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2013年3月12日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK144] 溢れる震災2年 現状報道読後の慨嘆 なぜ復興と原発収束に注力しないのか (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8255.html
2013/3/11 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


東日本大震災から2年が経過した。新聞やテレビは一斉に特集を組み、“被災地のいま”を伝えているが、現状を知れば知るほど愕然とさせられる。政府はこれまで何をやってきたのか、と。

岩手、宮城、福島の被災3県では、いまだ31万5000人が仮設住宅などで避難生活を強いられている。福島では原発事故の影響で4年後も自宅に帰れない人が5万4000人に上るという。

3県の職員不足も深刻だ。ストレスや激務のせいで400人を超える職員が休職していて、新年度は600人の職員不足が懸念されている。

人心もすさむ一方で、逃げ場のない仮設住宅では夫婦間の暴力が急増。福島では昨年、DVの相談件数が前年比6割増、宮城でも3割増えた。震災から2年が過ぎたのに、目を覆いたくなるような惨状なのだ。

なぜこんなありさまになっているかというと、3・11後の民主党政権の無能、怠慢に加え、安倍政権が被災地の足を引っ張っているからだ。

安倍は施政方針演説で「命を守るための『国土強靱化』が焦眉の急だ」とか言い、公共事業に補正で4・7兆円、来年度予算で5・3兆円を盛り込んだ。その多くがムダな道路などに流れて、土建業界はバブルに沸いているが、そのために被災地は置き去りにされている。

「全国で公共事業が活発になってきているため、被災地の復興のための労働者やコンクリートなどの資材、重機が足りなくなっているのです。足りなければ、儲かる事業が優先になる。それは被災地の復興ではなく、関係ない道路だったりする。だから、被災地では、公共事業の入札を行っても建設業者が応札せず、入札が成立しないケースが相次いでいます。仙台市では昨年4月から今年1月までの入札の約半分が不成立でした。職員も業者も足りないから、復興予算も被災自治体で1・4兆円の繰り越しです。これでは、いつまでたっても復興は進みません」(宮城県政関係者)

◆「復興」の看板を下ろした五輪招致

そんな被災地の悲鳴をよそに、安倍政権のバラマキで株価は上がり、日本中がアベノミクスに浮かれているのである。

安倍の魂胆はハッキリしている。すべては参院選のため、消費増税のため。株価だけを上げりゃいいのである。そのために犠牲になる被災地。まさに被災者を踏み台にする蛮行だが、政治家も官僚もなんら痛痒を感じていないのではないか。

その証拠に、霞が関は復興にかこつけて予算の分捕り合いに明け暮れている。役所の耐震強化や反捕鯨団体「シー・シェパード」の対策事業なんかに復興予算を流用しているのだから、ムチャクチャだ。

こんな連中だから、被災地の惨状はそっちのけで、7年も先の東京五輪招致に浮かれるわけだ。

先週、IOCの評価委員14人が来日したが、たった4日間の“接待”のために招致委が費やした税金は6億円に上る。このカネを被災地に回せば、どれだけの人が救われただろうか。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「五輪を招致するにしても、なぜ東北ではなくて東京なのか。IOCの委員を陸前高田の一本松に案内し、復興に向けて頑張っている人たちの姿をなぜ見せないのか。この国は逆に、原発事故のイメージを隠すため、当初掲げていた『復興五輪』の看板さえ下ろしてしまった。景気浮揚策にしても、なぜ、東北3県を成長戦略の軸にして、東北から日本経済を立て直そうとしないのか。2年前のこの日、国民は復興のため一つになろうと誓ったのに、安倍政権のやっていることはチグハグです」

大マスコミはお涙ちょうだいの震災2年目報道よりも、こちらを追及すべきなのである。

◆国民の命より経済優先、安倍晋三の冷酷な正体

ひどいのは原発対応も同じだ。事故は収束するどころか、絶望的な惨状が浮き彫りになってきている。

福島原発の敷地内にたまった高濃度汚染水は36万トンに達し、今も1日400トンずつ増え続けている。貯蔵タンクはすぐに満杯になるため、耐久性度外視でタンクが急造されていて、3年後には“破綻”の恐れが指摘されている。

原発付近の海の魚からは相変わらず放射性物質が検出されているが、山林の汚染も深刻で、5日には南相馬で1キログラム当たり5万6000ベクレルものセシウム汚染イノシシが見つかった。野生の鳥獣では過去最高値だ。

人間への影響もこれから出てくる。WHOは先月、福島の乳児が16歳までに甲状腺がんになる可能性が9倍に増えるというショッキングな報告書を公表した。日本への“警告”だ。

それでも安倍は「原発ゼロ見直し」をオバマに約束し、再稼働に突き進もうとしている。どういう神経なのかと思ってしまう。環境ジャーナリストの天笠啓祐氏が言う。

「子供たちへの放射能の影響はすぐに出てくるわけではない。これから10年、20年と長期的に追跡しなければならない問題です。

それなのに政府やマスコミは、福島の汚染は大したことはない、健康被害は心配ないと繰り返し、事実を覆い隠して、早く幕引きを図ろうとしている。WHOの厳しい見解にも『過大な評価だ』『誤解を招く表現だ』と反発しています。で、安倍政権はもう原発再稼働にかじを切り、海外に原発を売り込もうとしている。信じられない政権です」

国民の健康よりも経済が最優先。それが安倍晋三という男の冷酷な本性なのである。

◆被災地を切り捨て、夢物語に走る日本

政治評論家の森田実氏はこう憤慨する。

「日本は、とてつもなくひどい国になりつつあります。震災から2年もたつのに復興はまったく進まず、原発事故の総括も責任追及もない。日本中がオリンピック招致に浮かれ、何千億円ものカネを使おうとしている。おそらく、震災2周年の報道も今日だけで、メディアは明日になれば、また五輪や株高でワッショイ、ワッショイと大ハシャギするのでしょう。しかし、アベノミクスで潤うのは米国と東京、大企業と一部の金持ちだけです。被災地でも、大ゼネコンが儲かるところを独占して、中小零細企業は仕事を受けたら倒産してしまうという現象が起きている。地方や庶民、草の根は切り捨てられるのがアベノミクスの正体ですが、大マスコミが煽(あお)り、日本中が“夢物語”に向かって突き進んでいる。狂気の沙汰です」

被災3県で「休廃業」に追い込まれる企業は、減るどころか増えている。帝国データバンクの調査によると、今年2月の時点で、約5000社の4分の1を超える1300社強が休廃業していた。昨年2月と比べると、約60社も増えている。

これはもう、無能、無慈悲政権の2次被害、3次被害ではないか。

アベノミクスが進めているのは非情な市場主義だ。競争社会で弱者はどんどん切り捨てられていく。その弱者は被災地だ。安倍のやり方、発想では復興など望むべくもない。そんなアベノミクスを礼賛している社会の異様。この国は血も涙もない国になってしまったのではないか。

震災2周年の現状を見るにつけ、慨嘆するしかないのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/925.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 「先週末駐日米国大使館のルーク公使の表敬訪問を受けた。TPPやエネルギー政策等について会談:森ゆうこ議員」(晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10280.html
2013/3/12 晴耕雨読


https://twitter.com/moriyukogiin

脱原発基本法案を参議院に提出した。

東日本大震災から今日で2年。

原発事故の収束も覚束ず、人々は故郷と希望を奪われたままである。

事実をありのままに受け止めれば、脱原発は必然である。

エネルギー革命で日本を再生する。

「再生可能エネルギー世界一」「エネルギー自給国家」を目指す。

先週末、駐日米国大使館のルーク公使の表敬訪問を受けた。

TPPやエネルギー政策等について約40分間会談。


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http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000033.html

これまでの米国の被災地への支援に改めて心から感謝申し上げる
森ゆうこ代表代行 駐日米国大使館ロバート・ルーク公使との意見交換(2013年3月8日)

森ゆうこ代表代行 駐日米国大使館ロバート・ルーク公使との意見交換

 森ゆうこ代表代行は3月8日、国会内で駐日米国大使館ロバート・ルーク公使の表敬訪問を受けた。森代表代行は冒頭、3月11日で東日本大震災発災2年にあたることを受け「これまでの米国の被災地への支援に改めて心から感謝申し上げる」と述べた。

 ルーク公使から原発や今後のエネルギー政策に関する生活の党の立場について問われ、森代表代行は「福島原発事故を経験した日本では、原発を止めて日本の成長戦略につながる新たなエネルギー政策をとるべきである。我が党は3月11日、脱原発基本法案を参議院に他野党とともに提出する」と説明した。

 また、森代表代行は、オバマ大統領が就任演説で新たなエネルギー革命に並々ならぬ決意を示したことに触れ、「米国ではガス生産が2年後に世界一になるなど、原発から再生可能エネルギーやシェールガスに力点が置かれている」と指摘した。ルーク公使は森代表代行の見解に賛意を示し「シェールガス、再生可能エネルギーの開発によって、米国では原子力に力を入れないと思う」と応じた。

 双方は、エネルギー政策以外にもTPP、アベノミクス、参院選などについて率直に意見交換し相互理解を深めた。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/926.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 「日本企業で米国政府を訴えられる企業なんてない。論理的にはヤクザに対しても損害賠償ができるのと同じ」 孫崎 享氏 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10274.html
2013/3/12 晴耕雨読


孫崎 享氏のツイートより。

https://twitter.com/magosaki_ukeru

TPP:幕末、日本はハリス提示の日米修好通商条約を飲んだが領事裁判権、日本に関税自主権なしの不平等条約で撤廃に明治政府苦労。

TPPは日米修好通商条約どころでない。

ISD条項で米国企業の利益確保が日本の法律に優先する。

安倍首相以下、幕末の人々より悪く、不勉強(めをつぶる)で悪質

問:(日米修交通商条約は片務的な不平等と認識、ISD条項は片務的なのでしょうか?日本企業が不利益を被ったとき米国を訴えることはできないのでしょうか)

理論的に出来ますが日本企業で米国政府を訴えられる企業なんてない。

どんな仕返しがされるか。

現在でも何だかんだと金とられている

反応;とらんぷ?@khazakhaza 論理的にはヤクザに対しても損害賠償ができるのと同じですね。

安倍首相の詭弁・集団的自衛権:国連派遣と米国主導有志連合とは性質が全く別。

米国要求は米国戦略下での自衛隊利用。

10日朝日「 安倍首相、集団安保に道を、改憲草案、国連軍参加想定」 安倍首相「集団安保に道を」

 改憲草案、国連軍参加想定 

普天間問題:沖縄県民の意思に配慮せずひたすら米国の意向尊重。

植民地の総督のようなものだ。

10日沖縄タイムス「安倍首相は、米軍普天間移設で「現行の名護市辺野古への移設案に理解を求めていく姿勢を強調」

ニコニコ動画発信「今何故イラク戦争の検証を行うか」無料閲覧用URL、今から1時間 http://t.co/LoDjTYVrxg

安倍首相集団的自衛権の実施志向。

イラク戦争のような戦争に自衛隊を派遣する。

それならイラク戦争、日本が何故自衛隊を派遣したかの検証が不可欠。

TPPを考える国民会議:代表世話人  宇沢 弘文・原中日本医師会前会長、党では世話人に篠原孝民主党、生活の党 社民党、みどりの風、新党大地、未来の党の代表等参加。

不参加は自民、公明、維新等。

今日講演で共産党が何故参加しないかと聞かれた。

何故なんでしょう。

今、勢力結集の重要時期

米国無人機攻撃:9日CSM

「2004年秋から2012年9月まで米国無人機での攻撃は パキスタンで2,562-3,325人殺害。内 474-881人が民間人。176 人が子供、負傷者は 1,228-1,362人」



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/927.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 政治・選挙・NHK145を起動しました
政治・選挙・NHK145を起動しました

旧板はこちら
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/101.html
記事 [政治・選挙・NHK144] 政治・選挙・NHK145を起動しました
政治・選挙・NHK145を起動しました

新板はこちら
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/928.html
記事 [政治・選挙・NHK145] 菅直人元首相、野田佳彦前首相は「TPP交渉参加」問題で大きな情報を隠し、安倍晋三首相を困らせている (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/90e99b4b0e9ffc806b1be011795a4565
2013年03月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆東日本大震災・福島第1原発大事故被害に、もう1つ加えなくてはならないのが、「菅直人・野田佳彦」被害である。「3.11」から丸2年が経ったのに、復旧・復興が進んでいないのは、ひとえに「菅直人・野田佳彦」という2人の首相の「失政」が大被害を招いていたという事実だ。

 この2人の首相は、何をさておいてもスピーディに復旧、復興させるべきだったのに、こちらの方は片手間で、一番力を入れたのが「消費税増税法案を成立させること」だった。最優先すべきことをそっちのけにしていたのである。しかも、復旧・復興に最も大きなパワーを発揮できたハズの小沢一郎代表を「座敷牢」に閉じ込めたばかりでなく、「消費税増税法案」の採決で「反対」した小沢一郎代表を民主党から排除し除名したのである。

 「菅直人・野田佳彦」両首相が、「政治力」(人とカネを動かす力)フルに発揮できる政治家であるならばともかく、全くそうではないにもかかわらず、「排除の論理」と「純化路線」にこだわりすぎた。これこそ「大失政」の何ものでもない。もっとも悪いのは、多くの国民・有権者であり、マスメディアであった。「力のない指導者」の続投を認め続けたからである。これでは、被災地の人々が救われるわけがない。

◆さらにここにきて野田佳彦前首相が、「TPP交渉参加」問題で大きなことを「隠し続けていた」という驚くべき事実が判明した。東京新聞3月7日付夕刊「1面」で、「TPP日本に不利な極秘条件」「後発国再交渉できず」「11年参加表明カナダなど」「打ち切り権限も先進国」という見出しをつけて、スッパ抜いたのだ。ズバリ言えば、オバマ大統領から「TPP交渉参加」を持ちかけられた菅直人元首相はもとより、「TPP交渉参加」に意欲的で、事実上「参加」を決めていた野田佳彦前首相もこの「極秘条件」を聞かされていながら、国民に対して「隠し続けていた」ということである。

 そのクセいかにも「交渉できる」と発言していた。野田佳彦首相は「ウソつき」と言われたくないために、「衆院解散・総選挙」に踏み切ったと言われいてる。だが、小沢一郎代表をダマした「裏切り者」であり、「マニフェスト違反」で「ウソつき」となり、そのうえに「情報隠し」で国民をあざむいていたとは、呆れ果てる。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北朝鮮(金正恩第1書記)が、朝鮮半島統一をめざして、朝鮮戦争休戦協定を白紙化宣言、突撃命令寸前!

