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2013年3月19日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍首相 TPP交渉参加の茶番 分かってきた疑惑の正体 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8312.html
2013/3/18 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


いったい、いつまで茶番をつづけるつもりなのか。「参加は国家百年の計だ」――とTPP交渉参加を表明した安倍首相は、国民が反対しようが、国益が損なわれようが、TPPに参加するつもりだ。なにしろ、昨年末、総理に返り咲いた時からTPP参加を決めていたというのだから確信犯である。

ところが、いまだに自民党は「聖域が確保できなければ交渉からの脱退もあり得る」「各国とも聖域はある」「交渉次第だ」などと、まるで国益が損なわれると分かった時には、参加しないかのように喧伝(けんでん)しているのだから、国民騙(だま)しの茶番もいいところだ。

いったん交渉に参加したら、脱退できるわけがない。自民党が口にしていることは嘘ばかりだ。

「政府自民党は、あたかも交渉によって聖域を守れるとか、日本もルール作りに関与できるかのような幻想をふりまいていますが、何を根拠にしているのでしょうか。TPPはあらゆる品目の関税撤廃が原則ですよ。日本はルール作りにも関与できないと思う。遅れて交渉に参加したカナダやメキシコは、すでに決まっているルールの丸のみを約束させられた。もっと遅れて参加する日本が、ルール作りに関与できるとは思えない。だいたい、安倍首相は〈状況の進展に応じて国民へ情報を提供していく〉と会見で約束したが、TPPは秘密交渉です。途中経過を国民に明らかにできるはずがありません」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)

◆日本市場は米企業に奪われる

このままTPPに参加したら、いったいどうなるのか。得をするのは、アメリカだけだ。日本は壊滅的な大打撃を受けることになる。

アメリカが執拗に日本に参加を迫っているのは、すべてアメリカの「国益」のため。オバマ大統領も「貿易や雇用に多大な恩恵をもたらす」とハッキリと明言している。

アメリカは「国益」にならないことは、やらない国だ。

「アメリカの狙いは、日本の市場です。農業や金融、保険、医療といったアメリカが強い分野を徹底的に開放させるつもりでしょう。TPPは〈2015年までに農産物、工業製品、サービスなどすべての商品について、例外なしに関税その他の貿易障壁を撤廃する〉ことを目標にしている。恐ろしいのは“サービス”の中に金融や法律、医療、労働、公共事業など、あらゆるモノが含まれていることです。日本のメディアは、コメの関税がどうなるこうなると“関税”のことばかり取り上げていますが、TPPの最大の問題は“非関税障壁”の撤廃にある。恐らく、アメリカは〈これは非関税障壁だ〉〈あれも非関税障壁だ〉と、アメリカ企業が参入しやすいように、日本のルールを次々に変更させようとするはず。あっという間に、日本市場はアメリカ企業に席巻されてしまうでしょう」(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)

これは杞憂でもなんでもない。TPPのひな型とされる「米韓FTA」を結んだ韓国を見れば一目瞭然である。アメリカのルールを押しつけられ、締結からわずか1年の間に、63もの法律を改正させられている。

◆日本のメリットはゼロ

逆に、日本がTPPに参加してもメリットはほとんどない。

安倍首相は「TPPに参加することでアジアの成長を取り込む」などと、もっともらしいことを言っているが、デタラメもいいところだ。TPPには、中国もインドも韓国も参加していない。どうやって、アジアの成長を取り込むというのか。

アジアの成長を取り込むなら、日中韓のFTAや、ASEANプラス6のRCEP(地域包括的経済連携)を締結した方が、よほど効果がある。自民党も総選挙前は、「TPPよりもRCEPの方が効果が大きい」と訴えていたはず。試算ではRCEPの効果は、TPPの2倍だ。

「TPPは、過去の貿易交渉とは決定的に違います。過去の交渉は、関税を下げることを目指していた。しかし、TPPはスケールがまったく違う。日本の社会そのものを変えることになります。医師会が心配しているように、国民皆保険も“非関税障壁だ”と指摘されて崩壊する恐れがある。国民皆保険があるとアメリカの保険会社の商売の邪魔になるからです。日本人が大切にしてきた食の安全も壊されるでしょう。アメリカは、日本の60倍の殺虫剤を使ってコメをつくっている。日本の基準もアメリカに合わせることになる。日本は日本でなくなります」(小林弥六氏=前出)

どう考えても、日本がTPPに参加することは割に合わない。国益を損なうだけである。どうして、安倍首相が参加を強行しているのか理解不能である。

◆政権の延命が最優先

なぜ、安倍首相は、日本の市場をアメリカに売り渡すようなことをしているのか。理由は、政権延命のためだ。TPPに参加しなければ、安倍政権はたちまち崩壊してしまうからだ。

戦後60年、アメリカに盾突いた政権は、ことごとく退陣の憂き目にあってきた。安倍首相も生殺与奪の権をアメリカに握られている。もし、アメリカが日本の「円安」政策に異議を唱えたら、その途端「円高」が進み、日経平均も暴落してしまうだろう。安倍首相も支持率が下落し、一気に窮地に立たされる。

とくに「民主党政権の3年間で日米関係がおかしくなった」と民主党を批判し、アメリカとの良好な関係をセールスポイントにしてきた安倍首相にとって、アメリカとの関係悪化は致命傷になる。アメリカが安倍首相を潰すことは簡単なのだ。要するに、安倍首相は、権力維持のために日本を売ったのである。

「安倍首相は二言目には国益を口にしますが、TPP参加は誰のためなのか。アメリカに屈してでも政権を維持したい安倍首相と、経団連に参加しているような大企業のためなのは明らかです。TPPを一言で言えば、“新自由主義”“市場原理主義”です。大企業が自由にビジネスをできるようにしようというもの。大企業の経営者の中には、そのためには食の安全がどうなろうが、国民皆保険が壊れようが構わないと本気で考えている連中がいる。TPPに参加したら、日本は崩壊しますよ」(政治評論家・本澤二郎氏)

普段「愛国者」を装いながら、平気で国を売るような安倍首相は絶対に許されない。国民生活を破壊するTPPだけは阻止しないとダメだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「「日本のTPP参加はあまりに危険であり侮辱的。安倍政権はなぜ交渉の権利もないTPPへの参加を急ぐのか」」 内田聖子氏 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10287.html
2013/3/19 晴耕雨読


内田聖子氏のツイートより。

https://twitter.com/uchidashoko

【大拡散】米国NGOパブリック・シチズンのロリ・ワラックさんから

「日本のTPP参加はあまりに危険であり侮辱的。安倍政権はなぜ交渉の権利もないTPPへの参加を急ぐのか」

という緊急メッセージ!シンガポールTPP交渉の現場から!声明も募集中

動画 http://ow.ly/iLm1P


シンガポール最終日。

昨日流したTPP参加表明声明文の反応がすごい!考えれみれば、この緊急時に大きな署名活動って思いつかなかった(後悔&お詫び)。

みんなTPPに怒りまくっている。

お名前も次々UPしています。

明日朝、最終締め切り! http://ow.ly/iNcOJ

明日、TPPシンガポール交渉での米国の「日本参加問題」含む件で、緊急に報告する場をいただきました。

13:00〜14:00.参議院議員会館1F、101号室。

主催:TPPを考える国民会議。

どなたでも参加OK。

たぶんUST中継あり。

今集めている緊急声明についてもアピールします。

【拡散】米国NGOパブリック・シチズンのロリ・ワラックさんから「日本のTPP参加はあまりに危険であり侮辱的。安倍政権はなぜ交渉の権利もないTPPへの参加を急ぐのか」という緊急メッセージ!シンガポールTPP交渉の現場から!声明も募集中 http://ow.ly/iNhO2

本日深夜便で帰国だが、ネット環境必須なので、チャイナタウンの安宿のソファを間借り。

充電やら水やら必要に応じて徐々に従業員部屋を占拠。

今は完全に一部屋占拠(笑)。

快適。

しかし客は私のところに来ていろいろ聞く。

従業員と完全に思われてる。

「私は客だ!」といったら不思議がられた(笑)。

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HEAT http://www.twitlonger.com/show/l9rmaj
日本のTPP参加は主権の放棄」

私たちは、TPP交渉が行なわれているシンガポールにて、日本政府がTPPに参加しようとしていると聞き、大変心配しています。日本が、ルールづくりに参加する権利も、何に合意するのかを知る権利すらないのに、参加しようとしているからです。

日本は、これまでのすべての合意を受け入れると言った。私たちは、そう理解しています。

それは、900ページもあるルールに、日本の既存、および未来におけるすべての法制度を合わせなければならないということです。

貿易だけでなく、医薬品の価格やアクセス、食の安全や食品表示、郵便の規制や、エネルギーや輸送サービス、銀行、消費者の権利保証などの分野においてです。数多くの、貿易に全く関係のない国内政策が指図されていくのです。

何が書かれているのかを見ることもできず、たった一文字の変更も許されないままに、このルールを受け入れること。それが、日本がTPPに参加する際に要求されます。

つまり日本は「交渉」に参加するのではなく、「すでに条項の定められた協定」に参加するわけです。

なぜ安倍政権が、日本にとって、こんなにも無礼で危険なプロセスに合意しようとしているのか、とても不可解でなりません。しかしそれが私たちの聞いたところです。

すでに協定に参加している国では、強力な反対運動がいくつも起こっています。しかしそれらの国は、すでに規定された条項が押し付けられているわけではありません。

日本の人びとにとって、TPPへの参加は二重の危険であり、二重の侮辱なのです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 東京メトロの売店員がスト 「定年廃止しろ」 死ぬまで働くしかない非正規労働者 (田中龍作ジャーナル) 
直接の雇い主であるメトロコマースに団体交渉を求める非正規社員の売店員。=18日、台東区 写真:田中撮影=


東京メトロの売店員がスト 「定年廃止しろ」 死ぬまで働くしかない非正規労働者
http://tanakaryusaku.jp/2013/03/0006833
013年3月18日 18:51 田中龍作ジャーナル


 東京メトロの売店で働く非正規労働者6人がきょう、「65歳定年制の廃止」などを求めてストライキを打った。

 私たちが地下鉄の待ち時間、夕刊紙・週刊誌やガム・チョコレートなどを買い求めている東京メトロの売店。「メトロコマース」という名の子会社が運営していることはあまり知られていない。

 売店の販売員の大半は非正規労働者だ。非正規のさらに大半を占める契約社員Bと言われる女性たちは、時給1,000円〜1,030円という安い賃金で働く。税金などを引かれた後の手取り月収は12万円前後。

 12万円から光熱費、被服費、家賃などを払う。切り詰めて切り詰めてやっと食いつないでいる状態だ。貯金など、しようにもできない。退職金もない。年金も雀の涙ほどだ。これで65歳になり仕事がなくなったらどうなるか? 配偶者がいなければ、路上に弾き出される恐れさえある。

 「このままでは生きてゆけない。生存権にかかわる」として6人はストを打ったのだ。会社側から睨まれるのは必定である。1年毎の契約更新であるため、来年は危うくなることもあり得る。

 それでも彼女たちは自分たちだけでなく仲間の非正規労働者の待遇改善も求め、捨て身でストを決行したのだ。


子会社ではラチがあかないため、非正規社員たちは親会社の東京メトロに団交を申し入れた。対応したメトロ総務課の課長補佐は「5分だけというお約束です」と言って申し入れを打ち切った。=東京メトロ本社 写真:田中撮影=
http://tanakaryusaku.jp/wp-content/uploads/2013/03/241f95ff3a83aa196cddeac83e0a6a90.jpg


 丸の内線「茗荷谷」駅の売店で働く後呂良子さん(58歳=全国一般東京東部労組メトロコマース支部・執行委員長)の訴えが、事態の本質を突いている――
「働けど働けど生活は良くならない…(中略)定年制が廃止されたからといって生活はそれほど変わらない。有期雇用が無期雇用にならない限り、私たちの生活は守られません。老後は安定しません」。

 労働者の3割を非正規社員が占める。安倍政権の経済政策の司令塔である経済財政諮問会議は労働法制の緩和を目指している。非正規労働者の割合は、さらに増えることが予想される。

 正規社員は定年退職した後も生活してゆけるだけの資力がある。非正規労働者は退職金もなく年金もわずかで蓄えもない。死ぬまで働くしかないのである。

 高齢化社会が進むなか彼女たち6人の戦いは、やがて数百万人の非正規労働者の問題となるだろう。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 自民党の憲法改正草案に小沢氏は賛成なのか反対なのか?など新自由主義クラブ氏の問題提起を受けて
1.新自由主義クラブ氏の問題提起(1)

新自由主義クラブ氏が、「自民党「憲法改正草案」(2012)と小沢一郎氏「日本国憲法改正試案」(1999)の逐条比較」という記事で、両者の共通点を指摘したうえで双方への反対を表明した。反対の理由については、その記事では論じられていない。

「自民党「憲法改正草案」(2012)と小沢一郎氏「日本国憲法改正試案」(1999)の逐条比較」(2013年3月8日 新自由主義クラブ)
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/799.html

2.投稿者の立場(1)

両者の共通点については、たしかに共通するところもあるというほかない。そのことをどうとらえるかは、この投稿全体のテーマでもある。しかし、自民党案の内容についてのくわしい検討をおこなっていないので、それについて直接論じることはできない。

自民党の「憲法改正草案」(2012年)には、私も反対だ。それは、改正案の内容以前に、自民党、特に自民党で憲法改正を主張している政治家たちにたいする不信感によるところが大きい。どのような運用がされるかわかったものではないという心配だ。

小沢氏の「日本国憲法改正試案」(1999年)については、憲法改正をタブー視せずに論じるべきだというところに主眼があり、小沢氏自身の主張は当時の社会の状況のなかでかなり挑発的な議論の叩き台として提示されたものだと思う。

その上でなおこの「改正試案」に端的に賛成か反対かと問われるならば、私も反対だ。ただしそれは、もしも現在この改正案をまるのみにしろといわれたら全面的には賛成できないという理由による。また、基本的には賛成できそうな条項についても、国内外の情勢をかんがみて現時点では改正しない方がよいと思うものもある。

たとえば、小沢氏の「改正試案」(1999年)にとりあげられているなかでも必要性の高そうなものとして、9条の改正(および「国際平和」についての新条項の創設)がある。しかし、国連改革の展望や、日米同盟のあり方の見直し、日中、日韓関係の改善への国民意識の高まりなどをともなうのでなければ、運用面での不安が大きくて、無条件には賛成しがたい。

そのほか、個々に賛成できそうなものもあれば、納得のいかないものもある。そのなかで96条の「憲法改正条項」の改正については、現在の小沢氏自身も否定的だ。先行改正だけでなく、次の報道によれば、改正要件の緩和自体にも反対している。

96条改正なら、政権ごとに憲法変わる…小沢氏 (2013年3月5日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130305-OYT1T01147.htm
http://megalodon.jp/2013-0316-1717-58/www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130305-OYT1T01147.htm
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/734.html

96条についての小沢氏の考えの変化は、は憲法改正が以前のようにタブー視されなくなった状況を反映しているように思われる。この状況の変化について、私は肯定的にとらえたい。なお、同じように社会状況の変化を反映した小沢氏の考えの変化は、9条の改正についてもみられる。

3.新自由主義クラブ氏の問題提起(2)

新自由主義クラブ氏は、小沢氏が1999年当時の考えを現在でも維持しているのかどうかに注目をうながしている。それについての氏の推測などは、記事でははっきり述べられていない。

4.投稿者の立場(2)

「日本国憲法改正試案」(1999年)は、小沢氏の自由党時代の提案である。とはいえ、それが現在の小沢氏にどのようにつながっているのかは、私も気になる。小沢氏がその後べつな考えを明らかにしたのでないかぎり、その部分についての基本的な考えは変わっていないとみなしてよいのではないか。

ただし、その際に大切なのは、小沢氏の「改正試案」の趣旨を正確に読みとることだ。生活の党での憲法講義についても同じことがいえる。そして、現在の小沢氏および生活の党が「改正試案」の内容どころか憲法改正自体を政策として掲げていないという事実に立脚すべきである。

5.新自由主義クラブ氏の問題提起(3)

新自由主義クラブ氏の記事の肝心なところにふれる。氏は次のようにのべている。

「小沢氏は「憲法改正に反対と言っているわけではない」とも述べ、[自民党の]憲法改正案が具体的に示され、その内容によっては小沢氏は憲法改正に賛成することを示唆しています。」

「さて、昨年4月に自民党の憲法改正草案が示されていますが、この具体的な自民党の憲法改正草案について、小沢氏は賛成なのでしょうか? それとも反対なのでしょうか?」

6.投稿者の立場(3)

小沢氏は、自民党の憲法改正草案について、賛成するところもあれば反対するところもあるのではないだろうか。生活の党としても、自民党などから憲法改正案が発議された場合には、是是非非で対応してもらいたい。それが私のもっとも基本的な要望だ。

たとえば、新自由主義クラブ氏のあげている自民党案の条文のうち、「緊急事態」についての規定は、是であってもよさそうにみえる。おかしな運用の余地がないように与野党で審議し、できれば一定の合意に達するのが望ましいことは、いうまでもない。

憲法改正案についての是是非非の対応が可能になるためには、前提となる条件がある。それは、改正案の発議が個々の改正項目ごとでなければならないということだ。一括あるいは抱き合わせの発議にたいしては、投票する国民のためにも、非の態度でのぞんでいただきたい。
 
 
 ――――――――――――――――――――――――――

以下は参考まで。

7.小沢氏の憲法論の比較

2013年現在の小沢氏の憲法改正についての考えは、生活の党の総合政策会議での講演「日本国憲法について」(2月28日)、「二院制について」(3月7日)で明らかになりつつある。新自由主義クラブ氏の問題提起(2)に関連して、1999年当時との比較で小沢氏の考えをおおまかに整理してみた。

以下、「日本国憲法改正試案」(【小沢-1999年】と略記)の内容に、「日本国憲法について」(【小沢-2013年】〈憲法〉)および「二院制について」(【小沢-2013年】〈二院〉)の内容を対置する。引用は「」、投稿者の要約は《》、投稿者の注釈は[]で示す。

引用であろうが要約であろうが、いずれにしろ投稿者が一部分を切り取ったものにすぎないので、もとの論文と講演要旨および講演動画の全体的な内容を参照していただきたい。たとえば、「日本国憲法について」で小沢氏は、法律論と政治論を区別しなければならないとのべている。その区別を無視して引用や要約だけをみくらべたところで、いたずらに混乱するだけだろう。

「日本国憲法改正試案」(小沢一郎ウェブサイト)
http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/04.htm
日本国憲法について(生活の党オフィシャルサイト)
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000026.html
二院制について(生活の党オフィシャルサイト)
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000032.html
【2013年2月28日・生活の党本部】小沢一郎代表「日本国憲法について」(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=sPxIrTHfD8M
【2013年3月7日・生活の党本部】小沢一郎代表「二院制について」(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=MI_2azWoAR8

■憲法改正について

【小沢-1999年】

「数多くの法律のうち「最高法規」と位置づけられているのか憲法である。国民の生命や財産や人権を守るために定められ、平和な暮らしを実現するために自分たちで決めたルールである。時代が変わればルールも変わるはずなのに、五十年以上も憲法は改正されていない。新しい時代に必要な価値観を書き加えられることもなく、化石同然の代物を後生大事に抱えている。それなのに現行憲法が完璧であるかのように主張する人たちが多い。」

「二十一世紀を迎えようとしている今、日本は大きな転換期にあることは否定する人はいないだろう。日本的な馴れ合い主義では内外の変化に対応することはできない。江戸時代のような鎖国状態に後戻りする事を望む国民は一人としていないであろう。ならば、国民の意識を世界に通用するように変革すること、それが唯一の道である。そのためには、まず法体系の根幹である憲法が様々な不備を抱えたまま放置されていることから改める必要がある。憲法改正論議こそ時代の閉塞状況を打破する可能性がある。」

「日本人は小心だから、なかなか思い切って現実を改革する決断ができない。それなのに、テポドンでも落ちてこようものなら、ヒステリーを起こして極端にまで突っ走るおそれがある。マスコミの論調もすぐに過熱して戦前の例の如く「鬼畜米英」ならずとも「直ちに北朝鮮をたたけ」という見出しが躍るかもしれない。しかし、これでは又、歴史の繰り返しである。だから、冷静に考えてほしい。小沢一郎が言ったからでなく、自分の頭で論理的に考えて、結論を出してほしい。」

【小沢-2013年】

《旧来の護憲、改憲の決まりきった論議というのはあまり意味がない。憲法は私たちがより幸せに、より安全に生活するために、共同体のルールをみんなで定めたものなので、必要ならば変えればいいし、必要でなければそのままでいい。》〈憲法〉

《日本国憲法には、いろいろ現在の実勢には合わなくなってきているところがあるので、みなさんの合意があれば、改正は当然行われてしかるべきだ。》〈憲法〉

《いいことであれば、両院の3分の2なんてすぐできる。》〈二院〉

■憲法無効論について

【小沢-1999年】

「結論を言えば、昭和二十六年にサンフランシスコ講和条約が締結され、国際的に独立国として承認されたことを契機に、占領下に制定された憲法は無効であると宣言し、もう一度、大日本帝国憲法に戻って、それから新しい憲法を制定すべきであった。もちろん新しく制定される憲法が「日本国憲法」そのものであっても、何ら問題はない。」

【小沢-2013年】

《論文[1999年の「改正試案」を指すと解釈したー投稿者]で述べた憲法無効論は、「純粋憲法法律的に言うと」という前提での話だ。》〈憲法〉

《国民が自由に意思表示をできる条件、環境の中での意思表示でない限り、憲法は無効で効力を持たない。》〈憲法〉

《実態社会で無効論の理屈を押し通すことがいいかどうかは別問題だ。》〈憲法〉

《契約自由の原則とはいえ、いわゆる公序良俗に反した公共の秩序、善良の風俗に反した契約は無効だ。》〈憲法〉

《日本国憲法は、形の上では大日本帝国憲法の改正規定に則ってできたが、天皇主権という帝国憲法の根本を変えたので、実質的には革命であり、新しい憲法の制定だ。》〈憲法〉

《国民主権などの日本国憲法の原則を否定するような憲法改正は、仮に各議院の3分の2ずつで可決され、国民の過半数の賛同を得たとしても、理屈の上では、96条の改正手続きによってはできない。》〈憲法〉

■憲法の基本原則

【小沢-1999年】

「この前文には日本国憲法の基本原則が書かれている。平和主義の原則。基本的人権の尊重の原則。国民主権の原則。さらに付け加えて強調したいのは、国際協調主義の原則が謳われていることだ。この四原則を変える必要はないと、私は考えている。」

【小沢-2013年】

《日本国憲法は、国民主権が最大の基本原則になっている。》〈憲法〉

《硬性憲法であるということも、日本国憲法の根本のものではないか。》〈憲法〉

《日本国憲法の基本の理念、原則とは、日本国憲法の前文に含まれている、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調の4つをいう。》〈憲法〉

