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2013年1月07日00時11分 〜
記事 [政治・選挙・NHK142] 小沢さんの有料メルマガ (見るべきほどのものは見つ ) 
http://mamishigemoto.blog.fc2.com/blog-entry-149.html
2013-01-06 見るべきほどのものは見つ

(小沢一郎の年頭所感)私の決意「もう一度政権交代を目指す」

先日送られてきた、小沢氏の有料メルマガの主題です。

私は、このメルマガを無料化すべきだと思うのです。
有料ではどうしても読む人の範囲が限られます。

そして余所からは色々言われます。
正しい事を言っているのですから、少しでも多くの国民が読めるようにした方が良いと思うのです。

我が家も、僅かでも献金の代わりになるかと申込みをしましたが、何よりもイメージの問題が大きいと思うのです。

小沢氏はお金に困っている、だから有料なのだと言われるでしょう。
今やブログでもツイッターでも良いのです。
ありとあらゆる手段があるのですから、無料にして少しでも大勢の目に触れるようにすることが、党勢立て直しの第一歩でもあると思います。

検討してもらいたいと思います。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「大マスコミと自民党政権の間には長い癒着関係があって、お互いの恥部を握り合っている:平野 浩氏」 (晴耕雨読) 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9648.html
2013/1/7 晴耕雨読


https://twitter.com/h_hirano

なぜマスコミは自民党を持ち上げるのか。

5日のゲンダイは書いている。

大マスコミと自民党政権の間には長い癒着関係があって、お互いの恥部を握り合っている。

だから、きわどい話はやらず、なあなあでやっていく。

そうすれば直接、間接に便宜がある。

今回の自民大勝はこの関係を復活させてしまった。

東京築地にある朝日新聞東京本社の土地は国有地の払い下げで1万4千6百平方メートルもある。

他の新聞社も同様である。

それに、記者クラブの便宜供与や展覧会・イベント開催の便宜など、新聞社と政府の癒着は目に余る。

それでいて、新聞社は経営に赤ランプが灯っている。

東電と同じ。5日ゲンダイ

日本政治の官僚主導はどうやら不変のようだ。

今回の選挙でも官僚出身の政治家が大勢自民党から当選してきている。

彼らが当選回数を重ねて大臣になると、最初は立派なことをいっていても、出身官庁の支援を受けるようになる。

とても叛旗は翻せないだろう。

それに本当に強い政治リーダーも不足している。

除染とは何か。

大量の人力と水を使って汚染された土を削り取り、しかも、その水や泥は捨てるところがない。

もし、捨てれば放射能を拡散させてしまう。

要するに無駄ということ。

つまり、汚染された土地には戻れないということ。

それが国としていえないから、アリバイづくりで除染をしているのでは!?

「ウェーク」に出演している元官僚の当選議員の話を聞いていると、いいことをいっているが、計算して発言しており、彼らはやはり官僚そのものだ。

もし、自分の故郷が被災地であったら、それでも原発新設、再稼動OKと胸を張っていえるのか。

もう一回原発が事故を起こしたら、日本は住めなくなる。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「森ゆうこ代表、賛同してくださるとすぐに動いてくれる。懸念にもすぐに対処してくれる:三宅雪子氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/9657.html
2013/1/7 晴耕雨読


https://twitter.com/miyake_yukiko35

今日は千葉。

会合に顔を出し、その後、東京で打ち合わせです。

皆さまからの励まし・応援・お叱り感謝しております。

私はこういうときだからこそ、冷静に粛々と物事に対処すべきと考えています。

そして、事態が少しづつでも好転していくことを心から望んでいますし、そのために努力をしたいと考えます。

私の夢。

将来的に日本にもっと個人献金が根付き、多くの方が政治に興味を持ち、参加していただくこと。

だから去年、1000円の献金、しかも初めての献金という方が増えたのがとても嬉しかった。

何より件数(人数)が増えたのが本当に嬉しかった。

数千万も一社から貰うと感覚が麻痺してしまうと思う。

政治家は歳費を頂き、国民の皆様の大事な税金で仕事をさせて頂いている自覚を持ち、常に感謝の気持ちを持つべきだ。

そして、当然、その仕事について報告・発信していく義務がある。

活動費はそういう活動をしっかりと見て頂き評価頂けるよう、できる限り個人献金という形で支えて頂く努力をする。

> ただでさえ、税金納めてるのに、そのうえ献金しろって言うのは如何なものかと…(u_u)

そういう意味ではないですよ〜どうしてそういう方向に行ってしまうかな〜?企業献金から将来的にできる限り個人献金にシフトしていく努力を政治家がすべき、というごく普通の(と私は思う)ことですよ。

主語は、政治家。

政治家が努力をしていくこと、です。

> アメリカの献金制度を勉強して功罪をはっきりさせていただきたいですね。ヨーロッパではどうなっているとかも。自分はドイツの選挙制度とオランダの雇用制度見習うべきだと思いますね。

ご意見、有難うございます!

> 大学の研究者も、そういう形の寄付で研究ができるとよいですね。一社から数千万ももらったら研究結果、変わりそう。

本当に。

研究者の皆さんの苦労をお聞きすると本当に大変だなあと思います。

(2つのツイートのまとめ)・政治家は歳費が税金である自覚を持ち、義務として活動を報告・発信していく・国民感覚からかけ離れた数千万という法外な企業献金からまずなくしていく ・国民の皆さんに政治に興味を持って頂く努力をしていく(結果、個人献金が増えていけばそれは健全ではないだろうか)

> お疲れ様です。献金って言うと多額の寄付のようなイメージになってしまうので「カンパ」と言った方が受け入れ易いかもしれませんね。私も最初は数千円では恥ずかしいと思いましたから。

そうか!カンパ、ですね。

カンパと言おう。

確かに言葉で誤解されるんでしょうね。

献金→カンパですね。

カンパは、本当に、本当に大事に使わないという気持ちになります。

忘れてはいけない気持ちです。

> お考えに特に違和感はないので、あとはぜひ自ら実践してください。

ツイート有難うございます。

頑張ります。

理想論ばかりではだめですからね。

今日声をかけて頂いた千葉でのボランティアさんの会議は、有意義なものだった。

次なる闘いの場で、今回の選挙での経験と反省を生かしていこうという皆さんの前向きな気持ちに胸が熱くなった。

感謝です。

横のつながりもできつつあります。

受け手(候補者側)の体制についても話し合いの場を持たねば。

> 党員サポーター登録をされた皆さまへ(森ゆうこ代表より): ご支援ありがとうございます。共同声明発表の後、すぐに年末となり党員サポーターの件などはこれからの対応となります。機関決定などが必要なので確定してから発表いたします。宜しくお願いします。

森ゆうこ代表には、落選議員の身で僭越ではあるが、最近頻繁に連絡を取らせて頂いている。

(皆さんからの声を受けての)提案に対しての判断の早さに驚く。

賛同してくださるとすぐに動いてくれる。

懸念にもすぐに対処してくれる。

大体7時過ぎから活動されているようだ。

気力と体力を見習いたい。

> 小沢さんのファンの人たちや、国民の生活が第一出身の候補者の方には申し訳ありませんが、今度の党大会でもし、生活党員だった僕に投票権があるなら、代表には小沢さんではなく、森さんを選ぼうと思っています。森さんは、小沢さんから見た出藍の誉れです。

大変申し訳ありません。党大会は、現職・落選議員・限られた関係者が中心と聞いています。(党員の方を全てお招きするのは物理的に不可能です)追って党より大会の経過・報告があると思います。ご意見につきまては、承りました。

それでは、皆さま、お休みなさい。

明日は再び千葉です。船橋です。

5時起きです。

寝ないと!!いい夢を!!



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 不正選挙で小沢再登板!小沢の前に小沢なく、小沢の後に小沢なし。(ハイヒール女の痛快日記) 
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1130.html
2013.01/07  ハイヒール女の痛快日記


はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールでめかして投票に行ったがインチキだった!?


小沢氏は新年会で、自民党の独り勝ちを許すわけにはいかない。衆院選で第3極が結集していれば票数では自民党に負けていなかった。橋下代表代行も、渡辺代表も選挙協力の必要性を分かっていなかったが、衆院選の結果を見て分かったのではないかと指摘。

反自公勢力の選挙協力実現に向け調整に乗り出す考えを示した。

私的には今回の選挙は、自分自身が投票に行った時、投票者の人数が格段に多かったことや、世論調査での脱原発支持率も高く、自民圧勝の選挙結果がとても信じられなかった。しかし、不正選挙だという声をネット上で見かけても、流石にミャンマーなどの軍事政権ならともかく、

民主主義が成熟化している日本で不正選挙があるという発想がなかった。

確かに、原発マネーによる政・官・民癒着の構造は酷過ぎるとは理解していたが、選挙まで手を伸ばしてインチキすることはないと潜在的に思っていたのだ。そこまで政治家もマスコミも日本も腐ってないだろうと、勝手に解釈していたのだ。

しかし私の認識は大アマ!なんと、投票率が59.32%と過去最低だった。

前回の2009年の選挙が69.28%だったから10%も低い!当然、前回も投票に行ったが、今回の方が絶対に投票率が高いと思った。記入台の前は待ち状態で10人近く並んでいた。

事実、私は投票後に、即ツイッターで投票率が高くなるとツイートした!

このことを考えたら、私的にはムサシの実態や諸々の状況も含め、不正選挙の確率が高いという結論になる。もし、これが事実だったら国の基盤を根底から引っくり返すとんでもない事件だ。本来なら落選者が当選して、当選者が落選するのだ。私たちの投票行為自体が意味を喪失する。

成熟した民主主義日本の積りが、暗黒政治の世界だったのだ。

ひょっとして、小沢は今回の選挙が、不正選挙だと分かっているのかもしれない。彼の挨拶の言葉の一字一句すべてがそれを示している。しかも、小沢本人が調整に乗り出すという言葉に、それが強く現れている気がする。

今回の不正選挙が実現できた裏付けは、まさしく小沢の「衆院選で第3極が結集していれば票数では自民党に負けていなかった」というフレーズが証明している。結集していれば、ちょっとやそっとの不正では追っつかない!

要は、票数が多過ぎて誤魔化しきれない、不可能なのだ。

小沢は告発しても無駄だと思っているのだろう。ここは小沢本人が表に立って動くしかない。先ずは、参院選反自公勢力の選挙協力実現のために、ますます、豪腕を発揮してとことん悪人イメージを高めればいい!それが参院選勝利の端緒になるはずだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK142] きょうのニッカン「政界地獄耳」2013/01/07「テレビ用布陣の「発信力」演出」
きのう(1/6)は地獄耳の掲載がなかったこともありましたが、諸事情によりお休みさせていただきました。
申し訳ありませんでした。

きのう(1/6)、自民党・野田総務会長と高市政調会長がフジテレビ「新報道2001」に出演したのだが、ここで明らかになったのは女性の社会進出に対する両者の「温度差」だった。

野田、高市氏に温度差[nikkansports.com 1/6]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20130106-1068666.html
女性の社会進出をめぐり論争 高市、野田両氏[MSN産経ニュース 1/6]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130106/stt13010612460001-n1.htm
【新報道2001抄録】女性の社会進出、高市氏「数値目標には慎重」 野田氏「強制的に枠を」[MSN産経ニュース 1/6]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130106/stt13010620460005-n1.htm

これこそ「党内不一致」の典型的パターンなのか。
野田総務会長が、女性の社会進出について法的拘束力が伴った数値目標を設定すべきとしたのに対して、高市政調会長がこれに慎重な姿勢を見せたというが、はっきり言ってこんなことでは先が思いやられてしまう。

実は、昨年末の段階でZAKZAK(夕刊フジ)と日刊ゲンダイではこの二人でバトルが起きることを予想していたのだ。

自民、女性重用で“新生”アピールも火種の懸念[ZAKZAK(夕刊フジ) 12/26]
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121226/plt1212261128003-n1.htm
党三役 女2人大抜擢のウラに 安倍VS石破 壮絶バトル[日刊ゲンダイ 12/26]
http://gendai.net/articles/view/syakai/140265

本当にこんなことで夏の参院選までもつのだろうか。
安倍内閣の、そして自民党の足を引っ張ろうとしているのはもしかすると身内の中にいるのかもしれない。

【きょうのニッカン「政界地獄耳」】
http://seikaijigokumimi.blog.fc2.com/
※コメントは独自のものであり、日刊スポーツ本紙とは一切関係ありません
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 安倍晋三首相(成蹊大卒)と下村博文文科相(早大卒)が戦後教育見直し、「やれるものなら、やってご覧」 (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/f078f889ae6e2391bda062e142117ee7
2013年01月07日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相が、戦後教育の見直しを始める。とくに戦後教育の柱である「6・3・3・4制」という単線型教育制度を根本から改革する構えである。

 この改革のために、安倍晋三首相は、直属の「教育再生実行本部(仮称)」を設置するという。

読売新聞YOMIURIO NLINEは1月6日午後1時5分、「6・3・3・4制見直しも…首相直属会議発足へ」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「政府は5日、安倍首相直属の『教育再生実行本部(仮称)』を今月中旬にも設置する方針を固めた。第1次安倍内閣当時の2006年10月に設置した「教育再生会議」を事実上復活させるもので、『6・3・3・4制』を見直す学制改革などを議論し、今後の法改正につなげる考えだ。本部は、首相と菅官房長官、下村文部科学相に加え、大学教授や企業経営者など各界の有識者十数人で構成する。本部では学制改革のほか、〈1〉教育委員会制度の見直し〈2〉大学入試の仕組みの見直し〈3〉いじめ問題への対応強化――など自民党が衆院選政権公約で掲げた項目について、法改正も含む提言をまとめる。第1次安倍内閣で設置された教育再生会議は議長を務めた首相と官房長官、文科相、有識者の計20人で構成した。『ゆとり教育』の見直しなどを求めた同会議の報告書に沿って、安倍政権は教員免許の更新制や小中高校に副校長を設置することなどを柱とした改正教育3法を成立させた」

 大東亜戦争に負けて、日本は戦後教育を米国流に大改編させられた。複線型の教育制度を単線型にされたのである。このため、様々の弊害も生まれた。多様性がなくなり、学歴偏重、偏差値偏重社会になったことも1つである。「いじめ自殺問題」は、必ずしも、学制が原因とも言えないけれど、現代日本教育の病弊の1つであることはあり得る。

◆教育委員会制度も、米国から輸入された制度である。当初は、選挙によって教育委員が選ばれていた。都道府県・市町村の教育委員会の教育委員は、議会議員と同様に地域住民による選挙で選ばれていた。

 ところが、米ソ冷戦のなかで、教育委員選挙に共産党員が、競って立候補して当選してくるに及び、日本の保守政界はもとより米国が、強い危機感を抱くようになり、公選制度を改めて、「都道府県知事・市町村長」による「任命制」に変更されたのである。これは、あくまでも、安全保障上、便宜的に設けられたものであった。

 これをどう変えようとしているのかは、定かではない。公選制度に戻すというのであれば、自由と民主主義の立場からは、意味がある。けれども、大阪市の橋下徹市長が打ち出した「首長直属の教育委員会制度」を目指しているとしたら、時代錯誤となる。

◆しかし、戦後教育の見直しは、1970年代から1985年代にかけて、盛んに提唱され、私は、1981年から2年間、文部記者会に所属して、「戦後教育の見直し」という言葉を記事によく書いていた。

 中曽根康弘首相は、1982年11月27日に就任して、かねてから念願だった「戦後教育の見直し」に着手し、「臨時教育審議会」を設置した。だが、事務局に文部官僚が多数入り込み、中曽根康弘首相の意向をことごとく潰し、結局、戦後教育の改革の志を完全に潰してしまった。文部官僚が中曽根康弘首相に与えた「飴玉」は、社会教育の名称を変えた「生涯学習」の推進であった。「御殿女中」と言われてきた文部官僚を政治家の言いなりにするのは、簡単ではない。成蹊大学法学部卒の安倍晋三首相と学習塾「博文館」経営者上がりの下村博文文部科学相(早稲田大学教育学部卒)は、それ以前に、東大法学部出身の文部官僚に手玉に取られるのが、オチだ。「やれるものなら、やってご覧」と言いたい、

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、「もう一度政権交代を目指す」と年頭所感で決意表明、その戦略・戦術とは?

◆〔特別情報@〕
 小沢一郎元代表が1月6日、「私の決意『もう一度政権交代を目指す』」と題する年頭所感をメールマガジンを配信した。このなかで、「何とかもう一度、日本の針路に誤りのないようにしたい。また、何としても日本に議会制民主主義を定着させたい。そのために自分に鞭打って頑張りたい」と再起の決意を示した。今後の展開について、具体的戦略・戦術は、示していない。また、民主党との関係についても触れていない。日本未来の党の党名も、改名した「生活の党」の名前も登場していないので、通常国会開会以後、7月21日の参院議員選挙に至るまでの小沢一郎元代表の「戦略・戦術」が注目される。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 安倍首相「2期やりたい」と意欲も民主政権の爆弾炸裂が懸念 (週刊ポスト) 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130107-00000001-pseven-soci
週刊ポスト 2013年1月18日号

「今回は2期はやるつもりだ」

 安倍晋三首相は側近議員に長期政権への意欲をこのように漏らしている。自民党の総裁任期は3年、2期務めれば6年で小泉元首相の首相在任記録を抜く。そのうえ、憲法改正を実現すれば歴史に名を残すことができる。

 しかし、実際に待ち受けているのは、参院選に惨敗して退陣に追い込まれた「6年前の悪夢」かもしれない。

 この春、民主党政権が残した「時限爆弾」が安倍政権で炸裂するからだ。総選挙と政権交代の政治空白の中でほとんど注目されていない東京電力の再破綻問題である。

 民主党政権は福島原発事故の後、経営破綻状態にある東電を5兆円の公的資金(交付国債)で実質国有化する仕組みをつくり、総額3兆4000億円を投入した。しかし、賠償や除染費用などがかさんで再び資金ショートが迫り、広瀬直己・社長が、「除染基準などが確定せず、必要な資金の見通しは青天井だ」と政府に追加支援を要請している。

 同社の資料「再生への経営方針」によると、〈被害者への賠償と高線量地域の除染費用を合計すると、原子力損害賠償支援機構法の仕組みによる交付国債の発行額5兆円を突破する可能性がある。さらに、低線量地域も含めた除染、中間貯蔵費用などについて、同程度の規模の費用が、今後、追加で必要となるとの見方もある〉と、将来的に少なくとも5兆円の追加が必要と試算している。

 経済ジャーナリストの町田徹氏の指摘だ。

「そもそも東電実質国有化の段階で資金ショートを起こすことは見えていた。安倍政権は民主党の責任だと批判するでしょうが、東電の法的処理には踏み切れないのではないか。結局、小出しの追加支援で問題を先送りするのが関の山でしょう」

 しかも、東電は少しでも燃料コストを下げるために4月から新潟の柏崎刈羽原発7基すべてを順次再稼働させる計画だ。他の電力会社も、この7月には関西電力が高浜原発(福井)、九州電力は川内原発(鹿児島)の再稼働をめざしている。

 安倍首相はそれを承知で「政府が責任をもって再稼働する」と公言し、原発新設も容認する姿勢をみせており、電気料金値上げの上に、再稼働のリスクと事故補償の巨額負担を迫られる国民の怒りに火がつくのは明らかだ。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「もう一度、政権交代をめざす」。小沢一郎氏の年頭の決意 (生き生き箕面通信) 
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/35b1be269c93f516351b82d0163db970
2013-01-07 07:16:08  生き生き箕面通信


おはようございます。
生き生き箕面通信1477(130107)をお届けします。                                                                      
・「もう一度、政権交代をめざす」。小沢一郎氏の年頭の決意

 小沢一郎氏が年頭の所感をネットを通じて発表、「もう一度、政権交代をめざす」と決意を明らかにしました。こう呼びかけています。「何んとかもう一度、日本の進路に誤りのないようにしたい。また、何としても日本に議会制民主主義を定着させたい。そのために自分に鞭打って頑張りたい。その決意を念頭に新たにし、皆さんにもお伝えいたします。どうぞよろしくお願いします」と。

 メッセージはまず、衆院選での敗北に対する謝罪から。「とくに、総選挙では非常にお世話いただいたにもかかわらず、良い結果を出すことができませんでした。それについて、私の不徳のいたすところ、努力の足りなかったことを、心からお詫び申し上げます」。

 そして、総選挙の結果を総括したうえで、「しかしながら、私たちが『残念だ』の一言で戦いを終えたなら、日本の将来は暗たんたるものになってしまいます。とくに、安倍首相を中心とする政権は、非常に右寄りの短絡的な発想を持った政権です。私はそこに深刻な危険さを感じ、日本の政治をこのままにしておくことはできないと思っています」

 「私たちはもう一度政権奪取、もう一度政権交代をめざして頑張らなければならない。私はその決意を新たにしました」 

 選挙期間中は控えていたネットでの活動を再開し、メッセージを発信し始めたのです。

 次の国政選挙は、7月21日投開票の参院選です。それまでわずか半年。戦いの輪を大急ぎで、全国規模で再構築することを迫られています。一人ひとりが積極的に行動することが必要です。自分の頭で考え、自分で判断して、積極的に自分で選択する。なにしろ、無関心層がほぼ3割あるとされています。ここに動いてもらわなければなりません。この無関心層、あるいは「投票する意義が見えない」層に動いてもらうことが欠かせません。身近なところで、この半年間、煙たがられても、働きかけたいものです。


       ◇

(小沢一郎の年頭所感)私の決意「もう一度政権交代を目指す」
http://ch.nicovideo.jp/article/ar26792



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 高市氏、”TPP交渉参加後に脱退する選択肢も"は詭弁中の詭弁 (まるこ姫の独り言)
高市氏、“TPP交渉参加後に脱退する選択肢も”は詭弁中の詭弁
 2013.01.06 : (まるこ姫の独り言)


確か菅政権の時者だ政権のときも“TPPに交渉参加後脱退する選択肢もある”と閣僚から話が出ていたが、政権を取って間なしの自民党が、もう言いだした。


自民党は選挙前、TPPに反対だとの意見が多かったと思うが、ここへきて、アメリカへの手土産なのか、“交渉参加後に脱退の選択肢もあり得る”と、菅政権時の閣僚の詭弁と全く同じ事を言い出した。


>自民・高市政調会長、「TPP交渉参加後に脱退する選択肢も」 フジテレビ「新報道2001」で
  フジテレビ系(FNN) 1月6日(日)14時8分配信


>自民党の高市政調会長は「(TPP)交渉には参加しながら、守るべき国益を守ると。それで、条件があわなかったら脱退するっていう選択肢も、ゼロではないですよね」と述べた。


自民党としては農業関係に配慮してTPP反対の立場なのだろうが、政府としてはアメリカとの関係を良くしたい、従属したいの思惑がありありで、TPP参加の方向へと向かうのだろう。


苦戦しています、うんうんと思ったらクリック宜しくお願い致します。
推進派達は、反対派への説得材料として、常に“交渉参加後、国益に沿わなければ脱退もあり得る、交渉参加は、参加とは違う、まずは交渉参加をして様子を見なければ話にならない”ともっともらしい事を言うが、今のアメリカと日本の力関係から考えて日米関係が悪化するかもしれない脱退を言えるのか。
参加はしたが、“日本の国益に沿わないから脱退をする”と言えるのかどうかだ。
言えないよね〜(笑)


それでなくても自民党は、アメリカあっての日本という意識が強い。
そんな対米従属の党が、アメリカに対してはっきりしたもの言いが出来るとは到底思えない。
すなわち、交渉参加とは、参加すると同義語なのだ。
本当に自民党は全然変わっていない。
その場をしのぐだけ欺くだけの、何がなんでものトリックを使う。


しかし、“条件が合わなかったら”と簡単に言うが、“条件が合う合わない”は、どこで認定するのだろうか。
業界の立場や、業種によっても条件は違う。
日本はどこへ行くのか、何を目指すのか、そこのところがはっきりしない中での、“条件が合わなかったら脱退する”発言は、あまりにも国民だましの典型例だ。
結局、政府にとってTPP参加は決定済みという事ではないか。


ネットでは、菅、野田政権に対して民主党は売国奴とのレッテルを張っていたが、自民党だって同じようなものだ。
むしろ確信犯的なのは自民党だ。


元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2013/01/tpp-acbb.html



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「日米同盟の強化」を叫ぶだけでは行き詰まる予感  天木直人 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63731459.html
2013/1/7(月) 午前 9:48 「天木直人氏の視点ー(2013/01/07)」 :本音言いまっせー!


