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2013/2/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
やはり権力の側にいたいだけの政治ゴロだった。
きのう(21日)、自民党本部を訪れ、自分の復党を懇願した国民新党の自見庄三郎代表(67)のことである。
もともと国民新党は、自民党を飛び出した亀井静香(現みどりの風)や元衆院議長の綿貫民輔ら5人が05年につくった政党だ。自見は05年の衆院選に落選して自民党を離党し、07年の参院選で国民新党から比例区で出馬して当選した。国民新党が民主党と連携を深め、09年の政権交代で与党復帰した際には、金融・郵政改革担当相にも就いている。いわば、国民新党に拾ってもらい大臣までさせてもらったのだ。それが野党に転落し、選挙で勝てないと見ると、アッサリ解党を言い出すのだから節操がない。
「自見さんには政治家としての何の信念もありません。与党時代、『消費税増税しない』という連立合意を破った民主党に怒った当時の亀井代表が連立離脱を主張すると、恩人にもかかわらず、反旗を翻して亀井代表を追い出し、ちゃっかり自分が代表の座に就いた。与党に居座り続けるためなら何でもアリなのです」(永田町事情通)
さすがの自民党も復党させないだろう。
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下地氏、国民新を離党表明 自民党への合併要請で
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130222/stt13022218390004-n1.htm
2013.2.22 18:32 産経新聞
国民新党の下地幹郎前幹事長は22日、離党届を党本部に提出した。那覇市内で同日、記者会見し明らかにした。自見庄三郎代表が自民党に吸収合併を要請したことに反発しての対応。
下地氏は昨年の衆院選で、沖縄1区から出馬して落選した。
記者会見で下地氏は、国民新党は自民党が進めた郵政民営化に反対して結党されたと指摘。「国民新党がそのまま自民党にすり寄るようなことは、国民に理解されない。疑問を持たれる」と、離党理由を説明した。
事前に合併についての打診はなかったと明らかにした上で「小党とはいえ、8年間で一つの成果を挙げてきた国民新党という看板に泥を塗るようなものだ」と、自見氏の対応を批判した。下地氏は2005年に自民党を離党、06年に地域政党「そうぞう」を結成している。
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自見氏復党打診「違和感覚える」 石破氏、不快感示す
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130222/stt13022214230002-n1.htm
2013.2.22 14:21 産経新聞
自民党の石破茂幹事長は22日の記者会見で、国民新党の自見庄三郎代表が復党を申し入れたことについて「究極の目標がわが党の参院選候補者になることなら、理屈として違和感を覚える」と不快感を示した。
自見氏が改正郵政民営化法の成立を理由に、国民新党の自民党への吸収合併についても「まず国民新党を解党するのが筋」と指摘。「郵政の話は終わっていたにもかかわらず、国民新党は昨年の衆院選でわが党と正面から戦った」と強調した。