■第1章「天皇」

【小沢-1999年】

「日本国憲法は立憲君主制の理念に基づく憲法である。」

「今の文章のままでも天皇は国家元首と位置づけられている。」

【小沢-2013年】

《元首を明記する必要はない。》〈二院〉

■第2章「戦争の放棄」

【小沢-1999年】

《自衛権の行使とそのための戦力の保持を認める。》

《兵力の提供をふくめて国連が認める平和活動に参加するための条文を創設する。》

「結論として言えば、国際の平和と安全の維持、回復のため我が国が積極的に貢献することは、憲法第九条に言う「国権の発動たる戦争」とは全く異質のものである。すなわち、我が国が世界の恒久平和のために、国連権章[ママ]に基づき、兵力の提供を含むあらゆる手段を用いて貢献することこそが、結果として我が国自身の平和と安全を守ることである。そして、これこそが日本国憲法の目指す「国際協調主義」の原点そのものである。」

【小沢-2013年】

《加盟国の提供する軍事力を行使して平和を維持するという国連憲章に対応のできる規定を付け加える。》〈二院〉

《9条は、安全保障論議と密接不可分だ。》〈二院〉

《自衛権を明記する必要はない。》〈二院〉

■第3章「国民の権利及び義務」

【小沢-1999年】

《全体的に条文を整理しなおす。》

《「公共の福祉」の意味をきちんと定義した上で、そのために時には個人の自由が制限されることもはっきりさせる。》

《20条「信教の自由」で日本古来の伝統文化になじまない部分を見直す。》

《「環境権」や「知る権利」のような新しい人権も導入する。》

【小沢-2013年】

[言及なし]

■第4章「国会」

【小沢-1999年】

「参議院まで政党化し、本来の二院制度の目指している衆議院との機能分担ができなくなっている。」

《参議院議員を選挙によらない名誉職的なものにする。》

「衆議院を通過した法案は、参議院で否決されても衆議院に戻され、通常議決で可決できるようにする。利害の絡まない参議院がチェックしているという事実の重みに、両院制の存在意義が生まれるのである。」

【小沢-2013年】

《二院制でいいと思うが、衆議院と参議院の機能を違うものにする必要がある。》〈二院〉

■第5章「内閣」

【小沢-1999年】

《非常事態への対応は、「超法規措置」ではなく、「法律の適正な手続き」でなければならない。》

「内閣の権能として、非常事態の時の権限を付与する規定を置く。」

「天皇制を維持しながら公選論を唱えることは論理として成り立たない。」

【小沢-2013年】

《日本国憲法には、非常事態の危機管理の条項、制度がない。》〈二院〉

《首相公選制(=大統領制)と天皇制(=議院内閣制)とは相いれない。》〈二院〉

■第6章「司法」

【小沢-1999年】

《裁判のスピードアップを図るため、まずは訴訟法を改正する。》

「司法権とは、憲法の砦である。ドイツ、フランス、イタリアなどに導入されている憲法裁判所を新設し、そこに憲法八十一条に規定されている「違憲立法審査権」の役割を委ねたい。」

【小沢-2013年】

《裁判官にたいして「公の弾劾」をおこなう裁判官訴追委員会、検察官訴追委員会、弾劾裁判所が機能していない。訴追委員会の事実上の事務局は裁判所からきている。》〈二院〉

《最高裁判所の事務総局には、検察から非常に多くの人数が入っている。》〈二院〉

■第7章「財政」

【小沢-1999年】

《86条の予算の単年度主義、91条の財政状況の報告については、今後の検討を要する。》

《私立学校振興助成法を根拠とする「私学助成金」が憲法違反にならないように、89条を改正する。[原文には「第八十五条」とある]》

【小沢-2013年】

《私学振興助成法が89条の違反にあたる。》〈二院〉

■第8章「地方自治」

【小沢-1999年】

「「地方分権基本法」を制定して、東京一極集中を分散させたいと『日本改造計画』に書いた。国家財政と同じく、多くの地方公共団体が財政破綻に苦しんでいる。第九十四条「地方公共団体の機能、条例制定権」も見直されるべきだろう。」

【小沢-2013年】

[言及なし]

■第9章「改正」

【小沢-1999年】

「これを変えないかぎり、いかなる改正論にも説得力はない。第九十六条を読むと「この憲法は改正できません」と書いてあるに等しいからである。」

「総議員の二分の一の賛成で憲法改正が可能になるように改正することはできないだろうか。」

「例えば、国民投票を国会よりも先に行うことはできないだろうか。」

「京都学派の憲法論に戻るという選択肢もある。即ち最初に述べたように、一旦日本国憲法の無効を国会で宣言し、その上で新しい憲法を作りなおして、可否を問うのである。」

【小沢-2013年】

《日本国憲法をまた国民主権から天皇主権に戻しますとか、基本的人権は認めませんとか制約しますとか、そういう類の新しい憲法を作ろうとしたら、96条ではできない。自らを否定するようなことになることを、自らの改正規定でやることはできない。》〈憲法〉

《硬性憲法にしたということも日本国憲法の根本ではないか。日本国憲法の理念そのものを否定するような憲法改正を形の上で容易にするようなことはできないと。》〈憲法〉

「96条の改正という場合には、どういう憲法を想定し、その憲法はどういう理念で作られるものか、ということを明確にしないといけない。ただ単に、何でも変えたいときに変えられるようにしたい、改正規定で何でも変えられる、という類の発想につながってしまう。それは非常に、論理的には法の理論から言うとあまりにも乱暴であり、あまりにも跳びはねた議論ということになってしまいます。」〈憲法〉

「私は何が何でも96条の3分の2だというつもりはないのですけれども、そこの中身の議論をしないで、何をどう改正するのか、という議論を全然しないで、手続きの方だけ改正すればいいのだ、という議論が総理大臣以下いろいろまかり通っておりますので、非常に奇異に感じております。」〈二院〉
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/929.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 130318 生活の党 小沢一郎 代表 記者会見 IWJ実況ツイート 
【2013年3月18日・生活の党本部】小沢一郎代表 定例記者会見


130318 生活の党 小沢一郎 代表 記者会見 IWJ実況ツイート
http://togetter.com/li/473867


以下、連投します。RT @IWJ_ch6 :1.3月18日(月)、生活の党・小沢一郎代表の記者会見の模様を報告ツイートいたします。冒頭、司会の玉城デニー議員が「沖縄ではもう海開きをしました」と話し、記者をなごませました。


連投2 RT @IWJ_ch6 :2.小沢一郎代表「私からは冒頭、特にありませんので」。質疑応答へ。中国新聞「4月の参院補選について。民主党は平岡秀夫元法相を擁立するとのこと。平岡さんは野党協調ということを言っているが、小沢代表はこの参院補選にどのように関わるお考えか」(続く)


連投3 RT @IWJ_ch6 :3.(続き)小沢「それは平岡さんではなくて、民主党自身がそういうかたちで選挙戦に臨みたいというならば、民主党自身が野党共闘ということで呼びかけないといけないのではないでしょうか。平岡さんがどうのこうの言うのではなくてね」


連投4 RT @IWJ_ch6 :4.市民ネットメディア・ワイワイニュース山崎「毎日新聞の世論調査なのですが、TPP交渉賛成が63%、安倍政権支持が70%。このような調査結果に対する受け止めをお願いします」(続く)


連投5 RT @IWJ_ch6 :5.(続き)小沢「イメージ、なんとなくのムードが、そういった数字に出ているのではないかと思います。小泉さんの時の構造改革、これも郵政さえやればすべてうまくいくと。しかし結果として、国民の所得は小泉内閣以来、ずーっと下がりっぱなし」(続く)


連投7 RT @IWJ_ch6 :7.小沢「TPPも、何かいいことがあるんだろう、というのが先行しているよう。現実に、TPPの本質的なこと、農業だけではなくて医療や知的所有権など、日本の制度を変革しかねない危ういものだということを国民は知らされていない。なんとなくTPP支持」


連投8 RT @IWJ_ch6 :8.小沢「結果的に、TPPで不利益を被るのは、国民、大衆でありますので、しっかりと事実を確かめて、行動してもらいたいと思っております」


連投9 RT @IWJ_ch6 :9.朝日新聞「中国の全人代が李克強を首相に選出しました。小沢代表は親交のある方だと思うが、今後の日中関係についてどのように思われるでしょうか」(続く)


連投10 RT @IWJ_ch6 :10.(続き)小沢「李克強さんは私の田舎の自宅にホームステイしてくれたこともありました。まあ、それはそれとして。習近平氏の挨拶にもあったように、中国はやはり、外に対しては強い姿勢を取らざるを得ないのではないかと、そう思っています」


連投12 RT @IWJ_ch6 :12.(続き)IWJ平山「例えば、民主党の中にもTPP交渉参加に慎重なグループもいる。先日の衆院選で落選はしたが、『TPPを考える国民会議』の山田正彦さんなどもいる。今後、生活の党としては、TPPをめぐってどのような連携体制を作るのでしょうか」


連投13 RT @IWJ_ch6 :13.小沢「文面にすると『各界各層』ということになりますが、基本的には国民の皆さん、ということですよ。国民の皆さんは、政府が守ってくれると、そういう簡単な認識でいるのではないでしょうか。メディアもそういう雰囲気での報道になっていますよね」


連投14 RT @IWJ_ch6 :14.小沢「そこに大きな落とし穴があるのではないかと思っています。具体的なことに進んでくれば、国民の皆さんも大変だと気づいてくるかもしれません。その時はもう遅いかもしれませんが…」


連投15 RT @IWJ_ch6 :15.小沢「例えばこの間、県連の会合に出たんですけど、岩手県の農業で試算しましたら、今の農業は半分にまでなると。壊滅的な打撃を受けると。しかしそれを一般の生産者が認識するには時間がかかるのではないか。医療も、皆保険が崩壊するなどと言われてます」


連投16 RT @IWJ_ch6 :16.小沢「そういう意味で、事実関係を多くの国民の皆さんに理解し認識してもらう。これが私の考えなのであって、現状、誰と連携するかとか、どの党ととか、そういうものよりも大きな範囲で考えなければいけないと思います」


連投17 RT @IWJ_ch6 :17.IWJ石川「生活の党のはたともこ議員が、Twitterで、TPPに代わりRCEP(ASEAN+6)を、と書き込んでいました。これは生活の党としての公式見解なのでしょうか?」


連投18 RT @IWJ_ch6 :18.小沢「いや、まだそこのことについて、議論を深めているという段階ではありません。ただ、アジアで自由貿易圏を作っていこうとか、あるいは日中韓で自由貿易協定を結ぼうとか、そういうことは現実的に進めていけると思っています」


連投19 RT @IWJ_ch6 :19.小沢「ただTPPというのは、背景に米国の強い意図がありますので、米国ときちんと話の出来る日本政府であればそれほど心配することはないのですが。TPPは日本社会の仕組みを変えようという意図が見え隠れしている。これは日米構造協議の延長です」


連投20 RT @IWJ_ch6 :20.以上で、3月18日(月)生活の党・小沢一郎代表定例会見の報告ツイートを終了します。アーカイブはこちらからご覧下さい。→ http://t.co/tnXWn0v4JU … (了)


       ◇


「日中の威勢の良い姿勢、危うい」 小沢・生活の党代表
http://www.asahi.com/politics/update/0318/TKY201303180506.html
2013年3月18日23時0分 朝日新聞


■小沢一郎・生活の党代表


 中国の李克強(リー・コーチアン)新首相は共産主義青年団(共青団)書記のころからの知り合いで、私の自宅にホームステイしてくれたこともある。現在の中国は、外には強い姿勢を取らざるを得ないが、首相は政治・経済双方の切り口をうまくやりながら、おかしな結果にならないようにしたいという気持ちはあると思う。


 中国が強硬になり、日本でも安倍晋三首相などから強い意見が出てくれば、経済にも大きな影響が出かねない。両国とも、威勢の良い姿勢だけを取っているのは非常に危うい。(記者会見で)



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「安倍首相の支離滅裂ぶり言動批判」投稿に対するコメントへの返信

「安倍談話、15年発表目指す=「極右」批判に反論―韓国誌で安倍首相:この人の支離滅裂ぶりに不安」
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/345.html

でいただいたコメントへの返信です。


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【引用A】
「01. 2013年3月18日 20:00:22 : FktLhzsQMU

違うでしょう。改憲を主張、提示するのは良いのよ。憲法に違反する行為をしてはいけないというだけどね。(そういう意味でさえ、「違憲行為」をどう解釈するかで何が禁じられるかで変わってくるんだけどね)でないと、憲法が保証する憲法を改正する国民の権利が、実質的に行使できないということになってしまうじゃない(笑)
あっしらさん、大丈夫?」


【コメントA】
 FktLhzsQMUさん、コメントありがとうございます。

 まったく的外れの反論ですね。
 元の投稿のどこに、内閣総理大臣が改憲を主張していてはならないと書いていますか?

 例えば、内閣総理大臣が、憲法を改正して、「集団的自衛権」を行使できるようにすると主張することを間違いと言っているわけではありません。

 内閣総理大臣である安倍氏の言動について問題にしているのは、自衛隊が違憲の存在であることを認めず、憲法の解釈を変えることで「集団的自衛権」の行使が認められるようにしようとしていることです。

 日本国憲法を知らないヒトならともかく、条文内容を知っているヒトであれば、漏れ伝わる安倍氏の“歴史認識”と安倍氏の政策的言動を照らし合わせ、“危険な”内閣総理大臣と考えるのは当然です。

 安倍氏に限ったものではありませんが、日本の最高権力者に対する危惧心が大きな批判として噴出しないのは、日本の言動はどうせ米国の掌の上ではしゃいでいるものでしかなく、米国が大規模な駐留軍まで置いて日本が暴発しないよう“蓋”になっているからたいして危険ではないという認識があるからです。

 哀しいことに、中国も、北朝鮮も、韓国も、日本が自立せず対米従属を続けることを望んでいるのです。日本を超えた対米従属国家韓国までが...

 私は、そのような見方をされている状況こそが日本にとって最悪だと思っています。日本が自立した国家として堂々と外交を展開するためには、中学生の判断力でわかる違憲合憲を基準に政策を決め、違憲になる政策の遂行が必要であるのなら、ゴマカシではなく改憲で対応すべきだと主張しています。


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【引用B】
「04. 2013年3月18日 22:44:25 : e9xeV93vFQ

洋の東西を問わず、政治家の発言には多少の矛盾は必ず発生するものだが

>安倍政権は、サンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」として政府主催の式典で祝うということだが、それが沖縄・奄美・小笠原の切り捨て米軍の軍事駐留継続という今なお引きずる“主権放棄の日”である

負けて徹底的に分断され、チベットのような目にあってもおかしくはなかったのに、米国に占領され、共産圏との対立のおかげで短期間で名目上であれ「独立を勝ち取った」のは当然、祝うべきだろう

それが敗戦の現実というものだ

>12日に、安倍首相は、国会答弁で「先の大戦に対する総括は、日本人自身の手によるものではなく、戦勝国の一方的な断罪がされたと言うべきだ」と東京裁判に対する疑念を投げかけて国士を気取ってみせるという支離滅裂ぶり

負けたから仕方がないとは言え、一方的に断罪されたのも事実だ
いずれにせよ、どこにも矛盾はないし、支離滅裂でもないな 」

【コメントB】
 e9xeV93vFQさん、コメントありがとうございます。

 「洋の東西を問わず、政治家の発言には多少の矛盾は必ず発生するものだが 」という認識には同意しますが、日本に害が及ばない発言であったり、日本とは無関係の他の国の政治家の発言ならことさら問題にしません。

 安倍氏の矛盾的言動は度を超えており、日本国内閣総理大臣の言動として、日本に害をもたらすと考えているからこそ問題視しています。

 4月28日の「主権回復の日」についても、元の投稿でそれ自体をとやかく言っているのではなく、その口が渇かない12日の国会答弁で、「先の大戦に対する総括は、日本人自身の手によるものではなく、戦勝国の一方的な断罪がされたと言うべきだ」と東京裁判に対する疑念を投げかけたこととの関係(矛盾)を問題視しています。

 貴殿が言われるように、「敗戦の現実」を認めるなら、日本国内閣総理大臣は、主権回復の契機となったサンフランシスコ講和条約の一部条文をひっくり返すような言動をすべきではありません。

 「一方的に断罪された」極東軍事裁判など連合国による裁判を受け容れることを条件に主権を回復した経緯がありながら、内閣総理大臣が、これまでは行ってこなかったサンフランシスコ講和条約発効の日をわざわざ「主権回復の日」として式典を催すとする一方で、それからほとんど日をおかない国会の場で、連合国の裁判に異を唱える答弁をするのは、度を超えた矛盾(支離滅裂)だと言わざるをえません。

(国会議員までなら認められますが、内閣総理大臣の職責にある安倍氏が言うべき内容ではありません)

 安倍氏が、歴史認識は歴史学者の判断に委ねるべきだと言いながら、歴史認識に関わることをあれこれ語り続けているのも矛盾の一つです。


 いつまでも日本に謝罪を求める国々はおかしいと考える安倍氏支持者の思いとは裏腹に、安倍氏のような言動こそが、周辺諸国を“揺り起こし”、現在の日本人を先の「アジア太平洋戦争」問題に縛り付け、未来志向的外交を妨げていると思っています。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 核心に触れず美辞麗句でTPP押し売りの不誠実 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/tpp-766e.html
2013年3月19日 植草一秀の『知られざる真実』

TPPの内容は細かく分かりにくい。

内容が分かりにくいからこそ、これを抽象論で美しく飾り立てることは容易だ。

美辞麗句を並べれば、あたかも素晴らしい枠組みであるかのように装うことはできる。

その典型例が3月15日の安倍晋三氏によるTPP交渉参加表明の記者会見である。

核となる懸念事項には触れずに、抽象論で問題を処理しようとする。

日本の農業を守る。

国家主権を守る。

息を呑むような田園風景を守り、日本の国柄を守る。

このような抽象論を並べて、感情に訴えるというのは、極めて不誠実な態度だ。


TPP交渉に参加することに反対する主張の一部には、保護貿易主義的なものもあるのかも知れない。

しかし、私が知る限り、TPP参加反対論の大半は、自由貿易の基本方針に反対するものではない。

自由貿易を肯定し、日本の市場が十分に開かれた開放的なものであることを求めつつ、しかし、日本がTPPに参加すべきではないとしているのが、圧倒的多数だ。

こうした、TPPをよく研究し、日本の国益を重視し、日本の開放性をも重視しつつ、TPPに反対する意見に対して、安倍氏は具体的に、なぜTPPに参加すべきであるかを説くべきである。

美辞麗句を並べて、感情論だけで押し通すというのは、野田佳彦氏流だ。

これを「巧言令色鮮(すくな)し仁」という。

安倍晋三氏の発言には誠実さ、”integrity” がない。

ただ、耳に聞こえの良い言葉を並べているだけ、羅列しているだけだ。


TPPに反対している人は、日本の農業の生産性向上に反対しているだろうか。

反対していない。

日本の農業の生産効率を高めるべきことは言うまでもない。

大規模化、集約化を進めて、競争力のある日本農業を育成することは大切だ。

TPPに反対していて、日本の農業の生産性向上を否定している人を私は見たことがない。

しかし、コメ、牛肉、乳製品、砂糖などは、それぞれ、重大な理由があって保護されている。

農業の生産性を向上させれば、これらの品目においても、関税率を段階的に引き下げることが可能になるだろう。

農業構造改善に巨大な国費を投入してきたのに、農業の生産性を引き上げることができなかったのは、これまでの自民党の農業政策が間違っていたからでしかない。

GATTウルグアイラウンドに基づき農業の構造改善対策費として6兆円も費用を投じながら、それを生産性向上に向けてこなかったのは、他ならぬ自民党政権である。

こうした過去の過ちを反省して、農業の競争力強化の抜本対策を講じるべきである。


しかし、農業の構造対策が必要であることと、TPPに参加すべきことは同一でない。

TPPに参加して、10年で関税が撤廃されるなら、日本のコメ農業の大半は壊滅する。

一部の大規模化した農業は競争力を確保するかもしれないが、それは、全体のなかのほんの一部分に過ぎないだろう。

主食であるコメの安定供給体制は崩壊する。

世界が食糧不足に見舞われるとき、日本人は主食を確保できなくなるだろう。

自由貿易と主食の確保のどちらが大切かを論じる必要がある。

自由貿易のためなら、食糧の自給体制がさらに崩壊してもよいと考えるのか、それとも、食糧の自給体制を強化する範囲内での自由貿易を追求するべきと考えるのか。

当然のことながら、賛否両論があるだろう。

その賛否両論を徹底的に論議して、日本としての結論を得ることが大事なのだ。

結論をあらかじめ決めておいて、その結論に合うような理屈、美辞麗句だけをかき集めて、国民に有無を言わせず、結論を押し付ける態度が不誠実なのである。


TPPを抽象論で論じるべきでない。

具体的に核となる焦点がいくつか存在する。

その焦点を徹底論議することが必要不可欠なのだ。

焦点とは、

1.例外品目の意味

2.医療における市場原理の導入

3.生命・健康・安全に関する諸規制と制度

4.各種共済制度とかんぽ生命商品

5.ISDS条項の是非

この五つについて、徹底論議しないで結論を出すべきでない。

安倍氏の記者会見では、この五つの具体的課題について、何ひとつ明確な方針が示されていない。

交渉に参加するだけで、TPPに参加するわけでないと言うが、交渉に参加してTPPに参加しないとの決断がもたらす負の影響を十分に示さずに、こう表現するのは、甚だ不誠実である。

日本の主権者国民の命運を左右する問題なのだ。

美辞麗句を並べて核心に触れるのを避ける行動は、まさに万死に値する。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍晋三首相は、「成長戦略」の中心に「ロボット革命」を急きょ据えて「アベノミクス」を完成させるべし () 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a9bdfca88e09ad010efc03108a0128c1
2013年03月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「ロボット革命」―これはNHKテレビが3月17日午後9時から放映した「NHKスペシャル」のテーマだった。「人間を超えられるか?▽密着アシモ開発現場▽福島原発に投入せよ」など主な内容としていたが、実に圧巻だった。

 安倍晋三首相は「アベノミクス」(@金融緩和A財政出動B成長戦略の3本の柱)政策を掲げて「強い日本を取り戻す」と懸命だ。だが、「成長戦略」は6月に決める方針なので、「アベノミクス」はいまだ、「画竜点睛」を欠いたままだ。全産業を主動する「機関車」役を何にするかがはっきりしていないのである。

 しかし、日本ばかりでなく全世界の産業に革命を起こさせるものは、すでに私たちの目前にその姿を現している。それは「ロボット革命」であることをNHKスベシャルは、明確に教えてくれていた。

◆日本は大東亜戦争に敗北した後、その都度、全産業を牽引する「機関車」役の産業を見つけては、「産業革命」(イノベーション)を積み重ねてきた。繊維産業→重化学工業→白物家電(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、掃除機など)→エレクトロニクス→IT機器といった具合である。

 パナソニックが「プラズマテレビ」から撤退したのをはじめ、いまや家電メーカーが、カラーテレビの製造からこぞって撤退し、目玉商品を必死になってリサーチている。そのなかで、掃除ロボットが消費者の人気の的になってきている。あるいは認知症患者が薬を飲む時間を知らせてくれる機器が注目されている。これらの機器は、「ロボット」が消費者の日常にとって必需品になってきている証しである。

◆NHKスペシャルは、福島第1原発の危険な状態にある放射線汚染という原発の大事故現場でさまざまな作業をしてくれるロボットの必要性が緊急課題になっていることを踏まえて、ロボット開発の状況をレポートしていた。だが残念ながら人間型ロボット「アシモ」で世界の最先端を走っている本田技研工業にしても、原発施設内部がメチャクチャに破壊されている現場で人間に代わって複雑な作業をすべてこなすことのできるロボットまでは開発できていないことを思い知らされている。米国国防総省(ペンタゴン)も福島第1原発大事故に心を痛めて、作業ロボットの開発に乗り出しているが、日本の技術者たちのほとんどは、「軍事転用」されるのを恐れて、米国国防総省の開発プログラムに参加することに拒否反応を示している。