 私は田母神元航空幕僚長と共著で「自立する国家へ!」(KKベスト
セラーズ)という本を出版する。1月19日に書店で発売される。

 平和や外交・安保問題についての考え方は私と田母神氏とでは180度
異なる。

 2008年4月に名古屋高裁があのイラク戦争は違憲だったという判決
を下したとき、「そんなの関係ねえ」と一蹴した田母神氏だ。

 原告の一人だった私にとっては許せない相手だ。

 そんな田母神氏となぜ共著を出す事にしたのか。

 それは日米同盟から自立しなければ何をやっても日本の将来は危う
い、その事を日本国民は気づくべきだ、特に田母神氏のような愛国・保守
の者たちこそそれを言い出すべきだ、そう訴えたかったからだ。

 そしてそれは取りも直さず愛国・保守の安倍首相に向けた
私のメッセージである。

 日本を取り戻す事を掲げる安倍首相とそれを認めない米国。

 その米国との日米同盟を強化するという安倍首相。

 この最大の矛盾をつくことによって、安倍首相に、これまでの自民党
の指導者の誰もができなかった対米自立をやってみろと挑発するためだ。

 その私の狙いが正しいかどうかはそれを読んだ読者が判断すればいい。

 しかし私の狙いが奏功するかどうかを超えて、
もはや「日米同盟の強化」ばかりを唱えているだけでは通用しなくなる時
がやがてくる。

 皮肉にも選挙で大勝した安倍自民党政権下でその矛盾が表面化する年
になるかもしれない。

 その事を予言するかのような社説・論説がきょう1月7日の紙面に
並んだ。

 たとえば朝日新聞の「激動期の日本外交」という社説だ。

 日米同盟を深化させ、友好国との連携を深めて中国に向き合う、一言
で言えば安倍政権の外交戦略はこうだろう、その方向は間違っていない、
と書いた上で、しかしいまや世界は様変わりした、各国の利害が錯綜する
中でいま求められるのは針路を自ら切り開いていく外交力である、
と書いている。

 たとえば毎日新聞の「2013年を展望する」という社説だ。

 再三強調する日米同盟強化についても、なんのための同盟か常に
自問自答すべきであると書いている。

 特に注目すべきところは吉田茂の次のような言葉を引用している
ところだ。

 「(日米安保は)アメリカがただ日本が可愛くて結んだものではない
だろう。アメリカの太平洋の戦略的必要から、またアメリカの国策的な
見地から結んだものであろうと思う・・・この条約を実施していく上に、
もっと率直にいろいろ話し合っていいのではないか」(大磯随想)。

 その上で毎日新聞の社説は次のように続けている。

 「・・・日米が互いに必要だと考える限り日米同盟は強力であり、
どちらかが国益にプラスにならないと判断すればその命運は尽きる・・・」

 国益に反するなら日米同盟はなくしてもいいといわんばかりだ。

 同じ毎日新聞の文化面「経済への視点」というコラムで中野剛志氏が
「安倍新政権の課題」と題して書いている事はもっと直裁的だ。

 いうまでもなく中野氏はTPP反対を唱える若手保守陣営の急先鋒の
一人である。

 彼は言う。米国の覇権的地位の喪失や米中の軍事的バランスの変化に
より米中が接近するなら日本は大きな方向転換をしなければならない。
従来の対米依存路線を怠慢に続けるなら、日本は(ニクソンショックと
同様に)再びショックを受ける事になるだろう、と。

 この三つの社説・論説はいずれも日米同盟には反対だとは言っていない。

 そう言い切る勇気はない。

 しかし言おうとしていることは日米同盟を見直す事を真剣に考える時
が来たということだ。

 日米同盟を見直すべきだとはっきり明言する者がこの国の指導者層から
出てくるのだろうか。

 それを明確に社説に掲げる大手新聞が出て来るのだろうか。

 それともその前に米国の方から日米同盟を解消すると言い出してくる
のか。

 日米同盟をめぐる問題が今年の日本外交の最大のテーマであることは
間違いない。


       ◇

激動期の日本外交―しなやかに、したたかに
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
2013年1月7日(月)付 朝日新聞社説

 年明け早々、安倍首相が切った外交カードは韓国への首相特使派遣だった。

 竹島問題をめぐって冷え込んだ日韓関係の改善は、安倍政権が引き継いだ重い宿題だ。2月に就任する朴槿恵(パククネ)次期大統領に親書を手渡し、大統領訪日に向けた調整に入ることになった。

 関係修復への第一歩がしるされたことを歓迎したい。

 首相は、早い時期の訪米にも意欲を示す。

 民主党政権下で傷ついた日米同盟の修復などの懸案について、2期目に入るオバマ大統領とじっくり話しあうことは時宜を得ている。

 世界も東アジアも大きく動いている。その現実を見据え、日本外交の針路をしっかりと定めなければならない。

 日米同盟を深化させ、友好国との連携を深めて中国に向き合う――。安倍政権の外交戦略を一言でいえばこうだろう。その方向は間違っていない。

■多極化する国際社会

 ただし、国際政治を国家間のパワーゲームと見る従来の視点だけでは、いま世界で起きていることの意味を十分にとらえることはできない。

 国際政治の世界に、歴史的ともいえる新しい潮流が渦巻いているからだ。

 その第一は、「多極化」の流れである。

 昨年12月に米政府機関である国家情報会議がまとめた未来予測が波紋を広げている。

 「2030年の世界は、今日とは一変した世界であろう。そのときまでに、米国も中国も、その他のいかなる大国も、覇権的な国家ではなくなっている」

 米国が圧倒的な力を誇った時代が終わるだけでなく、中国の成長も減速する。

 20年以内に、世界を単独で牛耳る力を持った国はなくなるというのだ。

 報告は、パワーは国家間で拡散するだけでなく「非公式のネットワーク」にも広がるとも予測する。国家と並び、NGOや多国籍企業も国際政治に大きな影響力を持つようになる。

 多極化し、利害関係が複雑に絡まり合う不安定な世界を生き抜くには、柔軟でしたたかな外交戦略が必要だ。

■硬軟両様の構えで

 たとえば、いまの米中関係は、冷戦時代の米ソのような単純な敵対関係ではない。軍事面では競いながらも、経済面ではわかちがたく結びつく。

 だからこそ、米国の中国政策は、もしものときの軍事的備えと、中国を国際秩序に積極的に取り込もうという関与政策のふたつの面をもっている。

 日本の対中外交も、こわもてだけではなく、硬軟両様の構えが不可欠だ。

 日中間で緊張が続く尖閣問題については、長期化を覚悟せねばなるまい。それを前提に、不測の事態が起きた場合の危機管理体制を両国で早急に築く。

 同時に必要なことは、この対立とは切り離して、経済関係や人的交流を拡大することだ。

 安倍首相が「世界地図を俯瞰(ふかん)するような視点で戦略を考えていくことが必要だ」と言うように、多角的な外交がこれまで以上に重要になる。

 「極東重視」を打ち出しているロシア、経済成長著しい東南アジアやインド。そうした国々や地域と連携を深めるなど、新しい発想で外交のネットワークをどう築いていくのかも問われている。

■針路を自ら切り開く

 国際政治のもう一つの潮流も忘れてはならない。世界各地で吹き荒れているナショナリズムの高まりである。

 経済と情報のグローバル化は、少数の人の手に膨大な富を集積する一方、格差を生み、社会を不安定にした。

 欧州で排外主義的な政治勢力が勢いを増しているのは、緊縮財政に苦しむ人々が、ナショナリズムに不満のはけ口を見いだしているからにほかならない。

 東アジアには、これに加えて歴史問題がある。

 日本と中韓が対立する領土問題は、過去の植民地支配や戦争の記憶が絡む、きわめて複雑な問題だ。昨年の中国の反日デモを見ても分かるように、扱いを誤れば可燃性の高いナショナリズムに容易に火がつく。

 国境を超えた様々なレベルでの対話によって、和解の努力を重ねていくしかない。

 振り返れば、戦後日本はじつに恵まれた国際環境を享受してきた。

 米ソ冷戦時代には、米国の庇護(ひご)の下、復興と経済発展に励むことができた。外交の基本も沖縄返還や、近隣との国交正常化など、敗戦で失ったマイナスを取り戻す道のりだった。

 いまや世界は様変わりした。

 相互依存の高まりは各国が繁栄を共有できる可能性をもたらしたが、同時にそれぞれの利害が錯綜(さくそう)する。

 いま求められるのは、そんな世界で針路を切り開いていく外交力である。


       ◇

社説:2013年を展望する 「外交の勘」を磨きたい
http://mainichi.jp/opinion/news/20130107k0000m070097000c.html
毎日新聞 2013年01月07日 02時30分

 新しい年の外交が始動する。それを担う首相・安倍晋三氏は岸信介元首相の孫、安倍氏を支える麻生太郎副総理兼財務相兼金融担当相は吉田茂元首相の孫だ。戦後日本の発展と安定の基盤をなしてきた日米安保条約は吉田元首相が結び、岸元首相が改定して現在の形にした。外交危機が叫ばれる今、2人の血を受け継ぐ孫がコンビを組んで難局打開にあたることになったわけである。

 岸元首相は国家を運営する基礎を安全保障に置いた。吉田元首相は自著「大磯随想」で「外交の『勘』のない国民は亡(ほろ)びる」とのウィルソン元米大統領側近エドワード・ハウス大佐の言葉を紹介している。

 ◇対症療法外交は限界だ

 賢明な外交は単に国家の生存にとどまらず、経済再生や社会保障、教育などの内政課題に政権が全力を注ぐためにも不可欠な条件であろう。また、外国との摩擦が激しくなれば国民の不安感が強まり排他的なナショナリズムが勢いを増しかねない。そうした状況を作り出さないためにも、外交が国の安定を支える根幹であることをまず確認したい。

 そのうえでここ数年を振り返るなら、領土で係争を抱えた近隣諸国すべてと緊張が高まり、国難とも言うべき外交危機が続いてきた。今年はその局面転換に国の知恵を総結集する年にしなければならない。

 尖閣諸島や竹島、北方四島の領土摩擦や普天間飛行場移設をめぐる日米同盟の迷走などを安倍首相は「外交敗北」と厳しく批判し、政権を奪還した。確かに「外交の勘」のない民主党政権の不手際がこうした混乱を招いた面は否定できない。

 だが、自民党なら外交敗北はなかったと言い切れるだろうか。

 今日の外交危機は、長年の自民党政権のあいまいな外交がもたらしたものでもあろう。中国が92年に領海法を制定して尖閣諸島を自国の領海に組み込み、今に至る挑発行為の先触れとしたのは自民党政権の時代だった。沖縄の問題も、経済支援を組み合わせて重い米軍基地負担を事実上固定化する懐柔策のツケがここにきて噴出しているのである。

 世界の動きは速い。今の国際情勢は自民党が政権を担ってきた数年前までと同じではない。米国の国力が相対的に落ち、日本を抜いて世界第2の経済大国となった中国が軍事面でも野心を隠さず、韓国はかつてほど日本を必要としなくなっている。地域の新しいプレーヤーとしてロシア、インドの存在感も大きくなってきた。周囲の変化や米国の意向に合わせた対症療法的な外交では、もはや日本は立ち行かないのだ。

 よって安倍首相は自民党時代の焼き直しではなく、新しい時代に合わせた発想と行動で外交の立て直しと安定に取り組む必要がある。再三強調する日米同盟強化についても、何のための同盟かを常に自問自答することから始めるべきである。

 吉田元首相は日米安保を「アメリカがただ日本が可愛くて結んだものではないだろう。アメリカの太平洋の戦略的必要から、またアメリカの国策的な見地から結んだものであろうと思う」として、「日本も、日本自身の防衛と、国策的な考え方から結んだものである」「この条約を実施して行く上に、もっと率直にいろいろ話し合っていいのではないか」と書いた(「大磯随想」)。

 ◇歴史問題でつまずくな

 日米が互いに必要だと考える限り日米同盟は強力であり、どちらかが国益にプラスにならないと判断すればその命運は尽きる。尖閣諸島への対処も沖縄の基地移設も、まずは日本側の方針を明確に示し、率直な話し合いを通じて日米双方の国益と地域全体の平和と安定にプラスとなるような道を探るべきだ。米国の言いなりでも、日本が一方的に頼るのでもない同盟のあり方を、改めて作り上げることが求められよう。

 同時に、国際社会との連帯をいっそう深めたい。尖閣諸島の問題では中国の乱暴な振る舞いに世界のメディアが「中国が差し控えるべきことは武力で現状を変えることだ」(米紙)、「日本は外交解決を追求し続けているが中国は軍事力の行使を好む」(イタリアの通信社)などとして懸念と批判を強めている。

 日本の立場と主張は国際社会に支持されている。その背景にあるのは日本が外国との係争を平和的に話し合いで処理する国であり、偏狭なナショナリズムより、相手と共存を図るナショナリズムを大事にする国だという世界の理解であろう。

 こうした国際世論を大事にしなければならない。軍事力を国力のバロメーターにしない日本の強みは国際社会との絆の深さである。敵を減らし、味方を増やしながら、付き合いの難しい国家との関係をいかにうまく管理するかが肝心である。

 一国の政治指導者がどのような国際イメージを浸透させるかは、その国の国益を左右するほど重要だ。衆院選を受け日本の右傾化を指摘する声もあるだけに、歴史認識問題では慎重さが大切である。閣僚の軽率な言動が結果として国益を損なってきた歴代自民党政権の失敗は繰り返してはならない。注意深く賢い振る舞いで「外交の勘」を働かせ、局面を打開する一年にしてほしい。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 再処理は中止を―安倍氏の事実認識の誤り(=核燃サイクルをまわさねばプルトニウムが残る)をただす
それはどんなことかというと…。


==============================================


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-15/2012121505_01_0.html


「しんぶん赤旗」 2012年12月15日(土)
「NEWS23クロス」党首討論/外交、原発―日本のあり方を提起/志位委員長の発言


 日本共産党の志位和夫委員長は13日夜、TBS系「NEWS23クロス」のテレビ党首討論に出席しました。


(中略)


再処理は中止を―安倍氏の事実認識の誤りをただす


 原発問題について、司会に問われた安倍自民党総裁は「確かに自民党政権において安全神話に寄りかかっていた」と述べ、「深刻な反省」を口にしましたが、原発必要論に立って「核燃サイクルをまわしていかなければ、結果としてプルトニウムが残っていくということになります」と発言しました。これを志位氏が次のように批判しました。


 志位 安倍さんね、ちょっと驚いたんですけど、核燃サイクルを動かさなかったらプルトニウムが残っていくっておっしゃったけれど、核燃サイクルをもし動かしたら、プルトニウムできてしまうんですよ、新しいものが。


 だからそれを燃やすところがなくなって、「プルサーマル」に持っていったり、「もんじゅ」に持っていったりして、みんなダメになっている。ですから、こんな危険な再処理といったらもう止めるしかないんです。


 これは基本の事実認識がまったく間違っている。


==============================================


こんな人物が無知をさらけ出しながら大手を振ってのし歩けるのが日本の政界なのだ。まるで危険なおもちゃを手にした幼児ではないか!


ついでながら日頃盛んに歴史認識の誤りをただすと呼号する安倍晋三なる人物の歴史認識はというと…。


 安倍 満州に対する権益は第一次世界大戦の結果、ドイツの権益を日本が譲り受けた面がありますよ。(2005年7月31日のサンデープロジェクトから)


ドイツからの権益は満州ではなくて青島だろう。日露戦争で「勝利」した日本が満州における権益をロシアから奪い取ったことすらご存じない。満州国総務庁次長を務めた外祖父の故岸信介氏が知ったら、さぞお嘆きのことだろう。

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 再処理は中止を―安倍氏の事実認識の誤り(=核燃サイクルをまわさねばプルトニウムが残る)をただす
http://twitter.com/akahataseiji/status/287830008561532928


それはどんなことかというと…。


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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-15/2012121505_01_0.html


「しんぶん赤旗」 2012年12月15日(土)
「NEWS23クロス」党首討論/外交、原発―日本のあり方を提起/志位委員長の発言


 日本共産党の志位和夫委員長は13日夜、TBS系「NEWS23クロス」のテレビ党首討論に出席しました。


(中略)


再処理は中止を―安倍氏の事実認識の誤りをただす


 原発問題について、司会に問われた安倍自民党総裁は「確かに自民党政権において安全神話に寄りかかっていた」と述べ、「深刻な反省」を口にしましたが、原発必要論に立って「核燃サイクルをまわしていかなければ、結果としてプルトニウムが残っていくということになります」と発言しました。これを志位氏が次のように批判しました。


 志位 安倍さんね、ちょっと驚いたんですけど、核燃サイクルを動かさなかったらプルトニウムが残っていくっておっしゃったけれど、核燃サイクルをもし動かしたら、プルトニウムできてしまうんですよ、新しいものが。


 だからそれを燃やすところがなくなって、「プルサーマル」に持っていったり、「もんじゅ」に持っていったりして、みんなダメになっている。ですから、こんな危険な再処理といったらもう止めるしかないんです。


 これは基本の事実認識がまったく間違っている。


==============================================


こんな人物が無知をさらけ出しながら大手を振ってのし歩けるのが日本の政界なのだ。まるで危険なおもちゃを手にした幼児ではないか!


ついでながら日頃盛んに歴史認識の誤りをただすと呼号する安倍晋三なる人物の歴史認識はというと…。


 安倍 満州に対する権益は第一次世界大戦の結果、ドイツの権益を日本が譲り受けた面がありますよ。(2005年7月31日のサンデープロジェクトから)


日露戦争で「勝利」した日本が満州における権益をロシアから奪い取ったことすらご存じない。満州国総務庁次長を務めた外祖父の故岸信介氏が知ったら、さぞお嘆きのことだろう。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 政治資金で飲み食い/麻生副総理資金管理団体/クラブ・料亭・すし店…3年で6000万円(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-01-07/2013010715_01_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年1月7日(月)
政治資金で飲み食い/麻生副総理資金管理団体/クラブ・料亭・すし店…3年で6000万円


 安倍内閣で副総理兼財務・金融相に就任した麻生太郎元首相の資金管理団体「素淮(そわい)会」が、政治資金を使って2009年〜11年の3年間で約6000万円もの飲み食いをしていたことが分かりました。支出先は、東京・銀座や六本木、赤坂などの高級クラブや料亭、会員制サロンなどで、国民の常識とはかけ離れた“政治活動”の実態が浮かびあがりました。


 (藤沢忠明)



1日394万円も
 素淮会の3年分の政治資金収支報告書を調べてみると―。組織活動費の「交際費・組織対策費」(09年は「交際費」)のなかに、「会合」という名目で、料亭やクラブ、中華料理店、すし店などへの支出がズラリと並びます。


 09年は218回、1108万6611円、10年は217回、2263万1017円、11年は216回、2592万8338円。3年間で計651回、総額5964万5966円にのぼり、1・7日に1回、平均9万円以上の飲み食いをしていたということになります。


 1件あたり15万円、20万円の高額支出もザラ。11年9月13日には、六本木の会員制サロンに182万5000円という支出がありました。この日も含め、1日に100万円を超す支出が13回もあります。


 たとえば、11年2月18日には、銀座のクラブに64万円、神楽坂の料亭に52万円など計15店に1日で約394万円もの支出。東日本大震災直後の同年4月1日にも、ミシュラン三つ星常連の銀座の超高級すし店や、高級フレンチなど17店に約285万円の支出がありました。


 09年の収支報告書には、「組織活動費」の「出張旅費 交通費」のなかに、「運転代行」という名目で六本木の運転代行サービス業者に計12回、約14万円の支出があり、飲酒後、利用していたことをうかがわせます。


 一方、「交際費」の飲み食い以外では、「会費」として岸田文雄外相や甘利明経済再生相、稲田朋美行政改革相、新藤義孝総務相や、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行・元環境相ら政治家のパーティー券を買っています。10年6月4日には、「日本維新の会」の橋下徹代表代行の政治団体「橋下徹後援会」のパーティー券を10万円分、購入しています。


<関連キーワード>


政治
政治と金
政党助成金

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 安倍政権の行く末は?陸山会裁判は、まだ終っていない。でも、『ならぬことは、ならぬのです。』
司法官僚の暗躍のたまもので、小沢政権は樹立さえ叶わず、政権交代の運びとなりました。
政権交代するや否や、株は高騰するわ、円安は加速するわで、新政権への期待は大きくなる一方となり、官僚共の思惑通りと言うところでしょうか?
ただ、安倍政権の行く末も、陸山会事件の真相を知った上であれば大丈夫なのですが、たぶん、以下のような真相は安倍内閣もご存じ無いものと察する次第です。

私は、もう、小沢さん達に期待なんかしておりません。
でも、『ならぬことは、ならぬのです。』

2013年01月28日には、陸山会事件控訴審第4回(11月30日の第2回は中止?、第3回は池田被告の体調不良の為02月15日に延期)にて、石川被告の被告人質問が行なわれるようです。
「高裁は、有罪とされた一審判決後の情状面に限って、被告人質問を行うことを決めていた。」との報道があったらしいです。

ところで、皆さんは、陸山会裁判の起訴理由(訴因)を、ちゃんと、知っていますか?
たった、これだけなのですよ。
【1】本登記日を土地の取得日として収支報告書に記載したことは違法(虚偽記載)である。
【2】平成16年10月29日ごろ小澤個人から入金した4億円を「本件4億円」と呼んでいるが、これを、借入金収入としなかったことは、違法(虚偽記載)である。

でも、これだけだと、『これは犯罪では無い』とバレるので、にぎやかしに色々な訴因を“デッチアゲ”して複雑怪奇な検察ストーリーにしているだけなのですよ。

その複雑怪奇な検察ストーリーは、ちゃんと、正しく収支報告書を見てみれば、矛盾だらけで“嘘とまる解かり”であることに気が付くハズです。

★★★【複雑怪奇な検察ストーリーの謎解き。】
皆様の中には、『本登記日で計上するのはあたりまえじゃないか。この訴因を書いた奴は“頭がおかしい”のか?』と思われた方も多いと思います。
そこで、検察は、もっと複雑な事情にする必要を感じて、何か良いネタはないかと探した所、「みなし計上」していることに目を付けたのです。

会計上の確定主義に則り、平成17年1月7日に小澤個人から陸山会が権利証の受領をした時点で土地の引渡し及び収入・支出が確定したとして、「収入_寄附(政治団体) 2億8千万円」、「支出_事務所費(土地代金) 342,640,000円」、「資産等_土地 342,640,000円」を「みなし計上」しております。

ですから、平成17年には、「2億8千万円」の実際の入金も、「342,640,000円」の実際の出金もありません。
と言う訳で、「2億8千万円の寄附があったことにした(架空計上)」との訴因と、小澤個人への土地代金の支払いも「架空計上」であるとの訴因を思いついたのであります。
でもね。平成17年の「翌年への繰越額」は、「269,186,826円」なんですよ。
これを見ただけで、一発で、寄附の訴因は、“大嘘”だと解かりますよね。

土地代金は、平成16年に「不記載」と訴因にしているのですから、平成17年に「架空計上」との訴因も、残高的には一応辻褄は合います。
しかし、寄附は、いきなり、平成17年に「架空計上」ですから辻褄が合わないのです。

それでは、真相をお話しましょう。
小沢裁判一審判決文の中に『本件定期預金の原資の相当部分は、本件4億円ではなく、29日の送金により資金移動された陸山会や関係団体の一般財産であると認められる』という記述があります。
その「関係団体の一般財産」というのが、当該「2億8千万円」です。

平成16年の「翌年への繰越額」は、「610,051,380円」で、「りそな転借金4億円」を差し引いた「210,051,380円」しか定期預金を組む直前には“陸山会のお金”は無かったのですから、当該「2億8千万円」を「寄附計上」して、“陸山会のお金”にしてからでなければ「支出_事務所費(土地代金)」にしろ、「本件定期預金」にしろ、収支報告書に記載出来る道理がありません。
従って、平成17年に「2億8千万円」の寄附の「架空計上」という辻褄の合わない訴因は、 “大嘘”であります。

しかして、当該「2億8千万円」の真相は、売主への土地代金の支払い用に政治団体が「立替金」として陸山会に振り込んでいたことが解かります。この立替金は、陸山会が土地取得を実現できた時に寄附として良いことになっていたのでしょうね。平成17年に土地取得の確定と同時に、「みなし計上」していますからね。