◆〔特別情報@〕
 東アジアの軍事情勢が大きく動き始めた。北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)が、朝鮮戦争休戦協定(板門店で1953年7月27日調印)の白紙化を宣言したからである。この結果、朝鮮戦争は約60年を経て再開されることになった。北朝鮮軍は、「突撃命令」が出るのを待ち構えており、韓国軍は米軍との指揮命令系統を調整するための共同軍事演習(キー・リゾルブ)とともに、北朝鮮軍の攻撃に対して、応戦・反撃の体制をとっている。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/102.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「小沢さん、誰も信用しなくなっている」 菅元首相
■菅直人元首相

 脱原発を進める弁護士や作家のみなさんが日本に本格的な「緑の党」をつくる準備会をつくり、幅広く声をかけられたらいい。「未来の党」は嘉田(由紀子・滋賀県知事)さんを得て、それなりのインパクトはあった。しかし、うしろにいた人が別の意味でインパクトがありすぎた。総選挙で未来はたぶん300万票。参院選で、500万票ぐらい比例でとる大きさをイメージし、それに何が必要かと考える。残念ながら党派の合従連衡は難しい。小沢(一郎・生活の党代表)さんは戦術は抜群にうまいが、誰も信用しなくなっている。だから信用できるみなさんが中心になる。私も双子の弟がいればやるんですが、今のところいないもので。(脱原発の集会で)


2013年3月12日0時3分http://www.asahi.com/politics/update/0311/TKY201303110615.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/103.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 7月参院選 自民尋常なる上げ潮で野党が消える日になるか (週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130312-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2013年3月22日号

 7月の参院選で政治の景色は一変しそうだ。ひょっとすると、「日本政治から野党が消える日」が来るかもしれない。

 それほど自民党の上げ潮ムードは尋常ではない。

 新聞各紙の世論調査では、参院選比例代表の投票先として、
「自民42% 維新15% 民主9% みんな6%」(朝日・2月16〜17日調査)
「自民42% 維新13% 民主7% みんな5%」(読売・2月8〜10日調査)
──など、各紙とも自民党が他党にトリプルスコアの大差をつけている。

「勢い」でも圧倒している。

 昨年の総選挙前からの各党の支持率(比例投票先)の推移(数字は、昨年12月と今年2月に行なわれた朝日新聞の世論調査と、総選挙時の比例得票率)を見てみると、民主党の凋落はいうまでもないが、総選挙で躍進した日本維新の会やみんなの党という第3極政党さえ、その後、支持を急速に落としている。

 対照的に自民党は総選挙の得票率は決して高くなかったが、その後、参院選に向けてどんどん支持を上げている。まさに一人勝ち状態だ。さる2月16日、安倍首相は自民党都連青年部・青年局の合同定期大会でこう参院選でのリベンジを誓った。

「この夏の参院選に勝利を収めなければ、私どもが目指すべき日本を構築していくための基本的な政策に進んでいくことはできない。私は6年前に大敗した時の責任者だ。何としても勝利を収めなければ、死んでも死にきれない」

 6年前、第1次安倍内閣の下で行なわれた参院選挙で自民党はわずか37議席という歴史的大敗を喫した。安倍氏が“腹痛退陣”に追い込まれたのは、参院選の結果、与野党逆転のねじれが生まれ、政権運営が難しくなって神経をすり減らしたためだ。

 参院は3年ごとに定数の半分(121議席)が改選される。今回がちょうど6年前の当選組の改選であり、安倍首相が気負っているのは当然だろう。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/104.html

記事 [政治・選挙・NHK145] TPP 米、車・保険で譲歩要求(東京新聞) やっぱりアメリカの狙いは保険業界

TPP 米、車・保険で譲歩要求
2013年3月12日 朝刊

 民主党の前原誠司衆院議員は十一日の衆院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)の事前協議で、米側が自動車の安全審査の除外やかんぽ生命の学資保険の内容変更などを交渉参加入りの条件として民主党政権当時の日本政府に要求していたと明らかにした。安倍晋三首相は近く交渉参加表明する意向だが、米側は安倍政権にも同様の要求をしている可能性が高い。

 前原氏は、米政府が野田政権当時の日本政府に、TPPの事前協議で(1)米国が輸入乗用車に2・5%、トラックに25%を課している関税撤廃に猶予期間を設ける(2)米国の安全基準を満たした車は日本の安全審査なしとする輸入枠を米韓自由貿易協定(FTA)と同様に設ける(3)かんぽ生命の学資保険の内容変更−を要求したと説明した。

 前原氏は、これらの要求について「米政府が、これらを武装解除しなければ(日本がTPP交渉に参加するために必要な)米議会への通告をしない、と言っていた」と指摘。「われわれは、あまりに日本に不公平だったので妥協しなかった。安倍政権は妥協して交渉参加表明することはないですね」と譲歩しないよう迫った。

 首相は「交渉していることをいちいち外に出していたら交渉にならない」と明確には答えず、「守るべき国益は守っていきたい」と述べるにとどめた。

 首相は、事前交渉の内容について「(当時の政府関係者として)守秘義務がかかっているはずだ」と前原氏をけん制したが、前原氏は「本当に国益にかなうか、(首相が)見切り発車をしないために言った」と反論した。

 前原氏は野田政権で民主党政調会長を務め、昨年十月から衆院解散までの三カ月間は、TPP交渉問題を担当する国家戦略担当相だった。

 衆院予算委では民主党の玉木雄一郎氏が、首相がオバマ米大統領との日米首脳会談で確認した日米共同声明で自動車や保険部門が懸念事項として明示されたことを追及。「譲歩を具体的に行わなければ交渉参加できないのではないかと言われているが、門前払いを約束したものになっていないか」と指摘した。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013031202000130.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/105.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 3月12日 「小沢検察審の検察審査員はホントにいたのか」 第二章"小沢総理を貶めた『最高裁の罠』のからくりは?" 
http://civilopinions.main.jp/2013/03/312.html
2013年3月12日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


第二章 小沢総理候補を貶めた『最高裁の罠』のカラクリは?

 最高裁は小沢議員を「架空議決の罠」にはめるため早くから準備し、アリバイ工作もしっかりやっていた。

1) 2004年5月、 2度の起訴議決で強制起訴できるよう検察審査会法を改正
 改正の目的は「市民の司法参加」と謳っているが、本当は権力側にとって不都合な者を抹殺するためだったのではないか。
 審査員、審査補助員が「評議の秘密」を洩らした場合の罰則を強化し、秘密裡に事が運べるようにした。
2) 2008年1月、最高裁は東京第三、第四、第五、第六検察審査会を2009年4 月から新設すると発表
 (2か所だったものを6ヵ所に増やす)
3) 2008年9月、最高裁事務総局が不正操作可能な審査員選定クジ引きソフトを急ぎ開発、検察審査会に配布    
 @新たな審査員候補者をハンド入力でき、Aくじ引き前に入力されている審査員候補者を自在に消除でき、B「選定ボタン」を押すと@とAのデータが消されてしまう仕組みが組み込まれた。
 検審事務局はこれを利用して、恣意的に「都合のよい人」を「審査員」あるいは「画面上の審査員」にできる。
 ―2008年11月、検察が西松事件の捜査開始、2009年3月大久保元秘書起訴―
4) 2009年初め、最高裁事務総局と最高検幹部は、検察審査会で小沢氏を起訴することを決めた
 彼らは審査会を開かずに起訴議決書を創作することにしたが、この方法については検察に知らせなかった。
傍証1
 2010年2月1日 東京地検特捜部吉田副部長が取調べ中の石川知裕議員に「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。そんなことになって良いのでしょうか」と語った。
傍証2 
 大坪弘道元大阪特捜部長(郵政不正事件の一審で有罪)が、「最高検幹部が『最高裁幹部と民主党潰しを画策している。大阪特捜部で石井一を東京特捜部で小沢を捜査するが、検察が小沢を起訴するのは難しいので最高裁が検察審査会を利用して起訴する計画である』と私に打ち明けた」と知人に語った。
5) 2009年2月から審査員選定時期が来るたびに、東京第一検審事務局は東京第五検察審査会の「画面上だけの審査員・補充員」を決めた
 東京第一検審事務局はくじによらず恣意的に「画面上だけの審査員・補充員」を決めた。「画面上だけの審査員・補充員」には審査員・補充員に選定されたことを告知しなかった。
 新設時点から小沢検審が終わるまでの間、東京第五検察審査会は審査員のいない「空のボックス」にしていたと思われる。
 ちなみに、検審事務局が最初に発表した2回目議決審査員平均年齢30.9歳は、この「画面上だけの審査員」達の平均年齢だったと考えられる。検審事務局は呈示した平均年齢が「若すぎる」と指摘されたため、平均年齢のかさ上げを試みたが、その計算を間違え2度も言い直すことになってしまった。そして最終的に一回目議決も、2回目議決も、その審査員平均年齢が34.55歳になったと発表した。2回とも34.55歳になる確率は100万分の1だから、「議決に参加したとされる審査員」がくじで選ばれていないことは明らかだ。
 ―2009年2月、陸山会事件で石川知裕、大久保隆規、池田光智元秘書が起訴されるー
6) 2009年4月、最高裁事務総局は 東京第五検審事務局の審査業務をスタートさせた
 東京第五検察審査会の事務局職員は2人。
 東京第一検審事務局総務課長に手嶋健氏を据え、審査員選定業務と広報を担当させた。  
7) 2009年5月、改正検察審査会法を施行
8) 2010年2月、小沢不起訴案件が検察審査会に申し立てられ、東京第五検察審査会に割り振られた
 審査員のいない「空のボックス」を気づかれないために、小沢案件以外の案件も東京第五検察審査会に割り振られた
9) 東京第五検審事務局は、割り振られた案件に対し「架空の審査会議日程」を立てた
10) 東京第五検審事務局は、「架空の審査会議日程」と「画面上の審査員」の個人情報とを組み合わせ、審査員の「日当旅費請求書」を創作した
11) 2010年4月27日、検審事務局は「4月27日、審査員全員一致で一回目起訴議決した
 メディアが小沢バッシングを続けていたため、架空議決を誰も疑わなかった。
12)検審関係者は「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化し、議決が10月末になる」と新聞社にリークし、9月8日6紙がそれを一斉に報道した
 (当初の計画を発表した)
13) 9月8日のすぐ後、民主党幹部から「代表選開票前に議決したことにしてほしい」と頼まれ、最高裁も「もし小沢氏が総理になったら、その後の架空起訴議決はできない」と判断し、議決日を9月14日に早めた
  ―9月14日の代表選で小沢氏が敗退―
14) 議決日を急遽早めたことで、議決前に検察官を呼ぶアリバイ工作ができなくなったしまった。やむをえず、9月28日に斉藤検察官を検察審査会に呼んだ
 斉藤検察官は議決したことを知らず、検察審査会事務局らによって用意された人達に向かって説明を行った。
15)10月4日、9月14日に議決したことを発表した
 (急遽の議決を悟られないため、発表を遅らせた)
 検察審査会関係者は読売新聞や朝日新聞に、「9月に入って平日に頻繁に集まって審査を行った」などといった嘘の情報をリークした。
 


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/106.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「結論急ぐな!」自民TPP作業部会が大荒れに… ANN 
「結論急ぐな!」自民TPP作業部会が大荒れに…
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000001796.html
03/11 18:43 ANN



TPP=環太平洋経済連携協定の交渉の参加を巡って、自民党では、医療などに関する作業部会が開かれましたが、会の冒頭から激しいやり取りになりました。

 自民党・尾辻前参院副議長:「何が悪い」
 自民党・西川TPP対策委員長:「何だ」
 自民党・尾辻前参院副議長:「何だよ」
 自民党・西川TPP対策委員長:「何だっていうのそりゃ」
 自民党・尾辻前参院副議長:「何がなんだ」
 自民党・西川TPP対策委員長:「威張んなよ」
 自民党・尾辻前参院副議長:「威張ってるのは、そっちが威張ってるからだろ」
 自民党・尾辻前参院副議長:「これだけ党内に議論があるのに、何でこんなに急ぐんです?」
 自民党・西川TPP対策委員長:「ここでやるべき話じゃない」
 自民党・尾辻前参院副議長:「いや、だから…」
 自民党・西川TPP対策委員長:「あんたも静かにしろよ」
 自民党では分野別に部会を開いて、国益をどう守るか検討したうえで、TPP対策委員会で13日の夜に総会を開いて、安倍総理大臣への提言をまとめる方針です。しかし、党内からは「結論ありきだ」などと批判の声が収まりません。


       ◇


「静かにしろ!!」「声を張り上げるな!」 TPPめぐり、自民会合であわや乱闘騒ぎ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130311/stt13031119450000-n1.htm
2013.3.11 19:43  産経新聞


 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加をめぐる自民党の11日の厚生労働関係会合で、西川公也TPP対策委員長と尾辻秀久元厚生労働相が怒鳴り合う一幕があった。


 会合は冒頭から紛糾。TPP慎重派の尾辻氏が「なぜこのような会議を開くのか」と発言すると、西川氏は「安倍晋三首相の(交渉参加の)判断が出たときに党の検討が遅れないためだ。理解してほしい」と説明した。


 だが、納得しない尾辻氏は「これだけ党内に議論があるのに、なぜ急ぐのか」とさらに追及。西川氏も堪忍袋の緒が切れたのか、「あんたも静かにしろよ!!」と反撃した。これに対し、尾辻氏は「声を張り上げるなと言ったのは、あんただろ!」と応戦。両氏が立ったまま、殴り合い寸前のようににらみ合った。


 ほかの議員が「冷静に」ととりなして何とか収まったが、ある秘書は「まるで党が割れているみたい。みっともない…」とぼやいていた。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/107.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「亀井静香議員:本当に放射能の人体への影響を知っているのか?知らないくせに原発を稼働させようとする。」 橋本久美氏 
hashimotokumi橋本久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党)
「瓦礫は地球資源。毒と分解不能なもの以外を活用できる。瓦礫と土砂でほっこらとマウンドを形成する。森の防波堤をつくる。すでに流されず実証されている。何故つくらないのか。政府がやらなければ国民運動にすればいい」と宮脇先生。参加者が頷く。 pic.twitter.com/sDWZ2Iok8b


「亀井静香議員:本当に放射能の人体への影響を知っているのか?知らないくせに原発を稼働させようとする。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/10277.html
2013/3/12 晴耕雨読


橋本久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党)のツイートより。

https://twitter.com/hashimotokumi

「3.11祈りの日」明治記念館始まった。

姫井由美子前参議院議員と一緒に参加。

東祥三先生、植草一秀先生の姿も。

「3.11祈りの日」宮脇昭先生の講演が始まる。

『いのちを守る森づくりー日本から世界へー』宮脇先生は植物生態学者で、森の防波堤研究で震災復興を続けている。

瓦礫を使って防波堤を作ることを訴え続けてる。

豊島区でも都心の森づくりに尽力。

85歳 pic.twitter.com/K7lI8Dqmog

宮脇先生の鎮守の森の紹介。

日本人の英知だと。

都市計画の植樹は偽物。

タブノキ、アラカシ、シイノキなど。

土地本来の常緑広葉樹による森をつくりべき。

本物は長持ちする。

手入れで数千万も予算つけなくてもよい。

あっという間に育つ。 pic.twitter.com/k3We9vWBFZ

「瓦礫は地球資源。毒と分解不能なもの以外を活用できる。瓦礫と土砂でほっこらとマウンドを形成する。森の防波堤をつくる。すでに流されず実証されている。何故つくらないのか。政府がやらなければ国民運動にすればいい」と宮脇先生。

参加者が頷く。 pic.twitter.com/sDWZ2Iok8b

「3.11祈りの日」菅原文太さん登壇!

宮脇先生の話をうけて森の防潮堤を実現してほしい。

最前列に座る亀井静香議員にくれぐれもと頼みむ。

宮城県でコンクリの堤防づくりを開始した。

何としても止めなければならない。

知事が独走で始めてしまった pic.twitter.com/fynuRMRCwc

日本人はすぐ忘れてしまう。

どこの東北の首長も森の防潮堤づくりを「いい」というがどこからも依頼がない。

命をかけてやらねばならない。

東北の未来がかかっている。

政治家は誰よりも足をつかって仕事をしてほしい。

若い人は当たり前。

命の党を結成した文太さんはもう80歳?!になる

亀井議員は2時から18時過ぎまでこの式典に参加した。

たくさん来られていた国会議員や前議員も帰ってしまった。

しかし姫井由美子前参議院議員は最後まで熱心にメモをして聞いていた。

姫井さんとは昨日からご一緒しているが大衆の中で一緒に闘う姿を見た。

「日本人の原点3.11祈りの日」式典終了。

「3.11祈りの日」の二部は『いのちを守る森の防潮提』を宮脇先生と菅原文太さんが提案。

それを亀井静香議員が応えるように紹介をうけた。

「コンクリートの防潮提が160キロは許すわけにはならない。安倍総理に電話した。民主党のつけた予算だが pic.twitter.com/ymk8HjHxca「自民党の責任になるぞと話したら、総理は分かりました、検討しますという返事だった」「『いのちを守る森の防潮提』は国民運動としていかねばならない」と。

さらに亀井議員は、公明党代表、民主党政調会長に同様の電話をしたとして前向きな返事をもらったと話す。

これは生活の党も協力すべきだ。

亀井静香議員の放射能汚染問題の見解。

ヒロシマを例に出して、米軍が治療ではなく人体の放射能の影響を調査研究の対象にしただけ。

その時の米軍の資料を日本政府は見たのか?

本当に放射能の人体への影響を知っているのか?