◆しかし、日本のロボットメーカーのなかには、産業用ロボットの生産に力を入れていて、多くの企業から引き合いがあり、繁盛している会社も出始めている。

 医療分野では、外科手術を手助けする「医療ロボット」の開発、実用が進んでいる。日本の超高齢社会は、65才以上高齢者が3000万人を超えてきており、これは総人口の4分の1を占めている。体が不自由になり、介護を必要とする高齢者がどんどん増えているのに、介護に従事するマンパワー、ウーマンパワーが不足に陥っており、「介護ロボット」の開発が急がれている。たとえば隣国中国でも、公称13億人(実は15億人〜17億人)の人民の高齢化が急速に進んでいるので、「介護ロボット」の需要は増えつつある。この傾向は全世界的な現象である。

 家庭で働くロボットは「介護ロボット」に限らない、「家事ロボット」(掃除、洗濯、料理など)、「子守りロボット」「話し相手ロボット」「お使いロボット」「家庭教師ロボット」など様々であり、一家に一台どころか、一人一台、いや、各家庭に数台のロボットが必要となる。一人暮らしの人が病気で倒れたり、急死したりした場合、「119番」して救急車を呼び、玄関のドアを開ける役目をするロボットも不可欠となる。まさに日本はいま「ロボット革命」を求めており、安倍晋三首相は成長戦略の中心に「ロボット革命関」を一刻も早く進めなくてはならないといえる。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北京政府の習近平国家主席が就任初めて、ロシアを訪問、「北朝鮮による朝鮮半島統一」「ネオ・マンチュリア建国」計画などを話し合う

◆〔特別情報@〕
 中国共産党1党独裁の北京政府の習近平国家主席が22日から30日まで、就任して初めて、ロシア、タンザニア、南アフリカ、コンゴ共和国を公式訪問すると発表した。習近平国家主席、李克強首相ともに、最も親密な生活の党の小沢一郎代表の存在に配慮してか、日本に対しては、厳しい発言もせず、コメントも発していないが、北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)が、韓国に対する奇襲攻撃命令を下す可能性がある緊迫した軍事情勢のなかで、あえて外遊予定を組んでいるのは、「北朝鮮軍の南進を事実上の容認しているからだ」とも見られている。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 2013年3月15日。日本が主権を捨てた日 (属国離脱への道)
http://blog.zokkokuridatsu.com/201303/article_16.html

2013年3月15日。日本が主権を捨てた日
<< 作成日時 : 2013/03/15 11:27 >>

 本日2013年3月15日は、日本が自ら主権を捨てた日として後世まで語り継がれる忌まわしい記念日なることだろう。

 日本の愛国保守を骨抜きぬするために日本上陸した、CIAの実質工作部隊である統一協会を支持母体とする安倍晋三首相の邪悪なTPP交渉参加表明によって、日本の永久植民地化が半ば決まった。

 15日朝、安倍首相は自民党幹部にTPP交渉参加表明を明言した。


安倍首相、TPP交渉参加を明言
http://jp.wsj.com/article/JJ11355895283305304141417018416943441336326.html
 安倍晋三首相は15日午前、国会内で開かれた自民党の幹部会議で、環太平洋連携協定(TPP)について「午後6時から記者会見で交渉参加を表明する」と伝えた。首相が交渉参加を明言したのは初めて。 

[時事通信社]


 すでに周知のように、1%の企業が大多数の国民を奴隷化するための毒薬的ビジネスモデルISD条項やラチェット条項が盛り込まれ、さらにこれまでの議論を蒸し返すこともできなければ、協定素案の訂正もできないという、まさに交渉権すらない状況での、TPP交渉参加という売国的事態となった。

 自民党のTPP断固反対の議員さんたちも意外に簡単に中倒れした。ガス抜きのための茶番だったと疑われても仕方ないだろう。

 わずかな望みは、ここに至って多くの国民がTPPの正体を知りかけているということと、条約批准・施行までにアメリカが財政破綻してしまう可能性が残されていること。こうした強圧的・拙速的TPPの流れは、ユダヤ連中の焦りを表していることに他ならない。

 大方の自称真正保守=似非保守連中は、「安倍はまだ表明したわけではない。メディアの先走り」などと見てみぬふりをしてきたが、事ここに至ってはこうした詭弁も通用しない。

 私は、安倍晋三を決して許さない。こうした馬鹿げたTPP強行が愛国保守と言われる総理大臣の決断なのだ。米国益のために力を尽くす首相の愚行を、目に焼き付けておきたい。


福助です。

昨日のラジオ報道でもアへが盛んに言い訳してましたね。

「日本の農業は断固として守ります」…なんて。

いやに言い訳してるなあ、と思ったのですが何故でしょうね?

参院選への影響がヤバイと感じたのだろうか?

長い間にわたって自民党を支持して支えてきた農業団体を遂に完全に裏切る事になって言い訳しなければならなくなったのだろうか?

私がアへの15日に行った記者会見での農業へのコメントで全く馬鹿馬鹿しく思って噴出した部分がありました。

こう言いましたよ彼は。

「日本の田んぼは競争力が衰える事態を迎える事になっても自然環境に水を溜め込む役割もあるのだから無くならない。」

あのう? これって何ですかね? 価格の高くて外国産米に太刀打ちできなくなっても水田に水を張ることが環境保全に必要だから米を作り続ければ政府が買い上げるということですか?

その高い米をどのように処分するんですかね?

そんな無駄の事を国民が許すはずは無いじゃありませんか。

農民を口先だけで騙す積りが見え見えじゃありませんか。

こんな見え透いた出鱈目を日本国民はパスするのであれば”集団自殺”に向かっていると看做されても仕方がないでしょうね。

それにしても米国さんは焦ってますね。

何故ですかね? そんなに焦らなくても目的は達成出来るんじゃないですかね?

そこのところがよく判りませんね。焦ると躓くんじゃないですかね。

自民党も官僚も焦っているようですが何故ですかね?
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 農協がTPPで潰されてユダ金の天下になる(ネットゲリラ)
具体的にはわかりません
交渉につくとわかるかもしれません

でも交渉につくと辞められません
(2ch)
・・・

菅が言ってた「第二の開国」というのは正しいかもしれない。
ペリーが大砲ぶっぱなして脅しをかけて日本に不平等条約を押し付けた幕末とそっくり。

平成の不平等条約=TPP。


ネットゲリラから
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/03/post-2343.html


農協がTPPで潰されてユダ金の天下になる


アメリカが狙っているのは、日本の農業生産なんてチッポケなもんじゃありません。農協が握っているカネ。農協は、田舎では唯一の金融機関になっているところが多くて、預金だけじゃない、保険もやっているし、とんでもない巨大金融機関です。特に、都市近郊では、「農業」とは名ばかりで、実質「地主」が商売になっている連中が多くて、働かないでカネだけドサドサ入って来る、そのカネを預っているのが農協。しかも、農協にはユダ金が絶対的に入り込めない。そのカネを脅し取って、「ナントカショックでなくなりましたぁ」と溶かすのがTPPの目的。確かに農協というのはロクでもない組織で、「農協と付き合ってたら百姓なんかやってられない」という真面目な農家も多いんだが、その農協を構成しているのは地元の農家の次男、三男坊で、先祖代々の日本人である事は間違いない。在日や帰化人が農協を仕切っているわけじゃない。なので、嫌韓を自称するネトウヨ諸氏は、農協を絶対支持すべきですw


・・・・・


「TPP反対」ではネトウヨと意を共に出来ると思ったのにヤツらの変節は呆れて物が言えない。売国奴め...

1 アメリカンカール(神奈川県) 2013/03/16(土) 01:04:50.43 ID:ERtgjXXv0

安倍晋三首相が15日、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明したことについて、輸出産業のウエートが高い中国地方の経済界からは、製造業を中心に国内産業の成長につながるとして評価する声が相次いだ。
一方、農業については例外品目とすることを求める意見のほか海外に販路拡大を期待する声もあり賛否が分かれた。
3 白(大阪府) 2013/03/16(土) 01:07:39.26 ID:j9FjpMRF0
>国内企業が諸外国と対等に競争していくための重要な環境整備

 一方的な不平等条約をよくもまぁこんだけうそぶいて擁護できたもんだ
4 マヌルネコ(東京都) 2013/03/16(土) 01:08:52.30 ID:fSC018Ao0
明治・大正の先人たちが
艱難辛苦の挙句に回復させた関税自主権を
唯々諾々と放棄した売国奴アベ

・・・・

10 ジャガー(新疆ウイグル自治区) 2013/03/16(土) 01:14:20.37 ID:eKhBLDw10
ISD条項っていう、多国籍企業に内政干渉される件はどうなった?

14 パンパスネコ(長屋) 2013/03/16(土) 01:54:56.49 ID:gHSV3Pr30
TPPがどれだけヤバイかをわかりやすくまとめたスレ
http://hamusoku.com/archives/6278825.html
知的財産、食品安全基準、医療、金融、保険、郵政、放送、労働基準、電気通信、法曹、教育、公共事業なども対象
サルでもわかるTPP
http://project99.jp/?page_id=75
国民皆保険制度は実質的に形骸化
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11487262729.html
TPPで日本の著作権は米国化するのか〜保護期間延長、非親告罪化、法定損害賠償
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20111031_487650.html
【重要】TPPを推進したいのは、この人です  経産省 宗像直子
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11044104801.html
http://hissi.org/read.php/newsplus/20111011/RHZsdWNITXIw.html
東アジア共同体に賛同、中韓や毎日新聞との繋がり、ミンスとズブズブのヤバイ人物

15 ボブキャット(兵庫県) 2013/03/16(土) 02:00:47.19 ID:2g0F7Tzw0
いまの段階で自民死ねってなってる奴もTPP賛成に変わった奴も馬鹿。

23 白(神奈川県). 2013/03/16(土) 04:00:24.33 ID:JdBfCtzJ0
>>15
自民の反対派議員多数いたのに何やってたんだよとは思う

17 キジ白(チベット自治区) 2013/03/16(土) 02:57:06.23 ID:0jyfsCSs0
本気で右左で区別すんのは無理だわ
TPPは新自由主義的考え方よね

22 ウンピョウ(大阪府). 2013/03/16(土) 03:54:40.27 ID:N8ngyNBP0
これでもし交渉した後にTPP参加やめたら神展開だな

33 バーマン(岩手県). 2013/03/16(土) 09:19:50.83 ID:AUeVdXOh0
>>22
無理じゃないかな。
何でかというと、昨日の記者会見で、「今参加しなければ国内企業の株価は下がり、それを運用している年金も破綻する。
そういう自体に陥ってはならない」などと、参加しなければ日本が滅ぶレベルの公言をしてしまった。
で、「参加しませーん」は、もう言えないだろうさ。
つまり参加は既に決まってしまっている。
・・・
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 新中国「習・李体制」が本格的に始動。それに対する小沢一郎の発言。 (山崎行太郎) 
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20130319/1363629631
2013-03-19 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』

新中国「習・李体制」が本格的に始動。それに対する小沢一郎の発言。

「日中の威勢の良い姿勢、危うい」 小沢・生活の党代表

■小沢一郎・生活の党代表

 中国の李克強(リー・コーチアン)新首相は共産主義青年団(共青団)書記のころからの知り合いで、私の自宅にホームステイしてくれたこともある。現在の中国は、外には強い姿勢を取らざるを得ないが、首相は政治・経済双方の切り口をうまくやりながら、おかしな結果にならないようにしたいという気持ちはあると思う。

 中国が強硬になり、日本でも安倍晋三首相などから強い意見が出てくれば、経済にも大きな影響が出かねない。両国とも、威勢の良い姿勢だけを取っているのは非常に危うい。(記者会見で)

http://www.asahi.com/politics/update/0318/TKY201303180506.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK145] CSISは、野田民主党では無理になったTPP参加を実現させるために自民党に政権を移した!? (神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/03/post-0411.html
2013年3月19日 神州の泉


 昨年(2012年)、10月29日に召集された第181回臨時国会は、11月30日まで33日間の開催を予定していたが、11月14日、野田佳彦前首相は突然の解散総選挙を宣言し11月16日に解散、一月後の12月16日に総選挙が決まった。この臨時国会はわずか18日間の会期だったが、後から考えると野田佳彦氏が取ったこの経緯は、CSISの計画に沿ったものではないかと思えてくる。

 結論を先に言ってしまえば、消費税増税というワンイシューを実現させた野田佳彦氏は、まさにそのことによって国民の信頼を完全に失なってしまうことになった。米国の対日戦略部隊であるCSISは、野田佳彦氏が完全に使い物にならない張子の虎になったと見て、もはや民主党は米国の望む対日計画を履行できなくなったと判断した。そこで急きょ、自民党を政権与党に据え付ける計画を発動させた。それを説明する前に野田佳彦氏の役割を簡単に述べてみよう。

 藤井裕久氏は、2009年(平成21年)9月16日に発足した鳩山内閣で財務大臣に就任した時、長年の盟友だった小沢一郎氏を裏切り、大蔵(財務)官僚時代のメンタリティに先祖返りした。つまり藤井氏は大臣ポストに就いた瞬間に財務省の間者(かんじゃ=スパイ)と化し、民主党を財務省のコントロール下に置く重要な役割を担うことになった。この時、財務副大臣として就任した野田佳彦氏を徹底的に財務省のパペットに仕立てあげたが、これが奏功し、後に総理大臣となった野田佳彦氏は財務省のTPR作戦に則り、消費税増税路線まっしぐらに突き進んだ。

 野田佳彦前首相が財務省に指令された課題が消費税増税法であり、これは2012年6月26日に反対多数の中、衆院で可決、8月10日に参院で可決した。野田佳彦氏は財務省に命令された課題『消費税増税』関連法案を成立させたが、同時にCSISに指令されていたTPPの参加に向けて奔走していた。ところが、消費税増税法はあまりにも無理筋だったこともあり、植草一秀氏が拡散させた例の「シロアリ演説」動画の効果もあって、野田佳彦氏の信用は完全に地に堕ちていた。

 野田政権は、大きく分けて三つの課題を持っていた。一つは財務省による消費税増税法案の成立だった。二つ目は、CSIS(米戦略国際問題研究所)の命を受けて、TPP参加へ持って行くことである。もう一つはこれもCSISの命を受け、米国の愛国者法(Patriot Act)を見習って、日本にも効果的な言論統制を構築することであった。

 消費税増税法案を強引に成立させてしまった野田民主党は国民の強い怒りを招き、すでにレームダック状態となっていた。CSISは野田佳彦氏に、TPP参加への推進と言論統制体制を敷くことを望んでいたが、売国民主党にそれをやる体力は残っていなかった。

 おそらくCSISは、第181回臨時国会が召集された時、「人権委員会設置法案」は成立するものと踏んでいたと思う。この人権法案は、在日勢力や部落関係団体を利するものであるが、運用次第ではアメリカの愛国者法に匹敵する言論弾圧の威力を内包する。したがって、CSISは野田民主党の最後の仕事としてこの法案を成立させることに大きな期待をしていたと思われるが、ご存じのようにネットで猛烈な警戒論が湧き起り、臨時国会の推移が固唾を飲んで注目された。結局、ピリピリした状況で事実上、人権法案は先送りされた。

 CSISはこの臨時国会へ二つの選択肢を持っていた。一つは有効な言論統制である「人権委員会設置法案」を成立させること、もう一つはそれが無理なら、民主党を自爆させて自民党に権力を移すことだった。人権法案が無理なことを悟ったCSISは野田政権に終止符を打ち、解散総選挙に舵を切ったのである。

 つまり、TPPと言論統制の二つのアジェンダ(課題)は自民党に移されたのである。2012年9月26日の自民党総裁選では安倍晋三氏が選ばれていた。CSISは、役立たずとなった野田民主党を使い捨て、二つのアジェンダを安倍自民党に任せたのである。あの臨時国会が当初33日間の予定会期だったのは、CSISが人権法成立の可能性を見ていたからであるが、最初の一週間くらいで、この法案に対するネットの反対運動が、あまりにも苛烈だったことを見て解散に踏み切らせたのである。

 この流れを見れば、安倍晋三氏が請け負ったアジェンダがTPP参加と言論統制体制(大政翼賛会体制)であることが見えてくる。だからこそ、今の安倍首相がTPP参加ありきで、ことを進めているのは当然なのである。美辞麗句を並べながら、やっていることは野田佳彦氏と全く同じである。

 以上のことが確信できたのは、臨時国会前のCSISの動きを見たからである。臨時国会が召集された10月29日、その3日前の10月26日の夕方に、ジョン・ハムレCSIS所長は、リチャード・アーミテージ元国務副長官、ジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授、マイケル・グリーンCSIS上級副所長という錚々たるメンバーらとともに、野田首相を表敬訪問した。おそらくこの日に決めたのは、人権法が上手く行かなかった場合の第二弾計画として、なるべく早く解散総選挙に踏み切ることだったと思われる。

 同じ日の午前から午後にかけて、日本経済新聞社とCSISの共催で、CSISメンバーと、自民党、民主党の重鎮議員らを交えてシンポジュームが開かれた。

 この日CSISに呼ばれていた日本側の面々であるが、自民党の石破茂氏、林芳正、民主党の玄葉光一郎氏、前原誠司氏などがいた。ここに安倍晋三氏が臨席していなかったことは当然である。後に首相になる人間がこの席にいたら、あまりにも露骨だからだ。自民党総裁選で、もし石破茂氏が選ばれていたら、この席には安倍晋三氏が出ていたかもしれない。

 野田佳彦氏ができなかったTPP参加と「言論統制国家の構築」は安倍晋三氏に委ねられたのである。だが、安倍氏にはもう一つ別のアジェンダが課されている。それは自衛隊を米軍の傭兵にするための憲法改正である。しかし、当面はTPP参加の実現を最優先するだろう。これは野田佳彦氏が消費税増税に狂奔したことと同じである。安倍首相を突き動かしているのはCSISである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 選挙の時だけTPP絶対反対というウソをつき今度は聖域というウソをつく自民党
民主党のマニフェスト詐欺に続き自民党のTPP詐欺を追認、容認するこの国の国民は、バカというよりただの奴隷民族じゃないのか。
ウソツキ政治家が氾濫しているのもこの国の国民が選び氾濫させているのに他ならない。
この国の国民は一度滅んだほうがよいのかもしれないとつくづく感じる。
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/369.html
記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍政権「主権回復の日」 沖縄また切り捨てか 「屈辱」再燃(東京新聞:特報)
沖縄がまた激怒している。安倍政権が、1952年にサンフランシスコ講和条約が発効した4月28日を「主権回復の日」として、式典開催を決めたのだ。だが、この日は、沖縄にとっては、本土から切り離され、米施政権下に置かれた「屈辱の日」。「今でもヤマトは沖縄を日本とは思っていない」。怒りの炎は燃え上がっている。(小坂井文彦)


「米軍の演習でサンゴ礁は度々破壊されてきた。辺野古の先に飛行場が建設されると、漁場が崩壊し漁民は生きていけなくなる。建設を即時停止しろ」

宜野座村の宜野座漁港に16日、同村と金武町、うるま市石川地区の3漁協の漁師約150人が集結し、埋め立て反対の声を上げた。

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に対し、沖縄県民の反対の声は高まるばかりだ。2010年の名護市長選では、反対を訴えた稲嶺進氏が当選。11年末には、政府の辺野古周辺の環境影響評価(アセスメント)評価書の県提出をめぐり、県民は座り込みで抵抗した。予定した14年の移設は絶望的な情勢とみられていた。

◆政権交代受け 移設協議加速

ところが、政権交代で安倍晋三氏が首相に就くと、状況は一変。辺野古移設は加速し始めた。2月の日米首脳会談で、普天間飛行場の早期移設で合意し、米側の意向に沿う姿勢を鮮明にした。

宜野座村漁協の城間盛春組合長(65)は「安倍首相になって、話がとんとん拍子に進み始めた。沖縄防衛局の担当者から最近の話し合いで、『埋め立てはあなたたちに関係のない問題』と言われた」と打ち明ける。

それは、辺野古沖の漁業権を持つ名護漁協が今月11日、埋め立てに同意する方針を決めたことと関係がある。

漁業権は水域ごとに決められている。辺野古沖の埋め立て予定地は「5号水域」で名護漁協が漁業権を持つ。一方、宜野座村漁協の漁業権はその南西側に隣接する「7号水域」にある。政府はこれまでどの水域を漁業補償の対象とするのかについてあいまいにしてきたが、名護漁協の同意のめどが付いたことで、「7号水域」は、補償外とする方針になったとみられる。

海に境界はない。宜野座沖はモズク養殖が盛んで、これから6月にかけてが収穫時期。漁師の一人は「埋め立てに使う赤土の微粒子が付着するとモズクは育たない。この辺は西に向かって潮が流れる。東の辺野古のサンゴが破壊されたら魚も貝も激減する」と心配する。

名護漁協が埋め立てに同意したのには、わけがある。名護市は沖縄本島の東西の海岸に面している。辺野古は東海岸に位置するが、漁協内で発言力があるのは約8割を占める西海岸の組合員たちだ。

補償金は漁協に一括して支給され、辺野古で漁をしない漁師にも渡る。またも、カネの力で地元を屈服させるやり方。宜野座村の漁師たちは「今まで通りに漁を続けることができて、カネがもらえるのなら賛成もするさ」と冷ややかだ。

政府は名護漁協の同意方針を受け、環境は整ったとみて、今月中にも埋め立て許可を仲井真弘多知事に申請する方針だ。だが、ハードルは低くない。埋め立てには、公有水面埋立法で県知事の承認が必要。知事は地元自治体の首長の意見を尊重して判断する。名護市長は反対の姿勢を崩さず、仲井真知事もアセスで反対意見を述べている。

辺野古でテントを張り、交代で反対の座り込みを続ける写真家の牧志治さん(63)は「油断はできない。来年1月の名護市長選で、自民党は賛成派を立候補させ、必死に戦うだろう。官房機密費を使ってカネをばらまくとうわさしている」。

沖縄県民の怒りの火に油を注いでいるのが、安倍政権が今月12日に閣議決定した「主権回復の日」の式典開催だ。4月28日は、1952年にサンフランシスコ講和条約が発効し、主権を回復したというのが、その理由。国会近くの憲政記念館で式典を開く。


だが、4月28日を、沖縄の人たちは長らく「屈辱の日」と呼んできた歴史がある。

◆本土と異なり 米の施政権下

ヘリ基地反対協議会の共同代表、安次富浩さん(67)は「みんな反対。沖縄への差別ですよ」。牧志さんも「沖縄を植民地として、しかも軍事的に提供した日。今まで何もしてこなかったのに、なぜ今年になって」と憤る。

確かに、日本の主権は回復されたが、沖縄や奄美群島、小笠原諸島は米国の施政権下に置かれることになった。いわば、沖縄を犠牲として、米国に差し出すことで主権を回復した日だ。本土にとっては「独立」であっても、沖縄にとっては「屈辱」でしかなかった。