尚、不動産会社である売主は、棚卸資産である当該土地の譲渡益を「法人税基本通達2−1−2」の前段(原則規定)の「相手方(小澤一郎)において使用収益ができることとなった日(権利証を受領した日)」を法的根拠として、「平成17年1月7日」に計上しているハズですから、その日が「みなし計上」の計上日となります。

以上のことから、「本件(担保提供)定期預金」の原資は、「本件4億円」であるということになるのですが、何故、判決文に“大嘘”を記述したのでしょう?
それは、「本件定期預金」の名義は、“陸山会名義”でなければならないからです。
“小澤個人名義”では、“小澤個人”のお金で“小澤個人名義の定期預金”を組んでいただけなのですから、「本件4億円」を収入計上(陸山会のお金に)することは許されないこととなり、【2】の訴因が“デッチアゲ”だとバレてしまうからに他ありません。

尚、担保提供定期預金の名義が“陸山会名義”の場合、「利益相反取引」になるばかりでなく、「有益性の無い貸付けによる利息詐欺」に該当しますので、銀行支店長は犯罪者となってしまうのですから、そんなことをする訳がありません。
あり得ませんが、例え“陸山会名義”だったとしても、会計上は当該犯罪行為は無かったものとして取扱いますので、いずれにしても、“小澤個人名義”であったものとして、会計処理することとなります。
(銀行支店長の証言は、話の前後から「石川さんが言ったのは、」ということですよ。)

★★【その他の訴因の矛盾】
その他の訴因は、上記【1】、【2】の“あからさまな嘘”を誤魔化すための、更なる“嘘”の積み重ねにすぎません。

★【「りそな転借金4億円の返済が不記載」との訴因が鍵】
平成19年分の収支報告書に「りそな転借金4億円の返済が不記載」であるとの訴因は、あまりにも破廉恥で、支離滅裂な訴因であることを認識して頂きたいと思います。
例えば、「資産等_借入金の4億円の減額の不記載」との訴因はありませんよね。
支出としての「借入金返済」を不記載とするならば、無条件で負債としての「借入金の減少」も不記載としなければなりません。
もっとも、平成19年の小澤個人からの借入金残高は、「2,159,120円」と「5,293,011円」の2口しかありませんから、4億円の減額など出来ませんけれどね。

「本件4億円が不記載だから」などと、ふざけたことを言う人がいますが、その「本件4億円が不記載」との訴因の時も、収入としての「借入金」を不記載としておきながら、負債としての「借入金」を不記載としておりません。
これだけを取っても、これらの訴因は論理破綻しています。

★【検察ストーリーの、更なる“嘘”】
さて、平成19年の「前年からの繰越額」は、「78,382,663円」、「翌年への繰越額」は、「67,176,032円」で、平成19年5月1日に各政治団体から4億円の入金があり、翌日に“小澤個人”の普通預金口座に振り込んでいます。

以上の情報から、検察ストーリー上、「平成19年5月1日の各政治団体から4億円の入金」のルーツは、“陸山会のお金”が各政治団体に資金移動されていたものが、5月1日に回収されたというストーリーでなければなりません。
なので、検察ストーリーでは、平成16年の、「りそな転借金4億円」を、定期預金にせず、そのまま各政治団体に資金移動したことになっている訳です。
となると、平成16年分の収支報告書に記載されている「預金等 471,500,000円」の中の4億円の定期預金は、検察ストーリー上、“担保提供定期預金”ということになってしまいます。

この矛盾が解かりますか?
その検察ストーリーでは、収支報告書上、りそな転借金4億円を原資に“担保提供定期預金”を組んだ事に成ってしまうのですよ。
本来ならば、検察ストーリー上、平成16年分の収支報告書に「資産等_定期預金 4億円」及び「資産等_借入金 4億円」の“不記載”との訴因も必然的に必要でした。
しかしながら、それを訴因とした場合には、「8億円の“陸山会名義”の定期預金」を公判で提示しなければならなくなり、実際には「4億円」は“小澤個人名義”なのですから、訴因にできなかったという訳です。

小沢裁判一審第7回公判で指定弁護士は、「平成17年10月の2億円は、定期預金で(銀行に)返済しようとする前に、小沢被告の4億円の返済にあてようとは思わなかったのか」と、池田氏に質問しています。
このように、検察ストーリーでは、平成17年に、額面「4億円」の手形貸付けの“りそな銀行”への返済と、“陸山会名義”の担保提供定期預金「4億円」とを相殺(「定期預金で(銀行に)返済」の意味)したことになっています。

検察側は、何を言いたいのかと言うと、小澤個人からの借入金は8億円あるのであるから、平成17年と平成18年の収支報告書に記載されている「それぞれ2億円」の返済の他に、もう4億円の返済が必要だから、「定期預金で(銀行に)返済しようとする前に、」小沢被告に返済しておけば、「平成19年に、りそな転借金4億円の返済が不記載」と成ることはなかったとの言い分と解されます。

でもね。“りそな銀行”に返済の義務があるのは“小澤個人”ですよ。
それを陸山会が肩代わりしたというのであれば、それは、陸山会が“小澤個人”に「4億円」を返済したことになるのですよ。
しかるに、「小沢被告の4億円の返済にあてようとは思わなかったのか」との質問は、小沢弁護団を、いや、国民を馬鹿にしているとしか思えません。
反論しない弁護人も、もちろん、検察の手先と成り下がっている証拠です。

★【真実のストーリー】
真実は、“相殺”したのではなく、“融資枠が設定されていた”ということです。
「りそな転借金4億円」を原資として、4億円の“陸山会名義”の定期預金を組み、平成17年10月31日の「支払期日」に解約して、全額返済し、融資枠が復活したので、新たに手形貸付けを行い「2億円のりそな転借金」が生まれたということです。
平成18年に、当該「2億円」の「りそなへの返済完了」後、融資枠の設定を解除して担保が解除された「“小澤個人名義”の担保提供定期預金」を解約して、各政治団体に資金移動しておいたものが、平成19年5月1日に入金されたというストーリーです。
従って、翌日の小澤個人口座への振込は、単なる「預り金」の返還にすぎません。


★【後書】
まだ、小川正持裁判長(小沢裁判控訴審)に対する訴追委員会は開かれておりません。(【第28回】参照)
まだ、飯田喜信裁判長(陸山会裁判控訴審) に対する訴追委員会は開かれておりません。(【第29回】参照)

「決定通知」が届き次第、森ゆうこ参議院議員(訴追委員会調査小委員)に「訴追委員会は実際に開かれたのか?」、「調査依頼はあったのか?」、等を質問するつもりでいます。
またぞろ、無視されるのでしょうが、それは、それで、受け止めるつもりです。

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尚、本投稿の内容は、【第32回】にて保存してあります。
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201301/article_1.html
詳しい内容は、こちらをご覧ください。
ブログ名:陸山会事件の真相布教
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
【第01回】陸山会事件の基礎資料
本投稿の金額等は、こちらで確認できます。
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201101/article_1.html
【第27回】陸山会事件の真実のストーリー(完全版)。公訴権濫用の証拠、“陸山会事件の真の真相”も解説
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201205/article_1.html
【第28回】小川正持裁判長(小沢裁判二審)に対する訴追請求状を提出
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201208/article_1.html
【第29回】陸山会裁判控訴審裁判長と吉戒修一東京高等裁判所長官に対する訴追請求状を提出
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201210/article_1.html

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 米国の不興を買った安倍晋三 (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-856.html
2013-01-07 陽光堂主人の読書日記

 安倍の今月中の訪米が困難になったそうです。米国側の都合によるもので、「忙しい」とか何とか言っていますが、当初は受入れに前向きだったのですから、安倍政権の方針が気に喰わないのでしょう。

 前回の時と同様の展開になりつつあり、米国に尻尾を振ったつもりが受入れられず、心労で持病の潰瘍性大腸炎が悪化、中途で降板というデジャヴが繰り返されるかも知れません。米国の不興を買った原因について色々と言われていますが、円安誘導とTPP参加に積極性が見られないことが大きな理由と考えられます。

 オバマ政権としては、ドル安で輸出攻勢をかけるつもりだったのに、安倍内閣が一層の金融緩和に向けて日銀に圧力をかけ、総額200兆円もの公共投資をブチ上げたことで、市場は円安へと振れています。このままでは1ドル=90円の壁も突破しそうな勢いです。

 経団連などは喜んでいますが、今の円安傾向が進んでしまったら、日本経済が復活してしまい、不況に悩む欧米としては到底容認できない展開です。「5年間は景気回復するな」という命令が米国から出されているというまことしやかな噂が流れていますが、これが本当なら安倍政権は米国に楯突いたことになります。

 今の円安は一時的なものと思われますが、この状態が長引くと、TPP問題にも影響してきます。円安で輸出しやすくなっているので、国内で波風を立ててまで無理に参加しなくてもよいという雰囲気が醸成されかねません。TPPに参加させて日本の国富をもぎ取ろうとしている米国にとっては、まずい展開です。

 自民党には、農協関係議員が180人以上いると言われていますから、安倍と言えどもゴリ押しが難しい状況です。円安は、反TPP派を勢いづかせかねないのです。

 自民党の高市早苗政調会長はこの流れに懸念を示したのか、昨日、党としてTPP交渉参加を容認する考えを示しました。政府の方針が正式に決まっていない段階での発言ですから、これはフライングですが、米国に気を使ったのでしょう。

 安倍としては、未亡人製造機オスプレイの12機購入(総額1200億円)を手土産に訪米するつもりでしたが、「その程度では歓待してやらんぞ」と米国に平手打ちを食らわされたわけです。今後の対応の仕方で、安倍政権の正体がより鮮明となります。

 本日も円安傾向が続いていますが、日経平均株価は若干下がっています。米国のご機嫌を取るべく、政府は金融緩和圧力を手控える可能性がありますから、円安株高に乗じて投資している人は要注意です。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 高市政調会長 VS 野田総務会長 TV生出演で早くも大バトル (日刊ゲンダイ) 
http://gendai.net/articles/view/syakai/140364
2013年1月7日 日刊ゲンダイ


 やっぱり水と油

<「あなたとは考えが違う」>

 だから言わんこっちゃない。

 安倍首相が「自民党が変わったことを示せる」として党役員に抜擢した野田聖子総務会長(52)と高市早苗政調会長(51)。経歴や政策の違いから「水と油」「ケンカするのは時間の問題」と党内では囁かれていたが、就任13日目で早くもバトルを繰り広げた。

 6日朝の報道番組に生出演した2人。司会者から「女性の社会進出を促す数値目標」について問われると、高市が「法的な義務づけには慎重な立場。チャンスを平等に与える状況をつくることが大切」と答えたのに対し、野田は「私は高市さんとは考えが違う。(法律で)強制的に枠をつくらないと、いつまで経っても女性が活躍する場が生まれてこない」と真っ向から反論したのだ。

 野田は番組終了直前にもわざわざ、「高市さんとはモメるかもしれないけど、数値目標は大切」と強調し、ロコツに不機嫌な顔をする高市がアップで映り出されるなど、2人の“溝の深さ”ばかりが際立った。

「番組の初めに高市さんは『私は党の経済政策をつくり、衆院選の政権公約も手掛けた。これからも働き続けたい』と発言しました。出産や子育てでこの3年間、ほとんど党のために汗をかかなかった野田さんを暗に批判するようなもの。野田さんもカッときたのでしょう。2人は当選同期ですが世襲の野田さんに対し、高市さんは松下政経塾出身。郵政造反組と刺客組。夫婦別姓に賛成と反対。全くスタンスが違う。とにかくお互いが目障りなのでしょう。次のバトルが起こるのも、時間の問題です」(自民党関係者)

 党の弱点である、女性からの支持をアップさせようともくろんだ今回の人事だったが、そもそも上昇志向の強い2人を起用したところで、フツーの女性の支持を得られるかは疑問だし、次々と内紛を起こせば参院選へのダメージとなる。

 安倍は今ごろきっと、「オンナを見る目がなかった」と頭を抱えているに違いない。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 松岡正剛の千夜千冊      西郷隆盛
江藤淳「南洲残景」に、小沢一郎さんが重なる
 

江藤淳「南洲残景」と小沢一郎


http://ja.twitcasting.tv/gumintou26/movie/8324211


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「ひとつの時代が、文化が、終焉を迎えるとき、保全できる現実などないのだ。玉砕を選ぶ者はもとより滅びるが、瓦全に与する者もやがて滅びる。一切はそのように、滅亡するほかないのだ。政治的人間の役割を離れて、一私人に戻ったとき、海舟の眼に映じたのはこのような光景であったに違いない。」


 
http://c-addiction.typepad.jp/blog/2009/03/post-7cc3.html




西郷南州という謎


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 松岡正剛の千夜千冊


 西郷隆盛


 
 http://1000ya.isis.ne.jp/1167.html

西郷隆盛語録
角川文庫 1974
ISBN:4043216084
[訳編]奈良本辰也・高野澄
私に千糸の髪がある
墨よりも黒い
私に一片の心がある
雪よりも白い
髪は断ち切ることができても
心は断ち切れまい
敬天愛人。西郷南州。

 残念とは何かと思う。残念とは念が残ることをいう。残念無念は、その念すら見あたらないときをいう。本来の無念は覚悟そのもののことである。

 誰からもとくに咎められたことがないからといって、自らに咎めがないとはかぎらない。誰しも人前では申し上げない咎めとともに生きている。ぼくには何十もの咎めが跋扈する。その跋扈と去来は止みそうもない。

 さあ、これをいったいどうしたらいいか。時計の針を戻してその現場に自分を置いてみるのか。謝るべき相手に低頭してお伺いをたてにいくものか。自分の内奥の土蔵をひたすら清掃するべきか。しばしば迷ったものだ。キリスト者の「懴悔」というものが羨ましく感じられ、仏教者の「瞑目」に説得力を感じもした。

 しかし、日々の体験はどういうものであれ、たえず激動なのである。どんなに小さな出来事も激動なのだ。それらは間髪をいれずに過去をつくっていく。そのうち、それらの堆積が新たな残念を生んでいく。さらにそのうち、自身の過剰や衰退がうとましくもなってくる。これではどうにも落ち着かない。自分でわざわざ落ち着かない境遇を選んでいるようだ。


 過ぐる冬、西郷隆盛の書簡集をちょいちょい読んでいたとき(『西郷南州書簡集』実業之日本社・本書に一部収録)、明治8年4月5日に大山弥介に当てた手紙の、こんな文面に出会った。

 明治8年といえば、西郷が下野して鹿児島に私学校をつくり、開墾に熱中していた「退耕」の時期である。かつての薩摩の盟友だった大久保利通は明治政権の中心の中心にいて、周囲から「西郷の勝手なふるまい」を問題にされ、盟友との対立を深めきっていた。そんな時期に、西郷の従弟で、のちに陸軍元帥となった大山巌に、西郷は手紙を書いていた。

 フランスとプロシャのあいだに緊張が高まり、伝言が一発届いたらすぐお出掛けになられる予定とのこと、さぞお楽しみであろうと存じております。私も一緒にどうかとのことでございますが、今年は大作にとりかかりましたので、とても逃げ出すわけにはまいりません。お断り申し上げますので、左様にお含みおき下さい。

 いまはまったくの百姓になりきって一心に勉強しております。はじめのころはずいぶん難渋していましたが、いまでは一日に二畝ぐらいなら鋤を使えるようになりました。もういまでは、きらずの汁で芋飯を食うのにも馴れましたから、困ることはありません。人間はどのようにでも落ち着けるものだと思いました。お笑い下さい。幸便に任せ、用事のみ。頓首。


 うーん、と唸った。そうか、「今年は大作にとりかかりました」と言うのか、「とても逃げ出すわけにはまいりません」と自分に言い聞かせるのか。いや、それよりなにより、とりわけ「人間はどのようにでも落ち着けるものだと思いました」に、脳天をガツンとやられた。そして「お笑い下さい」なのである。

 この文面は、その後もぼくの心のどこかにずっと引っ掛かっている。この文面が引っ掛かっている釘を、体のどこかでいつもごつんごつんと感じている。
 ぼくはいまなお、「人間はどのようにでも落ち着けるものだ」という場面を、自分のなかにまったく作りきれていない。しかもそのことを、「このようにあらわせば何かの納得になるのかもしれない」という文脈として、これまでちゃんと書いてこなかった。最近になってとくにその残念を感じるのである。

 では、「人間はどのようにでも落ち着けるものだ」と思った西郷は、どのように残念を捨てたのか。それとも残念を使いきったのか。

 今夜は、まことに少々ながら西郷隆盛を思いたい。いつかは西郷その人のことを書かなければと思って、延ばしのばしにしていたのだから、これはいつかはそうしなければならない宿命だ。

 断片的にはいろいろ感想を弾(はじ)いてきたけれど、そんなことでは西郷を掴むということはとうてい叶わない。また、多くの“西郷もの”も読み、名状しがたい感動も受けてきたけれど、それで西郷が見えたというわけにもいかない。だいたい、西郷隆盛という人物の思索と行動は日本近代の最大の謎であり、それゆえ今日の日本の根本の謎なのである。それゆえ西郷をめぐる周囲の毀誉褒貶にも甚だしいものがあった。

 褒めちぎった者も多かった。勝海舟(338夜)が「世の中に本当におそろしい人物がいるものだ。横井小楠と西郷南州だ」と驚嘆し、中江兆民(405夜)が維新後のていたらくに接して「西郷さえいれば、日本はこんなふうにはならなかったろう」と嘆じ、新渡戸稲造(605夜)が「日本にリンカーンのような人物はいるのか」と問われて「それが西郷隆盛だ」と答えたという、そういう西郷隆盛像だ。
 一方、反対のことを言う連中も少なくなかった。近代の歴史研究者たちは、たとえば比較的公平な目をもっていただろう井上清ですら、西郷は愛国的民族主義者だが、下級武士たちの士族大衆の代表から離れられずに矛盾に満ちた征韓論に走ったとみなした。圭室諦成(たまむろたいじょう)や石井孝は、「排他的な郷党意識」と「独善反抗的な政治理念」をもった野心家だとか、「討幕派に利用されただけの古い体質の器量」だとか断じたものだった。

 西郷は、民主開明派とも保守反動とも、無私の者とも野心の者とも、そのような揺れのなかにいた人物とも思われてきた。ようするに、西郷隆盛は誰にとっても掴まえられない人物なのである。なかで坂本龍馬が、「大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く」と評したのが、いかにも龍馬らしく、また西郷らしかった。また内村鑑三(250夜)が『代表的日本人』の5人の筆頭に西郷をあげ、「日本の維新革命は西郷の革命であった」と言い、そのうえで次のように書いたことも西郷にふさわしい。

 新日本を西郷の日本であるなどと言うつもりはありません。それは、その事業に携わった大勢の立派な人達をまちがいなく無視することになります。
 たしかに西郷の同志には、多くの点で西郷に勝る人物がいました。経済革命に関していうと、西郷はおそらく無能であったでしょう。内政については、木戸や大久保のほうが精通しており、革命後の国家の安定をはかる仕事では、三条や岩倉のほうが有能でした。今日の私どもの新国家は、この人々全員がいなくては実現できなかったでありましょう。
 それにもかかわらず、西郷なくしては革命が可能であったかとなると疑問であります。木戸や三条を欠いたとしても、革命はそれほど上首尾ではないにせよ、たぶん実現をみたでありましょう。

 しかし必要だったのは、すべてを始動させる原動力であり、運動を作り出し、天の全能の法にもとづき運動の方向を定める、西郷隆盛の精神であったのです。


 ところで、こういう西郷についてのぼくの思いの一端を、年の瀬押し詰まる今夜にしたのは、前夜のヘミングウェイの「キリマンジャロの凍豹」との関連がないのかと問われれば、そういうことはいつだってあるでしょう、つまらんことを訊くもんじゃないと答えるしかあるまい。

 その、そういうことはいつだってあるでしょうを、西郷はこう詠んでいる。「狂言妄語 誰か知り得ん。仰いで天に慚(はじ)ず、況んやまた人を」。

 私も人だからときに狂言も綺語も弄するが、だからといって天にも人にも慚るところはない、という意味だ。ぼくもいまのところはこの言葉で返したい。なんら慚るものはないというふうに。けれども、ぼくの場合は、それでも心の内なる咎めは残るのだ。西郷はどうだったのだろうか。

 今夜とりあげる一冊は奈良本辰也と高野澄が編訳した『西郷隆盛語録』であるが(遺訓・漢詩・書簡の3部に分かれている)、以下にはときどきその引用を入れるものの、とくに本書にこだわらないで、ぼくの感想を進めよう。おびただしい参考文献については、「附記」にその一部をしるす。海音寺潮五郎の『西郷隆盛』や司馬遼太郎の『翔ぶが如く』といった大作は、今回は振り返らなかった。


 西郷は二度、流罪になっている。島流しされている。まず、そのことから話してみたい。
 一度目は32歳のときで、安政5年のことだった。奄美大島に流されている。その直前には自害や心中も図った。自害や心中だなんて、豪胆磊落とみえる西郷にはふさわしくないと思う向きがあるかもしれないが、それこそは人を見る目がないというものだ。西郷にこそ、そういう大胆なフラジリティがあった。
 この年の7月、西郷が敬愛しきっていた薩摩藩主の島津斉彬(なりあきら)が急死した。時代情勢は日本中が風雲急を告げている真っ最中、ハリスが下田に着任し、黒船の対応に全力を傾注した老中阿部正弘はあっけなく39歳で病没、彦根藩の井伊直弼が大老になって、日米修好通商条約を勅許を待たずに強引に締結してしまったばかり。西郷は斉彬の極秘の使命をもって江戸詰めを命じられた矢先だった。

 日本の危機である。主君の斉彬と腹心の部下の西郷は何を相談していたのか。二人して、朝廷と薩摩藩を組みつなげて幕政改革を一挙になしとげようと計画していたのである。西郷はそのための協力要請を、ひそかに松平慶永(春獄・越前)、山内豊信(容堂・土佐)、伊達宗城(宇和島)らに託すため、密書を携えていた。

 ところが、井伊大老の打つ手のほうが早かった。アメリカとの開国にいちゃもんをつける松平慶永・尾張慶勝・水戸(徳川)斉昭をただちに謹慎蟄居させ、斉彬らが次期将軍に画策推挙する一橋慶喜の登城を禁止してしまった。おまけに天皇を彦根に移し、京都に藩兵を差し向けようとしているらしい。
 西郷のほうは、かくなるうえは一刻も早く斉彬の上京出兵を促すしかないと踏み切った。そこで、その旨を薩摩に戻って報告し、自身は先兵隊の頭目として再び上京して、相国寺を薩摩藩兵の拠点とした。ところが、その直後のこと、斉彬急死の訃報が届いたのだ。


 計画のすべてがおじゃんになった。それだけではない。師とも親とも敬愛する斉彬の死は、西郷を痛哭断腸に追いこんだ。
 呆然として殉死を心にした西郷だったが、朝廷側を仕切っていた近衛忠煕(ただひろ)や近衛家の顧問格の清水寺塔頭住職の月照らに、むしろあなたこそが主君の志を継ぐべきだと何度も諌められ、なんとか殉死は踏みとどまった。けれども西郷はここで1回、あきらかに“死んだ”のである。
 近衛や月照が言うには、斉彬侯が亡くなったいまや、水戸の斉昭の押し込めを解いて江戸城に迎える以外はない(斉昭を第二の斉彬に仕立てる以外はない)。それには朝廷の御沙汰を仰いで斉昭の幕政復帰を推進するしかないだろう。そう、言うのだ。
 たしかにすでに梅田雲浜(うんぴん)、頼(らい)三樹三郎、梁川星巌(やながわせいがん)らの急進的な勤皇派が、秘密裏に動き出していた。吉田松陰も壮絶なテロ計画を練っていた。西郷も悲嘆をはねのけ、意を決して事態の刷新にとりくもうとするのだけれど、周囲の盛り上がりのほどには心が及ばない。