知らないくせに原発を稼働させようとする。

こんな日本になってしまったと。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/108.html

記事 [政治・選挙・NHK145] TPPに「聖域」なし 共産党の指摘 メディアが裏付け/「後発国は再交渉不可」/「米国ルール押し付け」(しんぶん赤旗)
TPPは「アメリカのルールの押しつけ」。アメリカにとって利益はあるが、日本にとってはほとんど利益がない。それどころか災厄がもたらされる。だから、アメリカはしつこいほど日本に「TPPに入れ」と言ってくる。


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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-12/2013031204_01_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月12日(火)
TPPに「聖域」なし 共産党の指摘 メディアが裏付け/「後発国は再交渉不可」/「米国ルール押し付け」


 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題をめぐり、野田前民主党政権も安倍自民党政権も「守るべきものは守る」として、交渉しだいで「聖域」「例外」が可能かのようにいってきました。これに対し、日本共産党は、例外なしに関税も非関税障壁も撤廃することがTPPの原則であり、交渉で農業などが「聖域」扱いできるかのような宣伝はごまかしだと批判してきました。この日本共産党の指摘の正しさは最近の報道などでも裏付けられています。


 東京新聞は7日付夕刊で、2011年11月にTPP交渉参加を表明し、12年6月に参加が承認されたカナダとメキシコについて、米国など交渉を始めていた9カ国から「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」など、不利な条件を承諾したうえで参加を認められていたと報じました。


交渉で守れない


 日本共産党は12年11月に発表した総選挙政策でも、交渉9カ国が発表したTPPの「大要」では、「商品・サービス貿易や投資への関税や障壁を撤廃する」と明記され、後から参加したカナダ、メキシコは「すでに合意した条文はすべて受け入れる」ことが条件にされたと指摘。「『守るべきものは守る』交渉などありえません」として、交渉参加に絶対反対の姿勢を貫くことの大切さを訴えていました。


 カナダとメキシコの交渉参加をめぐる極秘の「念書」問題は、当時話題となり、カナダ国内でも「完全な屈辱的参加」と批判が起きました。日本国内でも、例えば農業協同組合新聞が12年7月10日付で、メキシコとカナダに送付された書簡について、▽現行の交渉参加9カ国がすでに合意した条文はすべて受け入れる▽将来、ある交渉分野について9カ国が合意した場合、両国は「拒否権」を持たず、その合意に従わなければならない―などの中身を紹介。「TPPの本質は米国による自国利益のためのルールの押し付けである」と指摘しました。


日本政府も把握


 日本共産党の笠井亮議員が8日の衆院予算委員会で追及したように、日本政府は交渉参加の条件を把握していました。昨年3月1日付で内閣官房、外務省、財務省、農水省、経産省は「TPP交渉参加に向けた関係国との協議の結果」という文書を公表しています。そのなかで、交渉参加国が「新規交渉参加国に求める共通の条件」として、「包括的で質の高い協定への約束(コミットメント)」「合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さないこと」「交渉の進展を遅らせないこと」の3点をあげています。カナダ、メキシコとの「念書」が特殊な事例ではないことがわかります。


 また、同文書は「関税撤廃の扱い」について、「例外なき関税撤廃を実現し、種々のセンシティビティ(重要品目)への対応として7年から10年の段階的撤廃により対応することが、基本的な原則としてすべての交渉参加国で合意されている」など、各国の発言を紹介しています。


 「守るべきものは守る」(安倍首相)といっても、関税ゼロへの“猶予期間”を設けることで重要品目を「守る」とか「聖域」「例外」を設けたと言い張るつもりなら、これほど関係者はじめ日本国民を愚ろうする話はありません。



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【関連記事】


「しんぶん赤旗」 2013年3月12日(火)
交渉参加表明に反対/TPP “オール北海道”集会/紙議員あいさつ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-12/2013031201_03_1.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/109.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 小沢一郎代表による憲法講義 〈講演要旨〉 (生活の党 参議院議員森ゆうこ) 
小沢一郎代表による憲法講義
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/130307kenpou.html
2013年3月12日 生活の党 参議院議員森ゆうこ


二院制について小沢一郎代表による憲法講義第2弾(2013年3月7日)


小沢一郎代表が3月7日、総合政策会議において「二院制について」と題し、講演しました。以下講演の要旨です。


【講演要旨】


 それでは、この間総論的なことを言いましたので、今日は逐条についてお話します。憲法審査会、そして憲法改正の議論がいろいろ起きていますので、今の日本国憲法で時々話題となる、あるいは私がこういうところも問題ではないかという改正点のいくつかを申し上げながら、二院制の問題についてもお話を自分なりにしてみたいと思います。


 日本国憲法の改正論議の中で、憲法の条項に沿って申し上げますと、1つは第1条の天皇のところであります。天皇を元首として明記すべし、と憲法で定めるべきであるという考え方もかなり出されております。日本国憲法の第1条、帝国憲法の第1条、天皇。元首の要件としては、例えば統治権があるとか、代表する立場にあるとか、いくつかあります。帝国憲法は言葉通り「万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」の話ですけれども、日本国憲法はご承知の通り、前回もお話しました、象徴天皇制と言われておりますような第1条の表現になっております。


 しかしながら、この間政治塾でも言いましたけれども、象徴というのは異質のものの間で関係として成り立つ言葉でありまして、そこが代表と違うところでございます。ですから、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴が天皇陛下だということでありまして、ここにおるどなた一人として天皇陛下にはなれないわけであります。まさに、事実上万世一系の血統によりまして天皇が決められていくということです。従って、言葉は真逆の、天皇主権と国民主権ということになりますが、事実上は私から言わせると実態は同じだと思っております。


 天皇が政治の権限を持って実際にふるまっておりましたのは、多分平安朝の初期のあたりまで、半分くらいまででしょうが、桓武天皇が平安遷都して以来、その初期のころはありましたけれども、その後はまさに新憲法が定めると同じように、象徴的な立場になっております。それから明治維新で天皇主権の帝国憲法ができて、主権者、統治権の総攬者になりましたけれども、実質的には国務大臣の輔弼の責任という形で、内閣の助言と承認というように定められている日本国憲法と、実態的には変わりはなかったという風に思います。


 ですから、内閣と全く違う意思で天皇陛下が大権を行使したのは、終戦の詔勅。これはまさに文字通り、天皇陛下が時の内閣と違った形で、天皇自身が決定したということです。その例外を除くと基本的に同じ。従って私は結論として、元首を明記する必要はないのではないかと。第1条の象徴天皇ということは、余人をもって天皇になることはできないのですから、万世一系の天皇ということと変わりないと、そして日本国と日本国民統合の象徴だということでありますので、この点私はそう思います。


 それからその次には、憲法9条。これについてはまた別の機会に論議をせざるを得ないので、詳しくは言いませんけれども、憲法9条の文言は、第1次大戦後に作られました不戦条約、ケロッグ=ブリアン条約とも呼ばれておりますが、ここからほぼ引いてきたものだと思います。ほとんど同じ表現で憲法9条と同じ文言で不戦条約に書かれております。それから文言、形態は違いますが、国連憲章第1条にも書かれております。ですから、この9条をどちらかというとライト(右派)の皆さんがものすごく毛嫌いするのですけれども、9条そのものはそれほど毛嫌いする必要のないことであって、不戦の誓いを宣言したものだと解釈すればいいのではないかと私は思います。


ただ国連憲章では第7章の41条、42条で、平和を乱す不心得者は国際協調、国際連合の力をもって制裁する、必要ならば軍事力を行使してこれを鎮圧するという表現になっております。その部分が日本の憲法にはない。前文から、憲法の理念と精神から導き出す以外にない。この部分を憲法逐条にも、1項、9条の3項でもいいし新しい条文でもいいですけれども、国際平和の為に貢献するということについては何の問題もない、ということを、やるならば付け加える形かと思っております。


 いずれにしても9条は、安全保障論議と密接不可分の事ですので、別な機会にやりたいと思いますが、多分憲法改正を言っている人はここが一番の目標なのだと思います。


それからもう一つ9条で、自衛権を明示しろという議論もあります。自衛権というのは現在、当然認められておりますし、自衛隊もあります。すなわち当初は戦力なき軍隊と戦後は言っておりましたけれども、まさに名実ともに軍隊そのものの自衛隊があるわけで、これを違憲だという者はあまりいない。国民の中では大多数が自衛権は当然あるのだと。その量的な、質的な中身についての議論はあるにしても、自衛権を否定することはほとんどないと思います。ですから、自然権としての自衛権ですので、ことさら憲法の条文に書く必要は、書いて悪いというわけではないですけれども、ないと私は思っております。


 次はまさにはた(ともこ)君が言った二院制の問題です。これはぜひ憲法制定の時の国会の議事録を読んで、頭を整理していただいたらいいと思います。このままではだめだという議論が非常になされています。これでは同じことの繰り返しではないかと。だから参議院の性格をもっと違ったものにすべきだという議論がその当時もうんと出ております。しかし現実にどうするのだという話もありますし、それこそ占領軍の問題もありますし、しょうがないというような形で今日の二院制ができたという経過があります。ですから、本来の二院制に期待される仕組みから言えば、全く同じものが二つあるというのは、だれが考えてもいいとは思わないだろうと思います。


 今イタリアがユーロ含みで問題になっていますが、ここでは首班の指名、承認が両院でなければだめだという、その点で全くの同等の権限を与えられているわけですけれども、これがまた混乱の原因にもなるということも言われております。アメリカでは上院がどちらかと言えば強いのですが、これも世界で言えば少数派だと思います。実質上やはり下院が大きな権限を持つという形で、上院は違う、質的にも、選出のされ方もみな違う形でなされておるのが、多分多数派だろうと思います。


 今衛藤(征士郎)さんが一院制をやろうという話を言っておられますが、私は結論として二院制でいいのではないかと思っております。ただ、その中身をどうするのかという問題があります。今定数の問題が言われておりますが、誰も本気になってやりたがらないので、マスコミの餌食になっております。この定数も、なぜこういう問題が起きるかと言いますと、日本の国会議員の定数は人口比から言うとそれほど多いわけではないのです。ところが衆参全く同じようなことを2度繰り返してやっていますので、それであれば(国会議員が)そんなにいらないのではないか、という議論が起こる最大の背景になっているのではないかと思います。


 アメリカでも下院は人口比でもって結構な数がおりますし、イギリスでは10万人に1人ですから、6千数百万人のイギリスで6百何十人の下院議員がおります。詳しく数字を調べていないですけれども、ドイツやフランスでも人口比でもって結構いるのではないかと。イギリス流に10万人に1人ということであれば、日本は1200人の下院ということになってしまいます。ですからその意味で言うと、それほど騒ぐほど、定数だけをとれば、他の全体の行政改革などを別にして、大きな数ではございません。要はどういう機能、権限を持たせるかということになります。


 院の権限、権能ということの背景にあるのは選挙なのです。ですから、選挙をする以上はどうしても政党化します。実態の事を言えば。政党化すれば衆参共に党がいろんな政策決定、その他をやることになりますから、議論も衆議院と参議院で同じようになるということは当然のことであろうと思います。そしてまた本来、二院は一院のチェック機能、良識の府という言葉が使われておりますけれども、これも今言ったような政党化ということと、選挙をすれば必ず一定の利害の代表者ということになります。それが職業やいろんな分野ごとの代表者であるということもある、地域の代表者ということもあれば必ず、どこかの代表でなければ当選するわけがないのですから、そういうことになります。結局はその双方から言って、同じような性格の二院ということになってしまいます。ですから、憲法を本当に改正しようとすれば、どういう風にしたらいいのかと、そこをやっぱり相当議論しないといけない。


ただもう一つは、理屈の上の議論は議論としてそうだという人も多いと思うのですけれども、現実に衆議院、参議院の現職の議員をどうするのだという話に最終的にはなってしまう。これも衛藤征士郎さんは、一院制にして、衆参を合わせた定数にして、現職議員は全部、まず一院、事実上下院の意味を持つ一院ということなのでしょう、にすれば当面問題はないのではないか、みんな議員の身分を持つということになればいいのではないか、という趣旨で言っているようです。それは一院にしなくても、二院制でも、全く機能を違うものにすれば、定数であれ全然他と比べて多いわけではないので、実態上の衆参の現職議員をどうするかという問題も事実上は整理することができるということになります。ですからこの二院制をどうするかという問題は、本当にその機能、権能をどのように一院と二院に与えるか、ということの議論をしませんと、ただただ一院だ二院だと言っていたところで、どうしようもない。子供みたいな話になってしまうということであろうと思っております。


それから若干、他の事もありますので申し上げようと思います。今の二院制の問題は43条に書かれてありますが、第67条、内閣すべての条文に言えるのですが、議院内閣制と大統領制の問題がよく議論になります。日本では大統領制と言わない、首相公選制というへんちくりんな言い方をしております。これは中曽根(康弘)さんが若い時も言っていたことであります。首相公選制というのは大統領制であります。ただ私はどう考えても、理屈の上でも実態の上でも、大統領制と天皇制は相いれないと思っております。


 天皇陛下は国事行為を内閣の助言と承認によってやるのですけれども、国民の名において、国民に代わって国事行為を行うわけであります。ですから国の政治の最高権力者を国民、主権者が直接選んでしまったら、天皇陛下の出る場面はなくなってしまうわけであります。直接統治権者を国民が選ぶのですから、その意味で元首であり、統治の権能を持つ、まさに日本の政治的トップになるわけであります。


 このことについて、中曽根さんのことばかり出して恐縮ですが、選ばれた人を天皇が認証すればいいのではないか、ということを(中曽根さんが)言ったことがあります。後で気づいたかもしれませんが、こんなバカなことはないのですね。天皇陛下は国民に代わって認証するわけであります。ですから認証官というのがありますよね。国務大臣であれ、役人であれ、ありますね。それは大事なポストでありながら国民が直接選んだ者でないから、天皇が国民に代わって、国民の名において、よかろう、という認証を与えるということであります。


 ですから、国権の最高機関であるという証明にもなりますが、国会の役員である国会議員は、もちろん認証官ではありません。国民が直接選んだ人であるから、天皇陛下が改めていいとか悪いとか言う立場ではないし、権能もない、ということであります。衆参の議長といえば国の最高機関の長でありますから、当然他の認証官よりも、原理的には、国民主権の考え方の中では上位に位置づけされるはずでありますので、それは天皇陛下が認証するということはありません。それがよくわかる裏付けになると思います。


ですから首相公選制というのは、いかにも民主的で、いかにも斬新な、改革的な主張だと思われる節があるのですけれども、それは天皇制についての議論をわかっていないか、全く無視しているということになると思います。


 それから第70条、総理大臣が欠けた場合というのがあります。これは内閣法によって、本来欠けた時には、総理大臣の臨時代理を組閣の時に指名しておかなければならないようになっているのだそうです。ところが、ずっとそれをしなかった。そしてあのことがあったのです。小渕(恵三)総理が倒れて、医学的には全く意識がない時に、青木(幹雄)官房長官が臨時代理に、誰が任命したのか知りませんが、任命されたという、本当は事件と言えば事件なのだけれども、事実がありました。闇の中の事実ですけれども。これ以来内閣法の規定に従って、事務的に臨時代理を決めているそうであります。ですから2000年以来決めているそうですので問題ない。


 もう一つは、何かの事件でもって総理以下すべての国務大臣が欠けた場合、いなくなってしまった場合どうするのだ。内閣もなくなったということです。天皇陛下が国事行為として国会を召集しますけれども、すべて内閣の助言と承認ですから、国会開会中であれば首班指名をその場でやればいいわけです。しかし閉会中に死亡等でいなくなってしまった、閣議の最中に爆弾が落ちて全員いないという場合、これはいくら考えてもどうすればいいかわからない、というのが現代の日本国憲法と憲法以下の法体系であります。


 もし国事行為の事に理由づけて天皇陛下が招集するということになりますと、それは内閣の助言と承認を得ずに、天皇陛下が国事行為を行ったということになりますので、日本国憲法の趣旨からいうとありえないことであります。ですから、いくら考えてもどうすればいいかでてこない。まさに非常事態、危機管理の規定が、日本国憲法では予想されていなかったのか、その時は占領軍が決めるからいいと思っていたのかどうか知りませんけれども、全く危機管理の規定がない。それは憲法以下の一般法においても全くありません。


 ですから、今回の大震災でも、阪神大震災でも、縦割りの省庁がそれぞれ、自分の縄張りの仕事じゃないとかあるとかいう形の中でドタバタしていますので、スムース、てきぱきとしたことが行われない。簡単に言いますと、阪神の時も問題になったのですが、死人であれば警察、けが人であれば消防。行ってみたら死んでいたからこれは警察だとか、まだ生きているから消防だとか、というばかげた話があるくらいです。それから道路なんかは警察車両の先導がないと通れなかったとか、なんとかかんとか、とにかく省庁別の動きしかできない。こういう大震災の時でさえも、統括する、統一する制度がない。災害対策本部だの、今でいえば復興庁だの、なんだかんだと言いますけれども、何の権限もない。それぞれ各省庁の権限で、事実予算の執行その他が行われている。こういうことでも明らかなように、日本国憲法には非常事態の危機管理の条項、制度が全くない、ということであります。


それから78条、79条に公の弾劾というのがあります。裁判官は公の弾劾によらなければ罷免されないという条文がある。公の弾劾とは何かというと、国会の訴追委員会と弾劾裁判所であります。裁判官訴追委員会、検察官訴追委員会があり、弾劾裁判所がありますけれども、全く機能はしておりません。事実、国会の訴追委員会の事実上の事務局は裁判所からきている。裁判所からきている人間が裁判官を訴追するわけがない。何でこんなバカな人事になるのだ、というようなことが私も本当に知らなかったのですが、明らかになりました。


