを交えて重要な論評を書かれているので、ご覧になっていただきたい。晴耕雨読さんの記事には、「日々坦々資料ブログ」によれば、日刊ゲンダイ(2013/3/19)は「大新聞世論調査の大ウソ 地方紙の100%はTPP反対」という記事で下記の内容(一部引用)を載せている。
http://sun.ap.teacup.com/souun/10372.html

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TPPの結果も変だ。地方議会を見ると、東京、大阪、山梨を除く44道府県が反対か慎重の決議をしている。知事で賛成と言っているのも、大阪、愛知、埼玉、静岡、広島、大分の6府県だけ。市町村議会は9割が反対だ。逆立ちしたって「7割が容認」なんて数字は出てこない。

 ジャーナリストの青木理氏が言う。「全国紙の社説を読むと、朝日から産経までTPP賛成一色です。書いているのは、恐らく政治部や経済部に所属し、永田町や霞が関をグルグルと回ってきた人たち。何よりも日米関係が大事と洗脳され、論説委員となった。そう考えると、論調が同じになるのもうなずけます。でも、地方紙は違う。ほとんどが反対の論陣を張っているし、力が入った社説も目に付きます。農家の実情を知り、地元の声に耳を傾けているので、地に足のついた主張を展開しているのです」

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 日刊ゲンダイの記者が憤慨するように全国市町村議会の9割は反対とあるなかで、大新聞は国民の6割、7割以上が交渉継続を容認しているという調査結果を報道している。大嘘である。地方紙の100パーセントが反対しているさ中にあって、事実とは真逆の有り得ない数値を捏造しているわけである。ここで、読者の諸姉諸兄はあることを思い出さないだろうか。

 それは昨年12月16日に衆院総選挙(12月4日に公示)があったが、直前のある期間、マスコミは自民党と公明党が圧倒的に優勢だと犯罪的な虚偽報道を繰り返し、無党派層を誘導していたことは記憶に新しい。選挙当日には、斉藤やすのり氏の選挙区、宮城2区の小選挙区得票数の不可解さを上げるまでもなく、全国的に自民党に有利な不正選挙が行われた公算が高い。

 選挙直前に“自民党、圧倒的に優勢!!”という誘導報道は、「バンドワゴン効果」を狙ったものである。ウィキを参照すれば、バンドワゴン効果(Bandwagon Effect)とは、ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指す。「バンドワゴン」とは行列の先頭の楽隊車のことであり、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗る、といった意味である。要するに無党派や確固たる投票意欲を持たない層に対し、自民党以外の党に投票する行為は無駄であるという萎縮効果を狙い、態度を決めかねている層には、自民党という勝ち馬に乗れと背中を押しているのである。日本の報道機関はかくも悪質なのである。

 すでに気づかれたと思うが、今回の大手メディアによるTPP参加交渉継続について、賛成7割以上と、安部内閣支持率7割以上という世論調査が「バンドワゴン効果」を狙った真っ赤なウソ報道であることは一目瞭然である。実際は両者とも圧倒的に低いはずだ。安倍内閣とともに背後に控えるCSIS(米戦略国際問題研究所)は、このあいだの総選挙と同様に、国民をたぶらかしてまでTPP参加に向けて確実に舵を切りたいのである。安倍自民党は、野田佳彦前首相が解散総選挙を宣言する前からCSISによって不正な軌道に乗せられ、東京新聞(中日新聞)を除く大手新聞社がそれに加担しているのである。

 何よりも腹立たしいのは、大手新聞社が軒並みにTPP交渉参加が当然であり、不参加という選択肢が最初からないような態度に固執していることにある。参加した場合に安倍総理の参加交渉姿勢についてどう思うかなど、それ自体がまやかしである。ここには交渉が可能であるという前提がさも当然であるかのように置かれている。内容もルールも知らされていない段階で、参加に妥当性があるかどうか、交渉可能性があるかどうかを問わないこと自体が危険すぎるのである。安倍首相が交渉参加表明をした時点でそれを問いかけることこそ、マスコミの最初の責務だろう。


 CSISの走狗である日本経済新聞に至っては、 TPP交渉参加について、なんと87%が「評価」すると報道している。大手メディアは肝心な時に大嘘ばかり報道する。けっして騙されてはならない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍晋三首相は、TPP交渉を官僚に丸投げし、米国に中央官庁を乗っ取られる (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/09f5929f90e5b5f8fbc7bf88b2e37044
2013年03月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三政権は3月22日、TPPに関する閣僚会議の下に甘利明TPP担当相を本部長とする約100人体制の政府対策本部を設置、対外交渉を担当する「首席交渉官」(鶴岡公二外務審議官=経済担当=約70人のチーム)と国内調整に当たる「国内調整官」(佐々木豊成=官房副長官補=約30人)を置くことを決めている。

 「官僚依存型」である安倍晋三政権は、経済外交の交渉役を「官僚に丸投げ」した形だ。「政」から実権を奪い取った「官」は、外交交渉の中でその実力のほどが試される。だが、「結果」が思わしくなければ、国民から不評を買うのは、あくまで「官」となり、国会議員は甘利明本部長を含めて、責任を問われることはない。「官」は元々、「無責任」なので、最後は、責任回避しようと逃げ切るのは目に見えている。結局、TPPの交渉で不利益を蒙るのは日本国民ということになりかねない。

◆それでなくても日本のTPP交渉参加に照準を合わせて、米国から顔つきが日本人そのものである日系3世、4世が大勢送り込まれてきて、中央省庁に入り込み、すでにさまざまな圧力をかけているという。米国オバマ政権が最大の目的としているのは、各省庁が握っている各種の許認可権限を根拠とする「非関税障壁」を打ち破ることである。米国は日本の各省庁の官僚が抵抗の姿勢を示すと、ありとあらゆる手段を駆使して脅しをかけ、聞き入れない場合は、「命の保証はしない」と丸で「暴力団」や「ギャング」さながらだ。実にすさまじい。

 米国オバマ政権は、TPPを大義名分として日本の中央省庁に日系3世、4世を送り込み、これをキッカケに「中央省庁の乗っ取り」を図ろうとしているとも言われている。TPPを盾に各省庁が握っている許認可権限を取り払い、「無力化」して、米国の意のままに操ろうとしているのだ。

 従って安倍晋三首相が「日本の国益を守る」と断言しているのとは裏腹に、交渉が終わってみると、国益のほとんどが米国に奪われていたという結果になっている危険性が極めて高いのである。もちろん、この結末を見て、TPP参加から手を引き、足を抜こうとしても「後の祭り」である。

 かくして日本は、「米国の完全植民地」と成り下がってしまう。これが交渉力の弱い官僚に任せっ切りになっている安倍晋三政権が導く「結果」ということだ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
民主党の興石東前幹事長が「自分も離党したい」と本音をポロリ、小沢一郎代表―連合の古賀伸明会長と手を結ぶか?


◆〔特別情報@〕
 民主党参院議員の離党が相次いでいるなかで、輿石東幹事長(民主党参院議員会長)が、「自分も離党したい」と側近議員に本心をポロリと漏らし始めているという。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「米国・霞が関・経団連・自民・マスコミ」は、菅民主が生まれた時から政策を練り上げていた (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/b0f827fd9e539016f788eb766b85cfb6
2013年03月25日 世相を斬る あいば達也

 ルールメーカーとして20世紀を制覇した覇権国家アメリカが、その地位を死守しようという悪あがきにつき合わざるを得ない国家が幾つかあり、その一つが我が国なのだと云う事実は、先の大戦の敗戦の意義をいやが上にも思い知らされる。だからと言って、常任理事国イコール核保有国と云う戦勝国のルールの中でしか存在しえない国家の行く末はどのようなものなのか考えると、思考そのものが停止する。しかし、それではB層国民を馬鹿にしていた筆者の立場も放棄することになるので、もうチョイ、頑張ることにしてみよう。

 北朝鮮が自棄のやんぱちで近隣諸国を脅しまくっているのが羨ましくさえ思えてくるのが不思議だ(笑)。最近、安倍晋三が「北朝鮮はこのままでは滅亡への道を進んでいく」と云う発言に対し、「狂信者の正体を再び現した」、「日本は我が革命武力の標的だ。戦争の火花が散れば、日本も無事でいられない」、「滅亡する運命なのは、定見もなく米国に盲従する日本の方だ」と反発したようだ。面白いほど的確に痛いところをついた論評を北朝鮮に語られたか、と複雑な心持ちになっている。

 此処に来て、非常に目立つのが、安倍自民の隷米政策への連続パンチである。政権交代から僅か3ヶ月で、これ程の準備が出来たのは驚異的だ。少なくとも、1、2年前から準備怠りなく、いま万端整ったとしか思えない手際のよさである。たしかに、民主党から小沢一郎の排除に成功すれば、残された連中が烏合の衆で、万年野党な点は、誰も否定しないだろう。つまり、2010年9月14日の民主党代表選で菅直人が、何故か代表選に勝利した日から、「米国・霞が関・経団連・自民党」の政権交代後のスケジュールが着々と隠密裏に進められていた、と考えるのが妥当なようである。

 勿論、多くのブロガーや一部メディアが疑念を強く持つ「検審事務局は、9月14日審査会議で小沢氏の起訴議決を決定した旨、議決要旨を添えて東京高等裁判所掲示板で発表した」と云う事実や党員サポーター投票の集荷集計における不正疑惑などの経緯。そして、それ以前の東京地検特捜部の国策捜査で、小沢一郎を内閣総理大臣に絶対させてはならないと云う、「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの必死の謀略が行われたことは、状況を冷静に見つめる限り、その通りであったと結論づけて問題ないだろう。

 今日のコラムの主題から離れるので、この必死の謀略について、これ以上の言及はしないが、いずれにせよ、「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの必死の謀略は予定通り完遂され、今日に至っている。菅直人が本格的に民主党代表として政権を動かした出した時から、米国や霞が関の、自民党への政権交代後を見据えた謀略(よく言えば戦略)が姿を現した。それが、TPPであり、消費増税であり、ACTA、オスプレイ配備である。勿論、ここに書き切れない程の日本包囲に必要な法案があるようだ。

 その結果、安倍政権は、どこのポケットから出してくるのか判らない程矢つぎ早に、次々と難関となるはずの政策や法案を、抵抗勢力の存在など無きが如くに振舞う事となっている。TPP然り、辺野古埋め立て然り、マイナンバー制度然り等々。この調子なら、消費増税の景気条項も無視に近い事として無視され、13年度からの3%増税は確実な模様だ。有権者が、この危険な政権に気づかずに参議院選でも、自民圧勝な投票行動を行えば、憲法改正までまっしぐらな、似非帝国主義国家が誕生するに違いない。TPPへの参加を、6〜7割の国民が是とする世論調査も出揃い、我が国の隷米強化は盤石なものになろうとしている。政権交代時の民主党に対し、あれだけ見え見えの妨害工作を既得権勢力が行っても、殆どの国民が他人事のように振舞う我が国の状況を観察して、既得権勢力は、日本の国民はどんなに不利なことを押しつけられても気づかない、或いは見ないふりして付和雷同する国民であることに、勇気を貰ったことだろう。

 「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの唯一の誤算は、石破を総理にする予定だったのに、安倍が案に相違して総理に就いてしまった事で、民主党を完全に分割する目論みが中途半端に終わってしまった点だろう。安倍が総理になってしまった事で、既得権益勢力は安倍の心情的タカ派論を封じる戦略をオバマに委ねざるを得なかったと推測する事が出来る。そう云う意味では、米国や経団連は安倍の長期政権には危うさがあると読んでいるだろう。そう云う意味では、安倍もまた、トラップを掛けられるターゲットになっているのだろう。ゆえに、皮肉にも憲法改正まで一足飛びに飛躍する懸念は杞憂である可能性は高い。まぁその辺は対岸の火事として見守っておこう(笑)。

 日本におけるTPP推進論者の主張を聞いていると、「中国包囲網」と云うキーワードを金科玉条に挙げている。WTOの行き詰まりと中国の覇権への野心を、日米韓が協力して阻止しなければならない、と云う論法に行き着く。WTOの行き詰まりと中国の覇権への野心と云う側面から論を進めれば、なるほどの思える論説になる。このような側面からのアプローチだけを見聞きすれば、TPP推進に傾斜しても、何の不思議もない。傍若無人に振舞う現在の中国の大衆の一部や尖閣を巡る鞘当て等を眺めて、苦々しく思っている日本人の大衆心理にフィットするのが「中国包囲網」と云う言葉である。

 しかし、米国においていまだに一目置かれる重鎮の立場を維持しているキッシンジャーの語録を思い出す時、「中国包囲網」と云う言説が、実は日本の思い込みである可能性を否定できないと云う強い危惧があるのである。そんなことを考えていると、「晴天のとら日和」さんのブログに「キッシンジャーの語録」が記されていた。読めば読むほど、筋の通ったキッシンジャーの炯眼である。(勿論、非常に不愉快な思考であるが真実を示している)以下に貼りつけておくので、一読しておいて貰いたい。「中国包囲網」と云う日本の側の思い込みが如何に危険か、多少は考える人も出てくるだろう、と期待して。

≪ キッシンジャー語録

■「日本は経済大国になってしまった。もっと早く潰しておくべきだった」
■「東アジアはアメリカと中国の両覇権国で支配する地域だ」
■「日本には絶対に核武装させてはいけない」
■「台湾や韓国や日本ごときの為に、アメリカが中国と戦争するなんて馬鹿げ  ている」
■「中国の経済発展と軍事大国化は、アメリカの利益になる」
■「日本の自主防衛を封じ込めると同時に、日本を中国、韓国、北朝鮮、ロシアから分断して孤立化させる事が大切だ。 そうすれば日本はアメリカに依存せざるを得なくなり、アメリカにとって都合の良い経済政策と外交防衛政策を取らざるを得なくなる」≫(晴天のとら日和より)


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK145] いいかげんな議員だ。大西英男衆議院議員は。東京16区の人々は知ってるでしょうか  孫崎 享 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63866086.html
★孫崎享氏の視点ー(2013/03/24)★ :本音言いまっせー!


いいかげんな議員だ。大西英男衆議院議員は、
東京16区の人々は知ってるでしょうか。

 大西議員は03/22付け自分のブログの中で
「「専門家同士が討論するような形式で、孫崎氏の意見に対して
反論する機会が与えられるならば何の問題もない」と実質、白旗をあげた。

 こんなに早く白旗あげるなら、そもそも何故国会で質問したか。

 自分のブログで「私は、10分間の質問時間のために、
「戦後史の正体(2012年)」
「日本の国境問題――尖閣・竹島・北方領土(2011年)」
「日米同盟の正体――迷走する安全保障(2009年)」
「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか(1993年)」
など、孫崎氏の著書数冊を熟読させていただいた。
孫崎氏の博識には敬意を表するところであるが、史実や事実を
自らの独断と偏見で一方的に断じていることには疑問を感じる。」 
と書いている。

 本当に読んでいるのか。
「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか(1993年)」
はとっくに絶版になっている。
通常入手できない。よほどの愛読者でなければ入手できない。
そんなことも知らずに本の名前をただ列挙したのでないか。

 さらに、「博識に敬意を表する」という部分と、
「独断と偏見で一方的に断じている」はどう関係するのか。

「日本の国境問題――尖閣・竹島・北方領土(2011年)」を
読んだと言っている。それなら国会での発言、
「それで私は孫崎亨氏の今日までの政治的な発言について調べてみた。
とんでもないんですねー。これは自らのツイッターや、
あるいはテレビ報道でも言っているが『尖閣は中国の領土だ』
『竹島は韓国の領土だ』こういったことを主張している。」というのなら、
どこに、『尖閣は中国の領土だ』『竹島は韓国の領土だ』と
記述してあるか。
どこに、「史実や事実を自らの独断と偏見で一方的に断じている」
ところがある可指摘してもらいたい。

 自分のブログでは弁明は続く。

「こうした厳しい状況の中で、反論の機会が与えられない番組構成の
なかで、一方的に偏った言説のみを単独でとりあげることが
果たして政治的中立性を保っているといえるのかと思い、
NHKの姿勢を問うたところである。

公共放送たるNHK、ひいては公共物である電波を活用し国民の利益を
担保すべき報道機関は、政治的中立性や公平、不偏不党の報道姿勢を
貫くべきである。質問の中でも述べているように、専門家同士が
討論するような形式で、孫崎氏の意見に対して反論する機会が
与えられるならば何の問題もない。私が疑問に感じたのは、
孫崎氏の独断と偏見によるものとしか思えない言説を、
単独もしくは主たるコメンテーターとして、討論形式ではなく
扱うことにより、視聴者に事実に対する誤解を与え、世界に対して
間違ったメッセージを発信しないかということだ。
孫崎氏の言論の自由や評論活動を制限するつもりなど毛頭ない。」

 しかし、国会質問では次のように言っていたのである。

「「NHKの番組において主たる評論家として、一方的に自己の、
我々にとっては正確を欠いている複数の人たちが出て、違った意を
いう事を妨げるものではない。
しかし、NHKの番組において主たる評論家として、一方的に自己の、
我々にとっては正確を欠いている、正しい認識とは思えないような
主張を延々と続けていく、こういう事が許されていいのかどうか。
NHKは日本の公共放送なので、その公共放送において、こうした
『尖閣は日本の領土ではない』という事を発言して、評論家活動を
行っている人間が活動しているという事は、これはやはり諸外国に
対して、日本の世論は揺らいでいるのではないかという事を
思わせかねない状況がある。」

 大西議員の説明は詭弁であることは指摘しておきたい。

 NHKは今まで何回か私のコメントを放映した。日曜討論であれ、
BSの放送であれ、ほぼ常に討論形式である。かつ大西議員が質問で
引用したNHKのケースも討論番組であったと思う。
NHKが「孫崎氏の独断と偏見によるものとしか思えない言説を、
単独もしくは主たるコメンテーターとして、討論形式ではなく
扱うことにより、視聴者に事実に対する誤解を与え、世界に対して
間違ったメッセージを発信しないかということだ」という形で
私のコメントを報じたことはほぼない。
報じたことのない事態を想定して、何故国会で質問しなければ
ならないのか。意図はNHKでの私の発言封じにあったことは明白だ。

大西英男衆議院議員の発言を見てみたい。
大西議員は衆議院総務委員会でNHK会長に対して
「会長が仰るように、言論の自由、不偏不党を守っていかなければ
いけないが、この人だけをテレビ出演させて、一方的な意見の表明を
させたという事は事実なので、これらについては十分注意を
していただきたいと思う」と言っっている。

 国会での質問の出だしが、
「実は先日、早朝の会議に急ぐために車で移動していたら家内から、
『お父さん大変よ 、今、テレビでTPPはとんでもないという事を
やってるわよ 』という事で連絡があった。私はすぐ家内に録画を
録っておけよと言って、帰ってから深夜見たら、まぁとんでもない。
NHKじゃなくてテレビ朝日、8時からの【モーニングバード】で、
丁度、安倍晋三総理がTPP参加を表明した直後の放送だった。

そこで孫崎亨という評論家、これ外務省出身だが、この人がTPPという
のは『もう交渉の余地はない。決まってるんだ。今からでは手遅れだ。』
あるいは『これアメリカの国家利益に奉仕する枠組みで、
日本はアメリカの植民地化してしまう。』こういう事を、
メインコメンテーターとしてとうとうとやっている。
それで私は孫崎亨氏の今日までの政治的な発言について調べてみた。
とんでもないんですねー。」と言っている。

 それで私も大西英男衆議院議員を少し調べてみた。

 私は大西議員は、こちこちのTPP賛成の議員であると思った。
しかし、ブログ『日々雑感』の「TPPこれが自民党全議員の
衆議院選公約だ」をみると、毎日新聞「候補者アンケート」によれば、
なんとTPP反対になっている。ウィキリークスでも反対となっている。

 東京16区(江戸川区)民に対してTPP反対で当選している。

 3月9日付読売新聞は「岸田外相は8日の衆院予算委員会で、
環太平洋経済連携協定(TPP)に関し、新たに交渉に参加する国に、
〈1〉合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さない
〈2〉交渉の進展を遅らせないといった条件が出されていることを
明らかにした。」と報じた。

そして、「USTRによる声明文」では「この進展をもって、
関税(customs)、通信(telecommunications)、
規制の統一(regulatory coherence)、開発(development)を含む
いくつかの交渉グループは、今後の会合で法的文書に関して
再度集まっての議論は行われず、これらの分野において残った課題は、
合意がファイナルとなる最終ステージの会合で取り上げられる
予定である」としている。

それであれば、質問するべきは安倍首相や外務大臣に「交渉で守る」
といっているが本当かと問うのが筋道だろう。
それを「とんでもない」と決めつけている。

大西議員が選挙民に対して責任感を持つなら、TPP反対の立場から
事実を問うのが筋道だろう。

多くの自民党議員と同じだ。

選挙に当選するために「TPP反対」の旗を掲げた。
実際はTPP反対なんて思っていない。
そして、TPPの問題点を指摘する者を糾弾する者をNHKに出すなと
圧力をかけている。

今日本はおそろしい国に突入している。

正しい情報を発しようとするものを弾圧しようとしている。

 NHKはどう対応するのだろうか。
 それだけではない。自民党はどう対応しようとするのか。
 いい加減な判断に基づいて、言論界から排除する、それを
自分の党の衆議院が国会の場において実施する。
このような状況を自民党が黙認するのか。

 自民党は自由民主党であろう。
 自由を標榜する党であろう。
 その党が明々白々の言論弾圧を行って平然とするのか。
「わが党としては、わが党国会議員が特定の人物に対して、
十分な正当性もなく、公共の場で発言する機会を得ないように
圧力とみなされても仕方がない行動をとったことを遺憾に思う」位
述べてみたらどうか、

 まあ、今の自民党は民主主義、自由主義を喪失した政党だから、
望むのは所詮無理と思うが。


関連記事
「大西英男議員の衆議院での私への批判」  孫崎 享 
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/478.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 長谷川浩解説主幹、森本健成アナ、堀潤アナらを襲ったNHK“黒い圧政”、その向こう側には‥ (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/03/post-aaa3.html
2013年3月24日 神州の泉


●長谷川浩NHK解説主幹の不審な転落死

 2001年の9・11事件から約一か月後の10月17日、マスメディアは目立たないようにひっそりと、NHK解説主幹の長谷川浩(当時55歳)氏の転落死を報じた。パロディストのマッド・アマノ氏によれば、警察は検死もせずにこれを自殺と断じている。しかし、長谷川氏が転落の場所に行く必然性がなかったなど、不審な点も多くこれは限りなく他殺に近い。小泉政権が発足してから約半年後の出来事である。長谷川氏は番組で「崩壊解体された世界貿易センターの死者には、4000人いたイスラエル国籍のユダヤ人二重国籍米国人が1人もいなかった」と発言していた。

 長谷川氏は世界に向けて発信された『イスラム過激派による9・11同時多発テロ説』に対し、事件後わずか一か月くらいで根本的な疑念を投げかけていたのだ。当時はブッシュ・ネオコン政権に心酔し、米国の対日戦略に邁進していた小泉政権であり、9・11の真相に抵触する有識者の言説に米国大使館やCIA筋が神経をとがらせていたと思われる。NHKの発信は影響力が大きいだけに長谷川主幹の9・11謀略説はそれ以上展開しないようにCIA謀殺班が動いたかもしれない。実際に謀殺を請け負ったのは日本人だと思われるが、警察が検死という手続きを取らずメディア報道も鎮静化したところをみると、権力筋が絡んでいた可能性は高い。

●森本健成NHKアナウンサーの国策逮捕

 弊ブログでも何度か書いているが、森本健成アナウンサーの強制わいせつ事件は、原子力ムラの意向が絡んだ官憲による国策逮捕である。これは、昨年11月14日の午後7時45分ごろ、森本健成アナは、走行中の東急田園都市線電車内で、女性の服に手を入れて胸を触った容疑で警視庁玉川署に現行犯逮捕された事件である。

この事件は植草一秀氏や三上直行氏が遭遇した国策捜査事件と酷似していて、状況的に不自然な点が多くあり、事件後1カ月もしないうちに被害女性に処罰意思がないことを理由に不起訴処分になっていることを見ても、森本氏の“人物破壊”のみを狙った見せしめの捏造事件である。森本健成アナは2012年7月24日に放送された『NHKスペシャル|原発事故調 最終報告〜解明された謎 残された課題〜』の司会を務めた件で、原子力ムラの怒りを買い、国策逮捕されている。

●堀潤NHKアナウンサーの政治発言が封じ込められた件

 若干35歳の若手アナウンサー、堀潤氏はツイッター、その他で福島原発事故における政府対応について、歯に衣を着せぬ批判を行なうと同時に、自分が所属するNHKの報道姿勢も自己批判という形で厳しく糾弾していた。その結果、政界・産業界から圧力が掛かり、NHK上層部は彼の政治発言を封じ込めるために、料理番組の担当に移すという露骨な左遷人事を強行し、結果的に堀潤氏は退職することになった。

 以上、NHK職員3人を見舞った黒い圧政の影に何があるか眺めてみると、鮮明にアメリカの対日戦略が浮かんでくる。長谷川浩NHK解説主幹の死は、石井紘基氏と同様に謀殺死であるが、その背景は9・11テロを企んだ多国籍企業筋からの強いクレームが入り、日本の黒い機関が動いたものと思われる。なぜなら9・11テロは米国による自作自演だったからだ。その動機は中東ショックドクトリンである。

 従って、当時貿易センタービルに出入りしていた、国際金融資本とかかわりの深いユダヤ人たちは予め知らされていて難を逃れたのである。巨大な爆殺死を企んだ連中は自分たちの仲間を見殺しにすることはない。長谷川浩主幹は彼らの痛いところを衝いたのであり、これが日本や他国に飛び火しないように、見せしめとして長谷川主幹を謀殺したということになる。

 森本健成アナウンサーの国策逮捕は日本の原子力ムラが官憲に指令したものと思えるが、森本アナが司会した例の『NHKスペシャル|原発事故調 最終報告〜解明された謎 残された課題〜』は、日本の原子力ムラばかりか、マッド・アマノ氏が「原発のカラクリ」(鹿砦社)で暴露したように国際原子力ムラ(ウラン・マフィア)も都合が悪いからである。

 これと同じ背景で堀潤アナが、影響力の大きいNHKで原子力行政を批判し、原発の真相を報道しないという不文律ができあがっているNHKの自己批判を開始したことは許せないことであった。堀潤アナが、森本アナと同じ痴漢犯罪の捏造で逮捕されなかったことは、森本アナの一件からまだ日が浅いからにすぎない。さて、森本氏にも堀潤氏にも国際金融マフィアの黒い意志が発動したと見るべきである。

 長谷川主幹、森本アナ、堀潤アナに働いたNHKの黒い風は、背後に国際金融資本のショックドクトリン計画やウランマフィアの世界戦略が関わっていることは間違いない。我が国唯一の公共放送局NHKも、正力松太郎が開設した読売テレビと同様に、アメリカCIAの監視下にあって、国民を洗脳する役割を担っているということである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK145] <はたらく>非正規職員の相談員ら ハローワークで大量雇い止め
<はたらく>非正規職員の相談員ら ハローワークで大量雇い止め
http://www.asyura2.com/12/social9/msg/324.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 3 月 25 日 09:12:32: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 3月25日 志岐武彦(「最高裁の罠」著者)『小沢一郎を刑事被告人にした「検察審査会」の重大疑惑』(週刊ポスト) 一市民 
3月25日 志岐武彦(「最高裁の罠」著者)『小沢一郎を刑事被告人にした「検察審査会」の重大疑惑』(週刊ポスト)
http://civilopinions.main.jp/2013/03/325_1.html
2013年3月25日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 <本日(3月25日)発売、週刊ポストが署名記事掲載>

