(投稿者コメント)
以下記事でも最後に言及してますが、
欧米先進国(笑)とやらの態度はまさしくシリアに対するものと表裏をなしていますね
今更ですが
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2012/11/15(木曜) 20:12
イスラエルの犯罪に対する世界の反発
ナジャフィー解説員
シオニスト政権イスラエルが、14日水曜夕方から、ガザ地区に対して新たな攻撃を開始しています。これまでに、この地区に対して数十回の攻撃が行われました。14日水曜夕方から15日木曜朝にかけて、イスラエル軍の戦闘機がガザ地区各地を攻撃し、これまでに少なくともパレスチナ人13名が殉教、 100名以上が負傷しています。ガザ地区は、世界でも最も人口密度の高い場所であり、狭い範囲に150万人が暮らしています。そのため、イスラエルのミサイルによる攻撃で、ガザの民間人の多数が殉教、または死傷しています。ガザにおけるイスラエルの犯罪は、国際世論の大規模な抗議や反発を招いています。しかし、一部の西側諸国は、ガザの民間人に対するイスラエルの大規模な攻撃を、自己防衛とみなしており、国連などの国際機関も、この犯罪に対して沈黙を守っています。
OICイスラム協力機構、イラン、エジプト、チュニジア、カタールは、イスラエルのガザ地区攻撃を非難し、この攻撃の継続に対して懸念を示しています。
トルコとエジプトの人々は、反イスラエルデモを実施し、イスラエルのガザ攻撃に対する抗議を表しました。エジプトも、14日、イスラエル駐在の大使を本国に召還しています。
イラン外務省のメフマーンパラスト報道官は、イスラエルのパレスチナ人殺害を非難し、それは組織的なテロだとしました。
OICも、イスラエルの新たなガザ攻撃を非難しました。OICのイフサンオール事務局長は、「現在のイスラエルのガザ攻撃の拡大は、悲劇的な犯罪であり、国際法規や合意への違反に相当する」と語りました。
また、国連と国際社会に対し、ガザのパレスチナ人に対するイスラエルの犯罪を即時に停止させるため、措置を講じるよう求めました。
国際世論は、そのための国際社会による早急な措置を求めていますが、国連はこの攻撃に対し、消極的な態度を取り続けています。国際機関の多くも、この犯罪に対して沈黙を守ったままです。国連安保理のガザ問題に関する緊急会議も、結論に至ることなく終了しています。
国連のパン事務総長も、イスラエルの犯罪を非難していません。
アメリカのオバマ大統領は、14日夜、イスラエルのガザ攻撃が拡大した後、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、改めて、アメリカによるイスラエルへの支持を表明しました。
アメリカ政府は、イスラエルの最大の支援者であり、年間数十億ドルの費用をかけて、パレスチナ人を殺害するためのイスラエルの武器を強化しています。
カナダなどの一部の西側政府も、アメリカに倣い、イスラエルの攻撃を支持しています。フランスなどの少数のヨーロッパ諸国も、見せ掛けだけで、ガザの状況に懸念を表明するに留まっており、イスラエルの犯罪を非難してはいません。
ヨーロッパ諸国の大部分は、イスラエルのガザに対する犯罪の拡大に対し、沈黙を守っており、まるで何事も起こっていないかのような態度です。
ここ数ヶ月、シリア情勢に関して利己的で事実に反した報道を行ってきた西側のメディアも、これまで同様、イスラエルのガザに対する攻撃の拡大に関する報道を控えています。
イスラエルの犯罪に対する西側政府の行動は、この政権の犯罪への完全な同調を物語っており、イスラエルは、このような西側政府の支援と国際社会の消極的な態度により、パレスチナ人に対する犯罪を継続しているのです。
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/456.html