その後、米国は「銃剣とブルドーザー」と呼ばれた強引な基地建設を進め、米兵による事件や事故も相次いだ。4月28日は「屈辱の日」と呼ばれるようになり、祖国復帰闘争では毎年、集会やデモが行われた。仲井真知事は「この日が現在の過重な基地負担につながる苦難の第一歩だったことを沖縄は忘れていない」とコメントした。

式典には、天皇、皇后両陛下の出席が予定されている。衆参両院の議長、最高裁判長も出席し、全国会議員と都道府県知事にも招待状を出すという。沖縄では「天皇の政治利用ではないか」という声さえ出ている。

基地問題に取り組む建築家の真喜志好一さん(69)は「式典をやればよい。君たち(本土)と僕たち(沖縄)の溝はもっと深まるぞ」と突き放す。「民主主義をただの多数決だと思っている。だから、少数派である被差別部落、アイヌ、在日、沖縄はすっぽり抜け落ちる」と怒る。

◆復帰記念碑の石板 一部破壊

最近、4・28を思い起こさせる出来事がほかにもあった。沖縄最北端の辺戸岬に立つ「祖国復帰闘争碑」の石板の一部が破壊されたのだ。牧志さんは「いたずらとは思えない。碑の文面を嫌った本土の誰かが壊したと、うわさしている」。

碑には「鉄の暴風やみ、平和のおとずれを信じた沖縄県民は1952年4月28日、屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた」と刻まれ、こう続く。「1972年5月15日、沖縄の祖国復帰は実現した。しかし、県民の平和への願いは叶えられず、日米国家権力の恣意のまま軍事強化に逆用された」


またも沖縄は「捨て石」にされようとしている。宜野座村の漁師伊芸幸雄さん(70)は「屈辱の日という感覚は薄れてきていたのに。寝た子を起こしたというか、思い出させてくれた」と話す。「沖縄でどれだけ叫んでも、東京では大きく報道されない。どうせ、本土の人は、沖縄には関心がないのでしょう」


[デスクメモ]
野球のWBCも米国主導の大会だ。米国側に有利な利益配分だとして、日本の選手会は反発したが、結局、押し切られた。野球といえば、復帰前、沖縄の高校球児が検疫の関係で、甲子園の土を持ち帰ることができなかった。本土の人間は忘れても、沖縄のみなさんは、いつまでも忘れていないと思う。(国)


2013年3月19日 東京新聞 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013031902000134.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 《話題の焦点》 いつまで中国10万人を現代の「蟹工船」に乗せておくのか (日刊ゲンダイ) 
【話題の焦点】いつまで中国10万人を現代の「蟹工船」に乗せておくのか
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130319-00000002-a_aaac
2013/3/19 07:00 - 日刊ゲンダイ


<技能実習制度>

 背後から頭に向かって何度もスコップを振り下ろし、倒れると包丁で胸を執拗に刺した――。広島・江田島市の「川口水産」で、川口信行社長(55)ら従業員8人が殺傷された事件の現場は凄惨を極める。「社長に怒られ、恨みがあった」と供述した中国人技能実習生の陳双喜容疑者(30)は「外国人技能実習制度」を利用して働いていた。

 この制度は本来、途上国の外国人が日本の職業技能や知識を身につけるためにつくられた。制度を利用して来日した外国人は約14万2000人。うち、10万7000人が中国人だ。多くの受け入れ企業では、「実習」の名の下に外国人を安い賃金でコキ使う状況が常態化している。

「2年前の厚労省の調査では、監督指導した受け入れ事業者約2750件のうち、8割余りで法令違反が見つかっています。悪質な例だと、実習生に時給400円しか払わなかったり、機械の故障を知りながら作業させて事故で死亡させた企業もある。まるでプロレタリア小説の『蟹工船』の世界です」(都内の社会保険労務士)

 昨年5月に来日した陳は、ほぼ毎日、午前5時ごろから、船で沖合のカキ養殖場まで出掛け、カキの付いた重いワイヤを引き揚げ、加工場に運んでいた。「一生懸命にやっているのにものすごく怒られる」と川口社長から度々、叱責されることに強い不満を抱いていたという。

 06年には、千葉の養豚場で、待遇に不満を持った中国人研修生による刺殺事件が発生。09年にも熊本のスイカ農家で中国人研修生が経営者夫婦を殺害する事件が起きている。低賃金で過重労働を強いる受け入れ企業側に対し、技能実習生の「怒り」がマグマのようにたまっているワケだ。

 米国務省の人身売買の調査報告書でも「強制労働」と名指しで批判されている日本の実習生問題。なぜ、改善されないのか。

「受け入れ企業にも問題があるが、仲介している団体が怠慢なのです。制度を手掛ける財団法人『国際研修協力機構』(JITCO)は、厚労官僚らの『天下り団体』。国から関連事業の受託費を年間4億円余り得ています。厳しく監督すれば、研修生を受け入れる企業も減って、自分たちの実入りも少なくなる。それで重大事件が起きてもナアナアで済ませているのではないか」(経済ジャーナリスト)

 外国人を「現代の蟹工船」に乗せ続ける限り、次の犠牲者が必ず現れる。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「新聞は小沢氏の悪口は針小棒大に書くが、少しでもプラスのことは書かない:平野 浩氏」 (晴耕雨読) 
「新聞は小沢氏の悪口は針小棒大に書くが、少しでもプラスのことは書かない:平野 浩氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/10353.html
2013/3/19 晴耕雨読


https://twitter.com/h_hirano

首相になった李克強氏のプロフィールを日本の各紙が伝えているが、意識して外している部分がある。

それは李氏が若い頃、小沢氏の書生として政治を勉強していたこと。

これをはじめて伝えたのは本日発売の「週刊ポスト」のみ。

新聞は小沢氏の悪口は針小棒大に書くが、少しでもプラスのことは書かない。

安倍政権の支持率が70%を超えた。

アベノミクスとやらで株高になったと多くの日本人は思っているらしい。

しかし、事実は異なる。

なぜなら、株高は日本だけではない。

世界各国の株式市場は日本以上に上昇をしているからだ。

またしてもメディアの恣意的な安倍政権の擦り寄りで、国民は騙されている。

日本株が上がるのも下がるのも米国次第で、アベノミクスとは無関係が投資家の共通認識。

世界的株高の原因はグレートローテーションにある。

今年に入ってから、米国の金融機関中心に世界の投資資金が安全資産の債券からリスク資産の株式に大幅にシフトしている。

これがグレートローテーションである。

12日の衆院予算委での安倍首相。

「中国産玉ねぎは国産のそれより価格が安かった。しかし、円安になって日本の方が安くなった。頑張った人が報われる社会が来つつある」と。

これは事実と異なる。

日本玉ねぎの価格は下がっていない。

円安で中国玉ねぎの輸入価格が上昇し逆転しただけ。

詭弁である。


       ◇

中国・李克強首相が過去に書いた「日本愛の手紙」を紹介する
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130319-00000007-pseven-cn
NEWS ポストセブン 3月19日(火)7時6分配信

 中国の全人代(全国人民代表大会)で、習近平・国家主席体制が発足した。その対日外交のキーマンが、習氏とはライバル関係にあるナンバー2の李克強・新首相といわれる。緊張が高まる日中関係の中で、李氏は日本にとって歓迎できる人物か否か。それを推し量る貴重な資料を入手した。

 中国の対日挑発がエスカレートしている。全人代では楊潔チ・外相(当時)が「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国固有の領土であり、日本がこれを盗み取り、占拠している」と言い放った。このまま中国は反日一色に染まるのか――。

 注目は、習近平・主席と並び立つ李克強・首相の存在だ。李氏は学生時代から来日を重ね、小沢一郎氏の私邸に書生としてホームステイしたことがあるほどの知日派である。だがその実、彼の対日観が公にされることはこれまでなかった。

 本誌は、李氏が30年前、日本に旅立つ親友に宛てた手紙を入手した。この手紙には、これまで封じられてきた、李氏の日本に対する本音がはっきりと明記されている。

 手紙の相手は、北京大学在学中に寮の同室だった謝恩敏氏という人物。謝氏が1982年に神戸大学に留学する際に、李氏が送ったものだ。李氏はこう綴っている。

〈日本人は向上心に富んだ民族です。日本に行ったら専門分野ばかり学ぶのではなく、日本の民族精神と文化背景について学ぶことに更に多くの時間を割くべきです。日本人は常々、東西の文化を有機的に結び付けたことを誇りにしていますが、日本人はどのようにしてそれをやったのでしょうか。これについては理性的に研究するばかりでなく、感性をもって知ることが大切です〉

 意外なほど率直に、日本を高く評価している。謝氏は日本留学後、日本企業の中国進出に関するコンサルティング業務を手がけるようになり、現在も李氏と強いパイプを持つ。

 この手紙は昨年10月31日、ホテルオークラ東京で行なわれた日中国交回復40周年記念パーティの壇上で一部が紹介された。招待を受けた謝氏が、李氏の了解を得て代読したもので、パーティには、駐日大使館の関係者や福田康夫・元首相、海江田万里・現民主党代表らが出席し、尖閣問題で冷え切っていた日中関係の回復を図った。李氏は30年前の手紙を、日本へのメッセージとしたのだ。

 謝氏からこの手紙を預かったジャーナリストの宇田川敬介氏はいう。

「李氏は、中国は日本と交流することで先進国に追いつくべきだという価値観を持ち、自身も在学中から日本を頻繁に訪れ、小沢氏らと交流を持ちました。手紙の紹介にあたり、李氏は謝氏に対して、『私の気持ちは、この手紙の時と変わらない』と言付けしている。これは李氏から日本に向けたサインと見ていいでしょう。習体制が反日といっても、知日派の李氏がブレーキ役を担うと期待されます」

 だが、李氏が知日派といっても、油断はできない。先の手紙はこう続く。

〈しかし、民族を絶滅しようとしたあの戦争のことを忘れてはいけない。歴史の教訓を汲み取ることは決して復讐のためではなく、歴史が繰り返されることを防ぐためです〉

 この気持ちも「変わらない」とするなら、李氏も靖国問題などで妥協するつもりはないということだ。中国の新たな双頭体制は、時に衝突し、時に手を握りながら、日本と対峙しようとしている。

※週刊ポスト2013年3月29日号



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK145] TPP「守るべきもの守る」というが、交渉の余地すらない/笠井氏、首相の論拠追及 衆院予算委/ルールづくりどころか丸のみだ

笠井亮衆院議員(共産)予算委/交渉の余地すらな... 投稿者 gataro-clone


https://twitter.com/akahataseiji/status/313774251922558976
赤旗政治記者 ‏@akahataseiji
【今日の赤旗】日本共産党の笠井亮議員は衆院予算委で、「守るべきものは守る」などとTPP交渉参加表明した安倍首相の論拠突き崩し表明撤回を要求。農林水産品など940品目の「聖域」も関税撤廃させられ、国民皆保険制度や食の安全・安心等の非関税障壁も米国のルールを押し付けられると指摘(続


https://twitter.com/akahataseiji/status/313775052279644160
赤旗政治記者 ‏@akahataseiji
(交渉)「現在、交渉中なのでつまびらかにできない」と安倍首相。「議論はいけないと(米国の)口をふさぐことはできない」と甘利TPP担当相。笠井氏は44道府県議会のほか市町村議会で2144件もの反対等の意見書が採択されており「国民不在、ないがしろの交渉参加は撤回以外ない」と主張(了


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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-19/2013031901_01_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月19日(火)
TPP「守るべきもの守る」というが、交渉の余地すらない/笠井氏、首相の論拠追及 衆院予算委


 日本共産党の笠井亮議員は18日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が「守るべきは守る」などといって環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を表明した論拠を突き崩し、国民ないがしろの参加表明の撤回を求めました。


 (リンク)


「国民不在 撤回しかない」


 笠井氏は、新規参入国には対等な交渉権もなく、「守るべきものを守る」交渉の余地すら奪われていることを指摘。安倍首相も「すでに決まっていることを蒸し返すことは難しい」と認めていることをあげ、「『ルール作りに参加する』どころか、アメリカなど9カ国で『合意』したことの『丸のみ』を迫られる」と追及しました。


 安倍首相は「これからルールを決められる分野は残されている」と答弁しましたが、笠井氏が、後から参加したカナダやメキシコには不利な条件の念書があったと指摘すると、「日本にはまだ来ていない。どうなるか定かではない」としか答えられませんでした。


 笠井氏は、いったん交渉に参加すれば、いくら主張しても「守るべきは守る」保証はないと指摘。これまで「聖域」とされてきた農林水産品を含む940品目も関税撤廃が求められることになり、政府試算でも関税撤廃で農業生産額が3兆円も減るなど甚大な被害が生まれると指摘。そのうえ、国民皆保険制度や食の安全・安心など非関税分野でも「アメリカのルールをそのまま日本に押し付けられることになる」と強調しました。


 安倍首相は「現在、交渉中なのでつまびらかにできない」としか答えられず、甘利明TPP担当相は「議論はいけないと(アメリカの)口をふさぐことはできない」と否定できませんでした。


 笠井氏は、これまでTPP反対などの意見書が44道府県議会、市町村議会では2144件(2012年、農水省集計)にのぼり、最近も相次いでいることをあげ(地図と表)、「国民不在、ないがしろの交渉参加は撤回以外ない」と主張しました。



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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-19/2013031902_03_1.html


2013年3月19日(火)
論戦ハイライト/TPP交渉参加問題/ルールづくりどころか丸のみに/衆院予算委 笠井議員質問


 衆院予算委員会で18日、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加表明の撤回を求めた日本共産党の笠井亮衆院議員。「守るべきものは守る」などという安倍晋三首相の論拠が破たんしていることが浮き彫りとなりました。


 笠井氏は、安倍首相が「守るべきものは守る」といいながら記者会見では「すでに決まっていることを蒸し返すことは難しい」のは「厳然たる事実」と発言したことをただしました。


 首相は、「どこまで議論が進んだか、明らかになっていないが、これから決めていく分野が残されていると判断した」と交渉の余地があるかのようにごまかしました。


参加条件の念書


 笠井氏は、メキシコ、カナダは参加表明後、「現行の交渉参加9カ国がすでに合意した条文はすべて受け入れ、再協議は行わない」など三つの不利な参加条件の「念書」を受け取ってようやく参加を認められたことを指摘。「日本も、参加表明後、こういう念書が来ることはないのか」とただすと、安倍首相は「まだ来ていない。これからどうなるかについては、定かではない」と否定できませんでした。笠井氏は「ルールづくりに参加するどころか、アメリカなど9カ国が合意したルールの丸のみを迫られるTPP交渉となってしまう」と批判しました。


すべての品目が


 笠井氏は、関税分野では、「聖域」としてきたコメ、小麦、砂糖、乳製品、牛肉、豚肉、水産品など940品目も関税撤廃が求められると迫りました。


 笠井 日米共同声明にあるように、「すべての品目が対象とされ」、関税撤廃を求められ、「高い水準の協定を達成」していくことになる。


 首相 そういうふうに書かれている通り。


 笠井氏は、政府試算では、農業生産額は3兆円も減り、食料自給率も40%から27%に低下するなど甚大な被害を受けることを指摘しました。


 笠井 「聖域なき関税撤廃」が前提の交渉だから、それに備えようと(政府試算では)いっているのではないか。


 首相 農業は3兆円という大きなダメージを受ける。


 首相は「(試算は)関税を即時ゼロとし、何の対策もしない前提」と言い訳をしましたが、笠井氏は「即時ゼロでなくても5〜10年かけて撤廃するということだ」と指摘し、交渉に入れば関税撤廃させられることに変わりないと述べました。


国民を欺くもの


 笠井氏は非関税分野でも基準、サービス、知的財産など21のあらゆる分野で、貿易制限が撤廃されると指摘。政府試算は非関税分野の影響を考慮していないと追及しました。


 甘利明担当相 これから交渉していくことで、計算式がない。


 笠井 どんな影響があるかは出せるはずだ。(関税分野だけ都合よく試算して)全体でよくなるというのは国民を欺くものだ。


 さらに笠井氏は、日米共同声明(2月)で米側が自動車と保険、その他の措置を協議対象にしていることを指摘し、米側の要求をのまされる危険性をただしました。


 首相は「さまざまな非関税分野について現在交渉している」と述べ、自動車、保険以外にも協議していることを認めました。


 笠井氏は国民皆保険制度や、食の安心・安全が脅かされる問題が協議されているのではないかと追及。甘利担当相は「皆保険が揺らぐことは一切ない」などと述べるだけで、「議論はいけないと口をふさぐことはできない」と否定できませんでした。


 笠井氏は、「首相は自民党内、アメリカと調整したというだけで、地方自治体や国民とは調整しておらず、国民不在の決断だ。守るべきものが守れないTPP交渉参加表明の撤回を求める」と強調しました。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 焦る民主「逆風が不利」、参院選で出馬辞退続々 (読売新聞) 
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130319-OYT1T00268.htm?from=top

民主党の参院選公認辞退者と事情
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130319-OYT9I00264.htm

 夏の参院選を巡り、民主党の公認候補が立候補を取りやめる動きが相次いでいる。

 安倍政権の内閣支持率が上昇を続ける中、党勢の衰えに歯止めが利かない民主党の看板を背負っての戦いは不利だとの判断が働いたとみられ、候補者発掘にも難航する党執行部は、焦りの色を隠せない。

 18日の民主党役員会。京都府連が17日に、京都選挙区(改選定数2)で公認予定だった新人、池坊美佳氏の出馬辞退を了承したことが報告された。華道家として知名度が高かっただけに府連、党本部とも落胆は大きい。体調不良とされる理由には「民主党への風当たりの厳しさが影響したのではないか」(連合京都幹部)との見方も出ている。

 今月12日には、山口和之前衆院議員が離党届を提出し、民主党からの出馬をとりやめ、記者会見で「思う政治を実現するところに移りたい」と心情を吐露した。2月には、日本医師会の政治団体「日本医師連盟」の支持が見込めなくなった医療法人理事長の安藤高朗氏が立候補を辞退、民主党は公認内定を取り消した。

(2013年3月19日09時10分 読売新聞)


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 自民派閥 パーティー活発/参院選へカネ集めに奔走/“与党復帰効果”?(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-19/2013031901_03_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月19日(火)
自民派閥 パーティー活発/参院選へカネ集めに奔走/“与党復帰効果”?


 夏の参院選を控え、自民党の各派閥が政治資金集めパーティーを続々と準備しています。野党転落後、落ち込んだ集金力も政権復帰で回復の動きもみられるといいますが―。


 各派閥の先頭を切って、6日に東京・芝公園の東京プリンスホテルで会費2万円の懇親パーティーを開催したのは、第2派閥の額賀派(平成研究会)。今回、改選をめざす「ヒゲの隊長」こと自衛隊出身の佐藤正久防衛大臣政務官(参院議員)が「日本の領土をどう守るか」と題して約40分講演するなど、参院選モード。4月に入って、大島派(番町政策研究所)、麻生派(為公会)、岸田派(宏池会)と続き、安倍首相の出身派閥で最大派閥の町村派(清和政策研究会)が5月13日に予定するなど、参院選をにらんだ動きが活発です。


 額賀派のパーティーは、「野党だった昨年の1・5倍の3千人(主催者発表)が集まった」(「朝日」7日付)と指摘されるように、“与党効果”が表れています。


 本紙は、実際、自民党各派閥の資金集めパーティーが、与党のときと、野党のときと、どう違うかを、政治資金収支報告書で調べてみました。(表参照)



 自民党が政権転落した2009年8月の総選挙前に、総裁派閥だった麻生派を除く6派閥(派閥名が変わった派閥もある)が開いたパーティーでは、5派閥が一晩で1億円以上を集めています。12年分の収支報告書はまだ公開されていないので、11年分を調べると、各派閥とも1億円以下で、もっとも多い町村派でも54・9%と半分近くに減収しています。与党と野党の集金力の違いが歴然としています。


 石原派(近未来政治研究会、旧山崎派)にいたっては、22・4%に激減。同派に所属する坂本哲志総務副大臣(衆院熊本3区)のホームページには、野党時代の昨年5月に同派が開いたパーティーについて、「40人以上いた派閥のメンバーも前の選挙で落選が相次ぎ現在10人程度。ひところは2000人ぐらい集めて派手なパーティーでしたが、昨日は500人ほどのこぢんまりとしたもので、しかも昼間、アルコールなし」とのぼやきの記述がありました。


 資金集めパーティーは、20万円超のパーティー券購入者しか、収支報告書に記載しなくてもいいもので、企業・団体献金の抜け道になっています。


 政権に復帰するだけでなく、自民党は「脱派閥」「派閥解消」をいいながら、各派閥が参院選に向けて、巨額なカネ集めに奔走し、「金権政治」までも復活させる勢いです。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 参議院席に勝たねば「親の敵」とは、ついに狂気の沙汰か。 (日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3028149/
2013/03/19 10:42 日々雑感

 選挙戦を鼓舞するために時代錯誤の勇ましい掛け声を多用するのは日常風景だが、首相ともあろう者が「参議院選は親の敵、勝たねばならない」とは安倍氏の頭はマトモかと疑わざるを得ない。
 安倍氏の親とは安倍晋太郎氏だが、彼が選挙で討ち死にでもしただろうか。安倍晋太郎氏は安倍寛氏という親の地盤看板を受け継ぎ、岸信介氏の娘を嫁にもらって保守本流中の本流を悠々と遊泳した政治家ではなかっただろうか。

 その倅の安倍晋三氏も地盤と看板と鞄まで受け継ぎ、選挙で苦労らしい苦労もしていない。先の総選挙では大嘘をついて国民を騙して政権を獲得した。現在もマスメディアに囃したてられて分不相応の支持率まで捏造してもらって悦に入っている。
 むしろ「選挙こそ親の敵」と怒り心頭なのは国民の方ではないだろうか。民主党には「云ったことはやらないで、云わなかったことをやってのけた」羊頭狗肉・菅氏と野田氏に騙された。安倍氏は「脱原発」と言いつつ、実際は再稼働に舵を切って国民を騙している。TPPも矮小化した農業製品などの五品目聖域化という出来もしないことを「信じてくれ」と鳩山氏並みの「トラストミー」を日本語で言って退けた。

 国民の方こそ「選挙は敵」だ。敵討ちを果たすために「投票する権利」が国民にある。選挙でしか意思表示ができない国民は選挙でこそ敵討ちを果たそうではないか。「日本をトデモドス」と舌足らずに口走っていた安倍氏は「隷米国日本」を取り戻すために奔走しているとしか思えない。敵はまさに安倍自公政権ではないだろうか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 慰安婦談話の見直しを放棄させられた安倍首相  天木直人 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63855549.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/03/19)」★  :本音言いまっせー!