 読売新聞・朝日新聞3月25日朝刊広告.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%83%BB%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E3%E6%9C%8825%E6%97%A5%E6%9C%9D%E5%88%8A%E5%BA%83%E5%91%8A.pdf

 週刊ポスト4月5日号表紙.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%884%E6%9C%885%E6%97%A5%E5%8F%B7%E8%A1%A8%E7%B4%99.pdf

 ・タイトル
 摘出スクープ ●志岐武彦(「最高裁の罠」著者)
 「あり得ない平均年齢」「民主党代表選にぶつけた強制起訴決議」......
 かねてより指摘されてきた「怪しい審査員」の名簿が何と2種類あった!
 『小沢一郎を「刑事被告人」にした「検察審査会」新たな重大疑惑』

 ・リード
 『 三権分立のひとつ「司法権」を持つ裁判所に「検察審査会」という機関があることは、数年前までは誰も気に留めなかった。最高裁の事務総局が管轄するこの組織を有名にしたのは、10年9月、東京第5検察審査会が小沢一郎・民主党元代表(現「生活の党」代表)の強制起訴を決めたことがきっかけだった。それによって小沢氏は刑事被告人となり、約2年間にわたる裁判闘争に労力を費やした。小沢氏に対する好悪はあろうとも、政権党の実力者が政治活動を制約された事実が、この国の政治に大きな影響を与えたことは間違いない。
 その小沢起訴を決めた検察審査会が「存在しなかった」としたら―。
 情報公開請求を重ねて検審の疑惑を追い続けた『最高裁の罠』(K&Kプレス刊)の著者・志岐武彦氏が、驚愕の資料を公開する。』


 驚愕の情報を公開しました。

 ぜひ購読してください。

 お読み頂ければ、日本が危機的状況になっていることが分かります。

 全国民に読んで頂きたいと願います。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍首相、2回目の福島視察 浪江町は「時が止まったよう」(スポニチ)/自分の責任にはまったくそしらぬ顔だ!
福島第1原発事故なんかこの人にとってはまったくの他人事なのだ。自分の責任でもあることなんかには素知らん顔。


<参照>


吉井議員の質問主意書及び安倍首相(当時)の答弁書(衆議院ホームページ) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/622.html



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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/24/kiji/K20130324005467600.html


安倍首相、2回目の福島視察 浪江町は「時が止まったよう」(スポニチ)


 
 安倍晋三首相は24日午前、東京電力福島第1原発事故で住民が避難している福島県浪江町を訪問した。首相は、人けがないJR浪江駅前商店街の様子や、歩道のひび割れなど震災の爪痕が残る浪江町役場周辺を見て「時が止まったような状況だ」と指摘。案内役の馬場有町長から速やかなインフラ復旧を要請され「復興を加速化させていきたい」と強調した。


 視察は、近く避難指示区域が再編されて日中は立ち入り可能な区域ができるのを前に地域の現状を把握する狙い。将来の住民の帰還をにらみ、整備が必要なインフラなどを見極めたい考えだ。首相就任後の福島県訪問は、昨年12月に福島第1原発を視察して以来2回目。


 浪江町は現在、全域が警戒区域や計画的避難区域に指定され、原則立ち入りできない。ただ4月1日からは原則立ち入り禁止の「帰還困難区域」のほか、日中立ち入りできる「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」の3区域に再編される。


 浪江町と同様に、今月25日から日中立ち入り可能な区域ができる富岡町も訪問した。午後には郡山市へ入り、風評被害を受けながらもナメコやカブをつくる農家らと懇談。子ども向けの屋内運動施設も見学する。

[ 2013年3月24日 13:44 ]



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK145] トヨタ自動車は消費税アップで濡れ手に粟の大儲け (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/36d1fa3dbb4072b75a87e1fc103b5505
2013-03-25 07:01:33 生き生き箕面通信

・トヨタ自動車は消費税アップで濡れ手に粟の大儲け

 「消費税は上げるべきだ」と、日本の企業を束ねる経団連や日本商工会議所などは強く主張しました。なぜなのか。実は、輸出企業には「輸出還付金」が割り戻しされ、それが濡れ手に粟でふところに入る仕組みが一つの理由になっています。

 例えば、トヨタ自動車。税理士の林明氏の計算によると、トヨタ1社で1710億円(03年度)の輸出還付金を受け取りました。還付金を渡すためだからか、愛知県豊田税務署は「1300億円の赤字」という数字もあがっているそうです。

  輸出還付金は、総額2兆5千億円。これだけ巨額のカネが、輸出企業に割り戻しされました。消費税12兆5千億円のうち、これだけ割り戻しされたから、財務省の手に残ったのは10兆円です。これが消費税10%になれば、還付金も倍増し輸出還付金は5兆円になる計算です。財務省は、消費税に反対されては困るので、大企業に「アメ」を与えるため、還付金制度をつくりました。不公平税制の最たるものです。

 アメリカでは、こうした不公平が生じるため、消費税は創設しません。現在は、小売売上税としています。これなら国内の最終売買だけにかければよく、輸出するものにはかけなければいいだけです。この面だけでの不公平は生じない。

 朝日新聞は本日3月25日の社説で、財政規律の緩みがもたらす金利上昇の懸念から、消費税頼みの財政運営に警鐘を鳴らしています。「日本にとって、長期金利の上昇はほぼ確実に予想される事態だ。国家的危機に陥らないようにするには、財政規律に目を配り、国債の新規発行を絞り込んでいくほかない」と指摘。

 諸費税はご承知の通り来年3%上乗せ、その翌年は計5%上乗せすることになっています。しかし、消費税不況が現実になるとの懸念も強まっています。

 消費税が還付される輸出大企業は濡れ手に粟ですが、そんな不公平税制を推進する大企業団体。大手マスメディアも消費税を推進してきました。しかし、やはり消費増税は考え直すべきではないでしょうか。いまからでも、まだ遅くない。選挙があります。有権者の判断一つのはずです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 半島有事の機が熟しつつある (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-925.html
2013-03-25  陽光堂主人の読書日記

 朝鮮半島では緊張が高まっていて、いつ戦闘が開始されても可笑しくない状況です。「大紀元」は法輪功系のメディアですが、20日付でこう報じています。
(http://www.epochtimes.jp/jp/2013/03/html/d22337.html)

   南北軍事境界線付近 韓国兵士が相次ぐ謎の死

 【大紀元日本3月20日】韓国と北朝鮮の軍事境界線付近で、韓国兵士が銃撃されて死亡する事件が続いている。

 韓国中央日報の18日付の報道によると、17日の午後2時頃、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)郡の韓国と北朝鮮の国境にある歩哨所で、韓国兵士一人が銃撃され死亡した。当時、同じく警備任務にあたっていたほかの兵士によると、銃撃された兵士はトイレに行くとして現場を離れた直後に銃声が聞こえた。駆けつけると、同兵士はすでに倒れていたという。

 この前では、同地区でもう一人の韓国軍少尉も行方不明になっている。37日間後に駐屯地から1キロ離れた場所で遺体で発見されたという。

 現場は南北軍事境界線付近の最前線地帯。北朝鮮当局は最近、休戦協定と不可侵条約を破棄し、「国を守る聖戦」を示唆するなど強硬的な姿勢を見せている。韓国兵士の死亡事件は南北の緊張感を高めている。


 「韓国兵士が相次ぐ謎の死」となっていますが、北朝鮮から狙撃されたことは明らかです。非難声明を出さないのは、韓国側に戦争する用意や覚悟が整っていないためと見られます。

 韓国としては米軍の協力を得たいところで、22日に合意ができました。しかしその内容は、我国にとって非常に問題があります。中央日報は、本日付でこう報じています。
(http://japanese.joins.com/article/692/169692.html?servcode=A00§code=A20)

   北朝鮮の局地挑発にも韓米が共同報復…在日米軍の戦力支援も

 韓国と米国が北朝鮮の局地挑発に対して共同で報復するという内容の「共同局地挑発対応計画」に署名した。鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長とサーマン韓米連合司令官は22日、合同参謀本部でこの計画に署名し、発効した。

 オム・ヒョシク合同参謀本部公報室長は「共同局地挑発対応計画は延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦直後の2010年12月に韓米合同参謀本部議長が計画の作成に合意した。韓国軍が主導し、米軍が支援するという内容の作戦計画」と述べた。

 韓米両国間に韓国が主導する作戦計画が作成、発効したのは今回が初めて。その間、全面戦争の場合に限り米軍が自動介入することになっていた。しかし平時にも北朝鮮の挑発が発生し、韓国側が要請する場合、米軍が保有する各種武器を動員した反撃が可能になった。

 オム室長は「計画には北朝鮮挑発時の韓米共同対応のための協議手続きと強力な対応のための方策が含まれている」とし「北朝鮮の挑発類型をすべて想定し、報復が可能な手順と対応を含んでいる」と説明した。

 これを受け、北朝鮮が非武装地帯や北方限界線(NLL)などで局地挑発を行う場合、自衛権レベルで韓国軍が一次的に報復するのと同時に、米側との協議を通じて米軍戦力の支援も受けられる。北朝鮮の挑発に事実上、米軍が自動で介入するという意味がある。

 双方は米軍戦力支援のために合同参謀本部と在韓米軍作戦部署の間で追加協議を行う予定だ。韓国軍の作戦を支援する米軍戦力には在韓米軍の航空・砲兵戦力をはじめ、必要な場合、在日米軍や太平洋司令部の戦力まで含まれる見込みだ。  (下線は引用者による)


 「韓国と米国が北朝鮮の局地挑発に対して共同で報復する」という刺激的な内容で合意したわけですが、問題は在日米軍まで動員される可能性があることです。これすなわち、日本が戦争に巻き込まれることを意味します。基地を置いているだけだから関係ないという理屈は通らず、北朝鮮のミサイル攻撃を受けることも有り得るわけです。

 韓国が主導したということですが、勝手なことをやってくれるものです。新大統領の朴槿恵は異様なほど人気がなく、閣僚人事も難航しました。局地戦で愛国心を高め、支持率を上げようと苦肉の策を練っている可能性もあります。

 こんなことに巻き込まれたら堪りませんが、日本にも同様の「お友だち」がいますから困ったものです。朝鮮半島有事で日本も準戦時体制となったら、安倍内閣としては悲願達成のチャンスです。参院選など吹き飛んでしまいますし、憲法改正や普天間基地問題もスムーズに運ぶことができます。

 名護市辺野古の埋め立て問題で揺れる沖縄ですが、実際に謎の振動も起きています。沖縄タイムスは、22日付でこう報じています。
(http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-03-22_46858)

   風もないのに…県内各地で謎の揺れ?

 沖縄本島各地で19日から21日にかけて、謎の振動が相次いでいる。「窓がカタカタ揺れる」「爆発があったような振動がある」と、沖縄本島の7市町村の住民が、沖縄タイムスや各警察署などに情報を寄せた。沖縄気象台は「振動の情報は複数入っているが、原因は分からない」としている。

 21日午後10時半現在、沖縄タイムスの取材で振動を確認したのは、本部町、名護市、今帰仁村、読谷村、宜野湾市、那覇市、南城市。複数の住民によると、騒音はないが、窓や建具が「カタカタ」と振動するのを断続的に感じるという。21日の情報提供では、揺れは午後8時から同9時に集中している。

 2、3日前から揺れを感じるという本部町の男性は「1秒ぐらいだが震度1はありそうな揺れ。風もないので原因が知りたい」と不安がる。住民たちからは「地震?」「不発弾処理?」「オスプレイの低周波?」などの臆測が飛んだ。沖縄気象台は「地震計はまったく動いていない」と回答している。


 気持ち悪い話で、米軍は基地の地下に施設を設けていますから、そこで何か操作している可能性があります。核兵器の存在も現地の人の間では常識になっているそうですが、地下核実験でもやっているのでしょうか?

 米国は金欠なので海外の基地は縮小・撤退の方針で、沖縄の5カ所もいずれ返還される予定です。安倍は自分の手柄のようにしていますが、これは従来からの米国政府の方針です。

 しかし、米国戦争屋はそれでは困ります。この辺で戦争を起こし、軍産複合体を維持しようと躍起になっています。まずいことにその方向に事は進んでいますから、情報収集して不測の事態に備える必要があります。平和ボケしていると、展開の速さについて行けなくなります。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 橋下大阪市政の目玉  中学給食の利用率低迷のうえに塾代助成も低迷 利用率は対象者の3割
https://twitter.com/yuun08/status/315794264976138240
‏@yuun08
橋下市政の目玉事業、中学給食の利用率低迷に隠れて話題に上らないが、塾代助成も低迷している。塾代などに使える月1万円のクーポンが貰えるという事業なのに、利用率は対象者の3割 http://kiziosaka.seesaa.net/article/323571823.html … に止まる。塾代助成もこのまま全区展開で、約10億円を投入だとか


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大阪市、塾クーポンを全区に拡大へ…12月から 2013年2月18日(大阪維新の会、橋下市長のニュース記事忘備録)


大阪市、塾クーポンを全区に拡大へ…12月から(2013年2月18日 読売新聞)


http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130218-OYO1T00872.htm


低所得者層、月1万円上限


 大阪市は、学習塾代などに使える教育バウチャー(クーポン券)の支給について、西成区だけで実施している現行の試行制度を今年12月から市内全24区に広げる方針を決めた。月額1万円が上限で、市民税非課税世帯や生活保護受給世帯などの市立中学生計約2万2000人が支給対象となり、新年度当初予算案に関連経費約9億8000万円を計上する。子育て世帯の経済的負担を軽減し、教育格差を解消するのが狙いで、全国的に異例だ。


 クーポン券は、学習塾のほか、スポーツ教室や習い事などにも利用できる。登録業者が利用者から受け取ったクーポン券を換金する。業者には1割負担を求め、1万円のクーポン券利用があれば、業者は9000円を受け取る。現在は紙で配っているクーポン券をデジタル化することも検討する。


 クーポン券は市が昨年9月から西成区で開始。対象の中学生約1000人のうち、3割(今年1月末)が利用。同区一帯の塾やスポーツ教室73社が登録している。


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【関連記事】


大阪市の中学校給食 利用伸び悩む(大阪日日新聞)
2013年3月22日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/130322/20130322035.html
http://megalodon.jp/2013-0325-1055-31/www.nnn.co.jp/dainichi/news/130322/20130322035.html


 大阪市の橋下徹市長が普及に力を入れてきた公立中学校給食の利用率が低迷している。給食か家庭弁当かを選べる選択制で昨年9月から45校で始まり、本年1月には97校に拡大したが、1月の利用率は11・2%。「おいしくない」との批判もある中、給食の意義をあらためて考える。


←民間の事業者が調理し、弁当箱で各校に配送される給食


■おいしくない5割


 1月の利用率が26・9%と市平均を上回る市立昭和中(阿倍野区)では、1年生で利用率が高く、松山明校長は「小学校給食から時間がたっておらず、受け入れやすいのでは」とみる。ただ、両親が共働きという生徒(13)は「親が忙しいため利用するが、給食はおいしくない」と話す。


 大阪市教育委員会の調査では、給食の評判は芳しくない。昨年10〜11月に給食を食べ、回答した生徒では、「おいしい」10%「ふつう」41%に対し「おいしくない」49%。献立についても「良い」8%「ふつう」45%「良くない」47%だった。


 食中毒を防ぐため、おかずは低温で保存して提供する必要があるなど、改善困難な要因はあるものの、松山校長は「もう少しメニューを工夫すべき」と指摘していた。


■「食育」の観点


 市教委は、献立内容の試行錯誤を続けつつ、体格差などで変わる量については、変更可能な手法を検討中だ。


 しかし調査では、給食を食べたことのない生徒のうち、全員給食にならない限り利用しない割合は44%。その保護者も54%が同意見になるなど、利用率向上の壁は高い。


 問題は、全体の生徒が昼食を選ぶ際の基準。「野菜や肉などバランスよく入ったもの」を25%が選ぶ半面、「パンやおにぎり、ハンバーガーなどのファストフード」が最多の35%。「好きなおかずがたくさん入っている弁当」が27%だった。


 給食は、生徒に必要な栄養バランスを考えて市の栄養士が献立を作成。将来にわたって健全な食生活を実践できるようにする「食育」の観点が大きい。


■欠かせない要素


 大阪青山大健康栄養学科長の藤原政嘉教授は、学校給食で摂取できる栄養の重要性を車に例える。「肉や魚(タンパク質、カルシウム)」で「車体=骨や筋肉」をつくり、「コメ(炭水化物や脂質)」で「ガソリン=熱や力」を生み、「野菜や果物(ビタミン、ミネラル)」で「バッテリー=体の調子」を整える。「車は一つでも要素が欠けると動かないが、人間は無理をしてでも動くため体の調子を崩す」と強調。体内でためておけない栄養素は多く、3食決まった時間に食べるのが重要だという。


 利用率向上に向け▽小学校の授業で給食を選ぶ意義を教える▽献立の改善と、より食欲のわく食器の提供▽広報の改善と申し込み手続きの利便性向上−を対策に挙げる。


 9月には全128校で導入予定の給食。2013年度以降は各区長が全員給食にするかを決めていくが、その判断力が問われる。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/578.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「非力な私は小沢一郎議員の最後の豪腕に勝手に期待を寄せているしだいです:橋本久美氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10411.html
2013/3/25 晴耕雨読


https://twitter.com/hashimotokumi

街頭活動をすると勘違いされる方が多いのであえて言う。

私は現在、生活の党の議員でも候補者でも支部長でもない。

将来選挙に出る予定もない。

毎日の生活の中で、子供達や弱いものそして日本を守りたい。

それを小沢一郎代表に託したい。

その活動を自立してやっているだけだ。

私は現在政党の人間ではなく、政治活動も市民活動もキャリアはまだ2年ぐらいなものです。

私達の日本が誰もが安心して暮らせるよう、そして子供達が楽しく暮らせる国になるよう模索中です。

非力な私は小沢一郎議員の最後の豪腕に勝手に期待を寄せているしだいです。

「勝手連」ですので…。

生活の党の皆さんや小沢代表にとっては迷惑かもしれませんが。

> いや、将来的には立つ方がいいと思います。頑張って欲しい。

まずは現在の自分の生活を立て直すことが先決となってしまいました。

選挙まではほど遠い道のりです。

> それでやがて国政へ出れるならまたがんばればいい。自然体で。要するに今それぞれの立場、役割を勤めればいい。

おっしゃるとおりだと思います。

今はできることをやるだけです。

> でも生活の党、小沢一郎代表、三宅雪子さんには大きな力になっていると思います。政策は小沢一郎代表率いる生活の党の仲間、応援は橋本久美さん、それぞれ持ち味を生かして活動されていることは素晴らしいですね!これからも応援してくださいね!

ありがとうです。

> 街頭で政治的主張をするには何かと制限が多そうですね。こうした日々の活動こそ人物を知る本当によい機会なのに…。テレビのひな壇に座って顔の売れた人ばかりが政治家になってしまいそうです。

だから街頭にどんどん出てもらわねばです。

> 勝手連が本体にマイナスになりかねないような動き方はやらないほうが…。まあひとつの考え方でしょうが。

生活の党にとってマイナスなんですか?じゃあ私を追い出せばいい。

> 何故にそんなに喧嘩腰に? 聞く耳持たぬでは、政治家は務まらない。耳触りの良いことも悪いことも、しっかり受け止めて判断する事が肝要。国民は必死の思いで応援してるのに!貴女は公人を目指してる事を忘れるな!

公人だった時も常にケンカ腰でした。

スミマセン。

> ただ、勝手連が悪いというより、党の方もしっかりした活動方針を出してないのも悪いと思いますけどねえ。今は候補者個人が各自演説をやってる感じです。

政党の威光をバックに何でも「政党のせい」にできないから候補者にとってはキツイでしょうが、候補者個人が主張してどんどん動いて政党を創っていくことができるんじゃないでしょうか。

私はそうやって頑張っている先生方を応援したいだけです。

「小沢一郎議員を支援する会」という運動は最初は小沢グループ議員には全く相手にされず。

「裁判問題は騒ぐな」等と当時の国会議員達に参加を断られ続け。

しかしそのうち森ゆうこ先生のような強力な議員さんが現れて小沢グループの大きな運動となった。

このような市民運動を私は近くで見てきたのだ。

> 私も TPP、脱原発を託すのは、生活の党、小沢さんと考えています。もちろん、党員でも何もありません。 ただ、夫が岩手の小沢さんの地元に近く、陰ながら選挙の時だけ、彼の支持ずる政党を支持 小沢さんの裁判の時は、マスコミが変なの気づき初め 

必ずしもすべての人が党員になる必要はないと私は思ってます。

無党派の方は是々非々で良いと思います。

> 応援します。貴方のやっている事が本当の民主主義です。日本人は目標を達成する道は一つしか無いと思い込んでいる。色々な考え方、方法を認めない。困ったことです。街宣頑張って下さい。

わかってくれる方もいるんですね〜是非ご一緒に!と思ったら海外にいらっしゃる?残念です。

遠い国から激励感謝!!

> 生活の党さんは都議選にはどう臨まれるのですか? 参院選の「前哨戦」として注目されることになると思います。 都議選の話には都議選の話で応酬すべきでしょう。

生活の党の内部の話は私にはわかりません。

> 人は自分に無いものに憧れる。民主的じゃ無いから民主党。自由も民主主義も無いから自民党。公明じゃ無いから公明党。富を分けあう気が無いから共産党。で、生活は?例外で行きましょうね d=(^o^)=b

うまいですね!座布団、座布団(((‥ )( ‥)))

> 惚れられちゃったとか (*^_^*) 心配してませんが、引き抜き工作に気を付けて…

引き抜き工作ってなんですか?

朝から近所の原発一家に叩き起こされて花見に。 pic.twitter.com/MshllMR1tr

お花見。

朝8時から場所とって酒飲んでいるいつもの友人夫婦は「原発ハンタ〜イ」と叫びながら泥酔。

そんな酔っぱらいをほっておき、連れてきた子供達は元気よく遊んでいる。

現役パパママはこんなに疲れ果てるまで毎日働いているのです。 pic.twitter.com/VRYiRk5AYD

民主党街宣車が花見会場に登場。

民主党幹事長細野氏が演説。

こちらも「原発反対、TPP反対」とアジテーション。

細野さんが「今、都議選の話をしてる」と。

すると他の人々から「ごまかすな〜!」「細野さんちゃんと話して!」とヤジが飛ぶ。 pic.twitter.com/rpTlSaULHd

民主党街宣のスタッフと思われる方にカメラを向けられ写真を撮られた。

いったいどういうつもりだ?

それから仲間の1人をつかまえて私の名前を聞くなら直接私のところへ聞きに来ればいい。

> 民主党は何様のつもりなのでしょうかね…勝手に写真撮ってるなんて、公安か? そもそも橋本久美さんを知らないなんて、ダメダメですね(≧∇≦)

何をたくらんでいるんでしょうねえ。

> なるほど、そうでしたか。ではお互い一市民として、腐敗政治屋どもに鉄槌を下すべく頑張りましょう。でも橋本さんは政治家として素晴らしい資質をお持ちだと思います。自信持って下さい。時が来たら、応援します。

勿体ないお言葉。

> 三宅雪子さん、橋本久美さん、今日は新宿街宣お疲れ様でした。ドンドン生活の党広めていきましょう。

がんばるぞ〜おー!

> お疲れ様でした。応援に行けなくて御免なさい。黄色のジャンパー、いい色ですね。 成果は、如何でしたか?多分成功だったでしょうね。

参加者の方々の多さに驚きました。

どこぞの政党のように動員も何もかけていないのに、なかなかそういう政党応援団ってないですよ。

「小沢一郎議員を支援する会」の事を先にツイートしたが、忘れてはならないのが植草一秀氏の存在だ。

植草氏は全くのボランティアで、有識者として、またご自身の体験から、この運動をネットを活用し側面から盛り上げてくれた。

植草氏の協力無しではここまで広がらなかっただろう。

「小沢一郎議員を支援する会」の副次的効果は、ここで出会った人々がさらに集まって新たな団体をそれぞれが立ち上げたことだ。

たとえば脱原発経産省テントの中心的人物はこの会の世話人2人だ。

さらに生活の党支援団体も各地で発足している。

これぞ市民運動の醍醐味と言えよう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 大マスコミ発狂、TPP賛成が6割もいるわけない。安倍とコンビを組んでのTPP詐欺(属国離脱への道)
TPP詐欺師・安倍晋三と大マスコミの2人3脚によるおぞましい売国政策が急ピッチで進められている。今月中旬に行われたCIAゴミウリ新聞の世論調査によるとTPP交渉参加を「評価する」と答えた人は60%、そして安倍内閣の支持率は72%。TPPを支持する馬鹿国民が60%もいるわけがない!