 そこへまたもや井伊大老の電光石火の鉄槌が、あたかも大鉈のように下っていった。安政の大獄が始まったのだ。
 梅田や頼を捕縛した司直の手は執拗で、西郷にも伸びていく。逆上した西郷は、いっそ彦根に攻めて戦死するかと思うのだが、事態は前後左右が雁字搦めになっていて、なんらの動きもとりにくい。やむなく平野国臣を伴って、月照とともに身を隠しつつ、ひとまず薩摩に帰ろうとする。男ばかりの逃避行である。月照を下関の豪商・白石正一郎の屋敷に身をひそめさせ、西郷は一人で薩摩に戻って月照の庇護を申し出た。
 しかし薩摩の地は名君斉彬を失って、実権は島津久光の手に移っていた。久光は悪女の名をほしいままにしたお由良が生んだ子で、そのお由良派が長らく主君の座を虎視眈々と狙っていた人物である(364夜『南国太平記』参照)。お由良が呪詛調伏をしてまでも斉彬を亡きものにしようとしていたのは有名な話、むろん西郷はそういう久光を心底嫌っていた(海音寺潮五郎は斉彬が久光・お由良に毒殺されたという仮説をたてている)。
 一方、久光のほうは、面と向かって先代藩主お気に入りの西郷を排除できないものの、月照などという坊主は関係がない。とうてい薩摩には入れられないとして、西郷に月照の放逐を厳命した。
 これで西郷は参ってしまった。どうにも窮した。すでに月照は下関から薩摩に向かっている。こうなれば月照もろとも死ぬしかないと覚悟して、夜陰の錦江湾に数人で舟を出すと、二人は乗合の者が寝静まるのを待って、ひしと抱き合い入水した。二人の辞世がのこされている。

  大君のためには何か惜しからむ
      さつまの瀬戸に身は沈むとも(中将坊月照)
  ふたつなき道にこの身を捨て小舟
      波立たばとて 風吹けばとて(西郷吉之助)

 運命はいたずらなものだ。このとき月照は絶命し、西郷は間一髪で船頭らに助けられた。戻ってみると税所篤、大久保一蔵(利通)らが西郷を助けた。
 しかしこのとき、西郷は永遠の「土中の死骨」となったのである。この言葉は西郷自身のもので、以来、西郷は月照との共死(ともじに)を遂げられなかったことをずっと悔いつづけている。残念は捨てられなかったのだ。西郷を語るにあたっては、この「未遂の死」のことを、この咎めのことを、放置してはおけない。
 河上肇の『貧乏物語』に、清水寺にある西郷の詩碑を見るくだりがある(ぼくもしばしば眺めてきた)。月照を思う西郷の悔恨がうたわれている。河上は「西郷の、詩碑仰がむと今日もまた、五条坂を登り行くなり」と書いて、何度も西郷隆盛の万感を偲ぶためにそこを訪れたと告白した。

  相(あい)約して淵に投じて 後先なし
  豈に図らんや 波上再生の縁
  頭(こうべ)を回(めぐ)らせば 十有余年の夢
  空しく幽明を隔てて 墓前に哭(こく)す

 こうして、冒頭に書いた西郷の最初の島流しになる。
 薩摩藩は、西郷を奄美大島に流したのだ。幕府の目を憚ったのは言うまでもない。いや、そういう面子だけで西郷は流された。どんな事態であれ、面子には弱い西郷である。
 奄美大島での流人西郷の日々は、実に3年におよんだ。そのあいだ、アイカナ(愛加那)という娘を島妻とし、アイカナは菊次郎という男子を身ごもった。西郷は約800冊の書籍を日がな読破し、島の子には手習いをさせ、ときにサトウキビの年貢未納者の解決に乗り出しもした。
 このとき、おそらくは「敬天愛人」の思想が育まれたかと思う。少年期より朱子の『近思録』や王陽明の『伝習録』を読み耽り(996夜)、「天命」を知識にもっていた西郷であるけれど、主君の急死、二人しての入水、自分だけの助命、島流しの宿命などを3年にわたって直撃されてみれば、のちの西郷隆盛の大半はここで醸成されたとみなしていいだろう。が、これらはすべて「咎め」から出所したものだったのだ。「残念」との闘いだった。
 かくて「敬天愛人」とは、裏を返せば「土中の死骨」なのである。ちなみにこのときの西郷は「菊地源吾」という変名になっている。幕府を憚り、藩内を憚ったからだった。

西郷隆盛筆『敬天愛人』


 西郷の2度目の島流しは、奄美大島よりさらに南の徳之島と沖永良部島である。今度の天命の事情は、こういうものだ。
 西郷が奄美にいたあいだに、安政の大獄がすすみ、西郷が信頼していた梅田、頼、松陰、橋本左内らが処刑された。とくに左内は西郷が最も信頼していた思想と行動の持ち主で、西郷は城山で死ぬ間際まで左内の書簡を大切にもっていたほどだった。
 そういう師や旧友や心友を次々に失うなか、時代の歯車のほうはさらに狂ったように加速した。
 まず、井伊直弼が桜田門外に暗殺された。日本の針は大揺れだ。これで一橋慶喜を担ぎ出す賽の目がまた出てきた。久光はこの機に乗じて、薩摩の権勢を中央に見せたかった。しかし藩内の意見がいっこうにまとまらない。そこで、ここはやっぱり西郷の出番だろうという内外の進言で、西郷は文久2年1月に奄美大島から呼び戻された。
 呼び戻されたはいいが、西郷は久光の言うことなど聞きたくはない。大久保がしきりに仲をとりなすのだが、一人勝手に温泉に籠ってしまった(なぜ西郷がこのとき脱藩しなかったかということは、議論の余地がある問題だが、一言でいえば西郷にとって薩摩は「日本という国」あるいは「日本という方法」そのものだったのだ。西郷は“日本”を脱藩するわけにはいかなかったのだ)。

 執拗に西郷は出番を要求される。藩命であればやむをえないし、薩摩のためには働かなければならない(そういう男だった)。
 西郷は、幕府と朝廷の両方に圧力をかけるために久光が大軍を率いて上京するという仕事を、結局は先発隊として引き受けた。このとき久光は、西郷に下関で準備をして、自分が行くまで待っていろと厳重に命じた。
 西郷は村田新八と鹿児島を出た。下関ではまたもや白石正一郎の屋敷に入った。ところが久々に天下の街道を動いてみると、事態がただならない雰囲気であることがすぐ見てとれた。討幕の兵を挙げようとする志士たちが隠密裡に陸続と京都に集まっている。西郷は久光との約束を破って大坂に入り、これらが暴挙とならないための手を打ち始めた。
 久光は激怒した。自分の命令に背くとは何事かと怒った。打ち首にしたいのはやまやまだが、大久保の制止もあって流罪を下した。

 こうして西郷は6月に徳之島に送られ、そこで2カ月滞在させられ、さらに南の沖永良部島に流島されたのだ。36歳のときだ。若い村田新八のほうは鬼界ヶ島に流された。
 アイカナが2歳半の菊次郎と生まれたばかりの菊草(女児)を連れてやってきたというものの、絶海の孤島での日々は壮絶である。わずか2坪の牢格子で囲った部屋だった。台風が直撃もする。
 西郷はこの孤島で、久光が奈良原喜八郎らに命じて有馬新七らの過激派を伏見寺田屋に襲わせたことを知った。また、寺田屋事件に連座した田中河内介が、薩摩に船送りされる途中に親子ともども惨殺されたとも聞いた。

再現された沖永良部島の2坪の格子牢


 田中河内介はぼくが以前から気になっていた人物で、大納言の中山忠能(ただやす)の家人・田中近江介の養子になって、禁裏の習俗いっさいに通じていた。幼年時代の明治天皇の養育係にもなっている。その田中と組んでいたのが、例の清河八郎である(のちに新徴組で近藤勇・土方歳三と対立し、暗殺された)。
 田中や清河がこのとき何を企んでいたかというと、久光の上洛にあわせて、第1には江戸の同志が老中安藤信正(井伊大老の後継者)を暗殺し、第2には京都の志士が九条関白を殺し、それを合図に京都所司代を攻撃する。ついで第3に薩摩と長州の軍勢を結んで、天皇(孝明天皇)の勅使をとって江戸を攻撃しようというのだ(6年後、このシナリオが実行されたわけである)。
 けれども、久光が腰抜けで、西郷すら動かせないことが見えてきた。志士たちはそれぞれ藩邸を抜け出して、事の展開を鳩首謀議するために寺田屋に集まった。集まった志士40余名のうち、30余名が薩摩藩士。そこを久光の命をうけた奈良原喜八郎や大山格之助が襲撃した。薩摩人どうしの切り合いである。そこには西郷の弟の慎吾も、大山巌も入っていた(奈良原はのちに生麦事件でイギリス人を一刀両断した男でもある)。
 西郷は、このような状況につくづく落胆した。世間も島津久光がいるかぎりは薩摩はあてにならないと噂した。時代が長州への期待に傾いたのはこのときからである。それが文久3年8月のクーデターまで続く(長州もここで増長して、幕府の反撃を食らい、薩摩・長州がこうして一敗地にまみれたのちに、高杉の長州、龍馬の土佐、そして薩摩の西郷、幕閣の海舟の最終レースになるわけである)。

 32歳と36歳のときの、二度にわたる西郷の島流しにふれた。
 なかでも沖永良部島の住まいは座敷牢に近く、どんな矜持も自負も打ち砕くものだったようだ。西郷もさすがに「衰死」を覚悟したという。しかし覚悟して、なお次のような漢詩を書いていた。

  朝(あした)に恩遇を蒙り 夕(ゆうべ)に焚坑せらる
  人生の浮沈は 晦明に似たり
  たとい光を回(めぐ)らさざるも 葵は日に向かう
  若(も)し運を開くなくとも 意は誠を推(お)す
  洛陽の知己 みな鬼となり 南島の俘囚 ひとり生を盗む
  生死なんぞ疑わん 天の賦与なるを
  願わくば魂魄を留めて 皇城を護らん 

 朝に上からの寵愛があるかとおもえば、夕刻には生き埋めにされる者がいる。人生は陰陽の明暗が頻繁にいきかう晦明のようなものだ。しかし葵だって光が射さなくとも花を咲かせることがある。一刻とて運が悪いとは思うべきじゃない。どういう意志をもつかというだけだ。
 都の友人たちはみんな死に、孤島の囚人がこうしておめおめ生きているのだから、私はもはやいつ死んだってかまわないという気分になっている。それならせめてこの魂魄が日本の皇城を守ることを希いたい。
 だいたいそういう意味の漢詩だ。こういう詩を西郷が綴ったのには、むろん背景も理由もある。直近の引き金は沖永良部の流人に川口雪蓬という静かな陽明学をよくする者がいて、この人物と西郷が心を通わせた。
 雪蓬は、西郷が西南戦争によって非業の死をとげたのちも妻子の世話をした人物である。いわゆる「西郷墓地」の碑文も刻んだ。その雪蓬と、西郷は孤島にいて佐藤一斎の『言志四録』などの一字一句を読み致していった。

 ふりかえってすでに少年期、西郷は陽明学徒になっていた。少年吉之助の純乎たる精神を育んだのは、一に方限(ほうぎり)、すなわち「郷中」(ごちゅう)の健児社に入っていたこと、二に福昌寺の無賛のもとに参禅できたこと、三に何人もの陽明学徒に学べたことである。
 とくに陽明学は、大久保一蔵の父が陽明学・禅学・山崎闇斎門の儒学を修めてこれらを伝え、有馬一郎が朱子の『近思録』を読み聞かせて教えたうえで、伊藤茂右衛門によって王陽明の『伝習録』を学んだのが大きかった。伊藤は都城に住む荒川秀山(佐藤一斎の門下)の直弟子だ。
 これで「知行合一」(ちこうごういつ)に開眼した西郷は、すぐに大塩平八郎の『洗心洞箚記』を読んで感銘し、つづいて王陽明の先駆をなした陸象山や陳龍川にも埋没していった。陳龍川の『龍川文集』は奄美大島にも沖永良部島にも、持っていっている。
 その後、西郷は佐藤一斎の『言志四録』も読んだ。だから沖永良部で川口雪蓬と一斎を読み解いていったのには、存分な修養背景があったのだ。
 ちなみに西郷の有名な「敬天愛人」の四文字は、『書経』のなかの言葉であるけれど、これをしきりに心に謳うようになったのは、ぼくは最初の流刑のときの思索によるものと思っている。そうであれば、これはまた同時に、陳龍川の「畏天愛民」とも呼応していたのであろうとも思う。
 ついでながら、西郷は沖永良部を脱してからはいよいよ幕末維新の悠揚迫らぬ中心人物の一人となるのだが、そういうなかでも陽明学への研鑽を怠らなかった。たとえぱ京都にいるときは、必ず春日潜庵を訪れた。村田新八にも潜庵に教えを請うように勧めている。

 このあとの西郷がどのように幕末を王政復古に導いていったのかは、すでによく知られていることだ。
 史実的に決定的なのは、慶応1年9月に列侯会議を計画したこと、慶応2年正月に小松帯刀の別邸で木戸孝允・坂本龍馬と会見して薩長同盟を結んだこと、慶応3年正月に薩摩・土佐・越前・宇和島の四藩連合を建言したこと、同じ6月に後藤象二郎・坂本龍馬と薩土盟約を結んだこと、同12月に王政復古の論告発布に同席したこと、明治1年3月に高輪薩摩邸で勝海舟と話して江戸城攻撃を中止したことなどだろう。
 詳しくいえばもっとさまざまなことが西郷の周囲に渦巻いているけれど、あの大政奉還から戊辰戦争におよんだ激動に、もし西郷がいなかったならば日本がどれほどのことをなしえたかは、わからない。このことは、内村鑑三が『代表的日本人』に言うとおりだ。
 が、もうひとつ別の見方がありうることも、重視しておきたい。史実では、誰が何をなしたかということが大きくも、細かくも語られる。しかし、「何をしなかったか」ということもれっきとした歴史なのである。
 たとえば、幕末のラストパフォーマンスのなかで、西郷は慶応1年3月に水戸天狗党の処分の引き受けをしなかった。慶応2年9月には大目付に推挙されたのだが、翌月これを返上した。明治1年9月には庄内藩に処分をおこなわないようにした。
 こういうことがいくらもあったのだ。西郷の行動や決断には、しばしば唐突でありながら深甚な「負」が動いたのだ。もっとぼくが感じていることを直截にいえば、西郷はもともと「日本の負」「近代の負」を背負った男だったのである。
 このこと、とくに明治政府における大久保利通との対比によくあらわれる。よくあらわれるどころではない。大久保と西郷のちがいこそ、最後の最後になって、西郷の何度目かの死をもたらした。

 ごく最近、ぼくは『日本という方法』をNHK出版から上梓した。もとはNHKの人間講座8回分であるが、3割ほど書きたした。その冒頭に、こういうことを刳り込んで書いておいた。
 以前に、ある大学(東大のこと)で日韓関係の話をしたとき、「なぜ西郷隆盛が征韓論を唱えたのかの説明がつかないかぎり、日本の近現代史は何も解けないですよ」と、その場の教授たちに言ったという話だ。そして、ぼくもまだ征韓論をうまく説明できないでいると白状しておいた。
 では、この征韓論をめぐる数行は、『日本という方法』全体のちょっとした暗示になっていて、それについては本の中では何の説明もしなかったのだが、実は西郷隆盛という生き方あるいは死に方に、「日本という方法」の最も難解で、最もナイーブな精神が体現されているということを言っておきたかったのである。

 では、いったい征韓論とは何だったかというに、征韓論という用語そのものがその実態から崩落しているような問題なのである。ぼくなりの見方をかいつまんで書いておきたい。
 もともとの征韓論は、強行派の木戸孝允と大村益次郎が言い出していた。長州出身の二人は吉田松陰の遺志をつぐという気分で、国内の鬱勃としていた空気を国外にディスチャージするものとして、ひどい話だが、朝鮮半島を選んでいた。この段階の征韓論には板垣退助も江藤新平も賛同していた。
 なぜこんな議論が噴出したのかといえば、二つの理由がある。一つには、王政復古とはいえ、日本の各地の政治と経済が早々から腐っていたからだった。『夜明け前』の青山半蔵の嘆息ではないが、どこにも王政復古の清新な治世などなかったのである。明治3年7月に、そのことを端的に告発する事件がおきた。横山正太郎という薩摩藩士(森有礼の兄)が、諌書(かんしょ)を集議院に投じたのち、その正院前で割腹自殺をとげたのだ。
 輔相ノ大任ハ侈靡驕奢ニ溺レ、上ハ調停ヲ暗誘シテ下ハ飢餓を察してイナイ。官吏ハ外ニ虚飾ヲ張ッテ内ニ名利ヲ求メ、万民ハ狐疑ヲ抱イテ方向ヲ見失ッテテイル云々という内容だった。
 横山正太郎は西郷が目をかけてきた弟子である。その弟子が諫死した。その諫書に外国、たとえば朝鮮が無礼をはたらくといっても、それはわが国に徳政がないからだという批判がひそんでいた。
 西郷は心を傷め、明治の日本の行く末を案じた。このあたりから征韓論をめぐる立場が、微妙に割れていく。

 少々、西郷の話から離れるが、実は、当時の日本人の感情を逆撫でする「外国による3つの無礼」があった。
 (1)は、いま書いたばかりの朝鮮の無礼である。日本で徳川幕府が倒れ、統治の大権が明治天皇を中心とする政府に移ったので、このことを朝鮮に告知したのだが、朝鮮は国書の文字の使い方などに文句をつけ、これを認めなかった。
 当時の朝鮮は鎖国体制にいて、日本の政権交代を認めず、交誼を要請する日本政府の書面も受け付けなかった。おまけに、その拒否の仕方が無礼きわまりないというものだ。もう少し詳しいことは、このあとに書く。
 (2)は台湾問題である。琉球の船が難破して台湾に辿り着いたとき、その乗組員が殺害された(牡丹社の住民によって54人が殺害されたので牡丹社事件という)。台湾を領有しているのは清国だから、日本政府は清国に抗議した。清は台湾は「化外の地」だといって交渉に応じない。そこで日本側に征台論と征清論の火種ができた。
 もっとも、この征台論にはもうひとつの背景がある。もともと琉球は薩摩藩の領有地で、かつ独自の王国でもあって、中国には朝貢儀礼を欠かしていない。明治政府は廃藩置県で琉球を鹿児島の管轄にし、清国との関係を切断して、名実ともに日本の領有を確立しようとしていた。このとき牡丹社事件がおきたので、これ機会に琉球を日本国と認めさせようともしていたのだった。
 (3)は樺太問題で、これも説明すると長くなるのではしょって言うが、もともと樺太は間宮林蔵このかた、日本が苦心に苦心を重ねて経営してきた。安政年間には越前の大野藩が藩をあげて入植し、文久1年には幕府(正使は竹内保徳)はロシアと交渉して北緯50度をもって折半する案を出した。ロシアが北緯48度を主張したので、しばらく両国の共有地とすることになった。
 しかしロシアがしだいに侵犯をくりかえすので、明治4年から副島種臣がアメリカを仲介させて交渉に入った。ところが北海道開拓を担当した黒田清隆が建議で「樺太放棄説」を提案し、それをロシアに見透かされて、日本人漁民の操業が妨害されるようになった。これが長らく尾を引いて、のちの樺太・千島交換問題(アメリカはこれをタイとエビとの交換だと笑った)にまで、さらには今日の北方領土問題まで発展するのである。

 こういう「無礼」が、明治初頭の日本を悩ましていたことは事実で、今日の北朝鮮拉致問題や韓国竹島問題や中国海底油田問題に通じるものがある。とくに朝鮮との関係はしだいに異様なものになりつつあった。征韓論が広まるのもゆえなきことではあった。
 しかしながら、そのころの朝鮮に甚だしい「無礼」があったかどうかといえば、これはきわめて曖昧なのだ。ぼくは朝鮮側の「無礼」はほとんど外交問題にならないと見ている。

 ここで征韓論の矛盾を説明するために、順にこの問題の背景を語っておくことにする。まず征韓論の「韓」とは正確には李氏朝鮮(李朝)のことで、韓国ではない(のちの日韓併合のときの「韓」は、1897年に国名を変えた大韓帝国のことをさす)。李氏朝鮮は14世紀以来の文人官僚主義が王をいただく王朝国家だった。
 官僚には文官(文班)と武官(武班)がいて、あわせて両班(ヤンパン)というのだが、武官はたいした力がなく、李氏朝鮮王国は極端な文治主義と中央集権制をとっていた。いいかえれば、朝鮮には日本のような武人が支配する封建制国家の歴史が、ついぞなかったのである。武士団が成長して領土を拡張して大名領国となるという歴史も、その大名が戦国大名として競いあって天下統一をはかることもなかった。そのぶん朝鮮史では、「宗族」という単位があって、「血」を紐帯とする小集団による結束でつながっていた(父系血族による)。
 それゆえ李氏朝鮮は、しだいに両班の増長と腐敗にまみれていった。京城大学の四方博によると、1690年代の両班は人口の7・4パーセントだったのが、1858年にはなんと48パーセントにも膨張していた。人口の半分が官僚だったのだ。こんな国もめずらしい。
 これでは支配層間に紛争が絶えない。国家としても麻痺寸前に陥っていた。そこへ明治維新がおこる5年前の1863年のこと、25代朝鮮国王の哲宗が後嗣のないままに死亡した。

 李朝では後嗣のないときは、王位継承者の指名権は王妃に移る。大妃(王父の妃)が生存していれば、その大妃に指名権があった。哲宗には大妃(趙大妃)がいて、趙大妃は興宣君の第2王子の命福を指名した。これが26代高宗だ。ただし高宗は11歳だったので、趙大妃が摂政となり、政権の実務は高宗の父の興宣君にゆだねた。
 生存する国王の父は「大院君」といった。興宣大院君はそれまで「勢道政治」(王の外戚の権勢をもって政治を支配する)をほしいままにしていた安東金一族を中央から追放して、キリスト教を排撃し、徹底した鎖国攘夷政策をとった。とくに「洋夷」を撃退したかった。実際にも1865年にロシア船舶が、翌年にはドイツ船舶が来航して通商を求めたが、いずれも排斥した。なかでもアメリカのゼネラル・シャーマン号が強引に大同江をさかのぼって平壌に入って通商を求めたときは、硫黄と火薬を積んだ小船をぶつけて炎上させ、乗組員の大半を殺害してしまった。さらにフランスも7艦の軍艦をもって江華島に上陸して略奪まがいの攻撃をしかけたが、これをも撃退した。
 このとき、日本が明治維新を迎えたのだ。明治元年、対馬藩家老の樋口鉄四郎が釜山に入って、明治新政府の樹立を通告したのも、このときである。

 しかし、大院君の政府はその国書にある「皇租、皇上、奉勅」といった言葉が使われていること、旧例と異なる署名・印款が使われていることに故意というほどの疑問を呈し、これをつっぱねた。
 李朝からすれば「皇」は中国皇帝のみに、「勅」も中国皇帝の詔勅のことだったのである。朝鮮王は中国皇帝の臣下ではあっても、明治日本の臣下ではないというのである。
 このような朝鮮の反応を「無礼」だけでは片付けられない。大院君は「衛正斥邪」を掲げて、小「中華主義」の只中にいた。「正」とは儒教のことを、「邪」はそれ以外の考え方や体制をいう。だいたいは日本の尊王攘夷に相当するが、朝鮮では中華文明に所属しない社会文化を斥邪したわけだった。このため朝鮮では日本の天皇をそうとは呼ばず、ずっと「日王」と呼んできた(天皇という呼称を使うようになったのは金大中政権になってからだ)。
 そうだとすれば、征韓論とは、本来は朝鮮の小「中華主義」を打開するというものだったはずである。
 しかしここで朝鮮半島の事情が大きく変化する。大院君が失脚して閔氏(みんし)の政権が登場した。1873年、明治6年のことだった(ついでに言っておくが、列強がこれ以上、朝鮮に開国を求めなかったのは、日本にくらべて朝鮮半島の需要がかなり低く見積もられていたせいだった)。

 さて、話を戻して、このような状況を明治政府が裁断するに、当事者中央の事情はまったくお粗末なものだった。
 だいたい明治4年7月に、新政府が懸案の廃藩置県を断行してやっと日本のほぼ全土を直接統治にしたまではよかったが、その4カ月後の11月には、特命全権大使の岩倉具視を筆頭とした総勢50余名の、いわゆる岩倉使節団が、アメリカとヨーロッパに20カ月にわたって出向いてしまっていた。アメリカでは少弁務使の森有礼が、イギリスでは大弁務使の寺島宗則が待っていた。
 名目はあった。維新政府はその当初から不平等条約を撤廃するという悲願をもっていた。それはそうなのだが、岩倉使節団の実質的な目的は各条約国に「聘門ノ礼」を修めること、つまり親善訪問をすることにすぎなかった。悲願の条約改正については、「我国ノ開化未ダ普ネカラズ」なので「漸次ニ政俗ヲ革メ」ようという、まことにお粗末なものだった。
 この程度の親善調査に岩倉全権大使のもと、木戸孝允・大久保利通・伊藤博文・山口尚芳(外務)が副使となり、そこに佐々木高行(司法)らがずらりと加わったのだから、これは政府の中身が半分以上棚上げになっていたといっていい。
 そこで、留守をあずかる参議の4人が国政と当面のアジア外交・ロシア外交を切り盛りすることになる。西郷・大隈重信・板垣退助・江藤新平だ。留守政府とよばれた。今夜はそのあたりの詳しい活動を省略するが、とくに江藤の果断活躍と西郷の泰然自若がめざましい。