 これは大事件である。

 きょうの19日の各紙が小さく報じていた。しかし大きな意味を持つ
記事だ。

 安倍首相は、いわゆる従軍慰安婦問題に関する新しい政府談話を、
戦後70年の節目にあたる2015年に発表する事を目指す考えを
明らかにしたと。

 その事をきのう18日に発売された韓国誌「月刊朝鮮」の
インタビューの中で語ったと。

 これは事実上の見直し延期だ。断念だ。

 いうまでもなく安倍首相の持論は、従軍慰安婦は存在しなかった
というものだ。

 そしてその考えを自民党総裁選前から繰り返し、首相になっても
続けた。

 たちどころに内外の批判を浴びて軌道修正した。

 すなわち、従来の政府談話は維持するが、新しい未来志向の安倍談話
を近く発表するという形で菅義偉官房長官に語らせた。

 私はそれを知って、これは面白い事になってきた、と思った。

 なぜならば、中途半端な談話を出すなら更に問題を大きくさせると
思ったからだ。

 その談話を作るのは難しい作業となると思ったからだ。

 案の定、いつまでたっても新談話の話は出てこなくなった。

 そう思っていた矢先のきょうのニュースである。

 談話の発表は2年後の2015年であるという。

 そんな先の事などもはや誰も関心はない。

 国際情勢はどうなっているかわからないし、安倍首相自身が
総理であるかどうかさえわからない。

 これは事実上の談話見直しの封印だ。

 米国からそんな馬鹿な事をするなと命じられ、そうしますと
約束させられたのだ。

 このニュースは、2月の安倍首相の訪米の隠された最大の目的が、
歴史認識の封印と引きかえに米国に政権支持を約束してもらう事
だったという噂が本当だった事を物語っている。

 それにしても、このような重大な発表を国民の前で行なうことなく
きのう18日に発売された韓国の月刊誌「月刊朝鮮」との
インタビューの記事という形でしか、我々国民は知らされない。

 しかもこのインタビュー記事の取材は訪米が終ってしばらくたった
3月2日に官邸で行なわれたという。

 そんなインタビューを行なっていたことさえ我々には一切知らされ
ない。

 恥ずかしくて日本国民の前で話せなかったということなのだろう。

 日本のメディアも舐められたものだ。

 あるいは日本のメディアは安倍首相と結託して報じなかったのだろうか。

 どこまで行っても矛盾を抱えた安倍首相である。

 自分の信念を変えてまで米国に従属する。これまでの首相と同じだ。

 いや、最初から対米従属を宣言している小泉、野田のような首相なら
わかりやすくていい。

 しかし戦後レジームから決別して日本を取り戻すと繰り返している
安倍首相がここまで対米従属になる。

 これ以上ない情けなさである。


       ◇

「安倍談話」15年発表…首相が韓国誌に語る
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130318-OYT1T00590.htm?from=ylist

 【ソウル=中川孝之】安倍首相は18日発売の韓国誌「月刊朝鮮」とのインタビューで、歴史認識に関する「安倍首相談話」について、「戦後70年目の談話を出すべきだ」と述べ、2015年の談話発表を目指す考えを示した。

 インタビューは2日に首相官邸で行われた。

 安倍首相はまた、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の「河野談話」見直しに関連し、「今後どう対応するかについて、専門家や歴史家に意見を聞く。外交、政治問題にすることは全く考えていない」と改めて主張した。

 自身が集団的自衛権の行使容認などを巡り、韓国で「極右」と警戒されている点について、「韓国を含む大多数の国家が採用している安全保障体制と同じようにするものだ。私の主張が『極右』なら、世界のどの国家も極右国家となる」と強調した。

(2013年3月18日14時04分 読売新聞)


       ◇

(朝鮮日報日本語版) 「日本の核保有はない」 安倍首相インタビュー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000746-chosun-kr
朝鮮日報日本語版 3月18日(月)9時58分配信

 日本の安倍晋三首相は今月2日、月刊朝鮮の単独インタビューに応じ、日本が核武装する可能性について「日本は核拡散防止条約(NPT)を批准した国だ。NPT体制下で核兵器を保有することはない」と述べた。

 安倍首相は首相官邸で行われた趙甲済(チョ・ガプチェ)前月刊朝鮮発行人によるインタビューで「日米韓が確実に連携し、北朝鮮による核武装の試みを放棄させなければならない。日米同盟の強化で(北朝鮮の核に対する)抑止力が高まると確信している」と述べた。

 安倍首相はまた、北朝鮮への制裁について「日米韓は情報交換などを通じ、北朝鮮の従来の政策を変えさせる水準の強力な金融制裁など追加制裁を検討すべきだ」と述べた。

 独島(日本名・竹島)をめぐる問題については、平和的解決という原則論的な立場を表明しつつ、国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴の可能性を引き続き検討していく考えを示唆した。安倍首相は「(単独提訴は)法律にのっとり平和的に紛争を解決していくという考えに基づき、検討準備を進めている」と述べた。

 旧日本軍による従軍慰安婦の強制動員を認めた「河野談話」については、再検討を進める意向を明確にした。安倍首相は「(河野談話について)今後どのように対応していくか、専門家や歴史家の意見を聞こうという趣旨だ。しかし、それを外交問題や政治問題と見なすことは全く考えていない」と語った。

 歴史問題での謝罪などについても、これまでの立場を繰り返した。安倍首相は「韓国人に筆舌に尽くし難い苦しい過去を経験させたことなど、彼ら(苦痛を受けた韓国人)の気持ちを考えれば非常に心が痛む。しかし、歴史問題については基本的に歴史家に委ねるべきだ。政治家は未来について語るべきだ」と述べた。

 憲法改正を通じ、自衛隊を国防軍へと再編し、集団的自衛権を確保するとの従来の立場も示した。安倍首相は「(集団的自衛権は)韓国を含む大多数の国も採択しており、名称については韓国も軍隊だ。私の政策が『極右』だというならば、世界各国も全て極右国家になる」と主張した。

 安倍首相は今後の韓日関係について「日本と韓国は自由と民主主義、そして、資本主義経済という普遍的価値を共有する最も重要な隣国であり、日韓関係は極めて重要な関係だ。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と私は政治家の家庭に生まれ、共感する部分がある。日韓の新たな時代をつくりたい」と述べた。

 安倍首相が韓国メディアのインタビューに応じるのは、昨年12月の就任以来初めてだ。インタビューの全文は17日発売の月刊朝鮮4月号に掲載されている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK145] TPP参加について思うこと(つぶやきいわぢろう)
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071661


TPP参加について思うこと
2013.03.17 Sunday


TPPについて、僕は数冊本を読んだ程度の知識しかなく
認識不足の点もあると思います。


ただ、直感的にどうも怪しいとは感じています。


まずは米側主導であること。
決して日本が積極的に呼び掛けたわけではないですよね。


つまり米側にこそ国益があり、これに参加しないとひどい目に合わせるぞという恫喝外交の一環のような気がしてなりません。


そのひどい目と、TPP参加によるひどい目とどっちが酷いかというマイナス要素の中での選択でしかないように感じています。


米側の要求で思いだすのは、郵便局の民営化です。これにより郵便局が便利になるとかコンビニが併設されるとかいろいろ言われましたが、ふたを開けてみれば、ただ過疎地の郵便局がなくなり、各種手数料が値上げされただけです。更に言えば、非正規の職員が増え、組合が弱体化しました。どこが良かったのだろう?


政権にとってはアメリカに逆らうと短命に終わるので、アメリカの言いなりになっていた方がいいに決まっています。真に日本のことを考えている政治家が今の政権の中にいるとはなかなか思えません。彼らのいう国益というのは彼らのとっての権益であって、決して国民一般の利益ではないように思います。


またマスコミ各社がTPP参加に前向きなのは、政権にすり寄りたいという思惑もあるのでしょうが、どちらかというとスポンサーがらみのことの方が大きいような気がしています。


TPPを推進しているのは経団連などの財界です。これは大きなスポンサー様がいらっしゃる団体です。ところが反対しているのは農家の人々だったり医療分野の方々だったりします。大きなスポンサー様ではありません。特に農家の方々は細々と暮らしている弱者の方も多いと思います。


どうも弱者を切り捨てて強きを生かす、つまり声なき声に耳を傾けていないのではないかという気がしてならないのです。


なので怪しい、怪しいと思ってしまう、今日この頃なのです。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK145] ファシズム的手法(菅直人) 
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11492524389.html
2013年03月18日 菅直人オフィシャルブログ「今日の一言」

 今日私の地元の小金井市の市議選が始まった。4年前、小金井市議選、都議選、総選挙と勝ち、政権交代を成し遂げた。今回は民主党再生のスタートの戦いにしたいと、細野幹事長も駆けつけてくれた。

 6月の都議選は、野党第一党を維新が占めるか民主が踏ん張れるかの戦いだ。日本維新の会代表の橋下市長と民主党細野幹事長は40歳過ぎたばかりのほぼ同世代。社会に渦巻く鬱憤を政治エネルギーに変え、労働組合など既成組織批判を繰り返す橋下氏と、共に生きる「共生社会」の実現を訴える細野幹事長が都議選でどう戦うか。

 橋下氏の敵を作ってはコテンパーにやり込め、うっぷんを晴らすスタイルで、大阪では絶大な支持を集めている。しかしその手法は本当の意味での地方分権とはほど遠い。歴史的、国際的に見ればファシズム的な独裁者が現れる時の手法だ。日本維新の橋下氏が東京でも大阪のような支持を得るか、それともファシズム的手法が見抜かれて馬脚が表れるか、都議選は試金石だ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 本澤二郎の「日本の風景」(1250) <日本の“民主主義”> <民意と政治・政策の乖離> <反映されない民意> 
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52025567.html
2013年03月19日 「ジャーナリスト同盟」通信

<日本の“民主主義”>

 日本の“民主主義”は、民意が反映される本来の民主主義ではない。国民の間に、こうした見方が広がっていると信じたい。たとえば、政治的な分野では小沢一郎に期待をかけている市民は、間違いなくそうした認識を抱いている。財政の悪化を少しでも和らげようとして、その負担を弱者に押し付ける10%消費税に疑問を持つ市民もそうだろう。これは前進である。

 アメリカに有利な貿易政策を強行することに反対する農林漁業者や医療・福祉の分野で働く人たちも「日本の民主主義はおかしい」と感じている。2度と戦争をしないと約束した平和憲法を「破壊する」と公約した改憲軍拡の、アジアに緊張をもたらす安倍内閣に対して怒りを抱く平和市民も、そうであろう。
 極右政権を必死で弁護する読売グループなどのマスコミの存在に疑問を抱く市民は、やはり同じ思いだろう。3・11による原発事件報道を隠ぺいする政府・東電・新聞テレビに失望する民衆は、日本の“民主主義”に重大な懸念を持ち始めている。
 極論すると、日本に民主主義は存在していない。らしいものがあるとしても、韓国にも劣ることは間違いないだろう。ひょっとして、ネット社会が生育した中国にも劣るかもしれない。ことほど日本の“民主主義”は怪しい。不存在といえるかもしれない。

<民意と政治・政策の乖離>

 関税ゼロという疑問だらけのTPPを、臆面もなく「国民の6割以上が賛成している」と報道するテレビが電波を牛耳り、そのことを大々的に報道して、国民の脳を支配している。
 ドイツ・ヒトラーの時代を知らないが、何となく連想してしまいそうだ。改憲・再軍備のラッパを高々と吹聴する政権は、戦後の政治史に存在しなかった。正に極右政権そのものだが、そんな安倍内閣を7割前後の国民が支持している、とマスコミは報道している。
 貨幣乱発で人工的に円安にするという狂気じみた安倍・経済政策を、過半数の国民が浮かれて支持しているという。広島・長崎に次いで核被害を受けた日本国民が、原発再稼働・原発輸出に突進している政府を選択、昨年の12・16総選挙に次いで、今夏の参院選挙でも勝利させるというのだ。
 民意と政治・政策の乖離は際立っている。このことに重大な疑問と関心を抱く知識人はいるに違いない。勇気を出して、気付いたら声を出してもらいたい。

<反映されない民意>

 経済が破綻すると、政治も混迷化する。マルクスに言われなくて通用する政治経済原則である。しかし、それよりも何よりも、根本は民意が反映されているか否か、がその国の安定を測定できるモノサシである。
 すなわち、民衆の声が政治に反映されれば、その国や地域は安定する。これも政治の大原則である。民意が反映されない日本に、いま重大な危機が襲いかかっている。
 このことに為政者は心すべきだろう。中国の腐敗問題は深刻きわまりないが、それゆえに当局の対応は従来になく真剣である。それは民意だからだ。これを処理しないと、現体制の崩壊を約束させるからだ。
 日本は2009年にそうした選択をしたが、成功しなかった。昨年の12・16ではその反対の結果を出してしまった。不正選挙疑惑もまとわりつき、遂に恐ろしいほどの保守的な裁判所が「憲法に違反する」との判決を相次いでしている。
 安倍内閣は有権者の10%台の得票で3分の2近い議席を手にした。現在、国民の5割近い人たちが、そんな自民党を支持していると公共放送までが、塩を送り続けている。
 民意が反映されない日本に政治的危機が内在している。なぜ民意は反映されないのか。そのからくりを伝える義務がジャーナリストの責任である。

<つくられる民意>

 安倍内閣は日銀を制圧した。貨幣乱発派の黒田とかいう総裁にする。これに国際的な投資ファンドが、円安想定で株と為替に資金を大量投入している。ただそれだけの事実を、メディアは正確に報道しない。円安による副作用は弱者を直撃する。そのことを伝えない新聞テレビである。
 悪しき政府によって民意は変えられる、新たにつくられるのである。世論操作こそが、政府与党の主たる任務となっている。
 本来、この壁をぶち破る装置は民主主義には存在する。一つは議会だ。もう一つが新聞テレビなどのマスコミである。「この二つが正常に機能すれば、民主主義は確立することになる。しかし、これの腐敗が日本を危機に追い込んでいる」と宇都宮徳馬は生前、声をからして筆者に指摘していた。
 「新聞テレビの腐敗、特に読売の腐敗に怒りをみなぎらせていた」のだが、これは改まるどころか、一層悪化している。本来、権力を監視する使命のあるマスコミが腐敗し、民意をねじ曲げてしまう、それが今日の日本の姿なのである。民意は作られるのだ。

<新聞テレビを信じる日本人>

 人民の、人民による、人民のための政治は、欧米先進国でも多国籍企業や1%富豪に支配されて、大分怪しくなっているが、日本も財閥に支配されて、この原理が通用しなくなり、事実上、存在していない。この真実に民衆は覚醒すべきである。
 この覚醒を邪魔している実態が、新聞テレビなどのマスコミなのである。このことに気付いた時に、日本の民主主義は誕生することになろう。あえて指摘しておきたい。
 民意が反映される社会が、いうところの民主主義である。
 韓国では韓米自由貿易協定に弱者の氾濫が相次いでいる。反映されない民意に民衆が反撃している。これを抑制するために韓米の為政者は、南北の緊張を演出する。これにまんまと利用されるだけの北の若い指導者だ。
 韓国の財閥批判はすさまじい。民主主義が機能している証拠だ。政権交代時に暴利をむさぼる財閥のボスが拘束されることなど珍しくない。日本は「財閥は存在しない」ことになっている。日本共産党までが財閥の存在を隠している日本だ。マスコミからも「財閥」は消されている。
 日本人の最大の弱点は、新聞テレビを正直に信用することに尽きる。これは多くの先進国にも通用するが、日本人は特別である。新聞テレビの報道に左右される。
 この点で、中国人と異なる。中国人は逆である。中国の人民は日本人よりもはるかに賢い。すぐれた民衆によって成り立っていることに気付くべきだろう。

<操作される新聞テレビ>

 新聞テレビを信用する日本人は、簡単に自己の判断を変えたりする。まことに自由自在である。新聞テレビの報道に従順だからである。
 「日本人は柔軟性がある」と評価する外国人が少なくない。「欧米の文化を容易に受け入れて、近代化を実現した」という分析が一般に通用するほどだ。これはお上(かみ)に従順、新聞に従順な結果なのだ。
 自ら思考する日本人ではない。「寄らば大樹」「集団主義」の日本人は、新聞テレビに従順なのだ。個人主義が確立していない。これが文化になっている。
 困ったことに新聞は全国紙数社に限られている。そこがテレビも所有している。これでは独裁国の報道と変わらないだろう。しかも、その新聞テレビ報道を信用するという特性・弱点・恥部の日本人だ。
 地方の新聞は共同通信の報道でコントロールされている。テレビは中央の全国新聞傘下のテレビ局に組み入れられている。
 「新聞テレビが操作されている」という事実に気付くことが出来れば、日本の姿をかなり正確に分析出来るだろう。

<金と権力に屈する新聞テレビ>

 日本の新聞テレビは、スポンサーである経済界・その中核である財閥資本にコントロールされている。政府と財界・財閥は一体関係にある。
 ここまで理解できれば、日本の姿が見えてくるだろう。これの基本構造はアメリカなど先進国でも当てはまる。9・11後のワシントンにおいて、報道の自由は消滅した。戦争反対派のジャーナリストは、活躍の場を失ってしまった。当時、そんなアメリカ人ジャーナリストの取材を受けた記憶がある。
 「日本には言論の自由があると思い、東京に来たが、東京にもなかった。これからどこに行けばいいのか」と、本心をさらけ出した。その厳しいジャーナリストの苦悩に応えることが出来なかった筆者であった。悔しい思い出となっている。
 「権力に屈するな」が宇都宮の叫びだったが、それは日本の新聞テレビへの警鐘でもあった。かつてNHKは、歴史認識にからむ報道で、安倍が官房副長官時代に圧力を受けて、あっさりと屈した。多くのジャーナリストが承知している事件だ。
 ことほど権力には弱い。金にはもっと弱い。筆者でさえも身近に気付かされた事件があるが、いずれ公開したい。広告スポンサーに対する報道は、それが広報宣伝であれば問題はないが、その逆だと出来ない。

<財閥支配の日本>

 結論を急ぐことにする。日本の支配者は財閥である。大企業ではない。大企業をたくさん所有している財閥である。財閥はたくさんの天下り官僚を受け入れている。
 日本の政策(立法)を作成して、永田町に送りつけている霞が関は、財閥の意向を受けて動いている。永田町ばかりに目を向けていた筆者が以前、知らなかったことである。日本国民の多くがまだ知らない。学者もジャーナリストも、とも決めつけていいだろう。
 外国の日本研究者は全く理解していない。

 ある特定の国を理解するためには、真っ先にその国の権力の源を知る必要がある。さすがにアメリカは、日本を占領した国だからよく知っている。CIA工作が、おおむね成功する理由なのだ。権力の源を分析出来なければ、民主主義を開花させることなど不可能である。

 このことについて誰ひとり指摘しない。知らないのだ。知っていても沈黙することで、生活基盤を確立しているキツネのような知識人ばかりの日本である。日本に民主主義が存在しない根源でもある。
 民意に従う政治経済社会の日本にする作業が、21世紀の最大の課題なのだ。3・11をその契機にしなければならない。「日本人はフランス革命をもう一度学ぶべきだ」との宇都宮遺言を覚えている。

2013年3月19日記


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 都議選 維新候補者に衆院落選ズラリ (日刊ゲンダイ) 
都議選 維新候補者に衆院落選ズラリ
http://gendai.net/articles/view/syakai/141517
2013年3月19日 日刊ゲンダイ


 6月23日投開票の日程が決まっている東京都議選。今月17日、日本維新の会が公認予定者26人を発表したが、そのメンバーにはア然だ。昨年12月の衆院選で落選したメンメンがズラリと並んでいるのである。

 元グラドルとして話題になった佐々木理江(30)は日野選挙区から出馬する予定。衆院選では「グラビアアイドルでも日本を変えたいのです!」と訴えていたが、アッサリ日本を諦めた。

 衆院選で茨城から出馬していた“美魔女”の海老沢由紀(39)は世田谷選挙区で戦う。衆院落選後も今年1月下旬まで「茨城第1選挙区支部長」と名乗っていた。変わり身の早さには驚きである。

<議員バッジなら何でもいいのか>

 ほかに花輪智史(46・世田谷)、吉田康一郎(45・中野)、小林等(40・葛飾)、野田数(39・北多摩第1)の4人も衆院落選組だ。

「中でも、花輪、吉田、野田の3人はもともと都議。衆院に挑戦してダメだったからやっぱり都議に戻りたいなんて、有権者をナメてますよ。最も破廉恥なのは花輪さんです。民主都議→自民推薦で世田谷区長選出馬・落選→維新で衆院選出馬・落選という経歴。節操がなさすぎる」(都政関係者)

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「首都の選挙とはいえ、都議選はローカル。地方議員は地域に密着し、地域の政策課題に取り組むのが仕事です。政党の国家観を背負って戦う国政選挙とはまるで違う。本来、議員バッジは『世の中をこうしたい』ということを実現するための手段でしかないのに、維新の連中はただただ議員バッジを着けることが目的になっている。有権者はしっかり見極めなければなりません」

 こういうどうしようもない候補者ばかり擁立するところから、維新の会のうさんくささが分かるというものだ。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 岩上激白 メディアのうんとトップの人にTPP危険指摘→みなさん眼が泳いで、「僕には難しすぎてわからない」
 TPP参加問題については、今後の国民生活、制度を大きく左右する問題なので、NHK、民法もふくめたテレビ各局は、昭和天皇崩御の時とか、2年前の大震災の時のように、国民への一斉注意喚起が必要であると思うのだが、そんなことはまったくなく、自由貿易の条件交渉問題、聖域確保できるかどうかのみに焦点が当たっている。意図的にドラキュラに光をあてず、TPPの一番おいしいところは攻撃されないようにするために、皮相な報道に終始しているようにみえる。
 この報道状況に、強烈な違和感を覚え、この機にIWJの一般会員になって、みたいと思っていた内田聖子氏のインタビューを約2時間弱だが、すべて見通した。

岩上安身による内田聖子氏へのインタビュー
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67417
「日本政府はすでに、TPP参加に際して、無礼で不公正な条件に同意している」米国交渉官が明言 〜秘密のTPP交渉会合に潜入した内田聖子氏が明かすTPPの正体。

 詳細は、一般会員になってみていただきたいが、この言葉は、非公開の席での、米国交渉担当官が発言した内容で、誰がどこで言ったのかは、裏もとれているという。米国も含めたNGOの力には、敬服する。また、「無礼」というのは、英語の直訳であり、内田氏や、岩上氏が、TPPに対して感情的被害的になって作った単語ではないものである。つまり、米国は、無礼で不公正であることを、重々、自覚しながら、日本に要求をし、日本政府が諾々とそれを既に呑み込んでいるというのである。つまり、政府レベルでは、アメリカという国は、日本とって、決して友好関係にある国とは、言い難い。

 もう一つが、表題に関する内容だが、メディアの問題について、1時間36分頃に、岩上安身が、とくダネ降板の舞台裏を、内田聖子を聞き役にして、激白している部分がある。これは、このインタビューの枝葉の部分なので、ちょっと書きだし失礼させていただきます。

岩上:TPPで、メディアは最終的に、外資に買われる。24項目の中に入っている。
   それを言って、テレビを下ろされた。12年やっていたとくダネ。
   TPPのことをいった、すぐその日に、お話があるとプロデューサーに呼び出さ
   れた。お辞めいただきたいと。
  「そんなことで、本当にいいと思っているの。外資の制約がとられるので、
   放送局、新聞局も含めて、買われちゃうよ。
   特権的に割り当てられている電波も、オークション性になる。いいの?」
   国として、メディアが成り立たなくなるよ」と言ったら、眼が泳いでいる。
  「そうなったら大変ですね、でも、あまり難しすぎて、僕はわからない」と。
   メディアのうんとトップにも話しました。
   みなさん目が泳いだ挙句、「うーん、僕はその話は、難しくてわからない」
   みんな、おばかさんになる。