これ程馬鹿げた茶番を、連中は臆面もなく繰り広げている。これまでに通用した(いやもう通用していないが、通用しているように見せかけているだけだが)愚民騙しをTPPでも実践するつもりなのだ。実際はTPP賛成者などほとんど存在せず、読売や産経を愛読している真正売国奴と情弱馬鹿だけである。人気ブログランキングのアンケート調査によれば、9割以上はTPP反対。http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=57474&bm=a

こうした大マスコミの捏造援助も借りて、安倍は必死になって「農業は守る」と言いながら、TPPの本質を覆い隠そうとしている。売国奴安倍とすれば、TPP=農業問題に矮小化して、非関税障壁の撤廃やらISD条項、ラチェット条項に国民が気づかないまま参加を決めてしまうつもりなのだ。“安倍首相「農業、食は守ると約束」”
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20130318-1099421.html

なぜ愛国者の仮面の被った安倍がここまで売国政策に熱心なのか。それはやはり安倍の支持母体でもある統一教会がTPP賛成であることも影響しているだろうし、憲法改正することが目的化している安倍とすれば今度こそ首相を長く続けなければならない、そのためには対米従属に徹して政権を担保してもらいたいからである。

だが、その安倍も利用価値が無くなればポイ捨てなのはこれまでの経緯を見れば自明。安倍はオバマというよりもロックフェラー系のジャパンハンドラーズの手先に成り果てている感がある。マイケル・グリーンやアーミテージのようなゴロツキは、単なる属国利権にありつきたいだけの下っ端に過ぎない。こうしたCIAまみれのクズや統一教会とつるむ安倍晋三は、菅や野田以上に性質(たち)が悪い。
http://blog.zokkokuridatsu.com/201303/article_19.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 検証・尖閣国有化(1)石原都知事の勝算

石原都知事の勝算  検証・尖閣国有化(1)
編集委員 春原剛
2013/3/25 7:00

 尖閣諸島の国有化から半年がたった。なぜあのタイミングで国有化に踏み切ったのか、日米中の交渉の舞台裏で一体何が起こっていたのか――。野田佳彦首相ら民主党政権の要人、東京都による購入計画を表明した石原慎太郎・知事、その関係者らによる証言を基に意思決定のプロセスを検証、「コンフィデンシャル」で4回に渡り連載する。(敬称略、肩書は当時)

 「俺は野田を知らないから、お前、紹介しろよ。ちょっと話がしたい」
 2012年4月22日、首相官邸に詰める首相補佐官、長島昭久にぶっきらぼうな電話を入れてきたのは東京都知事の石原慎太郎である。この時、首相の野田佳彦は民主党政権下で初の訪米、そしてオバマ大統領との日米首脳会談開催を控えていた。石原は長男である伸晃の秘書を務め、次男・良純の竹馬の友でもある長島に「是非、訪米する前に会いたい」と念を押した。

 「東京都は尖閣諸島を買うことにした」――。
 長島に電話を入れる数日前の4月16日、石原は米国の首都・ワシントンDCにある有力シンクタンク、ヘリテージ財団が用意した演壇で、そう宣言した。その理由について、石原は「中国は『日本の実効支配を崩す』と言い始めたが、とんでもない話だ。このままでは危ない」と指摘。さらに「日本人が日本の国土を守ることに何か文句がありますか」と従来からの持論を展開し、自らの行動の正当性を訴えた。

 「国が買い上げればいいが、買い上げない。東京が尖閣を守る」と大見えを切った石原の心中にはこの時、ある程度の勝算があった。つまり、尖閣諸島の地権者である埼玉県の地主、栗原國起との水面下の交渉で「都知事に売ります」という言質を得ていたのである。石原と栗原の仲介役となった自民党・参議院議員の山東昭子によると、二人は2011年から急接近し、尖閣の売り渡し問題についても膝詰めで語り合う仲になっていた。

 実際、石原は講演後の記者会見で「地権者とは基本的に合意し、代理人が交渉している」と自信ありげに説明している。ただ、この時点で、購入金額については「言えない。それほど高くない」と述べるにとどめ、周囲を煙に巻くようなところもあった。

 石原からの電話を受けた長島は早速、野田に相談を持ちかけた。「ひょっとして、尖閣の問題だと面倒ですが、恐らく、横田の話ではないかと思います。都知事の側近に確認したので、その点は間違いないと思います」。長島の説明を受け、野田は石原に会うことを了承した。首相官邸での会談は28日にセットされた。
 野田と初顔合わせの席上、石原が切り出したのは、長島の予想通り、かねて自らの政治公約としていた米軍横田基地の「軍民共用化」問題だった。席上、石原は小泉政権時代に日米政府間協議の俎上(そじょう)に載せながら、最終的には実現できなかった経緯を説明した。わずか15分の会話の中で、石原は野田の面前で外務省を散々罵った揚げ句、こう要請した。
 「是非とも、この横田の問題を日米首脳会談でも取り上げて欲しい」


■揺れる地権者

 尖閣諸島の地権者である栗原と石原の仲を水面下で取り持ったのは山東昭子である。
 東京都の青年会議所で栗原と知り合った山東は、同じ昭和生まれで構成する「昭平会」という会合を栗原と結成していた。その山東の手引きによって、石原と栗原は2011年秋から急接近していた。
 それまで歴代の政権や様々な団体、個人が持ちかけても尖閣売却を拒み続けてきた栗原の態度が変わり始めたのは、2010年9月に尖閣諸島沖合で発生した中国漁船と海上保安庁の巡視船による衝突事故からのことである。この時、すでに高齢の栗原は昭平会で顔を会わす度に「そろそろ、国に売る頃かな」と漏らすようになっていた、と山東は振り返る。
 山東の仲介によって、栗原に尖閣諸島の購入を最初に打診したのは沖縄県・石垣市長の中山義隆だった。その中山との会合が不調に終わった頃、栗原は自ら山東にこうも伝えている。
 「僕は石原慎太郎が好きなんだ。彼の書いた本は全部読んでいるしね……」
 石原は、かつて自民党の若手保守派議員で「青嵐会」を結成していた当時、栗原の実母にかけあい、尖閣諸島を自民党代議士有志に売却するよう、直談判したこともあった。栗原自身、当時、若手代議士ながら、人並み外れたエネルギーを発散する石原のことは鮮明に覚えているようでもあった。
 「母はあの頃、『政治家は信用できないから、今は売る時ではない』と言っていた。でも、今も生きていたら、『もしも売るなら、石原さんだ』と言っているんじゃないかな」
そんな栗原の独白を聞いて、山東も即座に反応した。後に自民党の総裁候補となる石原伸晃に電話を入れ、「親父さんに伝えてほしい」と依頼したのである。栗原の言葉を聞いた石原が山東に対して、「それはいいね」と二つ返事で応じたのは2011年初夏の頃だった。
 山東のとりなしによる石原と栗原の再会が実現したのは2011年9月1日のことである。埼玉県・大宮にある栗原の自宅に山東は「亡くなったお母様に線香をあげる」という名目で石原を連れていった。先述した経緯もあって、石原は栗原の実母の葬儀にも出席していた。

 その後、石原と栗原は山東を交えて、密室の会合を重ねていく。その常連メンバーは石原、栗原の両当事者のほか、仲介役の山東、そして何故か、自民党総裁の座を虎視眈々(たんたん)と狙っていた伸晃も、ほぼ毎回と言っていいぐらい顔を出していた。

 2011年の年の瀬、東京・銀座にあるフレンチ・イタリアンの店に石原親子と山東は栗原、そしてその腹心を誘い出し、本題に切り込んだ。そのやりとりの一部始終を現場で目撃した山東によると、石原と栗原の間では次のような腹の探り合いがあった。

 石原:「栗原さん、もう売ってよ」
 栗原:「機が熟したら、考えます」
 山東:「機はもう、熟しているでしょう」
 栗原:「石原さんも山東さんも好きだし、大事ですよ……」

 最後まで揺れ動く心境を垣間見せた栗原に対して、石原は別れ際、右手を差しだし、握手を求めた。その握手によって、二人の間では「『男と男の約束』を交わした」という暗黙の合意が成立した、と山東は解釈した。

 ワシントンでの講演後、尖閣諸島をめぐり、官房長官の藤村修が国有化の可能性にも言及したことを聞いた石原は「国がいつ決断するかわからない。こっちは取引はもうじき終わる」と一貫して強気の姿勢を崩していない。
 「(国が購入を)さっさとやればよかった。(島の)持ち主は国が信用できないから石原さんってことだ」
 この石原の言葉から読み取れるのは、爆弾発言の数カ月も前から膝詰めで何度も語り合ってきた栗原との信頼関係に石原がかなりの自信を持っていたことである。その一方で、石原は最後のところで「絶対に自分に売ってくれる」という十分な確信を持てないでいた。それは石原がワシントン訪問の直前、飛行機に搭乗する寸前まで地権者の意向を電話で山東を通じて確認しようとしていたことによっても裏付けられる。


■日米首脳会談

 石原との会談から2日後の4月30日、野田の姿はホワイトハウスにあった。民主党のリーダーとして、アメリカ合衆国大統領と初の本格会談を実現させた野田はいつになく、高揚していた。会談後の記者会見でも「私のリーダーシップスタイルはバスケットボールのポイントガード。目立つ選手ではないが、ちゃんと結果を残していく」と冗舌に語り、傍らでほほ笑むオバマを持ち上げて見せた。

 この直前、大統領執務室での会談が終わる間際に、野田は都知事との打ち合わせ通り、横田基地の軍民共用化問題をめぐり改めて日米で検討するようオバマに直接要望したのである。

 「成長を続けて、影響力を拡大させていくにつれ、中国は力強いパートナーとして国際規則と規範を順守しなければならない」
 会談の共同記者会見で、オバマはこう述べ、台頭する中国について、国際社会の一員としての相応の責任を負い、役割を果たすべきだと注文を付けた。さらに「米国はアジア太平洋を主導する」と力説し、軍事的な勢力も拡張しつつある中国を念頭に「米軍を再編、分散、より持続可能にする」と言明した。この時のオバマの戦略的スコープにはもちろん、石原による尖閣購入発言が自らの対中政策にも暗い影を落とすことになることなど、一切入っていなかったに違いない。

 この時、ホワイトハウスは野田の発した言葉に少なからず動揺していた。オバマとの会談に同席したダニエル・ラッセル大統領補佐官(国家安全保障会議・上級アジア部長)らは事前に行った事務レベルでの打ち合わせになかった「横田軍民共用化」に関する野田のサプライズ発言に驚きを隠そうとはしなかったのである。外務省は石原の懸念通り、この案件を日米首脳会談で取り上げることには難色を示していた。
 「何故、今、この時に……」と訝るラッセルに対して、長島が咄嗟の機転で「日米同盟深化の一環という位置付けで収めてほしい」ととりなし、この場は事なきを得ることができた。
 明らかに、野田はある程度の「政治的リスク」を負ってまで、石原との口約束をオバマに伝えようとした。この時の心中について、野田は「正直、大統領との会談で時間的な余裕はなかったが、『都知事とはこの先、連携するかもしれない』と考えたからだ」と振り返る。つまり、石原に対して、政治的な「貸し」を作っておくような感覚が野田にはあったのである。
 この時の野田の念頭には、尖閣諸島の購入問題を巡って、石原と全面対峙するまでのシナリオがあるわけではなかった。長島はその心境を「いわば、石原さんの気持ちを慮(おもんぱか)ったようなものなのだろう」と解釈した。

 一方で、横田基地の軍民共用化については、オバマ政権にも近いシンクタンク、新米国安全保障研究所(CNAS)が最新の報告書の中で日米両国政府に実現を提案していたことなどを受け、「間違いなく同盟深化に資する課題」(長島)という認識も首相官邸にはあった。その観点に立てば、野田の発言は必ずしも石原への「義理立て」というレベルに留まるものではない、と長島は振り返る。

 「ところで、君は尖閣の問題をどう思っているんだ」
 2012年4月、石原との会談を終えた野田は仲介役となっていた長島にこう問いかけている。

 ワシントンで東京都による尖閣諸島の購入という前代未聞のプロジェクトを開陳した石原慎太郎はこの時、「本当は国が買い上げたらいいと思う。国が買い上げると支那が怒るからね。なんか外務省がビクビクして」と述べ、見方によっては民主党・野田政権の足元を見るかのような言動まで取っていた。


■愛知に「代替地」

 しかし、野田側近の官房長官、藤村によれば、尖閣諸島に関する国家レベルでの買い取り計画は「小泉政権の後半から」(藤村)、地権者である栗原との間で断続的に続いていた。藤村によれば、野田政権が発足する「1年ぐらい前」には自民党政権時代に政府が等価交換のための「代替地」として愛知県に用意していた不動産物件を栗原自らが見学に訪れるなど、尖閣国有化の動きは、細々とではあるが、確かに続いていた。
 そうした水面下での動きを一気に表面化させ、かつ加速させたのが石原によるワシントンでの「爆弾発言」だった、と藤村は指摘する。
 「野田内閣発足後、内閣官房で尖閣問題を長く担当していた事務官からすべての経緯を知らされ、『現在、こうなっている』と聞かされていた」
 そう振り返る藤村は当時、石原による尖閣購入発言の後、事務官から聞いた「引き継ぎ事項」を野田にも説明している。この時、「どうしますか」と尋ねた藤村に対して、野田はまだ、半信半疑の様子で「困ったね。都が買ったら、どうなるんだろう……」と漏らしている。
 そうしたやりとりと前後して、野田・石原の初会合を設定しようとしていた長島は、石原が持ちかけてくる議題について「恐らく、横田問題」とほぼ見抜いていた。一方で「尖閣問題」も長島の頭をよぎらないわけではなかった。実際、野田も同様の不安を胸に覚えていた。
 にもかかわらず、石原はこの時、野田との会談で尖閣の「せ」の字も口には出さなかった。そのことに野田はかえって最高権力者まで上り詰めた政治家として、ある種の「引っ掛かり」を感じていたのかもしれない。それが思わず、信頼する長島への「君はどう思うのか」という質問の形で発露されたとしても不思議ではない。
 ストレートな野田の問いかけに、実直な長島はすかさず、真っ向からこう返答した。
 「それはやはり、東京都に購入させるより、国有化するのが筋というものでしょう」
 長島の記憶によれば、この時、野田は間髪入れずにこう応じている。
 「そうだよなっ」

(次回は26日に掲載します)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1504X_V10C13A3000000/?dg=1



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 石破が民主党を詐欺師と批判、ふざけるな(「国民の生活が第一」 生きるため) 
http://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/296a41a144cdafd4aaf263d9b7ea4ac4
2013-03-25 11:18:07 「国民の生活が第一」 生きるため


自民党石破茂幹事長が民主党を詐欺師集団であると批判しました。
では、公約を破ってTPP交渉参加を表明したお前等は何なのか?
正真正銘の詐欺行為だろ!
自分たちだけは詐欺を働いても詐欺ではないと思っているのでしょうか。
あるいは、他人を貶すことによって己の株が上がるとでも考えているのでしょうか。
自民党は本当に心根が卑しい政党です。

言わせて頂くなら、民主党は政権を執ってから国民を裏切るまで、政権が交代するなど紆余曲折があり、約1年程度かかっています。しかし、自民党は、たったの3ヶ月で完璧に公約を破っているのです。スピードで比べれば圧倒的に自民党が勝っており、どっちがワルなのかは言うまでもありません。
民主党は売国3年(実質2年)、自民党は売国60年、格の違いをみたような気がします。

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130324/stt13032417070003-n1.htm

「民主党は詐欺師集団」石破氏、維新も批判
2013.3.24 17:06

 自民党の石破茂幹事長は24日、群馬県伊勢崎市での講演で「民主党は詐欺師集団だ。2009年の政権交代時に約束した公約は全部うそだった。世の中ではこれを詐欺という」と批判した。

 石原慎太郎衆院議員と橋下徹大阪市長の共同代表制を敷く日本維新の会にも触れ「東の石原、西の橋下は立派な政治家だが、2人の政策は違う。人気者2人を据えて、それにあやかって当選しようという考え方は正しくない」と指摘した。

    

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 自民党の後藤田正純。奥さんでタレントの水野真紀。この時の会話を吉本興業が盗聴してた。芸能界の性接待を隠す役割をしてる。
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu284.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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自民党の後藤田正純。奥さんでタレントの水野真紀。この時の会話を吉本興業が
盗聴してた。告発しに来て逆に利用される。芸能界の性接待を隠す役割をしてる。

2013年3月25日 月曜日

◆TPP交渉は恐れなくてイイ 3月12日 ひとりごと
http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp/2013/03/blog-post_1200.html

自由貿易ってどう思う?
関税をゼロにすることを聞かれた
はじめて僕が聞いたのは2002年

アメリカ大使から聞いた

( - ゛-) ぱふ

この時にアメリカの考えを知った
これが現在TPPと呼ばれてる

TPPは間違いなく日本の金狙いだ
それ以外にアメリカの狙いはない
この部分は否定する者はいない

なぜ僕にこのことを大使は聞いたか?
僕はお金の循環に付いて書いてた
このことに目をつけたのだ

日本の金を回せとね

「クス」

大使は2つのことを僕に話した
ひとつは関税をなくすこと
もうひとつは武器の購入

この2つの意味すること
アメリカにお金を回せと言うこと
とても分かりやすい

単純である

日米関係はお金を回すこと
これが良好な関係をつくるコツだ
これを忘れてはいけない

単細胞な保守はいかん
金を盗られると騒いでばかりだ
もっと賢くなれ

武器の購入でもイイよ
はっきりとアメリカは示してるはず
TPPは武器購入交渉と同時だ
アメリカも望む所だろう

日本はイイ条件を引っ張れ
交渉は駆け引きする材料がないとね

中国周辺国や東南アジアとの連携強化
軍事的な面も含めて強化する
これも戦略として大切

アメリカとの交渉にも役に立つ
日本と対立すればアメリカは損
アジアへの関わりが弱まるからね
それくらいの計算はしてる

アメリカが気にしていること
日本がアメリカを切ることである
このことを知るべきである

この発想が日本人にはない

「むふ」

僕はアメリカ大使とゲームをしてた
シュミレーションしながら戦略を言う
相手の出方や反応をお互いにミタ

手に取るように心理が読めた

日本はアメリカと交渉ができる
政治の中ではTPPは手段でしかない
日本政府は思い切って交渉しろ
決裂した後の対応も考えろ

武器の購入もありだ
アメリカはどちらでもイイのだ
お金を回してくれるひとはイイ人だ

だろ?

戦略は複合的に動かすものである
遠慮せずしたたかに交渉せよ

(。-_-。) まる

*追伸

原爆を作る準備
これも交渉の上で大切だ
日本の本気度を示そう


◆在日タレントに性接待は多い  3月24日 ひとりごと
http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp/2013/03/blog-post_9866.html

タレントは高級売春婦
韓国でまた騒がれてるようだ
競争が激しい国では必ず起きるね

日本でもやってる

( - ゛-) ぱふ

僕は2002年に書いた
吉本興業がやってることを掴んだ
仕事を取るために自分の彼女を使う

彼女やファンの娘たち
みんな麻痺していたのを覚えてる
体を提供させられていたのだ

問題を起こすと謝罪で女性が送られる
断ると次から次へ来るのだ

「あたしじゃダメですか?」

僕は体験者なのです

盗聴事件をブログに書いた
この時に口封じに女性がキタのです
体の提供を持ちかけられました

断ったけどね

タレントしてた河本準一の奥さんもキタ
断ると河本準一が顔を出した

「この世界に生きる為には仕方がない」

言い訳していたのを覚えてる

考えてみると在日タレントに多い
吉本のタレントと結婚した藤本美紀
こいつもやってた

番組出演の為にフジTVの日枝と寝た
そう言えば日枝自身も韓国系だ

この流れが日本人にも広がった?
芸能界って体を売るのは普通である
僕はいろいろ事実を知ってる
記録も持ってる

警察も持ってるんだけどね
隠しちゃったんだよ

「なっ米田警察庁長官」

自民党の後藤田正純
奥さんでタレントの水野真紀
この人は元バーニーズだったと思う

移籍してるんだよね
バーニーズは性接待をやってた
仲間のタレントが行わされてたらしい
そのことを僕に告発しにキタ

この時の会話を吉本興業が盗聴してた
水野真紀と吉本の関係のはじまりだ
2002年から吉本と仕事してる
利用されているのだ

後藤田の亡くなったお父さん
警察に力を持ってた人

警察って気にするんだよね
水野真紀はこういうのが分からん奴
吉本興業と平気で仕事をしちゃう

バカ女だね

告発しに来て逆に利用される
芸能界の性接待を隠す役割をしてる
頭の悪い女って始末に負えん


(私のコメント)


「ひとりごと」と言うブログは、宮崎正弘氏のメルマガのコメント欄に投稿されて知ったのですが、ブログ主はアメリカ大使とも直に話せる情報通の人らしい。最近のバックナンバーで目に付いたものを紹介させて頂きましたが、政界から芸能界の裏話的なことが書かれている。最近は「闇の声」氏もネタ切れ気味のようですが、「ひとりごと」は情報源が豊富なようだ。

吉本興業の事は、島田紳助の時にも書きましたがヤクザ社会と繋がりのある会社であり、社長も島田紳助の芸能界復帰を画策している。「ひとりごと」にも吉本興業の事は他にも沢山かかれていますが、吉本がここまでテレビ業界に進出できたのも「枕営業」が大きな役割を果たしているらしい。ブログ主も吉本と揉めた時に吉本は「女」を送り込んできた。だから実体験でもある。

AKB関連でも「枕営業」が噂に乗りますが、テレビ業界はヤクザ社会に取り込まれてしまって、女と金でテレビ局は骨抜きにされている。芸能界には在日の芸能人も多く、吉本芸人がテレビに出れるのは「女」を送り込んでテレビ局の幹部を取り込んでしまったためだろう。吉本芸人の人相を見てもヤクザのような悪相であり、島田紳助もヤクザそのものの人相をしている。

仕事を取る為なら、自分の彼女をテレビ局のお偉いさんに送り込むことぐらいは平気でしているのだろう。本人自身がやっているのか芸能事務所がやっているのかは分かりませんが、ヤクザは女と金を使って芸能界やマスコミを支配していく。そのことを告発できる記者はおらず、記者ですら「女」を送り込んで口を塞いでいく。

河本準一も典型的な吉本芸人であり、奥さんも元大阪パフォーマンスドールのアイドルだった。アイドルは歌もダンスも下手でもかまわないが、可愛らしければ誰でもなれる存在ですが、歌もダンスも下手なアイドルが、どうしてテレビに出られるのか考えてみれば「枕営業」しか考えられない。そんなアイドルに夢中になるアイドルオタクたちは、このような事は知っているのだろうか? 知ってはいても信じてはいないのだろう。

別に「枕営業」が本人達も了解してやっているのだろうから、表ざたにならないのでしょうが、芸能マスコミもこのような実態は、記者も「女」で取り込まれて書くに書けない。女優にしても「演技指導」と称して森本レオが多くの新人女優に手を出していましたが、これなども氷山の一角だろう。それくらい芸能界は腐敗しきっている。

自民党の後藤田正純の奥さんも元アイドルでしたが、政界と芸能界が結びつけば碌な事にならないだろう。テレビ業界も政治には弱いから政界のドンを取り込んでしまうのも「女」なのだろう。ましてや中国や韓国に行けば「性接待」で取り込まれてしまう。「女」でダメなら金や利権で取り込んでしまう。

最近ではアダルトビデオを見ても、アイドル以上の可愛くて清純そうな若い女性が出演していますが、アイドルとAV女優との違いはほとんど無くなっているのだろう。島田紳助周辺にいたアイドル達も島田紳助引退で相次いで結婚したり引退したりしている。まさに島田紳助はアイドルを手当たりしだいといった感じだったのでしょうが、こんなのを芸能界に復帰させられるだろうか。


TPPに関しては、様子見のスタンスですが、安倍総理の交渉力にかかっている。「ひとりごと」のブログ主はアメリカ大使とも面識があり、ようするにTPPは日本の金次第なのだろう。オスプレイやF35を買うと言うのも同時並行的に交渉が行なわれる。米国債も買うのも交渉次第ですが、アメリカにしても日本という同盟国を失う事の重要性は知っているのだと思いますが、オバマ大統領が米中G2と言っていた事は、日本は馬鹿にされていたのだ。

ところが鳩山民主党政権が出来て、米中等距離外交とか沖縄米軍基地の海外移転を言い始めたからアメリカは慌ててしまった。まさに「宇宙人」でしか言えない事ですが、アメリカは日本を90年代から追い詰めすぎて野党政権が誕生した。アメリカが北朝鮮を核やミサイルで放置しているのも理解に苦しみますが、それが韓国を中国側に追いやってしまった。しかしアメリカはイラン問題で手一杯であり動けない。

TPPでアメリカが狙っているのは保険業界だろう。一時期外資系の保険会社の不払いが問題になったことがありましたが、直ぐに報道されなくなった。外資系保険会社はテレビの大スポンサーだから電通と組んで圧力をかければ、テレビは一方的なプロパガンダを垂れ流すようになる。外資系保険会社にとって見れば日本人はいい客であり、保険金不払いでぼろ儲けが出来る。国民年金だって25年払わなければ年金は貰えないから24年以下はまるまる払い損になる。それでも日本人はおとなしいから文句を言わない。保険会社にとっては日本は天国だ。だからTPPでは保険業界が目標なのだ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 再編必至!? バラバラの野党陣営 夏の参院選前に分裂含み(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130325/plt1303251142001-n1.htm
2013.03.25 ZAKZAK


 安倍晋三首相が政権運営に自信を深めるなか、野党陣営には手詰まり感が広がっている。世論調査では、民主党、日本維新の会、みんなの党という主要野党の支持率を合計しても自民党に大差をつけられているうえ、内部に不満因子を抱えて分裂含みなのだ。今年夏の参院選まで4カ月だが、野党再編にまで発展するのか。人間関係などから、分析した。

 「参院選を第1のステップに、来るべき衆院選でもう一度、政権を担える政党をつくらなければならない。それが最後の役目だ」

 生活の党の小沢一郎代表は20日、広島市内での街頭演説で、こう語った。野党を結集して自民、公明与党に挑む決意を語ったのだ。

 産経新聞とFNNによる最新世論調査で、参院選での投票先を聞いたところ、自民党43・4%に対し、民主党8・0、維新11・2%、みんな6・4、生活0・7%で、野党4党合計でも自民党に遠く及ばなかった。

 野党がバラバラでは勝負にならず、小沢氏の言い分は当然だが、自身の影響力は激減しており、現時点では野党陣営には遠心力が働いている。

 民主党は、海江田万里代表や輿石東参院議員会長ら労組色が強い執行部と、保守系の中堅・若手の溝が広がっている。すでに離党者も出た。

 特に、前原誠司元外相には離党説が絶えない。前原氏は維新の橋下徹共同代表(大阪市長)と近く、党内では「維新入りするか、自民党政権に参画するのでは」という視線を浴びている。関係者によれば、これとは別に、中堅・若手にも離党を模索する動きがあり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をめぐっても、推進派と反対派で意見対立がある。

 参院選での野党共闘でも、民主党は孤立気味だ。細野豪志幹事長が今月初め、維新の松井一郎幹事長に連携を呼びかけたが、「政策が違う」とはねつけられた。

 これに対し、維新とみんなは20日、参院愛知選挙区(定数3)で女性の統一候補を擁立する方針を固めた。共闘態勢をつくりつつあるようだが、党内は揺らいでいる。

 維新は、旧太陽の党や国会議員団を中心とする「東京」と、橋下氏や大阪維新の会が牛耳る「大阪」の対立のほか、政策や人脈、選挙戦略の違いなどから「事実上、7つの勢力に分裂している」とされる。東京側のトップである石原慎太郎共同代表の入院が長引き、永田町では「代表辞任、いや議員辞職するのでは」という憶測も絶えない。

 在阪ジャーナリストは「橋下氏にとって、維新の首相候補である石原氏がいなくなれば、自民党との連携に前向きな旧太陽系は不要になる。近い将来に分裂し、民主党やみんなの一部と合流して野党第1党をつくるのではないか」と話した。

 みんなは、渡辺喜美代表が「みんなの党」の看板にこだわるのに対し、江田憲司幹事長は維新への合流も視野に入れているとされる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 中日韓FTA交渉開始 日本のTPP交渉参加が足を引っ張る

 「人民網日本語版」の記事だが、書かれている内容は、経団連も、経産省など日本の官僚機構も、同じように認識していることである。

 簡単な話で、日本のリーディングカンパニーであるグローバル企業の事業展開を考えれば、TPPと日中韓FTAないし「東アジア共同体」のどちらに大きなメリットがあるかわかり、日中韓FTAないし「東アジア共同体」のほうに軍配が上がるからである。

 日本企業の生産拠点海外進出の目的を色分けすると、米国進出は米国(北米)市場向けで、中国進出は欧米諸国向け及び中国国内向けと同時に日本向けである。東南アジア諸国への進出目的も、中国進出のケースと同じと考えることができる。

 言い換えれば、許容範囲の輸出と現地生産で需要に応えようというのが米国で、低賃金条件を活かし普及品の米欧及び自国(日本)の需要に応えつつ低価格品で当該国(中国や東南アジア諸国)の市場を開拓しようというのが中国を含むアジア諸国という位置付けである。

 根源的な違いは、進出先で生産された製品が日本に輸入されるかどうかである。それに続いて、進出先の生産で、日本製部品がどの程度の割合で使われているかということが問題になる。
 最近では、米国で生産した自動車などを日本に輸入する動きもあるが、米国生産→日本へ輸出という動きは、現在のところ主たる目的にはなっていない。

 FTAの核心は、日本を生産基盤とした輸出における相手国の関税の軽減化ではなく、日本における輸入関税の軽減化と進出先国家の輸入関税の軽減化にある。
 輸出先の関税障壁が低くなるのは望ましいが、関税が最恵国待遇として共通であるかぎり、輸出先の関税率は、その国への輸出をめざす他の国との競争力に影響を及ぼさない。

 企業の最終目的が、売上という量的増大にあるのではなく利益という質的増大にあるのなら、関税が利益に及ぼすマイナス要因こそが問題となる。
 関税は、ある程度消費者が負担することになるから、その撤廃は購買力の増加をもたらすという意味で売上(輸出)の増大に貢献する。しかし、関税の撤廃が確実に貢献するのは利益である。消費者が負担する割合がどれほどになるかは無関係で、関税の全額は水際で支払わなければならないからである。