 それから最高裁判所の事務総局には、これは森(ゆうこ)君がよく知っているけれども、検察から非常に多くの人数が入っている。またその象徴として、日本の裁判所では、検察の起訴で有罪率がほぼ100%に近いくらいの割合になっている。外国人が、検察官の言うとおり全部有罪になるなら、裁判所なんかいらないではないかと。これは世界中でも異例の事であります。それくらい、裁判所、裁判も、検察官の人事的にも、力関係でも非常に大きな影響を持っている、というのが現実です。国会の訴追委員会でさえそうだというのですから、何をかいわんや、ということになります。国会議員は日常にあまり関係ないことですので、全く無関心ですが、これは裁判所、そして事実上大きな影響力を持っている検察の暴走を許すのは、ここのところが一番機能しないからだと思っております。


もう一つ89条。公金を宗教、教育等のところに支出してはならない、という憲法が89条で規定されております。ご承知の通り、私学振興助成法によりまして、毎年毎年多くの予算が私学に投じられております。これは言葉通り見ますと、89条の違反にあたるわけですけれども、社会的必要性という観点の中で、全く振興法の時にも無視されて、私学振興という名のもとに法律ができました。私が1年生の時で、最初に文教委員会に入りましたので、その時に質問いたしました。


 こういったところが問題点ですが、いろいろと時代の変化に即して、変えなくてはならない問題がたくさんあると思います。ですから前回言ったように、くだらない改憲論、護憲論でなくして、いいことであれば(両院の)3分の2なんてすぐできるわけですから、冷静な、公正な憲法論議ができたらいいと思います。


 それから最後に96条ですが、前回日本国憲法と帝国憲法の話もしましたけれども、今96条だけはいいじゃないかという議論があります。どうして96条が硬性憲法として制定されたかという問題。それからその根底に国民主権から発するいろいろな基本原理を、やはりそう安易に(改正を)認めないという日本国憲法の趣旨が含まれているのではないかと思います。


 私は何が何でも96条の3分の2だというつもりはないのですけれども、そこの中身の議論をしないで、何をどう改正するのか、という議論を全然しないで、手続きの方だけ改正すればいいのだ、という議論が総理大臣以下いろいろまかり通っておりますので、非常に奇異に感じております。


 いずれにしても、今日本国憲法で旧来から問題となっていた点についてお話しました。私の話は以上で終わります。


【2013年3月7日・生活の党本部】小沢一郎代表「二院制について」



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/110.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 民主党はTPP事前交渉の内容を全て明らかにせよ (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-914.html
2013-03-12 陽光堂主人の読書日記

 「言うだけ番長」の前原誠司が昨日、衆院予算委員会でTPP参加に前のめりになっている安倍政権を牽制しました。東京新聞は、本日付でこう報じています。
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013031202000130.html)

   TPP 米、車・保険で譲歩要求

 民主党の前原誠司衆院議員は十一日の衆院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)の事前協議で、米側が自動車の安全審査の除外やかんぽ生命の学資保険の内容変更などを交渉参加入りの条件として民主党政権当時の日本政府に要求していたと明らかにした。安倍晋三首相は近く交渉参加表明する意向だが、米側は安倍政権にも同様の要求をしている可能性が高い。

 前原氏は、米政府が野田政権当時の日本政府に、TPPの事前協議で(1)米国が輸入乗用車に2・5%、トラックに25%を課している関税撤廃に猶予期間を設ける(2)米国の安全基準を満たした車は日本の安全審査なしとする輸入枠を米韓自由貿易協定(FTA)と同様に設ける(3)かんぽ生命の学資保険の内容変更−を要求したと説明した。

 前原氏は、これらの要求について「米政府が、これらを武装解除しなければ(日本がTPP交渉に参加するために必要な)米議会への通告をしない、と言っていた」と指摘。「われわれは、あまりに日本に不公平だったので妥協しなかった。安倍政権は妥協して交渉参加表明することはないですね」と譲歩しないよう迫った。

 首相は「交渉していることをいちいち外に出していたら交渉にならない」と明確には答えず、「守るべき国益は守っていきたい」と述べるにとどめた。

 首相は、事前交渉の内容について「(当時の政府関係者として)守秘義務がかかっているはずだ」と前原氏をけん制したが、前原氏は「本当に国益にかなうか、(首相が)見切り発車をしないために言った」と反論した。

 前原氏は野田政権で民主党政調会長を務め、昨年十月から衆院解散までの三カ月間は、TPP交渉問題を担当する国家戦略担当相だった。

 衆院予算委では民主党の玉木雄一郎氏が、首相がオバマ米大統領との日米首脳会談で確認した日米共同声明で自動車や保険部門が懸念事項として明示されたことを追及。「譲歩を具体的に行わなければ交渉参加できないのではないかと言われているが、門前払いを約束したものになっていないか」と指摘した。


 前原は正義の味方のような振る舞いをしていますが、TPPを担当した国家戦略担当相当時、彼も事前交渉の内容を隠していたわけで、「目糞鼻糞笑う」(汚い表現で失礼!)類の話で、人のことは言えません。野党となった腹いせに嫌がらせをしていると見られても仕方ありません。それでも安倍政権の売国振りを印象付ける効果はありますから、言わないよりはましですが…。

 民主党の前原や玄葉たちは自民党との連携を謀っていると言われていますが、その彼がどうして安倍政権を攻撃する挙に出たのか、一考を要します。水面下の働きかけに自民党が応じようとしないので、牽制すべく内情をバラしたのかも知れません。政争の具として使われていることは間違いありません。

 安倍は苦し紛れに「守秘義務がかかっているはずだ」などと述べていますが、同じくアメポチの前原はそんなことぐらい重々承知しており、最も重要な秘密は秘匿しているはずです。民主党政権時代のTPP事前交渉については既に一部漏れていますから、それに便乗してパフォーマンスしたのでしょう。

 前原くん、「言うだけ番長」の汚名を晴らしたいなら、全部喋らないとダメですよ。この際、全てぶちまけて関係各国の国民に知らせれば、真の愛国者として尊崇を集めることができます。相当な覚悟が必要ですが…。

 最も重要な秘密とは何か、これは米大企業幹部600人しか知らないことで、属国日本の為政者がどこまで知らされているか未知数です。恐らく交渉参加国の国民が知ったら卒倒するような内容で、究極の奴隷社会を構築するような決め事が存在すると思われます。

 交渉文書は協定発効後4年間秘匿されることになっているそうですから、相当に酷い内容であることは容易に想像がつきます。自民党の反対派が真に国を憂えているなら、離党覚悟で反対しなければなりません。安倍に一任しているようではダメです。

 TPPの真の姿は隠蔽されているわけですから、反対派も大して信念があるわけではなく、選挙対策上ポーズを採っているだけの議員も多いと思われます。政府が交渉参加を表明してTPPに加わることなったら、なし崩しに認めてしまうでしょう。「日米関係を損なう恐れがあるからこれ以上反対できない」とか何とか言い訳をして。

 安倍は明日にでもTPP交渉参加を宣言すると言われています。「どうせ乗り遅れているのだから参院選まで待てばよいのに何故慌てるのか」と苦言を呈している与党議員もいますが、これが大方の見方で、安倍の急ぎ方は尋常ではありません。

 それほど体調が悪いのか、あるいはスキャンダルを握られて脅されているのか…。自己保身のために国民生活が犠牲にされたら、たまったものではありません。交渉参加宣言をしないことを願いますが、阻止できそうもありません。国が崩壊し始めると、容易なことでは止められず、加速度的に転落します。今はその渦中にあるようです。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/111.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 普天間移設 名護漁協が埋め立て「同意」 基地との共栄、容認派の期待 (産経ニュース) : 地元民の多数は辺野古に移転賛成

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。
  
  
[私のコメント]

>ようやく前進の兆しが見えてきた移設問題。移設先の辺野古には、期待を込めて推移を見守る容認派の人々がいた。
>移設予定地の漁業権を持つ名護漁業協同組合は11日、名護市内で臨時総会を開催し、埋め立てへの同意を賛成多数で決めた。

基地移転先の辺野古には、移転に賛成する住民が実は多数いるわけです。
  
    
    
>「地元の7、8割は移設賛成だ。この通り産業も仕事もない。基地があれば集落も潤う。生活が第一だ」
 住民の男性(69)が教えてくれた。「反対しているのはよその人ばかり。あそこも本土の人が半分で、地元の人はほとんどいない」と、反対派のテント村が陣取る海岸を指した。

以上のように、辺野古の大多数の住民は何と基地移設に賛成しているのです。
住民が移設反対との報道は、『よその人』の声にすぎなかったわけであり、地元住民の声が優先されるべきであることは言うまでもありません。

沖縄米軍基地は日本も含めた東アジアの平和のために必須です。
それは阿修羅でも下記の通り実証されています。

http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/727.html

名護漁業協同組合が埋め立てへの同意を賛成多数で決めたという事実は、基地移転への大きな一歩となるでしょう。

上記の通り地元住民の大多数は基地移転に賛成であり、それが「生活第一」であるとまで断言しています。
この地元民の声を聴けば、「国民の生活が第一」の「生活の党」でさえも基地移転に賛成するはずですよね。
   
    
[記事本文]

2013.3.12 07:12 (1/2ページ)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設をめぐり、政府は今月末にも仲井真弘多(ひろかず)知事に公有水面の埋め立て申請を行う方向で調整を進めている。ようやく前進の兆しが見えてきた移設問題。移設先の辺野古には、期待を込めて推移を見守る容認派の人々がいた。

 移設予定地の漁業権を持つ名護漁業協同組合は11日、名護市内で臨時総会を開催し、埋め立てへの同意を賛成多数で決めた。今後、補償交渉で妥結すれば、知事が埋め立て許可を出す際に必要となる同意書を国に提出する。

 「漁民が後悔しないよう、それなりの補償は求めていく。これからしっかりふんどしを締めてかかる」。容認派の中心人物の1人でもある古波蔵(こはぐら)広組合長は総会後、そう語った。

 辺野古地区は、総会が開かれた市街地から山を隔てた東海岸にある。米軍の海兵隊が駐屯するキャンプ・シュワブのゲートを過ぎ、山中をうねる国道を曲がれば集落入り口だ。かつて米兵向けに営業していたバーやスナックの空き家があちこちにあり、うらぶれた雰囲気が漂う。

 「地元の7、8割は移設賛成だ。この通り産業も仕事もない。基地があれば集落も潤う。生活が第一だ」

 住民の男性(69)が教えてくれた。「反対しているのはよその人ばかり。あそこも本土の人が半分で、地元の人はほとんどいない」と、反対派のテント村が陣取る海岸を指した。

 キャンプ・シュワブは辺野古を含む久辺(くべ)三区の住民が自ら誘致。基地とともに街は発展し、辺野古は一大歓楽街として栄えた。今や往事のにぎわいは皆無だが、地区行事での交流など米軍との関係は良好だ。
  
  
2013.3.12 07:12 (2/2ページ)

 「県外移設」の大合唱と地元の声にギャップがある背景には、沖縄の「南北格差」という問題がかいま見える。名護など北部は人口比で1割程度で、経済は大きく立ち遅れている。日々、基地と向き合う地域が寂れ、基地負担の「見返り」で栄えるのは中南部−。そんな「不平等感」を漏らす住民は少なくない。

 ある住民の男性(62)はこう訴えた。

 「南の人は基地返還で街が発展するから、簡単に『基地はいらない』という。ここにあるのは山(やん)原(ばる)と水だけで、企業誘致もままならない。基地と共存共栄する。そんな夢しか描けない場所なんです」(千葉倫之)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130312/plc13031207140002-n1.htm
  
   
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/112.html

記事 [政治・選挙・NHK145] たばこの煙のPM2.5「中国並み」 専門家、対策訴え(朝日) タバコの煙から出るPM2.5の方が遙かに有害

たばこの煙のPM2.5「中国並み」 専門家、対策訴え


【佐々木英輔】中国の大気汚染で問題化している微小粒子状物質PM2・5にからみ、日本癌学会など18学会でつくる学術グループがPM2・5を含むたばこの煙の対策を訴えている。喫煙可能な飲食店などの濃度は北京と同レベルで、日本国内では屋外よりも受動喫煙対策の不十分な屋内が深刻としている。

 PM2・5は直径2・5マイクロメートル以下の粒子。肺に入り込むことによる健康影響が懸念されている。

 22日、記者会見した禁煙推進学術ネットワーク(委員長、藤原久義・兵庫県立尼崎病院長)によると、福岡市の喫煙可能な喫茶店での測定結果は常に1立方メートルあたり300マイクログラムを超え、平均371マイクログラム。横浜市のカフェの喫煙席も200〜700マイクログラムだった。日本の1日平均の環境基準である35マイクログラムを大きく上回り、中国の屋外と同様の濃度を記録した。


http://www.asahi.com/tech_science/update/0223/TKY201302230036.html
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/113.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 中島政希元衆院議員を書類送検 政党ポスターはがした疑い (共同通信) 
中島政希元衆院議員を書類送検 政党ポスターはがした疑い
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013031201001446.html
2013/03/12 11:02 共同通信


 群馬県警高崎署は12日までに、民家に掲示されていたポスターをはがしたとして器物損壊の疑いで、中島政希元衆院議員(59)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 送検容疑は昨年9月、同県高崎市江木町の民家に張ってあった政党ポスター数枚をはがした疑い。

 ポスターを張った元衆院議員の三宅雪子事務所によると、三宅氏が昨年10月、高崎署に告訴していた。

 中島元議員は取材に「はがしたことは間違いないが、政治判断に基づくもので器物損壊には当たらない」と話している。

 中島元議員は、2009年の衆院選で民主党の比例北関東ブロックで初当選し、昨年1月に離党。


関連記事
中島政希議員犯行を認める 小沢一郎が選挙妨害の被害に (たむごんの白熊ニュース)
http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/212.html


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 維新&みんな、参院選へ向け民主外し!? 松井氏と江田氏が会談(ZAKZAK) 
          民主外しで活路を見いだす維新・松井氏(左)とみんな・江田氏

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130312/plt1303121139002-n1.htm
2013.03.12 ZAKZAK


 今年夏の参院選に向けた、日本維新の会と、みんなの党の選挙協力が進み出した。1〜3人区での競合を避ける方向で一致し、月末までに結論を出すことになったのだ。参院選後を見据えた政界再編の芽も感じられる。注目の幹部会談では、政権時代の「負の遺産」を引きずる民主党との連携を事実上拒否した。

 11日夜、都内のホテルで開かれた会談には、維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)と、みんなの江田憲司幹事長が出席した。

 この席で、両氏は計13ある改選2、3人区の一部では、月内に調整を終えて支援候補の結論を出すことで合意。維新が党大会を開く30日までにあらためて会談するという。

 31ある改選1人区については、民主党とすみ分けする可能性を考慮し、調整を先送りした。ただ、両氏とも「民主党とは基本政策が異なる」として、現時点での協力は困難との認識を確認した。

 もともと、松井、江田両氏は今年1月下旬に選挙協力に向けた協議入りで一致していたが、その前後、みんなの渡辺喜美代表と、維新の橋下徹代表との関係がギクシャクした。

 昨年末の衆院選での連携頓挫などを受け、渡辺氏は「(維新と)信頼が壊れた」などと発言。これに橋下氏が「反省すべきところは反省する」「(渡辺氏は)もう少し大人の政治家になってほしい」と語ると、渡辺氏は「言葉をそのまま返す。橋下氏も大人の政治家になってほしい」と反論する場面まであった。

 両党内に、意見対立や主導権争いを感じさせる動きもあり協議は遅れ、11日の会談は仕切り直しの会となったが、今後の見通しはどうなのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「松井氏と江田氏の信頼関係は強く、今後、2人を軸に選挙協力は進むはず。一方で、橋下氏と渡辺氏の突出ぶりには両党内に不満が出ている。参院選後、両党は合流する動きもあるが、松井、江田両氏を軸に進んでいくのではないか」と語っている。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK145] コンクリートではなく鎮守の森で防潮堤を築け (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-4f66.html
2013年3月12日 植草一秀の『知られざる真実』

ふるさと

兎(うさぎ)追いし かの山

小鮒(こぶな)釣りし かの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと


如何(いか)にいます 父母

恙(つつが) 無しや友垣(ともがき)

