検察側鑑定人反対尋問で、本田鑑定の信頼性を認める(日本国民救援会・神奈川県本部)
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1月28日、静岡地裁で袴田事件のDNA検察側鑑定人に対する反対尋問とそれに続いて三者協議が行われました。
弁護団によると、この日の尋問で検察側鑑定人は、先の主尋問で弁護側鑑定人である本田克也筑波大教授の鑑定は信用できないと述べた事にたいして、言い過ぎであったとして事実上撤回しました。
また、試料が古いので自分の行った鑑定そのものが信頼できないと主尋問で証言しましたが、今回STR法での鑑定は信頼できないが、ミトコンドリアでの鑑定で、袴田さんのものではないという結果は信頼できると証言したとのことです。
引き続き行われた三者協議では、次回三者協議が3月1日で、ここで今後の進行を協議するとのこと、また今回のDNA鑑定に関する双方の意見書を3月29日まで出すこと、弁護側は昭和41年7月4日の参考人の調書の証拠開示を求めたとのことです。
裁判官は、この弁護側の要求に対して、その証拠の存否、ある場合は開示するよう求め、開示できない場合はその理由を明らかにするように検察に求めたとのことです。
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