 仮に、関税を全額小売価格に載せても十分に販売できるのなら、関税がなくなれば、その分がまるまる利益となる可能性がある。

 日本のグローバル企業は、日本向けに海外で生産した製品を日本に輸入する際、課税品目については関税を負担している。
 言うならば、海外で生産したものを日本に輸入して販売するとき、輸入関税分がコストアップもしくは利益減少要因となる。
 輸入する水際で消費税も課されるが、消費税の“還付”を受けているようなグローバル企業であれば、輸入段階で負担した消費税は控除されるので実質的に消失することになる。

 このような仕組みこそが、グローバル企業が、FTA(EPA)で日本の輸入関税が軽減化ないし無くなる一方で、消費税の税率がアップする動きを大歓迎するワケの一つなのである。

 海外生産でも、中核部品や生産設備は日本からそれらを輸入している。この輸入においても、関税が課されればコストアップ(利益減少)要因となる。


 記事は、「業界は中日韓自由貿易圏について米国がアジア太平洋地域で推し進めているTPPに対抗して国益を守るものと考えている。だが日本側の態度が曖昧で、「複数賭け」さえしていることが、自由貿易圏の構築にとって最大のリスクとなっている」と、いらつきを見せ、「「日本のTPP交渉参加は、中日韓自由貿易圏の構築にとって短期的に足を引っ張る要因となる」と劉氏は分析。「TPPは米国主導の貿易グループであり、経済的範疇を遥かに超えて政治的要素に関わり、アジア経済に占める中国の地位に影響を与え、人民元の地域通貨化への牽制にもなる」と説明している」としている。


 日本政府や経団連にしてもそれは承知で、TPP参加は、何より政治問題であり、経済的メリットとしては、利用できなくもないという限定的なレベルであることがわかっている。

 なぜなら、最大の市場である米国とは上述した関係で棲み分けができており、メキシコ・ペルー・チリ・シンガポール・マレーシア・ベトナム・ブルネイという7ヶ国とはすでにEPAを締結しているからである。(TPPに参加を表明しているタイもEPA締結済み)

 日本国民にはそれほどありがたい話ではないが、日本が“危険な”TPPに参加せずとも、EPA締結国を活用して、TPP参加国の市場へのアクセスを増大させることはできる。

 カナダ・オーストラリア・ニュージーランドとはFTAないしEPAを締結していないが、カナダはNAFTA加盟国であり米国市場への対応と同じように対応できる。
 オーストラリアやニュージーランドは、産業的に競合するものは限定的で、オーストラリアやニュージーランドが強く望む農産品の関税引き下げで被る日本農業の痛手のほうが格段に大きい。


 記事は、続いて、「日韓がTPPと中日韓自由貿易圏に同時に加盟すれば、中国に優位に働くとの楽観的分析もある。中国は日韓との協力の形を通じて、産地優勢を享受し、TPPの多国間貿易優遇条件を獲得できる」という分析も見せている。

 これは、中国企業が日本や韓国に生産拠点を進出させることで達成できる話である。むろん、原産地証明のルールによっては、日本から部品を輸出して、中国で組み立て、日本がそれを輸入し、TPP参加国に日本製として輸出するという話もあり得る。


 記事はまとめとして、「頭が痛いのは、日本が米側のTPPの制約から、中日韓FTA交渉のプロセスに影響を与えることだ。もしFTA交渉が棚上げになれば、3カ国の利益が損なわれるだけでなく、より長期的には北米自由貿易圏のたゆまぬ拡大とEUの財政・金融政策統合プロセスの推進に伴い、アジアは欧米と対抗する貿易枠組みを欠くことになり、世界経済におけるアジアの発言力に影響が生じる」、「21世紀の経済成長はアジアにある。だが結束と発言力を欠けば、たとえ比較的速い成長を実現しても、その利益を得るのはアジア諸国ではなくなる」と劉氏は指摘。「3カ国の切実な利益とアジア経済の地位に関わる状況の時にふらふらしている日本は、平和的発展という先見の明を持ち、視野をもっと広げ、度胸をもっとつけ、アジア最大の、最も成長性を備える経済国と一致協力すべきだ」と述べた」と書いている。

 中国側が日本政府にいくら度胸を求めようとも、日本が米国に従う政治関係から脱却することはしばらくできないようだから、日本は、米国系グローバル企業にアジア成長の果実を分け与える役割も果たさざるを得ない。

 中国(共産党)が記事のように分析し、「交渉過程を知るある人物によると、次の段階の交渉で最大の鍵を握るのは政治的意志だが、日本の姿勢は最もふらついている。米側の打ち出したTPPを牽制する狙いから、中国は常に積極的な姿勢であり、交渉過程を全力で推し進めるはず」とあることから、日中韓FTAはTPP騒動がないとき以上のペースでまとまるはずである。

※ 参照投稿リスト

「経産省(官僚機構)と経済界は、メリットが少ないTPPより、ずっと大きな利益が見込める「東アジア共同体」を志向」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/450.html

「E:消費税増税の目的は、「社会保障」や「財政再建」ではなく、「国際競争力の回復」である:付加価値税と“国際関係”」
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/400.html

「TPP共同声明」を読む:米国とグローバル企業が日本のTPP参加で狙うもの:TPP参加と日本の食
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/818.html

「グローバル(輸出優良)企業があれほどTPP参加に執着するワケ[その1]:輸出ではなく輸入の関税撤廃こそ利益源」
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/123.html

「グローバル(輸出優良)企業がTPP参加に執着するワケ[その2]:恐いのは米国企業?それとも日本企業?」
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/131.html


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中日韓FTA交渉開始 日本のTPP交渉参加が足を引っ張る


 中日韓自由貿易協定(FTA)交渉は10年の歳月を経てついにタイムテーブルを得た。26日に韓国・ソウルで初会合が行われ、2回目は中国、3回目は日本で行われる。だが日本が先日環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加を発表したことが、中日韓FTA交渉の足を引っ張る要因になると見られている。南方日報が伝えた。

 中日韓はそれぞれ異なる経済水準にあり、産業構造に補完性があるため、FTA交渉の推進は3カ国の経済、貿易、投資の発展を促し、世界経済におけるアジアの発言力を高めると見られている。


 ■過程:10年の歳月を経てついにタイムテーブルを得る

 時は10年前に遡る。2002年末、中国のイニシアティブの下、中日韓首脳は中日韓自由貿易圏構築のフィージビリティスタディを行うことで合意した。研究を重ね、三カ国ですり合わせを行った結果、中日韓FTA交渉はついにタイムテーブルを得た。商務部(商務省)の沈丹陽報道官は先日の記者会見で、中日韓FTA交渉の初会合が3月26-28日に韓国・ソウルで開かれることを明らかにした。

 「近年、WTO中心の多国間貿易システムの働きが弱まる一方で、地域的貿易協定が各国で深化・発展している。これは世界経済に統合に出現した新たな現象だ」。対外経済貿易大学国際経済倫理研究センターの劉宝成主任は「世界経済が減速する中、各国共に貿易手続きを簡素化し、貿易コストを引き下げることを差し迫って必要としている。こうしたニーズが自由貿易圏の構築を客観的に推し進めている」と説明した。

 「中日韓自由貿易圏を構築すれば、3カ国ともに必要とするものを得られる」と劉氏は指摘。「中国は産業構造の転換と高度化を差し迫って必要としている。こうしたニーズも貿易や投資を通じて満たすことができる。日本と韓国がこれにふさわしい市場であることは間違いない。このほか中国は日韓への投資を通じて産地優勢を形成し、欧米保護貿易主義ブロックを避けることもできる」と説明した。

 劉氏はさらに「日韓にしてみれば、対中貿易の深化は経済の持続的成長の助けとなる。現在も中国は人件費、用地コスト、資源の面で強みを持ち、消費能力も高まり続けている。これらはいずれも日韓に投資と市場の空間を与える」と説明した。


 ■焦点:日本のTPP参加が中日韓FTA交渉の足を引っ張る

 業界は中日韓自由貿易圏について米国がアジア太平洋地域で推し進めているTPPに対抗して国益を守るものと考えている。だが日本側の態度が曖昧で、「複数賭け」さえしていることが、自由貿易圏の構築にとって最大のリスクとなっている。

 日本の安倍晋三首相は15日、TPP交渉への参加を正式に発表した。

 「日本のTPP交渉参加は、中日韓自由貿易圏の構築にとって短期的に足を引っ張る要因となる」と劉氏は分析。「TPPは米国主導の貿易グループであり、経済的範疇を遥かに超えて政治的要素に関わり、アジア経済に占める中国の地位に影響を与え、人民元の地域通貨化への牽制にもなる」と説明した。

 だが、もし日韓がTPPと中日韓自由貿易圏に同時に加盟すれば、中国に優位に働くとの楽観的分析もある。中国は日韓との協力の形を通じて、産地優勢を享受し、TPPの多国間貿易優遇条件を獲得できるというものだ。

 頭が痛いのは、日本が米側のTPPの制約から、中日韓FTA交渉のプロセスに影響を与えることだ。

 もしFTA交渉が棚上げになれば、3カ国の利益が損なわれるだけでなく、より長期的には北米自由貿易圏のたゆまぬ拡大とEUの財政・金融政策統合プロセスの推進に伴い、アジアは欧米と対抗する貿易枠組みを欠くことになり、世界経済におけるアジアの発言力に影響が生じる。

 「21世紀の経済成長はアジアにある。だが結束と発言力を欠けば、たとえ比較的速い成長を実現しても、その利益を得るのはアジア諸国ではなくなる」と劉氏は指摘。「3カ国の切実な利益とアジア経済の地位に関わる状況の時にふらふらしている日本は、平和的発展という先見の明を持ち、視野をもっと広げ、度胸をもっとつけ、アジア最大の、最も成長性を備える経済国と一致協力すべきだ」と述べた。


■提言:FTA交渉は相互信頼と透明性が重要

 日本のTPP交渉参加について沈報道官は先日の記者会見で「われわれは各国との意志疎通と交流を継続し、この交渉の影響を踏み込んで分析するとともに、自らの自由貿易圏戦略を加速する」と表明した。

 それでは間もなく始まる中日韓FTA交渉において鍵となるのはどのような点だろうか。

 交渉過程を知るある人物によると、次の段階の交渉で最大の鍵を握るのは政治的意志だが、日本の姿勢は最もふらついている。米側の打ち出したTPPを牽制する狙いから、中国は常に積極的な姿勢であり、交渉過程を全力で推し進めるはずだ。

 「中日韓自由貿易圏がもたらす貿易の円滑化は経済成長の『正の和』要因であり、決して『ゼロサム』要因ではないことを認識すべきだ」と劉氏は指摘。「こうした状況の下、中日韓の指導者は政治的要素を捨てて、感情的にならず、摩擦の激化を避けるべきだ。また、FTA規則の透明性を高め、相互信頼とウィンウィンを基礎に規則を制定すべきだ」と述べた。

 劉氏はさらに「現段階ではなおさらに中日韓は相手を探るような接触や工作的交渉を止め、持続的、共同的、建設的な準備枠組みの構築を提言し、自由貿易圏構築の実質的進展を促すべきだ。また、3カ国の互恵という観点から外部の妨害を排除し、世界経済におけるアジアの発言力を高めるべきだ」と注意を促した。

 実は中韓は昨年5月には二国間貿易協定について交渉を行い、中韓貿易・投資の発展を促した。中韓交渉は中日韓FTA交渉よりも早く、年内に妥結する見通しとの分析がある。中韓FTA交渉が妥結すれば、中日韓交渉妥結の可能性も少し高まるかも知れない。

 「中韓二国間貿易協定は次善の選択だが、中日韓自由貿易圏構築の突破口を開き、推進することにもなる」と劉氏は指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年3月25日

http://j.people.com.cn/94476/8180615.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍晋三首相原発・TPP・辺野古拙速処理の真相 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-7d95.html
2013年3月25日 植草一秀の『知られざる真実』

7月参院選の意味を再確認しておきたい。

何よりも重要な点は、7月参院選で安倍政権支持・補完勢力が参院で過半数、絶対多数を確保すると、2016年までの3年間に、日本の諸制度、国のかたちが、書き換えられてしまう可能性があることだ。

昨年12月16日の総選挙は違憲選挙である。

違憲選挙だから、当然、無効選挙にならねばならない。

裁判所は選挙の無効を宣言するべきである。

しかし、この国の司法は、政治権力から独立していない。

司法は、行政権の支配下に置かれているのが実態である。

行政権の支配下に置かれている司法が、総選挙を無効とする判断を示すことはないだろう。

つまり、現在の安倍政権が衆院を解散しない限り、2016年夏まで、国政選挙が行われない、「空白の3年」が生まれることになる。

政治勢力は多党乱立のように見えるが、これは一種の「偽装」、=「目くらまし」の策謀であると思われる。

同種同根の政治勢力が多党に分立して、それぞれが一定の投票を獲得し、議席を占有する。

国民の多様な意見を吸収しているように見せかけて、実は、これらの勢力が同種同根だとすると、特定の政治勢力が国会を支配することになる。

結論を先走って述べれば、自公+みんな維新は広い意味で同種同根である。

民主の大半も同種同根である。

この自公+みんな維新+同根民主によって国会が占領されてしまえば、大政翼賛政治になる。

参院選の結果、この大政翼賛体制が構築される可能性が高まる。

「同種同根」の根本は、「対米隷属」である。

当面の具体的なテーマは、辺野古・原発・TPPだが、この三大問題について、対米隷属を軸にものごとが決着してしまう可能性が生まれている。

安倍晋三氏は、すでにこの三大テーマである、辺野古・原発・TPPについて、地雷を埋め込んだ。

重要なことは、その地雷が火を噴くタイミングが、すべて、参院選後に設定されたことだ。

安倍氏が三つのテーマについて、前のめりの姿勢を示した理由は、地雷の埋め込み作業を、できるだけ参院選と引き離すためであったと思われる。

早い段階で地雷を埋め込んでしまい、参院選のころには、この地雷についての認識を薄れさせるのだ。

この三大問題を参院選の焦点から外し、参院選を乗り越える。

地雷が火を噴くのは参院選が終わってしまったあとだから、地雷が火を噴いて主権者が後悔しても、もう手遅れである。

批判が強まっても、国政選挙がないから、主権者が意思を表示する機会は存在しない。

2016年までその怒りを持ち続けるほど、主権者の意思は強固でない。

主権者はそのように見くびられている。


政権のシナリオに全面協力しているのがマスメディアである。

TPPも政権が創作したイメージストーリーが流布されて、主権者を丸め込むことに成功しつつあるかのように見える。

「TPPを正確に説明すると世論はTPP反対に変わる」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-4d4a.html

主権者は真実を知らされず、政府が創作した虚偽のイメージによって誘導されてしまっている。

こうした、イメージによる誘導こそ、「情報操作」そのものである。

政治権力がマスメディアを動員して実施するイメージ操作=大衆誘導こそ、大政翼賛体制の政治の大きな特徴である。


TPPにおいては、政府が美辞麗句を並べ立て、日本の主権者が被害を蒙る肝心のポイントについては一切触れずに、抽象論だけで情報操作を展開した。

その象徴が安倍晋三氏の記者会見発言内容だ。

「世界の国々は、海外の成長を取り込むべく、開放経済へとダイナミックに舵を切っています。

日本だけが内向きになってしまったら、成長の可能性もありません。

TPPはアジア・太平洋の「未来の繁栄」を約束する枠組みです。

全ての関税をゼロとした前提を置いた場合でも、我が国経済には、全体としてプラスの効果が見込まれています。

TPPの意義は、我が国への経済効果だけにとどまりません。日本が同盟国である米国とともに、新しい経済圏をつくります。そして、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国々が加わります。

こうした国々と共に、アジア太平洋地域における新たなルールをつくり上げていくことは、日本の国益となるだけではなくて、必ずや世界に繁栄をもたらすものと確信をしております。

共通の経済秩序の下に、こうした国々と経済的な相互依存関係を深めていくことは、我が国の安全保障にとっても、また、アジア・太平洋地域の安定にも大きく寄与することは間違いありません。

今がラストチャンスです。この機会を逃すということは、すなわち、日本が世界のルールづくりから取り残されることにほかなりません。

残されている時間は決して長くありません。だからこそ、1日も早く交渉に参加しなければならないと私は考えました。」

抽象的な美辞麗句だけで押し切ってしまうという不誠実な姿勢が鮮明に示されたものだ。

「核心に触れず美辞麗句でTPP押し売りの不誠実」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/tpp-766e.html


メディアが肝心な具体的問題点を明らかにせず、主権者をムードだけで洗脳してしまう。

この状況が維持されて、参院選を迎えれば、安倍政権支持勢力・補完勢力が参院でも多数を握ってしまうだろう。

参院選後、辺野古、原発、TPPの地雷が火を噴くことになる。そのときになって後悔しても遅いのだ。

この事態を回避するには、「対米隷属」勢力に対抗し得る政治勢力が、最低でも参院3分の1議席を守ることが必要だ。

そのための方策を打ち立てないと手遅れになる。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 悪しきNPO法人を許すな (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/03/25/
2013年03月25日 天木直人のブログ

 きょう3月25日の毎日新聞は一面トップでスクープ報道した。

 すなわち原子力委員会委員の秋庭悦子氏(64)が設立したNPO法人に、東電や電気事業連などが毎年多額の事業資金を提供していたことが分かったと。

 まだこんなことが行われているのか。原子力ムラはまったく反省がない。

 私が驚いたのは原発事故が起きた後の2011年度も、電気事業連合会から600万円余を受領し、さらに東電から163万円余、日本原子力文化振興財団から約250万円受け取っていたという厚顔さだ。

 原発に反対する者たちは、このNPO法人とその設立者である秋庭悦子という人物に怒りをぶつけなければいけない。

 しかし、私がここで言いたいのはそのことではない。

 実はNPO法人の中には、このNPO法人のようにNPO法人という立場を巧みに利用して権力側から資金や情報を受け取り、権力側の手先のような役割をしているものが少なからず存在するという現実である。

 NPO法人は非営利法人だ、非営利法人だからは悪いことをしない、という思い込みに騙されて、すべてのNPO法人は善意の法人と思いがちだ大きな勘違いだ。

 政府からの補助金や予算目当てに作られたNPO法人はあまたある。

 最初から権力側の手先となって事業資金を得ようとするNPO法人すら存在する。

 いったん法人格を認められ、いったん予算が承認されれば、後は自動的に予算を受け取れるという安易なお役所仕事ぶりの現実に便乗し、どんどんと予算を手にするNPO法人がある。

 この記事で指摘された「あすかエネルギーフォーラム」というNPO法人がそこまで悪質かどうかは知らない。

 しかし全国にあまたある善良なNPO法人はこの「あすかエネルギーフォーラム」というNPO法人に怒りをぶつけなければならない。

 毎日新聞のスクープ記事は、はらかずもこの国のNPO法人の抱える闇をあばいてくれたということだ(了)


電力業界資金提供:「安全神話」啓発でNPO利用
http://mainichi.jp/select/news/20130325k0000m040123000c.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁(朝日新聞) 
http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK201303250048.html
2013年3月25日16時9分 朝日新聞


 【山本孝興】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、弁護士グループが「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、広島高裁(筏津〈いかだつ〉順子裁判長)は25日、広島1、2区について「違憲で無効」とする判決を言い渡した。弁護士らが1962年に始めた一票の格差訴訟で、無効判決が出たのは全国で初めて。

 広島1区の当選者は岸田文雄氏(自民)、2区は平口洋氏(同)。ただ、被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、最高裁で無効判決が確定しない限り失職はしない。高裁は選挙時の区割り規定そのものを違憲と判断したが、無効訴訟は選挙区ごとに起こす形式となっており、対象となった広島1、2区のみを無効とした。

 一連の訴訟では、二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部すべてで、計31選挙区を対象に提訴。6日の東京高裁を始め、5高裁・支部も違憲としたが、弊害が大きい場合はあえて無効としなくてもよい「事情判決」の考えを採り、違法の宣言だけをした。名古屋、福岡の両高裁は「違憲状態」と判断した。

 最高裁は2011年3月、一票の格差が最大2・30倍だった09年8月の衆院選を「違憲状態」と判断。地方に議席を手厚く配分する「1人別枠方式」が、格差を生む主な要因だとして速やかな廃止を求めた。

 だが国会では昨年11月の衆院解散当日に、小選挙区の定数を「0増5減」する小幅の見直しが成立したにとどまり、選挙は「違憲状態」とされた元の区割りのまま実施。最大格差は最大2・43倍に広がった。

 選管側は「最高裁の判決からの1年9カ月では、区割りを抜本的に見直す期間としては不十分だった」と請求棄却を求めていた。

 無効訴訟は公職選挙法により、高裁が一審と定められている。従来、必ずしも重視されてこなかった「提訴から100日以内に判決を出すように努める」という規定を今回は各高裁が意識し、判決は27日までに出そろう。その後、最高裁が年内にも判断を統一する判決を言い渡し、確定する見通しだ。

       ◇

広島高裁が衆院選「無効」判決 戦後初
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/t10013435621000.html
3月25日 16時17分 NHK

去年12月の衆議院選挙で、選挙区ごとの1票の価値に最大で2.43倍の格差があったことについて、広島高等裁判所は、一部の選挙区の選挙を無効とする判決を言い渡しました。

国政選挙を無効とする判決が言い渡されたのは戦後初めてです。

去年12月の衆議院選挙は、選挙区ごとの1票の格差が最大で2.43倍と、前回、4年前よりもさらに広がり、弁護士などの2つのグループが「国民の意思を反映した正当な選挙と言えない」などと主張して、全国で選挙の無効を求める裁判を起こしています。

このうち、広島1区と2区を対象にした裁判の判決が広島高等裁判所で言い渡され、筏津順子裁判長は、一部の選挙区の選挙を無効とする判決を言い渡しました。

国政選挙を無効とする判決が言い渡されるのは、戦後初めてです。

選挙管理委員会側が上告すれば裁判が続くため、今回の判決によって直ちに選挙が無効になるわけではありませんが、判決が確定すれば、無効になった選挙区では議員の当選が取り消されて、選挙がやり直されることになります。

衆議院選挙について、国会は去年、格差を是正するために小選挙区を5つ減らす「0増5減」の法律を解散当日に成立させましたが、選挙は最高裁判所が「憲法違反の状態」と判断した4年前の選挙と同じ区割りで行われていました。

これについて、東京と札幌など5つの高等裁判所が「十分な時間があったのに1票の価値の格差を是正しなかった」などとして「憲法違反」の判断を示しましたが、選挙を無効にすることまでは認めていませんでした。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 明治維新〜戦時・戦後期、フクシマ3.11原発事故、安倍自民党へと引継がれる「構造災」の原点(1/2)
<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">■[日本のアキレス腱]明治維新〜戦時・戦後期、フクシマ3.11原発事故、安倍自民党へと引継がれる「構造災」の原点(1/2) </span>


<span class="deco" style="font-size:small;font-weight:bold;"><注記>お手数ですが、当記事の画像は下記URLでご覧ください</span>。
<span class="deco"
style="font-size:small;font-weight:bold;">http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130325</span>
[f:id:toxandoria:20130325154742j:image:w640]


・・・


[f:id:toxandoria:20130325154942j:image:w640]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">【「NHKに原子村<大本営“幻想”発表>を強いるアベノリスク」の成果?/いまや、政府・自民党・原子村・財界から主要メディアの現場に対する「原発推進型玉砕戦時体制」並みの強い圧力が窺われる!!】</span>その裏側で「政界・産業界(政府・原子村←只野親父、補足)からの圧力がかかった」という声が漏れてきた ⇒ NHK堀潤アナ 退局の裏側にNHK松本正之会長(元JR東海副会長、代表取締役社長、年収3200万円←只野親父、補足)の“力”(東スポ)http://urx.nu/3DEa hanachancause2013.03.24 17:58(画像はhttp://urx.nu/3DBe より転載)
・・・<span class="deco" style="font-weight:bold;">無辜の国民は一刻も早く気づくべき、明治維新〜戦時・戦後期の大政翼賛・玉砕精神を国民へ押し付けるアナクロ「構造災」を引き継ぐ安倍自民党が元凶であることを!</span> ⇒NHK堀潤アナ「脱原発」(というよりも、実際には、客観的に公正な情報を正確に視聴者へ伝えるべきと主張してきただけ!)で退職「今の日本は太平洋(国民玉砕)戦争当時と変わらない」http://urx.nu/3DEg  hanachancause2013.03.24 18:17


[f:id:toxandoria:20130325143046j:image:w360] 
<span class="deco" style="font-weight:bold;">【でも、NHKの現場ではヒッソリと深夜に頑張ってる番組もありますヨ、(そのÈテレアーカイブズにはHPがありませんでした!なんたる組織内差別?! ← 只野親父、補足)/脱原発の日のブログ、http://urx.nu/3CpY より転載】</span>・・・
◆Eテレ・アーカイブス『未来潮流 科学を人間の手に〜高木仁三郎・闘病からのメッセージ』(1999年放送 74分)/3月23日(土)午前1時1分(22日の深夜25時)からEテレで放送(画像は、http://urx.nu/3Cqg より転載)
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=355069647943664&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


<span class="deco" style="font-size:medium;font-weight:bold;">【動画】科学を人間の手に 高木仁三郎 闘病からのメッセージ</span>
[http://www.youtube.com/watch?v=-f0_tdaVz6c:movie]


・・・


<span class="deco" style="font-size:large;">(プロローグ)「構造災」、「緑の党」、「メディア・プロパガンダの復活」および当記事の構成などについて</span>


[f:id:toxandoria:20130325155315j:image]「構造災」とは、社会学者・松本三和夫氏が提示した概念(出典:著書『構造災/科学技術社会に潜む危機―岩波新書―』)で、科学・技術・社会の間のインターフェース(界面)での臨界作用(反応)がもたらす災害のことである。が、ここでは、これら三者に政治・行政・経済・文化・国民意識なども介在する複雑なインターフェースがもたらす過酷災害という意味で、より広義に捉えておく。


8世紀初頭に完成した『日本書紀』が史実の根拠とされるようになった頃から、記紀の創作であったに過ぎない「皇統一系」の考え方は先ず日本の貴族社会に拡がって行った。次いで、南北朝時代の末期頃に書かれ1370年頃までに成立した軍記物語『太平記』(南北朝時代を舞台に後醍醐天皇即位、鎌倉幕府滅亡、建武の新政、その崩壊後の南北朝分裂、観応の擾乱、2代将軍足利義詮の死去と細川頼之の管領就任までを書いた軍記物語)が武家社会と庶民層へ、その「皇統一系」が歴史的事実であるとの認識を広める役割を果たした。つまり、「皇統一系」とは、日本の「中世」が根強く語り紡いできた日本人が共有する誇り高き「民族物語」であったということになる。


従って、少なく見ても凡そ7〜8百年以上もの長い歴史時間を経て、更に、それが<国家権力によって国策神話(国家神道の中核構造)化>された明治維新期〜太平洋戦争が終戦を迎える時まで、その殆どが記紀の創作である「皇統一系」がほぼ100%の日本国民によって歴史的事実として固く信じられてきた“そのこと自体”を厳しく批判したり、揶揄したりするつもりは毛頭ない。それは、そのような条件下にあった時代においては仮に“そのこと”がおかしいと思ったとしても学術的に100%反証することはできないことであったと思われるからだ(ごく少数の例外的な鋭い批判は存在したが・・・)。


