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2013/2/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
オマエがよっぽど「壊し屋」だよ
内ゲバの末、強引に解散に踏み切り、大量の落選者を出した民主党の野田佳彦前首相。最近、動向が伝わってこなかったが、密かに事務所も内部崩壊していた。長年にわたって支えてきた公設秘書2人が先月、野田の下を去ってしまったのだ。
「衆院選が終わった昨年末、野田さんから2人に『辞めて欲しい』と告げたようです。事務所には2人と折り合いの悪い、高飛車な松下政経塾出身の秘書もいるのですが、野田さんは彼を選んだということなのでしょう。落選した藤村官房長官の秘書を雇うため、無理やり『空き』をつくった、なんて話も広まっていますよ」(民主党関係者)
野田事務所は「議員と2人の間で話し合いがあり、辞めたということです。それ以上は分かりません」とだけ回答したが、問題は2人の再就職先だ。先月から「維新の会」と「みんなの党」の衆院議員の秘書を務めている。
「前首相の秘書2人が他党に行くのは前代未聞」(永田町関係者)で、うち1人が仕える議員の地盤は東京5区。野田の側近中の側近、手塚仁雄元首相補佐官の選挙区だ。
「その秘書が頑張れば頑張るほど、次の選挙で手塚さんが落選する確率が高くなる。やはり野田さんに対し、何らかの恨みがあるとみるのが普通でしょう」(民主党関係者)
当事者の秘書(50歳男性)が取材に応じた。
「(野田さんに)辞めさせられたというより、私もちょうど環境を変えたかった。民主党が野党に転落し、仕事もヒマになるので、新たな政党でイチから築きあげていくのもいいかなあと。再就職先が東京5区の議員だったのはたまたまです。野田さんへの恨み? うーん、ないですよ(苦笑)」
“円満退社”を強調したが、果たして内心は?