雨に風につけても

思い出ずる ふるさと


志(こころざし)を 果たして

いつの日にか 帰(かえ)らん

山はあおきふるさと

水は清き ふるさと


3月11日、明治記念館で「祈りの日」の式典が開かれた。

世話人代表は元参議院自民党議員会長の村上正邦氏。

500名の人々が参集した。

式典で安積女子・安積黎明高校OG会合唱団の方々が素晴らしい歌を披露された。「故郷」は披露された合唱のひとつだった。

人々にとって故郷はかけがえのない場所。


いつの日にか 帰(かえ)らん

山はあおきふるさと

水は清き ふるさと

は、すべての人々の心の叫び、心の願いである。

大自然の力によって大きな災害は引き起こされる。

悲しみは果てしなく、生きる力を取り戻すには愛と時間が必要である。

私たちはいかなる困難に遭遇しようとも、希望を持って進んでゆかなくてはならない。


東日本大震災・原発事故に直面して、私たちはいま、私たちの生きる道に選択を迫っている。

環境問題への考え方に二つの大きな対立する概念がある。

「保全」と「保存」

英語では

Conservation と Preservation

ジョン・パスモア著『自然に対する人間の責任』(岩波現代選書)

に次の言葉がある。

「保全(Conservation)の思想は、自然環境を人間のための<道具>であるとみなす。

これに対して保存(Preservation)の思想は自然環境に<それ自体の価値>が備わっているとみなす。」

「保全」は人間が自然を支配するとの考えに基づく概念である。

これに対して、「保存」は人間自身が自然の一部として自然のなかで生きるとの考えを示している。


大津波が大きな被害をもたらした。

この被災に対応して、宮城県では、村井嘉浩知事の独断で、160キロに及ぶコンクリートの防潮堤が建設され始めている。

しかし、コンクリートの防潮堤の耐用期間は50年程度であるとされる。

1000年に一度の大津波に対応して、耐用年数50年の防潮堤を建設することが愚かしいことだと思うのは私だけではないはずだ。

横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏が、

「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」

を提唱し、その活動を実践されている。

「祈りの日」式典では、宮脇教授が、被災地の瓦礫を利用した防潮堤(「森の長城プロジェクト」)の建設計画について熱のこもった講演をされた。

青森県から福島県に至る全長300qの太平洋岸に、高さ10m〜15mの巨大防潮堤を建設する「森の長城プロジェクト」である。

残土と被災地のガレキで造成するマウンドの上に、土地本来のシイ・タブ・カシなどの照葉樹を植樹して、ふるさとと人の命を守る鎮守の森を育成する壮大なプランである。

かつて、日本人は、祈りの場としての鎮守の森をもち、森のいのちを生命の源泉としてきた。

日本人の自然観や宗教観、和の心は、鎮守の森に育まれたといってもよい。

TPPによって破壊されようとしている最大の日本の財産、世界遺産は、この日本文明の根幹、地域社会の連帯、絆であるとも言える。


コンクリートの防潮堤が耐用年数50年であるのに対して、照葉樹の自然林は9000年の耐用年数を持つという。

事実、東日本大震災による大津波でも、鎮守の森は破壊されずに自然の防壁になった事実が示されている。

宮脇氏が提唱する植林では、植林後の生育を自然に委ねてしまう。

巨額の管理費用を必要としない。

自然の力で安定した生態系が生育し、9000年の耐用年数を持つ自然林が生育するとのことである。


コンクリート建造物の建造推進の国土強靭化は国民のためのプロジェクトではない。利権政治屋と利権業者の利権のためのプロジェクトである。

根本的な見直しが必要である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「日本一新運動」の原点―152 {小沢政治裁判の総括と新たな闘いへの出発とナノ純銀の情報} (日本一新の会。)
「日本一新運動」の原点―152
 2013年03月12日 : (日本一新の会。)


     日本一新の会・代表 平野貞夫妙観

 ○ 小沢政治裁判の総括と新たな闘いへの出発!


 3月7日(木)、文京区豊島公会堂で開かれた「小沢一郎議員の無罪判決確定報告国民大集会」に、日本一新の会会員の皆さんが全国各地から多数参加していただいたことに感謝します。


 登壇者と参加者が満席の会場が一体となって、真のデモクラシーを確立することを語り合ったことは意義深いことでした。集会は、第1部の植草一秀氏の基調報告に続いて、来賓の論客から所見が述べられた。第2部は小沢一郎さん本人が参加し、感謝の挨拶とこれからの活動について話があった。第3部は7月の参議院選挙に小沢さんの支援で出馬する予定の現・前国会議員が決意を述べた。いろいろな立場の人から日本の現状について貴重な発言があった。
 小沢一郎さんの発言要旨は次の通り。

(小沢生活の党代表発言要旨)


 日本の民主主義を守るために、本当に熱い思いで支援し、激励してくださった皆さんのおかげで、無罪を勝ち取ることができました。心からお礼を申し上げます。


 私がこの会に出席させていただいたのは今日が初めてです。日本の将来を心配し、今日も会場一杯の皆さんが来てくださいました。私自身の裁判は終わりましたが、3人の元秘書の裁判がまだ続いております。無罪を勝ち取るために、これからも皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。


 私が本当に心配しているのは、日本の民主主義そのものであります。まさにいつか来た道と同じ状況にさしかかっている。これは日本人自身が、本当に深刻に真剣に考えなければならないことです。国家権力が直接、恣意的に執行され、政治家であっても活動を制約されるという実態です。


 今回の事件を私ひとりの問題で終わらせたくない。いろいろな方々から無罪の判断が下ったんだから、今までの検察のやり方などに、私自身が抗議をし、裁判所へ訴える活動をすべきだとお話をいただくことが多々あります。私自身の名誉毀損だとか、メディアを含めてやることは、この事件が私個人の問題だと矮小化され、喧伝される可能性が非常に大きい。そういうことで誤魔化されてしまっては日本の将来はない。検察から睨まれたら政治家、経済人からみんな、彼らの力で抹殺されてしまいます。こんな日本をみんなで目指したわけではない。日本に民主主義を定着させようというかぎりは、民主主義的手続きによって変えざるを得ない。それが唯一、国民に与えられた権利である選挙であります。私自身の、政治家としての信念は一度も揺らいだことはありません。これからも「こうあるべきだ」という道筋を追っていきたいと思っています


 民主党政権を終わらせてしまったことは慚愧に耐えない。本当に国民の皆さんに申し訳なく思っております。ただ、このまま黙って見過ごすわけにはまいりません。今まさに滅亡への道を歩んでしまっている現状を黙って見ていることはできません。世界の中で一番不安定な要素を持っているのは、我が国日本が位置するところの北東アジアだと思っています。ここが本当におかしなことになってしまったら、まさに地球全体のビックバンになってしまいます。


 私も、自由民主党はこのままではだめだと離党して以来、20年が経過しました。ようやく政権交代を成し遂げた民主党政権が残念な結果になりました。しかし、総選挙の結果を見れば、日本人が安倍政権を心から支持したわけではありません。私たちは、本当に国民の暮らしと民主主義を確立するために、もう一度政権交代に挑戦したい。私も馬齢を重ねましたが、大目標を達成するまでもう一度頑張ります。


 参議院選挙が数ヶ月後に行われますが、昨年以来、バラバラで戦っては自民を利すると言い続けてきましたが、聞き入れられませんでした。先に選挙制度についてのお話しがありましたが、考えてみれば、私たちが国民の皆様の期待を受け入れる受け皿をつくれば、政権交代は容易に出来うるということ。
 何としても、次の総選挙で政権奪還を果たしたい。    (文責・平野貞夫)

 ○ ナノ純銀によるセシウム減弱効果について!


 3月6日(水)、参議院の本会議で森ゆうこ議員は、生活の党を代表して福島原発事故について質疑を行った。
 要旨は次の通り。


 ○ 森ゆうこ君 放射能対策は最優先の課題です。原発サイトの汚染水問題や各地の放射性汚泥など、一時的な管理は限界に達しつつあります。 新しい技術も活用し、これまでにない発想で対応すべきです。(中略)例えば新しい技術の中に、下村文科大臣もご関心のある「ナノ純銀によるセシウム低減技術」があります。2月6日、放射能関係の研究会で、セシウム半減期を著しく短縮させる減弱効果があったとの検証測定結果が報告されました。まずは、しかるべき機関に実情を調査研究させるべきと考えますが、下村大臣、如何ですか。


 ○ 国務大臣(下村博文君) ・・・(略)、さて、私も感心のあるセシウム低減技術でございますが、日本原子力研究開発機構が関係大学とともに2度にわたる試験を実施しましたが、残念ながらご指摘の効果は確認されなかったものと聞いております。しかし、除染技術として効果的なものを活用していくことは極めて重要であり、文科省としては、日本原子力研究開発機構に対し、今後とも各方面からご提案のある技術について、関係各省とも連携し、その技術的評価に取り組み、有望な技術の確認を行うよう要請してまいります。

 この検証測定の対象は、板橋区ホタル生態環境館館長の、阿部宣男理学博士が開発した技術である。放射能関係研究会で発表したのは、岩崎信元東北大学教授で「核計測学」の専門家である。岩崎工学博士については「メルマガ・日本一新」でも何度か紹介したとおりだ。岩崎博士は、今後の研究の参考にと、『KEK研究会発表を終えて』を届けてくれた。これからの追試などで証明されることを前提として、この技術の今後の発展性について次の3点を指摘している。


@ 今回の放射性セシウム減弱メカニズムの有力候補のひとつが「低エネルギー核反応」(常温核融合)といえる。これから「セシウムは消える」という非常識と、かつて騒動の前科がある「常温核融合」という非常識をもって、従来の常識を堅持しようとする研究者と論議することになる。追試を重ね未承認の壁を打ち破りたい。ナノサイズ物理学自体が未完成であり、まったく新しい分野を切り開かねばならない。


A とりあえずの実用化として、東電福島第一原発サイトに溜まり続けている放射性冷却水の処理。もうひとつは、各自治体が抱えている大量の汚泥・焼却灰処理や中間貯蔵地に集めたものへの応用が考えられる。


B 将来の大きな適用対象として、原発から出る高レベル放射性廃棄物の処理への応用。さらに大事なことは、厄介ものの放射性廃棄物が、安定してコントロール可能なエネルギー源に変身したり、核融合とは異なるエネルギー源の開発につながる可能性がある。
    (文責・平野貞夫)

 岩崎博士は、これらの発展性を実現するため、投稿論文を執筆中である。また、専門家間の認知や複数機関での追試確認を要望している。


 問題は、下村文科大臣の答弁の中で「日本原子力研究開発機構が関係の大学とともに二度にわたる試験を実施しましたが、残念ながらご指摘の効果は確認されなかったものと聞いております」の部分である。岩崎・阿部両博士側では、この答弁に対して「ナノ純銀を施す前の試料のバックグランドを計測していないなど計測の方法に議論があった」とのことである。


 下村文科大臣の答弁の基調は、「今後とも各方面からご提案のある技術について、関係各省とも連携し、その技術的評価に取り組み、有望な技術の確認を行うよう要請してまいります」というものである。この方針を岩崎博士が検証測定した「ナノ純銀によるセシウム低減技術」に生かしてもらいたい。


 森ゆうこ参議院議員が本会議の代表質問で「ナノ純銀活用」を採り上げた翌7日、国会中継を見ていた複数の専門家から、阿部博士に激励の声が寄せられている。その中に、東電の放射能対策の担当者から「早急にメカニズムを解明して、活用できることを期待しています」とのこと。


 人類の歴史は、多くの技術が先行実用化されて発展し、後から理論が追いかけてきた。ナノ純銀によるセシウム減弱の安全性は確認されている。新聞の投稿欄には「除染の効果・方法論議深めて」とか「除染と帰還という新たな神話」という意見が掲載されている。放射性物質で困っている人たちの救済を急がねばならない。


追記
 ☆本号は無限拡散希望につき、転載許諾を必要としませんので、お取り扱いを
   よろしくお願い申し上げます。


元記事リンク:http://nipponissin1.blog136.fc2.com/blog-entry-239.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 金融資本が命じる日本の姿 潤沢な資産と豊饒の市場を“資本”に開放せよ (世相を斬る あいば達也) 
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/f87cbec04176df17a696d3b0952142dc?fm=rss
2013年03月12日 世相を斬る あいば達也

 安倍晋三がオバマとの会談を経て、あっさりとTPPと云う売国協定に舵を切った姿は、嘴と爪をもぎ取られたタカを連想する。嘴と爪のない鷹など雀以下である。筆者から言わせてもらえば、右派保守政治家など名乗られては迷惑千万なだけである。“雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る”と蹴散らかされているようなものだ。憲法改正も右派保守な人びとを鼓舞するような準備に怠りないように見せているが、精々実行出来るのは“維新やみんな”が参議院で公明に替わる勢力となった時に、両院の過半数で憲法改正が可能と云うところまでなのだろう。

 そこから、国民投票にかけられる憲法条文を抽出する作業に入るわけだが、抽出した条項や改正の内容は、自民党が改正試案として示しているような、自主独立を目指す方向に舵を切った途端、米国からの表裏に及ぶ圧力が加えられるだろう。米国の国益は、日本や韓国の防衛を米軍抜きでは実戦能力が欠ける軍備増強を推進させるだけで、独自の防衛力を保持させるつもりは些かもない。米軍抜きに、自国の防衛が成立しない日韓は、米国からの支援を常に期待する存在としておく意味合いがある。また、日韓が米国の横暴に腹を立て共謀する機運を排除する為に、常に日韓がくだらぬ諍いで揉めさせようとしている。また、TPPにはNATO風味の集団的自衛体制の臭いもあるが、仮想敵国の想定に無理があるので、目的としては弱い理由だ。

 また米国政府は、緊急の市場を求める“瀕死の世界資本”の圧力を常に受けている。彼らは、戦場がなくなる地球上で、そのマネーのエネルギーを持て余し、米国政府、つまり国家に向かって戦う場を与えろと恫喝している。“瀕死の世界資本”にとっての戦場とは、正真正銘の戦場は大喜びだが、ジャブジャブになってしまった世界中の国家のマネー、言い換えれば国民のマネーをげっぷが出るほど喰らった挙句、サブプライムローンで反吐を吐き、又食べれるぞと喚いているネロ皇帝と並の貪欲さである。

 世界各国の金融緩和の後塵を排し、後からノコノコ追いついたのがアベノミクスである。これで、先進国のすべてが金融緩和にまっしぐらとなった。問題は、世界中に溢れたマネーが金融関連企業に流れ、その場を失っているのが世界のマーケットの現実だ。行き場を失ったマネーは必然的にバブルを起こす。バブルに向かわないマネーは、発展途上の国々に市場を作ろうと流れ出す。その国々は、経済成長を遂げるが、その果実は金融資本のものであり、僅かなおこぼれもお裾分けに浴することはない。そして、金融資本に手を貸した、その国の僅かな人間だけが潤うのである。

 また、このマネーは原油や穀物など商品投機市場にも流れ、その値を吊り上げ、中間層と貧困層を直撃する。マネーと云う怪物は、幽霊のようなものだから、誰が操っていると明確に指名する事も出来ない。理屈の上では、この正体不明の怪物の動きを制御する装置が必要なのだが、どこの国も、どこの組織も、絶対的有効な手段を持っていない。オバマ自身も、この正体不明のマネーの傍若無人に歯止めを掛けようと試みたが骨抜きにされ、いまだ金融資本は健在である。

 このような事情の中で、日本人の資産と、日本のマーケットがTPPによって食い荒らされることになる。善かれ悪しかれ、日本の官僚統治の抵抗は手強いものなので、国家間の揉め事ではなく、企業対日本政府の戦いと云う戦場を提供するアイデアを生んだことになる。この強欲マネーが、しばらくの間日本と云う餌食に興味津々になっている間、欧米の政府は一息つけると云う按配なのだろう。ただし、TPPへの参加によって、日本があっと驚く罠に気づく頃には、安倍晋三は首相を退いているわけで、次か次の政権が、このTPPによる被害を蒙ることになる。よく練られた罠である。

 日本の政権において、コロコロ首相が変わるメカニズムは、政治家や政党の事情で起こると云う言説は間違いで、案外、企業資本と国家の鬩ぎ合いの中で生じる必然的現象かもしれない。一人の首相が国民に不都合な問題を一つ解決して人身御供となり、次の首相に残りのツケを回す。そのツケを引き継いだ首相も、国民に不都合な政策を実行し、人身御供となり、残りのツケを次にと云う按配なのかもしれない。今どきはウッカリ首相などになるものではない(笑)。国家の大計を考える時間も与えられず、マネーに追い立てられるわけである。