 これで、日本のメディアが、トップレベルでも、TPP参加問題について、放送という国の根幹部分を毀損してしまう可能性について、眼を泳がせながら「難しくて、よくわからない」としか説明できない状況にあることがわかる。だから、TPP報道については、民法はもちろん、NHKも、今のTPP関連報道は、映画のセットのようなものを取材して、都合よく聴衆である国民に見せて、言い聞かせているような、子供だましのようなである。それをみた国民が、TPPいいねえ、おもしろいねえ、と支持するようになる。
 本当にTPPについて知りたければ、日本人の中でももっともTPP交渉内部に潜入しえた内田聖子氏をスタジオに呼び、大いに議論させればいいのであるが、それはしない。内田氏は、シンガポール交渉の取材には、日本のメディアは全く来なかったという。むしろ、彼女こそ、憂国の士であろう。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「刑事裁判の絶対権力者」による「ざまあ見ろ」判決の傲慢 (郷原信郎が斬る)
http://nobuogohara.wordpress.com/2013/03/19/%e3%80%8c%e5%88%91%e4%ba%8b%e8%a3%81%e5%88%a4%e3%81%ae%e7%b5%b6%e5%af%be%e6%a8%a9%e5%8a%9b%e8%80%85%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%81%96%e3%81%be%e3%81%82%e8%a6%8b%e3%82%8d%e3%80%8d/


3月13日、石川知裕衆議院議員など小沢一郎氏の秘書3人に対する政治資金規正法違反事件について、東京高裁(飯田喜信裁判長)は、弁護人の控訴を棄却し、一審の執行猶予付懲役刑の有罪判決を維持する判決を言い渡した。

刑事事件の控訴審というのは、一体何のためにあるのだろうか。

刑事事件の裁判で誤った判断が行われることが、被告人に対する重大な人権侵害につながることに鑑み、一審判決の事実認定、法律適用等についての誤りがないかどうかを、必要に応じて新たな証拠も取り調べた上、慎重に審査するというのが、控訴審の最大の目的のはずだ(現行刑訴法は、被告人に不利な方向で誤判を是正することも認めてはいるが)。

陸山会事件では、小沢氏の秘書3人が政治資金収支報告書の虚偽記入で逮捕・起訴された事件(以下、「秘書事件」)と虚偽記入について秘書3人との共謀の刑事責任が問われ、検察では不起訴となったものの検察審査会の起訴議決によって起訴された小沢氏本人の事件(以下、「小沢氏事件」)の二つの刑事裁判が行われたが、この中で、東京地検特捜部の捜査において、不当な威迫、利益誘導等による取調べを行ったり、虚偽の捜査報告書によって検察審査会の判断を誤らせようとするなどの重大な問題があったことが、小沢氏を無罪とした一審の東京地裁判決(大善文夫裁判長)で指摘されただけではなく、最終的には秘書3人を有罪とした一審の東京地裁の公判の過程でも指摘された(検察官調書の証拠却下決定)。

そして、昨年11月12日、小沢一郎氏に対する政治資金規正法違反事件の控訴審判決(小川正持裁判長)では、一審の無罪判決が維持されただけでなく、一審判決は認めていた小沢氏の秘書3名の虚偽記入の犯意や、4億円の銀行借入れ、定期預金担保が隠蔽の意図によるものであったことも否定する判断が示され、この事件の捜査で検察が前提にした事件の構図そのものが否定された。秘書3人を有罪とし、虚偽記入の犯意だけではなく、4億円の隠蔽の意図まで認めた東京地裁判決(登石郁朗裁判長)とは大きく異なった判断であり、上記小沢氏無罪判決の直後に開始された、秘書3人に対する控訴審では、これらの地裁、高裁の審理経過、判決を踏まえて、秘書3人に対して、慎重な見直し判断が行われるであろうと誰しも思ったはずだ。

しかし、その後、開かれた秘書3名の控訴審第一回公判で、裁判所は、弁護側の証拠請求を、情状関係を除き全て却下し、事実関係に関する審理は一切行わず結審した。控訴審裁判所が、一審の事実認定を見直す気が全くないことは明らかになった。そういう意味では、今回の控訴審判決の結論は予想通りではあった。

しかし、驚いたのは判決文の内容だった。一審判決が「論理則、経験則に違反しない」と念仏のように繰り返しているだけで、何の根拠も示しておらず、小沢氏控訴審無罪判決での認定や指摘は、殆ど無視しているに等しい。

このようなデタラメな判決がなぜ出されたのか、その背景には、刑事事件の事実認定、法令適用の最終判断を行う控訴審の裁判長が絶対的権力を持つ、刑事司法の歪んだ構図がある。裁判長の意向一つで、控訴審に持ち込まれた刑事事件の判断は如何様にもなるという専制君主の裁きのような異常な世界で、控訴審の裁判長が、極力排除しなければならないはずの「個人的な感情」に支配されて判断を行った場合、控訴審判決は単なる「意趣返し」の手段になってしまう。今回の事件は、そのような恐ろしい日本の刑事裁判の現実を示すものと言える。

陸山会事件の判決の経過と東電OL事件の屈辱的結末

秘書事件の一審判決については、本ブログで、「東電OL殺人事件と陸山会政治資金規正法事件に共通する構図」と題して、一審判決が事件の実体を完全に見誤ったものであること、検察が4億円の虚偽記入の動機に関して、水谷建設からの裏金1億円を立証するという本来関連性のない事実の立証を認めてしまったために、土地購入代金の原資が「ゼネコンからの裏金であることの隠蔽」が動機であるような無理な事実認定をせざるを得なかったと考えられることを指摘した。そして、その構図は、再審で無罪となった東電OL事件において、一審無罪判決直後に、控訴審の審理を行う東京高裁の裁判部が、無罪判決を受け無罪の推定が一層強く働くべき被告人に対して「罪を犯したと疑うに足る十分な理由がある」と判断して、勾留を認めた段階で、事実上、控訴審の逆転有罪判決の結論が決まってしまったのと共通していることを指摘した。

今回、秘書事件の控訴審判決を出した飯田喜信裁判長は、東電OL事件の逆転有罪判決を出した裁判部の裁判官の一人であり、しかも、主任裁判官として勾留決定においても判決においても中心的な役割を果たしたとされている。裁判長だった高木俊夫氏は既に死亡しており、再審開始、再審無罪判決が確定し、ゴビンダ氏の冤罪が明らかになった今、「一審無罪になった被告人を勾留し控訴審の逆転有罪判決を出して無実のゴビンダ氏を15年にわたって服役させた冤罪裁判官」としての汚名を一身に背負うことになった(裁判所での審理を含めて、この事件の冤罪原因の究明を求める動きもある。)。

飯田裁判長にこのような屈辱を与えることになった東電OL事件の再審開始決定、再審無罪判決を出したのが、同じ東京高裁の小川正持裁判長の裁判部(以下、「小川裁判部」)であった。しかも、この再審開始決定は、「新証拠の有無」だけではなく確定判決の心証形成にまで踏み込んで事実認定の誤りを指摘したもので、従来の再審に関する判断と比較すると異例の積極的な再審判断との受け止め方もあった(その後冤罪の決定的証拠が発見されたことで、結果的には再審開始決定の事実認定が正しかったことが証明された。)。飯田裁判長にとって「誤判」「冤罪」という結果に終わった東電OL事件は、まさに屈辱以外の何物でもなく、終わり間近の裁判官人生の最大の汚点となった。この事件がそういう結末に終わったのは、同じ東京高裁の小川裁判長の裁判部が、再審開始決定で異例とも思える踏み込んだ判断を下し、冤罪であることを積極的に明らかにしたからにほかならない。

そして、その小川裁判部が、東電OL事件の再審無罪判決の僅か5日後に出したのが、小沢氏の控訴審無罪判決であった。

しかも、陸山会事件の構図自体を否定した控訴審判決とマスコミ・指定弁護士・小沢氏の対応でも詳述したように、小沢氏の控訴審無罪判決は、無罪の結論は一審判決と同じでも、その結論に至る過程が大きく異なる。一審では、石川氏ら秘書の収支報告書の虚偽記入については犯意も含めて認めた上で、「小沢氏に収支報告書が虚偽であることの認識がなかった可能性がある」との理由で小沢氏を無罪にしたものだったが、控訴審無罪判決では、収支報告書虚偽記入について秘書と小沢氏の「共謀」を否定しただけではなく、更に踏み込んで、秘書の虚偽記入の犯意自体も否定した。そして、検察と指定弁護士が事件の核心としていた4億円をめぐる偽装・隠蔽の意図がなかったとして、陸山会事件の構図そのものを否定した。

東電OL事件のことだけでも、飯田裁判長としては、小川裁判部に対して心中穏やかではなかったであろう。それに加え、小川裁判部は、秘書事件に関しても、小沢氏の犯意を否定するだけでなく、敢えて、秘書の犯意まで否定する判示を示すことで、秘書事件を担当する飯田裁判長に対して、「適切に証拠により事実認定を行えば、秘書についても無罪しかあり得ない」という強烈なメッセージを送ってきた。

飯田裁判長は、小川裁判部に対しては、内心「恨み骨髄」だったのではないか。

飯田裁判長にとって、小川裁判部からのメッセージを受け入れて、秘書事件について一審の有罪判決を覆して無罪の判断をするのは、何より耐え難いことだったはずだ。小川裁判部とは全く反対の結論、つまり、一審判決秘書の犯意や隠蔽の意図を認める結論を出そうとするのも、小川裁判部にここまでコケにされた飯田裁判長の「心情」としては、わからないでもない。

問題は、その判決の中身だ。小川裁判部とは反対の結論を出すことでリベンジしたいというのなら、自ら、或いは合議体の他の裁判官の力も活用して、小沢氏無罪判決の秘書に関する判示について問題点を徹底的に洗い出し、それを否定する根拠を示す方向で最大限の努力を行い、その方向で、説得力のある判決文を書くというのが、刑事裁判官の最上位の東京高裁部総括にまで上り詰めた「刑事裁判のプロとしての矜持」というものであろう。

しかし、実際の判決文の内容は、それとは凡そかけ離れたものだ。

前記ブログ東電OL殺人事件と陸山会政治資金規正法事件に共通する構図でも詳しく述べたように、健全な常識に基づく事実認定とは凡そかけ離れた異常な「推認」判決としか言いようのない秘書事件一審判決を丸ごと容認したものであり、秘書事件の控訴審開始の直前に出された小川裁判部の小沢氏控訴審無罪判決の緻密な事実認定と比較すれば、その中身のひどさ、杜撰さは素人目にも明らかだ。

そして、それ以上に異様なことは、飯田裁判部による秘書事件控訴審判決の中に、小川裁判部による小沢氏無罪判決の判決文を意識し、敵意をむき出しにしたと思える記載があることだ。

小沢氏事件控訴審判決

まず、小川裁判部の小沢氏控訴審判決の中の、小沢氏の秘書の石川知裕氏らの虚偽記入の故意を否定した部分を見てみよう。

《原判決は,石川は,Xとの交渉の結果,決済全体を遅らせることはできず,所有権移転登記手続のみを遅らせるという限度で本件合意書を作成し,所有権の移転時期を遅らせるには至らなかったとする。そして,原判決は,所有権移転の先送りができたと認識していた旨の石川の原審公判供述は信用できないとする。

しかし,関係証拠に照らすと,残代金全額の支払がされ,物件の引渡しがされて,本件土地の所有権移転登記手続に必要な書類の引渡しがされるなどしたことから,平成16年10月29日に本件土地の所有権が移転したとした原判断を不合理とすることはできないが,石川の上記原審公判供述は信用できないとする原判断は,経験則等に照らし,不合理というほかはない。

(ア)石川は,「本件合意書の1条において,本件土地の所有権を平成17年1月7日に移転することが取り決められたと考えていた。また,当時,所有権の移転と登記名義の移転との違いをよく理解していなかったことや司法書士からの説明で所有権移転の先送りができたと認識していた。」旨を原審公判で供述した。

これに対し,原判決は,本件売買契約書の記載を見れば,所有権の移転と登記名義の移転が異なるものとして扱われていることは専門家でなくても容易に理解できる,高額の不動産購入に当たり本件売買契約書の内容を慎重に検討したはずであり,所有権の移転と登記名義の移転とが区別されるものであることを理解していたはずであるから,本件合意書により本件土地所有権の移転時期の変更などは合意されていないことも認識していたものと認められる,司法書士は,その立場等に照らせば,陸山会における経理処理や収支報告書の計上方法について,石川に助言をするはずがない, として,石川の前記公判供述は信用できない旨認定判示する。

(中略)

これらからすると所有権の移転時期については本件合意書によって変更されておらず,本件売買契約書に従って処理されることになると理解することも可能といえる。

しかし,本件合意書作成の経緯等を見ると,関係証拠によると,次の事実が認められる。

すなわち,石川は,本件売買契約後に先輩秘書からの示唆を受けるなどして本件土地公表の先送りの方針を決め,当初は本件売買契約の決済全体を来年に延ばすようにYに求めた。しかし,売主の意向が残代金は10月29日に支払ってほしいというものであったことから, Yの担当者が,司法書士から聞いていた仮登記を利用して,本登記を延ばすことを提案し,陸山会側がこれを了承し,本件合意書の作成に至った。その際,所有権の移転時期についての具体的なやり取りがされた様子はない。(下線は筆者)そして,前記のとおり,本件合意書の第1条には,残代金の支払時期及び物件の引渡し時期は明記されているが,所有権の移転時期については何ら明記されていない。

(イ)そこで,石川の認識についてみると,仮に原判決のいうように石川が所有権の移転と登記名義の移転とを区別して理解していたとすると,本件合意書の作成に当たり,所有権の移転時期はどうなるのかと聞いたり,本登記の先送りだけでなく所有権移転時期の先送りも本件合意書に明記してほしいなどという要望をすることになるのではないかと思われる。石川がそのような行為に出ていないということは,石川としては,所有権の移転と登記名義の移転とを区別して認識しておらず,これらを一体のものとして認識していたためではないかとみるのがむしろ自然ともいえる。

また,本件売買契約書及び本件合意書の内容について,原判決は,石川が慎重に検討したはずであり,専門家でなくても容易に理解できるとする。しかし,石川は, 10月29日の決済直前にいわば駆け込みで先送りを実現しようとするなど,慌ただしい状況にあったといえるのであるから,時間をかけて慎重な検討をするような心理的余裕がなかったのではないかとみる余地がある。しかも,陸山会側からの要望が契機であるとはいえ,本件合意書自体は,司法書士という専門家も関与した形でYから提案されたものである。法律の専門家でもない石川がそれを十分な検討を経ることなく信頼したということはあり得ることといえる。したがって,原判決のいうように石川が慎重に検討して理解したとはいい難いというべきである。

そうすると,石川が,本件合意書により,自らの要望どおりに所有権の取得も先送りできたものと思い込んだということもあり得ることといえる。

他方,本件合意書作成の経緯等からすると,売主であるXとしても,陸山会側の当初の要望である決済全体の先送りに応じることはできないが, 10月29日に残代金の支払が受けられ,物件の引渡しができれば足りると考えていたものとみられ,登記と所有権取得とを一体のものとして先送りするという陸山会側の明示的な要望があれば,これに反対するような状況は何らうかがえない。これは,前記のような石川の認識に矛盾しない。

以上からすると,石川としては,原判決がいうような所有権移転登記手続のみを遅らせるという限度で本件合意書を作成したとの認識であつたとは認め難く,登記と一緒に本件土地取得も先送りされたと理解したとみる余地があるといえる。したがって,これまで検討したような考察を欠いたまま石川の前記公判供述は信用できないとした原判決の判断は,経験則等に照らし不合理というほかはない。

以上のとおり,石川は,本件土地の取得を平成17年に先送りできたと思い込んでいた可能性があり,石川から本件土地購入等に関する引継ぎを受けた池田についても,石川と同様の認識であった可能性を否定できない。そうすると,本件土地の取得について,石川の平成1 6 年分の収支報告書不記載(本件公訴事実の第1の3 ) の故意,池田の平成1 7年分の収支報告書虚偽記入(本件公訴事実の第2の2 ) の故意はいずれも阻却されることになるので,これらの故意を認めた原判決の判断は,論理則,経験則等に照らし不合理であって,是認することができない。》

この中で重要なのは下線部分の「石川氏が登記と一緒に本件土地取得も先送りされたと理解した」と認める根拠についての判示である。不動産業者Yの担当者の公判供述を踏まえて認定されたものである。

そして、このような事実認定を踏まえ、小沢氏から提供された4億円の処理に関する石川氏の認識について、

《石川は,平成16年10月28日から29日にかけて,預金担保貸付の手続や送金手続を短期間で実行するという慌ただしい状況にあったこと,返済計画等の事後処理は池田に任せていることなどに鑑みると,本件預金担保貸付を利用した本件4億円の簿外処理は,ある意味で,その場しのぎの処理として慎重に検討することなく実行されたとみられるのであり,石川としては,前記のような本件4億円の簿外処理のスキームについてそれなりの形がつけられたなどと安易に認識していた可能性がある。また,前記のとおり,石川としては,本登記と共に本件土地の取得の先送りが実現できたと思い込んだ可能性があり,本件土地取得費等支出の計上についても,本登記と合わせて計上することで一応の説明がつかなくはないと考えていた可能性があることは否定できない。》

と判示して、石川氏の処理が、「その場しのぎの処理として慎重に検討することなく実行された」ものであると認定した。

また、「石川らが本件4億円の簿外処理(りそな4億円の借入れ)を実行したのは,被告人が4億円もの巨額の個人資産を陸山会に提供し陸山会が本件土地を購入したことについて想定される追及的な取材と批判的な報道を避けるため」だとする指定弁護士(検察官役)の主張に対しても、

《前記のとおり,石川は,本件土地公表の先送りの方針について,短期間で慌ただしく実現しようとしており,ある意味で場当たり的な計画であったといえ,所論がいうようなところまで石川が考えていたとは疑わしいといえる。本件土地公表の先送りと本件4億円の簿外処理を行っただけでは,つじつまの合わない状況は平成1 7 年分に先送りされるだけで根本的には解消されないし,そうした状況が生ずるのを避けるより有効な別の方法が考え得るところである(例えば,本件4億円を原資とする定期預金の名義を陸山会ではなく被告人とし,これを担保に陸山会がりそな銀行衆議院支店から必要な金額を借りたり,本件売買代金全額を陸山会等が保有する現金で支払い,それによる陸山会等の日常的な資金繰りの不足分をその都度必要な限度で被告人が負担したり,端的に本件売買代金のうち必要な限度でその一部を被告人の個人口座からの借入金で賄うなどの方法)。これらからすると,本件土地公表の先送りと本件4億円の簿外処理とが専ら連動しているとはいえない。そうすると,原判決の判断を不合理とすることはできない。》

と判示して、石川氏の処理が意図的な隠蔽であることを否定した。

小川裁判部の小沢氏控訴審無罪判決での石川氏の虚偽記入の故意、隠蔽の意図を否定する論旨は極めて明快である。

秘書事件控訴審判決

これに対して、秘書事件の控訴審判決(飯田喜信裁判長)は、石川氏らの故意に関して、以下のように述べている。

《原判決は,本件4億円の借入れ等に関する「不記載」及び「虚偽記入」について,被告人  石川の故意及び動機が認められるとしているところ,その理由付けを要約すると,次のようになる。

ア 被告人石川は,小沢から受け取った本件4億円を分散入金した上,後日りそな衆院口座に 集約している。このような迂遠な分散迂回入金は,本件4億円を目立たないようにするための工作とみるのが自然かつ合理的である。

イ 本件4億円は,本件土地購入の原資として小沢から借り入れたもので,実際に本件土地の取得費用等に充てられている。それにもかかわらず,被告人石川は,本件土地の残代金等を支払った後に,小沢関連5団体から集めた金員を原資とする本件定期預金を担保にした本件預担融資を組み,小沢を経由させた上で陸山会が転貸金4億円を借り受けている。本件預担融資を巡るこれら一連の経過をみると,被告人石川において,平成16年分収支報告書上,本件4億円の存在を隠そうとしていたことが強くうかがわれる。

ウ 被告人石川は,本件土地の購入を平成16年分収支報告書に記載せず,平成17年分収支報告書に記載しようと考え,被告人大久保を介して売主側と交渉し,所有権移転登記を平成17年1月7日に延期している。このような画策行為も,前記イと同様に,被告人石川が本件4億円の存在を隠そうとしていたことをうかがわせるものといえる。

エ 以上を総合すれば,被告人石川は,本件4億円の収入や,これを原資とした本件土地取得費用等の支出が平成16年分収支報告書に載ることを回避しようとする強い意思をもって,それに向けた種々の隠ぺい工作を行ったものと推認することができる。

被告人石川が本件4億円の収入等を平成16年分収支報告書に載せないように,種々の隠ぺい工作を行っていたとする原判決の推認の過程は,自然かつ合理的であって,種々論難する所論を踏まえて検討しても,被告人石川の故意及び動機を認定した原判決の判断に,論理則及び経験則に違反するところはない。》

これを、前に引用した小川裁判部の小沢氏事件の控訴審無罪判決の判示と比較すれば、秘書事件判決の石川氏の犯意と隠蔽の意図についての判示が全く理由になっていないことは明らかである。

例えば、小沢氏事件の控訴審判決では、不動産の所有権移転の時期についての石川氏の認識に関して、不動産業者Yの側からの提案によって、所有権移転の延期の合意が行われたと認定しているが(下線部分)、秘書事件控訴審判決では、「石川氏が売主側と交渉して所有権移転登記を延期した」とだけ認定している(下線部分)。

判決後の記者会見で、石川氏の弁護人の安田好弘弁護士が明らかにしたところによると、秘書事件控訴審でも、小沢氏の控訴審判決の記録の取り寄せが行われ、その記録中に含まれる不動産業者Yの証人尋問調書を弁護人が証拠請求したのに、請求却下されたとのことである。

所有権移転登記が延期された経緯や、それについての石川氏の認識等について小沢氏控訴審判決では様々な証拠に基づいて緻密な事実認定をしているのに、秘書控訴審では、その点について、小沢氏控訴審判決が根拠とした証拠を検討しようとすらしなかったのだ。

また、小沢氏事件では指定弁護士(検察官役)が主張しなかった水谷建設からの5000万円の授受の問題等については、

《原判決は,検察官が本件の動機ないし背景事情として主張する,@ 本件4億円がその原資を公表できないものか否か,A 水谷建設からの5000万円の授受の存否の2点についても考察を加えて,@ については,本件4億円は,その原資を明快に説明することが困難なものとの限りで認定することは可能であると,A については,水谷建設の社長が平成16年10月15日被告人石川に現金5000万円を手渡した事実が認められ,それが本件4億円隠ぺいの動機形成の一因になっていると説示しているが,そこまで至らずとも,被告人石川の故意及び動機は,前記隠ぺい工作自体から推認するに十分である。(下線は筆者)》

と述べた上、

《次に,A については,原判決は,前記社長の原審証言が信用できることについて詳細な説示をしているところ,所論を踏まえて検討しても,関係証拠に照らせば,その説示に不合理又は不相当な,点は何もないから,原判決の認定に誤りはない。》

