国境付近を警備する兵士(rapidtravelchai/Flickr)
南北軍事境界線付近 韓国兵士が相次ぐ謎の死
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/03/html/d22337.html
13/03/20 12:17 大紀元
【大紀元日本3月20日】韓国と北朝鮮の軍事境界線付近で、韓国兵士が銃撃されて死亡する事件が続いている。
韓国中央日報の18日付の報道によると、17日の午後2時頃、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)郡の韓国と北朝鮮の国境にある歩哨所で、韓国兵士金さんが銃撃され死亡した。当時、同じく警備任務にあたっていた兵士によると、金さんはトイレに行くとして現場を離れた直後に銃声が聞こえた。駆けつけると、銃撃された金さんが倒れていたという。
この前では、同地区でもう一人の韓国軍少尉も行方不明になっている。37日間後に駐屯地から1キロ離れた場所で遺体で発見されたという。
現場は南北軍事境界線付近の最前線地帯。北朝鮮当局は最近、休戦協定と不可侵条約を破棄し、「国を守る聖戦」を示唆するなど強硬的な姿勢を見せている。韓国兵士の死亡事件は南北の緊張感を高めている。
(翻訳編集・叶子)