 では、肝心の問題だ。西郷は征韓論をどのように見ていたのか。
 従来は、西郷こそ征韓論の積極的な主唱者だという見方がされてきた。たしかに西郷が征韓論をめぐる独自の見解をもっていなかった、ということはない。明治5年8月に、板垣退助と語らって西郷腹心の別府晋介・北村長兵衛を朝鮮に派遣し、池上四郎・武市正幹・彭城中平を満州に派遣していた。
 これはあきらかに情報活動で、その後に「満州視察復命書」をもたらした。そこには朝鮮は脆弱な国なので派兵すればすぐに片付くと報告されていた。もっとも、このような報告を、西郷は鵜呑みにしたのではなかった。むしろ、かえって慎重になっていた。
 明治6年6月12日、征韓論が初めて朝議にのぼった。外務卿の副島は清国に特派されていたので、外務少輔の上野景範が代わり、閣議には太政大臣の三条実美、参議の西郷、板垣、大隈、大木喬任、後藤象二郎、江藤が参加した。上野は「このうえは暴戻(ぼうれい)な朝鮮政府に対して、居留民保護のため陸軍を若干、軍艦を幾艘か釜山に派遣して、いつでも援軍が送れるように準備する」という外務省案を提示し、板垣がこれに賛同した。
 が、西郷は「いきなり兵隊を送るのは朝鮮官民の疑惑を招く。よろしく責任ある全権大使を送って公理公道をもって説得するのがいい」と反対した。三条が「全権大使を出すことにして、その大使が兵を率いてはどうか」という折衷案を出した。が、西郷はまたも反対する。「大使たるものは武装せず、しかも礼装をととのえるべきだ」。
 板垣は前言を翻して西郷に同意、後藤・江藤もこれに同調した。そこへ大隈が、これは国家の重大事であるから岩倉大使の一行が帰るのを待つべきだと発言した、ここで西郷が声を荒げた、「一国の政府が国家の大事を閣議で決定できないなら、正院(内閣にあたる)の門を閉じなさい」。そして、こう言い放ったのだ。「この全権大使には、自分を任命してほしい」。

 西郷が征韓・侵略・戦役のために大使を申し出たのではないだろうことは、ほぼ明白だ。しかし、明治6年の日本は、そのようには事態を解釈できなかった。曲解につぐ曲解が渦巻いた。
 40日後、副島が清国から戻って、中国が朝鮮の無礼には責任をとらないし、事態は放任するようだと報告して、日本が朝鮮を攻めても清は干渉しないだろうという結論を得たと言った。
 そこへ木戸、大久保が帰ってきた。西郷はさっそく二人に朝鮮大使の件を持ち出すのだが、二人は決断ができない(海外での条約改正の成果の第一歩も踏み出せなかったことに忸怩していた)。それでも閣議は西郷の派遣を内定し、三条が天皇にこれを奏上した。天皇は「朝鮮のことは西郷に任せよ」と内旨した。
 こうしたところに岩倉や伊藤が帰朝した。顔が出揃った明治政府は、ここで征韓論(というより西郷を大使として大院君の朝鮮に派遣するかどうか)をめぐって、真っ二つに割れた。
 ここからがいわゆる「明治6年の政変」になる。西郷下野のドラマのスタートだ。終局は明治10年の西南戦争になっていく。
 その4年間、そこには実にさまざまな事件とその裏面での暗躍が交錯するのだが、そういう事情をいちいち書くのは、うざったい。ただ10月14日の決定的な決裂を生んだ閣議だけについてふれておく。

 10月14日の正院の閣議は使節団が帰朝して最初の閣議だった。太政大臣の三条、右大臣の岩倉、参議の西郷・板垣・江藤・大隈・後藤・大木・大久保・副島の、以上10人が出席した。木戸は欠席した。
 実は岩倉は、この閣議にあわよくば西郷を外そうと画策して、当日の朝に西郷に急使をたてのだが、西郷がこれを拒否した。そういう前哨のあと、閣議では岩倉が口火をきって、「樺太におけるロシア人の暴行、台湾における生蕃の凶暴、朝鮮政府の無礼、この3件はいずれも重大だが、とくに樺太が焦眉の急務だ」と言った。
 西郷はただちに反駁して、「朝鮮問題は国際上の葛藤で、皇威の隆否、国権の消長にかかわっている」と一蹴した。
 大久保が西郷に反論をした。大久保は朝鮮問題を急げば戦争になりかねないという主旨である。西郷はその戦争をおこさぬための派遣交渉だという主旨を貫いた。二人は真っ向から対立したのだが、ここは大久保が西郷の主旨を理解できなかったと見るほうがいい。通説では、大久保が内治を重視し、西郷が外征を主張したとなっているが、そうではないだろう。
 ついで板垣と副島が、大久保に「内治を整えるというが、どのくらいかかるのか」と詰め寄り、大久保が50日ほどかかると答えると、さらに板垣が「その見込みがつけば大使派遣に賛成か」と尋ねると、副島が「仮にそれを50日と決めて、その後に大使派遣に同意するとしてはどうか」という中間案を出した。
 けれども西郷は譲らなかったのだ。「すでに延ばせるだけ延ばした。それでは時期を逸するだけではないか」。
 司馬遼太郎の『翔ぶが如く』では、大久保が「拙者どもが不在のあいだは国家の大事は決めてはならんとうことで御座した」と言うと、西郷が「左様な約束は知り申はん」、大久保が「そりゃいまになっせえ、卑怯じゃごわはんか」と反発し、そこで西郷が「お控えやんせ!」と一喝したとなっている。

 閣議は翌日にも開かれたが、西郷は自分の言いたいことは述べたからと出てこなかった。
 西郷に代わって主旨を加えたのは板垣と副島であるが、議論は平行線のままになる。休憩中に三条と岩倉が密談した。その結果、再開後の閣議の冒頭で、三条が「いま大使派遣を否決すれば西郷参議は辞職する。同君の進退は国家の安危にかかわるから、同君の説を尊重できないか」というふうに持ち出した。
 岩倉は黙っていた。ここでキレたのが大久保だ。翌日、大久保は辞表を提出、これに続いて木戸・大隈・大木も辞表を出した。
 こうして3日目の閣議となって、いよいよすべてを決することになるのだが、今度は岩倉がぬけぬけと欠席をする。三条は右大臣(岩倉)がいないでは決議ができないと逃げる。そして必ず明日には決議すると約束した。西郷は渋々呑んだ。
 このとき西郷は「朝鮮派遣施設決定始末」という自分の見方を綴った文書を用意していた。そこでこれを清書して、翌日に三条に届けた。三条はそれを岩倉のところに持っていったのだが、そこで岩倉が面妖にも翻った。三条に「私は降りる」と辞意を示したのだ。昨日の休憩中に密談した内容をくつがえし、三条一人に全責任を押し付けたといっていいだろう。

 いっさいを一人で決断せざるをえなくなった三条は、このとき錯乱状態に入ったといわれる。まだ37歳そこそこだ。
 その真相がどうかはわからないが、この事態を察知したのが伊藤博文だった。三条が理性を失っているという理由で、ここに岩倉を太政大臣代理の職につけ、岩倉の決裁でいっさいを解決してしまおうという画策だった。
 天皇が三条の病状を見舞うということにして、そこで天皇が岩倉を太政大臣代理に命じるというシナリオだ。これがまんまと図に当たった。岩倉はまるでこれらの展開を読んでいたかのように、すばやく各自との密議を手配して、大久保にもこれを告げた。
 西郷は不穏な空気を感じていた。事態の急転を知った江藤らは憤然としていたが、西郷はもはや日本の命運が怪しくなったことを呑みこみ、「長袖、ついに国家の大事を誤る」と呟くだけだった。
 10月23日、西郷は参議、近衛都督、陸軍大将のいずれの職についての辞表を提出する。板垣・江藤・後藤・副島も連署しようとしたが、西郷がそれでは徒党を組んだようだと言ったので、翌日に別々に辞表を出した。5人の参議はいずれも下野してしまったのだ。

 よく知られた経緯の、いまだ十全には理解されていない部分をあえて書きすぎたかもしれない。
 いずれにしても明治6年の政変は、その後の明治国家の命運を分けた。大久保はこのあと明治国家の政権の中央に坐り、板垣らの4参議は政変の2カ月後に「民撰議員設立建白書」を起草して、自由民権運動を起爆していった。しかし、西郷は翌11月にはさっさと鹿児島に帰村してしまった。大西郷の決然たる「退耕」である。「残念」がなかったはずはない。

 「千夜千冊」としては、久々に長くなってしまった。これまでもそうだったが、年末年始、ぼくは何事かをいささか長く書く癖がある。自分の感情の奥にひそむ何事かを、誰かの著書に託して覗く癖がある。今夜もそうなってきたのだが、ここで西郷隆盛についての感想を終えるのは、まだちょっと早い。
 ここからのち、大久保が西郷の鹿児島における「退耕」を不審に思って、ついに西郷を攻める西南戦争に至るという明治国家最大の矛盾の事情を、いまさらあれこれ書きたいのではない。「人間はどのようにでも落ち着けるものだと思いました。お笑い下さい」と綴った、あの残念を超える胸中と、それにしてはべらぼうな覚悟と愉快をもって鹿児島を西郷王国にしかねなかった計画について、その魂魄の一端にのみふれておきたいのだ。
 その前に、一篇の詩を紹介しておきたい。読めばすべてが伝わるだろうと思う。こういうものだ。

  私に千糸の髪がある
  墨よりも黒い
  私に一片の心がある
  雪よりも白い
  髪は断ち切ることができても
  心は断ち切れまい

 かつて、ぼくはこの詩を『新・代表的日本人』というビデオ・シリーズのなかで朗読した。西郷は明治維新の「負」をいっさい背負ったのですと言って、この詩を読んだのだが、リハーサルもあり、カメラも回り、20人近いスタッフがスタジオを埋めていたにもかかわらず、途中で声が途切れ、涙ぐんでしまった。
 さっそくテイク2を申し出たけれど、ディレクターもスタッフも言うことを聞いてくれなかった。いまでは、この判断をありがたく思っている。その場面を見ると、ああ、これがぼくの西郷論なんだと感じられるからだ。
 ぼくの西郷論が「髪は断ち切ることができても、心は断ち切れまい」という一節を読む震える声だけだというのでは、あまりに情けないが、まあ、そういうこともあるものだ。なんならビデオを入手して、ご覧いただきたい。
 が、「千夜千冊」のほうはそれではすまない。もう少し、西郷の「どのようにでも落ち着けるものだと思いました」の内実を、披露しておきたい。
 話はかんたんである。西郷が鹿児島に帰って何をしたかということだ。西郷が鹿児島でしたことは、次の漢詩にあらわれている。

  山叟(さんそう) もとより帝京に滞(とどま)りがたし
  絃声 車響 夢魂おどろく
  垢塵(こうじん)たえず 衣裳の汚(けが)るるに
  村舎 避け来たって 身世軽し

 この「身世軽し」と嘯けたのが、鹿児島の西郷なのだ。しかし、そうなったがゆえに、西郷は何事かの継承と伝達のために、心底、遊べた。それが「私学校」というものだった。
 私学校は、早くも明治7年6月に着手されている。故山に帰ってまだ半年。城山のふもとにある旧藩の厩跡を本校とし、やがて城下に12の分校を、郷村に124の分校を作った。加えてさらに砲隊学校、幼年学校、吉野開墾社などを設けた。
 私学校本校の生徒は歩兵出身者たちで、500名ほどになった。午前に兵学と史学を集中して学び、あとは自由にさせた。銃隊学校とも呼ばれた。綱領に「道を同じふし、義あい協(かな)ふを以て、暗に聚合(しゅうごう)せり」、「道義に於ては、一身を顧みず、必ず踏み行ふべき事」、さらに「王を尊び、民を憐むは学問の本旨、然ればすなわち天理を極め、人民の義務に臨みては、一向に難に当り、一統の儀をあい立つべき事」などとある。
 西郷はこういうことを青年に伝唱させたのだ。不特定多数の青年に対してではない。西郷の知る特定少数に対してだ。
 砲隊学校のほうは私学校の東隣に構えて、砲隊約200名を学ばせた。この費用は県令(県知事)の大山綱良が薩摩藩時代の余裕金から充当した。ちなみに最近の日本では岐阜県をはじめ、県庁の「裏金」がいろいろ問題になっていたが、そういうものは貯めたならば、最も高尚なることか、最も厚情なることかに一挙に費うべきなのである。
 幼年学校は島津斉彬を祀る照国神社の前につくられ、生徒100名ほどを擁した。陸軍士官の養成を眼目とした。これが“賞典学校”ともいわれるのは、西郷、吉井友定、大山綱良、桐野利秋らが戊辰戦争のときの恩賞典禄のすべてを、学校設立のために拠出したからだった。前身は、西郷が江戸詰めのときに永田町に設立した「集義塾」である。
 吉野開墾社は城下の東北の吉野村に設立されたもので、農業学校にあたる。昼間は耕作に励み、夜は学問に耽った。150人ほどがここに活動した。草堂の額には陳龍川の一節を西郷が揮毫した。「一世の智勇を推倒し、万古の心胸を開拓す」というものだ。

鹿児島市内の私学校跡地


 西郷が私学校を広げているとき、明治7年2月に佐賀では江藤新平と島義勇が「佐賀の乱」をおこした。征韓党と憂国党が合体した挙兵だった。大久保はただちに鎮圧に乗り出し、江藤の首をさらした。
 明治9年10月には、熊本の太田黒伴雄らの敬神党が政府の欧化主義に反旗をひるがえして、熊本鎮台・県庁を襲撃し、倒れた。「神風連の乱」である。これもたった1日で鎮圧された。その2日後、秋月では宮崎車嗣助・今村百八郎らが征韓派の400人をもって決起したが、福岡鎮台の兵が出動すると、たちまち瓦解した。「秋月の乱」である。
 その翌日、長州の前原一誠は大久保の放った密偵に煽られて、殉国軍500名を集めて山口県庁を襲撃しようとした。が、あらかじめ察知されて萩城で一両日を闘って、壊滅した。「萩の乱」となった。
 これらの勃然たる反乱は、いずれも表面上は征韓派の決起、あるいは不平分子の逆上、もしくは西郷隆盛との連携協調と見えた。
 しかし、西郷はこれらの反乱に一度も加担せず、また私学校の生徒がこれらに呼応することを厳しく戒めていた。「反乱を焦って困るのは、その土地の良民ばかりだ」というのが、生徒や桐野たちに言った言葉であるが、もっとはっきりいえば、これでは「日本は落ち着かない」からだった。
 しかし、世間も周囲も、また政府も、そのようには見なかった、すべては西郷が画策しているか、そうでなくとも次の次には動くだろうと見ていた。
 こうして大久保の内偵がついに鹿児島に放たれ、これに激怒した私学校生徒が自主的に立ち上がり、事態は西南戦争という明治最大の「内乱」に向かって驀進してしまったのである。
 その話はしないことにする。いや、次の夜の「千夜千冊」につなげることにする。第1168夜に何をとりあげるかは歳末の次夜まで待っていただきたい。

 それでは、しめくくる。
 西郷隆盛は日本が「するべきこと」と「してはならないこと」を体現したのであろうと思う。西郷によって「するべきこと」が進行したこともあった。また、「してはならないこと」が見えれば、そのつど、その場に仁王立ちをした。あるいはあえて「不在」を突きつけた。
 しかし、「そこにはそれはない」ということをどのように伝えるべきかということは、やってみせることよりもずっと難しい。初期の西郷はそのことに悩んだ。けれども、自身を「土中の死骨」と喩えたころからは、日本の根底そのものに、その「ない」があることを察知した。
 西郷はその「ない」の本来に気がついたのだ。これは「無」や「空」というものとは、ちょっとちがっている。一言でいえば「面影の本来」をどう告示するかというものだが、それゆえに、そこにあらしめてはならないものだった。
 西郷はそれを表現するのは、(漢詩をべつとして)へたくそだった。そのかわり、自身でその「ない」を一身で体現した。「負」を引き取ったのだ。キリマンジャロの凍豹ならぬ城山の山水になったのだ。
 西郷隆盛は「負の山水」である。日本という方法のための「負の山水」だった。そう言ってわからないなら、ぼくが代って声を張り上げたい。「おはんら、しばらく黙らっしゃい!」。


西郷隆盛肖像(大牟礼南塘筆)

附記¶西郷隆盛に関するおびただしい参考文献を案内はできない。著作集は大正4年に山路愛山が『南州全集』(春陽堂)を、平凡社が『西郷隆盛伝』を書いた下中弥三郎の肝入りで、三宅雪嶺に監修させた『大西郷全集』を刊行した。いまは入手はしがたいが、大和書房に『西郷隆盛全集』がある。
 単行本では、林房雄による『大西郷遺訓』(新人物往来社)、ぼくも愛読したことがある頭山満の講話が入っている『西郷南州遺訓講話』(至言社)、本書、岡崎功による『西郷隆盛言志録』(新人物往来社)などが、古本屋をあたればまだしも入手できよう。
 数々の西郷隆盛をめぐる評伝は、まことに多い。山路愛山『西郷隆盛』(玄黄社)、田中惣五郎『西郷隆盛』(吉川弘文館)から、井上清『西郷隆盛』(中公新書)、圭室諦成『西郷隆盛』(岩波新書)まで、よりどりみどりだが、なかなかこの一冊というものには出会えない。なかで上田滋の『西郷隆盛の世界』(中公文庫)、安藤英男の『西郷隆盛』(学陽書房)、南日本新聞社の連載をまとめた『西郷隆盛伝』(新人物往来社)あたりが見えやすく書いてあるのではないか。
 小説なら、同じ薩摩に生まれ育った海音寺潮五郎を読むべきだろう。全4冊の『敬天愛人・西郷隆盛』(学研M文庫)、『史伝西郷隆盛』(文春文庫)、『西郷と大久保』(新潮文庫)など。ついではやはり司馬遼太郎の『翔ぶが如く』(文春文庫)だろうが、これは西郷とともにそれをめぐる人物のほうがよく書けている。そのほかぼくは、尾崎士郎の『私学校蜂起』(河出文庫)と池波正太郎の『西郷隆盛』(角川文庫)を比較的早くに読んだ。
 歴史的研究もいくらもあるが、幕末ものはキリがないので紹介を省くとして、毛利敏感の『明治六年政変』(中公新書)、同じ著者の『大久保利通』(中公新書)、佐々木克『大久保利通と明治維新』(吉川弘文館)、呉善花の『韓国併合への道』(文春新書)、佐木隆三『司法卿江藤新平』(文春文庫)などは読んでおきたい。
 ぜひ目を通したいのは、江藤淳『南洲残影』(文芸春秋)と福田敏之編著の『西郷隆盛写真集』(新人物往来社)である。西郷は極端な写真嫌いだったぶん、とくに関連写真集が気になる。
 では、次の夜にどのように西郷が残影するのか、あれこれ想像をたくましくしていただきたい。

 http://1000ya.isis.ne.jp/1167.html

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/396.html
記事 [政治・選挙・NHK142] 民主党がかつてのように、野党の主軸になるべきだ。(日々雑感) 
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2971951/
2013/01/07 15:54 日々雑感


 なぜ菅・野田政権は国民的な支持を失って解党的敗北をきしたのか。それは簡単だ。民主党が政権に就くや与党だった自民党の真似をしたからだ。

 確かに事務次官会議を廃止したり、戦略会議室を作ったり、事業仕訳をやったりと、目先の改革は実施した。しかし根本的な政治主導はアッという間に放棄して、自公政権の真似をして財務官僚の操り政権に自ら作り替えてしまった。

 それに最後まで抵抗したのが小沢氏とその仲間たちだ。それ故、野田政権に石を持って追われ、小沢党を打ち立てる暇もなく総選挙へと突入して大敗をきした。

 民主党の政策は政治主導で格差是正のはずだった。自民党政権下、とりわけ小泉政権で推進された「新自由主義」により労働環境は激変し、円高により国内産業は海外移転して空洞化が進み、ますます正規社員の就職先は狭き門となってしまった。

 さらに追い打ちを掛けたのが所得税の各種扶養控除の廃止による最低課税所得の引き下げだ。同時に高額所得者への累進税率緩和等々により金持ち優遇税制になってしまった。格差社会の悪化に止めを刺すのが「消費増税」だ。逆進性の高い消費税を更に増税して倍の税率10%にするのが「欧州諸国と比して消費税率は低い」とか「国民全員の負担による正しい税のあり方だ」というマスメディアの誤った誘導により、格差拡大税制に菅・野田民主党政権は突き進んでしまった。

 安倍政権に交代して補正予算だけでも10兆円、来年度予算に関しても赤字国債40兆円枠を撤廃すると宣言した。民主党政権時代にはあれほど「財源は」「財源は」とせわしく騒ぎ立てたマスメディアも鳴りをひそめて「景気対策だ」と笛や太鼓で囃し立てる。これほどエゲツナイこの国のマスメディアには驚くばかりだ。

 なぜ「財源なき政策」と謗られようと「子供手当」を満額実施し「高速道路無料化」を断固としてやらなかったのだろうか。反対にETC利権を暴き、国内観光地の活性化を大胆に行わなかったのだろうか。春の野の幻のように消えた民主党2009マニフェストが木っ端みじんに官僚たちの策動により砕け散ったのには民主党政治家たちの不甲斐なさに愕然とする。

 安倍氏は経済政策の委員に現役社長を登用するという。利権構造をまた新たに作るつもりなのだろうか。今のところ名が挙がっているのは三木谷氏だけだが、冊子のカタログショッピングをホームページに置き換えただけのIT企業とは程遠いアナログのアイディア盗用企業を持ち上げる必要があるのだろうか。

 民主党にボヤボヤしている暇はない。マスメディアが民主党潰しを総掛りでやったことは、いかにお人好しの民主党国会議員でも芯の髄まで解っただろう。だから全国紙やテレビ局のMCやコメンテータたちに気を使う必要は微塵もない。反対に、いくら気を使っても彼らが民主党に好意的な論評を展開することは太陽が西から昇る以上にあり得ないことなのだ。

 官僚たちにも好かれようとしないことだ。彼らが何を言ってきても民主党の政策を押し通すことだ。彼らのお気に入りになった野田政権が民主党を徹底的に破壊したことを決して忘れてはならない。官僚たちやマスメディアの走狗となった民主党のユダは誰かは明快になっている。

 民主党は「消費増税」に反対し、「TPP参加」に反対し、「脱原発」を力強く訴える本来の姿に立ち返るぺきだ。民主党本来の党是は「格差社会の是正」と「一律最低保障年金」ではなかっただろうか。そのためには政策転換の前に、まずは民主党をブッ潰した走狗たちを党から追放すべきだ。そして最後まで果敢に官僚たちやマスメディアと戦った小沢氏とその仲間を迎え入れることだ。

 民主党の再生はそこから始めなければ、二度と蘇ることはないし、野党糾合の主軸になることもない。


関連ニュース
自民・石破幹事長「政策ばらばら」 野党共闘目指す民主を牽制 (14:26)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/620064/



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 第三極が 小沢抜きで連携・選挙協力へ  民主党も 小沢と組む可能性は低い  組むと破滅させられる 小沢は排除

■ 参院選に向けて第三極が連携の動き みんなの党と維新が選挙協力へ

『日本維新の会とみんなの党は、今夏の参院選に向け、候補者の選考・育成を目的とした合同政治塾を設立する方向で最終調整に入った。
両党が候補者の選考段階から連携することで、自民党に対抗する候補者の一本化につなげる狙いがある。

 維新の会の浅田均政調会長とみんなの党の浅尾慶一郎政調会長が昨年12月下旬、東京都内で会談し、政治塾の設立で基本合意した。1月中にも塾生の募集を開始する予定だ。』
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130103-OYT1T00958.htm
  
