(CNN) サウジアラビアで13日、強盗などの罪で有罪判決を受けた7人の男性の断首刑が執行された。国営サウジ通信が伝えた。
前日の12日、国連はサウジに対し、公正な裁判が行われなかったなどとして処刑を行わないよう呼びかけたばかりだった。国連によれば、7人は犯罪組織を結成し、強盗や略奪、宝飾店での窃盗事件などで有罪とされていたという。
国連人権高等弁務官事務所(UHCHR)で拷問などの非人道的な処遇や刑罰に関する特別報告者を務めるフアン・メンデス氏は、この7人が勾留中に拷問を受け、調書への署名を強要された深刻な懸念があると述べた。
メンデス氏は「サウジアラビアは、自白を引き出したり、情報を得たりする目的での拷問を明確に禁じている拷問等禁止条約の義務に背いている」と述べた。
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