[f:id:toxandoria:20130325143743j:image:w360:right]しかし、実は、このことが現時点における「フクシマ3.11原発過酷事故」と、それに対する『安倍自民党および日本国民』自身の<反省不徹底と現実的なフクシマ危機を無視する態度へとどんどん流されて行く傾向/再び、供給されつつある原子村マネーに毒されたメディア・プロパガンダ(関連参照、下記▲)と神道政治連盟(安倍晋三・会長)の“原発アニミズム論”効果などを介して、意識・無意識の両面から反『脱原発』の空気が拡がる異常事態(一部“原発傾斜”電力会社のTVコマーシャルも復活しつつある!)>をもたらしているのではないか、という問題意識が当記事を書かせる動機となった。


[f:id:toxandoria:20130325143835j:image:w360]
▲<span class="deco" style="font-weight:bold;">【カネには色が付いてないので、その一部がメディア籠絡目的の原発マネー(巨額宣伝広告費など)に流用され、原発安全神話プロパガンダが完全復帰し、更に強化されるのは必至!】</span>政府は原発の個々の費用は説明するが、国民が全体でどれだけ負担するかは一切公表しない⇒再処理や最終処分のための電力会社の積立金など原発維持に最低11兆円 別途支出 年4000億円超 東京新聞 http://urx.nu/3Dyc hanachancause2013.03.24 11:41(画像は、当記事より転載)
・・・カネには色が付いてないので、その一部がメディア籠絡目的の巨額原発マネーに流用され、原発安全神話プロパガンダが完全復帰し、更に強化されるのは必至!!⇒原発維持に今年度1兆2000億円 電力9社、料金に上乗せ 朝日デジタルhttp://urx.nu/3Dye 
hanachancause2013.03.24 11:49


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昨年7月に誕生したばかりの<日本版・緑の党、http://greens.gr.jp/ >に対する一般国民の呆れるばかりの冷淡さと無関心ぶりも(PR不足もあろうが、予算のやり繰りで苦闘している!)、この日本的で特異な構造災的な歴史観念の伝統と無関係ではないようだ。「フクシマ3.11原発過酷事故」は今も続行中であり、今のところ殆ど停止中とはいえ、<54基の原発過密立地による日本列島崩壊・消滅の危機←大地震、テロ攻撃等へは、お手上げ状態!>が、我々の目前で続行中の恐るべき現実であるにもかかわらず・・・。我々、一般国民は安倍自民党の“強靭化”なるる呪文、神道政治連盟(神社本庁・外郭/安倍晋三・会長)の<原発アニミズム論>に洗脳されている。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(関連情報)</span>


[f:id:toxandoria:20130325143950j:image:w640]<span class="deco" style="font-weight:bold;">その前に、安倍総理は<神道政治連盟(安倍晋三・会長)の原発アニミズムによる原発推進論>を取り止めるべきだ!小学生を放射能アニミズム安全論で洗脳するな!</span> ⇒自民 教育再生提言案をまとめる、小学校に理科の専任教師を配置することや NHK http://urx.nu/3DPxhanachancause2013.03.25 07:13


・・・


例えば、自民党に限らず、次第にその危険で愚かな本性を曝け出しつつある「日本維新の会」も、この<非常に厄介な日本伝統の業病=神国「皇統一系」ニッポンのトラウマなる構造災>を深く罹患している節がある。それは、以下(◆)のような驚くべき<フクシマ放射能被害不在論・否定論=フクシマ3.11過酷原発事故否定論>を国会で語り始めたからだ。


[f:id:toxandoria:20130325144213j:image:w360:right]
◆<span class="deco" style="font-weight:bold;">自民党と同じく「皇統一系」神国日本(虚構の歴史を事実であると信じ込まされてきたゆえ)のドグマに基づく神政連(安倍晋三会長/原発・放射能アニミズム論)の狂気!(←ソレが本気ならば!おそらく原子村と原発マネーに踊らされているのだろうが・・・) ⇒ 維新の会 西田譲議員 国会質問(異常な!)「フクシマ(全く放射能被害がない)からの強制避難は、反医学的、憲法違反、ただちに帰還させよ」</span>http://urx.nu/3DtE 
hanachancause2013.03.24 06:57(画像『西田譲議員のプロフィール』は、http://urx.nu/3DtE より転載)


ともかくも、問題はそれを信じてきたことが、結果的に全ての日本国民が太平洋戦争という甚大な悲劇を受苦することに繋がったということだ。そして、漸くその愚かしさに国民自身が気づいたにもかかわらず、しかも、その後の歴史・考古学研究等の深化によって、日本国創建は、天武・持統朝(7世紀後半/ほぼ伊勢神宮の創建期と重なる)と見ることが妥当だと確認された(参照、下記◆)にもかかわらず、逆に「皇国紀元二千六百年」なる虚構の歴史観に囚われる人々が増えつつあることが懸念される。


◆アベノミクスへの応援で国民の文化マインドコントロールを謀る神政連のトンデモ「原発必要論」(祖型伊勢神道比較/正統保守試論)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130207


というより、再び<天皇のカリスマ性を利用しようとする>邪(よこしま)なことを考える勢力の台頭ぶりが窺われ、しかも、現実的な行政・経済と国民の日常的実生活の世界の内側へ向けて其の取り戻しを謀ろうとする勢力が、安倍自民党政権を後ろで操っている可能性が非常に高い。安倍政権が、「構造災の原点」を引き継いでいると言いたいのは、このことを意味する。


また、その意味での「構造災の原点」は、終戦後の「高度成長期」から「原子力平和利用計画の策定期」を経て、遂には「フクシマ3.11原発過酷事故」へと引き継がれたことになる訳だが、この一貫の流れ(『戦前・戦中・戦後→高度成長期→フクシマ3.11原発過酷事故』)は、主に「構造災の原点」が科学・技術の側面に傾斜して臨界作用(反応)をもたらし災害が発生した時と考えられるので、別途に当記事の(2/2)で取り上げることとする。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(関連情報)</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【自民党の完璧な対国民裏切り!!/デモね〜、<強い権力には無条件で従順になる過半超の余りにも善良な国民層は安倍自民党を熱烈に支持しますとのことだ>そうだよ!バッカじゃなかろかネ〜?!】</span> ・・・完全なフクシマ3.11以前への後退、つまりアベの原発推進への復帰だが、TPP同様に過半超の善良な国民層は支持してるんだろうね?⇒<電力改革>発送電分離 自民党内の反対で「努力目標」に、発送電分離が事実上、骨抜きになる(毎日) http://urx.nu/3Bmh   hanachancause2013.03.19 13:53 
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/tadano.oyaji.7/posts/506771982714332


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<span class="deco" style="font-weight:bold;">【今回の事故原因は明らかな腐敗の中にあるというより、原子力産業界と原子力行政の内部の人間たちが、互いが痒いところに手を届かせながら、何十年間もうまいことやって来た、そのもたれ合いの中にこそあると、警告を行ったにも関わらず無視され続けた人々の中の一人、東京大学地震研究所教授を退官した島崎邦彦元教授が語った。高級官僚が判で押したような見解を発表させるための、『学識経験者』による委員会という隠れ蓑が作られ、原子力産業界は誰にも邪魔されずに、自分たちが好きなようにできる体制を作り上げてきたのです。】</span>
・・・@idonochawan地震・津波により地獄に突き落とされた被災者を、さらなる地獄に突き落とした福島第一原発 - その原因を作った『外部有識者委員会』『委員会報告書』の真実【 避けられたはずの事故 - 福島第一原発 】NYタイムズ - 全文翻訳は → http://urx.nu/3CMx  via Twitter for Android2013.03.22 11:25只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイートhttp://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/tadano.oyaji.7/posts/479858015397219


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<span class="deco" style="font-weight:bold;">今回の“フクシマ停電事故の超異常さと危機的な現実”が発する<脱原発は必須!のサイン>が読めず、逆に<一層の原発推進と自民党支持へ走るまで“茹で蛙”化させられた日本国民>の悲劇! </span>⇒福1、全面復旧=共用プールも冷却再開—停電から1日半・東電 WSJ http://urx.nu/3BJC hanachancause2013.03.2003:57 http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/tadano.oyaji.7/posts/114732152051612


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[f:id:toxandoria:20130325144716j:image:w360]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">これがアホノミクス&原発再稼働で浮かれる日本の実像!想像を絶する杜撰&超危機だ! ⇒福島第一停電 仮設配電盤交換せず、当配電盤は2011.3月の事故直後の18日頃に設置、その儘トラック荷台に置かれた状態。簡易的な仕様で文字通り仮設だった!</span>http://urx.nu/3C5l hanacancause2013.03.21 05:24(画像は、http://urx.nu/3D8t より転載)http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=354836861300276&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">1 「建国記念日」に残る架空(虚構)歴史観「皇国紀元二千六百年」なる「構造災」の原点</span>


[f:id:toxandoria:20130325145252j:image:w360]
宮内庁のHP(http://urx.nu/3D91)を見ると、未だに万世一系の皇統が表示されている。無論、西洋文明のルーツとされるギリシャ・ローマ神話ないしは北欧・ゲルマン・ケルト神話らの如く誇りある高度な民族文明の象徴としての歴史と思しき記録や痕跡などがあれば、その検証を続け、そのこと自体について解明された情報は堂々と内外へ向け発信されて然るべきであるだろう(画像『東アジア全体の視野から『古事記』の世界を描き日本各地の神社へ奉納する仕事に取り組むマーク・エステル氏が描いた天照大御神』は、http://urx.nu/3DiQ より転載/画家マーク・エステル氏についてはコチラ ⇒ http://urx.nu/3Dj3 )。


しかし、それが梃でも動かぬ既定の歴史的事実である、あるいは東アジア文明圏における唯一無比の、ヤマト民族の純潔な血と非常に高度な日本伝統文化の証拠だなどと声高に主張され始めるや、東アジア周辺諸国等に対する配慮に欠けた短絡と視野狭窄が、悲惨な大戦争という悲劇に繋がり得ることは第二次世界大戦における日本の歴史経験(戦禍)が如実に示している。


しかも、仮に「他と比べることが出来ぬほど高度な天壌無窮(天上の神によって、その永遠の存続を約束された皇統を基(もとい)とする世界に冠たる唯一無二のスーパー文明国家)の歴史」である「皇国紀元二千六百年」が厳然たる事実であるならば、そのような“事実”の発見は、必ずや、世界四大文明(エジプト・ギリシャ・インド・中国)に付加すべきとの議論をもたらし、<世界五大文明発祥の一角を日本の古代史が占める>という瞠目すべき主張を全世界に向け発信しなければならない一大事となるはずだ。


[f:id:toxandoria:20130325160055j:image:w640]
例えば、その繊細でありながらダイナミックで見事な形象の美しさが注目され、またそれ故に“白いギリシャ文明”の到達点の一つとまで高く評価されてきたエルギン・マーブル(Elgin Marbles/大英博物館に展示されている、古代ギリシア・アテナイのパルテノン神殿を飾っていた彫刻群、http://urx.nu/3D9K )に先端科学技術のスポットを当てたところ、実はそれには多様な色彩が施されていたことが明らかとなり、ひいては“ギリシャ文明の白さ”そのものが否定されかねない事態となっている、しかし、だからといって色彩の有無論を巡り紛争が勃発した訳ではない(その彫刻群についての帰属論争はあるものの・・・/画像『大英博物館所蔵のエルギン・マーブル』はウイキペディアより)。


[f:id:toxandoria:20130325145653j:image:w360:right]然るに、<安倍政権の原発推進政策(フクシマ3.11以前の原発政策への回帰)>の背中を押すのが「神武天皇建国神話」を歴史的な事実とみなし、それ(旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦に読み替えれば2月11日)を起点とする「皇国紀元二千六百年」(太平洋戦争に入る直前の1940年11月10日に記念式典が行われた)なる「虚構としての日本史(虚構歴史観)」の時代への逆行願望(妄想)を強力なエネルギー源とする<荒ぶる神(神道政治連盟(安倍晋三・会長)/神社本庁の外郭)>であることを、殆どの日本国民はリアルに意識していないようだ(画像『神武天皇説話のイメージ』は、http://urx.nu/3ll より転載)。


しかも、その神政連(神道政治連盟/安倍晋三・会長)は「原発アニミズム論」(ウラニウムも放射能も大自然の一部なので怖れるべきでなく、原発は自然環境に優しいエネルギー源だという狂信or方便的ホラ話?)を唱えて原発推進への回帰を支持しており、これが有形無形のかたちで一般の日本国民の潜在意識の中へ大きな影響力(通過儀礼的、日常慣習的な神社参拝の行為を介して)を与えつつあるのだ。


つまり、我々は<日常的な神社への参拝という自然アニミズムを崇める殆ど日常で慣習化している通過儀礼(初詣、結婚式、七五三、節分、交通安全祈願等の各種御払や浄め、みそぎ(禊)の行事)などを介して『原発推進への賛同の意思』を一般国民が肯定的に受け入れられるよう日々に刷り込まれている>のである。原発・放射能アニミズム論なる、恐るべき「アベノリスク」の拡大である。


[f:id:toxandoria:20130325145809j:image:w360]
無論、実際には全ての神職らが神道政治連盟(=神政連/安倍晋三・会長)の「原発アニミズム論」に賛同している訳ではないが、<神政連が自民党の安定的な中核的集票マシン/min.1500〜2000万票程度の保証可能>であることから、むしろ自民党議員の殆どが此の異様な「原発アニミズム論」の熱狂的信者であることが問題を深刻化させている(他方、全日本仏教会が脱原発なのは周知のとおりである。http://urx.nu/3Da0 /添付画像は『全日本仏教会 異例の「脱原発」宣言東京新聞 2011.12.11「こちら特報部」』)。


なお、「原発アニミズム論」と「神武天皇建国神話」が現代の日本へ落とす暗い影の大元の原因は、「伊勢神道(神宮)創建」の正しい意義についての誤解ということであるが、これについての説明は下記記事◆を参照していただきたい。


◆安倍「隷米“軍需”政権」は「伊勢神宮創建」精神を曲解した紀元二千六百年&皇国史観型の軍需経済(原発利用式)パラノイアhttp://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130301
◆フクシマの直視ができず対象喪失ホワイトアウトに嵌り過半超の反原発意思が7割の安倍「原発推進」支持へ転換する不可解ニッポンhttp://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130216
◆アベノミクスへの応援で国民の文化マインドコントロールを謀る神政連のトンデモ「原発必要論」(祖型伊勢神道比較/正統保守試論)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130207
◆アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130117


ところで、『エッ、ウッソ〜 そんなバカな〜』と一笑に付す向きもあると思われるが、この「旧暦表示でBC660年1月1日、グレゴリオ暦表示で同年2月11日に神武天皇が日本を建国した」という“歴史的事実”を疑う日本国民は、終戦直後まで一人もいなかったという“事実”をリアルに正しく認識する必要がある。それは、その気にさえなれば、いつでも、政治権力にとっては<国民に虚構(ウソ)を事実(真実)と信じ込ませることなど朝飯前のビジネス>だという“まことに恐ろしい政治的現実”の事例となっているからだ。


また、<1950年代半ばから「建国記念日」に関する議論が続くなかで、日本歴史学会(歴史学の学会)で、三笠宮崇仁親王(学会員)は、同会理事長の坂本太郎に対し、「建国記念日(2.11)」の制定に反対する決議を行うべきであると迫った。しかし、坂本は「史学会は学術団体であり政治的決議をするのは馴染まない」としてこれに応じなかった。この処置に憤慨した三笠宮は、総会を退席して「理事長独裁を批判する」とのコメントを出したため、坂本は世論・マスコミから批判された。これに対して、一部国粋主義者(安倍晋三らの取り巻きに繋がる鴨神社?)は、三笠宮が反対決議を行おうとしていたことを知って激高し、1959年(昭和34年)に行われた「紀元節奉祝建国祭大会」に参加した右翼構成員が宮邸に乱入した。>という事件も起きているようだ(<当パラグラフ>の情報源はウイキペディア)。


ともかくも、今上天皇や皇族の方々の御意思ということよりも、原発回帰・改憲・国軍創設を叫ぶ安倍晋三ら自民党や維新の会など偽装極右系の国会議員を焚き付けて<戦前の「虚構としての日本史(虚構歴史観)」の時代の取り戻しを渇望する妄想政治勢力>が、記者クラブメディアの堕落と正統保守勢力の退潮傾向、および一般国民層の政治意識の劣化と歩調を合わせつつ急激に増殖中という危機的現実を見逃すべきではない。


無論、いわゆる極右・右派・保守派の全てが原発推進論者ではなく、全国の神社が全て原発推進に賛同している訳でもないことは意識しておくべきだろう。むしろ、彼らの中の半数近くは反原発であり、それは、確固たる自分の意思と考えを持つと言う意味で、今や一般国民層が日本政府と原子村の息がかかったメディア・プロパガンダに踊らされ原発推進へどんどん流される傾向にあるのとは対照的でさえある。


そもそも、<日本伝統のアニミズム神道(その頂点は天皇の王権確立と表裏一体である伊勢神道の中核精神と見なすべき)>は、普通に考えれば、最大の自然環境破壊である原発を容認できる筈がないのだ。また、同じ様な意味であるが、ドイツ緑の党(ドイツ脱原発実現の中核)のルーツが国土の自然環境保全を重視したドイツの愛国極右派であった(むしろ、過剰に経済設計主義的な左派は原発推進派であったが後に転向した)という現実も押さえておくべきである。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(関連情報)</span>


<span class="deco" style="font-weight:bold;">残念ながら、日本の無辜な国民層はメディアに煽られるだけで決して事実を直視しない、それは「安倍政権の如く危機を煽りつつ覇権を誇張する安全の保障者」こそ権力掌握者に相応しいと見るのが国民層の7〜8割を占める民百姓の常だからだ </span>⇒ 安倍内閣支持率さらに上昇 、TPP交渉参加(恐らく“原発推進”も支持するへ傾きつつある?)、今や過半以上が支持WJ 
hanachancause2013.03.19 11:57http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/tadano.oyaji.7/posts/611989195482439


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【福島第一原発停電事故、2号機除く全冷却機能が1日半も喪失!】</span>これは解決に非ず、これから何十年も同じ危機は続く!TPPで煽られて原発支持の過半超国民は此の危機の意味が分かっているのか?今回の“フクシマ停電事故の超異常さ”が発する<脱原発は必須!のサイン>が読めず逆に一層の原発推進と自民党支持へ走るまで“茹で蛙”化させられた日本国民の悲劇!⇒福1、全面復旧=共用プールも冷却再開—停電から1日半・東電 WSJ http://urx.nu/3BJC  hanachancause2013.03.20 03:57


<span class="deco" style="font-weight:bold;">“TPP参加で日本の未来はバラ色の嘘”に限らず、南海トラフ巨大地震でも“神道政治連盟(安倍晋三会長)の原発アニミズム論による「原発再稼働リスク」の一切(安倍政権の原発安全神話復活)が想定外とされる理不尽”を看過するマスメディア報道の無責任</span>  ⇒ ∵ 国民の政治参加意識の構成は「 a自律的批判力保持層2割、 b確信犯的自民支持層2割(神政連(安倍晋三会長)のmin.組織票(約1500万票)にほぼ重なる)、 c自律的思考脳力欠落層4割、 d完全無関心(われ関せず、どうでも良い)層2割 」というのが現実だから。http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=353868651397097&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1

<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">2 会津藩士・山本覚馬『管見』の括目すべき先見性(フクシマ原発事故に繋がる日本型『構造災の原点』への根源的批判力を見せつける)</span> <span class="deco" style="font-size:x-small;">(画像は、http://urx.nu/3C52 より転載)</span>

[f:id:toxandoria:20130325150452j:image:w640]

<span class="deco" style="font-weight:bold;"><注記>『石部桜』(NHK大河ドラマ『八重の桜』オープニングの桜)の画像</span>
・・・当ドラマのオープニングに出てくる桜。樹齢600年、葦名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあったことから「石部桜」と呼ばれる。一本の根から八本の幹が分かれ枝張り20mのエドヒガン桜。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【動画】武士の一分 / 藤原道山×冨田勲</span>
[http://www.youtube.com/watch?v=gTi-UwUBqNE:movie]

<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">2−1 『会津戦争』の悲劇から見える靖国神社の特異性/人間性を抑圧する虚構の妄想史への盲従ということ</span>


[f:id:toxandoria:20130325150701j:image:w640]
「蛤御門の変(禁門の変の一環)」(1864)で朝廷を守るために戦死した会津藩士60名を例外として、靖国神社が<会津戦争を始めとする戦いで朝敵となった東北の功労戦死者は絶対に祀らぬという方針>の中に、明治維新期以降に日本が抱え続ける最も深刻な自国民差別的な意味(特に蝦夷・土蜘蛛などと呼ばれる東北人への差別意識が根強く、新政府軍を率いる薩長土肥側は東北地方を上から目線で睥睨していた)での「構造災」の根が潜伏している(会津・鶴ヶ城の画像は、http://p-vinblanc.com/wp1/?p=5498 より転載)。


別に言えば、それは<幕末〜明治維新期〜現代に及ぶまで、天皇(朝廷)のカリスマ性(天壌無窮の神的存在であるとする妄想史観に基づく)を我が物顔で傲慢かつ好き放題に利用してきた薩長閥による露骨な特権意識の伝統である。その後、この門閥・閨閥・閨房閥を世襲で固めつつ“天皇を担ぐ君側の奸たちの野合的連合体構造”は今も存続しており、しかもそれは原子村・自民党など様々な利権構造と重なり合っており、それが日本を実効支配する1%派なる特權層の中核となっている。しかも、新たな利権が芽生えるや機を見るに敏の早業で其処に着床するという具合だ(関連参照、下記◆)。


◆<span class="deco" style="font-weight:bold;">【安倍アナクロ自民党型<サイバー軍需利権誕生>、壮大なる国庫の無駄遣い、サイバー戦型ネオ税金ドロボー!!】</span>世に倦む日日 @yoniumuhibiこの問題が、今どう動いているか、http://urx.nu/3DhH <←この男の記事>を読むと分かりますね。おそらく今回の補正、この関連の予算がドカンを積まれているはずだ。それと元陸自幹部のこの男(→)http://urx.nu/3DhI  自衛隊法を変えて応戦しろと。 via web2013.03.23 14:26只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート
・・・(この男1)サイバー戦型ネオ税金ドロボーの協力者1 http://urx.nu/3DhH
・・・(この男2)サイバー戦型ネオ税金ドロボーの協力者2 http://urx.nu/3DhI 


・・・


従って、善良な一般の日本国民は、ほとんど無自覚のままに、今でも<勝てば官軍(朝廷軍、皇軍)の論理が正常なこと>だと一方的に思い込まされている訳だ。それどころか、そこで差別され、あるいは被害者となっている筈の肝心の多くの東北人自身までもが、未だにその明治維新以降の「薩長型詭弁論」を日本の正統保守の伝統だと思い込んでいるアホらしさが垣間見える!そして、その余りにも日本的な国民感情の不可解な対権力盲従型の機序は、<現下における「脱原発」の空気の沈静化>にも一役買うというバカバカしくも皮肉な結果をもたらしている(関連参照、下記▲)。


[f:id:toxandoria:20130325150928g:image:w640]
▲<span class="deco" style="font-weight:bold;">【アホノミクスでウハウハの余りにも無辜な日本国民が原発推進で支持率急上昇の安倍総理に大きく騙されている驚愕の事例!/事実上、日本国民は<原・水爆地雷>列島の上に住んでいるも同然(例えば、敦賀1号機)! その意味でも日本原子村は日本国民のみならず全世界の国民に対する人道上の重い責任がある!! ⇒ 更に、「再処理等積立金」が我々の月々の電力料金に旨が書かれていないし、説明もなされない、という,まさに「詐欺」のような「ピンはね」積立金が存在する! こんな積立金が、今や積もり積って2,657,158百万円(約3兆円)にもなり、経済産業省の外郭団体である「原子力環境整備・資金管理センター」というところが,それを原子力ムラ資金源として囲い込んでいる】</span>(◆「失われた30年」が始まる(金子勝氏 『世界 2013 4』)の紹介/画像は、http://urx.nu/3C65 より転載)
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=354867197963909&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


・・・


だから、<勝てば官軍(朝廷軍、皇軍)の論理が正常なこと>という常識論の前で<異常な数の原発が集中立地(薩長閥の衣鉢を継ぐ自民党が主導して建造した!)した挙句に3.11フクシマ原発事故の過酷被害を蒙った後も、その最大の被害者である福島県と、その周辺の住民らが、事実上、国(=勝者たる安倍・自民党)に冷酷に見捨てられ、切り捨てられている>という非人道的な現実が、いつまでも看過され続けるという不可解なことが罷り通っている訳だ。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(エピソード)「靖国神社」に参拝しない理由</span> <span class="deco" style="font-size:x-small;">(http://urx.nu/3AFG より部分転載)</span>


今なお続く“官軍(明治政府)を絶対視”し、インフラ整備の後回しなど(にもかかわらず、原発では福島第一6基(8基計画)、福島第二4基と、集中立地させられた)、東北蔑視政策が続くかぎり、東北人が心から靖国神社を参拝する気持ちにはならないだろう。そこには、薩長が天皇(孝明天皇/明治天皇の父に当たり、一世一元制の制定前の最後の天皇)を人質同然に取り扱った当時の、「“天皇陛下=靖国神社”なのだ、何か文句あっか!」という、天皇の威光を利用するだけ利用した非常に狡猾な空気が流れているからだ。


それに比して、京都守護職を務めた松平保容・会津藩主は、孝明天皇から辰翰(しんかん/御製書簡)を賜り、まさに正統な官軍だった。明治26年12月5日、松平保容公の死後、辰翰の事実を知った明治政府は、この内容が公になれば、自分達の<嘘で塗り固めた歴史観>が根底から覆えると大慌てになった。そして、密かに大金で譲渡するように会津側へ圧力をかけたが、会津・松平家はこれを頑強に拒否した。


それに、薩長には<錦の御旗の偽造>や、<孝明天皇の毒殺説>などのウワサも纏わりつく。これが薩長は「偽官軍」と言われる理由であり、<偽官軍が天皇陛下の威光を利用するために作ったのが「靖国神社」(虚像の殿堂)という図式>になる。無論、当時は犯罪者集団の薩長の志士らが、後ろめたさを覆い隠すには、天皇陛下の威光を徹底的に利用する以外に道が無かったのだろう。が、だからこそ「靖国」問題には、常に胡散臭さが付きまとうのである。


・・・


<span class="deco" style="font-weight:bold;"><注記>明治新政府(薩長)による<錦の御旗の偽造>説について(補足)</span>
・・・現実的に錦の御旗が偽造されたかどうかを検証する術は持たないが、状況証拠的には薩長が偽造したとも言えるだろう。それは、既に、開国と朝廷への恭順に傾いていた幕府側へ、「皇国紀元2600年/日本建国神話」型の<虚構の歴史>と<デッチあげ政治権力>を振りかざす新政府(薩長)側が、しなくてもよかった無益な「会津戦争」(正当な王(皇)権の証である辰翰を封印する目的の)を作為で仕掛けた節が濃厚だからである。
・・・恰も、それは直近の衆議院選挙(2012.12.26)で、<組織票型・得票率24%(小選挙区に限れば自民党の得票率は43%)の自民党(紛れもなく薩長閥の流れを受ける)が議席の約8割を占める異常な姿>を出現させ、現代版・錦旗(今度は、欠陥小選挙区制という外形民主主義に隠れつつ主権者たる民意の外形上のお墨付き)を手に入れた奇妙な図式に似ている。
・・・しかも、これには選挙前から既に自民党(原発マネー)の軍門に下っていた記者クラブメディアのプロパガンダ効果の被害者と見るべき約4100万人(有権者総数の約41%相当)もの棄権者という<日本民主主義の悲惨な実像=大方の日本国民は自ら民主主義を捨てている!>が伴っているのだ。