  
上記の通り、みんなの党と維新が参院選に向けて選挙協力・候補者の一本化で調整に入ることとなりました。

衆院選では維新とみんなの党の候補者がダブり、自民に漁夫の利を与えてしまったため、同じ轍を踏まないためと言えます。
  
  
   
■ この第三極の連携では 組むと破滅させられる小沢は抜き

今回の衆院選で小沢は、選挙直前に嘉田をそそのかして小沢主導で新党を立ち上げ、選挙直後に党を分裂させるという愚挙を犯しました。
これは「卒原発」の実現に期待を寄せて嘉田代表の「未来の党」に投票した有権者をバカにした行為であり、非難されるのも当然と言えます。

小沢はこの未来の党以外にも、新党を作っては、都合が悪くなると壊すという行為を繰り返してきました。

羽田をかついで立ち上げた新生党。
海部を担いで立ち上げた新進党。
小沢自らが党首となって立ち上げた自由党や「国民の生活が第一」。

そのいずれもが党を立ち上げた小沢自身によって短期間で破壊させられています。

『気をつけろ! 小沢と組んだら 党破滅』

もはや小沢のような壊し屋と組もうなどというまともな政治家が出てくるはずもありません。
今回の第三極の連携も小沢抜きで進んでいます。
  
  
   
■ 維新もみんなの党も 小沢との連携を以前から明確に否定

維新もみんなの党も小沢との連携を明確に否定しています。

維新の代表である石原は、小沢と組むのは死んでもイヤだと断言。(下記)
http://www.j-cast.com/2012/05/17132410.html

また、みんなの党の江田幹事長も小沢をマニフェストを壊した張本人だと一刀両断で厳しく非難。
小沢との連携などありえないと断言しています。(下記)
http://mainichi.jp/feature/news/20120627dde012010039000c.html
   
  
以上のように、みんなの党も維新も信用できない政治屋:小沢と組むことを明確に否定しているのです。
  
   
  
■ お前とは組まないと言明されているにもかかわらず、しつこく擦り寄る情けない小沢一郎

にもかかわらず小沢は、選挙で惨敗し、多くの国民から自分が拒否されていると見るや、維新やみんなの党に連携して!と、懲りずにしつこく擦り寄っています。

『小沢氏はまた、昨年の衆院選について「日本維新の会の橋下徹代表代行、みんなの党の渡辺喜美代表とも連携の話をしたが、組むことができず、予測通りの惨敗を招いた」と指摘。「彼らも(連携の必要性が)分かっただろうから、私は一生懸命やる」と述べ、野党連携に向け、自身が先頭に立つ意欲も示した。』
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/233.html
  
   
上記の通りみんなの党も維新も、信用できない政治屋:小沢と組むことを以前から明確に否定しているにもかかわらずです。
何とも情けない政治屋です。
  
  
   
■ 小沢はトラブルのもと 民主党が小沢一家と組む可能性も低い 小沢は孤立へ

民主党も小沢と組むことはないでしょう。
やっと小沢を追い出してせいせいしている上に、上記の通り壊し屋:小沢はトラブルのもとでしかありません。

そして前原、野田、岡田、菅など、民主党内の大きな重鎮グループはいずれも反小沢。
玄葉、枝野、安住などの有力若手も反小沢ですね。
逆に、民主党内で小沢に近かった人間はほとんどが除籍処分となっています。

仮に海江田代表が小沢との連携を党内で提案したとしても、重鎮グループなどから拒否されてそれで終わりです。
海江田代表が上記の重鎮たちとそのグループを追い出してまで、選挙で大惨敗した少人数の小沢一家、壊し屋小沢と組むことなどあり得ません。

つまり民主党が小沢と連携する可能性も極めて低い。

小沢一家は身から出たサビで孤立化し、縮小していくしかないのです。
  
  

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 片山さつき氏 「君が代斉唱で始まる党が久々に政権に!」(2ch)
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1357544138/
http://yukan-news.ameba.jp/20130107-254/

1 名前:影の軍団子三兄弟ρ ★:2013/01/07(月) 16:35:38.29 ID:???0
自民党の片山さつき参議院議員(53)が、自民党の仕事始めが行われたことを自身のブログで報告している。片山氏によると、安倍晋三総理や石破茂幹事長の挨拶があったとのことで、国歌の「君が代」斉唱で始まったとのこと。

「自民党仕事始め、安倍総裁、石破幹事長ご挨拶!君が代斉唱で始まる党が久々に政権に!」と片山氏は報告しており、檀上の安倍総理、石破幹事長のほか、甘利明経済再生担当大臣との2ショットを公開している。

http://yukan-news.ameba.jp/20130107-254/

2 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:36:20.44 ID:1FCW8NeM0
それが普通

12 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:39:19.21 ID:LtRJApV60
日本\(^o^)/日の丸\(^o^)/バンザイ

62 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:53:44.32 ID:na/2IxUw0
ミンス・・・(´・ω・`)

10 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:38:03.96 ID:xQ+0hHKd0
あたりまえのことなんだけど
すごくいいことに感じる不思議

18 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:41:03.10 ID:u4vzwsK90
国旗国歌もまともに掲げない与党なんて
あり得ないだろ

54 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:50:16.62 ID:rdfXFgZe0
             ○____
              .||      |
              .||  ●   |
              .||      |
              .|| ̄ ̄ ̄ ̄
              .|| 君が代は
          ∧__,,∧|| 千代に八千代に
          ( `・ω・|| さざれ石の巌となりて
          ヽ  つ0  こけのむすまで
           し―-J

73 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 16:55:49.40 ID:mIpBBfty0
普通のことじゃん

99 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:00:44.44 ID:I1jgjEVv0
「日の丸」切り裂いた党旗なんてありえないよね、民主党さん!

やっぱり、朝鮮人の集まりだったんですね。

119 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:05:34.99 ID:5q3UVrgB0
最低だな民主党

142 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:11:34.84 ID:l+aPksHh0
祝祭日に日の丸を掲げる家に自民のポスターって、
昔から当たり前の風景だったよなぁ。

145 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:11:46.38 ID:jFTcWuoP0
当然のことを喜ぶ異常さ
あらためて極左民主党と売国マスコミのタッグが
いかに酷かったか実感する

170 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:19:19.15 ID:+kJ/HaBi0
君が代四重唱は荘厳で良い

207 名前:名無しさん@13周年:2013/01/07(月) 17:31:07.01 ID:A2I5Tkmz0
[君が代を歌うことを推進する政党]
自民党、 維新の党、 国民新党

[君が代、日の丸を拒否する朝鮮人のような党]
社民党、民主党、共産党

[しかたなしに君が代を歌う党]
公明党
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 日本が東アジアの核ゴミ処分場に、再処理施設を維持のため使用済み核燃料を委託処理も (Shimarnyのブログ) 
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11444141098.html
2013-01-07 18:27:10NEW  Shimarnyのブログ


6日の東京新聞が報じた「東アジア核のごみ 六ケ所村で再処理受託 政府、核燃の延命構想」は、国内外問わず大問題に発展しかねない記事である。

再処理施設を延命させる目的に、東アジアの核ゴミの処分場になって良いのか。
東アジアでの安全保障を目的に、東アジアの核ゴミの処分場になって良いのか。
国際的な核不拡散堅持を目的に、東アジアの核ゴミの処分場になって良いのか。
核兵器の製造技術保持を目的に、東アジアの核ゴミの処分場になって良いのか。

官僚機構は、「日米同盟の強化」というお題目で、米国の言われるがまま、国民感情など無視して、日本を東アジアの核ゴミの集積地にするつもりなのか。

おそらく、最終的に非核三原則を破棄するかどうかまで問われる問題に発展する。


[7日 朝鮮日報]日本が韓国の使用済み核燃料受け入れか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/07/2013010700356.html

日本で原発縮小の動きが広まる中、再処理施設を維持するため韓国やベトナムなどに注目

日本政府は韓国やベトナムなど、アジア各国の原子力発電所から排出される使用済み核燃料を、日本の青森県・六ケ所村にある再処理工場で処理する方向で検討を進めていることが分かった。これは東京新聞が6日付で報じた。日本は核兵器を保有していないが、使用済み核燃料の再処理施設は保有している。

昨年5月には当時政権与党だった民主党の細野豪志・原発事故担当相の私的諮問機関も「廃棄物処理の期待に応えることは、東アジアでのわが国の外交、安全保障、経済にまたがる国際戦略基盤の強化と核不拡散、原子力の平和利用の取り組みに貢献する」という趣旨の報告書をすでに提出している。東京新聞は「再処理施設の国際利用の試金石になりそうなのが、来年期限切れを迎える米韓原子力協定の改定交渉」とした上で「そこで浮上するのが核保有国以外で唯一、再処理施設を持つ日本への再処理委託」と指摘し、米国が韓半島(朝鮮半島)の安全保障を理由にその実現を強く求めてくることも考えられると予想した。

東京新聞は「韓国は使用済み核燃料が3年後の2016年までに備蓄許容量の限界に達すると予測されている」「韓国側は再処理施設やウラン濃縮工場の建設などを要求しているが、米国側は北朝鮮を刺激することや『国際的な核不拡散政策に影響を及ぼしかねない』として難色を示し、議論が平行線をたどり続けている」などと報じた。


どうやら官僚機構の「日米同盟の強化」の一環に、核燃サイクル政策を継続させるため、東アジアの原発保有国から使用済み核燃料を受け入れプルトニウムにして返還する「アジア再処理構想」があったようである。

この構想は、野田政権において、2030年時点の原発比率を0%、15%、20〜25%、35%の4案から選択するための議論している最中に、細野原発事故担当大臣の私的諮問機関でまとめられた構想である。

つまり、たとえ日本で将来的に原発ゼロが実現できたとしても、再処理施設を継続させるために原発稼動以外で大義名分を立てるための構想だったのである。

東京新聞の記事にて、報告書を取りまとめた元官僚の下記の言葉にも驚かされる。

「核兵器の原料となるプルトニウムを持て余している日本がサイクル政策を続けるには国際的な意義付けが必要。安倍政権も再処理施設の国際利用を検討すべき」

おそらく、官僚機構には、たとえ原子力政策として原発は放棄できても、核サイクル政策として再処理施設は絶対に放棄できない理由があるのだろう。

これについて、過去に読売新聞も「不都合な真実」として認めている理由である。

参考記事:原発再稼働の反対を未来のため結集せよ、原発が既得権と核兵器と米国のためで良いのか
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11426994999.html

つまり、核サイクル政策の再処理施設を放棄すれば、米国の核不拡散戦略のパートナーで無くなり、日米同盟に支障が生じる結果を招くと警告しているのだ。

このことは、日米同盟の根幹に日本の再処理施設の維持と核製造技術の保持という2つの不文律があることを、官僚機構など既得権で共有していることを示す。

この結果、再処理施設を絶対に放棄できない理由は軍事的な抑止力が答えとなる。

そして、核燃サイクル政策を継続させるため「アジア再処理構想」の時期も迫る。

米韓両国の原子力協定が来年に期限切れとなり改定交渉の必要があるからである。

東京新聞によれば、韓国の使用済み核燃料が3年後の2016年までに備蓄許容量の限界に達すると予測され、米韓でその対応を協議する必要が出ている。

韓国側は再処理施設やウラン濃縮工場の建設を要求して、米国側は北朝鮮政策と核不拡散政策の影響から難色を示しており、平行線であれば核保有国でなく再処理施設を持つ日本が受け皿になる可能性を指摘している。

おそらく米国から要求されれば使用済み核燃料を受け入れることになるのだろう。

国民は韓国からの使用済み核燃料の持ち込みをどう考えるだろうか。国民は原発よりはるかに多い放射性物質を放出する再処理施設をどう考えるだろうか。国民は核兵器の製造技術を保持することにどう考えるだろうか。

このまま国民が政府の原発稼動や再処理稼動でこれまで以上に使用済み核燃料を増やすことに断固として反対の意思表示しない限り、日本が最終処分が決まっていない使用済み核燃料で溢れかえることになってしまう。

これこそ、現役世代が将来世代に大きなツケを先送りしていることに他ならない。
まず、原発も再処理も停止させ来年夏までに最終処分の結論を出すべきである。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 参院選、議席予測 自公非改選合わせ「128」で過半数超 「選挙後に民主消滅も」 <第3極再結集のキーマンは小沢氏> 
参院選、議席予測 自公非改選合わせ「128」で過半数超 「選挙後に民主消滅も」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130107/plt1301071826005-n1.htm
2013.01.07 ZAKZAK

 安倍晋三首相による「危機突破内閣」は本格始動したが、自民党は参院(242議席)では、公明党や与党系無所属を合わせても過半数(122)に達していない。衆参ねじれを解消して安定政権を築くには、今年夏の参院選で勝利することが至上命題だ。一方、石原慎太郎代表、橋下徹代表代行率いる「日本維新の会(維新)」は、参院選で躍進できるのか。夕刊フジでは獨協大の白鳥令名誉教授の協力を得て、一足早く参院選の議席予測を行った。現時点では、自民、公明両党で128議席を占める結果となった。 

 「われわれへの期待は大きい。だからこそ、期待を少しでも裏切れば参院選で勝利を得ることはできない。『まずは経済を再生せよ』との国民の声に結果で応えなければならない。薄氷を踏む思いで緊張感を持って頑張っていきたい」

 安倍首相は7日午前、東京・永田町の自民党本部での仕事始めの会合で、こうあいさつした。

 そのためにも、安倍政権は参院選までは保守色の強い政策は封印し、「金融政策」と「財政政策」「成長戦略」という3本の矢でデフレ脱却に取り組み、景気回復にまい進する。高市早苗政調会長ら女性役員を起用するなど、自民党のイメージアップにも余念がない。

 安倍首相が警戒するのは、「衆院選で大勝した政党は、次の参院選で惨敗する」というジンクスがあるため。2005年衆院選で圧勝した自民党は、安倍首相の下で臨んだ07年参院選で、小沢一郎代表の民主党に敗れ、衆参ねじれとなった。「安倍首相はこれを境に国力が衰退したことを強く後悔している。リベンジに燃えている」(自民党関係者)という。

 一方、野党陣営では、維新の橋下氏が「参院選は次の大きな戦。しっかり準備する」と語るなど、昨年末から動き出している。橋下氏の参院選出馬も念頭に置き、次期通常国会に、首長と参院議員の兼職を可能にする地方自治法の改正案を提出し、渡辺喜美代表率いる「みんなの党(みんな)」とは選挙協力を見据えて合同政治塾も設立する方針。海江田万里代表の民主党も、両党との連携を模索している。

 注目の参院選はどうなりそうか。

 参院選は定数の半分の121議席を選挙区73、比例区48で争う。選挙区は都道府県ごとに分かれ、定数ごとに1人区が31、2人区が10、3人区が3、4人区が2、5人区が1ある。参院で自民、公明与党の非改選組は58。過半数に到達するには64議席が必要で、ハードルは極めて高い。

 白鳥氏と夕刊フジが行った現時点での議席予測は別表の通り。「野党の選挙協力が進まない」という条件で分析すると、自民党は選挙区46議席、比例区12議席で58議席、公明党は11議席を獲得。今年4月の参院山口補選の1議席と非改選組を合わせて128議席となり、過半数を制する。

 白鳥氏は「昨年12月の衆院選では、民主党と維新、みんな、日本未来の党(未来)の第3極が競合し、自民党が漁夫の利をさらった。これが続けば、自民党は31ある1人区で岩手と沖縄を除く29で勝利する可能性が高い。2〜4人区で1、5人区の東京で2を取れる。政権奪還で業界団体も戻っており、比例区も手堅い。補選は安倍首相の初陣なうえ、おひざ元の保守王国山口。自民党は絶対に落とせない」と話した。

 これに対し、野党陣営はどうか。

 白鳥氏はまず、民主党について、選挙区11議席、比例区6議席と分析。「民主党がダメだというのは国民の間で定着している。選挙区では1ケタもあり得るし、比例区も伸びない。離党者が続出して、選挙後には民主党は消滅するだろう」と、厳しい見方だ。

 維新については、選挙区7議席、比例区9議席の16議席。白鳥氏は「本拠地の大阪や、比例区ではそれなりに取るが、暴走老人の石原氏と組んだことで、政党のイメージが崩れた」という。

 しかし、前述のように野党陣営には選挙協力の動きがある。先の衆院選比例票で維新は1226万票、みんな524万票を獲得し、合計で自民党(1662万票)を上回った。橋下氏が参院選出馬を決断すれば、比例票が爆発的に増える可能性がある。

 白鳥氏は「維新中心の野党陣営が参院選で勝利するには、みんなや民主党との選挙協力が絶対条件。1人区で候補者を一本化して、8選挙区をひっくり返せば、自公与党を過半数割れに追い込める可能性が高い。ただ、石原氏が代表ならば連携できない可能性もある。橋下氏ら旧大阪維新の会は、石原氏ら旧太陽の党を切るか、主導権を取り戻すべきだ」と語った。

 こうした、第3極再結集のキーマンとして、白鳥氏は未来を分党して「生活の党」を立ち上げた小沢氏を挙げた。

 「1人区は人口の少ない東北に多いので、東北を地盤とする小沢氏を排除した形での連携ではあまり意味がない。小沢氏は、脱原発や反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、反消費税増税など、地方向けの政策を唱えて参院選への布石を打っている」

 かつての威光に陰りが見える小沢氏だが、再び、安倍首相の前に立ちはだかるのか。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 次期日銀総裁人事 財務省と日銀の暗闘 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7799.html
2013/1/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆麻生発言で加熱「どの役所だからダメということはない」

白川日銀総裁の後任人事をめぐる“麻生発言”が波紋を広げている。

先週末、「(次期総裁は)向いている人なら誰でもいい」と財務省OBを排除しない考えを口にした麻生副総理・財務大臣は、きのう(6日)もNHKの番組で「どこの役所(出身)だからダメということはない」と繰り返した。

日銀総裁というアメをちらつかせて、財務官僚を手なずけようという魂胆はミエミエだが、早くも財務省と日銀の明暗はクッキリだ。

「日銀総裁はかつて、財務省OBと日銀プロパーが交互に就く『たすきがけ人事』が慣例だった。しかし、98年以降は3期15年間も日銀プロパーが独占している。財務省にとって日銀総裁ポストの奪還は悲願です。そのため、財務官僚は衆院選前から“安倍詣で”に余念がなかった。麻生大臣の思惑も承知の上で、日銀総裁という天下りポストのため、安倍政権には面従腹背する構えでしょう」(霞が関事情通)

一方の日銀は、さすがに総裁ポストはあきらめているという。3月に任期が切れる2人の副総裁の後任のうち、何としても1枠は取ろうと必死になっている。

「日銀は副総裁候補に、国際関係統括を担当する中曽宏理事、大阪支店長の雨宮正佳理事を考えているようです。とくに中曽氏はここ数カ月、講演も一切やめて表に出ていない。これは異例のことで、下手な発言で言質を取られて傷つかないよう、日銀が温存しているともっぱらです。今回は副総裁を死守し、5年後の総裁返り咲きを狙っているのです」(金融ジャーナリスト・小林佳樹氏)

◆"本命"岩田氏に逆風

そんな日銀にとっての頼みの綱が、次期総裁の“本命”ともいわれる日本経済研究センター理事長の岩田一政氏だ。経済企画庁出身のエコノミストだが、03〜08年に日銀副総裁を務めた。岩田氏が総裁になれば、5年後は風向きが変わると日銀は見ているのだ。

「岩田氏が03年に副総裁に起用されたのは、デフレ脱却を目指すリフレ政策を期待されてのものでした。しかし、岩田氏に対しては『副総裁になった途端に日銀に取り込まれ、ミイラ取りがミイラになった』との批判もある。安倍首相に近い経済学者らも『岩田氏を総裁に就けてはダメだ』と忠言しているようです」(政界関係者)

こうなると、元財務次官の武藤敏郎氏が最有力に浮上してくる。財務省には願ってもない展開だ。

財務省と日銀の暗闘はまだまだ続きそうだ。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど〜ん!(原発板リンク)
原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど〜ん!
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/368.html
投稿者 mainau 日時 2012 年 12 月 19 日 19:35:26: GgaPs4QXWLwO2

----------------------------------------------------------------
応えていく。
実現していく。
県民への約束。

自民党。
政策。自由民主党。福島県支部連合会。

脱原発!!
スピード感を持った震災、災害復旧!!
県土再生!!
被災者支援!!

教育先進県ふくしま!!
子育て、健康、医療を守る!!
農林水産業の支援強化!!
商工観光業の飛躍的発展!!

(阿修羅で複数画像アップする方法が分からなかったので、画像は一つのみ掲示します。あとの画像へのリンクをつけておきます。)
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/a5b4ef6294692e3d75e52e70755055b2

http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 中国、安倍さんに3つの要求。中国が仕掛けた罠の全貌と、日本がそれをかわし、負けた2次大戦の失敗を繰り返さない方法
★中国、安倍さんに3つの要求、日本はどう応じるべきか?


中国から早速要求が出てきています。

「この三つはするべからず!」と。

「大きなお世話」ですが、彼らは何を要求しているのか?

そして、日本はどう応じるべきなのか?

今回は、これを考えてみましょう。


▼中国、安倍さんに三つの要求


まずはこちらから。

<尖閣・靖国に踏み込むな…中国、安倍氏揺さぶり

読売新聞 12月21日(金)8時6分配信

 【北京=五十嵐文】中国の習近平(シージンピン)指導部が、日中
関係の好転の糸口を探ろうと、次期首相となる自民党の安倍総裁
に揺さぶりをかけ始めた。

 靖国神社参拝や憲法改正に向けた動きはけん制する一方で、
尖閣諸島の国有化は「民主党政権の決定」だったとして新政権と
の対話は拒まない姿勢を打ち出し、日本の出方をうかがっている
ものだ。

 16日の衆院選以降、国営新華社通信など中国メディアは、

日中関係改善に向けた安倍氏の「誠意」を占う指標として

〈1〉靖国神社参拝
〈2〉憲法改正
〈3〉尖閣諸島

──の3点を繰り返し挙げる。

靖国参拝や憲法改正など中国にとって敏感な問題で踏み込んだ言動
をすれば再び大規模な反日デモが起きかねないこともにおわせ、自重
を求めたものだ。>

中国は安倍さんに、


1、靖国神社に参拝するなよ!

2、憲法を改正するなよ!


これはわかりやすいですね。


3の尖閣諸島ですが、これは、「『実効支配』をすすめるなよ!」
ということでしょう。


ま、日本人の素直な感覚でいえば、「内政干渉するな!」です。

それで逆に、

「どんどん靖国神社にいこう!」

「どんどん憲法改正しよう!」

「尖閣の実効支配をどんどんすすめよう!」


日本国民がそういう気持ちになるのも当然。

しかし、物事は「大局的に」判断する必要がある。


戦前中国は、国際世論を味方につけ、日本を満州国建国問題
で追い込み、

国際連盟から脱退させ、

国際社会で完全に孤立させる

ことに成功しました。


そのとき日本は、「満州国のステイタス」にこだわりすぎた。

「満州は日本の生命線!」と叫び、日本国民は、国際連盟を
脱退して戻ってきた全権・松岡洋祐さんを「国家の英雄!」
として崇めたのであります。

それが、「破滅への道」であることも理解できず。


だから、私たちは今、そういうこだわりを捨て、

「中国のしかけた罠」を知り、全然正反対の方向に進んでい
かなければいけません。


私は、完全に自虐史観を脱却している人間ですが、それで

「戦前の体制がすばらしい」とはいいません。

なぜかというと、戦前の体制で日本は「戦争に負けた」。


戦前の体制で戦争に「勝った」のなら、また同じことをすればい
い。

しかし、その体制で「完敗した」のに、また同じことをするのは
愚か者の道です。

さて、中国の罠とはなんでしょうか?


