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2013/2/21 晴耕雨読
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小沢一郎のいう「普通の国」とは、自立した国のことである。
わたしの考えでは、日本が「普通の国」ではないから、小沢ほどの政治家があえて「普通」を目指さざるを得ないのだ。
この国が「普通」でないのは、「普通」を目指す政治家を許さない既得権益支配層の姿に最もよく表れている。
俺たちは自公ではないよ、という政党が大同団結すれば参議院の過半数は守られるのだが、「維新・みんな」は自公の補完勢力なので、野党の勝利に組みしない。
共産党が、改憲が日程に上っても野党の大同団結に組みしないなら、共産党は国民より党が大事なのだと批判されることになろう。
内容のない、空っぽの、それでいて危険な状況が続いている。
安倍晋三は何もしないのに人気が上がる。
それは民主党があまりにも酷い政権だったので、その反動が自民党安倍に傾いているのだ。
実体経済は何も変わっていないのに、株が上がり、円安に振れている。
偽物の「人気」 。
偽物の「景気」。
小沢一郎が記者会見を開くと大勢の「記者クラブ」メディアがやってくる。
しかしそれが報道されることはないという。
ところが地方へ行って喋ると、地方のメディアは報道する。
小沢の結論は、自分が丁寧に地方を行脚するということだ。
「普通の国」を目指す政治家は普通のメディアを求めて地方を歩く。
最近テレビが株やFXで儲けた人を取り上げる。
今ほど株やFXが危険な状態はない。
バブルに踊る危険性を指摘しないといけないのだが、今のテレビにそのような見識はない。
ジョージ・ソロスはすでに現在の日本のバブルで960億円儲けたという。
それはそれだけ損した人間がいるということだ。