・・・


因みに、薩長同盟成立と、江戸城無血開城後に進軍を続けてきた新政府軍によって朝敵として追い詰められた会津藩には、藩主・松平容保の切腹か、徹底抗戦しか道がなくなり、やむなく戦われた(というより、薩長が仕掛けた)とされる「会津戦争」(慶応4年/明治元年/1868/一ヶ月の籠城戦)では、非戦闘員を含め夥しい数の死者を出し、女性たちは蛮行や強姦の餌食にになった。新政府軍は会津戦争の戦死者・犠牲者の一切に対し埋葬を禁止したため、長期間に渡って放置された老若男女の死体は風雨に晒され、鳥獣に食い散らかされる悲惨な状況だったとされる。


また、「戊辰戦争」全体の犠牲者数は8240人(新政府側3550人、旧幕府側4690人)で、その内訳は薩摩藩514人、長州藩427人、会津藩(総勢5200人の中で)2557人(女性194人を含む)ほかとなっており、やはり会津藩の犠牲者が最も多く、孝明天皇から辰翰(御製書簡)を賜り、元々は、まさに正統な官軍として京都守護職時代の取り締まりを担当した故の、複雑に屈折した悲劇的影響を蒙ったことが窺われる(当数字の出典、http://urx.nu/3AFN )。

<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">2−2 山本覚馬『管見』の驚くべき“先見力”、“太平洋戦争から3.11フクシマ原発過酷事故”まで引き継がれる維新期『構造災の原型』を見抜いていた</span>


<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">(山本覚馬『管見』の驚くべきほど透徹した“先見力”)</span>


[f:id:toxandoria:20130325151315j:image:w360]NHK大河ドラマ『八重の桜』(http://urx.nu/3CFa )の影響も受けて、その八重の兄にあたる山本覚馬(1828−1892年)が著した『管見』(管見=意見の謙譲語/殆ど失明状態であった覚馬が、かつて自らが京都で開いた蘭学塾の教え子である野沢鶏一(一緒に幽閉中であった)に口述筆記させた建白書)に関心が向き少し調べてみたところ、その非常に優れた先見性と卓見に驚かされた(画像は、http://urx.nu/3CF9 より)。


[f:id:toxandoria:20130325151408j:image:w640]
山本覚馬は数奇な運命の糸に操られ、戊辰戦争における薩摩藩の囚人としての獄中生活の苦闘から遂には盲目となるものの、戊辰戦争と会津戦争の戦禍を生き抜き、明治維新期以降には京都府顧問、初代京都府議会議長、同志社大学創立(新島譲の協力者)などに関わり、新島譲(山本八重の夫)の没後には同志社総長を務めた非常に傑出した、才能豊かな人物である(出典:貴重書デジタルアーカイブ山本覚馬『管見』、http://urx.nu/3CFe /同志社大学今出川キャンパス クラーク記念館の画像はウイキメディアより転載)。


[f:id:toxandoria:20130325151447j:image:w360:right]その『管見』の驚くべき先見性を象徴するのが、<三権分立を前提とする民主憲法論>である。厳密に言えば、それは天皇を戴く立憲君主制「憲法」ということである。その時代の通念として、開闢以来の皇統を全否定するものではなかったが(関連参照⇒下記◆)、山本覚馬は、古代以降の歴史を通観すれば天皇親政(独裁)、あるいは天皇を利用する権力構造の跋扈が見過ごすことができない大腐敗と混乱と圧政をもたらし国民(民百姓)を苦しめてきたことは間違いがないと考えていたことが窺われる(山本覚馬『管見』の画像はhttp://urx.nu/3D8F より転載)。


◆アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130117


特に、皇族以外の人臣として初めて摂政の座に就く「藤原義房以降に定着した摂関政治」に始まる「天皇のカリスマ性を担ぐ特権的権力支配の固定化」(天皇を利用する強靭構造化した既得権益層が跋扈・増殖し ⇒ 最後には、中国・華夷秩序への対抗意識から軍国型・華夷秩序(大東亜共栄圏等)への野望がもたらされて植民地獲得の侵略戦争へと繋がった/参照、同上◆)は、覚馬自身が幕末〜明治維新期の「戊申戦争」と「会津戦争」における艱難辛苦の体験で身に滲みたことでもある。


<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">(『管見』は“太平洋戦争から3.11フクシマ原発過酷事故”へ連綿と引き継がれる明治維新期の『構造災の原型』を見抜いていた)</span>


[f:id:toxandoria:20130325151613j:image:w360]しかし、新政府(薩長閥の元勲たち、既述の君側の奸の野合的連合構造)は、山本覚馬の才能と『管見』を高く評価しつつも、『管見』が主張する先見的な<天皇権とバランスさせた国民主権による新たな国づくりを目的とする憲法制定と、それに基づく立憲君主制>への道は採らなかった。それどころか、それとは全く正反対の「天壌無窮の天皇大権」に臣民が一方的に傅(かしず)く『大日本帝国憲法』を成立させたことは周知のとおりだ(山本覚馬の画像は、
http://urx.nu/3Du9 より転載)。


<span class="deco" style="font-weight:bold;"><注記>山本覚馬『管見』が主張する、その他の卓見について</span>


[ 政権・議事院・学校・変制・撰吏・建国術・製鉄法・貨幣・衣食・女学・平均法・醸酒法・条約・港制・救民・髪制・商律・時法・暦法・官医ほか(出典:http://urx.nu/3CFL )]


[f:id:toxandoria:20130325151709j:image:w360:right]これらの先見性のルーツが何処にあるかについては松本健一・麗澤大教授らが研究中であるとのことだが、おそらく山本覚馬と交流があった佐久間象山、勝海舟、西周および覚馬自身が身につけた「蘭学」、「万国公法」(近代国際法のバイブルともされる法律書/東アジア的な華夷秩序(政治)観念へのアンチテーゼ、条約重視の国際関係の時代を示唆/参照⇒http://urx.nu/3CFD )などの知識を介して、オランダ・ベルギー・イギリス・フランスなどの海外情報を得ていたと考えられ、同志社大学の創立者である新島譲との接触から得る米国のキリスト教と米国事情に関わる新しい情報の入手は、その後になる(山本覚馬の妹・山本八重と結婚した新島譲の画像は、http://urx.nu/3Dub より転載)。


加えて、山本覚馬が薩摩藩の牢に幽閉中(むしろ、覚馬の命を狙っていた長州から薩摩が守ってくれたというべきかも?)である時から「万国公法」に基づく<国際法上の人権の観念>を深く理解していたことにも注目すべきだ。


[f:id:toxandoria:20130325151932j:image:w640]
また、「会津武士の矜持(サムライたる武士道精神の誇り)」と近代立憲君主国家の「市民」としての「主権者意識と市民教育重視」(国民層の7〜8割を占める普通の一般国民層(民百姓)こそが「国家の宝/持続的経済発展のシーズ」であると考えること)の見事な調和という意味で、覚馬の精神環境は「ポーランド・シュラフタ民主主義」(参照、下記▲)のそれに近かったのかも知れない(画像『19世紀ポーランドにおける社会構造の成立/国民層の7〜8割を占める普通の平凡な一般市民層(民百姓)こそが「国家の至宝」であると考え、彼ら平凡な一般国民層を民主主義国家の市民たるに相応しく教育・指導して良質の中産階層を育てるためポーランド貴族(シュラフタ)たちは意欲的に一般国民層の中へ飛び込み新たな近代市民社会を切り開いてきた』は、▲より転載)。


▲日本が「ポーランド・シュラフタ民主主義」から学ぶべきこと(toxandoriaの日記/点描ポ
ーランドの風景/ワルシャワ編、2010.7)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20101111


このため、まさに山本覚馬が『管見』で懸念したとおり、その後は『大日本帝国憲法』によって<天皇を利用する権力の構造化=松本三和夫氏が提示する日本型構造災のアーキタイプ(原型=君側の奸の野合連合構造)>が構築され、やがて其れは、周知のとおり重症化して太平洋戦争の大惨禍へと繋がった。しかも、その悪しき<構造災>は「戦後の高度成長〜バブル形成・崩壊」期へと引き継がれ、遂には、其れが「フクシマ3.11原発過酷事故」に繋がったと見ることが可能なのだ。


<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">(教育改革は『明治維新期型の君側の奸の野合的連合構造』の取り戻しを謀る安倍自民党・妄想政治の象徴)</span>


その日本型構造災が「戦後の高度成長〜バブル形成・崩壊」期に引き継がれたことに関わる詳細は(この論点は技術的・行政的・ミクロ経済的な部分の臨界において災禍の火種が“戦前・戦中→フクシマ3.11”へ引き継がれたことを示唆するので重要!)、当ブログ記事の「後編(2/2)」で取り上げる予定だ。


ここでは、「フクシマ3.11原発過酷事故」への根本的反省を一切拒絶して、神道政治連盟(安倍晋三・会長/自民党の中核的な選挙マシン組織)の奇ッ怪(関連参照、下記*(再掲))な「原発アニミズム論(原発安全神話の哲学のつもりか?無辜の国民層を小バカにするな!)」を掲げて<太平洋戦争期から明治維新期の日本型構造災の原型=天皇を利用する権力の強靭構造、薩長野合型“君側の奸”の連合構造>の取戻しを謀る安倍政権の危険な企みの具体例として、その「教育改革」について触れておく。


*アベノミクスへの応援で国民の文化マインドコントロールを謀る神政連のトンデモ「原発必要論」(祖型伊勢神道比較/正統保守試論)http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130207
*アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130117
*その前に、安倍総理は<神道政治連盟(安倍晋三・会長)の原発アニミズムによる原発推進論>を取り止めるべきだ!<小学生を放射能アニミズム安全論で洗脳するな!>⇒自民 教育再生提言案をまとめる、小学校に理科の専任教師を配置することや NHK http://urx.nu/3DPx hanachancause2013.03.25 07:13


・・・


安倍政権の憲法改正への段取りと絡めた「教育改革構想」への執念は異常である。たしかに、現在の教育制度は<いじめ問題>などの混迷に見られるとおり制度疲労の側面を抱えていることは否めない。しかし、問題は、恰も<原発再稼働と原発政策への回帰という原子村御用達の本命>の狙いを達成するため、あわよくば<脱原発への封印効果も期待できるTPP参加へ前のめる安倍政権の狡猾な二股戦略>がそこに重なって見えることだ。


<span class="deco" style="font-weight:bold;">(関連情報)</span>


[f:id:toxandoria:20130325152152j:image:w360:right]<span class="deco" style="font-weight:bold;"> <神政連の神憑る屁理屈「原発アニミズム」論まで繰り出し原発再稼働・原発推進を最優先する安倍内閣>、そのTPP参加のホンネは、<あわよくば「ISDS(毒素)条項」で脱原発を封印する可能性も出てくる>ことにある!!</span> http://urx.nu/3CMe (画像は、http://urx.nu/3DQO より転載)
・・・例えば、函館の目と鼻の先に作られようとしている青森県で着工中の大間原発を受注している東芝がアメリカの原発専門メーカーのウエスチングハウス社を買収しているので、ウエスチングハウス社はTPPのISDS条項を使ってこの大間原発建設がなくなったとして巨額の損害賠償を求めて日本政府や青森県を提訴し得ることになる。
・・・現にドイツではスウェーデン国有電力会社バッテンファルが、子会社のバッテンファルヨーロッパを通じてドイツ連邦憲法裁判所に、昨年改正されたドイツの原子力法について違憲の訴えを申し立てたと報じられている。
・・・同社はドイツ国内で運営するクリュンメルとブルンスビュッテル原子力発電所が、原子力法改正によって運転停止に追い込まれ、多大な経済的損失が発生したとして提訴したことになるが、875億円の投資に対して8000億円近く請求しており、絶対に脱原発は許さないという姿勢である(委細、参照 ⇒http://urx.nu/3CMe )。


[f:id:toxandoria:20130325161933j:image:w640]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">ウム、生活の党も?アイーン!安倍「神道政治連盟」の原発アニミズム論とバカノミクス効果で日本は壊れる一途だ! 加えて戦前型“現人神(あらひとがみ)”様のお出ましで目出度く全国民玉砕国家へ先祖返りのお粗末だ〜</span>苦(´゚c_,゚` )w ⇒ <span class="deco" style="font-weight:bold;">政教分離の緩和を主張 衆院憲法審査会で自民、維新、生活など </span>MSN http://urx.nu/3CO9


・・・


そして、安倍政権の<教育改革への異常な執念>の奥にあるエネルギー源は、戦前型の「教育の国家統制」と「教育現場への直接的権力介入」ということだ。


しかも、その殆ど狂気に近いともいえる異常な執念の狙いは、「皇国・紀元2600年/日本建国神話」(日本が、旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦に読み替えれば現在の2月11日に神武天皇によって建国されたという虚構の歴史)を前提とする、いまだかつて世界のどこにもあったためしがない天壌無窮の王朝たる万世一系(現人神の国)の皇統という“政治権力的妄想”(しかも、狡猾にも、それを実効権力側による多数派国民の支配ツールとみなしている節がある!)を復活し、それを永続させるため<現人神(あらひとがみ)の国に相応しい<「教育勅語」型の教育体制>へ変革する(戦前型・強権指導型の教育を取り戻す)ということである。


・・・


このような安倍自民党政権の妄想政治の体質は、おそらく山本覚馬の『管見』が主張した<国際法上の人権の観念に基づく近代立憲君主国家の「市民」としての「主権者意識と市民教育」を重視する>という考え方の対極にあるアナクロな政治権力の姿である。言い換えれば、それは<民百姓と天皇との間に実効権力層として薩長閥が介在した二重権力構造の明治維新政府そのままの政治構造>を、この日本に取り戻すということになる。


また、国民の7〜8割を占める普通の平凡な一般国民層(民百姓の存在)こそが<国家の至宝=持続的経済成長の原動力>であると考えて、彼らが民主主義国家の市民らしく自律的に成長するよう実践的リテラシーと正しい歴史教育を指導するため積極的に一般国民層の中へ飛び込み、新たな近・現代市民社会を切り開いてきたポーランド・シュラフタ民主主義(ポーランド貴族の精神を継承するポーリッシュ・モデラティズムの伝統)の精神とも全く無縁である。


それどころか、安倍自民党の妄想政治は<上から目線>だけが異様にギラつき、まるで狂気かカルトのごとく異常に神憑る、余りにも不可解な特権的政治権力意識であり、それが正統保守の立場であるとする安倍自民党のみならず、それにシンパシーを示す日本維新の会らの場当たり的屁理屈も全く信用に値しないということになる。

<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">3 明治維新〜太平洋戦争期を支えた天壌無窮の皇国史観なる虚像(維新期『構造災の原型』)の取り戻しを謀るアベノミクスでバカノミクス化するマスメディアと日本国民</span>


まことに解せないことだが、今でも明治維新期から戦前・戦中にかけて<一般国民がほぼ100%本当だと信じ込まされていた『紀元二千六百年』型の歴史観、つまり神武天皇建国神話(BC660年2月11日←現在も、この日が建国記念日となっている)>が公に否定されている現下の日本の状況について大いにご不満の向きが可成り多くおられるようだ。


そのためか、<憲法改正、教育改革、国軍創設、徴兵制、天皇元首制、天賦人権論(基本的人権)否定、国体論・国体明徴、万世一系皇国史観への復帰・・・、そして其れらと「国策原発」必要論を<原発・ウラニウム・放射能アニミズム論>の屁理屈と強引に結びつけて<明治維新型アナクロ・ミソロジー(神話論理)>を騙る安倍自民党、日本維新の会ら“偽装or勘違いorトンデモ”保守派>へのシンパシーが強まっている。しかも、かなりの勢いで、<安倍総理の原発取り戻し政策>への支持拡大と連動しながら急増しており、恰もそれは悪性ウイルスをバラまく吸血ダニの全国的大跋扈の如くであり、本格的な日本バカノミクス化の様相を呈してきている。


そして、これらアナクロ・ミソロジー(『紀元二千六百年』、つまり戦前型の万世一系・皇国史観の取り戻しを謀る詭弁)の推進役を担うのは、安倍自民党総裁が会長職を兼務する神道政治連盟(神社本庁の外郭)であり、それに連なる全日本愛国者団体会議、日本を守る国民会議、 創生「日本」、 日本の前途と歴史教育を考える議員の会(『紀元二千六百年』の学校教育への導入を謀る会)、(原発推進で?)美しい日本をつくる会、日本協議会、日本青年協議会などの関連諸団体(これらは全て自民党の強力な集票マシン!)がそれを強力にバックアップしている。


加えて、原発が稼働せぬから、あるいは<TPPに参加せぬから貿易赤字が拡大する>というようなトンデモ論までがアホノミクスの名を借りてのさばり始めている(関連参照、下記▼)。そして、神道政治連盟が<一般国民向けの文化マインドコントロール/ウランもプルトニウムも放射能も自然の一部なので原発利用は日本伝統の神道アニミズムに抵触しないという屁理屈>を掲げて、<安倍自民党政権の原発推進の取戻し戦略>を強力に支援していることは周知のとおりである。


▼初沢克利 @Hatsuzawa <span class="deco" style="font-weight:bold;">外需はGDP比15%でしかないのでTPPには期待できない。その内65%が中国・韓国・台湾。(メディア絡みの)マインドコントロールに乗ってはいけない。米追従で国民の汗水たらして稼いだ金を差し出す馬鹿がいる。一部の(輸出傾斜型の)大企業には都合がいいが庶民にはマイナス、その</span>庶民が馬鹿みたいに(本気で)賛成している構図は(原発が怖いのに原発推進する自民党を熱烈に支持するのと同じで)残酷物語だ。 via web2013.03.23 16:29只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート


・・・


これら一連の復古的動向の支持基盤は、「皇国・紀元2600年/日本建国神話」(日本は、旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦に読み替えれば現在の2月11日に神武天皇が建国した)という<虚構の日本史>の中へ急ぎ回帰しようと謀る人々の<特異な妄想>の中にある。


そして、その根本には<明治維新政府(門閥・閨閥・閨房閥を世襲で固めつつ“天皇を担ぐ君側の奸”の野合的連合体構造)が採用した「国体思想」戦略、つまり天皇の建国神話的カリスマ性の徹底した政治利用>ということがある。「国体思想」を具体的に見れば、それは「天賦人権説」(民権論、主権在民)の対極にある天壌無窮の現人神たる天皇を中心とする中央集権的官僚制国家(厳密に言えば、天皇を利用する権力の強靭構造、つまり薩長野合型“君側の奸”の連合構造に好都合な官僚制国家)の建設ということであった。


また、維新政府は明治維新を「神武創業(旧暦BC660年1月1日、グレゴリオ暦同年2月11日)」への回帰たる「王政復古」と称し、古代律令官制に倣う太政官制を整備するとともに「祭政一致」で“日本を取り戻す”(安倍・自民党は、これを剽窃している節があり、これは日本会議あたりの入れ知恵と考えられる)と宣言した。


しかし、実はこの明治維新の「王政復古」は7〜9世紀頃に整備された素朴な古代律令制(古代中国政治体制の導入期)への回帰ということではなかった。


それは、山崎闇斎・荻生徂徠らの儒学者、あるいは本居宣長ら国学の流れを汲む<「後期水戸学」などが夢想(妄想)した「国家的儀礼としての祭祀と政治の一致」という意味>であり、宮中で皇祖神アマテラスを祀る天皇みずからが、その直系(万世一系)の皇孫たる「天壌無窮(この宇宙で永遠不滅)の現人神(あらひとがみ)が唯一所有する天皇大権」の資格で政治を行うという<虚構の歴史とデッチあげ政治権力>であったのだ。


そこで、明治維新政府(門閥・閨閥・閨房閥を世襲で固めつつ“天皇を担ぐ君側の奸”の野合的連合体構造)は「宣教使」(宣教使は官庁であり、そこには長官、次官、講義生、史生、判官、主典、宣教使その他の職員が定められた)の役職(国家神道を普及するための国民洗脳が役割が主務となる)を設け、神学者・国学者らをも動員して天皇の偉大さ、その支配の正統性、それに対する国民からの忠節の意義など(ズバリ言えば、天孫たる現人神を批判する国民は絶対に容赦せぬぞ!という国家総掛りの脅し)を説いてまわらせた。


結局、この政策は後期水戸学の会沢安(あいざわやすし/正志斎)らが主張した「祭政教一致」(教=国体へ絶対貢献できるように国民を教化し、マインドコントロールするとの意味)を原則として行われたものであった。そして、『安倍自民党の教育再生会議』は、明らかに、維新期のそれ(後期水戸学派の祭政教一致=教育現場への直接介入のかたち)の取り戻しを謀っている。


ただ、此処で留意すべきは、そのような時代にもコンマ以下の割合でマインドコントロールにかかっていない人間がいたということだ。それは、意外かもしれぬが、おそらく現在の安倍晋三らに繋がる御先祖様たる政財界の実効権力者たち、言い換えれば薩長を主流とする天皇制の利用者(野合的連合体構造を形成する“君側の奸”)たち、つまり明治維新期に確立された「皇国紀元2600年/日本建国神話の虚像」を政治的に巧みに利用した実効権力の領袖たちであった。


つまり、安倍晋三らは<彼らの御先祖様たちが無辜の99%派国民を巧妙に操ってきたアナクロ政治権力を正統保守(実は正統ならぬ偽装保守!)の名においてソックリそのまま取り戻す意図>を持っていることになる。


因みに、これは当然のことであろうが、<「皇国紀元2600年/日本建国神話」型の虚構の歴史>を掲げる安倍自民党らが真っ先に餌食として狙うカモは、別に言えば、彼ら自民党や神道政治連盟らが「復活、原発アニミズム安全神話」なる奇怪な呪文を仕掛けて洗脳しようとする最優先ターゲットは、全選挙民の7〜8割を占める“ごく普通の平凡に生きる人々”である。残りの2〜3割については、当面のところ、あまり相手にしていない(つまり、これもバカにしている)可能性がある。


[f:id:toxandoria:20130325152623j:image:w360:right]しかし、絶対多数派を占める“ごく普通の平凡に生きる人々(民百姓)”をこそ<国の宝>として正しく教育し、経済的に育てるべきとする正統保守の立場、例えば既述の山本覚馬の『管見』、あるいは伝統貴族層の責任感と中庸の価値観を重視したポーランド・シュラフタ民主主義の如き正統保守の観点からすれば、マジョリティである善良な一般国民を洗脳して極少数の特権階層のために役立つ小道具(ないしは労働力商品)に仕立て上げようとするアホノミクスの正体は、全く先見力の欠片もない「バカノミクス(その場限りの花見酒経済主義)」だという他はない(画像は、http://urx.nu/3CGN より転載)。


[f:id:toxandoria:20130325152723j:image:w640]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">【安倍自民党、国民騙しマッチポンプショーの再演!/ <フクシマ3.11原発過酷事故の確信犯たる自民党>による“安倍総理の風評被害対策”が実は<東電救済なる火付け犯によるマッチポンプ消防士ショー>であることが理解できぬままに、マスゴミのプロパガンダに煽られて、そのけったいなアホノミクス・ショーへヤンヤの喝采を送り続ける無辜?の国民は深刻なバカノミクスの犠牲者ではないか?】 </span>⇒ 金子勝@masaru_kaneko 安倍首相がまたパフォーマンス。福島県郡山市の農業者を訪れ、<風評被害>対策に取り組むという。農家の負った何千万円の除染費用は東電被害です。経営責任も問わず東電救済?原発関連死は789人です。 http://urx.nu/3DZo via web2013.03.25 04:12只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート(画像は、画像は、http://urx.nu/3zYH より転載)
http://www.facebook.com/#!/photo.php?fbid=357024071081555&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


<span class="deco" style="font-weight:bold;"><注記>花見酒経済(“1%による搾取”と“搾取される99%派”の殺し合い、潰し合いが併存する見かけ倒し経済の構造)</span>
・・・グローバル市場原理主義で超格差社会化した日本を更に深刻な一種の『花見酒経済/格差固定で少数派のキリギリ、スが絶対君臨するという意味で二層隔絶(1%派によるエンクロージャー)化した一定限度の超閉鎖的経済循環の中で、多数派の下層国民層が、縮小するパイを奪い合う壮絶で非生産的な経済社会』を指す。いわば、それは、どん底(資本主義の名に値しない餓鬼地獄へ深化した異様な閉塞経済社会)へ叩き込む非人間的な経済政策である。
・・・言い換えれば、それはケインズが重視した計算不能なetwasの<付加価値と信用創造可能性の意味と役割>を誤解したか、あるいは作為で計算可能であると曲解した『バスタード・ケインジアニスム(グローバル市場原理主義)』を日本国民の支配道具と見なす、門閥、閨閥、閨房閥、天下り閥、学閥等で深く繋がる1%派の実効権力(政界・中枢官僚機構・原子村・経団連・大労組・輸出型大企業・メガバンク&記者クラブメディア等が構成する勝ち組)が罹患し、悪性シンドローム化した重篤な傲慢意思(原発マネー汚染型の奇病?)の暴走であり、かつ「タコの自食」行為に匹敵する愚行である。


・・・


ともかくも、その7〜8割を占める“ごく普通の平凡に生きる人々”を原発・放射能アニミズム論などの呪文(祝詞)で洗脳する一方、多様な法制度上の手練手管を次々繰り出して強権的に彼ら押さえつけてしまえば、残り2〜3割の自覚(律)的国民層が、いくら理論武装を施したり、厳しい反対活動を展開しても、あるいは彼らが鋭い真実を突き付けたとしても、原子村、安倍自民党ら実効権力側にとっては痛くも痒くもないということになる訳だ。


これは、たしかに、まがりなりにも<民主主義である限り必然的に生じる決定的アキレス腱>を突いた巧妙な戦術である。このため、ネットでの批判活動に大きく期待する向きもあるだろうが、よほどリアル世界との連携・複合化が図られぬ限り、そして何よりも“ごく普通の平凡に生きる人々”への格別の浸透を工夫しない限り、残念ながら、やはり、これには限界があると思われる。そして、その意味での限界と新たなリスクは、ネット環境が進化し高度化すればするほど深刻化することが考えられる(関連参照、下記◆)。


[f:id:toxandoria:20130325152842j:image]
◆<span class="deco" style="font-weight:bold;">非正規WSUSに情報提供するサーバにターゲット企業のアクセスがある時だけダウンロードするよう標的型ウィルスが仕込まれていた?片山昌樹←韓国3/20サイバー攻撃事件はG.オーウェルのネクスト黙示録、全国民参加サイバー戦時代への予兆?</span>http://urx.nu/3DgS  hanachancause2013.03.23 16:10/WSUS=Windows Server Update Services(WSUS)という社内向けのパッチ管理サーバーのこと(画像は、http://urx.nu/3DAO より転載)。
・・・世に倦む日日 @yoniumuhibi中国のIPアドレスを経由してという話、誤認だったという発表がありましたね。滅茶苦茶ですね、韓国の捜査当局。そもそも北朝鮮の犯行だったら、わざわざそんな怪しい足跡を残したりしないでしょう。韓国、IT先進国のはずなのに、面子丸潰れだ。http://urx.nu/3DgX 2013.03.22 19:53只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート
・・・マスコミ報道は、例によってと言うか、丁寧に事件を説明をせず、何が起きたかの取材をせず、韓国の報道を簡略化した手抜き記事を流すか、北の脅威を煽るだけの中身のない薄っぺらな情報になっている。http://urx.nu/3DgS 
・・・マイナンバーが創る<未来の悪夢:日本国民が米の子会社化>企業利益の為の『自治体民営化とTPPとマイナンバー(全国民奴隷化&サイバー兵士化が目的の識別番号?←只野親父、補足)』が暗示の1984的未来/NY在30年、国際ジャーナリスト山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!http://urx.nu/3Dh6 


