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2013/3/11 晴耕雨読
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日本維新の会が早くも末期症状だ。
有り体にいえば石原慎太郎の率いる旧太陽の党と、橋下徹の率いる旧大阪維新の会との対立だ。
対立とはいっても内情は一方的に旧太陽の党が旧大阪維新の会を睥睨し、やりたい放題に振る舞っているということだ。
日本維新の会の内部分裂の原因のひとつは、旧太陽の党と、旧大阪維新の会との、政治的力量があまりにも違いすぎること。
旧大阪維新の会系の国会議員は、大半が橋下ベイビーズの新人議員である。
逆に旧太陽の党系は一騎当千の古兵からなっている。
最初から対等な合流など望むべくもなかったのである。
橋下ベイビーズからは、次の参議院選挙に橋下に立候補して、早く国会に出てきてほしい、という悲鳴があがっている。
ただ、夏まで橋下の入る余地が、まだ日本維新の会に残っていればの話だ。
いや、仮に残っていたとしても、旧太陽の党の策士たちにとっては、橋下も新人議員のひとりに過ぎない。
馬鹿メディアは橋下徹を買いかぶりすぎているのである。
仮に夏まで日本維新の会が、もったとしても、早晩、日本維新の会は分裂する。
メディアによって創られた「第3極」バカ騒ぎに、幻想を持った向きは猛省すべきだ。
日本維新の会と太陽の党との合流は、太陽の党による日本維新の会の乗っ取りだったのである。
橋下徹の水準からすると、残された道は、第二自民党に純化する道しか残されていない。