 考えてみると、マネーと云うもの凄い不思議なのだ。我々国民も、実はマネーの成立に寄与し、その正体の何京分の一だけ参加しているメカニズムなのだから不思議で仕方がない。庶民の僅かな蓄えであっても、それに毛ほどの利息がつく限り、実は世界金融マネーの一翼を担っているのだから不思議だ。誰ひとり、金利はいりませんとは言わないし、銀行に預けた金が、どのような動きをして、どのような貢献をしているか、どのような悪事を働いているか、知る由もないし、興味もない。しかし、確実にその金が、世界金融の一翼を担っているのだから、なんとも判らない世界である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「TPP「記者クラブ」という排他的特権的な情報利権、クロスオーナーシップ、再販価格維持制度、を残せか」 兵頭正俊氏 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10281.html
2013/3/12 晴耕雨読


兵頭正俊氏のツイートより。https://twitter.com/hyodo_masatoshi

「記者クラブ」メディアは、TPPに関する自民調査会決議に、「メディア=放送事業における外資規制、新聞・雑誌・書籍の再販制度や宅配については我が国の特性を踏まえること」との一文を挿入。

「記者クラブ」という排他的特権的な情報利権、クロスオーナーシップ、再販価格維持制度、を残せか。

「記者クラブ」メディアが考えていることは、自分たちが宗主国の米国と同じようにこの国の既得権支配層の一翼であること。

そして米国の支配のためには自分たち売国メディアが有効であること。

最後にこれまで通り宗主国に仕える代わりに、今後も自分たちの生活を守ってほしい、ということであろう。

今回のTPPという名の敗戦、「米国の本土上陸」「米国進駐」でも、わたしは太平洋戦争敗北後と同じように「記者クラブ」メディアは生き残っていくのではないかと思っている。

かほどさように我が国のメディアは腐っているのである。

TPP参加後に、わが国は米国の 何番目かの州とかいった「恵まれた」(?)位置に立てるわけではない。

TPP参加後の日本は、米国の州と同様の法的権利が与えられる訳ではない。

米国民としての法的権利はないのだから、我が国は文字通り植民地にされるのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 前原議員によるTPP交渉裏話の暴露と安倍首相の狼狽 (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/03/12/
2013年03月12日 天木直人のブログ

 きょう3月12日の東京新聞だけが大きく報じていたが、TPP参加の是非を巡って前原民主党議員と安倍首相の間で前代未聞のやりとりが昨日11日の衆院予算委員会で行なわれていた事を私は知った。

 すなわち前原議員が、民主党政権当時のTPPをめぐる米国との事前交渉において、米側が自動車の非関税障壁撤廃やかんぽ生命保険の内容変更などを日本のTPP交渉入りの条件として要求していた事を明らかにしたのだ。

 この事について米国が安倍自民党政権に対しても同様の要求している事は既に一部のメディアが報じている。

 しかし民主党政権の頃からそういう要求を米国が行なっていた事を、民主党の現職幹部議員が国会の場で明らかにした事は実は物凄いことなのである。

 しかも前原氏は続けてこう言ったという。

 「われわれは、あまりに日本に不公平だったので妥協しなかった。安倍政権は妥協して交渉参加表明をすることはないですね」と。

 これは民主党政権にとって安倍政権に対する捨て身の抵抗である。

 私はかつて1月31日のメルマガ第85号でこう書いた事があった。

 民主党の最大の失敗は、3年余も政権の座にありながら、国家権力を仲間割れに使うだけで、自民党の悪政暴露に使わなかったことだ、と。

 この助言は、死滅寸前の民主党がいまこそ最後の切り札として安倍自民党政権に対して切るべき、唯一、最強のカードに違いない。

 もちろん民主党は返り血を浴びる。

 3年余り政権政党にいて官僚と一緒に国民を欺いてきたからだ。

 しかし、「自分たちも同罪だ」という批判をあえて覚悟の上で、国家権力が国民に隠して来た売国的事実の数々を懺悔して告白すれば、民主党は、自らに向けられる批判を帳消しにして余りある評価を国民から得ることになると思う。

 この前原発言に安倍首相は狼狽した。

 そして気色ばんで「交渉していることをいちいち外に出していたら交渉にならない」、「守るべきは国益だ」と反論した。
 
 「(当時の政府関係者として)守秘義務がかかっているはずだ」とまで言った。

 この言い方は安倍首相がいかにTPP交渉参加問題で追い込まれているかの証拠だ。

 その狼狽振りが目に浮かぶ。

 東京新聞によれば前原議員はこれに対し「本当に国益にかなうのか、(首相が)見切り発車しないためにも言った」と反論したという。

 私はこの際民主党は「国民の知る権利」を盾にして、政権政党時代に知り得た「不都合な真実」のすべてを国民の前で告白すべきだと思う。

 それこそが国民を裏切って政権を手放した民主党のせめてもの罪滅ぼしである(了)。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 日本のTPP追随の得失

 中国共産党系のメディアとしては、日本のTPP参加問題を冷静に分析しているので紹介したい。
 また、意図的に日本の瓦解を願った上の説明なのか、自由主義的経済価値観に毒されたゆえの説明なのかはわからないが、中国共産党の現時点での国家社会に対する価値観の一端も垣間見えるので、コメントも少し加えたい。

 記事は、「安倍首相をTPPへの明確な同意へと突き動かした直接的な力は、オバマ大統領との共同声明で取り付けたほっとする言葉だ。すでにTPP交渉参加に同意した11カ国(日本を含まない)は「全ての物品」が交渉対象になることで合意しているが、共同声明は米日双方が「敏感な問題」を抱えていることを確認したうえで、「一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められるものではない」と指摘した。これは安倍首相が政権公約で示したTPP参加条件(米などを関税撤廃の例外とすることを認める)と基本的に一致しているように見える。
 確かにTPP交渉参加への同意は安倍首相からオバマ大統領への手厚い手みやげとなった」と説明しているが、日米共同声明は、「米などを関税撤廃の例外とすることを認める」ものではなく、せいぜい、日米間の関税協定ではそうなる可能性もあるというものでしかない。日米間以外、例えば、日豪間や日越間などにおいても同じようにそうなる可能性があるとは言えない話なのである。


※ 関連参照投稿

「TPP共同声明」を読む:米国とグローバル企業が日本のTPP参加で狙うもの:TPP参加と日本の食
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/818.html


 経済成長第一主義の中国共産党ゆえなのか、日本の国家社会がおかしくなるのを望んでいるのか、記事は、「安倍政権は大胆な財政出動による景気刺激策、および「無期限」の金融緩和政策を打ち出すと同時に、TPP交渉参加の助けを借りて輸出改善を後押ししようと考えている。TPP交渉参加国を見ると、米国は日本にとって第2の貿易相手国だし、ベトナム、マレーシア、チリは経済成長率が5%を超える。このため日本にとってTPP参加は工業製品輸出を促すだけでなく、安価な商品を輸入することで国内消費を刺激することもできる」とし、「日本は現在米、小麦、乳製品、砂糖などの農産物に対して依然100%以上の高い関税を課している。中でも米の関税は778%にも達する。だが日本の農業従事人口は労働人口全体の4%に過ぎない。第一次産業は日本のGDPの4%を占めるに過ぎず、労働人口でもGDPの割合でも第二次産業が農業を遥かに上回る。したがって、日本はTPPから得られるメリットの方が、損なわれる利益を上回るはずだ」と、日本がTPPに参加するメリットを説明している。

 前段の説明で、「TPP参加は工業製品輸出を促す」としているが、経済成長率が5%を超えるベトナム、マレーシア、チリとは既にEPAを締結しており、TPPに参加したからといって条件が変わり輸出が増大するというわけではない。

 米国との関係も、長年にわたって政府間で交易の在り方を調整し棲み分けができており、TPP参加でその在り方が変わるものではない。日米の関係性に照らしても、そのような変化を米国政権が許しもしないことは自明である。

 記事は、「安価な商品を輸入することで国内消費を刺激することもできる」と説明しているが、名目所得が15年にわたって下落し実質所得も増加しない日本で、輸入が増加することは、国内生産力の衰退に直結する。

 安価な輸入品で国内消費を刺激するという政策が効果的なのは、それで国内の労働力や投資資金に余力が生まれ、より多くの付加価値を生み出す生産活動が増大するときのみである。そうではない輸入の増大は、国内の失業者を増加させるだけである。

 中国共産党に限ったわけではないが、近代的価値観の表出として特徴的なのは、「日本の農業従事人口は労働人口全体の4%に過ぎない。第一次産業は日本のGDPの4%を占めるに過ぎず、労働人口でもGDPの割合でも第二次産業が農業を遥かに上回る。したがって、日本はTPPから得られるメリットの方が、損なわれる利益を上回る」という評価である。

 国家社会(共同体)にとって、プライオリティがたかいものやことは何なのか忘れ去られ、貨幣的富で何もかも評価する倒錯状況に陥っている。
カネを食べるわけにはいかず、石油を飲むわけにはいかず、天然ガスを吸うわけにはいかないという幼児でもわかる事実が遙か彼方に置き去りにされている。

 経済成長を否定したり、減経済成長を志向したりするものではないが、経済成長は、あくまでも、国家社会が活力と安寧を維持するために必要な手段だと考えている。


 この記事のなかでいちばん笑えるのは、「安倍首相がTPP交渉の順調な始動に希望を見出している理由には、国内政治の天地を覆すような変化もある。安倍首相の右翼政策は日本民族主義の台頭を促し、過去に決別する潮流を巻き起こしている」という部分である。
 安倍首相の言動が相手限定・分野限定で“右翼”的であることは認めるが、日本民族及び日本国家社会の今後を望ましいものにする本義的な日本民族主義ではない。
 「過去に決別する潮流」なるものも、言葉や願望とは裏腹に、逆に日本を過去に縛り付ける愚かな潮流でしかない。

 オマケだが、「野党の民主党や日本維新の会からはTPP参加反対の声がまだ上がっているが、安倍首相は完全に見て見ぬふりをすることができる」と評しているが、維新の会の石原GにはTPP反対の人が多いが、党としてはTPP参加推進であり、石原Gも、そのような価値観をベースとする「維新」に乗ることで当選した節操のない人たちである。
 民主党も、TPP問題を政局的ないし選挙対策として利用することはあっても、自民党よりも強い自由主義的価値観をベースとしており、中国共産党の分析は的外れと言える。

※ 関連投稿

「安倍首相が「従軍慰安婦」問題でブッシュ大統領に謝罪したのは訪米首脳会談ではなく“秘密電話会談”」
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/911.html

「安倍首相に対する「不快感」を世界に晒したオバマ大統領:安倍自民党政権の誕生により民主党政権より悪化した日米関係」
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/609.html

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日本のTPP追随の得失

 日本の安倍晋三首相は訪米時に「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」交渉への日本の参加についてオバマ大統領と共同声明を発表した。帰国後もTPPに向けて休まず奔走し、呼びかけ続けている。安倍首相を喜ばせたのは、TPP交渉について自民党上層部の会議で政府に一任を取り付けたことだ。しかも連立政権を組む公明党もこれに従った。これは安倍政権が速やかにTPP交渉参加の決定を発表し、今年中頃には米国と本格的な交渉に入ることを意味する。中国青年報が伝えた。

 国内のあちこちから反対の声が上がっているため、菅直人氏、鳩山由紀夫氏、そして野田佳彦氏といった最近の首相はTPP交渉参加について当たり障りのないことを口にするか、積極的姿勢を示して拒まれるかだった。一方、安倍首相をTPPへの明確な同意へと突き動かした直接的な力は、オバマ大統領との共同声明で取り付けたほっとする言葉だ。すでにTPP交渉参加に同意した11カ国(日本を含まない)は「全ての物品」が交渉対象になることで合意しているが、共同声明は米日双方が「敏感な問題」を抱えていることを確認したうえで、「一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められるものではない」と指摘した。これは安倍首相が政権公約で示したTPP参加条件(米などを関税撤廃の例外とすることを認める)と基本的に一致しているように見える。

 確かにTPP交渉参加への同意は安倍首相からオバマ大統領への手厚い手みやげとなった。米国がアジア太平洋地域でTPP交渉推進を加速する大きな目的は、自国の「アジア回帰」をスピードアップすることにある。現在TPP交渉には米国の信頼できる同盟国であるオーストラリアだけでなく、シンガポール、ブルネイ、マレーシアといったASEAN主要国も参加しており、その経済規模は世界の30%に達しうる。もし日本が参加すれば、この数字は7ポイント上昇するうえ、米日のGDPがTPP加盟国全体の91%を占めることになる。アジア太平洋に対するオバマ大統領の影響力は著しく増大する。さらにオバマ大統領は、TPPを通じて米国の輸出の余地が11%広がることも期待している。

 日本が米国への協力と引き換えに得ることを望んでいるのが、アジア地域における自らの政治的・経済的地位の盤石化であることは間違いない。日本としては米国の経済力、政治力、軍事力の助けを借りて自らの影響力を強化することで中国に対抗し、中国を抑え込み、安全保障上の不安を取り除くことが、最も手っ取り早く、かつ有効な方法なのだ。経済規模で中国に追い抜かれたうえ、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の領土係争でぎくしゃくしているため、日本は中国に対して警戒、疑念、不安を強めている。そのうえ国力が日増しに衰えており、「集団的自衛権」を手に入れるだけでも米国との同盟関係に一段と頼らざるをえない。また、米国からの安全保障上の庇護と外交・戦略面の支持も望んでいる。

地政学上の訴えが満たされるのと同様、TPPによってもたらされる経済的価値も馬鹿にできない。アジア通貨危機以来、日本経済は15年連続でデフレに苦しんできたうえ、円高が続き、輸出不振が長年続いた。さらに日本経済は高齢化と地震・津波による打撃という二重の試練を経験。このうち地震と津波によって引き起された福島第1原発からの放射性物質漏れ事故はエネルギーコストの上昇を招き、工業地帯は「空洞化」の様相を呈している。こうした状況の下、安倍政権は大胆な財政出動による景気刺激策、および「無期限」の金融緩和政策を打ち出すと同時に、TPP交渉参加の助けを借りて輸出改善を後押ししようと考えている。TPP交渉参加国を見ると、米国は日本にとって第2の貿易相手国だし、ベトナム、マレーシア、チリは経済成長率が5%を超える。このため日本にとってTPP参加は工業製品輸出を促すだけでなく、安価な商品を輸入することで国内消費を刺激することもできる。


 しかし、自動車業界に代表される製造業がTPP交渉参加を煽る一方で、全農や日本医師会などは次々に反対の狼煙を上げている。日本は現在米、小麦、乳製品、砂糖などの農産物に対して依然100%以上の高い関税を課している。中でも米の関税は778%にも達する。だが日本の農業従事人口は労働人口全体の4%に過ぎない。第一次産業は日本のGDPの4%を占めるに過ぎず、労働人口でもGDPの割合でも第二次産業が農業を遥かに上回る。したがって、日本はTPPから得られるメリットの方が、損なわれる利益を上回るはずだ。もしTPP交渉の過程で米国が本当に日本農業の高関税保護を特別に認めたら、安倍政権がすでに農業分野の徹底的な改良を決定していることもあって、TPP参加への「農業障壁」は自ずと取り払われる。

 安倍首相がTPP交渉の順調な始動に希望を見出している理由には、国内政治の天地を覆すような変化もある。安倍首相の右翼政策は日本民族主義の台頭を促し、過去に決別する潮流を巻き起こしている。現在安倍内閣の支持率は72.8%にまで上昇。TPP交渉参加に賛成する人も1月調査時の53%から2月には63%に上昇した。安倍首相は自ら政策を決めるための手堅い基盤を得た。野党の民主党や日本維新の会からはTPP参加反対の声がまだ上がっているが、安倍首相は完全に見て見ぬふりをすることができる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年3月12日

http://j.people.com.cn/94476/8163236.html



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 給与法改正案を閣議決定=公務員、高齢層の昇給停止―
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130312-00000034-jij-pol
給与法改正案を閣議決定=公務員、高齢層の昇給停止―政府
時事通信 3月12日(火)9時48分配信
 政府は12日の閣議で、55歳以上の国家公務員の昇給を原則停止する人事院勧告の実施を盛り込んだ給与法改正案を決定した。来年1月1日からの実施に向け、今国会中の成立を目指す。
 人事院は昨年8月、民間と比べ給与水準が高い55歳以上の職員について、勤務成績が特に良好な場合を除き、昇給を停止するよう勧告した。財務省によると、勧告通りに見直した場合、国の人件費を約6億円節減できる。 