・・・


そこで、やはり既存のマスメディアの役割が最も重要であることになるのだが、それを知りつつ<「アホノミクス(原発&TPP推進型の花見酒経済化)」を支持する安易なビジネス>へ流されているのが現在の日本マスコミの危機的な現実(特に、必然的に実効政治権力と接点が生まれる経営トップ層を介した取材・報道の現場あるいは番組制作等への直接的な政治介入)である。冒頭に掲げた<NHKアナウンサー堀潤氏が結果的に退職を強制されることとなったケース>は、この問題の深刻さを垣間見せた事件であり、これは氷山の一角に過ぎない。


<span class="deco" style="font-size:large;font-weight:bold;">(エピローグ)日本のバカノミクス化で大混乱するメディアの現場、NHKの場合</span>


[f:id:toxandoria:20130325153041g:image:w360]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">【遂にNHKは忠犬プードルへ進化か?】</span>NHK内の圧力ルートは、原子村⇒松本会長(元JR東海副会長)?/堀潤氏自身も、「会長筋からの圧力」があったことを認めておられますし、今回の堀潤氏の行動が「蟻の一穴」となることを願います。http://urx.nu/3CoZ 
──NHKの忠犬化の末に、安倍自民党の政治は何を狙っているのでしょうか?
 「狙いは、憲法改正でしょう」
──憲法改正 ?  http://web.soshisha.com/archives/nhk/2006_0615.php
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=355062507944378&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【結局、堀潤アナはNHKを退局させられた?!】</span>「新しい発信目指します」 ⇒ NHK「きょうの料理」と「女神ビジュアル」については、代わりを選びます!⇒ http://urx.nu/3BLm
hanachancause2013.03.20 08:43
・・・局内で僕は?テロリスト?のような扱いで上層部の部屋に何度も呼び出されました。ですが、その度に耳を塞ぐように聞いていましたね(笑)⇒“NHK「イケメン」堀潤アナが世に問う「反原発映画」”現代ビジネス2013.3.19 http://t.co/5fCDbPCTqC 
・・・NHK総局長会見が22日、東京・渋谷の同局で行われ、4月1日付で退職する堀潤アナウンサーについて、石田研一放送総局長が「突然やめた???ので驚いた。本人の強い希望なので残念だが、致し方ない」とコメントした。http://urx.nu/3DB5


<span class="deco" style="font-weight:bold;">【勇気を出して、一人でも多くのメディア人が堀潤さんが“事実を報じるべし”とする公共メディアのあるべき基本を見ならって欲しい!】</span>主要メディアのあるべき姿の原点がここにある!/NHKアナウンサー堀潤さんがNHKの「SPEEDI情報隠蔽」を告白!/JUN HORI震災から2年=原発事故発生のあの日私たちNHKはSPEEDIの存在を知りながら「精度の信頼性に欠ける」とした文部科学省の方針に沿って、自らがデータを報道することを取りやめ、国民の生命・財産を守る公共放送の役割を果たさなかった不作為を謝罪します。via TweetCaster for iOS2013.03.11 14:29只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=352512798199349&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


[f:id:toxandoria:20130325153311j:image:w640]
<span class="deco" style="font-weight:bold;">【流石にアホノミクス効果だと露骨な表現はしてないが、最近のNHKニュース報道の堕落ぶり(北朝鮮・平壌放送並みの安倍政権向け提灯ニュース報道化?)が象徴する日本の主要メディアによるアベ翼賛の奇ッ怪な空気を、ドイツ国営放送「DW」の客観的報道と比較しつつ大貫康雄氏が的確に抉っている!】</span>フクシマ&TPPの抱き合わせで冷酷に切り捨てられる99%派の日本国民! ⇒  @NewsLogJP: 切り捨てられる被災者……ドイツ国営放送「DW」が報じた2年目のフクシマ(大貫 康雄/元 NHKヨーロッパ総局長)
http://t.co/dn4lKBnu09 3月 13- @uesugitakashi on Twitter(画像は、http://urx.nu/3Aso より転載)
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=353198788130750&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 速報! 選挙無効判決がついに出た 昨年の12月自民大勝の衆議院選無効 (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/08832a6dd2bfbe412c5fb47df6c23bec?fm=rss
2013年03月25日 世相を斬る あいば達也

 朝日は号外で以下のように、広島高裁の無効判決を報じている。筆者の記憶では、札幌高裁において、違憲だが選挙を無効とすると、選挙区割りする権限者である立法府に議員が不存在になるので、事実上、無効判決は出せない、と云う判決論旨があった。

 しかし、今回の裁判の如く、各選挙区ごとに訴訟を起こした場合、衆議院全体の議員が居なくなるわけではなく、合憲状態の議員が生き残るため、立法府に議員が不存在とはなり得ない。詳細は後日に回すが、余りにも立法行政が、司法の判断を蔑にしている事への怒りなのか、国民へのパフォーマンスなのかは、最高裁判決を待つことになるのだろう。

また、司法が苦し紛れに強弁してきた「事情判決」の援用は、法の理念に背くもので、到底論理性がないことを、つけ加えておこう。

≪ 昨年の衆院選は無効 一票の格差訴訟で初判断 広島高裁

 【山本孝興】「一票の格差」が最大で2・43倍となった昨年12月の衆院選をめぐり、弁護士グループが「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として選 挙の無効(やり直し)を求めた訴訟で、広島高裁(筏津〈いかだつ〉順子裁判長)は25日、広島1、2区について「違憲で無効」とする判決を言い渡した。弁 護士らが1962年に始めた一票の格差訴訟で、無効判決が出たのは全国で初めて。

 広島1区の当選者は岸田文雄氏(自民)、2区は平口洋氏(同)。ただ、被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、最高裁で無効判決が確定しない限 り失職はしない。高裁は選挙時の区割り規定そのものを違憲と判断したが、無効訴訟は選挙区ごとに起こす形式となっており、対象となった広島1、2区のみを 無効とした。

 一連の訴訟では、二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部すべてで、計31選挙区を対象に提訴。6日の東京高裁を始め、5高裁・支部も違憲とした が、弊害が大きい場合はあえて無効としなくてもよい「事情判決」の考えを採り、違法の宣言だけをした。名古屋、福岡の両高裁は「違憲状態」と判断した。

 最高裁は2011年3月、一票の格差が最大2・30倍だった09年8月の衆院選を「違憲状態」と判断。地方に議席を手厚く配分する「1人別枠方式」が、 格差を生む主な要因だとして速やかな廃止を求めた。

 だが国会では昨年11月の衆院解散当日に、小選挙区の定数を「0増5減」する小幅の見直しが成立したにとどまり、選挙は「違憲状態」とされた元の区割り のまま実施。最大格差は最大2・43倍に広がった。

 選管側は「最高裁の判決からの1年9カ月では、区割りを抜本的に見直す期間としては不十分だった」と請求棄却を求めていた。

 無効訴訟は公職選挙法により、高裁が一審と定められている。従来、必ずしも重視されてこなかった「提訴から100日以内に判決を出すように努める」とい う規定を今回は各高裁が意識し、判決は27日までに出そろう。その後、最高裁が年内にも判断を統一する判決を言い渡し、確定する見通しだ。 ≫(朝日新聞デジタル)



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK145] アッキーが視察したナノ銀の除染効果byサンデー毎日 {アッキー:安倍昭恵夫人} (サクラネスク)
アッキーが視察したナノ銀の除染効果byサンデー毎日
 2013-03-19 : (サクラネスク)


サンデー毎日-3.31


サンデー毎日3,31増大号に掲載されたナノ純銀記事の書き起こしです(^^ゞ


アッキーナノ銀2


・元ブログ記事には数枚の写真が有ります。


 ー以下引用ー


アッキーが視察したナノ銀の除染効果ー3・11「2年後の人災」ー


昭恵夫人が思わず漏らした「主人に伝えます!」
◆除染に立ちはだかる「原子力ムラ」
◆論文発表で効果示した「ナノ銀」の壁


原発被害に関心を抱くアッキー。その安倍昭恵夫人が除染研究をしている人物に会いに行ったことを、本誌はキャッチした。アッキーの行動は、遅々として進まない除染作業に一石を投じるか。


東京都板橋区高島平ーー。マンモス団地・高島平団地内にある高島第三小学校の一角に、「板橋区ホタル生態環境館」がある。その名の通り、ホタルを育成していて一般にも無料で公開している。同館に2月27日、お忍び視察で訪れたのはファーストレディのアッキーこと、安倍昭恵さんーー。安倍晋三首相の夫人だ。


だが、昭恵さんが訪れた目的はホタルではない。同館に常駐する区職員の阿部宜男氏(57)のもとに赴いたのだ。ちなみに阿部氏は、茨城大大学院でホタル研究の博士号を取得した人物。


「私と昭恵さんの共通の友人が縁で、放射能の除染方法や効果を知りたいということで来館されたのです」
ホタルと除染ーー。ホタルは河川が汚染し、放射線量が年間4・38ミリシーベルト以上あるて光を発しなくなる個体があるため、河川浄化を行ってきた。それをヒントに3・11以降、除染研究に取り組んできたという。もう一つ、阿部氏には「思い入れ」があった。


「板橋のゲンジボタルは、1989年に福島県大熊町から約300個の卵を譲り受けて育てたのが始まり。今、ここで飼育しているホタルの故郷を汚染から守りたかった」


その方法は、自然界で採掘された銀をナノレベル(10億分の1)まで粉砕し、コラーゲン溶液に混ぜた液体を放射能で汚染された土壌などに噴霧するというもの。阿部氏は福島第1原発事故後、この2年間で718回に及ぶ除染実験を各地で重ねてきた。


アッキーの滞在時間は約3時間半ーー。阿部氏から詳しく説明を受けたアッキーは帰り際、こう漏らした。
「必ず主人に伝えます!」
そしてこう話した。
「罪滅ぼしがしたいんです。私は東京の出ですが、長州に嫁ぎました。明治維新で長州は会津を攻め、深い溝があります。今こそ、福島を救わないでどうするんでしょうか。」


アッキーの力強い言葉に、阿部氏はこう振り返る。
「励まされました。実験結果で効果は自信がある。除染への道は開けると信じています」


「なぜ、現場でやらせないの」


環境省のHPによると、現在行われている除染方法は「除去」「遮へい」「遠ざける」の3パターン。


「いずれも決定的な対策とはいえず、現地では、移染と呼ばれています。環境省や福島県などにさまざまな方法が持ち込まれていますが、科学的な根拠が乏しいものも多い。それ以上に、汚染土などを地下に埋める今のやり方は、ゼネコンなどの既得権益。除染方法について、新規参入を認めない構図があるのです」(地元ジャーナリスト)


そうした中、阿部氏が研究したナノ銀の成果を発表する場が設けられた。アッキーが訪れた約3週間前の2月6日、「大学共同利用機関法人・高エネルギー加速器研究機構(KEK)」(茨城県つくば市)で開かれた「放射線検出器とその応用」という研究会だ。会の主宰は、同機構放射線科学センター。


発表の代表者は、元東北大大学院教授の岩崎信氏だ。岩崎氏は核計測学の権威として知られ、12年3月から阿部氏の実験を支えてきた。報告会で岩崎氏は、
「残留放射能γ線スペクトルを長期にわたり測定、分析し、ほぼ半減期が1〜2ヶ月程度の減弱効果が存在する、との結論を得つつある」
と発表。
表現は難しいが、要するに放射線物質にナノ銀を投入したところ、数値が確実に減ったことが確認されたというのだ。約60人集まっていた研究者の中から異論や反論は出なかったという。


「実験データの報告を示しましたが、放射性セシウム減弱のメカニズムまでには至っていない。疑問に感じたり、興味を示した他の研究者グループによる追試が必要です」(岩崎氏)


つまりデータばかり示されても、どうしてそうなるのかというメカニズムが検証されないと学会では認めにくいというわけだ。しかも「門外漢のホタル研究家が見つけた方法を素直に受け入れる専門家が、原子力ムラにいるはずがない。新しい除染方法は原子力ムラの中で開発していくべきとの意見も強い。これまで膨大な予算を使って研究を重ねてきた。それが無くなるのは死活問題ですからね」(経産省関係者)


さらに3月6日、参院本会議で 森裕子議員(生活の党)が阿部氏のナノ銀実験について質問した際、下村博文文科相はこう答えた。
「日本原子力開発機構(JAEA)が二度にわたる試験を実施しましたが、残念ながらご指摘の効果は確認されなかったと聞いています」


既に国の研究機関で実験したものの、効果がなかったというのだ。なぜか、国会答弁を聞いた阿部氏は、こう振り返る。


「昨年3月、確かにJAEAで試してもらいました。しかし、最初の基準値を測っていなかったり、計測時間が短く、しかもバラバラ。とても正確な値が出るとは思えませんでした」


そこで本誌はJAEAに取材を申し込んだ。文書による回答は「基準値として、ナノ銀を含まない汚染土壌の放射能を測定し、引き続きナノ銀を含んだ汚染土壌の放射能の変動地を測定、比較した」とす、試験に誤りはなかったと主張。食い違う両者の言い分だが、JAEAは再検査についての回答はなかった。


だが、ナノ銀に限らず、効果がありそうなら、一刻も早く試したらどうなのか。歯がゆい思いをしているのは、当の被災地だ。福島第1原発が立地、20キロ圏内の大熊町の横山常光・復興事業課長はこう語る。


「町は、独自判断で除染のやり方を決められないのです。国が認めた方法でしかできない。除染できる可能性があるのならドンドンやって欲しい、との思いはあります。除染が進まないと復興も何もありませんからね」


前出の阿部氏は、昭恵夫人の一言が、今も心に残る。


「やればいいじゃない。
議論よりも、なぜ現場でやらせないのかしら」


ジャーナリスト山田厚俊


ー引用終了ー


実際に某4大学がナノ純銀の追試を行っています。


放射能汚染が収束したと思っている人が大半ですが


被災地だけでなく関東も未だに汚染されています。
食品汚染も進んでいるのです。


元記事リンク:http://ameblo.jp/la-inari/entry-11493502757.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 大阪市アンケ、不当介入を認定 橋下氏「謝罪したい」(朝日新聞) 
記者の取材に応じる橋下徹大阪市長=25日午前10時54分、大阪市北区、水野義則撮影


大阪市アンケ、不当介入を認定 橋下氏「謝罪したい」
http://digital.asahi.com/articles/OSK201303250010.html
2013年03月25日11時52分 朝日新聞


記者の取材に応じる橋下徹大阪市長=25日午前10時54分、大阪市北区、水野義則撮影

記者会見する大阪市労連の上谷高正・執行委員長(中央)ら=25日午前11時14分、大阪市北区、飯塚晋一撮影
 【川田惇史】大阪市が昨年2月、全職員に実施した政治活動や組合運動への関与を問う記名式アンケートについて、大阪府労働委員会は25日、使用者による不当労働行為(組合活動への支配・介入)を禁じた労働組合法に違反すると認定した。府労委は市に対し、申立人の大阪市労働組合連合会(市労連)など4労組に再発防止を誓約する文書を手渡すよう命じた。

 橋下徹市長は25日、報道陣に「府労委の判断に異議はない。今回の不当介入は申し訳なく、労組側に謝罪したい」と述べた。

 アンケートは橋下市長の意向で、市特別顧問だった野村修也弁護士らの調査チームが職員約3万4千人に実施。氏名や職員番号、所属を明記させ、職員労組への加入状況や組合活動、政治家の支援活動への参加経験など22項目への回答を市長の業務命令で指示し、回答しない職員は処分対象にすると通知した。

 これに対し、市労連など4労組は昨年2月、アンケートが不当労働行為に該当するとして、調査中止と回収された回答の破棄、市側の謝罪を求めて府労委に救済を申し立てた。

 これを受けて府労委は同月、審査手続きに入る前に「(組合活動への)支配介入に該当する恐れがある」と違法性を示唆する異例の勧告書を出した。裁判所の仮処分決定に当たる「審査の実効確保の措置」として、調査を委託した橋下市長らの責任で「アンケートの続行を差し控える」よう要求。調査チームはアンケートを中止し、4月に回収した回答を破棄した。そのため今回の命令では「今後このような行為を繰り返さないようにいたします」と市が労組側に再発防止を誓約する文書を出させるにとどめた。職員アンケートをめぐっては昨年4月、職員28人と市労連など5労組が「思想良心の自由を侵害された」などとして、市と野村氏に総額1340万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴している。


       ◇

橋下市長「申し訳ない、謝罪しなければ」 職員アンケートは不当
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130325/dms1303251538006-n1.htm
2013.03.25 ZAKZAK

 大阪府労働委員会は25日、大阪市の橋下徹市長が昨年2月に実施した組合活動に関する職員アンケートは労働組合法が禁じる不当労働行為の支配介入に当たると認定。「今後このような行為を繰り返さないようにする」との誓約文を組合側に手渡すよう市に命令した。橋下市長は25日「大変申し訳なく思っている。異議はなく、組合に対し謝罪しなければならない」と述べた。

 命令書はアンケートについて「市長が職員の組合活動に否定的な見解を表明している状況下で強制力を背景とし、記名式で行われた」ことを踏まえ、「不当労働行為だと認めるのが相当」と結論付けた。

 アンケートは2011年の市長選をめぐり組合が前市長の支援活動をした疑いがあるとして、橋下市長が業務命令として約3万2000人の職員に実施。正確に回答しない場合は処分対象になると明記した。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 佐藤公治参議院議員の必勝を期して! 小沢一郎代表 挨拶要旨 
佐藤公治参議院議員の必勝を期して!
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000042.html
2013年3月25日 生活の党


小沢一郎代表全国行脚第3弾〜広島県〜

3月20日、小沢一郎代表が全国行脚第3弾として、佐藤公治参議院議員の選挙区である広島県を訪れました。原発ゼロを掲げる生活の党として、同じ原子力により大勢の人命を奪った原爆被害を忘れず、平和祈念公園で、佐藤公治参議院議員、亀井静香衆議院議員と共に献花をしました。その後行われた広電電停大通駅前での街頭演説には、大雨にもかかわらず約300人の方々が、また東広島市で行われた街頭演説には150人を超える方々が足を止めて耳を傾けてくれました。最後に訪れた尾道市での佐藤公治後援会拡大役員会で行った小沢代表の挨拶の要旨は以下の通りです。

広島市広電電停大通駅前での街頭演説の様子はこちら(外部サイト)
http://www.youtube.com/watch?v=T_Ru-XAfJJ4

東広島市フジグラン東広島店前での街頭演説の様子はこちら(外部サイト)
http://www.youtube.com/watch?v=0hXnge_T3LE

【挨拶要旨】

 久しぶりに尾道に参りまして、こうして佐藤公治君を育てて、一生懸命支援してくださっている後援会の幹部の皆様の前で、ご挨拶をさせていただくことを大変楽しみに、うれしく思って参りました。今日は先ほど来お話にありましたように、亀井(静香)先生と一緒に、佐藤公治さん本人、そしてはたともこさん、中川(けい)さんも一緒に、街頭をしながら参ったわけであります。何といっても選挙は、とにかく皆さんの、主権者の審判でありますので、これに不合格とされれば、政治家は何もすることができません。そういう意味で、私から重ねて言う必要はないと思いますけれども、皆様の7月に向けてのご支援を心からお願いする次第であります。

 今、亀井先生から熱弁をふるっていただきました。彼の言ったことは、ちょっと長かったのですけれども、ごもっともだと思います。どうか、まさにこの選挙区でお互いに2人で力を合わせ、ぜひいい結果を出してもらいたい、そう思います。

 私は佐藤守良先生と同期で、同期と言っても経験と年齢が親子ほどとは言いませんけれども、兄貴、弟というような感じの立場でございましたので、本当にお互いに自分をさらけ出しての付き合いでありました。そして同じ目標と志をもって頑張って、自由民主党、時の政権与党を離党し、このままではだめだ、日本社会を根本から変えなくてはならない、政治を変えなくてはいけない、そういう志の下に新生党を作った、という経過でした。

 その後、一緒にやっていたのですが、志半ばで、先代守良先生は残念ながらお亡くなりになってしまいました。しかしそのあと、皆さんのご支援のおかげで佐藤公治議員が、やはり父親の(守良)先生と一緒で、私どもと共通の目標を持ちながら、今日まで政治活動を続けてまいりました。私はそういう中で、ただ単に佐藤守良先生の息子さんだからということではなくて、亀井さんも同じように、今では彼の事を評価していると思いますが、本当に、次の世代を託す、私が自分の政治家としての役割を終えて、松明を託す次の時代のリーダーとして大変期待を致しております。

 そういう意味で、先ほど後援会長から、親父さんと同じ状況とすればまだこれからだ、というお話がありましたが、その通りでございます。どうか皆様の一層のご支援をお願いしたいと思います。

 ただ、皆さんにお詫びをしなくてはいけないことがあるのですが、今度の選挙戦、非常に厳しい戦いであろうと思います。それは昨年来のいろいろな経緯を振り返っていただければ、皆さんもおわかりの通りだと思います。

 私どもは3年半前の衆議院の総選挙、さらにその前の参議院の選挙、その中で、自民党政治では、すなわち、官僚支配の上に乗っかっている政治、自民党の長期政権では、もはや、国民の皆さんの心をとらえていない。国民皆さんの暮らしをこのままでは守ることができない。また、国際社会で日本が荒波を乗り越えていくことはできない。そういう思いを持って、皆さんに訴えました。それで政権交代を皆さんが期待して、民主党政権を作ってくださった。しかし残念なことに、その民主党政権は皆さんの期待とは裏腹に、結局はまた官僚支配に戻ってしまって、本来の国民主導、政治主導の政治とは程遠いものになってしまった。私たちはその意味で、国民の皆さんとのお約束と違うではないか、これでは本当の我々が目指したものではない、という中で、正しい行動をとらざるを得なかったわけであります。

 この3年数か月の民主党政権、私自身はご承知のように、検察官僚の、国家権力を利用した妨害にあいまして、政治活動を制約されて参りました。そういう中で、民主党が当初の初心とは別の方向に行ってしまったこと、本当に残念でなりません。

 私は自分のことを理由にしているわけではありませんが、何としても、佐藤守良先生と自由民主党を離党して以来、この日本に、本当に政権交代可能な議会政治、議会制民主主義を定着させないと、これからのいろんな大きな問題を解決することができない、そう思って行動を起こしたその初心を、私はどこまでも最大の政治家の目標として貫かなければならない、と今なお思っております。

 その中で、我々も小さい政党になりました。民主党も惨敗してしまって、政権も一朝の夢になってしまった感がありますけれども、選挙戦、この夏参議院選挙があります。しかし、総選挙で負けてしまって、政権もなくなってしまって、それも仕方ない、と諦めてしまったのでは、本当に我々が今までみんなの代表として選ばれて、何をしてきたのだ、何を目指して我々は政治活動をしてきたのか、という意味を失ってしまいます。

 ですから、何が何でも、もう一度次の総選挙を目指して、政権奪還を目指して国民の皆様の期待に応え得る勢力を結集していかなければならない。そしてそれこそが、私の政治家としての最後の役目だと思っているわけであります。

 もちろん政治は国民の皆さんのためのものですから、何党の政府であろうが、何党の内閣であろうが、国民の皆さんにとっては、いい政治さえしてもらえればいいわけであります。その意味で、自民党政権が復活して、本当に野党になった時の経験を生かし、謙虚な気持ちで国民の皆さんの目線で、国民の皆さんの暮らしに焦点を当てながらも肌理の細かい政治をきちんとしてくれればいいし、また外交も、アメリカであれ、中国であれ、朝鮮半島であれしっかりした外交で、日本を間違いなく導いてくれればそれでいいのです。

 しかし、今日の、3年数か月ぶりに復帰した自民党政権、安倍政権、今大きなメディアは笛や太鼓をたたいておりますので、何となく国民の皆さんも、なんかかつての自民党とは違ったいいことをやってくれるのではないか、という意識を持つ方も多いと思いますけれども、現実の政権、あるいは政治の中身はかつての自民党政権と全く変わっておりません。まさに官僚支配はますます強まってきておりますし、それと同時に、内外の問題がどんどん厳しさを増しているということです。

 今日は広島で慰霊塔に花を捧げてきましたけれども、この原発の問題。核兵器、原子爆弾と原発は別だ、目的が違う、その通りではあります。しかし、この原発がこれだけの事故を起こしたにも関わらず、私も被災県の一つでありますけれども、政府やマスメディアは、もう原発の事故は収束した、とのようなことをずっと流しています。ですから国民の人たちも、のど元過ぎればという国民性もありまして、もう終わったような気でおりますが、とんでもないです。まだまだ収束など一向にしておりません。

 毎日毎日空気中に放射性物質が排気されておりますし、この間海の魚の放射線量をはかったら、(基準値の)何十倍、何百倍の放射能が検出されたということをご存じだと思います。そして先日は冷却装置が止まった。これが本当に止まったりしたら、まさに膨大なウランと燃料、どうなるか皆さんも容易に想像がつくと思います。

 原発事故を、どうも日本人が何となく忘れてしまった。ところが世界中でみんなが、原発どうなのだと一番心配している。ドイツは先進の大国で原発を10年後に廃止すると決めた唯一の国です。このドイツが原発ゼロを決めたのは、日本の福島原発の事故でもって、国民みんなが、これはやめようということに決めたわけです。私もドイツへ行って聞いてきましたけど。

 話が長くなりますからやめますが、そんな原発の問題が、将来にわたって深刻です。それからTPPもしかり。あるいは来年から消費税の大増税が始まります。いろんな国内上の問題もあります。それから、これまた忘れ去られていますけれども、民主党が政権を取るきっかけになった年金の問題。消えた年金。これがまだ半分しかはっきりしていない。全然話題にならなくなりました。それから消費税を上げる3党合意で年金の新しい制度を作ると言って無理矢理消費税を通しましたけれども、年金をどういう仕組みにするかということは、全然具体的に議論をされていない。こんな問題もみんな、その場その場のご都合主義でもって忘れ去られてしまっている、というような国内の問題もあります。

 それから外の問題もまた大きくなっています。日米関係も大変です。それから中国も新しい政権になりました。ご存じの尖閣列島の領土争いの問題もあります。韓国との竹島の問題もあります。そういう日本列島が位置しているこの極東、北東アジアは、もっとも危険と言いますか不安定な所であります。それぞれが宗教も違えば政治組織も違う、というような国々ですから、いつ動乱が起きるかということが想像もつかないような、その意味では非常に危うい状況にある。それで一方ではヨーロッパ。ヨーロッパもまたキプロスなどでユーロがおかしくなってないか、とまたぶり返している。これが本当におかしくなったならば、世界恐慌、金融恐慌的になってしまいますから、これまた経済上も大きな問題を抱えている。

 そういういろんな問題がありますから、それを乗り越えていくためには、本当に日本が自立し、日本人が自立し、そして日本人の代表である政党、政権がきちんとした、自立した認識と政策を持って政治に関わらなければいけないのが今の時代だと思います。

 このままいくと、本当に自民党の一党政権にずっとなりかねない。戦後半世紀以上続いた政権。それのいろんな矛盾があり、いろんな不具合があったからこそ国民は政権交代を望んだはずなのです。だけど新しい政権がだめだった、いややっぱり自民党しかしょうがないのだ、という今の結果で見ればそうなっているのですけれども、これは私、政治家としても、また国民としても、一回ダメだったから、一回失敗したからそれで諦めるということでは、あまりにも情けないし、また日本の前途が非常に変わってしまいます。

