気になる記事から。
少子化担当相が子供にセシウム食品を強制してどうする気でしょう?
セシウム入り食品販売を小売店に強制 森少子化担当相
http://www.tax-hoken.com/news_atdINoIquo.html
小売店に福島県産品販売を強制
自由民主党の森雅子少子化担当相は「福島民報」のインタビューに答える中で、福島県産品を販売するよう小売店に強制する法律などの制定を検討する考えを示した。同大臣は福島県出身で、消費者庁も担当する。
「風評被害」対策を法制化
福島第一原発事故により、県内が深刻に汚染された福島県では、県産農産物などの販売に影響が出ている。セシウム含有量100ベクレル/kgを下回る食品は、販売されているが、その他の商品も「風評被害」によって敬遠されるため。
森少子化担当相は2日までに、地元「福島民報」の新春インタビューに答えたが、その中で、「安全が確認された」農産物や工業品などの販売促進について、法制化する方針を明らかにした。
営業の自由侵害は憲法違反
この法律では、福島県産品を店頭で販売する店舗を優遇するとともに、同県産品の販売を小売店に対して強制する、という。
「安全が確認された」商品が対象だというが、具体的な基準は食品であれば100ベクレル/kgを下回っている、とされているだけにすぎない。
検査漏れの可能性や、99.9ベクレル/kgの食品を食べ続けることが、子どもの健康にどういう影響を及ぼすか、民主党政権下で作られた現在の規制、流通体制についての検討はなされていない。実際、100ベクレル/kgという基準については、国際的に「危険」とする異論も多い。
また、商店に福島県産品の販売を強制すれば、憲法22条1項で保障されている「営業の自由」を侵すことになる。初入閣に際し、地元にいい顔をしたいのはわかるが、弁護士出身の政治家なら、憲法の重要性は理解できるはずだ。
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/593.html