と述べて、原判決の認定を丸ごと容認し、

《原判決は,それを前提に,平成16年10月当時,胆沢ダム建設工事の利権を巡って小沢が金員を受領した疑いがあるとの報道がなされ,同月19日にその記事が被告人石川にファックス送信されていることなどを併せみれば,被告人石川が,同記事の受領を契機として,よりー層本件4億円を隠ぺいする必要性を感じて,そのための工作に及んだとみるのが合理的である旨説示しているところ,被告人石川において,被告人大久保に前記2ウの交渉を依頼したのが平成16年10月24日か同月25日頃であり,また, りそな銀行衆議院支店長に預担融資を申し込んだのが同月28日であって,いずれも,前記送信から数日後に行われていることに加えて,小沢の選挙地盤で行われる工事の受注に絡みゼネコンから多額の金員を受領したという事柄の性質を併せ考慮すれば,被告人石川が,同記事の受領を契機として本件4億円隠ぺいの必要性をよりー層感じ,それが,上記交渉や本件預担融資等の各工作を押し進める方向に影響を与えたことは否定できないというべきである。Aの点も,被告人石川の本件4億円隠ぺいの動機形成の一因になっており,ひいては,被告人石川の故意の存在を裏付けるものということができる。原判決は,同旨の判断を示しており,その判断に誤りはない。》

と判示して、裏金受領の事実が4億円の隠蔽の動機であると認定している。

「敵意丸出し」の判示

この中の下線部分の「そこまで至らずとも、被告人石川の故意及び動機は,前記隠ぺい工作自体から推認するに十分である。」の判示には、飯田裁判長の個人的感情が相当程度影響しているように思える。

その後に、その水谷建設からの5000万円の事実を、原判決と殆ど同じ理由で認め、しかも、それが、石川氏の隠蔽の動機形成の一因になったと認定しているのだから、「小沢氏事件では主張立証されていない水谷建設からの5000万円のことを除外しても、石川氏の犯意や隠蔽の意図は十分に認定できる」などと言う必要はないはずだ。わざわざ、そのようなことを言うのは、水谷建設からの5000万円の受領の主張・立証が行われなかった小沢氏事件の公判で、石川氏の犯意や隠蔽の意図を否定した小川裁判部に「喧嘩を売っている」としか思えない。

しかし、わざわざ「喧嘩を売っている」わりには、納得できるような根拠は何一つ示していない。その理由とされているのは、前記ブログでも詳述したように明らかに不合理な一審判決の「推認」を丸ごと容認しているだけだ。

しかも、石川氏の弁護人の安田弁護士が記者会見で明らかにしたところでは、秘書事件の一審で、全日空ホテルで5000万円を石川氏に渡したことを認める証言をした水谷建設関係者が、その証言が検察官の誘導によるもので、実際には渡した日時も相手も記憶にないことを認める陳述書等、5000万円の授受がなかったことを明らかにする証拠を請求したのに、飯田裁判長は、その証拠請求を却下したとのことだ。飯田裁判長には、事実に向き合う気も、小川裁判部の認定や判断と異なる判断を示すことについて納得できる根拠を示す気も全くないと言わざるを得ない。

要するに、「小川裁判部がどういう認定をしようとクソくらえだ。私の裁判部では、どんな判断をしようと私の勝手だ。ざまあ見ろ」と言っているようなものだ。

控訴審裁判長が「絶対権力者」となる日本の刑事裁判の歪み

日本の刑事裁判は、三審制とは言え、上告理由は、憲法違反、判例違反等に限られており、事実認定、法律適用については、事実上控訴審が最終判断であり、その当否が上告審で見直されることは殆どない。こうした日本の刑事裁判の現実の下では、控訴審の裁判長を務める高裁部総括判事というのは、まさに「刑事司法の絶対権力者」なのだ。

しかし、人の命や人生そのものを決定的に左右しかねない刑事裁判で、このような野蛮な判決が行われることは到底許容できない。

たしかに、刑事裁判では、共犯者間で、証拠が違えば同じ犯罪事実についても結論が異なることはあり得る。例えば、甲は、事実を全面的に認めて検察官請求の証拠をすべて同意し、同じ事実で起訴された共犯の乙は全面否認して証拠をすべて不同意にした、ということであれば、甲の裁判では、検察官請求の証拠だけで事実認定をせざるを得ないのだから、乙の公判での証人尋問の結果如何で、甲、乙の裁判の結果が異なるのは致し方ない。

しかし、今回の飯田裁判部による控訴審判決の問題はそれとは全く異なる。

同じ東京高裁の小川裁判部の小沢氏事件の控訴審で、秘書の犯意、隠蔽の意図等についても認定が行われ、判断が示された。そして、その根拠とされた証拠について、記録の取り寄せも行い、弁護人が証拠請求しているのであるから、その証拠を採用し、必要なら証人尋問も行うことも可能だった。そのような審理を尽くした上で、小川裁判部の認定がおかしいというのであれば、堂々とそういう判断を行い、最終的には最高裁の判断に委ねるべきだ。

ところが、この飯田裁判部の判決文には、そのような姿勢は全く見られない。東電OL事件での冤罪裁判官の汚名にもかかわらず、「刑事司法の絶対権力者」の地位にある飯田裁判長の傲慢さを象徴した判決と見るべきであろう。

石川氏は、控訴審判決を不服として即日上告した。憲法違反、判例違反等の上告理由はなくても、高裁の二つの判決で同一の事実についての認定・評価が真っ二つに割れているのであるから、「原判決を破棄しなければ著しく正義に反する」事由が問題になることは明らかだ。最高裁は、事実審理を行った上、小川裁判部の判断と飯田裁判部の判断のいずれが正しいのか、裁判所としての最終判断を示すべきである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 消えぬ前原氏の「離党説」 維新入り? 自民参画? 参院選後が有力か(ZAKZAK) 
              前原氏は民主党と決別するのか?!


消えぬ前原氏の「離党説」 維新入り? 自民参画? 参院選後が有力か
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130319/plt1303191139002-n1.htm
2013.03.19 ZAKZAK


 民主党の前原誠司元外相について、党内で「離党するのでは?」と疑心暗鬼が広がり、新聞や週刊誌も「離党説」を何度も書き立てている。ジリ貧状態の民主党を見限り、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる日本維新の会入りするか、自民党政権に参画するのでは−というのが話の骨格だ。あるとすれば時期はいつで、何人が行動をともにするのか。

 「民主党では戦えないという気持ちがあるのかもしれない」

 民主党の輿石東参院議員会長は先週、今年夏の参院選立候補予定者が離党届を出したことについて、こう語った。現在の民主党を象徴する出来事だが、実は「離党予備軍の筆頭格」とささやかれているのが前原氏だ。

 現に、「橋下氏が、熱心に前原氏をスカウトしている」(政界事情通)という話もある。

 もともと、前原氏と橋下氏は頻繁にメールする仲で、橋下氏には前原氏の知名度を維新に取り込む目的もありそう。昨年末の衆院選でも、維新は前原氏への対抗馬擁立を見送り、参院選でも橋下氏は「前原さんのところには出すな」と指示を出していたとされる。

 そんななか、先月には前原氏の元秘書だった京都府議が民主党を離党した。先週には、参院選で京都選挙区から民主党公認で立候補を予定していた候補者が出馬辞退を申し出て、党役員会は18日、公認取り消しを了承した。

 民主党関係者は「前原氏離党の布石ではないか。党内には、与党時代の閣僚や党幹部が、お互いに離党しないよう監視する飲み会を開いているが、前原氏は欠席が目立つそうだ。残るは大義名分だろう」と話した。

 離党時期としては、参院選後が最有力視されており、「海江田万里代表が参院選前に、生活の党の小沢一郎代表と協力することを決めれば、そのタイミングだ」(関係者)との見方もある。

 ともに離党する人数については諸説ある。

 民主党若手は「労組依存の現執行部に不満を持っている、保守系中堅・若手を中心に20人ほどになるかもしれない」と話したが、閣僚経験者は「ゼロだ。あの人に付いていく人はいない」と突き放した。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「前原氏が、野田佳彦前首相のグループにも声をかけているという話もある。野党再編の起爆剤になる可能性もあるが、野党もそれぞれ思惑が違うだけに、簡単には進まないのでは」と話している。

 こうした離党説について、夕刊フジが前原氏の事務所に問い合わせると、「初めて聞いた」とのコメントが返ってきた。

■関連記事
 ⇒政界再編の布石か 民主・前原氏ら“離党予備軍”参加 憲法改正議連設立
 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130302/plt1303021442001-n1.htm

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 小沢一郎代表定例記者会見要旨(3/18) (生活の党 参議院議員森ゆうこ) 
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/03/318-d962.html
2013年3月19日 生活の党 参議院議員森ゆうこ


【TPP、リスクを負うのは国民。事実を理解し行動してもらいたい】
(内容)
○参議院議員補欠選挙について
○TPP交渉参加について
○李克強中国新首相について
○参議院議員補欠選挙について
_
Q.4月に行われる山口県選挙区での参院補選について、民主党は平岡秀夫元法      相を擁立する方向で調整している。平岡氏は野党共闘が条件と言っているが、補選についてどういう関わりをしていくか。
_
A.それは平岡氏ではなく、民主党自身がそういう形(野党共闘)で選挙戦に臨みたいというのならば、民主党自身が野党共闘ということで呼びかけないといけないのではないか。平岡氏がどうこうではなく、民主党自身が他のところに声をかけなくてはならない。
_
○TPP交渉参加について
_
Q.3月17日付の毎日新聞に、TPP交渉参加支持63%、安倍内閣支持70%という世論調査結果が掲載されていたが、この結果に対する感想は。またTPPも安倍内閣も本質的なことについて大手メディアが報道しないため、イメージとして何かいいことがあるのではないか、と国民は思っているのではないかと思うが、どう考えるか。
_
A.おっしゃる通り、イメージ、何とはなしのムードがそういった数字に出ているのではないかと思う。小泉(純一郎)氏が構造改革のいの一番が郵政だと、これさえやれば他の改革もすべてできる、という類の話をしながら進めたわけだが、結果として国民の所得は、小泉内閣以来今日に至るまで、ずっと下がりっぱなし、減りっぱなしである。その上、様々な形での増税、来年からは消費税。こういった中、今アベノミクスという言葉が飛び交って、メディアもそれを報道しているので、国民の一般的な受け方としては、景気も良くなるのではないだろうか、自分たちの収入も増えるのではないだろうか、といった期待感の中で、漠然とそのような支持という数字になるのだろうと思う。TPPも、何かいいことがあるのだろうということが先行して、現実にTPPの本質的なことや、農業だけではなくして、医療、郵政、知的所有権等々、いろんな分野で日本社会の制度的なものを変革させかねない、非常に国民生活に密接な、危うい、危険な要素を持っているということを、国民は全く、今の雰囲気の中では考えていない。そういうことで、TPPの支持というのも、何とはなしに多くなっているのだろうと思う。私は、結果としてリスクを負うのは国民、大衆であるので、ぜひ国民の皆さんには自分自身の目で見、確かめて行動してもらいたいと思っている。
_
Q.3月15日付で出した小沢代表の「安倍総理のTPP交渉への参加表明を受けて」という文章の末尾の部分に、「各界各層と連携し闘っていく」とあるが、「各界各層」とは具体的に何を指すか。例えば民主党内のTPP慎重派との連携を視野に入れているのか。
_
A.文章として「各界各層」ということになるが、基本的には国民の皆さんである。国民の皆さんは、先ほど言ったように、何かいいことがある、心配はいらない、日本に都合の悪いことは絶対守ることができる、という簡単な認識でいるのではないか。メディアもそういう雰囲気での報道なので、そこに大きな落とし穴があるのではないか。多分、具体的に進んでくれば、国民の皆さんも、非常に大変だ、ということになるだろう。その時では遅いかもしれないが。具体的に、例えばこの間(岩手)県連の設立の会合に出たが、その時に岩手県の農業ということで試算したら、生産額その他の数字で言うと、ほぼ半分という壊滅的な数字になってしまう。それを農業団体がどう受け止めるか。一般の生産者がそれをしっかり認識するまでには少し時間がかかるのではないか。我々はそういう人たちに対しても、事実認識と皆さんの判断を求める。医療でもそうである。混合医療の規制をもっと緩やかにして取っ払っていけば、皆保険は事実上崩壊してしまう。それでいいのですか、と言えばだれもいいとは言わない。そういう意味で、事実関係を多くの国民の皆さんに、理解し、認識してもらうという運動であって、誰とか、何党とか、という以上に、大きな範囲で考えていかなくてはいけないのではないかと思っている。 Q.TPPの代案としてRCEPについて言及している議員がいるが、生活の党としてどこまで議論が進んでいるか。 A.まだそのことについて議論を深めているという段階にはない。ただ、基本的にアジアでもって自由貿易圏を作っていこうとか、あるいは少なくとも近隣の日本、韓国、中国等で自由貿易協定を作ろうとか、ということは、現実には進めていくことのできるテーマだと思っている。TPPというのは、背景にアメリカの意図があるので、何度も言うように、アメリカときちんと対等に話のできる日本政府であれば、それほど心配することはない。しかしこれまで十数回会談をし、今までに決まったことを、日本にとって都合が悪いからと言って変えることはできない、という旧来の加盟国の人の話がある。また、農業であれ、医療であれ、郵政であれ、知的所有権の問題であれ、日本社会のいわゆる仕組み、ルールを変えようというアメリカ自身の意図が見え隠れしている。これは従来から言っている構造協議の延長線上であるので、アメリカ国内でも、関税だけで言うと自動車業界が反対している等言っているが、アメリカンスタイルの社会にしていこうというのがあるので、このTPPというのはそういう意味で、非常に慎重に考えていかなくてはいけない。だが、いわゆる自由貿易の話し合いについては、私は積極的に進めていっていいと思っている。指摘のアジアの自由貿易圏の話については、党内で今(議論が)深まってきて打ち出す、というところまではきていない。
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○李克強中国新首相について
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Q.中国では、小沢代表とかつて親交があった李克強氏が新首相に就任したが、緊迫する日中関係、経済大国として中国の果たす役割という部分を見据えた上で、李新首相に期待する点は。
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A.李克強氏はまだ共青団(中国共産主義青年団)の初期の頃からの知り合いであるし、私の田舎の自宅にホームステイしてくれたこともあった。それはそれとして、現在の中国としては、習近平氏の挨拶にもあったように、やはり外に対しては、相当強い姿勢を取らざるを得ないのではないかと(私は)思っている。李克強氏は首相ということだから、経済をはじめとした行政の切り口からの役割だと思う。政治と経済の双方の切り口をうまくやりながら、最終的におかしな結果にならないように、という気持ちは2人とも持っていると思うが、だいたい世の中というのはそううまくいかない。中国は中国の国内事情。中国が強硬になれば日本においても安倍(晋三)氏はじめ、強い意見が出てくる。そうなると、結果として経済にも大きな影響を及ぼすということになりかねない。その点は、このまま両方(日中)とも強い姿勢を取っていると、非常に危ういと思っている。特に経済問題では、一時のユーロの危機を忘れて、また、なんとかなるの中でこのところ経過してきた。キプロスだ、イタリアだ、といって、またユーロの心配を始めているようだが、これをしっかり解決しなければ、世界経済、なかんずく中国経済に大きな影響を及ぼすので、そういった意味も加えて、そう簡単にうまくいくとは思えないというのが私の認識である。 以上
_

【2013年3月18日・生活の党本部】小沢一郎代表 定例記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=oLTKssPDVYM


法務委員会「質問」
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/03/post-7154.html
2013年3月19日 生活の党 参議院議員森ゆうこ

3月21日(木)の法務委員会において質問致します。

TVは入りませんが、参議院インターネット審議中継でご覧頂ければ幸いです。

今後ともご指導いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

森ゆうこ質疑予定日時

3月21日(木)14:00〜14:25

※委員会状況で質問開始時間が前後する場合がございます。

参議院インターネット審議中継は以下のURLりよ。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 深まる矛盾 広がるノー/橋下市長 大阪市解体計画/市民サービス削減・統合・民営化ずらり(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-19/2013031903_01_0.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月19日(火)
深まる矛盾 広がるノー/橋下市長 大阪市解体計画/市民サービス削減・統合・民営化ずらり



 「日本維新の会」を率いる橋下徹大阪市長が、金看板にしている「大阪都」構想に基づく大阪市の「改革」、実はそれが大阪市の解体計画にほかならず、市の事業のあらゆる分野に及ぶサービスの削減や廃止・統合・民営化など、市民にもたらす実害が深刻であることが浮き彫りになってきました。その実態が知られるにつれて、市民や市議会との矛盾は深まるばかりです。(藤原 直)


「サービス 確実に低下」/自民もビラで指摘

 「都構想は…市民の皆様の生活を良くするための手段です」。「維新」は11年秋の大阪市長・府知事選挙でこう宣伝していました。


 ところが、橋下氏がいま市民に押しつけているのは、2015年4月としている「大阪都」実現までの3年間で従来の市民向け施策・事業のうち約393億円分を削減する「市政改革プラン」(昨年7月策定)です。13年度予算案では約136億円の削減を盛り込みました。(表)



 市の世帯の4割近くが加入する国民健康保険の保険料3%の値上げ、70歳以上の敬老パスの有料化など市民負担が目白押しです。地域福祉を支えてきた市・区社会福祉協議会への交付金を25%削減するなど、コミュニティーつぶしを促進する内容も含まれています。


 これは、大阪市を廃止して特別区に分割した際、いまと比べて大きく落ちるこれらのサービスの水準を先取りして進めているものです。


 日本共産党や「大阪市をよくする会」の宣伝には、市民から「敬老パスは『維持』と明記した維新の会の公約はどうなったのか」「橋下市長のやることは市民いじめの値上げばかりだ」と怒りの声が寄せられています。


 「大阪市をバラバラにして、本当に大阪が良くなるのでしょうか?」。自民党大阪市議団は2月、こんなビラを新聞に大量に折り込みました。「大阪都になると…住民サービスは今より確実に落ちます」と明快です。


 最近では、橋下氏も「今の日本ではどの自治体でも住民サービスの向上は難しい」と発言。都構想はあくまでもサービスの「選択権の問題」と伏線を張っています。


民営化でバス路線廃止/公明も批判 新たな借金も


 市民の財産をバラバラにして財界に提供する―こんな「都」構想の実害を端的に示すのが市営交通の民営化です。


 市の方針案は、関西財界が求めてきた黒字の地下鉄の民営化を15年度に実現するために、地下鉄が支援してきた市バスを切り捨てる内容です。バスについては43路線も廃止した上、事業の清算で市民が新たに巨額の借金を背負わされる危険性があります。


 市議会に関連条例案を提出した橋下氏は当初「3月決着」を目指すとしていました。しかし、見通しも必要性もない民営化でバス路線は大幅削減というあまりにも道理のない計画に市議会が反発。可決には3分の2以上の賛成が必要なのに推進しているのは「維新」だけで、市長の悪政に協力してきた公明党の市議からも「市民サービスのカットだ」との批判が出るなど矛盾も表面化しています。


 橋下氏は「議会の論理がおかしくなっている」と八つ当たりしていますが、市議会からの継続審議を求める声は強まるばかりです。


 背景には「ある連合町会の会合でも民営化については『もっと議論を』が7、8割」(民主系市議)という市民の世論があります。3月末の廃止方針が示されている「赤バス」と呼ばれる市のコミュニティーバスを守るために続けられてきた市内各地での運動や昨年11月に発足した「交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会」のとりくみ、日本共産党や「よくする会」の全市的な宣伝も力となっています。


市立幼稚園つぶしに反発/市議会で陳情書採択


 市民の怒りは橋下氏が「経費削減ありき」で打ち出した市立保育所・幼稚園の民営化にも向けられています。


 とくに橋下氏が「仮に(すべて)無くなったとしても民間でしっかり受け入れられる」と言い放つ市立幼稚園全59園の廃止を含む民営化では、市議会に園の存続を求める保護者の陳情が集中。2月25日の市議会文教経済委員会では「市立幼稚園の全園を対象とした民営化案を見直すこと」を求める陳情書が「維新」を除く全会派の賛成で採択されました。


 橋下氏は「陳情は山ほどある」(「産経」4日付)と強がりましたが、内心は穏やかではないようです。5日の市議会では、市立幼稚園や地下鉄の民営化の必要性を問いただした自民党市議に対し、「僕のことが嫌いだからといって共産党にならなくてもいいではないか」と声を荒らげ、「維新」の辻淳子議長から注意される場面もありました。


市民病院廃止 住民怒り/水道事業でも矛盾に直面


 ほかにも橋下氏は各種の施設や事業を府・市の「二重行政だ」と決めつけ、解体しようとしています。


 府立病院への統合をねらう市立住吉市民病院(住之江区)について、橋下氏は1日、廃止条例案を提出。この問題では、地元住民から存続を求める7万を超える署名が寄せられており、橋下氏は「小児・周産期医療の空白化に区民の不安が多数あることは十分認識している」(2月22日)と認めました。


 しかし、そこで橋下氏が打ち出したのは跡地への民間病院の誘致でした。小児・周産期医療は民間では成り立ちにくい分野で、地元からは「病院の必要性を認めたなら、もともと計画されていた公立病院としての建て替えを」との声があがっています。


 大阪府内42市町村が運営する大阪広域水道企業団に大阪市の水道事業を移管する水道統合をめぐっても、橋下氏が企業団との間で勝手にまとめてきた案に市議会で全会派から異論が噴出。同市が資産を無償譲渡するなど「市民にメリットがない」(自民市議)内容だからです。橋下氏が新大阪駅南東にある柴島(くにじま)浄水場の売却と跡地の再開発ありきで決めてきた案が破綻した格好です。


 5月に提出しようとしていた議案には、ここでも3分の2以上の賛成が必要なのに、公明党まで「わが会派は反対だ」と明言。「維新」に方針転換を迫られ、橋下氏は水道事業の「民営化も選択肢」と語り始めましたが、あまりにも無責任です。


 日本共産党の北山良三市議団長はいいます。


 「『都』構想に向け、すでに大阪市の解体は始まっています。同時にそれは市民には何の利益もないもので市長も矛盾に突き当たっています。ただ市長がどう出るか。他会派の動きも流動的です。だからこそ、市民の運動を大きく盛り上げていくことが何としても必要で、私たちも頑張りぬく決意です」


「大阪都」構想


 政令市である大阪市を廃止して5か7の特別区に再編し、大阪府を「大阪都」に移行させるというもの。2月、具体的な制度設計を行う法定協議会の初会合が開かれました。その狙いは、大阪市の権限と財源を「都」に吸い上げ、大型開発やカジノ誘致など財界が求める「成長戦略」を一元的・効率的に進めることにあります。


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地方政治

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK145] [遠隔操作ウイルス事件]真犯人を名乗る人物が新たな書き込み「逮捕された彼は真犯人ではない」「誤認逮捕5人も狙い通り」

【遠隔操作ウイルス事件】真犯人を名乗る人物が新たな書き込み「逮捕された彼は真犯人ではない」「誤認逮捕5人も狙い通り」
2013年3月4日


パソコンを遠隔操作するウイルスを使用し、警察の捜査をかく乱。それにより4人もの無実の人たちを誤認逮捕・検挙させるに至った「遠隔操作ウイルス事件」。この騒動はIT関連会社社員(30歳)が逮捕されたことにより、一段落したかのように思えた。

しかし2013年3月3日の早朝、インターネット掲示板に真犯人を名乗る人物が新たな書き込みをし、物議をかもしているのである。真犯人を名乗る人物は、以下のようなコメントを書き込みしている。
 
・真犯人です
■はじめに
そろそろいい頃合かと思ってスレ立てします。今回の声明をメールで送らなかったのは、メールを受け取ったはずなのに、それを無視して公表しなかった人がいるからです。