▼中国の目的は、中米韓ロによる「反日統一戦線」構築


これ、いままでも何度かメルマガで取りあげました。

うんざりする方もいるかもしれませんが、中国の目的を知っ
ておくことは、超大事。

何十回でも、何百回でもおさらいし、完璧に把握しておく必要
があります

出所は、ロシアの国営放送「ヴォイス オブ ロシア」。

http://japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/


「反米の同盟相手」ロシアですから、中国側も「本音」を語っています。

< 中国の著名な専門家は、中国と同様、日本と領土問題を抱える
ロシアと韓国に対し、反日統一共同戦線を組むことを呼びかけた。

この共同戦線は日本の指導部に対し、第2次世界大戦の結果を認
め、近隣諸国への領土要求を退けさせることを目的としている。>

(The Voice of Russia 2012年11月15日)


つまり、

・中ロ韓は一体化して、日本に「第2次世界大戦の結果を認めるよ
う」要求しましょう。

・「第2次大戦の結果ってなんだ?」というと、「領土要求を取り下げ
ろ!」と。


つまり、日本は北方4島と竹島をあきらめ、尖閣を中国に返せ!と

ここにいつものように、大きな「ウソ」があります。

北方領土、竹島問題は、たしかに第2次大戦の「負の遺産」ともい
えるものです。

しかし、中国が「尖閣」の領有権を主張しはじめたのは1970年代か
らで、

第2次大戦とは全然関係ありません。


次いきましょう。

< 14日モスクワで行われた露中韓の三国による国際会議「東ア
ジアにおける安全保障と協力」で演説にたった中国外務省付属国
際問題研究所の郭●● (ゴ・シャンガン)副所長は、こうした考えを
明らかにした。

郭氏は、日本は近隣諸国との領土問題の先鋭化に意識的に対応
し、第2次世界大戦の結果を認めないことを見せ付けたと強調し
ている。

郭氏は対日同盟を組んでいた米国、ソ連、英国、中国が採択した
一連の国際的な宣言では、第2次世界大戦後、敗戦国日本の領
土は北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理
由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)の
みならず、沖縄をも要求してはならないとの考えを示した。>

(同上)

(註、●●の部分は、変換できない漢字です。)


どうですか、これ↑。

4島、竹島、尖閣のみならず、

【沖縄】も日本の領土であってはならない!と。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここに中国の本音が出てますね。

さらに超衝撃の内容がつづきます。

<こう述べる郭氏は、中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線
の創設を提案している。

日本に第2次世界大戦の結果を認めさせ、近隣諸国への領土要
求を退ける必要性を認識させるために、この戦線には米国も引き
入れねばならない。>


おわかりでしょうか?

中国は、「尖閣」「沖縄」を奪うために、「【アメリカ】とも手を組もう」

と主張しているのです。

中国、アメリカ、ロシア、韓国 で反日統一戦線をつくろうと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


中国外務省付属国際問題研究所・郭副所長の発言から以
下のようなことがわかりました。

1、中国は、尖閣ばかりでなく、沖縄も自国領と考えている

2、中国は、ロシア、韓国、で【反日統一戦線】をつくろうとしている

3、中国は、対日本で、【アメリカ】と組もうとしている

中国はこんな作戦できているのですが、日本はどうすればいい
のでしょうか?


▼安倍さんは中国の罠にはまるな!


中国プロパガンダのポイントは、


・日本は、「右傾化」「軍国主義化」している!

・だから日本は、竹島を韓国から、北方4島をロシアから奪おう
としているのだ!

・軍国主義日本は、中国固有の領土、尖閣・沖縄を不法占拠し
ている


そして、プロパガンダによって望む結果は、


・中国、アメリカ、ロシア、韓国によって日本を封じ込めること


その上で、


・尖閣、沖縄を支配すること

どうやって日本はこれに対抗すればいいのでしょうか?

簡単です。

要するに日本は、中国から「右傾化している!」「軍国主義化
している!」といわれることをしなければいい。


中国から、三つの要求があります。

〈1〉靖国神社参拝
〈2〉憲法改正
〈3〉尖閣諸島


だから、


1、安倍さんは靖国参拝しなければいい

これ、「保守派」の読者さんから、相当反発される覚悟はできて
ます。


「そんな弱腰だから中国に舐められる!」

とか、

「日本のために命をかけて戦った英霊たちに申し訳ない!」

と。

私も心情的には理解できます。

しかし、私が「靖国参拝やめたらいい」というのは、いくのは中国
の罠にわざわざはまりにいくようなものだからです。


また、安倍さんが「靖国参拝」を強行すれば、中国でまたもや
「超大規模反日デモ」が起こることは、中学生でも予想できます。


そして、中国の主張に力を与えることになる。

中国としては、「日本が右傾化している」「軍国主義化している」
という証拠をかき集め、

それによって中米ロ韓「反日統一戦線」を構築したい。

靖国参拝も、その口実になります。

安倍さんは、支持基盤である「保守層」に、今のうちから説明して
おく必要があるでしょう。


「中国はこれこれこういう作戦で来ている。

俺が靖国に行かないのは、中国の罠にはまらないため。

日本を守るためなのだ!」

と。

でなければ、支持基盤の保守層が、「ああやっぱり安倍さんは
ダメだ!」と離れていくことになりかねません。

2、憲法改正しなければいい

私は「平和憲法教」の信者ではありません。

アメリカがつくった憲法を崇拝するなんて、ちょっと理解できま
せん。

しかし、中国がしかけた罠にはまらないように、「今憲法改正
する必要はないんじゃないか」と思います。


前にも書きましたが、「集団的自衛権」は、国際法ですべての
国に認められた権利です。

しかし、日本はこれまで、「日本も、すべての国同様、集団的
自衛権をもつが、平和憲法があるので『行使』はできないと
『解釈している』」という立場。

これは、憲法解釈の問題なので、政府が「日本はすべての国
同様、『集団的自衛権』をもち、当然『行使』も可能」

と「解釈」すればいい。

それだけの話なのです。


ちなみに、「憲法改正」は、アメリカ製憲法を否定することにな
るので、中国の主張にパワーを与えます。

しかし、憲法をいじらず「集団的自衛権」を認めること。

これは、日米安保を片務から双務にする。

そして、アメリカも望んでいることなので、「軍国主義化」とい
う話にはなりません。


「憲法を改正して集団的自衛権を認める」

「憲法を改正せず、集団的自衛権を認める」


この二つは、似ていますが、結果は全然違うのです。

3、尖閣諸島の実効支配をすすめなければいい

なぜ「実効支配」をすすめるかというと、「尖閣を守るため」でし
ょう。

しかし、これは、中国に「開戦の口実」を与えることになりかね
ません。


実際今回の「尖閣国有化」。

これ、世界のメディアを見ていると、「日本が尖閣を国有化し
たのが、日中関係悪化の原因」と報じられ、

日本が「相対悪」になっているケースがけっこうあります。

たとえば、日本が尖閣に建造物を建て、中国が攻撃する。

世界では、「日本が、中国も『固有の領土』と主張する島に
建造物を建て、中国が怒って攻撃した」と報じられることにな
る。

真珠湾の時代から「どっちが紛争のきっかけをつくったか」
はとても大事なのです。


「尖閣を守る」という目的を達成するためには、「集団的自
衛権」を認め、

小鳩内閣でボロボロになった日米同盟を修復するのが先。


こんなこというと、「アメリカは日本を守らない」という人がで
てきます。

私も、「守らないかもしれない」と思います。

事実、アメリカは、「ロシアーグルジア戦争」のとき、傀儡国
家グルジアを守りませんでしたから。

しかし、大切なのは、中国が「アメリカは日本を守るかもしれ
ない」と考えていること。

実際、2010年9月の「尖閣中国漁船衝突事件」時、イケイケ
だった中国は、

アメリカが「尖閣は日米安保の適用対象」と宣言した瞬間に
おとなしくなりました。

これは、日米安保が、いまだに「抑止力」として有効に機能
している証拠なのです。

さて、ここまで「どうやって中国の罠を逃れるか?」について
書いてきましたが、

安倍さんは、これらの件について、どうお考えなのでしょうか?

▼安倍さんの「安全運転外交」


こちらをごらんください。

<尖閣・竹島も慎重…安倍氏、靖国参拝見送り意向

読売新聞 12月23日(日)19時36分配信

 安倍政権は、政策の遂行も安全運転に徹する構えだ。

 自民党は衆院選の政権公約を詳細に説明した「J─ファイル」で
、沖縄県の尖閣諸島に「公務員を常駐」などと明記している。

 しかし、安倍氏は22日、山口県長門市で記者団に、「『検討す
る』と何回も申し上げてきた。

『検討する』ことに変わりはない」と述べた。党の考えは一貫して
いると強調しつつ、公務員の常駐など尖閣諸島の実効支配強化
策は当面「検討」にとどめ、関係が冷え込んでいる中国を刺激し
ない考えをにじませたものだ。>


中国を刺激しないために、実効支配強化策はしないそうです。

私にいわせれば、「中国の罠にはまらないため」ですが。

私は、一見弱気に見える安倍さんの考えに賛成です。


では、「靖国」はどうなのでしょうか?

<靖国神社への参拝に関しても、安倍氏は総裁就任直後の10月、
秋季例大祭に合わせて参拝したが、来年の春季例大祭での参拝
は見送る意向だ。>(同上)

靖国にも行かないそうです。

これにも私は賛成です。

読者さん、特に「保守層」の皆さんは、安倍さんの決定に反対か
もしれません。

しかし、中国の罠をしっかり知ったうえで、安倍さんの決定の真
意をくみとっていただきたいと思います。

ところで、中国は、米ロ韓を味方につけたい。

これはつまり、「『日米』『日ロ』『日韓』を分断せよ!」ということ
です。

これに対抗する日本はどうすべきかというと、

まず第1に、「日米」「日ロ」「日韓」関係を良好に保つこと。

第2に、もっと高度になりますが、「米中分断」「中ロ分断」「中
韓分断」をする

安倍さんはどう動いているのでしょうか?


アメリカについては、「集団的自衛権容認」を公言しているの
で、民主党時代より改善されることは間違いありません。


とはいえ、「日米関係が無条件で改善される」と考えるのは危
険です。

AFP=時事12月18日から。

<しかし、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前米大統領のア
ジア担当補佐官を務めたグリーン氏は、2期目のオバマ政権が、
タカ派化した日本という「メディアの描いた単純化された概念」を採
用し、安倍氏を孤立させる可能性もあると指摘する。

「オバマ政権が日本の右傾化に対処するために日中関係の仲裁
に入れば、政権は対日関係でも対中関係でも失敗するだろう」

 一方でグリーン氏は、感情的になりがちな歴史問題で安倍氏が
強硬姿勢を貫けば、米国のアジアでの優先事項──とりわけ同
盟国の日本と韓国との関係──は妨げられるだろうと指摘する。

 外交政策分析研究所(Institute for Foreign Policy Analysis、IF
PA)アジア太平洋研究部門主任のウェストン・コニシ(Weston K
onishi)氏も、「米政策立案者らの間では、彼(安倍氏)の歴史修
正主義的な傾向が域内で新たな緊張をもたらすという懸念があ
る。

だが最近の彼の発言は、そのような不安を払しょくしようと、少な
くとも試みてはいる」と語る。

「彼(安倍氏)が極めて責任ある対応を行うことが期待されている
だろう」>


この記事から、アメリカも「日本の右傾化」に警戒感をもっているこ
とがわかります。

中国の思惑どおりですね。


さらに、日本が軍事力を強化する方策。

それらすべてをアメリカが歓迎するわけではないことも、間接的に
わかります。

たとえば、日本が「集団的自衛権行使」を認めるのは、「日米同盟」
を双務関係にするのでアメリカも賛成。


しかし、「憲法改正」「国防軍」「核武装議論開始」などは、アメリカ
からみると


「第2次大戦でぶちのめした日本がまた復活してきた」


と恐怖をいだかせる。

この恐怖心が拡大していけば、


「第2次大戦は、宿敵ソ連と組んでドイツをぶちのめしたが、

今度は、宿敵中国と組んで日本をぶちのめそう!」


となりかねない。


米中が組めば、日本に勝ち目は絶対ありません。


だから、私は、「安倍内閣が国防分野でやらねばならないことは、
当面『集団的自衛権』だけだ」と思います。

(もちろん尖閣防衛を強化も必要ですが。)

いずれにしても、日米関係を損ねないよう、慎重にことを進める
必要があります。

次。

安倍さんは、中国の罠にはまらないよう、ロシアとの関係改善に
乗り出しました。

<首相が各国首脳と電話会談 日露は平和条約へ作業加速、
対中包囲網に地ならし

産経新聞 12月29日(土)7時55分配信


 安倍晋三首相は28日、ロシアのプーチン大統領と約20分電
話会談し、北方領土問題の解決に向け平和条約締結への作業
を活発化させることで一致した。

首相はオーストラリアやインド、インドネシア、ベトナムなどの各
国首脳とも電話会談し、軍事面で台頭する中国をにらみ「対中
包囲網」の構築にも踏み出した。>


すばらしい。

また、安倍さんは日韓関係の改善にも乗り出しました。

<安倍首相「韓国とは価値観共通。良い船出にしたい」 特使派遣
の額賀氏に伝達

産経新聞 1月1日(火)14時45分配信

 安倍晋三首相は1日昼、韓国の朴槿恵次期大統領に対する特使
として4日に訪韓する予定の額賀福志郎元財務相と都内の私邸で
会談した。

首相は「韓国は民主主義、市場主義などの価値観が共通する隣国
で、もっとも重要な国だ。

両国とも新政権がスタートするので良い船出にしたい」と述べ、竹
島問題などで冷え込んだ日韓関係の改善に関する首相の考えを伝
えるよう指示した。>


皆さんの中にも、李前大統領の「竹島訪問」「天皇陛下侮辱発言」
で激怒した方も多いことでしょう。

当たり前です。

しかし、「感情」と「外交」は切り離して考える必要があります。

中国が、「日米」「日ロ」「日韓」分断を画策しているのなら、日本は
逆に米ロ韓と関係を改善し、中国を孤立させるべきなのです。

▼安倍さんは優先順位に集中すべし


以前も書きましたが、安倍内閣の優先課題は、


1、復興

2、デフレ脱却、経済成長

3、尖閣防衛(そのために集団的自衛権行使容認)

現時点ではこれだけだと思います。

これらの政策をスムースに実行するためには、「抵抗」を少なく
する必要がある。

安倍さんは、日米、日中、日ロ、日韓関係改善に取り組んでいる。

これで、外部からの抵抗が減ります。


さらに、「消費税ひきあげ」も「TPP」も事実上凍結したような状態
で、これもいいですね。


というわけで、これからも優先課題にフォーカスし、抵抗勢力を勢
いづかせることなく、


日本の復興、復活を成就していただきたいと思います。


出所、そのほかの情報は↓
http://www.mag2.com/m/0000012950.html


無料レポート

◆【世界一わかりやすいアメリカ没落の真実】(北野幸伯著)
↓  
http://mailzou.com/get.php?R=48689&M=22753



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「株式会社ムサシ」と民主代表選をつなぐ点と線(2) (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-30d5.html
2013年1月 7日 植草一秀の『知られざる真実』

「株式会社ムサシ」の関連会社である「株式会社ムサシ・エービーシー」はつくば市に「つくばセンター」という事務処理センターを持つ。

「つくば入力センター」も存在する。

その住所が

茨城県つくば市天久保1−16−10

地図でご確認いただきたい。

http://goo.gl/z0myQ

民主党の2010年代表選で党員・サポーター投票はがきの送付先となったのは、

日本郵政「筑波学園郵便局」で住所は、

茨城県つくば市吾妻1−13−2

二つの地点は直線距離で1キロ強。ふたつの点が線で結ばれるのか。

単なる偶然という可能性もあるから予断を持つことは控えたいが、万が一、民主党の投票用はがきの集計を「株式会社ムサシ・エービーシー」が行っていたとすると、相当に興味深い事実となる。


民主党の事務資料を精査すれば、筑波学園局留めで郵送された投票用はがきの集計作業を外部業者に発注したのかどうかを調べることができる。

これを明らかにする必要があるだろう。

民主党代表には海江田万里氏が就任したから、事実関係の調査が行われることは、可能性として存在する。

もし、何らかのやましい事実があったのなら、関係者は当然のことながら証拠隠滅を図っているだろう。

ウソの情報が開示される可能性もある。

その可能性まで踏まえて対処しなければならない。

また、民主党が日本郵政筑波学園郵便局に支払った郵便代金明細を確認することも必要だ。

投票はがきが料金後納郵便で郵送されたと見られるから、民主党が支払った料金後納郵便の郵便代金の伝票から、筑波学園局留めで届けられた郵便はがきの枚数を確認することができる。

民主党サイドが証拠を隠滅していても、日本郵政サイドから事実関係を掴むことはできるはずだ。

日本郵政内部で証拠が隠滅されないうちに資料を確認する必要がある。


また、ネット上では「株式会社ムサシ」に関わるもうひとつの重要情報が伝えられている。

事実関係を確認できていないので、情報の取り扱いには慎重を期していただきたいが、「株式会社ムサシ」が過去に不正選挙問題に深く関与した事実があるというものだ。

「裏切られた@革命」さまが

2005年7月8日付記事

「岐阜県可児市議選の「選挙無効」に対する県の上告を最高裁が棄却し、再選挙が決定」

http://goo.gl/W3hOS

を掲載されている。

このなかに、次の記述がある。

「電子投票普及協業組合」がホームページに掲載していたとされる文章で、その一部を転載させていただく。

「電子投票普及協業組合は、電子投票システムを利用した、正確で効率的な選挙事務を提案します。


7月8日 岐阜県可児市議選の「選挙無効」に対する県の上告を最高裁が棄却し、再選挙が決定しました。この件に関する当組合理事長の見解を発表します。

最高裁の可児市議電子投票「選挙無効」判決についての見解

平成17年7月8日 (18日一部改定)

EVS電子投票普及協業組合 理事長 宮川 隆義

この最高裁判決は、日本における電子投票導入正常化の転機になります。自治体には安全な機種を公正に選考する義務、ベンダー(供給業者)には完成したシステムの提供責任、国には電磁的記録式投票法のシステム監査、認証の規定不備を指摘したことを意味します。

(中略)

可児市が採用したテラックEM100システムはクライアントサーバ(以下、CSに略)投票システムを偽称する模造機でした。CSの特性であるサーバの二重稼動機能を欠き、投票記録の信憑性を唯一証明する投票ログ[1](異議申立てには公開義務)さえ、6投票所9投票端末で消失しました。電子投票ではありません。電子投票の「選挙無効」判決は、当然の帰結です。

岐阜県選管の裁決書と名古屋高裁の判決書は、電磁的記録式投票法(略称)の「具備すべき条件等」(第五条第一項)の不備(特例法違反)を指摘しています。故障が起きても二重投票を防止できるハード、ソフト、運用等のフェイルセーフ[2]が無いため、619票超の二重投票記録を抹消して票数を調整[3](公選法違反容疑)しました。事故内容は、岐阜県選管が審理で明らかにしたものです。岐阜地検が「選挙無効」訴訟原告の告訴を受理し、捜査中です。

市及びシステムを運用した潟サシが故障原因を記録媒体MO(光磁気ディスク)の加熱と偽り、記録を改ざん、隠蔽した罪は重い。電子投票事故と言うより、電子投票犯罪です。

電子投票はIT世紀の民主政治国家では最も公共性が高い基盤制度なのに、公開実証実験義務やシステム監査、罰則規定を欠く電磁的記録式投票法は、早急な改正か追加規定を迫られます。電子投票を導入した九自治体が、既に三月、総務省や国会等に提出した連名要望書三項目の一つに、公的機関による認証制度の創設を求めています。

安全性と適法性を確認する公開実証実験もせずに試作機を完成機と偽って可児市に貸し付けた潟サシ、それを提供した富士通梶A製造した富士通フロンテック(株)の製造者責任は免れません。本選挙を実証実験の場にした利益優先主義の安全軽視が可児市に「選挙無効」の損害を負わせた上、正常な電子投票の信頼性を貶めた企業の違法行為です。

可児市の電子投票事故は世界最大規模(167全投票端末停止で29全投票所が延44回投票中断)であり、世界最初の国辱的な電子投票「選挙無効」判決です。一自治体の不公正な選考、企業グループのモラルと技術力欠如が電子投票制を冒涜した上、日本のIT信頼性を毀損した責任は大きい。海老名市長・市議選挙(NTT東システム)も、同類のCS事故でした。

参考資料:EVS電子投票の安全確立工程記録」

(参考)

http://goo.gl/PHR4O


ここに記述のあることが真実であれば、これも見過ごすことのできない重大な事実になる。

今回総選挙で不正があったのかどうか、現時点では断定できない。憶測だけで決めつけることには慎重でなければならない。

しかし、選挙集計等における不正は、どのような次元のものでも、あってはならないことである。

不正が皆無であることが当然のことであり、万が一にも不正が存在しなかったのかどうかを徹底して検証するとの視点から、問題に対処する必要がある。

つくばセンターと筑波学園局が至近距離にあることだけで、ものごとを判断するわけにはいかないが、ことが極めて重大性を帯びているだけに、完全なる疑惑の解消を実現しなければならない。



http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/405.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 「不正選挙」を話題にしないで一体何を話題にするのか!
阿修羅の「政治」スレッドではなぜか不正選挙の話題がランキング上位に少ないがなぜ?小沢さんの新年会だとかそんなことを話題にしているうちに本当に大事な事がスルーされてしまうんではないの?民主主義の根幹に関わる最重要な話題は「不正選挙」の他にある?
阿修羅の中だけでも以下のように「不正選挙」に関する記事がある。もしまだ読んでいないなら目を通して欲しい。私はいつもは黙って記事を見るだけの読者だが、ちょっとおかしいなと思ってとうとう投稿しちゃったよ。

選挙前から不正選挙疑惑記事があったが、それは以下に載せいていない。自分で検索してね。阿修羅の検索窓に「不正選挙」と入れるだけだ。もちろん普通にgooleで検索するとどっと出てくるよ。

ところで、韓国のハンナラ党は再検票のための「大統領当選無効訴訟」と「投票箱検証のための証拠保全申請」を最高裁に提出したらしいが日本ではどの党もそのような動きはないのはなせなの?