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このことの意義は大きい。しかし、このペースでは財政破たんは避けれないと思う。社会保障費が今次の予算で2兆円以上増加している。6億円ではあまりに少ない。

最も必要なのは地熱発電の大幅開発であり、各地方自治体はみずから地熱開発に踏み込むべきだと思う。各地域の電力会社とタッグを組んで、高温岩体発電など、それぞれの地域の特色に沿った地熱開発をやらないと、多分急速に国力は衰えるはず。
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 首相は某国のスパイ?小沢がパンドラの箱では無い。箱から「いでた者(闇の者)共」が小沢を封じ込めていたのだ。
-------------【2013.03.12意見書の内容】--------------------
今回は、阿修羅への投稿を意見書といたします。
理由は、本投稿を首相官邸HPへ意見書として投稿したことを一人でも多くの国民に知って頂きたいことと、真実は、いつでも私のブログに書いてあることをご承知置き頂きたいからです。
『首相は某国のスパイ?小沢がパンドラの箱では無い。箱から「いでた者(闇の者)共」が小沢を封じ込めていたのだ。』
----- URL ------

いよいよ明日3月13日は、陸山会裁判控訴審の判決日です。
結果は問題では無く、首相が公訴棄却に動くか否かです。
東京都中央都税事務所へ確認すれば、「期ずれ」など無かった事は容易に解かることでした。また、『2億8千万円の寄附があったことにした』との訴因は、「翌年への繰越額」がマイナスになるという“バカ丸出し”の訴因でした。

しかるに、国会議員や司法関係者、マスコミに至るまで、阿呆を演じていたことは、小沢さんがパンドラの箱だと勘違いしていたと考える他は有りません。
本当は、パンドラの箱から「いでた者(闇の者)共」が小沢さんを封じ込めていたのだ。

しかしながら、この一連の冤罪裁判をコントロールしていた闇の者の首領は、某国のスパイではなかろうか?
なにしろ、結果的には首相の首を思惑通りに、簡単にすげかえていたのですからね。
いや、そう考えるとTPPにしろ、領土問題にしろ、原発再開にしろ、世界の国から舐められまくっている現状にしろ、等等、いろいろ合点が行くではないか。

某国のスパイで無いことを祈りつつ、首相に、またまた、意見をしておきました。
でもね。不可思議なのは、裁判関係者の中に“内部告発”するものが一人として現れなかったことです。
この分では、飯田喜信裁判長に対する訴追委員会も事務局の不正によって、またぞろ「不訴追決定」となるのでしょうが、まぁ、正義を名乗る者が、いずれ現れることを信じて私のブログは野ざらしにしておきます。
『ブログ名:陸山会事件の真相布教』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
期待はしませんが、返事等が来た時には、こちらに記載します。
【第36回】首相は、日本国を統治出来ていません。
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201302/article_2.html

【意見書】
3月13日の陸山会裁判控訴審の判決は、官僚支配の国に移行して行く過程での“おぞましい”冤罪裁判として、遠い未来の歴史の教科書に載ることでしょう。

【1】「期ずれ」は“デッチアゲ”
陸山会は、小澤個人の本登記日(平成17年1月7日)を陸山会の取得日として不動産取得税を東京都中央都税事務所へ納付していますので、確認して下さい。

【2】「本件4億円の不記載」他も全部“デッチアゲ”
『平成17年1月5日に、2億8千万円の寄附があったことにした』との訴因の矛盾(翌年への繰越額269,186,826円)を検察側、裁判官に納得の行く説明をさせて下さい。
小沢裁判一審判決文では、当該「2億8千万円」は担保提供定期預金の原資と記述されていることから、裁判官までもが冤罪に加担したという証拠です。
尚、陸山会は平成16年には、土地代金の内の「62,640,000円」を出金しただけです。

『こんなデタラメな訴因で裁判にかけられたのでは、国民は堪ったものではない。』
愚かな首相と語り継がれたくなければ、こちらをお読みください。
『【第29回】陸山会裁判控訴審裁判長と吉戒修一東京高等裁判所長官に対する訴追請求状を提出』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201210/article_1.html

【おまけ:収支報告書を素直に読み取っただけのストーリー】
・平成16年10月29日の当該「2億8千万円」の入金時に「小澤個人からの預り金(本件4億円)」」に振り替えることで、政治団体がした土地代金の立替金の一部として処理したことになりました。
当該「本件4億円」を原資として担保提供定期預金を組み、融資枠を設定し、手形貸付けによる「転借金4億円」を収入計上しました。

・平成17年1月5日に政治団体への返金が不用との確認が取れて、寄附として当該「2億8千万円」を、7日には土地、事務所費(土地代金)を「みなし計上」しました。
「転借金」を原資に組んだ4億円の定期預金を解約して、銀行の指定口座に振込み、小澤個人への返済と同時に小澤個人から銀行への返済が完了しました。
融資枠が4億円に復活したので、2億円の借り替えを行いました。

・平成18年に上記同様2億円を完済し、融資枠(担保)を解除して“小澤個人名義”の定期預金4億円を解約し、政治団体に資金移動しておきました。

・平成19年5月1日に政治団体から当該4億円を回収し、翌日小澤個人の通帳に振り込みました。

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 原発ゼロは当然のこと! 脱原発基本法案提出(2013年3月11日) 生活の党 
原発ゼロは当然のこと!
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000036.html
2013年3月12日 生活の党


脱原発基本法案提出(2013年3月11日)

•脱原発基本法案(PDF)
http://www.seikatsu1.jp/activity/doc2010311.pdf

 3月11日午後、森ゆうこ代表代行を筆頭発議者として、生活の党、みどりの風、社民党の3会派合同で「脱原発基本法案」を参議院議長宛に提出した。(写真:左からはたともこ代表室政策担当幹事、森ゆうこ代表代行、参議院事務総長、谷岡郁子みどりの党代表、福島瑞穂社民党党首)

 森ゆうこ代表代行はその後行われた記者会見で、冒頭、2年前に発生した東日本大震災で犠牲となった方々へ哀悼の意を表明するとともに、いまだ避難生活を送っている方々にお見舞いを述べた。

 震災、津波によって起きた福島第1原発事故がいまだ収束のメドがたたない中で、「いまだにふるさとを追われ、避難生活を送っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますが、そういう皆さんの思いに応えるという意味で、3.11、3月11日にどうしても脱原発基本法案を提出したい」と本法案に懸ける思いを説明した。

http://www.seikatsu1.jp/images/activity/sn1020121155_1.jpg

 また森代表代行は、昨年国を挙げて脱原発に取り組むドイツに、脱原発視察に訪れたことも踏まえ、「今のこの原発事故を見れば、原発をゼロにすること、このことは当然のことである」とした上で、「エネルギー革命を起こしていく。このことが日本の成長戦力でもある」ということを改めて訴えた。

       ◇

「脱原発基本法案」、「検察審査会改正案」の国会提出を決定
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000035.html
2013年3月12日 生活の党

生活の党は3月11日、国会内で幹事会を開き「脱原発基本法案」、「検察審査会改正案」の国会提出を決めました。

民主党提案の「麻薬及び向精神薬取締法及び薬事法の一部を改正する法律案」及び「再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律案」、みんなの党提案の「歳入庁設置による内国税並びに労働保険料及び年金保険料等の徴収に関する業務の効率化等の推進に関する法案」の共同提案を決定しました。

また、小平市長選(4月7日投開票)で現職の小林正則氏の推薦を承認しました。
詳しくは選挙情報をご覧ください。


       ◇

小平市長選挙 推薦
http://www.seikatsu1.jp/electvote/list02.html

告示:3月31日(日)/ 投開票:4月7日(日)
任期満了に伴う市長選挙。小平市長選で現職の小林正則氏の推薦を承認しました。

推薦候補者:

小林 正則(こばやし まさのり) 1952年7月24日 60歳

略  歴 :

新潟県立三条工業高等学校、産業能率大学卒業。サトーラシや生活クラブ生活協同組合職員を経て、社会民主連合の大柴滋夫、菅直人両衆議院議員の秘書を務める。2005年、小平市長選挙に出馬し、初当選。また、2009年の小平市長選挙においても再選を果たす。


日野市長選挙 推薦

告示:4月7日(日)/ 投開票:4月14日(日)
任期満了に伴う市長選挙。現職・馬場 弘融(ばば ひろみち)(4期)市長は不出馬の意向

推薦候補者:

真砂 太郎(まさご たろう) 1956年5月17日生 56歳

略  歴 :

日野市立第五小学校、同市立第二中学校卒業。早稲田大学卒業。三菱商事。2009年国民新党から東京25区で、12年日本未来の党から東京25区で、衆議院総選挙に立候補、いずれも惜敗。



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 中田宏衆議院議員、TPPをルールメイキングと競争力アップのきっかけにしたいとツイート(大阪維新)
「外部の血を取り入れることが強さをはぐぐむ秘訣である・・・」


よく言うよ。

アメリカによるアメリカ大企業のためのTPP。


大阪維新から
http://oneosaka.net/1478.html


中田宏衆議院議員、TPPをルールメイキングと競争力アップのきっかけにしたいとツイート


2013年3月8日、中田宏衆議院議員は自身のTwitterで懸案となっているTPPをルールメイキングと競争力アップのきっかけにしたいとツイートした。(参照:中田宏衆議院議員、日本の経済再生の考察についてツイートhttp://www.nakada.net/blog/?p=424

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=7BPoXO0J2us

今国政で懸案となっているTPP太平洋戦略的経済連携協定であるが、国会内でも反対と賛成が意見を戦わせている。日本維新の会の中田宏衆議院議員が呼び掛け人となって超党派の「TPP交渉促進議連」を立ち上げた。この超党派議連は民主党やみんなの党の有志議員で構成されている。安部内閣が推し進めようとしているTPPだが、政権与党内でも数多くの反対派が抵抗勢力となっている。

スピーチの中で中田宏代議士は山形の有名なサクランボ「佐藤錦」を例にあげ、品種改良する中でアメリカンチェリーも取り入れて最高の品種を作り上げることができたと強調し、外部の血を取り入れることが強さをはぐぐむ秘訣であると講演した。

これまで関税という保護のもとで世界で通用する競争力を失った日本の農業が、これから同様の保護政策の下で安穏とするのか、痛みを経験しつつも外部からの圧力を強さに変えて国際的に通用する農業に変身していくのか、道の選択が問われている。


<参考リンク>

インタビュー:TPPは「最後のチャンス」=ローソン社長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92503S20130306

新浪剛史社長は6日、ロイターとのインタビューで、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定参加は日本が変わるための「最後のチャンス」と位置付けた・・・


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍は前原より性悪の売国奴(属国離脱への道)
ともにジャパンハンドラーズの下僕である安倍偽首相と民主党・前原が、TPPをめぐって国会で応酬。民主政権時代に、アメリカがTPPへの日本の交渉参加条件として@米国が輸入乗用車に2・5%、トラックに25%を課している関税撤廃に猶予期間を設けるA米国の安全基準を満たした車は日本の安全審査なしとする輸入枠を米韓自由貿易協定(FTA)と同様に設けるBかんぽ生命の学資保険の内容変更を挙げていたことを前原が明らかにした。

これらを日本が受け入れない限り、交渉参加を求めないということであったようである。国民の大多数は、普通に「じゃ、なしで」でいいと思うことだろう。だが、安倍は国民に明らかにせずに、全てを受け入れようとしている。この国会のやりとりを東京新聞の記事で読む限り、前原の方がまだマシじゃないかと思えてくる。双方ともに国を売るのがミッションではあるが。それにしても解せないのは、馬鹿右翼の方々。最初は「TPP断固反対。TPP推進派は売国奴」なんて強がっていたくせに、自らのアイドルである安倍の前のめり姿勢を見ると、「TPP交渉ではすべてを受け入れちゃダメ」なんてトーンダウンしている。

TPP 米、車・保険で譲歩要求(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013031202000130.html
民主党の前原誠司衆院議員は十一日の衆院予算委員会で、環太平洋連携協定(TPP)の事前協議で、米側が自動車の安全審査の除外やかんぽ生命の学資保険の内容変更などを交渉参加入りの条件として民主党政権当時の日本政府に要求していたと明らかにした。安倍晋三首相は近く交渉参加表明する意向だが、米側は安倍政権にも同様の要求をしている可能性が高い。

前原氏は、米政府が野田政権当時の日本政府に、TPPの事前協議で(1)米国が輸入乗用車に2・5%、トラックに25%を課している関税撤廃に猶予期間を設ける(2)米国の安全基準を満たした車は日本の安全審査なしとする輸入枠を米韓自由貿易協定(FTA)と同様に設ける(3)かんぽ生命の学資保険の内容変更−を要求したと説明した。前原氏は、これらの要求について「米政府が、これらを武装解除しなければ(日本がTPP交渉に参加するために必要な)米議会への通告をしない、と言っていた」と指摘。

「われわれは、あまりに日本に不公平だったので妥協しなかった。安倍政権は妥協して交渉参加表明することはないですね」と譲歩しないよう迫った。首相は「交渉していることをいちいち外に出していたら交渉にならない」と明確には答えず、「守るべき国益は守っていきたい」と述べるにとどめた。首相は、事前交渉の内容について「(当時の政府関係者として)守秘義務がかかっているはずだ」と前原氏をけん制したが、前原氏は「本当に国益にかなうか、(首相が)見切り発車をしないために言った」と反論した。

前原氏は野田政権で民主党政調会長を務め、昨年十月から衆院解散までの三カ月間は、TPP交渉問題を担当する国家戦略担当相だった。衆院予算委では民主党の玉木雄一郎氏が、首相がオバマ米大統領との日米首脳会談で確認した日米共同声明で自動車や保険部門が懸念事項として明示されたことを追及。「譲歩を具体的に行わなければ交渉参加できないのではないかと言われているが、門前払いを約束したものになっていないか」と指摘した。
http://blog.zokkokuridatsu.com/201303/article_14.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 民主党・前原G 党資金を持って分党し維新と合流と噂される(NEWS ポストセブン) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130312-00000019-pseven-soci
NEWS ポストセブン 3月12日(火)16時5分配信


 来る参院選で、このままでは暗澹たる結果が待ち受ける民主党。党職員の間では「今回は捨て選挙」という認識で一致しているという。 民主党ベテラン職員はこう語る。

「いっそ12月の総選挙の落選組に“落ちても衆院選に出戻りできない”というルールで出てもらえば、次の衆院選でその選挙区に新しい候補者が立てられて綺麗に世代交代できるという話まで出ている。たとえば仙谷(由人)さんや田中真紀子さんが出て落選すれば、衆院の徳島1区や新潟5区が空くから都合がいい」

 こうなると、もっぱら党内の関心は、選挙戦よりも党の金庫にうなる167億円もの資金の行く先だ。

 民主党という泥船から、いかにカネを持って脱出するか。参院選に前後して、このカネをめぐる分党工作が活発化する可能性がある。その仕掛け人として浮上しているのが、前原誠司氏だ。

 党内では、前原グループが党資金を持って分党し、維新の会と連携するというシナリオが取り沙汰され、地元にも波及しているのだ。京都の民主党関係者はいう。

「実は先月(2月20日)、前原さんの元秘書の京都府議が民主党を離党して、無所属になったばかり。しかもその後に民主党京都府連の大会があったんですが、そこで、前原さんが『自分のためでもなく、民主党のためでもなく……』と演説をしたんです。先の衆院選でもしていた言い回しですが、党大会で『民主党のためでもなく』なんていったので、参加していた支持者の間で『やっぱり離党するのか』との噂が立っている」

 民主党は、戦わずして負けている。

※週刊ポスト2013年3月22日号


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 対中国は強硬で米国には弱みを握られている首相ほど怖いものはない。TPP交渉参加はその最たるもの。 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201303/article_11.html
2013/03/12 19:09 かっちの言い分

安倍首相が、いよいよTPP交渉への参加を行うとして、党内でまとめるよう指示している。この中で、TPP対策委員会の西川公也委員長とTPP反対派の尾辻秀久氏が怒鳴り合ってもめたが、首相意向の方向に集約させるとマスコミも後押ししている。しかし、安倍首相はオバマ大統領に聖域を確認したと得意気に言っているが、TPPは大統領の一存で話がすむものではないということをマスコミは国民に知らせていない。

