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2013年3月 9日 小沢一郎に日本を託す会ブログ
「――小沢さんは7月の参議院選に向けて、2月23日の青森を皮切りに全国行脚を
続けています。東京では永田町も兜町も熱病のように沸き返っていますが、
実際に国民と直接話してみると、どんな感じですか。――」
今は、特にマスコミが安倍政権をえらくほめたたえているから、何となくみんな、そのムードに乗っかっているような状況ですが、現実に地方を回ってみると、様々な問題があります。それぞれの地域、あるいは個々人が現状と先行きに大きな不安を感じているのではないかと思います。
私は仲間にも「とにかくまず国民の皆さんの中に入れ」と、口がすっぱくなるほど言っています。たとえ短時間でも、皆さんと言葉を交わし、直接触れ合うことによって、国民の皆さんが何を思い、何を望み、何に苦しんでいるのかを知ることができます。私はその姿勢を政治活動の基本にしております。
私たちは昨年末の衆議院総選挙で大変厳しいご審判をいただき、その責任を強く感じています。それだけに、今後は一層、国民の皆さんとの絆を深め、心の通う政治を実現するよう頑張っていきたいと思っています。
実は3月3日から5日まで、私の主宰する小沢一郎政治塾の冬季集中講義を開催しました。小沢塾は松下政経塾のように高額の給料を出して勉強していただいているのではありません。選挙の候補者を選ぶことに力点が置かれているような日本維新の会の塾とも違います。私たちの政治塾は今年で13年目で、13期生を迎えて勉強を始めましたが、その経費は全て塾生の自己負担です。私たちはただ、講師のお世話や講義などの段取り、塾生との連絡をしているだけなのです。
我が党自体、紆余曲折があり、皆さんにご迷惑をおかけして、小さな政党になってしまいましたので、13期生はどうなるか心配もしました。ところが、今まで以上に非常に優秀な方が、昨年の倍近くも応募してくれました。それだけでもとても喜んでいますが、私の塾長講義でも大変活発な、しかも的を射た質問が多数ありました。それによって私自身、元気付けられましたが、次の時代を担うしっかりした若い人たちがちゃんといるのだと思い、安心した次第です。
やはり、国民と直接話すこと、特に若い人たちと議論することは本当にいいなと思います。今後もいろいろな機会を見つけて、私の体力の続く限り、一人でも多くの皆さんと触れ合いの輪を広げ、絆を深めていきたいと考えています。
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