<あくまで阿修羅の中だけの不正選挙関連記事 13年1月3日20時までの検索>

==1月1〜3日
●米国の身代わりとして「財政の崖」から突き落とされる日本 (陽光堂主人の読書日記) http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/247.html
●不正選挙にネット騒然!アメリカの圧力で『未来』の1000万票を闇に処分は本当か?・真相世界 http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/576.html
●ムサシ選挙で当選した自公議員は総務省の開票結果が先送りされる中で当選証書を授与されたようで仮免議員という事である。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/542.html
●野田ブーの選挙区で784+215=999、406+593=999、372+627=999と下三桁まで見抜かれたようである
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/544.html
●この期に及んで第三極結集を図っても野合と見られるだけ (陽光堂主人の読書日記)  http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/226.html
●民主党を主権者国民政党に再変質させ民生連携を (植草一秀の『知られざる真実』) " http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/230.html
●野田ブーの得票が24時開票分で94%で25時開票分は99%無効票だったそうである、本当は選挙区落選だったようである。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/539.html

==12月31日
●不正選挙:日本全国の選挙システムを包括する企業「ムサシ」と社団法人原子燃料政策研究会の関係・canadade 12 月 31 日 http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/568.html
●謀略大権力と原発利益共同体による不正選挙の呼び声あり、ムサシ様、謹賀新年 低速通信から http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/176.html
●なぜか票の最終公表を来年の1月中旬まで最大延期する総務省選挙管理のミステリー http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/160.html
●第46回衆議院議員総選挙投票の厳格な検証不可欠 (植草一秀の『知られざる真実』) http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/167.html
●来年は八百長横綱の米英イ3国をちゃんこ屋に転身させて独露中仏印の5大横綱を誕生させる年だがキーマンは日の丸親方である。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/538.html
●違憲状態での解散は違憲、ムサシ丸投げの選挙は違憲行政、それを放置するのは違憲司法、無効議員も安倍内閣も違憲である。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/536.html
●総務省が開票結果公表を時間切れまで引っ張るようだがムサシ選挙はご指摘通り不正ですと宣伝しているようなものである。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/537.html

==12月30日
●統計学的に不自然な2012衆院選は極めて大規模な不正選挙が行われた可能性が極めて高い。12 月 30 日 http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/115.html
●不正選挙大統領選が韓国で大騒ぎ!全マスゴミ・seiginomikata(日本の衆院選と手口が同じようでこれは神風です) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/564.html
●無効票800万票の不正選挙で文候補敗北・kansoku(日本の史上最低投票率と史上最高の無効票にそっくりで臭います) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/565.html
●「正当に選挙された国会における代表者」か?・webry(違憲状態+ムサシ丸投げの不正選挙では憲法前文違反の内閣です) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/567.html
●野田元総理の千葉4区の異常な得票率について・saisai(23時以降、未来と共産の票を付け替えたような上昇と低下です)
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/562.html
●「嘉田由紀子の独裁的手法を見ていると、菅・野田の幼稚な政治手法を真似たとしか思えない:兵頭正俊氏」 (晴耕雨読) 
" http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/923.html
●最高裁判所がおかしい 「違憲状態」を宣言し、判決を出しながら、全く是正されない・・・選挙(来栖宥子-午後のアダージォ)
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/137.html
●ASEANが米国を排除したようである、八百長衆院選は国際政治の分水嶺である、先祖が彼らに大和魂を吹き込んだのである。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/533.html

==12月29日
●小数点以下の得票があるから不正選挙だ!! http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/879.html
●「不正選挙」投票用紙読取機の「ムサシ」はユダヤ企業・kaientaip(またお前か、と全世界が思っている筈です) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/561.html
●衆院選で自民党を筆頭とする原発・消費税推進政党が不自然な圧勝を収めた件で、今になって次々と浮上する不正選挙疑惑の証拠。 http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/917.html
●不正選挙命令はあそこから・agnes2001(衆院選前日に311と同時刻の地震が茨城であったようです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/560.html
●総選挙を振り返って! (日本一新の会。)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/902.html
●不正戦争に勝った偽ユダヤが武蔵のように轟沈せんとする時にムサシで真珠湾のような不正選挙で墓穴を掘るとは歴史の皮肉である。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/530.html

==12月28日
●今回の総選挙はすでに「不正選挙」だと断言できる・shimotazawa(東電とムサシが仕切った衆院選は無効とすべきです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/556.html
●国分寺市の不正開票の徹底検証は、一連の選挙疑惑の解明のきっかけとなる!・oujyujyu http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/559.html
●不正選挙は日本完全支配の決意!〜これから何が起こる?・ameblo(日本の富を食い潰した所で米国の一人負けは同じ事です) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/558.html
●小沢が文春に勝訴、不正確実な国分寺市、4割少ない小沢比例票、米国はデノミと新通貨と日本乗っ取り狙いだが往生すべきである。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/528.html

==12月27日
●リチャコシ批判 不正選挙について2 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/522.html
●不正選挙6 野田の千葉4区 小数点のつく千葉7区 (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/823.html
●不正選挙6 野田の千葉4区 小数点のつく千葉7区 (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/831.html
●衆院選挙では何処に投票しましたか? アンケートやってるところがあります (velvetmorning blog) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/838.html
●死んだ筈だよお富さん内閣、投票箱摩り替えありーの不正集計ありーの選挙の意味なしーの世界一後ろめたいしょーも内閣である。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/523.html

==12月26日
●不正選挙の状況証拠が続々、もう止まらない!・kaleido11(ムサシは23:30分に付け替えボタンを押したようです)12 月 28 日 http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/557.html
●リチャコシ批判 不正選挙について http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/519.html
●偽ユダヤが師走の不正選挙を急いだのは来年からドル発行権と米国の支配権を失い40州が独立するからのようである。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/521.html
●不正選挙4 野田ブーに16万票 異常に多い (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/787.html
●666は闇勢力の犯行声明だ 12月16日の衆議院選挙は不正選挙である http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/105.html
●2012年12月26日20時06分 〜 http://www.asyura2.com/archives/12/12/26/other/2006.html

==12月25日
●不正選挙 統計的にありえない得票率 2  (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/724.html
●(不正選挙疑惑)システムを独占しているムサシの社長、自民党に献金!ムサシ関係で過去に選挙無効も! (るいネット) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/738.html
●不正選挙で効率よく民主主義を操る!、1tamachan(武蔵商事株式会社は昭和21年設立のようで米国が黒幕のようです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/549.html
●不正選挙:日本全国の選挙システムを包括する企業「ムサシ」と社団法人原子燃料政策研究会、canadadenihongo
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/550.html
●[お勧め不正選挙論考]わらっちゃう夜(飯山一郎のてげてげ)と、我が国は民主主義国家である・・・(爆(山科恭介の夢想ろうか
" http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/725.html
●不正選挙請負疑惑会社「ムサシ」は投票用紙や投票機器からスタッフ派遣に至るまですべて独占状態 12 月 24 日 http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/683.html
●不正選挙 統計的にありえない得票率 (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/688.html

==12月24日
●不正選挙撲滅のためのラストチャンス<戦場のメリークリスマス> http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/696.html
●アメブロ:「Q 衆院選挙では何処に投票しましたか?」のアンケート結果 「未来の党 72%」(素美女王のブログ) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/677.html
●不正選挙「集計ソフト ムサシ」は原発村が管理 ?、きのこ組長(不正選挙の犯人は原発推進勢力だったようです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/548.html
●不正選挙請負疑惑会社「ムサシ」は投票用紙や投票機器からスタッフ派遣に至るまですべて独占状態 http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/683.html?c20
●不正選挙請負疑惑会社「ムサシ」は投票用紙や投票機器からスタッフ派遣に至るまですべて独占状態
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/683.html?c48
●空き缶代表選挙も野田ブー代表選挙も衆院選もムサシ、小沢民主党で当選した参院は海江田、野田ブー一派は馬淵、馬淵の負けである
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/512.html
●2012年12月24日11時37分 〜
http://www.asyura2.com/archives/12/12/24/other/1137.html
●不正選挙 『未来』の1000万票が どこかに 消えた !?(遠い森 遠い聲) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/629.html

==12月23日
●不正選挙10の疑問 戦後最低の投票率? (ひょう吉の疑問) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/639.html
●不正選挙の計算の仕方 (velvetmorning blog) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/658.html
●不正選挙を不問にしろと岩手震度4、消費増税凍結はやめろ山口震度3でお役御免の千葉地震なしみたいな地震兵器である。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/510.html
●金銭的リスクがありすぎる日本の選挙は民主主義を阻害する(Afternoon Cafe)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/640.html
●2012.12.23 自民圧勝の影の功労者、その名は?(リベラル21)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/637.html
●民主党新代表の仕事は自公別動隊の野田一派の追放と解党による未来・社民との新党結成であり新55年体制という事である。
" http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/511.html

==12月23日
●早速、「不正選挙」裁判の訴状(下書き)を作ってみた / 一から出直し・・・ (街カフェTV) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/601.html
●不正選挙が行われた可能性が高い、genkimaru1(上杉機関というブログによると神社本庁が不正選挙を主導したようです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/545.html
●集計不正疑惑追求、benjaminfulford(いい不正か悪い不正か分かりませんが不正選挙は間違いないようです) http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/544.html
●4割の得票で9割の議席はウソ自民得票は16% (植草一秀の『知られざる真実』) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/597.html
●早速、「不正選挙」裁判の訴状(下書き)を作ってみた / 一から出直し・・・ (街カフェTV)
http://www.asyura2.com/12/test28/msg/144.html

==12月21日
●不正選挙は一体いつから行われているのか(陽光堂主人の読書日記) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/557.html

==12月20日
●不正工作疑惑がくすぶる第46回衆院選(陽光堂主人の読書日記) http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/492.html
●上杉機関とベンで評価が正反対だが自衛隊の一部と神社と自民が選挙クーデターでは一致、偽ユダヤは世界で孤立のようである。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/501.html
●投票用紙を選挙前日に焼却? 全国で異臭がしたようです。
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/516.html
●「この選挙にまつわる配慮のない発言には苦言は呈したが、私は現実を受け入れる主義。:三宅雪子」 (晴耕雨読) 
" http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/487.html

==12月19日
●結論から言うと明治的選挙制度で昭和的不正選挙を行われて平成頭の我々が大正デモクラシー的に怒っているという事である。 http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/498.html
●黒鉄好の時事寸評〜自民圧勝は本当か? 見えてきた「勝者なき選挙」(レイバーネット日本)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/549.html
●三原が出口調査劣勢を白状、神奈川9区で大量の同一筆跡、未来候補が不正訴訟準備全ての落選者は訴訟を起こすべきである。
" http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/499.html
●東京都民の皆さん、都知事選に投票して衆院選に投票しない人っているんですか?
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/470.html

==12月18日
●ムサシの前社長は石原のび太の親友、ゲーム世代には集計ソフトの解析は朝飯前、安倍内閣は衆参ダブルの選挙管理内閣である。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/494.html
●未来系市長の桑名市で未来票7%、比例票が極端に少ない未来系候補、下手で同じ筆跡ばかりの自民票があった開票所、だそうである
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/495.html
●投票所があんなに混んでいたのに投票率が低いという事がどうしても引っ掛かっている。(twiiter)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/424.html
●一票の格差、投票時間繰り上げ、投票所変更、国籍条項撤廃、用紙持ち帰り、低投票率捏造を理由にダブル解散を勧告すべきである。
http://www.asyura2.com/12/cult10/msg/492.html
●選挙やりなおせ
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/410.html

==12月17日
●衆議院選挙 不正選挙防止キャンペーン -自動読取りマシーン (六道輪廻 竹下雅俊) http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/896.html
"●進化を求める私(その104)・不正選挙だとか、政治が変わるとか、景気浮揚だとか、アホなんか。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/897.html
" http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/897.html
●Twitterで選挙陰謀論が広がっている模様2ch 自民党大勝利に在日ブサヨ陣営が現実認識を拒絶♪阿鼻叫喚 発狂中 笑
" http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/304.html
●〈投票時間繰上げ〉 全国1万6千ヶ所で 自・公が得するイカサマ選挙の匂い (田中龍作ジャーナル) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/301.html
●マスメディア情報工作が生んだ「元の木阿弥政権」(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/302.html  
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 今回12月16日投開票の総務省HPへのアップは、1月9日との事です。 (24.12.16執行衆院選挙など)
今回12月16日投開票の総務省HPへのアップは、1月9日との事です。 (24.12.16執行衆院選挙など)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2013/01/post-11cc.html#top


 BBS投稿を採録。


 総務省の自治行政局選挙部管理課の中央管理会担当の橋口さんに確認しました。


 今回(24.12.16執行)12月16日投開票の総務省HPへのアップは、1月9日との事です。
 時間をシツコク聞くも、時間についてはまだハッキリ分からないの返事でした。


 その他分かった事のメモ(録音から要約)


1、マスコミなど、報道機関には紙データベースで12月21日付の(24.12.16執行)選挙結果「確定報」を、12月20日に渡しています。※


※この箇所分かり辛かったので確認で聞くと。「(要約)役所内の決まりで報道機関には4PMまでに渡す決まりがあり、20日の中央選挙管理会が4時に終わり、その後に渡しているので、日付は12月21日付にしてあります。渡したのは中央選挙管理会終了後の20日です」


2、HPの作成業者には1月9日に公開出来るように話しを進めています。※


※前回書いた、「余談:」部分については、今回説明を変えてますね。前回も録音元にメモ起こししてるのですが、。←「【総務省中央選挙管理会に確認】衆院選の"速報"結果の総務省HP、ネットへのアップは年明けになるそうです。


(以下引用始め) ↓この部分、今回説明を変えてます。業者にやらせているようです。
余談:なおネットにアップする作業は何処でやるのか(具体的にはアウトソーシングで外注とかするのか)聞いた所、総務省の広報担当の方でやりますの返事でした。
(以上引用終り)


3、個人の方にも、総務省の窓口に来て頂ければ9日HP公表の前にも、マスコミに渡したのと同様の紙ベース、総務省でまとめあげた「確定報」をお渡し出来ます。(実質158頁で表紙裏表紙をいれ全部で160頁)


4、渡す窓口は総務省合同庁舎3階の「自治行政局選挙部管理課」です。※


※警視庁の並びの、合同庁舎3階。


5、コピーを用意する関係で、事前に電話をお願いします。
総務省の電話番号は、代表 03-5253-5111


余談:公職選挙法の関連で(注※)、「公開が遅れている事がネットで話題になっている」と話すとかなり気にしているのがありあり。「お叱りの電話もかなり来てます」との事でした。


(注※)
選挙に関する啓発、周知等


第六条 2  中央選挙管理会、都道府県の選挙管理委員会及び市町村の選挙管理委員会は、選挙の結果を選挙人に対してすみやかに知らせるように努めなければならない。


第十五章 争訟
衆議院議員又は参議院議員の選挙の効力に関する訴訟


第二百四条  衆議院議員又は参議院議員の選挙において、その選挙の効力に関し異議がある選挙人又は公職の候補者(衆議院小選挙区選出議員の選挙にあつては候補者又は候補者届出政党、衆議院比例代表選出議員の選挙にあつては衆議院名簿届出政党等、参議院比例代表選出議員の選挙にあつては参議院名簿届出政党等又は参議院名簿登載者)は、衆議院(小選挙区選出)議員又は参議院(選挙区選出)議員の選挙にあつては当該都道府県の選挙管理委員会を、衆議院(比例代表選出)議員又は参議院(比例代表選出)議員の選挙にあつては中央選挙管理会を被告とし、当該選挙の日から三十日以内に、高等裁判所に訴訟を提起することができる


↓1月9日(水)に「確定報」をアップするのは、下記頁です。


トップ > 選挙・政治資金 > 選挙 > 選挙関連資料 > 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果調 > 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果


衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin/ichiran.html


リンク先中、


第45回衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査(21.8.30執行)


第44回衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査(17.9.11執行)


については、第44回はすべてpdf、第45回からは、エクセルとpdfになってます。


橋口さんの説明では、使い勝手の良さからエクセルを使うように変えたとの事です。なお第45回でもまだpdfを使っているのは、名前を含む資料データで、理由は普通の変換で出ない、外字を使っている名前への対応だそうです。


始めに戻る


↓「違憲状態選挙で選ばれた安倍が憲法改正を言う馬鹿馬鹿しさ」バナー(未制作のgif画像リンクのタグを貼っています。バナー制作しアップすると現れるのでお待ち下さい)


 クリックすると拡大するバナーです。ブログに貼れる370pxのサイズです。微修正の可能性有り、反映させますので直リンクが使用条件です。


「違憲状態選挙で選ばれた安倍が憲法改正を言う馬鹿馬鹿しさ」バナー


 「3経済団体代表者によるごり押し圧力と、元々原発推し進めた自民党の僕たちは原発やめないもん」糾弾バナーです。


「3経済団体代表者によるごり押し圧力と自民党の僕たちは原発やめないもん」糾弾バナー


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http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK142] ANN(TV朝日)だけは、「天皇陛下のご感想(新年に当たり)」から、「放射能汚染」と「仮設住宅」部分を無視する愚劣。
ANN(TV朝日)だけは、「天皇陛下のご感想(新年に当たり)」から、「放射能汚染」と「仮設住宅」部分を無視する愚劣。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2013/01/post-fa30.html#top


 BBS投稿を採録。


 以下、最初に宮内庁HPから


(以下転載始め)
天皇陛下のご感想(新年に当たり)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/gokanso/shinnen-h25.html


平成25年


英文


東日本大震災から2度目の冬が巡ってきました。放射能汚染によりかつて住んでいた地域に戻れない人々や,仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など,年頭に当たって,被災者のことが,改めて深く案じられます。今後,震災や津波による被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われ,人々の安全な生活が確保される方向に向かうよう願っています。


日本は,大震災の影響等により,現在厳しい状況に置かれていますが,皆が被災者に心を寄せつつ,互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています。


本年が,我が国の人々,また,世界の人々にとって少しでもより良い年になることを祈ります。
(以上転載終り)


 以下、「放射能汚染」と「仮設住宅」のキーワードを意図的に無視するかの様な恥知らず朝日の記事


天皇陛下 新年の感想「支え合い困難克服を」(01/01 07:30)(ANN、TV朝日) 動画あり、46秒。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221231038.html
http://megalodon.jp/2013-0104-1552-36/www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221231038.html


天皇陛下は新年にあたり、東日本大震災後の日本の社会について、「互いに支え合い、困難を克服するよう期待しています」と感想を述べられました。


 陛下は震災について触れ、「年頭に当たって、被災者のことが改めて深く案じられます」としたうえで、「今後、震災や津波による被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われるよう願う」との考えを示されました。そして、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々な困難を克服していくよう期待しています」とメッセージを発表されました。元日の1日、皇居では新年を祝う行事が早朝から行われます。


 以下、その他大手メディア、NHK、TBS、fnn(フジTV系)、news24(日本TV系)です。全て天皇陛下の「ご感想(新年に当たり)」中から、「放射能汚染」についての部分を紹介し、ふれています


天皇陛下 支え合い困難克服を(NHK) 動画あり、1分43秒。
1月1日 5時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130101/k10014545071000.html
http://megalodon.jp/2013-0104-1333-55/www3.nhk.or.jp/news/html/20130101/k10014545071000.html


天皇陛下 支え合い困難克服を


天皇陛下は、新年にあたって東日本大震災などに触れ、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って様々(さまざま)な困難を克服していくよう期待しています」と文書で述べられました。


天皇陛下は、新年にあたって文書で感想を寄せ、東日本大震災について「放射能汚染により、かつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭に当(あ)たって、被災者のことが、改めて深く案じられます」と述べられました。
そのうえで、「被害の経験を十分にいかした防災教育やまちづくりが行われ、人々の安全な生活が確保される方向に向かうよう願っています」と記されました。
そして、「日本は、大震災の影響等(など)により、現在、厳しい状況に置かれていますが、皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って、様々(さまざま)な困難を克服していくよう期待しています」と述べられました。
天皇皇后両陛下は、ことし、54年ぶりに東京で開かれる国体の開会式に出席するほか、全国植樹祭で鳥取県を、全国豊かな海づくり大会で熊本県を訪問されます。
また、去年に続いて京都市を訪れ、精神医学に関する国際会議に出席されます。
皇太子さまは、3月にニューヨークで開かれる水と災害に関する国連の会議に出席して基調講演を行う予定のほか、6月には、日本との交流400周年を迎えたスペインを親善訪問されます。
秋篠宮ご夫妻は、6月ごろ、外国を親善訪問される方向で調整が進められていて、訪問先として中東欧の国々が検討されているということです。
皇居では2日、新年の一般参賀が行われます。


天皇陛下、新年のご感想(TBS)  動画あり、41秒。
http://news.tbs.co.jp/20130101/newseye/tbs_newseye5221475.html
http://megalodon.jp/2013-0104-1458-15/news.tbs.co.jp/20130101/newseye/tbs_newseye5221475.html


動画を他のプレイヤーで見る
    WMP高
http://news.tbs.co.jp/asx/news5221475_12.asx


    WMP低
http://news.tbs.co.jp/asx/news5221475_3.asx


 新年を迎え、天皇陛下が感想を寄せられました。


 天皇陛下は、「東日本大震災から2度目の冬が巡ってきました。放射能汚染により、かつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭にあたって被災者のことが改めて深く案じられます」と述べられ、「日本は大震災の影響等により、現在厳しい状況に置かれていますが、皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って、さまざまな困難を克服していくよう期待しています」とつづられました。(01日05:03)


皇居で新年祝賀の儀 天皇皇后両陛下、新年のあいさつ受けられる(fnn) 動画あり、53秒。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00237971.html
http://megalodon.jp/2013-0104-1535-06/www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00237971.html


新年を迎えた1日、皇居では、天皇皇后両陛下が皇族方や首相からあいさつを受けられる、「新年祝賀の儀」が行われた。
両陛下は、1日午前11時すぎ、皇居・宮殿で、皇太子さまなど皇族方とともに、安倍首相や衆参両院議長などから、新年のあいさつを受けられた。
天皇陛下は、新年を迎えての感想を文書で寄せ、その中でまず、東日本大震災に触れ、放射能汚染などで故郷に帰れずに、2度目の冬を過ごす被災者について、「あらためて深く案じられます」とつづられた
また、日本は大震災の影響で厳しい状況に置かれているとしたうえで、「皆が被災者に心を寄せつつ、互いに支え合って、さまざまな困難を克服していくよう期待しています」と気持ちを示された。


(01/01 11:30)


天皇陛下「被災者が深く案じられます」(news24) 動画あり、1分1秒。
< 2013年1月1日 8:12 >
http://www.news24.jp/articles/2013/01/01/07220523.html


 天皇陛下は、新年を迎えた感想を文書で寄せられた。


 感想の中で、天皇陛下は「東日本大震災から2度目の冬が巡ってきました。放射能汚染により、かつて住んでいた地域に戻れない人々や、仮設住宅で厳しい冬を過ごさざるを得ない人々など、年頭に当たって被災者のことが改めて深く案じられます」とつづられた。


 また、天皇・皇后両陛下は、去年の出来事について和歌を詠まれた。天皇陛下は、去年、8年ぶりに訪問した沖縄に思いをはせ、「弾を避けあだんの陰にかくれしとふ戦(いくさ)の日々思ひ島の道行く」と詠まれた。また、皇后さまは、震災の被災者たちの復興への歩みに思いを寄せ、「今ひとたび立ち上がりゆく村むらよ失(う)せたるものの面影の上(へ)に」と詠まれた。


付録:悪意に満ちた(ANN、TV朝日)の報道。↓既に削除済みです。


嘉田滋賀県知事が「日本未来の党」代表を辞任へ(01/03 17:39)(ANN、TV朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230103025.html
http://archive.is/Xv151


 嘉田由紀子滋賀県知事は、日本未来の党の代表を兼務していることに県議会から批判が強まっていることを受け、近く党の代表を退く意向を固めたことが分かりました。


 去年11月の日本未来の党設立以来、嘉田知事は知事と党の代表を兼務してきましたが、県議会では兼務をやめるよう求める決議案が賛成多数で可決されていました。これを受けて知事は、4日にも代表を退き、顧問になることを正式に発表する意向です。日本未来の党は、衆議院選挙の比例区で342万票を集めたにもかかわらず、党の役員人事を巡る対立からわずか1カ月で小沢一郎氏らの生活の党に事実上、乗っ取られる形となり、政党要件を満たさない政治団体となりました。近く、阿部知子衆院議員を代表とする手続きが取られる見通しです。


    嘉田滋賀県知事が「日本未来の党」代表を辞任へ (01/03 17:39)


    安倍政権が本格始動 民主カラーを急ピッチで一掃 (12/28 11:54)


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http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK142] 自公に対抗する野党連合は複雑怪奇。この中で生活はどう舵を切るか? (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201301/article_8.html
2013/01/07 23:31 かっちの言い分

参議院選挙は始まっている。

民主党は、まず野党との選挙協力の最初の協議は維新を優先するとある。しかし、維新は石原氏が共同代表である限り、もはや野党と言えないだろう。維新にとって最も親近感があるのは自民党だろう。維新とは変革を意味する。民主党政権下で生まれた維新が自民党になったことは、皮肉である。そこが、小沢氏が「維新は維新ではない」という理由である。

幹事長会談で野党共闘要請へ 民主、維新と優先協議
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013010701001422.html

民主党は勝手に維新に秋波を送っているが、維新の松井幹事長は以下のように民主党につれない。その理由が、日教組の親分であった、また日教組の支援を受けている民主党とは絶対に協力は無理ということだ。維新とは、民主党の否定であるようだ。維新という言葉に騙された国民もいるが、私自身も同じある。このブログでも橋下氏を期待した書き方をしていた。

民主との選挙協力否定 参院選で維新・松井幹事長「絶対無理だ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130107/stt13010714210001-n1.htm

橋下氏に騙された人の中には、小沢氏もいると考えている。小沢氏は、最後の最後まで橋下氏に期待していたと思われる。具体的に小沢氏と橋下氏の間にどのようなやりとりがあったかはわからない。何らかのやり取りがあったと思うのだが、橋下氏は石原氏を選んだ。これで、ある意味日本の政治が変わったと思われる。この結果、小沢氏は自身の影を恐れて嘉田氏を身代りに立てたのだろうが、もう少し小沢氏を引き留めることが出来る参謀が居れば、これほどの惨敗は無かったかもしれなかった。

最近、小沢氏の有料のメルマガに小沢氏の決意が送られてきた。この中から、小沢氏の心が現れている内容を書いてみる。

この選挙の結果を単に「残念」の一言で戦いを終えたら、日本は暗澹たるものになる。安倍政権は右よりの短絡的な発想の政権で、深刻な危機を感じる。自民党を離党して20年、ようやく創り上げた民主党が失敗に終わり、ここで戦いを終えたら、「私自身、今まで何のために政治活動を続けてきたのか分からなくなってしまいます。」と述べている。

この言葉に、無念と、また新たな闘志がよく現れている。さらに続けて、

『何とかもう一度、日本の針路に誤りのないようにしたい。また、何としても日本に議会制民主主義を定着させたい。そのために自分に鞭打って頑張りたい。』と終えている。

具体的には、状況は決して甘くは無い。野党の中に隠れ自民党がいる中、野党連合は複雑怪奇である。この中で生活の舵をどう切るか大変である。しかし、我々の生活を第一に考えて頑張る小沢さん達の政党を支援するしかない。


http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/409.html

   

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