つまり、ISDS条項はある意味政府は関係ない。例えば米国の投資家が出資した企業が損をすれば、相手国の政府を相手取って訴訟を起こせるとういものである。安倍首相はその本質を全く分かっていないのではないか?うまく外務官僚にでも騙されているのではないか?若しくはオバマ大統領が内実を知っていながら、安倍首相に玉虫色の話をしたのではないか?何せ、安倍首相は、中国に対してはあれだけ強硬に威勢よく打ち上げる代わり、何かの時の頼りにと米国の言うなりになっているからだ。米国に弱みを握られている首相ほど怖いものはない。

情報を頂いている中で、今、以下の情報が一番ホットなものと思われる。こんな情報をマスコミは決して取り上げない。なぜなら、ソースが余程はっきりしないと出さないからだ。また政府の腰ぎんちゃくでは、政府に都合が悪いものは書けない。

NPO法人 アジア太平洋資料センター

『シンガポール交渉にて、 米国の「日本の参加問題」発言リーク! 日本はTPP交渉に参加しても、 交渉内容に何の影響も与えられない! TPP参加表明を絶対に許さない! 緊急声明文』
http://www.parc-jp.org/teigen/2011/syomei201303.html

(途中略)

 私たちは、2013年3月、シンガポールでのTPP交渉会合にて、これらのシナリオを裏付ける重要な情報を得ました(以下太字がその内容)。

 シンガポールでのTPP交渉会合の中で、米国の貿易担当官が、日本の交渉参加が認められるための手続きについて、他国の交渉官に対して次のように述べた。「日本は、カナダとメキシコがTPPに参加するために強いられた、非礼であり、かつ不公正な条件と同内容を合意している。つまり、事前に交渉テキストを見ることもできなければ、すでに確定した項目について、いかなる修正や文言の変更も認められない。新たな提案もできない」。さらに米国の担当官は、日本の参加表明がなされた後、参加各国は日本との二国間協議を7月までに完了させるように、との指示も行なった。つまり、日本は7月の会合には参加できず、9月の交渉会合までTPP交渉のテーブルにつくことはできないということである。9月の交渉会合は、TPP交渉国の首脳がAPEC会議にて集まり、交渉を「完了した」とサインするであろうといわれている10月の1か月前だ。しかも9月の会合は米国で持たれ、議長国は米国となるため、異論や再交渉の要求があっても、押えつけることが可能だ、と交渉担当官はいった。

 この情報は、自由貿易の推進に反対する国際ネットワークである、パブリックシチズンや、ニュージーランド・オークランド大学のジェーン・ケルシーさん、日本のNGO・アジア太平洋資料センター(PARC)らが、シンガポールの交渉会合にて信頼できる情報源から入手したものです。

上記を読むと、安倍首相が国会で、交渉の結果、日本の意見は反映できるなどと言っているが、全くのアウトである。国民健康保険は絶対に守ると言っているが、これも9月にやっと交渉の席についた時には全て決まっていて、後から来たものは有無を言わせず決められてしまうようだ。そのころには、また安倍首相は下痢で退陣となりかねない。前回退陣も「消えた年金問題」で野党から総攻撃を食らう寸前であった。

政府も参議院選挙が終わる7月までは、TPPの話は全て内密にするだろう。内容を明らかにするのは参議院でも過半数を取った後と思われる。日本国民は一時的な円安で株が上がり、景気が良くなった錯覚をさせられて、日本の文化も破壊されるTPPに苦しむことがわかっても後の祭りである。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 参院選、大物21人落選危機 舛添氏、民主閣僚経験者ら苦戦 角谷浩一氏分析(ZAKZAK) 
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130312/plt1303121825005-n1.htm
2013.03.12 ZAKZAK


 安倍晋三内閣の支持率が高止まりしている。この勢いが続けば、安倍首相は今年夏の参院選で、自民、公明与党で過半数(122議席)確保に近づく一方、野党各党は厳しい戦いを強いられそうだ。では、個別の候補者はどうなっているのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏の分析では、第1次安倍改造内閣の厚労相だった新党改革の舛添要一代表ら閣僚経験者6人を含む大物・著名21人が落選危機にあることが分かった。

 「政党支持率が約40%もある自民党は、与党過半数超え(=衆参ねじれ解消)が現実味を帯びている。民主党は1人区では全滅もあり得る。2ケタ議席を取りそうな日本維新の会と、改選第2党を激しく争うだろう。小政党は埋没し、党首らも落選危機だ」

 角谷氏は参院選の傾向をこう語った。

 最も衝撃的なのは舛添氏の「当落線上」だろう。舛添氏は国際政治学者としてメディアで活躍。自民党公認で初出馬した2001年参院選では約159万票を獲得してトップ当選し、厚労相も務めた。世論調査で「首相にふさわしい政治家」の1位に輝いたこともある。

 ところが最近では、フジテレビ系「新報道2001」の最新世論調査で、党首を務める新党改革の支持率が「0%」になるなどパッとしない。

 角谷氏は「比例で1議席を獲得するには、少なくとも110万票が必要だが、舛添氏の得票は右肩下がりで今回は厳しい。メディアの露出もかつてほどではない。参院選では、維新の橋下徹共同代表に注目が集まる。自民党に復党すれば有力だが、07年参院選で敗北した安倍首相に退陣要求を突き付け、09年衆院選で自民党が下野してから離党するなど、評判は悪い。除名処分も受けており、(復党は)難しいのではないか」と話した。

 自民党への復党を拒否された国民新党の自見庄三郎代表(元郵政担当相)や、みどりの風の谷岡郁子代表も「劣勢」との結果が出た。

 選挙区では、民主党の苦戦が目立つ。昨年末の衆院選で、現職閣僚8人が落選した悲劇が繰り返されそうな状況だ。

 閣僚経験者では、生活の党の小沢一郎代表の側近ながら、小沢氏とたもとを分かった平野達男前復興相(岩手)と、羽田雄一郎前国交相(長野)が「当落線上」、韓国での反日デモに参加した岡崎トミ子元国家公安委員長(宮城)と、「素人」批判を受けた一川保夫元防衛相(石川)が「劣勢」だ。

 角谷氏は「東北では特に、民主党の東日本大震災からの復興対策に厳しい評価が下される。平野氏の岩手は定数1のため、自民、生活と三つどもえになれば、一歩劣る。岡崎氏の宮城は定数2で、自民党が1議席確実のため、第3極と争う展開だが、苦戦必至だ。当選圏内に入るとすれば世襲の強みがある長野の羽田氏か」と話した。

 ほかにも、定数2の兵庫で辻泰弘元厚労副大臣が、維新の躍進の影響で「劣勢」になるなど、副大臣、首相補佐官経験者も芳しくない。

 民主党と決別した面々も厳しい。

 離党届を提出した植松恵美子氏(香川)や、民主党県連の参院選公募に応じなかった岩本司氏(福岡)も、「有権者は逃げ出した人に大義を見いださない」(角谷氏)として、「劣勢」だ。

 小沢氏率いる生活の現状は、深刻極まる。

 小沢氏は8日、党本部で外国人特派員と対談し、「参院選までに1つの受け皿としてまとまるのは難しい。私たちも単独で戦う以外にない」と述べた。維新やみんなの党などが、野党共闘のために政策協議を進めるなか、手詰まり感をにじませたといえる。

 角谷氏は、新潟の森裕子代表代行を「当落線上」、広島の佐藤公治参院幹事長と、比例で公認された「小沢ガールズ」の三宅雪子前衆院議員を「劣勢」と分析し、続けた。

 「生活は支持率が低く、選挙区で議席確保は至難だ。比例はうまくいって1議席だろう。森氏は反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の急先鋒として声が大きい。新潟は米どころなので、チャンスはありそうだ。三宅氏は、同じく比例で出馬する山岡賢次前衆院議員がJR総連の支援を受けるため、上回るのは難しい」

 安倍自民党の牙城を揺るがす勢力は、出てこないのか。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 安倍首相地元じゃ鼻ツマミ者らしい お膝元のダブル選挙で系列候補が連敗 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8256.html
2013/3/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


国政レベルでは7割近い高支持率に調子づく安倍首相だが、地元では散々な不人気ぶりだ。お膝元の下関市長選と下関市議補選(10日投開票)で、安倍の息のかかった候補が次々と敗れた。

「市長選で安倍さんは、現職の中尾友昭市長の対抗馬に、系列の地元市議をぶつけましたが、1万5000票差の大敗です。下関市は安倍さんと林農相の選挙地盤。今でこそ両家は衆・参ですみ分けていますが、中選挙区時代は父親同士が同じ選挙区で争ったライバル関係です。今度の市長選も林系の中尾市長に安倍系が食ってかかった構図でした」(地元関係者)

安倍が「代理戦争」に敗れたのは、過去の失政のツケだ。中尾市長の前任の江島潔市政時代(95〜09年)は、ムダな公共事業をジャンジャン推進。安倍家と江島家は親の代から強く結びつき、2人の癒着関係が度々指摘されてきた。

「765億円もの税金が投入された『長州出島計画』や、事業費780億円の『下関北バイパス』などです。いずれも投資効果や利用価値はゼロに近いのに、首相の父・晋太郎氏の代からの“悲願”との触れ込みで、江島市政時代に実現した。しかも、大型事業を受注するのは一部の安倍系企業ばかり。中小企業はなかなか仕事が取れず、市民の多くは江島市政に冷たい視線を向けていました」(地元関係者)

市民の「安倍系市長の誕生で、第2の江島市政を許すな!」という反発が、現職の中尾市長には追い風となった。

1議席をめぐって4候補が争った市議補選も、飯田哲也氏が率いる「みらい山口ネットワーク」系の候補が「脱原発」を掲げて当選。安倍系は元職候補を擁立しながら、その知名度も現職首相の後ろ盾も生かせなかったのだから、嫌われたものである。

全国的な高支持率とは裏腹に地元では鼻つまみ者。安倍の「正体」に、下関市民以外も気付いた方がいい。(取材協力=ジャーナリスト・横田一氏)


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/130.html

記事 [政治・選挙・NHK145] あの日から2年 お涙頂戴報道じゃ分からないフクシマの現実 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8261.html
2013/3/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


きのう(11日)まで福島県で取材をしていた写真家の郡山総一郎氏が言う。

「被災地にとって震災と復興は現在進行形のこと。過去や一過性の話題ではないのです。ある被災者は“3・11の前日までテレビは黄砂やPM2・5で騒いでいたのに……”とボヤいていました。

実際、この日が過ぎれば去年と同じくパタッと震災報道は静まるのでしょうね」

大メディアはもっとリアルを伝えるべきだ。

◆なぜソープ街の原発バブルは消えた

福島・いわき市の小名浜ソープ街を歩けば、原発に左右された人々の過酷なエピソードが転がっている。

事故直後は作業員が客として押し寄せ、都心顔負けの高級店も大繁盛だったが、2年経った今は様変わりだ。

「2年前、私が作業員として福島第1原発に潜入した時に取材で通ったソープ店は待合室が常に作業員で満席でした。“この前は4人で3時間、50万円も使ったよ”と豪語するツワモノがいたほどです。ところが、今年1月に同じソープ店に入ったらガラガラ。閑古鳥が鳴いていました」(「ヤクザと原発」の著書があるライターの鈴木智彦氏)

ソープ街の「原発バブル」が崩壊したのには深いワケがある。事故直後の原発作業員は1万5000円程度の日当に3万〜4万円の危険手当が加算されるケースがほとんど。ところが、違法な“偽装請負”の状態で働く作業員が増えるにつれ、発注する元請け会社の立場が強くなり、手当は今では1000円前後しかつかないという。

「うまみが減って暴力団も原発作業員の“手配師”をシノギにしなくなりました。代わりに最近は難しいスキルを要求されない除染作業員を現地にたくさん送り込んでいます。とはいえ、除染作業員の日当は1万円強と多くはない。宿泊寮があるいわき市の湯本から小名浜までタクシー代は往復8000円かかる。ソープに通い詰めるのは、もはや困難です」(鈴木智彦氏=前出)

◆“イノブタ”を伝える前に

めっきり取り上げられなくなった話題も少なくない。

「多くの酪農家が廃業した福島で、今も粘り強く続けている方の取材を続けています。地産の飼料を使えず飼料代がかさんで赤字になったり、存在意義を見失って事業を続けるか思い悩んでいる人も多い。根深い問題です。大メディアは警戒区域で猪と豚が交配して“イノブタ”が生まれたなんて、見出しが取りやすい話題だけを取り上げている印象が強い」(郡山総一郎氏=前出)

リアルを直視しない震災報道の先に待っているのは、震災そのものの風化だ。


http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/131.html

記事 [政治・選挙・NHK145] 「野田政権でさえ国益を考えできないと判断していた。安倍政権はTPP交渉に参加するのか。前原発言:HEAT氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/10286.html
2013/3/12 晴耕雨読


https://twitter.com/HEAT2009

衆院予算委員会。

前原誠司「野田さんが私を初めに呼んで、野田政権で何がしたいか共有してもらいたいと、話があった。一つが社会保障と税の一体改革、二つ目が原発の再稼動、三つ目がTPPの交渉参加だった。この三つはとにかく野田政権でやりたいとおっしゃった」。

※増税と原発再稼動とTPP。

前原「我々が最後まで(TPPへの)交渉参加表明をできなかったのはなぜかというと、米国の要求、事前協議の中身が余りにも不公平というもの。車については関税を直ぐにはゼロにしない猶予期間を設けるべきだということ、安全基準については米韓FTAと同じように枠を設けるべきだということ」

前原誠司「保険については、始めはがん保険等の保険だけだと思ったら学資保険の中身を変えることについても色々と言い出した。つまり、中身について事前交渉でこれをとにかく武装解除しなければ米国議会に通告しないと」。

※TPPを担当してきた当事者が語ったTPP日米事前協議の内実。

前原誠司「しかしこういう中身について我々は不公平であると、自動車の関税の猶予なんてことは本交渉でやる話であって、我々は妥協しなかった。これ、妥協してまさか交渉参加表明するなんてことはないですよね」。

前原誠司「我々は交渉参加表明したいと模索したが、この条件ではあまりにも日本に不公平だということで我々は交渉参加表明をしなかった」。

安倍総理「前原さんも民主党も政府として交渉に当たってきた。米国との交渉においては、中身においては皆さんに守秘義務が課されているはずです」。

前原は、野田政権発足時、党の政調会長。

TPPをぶち上げた菅内閣の外相、そして民主党政権最後の国家戦略相。

野田首相が前原に三つのこと(増税と原発再稼動とTPP交渉参加)をとにかくやりたいと述べたと前原が語ったとき、後ろに映っていた原口一博はガクッと肩を落とし首を横に振っていた。

前原が先程の予算委員会で語った内容は重要だ。

野田政権はTPP交渉へ参加する気まんまんだったが、米国の要求が無理難題であったことが原因で参加表明できなかったとTPPを担当してきた当事者が語ったのだから。

つまり、米国の要求を丸呑みする形の交渉参加はできないと野田政権は考えていた。

それは、米国の要求(交渉参加するための条件)があまりにも理不尽で、無理難題なことをふかっけてきたから。

何度もツイートしてきたが、野田政権はTPP交渉に参加するために動いてきた。

野田政権がTPP交渉に参加できなかったのは米国が無理難題を要求していたから。

これに尽きる。

問題にしなければならないのは、野田政権でさえ、米国の要求を丸呑みしてTPP交渉に参加することは国益を考えたときできないと判断していたのに、安倍政権は野田政権ですら譲らなかった米国が出した条件(自動車と保険)の一部を呑んでTPP交渉に参加するのではないかということ。

カトラーが異例の長期滞在していたことからみて、最後の詰めを行なっていたのは間違いないだろう。

ただ、日経など新聞紙上では自動車問題は決着したとあるが、安倍政権が何を呑んだのか(呑むつもりなのか)、その妥結内容はまだ明らかになっていないという点には注意が必要。

日本にとってのTPPとは、すでに「外国が定めたルールを丸呑みしてTPPに参加するか、参加しないか」の判断を迫られるだけの貿易協定になってしまっているわけです。

三橋貴明⇒http://bit.ly/Wgk7ce  

【証拠動画】TPP交渉参加に賛成する安倍晋三⇒http://amba.to/Zo8UUG

安倍晋三は一年前にTPP交渉参加に賛成すると述べていた⇒http://bit.ly/ZszFuk

さきほどの衆院予算委員会。

前原誠司の質疑⇒http://bit.ly/13OGNVi ※TPPについては44分すぎから。

TPP会合で米国が各国に説明、既存合意の修正不可、新たな提案もできず、崩れる交渉参加の根拠。

本日の日本農業新聞⇒http://bit.ly/ZvMBw5 ※関連。シンガポール交渉にて、米国の「日本の参加問題」発言をリーク!!⇒http://bit.ly/X1wNRG



http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/132.html

   

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