 私はその意味で、愚弄馬齢を重ねて、次の世代に松明を渡さなければならない齢になりましたけれども、3年半前でやっとこれで俺の理想の第一歩を実現したと思いましたら、このような有様。もう一度やはり、本当に政権交代可能な、そして1つの政府、与党が油断すれば、おかしな政治をすれば、必ず野党が政権を取って代わる、そういう状況を作ってこそ、本当に切磋琢磨して、いい政治をしなくては政権を維持できない、ということになるわけですから、そういう本来の民主主義、本来の議会政治を何としても日本に定着させなくてはいけない。それが自民党を離党して以来の私の使命でもあり、目標でもあるわけであります。そういうことを考えながら全国を周っております。

 当面は参議院の選挙戦。この参議院選挙は今の状況だとまた、俗に第3極と呼ばれる、民主党も今では似たようなものですけれども、このままばらばらで戦うことになれば、結果は非常に難しくなると思います。しかし、私どもとしては、単独で、我々生活の党が戦っても、必ず一定の国民の皆さんの支持を得て、一定の議席を得て、そして次の総選挙へ向けての起爆としていきたいと思っております。

 多くの候補者の中でも、佐藤公治君は最初から言っているように、本当に長い付き合いと信頼関係の中で、今日まで同士として共に歩んできた一人であります。そして私は、この次の総選挙でもう一度、議会制民主主義を日本に定着させるための戦いを挑みたい、そう思っておりまして、その後に、佐藤公治君に、私のバトンを委ねたい、そういう私の心情的な思いであります。

 どうか皆さん、この選挙戦、本当に厳しい、その意味で今いろいろ申し上げましたが、私大変責任を感じております。その分、皆さんのお力でぜひとも、佐藤公治君をもう一度、参議院に送っていただきたいと思います。

 それと同時に、はたともこ君は同じ地元の出身、比例区でありますから、どうぞ2人、選挙区と比例区と地元の2人でございますので、ぜひとも皆さんの格段のお力添えをお願いする次第でございます。

 本日は本当に、幹部の皆様とお会いでき、ご挨拶させていただきましたことを、心から重ねて感謝申し上げて、ご挨拶といたします。ありがとうございました。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 選挙無効判決 各党の意見は
選挙無効判決 各党の意見は
3月25日 19時33分

去年の衆議院選挙で選挙区ごとの1票の価値に最大で2.43倍の格差があったことについて、広島高等裁判所は、広島県の2つの選挙区の選挙を無効とする判決を言い渡しました。
これについて、各党からは、「まずは『0増5減』をやり遂げるべきだ」という意見や、「国会議員の定数削減と選挙制度の抜本改革に、今の国会で結論を出すべきだ」などという意見が出されました。

このうち、自民党の石破幹事長は「当該の選挙区は、格差が1対2の範囲内に収まっており、なぜ無効になったのかは判決をよく読まなければ理解できない。ただ、判決が『無効』だろうと、『違憲状態』だろうと、事の重大さに差はないと思っており、違憲状態の解消は必ずやっていかなければならない。あわせて、国会議員の定数削減と選挙制度の抜本改革も今の国会の間に結論を出していかなければならないことであり、自民党だけではなく、全党、全国会議員が責任を持たなければならない」と述べました。
民主党の細野幹事長は「判決に非常に衝撃を受けた。今、議席を得ている衆議院議員全体、さらに、日本が議院内閣制であることを考えれば、安倍政権そのものの正当性に厳しい判断が下された。今こそ、各党が腹を割って話していかなければ、国民から見放されることになりかねない深刻な状態だ。1票の格差を是正する最もよい方法は定数削減であり、これまで『0増5減』について不十分という判決も出ている以上、それに対応するだけの定数削減に踏み切るべきだ」と述べました。
日本維新の会の松野国会議員団幹事長は「無効という判決が出たことは、立法府として重く受け止めなければならない。本来は前回の衆議院選挙の前に、大幅な定数削減を含んだ見直しをしておかなければならなかったので、遅きに失した感はあるが、今からでも、選挙制度の改革を速度を上げて進めていかなければならない」と述べました。
公明党の山口代表は「これまでの判決では『0増5減』を緊急的な措置として評価するものもあるので、まずは『0増5減』をやり遂げることが立法府として重要だ」と述べました。
また、衆議院の選挙制度改革について、「今の国会で合意を作り必要な措置をとることを約束しているので、その土俵の中で結論を出す努力が必要だ」と述べました。
みんなの党の渡辺代表は「1票の格差があれば選挙自体が無効だとした、覚悟のある判決だ。去年、衆議院選挙が行われてしまったが、その際の選挙制度が違憲で無効だという判決が出たので、早急に、あるべき選挙制度を議論し、やり直しの選挙をすべきだ。ことし7月には参議院選挙があるとみられるので、衆議院と参議院のダブル選挙をすればいい」と述べました。
生活の党の鈴木幹事長は「無効判決にはちょっとびっくりしたが、『国会は自分たちのことをもっときちんと決めろ』という司法の意思表示なのだと思う。私たちは衆議院の比例代表の定数を80削減すべきだという考え方なので、それを前提に各党との協議に臨むことになるが、こういう状況なので、いたずらに時間をかけるようなことはしたくない」と述べました。
共産党の市田書記局長は、「高裁段階とはいえ、単なる違憲ではなく、無効という判決が出た意味は重い。小選挙区の区割りを若干変えただけでは、同じような問題が出てくる。1票の格差を是正し、民意を本当に反映させていくには、比例代表のみとする制度に抜本的に変えていくことを急がなければならない」と述べました。
社民党の又市幹事長は記者団に対し「選挙無効の判決は戦後初めてであり、立法府に対する痛烈な批判だ。単に『0増5減』ではなく、民意を議席にしっかり反映できるような制度に改めなければいけない。小選挙区を見直さないまま比例代表の定数を削減するだけでは、今回の判決の趣旨に応えることにはならない」と述べました。

[関連ニュース]
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・ 選挙無効判決 政府の対応は (3月25日 19時33分)

・ 広島高裁が衆院選「無効」判決 戦後初 (3月25日 16時17分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130325/k10013444916000.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 衆院選「違憲で無効」の広島高裁の判決を受けて 生活の党代表代行 参議院議員 森ゆうこ 
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000043.html


衆院選「違憲で無効」の広島高裁の判決を受けて

平成25年3月25日
生活の党代表代行・総合政策会議議長
参議院議員 森ゆうこ

 本日、平成25年3月25日、広島高裁で、昨年末の衆議院選挙の一票の格差訴訟で「選挙無効」の判決が下された。違憲状態のまま選挙を行ったのだから、ある意味当然の判決であるが、「選挙無効」という司法の判断は極めて重い。

 最高裁の判決から一年半も「違憲状態」を放置し、法改正はしたものの新たな区割りを待たずに総選挙を行うことについて、「選挙無効」の判決が出るのではないかと国会質疑で警鐘を鳴らしたにもかかわらず、一顧だにされなかったことは極めて遺憾である。

 生活の党は、一票の格差が生じないように、5年ごとの国勢調査に基づいて自動的に見直しが行われる選挙制度改革案の議員立法に既に着手しているが、立法作業を更に加速させて改正案を速やかに提案する。

 議会制民主主義の基本は、言うまでもなく正当な選挙が行われることである。違憲、選挙無効という司法判断を受けた選挙の結果誕生した安倍内閣の正当性が問われる。そのような内閣が憲法改正に言及したり、国論を二分するTPPに交渉参加を表明したりする資格はない。本日の判決を真摯に受け止めるべきである。

以上


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 参院選は”不戦敗”? 維新の会が悲鳴「候補希望者が集まらない」 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8349.html
2013/3/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆関西圏の京都、滋賀、和歌山でもムリ

日銀総裁人事に続き、選挙制度改革案でも「東」と「西」で大モメの日本維新の会。国会議員団がまとめた中選挙区制度案に対し、共同代表を務める大阪の橋下市長らは「小選挙区が一番だ」と猛反発している。

こういう党内のゴタゴタ続きが嫌われたのか、参院選の立候補希望者も思うように集まらず、人気に陰りが見えてきた。今月30日に大阪市内で開かれる党大会では、参院選の1次公認を発表する予定だが、選考は難航を極めている。

「1次公認は50人の予定だったが、この調子だと40人を下回るかもしれない。それも、ほとんどが比例区での出馬です。選挙区は10人もいない。辞退者も出ているし、追加公募もまったく集まっていません。選挙区は、拠点の関西でも全部は埋まりそうにない。京都は2人区で、民主党の候補予定者が出馬辞退したから、ぜひ候補を立てたいのですが……。滋賀と和歌山は立てられないかもしれません」(維新関係者)

 政党支持率も伸び悩み、民主党の後塵を拝している。テレビで取り上げられる機会もめっきり減った。「選挙区で確実に議席を獲得できるのは、お膝元の大阪だけ」(維新党本部スタッフ)との厳しい見方もある。このまま多数の選挙区に候補を立てられなければ、“不戦敗”も同然だ。

「今の維新は負のスパイラルに陥っているように見えます。諸悪の根源は、旧太陽の党と一緒になったことですが、自民党にスリ寄ってみたりと迷走している。入院中の石原慎太郎共同代表が、やる気を失っているという話も聞きます。石原氏が辞めてしまったら、国会議員ではなく東京にもいない橋下氏の単独代表という体制でやっていけるのか。もちろん、参院選に橋下共同代表が出馬すれば、全国比例でそれなりの票を獲得して、議席数も底上げできるでしょう。橋下氏が腹をくくるかどうかにかかっている。参院選は党存続の正念場です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

民主党とどちらが先に崩壊するか。解党を競っているようでは、立候補希望者が集まらないのも当然だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍首相 セコくて見え透いた使い分け (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8350.html
2013/3/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


きのうは居酒屋、今日は超高級ゴルフ場

先週21日、安倍首相は赤坂の居酒屋「日本海庄や」で東北選出の自民党議員3人と会食した。外食といえばウン万円単位の日本料理店やレストランばかりの安倍が、生ビール中ジョッキ500円台の庶民的な居酒屋で食事とは珍しい。自民党関係者は、「3年の野党暮らしでカネがなくなり、最近は高級料亭など行けない。居酒屋での飲み食いが増え、自民党も庶民派になりました」と言っていた。

ところが、である。その2日後の23日、安倍は親族や秘書官を連れて、神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレットクラブ」にいた。「気分転換」が目的らしいが、ゴルフは就任3カ月でナント3回目。今月だけで2度目だ。それも毎回コースを一緒に回るのは、昭恵夫人や親族、秘書官といった身内ばかりである。

「スリーハンドレットは、日本一閉鎖的な高級ゴルフクラブです。その名の通り会員は300人だけ。政財界のサロン的なクラブで、一流どころしかプレーできません」(政界関係者)

国会議員とは居酒屋で庶民派を演出し、一方で身内とは超高級ゴルフ場で優雅に遊ぶ。この使い分けはセコすぎる。

そもそも月に2度もゴルフなんて、首相はそんなにヒマなのか。あの小泉元首相ですら、在任中はゴルフを封印していた。70%を超える高支持率で大新聞・テレビは安倍政権に対してヨイショ一色。とがめられないのをいいことにドンドン図に乗ってきた。さすがに自民党の重鎮たちも眉をひそめている。

◆庶民は正体お見通し

「第1次政権の時に『KY』というあだ名がつけられましたが、まさに今がその状態です。『健康のため』という大義名分でゴルフも運動の一環ということなのでしょうが、度が過ぎます。一般庶民、特に弱者に対しての配慮が足りない。インフレ2%目標でこれから物価は上がるし、消費税増税も控えているのだから、いまは身を正して我慢している姿を見せるべきなのですが……」(自民党ベテラン議員)

ゴルフ翌日のきのう(24日)は福島の被災地を視察した。「復興加速に全力を尽くす」と決意表明したが、セレブ首相が被災者の苦しみを酌み取れるはずはない。どんなメッセージも空虚に響くだけだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 去年の衆院選は無効。小沢さん、勝負所です。首相に司法組織を大掃除させてから衆参同時選挙に臨んでください。
-------------【2013.03.26 首相官邸への意見書の内容】--------------------
【首相は、そろそろ観念して下さい。】

今回も、阿修羅への投稿を意見書といたします。
『 本投稿のURL 』

広島高裁で、「去年の衆院選は無効(1区、2区)」との判決が出ました。
もちろん、最高裁の国民審査も無効、そして、訴追委員会の議決も無効です。
無効の効力は11月26日からと言っても、こりゃあ、衆参同時選挙が浮上するかも?
司法組織の大掃除を、安倍首相にやらせてから衆参同時選挙に臨んでください。

【裁判官訴追委員会のムチャぶり】
★平成24年12月28日、「委員長 森 英介(衆自民)」、「第一代理委員長 宮沢 洋一(参自民)」、「第二代理委員長 三日月 大造(衆民主)」が選任。
尚、「三日月 大造」は、平成25年2月21日にも重複して選任。
⇒「弾劾法第5条(裁判官訴追委員・予備員)2」違反。

★平成25年2月12日に「第一代理委員長 岡田 広(参自民)」が選任、平成25年2月21日にも重複して選任。
⇒「弾劾法第5条4」違反。

平成25年2月12日の委員会ニュースの『92事案について・・・訴追しないことに決定しました』との議決は、「森 英介委員長」ら、3人の委員だけで議決しています。
⇒「弾劾法第10条(議事)」違反。

★平成25年2月21日に、衆5人、参4人の選任が行なわれ、委員長が、「森 英介(衆自民)」からクニクニ(鳩山邦夫衆議院議員)に替わり、ゆうこリン(森ゆうこ参議院議員)が罷免されている。
尚、発表された委員会の構成の中に、委員会ニュースで今以て選任されていない者が、衆5人、参6人いる。
⇒「弾劾法第5条6」、「弾劾法第7条(事務局)7」違反。
これでは、事務局長が、委員長その他の委員を選任しているような有様である。
これぞ、“アベコベノミクス政策”である。

『首相は、裁判官訴追委員会事務局を再構築すべきである。』

これから開かれる予定の飯田喜信裁判長に対する訴追委員会で、治めてください。
『【第29回】陸山会裁判控訴審裁判長と吉戒修一東京高等裁判所長官に対する訴追請求状を提出』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201210/article_1.html

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【裁判官弾劾法:抜粋】
★第5条(裁判官訴追委員・予備員)2:衆議院議員たる訴追委員及びその予備員の選挙は、衆議院議員総選挙の後初めて召集される国会の会期の始めにこれを行う
★第5条4:参議院における訴追委員及びその予備員の選挙は、第22回国会の会期中にこれを行う。
(“第22回国会の会期中”?条文ぐらい整備しろよ。(怒))
★第5条6:訴追委員及びその予備員の任期は、衆議院議員又は参議院議員としての任期による
★第7条(事務局)7:事務局長その他の職員は、委員長が両議院の議長の同意及び議院運営委員会の承認を得てこれを任免する
★第10条(議事):訴追委員会は、衆議院議員たる訴追委員及び参議院議員たる訴追委員がそれぞれ7人以上出席しなければ、議事を開き議決することができない
★第11条(調査):訴追委員会は裁判官について、訴追の請求があつたとき又は弾劾による罷免の事由があると思料するときは、その事由を調査しなければならない。
★第15条(訴追の請求)3:最高裁判所は、裁判官について、弾劾による罷免の事由があると思料するときは、訴追委員会に対し罷免の訴追をすべきことを求めなければならない
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http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 必読記事:『TPP参加は亡国への道だ!』(月刊日本)〜亀井静香が語る「TPP参加」の”真相”〜(暗黒夜考)
今回取り上げるのは、昨年暮れの衆院選後に日本未来の党を離党し「みどりの風」に合流した亀井静香が『月刊日本』にて「TPP参加」の”真相”について語った記事である。
本ブログでも繰り返しコメントしてきたとおり、「TPP参加」は『日米経済調和対話』=「年次改革要望書2.0」の”丸呑み”以外の何ものでもなく、日本をアメリカに売り渡す”売国行為”そのものであるが、以下の亀井静香のコメントをみればその本質がよくわかるであろう。

この『日米経済調和対話』とは、先月のエントリー「『雑感』 〜その4 「『TPP』という名の売国政策」〜」にてコメントしたとおり、アメリカ(国際金融資本)が”一方的”に日本のあらゆる産業分野について詳細にわたって「市場開放」を要求している公式文書であり、今回、アメリカは「TPP」なる装いを身に纏って、日本の「市場開放」を一気に突きつけてきているのである。

その影響範囲は、安倍政権や大手マスゴミが矮小化している「農業」「医療」分野のみに留まらず、日本のあらゆる産業分野におよび、特に”毒素条項”たる「ISD条項」や「ラチェット規定」により、日本の宝とも言える”知的財産権”(知財)が根こそぎ”略奪””収奪”されるという、トンでもない代物である。

・「郵貯・簡保だけではなく、農協の金融機関も餌食になる。アメリカの狙いが日本にあることははっきりしている」
・「日米の二国間でやると摩擦が大きいから、TPPに日本を引きずり込んで、多勢で抑え込んでしまえという極めて狡猾なやり方」
・「TPPに賛成しているマスコミは、事実を捻じ曲げてでも、日米首脳会談を利用し、TPP交渉参加を正当化したいのだろう。TPP推進派は、さらに狡猾な情報操作をやってくる」
・「マスコミはアメリカの意向に従い、それに追随することが正しく、アメリカに異を唱えることは国益に反すると信じ込んで思考停止している」
・「アメリカに従属し、アメリカに追従することこそが日本の国益だと考えている連中にとっては、鳩山政権の自主外交は危険なものとして捉えられた」
・「アメリカに依存していくのが果たして本当に良いのかを考え直す力さえ、もはや日本人は失ってしまっている。このままでは日本は亡びる」
・「日米同盟の強化じゃないんだよ。日米主従関係を強めるだけだ。自民党には、アメリカとの主従関係、従属関係ではなく、真の同盟関係を築こうという気持ちがない」
以下のインタビュー内容より、小生のような一小市民ブロガーではなく、”国士”亀井静香がこれらの言葉を口にすることの”重み”を感じ取っていただきたいと思い次第である。

尚、「年次改革要望書」の話が出たので付記しておくが、この横暴極まりない要望書については、民主党政権への政権交代の際、2009年当時の鳩山政権(小沢一郎・鳩山由紀夫・亀井静香ら)によって一旦は破棄されるという”偉業”が成し遂げられたが、民主党内の”内部クーデター”により誕生した菅直人”売国奴”政権にて『日米経済調和対話』と名を変えてゾンビの如く復活したものである。

今思えば、”反米姿勢”を鮮明にして”真の国益”を追求したが故に「政治的抹殺」された小沢一郎・鳩山由紀夫・亀井静香らが健在であれば、一旦は叩き潰すことに成功した「年次改革要望書」〜『日米経済調和対話』の流れ上にある「TPP参加」も間違いなく阻止されたことであろう。改めて失ったものの大きさを実感する次第である。

(転載開始)
◆TPP参加は亡国への道だ! 亀井静香
 3月 23rd, 2013 by「月刊日本編集部」 http://gekkan-nippon.com/?p=4845

○TPPは日本の制度のアメリカ化をさらに進める
──二月二十二日にオバマ大統領と会談した安倍総理は、帰国後TPP交渉参加に突き進もうとしている。

亀井:安倍総理は訪米からの帰国後、「TPP交渉参加に際し一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認した」などと、恥知らずなことを言っている。あたかも、アメリカがわが国の国益に配慮し、譲歩するという言質をとったかの如く語ったが、それは事実とは異なる。安倍・オバマ会談で日本に有利な状況ができたわけじゃない。安倍総理は、鬼の首でも取ったかのように話しているが、TPPについてのアメリカの姿勢は何も変ってはいない。交渉事に例外がない」、「各国に聖域がない」などということがあり得ないことは、当たり前の話じゃないか。小学生だってわかるような話だ。私は、安倍総理を政治家としてある程度評価しているが、このような国民を迷わすような発言をしてはいけない。

──アメリカは関税撤廃だけではなく、TPPによって様々な分野の非関税障壁を撤廃させようとしている。
亀井:アメリカはTPPを使って、自分たちの都合のいいルールを日本に押し付けようとしてるだけだ。彼らの制度を基準にして、日本の制度を全部それに合わせろという無茶苦茶な話だ。
─TPPに入れば、金融、保険の分野をはじめとするアメリカの対日要求がさらに強まる。
亀井:郵貯・簡保だけではなく、農協の金融機関も餌食になる。アメリカの狙いが日本にあることははっきりしているのだ。ところが、日米の二国間でやると摩擦が大きいから、TPPに日本を引きずり込んで、多勢で抑え込んでしまえということだ。極めて狡猾なやり方と言わねばならない。だから、わが国はアメリカに対して二国間でやろうと主張すればいい。

─それでも、安倍政権はTPP交渉への参加に踏み切ろうとしている。
亀井;交渉への参加は決めることになるだろう。ここまでは政府が決められる話だ。しかし、TPPに参加するかどうかというもう一ラウンドがある。ここで、国民が大反対すれば国会は批准できない。そのための運動を起こさなければならない。

○「日米同盟関係の修復」とは「対米従属の強化」だ
─マスコミはTPP交渉参加に傾く安倍政権を批判するどころか、TPP賛成の旗を振っている。
亀井:TPPに賛成しているマスコミは、事実を捻じ曲げてでも、日米首脳会談を利用し、TPP交渉参加を正当化したいのだろう。TPP推進派は、さらに狡猾な情報操作をやってくるだろう。
─なぜマスコミは、TPP推進論なのか。
亀井;日本はアメリカに従属し、アメリカの影に隠れて進んだ方が都合がいいと、マスコミは信じ込んでいるからだ。これは、TPPに限ったことではない。安全保障の問題も含めて、あらゆる問題についてアメリカの主張に迎合している。アメリカの意向に従い、それに追随することが正しく、アメリカに異を唱えることは国益に反すると信じ込んでいる。

─アメリカの従属国家として生きるのがいいんだと信じ込んでいる。
亀井:そう信じ込んで、思考停止に陥っている。もちろん、マスコミによって若干の差はあるが、こうした論調が全体として日本を覆っているのは間違いない。わが国はサンフランシスコ講和条約が発効した一九五二年四月に独立したことになっているが、実際には独立していない状況がいまなお続いているということだ。プライドも捨て、自国の権利も主張しない。ただ、アメリカの要求を唯々諾々と受け入れるだけだ。それが独立国の姿だろうか。二〇〇九年に誕生した鳩山政権が、自民党政権が続けてきた対米従属路線を変えようとしたとき、マスコミはそれを袋叩きにした。アメリカに従属し、アメリカに追従することこそが日本の国益だと考えている連中にとっては、鳩山政権の自主外交は危険なものとして捉えられたということだ。

─安倍総理は、訪米の目的として民主党政権時代に不安定化した日米関係を修復することを挙げマスコミも「民主党政権で傷つけられた日米同盟の絆を修復できた」と持ちあげた。
亀井:マスコミまでもがそうした主張をしているが、民主党政権時代に日米関係は何も傷ついていない。日米関係がずたずたになったなどと言う人がいるが、どこがどう壊れたというのか。普天間の米軍基地の移設が方針通りに進まなかったのは確かだが、県外移設を目指した方向性は間違っていない。沖縄にだけ基地の負担をさせる状況を続ければ、いずれ、その不満は独立運動に発展するだろう。沖縄の人たちが「俺たちの島を何だと思っている」と思うのは当然だ。オスプレイだってそうだ。安全性への懸念が払拭されないまま、アメリカは訓練を強行、三月六日には本土で初めて低空飛行訓練を実施した。ところが、ほとんどのマスコミがこの状況を批判しようとしない。アメリカに依存していくのが果たして本当に良いのかを考え直す力さえ、もはや日本人は失ってしまっている。このままでは日本は亡びる。

─「日米同盟関係の修復」とは、「対米従属の強化」ということだ。
亀井:日米同盟の強化じゃないんだよ。日米主従関係を強めるだけだ。自民党には、アメリカとの主従関係、従属関係ではなく、真の同盟関係を築こうという気持ちがない。ただ、アメリカに依存して楽にやっていきたいという発想しかない。私が自民党を出た理由の一つもそこにある。もちろん、私は反米ではなく、親米的な立場だ。親米は対米従属とは違う。
以下全文は本誌4月号をご覧ください。
(転載終了)
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/24eee652eaa5d9484dceb03b327f13b6

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍晋三氏がCSISから請け負ったアジェンダは実は3つだった!? (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/03/post-4459.html
2013年3月25日 神州の泉


 2012年12月26日、CSIS(米戦略国際問題研究所)立会いの下、安倍晋三氏は野田佳彦前首相から政権を禅譲されたわけだが、神州の泉は最近の記事で、この過程において、安倍晋三氏は政権を獲得するにあたってCSISから2つの課題を果たすべく条件を突きつけられていると書いた。しかし、考えてみると、その課題は実はもう一つあった。それが消費税増税法案の始動なのである。

 つまり、安倍政権が米国に約束したアジェンダは次の3つ、すなわち@TPP参加、A言論統制国家樹立、B消費税増税法案の実施である。安倍総理は地方や国民の意思を無視して、米国政府と結託した多国籍企業に日本のすべてを売り渡す米国主導の外道条約“TPP環太平洋連携協定”の批准に向けて大奔走しているが、この姿勢に彼が日本という国家と国民を守る意思が皆無であることは、もはや疑いようのない事実となった。

 つまり安倍首相が所信表明演説で言挙げした“強い日本”とか、“共助・公助の国”とか、“力強い日本経済を立て直す”とか、“海外の成長を日本に取り込む”とか、“攻めの農業”とか、“ルールを「待つ」のではなく「創る」国でありたい”など、これらはすべて国民を欺くイリュージョン(幻影)である。特に“ルールを「待つ」のではなく「創る」国でありたい”などは、TPPの毒素条項であるISDSやラチェット規定が適用される事実を鑑みれば、まるで逆のことを言っているわけであり、犯罪的な表明である。

 さて、アベノミクス(三本の矢作戦)がきらびやかな花火のように打ち上げられ、世間は一般人から有識者まで、あるい外国の興味も含めて喧々囂々と肯定的な評価をされているが、ちょっと待てよと言いたい。よく考えてもらいたい。アベノミクスが景気浮揚の期待を背負って、如何にも驀進(ばくしん)しているかのようなイメージが振りまかれているが、安倍首相のTPPに対する進み方は、明らかに対米売国まっしぐらであることは間違いない。

 TPP参加は日本の国富が根こそぎ吸い取られるだけではなく、日本が日本であるという、あらゆる要素が敵対視され、米国とつるんだ国際法廷に非関税障壁としてジャッジされる。これは最終的な日本解体を意味している。こんな日本破壊にかじ取りをして、何が“美しい国へ”だ。安倍首相は日本史最大の国賊宰相となっている。中国に日本を売り渡そうとした足利義満も真っ青である。

 もはやアベノミクスが日本の魔窟である財務省の消費税増税作戦の仕上げのためであることは間違いない状況となった。消費税増税が実行される時はひたひたと迫っているが、そこには唯一のストッパーである「景気条項」が屹立しているが、アベノミクスはそれをクリヤーするための方便(暫定的イリュージョン)であることは間違いない。景気条項を突破することで消費税増税が実行され、アメリカの愛国者法をなぞらえた“言論統制国家”を樹立すれば安倍政権の役割は終える。

 CSISは野田政権のレームダック化を見て、野田政権に託した3つの課題を安倍政権に肩代わりさせたのである。こういう流れを見極めて、国民は反乱を起こすか、効果的な抵抗運動を起こす必要がある。日本は断崖絶壁の瀬戸際に来ている。さし当たってはTPP参加を阻止することである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/600.html

   

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