■誤認逮捕で5人逮捕
狙い通りに動いて頂けて嬉しいです。「警察・検察を嵌めてやりたかった、醜態を晒させたかった」という、私の唯一の目的は完全に達成されました。誤認逮捕された方の人数が、5人となったのも狙い通りです。巻き込んでしまい申し訳ありません。私の時には誰も助けてくれませんでしたが、今回は社会が味方です。

■ソースコードが事件の証拠とされている点について
C#で組まれコンパイルされたプログラムは、容易にソースコードを復元できます。また、復元されたソースコードを再びコンパイルすれば、件のトロイと全く同じバイナリが出力されることも確認しました。それが本当に証拠となり得るのでしょうか・・・? 疑問です。つまり、ソースコードが発見された、ということ自体が、警察による捏造であると断言できます。なにせ、逮捕された彼は真犯人ではないのですから。今回の事件でも、警察はまだ懲りていないのです。取調べの可視化を頑なに拒否しているのが、その証拠です。「事件は現場で起きているんじゃない、取調室で捏造られているんだ」ということです。

■最後に
何か質問があればどうぞ(引用ここまで)
 
……という書き込みがされている。真犯人を名乗る人物は「逮捕された彼は真犯人ではないのですから。今回の事件でも、警察はまだ懲りていないのです」とも書いており、けっこう警察に対して挑発的なコメント。

さらに「証拠をアップロードしました。これで私を信用していただけるかと思います」とも書き込みし、自分が真犯人であることを示すキーファイルをインターネット上にアップロード。

インターネットユーザーがいろいろと調べていった結果、青ジャージの2人組が出てくる映像ファイルが出現したという。これはいったい何を意味するのか? 本当に真犯人なのか? 便乗犯なのか? 解明が待たれる。
 
参照元: 真犯人です(Tor板)http://xiwayy2kn32bo3ko.onion.to/test/read.cgi/tor/1362250930/
協力: またまた「遠隔操作犯人」の便乗犯か( satoru.net )http://d.hatena.ne.jp/satoru_net/20130304/1362332402


▼真犯人を名乗る人物がインターネット上に掲載したデータ
http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2013/03/214123132.jpg?w=580&h=266

http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2013/03/42342342.jpg?w=580&h=264

<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/acDXx9gHmuY" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

http://rocketnews24.com/2013/03/04/300093/



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 大新聞世論調査の大ウソ 地方紙の100%はTPP反対 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8317.html
2013/3/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


大新聞の報道が信じられない。そんなサラリーマンは多いだろう。検察のリークを垂れ流したり、既得権者の利益を代弁したり……。消費増税は賛成の論陣を張りながら「新聞は据え置きで」と訴える。もうムチャクチャだが、この世論調査も怪しい。6割以上がTPPに賛成し、安倍内閣の支持率も7割を超えるというのだ。

安倍首相のTPP交渉参加を受け、きのう(18日)の新聞各紙は、土日に実施した世論調査を大々的に報じた。それによると読売で60%、毎日は63%、朝日では71%が安倍の姿勢に賛同しているという。

内閣支持率も読売、毎日で70%を超えた。朝日でも65%と高い。6年前に参院選で国民にダメ出しされ、体調を崩して入院した政治家だ。普通だったら、とっくに引退している。いくら株価が上がっているからといっても、これほど支持されるのはおかしい。どこか狂っている。

TPPの結果も変だ。地方議会を見ると、東京、大阪、山梨を除く44道府県が反対か慎重の決議をしている。知事で賛成と言っているのも、大阪、愛知、埼玉、静岡、広島、大分の6府県だけ。市町村議会は9割が反対だ。逆立ちしたって「7割が容認」なんて数字は出てこない。

ジャーナリストの青木理氏が言う。

「全国紙の社説を読むと、朝日から産経までTPP賛成一色です。書いているのは、恐らく政治部や経済部に所属し、永田町や霞が関をグルグルと回ってきた人たち。何よりも日米関係が大事と洗脳され、論説委員となった。そう考えると、論調が同じになるのもうなずけます。でも、地方紙は違う。ほとんどが反対の論陣を張っているし、力が入った社説も目に付きます。農家の実情を知り、地元の声に耳を傾けているので、地に足のついた主張を展開しているのです」

それでも「賛成」が多数となるのは、人口が都市部に集中しているためだ。日本では、国民の4割が首都圏に住んでいる。農業を営む人も少なく、「工業製品が売れる」「輸入品が安くなる」と言われると、悪くないと思ってしまう。推進派の大新聞は、不都合な真実を報じようとしないから、なおさらだ。サンプル数だって、たかだか1000程度。それで結論を導くのは、全国世論の捏造に近い。

◆正しい情報を与えない調査に意味ナシ

「GDPに占める農業の割合は18%と低く、農業従事者も減る一方。しかもマスコミからの情報は少ない。そんな中で賛成か反対かと聞かれると、賛成が多くなるのは当たり前です。消費増税だって、当初は7割が賛成でした。日本人は問題が身近にならないと声を上げない。本音が出るのはこれからでしょう。農薬や遺伝子組み換え食品の問題がクローズアップされれば、主婦層も異議を唱える。地方が干上がれば、首都圏の生活者も打撃を受けることも分かってくるはず。現段階の調査結果に大した意味はないのです」(政治評論家・有馬晴海氏)

東京中心の大マスコミからは、いつも真相が見えてこない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「日本に行っても稼げない……」多発する中国人研修生犯罪に見る、外国人研修制度の闇(日刊サイゾー)
>日本に行っても稼げない……

 中国にパイプのある小沢一郎は、
 このことを中国人に周知して来い。

 大物政治家なら、少しぐらい役に立つことをしろ。

**********************

「日本に行っても稼げない……」多発する中国人研修生犯罪に見る、外国人研修制度の闇
http://news.livedoor.com/article/detail/7514301/

広島県江田島市のカキ養殖場で、中国人研修生が従業員らを襲い、8人を死傷させた事件では、人材のグローバル化が進む日本社会を震撼させた。

 中国人研修生が起こした凶悪事件は過去にも例がある。

 2006年8月には、千葉県木更津市の養豚場で、当時26歳の中国人研修生の男が3人の男女を死傷させている。また、2009年7月には、北海道音更町の牧場内の建物で、当時20代の中国人研修生2人が刃物を持ってガソリンをまき、1時間にわたって立てこもる事件が起きている。

 これらの事件を起こした中国人研修生に共通するのは、研修現場で不満を抱えていたということだ。事件に至らずとも、研修生と受け入れ側にはトラブルが絶えない。

 法務省によると、外国人研修生の総数は2011年末時点で約14万2000人。そのうち3分の2以上に当たる約10万7000人を中国人が占めている。しかし、外国人研修生の中でも中国人による事件が目立つのは、母数の大きさだけが要因ではなさそうだ。

 中国事情に詳しいフリーライターの高田信人氏は、中国人研修生の募集に関する問題点を指摘する。

「外国人研修生として日本に派遣されるには、まず、現地政府に認定された『送り出し機関』に登録する必要があります。外国人研修制度の推進団体である「国際研修協力機構」(JITCO)によると、研修生を募集し日本へ派遣する認定送り出し機関は、中国国内には289。実はこの送り出し機関というのがクセ者で、研修生から保証金や手数料名目で不当に金銭を巻き上げて利益を上げているところも少なくない。また、認定送り出し機関には、人材会社に委託して研修希望者を募っているところも多い。孫請けひ孫受けと複数の中間業者が介在することで、研修生の手数料も高額化しています。それでも送り出し側による『日本に行けば稼げる』という甘言に釣られ、100万円以上の手数料を借金して支払ったという研修生もいる。しかし、いざ来日してみると、あくまで『研修』扱いの彼らの給与は、聞いていたほど良くはない。そうなると、自暴自棄になり、凶行に走ってしまう者もいるのでは。ちなみに過去に、日本で問題を起こした研修生を派遣した送り出し機関が、認定取り消しなどのペナルティを受けたという話は中国では聞いたことがありません」

 途上国への国際貢献を目的として創設された外国人研修制度だが、今後、そのあり方は再考を迫られそうだ。
(文=牧野源)

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK145] [地域活性化機構] 官民ファンド 衣替え"で官僚焼け太り (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8316.html
2013/3/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


天下りポスト延命

◆税金オモチャにやりたい放題の暴走

イケイケドンドンの安倍政権で、官僚の暴走が加速している。

きのう(18日)、官民共同出資ファンドの「地域経済活性化支援機構」が業務を開始した。

中小企業の借金返済を猶予してきた「中小企業金融円滑化法」が3月末で期限切れを迎えるため、新たな支援組織が必要だというのが建前。実際は、JALを救済したあの「企業再生支援機構」を延命させるためである。

企業再生支援機構は5年間の時限組織として09年10月に発足し、現在4年目。ところが、震災復興にかこつけ、民主党政権で1年5カ月の延長を決め、今回さらに名称変更までして衣替えし、当初より5年長い2018年3月末までの温存が決まった。

「一度作った組織はつぶさないで天下り先にしていく。それが霞が関の常套手段です」(元経産官僚の古賀茂明氏)

天下りポストは絶対手放さない。官僚お得意の“焼け太り”である。

この機構には少なくとも5人の官僚出身役員がいる。社外取締役に元中小企業庁長官と元検事総長。専務2人と執行役員1人は経産省と財務省からの出向者だ。役職員は合計180人で、役員以外にも20〜30人の官僚がいるとみられるが、機構の広報担当は「職員の出身母体の内訳は公開情報ではない」と言って口を閉ざした。

だが、機構の出資金231億円のうち130億円は政府出資、つまり税金だ。市中銀行から借り入れる事業資金にも政府保証が付いている。それなのに隠し事とはフザケている。そのうえ今回の衣替えで、支援する企業名は「非公表」になった。「信用低下を恐れて支援を受けることをためらう企業が多い」というのが理由らしい。そうなると支援に失敗して、資金が焦げ付いてもヤブの中だ。機構はやりたい放題である。

「非公表は絶対におかしい。本来、再生可能なまともな企業は、支援を受けることを公表してもらいたがりますし、むしろした方がいい。逆に、したがらないのは再生できない企業に多い。今後、機構はそうした危ない企業を次々支援していくつもりなのでしょう」(古賀茂明氏=前出)

国民のあずかり知らないところで、官僚が天下りを死守し、税金をオモチャにしていく。こんなことが許されていいのか。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK145] イラク戦支持の検証置き去り=自衛隊派遣の拡大志向−安倍政権 イラクの子ども支援続ける=自衛隊派遣はマイナス−人質事件の高

イラク戦支持の検証置き去り=自衛隊派遣の拡大志向−安倍政権

 日本政府は、米国が主導した2003年のイラク戦争を開戦後直ちに支持、その後、紛争が進行するイラクに陸上、航空両自衛隊を派遣した。開戦の根拠とされた「イラクの大量破壊兵器」は結果的に発見されなかったが、日本の取った行動の検証は開戦から10年たった今日まで十分には行われていない。自衛隊の海外派遣拡大を志向する安倍政権も、検証に乗り出す考えはないようだ。
 菅義偉官房長官は19日の記者会見で、「大量破壊兵器の存在を確認できなかった事実は厳粛に受け止める必要がある」としながらも、開戦時の判断が妥当だったかどうかは「専門的な歴史の検証に委ねたい」と、政府が主体的に検証に取り組むことには消極姿勢を示した。岸田文雄外相も会見で「新たな検証は考えていない」と言い切った。
 03年当時、フランス、ドイツ、ロシアが開戦に反対するなど主要8カ国(G8)でも意見が割れる中、小泉政権は「世界の中の日米同盟」を掲げ米国を支持。復興支援名目で陸自、輸送支援で空自をそれぞれイラクに派遣し、「アジア太平洋地域の平和と安全」確保を主眼とする同盟のカバー範囲を地球規模に広げる形となった。憲法9条との整合性も問われたが、小泉純一郎首相は「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域だ」と、開き直りとも取れる主張で押し切った。
 07年の空自派遣延長の際には、衆院特別委員会が開戦支持の判断について検証を求める付帯決議を採択。だが、自民党政権が率先して検証を行うことはなかった。検証に前向きだった民主党も、野田政権末期の昨年12月、「大量破壊兵器が存在しないことを証明する情報を得ていたとは確認できない」とする外務省の内部検証結果をまとめた程度で、掛け声倒れに終わったことは否めない。独立調査委員会を設置して中立的な検証を行った米英両国やオランダとは大きな違いがある。
 安倍政権は、日米同盟を強化した小泉政権の路線をさらに発展させ、集団的自衛権の行使容認など自衛隊の役割拡大に向けた検討に力を注いでいる。自衛隊海外派遣を可能にする恒久法についても、自民党の石破茂幹事長が公明党に再検討を呼び掛けている。
 検証が置き去りにされる中、野党の有志議員が19日、第三者委員会による検証を求める集会を議員会館で開いた。席上、民主党の辻元清美氏は「集団的自衛権行使が認められていたら、日本も(戦闘行為に)派兵した可能性がある。しっかりと検証して歯止めをかけることが議員の役割だ」と訴えた。また、みんなの党の江田憲司幹事長は同日の記者会見で「総括をせず、うやむやで終わらせるのは嘆かわしいことだ」と政府を批判した。(2013/03/19-21:08) 

http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_10707

イラクの子ども支援続ける=自衛隊派遣はマイナス−人質事件の高遠さん

イラクのファルージャで医療支援活動をする高遠菜穂子さん(右)と、手術を受ける女児(中央)=2013年1月撮影(本人提供)
 イラク戦争開戦から20日で10年を迎える。初の「戦地」での活動となった自衛隊のイラク派遣は世論を二分し、派遣中に起きた日本人人質事件では武装勢力が「自衛隊撤退」を要求。日本に大きな衝撃を与え、「自己責任」論も沸騰した。
 人質になり、解放された高遠菜穂子さん(43)=北海道=がインタビューに応じ、現在もイラクの子どもに医療支援活動を続けることや、戦争がイラク、日本両国に与えた影響について語った。主な一問一答は次の通り。
 −人質事件ではイラクに入った行動が批判されたが。
 日本に帰国後もつらくて3カ月以上、寝たきりで、耳鳴りもして動けなかった。当時は母親が気遣って見せなかったが、家には脅迫する手紙が届き、家族へのバッシングもあった。自分が生きて帰ったから家族もこんな目に遭うんだとすごくつらかった。母親から「イラク支援をやめることは許さない」と励まされ、活動を再開した。
 −支援活動を続けるのはなぜか。
 最大の理由は日本が絡んだ戦争だから。小泉純一郎首相(当時)がイラク攻撃支持を表明し、日本が戦争に関与したことになった。日本人としての責任がどさっと乗りかかった感じがした。以来、支援活動を続ける動機になっている。
 −自衛隊イラク派遣は中東にどんな影響を与えたと思うか。
 当時、イラクで一般市民から「なぜ日本は米国の味方をするのか」と何十回も問い詰められた。日本が米国に同調して「軍隊」を派兵することがイラクだけでなくアラブ世界全体に知れ渡ってしまい、日本にとってはマイナスになった。
 −どのようなイラク支援活動をしているのか。
 2009年までの5年間はヨルダンを拠点に活動した。その後はイラクを訪れ、(バグダッド西郊)ファルージャで先天性心疾患の子どもの手術支援などをしている。米国の医療支援チームは反米感情が強いファルージャには入れないので、自分が地元医師との調整役もしている。
 −安倍政権下で海外派遣の自衛隊の武器使用基準見直しを検討する動きもあるが。
 丸腰より武装しているほうが狙われるのではないか。わたしは自分の身を守るために武装しない。(2013/03/19-16:43)


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「外交の最少失点」と「経済の最高得点」目指す安倍首相

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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013031900976
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 半病人でまともに政治に取り組めない首相が便所掃除大臣をやる国の悲劇

一国の首相がヨイヨイの病人であり、国会の答弁よりも便所に駆け込むことが優先だとは、こんなお粗末な政治体制はその国の運命にとって一大事である。
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/800.html

<貼り付け>
• 首相のトイレ中座、審議止めよと民主&不採用

 民主党は27日の参院予算委員会理事会で、安倍首相が予算委の最中にトイレのためたびたび中座すると指摘した上で、首相が閣僚席を離れる際は審議を止めるよう求めた。
•  民主党は27日の参院予算委員会理事会で、安倍首相が予算委の最中にトイレのためたびたび中座すると指摘した上で、首相が閣僚席を離れる際は審議を止めるよう求めた。

 これに対し、他党からは「トイレに行くのは生理現象だ」などと首相への擁護が相次ぎ、石井一委員長(民主)は民主党の提案を採用しなかった。

 27日の参院予算委では、首相がトイレに立つ場面はなかった。ただ、これまで衆院を含めた予算委質疑で、質問者が首相に尋ねようとした際、首相が中座していることが何度かあった。
(2013年2月27日20時23分 読売新聞)

http://gendai.net/articles/view/syakai/141471
<貼り付け>
持病が悪化か 安倍首相がすがる「ラドン吸入器」 1日6回、1回10分 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/342.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 18 日 15:10:00: igsppGRN/E9PQ
http://gendai.net/articles/view/syakai/141471
2013年3月15日 日刊ゲンダイ
 持病の「潰瘍性大腸炎」が悪化しているのか。

 国会審議中になんどもトイレに行くために、野党サイドから「首相が閣僚席を離れる時は審議を止めて欲しい」と異例の要請をされてしまった安倍首相。10分、20分というわずかな時間もガマンできずにトイレに飛び込んでいる。
「5年前、潰瘍性大腸炎が悪化して下痢が止まらず総理のイスを放りだした首相は、その後、アサコールという特効薬が誕生したことで症状が改善したといいます。ただ、潰瘍性大腸炎は完治しない難病。また悪化しているのかもしれません」(政界関係者)
 持病を抱える首相が、いま頼っているのが「ラドン吸入器」という特殊な健康装置。2年前、昭恵夫人が九州の医大教授からすすめられ、使うようになった。3月下旬に私邸から公邸に引っ越す首相は、公邸にも「ラドン吸入器」を持ち込む予定だという。
「ラドンは放射性物質の一種です。首相が使っている装置は、200万円という高額なもの。装置から発生するミスト状のラドンを口から吸い込み、血液を介して全身に行き渡らせる。通常は、1日6回、1回10分を目安に吸入するそうです」(官邸事情通)
 ラドンを吸入することで免疫力が高まるそうだが、放射性物質を吸い込んでも害はないのか。装置を販売している神奈川県の会社に聞いた。
「安倍首相が利用されているかどうかは、お答えできません。ただ、ラドンは潰瘍性大腸炎、アトピー、リウマチ、花粉症など免疫異常の病気に効果があるとされています。とくにミスト状にして吸い込むと効果が高いといわれている。老化や病気の原因とされる活性酸素を抑制するともされています」(担当者)
 昭恵夫人は、忙しくなった首相がラドンを吸入する時間がなくなったことを心配しているそうだ。それにしても、体調に不安を抱え続ける人物がトップで日本は大丈夫なのか。
安倍には前科があって、一日に数十回便所に駆け込まないと、ズボンに便を垂れ流す困った病気があり、まともに政治に取り組む能力がないと知られている。頭が空っぽで肚が据わらない腰抜け政治家の安倍が、憲法改正だの国防軍の充実だと気張ったところで、その勢いでお漏らしをするのが関の山であろう。
<貼り付け>
潰瘍性大腸炎に苦しんだ安倍総裁 1日トイレ30回以上証言も
http://news.liveoor.com/article/detail/7015117/

安倍氏は雑誌に手記を寄せ、首相退陣の真相を初めて明らかにする。原因は、潰瘍性大腸炎という病気──潰瘍性大腸炎とは、厚生労働省が指定する“難病”のひとつだ。
「大腸に慢性的な炎症が起こる病気です。血便や下痢、腹痛といった症状が出ます。原因は不明ですが、ストレスが影響するといわれています」(鳥居内科クリニックの鳥居明院長)
 現在、国内で約12万人がこの潰瘍性大腸炎に苦しんでいるといわれるが、安倍氏がこの病気を発症したのは、17才の頃だった。前述の手記で、その時の衝撃をこう綴っている。
<激しい腹痛に襲われ、トイレに駆け込んだところ、夥しい量の下血があり、便器が真っ赤に染まったのです>
 この病気の最もつらい点は、頻繁に便意をもよおしてしまうことだという。そのため安倍氏は、どこに出かけても、必ず最初にトイレの場所を確認するようになった。
「この病気になってから、かれこれ40年、1日に30回以上もトイレに駆け込む日もあったようですね。夜中もトイレとベッドを往復する日々で、睡眠不足が続いた時期もありました」(安倍氏の知人)
 治療にはステロイド剤を使っていたが、副作用も強かった。顔がむくんだり、骨がもろくなるため、症状を完全に抑えるほど服用はできなかった。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 大日本ご老人党まんせー  団塊世代はマジで早く死ね 年金廃止はよ
 下記の2ch掲示板書き込みは、かなり強調して
 大げさに書かれているが、それほど実態と
 かけ離れているとも思えない。

 年金、雇用保険、生活保護を廃止して、
 ベーシックインカムに統合するしかない。

 現行制度のまま、10年、20年経過させるのは、
 絶対に納得できない。

 不公平すぎる。

 自己改革できないのであれば、
 戦争や原発事故などで、全てが徹底的に破壊されればいい。

 このままの腐った世の中で生きていきたくない。

 核爆弾が頭上に落ちて、瞬殺された方がマシ。

 放射能で苦しむのは嫌だから、俺の頭上に落としてくれ>北朝鮮

**********************

大日本ご老人党まんせー:2012/12/31(月) 11:51:17.81 ID:PfS166rU

確かに国の借金は1000兆円もあるが、個人金融資産は1400兆円もあるんだから安心してるぞ。
しかもその大半は、我々老人世代が持っておる。我々の世代が血と汗と涙で作った金融資産。我々が今の日本を支えているのだ。
もちろん、今後きちんと国に返済を求めてゆく。一銭たりと値引きはせん。
現役世代はしっかり、増税に耐え国の借金を返済しろ。負担の先送りは許されない。国の借金を国民が返すのは当然なのだ。
国民年金の滞納は非国民のすることだぞ。国は強制執行かけて財産を没収しろ。わしらの老後の安心のために当然のことだ。
資産税には断固反対する。家も建て子の養育も終わり消費する必要が減った我々は、消費税の増税は認めてやる。
だが、所得税と法人税と住民税所得割を増やせ。これに反対する政党は選挙で負かしてやるぞ〜〜〜。
年金も夫婦で40万円ももらえてウッハウッハ。これから30年以上にわたってもらい続けるのでよろしくな。
年金受給額の引下げは断固反対する。まだ年金もろてない世代の年金受給開始年齢は75歳に引き上げろ。
一切働く気はない。寝てるだけで金が転がり込んでくるので笑いが止まらん。
週一でソープに通って10代のおなごと楽しくセックスに励んでおる。死ぬまでこのパラダイスが続くなんて夢のようだ。
絶対に絶対に死にたくないぞ〜〜。
下の世代の阿鼻叫喚ぶりを眺めて生きるのは非常に快適な趣味であるのだ。
我々老人世代は死ぬまで、下の世代の金と女を横取りしつ続ける所存じゃ。
下の世代の者どもは、我々老人世代の奴隷として、せいぜい残飯処理に励み、我々の介護に励めよ。
時給600円くらいなら払ってやるぞ。デフレだからそれで十分じゃろ。
そして、生涯独身&童貞・クソビッチのまま、孤独死しろ フォッフォッフォッ

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/393.html

   

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