エートス(ETHOS)日本上陸!
国際原子力マフィアは、フクシマでエートスを使って何を狙っているのだろう
ここまで読んでくると、エートスとは、民間のちょっと気の利いた研究者、それも人類愛に溢れた人々がフクシマを助けに来た、と錯覚しそうです。
しかし、それは180度間違った見方です。
エートスは、上部組織のCEPNというNPOの中の中心的なプロジェクトなのです。
で、CEPNとは?
CEPNのホームページによると、以下のように説明があります。
CEPNとは、放射線防護の最適化と、エネルギー・システムに関連する健康と環境リスクの比較分野における研究開発センターを確立するために19676年に創設された非営利団体(NPO)である。
このプログラムの初期においては、放射線防護の最適化原理の開発と、その適用に的が絞られていた。
しかし、過去数年にわたって、グループの研究プログラムは、放射線評価とリスク管理において、ステークホルダーに深く関与する方向になってきており、放射線防護文化を拡張する方向になっている。
研究は、およそ15名の技術者と経済学者が引き受けている。
研究プログラムは、科学会議によって評価される。
CEPNの目下のメンバーは、フランス電力公社(EDF)、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)、フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)、そしてアレバ社(AREVA)の4つの団体である。
いってみれば、フランスの原子力ムラの中核組織が4つ集ってつくったNPO。
放射線被曝の健康調査(つまり人体実験)と、原発などの核事故の過小評価を行って、事故の記憶を薄れさせてしまおうという機関。
放射線被曝なんて「たいしたことないよ」と喧伝することによって、世界の世論が脱原発に傾かないようにすることと、国際原子力マフィアのビジネスを邪魔しないようさせることを活動目的にしているということです。
日本で当てはめれば、経済産業省、資源エネルギー庁、電気事業連合会、東電など、原発推進サイドが集ってつくった「原発を動かして儲けるぞ」という組織。
NPOといっても、もちろん中立の機関などではなく、フランスの国側の意向を反映しているのです。
説明文に、「ステークホルダーに深く関与する方向になってきており」と書かれてあるとおり、原発の利害関係者の側に立った組織。
ステークホルダーという言葉が出てきましたね。
同じく、CEPNのホームページの別のページに、ETHOS1とETHOS2の説明があります。
フランス語なので、翻訳するのに大変な時間がかかるので止めます。
SEPNの4つの組織のうち3つについての補足説明です。
[1] EDF Eléctricité de France
フランスの主要電力会社。1946年4月設立。当時1450の企業をまとめて国有化した。2003年6月に欧州通達に従って、改正された産業と商業の公益組織として再編され、2004年11月に公金に基づく株式会社として民営化された。しかし政府は85%の株を所有している。現在、58基の原子炉を開発し、75%の電力を原発で生産している。年商10億ユーロ。現在、ヨーロッパ中に進出し、それ以外に米国、ブラジル、中国、ベトナム、ラオスにも投資している。
http://france.edf.com/france-45634.html
[2] Cogema/Areva
1976年に設立された核資源公社。ウラン採掘、核燃料製造、核燃料の再処理を行なっていたが、2001年、原子炉製造を行なって来たフラマトムと共同持ち株会社を設立し,傘下に原子力部門、核燃料部門、送電部門を持つ複合企業体アレヴァとなった。ただし、株は99%、仏政府が所有している。
http://www.areva.com/
[3] CEA Commissariat d'énergie atomique
フランス原子力庁:元来,核兵器開発、製造と管理、また原子力の研究開発、原子力の産業への使用(電力開発)をめざした開発応用研究を行う部局として1945年に作られた。現在は最後に<et aux énergies alternatives が付け加えられ,代替えエネルギーも研究している(2010年より)
15718名の職員が勤務しており、年間予算は、39億ユーロ。
http://www.cea.fr/
エートスとは、フランスの原子力ムラにして原子力ロビー、CEPNが、世界のどこかで原発事故が起こったときに派遣する「出前部隊」のこと。
「放射能なんて怖くないから原発は今までどおり必要だ」と人々に植え付ける研究グループであり、火消し部隊なのです。
当然、放射能被災者たちに教えることといえば、「線量が高い土地でも、自分自分で気をつければ、なんの支障もなく生活することができますよ」と教えるのです。
彼らの研究者たちが、チェルノブイリでやったこととは、主食のジャガイモは、こうすれば市場に出せるので、どんどん作ってください、どんどん食べてください、というものでした。
エートスがベラルーシで6年間かけて「死の仕込み」を終えて帰っていったあと、住民は重症入院患者となったのです。
それが、これからフクシマで始まろうとしているのです。
福島エートスは、植木屋の無知蒙昧、安東量子が「死の手配師」としての役目を負っています。
安東量子の、この運動のキーになっている精神は「福島を見捨てない」だそうです。
もっと分かりやすいように、私が補足してあげます。
「福島は捨てないが、福島の子供は捨てる」です。みなさんは、くれぐれもお間違えのないように願います。
ところで、安東量子が、「たまたまエートスと巡りあった」ですって?
馬鹿を言ってはいけません。
誰が、その偶然を仕掛けたのでしょう? ちゃんといるはずです。
福島には、早くからICRPが住民に講演活動を行っています。
また、福島県立医科大学には、日本のメンゲレ、山下俊一のサポートとして、IAEAからレティ・キース・チェム氏が送り込まれてきました。
IAEAは、福島に拠点を設置するという話も出ています。
言いづらいことですが、形を変えたABCCがフクシマで活動を開始したということなのです。
今まで、さんざん警告してきましたが、とうとう、という感じです。
人々が、いち早く悟ることができれば、何も恐れることはないのです。敵も消えていきます。
敵は己の無知です。
エートスに賛同して、「ふむふむ、フランスから来た頭のいい先生方が、大丈夫と言ってるんだから少しは希望が出てきた」なんて、エートスに心酔して、放射線被曝を受けながら生活することを決めた人が、数年後、ガンになっても、エートスも安東量子も、知ったこっちゃあない、ですよ。
「それはあなたが自分で決めたことだから、ガンになっても文句言わないの」。
彼女もエートスも、最初から、しっかりそう言っていますよ。
だから、彼ら、彼女は責められないのです。
どういうことか分かりますか?
※エートスの背景については、もう少し明らかにします。
驚くべき人々が顔を覗かせるかもしれません。
少なくとも、アレバ社、そして今回のエートスと、日本にアプローチしてきた組織の動向から分かったことは、間違った情報を人々に与え、世界に原発を半ば強引に押し付けてきたのはアメリカだけではなく、ヨーロッパ、それも本当の拠点はフランスだったということです。
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